トレント樹海 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > クーニャが退室されました。 [Mon 25 Sep 2006 22:14:14]
◆クーニャ > (両手で抱きしめてから、まだ汚れの少ない布切れでチャームを磨く。同胞・・・即ち魔の者に作られたそれは、闇属性。故に、彼女が磨けば暗黒の祝福を受けて劣化がほんの少ぅし・・・遅くなる。きちんとした洗浄を行うには条件が悪すぎて、毛の生えた程度の効果しか得られない事を少し残念に思う。それが済めば、改めて同胞へと向けて) 行きましょう・・・・・・・・ですわぁ・・・(まだ見ぬ、敵地へと向かうべく・・・・一先ず、一行はイーディス台地へと足を進めるのであった・・・) [Mon 25 Sep 2006 22:13:35]
◆クーニャ > (それは、城が崩壊する際に人形が拾ったものだった) ・・・あ はァ・・・ (思わず、歓喜の声がもれた。) 預けてから、返してもらえなかったから・・・・この間の戦闘でなくしてしまったのかと思っておりましたわぁ・・・・ (ペンダントをかけてくれた同胞に笑む。こんな風に笑ったのは、あの日以来はじめての様な気もする。指先で形を辿るように撫で、愛し気に瞳を細める。文様に、城を、あるいは城主を重ねでもしたのだろう・・・) [Mon 25 Sep 2006 22:07:02]
◆クーニャ > (なれぬ道を歩き続けた足が悲鳴をあげているのを感じながら、靴を脱いで布を包帯の様に巻きつける。下に転がる骸骨や枝が底を破るような脆い靴ではないが、・・・それはあくまで今までがそうであっただけの事。予防するに越したことはないだろう。) ――‐・・・(行きましょう、そう言葉をかけようとした瞬間、首にかかった確かな重み。) ・・・なんですのぉー? (眉を顰める。同胞たちであれば、片手で鷲掴みにして力を込めればたやすく折れるであろう細首。自分を殺す気ではない事がそこからたやすくしる事ができるが・・・。暫く首の後ろ辺りで何事かをやり終えるのを待つと、胸元に鈍く光る蛇と鴉の文様のチャーム。) [Mon 25 Sep 2006 22:03:50]
◆クーニャ > (疲れた足を休めんと、近場の木を蹴り問題がない事を確認すればそこへ人形は腰を下ろす。周りを囲む様に4人が思い思いに休息をとるが、所詮は弱気者達。ばらばらになって戦力が減る事がない様にする位の知能がある。) とはいえ・・・ (人形は暗鬱な溜息を漏らす。) あの者・・・艶子・・・は・・・・(自分が、城主を討ち取った様に言っていた。という事は、戦力を持たぬ自分では到底太刀打ちなどできないのではないだろうか。追いかけると決めたはいいが、たどり着く前に死にそうな現状であれば人形でなくとも鬱屈とした気分になるというもの。一時は、相撃ち覚悟で一糸報いろうとも・・・・・・と、そこで考えるのをやめた。思索に耽るのもよいが、此処は城ではない。長居するのは危険すぎる。) [Mon 25 Sep 2006 21:56:14]
◆クーニャ > (城主崩御の折から数えて4日余り。イーディス台地へと続くトレント樹海もそろそろ終わりを迎えるところ。さすがは魔界。ここまでの道のりで総勢5人のパーティーは1人が欠け、1人は背に十字の傷を受けた。人形はといえば、最後に下賜されたメイド服がボロボロになる事を恐れ、近場で調達・・・・即ちか弱き女悪魔を倒し得た粗末な服を纏っていた。伝え聞く門とやらには・・・) あと、3日もあれば辿りつきそう・・・らしいですわぁ・・・ (さすがに、箱入り娘ならぬ城から出ぬ人形にはこの鬱蒼とした山道は歩き難く、うまく進むことができない。それでもここまで無傷でこれたのは、欠けた同胞のお陰か。或いは、仇をとるという強い信念か・・・) [Mon 25 Sep 2006 21:47:45]
お知らせ > クーニャが来ました。 [Mon 25 Sep 2006 21:40:47]
お知らせ > マドゥーが退室されました。 [Mon 25 Sep 2006 00:37:22]
◆マドゥー > ・・・・・・さて・・・急ぐか!(来たときの数倍ほどに膨れ上がった、皮袋を背負い、紅い光目指して早足で歩を進めた) [Mon 25 Sep 2006 00:37:19]
◆マドゥー > (自身がキャンプにしていた場で物品をかき集めながら、予想外に自身がこの地に滞在していたのだと驚かされる。少々寂しい気もするが、この先永劫、過ごすつもりはさらさら無かった)・・・・・・あの男は果たして生きているだろうか?(・・・屍天使との戦いで、傷を負った天使のことを再度思い出す。生死は知らない。自身の身の安全を確保するのに精一杯で、半ば見捨ててきたのだから・・・・・・。もっとも、初対面の相手に同情を覚えるほど殊勝でもなかったが・・・) [Mon 25 Sep 2006 00:34:20]
◆マドゥー > (いずれにせよ、この魔界生活を暢気に続けている場合ではないようだった。収穫は十分にあった。自分が記録した動植物の生態・・・採取した数々のサンプル・・・・・・アングリマーラの魔術系統へ与える影響は少なくないだろう) [Mon 25 Sep 2006 00:28:49]
◆マドゥー > (魔族の城よりの脱出劇より2日ほど経った日に、城が崩れてゆくのを見た。数刻のみ会話をしたあの天使の話からすると、また別の人間だか誰かが侵入し、破壊したのだろうか?・・・同時に紅の光が弱り始めるのを見た) [Mon 25 Sep 2006 00:26:40]
お知らせ > マドゥーが来ました。 『荷を纏め始め・・・』 [Sun 24 Sep 2006 23:43:40]
お知らせ > 維言が退室されました。 『( 聳える魔城の影を望むも近き事。 その前にツッコミ入れたかは定かで無し。 )』 [Tue 19 Sep 2006 03:20:54]
お知らせ > MJが帰りました。 『―――縛られる時の感覚好きィ。 縄酔いしちゃって。 ( ホゥと桃色吐息な駄目人間。 )』 [Tue 19 Sep 2006 03:18:44]
◆MJ > またまたお姉サマ―――衝動は押さえるモノじゃなくて愉しむモノと見付けたりィ! ( 侍、侍、ブシドゥー!なノリで。 多分、布団を引っぺがす人種。 ) 最初に魔界に向かったヒトとか気になるしネ、無理をしない程度に急ぎまショ。 ( 陰陽寮の二人であるとか、魔界では連絡手段は皆無に近い。 奇妙な果実のなる森を抜け、漆黒の王が待つ居城へと。 ) [Tue 19 Sep 2006 03:18:41]
◆維言 > 大聖堂ではありません。郷里の方ですから、ヴェイトスとは多少赴きが違うと言います。 ( 一応訂正はしておく。大聖堂の教育はもう少し大人しい。多分、きっと。 …淡とした面相が、少年の方にちらりと視線を流して。 ) …亀甲の縛がお好みでしたら。 ( 何か部分的に聞こえたらしいですよ。 ) 性趣向には基本的に関与しませんが、奨励はしかねると。 ……余り、衝動で行動するのは好みません。それに。 ( フリをしているつもりも無いのだけれど。ぼそぼそと何か言いかけて黙った。 布団に包まって黙るタイプか。何の話。 ) ……使い方としては余り間違ってないらしいですが。 ( 民間療法の類。 ) …同感と言います。その為にも、まずは抜けて―― ですね。 ( 若人の中に大人一人の外見だったという。引率の先生役を押し付けたら、余りに無体。 のそりと歩みを進めだす。もう一息。なればこそ、油断は大敵か。 ) [Tue 19 Sep 2006 03:12:22]
◆MJ > ―――イコティお姉サマの場合は「亀の甲よりなんとやら」な気もするけど。 ( いけしゃーしゃーと、敵を知るにはなどと言い傭兵は感心した素振りで聞き入っていた。 餓鬼は端から信じていない模様、そっぽ向き聞こえるか聞こえないかの小さいな声で。 ) 良いの良いの、オレサマはオープンな愛が好きなのサ。 そう言うイコティーお姉サマは……どうなのカナ? 枯れた振りとかしてなァい? ( コレはアレだ、修学旅行の夜のノリ。 瞳をぺっかー輝かせ。 ) 違うよ艶子、戦場(いくさばと読むべし)では傷の消毒にも使ったとかアマウラで訊いたけども? 何事も経験経験。 ( こくこく、何度も頷こう。 基本的に餓鬼はSでMなニンフォメニアであったそうな。 ) じゃ、森を抜けて。 野営って事で決まりィ、お兄サンも先に行って待ってるんだろうしねェ。 ( ストロベリとか、そんなノリを苦手とするあの青年。 きっと先にいって煙草でも吸っているのだろうと。 傭兵に続き、歩き出し。 ) [Tue 19 Sep 2006 03:02:41]
お知らせ > 艶子が帰りました。 『森を抜ければ、続くのが不毛の大地でも幾分か解放されたような清清しさを感じるだろうか。』 [Tue 19 Sep 2006 02:52:49]
◆艶子 > MJ。そういう悪い考えはフツー声に出さずこっそり実行するものだ。あえて言ってしまうあたり実は良い奴か、マゾだろう。きっと後者だ、私には判る。 ( 海水を聖水だと言われたら騙されて買ってしまいそうではある。…この手のものは聖堂の知り合いを通じて手に入れるようにしよう、折角知り合いがいるのだし。 奪い取った生首の表情を何とか穏やかなものに変えようと暫しぐにぐにと指で押してみたが、駄目だった。 ) きょッ、きょーみなんてあるわけないだろう!おしっこだぞおしっこ!ばっちいだけだ!えんがちょ! ( 油注がれれば燃えるだけ。MJに向かって猛抗議した。 人様の見てる前だっていうのに何てこと言うのだと。 ) ……はい、程ほどにしておきます…。 大聖堂って結構詳しく敵の事を教えるんだなァ。熱心だ。 ( つまりアレックスやシスタージャスティスも知ってるのか、と傭兵は思った。 ) 早いところこんな森抜けて、クロウ城にたどり着きたいよ。そんでもってさっさとカタをつけよう! ( 来る前は好奇心という奴も大きかったが、今は早く帰りたい一心だ。やはり魔界は人の住むべき場所じゃない、悪魔にこそ相応しい場所だ。そしてあの島は悪魔が住むには勿体無さ過ぎる。 ) [Tue 19 Sep 2006 02:51:25]
◆維言 > ( 乙女心って複雑そうです。云念前に置き去りにした退魔の視線が生温そうだ。 ) ストロベリった関係は若さの特権ですが、エロスは程々に。 ( 今この場には姿を見せない古木の守り名に、内心で十字を切る。相手の種族がアレなだけに嫌がらせかってな所ですが。 ) …聖水と呼ばわるその道のマニアもいらっしゃるので、本気だったかもしれませんが。 …掛けるとか飲むとか。その類の愛好者もいるとの話。淫売窟には専門店もあるんじゃないでしょうか。 ……衛生的な問題もあるので、興味があっても此処では推奨しないとも。 ( 少年のキャパが凄そうだと内心戦慄したか。 真っ赤な顔の傭兵少女に正しくない性講座。知識は正しいんですけれど。 ) ……。 悪魔は罵り言葉に長けておりますし。敵を知るのは大切な事です。 ( 此方の聖堂では其処まで過激な教育はしないようだが。種族や世代の問題もあるのは秘密で。 ) …必要な時は仰って下さい。 そうですね―― 一度準備を整えるなりで、その後突入。素直に出てきてくれるかは、その時次第でしょうけれど。 ( 暫くは似たような樹海が続いていたが。もう暫く歩けばそれも終わるか。 ) [Tue 19 Sep 2006 02:37:59]
◆MJ > (※訂正:チョコお兄サンの名は知ってる筈もありませんデシタ! 脳内で訂正してくださいませorz ) [Tue 19 Sep 2006 02:33:09]
◆MJ > ( 妙齢の悪魔祓いから視線を受ければ 「どうぞ」 とばかりに掌を傭兵へと、正しい知識を教えてあげて下さい。 ) お布施って割には、キッチリお金取るよネェ―――。 ホントに商売上手なんだから。 オレサマも海水汲んで売ろうカシラ? ( 一つだけ悪魔祓いに訂正して貰いたいとすれば、餓鬼は嫉妬をされると愛を感じるらしい。 事実、傭兵の話には頬に手を添え 「いやン、いやン」と身悶え。 ) ああン、もっと矛先を向けても良いのに。 チョコお兄サンに抱き付いても顔色一つ変えてくれないんだモノ。 ( 気色の悪い声を出していたら、其の隙に実を取られてしまった。 大変不服そうである。 ) 艶子も興味があるなら、オレサマ頑張っちゃうのに―――。 ( 顔真っ赤にしてる傭兵に、ぼそり、油を注ぐ餓鬼。 ) で、今日は城の近くで野宿するのカナ。 お兄サンのハナシじゃ、森を抜けたら遮蔽物の無い岩の大地だって言ってたし。 ( 目的の城まで、後僅か。 イコティーお姉サマが出て来た方角に顔を向け訊いてみようか。 ) [Tue 19 Sep 2006 02:23:40]
◆艶子 > …その時のお前の対応による。拒絶すれば私は満足するが、頬赤らめようならきっと私の怒りの矛先はお前に向くだろう。 ( その顔を輝かせる少年の頭をぺちんと叩いてやりたくなった。 手を出した相手じゃなくてMJ自身に怒りをぶつけるあたり、複雑な乙女心。 ) 仕方ないだろうっ、食べたり捨てたりするよりかは―― だ、だから彼女の顔で遊ぶな!寄越せっ! ( もう一度その生首を取りに手を伸ばす。 ) …………… え、えと。つまりスラムのおっさんは私を謀ったということか? そんな、小水だなんて一体何に使うんだよっ!どんな趣向なんだよっ! ( 娼婦の経験はあるけれどそこまでやった事は無い傭兵。思わず顔真っ赤にした。 ) …というか、維言お姉さまはどうしてそんな事知ってるの…? ( 聖堂の人なのに。思わず疑問を口に出して述べた。 ) やっぱり戦って発散することにするよ。聖水だっていざって時の武器になるんだし、気分が悪くても戦争はできらぁ。 ( 飲用には向かないが、こっちにも魔人狩りの時に支給された香油がある。本当に気分が悪くなって我慢できなくなったらこいつを飲み干そう。吐くか腹を壊すかどっちかになるだろうが。 ) [Tue 19 Sep 2006 02:16:05]
◆維言 > ( 持ち物。街に残っている奴隷の事は知らねど、嬉しそうな顔する少年の反応で関係性をまたひとつ学習。 …彼が口にしたアレクスが、既知のハンターの少女と知ったら、ツッコミの一発も行ったろうが。傍目的にはじゃれ合いっぽいやり取りには口出しせず。 聖水云々のくだりで頭の位置が前方にズレた。 ) ……その聖水は、恐らく違う意味での聖水だと言います。お布施は気持ちで。正しい聖水は各種教会及び、大聖堂にて受領して欲しいと言います。 …本来は塩水ですから、確かに飲むには向かないのですが。 ( 塩を入れないタイプのも配布している筈。長期保存には塩入りの方が有効なのは確かだけれど。 …明らかに分かって言っている少年に、軽く視線を一度流し。 ) …なので、別の方法での発散を推奨したい所です。古木の守り名の言う事によれば、この先が件の―― という話。 ( この時代、避妊は外に出すだけか。教義的にどうとか聞きませんが。 ごそりとマントの中から取り出すのは聖水の小瓶。 無論、無色透明。 ) ……ちなみに。スラムのおじさんとやらが述べた「黄金水」とは、一部の趣味のモノが使う隠語で、その実態は小水です。 飲食には益々向かないと言います。 ( ただしい知識注入講座。 ) [Tue 19 Sep 2006 02:04:00]
◆MJ > えッ!? じゃあソレってオレサマも手を出されたら嫉妬してくれる?くれる? ( パァァ、と顔が輝く。 こういう話題には敏感。 ) 友達の生首持ち歩くってのもどうなのサ。 ねぇアレクス――? ( 苦悶の表情を浮かべたお友達の実をコクコクを頷かせて見た。 ) そうだネェ―――聖水って、あんまり勢い良く出しちゃうと飲みきれないんで実際は、ちょっとずず止めながらのが良いってスラムのお姉サンも言ったヨ。 ( 横合いから変な口出しをしつつ、食べないのであればいい加減手に持った果実を地面に置こう。 ) ごっめん、ごっめん。 産気づいたじゃなくて、餌づいただったヨ。 イコティーお姉サマ、聖水のストックあるなら分けてくンない? 何か艶子も調子悪いそうだし、序でに正しい知識も鉄拳混じりに教えてあげてヨ。 ( 心の声なんて聞こえない筈なのに、何故か前屈みで防御。 相変わらずドSだ ) [Tue 19 Sep 2006 01:52:41]
◆艶子 > 私は私の持ち物に私の許可無く勝手に手を出されるのを酷く嫌うのだ! ( まだ手を出したと決まった訳じゃないが、気が気じゃない。 ) 私が死ぬときはこんな苦悶の表情じゃないぞ。もっと晴れ晴れと笑ったまま死ぬんだ。 持ち歩きたい気もするが―― 埋めるほかあるまい。 聖水って酷く不味そうなイメージがあるんだけど…。スラムのおっちゃんは聖水のこと「黄金水」って言ってた。5000エンくらいで貰えるらしいゾ。 でもしょっぱいんだって―― 本当なの?しょっぱい程度なら飲んでも良いんだけど。 ( と、首を傾げつつ維言に尋ねる。 ) 殴る、蹴る。 …なじる、虐げる、バラす、埋める。後の四つは兎も角、最初の二つは敵でも出てくれれば。や、しかしここで無駄な消耗は避けるべきだし…。 あと私、別に孕んでないから…。 ( 普段の性生活を考えると時間の問題といえなくも無いが。 ) [Tue 19 Sep 2006 01:41:56]
◆維言 > ( のそりと二人の視界に現れた退魔の面相は、相変わらず無機的。言動は己ならずの判断に任せる所。 ) …聖水でも呑みますか、いざとなったら。瘴気にはある程度有効っぽいと言います。 発散は……それこそ、殴るか蹴るかなじるか虐げるかバラすか埋め―― …いけませんね。思考が短絡だ。 ( 浄化手段としては有効だが、反応過多でお腹壊すらしいです。 この場で、己等以外に成して問題成しな発散法を指折り数えかけて、のそりと頭を振った。 一部少年と被ったのは偶然。 ) …酔い止めは生憎分かりませんが。妊婦に薬は大敵とも言います。 ( 二つ名を贈呈された日には、無言で潰しに掛かります。※誰の何を 産気づくとか言われたものだから、思わず視線が少女の腹部に向きそうだ。 そういう問題でもない。 ) [Tue 19 Sep 2006 01:33:27]
◆MJ > ( 普段から餓鬼は本能に忠実であるのだが……此の瘴気は良くない方向に性格を歪めるらしい。 ) 良いジャン、タダでウニとか貰えるんだし―――、艶子はストライクゾーンじゃないみたいだから安心して。 ( 果実握った手ェパタパタと。 多分悪気はないよ餓鬼。 )帰ったらウニ丼食べたいなァ。 アマウラで食べたウニたっぷりの……。 ( うじゅる、思い出すだけで口内が涎で一杯に。 ) 自分の死に顔なんて滅多に見れるモンじゃないデショ? はいはい、じゃあ……―――埋める? ( 捨てても食べても駄目なら、大自然に帰した方が……と、聞き覚えのある女王さm(ry)もとい、悪魔祓いの声。 ) アッ、イコティーお姉サマだ。 酔い止めの魔法とかなぁい? 艶子が産気づいちゃってサ。 [Tue 19 Sep 2006 01:27:25]
◆艶子 > ( 傭兵は性格が大雑把というか、鈍い。故にそんな少年の変化にもまだ気付いてはいないが―― どのみち長居は避けるべきだとは思っている。 ) …… ホントだ。って、あのおじさん白夜をそんな目で見てたのか!? ( いかん、今は白夜は一人だ。そのオジサンに何をされているか判ったものじゃない。ああ白夜、無事だろうか。 …っていうかどうしてオジサンは私の事はやらしい目で見ないんだろう。 ) …探せば私たちの首もありそうだな。 それとも何か、その果実は現世の人間に似た実を実らすのか?シスタージャスティスとか、レイとか、セオドアとか。 ( 嫌な話だ。 伸ばした手は空を掴み、じと目で睨み上げた。 ) …そのアレックスに似た首、食ったり落としたりするなよ。頼むから。 ( と、その時不意に聞こえてきたイコティーこと維言お姉さま。彼女さえ良ければ「玉潰しの維言」という勇ましい二つ名をプレゼントしたい所だが、本能がそれは危険だと告げるのでやめておいた。 ) 浄化石って、空気とか水なら浄化できるだろうけど…飲むのかな? 発散。…発散と言われても… どうやって発散したら良いのかなあ。 [Tue 19 Sep 2006 01:18:49]
◆維言 > 発散もしくは、浄化で吐き出してしまうのは推奨事項っぽいと言います。 ( 燻されたよな悪臭漂う黒の樹海。周囲の風景に溶け込む色が、ぞろりと動く。 タイミング的には、少し先を見てきて戻って来たといった所か。 どうでもいい話ですが、ろりこんは治らない病気です。 ) [Tue 19 Sep 2006 01:15:15]
お知らせ > 維言が来ました。 『 無理は禁物ですから 』 [Tue 19 Sep 2006 01:12:41]
◆MJ > ( 幾ら本能に忠実な餓鬼とは云え、長く留まっていれば悪影響も出るだろう―――。 衝動の赴くまま、行動した生物達のなれの果てが此の『魔界』かも知れない。 ) 似てるでしょ? ほら、コッチは近所の漁師サンに似てない? ―――よく魚をくれる、序でに白夜を厭らしい視線で眺め回して吐息を荒げるヒト。 ( 餓鬼としてはお魚をくれるので大好きな漁師さんでありました、大トロ……美味しいヨ? ) 毒ばっかりだったら、アクマでも生きてイケナイでしょ、尤もォ獲物が少ないんで………植物も動物も獰猛っぽいけどもネ。 ( 少女がヨロシクない形相で手を伸ばせば ひょいと、果実を持つ手を下げかわす。 ) アーァ、そンなんじゃ本当にクロウの城まで保たないネ……。 気分悪いなら浄化石でも使う? 瘴気にも効くんだってさアレ。 [Tue 19 Sep 2006 01:05:05]
◆艶子 > ( ヴェイトスを覆う紅い瘴気の元凶となる魔界。気持ちが昂ぶったり沈んだり不安定なのはきっとその瘴気のせいなのだろう。暴力と言うもっとも直接的な手段でそれを発散できる傭兵は幾分かその影響も大人しいのかもしれないが。 ) …やっぱり食うつもりだったのか。言っとくが私はそんなの食わ―― 何だって? ( 背けた眼をもう一度向ける。少年が掲げた果実は確かに親友の顔に良く似て――。 ) ………。 ( 酷く気分がドス黒くなった。まるでアレックスがここで息絶えたかのような錯覚を受けたからだ。そうではないにしても、何故こんな所に彼女に似た生首があるのだ。その理不尽さに強い嫌悪を示す。 その果実を手に取ろうと恐る恐る手を伸ばした。 ) ……食ったのか。 ( 流石カニバ。 ) …お、お前の好みに一々口出す気は無い、が。 毒かもしれないから余り手出さないほうが…… う、うえっぷ。 ( 見てたら気分が悪くなった。口元を押さえもう一度目を逸らす。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:50:03]
◆MJ > ( びっくぅ! )( 何故か驚いてる少女に、此方も両手の果実を取り落としそうになった。 妙に魔界に来てからと云うモノ、感情の波が激しい傭兵。 むぅ、と口を尖らせ。 ) 何か落ち着かないそうだったら、食糧採って来てあげたのにさァ―――てかさ、この実アレックスの顔に似てない? みんなの顔探してお土産は良いかもネェ。 ( 果実の一つ一つはニンゲンと同じように違う。 実の一つを取ると少女に掲げて。 ) ……味はネェ、何か鉄の味がシタ。 後、筋が多くて食べにくい。 ( 口の端にこびり付いた紅い染みを (※果実の汁) 手で拭い。 うっすらと瞳を細める、餓鬼には好みな味だったらしい。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:41:40]
◆艶子 > ( ぎゃぁ。 ) ( そんな声にならぬ悲鳴をあげ、またも数歩MJから飛んで離れた。 草むらから出てきた少年を見遣れば、その腕一杯に抱えた人の生首。果実といわれて誰か信じようか。 ) す、すてッ、捨てなさい!それが植物だなんて私は絶対認めない! ( こんな果実でも好んで食う奴が居るのだろうか?それとも魔界の生き物にとってはこれが美味そうに見えるのかもしれない。 ) …言っておくが食うなよ。 ( と、最初に釘を刺しておく。いや、食ったら案外美味いのかもしれないが。 ) 全く、何て所だ。クロウ城にたどり着く前に私の方が参ってしまいそうだ――。……でもその生首、アレックスとか皆にお土産として持って返ったら…… 怒るかな。普通に。 ( その前に自警団に掴まりそうだが。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:30:17]
◆MJ > ( 悲鳴を聞き付けたのか、草むらからゴソゴソと這い出て来る赤毛が一匹。 ) すっごいよォ! あの木になってた実なんだけど。 ニンゲンの顔にしか見えないんだァ。 ( 両手一杯に柘榴の実程の果実。 それらは全て苦悶の表情を浮かべたニンゲンの生首にしか見えない。 流石、魔界である。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:25:15]
お知らせ > MJが来ました。 『 ―――艶子見て見てェ。 』 [Tue 19 Sep 2006 00:22:00]
◆艶子 > うおッ! ( 思わず数歩後ろに飛び跳ね、腰の刀に手を掛けた。しかし踏み潰した果実の悲鳴はすぐに止み、それ以上何もしてこない。 ) ……… な、何なんだよッ!踏み潰されるのが嫌なら足元に落ちるなよ!ばーかッ! ( ばくばくと心臓を鳴らし、それを落ち着かせる為に深呼吸。この森に入ってからというもの、こんな常識外れの出来事が立て続けに起きており、いい加減気が狂いそうだった。近づいてきただけで酸を吐き出す植物も居るし、獣が擬態しているような奴もいた。 ) ―― くそッ。 ( 思わず悪態をついた。そもそも世界が違うのだから、自分の尺度を当てはめようなんて無理がある話なのかもしれないが。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:15:03]
お知らせ > 艶子が来ました。 『踏み潰した果実から悲鳴が上がり―― 』 [Tue 19 Sep 2006 00:08:50]
お知らせ > マドゥーが退室されました。 [Sun 10 Sep 2006 12:29:36]
◆マドゥー > (しゅぅぅぅ・・・・・・噴水の如く赤黒い血しぶきが舞い、獣がどうと倒れる。これで数日分の食は確保できた・・・) [Sun 10 Sep 2006 12:29:34]
