城下町・長屋 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 黒髪青年さんが帰りました。 『―――命を踏み潰す道化師』 [Thu 17 Aug 2006 22:33:40]
黒髪青年 > (何事も無かったように微笑み続けながら、右頬が拳にへこませていた。口の端っこから紅い血が溢れ零れていた。そして今までのように穏やかな微笑みの欠片が無くして――、) ―――殺るのか 若造がッ (殺意を満ち足りた双眸を浮かべながら、見知らぬ男の片手を握り締めれば骨の悲鳴を上げさせて男の悲鳴も上げさせる。それと同時に演技被ったように笑顔に取り戻しながら、遠き神社にでも引きずり込んでしまおうとする。そうなれば跡形無くして分解をさせて吸収してくれようか。そしてまた別の姿形に成り代わって何事も無かったように立ち去ろう。) [Thu 17 Aug 2006 22:33:11]
黒髪青年 > ストップー、暴れちゃってつかまっちゃったら 洒落になんないよぉー? (片手を差し伸べてから猫被ったように微笑み上げていた。それに美味い店が潰れちゃったら勿体無い、それが本音であった。おろおろするお嬢様とやらに横目で見てやれば続いて、あ完成したんだーありがとうねーツリなんか要らないって、と付け足していた。団子を包んだ物を受け取ろうと背を向ければ殴り飛ばされ――) ―――痛いな (無かった。本来ならば飛ばされているのが自然だった。振り向こうとすれば、右頬に喰らってしまったに関わらず何事も無かったように立ち尽くしていた。) [Thu 17 Aug 2006 22:22:41]
黒髪青年 > (眼前には見知らぬ人ばかりが通る、そして物騒面をした侍に睨まれ付けられれば、にへらっ、と余裕を持ちつけたかのように手を振り答えていたのだった。) はいはーい、酔っ払いさんの相手に出来ませんよー (相当酒が入っているのか、酒を飲みすぎたのか顔が真っ赤な侍が怒ったように此方へ近付いてくる。感付いたのか、お嬢様を呼び掛けながら団子を包んで貰えませんかねェー?と付け足した同時に着物から財布を取り出せば投げ渡していた。) お釣りは要らないよ全部貰っちゃってよ (お嬢様にスマイルを仕掛けてみれば、見知らぬ男に立ち向かうように立ち上がって見せていた。此処で乱闘でも引き起こせば追われるんじゃないか、と思っている。) [Thu 17 Aug 2006 22:13:10]
黒髪青年 > (黒髪黒目の青年であって何処でもいるような人間であった。そんな人が団子を売っている小さな店の外に置かれた長椅子に座りながら足を組んで団子を食い漁っていた。) 美味いもんですねー、もう一皿ちょーだいお嬢ちゃん (店主の娘だろうか話し掛けてみれば注文を繰り返した。その直後に団子を食い終えてしまえば娯楽を味わうようにお茶にて取って啜っていた。不可思議な事件が起こっているという噂が広まっているらしい。) [Thu 17 Aug 2006 22:03:48]
お知らせ > 黒髪青年さんが来ました。 『――どこでもいる青年』 [Thu 17 Aug 2006 22:00:13]
お知らせ > _さんが退室されました。 [Tue 16 May 2006 23:23:15]
お知らせ > _さんが入室されました。 [Tue 16 May 2006 23:22:58]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …二階の床の間に、真新しい封書を見つけた… )』 [Mon 17 Apr 2006 19:51:13]
跡野末理 > ( 『ごめんください』 なんて、声をかける必要は無いだろう。 ―――【憑眼】――― 壁に寄りかかるようにして… 『人目』が無いのと、中が無人である事を確認し… 勝手口に手をかける。 …立て付けは悪くなってしまっているけれど… 鍵はかかっていなかった ) ……(ふぅん)…… ( 眼を細めて… 『久方振りの人間が立ち入った痕跡』を刻みつつ、するりと中へ入り込む――― …飛燕は看板を掲げるような組織で、そこへ回されるのは里に不要と判断された者と思っていたが… ) [Mon 17 Apr 2006 19:50:13]
跡野末理 > (  …この急な人事は… やはり自分のクリスティア〜ヴェイトス市での行動を知られていて、本来ならば『裏切り者』を処分するところを… 暗に『このまま姿を眩ませ』と促してくれているのかとも思うけど。 …いや、いや、戦乱は小康状態になったと言える現状でも、そこまでは甘くないだろうと首を振る… ) ……で、どうしよう……? ( 問う相手などいないのだけど… 小さく呟いて。 〜飛燕の本部を訪ねれば良いのだけれど、『ここを指定された意味』を測りかねて… そっと廃屋の裏手へ回った。 …指定された場所が間違っているなんて事も、記憶違いをしているなんて事も、ありえないのだから… ) [Mon 17 Apr 2006 19:31:02]
跡野末理 > ( …看板ものれんも無いその商店『だった』らしき場所を見上げて… 億劫そうに周囲を見回して、住所を確認し… 片手を頭に添えて盛大な溜息を零す ) ―――〜ありえないわ…。 ( …どういう訳か『飛燕』への出向を命じられて、指示された場所へ着いて見れば…。 〜そこが何を営んでいるどんな場所だって… それこそ遊郭だって驚きはしない自身があったけど… とんと人の出入りした形跡が無い廃屋というのは考えていなかった ) [Mon 17 Apr 2006 19:17:04]
