イーディス台地2 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > トリスが退室されました。 『……もう少し上手なやり方が?(最後まで邪悪で終わる。 きっと瘴気のせいだ。)』 [Sun 24 Sep 2006 22:42:41]
お知らせ > コーデリアが帰りました。 『最初に脅かしたのは失敗でしたね──。 (そんな呟き、ぽつり)>道案内の娘』 [Sun 24 Sep 2006 22:41:32]
トリス > ――おっとと。(慣れない二人乗りの加重に、騎鳥が2〜3歩踏鞴を踏んだ。 背中越しの感触は鎧に遮られるが、ちゃんと捕まったのだけは良く判る。 自分が鎧姿であることをこれほど後悔した事も無い。(ぁ )) 私は城の欠片拾って来たけどね・・・ 道案内させたあの娘の足でも貰っていく?(観光ではないのだし、待ってる者には生きて変えるのが何よりの土産であろうが。 なんか酷い提案とかもしつつ。大丈夫此方も気楽だ。) Ok、それじゃ行きましょう。(遠く幽かに見える赤い光に向かって。) [Sun 24 Sep 2006 22:39:36]
コーデリア > んぅ、だと良いんですけど。 (支度を手早く済ませると、ぽふりとディアトリマの背に跨った。腰にしがみついて背に胸を押し付ける。鎧着てるからダイレクトじゃないし、我慢できると思う。(何を。)) じゃ、帰りましょうか。 おみやげは手ぶらですけど。 (途中、出島で何か探して帰るも良いかもしれない。宮仕えの身ならばいざ知らず、居候的には土産無しの旅も気楽な物。殴って可。) [Sun 24 Sep 2006 22:31:38]
トリス > あら信用の無い。 必要な事はちゃんと教えるでしょうよ。 ――きっとね。(ギルドだって大聖堂だって立場があるし、騎士団はクリスティアよりの風潮も強い。 実際の所は如何だか知らないが――少なくとも自分はみんなが真っ当だと信じてると。) こんな所で恥ずかしいも無いでしょうに残念。  後ろ向きつつちら見するわ。(騎鳥ごと反転して後ろ向いておく。  一応敵地だし、見学に夢中で後ろからばっさりも間抜けな話だってことで言葉に反し見たりはせぬが。) [Sun 24 Sep 2006 22:20:50]
コーデリア > そして総ては闇のまにまに、と。 (“上”から降る公式報告になんとなく懐疑的な思いを抱いてしまうのは、出自故か。まぁいい。あまり思い出したいものでもない) ──んん、助かります。 (着物の裾を捲って襷でたくし上げると、腰帯を脱いで、代わりにそれを) …着替え、見られてるとちょっと辛いです。 (最悪、帰りが半日遅れちゃいますよ?とか。脅迫ともつかないよーな事を嘯いた) [Sun 24 Sep 2006 22:13:24]
トリス > そのあたりは魔法屋なり大聖堂なりが解釈するわよ。 いつもみたいに――――(それが概ね納得できれば其れでよし。騎士たる身には眼前の脅威排除が成せれば十分だ。)それに確かもう一匹居たって話しだし ・・・ふむ。 私の換えのが一着くらいはあったかしら・・・(遠征時は装備もそれなりにある。 くるっと後ろ向いて、騎鳥の背中の荷物入れがさがさ。 貸し出す=自分の着替えが無くなる訳だが帰るだけなら問題あるまい。) ・・・はいコレ。 ―――生着替えね?(履くだけではあるが。 ちょっと厚手の奴をぽんと投げ渡した。) [Sun 24 Sep 2006 22:04:56]
コーデリア > そうですね。 城のあるじが、何を考えてあんな──(ちら、と光の柱に目をやって)──大掛かりな事、やらかしたかは判りませんけど。 死人に尋ねるわけにもいきませんもの、ね。 ( そして、鳥の背を見て、少し逡巡した。 ) 下履きとか、あります? (揺れは兎も角、横座りだと落ちそうで困るのだ。) [Sun 24 Sep 2006 21:55:33]
トリス > ・・・っ。(ちょっとドキッとしたではないか足元とのギャップに――主に怖いの方向で。) まさに跡形も無かったものね。出遅れ多分仕方ないとは思うけれど――(城の壊れ具合といいこの頓死体といい、自分の周りは不思議なのでいっぱいな気がしてきた。 近付かれれば目に入らなくなるからその配慮は嬉しい感じだ。 ) で、こっちに居座る用事も殆ど無くなったでしょ? アレも今にも消えそうだし――(また乗ってく? みたいな感じで自分の後ろをつっついて。) [Sun 24 Sep 2006 21:45:22]
コーデリア > あ。 丁度良いタイミングですね。 これから探そうと思ってた処で。 (くるりと振り返ると、緋色の瞳を細めて、笑った。 背景が魔界かつ足元に頓死体が転がっていなければ満点ものの。) ああ、やっぱり。 もう終わってたんじゃないかなって。 そんな気がしてました。 (かくんと肩を落として見せた。 あ、こっちは気にしなくていいです、みたいな感じでモザイク代わりに視線をさえぎるべく、前へ。) [Sun 24 Sep 2006 21:38:09]
トリス > 良かった―― 漸く見つけたわ。 (移動速度差の問題から、索敵を兼ねて一時先行してたわけだが――  地図があるとはいえ土地勘の無い場所で余り離れ離れになるな、ってのが今回の教訓だ。 探し回ってたのか、片手上げて挨拶する騎士の顔はちょっと疲れた風。) 件の城を見てきたけれど其れは酷いも―――― こっちも酷いわね。(どう殺ったらそんな死に様になるのかしら? とか、魔界生物と交互に見比べつつ。)   [Sun 24 Sep 2006 21:29:12]
お知らせ > トリスが来ました。 『来た時と同じ、騎鳥の爪音とともに。』 [Sun 24 Sep 2006 21:24:27]
コーデリア > ( 光の柱は、此処からも見える。 それは弱弱しく、時々揺らめく。 来た時は、禍々しく聳える光の塔であったものが、見る影もない。 察するに──祭りももう終わり、と言う事だろう。) ……取り残される、なんて事もありえそうですしね。 引き返すならお早めに、と言ったところでしょうか。 (ここへ来た時、跨乗させてもらった鳥騎士の彼女は、今は何処に居るだろう? 互いに捜し合って見つからず、未帰還になってしまうのもまた莫迦らしい話だ。) [Sun 24 Sep 2006 21:20:11]
コーデリア > (★を得るにも値しない、魔界原生の生き物だろう。 逃げようと望めば、或いは避ける事も可能だったかもしれないが──途中で面倒になってしまった。) …ふぅ。 (ぴッ、と。 今しがた殺した相手の体温の残る、右手を払う。 感触の記憶を棄てようとするように) [Sun 24 Sep 2006 21:08:14]
コーデリア > …。 (裾を翻しつつ、踏み込みの逆回しの如く。 同時に退く右手と右肩と右の足。 続けて、左足で地を蹴って、大きく飛び退いた。) ( ごぼり ) ( 爆ぜた。 目と、鼻と、耳と、口。 七孔から墳血し果てる返り血を浴びぬよう。 ) [Sun 24 Sep 2006 21:04:04]
コーデリア > (捻りながら発露する勁打。 そのどちらともに傍目には軽い接触に過ぎないが、それは外を壊さず内から爆ぜさせる、業。 一打目の遅い震動波を追いかけて奔る第二波。) ( ──徹った。 ) (人体を打ったにも関わらず、ココォォーーン、と。 澄んだ反響音が響き渡った。) [Sun 24 Sep 2006 21:00:59]
コーデリア > (右の手と右の足。同時に前へ出す。 並足の歩法。 人とも獣ともつかぬ闖入者の頬骨に掌の底を曲がりから押し当てると、腹の底から息を押し出す。) ──は。 ッ。 ( ぱん。 自身の手の甲を、空いている方の手で、軽く打つ。 ) [Sun 24 Sep 2006 20:54:59]
お知らせ > コーデリアが来ました。 『ふ…っ!(呼気を、練る)』 [Sun 24 Sep 2006 20:51:04]
お知らせ > ジュピターが退室されました。 『血腥い、殺し合いが始まった』 [Sun 20 Aug 2006 01:21:49]
ジュピター > ・・・・・あっちかな(ふい、と顔をあげる 遠く、崖づたいに左手側に何かの気配がする もしかしたら、血に飢えたモンスターかもしれない) ・・・・ごはんが、いた(ひさしぶりにご馳走がたべられるかもしれない 今日もいいこと、ひとつみつけたよ) [Sun 20 Aug 2006 01:21:32]
ジュピター > (・・・・歩き続け、やがて崖に辿り着いた 崖の向こうには大海原が広がって・・・・ 溶岩の)  ・・・・・・なに、これ (呆然と、その光景を見下ろした 焼け焦げそうな熱風が吹き荒れ、その場にぺたりと座りこむ) ・・・・帰れるのかな、ここから(溜息と共に吐き出した声に答えるものは誰もいない) ・・・でも、そのまえにまず、ごはんたべないといけないよね(落ち込むのもつかの間、2秒で切り替えた) [Sun 20 Aug 2006 01:20:32]
ジュピター > (血の臭いに惹かれた何かが、そのうち顔を出すだろう そうしたら、それを捕まえて喰えばいい。簡単な話だ) ・・・・早く、何か来ないかな (これの欠点は疲れやすいってことだけど 体力だけなら自信もあるし、これくらいで倒れない・・・と、思う 方角もわからないどこかを真っ直ぐに歩きながら、近付く獲物を逃がすまいと辺りの気配を探り続ける) [Sun 20 Aug 2006 00:55:05]
ジュピター > (周りに何の気配すらないとき、狩りをするにはどうするか かつて憧れた、”原人”の銘を持つサムライは・・・ こうしていた)  ・・・・ん (刀を抜くと、手首に小さな切れ目を入れる ぽたりと、紅い雫が岩場に染み込み消えていった)  ・・・・こっちの水は、甘いぞ・・・・ っと (ぽたり、ぽたりと紅い染みを点々と残しながら、宛てもなく歩き出した) [Sun 20 Aug 2006 00:51:45]
ジュピター > (地面に這い、臭いを嗅ぐ 鼻を鳴らして覚えのあるそれを探すも ・・・何もない) ・・・・ん (困ったように眉を顰める 手がかりが無ければ、戻ることも叶わない。お腹だってぺこぺこだ) [Sun 20 Aug 2006 00:48:00]
ジュピター > (・・・消えていた。またか。) はあ・・・・ 困ったな。 まだ、何すればいいのか全然わからないのに・・・・ (溜息をつき、歩き出す 留まっていても何も始まらない) ・・・・それにしても、ここ・・・・ 本当に、何もないね(生き物の姿はおろか、草木一本見当たらない) [Sun 20 Aug 2006 00:41:43]
ジュピター > (気付けば、そこには何も無かった) ・・・・・・ここ (何処だろう あれだけ昂ぶっていた心は鎮まり、獣と化していた四肢は元の通りに 擦り切れた衣服と、刀だけを携えて)  ・・・先生?(布袋だけが、どこにも無かった) [Sun 20 Aug 2006 00:37:04]
お知らせ > ジュピターが来ました。 『 暗転 』 [Sun 20 Aug 2006 00:34:03]
お知らせ > エレノアが退室されました。 『( 光の柱を映すガラス玉に感慨は無い。 それでも、そこを目指す )』 [Thu 10 Aug 2006 03:15:24]
エレノア > ( そう考えても特に、哀しみはしない。 恐れもしない。 人形にとっては務めを果たせなかったという事実があるだけで… 確かに残念ではあるけれど、それ以上はまた、主の命ずるままにするだけだ ) [Thu 10 Aug 2006 03:14:33]
エレノア > ( 主であるグドルフにチューンナップを求められてもなかなか応えられず… そもそも交渉の下手さ加減などは、ステータス値以上の深い意味と言うか理由があるらしいけれどさておき――― 出会うことが出来た一定水準の力と知性を持った魔とはことごとく物別れになってしまって、未だ一人の協力者も得られていないのは拙い )   ( 事ここに至っては、募るにしても路まで行った方が効率的で… また、主を待たせる訳にもいかないから急ぐけれど… 報告したらおしおきかな?とか ) [Thu 10 Aug 2006 02:52:44]
エレノア > ( 燃料効率を考えた上で最短の時間で目的地に到達出来る速度は『歩き』であり、決して速くないけれど、殆ど足を止める事無く突き進むのであれば、それなりの距離を稼いでいた )   ( また一匹。 またまた一匹。 どうやら食物連鎖の活発な場所に踏み入ってしまったようで、先程から襲撃を受ける頻度が増えている。 数少ない水場が近いとか、実は水脈が走っているとか、何か理由があるのなら気をつければ分かったのかもしれないけれど、引き返すタイムロスは痛い。 花も嵐も踏み越える歩みで、やはりずかずかと割って入った )   ( ―――分析能力はそこそこかもしれない。 けれどそれを処理する能力は… この人形、実は結構低い様子。 具体的に言うと知力2。 中型魔法生物の限界 ) [Thu 10 Aug 2006 02:38:41]
エレノア > ( 隆起する岩肌を、枯れ果て砂のようになった大地を、意に介さぬ機械的なまでに規則的な足取りで踏破する )   ( 主は既に、赤光の柱へと辿り着いただろうか。 まだ余裕があると判断していた路の開通は以外にも早く、関係者達にとっては遅いものであったとしても、タイムスケジュールを大きく狂わされてしまっていた ) ―――。 ( 地中に潜み飛び掛って来た、全身に針を生やした腕より太いミミズを切り払う。 最短で切り込むのとは少し違う… 攻撃を避けつつ、引き寄せて、回り込むような独特の動作は、装束を返り血に濡らす事も無く、無感動に剣を拭い始めれば、もう一瞥すら向けない ) [Thu 10 Aug 2006 02:28:49]
エレノア > ( 不毛の荒野に不釣合いな、黒と白を基調にした給仕服をきっちりと身に纏って。 巨大なトランクを細腕に軽々と携え、二振りの長剣を腰に差した人形もまた、その異界との路を目指していた ) [Thu 10 Aug 2006 02:17:06]
お知らせ > エレノアが入室されました。 『( 紅い光柱を目指す )』 [Thu 10 Aug 2006 02:11:28]
お知らせ > エル・ニールが退室されました。 『( さて ――― 小休止は御終いだ。急がず焦らず歩を進めるとしよう。 )』 [Wed 9 Aug 2006 22:44:18]
エル・ニール > ( で、その噂を伝えてくれた親切と言えば親切な魔はどうなったかと言うと ――― 欠片も余さず腹の中である。合掌。 ) [Wed 9 Aug 2006 22:42:17]
エル・ニール > ( 詰りは偶然、本当に偶然に噂として流れた布告が耳に入っただけの事。既に予想できていた以上、其れは朗報と言うより答え合わせに使用する模範解答のような物。ガリ。だから別に必要無いと言えば必要無いが、回答が確認できて安心できると言えばそうでもある。ゴキ。取り合えず今の今まで耳にする事が出来なかったのは、単純に運が無かっただけであろう。ガキ。まぁ、それでも如何でも良いと言えばそうであるのが現実だ。ゴリ。開いた事自体は、ある程度観測できる存在が行動を共にしていた故に判っていたのだから。ゴクン。 ) [Wed 9 Aug 2006 22:39:36]
エル・ニール > ( 布告は風の噂に乗り広がった物。今まで耳にしなかった事の方が不思議とは言う物の ――― 思い返せば当然かも知れぬ。何より語る口と知性を持たぬ者が余りに多かった故に。だからと言って台地に知性を持つ者が多いかと言えば、そんな事は欠片も無い。どちらも似たり寄ったりだ。寧ろ樹海より知性の格差は酷いやも知れぬ。 ) [Wed 9 Aug 2006 22:33:06]
エル・ニール > ( 喰いながら見遣るのは、遥か彼方の紅き光柱。嘗ては見えなかったのであるが、今は確かに其処にある。なれば目指すべきは其れであろう。台地に根付く魔性より、耳にしたのは罪魔の布告。紳士の予想を裏付ける其れは、朗報だったのか如何でも良い報せだったのか。ガリ。ゴキ。ゴクン。 ) [Wed 9 Aug 2006 22:24:22]
お知らせ > エル・ニールが来ました。 『( 台地の中程。おやつにそこらの石を喰う。ガキ。ゴリ。ゴクン。 )』 [Wed 9 Aug 2006 22:17:39]
お知らせ > タタンガが帰りました。 『ウラアアァァァ!』 [Wed 9 Aug 2006 20:54:55]
タタンガ > フゥーッ!フゥーッ!(猛牛さながら、鼻息荒く。肩には砕けた石の破片が突き刺さり、赤い血が滴っていた。だが、そんな小さな痛みを気にしている場合ではなかった。 いつ来るとも知れない時への焦りと、来るべき破壊への羨望に身を焦がす。 直線状の全てを破壊せん勢いで、巨人の行軍は今暫し続く。) [Wed 9 Aug 2006 20:54:28]
タタンガ > (のし、のし、のし。先を急ぐ巨人を阻むかのよう、にょきりと生えた数本の柱が現れた。それは、魔界の蟻塚。石にも近しい巣たる柱は、僅かに進路を変えれば回避できるもの。だが、巨人の眼の色こそがすっかり変わってしまっている。邪魔だ。邪魔だ。邪魔邪魔邪魔。)ウラアアアアァァァ!(雄たけびを上げ、駆け出した。突き出した岩盤のような肩が、石の柱を土塊の如く打ち壊す!) [Wed 9 Aug 2006 20:47:55]
タタンガ > (はたと陶酔から醒めると、カシャリと鉄の目蓋を瞬かせた。)…こうしては…いられん…機を逸しては…!(焦った様子で彫り物の施された丸太を拾い上げると、急ぎ足を進めた。のし、のし、のし、のし。それでも、はたから見ればややゆっくりに見える、か。) [Wed 9 Aug 2006 20:41:09]
タタンガ > …時が来た!(常はぼそぼそと口先だけで喋る巨人が、荒れ狂う時のよう腹より言葉を口にした。彼はそれほどに感動しているのだ。)なんと力強い…光…あれが…光の道…(天と地を結ぶ赤い柱は、まるで双方を焼き尽くす炎の柱のよう。それでもそれは悪意を持った物ではなく、肉を焼く火のような心強さを与えてくれる、そんな印象を受ける。) [Wed 9 Aug 2006 20:34:51]
タタンガ > (サーフボードのような頭を擡げ、鋸のような歯の並ぶ口を呆然と開き、筋肉を束ねた腕はだらりと垂らす。その傍らには、取り落とした棍棒が転がっていた。 鋼鉄の面に赤い光を浴びながら、巨体はただただ、空を見上げた。) [Wed 9 Aug 2006 20:29:19]
お知らせ > タタンガが来ました。 『(何かに憑かれたように空を見上げる。)』 [Wed 9 Aug 2006 20:26:36]
お知らせ > ニイが帰りました。 『苦痛にもだえながら、けれど強者に会えた喜びを―』 [Wed 9 Aug 2006 04:25:17]
お知らせ > ディアドラが退室されました。 『 手にした玩具に機嫌よく凱旋 お愉しみも、まずは造り物の命を繋いでから―― 』 [Wed 9 Aug 2006 04:24:25]
ニイ > おも、ちゃ?(螺子は多分おいしくないだろう。  螺子が外れたからというよりも、激痛によりしゃべれない。――鍛え抜かれた精神の持ち主ならば十分たえられる範囲だろうが――おもちゃという言葉に受けた驚き。けれどなぜか体が痛みとは別の理由で震えた―――ちなみに、生殖機能というか性的奉仕に必要な生理的機能は男女ともに奉仕できるようにつくられて(超最悪)      聞き出されれば、拒まないだろう。グドルフ、エレノア、ルシア、ザルツ、フィーリア、ヴァイオレートなどなどの名前を挙げて。地上にあるヴァイオレートの城のことまで話すだろう。 だが、今は運ばれて―) [Wed 9 Aug 2006 04:16:41]
ディアドラ > うゥン?何言ってるかワカンない。これ、外れちゃったから?( 体をねじって、何だか切れ切れで理解不能な言葉を吐き出すメイド風貌を見て、地面に散らばる螺子をひょいひょいと拾ってしげしげと眺め。何だこりゃ、と。 とりあえず匂いを嗅ぐあたりケダモノ。 ) カナモノ?まァ、適当にくっつけてみよっと。( ぱく、と口にほおり込めばごくん、と飲み込んだ。丁寧に変生してやれば骨折も抉れた傷もどうにかなるだろう。 ) ふふん、助ける代わりに玩具になって貰うね。 ( 身勝手絶頂に言ってのければ にィ、と嗤って。ここ連日ヤられる側ばっかりだったから、動けない事を良い事にその鬱憤を晴らさせてもらう事にしよう。まず、生殖機能の有る無しから確かめる事になる訳だが―― あ、孕まないって言ってたっけ?まあ、無くても何とかする。(最悪) メイド服はまたズタズタになるんだろう。南無。 骨をしゃぶる手下を残し、背にメイドを乗っけて岐路へと付き―― ついでに門とそれを目指す者の事も聞きだす事にしよう。 ) [Wed 9 Aug 2006 04:03:41]
ニイ > こ、こ、こわ、れ、なな、なっ――もろ、もろ、もろっ(もろいといわれれれば、何かを刺激されたのか、壊れていない、もろくありませんと反論しようとする。も、言葉にならない。ぜえ、ぜえ、荒い息。血が傷口から流れた) あ? (その傷口をなめる女の舌。痛みに苦しみながらも不思議そうな目――抵抗することなく乗せられる。揺れにうめき声を上げながら―そのまま、運ばれていくだろうか――) [Wed 9 Aug 2006 03:47:06]
ディアドラ > … もう 壊れちゃった?造り物だから、脆いのかな。( もはや瀕死の体を晒すメイド風貌を弄ぶのをやめて獣の首をもたげ、確かめるように流れ出た血を舐め取って。 ) ねェ、アレをやった時みたいなの 見せてよ。まだまだ満足してないんだから。( せっかく盛り上がってた所なのに、と身勝手な事を言いながら、声すら人の様をなさなくなって来た造り物を見下ろし、返事を返せそうもない様子を見て取って、どうしてやろうかと考える。 ) うぅん、此の侭喰うのも詰まらないし… 野晒しにして誰ぞに喰われるのも癪―― そうだね。 お前はもう少し楽しめそうだから、生かしてあげる。 善い?死んじゃあ、ダメだよ? ( 牛魔を喰い尽し、物欲しそうに寄ってくる手下を一吼えして散らせば 舐めていた獣の口で襟元を銜え、引き揚げれば背に乗せる。塒へと連れ帰る心算で―― まだポテンシャルを出し切っていないような相手と、全力で闘う為に手当てをしてやろう。 中途半端な盛り上がりを発散する為に少々手荒な真似もするが、死ぬよりマシと我慢して頂こう。 ) [Wed 9 Aug 2006 03:35:38]