◆マドゥー > (瞬きする間も無く、植物の間より踊りでる。足を切られ、憤怒の唸りを上げつつもだえる獣を目前に傍の巨木にがっと足をかけると・・・)きぃぇいっっ!(奇声一喝、その木の幹を足場に矢の如く獣に突っ込み・・・抜き放ったジャマダハルでその頸部を深々と刺し貫いた) [Sun 10 Sep 2006 12:27:59]
◆マドゥー > 『ぐる・・・』(獣がくるっと耳を動かし、振り返る。空気の流れを感じ取ったか・・・?が・・・こちらも同時に動いていた。)しゃっっ!!(弧の軌道を描き、二つの戦輪が舞う。それは左右、獣の死角からせまり、その足の腱を二箇所、切断するっ) [Sun 10 Sep 2006 12:20:40]
◆マドゥー > (さて・・・とりたてての問題は目線の先の獲物・・・。あれを捕らねば、その生活の保障がなくなる。すらっとチヤクラムを両の手に2輪、抜き放った) [Sun 10 Sep 2006 12:08:59]
◆マドゥー > (がさ・・・・・・生い茂るシダのような植物の中に身を伏せ、それらの間から目を光らせる。目線の先は、澄んだ水場・・・そこに牛と猪を掛け合わせたような大型の動物がいた。)・・・・・・・・・(あれは食せるものだ・・・数週間における異界での生活は、男に生き抜くノウハウを与えていた。どことは知れぬ異界なれど、食と寝床の確保さえ問題なければ以外に快適に過ごせるものだ。) [Sun 10 Sep 2006 11:28:08]
お知らせ > マドゥーが入室されました。 『狩猟生活』 [Sun 10 Sep 2006 11:24:00]
お知らせ > マドゥーが退室されました。 [Tue 5 Sep 2006 22:58:13]
◆マドゥー > (わずかに焦りのためか汗がにじんだ・・・・・・が、ふと考え直す。)・・・・・そうなったなら・・・それでよいかも知れぬ・・・(国に忠義を果たせぬのは無念であるが、それ以外に多くを失うものなど無いのだから・・・) [Tue 5 Sep 2006 22:58:10]
◆マドゥー > ・・・・・・そろそろ戻るべきか・・・・・・いかんせん、取り残された感が拭い去れぬ・・・(ぼそりっと、妙に切なげに呟いた。自分が元の世界に戻れば、世界が既に何十年も経っていて、自分の知る世界ではなくなっている・・・・・・そんなことがあるかもしれない。アマウラの童話のように・・・) [Tue 5 Sep 2006 22:37:25]
◆マドゥー > (既に、この地に潜入してからずいぶんになるが、いまだ情報らしい情報は得られていなかった。受ける印象としては、妙に閑散としている・・・・・・・まるで、重要なものがあの光に吸い出されてしまったかのような・・・) [Tue 5 Sep 2006 22:19:08]
◆マドゥー > (さくり・・・落ち葉だか蟲の死骸だが良く分からないものの山を踏み潰し・・・歩を進める。)・・・・・・妖胎果・・・・・・3っつめ・・・(以前、勅命で苦労して手に入れた果実が、ここではどういうわけか群生していた。無造作にひとつをちぎり取り、袋に放る) [Tue 5 Sep 2006 22:15:16]
お知らせ > マドゥーが入室されました。 [Tue 5 Sep 2006 22:11:23]
お知らせ > マドゥーが帰りました。 [Sun 27 Aug 2006 10:49:44]
◆マドゥー > (背後を振り向けば、かなり進んだはずなのだが、木々の隙間から件の紅い光が見える。禍々しい光ではあるが、それがあることで帰還できるという妙な安心感があった。もう少し進んでみよう・・・) [Sun 27 Aug 2006 10:33:02]
◆マドゥー > (そういった経験もあってか、最近では割と安全な類の物を選んで採取する嗅覚のようなものが備わってきた気がする。おかげで、それなりに成果をあげれた物と思う。当面の問題はといえば・・・・・・)・・・・・・・・・で、ここはいったいどこなのだ??(男は未だ現在地を推定できていなかった。それも無理は無い・・・何の前知識も無かった上に、現地人の類とも遭遇できていないのだから。ただ、この空気、風景の異様さから、かなり遠方に存在するところなのだろうとは思う。ひょっとしたら死後の世界などなのかもしれない) [Sun 27 Aug 2006 10:15:14]
◆マドゥー > (ぶつっ・・・・・・なんとも表現し難い、迷彩模様の葉を切り取り、袋に入れた。しばらく滞在すると、意外に勝手が分かってくるものだ。絶叫を発する人面葉樹をはじめ、近づいただけで酸の樹液を吐きかけてきた奴、人かと思えば植物だった奴、やたら足(?)が早く追いかけてきた奴、魔獣が擬態してた奴・・・・・・ここ1日2日で様々な“常識はずれ”と出会った) [Sun 27 Aug 2006 10:07:07]
お知らせ > マドゥーが来ました。 『採取作業中』 [Sun 27 Aug 2006 09:58:21]
お知らせ > シルヴィが退室されました。 『腐った泥沼に嵌った』 [Sat 26 Aug 2006 13:02:39]
◆シルヴィ > ―――――あ。 (どぷん) [Sat 26 Aug 2006 13:02:32]
◆シルヴィ > くそう、この魔王に此処までの屈辱を味あわせるとは…いずれ名のある戦士に違いない。 しかし次に逢うときが貴様の最後だ、覚えておれよ?(両腕を広げて余裕たっぷりに呟いたが、誰も答えてくれなかった。ちょっと寂しくなった。) なあレスバーグ。我、何か間違ってるかなぁ。(しょんぼりと肩を落としてペットのトカゲにご相談。) …まあ、良い。なってしまったものは仕方ない、水辺あたりで軽く濯いでおけば、あやつも早々怒りはせんだろう。(物憂げに溜息を吐くと、回れ右して) [Sat 26 Aug 2006 12:55:54]
◆シルヴィ > ……おのれ、倒したと思えば思い切り踏んでいきおってからに。あのへんたいターバンには魔王に対する礼儀というものが全く足りぬ。いつか我が念入りに躾てやらんとならんな(ぱたぱたと泥を叩くも豪奢なドレスは見るも無残。拠点で待つ従者の笑顔を思い浮かべ、思わず背筋をぞくりと震わせ尻をかばう。) これ、水辺で洗ったら落ちるだろうか……落ちんよなあ。 何、背中にも足跡があるだとう!?(背後に回ったトカゲが一匹、怒りに肩を震わせて…恐怖とともに、ぷしゅーっと) [Sat 26 Aug 2006 12:50:04]
◆シルヴィ > ―――――。 (死んでいた。これ以上ないっていうほど死んでいた。ダイイングメッセージは誰にも見咎められることもなく、ただ風化してその身体は土に還…) …待てっ、還ってどうする!まだ我にはやらねばならんことが山ほどあるのだぞっ!(がばっ) [Sat 26 Aug 2006 12:36:03]
お知らせ > マドゥーが帰りました。 『何も気づかぬ男はそのまま森の奥へ・・・』 [Sat 26 Aug 2006 12:31:45]
◆マドゥー > ふむ・・・・・・しかし、これほど滞在すれど・・・知的な種族とは出会えぬとは・・・。いったいどんな土地なのだ、ここは・・・(未だ、がんがんと響く頭を軽くたたきながら、せっかく出会った“知的生命体”を踏み潰しながら・・・ある意味不幸な二人の距離は離れていった) [Sat 26 Aug 2006 12:31:07]
◆シルヴィ > むぎゅううっ。(幸運か、はたまた不幸だったのか。それは男にはわからないが踏まれた魔王だけは理解していた。不幸であると…! めしっ 背中のあたりで響いちゃいけなそうな音が響いた気がした。) こっ、この………貴様っ、呪われよ…!血やら泥やら三輪車やら吐いたらまずげなものをたらふく吐くが、よい…っ! (がふっ。自分が赤いものを吐いた。そのままぐたりと力尽き… その間際) 『へんたいターバン』 [Sat 26 Aug 2006 12:27:01]
◆マドゥー > ・・・あ・・・??(またなにやら叫び声が聞こえるような気がする?いかんせん、聴覚が30%程度しか機能していないため、ぐじぐじと耳をこじるも動物の鳴き声か風の音かいまいち判別つかない。幼女には幸運なことだったか・・・男は首をかしげつつ歩を再開した。その緻密な筋肉が発する70kg超の体重を右足、左足と、たったの二回ほどその小さな体にずべて伝えてしまうだけで済んだのだから) [Sat 26 Aug 2006 12:23:48]
◆シルヴィ > ギニャーーーーーーーー!!(踏み潰した瞬間、放たれた声はまさしく異形の葉とそっくり似た声だった。尤も、たった一葉では単に喧しいだけだったけど。) う、うぐ。ターバンのヘンな男、いやむしろヘンなターバンの男めっ! 無礼ものめ、この高貴なる我の背から足を上げよ!さもなくば末代まで死の呪いを掛け全身から緑色の泡を噴いて悶え死ぬ運命を痛い痛い痛いわかった悪かった謝ってやらなくもないから退くが良い!!(ばんばんばん、やわらかな土を猛烈な勢いで叩きギブアップを主張。) [Sat 26 Aug 2006 12:17:11]
◆マドゥー > 耳栓をして採取すべし・・・・・・(なにやら己の過ちを調査報告に書き込み・・・良い耳栓代わりとなるものが無いとなれば、その傍をそのまま通り抜けようと・・・)・・・・・・・・・ん?(先ほどの絶叫で、五感が一時的に低下していたためか・・・・・・その存在に気づかぬまま、ゆっくりとそのまま歩みを進め・・・相手が動かぬならそのまま周囲の落ち葉同様、その影を踏みしめてしまうだろうか?) [Sat 26 Aug 2006 12:11:06]
◆シルヴィ > (やがて森には静寂が戻り、その視界が戻れば目の前に見えるだろう。ぐったりと倒れた小さな影を――) ………。(落ち葉の降り積もった土くれに、指先が突き立ち小さな文字を。) 『ターバンのへんな男に殺られた』 (ダイイング・メッセージだった) [Sat 26 Aug 2006 12:04:47]
お知らせ > シルヴィが入室されました。 『―――』 [Sat 26 Aug 2006 12:03:15]
◆マドゥー > (数刻にも感じられたときの流れ・・・気がつけばあたりに静けさが戻っていた。聴覚が完全にいかれたのかとも思ったが、身に感じる振動はなくなっていた・・・)・・・A・・・・・・AH・・・(声を出してみる・・・・・・耳が詰まったような・・・どこかおかしな感覚は残っているが、どうにか大丈夫のように思えた)・・・・・・あぁ・・・この人面葉樹は・・・(適当に命名する) [Sat 26 Aug 2006 12:02:36]
◆マドゥー > 『ギニャァァァーーーッッ!!?』(木に生い茂った葉・・・いや顔!それらがいっせいにこちらに向かって奇声を発した。一つ一つはセミが鳴くよりも小さなものだったかもしれないが、何百枚とあるそれらが一気に鳴かれたとあれば・・・・・・)・・・っっっっ!!?(全身を不快な音波が貫いてゆく。鼓膜が機能しているのかも分からなくなる。ただひたすら反射的に身を竦め、びりびりと衝撃が過ぎ去るのを待つしかなく・・・・・・) [Sat 26 Aug 2006 11:59:46]
◆マドゥー > ・・・植物なら暴れだして逃げるということもあるまい・・・・・・(未知の土地で、砂糖を入れすぎたチャイの如く甘い考えを呟きながら、周囲の木々(らしきもの)に目を走らせる。)・・・・・・む・・・これは、変わっている・・・・・・(ふと立ち止まると、目前にある一本の木・・・それに茂る人の顔のような模様の葉・・・採取しようとナイフを手に取り葉を掴めば・・・) [Sat 26 Aug 2006 11:43:17]
◆マドゥー > (魔界でのんびり、というのも妙な表現かもしれないが・・・全てに出遅れていた男は、初めて見る奇異な木々の森に目を輝かせ、ひとり調査を続行していた。もっとも、男は未だ、己のいる場所が“魔界”であるといった認識すら持っていないのだが・・・) [Sat 26 Aug 2006 11:11:27]
お知らせ > マドゥーが来ました。 [Sat 26 Aug 2006 11:09:29]
お知らせ > ナナオが退室されました。 『(踵を返す女の姿は、誰に見られることもなく――)』 [Tue 22 Aug 2006 23:50:56]
◆ナナオ > (帰ろう) [Tue 22 Aug 2006 23:49:23]
◆ナナオ > ―――――………。 ( ―――夕焼けの空に似ている。) [Tue 22 Aug 2006 23:48:10]
◆ナナオ > ――――――。(見上げる空は赤く赤く――) [Tue 22 Aug 2006 23:47:24]
◆ナナオ > (流石に此方の生き物を口の中に入れる勇気はなかった。 水なんて何処にあるかすらも分からない。――量の確認と、今まで歩いた距離の確認。 ) …………。 ( もともとそんなに持ってきたわけじゃない。既に滞在日数二日――…何とか無理をすれば、もう一日――いや、何が起こるかわからないんだ。引き返すべきだ。 対立する自分の間で、ふらふらと揺れて) [Tue 22 Aug 2006 23:43:52]
◆ナナオ > ………。(にらめっこの数十秒) …よし。 (背中に下げている鞄から聖水の小瓶を取り出し、遠慮無く突っ込んだ。例え腐って溶けても、それはそれ。しっかりと蓋をして)………うしっ。 オッケ。 お土産ゲーット。(チャプリと揺れる小瓶の中にある、花らしきモノを満足そうに見つめて)―― ……。 (ふと、気が付いた。小瓶を漁った時に、気が付く事実―――…携帯食料と水の量に、そろそろ気をつけなければならないという事) [Tue 22 Aug 2006 23:37:41]
◆ナナオ > (それだけならまだしも、恐ろしい病気を引き起こしたりしたら…。)…………。(正直突入しておいてなんだが、魔界の空気を吸い込んでマル二日。ヴェイトスに帰った時に、何らかの障害が残る可能性はある。――今の所は何も無いけれど。 何気なく掌を開いて閉じて、じっと見下ろす。 色々なものに汚れて、皮の手袋は黒かった。 外套はカモフラージュを含めて土に擦った所為で、二度は着れまい。着たくないが。) ……聖水の、小瓶――…(アレは蓋がついていた。) あれの中に、入る程度なら、平気、かなー…?(花らしきものに語りかける。) [Tue 22 Aug 2006 23:24:43]
◆ナナオ > (答えをくれるものは傍に居ない。 ――それが嬉しくもあるのだけど。) ……幾つか持って帰れるかな。 (植物だけならば。インディがこれを見たらなんと言うか――いや、学者の彼女がはじき出す答えを聞いてみたいんだ。 彼女は自分が考えもしなかった所から答えを導き出すから。 コレも、もしかしたらそんな彼女に見せたら何かあるんじゃないかと思った。それは宝箱をあける興奮とよく似ている。) …………。( ――ふと、蔦の悪魔の話を思い出す。)……………。 (自分と同じようなことを考えた奴が居て、その結果がアレだったらどうしよう?) [Tue 22 Aug 2006 23:17:57]
◆ナナオ > ――…此処がヴェイトスじゃないのは分かるけど…。 ”世界”の在り方には似てるー…。(左手の指先でクルクルもてあそんでいるのは、「花」のようなもの。 それはあくまでヴェイトスに当て嵌めた推測であり、これがこの世界における「虫」であると言われたら納得するしかない。 ――地面からウニョりとはえてたから、恐る恐るマンドラゴラを採取するみたいにして切り取ったソレは、聖水―水が無かったから―で濡らした布の切れッ端に茎をつこんである。――今の所枯れるような様子は無い。) ……実際、何処なんだろうね。魔法陣に飛び込んで、その到着点…としかわかんないんだよな。(確かに空気は違うし、夜と昼の区別もつかないが、此処が「魔界」だと言われたわけじゃない。実はヴェイトスの離れ小島なんだ!って言われても「そうなんだ」って思うかもしれない。いや、そりゃちょっとは疑うが) [Tue 22 Aug 2006 23:11:11]
◆ナナオ > ―――植物らしきものもある。虫らしきものも居る。 動物らしきものも居た。……じゃあ、地面の下にも虫がいるだろうし、動物らしきものを狩るのを目的とした、肉食獣も居る――筈。 当然、その頂点も――…そこに「人間」はどのカテゴリーには入るんだ?(村やら、集落らしきものの気配は無かった。 何かと何かが争った痕はあったが、人間VS獣という感じでもない。そもそも、この世界に「人間」というものは居るんだろうか?――居なかったとしたら、自分は何に見えるんだろう。 ――頭の中で考えるのはそんなことばかり) [Tue 22 Aug 2006 23:00:56]
◆ナナオ > (右手にぶら下がる抜き身の剣は、おそらく何度か使用したのだろう。黒く鈍く光の無い森の中でも、チリと銀光を瞬かせた。 しかし、足音に疲れのようなものは伺えず、只管にザクザクと大地を踏みしめて進む。進む。 何かが焦げたような匂いにも慣れた。心の其処に薄く漂っていた恐怖も消えた。 欲に突き動かされ、テンションが上がりっぱなしの女は、己の体を取り巻く死臭――というよりは腐臭か――も気にせず辺りを見回した) [Tue 22 Aug 2006 22:53:41]
◆ナナオ > (森に踏み入ることなく、かといって離れるわけでもない。 そんな距離で樹海の合間をひっそりと歩く。) [Tue 22 Aug 2006 22:47:51]
お知らせ > ナナオが来ました。 『(死臭と暗闇に寄り添って)』 [Tue 22 Aug 2006 22:44:15]
お知らせ > ジュピターが退室されました。 『・・・難しい』 [Tue 22 Aug 2006 20:20:52]
◆ジュピター > (肩を落として刀を腰に戻し、再び歩き出す 行く宛てはどこにも無かったけれど、腰を下ろしたらもう歩けなくなりそうな気がした) [Tue 22 Aug 2006 20:20:38]
◆ジュピター > ・・・・・・・・・・・ や (呼気をひとつ 一刀を振るう) (めきりと音をたてて、一本の樹木が倒れた) ・・・・・・うー。(切り口を覗き込み、不満げな唸り声を上げた 断面はぎざぎざと荒れて、おまけに3割近く斬り残している ・・・力任せに叩き折っただけで、斬っただなんてとても言えない) ・・・・あたし、全然だめだなあ。 [Tue 22 Aug 2006 20:16:14]
◆ジュピター > ・・・・・・・・・はぁ (立ち止まる 何が気に入らないものか、どうしても雑念が混じる) ああ、そういえば・・・最近、まともに振ってなかったな (すらりと、腰に刺した刀を引き抜いて、正眼に構えた 両目を閉じて、完全に視界を閉ざすと意識から世界を切り離す) ・・・・・・・・・・・・・。(何も見えない 何も聞こえない 何も考えない もともと殆どない頭の中身だ、からっぽにするのも簡単だった) [Tue 22 Aug 2006 20:11:34]
◆ジュピター > (真直ぐ進んでいる積もりで、ぐるぐると同じ場所を回っているような錯覚を覚える 方向感覚は全く無いが、それをちっとも自覚してないから余計に奇妙な錯覚が際立った) ・・・・ (あの犬は、今も何処かで自分のように迷っているのだろうか 妙に陰鬱になる。いや、考えるな。考えると余計に暗くなる。陰鬱な気分での探索は消耗が激しい) [Tue 22 Aug 2006 20:04:37]
◆ジュピター > (無心に、何も考えず只管前に進む 妙に硬い邪魔な草を踏み締め、目の前を塞ぐ枝を開き、時折生い茂った茨を刀で斬りおとす) ・・・・ふう(どれだけか進んで、吐息を吐く 往く手には何の変化も無い ただ遠巻きに何かの気配だけが夥しい ・・・妙に、身体が怠かった) [Tue 22 Aug 2006 20:00:53]
◆ジュピター > (振り払うように鼻先を振った 一人で居ると考え方が暗くなる ・・・最近、あまり良い事も見つからない) ・・・・ああ、よそう(考えることを 何も考えなければ足は速くなるし、気配にだって聡くなる すっかり骨だけになり、それすら砕けかけた残飯を投げ捨てると目の前の藪を押し退けた) [Tue 22 Aug 2006 19:56:59]
◆ジュピター > (元々視力の良い方じゃないから、足元の暗さはそう苦ではない 風の流れと植物の臭いを頼りに足元を踏み越える) ・・・・・どこまで続いてるのかな、この森 (独り言を呟いても、答える相手は居なかった 以前は、道連れが居なくても連れていた犬が欠伸くらいは返してくれていたのだけど) ・・・。 [Tue 22 Aug 2006 19:51:06]
◆ジュピター > (視界の効き辛い真っ暗な道を、踏み分けて歩く いや、道というには憚られるほど足元は鬱蒼と茂り、鎖されている) ・・・・このへんにも居ないな(正体不明の謎の肉を齧りながら、鼻を頼りに前へと進んだ) [Tue 22 Aug 2006 19:48:04]
お知らせ > ジュピターが入室されました。 『暗い』 [Tue 22 Aug 2006 19:45:00]
お知らせ > ディアドラが帰りました。 『 』 [Mon 21 Aug 2006 01:23:11]
◆ディアドラ > それなら、あちらに行った方が早いのだけど――… うぅん? せっかく御出でになったのなら 歓迎したほう、がー?( 自分がやる以上、野蛮な方法になるのは決まりきっているが。 約束の地であるジナイ半島の方には、大勢の魔物が集まって市を開いているようだし、どうせお客は紅い柱から出てくるのだ そちらに顔を出すのも良い。もしかすれば話が聞けるかもしれないし ) けど、気に入らないな。 ( 染み付いた縄張り意識か、散歩がてら鼻歌交じりに歩き回られるのは気に入らない。 一番野蛮で化け物らしい振る舞いは何か―― ) 首を土産にでもするのが良いな。( 少し、楽しくなってきた。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:22:09]
◆ディアドラ > さて、アタシは何をしたら面白いかな。( 指し当たっての目的もなく、のそのそと足を進めながら腕を組んで首をかしげて考える。まずは来訪者と遭遇… いや、観察してみるのが良い。 何の目的があってやって来たのか興味がある。 そしてこの地で何をしようというのか いやそれよりも―― ) ニンゲンって何を食べるのかな? ( 草か、肉か、それとも他のものか。 ものすごく根本的な部分から判らない。 ) ああ、聞いてみたいな。 ( 向う側に行った奴等はもうニンゲンを理解したのだろうか。どんな味?どんな匂い? 木々の間から、黒々とした天を突く紅い柱を見上げる ) [Mon 21 Aug 2006 01:02:14]
◆ディアドラ > ( 比較的名の知れた魔族は既にあちら側へと渡ってしまったのだろう。暫し玩具にした作り物から聞いた話では、協力を呼びかけている者が居たようだし… それなりに上手くやっているのか? あちらにも城があるというが、手持ちの情報は其処まで。 これ以上の事は未だこの地に留まったままの鬼には判らない。 ) こちら側から行けるのなら、向うからも訪れるのも当然―― だとしてもー… これで良いのかな?便利なのは良いけれど、ちょっぴり無用心。( あちらの世界で紅い悪魔も退けて覇権を握るニンゲンが大挙して雪崩れ込んで来たら? ) それはそれで、愉快だけれど。( 戦争になるのなら、其れは其れで面白い。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:51:37]
◆ディアドラ > ( 異形の木々が生い茂り、焦げた匂いの漂う樹海 その枝の上、虚の中、岩の影―― 決して姿を見せず、森に溶け込んだ住民達が其処彼処でひそひそと交わす囁き声は耳障りな程。 大号令と赤い柱の発生、そして其れに消えた数名の魔物達。 さらに、今度は”向う側”からの客が来たと噂は絶えぬ―― ニンゲンか、いや違う。仲間か?いや違う。 魔界の住民は来訪者に大きな関心を持って居る。太い4本の足で木の根が盛り上がる地面を踏みながら、有角の鬼は交わされる噂に耳を傾ける。 ) 愉快なこと。 いったい何をしにきたのやら? わざわざ餌食になりに来た訳でもない… のだろうし。 ねえ? ( どう思う?と問うて見た所で、返事は返らぬ。 取っては喰う日ごろの行いのせいか。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:38:13]
お知らせ > ディアドラが来ました。 『囁く森』 [Mon 21 Aug 2006 00:38:04]
お知らせ > アイシェが帰りました。 [Sun 20 Aug 2006 18:15:48]
◆アイシェ > …今更派閥争いも何も無いんじゃないかな。 ヴェイトスとはつまりそう云う処だ。 ( パプテスに「ハラエ」、「雷電」に騎士団、日頃や過去の軋轢はどうあれ、有事の際にはいっそ無節操とも言える程の結託を見せるものだと。 比較するまでも無くその辺りの配慮はどうにも足りない、自覚だけはあるのだけれど ) そりゃ ね。 遠巻きにして「人間達の御手並み拝見」――では、どちらが敵か判らなくなってしまう。 と、このまま直進で――…? ( 言いながら、後に続いて歩き出す。 従魔たる梟が対価として求めるものなど決まっている、嘴が皮膚を破り血管を損傷させるまで任せて。 ) [Sun 20 Aug 2006 18:15:05]
お知らせ > マリィゴールドが帰りました。 『 手紙を宛てた少女が向かってるとは露も知らず。 』 [Sun 20 Aug 2006 18:02:40]
◆マリィゴールド > ( 昨日の魔物は、矢張り彼の泣かせた女性ではないかと思ってしまう。 青年の眉目秀麗な顔立ちを横目に捉え、両者の考える事はこうして乖離していくのだが。 ) 真逆、ボクだってこんな事態だとは思わなかったからね。 「ハラエ」は兎も角として「パプテス」が動くとお互いの為にならないでしょう? ( だから、この程度で留めようと。 金髪なりの配慮らしい。 ) 出来る範囲での協力なら惜しまないよボクは、ね? ( 「トルテにも期待してる」 と茶目っ気のつもりか片目を閉じてみせ。 ) この森で餌を……、何でもない―――じゃあ行こうか。 ( 梟の餌が気に掛かるが、気難しい梟は青年に任せよう。 動物には好かれない体質故に。 沼地を後に、更に奥地へと。 ) [Sun 20 Aug 2006 18:01:56]
