クロウ城 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > トリスが帰りました。 『槍先で跳ね上げた城の欠片拾ったら、脱出作業へと。』 [Fri 22 Sep 2006 23:46:06]
トリス > (とりあえず今回の元凶が一匹討たれた、ってのは確認できたわけだが。残った連中が、あるいはあの門が、これからどのように動くかは判らないわけだし――何かするにしても少し急いだ方がいい筈。 計画たててられる場所じゃないし、思いついた次第に片付けよう。)そういえば、土産もまだだったわね。  ・・・此処の石でも貰っていくかしら。(何か呪われそうだが。) [Fri 22 Sep 2006 23:44:50]
トリス > ・・・う。(一瞬、天まで届きそうな剣もった艶子あたりが雄叫び上げつつ城解体してる様をおもいうかべてしまった。 首魁が滅べば諸共に崩れ去る仕様、なんて考えも付かぬ以上、自然な発想・・・なのか。 自分でも不安。)・・・・か、考えない方がいいわね。(ほんとに不安。) 不穏な要素もないし―― そろそろ行きましょモコ。 帰るまでが遠征よ。(言葉と共に騎鳥をくるり反転。 折角近道も知っているのだし、今回の英雄どもを此処から無事に帰すお手伝い位は出来るかもしれない。 あとはコーデリアを拾って、あのスキュラっぽい娘を見掛けたら八つ当たりに張り倒そう。 ……意外とまだやるべき事は多いか。) [Fri 22 Sep 2006 23:38:19]
トリス > (軽い音を立てて転がって行く石を追いかけるように探索続行、追いついたらまたキックだ。)とはいえまぁ・・・・どうやったらこんな事が起こせるんだか・・・・(そのうち色々違和感も沸いてくる。 残骸の量と具合からしてそれなりの城だったのだろうが、破壊方法は後から来た奴には只管に謎だ。 巻き込まれたらひとたまりもなさそうだが、出来るなら側で見てみたかったような。) [Fri 22 Sep 2006 23:32:53]
トリス > 先行の皆様に食べられてしまったか。 剣に血も付けずに帰ったと知れれば、ちょっと立場が危ういかしら。 (救援等と言っておいて、今回は安全な背後を追いかけていたようなものだろう。傷の増えてない鎧がいい証明だ。 「不甲斐無い。」とか聞き様によっては途ッ轍もなく不謹慎な台詞のたまって、瓦礫の欠片蹴っ飛ばさせた。) [Fri 22 Sep 2006 23:27:41]
トリス > (騎士なんて身分をしていると特にそうだと思う。 例え其れが敵の物であったとしても、栄華は恒久でないという証を突きつけられるわけだから―― ) ヴェイトスやクリスティアとて、いつかこうならないという保証は無いものね。 それにしても―― (城の跡地を検分するかのように、騎鳥に乗ったままゆっくりと周囲を周回しつつ。) [Fri 22 Sep 2006 23:23:19]
お知らせ > トリスが来ました。 『崩れ去った城を見るというのは、気分が良いものじゃない。』 [Fri 22 Sep 2006 23:21:30]
お知らせ > クーニャが退室されました。 [Thu 21 Sep 2006 23:58:17]
クーニャ > (手にした瓦礫を抱く人形の心からは自害の意思は消え) 艶・・・子・・・ (初めてそこで名前を呼ぶ。決して忘れる事がないようにと。他に仇がいる事を知るよしのない人形は、相手の思惑通りになっているとも露知らずに恨みの矛先を艶子にのみ向ける。そして、一心に相手の事を記憶するのだろう。喋り方、立ち居振る舞い、全てを記憶しようと立ち去る姿が見えなくなるまで見送ったのだった。) [Thu 21 Sep 2006 23:57:49]
お知らせ > 艶子が退室されました。 『( そして私も彼女の名前を記憶に刻んでおこう――。 )』 [Thu 21 Sep 2006 23:55:38]
艶子 > もう一度言う。私の名前は豪天寺艶子。 紅の門より南に向かえ、そこにあるヴェイトスという街に私は居る。 ――私の声、私の姿、よく覚えておくがいい。 ( 同情を覚えた傭兵だが、最後の言葉には思わず口元を僅かに歪ませた。イコトもアイシェもMJも、その恨みの矛先を向けられるべき存在なのかもしれない。だが、告げるのは自分の名前だけ。何故ならこの少女の恨みを自分一人のものにしたい、そんな歪んだ感情が芽生えたからだ。 …これから先は、彼女が決めること。どちらが正しいなんていう事は無い。 背を向けると、傭兵の姿は瓦礫の山の向こうに消えた。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:51:26]
クーニャ > (呼ばれると、片眉を跳ねさせる人形) ・・・そう・・・(相手の矜持など興味はなく。ただ、後悔もないと聞けば剣を含んだ瞳で自分よりわずかに背の高い相手を睨む。しかし続く言葉にはどこか困惑した表情を浮かべ) お心遣い・・・感謝いたしますわぁ・・・(無作法な不法侵入者の中にも、律儀な者も居るのだなと認識を僅かばかり改める。何度か唇を震わせるが、諦めた様な溜息を漏らす) ・・・・・・その時を、お覚悟下さい・・ませぇ・・・?(敵の気遣いにかかるのを屈辱と感じるか、それとも望むところとったかは人形のみが知ること。去る素振りには止めず、寧ろ同胞の行動を制して邪魔をしないようにする。) [Thu 21 Sep 2006 23:46:00]
艶子 > …クーニャ。 ( その名前を胸に刻むように深く、短く、そして静かに呼んだ。 感情を抑えるその様子を見て、ああ、悪魔もこんな表情をみせるのだなと思った。 ) 違う。こうするのが戦士としての私の礼儀だからだ。 お前達の主を討った事に対して私はこれっぽっちの後悔もしていない。寧ろ、立派に戦い立派に散っていったお前の主に対し尊敬の念を抱いている。だが…残されたお前たちの思いを何らかの形で決着をつけさせねばならない。 ( ふ、と昂ぶる気分を落ち着かせるように呼吸を一つ。 ) もうじき門は閉じるだろう。私も元の世界に帰るつもりだ。 …命を懸けてその恨みを晴らしたいと思うのなら、追ってくるがいい。全力で受けて立つ。勿論、主人と運命を共にするのも良いだろう。 …私が言いたいのはそれだけだ。 ( そう言うと傭兵は一歩後ろに下がった。立ち去る素振りを見せる。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:32:50]
クーニャ > (否定されなかった・・・。)・・・(城主はもういない・・・ツライ、苦しい、相手を殺してやりたい。理性的で主を穢す事なくありたい。頭がパンクしそうだ。深呼吸を1つして、無理やりに修めようと努める。) クーニャと申しますわぁ・・・ (意味が分からないと言う様に) 恨みを晴らさせて・・・・・・あなたは、良心の呵責から逃れたいとでも思っているんですのぉ・・・?(ふん、と鼻を鳴らす) [Thu 21 Sep 2006 23:23:34]
艶子 > ………… ああ、そうだ。 ( そう返したあと、少しだけ沈黙が訪れるだろうか。主人を奪われる者の気持ちはどんなものか?怒りや、悲しみや、勿論憎しみも。それがこの私に向けられるということは、どういう事なのか。それを見定めるように片方だけの瞳が揺れた。 昔から覚悟していた事ではある。 ) …… 殺しはしない。危害を加える積もりも無い。勿論、お前達が歯向かってこなければの話だが。 ( 罵倒や、或いは殺意を予期していた。彼らの仲間の一人が飛び出すように、この娘も。しかしそれを静止する声がぴしゃりと場に響いた。 ) だが、主人を奪った者の名前と顔を知る権利ぐらいはあるだろう。そしてその恨みを晴らす権利も。 [Thu 21 Sep 2006 23:15:46]
クーニャ > (切れました・・・) (絶えれば、ついでこみ上げるのは憎悪。) (セツナ、傍に控えていた同胞が1人飛び出しかかる・・・) っから・・、やめなさい・・・!って、言ってるんですわぁ! (カナキリ声に近い叫びでもって、同胞へ近くの土をぶつけるようにしながら止める。怒りを絶えながら) この・・まねかざれる・・・お客様を殺しても・・・・・・・・・・・(城主は帰って来ないだから、と消え入りそうな声で紡ぐ。不承不承動きを止めた同胞を確認してから向き直り) ・・・私を、いえ、私たちを・・・殺すの・・・?(相手へと問うた。) [Thu 21 Sep 2006 23:11:36]
クーニャ > (相手が剣を抜く様子を見せなければ、出方を伺う様にその場で待機する) ・・・・・・・そう・・・ですのぉ・・? (主が居ない事実をつきつけられれば瞳が揺れ、目の端に涙がこみ上げた。それを押し殺す様にして何とか耐え・・・) ・・・・(こみ上げる憎悪。) [Thu 21 Sep 2006 23:08:26]
艶子 > ( 数は一、二、三、四… 五。 多い。相手の技量云々に関わらず、真っ向からやり合うのは得策では無い。もとい刃を交える気は無いが。一瞬その内の一人が飛びかかろうとする気配を見せた時、空いた右手がぴくりと反応して刀の柄に伸びかけたが、制されればそれも止まる。 ) …私の名前は豪天寺艶子。お前達の主クロゥアーテと刃を交え、そして討ち取った者の一人だ。 ( 厳密に言えば止めを刺したのはアイシェとイコトの二人だ。自分が討ち取った者の一人と語るのは、彼ら二人の成果を横取りしたような気分になるが、まあ細かい事はあの二人も気にはしないだろう。各々の努力の結果には違いないのだから。 その押し殺すような声、涙に濡れる顔に一瞬胸が痛んだような気がした。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:04:20]
クーニャ > (答えるギリもない・・・が、礼を欠くは、城主の顔に泥を塗る事となるだとう) ・・・そう・・・ですわぁ・・? (それが、何か、と顎をしゃくって、泣いたせいで振るえる声を押し殺そう) [Thu 21 Sep 2006 23:00:20]
クーニャ > (相手の出方を伺う様に、身構える同胞。人形の傍に2人、その後ろ少し離れて2人。いずれも、人形と共に城の修繕にあたっていたもの・・・。ゆえに、力や技巧など人間より少し秀でた程度にすぎない格下でしかない) ・・・だ・・・れ・・? (城主か、と思ったが・・・その気配の薄れた今、それはありえないと抱いた淡い期待を打ち消す。木を拳で打ち倒した同胞が、気色ばんでとびかかろうとするのを、腕を伸ばすことで制す。精一杯の虚勢で胸を張って顔を相手に向けるが、涙でぐちゃぐちゃになった顔では台無しだ・・・) [Thu 21 Sep 2006 22:58:30]
人間 > …… 給仕メイド。 ( その場には些か不釣合いな格好をしているが。否、これほど大きな城ならば給仕の者も居て当然だろう。その少女以外にも仲間と思わしき姿が。城の崩壊と同時に外に逃げ出したのだろうか。 ) ……… 娘、お前達。 この城の者か。 ( 嗚咽を漏らす少女に向かって、それを確かめる言葉を発した。その一言でこちらの場所は容易に知れるだろう。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:51:41]
クーニャ > ーーーー・・・様 (名前を声に出して言うのも憚れる尊き方。掠れる様に声にだして呼べば、また悲しさがこみあげてくる。嗚咽を漏らす人形は、音には気付きはしない。 確かに、墓標の立たぬ者よりはマシかもしれない。城全てが墓標となるのだから)  ・・・ (周りに居合わせた、同胞は音を察知した模様。少し、周囲を見渡すが、人影を見つけることができるだろうか?) [Thu 21 Sep 2006 22:49:08]
人間 > ( 瓦礫の山、崩れた城。魔界の王と戦った人間はまるで名残を惜しむように再びその城があった場所へと訪れた。 昨日感じていた闇の気配は薄く、それよりも何処か悲しげな雰囲気をその場に感じ取る。 滅びてしまえば、王とはいえ末路は同じ。この城の残骸がかつての王の存在を証明してくれるというのなら、名も覚えられぬまま倒れる戦士よりかはましだろうか。 ) ………。 ( そして丁度目の前の瓦礫の上、何かを大事そうに抱きしめる娘を人間は見つけた。見つめていた。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:40:21]
お知らせ > 人間が入室されました。 『―― ざり。 ( 瓦礫を踏みしめる音。 )』 [Thu 21 Sep 2006 22:34:12]
クーニャ > (無機質な瞳を開き、その瓦礫に指を伸ばし・・・触れるセツナに) ・・・・・・・! (ぎょっ、とした顔で人形は固まった。) ・・・・・あ・・ぁぁ・・・・ (堰を切った様に、瞳から涙が毀れた。落ちてきた瓦礫は・・・鴉と蛇の文様・・・・かつて城の中にあったものだった。) ・・・・憎い・・・ (恨めし気に呟きながら、その瓦礫を宝物でも扱うように胸に抱きしめる。その瓦礫に、城・・・あるいは、城主を重ねて・・・) [Thu 21 Sep 2006 22:31:27]
クーニャ > (わなわなと振るえる唇は、何度も呪詛の様に憎いと繰り返す。・・・人形は自分の無力さを知っている。無力な自分が憎い。招かれざる客が憎い。私を置いていった、城・・・いや、主人が憎い・・・。後を、・・・追おうか・・・?無機質な瞳を歪ませそんな考えが頭をよぎった、その時・・・) バキィッッ・・・! (背後で、幹が拳に打ちまけて朽ちる音が聞こえる。それに伴い、枝にひっかかっていたのだろうか・・・、掌大の瓦礫が人形の足元へと転がりぶつかった。) [Thu 21 Sep 2006 22:26:32]
クーニャ > (その場に居合わす同胞は何も語りはしない。ただ、呆然とした表情で自分達の仕えた城の崩壊を見ている。中には、力任せに手近に聳える歪な形をした樹木の幹に拳を何度も何度もぶつけていた。) ぅ・・ぁ・・・ (間に合わなかった・・・・・・・・・。深い、深い絶望。掌から赤い雫が地面に毀れ落ちて染み入っていたが、人形は握り締めた拳に力を入れすぎたことに気付かない。強くかみ締めた唇は鉄錆の味がした。全てを・・・私は、失った・・・) [Thu 21 Sep 2006 22:19:53]
クーニャ > (大きな瓦礫が落ちる度にわき起こる砂埃に髪も服も塗れてていた人形は、ボロボロになった両の腕で己の体を抱きしめるながら瞳を閉じる) ・・・・・・っ (喉の奥がひきつる。苦しい・・・。守るべき対象である城の崩落は衝撃的であった。) ・・・あ・・・ぁぁ・・・・・・・(掠れた声を漏らしても、何をも生み出す事はかなわない。失われた城も、そして崩落の前まで強く感じられた城主の強く禍々しい・・・人形にとっては愛おしささえ覚える・・・その気配も感じられない。) [Thu 21 Sep 2006 22:14:31]
クーニャ > (先日破壊された一角を片付けていた人形と、同胞計5名。) ・・・・・・・・ (初期微動を察知した、同胞に半ば引き摺られるようにして城の外、崩壊する城から落ちる瓦礫に直撃を受けないぎりぎりの位置にきていた。ガラス球の様な無機質な瞳には、人形が守るべき対象・・・・城が崩れていく様が映し出されていた。) [Thu 21 Sep 2006 22:08:58]
お知らせ > クーニャが来ました。 『(崩れ行く城・・・)』 [Thu 21 Sep 2006 22:05:29]
お知らせ > 維言が退室されました。 『( 大音響と共に崩れ去る前には、何とか脱出出来るように。 )』 [Thu 21 Sep 2006 07:01:23]
お知らせ > アイシェが退室されました。 『( 背筋の痛みを噛み殺す。 ――…痩せ我慢は、もう暫く。 )』 [Thu 21 Sep 2006 06:51:58]
お知らせ > MJが退室されました。 『( 駆け足は段々余裕がなく、悲鳴混じりに魔王の居城を後にして )』 [Thu 21 Sep 2006 06:48:59]
お知らせ > 艶子が退室されました。 『( 刀を納め、落とした大剣を拾い上げる。そして走った。 )』 [Thu 21 Sep 2006 06:44:05]
艶子 > …そうさな。紅い魔方陣の破壊と引き換えに、先遣隊が全滅っていうのもヴェイトス市民の涙を誘って悪くないかもしれないが。 ( 恐らく魔方陣は閉じ、魔界は立ち入りの出来ぬ場所になるのだろう。こんな所で余生を慎ましやかに暮らしたいとは思えない。一刻も早くの城から、そしてこの魔界から抜け出そう。 まずは駆け足、この勝利を真っ先に伝えたい人たちが居るから。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:43:41]
維言 >  ……それがあったら、私が――― ( 呟きかけたのは繰言。 呪詛の重みよりは、いざや目を逸らしがちな影絵の形を突きつけられたに似て。 吐息の形を祈りに変えて、胸前で小さく十字を。 ) ―― Kyrie eleison. ―― ( 祈りも聖句も、崩壊の序曲に紛れるものか。 ガチンと留め金の閉じた書物を仕舞い込み、のそりと視線を揺らし。 ) …此処が崩れれば、他の方々にも異変は知れましょうから。 参りましょうと言います。 ( 黒が残した言葉。 門を開いたのは、紅。なれば、片翼をもぐだけでは、終わらぬか。それでも―― カッ。踵を返す音は、程無くして駆ける忙しなさへと変わろう。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:41:12]
アイシェ > ( 半身を失いながら、滅びの王が遺した言葉は此方にとっても真実。 甘いだけの幻想、嘗てはおぼろげながら眼に映していたそれは、今となっては悪い夢。 ――…代わりに得たものが目を瞑る悪癖では、逃避の方向が変わっただけとも言うけれど。 )  ……。   ( …頭の片隅で、何時かと同じ声が囁く。 此処に留まる=H  ) ( 小さく首を横 ) ――…凱歌は任せるよ、MJ君。 まだ終わっちゃ居ないけど、今くらいはそれで良いと思う。 ( 重い足を引き摺って、彼に次いで踵を返し――最後も何時かと同じよう。 肩越しに一度振り返り。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:35:36]
MJ > ( 連れ添った仲間が思い思いの言葉を投げかけ、魔王の最後を看取る――― 魔王の残した呪詛が重く胸に痼りとなって響くのだろうか? 血糊のついた剣を払い背に吊して、ともあれ戦いは終わったのだと漸くに一息。 ) 何か崩れてるけどサ……やっぱり最後はこうなるのネ。 浸ってる場面なんだろうけども逃げた方がヨクナイ? ( と、小さく手を挙げ三人へ控えめな提案を一つ。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:29:53]
お知らせ > クロウァーテが帰りました。 『(早々に城から逃げるべきだろう、崩壊。)(戦闘経験P7を進呈)』 [Thu 21 Sep 2006 06:22:53]
クロウァーテ > (城が揺れる。がたがたと。ぼろりと崩れ落ちる、鴉の腕と同じよに。) ―――…… おろかだ。 魔     と、    人が    ……… 完全に    共存、 など ……永遠に無い。 だが、面白い。     …足掻け―――ニンゲ    …(言葉が止まる。身の腐敗は左半身のみ。他の魔のように塵と消えることはない。)(主の魔力を失った今―――城は崩れ落ちんばかりに揺れよう) [Thu 21 Sep 2006 06:21:05]
艶子 > …… 。 ( ヴァイオレート。今回の、この事件の元凶。崩れ行く魔王の最後に傭兵悪魔の名前を小さく呟いた。奴を倒さない限り終わらないという事だ、そしてヴェイトスを護る為に息絶えた騎士達の無念も晴らせない。それが暇つぶし、退屈凌ぎでしでかした事なんて納得できぬ話だが。 私達は結局、こうやって勝利を積み重ねて行くしか無いのだろう。死ぬ思いをしながら。それも本望と喜び勇んで魔界まで来た身ではあるが。 さあ、城が揺れだした。早くこの世界から抜けよう。そして帰ろう、ヴェイトスへ。 ) さようなら、クロウァーテ。刃を交えた者への礼儀として、貴方の事は一生忘れない。 ( 傭兵は無感動だった。表情も、口調も、見下ろす瞳もどこか冷たかった。魔王が最後に残した言葉がどうしても胸に引っかかってしまっていたからだ。今はただその最後を見守ろう。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:16:54]
維言 > …全く以って。人様の自宅にまで押しかけるつもりは、無かったと言いたい所。例外は常にありきですが。 されど―― ( 光の刃が黒の胸を貫くを見て、些か遠目に佇む矮躯が、崩れ落ちる黒の王の姿を見やり、僅かに眼差しを細め。 )  行く末は此処ならじの場所で見届ければ宜しいと言います。望むなら送って差し上げる――  いずれや、扉を開きし紅も、同じ場所に参りましょうよ。 (―― 忘れるなと。それはいっそ、黒の王が最後に残す警句のよう。瞳細めた侭で唇端が上がれば、いっそ笑みにも似る。 音量の割りに発音だけがやけにくっきりとした声を届けて。 終焉を見届けよう。 …その後、走る準備も万端と言えば、色気の無い話でも。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:13:58]
アイシェ > ( 退魔師殿に異は唱えず、けれど人の側に在ろう等、灯火のような光も今は遠い。 ) …そんなに綺麗に笑えるんじゃないか、クロウァーテ卿。 そのまま、此処でずっと――…楽園の夢を見て居られれば良かったのに。 ( 「人」の居ないこの城をして楽園と称すのが吸血種の偽善、罪魔の視点は判らない。 鴉の王にはこの城こそ忌むべき退屈の象徴だったのかも知れないのだから。 主を失い滅びを迎える城に遣いの少女の末路を重ねながら、――きっとネロと名付けられた少女は既にもう何処にも居ないと思った――この場を立ち去るのはきっと、終焉を最期まで、ぎりぎりまで見届けてから。 ) …貴方にひとつ嘘を吐いてた けど、…御免なさい。 その内容は言えません。 ( 偽名で覆った名前の話。 ) [Thu 21 Sep 2006 06:04:38]
MJ >  生存の為に戦うのに馴れ合いも何もナイっしょ―――魔王サマ? ニンゲンは面白いよォ、特に鷹の爪団の総統とか……ね。 ( 傍らの傭兵を一瞥、未だ油断ならないが散りゆく王へとそんな戯れ言を。 押し込んだ刃が、ふと軽くなった。 見れば魔王は四肢の末端部分より塵へと還っていく。 刃は呆気なく魔王を貫く。 ) ―――。 ( 闇に沈んでいく王、それに呼応するように揺れる城。 剣を引き抜けば、覚束無ぬ足取りで立ち上がり、後ろを振り向き仲間が無事かを確認。 ) [Thu 21 Sep 2006 05:59:32]
クロウァーテ > (聞こえる声が遠くなるのに鴉は気付く―――否、声は眼前。)(眼前で笑むMJの面) ―――…… そう、か。 人は分からぬ。 故に退屈凌ぎには良いと思うたが。 ……ヴァイオがヴェイトスに拘るのもよく分かった。 (押し込まれた感触、迫り来る鎌、次いで見るは忌々しき光。―――浮かべた笑みは、ぼろぼろと崩れる腕、其れから艶子、MJ、アイシェ、維言…其の一人ずつを眺め、)       面白い。 貴様等の其の偽善染みた支えあい、馴れ合い、其の行く末が――― 見れぬのが、残念とすら思おうよ。 (光がもうまもなく、剣と同じく、この身を貫こう。崩れ落ちる体。)      ――― だが、人よ。 憶えておけ。 門を開いたのはワタシではないということを。 ワタシは其れを暇潰しに継続してやっただけ。 (―――城が揺れる) [Thu 21 Sep 2006 05:49:59]
艶子 > ( その鎌を打ち砕かんとする勢いで刀は振り下ろされ、また火花は散りギリギリと力を篭める。このまま押し切ってやるッ!傭兵は舌なめずりし、その目は嬉々とした光を放つ、が。 ) …… 何だと? ( クロウァーテの一言に眉をぴくりと動かしたのは四人の中で傭兵だた一人か。吸血鬼を討て、悪魔を討て。だが、その線引きは傭兵の中で曖昧だ。悪魔を滅ぼし、吸血鬼を討つ。彼らは人間の敵であり、そして私は人間だ。だが―――。 ゆらりとクロウァーテに重ねる視線が動揺に揺れたのは一瞬、後方から聞こえる聖句と、放たれる水平の鎌。傭兵はその射線に入らぬように刀を引いた。 ) [Thu 21 Sep 2006 05:38:44]
維言 > ( 閃くは少女の剛剣。貫くは少年の刃。 孤高の王を跪かせたは、確かに人の力。 そして、空を駆ける背が残した言葉に、く、と唇の端が歪む。 ) ―― Oro supplex et acclinis, cor contritum quasi cinis: gere curam mei finis. ―― ( ぎりり、と書物から浮かんだ聖句文字が収束する。魔性とぶつかり合い、削り合う為の概念句を造形。 一閃、刃の形に。 詠唱2ターン。発動準備完了。 )  それでも、ヒトの側へ在ろうとする意思を尊びましょう。 もしも血迷う日には、私が終わらせて差し上げる。 私はその為に此処に居ます。 …大聖堂が一、Lastword 参ります。 ―― 埋葬式 四番 Confutatis! ( 一番その言葉に動揺して然るべき聖属の退魔は、淡としたもの。…知っていた。此処に来た時点で、最初から。 そして、終わらせる意は何も、青年に向けてのみ唱えたもので無く、簡潔に存在理由を述べるが言。 薄く朱金を乗せた眼光が黒の王の姿を見据え。その胸元目掛けて聖句の刃を放つ――! ) [Thu 21 Sep 2006 05:32:14]
アイシェ > ( 再度の詠唱を背で受ける。 退魔師、そして正面にて膝をついた鴉の王の目にはヒトガタした人ならずが極低空を「滑る」姿が映ろうか。 ) ぶち当てないで下さいと、御願いします… ! ( 小柄な傭兵による気合一閃、跪く王と前にのめった少年の姿。 ならば――短剣を放り出し )   ( ――たん ! 空≠踏み切り、使役者を追い帯空する鎌を彼らの頭上で掴む。 三者を飛び越えながら身を翻し、沈みゆく王の後背へと降り立ち ) ――…   もしその時が来たりなば、如何様にも。 貴方がたが滾る血を抑えずを美徳とするなら我々はその逆、…有史以来何故魔性をして人類(ひと)を屈服し得なかったのか、今なら御判りでしょう 烏羽玉の? ( 魔性から魔性へ。 自覚はないが、かける言葉には幾ばくかの愁いが在ったかも知らん。 ) …さようなら、ひとりぽっちの孤高の王。 何時かの再会は叶いますまい、―――― ( Amen ) ( 音になれない偽善の祈りを唇に乗せ、処刑の鎌を水平に。 ) [Thu 21 Sep 2006 05:15:13]
MJ >  ( 脳天狙いの刃は、肩をかする程度に終わっただろう。 柄を握った右手で身体を支えながら、体勢を立て直す。 ) ニンゲンとか悪魔とか区別するのに。 そう言う鴉サンだって―――同じ悪魔の紅い魔王サンとは仲良くやってみたいじゃないのサ。 ( 傭兵に何事か呪詛を呟く魔王へ近付けた餓鬼の貌、それはニンゲンとは程遠い。 縦に割れた瞳孔、耳元まで裂けた口。 暗に自分もニンゲンではないと。 最後のトドメ、それを助けるべく魔王の左肩に刺さった儘の聖別化された剣を押し込む、肉を裂き、骨をも貫き、貫通させんとばかりに押し込まんと。 ) [Thu 21 Sep 2006 05:12:09]
お知らせ > MJが来ました。 『 崩れた体制を辛うじて踏み留まる。 』 [Thu 21 Sep 2006 05:05:21]
クロウァーテ > (折れた膝は廊下につくまで、間も無い。がくりと付いた膝、左肩から徐々に犯していく 聖なる力 は、先ほどの維言の一撃を後押しに、鴉の力を奪う)(剣を握ったMJごと、体勢を崩すが―――其の衝撃で、剣は尚奥へ刺さる。)    が    ッ…!(左半身は最早、聖なる力の汚染で動かなくなる。其れどころか、腐敗したように、ぐずぐずと手ごたえが薄れ始めるだろう)(右腕も今や、MJの撃を受けるのが精一杯。動かすには、力が足りぬ。其の間にも光に侵される感覚が体内を巡る―――!!)(MJの剣を受けたのが脳天狙い故、腕と鎌は其処にありはする、が…――果たして艶子の撃を受けきれるかどうかは、分からぬ。其の撃と同時に、 ―――他の撃があれば、確実に受け止められぬだろう)   ―――嗚呼、屈辱だ…! 貴様以上にな、小娘ッ。 ( 忌々しげに吐く言葉ももう、絶え絶えに。最早、動けぬに等しい状況、遠目に詠唱するエクソシストと走り寄る人外の姿も見えるのだから) ――― おかしなものよ、人。 其処に居る 男 も、人成らず。 我等と、同じ闇のものというに。 其奴が貴様等に牙を剥けぬ等、言い切れぬでなかろうに。 (声を紡ぐ口端はにたりと上がる)(―――赤い双眸がゆるりと、汚れた色を薄くしだす。其れは、人で言うならば、 覚悟を決めた 面とも似ていたかもしれぬ) [Thu 21 Sep 2006 05:02:03]
