ヴェイトス市正門 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > レッドフォックスが帰りました。 『(その視線の先には、先ほど自分が「撃ち抜いた」一本の虫の足があった)』 [Tue 26 Sep 2006 04:32:06]
レッドフォックス > この訓練、思ったよりも良さそうだな。よし、今晩いっぱいコイツを頑張るとするか。(横目で「それ」を見ながら、寝袋の場所へ。正門前最後の警備は、少しばかりハードな夜になりそうだ。男の口元に、自然と笑みが零れていた) [Tue 26 Sep 2006 04:30:04]
レッドフォックス > ・・・?(男の目に「何か」が映った。地面に刺さった矢の根元。これは・・・)・・・なるほど。少しは、オレも自分の腕を信じて良さそうだな。(満足気にそう言いつつ改めて矢を拾い、矢の先端に付いた「それを」振って落とす) [Tue 26 Sep 2006 04:25:12]
レッドフォックス > (その矢が刺さった辺りを、何かが飛び跳ねた。・・・何かの虫の様である)・・・流石に、虫の心臓は小さ過ぎて当たらんか。(苦笑しつつ、歩いて刺さった矢を取りに行く。まぁ、当たらずとも虫の居る方向を正確に掴めただけでも良しとしよう。腰を曲げて、ひんやりとした鉄の棒に手を掛け)・・・ん? [Tue 26 Sep 2006 04:21:06]
レッドフォックス > ・・・・・・(耳を澄ます。聴覚以外の感覚を断ち切り、ただ耳に集中する。 ・・・聞こえる。確かに聞こえる)・・・・・・!(突如、男は目を閉じたまま前方へ矢を放つ。前方と言うには下に角度がある。数メートル先の地面に矢は刺さり、そして) [Tue 26 Sep 2006 04:17:09]
レッドフォックス > 鳥も人も無く、他にあるものと言やぁ・・・(ぐるりと見渡す)・・・ん?・・・ああ、あるな。辛うじて。(おもむろに左手でボウガンを掴む。グリップを足で踏んで固定し、左手と口を使って器用に矢を装填すると、それを手にして再び目を閉じる) [Tue 26 Sep 2006 04:13:49]
レッドフォックス > ・・・むぅ。(特に何も見えなかった。いやまぁ、何か見えてはそれはそれで困るのだが。見えたものと言えば、地平線の形くらいであった)・・・《梟の目》・・・極めれば霊体も見えるって言うが・・・流石にオレにゃまだ無理か。つか、ここで霊が見えたら逆に嫌だな。それに仮に霊体が見えたところで、物理武器のボウガンでどうやって相手しろと言うのやら・・・銀の矢を使っても素通りするだろうしなぁ。(そーゆーつまらない事をついつい考えてしまう。そもそも、動くものが殆ど無く同じ風景が広がるばかりの場所で、どうやって集中力の修行をしろというのか。今日は鳥も人も殆ど来ないし) [Tue 26 Sep 2006 04:09:08]
レッドフォックス > ・・・何つまらねぇ独り言、言ってんだか・・・どーにも、なまじ身体が動くようになると暇を持て余すぜ・・・・・・っこらしょっと。(寝袋の上に胡座をかく。どのみち腕が治らないと身体を鍛える訓練は出来ない。今は自分に必要な、もう1つの要素・・・「集中力」の訓練を行うことにした。目を閉じ、精神を研ぎ澄まし・・・)・・・集中集中・・・集中!(くわっ!と目を開く) [Tue 26 Sep 2006 04:01:27]
レッドフォックス > (問題の右腕だが、「動かすだけ」なら少しは出来るようになったものの、まだ動かす度に痛みが走る。戦闘に使う事は出来ないだろう)・・・それにしても、この技・・・道理で後継者が滅多に現れないわけだ。普通のヤツなら、わざわざ自分をここまで傷つけてまで1つの技を覚えようとしないだろうしな・・・考えたもんだ。(自分の運命を変えた一冊の本を思い出す。あの本との、あの本の著者のと『約束』。それが今の男を動かしていた)・・・オレに出来るのか?その「名」を継ぐ事が・・・・・・いや、『する』んだ。オレが生まれた意味を証明するために・・・(左拳を握り締める。昨日、MJサマ君にやられた痛みが軽く走った) [Tue 26 Sep 2006 03:54:08]
レッドフォックス > ・・・よし。(意を決して立ち上がる)・・・(トントン足踏み)・・・(少し歩いて、そのまま軽く走ってみたり)・・・OK。(どうやら、やっと足腰が治ってきたようである)いや〜・・・オレもまだ若いから治るの早いと思ってたが・・・うんまぁ、こんなもんか。(寝袋の元へと歩いて戻る。これで後は、右腕が動けば完治だろう)・・・さて。後は此処を一晩警備して、明日海岸を一晩見張れば警邏依頼も終了だ。なんとかオヤジに合わせる顔ぐらいはありそうだな。 [Tue 26 Sep 2006 03:45:44]
お知らせ > レッドフォックスが来ました。 『(入念に足をマッサージして)』 [Tue 26 Sep 2006 03:40:57]
お知らせ > エリシャが帰りました。 『 既に今何処に居るのかわかんないしね――――。(ぞんざいだ。) 』 [Tue 26 Sep 2006 00:02:27]
エリシャ > ( まぁ、縁の無い事件でもなし、今日は此処で軽く夜警に加わって夜を明かそうか。 日銭稼ぎくらいにはなるだろうし、宿でゴロゴロ退屈しているよりは良い。 それで落ち着いたらまたどっか、旅にでも出ようか―――――。 ) …つうか、カロっちゃんにお金渡さないとなぁ。 古城のトレジャー換金もまだだし。 ( 島の中にいりゃそのうち会うんじゃネ? みたいな大雑把感。 ) [Mon 25 Sep 2006 23:54:08]
エリシャ > まぁ暫らくは仕事にあぶれなくて済みそうではあるね―――――。 ( 力仕事でも警邏でも行商でも。 それこそ芸能横丁の賑やかしとか明るい方向性の話しだって出てくるだろう。 何度痛手を受けても立ち直ってきた街だ。 今度もそう。 最初に思ったとおり――――。 ) [Mon 25 Sep 2006 23:39:53]
エリシャ > ( 終わってみれば、何だか散発的で団結感の無い連中だった。 まぁ悪魔なんてそんなものなのかなぁと思うけれど、逆に言えばアレがしっかりと統制されて確実な指示を受けて動く一団だったらもっと恐ろしい事になっていただろう。 アマウラ、古城で見た印象―――ボスは指示らしい指示を出しているどころか、気配すら感じなかった。 まぁ、酷な言い方をすれば行き当たりばったりな感じ。 心底良かったと思うけど。 ) [Mon 25 Sep 2006 23:30:18]
エリシャ > ( 遠く見渡す街道に不審な姿は無い。今のところは。 大ボスが落ちたならこれからは残党狩りがメインになるのだろうか。 もう片方、ヴァイオレートの方がまだ残っているが、さてはて、増員も補給も絶たれてまだ何かやらかす意思があるかどうか――――まぁ、仕掛けてくるなら早い内に来るだろう。 折角疲弊させたヴェイトス市が立ち直る前に。 ) ( ふぅ、と細く息を吐いて城壁の縁に肘を着いて暫らく眺める。 いい加減秋だ。 夜は少し肌寒い。 ) [Mon 25 Sep 2006 23:22:22]
エリシャ > ( 「子供の来る所じゃない」とか失礼な事を言われて散々押し問答した挙句、傭兵ギルド員の証を見せて住所氏名年齢などなどなどを根掘り葉掘り聞かれた後、ようやっと門に辿り着いたわけで。 住所なんか無いけど、傭兵だもの。 宿泊先の宿名で答えておいた。 まぁ、そんな大した用事があるってわけじゃないけれど、様子くらい見ておこうかという話。 未だ数人の弓兵が残る城壁の上を歩きながら遠くを眺める。 どうも親玉の片割れを討伐したとかいう話も聞こえてきたし、このまま収束、だろうか。 空の赤みも幾らか薄まってきた。 ) …ま、出番が無くてなによりかね。 [Mon 25 Sep 2006 23:11:39]
お知らせ > エリシャが入室されました。 『 城壁の上 』 [Mon 25 Sep 2006 23:06:38]
お知らせ > レッドフォックスが帰りました。 『・・・って、結局艶子さんと握手出来なかったじゃねぇか!あんのお餓鬼様っ!!』 [Mon 25 Sep 2006 04:19:52]
レッドフォックス > ・・・誰が王やねん。(とか、一人でツッコミつつ、自分もそろそろ眠りにつこうと寝袋に潜り直し) [Mon 25 Sep 2006 04:18:50]
お知らせ > 薄汚れた餓鬼が帰りました。 『 ――王の帰還。 』 [Mon 25 Sep 2006 04:17:29]
レッドフォックス > (二人の反応に漫才じみたものを感じつつ)それじゃ、次に会える時を楽しみにしてるぜ、艶子さん。オレはよく海岸で狙撃訓練をしてるから、気が向いたら模擬戦でも付き合ってくれよ。英雄の技を直に見れれば光栄だ。そうそう、あのオヤジなら今頃受付でクリスティア製の水を飲んでるはずだから、そいつを見つけたら煮るなり焼くなり好きにしてくれ。んじゃ、街の皆を安心させてきてくれよ。(そう言うと、男は英雄の背中に手を振った) [Mon 25 Sep 2006 04:17:24]
お知らせ > 艶子が帰りました。 『そしてその日、クロウァーテを討ち取ったという知らせが街中に届くだろう。』 [Mon 25 Sep 2006 04:16:29]
艶子 > ……きっと流行ってるんだよ、私も聞いたことある。 あ、いや。子供っていうのはそういう子供じゃなくて私はまだその、ってMJ!何勝手なこと言ってるの!? ( 傭兵思わずショッキング。でも何か撤回するタイミングを逃したような、そんな予感。 ) ちぇッ、面倒だなあ。ま、皆私たちの朗報を今か今かと待っているからな―― 仕方ない。寄っておくか。 それじゃあな、レッドフォックス。また会おう。 ( そう言って街に向かってふらりと歩き出した。 ) [Mon 25 Sep 2006 04:15:34]
薄汚れた餓鬼 > ――――でも艶子、家に帰る迄が遠足だって言うデショ? 帰る前にギルドに報告ネ。 ( 一応は釘を刺しておいたとさ。 ) [Mon 25 Sep 2006 04:12:21]
薄汚れた餓鬼 >  残念、女の子だったらフォクス子って言われたのにネェ。 どん兵衛は頑張ってね警備。 残りの二人は怪我と疲労でアマウラでダウン中――――。 元凶だった一人は斃されたから、この莫迦騒ぎも暫くしたら終わりだヨ。 ( 一足早く報告に帰って来たと、餓鬼は告げ。 ) あの子ったら、家で泣いてないかパパは心配なのですヨ。 ( 頬に手を添えて、我が子を想う母の顔。 本当の両親なら、子供を置いて魔界には行かないだろうけども。 ) [Mon 25 Sep 2006 04:11:42]
レッドフォックス > (離された左手を右脇でさすりつつ)・・・あのさぁ。オレが名乗ったら3分の2の確立で「狸は緑?」だの「どん兵衛」だの言われるんだが、そのジョーク流行ってるのか?・・・もう散々言われ慣れてるから良いけどよ。 で、なるほど英雄は他にも2人居たわけだ。・・・その2人は?先に帰ってきたわけじゃ無さそうだしよ。(お餓鬼様の挨拶に適当な手の動きで返すと、念のため再度周りを大きく見渡す。地平の果てまで確認したが「他の2人」に該当しそうな人影は見当たらない。別段、そのPT編成に疑問は持たなかったようだ。某有名RPGには、本の角で魔物を殴り倒す学者も居る)・・・ああ、そういう事か。了解、オレが此処に居るのは明日までだが、もし見かけたら心から労っておくよ。 ・・・ん、子供さんが居るのか?結構若いと聞いてたんだが・・・そっかそっか。息子さんか娘さんかは知らないが、あんまり心配させなさんなよ、艶子さん。命を張る傭兵って仕事なら尚更だ。 [Mon 25 Sep 2006 04:06:52]
艶子 > 無双魔斬。 …無双魔斬… 無双魔斬! 無双魔斬の艶子! ( 何かが傭兵の中でヒットしたようです。 漸く首を解放されればげほげほと咳き込みつつ、首をさすって。 ) こちらこそ、宜しくなレッドフォックス。あと、先輩っていうのは止してくれ、くすぐったくて仕方ない。 ( 改めて握手を交わそう。確かに赤い狐だけど、緑の狸も居たり? ) その二人は今アマウラの方でこっそりデートの最中だ。今頃個室の中二人っきりで互いを労いあったりしながら茶でも啜ってるんだろう。うーん、ぷらとにっく。 ま、それらしい姿を見かけたら労ってやってくれ。 ( 間違っても冷やかしたししたらダメだぞ、意外と恐いから。…と付け足して。 ) さて―― 今日はもう行くよ。久しぶりの我が家だ。 家に子供を残してきてるんでね。 ( 聞き様によっては爆弾発言だ。本当は奴隷なんだけれども。 ) [Mon 25 Sep 2006 04:01:39]
薄汚れた餓鬼 >  ―――君はイラナイヨ。 艶子は約束だかンね。 ( 小さく鼻を鳴らし。 両手に掴んでいた、首輪と傭兵を離す。 なかなか憎めない性格らしい傭兵に小さな訂正を一つ。 ) 実際の所は、もう二人の学者と僧侶のお二人だけどネェ。 魔王を倒したのはサ。 ( 学者、僧侶、戦士、盗賊とか凄いPTと。 二人の間から身体を退け、伝説の真実とはこんなモノ。 ) 宜しくネ、赤い狐サン。 どん兵衛って呼ぶヨ! ( シュタっと腕を上げ、再度宜しくと。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:50:54]
レッドフォックス > (自然と目元に溜まる涙。感動の涙って事にしとこうと自分に言い聞かせつつ)はいはい分かりました、『地獄より舞い戻りし英雄 無双魔斬の艶子』先輩のお供の『マネージャーMJサマ君』。(お餓鬼様の笑顔に対し、こちらも笑顔で睨みつつ腕を上下の動きに合わせる。振り回されれば辛いが、合わせれば何とかダメージは少なくて済むからだ) ・・・なるほど、MJサマ君も立派に英雄の「お供」だったわけか。こりゃ失礼した。 ・・・はは、オレ程度の技で恐れてくれる相手なら良いんだけどな。(そう言って、ちらりと昨日自分が城壁に空けた穴・・・の、修復後を見る。 ・・・あの程度では、な・・・) ああ、すまない。まだ名乗っていなかったな。オレの名はレッドフォックスだ。よろしく、艶子先輩。 [Mon 25 Sep 2006 03:44:01]
艶子 > う、ううッ もう勘弁してくれMJ…! しない、しないって!誓ってしないから! ( ぶんぶんとMJが握手を上下に降れば、その震動が首輪に伝わる。こいつってば結構ヤキモチ焼きだからな…。 ) MJもクロウァーテとの戦いで活躍したからな、頼れるヤツさ。 なぁーに、常に絶やさず門を護るのが大事なんだ。きっとお前さんのボウガンに恐れをなして襲ってこれなかったのさ。 ( そんな軽口を叩きつつ、ゴリ乙姫の名前を触れ回ってるそのオヤジの頭を叩きに行こうと堅く誓った艶子だった。 ) ―― そういえば、アンタの名前は? [Mon 25 Sep 2006 03:37:55]
薄汚れた餓鬼 >  ――― や 。 ( 涙目で訴える傭兵に餓鬼の返答は味も素っ気もないヒトコト。 ) 艶子の事、ちゃんと「地獄艶子」って呼んであげたら離してアゲル。 インタビューはマネージャーを通して下さァい。 ( そんなに力を込めてるワケでは無かったが、ニッコシ。 返答がないならば、楽しげに上下に揺すられる事だろう。 牙を見せ、傭兵の前に佇むのは忠犬か狂犬かの何れかだろうか? ) 艶子は離すなって癖にィ。  [Mon 25 Sep 2006 03:30:03]
レッドフォックス > (左手を差し出したのは、右腕は怪我をしていて上げると激痛が走るから仕方なく。で、お餓鬼様に力の差8で握られる)痛ててて!随分バカ力なお共さんだな、艶子先輩。 ・・・で、MJサマ君、一応オレは艶子先輩に握手を求めたので、離ししてくれると助かるかな。ついでに先輩の首を掴んでる手も。 ・・・いや、オレは何もしていないさ。襲撃は何度もあったが、毎回その場に居合わせることが出来なかった・・・正直、一度街を離れている間に襲撃があったと聞いたときは情けなくて死にそうだったよ。 ・・・あ、やっぱあの異名気にしてたのか・・・いや、オヤジが「コイツが一番傑作だ。人に話す時はコイツを使え」と絶賛してたからな。 [Mon 25 Sep 2006 03:23:35]
艶子 > 構わないさ。お前、いやお前達も良く私たちが戻るまでこの門を護ってくれた。親玉倒しても街が滅びてたんじゃ意味が無いか―― ( こちらも右手を差し出し握手を交わそうとしたその瞬間、少年に思いっきり首輪を握られ体制を崩した。 ) え、えむじぇ… くるし… ( 目に涙を溜めて抗議するも、きっと怒っているのだろうその少年に対し逆らったり振りほどいたりすることが出来ない。――なんだよ!格好悪いじゃないか、私! ) あ、あと…「ゴリ乙」のフレーズは忘れなさい。お願いだから…。 ( くそう、結構広まってる。広まってしまった名前は二度と消すことが出来ない、くそうくそう。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:16:56]
薄汚れた餓鬼 >  ( ガッシ、と無言の侭に傭兵の首輪を握った餓鬼。 離す気は無いのかごっつい力で革のベルトをギリギリリと。 ) 解った―――じゃあ離さないでおくネ。 ( 鋭い犬歯が口の端にチラリと ) はァーい、そしてオレサマが『地獄艶子』お供のMJデス、親しみ易く「 MJサマ 」って呼んでネ。 ( 握手なのに左手を差し出したを傭兵の手を 横合いから割り込んだ赤毛の餓鬼がギュゥゥゥと握るとだろう、片手は少女を掴んだ儘。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:10:44]
レッドフォックス > ・・・まぁ、カッコつけだの許可云々よりも、今魔族が来たら真っ先にオレが死ぬからな。通るのは勝手だが、襲われては困る。それだけだ。(男は座ったまま話をしている。立つと腰に響くからだ。この状態で魔族の襲撃にあっては、ひとたまりも無いだろう) ・・・な、おい、マジか!?敵の親玉を倒しただと!?・・・なるほど、英雄様の凱旋って訳か。悪いね、お出迎えがパレードじゃなくて男前一人でよ。・・・艶子?ああ、ギルドのオヤジからよく聞いてるぜ。「お前も、ちったぁ艶子ぐらい稼いで来い」ってな。いやぁ光栄だぜ。握手を貰えるかい、『蟲王艶子』?・・・いや、『粉砕骨折の艶子』だっけ?あと、オヤジが何か言ってたな、え〜っとゴリ乙・・・なんだっけ?まぁいいや。座ったままで悪い、腰が痛いんでね。(そう言って、座ったまま左手を差し出した) [Mon 25 Sep 2006 03:03:17]
艶子 > いかん、いかんよそれはパワーのインフレが起こるよ。 だがまぁ、ヴァイオレートの方は倒して無いんだがな。 ……や、だからその…。 ( ちらり、と少年の目を見てまた直ぐに目を逸らす。 ) し、して欲しくなかったら私の事しっかり捕まえておくんだな! はっはー! ( 挙句、開き直った。 ) ふぅーん、まぁ良いけどサ。 ふふん。その通りだ。しかも敵の親玉”クロウァーテ”を倒してきた。 お前も傭兵ならば聞いたことがあるだろう。”蔓断ち” ”竜殺し” そして今回魔界より勝利と共に舞い戻った”地獄帰り”豪天寺艶子の名前を! 後でサイン書いてやるよ。がっはっはっは。 ( 豪快な笑い声が門前に響いた。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:56:01]
薄汚れた餓鬼 >  きっと鴉の魔王倒しても「 彼奴は魔王の中でも実力は並、我々本物の魔王には…… 」とか、そんな展開があったりしてェ。 ( 何処のオサレ漫画ブ○ーチだろうか、と ) ………ちゃんと目ェ見て話してよ、ねェェ。 ( ギュムゥゥと淫らな妄想に流される少女の前で、ジト目で凝視しつつ。 ) 艶子、艶子。 格好付けてる場面だから言わないであげヨ。 ( 耳打ちで、ヒソヒソと。 ) 別にィ、許可が無くても通るけどもネ。 ( 鼻を鳴らしながら、えっへんを胸を張り。 警備に雇われたのであろう傭兵へと顔を向け。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:51:00]
レッドフォックス > 寝てたは居たがサボっては居ねぇ。泊り込みで見張るって約束があるから、仕事が終わっても此処で寝てるだけだ。だからコイツは時間外労働だ。(悪ぶれも無く言い放ち、2人の姿を改めて見つめる)・・・そっちこそ、随分ボロボロだな。あれか、例の突撃班か? [Mon 25 Sep 2006 02:46:59]
艶子 > 何だその勝利と友情と努力の物語の顛末みたいなの。洒落にならないよ…!? ( とりあえず、住民は無事のようだ。ほっと胸をなでおろす。 ) い、いやだなMJ。私が浮気なんて……。 ( もわもわーんとヴァリスとか誘ったときの事を思い出して必死に振り払った。 ) でもほら、王様って浮気とか平気でするじゃない。いやしないよ!?しないけど! ……そうなんだ。じゃあ18とかそれくらいかな。 ( 保身に走ったおかげでそれ以上の詮索は止まったようだ。イコティーねーさまは18歳。 ) むっ…… 今のは悲鳴か? ( やはり敵が中に侵入していたのか、と腰の刀に手を掛けた瞬間。顔を出したのはボウガンを持った男だ。 ) ……………。 ( じぃ、と見つめ返して。 ) お前、今寝てた?サボってた? [Mon 25 Sep 2006 02:43:21]
レッドフォックス > ・・・(メガネをかけ、改めて確認)・・・・・・よし、人間だな。少なくとも、魔族って感じじゃねぇ。通って良しだ。(一応左手にボウガンを持った状態で言う。警邏の仕事を請け負っている以上、これも仕事のうち。勘弁していただきたい) [Mon 25 Sep 2006 02:41:49]
レッドフォックス > うぎゃあああああ!!!(そして突然叫びだす、城壁隅の変な男。どうやら、寝返りを打った際に怪我した右腕を下にしてしまった模様)・・・ぁぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・ふぅ・・・(落ち着いた模様)・・・ん?(2つの人影に気づいた模様) [Mon 25 Sep 2006 02:36:11]
薄汚れた餓鬼 >  心配性だナァ――艶子の勇気が世界を救うと信じて! 『 ご愛読有り難う御座いました 』みたいな事にならナイって。 ( ほら、と指した指の先は。 街の灯りが城壁からでも見えるだろう。 ) なァに艶子? ソレって浮気宣言? ( じぃぃぃ、大人と子供の対照的だった二人組同士。 腰に手をあててプンスコと。 ) いやァー、イコティーお姉サマはアァ見えても艶子よりも年上だヨ。 ( 「 潰す 」とか、無表情の儘で凄む悪魔祓いの顔が思い浮かび、年齢についてはボカしておいた餓鬼。 保身に走った。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:34:43]
お知らせ > レッドフォックスが来ました。 『(ガバッ!と突然起き上がる)』 [Mon 25 Sep 2006 02:33:35]
艶子 > その時はMJ、斬り暴れて一緒に散るぞ。まあ、多分無いと思うけど。 ( ここから見た限りでは、の話だが。 ) 私たちとは正反… いや、んん。 きっと肉体関係とかあんまり無い感じだよ、きっと。 ん…そうだな、イコトは私と同じぐらいかな?アイシェはずっと大人に見えるし。 ( 還暦だとは聞いていない傭兵でした。 ) 多分、「18になったら結婚しよう」とかさ! …それで思い出したンだけど、白夜のヤツに悪い虫がついているような気がしてならないんだ。あいつ見た目結構可愛いから…。 ( 心配だなぁ、と呟きを零す。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:28:16]
薄汚れた餓鬼 >  中は悪魔の大軍がーもっさり、みたいな? ( 「ナイナイ」 と笑いながら手を振る。 一蹴するには酷く嫌な妄想、少しだけ考えないでも無かったけども。 ) ん〜、可能性は無きにしも非ず。 お互いに身持ちは堅そうだったけどもネェ、燃え上あげるような恋よりも静かな月明かりの下で咲く月華草のような愛かも、カモォ? ( ピーン、と来たインスピレーションに目がキラリ。 ) でも、歳は離れるよネェ?あの二人? ( 確か還暦だったと言ってたのは維言おねぇーさまの方であったか。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:18:43]
剣士 > 一応、な。でもちょっと門を潜った先が恐いよ。辛うじて滅びて無いだけで殆どが焼け野原だったりしたら――。 ( はふ、と溜め息一つ。 ) …なぁ、私そーいうの鈍ちんだからちょっとよく判らないんだけどさ。アイシェとイコトって恋人同士とか、そういうのだったりしないか? ( 二人の事は出会ったばかりでよく知っている訳ではないが。 ) うん、きっとそうだよ!すっごいな、私気付いちゃった! だから二人で出島に残ったんだ! ( 顔赤らめてむっはーと息荒くする。それにクロウ城では後方で二人は一緒に戦っていた。恐らくお互い背を預けあって戦っていたのだろう。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:10:39]
薄汚れた餓鬼 > ( 剣士に付き従うように歩くのは所々薄汚れた餓鬼。 自慢の赤髪もすっかりと埃と汗にまみれ艶は失われ、身体の彼方此方に出来た擦り傷や怪我。 ) ―――結局、お兄サンとイコティーは出島に残っちゃったみたいだけど。 何、感慨に耽ってるのサァ。 ( 彼等が譲ってくれた役目、魔王を討ち滅ぼしたにも拘わらず。 出番は此までと舞台の脇へと引っ込んだ青年。 勤めの一環に過ぎませんと、平素と変わらぬ悪魔祓い。 背中を押すような声を目の前の傭兵へと向けて。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:04:38]
お知らせ > 薄汚れた餓鬼が入室されました。 『 滅びてなかったみたいネェ。 』 [Mon 25 Sep 2006 01:59:19]
剣士 > ( 肩に身の丈以上ある布に包んだ棒状のもの―― 覗かせる柄からそれが大剣だと判るだろう。それを担いだ小柄な姿が街道側から門の方へ現れ、襲撃の爪痕の残る正門を見上げた。やはり騎士団壊滅の話は嘘では無かったようだ。出立前に並べられていたカタパルトが無い、騎士の数が少ない。 ) ………。 ( 意を決するように歩みを前に進めた。 ) [Mon 25 Sep 2006 01:56:06]
お知らせ > 剣士が来ました。 『……酷い具合にやられたな。』 [Mon 25 Sep 2006 01:51:48]
お知らせ > レッドフォックスが退室されました。 『(そのまま夜風を浴びつつ眠りに着いた)』 [Sun 24 Sep 2006 23:31:36]
レッドフォックス > (しばらくして、マントに足型を付けた男はモゾモゾと寝袋の方へと帰っていった)・・・そーいや、オヤジには正門前を泊り込みで見張ってやるとは言ったが、4日間ずっと正門に泊り込み、とは言ってなかったな・・・明後日は海岸の方に場所を変えるとすっか。此処も飽きてきたしな・・・(そんな事をぼやきつつ、適当にマントの埃を落として寝袋に包まったら) [Sun 24 Sep 2006 23:30:56]
レッドフォックス > ・・・ああ、やっぱり。あいつ、頭を怪我してやがる。餌の取り合いでもして負けたのかねぇ?(瞬間、警備兵達がズコーッと音がしそうな勢いで倒れる。そして、弓を手にした警備兵が男を容赦なく蹴りまくる)痛い痛いやめろって冗談だって。マジ今動けないんだってマジ痛いって。やめろよ。やーめーろーよー。(今日も正門は平和な模様です) [Sun 24 Sep 2006 23:16:30]
レッドフォックス > ・・・まぁなんだ。今はとにかく、集中力を高める訓練でもするか。(目と耳に神経を集中させ、辺り一体を「見張る」。やってくるのは風と鳥のみ)・・・あ。おい、見ろよ、あの鳥・・・(その辺の警備兵に声を掛ける。顔には不信感をいっぱいにして)・・・あの鳥、変じゃねぇか?ひょっとして・・・(警備兵達の間に緊張が走る。既に弓矢に手をかけている者さえ居た) [Sun 24 Sep 2006 23:11:34]
レッドフォックス > (少なくとも、あの子との約束を果たすまでは死にたくなかった。今の足腰では、何か来た時に走って逃げるのは無理だろう。となれば戦うしかない。一応、もしもの時を考えて右腕を使わずに矢を装填する練習はしてある。そう簡単にやられるつもりは無い。武器の都合上、矢を装填して一発撃って、それが急所に当たれば即勝負は決まるのだ。当たればの話だが。敵が複数来た時は・・・その時は「年貢の納め時」というやつだろうか。そんな言葉を本で見た気がする) [Sun 24 Sep 2006 23:03:00]
レッドフォックス > (警邏は今日を含めて後3日分残っている。 3日間・・・腰は明日辺りにまともになるだろうが、右腕を動かせるようになるのは明後日くらいになるだろう。それまで・・・今日明日中に何者かが襲撃してきたら・・・少々厄介な事になる)頼むから、何も来るんじゃねぇぞ・・・(遥か先を見つめ、そう呟く) [Sun 24 Sep 2006 22:54:07]
レッドフォックス > しかし・・・(考えてもみれば、名前は聞いたが何時何処で次に会えるだろうか?連絡先は知らないわけで)・・・まぁ、またしばらく海岸で待ってりゃ、そのうち会えるだろ・・・(そんな楽観的な事を考えながら、再び目を遠くへ向ける。向かって来る影は無い) [Sun 24 Sep 2006 22:46:03]
レッドフォックス > (少し前、ギルド職員の1人・・・オヤジではなく、新入りらしい若造・・・が報告に着たのだが、水樽運送の報酬が無事に入ったらしい。報酬はカネがいくらかと水瓶5本。職員には、うち1本をオヤジに渡す共に「生きてやがったか。たまには酒以外も飲みやがれ」と言う様に伝えておいた。あの気弱そうな職員がオヤジに大口を叩けるのかを想像すると、軽く愉快な気持ちになる)さて・・・後は、あの子との約束を果たせば本当の意味で「依頼終了」だな。 [Sun 24 Sep 2006 22:42:39]
レッドフォックス > ん?(警備兵の一人が空を指差し、何やら騒いでいる)・・・あれは只の鳥だ。いちいち過敏になり過ぎだっての。(呆れ気味に言いつつ、口にパン耳を咥える。食料は相棒が買ってきてくれたものがタップリあるが、やはり咥えるならコイツが一番落ち着く)・・・まぁ、まだ何が来るか分かったもんじゃないからな。注意するに越した事はねぇけどよ・・・(ボーっと空を飛び交う鳥を見つめつつ、パン耳を揺らせる) [Sun 24 Sep 2006 22:32:43]
レッドフォックス > ・・・よし、当たった。(数分後、言った通りに黒髪の女性が門を通っていった。他の警備兵が小さく「おおっ」と声を上げる)・・・天気は悪ぃけど、幸い雲の間から星がいくつか見えてるからな。これくらいは分かるさ。(警備兵達に適当に答える。 今朝から、ずっとこんな事をしていた。昨日のアレのせいで右腕と下半身が痛くてまともに動けないので、せめてもと得意の視認能力で門に向かって来る人物を「見張って」いたのである。実際、今通った女性も小指ほどの大きさ程にしか見えない段階で大方の特徴は分かっていた) [Sun 24 Sep 2006 22:26:27]
お知らせ > レッドフォックスが入室されました。 『女、トキノミヤコ人、武器は刀2本』 [Sun 24 Sep 2006 22:19:39]
お知らせ > 豪人が帰りました。 『(紅い空の下、のんびり平和な帰路。)(頭の中が平和すぎる)』 [Sun 24 Sep 2006 03:55:55]
豪人 > ―――雨も降らなくなったし、空も少しずつ元通りだし、………。 このまま全部元に戻れば。 (また普通の生活が出来る。安月給の癖に、ペットを3匹と居候を食わせてる生活が普通と言えるかどうかは、さておき。) …………、あい、こーたい! (門の中から出てくる交代の人員と、ぱちん、手を打ち合わせて。) あとよろしくでー。 (ぺふぺふ歩き出す。) 今日は何にしようかなー、夜食。 (雨の影響を受けてないよーなモノ、で、とりあえず、肉も用意しなきゃだの、どーだの。考え乍。) [Sun 24 Sep 2006 03:40:49]
豪人 > (ふと思ったけれど、この独り言の多さはどうなんだろう。―――…。) ……………、よし、あと5分。 (もう少しで勤務終了。ぐ、と拳握り締めて、今更気合入れて周囲を眺める。) [Sun 24 Sep 2006 03:27:17]
豪人 > (本部には、ちょこっと顔を出しただけで、副隊長様の温情に甘えて、書類仕事はパスさせていただいているのでロクに足を踏み入れてない。―――例えば、今日海岸で後輩が何やらあったらしいことも、知るのは、この期間が終了してからのことだろう。其れくらい、家⇒門⇒家⇒門…其のルーティンワーク。合間に警邏が入る程度。)      ……この仕事が落ち着いたら、絶対引越しするぞー。 もう、家が狭くってやってらんないよ。2部屋以上あるところに引っ越さなきゃ。(居候さん部屋と自分とペットの部屋。) 出来れば、公衆浴場の近くでー。 大型ペットOKのところにしておかなきゃ。 毎回窓ぶっ壊されるんじゃ、たまったもんじゃないもん。 (殆ど立っているだけの状態になってきた正門警備。ぐるぐるぐるぐる時間を遣り過ごす考え事。勿論、警備の名目上、―――いや、いや仕事として!周囲に眼は配っちゃいるけれど。) [Sun 24 Sep 2006 03:23:52]
豪人 > そうえいば自警団に一匹? 一人? ―――捕まったマモノが居るらしいけど。 [Sun 24 Sep 2006 03:19:08]
豪人 > それにしても、―――(検問だけは相変わらず。居候の誰かさんは一体、消えている間何処に居たんだろう。スラムで騒ぎが無かった辺り、ずっとヴェイトスに居たわけでもなかろうに。) …………あんなのが(あんなの扱い)門通ったら、直ぐに引っかかるよ。今日だって、ちょっと荷が怪しいってだけで、奴隷馬車止められてたのに。(検問をしながら、ずっと気になっていた。) ………落ち着いたら、問い詰めないとな。 (ヒト食ってないかとか、ヒトに怪我させてないかとか、何処行ってたのかとか。そんなのを聞く余裕はなかった。から。)     ……野次馬も減ってきたしね。 [Sun 24 Sep 2006 03:13:51]
豪人 > 具体的に巡る思考 ⇒ からだじゅういたい。)(何か大幅に訂正入った) ……………ヴェイトスは一体どうなるのか、だよ。 (実際、門に立っていても、以前のような緊張感を周囲から感じない。ような、気がする。l) [Sun 24 Sep 2006 03:09:56]
豪人 > (昨日は傷と腰がずきずきしていたが、今日は今日で筋肉痛。) 年って怖いよね…。 (へふ、と嘆息一つ。昨日は仕事が終ってから家に帰って、とりあえず、誰かさんとは顔を合わさずに寝た。家に居たとしても、居なかったとしても、顔を見ずに寝るつもりで帰った。) ……………もう、血の色っていうより、夕暮れ空かな。 (紅い空。血の色はなんていうか、もっと生々しい。数日前なら血の色というに相応しい色だったけれど。今はきっと、制服の下の自分の傷の方が生々しい色している筈。瘡蓋。出来立ての。) うー……痒い。 (状況がよく分からないのは、正門前だけでなくて、このヴェイトス全体のことも。悪魔は町にも入り込んだんじゃなかったのか、古城に潜むという噂はどうなったのか、紅い門が消えたからこの空も薄くなったのか。)(ぽけらー、と門の前に立っているばかりだと、ぐるぐる色んな思考が巡るばかりで、状況を把握するにも何も。) [Sun 24 Sep 2006 03:08:43]
豪人 > (何が起こっていたのかよく分からなかった) …………………。 きっと余りに筋肉痛が酷くって幻覚を見たんだな!俺! うん、そうだ、きっとそうだ。 (こくこくこくこくこくこく。)(あと数時間。あと数時間。あとちょっとで今宵の担当時間は終了。ぎしぎし軋む身体を引きずって、門。)         …。(何やら騒ぎも幾つかあったようだけれど、まぁ。自分の居ない時間だったからいーや、とか駄目な子。) [Sun 24 Sep 2006 03:02:27]
お知らせ > 豪人が来ました。 『(―――ぽっかーん)』 [Sun 24 Sep 2006 02:59:27]
お知らせ > レッドフォックスが退室されました。 『(その夜はそのまま睡眠。翌朝は自分がやっちゃった城壁の穴の修理をして過ごしました)』 [Sun 24 Sep 2006 01:15:52]
お知らせ > アーク=フォースが退室されました。 『夜の闇に消える少年、持った力は理解した、使い方は不明…転職…悩み中』 [Sun 24 Sep 2006 01:13:58]
レッドフォックス > オレが勝手にやった事だ、気にする事は無ぇ。お前さんにこそ無理させて悪かったな。また何時でも会いに来いや。待ってるぜ。(そう言って左手を上げて挨拶すると、やっとの事で寝袋に辿り着き) [Sun 24 Sep 2006 01:13:49]
アーク=フォース > (自分は立ち上がり、歩いていく、まだ左腕は麻痺状態であるが)「すいませんね わざわざ相談した挙句、こんなことまでさせてしまって……では…また会える日があれば…というか傭兵になってしまうかもしれませんが、決まったらご報告しますね」(そう言いつつ、決めた事は、とにかく白魔にいたらまずいという事だけ…とぼとぼと寮へと帰るその徒歩の道はすこし険しいだろうな…サイドバックの食料は置いていこう…もっていくのめんどくさいし…) [Sun 24 Sep 2006 01:10:20]
レッドフォックス > でもまぁ、なんだ。お前さんも立派な『力』を持ってるじゃねぇか。そいつを完成させる事、それをまず1つの目標にしてみたらどうだ?目指すものがハッキリあれば、やる事も自ずと分かってくるもんだぜ。でもまぁお前さんの場合、まずは丈夫な服を買う事だな。(笑いながらそこまで言うと、もぞもぞと尺取虫のような動きで寝袋の方へ向かう)・・・残念だが、これ以上「見回る」のは辛いので今日は寝ることにするかね・・・ [Sun 24 Sep 2006 01:06:13]
アーク=フォース > (痛みで麻痺している左腕を右腕でおさえながら)「出も予想できた事はありました、腕輪がキーアイテム、それが証拠に右腕はなんともありません、左腕はこの通りですが…服買わなきゃ…ですけどね、採算度外視でしたし、魔力消費、訓練が必要ですねェ、白魔ギルドじゃこれ以上は無理そうですし」(自分のこれからを考えながら、徐々に左腕を動かしながら立ち上がる) [Sun 24 Sep 2006 01:04:18]
レッドフォックス > こいつは・・・こりゃ見物だな・・・だが・・・(左腕を何とか動かし、矢の一本を持つ。 ・・・あれは危険すぎる気がする。もし本気で両腕が消し飛びそうになったら、こいつを投げて技を止める・・・ その思いを秘めたまま、じっと技を見つめる)・・・!!!(突如、少年の服の袖が吹き飛ぶ。なるほど、この技も未完成のようだ。男は少年にバレないよう、マントの中でそっと矢を戻す)・・・なるほど、こりゃまたムチャな技を考えたもんだ。でもな、流石に無理しすぎだ。今の、下手すると腕どころか命まで持っていかれかねないぜ?(右腕の上がらない状態で倒れながら言うセリフではないな、と思いつつ) [Sun 24 Sep 2006 00:59:23]
アーク=フォース > (僅かに痛んだ腕輪を装着していない左腕)「あはは…やっぱり…無理がありました…ね」(壁にもたれかかりため息をつく、殆んど採算度外視の魔力の使用の仕方だったと反省…) [Sun 24 Sep 2006 00:57:55]
アーク=フォース > (腕が近づくたびに、背後の何かの輪郭があらわになるが、本人には見えていない、背後なのと極度の集中状態ゆえに…)「Holy……and……Dark」(両の手が重なる瞬間、一瞬天使と悪魔の翼が見えたような気がする…しかし…次の瞬間…グローブ共々肩から手の範囲に装着している腕輪以外の物が吹き飛ぶ、そしてバラバラになって消えていく、術式は失敗……魔力も霧散して、異様な疲労感が襲い、その場に座り込んで驚嘆する)「こんなの3年前に使ってたなんて…おかしいですよね?」(座り込んだまま、笑いを顔に浮かべながら、すこしその力に恐怖したのも事実) [Sun 24 Sep 2006 00:55:29]
アーク=フォース > (両の手のひらに集まるのはまったく正反対の魔力…光と闇、左には太陽のような光が淡く輝いている程度、左腕は漆黒の色が満ちていく…集中力が高まる…同時に僅かに背後から異質の空気…少しずつ何かの輪郭が現れ始める、頭痛がひどい……けれど、この程度なら…)「聖なる光よ…暗黒なる闇よ……その力を示せ……」(両の手をあわせるように徐々に近づく…それと同時に腕輪が手のひらが強く輝きだす、反発する力によって、その両手はなかなか合わさる事はできない) [Sun 24 Sep 2006 00:48:11]
レッドフォックス > ふごぁ!!(身体の内側から響く音と共に肩が正しい位置へ。とりあえず1箇所修復完了。他も全体的に痛いが、とりあえずは落ち着く。寝転がった姿勢のままだが)・・・ふぅ、すまんな・・・いや、まさかここまで自分に負担が掛かるとは・・・(ちらりと壁を見る。矢は未だ煙を吹き続けている)・・・しかも、まだあれっぽっちの威力か。正しい撃ち方をすれば、王宮用大鍋を収納できる位の穴は空くはずなんだがな・・・まぁ、まだ修行が足りないって訳だ・・・(視線を少年に戻す)さぁ、次はお前さんの番だぜ、アーク。お前はどんな「守る力」を見せてくれる? [Sun 24 Sep 2006 00:40:53]
アーク=フォース > (それが終るなり、自分は立ち上がって苦笑いを浮かべながら言う)「これ…失敗したら、下手すると両腕がなくなるかも解りませんが」(手のひらは開き、自分の中の何かを断ち切るようにまっすぐと標的になっている物を見る、見据えているのは使われなくなった石材、そして集中、周りの空気が変わる、両腕に何かが集まる…) [Sun 24 Sep 2006 00:39:16]
アーク=フォース > (それを見て駆け寄る、自分の事は後回し、まずは傷の具合を…)「大丈夫ですか? 肩が外れた時は…こうやって…ふんっ」(勢い良く、肩をもとあったであろう間接部分にねじ込む、外れた部分が補正される音が響く…コリン・・・と) [Sun 24 Sep 2006 00:33:59]
レッドフォックス > (放たれた矢は回り、壁に刺さり、回転力のままに自身を捻じ込み、ひたすらに深くその身を埋めていく。・・・やがて、矢の4分の3程が刺さった時点で回転と突進は停止し、刺さった穴から摩擦の煙を噴出す)・・・・・・はぁぁぁぁ・・・ん!!ぐぁぁぁぁぁ!!!(瞬間、男は腕を抱えて転がりまわる)痛ぇ!!無理しすぎた!!やっぱダメだ、こいつを使うにゃ腕力が足りなさ過ぎるし、コツが分かってねぇと確実に腕つる!!しかもこれ、多分肩外れてる!!マジ痛ぇぇぇ!!!(絶叫しつつ、壊れた玩具よりも愉快な動きでのた打ち回る赤い髪の毛の人) [Sun 24 Sep 2006 00:29:53]
アーク=フォース > (右腕に腕輪を装着、グローブを装備している事を確認する……自分のあの光景どおりなら…あれとあれを使えば理論的には可能…だけど…それなら本人が持たないはず…よく自分はあの傷ですんだなと内心でため息をつきながら…) [Sun 24 Sep 2006 00:27:53]
アーク=フォース > (自分には見えない、ただ見えるのは風の流れ、通常のボウガンに回転の遠心力と踏み込みによる威力の追加…失敗といえるんだろうか…それで…内心驚きながらその光景を見ている) [Sun 24 Sep 2006 00:23:44]
レッドフォックス > らぁぁぁぁぁ!!!(回転させる。足首、腰、肩、肘、手首。回せる全てを回転させる。回転の中で、その矢の先端だけは真っ直ぐに城壁へ。全ての回転力が突き出した先端に集まり、そして、引き金は、引かれる)せぇぇぇぇぇぇ!!!!!(叩きつける。持てる全ての回転力を、突進力を、貫通力を) [Sun 24 Sep 2006 00:20:46]
アーク=フォース > (自分も強くならなきゃ…そう思い、腕輪を強く握り締めた後、ポケットから戦闘用グローブを取り出し装備して、立ち上がる、不安はあれどあの何かの光景を思い出し始めていた、そして、レッドフォックスさんの異様な構えに驚愕する…目には何時もの光が戻っている、まだすこし落ち込んではいたが)「え…未来の技って……それなら自分も、その後で…やってみたい技が…」 [Sun 24 Sep 2006 00:18:55]
レッドフォックス > (少年の決意に、男の顔も明るくなる)おうよ!それでこそ、オレが認めた男だ!・・・へ、こうなりゃオレも負けられねぇ。オレは、オレの目的を必ず果たすぜ。オレの『約束』をな!(突然男はボウガンを抜き、それに矢を装填し始める)・・・いいか、よ〜く見とけよ。今からオレは、この技を失敗する。絶対に失敗する。だがな、オレは必ずコイツを完成させる。それがオレの『約束』の1つだ。だから、お前さんも『約束』を果たせ。命に代えてもな。お前さんの両親が残した『約束』、絶対に叶えろ!!(そう言うと、男は足を広げ、腰を大きく前へ曲げ、ボウガンを持った右手を後ろに下げ・・・いや、むしろ後方上空へと高々と上げ、到底ボウガンを撃つ姿勢とは考えられない姿で左肩越しに城壁の一角を見やる。その目、獲物を捕らえる狐の如し)・・・見てろよ。コイツがオレの「守る力」に繋がる、オレの未来の必殺技だ!!(気を集中する。伸ばした肩が、肘が、手首が、内側に回り始める。そして) [Sun 24 Sep 2006 00:11:04]
アーク=フォース > (また、この人の言葉を聞いて安堵する……近しく感じる……何故かはわからないけど、あの時友達が居た時に近い感覚、撫でられた頭…その手がすごく暖かく感じた) 「そうですね……そんな事でレッドフォックスさんはやられたりしませんよね、何のために与えられた『力』…解れば苦労はしないですけど……力…それは…大事な人を守る力……両親が唯一自分に残した事…これは自分の意思でもありますから、絶対守り通します!」(ポケットにしまっていた腕輪を見る、HolyandDark(聖と闇)と彫られた腕輪、恐らくこれは二つあるうちの片割れ…もう一つを片割れを見つけたときに…全部解る、自分の事も力の使い方も、そんな気がしていた) [Sat 23 Sep 2006 23:57:43]
レッドフォックス > ・・・仮に。仮にまた、その『悪魔』が出て、オレに襲い掛かってきたとしようや。で、オレが「そいつに負けると思うか」?お前さんが半殺しにしたのはガキだろ?オレは腐っても傭兵だ。そう簡単にはくたばらねぇよ。(その頭を撫でよう。自分に出来る限りの優しさで) お前さんがしたのは正当防衛だ。気にすんな。 ・・・鎖に縛られている姿、きっとそれはお前の『力』だ。そいつに飲み込まれるか、使いこなすかは全てお前さん次第。お前さんに眠る『力』は何のための『力』か。何をするために与えられた『力』か。それを考えるんだ、『アーク=フォース』。(その顔は真面目そのもの) オレに出来るのは話を聞くことと、お前さんに出来る限りの言葉をかけること。・・・そして、お前さんを殺す事だけだ。だが、それで充分じゃないかと、オレは思う。 [Sat 23 Sep 2006 23:45:01]
アーク=フォース > 「その時……自分でもあまり何をしたかは覚えてないんですけど……ただ、すごく相手が憎くて目の前が一瞬真っ暗になって…全員を殴り倒して、友人に自分の腕がズタボロになる位の何かをして、全治半年位の大怪我を負わせ……自分自身も腕がその何かに耐え切れずに裂けた様な傷で血まみれになってましたから、刺された傷は…消えてたって…後で聞きましたけど……その力は何なのか…未だに解らないんです…それからなんです、頭に響く声……自分の中にいるもう一人の自分が鎖で十字架に縛られているのが夢で見るようになったのは……だから、自分が怖いんです…またあの時の様に自分を失って今度はどうなるかと思うと…」(そう言い切ると、体育すわりの様に座り込み、その中に顔を隠す…) [Sat 23 Sep 2006 23:25:41]
レッドフォックス > ふむ・・・(壁についた手を離し、マントの中で腕組み。・・・人間は必要以上に「『普通』とは別のもの」を排除しようとするが・・・これはまた深刻だな、と思いつつ相槌だけをうって話を聞く) [Sat 23 Sep 2006 23:21:33]
お知らせ > レッドフォックスが来ました。 『(今日のAir様は御機嫌斜めの模様。それは別の話)』 [Sat 23 Sep 2006 23:13:27]
アーク=フォース > (それを聞いてすこしだけ、安心した 怖いけれど、話せるくらいの勇気は出た)「自分はこんなんでしたから、小さい時から苛められてたんですけど……3年位前に何人かの同じくらいの年の子に襲われて…皆武器を持ってて…昔は口で『化け物・村にいるな』とか言われる程度だったんですけど……その中の一人が剣持ってて、同じ教会で育った友達だったはずなのに…何も出来ずに刺されちゃいまして……一瞬死んだかと思いました……」(そこで一旦言葉を区切る……これから思い出したくない…あのときのことを話すんだから…) [Sat 23 Sep 2006 23:10:25]
レッドフォックス > ん〜、気にすんな。まぁ危うく耳から血が出るかと思ったけどな。(笑ってみせる。何時もの笑顔。そう、いつもの) あのなぁ、オレは何度も言ったはずだぜ?話があるなら何時でも言えってな。例えそれが魔族との殺し合いの最中でも、お前の相談を聞いてやるぜ。(相変わらずのバカなセリフ。少しでも緊張を和らげると信じて) [Sat 23 Sep 2006 23:01:47]
アーク=フォース > (泣く事も出来ず…ただ、怖い…あの言葉を聞いた後に浮かんだ情景は二つ…自分の鎖の十字架への磔、もう一つは小さい時に大怪我を負わせてしまった時の光景……誰にもいえない自分の罪深い過去、上の壁に手を付いたレッドフォックスさんを見上げる、涙は無い…)「あの…さっきは本当に…すみませんでした」(そういいつつまた頭を下げようとする、そして、話をつむぐ、勇気のいる一言…)「あの…聞いてもらっても良いですか? あまり忙しいようでしたら結構ですが…」 [Sat 23 Sep 2006 22:55:04]
レッドフォックス > (頭をボリボリと掻きつつ)・・・ったく、本当に手間のかかる相棒だこったぜ。(少年の元へ歩み寄る。すぐ近くまで行くと、座り込んだ少年の上の壁に手をつき)まぁたその顔か・・・ほら、顔上げやがれ。(こんな時でもこの口調の自分を、少し情けなく思いつつ) [Sat 23 Sep 2006 22:51:19]
アーク=フォース > (いっその事……認めてしまえば楽なのかもしれない…だけど…自分の力を認めたくない…魔法以上の力…交わる筈のない力…それを使って他人を傷つけたんだ……自分は…)「中途半端だよね…自分て…全部が…」(小さく呟く、座り込んだまま、紅い雲で朧月になった月を僅かに見る…遠くから聞こえる声に怯えた…怒られないとも解っていても…自分の意思はなんて弱いんだ…そう思いながら座り込んでいる…) [Sat 23 Sep 2006 22:46:38]
レッドフォックス > ・・・・・・流石に至近距離での、あの大音量ボイスは凶器に近いものがあったな・・・(そう言いつつ小指で耳掃除。抜いて見ると、意外と大きいのが取れてちょっとびっくり)・・・お〜い、戻って来〜い。(座ったまま控えめに、されど向こうに届く程度の大きさで声を掛ける) [Sat 23 Sep 2006 22:43:03]
お知らせ > レッドフォックスが入室されました。 『(・・・聴覚が回復したのを確認すると)』 [Sat 23 Sep 2006 22:37:37]
アーク=フォース > (走った…聞かれてたかもしれない……いや…聞かれた…冷静に考える暇なんて無くて…ただ逃げるように走って、人気の無い城壁の陰に隠れて座り込んだ…) [Sat 23 Sep 2006 22:29:42]
アーク=フォース > (文字サイズを誤りました 申し訳ないorz) [Sat 23 Sep 2006 22:12:22]
アーク=フォース > (聞こえたのは声……脳裏には鎖で十字架に縛り付けられた…自分? 声の主は…そいつ?) 【お前は何をそんなに恐れている?】 『うるさい…』 【小さい時の様に他人に裏切られる事か?】 『貴方には関係ない…』 【相談できないのではなく、するのが怖いのではないか? 話したときに自分からまた人が離れていくのが怖いからじゃないのか?】 「うるさい! お前には関係ない! あの時の様に人を傷つけたくなんか無い!」(最後の声は口に出ていた…少し大きめの声で、気づいてはっとして頭を下げて言う、間違いなく聞かれてしまっただろう)「あの…その…すみません……」(レッドフォックスさんの声は聞こえていたけれど頭の声の対処で精一杯だった…落ち込む) [Sat 23 Sep 2006 22:11:44]
レッドフォックス > 手作り料理か、そりゃ残念だったな。・・・ははは!なんだ、何ならお前さん、オレの元で永久就職でもするか?(ぐいっと頭を引き寄せつつ。ちなみに永久就職っていうのは「=結婚」の隠喩でございます) [Sat 23 Sep 2006 22:06:23]
アーク=フォース > (食べている最中…頭を撫でられる…優しい言葉……教会ではそんなことしてくれる人居なかった…撫でられる度にそんな事を考えながら、答える)「解ってますって…ホントは手作りが良かったんですけど、何分時間が無かったんで………」(少しずつ、何か嫌な予感がしてきた……空気から来る物ではなくて…内からくる物…、冷や汗をかきながらサンドイッチを飲み込む、一瞬詰まるかと思ったが難なくサンドイッチは流れていく) [Sat 23 Sep 2006 21:56:41]
レッドフォックス > やれやれ・・・(手を少年の頭へ伸ばし、もし触れたのなら優しく撫でる)ゆっくり噛んで食えよ。急いで食うのは身体に悪ぃぞ。 [Sat 23 Sep 2006 21:49:47]
アーク=フォース > (だって…小さい時は…友達いなかったし……むしろ…そんな事を考えながら、レッドフォックスさんの苦笑いを見てすこし安心する…いつの間にサイドバックを…思いつつも自分は片手ですでにハムレタスサンド掴み、ほおばってはいたが…) [Sat 23 Sep 2006 21:42:59]
レッドフォックス > おいおいおい、何情けねぇ顔してやがる?さっき別れたばっかじゃねぇか。それじゃあ、また「ボウズ」に降格しちまうぜ?(これまた何時もの苦笑い。・・・まったく、ティエン嬢ちゃんが妹なら、こいつは弟ってとこか?おっと、あの子はオレの『妻』だったな・・・なんちて。 とかまぁ、そんなつまらん事を考えつつ) おお、随分豪華じゃねぇか。悪いな。(差し入れを受け取り、早速中を物色し始める) [Sat 23 Sep 2006 21:40:00]
アーク=フォース > (居た…良かった…居た…一瞬泣きそうになって走り出す…)「見つけたぁ、食べ物もって来ましたよ、カツサンドとりんごと…から揚げと…」(そういいつつ走っていき、合流すると、中の物を指差しながらレッドフォックスさんについていく) [Sat 23 Sep 2006 21:32:55]
レッドフォックス > (走ってくる相棒の姿を確認する。・・・相変わらず律儀だな、と苦笑する)そんなに急いでこなくても良いのによ・・・ったく、ホントお人好しだな。まぁ、そういうところは嫌いじゃねぇが・・・ お〜い、こっちだこっち!(座ったまま手を振り、笑顔で迎えてやる。それが男なりの礼儀だった) [Sat 23 Sep 2006 21:28:33]
アーク=フォース > (僅かに自分よりも大きな寝袋を背負い、肩からかけたサイドバックにはサンドイッチや…その場で食べられそうな食べ物を買いこんで…レッドフォックスさん…何処だろう、声を上げるのはさすがにまずいと思ったので辺りをキョロキョロと見回して、探す) [Sat 23 Sep 2006 21:26:18]
お知らせ > アーク=フォースが来ました。 『走って戻ってきた、サイドバックにありったけの食べ物を入れて…寝袋は背負って…すこし重い』 [Sat 23 Sep 2006 21:21:43]