ニイ > (ホワイティア特有の>ホワイティアに似た) [Wed 9 Aug 2006 03:20:58]
ニイ > お、お、おもてな……(相手の言葉に答えようとするが、ままならない。  現在の損傷――わき腹がえぐれている――両腕の骨折および肉の損傷――右の耳から頬にかけて肉がえぐれている―。それらに伴う出血。ホワイティア特有の白い肌がますます青白い――止血や手当てをすれば―一命を取り留めることは可能だろうが――だろうが――。ほうっておけば土地の性質上死ぬだろう。前足で転がされれば、傷口が地面にこすれる。こすれれば、傷がひろがり、さらに土が入る)が、が、がああっっっ(人に似せられたものではあるが、その声は人に似ても似つかなかった。) [Wed 9 Aug 2006 03:16:13]
ディアドラ > う… くっ げほッ ぅ゛ぇ゛ぇ…  いくら興が乗ったからって… あんまり調子に乗るもんじゃない ね。 ぅ゛ うぇ ( 外骨格も形成せずにモロに貰った蹴り足は、アクロバティックな慣性も乗ってかなりの威力。 衣服すら身に着けていない腹部に貰ってはいくら化け物でも堪えたようで苦しげに眉を寄せて、それでもメイド風貌を槍は捕らえたか ) ああ、随分良い具合に刺さったね。 ねぇ、もうおもてなしはお仕舞い?ねェ、死ぬの?これからがいい所だッたのに ( ず、と槍を引き抜いて、横たわって螺子を飛ばすメイド風貌を もっと、と言うように前脚で転がすように弄び。 相手がまだ本気を出していないようで、死なせるのは惜しいが―― さて。 ) [Wed 9 Aug 2006 03:02:28]
ニイ > 見込み? し、しかしながら―――(つま先が命中するのと同時、 相手の掌から槍とも呼ぶべき突起が伸びる、打ち出される。―――両腕を交差させて、それが狙う場所をかばおうと。しかし、やりは腕を貫く。両腕の肉も骨も―。頭をそらし、直撃を避けるが、右耳が頬がえぐれてとんだ。微笑んだ顔がディフォルトなのか、その表情のまま、しかし、苦痛にそれ以上の行動はできない―ーそのまま、槍に突き刺さったまま、地面に横たわる。 螺子が体からひとつ、ぴんと音を立ててとび、地に落ちる。ぴん、またひとつ。ぴん、またひとつ。)お――おーー [Wed 9 Aug 2006 02:53:21]
ディアドラ > ( 太く逞しい魔獣の四つ足で駆けるその突撃は真ッ正面から真ッ正直にぶつかり合わんとするような愚直な行動で、体格に物を言わせたゴリ押し。避ける余地は多いにあれども、ぶつかり合えばタダでは済まない圧倒的質量による単純暴力―― それが鬼が好む力強き蛮勇であり、戦い方。 魔獣の背より伸びる衝角はメイド風貌のわき腹を掠めて、容易く布を引き裂くが―― 然し、衝角を掴みよじ登ろうとする。弾き飛ばされないのはなかなかにしぶとい。 ) 逃げなかったね?お前はなかなか良い―― 見込みがあるぞッ( 嗤う。 メイド風貌が己の不利を悟ったのは感じたが、それでも諦めずに反撃に転じようとする強かさは好ましい。 ぶわりと風を孕み膨らむスカートの裾を、魔獣の背に上半身を”生やした”鬼の娘は其れを目で追いながら、口元を吊り上げて、まるで撃鉄と起こすように右腕を構え―― 駆ける足を止め、膨らむスカートから覗くしなやかな蹴り足をあえて受けんと――  構えた右腕の掌から杭状の突起が覗き、腕を貫通するように肘の後ろから長く棒状のものが突き出るのが見えるだろう。 交差法を狙う! ) く ッ はははッ!強いものは好きか?アタシは大好きだ ッ。 ぐ ぎ ッ! ぃぃぃああぁぁッッ!! ( どッ!と爪先がめり込むのと同時、腕を繰り出し、腕を貫通するように長く伸びた【槍】を杭打ち機の如く打ち出してッ ) [Wed 9 Aug 2006 02:33:05]
ニイ > (四足による移動はこちらの予測よりも早い――所詮知力2――ろくな予測などできはしない――。斜め前方に対するはずが、相手は自分のほうを正面に捕らえているし、そして、角を向けて突撃しようとしている――フェイントを打つ準備をしていたのが裏目に出た。 とっさに回避せんと身をひねるも、角がわき腹を掠める。 牛との戦いで使った硬化はとっくに切れている―それに、何度もすれば精神力やスタミナを奪われる―メイド服は破け―流れる血――手を伸ばせば、角を掴み、それを手がかりに跳び上がろうと。跳び、そして、空中で足をひらき回転させ、魔獣の上に乗る少女の胴体、可能ならばみぞおちにつま先を入れようと。 高度な技というのはスタミナと集中力、精神力を消耗する――これがよけられるなりたえられるなりすれば、女の攻撃力はかなりおちてしまうだろう――)はい――お嬢様は―お美しい、です――強いからっ [Wed 9 Aug 2006 02:09:01]
ディアドラ > は は は ッ、アタシを美しいと言う?命を狙われているのに?おかしな奴――… ( この魔界で見た目の美しさなどアテにならないものだけれど、取り囲まれて冷や汗を垂らしながら美貌が崩れる事を気にかけるは可笑しく、不機嫌も何処へやら愉快そうに笑い。何より、やる気なのが良い。 ) あんまりあっさりで拍子抜けしてた所だもの、精一杯の持て成して貰いたいな。 譲られるよりも勝ち取った方が、気持ちイイもの!( 地を蹴り、距離を詰めんと身を屈めるのを見れば 小細工無用。こちらも駆け出し、正面から体重と勢いに任せ衝突し、背より前方に回りこむ2本の衝角にて攻撃諸共貫かんと―― フェイントは見抜けない、というよりも気にせず、そもそもそう言った小細工ごと打ち砕かんと言う風。 衝角を引っ掛けでもすれば、しゃくりあげる心算―― ) [Wed 9 Aug 2006 01:44:15]
ニイ > (PL:遅いレスごめんなさい) [Wed 9 Aug 2006 01:29:24]
ニイ > そ、それはもうしわけありません―お嬢様? ですが、そ、そのようにお怒りになられると、せっかくのお美しいお顔が―ああ、狼の皆様、お粗末ですが、どうぞ――  そ、そういったおもてなしをお望みでしたら――? それは、もう、精一杯おもてなしをさせていただく―(相手が怒った顔をすれば、困った表情を強くする。とん、とん。軽く足をそろえてはねる。相手が回るたびに体の向きを変える。地面をければ、一気に距離をつめんっ。歩み寄り相手の左斜め前方に進み、足の膝をめがけてけりを―――入れない。フェイント。相手が左足への対処をしている間に、その脇を通り過ぎようとするが――相手がフェイントをみやぶる、そうでなくとも足への攻撃を気にせず反応しない、あるいは反応をしても、すぐにこちらの意図を見抜く―などであれば相手に機会を与える可能性が高い。近づく前に迎撃ということもありうるだろう。ともかくも接近し、足へのこうげきとみせかける動きをするつもりだが―――) [Wed 9 Aug 2006 01:28:58]
ディアドラ > そのすっ呆けた反応… ムカつくわ。くるーん、とか回ったりしたらもうもうもう!( 主にゲソを思い出して。結果的に助けれられて、種も取り除かれたのだけど、その後も良いように弄ばれた恨みは晴らさで置くべきかー!丸っきり私怨で八つ当たりなのだけどキィィ、と もどかしげに苛立ちを露にして牛魔獣を踏み躙り。 ) …くどいし、判りにくいね。( 指折り数える様子を眺め、切り捨てるよに言い直す。 ) アタシが聞きたいのは アタシが”そういう”お持て成しを望んでいたとしたら、どうするの?ってコト。( 牛魔獣の遺体を蹴り飛ばし、喰って良し、と合図すれば魔獣達は我先にと喰う事に夢中になり―― 半人半獣の娘は嗤いながら間合いを計るように周囲を回り始め ) [Wed 9 Aug 2006 01:08:32]
ニイ > そ、そのように見られては――て、てれてしまいます(顔を赤らめながら、こちらも、ちらりちらりと相手の集団を観察し返す。特にディアドラを中心に―。そのディアドラがいぶかしがっているのを見れば、不思議そうに表情をみて。)ふ、踏みつけては中身が――こ、こぼれてしまいます――。ご、ご明察です――私は―造られたもの―人に似せて造られたもの――もてなしのために。  おもてなしとは――なにかを差し上げること。何か?―たとえば、お料理――たとえば、お話――敬意――そして、拳に、蹴り。(顔の前に掌を移動させる。お料理、お話、というたびに指を折り曲げて。)  そ、そういうことに、なるでしょうか――そ、その方を前に、できることを、精一杯に――させていただきました―(相手の不機嫌さが消えたか? 笑みが戻ったのを見れば、目を細めて。) [Wed 9 Aug 2006 00:54:29]
ディアドラ > ( 問う間も頭一つ程高い場所からじろじろとメイド風貌を観察する。 人型である事はそう珍しくはない、自分はニンゲンの猿真似のようであまり好まないが、服を着ていることも。異様なのは継ぎ接ぎだらけの躯。誰かしらの被造物か―― 視線は周囲をちらりと伺う。”コレ”が誰かしらの被造物であればその主人が居るかも知れぬ、と。 だが視界の範囲にそれらしき者は見えない。 執拗なまでに打ちのめされた牛のような生き物へと視線を戻せば、惚けた返事が返る。 それが、先日さんざん弄んでくれた仇敵の言のようで少々気に障る―― まだ入っている気がして、腹立たしい。さておき ) 見たまま造りモノか――… 別に孕むかどうかなんて聞いてない。 おもてなしとは、何?( 理解不能な言葉に、不可解そうに眉を上げる。奉仕の心等知らぬ。謎の言葉は続けられて ) 要するにー… コレはやる気のようだったし、殺せそうだから殺ッた。そういう事?( 自分風に単純化しつつ、ど、と骨の砕けた牛のような生き物を踏みつけながら嗤う。思ったより、悪くない。 ) [Wed 9 Aug 2006 00:40:16]
ニイ > い、育児?こ、子育てですか――わ、私に出産機能は――つ、ついていません―― お、お客様―いえ――お嬢様方が、おもてなしを――お食事によるおもてなしを――望んでおいでかと――違いましたでしょうか?(群れの向こうから現れた少女にも笑んだまま、女は首を傾げてみせる。その間も目の前の女から群れから注意を怠らない。ただし、多数に注意を払うというのは、集中力と精神力を消耗する。滴る汗。ぽた…地面に落ちる。息が少し荒い。それでも、笑みは維持している)なぜ?(一二秒黙る)――そ、そういった種類のおもてなしを望んでおいでのようでした―ですから―私も楽しみました―わ、私(あごに手をあてて、くすと笑み声を漏らす。)それに――わ、私でもおもてなしが――そういったおもてなしが―ーできる――弱者でしたし?(口元がひくり、と動いた。) [Wed 9 Aug 2006 00:27:50]
ディアドラ > ( 一匹一匹を見れば痩せ枯れて取るに足らない魔獣達、頭数は10に届くか否か―― 群れたとしても一人でも退けることは容易であろう。が―― その中に、少し遅れて重量級の足音が混じる。 取り囲んだ魔獣達に比べればあからさまに大柄で、捩れた角を生やした少女を背に生やしたそいつは、他の魔獣を押しのけて現れる。 群れの長を探す目には容易く目に留まろう。 そいつは駆けて来た惰性を殺しながら汗の匂いを感じさせながら、惚けた事を言うメイド風貌を値踏みするように、周囲を周り始め―― ) ふゥん。 寄越せという前に差し出すの? 意気地の無い事―― ( 掌で示される、まだ痙攣する程に活きの良いご馳走を前に、少々勢いを殺がれた事が不満そうに鼻を鳴らし。 ) では戯れに問おうか。 何故殺した?( くい、と今まさに死を迎えんとする獲物を顎で示し。 魔獣達は様子を伺うように周囲を回り続ける ) [Wed 9 Aug 2006 00:15:06]
ニイ > こんばんは、皆様――(触れかけていた手は、牛の頬から離れる。かがめていた腰をあげるとごく自然な動作で体を回転させ、周囲を見回す。 牛との戦い?あるいは拷問に夢中になっていたのだろう。 周囲を取り囲まれていた。  すぅ。牛から距離を開けて。 一番包囲が薄そうな場所とリーダーっぽいものを目ですばやく探しながら。――知能が低い。それなりの労働をした後ならば、脳が本来どおりには機能していなかろう―みつかるとはかぎらないが)ほ、本日は、牛系魔獣の生肉ステーキ――撲殺風味――く、草と一緒に召し上がっていただくと、なお(掌で撲殺死体を示しながら―。 その掌には労働による汗が浮かんでいる。 汗が浮かんでいるのは、掌だけではなく、額にも―あるいは服の中にも) [Wed 9 Aug 2006 00:06:52]
獣の群れ > ( メイド風貌が今まさに獲物に対し、止めの一撃を加えたその時 上がる咆哮は狼に似て。 その咆哮は、弱肉強食の大地に相応しい襲撃の合図と容易く知れよう。 過酷な不毛の大地故に、獲物を横合いから掠め取らんとするケダモノは多い。 多数の土蹴る音が近づいてくるを感じ取れるか―― それらは犬に似た魔獣の群れ。 そいつ等はあっという間に接近し、惰性の勢いをもって威嚇し、逃げ場を狭めるように周囲をぐるぐると回り始めるだろう。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:56:25]
お知らせ > 獣の群れが来ました。 『 雄叫び 』 [Tue 8 Aug 2006 23:56:02]
ニイ > −―――(打撃音とともに、いくばくかの時が流れる。  そこにいるのは土ぼこりで服を汚した女と―体中にあざを浮かべ、全身の骨を破壊された獣が横たわる姿)――あ、あら――も、もう、おもてなしをうけとっては――いただけ、ませんの?(獣の正面に回りこんだ女は身をかがめ、獣の瞳―完全に光の消えたそれを覗き込んで。  獣は答えない。反応しない。ぴくりとも動かない。 女は笑みを浮かべてはいるその顔に、寂しさの色を混ぜた。 女の手が、光沢を放つ手が、牛のほほに触れる。そのほほをなでて……) [Tue 8 Aug 2006 23:54:33]
ニイ > お、おもてなしは一撃―――(女の足が地をける。女がいた地点を駆け抜けようとする、牛のその側面に。その腹へ拳―光沢をはなつ拳を撃つ。命中。 骨が折れた音。 横転しながら、それでも前に移動する力は消えず、斜め横に転がっていく)――にはあらず、と。さ、さあ…こ、これから、です、よ?(牛は地面に倒れながら、それでも、手足をひくひくさせていた。立ち上がろうとしているのかもしれない。女はそれに近づいて―――足に、正確にひざを狙って手刀を落とす。 四本の蹴りを受けないように繊細な注意を払いながら。 それでも、力強く、手刀をたたきつけた。  ボキ。) [Tue 8 Aug 2006 23:44:39]
ニイ > ご、ご挨拶が遅れました…(女がぺこりと頭を下げる。そこにできた隙を見逃すほど、鈍くはなかった。あるいは――メイドのたくらみに気づくほど賢くはなかった。 土をけり、姿勢をただし一直線に向かっていく。 突撃しながら気づく。頭を下げる女の肌が奇妙な光沢をおびはじめたことに。けれど、突撃はとまらない――とめれない。女が手を地面につける。倒立、そして横に回転する。両足足をつけたのは元の位置より1メートル近く左。牛はそれでも、とまらない。女がいた地点へ…。そして、女もとまらない。拳を腹よりやや上へ)め、メイ道にこうあります―― [Tue 8 Aug 2006 23:36:35]
ニイ > う、うふふ……お、おもてなし? ほ、保存食?(壊れた笑みを浮かべながら、牛のような魔獣と向き合う女。おそらく、森から迷い出たのだろうか。獣の鼻息は荒い。 女はいつものごとく姿勢を正し、膝の上に両手を置いた姿勢。 獣と女の視線が交差する。女の瞳は柔らかで、獣の瞳は血走っていて。   獣は気づいていない。 女が穏やかな笑みの裏で“力”を蓄えていることを) [Tue 8 Aug 2006 23:27:13]
お知らせ > ニイが来ました。 [Tue 8 Aug 2006 23:23:10]
お知らせ > ミムートクスが帰りました。 『その足取りは軽くしなやかに』 [Tue 8 Aug 2006 23:08:02]
ミムートクス > (細めていた目をゆっくりと見開き、その場でのそりと身を起せば)急ぐ事は無いだろうが・・・・・・。(真っ黒の毛を逆立たし身を震わせながら呟き)遅すぎても不味いだろうしな。(続けた言葉と同時、視線の先にあるジナイ半島の方角へとゆるりと駆け出し始めて。)(その足取りは決して遅いわけでもないが速くもなく、どこか散歩をしている猫の様な印象を与える姿で丘の上から姿を消して。) [Tue 8 Aug 2006 23:06:58]
ミムートクス > (微妙に匂いが変わった魔界の風。その原因は人の世界とこの世界とが繋がった事なのだろうか?そんなどうでも良い事を考えながら)そろそろ門を目指すべきか?(自身が次に行おうとする行動に対して、先ほどの様な口調で呟きを続ける。今回の伝令で自身同様に様子を窺っていた他の者達も動くだろう。それならば、下手にこの辺りで協力者を探し続けるよりも門の近くの方が他の者と遭遇する可能性も高いだろうと考えての行動。勿論、自身が門の様子を探りたいと言う理由もあるからだが。) [Tue 8 Aug 2006 22:59:21]
ミムートクス > (閑散とした丘の上で黒い獣はジナイ半島のある方角を見つめていて。)門が開いたと言うが・・・・・?(まるで誰かに確認をするかの様な口調でポツリと言葉を漏らせば、目を細め鼻先を小さく震わせる。)(赤き暴君が指示した伝令は瞬く間とまでは行かないが、順調にこの大陸に広まって言っているらしく、それはこの黒い獣の耳にも入っていて。) [Tue 8 Aug 2006 22:51:30]
お知らせ > ミムートクスが入室されました。 『丘の上に伏せる黒い影』 [Tue 8 Aug 2006 22:46:20]
お知らせ > カタリナが退室されました。 『そして、カタリナの中で空を飛べる奴に対して妙な敵対心が芽生えたのだった。』 [Tue 8 Aug 2006 01:36:11]
カタリナ > ( 高速で回転していた舌はやがて速度を落とし、しゅるしゅると口の中に引っ込んでいった。そしてまたとぼとぼと歩き出すのだ。どうやら自分は空を飛べぬ存在だと気付いてしまったらしい。 ) カタリナ・ショーック……。 ( がっくりと肩を落とし歩くその様は、どこか悲しそうであったとか無かったとか。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:34:03]
カタリナ > ( ! そうだ、舌だ!カタリナ、二度目の豆電球。 ずるずると舌を引っ張り出すと、今度はそれを頭上でひゅんひゅんと回し始めた。竹とんぼとか、その要領で今度は空を飛ぼうと言うのだ。 ) ヒャヒャリナ・ヒョフヒャー! ( ※カタリナ・コプターである。3mに及ぶ長い舌は唾液を撒き散らしながら風を切り、その身体はふわりと浮いてつま先が―― ) ……………! ( 地面から離れなかった。ただの爪先立ちである。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:30:29]
カタリナ > アアァァァ―――ッ! カタリナ・フライィィィィング! ( ばたばたと手を動かしてぴょんぴょんと跳ねる。上へ、上へ、兎に角上へ。しかし、それだけで飛べるほど魔界の重力は甘くない。そもそも魔界は重力と言う力でリンゴが地面に落ちるのか怪しいが。 ) フラィィィング!フラィィィング! フラ…… ぎにゃーっ! ( 叫びながら跳ねていたら着地の時に舌を噛んだ。真っ赤に晴れ上がった舌を口から見せながらごろごろ転がって悶える。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:24:19]
カタリナ > ( だらんとだらしなく垂れた舌、虚ろな瞳、ふらふらとした足取り。他の悪魔に見つかれば真っ先に餌食になりそうではあるが――。しかし走る気力が沸かないのだから仕方ない。ああ、空が飛べれば―― カタリナは上を見上げる(首が足の間についているのであまり上を見る事が出来ないのだが。 ) ……! ギヒッ! ( きらりーん。豆電球のエフェクト一つ。 どうして自分が飛べないって決め付けているのだろう。試した事も無いのに決め付けるのは良くない。そう思ったカタリナは両手を広げた。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:21:11]
カタリナ > ( 大穴でもあればそこに潜んで暫し身を休めるのだが、生憎見渡す範囲にはそのようなものは無い。ならば隠れられるような所にぶつかるまで、と足を進めてもう数時間になる。 ) ………… ぁぅ……。 ( 思わず溜め息が漏れた。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:14:11]
カタリナ > ( カタリナだって、ずっと走れば疲れます。樹海を出て川を下りこのイーディス大地に出た。延々と変わらぬ風景が続く道は徐々に歩くという気力を削いでいった。しかし、樹海と違い隠れる場所の無いこの平坦な地で立ち止まり休むのはあまり得策では無い事をカタリナは知っている。空でも飛べれば違うのだろうが――……。 ) ………。 ( とぼとぼと、ゆっくりとした足取りで進んでいった。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:11:11]
お知らせ > カタリナが来ました。 『歩く。』 [Tue 8 Aug 2006 01:06:26]
お知らせ > ディントが退室されました。 『つまらねぇていうんだよ』 [Mon 7 Aug 2006 20:18:36]