艶子 > ( MJと自分の剣がクロウァーテの鎌に火花と共に弾かれる。その質量、パワー、スピードは恐るべき威力だ。弾かれたと同時に自分の身体もよろめく。 維言の放った光は王の忌々しい術を弱め、王の下僕と王自身にもダメージを与えた。 ) はッ、すまんな!だが私が来たからにはもう―― ( MJの一撃は致命傷には至らず。あと一押し、あと一押しが必要だ。 よろめいた体制をぐっと建て直し、今一度刀の柄を握り締める。もう一度同じ方角から攻撃を仕掛けようと。 ) 膝をついたな―― だが、私とて今さっき膝をついた。どんな気分だ闇の王、その矮小な人間風情に片膝つかされるというのは。 たっぷりと味わえよォォォ――ッ!屈辱って奴を! そしてもういっぱアァァァつッ! ( 数千、数万と繰り返してきた剛剣の一太刀!狙うは―― ) チェスト――――――ッ!! ( その脳天! ) [Thu 21 Sep 2006 04:42:27]
維言 >  ―― ハッ! ( バチン!うっすらと残る光が書物の上で弾け、其処で呼吸を一拍。 迫り来る脅威となっていた下僕二体は塵と化したが、まだ肝心の王は健在。 前方では、少年少女が黒の王に肉薄。目前で、インドア派な見た目に似合わぬ速度で駆け出す黒い背も見えたから。 酷使に抗議を鳴らす肺腑を呼吸で押し込んで。 ) うっかり当たらないで下さいと言います―― ええ。 ―― Confutatis maledictis,flammis acribus addictis, voca me cum benedictis. ―― ( 背後に掛けるは、些か物騒な語句。 先刻とは違う句を読み上げるにつれて、ゆらりと書物の上に文字が浮かぶ。聖なるかなと唱え、焔の終末を音に篭める。 詠唱1ターン。次ターン発動。 ) [Thu 21 Sep 2006 04:34:17]
アイシェ > ( 前方、白皙の中で平素は昏き湖面の如き黒瞳が妖しく光るさまを見た。 吸血種の目にはそれが神罰の代行者の責によるものと見えたか、――…赫を前にした同じモノの歓喜と映ったか。 己は聖光に視界と後髪の一部を灼かれるに留まったが、鴉の王の下僕2体の気配は塵と消える。 崩れ落ちかけた体勢を片手で床を突くようにして立て直して反転、床に血の跡を残しながら10メートルの距離を詰めんと駆け出す。 決して遠くは無い距離だが、傷めた身による加速は全速には到底及ばず。 鴉の王に届く距離、少年少女の元へと到達するには到らない。 )  ( 【使い魔との合流°yび近接戦闘可能距離までの到達は次ターン】 ) [Thu 21 Sep 2006 04:22:27]
MJ >  おっそいヨ!艶子ッ! ( 一人で抑え続けるのも限界がある。 馳せ参じた傭兵に向ける声は、罵声だったが何処か嬉しそうで。 ) 鷹の爪団の総統が締めなきゃ締まらないでしょうにッ ( 握った儘の聖別化された剣の柄。 鱗に覆われた腕に力を込め。 叩き付けるように鞭状の剣を魔王の脳天へと、だが渾身の一撃は右手の鎌に軌道を逸らされ体勢を崩す。 当たっても膝を付いた魔王の左肩を切り裂くのが精々だろう。 悪魔祓いの魔法もあたり出来た隙だが、魔王が膝をつけば当然肩に食い込んだ剣を持つ餓鬼も、体勢を崩した儘前のめりに。 ) ―――チィ、浅い。  [Thu 21 Sep 2006 04:17:03]
クロウァーテ > (左肩に刺さった聖別された剣、其のじわりと染み込む忌々しい感触。ぐらりと身体を揺らし乍、艶子が此方に駆け寄るのに気付く)   …ち。 忌々しい餓鬼よ。 (そして、見えるのは、忌々しい光がエクソシストの辺りから。―――アイシェの背に傷を下僕がつけるのもみえたが、続いて下僕が一匹、二匹と光に昇華されるのが見える)(次いで、其の光が此方へ向かうも。) ―――…矮小な人間と人外が蟻のように、鬱陶しい…! (右腕、壁を破壊しても構わんとばかり、鎌を其の儘持ち上げ、艶子の剣を払うこと、そして連続する動きでMJの剣も少しでも良い。当てんと―――)          く、     ッ    …(其れは、エクソシストの放った光の直撃と同時だろう。例え、二本の剣を順に受け止める動きをしようと、聖なる光の衝撃と度重なる撃で、) ―――   く    は    ァッ ……!!! (鴉はがくりと膝を折る)(―――MJの剣が鎌に受け止められているのならば、MJには其の感触越しに、鎌の気配が―――物質的な堅さが―――少々弱くなったことに気付けるだろう) [Thu 21 Sep 2006 04:06:04]
艶子 > ( 掛かっている術はまだ振り払えないが、MJが剣を突き刺した瞬間ややそれが揺らいだような気がした。とはいえ、傭兵の動きにいつもの機敏さは無い。刀を握る力もやや弱いだろう。それでもこれ以上へこたれている訳には行かない。 ) 待たせたな、MJ! ( 魔王に張り付くMJ。右か、左か、どちらから攻めるか。左肩は一先ずMJが押さえた、ならば振り下ろさんとしているMJの大剣の動きを助ける為に、鎌へと形を成しアイシェの攻撃を弾いた魔王の右手に刀を打ちつけようとする。しかしその威力は弱く、元よりある力の差が余計に露わになるかもしれぬ。が、後方より高らかに唱えられた維言の術に不埒な思考は薄まり、力が漲るのを実感した。一瞬で良い、その動きを阻害できればッ! ) かち割れッ!MJッ!! 貴様に見せ場を譲ってやる!! ( 傭兵は叫んだ! ) [Thu 21 Sep 2006 03:53:31]
維言 > ( 目前の下僕に向けて飛び掛る動きが見えたなら、覚悟を決めよう。古木の守り名と呼ばわる青年が、この一瞬を稼ぐ事を。 ざ、と肩幅に脚を開き。 ) ―― Cum Sanctis tuis in aeternum, quia pius es.  ( 目前で裂かれる背が。魔性の鮮血の気配が。 ぬらりと光る眼光は何ゆえか。 詠唱3ターン。発動準備完了。 ) ―― ソレを押し倒せっ、古木の守り名!!  降光式 三番  Lux aeterna!! ( 詠唱は完了。溜めた時間を代償とする聖光が構えた書物から立ち昇り、刻まれた聖句に光が宿る。 呼びかけが履行されたのであれば、丁度青年の背後に在った下僕一体の正面から、そしてその先までも貫かん勢いで、聖句を孕んだ光の一撃が書物の幅から真っ直ぐレーザービームのように放たれる! 魔性の力を削り、動きを鈍らせる為の補助句。光や聖属に弱いモノなれば、直の衝撃にもなろう聖光の直進。 黒の王の下にまで届くかは分からねど、その光の端に触れれば少女を苦しめる呪も軽減されるか。 …押し倒せと叫んだ理由はまさに、其処。体勢次第では、背中の一部くらい削ってしまいそうなのが難点なのだけれど。身を呈して守られた挙句に逡巡しては、逆に仇になろうとすら。 ) [Thu 21 Sep 2006 03:47:45]
アイシェ > ( 投じた鎌は鴉の王のそれと撃ち合い、火花と共に不快な音を立てるだろう。 王の身に傷をつけるは叶わねど、少年少女への援護とはなったか。 ――尚この鎌は行方の如何に限らず、手元に戻る性質を持つ。 虚空に不自然な弧を描き。 【次々ターンに復帰】 )   ……………!!  ( 此方の背後に新たなる下僕が現れ、かつ退魔師へと対峙した下僕が未だ健在ならば、己が背後には目もくれず。 聖別済みのナイフを引き抜きながらそのまま前方――退魔師に向かう下僕へ飛び掛らん! 【前】へと距離を離した結果、後頭部を目掛けていた短剣は背を裂くに留まる。 ) っ ッ   ――…   ! ( 今己がすべきは退魔師の詠唱を妨げぬ事、彼女へと向かう下僕を押し潰し、かつ己の背後の何者かが「今すぐ」この身を踏み越え退魔師の元へ向かわなければそれだけで良い。 ――それ以上、手など回らない! ) [Thu 21 Sep 2006 03:28:11]
MJ > ( 後方でアイシェが艶子を叱咤する激励を訊く。 対峙してる魔王から嘲笑とも取れる言葉は魔力を帯びたモノだったと漸くに異変に気付く。 攻撃に専念していれば相手は詠唱は紡げぬとタカを括っていた自分に、舌打ちを。 呼吸と共に、餓鬼の体表に爬虫類を思わせる鱗が浮き上がり。 ) 目の前の相手を忘れないでよ。 世界征服の足がかりに先ずは―――お姉サンのお城を明け渡してねッ! ( 魔王の左肩に、聖別化された剣が突き刺さる――そのまま抉り込むように切っ先を突き入れ、避けられぬように身体を固定してしまおうと。 しかし身体を僅かにズラし致命傷を避けられた、ならばと。 鎌が消失して空いた左手の鞭状に展開した大剣を、体勢の崩れた魔王の脳天に叩き込まんと振るう。 ) [Thu 21 Sep 2006 03:18:59]
クロウァーテ > 其れは驚いた。 これも世界征服の一環か? 今日は菩薩峠は居ないようでよかったと思うぞ。 (何の話だ。ぐ、と鎌を引かれれば其の強さに、適わぬは容易に気付く。右手に形を成す鎌と引き換え、左の鎌を消失させていこうと。やや体勢は崩れるが、致し方ない。)(一方、アイシェの声と、軌道を変えて此方へ迫りくる鎌。突き刺さんと繰り出すMJの剣を避けるか、否か。一瞬の判断、受けることにしたのは剣。やや身体を動かし、左肩辺りに刺さるように程度のアクション。聖別された剣、一本程度ならば、艶子にかけた術が解ける程度の影響で済むだろう)    貴様のような小汚い娘を舐めるものか。 (揶揄うように放つ言葉。立ち上がる艶子の足元、MJの剣が左肩に刺さっていれば、艶子に掛かっている術は残り2ターン程度で消える) ―――ルキウス、貴様の敵は、背後だ。 (声と共に、アイシェの後頭部、首の辺りを狙った下僕の黒い短剣が堕ちんと―――)(一方、アイシェの鎌の襲撃を見向きもせず振り下ろされた、下僕の曲剣は甲を流れて、維言に傷をなすことは叶わず。なれど、続け様、横薙ぎの斬撃を加えんと―――)(体勢を崩しながら故、完全なアクションにはならぬが、アイシェの鎌を受けんと右腕が形成した鎌を立てようと動く) [Thu 21 Sep 2006 03:07:03]
艶子 > き、貴様の術か…ッ! 舐めた真似しやがって、頭にくる野郎だッ! こんな…こんな事を、この私に!この私に対してッ! ( 直接的な攻撃ではなく、こちらの精神に揺さぶりかけるような術。抗う術も持たないのなら、最早どうにか堪えて前に進むしかない。 後ろから飛ぶアイシェの喝と、真横を通り過ぎていった鎌。それが彼の意思で操られているものと知らぬ傭兵は頬を掠めていく鎌に「何て危ない事を」と思うが、それをこの大事な局面でへたれこむ私へ振るわれた鞭と解釈しよう。 ) ―― 舐めるなよ、クロウァーテ! 私にとって闘いに勝る快楽など!! ( 思考は欲と快楽の渦に飲まれたままだが、それでも振る切るように立ち上がると地面を蹴った。 相手の言うとおり、乱れよう、狂おう。 ) [Thu 21 Sep 2006 02:51:36]
維言 > ( 前方の異変は、視界には見えていた。されど、此方も差し迫る状況。 己へと飛び掛る下僕の剣が鎌の切っ先より早く来るなれば、その一撃は防がんと、曲刀の面に金属甲を叩きつけ、防がんとする素振り。受け流しが成功するかは分からない。 その背後に居る青年へと向けて、先刻の窓より遠く―― 少しだけ距離のある窓に何ぞ、ぬらりと光るものが見えれば。声には出せずとも、無言の視線が青年へと物言いたげに投げられる刹那。 ) ―― Requiem aeternam dona eis Domine: et lux perpetua luceat eis. ―― ( 聖なる句の詠唱は続く。ゆらりと揺らめくは陽炎ならじの、聖気の気配。 詠唱2ターン。次ターン発動。 ) [Thu 21 Sep 2006 02:49:07]
アイシェ > ( ならば、退魔師へと殺到する下僕を「制止」ではなく「破壊」する為の刃を振るわん。 その隙、己の背後に迫るモノには気付けない――気付けたとしても今は反応できない。 横一文字、降り抜いた鎌の先 )  ――…?! ( 視界の端、殴られたでもないのに膝を付く傭兵の姿が見えた。 ) 何してるッ、傭兵――「敵」は貴女の、目の前 だッ! ( その勢いの侭、柄を握っていた手を離す。 無機物ならぬ従魔の鎌は主の意を受け、傭兵少女の真横を掠めて――途中、彼女の頬をも掠めるか――鴉の王目掛けて飛ぶ。 なまじ投じるよりも正確に、生き物めいて迫る大鎌――少年の行動は王の動きを阻害するか、その行方は如何に。 ) [Thu 21 Sep 2006 02:37:27]
MJ >  冗談、契約社員じゃなくてオレサマ―――幹部らしいし。 ( 島根では良くある事でも、遠慮願いたい。 絡み取った鎌を引き寄せ体勢を崩さんと、最悪手を離そうが構わない。 濡れ羽色の魔王を引き寄せる力も加え闇に沈んだ床を蹴る。  超至近距離ならば、鎌を振るうには振りと見たッ! 大剣を片手に持ち替え、腰にぶら下がった剣を空いた右手に持ち。 魔王の左胸目掛け突き刺さんと。 ) [Thu 21 Sep 2006 02:33:07]
クロウァーテ > ――― 香辛料の名前とは、…額に爪とでも書いてやろうか。安心しろ、ワタシは字を間違えたりはせんぞ。餓鬼。 (まだMJを只のヒトとしか気付けぬ、鴉は哂う。吉田と一緒にするな等は言わぬ。がち、と音を立てる鎌。なれど、絡みつく鎖を見れば、) こざかしいものを。 (つぶやき逆の手に魔力を集め、其れがゆるゆると鎌の形を成す。次ターン右手にも鎌の出現。) ――― 貴様に術はかけんよ、ルキウス。 (踵を返すアイシェへ投げる言葉。) 此処で他のものを気にかける等、愚。 (維言に掛からんとする下僕はアイシェを振り返ることなく、維言に曲剣を振り下ろさんッ)(膝を付く艶子に視線を移し)―――…… ほぅ。こんなにもあっさりと。 小汚い娘は己の欲望にも小汚かったか。 乱れよ。狂え。 快感は拒むべきものでなかろう。其れは貴様を歓迎する闇へのいざないよ。 (呪文其の参。語るように連ねる呪文詠唱。艶子へゆっくりと語られる。)(次ターン、先ほど維言へ向かう下僕の窓からクロウ側へ1m進んだ窓から、アイシェへ向かい下僕が飛びかかろう) [Thu 21 Sep 2006 02:24:09]
艶子 > ( 背中の大剣で暴れるには少々手狭な廊下。MJとアイシェの武器が大物である事を考えると、自分は刀で行くべきだろう。背負ったツヴァイハンダーのベルトを外し、腰の刀を抜刀。そして切りかからんとMJの後に続くように踏み出した数歩。 ……しかしそれもすぐに勢いを無くし、よたよたと覚束ない足取りに変わる。ふわりと感じたのは浮遊感、心地よさすらある。気付いたときには片膝を付き、全身を駆け巡る熱にただ前を、クロウァーテを睨むだけだった。 ) な…… 何を、 しやがッ …。 ( 思考を埋め尽くす淫らなイメージ。自慰に耽る時のような、いやそれよりもっと強い。 嘗て兄と慕った人と、気の強い金髪の親友と、闇の王に闘いを挑んでいった少年と、可愛がっている奴隷と。繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し慰めあう不埒な思考の連鎖。 この術が対象の淫らさに比例して効果を及ぼすと言うのなら、非常に強く作用していると言えよう。 任せる、とアイシェに前衛を託された傭兵は、情けない事に立ち上がる事が出来なかった。それでも立ち上がろうと必死に足に力を篭めて。 ) [Thu 21 Sep 2006 02:09:08]
維言 > ( 圧迫感―― 対峙という近さでも無いのに、滲み出る闇は質量すら持っているが如きもの。 ) 何時の間に団名―― さて。私のようなモノが、此処に来ずしてどうするやらと言います。 さて。過大か過小か―― ( 階段から数歩前に出て、足場の確保。 王に向かった二人への援護ともなるか。 すう、と息を吸い。 ) ―― Lux aeterna luceat eis, Domine: Cum Sanctis tuis in aeternum, quia pius es. ―― ( 呼びかけの意思は、既に叫ばれた言葉に託そう。今己が唱えるべきは、聖句の小節。 左手は書物にて塞がり、右腕は金属甲の輝きを宿して翳す。 右窓より飛来するものへと前方の黒尽くめの背が反応したのを見れば、警戒しつつも詠唱を続ける。 準備1完了。詠唱1ターン。次々ターン発動。 ) [Thu 21 Sep 2006 02:06:44]
アイシェ > ( 妨害がなされないのなら、少年少女の背後 退魔師の前方に位置する人ならずの纏う羽織が無風の中で翻る。――黒曜色に濡れ光る床の数センチ上に滞空。【以後、継続】 覆面に覆われた下にはさも艶やかな笑みが浮かんでいるのだろう、似て非なる形状の大鎌の刃を僅かに向け。 ) ――…記憶に留めて戴き光栄の極み。 なれど此処から先は言葉に在らず、互いの血肉を以っての意思疎通となりましょう。 …此方も、遺憾に。 ( 旋律の無い、挽歌のよな口上はそこまで。 給仕を呼ぶに似た仕草を見やり、周囲へと気配を巡らせる。 開いた窓より迫り来る下僕の姿が視認が可能なら、こちらの背後が留守になるリスクと引き換えにそちらへ向けて大鎌の一閃を試みる。 ) 暫く、任せるっ…! ( 身を張り前衛を努める少年少女へ呼びかけながら。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:50:33]
MJ > ( 眼前で聳えるは黒羽の魔王。 一度だけ相見えた不死者の王、其れ以上の力か。 石畳の床は水底を走るように不確かな感触、だがソレでも盾となる為に走らん。 ) 名乗りおくれたネ―――『 鷹の爪団 』戦場に罷り通るッ! ( 遂に魔王にも届いた鷹の爪団の名声、振るわれる鎌には真っ向から大剣を打ち振るう。 漆黒の闇の中、激しい火花が散るが、ソレは斬撃を弾き飛ばすためにでは無く幾重にも節と鋼鉄の綱で繋がれた鞭のような剣にて、魔王の鎌を絡め取らんと。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:41:51]
クロウァーテ > (廊下の幅は約3m。両側に1m感覚で窓が口を開く。さほど広くない廊下は天井高も低い。飛行は可能だろうが、完全に天井に張り付くのに近い状態で飛行せねば、前を走るMJの頭に蹴りでも入れてしまおう程度。) ――― 愚かなる欲望の仔よ。 堕ちろ。 鴉の息。 (呪文の弐。其れは視線を向ける艶子へ。ぐにゃりと歪んだ床は、呪文の前触れ。足を踏み出すことは可能だ。揺らぎも術の一部。幻覚のようなもの。淫らな思考が無いイキモノ等おらぬだろうが、其の淫らな闇を引き出す呪文。艶子への詠唱終了。掛かる程は其のモノの淫らさに依存。) ―――笑止。 (走りくるMJに向かい、己の魔力を具現化した大鎌を振るわん―――威嚇程度だが。それから、艶子が感じたのと同じようにMJの足元床が揺らぐだろう)     出来れば、穏便に帰っていただけると有難いのだがな。 面倒だ。 (アイシェへ向かい放つ言葉、それから) 嗚呼、 …貴様がルキウスか。 (にたりと笑む)(続いて聞こえる少女の声に)    ははははははは。エクソシストも居るとは。 念の入れよう。 ―――お嬢さんの相手は下僕でよかろう。 (己の魔力で具現化された鎌は左腕。空いた右手の指先をぱちりと鳴らす。―――維言から向かって右手の前方、窓から 次ターン 下僕が飛びかかろう) [Thu 21 Sep 2006 01:32:09]
艶子 > …この城を貰いに来た。勿論、譲れと言ってる訳じゃない。お前を倒してから貰い受けよう。 ( 即ち、王に対する宣戦布告。更に二歩目を踏み出そうと足を前に差し出した瞬間、足場が歪んだような気がした。 ) ……!? ( 今まで幾多の戦いを勝ち抜いてきた傭兵も、魔法という攻撃方法に対してその経験と対処法はほぼゼロと言って良かった。「何か不味い」そんな悪寒を感じはしたが、それが呪文の詠唱である事に気付けず。 ) 待て、MJ!迂闊―― ええい、くそッ! ( 隙を作ると出て行った可愛い部下を放っては置けまい。背後や周囲への警戒はアイシェと―― この声はイコトだ。二人に任せよう。出方を探るのなら何人かが突っ込んで見せるのも一つの手。しかし撓んだように感じた足元、次の足を前に出す事が出来るのだろうか…? クロウァーテ以外の気配にはまだ気付けない、が。王一人だけと考えるほど楽観的でもない。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:15:58]
維言 > ( 螺旋を駆ける足音が、その終着点に辿り着く頃には。先に辿り着いていた者達が、深き黒を捕捉しているか。 階段を昇りきった足音は、最後方に位置。 振り返らずとも、布地の跳ね上がる気配。孕む空気の動く音が聞こえるか。 ) ―― 魔属認定。 其は烏羽玉の 黒の王! 起動、In Paradisum ―― ( 魔性を暴き、認定する為の語句を朗と叫ぶは、退魔の声。 手にするは分厚い書物。 ガチンッ、と金具が弾けるような音がして、鍵穴の無い留め金が外れ、手にした書物がうっすら光を纏って開く。 準備式1ターン。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:14:00]
アイシェ > ( 文士の端くれとしては滔々と書籍について語りたくとも、今は後。 前に踏み出す傭兵の肩口を視界に捉え――背後よりの足音には一瞬挟撃の可能性を考えたが、この耳には聞き憶えがある。 足音そのものの軽さと不釣合いな、擦れ合う手甲のノイズは退魔師のもの。 ) 3に1を足して4、――…その数をして大人数とは寂寥の限りと申し上げる、烏羽玉の王。 ( 彼我の距離は10メートル、通路の横幅は相違ないか、天井の高さはいかほどか。 鴉の王の従えし下僕を未だ知らないが、此方の背後が階段ならば王の後方に位置するか。 いずれにせよ少年が隙を作るのならば、並走する愚は犯すまい――位置はそのまま、身構えたまま。 出方を待つ )  ( 【飛行】の為の集中を開始。 状況が状況、行使できないかも知れないが。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:03:10]
MJ > ( 背後より、聞こえる足音。 ソレが仲間のモノと信じて。 ) ―――イイネ、イイネ。 漸く、悪魔サンらっしィ歓迎だよ。 宴の始末は考えなくていいよォ。 ( 背に掛かる鎖を外し、大剣を貫放つと同時に傭兵の脇を抜け。 小細工無しで一気に魔王に肉薄せんと駆け寄る。 ) 艶子ッ! お兄サン、隙を作るんでヨロシクッ!!  ( 相手の威圧に飲まれんと、気合いを発し。 漆黒の床を蹴る。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:58:12]
クロウァーテ > (補足―――無論、此処は鴉の城である。★5程度の下僕3匹が周囲にて待機している。まだ息は潜めているが。) [Thu 21 Sep 2006 00:55:48]
クロウァーテ > ―――歓迎すると誰が言ったか。 (一行の10m程先。ゆらりと黒い景色の中浮かび上がる、紅い双眸。) 客人は持成すものなど、ヒトの礼儀ぞ? 我等に其れがあるとでも思っているでか。 くだらん。 ―――大体礼節を弁えているものが、こんな時間に大人数で押しかけるわけあるまい? 貴様等を見た時点でそのような礼節など、端っから期待しておらぬ。 (ぬらりと揺らめく廊下、一歩踏み出したのならば、)    それにしろ、先ずは何用か述べるのが先ではないか。 小汚い娘よ。 ( ぐなりと廊下が艶子が踏み出した辺り、撓む)(紅の双眸が艶子を見つめる。―――呪文の黙唱1ターン。) ―――踏み出したる此処が、何処か心得ているか。 全てを飲み込む黒ぞ。 (其れが呪文の壱) [Thu 21 Sep 2006 00:52:53]
艶子 > ( 漸く絵本レベルを一日かけて読めるようになった程度。脱力しながらのアイシェの言葉に頭をぽりぽりと掻きつつ、はぁいと返事をした。 ) 当然イコトさんはセクシーな衣装…… ( 場を和ます軽口がはた、と止まる。黒と赤のみで構成された城は異様ながらも妖しく、ある種美しくすらあった。螺旋階段を上った先に続く光景はそれが更に強く、加えて届いた声に自然とその表情が引き締まる。 ) 生憎と―― 私達は客としての礼儀は弁えていない。そしてそれにも関わらず、手厚い歓迎を期待する程度に身勝手でもある。 はるばるやってきたんだ、楽しい宴にしたいものだが。 ( そう言って、まずはその廊下の第一歩を踏み出した。先陣を切りたがるのは最早悪い癖だが、何か異変があればすぐに対応できるようゆっくりと進むぐらいの慎重さは残す。 …背後から階段を上がる靴音に、ちらりと背後を振り返ったが。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:45:08]
維言 > ( 少し遅れて階段を足早に昇る音。螺旋を昇る気配は、先発に1ターン程遅れて追いつくか。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:44:08]
お知らせ > 維言が入室されました。 『( 足音。 )』 [Thu 21 Sep 2006 00:43:04]
アイシェ > ( 丁度そこで階段が途切れて――アルビノイアもどきが踊り場にがっくり手を着いた。 → 「たかの瓜団」・「たかの爪団」・「たか鷹の爪団」のフルコンボをを想像して真っ先に脱力した模様。 ) ………きっと読めば面白いから。 本、読もう? 字だってきっと憶えます、から。 ( 手を離して立ち上がるのはそんな懇願の後、残念ながら気合も根性もショッカー未満だった。 ) そんな都市伝説じゃあるまいし、勘弁して下さい――――…   …… ( 先に城内をして巨躯の体内と例えたが、それを聞かれて居たような。 ――辺りは鴉の濡羽色。 担いで居た大鎌、その柄尻で床を突き ) ――…いかにも、招かれざる者の来訪に。 宴の準備は御済みだろうか? ( 言い置いて、改めて周囲の確認。 階段を背後に横一列、その程度の横幅の廊下。 他に何ぞあるか。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:37:13]
MJ >  いいねェ、お兄サンはどっちかって言うと戦闘員じゃなくて怪人って感じじゃナイ 「 怪人大鎌博士 」 みたいな? 女幹部はイコティーお姉サマで。 ( 螺旋の終焉、その先に続くのは黒羽根の色をした漆黒の通路。 ) 歓迎されちゃってるみたいだヨ。 ( 背に吊した剣の柄を握り、戦闘を行く傭兵へ警戒の声を。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:29:11]
廊下 > (其れが、ぐにゃりと歪に蠢く。) ―――………御客人か。 (続くのは声。) [Thu 21 Sep 2006 00:27:12]
廊下 > (螺旋階段を鷹の爪団御一行の其の眼前。―――続くのは壁、床共に黒一色。ぬらりと闇に煌く鴉の羽根の光沢の黒に似た景色が続くだろう) [Thu 21 Sep 2006 00:25:33]
お知らせ > 廊下が来ました。 『(―――――)』 [Thu 21 Sep 2006 00:22:37]
艶子 > うん、確かに。そう考えると統率力ってのは大事なんだな。 ( それがあるのが人間の強みである。とはいえ、MJの言うとおり現在の私達は統率も何もあったものじゃないが…… 鉄砲玉だから仕方ないか。 ) 安心しろ、私も鷹なんて字しらない。いいよ、ひらがなで。 ( たかの瓜団参上。見たものは脱力すること間違いなし。恐ろしい効果だ。アイシェせんせい、てんさくおねがいします! やがて階段を上り終えると、周囲を警戒しつつ、武器を振り回してもお互いに邪魔にならぬように二人と少しだけ距離を取った。 ) アイシェも戦闘員としてどうだ。”イー”とか”キー”とかしか言っちゃいけないらしいけど。 玉座占領は最早私たちの十八番みたいなモノになってしまったな。 ( 古城の時のようにまた偉そうな態度で座らせて貰うとしよう。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:14:00]