レッドフォックス > 警邏は残り4日分か・・・この空が青くなるのが先か、オレの警邏期間が終わるのが先か・・・また時間との勝負か。今回はこればっかだな。(溜息。まぁ、たまにはこういうのの連続も悪くない。たまには、だが) [Sat 23 Sep 2006 21:18:48]
レッドフォックス > ・・・っと、お〜い・・・ったく、行っちまったか・・・?やれやれ、最後まで忙しないヤツだぜ。せっかく、大事な頼み事があったのによ・・・まぁ、またすぐ戻ってくるみてーだし、その時で良いか。・・・さて。(男は壁に背中をかけ、そのままズルズルと下がり、座り込んだ) [Sat 23 Sep 2006 21:05:06]
お知らせ > レッドフォックスが入室されました。 『<font size=1>AirH"め・・・!</font>・・・いや、なんでもない。』 [Sat 23 Sep 2006 21:02:10]
お知らせ > アーク=フォース@水樽が退室されました。 『答えが無いようなので…馬車を走らせる、向かう先は依頼所…差し入れはカツサンドと……』 [Sat 23 Sep 2006 21:01:16]
アーク=フォース@水樽 > 「すこし待っててくださいね、差し入れにサンドイッチとか焼き鳥くらいなら持ってきますから」(そういって、馬車を動かそうとするが、リクエストを聞き忘れ多野で聞くことに…)「食べ物のリクエスト…聞いてませんでした…何が良いですかね、ないならカツサンド買ってきますけど? 寝袋…ですか、戻り際に持ってきますね」(そういいつつ、中の水樽の数を再確認して、答えを待つ、手綱は右手にしっかりと掴まれ、左手で樽を指差しながら数え始めた) [Sat 23 Sep 2006 20:51:09]
レッドフォックス > (土を踏み、口元には何時ものを咥え)気にするな。オレは約束を果たすだけだ。なぁに、立ったまま寝るのは得意技だ。休むのは此処でも好きなだけ出来る。お前さんは、お前さんの仕事をやってくれ。 ・・・ああ、差し入れか。それじゃあ、ギルドのオヤジが寝袋用意してるはずだから、そいつを取ってきてもらおうかな。 それと相談なら何時でも乗るぜ。しばらくなら此処に居るし、終わってもギルドか海岸に大概居るからよ。好きなときに声を掛けてくれ。(そう言って、少年に微笑みかけた) [Sat 23 Sep 2006 20:46:51]
レッドフォックス > (そう言えば「@水樽」忘れてましたorz このタイミングで外したって事で・・・) [Sat 23 Sep 2006 20:40:33]
アーク=フォース@水樽 > (無理矢理頭を振って、意識を覚醒させる、一瞬もって行かれそうになったが、すぐに目の前に突き出された手綱を貰い受けるが…)「でも…良いんですか? その間にここで寝泊りなんかしちゃっても……それにすこしやすまないと…レッドフォックスさんの体が持たないですよ? 自分が手綱引くんで…一緒に…いや…また後で差し入れでも持ってきますね、結局相談し忘れちゃいましたね…」(一人でいるのが怖い、それで出た言葉は途中で途切れそうになるが、それは終ってからでもいいだろう…そう思った…それに、後で差し入れでも持ってこないと…パン耳だけで済まされても友人になった人間としては心配なので…) [Sat 23 Sep 2006 20:40:01]
お知らせ > レッドフォックスが入室されました。 『(そう告げると、馬車から降りようと)』 [Sat 23 Sep 2006 20:38:13]
レッドフォックス > なぁに、飲ませたのはオレだしな。気にすんな。お前さんはよく頑張ったよ。 ・・・じゃあ、お前さんに最後の仕事だ。(男は手綱を少年に突き出す)この馬車と水樽を、依頼主の所へ持っていってくれ。オレは最初の約束通り、この場に残る。報酬は傭兵ギルドの方へ送るよう言っておいてくれ。 [Sat 23 Sep 2006 20:33:00]
アーク=フォース@水樽 > (まだ、頭が痛い…声が聞こえたけれど…何故か声はぼんやりとしか聞こえない…内容は聞き取れた…何とか) 「いえ……自分こそなんの役にも立てなくて…挙句最後は二日酔い…ですからね……本当に申し訳ない」 (空の紅さが薄まっているのは解るが…自分のこの体の異常は二日酔いだけではない気がする…頭の中の声がまた騒がしくなってきた…目は僅かに虚ろになり始めて…) [Sat 23 Sep 2006 20:24:49]
レッドフォックス > (昨日のうちにアングリマーラを抜け、今日一日かかって帰ってきた。これでやっと、この水運びも終わりだ。見上げた空は夜の闇で満ちているが、その中の「紅」が薄くなってきているのに男は気づいていた)・・・この空の色・・・そろそろ、この紅い空も見納めか。まぁ、水樽は何とかギリギリ間に合ったって事にしとくか。(そこまで言うと、男は後ろの少年に声を掛ける)アーク、お前さんとも此処でお別れだ。今まで散々振り回してすまなかったな。 [Sat 23 Sep 2006 20:20:22]
お知らせ > アーク=フォース@水樽が来ました。 『薄らぼんやりとした目で馬車の中…紅い空はまだ見える……気持ち悪い…』 [Sat 23 Sep 2006 20:18:00]
お知らせ > レッドフォックスが来ました。 『やっと辿り着いたか・・・』 [Sat 23 Sep 2006 20:14:07]
お知らせ > 豪人が帰りました。 『(きっと明日辺り筋肉痛。―――三十路手前の悲劇。)』 [Sat 23 Sep 2006 00:25:33]
豪人 > (先日なんて、正門の後ろで発情期が訪れた人達も居た。) ………、正門周辺の警邏でもしてくるかな。 ぁいたたた。 (何か傷だらけの全身の痛みに耐えつつ、よろりー、正門から離れて) [Sat 23 Sep 2006 00:24:31]
豪人 > ということは、(腰を摩りながら、頭を過ぎる誰か。)―――嗚呼、あのヒトはヴェイトスに住むの却下だな。却下。 (酷い結論。)(ほぼ野次馬駆除&検問しか仕事の無くなりつつある正門は、人気も少なくなってきて。まだまだ不自然な色合いの空。きっと、まだ何処かで言い争う声が聞こえたり、スラムを見回れば、何処彼処、場所を構わず何か色々やってる方々が居るんだから。完全に終結ではないんだろう、けれど。) [Sat 23 Sep 2006 00:19:32]
豪人 > …………でも、悪さをしないなら、人だとしても人じゃないとしても、同じじゃないかな。 (魔物だろうと、吸血鬼だろうと、ライカニアだろうと。)(其処に協和が生まれるのなら) …ヒトのルールが守れて、生活できるなら、ここで生きちゃ駄目なのかな。 ―――…(しばし考えて)……―――ヒトのルールが守れない人は却下。だけど。 [Sat 23 Sep 2006 00:11:02]
豪人 > (orz←ものすごい誤爆に痛みも忘れてこんな体勢。) [Sat 23 Sep 2006 00:06:41]
豪人 > …………でも、悪さをしないなら、人だとしても人じゃないとしても、同じじゃないかな。 (魔物だろうと、吸血鬼だろうと、ライカニアだろうと。)(其処に共和協和ヒトのルールが守れるなら…。 [Sat 23 Sep 2006 00:06:10]
豪人 > (小声。) …………ともあれ、終ったっぺぇ空気なので、頑張ろう。おー。 (一人で握りこぶし。正門警備は当初と比べれば手薄になった。もし、魔界のイキモノがまだこちら側にいるなら、今攻め込まれたらどうなるんだろう。―――そんな厭な想像。) [Fri 22 Sep 2006 23:57:31]
豪人 > (天国と地獄を見てきたらしい自警団員は、或る意味、ヴァイオレートより、何処かの誰かの方が怖かった。『 何もやってねーくせに、疲れてんじゃねぇよ。 』な、視線を一身に浴びつつ、反省するモンキーな自警団員は) ………俺だって色々ヤラレヤッて大変なんだよ…! (思わず呟いた言葉に何か修正入ってるのは気の所為だ…!睡眠不足で隈の出来た垂れ眼が、くわッ。と見開く。でも小声。…小声。) [Fri 22 Sep 2006 23:51:36]
豪人 > ―――…終ったン、だと、 した、ら …。 後は、出るヤツ、入るやつの検問くらいか。 ぁいたたた。 (反省するモンキーなポーズを正門に向かってとりつつ、背中、肩、腰を摩る。さすさす。)(行き交う任を同じくする面々の 『 テメェは何もやってねーだろーが。 』 とかいう視線が悉く、突き刺さる。) [Fri 22 Sep 2006 23:36:24]
豪人 >  うっわ、ナニ、俺結局何もせずに終わり?! (もぬすげへこんだ。がっくり地べたに手でも付こうとしかけて、) あ、 (激痛、駆け巡るッ) い、 たたたたたたたたた …!!!!! (正門警備についたのが、22時。眠りから目覚めたのが、21時。眠りに付いたのが、19時。)     ……………、眠い。痛い。眠い、痛い。 (正門にぺったり両手をついて、項垂れた。眠気と身体の重さが辛い。―――昨日の夜辺りから薄まりだした、紅い空。昨夜は壊れた窓を開けた儘で、すごしたというのに。) …雨の匂いとか空気だけで、キモチワルクなるくらいだったのに、今は其れが無いもんな。 (何の不調も無い。強いて言うなら、眠いのと身体が痛いの。それくらい。) [Fri 22 Sep 2006 23:21:22]
豪人 > …………終ったの、かな。 (門に凭れかかって空を見上げて、一言ぽつり。) [Fri 22 Sep 2006 23:13:30]
お知らせ > 豪人が来ました。 『(空の色が薄い―――)』 [Fri 22 Sep 2006 23:12:36]
お知らせ > シシィが帰りました。 『(任期は、そろそろ終わりだ。)』 [Fri 22 Sep 2006 14:48:09]
シシィ > 今この状況に慣れそうになってる自分は、一体どっちだろう、とか。 (眼下では、そろそろ野次馬が追い返されようと云う頃だ。 あれも慣れの所為なのか、あれこそ異常なのか。…… 何にせよ、) [Fri 22 Sep 2006 14:48:00]
シシィ > 例えばだけど、この空の色が当たり前になってあの雨も当たり前になってみんながわーとかギャーとか言ってるこの世界が当たり前になったりすると、今普通の考えを持ってる人間は普通じゃないガイキチの皆様方って事になんのかなあって。 ( 何、それ。 漸く隣からツッコミが帰って来て、我に返った。) んん、ベッドで横になりながら暇で仕方ねー時に考えた夢想。 (膝を揺らし。) 異常の中にぽつーんと普通があったら、普通は異常にとっての異常なんだよな、って。 [Fri 22 Sep 2006 14:33:01]
シシィ > 空の色、なんか――夕陽みたいになったなあ、とかって。 (ばかな考え、だろうか。血をとっぷりと沈めたような色をしていたくせに、と。槍を持たない、持てない所為か軽い手足をぶらぶらと振って、下を見た。…野次馬の一般ピープル様々方が群れるの何のって。) …空気が違うのもあの所為かな。 (つうか、慣れか。この状況に対する。うわあイヤだ。) [Fri 22 Sep 2006 14:19:58]
シシィ > (気持ちもやや、曇って来ると言うものだ。 傷口がざくっと開いてからと言うもの、病院に入院させられて早一週間と強。漸く傷口が落ち着き、外出許可を貰った途端にこれだ。…腕の怪我なんて入院しなくったっていいじゃん とは若造の素人考え。利き手が使い物にならなくなったら、日常動作にも支障を来していたのだから。門の上に腰掛け、まだ少しだけ痛む右手を、ぐー、ぱー、と開閉しながら。) ………なんか、人数、減った? (隣の傭兵に話しかけるも、返事がかえって来ない。) [Fri 22 Sep 2006 14:09:38]
お知らせ > シシィが来ました。 『 天気は曇り。 』 [Fri 22 Sep 2006 14:04:53]
お知らせ > サンクが帰りました。 『( 聖堂に戻っても仕事三昧とか、今は考えずに。今は。)』 [Fri 22 Sep 2006 03:12:40]
サンク > ( 来年の事を考えると鬼が笑う――。 そんな言葉は、トキノミヤコ辺りの格言らしいが。先を考えざるを得ないのも事実。尤も、先の為にはやっぱり今で。時系列の螺旋は何時だって絡み合い。 難しい顔して門の近くに仁王立ちのちびっこの姿は、ぶっちゃけ悪目立ち。数歩離れた所に、白と青を基調にした装備の聖堂騎士が控えているものだから、益々変な光景。 思索はぐるぐる巡っているが、今は警備中でもある。 ――…あんまり、対外的に難しい顔とか見せたくないンだが。溜息の素振りに誤魔化して、目元と口元の筋肉を指先でぐりぐり解す。余裕が無いのだとしても、それを悟られたら負け。微笑むくらいで丁度いい。) [Fri 22 Sep 2006 03:07:06]
サンク > ( 嵐の前の静けさなのか、終焉が近いと知らせる沈黙なのか。後者であって欲しけれど、前者の可能性への備えも捨て切れない。 寄付の集まりは予想以上に順調。アイテムの方は、魔女ギルドが動いてくれているらしい。 ――…問題は、前線に送るのが間に合うかという辺り。) 余って困るものでも無いのですけど。……使いようは如何様にも御座いますし。 ( 正門の傍から見上げる空は、まだ赤い。これを晴らす事。原因を断つ事。 それが終わりでは無くて、むしろその後が正念場。 ――…正念場の多さに、今度は頭痛を堪える為にこめかみを押さえる羽目に。) [Fri 22 Sep 2006 02:43:20]
サンク > ( 暫く大聖堂の方で動いていたから、此処の雰囲気も久しぶり。だからといって、懐かしいとかの類では決して無いのが微妙な所。) ……何事も無いに、越した事は無いのですけど。 ( 兵士や傭兵、騎士が交代で守りを固める正門。大規模な襲撃も何度かあったし、顔触れも大分変わっているというか。減ったというのか。 ――…思考切り替える為に、こめかみを軽く押さえ。) [Fri 22 Sep 2006 02:07:28]
お知らせ > サンクが入室されました。 『( 正門前。)』 [Fri 22 Sep 2006 01:57:47]
お知らせ > カノンが退室されました。 『( ―― 見なかったふり。 やっぱり怒られた。 そんな日。 )』 [Fri 22 Sep 2006 01:23:46]
お知らせ > カイネが退室されました。 『( ――― 本当に蹴っ飛ばした。怒られた。そんなこんなで最終日終了。おいおい。 )』 [Fri 22 Sep 2006 01:22:45]
カノン >  ……………………ごめんなさい。 ( ありがとう。 その代わりに出てきたのは、謝罪。 そんな自分を情けなく思いながらも、ゆっくりと切り替えて。 ) ……………え。 や、でも…………………あー………私は何も聞かなかったし、何も見ませんでしたー。 ( 本気っぽいのを確認して、大人しくしていることに決め込んだらしい。 まあ、ぶっちゃけていうとそういったサプライズもいいかな、というわけである。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:21:41]
カイネ > ( 門の外だけが敵だと言うのなら、それは残念ながら間違いだ。内側にだって敵は居る。既に潜り込んだ悪魔は居るらしいし、そも危険な区画には立ち入らぬよう通達が出ていると ――― 彼女は聞いていたが。そしてそれには当然、正門だって入っている物と思っていたが。だって此処、考え方によっては一番危険だと思うし。 ) いんや。刺々しい事言って、悪かったね。コレも仕事なもんで、判ってくれや。 ( 自覚くらいはしていたらしい。それでも ――― 如何に後味が悪かろうと、コレもまた仕事。仕事に私情は挟まない。傭兵の基本だ。その割にはこの女、思いっきり私情挟んでいるけれど。良いのかそれは。 ) ――― 『 肉 』じゃ軽すぎる。あんなのには蹴っ飛ばすくらいで丁度良いんだよ。どれ、アタシがちょっくら蹴っ飛ばしに ――― ( 本気だった。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:18:24]
お知らせ > 美耶・ウィットフォードが帰りました。 [Fri 22 Sep 2006 01:17:11]
美耶・ウィットフォード > ―――(…それは、「門の外からの襲撃に備えろ」という意味ではなかったのか。 いや、まあ――帰ると決めた以上、これ以上の問答は意味がないし。まあ、いいか――(←結論。)) ええ、ご心配、有難う御座います。それでは――(女傭兵にそう継げて、立ち去ろうとして――義姉の言葉に、背中を向けたまま、立ち止まる。) ――何があったかは知りませんし、知りたくもありませんけど――「義姉さん」が嫌でないなら、お茶くらいご馳走します。 だから、あの人が帰ってくるまで、無茶なことはしないで下さいね。(軽く振り返って、横顔を向けながら――ちょっと、バツが悪そうな、照れ隠しの、憮然とした表情で。さっきとは違うニュアンスの、「義姉さん」という呼びかけ。 …出会ったときの状況を思い出しても、この人は放っておくと何か無茶なことをしそうな気がするから――だから。) ――また、お会いしましょう。ご機嫌よう。(最後に、苦笑めいた小さな笑みを残して――髪を靡かせ、去っていった。) [Fri 22 Sep 2006 01:10:12]
カノン > ( 正確に言うならば―――本人よりもその兄に対する、つまりは自分の伴侶に対する感情から来るものだったが………生憎とそれを説明する余裕は、ない。 ) …………………いや…………そのときは……是非、お茶でも。 そのときには……………そのときまでには、ちゃんと、もとに、戻るから。 うち、もとに戻るから。 だから………お願いだから…………………ん、や……ごめん、勝手だ。 ( 一番いいたいことは、何時だって言えない。 ………何時だって? いや、それは、ここ数日のことかもしれない。 ) え、ちょ……………せめて額に「肉」ぐらいで……っ ( さらりと妙なこといった。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:03:37]
カイネ > 少なくともアタシはそう聞いているよ? 門に近寄ろうとする奴が居るから、そいつらを門から遠ざけろって命令されてるし。 ( はて、なにやら情報の食い違いがあるようだ。こちらは明確に『 門に近寄ろうとする奴を門から遠ざけろ 』とかそんな事を言われたのだが。 ) ほら、あっちの方に兵士が居るだろ。あそこから先。 ( なんて。物凄くあっさりと答えを出した。ちなみに指差した方向には、きちんと兵士が数名。一部居眠りしてる奴まで居やがる。あの野郎。引継ぎ際に密告してやる。そんな心中はさて置き。 ) ――― 帰るんなら、夜道には気をつけて。あと、サボってる兵士が居たら蹴っ飛ばすくらいは許すよ。 ( さり気無く酷い事言った。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:02:07]
美耶・ウィットフォード > 何でも――…って。 あの、顔色が優れないようですけれど…?(明らかに、取り繕ったような、痛々しい笑顔――に、見える。 なんだろう。 まあ、余り歓迎されていないようなのは、よく判った。 まあ、出会いからしてアレだったのだし、当然かもしれないけど――何だろう、ちょっと、ショックを感じている自分が、居る。) ………そうですね。義姉さんにまで言われては、これ以上の我侭は言えない、か――(肩を竦めて、小さく笑う。自嘲気味な、ちょっと乾いた笑み。) ―――では、ご忠告に従って、退散することにします。 ……あの人が帰ってきたら、また――(一度、ゆっくりお話でも――と、言いかけて。やっぱり、止めた。 歓迎されてないなら、そんなこと無理強いも出来ないし――) ……帰ってきたら、たまには連絡くらい寄越すように伝えてください。(そう言い直して、もう一度微笑んで。 くるりと踵を返す――) [Fri 22 Sep 2006 00:58:18]
美耶・ウィットフォード > ――そうですか。(相手の心情も慮って、出来うる限り冷静に対応しようとしていたつもりだが――さすがに、ここまで言われては、多少不快にもなる。 ぴくりと、眉間に皺が寄せられた。) …お説はご尤もですが、立ち入り制限などという話は聞いたこともありません。 そんなもの、出されていない筈ですが。 それに、貴女の仰る一定ラインとは、どこのことです? 誰が制定したラインです。(攻撃的な口調になることだけは、何とか抑えた。 語調が硬いのはどうしようもないが――まあ、喧嘩はしたくないのだけれど。) [Fri 22 Sep 2006 00:52:36]
カノン >  ――― え、あ…………や、ごめん……………………なんでも、ないんだ………なんでも……。 ( 違うんだ。 嫌っているわけでは勿論ないし、そんな……違うんだ。 心配する様子に、カノンは咄嗟に笑顔を作った。 少なくとも、それは極最近になって行われるようになった動作だった。 ) ん……………確かにね。 役割を無視した行動は、結局は後々に響く……………それに、心得ている程度じゃ、うん……。 ( どちらかというと、カノンの場合は純粋に心配から来ているものだったけれど。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:49:10]
カイネ > 取ってもらう心算が無くっても、結果的に取ってもらう事になっちゃうの。アンタの意思とは無関係に。 ( コレも瘴気の影響とやらだろうか。一々相手の言葉、その悉くに反論が出て来る。否 ――― 反論しないと気が済まない、か。 ) 戦う術を全く心得ていないわけじゃあない。そいつは判った。でもね、如何にアンタが戦う術を心得ていようが、アンタが一般人と言う認識を覆せはせんよ。どうしてもってんなら一定のラインより外に居てもらえないかね。それなら文句も何も言わないから。 ( 此方も仕事なんで、例外を許すわけには行かないの。ギルドの信用にも関わるしね ――― なんて。既に例外を許した奴の台詞では無いけれど。 ) ――― そ。 ( 流石に、その辺まで口を出すのはお門違いと言うものだ。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:45:59]
美耶・ウィットフォード > ええ、お久しぶりです、義姉さん―――……カノンさん?(皮肉をこめて「義姉さん」と呼んでみたものの、そこでようやく、相手の様子がおかしいことに気付く。 ……?) …あの、どうかしましたか? 気分でも――…(それか、顔を合わせるなり気分を悪くするほど、嫌われてるのだろうか。 さすがに気まずいというか、それよりも心配になって、一歩近づき――恐々、表情を窺ってみた。) [Fri 22 Sep 2006 00:37:56]
美耶・ウィットフォード > 別に、貴女や誰かに責任を取ってもらうつもりはありませんけれど――(一瞬、ムッとしかかるけれども、まあ、言われて当然か――と、思いなおす。 心配してくれているのだろうし…たしかに、こんな小娘が現れては、彼女も邪魔だろうし。) ――確かに、仰ることは尤もです。けれど、私も戦う術を全く心得ていないわけではありませんから。 どうしても、見逃していただけませんか?(まあ、どうしても帰れというのならば、別に帰っても構わない。どうしても、今、この瞬間にここに居なければならないというわけでもないのだし――久しぶりに顔を合わせた義姉のことは、多少気になるけれど。) …え? ええ、まあ――知り合いではありますね。忘れられていたようですけれど?(やや、憮然と。) [Fri 22 Sep 2006 00:35:23]
カノン >  ………………………ねえ、さん………? ( その一言で、関係者が旅にだとかお茶くみだとかそういう言葉がかたんと落ちていった。 それからぐるんと脳内を電気信号が一周して、同時に目もぐるんと回る。 さあ、と青ざめたのは、両目を、つまりは顔の半分を隠す眼帯越しではわかりづらいか。 ) …………………………………あ、なたは………。 ( いきなり顔を青ざめさせるというのも随分と失礼な話だったが……生理的なそれはどうしようもない。 知り合いかとの問いに、ああ、うん、とかはっきりしない返事を。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:29:10]
カイネ > ――― いや、そう言う話でもないような気がするんだけど如何だろう。 ( サプライズとかそんな問題でもないような。まあ ――― こいつ自身は以前某知り合いを思いっきり見逃したけど。あれは知り合いだし。 ) あの、ね。だからって態々進んで危険な場所に来て良い免罪符にはならんよ。大人しく自分の家で待っといた方が良いんじゃない? それで逃げるタイミングミスってアンタが死んじゃったら責任取るのは見知らぬ誰かになるんだよ? そんな後味悪い話、アタシは御免蒙るね。 ( せめて遠くから様子を伺うくらいに留めてくんない? なんて、言うたけれど。 ) ――― 何。アンタら知り合い? ( 続いた言葉には ――― そんな、言葉が。一応この言葉は二人に同時に向けた物、だけれども。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:27:32]
美耶・ウィットフォード > ――――。 (ああ、成る程―――そうか。) …お忘れですか。 忘れてらっしゃるのですね、「義姉さん」は。(とこか刺々しい――と、言うよりは、拗ねている、といった方が適切か――口調で、眉間に皺を寄せながら、「義姉さん」を強調して、ライカニアの少女に言い捨てる。 まあ、まともに顔を合わせたのは一度だから、忘れられていても当然かもしれないけれど…) [Fri 22 Sep 2006 00:24:55]
美耶・ウィットフォード > ああ――そうですね。現状、民間人が気軽に来ていい場所ではありませんね。(特に、傭兵に志願しているわけでもない、街の防衛に参加しているわけではない自分が、ここに通っているのは余り歓迎されることではないのだろうけれど――) …自分の身くらいなら、守れます。邪魔になりそうでしたら非難しますので、見逃していただけると幸いです。 私の、にい――…いえ、関係者が、旅に出ているものですから。(気になって、たまに様子を見に来るのです――と、続ける。心配、とは言わない。) ――何でしたら、民間協力者ということで…お茶くらいは、汲みますけれど。 [Fri 22 Sep 2006 00:19:51]
カノン > ( 目的地、という彼女。 しかしこんなところを目的地に設定してどうするのだろうか。 内心首をかしげて。 ) ああでも、このくらいのサプライズらな別に……………………ん? ( 問題ないんじゃないかな。 そう口にしようとして。 なんだろうか、自分に対して向けられる疑問符。 少々、というかかなり居心地が悪かった。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:11:48]
カイネ > ――― と言うか、他に何ぞあられても困るしなあ。 ( 時々サプライズで悪魔が居たりします。そんなサプライズはやめてくれ。まあ、さて置き。 ) いや、って言うか。一応立ち入り制限とか掛かってる筈なんだけれども。 ( 詰る所、邪魔以前の問題で。こんな所に用がある奴と言えば、護衛班とその正対、若しくは単なる野次馬か。野次馬なら早々にお引取り願いたいのが本音である。護衛班の邪魔になるし。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:09:48]
美耶・ウィットフォード > ええ、判っています。ご心配なく――ここが、目的地ですから。(ざ、と靴が地面を擦り、門の直ぐ目の前、その内側で立ち止まる。 夜風に靡く黒髪――見事な縦巻きの長髪に手を添えて、悠然と、会釈。) ご機嫌よう――お邪魔でしたら、退散しますけれど。(そうして、先客の二人を見遣る。一人は傭兵風の女性――そちて、もう一人は…) ……あら? [Fri 22 Sep 2006 00:05:47]
カノン >  ………………………ん? ( 違和感、といえば違和感。 すぐにぼやけてしまうものだったけれど、一瞬感じたそれ。 既視感のような。 眼帯の下で眉が寄る。 ) ……………………そう、だよね。 普通。 ( 批判するでもなく非難するでもなく、むしろどこか遠いものでも見て、語るようにぼそりとそう返して。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:58:21]
カイネ > ( つまりアレか。自覚していないが、この傭兵も立派にアレな連中の一員だったりするのだろうか。客観的な意見を求 ――― めようにも、相手は初対面。 ) ……そんな命の危険に関わりそうなサプライズは要らない。 ( 此処ら辺に意見の相違が見られた様子。傭兵の癖にフヌケな感が漂う言葉はさて置き。 ) ――― えーっと、其処な御嬢さん。こっから先に行っても、門と街の外があるだけだけれど。 ( 見るようなもんは何も無いよ、なんて言うた。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:56:21]
美耶・ウィットフォード > (女学生風の出で立ちの女が、独り。そろそろ冷たくなってきた秋風を凌ぐためか、ブラウスに袖を通した両肘を、お腹の前で組むようにして――街の中から正門へと歩いてきた。 仄かに紅い夜雲を、不機嫌そうに見上げながら――) ―――…。(門に至り、歩を止める。先客――か。傭兵や自警団団員が警備しているのだから、当たり前なのだけれど。) [Thu 21 Sep 2006 23:52:43]
カノン > ( ――嗚呼。 なんとなくその一言に全てを凝縮してしまった。 お互いに素敵な交友関係を持っているようだ。 ) あー…………………………ささやかなサプライズを求めているということで。 ( 否定しなかったが、ややソフトな言い方で誤魔化した。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:46:31]
お知らせ > 美耶・ウィットフォードが来ました。 [Thu 21 Sep 2006 23:46:06]
カイネ > ( 類は友を呼ぶ、と一般には言われるが ――― ふと記憶を掘り返す。今まで交友関係を築いてきた連中はどんな奴だったかな。考える。考える。考える。御免私が悪かった。そんな結論に至ったらしい。詰る所 ――― お察し下さい。 ) ――― いやいやいや。そういう問題でも無いだろ。 ( 其れは詰りそういう願望を常日頃内側に燻らせて居ると言う解釈で宜しいか。ファイナルアンサー? ファイナルアンサー。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:43:48]
カノン > ( むしろそちらの評価のほうが正確とも言えた。 野次馬の前にこいつをどうにかしたほうが安全かもしれない。 表情が引きつったことに気づいてやめたが、基本、においを覚えたあとはキスで挨拶しようとするから。 ) むう………………………でも…………ほら、空が赤いから。 ( どんな理由だそれは。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:39:30]
カイネ > ( ――― 印象が『 負けた 』から『 変な人 』にランクアップ(むしろダウン)した。 ) ……は、はあ。そりゃよかった。 ( ドン引きほどじゃ無いにせよ、少し引いたらしい。表情がやや引き攣ったのも無理からぬ事か。 ) ――― 感情が篭ってない。 ( お前は何処の虐めっ子だ。若しくは何処の鬼主将だ。まぁ、それはさて置き ――― 相変わらず空は赤黒い暗雲に包まれたままだ。見上げる気にもなれない。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:36:41]
カノン > ( すんすん。 においを覚えたらしく、満足げに小さく頷いて。 ) ………………いいにおい。 ( 小さく微笑むがやはり変態チックだった。 少し顔を寄せて鼻をすんすんさせる様はチックどころではなかったが。 ) ………うん…………………なにもおきないといいなー。 ( という割にはやはり棒読みだった。 まあ、起きそうなときに起きないというのも一種のお約束だ。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:32:23]
カイネ > ( かく言うこの傭兵もまた、デスクワークとか秒単位で飽きる人間である。字は読めるし書けるが、そもそも座って何かすること自体に縁が無い。まともに座ってやる事と言えば、雑談と食事位しか思いつかないくらいである。そんな駄目人間はさて置き、手の匂いを嗅ぐ相手を見れば、怪訝そうな表情を浮かべ ――― 自分の手の匂いを嗅いでみた。何か反応が色々と間違っているような気がするだろうが、気にしないでやって欲しい。 ) ――― そんな事言うと本当に起きかねないからやめようや。 ( 最終日と言う事もあり、平穏無事に済ませたい傭兵はそんな事を言うた。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:29:23]
カノン > ( デスクワークがほぼ不可能なカノンとしては嫌悪も何もあったものではない。 字は読めないことはないが時間がかかるし。 インクとかつくし。 九九は多分出来る。 離された手を口元に持っていき、すーとにおいをかいで覚える。 そういうことでしか人を覚えられない、という事実を知らなければただの変態行為だった。 ) ああでも………………こういう仕事をしていると、なんか事件起こらないかな、とか、不謹慎に、なる………。 ( まあ、いつもではないけれど、ぼそ、と。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:25:46]
カイネ > ( 握ろうとした瞬間引っ込められたら泣いてたと思う。そんな他愛も無い悪戯に本気でキレる大人はさて置き。 ) んー………あー、成程。 ( と言うか、結構傭兵ってそんなイメージがあるような気がするのはどっかの誰かだけだろうか。何かデスクワークなんかには秒単位で嫌悪感を覚えそうな印象で一杯だ。はて、何故だろう。さて置き ――― 一頻り握ったら、手を放すだろう。取り合えず弓兵隊がパーフェクトに壊滅したのは未だ記憶に新しい。否、もう古いか? そんな事は如何でも良く。こっちはこっちで首の後ろヤバい癖に喧嘩売りに行くと思う。そして医者に殴られるコンボが成立。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:21:31]
カノン >  あー…………………あの、ほら。 会計職などで計算の結果に快感を覚えるような人種の方は。 ( なかなかにコアな人種をピックアップするが、コアすぎて何の意味もない。 多分単なる思い付きだ。 握ってもらえた手はぎゅっと握り返す。 )( 騎士団はほぼ壊滅したとかそんな話も聞いたが………まあ、有事にはカノンは怪我など忘れるだろうが。 喉元結構危ないのに。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:16:32]
カイネ > ――― いや。寧ろ嫌いな奴って居るんだろうかとか思うわけだが如何だろう。 ( 長時間何もしない事に耐えられない奴ならこう言う仕事は苦手かと思われるが、そこまで頭が回らないのがこの傭兵だ。さて置き ――― 取り合えず、差し出された左手を自分の左手で握る、だろう。此方は此方で右手の使用が色々と制限されてるので願ったり叶ったりと言うか、何と言うか。ところで ――― 結構な数の人間が戦線を離脱したように思うが、現場に残ってる人数で大丈夫なんだろうか。そんな事を思うた。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:12:40]
カノン >  ええと…………………では、お互い、似たもの同士ということ、だね。 ( 奇遇、奇遇。 すっとやや胸部に阻害されながらも手を差し出した。 握手を求めているんだろうが、左手しかないのでそちらを使うのはまあご愛嬌。 )( 確かになかなか見ない状況ではあったが、負傷していないのは何人いるのかと少し考えて。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:09:08]
カイネ > ( いや、まあ。別に落ち込むほどの事でも無いし。気にしてはいない、が。何か負けた気がした。何にか? 野暮な事は聞くもんじゃない。 ) ――― そらな。アタシも大好きだ。 ( 一人だと暇なことこの上ないのが欠点であるが。二人以上になれば幾分かマシになるのが救いである。二人とも手負いと言うのはちょっと類を見ない気がするが、さて置く。 ) あー、そういえば。コンバンハ。 ( 忘れてたらしい。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:04:48]
カノン > ( 知らぬうちに何か負かしてしまったらしい本人はそれに気づかないままだった。 ) あー……………………なるほど。 そういう仕事なら、好きです。 ( 今となってはもう、単純な仕事は好きを通り越していた。 シンプル万歳。 考えるのは嫌いだ、最近。 ) あ、そういえば………………………こんばんは。 ( 挨拶が、遅い。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:00:48]
カイネ > ( とりあえず第一印象。何か負けた気がした。何にとは言わないが。 ) ――― そ。突っ立って時々やって来る馬鹿を蹴っ飛ばして追い返すのがお仕事。 ( 取り合えず、こちらもこちらでもう少し言葉を選ぶべきだと思うが如何だろう。さて置き ――― どうせ見た事があろうが、会話するのはこれが初めてなのだから如何でも良し。併しすっかり名乗るのを忘れたままのような気がするのは気のせいではあるまい。が ――― 本人としてはさっさと終わらせて宿に帰りたいとかそんな心境だったりするのだから、やっぱり多分忘れたままなんだろうと思う。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:57:18]
カノン >  ………はい。 それでは…………………とりあえず、突っ立っているのが今の仕事、と。 ( もう少し言葉を選ぶ能力だとかが必要かもしれない。 だが誰が立っているというその状況を作り出すこと自体もまた必要だ。 )( すん、と鼻を鳴らして、カノンはにおいを確かめる。 どこかで嗅いだことがあるかもしれないけれど、思い出せなかった。 胸に手を当て考えるが、やはり思い出せなかった。 たゆん。 まあいいだろう。 知らなければこれから知っていけばいいのだー。 眼帯の下でしたり顔に。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:52:48]
カイネ > ( こう言う時、こう言う人間を如何表現するのだろうか ――― 背に死の気配がする、とか言うんだろうか。はて。それとも既に死んだ幽霊のようとでも言えば良いのだろうか。 ) ――― あー、そう。んじゃ野次馬の整理でも手伝って。っつーても今は閑職も良いとこだけどさ。 ( だからこそ、手負いには丁度良い仕事かもしれない。内側から攻め上る悪魔が来さえしなければ、若しくは悪魔に門を打ち壊されたりしなければ ――― 一応、安全だ。近付いて来れば其方に視線を向けたまま、少し考えるだろう。はて、ギルドで見た事はあったろうか ――― 考える。考える。考える。面倒臭くなってやめた。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:47:22]
カノン > ( その想像はあながち間違いであるともいえなかった。 なんというか、生命力が乏しいわけでもないだろうに、いまいちはっきりとしないというか、希薄な雰囲気だった。 ぼーっとしている、と人は言うかもしれないが。 ) …………………? …………………ああ……………傭兵のカノン、といいます。 …………一応、仕事で。 ( 特定の場所につけられることはなかったが、遊撃するなとは言われていない。 ギルドのほうでもそういった屁理屈をこねてくるだろうことは理解したうえでのことだった。 ふらついてひとところを任せるのが不安ならば、最初からふらつかせておけ、と。 閑話休題。 ひたひたひたとカノンはそんな気のない声の主へと歩み寄っていった。 普通の人より、かなり近距離にまで接近するのはカノンの癖だ。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:41:04]
カイネ > ( ひたひたひた。その足音をこの女は如何思ったか。簡単だ ――― おいおい、幽霊の出て来るシーズンはもう過ぎたぞ、と。と言うわけで足音の聞こえた方角に眼を向けると ――― 隻腕の、ヒトカゲ。尻尾に火のついた蜥蜴じゃないので悪しからず。何の話。 ) ――― 野次馬ならお断りだよー。 ( そんな、何処か気の無い声を投げた。やる気は無い事も無いのであるが、ぶっちゃけ仕事なんて少ないに越した事は無い。しかもこの状況じゃあ他人様と喧嘩なんて恐ろしくてとてもとても。そんな思考。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:35:32]
カノン > ( ふらり。 少しばかりパーツの欠ける影が一つ、門へと歩を進めていた。 残念ながら、交代、というわけでもない。 実際問題、少々精神的に不安定であることを理由にギルドには大人しくしているよう言われている。 が、別に何をするなとは言われなかったために結局こうして門の前にもどってくることになったわけだが、そんな事情はあまり意味はない。 ひたひたひた。 靴は履いていなかった。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:30:53]
お知らせ > カノンが入室されました。 [Thu 21 Sep 2006 22:25:43]
カイネ > ( ふと、視線を自分の右肩に動かした。医者の診断では捻挫と言う話で、治療中に無茶な動かし方をすると捻挫癖が付くらしい。まあ食事などには支障が無いらしいが ――― まあ、その内治るだろう。そんな風に半分諦めて、視線を夜の街並みに戻した。まばらな灯りが見える。自分は役に立ったかなんて事に興味は無い。傭兵は与えられた仕事をこなして金を貰うだけ。それが結果として役に立ったか如何かなんて如何でも良い。只 ――― 個人的には、役に立てたと思いたいけれど。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:25:31]
カイネ > ( 現在地は門の前 ――― 但し、内側。相変わらずこの時間帯には閑職としか言いようが無い野次馬整理。嬉しい限りだ。ちょっと静か過ぎて暇なのが問題だが。否、こういう仕事は暇なら暇なほど良いと言うから良いんだ。問題じゃない。個人的には問題のような気がせんでも無いが気にしない。気にするな。よし。右手をポケットに突っ込んだまま、茫洋と夜の街を眺める事にした。空を眺めても、赤黒い暗雲が見えて気が滅入るだけだし。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:15:13]
カイネ > ( 次の交代と同時に、彼女の任期は終わりである。短かったような長かったような、なんとも言いがたい期間だったように思う。まあ ――― 何だかんだで悪い仕事じゃあなかったように思えれば、良いと思う。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:10:08]
お知らせ > カイネが来ました。 『( そんなこんなで最終日。 )』 [Thu 21 Sep 2006 22:07:18]
お知らせ > ルガリア・ココが退室されました。 『( 大丈夫かな正門―――この不安は瘴気のせいではないだろう )』 [Wed 20 Sep 2006 02:56:41]
お知らせ > カイネが退室されました。 『( ところでコレ、美味いのかな。そんな事を結構真剣に思うた。 )』 [Wed 20 Sep 2006 02:54:32]
カイネ > 善処はするよ。善処は。 ( 何かものっそいドライな声で言った。ちなみに後一回で任期終わりだとか何とか。それで襲撃とか受けた日には運が良いのか悪いのか悩む事になるだろう、か。 ) ――― だーかーらー。美味いんだってば。今度食わして進ぜる。 ( 見た目さえ気にしなければ結構美味しいらしいよ。見た目さえ気にしなければ。見た目さえ。 ) あー、正門警備の連中に宜しく言っといてくれや。それから ――― 出たら入るの面倒になるから、その心算でな。 ( 呑気に左手ひらひら振りながら、言うた。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:53:21]
ルガリア・ココ >  やっぱり―――、ソレなら無理せずに逃げて下さいね悪魔が来たら。 灰色の脳細胞だって過信は禁物です。 ( お金も欲しいが、命あっての〜何とやらとも言う。 気持ちが痛いほどに解るので忠告程度に留まるだろう、財布を落とした(パクられた)少年は力無い表情、眼鏡のブリッジを指で押し上げ。 ) ―――子供にばったしかあげない母親も嫌ですよッ! っと、じゃあ余りお仕事のお邪魔しちゃいましたね……。 ( こらから拠るところがありますので、と軽く頭を下げ正門へと歩いて行く少年。 街の外に行くらしい。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:48:45]
カイネ > ――― まあ、左手はまともに動くし? いざとなれば足もあるし? 最悪アタマと口があればやってやれんことは無いし。 ( とまあ、此処までは建前。本音は相手の言うとおり、金の問題だったわけだ。 ) ま、それも多分に含むけどさ。 ( 出費のかさみ具合が溜ったものではない故、ここらで軽く稼がねばならんのだ。某人の御陰で10万程一気に吹っ飛ぶ事が確定したし。何事だ。 ) ――― それがお袋の味なアタシをそんなに虐めたいか。そうか。 ( 朱鷺京ではおやつ代わりに良く作っていただいた物だった、とか。言わんけど。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:42:41]
ルガリア・ココ >  いや……ソコまで怪我してるなら無理しない方が……―――。 ( チラリと遠くの野次馬へ視線、そして回りに誰も居ないのを確認し。 親指と人差し指で輪っかを作る、マネェーの意。 ) コレの問題だったりですか? ( 小声で生臭い発言、冒険者も傭兵も懐事情は変わらない。 ) 有り得ませんねー、ゲテモノ好きのナナオさんだって食べませんよ。 あっ、でも食べないと死ぬって時になったら躊躇無く食べるタイプですねあの人。 ( 何処かの地方村の電波を受信したとか、そんな事はありません。 きっと偶然。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:37:40]
カイネ > そこはほら、騎士団とか自警団とか任期の終わってない傭兵とか。 ( うんうん、となんか一人で納得する傭兵が。良いのかこんなんで、とか誰もが思うだろうが、此処まで来ると突っ込む気力も湧かない次第。最悪だと思う。 ) んー、斧振れない(振ったら医者に殴られる)からねー。居ても仕方ないって言うか。 ( 苦笑した。ちなみに治療時無茶すると捻挫癖が付くらしい。流石にそれは不味かろうて。 ) まあ ――― バッタっちゃあバッタだけどさ。一度食ってみることをお勧めするね。色んな意味で。 ( 外見は櫛に刺さった黒いバッタだとはあえて言わないで置く。きっと想像付くだろうし。うん。付かなかったらどうするかって? そんなの知りません。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:29:57]
ルガリア・ココ >  ヴェイトスの平和は誰が守るのッ!? (  「絶望した!」 あっさりと生きる望みは踏みにじられました。 夢と希望の残骸を組み合わせたら絶望が出来ましたとさ。 流石、傭兵稼業――ストイックな商売である。 ) 怪我してるなら、仕方ありませんけども……。 ソレはエルフには佃煮なんて料理有りませんし……―――バッタじゃないですか? 栄養価でも美味しさでもハチミツには敵いませんね。 ( えへん、と誇らしげ。 脚がついてる物で喰わないのは机と椅子だけの文化なので、フォーウンはカウントしてはいけないと思いますす、とか思った次第。) [Wed 20 Sep 2006 02:24:12]
カイネ > ――― ま、もうすぐ任期終わるけどね。 ( 夢と希望を一刀両断した後、断面をくっ付けたら元通りに再生した。そんな奇跡が見れたのか見れなかったのか。兎に角、そんな現実的なボイスは良い物か悪い物か。傭兵は知らん。傭兵だから。 ) む。蝗の佃煮は美味いんだぞ。ルガリア君こそ蝗の佃煮を馬鹿にしちゃ居ないか。 ( 変なところで対抗した。子供の頃に良く食ったなあとか思い出したわけだ。蝗。生きたまま食ったら腹を壊したのも今となっては懐かしい ――― 其れで居て忌まわしい思い出だ。まあ ――― フォーウンじゃあ黒くて小判型の触角が長いイキモノとか食べるらしいし。蝗くらい如何って事無いんじゃなかろうか。ベクトルが違う? ごめんなさい。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:16:33]
ルガリア・ココ >  ………―――世界が滅んだら滅んだで。 あっ、そうかポティトゥとゴスが有りましたしたね。 カイネさんが守ってくるんじゃないんですか此の正門は。 ( 儚げに、でもちょっとだけ駄目エルフは生きる意味を見出したらしい。 笑顔がぺっかぁと光った。 ) 何でちょっと返答に時間がかかるんですかッ!? しかもバッタと同列だしッ!! 嘘でも、もうちょっと嬉しそうな貌して下さいよ! 僕悪い事してるみたいじゃないですか。 ( 何かゲテモノ料理を無理矢理食べさせてる気分。 一足早めの木枯らしは、少年の硝子のハートに罅を入れたっぽい。 )  [Wed 20 Sep 2006 02:10:10]
カイネ > かもねー、って ――― 明日世界が滅んだら芋食えんよ、君。 ( 何か脱力した。突っ込む部分が的外れなのはお約束だろうか。そんなお約束はドブに棄ててしまえば良いと思う。さておき。 ) …………………気のせい気のせい。 ( 絶妙な『 間 』を置いてみた。背景で一足早い木枯しが吹いたような気がしないでもない。ひゅるるるるー。何処か物悲しい風音だ。 ) 蝗の佃煮とどっちが美味いかなー…… ( それはそれで中々返答と言うか反応に困るような言葉を返した、とか。何とか。取り合えず食い比べろと言いたくなったが ――― ヴェイトスには余り蝗が居ないような。強いて言うなら地方村とかに時々居るらしいが。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:00:42]
ルガリア・ココ >  大丈夫ですかカイネさん、この紅い雨の影響じゃないですか。 僕なんて毎晩、明日世界が滅びますようにって祈りながらベットに入りますけども。 ( 悟ったような傭兵を見据える目が不安に曇る。 少年にも確実に瘴気の影響が出ていた―――が、大して言動は解ってないのが物悲しい。 いつだって全力で後ろ向き。 ) な、何か……気のせいかも知れませんけど今 「うわッ」 とか言いませんでした心の中で!? ( 何か淡泊な反応に、真心を込めて採ってきたらしい少年はYOUはSHOCK。 ) 甘くて美味しいので是非後で感想を聞かせてくださいね? ( 何か微妙な誕生日プレゼントに、必死に取り繕ってるみたいな空気が流れた ) [Wed 20 Sep 2006 01:55:01]
カイネ > ( お姉さんは最近出費の予定が溜りに溜って積み重なっているので、其処まで面倒見切れませんとか。そんな電波が帰ると思う。 ) や、何。最近妙に神経逆撫でされるような気分に陥りやすくってね ――― ( 何かもう色々諦めた様子。何か人類の尊厳とか何とか色々かなぐり捨てて殴り倒したくなったのは、多分コレが最初で最後だと思う。 ) ………………………… ( 取り合えず開けてみた。何か蟲がみっちり詰ってた。取り合えずリアクションに困ったのでもう一回包み直してみた。派手な運動さえさせなければ問題ないので、右手もきちんと使っている辺り悪しからず。 ) ……………えーっと。うん。有難う。 ( 取り合えず子供の頃に蝗の佃煮を食べた記憶が蘇った。まあ、あからさまに蝗なアレが大丈夫だったんだから ――― うん。蜂の子も大丈夫だろう。多分。きっと。大丈夫だといいな。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:46:52]
ルガリア・ココ > ( 経費を落として貰えるなら泣く泣く参戦するだろう。 金食い虫の弓兵である――弾丸代ヨロシクお姉様とテレパシィ ) ちょ、ちょっと全然愛を感じないんですけども!? 折角、大変そうだから差し入れを持って来たのに……怪我とかしたって聞いたんで心配したんですよ? ( 何かショックを受けた貌で。 自分があれだけ恥ずかしい名前を連呼して押しかけて来たなどとは思ってないのが少年。 ) はい、きっと疲れてるだろうと思いまして―――森で採ってきた「蜂の子の瓶詰め」です。 とっても栄養があって体にもいいんです。 ( 火を使わぬエルフ達にとって貴重なタンパク源である蜂の子、小包を開ければ少し大きめの瓶の中に ” みっちり ” と蜂の子が詰まっているだろう。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:40:46]
カイネ > ( 弓兵とか足りてないっぽいから、その辺で役に立たせる方向なら如何だろう。さておく。 ) 冷やかしだったら愛の鉄拳をプレゼントして差し上げたところだよ ――― で、差し入れ? ( 普通なら喜ぶところだが、この少年何をしでかすかわからない。流石にそんな危険物は持って来ないだろうが ――― 取り合えず、有難く受け取ってから考えよう。 ) どうも。で、何これ。 ( 差し出された包みを左手で受け取りながら、視線を包みの方向に。サイズがどんな物かはわからないが、小脇に抱えるって事は菓子折りくらいの大きさはあるんだろうか。この時代に菓子折りがあるかどうかがそもそも謎だけど。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:30:43]
ルガリア・ココ > ( 此の調子で少年が来ても、役に立つかどうか非常に疑問ではある。 悪魔を見て” 逃げ出す ”とか有り得る。 少年は色々学んだらしい、口は言わなかったのは――成長の証だろう。 ) 決まってるじゃないですか、冷やかし―――じゃなくて陣中見舞いってヤツでしょうか? ( コメカミに指を添え、精一杯難しい貌で朱鷺ノ京の傭兵を見上げる。 機嫌が悪そうなのも、きっと連日の疲れだって思い込んでいるに違いない。 ) ちゃんと、差し入れも持って来ましたし。 ( 小脇に抱えた包みを傭兵へと差し出しつつ。 目的はこれだったらしい。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:26:03]
カイネ > ( 羨ましい限りだ。実に羨ましい限りだ。多分それを知ったらフェザータッチ(に見せかけた全力)のぱーんちが飛んだと思う。三発くらい。お姉さんがサトリの一族じゃなくて良かったね。さて置き。 ) ――― なあルガリア君。君は何しに態々こんな所まで来たのかね。まさか先程の言葉を吐き掛けて逃げる為だったりしないよねえ。そんなだったらお姉さん怒るよ。君を芋と勘違いして裏漉ししちゃうくらい怒るよ。 ( 何か喋り方が変わった。多分漫画的に表現すると青筋アイコンが出ていると思う。良いから来いと、口に出さずともオーラが物語っていたかもしれないような気が無きにしも非ず。無いと思うけど。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:14:54]