◆アイシェ > ( 「この」ってどの。 ――そう問おうと思ったが止めておいた。 女性問題も何も、そもそも人間基準と照合した場合男女を区別する理由が良く判らないでいる。 そのくせ時折差別主義者じみた言動をやらかすのは教育の賜物。 ) 人間達が、か。 それも何だか途中で放り出しているような気がするけど――… いや。 何でもない。 とまれ、おそらく他の調査メンバーも魔法陣の封鎖を最優先と結論づけてはくれると思う。 その後押しになれるよう、精々此方側の危険性を訴えておきましょう。 ( 言って羽織の上から内ポケットの辺りに触れる。 手帳は常備している、梟の目を活用できれば大雑把ながら地図のようなものも作れようか。 探索継続の案に諾と返しながら ) 後で餌のひとつもやっておきます、鳥のくせにありもしない臍を曲げてるんだ。 ( 何故って餌が不味いから――内心でそう付け足して ) [Sun 20 Aug 2006 17:50:26]
◆マリィゴールド > ―――この話題については一度じっくり話し合う必要があるのとボクは提案したいけど後にしよう。 ( 何時か女性問題で刺されそうな青年 無自覚であるとは罪か、唸るように喉を鳴らし。 そして金髪には声なき言葉が伝わったのか否か? ) 届けたのならば、後は―――ニンゲン達がどうにかしてくれるでしょう。 幸い、足跡の数からしも魔物は数が少ないんじゃないかって思うね。 勿論ゲートが開いている限りは危険だけど。 ( 今も草陰から此方を窺うのは知性無き獣の視線。 其れは恐れる存在であるが、獣と変わりないとも言える。 ) 長年生きた吸血鬼は小賢しくもなるんだろうね。 この先は出来れば此の辺りの地理を書き記しておきたいかな―――相棒さんの機嫌の良い時にでも伝言は頼みましょ。 ( ご機嫌斜めなのか、普段から懐かれてないのかイマイチ解らないが。 どうやら主従関係は梟のが上そうで。 引き続きこの辺りの探索に出掛ける事を提案。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:39:35]
◆アイシェ > … 。 ( 紙巻を挟んだままの唇が僅かに動く。 そっち≠ノ行ってはいけない、声になれずの声がそう言うのが麗人の耳には届いたかどうか。 ) ( 煙草を離して ) さっきも言ったじゃあないですか、私は泣かされてばかりの方だと。 ――…何、機嫌を損ねておられるのやら。 ( 角を丸めたつっけんどんな礼、それを契機に切り替わる話題 ) 正確な時間が判らないから何とも言えないけれど、黒毛玉君( =鴉。 )があちら側に届いて、最短でアマウラに情報が届いたとして。 それでも魔法陣を消す手筈が整うまでに3,4日はかかるか――…いかな戦い慣れた者でも、先手を取られればその不利を取り返すには相当の労苦がありましょうよ。 ( とん、と軽い音は相手が岩場を飛び降りてのもの。 遅れて此方も立ち上がり ) …納得。 先の言葉に「深慮遠謀」も付け加えて進呈しましょう。 ――さて、これから先はどうする。 今のところ系統だった歓迎は無いし、先達・後続とも会っていない。 「足」はもう一羽此処に居るけれど? ( 肩に止まった梟毛玉。 撫でようとしたら突付かれました。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:27:04]
◆マリィゴールド > ……怖い位にね。 ( 問いには短い言葉を返す。 魔物よりも何よりもソレのが恐ろしい。 ) 君は本当に―――。 人泣かせだ、絶対に女性も泣かしてるに違いない。 ( 煙草を銜えながら、まるで世間話のような感覚で喋る。 これで無自覚だと言うから厄介だ、鬼だと自分で宣う癖にああやって無邪気な目を見せる。 そっぽを向いて拗ねた子供の口調でぞんざいに 「そりゃどうも」 と ) ヴェイトスのニンゲンは戦い慣れているからね――アマウラも其処まで馬鹿じゃあないと思いたいね。 ( すっかり調子を狂わされた、落ち着かぬ様子で腰掛けていた岩場から飛び降りようか。 ) 其処まで無謀じゃないさ、元々はあの日トルテやナナオが居なかったら使い魔を斥候に出して魔法陣の先を調べるつもりだったの。 ( 「それにもう一つ」 と付け加え ) 仮に組織立ってるなら、僕達調査隊が魔法陣に来た時点で歓迎があるからね。 狡っ辛い計算位はしてるよ。 ( あの日、何もなかった事が好機だと考えたのだと。 ) 納得して貰えたかな? ( くるりと振り返り、あっけらとした顔で。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:13:50]
◆アイシェ > ( 空気の所為。 ) ――…馴染みますか、此処の空気。 ( ほぼ皆無の風の流れを探し出す。 風下と判れば此方はその逆とでも言いたげ、羽織の内より煙草の箱を取り出して。 咥え煙草の不明瞭な声で ) 世辞ではないと思う、客観的に見て貴女は大層きれいな方だと思ってる。 着飾るしか能の無い人形みたいなひとじゃなく、御自分で考えて動けるところも良い。 剣の腕も立つしね? ( 裏を返せばそこまでで止まってしまう感情。 ひととして好ましく思えども、そこから先に浮かぶものが無いのは彼女ではなく此方の問題。 目深に被り直された帽子の意味を計りかねて首を傾げ。 ) ああ、彼女たちならただの鳥と見逃す事もないだろう。 期待して良いと思う。 …アマウラの役人も事態を重く見てくれたら良いのだけれど。 ( 名案とは頭の中に浮かぶひらめきなのだろう、生憎此方の思考回路にはそれほどの瞬発力がこれっぽっちも無かった。 ) ん、そうじゃない。 そうじゃなくて――…何て言えば良いんだろう。 組織だった歓迎が無くて重畳と仰るけれど、何だろう…それならそれで構わない、その時はその時――そう言いたげにも見えた、から。 ( 気の所為だろうか――立ち上る紫煙を眺めて語尾を濁し。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:56:45]
◆マリィゴールド > 認めたくは無いけども此の土地の空気のせいかもね―――。 ( 心なしか傷痕が無くなれば明るい笑顔で。 ) トルテ―――ソレってお世辞なら止めて欲しいんだけど。 ( 至極真面目な顔で語る青年に、逆に訊いている方が恥かしかくなる。 三角帽を目深に 「やっぱり、人たらしだ……」 とか零し。 ) ナナオともう一人トルテの護衛だっけ? 彼女達と知り合えたのは僥倖だったね、異界でも中の様子を伝えられる。 ( 鴉は未だ帰って来ないが。 魑魅魍魎が跋扈する此処と違いヴェイトスの安全である、無事届けられたと思いたい。 ) 可能性が大きいってだけで、正解か不正解か状況と証拠が後に語ってくれるでしょう。 だけど、組織立った歓迎も無いのは有り難いな。 ( 指をピンと立て。 ) 深刻に暗い顔で考えて、名案が浮かぶならそう考えるけどもね―――。 [Sun 20 Aug 2006 16:36:39]
◆アイシェ > ( 良くないものの気配が消えたところであさってを向いていた視線を戻す。 三角帽の下、すべらかな白い肌に刻まれた傷跡は既に消えていた。 ) 余り深い傷ではなかったようだけれど随分治りの早い。 ――…貴女の顔に傷が残りでもしたらそれは重大な損失だから、僥倖と思うべきか。 …我々は本来荒事向きじゃない、鴉や梟を使ってでも早々に此処を立ち去って魔法陣を潰すべく専門家の意見を仰ぐべきだろう。 この際我々が戻るのはその後でも構わない。 ( 梟は相変わらず肩の上。 鴉の方はどうだろう? 木々の間から此方を伺う、幾つもの獣の眼を軽く見上げて ) ではマリィはイレギュラーだとお考えに。 ――…確かにそうだね、その方が自然だ。 陽動遊撃波状攻撃、先方にそこまでの戦術があっての行動だと云うのならば話はまた別だけれど。 ( ――今のところ獣どもが此方にかかってくる気配は無い。 ) 貴女の口から生死に関わると言われても、何だか余りぴんと来ないね。 …御免、恐れているようにも焦っているようにも見えないものだから。 [Sun 20 Aug 2006 16:24:47]
◆マリィゴールド > ( そう、と水袋を懐に仕舞う。 皮の味が染みた赤色が金髪にはとても美味に感じられた。 そう言えば額の傷も指でなぞれば既に痕も残って居ない……。 ) とても友好的な種族とは思えないしね。 ナナオがあったのも異形の化け物で戦ったとか云ってたし。 ( 争いは避けて通れないだろう、昨日の二匹のように。 ) 仮に統一された意思があれば門を開ける前に準備は済ませておくね。 大局的に見れば些細な出来事でも、今此の地にいるボク達にとっては生死に関わると判断しているけども。 あっ―――これは冗談じゃなくて、ね。 ( のこのこと異界に侵入した地上の生物を生かしておく筈も無いだろう。 ソレが獣に依るモノか、明確な意思を持って襲って来るかは大きな違いであろう。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:12:37]
◆アイシェ > ( 澱んだ水の臭い。 青臭い大気に混じる何かが焦げる臭い、その中でひと際鮮烈に香る赫の気配には露骨に目を逸らせて手で制した。 「要らない」と。 ) ――… ( 膝を台代わりに手を組んで ) 魔法陣が何だかは良く判った――これは「門」だ。 そして門を挟んでその内外で、我々は異形と交戦している。 ならば此処をこれ以上存続させておく理由は何処にも無いと考える――…此処までは間違ってないと思う。 ( だが、そこから先を判断するには情報が少なすぎた。 ) …どれほどの数が門を通り抜けていったか、彼らに統一の意思があるのか。 想像だけでものは言えない、か。 だからこそ最悪の事態を想定すべきなのだろうけど、それだけではアマウラもヴェイトスも腰を上げはしないだろうね。 ――かねてからの計画であれ、イレギュラーであれ結論だけ見れば大差ないんじゃないかと思う。 閉ざされていた扉が開いていれば出てみよう、それは生き物の習性ではないだろうか。 [Sun 20 Aug 2006 15:58:32]
◆マリィゴールド > ( 腐った湖畔を眺めながら、懐の水袋を取り出すと、液体を口の中に注ぎ込む。 勿論中身は水では無い。 一息吐いてから 「飲む?」 と水袋を揺らし。 ) 魔法陣を潰せばこれ以上、魔物がヴェイトスに行く事は無くなると思うね。 実際、昨日のような魔物が出て来てる可能性もあるし。 ( と、青年の疑問に暫し眉間に指を添え意識を巡らす。 ) 現状では判断は難しいね。 可能性としてはヴェイトスの何処かに潜んでるのか……―――。 もう一つは、この魔法陣の騒動も魔物にとってイレギュラーだったと考えるのもアリなんじゃない? ( 現段階では否定する材料も無ければ、肯定する材料もなし。 ) [Sun 20 Aug 2006 15:48:38]
◆アイシェ > ( 古くなった油を浮かべたような池、このような水でも異形のモノは平気で口にするのだろう。 手近な岩場に身を預けながら緩慢に呑み込まれてゆく枝を見送った。 ) …それは残念。 陣の上を物理的に塞いでしまえば、時間稼ぎくらいは出来ないものかと思ったのだけれど。 ――…でもそれも、此処が既に用済みの地となっているのならば意味がないか。 ―――――――― ( 考えて ) ナナオ嬢も足跡を見つけたと言っていた。 もし「彼ら」が此処を出たなら、何処へ向かおうとするだろう…? 此処からアマウラまでは約50km、タイミングによってはひと騒動起きていても不思議では無い気がするんだ。 そんな情報が入ってないか向こうへ戻り次第確認する必要があるだろう、…もしアマウラが平穏そのものだとしたら、彼らの目的とは何なのだろう? [Sun 20 Aug 2006 15:38:18]
◆マリィゴールド > ( 池は、腐った水が濁り固まって膜を形成している。 とてもでは無いがニンゲンには飲めないだろう。 青年の勧めに従い、今斬ったばかりの枝を投げ入れる―――。 しかし、ゴポと粘りけのある気泡が沸き立つのみで。 ) ……月を愛でる奇特な朱鷺ノ京人でも、この風景で詩は詠めないと思うな。 ( 水面に浮かぶ泡を眺めながら青年の提案には首を振ろう。 西洋では月は不吉の象徴。 吸血鬼にとっては地上を淡く照らすかけがえの無いではあるが。 ) 本当に大部分がヴェイトスに散ってしまったのかもね。 ソレともボク達は運が良かっただけか―――でも、何か居たのは確かだね。 ( 安全は一応は確認された、湖畔の手頃な岩部にでも腰を降ろそうか。 ) [Sun 20 Aug 2006 15:28:11]
◆アイシェ > ( 陽光を嫌う麗人は此処に来ても平素の飄々とした物腰のまま――昨日( と、便宜上呼ぼう )の先陣切っての遭遇戦の時と言い、ともすれば活力に満ちてすら居るようで。 一方こちらはと言えば、根拠の判らぬ苛立ちのようなものが燻っている。 それを隠す目的も含め、表情は硬い。 ) ガスだとしたら、益々人間向きの場所じゃないな。 ――…アマウラからタタミ・シートを山程積んで来てその上で園遊会でも開いたら如何なものか。 ( 大真面目にだめだめな事言った。 怪植物が吐き出す湿気を払うように首を振り ) …確かに。 向こうも此方も、魔法陣の守備も何も無いのも気にかかる。 或いはあの「門」は既にその役割を充分に果たした後の可能性も。 ( そこで言葉を切る。 口には出さねど、これはもう憶測の域を出ない話。 だからこその情報収集なのだと己を言い聞かせるしかあるまい。 と、突如視界が開けた。 ) ――…何か投げ入れたら反応のひとつもありませんかね。 ( どろりと濁った池に棲むのは、やっぱり魔性の類なのだろうけれど。 とまれ、不意討ちには対応し易そうな場所。 休憩には丁度良い場所かも知れない。 ) [Sun 20 Aug 2006 15:18:21]
◆マリィゴールド > ( 金髪の吸血鬼にとっては太陽が無い此の世界は――案外、居心地の良い。 棺桶など無くとも此の不毛の大地は吸血鬼を包み込んでくれるし。 此の奇っ怪な動植物も慣れればなかなかユニークである。 そんな妄想を振り払い、振り返れば能面のような青年の貌。 辺りを伺っているようで。 ) 確かにね火事なら動物は逃げ出している筈だね、地獄の業火なら尚更に。 って事は此の匂いはガスなのかも。 ( 先程から窺うような気配は幾つも感じている、だが気配だけだ。 ) 獣が落ちるのが畜生道だったとか何とか。 塞ぐ為の手掛かりも無しなんだけどね……ソレよりも此方側の魔法陣に誰も居なかったのが気になる。 ( 当然足跡らしきモノが無数にあったので誰かはいた筈なのだが……。 魔物の足跡を区別出来る程に知識は無かった。 進路を邪魔している枝を叩き斬る、其の先は沼のような池が現れた。 ) [Sun 20 Aug 2006 15:04:20]
◆アイシェ > ( 更に言うならば、「門」をくぐる前までは作動していた懐中時計の文字盤も此処に来てからは開く度にでたらめな時刻を示すようになっていて、とうに確認を諦めていた。 ――そも、灼けつく陽の光もかそけし月の光も存在しないのだから、時間の概念すら危うい地。 あちら側で培った観念の何ひとつ通用しない地だからこそ、殊更人の世の理を当て嵌めたくなるのかも知れない。 ) …その割には生き物の気配に焦燥が無い。 森が燃えているのなら、もう少し騒々しくてもおかしくはないと思うんだ。 ( 僅かに首を傾けて探るのは主に左側の視界。 右目は塞がれているのだからこれも已む無し――「何か」が潜んでいる気配は何処にでもある。 だがそれは火の手を慮るではなく、見慣れぬ闖入者を遠巻きに伺うモノの気配のように思えた ) ――修羅道と云うのでしたっけ、スートリアでは。 それとも畜生道? 何れにせよ長居すべきではないかと。 …本音を言えばこんな世界と繋がっている魔法陣を今すぐにでも塞ぐべきだと思うのだけどね。 [Sun 20 Aug 2006 14:49:22]
◆マリィゴールド > ( 実際に吸血鬼達は『西』と呼んでいるが、当然此は便宜上着けられた位置付け。 偶々、半島より魔法陣で飛んだ先も同じような半島であった為、勝手に東西南北を割り振ったに過ぎない(実際の方角と合っていたのは偶然半島の出口が同じ西であったと言う程度)。 北極星も無ければ太陽も無いが、遙か上空まで伸びる方陣の柱のお陰で目印にはなる。 ) 肉の焼ける匂いにも似ているけども……、火事でも起きてるのかな。 ( 匂いはすれど火の気は感じられない。 くん、と匂いを嗅ぎながら鉈代わりに細剣を振るい路を切り開く。 ) ――大自然の厳しい掟は地獄までも着いて回るなんてね。 ( 異形の骨をちらり一瞥し 世知辛い、と大袈裟に肩を竦めて。 ) もう少し進んでみよう、こんな所で休憩はしたくないし。 [Sun 20 Aug 2006 14:37:26]
◆アイシェ > ( それがこの場所の第一印象。 六芒星の彼方の地、半島から西へ西へと歩くうちに辿り着いた鬱蒼とした樹々の海。 ) 溶岩の臭いがここまで流れているのかどうか…こんな処で何かを燃しているとは思えない。 ( 垂れ下がる妙に青々とした蔓を払い除けて進む足が何かを踏んだ。 知る限りの人型とも獣とも微妙に違う、何かの頭蓋骨が埋まっている ) ――…此処でも命の遣り取りは日常茶飯事らしいね。 [Sun 20 Aug 2006 14:26:53]
お知らせ > アイシェが来ました。 『…毒々しい。』 [Sun 20 Aug 2006 14:22:00]
◆マリィゴールド > ( 異界の方陣より西に数q、其れは不毛な大地の中にあって――生き物のように蠢く影であった。 樹海、此の森がどのような名前で呼ばれ居るか地上世界の蝙蝠には解らないのだが、ヴェイトスにある死者の住まう森林地帯 「常世の森」 に似ていると思う。 ) 何か焦げ臭い……。 ( 相変わらず、空は墨色一色。 異界に着いてかなりの刻が経ったのだが太陽はおろか星すらも見えぬ無明が広がるばかりで。 ) [Sun 20 Aug 2006 14:21:35]
お知らせ > マリィゴールドが来ました。 『 樹海――其の中で。 』 [Sun 20 Aug 2006 14:15:22]
お知らせ > 雪白が帰りました。 『( 獲物はもう、動かない。 )』 [Sat 12 Aug 2006 04:13:26]
◆雪白 > ( 続けていると、次第に悪魔の息づかいが荒くなってくる。前足で蹴るようにして仰向けにさせると、地面で背中を打ったのか「あうっ」と声が漏れた。狐の顔に笑みを浮かべながら、雪白は再び舐め始める。腹に舌を這わすと、悪魔は両腕で顔を隠すようにして耐えている。柔らかい腹を舐められるのは恐怖心がさらに倍増するのだろう。その震えながら耐える様子に、狐は嗜虐心を刺激され──ふふっ、と笑ったかと思うと──その腹にかぶりついた。瞬間、悪魔の凄まじい悲鳴が辺りに響きわたる。ガブリと内臓をくわえると、悪魔はゲホッと血を吐き、涙に濡れた顔で雪白を見た。何か言いたそうな感じだったが、激痛で声にならないのか何も発しないまま。その身体が小刻みに痙攣し、そのうち視線は外れた。──その様子に狐はいたく満足し、そのまま腹から獲物を喰らい続ける。 ) [Sat 12 Aug 2006 04:12:37]
◆雪白 > ( 震えつつも、悪魔はコクコクと頷いた。その頬を、狐はベロンッと舐める。ビクッと悪魔が震えたのに気をよくして、さらに耳、首、と移動する。耳は口の先で挟むようにして舐めると、食いちぎられると思ったのか小刻みに震えた。中々に楽しくて、狐は上機嫌で舐める場所を移していく。羽根はかなり敏感になっているようで、根元に少し舌を這わせるだけでパタパタと動いた。甘噛みしてやるとバササッと音を立てて震える。脇腹も弱いらしい。べろーり、とゆっくり舐め上げると、「ひっ、ぁ……」と小さな悲鳴を聞けた。もっと鳴かせてみたくて、その部分は何度も執拗に舐めてやる。 ) [Sat 12 Aug 2006 03:43:41]
◆雪白 > ( 問われた悪魔は、震えながら顔を上げ「で、できれば食べないでもらえれば一番嬉しいんですけれど……」と、こわごわ言った。ある意味度胸のあるその言葉に、狐はふふっと笑う。 ) …そう、じゃあ食べずに連れ歩いて、毎日毎日体中舐めてあげよっか? ( 試しにそう言ってみると、悪魔は涙を浮かべて激しく頷いた。もちろん、生きてさえいれば逃げる隙もあると、そう考えてのことだろうが。その嗜虐心をそそる悪魔の様子に狐は笑みを浮かべ。その背中に顔を寄せて囁いた。 ) ……じゃあ、今から舐めたりしてあげるけど、それに耐えられたら……考えてあげてもいいわよーう? ( もちろん、どうなったとしても最後には食べるつもり。狐はふふふっ、と笑った。 ) [Sat 12 Aug 2006 03:26:54]
◆雪白 > ( 腹ごしらえをしながら「門」を目指す狐。まだ樹海の中にいた。今は、先ほど捕まえた獲物をじわじわといたぶって……いえいえ、味わっているところ。うつ伏せに地面に倒れた小さな悪魔の肩を前足で押さえつけ、その首筋を舐める。 ) ふふっ……。ねえ、どこから食べてほしい? いつもは足から食べるのだけれど、今日はお腹一杯にすることが優先だから、貴方に選ばせてあげてもいいわ。 ( 怪しい笑いを発しながら、狐はその舌で悪魔の、服が破れて剥き出しになった背中を舐めあげた。悪魔が、ビクンッと身体を震わせる。 ) ……ねえ、どこからがいい? ( もう一度、尋ねた。 ) [Sat 12 Aug 2006 03:09:45]
お知らせ > 雪白が来ました。 『( べろり、と獲物を舐める白狐 )』 [Sat 12 Aug 2006 03:06:28]
お知らせ > ザルツが退室されました。 『( 大気を歪ませ、その裂け目へと姿を消さん。 )』 [Fri 11 Aug 2006 11:22:05]
◆ザルツ > ( 宴が始まる。 人は自らの存亡を賭けて抗うであろう、喰う者と喰われる者とが手に手を取り踊る饗宴が始まる。 其れは高まりも昂ぶりもするだろう――なれば舞台には極彩色の彩りを。 突き刺して抉って引き千切って噛んで、両の世界と住まう者との血肉を交じらせん。 ――この腕はかくも非力で、単独ではそれもままならんが。 ) 共闘等と称せば、其れはまるで人間のようだがね――――さて、さて。 此処の空気は臭くて敵わん、早々にお暇させて頂こう。 ( 言葉の通じる者もいなさそうだし。 蠢く蔓の一本すら千切れるか怪しい腕だ、話の分からぬ荒くれ相手は御免こうむる。 勇敢と蛮勇はまた別のものだ。 ) [Fri 11 Aug 2006 11:20:30]
◆ザルツ > ( ――――――――。 片眼鏡の奥の山吹色をすぅ、と細め ) 早かった。 ( 己が喉を掻き毟る老婆の指に似た、複雑に捩くれながら天へと伸びる樹海の枝どもを見上げる。 交錯するそれらの隙間から尚も高く高く上空へと伸びる、紅い紅い柱がその向こうにはあった。 其れは光より明るくこの魔界の夜より暗く、禍々しく美しい。 かの柱が引き起こす空気の揺らぎに少なからず影響を受けたか、高揚感に近いものが腹の底に響く。 ) [Fri 11 Aug 2006 11:07:02]
◆ザルツ > ( 塵芥と化したナニカの残滓を靴の爪先で軽く散らさん。 靴が汚れるのが少々不快だが、命無き抜け殻なぞ残していてもその方が見苦しい。 ) “ Ashes to Ashes, Dust to dust ” (――――これも手向けだよ名も姿も知らぬ君。 皮肉のスパイスが効き過ぎるかね? それはきっと気のせいだ、最早君には知る味もないだろう。( 死せる者にかける情けなぞなかろう、顎鬚を撫で三日月に唇を歪ませつ。 もっとも一歩間違えば明日は我が身とも思えばいつまでも死者を笑えもせん。 すぐに笑みを収め。 ) [Fri 11 Aug 2006 10:55:34]
◆ザルツ > ( ――此処のきな臭い空気は肌に馴染まん。 思考がちょーっと黄味を帯びた。 げほごほ。 ) [Fri 11 Aug 2006 10:44:15]
◆ザルツ > ( 朽ちかけたナニカの骨を踏んづけた。 みしり、みし。 さして体重もかけぬうちにナニカの成れの果てがもろもろと崩れる呆気ない感触が靴底を通して伝わって来る。 蟲に怪鳥、獰猛な獣。 はたまた命ある原生植物なのだろうか、何が最早形も残らぬナニカを斯様に成さしめたのは。 此処はトレント樹海、力が諸々の序列を定めるこの世界の縮図のほんの一部分。 ) [Fri 11 Aug 2006 10:43:03]
お知らせ > ザルツが入室されました。 『 ( みし り ) 』 [Fri 11 Aug 2006 10:36:57]
お知らせ > ディントが帰りました。 『( そして、再び焚き火の前に座った )』 [Fri 11 Aug 2006 00:52:13]
◆ディント > ( 女がどう思ったか。それは男が知ることじゃない。 ただ、なにか表情が変わったらしいのだが、そのような些細な変化を読み取れるような男ではない。まして、感情の機微など ) ―――なんのことだかわからねぇが。まあ、行くってんなら行けよ ( どうにも要領が得ない。 男はこの場で押し倒してしまうことができるとは思ったが、串焼きの匂いで集まったほかの獲物に襲われないとは限らない。 今日は見送りか ) ――そうだな。まあ、俺にとっては魔界のヤツでも獲物になるんだがなぁ ( そういって、男は笑みを浮かべて女を見送るだろう ) [Fri 11 Aug 2006 00:51:56]
お知らせ > 雪白@人型が帰りました。 [Fri 11 Aug 2006 00:49:03]
◆雪白@人型 > ( 立ち上がった男を見て、思ったこと。──私より背がでかいじゃない──。座っていた時点でも割と大きそうだと思ったが、自分よりこれだけ背が高いと獲物にする気が失せてしまう。……この女の「少年」の基準は、色々微妙である。そんな感じで、途端に表情が変わり。 ) ……まあ、ね。 ( つまらなさそうな顔で返事をしてから、言った。 ) …やっぱり、魔界の者はあまり食欲をそそらないわね。 ちょっと気になって来てみたけど、私は先を急ぐことにするわ。 ( そう勝手なことを言って樹から身体を離すと、元来た道に戻ろうとして。 ) お互い、いい獲物に出会えるといいわね。 ( そんなことを言い残して。時間切れごめんなさい、なんて背後の呟きもあったり。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:48:28]