アイシェ > 正しい王ならそう仰るだろうね、徒に権力を振り翳す王ならばまた別の見解を御持ちだろうけど。 ( どこぞの世界、革命が起きた日の日記に何事も無し≠ニ書くような手合いとか。 傭兵少女の言葉の端々に「長」の心得を感じ、一度そちらを振り返り――大鎌と大剣、長物ばかりが目に付いた。 彼女が考える通り、ここは早くに通過すべきなのだろう。 同様に考えていたらしい少年と目が合い、進むペースを早めながら。 ――とは云え塔だけが高い訳でもあるまい、遠からず螺旋は終わりを迎えるか。 ) 人間以上に結束や命令を軽んじる種族なんだろう、…ああ、砦の話も少しだけなら維言嬢から聞いてます。 もっとも我々とて急造も良い所なのだから、ヒトの事は言えないけれど。 首尾良く玉座に辿り着けたらその暁には――…団長艶子・副団長MJ=@これで行きましょう、ええ。 いっそ居座りますか、烏羽玉の王が留守だったら。 玉座の間に足を踏み入れる魔族もそうそう居なかろう、城内では一番安全かも知れない。 ( もし「鷹の瓜団」が実現してしまったら全力で訂正に行く。 何だかんだでこのノリに染まりつつある年寄りだった。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:04:14]
MJ >  ―――聞いた感じだと、魔王直属の部下も少ないみたいだし。 統一された意思で動く軍隊じゃないって感じカナァ。 ほら、不死者砦でも似た感じだったじゃない? ( 一緒に戦い抜いた傭兵に同意を求めたり。 ) 正直な所ニンゲン側だって結束してるとは言い難いしネェ。 ( 各国から正式な援軍などは出発の時点では聞いていない。 宗教的な理由で、クリスティアの騎士団位か。? 後は、個々の参戦だったと記憶している。 ) イイネ!鷹の爪団! 達筆な字でヨロシクね艶子ォ、オレサマ漢字で「鷹」なんて書けないけどサ。 鷹の爪団、魔界を征服なんてのも……憧れる也。 ( 警戒しながらも、延々と続く階段を昇る。 確かにこの場で襲われると厄介だった。 先は未だかと上を見上げて、流石に魔界まで歩きづめなので疲労が滲む。 ) [Wed 20 Sep 2006 23:54:53]
艶子 > その戦った人は無事だったのだろうか。見る限り死体らしきものは無いけれど。 ( ここまでたどり着くぐらいだから腕の方は確かなのだろう。出来れば一緒に行動して協力して貰いたいが…。 ) ふむ?出入りはご自由にって感じなのかな。多忙、か…。忙しいのは王様として本望だろうけどな。 ( 階段を上りながら、同じように自分達以外の気配に感覚を研ぎ澄ませる。 しかし、この階段では襲われなくない。足場が段差で不安定だし武器も振るい易いとはいえない。早くこの階段を抜けたいものだ。 ) こんな世界だものな、悪魔も案外苦労してるってことか。 或いは”ヴェイトスを攻めろ”っていう命令を理解できるだけの知能が無い悪魔が多かったりして。 ( 悪魔に対しては知性が低いというイメージがある。その外観がケダモノじみているせいもあるだろうが。 ) 筆と墨で書いた方が力強くていいな。鷹の爪段、参上!か…… 悪くないじゃないか。なぁーに、隣にパプテスのシンボルたる十字架を描いておけば挑発だってことは何となく理解してくれるさ。 ( 信者でもないくせに勝手に十字架の乱用。そして鷹の”瓜”団と字を間違えてしまう予感。 ) [Wed 20 Sep 2006 23:44:23]
アイシェ > あのヴァイオレートと並び立ち、かつ従属して居ない存在のようだしね。 ( 彼らが一枚岩では無いらしいとは、これまでの流れで知った事。 それにこの城の規模を考えれば「黒」も並ならぬ力量の持ち主なのだろう、傭兵に向けて首肯を返し。 ) どうだろう、侵入だけなら前もこんな感じだった。 ――…また御留守だとしたらの話、案外魔王も多忙なのかも知れないね。 ( 冗句にも軽口にも遠い、経文めいた口調で呟いた。 螺旋状の階段、行く手を見通せないが確かに今のところ気配の類は感じない。 ) だとすると、只でさえ少ない戦力を進んで散らしているのかね。 だとしたら――… ( 勿論こんなのは楽観論で、おまけに未だ出てもいない結果に対する結果論だが。 人間によって初撃を凌がれた段階で彼らの「挙兵」は失敗だった? ……否、まだまだ予断を許さぬ状況。 つけ入る隙はそこにあるのだと思うに留めて ) 我々は若くないから署名は結構。 それなら素直に鷹の爪団参上≠ニでも――…悪魔が読めるか判らないけど。 ( 悪魔言語も習得すべきだったかと、真剣に考えてしまう瞬間。 ) [Wed 20 Sep 2006 23:30:54]
MJ >  以前来た時は――親玉サンとは逢えなかったんだっけ? あの壊れた壁にしたって……、オレサマ達よりも先に誰か到着してるって事だろうネェ。 ( 破壊の爪痕は、古いモノではなかった。 ) 上ってのは賛成ェ、ボスは高い所にいるのはお約束デショ。 古城でも玉座の間には結界だか何だかあったワケだし。 ( ハーイ、と手を挙げ青年の意見に賛同。 ) 他に言えば、冒険者エリリンのハナシだと焼けた木材から墨を擦ったとか聞いたから―――そっちのが風流カナ? ( そんな軽口は程々に傭兵に続き、階段を昇る。 辺りに気配はナシ。 ) やっぱり……悪魔の個体数が少ないんじゃない。 これだけ過酷な環境だと、悪魔でも生きて行くには大変そうヨ。 増してやヴェイトスに攻め入ってるなら尚のこと。 [Wed 20 Sep 2006 23:20:40]
艶子 > ( 自分も結局捨てられずに鞄の中に仕舞ってある親友に似た生首の果実。持ち帰っても仕方ないから捨てていかねばならないのだけど――。そのタイミングを逃し続けていた。 ) これほど大きい城を構えるのなら魔界でも大物だ。その大物の城に落書きしていった人間風情が居たとなると、有名になるだろうな。確かに悪い気はしない。 敵、というか――寧ろ私たちも随分と簡単に入れたよな。誘っているのか、それともやっぱり取るに足らない存在って事なのかな。 ( 古城の時もそうだったが、「取るに足らない存在」という風に認識されるのが一番不味い。こちらとしては出てきて貰わないと戦いようがないからだ。その為に挑発の限りを尽くす事になるのだが…。 ) いいじゃない”アイシェ参上”、”イコト参上”も付け足して。多いほうが楽しいよ、きっと。 ( と、ここに居ない人の名前まで勝手に書き足しそうな勢いだった。螺旋階段にたどり着けば、アイシェの指差す方向を見上げ。 ) 馬鹿は高い所が好きだ。そして王様なんて馬鹿でないとやってられん。 ( 行こう、と返事をして、階段の一段目に足を掛けた。 ) [Wed 20 Sep 2006 23:10:50]
アイシェ > 案内と申し上げても、その頃の私は「敵」と認識されていなかったから。 …今はどうなっているか判りません、用心だけは忘れないよう願います。 さっき通った壁の崩れた通路にしたって、前はあんなじゃなかった。 生憎玉座の間の場所は知らない、ではそこを目的地に。 ( ひとさまに発破なんぞ掛けてはみたが、実情はまじまじと赫の痕跡を眺めていた少年がその場を離れてくれて安堵する、そんな有様。 ) 人の顔を磨り潰して壁に落書きをすると思うと、ちょっとぞっとする絵面だけどね。 この際「MJ参上」も並べ書くと良いと思うよ、騎士殿。 その手の悪ふざけは若者の特権だと思う。 ( 道行、突き当たるは螺旋を描く昇りの階段。 立ち止まって振り返り ) ――…基本は、やっぱり? ( 上を指差し、王とは高みに陣取るものだろうかと同意を求め。 因みに地下は牢と拷問部屋。 ) [Wed 20 Sep 2006 23:05:02]
MJ > ( 指先の染みに鼻を近付け。 ) 何でこんな所に……―――。 ( 小声で呟く。 鉄錆のキツイ匂い、悪魔のやる事は解らないと真相は知らぬ餓鬼。 怪訝そうな顔付きで。 まぁ良いかと服で拭って。 ) 染料って一昨日摘んで来た果実の果汁なら使えそうだからとってあるけど、いいねぇー魔界に轟く地獄艶子の名。 ( 「いひひ」と笑いながら。 人の顔した果実、全部は持っていけないので数個適当に見繕ってある。 その果実も当然のように血の色をした赤色、この世界は赤と黒しか存在していないのかと疑問に思う次第。 ) 窮鼠猫を噛み殺す事だってあるかも知れないしネェ―――、お兄サンこそ、頼りにしてるよ。  [Wed 20 Sep 2006 22:57:31]
艶子 > 道案内が居てくれるのは助かるよ、アイシェ。私たち二人だけだったら確実に迷っていただろう。 ( 城というのは内部の構造が複雑なものである。古城は地図があったから良いが、この黒い城の地図なんて無い。まあ、古城に比べて造りがしっかりしているので、その点は有り難いが。 ) 挑発は私も賛成だな。悪魔どもに私の名前を知って貰う意味でも。 ( アイシェの言葉と、MJの心配そうな目に一先ず深呼吸。気を沈め、リラックスさせようと。 ) 大丈夫、私は戦いの時になって初めて弾けられる性格だから。 ( 自分に言い聞かせるように二人に言った。 ) この城の王の玉座を見つけたら、そこで堂々とするよ。 [Wed 20 Sep 2006 22:48:11]
アイシェ > ( 殿は一番危険、進んでその位置を努める傭兵の少女の仕草が幾分堅い。 ) 過度の緊張は身体の動きを鈍くする――そうです。 玉座の間の艶子嬢はそれこそ女王のように堂々として居られたよ? …大丈夫、俎板の鯉が包丁をへし折った例だってきっと皆無じゃない。 ( 「大丈夫」なんて軽々しく口にはしてみるが、根拠も微塵もなければ挙げた事例も出鱈目。 ) 折角なのだから、「艶子参上」でしたっけ――…あれをここでもかましてやる勢いでひとつ。 ねえMJ君、…きみもそう云うの、大好きでしょう。 ( 塗料は持って来ているか? そう目で問うた。 挑発効果もあるが、自分たち同様侵入者の戦意を高める役にも立つだろう――まるで彼女を神輿に乗せるようだが、どうやら討伐隊の中でも知名度の高かろう御人。 決して無駄にはならないだろうと。 ) [Wed 20 Sep 2006 22:41:45]
MJ >  悪魔相手に―――挑発するとは、繊細そうに見えて剛胆だネェ。 前に此の城にも来たみたいなハナシは本当だったと。 ( 確かに、悪魔相手への挑発は有効かも知れない。 何せ打算よりは矜持や美学で生きていると思われる悪魔なのだから。 呆れると共に、感心も覚える。 青年が凝視している壁に描かれた紅のライン、指でなぞれば貌を顰め。 ) 後続は、艶子ォ期待されてるみたいだか―――。 ( 言葉を切り振り返れば、顔色の悪い傭兵。 大丈夫かな?傭兵を見る餓鬼の目はそんな言葉を如実に示していた。 ) [Wed 20 Sep 2006 22:36:50]
艶子 > ( ―― ここがクロウ城か。 あの狂った森を抜けて一安心と思ったが、その城から滲み出る気配に傭兵はやや怖気づいていた。ここはもっと何か―― 自分達がここに居るという事それ自体が酷く心細いような、場違いなような、そんな感情に囚われる。今更臆した訳ではない、恐怖に震えた訳ではない。 だが、とても大きな不安に襲われていた。 ) …… む、無論だ。私も正面突破は望むところ。 ( とは言いつつも、傭兵のその口調や表情には僅かに動揺が見られる。 ) [Wed 20 Sep 2006 22:29:14]
アイシェ > ( 残された血を引いた赫は、道標のようにも見えるけれど。 …以前内部を歩き回ったモノからして見れば、これは誰かが歩いた印では在れ城主殿への道のりを示したものでは無いと思われる。 あの先に続く昇り階段の先は小部屋の連ねであって、玉座の間では無かったと記憶。  ――…だから、いつまでも凝視すべきサインじゃない。 いつまでも見ていたいような色じゃない。 大体こんな色、好きじゃ―――― )  …   ( 深呼吸の真似事は動揺を潰す為のもの。 漸く壁の跡から目を離し ) 艶子嬢、それに後続しているらしいトリス嬢がどうやら重装備のようだから。 彼女達に正面を任せて背後から、そう云う訳にもいかないでしょう――… ただの無用心でもこの際構わないけどね。 [Wed 20 Sep 2006 22:21:49]
お知らせ > 艶子が入室されました。 『更にその後ろ、隻眼の傭兵が続く。』 [Wed 20 Sep 2006 22:21:17]
MJ >  お兄サン―――。 正面突破とか男気溢れてるネ。 ( ビロードの絨毯が続く回廊、呆れ顔の餓鬼が青年に続いて。 前方を行く青年は、まるで近所に買い物に行くような気安さ。 肩口に背負った不釣り合いな鎌が無ければ此処が魔王の居城とか信じらぬだろう。 だが、餓鬼の付き従う王も小細工よりは正面突破を望む質。 ) [Wed 20 Sep 2006 22:16:44]
お知らせ > MJが入室されました。 『 紅色の餓鬼。 』 [Wed 20 Sep 2006 22:11:21]
アイシェ > ( 鎌携えた黒尽くめ。 ――…いっそ此方側にも思われそうな風体なのを自覚する。 下手をしたら盛大にフレンドリーファイヤー ※友爆※  喰らってた可能性とか、本気で勘弁して下さい。 そもそも属を正せば「此方側」ではあるのだから、あながち洒落にならない話。 …何方の手に拠るものかは判らねど、壁に引かれた赫が目に痛くてそのくせ目が離せない。 壁の赫に、片付けた痕跡のある荒らされた部屋。 交戦の証か、前回地下で見た有翼の虜囚の抵抗の後か、はたまた城主殿の気紛れか。 更に先発した何方かの傷跡でなければ良いのだけれど。 ) [Wed 20 Sep 2006 22:05:31]
アイシェ > ( 黒一色に彩られた城内を飾る極彩色、伸びる絨毯の赤――前回訪れた頃と同じ色合い、常闇に沈んだ漆黒の城。勝手知ったるとは言えないが、慣れた足取りが緋色の上を行く。 ――装飾なのか否か、飛び飛びに飾られている燭台に小さく炎が揺れて城そのものが巨大な生物の内部のよう。 「門」を越えた時からそうであったように、大鎌の柄を肩に引っ掛けたまま。 ) [Wed 20 Sep 2006 21:50:06]
お知らせ > アイシェが来ました。 『( 黒と赤。 )』 [Wed 20 Sep 2006 21:40:56]
お知らせ > 九栄が帰りました。 『―――― 「 I'm here 」』 [Wed 20 Sep 2006 02:09:11]
九栄 > (くぁ、と欠伸。ひとつ漏らして) ……んふ。 ま、もうちょっと頑張ってみますか。(よいせ、と腰を上げると―― ふと、思い立ったように壁を眺めて)  ……ふむ、ん。(水袋の水、少しカップに注ぐと自らの血を混ぜ、染料代わりにし。壁へとざ、と塗りたくって―――。) [Wed 20 Sep 2006 02:08:47]
九栄 > (道順は適当。目的地も適当。行き止まりにぶつかっては引き返し、妙なドアを見つけては中を覗いて…うんざりした顔でドアを閉じる。) うわぁ……ホント悪趣味だわ。(拷問部屋だった。むかつく胸を撫で摩り、口直しにと二本目(城に入ってから換算)に火を付ける。気分の悪い部屋から足早に離れると、小さなホールのようになった小部屋の中、壁に背を預けずるりと座った。)  ……あーぁ、ホントなんなんだか。(両膝立ててその上に肘を付き、頬を乗っけてぐったりぼやく。唇の上で煙草がぴこぴこ、赤い点が蛍のように。) [Wed 20 Sep 2006 01:35:58]
九栄 > ……ある程度、痕跡は残してるんだけどね。(呟く歩みが、ぴたり、と止まる。 目前にはT字路。右へ行くか、左へ行くか。) んー……ふぁらりすの右手法。(右へと歩きながら…親指を小さく噛み切って、壁に小さく赤い矢印を描く。 目印、というやつだ。己にとっても、その他の誰かにとっても。) ……余計なのが来ちゃうかもしれないけどね。(…まあ、そうなったらそれはそれ、だ。) [Wed 20 Sep 2006 01:09:35]
九栄 > (――ぶっちゃけてしまえば、この城の主と正面きって戦って、生き残る自信は全くない。けれど、戦い方が無い、訳でもない。) ……鍵は、此間のあの子、ね。(己を面白い、と評し去っていった――見逃してくれた――あの、剣の天使。屍だったのか堕天使だったのか定かではないが、まあ大して違いは無いか。) ……気に入って貰えたみたいだしね。上手いコト、気配に気付いてくれれば良いんだけど。(雲を掴むような話ダワ、と肩を竦めて皮肉な笑い。――やはり、あまり城が広すぎるのも困りモノ、か。) [Wed 20 Sep 2006 00:57:55]
九栄 > …アタシは大急ぎだったけど。(それ以前より、多くの討伐者がこの城を訪れたと言う。今、手近には自分の気配しかないがきっとこの無駄に広い城のどこかに、同じように潜り込んだ者たちが居るんだろう。) ――――そう考えると、広いのも悪くはない、か。(魔物の類なら構わないが… 顎を撫でてから、ぱたり、煙草を叩いて灰を落とす。) [Wed 20 Sep 2006 00:47:00]
九栄 > (見上げれば首が痛むほど天井高く、上る煙はどこで消えたやらさっぱり見えない。) ……やあねぇ、こんな豪華なお城。ブルジョワジーってやつかしら。 そのくせ趣味はあんまり良くないし…。(冷え冷えとした空気。薄暗い照明。饐えた空気が足元に蟠っているような不快感―――― 魔界の主の城、と言うに相応しくはある。けれど) …気が滅入るわね。(煙草で誤魔化さなくてはやってられない、ほどに。) [Wed 20 Sep 2006 00:40:36]
九栄 > ―――やあ、頑張ればこんな早く来れんのね、此処って。(人気の無い城の中。かつかつと靴音を響かせながら、鼻を鳴らして壁を見上げる。) [Wed 20 Sep 2006 00:30:52]
九栄 > ―――やあ、頑張ればこんな早く来れんのね、此処って。(人気の無い城の中。かつかつと靴音を響かせながら、鼻を鳴らして壁を見上げる。) [Wed 20 Sep 2006 00:30:32]
お知らせ > 九栄が来ました。 『広間―――』 [Wed 20 Sep 2006 00:27:34]
お知らせ > クーニャが退室されました。 『このまま、厄災が城と城主の上に降りかかる事がなきよう・・・(1人小声で呟くのだった)』 [Tue 19 Sep 2006 21:51:26]
クーニャ > (苛立たしい気分を紛らわすように文様を磨き進める作業に没頭し・・・、ふと思い立ったように同胞へと顔を向け) 狩った者を無駄なく食べる我々の方が、オキャクサマたちより無益な殺生をしていないのではないかしら、ネェ・・・?(そう纏め、人形は自分の胸の内に感じるモヤモヤしたものを無理やりにでも収めることにする。自分の様な、下位のものには格上の方々の考えは理解しにくいものである故、見当違いであるかもしれないが女はひっそりと願う…) [Tue 19 Sep 2006 21:48:54]
クーニャ > これではどちらが悪か、分かったものではないですわぁ・・・(悪魔でない女は、善悪という言葉を使う事にためらいはない。もし、不法侵入者たちが大義名分など語った所で、女は鼻で笑ってこういうことだろう。悪魔は、城にきたものを。人間は異世界にきたものを。自分の陣地に入ってきたものを片っ端から排除しようとする悪魔と、人間はやっている事は同じではないか?何故こちらだけ一方的に悪と呼ばれねばならないのか。先日鬼ごっこした天使・・もうその姿すら覚えてもいないけれど・・・を思い返しわずかに唇をかんだ) [Tue 19 Sep 2006 21:39:47]
クーニャ > (綺麗に清めた黒き布にて、何度となく磨かれた文様は闇の祝福を受けほんの少し物持ちがよくなるが) 当面は、城の補修に専念しなければですわぁ・・・?お料理の方がとても、とても、楽しいのだけれど・・・ (がっかりだ、と。感情を露に肩を落とした。) 招かざるものたちというのは、とんだ狼藉ものばかりなのねぇ・・・(会った者は皆不法侵入者だったから) よそのお家には勝手に入ってはいけないとか。家のものに勝手に手を出してはいけないとか・・・・・・・・・・下等な生き物なのねぇ・・・(女からすれば、侵入者達が悪漢で自分達は被害者といった感覚があり、どうにもいけ好かない。侵入者を排除しようとするのは当然ではないのか?その手段は確かに命をとるという方法であったりと、非道なものかもしれないが) 逆切れですわよねぇ・・・ (勝手にあがりこんだ癖して、追い出そうとした相手のして逃げていくのはそうとしか言えないのではないだろうか。) [Tue 19 Sep 2006 21:34:40]
クーニャ > 嫌ですわぁ・・・ (修繕に必要なものをすぐそろえるのは難しいだろう・・・。大きな瓦礫を移動させるのは同胞へと任せるにして、自分は損壊を免れた鴉と蛇の紋様の埃を払っていく。それにしても、だ) 門番達は、オシオキをされるのではないかと思いますのよ・・・。度々。えぇ、度々、招かざる客をやすやすと侵入させておりますものぉ・・・・・(無論、女の権限で門番を変えるなどという事はできないが) 不快に思われる進言を、もしも。あぁ、もしも許されるのであれば・・・・(憂えの溜息。こちらからはお目通りも適わぬ尊き方ゆえ) この城の守りを、もう少し固められるツワモノを召し抱えたほうがよいと思いますのよぅ・・・?(そう簡単に魔族のツワモノを召集させるのは難しいだろう事は分かってはいるが、連日侵入を許す様な門番でもないだろう。また、そこまで考えなしに突貫する愚か者も居ないであろう、今こそ備えるのに最適な時なのではないかと。空っぽな頭を回転させた人形なりに城と城主を思っての考え。) [Tue 19 Sep 2006 21:22:16]
クーニャ > オイタした者が誰かは、私興味ありませんのよぅ?(同胞の中であれば、だ。) けれど、これだけ城を荒らしていったのですもの、生かして外へ出す様な事だけは・・・・・・・避けねばならないと思うのですわぁ?・・・ねぇ?(つま先近くの瓦礫を苛立たし気に蹴飛ばすと、廊下へと降りよう。女自身はまだ、オイタした両者の「死体」を見ていない。その場に自分が居れば・・・とも思うが、女は足手まといでしかない事を知っている。) [Tue 19 Sep 2006 21:10:10]
クーニャ > (普段。お咎めをうけないギリギリのラインで好き勝手している人形ではあったが) ・・・・・・・オイタをし過ぎた子が多いのは困りますわぁ・・・ (珍しく泣きたい気分で嘆いていた。兵力へとあてられて減った城の住人達。・・・とはいえまだこの城にも多くの同胞がいるのは確かである。その一部と共に、女はこの場の片付けにきていた)  城主・・・様が知ったらさすがにお咎めどころでは・・・ないですわぁ・・・ (さすがに、城主を知っているものであれば、土足であがりこんだ挙句に人様の家に風穴なんぞあけて何もなかった顔して去るなんて事はしないだろう。と、いう事はだ――) 実に不愉快でございますわぁ・・・ (崩したのはこの城にとって利にならないものである、と女は判断したようだ。崩れた壁の一部をつかむ手に力がこもった。・・・とはいえ、少女自身にはさしたる力もないので崩れ去ることはない。) [Tue 19 Sep 2006 21:04:42]
お知らせ > クーニャが入室されました。 『(真新しい瓦礫の山の・・・てっぺん)』 [Tue 19 Sep 2006 20:57:47]
お知らせ > 嘆きの声が帰りました。 『( やがて床下へとその姿も消え。 )』 [Tue 19 Sep 2006 00:52:30]
嘆きの声 > アナタノ方ガ カワイソウ ダワ。 ( コロコロコロ、ゲラゲラ ゲラ。 髑髏の笑いが辺りに弾ける。 天使の『存在そのもの』に遠慮もしない異形が壁を意に介するはずがない。 吹っ飛んだ天使の背骨の一欠片も残っているか、『動けない』髑髏は確認はできず。 骸が残っていれば他の侵入者が発見して持ち帰ってもくれるだろう。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:51:42]
お知らせ > クロスが帰りました。 『――― ご め ん ね ? ―――』 [Tue 19 Sep 2006 00:43:37]
クロス > (リテイク)救済、―――憐れな魂を開放、すること   まだ生まれ変われば、良いだけ なんだよ。 私は、ある天使を模して創られた天使、だからね。 (生まれ変われない、小さく付け足しながら天使を救えるならば救ってやりたいもの。それでも生きたい執着心は絶えるところが、湧き上がる一方なのだ。) オ ヤ ス ミ (天使に同情する言葉を吐き出しながら、砕かれた壁の付近まで近寄れば見上げる先は天使であった存在へ。そして天使の一撃を受け止めるようにすれば、遠慮ですら無い酷い一撃を貰えば砕かれた壁の向こうに吹き飛んで消え去る。) [Tue 19 Sep 2006 00:43:08]
クロス > 救済、―――憐れな魂を開放、すること   まだ生まれ変われば、良いだけ なんだよ。 私は、ある天使を模して創られた天使、だからね。 (生まれ変われない、小さく付け足しながら天使を救えるならば救ってやりたいもの。それでも生きたい執着心は絶えるところが、湧き上がる一方なのだ。) オ ヤ ス ミ (天使に同情する言葉を吐き出しながら、砕かれた壁の付近まで近寄れば見上げる先は天使であった存在へ) [Tue 19 Sep 2006 00:41:32]
嘆きの声 > アナタノ救済ッテ ナァニ? 逃ゲルダケ ナンデショウ? ソレトモナァニ、明日ニハ傷モゼェンブ治ッテ、マタ私達ニ 会イニ 来ル ノ?  デモネデモネ、 私達 モウ――  ( 満身創痍の天使は最早地を這う虫と大差ない。 最後の一撃はコロコロと囁くように。 )   サ ヨ ウ ナ ラ ♪  ( 全てを投げ打ち逃走するならと既に伝えている。 そこを『微笑する』と言うのなら、わざわざ振り返りすらしているのだろうか? ――それを髑髏は余裕と受け取った。 ならば逃がす気も生かす気もない一撃が容赦なく天使へと向かう。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:33:47]
クロス > (弾け飛ぶような激痛が齎すだけで無くて、痛みを抑え付ける事しか考えられなくなって来ていた。それでも生に対する異常な執着心を其処から初めて湧き上がれば、ぐっと腕を引き摺りながら逃走を図ろうとしていた。それでも避けきる事には右足だけに適わなかった。肉体、精神、霊魂、どれも砕け散らずとも右足に当てられ砕け散るような酷い激痛が内側から弾けては全身にも伝わるような勢いだ。幾度も旋律に乗るような声で喘ぎ続けていながら、地に這い蹲りながら天使へ睨むようにさせて微笑んでいた。) ――― がっ は、あっ ぐあ  っ     あ・・・・、  貴様、を救済して    あげるよ (全身に激痛が走るようになれば、天使の不気味な声に傾けながら不適に笑いかけながらも崩れ落ちた壁へ目指し続けていた。天使に捕獲及び何もされなければ崩れ落ちた壁に通して逃亡出来るのだろう。) [Tue 19 Sep 2006 00:24:53]
嘆きの声 >  ( ガラガラッ! 体当たりに壁はたやすく崩れ落ちる。 その向こうへと異国の戦士の姿は消えた。 前ターンにて宣告した通り、残された天使へと『とどめを刺す』為の、それだけの威力を込めた咆哮が走るだろう。 ) ――爆・砕ッ!!  ( 但し、密度を高めた分攻撃範囲は先ほどのものと比べて幾分狭い。 全てを投げ打って逃走に努めるなら、肉体はおろか魂までも砕け散る結末『だけ』は免れるかもしれない。 ) 私達 救ッテクレルンデショウ 天使 ダモノ ネ ?   逃ゲルンノ、 ネエ 逃ゲル ノ――? ( 複数の声が無数に反響する不快な笑い声が辺りに響き、クロスの行方を黒い眼窩が空ろに追った。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:11:54]
クロス >  っ あ、 痛 ッ  (防御に対する力は乏しい為に大した壁にならず、左の二の腕に内側と外側から弾け飛ぶような痛みが襲い掛かる。手にしていた左の聖剣ですら消え去ってしまい残るは右の聖剣だけ。そのまま横へ転がるように飛び掛れば、傷められた左腕に激痛が走り出して激痛を齎して喘いだ。) 不味、い…    貴方だけでも、逃げろ (標的にされた天使に恐怖しながらも、右の聖剣を捨てて痛々しい傷を残す左腕を抑え付けながら体勢を直ぐに立ち直りながら叫んだ。それでも後に続くように精一杯に足に力を込めようとしたけれど痛みは酷い。) [Mon 18 Sep 2006 23:58:47]