跡野末理 > ( …忍びの里に産まれて十五年。 停滞していた時期もあったけど… それでも本ッ当に最低限の務めは一応果たして来たし、里を裏切るような真似は一度だって――― 一度しか、していない ) ………。 ( …忍びである事は、自ら望んで選んだ道とは言えないけれど… そこに産まれた事自体を不服に思った事は無かった。 …広い世界を垣間見て、素性を知られた人間を始末出来ずにいるという今も、その思いは変わらない…。 …忍道や忍術は、好きだった… )   ( それなのに )    [Mon 17 Apr 2006 19:11:54]
跡野末理 > ( ヴェイトスバクフ領を指してのアマウラではなく、首都の城下町。 …大荷物を背負ったお下げ髪が、裏通りの商店らしい建物の前で、がっくりと頭を垂れていた… ) ………。 ( 散らせた桜の花弁を乗せて吹き抜ける、まだ冷たい風を受けながら立ち尽くす。 …人通りの疎らな場所ではあるけれど… それを見る者があれば、どんよりと縦線背負っているようにすら見えるかもしれない ) [Mon 17 Apr 2006 18:58:16]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ………ええと……… )』 [Mon 17 Apr 2006 18:53:11]
お知らせ > 闇崎一寸さんが退室されました。 [Tue 28 Mar 2006 21:40:17]
闇崎一寸 > ( ………静寂。 どうもそれ以上何も言うことはないらしい。 ともすれば、すでにこの場にいないのかもしれない。 そうなのであれば、もう用はない。 無意識に足音を消してしまいながら、去る。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:40:16]
闇崎一寸 > ( 少し意外だ。 眉をあげるようなことはなかったが、しかし顔に出ていることは自覚する。 『ヴェイトス市に忍ばせている草と連絡を取り、現状の報告を伝えてもらいたい』 ………要するに、生存確認をしてこいってことなんだろう。 少数の癖につながりが薄いからな、なんて思いながら。 ) ………は、拝受仕ります。 ( 『うむ。 以上だ。 健やかにあれ。』 ) [Tue 28 Mar 2006 21:39:22]
闇崎一寸 > ( 室内に人影は見当たらない。 生憎と見つけ出すほど優れてはいない。 いないが、幼少の頃に父に連れてこられたときの、彼の言葉は覚えている。 『五人、か』と。 このまるで何者の息吹も感じぬ室内に、少なくとも数名は、確かにいるのだ。 証拠のようにまた声が響く。 しかし出所がわからない。 )( 『黒すぐり………お前はまだ闇崎を名乗るに相応しくない』 ) ……………………。 ( そんなことは百も承知だ。 『しかしながら武者修行の成果、確かに認められよう。 よって、お前の鍛錬代わりとして、任務をひとつ下す』。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:29:13]
闇崎一寸 > ( 否―――それは合図であった。 内から、それに返すように、ささやかな声。 『街の空には』と。 ) ――月もなく、 ( 『自分の影さえ』 ) 見えもしない。 ( 『一寸先には』 ) 闇ばかり。 ( 歌うような合言葉。 ざ、と障子が開き、招かれる。 内部の作りもなんら可笑しなところはなく、生活を送っているだろう痕跡も見られる。 ―――しかし、恐らくは同業が見ればわかるだろう、その微妙な違和感。 つくられたものであることが。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:19:30]
闇崎一寸 > ( 藍の小袖など着た少女が一人、その前に訪れた。 自然を装いながら、すでに事前の調査は済ませてあった。 この場には他に誰もいない。 ) ……………まっくらくらくら、くらの、くら。 ( 夜闇を指してか、少女は呟くように言った。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:09:28]
闇崎一寸 > ( とある、長屋にて。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:06:24]
お知らせ > 闇崎一寸さんが入室されました。 [Tue 28 Mar 2006 21:05:56]
お知らせ > さんが帰りました。 『屋根を蹴る音は一つ』 [Tue 22 Nov 2005 03:45:20]
> ・・・・・・・・・・・・・。 (そして、小さく呟こうか。唯一の我がままを許して欲しい。そう願うかのように) ――俺の (立ち上がれば、再び黒い外套を羽織った) 同じ立場を 探す (仲間 共通 それを今は求めたくなった) [Tue 22 Nov 2005 03:45:11]
> (屋根をたまに擦る尾。小さな物音さえも感じ取るその耳。獣ににた瞳さえも) (今は鬱陶しい) ゥゥ・・・・・ (苦痛に似た声) (自分にさえ聞こえるのか解らない。けれど、それは誰かを呼ぶ声にも似ているはず)  (どうか どうか どうか) ( 求めたい ) [Tue 22 Nov 2005 03:43:24]