ルガリア・ココ > ( 傭兵正門でが死闘を繰り広げてる間、この少年はと言うと――宿屋の一室が世界の全てデシタ。 自由業の冒険者はお金がある時は働いたら負けである。 と、言う全く荒事には向いていない少年の物語はさておき。 ) 良かったぁ、人違いかと思って―――ちょっと餌付いちゃう所でしたよ。 ( 吐く寸前だったらしい少年、青白い貌を向けながら。 頭に疑問符を浮かべ、取り敢えずは回れ右。 ) な、なんでしょう? もしかしたら此の壁に何かとんでもないプレシャスがッ!? [Wed 20 Sep 2006 01:02:31]
カイネ > ( 数ヶ月前は遠すぎる。数日前だ。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:57:51]
カイネ > ( このエアリードの出来なさは、間違い無く『 彼 』だろう。ちなみにその更に数ヶ月前、この傭兵もちょっとした死闘(死闘にちょっとしたもクソも無いような気はするが)を繰り広げたわけだが ――― まあ、其れは別段関連性の皆無なお話。 ) ――― ルガリア君。ちょっと来なさい。出来ればお姉さんの左方向に。向かって右とも言うけれど。 ( 左手の人差し指を眉間に当て、何かを抑えるようなやりきれない表情を浮かべながら言うた。何か野次馬の視線がちょっと変わったような気がせんでもないが、取り合えず手前ら引っ込め。って言うかせめて昼間に来い。出来ればアタシの勤務時間外に。そんな物凄い手前勝手な都合を脳内で並べ立てた。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:56:36]
ルガリア・ココ > ( 不安もあるだろうが、来ている市民の中には紅い雨の影響か鬱憤を晴らしに物見遊山な荒くれ達のアリ、一種異様な光景。 その中にあって、小柄な人影は全く空気を読んでいなかった――数日前、死闘が繰り広げてるとか知識では知っていても。 ) あっれぇ? 人違いですかね……ニーソにミニスカを装着予定のカイネさーん? ( そう、満面の笑み。 小脇に荷物なんか抱えちゃって――バイト先に押しかけてくる知り合いの如き勢いであったそうな。 ) 快感の『快』に音と書いてカイネさーん!? ( 聞こえぬフリをするならば、更に大きな声で。 これなら間違いないって位の特定方で読んでみた。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:51:15]
カイネ > ( とかなんとか考えてる間に、何か遠巻きにこっち見てる野次馬が増えた気がする。嗚呼もう良いから帰って寝てくれ。せめて昼間に見に来てくれ。そんな益体も無い事を、考えた。考えた。考えた ――― すっげぇ聞き捨てならないボイスに掻き消された。が、今は取り合えず他人のふり。若しくは喧騒に掻き消されて聞こえなかったふり。茫洋とした視線は、相変わらずあらぬ方向へ向いたまま。手振ってる姿なんて見えない。見えない。見えない ――― ふり。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:43:43]
市民A > ( 子供程の背丈、人影は明るい緑色の外套を纏い――何度も何度も辺りを伺い。 頼りない足取りで、傭兵の元へと歩みを進めて来るだろう。 ) ――あッ、いたいた。 絶対領域のゴスロリさぁーん! ( そして傭兵の姿を瓶底眼鏡に捉えれば、はっずかしい台詞と共に大きく手を振って。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:41:49]
お知らせ > 市民Aが入室されました。 『 野次馬が集る人垣より小柄な人影がひょこ、ひょこと。 』 [Wed 20 Sep 2006 00:37:50]
カイネ > ( 雨音が五月蠅い。盛る音が喧しい。喧嘩の音が鬱陶しい。そんな、自身と関連の殆ど無い事に苛立つ事が増えた。周囲の何かに当り散らそうとして、傷の痛みで我に返る。危ういな、と思った。それも誰かに話した事で漸く自覚できたのだ、けれど。ふと、何にともなく溜息が漏れて。齧っていた親指を見ると、だ ――― 嗚呼、何の事は無い。それなりに整っていた爪がガタガタになっていた。割れていないだけマシかも知れないが ――― 出来の悪いノコギリみたいで、何だか見目宜しく無い。後で整えよう。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:33:19]
カイネ > ( 思うのは三つ。一、雨振りませんように。ニ、敵来ませんように。三、市民来ませんように。怠け根性満点の精神状態で、茫洋とした視線を暗闇に向ける。時間が時間だけに、少々眠い。欠伸なんぞ噛み殺す姿は、職務怠慢と取られても仕方ないような姿。嬉しい事に暇で暇で仕方ないから仕方ない。兎に角、道にただ突っ立っているだけと言うのは門の前より暇に感じられるのは何故だろうか。嗚呼 ――― どっかで馬鹿が喧嘩する声。どっかで誰かが盛る声。気が散って仕方ない。少しは自粛しろ。苛々と、左手親指の爪を齧った。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:23:05]
カイネ > ( 只ほんのりと紅く染まった暗闇を、茫洋と眺める。人影は無い。諍いの声は街の色々なところから聞こえてくるが、幸いにして此方まで来る奴は居ない様子。嬉しい限りだ。その分仕事が楽になる。暇なのが難点と言えば難点だが。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:15:20]
お知らせ > カイネが入室されました。 『( 所謂野次馬整理のお仕事。夜も更ければ人も居らず。 )』 [Wed 20 Sep 2006 00:13:12]
お知らせ > 豪人が帰りました。 『(―――其れは、薄汚れた赤に侵されて。)』 [Mon 18 Sep 2006 04:26:58]
豪人 > (雨除けを届けて、落ちた包帯に気付く時には―――) [Mon 18 Sep 2006 04:26:33]
豪人 > (巻きかけた包帯はしゅるりと落ちる。) ―――…とと、交代ですね ッ。 えーっと…! 俺、とりあえず、雨除け何か持ってくるんで…! (やってきた交代の人員、へ。)    これ、とりあえず、かぶっててください! (青いコートを脱いで放り投げる。 其れに続いて、ステキマッチョな傭兵と二人、急いで詰め所へ何か雨除けになるものを取りに走ろう)   直ぐ持ってきますんで・・・!(やらなくちゃいけないコト、で、やれたらいいのに、レベルの思考は中断。ぱつぱつと地面を打ちだす血のような雨雫の中を走り出す。犬に穿たれた右手の平が、傷を守るものを失ったのも気付かずに。) [Mon 18 Sep 2006 04:25:12]
豪人 > ………………。(其れがさも、当然のように。)……………、(ステキマッチョな胸筋をふんぞり返らせて、言い切る傭兵。其の表情に偽りも翳りも無い。其れが彼等にとって当然なんだろう。) ………ですね。 (それに、情けない面で 同意 だけ示すことしか出来ない。俺もそうしますよ!とは、言えない。出来ない。)(へに、と下がった眉。解け掛けた包帯をくるくると巻きながら、交代の人員のやってくる物音を遠くに聞く)     ―――…、(包帯を巻き終えて、結びかけて。)        あ。 (ぱつ、ぱつ、    ぱつ―――)(あの、忌々しい紅い雨が鼻先に当たる) [Mon 18 Sep 2006 04:21:17]
豪人 > ( 『 そうなったら、俺が絶対に止めてやる。大事なダチだったら当然だろ。 』 ) [Mon 18 Sep 2006 04:16:34]
豪人 > (『 何言ってんの。 』―――少し離れて同じ時間帯、警備に立つ傭兵らしい…自分と比べ物にならないくらいステキにマッチョな男から声が掛かる。呆れた面で。)      いや、あの雨ってやっぱり、アレだなーって。(ぽり、指先で頬を掻いて返す言葉。『 アレッて何だよ。 』無愛想に投げつけられる言葉が直球で帰ってくる。)    …おにーさんは、ライカニアに知り合いとか居ません? (『 居るけどよ。傭兵なんていろんなモンのごちゃまぜだ。 』だからなんだ、といった風に返ってくる返答に)――― 不安になりません? 暴走、……したら、どうしよう、って。 (解け掛けた包帯を左手でくるくると直し乍、つ、と視線をやれば、傭兵は自信に満ち溢れた表情で言い切る。) [Mon 18 Sep 2006 04:15:53]
豪人 > あ、あれだ。もし、『 市内で化け猫の人外と、ヒトの乱闘が起きてるぞー! 』って、スラムとか暗黒街に出動要請出ても、絶対俺行かない…! (何か義務を拒否する台詞吐いた。要注意スポット ⇒ スラム、暗黒街。 要注意特徴 ⇒ 猫っぽい。でかい猫っぽい。黒猫っぽい。 化け猫っぽい。 ヒトっぽい猫っぽい。) [Mon 18 Sep 2006 04:09:07]
豪人 > (色々と表現不可能な血塗れの想像が脳裏を駆け巡った…!)    ―――………考えたくねー…ッ!!! (くろたん、なんて可愛いモンじゃない、あの人語を解する巨大黒猫は、何をしでかすことか。もう、紅い雨が降り出す前から、随分見てない。)(生きてるのか、はたまた―――)     ……紅い雨の狂気で、何処かの誰かとうんたらかんたらでジ・エンド。って想像が自棄にリアルで有力候補とか、口が裂けても言えない。言いたくない。(言ってる。) [Mon 18 Sep 2006 04:06:03]
豪人 > (そんなペット達に、―――いつもならへんにゃりと仕方ないなぁ、程度で居られただろうに。其の時は。)   ……思わず、叩いちゃったし。(自分も如何かしていた。―――何かが違う。飲むな、浴びるな、そんな不可能を押し付けられて、少しのことに直ぐに苛立つ。何かがおかしい、可笑しいんだ。)―――…勝手気儘なベス達は、単に御機嫌斜めだったンだ、  として、も。…………シェリィに限って、アレはありえない。 (噛まれた掌が痛い。いつもの甘噛みでなくて、本気で噛まれた傷。実際、この雨の及ぼす影響は多大だ。いっそ、逃げ出したくなるくらいに。)      …シェリィがあンなになッてンだったら(―――脳裏を過ぎるのは、デカイ黒猫。) [Mon 18 Sep 2006 04:02:11]
豪人 > (この傷、は)―――紅い雨で、ちょっと暴れたペットに噛まれました、とか情けなさ過ぎる。 (そんなくだらない傷。普段大人しくて、従順な愛犬が、雨の止んだのを見計らって散歩に行って―――少し急に降り出した雨に打たれた後。様子がおかしくなった。好き放題出かけては帰ってくる子猫2匹も―――)     ……引っかかれたし。(よくよく見れば。顔にも小さな引っかき傷が数本。猫爪みゃー。) [Mon 18 Sep 2006 03:56:25]
豪人 > (自分の悪運にげんなりしながら。)(胸に過ぎる様々なセルフ突っ込みは飲み込みつつ。―――右手に包帯。後僅かで本日の担当時間は終了。人間側が劣勢だったら何時でも突っ込んでいく覚悟は一応していたのに、毎度其の機会は眼前、数メートル先で通り過ぎて、置いてきぼり。)        ……………。   (ぽつーん と正門前。本当に役立たずでゴメンナサイ、と周囲の任を同じくする面々に出会う度に、地面に額をこすり付けたくなる衝動も飲み込む毎日。)    むー…。 (紅い月。紅い空、赤い雨。―――変わらない景色に、いい加減うんざりしているのは皆同じ。右手に巻いた包帯を弄い乍)     …名誉の負傷って言うなら、いいんだけど。 そんな場に居合わせないし。 ピアナちゃんも、(弄って解ける包帯を眺めて) あんなに頑張ってたのに。 九栄さん、   も。 (同僚の勇姿を後々聞けば。尚更、小さな小さな不甲斐無い傷が痛い。) [Mon 18 Sep 2006 03:51:43]
豪人 > (何だろう、この鮮やかな色…!)(さておき)    ………。(どうにも最強の悪運を持っているらしい自警団員。もう、其れは其れは。 其れはもう、肩身狭く門の前に立っていました) [Mon 18 Sep 2006 03:41:42]
お知らせ > 豪人が入室されました。 『(本日の担当時間終了まで後僅か。)』 [Mon 18 Sep 2006 03:40:01]
お知らせ > カイネが退室されました。 『――― あ゛。 ( 忌まわしき記憶、リターンズ。[orz]←こんな心境で詰所へ戻る。 )』 [Mon 18 Sep 2006 03:00:20]
お知らせ > ヒルダが退室されました。 『そのご飯食べに行く時に用意したお洋服持っていくわね? ( にやり、悪魔の笑みを向けた。 )』 [Mon 18 Sep 2006 02:57:33]
ヒルダ > あは、死んでから殺されるなんて大変ね? …ん、判ったわ。それじゃ、落ち着いてから。楽しみにしてるわね。 …私もそろそろ寮に戻るわ。最近外出しがちだし。お仕事頑張ってね。 ( 手を振り、その場を離れよう。箒に跨るのは誰かに目撃されるかもしれないので、空を飛ぶのはもう少し後になる。 ) …… ああ、そうそう。 ( 少し歩いてから不意に振り返る。勿論、この魔女は大事な約束を忘れては居ない。あえて言わなかっただけだ、そっちの方が相手もびっくりするだろうからという魔女の心意気。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:57:21]
カイネ > わーかってるよ。こっちだって色々借りが溜まってるし、死んだらそれこそ殺される。 ( 例えば、エルフの少年に大量の芋を食わせるとか。例えば、何処かの小説家に剣を一本買うとか(コレが一番高いと思う)。例えば、どっかの赤毛の冒険屋に酒を奢らせるとか。例えば ――― はて。なんだっけ。確か目の前の魔女が関与していた記憶があるが、はて。どこかで何か、今日のこれ以外にもう一つ、何かの約束を交わした記憶が、ある、の、だが ――― なんだろう。何故だか物凄く嫌な悪寒を感じたが、さて。 ) いや、今日じゃ、ないんだ、けど ――― ま、すぐと言えばすぐかな。 ( ざっとあと二日ほど。厳密には後二回、警備の場に立たねばならないわけだ。まあ ――― 少しばかり待たせる事になるやも知れないが、そればっかりは諦めよう。恨みを買うのも又人生也。 ) ――― さて。好い加減そろそろ行かないと怪しまれる、かな。 ( 取り合えず、悪寒を誤魔化すように苦笑した。何か引き攣ってるのはご愛嬌、か。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:51:14]
ヒルダ > ( 酒とセックスに溺れるのも、溺れるだけの理由がある。そしてそんな自分を慰めて欲しいからこうやって誰構わず甘えたりするんだ。 けれどもう止めよう。いつも言ってるけれど今度こそ。明日には忘れてしまいそうだけど、今度こそ。 この、相手が気遣って保っていてくれるこの距離を、詰めて詰めて近づきたくなる衝動を抑えて、今度こそ。 ) 死んだら怒るわ。私、怒ると恐いんだから。 ( 死にたくない理由とは少しだけ違うけれど、魔女もまたそんな積み上げられた約束の山が生きる糧、目的になる。生きると言うのは勿論、背筋をしゃんとして真っ直ぐ前を向く事を言うんだ。少なくとも今の自分は死んでいるから、もう一度約束を思い返して背筋を真っ直ぐ伸ばす必要がある。 ) ……仕事が終わるのは今日? それなら、待ってるわ。良いお店があるのよ。 ( 寄せた身体を離し、今度こそ真っ当な、普通の笑みを返した。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:41:17]
カイネ > ――― そ、っか。 ( 思えば、だ。自分は相手のことをそう知っているわけじゃあない。だから、相手が普段どんな生活をしているのか、とか。どんな事を思っているのか、とか。そんな事は判らないし、きっと判らない方が良いのだと思う。見せないって事は、見せたく無いって事だから。 ) 何事も適材適所が一番、って言いたかっただけ。 ( 照れ隠し、だろうか。本当は単に危険に晒したくないだけの癖に、勿体つけた言い訳を足す、なんて。勿論、考えていなかったわけではない。が ――― 実利と感情、どちらで決めたかと言えば、矢張り感情だと思う。相手の笑顔の影には、気付かないふりをした。 ) はは、これで死ねない理由がまた一個出来た。 ( なんて、冗談みたいに言うた、けれど。此の女が死にたくない理由なんてそんな物だ。誰かに貸しがある。別の誰かに借りがある。別の誰かとの約束がある。支出が圧倒的に上回ってると言えど、約束すっぽかして死ぬのは御免だ。自縛霊として残留しかねない。 ) いやいや、気にしない。気にしちゃダメ。 ( だって、自分に出来るのはこんな事くらいだから。そんな言葉は、口には出さないで置く。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:29:30]
ヒルダ > いいえ。凄く、フツーの事を言ってるわ。最近フツーの事を言われてはっと思う事が多くッてね。 ( つまり、それだけ自分がフツーじゃないってこと。前髪を掻き揚げて視線を反らすのは、後ろめたさや後悔にも似た思い。 気付いたときには色々と手遅れ、何とかしようと頑張ってみても空回りどころか逆効果、私の人生そんなんばっかり。 ) ………… 優しいのね。 ( 優しいと、思わず侵してしまいたくなる。私の紅色で染めてみたくなる。この人の優しさがもっと欲しくなる。 相手が感じている幸せを壊してでも。 魔女にしか出来ない事はあるけれど、魔女だからこそやってしまうことがあるのだ。…けれども、それは許されないこと。この感情を必死に押さえ込み、今は笑みを返そう。その微笑みもどこか違和感と影のあるものになってしまうけれど。 ) ……ええ、是非。美味しいもの食べて、美味しいお酒飲んで、楽しく酔って、寝て、二日酔いの頭抱えながら起きて、また懲りずに飲んで。 有難う、カイネさん。 ( 身体を寄せ両手を広げると、軽く肩を抱くように。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:15:13]
カイネ > ――― な、何か変な事言ったかな。個人的には普通の事言った心算なんだけど。 ( 相手の反応が反応だ。そんな風に解釈するのも当たり前と言うか何と言うか。相手の近況なんて良く判らないどころか全く判らない、が。 ) それが一番、さ。何、魔女にしかできない事なんてそれこそ数え切れないほどあるじゃん。 ( 傭兵にできるのは一つだけ。戦って、壊す事だけだ。相手の反応が若干気になる、が ――― まあ、大丈夫だろうと思う。分不相応な事に手を出すほど、浅はかな人間では無いと思うし。 ) や、そらそうなんだろうけど、さ ――― ( 明確な反論が出て来ないのは、なんとも複雑に絡んだ感情を上手く言葉に現せない故。 ) ――― そっか。それは大変だ。んー……そう、だね。うん。 ( なにやら物々と呟いた、後。 ) えっと、さ。あとちょっとでこの依頼って言うか、門の警備の依頼? それの任期終わるわけよ。そしたらメシでも喰いに行かない? なんつーか、気晴らしにでも、さ。 ( それこそ何かの形で発散しないと、なんて。其処まで溜め込んでる人間に言われたのかと ――― 否、其処まで溜め込んだ人間だからこそ、か ――― なんだか居た堪れないと言うか、何と言うか。そんな歪んだ顔は、未だ見た事がなかった、から。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:00:22]
ヒルダ > ……………。 ( じぃ、とカイネの顔を眺めた。魔女はとても不思議そうな顔をしている。 いや、言ってることは理解できる。傭兵だ一般人だ云々は抜きにして、人としてごく普通の事を相手は言っている。私だって普段荒事に手を出さない知り合いが、急に門の警備をするなんて言い出したら止めるだろう。 しかし、しかしだ。他人に心配されるという事がこれ程まで新鮮に感じてしまうほど、最近の自分の生活は荒んでいたんだろう。 ) ……… オッケー、判ったわ。大人しくしてることにする。荒事にならない範囲で自分のできる事をやるわ。 ( 肩を竦めてそう告げた。別に拗ねてるわけじゃない、寧ろくすぐったいぐらいに嬉しい程だ。 ) 皆最初はそうよ。慣れれば気持ち良いお遊びみたいなものなのに――。 ……ごめんなさい、ついね。 …この瘴気に中てられ過ぎたのよ。気持ちが滅茶苦茶になったり、不安定になったり、こんな街なんて滅んじゃえば良いと思ったり。 もう、最悪な状況なんだわ。 ( 嬉しい言葉である。嬉しい言葉であるが―― それ故、今までの言動と行動を思い返すに居たり、浮かべた笑みは酷く歪んだ自嘲気味なものになる。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:45:48]
カイネ > ――― 出来れば、やっぱ来て欲しくないとは思うよ。出来るんなら無理強いしてでも止めたいくらい。 ( もしコレが名も知らぬ赤の他人だったら、何も言わなかったろうけれど。目の前の魔女は、やっぱり知り合いで ――― 余り危険な目には会って欲しくない、わけだ。身勝手と笑わば笑え。アタシは自分から傷付けるのは良くて自分や身内が傷付くのは嫌な人間なのだ。文句あるか。文句があろうと聞かん。 ) いやほら、なんつーか、さ。そういうのと縁遠い生活送ってたわけよ。 ( だから、まあ。まさか目の前の相手と関係を持つなんて、前には夢にも思わなかったろうし ――― 二度目があるか、と聞かれれば。やっぱり考えても居なかったと答えるんだろう。 ) ――― んっと、さ。あんまり自分の事悪く言わない方が良いと思う。見てて痛々しいって言うか、悲しいって言うか。折角綺麗なのに勿体無いって、言うか。 ( 何て言えば良いのか良くわかんないけど、なんて。左手で頬をぽりぽりと掻きながら言うた。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:32:38]
ヒルダ > ええ、向いてないわ。でも向いてるとか向いてないとかそんな事言ってる状況じゃないみたいだし。 ま、本当にやるかどうかは判らないけどね。 ( 下手にしゃしゃり出て足手まといに、なんて目も当てられない状況ではある。ただ、この自分の衝動をもっと別の方向に向けた方が良いんじゃないかとは思うのだ。 ――親友に取り返しのつかない事を仕出かす前に。思い出せばまたふつふつと胸の内の紅色が顔を覗かせる。 ) 相変わらず初心なのね、可愛らしい人。 貴女はずっとベットに横たわったままで、私に身を任せてくれるだけでも良いのよ。傷口を刺激せずにやる方法もあるのだし。 ( 指とか、舌とか。 ) …ま、そういうのに抵抗があるのは悪いことじゃないけどね。私みたいなアバズレよりマシだわ。 我慢できなくなったら言って頂戴な。 ( 鼻に触れた指をそのまま少し下に下ろし、その唇を突付き、微笑みながら引っ込めた。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:20:17]
カイネ > ――― ま、それもそう、だけどさ。 ( 任期もあと僅か。手負いの自分に出来る事などそうそう無いし、さっさと済ませて療養に専念すべきだろう。戦えない傭兵なんて、そこらのゴロツキと大差無いのだから。 ) ま、そらそうなんだけど、さ。 ( 取り合えず、自分がやられたら先ずキレると思う。そんなトラップが仕掛けられるなら、きっと大した嫌がらせになる事だろう。異界とやらの様子など知らないが、海の上に飛ばされたりしたら悲惨だろうなあと思う。実際は溶岩の海なので、悲惨どころじゃないのだが。 ) ――― 荒事に向いて無いって、自分で言わなかったっけ? ( 世の中には、適材適所と言う言葉がある。荒事に向かぬ魔女なら、別の何かで貢献すれば良いのであって ――― 無理にこんな場に出て来る必要は、余程の事が無い限り無いと思う、わけで。 ) あー、いや、その。傷開いたらまた医者に殴られる、し。 ( まあ、予想通りと言うか何と言うか ――― 後半、目に見えてうろたえた、わけで。酒は酒癖が悪いと定評が(無くても良いのに)ある。多分一番楽なのは暴力行為、だろう。それこそ何かしら蹴っ飛ばすだけで少しはマシになるんだから。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:10:50]
ヒルダ > ある意味、こちらとしてはやりやすい話だけれど。 ( しかし、だからこそこの門が破られるような事があれば人間は敗北を意識し、士気は低下するだろう。街を捨てて逃げ出すものも多くなる。 ) 嫌がらせでいいのよ。要は魔法陣が破壊されるまで持ちこたえれば良いんだから。魔界からここまでまたやってくるまで時間も掛かるでしょうし――。 嫌がらせで怒りに震える悪魔をもう一度お家に帰したら怒るでしょうねー、見ものだわ。 ( 傭兵に対する魔女は楽観的である。もともとの性格もあるが、瘴気の影響も僅かに関係しているのだろう。 ) ……防衛側に志願してみようかしら。 ( ぽつりとそんな言葉を漏らした。このままでは自分は瘴気に侵されるままで、ロクな事をしないに決まってる。 ) お望みならまた私が発散させてあげても良くてよ?酒に付き合えというなら付き合うし、抱けというなら抱きましょう、抱かせろと言えば抱かれましょう。あぁでも―― 傷口に響いちゃうかしら。 ( 微笑んで、カイネの鼻をちょんと指で優しく突っついた。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:58:52]
カイネ > ( 闘士を燃やしちゃまずかった。闘志だ闘志。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:57:23]
カイネ > かも、ね。空飛べる癖に態々門打ち壊しに来る理由なんて ――― 意地張ってるか、陽動くらいしか思いつかんよ。 ( 陽動まで考えてるとはとてもじゃないが思えない ――― と言うか、思いたくない、が。恐らく自分より劣る者に遅れを取ったのが気に入らないのではないかと思う。己はあの紅いのではないのだし、詳しい事情とかは全く知らないが。 ) んー、それはあの『 門 』がなくなってからじゃないと大した効果は期待できないと思う。まあ、嫌がらせには丁度良いかも知れんけど。 ( 何と、言うか。単純にその場の戦力を減らせると言う点では良い案かも知れないが。後々キレた悪魔が闘士を燃やして来るわけだ。勘弁して欲しいと思う。 ) そりゃ失礼。 ( まあ、その。流石に不細工だのブスだのと言われれば怒る、が。確かに容姿を褒められるのには余り慣れていない。言わないのは正解だと思う。 ) 期待して待っとく ――― 発散、ね。 ( 発散。若しそれが欲求を満たせと言うのなら、だ。それはその、つまり ――― 何らかの形で、この苛立ちをスッキリさせろと言うことか。何らかの、形で。と言っても、此の女が知っているストレス発散方法なんてそれこそ高が知れている。酒、タバコ、暴力、セックス。この内タバコは吸わないので、実質的には三つしか選択肢がないわけだ。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:48:50]
ヒルダ > …それもそうね。何か「お前達は負けた」という事実を人間側に示したい、みたいな執着を感じるわね。そう聞くと。 ヴァイオレートっていうのは随分と直情タイプなのかしら。一度此処にも来たって話だけど。 ( 蔓の悪魔の時みたく、突然現れて被害を及ぼせば良い。真っ向から勝負を挑むとは、恨みでもあるのだろうか。 ) じゃあ、こういうのはどうかしら?あの紅の魔法陣と似たような”門”を開いて、強制的に向こう側に送り返すっていうのは? ……あ、思いつきで喋ってるだけだからあんまり期待とかしないで欲しいのだけども。 ( ただ、方法が無い訳ではない。規模は小さくなるだろうが、悪魔一体ぐらいなら――。 ) あら酷い、傷ついちゃったわ。 ( 拗ねたように口を尖がらせてみせたが、目は笑っていた。 言うと戸惑うから言わないけど、この人だって美人だ。着飾らないのは勿体無いと思う反面、これはこれで彼女らしいとも思える。 ) ええ。成功したらね。 ……瘴気の蓄積は避けようが無いわ。水や空気は浄化する術はあるけど、既に身体に溜まったものは発散するしかない。ただ、それは相手にも移るものだから、時と場合を選ぶ必要があるわ。 ――溜まったら迷わず発散なさい。良いわね? [Mon 18 Sep 2006 00:33:32]
カイネ > ま、ね。けどさ、好き勝手攻めて来てるだけなら ――― 態々正門を狙う理由がないっしょ? だからここを攻めてるのは誰かの命令に依る物と考えるのが自然。誰かの命令で掛かってきてるんだから、大人しく引き下がるなんて無理って話。 ( 詰る所はそう言う事だ。が ――― 問題なのは。既に悪魔は街の中に潜り込んでいると言うこと。何しろ ――― 前回は、街中から城門に向かってきた悪魔が確かに存在したのだから。予期せぬ方向からの攻撃で、多くの兵士が死んだ。そして ――― 街中に潜伏している悪魔は、アレだけじゃあないと思う。まあ ――― 言っても詮無い事ではあるし、言わぬが。 ) ちょーっと自信過剰じゃないかい? そりゃ。 ( まあ ――― 同姓から見ても、相応に整った顔立ちだとは思う。今は暗くて細部まで見えないが、暗闇で誤魔化すまでもなく自信を裏打ちするだけの物だとは思う。 ) なるほど、流石占い師。探り当てられたら是非アタシにも教えて欲しいねー? ( へら、と。相も変らぬ表情で。 ) ――― ま、ね。こう、時々無性にこう ――― 急に苛々して当り散らしたくなる事くらいはある、かな。 ( 傷が痛んで我に返るけど、なんて軽口を叩いた。 ) ま、少なくとも今は平気さ。 ( ――― 多分。ぽつりと、何処か自信無げに付け足す言葉。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:17:34]
ヒルダ > あらあら、穏やかじゃないわね。どうせ彼らの事だから各々が好き勝手に攻めてきてるだけかと思ったけど、そこまで尽くしてみせる忠誠心や自己犠牲の心があるなんて初耳だわ。 ( そうなると予めこっちで従えた悪魔をぶつけるしか無いが、あの蜘蛛の糸でどこまで出来るのか。攻撃の手段は思いつくけど、戦闘に大事なのはもっと根本的な思い切りだ。 ) 大丈夫よ。説明するとき自然に”美人の”っていう言葉が出てきちゃうから。 ( 冗談を一つ零した。不敵さともとれる自信に満ち溢れた表情に苦笑しつつも、何故かこっちまで「大丈夫だろう」という気にさせてくれる不思議な魅力があった。 ) ――そうね、それこそどこまで進んだのか占って見るのが一番良いかも。探り当てられるか判らないけど。 ( しかし成るべく急いで欲しいというのが本音だ。私の心も―― 今はこうして平静を装っているけれど、段々壊れてきているのだから。そこでふと一つ気になって。 ) …そういえばカイネさん。最近身体に異変を感じたりする? ほら、あの紅い瘴気の影響よ。 [Mon 18 Sep 2006 00:04:32]
カイネ > ――― どうかね。態々自爆する覚悟の在る悪魔まで居たんだ。先ず引き下がるなんて考えないだろうと思うよ。 ( 難しいどころか、万に一つの可能性さえ無いと、思う。現に ――― 態々、内側から城門を狙った悪魔さえ居たくらいだ。一般市民の立ち入る隙があるとは ――― どうも、考え辛い。 ) 善処するよ。あくまで善処だけど。 ( 苦笑した。そも、唐突に聞かれてそんな言い回しが出て来るほど自分は口が上手い方じゃ無い、と思う。見ての通り ――― 表情一つ、満足に隠せないのだから。けれど、自分で無理を通していると思った事は今まで一度も無いしこれからもそう思う事は無いだろう。もしそれで死ぬとしたら ――― それも、こんな仕事を続けている自分が悪いと諦めるだけ。 ) さあ、ね。其処までは流石に判んないや。アタシには千里眼なんて無いし。 ( けどまあ、悪いようにはならないと思うけど。そんな言葉を付け足した。その表情には ――― 何処から湧いてくるのかさっぱり判らない自信が溢れている。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:53:11]
ヒルダ > そうかしら?土壇場でその度胸が出せるかどうか自分でも判らないけど、例えば対話によって悪魔をこちら側に引き込めるかもしれない。或いは、そのままお帰り頂く事だって。 …難しいだろうとは思うけれど。 ( 相応の対価を支払い契約を結べば悪魔は悪魔だ。それに従うだろう。とはいえ、今回の悪魔は「侵略者」な訳だから、そう簡単に上手く行くとは流石に思えない。 戦いに置いては空を飛べるという利点意外は無いし…。 ) …ありがと。ついでに美人で気立ての良い占い師、っていう感じで付け加えてくれると嬉しいわ。 ( 僅かに触れた包帯越しの傷口。その表情を顰めるのを見れば、指はそっと離れるだろう。こんな怪我まで負って、これを無理と言わず何と言うのか。しかしそれを口に出すのは野暮だろう。何故なら彼女は傭兵なのだから。 ) …魔法陣潰しに行った人たちは今頃どうしているのかしら。あとどれくらい掛かるのかしら。 ( 誰もが思う素直な感情である。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:42:56]
カイネ > ( ――― そう、だ。目の前に居るこの女は魔女なのだ。ただ、だからと言って悪い奴かと言われるとそうじゃないと思う。付き合いそのものは浅いが、このヒルダと言う魔女は信用してよい部類に入ると思う。 ) ――― ま、気持ちは嬉しいかな。でもそれなら、何もこんな危険な場所に来る必要は無いんじゃないか、って思うわけで。 ( 左手でぽりぽりと頬掻きながら、そんな事を言うた。 ) わーかってるよ。何者だとか聞かれたらちょっと怪しいただの占い師とでも言っとくさ。 ( まあ、嘘は言っていない。怪しいは余計かと思うが、今此の場においては少なくとも怪しいから仕方ない。 ) 無理? 無理なんてしてないしこれからもせんよ? まぁこう言う仕事なんだし、半分は諦めてるけどさ。 ( 右肩にせよ、首にせよ。触れられたなら、微かに表情を顰めるだろう。何しろ ――― 完治とは未だ程遠いのだから。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:34:19]
ヒルダ > …ええ、そうね。心配してくれて有難う。 ただ、魔女として何か出来る事は無いかって思う部分もあるのよ。荒事には向いてないけれど、悪魔を従えるという点に関しては本業なんだし。 ( これも決して嘘ではない。最初に比べたら随分とこの気持ちも小さくなってしまっているが。ただ、こうして口に出してみると改めてその思いを認識し、”こんな所で終末論に浸ってる場合じゃないわよ馬鹿ヒルダ”っていう心の声を聞き取る事が出来た。 ) ――と、私が魔女だって事はなるべくナイショね。今の時期、皆ピリピリしてるだろうし。 そう…… 無理しないでね、とは言えない状況なのが悲しいところだけど。 ( ゆるりと相手に歩み寄り、そっとその怪我の箇所を労わるように優しく触れようと手を伸ばす。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:19:51]
カイネ > ( 振り向いた相手の顔は、良く見知った顔であった。それはもう、良く見知った顔だ。 ) ま、損は無かろうけれど ――― ま、その。何だ。あまり近寄って欲しくないってのが本音かな。やっぱ危険だし。 ( 右手をポケットに押し込みながら、そんな事を言うた。明日には見れなくなっているかもしれない、なんてのはあながち間違っても居ない。現に ――― 確実に、此方の戦力は削られて居るのだし。けれど、流石にそんな事は言わない。無為に不安を煽るのは望むところではないし。 ) どうもこんばんは。無事と言えば確かに無事だけど、斧振って良いかって聞いたら医者に殴られた位には無事じゃないね。 ( 冗談でも言うかのように、笑った。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:12:45]
ヒルダ > ( 呼びかけられ、魔女はゆっくり振り向いた。その声と、振り向いた先に立っていた女傭兵の姿は知っている相手。ああ、そうか。そういえば彼女は傭兵だったんだ―― なんて、今更な事を思う。 ) この街の最後の生命線よ。見ておいて損は無いと思わない? ( もしかしたら明日にはもう見れなくなるかもしれないんだから、という言葉は実際にこの門を命を懸けて守っている彼女に対して失礼だろうと思い、すんでの所で踏みとどまった。 ) こんばんは、カイネさん。お久しぶりね。無事でなにより―― とはいっても、全く無事ってワケでもなさそうね。 ( 腰に手を当てて女は微笑む。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:03:48]
女傭兵 > ( ――― まあ、なるべくとは言っても。足元に砂利だの何だのが散っている以上、特殊な技術を持っているわけでもない傭兵が完全に足音を消し去る事は不可能と言っても良い。あくまでも気休めだ。 ) ――― アーアー、そこの不審人物であるところのアンタ。こんな所に何ぞ御用でも? ( 後ろアタマで相手の素性が判るほど凄い人でも無い。傭兵はあくまでも人間で、特別な力を持っているわけでも無く。取り合えず何か見覚えがある後ろアタマのような気がしないでも無いとは思う、が ――― 流石に後ろアタマが似ている人間なんて幾らでも居るわけで。取り合えず何者か確認するために声を掛けた。まぁ ――― その白い包みはあからさまに怪しいので、表情は思い切り怪訝そうと言うか不審そうであるが。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:57:55]
ヒルダ > ( このまま全部紅色で染まってしまえば良い。先が無いと判れば私は思うように欲望を解放することが出来る。 なんて、今ギリギリの所で保たれている自制心はその程度のもの。ああ、もしこの街が滅びると知った時は何をしようか?そんな事を思う。 感覚は鋭い方だけれど、紅い瘴気に心奪われ更に相手が足音をなるべく立てぬように移動するのなら、女はその気配に気付かないだろう。黒髪に黒いドレス、灯りも持たずに闇に溶けそうな女の姿は確かに不審な影である。ただ、気配を忍ばせるにしては右手に握られた長い棒状の物を包む白い布が目立ちすぎているが。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:52:54]
女傭兵 > ( 門周辺の警備に回っていた傭兵が、その姿を見咎めたのは偏に偶然であろう。夜目は利かない方では無いが、距離が開いている故に何者かまで掴みきれぬ。精々人影の輪郭が判る程度、だ。少し近付いてみる事にしよう。一般人なら危険だぞコノヤロウと追い返し、魔物だったら ――― 全力で大声出して時間稼ぎ。まあ、その程度しか考えていなかった。のそのそと、足音を出来るだけ立てないように ――― 距離を、詰めて行く。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:46:48]
お知らせ > 女傭兵が入室されました。 『( あれは ――― 不審人物? )』 [Sun 17 Sep 2006 22:43:12]
ヒルダ > ( 地面に降り立てば更に悪魔の気配は濃厚になる。 ) …… いえ、違うわね。これは…。 ( 瘴気に混ざりその場にこびり付いた戦いの怒り、恐怖、悲鳴。ああ、そうだ。戦争なんて一番負の感情が昂ぶる時ではないか。 例えばなぎ倒された騎士の、例えば溶岩の海に飲み込まれた聖職者の、例えば仲間を殺された傭兵の、例えば次の戦いに渦巻く不安を隠しきれぬ自警団の。彼らの思念が瘴気と弾けて混ざり、この一帯に渦巻いているんだ。それがまた私の口から、鼻から、全身から滲みこむように入って来る。 魔女は心地良さそうに鼻を鳴らし小さく媚声に似た声を漏らす。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:38:42]
ヒルダ > ( ここを突破されたらいよいよ街は危機的状況に立たされる。悪魔どもは街になだれ込み、人を沢山食い殺すのだろう。 しかしそれに対し「冗談じゃないわ」っていうガッツは瘴気に侵される度に消えうせていき、今ではそれも楽しいかもねなんて自棄っぱちな気持ちが顔を覗かせていた。奴隷に対して行った実験で既に私の中には血より濃い瘴気が渦巻いているのだ。それが判る、実感できる。それでも実験を止めようとしないあたり、もう駄目なのかもしれない。 ……弓兵の射程に入らぬように、灯りを消してゆっくりと地面に降り立つ。そして布で箒を覆った。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:29:29]
ヒルダ > ( 正門を守る弓兵に射抜かれては叶わない。視界に入らぬようなるべく上空からその一帯を見下ろし、戦いの痕跡の残るヴェイトス市正門を眺めた。 悪魔の襲撃は今までに――4、いや5度か?その度に人間側は悪魔を退け、この街を守った。しかし騎士団は壊滅し、少しずつ少しずつ正門の守りは削られていく。それだけではない。今、ヴェイトスは紅い瘴気によって内側からゆっくりと腐り落ちようとしているのだ。 ) ―― 臭うわね。 ( その場に残る濃厚な悪魔の残り香。嗅覚では感じることの出来ない特別な気配。それでも魔女はすん、と鼻を鳴らす。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:22:40]
お知らせ > ヒルダが来ました。 『ヴェイトス市正門、上空。』 [Sun 17 Sep 2006 22:16:51]
お知らせ > 九栄が帰りました。 『泥のように―――。』 [Sun 17 Sep 2006 06:55:15]
九栄 > (―――去り往く背中。 程なくして現れた衛生兵に後輩を託すと、門外まで後退する。 篝火の元、邪魔にならぬ場に横になれば、糸が切れたようにぐたりと四肢から力が抜けて)  ……あぁ、疲れた。 …何か来たら、起こして頂戴。(――暫し、休む。 …本当に、なんて辛い現場なことか。) [Sun 17 Sep 2006 06:54:59]
お知らせ > ユリウスが退室されました。 『 ( ――敗戦による退却。 左肩裂傷【深度:中+】 騎馬負傷【深度:中++】 ) 』 [Sun 17 Sep 2006 06:49:25]
九栄 > ―――お疲れ様。(理解してはいる。それでも、言わずには居られないコトだってある。それが判るから、ただ挨拶だけを口にした。…名乗る余裕も名を問う余裕も無いが、中央に問い合わせればお互い簡単に知れるだろう。 倒れた後輩の側、腰を下ろし―― その墨染めの姿は、騎士の背が消え、救助が届くまでは其の場から動くことはもう、無いだろう。)   ……嗚呼。(紅い朝日が、目に染みた。) [Sun 17 Sep 2006 06:49:01]
ユリウス >  …………  ( 苦渋に表情が歪んだ。 解っている。 ――其の言葉の重みは、痛い程に理解している。 今は只、己の無力さに募る苛立ちを抑え、併し表情へ溢れ出させる程度に。 それも、背の向こうで。 ) ………了解。 ( 外套の端を想い切り破れば、愛馬の傷へと其れを宛がう。 本来は気質の大人しい馬故、其の動作に伴う恐怖は感じて居ないだろう。 だが、傷口が与える痛みに耐えているのは自分と同じかと思考した結果、己の肩に創られた傷よりも其れを優先した――。 ) ………退却する。 ( 遅い足取りが"二人" ――朝日の差し始めた戦場を、正門へと向かって歩み出すだろう。 戦士の名を聞く余裕など無かった。 何より、自分が其れを行って良い立場には無いと感じた、故に。 ――足下を照らす朝日が、街道の草を黄金色に染めるか。 否。 其の色は、黄金色に濃い紅を足した色。 ――吐き気でも催さんばかりの、色。 )  [Sun 17 Sep 2006 06:36:02]
九栄 > ――それはそう。命に優劣なんて無い。けれど、アナタの真価はその子に乗ってこそ発揮されるモノでしょう?…なら、そうなさい。屈辱だというなら、それを纏めて敵にお返ししてあげなさい。(成すべきことを成す。戦わなくてはならぬ。騎士の言葉を、そのまま返すならば騎士は己が戦うために、そうしなくてはならない筈だ。――怒りを孕んだ声、背中で受けながら沈む声で返した。) …判ってる。それでも、後詰めは必要でしょう?どっちにしろこの子も、そっちの子も、簡単には動かせないんだから。まずはアナタが帰って、応援を呼んできて頂戴。(自分と騎士、どちらがまだマシかと言えば、自分のほうがまだマシだろう。擲った鎖やナイフを拾い集めながら、淡々と事実のみを告げた。) [Sun 17 Sep 2006 06:23:38]
ユリウス >  ――― そうかも、知れんが ……何より人手不足の折、戦える者が、如何に非常識な相手を言えど …ぐ…ッ!… …戦わねば。 成すべき事を成し、生き残らねば成らん時だ。 ――其の生死に、優越など付けらん。 ( 己が背後へ佇む、名も知らぬ戦士へ言葉を返す。 ――其の色は、怒気と疲労が入り混じるだろうか。 表情は栗色の髪にて遮られ、恐らく見えないだろう。 ) ……貴君も無理をせず、ここは一度退け。 …再度の襲撃が予想される。 …温存、して、…おけ――く…ッ! ( 苦痛が其の言葉を遮れば。 駆け寄る、という動作にしては酷く遅い。 主が戻れば、暴れる様に大地から立ち上がらんとする愛馬の姿が、酷く痛々しく見え、思わず其の動作を制した。 ) ―――良い、ローエン…! 解った。 そのままで、良い…! ( 維持でも立ち上がった愛馬の首筋に、縋る様に頬を寄せる。 弓篭手の上から構わず其の鬣を撫ぜ、視線が其の後脚へと移り行くだろう。 傷は予想より深いが、歩けぬ程では無い様だ。 走る行為については、予想出来ないが――悪い方向へは、考えない事としよう。 併し、獣医など都合良く居るものか。 果たして…。 ) [Sun 17 Sep 2006 06:16:57]
九栄 > 門の内側には、連絡用の非戦闘員が常時何人か詰めてると思ったから… そこまで行けば安心かしら。 此処のところのゴタゴタで魔法医も過労気味でしょうけど、貴重な戦力だし申請すれば優先的に愛馬さんの足、なんとかしてくれるかもしれない。(普通なら、足をやってしまえば走る馬としての生命は絶たれる。しかし魔法医療技術でなら、深い傷でない限りどうにかなる可能性は、ある――。 …余り気遣ったりしては、騎士の尊厳に触れるかもしれない。身を引き摺るように歩く騎士を視界から外すように背を向けると、倒れた後輩へと跪き――。)  ……あちゃあ。(足首が、奇妙な形に折れ曲がっている。全快には時が掛かるだろう――) [Sun 17 Sep 2006 06:03:22]
ユリウス >  ( ――穿とうが、断とうが、其の目的や意思は何度も言うが関係無い。 "死ななければ" そして "生き残れば" それで己は問題無い。 それが生き物だと言った通り。 ―― 脚の負傷、それも重症とも成れば、其れは馬に取って「死」と同じ事を意味する事を、果たして朽ちた人外は知っていたのか、確かめる術は既に無いか。 ――しかし、其の「死」を回避出来ただけで、今は良い。 蹴り上げ動作に伴い、二対の前足に掛けられた体重。 倒立でもするかの如く蹴り上げられた愛馬の後ろ足を抉る刃先。 悲鳴を上げた騎馬は、其のバランスを崩して側面へと倒れるだろう。 ) ――くッ!ローエン…ッ!? ( 一報の騎手は、蹴り上げ動作に伴う重心移動に耐え切れず、前方へと転げ落ちた。 幸いにして頭は打たなかったが、負傷した左肩は確実に悪化している。 ) ……う、がァ…ッ!? …く、ぅ…人外風情が、抜け抜けと好き勝手に……――――ッ!! ( 倒れた姿勢の侭、見遣る後方にて潰える件の"人外風情"を確認すれば、残る脅威は不確定の弓手と其の頭に成るか。 緩慢だが、其れでも確りとした動作で弓を構えれば―― 否。 判断する。 本来、彼の者が生きていたとする成らば、この時点で矢が降り注がれていておかしくは無い。 ――それに ) ………終ったのか。 ……すまない、此処は ―― ( 傷口を走る痛みと、身体を蝕む鈍痛に、其の表情が歪んだ。 ) ……其の言葉に従うとしよう。 ( 手にした矢を矢筒へ戻せば、左肩を庇いて、愛馬の元へと歩み行く。 其の後姿は、酷く消耗した様相を呈しているか。 ――目礼に返す言葉を発せられる程の余裕は無かった。 …乗馬の駆け足は、相当に体力を消耗する行為、故に。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:53:54]
九栄 > ――修羅場、潜ってますんで。 …有難う。アナタも、敵にしておくには惜しいひとだわ。(去り往く天使を見上げながら、ほうと吐息をつき、肩の力を抜く。灰となり崩れ落ちた天使の成れの果てより、ナイフと鎌を拾い上げて―― 軽く、振る。 …うん。鎌を腰に括って)  ……あは。 機会があったら、ね――。(きっと、太刀打ち出来ない程の力量差。それでも、その時になればきっと回避できない邂逅になるのだろう。…舞い落ちる羽の一枚、受け止めると重い溜息を吐いた。)  …さて。 そこの騎士様は、早く手当てしたほうがいいわ。此処は、アタシが後始末しておくから、早く病院へ。…大事な戦力なんだから、身体は大事にしてください。(肩口の傷見遣り―― 帰還を促す。応急手当くらいするべきなのだろうが、今は気絶した後輩を早く快方してやりたかった。…身贔屓かもしれないが。 僅かに目礼すれば、倒れた後輩へと駆け寄って) [Sun 17 Sep 2006 05:49:10]
お知らせ > ピアナが退室されました。 『その後病院に運ばれれば、「左足首骨折、全治一ヶ月」と診断されるだろう』 [Sun 17 Sep 2006 05:41:42]
ピアナ > ( 左足を引きずりながら正門へ向かっていると、上空から聞こえてくる声。少し雰囲気の変わったそれに振り返って見上げると、撤退を始めている騎士の屍。それが目に入ると、戦闘が終わったことを知り。 ) は、 ──守っ、た……? ( 正門を守れたことに安堵して。一気に緊張の糸が切れた娘は、ガクッと力が抜けてその場にへたり込む。 ) ──矮小で悪かったわね──。 ( 敵に見直したと言われてもあんまり嬉しくないが、防衛に成功したことはやっぱり嬉しくて。汗の浮いた顔に笑みを浮かべると、先輩に向けて無事を知らせるように手を振り──そのまま後ろに倒れて気絶。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:40:42]
お知らせ > 屍天使一団が帰りました。 『(上空から散る5枚の黒い羽。)(戦闘経験ポイント5進呈。)』 [Sun 17 Sep 2006 05:28:08]
屍天使一団 > (鎌屍は、鎌を振る。―――が。其れは、馬の足を 断つ コトが目的ではない。穿つ、為。少々なりとも、己が例え蹴られようと?当たればそれでいい。少々でもあたれば、馬は微動だにせんわけでなかろう。馬が恐ろしくタフで痛覚が無いのならば、別の話だが。)(案の定、屍は馬に蹴られよう。―――そして、続いて向けられる九栄の二つの其れが当たれば。ざ、と音を立て、走り来る九栄へ向かい、真の 屍 となった其れが落ちるだろう) ―――……見事だ、アヤカシ。 貴様の其の行動力、忠誠心と言って良いのか分からぬが、…心意気。 余計に貴様が惜しい。 今回は貴様に完敗だ。 (遠方の空へ撤退を始めた頭と思しき騎士屍は、徐々に距離を離しながら。) ――― もう良い。放つな。 あのアヤカシに免じて、見逃してやるとしよう。 最早、逃げることしか出来ぬ手負いのヒト一匹、放つだけ矢と時間の無駄。 捨て置け。(其れは、弓屍へ送る指示。無論、弓屍は其処で狙う手から力を抜き、同じく撤退を始める)     逃げるだけが能になったヒトなど、殺す楽しみも無い。 今回は、アヤカシ、    貴様の其の潔さに免じて我等も撤退しよう、―――我等の時間の終わりも近い故。 それに、(這いずるように逃げるピアナを遠目に一瞥)―――あれほど矮小な存在ですら、敵ながら見事な潔さ。 少々見直したぞ、ヒト、 それに、アヤカシ。 (滅び、砂と化す二体等、目もくれぬ。弓手も、騎士屍も、来た時と同じ速さで羽ばたく。紅い空へ溶けるよに。)     …アヤカシ、次は貴様と我で遣り合いたいものだ。 楽しみにしておく。(其れが最後の言葉。後は紅い空に黒いはばたきが小さくなっていくのみ。) [Sun 17 Sep 2006 05:25:43]
ユリウス >  ( "屍"らしき人外が死を恐れない――そんな事など関係無い。 死は平等にして唯一無二。 故に怖いのは当然で、故に抗うのが"生き物"という、それだけの事実。 其の事実に基いた本能的な動作は、後方から近寄る外敵を射程範囲に収めれば容赦無く行われるのが通り。 如何にして其の"長物"を"横薙ぎ"に振り回そうとも、1m弱…それも、鎌という巨大な金属の塊が付いたワーハンマー並の重さを考慮した上で、更に両手での"握り"で柄の長さが短く成れば、刃先まで果たして何m…否、何cmが残るだろうか?物理的な壁を伴った、其の距離は越えられまい? 加えて、騎馬の後ろ蹴りは防衛本能に伴った行動だ。 其れすら越える速度で、軽々と振るわれる獲物成らば、容赦なく騎馬の脚は断たれ、騎手は大地へと不自然な姿勢で落下するだろう。 しかし、その"距離"と"速度"を越えられないので有れば、屍は駆け抜ける騎馬の後姿を拝む事と成ろう。 加えて、側面から放たれた小瓶と刃先とがダブルブッキングだ。 致命傷は免れまい? )  [Sun 17 Sep 2006 05:03:30]
九栄 > ―――そうね、アタシもそう出来たらどんなに楽だったか。(後輩の安否が気に掛かるが、それよりも先ず敵を減らさなくてはならない。聞き慣れた声が悲痛な悲鳴を上げるに唇を噛みながら――振り下ろす鎌が軍馬にどれ程の被害を与えるか予測は付かぬが、その合間をすれ違う様に屍鎌の懐飛び込む刹那。ご、と一陣、風が吹く。 ヒトひとり押し返す程の威力すらない、攻撃に満たぬその風は、先に投げた小さな小瓶を屍鎌の顔へと投げ付けて――割れれば酸が屍鎌の顔を焼くだろう。その風と交差するよう、数瞬の遅れを伴い投げ付けた二振りのナイフが心の臓を時間差で襲って) …アタシも確かに昔はそんな生き方だった。けれど、そうじゃいけないって教えてくれたひとがいた。こんなアタシに命をくれたひとがいた。 …アンタだって、自分の意思より先ず、主の命令が優先でしょ? ……何を置いても、やなくちゃいけないコトっていうのは、誰にだってあるのよ。(投擲後の無防備を晒す危険を承知の上で、その場で鋼線にナイフの柄を括り、即席の金票【ヒョウ】を作る。――頭目は退却を始めたが、まだ終わったワケではない。屍鎌が斃れていなければ、一撃を負うは必至――。) [Sun 17 Sep 2006 05:00:02]
ピアナ > ( 鎧をどかそうと、懸命にその乗っている物を反転させるべく力を入れる。屍が砂のように消えて行き──少しだけ軽くはなったが、まだこの娘一人には重くて。その時向こうから聞こえる先輩の声──口を開けば途端に悲鳴を上げてしまいそうなので、はい。と心の中で返事を。──でも──逃げられるだろうか? 左足は段々痛みを増してズキンズキンと頭に警告を送ってくる。 ……お、折れてたりして。 そうだとしたらとても走れない。だとしても、足手まといにだけはなってはいけない! 娘は、両腕に渾身の力をこめる。 ) う、うあああああっ!! ( ずずず、と、少しずつ動く鎧。反転させることは叶わなかったが、何とか左足の上からどかすことが出来て。ホッと息を僅かについて立ち上がろうとして── ) ──っ!! ( もちろん左足が動いた瞬間、激痛が走った。涙を零しつつ、歯を噛み締めながら全身を震わせて耐え。何とか退避せんと、左足を引きずりながら正門の内側へ向かおうとする。その速度はかなり遅い。 ) くっ……! ( 先輩と弓騎兵が見えるが、今は加勢よりも彼らから少しでも離れることが優先だと考え。 ) 足、手まとい、だけは……! ( 脂汗を浮かべ、必死の形相で正門の内側を目指す。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:45:14]