お知らせ > マドゥーが退室されました。 『壁の向こうに現れた虚空に消えていく姿・・・・・・』 [Mon 18 Sep 2006 23:57:31]
マドゥー > (ばら・・・と、固まり損ねた石膏の如く、石壁は男の体に屈し・・・・・・) [Mon 18 Sep 2006 23:56:58]
マドゥー > 聞こえているならばわき目をふらず・・・・・・・・・飛べっっ!!(波動をその身に受け、吹き飛ぶ相棒の天使・・・・・・迷っている暇は無かった。相棒の生死を確認する間も無くば、絶望的な破壊力を溜め込まんとする屍天使を尻目に、全体重に自身の剣技の足運びが生む突進力を加え・・・・・・崩壊寸前の壁にぶつかった!) [Mon 18 Sep 2006 23:55:19]
嘆きの声 > ( 聖なる力とやらの防護壁は髑髏には分からない。 だが、彼我の戦力差に加え髑髏も天使の範疇に留まる、騎士が手にする盾ほどの効果が見込めたかどうか。 再度繰り返そう、髑髏と天使の戦力の差を比べるべし。 肉は、骨はいかなる損傷を受けたか? 横へと飛んだ天使の体勢はいかに? ) オ ォ オオ ォ ォ  ――   ( クロスの状態に関わらず、髑髏の天使は手負いのクロスへと向けてとどめの一撃を加えるべくその力を溜め始める。 次ターン、解放 ――だが、東洋の戦士の洞察力は窓も扉も閉ざされた壁の牢獄の中、一縷の脱出の光を捉えていた。 深い亀裂の走った壁は体当たりで崩れるだろう。 ) [Mon 18 Sep 2006 23:49:48]
マドゥー > ・・・・・・・・・(状況は最悪・・・・・・広範囲の攻撃を持つ相手に対し、密閉された空間・・・。地の利すらこちらには向いていなかった・・・。勝てる要素無くば・・・退くのが戦術の基本であるが・・・)・・・・・・・・・ん?(先ほど自身が避けた場所・・・・・・。窓を破るのに一度、自身への攻撃に二度の衝撃を浴びせられた壁の亀裂は深く・・・) [Mon 18 Sep 2006 23:43:06]
クロス > (翼を広げて、十字架を模した両の聖剣を標的である天使へ突き構えた。一瞬だけ、男の方に横目で見たけれど大事に成らない。無事ならば良い。問題は、頑丈な鎧を纏った天使であることが困難だった。離れても波動が来るし、近付けば格闘になるし厄介な天使だった。) ―――― ッ    ここまで 、 (予想以上に上回る波動の速度に驚愕して、両の聖剣に篭る聖なる力を強めてから盾にするように交差をさせた。天使へ立ち向かう勢いを殺すように翼を羽ばたいて横へ回避をしようと試みたけれど、左腕には喰らってしまうのだろう。) [Mon 18 Sep 2006 23:38:35]
嘆きの声 > ( 自らの都合で始末と救済とを使い分けることなかれ、それでは人間の方便と変わらぬ。 天使の内心が聞こえていたならそう言って嗤っただろう。 『声』は攻撃を諦めて横飛びに転がったマドゥーがいた辺りを通り抜け、背後の壁にヒビを入れた。 髑髏の首が接近する天使へと向いて )  ――怨ッ!! ( 咆哮は天使の真正面へ、この『声』の攻撃範囲は東洋の戦士が恐るる通り。 全力で接近する天使は『声』に向かって自ら飛び込む形となろう、相対的により近まった両者の距離で殺到する音波は避けられるか! その剣閃は間に合うか! ) [Mon 18 Sep 2006 23:28:50]
マドゥー > おのれ・・・!(先ほどのチャクラムは今の行動で取り落としてしまった。もう一輪抜き放てば、再度回転を加え始め・・・) [Mon 18 Sep 2006 23:20:51]
マドゥー > ぬぅっ!!(チャクラムを投擲しようとした最中、波動が襲い来る!この類の音波攻撃の厄介なところはその攻撃範囲の広さ。避けるためには攻撃を中断し、頭から飛び込むように脇に転がるしかなかった。) [Mon 18 Sep 2006 23:19:48]
クロス > (男の言葉に、目が覚めた。神の使い。存在する理由は、闇に居た者、闇に堕ちた者、を始末するか救済をする。一瞬にだけ瞬きをさせていたけれど、頭の中では分かっていても何処か情けない感情が捨て切れない。それでも潜める残虐性を引き出そう。) ―――私は、貴方を救済する為に開放してあげます (此処で敗北してしまったらどうなってしまうか分からない。けれど、存在する理由の為に、堕ちた天使を救う為に二つの聖剣を突き刺して構えてから、白銀なる翼を広げた。男へ視線を向けた堕ちた天使へ接近をしようと獣を超えた速さで飛び掛ける。回避するか攻撃するかはまだだ、天使の出方で判断をする。) [Mon 18 Sep 2006 23:13:40]
嘆きの声 >  ( 天使は『回避』した。 崩れた煉瓦が扉の向こう、退路を塞ぐ音が聞こえただろう。 )  イラッシャイ コッチヘイラッシャイ――  ( 眼球のない髑髏が顎だけでカタカタ笑った。 手甲に包まれた両手を広げて賛美歌を歌うよう、『移動』をしなかった二人のさあどちらを狙おう? )  倣岸不遜ナ人ノ子ッ!  ( 汚れようが堕とされようが天使は聖性を保っていた。 天敵と混同され矜持を損ねた怒声――破壊力を持つ『声』がマドゥーへと向かう。 ) [Mon 18 Sep 2006 23:10:55]
マドゥー > (咆哮・・・どうやら破壊の波動をもたらすもの・・・が迫ればタンッと地を蹴り自身も身をかわし・・・・・・次に地に足を着けば、片方のジャマダハルを鞘に収め、同時にチャクラムを抜き放ち)あれは魑魅魍魎の類だっ!魔物に迷うな、ハプテスの神の使いよっ!!(相棒に叫びながら、指先でチャクラムを回転させる) [Mon 18 Sep 2006 23:01:55]
クロス > (闇に堕ちたとは言え天使だったのは変わり無い。後退しようと繰り返したけれど、天使の嘆きにぴたりと足を止めてしまう。訳が分からない感情を爆発させるように怒鳴りつけた。両の聖剣に握る力を精一杯にしていた。) …… い 、  うるさい…  ッ  ! (天使か魔族か、分からない。何を感じ取ったのか、隣には男がいて反対側に飛び回避をすれば、何かが崩れてしまい扉が閉じ込められてしまった。そして逃げ場は天井だけ、しかし男を置いて行く訳にも行かないし頭の中に「罪」が生まれてしまう。) [Mon 18 Sep 2006 22:56:24]
嘆きの声 >  今度モ仲間ヲ見捨テルノ? ( 後ずさる『同胞』天使の姿に何を見出したか、再びの咆哮が髑髏より上がる。 狙いは天使――ではなく、彼の真後ろに控える扉。 天使が回避するならば『声』は扉の向かいの壁を砕きその瓦礫は扉を封じてしまうだろう。 天使達の苦しみは執拗に陰湿に虜囚の運命を二人にも味合わせようとしている。 ) [Mon 18 Sep 2006 22:50:48]
お知らせ > クロスが入室されました。 『…え、ええ 分かりました… 』 [Mon 18 Sep 2006 22:46:50]
マドゥー > ・・・・・・おい・・・お主、何か言われておるぞ・・・?(屍天使の言葉に、極めて冷静に言う。とぼけた言葉ではあるが、この状況で何かの感情を爆発させてしまうのは極めて危険であった)・・・・・・・・・目を逸らすなっ!来るぞっ!!(暢気に退路を確保している余裕など無い・・・雰囲気でそう感じた。相手の中に・・・・・・生き延びる術を見出す他は無いと) [Mon 18 Sep 2006 22:45:43]
クロス > ええ、そういう事になります。貴方と私は、…同士みたいなものですね。 (得たい知れぬ正体に警戒を研ぎ澄ませていた。両の聖剣を交差するように構え、同じく標的から逸らさぬように声だけで伝え合うしかない。) ――ありがとうございます、  楽し、く…ッ  (殺す方が大事?) 殺す方が…、大事… あ……、不味い!逃げる道だけは確保をしなくては! (不意に音を響かせば、窓が閉じられてしまい逃亡手段が一つ奪われてしまった。冷や汗を流しながら、男を思い遣りながら周囲に対する警戒を解けないままじりじりと後退をするのだろう。) [Mon 18 Sep 2006 22:39:43]
嘆きの声 > 痛ミ 助ケテ ナゼ助ケテクレナイノ 悪魔ヲ殺シテ楽シカッタ? 私達マダ生キテルノニ ( 声の主はずっと助けを待っていた。 東洋の男と同属の聖なる者が地下に姿を現した時、これでやっと救われると喜んだ。 父の元へ帰れるのだと素直にそれを喜んで、――踏み躙られた。 聖性を残したまま怨みつらみに魂を堕とした怨嗟が叩き付けられるだろう。 二人にではなく、まずは窓に ) 殺ス方ガ大事ダッタ? ( ――バン! 大蛇に乗り飛び立つクロウァーテが使いやすい用、不規則に取りつけられた窓が『声』によって閉じられる。 自分達が幽閉されていたように、二人を閉じ込めようとしているのだ。 )  ( 堅牢に閉ざされた窓は、人間の限界程度の力を持った上で破ろうとするなら辛うじて破れるだろう。 ) [Mon 18 Sep 2006 22:34:20]
マドゥー > ・・・・・・・・・・・・よもやお主も紅い光を通って、ヴェイトスより参ったクチか??(気配の咆哮をむきつつ両の刃を構え、声だけで天使にといて)・・・・・・何はともあれ・・・“アレ”よりはお主の方が信用できそうだ・・・・・・(とんっと軽く肩を並べる位置まで下がる。次第に実体化する化け物に冷や汗にじませ・・・・・・) [Mon 18 Sep 2006 22:29:46]
クロス > (男の方へ触れられるか触れられないぎりぎりまで近づけば立ち止まった途端、響き渡る悲しい嘆きに反応していた。) ―――何、この悲しい…    声 (眉間に皺を作り寄せていた。何処か懐かしい感じがしたのは気のせいかも知れないけれど、矢張り冷酷を保つ事は忘れないようにする積もり。見知らぬ男へ振り向きながら、) 此処は、如何しますか…? (相手の招待は知らない、若しかしたら味方かも知れないけれど声からにして魔族か敵だと思われるけれど救いの声にも聞こえて判断しようがない。) [Mon 18 Sep 2006 22:22:34]
嘆きの声 > ( 其れは城の壁面と床を揺るがせて響く。 怨みに満ちた慟哭が侵入者達に聞こえるか、地下に幽閉され死さえ許されぬ痛みと苦しみの連鎖の果て、聖性を持ちながら黒い欲望に身を委ねた者の声が地下から響いてくる。 )   痛イ 苦シイ  タスケ テ  ( 声はジワジワ濃度を増してやがて実体を帯びるに至る。 輝かしい金髪を張り付かせた髑髏が、戯れに西洋鎧の中に詰め込まれた姿。 それは徐々に厚みを増して地下より床を通り抜ける。 ) [Mon 18 Sep 2006 22:17:19]
マドゥー > (天使が一歩近づけば、すっと向き直る。そのあたりは戦士の本能・・・)・・・・・・何・・・危険は重々承知しておったよ。いわゆる、“魔界”とは思っておらなんだがな?(誰も教えてくれなかったのだからしょうがない。密命を受けここまで、ずっと一人で過ごせばこうもなろう。)・・・・・・・・・!?(会話はそこまで・・・突如として響き渡る咆哮に・・・だんっと向き直る) [Mon 18 Sep 2006 22:17:14]
お知らせ > 嘆きの声が入室されました。 『オ ォ ォ  オ ン』 [Mon 18 Sep 2006 22:12:24]
クロス > ―――、そ 魔界 なんだけど… (見知らぬ変わった男を見眺めながら、確認の様な問いに対して頷いて答えていた。どうやって来たのか気になったけれど落ち着かせるのが第一である。) 気付かなかったんだ…… …よく生きて来れたね (城の中となれば、邪悪な魔窟だと言っても良いもの何も知らず生き残ってきた方が寧ろ驚きだ。ある意味では尊敬に間していて尊敬の眼差しを密かに向けていた。そして唐突に呟き始めた男を見て前言撤回しかねない勢いだったけれど堪えた。問題無し。) あの、大丈夫…ですか? (確認をするように、男に何とか触れられる距離まで縮めるように近付いていこうとした。そこで立ち止まるのだけれど) [Mon 18 Sep 2006 22:08:48]
マドゥー > ・・・・・・ま・・・か・・・い・・・・・・・・?(はっとその単語を聞けば、目を見開いた。この一月・・・一ヶ月もの間・・・探そうにも、たどり着けなかった答え・・・・・・)魔界とは・・・・・・!なるほど・・・これまでの奇怪な出来事の数々もこれで合点がいった!(天使から目を逸らし、一人ぶつぶつと呟き始めた男。この世界では発明されていないかもしれないが、世が世ならぽんっと、ふきだしに電球が現れていたろう) [Mon 18 Sep 2006 22:02:32]
クロス > ――、えーと… (一瞬だけ表情が酷く砕けてしまった。心の中では、この人は大丈夫なのでしょうか…、と心配気味に呟いていたけれど警戒は解けず。) え、ええ… … 時間はたっぷりあるんでしょうし (何気に混乱してしまっている男に気付いていなかった。恍けたような反応だったらしくて、気長にでも待とうかと思いながら焦らせてしまわないように気を使った。男が刃を下ろせば、同じく二つの聖剣を下ろして反応を待った。) ―――ちょっと待って、そんなことでさえ知らないの?……えーと、悪魔とか魔族が住む異界…簡単に言っちゃえば『魔界』だよ。 (段々と気弱な声色を感じ取れば、益々に心配になってくる。丁寧に説明をしようと言葉をゆっくり述べていた。) [Mon 18 Sep 2006 21:56:43]
マドゥー > ・・・・・・・・・??(天使の反応に、少し混乱した・・・・・・いや、本来この場の事情をわきまえているのならば、それは至極当然の反応なのだが・・・・・・・。生憎、男に自分が魔界にいるという自覚は無い故・・・・・・)・・・・・・お主らが魔を滅する存在であるということは俺にでも分かる・・・・・・・・・・・・・・・待て・・・少し待ってくれ・・・・・・(異界に着てからほぼ一月・・・初めて会話らしい会話をしたその相手・・・、状況が分からない。混乱してきた。・・・・・・男はこめかみをこじるようにした後、刃を下ろすと、静かに言った・・・)・・・・・・お主・・・・・・ここがどこか・・・知っておらぬか??(おずおずと・・・気弱な雰囲気がにじむ声) [Mon 18 Sep 2006 21:50:02]
クロス > ―――嘘、人間? (耳を疑った。信じられなかったらしく、無意識に驚愕をして問い返していた。) ―― 魔族、所謂…悪魔の味方ならば始末しなくては成らないからです。 (この答えは無謀な賭けだった。相手が魔族や敵ならば不快を抱くだろう。それで敵だと分かるが、相手に知らせる様な物だった。) 続いての答え、――この城の主でも無いし…、え? (相手の答えを聞けば、魔族でないし敵でも無いと判断すれば) 私は魔族の味方でも何でもない存在ですよ。 [Mon 18 Sep 2006 21:44:06]
マドゥー > 異な事を問う・・・・・・(天使の問いに、刃を突きつけたまま双眸を細める)俺は人間だ・・・・・・・・・俺からも質問が二つある。(ピクリとも動かぬまま問答は続く)何故、俺が魔族であるかと問う??(何者か・・・ではなくって・・・)・・・・・・そして、ここはお主の城か??・・・なれば、俺は侵入者ということにもなろうが・・・・・・ [Mon 18 Sep 2006 21:37:28]
クロス > 音の正体は、――― (金属音を響かせた張本人の方へ振り向かせながら、薄らに白い発光を帯びる天使は変わった男に変わった武器を抱える姿を認識していた。) ――貴方だったんですね。…ええ、分かります 貴方は魔族ですか? (突き付けられた事に対して、警戒心を覚えるようにした。両の手に握っていた薄く輝く聖剣を十字に交差するように構えてから答えた。冷え切った双眸をする天使だったのだろう。) [Mon 18 Sep 2006 21:32:12]
人影 > (影が近づけば、天使自身が発する光で、その容貌が照らされる。風変わりな防具を纏い、ターバンの下爛々と目を光らせる男の姿・・・・・・その両の手には金属音の正体であろう、ジャマダハルと呼ばれる武器が握られていて)・・・・・・ハプテスのマーラ(魔神)か・・・俺の言葉が分かるか?(右の刃の切っ先を突きつけるようにしながら、数歩手前で足を止め・・・低く言葉をつむいだ) [Mon 18 Sep 2006 21:26:32]
クロス > ――― ッ ! (音も無ければ、微かの音でも響いてしまう。そんな廊下の何処から金属音が響かせていて身体を強張るように反応を示していた。ぐっと聖剣を握る力を強めたままだった。歩き出していた足音がぴたりと立ち止まっていて立ち尽くしていた。) [Mon 18 Sep 2006 21:20:46]
人影 > (ゆらり・・・城内を取り巻く闇の一部が歪んだ様な感じがした。壁の凹凸が陽炎の如くうごめくと、しゃんっと金属がこすれるような音が響き・・・・・・影が流れるように天使に迫っていった) [Mon 18 Sep 2006 21:17:11]
お知らせ > 人影が入室されました。 『闇と共に影がうごめいた』 [Mon 18 Sep 2006 21:12:40]
クロス > 貴様等に、時間など与えてあげないよ (魔族に対する言葉。隠していた感情を言葉の中に剥き出して吐き出した。そして同じ場所に居座らずに常に移動をし続けようと、邪悪な気配を力強く放っている方向へ足を向けながら、何処までも見えない闇に立ち向かおうとしていた。) 音も、光も、無い 真っ暗な世界だなんて不気味だね (屈辱の言葉を言い放つ天使、聖剣を手にしたまま翼を折り畳んでいた。壁に視線を時折に向けながら不自然な箇所が無いか警戒をしていた。) [Mon 18 Sep 2006 21:12:30]
クロス > 戦力が…、仲間が欲しい… (頭では無理だって自覚しているけれど) ―――駄目だ、やっぱり無理。 (気が合ったナクリさんでも、同じ聖職者に同職者にも迷惑を掛ける訳に行かない。) (唇を微かに噛み締めながら苦痛をしていた。聖剣を壁に痛めつけるように大雑把にしていた。手に持ち切れない聖剣は壁に付き立てられたまま消滅をしてしまい、光の粒子となれば白銀なる翼に入る様に帰る。) 弱気になってたらクロウァーテに倒せなくなる。 (聖剣を力強く握り締めながら壁に切り刻んだ。 十字架 と、悪魔にとっては気味悪い紋章でもある筈だ。そして天使である存在の宣告だと受け取っても良いかも知れない。無意識でやってしまったけれど後悔はしていない。) [Mon 18 Sep 2006 21:06:09]
クロス > (十字架の聖剣に捕らわれてしまった魔族の黒い身体は白い光に喰われてしまったように侵食を繰り返して灰と化してしまう。邪悪な存在が儚く散ってしまう様子を冷淡に見眺め続けながら無慈悲に胸の前で十字を切った。) ―――また一つ始末をしました。 (何処まで始末をしなければならない。) クロウァーテに勝てる見込みは、―――皆無に等しい。 (不意でも叶う筈が無い、見えない敵に恐怖して表情を微かに歪めていた。何の王なのか知らないのだから。壁に突き立てられた聖剣に触れて抜き取った。) [Mon 18 Sep 2006 20:57:59]
クロス > (頭上には光輪、そして背中から白銀の翼を優しく広げられていた。魔族の天敵とも言える存在である天使なのだ。闇に紛れてしまう黒装束とはいえ、銀髪や翼などはどうやっても誤魔化すなど出来なかった。) それでは、―――逝きなさい (一言を呟く途端に、魔族の手足を貫いている聖剣の柄先にそっと添えるように触れれば聖剣に篭る聖の力が増幅させる。同時に、魔族の黒い体が白い光に侵食されて行きながら儚く崩壊して逝く。) ―――さようなら、 [Mon 18 Sep 2006 20:53:19]
クロス > (広い廊下に黒装束の天使と羽根を持った対照的に黒い魔族がいた。既に魔族は息絶え掛けていた。) 何処か分からないんですか、 (何度も頷きかけて言葉ですら出せない。喉が潰されていて手足が聖剣で貫かれて身動きが出来ない様に十字架の格好を取らせて問いを何度も繰り返していた。) [Mon 18 Sep 2006 20:46:58]
お知らせ > クロスが入室されました。 『――― 終わらない ―――』 [Mon 18 Sep 2006 20:43:15]
お知らせ > 潜む者が帰りました。 『――― 単体の犠牲が、複数へ ―――』 [Sun 17 Sep 2006 21:23:45]
潜む者 > 時、待ってくれませんから―― 楽にして、苦しみなさい――。 (向こうの世界で赤い雨が降り出したときから運命の歯車が動き出してしまっている。戦争を引き起こす時なのか、数多の犠牲を支払う時なのか、分からない。分かるのは時を動かす前に止めなければならないことだけ。最後に死に至る魔族の顔を見眺めながら酷く冷えた笑みを浮かべて残虐な一言を吐き捨てて光に喰われて消滅してしまう身体を最後まで見届けた。) これから、手下が消えてしまう苦しみを味わえ 孤独を知れ 苦痛を知れ 醜態を知れ (黒い王に対する呪われた言葉を吐き捨てながら、少しずつ邪悪なる方向へ踏み出そうとしたけれど足を止めた。一旦に、儚い手下を始末するのも良いと考えた。) [Sun 17 Sep 2006 21:23:10]
潜む者 > (目の神経を凝らして見れば、流れてゆく背景が遅く見える。地面に衝突するまでの時間も感じ取れる。風を断ち切る音を響かせながら、ただ聖剣を握り締めて視線を地に向けていた。其処には魔族が居たからだ。) ――― シッ (急に翼を広げる音。そして、魔族の身体を貫かせる。痛々しい悲鳴を響かせて返り血を浴びてしまった。) ――― ふっ  は、 はぁ (魔族を死角で一撃に始末し終えば、ただ息を切らしていた。魔族の身体は地に倒れ伏せるだけで、其処には白銀の広げた翼を持った天使に聖剣を持っていた中性的な人。) [Sun 17 Sep 2006 21:11:09]
潜む者 > (大抵、拷問や牢屋とか多いのだから近寄らない方が良い。しかし仲間となる可能性がある生き残りが居れば如何なのだろう。考えれば考えるほど曖昧になってしまう嫌な思考。) ――― (今回だけ他の人と組めば良かった。) 今更、後悔してもね… (しょうがないし、愚痴る様に呟き始めた。苛立ちする様に唇を噛み締めながら、足場を作っている聖剣を二本を両手で抜き取れば、それ以外は光の粒子に消え去る同時に硬い石畳へ堕ちる――。) [Sun 17 Sep 2006 21:05:25]
潜む者 > (何時見下ろしても、魔族が幾つか通り去ってしまうだけ。気付かれてないなら有り難いけれど、気付いていて気付いていない振りをして援軍を呼びに行く事だって考えられる。微かに表情を歪めて唇を噛み締めていた。) 流石に、… (王を始末するには、大天使の軍隊を引き連れなければ) …厳しいね。 (同時に苦笑を取り零しながら、白銀の翼を折り畳んでから無数の聖剣の上に足を伸ばしてから五体満足なのか、如何か確認をしていた。そして、黒い城の持ち主である漆黒の王が恐らく居ると思われる方角へ自然に向けていた。近付けば近付くほど、冷たい邪悪な悪寒が時折に感じ取ってしまうからだ。地下室は―――、) [Sun 17 Sep 2006 20:51:35]
潜む者 > (駄目だ、見えない敵に恐れちゃ駄目!) ―――っ (天井には、幾つか白いのが薄く発光させている聖剣の数本を横に突き刺して足場を作って居座っていた。聖剣に篭る聖なる力が完璧に隠蔽する事は限りなく不可能だって、悪魔に感付かれるのも時間の問題なのだろう。背には白銀の翼を囃していて、頭上には白い光輪を浮かばせていた。何者が見ても天使だ、と判断されるだろう。遠回りに潜入しようと思ったが門番に遭遇してしまい、逃亡に何とか成功したけれど身を隠す外套も失ってしまった。) ――先ずは、王…か? [Sun 17 Sep 2006 20:43:06]
潜む者 > (何処か如何か理解する事が出来ない。只、背丈の倍以上にはあり下級の悪魔共には認識出来ないと思われる程、高い天井にて身を潜めていた。) ――― (気味悪い。) (第一印象だった。赤と黒が混ざった様な気味悪い城に、磔されて翼失った天使の亡骸が残虐性を示すように見えた。天使であれば天使であるほど、何時かあんな風になってしまうんじゃないか、と時折に考えてしまう。白い十字架の紋章がある黒い装束を身に纏っていて、長い銀髪が地へ流れていた。) [Sun 17 Sep 2006 20:36:19]
お知らせ > 潜む者が入室されました。 『――奥深い、闇の中に潜む』 [Sun 17 Sep 2006 20:28:56]
お知らせ > マドゥーが退室されました。 [Sun 17 Sep 2006 18:24:29]
マドゥー > (男はゆっくり・・・奥へと進んでゆく) [Sun 17 Sep 2006 18:24:26]
マドゥー > (だが、選択肢がなくなったのなら仕方が無い。)・・・・・・・・・・・・(ねっとりとした静寂に包まれた場内・・・。何も起こらぬという不気味さが、かえって戦意を殺いでいく。ふぅ、ふぅっといった自分の呼吸音がマスクのした、妙に大きく聞こえた。) [Sun 17 Sep 2006 18:22:51]
マドゥー > (この城が尋常ならざるものであることは、誰に合わずとも感じ取れることであった。正体不明の相手の胸中に飛び込むことは戦術としては愚の骨頂である。虎穴にいらずんば・・・とは言うものの、進んでやりたいことではない。) [Sun 17 Sep 2006 18:18:22]
マドゥー > (密林にいても答えは得られそうに無かった。いろいろと歩き回ってはみたが・・・・・・いわゆる“文明”らしいものが感じられるのはこの城のみであった。・・・と、すればここを探索すれば答えが得られるはず・・・) [Sun 17 Sep 2006 18:13:59]
マドゥー > (一月も経ったというのに、最も肝心な命題が解決していなかった。)・・・・・・結局ここは一体・・・・・・(壁伝いに足を忍ばせながら進み呟く・・・)・・・・・・・・・世界のどの辺りなのだ??(・・・・・・魔界に最も長く滞在していながら、最も大事な答えが得られぬ男がここにいた・・・) [Sun 17 Sep 2006 18:12:25]
マドゥー > (この良く分からない異界での生活も一月が過ぎようとしていた。主として、生活の拠点を密林の中に置けば、食に困ることも無かったし、様々な珍しい発見もあった。柄にも無く、学者のように、視た物の詳細を記録していけば、生物学のあり方というものまでが分かってきたような気がする・・・だが・・・・・・) [Sun 17 Sep 2006 18:10:00]
お知らせ > マドゥーが来ました。 『二度目の潜入・・・』 [Sun 17 Sep 2006 18:07:42]
お知らせ > クロウァーテが帰りました。 『―――ヒト如きにワタシの手を下すまでもない。(欠伸をかみ殺す、夜々。)』 [Mon 11 Sep 2006 00:02:20]
クロウァーテ > …………、さて。 (振り向くこともなく、頷いた屍天使の背を見送り、鴉は立ち上がらん)     …来たらぬ客人を、今しばし、待つとしよう? 来たらば、其のときは其のとき。 其れまでは――― [Mon 11 Sep 2006 00:01:39]
クロウァーテ > ―――ワタシが、あちらへ赴こう。 来もせぬ客人を待ち続ける意味はあるまい? 其のときは、貴様の部隊の半数を此方に残し、我が配下は、全部隊結集の後、ヴェイトスへ舞い降りようぞ。(光を湛えぬ眼、其の間近で下す命。鴉の面は珍しく、―――瞳の赤に黒が宿っているだろう。)(傅く屍天使はしかと頷けば、魔界の門をくぐるべく立ち上がり歩き出す)       …嗚呼、    ワタシがそちらへ赴くまでの間は、好きにしていい。(其の背に投げる言葉。これも命) [Mon 11 Sep 2006 00:00:20]
クロウァーテ > …………(嘆息、組み替えたばかりの足が苛立たしげに黒い床の紅い絨毯を叩く)…………、     ……となれば、この茶番が長引くのも不本意。ワタシの魔力の無駄遣い。 (たつたつたつ、玉座を叩いていた指先が止まる)(ふ、と腕を上げ) ―――………フィーネを呼べ。(屍天使の一人の名を)    (ややあって玉座の間へ通されるのは―――またも、異形の天使。傅く其れに下す命)       ・・・貴様に、あちら行きを命ずる。 貴様の部隊、半数をあちら、半数を此方に残せ。 もしも、もしも、だ―――…… 是から、七夜と八日の間にこちら側に ニンゲン から何の動きもなければ。 [Sun 10 Sep 2006 23:56:21]