◆ディント > ( 木に背を預ける女を見上げる形となった。 男はゆっくりと腰をあげ、女を視界の正面へと見据えよう。 例え、襲われても反応ができるように、だ ) そうだな。ほうほう歩き回ってるだけの俺でも聞くような話だ。魔界のほとんどの奴らが知ってると見たっておかしくねぇ ( 男は軽く肩を竦め、 ) ――はン。やはりお前だって行くのだろうな。その様子だと、 ( 女が笑う。その笑みに合わせて男も笑った。 焚き火に当てられて、男の顔に僅かに陰が差すだろうか ) ――向うの獲物って言うとなんだろうなぁ? ( それを男は笑いながらいう。女にとって獲物が何であるかは知らないが、男にとってそれは強者である ) [Fri 11 Aug 2006 00:37:17]
◆雪白@人型 > ( 傍の樹にちょっと背を寄せて、座っている男を少し見下ろし加減。「ふうん」と相槌を打ってから、口を開く。 ) ──ええ、もちろん。私のような樹海に引きこもってるような者でも知っているのだから、魔界に住むほとんどの者が知っているでしょうね。 ( こちらも少し笑みを返してから、「まあ、知っていても行こうと思うかどうかは別でしょうけど。」と言った。 ) ──そろそろと言うか、もう、今すぐにでも向こうに行きたいわね。ふふ、どんな獲物がいるか、楽しみよね。 ( その獲物を想像して、女は怪しい笑いを浮かべる。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:32:06]
◆ディント > ( 挨拶を返され、男は適当に手を振って返した ) ――どっちも似たようなもんだ。 晩飯兼腹ごしらえだ ( 彼は串を焚き火からとり、かぶりつく )( そしてややあった後、 ) ――てことはあれか。お前は知ってるんだな、『門』のことを ( にやり、と男は笑う )( つまり、こいつも同じ穴のムジナというわけだ )( 男はまさか自分が獲物と見られてるとは思っていなかった。 )( 逆に、男は女を見て舌なめずりをした。 できるのか。 戦えるのだろうか、向うへと行こうと言うのだから )( 戦えなかったとしても、女であると言うだけで男には獲物になりえる。 ) ――開いたそうだな。 ( それでも、男はすぐに襲うと言うことはしなかった ) ――そろそろか。楽しみな話だ。そうだとおもわねぇか? [Fri 11 Aug 2006 00:23:03]
◆雪白@人型 > ( やはり気づかれた。振り返った目を見て、あ、普段の私の目と同じ色だわ──なんてちょっと思う。挨拶されると、こちらも「どうも」と返し。 ) ……晩ご飯かしら。それとも、あちらへ行くための腹ごしらえ? ( 若干首をかしげて、そんな質問。大きいから、食べるのは少し難しそうだわと思ったり。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:18:30]
◆ディント > ( その日、その男は食料の消費に全力を使っていたといっても過言ではない )( とりあえず片っ端から焼いて食って近づいてきた獣は威嚇してそれでも近寄って襲ってくるのならば殴り倒していた ) ―――? ( なにかの気配。男は土を踏んだ気配に気づき、ややあってから頭を上げるだろう ) ―――― ( 見渡す。恐らくは自分の背後。男はその金目を回し、其方へと視線を向けて、軽く串を持った手をあげて、 ) よぉ ( と挨拶するだろう ) [Fri 11 Aug 2006 00:06:19]
◆雪白@人型 > ( 匂いの元へ近付くと、少し開けた場所に銀髪の若者が座っているのが見えた。予想した者とは違って、なーんだ。と言うような顔。しかし、割と若そうであると見ると、舌なめずりしてもう一歩近付いた。獲物としては少々大きいし、ずい分気を張っているようだが──もし隙があれば喰らってやろう。なんて思いながら、さらにもう一歩近付こうと足を伸ばす。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:00:41]
◆獣の焼ける匂い > ( その方向の先には、一つの広場がある。というよりも、それはスペースに近い ) ――― ( その広場の中心に堂々と、男が一人座っていた。 焚き火を前に、串焼きにした何かの肉にかぶりついている )( それあ貴女が以前出会ったという部族の戦士とは似ても似つかないだろう。 銀髪の後頭部が上下して、肉を食っている。 傍目から見れば人間に見えなくも無いが、左腕が異形である )( もし、貴女が気づくと言うのなら、男は食事中であるにもかかわらず、気を張り巡らしていることがわかるだろう。それはスペース全体をカバーできるわけではないが、それでも近づきすぎれば気づかれることが、わかるだろうか ) [Thu 10 Aug 2006 23:54:32]
◆雪白@人型 > ( 人型になると、目線が高くなる。見回すと、同じく人間界を目指しているらしい魔物の姿がいくつか見えた。それを見ていると──何か肉が焼ける匂いが。肉を焼く者とは、少し珍しいような。先日の部族戦士のような者なら、肉を焼いて喰いそうだと思った女は、眉間にしわを寄せつつ匂いの元へ近付こうと方向を変えた。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:50:31]
◆獣の焼ける匂い > ( それは何か獣の焼ける匂いである。 生肉があぶれる匂い。 それは何かが火を使っている証拠であり、それはまた、火を扱うことができる存在の証でもある )( ただ、その獣の焼ける匂いはゆっくりと、風の流れか、貴女のほうへと流れていくだろう ) [Thu 10 Aug 2006 23:45:47]
お知らせ > _が入室されました。 [Thu 10 Aug 2006 23:40:19]
◆雪白@人型 > ( そして呪文を唱え終わった時、そこにいるのは白い女。変化の具合を確かめるかのように自分の身体を見回してから、ふふ、と笑むとまた樹海の出口目指して歩き出す。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:32:21]
◆雪白 > ……お腹空いたわ。 ( ボソリと、呟かれる言葉。ずっと棲み家で寝ていたから、獲物を取る暇がなかったのだ。 ) ……樹海にいるうちに、適当に小さいの捕まえて食べようかしら。 ( 樹海から出るまで、まだ距離がある。人型に変化して出口を目指しつつ、獲物を物色しようと考えた。そうと決まれば、と、白狐は北を向いて座り、前足で九本ある尾の内、一番端の尾を引き寄せた。──変化する際、一番苦労するのがこの時だ。尻尾を狐の前足で持つのは難しい。それでも何とか抱えるように前に尻尾を出し、呪文を唱えだす。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:30:51]
◆雪白 > ( まだ傷も完全に塞がったわけではなく万全とは言えないが、我慢の足りない白狐は意気揚々と「門」を目指していた。いめーじとれーにんぐは散々やったので、あとは実行するのみという気分。──最近の魔界は騒がしい雰囲気だ。一体どれだけの者が人間界を目指しているのやら。 ) ……着いたらもう可愛いのは全部食べられてました♪ ……なんてことにでもなってたら悔やんでも悔やみきれないものね。 ( そんな事を危惧しているらしい。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:13:08]
お知らせ > 雪白が入室されました。 『( 樹海の出口へと向かう白狐 )』 [Thu 10 Aug 2006 23:06:55]
お知らせ > サクリファイスが帰りました。 『(そう言って帰路に着く)』 [Wed 9 Aug 2006 17:09:22]
◆サクリファイス > さってっとっ♪ (そう言ってゆっくりと立ち上がって、立ち上がったならばワインを一口。) さぁ、準備しなきゃ♪ [Wed 9 Aug 2006 17:09:10]
◆サクリファイス > 場所は・・・えーっと、ジナイ半島だっけ? ―――うわ、よく考えたら結構遠いな! (そうやってノリツッコミをした後に、ワインをボトルの半分まで飲んで減らす。) アハッ♪ アハッ♪ 随分と長い散歩になりそうだね!代えのスーツも持っていかなきゃ、ちょっとした旅行気分で♪ ハレルヤ! [Wed 9 Aug 2006 16:56:32]
◆サクリファイス > 嗚呼、美味しいねぇコレ! 人間界にはコレが溢れているんだろう? すごい!すごいよォ! いいないいなぁ、楽しみだなぁ人間界!ハレルヤ! (もう一度宙に向ってカンパーイと言ってワインのボトルを掲げる。) そう言えば・・・・もう門が開いたって話だったなぁ もうそろそろ出発しなきゃ、早く人間界へ言ってみたいしねぇ! [Wed 9 Aug 2006 16:46:01]
◆サクリファイス > アハッ♪ こんなもの、滅多に飲めないからねぇ! (と、コルクを吹き捨て。 ワインの銘柄は魔界の言葉で書かれている。かなり品質の良いものだった・・・・もちろん、盗んで来たものだ。) アハッ♪ ワインってどんな味するんだろ?他のお酒よりも美味しい?ゴブリンの血よりも美味しい? 飲めばわかるよねっ (カンパーイ 宙に向ってワインの瓶を突き出して、そしてボトルのまま口に流し込む。) [Wed 9 Aug 2006 16:26:46]
◆サクリファイス > (若い男の声が、トレントの木々をすり抜け聞こえてくる。その声の主は、声に似合った青年でトレントに背を預けて座り込んでいた。) 少しだけの罪を、僕は楽しむ。 (そう呟いて、片手に持ったワインのコルクを噛んで『キュポン』という心地のよい音と共に抜く。) [Wed 9 Aug 2006 16:17:13]
お知らせ > サクリファイスが来ました。 『少しだけの贅沢と・・・』 [Wed 9 Aug 2006 16:14:17]
お知らせ > ディントが退室されました。 『・・・・・・・・ ( 丸焦げになった数本の串焼きをしばらく呆然と見つめ続けた )』 [Wed 9 Aug 2006 01:44:38]
◆ディント > ( 女が去った。 男は最後に軽く上げた手を戻し、 )( 振り返る ) [Wed 9 Aug 2006 01:43:59]
お知らせ > エレノアが帰りました。 『( 少し、足を伸ばし過ぎた。 閣下との合流を急がなければ )』 [Wed 9 Aug 2006 01:43:18]
◆エレノア > ( それを言うならこちらも『抜かなければ闘えない』。 実力は伯仲している相手、自分が行動不能に陥るまで破壊される可能性があったとしても、良いデータが取れたかもしれないと考えれば残念ではあるけれど… 戦闘は無さそうだ。 それに改めて考えればこのディントという魔人、主が闘いたがりそうなタイプではないか? ) ―――ありがとうございます。 ディント様もお気をつけて。 ( 『ごきげんよう』 改めて礼を一つ。 森を抜けようと歩き出した ) [Wed 9 Aug 2006 01:40:40]
◆ディント > ( 男にとって、刃を持つ相手と戦うにはどうしたって左手が必要だ。 )( 腕を組んでいたのはただ相手が『 臨戦態勢 』と気づかなかっただけである。 もしかしたら、この男は命拾いをしたのかもしれない ) ――あそ。わかった。会うことがあればその時また話す ( 男は戦闘はこれでないな、と一息を吐く。 そういえば、と男は思い出す )( なにか、焦げ臭くないか?※串に刺して炙りっぱなし肉一部 ) ―――。ではな。夜中だ。変な魔物に出会わないといいな ( そして見つけたら笑ってやろう。 と思う反面、この女なら確実にこの森を抜けられる気がする ) [Wed 9 Aug 2006 01:32:51]
◆エレノア > ( ―――実は臨戦態勢だった。 主の楽しみの一つに、強い者と戦う、という事がある。 彼はそれを阻害すると想定されるのであれば、この場で片付けるのも選択肢の一つだと判断していて。 …それでも『考えさせて貰う』と言われれば直ぐに抜くような真似は控える…。 そしてそれは、正解だった。 知力2のAIなんてたちの悪いもの。 『結果として勝ち残った方と戦えれば、別に拘らない』といった主の意識を理解していない。 ―――その相手に、多角的な価値を見出す人(魔?)であるから、戦う相手にもそれなりに拘りがある気はするのだけれど… その実、結果重視の武闘派。 魔界らしい紳士だというのに ) ―――了解しました。 私には主の意向を直接お伝えする事は出来ません。 主とまみえた際には、またご一考ください。 ( 相手が位階を気にしているとは知らず、訪れた時と変わらぬ礼をする ) ―――ディント様。 かしこまりました。 [Wed 9 Aug 2006 01:28:08]
◆ディント > ――なるほどな、急だったわけか ( 男は腕を組み、考える。やっと、だ。と思うと同時に、いよいよか、という奮い立つような高揚感もあった ) ――あの、『赤い悪魔』殿を退けた人間が居るからこそ、楽しみなんだよ。 ――お前の言うことは解ったつもりだ。俺とて、戦意が無い奴と戦う気は無い。掻きたてられてもな。戦意がなければただの遊戯だ ( 男は必要とあれば、魔界の住人とも戦うのだろう。 ――ただ、男の興味の対象は強い者。すなわち、赤い悪魔を退けた人間にあるのだが ) ――確かに、な。だが、それは事実として赤い悪魔が退いたと言うだけだ。確かに、理屈では納得できる。頭では、な。 ( しかし、と男は続ける ) ――俺はどうしてもそういう性分でな。悪いが考えさせてもらう、とだけ言わせてもらうぞ、女。まあ、同意するのは低いかもしれないがな ( 男は腕を組んだまま。 身構える女を笑うだけで、襲おうとはしない。 )( 相手に戦意がなければ、襲ってもつまらない。男が望むのは緊張感のあるスリルな戦い。それによって得られる、更なる武の高み ) ( たしかに、面白そうではある。が、それをしてもいいのだろうか、という杞憂もある。 以前の問題もある。 つまり、この女が仕える主が、自分よりも階位が高い場合、男はその場で従属に近い償いをしなければならない。 それは、屈辱だ ) ――俺の名前か。 ( 男は組んでいた腕をほどき、めんどくさそうに頭を掻いた ) ――ディント。そう名乗っている。また、人間界で会えることを楽しみにしている。とでもその赤い紳士殿に言っておいてくれ ( 相手の階位がわからないって怖いな ) [Wed 9 Aug 2006 01:17:02]
◆エレノア > ―――はい。 あと数日の猶予はあると判断していましたが。 ( 予想外に早かった。 協力者探しはそろそろ切り上げて、門へと向かうべきだと考える。 主を待たせてはならないのだから。 ―――ただ、返されるのは色の良くない返事。 …確かに、矛盾は抱えている…。 戦意をかき立てられる相手とまみえた時に、それを他者に譲れるのかというのは主にとっても重要な問題だろう。 『その時までの協力関係』と言うのであれば、結ぶこと自体に疑問が残る。 そして何よりメッセンジャーでしか無い自分にとって、これ以上の折衝は困難だった。 返せるのは、提案でなく回答のみ ) ―――はい。 その通りです。 かの【憤怒の君】でさえ退けたとする人間種族を前に、魔族の同士討ちは避けるべきと判断されます。 人界でしか成せぬ事を成す為に、人界においてのみ譲歩する事は無駄ではないでしょう。 ( 魔界の住人と戦いたいのであれば、戻ってからそうすれば良い――― あるいは、行く前に ) ―――メリットは相互に干渉し合わない事で、人界において想定される無益なリスクの軽減です。 同意して頂けるのであれば、主もまた貴方の目的に譲歩するでしょう。 お互いに譲れぬとなれば、その時は約定を違える事になりますが、それは当然です。 人間種族は『群れる』習性を持つと聞き及びます。 それが事実であれば、戦う相手には事欠かないと思われますが――― ( ―――とは言え。 相手に脈が無い事は理解している。 視界の中央に捉えられるサーヴァントに何ら同様は無いけれど、僅かに『身構えて』いた ) ―――貴方の意向は了解しました。 主の名はグドルフ=シュトローム。 魔界の赤い紳士であらせられます。 …お名前を、お聞かせ願えますか。 [Wed 9 Aug 2006 01:06:28]
◆ディント > それは悪魔でも人間でも構わない。俺がその戦闘によって死んだとしても、その結果として更なる高みへと昇れるのならばな ( 男は腕を組み、相手を視界の中心へと置いた ) [Wed 9 Aug 2006 00:44:25]
◆ディント > ( 奪ったからヨレヨレなんだけどね! ) ―――― ( 彼の顔はいつでも不機嫌そうにしてるので気にしないほうがいい。といっても、知っているのは親しく付き合った存在ぐらいなのだろう。男に、そんな存在は居ない ) ―――なるほどな。そうか、ついに開いたか ( 男は魔力の流れなどと言った力の流れには無頓着だ。 ただ、気の流れなどなら多少は読めるかもしれないが、それが魔術に関係するものならば、門外漢である ) ――――つまりなんだ。俺にそれに協力して、他の協力を受けた魔族を攻撃するな、と言うことか ( 男は顎にてをやり、しばし考える )( 確かに、それは理屈で言うならば合理的ではある )( しかし、どうだろうか、と男は考える。 男の目的は強い奴と戦い、更なる高みへと目指すと言うものだ ) ―――― ( それで、他の魔族と戦わない、だと? )( はン、と男は鼻を鳴らした ) なんだその提案は。悪魔ってのは己が目的のために力を使うものだろうが。 譲歩? 衝突を避ける? はン。笑わせる ( 男は短くなった煙草を投げ捨てる ) ――で? それを俺に同意しろと? それで俺になんのメリットがある。相手に同意を求めるならば、何かしらの代わりとなるものを差し出すべきだ。お前のその同意を求めるものは、俺の目的を多少なりとも阻害するものだ。確かに、悪魔同士で戦わないと言うのは物事をスムーズに進められるだろう。が、俺の目的は強い奴と戦うことだ。 [Wed 9 Aug 2006 00:43:08]
◆エレノア > ( 実にエクセレントです。 ちょっとくらいヨレヨレでも! ) ( 『何者だ名を名乗れ』 ごく一般的な応対への先行入力は、機嫌が良いと言っていた相手を不機嫌にしてしまった様子。 でもそんな事は無視して話を進める辺り、きっとお互い様 ) ―――はい、先程開かれたようです。 推察の域を出るものではありませんが、可能性は高いでしょう。 ( 極大な魔力の鳴動を感じるというか、そんなもの。 そんな話をしていても、ジナイ半島の方へ顔を向けたりする事は無く、じっと相手を見据えている無感動 ) ―――我が主は人界へ渡る意思をお持ちの方々と、協力関係を結ばれる事を望んでおられます。 『協力』と言っても、互いの目的の為に助力し合う訳でなく、互いの目的に譲歩し合い、衝突を避けようという消極的なものですが… 貴方にはこの紳士協約に、同意して頂きたいのです。 人界への門が開かれるというごく稀な事態に際し、魔界の住人同士で潰し合ってしまうのはあまりに不毛と言うのが主のお考えです。 いかがですか? [Wed 9 Aug 2006 00:32:37]
◆ディント > ( そんなことを言ったら彼ぐらいだろうか。煙草を吸ってるの・・・・。 )( 礼をする女に男は不機嫌そうに手をあげるだけ応える ) ―――しらねぇよ。そんなこと。 ( 誰に仕えているかなどと言うことは興味が無い。いや、この間それに関係して闘い損ねたのだから、今ではずいぶんと注意するべきか ) ――――なに? ( 男の方眉が跳ね上がる。 )( それが答えになるだろう。 男は、門の存在を知ってはいるが、『 開いたことは知らない 』 ) ―――なるほどな、門が開いたか ( しかし、選別があるかもしれないと確か言っていたな、と男は思い出す。 メイドの最後の質問を半ば無視しつつ、男はしばしの黙考の後、口を開いた ) ―――それで。その意思を聞いてお前はどうするつもりだ、女。どっちにしろ、お前に関係があるのか? ( もちろんのこと、男は渡る気満々である。 しかしそれも、 )( まずは肉を消費してから )( なのだけど ) [Wed 9 Aug 2006 00:15:52]
◆エレノア > ( だって皆さん通してないじゃない。 見落としてたらごめんなさいっ…! ―――厳密に言えば無性なのかもしれない。 女性型をしていて、性交渉の真似事に臨む場合には女性役になるけれど、子を宿す事は不可能だ。 ただ、そんな注釈を入れても仕方がないから黙ってる。 〜野性味に欠ける出で立ちは力を感じさせるものではなく、重たそうな黒瞳などいっそ穏やかなように見えるかもしれないけれど、ガラス玉のような雰囲気で。 ただ、ここに無事に存在しているというたった一つの事実は変わらない。 『勝手に』 まず対話に同意する相手に礼をしよう ) ―――ありがとうございます。 私はエレノア。 さる紳士にお仕えしております、メイドサーヴァントです。 ―――伺います。 貴方はジナイ半島において、人界への門が『開かれた』事をご存知ですか? また、人界へ渡る意思をお持ちですか? ( 戦う気などさらさら無い様子。 それでも、『普通に話す声が届く距離』以上に不用意に接近しはしないし、油断などありえない。 初対面の内面はいつもギスギス、それが魔界クオリティー ) [Wed 9 Aug 2006 00:10:00]
◆ディント > ( ――その姿がメイドであることがとても不可解だが、男にとってはどうてもよかったりする。嗚呼、悲しきかな世間に疑問を持とう ) [Tue 8 Aug 2006 23:56:16]
◆ディント > ( 火を通すだけでも文化的な魔界って実は結構な野蛮世界な気がする今日この頃な気分なのですがどうでしょうか。 )( 煙草を取り出して吸い、彼は灰を落とす。串に落としては大変だ。男は煙草を指で挟みながら、ゆっくりと余った肉を見下ろした。 これだけあるなら、しばらく大丈夫だろう ) ――――女か ( 魔界の中でもトレント樹海というのは色々な意味で女性に危険な気がするけど実際フィールドならどこでも危険なのかもしれない。そんなことはさておき、男は思う )( こんなところに女が一人だ? なんの冗談だ )( それは外見からの判断だったのだろう。 男女の違いこそあれ、強き者が生き残り、弱き者が死ぬ魔界においてなお、トレント樹海を生きて渡れるだけたいしたものだ。 しかし、それだけに男には不可解だった ) ―――ああ、伺いたいなら勝手に言え。答えるかどうかは質問と俺の気分だ ( 煙を吐き出す )( 吐き出しながら、男は女を見る )( ―――正確には、腰の二振りの長剣 )( 手練れ、か・・・・・ )( 知れず、男の口端が持ち上がる ) ―――言ってみろ。今の俺はすこぶる機嫌がいい ( 食事をした。女がきた。しかも戦えそうだ ) [Tue 8 Aug 2006 23:55:00]
◆エレノア > ( 調味料?相談していただければぶっちゃけNGな気さえする謎トランクから。 でもマルカジリが主流っぽい?魔界において、火を通すだけでもエクセレントです。 名も知らぬお方 ) ( かさり さくり 男性があれやこれやしている内に、躊躇いも無く接近する足音は、その主を運んでくる。 几帳面に切り揃えられた髪を緩く揺らして。 一部の隙も無く着込んだ黒と白を基調にした給仕服には返り血一つ見当たらない。 蟲の体液を拭ったばかりの長剣を鞘に納めて… 紫煙を吐き出した男性に、スカートの裾を摘むように礼をした ) ―――お休みのところ申し訳ありません。 お伺いしたい事がございます。 お時間をよろしいでしょうか? [Tue 8 Aug 2006 23:47:51]
◆ディント > ( 狩りに苦労した分、食事の美味さも一塩だった。 男は特に調味料を持ってないので、一塩と言っても素焼きだ。や、これはあまり関係が無いのかもしれない ) ――――? ( 男は気配読みというのが、飛びぬけていいわけではない。 )( 男は手に持っていた串の肉を噛み千切り、咀嚼しながら、立ち上がった ) ―――。 ( あたりを見渡す。それはカンというには乏しいものだった。 )( ただ、男が立ち上がった理由。それは ) ―――。あ? ( 胸ポケットに煙草の束が見つからなかったら、ズボンのポケットを探すためだけでしかない。なんじゃそりゃ ) ――― ( そして、男は気づく。煙草がそろそろ切れそうだということに! )( じゃなくて、 ) ・・・・・・音がしたな ( 男は残り少なくなってきた煙草の一本――よれよれ――を口に咥え、火を点ける )( それは足音か蟲を切払った音か )( 男はゆっくりと、紫煙を吐き出しながらあたりを見渡そう ) [Tue 8 Aug 2006 23:35:41]
◆エレノア > ( ガシュ ッ! ) ( その大柄とは言えない体躯の割に重たい音を立てて巨木の枝から枝へ。 樹海を文字通り『海』と捉える事の出来る樹上へと跳び抜けながら、黒と白の給仕服が巨大なトランクを携えて森を渡っていた。 自分にとって火など珍しいものではなかったけれど、その独特の煙の昇り方は、そこに一定水準の知能を有する者が在る事を示して… ならばと、その場所を目指す事にする ) ( 巨木の太い枝を蹴る、妙に重たい音は次第にその距離を縮め… ある程度接近したところで、音を消した ) ( 隠密行動へ移行したように取れるかもしれないけれど、人の所へ出向く時、初対面が高い所から〜という状況を避けようとしただけの事 ) ( がさり ザシュッ! さく さく さく… 途中、藪より飛び出してきた蟲を切り掃って、規則的な足音がゆったりと距離を縮めて行く ) [Tue 8 Aug 2006 23:29:25]