> (一人でいるのさえ辛く思うことがある。求めたい。温度を感じたい) ・・・・・・・・・・・・。 (へたり)(座り込んだその場所は。何年もたつ瓦屋根。ゴワゴワ感さえも、今は感じる。生きる証拠の気がして 酷く愛おしさを与えられるようにも思えた) ――仲間 主 何処に? (何処へ行けば、何を得られるのか。未来さえも、今さえも。何を感じて生きているのかさえ 麻痺したかのように思い出せない) [Tue 22 Nov 2005 03:38:44]
> (見える月。見える視線。全てはあの時のまま) ( 変わらない ) (何もかも変わらない。変われ 変われ ) ――変わってしまえ―― (喉の奥。唸る声はただ野良犬。獣同然の、響かない、鈍い声で。その一体へ風の擦れる音のように流れた) [Tue 22 Nov 2005 03:33:11]
お知らせ > さんが入室されました。 『戻ってきた先は屋根上』 [Tue 22 Nov 2005 03:31:34]
お知らせ > さんが退室されました。 『受け取った金を袋へ入れた』 [Mon 24 Oct 2005 20:22:38]
> (逃げるように、袋を抱えて走っていくその後姿を見つめた) ――毎度、ありがとうございました (それは町の喧騒へ掻き消されて) [Mon 24 Oct 2005 20:22:19]
> (ふと、女の手へ手がぶつかった) ―――。 (顔が紅いのが見える) (一瞬だが、ぶつかった手は) 暖かい な (ほんのり熱を感じた) [Mon 24 Oct 2005 20:21:12]
> (ヒトが歩く姿あり。そして目の前へ) ――野菜 (いるか) (何度か繰り返した言葉。目の前へきたのはいかにも優しそうな顔をした女性。無表情のまま、野菜の上を動く白い手を見つめた) ・・・・買うのか? (尋ねれば、おずおずと頷いた) (そして、野菜を持ち上げる。口元だけゆがめるように笑い) ――毎度 (金を受け取り、野菜を袋へつめた) [Mon 24 Oct 2005 20:19:43]
> (さて、どうしたものか。今日も売れないか)   (今日、と言ったのは昨日の狼による逃亡を示す。野菜が売れず、金もなく。腹が減ったときによる罵声である) ――・・・・・・・・。 (売れなければ、再び空腹のまま仕事をする事になる。主に忠誠を誓ってしまいたい。そんなワガママで黒い欲望もでてくる) [Mon 24 Oct 2005 20:17:25]
> ――・・・・・・・・腹が すいたな (今朝握り飯を食べた。それでも足りない。家の壁。そこへ寄りかかればヒトの歩く姿を眺めた) ・・・・・・ヒト ヒト・・・・・ (揺れ動く固まり) (ざわつく街中。耳障りに感じて。種族特性なる狼の耳を何度も動かした) [Mon 24 Oct 2005 20:14:44]
> 野菜要らないか (敷いた風呂敷のような薄い布の上に、無造作に並べられる野菜。今は忍者の格好は一切してない) ・・・・・・・・・。 (が、客の目は冷たい) (当たり前であろうなと。いかにも無愛想なのは解っている。解っているのだが) (喋るのが苦手だった) ――野菜 (目の前を通ったヒトへ話しかける) 要らんか? (一瞬おかしな顔をされた。そして、慌てた様子で首をふられる。またダメのようだ) [Mon 24 Oct 2005 20:09:27]
お知らせ > さんが来ました。 『地面へ胡坐。目の前には』 [Mon 24 Oct 2005 20:06:42]
お知らせ > 一心さんが退室されました。 『――彼の迷いはまだ続く・・・・』 [Sun 15 May 2005 17:09:07]
一心 > (袋を持ったまま、首を捻り、悩む一心。 ――そのまま、雑踏の中へと消えていく。 ――答えはまだでない。 ――なぜなら、それは生活環境ががらりと変わるからだ。)――・・・・・(考え方によっては、それは自分の中に風を送り込む良い機会かもしれない。 ――が。 悩むことではあるし――)――どちらにせよ、刃引になってから話かもしれないし――(もしくは、向こうの道場で刃引なる・・・・という話もあるかもしれないし・・・・。 ヘタに、外国に道場を構えているというのは、鎖国派の武士に狙われる可能性もあると同時に、開国寄りの考えだと思われやすい。 しかし、幕府のために多くの侍を輩出した流派でもある。 ――質はともかく、だ)――どうするかのー(とはいえ、彼の家は武士の家系だが、どちらよりかと言われても、分からない。 ――どっちでもいいんじゃないか? という感じだったし――) [Sun 15 May 2005 17:03:39]
一心 > (『お前さんに一つ提案がある』「はい?」道場で師範に呼ばれた彼は、修行に身が入っていないことを指摘され、改善策として『――お前、外の世界を見て来いよ』と言われた。 一瞬何を言われたか分からなかった一心は、ボケッとした顔をした後、「は、はい!?」『だからよ、外に出て、自分と同じような境遇の人間に会ってこいと言ってるんだ。 ――で、そいつと共に修行するもよし。 定期的に道場に帰ってきて、段位取得試験を受ければいいからよ』近年、近代化の波を鎖国支持者という防波堤で防いでいると言っても、諸国との技術力の違いは、民に知れることになっていた。 「い、いや! しかし先生!」『まあ、それはお前さんが決めることだからな、お前が自分で決めろ』そう言い残し、先生は部屋を出て行ってしまった)――そうすっかのー(正直、外の世界には興味もある。 ヴェイトスという街にも道場がある以上、そこに通えば良いだけの話だ) [Sun 15 May 2005 16:54:47]