ディント > ( しかし、男にとってそれはとても瑣末なことである。 )( 人間であろうと悪魔であろうと、男は今は悪魔であり、下級ではない。知能もある、悪魔と呼べないような無能な奴らとは違うのだ。化け物、モンスター、大いに結構。ケダモノ? さらに結構。 男にとってなんと呼ばれても構わない。 所詮、己に勝てなければそいつらは口先だけの奴らだ ) ―――つまらねぇって言うんだよ! ( 男は最後に渾身の力で死体を蹴り飛ばした。 死体は緩やかな弧を描いて、落ちる ) ――― ( ちっ、と舌打ちが漏れる。 死体を蹴るためだけに追うのもめんどくさい。再び石に腰かける )    [Mon 7 Aug 2006 20:18:07]
ディント > ( 懐から煙草を取り出す。咥え、火を点けてしばらく男は空を見上げていた )( そして、 ) ――――つまらねぇ、やっぱりつまらねぇ、つまらねぇって言うんだよ、ここはっ ( がんっ、 )( 男は思いっきり石に踵を叩きつけた。石に小さなヒビが入る ) ―――つまらねぇ! なんだこれは! ああ? こんなんじゃ満足できるかって言うんだ! ( 男は石から飛び降りると、死体を思いっきり蹴りつけた ) ――あいつだ! あの野郎! あいつ程度の野郎はいねぇのか! てめぇみてぇに彼我の実力差もわからないようなゲロ野郎なんざ求めちゃいねぇんだよこっちは! ( ゲル状のその死体は蹴られるたびにその形を崩していく。 )( 当然、男が破壊したのは核であった。 )( 故に、体自体は物理的衝撃に強いのか、いつまでも男の蹴りを受け止めて揺れていた ) ―――ああ、つまらねぇ! 俺の渇きを、飢えを、癒せるヤツは居るのかって言うんだよ、ああ!? ( 男は声もない死体を力いっぱい蹴りつけた ) ――居たんだよ! 目の前に! だが、戦えない! 殺せない! 死合えない! 忌々しい制約め! ( それは忠誠の制約。 かつて、男の祖先が上位の悪魔と結んだ契約。 故に、男は再生と鱗の腕と言う力を手に入れた )( 元は、ただの下級も下級の悪魔であった一族。 )( 否、もしかしたら人間であったのかもしれない ) [Mon 7 Aug 2006 20:13:40]
ディント > ( 男は視線を四方へと向ける )( 北や南に向け、東から西へと視線を向ける ) ――――つまらねぇ ( 女形の悪魔でも見つけたら襲ってやろうか )( 男はそんなことを思う。欲に塗れた生物が故に、思ったら行動ははやい。 しかし、見つかるものでもない )( だったら、強いやつはいるか。 しかし、同じく周囲には人影すらない ) ―――つまらねぇ ( 男はもう一度言って、足元に死体を置いたまま、石に腰かけた ) [Mon 7 Aug 2006 20:06:00]
ディント > ( それは食事に適した生物とは思えなかった。 )( 主にゲル状。 骨が無く、そのほとんどが水分でできているようなものだった。男は鼻を鳴らした ) ―――― ( それは男に襲い掛かった下級悪魔であった。 いや、そもそもそれは悪魔であったのだろうか。 )( 男は知らないし、興味も無い )( ただ、襲われたから殺しただけだ ) ――――飯になりそうな、ヤツはいないな ( 一面見渡せば荒れた土地 )( 森林地帯も遠く、あまり生物が居るとは思えない。同じく、植物が生えているわけでもない ) ――エル・ニール。もしくは泥人形なら食べるのかもしれねぇが ( ごすり、と蹴りつける ) ―――俺には食えねぇな ( 男は唾を吐きつけた ) [Mon 7 Aug 2006 19:55:23]
ディント > ( 拳は血に染まっていた )( 血染めの拳が突き抜ける。突き抜けた拳は地面を破壊した ) ――― ( 男は腕を振るい、血を落とす )( 血で濡れた拳をハンカチで拭いながら、男は小さな溜息を吐いた ) ―――不味そうだな ( 男は足元の死体を蹴りつける。 いや、それは性格には死体ではない。 まだ、息はある ) ――― ( 男は持ち上げた足でその生物の喉元を踏み潰す ) ――――― ( つまらない、と男は思う )( つまらないから、終わらせてやる )( 再び持ち上げた足で頭を踏み潰す。 呻き声のようなものを漏らし、その生物は息絶えた。  )( こんどこそ、それは死体となった ) [Mon 7 Aug 2006 19:47:46]
お知らせ > ディントが来ました。 『重い衝撃』 [Mon 7 Aug 2006 19:46:53]
お知らせ > エレノアが帰りました。 『( 次なる紳士・淑女を求めて、荒野を往く )』 [Mon 7 Aug 2006 05:47:21]
お知らせ > ブスシが退室されました。 『さて、はて、どうなることやら。』 [Mon 7 Aug 2006 05:45:15]
エレノア > ( 教えられなければ『腐犬の主』とでも呼称しただろうか。 協定を結ぶ事が出来ずとも、『邪魔をしない』というのであれば、グドルフに限定してそれは結んだ事と同義とも言える。 名を聞いて、改めて礼を ) ―――かしこまりました、ブスシ様。 我が主も貴方の行動を阻害する事は無いでしょう。 ―――永住をお考えですか。 ( それは意外な発想だった様子。 告げられる目的を反芻して… ) ―――いいえ。 おやすみのところを申し訳ありませんでした。 御協力に感謝いたします。 ( 『ごきげんよう』 と礼をしたら、こちらも再び歩き出す ) [Mon 7 Aug 2006 05:31:24]
ブスシ > あぁ構わんよ。まぁもっとも本当は名前なんぞ無いんだが……ブスシ、毒師。 ブスでもいいよ。 (とりあえず、相手の意向を聞けば、特に此方には関係なかろうと満足げに頷いて) あっしゃあ、アッチの居心地が良けりゃぁ、ココと同じようにして暮らすだけですよ。 (聞いてばかりでは悪かろうと一応此方の目的も伝えれば、ゾンビ犬を従えて、この場を離れようか。もう少し静かなところで休むとしよう) それじゃあ、そろそろあっしはこれで。他に何かありやすかい? [Mon 7 Aug 2006 05:23:06]
エレノア > ―――。 ( それは意外な返答だったようで、すぐには言葉を返さずに、暫しの沈黙。 けれどその返事を聞けば、なるほど信じられないのだと納得する。 主は自分の認識と力を信じ、その上で相手を信ずるに足る者かどうか決めると言うのだろうけど… 根本的に、考え方が違うのだろう。 けれど統率者を立てるという事の方が、この界の住人達の間では無理があるようにも思えた。 特に、人界を目指すような、一定水準の力を持った者達の間では ) ―――貴方の考えは了解しました。 お名前を、お聞かせ願えますか? ( 手を振る様子には一礼を返し ) ? いいえ。 そのような事はありません。 主は見極めたいと仰せです。 人間がただの弱者であるのか、あるいは挑むべき強者であるのか… そして、その味を。 ( ただの例えというか… それらの最初の段階で、『人』という種を知らなければどうにもならない。 『自由にやってくれ』という意思表示は、実は結構重要な事。 ここで積極的に妨害するような素振りを見せるのであれば、抜いていたかもしれない位。 ―――人界へ渡って戦う事になるかもしれない相手なら、魔界に居るうちに済ませるというのも選択肢だ ) [Mon 7 Aug 2006 05:13:59]
ブスシ > なんだい?あんたの主人は人間が食われると何か困るような人なのかい?それともただの例えかい? (相手の目的をようは物見遊山とかなり無茶のある解釈をすれば、そんなもの邪魔しても何の徳も無いからそりゃあ自由にやってくれ、と、そのこと自体は邪魔しない旨を告げた) [Mon 7 Aug 2006 05:06:15]
ブスシ > …………。 (しばらく老人風貌は考え込むように動きを止めた。本当に考えているのかはわからないが……やがてゆっくりと口を開けば) 色々と聞いた上で悪いけども、やっぱり聞けんねぇ。そもそんな約束口じゃあナンとでも言えるが実際わからんじゃないか。いざ弱った時に喰われちまうなんてありそうな話じゃないか。 上に頭がいてきっちり統率するってぇならともかく、下手に安心感をもって逆に墓穴掘ることになりかねん。わるいがあっしぁ乗らないよ。 (悪かったね、と手をひらひらと振って) [Mon 7 Aug 2006 05:03:53]
エレノア > ―――例えば主の目的は、一先ず人界がどういったものであるかを知る事ですが、貴方が人界で人間を喰らおうと、どうしようと、それについて一切の干渉を控えます。 貴方にもまた、主の目的を妨害しないでいただきたいのです。 ( 難しく言ってしまったかもしれないけれど、その中身はどこまでも単純。 助け合う必要なんて無いけれど、最低限邪魔しない、それだけだ ) [Mon 7 Aug 2006 04:56:45]
エレノア > ―――難解な話ではありません。 人界を目指す者同士、互いの行動を阻害するような事は避けようという提案です。 主は貴方の身の安全を保証し得ません。 協約を受け入れて頂けるのであれば、主が貴方を手にかける事はありませんが、協約を結んだからと言って主が貴方を守護する事はありません。 また、貴方も我が主を守護する義務を負うようなものではありません。 ただ、獲物の横取りを控えるなど、人界において魔界の住人同士で争う可能性を減らす為の提案です。 ( 実は、改めて確認する必要なんて無いことかもしれないけれど。 とかく好戦的な魔界の住人達だ。 そんな口約束一つあるだけで、人界への旅(?)は人界にだけ集中できるものになるだろうと ) [Mon 7 Aug 2006 04:46:57]
ブスシ > はぁ、正直学の無いものには、わからんねぇ、紳士、協約?あっしぁあ紳士でもなんでもないが……すまないね、もう少し噛み砕いてくれんかね? (困ったようにフードの上から頭を掻いて。猫背の体をさらにまげて) そのグドルフ何某さんが、こっちの身の安全を保障してくれるならいいけども、その場の判断だしねぇ、あまり良い話とは思えねぇなぁ。 いや、別にたてつくつもりもありゃぁせんがね? (腕組みして唸る当たり、あまり乗り気ではないようで)  [Mon 7 Aug 2006 04:28:49]
エレノア > ( 最終確認をする前に。 『我が主の名はグドルフ=シュトローム。魔界の紅い紳士であらせられます。』 と ) [Mon 7 Aug 2006 04:24:25]
エレノア > ( それはもっともな答え。 ただ『顔が分からない』のはある意味お互いさま。 主の名を答えるのは、もう少し後にする ) ―――必ずしも目的を同じくする必要は無く、あるいは相互の目的の為に協力し合うという事を意図する言葉ではありませんので、紳士協約と言った方が適切かもしれませんが。 ( 『協力関係を結ぶ』 という表現で通っている節があるので、多少紛らわしいけれどそれを使用していた。 発せられる声は、淀みなく ) ―――異界への門が開くという極めて稀な事態に際し、同じ界の住人同士で争うのはあまりに不毛というのが主のお考えです。 貴方には人界へ渡った際に、互いの目的に譲歩し合い、同族同士での潰し合いを極力避けるという提案に同意して頂きたいのです。 受け入れて頂けますか?  [Mon 7 Aug 2006 04:22:23]
ブスシ > はぁ……成る程ねぇ、だが、顔も解からん、名前もわからんじゃあ判断のしようも無いね。 で?具体的にはどう協力しろと言っとるんだね? (相手の質問にはあえて答えず、代わりに向こうに行ってからの具体的な案について尋ねて) [Mon 7 Aug 2006 04:17:43]
エレノア > ( 次の瞬間斬りかかって来ないなんて言えないのが魔界クオリティーな気はするけれど、そんなに高性能でもなし、気を抜かなければ大丈夫だ。 お互いに ) ―――はい。 主も存じております。 『も』と仰るのは、貴方が人界へ渡る意思をお持ちという事ですか? ―――主は人界へ渡るに当たり、同じく人界を目指す方々と、協力関係を結ばれる事を望まれております。 [Mon 7 Aug 2006 04:03:19]
ブスシ > ……。 (とりあえず、喰えない。とりあえず、従者。害がなければ特に気にする存在でもあるまい、と考えれb一人納得したように頷く。魔法生物。元々従士として作られたのなら、添う無茶なこともしてこないだろうと考えて) あぁしっとるよ、ある程度有名な話だ。アンタの主もかい? [Mon 7 Aug 2006 03:55:29]
エレノア > ( 例えば主に触れる可能性のある時は、なるべく違和感を与えぬように体温を持たせはするけれど、それはやはりオマケ機能の一つであって、この固体の維持とは何ら関わりの無い要素。 左右に揺すられる体を見つめる眼の雰囲気に、それを攻撃の予備動作ではないかと勘繰る若干の変化を宿しつつ ) ―――エレノアと申します。 さる紳士にお仕えしております、メイドサーヴァントです。 その問いに対し厳密な回答は不可能ですが、私は魔法生物に分類される存在です。 ( とは言え、案山子に宿るような、実体を持たない魔族もあると聞く。 一応感動も無く木偶と答えるものの、相手にとって重要なのは喰えるか、喰えないか、だろうか。 多分後者 ) ―――伺います。 数日のうちにジナイ半島において、人界への門が開かれるという話を御存知ですか? [Mon 7 Aug 2006 03:47:33]
ブスシ > ……。 (どうも相手から熱を感じることが出来ない。まるで何処かの城にでも勤めているような優雅な仕草を漠然と眺める) その前に一つ。あんた魔族かいそれともただの木偶かい。 (ゆっくりと左右に体をゆすりながら、相手の言葉に、逆に先に問いかけて) [Mon 7 Aug 2006 03:34:03]
エレノア > ( 犬はとりあえず無視。 声をかけるに値する対象とすら捉えないようで。 ただ、その朱色の瞳へ、いっそ穏やかなくらいに見える黒瞳を向けていた。 温かみは無いけれど。 ―――魔界であってもおぞましいとされるであろうその様子に怯む事も無く、ややあってゆっくりと起き上がる身体に、スカートの裾を摘む礼をする ) ―――失礼致しました。 突然の非礼をお許しください。 2,3お伺いしたい事がございます。 構いませんか? [Mon 7 Aug 2006 03:25:21]
ブスシ > ……ぐちゅ……。 (赤い目は一度フードの陰に隠れる。ひき肉を手で乱暴にかき混ぜるような音とともに、フードの下で人型が形作られゆっくりと起き上がる) 解かるが? (相手を警戒しているような声色。朱色の瞳は、生気のない相手を観察していって) [Mon 7 Aug 2006 03:17:54]
エレノア > ( 開けた場所でまだ距離のある、吠え出した犬を捉える。 犬の出で立ちがちょっと妙だからと言って気に留める事も、それで歩調を狂わされる事も無いけれど、襲って来る訳でもなくただ吼えるのは、仲間を呼んでいるのだろうかと周囲を見回して。 …少し距離を縮める頃には、その眼を盛り上がったフードへ向けていた。 …普通に話す声が一般的な聴覚で捉える事の出来る距離まで接近し… 足を止める ) ―――確認します。 貴方は私の言葉を理解しますか? ( 平坦な声 ) [Mon 7 Aug 2006 03:14:16]
ブスシ > (まるで爆音のように、ゾンビ犬は鳴きだす。気道の一部がソンショウしているためか、風がもれるような音もして。それを聞きつけ地面から這い出した本体は、小山のように盛り上がったフードの下から人影を観察させようと、朱色の瞳を光らせて) [Mon 7 Aug 2006 03:05:19]
黒と白 > ( そこを通る人影がある。 黒と白を基調にした給仕服を一分の隙も無くかっちりと着込み、腰には装飾性の強く見える二振りの長剣を提げ、手には苦も無く巨大なトランクを携えて。 荒野を吹き抜ける風に几帳面に整えられた髪を弄られながら、機械的なまでに規則的な足取りでジナイ半島方面へと進んでいた ) [Mon 7 Aug 2006 02:59:59]
お知らせ > 黒と白が来ました。 『( 暫くして )』 [Mon 7 Aug 2006 02:52:49]
ブスシ > よし、誰かが来たら、狂ったように吼えだせ。 (ゆらゆらと左右に怪しく揺れる野犬にそう命令すると、ふたたびグチャリと崩れて不定形に戻る。そのまま、本体だけ半ば地面にもぐりこめば、束の間の休息の時間をとって……) [Mon 7 Aug 2006 02:47:38]
ブスシ > (しばらくて、弓を放った絃の音のような余韻を残して、呪文が完成する。のそり、死体が動き出せば、城と赤ににごった眼球がせわしなく周囲を認識しようと動き回る) さてさて……しばらくの番犬くらいにゃぁなるかね。 (隠れるところが殆ど無いこの台地。純然たる自分の戦闘力だけでは危ないだろう、と判断して) [Mon 7 Aug 2006 02:27:44]
ブスシ > ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ……。 (そして、双頭の野犬の頭一つを胃袋に収めれえば、その傷口から白い、細長い蟲を潜入させて……自身は人の形を成していく。寄生虫が脳を目指す中、ブスシは呪文を唱え続けて) [Mon 7 Aug 2006 02:11:07]
ブスシ > (ゴカイのようなチューブ上の口が肌を食い破る。しかしそれだけならまだ振りほどくことも反撃も出来ただろう。だが、操られた蟲たちが野犬の足に絡みつき、動きを阻害する。やがて、ワームも何箇所か噛み傷をもらったが、何とか倒すことが出来て。骨を砕き咀嚼する音が聞こえる)  [Mon 7 Aug 2006 02:01:51]
ブスシ > (野犬は勢い良く、二つの喉笛を食いちぎる。しかし口内に残るのは蛆を初めとした蟲のみ。まずそうに吐き出す野犬を、犬もどきの下腹部に生えたルビーの瞳が睨みつけて……不意に蟲の塊から飛び出すワーム。やせても枯れてもドラゴン種のそれは、不意を突かれうろたえた野犬の首の付け根に思い切り喰らい突いた) [Mon 7 Aug 2006 01:46:55]
ブスシ > っ!! (なにやら気配を感じて動きを止めれば、向こうからゆっくり歩いて来る双頭の野犬を見つける。向こうも此方を捕捉しているらしく、喉を鳴らしながら、近づいてくる) うぞ……。 (ローブをまとった塊は、やおら波立つと、相手の形を模すように形を変える。双頭の犬は、それを忌々しそうに睨みつけると勢い良く喉笛に喰らいついた) [Mon 7 Aug 2006 01:34:54]
ブスシ > (身を隠すものの無い大地。しかし、浅い溝、わずかな岩場など、出来る限り目立たないルートを、うぞうぞとかりそめの体を操って動いていく。時折他の生き物にも遭遇するが、弱いものであれば向こうから逃げていき、危険を感じれば此方から離れていく。そうやって争いを避け、遠回りしながらも進んで半島を目指す) [Mon 7 Aug 2006 01:22:46]
お知らせ > ブスシが来ました。 『地を這うフード姿』 [Mon 7 Aug 2006 01:11:42]
お知らせ > ミムートクスが退室されました。 『黒き獣が疾駆する。』 [Mon 7 Aug 2006 00:32:11]
ミムートクス > (タタンガの言葉を聞けば、何だか微妙に勘違いされてそうだな何て思って。まぁ、それも当人達が会った時に解決されそうだが。貴方が横穴へと身を潜めたのを見れば)また会うときがあれば。(その背に一言だけ告げて。それから間を置く事無く、空を仰ぎ鼻先を数度震わせれば)行ってみるか。(風に紛れる嗅ぎなれぬ匂いを頼りにその場から駆け出して。) [Mon 7 Aug 2006 00:31:33]
お知らせ > タタンガが帰りました。 [Mon 7 Aug 2006 00:25:29]
タタンガ > …そう、か…手下には、ならんと…会ったならば、伝えてくれ…(そういい残すと、頭を傾けながら窮屈そうに洞穴へ体を潜り込ませた。)では…時が来た時、また…(グイグイ…) [Mon 7 Aug 2006 00:25:16]
ミムートクス > (何だか覚えてるのか覚えてないのか分からないタタンガの言葉。内心、大丈夫なのか?とも思ったが、口に出すことは無く)俺はもう少し探してみる。(ここにいたのはあくまでも休憩のため。それに新たな協力者を得たとしても、他の協力者が不要になった訳ではない。次に行う行動を告げ、貴方から数歩離れれば)言い忘れていたが、グドルフ達は俺と少し考えが違うかもしれん。(自身と協力を結ぶ際に、グドルフは互いに不可侵である事だけを言っていた気がして。無論、一言一句覚えているわけではないために、曖昧な言葉でその可能性がある事を付け足す。) [Mon 7 Aug 2006 00:22:53]
タタンガ > (色々な名前が入り、そして通り過ぎた。)…ミムートクスから聞いたと、伝えれば…(大胆にはしょる。とりあえず巨人が覚えられたのは、それくらいであった。 洞窟の縁に手を掛けて、一寝入りせんとし…ミムートクスを見る。)…貴殿は、これから…? [Mon 7 Aug 2006 00:16:17]
ミムートクス > (協力要請に対して相手の答えは「YES」それを聞けば)受けてもらえるならありがたい。(獣なりの笑みを浮かべれば、貴方に向かって双告げて。相手からの尋ね言、自身達以外の仲間の事を聞かれれば)俺が会ったのはルシアと言う白い魔の者とグドルフという赤き魔の者二人だが、グドルフという男にはまだ仲間が居るそうだ。(自身があった二人の魔の者の特徴を告げた後、あっていない他の3人の名前がニイ・雪白・エレノアであるらしい事を付け足す。)もし、ルシアとグドルフに会ったならば、俺の名前を言えば良いだろう。(どちらも自身よりも目立つ姿ゆえに、見ればすぐに分かるだろう何て言って。) [Mon 7 Aug 2006 00:12:46]