屍天使一団 > (小さなピグミアの身体を押しつぶすようにのしかかる鎧。屍の重さも伴えば、其れはピアナ一人で動かすのは容易ではない。が。―――其れはピアナにとって幸いなことだろうが、魂を失った屍は朽ち、そして、夜の紅い風にさらさらと砂のように消えていく。故に、下敷きのピアナには、少々重みが軽くなったように感じるかも知れない)  ―――門の消滅、其れは我が主の戯れの終わりを教える時だ。 若しくは、ありえぬが、我が主の滅びを教える時。 ―――そうか、貴様やはり。 (騎士屍は、地上を見下ろし、それから空を振り返る仕草。紅い月の沈み出すのを見れば、弓屍に再び指示を出し、己は門とは逆の方へ―――つまり引き返しだす)   (鎌屍を追う九栄へ、) …貴様、アヤカシなれば、我等と共に出来れば、さぞ愉快だろうに。残念なものよ。 (一言残し、其れは撤退を始める)(―――地上、背後から馬を追う姿勢。 馬の習性は勿論、既知。なれど、屍に 『 死 』 を恐れる心地等ない。ただ、目の前の獲物を狩るのみ。)(後ろ蹴りをされるよりは、此方が先に鎌を振れるだろう。左から、右へ横薙ぎに大鎌が馬の左後ろを穿たんと!―――其の後に、蹴られ、地へ落ち、其の後ろを走る九栄に滅ぼされようと、問題ない)          (指示を与えられた弓屍は上空、矢を番え、放つ其の時を待つ。今度は狙いを先程よりも定め。) [Sun 17 Sep 2006 04:34:24]
ユリウス >  …ぅ…グ ――!! ( 【傷に、響く…ッ!!】 駆ける馬上にて漏れる嗚咽。 併し、未だ倒れる程に戦い、何より"生き抜いていない"事実が、理性を奮い立たせ若い肉体を酷使させる。 この侭酷使を続ければ、傷の完治に更なる時間を要して行く事であろう。 ――精密動作が基本の弓手に取っては致命的過ぎるが、何より。 今は。 其の"今"を生きる事を優先させなければ成らない――そう判断を下し、傷による思考力の低下により最善の選択肢が霞むが、其の判断に基いた冷静な行動を取る。 ) ( 声が確かに聞こえた。 愛馬が狙われている。 直上から迫りつつある気配が、滑空して"追っている"事は想像に容易い。 併し、其の声の主に対する反応は簡素だ。 栗色の髪の合間から、微かに余裕すら感じさせる表情を覗かせるのみ――。 )  ( 騎兵の後方は騎馬による加速と後脚による強烈な蹴り上げ動作が安全を確保する。 つまり、騎兵の弱点は側面からの攻撃。 何故なら、其の側面は騎手にとっての死角であり、何より騎馬を含めた攻撃を受ける面積が一番広いからである。 ――滑空による方向転換を行った"追尾"は、即ち"後方からの接近"を意味するだろう? 成らば、其の鎌を携えた翼種は「馬にとっての逆鱗」に等しい後方からの接近を行ったという事になる。 獲物の大きさが2mに達しないという事は、少なくとも水平に距離を保ち、加速を続ける必要が有る。 他愛も無い。 長物が相手と成れば、其の刃に傷を負うのは確実だろう。 併し、其の獲物は横方向に威力を発揮する鎌である。 加速を伴った槍で有れば良かったものの、切断に至る前に容赦なく愛馬が後ろ蹴りを浴びせんと、嘶くであろう。 己の指示も必要無い。 ――側面からの攻撃で有れば、そう簡単に事は運ばないが。 )  [Sun 17 Sep 2006 04:19:22]
九栄 > (―――屍の頭目が、剣構え戦意を昂ぶらせるには気付いていた。然し、其れにまで対応するほどの余裕も実力も、無い。その剣翳し飛び掛れば、その背中は用意に切り裂かれるだろう。) [Sun 17 Sep 2006 04:11:04]
九栄 > (背後より届く微かな悲鳴。ちらりとだけ振り向けば、倒れる槍騎士に潰される後輩――) ッ…ピアナちゃん、それ退かしたら逃げなさいッ!(此処からでは仔細は知れぬが、速度が売りの前衛が重量あるモノに潰されては、これ以上前衛に立たすのは危険だろう。万一の目に逢わせては緒先輩方に合わせる顔が無い――。)  それは困ったわ…クロウァーテ様が魔界の奥へ御帰りになって頂ければ、あの紅い門が閉じると聞いてたから期待していたのだけど。 ―――あは。 バレちゃった? ええそう、アタシはヒトじゃない。けれどヒトと同じくらい弱っちい、ただの一匹のアヤカシよ?(どうするか、と問われれば――前へ向かい小瓶を投擲し、それを追い越す勢いで鎌持つ天使へと走り込む。…弓持つ騎士は後衛だろう、前衛と一対一では不利に過ぎる。) ……そこの子ッ!お馬さん狙われてる、避けてッ!(眼前、馬脚目掛けて鎌を振り翳す天使の姿。叫びながら携えた二本のナイフ、構えて――。) [Sun 17 Sep 2006 04:09:20]
ピアナ > ( 九栄先輩が何か言うのが聞こえ、視界の端に、弓騎士の方へと向かう後ろ姿が映った。それに対して、あ、と思う暇も無く、突き立てた短剣が屍天使の声と共にズブズブと相手の喉に入る。 ) やっ…た、 ああっ!!? ( 手ごたえと、鎧の中の何かの気配が消えるのを感じた次の瞬間、自分を下敷きにする方向に倒れんとする重厚な鎧。とっさに、鎧の右肩に乗せた右足に力を入れて飛び離れんとするが、やはりこの体勢と時間では無理があり。ザアッと地面を擦りながら落ちたピアナの左足を、鎧が下敷きにする。 ) うあ゛っ!! ( 叫び声を上げた娘は、数秒痛みに震えた後、痛みに耐えつつ、ふくらはぎから下を地面に押し付ける鎧を何とかどかそうとそれに手をかける。この娘の力(3)で、果たしでそれは可能だろうか? ) [Sun 17 Sep 2006 03:56:10]
屍天使一団 > (が! と、声を上げ、鎧屍の吹きこまれた 魔 の魂は、穿たれた喉から消えるだろう。―――ただ、最後、短剣の突き刺さる喉をのけぞらせてから、ピアナを自分の下敷きにしようと倒れこまん)  …本当に残念だが、我が主と紅の魔は其処まで親しくない。 それに、我が主はまだ我等が国よ。 (手足を引きずる九栄を見下ろす騎士屍の面は、本当に残念そうに眉が下がる。目はガラス玉だが。)    (弓屍は、燃える片足を何の躊躇もなく、己の弓をつきたて己の腕でもぎとるだろう。そも、屍である。ツウカク等。)(一方、傷を負って動き出す騎士を追った鎌屍の持つ鎌は、2mの槍とはいかずとも、1m弱。落ちる速度は少々減速するだろうが羽を広げれば方向の転換は容易い。鳥類の狩と同じ。滑空と共に、先ずは馬を葬らんと馬の後ろ足目掛け鎌を振る)    さて、貴様はどうする。 ――― アヤカシ。 (其れを眺めるのみ、動かぬ騎士屍は九栄を見下ろした儘。九栄が何を持っているのかまでは分からぬが、剣を握り直し、構えん) [Sun 17 Sep 2006 03:42:14]
ユリウス >  ( 無論、騎馬が駆ける動作は直上より迫る翼種に向けての対応だ。 ――受けた傷故、間に合うかどうかの判断まで、把握する余裕は無いに等しいが。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:26:14]
ユリウス >  ( 騎馬の腹を蹴る為の思考とは即ち、次の動作に備えるという意味合い。 動けばズレた狙いの矢が都合良く当るのも奇跡か。 成らば、鏃の鋭利な斬撃を左肩に掠めるだろう。 直後、チェインメイルに鮮血が迸る。 重力加速を伴った矢の一撃は、直撃を受ければ壊滅的な威力を齎す故、掠めた程度でも抉られた箇所は確実にダメージとして残ろう。 騎馬の嘶きと共に駆け出す動作で夜風を浴びる。 故、火矢の行く末を見守る事は出来ないが、騎乗時の射撃とは言えど、"馬の脚を止めた状態での射撃"成らば、足場が多少違う程度である事実を伴った上で、掠ったとなれば其れも奇跡に相違ない。 走る騎馬の上からとは違うのだ。 …否、大前提として矢の命中精度が問題ではない。 "当てる思考"と"当てる実力"が有れば最初からそう動いている(・・・・・・・・・・・)――人員不足にこの手勢。 一人一人の生存が鍵を握る事は明白だ。 成らば、最初から相手の注意を機動力と射程に優れた己に向けさせる為の行動と判断は、果たして冷静過ぎるだろうか? ) ( 其方の矢が掠めたの成らば、此方とて似た結果と成ろう。 連携を取らなければ其の力を発揮出来ぬ者と、似た結果に。 ―― 併し、受けた傷は軽傷とは呼べない。 ナイフで勢い良く切られたに等しいか。 成らば動作は緩慢と成るだろう。 抵抗出来たとして、剣を抜き放つ行為までは時間が足りぬ。 せめて、"漸く馬の腹を蹴る程度"だ。 駆ける騎馬の上では言葉を発する事が出来ぬが、奥歯を噛締める程度は造作も無い事。 …出来れば痛いと叫びたい程だ。 )  [Sun 17 Sep 2006 03:16:37]
九栄 > (鎧を駆け上がり、短剣を突き立てンとする後輩。恐らくそれだけで意識の容量が限界なのだろう、負担は掛けたく無いが―― 槍騎士が槍を棄てるのを見、慌てて両袖から鎖を全て投げ捨てる。動かぬとは言え残り三体も残っているのだ、僅かでも体勢を崩される余裕は無い。主武装を擲つのは痛いが仕方ない――) …ピアナちゃん、その子のお相手、後任せたわよ?(多少の不安は残るが、此処は後輩を信じよう。くるり背を向け、弓騎士の援護へと向かい――) ……あら、そうなの。でもね、ヴァイオちゃんが今、何処に居るか判らないんだもの。せめてクロウァーテ様の御力に縋るしかないじゃない?(ヴァイオレートを気安く呼ばわり、クロウァーテを様と呼ぶ。屍の主が黒であるなら、赤より黒を立てて自尊心でも擽れれば良い。逆の意味で激昂を買う恐れも有るが、そのあたりは賭けだ。――左手にナイフを二本、右手に酸の小瓶を一つ。天上の屍の主へ叫びながら、酷く重い手足を引き摺るように疾った) [Sun 17 Sep 2006 03:08:48]
ピアナ > ( 慣れない戦闘にいっぱいいっぱいで、目の前の鎧と向こう側の先輩ぐらいしか目に入っていない娘。そして口を開いても感情的なことしか言えぬだろうから、「お話」は雄弁な先輩にお任せである。どの道、自分の今の状況で喋ると舌を噛みかねない。 ) フッ! ( 飛び上がった娘は体勢を崩した鎧の上に降りた。右足は鎧の右肩を踏みつけたが、左足は乗ることは叶わずぶら下がる状態。 )  ヤアッ!! ( そして間髪入れず、屍天使の頭を右手で抱えて左手の短剣で相手の喉を刺し貫こうと! ) [Sun 17 Sep 2006 02:56:17]
屍天使一団 > (鎧屍は腕を鎖で捕らわれ動けぬ状態。故に、続いて放たれる足を狙う鎖から逃れられようわけもない。九栄の目論見通り体制を崩し、ピアナは其の首に掴みかかることは可能だろう。無論、鎧屍も体勢を立て直さんと、槍を捨て、足を縛る鎖を掴まんと混信の力を込めん)      ――― ははは。人外がこの地に居てはならぬのなら、貴様は其の正義面をぶらさげて、ナカに居る人外に同じコトを言うてくることを推奨する。奇麗事も大概。 (鼻で笑う騎士屍。―――ユリウスの思っているコトは強ちはずれではなかろう。無論、此方の弓手は 最 初 か ら ユリウスに当てる気などない。当てられるワケもないのは、承知。無論、其れは逆も然り。地上から騎乗した儘、中空で絶えず少々は浮遊で動いている此方に 正確に 当てることが出来るのか。答えは否だ。―――其れこそ、人並み外れた器用さ、的中率の持ち主ならば、分からぬが。弓屍とて、ユリウスがそうでないことくらい、見抜けよう。よけることも、想像に容易い。なれば、上空から撃つ矢は、ユリウスが動かずとも当たらぬだろうが、逆に、狙いがズレていれば…避ければどうなるか、分かるまい。其の程度。 ――― 此方の屍天使には、炎の矢は足を掠めるばかり。上空30mの位置、的中できる方がおかしい。屍天使の足が燃えただけでも、驚くべき的中だろう。)    ………残念だが、この雨は我が主君のモノでは非ず。  其れは先般の、紅に言うべきだっただろう。 (唯一動かぬ騎士風貌は言葉を紡ぐだけ。切りかかる気配はまだ無い。剣を握っている、のみ。眼下で鎧屍が倒れるのには気付けど。)(上空へ上がった鎌屍は、誰も己に向けて動かぬを良いことに、ユリウスの頭上、落ちる に等しい速度で急降下を始めよう) [Sun 17 Sep 2006 02:43:55]
ユリウス >  ( 狙いを付けているという事は詰り、其の目標を視界内に捕えているという事。 "下級"とは言え、其の目標が行う"矢を番え弓を射んとする動作"が見えぬ訳ではない。 "下級"とは言え、無抵抗に終らされる気など毛頭無い。 成らば、騎馬の腹を蹴る為の思考を僅かに挟ませるだろう。 ――騎馬を伴った機動力が最大の武器だ。 これだけは譲れない。 ) …黙れ。 貴様ら人外がこの地に留まって良い場所など無い。 ――そして。( この僅かな合間で矢を番え、正確な狙いを付けた上、二対の翼で滞空を続けて矢を放てる化け物が相手ならば――相打ちも覚悟の上だ。 ) ここで散るつもりは無い…! ( 火矢が放たれる。 ――此処で倒れた成らば、後は前衛を勤める者達に全てを託す事になるか。 )  [Sun 17 Sep 2006 02:24:13]
九栄 > く―――ッ。(乗馬した騎士風の男、静止していた高空の弓手が獲物番える姿視界の端に。然しこの体勢から援護する余力は無い。独力で凌ぐのを期待するしか無いか―― 先ずは各個撃破を優先したほうが良い。後輩が組み付こうと身を躍らせれば、槍騎士の体制崩さんと足元を狙い逆手からも鎖を放ち――。) ええ、男で合ってるわ?口調は趣味なの、御免あさーせ。――で、小競り合いもなかなか素敵なのだけど、アタシとしては膠着した現状があんまり面白く無いのよね。 実際、本当にアタシたちはか弱くて、このお天気だけで干上がってしまいそうだから―― 良かったら是非、クロウァーテ様に直訴させて頂けないかしら。せめてこのお天気を何とかしてください、って。 涙ながらに土下座しちゃうわよ?(重鎧を着込み長槍を軽々と振り回す槍騎士だ、腕引かれれば軽くこの身は宙を舞うだろう。それでも後輩が一撃与える迄はと非力な腕を懸命に引き、その体勢のまま、自称か弱きヒトの身で、しれりとした顔で主に目通せと一団の主導者へと希う。) [Sun 17 Sep 2006 02:15:29]
ピアナ > ( お話だけでお引取り──そうなればとても助かるが、厳重に警備された正門と知っての襲撃ならば、そう簡単には引き下がってくれなさそうだ。 ) くっ。 ( 槍が鎖に取られたのを見ると、すぐさま体を起こしたが──その時、余計な考えが浮かんだ。鎧の肩に飛び乗って、首を狙えないかと。一瞬相手がよろめいたのを見ると、ダッと地面を蹴って飛び上がり──鎧の体に着地、出来なければ首筋にしがみつかんと! ) [Sun 17 Sep 2006 02:03:59]
屍天使一団 > (振り回した槍を鎖に取られた鎧屍天使は、思うように身体は動かぬ。なれど、武器を手放せば負けを意味す。故に、槍を握り締めた腕は離さない。が、と音を立てて地に足をつける。 其のおかげといえようか、ピアナの放った短剣は先程刺さったのとは逆のわき腹へ突き立つ。一瞬よろめく。)  何をそう怒鳴るか。 貴様に返答等求めておらぬで。 (吼える騎士らしき弓を射る方を見下ろし、騎士風貌の屍天使は言い捨てる。)   貴様のような、下級、用は無い。 散れ。 (ひら、と騎士風貌の屍天使が右手をあげれば、弓の屍が弓を引く動き。)  …ふん、そちらの ……(九栄を見て一瞬言葉につまり)………、 男、  の方が、面白い。 こうして、立ち向かってきておいて、か弱いだのと口に出来る其の神経。 ずぶといヒトらしい様。 面白い。(逆の手をひらりと上げれば、門から見て弓の屍の右側上空の鎌の屍がさらに上空へ上がり、移動しようとする)        (次ターンで、地上の槍屍は鎖ごと槍を引く。上空、弓屍は同じく矢を放たんとする騎士目掛け矢を放つ。鎌屍は、上空へ上がり、前面距離を縮める。騎士風貌は動かない。) [Sun 17 Sep 2006 01:51:37]
ユリウス >  ( 併せた弓矢 其の切先を松明の炎と併せれば、飛竜の子と名付けられた長弓 其の鋭利な牙に火の精霊の吐息にも似た炎が宿るか。 受ければ先端に溢れる松脂と合わせ、件の精霊が熱過ぎる抱擁を容赦無く見舞うだろう。 ) 非常識が礼を語るな……ッ! ( 夜空に浮ぶ彼らの一人、弓を手にした翼種を見定め。 馬上より引き絞られた炎の先端は、既に放たれる直前か。 語る言葉に返す声の色は其の先端に良く似ていた。 ) ……其の"クロウァーテ様とやら"に伝えておけ。 ……これが、俺達の返礼だと! ( 描かれる三角形、其の頂点の一つに言葉を投げ掛けると同時。 唸る弓握る指先に込めた力を解放せんと! ) ( 次ターン、敵の弓兵目掛けて発射。 )  [Sun 17 Sep 2006 01:34:11]
九栄 > ふっ―――。(此方は此方で、援軍への挨拶を返す余裕も無い。今度は背後へと飛ぶと間合いギリギリの穂先が胸を裂き――赤い飛沫が舞う最中、左手に構えた鎖を振り上げて) ……その、槍ッ…!(叩き付けるが如く、槍へと絡ませんと投げ付けて――。槍さえ絡め取れば、鈍重らしき槍騎士の動きも多少は封じられる、か?)  ………あら、魔界の方々のお詫びの仕方って、槍で突付き殺そうとするコトを言うのかしら? ああ、さっきの爆弾は御免なさいね、てっきりまたヴァイオレートちゃんみたく問答無用で襲ってくるんじゃないかって、ついビクビクしちゃったからなのよ。ほら、アタシたちって基本的にか弱いし――?(鎖の結果を待たず、天より投げかけられる声に問い返す。若しお話だけでお引取り願えるなら、それが一番最上の結果だろう。) [Sun 17 Sep 2006 01:21:35]
ピアナ > ( 経費で落ちないとは、かなりの負担だ……。 ) ありがとうございます! ( 援護の者の声に振り向く余裕はなく、声だけ返した。──騎士団の弓騎隊! 騎士団は壊滅状態になったと聞いてはいたが、とにかく空飛ぶ敵に対して弓とは心強い。 そのアドバイスを耳に入れながら、急降下してくる槍を持った屍天使の動きに集中する。自分と先輩の間の位置に下りた敵は長い槍を振り回してきて、娘は思わず膝を折って体勢を思いっきり低くした。小柄な娘がさらに低くなれば、飛びながら振り回される槍はやり過ごせるか? 槍が頭上から通り過ぎたら、右手に持った短剣を屍天使の体目掛けて投げつけようとするだろう。体のどこに当たるかまでは狙える腕ではなく。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:12:44]
黒ィ雲 > (援軍の指揮らしい人間の言葉には間違いは無い。急降下に注意すべきだろう。が。時既に遅し、既に一体、槍持ちの鎧屍天使は既に急降下を始めている。―――九栄とピアナの間をめざして降りた身体は、九栄の放ったナイフをわき腹あたりに受ける。其れは鎧の間から屍に二本は突き刺さった。残り二本は鎧にはじかれ、地に落ちる。) (其の儘、2m程度の持った槍を滑空状態のまま振り回す。どちらでもいい、当たればいい、其の程度。其れは鎧の所為で然して早い動作ではなかろう。)     我等、クロウァーテ様が軍の一也。 先日の、紅の罪魔の無礼を詫びに来た。 (高らかに宣言する騎士風貌の屍天使の前、集まっていた2体は、弓を番える動作に気付けば二方へ別れ、紅い空へ上昇する)(其の位置関係は、上空15mを頂点に逆さに描かれる一辺10m程度の三角形。) [Sun 17 Sep 2006 01:00:07]
ユリウス >  此方はヴェイトス騎士団、第三弓騎隊所属の者。 これより貴君らを援護する……! ( ある程度の距離を保ち、騎馬の脚を止める。 松明の切先を大地へと向け投げ放てば、投槍の如く其れは突き刺さるだろう。――其れは、即席の火種を作る行為。 矢筒の中より松脂が確りと塗られた矢を抜き放てば、肩に吊るした長弓と一つに合わせん! ) 敵は制空権を握っているとは言え、此方を攻撃するには地上に降りる必要が有る。急降下による奇襲に警戒しろ! ( 目標と併せた状況確認。 夜空に舞う翼種らしき敵の数は凡そ4。 一個小隊とでも呼ぶべきか、其の装備と様相は我らが戦に赴く際の其れと変わらず。 成らば、一番目を引くのは後衛の弓兵(アーチャー)の姿に相違ない。 ) 敵の弓兵に注意を払え! ……奴は、俺が叩く! ( 矢番え動作、残り1ターン。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:37:33]
九栄 > (突撃する槍兵の彼方、本隊は未だ動かず。その上援軍の気配――好都合だ。この調子で行けば、果たして。 飛び退く後輩横目に、手元から垂らした鎖を廻し――) …高いでしょう?此間聞いたんだけど、経費で落ちないみたいよコレ。 (ふ、と涙ながらに見上げ――た、空から落下する、腕…!) ……ッ、この――!(己は左に飛び退き、間際に右手に構えたナイフを四本、纏めて槍騎士へと投げ付ける。崩れた体勢から狙いも付けず、さして労無く避けるも受けるも可能だろう。) [Sun 17 Sep 2006 00:29:38]
ピアナ > ( 爆発する爆薬を見ながら、飛び道具を持たない自分は、今の所何もできることがないと気づく。 ) ……無いものねだりしても仕方ないか。  ──了解! 九栄先輩! ( そして内心、「爆弾高っ!」なんて驚いていた。──背後より近付いてくる馬の蹄の音。加勢が来た!?と思った瞬間、槍を突き出して急降下してくる屍天使。 娘は九栄から離れるように、ザッと右に飛び退る。目標が別れれば、相手も狙いにくいだろうと思い。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:23:36]
黒ィ雲 > (爆発音と同時、吹く風に揺らぐのは一瞬。―――体当たりしたほうの鎧は完全には間に合わず、伸ばした左腕が爆弾を受け止める。 が、故、周囲の屍天使は今一度、其の空気圧に揺らぐ。)(それから、派手な音を立てて、爆弾を受けた方の左半身、左腕が鎧ごと地に落ちるだろう。其れはちょうど爆弾を投げつけた九栄の方へ)      … そうか、(吼える九栄に護られた騎士風貌の屍天使が答えよう) 其れはすまん。 ならば、此処で引くと宜しい。 (其の後ろにつく鎌を持つ屍天使、剣を持つ屍天使は騎士風貌の屍天使の前に移動するのみで、攻撃の気配は今は未だ無い。)       (左腕を落とした鎧の槍持ちが、腕を追うように、槍を前面へ突き出し、ピアナと九栄目掛け急降下せんと動く) [Sun 17 Sep 2006 00:15:37]
ユリウス >  ( 様々な傷と未だ新しい幾多の血痕に塗られた壁は、最早城壁と相違無いだろう。外敵から都市を護る為の其れに埋まる正門…其の直下。不運に巡り合わせた騎士が独り、馬の蹄に合わせて参らん。 ) ―――。 ( 【敵襲、空から来たも聴こえたが。詰り相手は件の"非現実的な連中"か?】 片手に握り締めた松明の焔が、彼の心境を代弁するかの如く揺らめいた。 騎馬の力を借りた其の距離、凡そ1ターン。 ) ……!! ( 【絶対的な兵力不足。制空権という地の利を無視した優位性。…果たして。俺達で覆す事が出来るかは解らんが――】 ) …今は、成すべき事を! ( 騎馬が嘶く。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:14:34]
お知らせ > ユリウスが入室されました。 『 ( 敵襲を告げる戦歌にも似た其の声へ導かれ―― )』 [Sun 17 Sep 2006 00:08:27]
九栄 > (距離10m、上空15m。黒雲と等しき空へと投げ上げた二つの炸薬は、その片側は矢に打ち抜かれ塗り潰された夜を赤く塗り返す。そしてもう片側――低空を這う鎧が15mまで上がるのならば、その鎧に防がれるだろう。何処まで効果が有るかは鎧の性能次第と言った所か) ……はい、よくできました。 ま、倒せないでしょうけどね――時間稼ぎくらいはしましょう。 で、危なくなったらとっとと逃げる。(逃がしてくれれば、の話だが―― その時は、まあ、腐っても自分が先輩だ。)  ……また、随分ご大層な団体さんが来ちゃったわね。 高いのよ、1コで5万もするんだからその爆弾…ッ!(炸裂する爆弾、手持ちに残るはあと一つ―― ナイフを4本片手に、もう片手に鎖を構えて低く身構え) [Sun 17 Sep 2006 00:06:30]
ピアナ > そうだったんですか。そこまでは知りませんでした…。 ( 呟く娘。 ああ、一番頼もしい先輩……。いや、決められた日数終わらせたのなら仕方の無いこと。むしろお疲れさまでしたである。どのみち、人手不足には違いない。 ) はい。解りました。…大丈夫です。逃げるのは得意ですから。 ──向こうを倒すことは到底無理でしょうけど、自分の身ぐらいは守ります。 ( 一人分、向こうの戦力が分散される──くらいに考えておこう。倒そうなどと、余計なことを考えると本当に死にそうだ。両手の短剣を、チャキッと腰の辺りで構えて。……空からの攻撃ならばこの武器は役に立ちそうに無いが。気合を入れるように。 ) 来た──! ( 口の中で言い、爆弾が爆発するのを見る。もっと近付いた場合に私が対峙すべきは、重厚な鎧よりも弓矢の方だと思い、弓を構えた天使もどきの方へ体を向け、短剣を顔の前で構えた。 ) [Sat 16 Sep 2006 23:59:25]
黒ィ雲 > (もう其れは貴女方の眼前。約一名の方には申し訳ないが貴女方。)     先ずは、挨拶といこうぞ…! アーチャー! ( 先陣を切る屍天使は簡単なアーマーを身につけた剣士姿。其の後ろの3体は、弓、鎌、槍を携えた姿。槍を携えた屍天使のみ、やや低空飛行。何故なら、其の屍天使だけが、重厚な鎧を身につけている。共通するのは、黒尽くめで、生気の無い青白い面をした天使もどきであること。)(先頭の言葉に弓を持つ屍天使が矢を放たんと―――)     (と、イエロティアの投げた爆弾に先頭の屍天使が気付く。)   ガードせよ! (一つの爆弾へ向けて、先程放たれようとしていた矢は向けられるだろう。)(もう一つの爆弾は、低空飛行の鎧屍天使が当たりに行く。) [Sat 16 Sep 2006 23:49:25]
九栄 > まあ、今人手が圧倒的に足りないしね――仕方ないんでしょうけど。 頼もしい仲間に任せたとか言って、一番頼もしい先輩が前線からバックレるくらい人手が足りないワケだし。(物憂げに頬に手を宛て溜息を吐く。それから、近付く黒雲を見据え――袖の中、爆弾を二つ。…どうせ話し合いでにこやかにお帰り頂く、ってワケにも行かなかろう。先ずは挨拶でもしておこうか。) うん、覚悟とかは別に要らないから。危なくなったら逃げるコト。門なんかどうでもいいから、生き残るコト最優先で考えなさい。(地面に膝を付き、袖から取り出した爆弾と火打石。…風の流れと近付いてくる距離を考えて、だいたい―――このあたりか。 目算をつけると、黒雲が丁度、辿り着くあたりの空へと、辿り着くタイミングを狙って)  ――――3。 2。 1。 (―発射。風に煽られ、点火された二つの爆弾が黒雲の目前へと飛来して――――。) [Sat 16 Sep 2006 23:39:05]
ピアナ > 何してんのって、警備しかありませんって! いえ、確かに私も適材適所とはとても言えないとは思いますが! ( そして自分が指差した方向をまた見て。さらに近付いたそれは、群をなしていた。鳥にしては大きいが、ドラゴンでもなさそうな……。なんにせよ、異形の者であるのは間違いないだろう。 ) …ですね。覚悟します。 ( ごくり、唾を飲み込んで。  娘は両腰の短剣を抜き放ち、正門の内側に向かって大声を張り上げる。 ) 敵襲ー!! 空から来た!上空注意して下さい! [Sat 16 Sep 2006 23:32:29]
黒ィ雲 > (其れは風に流される雲にしては早すぎた。空を飛ぶ鴉にしては、大きすぎた) …… 今少しで、ヴェイトスに着こうぞ ! (先陣を切って飛ぶ黒い雲のひとつが声をあげれば、背後に着いて飛ぶ他の雲も蠢く。)(其れはもうすぐすれば、目を凝らせば細かい姿まで見えるだろう距離になろう)(残り1ターンで正門から距離10mの上空15m程度に到着) [Sat 16 Sep 2006 23:29:17]
九栄 > (眠い。昨夜から酒掻っ喰らって今日の昼過ぎまで寝ていたのだが、それでも眠い。疲れて居るんだろうと思う。顔馴染んだ衛兵サン達に軽く手を振り挨拶交わし、赤黒い空の下へ出る。) ……嗚呼、相変わらず良いお天気だこと。(溜息漏らし、うんざりと空を見上げては――。) ……あら、ピアナちゃん何してんのこんな所で。え?順番?(眉潜めつつ、後輩の指す空を再び見上げ)  ――――あー。 来ちゃったかしらねー、何か。(雲にしては流れる速度が不自然に速い。風が、微妙に生臭さを帯びた気がした。) [Sat 16 Sep 2006 23:23:05]
ピアナ > ( 赤黒い空──もう見慣れてしまったその空の色が、遠くの方で少し黒くなったような気がした。 ) ……雨でも降るのかな。 ( 言ってから、最近の雨は紅いのだと思いだし、眉をしかめる。そして、その雲が雲にはありえない速さで近付いてくるのに気づくと、雲の方指さして近くにいた者に声をかける。 ) せ、先輩。ちょっとあれ、もしかして──!! ( まさか、まさか。いや、これは本当に。 ) [Sat 16 Sep 2006 23:20:20]
お知らせ > 九栄が入室されました。 『欠伸交じり』 [Sat 16 Sep 2006 23:19:01]
黒ィ雲 > (其れが門まで辿り着くまで、2ターン) [Sat 16 Sep 2006 23:17:35]
黒ィ雲 > (其の門に立つものが居れば、其れは雨雲が近づいてくる様にも似た光景が見えるだろう)(黒い雲が、凡そに似つかわしくない速度で近づいてくるのが。) [Sat 16 Sep 2006 23:17:16]
お知らせ > 黒ィ雲が入室されました。 『(遠来―――)』 [Sat 16 Sep 2006 23:15:01]
ピアナ > ( ふう、と溜息をついて、視線を大地の向こうへと向ける。目はいい方だが、こんな暗い中ではさすがに遠くの方はあまり見えない。 ) [Sat 16 Sep 2006 23:00:17]
ピアナ > ( 回避には自信があるが、攻撃に関してはほとんど経験が無い。今さらだが、私なんかが正門前の警備に来て良かったのだろうか……。  そこで娘は、考えを振り払うように首を振り。 ) いいえ。とにかく今は警備! ( 余計なことは考えずそれだけに集中しようと。もし、いざ襲撃となった場合、自分がどこまで立ちまわれるか全然自信は無かったが……。 ) ……せいぜい、襲撃を大声で知らせに走り回るくらいかしら……。 ( 言ってて、自分の無力ぶりに悲しくなったり。この騒ぎが治まれば、色々鍛錬しなければと誓った。 ) [Sat 16 Sep 2006 22:58:20]
ピアナ > 相変わらず嫌な色した空よね……。 ( 自警団の上着を着た小柄な娘が、しかめっ面して空を睨んでいる。そろそろ肌寒くなってきたので、上着のボタンはキッチリ止めて。 ) はあ……前線なんて、気が重い…。 ( いつもはスラムや暗黒街を中心に警邏している娘。でもまあ、順番と言うのは回ってくるものだ。 ) [Sat 16 Sep 2006 22:47:21]
お知らせ > ピアナが入室されました。 『両腕を組んで赤黒い空を見上げ。』 [Sat 16 Sep 2006 22:42:48]
お知らせ > レッドフォックスが退室されました。 『日が昇るまでには帰れますように・・・』 [Thu 14 Sep 2006 04:46:16]
レッドフォックス > さぁて・・・そろそろ一時間くらい経ったかな・・・帰るとするか・・・(パンの耳を飲み込み、マントを着直す。そして足元に刺さった矢を拾って矢筒に戻すと、帰路へと着いた) [Thu 14 Sep 2006 04:44:05]
レッドフォックス > ・・・あ〜・・・・・・暇だ。何か来ねーかな・・・そういや、ちょっと前に竜の襲撃があったとか言ってたな。・・・へ、オレだったら竜なんざ、眉間への一撃で華麗に仕留めてやるのによ。(そう言って素早く左手で矢の一本を抜き取ると、指先でクルクルと回してみせる。・・・が、5回転程したところで矢は指から離れ、総金属製の鉄の棒が靴の横数ミリの地点に突き刺さる。男の背中に冷たいものが駆け抜ける)・・・・・・さ、最近まともな相手と戦って無いから鈍ったかな?あ、明日は久しぶりに、ちゃんとした練習でもするかな・・・はははは・・・(頬をつたう冷や汗をメガネを上げるフリをして拭い取る。ダサい) [Thu 14 Sep 2006 04:28:12]
レッドフォックス > 食い物と言えばアレだ。昔、先生に「べたべた」で買って貰ったチョコレートクッキーって、まだ置いてんのかな?最近マジでパンの耳以外食ってねぇしな・・・ちょっとぐらい贅沢しても大丈夫だろ、うん。今度行ってみるとすっか。(独りで納得しつつ、中指でメガネを上げる。つくづく独り言の多いヤツである) [Thu 14 Sep 2006 04:15:47]
レッドフォックス > それにしても・・・(口元のパンの耳を食べ終え、すぐに次を口に運ぶ)・・・最近、妙に腹が減るな・・・ずっと食ってないと落ち着かねぇ・・・これも、この紅い空の影響ってやつなのか・・・?(思い返してみれば、元々割と小食だった男が何時もパンの耳を咥えるようになったのは、傭兵ギルドに入った時ぐらいからだった)・・・近々水や食料の値段が上がるかもって噂も出始めてるしな・・・このまま食欲が高まり続けたら赤字が出ちまう。それに、このオレのスレンダーなボディがデブデブになっちまったら、それこそ世界の危機ってもんだぜ・・・(そう言いながら、前髪をサッとなびかせる。フケが夜風に流れて紅黒い空へと消えていった) [Thu 14 Sep 2006 04:04:17]
レッドフォックス > (男が朝目覚めて、傭兵ギルドを出たのが朝の9時頃。そして正門に辿り着いたのが、つい数分前。それまで、ヴェイトス市中を歩き回る事になった。足が痛い。絶対靴の中で豆が潰れているだろう)考えてみればオレ、生まれも育ちもヴェイトス市だけど行動範囲は市の全体の半分位だったよな・・・確かトキノミヤコには『起きて繁盛寝て一錠』とかいう諺があったはずだが、なるほど最もな話だぜ。・・・うん、こういう意味だったはずだ。うん。(男は満足気に頷くと、気を取り直して周りをグルリと見渡した)・・・ん、特に異常は無ぇな。 [Thu 14 Sep 2006 03:49:15]
レッドフォックス > (男は正門の前で、深い深い、それこそ地獄の底より深い溜息をついた。ひとしきり息を吐き終えると、何時もの様にパンの耳をその口に咥える。これ以上溜息を出さない意味もあった)・・・何が悲しくて、こんな真夜中に警備に立たなきゃならんのだか・・・(そこまで言って、重力を完全に無視して好き勝手な方向を向いている髪の毛を掻き毟る)・・・オレのせいだよなぁ、そりゃあ・・・(また溜息をつきそうになるも唇のパンの耳に妨げられ、それを飲み込む) [Thu 14 Sep 2006 03:38:32]
お知らせ > レッドフォックスが来ました。 『・・・・・・』 [Thu 14 Sep 2006 03:33:46]
お知らせ > 不確定名:きょだいなひとかげが帰りました。 『(幾分夕食が豪華だった事が慰めか。 量が足りない事には辟易したが)』 [Tue 12 Sep 2006 00:00:30]
不確定名:きょだいなひとかげ > (黙々と作業を進める傍ら、意味不明に挑発を仕掛けてくるお調子者の傭兵に、乱杭歯を剥いて軽く吼えてやった。 何、これもファンサービスと言う奴だ。) [Mon 11 Sep 2006 23:57:32]
不確定名:きょだいなひとかげ > (土を掘り返し、同時に塹壕を掘る。 防壁を脆くしないよう、余り近くを掘り過ぎない。) [Mon 11 Sep 2006 23:55:08]
不確定名:きょだいなひとかげ > (ならば何故己はこの場に居るのだろう。 些かの理不尽を感じながらも、自身の種族を思えば理屈的には理解できる。 『一人分で、何人前の働きが出来るか』という話。 土を掘るだけなら、さほどの細やかさも必要無いだろうし、自慢ではないが、そういった機微は幾分理解できる心算だ。 見掛けはどうあれ、インテリジェント・モンスターを自負している。) [Mon 11 Sep 2006 23:53:44]
不確定名:きょだいなひとかげ > (殆どは、“剣”の着かない、普通の労役奴隷だ。無理も無い。 剣奴にもいろいろ居るものだが、土袋に土をつめ、隙間無く積み上げる、といった大雑把なようで根気の要る作業が勤まるとはとても思えない) [Mon 11 Sep 2006 23:49:01]
不確定名:きょだいなひとかげ > (奴隷にお鉢が廻ってくると言うものだ。 とはいえ) [Mon 11 Sep 2006 23:46:28]
不確定名:きょだいなひとかげ > (軍事常識的には、矢張り土嚢を積むあたりが妥当だろう。 そして、単純労力を期待するには、正規軍兵士は不足気味だ。 騎士はこういった泥臭い仕事は好むまい。 と、なれば) [Mon 11 Sep 2006 23:46:09]
不確定名:きょだいなひとかげ > (防壁の一部に、かなり大型の竜が突っ込んだという。 崩壊した部分を補うにはどうするか?) [Mon 11 Sep 2006 23:44:44]
不確定名:きょだいなひとかげ > (急ごしらえの、巨人専用ショベルに、踵を乗っけて踏み込んだ。 地に深く切り込みを穿つ。) [Mon 11 Sep 2006 23:43:25]
お知らせ > 不確定名:きょだいなひとかげが来ました。 『(こういう事態に狩り出されるのは、昔から何一つ変わらない)』 [Mon 11 Sep 2006 23:42:28]
お知らせ > カイネが退室されました。 『( ――― 交代に訪れた誰かに、左手振って擦れ違おう。 )』 [Mon 11 Sep 2006 00:45:39]
カイネ > ( ――― だから、死ねない。無様に地べたを這いつくばっても、どんなに惨めな姿を晒しても。自分は生き残りたいのだ。生き残って、また見知った誰かや見知らぬ誰かと談笑して、馬鹿騒ぎして、時にはケンカとか織り交ぜつつ ――― ただ、今までと変わらない生活を送りたいだけなのだ。ならどうして此処に出て来たのかって? 簡単だ。自分が此処に来れば、単純に護る対象が一人減って代わりに護る役割の人間が一人増えるから。それだけ勝算が(仮令一厘にせよ)上昇するから。たった、それだけだ。そして勝算を一厘上げた報酬は、きっといつもと大して変わらない ――― 命を賭けた代償とはとても釣り合わないだろうはした金。その金で酒を飲んで、誰かに奢ってみたりして、自分は悪魔を一匹仕留めたんだと自慢してみたりして ――― それで十分だと思う。そんな物思いに耽っていれば、時間は自然と過ぎ去る物で。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:45:02]
カイネ > ( 何が何でも、生き残るしかないのだ。やらなきゃならない事は一杯在る。例えば何処かの魔女の目の前でゴスロリな衣装を着なきゃならないとか、何処かのエルフの少年に大量の裏ごししたジャガイモを奢って差し上げなければならないとか、何処かの赤い毛の女に酒を一杯奢らせなきゃならないとか、何処かの小説家にロングソードを買って差し上げなければならないとか ――― 朝目を覚まして今日も良い一日になるよう神様じゃあない何かに祈って道行く誰かと他愛無い談笑に興じ酒場で酔って見知らぬ誰かにちょっかい出してケンカしてボコボコにしたりされたりした後公衆浴場で風呂に入ってから宿の自分の部屋に帰って今日もいつもと変わらない一日だったなあとしみじみ思いながら眠らなくてはならないとか。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:38:08]
カイネ > ( 街のために命を棄てる義理は無い。そういう点で、傭兵は他の戦闘集団に比べて印象も評判も良くないと思う。正しくは現在進行形で思っている。だが ――― だからと言って、危険な場所に立っている事に変わりは無い。死の危険だって十全にあるだろう。そんな所に突っ立っている自分は、命を棄てているのではないか? ――― 違う。それは違うと自信を持って言い切れる。何故なら、自分はこれっぽっちも死ぬ心算等無いからだ。確かに危険、実に危険だ。市民が近寄ってはならない場所、何時何時悪魔が襲ってくるか判らない場所だ。けれど死ぬ心算なんて毛頭無い。自分はただ ――― 持ってる命を本の少し削って、賭けているだけ。たったそれだけだ。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:30:10]
カイネ > ( ――― 奇しくも。どこかで誰かが不信を煽る為に述べた言葉と同じ事を考えもした。即ち ――― 逃走、だ。判りやすく言うとこの仕事をすっぽかして、逃げる事。だが ――― それは駄目だろうなあと、考えて二秒で却下した。そんな事したら仕事もらえなくなるし。仕事が無くなると当然収入も無くなるわけで、そうなると己はそもそも生活できなくなる。それは困る。非常に困る。なので却下。だからせめて、それなりに安全そうな仕事くらいは全うしよう。いざとなったら、本当に死にそうになったなら、だが ――― 逃げたって、文句は言われまい、から。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:21:27]
カイネ > ( ――― 正味、此処まで暇な仕事もそうそう無いだろう。かと言って、置かなかったら置かなかったで色々と問題が出る。仕方ないので、できれば誰も来ませんようにとか祈りながらボーっと見張っているわけだ。そのくらい祈っても良いだろう? 何しろ ――― 利き手は稼動に支障があるし、首の後ろの傷だって心配だ。正直、この状態で悪魔を撃退できるとはとてもじゃあないが思えない。無論、一人で撃退する心算なんざ毛頭無いのだが ――― それでも、だ。最悪のケースは想定しておくべきだ。即ち。自分が大声出しても誰も来なかった時、とか ――― そうなったら、医者の言葉とか無視するしかないだろうなぁとか、思った。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:16:28]
カイネ > ( 正門の前に突っ立っている。何をしているのかと言えば、仕事であると答えよう。正門の前を見張り、何か来たら大声出して報せるお仕事。 ) [Mon 11 Sep 2006 00:10:47]
お知らせ > カイネが来ました。 『( 右手をポケットに突っ込んで。 )』 [Mon 11 Sep 2006 00:09:02]
お知らせ > リグレットが帰りました。 『(その様子はヴェイトスでも有数の魔法使いの一人とは、とても思えないよーな姿であった。)』 [Sun 10 Sep 2006 20:07:21]
リグレット > …。 (腰を下ろして、体育座り。 膝の頭に鼻先を埋める。 誰も襲ってきて欲しくは無いけど、一戦交えないと終わらない。 「 うー 」 と、子供のように唸りながら、二律背反に頭を悩ませる── ) [Sun 10 Sep 2006 19:53:34]
リグレット > ここが破られたら… (平和な日常も、一旦ピリオドを打たざるを得ないだろう。 失われたが最後、再び取り戻すのは、何時になるかは判らない。) [Sun 10 Sep 2006 19:49:19]
リグレット > (門の傍で、街の外を見張っている兵士らに混じって、一緒に立っていると 荒野を渡る風は存外に強い事を、城壁は、城門は、それから護ってくれている事を思い知らされる。) [Sun 10 Sep 2006 19:44:52]
リグレット > (「なんだ女か」とか「なんだ子供か」ばかりで打ち合わせにならない。 東方将軍プロイストの気分がいろんな意味で良く判る気がする。 別に次皇帝ではないが。 さておき) [Sun 10 Sep 2006 19:41:39]
リグレット > (淡い色のローブを羽織り、フードを被って顔を隠す。 素顔を晒していると、どうにも押し出しが効かないよう、なのだ。) [Sun 10 Sep 2006 19:39:41]
お知らせ > リグレットが入室されました。 『(ヴェイトス大学の教員服の上から)』 [Sun 10 Sep 2006 19:38:17]
お知らせ > リグレットが帰りました。 [Sun 10 Sep 2006 03:52:16]
リグレット > ( 攻めて来た竜が吶喊した射場の傷跡も生々しい。 外堀を少しずつ埋め立てられているような心細さがあった。) ……もう少し、早く参戦を決意してたらな…。 (聞くところでは、竜の羽ばたきの風で相当に苦戦させられたという。その場に居合わせていたなら、鎮めの風が役に立っただろう。 公開しても始まらないが、それだからこそ、いくら悔やんでも悔やみきれない) [Sun 10 Sep 2006 03:46:57]
リグレット > (青く澄んだ、空色の瞳で──門の外を、遠く瞠った。) (紅い空。) (空がこんな色で良い筈が無い。) …僕の“風”で吹き払えるものなら、どこかに飛ばしてしまいたいものだけど── ( ウインド・ストームでも無理だろう。猿猴捉月。月を捉えようと空を引っ掻くような愚行は、賢者としては慎むべきだ) [Sun 10 Sep 2006 03:41:40]
リグレット > 学究の徒の端くれとしては……今回の例、当事者として後世に遺さなくっちゃいけない。 そのためには、死ねないし、負けられないし──(この国の、歴史をここで)──終わらせるわけには、いかない。 [Sun 10 Sep 2006 03:31:58]
リグレット > ──文献には、前例のない事象、か。 こういうのって、辛いんだ。 ( 賢者は、記憶を蓄える仕事。 必要に応じてアウトプットする事を要求される。 事例が無い事と、知らない事はイコールではないが、尋ねる側としては後者として捉えたくなるのが心情だ。) [Sun 10 Sep 2006 03:29:37]
リグレット > ……ようやく、止んだ…かな? (どんよりと、紅く染まった雲を見上げて── 少年賢者は一人呟いた。 傘の外に、掌を挿して雨粒を受ける気にはなれなかった。 だって、絶対“良くないもの”だって判ってるんだもの。) [Sun 10 Sep 2006 03:27:31]
お知らせ > リグレットが入室されました。 『(傘を閉じた)』 [Sun 10 Sep 2006 03:25:45]
お知らせ > メイド姿が帰りました。 『(しゃッ、と影が走った。 あとは何も残らない)』 [Sun 10 Sep 2006 01:59:22]
メイド姿 > ( 仕事として、門の守護を請け負った者の邪魔にならぬよう、気付かれぬうちに姿を消した方がいいだろう。 ) …何事も無く、片付くよう、祈るのみでござる。 (かくり。 首を垂れて) [Sun 10 Sep 2006 01:59:05]
メイド姿 > さいわい、戦もひと段落。 このまま収束してくれれば何よりでござる、が──。 ( はふす。 気欝げに小さく溜息を漏らせば ) [Sun 10 Sep 2006 01:56:43]
メイド姿 > (でも、気に食わない。妙に苛立つ。 雨が嫌いなヒトは、こんな気分だったのだろうか?なんて思うくらい。) [Sun 10 Sep 2006 01:50:17]
メイド姿 > ……雨空で、こんなに嬉しくないのは初めてでござるなぁ──。 (鬱陶しそうに、空を眺めた。 匂うわけでもなければ、変な味がするわけでもないが) [Sun 10 Sep 2006 01:49:41]
メイド姿 > (霧状になった紅い雨で煙って、殆ど見通せない。) [Sun 10 Sep 2006 01:48:49]
メイド姿 > (門の上で、ちょこんと腰掛けてはるか遠くを眺めれば) [Sun 10 Sep 2006 01:48:21]
お知らせ > メイド姿が入室されました。 『(けろー)』 [Sun 10 Sep 2006 01:47:36]
お知らせ > フォーカが退室されました。 『(パンと掌を打ち合わせて、自警団フォーカ=アルメリアは正門警備終了)』 [Sun 10 Sep 2006 01:28:33]
フォーカ > (そろそろ交代時間だ。――赤い雨が降り注ぐ空を、少し見上げた。 日に日に濃くなってくる赤い空を眺めなくて良いと思うとほっとする。 肩を回して、一言二言、女傭兵に「世話になった」やら、「今度飲もう」やら、挨拶をして踵を返した。)……なんにせよ。早くこの騒ぎが収まる事を、祈りましょう。 お互い全てが終わったら、塀の中で―?―――…生きてタラ。 [Sun 10 Sep 2006 01:24:48]
フォーカ > 此処に残る自警団員なんて、オレよりも頼りになる人ばかりですカラ、きっと俺が隣に居るよりも安心できまスヨ?(此処数週間、何度か一緒になった傭兵――そばかすの浮いたイエロティアのスキンヘッドの女傭兵――は、それを聞いて目を丸くした。)――ヤ、オレよりも逞しいって意味じゃなくてデスね。 まぁ、会って見れば分かりまスヨ。  (唇に笑みを乗せて軽く言う) [Sun 10 Sep 2006 01:14:30]
フォーカ > (矢張り、自分は荒事にむいていないと思う。 トチ狂って傭兵などにならなくてよかったと、心底思う。 仕事は普通の仕事に比べれば「死」に近いが、この正門の前に比べれば断然マシだ。) 明日からは、塀の中でスヨ。新人さんと仲良く――酒でも啜りながらお散歩混じりに警邏デス。エエ――…後は、先輩と、他のオニーさんに任せますともー? …俺、見掛け倒しのハリボテみたいなもんですカラネー [Sun 10 Sep 2006 01:06:08]
フォーカ > (塀の中に入れば、幾らかその条件は緩和される。それがとても嬉しい。) [Sun 10 Sep 2006 00:55:17]
フォーカ > (今日で正門警備の任務は解かれる。街の中の警邏に再び回されることだろう。或いは、人手の足りない所にねじ込まれるか何か――それでも、此処よりはマシだと思える。 なぜなら―――此処が”正門”だからだ。街の人々の支えの門。 此処が崩されたら、ヴェイトス市民ががどう思うか――それを考えると、此処に立っている事が、とても辛くなる。 重くなる。 此処をどんな事が合っても護らなければいけないと理解しているからこそ、辛いのだ。  逃げるという選択肢を選ぶには、さまざまな事を切り捨てなければならない) [Sun 10 Sep 2006 00:47:31]
フォーカ > ――――オレはモーぅ、暫くこの正門は見なくていいっ!…お腹いっぱいタップタプ!て、くらいに眺めましたヨ。エエ。(目深く被ったフードの下。疲れを隠しきれない青い双眸が、赤い雨の降りしきる街道をまっすぐに眺めて、呟いた) [Sun 10 Sep 2006 00:40:41]
フォーカ > (だよね?とログを確認しながら、門の傍に佇む男が一人。元は青かったんだろうコートも、今は赤い雨に塗れて、黒く変色していた) [Sun 10 Sep 2006 00:35:40]
お知らせ > フォーカが来ました。 『(こ、今度こそ最終日!】』 [Sun 10 Sep 2006 00:34:46]
お知らせ > カノンが退室されました。 『( 外に異常なし。 内に異常あり。 )』 [Sat 9 Sep 2006 22:03:13]
カノン > ( 忘れず、赦さず、十字を背負ってなお気高く生きること。 百億の謝罪と千億の贖罪を重ねながらもそれに驕ることなく、それに溺れることなく、進むこと。 英でたる者は雄々しく、その瞳に力あり。 )( もともとは、そういう口伝の言葉だった。 一族の言葉だった。 それを―――どこまで汚すのだろうか、己は。 大切なもののその欠片を、どこかに見出した気がした。 すぐに消えてしまいそうなそれを。 )( ぐるり。 再度周囲に気を配り、一つ、息をついて。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:02:54]
カノン > ( いっそ食べられてしまったほうが楽なのだろうか。 けれど、狼になった自分がその後何をやるか、容易に想像できるだけにそんなに簡単にカノンを手放すことは出来ない。 それに、もしそんなことになっても言い訳は出来ないのだ。 その狼はどこかから来るのではなくうちから出でるものなのだから。 ) ………………………………………………自分とは、戦えない…………受け入れることが、必要なのかな……………。 ( それは、狼に食べられるということではなく、狼を食べるということ。 それはぞっとするほどに困難だった。 ) [Sat 9 Sep 2006 21:52:37]
カノン > ( 自分でどうこうできないことを、昔はこんなにも考えたことはなかった。 全ては大地の摂理で、全ては大地が勝手に決めてくれた。 その大地から離れたからだろうか、こんなにも弱くなったのは。 ) ……………………………。 ( 思えば、そう。 母なる大地を離れてからカノンは嘘を重ねてきた。 時には誰かを騙すために。 時には自分を騙すために。 時には居場所を護るためであり、時には他者を傷つけることもあった。 …………嘘ばかりついていた少年は、本当に狼が来て食べられてしまったという。 それならば、嘘つきの少女は、カノンはもう狼に食べられてしまったのではないだろうか。 否、そうなのであれば心はもっと楽なはずだ。 きっと、半分食べられ、残った半分がまだ生きているのだろう。 血みどろで。 く、と顎を上げて周囲に気を配るも、まだ何かの気配はない。 そのことに安堵を覚えた。 幾つもの意味で。 ) [Sat 9 Sep 2006 21:42:17]
カノン > ( カノンは落ち着かない手元で、外した眼帯を弄んでいた。 虚空を見やる視線に光はなく、その精神からくる輝きもない。 ただ、あの彼とよく似た(少なくともカノンはまだ気づいていなかった)青年の言葉のせいか、思考にどっぷりと沈んでいた。 いっそ考えることすらなくなれば楽なのだろうかともちらと思ったが、それは自分でどうこうできる話でもなかったし、どうこうする気もなかった。 ただひたすらに沈黙を護り、ため息すらもそこにはない。 ) [Sat 9 Sep 2006 21:32:22]
カノン >  …………………………………………………………………………。 ( ………………………。 …………。 ……………、………………………。 ) [Sat 9 Sep 2006 21:22:51]
カノン > ( 正門の前に狼少女。 ちっぽけにひとり。 ) [Sat 9 Sep 2006 21:22:49]
お知らせ > カノンが来ました。 [Sat 9 Sep 2006 21:20:54]
お知らせ > 豪人が帰りました。 『(―――是から、其の検問場所へ移動するんだから。)』 [Sat 9 Sep 2006 03:57:09]
豪人 > (だって) [Sat 9 Sep 2006 03:56:52]
豪人 > (―――考えて)    …うッわ、嫌な想像すんのやめよ。(自分の想像に寒気がした。)(ふと、忌々しいばかりの紅い夜空を見上げて、紅い雲の向こう。銀色を紅いフィルタァを通して地上に降り注がせる月の高さを、見て。)      ……やだなぁ、もう。(視線をおろした先に、此方へ交代の人員が歩いてくるのが見える。がっくりと肩を落とす。)     …なんで、こうも間が悪いの。俺。(もしも、完全にニンゲンと同じように振舞える悪魔が来たら。其れの検問に 当たった ら。そんな想像が、ぐぐ、とのしかかる。)    …ぁい、交代だね。 (やってきた人影と、ぱちん。掌を叩き合わせて、嘆息一つ) [Sat 9 Sep 2006 03:56:48]
豪人 > ………、そもそも、俺如きに出来ることなんて限られてンだから、やれることやれよ。って感じで。(地団駄踏みたいくらい、もどかしい。)    ―――……でも、この状況じゃ、たとえば里帰りしてたライカニアさんとか、そういう人、今はきっとヴェイトスに入れないンだろうなァ。 この警戒具合じゃ。(正門は勿論、街へ入れる場所は全てこういった警戒網が敷かれている。勿論、通行するならば、出るにしろ、入るにしろ。厳しい検問。)    ………、でも、完全にニンゲンと同じように振舞える悪魔が居たら、どうなるんだろう。(ぼそ、り。) [Sat 9 Sep 2006 03:53:34]
豪人 > (死ぬ気でやってくる。―――なンて覚悟は何処へやら。結局、何も出来ていない。していない。)   嗚呼、糞。なーンも出来てねェのがムカつく…!ムカつくよ、俺。マイセルフッ。(うがー。自分への苛立ち。必要最低限の会話しかしないでいると、言葉を忘れてしまいそうだから、とぶつくさ言っているのだけれど。)(………門の前で直立、ぴし、っと背筋を伸ばして立った状態で、つぶやいている言葉がこれだから、おかしい。)   だって、じたばた何時ものように動いてたら、何遊んでるンだって、怒られそうだ、しッ ! [Sat 9 Sep 2006 03:49:51]