一心 > 「へい、毎度」(ちゃりん、と金を渡して、買出しを終えた一心は、のんびりとした足取りで、道場の方へと足を向けた)――今日は、鍋かの?(大根に春菊に肉etc、etc、etc・・・・・。 肉鍋?)――それにしても・・・・人が少ないー(ふぅ、と溜息を吐く。 ――・・・・あー、うん、どうしようか、と考える。先日のことである――) [Sun 15 May 2005 16:46:53]
一心 > (買い物客で賑わう通り。 ティアンで水揚げされた食料や、輸入された食糧がここらで売ってるという状態だ。 ――とは言っても、ほとんどがトキノミヤコ産の物ばかりだが――)――もう少し安くなんないかの? 大根も買うから、な? 「だーめだ。水揚げされてたりする分、トキノミヤコと違って、輸入すると高くなるんだよ」 あ、そ――わぁーたよ、ったく(くしゃ、と自身の髪を掻く一心。 ――彼は、道場での夕食のための買出しにここに来ていた) [Sun 15 May 2005 16:30:17]
お知らせ > 一心さんが来ました。 『――あ〜、こいつは結構高くないか?』 [Sun 15 May 2005 16:22:48]
お知らせ > 一心さんが退室されました。 『――ふらり、と神社のほうへと――』 [Wed 4 May 2005 22:29:53]
一心 > (――こういったことは誰かに相談したかった。 ――しかし、こんなこと、兄はもちろん、友人二人にも相談できるわけない。 ――武士がなにそんなこと言ってるんだ! 山内・兄。 ――贅沢な悩みだなおい! 古居。 ――容易に想像できるのが、痛い。 ――かといって、武士ではない友人など、古居のみ・・・)――神社に行きゃあ――・・・・今日は誰かに会えるかのぉ?(――連日、神社に足を運んではいるのだが、相談できたのは猫のみ。 ――・・・・寂しいよなぁ・・・・) [Wed 4 May 2005 22:24:23]
一心 > (――ヴェイトスに居を構える武士も居ない事ではない。 ――だが・・・)――足軽よりも身分したの――『どれい』というのがあるらしいかな・・・・(今の自分が行ったところで、いい『カモ』。『おのぼりさん』。それよりも、『どれい』というのになってしまう可能性だってある)――あ〜・・・・どうしたものかのぉ・・・・(強くなることに目標がなく、外国に向かう意味も見出せない。 ――・・・・・結局、武家にとって次男は長男が死去したときのための予備、おまけ。 ――両親がそういう目で見ていないのはわかりきっていたが、――立場上では、そうなのだ) [Wed 4 May 2005 22:17:54]
一心 > (山内は、家を継ぐということで、腕がないと家の繁栄に繋がり難い。 ――古居は、本気かどうかは知らないが、武士になりたいと言っていた。 ――兄も、家を継ぐということで、腕を上げることに疑問を感じていなかった。 ――兄を超えようと修行? ――兄を超えたとして、その先になにがある? ――家を継ぐのは長男だし、そもそも自分は家を継ぐことに興味はない。 ――鎖国も開国も、自分はどっちでもいい)――どうしたものかなぁ・・・(さすがに、何時までも段位が低ければ、親が何か言って来るのも、わかりきっていた。 ――・・・・だから、困ったものだと感じ、はぁ、と溜息を吐き、項垂れる) [Wed 4 May 2005 22:09:37]
一心 > (――彼の家系はそこそこ剣術に秀でた者が現れやすい家系である。 ――もちろん、彼の父も剣術で名を上げたし、兄も掻首隊の中でそこそこ活躍しているようだった――。 しかし、彼・一心は強くはなかった。 友人二人はめきめきと腕を上げている。 ――その中で、自分はまだまだだ。 ――師範に『真剣みがない!』と怒鳴られたが、自分でもそう思う。 ――目的がないのに、強くなれなんて――)――無理だよなぁ・・・・(頭を掻きながら、はぁ、と溜息を吐き、長屋の壁に背を預け、目の前を歩く人の波を眺めることにした) [Wed 4 May 2005 22:04:07]
一心 > (――アマウラでは、多くのトキノミヤコ・アマウラ人が多いが、さすがにココまで来ると、西洋の格好をしている人間は居ない。 ――開国派と鎖国派と分かれた侍・武士が歩いている中、鎖国派の侍に斬られないとも限らないからだ。 ――たぶん、そんな感じの理由だろうと思い、)――どうすっかなぁ・・・・(自分の未来について考えてみる。 ――鎖国派か、開国派か? ――もしくは、アマウラを守るほうか・・・・・)――どっちに付かないってのも、ありだよな・・・・(兄のコネを使い、アマウラの治安を守ることを目的にした部隊――・・・・・掻首隊。 ――おそらく、このまま流されて生きていたら、そこに行くことになるんだろうな・・・と思うが、どこにもつかず、ヴェイトスっていう街に行くのもあり・・・・か)――だが、行く理由がないしなぁ・・・・(刃引きになれば、互いの道場の技術向上のため、試合をしにヴェイトスに行くことになりそうだが――。 その期間を終えれば、またここに戻ってくることになるのはわかりきっていたし――) [Wed 4 May 2005 21:54:51]