タタンガ > …成る程…(深く感じ入った、とばかりに深く頷く。)我等の数は…少ない…それは、重要な事だ…我も、乗る…(緊張の気配が、薄れた。)…我と…貴殿で、と…?(二人だけかと。) [Mon 7 Aug 2006 00:03:39]
ミムートクス > (やはりあちらの世界に行こうとしている者なのだろう、自身の協力の意味を尋ねてきて。)協力といっても群れになるわけではない。互いに相手の獲物を横取ろうとしない事と、万が一の時に助れたら助ける程度の事だ。(この世界とは勝手が違うと言う人の世界、そんな場所で此方の世界の者同士が潰しあうのは完全に不毛な事だと付け足し)無論、貴様が拒むのならそれはそれで構わんさ。(強要するわけではなく、そちらの自由意志であると言う事を告げる。獣としては味方が多いに越したことは無いが、断られればそれまでの事何て思って。) [Sun 6 Aug 2006 23:59:40]
タタンガ > (情報提供に頭を下げ。 穴の主の事ならば、否と答えたような気もした。 かしゃ、瞬き。)…あちらの世界で、協力…とは?(僅かに首を前に出し、興味を示したようだ。続きを促す。) [Sun 6 Aug 2006 23:50:58]
ミムートクス > (かたじけないと言われても、別に自分の塒でも無いので何も言わず。まぁ、仮にこの穴の主人が戻ってきた所で、こんな巨躯が寝てたらそのまま逃げ出しそうな気もするが。)その門の事だ。(男からの確認の言葉を聞けば、それであっているという意味の言葉を返して。まだ相手から最初の問いの答えを貰っていないが、そのまま続けるように)もし、貴様がそこを目指しているのなら、あちらの世界で協力しないか?(少々漠然としている「協力」という提案を持ちかける。それは森に住む者が態々イーディス台地まで出てきている理由を門を目指していると考えた為に出た言葉。)(無論、詳しい内容を聞こうとすれば答えるだろうし、断られれば素直に引き下がるだろうが。) [Sun 6 Aug 2006 23:47:06]
タタンガ > そう、か…かたじけない。ならば、使わせてもらうとしよう…(僅かに、頭を下げ。)…門…とは…(問いに暫し、眼を伏せて考え込んだ様子。視線を上げた。)…人間の世界へ通ずるという…あの門の…事か? [Sun 6 Aug 2006 23:36:09]
ミムートクス > PL訂正(とちゅであり)→(途中であり)に訂正を(汗) [Sun 6 Aug 2006 23:35:35]
ミムートクス > (相手からの問いの答えを聞けば)タタンガか。(タタンガの集落。自身のテリトリーの範囲では無いが、森にそんな一族が居るらしいという話を昔聞いた記憶はあって。自身とは違った意味で読みづらい男の表情。仮面か素顔かイマイチ分かりづらいその顔をじっと見たまま)宿か・・・・・、少なくとも俺が後ろの山に居た間は主らしき者は見ていないな。(十数分前に助力を求めれるかと考えて覗いてみたが蛻の殻。その後も休憩がてらこの穴を見ていたが誰かが入った様子は無いと付け足して。)ところで・・・・・・・お前もあの門を目指しているのか?(宿を捜していると言う事は、旅路のとちゅでありその行き先が件の門である可能性もあると考え、そんな質問を投げ掛ける。) [Sun 6 Aug 2006 23:32:41]
タタンガ > …我は…タタンガ。森の、タタンガの集落の戦士。(見下ろす獣は身構えるでもなく、また牙を剥くでもなく…離し掛けて来た。少々面食らったが、誰にも分かるまい。)…否。我は…今日の宿を借りようと…訪れた。 [Sun 6 Aug 2006 23:24:26]
ミムートクス > (自身の声に振り返る巨躯。いきなり襲ってくると言う事も考えてはいたが、どうやら相手も喋れる存在である様で)俺はミムートクス。貴様はその穴の主か?(黒い獣は尻尾をフラリと揺らしながら貴方に尋ねて。)(手に持っているのは棒らしき物は巨躯の獲物か?そんな事を内心で思いつつも、相手からの返事を待って。)(互いの間を遮る距離は互いが一気に距離を詰めなければ埋まらぬほどの距離。そこから獣が貴方に対して攻撃の意が無い事が理解できるだろう。) [Sun 6 Aug 2006 23:20:47]
タタンガ > (夜風が滑り降りるような、小さな小さな音色が巨人の耳で囁いた。ふと気付き、そちらへと大きな顔を向ける。その正体を見極めんと見つめながら。)…貴殿は…?(片腕のトーテムポールを引き寄せた。) [Sun 6 Aug 2006 23:10:58]
ミムートクス > (近づいても貴方がこちらの存在に気付かぬなら、距離を開けた状態で声を掛けようとして。) [Sun 6 Aug 2006 23:10:31]
ミムートクス > (ちょうど貴方の真正面、見上げる程の高さを持つ岩場の上から一匹の獣が視線を落としていて。)アレも門を目指す者か?(今まで見たことも無いその存在が目に入れば小さく呟いて。数日前から地上での相互助力の約束を結べる相手を探している獣は、それが自身の求む存在であるか考え始め)・・・・・・尋ねてみるか?(まだどういったタイプの者かは分からないが、とりあえず話だけでもしてみる結論を出して。)(岩場の上で身を起せば、猫の様にスルリと崖を駆け下りて貴方の方へと歩み寄ろうとするだろう。) [Sun 6 Aug 2006 23:08:06]
タタンガ > (切り立った岩肌に空いた、暗い穴。太陽も無ければ月も無く、赤く暗い光だけ。穴の中は到底見透かす事はできなかった。 のし、のし。歩み寄り、上端に手を掛け。)…もし、誰か…先客が…(頭を傾け、中を覗いた。) [Sun 6 Aug 2006 23:00:49]
お知らせ > ミムートクスが来ました。 『大男から少し離れた岩場』 [Sun 6 Aug 2006 23:00:46]
タタンガ > 近付いて…来た。(鉄の口を開くと、ぽつりと漏らす。疲労しないような愚鈍に見えたとて、やはり心身の磨耗はあるのだ。自分の言葉で自分を支えるも、気付けば体が重くなっていた。)…暫く…休むか…(足を止め、カシャシャ、鋼の瞬き、辺りを見回す。) [Sun 6 Aug 2006 22:55:36]
タタンガ > (人間の世界ならば、作り物と見紛うような大きな足跡が続く。それを見返る事も無く、巨人は歩き続けた。 のし、のし。高く高く聳える岩場の影に何が潜むか、それに気が回らないのか、はたまた気にもしない体相応の胆を持っているのか。速度は変わらず、ただ一定。) [Sun 6 Aug 2006 22:49:00]
タタンガ > (道無き道を。果て無き荒野を。その果てを目指し、丸太を引き摺る巨体が横切る。)…(疲れた様子も、逸る様子も無く、ゴーレムのようにただただ、一つの方向へと裸足を出し続ける。) [Sun 6 Aug 2006 22:44:59]
お知らせ > タタンガが入室されました。 『(のし、のし。ひた歩く。)』 [Sun 6 Aug 2006 22:42:37]
お知らせ > ミムートクスが帰りました。 『数分後に獣らしき何かを銜えてたとか。』 [Sun 6 Aug 2006 02:18:00]
ミムートクス > (自身だけが行える探査に使うアプローチの方法。それが役に立つかは分からないが、可能性を広めることにはなった様で。)あぁ、そうさせてもらおう。(知人の知人状態である4体の魔の者、それらとの遭遇もあちらの世界に行く前に行えれば良いな何て思いながらグドルフからの言葉に小さく頷いて見せて。)あぁ、また会おうグドルフ。(踵を返し立ち去っていくダンディな赤い紳士の背に尻尾を振り見送れば、匂いを頼りに新しい協力者を探し始めるだろう。) [Sun 6 Aug 2006 02:17:26]
お知らせ > グドルフが退室されました。 『(まだまだ、会わねばならぬものたちは多い。)』 [Sun 6 Aug 2006 02:11:10]
グドルフ > なるほど――匂い、か。ありがとう、参考にしてみよう。 ( ミムートクスの言葉を聴けば、なるほど彼らしい答えだとうなずいた。そうして、まだまだ魔界の各地に門をくぐることを望む同胞が多いのだと実感する。 ) では、私もさっそく他の協力者たちを探して接触してみよう。君も、先ほど私が話したものタチにあったら協力を持ちかけるといい。きっとよい返事をもらえるだろう。――では、私はこれにて失礼するよ。 ( そういうと優雅にお辞儀をひとつして、きびすを返す。 ) また会おう、ミムートクス君。 ( 肩越しに渋い笑みを浮かべると、手を振ってその場を後にした―― ) [Sun 6 Aug 2006 02:10:49]
ミムートクス > (グドルフの口から告げられるのは、彼が会った協力者達の名前と特徴。それらを頭の中に入れ終えた後、続けられた自身の出会った協力者の事を聞かれれば)残念だがルシアと貴様以外にあった者はいないな。(知っていれば教えたかったがと付け加えれば、小さなため息を漏らす。それから数拍間を置けば、何かを思い付いた様で)ただ、毎日この辺りだけでも不特定数の匂いが増えている事を考えると、まだこのイーディス台地やトレント樹海の方に協力者になれる者がいるかもしれないが。(協力者の情報の代わりにと言うわけではないが、自身だけが分かる匂いと言う情報を提供する。今のところは自身の餌になる様な存在しか見ていないが、可能性はあるだろう何て告げて。) [Sun 6 Aug 2006 02:06:55]
グドルフ > ちなみに、私が今までに接触できた協力者は君を入れて5人だ。一人はルシア君、もう一人はニイ君といって、なかなか面白いメイドのお嬢さんだ。それから雪白君といって――彼女は九つの尾を持つ狐のレディだ。言動はずいぶんとワイルドだが、話せばきちんとこたえてくれる。そして、我が部下エレノア君だ。あまり表情を変えない子だが、瀟洒なレディだよ。 ( 一通り説明してから、今度はミムートクスに問いかける。 ) さて、ミムートクス君。聞けば君も協力者を求めているそうじゃないか。もしよければ、今までに接触できた魔界の住人の名前なり特徴なり、聞かせてくれないか? 情報があれば、それだけであったときに話も運びやすかろう。 [Sun 6 Aug 2006 01:56:49]
ミムートクス > (グドルフの笑みを見れば軽く尻尾を揺らして見せて。)(協定の内容が「不可侵条約」の様な物であると聞けば)俺も他者の狙う獲物には手を出さんさ。(魔界ならば躊躇無く行えるその行為も、地上で行えば自身の首を絞めるだけの行為だけにしかならない。あまり知恵の無い獣でもその辺りはしっかりと分かっている様で。)(貴方の礼を見つつ、そのまま続く目的に聞き入る。)そうか・・・・・俺にはよく分からないな。(やはり紳士と獣とでは価値観が違うのだろう、あくまでも新しい狩りの場所としてしか見えない獣にはグドルフの求める物がイマイチ理解できず。)(貴方とは違いヴァイオレートの行為に対して獣は然程興味を持っていない。無論、呼び出されれば上下関係の問題から従いはするが、それ以上の事はしないだろう。) [Sun 6 Aug 2006 01:48:22]
グドルフ > ありがとう。その言葉を聴けただけで十分だ。 ( まずは満足、といった様子で、渋い笑みを浮かべる。 ) ふふふ――なに、協力といってもそう深く考えることはない。最低限、人間界に行った際、最低限お互いの行動を邪魔しない程度の約束と捉えてくれたまえ。 ( すんなりと承諾してくれたミムートクスに礼をいうと、グドルフは己の目的を語り始める。 ) 私が人間界に赴く理由は、強者との出会いを求めてのことだよ。人間の中に私と互角に戦えるものが居れば、闘争を楽しむこともできるだろう。もっとも、ヴァイオレート様の一声がかかれば、己の楽しみを置いてでも馳せ参じるつもりだがね。 ( 数多の魔界人たちを地上に送り出した先に、憤怒の罪魔が描くものは何か。グドルフとしても気になるところである。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:36:28]
ミムートクス > (グドルフからの褒め言葉?を聞けば)カカカ、貴様に比べればまさにタダの獣同然よ。(獣なりに謙遜をしているのだろう言葉を返して。)(必然と言われれば、そうなのかもしれない。ただ生きているだけならば交わることの無かったであろう3色の魔の者を引き寄せたのは「紅の暴君」が開こうとする門。そしてそれは「紅の暴君」が開かずとも、覇権を狙う誰かがいずれは開けていたのだろうから。)(グドルフからの協力要請を受ければ)一時的な物になるやもしれぬが・・・・・・協力者の要請は受けるぞ。(深く頷く貴方に対し、先ほどの会釈よりも深く身を屈めることで快諾したと言う意を見せる。ただ、まだ先の見えぬ現状ゆえに、あくまでも一時的という言葉を付けるが。) [Sun 6 Aug 2006 01:28:38]
グドルフ > ふむ――とすれば、やはり君がミムートクス君なのだね? ルシア君から話は聞いている。知性と品性を備えた漆黒の獣――なるほどその通りだ。 ( 白と黒。 白と赤。 黒と赤。 奇しくも彼ら3人はそれぞれ特徴的な”色”をもち、またその色こそが、互いの存在を示す何よりの証にも見える。ゆえにこうして出会うことは必然だったのか。 ) お褒めに預かり光栄だよ。いかにも、ルシア君とは人間界に赴いた際、協力しあうことになった。君にも是非、協力者になってほしいのだが……いかがかな? ( 立派な鼻下の髭を指先で撫でて、グドルフは深くうなずいた。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:13:55]
ミムートクス > PL訂正:(男の脚が)→(男の問いを聞けば数拍ほど眉を顰めた後、男の脚が止まるか否かに〜)に訂正を。 [Sun 6 Aug 2006 01:10:24]
ミムートクス > (単刀直入に投げ掛けた自身の問いに対し、含み等を持たせることも無くあっさりと赤の紳士は答えて。)そうか。(目前の魔の者が自身が探していた者であることが分かればとりあえずの相槌を返し、どうやって自身と助力の協定を結ばせようかと考え始めると同時)ルシア・・・・・あの白き者か。(男の脚が止まるか否か、その言葉を告げて。自身が維持したい距離にあわせたと言う事は、今のところは敵意がないと言う事を示す意思表示。無論、フェイクである可能性もある為、警戒を残しつつ)ジェントルメン・・・・・・カカカ、確かに身形だけでなく応対も紳士的だな。(別に皮肉を込めているわけでもなく、まさにその通りといった感じ男に対し笑い声を上げて。)と言う事は、ルシアから俺の事を聞いたと言う事か。(自身の事を話したと言う事は、この男とルシアとが何らかの協定を結んだのだろう何て思いながら確認をしてみて。) [Sun 6 Aug 2006 01:07:37]
グドルフ > 察しの通り――門が開かれた暁には、喜び勇んで人間界にいくつもりだよ。 ( 相手の問いに率直に答えれば、小さく笑う。そうして、以前ルシアから聞いたミムートクスという獣の外見と、目の前の獣がよく似ていることを思い出す。 ) 失礼だが――君はルシア君という仮面の少年を知っているかね? ( 黒き獣が後ずさりをするそぶりを見せれば、紳士の足はぴたりと止まるだろう。それはつまり、この距離こそ間合いのぎりぎり一歩外、ということであろう。相手を無意味に刺激しないために、グドルフはそれ以上踏み込むのをやめた。 ) 我が名はグドルフ。魔界のジェントルメンだ。 [Sun 6 Aug 2006 00:53:15]
ミムートクス > (貴方からの礼には挨拶と同時に小さく身を屈めることで会釈の意を示すだろう。) [Sun 6 Aug 2006 00:50:15]
ミムートクス > (匂いの大元の方に視線を向け見えたのは、まるで何処かの舞踏会の絵から切り取られてきた様な真っ赤なスーツの男で。)御機嫌よう赤い紳士。(余り聞きなれぬ挨拶と思しき言葉に、何となく同じ言葉で返してみて。先日会った白き流れ者とはタイプが違いそうだが、やはりこの男も門を目指す者なのだろうか?そんな事を考えながら、貴方の動く様子を眺め)貴様も見慣れぬ顔だが・・・・・・門を目指す者か?(単刀直入に自身の用件だけを投げ掛けて。)(ただ、貴方が獣から見て2メートル以内に近づこうとするのならば、その距離を維持しようと後ずさりするだろうか?) [Sun 6 Aug 2006 00:47:43]
グドルフ > ( 思案するうち、やがてひとつの気配を捉える。静かに、優雅に歩を進めていくと、視界に黒きケモノの姿が映った。まるで闇がそういう形をとったかのように、光を吸い込んで離さない深い深遠のケモノだ。思わず目を見張る。 ) ごきげんよう、黒き獣君。 ( 低く太い声で挨拶を投げかける。近づけば、かすかに感じられる気品。しなやかな体つきに、しっかりとした足取り。グドルフは丁寧に一礼をしてみせた。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:36:48]
ミムートクス > (暫くの間その場で無い知恵を絞ってみるも、やはり良い案が浮かぶ訳でもなく)むー・・・・・。(獣なりの難しい表情を顔に湛え、喉を低く唸らせるも)やはり匂いを元に探るしかないか。(結局、最初からやっているその行為をやるしかないかという結論に戻って。)さて・・・?(今一度探し者を見つけようと立ち上がろうとした瞬間、ふっと鼻で感じた誰かの匂いに気を引かれて。)あちらからやってきた・・・・と言う事は無いか。(まるで冗談の様なタイミング。余り嗅ぎなれぬその匂いは少しずつだが強くなっている感じがして。その正体はまだ分かっていないが、貴方の方に体ごと視線を向けようとして。)(然程遠くない距離ならば、互いにその存在を認識できるだろうか?) [Sun 6 Aug 2006 00:31:46]
グドルフ > ( 門が開くそのときまで、果たしてどれだけの住人と接触できるか。いまグドルフの頭にあるのは、まず第一にそれだ。エレノアから受け取ったアタッシュケースを片手に、真っ赤なタキシードスーツを身にまとい、悠然と荒野を歩く。 ) 雪白君、ニイ君、ルシア君、我が部下エレノア君。そして私……か。まだまだ協力者が足りないな。 [Sun 6 Aug 2006 00:25:16]
お知らせ > グドルフが来ました。 『(協力者を求めて魔界を回る紳士)』 [Sun 6 Aug 2006 00:21:14]
ミムートクス > (まぁ、餌を見つけれたのは喜ぶべき事だし、重要な事である。ただ、今はそれと同じくらいにあちらの世界で相互助力の関係を結べる存在も求めていて。)やはり匂いだけでは分からんと言う事か?(空に向けていた鼻先と視線を台地と水平に戻せば、ため息を混じらせるような息を一つ吐き出す。とは言っても、自身が出来る事で可能性を持つ存在を探すには、知らない匂いを探す以外に有効な手立てというのも無いわけだが。) [Sun 6 Aug 2006 00:13:08]
ミムートクス > (数日前に餌を食らっていた丘の上、黒い獣が空を仰ぐように鼻先を高く上げて。)こう匂いが多いと、どれに当りを付けるべきか分からんな?(湿り気を持たぬ鼻先をクンクンと震わせながら、誰に言うわけでもない独り言を呟く。自身も仲間を探してみるかと意気込んでから数日、見つけれたのは仲間ではなく自身の餌だけであって。) [Sun 6 Aug 2006 00:05:16]
お知らせ > ミムートクスが来ました。 『空を仰ぐ獣』 [Sat 5 Aug 2006 23:59:40]
お知らせ > ブラクが帰りました。 『しばらく悶絶した後で、腹いせにそのオークの首引き千切って棒に突き刺しておきました』 [Sat 5 Aug 2006 23:16:27]
ブラク > (散々血まみれのオークの顔、しかもパンチは狙いがずれてオークの頭に当たって、さらにそれが血ですべって思いっきり拳を地面に叩きつけることになってしまえば…)いったあああああああいいいいいっっっっ!いたいいたいいたいいいっっっっったあいいいいいっっっっ!!(そのまま手首を押さえて転がりまわるはめに…とにもかくにも騒がしく) [Sat 5 Aug 2006 23:14:57]
ブラク > (一通り吸いたてた後…)まずーーーーーーーいいいいいいぃぃぃっ!!(もう一杯とはいかない、亜人のオークでしかもオスだしな)まずいまずいまずいいいいいっ、このこのこのおおおおっ!(そのオークを突き飛ばして、さらに殴りかかろうとして…) [Sat 5 Aug 2006 23:12:58]
ブラク > (レイピアが突き刺さっている時点でほぼ死んでいるものだが、とにかく気が済むまで殴りつけて…とはいえ力は強い方ではないから豚の顔がぐちゃぐちゃになってなんてそんな劇的なことはならない)はあ・・・はあ・・・狩りにきたのにこんなに喉を乾かせてどうするのさ・・・(ようやく自分のしている事の無意味さに気付いてそのオークを引きずり起こして…死にたてのその肉に食いつき血を吸いたてる) [Sat 5 Aug 2006 23:08:06]
ブラク > (しばらく殴りつけて小休止)はあ…はあ…はあああ…この豚が、疲れたじゃないか、汚れたじゃないかあああっ!!(再び腹を立てて殴ってみたりとそんな騒がしい事をして…) [Sat 5 Aug 2006 23:05:17]
ブラク > 触るなああああああっ、この豚が豚が豚がぶたぶたぶたあああああっ!(レイピアから手を放し殴りつけ、地に倒れたオークを散々に蹴飛ばし踏みにじり痛め付け…) [Sat 5 Aug 2006 23:03:53]
ブラク > ・・・飽きた飽きた飽きたっっっっ!(突然かんしゃくを起こして、そのオークの目にレイピアを突き立てた)おわりおわり、準備運動おーわーりーっっ!!(一方的な宣言をオークに言い放ってレイピアをこね回しさらに血をしぶかせその奥までかき混ぜる様にして…文字通り豚のような悲鳴を上げる相手が苦し紛れに自分を掴めば…) [Sat 5 Aug 2006 23:02:06]