豪人 > ………、 独り言も増えるしさ。いや、もともとだけど。 ってか、これも独り言だし。(溜息。堅い表情を眺めていると、緊張感の無い声と、緊張感の無い面、何もしていない、出来ていない自分なんかが容易く、おいそれと 労う言葉すら、発せられないような気すらする。―――シゴトはシゴト。そうは言えど、誰かが近くにいると、そう。この間のように、相手の気分を逆撫でするような不用意な発言をしかねない。誰かと居て、無言、なンていうのは耐えられない性格だから。)     会話するにも、こンの状況で―――(周囲を見回し)―――無駄口叩いたら、タコ殴りにされそうだし。今は何も起こってない、とは言っても。(だから、意識的に、必要以外の情報を遮断している。入ってくる負傷者、日々続く攻防の情報、其れを聞いて、それ以上の詮索はしない。誰が、だとか、いつだとか。)     大きなお節介と、空気読めない悪い癖がでそーだもんん。 [Sat 9 Sep 2006 03:45:39]
豪人 > …こうも都合よく、毎度襲撃の時に居ないっていうのは、どーなんだ。(自分で自分にガッデム。)    皆、大怪我して、危ない目して、…頑張ってる、のに。(どろりと空を覆う紅い雲は相も変わらず、人を嘲るように広がっている。雲間に月が隠れる度、紅く光る其れがまるで滴り落ちる直前の血のように見えて、―――ただぼぅっと眺めるのが好きだった、夜空も、見上げれば眩暈がするような気が、して。)    うつ伏せで寝ると苦しいンだよなァ…。立ってても、足元見ても、空見ても、前見ても―――何処見たってこれだし。      ……紅い夜なンて、ファンタジー小説の中だけでいいんだよ。読まないけど。(行き交う任を同じくする人々を眺め乍。零す言葉に相槌を打ってくれる人も居ないのだけれど。) [Sat 9 Sep 2006 03:39:19]
豪人 > ―――……絶対俺、或る意味運良過ぎだと。そして、或る意味、運悪すぎだと。(泊り込みに近い警備。ぼんやりと眺めているだけで済むのなら、きっと気は楽だし、体力的にも、楽。なのだろうけど―――仮眠を取って、つい今しがた、たたき起こされて交代したところ。) [Sat 9 Sep 2006 03:30:38]
豪人 > (寝起きで頭がぼぅっとしている) [Sat 9 Sep 2006 03:27:58]
お知らせ > 豪人が来ました。 『 ――― ……、ふぁ   ぅ。』 [Sat 9 Sep 2006 03:27:37]
お知らせ > 九栄が退室されました。 『さて、いちばんうそつきだったのはだれでしょう?』 [Fri 8 Sep 2006 03:51:47]
九栄 > …………や、我ながら良く言ったモンだわ。(苦い煙を噛み潰し――。) ああ、苦い。こんなに不味い煙草は久し振り。(それでも煙草を咥えたままで、少女とは逆方向。 隊長が来るまでは、二体の捕虜を監視しておこう。) [Fri 8 Sep 2006 03:51:27]
お知らせ > カノンが帰りました。 『( 嘘ばかりつく少女は狼に食べられるかな? )』 [Fri 8 Sep 2006 03:49:15]
九栄 > さあ。言葉はただの言葉よ。ただ、自分の言動の責任が取れるのは、自分だけってコト。(肩を竦めて、煙草を咥えた。)  …………は。(走り去る背中を眺めながら、呆れたように溜息を吐いた。…少女にではない、自分にだ。 …火を付ける。)  ……おやすみなさい、カノンちゃん。(昇る煙を、ぼんやりと眺めた。) [Fri 8 Sep 2006 03:48:14]
カノン >  うあ………ぅ…………。 ( わからない。 自分が、本当は、どちらなのか。 赤い空を言い訳に出来るのは今のうちだけで、本当は何を望んでいるのか。 けれど、護ることが望みでなければ……いや、護ることが望みなのだ。 それ以外にはないのだ。 だが再度愕然とする。 ) ………………な、んで………………………………ごめんなさいっ! ( カノンは逃げるように駆け出した。 なぜ。 なぜ、あなたが、その言葉を……? 自分で自分の心がわからなかった。 少し前の言葉なのに、自分はそれすらも………っ! 心の整理が必要だった。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:44:43]
九栄 > ……できることとできないこと。 自分が出来もしないことを、自分が出来ないからって、自分を責めるのは大間違いだわ。 そしてそれは、本当に貴女の望みなのかしらね? (首を離し、身を離す。両手を腰にあて、見下ろすような視線をやって。)  ……本当に。 護りたいの? 殺したいのではなくて? それなら、行きなさい。 ――悪いコトをしたのなら、自分でそれを悪いと解っているのなら、それを忘れてはいけない。 ………忘れてはいけないというのは、開き直れって意味じゃあ、無いわよね?(昔、誰かが言った台詞だ。) [Fri 8 Sep 2006 03:39:36]
カノン >  ………う、あ……………っ ( 冷淡な声に、耳を塞ぎたくなる。 けれどそれは赦されず、ただ首を振るばかり。 ) うちは………………うちは……………………………まもる……まもるの…………家を……まもらな……………他に、もう………なんにも………。 [Fri 8 Sep 2006 03:33:30]
九栄 > ――――ダメ。 (ぐ、と首に腕を廻す。必要なら鎖で縛りもしよう。それがたとえ、彼女がその気になれば簡単に振りほどかれる程度の儚い戒めであったとしても。) …………あなた、そんな顔でいったい、何を護るの? 何が護れるの?(片側欠けた獣の耳、冷淡な声で囁いた。) [Fri 8 Sep 2006 03:29:12]
カノン > ( 言葉は、半分も耳に入らなかったかもしれない。 ただ、うちで待っていろとの言葉に、首を振り、ふらつきながらも自分の足で地に立って。 ) あかん……………帰れへん………うち、帰れへん…………………………護るから……うちが護るから……………。 ( ふらふらと、門へと戻ろうと。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:27:04]
九栄 > …………まったく、あのお馬鹿。 これをやったら許さないって、あれだけ言ったのに。(低く静かに呟いて――。  震える少女へと何かを言いかけ、結局言わずに言葉を呑んだ。)  ……ゆっくり、おやすみなさい。 できたらおうちで、待ってなさい。(このばかげた騒ぎが終わるのを。) [Fri 8 Sep 2006 03:22:05]
カノン >  ………………………………………………。 ( 勝った。 けれどそれは後味のよい勝利ではなく、ただ街を護れたというささやかな達成感だけが救いだった。 抱きかかえられてもまるで抵抗も見せず、あまりにも脆かった。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:19:30]
九栄 > で………  本当、困ったわね。(震える少女、抱きかかえると――落ち着ける場所へと連れてやりながら、後の見張りは雑兵に任せた。 恐らくジュンなら直ぐに来る。任せておけば安心だ。 それに、そんなことはどうでもいい) ―――本当、困ったわ。 [Fri 8 Sep 2006 03:18:53]
お知らせ > くろいかげが退室されました。 [Fri 8 Sep 2006 03:18:12]
九栄 > ―――はあ。(溜息を吐いた。…戦い済んで日が暮れて、いやもとも暮れてはいたけれど。残ったのは砕けた石と、逮捕者二名。それに――― )   ……仕方ないわねぇ。 えーと、そこのアナタ。(周囲で逃げ損ねた灰色の獣と戦っていたらしい傭兵の一人。逃げ回っていただけなのか、妙に無傷な男を呼ぶと)  ウチの団長…ジュン・ワタヌキを呼んで。 (影の女にしろ光沢の女にしろ、己の手には余るモノだ。下手な功は手に入れたところで、邪魔になるだけ。 面倒くさがる男に、二匹を掴まえたのはアンタでいいから、と無造作に。) [Fri 8 Sep 2006 03:17:09]
カノン >  ――― っ痛…………………………あ……………………………ごめん、なさい……。 ( 叩きつけられて、しばし呆然。 それからようやく自分がまたやってしまったことに気づいて、蒼白になって。 カタカタと小さく震えて黙り込んで。 傭兵であるカノンは影の女の処置に関してはなにもできないだろう。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:10:07]
くろいかげ > (篝火が照らすこの場所では影伝いに逃げることも叶わない。 力無く指が地面を掻くが、それだけだ。 多少は頑丈なのと人体とは構造が若干異なるせいもあり――半失神だがまだ息はある。)・・あ ァ  ぅ ―― (打撃が止めば、絡んでた触手も力が抜けて地面に落ちる――― 殺すも捕らえるも容易だろうが、この生物の生態は影に潜る獣。  長時間監禁するならば何らかの措置を施さない限り容易に抜け出してしまうため、注意が必要かもしれない。) [Fri 8 Sep 2006 03:08:29]
九栄 > (一歩ごとに肉の軋む音が近くなる。 一歩ごとに愉しげな泣き声が近くなる。) ―――はい、そこまで。(襟首を掴み、倒れ伏した影女の上へと引き摺り倒すように叩き付ける。)  ……言ったでしょう、殺すのはダメだって。(獣の上、馬乗りになって静かに囁く。濡れそぼらせた眼帯、掌で拭い。) [Fri 8 Sep 2006 03:01:18]
カノン >  ――― あはははははは! あはははっははははははははっははははははっ! ( 少女は笑う。 そして相手の触手が力を失い、地面に臥してしまえば、そこでようやく拳は止まった。 遠隔狙撃を主点とした戦法は………こういった醜さを隠すためだったのかもしれない。 そのままの体勢で、九栄に、笑顔で少女は問うだろう。 眼帯をぬらしながら。 ) ねえ? ねえっ!? *していいっ? バラしていいっ? ( 笑いながら、眼帯をぬらして。 ) [Fri 8 Sep 2006 02:54:18]
お知らせ > みすぼらしい女が退室されました。 [Fri 8 Sep 2006 02:54:03]
くろいかげ > (触手の動きは意外と繊細で素早く、全身に絡みつくまで数秒と掛からないものだが――其れは拳が数度振り下ろされるには十分な時間か。 そして誤算がもう一つ、力に物言わせるタイプの自分の腕力を、少女は大きく上回っていた。) ――あ う゛ ッ (背中に乗られているという状況は打撃を受ける側にとっては最悪で、散々痛めた胴体も、狙い放題の後頭部も、何処を打っても今は有効打になる。) い ぐッ!!  あッ…!! (2〜3度も振り下ろせば触手も殆ど力を失って――殴る度にのたうつ本体の苦痛を肌に伝える程度の役目しか果たさない。 踏み付けから抜け出すでもなく、ぐったり地面に臥したまま――) [Fri 8 Sep 2006 02:49:21]
みすぼらしい女 > (右足に焼けるような痛み。ようなではなくて実際に焼けているのだ。あまりの激痛に硬化がとける。光沢が消える。背筋をのけぞらせる。のけぞらた体はそのまま後方に崩れ落ちる。どすん。地面を、太鼓の撥みたいにつよくたたく頭蓋骨。そのまま、失神。) [Fri 8 Sep 2006 02:47:23]
九栄 > (光沢の女の前方に落ちる、瓶。) ―――さて、ここからがお楽しみ。巧く行くかのお立会い。(ぶあ、と一瞬、風が吹く。勢いはあるが、攻撃力としては皆無に等しい、ただの風。それが――落ちた瓶を、よろめく光沢の女の足首へと目掛け叩き付けた。当たるかどうかは女次第、しかし当たれば――割れやすい瓶の中身は、酸。いかに硬かろうと、足首を溶かせば捕獲も不可能ではない、か。) ――――― ッ。 (次いで、投げたナイフへと向けた視線。 紅い獣。哄笑。 殴打が肉を打つ、鈍い音。 ナイフが地面に突き刺さるのを見送り、鎖を片手に絡み合う二匹へと駆け寄った――。) [Fri 8 Sep 2006 02:36:08]
カノン > ( 光沢の女。 そちらはちょっと硬いようだ。 解体するには時間がかかりそうだし、先にこちらか。 捕まえたとの言葉に、にぃ、と唇はつりあがる。 ) つかまえたぁ? あははははははっはははははははっははははははっ! 捕まえたよ、確かにっ! ( 踏みつけたまま、からめとろうするうごめく触手が完全に身を封じてしまうよりも前に、腕を振り上げて、―――振り下ろした。 その細腕からは想像できぬほどの剛力。 一度ではなく、触手に囚われない限り何度でも殴りつけようとするだろう。 ) [Fri 8 Sep 2006 02:27:49]
くろいかげ > あは、残念賞・・・♪(毒やら何やらは持っていないが、伏せた背中は触腕の根元。 巨大な磯巾着に蹴りつけるようなものだ。 飛び掛る少女に、包み込むように反応する。 足や体を拘束すべく、纏わり付こうとして―― )やっと捕まえ…ッ?!(そのまま大助走による勢いを支えきれず、叩き潰された―― ジャンプした人間に背中を思いっきり踏まれる感じだ。 呼吸は一時停止し、肋骨が軋む。 視界がくらくらと明滅する――) ―――!! つ かまえ  たのに ・・・ぃ―― (背中側の様子は見えず、身動きも叶わない。 いつの間にか顔の横に突き立ってるナイフは一種の威嚇か。  ――それでもなんとか、背の触手はカノンの体を絡め取ろうと蠢く。 本体のダメージから多少力が落ちているが。 上手く行けば、人質にも飛び道具に対する盾にも 出切る筈――) [Fri 8 Sep 2006 02:23:24]
みすぼらしい女 > た、体勢をたてなおさな―――はべっん(硬質化した胴体と、なたがぶつかって、良い音が響く。若干低めとはいえ、怪力と熟練が生む威力。切断はできなかったが。内部に衝撃が走る。一瞬遅れてなたが地面に落ちる。おもわず、両手でわき腹を押さえ、)き、機転――力――こ、これが――ニンゲ、ン?(後ろによろめく。その前方に瓶が落ちた。) [Fri 8 Sep 2006 02:11:15]
九栄 > (ちらりと投擲されたナタを見遣りつつ、飛び上がる紅と入れ替わるように地面に降り立つ黒。…まあ、光沢の女は硬そうだ。死にまではしなかろう。) さて――― 死なない程度に、遊んでいって頂戴ね? 御代は、詰め所でたっぷり話を聞かせてもらうわ。 (片手に四本、ナイフを影の女の真横へと―― 紅の獣へも、影の女へも掠りすらせぬ軌道で投げつつ、逆手に構える小さな瓶を光沢の女の手前、明らかに届かぬ軌道で無造作に放り投げ――。) [Fri 8 Sep 2006 02:06:45]
カノン >  ――― ご期待にそえれば、幸い……ッ! ( 一時の停滞。 挟み撃ちの失敗によるそれを、カノンの感覚は、眼帯に描かれた魔眼の象徴する超感覚は視逃さない。 勢いのままに高く跳躍し、光沢の女へとナタを投擲する。 狙いも威力も若干低めだが、その後の動きを考えれば仕方がない。 跳躍は少女の体で放物線を描かせ、その先には―――影の女。 やや惰性的ではあるが、飛び蹴りを。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:57:09]
くろいかげ > いけない――!!(足を狙う触手で動きを止め、止まらず間合いを詰めて光沢の女と挟み撃ちにする―― そんな計画だった。 触手鞭は空を切るが、慣性ゆえに止まれない。 背中=触手の上に刺さったナイフは被害は無いが結構痛く、転がるみたいに地面を滑った。) いったた・・・ ……やっぱり要らないわ、このニンゲンは・・・!(可愛くない! とか文句を垂れて、同士討ち回避者への謝罪の言葉は永遠に後回しだ。 遠くで上がった水性の破砕音は何かあったのか―― ちらりと其方を振り向いて元気な方を確認し、舌打ちを漏らした。) 旗色悪くなっちゃったなぁ――― さて、どうしよう?(危機的状況でも口調に見える緊張感の無さは習性みたいなものか。 地に伏せた姿勢のまま触手だけ動かして、走ってくる獣人に備えよう。) [Fri 8 Sep 2006 01:53:03]
みすぼらしい女 > くうっ(ジグザグ気味に動けば、相手が隠そうとした背後の黒い影の姿もわかる。  黒い影が無知のごとく何かを振るう。青年が飛ぶ。)――っ!(後ろに跳ぶ。黒い影が放つ何かをよける。体勢を崩す。足を刈るような攻撃があたればさらにひどいことになっていただろうが。飛び道具使いの前でバランスを崩すことは致命的――目の前の青年に翻弄されるあまり、こちらに疾走する獣人には気づかない。)ま、まあ、まるでかえるのような――(あきれたような褒め称えるような。その中間の声) [Fri 8 Sep 2006 01:46:18]
九栄 > (ちらりと左右を見遣る。光沢の女は身を低く、影の女も身を低く。――ならば己も、身を低く。) ……ええ、こちらこそ宜しく。 こう見えてまだ初心なの、お手柔らかにね?(言いつつ、狙いを定めさせず俊敏に左右へと身を揺らす光沢の女から、よろめきながら距離を取る。戦力としては弱く、体力も無く、怪我だけは有り余る。そんな身体で出来る策と言えば ――攻撃の機会をフイにまでして、光沢の女を誘い込む。 影の女の間近へと。) …あら、大丈夫よ心配しなくても。ちゃあんと楽しませて差し上げるわ?(だぶりとした緩い着衣で、二人の女の視界を塞ぐよう、よろめきながら身を揺らし―― 傷ついた身体でどこまで有効かは知れたものではないが。 影の女が地を凪ぎ払うよう触手を振った刹那、伏せた身体をバネに跳ね上がり、影女の真上を狙い、ただ高く跳ぶ)  ―――そこの、彼女がね? (狙うは互いの同士討ち、ついでとばかり、片手に摘んだナイフを真下、影の女へ投げつける。――勢いは普通、そして狙いは甘い。避けるには容易な投げナイフ。) [Fri 8 Sep 2006 01:27:51]
お知らせ > 黒い獣が退室されました。 『獣の願いが叶う事はなく。』 [Fri 8 Sep 2006 01:15:16]
カノン > ( ぶしゅっ。 振り下ろした際に喉元からは血がほとばしり、思わず膝をつく。 しかし、撃破した。 消滅する黒血を風に感じながら、意識はすぐに九栄へと向く。 しかしとにかく止血しなければ。 服の袖を割いて器用に首にきつく巻き、とりあえずの処置とする。 そして、狼少女は再び駆け出す。 次ターン接敵。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:14:53]
黒い獣 > (追跡者の方に向き直ると同時、自身を追っていたはずの足音がプツリと途絶え・・・状況を把握するまでの一拍の間に、獣の頭頂部から喉元にかけて一筋の衝撃が走る。)(先ほどの振り下ろしとは違いその体重と速度を上乗せされた一撃は顔の形を持つ外殻だけでなくその中に潜む核を両断した後、黒い血の筋の様な物を大地に引くだろう。それから一拍の間を置き黒い獣はその身を黒い水の塊へと変えて、大地にその黒さをぶちまける。)(地面に作られた黒い水溜りは数秒もしないうちに蒸発したかの様に消えるだろう。後に残るのは両断された黒い猫目石の様な核だけ。)(ちなみに灰色の獣達は臆病風に吹かれたのか門での戦いが起きると同時に逃げ去ったとかどうとか。) [Fri 8 Sep 2006 01:07:29]
くろいかげ > (背中の触腕こそが最大の武器ならば――立ってようが蹲ってようが大してできることは変わらないのだ。 痛みのパニックから回復したら、片膝ついたクラウチングスタートみたいな姿勢のまま、男を睨み付ける。) 折角ニンゲンは可愛いと思ってたのに―― 堂々としてるんだ。(逆に此方の戦術面での優位は、防衛側のどちらかが倒れたときに確定するわけだ。 挟まれたのを好都合と取ったか、少しだけ余裕が戻った。) でも飽きるようだったら私も向こうの子で遊ぶわ――  さ、踊って見せて♪(襤褸布の女が近付くに合わせて、此方も真っ直ぐに突入した。 地面すれすれの低い姿勢から、足を薙ぎ払うみたいに低く触手鞭を飛ばしてくる。) [Fri 8 Sep 2006 01:02:56]
みすぼらしい女 > 訂正:黒い顔>黒い影 [Fri 8 Sep 2006 00:55:41]
みすぼらしい女 > (こちらを一瞥する黒い顔に顔をほころばせてみせる。さらにたちあがりこちらに声をかける青年の声には口元に手を当てて、くすり。)ま、まあ――こ、光栄です――け、けれども大胆です――ミスタ? よ、よろしくお願い――いたしま(恥じらいを混ぜた声を出していたが、やがて両腕を顔にあて、姿勢をひくくして、そして地を蹴る。ややジグザグ気味に相手に接近しようと。ただし、近づききる前に相手に攻撃のチャンスをあたえてしまうだろう。)――すっ。 [Fri 8 Sep 2006 00:54:40]
九栄 > (振り抜いた鎖が幸いしてか、半端に振り下ろされた触腕が背を凪ぐ勢いに任せ地面を転がり、その勢いで地に伏せた。ゆっくりと立ち上がれば片腕の鎖を仕舞い、その代わりナイフを握る。) ―――あったた、…意外とやるじゃない。 あら、3Pがお好き?いいわよ、何人だって相手してあげる。(にこりと笑えば、余裕ぶった足取りで一歩、近付きつつある鈍く光る女と、影のように薄暗い女の間、自ら挟まれるかのように歩を進めた。 ――戦力差としてはこちらが上だろう。しかし此方は双方、本来遠距離戦が主だ。この状態は相性が悪い―― と、なれば。 撃退する手段としては各個撃破。少女が獣を追い払うまで、二人の相手は自分がしなくてはならない。余裕ぶった仮面を被ったまま、未だ完治しきらない鈍く痛む身体を引き摺るように――。) …あっそ、びっま、しょーお…?(ゆらり、と。二人の中間に立った。) [Fri 8 Sep 2006 00:46:35]
カノン > ( 自分よりはやや遅いが、積極的に攻撃を加えられる速度でもない。 そう思った矢先、迎撃しようというのか、獣は向き直ろうとする。 尾の先が膨らんだことに気づいたが、しかしそれよりも攻撃することを優先した。 ) ――― はああああッ!! ( 向き直る獣の頭部に向けて、欠片の躊躇も微塵の容赦もなく、ただ殺意の波動とともに、ナタを振り下ろす。 腕の傷を差し引いても問題がない加速と重量を持った攻撃。 喉元からの出血とあいまって、鬼気迫るものがあった。 ) [Fri 8 Sep 2006 00:39:05]
黒い獣 > (核が破砕されない限り死ぬ事はないこの獣でも、外殻を斬られれば痛みはあるし活動に支障だって出る。)クソッ!(予想外の反撃に対して、その場から走り去りながら魔の者の言葉で悪態を一つ溢す。隻腕の獣人から受けた傷は硬質化した毛の防御もあったために深くは無いが、全くの問題が無いと言うレベルの物でもなく。傷口から垂れる血の様な黒い物を垂らしながらその場から逃げるように駆け出して。)(獣人の女が追いかけ始めれば、その足音から自身への向かってきているに気付き)予定通りにはいかんもんだな!(耳に聞こえる相手の足音、それの間隔と大きさから相手が自身以上の速度を持ち近づいてい来ている事を理解して。そうなれば、このまま逃げて背後から先手を取られるよりも迎撃の姿勢を取ったほうが安全であろうと考えれば、自身を追いかける獣人の女に相対す為に向き直ろうとして。)(カノンが黒い獣に近づけば、その尾の先の辺りが先程よりも膨らんでいるのが見えるかもしれない。)(トランスフォームチャージ1/2 2ターン後に発動。) [Fri 8 Sep 2006 00:34:49]
くろいかげ > (新手の声には一瞥をよこす程度 ――本来なら挨拶でも交わしたい所だが、予想外の逆襲に余裕を少し奪われていた。 体色から人には見えぬし、動いた時に対応すれば良い、といった判断か。) [Fri 8 Sep 2006 00:24:02]
くろいかげ > (狙いは男の背中、空気を切る重い音とともに振るわれた触手は、命中すれば激痛とともに鞭のように胴体を巻き取る――筈だったのだが。) あッ―― つッ?!(少女の声が少し状況を変えてしまった。 振り向きざまの鎖の一撃と、勢い付いた左の蝕椀が交差する。 蝕椀は 反射的に体を窄めたので絡め取ることは出来なくなったが――それでも鋭い痛みと、思い切りぶん殴られた程度の衝撃はあるだろう。) っ・・・け  はッ  。  ・・・・こ、このニンゲン――(そして此方も油断から、殆ど無防備に鎖を貰ってしまった。 胸から腹部にかけて張り付くようにぶち当たり――其の場に崩れるように蹲る。 睨み付ける視線だけは未だに殺気満載だが――) [Fri 8 Sep 2006 00:19:06]
みすぼらしい女 > (追記;九栄が振り向けば、そちらに近づきつつある女(ニイ)の姿が見えるだろう。) [Fri 8 Sep 2006 00:13:10]
みすぼらしい女 > (女の視線はその場にいる四つの存在の間を行き来する。)こ、こんばんは――と、とても楽しそうでいらっしゃいますね?(丁寧で温かみすら感じさせる声。その声に隠された興奮。)わ、私も、混ぜてくださいな?(そういえば、足の動きが早くなる。刻む足音の間隔が短くなる。手は下げられているが、いつでもあげる準備はできている。 徐々に光沢を放ち始める体。 足は九栄と黒い影の方へと近づく。 顔に浮かぶは相変わらずの笑顔。) [Fri 8 Sep 2006 00:11:48]
九栄 > (逃げる獣の背に一撃入れてやりたいのは山々だったが、一喝する声に諦める。流石に背後へと実体化されればその気配には気付くが――今更振り仰いで、間に合うかどうか。) ……でも、怒られちゃった仕方ない、 かッ!(解放が間に合わなかった代わり、何かのギアが入ったらしい。ああなってしまっては、黒い獣はひとまず置いて構わないだろう。考えながら両手で掴んだ鎖、片手を離せば振り返り様に振り抜いて―― 晒した背中だ、背後の気配が何かをすれば、鎖が届くより前にそれは背中へと届くだろうが。) [Fri 8 Sep 2006 00:05:05]
カノン > ( 射程内になにかを感じる―――しかし、そちらの相手をすることは出来そうにない。 結構いっぱいいっぱいだ。 そのいっぱいいっぱいさがカノンをぷつんとさせる。 )( 先ほどから殺気ばかり感じるが姿の感じられなかった敵―――なるほど、地面をもぐってきたのかまた別の手段なのか、不意に出現した。 それも九栄の背後。 ) ―― うちはええから後ろ気ぃつけぇッ! ( ざんっ。 相手に与えた傷は浅い。 この程度じゃ仕返しにはならないな。 どくんどくんと鼓動は加速し、ぐん、と体を起こす。 ) さあて………ちゃっちゃと行こか、ちゃっちゃと! ( 眼帯に描かれた魔眼は虚空を睨み、殺意は殺気へと昇華して大気に満ちる。 出血は少なくないが、動脈持って行かれるよりはまだマシ。 地を蹴り、加速し、獣を追う。 足には、自身があった。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:57:42]
黒い獣 > (立ちふさがった男の脇を駆け抜けその後ろの少女を狙ったのは、自身の機動力への自信と身体的なアドバンテージを持つ少女を速攻で倒す事で頭数を減らせると踏んだからか。)(振り下ろした爪は少女の肉を抉り取った後に赤い雫を地面に散らす。振り下ろした自身の腕が地面に付いたのを確認した刹那、そのお返しと言わんばかりに反撃の様に少女の鉈が自身の方に振り下ろされ)クゥッ!(獣の硬さを帯びる毛を軽々と切断し、左のわき腹辺りに一本の切れ込みを残す。少女が後ろに飛び退くのならば、突撃時の勢いを生かしたままこちらも距離を離そうと駆けだして。獣の後ろから攻撃の機会を窺う男にとっては、隙だらけの背は攻撃の好機に見えるだろうか?)(立ち位置の関係から触手を持つ黒い者の姿はまだ認知しておらず、さらに新しく来た存在にも気付いてはいない。) [Thu 7 Sep 2006 23:53:07]
くろいかげ > (そもそも自分の感情を押し隠すような健気さは皆無なので、殺気だけはとかく濃密なもの。 鋭い者には獣以外の何かが迫っている事位は感じられるかもしれない――無論、眼前にある獣の脅威を前に冷静で居られれば、だが。)………――♪(蝕椀の射程圏内――丁度九栄から3〜4メートルの所に移動したところで、音も無く地面から体を”出現”させた。 九栄が獣を追って少女の側を向くのなら、その背後という事になるが―― カノンの視点では、人間の背中に軟体動物の蝕椀を無理やり付けたような異形の姿が、ゆらりと立ち上がるのが見えるだろう。 今にも襲い掛かりそうな姿勢で――) [Thu 7 Sep 2006 23:34:56]
みすぼらしい女 > (正門よりやや離れた位置に――カノンのトマホークなら十二分に、九栄の飛び道具でもなんとか届く距離――ぼろ布をまとった女が姿を現す。足取りは落ち着いた無駄のない動き。しかし、姿は異形。ぼろ布をまとい、露出する肌にはあちこちに、縫い目や螺子のささった痕がみられる。)あ、あ、ああ――? ひ、ひと。ひとのまち。ひと、ひと、ひとがいます(実際はその場には厳密な意味でのニンゲンはいないのだが、女は正門での戦いを見つめまず顔をほころばせた。ほころぶと同時に体に魔力をいきわたらせん。)(次の次のターンに硬化完了) [Thu 7 Sep 2006 23:32:58]
九栄 > (少女を庇うように立ちふさがったはずなのだが、避けるでもなく飛び越えるでもなく悪魔蝙蝠の幽霊が如く少女を襲う獣。背筋を冷や汗が流れた。――甘く見ていた。それほどの使い手とは。己の手に、負いきれないかもしれない。) ―――ちっ。(舌打ちを一つ鳴らし、片方の鎖を両手で掴む。…己の武器は大半が遠距離仕様だ、少女と組み合う獣に迂闊な攻撃はできない。 …非力な自分が、倍は実力差にありそうな相手に何処まで太刀打ちできるか判らぬが―― 少女が襲われるのを指を咥えて見ている訳にはいかない、理由がある。)  ……自警団なのよね、こう見えても。(少女がナタを振るうに併せ、タイミングを見て鎖を巻きつけ引き剥がそうと機を伺う。 援軍には、未だ気付かず。) [Thu 7 Sep 2006 23:29:33]
カノン > ( 立ちふさがった九栄をかわして、獣は爪を振り下ろす。 喉元から腕へ、しかし途中で豊満な胸の脂肪が邪魔をして、幸い腕の傷はさほど深くはなかった。 しかし、喉元。 ざくりと気管ぎりぎりを裂き、ぱっと朱を散らす。 同時に集中も途切れた。 まあ、仕方がない。 しゃん、とナタを抜いて、後ろに倒れながら相手に振るい、距離をとろうと。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:21:22]
お知らせ > みすぼらしい女が来ました。 [Thu 7 Sep 2006 23:16:54]
黒い獣 > (鎖分銅を回す男の行動を視界の端に捉えるも、そちらに攻撃の方向を変更する事は無く。獣人の女の近くまで近づき跳び上がればその腕を振り上げ、喉元から隻腕を掻き抉る様に爪を振り下ろす!)(ちなみに獣が行おうとしている狩りの作戦は単機で突撃した自身が門に居る者達を撹乱している所に灰の獣達が増援として敵の背後から襲撃する機会を窺うというもの。簡単に行くとは思えないが、下手に全員で正面から突撃を敢行するよりは大分マシな作戦であろう。)(予期せぬ援軍の存在にはまだ気付いていない。) [Thu 7 Sep 2006 23:12:22]
くろいかげ > (昨日の騒ぎで守りの数が磨り減ったのを好機と見ていた悪魔獣が一人、城壁が作る影の中から、その咆哮を聞いていた。 敵は疲弊したとはいえ多勢に無勢で、後一押しが欲しいと思っていた所にこの襲撃 ――乗らない手は無かった。) それじゃ ……少し、手伝ってあげようかな?(速度の都合上、獣からは一泊遅れる事になるが――― まっすぐに突進する獣とは対照的に、闇に紛れて人知れず狩るのが此方のスタイルだ。 小さく呟けば、影に潜んだまま城門沿いに防衛者に近寄っていく。 門前は篝火の光が強いため、間近になれば陰から出なければならないだろうが。) [Thu 7 Sep 2006 22:56:18]
九栄 > (閉じた視界、吼え声と共に僅かに開けば暗闇の中をちらちらと影が差す。) なるほど、あれか。 ……とは、いえ、ちょっと見えづらい、かしら。(少女へと向かい真直ぐに走る獣、その合間に立ちふさがるよう数歩立位置をずらし―― 垂らした鎖がじゃらりと引き摺られ、その片方をそっと持ち上げるとぐるり、と腕を廻す。 じゃらじゃらと、金属音をたてて分銅付きの鎖が廻る。) ――――さぁ、って。(舌で唇を湿し、深く身構えた。) [Thu 7 Sep 2006 22:47:55]
カノン > ( 咆哮。 それによってより正確な位置が割り出せた。 そしてその移動を察知するが、まだ動くことは出来ない。 自分の内面に働きかけ、神経系を開いていく。 間に合うかどうかはわからないが、間に合わなければこの無防備な体が襲われるだけだ。 ただじっと集中。 あと1ターン。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:43:56]
黒い獣 > どう攻めるべきか・・・・・。(ポツリと呟けば、暫しの間獲物の立ち位置と地形をじっくりと観察し自身がやるべき行動を考え始め)クォゥォォォォー!(それが纏まると同時、大きく息を吸い込めば全身の毛を逆立ててながら空に向かい吼える。それは別行動を取っている灰の獣達に狩りが開始された事を示す合図であり、同時に門を守る者達の注意も自身の方に引き付ける為の物。)(門の内側にも響くであろう咆哮が止むと同時、黒い獣は門の方へと向かって駆け出す。)(門を守る者がその場で迎撃の姿勢を取るのならば、全身の毛を針鼠の様に毛を逆立てた黒い猫科の何かが獣人の女に向かって一直線に突撃してくるだろう。)(「ヘッジホッグトランス」チャージ1/1次ターン発動) [Thu 7 Sep 2006 22:38:16]
お知らせ > くろいかげが来ました。 [Thu 7 Sep 2006 22:34:53]
九栄 > まあ、来ちゃった以上は仕方ないわ。折角のお客さんだもの、拙い持成しだけどご満足頂ければ幸いってね? (ちらり視界の端に動きを止める少女を映すと、2,3mほど間をあけて、闇との間に立ち尽くす。) ―――さて、何処からいらっしゃいますか。(どうせ見えない視界を自ら閉ざすと、両手の袖から垂らした鎖を地に蟠らせて、すん、と鼻を鳴らした。 ―焚き火にも、己にも、獣にも、風は等しく流れている。) [Thu 7 Sep 2006 22:23:18]
カノン >  うん……………………はあ。 それにしても、参ったなあ。 ( ぐるん。 闇の中の気配を感じ取って、ため息。 気配を感じ取ることと見ることは、光のないカノンにとっては殆ど同義であった。 参った。 全然寝ていないので元気がない。 しかしまあ、仕方がない。 感覚を解放するために、集中を開始した。 あと2ターン。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:18:14]
黒い獣 > (昨日の深夜から今日の未明にかけての襲撃。その時の襲撃者達に比べれば貧弱な存在に見えるかもしれない黒い獣は、城門の右手側を一匹で潜むように歩いていた。)思った以上に堅牢だな?(獣は篝火に照らされる城門とその周囲にいる餌の存在を確認すれば、姿勢を低くしたままその場で様子を窺うことにして。)(門を守る者達と獣との間に横たわる距離は10mほど。目で襲撃者の存在を発見することは難しいだろうが、何かの気配くらいは感知できるかもしれない。) [Thu 7 Sep 2006 22:16:15]
九栄 > そうそう、アタシはほら、偽者だから…そういうのは本物さんと、ね?(ぶるっと背筋震わせて、こくこく頷く。…三本目を咥えて煙を吐くと、それ以上に困ったような顔で遠くを見遣った。) んー…………そして、ナイスタイミング。(傍の少女も、同じ方角を見てるだろうか。遠く、何処かに何かの気配。) ………うっそだあ。昨日来たばっかりじゃなかった?(じゃらり、と袖から鎖が落ちる。) [Thu 7 Sep 2006 22:10:59]
カノン >  ……………うん。 ( おたがい、に。 ) そう、なのかな…………………フォロー、ありがとう。 ( 少しだけ照れたように微笑んで。 )( 間をあける相手に、困ったように小首かしげて。 ) ……大丈夫。 あなた、カンちゃんに似てるけど…………でもだからこそ、他の人以上になにもしない…………………一応、仲間だもの。 ( *しちゃ駄目だもの。 にっこりとエガオで。 描かれているだけの魔眼が、あやしく虚空を眺めた。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:07:10]
お知らせ > 黒い獣が来ました。 『篝火に照らされぬ闇の中』 [Thu 7 Sep 2006 22:06:29]
九栄 > お互い泣かないようにね。(ぐ、と背筋伸ばすと、ちびた二つ目の吸殻を投げ捨てて) ……護りたいと思うものを壊したいと思うのは矛盾してるように聞こえるかもしれないけど、意外と似たようなことは結構誰でも考えてたりはするけどね。(それぞれの理由で。と、視界の端に含みのある何か。すざ、と一歩、間を空ける。) …あ、あんまり真に受けないで、ね?(ひきつった愛想笑いでこお。) [Thu 7 Sep 2006 22:02:28]
カノン >  あはは……………まあ、気が向いたら、ね。 ( こきゃっと、やってしまう気もするし。 ) そ、か…………うん、それが普通、だよね。 私もそうしたい。 ……うちは…………本当は護りたいだけ、なのに………。 ……ん…………………そ、か。 ( 下品な笑いに、カノンは含みのある笑みを見せた。 なにか、少し考えるような。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:58:25]
九栄 > そう、ならよかった。 でも、我慢できなくなったらちゃんと保護者のひとに抜いてもらうのよ?(ええ……ガスをよ?うん。) ううん、それはまた重症ね……… アタシは、無いわ。 強くても弱くても、死ぬのは嫌だし死なせるのも嫌。 …別の意味で死ぬ死ぬ死んじゃう〜、なら好きだったけど。(過去形で。へらりと下品な笑いを浮かべた。) [Thu 7 Sep 2006 21:55:54]
カノン >  ………………ん…………………まだ、大丈夫かな。 昔ほど、殺意の種は抱えていないから。 ( それでも時折、人間に対して殺意を覚える。 でもあの時より強くなった心は、まだそれを抑えていられた。 ) でも、小動物を*したくなるときがある、かな。 ないかなぁ? 自分より弱いもの………どうにかしてしまいたい、っちゅうの。 ( ないよねえ。 苦笑い。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:52:48]
九栄 > うん、それくらいで丁度わ。(いきなり馬鹿になれといわれて、なれるわけがない。いつか醒める夢ではなく、実感としてそれを得られますように。) 本当に…………もう、ね。本当に、困ったものだわ。(溜息をついてから、深く吸った。ぱちぱちと爆ぜる先端から一瞬煙が消えて、ぶわっと、溢れる。) ……んー、そう。 わりと限界近い感じ?(世間話そのままの口調で、リミットを尋ねる。) [Thu 7 Sep 2006 21:49:13]
カノン >  ん…………悩むのに飽きたら、そうする。 ( 少しずつでいいんだ。 一度に面白おかしくなったら、あとで辛くなる気がするから。 なんてね。 ) ん……………………本当に、なんなんだろう。 本当に………………どこで。 ( 似て非なる紅。 けれど、いまこのときも、ゆっくりと侵されているのだろう。 ぎゅう、と肩を抱いて。 ) ……………本当に。 実はもう、我慢も疲れてきた。 戦ってたら平気かな思うたけど、あかんかもしれへん。 いまはもう、敵より、身内に目が行く。 ( 明日は晴れるといいな。 その程度の口調だった。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:43:42]
九栄 > そうそう。だからアナタもそうなさい。(立ち上がり、石を打つ。小さく灯る明りが、吐息と共に煙を生み出す。) んーん、テキトーテキトー。 ……ま、でもそーね。 この空もなんてゆか、マトモな神経してないわ。 ……どこで間違っちゃったのかしらねー、あの子。(赤黒い空。暗くなお赤い空。…獣を、狂わせる空。) ………は、はやいところ、なんとかしないとだわよね。(背筋、ぞくう―――悪寒。) [Thu 7 Sep 2006 21:38:18]
カノン >  んふふ………………それは、誰だって、そうだろうね。 ( 好き好んで悩む人間なんかいない。 悩むことにおぼれてしまう人は居るけれど。 自分みたいに。 ) ……………………あは。 あなたがいうと、なんだろう、不思議な説得力がある。 …………でも、いまは、無理かな。 この空が青くなったら、会えるかもしれないけれど。 ( 世界がおかしな色に染められているように、自分の頭の中もおかしくなってきているから。 きっと、ああ……。 ) きっと、会ってしまったら…………私は………や、なんでもない。 ( きっと、*してしまう。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:30:45]
九栄 > アタシとしては悩む人生より、面白おかしい人生のほうが断然いいです。はい。(ふい、と昇る煙が薄っすら消えて、ちびた煙草を地面で押しつぶす。)  …………不満があるなら是非とも直接ぶつけてあげなさい。きっと満面の笑みで受け止めてくれることでしょう。(預言者気取りで膝を抱えて、見上げたお空にまるい月。ああ、きょうもおつきさまがきれいだなあ。)  ……悩むくらいなら会いにいっちゃいなさいヨー。(二本目、もぎゅり咥えた。) [Thu 7 Sep 2006 21:27:28]
カノン > ( 立ち昇る紫煙に、ああ、なんとなく、そういうことなのかなあ、と思って。 ) ん……………そうだね…………はぁ…。 ( 不満があるわけではないけれど。 なんというか、ため息。 )( 拗ねたような視線に、笑みが漏れる。 ) んー………………や、どうだろう。 …………………きっといまの私を見ても、なあ。 ( ぼえーっと虚空に意識を飛ばしながら。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:20:28]
九栄 > そうそう。人間も人間じゃないのも、やったことしかできなかったの。考えない考えない。(まったりと白煙が昇り、見上げる胡坐がのんびり語る。) ……そのあたりは、ほら。お互い話し合って、よりよい家庭を築いてあげてください。(視線を逸らし、地面に手を付き、瀕死っぽい声でなんとか答えた。精神が大幅に衰弱。) ………ぜんぜん隠れてないわよ、ソレ。(膝を抱えて体育座り、ぢとりと拗ねたような視線。)  …………あー、そう。うん、ご馳走様。 草葉の陰で旦那さんも喜んでるわきっと。(べえ、と砂吐きちっくに舌とか出してみた。) [Thu 7 Sep 2006 21:15:56]
カノン >  あは………確かに、気楽が一番かな…………………………家庭、ね。 うん…………家庭は大事にしないとね……。 ( 最近ないがしろにしているなあ。 少しばかり精神にダメージ。 ) それは、失礼。 でも、純情って………………くふふ。 ( 少し顔を背けて笑いを隠して。 ) ああ、確かにそうかもしれない……………………………………でも……………拗ねるカンちゃん、可愛いから……。 ( つい、ね。 などとぬかした。 ) [Thu 7 Sep 2006 21:08:41]
九栄 > ううーん…それが全然。 頑張ってる子はもっと頑張ってるし。上を見たらキリないけど、向上しないのも考えモノだし。バランスが難しいトコロ。 まあ、結果を見て自分の行動が最善じゃなかったんじゃないかとか、あんまり気負い過ぎてもロクなコトにならないってオハナシで、アタシとしては気楽が一番と。 ついでに仕事頑張りすぎると家庭がおろそかになるのってどうにかならないかしらね。(定年離婚とか、そんな。) ……笑わないで頂戴。こうみえてアタシ純情なのよじゅーんーじょーおー。(ぷいスそっぽ向いて、煙草挟んだ指先ひらひらと振る。) ………。 まあ、それはそれとして。 ………怒るより前に拗ねたりして。(ひとごとみたいに、煙が消えてく真上を見遣る。) [Thu 7 Sep 2006 21:04:43]
カノン >  自分に出来る最善のコト。 ………やれる人って、格好いい、と思う。 ( 自分には出来ないことに憧れる。 その憧れから来た言葉で。 )( タバコのにおいは得意じゃないけれど、タバコを吸う人は嫌いじゃなかった。 むせる様子に、小さくくすりと笑って。 悪いとは思うけれど。 ) 大丈夫、私も、狼、だから。 ……………………………………ああでも、カンちゃん怒るかもなぁ。 ( ううん、それは困る。 嫌われたら、嫌だ。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:56:02]
九栄 > (ひとしきり地面を叩いて荒い息をつくと、地べたに胡坐をかいて叩き付けた煙草を拾い咥える。煙がぷかり、夜空に飛んだ。) まーねー。アタシにはあのとき、あれしかできなかったワケで。大したコトはしてないけど、アタシの力量であれだけやれればまあ、充分かなーって思うわ。(すー、と煙吸ってから、  げほげほ。咽た。煙草吸ってる時に咽るとものすごく辛いんですよ?) いや、いやいやいや。 そーいう無防備な事言っちゃいけません! 男なんて皆狼なんだから何されるか判んないわよ。 (ぜえはあ喉もがらがらと、息継ぎしながらお説教。) [Thu 7 Sep 2006 20:51:47]
カノン > ( うひゃっ。 突然の行動にさすがに驚いて。 ) や……………フォローって言うか……ああいうの、私には出来ないから………………………………ん………それに、男の人に護ってもらうのは…………悪くなかったし。 ( 火薬だと勘違いして―――自分のことを護ろうとしてくれたこと。 勘違いではあったけれど、それは、嬉しい。 思い出すように胸元に手を当てて。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:46:04]
九栄 > (ふう、と吐息を一つつけば、煙草を咥えてしゃがみこむ。警戒の灯火が明々と照らす門前で火打石を打ち) んー、ふはー。     そんな慰め欲しくない!フォローされると逆にみじめよこのアタシッ!(煙草地面にびたーーーん。 地面に蹲ると拳を握り、地面をだーん、だーん、叩いた。) [Thu 7 Sep 2006 20:41:43]
カノン > ( 風下に移られるとにおいはあまりわからなくなる。 集中すればそれでもなんとかなるが、する必要もない。 風の動きと音が教えてくれるし。 ) ん………………いや……………………すごい、格好よかった。 …………うん。 ( 眼帯の下で小さく微笑んで、乾いた笑いに重ねるようにそんなことを。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:38:33]
九栄 > ( ぎくり。 ぶらりさり気無く、風下方向に距離を取る。 ) はいそこ、蟲とか言わないの恥ずかしいから。 …あれだけカッコつけといて、獲物には逃げられるわ蟲挿されでぶっ倒れるわ、いいとこなしだわ。ああ格好悪いったら。 (肩を竦めて袖をぷらぷらと揺らしつつ、空を見上げて乾いた笑い。 今度はアタシがじぎゃくぷれい。) [Thu 7 Sep 2006 20:36:00]
カノン > ( じぎゃくぷれい。 その一言にはっと我に返り、ぶんぶんと首を横に振って。 ) や、これは………別に………………その……………………ううん。 ( 言い訳が浮かんでこず、唇をへの字に。 それから、くん、と鼻を動かして。 ) あー…………………確か……あなたは………………大丈夫だった、かな? 蟲……。 ( 確かこのにおいは、蟲に刺された青年だ。 なんとなく好感が持てるのは口調がおかまっぽいからかもしれない。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:32:17]
九栄 > (先だっての虫刺されで打ち込まれた毒は、致死性こそないものの酷く感覚を鋭敏にし、全身の傷が悲鳴を上げるという大惨事に及んだ。たっぷり二日はベッドで唸り、包帯塗れのまま投げ出されたという。 命に関わるような傷ではない、それより死に掛けの傭兵やら騎士やらで、病院のベッドはいっぱいだ。何やら、昨夜たいへんなものが襲ってきたらしい。) ……まあ、二日連続で何か来るってこともないと思うけど。 …無いと思いたいわぁ。(墨染めた中華服の裾を揺らし、短な髪をがりがりと掻いて一人ぼやいた。)  …あら、こんばんわ。 自虐プレイ中? (己の額を殴る少女。びくり、一歩引いてみた。) [Thu 7 Sep 2006 20:27:11]
カノン > ( 甘えは捨てなければならない。 覚悟することが……道へとつながる。 出来れば楽に倒したいとか、この街を護れたらいいなとか、せめて街に入れないようにとか、そういう安っぽいレベルの話をしているんじゃあないんだ。 勝たなければならない。 完膚なきまでに勝利しなければならない。 絶対に勝ってやる! じゃあないんだ。 勝った! ならいい! )( ごつん、自分の額を殴りつけて、カノンは奥歯をかみ締めた。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:24:51]
お知らせ > 九栄が来ました。 『死ぬかと思った。』 [Thu 7 Sep 2006 20:23:17]
カノン > ( 怖がっている。 もう明らかだった。 自分は怖がっているのだ。 日々募る殺意は弱者にしか向けられず、その刃は絶対に勝てる勝負にのみ輝きを増す。 生温い湯の中で灼熱とは何たるかを語るようなものだった。 )( 必要なのは些細なものだった。 ささやかな勇気と、ちっぽけな決意。 ただそれだけすら、自分にはなかったのだ。 誰もがこの街を護るために命をかける中、自分だけが…………。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:19:25]
カノン > ( 相性が悪かった。 足手まといになることを考えればそれは正しい選択だったかもしれない。 けれどそれは、あの場において最悪の選択だった。 ) うちは……………………うちは……………。 ( 信じなかった。 勝てると、信じていなかったのかもしれない。 敵の強大さにひるみ、負けるのではないかと、腰が引けたのだ。 そんな余裕が………そんな甘えが残っていた。 ただひとりで戦局を左右するというほど傲慢ではない。 だが…………騎士団の壊滅と、あの女騎士の重症は、深く胸に刻まなければならない。 自分が信じなかった………その事実は、酷く心を打ちのめした。 ) [Thu 7 Sep 2006 20:09:46]
カノン > ( 何もかもを救えるほどに、ただひとりで戦を制すことが出来るほどに、強いわけもない。 だが、ひとりではなかった。 あの時確かに、圧倒的な敵を前にして、彼らは、彼女らは、ただひたすらに戦っていた。 護るために、ただひとえに、それだけのために。 ) …………………………うちは…………。 ( どうしてあの時、炎に焼かれながら戦おうとしなかったのだろうか。 なぜ、退いたのか。 ) [Thu 7 Sep 2006 19:59:30]
カノン > ( あの時どうして炎に焼かれなかったのかと、正門前の血と焦土を前に少女は呆然としていた。 ) [Thu 7 Sep 2006 19:55:53]
お知らせ > カノンが入室されました。 [Thu 7 Sep 2006 19:54:11]
お知らせ > フォーカが退室されました。 『(青いコートが紅く濡れてゆく。)』 [Thu 7 Sep 2006 08:34:20]
フォーカ > (この削り合いに耐えられるのはどちらだろう?――結末は何時くるんだろう。 終着点が見えない行進は、疲れるだけ。 ――達成感も何も無く、徒労感だけが残る。そして――紅の雨が染める風景の中から、絶望の足音が近づいてくるのを聞いた) [Thu 7 Sep 2006 08:30:55]
フォーカ > (堕ちるのはどちらだろう。)(この風景を前に、ふとそんな疑問が浮かんでしまった瞬間に、絶望の詩へと変わる。 男は、其の瞬間をたった今迎えた。―――女傭兵の言葉が、絶望を帯びて響くのを思い出した。 右掌で顔を撫でつけ、無言で呼吸を繰り返す。青い双眸は水平に左から右へと辺りを見回した。) [Thu 7 Sep 2006 08:23:12]
フォーカ > (詩の内容がぐるぐると頭の中を駆け巡る。 この詩を最初に目にした時は、勇気をくれるものだった。 例え、相手がどんな相手だろうが、生き残るのは此方に違いないと。 古城へ向かった彼等は、無事に親玉を打ち破り、終わる物語なのだと。 )  ……………。 (――肉の焼ける臭いと、生々しい血臭の臭い立ち込める正門前は、夢に逃げ込む事すら許されない程の悲惨な風景だった。)―――――… [Thu 7 Sep 2006 08:19:16]
フォーカ > (自警団に保管してある、拾得物の一つは、そんな詩から始まるヒロイックサーガだった。) …騎士団が。 (夜勤明けの脳みそを一気に夢から引き戻してくれる一言だった。――いや、悪夢へのいざないか) [Thu 7 Sep 2006 08:14:56]
フォーカ > (らしくも無く、落胆の色を隠せぬ声で、男は呟いた。) [Thu 7 Sep 2006 08:12:40]
フォーカ > 賢者は識る。どれほど堅牢な守備を誇ろうと陥落しない城など存在し得ぬことを―― [Thu 7 Sep 2006 08:12:04]
フォーカ > ――愚者は問う。鉄壁の王城を捨て、何処へ逝くのかと。 [Thu 7 Sep 2006 08:11:15]
お知らせ > フォーカが来ました。 [Thu 7 Sep 2006 08:08:35]
お知らせ > ユリウスが帰りました。 『 ( 射られる事の無い木矢が、矢筒の中で踊り続けた。 ――取得戦闘経験:無し。 ) 』 [Thu 7 Sep 2006 03:32:11]
ユリウス >  走れローエン! 彼らの救助に向かう…! ( 長弓背負いて、確りと手綱を握り締める。 騎馬の腹を脚先で蹴れば、やや荒い足並みで駆け出すだろう。 操者は乗馬の腕が未熟故に足腰への負担と成るだろうが、今は些細な事と忘れよう。 ――擦れ違う兵士達の様子から、負傷者は酷い火傷を受けていると理解するのに、そう時間は掛からない筈だ。 ) ( 【――紅い雨、紅い大気、紅い飛沫 …非常識も大概にして貰いたい物だ…!】 ) [Thu 7 Sep 2006 03:30:34]
ユリウス >  ……終った、のか? ( 弓を構えた侭の姿勢にて、戦況確認と状況整理の思考が回転を始める。 紅い化け物を射抜いた光は、化け物近辺の術者一団から発せられた物だろうか。 爆ぜた化け物が垂れ流した紅い破片の正体と、其れに巻き込まれる者達の様子がおかしい事。 今、一先ず思考出来るのはこの程度か。 ――件の溶岩など、文献で見知った程度にしか知らぬ故。 理解に時間は掛かるだろうが、直感的に危険な物だとは判別出来るだろう。 ) ………あれは、不味い、か!? くッ! …矢を射る暇さえ無いと言うのかッ! ( 思考が弾き出した回答は、援護という名の救援活動。 構えを解いた後、紅の飛沫に巻き込まれた者達の救助に向かう。 騎馬の背に、精々1人は乗せられる筈だ。 )  [Thu 7 Sep 2006 03:22:27]
お知らせ > アイリが退室されました。 『 アイリーン・アルベント、重態にて入院 』 [Thu 7 Sep 2006 03:19:32]
お知らせ > アレックスが退室されました。 [Thu 7 Sep 2006 03:16:52]
アレックス > ―― ぅ・・・ くッ  ぅあッ!?( 神の名を借りてヒトの力を行使する術式を完成させ、撃ち放った術者は極度の精神的消耗と肉体的ダメージに崩れ、漸く意識を覚醒させる。その時に飛び散り、溶けて流れる溶岩の熱を漸く感じ取るも、術後の疲労に動くこともままならず視界が歪むほどの膨大な熱量に焼かれ 其々に負傷を負う事になるだろう。 術者の一人であるアレッサンドラ・クレメンテも救助されるも火傷を負い、リタイヤとなる。 )( 退けたものの、被害は軽いものとは言えない。 この規模の襲撃に後どれくらい耐えられるのだろうか――… ) [Thu 7 Sep 2006 03:14:07]
お知らせ > 地響きが帰りました。 『溶けて、消えた』 [Thu 7 Sep 2006 02:58:00]