クロウァーテ > ―――人如き、此処までたどり着く輩も居らんだろうが。(赤と黒のコントラスト。己の城を眺め)   されど、この城を人如きに万が一にも汚されるのは許せん。 …甲冑も消えたとなれば、      ふむ。(浅く腰掛けた玉座、足を組み替え) ……ますます此方から動くワケにもいかん。 …まぁ、あちらはヴァイオが居るのだ、所詮人如き―――(己から尻尾を振って、あの紅き魔王に付き従う気など毛頭無いが、紅い力の絶大さは認めざるを得ない)―――………、    否、 如きといえど。虫けらが何を勘違いしたか、ワタシの城をうろつくくらいだ。 愚かで浅はか故、何をするか分からぬのか。 [Sun 10 Sep 2006 23:48:07]
クロウァーテ > くだらん。全く以ってくだらん。 ―――ちまちまと矮小なニンゲンにあわせてやる必要等無いのだ。さっさと一思いに殺してやればいもの …、(握りつぶした 紙 は、次に鴉が掌を開くと同時、黒い炎を上げて刹那に燃え、そして消える。)    …まァ、楽しみは、徐々に苦痛を味あわせることとは、言え。 [Sun 10 Sep 2006 23:44:35]
クロウァーテ > 其れが…高々堕天使一匹を護る為に? (黒い髪越しの赤い瞳が、嘲りの色を宿す)―――は。 くだらん。堕天使一匹如き、代わりなど幾らでも聞くだろうに。 ヴァイオもぬるくなったものだな。(それ以外には―――嗚呼、)     と、モルトを消したのは、先日の 御客人 か。(―――ルキウスと名乗ったらしい、人ならざる者。闇の住人。己は邂逅しておらぬ、が。嬉しそうに報告した下僕も今は既に、闇に還った。)(目を通した書簡、ぐしゃりと掌でつぶされる)     くだらんな。人如きに。―――ワタシの魔力をこんな茶番に使ってやっていることが、莫迦らしい。(そう思うなれば、己が出向けばいいとも、―――自身でも思う、が。カラスマスク越し、見えぬ青白い唇が、ぎちりと奥で音を鳴らす)     ………、其れも努々叶わぬこの、魔界の手薄さよ。 [Sun 10 Sep 2006 23:42:26]
クロウァーテ > (穢れた玉座は破壊され、今ある玉座はさらに以前よりも警戒を強くしたもの。幾ら同属と言えど、下賎の…下級魔が勝手に上がりこむことを良しとする場では無いのだから。無論、此処でこの鴉に使える下僕とて、鴉に招かれでもせねば、其の身が闇に還る時までに一度も見れない程のもの。)   …それに…? ヴァイオはすごすごと負けて還った、と。(は。鼻で笑おう) [Sun 10 Sep 2006 23:37:50]
クロウァーテ > モルト、が……―――(夜を、世の隔てを越えて訪れた書簡は溜息一つで済むものではなかった)    ……アレは、ワタシの下僕の中でも少々変わり種で可愛かったというに。(玉座は、穢れた。―――何処ぞの魔とも知らぬモノが、 この城唯一の下賎の立ち入りを禁じる玉座へ勝手に上がりこんだ、よう。穢れた其れは全て、黒い夜の中、一度血で禊がれた) [Sun 10 Sep 2006 23:35:36]
クロウァーテ > ―――…そう、か。(鴉の咥えてきた書簡。余りにモノがニンゲン染みてるとかそういう突っ込みは不要。)(ぽとりと手のひらに落とされた其れを眺めて、カラスマスクの向こうで舌打ちせん) [Sun 10 Sep 2006 23:32:35]
クロウァーテ > (其れは、己に命を下せし、紅き罪魔の居る、―――あ ち ら からの。下僕から放たれた知らせ) [Sun 10 Sep 2006 23:31:30]
お知らせ > クロウァーテが来ました。 『(己の化身が飛来せん)』 [Sun 10 Sep 2006 23:30:51]
お知らせ > クーニャが帰りました。 『(転がる人骨を踏みつけにして女は愉しそうに嗤うのであった)』 [Sun 10 Sep 2006 22:28:28]
クーニャ > ――さぁぁん       にぃぃ・・・・・いーーーーーちぃ・・・ (くつり、喉で笑おう) ゼロ・・・  (ゲームスタート。女はオトコを追いはしない。騒がしくして主様のお咎めを受けたくはないから。裏から糸を引いて楽しむことにしよう。鼻息荒く、我慢していた同胞に唇の端を釣り上げて笑んで下がる。) 良き夜を・・・ (楽しい。実に愉快で仕方がない。声を出して、あるいは壁を叩いて笑い出したくなる衝動を抑え去っていくものを視線で追う。・・・・その、数十、いや数分後に・・) [Sun 10 Sep 2006 22:26:53]
クーニャ > (女は長いスカートを翻し、同胞へと無機質な視線を向ける。・・・わかっているわね?とでも言う様に) それでは、はじめますわ・・・ (ヨロリと壁に手をつき、足を引き摺る様にして進み出すオトコの背に)  10・・・、9・・・−−・・・、 (わざとらしくのんびりとした口調で数を数えていこう。マンハントで遊ぶのも長い夜の余興には丁度いい。活きのいい餌を食べる楽しみ、恐怖心、悲鳴・・・それらを糧とする者もこの城にはいる。勿論、この場に居ない同胞もまだまだいる。女は、猫がネズミを遊んで食べる様にオトコが殺されることは目に見えて予想ができていた。だから、楽しくて、楽しくて仕方がない) [Sun 10 Sep 2006 22:22:15]
クーニャ > 大丈夫ですわ・・?悪魔は一度した約束をたがえる事はありえませんから・・・(信用していないと言う様な貴方に向かえって、そんな言葉を伝えると近づく。黒いハンカチで、傷口を縛ろう。約束は契約にも似ている。強制力を持たせるなら、悪魔の名前を知るのも手だろう・・・。尤も、この女は悪魔ではない。) 大丈夫、貴方が逃げられる様にハンデもあげますわ・・・ (両手を広げ) 10数えてから、彼らは追いかけてさしあげましてよ・・? (その10でどれだけ貴方が逃げられるかは、速さ次第ではあるのだけれど。) ルールは・・・理解できまして・・? (オトコのために道をあけるべく少し下がって笑んだ。) [Sun 10 Sep 2006 22:16:21]
クーニャ > (愉快だ!愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ愉快だ!お腹を押さえて笑う。嗤う。) お客様・・・、お逃げにはなりませんの・・・? (一方の足を赤く染めている貴方。) その程度の怪我でしたら、まだ逃げられる・・・でしょう・・・? (血に興奮し、すぐにでも飛びかかろうとする同胞を制止して) うまく彼らからお逃げになられることができましたら・・・ (長い裾を翻して、貴方の方へ向き直りましょう) 逃がしてさしあげても・・・・よろしくて・・・よ?(慈悲深いでしょう、と嗤って両手を組んだ) 貴方が無事に逃げられる様に、私祈ってさしあげますわ・・? (無機質な瞳をした女は整いすぎた表情で笑みを浮かべる) [Sun 10 Sep 2006 22:12:11]
クーニャ > (似つかわしくないものが来る事を喜ぶ・・・?訝しく貴方は思う事でしょう。その表情がステキ。)  割と、ご馳走のための食材の調達が・・・それはもう、これでもかというほどに楽でございまして・・ねぇ・・・? (以前ならば、悪魔の巣窟であるこの城に突貫してくる、か弱き愚か者は少なかったから。それが、門が開いてからというものの偵察と称して自殺でもしたいのかと思えない、単身で乗り込んでくるお客様が次々といる。・・・あぁ、実に愉快だ・・・!) お腹がよじきれてしまいそうです、わぁ・・・? (くつくつと楽しそうに嗤う。貴方はどんな風に料理をしてあげようかしら、と。) [Sun 10 Sep 2006 22:04:48]
クーニャ > 私、お腹が痛くてございまして・・・・よ? (あぁ、愉快だ。あぁ、あぁ・・・!) この頃ね、私のお城に (女が奉仕している城に) 似つかわしくないお客様が堂々と・・・歩いていらっしゃることがありましたの・・・ (目の前のオトコに向かってか。誰に聞かすでもなく、両手を組む様にどこか陶酔したような様子で) 大変、礼儀の正しい方でね、それはそれは・・・・・・・・・・・・・実に喜ばしくてたまりまりませんの・・・? (ねぇ?とでも首を傾げる様にして、その場に居る仕事仲間・・いや、この城を守る悪魔達の方へと体を向けよう。オトコには無防備に背中を晒す。) [Sun 10 Sep 2006 22:00:18]
クーニャ > (人間のそれと同じ。喉の奥からあふれ出るのは歓喜の声) ん・・・ふぅ・・・・・ (ゆらり、と髪を靡かせ、隠微な響きの声を漏らす女の前には、彼女とは対の属性を持つオトコが1人。背後には沢山の屈強な仕事仲間。)  ・・・ぁ・・・はァっ・・・ (無機質な瞳を濡らし、体を振るわせる。汗の香りのするその場所で、女はくつくつと一糸乱れぬ姿にて実に愉快そうに嗤っていた。) [Sun 10 Sep 2006 21:56:29]
お知らせ > クーニャが入室されました。 『・・・あぁ・・・アァ・・・』 [Sun 10 Sep 2006 21:52:07]
お知らせ > マドゥーが帰りました。 『・・・きぃ・・・部屋を後に・・・』 [Wed 30 Aug 2006 23:04:54]
マドゥー > (馬鹿な・・・一体どこの愚者が人型を厨房でかように解体するというのか??)・・・・・・(自分は、思っているよりもはるかに・・・明確な悪意を持った土地に足を踏み入れているのか??・・・・・・今更ながらに男の脳裏にそんな考えが浮かんだ・・・。) [Wed 30 Aug 2006 23:04:35]
マドゥー > (良く視れば、それは一部、“人型”をとどめているように思えた。拷問部屋?・・・・・・無残な肉となった犠牲者達を思えば、それがもっともありそうではあったが・・・・・・)・・・・・・・・・!?(あの壁に立てかけてある器具の数々・・・拷問具というよりはむしろ・・・厨房??) [Wed 30 Aug 2006 23:00:28]
マドゥー > (開いた扉よりあふれ出る・・・それが、視覚で感じられるかと思えるほどの・・・・・・腐臭・・・)なんだこれはっ!?(目をしかめつつ、反射的にジャマダハルに手をかけ・・・・・・扉のふちより半身出すように、中を覗き込めば・・・。黒の中の赤・・・・・・いや、そのほとんどが赤黒く凝り固まっていたが・・・・・・蝿にまみれた、肉、肉・・・肉の山) [Wed 30 Aug 2006 22:56:53]
マドゥー > (かちゃり・・・指先が取っ手に触れた。)・・・・・・扉??(自身が背を付けていた側の壁にあるものだったことと、この色調で、存在に気づくのが遅れたようだ)・・・・・・・・・(くぃと、指先で取っ手を引けば意外なほど抵抗なくそれは開いた) [Wed 30 Aug 2006 22:50:25]
マドゥー > ・・・・・・案外この地は、人の住む土地ではないのかも知れぬ。さすれば、この城は人ならざる何かが築きし・・・・・・(この地の暗々とした色調に、ここ数日で目が慣れていなかったら、めまいに屈していたかもしれない。意外に冷静な判断を下せる自身の精神を称えつつ、前傾姿勢でゆっくりと進んでいった) [Wed 30 Aug 2006 22:45:45]
マドゥー > ・・・・・・この城の主はよほどの偏執狂と見える・・・(見渡す限りの黒い内装・・・・・・城というのは、家・・・居場所・・・・・・つまりは抱かれて少なくとも安らぎを得られる場所でなくては無いはず・・・。権力を誇示せんがための豪飾ならば分からなくもないが、こうも、純なる黒が城主に一体いかなる安らぎをもたらすのか、想像すらつかなかった・・・) [Wed 30 Aug 2006 22:38:49]
マドゥー > (ファカロの居城も大概であったが、これはまたずいぶんと趣味が悪い・・・・・・。男は周囲の構造物に注意深く目線を走らせながらそう思った。城を見つけたときには目が輝いた。この地に侵入ししばらくになるが、初めての“住人”との会合の予感・・・) [Wed 30 Aug 2006 22:31:30]
お知らせ > マドゥーが来ました。 『かつ・・・り・・・』 [Wed 30 Aug 2006 22:27:33]
お知らせ > クロウァーテが退室されました。 『祭りだ。楽しまねばな。(そして、すぐさま送られる、魔、数匹)』 [Mon 28 Aug 2006 01:46:02]
クロウァーテ > しかし、ヴァイオの何処が良いのか教えてほしいものよ…!!(扉の外、玉座の間から出て、下僕どもが詰め込まれている場所へ行こう。何人か、―――適当に見繕って、ヴェイトスへ援護に送ってやろう。と。) [Mon 28 Aug 2006 01:45:31]
クロウァーテ > ………、(ぷ、と吐き出されるのは白い骨片。)     よし、ゾゥリズとやらに、花を持たせてやると、   するか。    …余程、ヴァイオに気に入られたいと見える、し。(喉の奥。くつくつと) とはいえ、ワタシが態々赴くまでもない。(玉座から、静かに立ち上がり) [Mon 28 Aug 2006 01:41:05]
クロウァーテ > (orz) [Mon 28 Aug 2006 01:38:53]
クロウァーテ > ………、(ぷ、と吐き出されるのは白いこつへン [Mon 28 Aug 2006 01:38:46]
クロウァーテ > (ごりり、 ご  り)(ナニカ、咀嚼し乍) ―――まァ、良い。入れるタマシイは幾つでもある。それよりも、(異界、ヴェイトスに足を向けている下僕の一人から入った情報が非常に愉快なものだった)       ……あの、忠犬は動きが早い。(紅い悪魔の忠実なる犬。鎧の魔。―――くつりと浮かべた笑みが、足元、転がる白い物を爪先で弄ぶ)(ごり、   ご  り、り) [Mon 28 Aug 2006 01:33:59]
クロウァーテ > 矢張り、器が脆い…。(舌を這わす唇は、常ならン青が今宵ばかり、紅。) [Mon 28 Aug 2006 01:31:13]
クロウァーテ > (誰も近づかぬであろう。今は―――ざんばらにゆれる黒髪に、ところどころ、紅。)      ネロ、せっかく名づけてやったというに。ネロ。(指先ひとつでへしゃげる骨は、余りに脆くて。怒りの余りに、少ゥし、少ゥしだけ。首を絞めてやったら―――ぐなりと体が撓んで、折れた) [Mon 28 Aug 2006 01:27:07]
クロウァーテ > (人払いをした玉座の間) [Mon 28 Aug 2006 01:25:03]
クロウァーテ > (黒い髪をばさり、かきあげた)(黒い壁、紅い床、       黒い、ナニカ)     ……下僕の分際で要らぬことを。(足元には、歪んで捩れて、色を変えた羽根。)(見下ろす視線の先)   ―――名は、重きものだと言うただろう、て。(毀れる吐息は、紅い) [Mon 28 Aug 2006 01:21:12]
クロウァーテ > ………気分が悪い。(語散る) [Mon 28 Aug 2006 01:15:35]
お知らせ > クロウァーテが来ました。 『(玉座)』 [Mon 28 Aug 2006 01:15:16]
お知らせ > アイシェが退室されました。 『( 遠くなりまさる城の威容を、一度だけ振り返り。 )』 [Tue 22 Aug 2006 05:13:39]
アイシェ > ( 信頼なんか要らない=@口に出すべきでは無い事。 要らないものばかりが積み重なる、そんなしがらみの一切の無い此処は確かに楽園の側面を備えた地ではあるのだろう。 ――…だからこそ、此処に残ってはいけない。 呪詛を幾重にも巻き付けて ) …そんな、何処ぞの戯曲の吸血鬼じゃあるまいし。 そも、何処から侵入って来たのです――… ( 荒れ果てた荒野を疾る影が、ふたつ。 ) [Tue 22 Aug 2006 05:12:53]
お知らせ > マリィゴールドが帰りました。 『 濡れ羽色の城を超えて―――。 』 [Tue 22 Aug 2006 05:07:16]
マリィゴールド >  ……其処は信頼してるよ吸血鬼”ルキウス卿” ( 彼が真の鬼であったら、あの鳶色の少女は何故哀しそうな目をしたのか。 何故、此の城に客人として招かれたのだろうか。 此以上余計な詮索は止めよう。 ) ――良かった、もう壁登りは十分堪能したから ( 正門を潜れば、魔法陣へと続く暗夜行路へと。 二匹の吸血鬼はひた走る。 ) [Tue 22 Aug 2006 05:06:16]
アイシェ > ――…出口まで案内します。 こっち。 ( 正面玄関から堂々、緋色の絨毯を逆に辿って、一路五芒星を目指そう ) [Tue 22 Aug 2006 05:02:06]
アイシェ > ( 事も無げにからりと返される。 これだから敵わないと、決して不快ではない敗北感が全身を吹き抜けて行った。 ) ――…ちょっとした言葉遊びと、保身 かな。 ( 自分たちと同様、調査メンバーの内の誰が此方側に来ているか判らない。 人は時として「非効率的」だから、敵対者から知る者の名を出されただけで不利を被る事もある。 だからこその、重ねた偽名。 ) 神の御遣いは未だかの街にてソドムとゴモラの再現を為さず、けれど悪魔もそうであるとは限らない、…それだけの事。 ――…大丈夫。 ひとに好かれるなんて知らないし、要らない。 そんなものにほだされはしないから。 ( 朝も夜も無い漆黒の中、それでも今この城は仮初めの眠りに就いているように見える。 彼女の云う通り、抜け出すならば今が好機なのだろう ) [Tue 22 Aug 2006 04:57:24]
マリィゴールド >  解った、悪魔に―――” 気に入られない ” ように気を付けて。 ( ソレは金髪にしては身のある助言だったように思える。 「じゃあ取り敢えず此のお城から出ましょう」 とドアノブに手を掛けて。 行動は早い方が良い。 ) [Tue 22 Aug 2006 04:46:41]
マリィゴールド >  そう? 長期的に見れば効率だって上がるかも知れないし。 ( 二人を足して割れば、案外丁度良いのかも知れない。 お気楽な性格は異界に於いても変わらないようで。 ) ――ルキ? ( 頭の温かい吸血鬼は彼が名乗った偽名だと聡るのに多少の時間を要した。 ) 熾天使の炎なら、そんな心配はしなくても普通にヴェイトスを焼き尽くすと思うんだけど……。 ( 親と子が混じり、獣姦に耽った背徳の都は天より降り注ぐ硫黄に焼き尽くされた。 ヴェイトスはどうであるか、皮肉気に。 ) [Tue 22 Aug 2006 04:44:37]
アイシェ > ( 目を逸らして ) …そんな非効率的な。 ( 結局のところ、舌戦に於いても観察眼に於いてもこの麗人には一合の太刀打ちも敵わない。 僅かな逡巡の末に承諾の決断を下した彼女へと軽く頭を下げ。 ) 吸血鬼ルキウス≠フ浅慮と非礼が原因で射干玉の魔王殿が熾天使の炎もかくやの災禍を齎す、…それだけは避けたいんだ。 ( 勿論待ったとて、「彼」が現れるとは限らないのだけれど。 偽名に偽名を重ねた経緯の一切を黙してそれだけ語り ) [Tue 22 Aug 2006 04:31:47]
マリィゴールド >  ――その時はトルテが助けてくれるって信じてるよ。 ( 瞳を伏せ、お人好しと言われた金髪は澄ました顔で。 軽い逆襲。 ) 確かに、理的に悪魔だ魔物だって言われてもね。 外交問題もあるから冒険者を雇ったのだろうし。 ( 「後はニンゲンに任せよう」 城主が魔王と呼ぶ存在なれば、これ以上蝙蝠の考えるのも億劫だと。 ) ―――解った『門』の手前なら脱出出来る確立も多いからね。 ( 少しだけの躊躇、しかし出た言葉は賛同。 ) [Tue 22 Aug 2006 04:22:50]
アイシェ > 還るのは、賛成。 けど、ひとつだけ――…あの五芒星、『門』の手前でぎりぎりまで待たせてほしいんだ、「彼」を。 [Tue 22 Aug 2006 04:15:25]
アイシェ > ――…その友愛の深さが何時か御身の災いとならないように御祈りする。 ( 結局気の利いた言葉のひとつも返せず、悪戯っぽくぱちりと閉じる片目を見送った。 ) 結局、今回のケースはアマウラの上層部には受け容れ難い話だったんだと思う。 同じ魔法陣でも例えば五行相克之図ならばもっと本腰を入れての調査だった、筈。 確証もないうちに事を大きくすれば外交問題にも発展しかねないけど、ヴェイトスなら今少し真剣に捉えると思うんだ。 ――… ( 考える。 魔法陣を造ったのが城主殿か残る一方かを知る、最も簡単で危険な方法は目の前にあるのだから。 ) [Tue 22 Aug 2006 04:15:08]
マリィゴールド >  ボクはトルテの無事は確認したし”帰ろう”と思う―――。 やっぱり此処はボク達の 故郷 じゃなかった。 城主に会えば或いはと思ったけど……悪魔なら話しても詮無き事だね。 ( 異界へと来た事に後悔は無い、だけども此の世界は自分にとっての故郷では無かった。 煉獄の果てに、罪を赦す永遠の聖女もいなかったのだ。 ) トルテもそのつもりなら、帰ろうか――物見遊山の序でに必要な情報は得たし。 ( 太陽の無い、暗黒の世界。 ここでは十字架に怯える事も、罪に最悩む事も無いけども……。 ) [Tue 22 Aug 2006 04:07:00]
マリィゴールド >  ―――見捨てたら夢見悪いじゃないか。 後、ボクは友情に厚いんだ感謝しても良いよ? ( 確かに、無事だと解って安堵したのは真実。 片目を瞑って、尊大な態度で。 言葉にすれば実感出来る気持ちもある。 ) ”いきはよいよい帰りは怖い”ってね。 赤色の悪魔には心当たりは無いけども、となると魔法陣を作ったのは二人の魔王の内の一人か………。 ( ”時間切れ” 異界での時間の進みは解らないが確かに依頼終了の日も迫って来ている筈で。 ) [Tue 22 Aug 2006 04:03:41]
アイシェ >  …ん。 じきに戻ると聞いている。 ( どうするつもり ) ――――――…  。 ( この世界に留まる。 それはあちら側には戻らないと同じ。 此処には人間なんかひとりも居ない。 偽る意味も身を切る必要も無くて、それはある意味快適な世界ではあるのだろう。 ――…一番楽な選択肢。 たったひとつの冴えた方法 )  …  アマウラの役人がどう判断するか判らない、ヴェイトスにも同様の報告をする必要があると思う。 ( 問いに対し軸をずらせて答えを返す ) [Tue 22 Aug 2006 03:53:00]
アイシェ > ( 澱みつも張り詰める、矛盾した空気を殊更明るい声が破る。 ) 一番はじめに、遠慮なく見捨てるって取り決めだったじゃあないですか…  ( 無論、先の強張った表情は未だ記憶に新しい。 怖いながらも通りゃんせ=\―不意に浮かぶ異国の童謡に、ひとり、ああ と頷いて ) …ヴェイトス市で紅の魔王と言えば、今更名を出すまでもなかろうけれど。 他に同じ二ツ名の存在が居ないとは限らない――結論を出すには早過ぎる。 出来れば穏便に、それを御聞きしたかったのだけれどね。 生憎時間切れだった。 ( 今の安全が今後を保障するとは限らない、聡明な女性には判っているのだろうから、危険を促すのは止めた。 ) [Tue 22 Aug 2006 03:52:49]
マリィゴールド >  ―――どうするつもり? 不在って事は、その内帰って来るかも知れないんでしょ? ( 主が不在故の客人。 当然謁見はある物として。 ) このまま、此の世界に留まるの? [Tue 22 Aug 2006 03:37:09]
マリィゴールド >  ( 渋面、言葉にだそうとする思考は喉を出る前に結論が出てしまうジレンマ。 思考が引きずれていると云う自覚。 ) ―――無理、無理。 トルテを見捨てるかどうかの判断も出来なかったんだから。 ( 黙考の末、出た言葉は不自然に明るい言葉。 あんま醜態さらした後では説得力に欠けるかも知れないが。 ) 気紛れのお陰でボク達はこうして再会出来たし、今も未だボクは見付かってないよ。 ( 此からもと云う保証は無し。 外套についた埃を手で払う、思ったよりも此の青年は幸運らしい。 ) 紅の魔王……。 成る程ね―――其れが何かは解らないけども。 今此の城にいるのは其の下僕だけか……。  [Tue 22 Aug 2006 03:36:01]
アイシェ > 「天使を喰らうのも飽きた」から、紅の魔王と晩餐に行くのだと。 それが故の不在らしい。 [Tue 22 Aug 2006 03:30:27]
アイシェ > ( 「だからって」声に出さず、唇だけで呟いた。 そも、今回は頓に単独行動に走りがちな自覚はあるのだから。 我儘は此方の方なのだろう ) …それについては謝ります。 でも――… ( 緩く首を横 ) こんな場所までのこのこ来るのは私くらいで良かったんだ。 私が容れられたのは単に城主殿の気紛れなのだろうけど、ふたり以上だったら別の対応になっていたかも知れない。 ( 問われて暴君と同じ名を持つ少女の言葉を記憶から掘り返しながら ) …下僕が悪魔なら、それを存続させ得るのも悪魔だろうね。 主の存在なくしては朽ちるだけだと言っていたから。 ( それは肯定の意。 ) [Tue 22 Aug 2006 03:27:53]
マリィゴールド >  誰でも―――イキナリ居なくなって、こんな所に来たら……。 ( 声が大きくなる、怒鳴りたい気持ちを抑えて これは自分の我が儘だと思い留め。 ) ……せめてヒトコト云って欲しかったな。 ( 溜息を吐いて漸く普段の調子が出て来た。 ) ……一体何をどうしたら、客人として向かい入れられるなァ。 ( 額を掌で押さえ。 呆れると云うか一種の才能ではないだろうか此の青年の。 ) 漸く手に入れた情報だけど。 その城主は―――悪魔、なのかい? ( 視線を受け、思案顔。 チャンスではあるとは思うが。 ) [Tue 22 Aug 2006 03:18:44]
アイシェ > ――…私を? 探しに?? だからって何でまた、よりによって――…   ( 今度は此方が口篭る。 酷くばつの悪い漣が影を落として ) …非効率的だ。 ( 靴の爪先に視線を落とし、ぽつりとそれだけ言った。 ) ( 暫く間が空いて ) ――…そう、この城の主殿の名。 別室にひとり、堕天使のような従者が居られるんだ。 私は昨日――と呼ぶべきか判らないけど――その少女の口からそれを聞いた。 ( そこで「同胞」として一宿を受けた事、今のところは危害を加えられて居ない事。 そして「紅の魔王」の存在を知り、梟に委ねたと手短に話し ) 城主殿が如何なる人物か、会ってみなければ判らない…けど。 ( 目の前に居られる予想外の来訪者、金髪の麗人へと視線を送り ) [Tue 22 Aug 2006 03:08:18]
マリィゴールド > ( 背後で重々しい音が響く。 監獄の扉が閉まる音に聞こえるのは、未だ意識が混乱している為か。 ) いや……トルテを探しに―――。 ( 抜き身の剣を、漸く仕舞い。 詰問、叱られた子供みたいな、言い訳じみたたどたどしい言葉。 ) ちょっと待って何処でその情報を? ( 捲し立てられるように矢次に流れ出る言葉。 見た所、怪我も無い様で。 混乱が増すばかりだ。 ) クロゥアーテ?  [Tue 22 Aug 2006 02:59:58]
アイシェ > ( ごぉ ん。 堅牢さをそのままに体現するよな重い音を立てて、ヒトガタふたりを呑み込んだ扉が閉ざされる。 静寂が満ちた頃には動揺も収まろうか、戸に背を凭せ掛けて ) ――…怪我は無いようですね、何でまたこんな処においでになったのです…! ( 能面の如き表情の欠けたツラにほんの僅か、詰問の一滴。 すぐに収めて ) …………良く判らないけど、相当な実力者のもの――らしい。 我々は半島から樹海を経て歩いてきた訳だけれど、今までこんな人工物は無かったろう? 城主殿の名はクロゥアーテ=A早ければ遠からず此処に戻って来られる――そうだ。 ( 一方此方にも毛筋ほどの傷は無く。 それどころか客人として迎えられた男は、樹海を踏破したが為の衣装の傷みこそ免れないがツラやら髪やらはむしろ整えられているようで。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:49:01]
マリィゴールド > ( 屍蝋のような貌が、安堵に歪んだ。 ) いや、トルテ―――此の城は一体……―――。 ( 間抜けにも、剣を抜いた儘の姿勢で固まっていたら。 目の前に端正な貌が近付く 「 うん 」 と鸚鵡みたく頷くだけの金髪。 迫力に負けて、扉へと。 今度の扉はすんなりと開いた―――。 身体を押し込め。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:39:17]