ブラク > (何をしているかと言えば食事前の運動と言った所。目の上をレイピアで傷付け血で視界の効かないオークを傷付けいたぶり続けているわけで)狩りにきたつもりが狩られるなんて、馬鹿な豚。ひゃはははは、ほらほら、次はどこを突き刺してあげようか? その腹? 目玉? 豚鼻がいいかい?(振るわれるレイピアはオークの肌を傷付け血に染め…動きが鈍った肉塊をさらに傷付けていたが…) [Sat 5 Aug 2006 22:59:30]
ブラク > ひゃはははははははっ、こっちだよ、こっちだよ、愚鈍なオーク、ボクがどこにいるのかわからないのかい?(集落から離れ、おそらく狩猟にきたオークをレイピアで傷付けいたぶり…相手の反撃は高く飛びあがり幻惑して) [Sat 5 Aug 2006 22:55:47]
お知らせ > ブラクが来ました。 『『ヒョウ─』と、舞う…』 [Sat 5 Aug 2006 22:52:59]
お知らせ > ニイが退室されました。 [Sat 5 Aug 2006 01:12:51]
ニイ > (圧倒的な存在が目の前から消える。   その姿が見えなくなると、しりもちをつく。腰がしたたかにじめんにうちつけられる。)…こ、腰が、抜けたようです。か、回復にはしばらく時間がかかる。念のため、回復の間硬化――(体に力を入れると皮膚を硬化させて。回復するのを待った。 回復すれば、よれよれと立ち上がり― [Sat 5 Aug 2006 01:12:49]
お知らせ > ヴァイオレートが帰りました。 『飛んだは飛んだでいいが、ちょっと方向を迷っている悪魔が地上から観測されたとか。』 [Sat 5 Aug 2006 01:11:54]
ヴァイオレート > そうか… 私の名がまだ覚えられているというのもま、気持ちのいいことだな。 ではな、また人間界で会えたら指令を与えよう。 (くく、と楽しそうに笑いながら自分勝手に翼を広げて… そのまま、飛んでいった。) [Sat 5 Aug 2006 01:09:03]
ニイ > は、はい――い、偉大な御名は以前より伺っております。そ、そのお力と御容姿より推測いたしました―(頭を下げながら、見送ろうとして。問いかけに顔を上げる。かねてよりというかここ数日で名前と大雑把な特徴をであったものに聞いた―ということなのだが。) [Sat 5 Aug 2006 01:06:00]
ヴァイオレート > よし、いいだろう…    ―― …  あ、 あれ、私はお前に名乗ったっけか。  (其の侭翼を広げて飛び立とうとしているところに自分の名前を言われてふとそんな記憶がないことに気付く。)  [Sat 5 Aug 2006 01:02:12]
ニイ > は、はい――ひ、ヒトの多さ、一丸となること、個々の弱さ、そして城の事―お伝えいたします、ヴァイオレート様――(振るわれたつめ。精神力の限界を超えており、反応すらできない。声を上げることすら。相手に命じられれば、われに返り命を拝領した胸を告げる。立ち上がる相手に深々と頭を下げて―) [Sat 5 Aug 2006 00:59:37]
ヴァイオレート > いいよ、生意気で刺し殺したくもなったが―… どうせ殺すならば人間の1の方が面白いのでな。 (紅い爪を数十センチ程伸ばして振るって見せる。そしてすぐに戻し、この爪が人間の中心人物を引き裂くところを妄想しては興奮した。)  … では、お前に命じる。 私が言ったことをお前の知り合いとやらに伝えよ。  ああ… あと、だな。 人間界にでたら、青い海を背にして正面に古ぼけた城がある。 其処を拠点にでもするんだね、私の城だ。 (岩から立ち上がりつつ、いいたい事は言った、とばかりに。) [Sat 5 Aug 2006 00:54:29]
ニイ > か、数はがく、別種族に対しては一丸となる――じ、自分が自分であることの誇りと力をもたない?――い、いえ、結論をだすのははやいですね―絶望の味―は、はい。扉が開きましたらば、ぜひに―是非に――な、なんとしても――(相手の講釈に真面目な顔で、相槌を打ち、また自分の考えを口にした。が、結論を出すのは尚早と首を振る。 相手の笑い声を聞けば、彼女の口元からもうふふ、と声が漏れた。声が漏れたことに気づけば、失礼しましたとわびて。) [Sat 5 Aug 2006 00:48:42]
ヴァイオレート > そうだな、魔界では万という勢力が力を持てばクロウァーテ辺りが軍を率いて…潰しにいくだろう。 だが、人間界ではその数を成す人間が個々の力を持たず、集団となって異種族を潰そうと向かってくる―…  数の暴力、というのだろう? (確かな、とその言葉を思い出しながらそう講釈し始めて。)    …だが、人間も所詮は欲望の生物。 個々は弱く、その絶望の味は良くてな… くく、会ってくるといい。 (その興味こそが糧になるとばかりに、笑い出して。) [Sat 5 Aug 2006 00:42:24]
ニイ > (立ち上がれば、衣服の乱れを整える。土を払い)――か、軽く見積もって一万――繁殖力が大変高い種族なのでしょうか――ま、魔界ではきわめてレアケースかと(おどろいているのかどうか、瞬き。また、瞬き。その繰り返し。言葉をつむいで。  目の前の存在ですらどうにもならなかったと聞いたときに足ががくりと震える。)ま、ますます、ヒトをみたくなりました――ヒトを [Sat 5 Aug 2006 00:35:21]
ヴァイオレート > ――… … ああ、また激昂したな。 (数十秒ほど、その憤怒の欲望に身を任せあたり一面を魔力が凪いでいたが、漸く収まって。)  ゴブリン、といえども大した数ではない。 私が標的にしていた待ちには軽く万という人間がいて、な。  私の1、ではどうにもならなかったのだよ。 (苛立ちを隠せぬまま、がつがつとブーツの其処で岩を蹴りながら、相手の様子など気遣うこともなく。) [Sat 5 Aug 2006 00:29:13]
ニイ > お喜びいただければ、何よりでございます(目の前の存在の笑い声をきいたことによって、胸の中に湧き上がる歓喜というべきかんじょう。その感情が声に出るのを押さえながら、深く頭をたれた。頭をあげれば相手の話を聞き)ヒトは群れますか―森に棲むゴブリンのような――はふ? (突然沸いた嵐のごとくの魔力に、メイドの体も押される。踏みとどまることができない。仰向けにたおれる。スカートがめくれ。  )……?(とりあえず、スカートを直そうと手を伸ばし。) [Sat 5 Aug 2006 00:24:35]
ヴァイオレート > … ほぅ。 其れほどまでに前向きな考えをしている事を聞いて私も嬉しいぞ… いいね、はははははッ! (その5つの目的も全て欲望からできるもの。なんとなく行ってみたい、なんていうのがいればその場で殺したくもなるが、そのような答えに更に満足げ。 5という極少数の結果ではあるが高笑いすらして―…)   私は、そもそも行きたいものは全て行かせてしまえと思っている。 人間は群れるからね―… 此方も、軍を送り込みたいと思っていて、な。 (その笑みが突然消えて、直後人間界での屈辱を思い出してまたその顔が怒りに震え、魔力があたりに吹き荒れる嵐となる。 不安定な、感情。) [Sat 5 Aug 2006 00:17:08]
ニイ > つ、次の質問ですね(目の前の強者の顔に浮かぶ満足そうな色。それだけで、声によろこびの色が混じる。よろこび―喜び?悦び?   続く質問にもやはり答えるまでに数秒以上の時間を費やした。)わ、私が知る五名の方々はヒトの世界に行かれると―――わ、私も参りたいと――。行けば、何をするか。わ、私はヒトがいかなるものかを、知りたいと――踏むつける弱者か、戦うべき戦士か――(膝の上におかれた手に力が入る)ご、五名の方々の目的は――好奇心、食欲、天使狩り、殺戮、その方の主の手伝い――であったかと(実際には違うかもしれないが、聞き及んだ範囲で自分がどう受け取ったかを完結に言葉にして。) [Sat 5 Aug 2006 00:09:08]
ヴァイオレート > 5の中で4、か―… なるほど、表明はうまくできていたようだな。 で…次だ。 (盛り上がった岩に適当に腰掛けながら、珍しく少し満足そうに頷いた。)  実際に此れから数日後に人間界への扉が開くことになるのだが、お前を含めて行くという意思はあるのか。 そして、行けば何をするのか――… だ。 (赤い炎のような髪をがりがりと掻きながら、聞く。質問というよりは問い詰める形になってしまうのはこの悪魔の悪癖で。) [Sat 5 Aug 2006 00:00:40]
ニイ > は、はい、おっしゃるとおりかと―(首が数ミリ単位でゆっくりと縦に動いた。うなづいているつもり。相手の問いかけに、記憶を検索するように瞬きを三度。さらに数秒沈黙した後、唇を動かした。)は、はい―わ、私自身すでに聞き及んでおります―わ、私がここ数日であった悪魔の方5名のうち、4名は扉が開くことをご存知でした。の、残る一名も何かがあることはご、ごぞんじだったようです――?(相手の視線に気づく。その視線を追いかけるように自分の体を見下ろし、また、顔を上げる。) [Fri 4 Aug 2006 23:55:15]
ヴァイオレート > なに、幸いじゃなくて聞かねば答えられぬだろう? (何を言っているかがよく理解できなく首をかしげながらも、ニイを見る視線に力がはいる。)  んで、だ。 城の中に入ってばかりだと外の様子がさっぱりわからなくてな―…  門を開く、といった噂がどれだけ広まっているか、其れを知りたい。 (腕を組みながら、ニイの身体を上から舌まで舐めるように見て。 その服を何故こんなところで着ているか、などまた新しい疑問が湧いてくるが。まずは大事な事。) [Fri 4 Aug 2006 23:49:19]
ニイ > (魔力が消えた。体を押さえつけるようであった重圧が消え、前に一歩よろめく。しかし、相手から発せられる威厳のようなものは消えていない気がする。あくまでニイが損感じるというだけだが。 胸には手をあて、足を踏み出した不自然な体勢のまま、数秒。からだにちからをこめると、何とか、胸から手を離し膝の上に、そして背筋を伸ばし姿勢を正す)ご、ご質問でしょうか――どのようなものか、おきかせいただければ、幸い、です。(青の瞳で赤い光を受け止めながら―やはりその場を動かないままでいて) [Fri 4 Aug 2006 23:43:54]
ヴァイオレート >  … よし。 ま、これじゃあ何をするにも面倒だしな―… (ぱちんッ。 水をかけられた様に纏っていた魔力が消えて行き場のない炎と熱が空気を焼いてやがて発散していった。 その影から魔界にいるときから変わらぬ服を着た悪魔が現れる―…)   さぁて、ちょっとした質問をさせてもらうよ?  (動けないと解れば自分から馴れ馴れしく声をかけながら、紅い紅い瞳でまっすぐ見据えながらそう大きくもない身体は近づいて。) [Fri 4 Aug 2006 23:37:36]
ニイ > わ、私が溶岩の中で踊る――ですか? それ以外に(手を伸ばしたのがわかった。圧倒的な存在のその掌がこちらを向いている。)に、逃げるな――か、かしこまり、ました――(恐ろしいとか逃げようとか思う以前に、声が出る。 作り物の体の奥で作り物の心臓がどくん。飛び出そうなほどに高鳴る――メイドは新しい服の胸の辺りを掴む。ぐいりと掴む。しわができそうなほどに。 足がわずかにふるえるが、それ以外は身動き一つできない。) [Fri 4 Aug 2006 23:31:06]
ヴァイオレート > … そうだな、お前がその溶岩の泉の中で躍るのを見たいというのが一番だが―… それ以外にゃ… (かつ、かつ。そんな音も熱が空気を厄音でかき消される。悪魔が近づいているかを判断するのは少ない材料…)    あ… … ああ、逃げる、なよ? (炎の中から人影の方に手が伸ばされる。 勿論届かない距離だが、その掌は動きを止めたいが為に出されたもの。) [Fri 4 Aug 2006 23:24:02]
ニイ > (少し離れた場所でも十分に侵食する熱気。その熱気に額より汗が滴る。)い、卑しいなどとご冗談を――あな、あなたが私と同じであるはずはございません――ひ、暇つぶし? ど、どのようなものをご所望でし――(どもりながら上品な口調は崩さない。しかし、最後まで言い終えないうちに近づいてくる相手。その熱に、全身からあふれ出る力のようなものに圧倒され言葉が途切れる。意識しないまま、一歩後ずさってしまう。足が揺れる。) [Fri 4 Aug 2006 23:18:34]
ヴァイオレート > …はは、燃えろ燃えろ――ッ! 此処に一つ、溶岩の湖でも作ってやろうかね…!!!   … は?  (余りの高熱に床下の岩が溶けてどろどろになり、マグマへと繁忙していく。 このままならば、台地の真ん中に何故か凹んだ溶岩の泉が出来るところ… そんな時に、声。)   … …  何を言っている。 卑しいのは私も同じ。 其れより… 暇つぶしに、なれ。 (炎を相変わらず纏ったまま、紅い紅い炎の隙間から紅い瞳でメイド服の人型を軽く睨みつつ、ただ歩いていく。) [Fri 4 Aug 2006 23:13:33]
ニイ > (ヴァイオレートの前方…姿を現したのは、メイド服を身にまとった女。ヴァイオレートをみれば、ふんわりと笑みを浮かべる。斜め45度のお辞儀をすばやくしながら、その場にたたずむ)こ、こんばんは――赤いお姿のお方――わ、わたくしのような卑しきものがおめにかかれました幸運を――(相手が誰であるかは知らないが、その体からあふれる強さに敬意をもった声で。) [Fri 4 Aug 2006 23:07:17]
お知らせ > ニイが来ました。 『「あら、まあ、きれい」少し離れた場所からのんきな声――』 [Fri 4 Aug 2006 23:03:53]
ヴァイオレート > (そんな悪魔の血管がどこか千切れた音。 手を広げて紅い魔力を全身に薄い膜を作るように纏っていく―…  直後、掌からの点火。 油を頭から被ったかのようにその魔力が火薬となって悪魔の身体が巨大な火の玉と化す―…)   … あは、あははははは――ッ!  暇つぶしの相手が出て来いよ… さもなくば乾いた台地が崩れ落ちるぞ…ッ!  (土を焼き、岩を焼き、台地を焼く。台地を挟むように聳え立つ活火山の間に確かに小さな火山が其処にあった―… 其れも、いつもの事。 言ってしまえばヒステリ―。) [Fri 4 Aug 2006 22:58:50]
ヴァイオレート >  ―…… (腕を組みながら孤独に台地を行く。昔のことを思い出そうとしてもそもそも記憶の片隅にもない。 一日一日が欲望を晴らせれば其れで良い。 刹那的な悪魔は実際悪魔らしくもなく、力のみで立ちはだかる者を屈して来た―― 故に、過去の栄光は忘れている。 事実、クロウァーテの名前すら最初思い出せなかった。)  … 確か、この台地にも名前があったんだよな…。  何かをとっ捕まえて吐かせるか。 (暇つぶしにもなるしな、と再び歩き出す。だが、紅い魔力を放出し続けるものに近寄るものはなく… どこをみても、なにもいない。 …ぶち。)  [Fri 4 Aug 2006 22:41:13]
ヴァイオレート > (とはいえ…時間がかかるんだからしょうがない。この紅い悪魔が命じたのは、『半永続的に途切れない魔力を魔法陣に供給を供給し続けろ。』 そんな竹取物語の新難題になりそうなものなのだ。 その難易度を知っておいても、やはりいらつくのは自分の中に溢れて止まらぬ憤怒の所為か。 結局城から遠く離れたところで叫んで少しはすっきりした、なんて奴あたり。)   … とは、いえ。 その間に変わらぬ魔界の空気を吸うというのも良いものだ。 (青筋が一つ消えて、その広い台地を当てもなく彷徨う。 空気上の欲望を取り込み大きく息をしながら… ) [Fri 4 Aug 2006 22:31:07]
お知らせ > ヴァイオレートが入室されました。 『「私をこんなにも待たせやがって――…ッ!!!」 そんな怒号。』 [Fri 4 Aug 2006 22:23:34]
お知らせ > フィーリアが退室されました。 『(羽音は空に。鳥の音色は何処かへと。)』 [Fri 4 Aug 2006 00:49:17]
お知らせ > エル・ニールが帰りました。 『( 闇へと去る。足取りは、軽やかに。 )』 [Fri 4 Aug 2006 00:46:40]
エル・ニール > ( 何、ヒトも魔性も本質は同じ。結局最後にする事は一つ ――― 殺し、奪い、喰らう事だけ。ならば無為に邪悪を隠さぬだけ、魔性の方が好ましや ――― とは、遠い誰かの言葉であるか。さて置こう。 ) ええ。自慢話で無い事は判って居りますのよ? 判って居りますとも。判って居りますればこそ、ですわ。 ( 談笑するヒトにも似た表情を浮かべれば、さも愉しげに笑う。 ) 鴉の御方 ――― 情欲のクロウァーテ卿、で御座いますか。確かにあの御方の言なれば ――― 信用出来ぬと一笑に伏すは、滑稽なりし愚行に御座いますね。 ( 罪の名を冠する魔。其れは只罪をなぞるだけの悪魔には、余りに高く遠きモノ。故に其の言は絶対、其の命令は至上。社交からは逸して仕舞った物の、その原理だけは未だ根強く残る。 ) 其れは其れは光栄の至り。只酩酊の内に毀れ落ちたる戯言なれば。 ( 誓約の儀は果たされり。晴れて彼女等は同胞と成る。仮令仮初の儀と言えど、違える意も無き誓約なれば ――― 違える道理も、又無きモノ。 ) う、ふふ ――― 其れを耳にしただけで歳甲斐無く心が躍って参りましたわ、Ms.オ・フィーリア。されど今は未だその時にあらぬなれば ――― 今は未だ、焦らさるに任すのみで御座いますか。 ( ヒトの理に照らせば破壊と殺戮、魔性の理に照らせば一服と晩餐。惨状、食卓、惨殺、晩餐。嗚呼、されどヒトの子等。汝等の行い鑑みるに、汝等に怒る権利無し ――― ) 相応しき御仁なれば ――― 既に一人心当たりが御座いますわ、Ms.オ・フィーリア。されど、甘美なる晩餐の儀 ――― 共にするが少なくて良い理など御座いませんもの、ね。 ( 承知仕りましたわ、Ms.オ・フィーリア。斯様な言葉を連ねれば、道化の魔性も背を向ける。渇いた血臭を纏ったまま、魔性が向かうは樹海の方角。 ) [Fri 4 Aug 2006 00:43:26]
フィーリア > (魔性にとっての当然が、ヒトの世界で通じぬように。ヒトの当然などー…塵芥にも、等しい程度の価値しかないのだから。所詮、常識も良識もー…属する世界に左右されるだけの、操り糸。ソレを自覚するかしないかの違いに過ぎないのだと。きっと、そういう話。) 嗚呼ー… 違うのよ。違うー…わ。 自慢話じゃなく、て ぇー… そぅ。 もぅ直ぐー… そんな宴 が、いっぱい 開けるって。 鴉の御方が、仰っていたー… の。 そういぅ、話 だわ。 だからー… よ。 (だから――誘い口上は、晩餐、饗宴にいざなうかの如しカタチを取って紡がれた。既に血塗れたと称する指先が、遥かの彼方を手繰るように、空へと向いて。 「その時」は間近にあるのだと、罪の名冠する御方の言葉の欠片を綴る。) 天の血肉がー…この舌に、甘いー…甘い、よぅ に。 私の耳に、快く響いたのだからー… それでいいの。よいの、だわ。 エル・ニール様 どうぞ、此方こそー… お見知りおき を。 (鏡の仕草で礼を返して。互いに互い、名を唇に載せたのが。誓約の代わりと言えば、奇矯な程。)  ふ、ふー…… 天の血が甘いよぅ に。 ヒトもー… そぅ。空に慈しまれた子供達は、きっと甘くて、甘いー…から。 …一緒に いっぱい 砕けると、いい わ。 (許諾の言葉に、広がる微笑。晩餐と名を称するソレは、ヒトの世界においてはー…きっと単なる殺人行動なのだから。惨殺、猟奇、連ねられる事件簿の一枚。分かった上で、無邪気に笑って。 すぅ――と、蝙蝠傘を、掲げやり。) それではー… 私はぁー… 晩餐 宴を御一緒して下さる方を、またー…探しに、参ります、わー… エル・ニール様 も どうか? (相応しい御人を見つけたら、是非 に。 そぅ、言葉を紡いで。背で飾り羽根がふわりと広がる。) [Fri 4 Aug 2006 00:12:11]
エル・ニール > ( 全て包めば、其れは異臭。常と異なる臭い。されど其れが常ならば ――― 異常なのは今なのか、それとも其れまでが異常だったのか。ヒトの常識では計り得ぬ。ただ此の世界の者に問うならば、其れこそヒトの方が異常なのだと即答されるやも知れず。 ) あら ――― それはそれは羨ましき限りですわ、Ms.オ・フィーリア。天の御使いと自ら称するその身を裂き、命を保ちながらに寸刻み、その肉を挽いて目前にて食す ――― 嗚呼、妬ましや妬ましや。余りに妬ましくて、少しばかり不条理な怒りを抱いて仕舞いそうですわ、Ms.オ・フィーリア。 ( 血臭は、我知らず本能を昂らす。斯様な言葉を吐きながらに、ゆるりと上げられた其の表情は ――― 常と変わらぬ微かな笑み。 ) 詩なるモノは、本来門外漢にありますれば ――― その良し悪しは私には計りかねまし。私が名はエル・ニール。以後御見知り置きを、Ms.オ・フィーリア。 ( 名乗られて、名乗り返すはヒトの儀礼。言わば其れもまた異界における酔狂が一つ。改めて、先と変わらぬ仕草にて一礼しよう。 ) 嗚呼、嗚呼 ――― 社交界から忘れ去られて久しきこの身、晩餐の誘いとあらば断る理由さえ考え付きませぬわ。 ( 元より平和主義者を標榜するこの身。単に面倒なだけとも言うが、さて置き ――― 争う理由が無いのであれば、結果は必然。返す言葉もまた、談笑染みた軽快なそれ。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:47:35]