◆ディント > ( 串焼きは男が良くやる調理方法だ )( それを、調理というならば、だ ) ――― ( 主に串はそれぞれ別けて焼いている。 腹、足、胸、目玉、内臓、不味くて食えそうに無いもの。 まあ、とにかく手当たり次第に解体して串に刺して焼いている。 もちろんのこと、解体でよく使うのは鱗で覆われた、切り味抜群の左手である ) ―――意外と、美味いな ( 追うのは苦労した。 )( 相手は獣だった。しかし、ケダモノである己に追いつけるはずだろうと高を括って追いかけてみれば、追いつけない )( ならば、と男はあとをこっそりつけると言う方法をとった。 巣に帰り、出口がなくなったとこを狙ったのだ ) ――しかし、これならずいぶん持つな ( それは狼と言うだけあって、少し大きな肉の塊だった。傍らに骨が山となっているが、男は無頓着だ。 )( 骨は、一部串にしただけだし ) [Tue 8 Aug 2006 23:20:45]
お知らせ > エレノアが入室されました。 『( その文化的な輝きに導かれるように )』 [Tue 8 Aug 2006 23:18:10]
◆ディント > ( 森に入ってどれくらいの時間が立ったであろうか ) ―――― ( 男は久しぶりの、『 美味そうな 』食事にありついていた )( 口をぐわっと開けて焼いた肉を詰め込み、咀嚼する )( ただ単調に、とても人間らしく、男は食べていた )( 獲物は正体不明の野獣だった。 ウサギの様な耳に狼のような身体に猪のような牙。 名前なんて興味もないし、男は知ろうともしない )( ただ、食べれそうだから撲殺した )( 拾ってきた枝で焚き火を作り、串になりそうな枝で肉を串刺しにして炙った ) ――――― ( 男は食事を続けた。 火を怖がる獣がいる。それはここが樹海だからだろうが、その程度で尻込みするような輩に男は興味が無い )( とは言っても、敵の気配を察知できるように緊張を身体に張りながらの食事は疲れるものだったが、それも慣れてしまえばどうというものではない ) [Tue 8 Aug 2006 23:14:07]
お知らせ > ディントが来ました。 『――そいつはそこにいた』 [Tue 8 Aug 2006 23:09:45]
お知らせ > ルシアが退室されました。 『(数多の血肉を残して、深く抉れた木を残して消え去る。)』 [Tue 8 Aug 2006 22:39:24]
◆ルシア > 魔界の門を壊そうとする者は、例の古城に引き込んで、快楽の玩具になるか、あるいは潰すだけだね。 (異様な執着を抱きながら、顎に当てていた手を何も無い方向へ伸ばした。そこから「潰す」の言葉を放つ同時に握り締める動作を示した。) 人界に降りてから、人間に成り代わって・・・・ (此処から言葉にすること無く、企み果てたかのような満面の笑みを浮かべた。卑しく妬ましく、口の端っこが裂けるくらい妖艶にも浮かべる。自身の力を誇示する様に、腕を振舞って背にする木へ繰り出した。) [Tue 8 Aug 2006 22:33:46]
お知らせ > ルシアが来ました。 [Tue 8 Aug 2006 22:26:23]
◆ルシア > ・・・気にしたら負けなんじゃないの (多分、と付け足す。苦笑を零さなくなり、同時に死骸へ踏み締めることですら愛想尽きた様に放ってやっていた。再び足を組むように直した。そして、嫌なイメージはさて置き、紅き罪魔の言葉を頭に思い出すように浮かべていた。) ・・・ ―――確かに、ヴァイオレート様の御言葉では 青い海を背に向け、其処には古城があるんだっけな・・・・ (頭に浮かべた言葉を口に述べていた。小さく頷きだしていながら、重ねた手を解いてから顎に手をつけて考え出していた。それと同時に人間界にある魔界の門はまだ無事なのだろうか、少々不安を感じさせながら思い詰めていた。) [Tue 8 Aug 2006 22:16:37]
◆ルシア > ―――美しく、強大な、モノなら羨ましくなっちゃうしね。 (獲物の液体に染まった衣姿、覗かせている口元は生理的なソレで卑しい笑みを浮かべる。小さい肩を揺らして、そのまま視線を空から前方へ見渡る様にしていた。何処からも無く人らしき叫びが聞こえた。) ―――、流石に人間はいないでしょ (疑問を抱いたように首を傾げていた。魔界に人間が訪れる訳が無い、居たとしても長く生き残れるわけが無い。魔物が潜んでおり、未知数の能力を持った奴らが多い。そして生き残るのに人間には適した環境では無い。) はは・・・ッ まさかね (魔界の門が開いて、先に越されたイメージが浮かび上げた。微かな苦笑を零して、誤魔化すかのように組んでいた足を再び死骸へ踏み付けるようにしていた。) [Tue 8 Aug 2006 22:06:14]
◆ルシア > (獲物の生命を潰すたびに、白き衣が返り血によって染め上げられてしまう。後から自覚をせば、小さく舌打ちをしながら積み重ねられた死骸を蹴り繰り出せば崩れて広がる。そして成し遂げたように、木に凭れ掛かり足をご丁寧に組んで手を重ねていた。) ―――チッ (歪めた口元を和らげてから、広がる葉々が微かな光を喰らって闇を育てる。その隙間から赤茶の様な空を覗かせていて眺め続けていた。その時が食事の時では無く休養の時なのだ、と改めて実感が出来るようになる。次第には血に塗れても微笑を浮かべていよう。) [Tue 8 Aug 2006 21:48:19]
◆ルシア > (愚痴る様に汚い言葉を何度も打ち掛けながら、獲物だった死骸を蹴り繰り返していた。) ――――くそっ! (流石に雑魚ばかりで実力の差も見測らず掛かって来る愚か獲物ばかりとなるとノイローゼ気味になる。これ以上、愚かな獲物を近付けんとする為に数多の死骸を食せずにいた。近付いた獲物を殺す、という暗示でも表すかのようだった。それはある程度だけ効果が少々あったらしく、数が少なくなって来たにつれ物音も少なくなった。問題は鮮明な血肉が更なる獲物を呼び掛けてしまう危険の恐れがあること。) [Tue 8 Aug 2006 21:39:10]
お知らせ > ルシアが入室されました。 『( 木に凭れ掛かって―― )』 [Tue 8 Aug 2006 21:33:04]
お知らせ > エル・ニールが帰りました。 『( さぁ、踊り狂え。豚のような悲鳴を上げろ ――― )』 [Tue 8 Aug 2006 02:16:33]
お知らせ > グドルフが退室されました。 『(酔いしれるは狂気、舞い踊るは欲望。)』 [Tue 8 Aug 2006 02:15:17]
◆グドルフ > 手を貸して欲しい、とまではいわんよ。ただ、お互い利益の不一致から邪魔しあうようなことにでもなれば、それはひどくつまらない結果を招くだろう。せっかく巡ってきた異界への旅路だ。同郷の者との闘争はいつでもできるが、どうせなら人間界でしかできないことを存分に楽しみたいと思っている。 ( それだけをさらりと告げると、エルの手をとって、深々と頭を下げた。 ) せっかくの機会だ。盛大に、楽しく――人間の新鮮な悲鳴を聞きながら、ワルツを踊るのも一興だ。では、参りましょう……レディ・エル。 ( 女性をエスコートするときはより優雅に、気品を振りまきながら。それが紳士のたしなみ。いい加減落ちてくるやつら片っ端からつぶされているのに怖気づいたのか、もうカエルは振ってこなかった。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:14:06]
◆エル・ニール > ( 此のタイミングで出されると言う事は、だ ――― 若し可能であるならば、協力若しくは不干渉を求めているのだろう。理想は言うまでも無く協力であろうが。 ) 詰り、若し向こうでかち合うような事がありますれば ――― 彼らに対する助力も望む、と言う事で御座いましょうか? ( ちなみに言うと ――― 此の悪魔は、物の見事に並べられた者との面識が無い。故にその人物等の外見、性格、能力 ――― そのどれも知らぬ。最も、別段知らなくても問題は無いのだから良いが。 ) ええ、御一緒致しますわMr.グドルフ。席に着く者が多ければ多い程 ――― 宴は盛大に、狂乱致しますもの。 ( まるで一曲踊りませんかとでも誘われたかのごとき動きで、差し出された彼の手に右手を添えるであろう。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:05:01]
◆グドルフ > ( お互いに共感を深めたところで、グドルフは次なる話題を切り出した。すなわち、人間界へ共に赴くものたちのことである。 ) ところで話は変わるが、私のほかにも人間界に赴こうとするものは大勢居る。今もこうして魔界を駆け回り、その中で何人かと面識をもつことができた。 ( グドルフは悠然と語る。己が今まで出会ったものの名前と特徴を。 ) 白き仮面の道化師、ルシア君。エレガントなメイド、ニィ君。九つの尾を持つ狐のレディ、雪白君。気高き漆黒の獣、ミムートクス君。そして我が部下、瀟洒なメイドエレノア君だ。エル君がすでに顔合わせをしたものも中に入るかもしれないな。 ( 時折振ってくるカエルをこともなげに指をはじいて吹き飛ばしながら、紳士は語る。 ) さて、私はこれから”門”へと向かうが、君も一緒に来るかね? ひょっとしたら向こうでまだ見ぬ同胞と出会えるかもしれない。宴の参加者は、多いほうがいいからね。 ( ふふふ……と低い声で笑うと、エルをエスコートように片手を差し出した。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:56:36]
◆エル・ニール > ( そう ――― 本当に、彼女が喰った後には皿どころか、台さえ残らない。骨? 腸? そんな物は十分、普通のイキモノでさえ喰える部位だ。そんな物を態々残してしまう方が、食材に対して失礼。パンを食べるのに恥らう人間が居ないように ――― 彼女にとっては骨や臓腑を喰らうのが普通なだけ。 ) 嗚呼、矢張り判る方は判って下さるのですね ――― 私も貴方様の事が気に入りましたわ、Mr.グドルフ。 ( そんな彼女が自称『美食家』の大層な御題目に反発するのも ――― 当然と言えば当然の話であった。 ) ふふ。それでは心よりの感謝をば。 ( ゆるり、再度聊かゆったりした動きで一礼する。其の動きは矢張り、何処か芝居がかったモノなれど ――― 其れは、まるで草食動物が草を食む光景のように自然なモノであった。 ) 嗚呼、そうでした。確かにそうでしたわね ――― いけませんわ。私とした事が『自称美食家』の価値観如きに惑わされるなど ( その悪魔の価値観は、もしかしたら人間に近かったのかも知れないが ――― そんな事は知らないし知りたいとも思わない。食材の価値観など、捕食者には聊かの関係も無いのだから。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:44:59]
◆グドルフ > まったく持ってその通りだ。ただ、最近は美食家などと気取って好き嫌いの激しさの言い訳にしている輩が多くてね――君のように包み隠さず、シンプルな目的に向かう姿勢は、敬意に値するよ。 ( 悪喰――きっとグドルフは、彼女のことをそうは呼ばないだろう。骨ごと噛み砕き、食感を味わう――下手な恥じらいやためらいが混ざらないからこそ、かえってそれを不快と感じることもないのだ。 ) 紳士はレディに対してお世辞は言わない。ほめ言葉は常に本音だよ、エル君。 ( 今度こそ、門が完全な開かれた――グドルフはそう直感していた。待ちに待ったときは、もうまもなく訪れる。そう思えば、自然と血が滾ってくる。 ) ――かまわんよ。欲望に忠実なことは魔界において立派な褒め言葉だ。私もこうしているだけで、心が躍る。――素敵な笑みだな。そういう魅力的な笑顔が似合う女性はめったに居ない。 ( これも皮肉ではなくれっきとした褒め言葉。魔界人の感覚ってだいたいこんなんです。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:31:06]
◆エル・ニール > ( ボト。今度は蛭が落ちてきた。取り合えず懲りずに足に引っ付いてきた蛙に貼り付けてみると ――― 蛙の方は血を抜かれて息絶え、蛭の方はその血肉に混じる毒で息絶えた。どちらも一緒くたに口に放り込むと ――― まぁ、食感を愉しむと言う点では及第点か。バリ。グチャ。ゴリリ、ゴキ。ゴクン。 ) あら ――― 料理を出されれば、皿まで残さず綺麗に喰らうのが当然の礼儀で御座いましょう? 最も、そのように持ち上げられて悪い気等は致しませぬが。 ( 其れは心なしか、冗談染みていたけれど。皿まで喰うのは比喩ではなく、写実である事を知る者はそう居ない。知る者は皆、総じて彼女を『悪喰』とだけ呼ぶ ――― 本人は其れを、少々鬱陶しく思っているが。 ) ええ ――― 感じますわ。感じますとも。遠きが故に微弱なれど、確かに甘美なる悪徳と混沌の匂い。嗚呼、嗚呼 ――― 少々はしたなく御座いますが、思うただけで涎が毀れて仕舞いそうなほどに。 ( くつら。その表情は ――― 心なしか、道化が如き笑み。心からの狂笑か、それともあえて意図した狂笑か。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:18:37]
◆グドルフ > ( そう、まさに眼前の女性にとって、食すということは息をすることと等しく当然のこと。グドルフも、同じように紳士的な態度をとることが当然である。 ) エクセレント! 食事をするということに対するその態度といい、ますますもって気に入ったよ。美味なものというのは君のようなレディに食べてもらうために存在しているといっても過言ではない。 ( グドルフなりの、うそ偽りのないほめ言葉。食にたいしてえり好みしないところが気に入ったらしい。魔界人の感覚は人間のそれとくらべちゃいけません。 ) ありがとう、エル君。ところで、先ほどから漂ってくる魔力の鳴動――君も感じているかね? ここからでは微弱にしかわからないが、私がジナイ半島で感じたそれと等しい。人間界へは、案外早くいけるかもしれないぞ? ( くっくっといかつい肩を揺らして笑う。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:07:27]
◆エル・ニール > ( 落ち着いているのは当たり前の事である ――― 貴方は、呼吸をするのに躊躇するか? と問われて誰もがNoと答える様に ――― 彼女には、それが当然の事として染み付いていると言うだけ。樹木を喰うのも、鉱物を喰うのも全て当然の事なれば ――― たかが毒蛙を喰う程度、何の問題があろうか。食感自体は鶏肉と大して変わらぬのであるし。 ) 何、社交の場より追い出された身分には御座いますが ――― 紳士に対する礼儀はきちんと弁えて御座いますわ? ( 礼には礼を返す。魔界にそんな習慣が在るのか等は知らないが、恐らく普通はそんな事を考えもしないのだろう。 ) 勿論、大歓迎に御座いますわ。会食の場に客が少なくて良い道理など御座いませんもの。 ( 彼女が人間界に対して抱く興味は只一つ。『美味なモノがあるか否か』だけである。其れが強いか否か等、正直な所如何でも良い。只、美味なモノが喰えれば良いだけの事だ ――― 台地の渇いて粉っぽくて味気無い岩石よりは、余程美味であろうし。 ) [Tue 8 Aug 2006 00:54:45]
◆グドルフ > ( カエルを当然のごとく抓み上げて食す姿を見れば、嫌悪どころか逆に感嘆するほどであった。グドルフも本能に従って生きるのみの蛙など歯牙にもかけないが、目の前の女性の落ち着いた様子は、己のそれとは明らかに違う意味のものである。 ) エル君か。なるほど礼儀正しいレディだ。立ち振る舞いにも心得があるようだね。 ( 時折振ってくるカエルを指パッチンで破壊しつつ、落ち着いた態度で話を進める。 ) ほぅ、君も門の向こう側に興味があるのだね? 私も門が開けば、あちら側に以降と思っている。ふふふ――先約があったとはいささか残念だが、よろしければ私もご一緒させてはもらえないだろうか。人間を食してみたい、というのも目的のひとつだからね。 ( 片手で髭を撫でて渋い声で笑う。 ) [Tue 8 Aug 2006 00:42:10]
◆エル・ニール > ( 蛙は ――― 一々捕まえて喰うのも面倒なので、足元に居た時だけ踏み潰しながら歩いていた。蛙にしてみれば良い迷惑だろうが、一々気に掛ける理由も無い。お前は今まで喰ったパンの数を数えているのか。気分としては其れが一番近くある。 ) 名乗られたならば名乗り返すが礼儀、で御座いますれば ――― 私が名はエル・ニール。以後お見知り置きを、Mr.グドルフ。 ( 名乗ると同時、毒々しい赤の蛙がブーツに飛び付いた。俗に警戒色と呼ばれる其れも、天下の悪喰の前には聊かの意味を持たず。女は其れをひょい、と抓み上げれば ――― まるでそれが当然の事のように、一切の躊躇無く口の中に放り込んだ。一応他人が居るので、口元を手で隠す程度は礼儀の内。とは言え、骨まで咀嚼するその音は、否が応にも聞こえようが。バリ。グチャ。ゴリリ。ゴクン。最後の骨の一欠片まで嚥下すれば、改めて言葉を連ねようか。 ) 人間界、と言いますれば ――― 門の先、かと存じますが。其方で御座いますれば、先日ディナーのお誘いを頂きましたばかりに御座いますわ? ( 其れは、己も行くのだと言う言外の意。 ) [Tue 8 Aug 2006 00:33:53]
◆グドルフ > ( まずは自己紹介。樹の上を移動していたのは、もちろん、歩きにくさもそうだが、何よりも―― ) 初めまして、レディ。私はグドルフ。魔界のジェントルメンだ。 ( グドルフの片手がすぅっとあがり――パチンッ! と小さく指を鳴らす。刹那、何かがはじけたような音が聞こえ、側の幹につぶれたカエルが一匹、たたきつけられた。 ) ――失敬。どうにもここは蛙たちの縄張りのようだ。あまりこのような場所で立ち話などしたくはなかったのだが、今は人間界に興味を持つ者たちを探して回っていてね。 ( 指をはじくことで圧縮した魔力を飛ばし、振ってきた蛙を打ち落としたのだ。優雅な動作である分威力はないが、小物を払う程度ならこれで十分、ということだろう。 ) [Tue 8 Aug 2006 00:18:11]
◆エル・ニール > ( 元はと言えば、そも彼女とて本来は彼の殺風景な台地を塒とする者。故に此処に居ると言う事は、何らかの理由があると言う事である。その理由は ――― 恐らく、現在目の前にて一礼する紳士と何ら変わらぬ理由であろう。ある程度距離はあれど、その姿くらいは容易に視認出来よう。 ) おや、これはこれは御丁寧に有難う御座います ――― 御機嫌麗しゅう、ミスター。 ( ゆるり、舞台が上の道化にも似た ――― 妙に芝居がかった一礼を返す。距離を取るのは当然の事。取り合えず頭上を先程超えて行ったのが、目の前の紳士であること位は簡単に想像がつく。何故樹の上を移動していたのかは、足元を見れば容易に想像出来ると言うもの。 ) [Tue 8 Aug 2006 00:11:04]
◆グドルフ > ( 木々の生い茂る樹海には、殺風景な台地とくらべて多くの生き物が生息している。それこそ目には見えない細菌レベルの大きさであったり、また気をたやすくへし折れるほどの体躯の持ち主であったり。ここならば、必ず人間界へ行ってみたいという思いを抱くものが見つかるはずだ。 ) ――ふむ、下……か。 ( 目だけを下げて、足元の様子を伺うと、適当な距離を置いて音のしたところに舞い降りる。無駄のない動きで地面に足をつけると、グドルフはゆっくりと音の源を見つめた。 ) やぁ、こんばんは。レディ。 ( どのような相手かわからないので数メートル距離はあけてあるが、それでも紳士らしい優美な一礼を。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:59:01]
◆エル・ニール > ( ぬかるんだ足元を、特に気にする様子も無く ――― 道化帽子の女は歩みを進めていた。次降って来たら先手を打ってくれようと、頭上を見上げた其の時 ――― 眼に映ったのは、紅い何か。其の振動に振るわれたのか、頭上から降って来た憎き蛭。素肌に触れる前に、革製の手袋が着けられた右手で掴み ――― 口の中に放り込む。ぴちぴちと元気良く咥内で跳ね回るのも気にせずに、咀嚼した。如何に注意を払おうが、如何足掻いても音は出る。グチャ。グチャ。グチャ。ゴクン。嗚呼、不味い ――― そんな風に、小さく悪態を吐いた。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:50:40]
◆グドルフ > ( 樹海は湿気が多く、道らしい道もない。ぬかるみに足を取られぬように、移動するときはこうして太い枝を足場代わりに、広い樹海を駆け巡るのである。赤いスーツという目立つ格好ながら、優雅な動きで跳躍を繰り返す紳士は、絶えずすべての方角に気を配っていた。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:44:47]
お知らせ > グドルフが来ました。 『(枝から枝へ、軽やかに移動する影がひとつ。)』 [Mon 7 Aug 2006 23:42:27]
◆エル・ニール > ( 一度に複数落ちてきたりしないのが、幸いと言えば幸いであるが、当然少しずつ失血はするのである。腹の中に入れただけで即座に血液に分解されると言うわけでも無い以上、貧血症状に似た物を引き起こすのも、時間の問題である。ボト。ブチ。グチャ。グチャ。グチャ。ゴクン。血液の混じった蛭の体液で喉を潤す。実に不味い。不味いが、放置してもまた懲りずに此方を狙うだけ。ならせめて、二度と蘇らぬよう胃の中に納めるのが一番であろう ――― が、結局不味い物は不味い訳で。正直、口直しが必要であった。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:24:34]
◆エル・ニール > ( 樹の上から首筋目掛けて落ちてきたり、何時の間にか素足部分に喰い付いていたり。兎に角問題なのは、此処の蛭は人間界に比べ、非常に貪欲であると言うこと。感染症で死ぬならまだ生易しい。此の蛭は、放置するだけで失血死を齎すのである。流石に其れは嫌なので、くっ付いたと気付いた瞬間に引き千切って腹の中に放り込んでいるのだが ――― 如何せん、奴らの数はほぼ無制限。好い加減キリが無い。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:15:06]
◆エル・ニール > ( ――― 蛭、である。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:11:56]
◆エル・ニール > ( どうせ宛が在った所で、樹海の中を歩くに慣れぬ女に方向感覚が保てるとは到底思えぬ。なら最初から何処に行こう、なんて考えぬ方が存外楽なモノだ。迷っても嗚呼そうか、程度で済む。焦らずまた気ままに歩いていれば、何時の間にか樹海の外に居たりする物だ。そんな、酷く適当な精神状態ではあったが ――― 一つ二つ、気に入らぬ事があった。一つは羽虫がまとわり付いてくる事。そして、もう一つは ――― ボト。プチ。グチャ。ゴクン。首筋から何かもぎ取って口の中に放り込む。そう、之が問題なのだ ――― ) [Mon 7 Aug 2006 23:11:36]
◆エル・ニール > ( 水が樹に変わり、水中が陸上に変わっただけの事。棲息するモノの多様性は水の集合体である海と何ら変わらない。最も、此の世界の海は ――― 生命を拒絶する、溶岩の海であるが。兎に角そんな『海』の中を、宛も無くただゆっくりと歩いて居る女が居た。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:06:39]
お知らせ > エル・ニールが入室されました。 『( 其れは、構成する物さえ違えど ――― 確かに『海』と呼ぶに相応しい。 )』 [Mon 7 Aug 2006 23:02:46]
お知らせ > サクリファイスが退室されました。 [Mon 7 Aug 2006 22:33:57]
◆サクリファイス > (やっぱり散歩は楽しい。歩くだけで気持ちよくなれる。特に樹海ではそうだ・・・・・ サクリファイスは歩を進める。樹海を縫うように歩く・・・・。そして時折)ハレルヤ!(と言う声が、トレントの森に木霊する) [Mon 7 Aug 2006 22:33:54]
◆サクリファイス > (誰もいない虚空の闇に問いを投げかけて、帰ってくる木々のざわめきに満足そうな顔をして。) アハッ♪アハッ♪ 気持ち良い!だから樹海は好きだ! いつ背後を取られるかわからないし、動物が意外とたくさんいるのにも好感が持てるし。 なんと言っても、死臭が!血の臭いがいつもする! 幸せだよォ!ハレルヤ! [Mon 7 Aug 2006 22:21:41]
◆サクリファイス > (ヒクヒクと鼻を動かし、樹海の香りを堪能する。 悪意に満ちたこの空間は、すごしやすい。 ゴブリンと言う下等な悪魔だって生息していて、サクリファイスは主にそいつらを狩猟して血を得ている。今のところは・・・ね) 人間・・・・・血って、美味しい? ああ〜誰か教えてくれないかなぁ?美味しい?人間の血って美味しいのォ? アハッ♪ きっと美味しいだろうなぁ、楽しみだなぁ♪ [Mon 7 Aug 2006 22:10:47]
◆サクリファイス > (時々何かの生き物の死体が落ちていたりする。それが動物ならかわいそうだなと思い、魔物ならばザマァミロ!そんな視線を送ってやった。 樹海は葉が多く、光が少ない。平たく言えば暗いのだ。魔族はこんな場所が好きだ、明るいところが好きな魔族はちょっと変だとサクリファイスは思う) 涼しぃ・・・やっぱ木があるところっていいよねぇ この湿ったにおい・・・・ん〜♪ (鼻から息を吸い、木々の香りと少しの死臭、怪鳥の鳴き声が木霊し、またどこかで何かが殺されたのか・・・叫び声のような、そんな音までする) 樹海は、良い♪ [Mon 7 Aug 2006 22:01:38]
◆サクリファイス > そう言えば・・・・今度人間界に繋がる門が開くって話があたっなぁ 人間はまだ見たことないなぁ どんな生物なんだろぅ、楽しみだなぁ♪ アハッ♪ (笑いながら木々を抜けて。木の一本一本が随分と大きくて、歩く道はやたらとグニャグニャして歩きにくいったらありゃしない。地面も木の根でボコボコだ) [Mon 7 Aug 2006 21:54:43]
