魔界フリー 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 屍天使フィーネが退室されました。 『(―――主の何恥じぬよう。)(翔ける魔界の赤い夜―――ルネサンスは、何時訪れるのか)』 [Wed 27 Sep 2006 00:42:12]
屍天使フィーネ > ―――…… 主の、 名     を ………。 (聞こえた声と、振られた掌。)(刹那、はばたきを忘れる程、―――気付くのは、身体が落ちる感覚で。再び、はばたき、嘗ての城の元へ) ―――…… 名くらい、聞いておけばよかったやもしれぬな。 (視界から消えた影の歩んだ方へ、振り返るのは一瞬。) [Wed 27 Sep 2006 00:40:57]
お知らせ > 九栄が退室されました。 『―――――』 [Wed 27 Sep 2006 00:36:30]
九栄 > ―――それなら、貴女はもう屍ではないわ。 主の血を受け継ぎ、その名を後世へと継ぐモノよ。 ――あは、アタシはヒトじゃないわ。ただのアヤカシ。 貴女と同じ、ただの人外。 (ひらり、手を振り―― 落ちる黒衣は視界の外へ。) [Wed 27 Sep 2006 00:36:08]
屍天使フィーネ > ―――…… (涙という物質は存在しない。だから、硝子玉から、其れが流れることはない、けれど。―――揺れた紅い魔界の灯が、目に溜まる赤い涙のように。) 我はただの屍人形。 ―――唯一、 主の血肉を直接分け与えられただけ。 (特別製への返答。不可思議な言葉ばかり紡ぐ、ヒトとアヤカシ、どちらでもなく、どちらでもある、貴方の視線に、表情に。少し目を見開いたのは、一瞬。) ………嗚呼、帰るといい。 気をつけるがいい、ニンゲン。 (あえて貴方をそう呼ぼう。跳ぶ姿を目で追って)――― ……… 。 守るべき、もの、 か。(ふわり、―――薄赤い空へ) [Wed 27 Sep 2006 00:33:44]
九栄 > ―――そう。 そうね、きっと貴女なら護りきるでしょう。 貴女はひどく冷静で、聡明で、そして強いから。 けれど…―――貴女はアタシを不可解だと云うけれど、アタシから見た貴女もとても不思議な存在よ。(痛みを訴えるかのような、表情ひとつない硝子球の横貌が。泣いているように見えたのは、目の錯覚か――) …そう。それは、良かったわ。 ―――本当に、不思議ね? 貴女はまるで生きているように語り、生きているように考え、生きているように悲しむ。 …灰となって消えた、貴女の部下たちとはひどい違い。 …それは貴女だけが特別製だから?それとも―――貴女が、何か別なものだから、なのか。 (真っ直ぐに視線をくれながら、にんまりと唇を吊り上げた。)  ―――聞きたいことは、だいたい聞いたからそろそろ帰るわ。 さようなら、やさしい屍さん。 もうたぶん、会うことはないかもしれないけれど。 (とん、と一歩、背後へ跳んで―――。) [Wed 27 Sep 2006 00:17:42]
屍天使フィーネ > ――― 悔しいが、 貴様等のお陰でわかった。(視線は遠いまま、零す言葉) [Wed 27 Sep 2006 00:06:17]
屍天使フィーネ >  ………そも、生きておらぬから、死の恐怖は分からぬが ――― …… 死を恐れる人がそう思うのは、当然のことなのだろう。 (保険。考えすぎ。どれも人だからこそのもの。痛みすら感じないこの身体には関係のない話、なれど―――失った主、其の喪失感は、 人の死と同じくらいに イタイ ) ……… 嗚呼、 我等であれは復興する。 我等は主に作られたイノチ。 あれには、主の意思が残っている。 (振り返る貴方の言葉に、『 大事にする 』其の意を込めた返答。)(続けて投げられる問いに、眉を落とし―――) ………我等とて、死も痛みも恐れぬが、其れ以上にオソロシイことがあるのは、分かった。 此処は、我等の唯一のエデン。 主なくとも、我等で最後まで守り通す。 そのために、先ずは、復興。 ――― 今なら、 (眉を落とし、貴方を眺めた視線が城を眺めなおし) 貴様等の、あの必死さが痛いほどに分かる。 守るべきもの。 (其れは悪魔にとて、ある。と。) また、門が開けば……主を消したヒトを、死より恐ろしい目に合わせてやりたいとも、思った、 が。 ―――其れよりも、この地を守ることのほうが、重要だ。 [Wed 27 Sep 2006 00:04:37]