フィーリア > (最中に踏み込んでしまえば、薄衣纏うようにー…慣れてしまう、血臭。もしくは、死臭。されど、それとて摂理と条理の界隈範疇に違いなく。この世界においては、それこそが世界の正装とでも言うべきー…「当然」、なのだから。何処か場違いの気配を残す磁器の貌が、唇で弧を描く。意を得たり――もしくは、純粋に「楽しい」情景を喚起した時の、楽しげな微笑。) そうー… あは、は 楽しかった わ。とてもー… 楽しかったー…  嗚呼。 この間、ね。 そんな晩餐をー…頂いた、の。 翼のある甘い甘いイキモノをー… ぐちゃぐちゃにして、ずたずたにして 泣き叫んで汚らしくのた打ち回らせて、ぇー… 殺してくれって、囀らせる の。  …思い出して、しまった わ。  …… う、ん。 (掲げた蝙蝠傘を、パチンと閉じて。ステッキのようにくるりと手の中、回転させる。道化と言うには粛々と、一礼を返して。 ふとー…何か。考え込むような、小さな間の後、で。微笑みは、嬉しげに緩々、深くなる。) 詩人ー… ね。 心の琴線が そう。爪弾かれて、きりきりいって、ざわざわいってー… 凄く、昂ぶってしまう の。 ご機嫌麗しゅうー… 今宵出遭った、見知らぬ貴女。 私はオ・フィーリア。 …ね、ぇ。 もしも もしもー… 此処ならざる世界 で。 晩餐を共にしたいとー…願ってみたら 貴女は、請けて下さるかしら、ぁー…? (――トン。鋭い刃を模した傘の先端を地面に向けるは、此処で戦端を開く気が無いという、証。 魔ならざる世界への導きを広げていく世界の中。今宵の偶然を好機にしようと。お誘いの言葉は、まるで。その侭ー…食事の誘いじみて、朗らかに。) [Thu 3 Aug 2006 23:28:09]
エル・ニール > ( 仮令見掛けだけは繕えたとて、綺麗に洗浄したとはとてもではないが言い難い。故にその身が血臭を纏うも又、仕方の無い話。摂理も充足せぬならば欲求に至る。故に其れが摂理の内にあるならば、同時に欲求も孕むとか ――― 戯言は、さて置こう。 ) 其れは ――― 生きながらに其の身を挽いたり、意識を残したまま末端から寸刻みにしたりすると言う意味かしら? そうであるのでしたらば ――― 中々に良い趣味を御持ちですわね、と本心から述べましょう。 ( 嫌味無く、血痕の傍らにて言葉を爪弾けば ――― 頭に危うげ無く乗せられたその帽子を、右手で抑えながら丁重に、其れで居て少しばかり芝居がかった仕草で一礼した。 ) 常は羽蟲の羽音が如く煩わしき喧騒も、今此の時は竪琴の如く心地良き所存に御座いますれば ――― 御機嫌麗しゅう、名も知らぬ貴女。 ( 食欲が充足した女は、常より微か上機嫌。何処か芝居がかった台詞も又、上の機嫌を匂わせる。微か彼方、不安定なる門より零れ落ちる異界の匂い ――― 其れは此の異界にあるどの匂いとも異なった、妙に芳しき芳醇な香。此の悪魔も又、他の例に漏れずその異変を感じ取っては思いを馳せた ――― 『ヒト』は悪魔より美味であるのだろうかと言う、其の疑問について。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:12:18]
フィーリア > (空気を濁らせた血の気配からすればー…何かが食らわれたのは、確かなのに。その欠片すら、本当に何も残っていないものだから。「そういうモノ」なのだとは、思考に緩々と沁み込んで来る。 根源が摂理であろうと、欲求であろうと。全てを喰らい尽くすようなー…そんな、カタチは好ましいから。小さくさざめく笑みの気配が、零れ落ちる。) ええー… 生憎ー…わたし は、残してしまうからぁー… 別のカタチで 愉しんでしまう けど。 ……うんー…終わってしまったなら、仕方ないー…の。 だいじょ うぶ、よ。 おなかがすいてる訳じゃー…ない、けど。 (――けど。空腹でなくとも、満腹でなければ。芳しい気配の萌芽を見つけたら、つい。足が向いてしまうのも、また欲求のひとかけら。お零れに預かれなかったモノは、言葉とは売り腹、残念そうな素振りでかくりと小首傾げる。 ヒトを模したような仕草は、互いに鏡。荒涼と水気の無い台地の上、誰かの忘れ物じみた陶磁器人形ならぬモノが、つい、と膝を軽く曲げて。) 御機嫌ようー… こんばん は。 最近ー… ざわざわ 騒がしく て。 落ち着かなくて、うるさくてー… 賑やかな、とてもとてもいい夜ー… ね。 (魔界の住人が感じ取っている、「ある異変」。半島にある扉の存在。示唆するように、道化た言葉に含めて。) [Thu 3 Aug 2006 22:53:57]
エル・ニール > ( 革、骨、血、肉、血管、腸、老廃物、脳漿 ――― 鉱物すら平然と喰らうその臓腑に、収まりえぬ物ではない。重金属、毒物ですら馳走の一つだ。流石に腐ったモノには食指も動かぬようであるが。だから納豆は喰えない。数少ない例外だ ――― さて置き。 ) ええ。折角の食材、残しては礼儀に反するでしょう? ( だから、骨も残さぬは当然。大自然の究極的摂理に即したテーブルマナー。 ) 残念ながら、当の昔に。食事中で御座いますれば、お零れの少しにでも預かれたやも知れませぬが。 ( くつら、冗談を言う人間の其れに似た表情を浮かべる。それと共に漸く ――― 女は体の向きを変え、彼の音源を視界に納めるであろう。 ) [Thu 3 Aug 2006 22:42:47]
フィーリア > (血も肉も骨も毛皮もー…消えて消えてしまったから。後は、濡れた赤色、滴る雫が僅か、空気を塗らすのみ。残り香の濁る域に足踏み入れながら、嗚呼ー…と。納得めいた響きが、一つ。) ……お皿までー… それも、礼儀 ねぇー…… 全てが用意されたもの か。 もしくは、自ずから用意したもの ならぁー… ひとかけら だって 収めるものには違いないわぁー…… (文字通り全てを喰らい尽くす「彼女」と、観点は違えども。毒ならずとも皿までの、当然といった響きに、緩々と蝙蝠傘の下で頷いて。) なら、ご馳走様ー… ね ぇ。 お食事はぁー… 終わった かしらぁー…? [Thu 3 Aug 2006 22:34:25]
エル・ニール > ( 此の女がジナイまで出向かぬ理由は其処に在った。『開いた』のではなく『開く』。過去形ではなく未来形。他者に誇れる程知性が高いとは罷り間違っても言えぬこの身なれど、幾ら何でも其の位は気付く。開いても居ない門に行った処でする事も無いのだから、そんな所には今の所行くだけ無駄。そんな事を思いつつ、口内を唾液と血液の混合液で濡らした。 ) ――― 料理を出されれば、皿まで喰らうのが礼儀でしょう? ( 最後に、口内を舌で舐め取って飲み下す。之と言った挨拶は、無い。その音源を視認さえせずに、只誰にとも無く投げられた言葉に応えるだけ。 ) [Thu 3 Aug 2006 22:21:17]
フィーリア > (濁った血臭の漂う空気に、微かな羽音。 大地を歩むと言うにも何処か頼りない音律が、風に漂う血臭の元を手繰るようにして、近づいていく。 ぼんやりとー…輪郭が見えるようになった頃。夜から溶け出るように姿現すのは、蝙蝠傘を掲げた人影。) 残念ー…… ひとかけら も、残さないの ねぇー…… (欲しかった飴玉が手に入らなかった時のような、ぼんやりと子供じみた響きが、何処か音程も曖昧な虚ろさで夜へと混じる。) [Thu 3 Aug 2006 22:18:15]
お知らせ > フィーリアが来ました。 『(足音ー…もしくは )』 [Thu 3 Aug 2006 22:10:21]
エル・ニール > ( 欠落は徐々に増えて行く。右前脚の次は左前脚。左前脚の次は首より後ろ ――― そして、最後に頭部。頭蓋から歯の一片、脳漿の一滴に至るまで余さず喰らい、呑み尽す。其の後口元を手袋の嵌められた侭の手で拭い、付着した血液を綺麗に舐め取る。鞭に付いた血液も同様に舐め拭う。最後に小さく息を吐けば、それで御終い。之と言って慌てる様子も無く、見た目だけは黒く戻った鞭をホルダーに戻す。どうせ門が開くには聊かの猶予があろう。『近々開く』とは詰りそう言う事。 ) [Thu 3 Aug 2006 22:01:16]
エル・ニール > ( ゴクン。咀嚼していたモノを嚥下した後、ゆるりと屈み込んでその右前足を根元から無造作に左手で毟り取る。右手には未だ血に濡れた侭の女の獲物 ――― 黒い艶消しの金属鞭が握られたまま。根元の肉を喰い千切り、剥き出された骨を噛み砕く。ゾブリ。グシャリ。ゴリ。ゴリリ。ゴクン。 ) [Thu 3 Aug 2006 21:46:01]
エル・ニール > ( ごり。ぞぶり。ぐしゃり。とても行儀良いとは言い難い咀嚼音。地に立ちて何かを咀嚼する女の傍らには、腹部より後ろが欠落した狼の如き獣の屍骸。 ) [Thu 3 Aug 2006 21:37:51]
お知らせ > エル・ニールが入室されました。 『( 血臭、そして咀嚼音。 )』 [Thu 3 Aug 2006 21:33:59]
お知らせ > ミムートクスが退室されました。 『黒い四肢が台地を駆ける』 [Thu 3 Aug 2006 03:17:03]
ミムートクス > (その場からノソリと起き上がれば、足元に横たわる躯の一部を銜え上に放り投げれば喉の奥へと落とし込む。飲み込んだ直後、まるで蛇がネズミを飲み込んだ時の様に喉元が大きく膨らむが、膨らみは腹の方へと動き沈んでいって。)色々と探してみるか?(食事を終えて数十秒後、次にやる事を決めたのかポツリと独り言を吐き出し・・・・・・周囲を一瞥したかと思えばその場から駆け出す。)(特に当てがあるわけでもないが、とりあえず昨日会った流れ者の様に自身の食指を動かす様な存在を見つけようと考えながら) [Thu 3 Aug 2006 03:16:22]
ミムートクス > (やはり色々な者達が門を目指していると言う事なのだろうか?異界に続く門が開かれるかもしれないという情報が流れて数日した現在、自身の棲むこのイーディス台地に知らぬ多くの匂いが急激に増えていることに獣は気付いていて。もし、それらが自身の予想通り門を目指す者達だとすれば、昨日の流れ者の様にあちらの世界で協力しあえる存在を探している者もいるのでは?と考え・・・・・)(それから暫しの間を置けば)ならば・・・・互いの利益の為に動くも悪くは無いか。(情報を得た当初は伝手を重要視していなかったが、やはり慣れぬ内は互いに助け合う伝手があるに越したことは無いだろうなんて考えを変える。) [Thu 3 Aug 2006 03:09:09]
ミムートクス > (丘の上で獣だったと思われる物を貪る黒い影が一つ。)「ゴキッ!ブチチッ!」(もう動く事は無いその躯に牙を食い込ませれば、血を撒き散らし骨ごと引き千切って。)仲間か。(口にしたそれを咀嚼する事無く飲み込んだ直後、ふと思い出したように声を漏らす。)奴以外にも探している者はいるのだろうか?(昨日に会った白い流れ者とのやりとりを思い出せばポソリと呟いた。) [Thu 3 Aug 2006 02:55:06]
お知らせ > ミムートクスが来ました。 『漂う血の匂い』 [Thu 3 Aug 2006 02:49:05]
お知らせ > フィーリアが退室されました。 『群れると ね。恐ろしぃ の、よー…(だから――だから?答えの為に、甘露の気配は空に飛ぶ)』 [Wed 2 Aug 2006 23:31:06]
フィーリア > …あの世界でー…一番 いちばん、怖いのはー…… (ぽつ、ぽつり。大地を濡らすは雨ならず、天の気配、異質の名残。甘やかなー…撒き餌のよぅな、血の匂い。甘露の気配と茨の塊を引きずって、黒衣の娘は立ち上がる。 硝子じみた虚ろの双眸が、遠く。此処からはまだ遠く。魔方陣の設えられた半島の方を、見やりて。) …… 人 は  (羽ばたきの音。呟きの声。砂塵の中に紛れたものは――) [Wed 2 Aug 2006 23:30:27]
フィーリア > ……地上ー…… もう 少し 開くにはー… 掛かると 聞いた かし ら。 (饗宴――囚われた天の族の翼を千切り、引き裂き、末端から壊して砕いて犯して侵してー… 喰らい尽くす、宴の合間、合間。あのお城に到着するまでの、空の上の。 記憶の欠片を掬い上げて、嚥下して 認識する。多くを聞いた訳では無い。ほんの少しの、こと。) ……力を蓄え てー… 嗚呼。でも  でも、そぅ。 力だけー… じゃ 無理、なの よ。 (だらんと両腕が、濡れた大地の上に落ちる。かさかさと、指先には 血肉で湿り気を帯びた土の感触。今は何処か意識から遠く――傍らに侍らせた茨が、しゅるり ざわり 指先に巻きついていく。 ぽつ り―― また、一滴。甘い匂いを風に吸わせて。等しく流れる呟きは、何処か虚ろに。) [Wed 2 Aug 2006 23:25:27]
フィーリア > ……あの空のー… 向こう、側。 天まで届かじの 地上の 世界。 人のー…世界。 (予兆じみた前触れ。動き始めた停滞。黒い予感と衝動に突き動かされる侭、広がる黒を道標に飛んだ先にはー…色欲司る罪の御方と、まだー…何処か、眠っているよぅな。それでいて、強い強いー…世界を犯す力を秘めた、魔方陣。)   あれ、が。 あれがー… 開いた、ら。 柔らかいモノが跋扈する世界にー… もぅ いち、ど? (――それは。遥かなる天では無く。其処に在りし存在が慈しんだ人の世界。時に、降りてきた天使達も住まうというのだし。聖職の徒も存在しようから。楽しみー… では、あるのだけど。)   ……でもー…… 私 一人 じゃ、大変 ねー…… (ぼんやりと見下ろす、ちっぽけな手。赤く濡れたー…指は。これだけでは、然程の力を持ち得ない。) [Wed 2 Aug 2006 23:09:09]
フィーリア > (――やがて、嚥下の音も止む頃には。濡れた茨と黒尽くめの少女の姿のみが、吹き晒しの大地の上。足元、沁み込んだ赤い赤いー…濁って肉色混じり合った、命の色は。もぅ、くすんで価値も分からない、くらい。 赤く染めた口元を、作り物じみた舌が緩々、舐め取って。掌赤く染めた侭、食事の終わりに息を吐く。) ……比べたら、いけない のよ、ねぇー…… 分かって る、の だけれど。 (鴉の御方のお城には、まだ 白くて柔らかくあたたかくて、 とってもとってもおいしそうで―― 事実、ミルク粥みたいに甘くて愛しい天使たちが、いたから。 ついつい、はしゃぎすぎてしまったのだ。思い出しただけで緩んでしまうから、愛しげに眦細めて、指先が腹部を撫でる。もぅ、其処以外には、何処にもいない何かの為に、微笑みを。) [Wed 2 Aug 2006 22:59:09]
フィーリア > …久しぶり、にー… 美味しかった ん、です もの。 (解けて行く茨の中から、泉の水でも掬うよう、ぐしゃぐしゃに砕けて骨片、千切れた毛皮までも交じり合った血肉のスープを掌に乗せて。唇近づけ、くぅー…と飲み干す喉元に、赤黒く濁った雫が一筋伝う。 背に広がる飾り羽が、砂塵巻き込む風にゆらゆら、不安定に揺れて。茨と娘子、並べてみれば出来の悪いオブジェじみた、奇矯な光景。) [Wed 2 Aug 2006 22:41:04]
> (みしり、 パキ ン  ぐしゃ。 水っぽい音色の中に、硬質のモノが砕ける音が、入り混じり。やがてー… ぐしゃぐしゃと、すべてが入り混じったような、濁った音だけが響くようになった頃。 ゆぅらりと、座り込んだ影が立ち上がり。大地に落ちる影とても、剣呑に尖った茨に手を伸ばす。) もぅ、いい わぁー…… 声も、しないから、ぁ  多分、平気ー… かしら、ねぇ……? (白い指先が、舞台劇に幕を下ろすタクトのように、弧を描き。絡まる茨が、王子を迎えた森のように緩々と解けて、溶けていく。 ――茨の森の中身はドス黒く。同時に真っ赤。赤黒い肉片と、引きちぎられた毛皮が棘に引っかかっているのを、一切れ、摘み上げて。 ちろり。舌先で、触れた。)    …食べごろー… なの、かしらぁー… だめ、ね 口がー… 贅沢に、なってしまう の。  [Wed 2 Aug 2006 22:35:19]
> (荒涼と、赤茶けた土の広がる大地の上に蠢く影は、無数の茨。絡み合い、縺れ合い、一塊の異形を描く青み掛かったソレが蠢く度にー…ぐぢゅ り 。 何か、押し潰したように。濡れた音が響きやる。) ……嗚呼ー… やっぱり、加減 は、下手よ、ねぇー…… (辺りに生命種、植物じみた萌芽すら無く。脈絡無く生える茨は、存在そのものが、既に異質。 異物めいたソレの傍ら、子供のように大地に座り込んだ、黒い影。乾いた大地にじくじくと沁み込んでいく赤黒い流れを見下ろして、呟きは茫洋と。) [Wed 2 Aug 2006 22:25:14]
お知らせ > が入室されました。 『(――ざわ、り 。)』 [Wed 2 Aug 2006 22:18:19]
お知らせ > エレノアが退室されました。 『―――お待ち下さい。 ( 別れ際に主に持たせる、アタッシュケース )』 [Wed 2 Aug 2006 02:46:04]
お知らせ > グドルフが帰りました。 『エクセレントだよ、エレノア君、ニイ君(二人への賞賛の言葉であった)』 [Wed 2 Aug 2006 02:33:33]
グドルフ > ( グドルフが情報集めや協力者を募ることにしたのには、もうひとつ理由があった。不確かで自身も信じられぬ情報だから、エレノアにも話してはいないが。――かの赤い悪魔、魔界の王たるヴァイオレートが、人間界において思わぬ苦戦を強いられ、結果魔界の門を開くことで、手詰まりとなった現状の打開を狙ったという噂だ。人間というのはそれほどに強いのか? 信じられないし信じたくもないが、ことは慎重に運ばなければならないのは確かだ。門からで息巻いて出て行って、人間界で好き勝手暴れまわるなどと、単純なことはできそうにない。 ) では、門のところで落ち合おう。健闘に期待しているよ、エレノア君。 ( そうして、エレノアがニイの世話を終えるのを待つと、新しいメイド服を着せられた娘を見て、まずこういうのだろう。 ) [Wed 2 Aug 2006 02:32:59]
エレノア > (*『ルシアの言葉』 → 『ニイの言葉』 すみません混ざりましたっ…) [Wed 2 Aug 2006 02:24:37]
エレノア > ( 魔界の住人と戦うのは、いつでも出来る事。 だから今だけは好敵手を求めるのではなく、未知の土地に置ける基盤を築くのに必要な協力者を募るのだと、そう理解する。 敬意を払うに足る相手と、だからこそ戦おう!となるのも珍しくないのが魔界だ。 また、平気で嘘をつく者もいる。 それでも音声その他でルシアの言葉を、一応は信用に足るものと判断すれば、素直に受け取って ) ―――良い旅となるよう、最善を尽くします。 ( 自分にはそれだけの事だけれど、主が楽しげにしているのは喜ばしい事だ。 心なしか会話の弾んでいる様子に、控えるように傍らに立ち… 注意には、深く頷いた ) 心得ております。 閣下の御名を辱める事無きよう、紳士に仕えるサーヴァントに相応しい振る舞いを心掛けましょう。 私にも子機があれば良いのですが… 単独行動の間、御不便をおかけする事をお許しください。 ( 日に一度は合流を試みるけれど、それが叶うかどうかは分からない。 深く礼をして――― 呼ばれたカーテンの向こうに、そっと消えた )   ( 髪を梳いて服を着せ、縫い目は隠しようもないけれど、拒まれなければ薄化粧も。 お色直しを済ませたら、レディーファーストで後回しになっていた主のお世話だ ) [Wed 2 Aug 2006 02:23:38]
お知らせ > ニイが帰りました。 [Wed 2 Aug 2006 02:07:12]
ニイ > か、かしこまりました。で、では、お、おあいしたらお伝えしておきます…ですが、わ、私、シュトローム様とエレノア様には恩義をいただきましたし、僭越ながら、敬意を払うに足る方だと思っております。る、ルシア様にも好意を持っております。み、みなさまが争いませんように、僭越ながら私も祈っております。 (楽しみたいだろうという言葉には、唇をゆがませてうなづいた。 カーテンがあるから笑みもうなづきも見えていないことにきづけば、ええ、と言葉を発する。  お話をしながらも体を丹念に丹念に拭く。 拳は特に念入りに。)ぴ、ぴかぴかの拳で、お、おもてなし(汚れが取れていく手をうっとりと見つめ。ため息を吐く。その拳に、己の唇を落としたり。 再び丹念に体を拭き…。  拭くのに手間取り、時間は過ぎていく……体を拭くのが終われば、エレノアをよび、協力してもらいながら、服をきこみ、身だしなみを整えていくだろう。 すべて終われば、何度も何度も礼をいい、できる範囲での協力を約束し、去っていくだろう…いまは体を拭いて――) [Wed 2 Aug 2006 02:03:47]
グドルフ > 気にすることはない、ニイ君。紳士たるもの、常に広い心と器を大きく持たねばならん。もっとも、私としては最低限お互いが争うようなことは避けたいと思っているがね。未知の世界にいって、お互いの利害の違いからつぶしあうようなことになれば目も当てられん。せっかくの機会なのだからね。お互い、存分に楽しみたいだろう? ( ルシア――ニイが教えてくれたその名前を、頭に刻む。協力者を募っているのであれば、嫌でも接触することになるだろう。自分たちの名を伝えてもよいか、という問いには、すぐにうなずいた。 ) あぁ、遠慮なく伝えてくれたまえ。互いの名前と目的だけでも知っていたほうが、何かと都合がいいだろう。もし仮に敵対することになったとしても、そのときは紳士として正々堂々、挑むだけだよ。 ( ふっと小さく笑う。腕組をしたまま、相変わらず半島を見据えて。 ) ふむ――いい提案だ。どの道行き着く先はあの門なのだからね。それならば別行動で協力者を募ったほうが効率もよかろう。分かっているとは思うが、私の元を離れる間も、エレガントな振る舞いを忘れてはいけないよ、エレノア君。ジェントルメンに仕えるメイドは、自身も品性を持たねばならない。 [Wed 2 Aug 2006 01:54:59]
エレノア > ( グドルフが間違っても見ないという事は知っているけれど、それでもカーテンがあればお互いに気遣う負担はぐっと減るだろう。 二人して入ったカーテンの中 ) ―――はい。 個人を特定するに足る特徴を、お聞かせ下さい。 ( ルシア… 身長160cm以上… 白いもの? 白いものとは? 保留。 照れて可愛い様子を見るには『お嬢様』『女王様』と呼ぶ… ) 御協力、ありがとうございます。 了解しました。 それでは終わりましたら、お呼びください。 ( 話を聞きつつニイが脱ぐのを待っていたけれど… 後で良いという事であれば、会釈して外へと出よう。 縫い目やネジにも、そういった特徴を記録はしても、別段気にする事は無い。 人型をしているだけで十分分かりやすいとか、そんな認識。 自分達の名をどうするか、決めるのは主だ。 沈黙 ) ―――閣下。 協力者を募るのであれば、一先ずジナイ半島の門まで行くのが適当と思われますが、彼の地の気候は快適なものではありません。 ジナイ半島に辿り着くまでの道すがらに募るのであれば、二手に別れるのが有効と思われます。 いかがなさいますか? ( 支援用魔法生物としては、同道するに越した事は無いのだけれど… 主のめがねに適う相手かどうかは別にして、共闘の意思の有無を確認する程度は、自分にも出来る。 思いを馳せるのが中断されるような少しの間に、声をかけた ) [Wed 2 Aug 2006 01:41:31]