一心 > ――・・・・(――夜になったからといって、通りは明るいままだった。 むしろ、これから稼ぎ時だと言わんばかりに客引きの声が聞こえてきた。 ――ここで売っているのは、なんてことはない、トキノミヤコで売っているような、ものだった。だから――)――・・・・・(彼にとって、――物品収集が趣味な彼にとって、城下町はひどく退屈に感じていた。 ――このまま、出島にでも行ったほうが良かっただろうか? そんなことを考えつつ、人の波の中を歩いていた) [Wed 4 May 2005 21:42:55]
お知らせ > 一心さんが入室されました。 『――焼き鳥の串を咥えて――』 [Wed 4 May 2005 21:32:55]
お知らせ > 一心さんが帰りました。 『神社へ――』 [Sun 1 May 2005 23:10:25]
一心 > (串だけにした焼き鳥の串を、今度は噛んだまま、ピコピコ動かしてみたり――)――?(ひょいっと、自分の視界の隅を何かが通り過ぎた? 「――いや、そこはさ――」「そうじゃなくて――」自分に気づかない、同門の人間の声が遠くなっていくのがわかる――)――なんだぁ、ありゃあ――(このまま同門の人間と二次会に行ってもつまらない。 ――よって――)――追いかけてみるか――(白い何かが気になったしょうがなく、気になったら追いかけてみる。 ――という感覚で、それを追いかけ始め――) [Sun 1 May 2005 23:10:03]
一心 > (――めんどくせぇなぁ――。 頭を掻く。 同門の、誰だったか・・・・。 とにかく、誰かが目録に段位があがり、付け届けで皆で飲みにいこうという話になって・・・・。 結果、自分は暇だから付いてきた・・・・と。 どこからかしこから、屋台から香ばしい匂いがし、食欲をそそられた)――ッパク(――けど、今は手元のネギ間を口に運び、瞬く間に串だけにしていく。 その間、同門の仲間たちは――「いや、そこは正眼じゃなくて――」「この間抱いた女が――」と、思い思いの人間との会話を楽しんでいた。 その会話に入らないのは、特に、面白そうな話題が見当たらないから――。 よって、最後尾で一人のんびりと歩いているというわけだった) [Sun 1 May 2005 22:59:00]
一心 > (「おい、マジかよ〜」「でさ、そこで師範が―」「いや、この情勢では―」と、様々な声が入り混じる中、彼は同じ同門の仲間達と一緒に城下町を歩いていた。 彼は中心ではなく、最後尾。誰とも会話せず、屋台やら裏路地やらに視線を投げるばかりで、仲間たちと会話をしていなかった) [Sun 1 May 2005 22:52:09]
お知らせ > 一心さんが入室されました。 『――焼き鳥を咥えながら――』 [Sun 1 May 2005 22:46:58]
お知らせ > 常次郎さんが帰りました。 『よし!(がばり、とおきだし。何があろうと出る。そう腹を決めて)』 [Sun 20 Mar 2005 23:35:46]
常次郎 > (だが。いい加減退屈の虫が騒ぎ出していた)……(寝返りを打つ程度では、体に漲る欲求を満足させることができない。戦い、冒険、恋―そういったものを求めているのが己が一番良くわかっていた) [Sun 20 Mar 2005 23:31:13]
常次郎 > ふー…(寝巻姿で、布団に寝転んでいる男。つまらなそうに天井を眺めていた。ある鬼と戦って怪我を負った。切り傷などではないが、腹部と急所への痛みがあり。大事をとって家人が療養させていた―真相はそれを口実に半ば軟禁させていたのだ) [Sun 20 Mar 2005 23:26:37]
お知らせ > 常次郎さんが入室されました。 『(ある屋敷)』 [Sun 20 Mar 2005 23:24:56]
お知らせ > 吉乃丸さんが退室されました。 [Sat 12 Feb 2005 20:57:17]
吉乃丸 > 全く…何処に出かけて行ったのやら。 ( 一言くらい言葉掛けてくれてもいいものですけどね。 … 居ないから無理か 。)  ( そんな愚痴は、寝るまで続く ――― ) [Sat 12 Feb 2005 20:57:15]
吉乃丸 > ( 木炭、丸台の上に置けば、冷える廊下を素足で歩く 。 )  ( 寝室、居ない。  調理場、居ない。  …… はあ、盛大に溜息を )  僕、もう寝ますからねー ッ ? ! ( 大声で。 … 返事は、無し ) [Sat 12 Feb 2005 20:56:23]
吉乃丸 > ―――― ……… ? ( 返事が返って来ない。 また飲みに出掛けたのか、女はべらしに行ったのか、其れとも珍しく仕事にでも行ったのか … ) ――― 人に買い物行かせといて…師匠は本当に大きな子供みたいです。 ( いや、子供はあんなに手が追えない訳では無いかもしれない ) [Sat 12 Feb 2005 20:52:32]
吉乃丸 > ( 家事に武術に大忙しだった。 ―――― 人使い荒いんだから、もう 。) 師匠――?頼まれてた木炭、買ってきましたよぅ?! ( 多少は広い長屋に少年の声が響く ) [Sat 12 Feb 2005 20:50:41]
お知らせ > 吉乃丸さんが入室されました。 [Sat 12 Feb 2005 20:49:41]
お知らせ > 信之介さんが帰りました。 [Thu 10 Feb 2005 22:07:12]
信之介 > 嗚呼、吉乃にでも聞いてみるか、な…。(結局は何時も、人任せなのだ…) [Thu 10 Feb 2005 22:07:06]