◆サクリファイス > (なにやら上機嫌で、スーツ姿の青年は立ち並ぶ樹木をすり抜けるようにして歩いていた。 そう、先日戦った相手。貴族っぽい金髪のやつの血が随分と美味くて、そんな美味い血がもっと欲しくて。) 血。血が欲しいねぇ この前の奴の血は美味かったなぁ・・・・今度会ったらちゃんと殺して血を飲まなきゃ、あんなちょっとの量じゃ物足りないよォ♪ (フフンと鼻を鳴らして。)(以前戦ったときは腕を切り落としたけれど、逃げられてしまった。しょうがないから切り落とした剣についた血を舐めた。美味かった。 今度は絶対に殺して、一滴残らず吸い尽くそうと思った・・・・) ハレルヤ! ウキウキが止まらないよォ! [Mon 7 Aug 2006 21:47:44]
お知らせ > サクリファイスが来ました。 [Mon 7 Aug 2006 21:41:06]
お知らせ > シュラムが帰りました。 『苔が根付く地面ごと喰われた痕が残る』 [Sun 6 Aug 2006 20:24:12]
◆シュラム > (そして、べちゃりと、泥が地面へとぶつかり、潰れる音そのものが、あたりに鳴り響き。)(所々食いちぎられた翼と、そこに群がる蟲に、覆いかぶさるようにして、泥人形はそれらを食い始める。) う゛め゛ぇ (泥の中へと、自ら喰われに入り込む蟲も、逃げようと地面を掘り返す蟲も、まとめて覆いかぶさったまま、喰らい尽くさんと。) [Sun 6 Aug 2006 20:21:35]
◆シュラム > (ぐるり、と赤い目玉の片方が、蟲の集まりだした地面へ向けられて。) あ゛ あ゛ 食い残しは(くぐもった声をたてながら。蟲を眺める目玉の下に、ぱかりと、口腔を開いて。)良くねぇよなぁ (呟きが終わるころに、泥人形の体は、ぐにゃり、折れ曲がり始める。ゆっくりと、重心が頭のほうへと移ってゆく。 数匹の蟲が、異変を感じて翼より離れた。) [Sun 6 Aug 2006 20:14:11]
◆シュラム > (泥人形が、足を向けたのは、樹海の外。その地の呼び名など知らぬ場所。 名も知らぬ樹海より、名も知らぬ地へ向けて、道程も知らぬ旅。) まっでろよ 俺が喰らいにいっでやる (欲を膨らませながら、暗い森の中、悪意の詰まった泥の塊は行く。 背後では、地面に落ちた翼に、蟲が集まりだしていた。 キチキチと、妙に甲高い音が、泥人形の食欲を刺激する。) [Sun 6 Aug 2006 20:06:09]
◆シュラム > (僅かに軽くなった泥人形の体の表面はさざなみたち蠢く。 そして、僅かに、いつもの形に近づくように、形を変える。) じかたがね゛え どこが、てきとうにでる゛かぁ (丸い泥の塊の中で、赤い目玉をぐるりぐるりとまわして。 泥人形も、ようやく樹海の外へと向けて動き始める。 体の向きを変えて、一歩を踏み出したとき。鳥のような形の足が、先ほど吐き捨てた翼を踏みつけて、圧し折った。) [Sun 6 Aug 2006 19:58:33]
◆シュラム > (行く先がわからず、泥人形は森の中を動き回る。 話しのできる相手―ジナイハントウ、或いは、人の世界、について知っている何かがいれば、話を聞き出そう、などと思いつつ。 時には牛歩、そして時には、流れる泥水に混じり、樹海を右往左往して。) あ゛あ゛あ゛あ゛!! イライラずる! (結局、いまだ有力情報はなく。 募る苛立ちに、一度、腹の中で、バキリ、と大きな音が鳴って。生えていた鳥の翼が、苔生す地面へと落ちた。) [Sun 6 Aug 2006 19:47:25]
◆シュラム > (その翼は、泥人形が捕まえた餌のもの。梢より降りてきた怪鳥の息の根を止め、胴体で丸呑みをした証。 時折、腹の奥より、細いものが折れる音が鳴る。) でぇ、どこ゛に行けばいいんだっげぇ? (いつもよりも潰れた頭部の奥から、いつもと同じくぐもった声が漏れ出す。 ヒトを喰らうため、別な世界へ向かうため、向かうべくは場所も知らぬ『ジナイハントウ』。) [Sun 6 Aug 2006 19:34:49]
◆シュラム > (緩慢な動きにて、歩みを進める泥人形がある。 その体は、いつも以上にぬめりを増していて。いつも以上に太く寸胴で。いつも以上に背が低かった。)(その縮んだ体に見合った速度で、泥人形は進んでゆく。 その胸から、一本の鳥の翼のようなものを生やしながら。) [Sun 6 Aug 2006 19:26:20]
お知らせ > シュラムが入室されました。 『(立ち並ぶ木々の合間)』 [Sun 6 Aug 2006 19:20:08]
お知らせ > ブスシが帰りました。 『触らぬ神に祟り無し、と覗くのはやめて』 [Sun 6 Aug 2006 02:59:32]
お知らせ > アトレーが退室されました。 [Sun 6 Aug 2006 02:55:47]
◆アトレー > (茂みの中を覗かば、単純で純粋で暴力的なその”食事風景”が見えたかもしれないが――誰かを傷付ける事自体が、この悪魔の最大の栄養補給なのだ。) [Sun 6 Aug 2006 02:55:46]
◆ブスシ > スイカ。こりゃまた珍しい。しゃべるスイカですか。 (心底ものめずらしそうに感心して、アトレーの言葉を聞いて) ……へぇ、じゃあ偉くなった旦那の家来にでも……と、は〜……。 (不意に掻き消えた気配に、ため息をつく。気配を感じることは出来なかったが、自分が教えた茂みのほうへ行ったのだろう、とさっしはついて……縁があればまた合えるだろう、とブスシも森を抜け出るべく進み始めた) [Sun 6 Aug 2006 02:54:42]
◆アトレー > (=観察しても何だか良く判らない食べ方、のままなわけで。 邪魔しないといってしまった以上引っ張り剥がしてみる訳にも行かず、食事終了まではうずうずしながら待機だったり。) 一昨日食べたスイカの言ってることと違うけど――まいっか。 それはそれで楽しそう?(回転止まっても自分のした事認識して無い。 大丈夫カナ?とか切れた腕見て言ってたりする) あ、うれしいなぁ。 ――半島のほうなんだ。 それじゃ食い溜めしとかなきゃ?(謂いつつも、ずぶりと溶けるように、足元の影に沈んで行く。 影を渡って忍び寄り、暗がりからの強襲で相手を仕留めるのがその狩り様。 森の中にあっては、機会は無数にある。) 取り立てて・・・? ううん、私は私が偉くなるの。 われはあとれー。 長いからアトレーって、覚えておくといいかもね?(全然長く無いし変わってないが。 その言葉を最後に、全身が世界から消失した―― 感覚鋭ければ、濃厚な殺気と存在が、茂みの側に向かってくのが感じられるだろうが。) [Sun 6 Aug 2006 02:42:40]
◆ブスシ > (良く見れば、口ではなく顔全体が潰れるように密着しているのがわかるだろう。逆に接合部分がどうなっているのかは見えまい。ワームの本体が餌の腹の中にもぐりこんでいるだけなのだが) でしょうかねぇ、あっちはあっちで厳しい世界かもしれませんが、まぁあっし達にとっちゃぁチャンスのある場所でしょうね、偉くなれるかもしれないし、自分の縄張りを持てるかもしれない。 おおぉっと。 (手に触手が当たって、脆いそれは千切れかけて。慌ててつなぎなおす) あぁ、それなら森を出るところまで一緒に。そうすりゃ説明しやすいですから。まぁ半島目指せば間違いはないんですがね。 (とりあえず、やる気満々のアトレーを見て、今から起きる殺し合いは見ものだろう、なんて考えて) ふふふ、グルメ、ってやつですかね。 えぇ、もしも向こうとの戦になれば誰かに取り立ててもらえるかもしれない。 (蟲も変わったのがいるかもしれないと思いまして) [Sun 6 Aug 2006 02:28:17]
◆アトレー > 面白い食べ方するんだ―― (上から角度変えながら覗き込むみたいに、じーっとこぉ。 口の仕組みどうなってるのかなー? などと考えているのだろう。) 噂を聞いただけなの。 やっぱり良い所だよね?(想像巡らす姿は幸せ乙女風。 くるくる回ると触手が振り回されてちょっと危ないが気にしていない。) ああ、何処にあるか判らないの。 教えてもらえ・・・・ううん、腹ごしらえの方先にしようかなぁ。(こお茂みの方に早速向き直ったりして、食欲微妙に優先。 歩みだそうとした辺りで掛かる声に顔だけ振り向いて応えよう。)向こうに行って、お腹一杯食べてみよっかなー? って。 ・・・・貴方は? 行くの? [Sun 6 Aug 2006 02:19:44]
◆ブスシ > そうですかい、それじゃぁ……。 (今度は人の形のまま、顔を鹿風味に近づけ、口を密着させる。ぞぞ、ぞぞぞ、なにやら史家の中に潜り込み、すすり上げ、貪り喰らう。外から見ればあまり変化は無いが、大半のはらわたを食い尽くして一服する) はぁ……生きのいいの……。 で、噂、はてはて……噂。 (少し困ったようにこめかみを掻けば、ぽろぽろと蛆が地面に落ちる、やがてあぁ、と一声うめいて) おおよその位置は、ね。 そしてそこに行こうとしている生きのいいのなら、ほれ、向こうの茂みの濃いほうにぞろぞろと……だんなも見物に?それとも、向こうに? (道中、すっかり習慣となってしまった質問をして) [Sun 6 Aug 2006 02:07:44]
◆アトレー > ・・・褒められちゃった?(うん。 とか言いながら拳ぐぐ。 妙に嬉しそうだ。) 貴方は細かいんだもん。 好みに合わないよ。 あと死に掛けもダーメ。(悲痛と恐怖を食らう化け物としては健常な者を殴ってこその食事。 文字通り食指が動かぬ様子である。) ・・・・もっと生きの良い奴がたくさーん居る場所があるって聞いたんだけど、貴方、知ってる? ええと―――なんていったっけ。 噂の所。 (そして予想以上に知能あるタイプだと判れば質問に掛かるのだが―――元の知識が断片なだけにこお要領を得ないものになる。 両手わきわきしてボディランゲージも解読不能。ちょっと焦り気味。) [Sun 6 Aug 2006 01:59:29]
◆ブスシ > いやいや……中々話がわかりそうな人ですなぁ……。 (ぐちゅぐちゅ、と嫌な音を立てて盛り上がっていく何か。フードの中のそれはやがて人の形になり、老人のように背を曲げた、ウジを汚泥で固めた生き物となって) へへへっ、まずさは保障しますぜ? あぁ、そいつはどうも。よかったら喰いますか?どうせあっし一人にゃあちと多すぎる。 (虫たちに食わせるとしても本体よりも何倍も大きい生き物。どうせ半分は残すつもりだった) [Sun 6 Aug 2006 01:47:27]
◆アトレー > ? あれ、逃げた。(動きの鈍そうな奴だと思ってた分、狙いが甘くなった。 触手はくるりと宙を掻き、自分の側に戻ってくる。 下から出てきたのは―― 食いかけの動物? 食事の邪魔をしただろうか? とか首傾げる。) あ、喋るんだ。 ――大丈夫よ、口には入れないもの。(そういう問題でもないのだが。 確かに何だか不味そうだし、一応触手を背中に戻して捕獲姿勢を解く。 知恵があるなら、聞いてみる方優先でも良いだろう。) 邪魔しちゃったなら、続けて良いよ? [Sun 6 Aug 2006 01:35:51]
◆ブスシ > っ!? (フードの下の生き物は、アトレーの言葉に驚いたようにそのローブを揺らすと、勢い良く、触手から逃れるべく動き出す。それは、まるでフードをまとったスライムのような動きに見えるだろう。そして、その物体がいた場所には、腹を食い破られ、体のいたるところをウジに蝕まれている、死に掛けの鹿のような動物がいて) あっしをくっちゃぁ腹壊しますよ? (フードの下の固まりは、掠れた声でそう言い放った) [Sun 6 Aug 2006 01:24:10]
◆アトレー > (その奇妙な物体が視界に入れば、ぴたりと足を止めた。 正体不明だが素敵な匂い。何かの食べ残しかと、最初は思ったが――)・・・・んー。 いただきまーす?(動いているようだし、なんらかの生物なのだろうと認知した=始めて見る生物だが食べれる可能性もある。 背中の太い触手をひょいと二本ほど伸ばし、まずは巻き付けて捕まえようと。) [Sun 6 Aug 2006 01:15:20]
◆ブスシ > (アトレーの視界に入るのは、森の中、落ちているボロボロのローブ。中にはなにやら入っているのか、こんもりと盛り上がっている。そして湧き上がるのは血の匂い。やがてその奇怪な物体は、アトレーに気が付いたようで、ローブの下から、ルビーの原石のような色をした一つの目玉が覗き出て) [Sun 6 Aug 2006 01:08:46]
お知らせ > ブスシが入室されました。 [Sun 6 Aug 2006 01:02:10]
◆アトレー > 変なの・・・・・疲れてたのかな? まいっか。 (まぁ誰も近寄らないお陰で周囲を気にする事無く眠れたわけではあるが。 自分の迂闊を一言で片付け、かりりと頭掻き掻き、ついでに軽く寝癖整えたら、再び森の外に向けて歩き出す。 そろそろ森を出れる筈だから獣道に沿って歩くだけでOk、朝食は見つけた傍からで良いだろう。 食べ方こそ相手に応じて変えるが、良い子だから喰わず嫌いはしない主義だ。) 今日は動物が良いなぁ・・・(痛がったり怖がったり嫌ったりしてくれる様が好きで、傷口から定期的に毀れる血の脈動が好きだから。 おやつを探すお子様みたいにきょろきょろ辺りを探りつつ。) [Sun 6 Aug 2006 00:59:48]
◆アトレー > (寝床にしていたのは殺獣樹木(動物を捕らえた挙句散々ファックして種を植え付けるタイプの奴だ。あまり珍しくは無い。)の花の中だったりして――工夫したってより事故で飲み込まれた後おしべとかを千切って一命を取り留めた、という表現のほうが正しそうだ。 運の方か。怪我の功名とかでも良い。) 一時はどーなることかと思ったけど・・・久し振りに爆睡しちゃった。 樹海出なきゃいけないのに――(霞掛かってた頭が完全に覚醒したら、閉じてる花弁を触手で思いっきり破壊して外に出る。 ・・・・改めて外から見てみれば、巨大な花の周りに何も無いという謎地形。 どうして気が付かなかったのか自分で不思議になってきた。) [Sun 6 Aug 2006 00:50:47]
◆アトレー > (樹海で快適に生き延びるために、確保すべきは餌と娯楽と――何より寝る場所である。 寝る必要の無い奴は要らないだろうが、そういうのはこっちでも少数派だろう。 疲れ果てて倒れぬよう、寝込みを襲われぬよう、隠密性と快適性を併せ持った奴がいい。) ぅ・・・ ん〜〜ッ。 ふぁ。(そう都合よくあるものではないが、其処は運と工夫次第――というわけで場合によっちゃ地の底でもこんな顔で目覚めを迎えられるって一例がここにある。 幸せ満面のウィッシュが一匹、ぷにぷになウオーターベッド状の物の上で目を覚ました。 転がったまま大きく背伸び、ぎゅー) [Sun 6 Aug 2006 00:44:46]
お知らせ > アトレーが来ました。 『甘い蜜の香りに包まれて。 』 [Sun 6 Aug 2006 00:35:57]
お知らせ > エル・ニールが帰りました。 『( そして、女は樹海の奥へ ――― )』 [Sat 5 Aug 2006 22:32:17]
◆エル・ニール > ( 無駄な行為ではない。イーディスにはそも水場なるモノが皆無だ。生命を拒絶する大地は、生命の源たる水さえ拒絶しているのだ。故に水が欲しくなったなら ――― 態々樹海まで足を運ぶか、ケモノの血でも飲んで渇きを満たすか位しか思いつかぬ。属性魔術などと野暮な事は言わないでくれ給へ。此の女にそんな素晴らしく便利なモノは無い。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:32:06]
◆エル・ニール > ( 冷たい水。味が余りに薄すぎて無いも同然な事は仕方ないとしても、その冷たさだけは評価できる。最悪汲み取る事さえ出来るなら、溶岩さえ飲み下せる身なれど ――― 冷たさが恋しくなる時とてあると言うもの。元の塒があのイーディスであるならば尚更だ。手袋が着いたままの両手を適当に振り、水気を切る。其の後口元を右手で拭い、ぞんざいにスカートで拭った。さて、目的は一つ果たしたのだから ――― 本来の目的に移るとしよう。ゆるりと小さな水場から立ち上がれば、ゆるゆると樹海の闇に歩を進め出した。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:25:10]
◆エル・ニール > ( この樹海にも、そういう場所が一応ある。そんな所の内一つ、道化が如き帽子を被りたる女は口元を漱いで居た。手袋は着けた侭に、先日付着した血臭を洗い流すように。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:18:07]
お知らせ > エル・ニールが入室されました。 『( 水の溜る場所。 )』 [Sat 5 Aug 2006 22:15:15]
お知らせ > カタリナが帰りました。 『暫く美味しそうに肉を貪る音が響いた。』 [Sat 5 Aug 2006 02:18:09]
◆カタリナ > ( こんな化け物でも我が子は可愛いのである。ただ、ほんのちょっと―― ほんのちょっと愛情より食欲が上回ってしまうだけで…。或いは、食べちゃいたいぐらいに可愛いって奴なのだ。きっと。 ) アアアァアァァ――! ンアァァァアァ――! ( ふと、その時。カタリナは進路をやや右に変えた。真っ直ぐ門に向かっている脚が急に横に逸れたのである。向かう先は身を潜めていた弱い弱い下級悪魔。見つかった、と気付いたそいつは背を向けて逃げ出そうとしたが、それより先にカタリナは掴みかかっていた。 ) オマンマ―――――ッ! ( 要するに―― カタリナの行動サイクルが『走る』から『喰らう』に変わったのである。 ) [Sat 5 Aug 2006 02:15:52]
◆カタリナ > ナ・マ・エ!ナ・マ・エ!アガヂャンノナマエ! ( ぴたり、と立ち止まり、腕(?)を組んで少し思案。 ) ン”―――〜〜〜〜…… ”じぇにふぁー”。 ギヒヒ! ( そしてまた駆け出した。 ) ウゲーェェェッキャッキャッキャ!じぇにふぁ!じぇにふぁ! じぇい!にぃ!ふぁ! ( ぱちんぱちんと手を叩き、己の喜びを心から表現して見せた。 ) [Sat 5 Aug 2006 02:03:31]
◆カタリナ > ( さて、今回の事件はもう殆どの魔界の住民に知れ渡ったのだろうか。嬉々として門を目指す者、下らぬと切って捨てる者。どちらかというと前者の方が多いだろうか。中には興味はあるが行動を起こさない悪魔もいる筈だ。 そしてカタリナは勿論、前者だった。その理由は人それぞれ…… 否、悪魔それぞれだ。一度見てみたい、蹂躙してみたい、犯してみたい、喰らってみたい。 『お互いの文化の発展を願って、友好関係を築きたい』とはこれっぽっちも考えないのが悪魔のステキなところだ。ちなみに、カタリナはというと…… ) アガヂャン!アガヂャン! ゲンキィィィ―― ナ、アガヂャン! ( 人間の雄の精で子を孕んでみたい。それだけだった。勿論、孕んだ後は雄は食ってしまおう。 ) [Sat 5 Aug 2006 01:57:47]
◆カタリナ > ギヒヒ! ギヒ! ( 何がそんなに嬉しいのだろうか。きっと本人にもそれは判らない。ただ、愉快な笑い声が何処までも暗い暗い樹海の闇に響く。 傾斜に差し掛かったかと思うと身を投げ、ごろごろと勢いに任せ転がっていく。勿論、笑いながら。 その勢いも止まると元気良く立ち上がり、また走り出した。 ) [Sat 5 Aug 2006 01:52:24]
◆カタリナ > ( カタリナの日常をここで説明しよう。食う、寝る、交尾する。そして走る。以上。 まるで常に何かを口にしていないと生きていけないネズミのように食いながら走る、兎に角その行動パターンは単純そのものだ。そして今、カタリナは樹海を走っていた。 足場の悪い大地をその二本の脚で踏破していき、不器用に見えるその手(と、呼ぶべきなのだろうか)で多少の障害物も乗り越える。汗もかかず息も切らさず終始薄ら笑いを浮かべてただ只管に走るその姿は不気味なのだろうが、ここでは不気味だと感じる者は少ないのだろう。 ) [Sat 5 Aug 2006 01:46:59]
お知らせ > カタリナが入室されました。 『カタリナ、ハイウェイスター。』 [Sat 5 Aug 2006 01:42:09]
お知らせ > ルシアが帰りました。 『( 深遠なる闇へ。 )』 [Fri 4 Aug 2006 21:53:22]
◆ルシア > ( 最後には口で食べることに疲れ飽きてゆけば、伸び切った白き衣を最後の獲物を包むかのように分解をして吸収をさせるように消滅させていた。後ですら何も残さず生きた証でさえ無いのだ。 そして穢れていた翼を見遣りながら、薄く分解をしてから血液を取り込むようにしつつ、再構築をせば再び白く輝くような翼へ取り戻す。しんどそうに立ち上がってから、後は如何するべきか、なんて考えながら立ち上がってからさらに深き闇を目指して――。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:53:04]
◆ルシア > 自然なだけであって、・・・・絶妙、・・・? ( リアクションが困るほど微妙な味だったのだろう。自身がおかしいかどうか分からないくらいだったのだから誰かにでも問い掛けてみたい気分だった。生憎に見渡ってみても木々だらけで邪魔されて遠くまで見渡ることですら出来ない状態であった。紅い双眸を細めてみたところで仮面で隠されていて意味が無かった。そんな他愛無いような事を思い考え続けている内には、三匹目まで食し終えてしまったのだった。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:44:27]
◆ルシア > さてと、知っちゃった罰として頂きますね。 ( 適当な木に凭れ掛かるように腰を降ろした。広場に放り込んだ獲物に手伸ばそうとしたが届かないことが明白であった。一部である惰性を曝すような行動を起こしていた。右翼で精一杯伸ばしてから獲物に引っ掛かれば引き寄せるようにしてから丁寧に拾ってあげて微笑ましてあげていた。一回り小柄になったとはいえ嘗めてはいけない、それが分からなかった獲物達は悪いのだろう。ガシッ、と骨を砕けてから未発達な口内に含んで舌の上に転がすようにして遊ぶように味わっていた。獲物の血により穢れてしまった翼を持ち得ていながら白い格好をしたままの姿形であった。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:37:00]
◆ルシア > 先客は、―――・・ ( 自分が聞き取れないくらい小さく呟いていた。白き翼により浮遊状態にあるのだから足音ですら出ない。木の陰から円形のように広い場所へ覗き込むようにしていた。そして、罠が張り込んでいないか確認をするように背負っていた死骸となった獲物の四匹を放り込んで見せていた。何も反応が無ければいそいそと、姿形を現さんと寛げるほど広い場所に出ていた。 ) ご飯にぴったりな場所だね! [Fri 4 Aug 2006 21:25:12]
◆ルシア > 儚い命、だったね ごめんね? ( 最後の獲物に追い抜いてしまった、其のとき妖艶に邪悪な笑みを浮かび上げていた。絶望に堕ちたように歪んだ恐怖に満ちた表情であった獲物を見下していた。片手で首を力任せに掴み持ち上げてから右翼の鋭い先端で貫かせて悲鳴を嘆いて挙げた。思う存分に。最後だけもう聞くことが無い言葉を言い放してあげていた。此処まできた道を見遣りながら、狩って来た獲物達を拾い集めて両翼に乗せてから移動し始めていた。微かだけれど此処から広い円形の場所を遠くにあるの見えた。それに目指すようにせんと!先客でもいなければ良いものだが、なんて思い呟いていた。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:14:25]
◆ルシア > 三匹目、と四匹目――・・ ( やがて二匹の獲物の間に割り込むように追い付けば、ぐぐっ、と力を溜める様に上空に伸び上げた白き翼。右翼は右側にいる獲物へ貫いて、左翼は左側にいる獲物へ貫かせた。またもや何とも言えない感覚が心底から湧き上がってくる。そして突き刺した両翼を貫いた獲物から素早く無駄ないように出来る限り引き抜いてから液体に染まり上げた両翼を静かに潜めていて視界を広く見渡りやろうとせん。最後の獲物は左側のジナイ半島の方向だったらしく追い抜こうとせん。 ) やっぱり生かしてあげられないから。 [Fri 4 Aug 2006 21:02:30]
◆ルシア > 一匹め・・・・ッと ( 移動する速度ですら勝っていたのだから、すぐに追いつけた同時に右翼を獲物の背中から貫かせようと鋭く伸ばした。肉が裂ける音、血が溢れる音、声が零れる音、が狂喜に感じられた。死に至ってしまった死骸に興味を伏せたかのように放り込んでから、やっと自覚して逃げ出そうとする三匹の獲物を見遣ってから追いつけようとせん。 ) もう終わっているのに ( 口元に狂喜に走らせたかのように狩る本能を高めさせられてしまう。 ) [Fri 4 Aug 2006 20:53:35]
◆ルシア > ( 演技っぽい嘆き声ですら気に掛けていなかったゴブリン達は棍棒を持ち構えて振り下ろそうとした途端、鈍く折れて砕けるような音を響き渡らせていた。 ) ――・・なんでね、こんな物で殺せるわけ無いじゃないの。 ( 背中の白き翼が体を包むように受け止めようとせずに開きだした同時に強い負担が耐え切れず武器が壊れたのだ。強度でならば此方が圧倒的に上だったのだから、矢張り見下すように嘲笑う態度には戻っており。静かに精一杯に広がった白き両翼は、恐怖を少なくとも獲物達に与えていたのだった。誰よりも一番早く逃げ出そうしていた獲物に気付けば、両翼を引っ込める様に構えてから追撃をせんと浮遊のまま追いかけん! ) [Fri 4 Aug 2006 20:48:00]
◆ルシア > え――、嘘でしょう?! ( 冗談っぽく微笑を浮かべながら大袈裟な素振りを振り回っていた。逃げるように後退をしてみれば、脅える相手に勝利を確信したようなゴブリン達は一斉に飛び掛ってくる。 ) わ――、死んじゃう!! [Fri 4 Aug 2006 20:39:35]