ニイ > お、恩を受けていながらか、勝手をもうしましたのに、し、親切なお言葉ありがとう、ご、ございます――そ、そうですね、シュトローム様のおっしゃるとおり、おうわさでしか知れなかった場所ですし…そこでなにかをするならば…人手は多いほうがよいかと(シュトロームに礼をいいながら、体は更衣室に。 ぎこちなく襤褸布をぬぎ。下におけばたたむ。あらわになるのは、つぎはぎのような縫い目だったり、体に刺さった螺子だったり、純粋な女性ではない身体的特徴であったり)  にゅ、入力? お、おしえすればよいのですね……る、ルシアさまと名乗っていらっしゃいました。せ、背は私より高く、し、白いものをみにつけていらっしゃいました。あと、お、お嬢様ないしじょ、女王様とよばれると、照れていらっしゃてすこし、か、かわいかったです――シュトローム様とエレノア様のお名前をそのかたにお教えしてもさしつかえはございませんでしょうか?(しばらく考えた後、言葉を発する。最後まで真面目な口調で。) ふ、拭くのは自分で――ただ、服の着方が久しぶりで不安ですので、お手伝いをお願いしたくぞんじますが、よ、よろしいでしょうか(等といいながら、体を拭いたり、着替えをしたりー) [Wed 2 Aug 2006 01:17:12]
グドルフ > ( 女性二人に背を向けたまま、その言葉だけに耳を傾ける。間違っても彼女たちのほうを見ようなどとは思わない。ニイの説明を聞けば、納得したようにうなずいた。 ) そうか――やはり私のほかにも、協力者を募るものは居るようだ。先約があったことは少し残念だが、気にすることはないぞ、ニイ君。君の返答は正しいものだ。 ( 優しい声音で、静かにそう答える。恩を売ったから協力しろなどというのは、ひどく低俗で品性に欠ける考えだ、とグドルフは考えている。好意とは見返りを期待して相手に押し付けることではない。それが魔界のジェントルメンの心情であった。エレノアも、そのあたりは理解してくれているだろう。 ) さて――さて――人間界へと渡る前に、できる限り協力者を増やしておかなければ、な。 ( グドルフは小さく笑うと、門があるジナイ半島――さらには、その向こう側――異世界へと猛る思いを馳せるのだった。 ) [Wed 2 Aug 2006 01:04:25]
エレノア > ―――はい。 異界への門を開くなど生半な事ではありません。 道楽で、そのような事はされないでしょう。 ( そう、用心。 決闘を愛する主ではあるけれど、詰まらぬ死に方など御免だろう。 …ジナイ半島へ注がれ動かない視線を一度だけ追って、こちらを見てはいない相手に頷いた…。 自分はと言えば、言うまでもない。 主の行く所へどこまでも付いて行き、紳士たり得るよう支援する、それだけだ。 …同道する訳ではなさそうだけど、仮初の契約を結んだ様子を見れば… 改めてニイへと向き直り、膝を付いた状態のままで礼をする ) ―――ニイ様、よろしくお願いいたします。 …契約内容の重複を了解しました。 差し障り無ければ、その方を識別するお名前及び身体的特徴の入力をお願いできますか? ( どちらにも協力しない、というのであれば、その公平な態度に問題は無いと判断する。 仮に片方を優先したとしても、主が問題視しなければそれまでなのだけど… その悪魔は何者かと、ニイを見つめて。 唖然とする様子にも、何をしているのかと無表情が返るのみ ) …はい。 御自分でなさいますか? ( 身体を拭くお手伝い。 どもる相手をじれったそうにするでもなく見つめたまま… 同意されれば、一つ頷いて立ち上がった。 笑う? とんでもない。 笑ってとリクエストがあればその形を作る事は出来るけど… 自然に行うには、学習のたりない領域だ ) かしこまりました、閣下。 後ほどお着替えをお持ちいたします。 ( 主に一礼して、ニイを追うようにカーテンの中へと消える ) [Wed 2 Aug 2006 00:54:57]
ニイ > クロウヴァーテ卿、ヴァイオレート様(圧倒的に有名な類の存在なれば、彼女でも名前は知っていた。そんな方がかかわっていたのかと眼をぱちぱち。シュトロームのことばに首を縦に振り。言葉を頭の中にとどめておこうと。)…シュトローム様は紳士探し…英雄は英雄を求める…というようなことでしょうか…(冗談だとはきづかず、大真面目に言葉を返す。)  とはもうしてましても、先日、別の悪魔の方とも同じ件で協力を、とお約束しました。で、ですから、ま、万一その方とシュトローム様の利害が対立するときには、お二人ともにへのご協力をおことわりするかも、し、しれません。………あら?(話し込んでいる間に次々とものが出てきていた。その様子には、唖然。服が出るのすら、許容範囲を超えかけていたのに。片手を己の頬に当ててひねる。さらにひねる。ひねりあげる。止めとばかりにひねる。赤くなる頬。目の端に浮かぶ水滴。)……いたいです。(指を離した。)む、難しいことはわかりかねますが―そ、そのお方には、ひ、ヒトはおつかえするにたりないと――けれど、その、何とかという方は違った――ま、ますます興味深いです。え、エレノア様は博識でいらっしゃいます…お、おてつだい?え、えすこーと?(声色にうらやましそうな色が混じる。自分を恥じるような色も。  お手伝いの言葉には十数秒以上、迷うようなそぶりを見せてから) お、お願いいたします――けれど、わ、わらわないでください、ね?(更衣室へとお辞儀して、失礼しますと一言。足を踏み入れ――) [Wed 2 Aug 2006 00:36:42]
グドルフ > ――そうだろうな。私も詳しくはしらないが、人間界よりわれらが王――ヴァイオレート様がおもどりになられた。そのことと何かしらの関連はあるだろうな。いずれにしても用心するに越したことはあるまい。 ( エレノアのほうを見るわけでもなく、視線はずっとジナイ半島を見据えたまま。 ) まずは異界とをつなぐ門を実際に見てみる必要がある。どのようなものなのか、扉はどのようにして開かれたのか、それが閉じることはあるのか。安全性の確認はいうまでもないな。 ( グドルフは魔界において、単に知性派を気取っているわけではない。力のみが絶対とされるこの世界で、より確実に生き残るための手段として、知性を磨いているのだ。協力してくれるというニイの言葉には、快くうなずいた。 ) 感謝するよ、ニイ君。ぜひ人間界に行った際には、力を貸してほしい。――人間たちがわれわれより弱いのであれば、踏みにじるなり食らうなり、好きに扱えばいい。それががわれわれのルールだ。私としては、向こうの世界にも私と同じジェントルメンが居るのか、気になるところではあるがね。 ( 最後のほうは冗談も交えて、くっくっと厳つい肩を揺らす。 ) エレノア君、ニイ君をしっかりエスコートしてあげてくれ。私はしばらくこうして門から漏れ出る瘴気を感じていよう。 [Wed 2 Aug 2006 00:24:56]
エレノア > (*『量は多くないけれど最低限』 → 『量は多くないけれど質の良い』 すみませんっ ) [Wed 2 Aug 2006 00:20:10]
エレノア > ( ―――ただッ! 二人の会話の邪魔にならない間でぽつりと零しておくのは、当然の危惧 ) クロウァーテ卿が人界への扉を開かれる目的は、判然としません。 お気をつけ下さい。 …かしこまりました。 ( 『手に何か?』 ニイの問う言葉には、『失礼しました』と小さく首が横に振られるのみ。 攻撃に移る呼び動作となり得る行動には、敏感という、それだけの話。 〜服の一着や二着で驚くことなかれ。 局面を打破するような物は出て来ないけれど、それ以外の物であれば『グドルフの趣味に合わせて』何でも入っているのがこの不思議トランクだ。 その気になればバスタブも出て来そうだけれど――― 引っ張り出すのは簡易更衣室のような円筒形のカーテンと、お湯を張った洗面器、タオルを数枚。 量は多くないけれど、最低限の化粧品が入ったポーチなどなど… イスと小さなテーブルも用意して、冗談のように整えていく。 荒野の真ん中で ) ―――ヒトとは【  】の寵愛を受けた種族と聞き及んでおります。 【    】が【  】の意向に背きヒトに額ずく事を拒んだ為に、この界が生まれたのだと。 真偽は不明ですが。 ―――ニイ様、お手伝いいたしましょうか? ( カーテンを開けて中へ入るよう促しつつ、その先に自分の助けは必要かどうか。 …二人の話には同意するでもなく、反発するでもなく… ニイのように熱を帯びる事も無いが、それでもその態度には、どこか警戒が緩められているような、そうでもなさそうな ) [Wed 2 Aug 2006 00:14:18]
エレノア > ―――はい。 お急ぎになれば一両日中にもジナイ半島へ到達可能です。 ( 主の指示とは言え、力ずくで沐浴させてお仕着せするような真似はしない。 紳士的に、あくまで紳士的に… 主のその趣向は、理解している。 ただ [Tue 1 Aug 2006 23:55:51]
ニイ > わ、私の手に何か―――それにしても、わ、私のサイズに会う新品の給仕服など、い、いつ以来でございましょうか―おもえばあれは――(視線を落とされれば、握ったこぶしを視線からずらそうとわずかにうごかす。 何でもありの魔界だとはいえ、トランクのような魔法の品を彼女は見たことがなかった。初体験の連続は、彼女の心にノイズを走らせ―――そんなこんなで現実逃避。遠い瞳。 しばらくすると眼に焦点があいはじめ)シュ、シュトローム様のご好意、お、お受けさせていただきます。ふ、拭くものとお洋服をお貸しいただけますでしょうか――新しいお洋服を手に入れたときには、必ずお返しいたします。(お辞儀をした後で、熱く語る紳士へと視線を向ける)――に、人間界への扉、開いたと聞いておりましたがあちらにございましたの、ですね――そ、その扉の向こうの世界で、試す? 楽しむ(意識してはいないが、女の口元がゆがむ。つりあがる。唇を舐める赤い舌。瞳によぎる凶気と狂気。扉があるといわれた方向を凝視する。  だが、二人に顔を向きなおしたときには、普段の顔に。)わ、私は人界にひかれて、お、おりました。ヒトなるものがいかなるものか―踏みつけるべき弱き者なのか、あるいはこぶしを交えるべき―――こほん、しつれいしました(穏やかな口調の中に乙女が夢見るような声色が混じる。熱く語っていることに気づけば咳払いを一つ。)わ、私もかねてより興味を持っておりました。  そ、それに。メ、メイ道の教えにこうあります。「敬意を払うべき方から受けた恩を忘れるべからず」と――しゅ、シュトローム様が協力者をお求めというのでしたら、わ、私のささやかな力と、こ、心が許す限りではありますが、協力を――もちろん、シュトローム様がよろしいとおっしゃっていただけるなら、ですが(両手を膝の前に合わせて、深く頭を下げた。) [Tue 1 Aug 2006 23:54:33]
グドルフ > かまわんよ、エレノア君。時間はまだ十分すぎるほどある。 ( エレノアを一瞥して、満足そうに笑う。 ) ふむ――ならば試してみるかね? ニイ君。魔界で今日まで生き抜いてきた君の力につりあうだけの自信と品格が備わるか否か。 ( すっと指さすのは、魔界の門があるジナイ半島。 ) ――あの扉の向こうにあるという、人間界で。 ( 禍々しい瘴気も、この世界の住人たちにとっては心地よい風――あるいは身を猛らせる風にも等しい。事実、グドルフの目にはぎらぎらとした熱がこもっていた。 ) クロウァーテ様の手によって、魔界のトビラが開かれたことは知っているだろう? 私とエレノア君は、一度あちら側にいってみようと思っている。しかし、だ―― ( 顎をひとなでして、低く太い声で淡々と語る。 ) いかんせん、われわれにとっては頼りない文献で知るしかなかった未知の世界。個人が観光気分でおいそれと出て行けるようなところでもあるまい。ゆえに、今は協力者を集めているところだ。向こう側にいったとき、より”楽しめる”ようにね。 ( 一通り説明をした後、グドルフはこう付け足した。エレノアにニイへの対応を任せて。己はただ、語る。 ) ニイ君。君も見てみたいとは思わんかね? 人間の世界というものを。 [Tue 1 Aug 2006 23:37:37]
エレノア > ( そうある事が約束されていたかのように、ごく自然に。 荒野で再会を果たした主の姿を確認しても、微塵の感動も見せず。 話す二人が気付こうと気付くまいと恭しく礼をして、さっ さっ と驚かせない程度に足音を立て、二人の方へと距離を縮めよう。 白と黒を基調にしたメイド装束にかっちりと身を包み、几帳面に切り揃えられたストレートのロングヘアを小さく揺らして… 普通に発する声の届く距離へ到達したなら ) ―――閣下。 遅くなり、申し訳ありません。 …かしこまりました。 ( 改めて礼を一つ。 出される指示に『失礼いたします』と、ニイの方へ巨大なトランクを携え歩み出る。 小さくなる相手にも、何一つ感情と呼べそうなものは映さずに、その傍らで膝を折り、トランクを開けた )   ( トランクの中には、何も入っていない。 ただトランクの内側の四隅すら判然とさせないような闇が横たわっていて… その中へと手を差し入れ引き出したなら… そこにはパリッとした、自分のそれより少しサイズが小さめの、お揃いの給仕服が抱かれている ) ―――ニイ様。 お身体を拭われますか? ( 『人種』といった統一性を持たない魔界の住人において、その趣向は千差万別。 襤褸を好む者も居るし、そもそも優雅だ襤褸だと言った感覚すら共有し得ない者が珍しくないだろう。 問う言葉は、拭う事を当然と考えず、本当にただ『どうするか』を問う平坦な声音 ) …閣下は貴女が居住まいを正される事を望んでおられます。 貴女がその好意を受ける事が可能なのであれば、遠慮をする必要はありません。 確認します。 閣下の好意を受けますか? 拒否するのであれば、明確な回答をお願いします。 ( 『拳』 に視線を落としつつ ) [Tue 1 Aug 2006 23:26:17]
ニイ > ご、ご忠告感謝します。力と意思こそこの世界を生きるすべにして、す、すべて。…わ、私のようなものでも、そ、それだけは同じ。こ、こころえて―― すっ?(岩陰のあたりからした音に顔を向ける。そこにいる人影に眼を見開く。  次の瞬間にはお辞儀。)しゅ、シュトローム様の御部下のエレノア、様でいらっしゃいますね、こ、こんばんは―――しゅ、シュトローム様? しょ、初対面のわ、私になぜにそのような―――ゆ、ゆ、ゆるすといわれても、そのあの、ええっと――(魔界なれば、初対面の相手に服をくれてやろうという人物は希少。少なくとも襤褸布の女はであったことがなかった。動揺する。動揺を隠せない。相手の意図が読み取れず、わたわたと言葉を発してしまう。それが彼女の心の弱さかもしれなくて)あ、ありがとうございます…けれど、私のようなものには自信も崇高な品性など身に過ぎたもの――私に必要なのは主への敬意、お客様へのもてなしの心そして、このこぶしのみで(そっと、膝の上でこぶしを握り) [Tue 1 Aug 2006 23:20:29]
グドルフ > 主を持たぬ、か。それもいいだろう。仕えるべき主が見つかったら、そのときどうするかきめればいい。力さえあれば好きに生きていけるのが、この世界のいいところでもあるのだよ、ニイ君。 ( 静かな声音で告げて、ちら、と岩陰のほうに視線を向けた。 ) ――エレノア君、話をどこまで聞いていたかは分からないが、ちょうどいい機会だ。彼女に合うサイズのメイド服を1着、見繕ってはもらえないかね? ( 岩陰より現れる配下に目配せして、小さく笑う。 ) ――これは失敬。だが、レディがそんな格好でいるのを、紳士として見過ごしてはおけないのだ。おせっかいを許して欲しい。 ( ニイから視線をはずし、背を向けて、彼女の訴えに答える。けれど、最後にこう付け足して。 ) だが、ニイ君。君はもっと自信を持ったほうがいい。君に備わった心、品性の崇高さは、私が保証しよう。 [Tue 1 Aug 2006 23:06:09]
お知らせ > エレノアが来ました。 『( 岩陰より、すっと現れる )』 [Tue 1 Aug 2006 22:59:55]
ニイ > え、エレノア様? ぶ、部下?(相手の言葉にしばらくあごに指を当てて考える)――ざ、残念ながらわ、私は、現在主を持ちません。お、おもてなしのこころはいまでも失っていないつもりなのですけれども。 (相手の視線が服へと移れば体を相手から見て横に向ける。 両手を、あらわな肌を隠すように添え。)お、お恥ずかしいことに、こ、こちらで生活しておりますうちに、こ、このように。か、替えの服ももたない、も、ものですから。よ、よろしければ、あまり、見ないで下さると――――ふ、服につきましては、できるだけお見苦しくないものを手に入れたいのですが――(顔をそっと、伏せて。)けれど、しゅ、シュトローム様、わ、私などほめるにはあたい――(小さくぼそぼそと付け足す) [Tue 1 Aug 2006 22:55:29]
グドルフ > 製造番号? ふむ――となると君もエレノア君と似たような存在か。あぁ、エレノア君というのは私の部下だよ。実にエレガントなメイドだ。 ( それから、ニイの言葉に深くうなずいて、もう一度彼女の着ている服をみる。 ) 礼儀ただしく、趣もある。しかし――その服はどうしたね? せっかくの美しい容姿が台無しだ。 ( 実に残念だ、という感じで、眉を動かす。顎に手を当てて、思案するように。 ) 好んできているというのなら、私の口出しするところではないがね。――あまり優雅ではないな。せっかく初対面の私をもてなしてくれると言ったその君の心にふさわしい服を身に着けるべきだ。エレノア君が居れば、それらしい服でも見繕ってくれそうなものだがな――今はその気持ちだけ、ありがたく受け取っておこう。 [Tue 1 Aug 2006 22:45:59]
ニイ > しゅ、しゅ、シュトロームさま――わ、私は製造番号をもって、に、「ニイ」となのっております。 こ、こちらこそよ、よろしくお願いいたします―――け、けれど、どうしましょう? そ、そのように過分なお言葉をいただきレディなどとお呼びいただかれるなどと、て、天に昇るような気持ちになってしまいます――いえ、私たちならば(そこで言葉をとめる。数秒考える)――ち、ち、地の底に舞い落ちるような、でしょうか?(そして、瞳は蟲へと戻る)え、ええ。こ、こちらにいる方は、お、お肉のほうを好まれるようですけれど、か、香りがとてもよろしくて。 ちょ、調理器具や材料がそろいましたら、も、もっと美味しいものがつくれますのに、そうすれば、グドルフ様をおもてなしすることも、で、できましたのに。(あたりをみまわして、首を振る。ため息。見回す間も首を振る間も、視線の端にグドルフを捕らえてはいるのだけれど。  ちなみに、実際は料理に関する知識は一般人?程度。) [Tue 1 Aug 2006 22:39:43]
グドルフ > 私はグドルフ・シュトロ−ム。以後、お見知りおきを。 ( 優雅に一礼をすませると、女性の言葉に興味深そうにうなずいた。 ) ほぅ、なるほど。イーディス台地の蟲たちは、良質の体液が取れることで有名だ。焼いてよし、炒めてもよしだが、私はよく細かく刻んで香辛料として堪能しているよ。あれは香りもすばらしい。 ( 上機嫌で答えると、羞恥の色をにじませて笑う女性に、いやいや、と首を横に振って見せた。 ) 料理の知識があるということは、それだけで優美なものだよ、レディ。魔界では獲物を新鮮なまま食すのが一般的だが、私は調理のされたもののほうが好きだ。 [Tue 1 Aug 2006 22:27:19]
ニイ > あら――これは、立派な旦那様―(たずねられたのは左手についた蟲の体液を赤い舌で舐めていたとき。振り向けば、顔を赤らめた。左手を右手で隠すように。)い、い、いらっしゃいませ――――で、ではありませんでした。こんばんは(立ち上がり、お辞儀をしてみせる)わ、私はお嬢様というには、ほ、ほどとうい存在ですけれども―――た、ただいま、お、おりょうりを少々――料理名は、イーディス蟲の絞り汁、ティアン風――ともうしまして――お、お、お恥ずかしいところをおみせして――(穏やかな笑みにわずかに羞恥の色を混ぜながら、どもる声で語り、あげた頭をもう一度さげる。) [Tue 1 Aug 2006 22:15:37]
グドルフ > ( 雪白の案内で無事樹海を抜けた長身の男は、イーディス台地にたどり着いた。ここからならば、魔界の門が開いたというジナイ半島は目と鼻の先だ。 ) さて――予定通りならば、エレノア君も樹海を抜け出る頃だろう。やはり紳士たるもの、いかなるときにも焦ってはいかんな。 ( 髭をひとなでして、力強く歩く。やがてその目は、女性のような姿を捉えた。 ) ――ふむ、今宵もまたよい出会いがありそうだな。 ( 歌うような声に耳を傾け、ゆっくりと彼女の元へと。 ) こんばんは、お嬢さん。このような台地で、いかがなされましたかな? ( そっと、たずねてみる。 ) [Tue 1 Aug 2006 22:08:40]
ニイ > (台地にて、身をかがめ手いる女。死にかけた小さな蟲を“もてなしている”。その顔には笑顔が浮かんでいて、やわらかい声色で蟲に何かを問いかけ、語りかけている――いまだ靴音には気がついていない。)つ、つぎは、ど、どのようなおもてなしをいたしましょう? お、おもてなし――♪(夢見るような瞳。歌うような声―――) [Tue 1 Aug 2006 22:06:25]