お知らせ > 飛来するモノが退室されました。 『 異郷の土へと還るだろう。 』 [Thu 7 Sep 2006 02:54:55]
アイリ > ( 突き刺さった牙の幾つかがぎりぎりと肉を裂いて侵入してくる。 呼吸も困難な状況で息を吐き出すのを堪えれば、今度は下へと落ちる急降下感覚。 そして竜の頭が地面に激突する衝撃、再び。 今度こそ決定的に――――成す術も無く、戦う意思と反するように意識を手放した。 二体の怪物が暴れまわった被害は甚大。 騎士団どころか、多くの犠牲と被害を出して徐々に静寂が訪れ―――――紅鎧の騎士は発見されるだろうか? 【発言秒数下の桁が0か1の場合、屍が竜の口から発見されるだろう。】 ) [Thu 7 Sep 2006 02:53:24]
飛来するモノ > (己の顎に騎士を捕らえた。 口に挟まった異物を砕かんと力を込めようするも流しすぎた血は竜の身体から悉く力を奪っていった。 噛み砕く事も出来ずに紅き騎士を挟んだ儘、首を投げ出すように竜の巨躯が地に伏し。その身体は二度と動く事はないだろう。 ヴェイトスへと襲来した黒竜は門の前に果てた―――。) [Thu 7 Sep 2006 02:48:02]
弓騎隊の1人 >  ( 城門より駆ける事数刻後、其の姿、幾人かの弓兵達に混じりて。 流石に、未だ城壁から前線までの合間は我らが領域。 進軍を邪魔立てする者は居ないか。 ) 第三弓騎隊、これより貴君らの援護に入る…! ( 騎馬の脚を止めれば、流れる動作で長弓を構えるだろう。 矢筒より取り出したるは支給品の木矢。 【贅沢を言えば鉄製の矢でも欲しい所だが…!】 ) 併し。 …何だというのだ。 ( 嗚呼。…非常識にも程が有る。 番えた矢先が"其の距離2ターン程の彼方"に揺らめく、赤い灼熱の巨人見据えて。 ) あの巨大な化け物は…ッ! ( 矢番え動作を開始した。 長弓は遠慮なく撓り、鏃が目標喰い殺さんとを睨み付ける。 "射出まで残り1ターン"…やや急ぎ足故、命中精度には劣るか。 …併し、気になるのは今し方放たれた眩しい光。 紅が爆ぜる様子が見えれば、矢番えよりも"様子見"の思考を優先する。 ) [Thu 7 Sep 2006 02:46:41]
地響き > (それは神の名を借りた別の力だったのだろう、「神/系列と概念」を異にする存在に影響を与えるならそれは「神」の力ではない。果たして光の一撃は巨人を射抜き) ――――――― (その瞬間、声もあげずその巨体が爆ぜるとその質量全てを溶けた岩の流れと化した。本来なら門を直撃させるはずであった溶岩の濁流が、ばしゃりとバケツの水でもぶちまけたようにその周囲に撒き散らされ、そばに居るものを巻き添えにしながら流されていく――) [Thu 7 Sep 2006 02:42:42]
アレックス > A  M  E  N!!!( 収束した光は光の矢となりて、一直線に溶岩の巨人へと放たれた。 その矢に篭められたるは神の賛歌、神の摂理。 神の摂理に反する者の存在を、強烈に否定する! ) [Thu 7 Sep 2006 02:34:51]
アレックス > <RUBY><RB>Per te sciamus, da, Patrem noscamus atque Filium, te utriusque Spiritum credamus omni tempore.<RP>(<RT>汝によりて父を知り、息子をも認め奉らん。お二方の聖霊なる汝をいかなる時も信じ奉らん。<RP>)</RUBY>( 降り注ぐ溶岩が1名を直撃し、術者は悲鳴を上げ、炎上しながら地に転がる。また、直撃ではないものの火の粉は飛び散り、視界が揺らめく程に迫る熱源にローブを焼き術者を焦がす。それでも術者達は詠唱を続けていく。 命の危機に瀕しても己が信じる神を奉じるそのその様</body>は狂信集団と呼ぶに相応しい物であろう。 )<RUBY><RB>Gloria Patri Domino Natoque, qui a mortuis surrexit, ac Paraclito in saeculorum saecula.<RP>(<RT>主なる父に栄光あれ。死者の中から蘇りたる子と精霊に栄光あれ、いついつの世までも<RP>)</RUBY>( 増幅されてゆく声は多く、大きく 王冠と交差した鍵は輝きを増し、夜の闇を裂いて―― )[注意:そのタグは使用を禁止しております。ご了承下さい] [Thu 7 Sep 2006 02:34:01]
アイリ > ( 竜が身じろぐ度に瓦礫が雪崩れ落ちる。 残り少ない騎士達の怒声、金属が叩きつけられる音、馬の嘶き、術者の詠唱、熱風を巻き起こす巨人、どこかで聞こえる騎士団の指揮する声。 視界と聴覚を狭めるフルヘルムの中で音は混ざり合い、体力の続く限り力任せに剣を振るう。 もう少しだ、と1つ息を呑んだ瞬間、視界が闇の飲まれて身体が宙に浮いた。 何か尖ったものが肩口と脇腹と脚に刺さっているのは分かる。 それから、凄い勢いで振動しながら遠心力が発生して居る事。 息が苦しい。 ずっと前にもこんな事があったが――――そうだ、あの時も竜の口に掴まったんだった。 またか、と思った時、背中に強い衝撃が走ってどこかに膝を着いた。 剣と盾が手元に無い。 ) ( カタパルト準備残り2ターン ) [Thu 7 Sep 2006 02:30:48]
飛来するモノ > (並み居る騎士団が果敢に攻撃するも爪で薙ぎ払われ尾で吹き飛ばされる、しかし多勢に無勢。やがて人間が優位になる 鱗は槍に貫かれ、矢が突き刺さり 翼も破れ、もう空を飛ぶ事は敵わない。瘴気に満ちた大空を翔た面影は既に無く。 この距離では炎を吐く暇もないだろう、ゆっくりと崩れ落ちる竜。 崩れ落ちる最中、目に留まるのは紅い甲冑の騎士。 紅い騎士へと向け顎を開き噛み付かんと竜の頭部だけでも人の身体程だが、血にまみれたそれには喰い殺すだけの力は既にないだろう。 黒竜の最後の攻撃。) [Thu 7 Sep 2006 02:22:42]
弓騎隊の1人 >  ( Arrow Rain to the battlefield  ――戦場に降る雨。 開幕の空白を埋める様に降り注ぐ雨達を後押しせんと、城門より現れたるは、新たな"人間"の気配。 複数に及ぶ彼らが手に持つ獲物は、遠方からでも良く見える大きさの長弓。 『 第三弓騎隊、援護要請を受諾! これより城門の防衛を開始する! 各員奮闘せよ! 』 ―― 一団の長らしき者が声を張り上げれば、その気配達は周囲に散開して行くだろう。 城壁付近に現れた「紅の巨人」を其の中の1人は目指した。 ) この距離で、果たして間に合うか…!?  ( 騎馬の咆哮携えて、射撃ポイントへの移動を開始する。 其の距離凡そ1ターン程か。 移動を開始する! ) [Thu 7 Sep 2006 02:15:19]
地響き > (焼けた岩の雨は溢れかえる雑兵を多少焼いたが、それだけだった。しかし結果など気にするふうもなく、自らへ向けられた投石機すら見えないのかゆっくりとした歩みは確実に門へと迫る。あと2ターン、もし術士隊が門と巨人の間に立ちふさがっているのなら、焼け焦げるような体温が届く頃かもしれない) [Thu 7 Sep 2006 02:06:38]
アレックス > Accende lumen sensibus, infunde amorem cordibus, infirma nostri corporis virtute firmans perpeti(五感に光を灯し、心に愛を注ぎ給え 我らの弱き肉体を永遠の力で元気付けつつ) ――Hostem repellas longius pacemque dones protinus, ductore sic te praevio vitemus omne noxium.(敵を遥かに蹴散らし、平安を直ちに与えたまえ。 汝をかくも 導き手として、われらすべての災いを逃れん。) ( 神へと繋がる【門】が開かれ、祈りの声は増幅してゆく。世界そのものに記憶された祈りの声は引き出され、声は重なり、力を増して輪唱へ。脈々と続く信仰の中、何度人々が降り注ぐ疫災を振り払わんと祈りを捧げたか―― 信仰を持たぬものには想像すら出来まい。 嘘が本当になる様に、積み重ねられた言葉が過去より蘇り、また新たに世界へと記憶されてゆく。 )( 降り注ぐ、煮え滾る溶岩の雨。拳ほどもあるのであればそれはもう砲弾にも等しかろう 術者を護衛する兵隊が焼かれ、また、術者そのものもそれに撃たれ、重軽傷を負う事になろう。 当然術の威力も低下する。 10人中、秒数/2の人数が脱落。 ) [Thu 7 Sep 2006 02:01:43]
お知らせ > 弓騎隊の1人が来ました。 『  』 [Thu 7 Sep 2006 02:00:50]
アイリ > ( カタパルト発射まで3ターン。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:55:19]
アイリ > ―――――…怪物が。 ( いったいどれだけ浴びせればあの竜は黙るのか。 重い鎧姿でごろりと転がって膝と肘で立ち上がり、毒づいた。 こうしている今も騎士団は攻撃を続けているが、あれだけの攻撃を受けてなおあれだけの元気がある。 弱音は吐きたくないが、このバケモノクラスがあと1度来たら全滅しかねない。 その上で―――――。 ) カタパルト、新手から術師隊を守れ! 射撃用意―――――!!! ( その上、アレを今此処でどうにかしなければならないのだ。 自分達が。 脚の圧し折れた馬を置いて長剣を抜き、よろよろと歩き出した。 ) …歩兵隊、全軍抜刀、全軍突撃!!! ( 残った騎士達の、総攻撃が始まった。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:54:55]
飛来するモノ > (二騎の騎士が尾をかいくぐり、投擲されたランスは一本は竜を覆う瓦礫に阻まれ跳ね返るも片方は露出していた羽根の付け根辺りを貫通し肉を抉る。 度重なる痛みに、黒竜は出鱈目に尻尾を振り回し身体を振るわせ。その拍子に馬で走り寄ってきた残る二騎に再度尻に依る横凪の攻撃が振るわれる。 そして、漸く瓦礫より這い出た黒竜は騎士隊へと怒りの眼を向け牙を剥き威嚇するだろう。) [Thu 7 Sep 2006 01:45:48]
地響き > (叫び声を上げる巨人は表皮を流れる赤い岩を地面へと垂らしながら門を目指し緩慢に歩を進める。あと3ターン程か。表皮をぶるりと震わせると、また一歩踏み出すのと同時にその振り上げた腕を勢いよく振り下ろし――指先から大人の拳ほどの溶岩の汗が腕の振りにあわせ、正面に固まる一団へと降り注がせた―― 既に視界には門しかなく、竜も騎士も意識には無い) [Thu 7 Sep 2006 01:38:33]
アレックス > Qui Paracletus diceris, donum Dei altissimi, fons vivus, ignis, caritas―― et spiritalis unctio.( 位置としては城門正面付近。足の遅い部隊である為、歩兵よりも後方に位置する。 巨人にのみ意識を向けている為に竜が墜落した位置は確認は出来ないが、騎士団やその他の防衛隊を挟む事になる。 人数は10名ほど。  墜ちた竜には構わず、迫りくる巨人のみに意識を集中し詠唱を続けていく。 )( 門から距離をあけたまま腕を振り上げる巨人 しかし、術式の展開の為にトランス状態に入った術者達は無防備で、周囲の状況を理解しえない。 術の成功は防衛隊の援護に拠る。 ) Tu septiformis munere, dextrae Dei tu digitus, tu rite promisso Patris sermone ditans guttura. ( 世界へと積み重ねた祈りの言葉を紡ぎ、”力”の根源たる門へと至る道を辿る。 虚空より生み出され、巨人へ向けて照準のように描かれるは王冠と交差した鍵。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:32:12]
お知らせ > カノンが帰りました。 [Thu 7 Sep 2006 01:26:33]
アイリ > ( 直進する騎馬にその攻撃を避ける選択肢は存在しない。 不可能、と言うヤツだ。 苦し紛れに振るわれたそれは質量は兎も角、勢いは殺されていた。 先頭を突き進む紅鎧の脚と馬の横腹を凪いで吹き飛ばし、続く騎士達の2騎も凪いだ。 奇妙な感触。 馬の脚がどうかなったかもしれない、などと思いながら受け身を取って身体を丸め、地面に身体を打ち付けた。 声を上げる余裕も無い。 だが、残った2騎の騎士達は駆けて行く。 手に手にランスを掲げ、一斉に竜の身体目掛けて投擲される!! ) [Thu 7 Sep 2006 01:24:56]
カノン > ( まだ、生きているようだ。 振るわれた尾をさけ、後退するが、いつまでもこうしているわけにもいかない。 …………地上での攻撃ではあまり成果が上げられそうにない。 カノンはその場を騎士に任せ、城門へと走った。 弓兵らと同じように、攻撃することにしたのだ。 ) [Thu 7 Sep 2006 01:19:56]
飛来するモノ > (城壁に突き刺さるように墜落した黒竜 土石が巻き上がり紅色の煙が立ち上る中。 傭兵の少女も不用意に近付き過ぎるとカタパルトに依る落石に巻き込まれるので危険ではある、落下速度と質量を十分に受けた降り注ぐ六つの投石。 地面に穴を穿ち、城壁に突き刺さるも数個は瓦礫に埋もれた黒竜の巨躯の皮膚を破り骨を叩き折るだろう。) ―――。 (黒竜は落石の痛みに依る鳴き声を上げ、土石の中から体液にまみれた首を天に向け。 そして、瓦礫の中より人間の胴回り以上はあろう尻尾を鞭のように振るう。長さは相当なモノ、突撃してくる騎士と傭兵の少女を巻き込まんと扇状に振るわれてた尻尾が迫る。) [Thu 7 Sep 2006 01:13:47]
地響き > (ずるりと引き摺る足の下、焼けた土が赤い足跡を残す。その身体に届く矢は刺さると同時に焼けこげて、投石はさすがに効くのか流れ弾を喰らっては数歩よろめき) ―――― (人の世にはありえぬ発音の叫び声をあげながら、進路を門へと向けると真直ぐに歩き出す――門に接触するまで、あと4ターンほどか。 目の前に立ちふさがる一団、巨人には理解しえぬ、異なる概念の祈りを聞きながら、遠近感も掴めぬのか届かぬ長さの腕を勢いよく振り上げて――) [Thu 7 Sep 2006 01:08:38]
深緑のローブ姿 > mentes tuorum visita,imple superna gratia,quae tu creasti, pectora.( 夜でさえ尚赤い絶望的な空を黒竜が舞い、カタパルト弾と矢雨が降り注ぐ戦場。邪悪の象徴たる禍々しい竜が墜落する破壊音と、城門を死守する騎士団、市軍、自警団各隊が声を上げて墜ちた竜へと向かう中、投石と弓矢に援護されながら迫りくる溶岩の巨人へと進み出る一団、十字が縫いこまれたローブを纏うその一団は声を上げ 神への賛歌を捧げる。 神の絶対摂理に反するバケモノの存在を滅するため。 詠唱開始―― ) [Thu 7 Sep 2006 00:53:07]
お知らせ > 深緑のローブ姿が来ました。 『―― Veni, creator Spiritus(来たれよ 創り主なる聖霊よ)』 [Thu 7 Sep 2006 00:46:10]
アイリ > ―――――よし…全騎突撃、ブレスが来るぞ!顔には近付くなッ!! ( 「斜め上」に発射され、発射される事が予測されているもの。そんなものの射線上にはわざわざ入るまい。 なんにせよ2機を失った残りのカタパルトの弾丸は順次発射され(接敵し過ぎた2機は後退中。計6機が射撃開始)、手の空いている騎士達が失速した竜が落ちてくるであろうポイント目指して駆けて行く。 何人かが何処かから響いた巨大な声に気付いたが、この状況で其方に気を取られている暇は無かった。 先ずは竜を落とさねば。 ) [Thu 7 Sep 2006 00:43:13]
カノン > ( やったか? やったのか? 竜が落ちたことは確認できたが、その生死までは不明だ。 走り、駆け、竜を目指す。 正直な話、後方の巨人は―――管轄外だ。 専門外というか………自分の武装と戦法、それに気合でどうにかなるものではない。 せめて長物があればあの熱も少しは楽だろうが………いや、考えるな。 多く考えられる頭じゃない。 竜の生死を確認しに。 ) [Thu 7 Sep 2006 00:36:42]
飛来するモノ > (カタパルトは本来動かぬ城塞や密集している敵に向け射出する兵器。 壁沿いに配置されているなら当然壁に対して垂直に置かれているのだろうこれを横向きにして発射すると言う事は……。 ドラゴンを追随する傭兵の少女や騎士隊にも投石の範囲内であると言えるだろうか。 言うに及ばず元々巨体故に竜には狙わず当たるだろう。)   (少女の投擲した二発目のトマホークも5メートルの巨体には当然の如く当たる。 鱗に覆われていない翼の皮膜部位を切り裂きドラゴンから再び苦悶の咆吼が上がる。 空中で体勢を崩した黒竜は、羽根を切り裂かれ城壁とその上に配置されていた弓隊を巻き込みながら翼は傷付き破れ失速する。 体勢を維持出来ぬ黒竜は二台目の投石機に頭より墜落する、連日の紅い雨と木片を撒き散らし台地を抉る巨体。) [Thu 7 Sep 2006 00:32:04]
地響き > Wooooooooooooooooooo..................... (ずん、と地が揺れた。揺れる足元から何かのくぐもった叫び声が響き、門前の一点、暴れ回る竜とその後を追う少女の更に後方、地を割る何かがその巨大な手を出した。)  ――――――  (言語とも付かぬ頭の割れるような産声をあげ、真赤に焼け爛れた腕が巨大な身体ごと這い上がる。地面に生まれ落ち大地を踏みしめるそれは、身の丈5Mはあろうかという真赤に焼けた岩の巨人。溶けた岩に覆われた全身をぶるりと震わせ、争う一団へとゆっくり一歩、踏み出した) [Thu 7 Sep 2006 00:22:15]
アイリ > ( アルベント隊の位置は城門脇、門の左側に固まっている。 破壊されたカタパルトの破片が舞い飛んでくるような位置。 桁違いの怪物の攻撃で騎士、傭兵達が簡単に死んでいくのを今はどうこう言っている時ではない。 此処に来て一番最初に言った筈。 誰かがその屍を踏み越えて、必ず最後に勝たなければならないのだ。 随員が持ち出したランスを右手に構え、胸鎧のランス置きに据えて保持する。 ) 弓隊、諦めずに射ち続けろ!! ( 城門の上に弓隊を配備したのは正門ログ参照。 門の防衛としては基本である。 さて、指示ばかり出していても埒が明かない。 此方も出るか。 ) アイリーン隊、竜を追うぞ!! ( 号令一声、騎馬に跨った4人の騎士を従え、駆け出した。 カタパルト発射まであと1ターン。 ) [Thu 7 Sep 2006 00:20:00]
カノン > ( 感覚を解放しない限り、正確な位置はつかめない。 しかし割と大型の生物だ。 ある程度規則性のある動きのために掴みやすくもある。 だからといって100%の命中精度ではないが―――次のカタパルトを狙うことを予想して、トマホークを投擲。 少しでもカタパルトへの被害を減らさなければ。 ) [Thu 7 Sep 2006 00:09:37]
飛来するモノ > ( 上空より鷹のように脚爪を広げ、カタパルト(投石機)の一つが”横合い”から竜の爪牙に粉砕される。 どのような配置か迄は解らないが城壁に添った形で各所に配置されているのだろう。 城壁に添って移動している竜は、カタパルト事、掴み上げた騎士を宙に持ち上げた所で放り出す。 悲鳴を上げて落下していく、騎士とカタパルトは城壁の一部へと激突し壁岩に紅い染みを作った。 飛行速度を緩めぬ竜は、二番目のカタパルトへと襲い掛かる。 その後ろから、傭兵の少女は追い掛ける形で駆け付けて来るのだろう。 では騎士隊長の一は何処だろうか?)  [Thu 7 Sep 2006 00:05:12]
お知らせ > 地響きが入室されました。 『ご ごご ご』 [Wed 6 Sep 2006 23:59:46]
紅騎士 > 纏るな! 散開してあらゆる方向から仕掛けろ!! 竜など恐るるに足らん…私が、居るッ!!! ( 声を張り上げて届く限り指示を伝える。 愚か者ばかりではないだろう。 そんな騎士団では、日々直接指導した意味が無い。 各々に弓と投げ槍を持てと続け、“DRAGON SRAYER!”と刻まれた全金属盾を翳してみせる。 今までの竜殺しなど今度のバケモノに比べるべくもないが、道化てみせよう。 皆が縋るものがあれば良い。 ) カタパルトは構わず準備を! 全部を当てろとは言わない!! ( まさか全てのカタパルトが纏めて置いてあるわけでもなし。 各所に置かれた巨大な機械、幾つか壊される覚悟はしよう。 それで騎士達の命が失われる責任も覚悟、既に腹に決めてある。 射撃まで残り2ターン。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:52:01]
カノン > ( ああ、くそっ、そうだ、予想していた通りのことだ。 だからって、でも、だからって、嗚呼くそ、言い訳なんて! ) …………そうだ、くそ、飛んでるからって、敵だ、敵、かわりゃしない……! ( 頼むよ大将。 騎士たち。 私は負け犬よろしく這いずり回って気を引こう。 そうして勝つ。 )( カノンは辛くも炎から逃れ、そして足を止める。 そしてトマホークを抜こう。 それを手に竜へと駆ける。 ) おぉおぉぉぉおおぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!! ( 邪魔はさせない。 ぶわりと殺意の波動が湧き上がるのを感じた。 これは敵。 ならば殺す。 シンプルに。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:44:14]
飛来するモノ > (ヴェイトス市民達は城壁から立ち上る紅蓮の壁を見た事だろう。 逃走を開始した傭兵の少女、その脇を紅色の炎が蹂躙する。 火に巻かれたトマホークは風を破り竜の身体に突き刺さる、どす黒い血を撒き散らし―――苦悶の咆吼を上げ灼熱のブレスが中断された。 門や城壁は可燃性の物質ではない、だが人や物資などに引火し彼方此方から肉の焼け焦げる匂いと、悲鳴が上がっている。 騎士隊長が冷静に指令を下すも、果たして連日の瘴気を孕んだ雨で何処まで指揮系統が伝わるか疑問が残るだろう。 竜は怒りも露わに、次の獲物を探し旋回する。 目に付いたのがカタパルト隊、竜にはそれが何か理解出来ずただの獲物として目に映る。【次ターン:カタパルト隊へと接敵】) [Wed 6 Sep 2006 23:40:28]
紅騎士 > 狼狽えるなッ!! 最初から予定していた通りのこと――――言ったでしょう、敵は空から来ると。 ( それにしても随分な代物だが。 一端城門を通り抜けられた段階で既に敗北したも同然、この門が進行に対して全く役立たずであると証明された後の敗戦処理だ。 なんとも、あっさりと通り抜けられたこと。 あえてそれを口にして士気を下げる気は無いが、紅色の全身鎧を纏った騎士は仮面の中で渋面した。 号令と共に馬上から高々と手を挙げ、用意していたカタパルト隊の射撃準備を急がせる。 全部で10のカタパルトが向きを変えながら狙いを定め、聖水の詰まった弾丸を引き絞った。 発射まで残り3ターン。 ) 指揮系統を立て直せ! 弓隊は側面から、タイミングをよく考えなさい! ……随員、私のランスを! [Wed 6 Sep 2006 23:29:32]
カノン >  おい……………おいおいおいおいおいっ!? ( こんなもの、相手に出来るか!? 空を自由に飛ぶ、ということそれ自体が脅威だった。 何せ頭上は人類押し並べての急所。 まともにやってたら………普通に死ぬ。 隠れてたってあれだけ火ぃ吐かれたら焼ける程度じゃすまない。 集中している暇などなく、すぐさま無造作にトマホークを投げつけながら全力で逃走を開始した。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:23:58]
お知らせ > 紅騎士が来ました。 『 カタパルト発射用意――――――!! 』 [Wed 6 Sep 2006 23:23:42]
飛来するモノ > (弓を構える騎士達も風に巻かれた為か放たれた矢は悉く外れ。 ヴェイトス市上空に黒い影が舞う。) ――。 (地の底まで震えるような竜の咆吼が響き渡る。意識の弱い者の心を折る慟哭。 それでも熱に浮かれたように兵士達も蛮族のよう雄叫びで応える。 旋回した竜は城門から続く城壁に添うように高度を落とし、その顎が開けば灼熱の紅を吐き出す。 城壁の見張りに立っていた兵士、弓を構えた騎士。 剣を抜き待ちかまえてた傭兵達から絶叫が上がる。 絨毯爆撃さながらの火炎の吐息が城壁を蹂躙した。 正門前にいたカノンにも火を吐きながら竜が迫る。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:19:20]
カノン > ( 歓喜の、雄叫び………? 一瞬、背筋がぞっとした。 日々自身の殺意に怯えながら……しかしこれほどまでに恐怖を覚えたことはない。 狂ってきている。 この世界が狂ってきている。 ぞっと、した。 ) …………………………まずい。 ( 速過ぎる。 この大気の乱れようでは、感覚を解放しなければ命中させる自信がない。 というか、不可能だ。 やばい。 どのくらいの大きさで、どの程度強そうなのか。 それすらも察知できない。 )( なに、自分ひとりではない。 少しだけ隠れさせてもらう……! 竜の視界におさまらぬよう陰に隠れ、感覚解放のため集中を開始する。 あと、2ターン。 ) [Wed 6 Sep 2006 23:10:20]
飛来するモノ > (正門の守備についた衛兵達より上がったのは悲鳴ではなく『歓喜の雄叫び』であった。 紅雨に打たれドス黒い情念を抱く衛兵達にはこの鬱憤を晴らせる存在であれば悪魔だろうが天使だろうが関係がない。ただ、野獣の如く睨み返し吼え威嚇するケダモノの如き有様。) (黒竜は高度を落とし真っ直ぐに正門へと風を切り、紅い飛沫をあげ突進してくる。 飛距離の短い手斧で狙うならば擦れ違いザマだろうが、高速で飛来する竜に大気が乱れ疾風が巻く。 竜は、先ず正門を通り過ぎヴェイトス市内まで侵入すれば再び門へと向かい旋回してくるだろう。 口元よりちろ、と炎が吹き出している。 【ブレスの集中:次ターン発動】) [Wed 6 Sep 2006 23:05:27]
カノン > ( ―――なんだ? さすがに見張りの怒声まで響けばはっきりとわかる。 かなりの速度のようだ、音は聞き取りやすいが―――まずい。 この速度で飛行するような生物、或いは魔術の類だとしても、通常状態ではちとつらい。 しかし、感覚を解放する暇もなさそうだ。 とにかく、トマホークを引き抜いて、竜の動きに集中して。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:57:42]
飛来するモノ > (紅い月明かり、そのただ中に一つ黒点が浮かび上がる。 翼を広げた景影は鳥を連想させるも正門に近付くにつれ漆黒の巨躯は鳥などではないと解るだろう。 見張り小屋の兵士が異変に気付き、怒鳴り声をあげた。 紅い雨に打たれグッタリと項垂れてた傭兵が空を見れば其処にいるのは――――『竜』であった。 正門より、未だ数百メートルは離れているだろう距離も竜にとっては無きに等しい距離。 悠然と遙か上空より黒竜が飛来する 【次ターン正門に接敵】) [Wed 6 Sep 2006 22:54:53]
カノン > ( ここに来た頃は、もともと何をしたらいいのかわからず、ただ生きていただけだったから、それほど気にしなかった。 いまでもそれほど友好関係が広いわけでもないけれど………それでも、つながりがどこかに出来た気がする。 それは細くて、脆くて、もしかしたらどこかでは既に切れているのかもしれないけれど………それがあるから生きていける気も、した。 それと同時に、それがあるから苦しむことも知っていたけれど。 ) …………あは………………難しいな。 ( ひとり、苦笑い。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:48:57]
お知らせ > 飛来するモノが入室されました。 『 朱の空――彼方より来たる。 』 [Wed 6 Sep 2006 22:48:41]
カノン > ( 血ばっかだよ! 想像力が貧困というか情緒不安定というか………。 とにかく、なんとなく赤色のイメージは思い出せた。 だが、そのイメージは空となかなか一致しない。 暮れなずむ夕空も、後方の薄闇があるからこそだし、火事のときの空の色は知らないし。 ) …………………ううん。 ( 友達少ないからか最近語彙も減った気がする。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:41:06]
カノン > ( 紅い空ってどんなんだろう。 カノンは正門の前でふとそんなことを思った。 ) 紅……………って、どんな色だっけ……………。 ( 確か、トマトは紅い。 自分の髪も紅いのだったか。 血も紅い。 紅茶はちょっと違うか。 血は紅い。 闘牛といえば紅。 血も紅い。 血は紅いなあ。 うん、) ……………いやいやいや。 ( 赤色のイメージを一時脳内からたたき出した。 ) [Wed 6 Sep 2006 22:28:02]
お知らせ > カノンが来ました。 [Wed 6 Sep 2006 22:23:42]
お知らせ > 豪人が退室されました。 『 折角親密度上がったンだから、いいじゃん。コンちゃんッ(ウィンクまでする悪ノリっぷり)』 [Wed 6 Sep 2006 03:18:49]
お知らせ > コンスタンツェが退室されました。 『……わ、私もコンちゃんって呼ばなくていいですからね…! ( 言い返した! )』 [Wed 6 Sep 2006 03:14:11]
豪人 >  でしょ。だから、ご安心。(へろりと浮かべた笑み。―――紡がれる言葉に、下げた眉が寄る。其れも一瞬。貴女にとっては錯覚よりも、短い一瞬だろう。)(型に嵌った真っ直ぐさに、一瞬の危機感。不安定な均衡を見た気が、した)  ―――…、(へにゃりと浮かべた 先輩 の言葉が似合わない先輩団員は、貴女の言葉に、目を見開く)    …あ、いや、      ―――(導いて)―――…………(たっぷり5分程度の沈黙)…………、あ、いや。其れは俺には、無理、だと。 (情けない台詞がぽんと出た)(ぽり、と指先で頬を一掻き、)    俺が教えれるのは、人に書類をさりげなく押し付ける方法と、適度にサボる方法と、   貯金するコツと、 楽な警邏コースとかそんな……モン。疑うなら副隊長に聞くといいよ! 其れくらいしかないって、太鼓判押してくれる筈。(情けなさ過ぎた)(浮かべた面の頼りなさに、比例して。)    …まァ、…俺で分かることなら、勿論、何でも教えるけどね。(付け加えるように言う言葉は、今更染みた。)     ……、警邏、(空をもう一度、眺めて。紅い膜の後ろ、朧に揺れる銀盆を見上げ、刻を見る)   …ン、そうだね。そろそろ、俺も休憩の時間、だし。(空から、視線を紅い貴女に戻し)―――其れじゃあ、お供しましょう。コンスタンツェ団員。(何度呼ばれても、分不相応に感じる 先輩 の呼称に眉を下げる)    そうそう、先輩って呼ばなくていいから、ね。(そう付け加えれば、さて、貴女の警邏にお供することにしよう。) [Wed 6 Sep 2006 03:10:49]
コンスタンツェ > ―― それは良かったです。 ( 此方もにっこりと笑おう。 ) 人の世界、人の街。そこに作られたルールを破る人は片っ端から逮捕―― ( 一瞬見せた陰りのある表情は、慣れぬ眼鏡が見せた錯覚だろうか。コンスタンツェという新人は、亜人や、肌の違いだけで同じ人間同士でも差別しあえる状況にはまだ疎かった。目で見て知っているはずではあるのだが。 勇敢でと言われれば気分は良い。何せ先輩に褒められたのだから。ただ、その気優しそうな表情にもう一言言ってやれと、コンスタンツェは意地悪に思った。 ) 勇敢になるのは簡単です。後先考えずに行動すれば良いだけのことですから。 ですが、きっと―― それだけじゃ誰かを救うことは出来ないんじゃないかなって、思うんです。 ( 残念だけれど。 ) それよりも大事なのは知恵と経験です、先輩! 私やピアナさんの方が勇敢だと思うのなら、どうかそれを導いてやってくださいませっ。 ( 私に欠けている決定的なもの。…ピアナさんも欠けていると思いたい(同期として)。 それを代わりに持っているのが、先輩というものだ。 ) ―― さて、まだ警邏して回らねばならない場所がありました。 良かったら、一緒に如何ですか先輩。 ( 一人で不安が無い訳じゃない。ツーマンセルで組めといわれている事だし。 ) [Wed 6 Sep 2006 02:54:36]
豪人 > ……残念乍、女性を特別扱い出来る程の器じゃないから、安心して。(涙を拭う仕草も何処へやら。けろりと笑う)(―――甘やかすのは、余り上手くない。だから、この言葉に嘘は無い。) ―――……だね。 悪魔が何様だッてのね。 ……此処は、人の世界なン、 (刹那、表情が落ちる、けれど。それは一瞬のこと) だから。(すぐに元の緩い面を。―――人の世。口にした、己の背が震えた。)(迫害される亜人に、人為らざるもの。自分が胸を張って、真っ当なニンゲンだといえるのか、どうか。)  ……ン。気にしないで。新人さんでも、言うべきところは言うべきだし、さ。(ひろひろと手を振り、―――貴女から視線をはずして、正門を見上げた)   …乗り込むとか、そんなのは出来ないから、さ。 守れるモン、守っとこうかなーって。(大したコトない。ひろりと振った手が落ちて)―――其れより、コンちゃんとか、ピアナちゃんの方が偉いよ。ずっと、勇敢で。(緩い笑みを浮かべた面で、言うた。因みにいたってまじめに言うている。) [Wed 6 Sep 2006 02:40:26]
コンスタンツェ > ―― 言っておきますけれどね、私を女性だからと言って、甘やかしたり特別扱いしたりしないで下さいねっ。 私だって立派な自警団員なんですから! ( でも涙拭う仕草にはちょっと焦った。すぐに演技だと気付いたけれど。 ) そうですよ。ヴァイオレートだかチョコレートだか知りませんが、そう易々と人間が負ける筈がありません。 ( 次も、次の次も、その次の次の次も、勝つ。 ……しかし、不安な要素はある。まだ噂程度でしかないが、この雨、この空、この空気。 街の人が少しずつ壊れていっているような気がするのは――……。 ) いえ、私こそ新米のくせに偉そうな事を。 それに、先輩はこうして、向いてないなんて言いつつ門まで見回りに来てるじゃないですか。それで十分だって私は思いますよ。 [Wed 6 Sep 2006 02:30:04]
豪人 > …嗚呼、アレやられると本当ムカつくンだよね。(いい加減にしなさい)(…欲望だったのか。視線は尚更生ぬるくなるだろうと断言すゆ)   セクハラって…。 女性を大事にしようって心がけなのに。(酷い、なンて涙を拭う仕草を態とらしく。)    ……ン、そういうこと、だよね。紅い魔王様直々に出向かなきゃ駄目なくらい。 其れも尻尾巻いて逃げたなら、ね。(―――見もしていない激戦に尾びれ背びれが付くのはお決まり。思わず口にした言葉に、貴女が表情を歪めたのには、空を見上げる男は気付かず、)    ……、   …、(…掛かった声で漸く。) ―――……、(言葉も返せずに、叱咤の声と、咳払い。其れと続く言葉まで黙って) ――― …、 ……、(否、其の後も暫く言葉が出ずに。) ………そう、だね。こンなの向いてる人は居ないだろうね。 ごめん。(眉を下げて、漸く紡いだのはそれだけ。)(違うのか、との問いには、言葉は返さない) [Wed 6 Sep 2006 02:17:20]
コンスタンツェ > ( 切れた ) コンスタンツェ・ヴィーゼンタールの欲望のカタチなのか…! ) ―― なッ! そ、それはアレですよ、セクハラ!?  ああっ、四回も…! ( からかわれてますます顔を真っ赤にした。そもそもちゃんなんていう年頃じゃないんだ、と自分では思っている。 そのうちコンちゃんとか呼ばれそうだ。 ふぬーっ、と憤慨しつつ同じようにちらりと辺りを見て。 ) …ヴァイオレート、ですか?それだけ市の守りが厚かったのでしょう。 大丈夫です、人が負けるはずありません。何度押し寄せようが結果は…… ( 溜め息と共に漏らす言葉。宙を泳ぐ視線。これが夢だったら良いなとは届かぬ願い、叶わぬ思い。 情けない言葉にむ、と口をヘの字にして見上げた。 ) そんな…… もっとしゃんとしてください、藤崎先輩! ( ついに言った。つい、弾みで言った。言った後ちょっぴり「あちゃー、つい言ってしまった」とか思ったけれど、口にしてしまったものは仕方ない。小さく咳払いをして。 ) 皆そうです、向いてない人ばっかりです。でも、でも!やれる人ではある筈です。 違いますか先輩! [Wed 6 Sep 2006 01:58:43]
コンスタンツェ > じゃあいっそ雷にでも打たれてしまえば良いんですッ! ( だから何の話。 ) ( 紅雨は人の欲望を露にする。これがコンスタンツェ・ヴィーゼンタール [Wed 6 Sep 2006 01:58:17]
豪人 > (ぷるぷるしているきんぱつをなまぬるくながめながら)   ……そんなコトで逮捕って、○リオカート出来ないよ。(何の話。)(嗚呼、紅い水の所為でドジッコの神がきっとコンスタンツェたんの眼鏡キャラに相応しく降臨したんだと力強く同意しておきます。眼鏡掛けて変身って、どんな萌えッコ魔法少女。) ………。(と。むくれたかと思えば、名前を呼べば、恥らうように頬に桜色。宵闇に掛かる雲とは違う、赤。) ………だって、女の子でしょ。コンスタンツェちゃん。(にこー) コンスタンツェちゃん。コンスタンツェちゃん…長いな、コンスタンツェちゃん。(其の上連呼した)(へにょーん、と上がった腕はふらふらーっと降りて、力の抜けた起立。)(駄目ですよって言われたら、怒られた犬のように、眉を下げるだろう。きゅーん。)    だ、ね。(―――緩い面が周囲を見回し、嘆息一つ。) ……この間のは、(とはいえ、全て最近だけれど。) ……首謀者様自らいらしたみたいだから。 (赤と黒のコントラスト、宵闇に掛かる血の川を眺めて)      …………、夢ならいいのに。ね。(灰濁の視線が、宙を泳ぐ)    こういうの、俺、絶対向いてないもん。(情けない戯言、ぽろり。) [Wed 6 Sep 2006 01:42:23]
コンスタンツェ > ( ドジッコ、といわれて思わずむぐりと面喰らった様な顔を見せた。やや屈辱に震えるように視線が揺らぐと。 ) …あんなところにバナナの皮を捨てるような人は逮捕するべきです。 ( とか。これもきっと紅い水の影響のせいだ。きっと。きっと。 戦隊モノより魔法少女モノの変身がいいなとかそんな複雑な20の乙女心。 ) ―― ちゃっ    ……ちゃん、だなんて止してください、藤崎先輩…。 ( うろたえるよな声を出すけれど、僅かに見せるその表情は不快感というより照れや恥ずかしいというのが近い。 力の入らぬ敬礼に、コンスタンツェの中にある何かがふつふつと。こう、「ダメですよ先輩!」とか思わず口走ってしまいそうな何かが! ) … ここもまだ落ち着かない状態のようですね。襲撃の後では無理もありませんが…。 ( 慌しい空気はまだ続いている。次はいつ悪魔が襲ってくるのだろう? 明日かもしれないし、次の瞬間かもしれない。緊張状態が続くのは止むを得まい。 ) [Wed 6 Sep 2006 01:31:32]
豪人 > ………何、其のドジッコっぷり…!(思わず正直な感想が飛び出た)(其のコミック的な経緯に、此方もコミック的に眼鏡がずりり。)    …あはは、 だからいいってば。(動揺がありありと浮かぶ白い肌を眺め乍、) ―――……、(素敵な効果音。戦隊物の変身っぽいキラキラが見えた) …あ。よかった。(へに、と安心したような面ひとつ。とん、と凭れた正門を後ろ手で押して、正門から背を離した)  コンスタンツェちゃんね。 俺は、藤崎豪人。 ちゃんと話すのは初めてだよねー?よろしくー。(びし、と決まる敬礼に対し、にょろん、と緩く上がる敬礼。)(猫背気味に、力の入らない腕。敬礼なんて、一日に数える程しかしないから。) [Wed 6 Sep 2006 01:21:54]
コンスタンツェ > 警邏で街を回っていたら思いっきりバナナの皮踏んづけちゃって、赤い雨の水溜りに突っ込んじゃうし眼鏡は割れちゃうしっ あの、や、きょ、恐縮ですっ。 ( かなり動揺しているらしい。畏まらなくても良いと言われる側でこれであるからして。 まあ他の先輩に対してもこうなのであるが。 とりあえず深呼吸して、ぜーはー。 ) ………あ。 ……… は、はい。その… 有難うございます。 ( 直前まで慌てふためいていたのがちょっと恥ずかしかったらしく、顔を少し赤らめつつ眼鏡を受け取り装着。 ガッシャァァァーン、カッシィィーン、キラアァァ――ン とかそんな効果音が聞こえたような聞こえなかったような。 ) …はい。良く見えます、先輩。 ……あ、申し送れました。私、コンスタンツェ・ヴィーゼンタールと申します。 ( そしてもう一度びしりと敬礼。しつこいかもしれぬが、最早癖になっている。 ) [Wed 6 Sep 2006 01:12:29]
豪人 > ……嗚呼、(正門に凭れた体勢の儘、貴女を眺めて、割れた眼鏡に気付く)(ごそりと懐へ手を入れ乍)   分かる分かる。 俺も眼鏡ないと、(逆の手を顔の目の前3センチ程に持ってきて)これくらい近づけないと、はっきり見えないから。 (へらりと笑った。)(黒と赤の空を背景にして、紅い自警団員の貴女が、背筋の伸びた、綺麗な敬礼。)(へら、と浮かべた面が、へにょ、と情けない面に変わり)    …ご苦労様です。(一応の敬礼と)―――でも、俺にそんな畏まらなくていい、よ。(其の儘、掌はひろりと横に振る。―――確りした後輩に、情けない思いが広がる)(懐に入れた手が、貴女の方へ何かを掴んで伸びる―――)    はい、度が合うか分からないけど。(眼鏡。) [Wed 6 Sep 2006 01:03:09]
コンスタンツェ > いえ、本当に、ごめんなさい。 眼鏡が無いと一寸先も見えなくて。 い、いつもはスペア持ってるんですけど今日は偶々忘れちゃって…! ( あたふたと眼鏡をずらし、何とか残った部分で相手の顔を見て。 そこで初めて相手が自警団の先輩だと気付き、慌てて敬礼。直接話したことはまだ無かったが、何度か見かけた姿である。 ) ―― はッ、失礼致しました! ヴェイトス門周辺異常ありませんッ!! ( びし!と背筋を伸ばし。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:57:04]
豪人 > (近づく影)     ………、ッ。(身構えて、みる、も―――)    …  ほ ぇ。(間抜けな声が漏れた。同時に柄を握った腕の力だ抜ける)(同じ制服。同僚。ほ、と胸を撫で下ろ………―――)    ……ッて、あれ! ちょっと待って、近づいてくるのはいいけど(此方を向いている筈の顔は此方に気付いていないのか。此方がひらりと手を上げてみても、反応が無い)      いや、  いや! (距離が縮まる)―――いや、いやいやいや…ッ (もう、腕を伸ばせば触れる距離)(そして、目前)―――うわッ!!!!   は、こっちの台詞だよ…!(派手に後退ッて、足をもつらせ乍)ッていうか、ッ   …!(もつらせた儘、背後にある、正門の柱に)      …… (ごちーん。と背中と後頭部を強打して、よろつきは止まった)………、う、うん。 ぶつからなくてよかった。(違うものにはぶつかったけど。)    えと、お疲れ様ー?(ともあれ、正門に凭れた形で、力の抜けた敬礼を、紅い自警団員へ。) [Wed 6 Sep 2006 00:50:09]
コンスタンツェ > うわっ!! ( ―― 自警団の服を身に纏った金髪の女だった。その制服は赤色で汚れていたが。 女は、不意に目の前に貴方が居るのに気付きびっくりして立ち止まる。 くい、と指先で自分の眼鏡を持ち上げるけれどその眼鏡はひび割れて砕けていた。 ) ご、ごめんなさい。ぶつかる所でした。 ( 一歩後ろに下がってへこりとお辞儀。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:43:34]
血色に染まった姿 > ( 近づけばその姿も良く見てとれるだろう。 まずその汚れた赤よりも、影が身に纏う服が貴方の見慣れた、とてもよく見慣れたデザインである事が真っ先に目に付くかもしれないが。 ) ………。 ( ざり、ざり。と側まで近づく。近づくが―― 手が届く範囲に来ても相手は歩みを止めようとしない。というより、まるでそちらに気付いていないかのようだ。ざり、ざり、ざり。 一歩一歩を踏み確かめるように歩くその姿は――……。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:42:19]
豪人 > ―――………、(前方)       (足音)…。(視界は黒、赤、銀、―――其れと、)        ………、(ぼんやりと浮かぶ灯。視力の低い視界には、其れが、紅い光を不気味に放つ ナニカ 得体の知れないモノ。に、見える)(―――び、と体中に電流に似た感覚)    ……ッ、 (其の、近づくことを隠しすらせぬ足音に、簿やけた視界を凝らし、―――片手は、腰に下げた支給品の剣へ伸びた。そも、鞭が本分。慣れぬ得物だけれど。)     ……なんだ、ろ。 [Wed 6 Sep 2006 00:38:18]
血色に染まった姿 > ( その空と同じ色に髪を、服を、肌を染めた姿がのっそりとヴェイトスの門からやってくる。手にした灯りに浮かび上がるその姿はゆっくりと、しかししっかりとした足取りで豪人の方へと向かっていた。ざり、ざり、ざり。足音や気配を隠すような事はしない。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:34:16]
豪人 > (幾ら拭っても、拭いきれぬ疲労の様がありありと浮かぶ他の防衛組を見ていると、罪悪感に苛まれる気が、した。)(―――門前には、連日の攻防の爪痕も生々しい。至るところに、消えきらぬ痕。薄まらぬ、血の、匂い)   ……、(巡る視線は疑るような視線に、飛び交う鋭い声)…………、(眺めれば眺める程、眼鏡面で立っている己が浮いている気がしてならない)    はぁ。 [Wed 6 Sep 2006 00:31:23]
お知らせ > 血色に染まった姿が入室されました。 『―― ざり。』 [Wed 6 Sep 2006 00:30:58]
豪人 > (語散て―――)     …、 (はた、と気付き首を振るう)(浮かんだのは、苛立ちを抑えながらも必死に己に与えられた任を真っ当する後輩団員。しかも、女性。)    …違う違うッ。―――アレも大切なシゴト。莫迦にしちゃ駄目なンだッてば。(―――満面の笑みで、感謝を述べられた、あの瞬間。)(振るった首が、はたりと止まる)   ……、そうだよ。 莫迦だなァ、俺。(正門の前、緊張した面持ちの他の人を眺めて)(殊更)     …俺って場違い。 [Wed 6 Sep 2006 00:28:23]
豪人 > (昼勤も、夜勤も関係無くなってきたような気がする今日この頃。―――正門での攻防戦は、いつも己が居ない時に展開される、聞くだけのお話。)(負傷者も既に可也出ている、  らしい)      ……なんつか、なんつか、あれだな。(へふ、と溜息ついて)―――チキン体質なのが、こうも如実に現れると切ない。(髪を掻いた)(―――他の団員が…、しかも、入団時期だけで考えれば、自分よりも後輩に当たる人たちが。既に前線で生死を掛けているというのに。)    …オレのやってたことは、野次馬整理。 [Wed 6 Sep 2006 00:24:27]
豪人 > ………、紅い。(宵闇の黒に、紅い雲。まるで、月が空に怪我をして流した血のよう。細々と流れる雲、雲間の月。黒い夜)     ……、きもちわる。 [Wed 6 Sep 2006 00:19:02]
豪人 > (いろんな意味で、う   ッわ…!!!)(さておき、呆然とソラを見上げる男が一人) [Wed 6 Sep 2006 00:16:46]
お知らせ > 豪人が来ました。 『 ―――う   ッわ。』 [Wed 6 Sep 2006 00:15:23]
お知らせ > が退室されました。 『そして、少女は門の中へと』 [Tue 5 Sep 2006 23:54:48]
> (後ろのほうから兵士の声がかかり)そうか、そろそろ交代の時間か……(苦笑を浮かべ肩をすくめる。考え事を中断し笑みを浮べて)それじゃぁ、後は任せた(交代の兵士に手を上げて見せて自分自身は門の内側へと消えていく) [Tue 5 Sep 2006 23:54:31]
> (視線を少しずらし、アマウラの在る方へと視線を向ければ溜息をついて)この街よりも酷い事になっていなければいいが……敵の襲撃が少ないのだけは幸いだな……(溜息をついて、立ち上がり)さて……(ゆっくりと歩きながら異常が無いかどうかを確認していく)この辺りには異常はなさそうだな……(視線を周囲に向けながら考えていき) [Tue 5 Sep 2006 23:15:42]
> 静かだな……今の所は敵が攻めてくる気配は感じられない……最もいつもいつも派手に攻めて来る事は無いだろうが……(溜息をついて微笑み、視線をちらりとだけ空に向ければ紅い雲が見えて)……この異変が早く終わらなければ……か……アマウラは大丈夫だろうか……今度暇が出来たら一度アマウラに帰ってみるか……(ポツリとつぶやく) [Tue 5 Sep 2006 22:59:55]
> (ちらりと正門に視線を向ければ扉が内側から外に向かって歪んでいるのが目に映り)内側から攻撃された事も今の状況に拍車をかけているな。そうでなければもう少し疑心暗鬼もまともになっていたはずだが……(溜息をついて壁に体を預け、座り込む。再び視線を東の方へと向けて)此処で待機していれば緊急の事態になれば仲間を呼びにいけるだろうが…… [Tue 5 Sep 2006 22:51:28]
> (溜息をついて肩をすくめながら正門から東の赤い柱を睨み付ける様に見つめ)街の様子は芳しくは無いか(腹部と胸の中間辺りに軽く触れれば顔をしかめて)体調も万全では無いとは言え……病院に居ても気が滅入るだけだからな……余り変わらないか(苦笑を浮かべ刀に手を伸ばす)スラムなど酷い状況になっているらしいが……元の生活に戻るには調査隊に期待するしか無いか [Tue 5 Sep 2006 22:45:16]
お知らせ > が入室されました。 『少女が溜息をついて正門の前に立っている』 [Tue 5 Sep 2006 22:41:03]
お知らせ > カノンが退室されました。 [Tue 5 Sep 2006 20:44:00]
カノン > ( それほどやばいとは思っていないんだけど、思っていないって言うのが一番やばいんだろうなあ。 自覚症状なし、ってヤツ。 自分の今の様子は「まだマシ」であって、決して正常ではない。 あまりにも自然に湧いてくる闘争欲と殺意は、結構ぞっとしない。 ) や、なんでも、ない……………なんでもない、から。 ( 言い訳も、うまく言葉がつむげなかった。 この調子ではその内、ここに立っているのも危ないんではなかろうか。 自分より周囲の人間が。 引きつる頬を感じながら、頭を冷やそうと一時去って。 ) [Tue 5 Sep 2006 20:43:58]
カノン > ( そんな風にひとりボケたりつっこんだりとしていると、傭兵だろう青年にぽふぽふと頭を撫でられた。 「おうどうした嬢ちゃん、緊張してんのか?」 下手すると自分のほうが年上なのだけどな、と思いながらもまあ訂正はしない。 ある意味では緊張していることだし。 それにしても、ぶっ殺したいなあ。 ) ……………………………いやいやいやいや! ( 人間相手に今更そんな殺意抱くとかはまずいだろうそれは向ける相手はいくらでもいるんだから、) いやいやいやいやいや! ( かなり危険な思考を必死で振り払っているのだが、頭を抱えてぶんぶんひとりで頭を振る様子は挙動不審で滑稽なだけだった。 青年傭兵も苦笑い。 ) [Tue 5 Sep 2006 20:33:08]
カノン > ( …………………………………。 ) いやいやいやいやいや、あかん、落ち着け。 ( 戦えなかったことを残念に思うんじゃない。 自分が力になれなかったことを悔やめ。 そんな、戦いたくてしょうがないんですって、心の中でだって言うんじゃない。 普段以上にはるかに強い闘争欲に、カノンは苦虫を噛み潰したような顔だった。 子供は縛り付けちゃったし軽く昼飯のはずが多めに食べちゃうし小石に小指はぶつけるし。 …………あれ? 後半緊張感ないなあ。 ) [Tue 5 Sep 2006 20:23:10]
カノン >  …………………よくないなあ。 ( 赤い雲を見上げて、カノンはひとりため息をつく。 この赤がこの街を覆ってから、どうも悪いにおいがする。 といっても、物理的なものではなく、そういう気がする、というものだけど。 先日の戦いには折り悪く居合わせなかったし。 気が滅入る。 ) [Tue 5 Sep 2006 20:13:52]
お知らせ > カノンが来ました。 [Tue 5 Sep 2006 20:10:16]
お知らせ > カイネが退室されました。 『( ――― 嫌な、空気だ。 )』 [Tue 5 Sep 2006 01:50:19]
カイネ > ( 状況を考えれば、辛そうな辛気臭い顔で居る訳にも行かない。士気の低下に繋がる。其れは極力避けなくてはならない、から。 ) ――― バレてた、か。 ( 苦笑と共に、観念したような。けれどその声は、他の人間に聞かれぬよう小さなモノ、で。 ) はいはい行きますよ。だから取り合えず右肩に触んないでくれると嬉しい。痛いし。 ( そんな事言う余裕くらいは在るらしい、が。それとその小さなタブンは見なかったことにしておく。 ) [Tue 5 Sep 2006 01:49:57]
お知らせ > フォーカが退室されました。 『(赤い水は、自覚無き者にも侵食していく)』 [Tue 5 Sep 2006 01:46:14]
フォーカ > (女傭兵の表情が歪んだのに気がついた。――眉を顰める。この傭兵、態度はこうだが、体の方は正直だ。後で医療班に連絡しておこう。できれば白魔術師の手配が出来ればいいのだが――何処もかしこも怪我人で溢れているから難しいだろう。運が良ければ恐らくは――)……カイネサンは、後で俺と一緒にちょーっと病院へ回りましょうネ?(にっこり笑って、立ち上がった体を支えよう。変な意味は無いぞ。変な意味は。  タブン )――お腹が空いてると、余計な所まで考えちゃイマスカラネー。(たとえば、「変になる」とか。金髪の青年へ視線を投げて、其の発言を咎めた)――ささ、いきましょいきましょ。 [Tue 5 Sep 2006 01:43:53]
お知らせ > シシィが帰りました。 『 …そうさせない為に、此処に居るんだけどさ。(語散、踵を返す。) 』 [Tue 5 Sep 2006 01:40:01]
シシィ > (今、自分がいやに冷静なのは何故だろう。瘴気に慣れた人間の言う言葉か、はたまた―――何なんだろう。ここ最近の異常で、もうちょっとやそっとの事で驚かなくなっているのか。どちらにせよ哀しい。)  よッし。そうとなったら、盛れるだけ盛って貰おう。喰える時に喰っとかなきゃ損だしねー。 (鼻歌すら歌いそうなふいんき(何故か変換できないパート3−。)で、二人を仰ぎ見。) ………俺が変になっちゃったらさー、ブン殴って止めてやってよ。 (にひ。微笑み。) [Tue 5 Sep 2006 01:39:10]
カイネ > ( ふと。故郷の言葉を思い出した。後の祭り。以前共に遊戯を愉しんだ人物と、同じ音を持つ言葉。何故思い出したかなんて、考えたくも無い。 ) ――― 全く、だ。 ( 二つの言葉に、一つの言葉で返した。一発くらいぶん殴ってやりたいけれど。そればっかりは、他の連中に任せる他無いのだろう。自分は ――― 正直、戦える状態じゃあ、無いのだから。 ) あー、そっか。丁度腹も空いてた、し ――― ( ずきり。肩に手が添えられるのとほぼ同時に鈍い痛みが過ぎり、一瞬だけ顔を顰めた。折角辛うじて瘡蓋で塞がったばかりなのだ、開いていなければ良い、けれど。 ) ――― あり、がと。 ( 左手で差し出された手を掴み、立ち上がろうとするで、あろう。 ) [Tue 5 Sep 2006 01:33:06]