信之介 > そろそろ、本腰入れて金稼ぎに行くべきか…。(部屋が随分と冷えてきた。立ち上がれば障子の戸、閉め。火鉢の中に木炭を。胡坐を掛けば再び手は器用に骨に肉を付けていく)如何も、都会の空気は好かんのよ。(只の鈍であろう。其れは言わぬ約束) [Thu 10 Feb 2005 22:06:04]
信之介 > (骨ばった傘が、夜闇の中、畳に障子に影を落とす。蝋燭の揺らめく明かりと共に)雪でも…降ってくれんかな。(寒いのは心底肌身に染みるが。雪の舞う夜は嫌いではない。木々が白い花を咲かせるのを見るのは、身体は兎も角として心が温まる)雪見酒。そういや、最近遣ってないねェ…。(暇は有余る程有る癖に、一番大事な金が無いのだ) [Thu 10 Feb 2005 22:02:14]
信之介 > (ジジ...其れは何処かで何かが焦げた音。揺れた音。障子の向こうの月明かりだけでは物足り無い。傍にあった蝋燭が、和紙を撫でるそんな音) [Thu 10 Feb 2005 21:58:00]
信之介 > (愛弟子は今日は買出し。多分そうだ。嗚呼、其れとも若しかしたら何処かのお店で茶でも飲んでいるのかもしれない)嗚呼、序でに木炭頼むんだった。(昨日の内に随分と使ってしまった故。気の聞く従者だ、気付いて買ってきてくれるかもしれない) [Thu 10 Feb 2005 21:55:04]
信之介 > おお。今日は晴れた晴れたっ。(満天星空だ。昨日は結局、曇空。折角暖めた酒もちとも美味くなかったが)今日は、酒も美味いだろうなァ…。(ついつい、あの熱い喉越しを思い出すと、顔が緩んでしまう)……さてさてっ。さっさと仕事を、終わらせちまおうかねっ。(手は胡坐を書いた足、其処に置かれた糊ヘラへ。まだまだ骨ばかりの傘が並ぶ中) [Thu 10 Feb 2005 21:52:12]
お知らせ > 信之介さんが来ました。 [Thu 10 Feb 2005 21:47:20]
お知らせ > 信之介さんが退室されました。 [Wed 9 Feb 2005 21:42:39]
信之介 > 此れでは ... 傘の渇きが悪そうだ っ。 (後、二つ三つばかり仕上げてしまおうか ... 。 晩酌は、もう暫くお預け) [Wed 9 Feb 2005 21:42:32]
信之介 > ―――― ... ん? (どの位そうして作業していたのか。時が経つのは中々に早い。骨ばかりであった傘も、一つ二つ、仕上がって来た頃) ... 先程まで、随分と晴れていたのにな ... 。 (今夜は仕事の後、星を眺めながら酒でも飲もうかと思っていたのに。天気とはあっという間に変ってしまうものだ。曇り空は既に、星を見せない ... ) 此れで少しは、冷え込みも収まってくれると、助かるんだがな。 (其れとも明日は、一雨来るか) [Wed 9 Feb 2005 21:39:47]
信之介 > ちゃんと布団被って寝るんだぞ? (口煩い親の様。障子越しに、愛弟子に語りかけ ... ) [Wed 9 Feb 2005 21:33:56]
信之介 > いやいやっ。そうとは限らんぞ?何せ、神は己の心の中に居るんだからな? (都合が良いとは言う無かれ。所詮其れ位の認識しか無い。其れ位の存在価値しか、己には無い。 噴出す、そんな弟子の様子に はははっ ... 軽快な笑い声) ... 嗚呼、俺はもう暫く此れを ... な? 吉乃は先に寝ておけ。 (育ち盛りの、成長期。寝る子は育つと言うじゃないか。否、寝ないと空腹に遣り切れない ... ) ――――― さて、とっ。 夜鍋が ... 女だけで十分なんだがなァ。 (火鉢は暖かな光を。蝋燭の光便りに、内職の再開。 温かい茶でも、飲みながら) [Wed 9 Feb 2005 21:33:03]
お知らせ > 吉乃丸さんが退室されました。 [Wed 9 Feb 2005 21:28:57]
吉乃丸 > それじゃあ―――お休みなさい。 ( そして弟子は師匠より先に寝る ――― 。) [Wed 9 Feb 2005 21:28:53]
吉乃丸 > ( すンッ、鼻を啜る。 寒いのは苦手だった ) ―――まあ、一生のお願い、の類なんでしょうね。 ( うンうン、其の言葉に納得する様に頷いた。 髪に木炭を請う其の様子に、思わず、ぶふッ、と噴出した ) そんなお願い叶えてくれるはず無いじゃないですか! ―― 其れよりも寝た方が暖かいですよ 。 ( ゆっくりと立ち上がる。 折角火が灯ったと云うのに ―― ) [Wed 9 Feb 2005 21:26:42]
信之介 > (寒いの為らば、動けば良し。部屋中をうろうろするのは何も、酒乱だからでは無く。木炭) どうせ、神なんてのは人の生み出した偶像だろう? ... 其れは吉乃、まるであれだな? 「一生のお願い!」 の親戚か何かか? (都合の良い時だけに現れる神。便利といっちゃ、便利だ。「良い子にしないと、“鬼”に喰われるぞー」正に其れ) ――――― ... 神よ、仏よ っ。 俺の目の前に、木炭を出してくれっ。 (人に都合の良い神様は、ご機嫌斜めの様だ。云った所で、天井から其れが降って来る筈も無く) ―――――― 有った ぞォ。 (結局は木炭を、自力で得。火鉢の中にでも、放った。火を灯せば ... 直に温かくなるか) [Wed 9 Feb 2005 21:20:13]
吉乃丸 > …まあ、其れはそうでしょうけど。 ( 不意に表情変化し、次には真面目顔。 人差し指立てつつ、真剣な素振りを見せ ) 僕思うんですよ。 神様は其処に居る訳でなく人が助けを請う時のみに――――ッて、聞いてますか?師匠? ( 立ち上がった音を見上げつつ、不満気に言葉を紡ぐ。 ) …誰も犬なんて言ってませんよ。 ――― 師匠は師匠ですから。 ( にっこりと浮かべた笑みは嘘か真か。 ) [Wed 9 Feb 2005 21:12:18]