アイシェ > ( ただでさえの白皙がまるで水底の彫像、蒼褪めているように見えた。  ) ――…っ。 ( 幸か不幸か、遠からず戻ると聞いている城主殿の姿はまだ見ていない――が。 それが安全の継続を保障するとは限らない、おおよそではあれどこの近辺の構造を見ていた男は抜刀したままの貴女へと1歩詰め寄って ) ――話は後、こっちへ、早く! ( 手近な「外から開く」扉を指し示した ) [Tue 22 Aug 2006 02:33:36]
マリィゴールド > ( 背後に聞こえる音が、近くなる。 「ミツカッタ」 そう思った瞬間、飛び跳ねるように扉より離れコートを翻し剣を引き抜いていた。。 意識はしてない、身体が勝手に動いたのだろう。 ) ――…………。 ( 大層、余裕の無い。 情けない貌をしていたのだろう。 声の主に、暫くは其れが尋ね人であったと理解が出来なかった。 ) ………いや、その。 ( 酸欠の魚みたく、口を開閉するだけでちっとも言葉が出て来ない。 君を捜しに来た、と云えようか。 真逆本人に見付けて貰えるとは思ってもみなかった。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:27:47]
アイシェ > ( …漆黒の中、三角帽から僅かに覗く金糸とその下の白い貌を見た。 ) ……………………何故貴女がこんな処に? [Tue 22 Aug 2006 02:23:21]
足音 > ( 燭台の上で蝋燭の火が心許無く踊っている。 ――…揺らめく炎が作り出す陰影は人の心に不安を齎すものと、誰かが言っていたような気がする。 もっともこの城内に満ちた「気」は禍々しすぎて、人ならずとも異様な圧迫感に囚われる。 未だ会わじの城主殿の気紛れで一宿の客となったモノは、許可のままに探索を続けて )  ――…  ? ( 忙しなく重い金属が軋む音を聞いた )  …………    ( 城主殿? 或いはその僕? それとも―――― )( 或いは、虜囚。 それは最悪の事態。 反射的に誰何を問おうとして、すぐにそれを飲み込んだ。 もしその予感が当たっているのなら、あらゆる意味で厄介事にならないとも限らない。 だから―― )     ( 無言で踏み出す足は速く、先手を打ってその存在を確かめようとした。 飛び出すように曲がり角から姿を現し ) [Tue 22 Aug 2006 02:21:35]
マリィゴールド > ( 足音がする……猫のように全身が総毛立つのが感じられた。 動かぬ筈の心臓が高鳴っていくのが解る。 曲がり角の辺りの燭台が揺れ、影法師が揺らめいている。 ) ―――。 ( 手頃な部屋へと飛び込もうと、ドアノブを捻るも扉は開かない。 ) 何で? 何で? ( 混乱か、何度も何度もノブを回しながら。 隠れる所は皆無であった、かといって逃げ出すのも此方がばれてしまう。   ) [Tue 22 Aug 2006 02:12:02]
足音 > ( それは貴女の歩様と似て非なるもの。 貴女が気配を殺そうとしているのならば、此方にはその様子は無い。 ――…内部の構造に慣れていないのだろう、そこが共通項だった。 足音は徐々に近づいて来る。 曲がり角の向こうに、その足音の正体は在る。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:04:56]
お知らせ > 足音が来ました。 『( 何かを探るような歩調 )』 [Tue 22 Aug 2006 02:01:28]
マリィゴールド > ( 自分の使い魔は未だ戻って来ない、だが昨日青年の使い魔も地上に送ったとなれば地上のニンゲン達は対策を立ててくれているだろうか? 我ながらニンゲンに肩入れが過ぎると自嘲気味に口を歪め、真紅の路を進む。 城の内部はまるで迷路だ、本で読んだ知識で云えば本来城は敵に攻め入られた時の為、入り組んで作られるそうだが……。 ) ボクが迷子になったら誰か助けてくれるのかな。 ( 誰も居ない廊下、其れは深く考えてはイケナイ疑問でもありそうで。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:42:12]
マリィゴールド > ( 黴の饐えた匂い、何かの腐ったような異臭。 同じ――自分の棺桶の中と同じ空気。 ) トルテは何処にいるのか、なと。 ( 囚われの姫君。 聡明な彼の事、下手を踏んだとは思えないが。 階段を探し真紅の絨毯を進む。 いるとすれば牢屋だろうか? )  [Tue 22 Aug 2006 01:34:02]
マリィゴールド > ( 室内の景色に気を使う余裕が漸く出て来た。 足元に積もった埃が、此の部屋が使われて無い事を物語っている。 脚に鞭を入れ、立ち上がると扉へと向かう。 ) ―――静かだ、主は留守なのだろうか? ( 門を潜り皆ヴェイトスへと向かったのだろうか。 どちらにせよ、吸血鬼には好都合。 注意深く鍵穴から廊下を窺い。 人影が無ければ扉をゆっくりと開ける。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:21:21]
マリィゴールド > ( 刹那、爪先が窓硝子を破る感覚と硝子の割れる耳障りな音。 景色が反転し、破片を撒き散らしながら身体は室内へと。 ) ―――。 ( 暫く、言葉も無く荒い呼吸を繰り返す。 侵入出来た達成感よりも、命がある事に感謝したい気分だった。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:14:31]
マリィゴールド > ( 室内には人影は無い事を確認し、硝子窓を叩く。 材質はヴェイトスの物と変わりがない様だ、高い位置にある窓な為か鉄格子も無い。 ) ―――高い所はホントに嫌いなんだってボク。 ( 岩肌の下を決して見ないように。 窓枠に指を掛け、ゆっくりと壁と水平に身体を傾ける。 必要の無い深呼吸を数度繰り返し、意を決して壁を―――蹴る。 勢いのついた身体は、窓枠を掴む指を支点に弧を描き……。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:09:21]
マリィゴールド > ( いざ城の城門を前にして、未だ意気地の無い自分が顔を出し。 結果―――最も度胸の居る潜入方法を試す事になったのは皮肉だろう。 嵌め殺しの窓硝子より見える室内、外観と同じく黒一色で統一された調度品。 絨毯の色だけが月に照らされた血の様に赤黒い。 ) 外連身も此処まで来ると嫌味だね、ホント。 ( 地の底から響く、鳴りやまぬ断末魔。 城より飛び立つ鴉は赫色の瞳をしている。 軽口でも叩かなければ歯の根が合わぬ程だ。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:59:25]
マリィゴールド > ( Peeping Tomとて、もう少し危険を省みるのではないと云う自問。 昨晩(と云っても四六時中夜のような世界なのだが)濡れ羽色の城より飛び立つ鴉に紛れ、友人の使い魔である毛玉が飛んで行くの此の目で見た吸血鬼。 ) アイツ――ヒトに断りも無く、ちょっと信頼されてない? ( 間違い無く、あの友人は此の城を訪れたのだと確信した。 其れからたっぷりと逡巡し、二度程怖じ気づいて。  結局気付いたら、城の前に居た。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:52:32]
マリィゴールド >  ―――盗人に天賦の才があると常々思うね。 ( 濡れ羽色の居城。 外壁についた小さな窓枠に指を掛けながら吸血鬼は零す。 伝承に於いて吸血鬼は蝙蝠の如く、天井を這い回る事が出来ると云う。 ほぼ垂直、岩を切り崩した外壁に岩磯ように張り付いた吸血鬼は小さな窓枠より城内を覗き込む。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:46:11]
お知らせ > マリィゴールドが入室されました。 『 思うに吸血鬼と云う種族は―――。 』 [Tue 22 Aug 2006 00:34:57]
お知らせ > アイシェが退室されました。 『( 鴉の大群に遅れ、一羽の梟が魔界の空を舞った )』 [Mon 21 Aug 2006 05:14:08]
アイシェ >  …   。 ( 完全に足音が途絶えてから、目を閉じて1拍 2拍 3拍。 静寂に満ちたエントランスの中、細く小さくペンが手帳を滑る音。 半島を経由して樹海に辿り着いた事、その先に並々ならぬ力を持つであろう「クロゥアーテ」なる恐らくは悪魔の居城がある事。 樹海で確認したおおまかな位置関係と共にそれらを書き記し、最後にひとつ躊躇ってから )     ( こつこつと、書き手の躊躇いを表す様にペンの先が黒く紙面に黒い珠の痕を残す。 そうして最後に )   ( 彼と同等、或いはそれ以上の魔王と呼ばれる存在とが結び付いている可能性在り。 「紅い悪魔」それ以上の詳細は未だ不明=@至急の対応を望まれたし=@――ヴェイトスに住まう者にとって、紅の魔と云えば浮かぶ名もあろうものだが、其と此とをイコールで結ぶにはまだピースが足りない ) …こんな対応で間に合うか如何か――…来い、フライングフィッシュ! ( 窓の外、梟を呼び付けて ) [Mon 21 Aug 2006 05:13:29]
アイシェ > ( 少女の内部に詰め込まれた主よりの命の一切を預かり知らぬ身は、勿論貴女の所作を制止しようとしなかった。 踵を浮かせ頬に触れる心算ならばそれは容易く叶う。 )   ( 手が離れ、踵が降りて ) …面白いやら美しいやら、余り過分に持ち上げて戴かれると君主殿が後々気落ちなさると思います。 ( 噂だけがひとり歩いて、幽霊の正体見たり枯尾花。 そんな落ちがつきやしないかと、平坦な口調にはややもすれば薄く憮然の色が浮かぶ。 ――…とまれ、彼の忠実なる僕より城内の閲覧を許されたのであれば遠慮なく内部を見て回る事になる。 それでも別館には近づけまいが。 ひらり、燕のように翻り駆け去る後姿を見送って ) [Mon 21 Aug 2006 05:00:04]
アイシェ > こちらは23日には零時過ぎに出没可能でございます。 もしPC同士での遭遇を望まれるのであれば、私書箱もしくは待ち合わせ板にお手数ですがご一報頂ければと思います。以上反転終了 [Mon 21 Aug 2006 04:51:01]
アイシェ > 【尚、二回目の場合は一日に一回で構いません。 人間界→魔界には「魔界の門」で、魔界→人間界には「ジナイ半島1or2」でロールをして移動を表明して下さい。】とあります。 これに則るならばクロゥアーテPC様は22日は魔界の門で1ロールを必要とするのではないかと思います。 同様にこちらは最低でもイベント最終日はジナイ半島でロールを回す必要があるように思います。 よって遭遇は23日にしかなされないのではと。 解釈間違えてたら御免なさい。 [Mon 21 Aug 2006 04:45:21]
アイシェ > 反転お願いします 長時間おつきあいいただき有難うございました(礼)当イベント親記事を読み直していて気がついた事がありますのでこちらに少々。   [Mon 21 Aug 2006 04:41:10]
お知らせ > ネロが退室されました。 『( 来た時と同じ、子供の足音を響かせて、黒い白の壁へ消えよう ――― )』 [Mon 21 Aug 2006 04:35:12]
ネロ > ( 此処で引き返すようならば、何があっても出すな。消せ。が、主の言伝。弱きモノを厭う主らしい ――― 優しく惨い掌の返し方 インプットされた其れを使うまでもなく ) ………。 ( 貴方が落ち着きを取り戻したのを暫し見上げ )         ウフフフフフ。 ルキウス様は、面白い。 ( からころとまた、現れた時の笑い声を転がす ) 主様は、ウツクシい方が大好き。 だから、きっと、ルキウス様のことも、喜んでくださる。 ( 白い白い腕がまた貴方へ伸びて、少々の背伸び )    ルキウス様が 何をしにきたのだと、しても。きっと、退屈が紛れると喜ぶ。 ( ――― 伸ばした指先は、叶うなら、一撫で、己と同じで冷たく、死せるモノの温度の白い頬に触れんと )   ルキウス様がイイコにしていれば、きっと、紅いキレイな方にも会える。 ( 其処まで告げれば、満足げに、そして、貴方の普段属する世界で言う 少女 の見目、其れ年相応の笑みを一つ )   其れじゃあ、ルキウス様のご自由に、城を見て。 明日の今頃にはきっと、主様は帰ってくる。 其れまでは、ルキウス様の好きにどうぞ。 ネロは …――― 食事して、眠るの。 ( 白い肌に紅い瞳、温度の無いカラダ、知性の低い魔が多い世界に、一滴落ちた異端の同胞。端正で、一種の冷たさまで漂わせる其の貴方の顔を今一度、細めた硝子玉で眺め )      オヤスミナサイ。ルキウス様。主様に嫌われないように、イイコにしてね。 ( 此処から貴方がどうするのかは、一切関知しないコトを、ひらりと振る小さな掌で伝え ) [Mon 21 Aug 2006 04:33:25]
アイシェ > ――――――――……  ( 間が空いた )  ( この吸血種は俗に悪魔と呼ばれる眷族の遣り口に然程詳しくはない。 例えば恐怖。 例えば慢心。 例えば欲望。 それら、云わば心の間隙を突く話術、間隙を生ませる為の話術。 恐らく他の至極真っ当な感性の持ち主が見たならば蟲惑的ですらあろう、整った顔立ちに浮いた不釣合いな笑みを背景につらり、さかしまの十字。 それは何処かの神への叛逆の証。 ――魔性の証明。 )  ( だから、こそ。 浮き立った波紋が引くように、吸血種は平素を取り戻し ) …今はその御名を口にはしますまいよ、ネロ嬢。 ( 貴女の神の名を、今は。 ) 他に魔王たる存在が居られると――…それが先程の紅の御方、そう云う事か。 成る程確かに、それ程の方でなければ射干玉の君主殿には釣り合いますまい。 ( 凍てつく色合いを為す蒼だけが不自然、向けられた作り物の笑顔はそれでも尚、咲き誇る白百合の輝きか。 同じように隻眼を細めて ) 勿論、貴女の主殿に御目通りに。 此処まで話を伺ったなら、その御姿を見ずに引き返す事こそが非礼になりましょう? だが――…紅の御方、魔王の座におわす方。 そちらに尽くすべき礼が無いのも気が引ける。 ( 名を知ったからこそ口にしない御方。 裏を返せば名を知らねばその礼すら尽くせんと云う話。 ) [Mon 21 Aug 2006 04:17:24]
ネロ > ( そも、此処を故郷と呼べるのは、貴方々の始祖と呼ばれる存在だけだろう。 後は派生して、追随して ――― 増えただけ。此処が故郷である筈の無い話 ) ――― そう、クロウァーテ様。 魔王様では無いけれど、ネロにとっては カミサマ。 ( 白い指先がくるりと、忌々しい十字を 逆さに刻む。貴方の語調が、先程までの淡々とした流暢で紳士然としたモノから、拙く揺れる一本の細い糸へと変貌したのに気付けば、 ぽてり、と艶を描いた紅い唇が  にたりと歪む )   …ルキウス様、恐ろしくなった? クロウァーテ様が恐ろしい? 此処が恐ろしい? 此処は貴方の還る場所ではない? ( にたりと歪な笑みを象った唇、硝子玉の碧眼は、同じ色をしていても貴方が声にならぬ声を向けた麗人の其れとは違った蒼い硝子玉。呪詛を吐くように、唇だけが蠢く )     還る場所は、では、何処――― ? 何をしにきたの。 ねェ、 ル キ ウ ス さま。 ( 執拗なほどに粘着質な声音で貴方の紡いだ偽りの名を呼ぶ 。かたかたと音を紡ぐ唇 )   恐ろしくなったのなら、還る場所がおありなら。 帰ってもいいの。 此処は、去るモノ、追わず。 ( 貴方を射るよに見上げ続けた絶対零度の碧眼が、細められて作り物の エガオ を浮かべ ) ネロは、何も言わない。 ルキウス様の、自由。 ( 貴方の心を読めるではないけれど。インプットされた、判断の一つ ) [Mon 21 Aug 2006 03:51:58]
アイシェ > ( かくて天の御遣いは哀れこの地の地の底へ。 或いは今革靴が踏みつける、絨毯の下 更に下。 地下の慟哭の声はこの耳には届かず、円舞曲の終礼にも似た完璧な礼を見、響き渡る朗々たる声をただ目を見張って記憶に焼き付けるのみ。 鼓膜を叩く羽音は鴉のもの、外からこの光景を見る者があらば差し詰めそれは居城を彩る黒が飛び散る様にも見えようか―― )  …それが此処の、この世界――…あの「門」も、樹海も――全土を、統べたる 御方の  名 …? ( 射干玉の鴉たる罪魔の居城を彼の魔力が満たしている。 激震する大気がびりびりと肌に突き刺さる感覚、或いは錯覚。 そこで何よりこの身が理解する――此処は我々の故郷ではない≠ニ。 それはこの場に居ない金髪の麗人へ向けたもの、気圧されたよに少女へと問う言葉は何処か切れ切れの拙いもの。 他に言葉が、今は出ない ) [Mon 21 Aug 2006 03:39:26]
ネロ > ( 直感 ――― 生きぬモノの其れをそう呼んでイイのかは分からねど。天使モドキの其れが、同胞であることを確信させていた、 故 )( 此処を一番汚すのは、己の器になっているイキモノだと、教えられた ヒトガタ は、伸ばした指先の冷たい赤を見上げ )          クロウァーテ様。 主様の御名は、クロウァーテ様。 ――― 尊き、黒い主様。 ( 貴方の口から零れる言葉から、 非礼 無礼 其れをせぬようにと、礼節のなった招かれざる客だと、天使モドキは淡い笑みの形を浮かべる )    ―――  クロウァーテ様の スバラシイ クロウ城へようこそ。いらっしゃいませ、ルキウス様。    地下の天の御遣いから、離れに住まう下僕まで ――― 一同歓迎します。 同胞の帰還に ! ( 裾を引く腕が離れて、黒いドレスの裾を摘み、先程までからは想像も付かぬであろう仕草で、優雅に貴方へ頭を下げよう )( 魔界の空を一斉に鴉が羽ばたく羽音が響こう ――― この城が、貴方を来訪者として受け入れた、証。 するすると天使モドキから流れ出た言葉はキカイジカケにインプットされていたかのよに )                      ( 飛び立つ鴉の大群は、魔界全土に城へ 外 からの来訪があったことを。 外 に居る主へ、来客を。 知らせるが如く ) [Mon 21 Aug 2006 03:23:29]
アイシェ > ( 昼も夜も無いこの世界なれば、本来窓など不要なもの。 それが見る者を不安にさせるような不自然さと大きさでぽかりと穿たれていた。 ――天駆ける軍馬ならぬ大蛇を臨む為のものとは想像もつかなかったけれど )  ……………………  ( 見上げてくるのはただそこに在るだけの、輝きも濁りもしない蒼。 人のそれにしては透明すぎる、熱くも冷たくもないただの碧。 見下ろす形になる血色も色こそ違えどそれと大差ないのだろう、近しい属ではあるのだから。 ) ――…射干玉の城と仰いますか、此処は。 ( 五芒星の門を越えて以来、人の擬態はとうに止めていたモノは属性を看破されたとて動揺はしなかった。 只、この城が冠する名に相応しく艶すら深々とした闇色に彩られている景観を引いた視点で捉えるのみ ) ネロ嬢、非礼を承知でもう一度御聞きしたい。 此方の主たる御方の名は何と? いざ謁見が叶ったとて御名すら知らぬのでは挨拶すら叶いますまい。 ――…名無しの陛下殿では余りにも非礼だと。 只同じモノだと云うだけで、かような無礼者に一宿をあてがう訳にも行きますまい? [Mon 21 Aug 2006 03:08:09]
ネロ > ( そも、空を飛ぶ為の翼を持ち、歩く、という行為を嫌う主は、常に何処かへ行くのならば、己の魔力の権化たる大蛇に跨り外出す。其の為に誂えられた大窓が、黒と赤のみの閉鎖的な空間に不自然にぽかり、ぽかりと見えるだろう ) ……此処はクロウ城、来るもの拒まず、去るもの追わず、 同胞 なれば、受け入れる城 ――― 主様がいつも仰る言葉。 ( 貴方の視線を追うよに、少女の硝子玉の碧眼も窓の外へと視線を流す )( 此方を見下ろす貴方をちろり、一度見上げて ) …………ルキウス様は、此処を汚さない、汚せない。 ネロには分かるの。 ( 再び視線は黒だけの空へ ) ――― だって、同じ温度。 同じニオイ。 同じ、    。 ( 貴方の衣装の裾をつん、と引いた指先は生地が皺になるのも気にしない。 気にするように デキていない )    同じ。 だから、汚せない。 ( 黒一色の澄み渡った魔界の空から、硝子玉の碧眼が、温度の無い視線を貴方の赤へ注ぐ。 ぽてりと赤い唇が、音を立てず、声を紡がず ―――    、  、  、 と 蠢く ) [Mon 21 Aug 2006 02:49:24]
アイシェ > ( 何処かつくりものめいた印象は払拭しきれない。 だが悄然と肩を落とす仕草は、例えそれすらも彼女を創った何方かの手による偽りの感情だとしても人のそれに近しく見えた。 ) ――…もう直ぐ、か。 良い言葉だけれどもう少し確証がほしいな。 …私も余り長くは居られないから。 月も星も無い空がこんなにも難儀だとは思わなんだ。 ( 長く続く廊下に窓はあるのだろうか、もしそこから外を望めるならば塗り潰されたよな空を仰ぎ見る。 ややあって、羽織の裾を引かれる感覚――少女へと視線を戻して ) そんな事をして貴女に罰は降らない? 私は招かれざる者。 貴女の主殿の名も知らない。 そんなものがかの御方の居城を汚して、居座って――貴女は咎められはしないのですか。 ( 黒を基調としたワンピースから伸びる手は血の気が感じられない程白かった。 それを払うような真似はせず、ただ見下ろして ) [Mon 21 Aug 2006 02:39:39]
ネロ >  ……ネロ、主様と長い時間離れると、 クチテシマウの。 でも、ネロはこの城から出られない。 ( しゅん、と下がる眉。未だ魂が天使の亡骸に定着して間も無い故、城の外、主の気以外の入り混じる世界は天使の亡骸が耐えられぬ故 ) 主様、だから、必ず、もう直ぐ戻ってくるの。 ネロにはわかる。 ( きゅ、と握った拳 ) ネロの魂、主様の魔力で支えられてる。 主様、ネロに接吻で魔力をくれる。 だから、主様は、必ず戻ってくる。 ( 貴方の言葉に何度も頷くのは、主が出て行ってから、数日が経ち ――― ややも、己の力の弱まりを感じているが故の、自己暗示。 薄らと、異国 ? の地にて、主が此方と同じく詰まるところは、退屈、暇を持て余していることは、魔力の片鱗で感じていれど )( 貴方の嘆息を聞いて )    ……ルキウス様、主様に会いたい? 主様、もう直ぐ、帰ってくる。 ルキウス様、主様が戻るまで、ネロ、持て成すの。 ネロの 存在理由(オシゴト)。 ( 貴方の衣装の裾を掴まんと、青白い腕が伸びよう ) [Mon 21 Aug 2006 02:24:03]
アイシェ > ( この場合の「素敵」とは強大かつ絶対の力――それはこの世界に於いて美しさも兼ねるのだろう――を持つだけの存在、魔性となるまでと云う意味なのだろう。 彼女はこれからその道行を歩むのだろうか。 …それすらも主殿の気紛れ、或いは毒のひとしずくのようにも思えてしまうのは先入観かも知れない。 ) ――…貴女と城主殿は繋がって居られる? ( 主が何処に居ても判るのだと、夢見るように謳う少女へと ) では今も何処に居られるのか、貴女には判ると。 …それだけの力を御持ちの御方なのだから、何処に居られようと安心して待っていられると、そう云う事なのだね。 ――…残念な事に私はさほど長く此処には居られそうもない。 この場合は間が悪かったと時の流れを恨むべきなのかな。 ( 天使を喰らうのにも飽きた=\―神の御遣いたる純白の翼も彼か彼女か、その手にかかれば容易いものだと云う事なのだろうか。 ) 御早い御戻りをと願おうにも、連れ立っての晩餐を楽しまれて居られるのならばそれも望めまいね。 ( 溜息にも嘆息にもならない吐息がひとつ ) [Mon 21 Aug 2006 02:16:31]
ネロ >  ネロ、理由はネロがステキなアクマになるまで秘密、って、主様が言ってたの。 ( 其れは即ち、主から頂戴した名だと貴方の問いへの解答 ) るきうすサマ。 ウフフ、ルキウスさま。 ( 貴方の告げた名が真であろうと、偽りであろうと。この黒い少女に分かる由も無い。貴方の紡ぐ偽りの言の葉が、己の名から連なり紡がれたコトだと気付くはずも無く )     主様は、とっても強くて、絶対。 主様は、何処にいらっしゃっても、ネロには分かるの。 きらきら、光るほど、キレイ。 ( 其れは、持つ、統べる力の強さから滲む、悪しき黒い光故。 魔によって産み落とされし、歪んだ天の御遣いもどきの少女には、絶対的な力であり、貴方の想うところのウツクシさ )( 貴方の問いには頷き ) 主様、此処では一番。 でも、天使を喰らうのも飽きた、退屈だって ……… 紅い、主様と同じくらいキレイなヒトと、   遊びに行ってくるって。 ( 貴方が想うところの強さから、この城の主と同じくらい ――― 事実は、主以上なのだけれど。其処は少女が絶対主様使用故 ――― キレイだという悪魔に、粗方の見当はつくのだろうか )     ステキな、 バンサン に行くって。 [Mon 21 Aug 2006 02:00:50]
アイシェ > ( ネロと名乗った少女。 おそらく元は純白だったろう、歪に捩れ汚れた翼から受ける印象は堕とされた天使。 ) …それは貴女の仕える城主殿より戴いた御名前ですか、ネロ嬢。 ( ――ひとの持つ名前に意味を求めるのは悪癖で、自覚はある。 必要以外の知能を与えられなかった感のある貴女へと心の中で謝罪をひとつしながら、 ) ――…ルキウス。 ( それは貴女の名から連想される、とある暴君の古き名。 ひとつの嘘の後にはひとつの真を続けて ) 普通で居られる訳じゃないのです、此処に篭る空気には今にも潰されてしまいそう。 ――御不在の貴女の主殿はかくも強く、…美しい御方なのでしょうね。 卑賎の身には過分な望みなれど、是非御姿を拝見してみたかった。 ( 見目の良し悪しと云うよりは、おそらくこの地に於いては力こそが最大の美徳であり悪徳であろうから。 ――さて、城主殿の不在―― ) 見たところ他にかような立派な城は無いように見えるのですが、何処かへ招かれでも? [Mon 21 Aug 2006 01:47:17]
少女 >  オキャクサマ、オキャクサマじゃない ? ( 周囲の色彩に溶け込むように誂えられた衣装のレェスをふわり、揺らせて少女は首を傾げ ) ――― でも、主様、お出かけ。 主様、お出かけの間、此処で普通にしていられる ヒト が来たら、お相手しなさいって、ネロに言ってたの。 だから、アナタはオキャクサマ。  ( にこりと満面に咲かせた笑みは、紅い視線にも変わらない )( 所詮、天使の亡骸に下級悪魔の魂をつめた其れこそ人形然としたモノ。背から生える翼は、歪に曲がり、根から灰濁に侵食されている。 知能は然して重要視されずに作られた模様、貴方の方へ何の躊躇も警戒も無く歩み寄る始末 )    ネロ 、( 己を指差し、貴方を指差し ) オキャクサマは っ? [Mon 21 Aug 2006 01:33:19]
アイシェ > ( 視線の先には陶磁人形に仮初めの命を吹き込まれたような、造形美を誇る少女がひとり。 従者として完璧に振舞えるように作られた物体とでも言えそうな。 ) ――…生憎招待は受けちゃ居ません、が。 招かれざる者の来訪は迷惑だったでしょうか、Fraulein「(御嬢さん)――( 未だ招かれざる者と名乗った。 彼女がこれをどう受け取るかは任せてみよう。 赤と黒の世界に一輪、大輪の華が咲いたよう。 玲瓏と響く鈴の音の御方へと頭を下げつつ、赤目がちらりとそちらを伺う。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:24:44]
足音 > ( ぱたぱた ぱた )( 貴方が振り返るのならば、其処には黒を基調に紅いレェスをふんだんにあしらった、所謂メイド風のワンピィスに身を包んだ少女が一人。 くるくると揺れる巻髪はシルバーブロンド。 貴方の肌に負けず劣らず、白い肌、唇だけが不自然にぷくりと紅い艶 )     いらっしゃいませっ  ( 貴方が振り向いて、目が合おうと臆することなく、満面の笑みで少女は歓迎の意を述べよう )    主様のオキャクサマ? 主様に、オキャクサマっ?  ( からころ、鈴の音のよな転がる笑い声すら零す ) [Mon 21 Aug 2006 01:16:38]
アイシェ > ――…   ( 辺りを憚らぬ軽快な音が聞こえた。 小さくて軽い音――絨毯が幾分音を殺したものやら、おそらく距離はそう離れていない。 ならば何時までも背を晒しているべきではない。 ――即決。 ゆっくりと振り向こう。 )   ( 黒羽織を着込んだ、光源のひとつも持たない徒手の眼帯が足音の方角へと向き直った ) [Mon 21 Aug 2006 01:10:30]