お知らせ > グドルフが来ました。 『(ザッ――と台地を踏み締める靴音。)』 [Tue 1 Aug 2006 22:01:52]
ニイ > さ、さ、さびしいでは、ご、ございませんか?(やわらかい声、言葉を続ける。  つぶれたのは蟲の半身、下半分。体の半分を失ってなお、蟲は動いていた。残った四本の触手が動く。しかし、脚がどれほど動いても、ほとんど移動できないでいる)――お、おもてなし、さ、させてくださいませ?(女は地面とキスをしていたこぶしをあげる。手を開く。指を伸ばして、小指の側面を下に向ける。その手を肩の高さまで―――そして、振り落とす。手刀が一閃する。手刀は蟲の左側面についた足二本を本体から切り離す)い、いかがですか? [Tue 1 Aug 2006 22:00:19]
ニイ > (左手が揺れる――目は蟲をから離れない。ようやく石がずらされたことに、あるいは女の存在に気づく蟲。八本の脚を動かそうと、動かして地を這おうとした。次の瞬間、彼女が膝をつく。 左手が地面に―蟲ごと巻き込んで突き刺さる。ぶちゅ。つぶれる音。)お、お、お逃げにならないで、く、くださいませ?(優しさすら感じる声色――) [Tue 1 Aug 2006 21:53:08]
ニイ > (草木すら生えぬ台地。そこに立つのは襤褸布をまとう女。襤褸布は元は高価なメイド服であった――が、今はあちらこちらがほつれ、やぶけ。  彼女が手にしているのは、比較的大き目の石。地面についていたそれを右手一本で持ち上げた。  彼女の視線の先にあるのは――石の裏に隠れていた蟲の類。八本の脚が小さく動いている。襤褸布の女は唇の端を動かした。笑っている。) [Tue 1 Aug 2006 21:48:26]
お知らせ > ニイが来ました。 『「み、みつけ――ました」』 [Tue 1 Aug 2006 21:42:22]
お知らせ > ディントが帰りました。 『――闘いの匂い。それは近い』 [Tue 1 Aug 2006 03:35:41]
ディント > ―――― ( 男はその言葉をニタニタ笑ったまま聞いた ) その通りだエル・ニール。俺を理解しようとする前に、その身の心配でもするんだな ( 男はただのケモノ。 そう、ただのケモノと違わない。 悦楽のために戦い、奪い、餓え、望むだけの悪魔 ) ――ははははっ。縁があればいいがなぁ。 ( 生きていれば会うことになるかもしれない。死ねば誰とも会わないことになるだろう。 )( そも、人間界に興味を抱いている時点で再び出会う可能性はあるだろうか )( 女の言葉に男は薄く笑った ) ――それはお褒めの言葉ありがとー。とでも言っておけばいいのかな。エル・ニール ( 男は煙草を地面に吐き捨てる。 )( 今度は靴底で煙草を踏み潰した ) ――そうかそうか。ではゴミ箱とでも泥人形とでもなんとでも呼ばせてもらうぞ、 ( にたり、と男は笑って泥を見た。 ) ―――ほぉ ( 男は泥人形の言葉に興味深げに目を細めた ) だったら注意しろよ。 俺は胃袋ごとてめぇを噛み切るぜ。注意するんだな ( 泥人形が去れば男もまた、この場を去る )( 愚かな悪魔はまた一つ、闘いを求めて放浪する ) [Tue 1 Aug 2006 03:35:23]
お知らせ > 泥人形が帰りました。 『(そして腐臭も、直に風に消え)』 [Tue 1 Aug 2006 03:34:07]
泥人形 > (食物に対する共感。其れがこの泥にあるかどうかはわからぬが。 この地で、石を食らう女に少なからず興味を覚えたことと、食うものをとやかく言う男に対して、少なからず怒りを覚えたことは、泥にとって確かである。) そんなもの自分で考えろ、馬鹿が (どう呼ばれようとかまいはしない、呼びたいように呼ばせておく。 言い捨てた言葉を最後に、顔から割れ目を消して。そうやって、開いていた口腔も閉じてしまえば、顔の前後などない。泥の内側で、うっすらと光る赤い玉が、前と後ろに別れる。) 地べだ這いずり回るげだものなら、いつか俺に゛食われるかもな゛ぁ゛ (ふさがれたはずの口から、そんな音を発して。一つの目で、己を見送る男を見つつ、残りの目で帰路を歩き始める。 カサリカサリと、乾いた大地を、爪で掻く音を立て、泥人形は去ってゆく。) [Tue 1 Aug 2006 03:32:32]
お知らせ > エル・ニールが退室されました。 『( 魔界を満たす、芳しき悪徳の匂いを感じながら ――― )』 [Tue 1 Aug 2006 03:26:08]
エル・ニール > ( 喰えない物が無い。其の点に於いて、彼女はこの軟泥に共感に似た感情を覚えた。少なくとも ――― 只戦う事しか考えない馬鹿よりは余程好感が持てる。名を知りたいとも思ったが ――― そもそも名が在るのかさえ怪しい。故にその件は流す事にした。 ) ええ、判らないし判りたくも無いわケダモノさん。貴方と私は違うもの。だから貴方の思考なんて判り得るはずが無いしそもそも判ろうとする理由さえ無い。だったら、判ろうとする道理なんて無いでしょう? ( 己はこの獣を理解していないし、この獣も又己を理解しようなんて思うまい。 ) ――― 縁があれば又会う事もあるでしょう。出来ればケダモノさんとは二度と会いたくないところだけれど ――― それでも、縁があれば又其の内に。 ( そんな、明確に失礼な文言を吐いた後、ある程度進んだ後で思い出したかのように言葉を投げた。 ) 取り敢えず、『悪食』から訂正した事だけは評価してあげますわ、ケダモノさん。 ( そして軽く、一つだけ鼻を鳴らせば ――― 其の侭、荒野の闇へと去り行くであろう。 ) [Tue 1 Aug 2006 03:25:31]
ディント > ―――そうか、それは失礼したなぁ。悪食 ( 男は笑う ) それで、エル・ニール・・・・だったか。では、そう呼ばせてもらおう ( 男は不敵な笑みを浮かべたまま、女の言葉を聞いた ) お前にはわからんだろうよ、エル・ニール。それと、理解する必要も無い。お前が理解できようと理解できなかろうと、俺には関係ないのだからな。 ( そう、この男はタダのケモノである。 それで正解。 彼の地で死ぬことがあっても、男はそれで満足なのであろう )( 典型的な、愚かでありながら力を求めることだけに固執する悪魔。 それが彼である。 間違いなく、狩られやすい悪魔 )( 男は煙草を取り出し、吹かし始めた。口端で煙草を咥え、 ) ―――・・・・・はン。 俺の趣味趣向をとやかく言われるつもりはねぇよ ( ケダモノ、と男が言われれば、大笑するだろう ) いいね、ケダモノとは! この腐りきった殺傷悦楽、弱肉強食の世界で、ケダモノとはっ! その通りだ、エル・ニール。俺はケダモノだよ。そうだエル・ニール。この俺こそがあの地べた這いずり回るケダモノと同類だ! ( 男は笑う。 )( 狩られようとも狩られようとも男はつまらない悪魔である ) ―――ほぉ、言うじゃねぇか泥人形。 ( ぐるり、と男は視線を泥人形へと向ける ) ――そういうお前も喋ってばっかだなあぁ、 ( 泥人形の背が縮むのを男は興味深げに見る ) 此方さんもお怒りか。そりゃあ失礼したな。で、お前さんはなんと呼べばいいのかな、泥人形 ( そして、泥人形も女も去っていこうとするのを男は見るだけだ )( 殺すも殺されるも当たり前の魔界で、男は目を細め、見送るだけだろう ) [Tue 1 Aug 2006 02:44:24]
泥人形 > 濁点を打つのが面倒に口を開いて喋るのに慣れてきて、泥の言葉は、はじめよりは聞き取りやすくなっている。) あ? 食えないものがあることを威張ってどうするんだぁ? ママのおっぱい以外は飲めないってか。 (戦いは、己が有利なときにするもの。 とはいえ、男の言葉に苛立ちを感じぬわけでもない。悪意を持たぬわけではない。 戦闘になってもかまわぬように、そう簡単に千切れぬようにと、体の各部を僅かに太くすれば、それに合わせて背が縮んで。) なんにせよ、お前は、吼えるだけの男ってぇわけだな  この場所にはもう用がねぇし、お前にも用はねぇ。   お前はつまらない、女もつまらない、俺もつまらない。 つまらないつまらないと、勝手にその声を跳ね上げてろ、俺は帰る。 (泥の言葉は、纏まらないが。とっさに思いついた言葉を音にし、首から下だけの向きを変る。ぐるり、と首を残して体が回る。男からも、女からも離れるような向きに。) [Tue 1 Aug 2006 02:31:40]
エル・ニール > ――― さて、私はただ普通に食事を摂っているだけだと言うのに、誰も彼も私の事を悪食としか呼ばぬのですよ。私にはエル・ニールと言う立派な名前が在ると言うのに。 ( ――― 何より其の品の無い言い回しには飽いた。もう少し洒落の利いた言い回しは思いつかぬのか? ) ――― アレかしら。貴方は是非怪我して真紅の魔が二の足を踏んだ地に自ら死にに逝きたいと仰るのかしら。想像力が少々乏しい私には到底理解できませんわ。 ( 悪魔は嘲笑した。下らない、其れは此方の台詞だ。己一つ律する事の出来ぬモノが他者を勝手に自身の主観で評価する。其の行為そのものが許し難い。何よりも ――― 向かうべき先は彼の真紅の魔さえ二の足を踏んだ所だ。そんなところに向かう前だと言うのに ――― 態々自分から傷物になろうとする。そんな愚を犯すのは御免蒙る、と言うのが言い分だ。何よりも ――― 女は、この手の類が最も気に入らなかった。 ) 後先を考えない。相手が血に餓えていなければ気に入らないと不平を漏らす。相手が殺気立って居ない事を詰らないと断じる。貴方はケダモノなのかしら。それともただのお子様なのかしら。嗚呼 ――― どちらも、自分がそうだとは理解出来ずに否定するモノでしたわね。ごめんなさいな。問うだけ無駄でしたわ。 ( ツカツカと足音を立てながら、まるで挑発でもするかのように男に背を向けた。そして邪魔が入らなければ、其の侭何処かへ立ち去って行こうとするであろう ――― ) [Tue 1 Aug 2006 02:14:24]
ディント >  ――――― ( 男は二つの影から距離をとった場所で立ち止まる。 ) ――――そんなのは決まっている ( 不敵な笑みを浮かべながら、男は泥から女へと視線を移し、また女から泥へと視線を動かす ) ―――俺の主観に決まってるだろうが ( 荒野の風が男の銀髪を撫でていく。にやり、と男が笑う。 ) ・・・・・・ ( しかし、男は飛び掛るわけでもなく、拳を構えるわけでもない。 ただ、舌打ちと共に煙草を吐き捨てた。 ) ・・・・・つまらねぇ ( 男は右手で気だるそうに後頭部を掻いた ) ――血生臭くもない。殺気立ってもいない。覇気もねぇ、戦う意欲もねぇ、 ( はン、と男は鼻で笑った ) しらねぇよ、腐臭野郎がっ。じゃあ手前は悪食だな。ああ、それともただの雑食か? ゴミ箱みたいな野郎だな ( 視線を女へと移す ) 手前はただの鉱物食いだな。 それとも何か。 悪食って言葉にムカついてるのかよ? [Tue 1 Aug 2006 01:50:49]
泥人形 >  そいづは、残念だ (乾いてて粉っぽい、とわかれば、さらに食う気など失う。ただでさえ、徐々にではあるが乾いていくと言うのに、そんなものを食らっては渇いて仕方がない。)(警戒されて、それでも攻撃されぬことには泥にとっても都合がよいこと。多少の打撃に耐えられたところで、同じような体格の相手を、そう簡単にしとめられる武器もない。 よほどの渇きに苛まれれば、水袋に見えてくるかもしれないが、其れはまだ先の話。) 俺は、何でも食゛らう、ごの女は、しらねぇ (そんなことは誰も聞いてはいないが、声のしたほうへ、そう言い返して。泥の下、赤い目玉は一人ずつを捕らえるように移動して。) [Tue 1 Aug 2006 01:44:26]
エル・ニール > ――― 図ったようにどれも同じですわ。どれもこれも、渇いてて粉っぽくて味気ないんですの。 ( 此処で喰える物と言えば石と砂と徘徊するケダモノくらいであろう。好い加減石ばかりでは飽きもすると言うもの。だからと言って ――― 腐泥の塊は流石の悪喰も喰う意欲が湧かない。故に正当防衛でもなければ泥とは戦う意欲も無く意味も無い。第一打撃攻撃以外の攻撃手段を持たない彼女には、彼の泥に決定打を与える自信が無かった。戦うのは余りにリスクが大きすぎる。 ) ――― 全く。 ( 不意に、山羊に似た角の女は脈絡の無い言葉を吐いた。 ) 誰の主観で『悪喰』なんて言うのかしら。全く以て失礼極まりないですわ。 ( そんな言葉と共に ――― やおら、女は腰を上げる。クッション代わりにしていた尻尾が少々痺れたが、まぁ良しとしよう。どうせ余り意味の無いものだ。 ) [Tue 1 Aug 2006 01:35:03]
ディント > ( 乾いた土の匂い。 )( 男は拳を握り、開き、そして握る ) ―――― ( 一服、煙草に火を点ける。 大きく紫煙を吐き出し、彼はその視界の中心に大岩を置く ) ―――あそこ、か ( じゃり、と靴底が地面を噛んだ。 )( 彼は大岩に近づくにつれ、警戒を強める。 トラップの類、他の存在の気配、それらを彼は警戒する ) ―――― ( しかし、その気配は二つだけ。 )( そして、彼はその視界に大岩の他に二つの形を納めた ) ―――ほう。どっちが悪食で、どっちが腐臭か ( 残り、1T ) [Tue 1 Aug 2006 01:29:13]
泥人形 > (鉱石の類は、消化に時間がかかるゆえ、そうめったに食らわない。食らったところで味気がなさ過ぎる、と言うのもある。) う゛まい石がある゛なら、それを食ってみだい どれが、美味い゛? (其れは、純粋な興味から。 片目で、周囲の石ころを見回しながら、問いかける。)(食い物がない、体が乾く、食うのには面倒な大きさのが1…2体…普段来ない荒野へと来て起きた状況に、泥は苛立ちを募らせる。 別な世界へ行けるらしいと知って、適当に外へと動いたことなど棚に上げて。) たま゛には、あの森がら抜けたい゛こともあるもんだ (ウーズ、その呼び名には反応を特に返さずに。 片手で、樹海があるだろう向きをさし、そこから来たことを匂わせる。) [Tue 1 Aug 2006 01:24:36]
エル・ニール > ( 泥の塊。確かにグロテスクではある。が ――― 矢張り、此処ではありふれたモノの一つに過ぎない。だから何処か緊張感の無い声でこう返す。 ) 私の食べていたもので宜しければ、そこらに幾らでも転がっていますわよ。 ( ――― 軟泥(ウーズ)。意思を持つ腐泥の塊。大方其の手の類であろうと女は解釈した。其処で矢張り考えるのは之だろう。この泥は何のために己に近付いたのか? 其処が気になるといえば気になった。 ) 小動物をお探しなら、樹海まで足を伸ばした方が宜しいわ。こんな隠れる場所の少ない処より十倍はお勧めです事よ、Mr.ウーズ。 ( ――― そして、耳に届く高音域の音。悪食エル・ニールは喰い意地こそ張っているモノの、そう血の気が多い訳ではない。単純に戦うのが面倒臭いとも言うが。ともあれ、右手は鞭から離さぬまま。只一つ、溜息を吐くだけで視線は矢張り軟泥の方向に。 ) [Tue 1 Aug 2006 01:10:07]
ディント > ( 腐臭 )( 男は眉間に皴を寄せ、煙草を投げ捨てた。 火を踏んで消すと言うマナーなどこの男には無い ) ――――。 ( その口元に浮かぶのは歪んだ笑みである。 それは渇望 )( 痩せ狼のごとき渇望。欲求。 )( ざわり、と戦いの予感に彼の左腕が総毛立った ) ―――。 ( ふっ、と息を吐く。 腐臭。 異音。 それらを含めると二つの気配。 ) ―――ゲテモノの食いと腐臭野郎か ( さて、どれほどの実力者だあるのだろうか。男は戦いの鼓動に己を乗せる。 両手につけたナックルを噛み合せる。 がきん、という小気味いい音が鳴った ) ―――。 ( 男は不敵な笑みを浮かべて歩き始める。 堂々と、これから向かう場所こそが戦場であることを望む。 )( 無論、相手が先頭のできない、する気のないことも全て、男は頭の片隅に置いておく。 その場合はどうするか。 )( そんなことは決まっている。 )( それは、その時に考えればいいのだ )( そちらへとたどり着くまで、2T ) [Tue 1 Aug 2006 00:56:03]
泥人形 > (男よりも一足先に、泥は女と接触を果たせた。 とはいえ、警戒されてなお近づくことはしない。女の正面、5mほどの間を空けて、泥人形は立ち止まる) 『グァパ』 (泥人形の、ぬめる頭部、人の口にあたる場所が横に裂け。その奥から、少々くぐもった音がつむがれる。) いい゛もん食゛っでるなぁ  俺゛には食うものが見づからねぇ (泥の頭の中、一つの赤い目玉を正面に向けたまま、もう一つの赤い玉をぐるりぐるりと東部のあちこちへめぐらせて。小動物の類はいないものかと探しても、女が食っていたような、石ころの類しか見つからない。 近づいてくる、もう一つの姿を見つけても、其れは獲物の大きさではない。少々、警戒し始める程度か。) [Tue 1 Aug 2006 00:53:17]
エル・ニール > ( ――― 腐臭。風邪でも引いていない限り、其れは嗅覚を否応無しに刺激し、臭いの元が近付く事を示すであろう。無論、この悪喰が風邪など引こう筈も無い。当然その臭いは、彼女の鼻に届いている。そして、石を嚥下した女はこう呟くのであった。 ) ――― 不味そうな臭い。 ( ゆるり、臭いの元の方向へ視線と体の向きを動かそう。念には念を。其の右手を、さり気無く腰の金属鞭に添えながら。さて ――― 彼女は人並み程度の感覚は備えている。故に、殆ど音の存在しないこの荒野にあって、もう一人の声を聞き逃さぬのは少々無理な話だ。故に一人ごちるように呟くであろう ――― "ゲテモノ喰いとは、また失礼な物言いですこと。"料理を出されれば文字通り皿まで喰らう彼女だ。そんな事を言われるのは、自身にしてみれば心外他ならないのだろう。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:41:29]
足音 > ( いつものごとく、常のごとく、彼は歩いていた。 )( 頬にあたる魔界の風は瘴気を孕んでいて心地がよかった。 口にした煙草を彼は揺らしながら、荒野のど真ん中でゆっくりと見回す。 ) ――――つまんねぇなぁ ( けっ、と彼はつまらなさそうに地面を蹴った。 )( そして、 ) ――――? ( その異音は風に載って彼の耳に届いた。 何かを踏み砕いている? いや、噛み砕くが正解だろうか。 ) ―――ゲテモノ食いか ( そのような存在が珍しいのかと問われればそれはない。 ここは魔界である。 むしろ、人間の趣向に近い己のほうが場違いでさえある。 ) ――――、( 彼は興味深そうに視線を荒野の向うへと向ける。 その視線の先には大岩があり、それに近づく何かの影があることを視認できるだろうか )( そう、彼は音は届くがそこそこ遠い距離に居た ) [Tue 1 Aug 2006 00:36:55]
腐臭 > (乾いた大地の上、カサリカサリと、地面を掻きながら。仄かな腐臭を風に乗せる泥の悪鬼。 泥の奥の目玉で見つけ、その音を体で感じ、泥の塊はまっすぐに、石を食らうものへと近づいてゆく。) [Tue 1 Aug 2006 00:32:05]
お知らせ > 足音が来ました。 [Tue 1 Aug 2006 00:20:38]
お知らせ > 腐臭が来ました。 『其れは、近づくヒトガタとともに』 [Tue 1 Aug 2006 00:20:15]
エル・ニール > ( 石でも、鉄屑でも、木端でも ――― 彼女の口に収まるのであれば、それは彼女の胃にも納まる資格を持つ。そんな彼女にも又、ちょっとした不満がある ――― ) ………飽きましたわ。 ( そう、飽きたのだ。この台地の石に。図ったかのように同じような質の、渇いて粉っぽくて味気無いこの台地の石の味に、飽きたのだ。 ) 矢張り、新天地を求める他無いのでしょうか。そう、例えば人間界。もうすぐ門が開くと聞きますし ――― ( 矢張り、先ずはグルメツアーでしょうか。そんな事を思いながら、飽きたと不平を零したばかりの石ころを口の中に放り込んだ。ガキ。ゴキ。ガリ。ゴリ。ゴクン。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:17:43]
エル・ニール > ( ――― 悪食。世界で最も卑しき臓腑を持つ者。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:06:21]
エル・ニール > ( 其の手元には、拳大の石が収まっていた。咀嚼していた物を嚥下した後、女はその拳大の石に齧り付いて ――― がり、と喰い千切った。否、喰い千切ると言う表現は正しくない。彼女は其れを前歯だけで噛み砕いたのだ。文字通り、ガキリ等と耳障りな音を立てながら。ガキ。ゴリ。ガリ。ゴキ。ゴクン。別に驚く必要なは無い。確かに常識を以て見るならば、其れは間違いなく異常な光景であろう。だが、この台地では存外にありふれた光景なのだ。何も問題は無い。エル・ニール。彼女を知る者は決まってこう評する ――― ) [Tue 1 Aug 2006 00:04:46]
エル・ニール > ( ――― 石、だ。 ) [Mon 31 Jul 2006 23:58:21]
エル・ニール > ( 荒野に在って異質な音。ただの咀嚼音でありながら、其れは余りに異質な音であった。其の音の元を辿れば、やがて一際大きな岩に腰掛けた、黒い衣装を纏う女へと行き着こう。其の女は確かに何かを咀嚼していた。その音は間違いなく、その口許から聞こえて来る物だ。ならば何を咀嚼しているのだろうか。それは彼女の手元を見れば判る ――― ) [Mon 31 Jul 2006 23:57:18]
お知らせ > エル・ニールが来ました。 『( ゴリ。ガキ。ゴキ。ガリ。ゴクン。 )』 [Mon 31 Jul 2006 23:54:48]
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