信之介 > ァあ〜 また、そんな侘しい事を ... 。 大体、神が居るか如何かも判らんのに ... 。 (随分と指先が冷えていたらしい。糊付けの故なのだろうが ... 。 湯飲みの熱さに指が悴む。 寒いの為らば、火でも灯すか? 問えば近くに有った火鉢にでも身を乗り出そうか。併し其れも続く時までの事) 吉乃は、俺の身体に路でも記す気か ? (二本の箸は、きっと綺麗なニ直線) 怖ろしや、怖ろしや っ 。 (苦笑面持ちに貼り付けて、立ち上がる。さて、新しい木炭は何処に有ったかと) 俺は犬じゃない、ぞ ... 。 (仏頂面やら、何やら) [Wed 9 Feb 2005 21:08:39]
吉乃丸 > 神様はこんな時でも暖かな所にいるんでしょうね。 ( は、と言葉は白い吐息へと変る。 静寂に包まれたこの場所は、茶を啜る音さえも響いて気味が悪い ―― 独りの時は 。 ) ……… 雪ですか。 師匠は雪の中裸足で駆け回りそうですね。 ( ズズ ... そして自分も茶を啜った ―― ン、と”冷える”の二言に反応したのは、髪に隠れた突起物 ) ―― 火箸を肌に付けると燃える様に熱くなるらしいですが … 、 ( 試してみます? 其処には、まだ火にくべてない箸が二本 )  [Wed 9 Feb 2005 20:55:51]
信之介 > ( 足元にでも置かれたか。傘、手に持っていた紙やら糊やら畳の上へ。早速暖かな茶を頂こう ) 云って欲しいねェ ... 。 其れとも何だ ? 仏様ってのは、面食い顔した者には、純白の心はくれンのかねェ ? ( ォお っ、怖ろしい っ 。 愛弟子の台詞には、業と業と肩竦ませ。 ずずず ... 啜る茶の音 ) ――――― 嗚呼、そう云えば ... 先日雪が降ってたな 。 また、近々来るかもしれん 。 ( 障子と木のみを間に挟んだ、この長屋だ。冷えるのも無理は無い。 問いかけには、 嗚呼 ... 少し冷えるかもしれん ... 。 一言二言 ) [Wed 9 Feb 2005 20:50:50]
吉乃丸 > ( 手には盆。其れの上に乗っているのは安そうなトキノミヤコ茶 ... あくまで、安そうな )  可愛い台詞、僕に言って欲しいんですか? 全く――寝言は寝てからお願いします。 ( とンとン ... 皮肉呟きつつも茶置く音は静かなもの。 ふ、と真っ白な息を洩らした )  それにしても―――今日は冷えますね。 ( 寒くありませんか? 弟子は師匠を敬うものだから、これくらいは ... 軽く、小首を傾げ尋ねた )  [Wed 9 Feb 2005 20:44:02]
お知らせ > 吉乃丸さんが来ました。 [Wed 9 Feb 2005 20:41:06]
信之介 > ―――― おお ? ( 振り返れば、障子の戸の向こう。其処に見知った姿小柄な有り。苦笑浮かべ尚も、視線は手元の傘だ ) はは っ 。 顔見せ一番が其れか ? 吉乃 。 ... 全く、もっと可愛らしい台詞が云えんのかねェ 。 ( 云う頬は、ヒクヒクと。何時ものに明け顔は、可愛い愛弟子の皮肉の前でも同じ ) [Wed 9 Feb 2005 20:39:38]
吉乃丸 > ( 後方から響くのは軽い足音 ) 師匠――――内職ですか? ( 侍の名が恥じますね。 その様な皮肉を呟きつつ、姿を現したのは赤髪の子鬼 ) [Wed 9 Feb 2005 20:33:59]
お知らせ > 吉乃丸さんが入室されました。 [Wed 9 Feb 2005 20:32:25]
信之介 > ( ―――― 其れは、とある長屋の一つ ) ン〜 ... 久々に晴れてんな 。 こんな夜は、一杯遣りたいもんだねェ 。 ( こう ... チョイチョイ、手は熱燗を片手に一杯飲む仕草。併し其れが出ぬのが、貧乏人の辛い所 ) さァて ... さっさと、此れ仕上げちまうか 。 ( 手にした骨組み、傘。器用の翼を貼り付けよう ) [Wed 9 Feb 2005 20:28:58]
お知らせ > 信之介さんが入室されました。 [Wed 9 Feb 2005 20:23:21]
お知らせ > コノハナさんが帰りました。 [Mon 7 Feb 2005 15:26:42]
コノハナ > (『大事にしなくていいから食えよぉーーーーー!!とおちゃん見つかるといいなーーーっ!』少女が駆け抜け、日が傾き始めた城下町を、職人親父の声が響きます。) [Mon 7 Feb 2005 15:26:32]
コノハナ > (『おう、俺ぁずーっとここで屋台やってるからな。その内親父さんと一緒に買いに来やがれよっ!』嬉しそうに背負い袋にアメを詰め込む少女に、優しく声をかける親父。)有り難う御座いますです。あ・・・これ、(と、髪飾りのようになってるアメ細工をそっとなでて)ずーっと、ずーっと大事にしますね!じゃあ、コノハナいくです。父様探してくるですねー。(スタスタと、結構な速さで駆けて行く少女。途中何度か振り返り、オヤジにと向かい手を振った。) [Mon 7 Feb 2005 15:24:36]