フォーカ > ―――そうですね、もう少しで交代時間ですし――…(崩れ落ちた女傭兵の肩へ手を添えて)……ね?(手を貸そうと差し出した) [Tue 5 Sep 2006 01:22:34]
フォーカ > (カイネという女傭兵の反応の方が、ゴク普通の「人」の反応だと思う。頭ではそう思っている、のに、自分は――「赤い雨の降る事が、当たり前だと思っている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」――其の事に気がついて、別の意味で表情を硬くした。――外から見れば、「赤い雨の影響」に、いま気がついて慌てた…というふうに映るかもしれない。硬くなった表情が、掻き消える。己の顔を強引に拭って、寝起きのような面を見せて)……大丈夫です。大丈夫ですよ。(根拠の無い言葉のなんと空しい事か。それでも口にせずにはいられない。――自分への暗示でもあるのかもしれない。) [Tue 5 Sep 2006 01:22:26]
シシィ > 今日の炊き出し、シチューなんだよね。牛乳で煮込んだやつ。 (全く関係が無いような。) ……まだ、カイネちゃんの心配してる事は大丈夫だと思う食材。 お腹減ってない?二人とも。 [Tue 5 Sep 2006 01:11:52]
シシィ > …どう在ったってその雨に触れない方法が在る、訳じゃない。川の水は勿論だけど、その内井戸の水だって赤くなるかも知れない――し。……… (じっと考えていると、それこそ悪い事ばっかり考えてしまう。先日の白い悪魔の並はずれた力、赤い悪魔から感じた畏怖。…もしかあの時、正門に居た人間全員で掛かっていたら? 恐れなど、怪我など気にしなければ?…… 後から悔やむのは、人間の得意技か。) ……流石悪魔様だぜ? 底意地悪い提案ばっかり持って来やがって。兵糧攻めって、そこまで考えてるかどうかは知らねえけどな。 (笑い。) …飲まず喰わずで戦える訳も無し、今は果報を待つばかりか。それまで、保てばいいな。 (ぼやくような口調になるのは仕方ない、と思いたい―― ) ……で、提案があるんだけど。 [Tue 5 Sep 2006 01:10:35]
カイネ > ( パンチ一発で沈む兵士を見た。人体の常識から外れた動きに翻弄される兵士を見た。首の後ろから肉をちょっと持って行かれた。そんな奴が街中にまだ潜んでいるかも知れないと知って ――― 不安にならない方が、どうかしている。 ) いやいや、アタシはただちょっと右肩捻挫しただけだって。そんな大事じゃあ ――― まぁ、後頭部にタンコブとか出来たけど。 ( 戦闘と全く関係ないところで。ついでに目が醒めたとき頭がくらくらしたのは脳震盪って奴らしい。まぁ、それ自体はそれ程酷くないから良いのだ、が。 ) ――― 冗談、キツイ、よ。 ( どさり。崩れ落ちるように、腰を下ろした。赤い雨。若しそれが本当だと言うのなら ――― 篭っているだけでは不利になる一方じゃあないか。それこそ ――― やめよう。 ) ――― なあ。その、雨って、さ。 ( ――― ふと。恐ろしい事に、気付いた、ような。杞憂なら、良いけれど。杞憂、なら。 ) ――― その雨が混ざった水吸って育った野菜とか、その雨雑じった水飲んだ家畜とか。そういうの食ったら、どうなる。 [Tue 5 Sep 2006 01:03:52]
フォーカ > ―――…ノーノーノー。悪い事ばかり考えるノハ良くありません。「街のど真ん中で自爆されなかっただけ良い」とか、「敵が少なくとも二匹減ったんだ」とか、そういう風に考えまショ。 悪い方へ考えると底無ですから。――古城へ向かった連中も、そろそろ動くでしょうし、これからデスヨ。本当に手に負えなくなった場合は、ヴェイトス市だけではなく、島の問題になるんですカラ―…クリスティアや、アングリマーラ辺りからだって増援トカ――…ね。(とは思ったものの、アングリマーラの王の性格はよく知っている。 動くとしてもかなり後だろう。――空を見上げて、赤い雲が覆っている事に気がついて、溜息と共に地面へと視線を落とし) 赤い雨。見てイマセンカ―…はい。何やら「よく無い物が混じっている」らしいんですよね。 …どうにもこうにも、自警団は忙しくなるばかりですよ。 ――…現状市民の皆さんには、「浴びない・飲まない・近づかない」とアナウンスする程度しかー・・・ [Tue 5 Sep 2006 00:59:52]
シシィ > あれから、……瘴気が濃くなって、赤い色の雨が降るようになったんだよ。何か分かんないけど、それを浴びた人とかが、暴れ出したりしてるみたい。 (えっらいファジーな説明だ。) ……俺今日スラムに寄ってから来たんだけど、ちょっと、うん、………危なかったし。 (逃げ足が速くて助かった、と冗談混じりに付け足し。) 飲み水の問題とか、これから沢山出て来ると思うんだ。 [Tue 5 Sep 2006 00:51:08]
シシィ > ……よろしい。 (左手を伸ばし、自分の髪をぐしゃぐしゃと掻き混ぜた。いつも持ち歩いている槍は持っていない。代わりに腰に帯びたのは大振りのナイフと棍棒だけ。こんな所に立つには軽装だが、後衛に回るなら……と暢気な事も言えぬのが、空飛ぶ悪魔の厄介さなのだが。己の役目を大砲とすり替え、ふいと眼を閉じ。) …解ってる。だから、 意外と元気そうで、……安心した。 (「死んだらおしまい」だから。 ぽつと呟き、) ッつうかカイネちゃんも意外と重傷なん、だ…… 。 (自分より逞しいこの女傭兵の告白に、眼を剥いた。…二桁。じわじわと削られてゆく戦力。不安を感じない人間など、居るまい。) ………え、ああ、そうか、カイネちゃん知らないのか。 (己もついさっき、くらいに知った事だが。) [Tue 5 Sep 2006 00:47:13]
カイネ > ( そうだったのか。それはしらなかった。何の話。 ) ――― この門と壁ってさ、随分頑丈に出来てるんだな。 ( 返答の前に洩れたのは、枯れた感想にも似た言葉だった。詰る所大丈夫では、あるのだが。着々と戦力が削られているこの現状は、非常に危険だ。更にこの女はついぞ知らぬのであるが ――― 『雨』の問題もある。長引けば不利になるのは明白なのだ。 ) ……門はなんとか無事だったらしいけど、さ ――― 野次馬防止のために見張ってた奴らが、大勢やられた。正確な人数は判んないけど、二桁は下らないと思う。 ( 二人 ――― たった二人を相手に、それなりの訓練を受けた兵士がだ! もはや笑い話の領域じゃあないか、コレは! ――― 思わず自虐の笑いを零しそうになったけれど、何とか踏み止まった。どうやら、自分で思っている以上に結構参っているらしい。 ) 心配しなくっても、敵が来たら大声出して引っ込むさ。右肩以外は十全に動くんだし。 ( 本の少しだけ、嘘を吐いた。本当は首の後ろの傷が開くから、大声だって良い顔はされない。ぶっちゃけさっき爆笑したのだってちょっとやばかったっぽいし。この女のことだ、言われて無いから知らんとか言いそうだけど。けれど ――― 仕方ないじゃあないか。死んだら終わり? 傭兵は死ぬために生きてるようなもんじゃあないのか。 ) ――― ちょっと待った。何、『赤い雨』って。 ( 雨が降っている間、この女は意識を失っていたから ――― その辺、知らないのであった。 ) [Tue 5 Sep 2006 00:41:10]
フォーカ > (金髪の傭兵が先手を打つ。思わず口元を押さえて、言葉にしていたかと焦る程に、自分が抱いた不安を言い当てられた。 ――こんな事を言われたら、「駄目です」なんて言えない。 肩を竦めて、一言) Aye aye, sir―――。 (チャカして敬礼。――後で詳しい事を聞いた時、眉間の皺が深くなるだろうが、今は今。女傭兵の言葉に耳を傾け) カイネさんも、本来ならこんなとこでウロツケル様な人じゃないンデスネ?! (目を丸くして)…二人とも。 頑張るのは良いと思いマス。其の気持ちはとても尊いものだと思いマス。しかし――「死んだらおしまい」なんですからネ…?そこの見極めを誤らぬヨウに。( …ふ、と吐息) 門は見ての通り。破壊までには至りませんでシタ。ガ――今後「既に入られている」という情報が市民にまで浸透した時が怖いデス。 ただ出さえ、赤い雨やなにやらと、不安要素はたっぷりなんです。 悪魔だけではなく、便乗して「人間の一部」までが相手になる可能性も――…無いとは言い切れまセン。 [Tue 5 Sep 2006 00:36:23]
シシィ > (日常で、笑ったら止まらなくなるひとも笑い上戸って言うらしいよ。閑話休題。ごめんよ太い男。) 乳乳連呼すんな次はぶつぞ。………言いたい事は解るから先に言うけど、帰らねえぞ。俺ァな、口が動きゃあまだヤれんだよ。………ただ、役に立つかどうか解ンねえから、街の方に回されてもしょーがねえとは思ってる。 (長柄武器とは本来両手で握りあしらうものだ。片手で気軽に振り回す「槍」など「棒」と何処が違うと言うのか。…そして利き腕を失った今、日常生活すら危うい。何気なく立ち上がろうとして転んだなんて、恥ずかしくてとても言えたもんじゃない。次はぶつと言ったがそれも敵うかどうか、と言った所だ。何奴も此奴も、泥まみれの傷だらけだ。) 総大将…らしいな。つか、自爆!? 門は、……壁は、無事だったの? (…その悪魔の素材如何を問う前に、だ。) ………戦える前線の人間も、モリモリ減って来てんな。中に入り込んでるって事は、警邏に回ってる分を全部こっちに押し込む訳にもいかねえし、……先攻隊の報告も未だ、だろ? (………   何となく、重たい空気が三人の間に漂い始める。) [Tue 5 Sep 2006 00:24:43]
カイネ > ――― は、オーケーオーケー落ち着いた。落ち着いた。多分。 ( 飲んでない飲んでない素面素面。ついでに酔ったら笑い上戸じゃなくて絡み上戸、ってそういう問題でも無い。取り合えずようやっと小康状態まで落ち着いた。でも太い男を見た瞬間また吹くと思うので、意図的に視界からシャットアウト。多分太い男もいい迷惑だと思う。さて置き。 ) ヴァイオレートってあーた、敵の総大将……地震みたいな? あー……うん。あれ、な。 ( 少し歯切れが宜しくない、が。ややあって ――― ぽつりと、吐いた。 ) ――― 敵が一人、自爆したんだって、さ。アタシも意識失ってたんで、見てたわけじゃあないけど。 ( ちなみにその爆風で吹っ飛ばされて追加されたのが頭の包帯である。何と言うか ――― たんこぶ一個、後頭部に。目が醒めた瞬間ちょっと痛かったとか、後日談である。 ) 取り合えず医者から暫く戦うなって言われた。斧振っても大丈夫かって聞いたら殴られたっけ。てな訳で見張りだけになる、かな。 ( 首の二つの傷は ――― 前は兎も角、後ろのは痕になって残ると言われた、けれど。あえて言わなかった。 ) ああ。既に二人入り込んでて ――― その二人とも、この世から消えた、けど。 ( ――― 二人だけとは限るまい。其処までは、何となく言えなかった。 ) [Tue 5 Sep 2006 00:18:27]
フォーカ > (言葉の刃が男の頭をざっくりと―!! 傾いだ。一人だけ重力が可笑しな方向に働いていた。女傭兵に助けを求めるも、ぶるぶる振るえている所を見ると、助けどころか、微笑みつつドロ舟に乗せてくれそうだった。ふはーははは、このよはじごくだぜー(棒読み))―――!!――シッシシィさんの乳は、別の趣があr――…あぁ?……。(「槍が握れない」 咄嗟に、「帰れ」と言いそうになった。――表情が曇って、二人の怪我を交互に眺める。確かに軽症ではないらしい。病院での診断結果を聞きたかったが、女傭兵の手前、口を噤む。 尚、自分の怪我は幸いなことに、右手の噛み傷と、引っかき傷くらいか。致命的なものは幸いなことに負ってない。)…既にヴェイトス内部に入り込んでいるようデスネ。(女傭兵が答えを言う前に、遠まわしな結論を呟いた。――既に事の顛末は、他の自警団から聞いていた。――苦笑して) ……ヴァイオレートとかいう方も?まるで遊びに来ているようにやってきて、鬼ごっこを楽しむかのように暴れて帰りましたねー・・・ [Tue 5 Sep 2006 00:12:56]
シシィ > (赤い空であろうと変わらない、星屑を閉じ込めたような左眼で、にっこりと微笑み―――)      ………………どうせ俺には乳なんてありませんよ? (何故、敬語。) ………まあいい。俺は、立って歩くには問題無いよ。ただ、もう……槍は握れないから今回から後方支援に回ると思う。 (何故か、事務的。) ……つうかやっぱりそうか、カイネちゃん。あの、……一昨日、此処にもゴツいのと、「ヴァイオレート」ってのが攻めて来たんだけどさ。その時起こった地震みたいなもんって――… (何だった と聞こうとして、ぶるっぶる震える彼女に怪訝な顔。…笑い上戸なのか!女傭兵Kは笑い上戸であったと言うのか!!) [Tue 5 Sep 2006 00:00:43]
カイネ > ( けれど、今見上げれば ――― 見えるのは、固まり掛けた血のように赤黒い空。若しこのまま、コレが自然なモノになってしまったなら ――― と考えるだけで反吐が出そうなほどにおぞましい。 ) そーだよ。その『カイネ』。まぁ取り合えず宜しゅう。 ( からからと、余所様身内無関係に見せる笑顔をプレゼンツ。只 ――― 笑顔とは裏腹に、心中はあまり芳しくなかった。二人。たった二人を相手に、自分たちは壊滅的な被害を受けたのだから。ショックではあったものの、取り合えず外面だけでも繕っておきたかったのである。 ) ちょ、ちょっと待って…… ( 先ず太い男(多分筋骨隆々マッチョメン)で吹き、更に余りにも無理のありすぎる方向転換で爆笑した。何かこう、ぷるぷる震えてるのが伺えると思ふ。でも首の前とか後ろとか見たら、包帯に血が滲んでたりして結構シュールなのがポイント。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:53:36]
フォーカ > ――――――。(心の中で「スネェェェク!!罠だ!!」と、どっかからの絶叫が聞こえていた。しかし最早打つ手無し…!!どうするかと考えあぐねた結果)――――。(何事もなかったようにスリッパをはがし) ――――――。 (咳払いをして) コンバンハー!ご苦労様デース。(赤い雨が降ろうが、赤い月が出ようが、男の歯は白かった。きらりと輝く勢いのスマイルを見せる→対応/なかったことに コマンド発動) お二人とも、怪我はよろしいんですか…?相手が相手だけに、軽症ではないと聞いていたんですが――…?(連続攻撃→話しの方向転換発動…!!! ) [Mon 4 Sep 2006 23:49:47]
シシィ > (昔は疎ましかった太陽も今は懐かしいばかりだ。本来なら此の時期、秋の空は高く美しいのだろうに。掲げて見せた、大袈裟なくらい包帯ぐるぐる巻きの右手をすぐにだらりと落とし。) 俺も、雷電のシシリィタ=リッパァ。シシィでいいよ。そう、カイネちゃんって言うんだ。…………ん?カイネ? (ちゃん付けで呼んだ。にこにこと、余所様用営業スマイル。) ひょっとして、一昨日、此処と違う所でやり合ってた「カイネ」ちゃん?ああ、その、御免もう手持ちのスリッパが無くって。そうじゃなくて。 (一昨日自分はあの後すぐ倒れてしまったから、あれからどうなったか今一掴めて居ないのだ。あの、地震のような衝撃――爆破は何だったのか、聞こう、とした が。) ……………あらそう。ムチプリ専門だったんだねフォーカ=アルメリアさん。因みに其方の彼、素人の俺が見繕っても3サイズは全部100センチメートルオーバーでしてよ。 (カイネ嬢へ向けた、御機嫌そうなにこにこスマイルもそのままに!他人行儀な呼び方で! 「太い男」は、筋肉だか脂肪だか解らないが妙に立派な体格をしていた。先日の白い悪魔に勝るとも劣らず…ッ!!) [Mon 4 Sep 2006 23:42:50]
カイネ > ( 青い空が懐かしい、が。今そんなこと言っても仕方無い。如何でも良いが、気を使っていると言うよりは明らかに地の姿なんじゃないかと思えて仕方ないのは何故だろう。さて置き。ひろひろと右手掲げられれば、右手をポケットから出さずに左手振って返した。 ) んー? そだよ。雷電のカイネ。アンタは ――― えーっと。 ( 思い出す。思い出す。思い出す ――― どうせ向こうから自己紹介なりあるだろうと思ってやめた。豹変振りとかもまぁ、突っ込まないで置く。この変わりようを見れば、少なくとも顔見知りかそれ以上の関係である事は伺えるのだし。 ) ――― 取り合えずもう一発くらいスリッパ投げて良いよ。うん。一発で足りないならアタシの斧を無償でお貸しするから遠慮なく。 ( 春風のようにサワヤカな笑みを浮かべながら、無慈悲に言うた辺り ――― どうも正解だったらしい。ちなみに彼女の斧言うたら手斧とか可愛らしいサイズじゃあないので悪しからず。で、何故に自分で投げないのかと言えば ――― 左手で投げても命中率低かろうから。取り合えず指差した方向をサーチして再度吹いた。 ) ――― っははははははははは……ダメ。死ぬ。腹いてえ ――― ( どうもツボに入ったらしい。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:37:55]
フォーカ > (黒い肌だから、分かり辛いかもしれないが、顔のど真ん中はスリッパ型に赤くなっている。ついでに言うなら、スリッパは見事に顔のど真ん中に張り付いたまんまだ。固まって)―――カイネ嬢のスリーサイズは(やおら) 上から  (指を一本立てて)バスト…(筋肉のおかげでちょっと大きめのサイズ)ウエスト…(普通の女性よりは太いが、引き締まっている為見掛け的には問題ないサイズ)ヒップ…(引き締まりながらも、女性的丸みを此処に見た!的なサイズ)と見まシタ――…(ぼそーり。三つの数字を答えて、ビンゴだったら、心の中で喜んでおこうと思った。――ちなみに、和ませようとして↓のやり取りだったら良かったんだが、一部本気でボケてたともあれ。 男は、視線外からのコールドアイに固まった。油の足りないブリキ人形のように、右手を上げて――)………。(「誰の」あたりに答えようと指をさそうとして、最後の理性で指差す方向を変えた。―――見えてないので適当に指差したんだが、指差した先には、先程サーチした中に居た「太い男」が佇んでいる) [Mon 4 Sep 2006 23:32:21]
シシィ > (空は未だ煌々と紅く、赤い雨なんぞが降り始めたお陰で住民にも緊張感が漂い始めている。正門に配置されている人間も、後何日経てば何日減っているだろう、そういう状況だ。治療と言うか手当を受ける為に一旦前線を退いた若造は、此度負傷した右手をひろひろと掲げて女傭兵に挨拶した。) アレっていうか、アレも疲れてるんだよ 大変な状況になってんのは確かだ、し。……一応あれでも気ィ遣ってるんだと、思う。 (あんまり暗い雰囲気にならないために。…と言うのは過大評価かそれとも贔屓か?) ――――…どっかで見た事、あったっけ。 (女傭兵Kことカイネ嬢に、化石時代のナンパのような台詞を投げつつ。) あ、そうそう。姉さん傭兵の人?だよね?ギルドで見た事ある。 (スリッパ投げ付けた際の冷めた顔とは裏腹、にこにこと人懐っこい笑顔で。) ――――………で、誰の乳尻太腿を思う存分眺めるつもりだったって? (ぐりんと首捻って、顔面直撃した自警団員F殿に問うね…!) [Mon 4 Sep 2006 23:24:36]
女傭兵K > ( あえてそこらへんに突っ込みは入れない。嫌われたくないしね。さておき。そらもう周りの皆様方が迷惑そうって言うかこう、あれだ。皆口にこそ出さないものの苛立ってると、思われる。雨の事とか、あったし。でもって、後頭部を狙ったと思しき謎のスリッパが見事顔面SMAAAAAAAAAASH!! した辺りで吹いた。そして一頻り笑った後に言葉を吐き出そう。 )  ――― 否、あそこまでこう、アレだと邪魔するのもちょっと野暮な気がして。寧ろ何処までエスカレートするか見てみたかったって言うか。 ( 結構如何でも良さそうだった。寧ろこいつの場合、見てる分には面白いからほっとこうと言う意識があったりなかったり。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:20:28]
フォーカ >    オブス!!       (なんて、思った矢先に、スリッパ飛んできた。 振り向いたせいで、顔面直撃コース。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:13:34]
フォーカ > ―(正門のぴりぴりしたふいんき(何故か(以下略)※真似)をぶち壊すが如く、大男は続ける。)今日が終われば、明日は天国予定だったんでスヨ…!! マイハニーの乳尻太腿を思う存分眺めるつもりでしたのに!に! (顔を覆っていた両手を、がばーっと両手で広げるように下げて) ――明日の為に、下着まで用意した俺のわくわく感は一体ドーしたら!!(血涙を流しそうな程、必死の形相で辺りを見回す)―――この気持ちを収めるには、もう、とりあえず乳と尻と太腿を眺めずには――!!(くぁ!)(青い双眸を見開いて、辺りを見回す。―― 左から男男太い男細い男男男ホモ男ヤバイ男――ああ、ろくなのイネー!!と、本気で涙を流しそうになったときだ。 デビル耳が女の声を捕らえた。鞭のような勢いで振り返る。   イター(*・▽・*)――!! と、思わず子供のようなきらきらとした笑顔で レッツ 視 姦 開    始――――) [Mon 4 Sep 2006 23:13:01]
シシィ > (どっから持って来たの?なんて野暮な事聞く人はお兄さん好きじゃないな! 正門の入り口付近から投げ放たれたそれは便所で用いられるものに酷似していたが、果たしてこの時代便所で靴を履き変える習慣などある訳も無いので、それがどこから持って来られたかは不明のままなのだ―――閑話休題。当たってもまあ、ぽこん、とかその辺の間抜けな音がするだけだろうと予言するね。) ……… 空青くないし。 ヌルーするのも逆に可哀想じゃないかこの状況。 (声の持ち主は、淡泊だ。) [Mon 4 Sep 2006 23:10:56]
お知らせ > スリッパが来ました。 『 ―――その灰色の頭部目掛け、投げ付けられる。 』 [Mon 4 Sep 2006 23:07:55]
女傭兵K > ( ――― さて。何とかしないと他の連中も落ち着いて休めないくらいに騒いでるって言うか既に公害のレベルに達しかけているような気がしないでもないが、正直声を掛けるふいんき(何故か変換できない)ではない。さぁ如何する。1、ほっとく。2、勇気を出して励ましに行く。3、寧ろ傷口をフォークで抉ってみる。解答 ――― 1、ほっとく。黙殺する。 ) 空が青いなぁ……… ( 何故か現実逃避っぽい言葉が洩れた、が ――― ごめん。ちょっとだけ、ウソついた。青くなかった。ごめん。青いのは自警団員の制服だった。ごめん。空は寧ろ赤黒かったって言うか夜だった。青いわけなかった。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:03:57]
フォーカ > 酷い!!……オレのこの、花金勤務終了一時間前ーみたいな気分はどこへしまったらいいんデスカッ…!!今日で終わるって、今日で中に戻れるって…!!物凄い喜んでタンデスヨ…!!!!(騎士に思わず詰め寄った。そんな事を言われたって困ると、冷たくあしらわれた。 )  そんっっっっっっっっナッ!!馬鹿ナー!? (顔を両手で覆って天を仰いだ。 オーバーリアクションに見えるかもしれないが、男の心情を正確に表現すると、こうなるのだ。)――――……明日からッ疲労でぶっ倒れて病院デッ…!!副隊長の尻が眺められなくなった代わりに、看護婦さんの小さなおしりを眺める予定は何処へー?! [Mon 4 Sep 2006 22:56:25]
女傭兵K > ( 右腕はあまり激しく動かしちゃあいけないそうだ。が、取り合えず見張りは出来るって事で残っていた。でもこんな漫才が見れるなんて思ってなかった。取り合えず失笑するところで合ってると思う。 ) [Mon 4 Sep 2006 22:53:46]
お知らせ > 女傭兵Kが入室されました。 『( 右手をポケットに突っ込んで、失笑した。 )』 [Mon 4 Sep 2006 22:51:33]
フォーカ > ――イ、いつ、五日間じゃないんでスカ?(隣の騎士が頷く。)――え。じゃあ、今日終わっても――(もちろん、正門警護は残り二日残っている。)――― ウッソ。 (ブラティリアの大男は、肌が白くなるほど固まった。 素ボケだとか聞こえないー聞こえないー。) [Mon 4 Sep 2006 22:50:50]
フォーカ > (はい、早速嘘ついた。)―――え。(七日だって)          え。 [Mon 4 Sep 2006 22:47:32]
フォーカ > (今日が終わったら、自分は門の中――街の中の警備に回される) [Mon 4 Sep 2006 22:46:33]
お知らせ > フォーカが来ました。 『(正門警護最終日)』 [Mon 4 Sep 2006 22:46:07]
お知らせ > アイリが退室されました。 『 ―――今夜もまた、じりじりと待つ夜を明かす。 』 [Mon 4 Sep 2006 00:51:40]
アイリ > ( 食料の問題が囁かれている。 赤い雨には悪い影響があるのは離脱者の状況を見るにかなり厄介なもので、長く続くようなら市内のあらゆる水に影響が出るだろう。 それを使った食事もそうだ。 本国からの援助が必要になるかもしれない。 魔方陣から遠く離れたクリスティアのものなら、幾らか影響も薄かろう。 危険地帯に輸送する事も含めて、どれだけの対価を要求してくるかは分からないが――――ヴェイトスが陥落すれば自分達の番が周ってくるという事くらい理解できるだろう。 妙な政治駆け引きはすべて終わってからにしてもらいたいと願おうか。 ) [Mon 4 Sep 2006 00:47:40]
アイリ > ( 騎士団以外の組織も今の所は何とか戦えるだけの体裁は整っているようだ。 負傷と疲労で離脱する人数が増える前に片が着けば良いのだが――――受け身にならざるを得ないという苛立ちを押さえさせる事だ。 当面は攻勢に出ている精鋭部隊が何か成果を持ち帰る事に期待するしかない。 ) [Mon 4 Sep 2006 00:37:35]
アイリ > ( ある種分かり易いといえばそうだ。 この空を見てまだ呑気に事を構えて居られる様な図太い人間はそう多くないだろう。 行き過ぎない程度に危機感を持ってもらった方がやり易い事もあるという話。 例えば、多少無理な軍事行動。 強制退去やら協力要請やらも受け入れ易いだろう。 ) ―――良い話、というには些か殺伐としているけれど。 ( マイナスで考えるよりは良い。 自分を納得させながら席を立ち、テントから外へ。 雨はしばらく降っていない。 ) [Mon 4 Sep 2006 00:23:18]
アイリ > ( 夜になっても空を覆う奇妙な色彩は薄れる事無く、無用な緊張と混乱が続いていた。 個人差はあれ、アレはなんらかの悪影響を持ち、何人かの兵士が戦わずして戦線を離脱した。 騎士団仮設本部に待機するアイリーン・アルベント百人長は忌々しげに空を見上げ、報告を受けては指示を出している。 今は耐える時だ。 じりじりと時間の流れを待ち、ただ只管に重圧をやり過ごすしか無い。 こんな事が永遠に続くのではないと、信じて。 ) [Mon 4 Sep 2006 00:15:58]
お知らせ > アイリが来ました。 『 紅朱夜警 』 [Mon 4 Sep 2006 00:12:07]
お知らせ > ユリウスが帰りました。 『 ( 「何か異常は?」との問いに―― ) …紅の大気、以外。 ( 短い返答を。 ) 』 [Sun 3 Sep 2006 23:38:30]
ユリウス >  ―― 非現実的な …ッ! ( 沈黙を裂いて、八つ当たりに等しい独白が漏れた。 ――其の背後、交代に訪れた兵士の一人が驚きの声を上げた事で、時間の経過を漸く理解するだろう。 )  [Sun 3 Sep 2006 23:37:25]
ユリウス >  ( 眼下を見下ろせば、昨日起った襲撃の爪痕が目に入る。 この強固な城壁と門も果たして何時まで保つ事か。 ――募る想いは不安という要素で埋め尽くされている。 何とか手を打たなければ…という想いは有れど、今の自分に出来る事は実に少ない。 その想いさえ、紅の大気がぶち壊している現状。 …本当に、不快だ。 ) ………。 ( 言葉すら潰えた。 ――今は自分の成すべき事を。 その考えは正しい。 だが、今はその理論を実践する前に、この嫌悪感をどうにかしたくて仕方が無い。 …交代の時間は、まだか。 ) ……………………。 ( 険しい表情を浮かべ、紅の彼方へ嫌悪感の矛先を再び向ける。 理性を保てない訳では無いが、何かの行為に集中しなければ 本当に気でも狂ってしまうのではないかとさえ考えられる。 )  [Sun 3 Sep 2006 23:33:51]
ユリウス >  ( 職務も増えれば疲労も増え、其れに伴い、襲撃が続けば被害も増えよう。 …人の力には限界が有る。 只の消耗戦を続ければ、敗北は目に見えてる。 この状況を打開する手段の一つでも有れば良いのだが、世の中そう簡単に運んではくれない。 …信仰心は薄いが、これでもパプテス教徒の端くれだ。 併し、神という存在は一向に手を差し伸べてはくれないらしい。 ) 神に縋るのは正しいのだろう。 …だが。 ( 信仰心を捧げた所で、その力を享受出来る奇跡を、自分は起こす事が出来ない。 故に思う。 馬鹿馬鹿しいと、さえ。 …神に縋って命が永らえるというのならば、いっその事信仰を捨て、剣でも握った方がマシというものだ。 ―――そんな自暴自棄な思考さえ安易に浮ぶのは、漂う紅の大気の所為か、それとも。 )  [Sun 3 Sep 2006 23:23:45]
ユリウス >  ( 名も無き兵士達の中にも、見知った顔というものは有ろう。 昨日の襲撃により、内門で待機していた兵の一人が命を落とした。 …相手は二対の長剣を手にした従者風貌の女だったというが、悪い冗談にしか聴こえない。 此れでも兵士の端くれだ。 そんな風貌の輩に容易く折れるとは …本当に ) ――冗談にも非現実的にも、程が有る。 ( ――未だ、互いの名前を知った程度の交流だが、其れでも、人の命が失われるという現実は何時の世も耐え難い。 …眉間の皺が一層深みを増すだろう。 表情は闇夜に隠されるが、紅の大気を通じて、怒気にも似た気配を発するか。 ) 住宅街で起った騒ぎと良い、彼方此方で奇怪な報告が続いている、か…。 (  ――悪魔とか言う非現実は、既に市内へ潜入したと聞く。 只でさえ混乱が続いているというのに、これでは誰もが怪しく見えるというものだ。 …悪循環でしかない。 これでは、ジリ貧だ。 )  [Sun 3 Sep 2006 23:14:28]
ユリウス > ( 併し、其の大気を遮る様に外套を纏う人影は、長弓を確りと握り締め 紅の彼方を見据えていた。 射撃用と監視の為に用意された見張り台、篝火よりも紅い大気が其れを揺らすだろうか。 ) ……嫌な空気だ。 ( 反吐が出る程に。 感情の波を穏やかに保つ事を心情としている自分でさえ、この衝動は耐え難い。 人混みの中で耐えなければ成らない様子な、理解し難い嫌悪感と焦燥感が内面で燻り続けている。 眉間の皺は只でさえ深いと言うのに、今では海峡程にまで達しているだろう。 涼しい空気を吸えばという思いから此処に立ったが、逆効果だったのかもしれない。 兎に角、不快で仕方が無い。 ) ……何事も無ければ良いが。 ( 昨日起った襲撃の如く。 ) [Sun 3 Sep 2006 23:07:46]
お知らせ > ユリウス@が入室されました。 『 ( 紅い大気に吹かれて )』 [Sun 3 Sep 2006 23:00:50]
お知らせ > アイリが帰りました。 『 …その辺りの敵の弱点、もっと調査報告が欲しい所だ。 』 [Sun 3 Sep 2006 10:31:17]
アイリ > ( そも、連中が何処でどう補給をしているのかも気になる所だ。 悪魔だろうが何だろうが武器で傷付き尋問で口を開く生物なら、必ず何かしらのエネルギーが必要だろう。 放っておけばモリモリ傷が塞がり食事も睡眠も必要ないと言われれば「そうですか」としか言いようが無いが。 古城とヴェイトス市を早くとも片道2日かけて往復しているのか、何処か荒野か森にでも潜んでいるのか、厚かましくも街に潜伏してなんらかの「食事」を摂っているのか。 怪我の治療にしてもそうだ。 ) ――――廃墟同然の古城を乗っ取っていきなり立派な国として機能するわけでなし。 ( 廃墟は、廃墟だ。 医療施設や農村があるわけではない。 持久戦で不利をとるとは思えない。 ) [Sun 3 Sep 2006 10:29:49]
アイリ > ( それにしてもこの空の色はまずい。 実際の所はまだ劣勢と言う程でもない現状を、「ひょっとしたら負けるかもしれない」「これはまずいんじゃないか」という潜在的な不吉に塗り替えかねない。 何か景気の良い、士気を維持するだけの朗報が欲しい所だが――――トリス達はどうしているだろうか? 他人任せにする気は無いが、最悪此方が膠着状態でも向こうが打撃を与えてくれるという可能性がある。 いくら悪魔だ怪物だとはいえ、数の上で劣る敵だ。 此方にこれだけ戦力を送ってくる間、どれだけ拠点に残っているか。 ) [Sun 3 Sep 2006 10:22:04]
アイリ > ( 優先して武具の聖別を回してくれた大聖堂にも感謝しなければならない。 それすらなければ被害はもっと大きかっただろうし、兵達の心の支えにもなった筈だ。 神に守られて戦うという意識は心強いもので、自らが正しい事をしているという誉れが騎士達の背筋を伸ばした。 ) [Sun 3 Sep 2006 10:14:57]
アイリ > ( やはり空を飛ぶものが確認されたという。 そうなると騎士団の頼みは弓兵隊とカタパルトがメインになる。 地上の戦力は迎撃する事しか出来ず、徒に浪費するばかりだろう。 ) 戦力を弓兵にあと2割、割きましょう。 馬を失った者、脚を負傷した者を優先して城門上と見張り台、それから補給隊に回してください。 ( 兵の数もじわじわと減っている。 補充要員も万全ではないし、同じ規模の戦いを繰り返せばいずれ守りに穴が開くだろう。 その前に決着をつけなければ。 ) [Sun 3 Sep 2006 10:11:55]
アイリ > ( 外套を目深に被った馬上の騎士が空を見上げて呟いた。 赤い空、赤い雨、赤い悪魔。 竜鱗の鎧を着るようになってからすっかりトレードマークになっていた赤という色にそこそこの愛着があったが、こう塗りたくられると嫌気が差す。 負傷者を運び出すと随分と人の減った正門前、昨夜からの状況報告を受けて顔を顰める。 アンデット砦の時もそうだが、よくよく自分が不在の時に限って大きな動きが起きる。 寝る間も惜しんで朝から門に戻ってくれば、この有様だ。 ) ――――市内にも幾らか侵入が確認されているんですね。 ( まったく、良い話の1つも無い。 ) [Sun 3 Sep 2006 10:00:19]
お知らせ > アイリが来ました。 『 嫌な雨だ。 』 [Sun 3 Sep 2006 09:53:57]
お知らせ > 老婆が帰りました。 『その声すら戦いの後の喧騒に飲まれ、消えていった。』 [Sun 3 Sep 2006 04:41:57]
老婆 > ( ――老婆の願いは届くのだろうか。紅い悪魔の瘴気が今だ漂うヴェイトス市正門前。 どうしてこんな事になった。どうしてこんな事になった。老婆は呪いの言葉を吐き散らす。不甲斐ない騎士団、不甲斐ない自警団、不甲斐ない傭兵、不甲斐ない大聖堂、不甲斐ないヴェイトス市。そして不甲斐ないこの己に対して。 ) [Sun 3 Sep 2006 04:40:54]
老婆 > 『 アタシに  アタシに、 二度もこんな思いをさせないでおくれよ ッ!』 [Sun 3 Sep 2006 04:40:46]
老婆 > ( 老婆はまるで我が子のようにその小さな身体を抱き上げだ。戦いの空気の中で今まで助けの手を差し伸べられず、ただ血を流し続けるしかなかった少女を。勇敢に戦った少女を。 老婆は泣き叫んだ。力の限り泣き叫んだ。誰か、誰か助けてと。 悲痛な叫びは老婆を追う兵士達に届くだろう。負傷者の収容、その責務を果たすために彼らはその少女を老婆の腕から受け取り、向かう先は病院か。それとも『もうダメだろう』と判断するのか。 後者ならば、きっと老婆はその兵士を殴りつけ噛み付いただろう。 ) [Sun 3 Sep 2006 04:37:25]
老婆 > ( 混乱の収まらぬその場に凡そ似つかわしくない老婆の姿が現れた。何の事は無い、騒ぎを聞きつけて集まった野次馬に過ぎない。しかし幾ら野次馬と言えど、自分の身の安全が確保できない場所までは近づかない…筈だったが、この老婆は違った。 負傷者の収容の喧騒の合間を縫うように駆け出し、一瞬の隙を突かれた自警団や兵士の手はあと一歩老婆に及ばなかった。 駆け寄る先は血の海に沈む少女の元。 ) [Sun 3 Sep 2006 04:31:05]
お知らせ > 老婆が入室されました。 『兵士の制止を振り切って。』 [Sun 3 Sep 2006 04:25:42]
お知らせ > サンクが退室されました。 『( 負傷者の手当てに回りながら、「神騙り」の赤を探して視線が揺れた。)』 [Sun 3 Sep 2006 04:13:29]
サンク > ( 羽音が消えていく方角を睨み上げる――赤い柱が立つ方角にも近しく、それはかつてより悪魔が住まうとの噂のあった、とある建物のある方角。 赤く紅く染まった空は、まだ続く不吉の象徴か。 ――…そんな思考を振り払うように、頭を振り。聖句の集中が其処で途切れた。 今更ながらに、どっと汗が吹き出て来る。) ――…。無駄じゃ、無い。情報を整理して、各所に伝達。 その前に、怪我をなさった方を集めて、一度退避させて。 …此方の守りにも、人を。 ( 門の内側へと走っていった自警団の男――嗚呼、また名前を聞きそびれた。膝を着いた槍使いの少年――青年?とは知己だったか。僅かに仕草に込められた親密に、金髪の青年の負傷の一因が己と知るが故、堪えるように眉を寄せてそっと頭を下げ。騎士の腕から飛び降りて、己の足で動き出す。 もう少しは動ける。もう少しは――。) [Sun 3 Sep 2006 04:12:00]
お知らせ > フォーカが帰りました。 『(怪我人は――早急に門の補修を――被害状況は――)(声の飛び交う門の内側に紛れる男の声)』 [Sun 3 Sep 2006 04:06:04]
フォーカ > (羽音が遠ざかるまで、柄を握る力を緩める事は出来なかった。 じっとりと背中に流れる汗を感じながら、気配も、空気も、悪魔を載せた風すらも遠ざかるのを待って――力を抜いた。膝をついてこの場で倒れたかったが、そうもいかない。扉の内側で何かが起こっている―――!! ぐ、と顔を上げ)――シシィさん!!   …大丈夫ですか?  って、そんなわけないデスね。…お怪我は?…来るのが遅くなってスイマセン――…(膝をついた青年の肩に掌を乗せ、―――ふ…と、一瞬だけ、頬を手の甲でするりと擦りあげるだけで、ねぎらいの言葉と仕草は終わった。正門の方へと顔を向ける)――――すいません、聖女様を宜しくお願いしマス…!!(言うなり、来た時と同じように駆けだした――) [Sun 3 Sep 2006 04:04:00]
お知らせ > シシィが退室されました。 『 …これが、弱さか。 』 [Sun 3 Sep 2006 04:03:09]
シシィ > ―――――…………、うあ、 (紅い空は直に朝日を迎えるのだろうか いや、それよりもずっと紅いままなのか。悪魔が去った方角を、油断無く睨み付けていた目が……不意に。) ………あ、……ぁ、ああ、 (ふっつり、緊張の糸が切れたのか 槍を取り落としその場に膝を突いた。激痛と虚脱感で呆けた面をしている。 正門の内側からは、先の爆発音で兵士らが騒いでいる声が聞こえる―――。 けれど。) [Sun 3 Sep 2006 04:00:37]
お知らせ > ヴァイオレートが退室されました。 『(紅い影が消えた後も、何故かその空は赤黒かった――)』 [Sun 3 Sep 2006 03:57:41]
ヴァイオレート > では、また一緒に遊びましょう人間、そしてその恐怖という憤怒で私を楽しませてくれ―…   ああ、次は私の部下にでも任せるか。(そのまま浮き上がり、解りやすく北東の方向。即ち古城へ向かって消えていく。 [Sun 3 Sep 2006 03:55:17]
サンク > ――…人より生まれし大罪の――だ、なんて。 次の舞台は、願わくば…無粋な音色の無いのを、祈ります、わ。 ( 正直、憤怒の悪魔一人相手でも充分以上に厳しいのだから。糊塗する言葉は本音に違いない。 今晩は終わりという言葉を信じれば、この侭退くのだろうが。) ――…ちっ。 御機嫌よう、生憎――泣くのは、貴方が消えてからと私、ずっと前から決めておりますの。 ( 真紅の視線は、いっそ、それだけで一つの暴力。ぎち、と奥歯を食いしばって、色違いの青が微笑み返す。 泣くのはヴァイオレートの死亡を確認してから――嗚呼。随分と古い約束を思い出した。 唱える聖句は、最終的な用心の為。 飛び立つ悪魔を見上げながら、集中2。上空から何かあれば、迎撃出来るように。) [Sun 3 Sep 2006 03:52:05]
フォーカ > (こちらを振り向く赤い悪魔は、ヴェイトスという街に紛れようとしたのなら、普通の女に見えたことだろう。――だが、その女がことらに近づくと、自然と踵が、足が後ろへと下がる。見えない壁を押し付けられて入るように。黒い肌に汗が浮き)次は、1000年後とかにお願いいたしマス…!!(聖女が毅然と対応しているというのに情けない…!等と思いつつも、見送るしか自分には出来ない。ハンマーを握る手に力を込めて、飛びさる悪魔を見送ろう) [Sun 3 Sep 2006 03:42:04]
シシィ > (――正直に言おう。このまま素直に帰ってくれると言うなら願ったり叶ったりだ。歯痒いながら己は確実に消耗している。負傷の無い彼らと共に総力を挙げれば、太刀打ち出来ない分けでもないだろうけれど―― あれを。あんなにあっさりと、担いで見せた。向こうはあまりに五体満足なのだ。) ………立つ鳥何とか、って、随分お行儀が良いじゃねえの、 ( … これ以上の被害を防ぐ為だの何だのと口上立てて、その実怖いだけではないのか。自問自答は止めだ。ただ、上空から追撃があった際の為、じっと油断無く槍は構えさせていただいた けれど。) [Sun 3 Sep 2006 03:38:56]
ヴァイオレート > 私が消える―… ああ、人間が消えれば私も消えるよ。私が消えれば―― と、間違いないね。 ああ、今晩は終わりだ。 (くつ、くつ、くつ。フォーカにいうとそのまま歩き出し、気絶しているのか死んでいるのかもわからないその身体を何の妨害もなければひょいと、担ぐ。)  ああ、堕天使の死体は見たくもないんでね、持って帰るとするさ。  では、また遊びに来るとするよ。  …ふふ、随分作り笑みです事。 その顔…ぐっちゃぐちゃにしてあげたい。(残った勇敢な3つの影に、できる限りの微笑… 更にはサンクには真紅の瞳を見せて。 そうするとそのまま飛び立とうと。) [Sun 3 Sep 2006 03:31:44]
サンク > ――…魔法陣、は? ( その言葉に紅い悪魔を見据える視線が細くなる。状況証拠ばかりのパズルピースは、此処に至って漸く明確な形を成すか。 刺し貫くような凝視に寒気が走るも、ぎり、と歯を食いしばって、表面上だけでも笑みは崩さぬように努めるが。 視線は外さずとも、背後で起こった何かの気配に、一瞬意識が乱される。) ……ハ。願わくば、ソレは置いていって欲しいもの、ですけれど――。 ( 臥した堕天使の方へと歩き出す背に、躊躇は数秒。 門の振動と相俟って、退く事も出来ない騎士の腕の中で、大きく十字を切り。) ―――重たい荷物は、置いて行かれる事をお奨め致しますわ。真紅の君? ( 門の内側で何が起こっているのか――乱れる思考を懸命に押し殺して。 口ずさむのは聖断招来。 今は背を向けているからといって、油断ならぬ相手。故、口にした事の方が、むしろ本音と半々か。…ソレを盾にされるかの可能性まで過ぎったが。 ――集中1。) [Sun 3 Sep 2006 03:25:23]
フォーカ > 大人しく、此方の郷に入って頂けるのならば歓迎いたしマス、よー?しかし、其方の「遊び方」を通されるのならば、入店禁止を言い渡されるノモ致し方なしと思って頂く他ありませんネッ――(ギュイ。握ったウォーハンマーを軽く横へと薙ぐ。目の前の悪魔が良からぬ動きをしたら、直ぐに振るえるように。額に汗を滲ませながらも、青い双眸で悪魔を睨む。――赤い双眸が自分を撫でるのを何とか堪えながら、じりり、距離を詰めようとした時だ――金髪と聖女の背後――正門が大きく揺れルのをみた)―――――…ッ?!(ビク、と一瞬視線が 門 へと――) [Sun 3 Sep 2006 03:12:20]
シシィ > そりゃあそうさ、口振りから見ると、アンタが消えれば終わるって言うのも強ち与太じゃ無さそゥだ。……だがあんた、まるで其奴を庇うようじゃないか。 隠されると暴きたくなるもんでね。 (じっと一瞬交差した視線に、怯えとも、敵意とも取れる視線を雑じらす。そうだ。…此処で、二人まとめて潰すと言い切れるだけの自信があれば。実質三人がかりで挑んでも、勝てそうに無い気がするのは、何でだ!しっかり立てよこのヘタレ野郎!) ――――ッッ!!? (武器を握り締め一歩を踏み出そうとした直後、背後から響く爆発音。目を剥き、サンクとは対称的に門の内側を仰ぎ見る。… と、動くヴァイオレート。自然、サンクを庇う様な位置にずりずりと移動するが……逆。逆には、彼が居る。一瞬、目に動揺が浮かぶ。) [Sun 3 Sep 2006 03:08:07]
ヴァイオレート > ―… お引取り下さい、とか私の居る限り、とかなんだか私が居る事を非難しているようじゃないか。  …私を倒せば魔法陣は―… (紅い瞳で一人ひとりをこぉ、凝視しては目を離すことを繰り返す。 途端、聞こえる音。内側からの爆発。何か瘴気が消えた気もするが―… 此処からでは確かめようがない。 )   …私に注意を逸らさせておいて、裏から攻めた悪魔でもいたんじゃないか? ははははッ!  さ、壊れなかったようだし―… また次の楽しみでも作るとするかね。 (後ろの瀕死状態の堕天使を目をやると、其方の方に歩き出す。 サンクには背を向けることになる――其処には、巨大な赤黒い翼。) [Sun 3 Sep 2006 03:01:05]
サンク > ( ぶん投げた稲光の行方は関与しない。耳に煩い堕天使の喚く声が聞こえ無くなれば、それで良し。この戦いの最中に起き上がれる程、弱点属性の雷撃は甘くは無かろう。酷い結果論だが、故に意識からシャット・アウト。。 ――…聴覚に僅か入る、掠れた声に覚える痛みも今は押し込めて。) お初に御目に掛かるというべきかしら、ヴァイオレート。真紅の魔王とお呼びした方がいいのか――分かりませんけど。 ( 浮かべる微笑こそが、聖女としての戦闘スタイル。――…己を抱える騎士の腕の方が震えているのは、致し方無い。憤怒の化身を前にして逃げ出さないだけ大したモノだが、じりじりと後ずさりかけた騎士の背で、空気が震え――喧騒、静寂、そして振動。何が起こったのか分からぬ状況で、振り返ったのは騎士の方。 政治の視線は瞠目しながらも、真紅の悪魔から離さずに。) ―――な…ッ!? [Sun 3 Sep 2006 02:55:58]
お知らせ > 正門が帰りました。 [Sun 3 Sep 2006 02:47:11]
正門 > ( …それがシンとなった瞬間、気圧が変わる。 ズン と重たい音を立てて、正門が震えた。 裏側を削り取ったそれは、けれど破壊に至る事は無く。 外側からでは、その異常の正体を知る事は適わない… ) [Sun 3 Sep 2006 02:46:39]
お知らせ > 正門が来ました。 『( にわかに内側が騒がしくなり――― )』 [Sun 3 Sep 2006 02:20:32]
フォーカ > (巨体を蹴り倒したのはハンマーを構えたブラティリアの大男だ。全力で体重もろとも蹴り倒したので、上手く着地は出来なかったが、今回ばかりはそれでいい。――なぜなら、朗々と歌うような聖女の詠唱は聞こえていたから。転がる勢いも其のままに、白い巨体から離れた。一同からは遠ざかるのは、最早しかたない。)――――ッ。(地面に足をつけ、顔を上げたとき、眩い光と共に、空から再び降り注ぐ光の矢は白い巨体を直撃した。)――――ヴァイオ、レートッ…!!三日前はご丁寧にどうモーデスね…!!しかし残念ながら、今日はママンもパパンも留守なんデスよっ・・・!!お引取り願いたいデス…!!(肩で息をしながら、ゆっくりと、シシィ聖女―赤い悪魔―自分のポジションが取れるよう、歩を進め) [Sun 3 Sep 2006 02:03:13]
シシィ > (坐すは聖女と紅の悪魔。神鳴りは当たったのか当たらなかったのか兎に角倒れる白い甲冑、そして ) ―――……フォー、カ 。 (掠れる声で、その名を呼んだ。未だびりびりと痛んでやまない右腕にバンダナを巻き付けて簡素な処置を施す。流れ続ける、赤黒い血が鬱陶しい。) ……… そいつの目がもし万が一醒めたら言ってくれよ、ダサいドレス脱いで俺達と火遊びしましょ、ッて―――。……… あんたが居る限り、トドメ刺させてくれそうも無ェしな。 (左腕のみで槍の切っ先を振るい、突き付けた――。) 初めて名前聞いた。ヴァイオレート。 [Sun 3 Sep 2006 01:59:56]
ヴァイオレート > 退く―…? おかしい事を言うねぇ、お前達にとっては恐らく一番殺したい悪魔がこの私であると、私は誇りに思っているよ。 (自分勝手な言い分だが、其れも正しいであろうと信じている。 そうして、無慈悲にも使われた神の名を持つ稲光にふと目を落とすと、すぐに目を背けた。)   さてさて、周りが中々五月蝿くなっているが、本番と行こうか―… 呼ばれた事で名がばれているが、私の名はヴァイオレート。 憤怒の悪魔だ… (くつ、くつ。自分と同じように青筋を浮かべる相手に、悪魔と神の僕とはこんなに似ていたか、なんて無駄な考えをさておいて… 正門前に悪魔はようやくたどり着いた。) [Sun 3 Sep 2006 01:54:55]
お知らせ > ルシアが退室されました。 『――――気絶、目覚めた先は如何なのだろう――』 [Sun 3 Sep 2006 01:47:04]
ルシア > ―――― 畜   生 ッ  …… (最後の最後で自身から見ても明らかに強大過ぎた魔法が喰らってしまえば暴走状態へ堕ち入る所が通り越してしまい気絶状態に堕ち掛けている。露出されてしまった顔の半分は、静かに真紅なる双眸を閉じる。 白き堕天使から離れた場所には、痛んだ鉤爪や右翼全体が散らばっている。未だに時間が経過しても消滅せず、身体から切り離されてしまえば只の物体になり、材質も魔界にしか存在しない物が含まれているかも知れない。恐らく人間側が所持して、何かの為に発展するのに使われるのか、どうなってしまうのか知らない。動く事は無いから安心だ、切り離されたから身体の一部では無くなった。) ヴァイオレー、ト…様……お逃げ、を (最後の最後で言葉を言い終えてしまえば、呆気無くに気絶に堕ちてしまおう。憤怒には生きて欲しい、と願望や欲望が沸き上がっていた。何故だろう、我等の上に立つから王だから親的な存在だからなのか分からないけれど、尊敬する存在だという事は確かだった。 ) [Sun 3 Sep 2006 01:46:16]
サンク > ――JUDGEMENT!!うるさいだまれボケ!! ( ――上空より紅い悪魔が近付くにつれて、ぞわりと背筋が冷える心地に襲われるも、そも、天の宿業との拮抗で無駄に鍛えた精神力。 ぎし、と骨身を軋ませる心地を噛み締めて耐え忍ぶと、地面に引き倒された堕天使めがけて、先程の爆雷よりは細い、雷の矢を放たんと――する間際、堕天使の叫ぶ声が聞こえて、びし、とこめかみに青筋が浮いた。 顔面狙い投げつけるように腕を振るい――それが命中したか否かを確認せずに、降りてきた真紅に向き直る。) ――…ええ。だからこそ、舞台の脇で吼える落伍の輩など、無粋でしょう? ( 騎士の腕の中より、憤怒の悪魔へと向ける微笑。 青筋の影も恐怖の色も、飛び跳ねる鼓動も押し退けて、それこそ舞踏会の淑女のように。) [Sun 3 Sep 2006 01:45:38]
ルシア > 貴様等の 顔! 声! 姿! 覚えたぞッ!成り代わってくれるわ!信頼を叩き壊してやろうッッ! (半分理性、半分暴走で不安定な状態に堕ちてしまっている。その証に口調に声色まで不安定になり、後一歩で超えてはならない線に立たれている。急に自己修復をさせられない事も無いが、同じ結果を繰り返して力を犠牲にするのは此れまで時間を無駄にするのと同じ事。剥き出しにさせられてしまった感情は激しい。) 貴 様 等  、 ―――― ッ ! ヴ ヴァイオレート、様……  (剥き出しにされた表情を緩めた。それより、此れだけ憤怒とはいえ相手にするのは辛いだろうと、この場を離れようとした足を踏み止まりながら立ち尽くしていた。この時、――気が錯乱していた理由であったのか何者か「フォーカ」に横っ腹から蹴り出そうとしていた事に感付いた途端に蹴っ飛ばされた。飛ばされた距離は重量な為に距離は短過ぎる、何とか膝を地に付けた状態に保ちながら大男へ見上げんとしていた。) [Sun 3 Sep 2006 00:43:54]
人影 > ウォオオオオオオオオオ!!!!(獣のごとき咆哮が響く。四肢を”神鳴り”に焼かれた動くのをみて、悪寒と怒りが背筋を駆けた。それを燃料に、或いは力に変えるが如く白い怪物・赤い悪魔・聖女・金髪と並んだ一同の横から――狙いはさっきから一つだ。崩れ行く巨体へと横からの飛び蹴りと共に地面へ引き倒さんと――!) [Sun 3 Sep 2006 00:36:48]
シシィ > (当然、甲冑に近い位置に居た己にも神罰の余波が来よう。残念ながらパプテスの教えなんかさわりも知らないし、第一胸からは逆十字が下がっているような若造だ …こんなものと敵対しているのがいっそ可笑しい。脚絆を掴んでいた腕は、甲冑に走った雷撃に怯え咄嗟に離してしまう。それが良い結果になったか―――右腕を走る激痛!!) ッ ――――!!!! (目の前を転がり吹き飛んでいく甲冑。砂埃が目に入り、暫し己も地上にて苦痛に耐えた。… 悲鳴を、噛み殺しながら。) ッ…………く、う、 (立ち上がろうと、焼け爛れた腕を地面に突く、が。力が入らずがくがく震える。原形は残っていようが、危うい状態だ。仕方なく膝で這いずり、左腕で槍を突いて立ち上がった。) …………   嘘、 (呪いを吐く甲冑はまだ、生きていた。それが信じられず、たった一言を、絶望的な顔で呟く。) ックソ!! (だが、そうだ、―――紅の悪魔。白のそれで、忘れかかっていた。立ち塞がるそれを、同じく紅色の目が睨み付け。) 退けよ。……悪魔様の、御慈悲ってやつか、よ……!! [Sun 3 Sep 2006 00:36:08]
ヴァイオレート > ―… ちぃ、流石に正門守護者だけあって、なかなかの軍勢と力を持つものだな―… (悶絶を堪えているようだが、このままでは殺される事は確実であろう。無意識にルシアを助けるようにシシィとサンクの前にルシアの盾になるように立ちふさがるわけだが。)  悪いな、私と第二回戦ということにしよう――… 恐らく、お前達の目的は私だと思っている、が? (降りてきた。そうして二人の前に立ちふさがろうとするわけだが、既に聖女は詠唱を始めている。 自分に可能な限り意識を集中させようと。) [Sun 3 Sep 2006 00:32:11]
サンク > ( 己に向かって伸びてきた翼そのものが、伝導体だ。翼、甲冑、本体そのものにまで雷撃は疾り、堕天使の本体ごとぶっ飛ばす。 ――こんなビックリショーまがいに、二度も付き合えるか!!) テメェの都合なんか知るか、この天使気取りの落伍生物!! お前は此処で塵になれ―――!! ( 連続行動など出きる余力が残っているのか? 其処に対しては否と唱えさせて貰いたい所だ。 金髪の傭兵、己の詠唱時間を助けてくれた彼が無事でいるのを祈りながらも、ギッ、と堕天使を睨みつけて。) ―――聖断招来―― ( 集中1。次ターン発動。) [Sun 3 Sep 2006 00:27:04]