足音 > ( 其れは貴方の後ろから )( 羽音にも似た小さな足音を立てて、紅血色の絨毯の上を走る子供の足取り ――― 其れは何処から現れたのか、貴方からそう遠くない、後方 ) [Mon 21 Aug 2006 01:06:20]
お知らせ > 足音が入室されました。 『( ぱたぱたぱた )』 [Mon 21 Aug 2006 01:03:04]
アイシェ > ( 生憎城塞の構造には詳しくない。 敷地の主、城郭の向こうに何やら別館のようなものが見えるが――そこまで立ち入るのは難しかろう。 文字通り此処が魔界の本丸のひとつではあろうから――他にも幾つかこのような拠点があれば話は別だが――単身乗り込んで無事で帰れる気がしない、勇気と蛮勇は別のもの。 ――…単身と云えば、麗人の方は今頃どうしているやら。 余りにも情報が少ないからと、一方的に散開を申し出たのは此方から。 拝見した腕前を鑑みるにそうそう遅れを取りはしないとは思う、思いたい。 ) ――…城主殿の好みか、これは。 ( エントランスをくぐった先。 床から内壁、天井に到るまで内装も黒一色。 只緋色の絨毯だけが一直線、手招きする毒花の如く。 足音を消す意味、主たる何方かの趣向に合わせる意味。 その上を歩く。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:01:41]
アイシェ > ( 蟻が象を見上げてみてもその全貌を知る能ず。 何の気なしに樹海の中から梟を飛ばしてみたら、明らかに異質な建造物の一片が視覚に飛び込んで来た。 ――そこで断線。 殆ど墜落する勢いで落ちてきた梟を受け止め、自分の目で検分しに辿り着いたのが此処――只魔属にシンプルに組み込まれただけの従魔だからこそ、力関係を敏感に察知したのだろうと思われる。 ) …   ( 使い魔風情でなくともこの外観だけで充分、力の片鱗を垣間見る事もできようものか。 押し潰さんばかりの空気に対抗するべく眦を上げ、今一度視覚に捉えられる限りの外観を眺めてから。 1歩踏み出した。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:46:46]
アイシェ > ( 視界いっぱいに黒々と塗り潰された威容が広がっている。 光すら呑み込みそうな質量に満ちた黒は、光の無い世界で尚色濃く堂々たる城塞の輪郭を誇っていた。 魔法陣を除き、この地で初めて見る文明の形。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:35:26]
お知らせ > アイシェが入室されました。 『―――――――― ( 立ち尽くす。 )』 [Mon 21 Aug 2006 00:29:22]
お知らせ > クーニャが帰りました。 『お粗末さまでした・・・・。』 [Fri 11 Aug 2006 21:06:13]
クーニャ > (喉の奥まで異物を突っ込まれたまま、飲み込むことも、ましてや吐く事もできず呼吸が圧迫された天使は次第に顔色が土気色へと変わっていく。テーブルの上に残った残飯をカートへと移し扉へと向かう。そして、部屋を辞す前に、拷問師そして天使の顔を一瞥してから深々と頭を垂れて) [Fri 11 Aug 2006 21:05:56]
クーニャ > あらあら・・・、そんな、お行儀の悪い・・・ (くつくつと喉の奥で楽しそうに笑いながら、口から天使の腕を生やした相手を見る。当然の事ながら、人形が口を開いた瞬間を見計らって喉の奥につっこんだのである) あぁ、あぁ・・美味しそうにお召し上がりになられて・・・私、作った甲斐がありましてよ・・・? (両手の指先を合わせ、うっとりとした口調で紡げば、相手をそのままにして食事を終え始めた拷問師たちの下へと向かおうか) [Fri 11 Aug 2006 21:03:10]
クーニャ > いけませんわぁ?食べ物の好き嫌いわ・・・、ねぇ? (天使の目の前で、がつがつと血を、目玉を肉を食らう拷問師をさして) 食べていただけないのであれば・・・拷問師様たちのお手を煩わせてしまう事になりますでしょう・・・? (不吉な言葉を紡ぐ。たまりかねた天使が、抗議しようと口を開いた瞬間―ーーーーーー) ・・・・・・ズボォッ・・・・! [Fri 11 Aug 2006 21:00:52]
クーニャ > ・・・・(しかしながら、口を真一文字に天使は閉めて受け入れる事はない。暫くは、ぐちゅぐちゅと、切断面を唇に押し付けているが) あぁ、こちら側からは食べ難いでしたわね・・・ (何を思いついたか、今度は指先を唇へと触れさせ) これならば、いただきやすい事でしょう・・・ (我ながら明暗だ、と言うように笑み、切断された腕の指先で天使の唇をくすぐる様に暫く撫で続ける) [Fri 11 Aug 2006 20:57:41]
クーニャ > ぐちゅぅぅっ・・・っと引っ張り出せましたの・・・ (うふふ、と笑い) 目をくりぬく瞬間の、貴方様たちの痙攣具合、そして目の神経が指に絡みつく感じが私とても、えぇ、とても楽しくて楽しくて・・・(うふふ、と笑う) あぁ、申し訳ありませんわぁ?余計な話しにそれてしまいました・・・、さぁ、お召し上がりになっていただきませんと・・・ねぇ?(悪意なく、天使にとっては胸糞悪い話を淡々とし、そして口元へと、同族の腕を向けさせる) [Fri 11 Aug 2006 20:55:05]
クーニャ > 食材には先ほども申しました通り昨日までこちらにいらっしゃいました方をお使いしましたの。皆様―・・・(拷問師の方へ視線を向け) 良いお仕事をなされていたものですから、料理も実に上手くいきましたの。いつもは苦労いたします、生きながらの目玉のくりぬき・・・。目玉は鮮度が高くなければ美味しくはありませんが・・・神経までもこう、 ズルッ  [Fri 11 Aug 2006 20:52:18]
クーニャ > オツトメご苦労様でございますわぁ・・・? (斜め上に吊るされる相手に、笑み) その格好では食べ難いかと存じますが・・・食べていただく様指示がでております故・・・お口を空けてくださいませぇ? (言いつつ、今だ血の流れる一本の白い腕を相手の口元へと差し出そう。) とっても美味しいと思いますぅよ・・・?(無機質な笑みを相手に向けよう) [Fri 11 Aug 2006 20:48:42]
クーニャ > (給仕をしながら) お飲み物には・・・、1体の天使から2つしか得ることのできない眼球を入れた血液もございます・・・ (卵酒、の様に紅にいくつもの眼球が浮かぶグラスを手にし) お気に召していただければ幸いにございます・・・ (そう告げて、拷問師たちへの給仕を済ませればそのまま、1人分の食事を手にして天子の下へと向かう) [Fri 11 Aug 2006 20:45:45]
クーニャ > (手足を固定され羽にくさりをかけられ、後方へと思い切り引かれた天使の前方。開けた空間に簡素な机をわざわざ据えていく。それまで拷問に携わっていたものも、彼女につられ食卓へと向かう) 本日ご用意いたしましたのは・・・ (説明をしながら、どん、とのせた大きなバケツ) 昨夜まで皆様で大切にお仕事なされていた、天使様の、四体にございます・・・ (まどろっこしそうに待つ、拷問師を尻目にのんびりとした口調で、けれどはっきりと貼り付けの天使に聞こえる様に告げる) [Fri 11 Aug 2006 20:41:25]
クーニャ > (ノックに応えたのは甘美な悲鳴) ・・・お仕事中、失礼たしますわぁ・・・ (表情が綻ぶのを勤めて押さえ、カートに荷を乗せた人形が訪れたのは数ある拷問部屋の一つ。) お食事をお持ちいたしましたわぁ・・・ (事務的に、部屋の中の者たちへと呼びかける) [Fri 11 Aug 2006 20:36:40]
お知らせ > クーニャが入室されました。 『(やんわりとしたノック)』 [Fri 11 Aug 2006 20:31:01]
お知らせ > シルヴィが帰りました。 『夜遊びの上酔っ払って帰った罪でどっちにしろ尻叩きの刑。』 [Fri 11 Aug 2006 01:19:37]
シルヴィ > ひたた…うみゅ、ひかしここにはベッドがないからな。ねちがえれひまう…んひゅ、ふわああ――― んゆ〜。ねみゅい… かえっれねゆお。(寝るときはちゃんとパジャマに着替えないとドレスがシワになってしまう。そうすると側近にしかられたあげくお尻を叩かれるのだ。あれは屈辱的だ… 酔っ払った頭でも判断がつくほど身体にしみこんだ躾の成果。真っ赤な顔で酒臭い吐息を吐きながら、ふらふらしたまま外へ…  いこうとして)  ありぇ?(窓から落っこちた。) [Fri 11 Aug 2006 01:18:38]
シルヴィ > (ぺたりと床に降り立つと、ワイン片手にしたままおぼつかない千鳥足で窓まで寄って、両手を広げて万歳をする。) うむ、このしろとまかいわすべてわれもののれある! すばらしきわれにかんぱ〜い!(ぐびっ、と二杯目を飲み干し、そのままグラスを床へとぐしゃり。プロージット!) ん〜ひゅ、いいきぶんらな〜……このままここにしゅむのもいいかもしれぬにゃ〜……おおっと(がったーん。サイドボードにけっ躓いて、一緒にがたごと転がって。 玉座の間しっちゃかめっちゃか。) [Fri 11 Aug 2006 01:14:47]
シルヴィ > (調子に乗ってサイドボードからワインを取ると、グラスになみなみ注いでくいーっとあけた。どうやら年代モノのワインであるようだが酒の価値などまったく知らぬ。一息にグラスをあけ、けぷっと吐息をつく頃にはもう、顔が首まで真っ赤だ。) うぃっく。 ん〜、いい気分だな。予は満足であるぞ?(再びグラスにワインを注ぎ、わるものチックにくるくる回すと飛び散ったワインが玉座に赤い染みをつくる。) ん〜…なんらかめのまえがふらふらするな。じしんか? [Fri 11 Aug 2006 01:08:57]
シルヴィ > ……ふむん。(そろり、右を見る。左を見る。背後を振り返って、誰も居ないのを確かめた。なにやら判らぬ妙な気配は相変わらず城じゅうにひしめいていたが、さしあたり近くには何もいないようだ。)  …よし、今のうちだ。(えいやっ、とか。思い切って玉座にふんぞりかえってみた。) おお、おお。良いではないか良いではないかこの座り心地。 さすが立派な城の立派な座椅子。 はっはっは、我がこの城の城主で領主で魔王であるぞー?(リアル魔王さまごっこ。過去の自分を思い出すシチュエーションに両足ばたつかせてのはしゃぎよう。) [Fri 11 Aug 2006 01:04:25]
シルヴィ > ―――おお。 (光景に、目を見張る。感嘆が吐息になってこぼれおちた。) …玉座ではないか。なんと素晴らしい。(そう、玉座だった。しかも壁が大きく開け、庭全体が一望できるパノラマ仕様。玉座脇にはサイドボードに、誰かの飲みかけだろうかワインボトルが置いてある。) うむ、すこぶるブルジョワジー溢れる良い玉座だ。この我が思わず感動を覚えるほどにな。(誰にともなく、強いて言うなら玉座に賞賛の言葉を贈ると、おもむろに近寄って座るあたりを撫でてやった。) [Fri 11 Aug 2006 01:00:13]
シルヴィ > くおおッ…あ、頭が…頭が割れる…ッ (ぐわんぐわん疼く頭を抱え、涙にじませながらふっと顔をあげて―― 僅かに開いた扉。 思わず頭痛を忘れた。) おお、なんだ漸く素直になったか。全く、最初からそうやっておれば我も無茶はしなかったものを……(語尾に音符やら飛ばしつつ、いそいそと扉の隙間に駆け寄った。そしておそるおそると覗き込んだ中は――) [Fri 11 Aug 2006 00:55:19]
シルヴィ > …………む。(その歩みが、唐突に止まった。何故ならそこが行き止まりだったから。 ――正確には行き止まりではない。妙に豪華でばかでっかい扉がそびえていた。) なんだこの扉は。この我の往く手をふさぐとは随分いい度胸をした扉だが……(門番が居ないところを見ると、宝物庫のたぐいではないようだ。では何故こんな扉がこんなところに? むらむらとわきあがる好奇心におされ、扉の取手らしき部分に手を重ねると、全体重をかけてひっぱってみた。)  ぬっ、くう…! 我が開けというのだ、開かぬか無礼ものめ〜〜〜〜…!(ぐぎぎぎぎっ―――ずっだーん!ごろごろごろ。勢いあまって転がっていく身体。そのままの勢いで壁に激突。轟音。) [Fri 11 Aug 2006 00:52:04]
シルヴィ > ジル公の城もなかなかだったが、此処はもう雰囲気からして違うな。 あやつには悪いが、格が違うというか…… しかし、尋常ではない広さだな。誰の城なんだ?(かつかつと足音だけが響きわたり、さびしげなうすら寒さを際立たせる。少しだけ背中をぞくっとさせながら、更に奥へと踏み込んでいく。) [Fri 11 Aug 2006 00:47:25]
シルヴィ > (誰も居ない薄暗い廊下を、ふわふわした金髪をなびかせ独りで歩いている少女。) 城はいいな。(繰り返して呟く。薄暗いくせに妙な気配ばっかり濃厚な薄気味悪さがちょっと気になったが、それはそれ。) [Fri 11 Aug 2006 00:43:53]
お知らせ > シルヴィが入室されました。 『―――うむ、城はいい。』 [Fri 11 Aug 2006 00:41:29]
お知らせ > ゾゥリズが退室されました。 『「〜♪」 鼻歌混じりに作業をする時点で…もう、かなり』 [Thu 10 Aug 2006 03:31:58]
ゾゥリズ > ―――― (その後で、筆を置けば… 金槌と釘の入った木箱を手にし… ) さて、それでは…さっさと済ませてしまおうか(… 板に釘を打ちつけ…その後で、紐か何かで以って強くくくりつけてしまおうと、するだろうか。割と、素人丸出しな腕前で――  多分、それは…傍から見れば―― 凄く地味な光景、かもしれない。 いや、地味だ) [Thu 10 Aug 2006 03:27:35]
ゾゥリズ > ………ふむ、一応… 少し位は分かり易くしておくか… (で… 暫し見詰めた後、ふっと思い立った様に屈みこみ…筆を書き込んだマークの下へと下ろせば… ×の下には『門』。家のマークの下には『城』と、簡素な… 此方側の言語で書き込み一つ、刻み込み――) ……うむ… 後は、コレを組み立てて完成…であろうな(―― その書き込みを見遣りながら、腕を組み… 再度の、満足気な頷き一つ、して――) [Thu 10 Aug 2006 03:13:08]
ゾゥリズ > (まぁ、その事を知った所で…今行っている作業を止める訳でも無いだろうが… ) さて、確か…件の古城は… 大体、この位置だったか?(そう言う訳?で、また…ラインに沿って筆の尻でノックしていけば… とある点で、またコツンと止め――――暫しの思案の後で書き込むのは… 四角に三角をくっ付けた家のマーク。 それを書き込めば… ×とそのマークの間に…一本の矢印を書き込んで――…) さて… 後、足りぬモノは何かあっただろうか…な?(… それが終れば、再び立ち上がって木板を見下ろし――…… この導に不備が無いだろうか?と、また思案。) [Thu 10 Aug 2006 03:04:32]
ゾゥリズ > …… うむ…(暫し、木板に引かれたラインを見遣り頷き続ければ… コツコツと、そのラインに沿う様に、筆の尻で木板を叩き…… そして、とある一点でソレを止め――) で、門はこの辺りか…(呟きと共に、その点へと×印を一つ。書き込めば…満足気な笑みと共に頷き一つ―― まさか、先に人間界に出た悪魔が、地面に導を刻んだ事等全く知らず、に) [Thu 10 Aug 2006 02:52:00]
ゾゥリズ > (そして、腰を下ろせば…その板をじっと、睨めっこでもする様に見詰め… 顔に浮かべるのは思案顔――) ……… まぁ…見てソレだと理解出来る程度のモノで良いか。(漏らせば… 木板に筆の先を押し付けて、グニャリと曲がったラインを一本…引き――) 確か、こんな感じ…だったか?(それから、漏らすのは思案する様な声音。 思案しつつ、頭の中で思い浮かべるのは――自分の主君が根城にしていたと言う古城への道。 つまり、このレッドキャップが作ろうとしているのは―― その古城へと行く為の、道標…だろうか?) [Thu 10 Aug 2006 02:40:32]
ゾゥリズ > 思ったよりも早くに門は開いた、が…… どうせならば、予めに用意しておくべきであったな…(甲冑の上半身を脱ぎ去った格好で腕を組み… そう言葉漏らして、見下ろすのは一枚の分厚い板と棒。 そしてその近くに転がる小さな木箱の中にあるのは――数本の釘。) ……… もう、既に表に出ているモノも居るやもしれぬし…この様な物を拵えた所で悪戯に壊されるだけやもしれぬが… だが、それでも作っておいて損は無かろう(ぶ厚い聞いたを手にした筆の尻でコツコツと叩き… それから、うんうんと誰も居ない一室の中で頷きして見せれば、それからドシリと床に腰を下ろして――) [Thu 10 Aug 2006 02:30:08]
お知らせ > ゾゥリズが入室されました。 『城のとある一室。斧――ではなく、金槌と筆を手にして…』 [Thu 10 Aug 2006 02:23:59]
お知らせ > クーニャが帰りました。 『(残虐な朝餉の準備はまだ続く・・・)』 [Mon 7 Aug 2006 03:04:09]
クーニャ > まぁ、食材は、まだまだこの城には蓄えてありますし・・・(傍に居た悪魔にのこぎりの反対側をもってもらいながら、肘、肩、膝、へと順にのこぎりの歯を押し当てて骨ごと絶っていく) ご主人様には申し訳ありませんが、生け作りはまたの機会にいたしましょう・・・(憂いを帯びた溜息を漏らし・・・) [Mon 7 Aug 2006 03:03:42]
クーニャ > (刺された女は、声を奪われたまま、何度も何度も悲鳴をあげ続け体をのけぞらせ、悶えさせているが暫くすると、びくんびくんっと、痙攣しただの屍となる・・・。) あ・・・・・・・ (ふ、と我を取り戻したように、動きを止めて) いけませんわぁ・・・。私としたことが・・・ (手についた血を舐めとり) 天使の生き作りを作ろうと思っていましたのに・・・ (女のぐちゃぐちゃになった腹に手をつっこんでかき回し) これでは、練り物や、ハンバーグなどしか作れないではありませんかぁ・・・(辛うじて殆ど刃による損傷の少ない心臓を探り当て、引きちぎるようにして取り出す) [Mon 7 Aug 2006 02:59:20]
クーニャ > そのお方の、はらわたではありませんか・・・!なんて、薄情なお方なのでしょう・・・。あぁ、あぁ・・・・(何か、よく分からない理由で嘆くと自由な方の手で包丁をつかみ) 天使は、あぁ・・・なんて、薄情なのでしょう・・・あぁ、あぁ・・・(そのまま、振るえる女の腹を突き刺す。何度も何度も何度も何度も何度も・・・! ぐちゅっ、ぶちゅるっ・・・・びちゃっ・・・・・ぐちゅっ・・!) [Mon 7 Aug 2006 02:54:05]
クーニャ > (固定したままの女の腕をつかみ) 今の、なんだか分かります・・・? (実に愉快そうに、嫌がる女の肘より下にソレを触れさせ) 貴方様のお知り合いにございますのよ・・・?お分かりになりまして・・・ (暴れる力に負けて、手を振りほどかれるも気にした様子はなく変わりに、つぼ内に貯められていた固形物質を女の腹に全てぶちまけて) ・・・本当にお分かりになりませんの?(がたがた振るえる女に、呆れた様なわざとらしい溜息を一つ) [Mon 7 Aug 2006 02:52:01]
クーニャ > (なみなみと、液状成分の多く入ったつぼを台の上において自分は袖を捲る) 本当はお見せしてさしあげたいのは山々なのですのよ?ですけれど。ですけれど、なのですよ?貴方様の目隠しを、貴方様が生きているうちに取ることは私許されていませんの。お許しくださいね・・?(勢いよくツボの中に腕を突っ込み、粘性の強い液体が天使の身体にかかるようにし何かをつかんで、女の腹の上にぼたぼたと落す) [Mon 7 Aug 2006 02:49:29]
クーニャ > あら、やっぱり、お知り合いでしたの?貴方も、あのお方と同じ、毛色でしたからもしかしたらと思ったのですけれどね・・・・・(くすくす、と。最初から分かっていたこと、を紡ぎ、女にどうにもならない事実を植え付けていく。暫く笑い続けた後、口の端を釣り上げる) お知り合いとの、感動の再会・・・というのも悪いものではないかもしれませんわねぇ・・・(悪戯を思いついた少女は身軽に床に降り、そして、暗室になっている一角に収納されているツボを一つ抱えて戻ってくる)  [Mon 7 Aug 2006 02:45:07]
クーニャ > 筋肉と、スジばかりで、とても、面白味のない方でしたが貴方様のお知り合いでしょうか・・・? (女の額に浮かぶ脂汗を丁寧に布巾で優しく拭きながら、実に楽しそうに女の耳へと紡ぐ) 金髪がステキな、青い目をしたお方でしたお方でしたわ・・ (そう続けた瞬間、それまで押さえつけられながら動きを封じられていた女はその体から力を無くす) [Mon 7 Aug 2006 02:41:44]
クーニャ > この器、ステキでしょう・・?もっとも貴方様には見えないのですけれども・・・(うふ) 貴方の前に、此処で私に料理されたお仲間様・・・その方の料理にも使った器ですのよ?紅い血が染み付いてなんともいい風味の器になって・・・あぁ・・・アァ・・・貴方様の血と交じり合って、より良い一品になって・・・!(うっとり) 私感激していますのよ?貴方も、この気持ちを共有していただけると嬉しいですわぁ・・(無茶な注文をさらり、とし、女の頬を撫でる) あぁ、そういえば前のお方は男性でしたわねぇ・・。 [Mon 7 Aug 2006 02:36:34]
クーニャ > (くぐもった、悲鳴をあげる相手を知らずに) 白が赤く染まる瞬間って私好きですのよ・・・?あぁ、暴れないでくださいませ、そうでなければ・・・肘より下が今度はなくなってしまいますわ・・・?(うふふ、と笑み、刃を深く腕に埋める。あまりの痛みにビクンっ!と背を跳ねさせる女に楽しそうに笑む。) あら、ステキ・・・。お暴れになるから、どんどん刃が深く沈んでいってましてよ・・・? ( ――・・ガッ! ) あぁ、やはり貴方様にはがっかりですわ。 (聞こえみよがしに大袈裟な溜息) もう骨に刃が到達してしまいましたもの・・・。私、肉を絶つのが好きなのですよ・・?がっかりですわぁ・・・ (不平不満を漏らしながら、おびただしく溢れる血を貯めるように、傷口の下に器をのせて固定していく) [Mon 7 Aug 2006 02:32:29]
クーニャ > (十分に包丁を研げば、漱ぎ、ひたり、と天使の二の腕に刃の腹をあてる) 大丈夫・・・。痛みはそんなにありませんわ?・・・すぐに、コレを上回る苦痛が待っておりますからね・・・(気持ちを楽に!、などと無茶な注文をし暴れようとする彼女のお腹に遠慮なく腰を下ろす。) [Mon 7 Aug 2006 02:25:38]
クーニャ > あぁ、私としたことが忘れておりました、目と口を塞いでおいたんでしたっけね・・・。申し訳ありませんわ。だって、貴方此処までお連れする間にあんまりにもやかましくお暴れになるんですもの… (楽しそうに紡ぎ) それにお料理の最中に、勝手にお亡くなりになられてしまったら困りますのよ?鮮度が落ちてしまいますもの・・・ねェ?(うふふ、と笑み。のこぎりの次に、包丁を研ぎ、視界と言葉を塞がれた彼女の心に強い恐怖を喚起せん。) [Mon 7 Aug 2006 02:22:34]
クーニャ > 味は上々だと思いますのよー?でも、問題は、量なのですよ・・・(瞳を細め、刃の研ぎ具合を確認し) ここの城も結構、大食らいが多くてねェ?貴方みたいな、骨やスジばっかりで肉の少ない食材ではひとのみ、ぺろり・・・♪ごちそうさまーってなるのがオチですわぁ・・・ (まな板の上の食材…羽をもがれ、手首足首の先がない「彼女」に淡々と告げ、その耳元に口を寄せて) でも、ご安心下さいませ。私が、貴方様を綺麗に料理してさしあげますから・・・うんと、痛がって、暴れてくださいませ♪・・・・・その方が、美味しさも増しますから(分かりましたか?、と確認するが、食材…否、羽を落とされた不幸な天使は答える事はない。) [Mon 7 Aug 2006 02:18:55]
クーニャ > (にわかに活気付くそこは、厨房。腕力自慢の下働きによってまな板の上に運ばれてきたのは新鮮な「食材」。無機質な瞳でソレラを見やり) ふぅむ・・・。これ、だけで足りますかぁねぇ…? (憂いを帯びた溜息を漏らす。その間も、手を休める事もなく砥石でのこぎりを磨く。濁りを水ですすぎ、清潔な布巾で刃を拭う。) [Mon 7 Aug 2006 02:12:13]
お知らせ > クーニャが入室されました。 『(城内のとある1画…)』 [Mon 7 Aug 2006 02:05:39]
お知らせ > ゾゥリズが帰りました。 『今は未だ玩具の域。されども、この悪鬼が目指すは…?』 [Tue 1 Aug 2006 02:28:17]
お知らせ > ヴァイオレートが退室されました。 『「また玩具が一つ手に入った。」 今はまだそんな―… 把握。』 [Tue 1 Aug 2006 02:25:43]
ゾゥリズ > ―――― ふっ… ハァッ!恐悦至極に御座います。ヴァイオレート様…(靴が顔面から離れれば、一度呼吸し…それから、頭を深く下げて跪く。 その姿勢の侭…暫し、主君が、今…自分の名を覚えて無い事など、最早関係ないと… それならば、手柄を立てて、其の上で改めて自らの名を差し出せば良いと、そう心に誓えば… やがて、ゆっくりと頭を上げ…立ち上がり、改めて兜を被り直し――) 御意に御座います。では、暫し騒がしくなりますが…御容赦を(―― そして、深々と一礼をして数歩下がれば…床に転がった侭の… すっかり怯えきった番人へと視線を落とし――…) さっさと起きぬか。ヴァイオレート様の御命令が下ったのだぞ!(…――其の身体を強引に引き摺り起こしながら… 一先ずは、扉を直す為の道具を用意し始めるだろう。 何処か、嬉々とした様な雰囲気を漂わせながら…?) [Tue 1 Aug 2006 02:19:05]
ヴァイオレート > … くく、男が苦しむ表情というのも中々だね…ッ。 (もう、唾液だらけになった靴底から糸を伝うようにゆっくりとその顔から靴を離していく―… )   これからも、お前が私の印象に残るような事をすれば褒美になめさせてやる。  其れがなければ… えーット… ゾ…  お前、の名前すら覚えられないものとしれッ!!! (自分でも焦ったようにつっかえて、本当に覚えていない事をごまかしつつそう命じる。)  … では、其処の番人と共にドアでも直していくんだね。 はははははッ! [Tue 1 Aug 2006 02:09:17]
ゾゥリズ > ――――――ングッ! …… んっ… (迷う事すら無く舌をブーツへと差し出せば、その顔へと押し付けられる靴底。 それに一瞬ばかり驚いた様な呻き漏らし、息苦しさを感じるも… 顔を引くこと等せずに、罪魔の欲望を満たそうと、その靴底を舐め続け――― そんな行為の最中に耳に入るのは… 紅い罪魔の言葉。) ――――――――(靴底で口を塞がれてしまえば、言葉を返す事は出来ない…が、靴底を通して投げつけられた紅い瞳をしっかりと受け止めれば… 舌が靴底から離れない様に注意しながらの頷きを見せて、ソレを御意の合図とする、だろうか…) [Tue 1 Aug 2006 02:02:18]
ヴァイオレート > … ほぅ。 迷う素振りも見せないというのはなかなか―… 覚悟があると見える、が。 (紅い悪魔も頭が悪いが悪魔なゆえ、目の前のものがしている奉仕行動に素直に感心した。だが、欲望はもっと、もっと――を望んでおり、ブーツの底を少しだけ舐めようとする男の顔が隠れるほどに押付けられる。舌が全て靴底につき…息苦しさすら感じさせようと。)  … いいだろう。 ならば… そうだな、私が何をしようとしているかの話は聞いているな?  お前にはあの魔方陣を消そうとするものがいないかを監視する事を命じてやろう…  門が開けば、人間達が此方に入ってくるかもしれんしな? (そう紅い瞳で命じる視線は男の瞳に突き刺さる。だが、だが…いつまでたっても靴は押付けられたままで、ほこりすら画家鬼つくまでに蹂躙しつくして。) [Tue 1 Aug 2006 01:53:01]