コノハナ > (ずいぶんすっきりとした屋台の向うで、両手組んでふんぞりかえり、優しいオヤジはにやりと少女の顔を見下ろします。『道中、腹が減ったらなめてりゃいいさ。幾分か腹の足しにゃぁならぁ。』 しばらくは両手一杯の飴玉と、オヤジの顔を見交わしていた少女。やがて満面の笑み浮かべて。)あ、有り難う御座いますなのです!父様がみつかったら、絶対絶対、屋台一杯のアメ買いに来ますです! [Mon 7 Feb 2005 15:20:45]
コノハナ > (『てやんでぃべらぼうめぇ!こちとら痩せても枯れてもアンタからの金なんてぇ受け取れねぇよ!ほれ、ぐだぐだいってねぇでとっとと持ってけってんでぇ。』。あっけに取られる少女の腕に、あまるほどの飴玉袋を押し込んで。『こいつもおまけでぃ!』と、箸に通した白鷺を模したアメ細工を、少女の髪にかんざしのようにさしてやる。)あう、あう、あう。 [Mon 7 Feb 2005 15:15:55]
コノハナ > (『感動したっ!!まだ年端もいかねえってぇのに、なんでぇこの孝行娘はっ!あぁ、取れねぇね、金なんざぁ取れねぇともよ!』だばだばと涙一通り流したオヤジ、屋台の上にあった飴玉袋、がさがさとかき集め、『ほれ!もって行きな!』と差し出します。)・・・えっ・・・あ、でもコノハナにはお金ないです。(唐突に差し出された飴玉見つめて、丸い目をさらにまん丸。) [Mon 7 Feb 2005 15:10:16]
コノハナ > (ハキハキと元気よくとんでもないこと答える少女に、一瞬ポカーン。やがて唐突に目頭抑えて『くぅーーーーっ!!なんでぇなんでぇ!とんでもない話聞かせやがってぇ!!』と大声。)きゃっ!ごっ、ごめんなさいですっ!コノハナ悪いこと言っちゃいましたか?ごめんなさいですぅ〜〜ぅぅぅ・・・。(いきなりの大声に、しかられたかと思わず両の拳を口元に当てて、此方も涙うるうる。) [Mon 7 Feb 2005 15:05:26]
コノハナ > (『へ?』と言う顔のオヤジ。怪訝な表情で『どういうこったい?』と尋ねれば。)はい。コノハナは父様探しに里からでてきたのです。父様はお仕事で行方知れずなので、母様がなくなったことを知らないのです。だからコノハナが父様探して母様のお墓に連れていてあげないといけないのです。父様が、何時何処で見つかるか解らないので、余りお金は無駄使いしちゃいけないのです。 [Mon 7 Feb 2005 15:01:44]
コノハナ > (しおれた花のようにシュンとなる娘に苦笑を漏らし、『じゃあとうちゃん探してきなよ。おいちゃんここにしばらくいるから。』と優しい言葉。ぱっと表情が明るくなるが)本当ですか?!あ・・・うーん・・・でも。父様何時見つかるか解らないです。一昨日里から出てきたのですけど、まだみつかりませんです。 [Mon 7 Feb 2005 14:57:31]
コノハナ > (自然に足がそちらへ向いて、周りの子供より頭1つ高い少女、ため息とともに職人手さばき眺めています。出来上がったアメ細工は、年下の子供達に数枚の小銭と交換で手渡されていきます。それをぼんやり見つめていたら、『嬢ちゃんはどうする?』と声がかかり)・・・えっ?!あ、コノハナは・・・えっと・・・あの、父様を探すので、無駄使いがダメなのです。 [Mon 7 Feb 2005 14:54:13]
コノハナ > (どれくらい走った頃か、少女の足がはたっ!と止まる。視線の先には1つの屋台。色とりどりのアメ細工。年の頃なら40過ぎの男職人。コノハナよりも遙に年下の子供達に見せつけるように、景気のよい掛け声で、手の中のアメを見る間に花や動物人形に。)わぁー・・・すごいのです。 [Mon 7 Feb 2005 14:49:59]
コノハナ > (可愛らしい少女は、目抜き通りを走り抜け、父親探す姿に思わず微笑む町の人達。『ガンバッテ探すんだよー。』と、事情を知らぬ人垣からは、罪の無い野次飛ばす声。)はいー、ありがとーなのですー。ととさまー、どこですかー。おじさまとおばさまとかかさまみんなでまってるですよー。 [Mon 7 Feb 2005 14:45:06]
コノハナ > すっ・・・っごい人がたくさんなのです!ここなら父様いっぱいいそうなのです!(両の手握り、ガッツガッツと着合い入れ。城下一番の大通りを、パタパタ駆け抜けて。)ととさまー、ととさまー。どこなのですかー。コノハナがお迎えにまいりましたのですよー。 [Mon 7 Feb 2005 14:41:11]
コノハナ > (昼の時間も過ぎ、そろそろ夕餉の買い物始まった城下町。魚屋・八百屋、たまご売りに炭火の香り。威勢のいい声があたりに響く。田舎から出てきたばかりと見て取れる、年若い娘、ぼんやりと口をあけて・・・)うあー、うあー、うあー。 [Mon 7 Feb 2005 14:38:49]
お知らせ > コノハナさんが来ました。 [Mon 7 Feb 2005 14:35:28]
お知らせ > 目目連さんさんが退室されました。 [Sun 24 Oct 2004 20:53:36]
目目連さん > (障子の表面にすっと浮かび上がる・・・早すぎた、誰もいないようだ) [Sun 24 Oct 2004 20:53:28]
お知らせ > 目目連さんさんが入室されました。 『(おばんです)』 [Sun 24 Oct 2004 20:52:27]
お知らせ > 34さんが入室されました。 [Sun 8 Aug 2004 03:50:10]
Reload : off Line : 1000
TeaChat 1.8.3b
<noscript><noscript><noscript><noscript>