ルシア > (残された手は、痛み過ぎた左翼と、鍬形の刃の片側まで消し飛ばされた。白い鉄兜の右半分が欠けてしまい、中身の正体が知られてしまうだろう。真紅の眼をして白い長髪をした顔、知られても構わなかったが此処まで傷つけられたのが屈辱以外何でもなかった。) この 女ァ アアアッ! 復讐、してやるッ  修復するの大変なんだぞッ 下等生物が……ッ! (殺戮、暴走する状態に近付いてしまった故、胴体が喰らわなければ危うい状態だったのだろう。殺戮しかねない灼眼を浮かべて「サンク」に睨みつけたまま、身体を物理的な攻撃を受け付けない分解状態にさせてから――この場から離れてしまおう。) [Sun 3 Sep 2006 00:24:27]
ルシア > ――――、しま ッ (畜生、見知らぬ貴重な人間と頑丈な人間のせいで「サンク」を仕留める事でさえ出来なかった上に、魔法の詠唱を完成させて使わせてしまった。) ち く しょ ォ オオオオオオオ――――ッッ!! (溜める時間を与え過ぎてしまった。騎士を捕らえては壁まで突き出してから、一番近い「シシィ」をも道連れにしてしまおうとしたが生き残りたい。その願望を超えた欲望がドス黒く沸き上がろうとせん。 「シシィ」を引き摺ったまま浮遊に浮かび上げていては、四枚の羽根を、両手の鉤爪を「サンク」へ撃ち放とうとしたが、結局は間に合わず――――、) アッ あ、    ガアアアアッ!! (両手の肘から吹き飛んでしまい、右翼でさえ消し飛んでしまった。離れた場所まで吹き飛んでしまった。切り離されたとはいえ、未だに消滅せぬにビクビク、と震え立てて不安定な状態にいた。禍々しい凶悪なる武器であった鉤爪や両翼でさえ消し飛ばされてしまい悶絶を堪えていた。) [Sun 3 Sep 2006 00:16:41]
人影 > (赤い光が突撃して消えた。――自分が確認できたのはそこまでだ。神と悪魔の対決が此処で繰り広げられたとは、後々知ることであろう。長い柄のついたウォーハンマを片手に援軍と共に駆けつけてくるのはブラティリアの男。正しく”神鳴り”が轟く正門前を見据えて地面を蹴った。――狙うは白き巨体。自分よりも頭二つ大きなその化け物の傍には聖女と――見慣れた金髪が、居るのが見えた。四枚の白い触手のようなモノを羽ばたかせているのを見れば、男は更に足に力を入れて全力で駆けよう――)【次ターン到着】 [Sun 3 Sep 2006 00:14:06]
シシィ > (正門へ向かい来る白き甲冑。その足元で藻掻く金髪の傭兵、そして甲冑の眼前にて威光を翳す聖女、そして騎士達。紅の悪魔は、上空から来やるか――――…。) [Sun 3 Sep 2006 00:11:49]
シシィ > (黒き神が、墜ちた。それを確認する心の暇が無い。喰い締めた奥歯を噛み砕きそうになりながら、髪と耳を僅かに脚絆の刃へ攫われながら、圧倒的な何かに心を砕かれそうになりながら――― 紅き悪魔が居る、だのに白のそれだけでこのザマか――― それでも自分は五体満足だった。バランスを崩しかかる甲冑、だが、踏み留まるか!) ………ッ 何が、 (甲冑の足元で藻掻く。只唯無様に、その脚に縋り付くかのように。行かせてなるものか。行かせて――!!) ……何が、特別だ!!クソッタレ共!!ろくでなしのケツ穴に今すぐ帰りやがれ――――ッッ!!! ( 咆吼と同時、 ) ( 耳を劈くは、聖印。福音。「斯くあるべきものを斯くあれかしとする」、それは若造の身をも蝕む聖なる―――)   ッ、あ、 (総毛立つ、    ) [Sun 3 Sep 2006 00:10:15]
ヴァイオレート > ―… また殴り合いをしましょう、か。 ほんと、愉快な奴だ。 (く、く、と爪にこびりついたモノを真っ赤な舌で舐め取ると、眼下に広がるは雷―… ほぅ、と息を呑む。 裁きの雷… 其れも広範囲。 その放ち手は誰か―… 上空から紅い瞳で地上を観察するように視線を、送った。)    … さぁて、私も加勢しましょうか―…   ねッ! (急降下。かなり上から正門への大接近―… ) [Sun 3 Sep 2006 00:09:47]
サンク > ( ×存在そりもの→○存在そのもの ) [Sun 3 Sep 2006 00:01:17]
サンク > ( 戯言に耳を貸す余裕のある者は此処にはいるまい。600kgの衝撃は半端では無く、元より受け止める為だけに飛び出した騎士の盾にも腕にも余る。 雄叫びはシシィのそれと入り混じり、此方は鉤爪を、突進を止める事のみに専念するが、シシィが均衡を崩すと同時バランスが崩れるも。崩れ往く体勢で咄嗟に、鎧のもう片方の足めがけて盾を奮う! ――そして。) ――そして。) ――Hosanna, in excelsis この地上より請う いと高き主へと 刃の証 裁きの形を今此処に―― ( 突進の速度が弱められたならば、騎士の足は突進の範囲内から離脱し。側面より堕天使とシシィ、もう一人の騎士を見やる形へと変わる。 されど其処へも翼が襲ってくるならば、包むように襲い掛かる翼の中心――そう。堕天使そのものが在る方向を指差し、最後の詠唱を終える。 ――集中4。発動。) ――聖断招来 JUDGEMENT!! ( いざ受けよ天来の雷。 堕天使が狙いを定めきるより先に、詠唱は完成している! 近距離射程は、聖女に狙いを定めた堕天使そのものが作り出した状況。狙いなど考える必要も無い。存在そりものが、「其処に居る。」 ――「聖なるかな」と唱えた断罪の雷撃を、溜め込んだ時間までも叩き付け、翼も何もかもぶっ飛ばさんと放たれる――!!) [Sun 3 Sep 2006 00:00:23]
ルシア > (そして、「シシィ」に対する 鍬形の刃の機動は逸れてしまい、頭部の髪の一部が切れてしまうのかも知れないが―――、相手次第だ。両手の鉤爪は目前の騎士を身動きを奪うように握り締めて抑え付けていた。二度と邪魔されてしまっては元の子も無いから!其の侭、騎士の甲冑を喰らう様に粒子状に分解させて吸収をせんとしていた。これだけ頑丈な甲冑であれば重量も増える序に凶悪さが増す。) [Sat 2 Sep 2006 23:58:51]
ルシア > (全開状態で受け止めた「シシィ」は、肉を軋ませず、骨を砕けず、受け止めている。) こ、れ が―― (人間の領域を越えた者なのか、何れにしろ始末するには惜しい。それでも始末しなければならない、それより「サンク」に対する執着心を欠かさずにいた。) こ れ が 、 我 の 特 別 な 力 だ ッッ ! (此処は嘲笑い見下したいが余裕が無かった。機動を見切ったらしく、「シシィ」の首を斬り挟もうとしたが、身体が前のめりに成り掛けて、片足に異様な衝撃が貰えば身体のバランスが崩れてしまう。立て直そうと踏ん張るためには、進行するスピードを落とすしかない。それでも四枚の硬き両翼はどう対応をするのだろうか「サンク」よ。) がっ ああああっ アア―――ッ! (何としても、「サンク」の詠唱を止めさせられれば良いのだ。首部、頭部、胸部、腹部ずつ狙い定めんとする。) [Sat 2 Sep 2006 23:54:45]
お知らせ > -夜-が帰りました。 『 潰えた 』 [Sat 2 Sep 2006 23:45:18]
-夜- > ハハは、そうそう、ソレで良いからよ―――  じゃあな、悪魔。 あんま無駄に殺すな、あとついでに手前ぇも死ぬな。 (蒼白とした顔、口元だけ赤く染め抜き――― ぐらり、と頭を力尽きたように背中側へと倒して)  ―――――おらあッ!! (既に力は入らない。勢いも無ければ、殴りつけたところで意味は無い。なら、その勢いを何処から得るか―― 答えは簡単。殴らせればいい。 振りぬかれた拳へと重ねるよう、後ろへ垂らした頭を残る力全て込め、拳へと重ね――――  ごッ、 と鈍い音たて己が力をそのまま、相手の拳へと跳ね返し――己もまた、額の骨を砕かれつ伸びた指が片目を貫き。 殴られた勢いのまま、腕から抜け落ちると地上へと墜落し――――― 渾身の額、その結果見ることなく) [Sat 2 Sep 2006 23:45:09]
シシィ > ……―――ッ、ぅ ぐ―――――うあああぁああ!!! (槍一本で600kg級の鎧を止めるに、どれほどの筋力が必要だろう。細腕に詰まった腕力は見かけの比ではないが、それでも、全身の骨が軋む錯覚。それでも、止めろ。止めろ!止めろ止めろ止めろ!!!奇しくも内心の絶叫は白い堕天使と同じだ。自分は勇者なんかじゃない、姫を護る騎士でもない ビショップを護るポーンであるならば!!) ッが、クソ重……ッ、……何、着痩せする、タイプ?意外とデブ、ッ!! (心を殺されない為に吐いた戯れ言で、舌を噛みそうになる。馬鹿か!) こ、の甲冑…、………関節まで防備かよ、クソ……ッ!! (手出し出来たとしても、いや、Ifの話は嫌いだ。止そう。――兜から襲い来る刃はクワガタのそれに似ていた。背丈が似通っている為、挟まれるならば首か――!!) ッ、あ゛、ああ!! (咄嗟に、鎧を押さえ付けていた槍から力を抜いた。唐突に均衡が破れる。若造は、刃を避ける意味で屈み―――)  墜ちろ―――ッッ!!! (鎧の片脚目掛けて一閃を振るう―――!   転べッ 超重量級!!!) [Sat 2 Sep 2006 23:42:17]
人影 > (敵襲の声に遅れながら駆けつけた数人の傭兵達に混じって、青いコートが揺らいだ。――到着までは2ターン) [Sat 2 Sep 2006 23:38:34]
お知らせ > 人影が来ました。 『(門の中より現れる人影――)』 [Sat 2 Sep 2006 23:36:51]
ヴァイオレート > ―… なるほど。 ああ、少しお前に見惚れていたよ―… 私流の殴る、で中々申し訳がないけれどな? あは。 お返しだ――(昔の自分を思い出しているようで―…と。 殴られて続けているというよりは触られ続けている顔の下で、にんまりとした紅い瞳を見せ付けると唇をゆがめながら、爪の伸びていない左手が親指を正面に突き出した形で頬を狙い―…)    ――ぶっ飛べる…かなッ??!! (どごッ! 当たればそんな重いものとぶち当たった音になる拳が頬に向かって振られた―… その親指から、鋭利な凶器を少しだけ、伸ばしながらッ!) [Sat 2 Sep 2006 23:35:26]
ルシア > 獣人、魔人、半人、天使、悪魔を 闇に堕としてくれた――― (訳が分からない言葉を連呼し続けて、それでも神に愛された人間がいる自体が嫉妬してしまう。如何しようもない嫉妬心が吐き出していた。だからこそ神を滅ぼして成り代わる完全な存在を目指す―――。600kg級威力があり、衝撃は半端では無いだろう。しかし、一つの疑問が浮かび上がっていた。) ―――― 貴 様 ッ! (甘く見ていた。「シシィ」が厳しいかも知れないが、最高速力が異様な程落ち始めている。 進行スピードが食い止められかけていて、更に騎士の盾まで鉤爪が抑え付けられてしまったが「シシィ」より劣る。) 止めろ止めろ止めろ止めろ止めろォォオ―――――ッッ! (魔法だけは避けなければ成らない、一歩間違えただけで憤怒でさえ刃を掛けてしまうかも知れない。気を狂い掛けたのか、鉄兜に取り付けられた二つ刃を「シシィ」へ挟みかけようとせん!そして、騎士を構っている場合じゃないから、「サンク」に叩き潰す優先をしてから、四枚の巨大過ぎる両翼の先端が左右上下から襲い掛かろうとせん!鉄並に変質を施している、果たして間に合うだろうか。) [Sat 2 Sep 2006 23:31:55]
サンク > ( 神も悪魔も跋扈する。それが人の世であるものか。 堕天使の内実など知らぬが故、速攻で此方に目標を変えたのを見れば、それが弱点かと思うのみだ。) ――Pleni sunt cæli et terra gloria tua 天の栄光は御名の下に なればこそ―― ( 剣など役に立たないと突進の途中で騎士も知る。盾で堕天使を受け止め、僅かなりとその勢いを殺さんとする。 此方とて盲目では無い。突進が直進と見えれば、聖女を抱えた騎士はその直線上から逃れんと場から飛び退く。 何らかの要因で僅かなり突進の勢いが弱まれば、寸前の退避でも成功するか。 盾構えの騎士は、元より勢いを「殺す」為に。その重みでぎゃりぎゃりと具足が鳴る――。) ( ――聖断招来、集中3。次ターン発動。) [Sat 2 Sep 2006 23:26:24]
-夜- > (限界を超えた全力で振りぬいた拳。受け止められれば、逆にその衝撃は拳へと跳ね返る。潰れた拳をだらりと顔面から落とし、ごぽりと喉奥から熱く赤い液体を吐き出せば、びくりと身を跳ねさせて――) …ハは。 馬鹿だろう? アタシは馬鹿が大好きだぜ、だってアタシも馬鹿だからな。 ――殺すとか殺さねえとか、詰まんねえ話だ。 居りゃあ居るだけ、愉しい殴り合いの相手が居んだと思えば、人だろうが悪魔だろうが、可愛いモンよ―― 己より弱え相手と殴り合いしたって結果は見えてんだ、だったら手前ぇみてえな、多分今、この島でトップクラスに強え奴と殴りあいすんのが、一番愉しいって――― それだけだ。 …アタシはな、”そういう神”なんだ。 (がッ、ごッ。 潰れた拳で、語りながら苦笑する悪魔の顔を幾度も殴る。しかし腹を貫かれ、勢いも付かぬ拳は然程の痛痒すら与えないだろう。ただただ、真赤く彩るように拳が顔を撫で―――― 腕を軽く振ればそれだけで、他愛なく堕ちるほど拳に貫かれた身体ぐたりと揺らし、睨む) ―――ンで? 手前ぇはどうして、殴り返して来ねえんだ。 アタシばっか殴ってたんじゃ、殴り合いって云えねえだろう? [Sat 2 Sep 2006 23:24:57]
ルシア > そんな都合言い訳が無いでしょう―――、人間は何時だって都合が良いように甘い幻想を見て それ以外は――― [Sat 2 Sep 2006 23:18:21]
シシィ > ………勇者なんか何処にも居ねえ!!神は……何か居るみたいだけどッ、(紅の悪魔とガチンコで殴り合う黒い影を神と呼ぶなら、神は此処に居る。それ以上に悪魔が跋扈している。白き甲冑に突き立った槍から、重い衝撃!…… 此の糞重そうな甲冑を着て尚、これほど疾いだと!?)でも、勇者が居なくたって、女の子護ンのは男の役目だろ!! 手前ェが、イ け よッッ!!!つうか、 (一点に集中して突き込んだ槍が、折れそうだ。重い。押し留めるつもりで脚を地面に据えるが、所詮此方も細身だ。突進の勢いが、殺せない…ッ!) ………ッ重、 ッ―――!!!! (突進に押され、槍が滑る。甲冑覆われたその顎目掛けて石突きが、滑った!) [Sat 2 Sep 2006 23:15:41]
ヴァイオレート > (結果は、必ずとも片方を選ぶものではなく―… 確かに、自分の拳は相手を貫くもそのまま重力というと勢いを消せるはずはなかった。  めき、めき、と自分の怒りに塗れた表情の眉間が、嫌な音を立てて潰れていく―― その堪える浮遊力を見事に衝撃に木っ端微塵にされれば、そのまま貫いていたものを逆流し後ろに吹っ飛ぶ――)  … う、ぐぅッッ!  何つー… むちゃくちゃだ。 私に似てるな、お前―… 楽しめればそれでいい、なんて快楽主義。  神、ってそんなモンだったか? (変に衝撃が残る額にぐぁんぐぁん視界が揺れるも、宙に浮かびながら腹を貫かれた神とやらを額を押さえ、苦笑しながら見つめた。) [Sat 2 Sep 2006 23:14:34]
ルシア > (当然な結果「シシィ」より「サンク」へ優先にしたのは魔法の詠唱を始めているとなれば嫌でも優先するしかない。魔法を喰らい暴走状態になれば、理性が薄れて、限界を超えた魔物になる自信が嫌だからだ。) ―――― 貴様も私の快楽玩具にしてくれようッ! (簡単に殺してやらない、胸部の骨格を砕して弄ぶ。会話している間も無くて、良い男「シシィ」に、白い幼女「サンク」が一列に近くなれば、) ―――ハハッ 好都合だァ――――!! (白い甲冑の腹部へ突き刺さろうとも強度は鉄かそれ以上、ならば如何するつもりか見物だ。左右から襲い掛かる巨大過ぎる鉤爪を開いて、「シシィ」と「サンク」や騎士ごと胴体を向こうの壁まで押し付けん!) ぶっ潰れろォ――――――!!! (強引に押し潰す積もりで突進の速度を緩める事が無い。歪まないのは、全身が白き頑丈な甲冑を覆い隠されて傷つけることが出来ないと確認しているからだ。) [Sat 2 Sep 2006 23:05:41]
-夜- > くくッ、ははハッ、そういう奴がアタシは大好きだぜ? 頭の悪い、力任せのガチ殴り合いが一番愉しいだろう――? (選ぶとするなら――風穴を選ぼう。焼けた爪がぞぶりと腹に風穴を開け、拳ごと貫かせ、しかしそれでも勢いは止まらず―― 止めず、)  ――――おらァァァッ!!! (がッ。 リーチの短い腕が、腹の貫通と引き換えに距離をゼロへと縮め怒りに歪む悪魔の顔面、その中心眉間へと目掛け渾身の拳が体重と重力の全てを込めて、ただ一撃―――振り 抜かれ ッ!) [Sat 2 Sep 2006 23:03:38]
サンク > ( ――聖断招来、集中2。) [Sat 2 Sep 2006 23:03:00]
サンク > ( 道化の姿となりて飛翔する姿に、僅か過去の記録が思い出される。聖剣戦争の折に聖堂にも現れたという「神騙り」 ――なれど上等。そうだ、それが唯一のたる主で無くとも、神ならば「そうであれ」! 知らず歪む口元は笑みの形。――今は目の前の障害に対峙する。) ――Dominus, Deus Sabaoth 万軍の神よ 天なる主よ―― ( 「――逸らしたな?意識を、目の前の敵から逸らしたな?」 そう、白き堕天使に語りかけるように、聖句を紡ぐ唇が笑う間も、詠唱は続く。 聖女を抱えた騎士はいつでも動けるように距離をとる構えを。 そしてもう一人の騎士が剣を抜き、相手の速度そのものを利用するよう、白い鉤爪を受け止めんとシールドアタック敢行!) [Sat 2 Sep 2006 23:02:33]
ヴァイオレート > はははははッ! そうさ、私は頭が悪くてな―…  もしも、お前を神とあがめる人間がいればその怒りを煽るだけ。 死ねッ!消えろッ!滅せよ――ッ!!! (どれでも良い。人間を襲い怒りに染める事ができれば。この行動原理はちょいと前でもいつでも変わらない―… 相手のわかりやすい殴り合い、がご希望となれば一直線。 ――炎を纏った爪を携え、拳ごとその身体を貫くのみ! さぁて、殴り飛ばされるか。でっかい焦げた穴を作られるかのどちらかだっ!) [Sat 2 Sep 2006 22:59:23]
シシィ > (甲冑の目掛けて → 甲冑の腹目掛けて  だ。 目は残念ながらちょっと遠い。) [Sat 2 Sep 2006 22:56:34]
シシィ > (紅と、紅――いや、今は黒か。神を名乗る者と悪魔がぶつかり合う様を尻目、少なくとも、敵の行動ではない事だけ確認する。今は目の前の――白い悪魔だ。紅い夜をそこだけ切り抜いたかのような白。篝火に照らされ尚も、悪魔よりは天使を彷彿とさせる―― だが。背後から掛かる幼い女の子の声に、軽く目を見開く。何だあれ。あんな子までこんな所に引きずり出されなきゃならねえ状況かよ!!) ……うわ、男無視して幼女狙いか、外面真っ白の癖に腹は真っ黒だな!! (標的は自分ではなく…彼女!) させるか ―――ッッ!!! (此方からも突進を開始、槍の石突きを、掬い上げるように甲冑の目掛けて振り上げる!!) [Sat 2 Sep 2006 22:52:43]
-夜- > ―――ああ? ちょいと前なら充分手前ぇと遊べるだけの力があったんだがな。 何、ただの気分ってヤツだ。 意味なんざ無えぜ?(肩を竦めて、真上へと跳んだ。怒りに任せた悪魔の圧倒的な速度、数瞬を待たず迫られる前に、開いた高度から一息に、墜落す―――。)  ハーーーーーァっははははハはははハハはハはッ!! 殺す? やっぱり馬鹿だな、手前ぇは。 世の中の愉しみ方が全然判ってねえ。 良いぜェ、このアタシが全力で遊んでやらあッ!! (万物等しく働く重力に、自身の持つ力を併せ一時的に限界を超えた速度、迫る赤へと互いの身を弾丸へと変え―――― 拳、振り上げるッ…!) [Sat 2 Sep 2006 22:51:07]
ルシア > ―――綺麗な洋服、アハッ 誉め言葉を有難うねぇ (頑丈な甲冑も生憎に身体の一部だから不可能だ。一歩一歩ずつ丁寧に進んでいこう、飛行能力と速度があれば一斉に距離を詰められるがしないのは遊ぶためだけだからだ。) 傷付ける事は出来ないよ、―――  ッ また 新手――か! (サンク、という彼女へ見遣れば、魔法らしき呪文を唱えていることに察したのか、己が暴走状態に堕ちてしまう事を防ごうと考えた。「シシィ」から視線を逸らして、標的を「サンク」へ切り替えれば、四枚の両翼を広げて最大速力で鉤爪を左右から襲い掛かるように――突進を試みんとする。) [Sat 2 Sep 2006 22:46:04]
ヴァイオレート > ほぅ―… 何をしたかわからんが、中々面白いな。 で、其れは私を足止めしたくらいの価値は持っているのだろうな―…? (其れを見ていた紅い悪魔は、ふぅッ。 青筋だらけの米神に近づけるように唇に掌を持ってきては息を吐く。 瞬間、紅く紅く燃え上がる剣―… 火の玉のような手先に、灼熱が纏われ、其れは其れは明るい紅い夜となった。)   … さて、神というならば楽しませ、お前の死を持って神の没落を知らせるんだね――… (巨大な翼がしなやかに空を仰ぐと、相手との距離はすぐそば。止まる事はない、吶喊だ――!) [Sat 2 Sep 2006 22:45:52]
サンク > ( 敵襲の声に駆けつける者達の中、篝火よりも遥かな高みから襲来する真紅と純白。 ――…それとは別の燃える赤に真紅が近付くのを見やりて。地上に在りし者達は。) 増援を!!それと、守りを固めて――突破は許さぬよう!! ( 街中より此方に向かう侵入者達の知らせが届くには、まだ場が混乱しているか。二正面作戦を取られてしまえば、不利になる。知らぬは救いか不運か。それは、まだ分からぬ事だが――今は正面の敵が相手。 門の内側、やや後方よりまずは飛来する白色を見据え。) ち…ッ! 援護致します!! ( 手当たり次第に破壊されてはたまらないと。 正門よりやや後方より、白い影に対峙する姿へと声を投げかけ。騎士の腕に抱えられた侭、中空に向けて十字を切る。) ―――Sanctus, Sanctus, Sanctus 聖なるかな 天来の剣―― ( ――聖断招来、詠唱開始。 集中1。) [Sat 2 Sep 2006 22:40:57]
シシィ > (各々聞かされては居ただろう、『紅い悪魔』の名。それの特徴や表現は各所で様々に誇張されて伝わって居たが――己の目に映るあれは。紅い影は、二つ。どちらだ?抑も両方なのか?神を名乗った何かと、悪魔が如何と言う朗々とした声は――あまりに、あまりに。 戦場のざわめきよりも尚遠く、高く響き渡るのだ。兵士達が走り回る。) …………弓部隊は未だッ!? (兵士、騎士らが居た筈だ。天を指すように槍を掲げ、後方へ声を掛けた――直後!) ッうわ!!? (地面へ降り立つ、巨大な影。いや、孔雀と同じだ。あの羽根のお陰で随分と大きく見えるが、背格好は己とそう変わらないようにも思える。真っ白な姿は天使を思わせたが、違う。悪魔だ。) ……やってみろよ、そのきれえな服脱げば!?これから汚れるぜ!! (斬、と槍を掲げ、正門の前で立ち塞がろう――!!) [Sat 2 Sep 2006 22:38:31]
-夜- > (昏い闇に包まれる。眩いばかりの暗がりを纏い、足元から髪先まで黒々と染め抜かれた肢体をしなやかに揺らし、道化師のような立居が両腕を広げ、哄笑した。――それを、【夜】と云う。) ―――ははハはハッ、はははハハはハははははははハハはハハハハハハッはははハははハハハハッッ!(其れは嘗て聖鍵と共に全てを飲み込まんとした存在ではない。遠く掛け離れた力量は万分にも見たず、しかし――そんなコトはどうでもよかった。愉しければそれで充分。それ以上に何があると?) [Sat 2 Sep 2006 22:37:53]
> はハハッ、来た来た来やがったッ! そうだ、それでこそラスボスって風格だァ。手前ぇから前線に出てくんだ、些事末事構わず手前ぇの目の前に立ち塞がンなら問答無用でブチのめすくらいのキレ方してくれよ。そォじゃねェと遣り甲斐ってモンが無ぇだろう――――? (ちゃらり、胸元から杯のレプリカ。黄金色に鈍く光るそれを手の中にきつく握り締め)  ―――――『神座召躰』(She in the showtime)ッッ!! [Sat 2 Sep 2006 22:37:22]
ルシア > ――― 、 醜いな。 (嫉妬するに及ばない存在へ視線を定めて言葉を吐き捨てていた。白い鉄兜の側面に付いている禍々しい鍬形の太刀が微かに動かしていた。) ―――― ッ 神だと!? (神、天使殺しが目標だった。それが果たせるとなれば無視する訳行かないが、ここは憤怒に任せると判断をしてから、叫んだ「シシィ」の方へ見知らぬ格好を睨みつけるようにしながら、四枚の両翼を威嚇する様に一斉に広げん!) ――― 玩具にしてくれるわッ (巨大な四枚両翼を地面に叩きつけて壊さんとする。それからシシィという見知らぬ者へ立ち向かおう。重々しい足音を響かせながら、白い鉤爪を前方へ握り潰すように動かしていた。) [Sat 2 Sep 2006 22:34:35]
お知らせ > サンクが入室されました。 [Sat 2 Sep 2006 22:30:58]
ヴァイオレート > (静かな静かな夜。そんな中、狂ったような笑い声はやけに響いてきたわけだ―… そして、一つのキーワード。【神】。 所詮、この悪魔の言動は憤怒の欲望が大本だ。 其れを刺激した上、神、だと?)  … ははッ! 中々面白い奴だな―… ああ、お前。 ちょっと挨拶でもして来い、目立つしな。  私はちょっとまた用が出来た―― (きぃんッ。 一メートル程度まで伸ばされた片手の爪5本。其れを揃えれば歪なブレイド。 誰に命じたかを聞くまでに青筋をたっぷり作りながら紅い神のもとに向かう。) [Sat 2 Sep 2006 22:29:35]
> ―――邪魔すンじゃねえよ、すッこんでろ小便小僧。 (白翼靡かす一味の一人へ親指を、下に。興味があるのはヴァイオレート只一人。) [Sat 2 Sep 2006 22:23:57]
シシィ > (翼持たぬ者から見ればあまりに遠い紅色の空。黒点のように雑じる異物はさぞ見付け易かっただろう、―――紳士淑女らに、隠れる気が無いならば余計。まして布告の内容が知れ渡った今、昨夜襲撃の行われた今、警戒していない兵など何処に居よう―――!) ―――……… … なん、あれ。 (正門前にて、槍を杖のように宛がい棒立ちになっていた若造が、気付いた。三つの影に投げられる誰何の声は直に、) ――ッ敵襲―――!!! (慣れない罵声に、変わる。) [Sat 2 Sep 2006 22:23:07]
> ハッ、ハハハ、ハははハはッはははははハハハはハハははハははははッッ!! (突如、上空に佇む姿が腹を抱えて爆笑した。地上へと降りていく血色を見下ろし、げらげらと)  ああ?何だァ、手前ぇ。 逃げンのかよ?手前ぇの爪は小物一匹仕留めらんねえってか? ハッ、こいつは大したラスボスさんだァ。 ―――闘ろうぜ? 何でアタシがわざわざ此処に残ってやってたと思ってんだ。 腰抜け悪魔の見物に来たンじゃねえッ!!愉しい殴り合いしに来てやったンだッ!! それともアタシが、この神が怖ェッてんならとっとと黴臭ェ城に帰ってオムツ廻してクソして寝てろッ!! (がッ、と中指天高く突き上げ、赤い糞野郎へと吐きつける―― 喩えどれだけ強い能力だろうと、逃げるようなヤツはただの雑魚だ。そう、云わんばかり) [Sat 2 Sep 2006 22:22:38]
ルシア > ――― ヴァイオレート様 、私が始末して (喰らって行きましょうか、と小さく付け足していた。白い両翼を潜めているに関わらず、空中に歩いているような感じだった。いわゆる浮遊状態という。 空に赤みが増すの感じれば、答えていた。) 何でも適当が良いでしょう――・・、 (微かな笑みを漏らすと、無理せずに攻めて引くのが適した作戦。という意味でもあり、後を追いかけるように静かに地上に下りようとせん。) [Sat 2 Sep 2006 22:19:45]
お知らせ > シシィが来ました。 『 ―――地上。 』 [Sat 2 Sep 2006 22:17:22]
ヴァイオレート > ん、なんだあれ―…   邪魔、だな。 (近づく速度はそれなりだ。前に見えるは紅いもの―… 自分と、同じ色の邪魔者。 そう思うだけで苛立ち纏っていた瘴気が更に膨れ上がる。何処か、空が紅くなった様な―…)   適当に打ち落としてくるか?私はその下の正門に用がある。 (く、と不機嫌そうな瞳で後ろに向き直ると、一人で勝手に高度を落としていく。) [Sat 2 Sep 2006 22:15:54]
ルシア > (白い堕天使、全身が白い甲冑で包まれていて痛々しい形、両手には凶悪な鉤爪と大盾、背中には背丈以上の四枚の大きな翼を潜めていた。) ―――、以前に確認をしました。 (軍勢は望めないだろう、行き過ぎた欲望や忠実さを持つ魔物がそう多くない。) ――、 それは 分かりません。 (紅い罪魔の背後に立ち尽くしていながら、沈黙ながら答えていた。何気に静か過ぎるのは暗殺者としてはなく殺戮者としてだから精神を鎮めている途中だった。 罪魔へ注がれる視線が気になり、視線の主へ見遣ろうとしてした。ピクリッと鉤爪の先端を轟くだろう。) [Sat 2 Sep 2006 22:12:18]
> (――当初、罪の名を関する悪魔どもの本拠地へと殴り込む積もりであった神は、未だヴェイトスに居た。何故ならそれは未だ準備している段階で、首謀者の襲撃が予告されたからだ。出掛けにひとつ派手にやらかしていこう。 その辺りまで散歩に出るかのような気軽さでそう決めると、燃え盛る炎のような赤い髪を夜風に舞わせ正門の上空にて佇んでいた。)    ――――おう、来やがったか悪魔ども。 (愉しげに唇を歪めると、視線は真直ぐ一団の中心へと注がれる。戦意漲らせた殺気じみた視線、怒りの名を持つその悪魔へと) [Sat 2 Sep 2006 22:07:43]
ヴァイオレート > … さぁて、あれが正門だ。 街の名前は―… ヴェイトス市。 あの中にいる十万の人間に負の欲望を押付ける事が目的になるわけだ―… (ちょっと噛んだ事はさておき、紅い悪魔は改めてあれが目標であると指を刺す。結局軍勢の数は把握できぬが、後ろを見れば大聖堂の時よりは、期待が持てるというもの。)  さて、一つ挨拶でもしてやるか、それともいきなり、どちらがより遊べるだろうね。(ふと、誰となくたずねてみた。 [Sat 2 Sep 2006 22:06:10]
お知らせ > が入室されました。 『ヴェイトス市 正門上空 22:03』 [Sat 2 Sep 2006 22:03:44]
お知らせ > ルシアが来ました。 『―――、後には白い堕天使。』 [Sat 2 Sep 2006 22:02:01]
お知らせ > ヴァイオレートが入室されました。 『遠く遠く、赤と黒の混ざった影が進み寄る――』 [Sat 2 Sep 2006 22:00:00]
お知らせ > サンクが退室されました。 『( 朝日の下、攻防の幕が一つ下りた。)』 [Sat 2 Sep 2006 07:15:17]
お知らせ > 九栄が帰りました。 『―――』 [Sat 2 Sep 2006 07:08:20]
九栄 > (消える敵。全滅する味方。死人が出なかったのが奇跡的。 ――意識が消える間際、いろいろな人たちの顔が脳裏を過ぎって) ……ナメてたわ自警団。 ……きっついわ、これ。(ぱたり。意識が反転した) [Sat 2 Sep 2006 07:08:11]
お知らせ > ブスシが帰りました。 [Sat 2 Sep 2006 07:08:09]
サンク > ( 問い掛けの返答は無く、視線を向ければ崩れ落ちる少女。 激戦の後、致し方無いと考える己の意識とて、気を抜けばそろそろ危うい頃。) ――…伝令、馬…さっきの自警団員の、と。同じく。 追撃――を。( 聖域の光が薄れ、途切れると同時にぐたりと頭を垂れ。 追撃に人員補充、そんな事を小声で騎士に伝えた所で聖女の意識もブラック・アウト。 倒れた少女は騎士の一人が回収し、それから暫くして――フォーカの伝令で駆けつけた追撃隊が、倒れ伏した九栄を見付けて連れ帰る事になるか。) [Sat 2 Sep 2006 07:05:43]
ブスシ > (参った。後の奴らにはともかく、負ってきた相手には、本体も確実にばれてしまっただろう。人間に擬態する意味合いもかなり薄れてしまって。何か手を打たなければと考えながらも、今はひたすら古城に向かって) [Sat 2 Sep 2006 06:55:47]
九栄 > ………あは。 そんな逃げ方って、アリぃ――?(たは、と気の抜けた笑いを漏らすと… ぱたりと、その場に倒れた。 全身に這う火傷の跡の痛みが数倍に跳ね上がり、意識が飛びそうなほど真っ白く染まる――叫び声を上げなかったのが、唯一の矜持か。 どちらにせよ追うことは叶わず、体力の限界を悟るとゆっくりとその場に崩れ落ち)  ……あーぁ、情け、ない…。(逃げ往く異形、闇に浮かぶ、白を抱え込んだ黒々とした蟲が消えていくを見送って) [Sat 2 Sep 2006 06:53:31]
お知らせ > カノンが退室されました。 [Sat 2 Sep 2006 06:53:00]
カノン > ( 感覚の集中はそこで途切れ………カノンの意識もまた、途切れた。 ) [Sat 2 Sep 2006 06:52:56]
サンク > ( ――甲冑が斧を落とし、崩れ去るのを見て、動かぬ甲冑とにらみ合っていた騎士の緊張も僅かに緩んだ。 先刻、ゾンビ犬をけしかけたローブ姿とそれを追った自警団員の方に視線を向けるが、逃走劇に後から追いつくのは難しいか。)   ――…くは……ッ ( 崩れ落ちる甲冑を睨みつけていた聖女の視線も、門の向こう――此処からでは視認の難しい場へと向くが、此処からでは届かない。 虫に注意と叫んだ少女の方へと、息切らせながら視線を向け。) ……蟲…? ( 今まさに、その蟲の集合体じみた姿になって、ローブ姿――だったモノが逃走しているとは知らず、問いかけるような声を。) [Sat 2 Sep 2006 06:38:20]
ブスシ > (チクリ、九栄の頚動脈に、甲虫の毒針が突き刺さり毒を放つ。毒、とは言え、別に致死毒でもなければ、高熱を発するわけでもない。感覚を過敏にする薬。タンスの角に小指をぶつければその痛みが増幅され地獄行き、恋人と肌を重ねれば片道天国行き、そんな毒、効果も丸一日程度のもので) っ!! (鎖が体をがんじがらめにし、蟲で出来た体にあっさりと食い込む) ちぃっ!! (自分の力ではどう考えても引きちぎるのは不可能。ならば) ぐずり。 (人型は一瞬にして瓦解し、ローブと鎖が地面に落ちる。まるで日の光を浴びて灰になった吸血鬼のよう。) ざざざっ! (そして崩れたローブの塊がうごめく。骨格として使っていた人骨と、ローブを残して、本体と蟲たちはすライムのような形になり逃走を継続しようとして……) [Sat 2 Sep 2006 06:31:12]
お知らせ > 甲冑の悪鬼が帰りました。 『跡には斧と甲冑と☆5のみが残る、か』 [Sat 2 Sep 2006 06:21:09]
九栄 > (意識の端にちらりとだけ甲冑男を警戒する―― も、あっさりと崩れ落ちる音がした。 …杞憂か。こんなのばっかね今日は。 内心で吐息漏らしつつ、目の前で逃げる男の背中、ほんの僅かにだけ距離が縮まり、己のほうが多少早いことを確認。が――各所の火傷に、元々体力の有るほうではない身体。程なく引き離されるのは目に見えて…―― だから、鎖で狙いをつけた。 背後から届く警戒の声――いや、それでも。) 先輩がアタシにお任せっつったんだものね、多少はやっておかなきゃ…――格好付かない、じゃないッ…!(狙いを定め、定め…―――放つ。鎖は真直ぐに逃げる異形を追いかけて、その胴を横薙ぎにしつつ絡み付かせんと。 引き換えに、己の周囲には全くと警戒せず。何かしたければするがいい。しかし引き換えに鎖は、操る微風に煽られ逃げる異形へ襲い掛かる――。) [Sat 2 Sep 2006 06:18:59]
甲冑の悪鬼 > (最早、この甲冑の内側に最後の力などある筈も無い。それでも聖域で彼の身を焼くのであれば、甲冑の隙間からは焦げ臭い匂いが漂い続け… 其れが消える頃には、甲冑を身に纏った半ば炭化したヒトガタのモノが残るだろう。)                             (そして、やがて…其れの手から斧が零れ落ちれば、地面へと突き刺さり… 其れを合図に前のめりに甲冑は崩れ落ちるか。その衝撃で五体をばらばらに砕きながら… )                             (そして…もし、この斧に刻まれているルーンらしき文様を調べるのならば… 皮肉にも、この文様は死者への鎮魂の意を込めたものである事が分かるだろう。 最早、その力が再び戻る事は無いかもしれない…が――――) [Sat 2 Sep 2006 06:15:19]
カノン > ( ちっ………なかなか勘のいいやつだ。 しかし、これは明らかにあの蟲が何かある、ということか。 ) ――― 君ッ! 蟲に警戒してッ! ( それとわかるかどうかはわからないが、それでも警告だけは。 ) [Sat 2 Sep 2006 06:08:36]
サンク > ( 一度離れた騎士が、身を焼かれ削られ、それでも前進を止めぬ甲冑に慄きながらもその挙動に警戒し、剣を構え。 それは聖女の傍らにて従う騎士もまた同じ。執拗に此方を追いかけて来る甲冑を近づけまいと後退していく中、振り翳された斧が投げられなかったのを知るのは、追いかけて来る甲冑の足音が消え、咄嗟に振り返った拍子にか。 ――抱えられている聖女の方が息を荒げながらも、まだそれを解く様子が無いのは、挙動を窺う為。此処で解除する事は無い。 ――もしもこれが騙しとしても、今しがた門の内へと駆けていった自警団員が追撃なり増援を呼んで来れば、それで終わる。 ――…もう一人の方を追いかけるのは、それこそ馬でも無ければ無理か。ならば、己はこの聖域を続ける事で、甲冑の最後の力までも奪う事に専念しよう。) [Sat 2 Sep 2006 06:08:08]
お知らせ > フォーカが帰りました。 [Sat 2 Sep 2006 05:55:46]
フォーカ > (うおっまぶし!な同僚は放置した。悪い意味じゃなくて、厚い信頼で!)(甲冑男が沈黙したいま、残りは犬男だと、振り向いた。……同僚が追いかけていくのを確認。しかし自分の足では追いつけないと判断するや否や、男は門の中へと走り出す)――――…馬を!!追撃舞部隊を!(腐臭に塗れた男は、そんな事を言いながら奥へと走っていった。――結果、どうなるかは神のみぞ知る) [Sat 2 Sep 2006 05:55:37]
ブスシ+ゾンビ犬×3(合計☆2) >  (もう此方は後は全力で逃げるだけ。そして、九栄が追ってくるのなら、甲虫は、九栄の手前に移動して、カノンのからの射軸上に九栄をかぶせるようにして、待ち構える。相手が無視の存在に気付かなければ、すれ違いざまに毒を刺そうとするだろう) [Sat 2 Sep 2006 05:55:10]
九栄 > (勢い良く立ち上がる彼女に退けられ、ごろごろと地面を転がりながら歯噛みをし――爆ぜるッ、と思った刹那… 爆ぜない。 …アレ?) ―――これは、ええと…? (読み違え、た。 あああ、なんて恥ずかしい!誤解で戦闘職とはいえフリーの女の子を押し倒しました犯罪者ですかアタシ!カガヤイテル、ネエアタシカガヤイテル!? 地面の上でごろごろと煩悶するも束の間、先輩の叫びにびくりと我に帰り―― ええ先輩は経験豊富ですものね新米の叫びになんざ惑わされませんよね…ッ!) ――――ッ、たく… 人使いが荒くいないですか、先輩ッ! (焼け焦げた肌に痛みを覚えつも、未だ視界には残る逃げる背中を追うように駆け出して――速度はぎりぎりでこちらが速い、か…? 全力で掛けながら、片袖の鎖をぐるぐると回し――真直に、見定める…ッ) [Sat 2 Sep 2006 05:41:26]
甲冑の悪鬼 >           (  る、事は出来なかった。 斧を最上段に振り被った侭…甲冑は、その場で動きを止める…か) [Sat 2 Sep 2006 05:36:54]
甲冑の悪鬼 > (首にクォレルを突き刺した侭… 聖域に体を焼かれながら、腕に一撃喰らいながら… 甲冑の悪鬼は、一度…鉄槌を持つ男が距離を離せば、其れから意識を外して前に…聖女の元へと進まんと、足を前に進める―― 最早、言葉を吐き出そうと開いた口からは言葉の代わりに煙のみが上がり… 距離を取る聖女に近付く度に、身体を焼く煙の量は増すだろう。 それでも、まだ前に動こうとするのは悪鬼の執念か忠誠心か。 ) ―――――――――― ッ  ッ(そして、前に進もうとする最中… また、男が鉄槌を振りかざしてくれば、再度翳すのは手負いの左腕。其れは、鎧を拉げさせ…聖域に焼かれた腕を千切り飛ばし、其の侭… 多少勢いを殺しながらも、側頭部へと打ち込まれ―― ) ―――――――― ( 其の侭の格好で、悪鬼は斧を振り被れば… 腕に力込め、距離を開けた聖女へと狙い定め―― 斧を 放り投 げ      ) [Sat 2 Sep 2006 05:36:20]
フォーカ > (重い手応え。――ハンマーの先端は間違いなく男の腕を打ち据えた。――が)―――なッ。(腕を犠牲にして尚、こちらに向かって来る甲冑。目を見開き、何とか避けんと後ろへ踏鞴を踏みながら、苦し紛れに柄を縦に構え、薙ぎ払おうとする刃を受けんとする、が――柄に衝撃が来る前に)―――…ッ!(殺意は正しく実行せり。――少女の刃は穿たれ、甲冑の動きが止まった。聖域にやかれ、腕に一撃を喰らい、致命傷だろう傷を首にうけた甲冑――少女を振り払おうと、こちらに一瞬でも背を向けるなら、その頭を達磨落としのように薙ぎとばさんと、今一度ハンマーを振りかざそう―――!)――九栄さんっ――そっちの犬使い追いかけてくださいッ――逃がさないで!(雄叫びは、同僚へ注意を呼びかける声となる) [Sat 2 Sep 2006 05:23:16]
カノン >  ずっ―――あっ! ( 振り払われながら、それでもより深く、より強く突き立てんとして―――引き剥がされる。 ………火薬? ) え? あ、ちがっ……………………………あア? ( 覆いかぶさられて、それでもカノンの感覚は揺るがない。 下手をすると彼を持ち上げるのではないかという勢いで起き上がり。 眼帯に描かれた魔眼、それはぎっ、と虚空を睨んだ。 いままでこの場に在った音とは異質な、羽音。 それも蟲。 なぜこんなところに? 思うよりも前に、クォレルを一本引き抜いていた。 ―――魔眼は見逃さない。 「集中狙撃」。 狙いを定めて、集中。 ) [Sat 2 Sep 2006 05:20:03]
サンク > ( 援護に走らんとした騎士の一人は、ゾンビ犬が九栄に向かったのを見て一瞬躊躇するが。 どちらに向かうか決める前に九栄が叫んだ言葉に顔色を変えて、離れんと駆けるが間に合うか。 元より聖女の傍に控えていた騎士の行動も同じ。聖域維持の為に集中を続ける聖女を、無礼は後にと断り一つで抱え、走って距離を開けようとし。) ――…って、冗談じゃ、無い…! こンの特攻――― の、 ――― が…!! (伏せる間際に掻き消された言葉を聞く者があれば、聖女にあるまじき罵詈雑言と気付いたかもしれないが、余談に過ぎぬ。 未だ展開し続ける聖域の効果範囲には、甲冑もギリギリ入るか。元より、聖女に近付こうとすればする程、その内側に入り込む事にはなるのだから。) [Sat 2 Sep 2006 05:19:06]
ブスシ+ゾンビ犬×3(合計☆2) > かーっ、勘のいいやつだっ!! (あっさりと読まれていたらしい。犬達は九栄に飛び掛るが、爆発に巻き込まれ四散し、寄生していた蟲も、焼け死んで。どうして結界の中でも自由に動けたかは、解からないままだろう。) さて……今夜はこれが最後の手品、と。 (必死に逃走しながら、一匹の蟲、ツメの位置にある甲虫を飛ばす。甲虫は、のんびりと戦いの喧騒にまぎれようとするかのように近づいていく) [Sat 2 Sep 2006 05:06:39]
九栄 > はッ…――――そう来ると思ったわッ!(袖の広いぞろりとした中華服、重ね合わせるとその合間にて火打石を叩き、火薬に点火し―― タイミングを合わせ、3、2、1…) 団体さん、いらっしゃーいッ…!(襲い来る死犬の眼前、投げつけた火薬がかッ、と光を放ち――― 爆ぜる。 その爆風に乗るかのように、とん、と空高く舞い上がり… 自らの火薬に焼かれるは、これで何度目か。軋む身体を空中で捻りながら、ぐるりと甲冑男を振り仰ぎ―― 風に乗り、届く焦げ臭さに顔を引き攣らせた)  …――――先輩、火薬ッ! (己も扱うなればこそ、確証は無くとも過ぎる悪寒。勢いに任せ甲冑の頭上を過ぎれば、視界にちらりと映る紅の獣)  ―――――ッ、だあああッ! (先輩は素人じゃない、自力でなんとかするだろう。だから、至近距離で刃物を突き立てたばかりの獣に覆い被さるよう、甲冑の悪鬼より引き剥がさんと――――。) [Sat 2 Sep 2006 04:58:43]
甲冑の悪鬼 > この場で見たモノ全て、そして―― 無様な名も無き走狗が一匹、無様に死んだと伝えるが良かろうッ!(遠くから聞こえる、名も知らぬ同胞の声。その声に、それだけを返せば、最早意識は其れから外す… 今、己にあるのは―― 一太刀でも良い。一太刀でも多く、相手に手傷を負わせ、今宵の主君の襲撃に生かす事。 そして、最大の障害となりえる聖女を排除する事。 その為には、先ず――) オオオオオオオオォォォォォォォォォォォッ!!(咆哮上げ、吶喊する先。 先に来るのは相手の鉄槌の一撃だろう。其れを斧から左腕離し、其れを投げ捨てた盾代わりにして一撃受ければ―― 甲冑が拉げる音と、肉が潰れる音一つ。それに僅かにぐらつきそうになりながらも…構う事無く突き進めば…右手で握った斧で、男の体を薙ぎ払おうと… 己が体ごとぶつかろうと、して――) ――――― ッ ぐッ  がッ  ァッ!!(その直後だろうか、背後… 殺意と共に首筋につき立てられるクォレルに、短い悲鳴を上げれば。背後より忍び寄った相手を振り払わんと斧を持つ手を、体全体を振り回そうとするだろう。 クォレルが突き立てられた傷口から溢れるのは、血と…それと、焼ける様な焦げ臭い匂い。 その匂いは、次第にこの甲冑の内側から漂い出してくるだろう、か) [Sat 2 Sep 2006 04:52:14]
フォーカ > (槍の行方はどうでもいい。少しの牽制程度になればよし。むしろ当らなくて当然と思っていた。甲冑を挟んで少女と合い向かう。――と、此方へ甲冑が近付いてきた。振りかざされる斧――!!ウォーハンマーを握り締めた男は、逃げずに迎え撃つ。否、逃げるわけにはいかないのだ。 甲冑男の背後には、殺意の固まりを形にした少女が居る。――甲冑男を見据え、ブン―――と、短い風切音と共に構え、振り下ろす甲冑男の腕の一部を狙って、長い柄を最大限に生かす距離――即ち、通常の接近戦よりは遠い間合いから、左から右へと叩きこまんと―――――!) [Sat 2 Sep 2006 04:40:54]
カノン > ( なかなか場が混乱してきたようだ。 逃げ出す男を追うのに自分の足は最適だろうが………だが、独占欲に似た気持ちが、甲冑に意識を持っていく。 自身に背を向け、男に突っ込む甲冑に、すぐさまカノンはクォレルを一本、引き抜く。 甲冑を破る能力は自分にはない。 戦法もない。 ならば。 背後から全力で追い、その甲冑の、兜―――その、首筋、隙間を狙い、クォレルの細い先端で突き刺さんとする。 静かに、アタックの瞬間にのみ激しく。 飛び切りの殺意と行為で。 ) [Sat 2 Sep 2006 04:36:15]
サンク > ――流石に、全部とは行きませんか…しかし、良しとしましょう。( 聖光は聖女の身体から放たれ、結界を維持する。 頭を潰せとの指示に騎士が剣を閃かせるより先、崩れ落ちる屍。 切っ先を向ける先が消えた騎士達は一瞬躊躇を見せるが、ブスシの声に騎士の一人がフォーカの近くに援護に向かわんと。 これはこれでフェイントに騙されているが。) ――折角の殿方のお誘いですが、お断りさせて頂きます、わ! ( 一瞬の聖光ならばともかく、結界を維持するならば動けない。媒介となるものがあれば別だが、今は致し方無い事。 ゾンビ犬は屍人とは別のシステムで動いているのか、結界の中でも行動は可能か。舌打つが、精神集中。) [Sat 2 Sep 2006 04:33:24]
ブスシ+ゾンビ犬×3(合計☆2) > (カノンに突っ込んだ犬は、槍と鉈を喰らい、嫌な音を立ててただの肉片になる) っ!とおっ! (ゾゥリズに放り投げられれば、ある程度の距離が取れるか。犬たちはそのまま置き去りで) 何か伝言は!? ヤリ使いを狙え! (そしてふたたび指示を出せば、残りのゾンビ犬は一団に飛びかかろうとする。しかし、実際に出した指示は、九栄を狙ったもので、二匹は槍使いではなく九栄に飛び掛かる。指示を出した後、本体は逃走を始めようとして)  [Sat 2 Sep 2006 04:23:07]
九栄 > あはん、なるほど――そーいう趣向ね。(戦力的には圧倒的に勝っている、のだろう。ただし、頭数だけで数えれば敵のほうがやや、多い。苦戦という程でもないが倒しきれないのはそのせいか) …さりとて、だからって雑魚から片付ければ親玉が逃げるって寸法とは、まあ恐れいったわ。(甲冑男?は、話に聞く以前襲いかかってきたばかりの相手だろう。確かに、先輩ドノの言う通り、逃がさぬ積もりで掛からねば――これだけの人数で囲って取り逃がしたとあってはいい赤恥だ。 …手にした鎖の先、聖女側に居る屍のうち、騎士と切り結ぶほうの後頭部へと遠心力つけ真直ぐに投擲し―― ようと、したところで結界に包まれた屍が崩れるように倒れた。ひゅう、と口笛鳴らし肩を竦めれば、袖の中で火薬と火打石取り上げて) ……あらあら、せっかく来たばかりなのにもうお開き? もっとごゆっくり遊んでらっしゃいな、お兄さん方ッ!(投げ捨てられんとするその間際、逃がすものかと犬使いの男目掛けて駆け出して見せ―――ッ) [Sat 2 Sep 2006 04:16:39]
甲冑に率いられた四体の屍人 > (背後、其処で展開される浄化結界。 其れが広がり行けば…屍人達はガクリと動きを止め…その場に倒れ、沈黙する。 そして…) ―――― 退くなら貴様一人で退け。 今ならばまだ間に合おうぞ。 退いて、我が主君に敵の姿を伝えるのも良いかもしれぬな… (吐き捨てる様に、背後に立つ同胞に言葉投げれば…盾を投げ捨て、ブスシの身体を掴み――包囲が始まる前に、己の傍から放り投げようとするだろう。少しでも逃げられる可能性がある様に、と。 そして、其れが終れば身を翻し、斧を両手で握り締め―――― 見定めるは、聖域を展開する聖女が居る方向。) 貴様等の血で、この兜…更に紅く染め上げてくれようぞ!我が主君!紅の罪魔!憤怒の王!ヴァイオレート様に捧げるに相応しい程になッ!!(大見得切れば… 先ずは、此方を仕留めると叫んだ男の前に自ら突っ込むだろう。斧を振りかざし… 展開する聖域に、身を酷く焼かれながら も) [Sat 2 Sep 2006 04:13:53]
フォーカ > (弱点が何処か。――それは焼いた本人が気がつこう。あっさりと灰化した屍)――頭を潰してくださいッ(背後の聖女へ。同僚へ。この意味が分かれば、騎士が二体は始末してくれるだろう。――何よりも聖女の聖句が発動している。最早この機を逃がすことは出来ないと思った。これで仕留められなければ、この先何が会っても無駄だろう。)――オールライ。仕留めましょう――逃がさしまセン――ッ!(声に力が篭った。少女の気合に男が乗った。――腐臭に、血の臭いに闘争心が掻き立てられ、ぎらぎらと光る眼で、甲冑を――其の背後を見る。 灰化した屍が持っていた槍を左手に。取り落としていた己の得物を右手に構え走り出す。甲冑男を挟んで少女の反対側へ!!)―――包囲をッ!(同僚に一声かけながら、――――ブスシを甲冑の援護に回させんと――ある程度狙いを定めつつ槍を投げはなった。少女に狙いを定める犬に当れば幸い。本体だろう?男?に当れば大当たり) [Sat 2 Sep 2006 04:02:31]
カノン >  あっは…………参るなぁ。 ( 応援も来たが、未確認の敵もいるというのはあまり嬉しくない。 目の前の相手をどうにかするので、精一杯だ。 )( それにしても………堅い。 鉈では打ち破れそうにない。 片手しかないので斧を受けることは出来ず、咄嗟に後ろに引いてかわす。 前髪を一房ほど持っていかれた。 鉈を腰に納めれば、クォレルを二本引き抜いて。 さあ今度は犬まで追加か、その犬の眼球めがけて、狙いの荒さを補うために二本、クォレルをすぐさま投げつけて。 ) [Sat 2 Sep 2006 04:00:09]
サンク > ( 聖女の護衛についた騎士が、屍人の持つナイフと剣をぶつけ、金属の軋みを拮抗させ。足元へと這い寄る屍にもう一人の騎士が、具足に齧り付かんと牙を剥く頭部へと、一見見舞わんと剣を振り下ろす。 そして――。) ――ab auditione mala non timebit. 悪しき言を退けよ 天の御名の下 今より此処は聖なる場所となる―― 浄化域、展開!! ( 甲冑より命を下された屍人が辿り着くのと、どちらが早いか――。 詠唱は完成し、叫ぶような展開句と同時――広がる聖光は浄化の力。 聖女を中心とし、半径15メートルに及び展開される聖域結界。) [Sat 2 Sep 2006 03:59:30]
ブスシ+ゾンビ犬×3(合計☆2) > っ、1! 鉈持った女を襲え! (現場に駆けつけ、甲冑姿の背後に位置したフードは、声を張り上げる。本当は声を出す必要は無いのだが。とにかく、ゾンビ犬の一匹、頭をざくろのように割られたそれは、牙をむいてカノンに襲い掛かる) っ、こいつぁ、ちと下がったほうがいいんじゃ? 多勢に無勢ですぜっ? [Sat 2 Sep 2006 03:47:43]
九栄 > ――あらら、これはまた派手に… 来ちゃったモンねぇ…?(た、と門扉を抜けて駆け出す影が一つ。既に幾つもの影が入り乱れ、闇夜に紛れた姿は誰が敵で誰が味方なのか。その中から、見覚えのある姿を選び、駆け寄って)  ……センパァイ、随分たのしそうじゃないですかあ。アタシも混ぜてくださいよー?(ざっと見渡し、戦況の確認しつつ手元から鎖を伸ばし。分銅付いた先端、誰に投げるか狙い定めるように戦場の真中、脚を止めて――。) [Sat 2 Sep 2006 03:39:05]
甲冑に率いられた五体の屍人 > (男に牙を立てる屍人。その首が強引に胴体から離れれば、直後その肉体が動きを止めて灰化していく―― そして、男が放った炎は半ば灰化を始めていた屍の首を跡形も無く焼き尽くすか―― もし、この瞬間を目撃していたのならば、屍人の弱点が頭部である事が分かるだろうか―― ) くっ… 大丈夫かだと? 見れば分かるだろうがッ!(―― その光景を傍目で見遣りつつ、舌打ち漏らせば―― 背後辺りから聞こえた声に怒号一つ。魔界では聞いた事の無い声だが… そう口にする以上は味方だろう。 と、判断する間も与えずに襲い掛かる鉈。 其れを受け止めようと、盾を持つ手を鉈刃に突き出し―― ) こ、の…有象無象どもがァァァァッ!!(咆哮、鉈刃を盾で受け止めんと試みながら、此方からも斧を繰り出すか。  その背後では、漸く起き上がった素手の屍人二人。主人から与えられた命令を忠実にこなそうと、聖女側に向かい―― 騎士にナイフの刃を振り下ろそうと、騎士の足首を食い千切らんと迫る屍人達の元に合流しようとするだろう、か) [Sat 2 Sep 2006 03:38:44]
お知らせ > ブスシ+ゾンビ犬×3(合計☆2)が来ました。 [Sat 2 Sep 2006 03:30:25]
お知らせ > 人影が来ました。 『 ―― 』 [Sat 2 Sep 2006 03:28:21]
フォーカ > (拳に食い込む牙が爪が痛みを訴える。―――沈黙してくれるかと思ったが、そうもいかないらしい。舌打ち。そうしている間にも、聖女や少女の元へ屍が近寄る。これ以上こいつに付き合って入る暇はない。――元々が死体であり、腐肉であるのなら、強引に首ごと引きちぎる事も難しくないと見た。胴体を踏みながら、立ち上がると同時、ぎちぎちと首ごと頭を引きちぎらんと力を込め、最後の駄目押しとばかりに、屍の喉で、一気に火種を爆発させんと)(詠唱終了発動)―― 弾けろッ…!! (魔力の炎が屍の喉を魂も肉も焼くだろう。) [Sat 2 Sep 2006 03:26:43]
カノン > ( 応援が来たこと、またそれが聖句をとなえていること、それは実に嬉しいことだった。 しかし助けに行く余裕はない。 できればこの甲冑はここで完全にしとめたいし、邪魔が入る前に、やる。 )( ………と思ったのに、ちょっと無理かもだ。 しかしそれでも攻めなければ。 ) ――― はァッ! ( 再度の一撃。 斧を持つ手に、鉈を振り下ろさん。 ) [Sat 2 Sep 2006 03:18:31]
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