◆ルシア > ――、・・・・こんなものか。 ( 身長を弄る程度に再構築せん。以前より身長が下がった程度だけなのだが、異常を引き起こしていないか確認するように身体を触っていた。途中で、不意の音がした方向に見上げれば、恐らくは能力の正体を知ってしまったか分からないだろうの下等なゴブリンが見つめていた。 ) ―――、そーんなに怖いわけ?僕が?一匹なんか倒せるわけないよ。 ( 数段は劣る下等なゴブリンを屈辱するように嘲笑い掛けていた。相変わらず予想通り一匹では無く、四匹のゴブリンが前後左右に一匹ずつ姿を現していた。 ) [Fri 4 Aug 2006 20:36:51]
◆白き影 > 上に飛べばいい話なんだけどね。 ( 理解していた、少なくともそういうことは。根元を覗かせてくれるほどまで傾けて痛んだ木を見眺めながら小さく頷けていた。自己満足かの様に。 ) 獲物が多過ぎる、な。やっぱり偽って置いとこう。 ( 見慣れぬ敵を欺ける為に、もう少し子供らしき姿形に装えば考えぬ下等な魔物など引っ掛かるのだろう。白き衣に淡い光が浮かび上がった途端、他者から見ればぼやけて見えるだろう。全体が分解されていくかのようで再構築をしつつ元より小さい姿形へ偽り変えていこう。 ) [Fri 4 Aug 2006 20:26:15]
◆白き影 > ( 白き鋭き刃となる翼を背中から飛び出ていた。それにいて低空に浮遊した状態であった。こんな地形で慣れぬ者がまともに歩けば体力が奪われてしまうのが落ちだろう。故に無音に限りなく羽ばたくことが無く移動を繰り返していた。 ) ――、感覚おかしくなりそう。 ( 不貞腐れた一言。気紛れに、片手を思い切り振り回し木へ叩き付けん!鈍い音を響かせて、酷く抉られた上に木の根元が覗かせていた。 ) [Fri 4 Aug 2006 20:16:34]
お知らせ > 白き影が入室されました。 『( 堕ちてしまいそうな樹海。 )』 [Fri 4 Aug 2006 20:10:49]
お知らせ > ブスシが退室されました。 [Fri 4 Aug 2006 04:19:34]
お知らせ > ディアドラが退室されました。 『 結局、それはそれとして折角だからそれなりに愉しんだとか。(何を?内緒の秘密。) 』 [Fri 4 Aug 2006 04:18:59]
◆ブスシ > ひひひひひひひひひ……………腰抜けも極めれば一つの道、ですよ。 (怪しく朱色の瞳を光らせながらディアドラの手の傷に一瞥くれると、木の陰にまぎれて消えていく。ただ、姿が消えてもしばらくは細く笑う声が届くだろう……) [Fri 4 Aug 2006 04:17:03]
◆ディアドラ > ヘイワ、平和? 和? あはッ あはははははははははッ!! まるでニンゲンのような事を言う。 悪くない冗談だけれど、そんな事を言っていると腰抜けだと嘲笑われるよ? ( この魔界で愛と平和が謳われるかと言えば大いに否であろう。 盛大に笑えば 外骨格も形成していない肌はニンゲンのそれであり、まだ幼いとも言えるような柔い肌は容易く爪がなぞった軌跡の通りに薄らと赤い線を浮かべるだろう。それを視認すれば、ケダモノのように覗かせた舌でちろりと舐め取って。 舌先に感じるものに妙な顔をする物の、潜む蟲毒は未だ知らぬ。 腰抜けの蟲風情、と侮る所は大いに―― ふん、とせせら笑えばのしのしと樹林の合間に消え―― 異常にのた打ち回り、木々をなぎ倒す事になるのはもう少し後の話。 ) [Fri 4 Aug 2006 04:12:55]
◆ブスシ > さぁ……平和が一番ですよ。 (いまだ口は開かれたまま。一か八かの殺し合いを此方から仕掛ける趣味は無い、されど……自分の胎内から引き抜かれる手。これを掴もうとする此方の手の爪がディアドラの肌を傷つけることに成功すれば、今夜一晩は、神経過敏と尖鋭化した感覚に悩まされるだろう) そいつぁ簡便。 (けけ、と笑うと此方も間合いを取ろうと木立の向こうに足を勧めようとするだろう) [Fri 4 Aug 2006 03:57:39]
◆ディアドラ > … さもないと?どうするのか、興味があったのだけど。( つかみ出しかけたのはすでに朽ち果てた遺骸。 ハズレかぁ、と傍若無人な行動の割りには暢気な口調で掴まれる手を引き抜き、付着した粘液や蟲を振り落とし、鼻先に腕を近づけ 匂いを嗅いで顔をしかめた。 ) ふゥん―― お前は這うモノなのね。 じゃあ、赤い罪魔に合う時にはハリボテは捨てて腹でも見せると良いよ。 踏み潰されないように願って差し上げる。 ( 匂いが取れる訳でもないが、ぷらぷらと手を振って やり合う気がないのなら最早興味が無い、とばかり のそのそと襤褸を捨て置き、歩みを進め。 ) [Fri 4 Aug 2006 03:50:21]
◆ブスシ > これこれ……人の住みかをそうそうあらしなさんな、さもないと……。 (死骸の肋骨があるからそう簡単に本体はつかめないだろう。ゆっくりと両手がディアドラの手を掴もうとする) 別に、人の形でなくてもいいですからねぇ、地べたを這う分にも問題ない……ま、向こうを知らないのはあっしもでさぁ [Fri 4 Aug 2006 03:37:49]
◆ディアドラ > それが善い。どういう風になるのかが楽しみだ きっと、お前はそんな風に取り入ろうとするんだろうけれど さて―― その首が繋がっているかどうか、賭けてみようか ニンゲン10くらいでどうかな?( そんな皮算用を世話話のように話しながらずぶりと蠢く蟲の中へと手を突っ込み、粘液と蟲が這う感触を楽しみながら無遠慮に中を弄る。それこそ、本体を掴み出さんとするように―― 大きく開かれた顎には目を細めたまま嗤って。 ) ふゥん。気が付かなかったな。 ( ちらりと余所見をするのは、群れの様子を気にする風―― 近くに異物が居たのに関わらず何も合図は無かった。 この襤褸は案外曲者なだけかもしれないが、出来の悪い部下には処刑が必要。 ) ふむ、でも、見てみない事には何も判らないな。アタシはまだ【向こう側】を見たことが無い。( ぐじゅり、蟲の体の中を弄る ) [Fri 4 Aug 2006 03:30:04]
◆ブスシ > ま、運良く出会えたら、お声をかけてみましょ。 (相手が手を伸ばしてくれば、抵抗するでもなく、手を入れられるに任せて……いや、一つだけ動きがある。歯の生えていないあぎとを大きく開いて……) いやぁ、どうせ向かう先は同じでしょ?群れの横のほうをあっしも歩いてきたんでね (大きな口のまましゃべって) 紅い悪魔もてこずるんです、油断は禁物ですよ? [Fri 4 Aug 2006 03:17:04]
◆ディアドラ > さあ、よく知らない。( 城の騒ぎ、と言われてあっさりと答える無知。魔の間に交わされる噂に聡い情報屋にしてみれば軽蔑に値する無知蒙昧。これだから力ばかりの蛮族と呼ばれるのだが、ゴシップに興味がないと言えばそれまで。 ) それは行って見なきゃ判らない、よ?案外気に入ってくれるかもしれない。捨て駒で終わるならお前の器もそれまでという事。( けらけら嗤いながら他人事だと思って言いたい放題。おもむろに手を伸ばし、ゆらゆら揺れる襤褸の中 どす黒い粘液を泳ぐ無数の赤茶けた蟲の中へと、強靭な下半身に比べて貧弱なひょろりと細い腕を突っ込もうとし―― ) 群れ?アタシを知っているの? ふ、ふふっ あいつ等にも飽きたな。 喰ってしまおうと思ってる。( 至極あっさりと切り捨てる、と言いのける。声を潜める慎重な毒虫に対して、自信があるのか、甘く見ているのか変わらぬ態度で嗤う。 ) ややこしい仕組みというのがどういうものかは判らないけれど、アタシ達の在り方はニンゲンのそれではないし、歯応えが無さ過ぎるのもつまらない( 進出プラン:力任せ これだから蛮族と言われるのだが。 ) [Fri 4 Aug 2006 03:10:47]
◆ブスシ > かぁぁっ!とんでもない。 ほれ、この前城に騒ぎがあったでしょ。一直線に我が物顔で突っ込んで行ってましたよ、紅い旦那が。いやいや、あっしゃぁ城の中のことは一切知りやせんがね? (慌てて手を振った後周囲を確認して) ま、そんな豪気なお方です、土産どころかあっしが間食にされちまいます……しかも偉すぎる人につくのもほら、捨て駒で終わり、と。 (しゅ、と自分の首を手刀で切り落とす不利をすれば、実際に首がずれてゆらゆらと左右に揺れる) あっしもとりあえずは、たらふく食わせてもらって力ぃをつけますか、ねと。……で、どうするんで?群れごとむこうに? (おどけた口調は一転して真剣なものに。未知の土地への侵攻、うかつな行動は即、死を招く) 小さな群れから襲うのが常套でしょうが……いろいろとややこしい仕組みをもってるらしいですよ?奴らは。 [Fri 4 Aug 2006 02:53:35]
◆ディアドラ > く、くッ そんな風だ。でもね?うだつの上がらない奴はどこでも上がらないもの。でも そう、楽しいのね。 ( 下手に出る襤褸を気味悪がる風でもなくに、半人半獣の鬼はニンゲンの少女のようにころころと笑って見せ ) 神輿を担ぐ気ならホラ、あの赤い罪魔なんかうってつけじゃあないか。 特上の芋虫でも手土産に日参してはどう? ( 芯のないような襤褸を眺め笑っていながらもどこか小馬鹿にしたような、尊大な態度で、揶揄するような口ぶりで【城】の方へと顎をしゃくり ) そォね 羊の群れが居るのなら、お腹いっぱい喰い散らかしたいのが性でしょう?( 約束の地はジナイ半島。 多くの魔物が其処を目指し大移動を始めているのが、未だにここいらをウロウロしているのは悠長な物ではあるけれど。 ) [Fri 4 Aug 2006 02:44:23]
◆ブスシ > (玩具としてみているのか、それとも、異なるものへの純粋な興味か、あるいは……何処かあこがれがあるのだろうか、異世界の何処か似通った、決定的に違う生き物達に) ひひっ、いやぁ……楽しいというよりは、好機到来、といったところですかねぇ、何せホラ、こんなところでくすぶっていてもうだつがあがらない。誰かの旗持ちするにも動きが無いと、ね。旦那はいかれるんですか? (ソバに歩み寄りながら、まともな骨格では真似できない角度でディアドラを見上げる) [Fri 4 Aug 2006 02:29:11]
◆ディアドラ > ( 逆に、彼等から力ばかりの蛮族扱いされてはいるのだが、特に気にならぬ。小賢しさよりも蛮勇を好む性質。 流布する噂に聞くようなニンゲン達を真似る気にもさらさらならぬ。 が… ニンゲンとその世界に興味は尽きない。 どんな化け物もニンゲンへの憧れを切り捨てることが出来はしない。下位のものも高位にあるものも。 ニンゲンはそういう魔力を持った、いわば宝石のような生き物だ。 なぜかは知らない。 そんな事を考えていれば―― もぞりと動く襤褸。 ぼたぼたと落ちる蟲と粘液に、背に2本の衝角を持つ魔獣から”生えた”有角の娘は目を細め。 ) 嗚呼、そうね? 何処も彼処もお祭り騒ぎ お前は… 楽しくないの?( 例の号令は全土に轟いている、話題と言えばそればかり 口角を吊り上げながら粘液の中泳ぐ蟲の群れと、その中に浮かぶ赤い目玉を眺め ) [Fri 4 Aug 2006 02:23:25]
◆ブスシ > へへっ……。 (サルたちが語り合う木の根元、ゴミのようにうずくまっていたのは、奇怪な、人の形をした蟲の塊、唯一つルビーのような瞳を光らせて、ディアドラに向き直る。ぐちゃり、べちゃり、一歩踏み出すごとに不快な音が立つ) ダンナァ、ご機嫌な様子ですねぃ。 (けちな情報屋のような仕事をしている蟲使い、知っているかもしれないが、知らないかもしれない) [Fri 4 Aug 2006 02:13:18]
お知らせ > ブスシが入室されました。 [Fri 4 Aug 2006 02:07:23]
◆ディアドラ > ( 生きたまま燻製にされるような、焦げた匂いのする森の中、ざわめきに耳を傾けながら半人半獣の鬼は太い四肢で盛り上がる木の根と、毒々しい色の苔を踏み分けてゆく―― 木々に取って食われるような魔の樹海と言えど、荒野を駆け回る荒んだ生活にひと時の潤いを与えてくれる事に変わりは無い。 絡みつき、種を植え、生かさず殺さず栄養を啜り上げんと蔦を伸ばす木々には注意を払わなければならないけれど、少々安らいだ気分で足を進めれば 赤い罪魔の帰還、【城】の動向、開かれる門、そしてその向こう側―― それらを喋り合う魔猿達は、まるで向こう側を見てきた様に甲高い声で飽きもせずによう喋る。 取って喰われるのが恐ろしくて地面に下りて来られもしない癖に―― 木々の合間を行き交う法螺話に蛮族の娘は僅か嗤う。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:48:57]
◆ディアドラ > ( 群れと言えども、力で屈服させた有象無象。その殆どは魔獣とはいえ言わば、群れねばとても生きて行けぬ野良犬の群れに過ぎず、狩猟生活の頭数にはなるが、それだけだ。 自分を見て尻尾を振り、だらしなく舌を出して腹を見せ、涎を垂らしてイチモツをいきり立たせる奴等に対し何も感じない。 むしろ、少々鬱陶しくすら感じてすらいる―― そんな群れから離れ、のっそり 一人樹海の中を行く。 それ自体が罠であり、静かに牙を研ぐ筈の森の空気が少々ざわめいて居るのは例の号令のせい。 力の強い物のみがそれを突破し、「向こう側」へと行けるとうゲートが開く、と。 歯牙ない羊が群れ、日々の平穏とやらを有難がって暮らすという楽園を誰もが夢見て、爪や牙を磨き上げているのだろう。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:41:19]
お知らせ > ディアドラが入室されました。 『群れを離れ一人』 [Fri 4 Aug 2006 01:40:26]
お知らせ > タタンガが帰りました。 『…行かねば。(のしっ、のしっ。巨人もまた、門へ集う。)』 [Thu 3 Aug 2006 23:00:22]
◆タタンガ > (カシャン。瞬き。巨人は別に何も変な事はしていない…とばかり、血みどろのトーテムポールを担ぎ上げた。 怪樹が猿のひき肉を、幹を割って作った口で啜り上げるのも気にしない。 暗い空を、ある一点を見上げる。)…光の道が…開く… [Thu 3 Aug 2006 22:55:29]
◆タタンガ > (人形のように胴を掴まれた猿は、苦しげに鳴き声を上げた。手足を振り回し必死の抵抗を試みる猿を、巨人はゆっくりと持ち上げる。その瞬間、その光景を見ていたカラス達が飛び去った。)ウラアァァァァ!(大地を揺るがすような雄たけびを上げ、巨人は猿を手近な樹へと叩き付けた。短い悲鳴をあげ、その瞬間猿は絶命する。)ウラァ!ウラ!ウラーァァァ!(ずり落ちた死体を、棍棒で、殴る、殴る、殴る。血が跳ね、その匂いを温い風が運ぶ。) [Thu 3 Aug 2006 22:48:57]
◆タタンガ > (突如奇声を上げて、彼の頭上の葉より飛び出す物があった。ゆっくりとそれを見上げれば、それは猿だった。何かの骨らしき尖ったものを両手に構え、巨人の頭上へ突き立てんとし、それは落下する。)…(だが、巨人の眼を抉り出すはずだった骨は何者も傷付けなかった。 上を向いたままの巨人の顔に乗り、眼球に必死で武器を叩き付ける。 背後に伸びる、左腕にも気付かず。) [Thu 3 Aug 2006 22:43:02]
◆タタンガ > (楕円を描いた銀色の頭は、怪樹のトンネルの天井をガサゴソと突っ切り黒い葉を落とさせる。それを不愉快に思ったのか、気にしてすらいないのかは分からないが、丸い眼がカシャンと瞬いた。 その眼は、真っ直ぐ前を向いていた。行くべきところがあるかのように。 のしっ、のしっ。 ずぅる、ずぅる。得物と判断するには大きい、樹の彫刻を引き摺りながら歩く。) [Thu 3 Aug 2006 22:34:48]
◆タタンガ > (ゆっくりとしたテンポで響く足音に、枝に三匹並んだ一つ目の奇妙なカラスが首を傾げた。二の腕ほどもあろうかという黄色と黒の巨大なヒルが鎌首を擡げ、首を伸ばす。巨人の裸足に食らいついたが…その一瞬後、踏み潰されて黄色い体液を弾け飛ばせた。) [Thu 3 Aug 2006 22:31:50]
お知らせ > タタンガが来ました。 『(のしっ、のしっ。)』 [Thu 3 Aug 2006 22:28:07]
お知らせ > カタリナが帰りました。 『( 糞の詰まった腸まで美味そうに喰らった。 )』 [Thu 3 Aug 2006 12:48:43]
◆カタリナ > ( しかし悪魔の生命力もこれまで―― まるで最後の使命を果たし満足したかのように死を迎えた。無論、悪魔の心の中は最後まで絶望と恐怖に彩られていたが。 ぐぼッ、と腰を引き抜くと精液が逆流し糸を引いて地面に落ちる。カタリナは血で汚れた舌でそれを舐め取ると、ケタケタと笑った。 そして…… 食事の続きである。ばきばき、ごりん、ずぶ、むしゃむしゃ、ばき、ぎりり、くっちゃくっちゃ。そんな音が暫しその場に響いた。 ) [Thu 3 Aug 2006 12:48:13]
◆カタリナ > ( 捕食しながらの性交はカタリナにとって最高の快楽である。がぶ、と相手の下あごに噛み付くと捻るように力を加え骨ごとそれを食いちぎった。くっちゃくっちゃと血の雫を悪魔の顔に落としながら、ぐにゃりとその眼が嬉しそうに歪む。 生命の危機に瀕したとき子孫を残そうとする本能は悪魔とて同じなのか、死に絶えそうになりながらも捕食された悪魔の精液は衰える事無く、今7回目の種を吐き出した。種はカタリナの中で新たな命を紡ぎ、人間よりずっとずっと早く母体から産まれ出でるだろう。 それもすぐに母親に食われてしまうわけだが。 ) [Thu 3 Aug 2006 12:45:40]
◆カタリナ > ( 触手のようにずるりと伸びた舌が、まるでディープキスするかのように組み伏せた相手の口に侵入し、そこから脳髄を貫いて地面に貫通していた。下級とはいえそれなりの生命力を持った悪魔は痛みと絶望に身を捩り、くぐもった悲鳴を上げた。 血が流れ出る。意識が遠のく。悪魔は死を目前にした時、一体何を考えるのだろうか。残してきた家族が居たら彼らの事を考えるのだろうか?妙に悟ったような態度で自分の死を慰めるのだろうか?まるで人間のように。 ) フ、フアァアアァ――…… オ、オ、オオ、ンン オオオ――っ ( 馬乗りになったカタリナはそんな事をこれっぽっちも考えたりはしない。獲物の男根を咥え込みながらただ腰を振っていた。恐ろしい事に快楽を感じているらしい、獣のような声にその色が混じっている。 ) [Thu 3 Aug 2006 12:41:27]
お知らせ > カタリナが入室されました。 『捕獲した。』 [Thu 3 Aug 2006 12:34:23]
お知らせ > シュラムが帰りました。 『相手が見えなくなってから、その蟲を味わった』 [Thu 3 Aug 2006 00:13:17]
◆シュラム > あぁ! 想像したら腹が減ってきやがった。 (美味いものが食べられる、そんな想像を打ち砕くのも、また食欲。 空腹を感じた泥人形は、メイドの言葉を聞きつつも、その腕の先の鉤爪で、苔生えた樹の肌を毟り取り、そのまま裂けた口へと放り込む。)(そして裂け目は閉じられて、バキリ、と木を砕く音が何度か響く。) 足゛りねぇ (口は塞がった筈なのに、くぐもった泥人形の声はでる。 そして足りないと言いながら、また樹の肌を毟り取ろうと。) あ゛ぁ、じゃあな、向ごうで遭うかも゛、な! (再度伸ばされた腕は、動きを止めて。 どこに行くとも知れぬ相手に、別れの挨拶を告げる。去る姿と、地面に置かれたものに、それぞれの目を向けて。) [Thu 3 Aug 2006 00:11:56]
お知らせ > ニイが退室されました。 [Thu 3 Aug 2006 00:06:45]
◆ニイ > 期待できる、楽しみ――お、おそらくはそのとおりかとぞんじます(相手の笑み声をきけば、笑いがうつったかのように、くす。笑みをこぼす。)ええ、オレ様が無事ヒトの世界に着かれることを、そ、そこでのひと時が楽しいものとなりますよう、私も願っております…。で、では…私はそろそろ失礼を…そのまえに(そっと地面に何かを置く。葉にくるんだ掌二つ分くらいのなにか。なかには、甲虫の類を干したものが入っている) イーディス蟲の天日干し―アマウラ風でございます、つたない手料理でありますが、よろしければ、どうぞ――それでは―(体を起こし、頭を下げると移動し始める。緩やかなしかし着実な足取りで。) [Thu 3 Aug 2006 00:03:11]
◆シュラム > そりゃ、期待できるってぇわけか! (メイド―泥人形はそう認識できているわけではないが―の言葉を聞けば、泥人形は、狂喜の声を上げ、ごぽり、ごぽり、と、のどを震わせて笑う。その、笑いには見えぬ笑いにあわせて、口からは涎のように黒ずんだ泥が零れ落ちる。 泥人形には『人』がどんな生き物か想像つかないが、『美味いもの』と認識して。) ぞいつは、そいづは、楽じみだぁ。 こう゛なったら『ヒトのセカイ』に行ぐしかねぇ゛ (口から、泥とともに、笑いとともに零れ出るのは、悪意に満ちた貪欲な食欲。) [Wed 2 Aug 2006 23:51:37]
◆ニイ > はい、お、オレ様――わ、私自身は人の味の味を存じません。し、しかし、人の味、歯ごたえ、いけづくりで召し上がったときの反応、ヒトのそういった部分を大変評価する方もいらっしゃるとか。 わ、私自身もぜひ、ヒトとお会いしたいと―(そこで言葉を区切る。口を閉じ。言葉を捜すように)―そ、それがいかなるものか、ふ、踏みつけるべき弱者でしょうか、調理すべき食材でしょうか―戦うにたる戦士でいらっしゃるのか――どのような方でい、いらっしゃいますか、た、楽しみにしておりますの(口元がゆがむ。つりあがる。目が細められる。その瞳に浮かぶは狂気――けれど、狂気はすぐに消え、穏やかな笑みへと)ええ、た、たのしみにして、いるのです [Wed 2 Aug 2006 23:37:31]
◆シュラム > (向かい合っている相手、とりあえずその大きさから餌ではないと判断をしている。 力がなければ生き残れぬこの地では、最低でも体の大きさ相応の力はもっているはず故に。)(『オレ様』傍から聞けばものすごいことになっているが、泥人形は気にしない。気にできるものでもない。) ああ、なんかそんなこと聞いてたなぁ (こことは違う世界。ヒトと呼ばれる生き物がいる世界。 ついこの前、乾いた台地へと足を向けてみた理由のひとつ。) ヒトは、美味いのかぁ? (何が気になる、と言えば、そんなもの。 ヒト、がなんであるかは知らない。相手は、自分の知らない『人の世界』のことを知っているのかもしれないと、疑問を口に。 そして、その顔は、相変わらず裂けた口があるだけで、泥には表情と言うものがない。) [Wed 2 Aug 2006 23:28:29]
◆ニイ > お、オレ様ですか。か、かしこまりました(相手の言葉に首を小さく縦に。)じ、ジナイ半島がどこか――わ、私も存じ上げないのですけれども――お、多くの悪魔の皆様方がおっしゃいますには、そこで人の世界への扉が、ひらきますとか。ええ、ぱっかりと開くとか。そ、そういうわけで、そこへの道を探しているのですけれども(相手がこちらをにらんでいるような雰囲気をうけとったのか、声色をやややわらかく。ジナイ半島へのことがらを困ったような笑みを浮かべてみせながら。 声色や笑みは演技なのか、本心の発露なのかそれ自身にも理解していない。理解していないままに言葉を連ねる。) [Wed 2 Aug 2006 23:16:51]
◆シュラム > 俺は、俺だミスタじゃねぇ。 ―で、ジナイハントウ? どこだぁそこは? (泥人形、知能もあって、会話も可能であれど、語彙は少なく。また、地名など、固有名詞の類をまともに認識していない。 ゆえに、その地を知っていたとしても、その地の名を知りはしない。 今さっき潜んでいた泥沼も、この樹海のほかの場所にある泥沼も、結局『泥沼』でしかない。)(結局、にらみ合いに近い格好のまま、会話を始めることに。) [Wed 2 Aug 2006 23:08:29]
◆ニイ > (PL:背筋を伸ばした市井>姿勢 ごめんなさい) [Wed 2 Aug 2006 23:02:23]
◆ニイ > お、俺という一人称をお使いになる――や、やはりミスタでしょうか。い、いいえ、私はジナイ半島を目指して道を歩き、お話をさせていただいたのみでございます。ご、ごりっぱな紳士淑女の方々に不利益をもたらそうなどと―とんでもございません。(丁寧な口調。おびえもなく、不安もなく、言葉を連ねていく。こちらも相手の出方を伺うように、膝のまえで両手を合わせ、背筋を伸ばした市井のまま、動かない。顔も固定したように相手に向けられている。) [Wed 2 Aug 2006 22:56:17]
◆シュラム > (此方へと向き直る姿を見つければ、そのままゆっくりと、泥まみれ―泥そのものの、全身を樹の陰より露にして。 泥の奥の赤い球、この泥人形が目としているものの一つで、お辞儀をする人型を捕らえ続けて。 もう一つの球は、主に頭部後方を不規則に動いて。) ぁん? 俺が喰らうはずだったものでも、逃がしたか? (いきなりかしこまった口調で話し始める相手に、泥人形は少々毒気を抜かれながらも、ここで何をしているのか、己に不利益をもたらしに来たのか、と。) そうだったら、代わりになるものでも貰おうかぁ。 (泥人形は、様子も見ることにした。どしり、と安定させるために足を僅かに開いて。 口調が強気になっているのは、慣れた場所ゆえ、か。) [Wed 2 Aug 2006 22:48:29]
◆ニイ > (声が聞こえた。最低限の動きで体をそちらに向ける。 身をせり出している存在に気がついた。 両手を膝の上にあわせ、頭を下げる。きっちり四十五度に。その間も視線はそれよりはずれない。頭を上げれば、口をゆっくりと開く。)――わ、私は、ひ、人型をさせていただいております、い、卑しきものでございます。お、おさがわせをいたしておりましたらお詫びを―ミスタ?いいえレディ?(どもっているのは恐れているからではない。表情も声色も穏やか。 せりふの最後では考えるような顔をして相手の体を見つめた。) [Wed 2 Aug 2006 22:32:31]
◆シュラム > (牙の覗く口の上では、黒茶けた泥の中を、僅かに赤く光る二つの球が、一箇所に留まらず動いて―否、そのうちの片方は、樹海の奥より聞こえた声のほうへと、向けられて、固定された。) なん、だ? (開きっぱなしとなった、口腔の奥より、呟きをもらして。泥人形は、樹の陰から身をせり出す。 その先に何がいるのか、確認をするために。) [Wed 2 Aug 2006 22:24:59]