ゾゥリズ > ―――― 其の点は配慮が足らず、真に申し訳無く…ッ!(耳に入る怒りの音に、感じるのは恐怖と…憤怒の悪魔の健在を喜ぶ歓喜。その相反する感情を心の中で感じ… 圧力から感じる息苦しささえも喜びに思う中、跪いた侭に紅い罪魔の前に佇めば… やがて、差し出されるのは――― ブーツの底。それに、ふっと懐かしむ様な表情を一瞬だけ…浮かべ――――……) 我が身、そして我が誇り。我が全てはヴァイオレート様の為に存在するモノで御座います。 故に…(言葉吐き出せば跪いた侭に、顔を上げ…厳かなモノを見る様に見詰めるのはブーツの底。それを暫し見詰めながら… まるで、高価な彫刻に触れる前の様に、緊張の色を見せれば…それから) 失礼を…(…ゆっくりと、ブーツの底へと舌を伸ばそうとするだろう。 彼のプライドは、主君に服従する事…なのだから) [Tue 1 Aug 2006 01:40:13]
ヴァイオレート > なんだ、そういう事か―… いきなり言われたら私はちょっと怒ってしまうぞ? (く、く、く、と。 兜を脱いだ相手に見下す真紅の視線。 青筋がいつものようにぶちり、と嫌な音を鳴らし爪の先が震え… これ以上少しでも刺激すれば、その跪いた首から喉首にかけて容赦なく爪が貫かれるだろう―…)   …そうか。 ならば手足として使おう… といってもいいのだが。 ただそれだけでは詰まらんな… (ベッドの上に簿すんと座りなおして胡坐を掻いてなにやら腕を組む。豊満になった胸が揺れてなんともいえぬ色香が溢れて…)   … お前がくだらないプライドを捨ててまで私まで仕えられるかを試したい。   … 舐めてみろ。 男に舐めさせるというのはなんとも興味深いね。 (紅く尖った舌をちろりと悪戯っぽく見せると、赤黒いブーツの底をその顔へと降ろしていく。) [Tue 1 Aug 2006 01:26:54]
ゾゥリズ > ――――…… (また暫し…沈黙する甲冑。その頭にブーツが乗り頭部に蹴りを打ち込まれる事以上に、「印象に残らない奴は〜」 の言葉に身体をビクンと震わせれば、跪いていた身体を跳ねる様に起こそうとし――) この魔界にて、以前ヴァイオレート様に従っていたとは言え、所詮は一介の兵に過ぎず… その事を忘れ、ヴァイオレート様に名を覚えて頂いて貰っている等、自惚れが…そして、未熟が過ぎるのも良い所で御座いました…ッ(そして、息を吹き貸した様に吐き出すのは、そんな… 自らを責める様な言葉。そして、もし、無事に立ち上がる事が出来たのならば…その甲冑姿は、後ろへと数歩、身の程を弁える様に下がり…そして赤塗りの兜を脱ぎ去り――――…) レッドキャップの戦士が一人、ゾゥリズと申す者に御座います。 ヴァイオレート様の手足となりて働く為に、馳せ参じた次第で御座います―― (騎士が主君の前に跪く様な姿勢になり、そう、名乗りを上げようとするだろうか) [Tue 1 Aug 2006 01:14:11]
ヴァイオレート > ――… … … ? (紅い悪魔としてはいきなりドアが壊されていきなり甲冑が跪いてぺらぺら勝手に喋りだした、そんな認識。 少し面白かった上に愉快だったのもつかの間。紅い悪魔はひょいっと立ち上がるとベッドの上からその頭の兜に容赦なくブーツを載せようとして―…)   ――…いきなり無礼な奴だねえ… で、いつ私がお前の主になったというんだよ。 私が頭が悪くてねえ、印象に残らない奴はまったく覚える気すらないんだ―… くく、私を慕っているというならば、自分が何者かをはっきりいうことだね? (抵抗されないだろうと勝手にかんぐり、がんがんっ!と兜に踵落としを食らわせる為に足を振り下ろそうとしては、どんな反応を楽しんでいるかのように。何故固まったかもわからない赤い悪魔はただ自分の欲望のあるがままの行動を自分勝手に行う。 反応がなくなればつまらなくなったのか、何かを言い出す前に抵抗がなければ足を下ろす強さはだんだんと強くなっていく――) [Tue 1 Aug 2006 00:58:58]
ゾゥリズ > ―――― ッ! (どかぁんと、音を立てて部屋に乱入した甲冑の眼前、その眼前に赤い凶器が走れば… 暫しの沈黙。表情の見えぬ甲冑のソレが沈黙する理由は分からぬが… 番人であろう悪魔が沈黙する理由は、顔に浮かべる恐怖の色がはっきりと示すだろう、か―――― そして…) 御帰還の際、御出迎えできなかったばかりか、御休みの所、お騒がせしてしまい申し訳無く…。 ですが、これも我が主ヴァイオレート様の御帰還を喜ぶ余りの…このゾゥリズの歓喜の証と――――(その沈黙の後、甲冑は… 恐怖の色も見せずに、むしろ歓喜すら漂わせながら前へと進み―― 途中、甲冑の足で踏まれて番人役の悪魔が悲鳴を上げたが些事だろう ――そして、甲冑が跪くのはベッドの前…紅い罪魔の御前―― そして) ――――……… (「誰だお前ら」 その単語に、ゾゥリズと名乗った甲冑姿のソレが見事に固まった) [Tue 1 Aug 2006 00:45:44]
ヴァイオレート > (翼を纏めてベッドの上のごーろごろ。ヴェイトスに来てからは無駄に試行錯誤を繰り返していた考えも、今はすっきりしていて… 聞けば、魔界の足下の物どもにも噂は流れ、ヴェイトスに進出する気があるものもいるという。 ならば… 其れはこの紅い悪魔の思い通りであり、理想なのだが。 この開いた暇な時間は非常に―… 無性に、暴れたくなるのだ。 ふと、なんだか五月蝿い音が迫ってくる―… ごろり、と青筋のついた顔を扉の方に向けた。)  … 五月蝿いねえぇ…ッ!  (思いっきり爪を伸ばして寝返りを打つように紅い爪を振るうと奇しくもその甲冑のすぐ目の前に鋭い炎が纏われた凶器が現れて―…  間。)   …  … …  誰だお前ら。 (雪崩れ込むといって全く差し支えのない状況。ちょっと呆れるような、、ぽかーん、としたような。でも、つまらなくはない、と。) [Tue 1 Aug 2006 00:34:15]
甲冑の足音 > (リテイク!)―――――― (カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! 早足で、離れの扉へと近付いてくる足音。その足音に含まれるのは、焦りか…それとも、喜びか。そんな感情が秘められた足音が近付くにつれ…離れの扉の前、其処に立つ番人…或いは、監視役だろうか?それの気配がピクリと揺らぎ… ) ヴァイオレート様にお目通りを願いたい。早急に其処を退いて貰おう。(… 扉の向こうから聞こえるのは、男のモノらしき声。その声に、番人は暫しの沈黙の後… 「ゾゥリズ殿…申し訳在りませんが、クロウァーテ様の許しが無ければ」と言う、気まずげな… 僅かに苛立ちを含んだ声音。 直後――) 私は、早急にその場を退けと申した!退けッ!(――ゴォンと言う様な殴打音一つ。そして、それに続いた激突音と共にドアが開けば…離れの室内へと転がり込むのは番人であろう悪魔と…その向こう、拳を突き出した甲冑姿のヒトガタ、一つ) [Tue 1 Aug 2006 00:27:12]
甲冑の足音 > ―――――― (カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! 早足で、離れの扉へと近付いてくる足音。その足音に含まれるのは、焦りか…それとも、喜びか。そんな感情が秘められた足音が近付くにつれ…離れの扉の前、其処に立つ番人…或いは、監視役だろうか?それの気配がピクリと揺らぎ… ) ヴァイオレート様にお目通りを願いたい。早急に其処を退いて貰おう。(… 扉の向こうから聞こえるのは、男のモノらしき声。その声に、番人は暫しの沈黙の後… 「ゾゥリズ殿…申し訳在りませんが、クロウァーテ様の許しが無ければ」と言う、気まずげな… 僅かに苛立ちを含んだ声音。 直後――) 私は、早急にその場を退けと申した!退けッ!(――ゴォンと言う様な殴打音一つ。そして、それに続いた激突音と共にドアが開けば…離れの室内へと転がり込むのは番人であろう悪魔と…その向こう、拳を突き出した甲冑姿のヒトガタ、一つ) [Tue 1 Aug 2006 00:25:41]
お知らせ > 甲冑の足音が入室されました。 『カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! 離れの扉の向こう、響くのは早急なリズムの甲冑の足音』 [Tue 1 Aug 2006 00:13:28]
ヴァイオレート > (ゆーらゆら、と紅い魔力で覆われた爪で遺体となった肉を引き裂いては妖艶に爪を舐めて血液を啜りとって見せる。 怒りは溜まりに溜まって、その対象は勿論この城の主へと向く。)   … プライドばかり高くなりやがって―… ふん。 ( いち、に、さん、し… なんだっけ、みたいに指を折り曲げながら日数を数える毎日。毎日といえどまだ二日。その時間この部屋に押し込まれては自分の覚醒したばかりの力も試せず―… そろそろ、脱走すら考えた。 玉座に。) [Tue 1 Aug 2006 00:10:34]
ヴァイオレート > ―… えーっと、あれから二日、か。 準備に如何に手間取るとはいえ私をこんなところに押し込もうとするとは―…  一回半殺しにして魔界のさらし首にでもしてやった方がいいのかね。 (紅い絨毯がふんだんに使われている特別室。その部屋に配置されているベッドの上に足を組んで悪魔が憤怒のオーラを纏って座っている。 好きに使って欲しいと寄越された悪魔で遊んではその首を掻き、ベッドのシーツは真っ赤に染まっている。其れも、この悪魔らしいのだが―…) [Tue 1 Aug 2006 00:05:54]
お知らせ > ヴァイオレートが入室されました。 『(離れの豪華な部屋を充てられ… 体のいい軟禁のようで、紅い悪魔はいつものように苛々と。)』 [Tue 1 Aug 2006 00:01:50]
お知らせ > ヴァイオレートが帰りました。 『「こいつに抱かれるとは―… 調教が足りんな」、とか色々。』 [Sun 30 Jul 2006 03:44:05]
お知らせ > クロウァーテが退室されました。 『(―――因みに、今日、この場に居合わせた下僕は、全員強姦の後、消去。)』 [Sun 30 Jul 2006 03:42:18]
クロウァーテ > へぇ、  …退屈しない、と。 其れは面白そうだ。(にま、と唇を歪め、舌舐め擦る、が―――がり、と音を立てる眼前の牙に、苦笑を漏らす)   …そんなに退屈を殺してくれる場所ならば、是非にも。 ―――…、(膝の上に自分よりは遥かに小さな重み。擦り合わせられる肌の感触は、乾いた悪魔には無い、するりとすべるようで、たおやか。見下ろす視線に、)   それでは、久々の魔界でしょう、から。―――ワタシの素敵な城で存分に休まれると宜しい。(ひょい、と紅い悪魔を抱き上げ、立ち上がる。―――足は、玉座から最も遠い離れへ飛ぶ為に、バルコニーへ向く)    特別のお部屋をご用意させていただきましょう。(くつりと笑めば、アナタが何を言おうと、抱き上げた儘、鴉羽根を広げて、飛び立とう) [Sun 30 Jul 2006 03:41:04]
ヴァイオレート > そのようだな。 ―…何、人間界は案外楽しくてな? そう、退屈だけはさせないのだ。 変化と成長…そして、協力という人間が、な。 (だが其れを楽しむために支払った代償と、その間に味わった屈辱を考えれば自然に牙をかみ締めてがりぃッ! と軋んだ音を響かせる。)  そうだ―… お前なら出来るだろう。軍を率い攻め込んでも構わんぞ。   ―…私か? 特に考えてはいないが、部下も全くいなくなってしまってな。  …お前がもし、私にいて欲しいというなら考えてやろう。 (よいしょ、なんて言葉を言った様に勝手にその玉座に座ったままの鴉の膝に自分が腰掛けて。悪魔らしからぬ柔らかな肌をすり合わせながら、見下してその答えを待つ。) [Sun 30 Jul 2006 03:25:56]
クロウァーテ > (相変わらずといえる其の行動に、内心溜息と、懐かしさと半々。最早、苦笑が漏れるばかり。)    …丁度退屈していたところ、だったもので。(あっさりと引き受けたのは、持て余す永遠に近い時の所為。肩を竦めた)(子供の意地の張り合いに似た誓いに口付け、息が詰まる前に、離れようと。)     ジナイ半島、 永続的に続く魔力…、ですか。 成程、嗚呼、其れならば、アナタがワタシを頼った理由に納得もいきましょう。(―――異世界を繋ぐ陣に魔力を送り続ける、そして、開いた次元の扉が及ぼす影響。)(其れを犯すことを命じられて、揺るがず引き受けるのは、)     ワタシにしか出来ません、から。(くつ、と喉の奥で笑う)   手配しておきましょう。―――で、アナタは暫く此方に? (部下達が背景でざわめいているのは、視界からシャットアウト。とりあえず、後で片をつけるつもりで。) [Sun 30 Jul 2006 03:18:02]
ヴァイオレート > おやおや、此処まで素直に返事をもらえるとは思わなかったよ―… やはり、必死に頼めば何とかなるものだ、なあ。 (頼むというのがこの悪魔の辞書の中では拷問や命令というものに摩り替わっていて… この悪魔が本質的には全くどこも変わっていない事が明らかになる。 髪を撫でながらする笑い顔も玩具を扱っているかのように――)   … 暴挙? 其れをされて喜んでいた悪魔が言う言葉はないね―…   (拒絶もしない事で結果唇を奪わせれば、舌の窪みに唾液を存分に溜め込んだ上で流し込んでやろう、と。そんな子供のような張り合いで。)   くく… 私は先程ジナイ半島の先端辺りに魔方陣を作ってきた。それに永続的に送り込む魔力が欲しい。 手配しろ。 (そう気軽には言うが、次元のずれた異世界同士を繋ぐという事は悪魔としても暴挙であり、其れが可能なものも少ない。 逆に――その影響を考えると、二の足を踏む悪魔さえいるだろう、が。) [Sun 30 Jul 2006 03:04:17]
クロウァーテ > … こ、このクロウに今、こンなコトを言わせるのは、アナタだけだ ッ …!!! (噴出し、大笑いを始めた紅い悪魔。最早、主は部下を見るのが怖い程だ。)(あっさりと言い直してしまったからには、今更、伸びてくる腕を払ったところで、コレ以上の失態を誘われるのがオチ。見え透いた未来。故、髪に伸ばされる手を拒みはしない※最強の開き直り)    ……、成程。 (見下ろす紅い視線、見上げる此方の紅い視線、恐らくは、力が弱まっていたとはいえ、気位の高い悪魔のコト。屈辱だっただろう、と。)――― …ふ、 ふふふ、 (ずり落ちるように掛けていた玉座、確りと座り直し、)     それで、このワタシを頼ってくださるとは 。(ニンゲンもアクマも吹っ切れば話は早い)     光栄至極。(―――近づいてくる、紅い髪と、紅い瞳、それに、顔を此方から近付け返し、)(      ねとりと、吸い付くように、紅い悪魔の唇に、青白い唇を触れさせてやろう、と。―――従うこと、忠誠を誓う証に。)    …久方ぶりに、アナタに遣えるとしましょう ? 随分と、ワタシの今の立場を崩す暴挙をしてくださいましたが、其れは其れ。 [Sun 30 Jul 2006 02:53:00]
ヴァイオレート > ッ… あははははははッ! そうそう、其れくらいがお前らしくていいじゃないか、なあ。 (見事なまでの言い直しに思わず噴出した挙句の大笑い。その様子は後ろにいる部下達にどんなものに見えたのだろうか―… 其れを思うだけでも、おかしくておかしくてその長い黒く艶のある髪を思いっきりぐしゃぐしゃとする為に手が近づいた。)  で、人間界では私の力が弱まってな。 部下の天使を喰って漸くこちらに戻ることができたのだ―… そう、私は、お前を、頼っている。 協力するだろうな?(見下ろす紅い視線。赤と赤の視線が交じり合いながらも… 身長的に圧倒的に差がある悪魔の片方が、ゆっくりと顔を近づけていく。) [Sun 30 Jul 2006 02:40:31]
クロウァーテ > ―――…手間、(この紅い悪魔で手間取るとは―――内心、信じられぬ思いが広がる) 嬉しい、嬉しくないの話では ッ …(声、吐息が近づく、―――唇が触れそうな距離に、慌てて其の手首を掴もうと腕を伸ばさん)(ぞろぞろと上がってくる背景の前、紅い悪魔が笑んだ)      ………   ッ、(底冷えするような、紅い冷たい視線)―――…何も、今言わせぬでも ッ。(部下の前では格好つけておきたいところ、如何にか屈辱を避けようと言葉を吐きかけ、…―――紅い悪魔の足が上がるのを見て、)        ……お久しぶりで御座います。ヴァイオレート様…!!!(←プライドが崩壊した瞬間。) [Sun 30 Jul 2006 02:32:06]
ヴァイオレート > ああ、ヴェイトスに結構手間取ってな。 其れで、ちょっとお前に命令をしに来たわけだ――… 嬉しいだろう? (顎を持ち上げ自分の顔と相手の顔を近づけて、キスしてしまいそうな程の距離。 その紅い吐息がこの城の主の耳に暖かなものとして吹きかけようと。 途端。 その最後の言葉の小ささ具合に、眉がぴくんと跳ねてしまった―…)   チャンスはもう一度だけだ。今言い直せば褒美をやろう? (く、く、く… と壊れたように笑い。紅い紅い瞳を見せながら、その言葉が遅ければ赤い悪魔のブーツが容赦なく玉座のその股間を踏み潰す。靴を上げるだけ上げるも、その足の位置は後ろからやってくる部下からは影となって見えない―― 情けか、拷問か。) [Sun 30 Jul 2006 02:17:02]
クロウァーテ > … な、何故魔界に ッ。(睨む眼光。顔は笑って居る癖、青筋がぴくりぴくりと蠢いているのが、また恐ろしい。見覚えのある其の紅い姿。)(ぐりぐりと先程まで下僕Bを踏み付けていた足が、がたがたと震えだし)―――ヴェ、ヴェイトスとやらに行っているのでは無かった の   か、……(玉座へ近づいて来るアナタから逃げるコトも出来ず、)      ヴァッ    、(伸びる腕は、するりと己の顎を捕らえた。と、其の背景に下僕達がぞろぞろと見えた)      ヴァイオレート  ッ …―――(間)―――…………様 ッ(←なけなしのプライドと恐怖の共存。)(嘗ての記憶が脳裏に過ぎる。―――主としてのプライドと立場が崩壊する未来が手を振っている) [Sun 30 Jul 2006 02:09:20]
ヴァイオレート > 五月蝿いねえ―…  で、私のことを許さんから、殺して止めを刺せと命令する… か。  随分面白い冗談を言うようになったねぇ―…  (紅い紅い瞳がぎんッ!と玉座を睨む。にまにまと笑っている傍らで睨み怒りを表しているとばかりに青筋が見えた。 そうして、かつ、かつとブーツの音を鳴らして下僕ABC辺りを無視しながらまっすぐと玉座に近づこうとして―…)   で、何故挨拶がないのだ。 …私を忘れたわけではないと思うんだがね?  (逃げなければ玉座の悪魔の顎を掴み取ろうと―… 其れはもう馴れ馴れしく、その直後に先ほど紅い悪魔が引き裂いた部下度もが螺旋階段を上ってくる。) [Sun 30 Jul 2006 01:59:45]
クロウァーテ > ワタシの! このワタシのッ、 優雅で美しくて素晴らしい宵の一時をゥ…!!! 許さん、許さんぞ ッ (部下が声のひとつを上げる隙も無く、あっさりと侵入者の更なる侵入を許した、時。主はヒステリーと称された怒号を上げていた)(と、―――   )    貴様ら…ッ(聞こえる階下からの咆哮。玉座が揺れる程。―――其れは、)……… 、お、おい ッ。 まさか、アレ…!(聞き覚えがあったかも知れない)   (ぶるりと一度、今までの態度と合わぬ面色で震え)―――貴様等ッ、侵入者を殺せ、   いや、せめて止めッ……(―――必死で叫ぶも、)   ッ  !!!!!!!    (ひ、と呼吸が止まりそうになる。眼前に現れた、其の姿に。)      ………き、き、きききき、きさま…は ッ、(ぱくぱくと陸に打ち上げられた魚のように口が。) [Sun 30 Jul 2006 01:52:28]
ヴァイオレート > あーあー… まるでヒステリーだね。 くく…ッ―― で、私を消すらしいのだが…  (聞き覚えのあるような大きな声に思わず苦笑して、部下達に同情すらしてみせる。 そして、肩をすくめて一言。)  お前らには無理だと思うんだよ。 …だが、向かわずにやられもせずにというのもあとで問題だろう? だから、私に素直に倒されな――…ッ!  (長く硬い赤の凶器が周囲数メートルを思い切り掻き毟る。その怯んだ隙にでも最後の螺旋階段にはしりよる。)   … あははははッ! 漸く到着、か。 手間取らせやがって―― … ッ! (負けずに大きな咆哮が下から響き、玉座を振動させる。 ただ、ちょっと安っぽい台詞なのが玉に瑕…そして、その声の主が玉座に、現れた。) [Sun 30 Jul 2006 01:42:54]
クロウァーテ > (ぐるぐると無駄にデコラティブな黒い城は、螺旋階段が大好物の主仕様。同じフロア内で螺旋階段。ひとつ間違った階段を下れば、二つも違う階へ行ったり。―――己が余り移動しないのをイイコトに迷路仕様。)(紅い悪魔の眼前に居る数名の悪魔や、魔物は、其れなりの知力のある 利口な 部類。―――其奴等は、紅い悪魔に答えはしない。主の居所をおいそれと教える程、知力は低くない証。)            (が。―――そンな、下僕達の忠誠心も無駄にする) ――― 消せ! ワタシの城を壊した、大莫迦者を今すぐ消して来い! この、たわけどもがァッッ…!!!!! (魔の咆哮が、黒い壁を揺らす程に響いた)(―――紅い悪魔が向かおうとしている、ところから) [Sun 30 Jul 2006 01:31:56]
ヴァイオレート >  えーと… 今度こそ、こっちでいいだろうな。 漸くだ―… 私を此処まで迷わせた償いをさせてくれるわッ! (自分の居城ですら迷う悪魔。前に来た事もあるかなんて記憶もない、そんな時にドデンと自分の城より大きなものを見せられたときの怒り心頭といったらないだろう。 青筋を何度も作りながら尚も階段を上り続ける―… )    … ああ、お前。 この上が玉座でいいのか? (少し強そうな、直属の部下かもしれない魔物を見つける。まっすぐ向かい合っては―… 相手の反応を伺っているのか、何も言わない。言ったとしては主に申し訳がたたないだろうし―… など、その反応を見るのを楽しんでもいる。) [Sun 30 Jul 2006 01:25:13]
クロウァーテ > そうだ、ワタシはクロウァーテ様!(ふはははー。結局、ネタを探す下僕Aを無視して笑い出した)(一同が、またか。とでも言わんばかりに溜息吐息した、時)       (ずごーん)(―――一段と大きな快音。)―――なんだ、なんだ、今年の花火大会は今日だったのか ッ。(聞こえた音に、主は玉座から身を乗り出し、窓の外―――と、)……な、   何事ッ!? ワタシの超絶的に美しく素晴らしい城が!!!!!(煙を上げて砕けている別棟の壁が見えた)(―――紅い悪魔の姿は、既に窓の外には無かったが。)     おい、貴様等、門番は何をしている。 ワタシの優雅な宵を邪魔するのは!(玉座にふんぞり返った儘、目の前に居る下僕Bをぐりぐりとヒィルで踏み付け乍。怒鳴る。) [Sun 30 Jul 2006 01:14:33]
ヴァイオレート > … 邪魔だッ。 で、とにかく上に行けばいいだろうしな―…  ッたく、私を迷わせるために用意したというならぶっ壊してやるぞ…。  (入ったところの広間にも、主にお目通りすら出来ぬ魔物がいた。道をふさぐように立ちはだかれば、足でその股間を蹴飛ばしたり、醜い顔を思いっきり拳を振りぬくほどに殴り飛ばし壁に叩きつけようとしたり。 今までの力のなさが嘘のように会談という階段を上っていく―…)   …  あれ。   ちぃ … ッ! (どうやら、違う棟の最上階に辿り着いたようだ。その漆黒の壁をうさばらしに拳で穴を開けると、窓から見える本城にと翼を広げて飛び移ったり、縦横無尽に悪魔は城の中を蹂躙していく。) [Sun 30 Jul 2006 01:07:22]
クロウァーテ > (一方城内は、相変わらず、主の独壇場)(がたがたぶるぶると震える下僕A。)―――……分かっているなら、さっさとせぬか。 ほら、笑わせよ。笑わせよ ッ(にんまりと笑めば、下僕Aはいつものコト乍、必死で周囲にネタを求める)(組んだ足を、かつかつと揺すり乍、)      嗚呼、早くしろというに。 つまらん、つまらん! つまらなすぎる ッ!!!!(喚きたてる)(ぎゃあぎゃあと騒ぐが故に、紅い悪魔が侵入したのに気付かない。どーん、とかごーんとか聞こえたとしても 『 火山の噴火か。 』程度。危機感の無い主である)    つまらんと言っているだろうが! 貴様、ワタシは魔界一の美男子であり、最強のサディストであり、最強の…―――嗚呼、もうなんでもいいが、超凄いクロウァーテ様だと分かっているのか!(城の一大事に気付かない具合も魔界一。) [Sun 30 Jul 2006 00:58:43]
ヴァイオレート > (全くもってはっきりしない魔界の空模様。翼を広げて突っ切る悪魔が一直線に向かっていたのはこの黒き城―…故郷に帰ったという感傷もある筈もなく、その巨大な城のまたもや巨大な門の前に降り立った。 …当然、その天使の亡骸を見る事になり。)  ――… 悪趣味だね。 さ、て。(ちらりと見てはちょっくら呆れ、上を見てどこが王の間かを推測する。一分くらい腕を組んではそのまま… そして諦めた。)  解らんな、中の奴らに聞くとしよう…! (奔り出す悪魔。赤い魔力が粉のように光り、紅い影となって門番を無視して正面からその城に突入した。) [Sun 30 Jul 2006 00:48:06]
お知らせ > ヴァイオレートが来ました。 『(漆黒の城に紅い進入、者。)』 [Sun 30 Jul 2006 00:48:01]
クロウァーテ > ふははははは!ふはは!(笑った)  ふははッ は、は、   は(笑い声が減速、し)       は。(とまった)………併し、つまらん。つまらんな ッ!(主は情緒不安定。では、無いが。―――毎度、日々繰り返す、ふんぞり返り ⇒ 退屈だー ⇒ ご機嫌斜め。 ⇒ 苛々解消に拷問。80%強姦。 )       ……おい、つまらんぞ。 何か笑わせろ。(『 ぅー ぁー がー 』呻くグールに近い部下を鞭打つ、下僕一名に命。)(またですか、クロウァーテ様! とでも言いたげな下僕A。其の面が)     何だ、其の態度は。貴様、ワタシに逆らうのか ッ !!!! (ぎろりと睨み、怒鳴りつけてはみるが。―――面白くて仕方ない。)      ワタシに逆らう=………如何なろうか、分かっておろうな?(にんまりと笑み、ふんぞり返った玉座の上、足を組み変える) [Sun 30 Jul 2006 00:43:51]
クロウァーテ > 強く、美しく、そして、知性に溢れッ。―――この魔界に、ワタシ以上に聡明で、そしてまた美しく、優れた者などいるまいよ…!(絶好調。―――まだ、能力が悪魔としても低く、 ぅー だ ぁー だ、唸るコトしか出来ない下僕と、其れを躾ける少しは知性のある下僕を眺め乍。)(大広間の、再奥の玉座。鴉羽根が無駄にふんだんに使われた特別仕立て) [Sun 30 Jul 2006 00:28:43]
クロウァーテ > (下々は頷く、    しかない。) ―――ふははははははッ。 そうだろう、そうだろうとも!(ふんぞりかえった) 美しいワタシには、矢張り、美しい者が似合う…!(もっとふんぞりかえった) [Sun 30 Jul 2006 00:21:22]
クロウァーテ > (これがこの城の主、色欲の 色鴉、    其の名を クロウァーテ) [Sun 30 Jul 2006 00:15:27]
クロウァーテ > (―――外壁はぐるりとどちらから見回そうと、ぬめりすら感じる程の黒。内壁も、黒一色、床に敷かれた赤絨毯だけが自棄に生々しい紅)(魔界の中でも指折りの城。自慢の城である。)   ………今宵も、美しい夜だ。(どろどろと混沌渦巻く魔界の空を見上げ、悠然たる姿、玉座に深々と腰を下ろし自らの城の庭を見下ろしている男)  ―――今宵も、ワタシの愛しの門番は(ちろ、と舌を這わすは紅い液の注がれたグラス。――視線は、階下の庭、其の先にある門。)(門は主を表すとも言える。大きく聳え立つ門には、門番宜しく―――)      ワタシの城には、矢張り赤い天使が似合おう ?(―――張付けられた天使の亡骸。片羽根だけになった、天使。)(玉座の前、傅く下々へ問うように、なれど、頷くしか彼等には出来ない言葉を投げん) [Sun 30 Jul 2006 00:14:27]
お知らせ > クロウァーテが来ました。 『(黒 イ、 城。)』 [Sun 30 Jul 2006 00:06:20]
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