◆ニイ > こ、今晩は――(言葉は、しかし、岸に上がろうとする存在に向けられたものではなかった。 シュラムが向かう樹から十数メートル前方、十分に視認できる距離で――狼のような四足獣と向き合うメイド服の女――)お、おそれながら、ジナイ半島へは――(獣は、女の言葉を理解せず、そのまま、背を向けて逃げてしまった。泥人形の気配にも気づいたのかもしれない。)こ、困りました――と、とても――あら?(そこで、新しく増えた気配に気づいたように首を動かす。しかし、いまだ、その気配の主がどこにいるかは気づいていない。) [Wed 2 Aug 2006 22:16:46]
◆シュラム > (あの、もがく鼠を喰らったのは、この泥人形。 泥沼に潜み、獲物を待ち、狩る。常にそうしているわけではないが、泥人形が得意とする狩の一つである。 もとより柔軟な体は、泥沼に入ればその形を完全に隠せ、半ば同化するようにして、自由に動ける。 さすがに、この泥沼全体を体にするほどの力はないが。) あ゛んな、乾いたところは、真っ平ごめんだ。 (樹へとたどり着けば、泥人形は幹へと腕をつき。その顔に、横に亀裂を走らせた。人の口あたりの場所に開いた暗い裂け目からは、体の泥よりも暗く、黒い、牙が僅かに覗く。) [Wed 2 Aug 2006 22:14:49]
お知らせ > ニイが入室されました。 [Wed 2 Aug 2006 22:09:26]
◆シュラム > (岸の手前で、その声の主は全貌を現す。) や゛っぱ、ごっちのが美味い飯にありつげるなぁ (其れは、その泥沼が、そのまま人の形を取ったような、姿。浮かび上がるようにして、全身を泥沼の水面へ出してから、鳥のような足で、ぬかるむ岸をつかんで。 そのままゆっくり、ぐちゃりぐちゃりと足音を立て、足跡をつけて、近くに生えている樹へと向かう。) [Wed 2 Aug 2006 22:01:34]
◆泥沼 > (そして、僅かな後に。泥沼には、ばきりぼきりと、硬く細いものが砕ける音が木霊した。) (そして、木霊する音も、直になくなり。 変わりに、盛り上がった泥から、声が漏れ出す。) あぁ゛、うめ゛ぇ (くぐもった声とともに、泥はさらに盛り上がり。ゆっくりと岸に向かって滑り始める。 ぬめる泥を、掻き分けるようにして、その泥は動いて行き。) [Wed 2 Aug 2006 21:53:34]
◆泥沼 > (そうして、鼠の体が半分以上泥に埋まり。動かす四肢も泥の下。)『き ぃ 』(諦めたのか、力尽きたのか。鼠の鳴き声も小さくなったとき。 不意に鼠の周りの泥が、盛り上がる。鼠を中心にして、何かが泥沼の奥底より競り上がってくるように。 腐臭を包んだ気泡とは、また違う其れは。 鼠の周りを囲うように盛り上がって行き。)『ぐぱり』(そんな音とともに、鼠を飲み込んだ。 そして、中からは、か細い鼠の鳴き声が僅かに漏れ出した。) [Wed 2 Aug 2006 21:45:26]
◆泥沼 > (その生き物は、岸から落ちたのか、はたまた生い茂る木の上から落ちてきたのか。 甲高い鳴き声とともに、短い四肢をばたつかせている。)『キィ!』(しかしその体は、僅かに揺れるだけ。 もがく足は、泥の中へすべりこみ、底の見えぬ沼に、徐々に呑まれていく。 動けば動くほど、鼠は泥に呑まれ。叫べば叫ぶほど、鼠の体力は奪われる。) [Wed 2 Aug 2006 21:40:05]
◆泥沼 > (どろりとした濁りが溜まり、異臭―否、この場所においては其れが当然となった、腐臭―を放つ、黒茶けた沼。 底を見ようとしても、1cmも奥が見えぬ水面。 時折、腐臭を溜め込んだ泡が浮かび上がり。何処に流れてゆく場所があるのか、その表面は僅かに流動する。)『ギギィ!』(そんな泥沼の中、見分けのつきにくい岸の近く。 一匹の鼠に似た生物が、悲鳴を上げている。) [Wed 2 Aug 2006 21:34:08]
お知らせ > 泥沼が入室されました。 『其れは樹海にあるうちの一つ』 [Wed 2 Aug 2006 21:28:18]
お知らせ > ル・モンドが帰りました。 [Tue 1 Aug 2006 23:10:07]
◆ル・モンド > (黄金樹の下,根に座った女はホゥと小さなため息をついた)セッカク,堕落させたのにネ。(背でさらりとオリィブカラァの髪が揺れ,)誉れ高き歌姫も,コレで終わりか…ァ。(ザンネン,とハァプをそっと血の泉に手放そゥ。水面にタプンと波打って水底へ―――…,骸骨が何千と沈む水底へと堕ちていった) [Tue 1 Aug 2006 23:09:27]
◆ル・モンド > (額に揺れるルビィの飾は,旋律を彩る踊り子のよゥ。つるりと光る爪先がまた,琴線に触れェ,)ー…ァァ。(ふと,止まった)イヤだわ。やっぱり,ズレてるのね。(ふゥと,黒耀双眸が瞬きすればハァプの飾髑髏を眺めた。違ゥ,)千年…,もった方カシラ?(このハァプ自体が,人骨でできていた) [Tue 1 Aug 2006 23:01:49]
◆樹海 > (泉が在った。果実のよゥに熟れた空の色を映したのか赤い赤い泉が――…,否,辺りに香るのは血の其れ)ー…♪(水面は鏡のよゥで。音だけがただ,鼓膜を小鳥のよゥに震わせた。泉のほとりに樹がある。幹も根も葉すら黄金でできた樹より,まるで乙女の唇のよゥな赤い赤い林檎が垂れていた。其の下,)_____...... (ハァプを奏でる女が居た) [Tue 1 Aug 2006 22:53:17]
お知らせ > 樹海が来ました。 [Tue 1 Aug 2006 22:43:31]
お知らせ > エレノアが帰りました。 『( 巨木の倒れる音がした )』 [Tue 1 Aug 2006 20:11:13]
◆エレノア > 問う。 現時点より72179秒以内に、貴方の近辺を通過した紅いスーツの紳士はあるか? 3秒以内に回答を。 カウントスタート… 3… 2… 1… [Tue 1 Aug 2006 20:10:38]
◆エレノア > ―――失礼した。 ( 難なく運んでいた巨大なトランクを置いて、スカートの裾をつまむように礼をする。 それと知っていれば、その枝に止まる事は無かった。 …が、その間にも地面からは根が、枝葉の間からは蔓が飛び出し、捕らえたとしても喰らうのは難しい人形を捕らえようとして… その殆どを両腕で抜かれた二振りの、装飾的な長剣が切り払う。 魔界の挨拶? きっと違うけど ) [Tue 1 Aug 2006 20:07:12]
◆エレノア > ( 『人界への門が開かれる』 その情報を得て先に発った主を追って一日。 どれ程遅れようと『焦る』事は無いけれど、『急ぐ』事は知っている。 せわしなくすれば優雅さに欠けてしまうとは言え、着替えの一つも用意出来ぬまま72138秒が経過しているというのは十分な遅延で ) ―――。 ( 何事も無かったように次の跳躍へと移ろうとした瞬間。 頭上に影が差す。 牙の並んだ巨大な二枚貝のような葉が、蔓を伸ばしてそこで口を開けていた ) ―――。 ( 予定していたのとは異なる方向へ身を躍らせるのと同時、今まで立っていた枝はとりもちのような樹液を分泌し、一拍遅れて葉が空を切る ) ―――。 ( ズシャ ッ! 身を捻って、重たい音で着地した地面。 止まっていた枝の幹には、洞のような目と口、この『魔物』の顔があった ) [Tue 1 Aug 2006 19:54:57]
◆エレノア > ( 樹海を文字通り『海』として捉える樹上へ跳び上がり、周囲に同様の行動を取る『紅いスーツ』が無いかを探り、自身の重量に耐え得る枝を定めて着地… それらの動作は滞りなく行われ ) ―――。 ( 着地の瞬間を狙って、『喰えるモノ』と『そうでないモノ』の区別すら付けられぬような小鬼が飛び掛って来たとしても ) ―――。 ( 腰の長剣が翻るのみ。 返り血を浴びぬよう計算された斬撃に、あえなく闇が口を開ける地面へと飲み込まれて行く小鬼を見送る事すらせず、剣を拭って鞘へと納めた ) [Tue 1 Aug 2006 19:27:32]
◆エレノア > ( 先日、その主がそうしたように。 焦げたニオイのする樹海に品の良い香水の香りを紛れさせ、枝から枝へと飛んで渡る影がある。 紅く照らされるようなある時の魔界の空に、白と黒のエプロンドレスをはためかせながら ) ―――。 ( 太目の枝を選び、 ズン ッ! と細身な印象と異なる音を響かせ着地し、次の動作へと移るほんの一瞬の間に、着衣や髪の乱れを整える事を怠らない ) [Tue 1 Aug 2006 19:11:15]
お知らせ > エレノアが入室されました。 『( 樹上を跳ねる、トランクを携えた給仕服 )』 [Tue 1 Aug 2006 18:56:40]
お知らせ > サクリファイスが退室されました。 『ハレルヤ!』 [Tue 1 Aug 2006 14:57:56]
◆サクリファイス > 人間の血はどのくらい美味しいのかなぁ? (口をハンカチで拭いながら、サクリファイスは楽しそうに呟く。真っ白な歯を血で真っ赤に染めて、ニィと笑う) 楽しみだ、凄く楽しみだ!大地にはびこる人間たちを喰らうのは、凄く楽しみだ! (飛び上がる。木の枝に着地したのなら、散歩の続きをはじめようか・・・・) [Tue 1 Aug 2006 14:57:45]
◆サクリファイス > (ゴブリンの血を拭い落としてさやに収めて、サクリファイスはゴブリンの死体を持ち上げるとその傷口に口を当てた。 喉が鳴る音がして、結果ゴブリンの死体は干からびてゆく・・・後の2匹も同様にミイラ状態となった) ちぇっ・・・・・やっぱりゴブリンは美味しくないや やっぱり悪戯妖精(フェアリー)とかにしときゃよかった・・・ (ゴブリンの死体を蹴飛ばして、サクリファイスはつまらなそうに呟く) [Tue 1 Aug 2006 14:38:37]
◆サクリファイス > (ヴァイオスの眼)(鈍い光が弓を引くゴブリンに襲い掛かる。がしかし、ゴブリンに外傷は無い。) さぁ、撃ってご覧よぉ 僕の心臓はここだよォ? (トントンとゴブリンの血のついた剣で自分の胸を指す。 ゴブリンは弓を射ない 否 射れない。 弓を引く手が硬直して動かないのだ。動揺するゴブリンに、容赦なく左の双剣を叩き込む) ハレルヤ!キミの生涯に悔いが残らないことを! [Tue 1 Aug 2006 14:28:31]
◆サクリファイス > ハレルヤ! (ズン。 そんな鈍い音を立てて、右の双剣はゴブリンの額に突き刺さる。 もう一匹のゴブリンはこちらに向って弓で矢を射ようとしている。)無駄だよぉ、矮小な悪魔さんたちぃ (虫の羽ばたくような音がしてサクリファイスの目が光った) [Tue 1 Aug 2006 14:24:18]
◆サクリファイス > (ぴたりと足を止める。 眼下・・・つまり、いまサクリファイスが立っている木の下には矮小なゴブリンが3匹) アハッ♪ハレルヤ! (双剣を抜き放つと、枝から飛び降り一気に下降する。そして着地。狩りの途中だったのか、ゴブリンたちは驚いた様子でいきなり落ちてきたサクリファイスを見る。) アハッ♪アハッ♪ 狩られる側の気持ちはどうかな? ハレルヤ!(その言葉と同時に、一番近くのゴブリンの首を跳ねる。ようやく自体が理解できたのか、武器を抜くゴブリンたち・・・・でももう遅い) [Tue 1 Aug 2006 14:20:41]
◆サクリファイス > (枝から枝にぴょんとジャンプして。それはまるで散歩のよう・・・ 昨晩、伝えられた情報だと魔界の門が出来たらしい) 面白い!面白すぎるよぉ 人間がいっぱいいるんだろぅ?アハッ♪ そう言えばワインて言う飲み物もあるらしいじゃないか、いいなぁいいなぁ 一度は飲んでみたいなぁ 美味いのかなぁ?血よりも美味? アハッ♪アハッ♪楽しみ〜♪ ハレルヤ! [Tue 1 Aug 2006 14:08:58]
◆サクリファイス > 今度魔界の門が開くらしいねぇ。めでたいなぁ!ハレルヤ! あっちには人間がいっぱいいるのかなぁ?いるんだろうなぁ! (一匹の悪魔が楽しそうに語る。特に誰に語ると言うことでもない。いわゆる独り言。でも凄く楽しそうに悪魔は語る) [Tue 1 Aug 2006 14:02:40]
お知らせ > サクリファイスが来ました。 『アハッ♪』 [Tue 1 Aug 2006 13:59:54]
お知らせ > 雪白が退室されました。 『(ふふふふふふ。ああっ、楽しみっ。早く、早く食べたい──。)』 [Tue 1 Aug 2006 01:52:55]
◆雪白 > (食事を終え、べろりと口の周りに付いた血を舐めとる。) ふふ、そうね。そのためになら、誰かに協力するのも悪くはないわね。 ……案内、ね。時間がかかるかもしれないけど、まあ、その内着くでしょう。 (動物の妖怪だから、それなりに勘は鋭いのかも知れぬ。狐は噂の真偽を確かめるために、樹海の半島の方向へと、紳士と共に歩いて行った。) [Tue 1 Aug 2006 01:51:38]
お知らせ > グドルフが帰りました。 『(めぐりめぐってきた異界への期待は、嫌がおうにも膨らむというものだ。)』 [Tue 1 Aug 2006 01:43:45]
◆グドルフ > 私は満足のいくディナーを堪能できれば、それでいいのだがね。 ( やれやれ、と肩をすくめて笑う。 ) 雪白、か。分かった、ほめ言葉はおいておこう。せっかくめぐってきた異界への旅路だ。共に楽しもうではないか。 ( そういって目を閉じると、静かに雪白の食事が終わるのをまった。小鬼の金切り声にも似た最後の悲鳴を聞き届け、食事の音がやむまで待つ。 ) もし文献にかいてあることが事実だとすれば、近しいうちにもっと美味い新鮮な肉が味わえるだろう。人間の世界、か。さて、いかほどのものか。――では、案内を頼むよ……雪白。 ( 背中を木の幹から離すと、あとは雪白の案内にしたがって歩き出そう。 ) [Tue 1 Aug 2006 01:42:56]
◆雪白 > ええ、きっと美味でしょうね。私は少年以外食べるつもりはないから、貴方は幼女でも試してみるといいわ。 (勝手に紳士をロリコンに仕立て上げようとする狐。自分の獲物が減っては堪らないと、そんな思惑が裏に。その後の彼のアドバイスを聞くと、ふんっ、と顔を背ける。ちょっと悔しいのだろう。紳士は狐が持ちかけた話を受け入れ、自己紹介を始める。) グドルフ、ああそう。──私の名は雪白。…ああ、名前を褒めたりしなくていいわよ。貴方の褒め言葉は何だか背中がかゆくなるわ。 (図々しくしかも失礼なことをぬかす狐。「じゃあそろそろ食事に移らせてもらうわよ」と言って、踏みつけていた獲物に取り掛かる。瀕死の小鬼は、前足を退けられると小刻みに震えた。それを狐は、まず足先を咥え、バリバリと食べはじめた。小鬼はか細い悲鳴を上げながら腕をビクリ、ビクリと震わす。構わず狐はバリバリと食しながら、(すぐに食べていればもっといい悲鳴が聞けたのに)なんて考えていた。──そして、しばらくの時を経て、食事は終わった。後に残ったのは血溜まりと、口の周りと前足を真っ赤に染めた狐。そして一人の紳士。) [Tue 1 Aug 2006 01:34:32]
◆グドルフ > ( 食べる、という狐の言葉を聴けば、楽しげな笑みを浮かべる彼女の生き生きとした目を見つめていた。 ) ふむ――柔らかくて美味、という話も聞いたことはある。紳士のディナーにふさわしい食材になるか、試してみるのも一興か。 ( もちろん、狐が考えているようにそのままバリバリ食べたりはしない。人間を部位ごとにきり分けて、それぞれのうまみを引き出すメニューをつくるのである。 ) うむ、まずは事実確認が先決だな。人間界がどのようなところかもまだはっきりしていない。これは私からのアドバイスだがね、レディ。楽しみを最大限に味わうには、やはり情報収集と綿密な下準備が肝心だよ。 ( 鼻の下に蓄えた髭を指でひとなでして笑う。 ) これはこれは――願ってもないことだ。聡明で、かつ心の広いレディに出会えるとは――私も運が良い。ぜひご一緒願いたい。 ( 優雅に一礼をすると、付け加えられた言葉にうなずき、近くの木に寄りかかって待つことにした。 ) せっかくの機会だ。よろしければ、貴女の名をお聞かせ願いたい。私はグドルフ。魔界のジェントメンだ。以後、よろしく。 ( 渋い笑みを浮かべつつ、自己紹介。 ) [Tue 1 Aug 2006 01:14:56]
◆雪白 > (もちろん、襲い掛かったりはしない。──獲物が逃げてしまうから。まあ、ここまで痛めつければもう逃げる力も無いだろうが。──度量を測られていたなど考えもせず、「早く食べたい」で頭がいっぱいの狐。) ふふ、人間ね。書物でしか見たことしかありませんけど、大変やわらかくて可愛らしいそうよ。ふふ、ふふふふふふ。 (ああ、早く食べてみたいわ。と、男とは随分違う動機である。彼の話を聞くと、ふうん、としばし思案し。) それもそうね。散々準備した挙句人間界に行けない、なんてことが解ったら──。 (想像にギリッと牙を鳴らす。何て腹の立つ想像!) あら、そう。それは大変ね。 …………。 食事の邪魔をした者に協力するのは不本意だけど、一緒に行ってあげましょうか?私も話を聞いて確かめに行きたくなったわ。 (そんな話を持ちかける狐。最後にこう付け加える。) 私の食事が終わるまで待ってくれるなら、のお話ですけど。 [Tue 1 Aug 2006 01:01:30]
◆グドルフ > ( 狐の怒気が見る見る膨れ上がっていくのが分かる。けれども、すぐさま感情に任せて襲い掛かってこないところから、無粋な獣とは確かに違う。グドルフはわざわざ遠まわしに話を進めつつ、相手の度量を見定めようとしていたのである。 ) やはり、貴女もあちら側の世界に興味がおありか。私もいけるものなら門をくぐり、異界というものを見てみたいと思っている。人間――といったかね。確か、そんなようなものがあちら側の世界にはたくさんいると聞く。 ( そこならば、もしかしたらん出会えるかもしれない。己を満足させてくれる戦士に。 ) そういうことだよ、聡明な狐のレディ。人間界に行く準備というのならば、まず本当に門が開いたか、そこを安全に通ってあちら側へいけるのかを確かめてからでも遅くはあるまい? ( ふっと小さく笑って、続く狐の言葉には、なるほどとうなずいた。 ) さて、困ったな――そうやってもうかれこれ3回も出入りを繰り返している。恥ずかしい話だがね。 [Tue 1 Aug 2006 00:47:06]
◆雪白 > (汗をぬぐったりして、すぐに本題に入らない男にまたイライラをつのらせる狐。爪は既に小鬼の胸に食い込んでいる。「そんな服を着ているからですわ」なんてボソッと呟いた。紳士然とした様子に、なんとかギリギリ我慢しながら話を聞く。) ……もちろん、存じてますわ。人間界に行けた時のために、今から腹ごしらえしてるとこでしてよ。 (未だ味わったことのない人間の少年に想いを馳せて、僅かに機嫌が良くなった様子) そう、私は嬉しい噂を無条件で信用していたけれど、言われてみれば本当の話かどうか解ったもんじゃないわね。 (しかしその後の質問には、首を曲げて。) 道を教えてと言われましてもね。こんな樹ばかりの場所では、目印なんてとても思いつかないわ。この森から出たことはたまにしかありませんけど、自分の感覚を信じて真っ直ぐ歩いていればいつかはどこかに出ましてよ。 (さらりと狐は冷たいことを言う。) [Tue 1 Aug 2006 00:37:55]
◆グドルフ > (機嫌の悪そうな相手の睨みを受けても、眉ひとつ動かさない。ただじっと、眼前の光景を見つめている。狩りの最中だったのだろう。踏みつけられる小鬼には、哀れみの目もくれず。魔界において、強きものが弱きものを捕食するのは当然の道理だからだ。 ) どうもこの森はしめっぽくていかんな……。 ( ちら、と周りを見渡し、内ポケットからハンカチを取り出すと、軽く首筋の汗をぬぐう。 ) 失礼を許してくれ、狐のお嬢さん。ただ、用があって食事の邪魔をしたのは事実だ。 ( 小さく一礼をすると、低く太い声で語る。 ) さて、君は魔界の門が開いたという話は知っているかね? 噂は私も小耳に挟んだのだが、実際に現物を見てみないことには納得しない性分なのだよ。ところがこの樹海は、しばしば方向感覚を狂わせてくれる。よければ半島へ抜ける道をお聞かせねがいたいのだが。いかがかな? [Tue 1 Aug 2006 00:23:25]
◆雪白 > (ジッと気配を探っていると──見つけた。真っ赤なスーツの中年がこちらへと飛んでくる。なかなかに素早い。もしあれが戦闘を仕掛けてくるのだとしたら、獲物をくわえたまま逃げるのは難しそうだ。少しだけ様子を見ようと判断し──しかし機嫌は目に見えて悪くなっていく。男が着地すれば、もの凄い目つきで睨んだ。) ええ、ええ。もの凄く邪魔ですわ。何か御用でもおありかしら。私はいつでも食事を最優先にしたいので、大した用じゃないならまたにしてくれません? (相手の様子からすぐ戦闘に持ち込むつもりではなさそうだと判断し、そんな口をきく狐。ギリギリと、小鬼を踏みつけている前足に力をこめた。小鬼は何かもう息も絶え絶え。) [Tue 1 Aug 2006 00:13:37]
◆グドルフ > (空中で軽やかに身をひねり、寸分たがわぬ動きで足から着地する。ゆっくりと立ち上がると、グドルフは相手を一瞥した。 ) ――ふむ、食事中であったか。邪魔をしてしまったかな? ( 腕組を解いて、厳かにたずねる。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:03:53]
◆気配と音 > (魔界の住人ならば、目を凝らして見上げれば視認できるだろう。赤いスーツを身に着けた筋肉質の男が、腕組をしたまま鮮やかな動きで枝から枝へ、時折幹を蹴って方向を変え、あなたのほうへと向かってくる。 ) 気配はこちらからしたようだが、さて―― ( ちら、と下を見れば、九尾が見えて――片方の眉を軽く上げると、男はなれた動きで降下した。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:01:47]
◆雪白 > (上だ。どこかの樹の上か?何者だ。私の食事を邪魔する気だろうか。) ちっ! (舌打ちをした狐は、とりあえず小鬼が逃げないよう前足で踏みつけておいた。) [Mon 31 Jul 2006 23:57:44]
◆気配と音 > (それは何かが飛翔するがごとく、枝から枝へと飛び移るような音だった。それが太い枝を軽やかに蹴って進むたび、枝がしなる音と葉がこすれる音が森に響く。 ) [Mon 31 Jul 2006 23:54:07]
◆雪白 > (狐の口に腕を挟み、彼女は首を振るようにして小鬼の体を何度も樹に叩きつける。バンッ!バンッ!バンッ!──そんな鈍い音が響き、小鬼はしまいに血を吐いた。それを見て、狐は口から小鬼を放した。) くすくすくすくすくす。可哀想だからそろそろ食べてあげよっかなー?どうしよっかなー? (楽しそうに言って、そして、何かの気配にハッと顔を上げた。) [Mon 31 Jul 2006 23:53:17]
お知らせ > 気配と音が入室されました。 『(力強く生い茂る木々の枝を蹴って、移動する音)』 [Mon 31 Jul 2006 23:51:02]
◆雪白 > (解けた帯が尾になり、女は正体を表わす。──九尾の狐は、尾の一つを掴んでポカンと口を開けた小鬼に対して、にいいいいいっと不気味な笑顔を見せた。) うふ、あは、あははははははははっ!! やーいっ、引っかかったあー! (言いながらガシイッ!と小鬼の細い腕を掴み、そのまま──側の木に叩き付けた。小鬼が悲鳴をあげる。) [Mon 31 Jul 2006 23:47:31]
◆女 > (薄い着物を纏った女が、森の中を歩いている。しばらくすると、ふらふらーっと、樹に寄りかかった。) ────。 (少し時間が経ち──ガサガサッという音。ひょっこりと、小鬼が顔を出した。女を見つけると、小さく歓声を上げて言った。「何やら美味そうな獲物が居るぞ!俺が喰ってやろう。喰ってやろう」それを聞いた女、震えてみせながら言う) あ、嫌……食べないで……! (タッと駈け出さんとした女。その着物の帯を、小鬼は掴んだ。「待て。待て。逃がさぬぞ」そして、彼が帯を引っ張って女を引き寄せようとした瞬間) [Mon 31 Jul 2006 23:44:32]
お知らせ > 女が来ました。 『(ハア…ハア…ハア……)』 [Mon 31 Jul 2006 23:42:12]
お知らせ > ブスシが帰りました。 [Mon 31 Jul 2006 06:10:02]
◆ブスシ > (下賎なものには恐れ多すぎる王すらも、かの地で滅びてしまったらしいのだから) 力がはいらんというはなしも聞くが、どうしたもんかねぇ……。 (ともかく、今は食事で力を蓄えよう、ふたたび、倒木の中で音を立てる幼虫を探して、かりかりと爪で引っかいていって……) [Mon 31 Jul 2006 06:09:59]
◆ブスシ > (しかし、此方からいけるようになったのは、非常にいいことだが、向こうから此方に来ることも可能なのではないだろうか? 噂に聞く、どんな優れた固体も許さない、団結力の強さを思い浮かべて、眉根をひそめた) [Mon 31 Jul 2006 01:46:40]
◆ブスシ > (がりがり、と赤紫色の爪で腐った倒木を引っかき、中に潜んでいた白い大きな芋虫を見つけ出して、大きく口を開けて歯の無い空洞へと放り込む。ごきゅごきゅ、と蟲を咀嚼する顔は人間ではありえない形にうごめいて) はぁ……栄養をつけんとねぇ……。 (風が吹く速さでこの当たり一体に知れ渡った、異界に通じる穴。そして、それが管理、維持されるとい噂。自分のような低級の魔物でも、もしかしたら外に出れるのかもしれない、そんなことを考えてほくそえむ) [Mon 31 Jul 2006 00:59:23]
◆ブスシ > (どんよりとした、水というよりは殆ど粘液といったほうがいい腐れた沼のほとり、倒木に腰掛けているのは一人の小柄な男性) [Mon 31 Jul 2006 00:42:29]
お知らせ > ブスシが入室されました。 [Mon 31 Jul 2006 00:40:08]
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