九栄 > ――まあ、考えすぎなんでしょうけどね。掛けられる保険があるなら掛けておいたほうが安心でしょう。(主への弔い代わりに呪詛を吐く屍を横目に眺めながら、小さく呟いた。…そう、考え過ぎだ。そうに違いない。) ―――さて、ね。 貴女の大事な墓標に気をつけなさい。(砕け散った城。このまま何事も無く門が閉じれば――終ってしまえば、それで良いが。 頷く屍へ振り返り) …そう。なら、きっと此処には―――また何時か、門が開かれる日も来るんでしょう。 …………そうね、もしその時が来たら… 貴女は、どうする? (これから、どうするのか。主を喪った屍は、何も無いこの荒れ果てた大地で、どう過ごすのか。) [Tue 26 Sep 2006 23:55:03]
屍天使フィーネ > あの、あの売女さえ、主の前に現れなければ …ッ (噛み殺す言葉の続き。あの悪魔のことだ、何処に潜んでいるやも分からぬから。)(噛み殺した言葉を飲み込ん、で。) ………… (弧を描いて飛ぶ煙を上げるモノを薄ら、視線で追って)―――……… 其れは、どういう意味だ。 我には分からぬ。 (そも、あの紅い悪魔の存在は知っていても、己の主と知り合う仲だということすら、件ので知っただけ。ふるりと頭を振るい、続く問いには、頷いた) ……他にも悪魔は居る。 多大な力を持つ―――主と同じ、 もしくは、  …認めたくはないが、主以上の力を持つものも。 魔界は幾つかの大陸に別れている。 我は、見たことも、行ったこともないが。 (其れは噂程度の話。実際に其れを見たでも、何でもない。恐らく、主ならば知っているのだろう、が。―――其の主はもう。) [Tue 26 Sep 2006 23:44:33]
屍天使フィーネ > あの、あの売女さえ、主の前に現れなければ …ッ (噛み殺す言葉の続き。あの悪魔のことだ、 [Tue 26 Sep 2006 23:40:08]
九栄 > ―――ねえ、知っていたら教えて頂戴。 この魔界には、こんな城を持つ悪魔がまだ居るのかしら? それとも、此処とは違う魔界がまだ他にもあるのかしら? ―――あの赤い悪魔は、いったい何処へ行こうとしているのかしら。 [Tue 26 Sep 2006 23:36:16]
九栄 > 本心よ?(くすくすと喉を鳴らして、足元から吹く風に身を任す。) ――そうね、まるで自殺したかったとしか思えない。 …けれどね、アタシの知ってるヴァイオレートはそんな搦め手を仕掛けられるような子じゃあない。強いし、愚かでもないけれど、それでもあれは、力の塊。策士ではない。 ―――なのに、同じようなコトがまた、そのうち起きるような気がするのよね。(考え過ぎだろう。何時も自分は深読みしすぎて恥を掻く。――しかし、妙に嫌な予感がするのも事実だ。) ……大聖堂を襲ったときの彼女と、今回の騒動を引き起こした彼女。 本当に、ただそうしたいからしただけ、なのかしら。(ぴ、と指先から跳ねた紙巻の燃え滓が、光点を引いて森へと消えていく。) [Tue 26 Sep 2006 23:35:51]
屍天使フィーネ > ―――…褒めても何も出ぬぞ。人とは違う。 (貴方の黒い双眸から逃げるよに、硝子玉の碧眼がそらされる。眺めるのは再び主の城だった場所) …………、 確かに、 ……我が主が全てを執り行ったのならば、余りに軽率で愚かなことだったと、今なら思う。 (己を含め、親衛につくものたちを地上に送りまでして。―――やりようは他にもあったはず、だのに。主は策士だ。どちらかといえば。己が身体を動かすよりも、他を動かす。面倒臭がりだったといえば、それまでだが、そうではなく。効率の悪いことを嫌った。だのに、) …………、紅い悪魔め。 (城の瓦礫を眺めて、語散る。) [Tue 26 Sep 2006 23:25:33]
九栄 > そうね、全くその通り。 ――貴女はひどく冷静で、聡明で、そして強い。 (怒りさえも呑み込んだ視線、何処か羨ましげに視線を細める。 怜悧な屍が瞬だけ覗かせた綻びに、小さく頷く様に目を伏せて眼下を眺めた) ―――だって、おかしいじゃない。 此処は大陸のようだけれど、アタシ達が足を踏み入れるのはその僅かな一部だけ。 門を出て森を潜ればすぐ其処には本城。 大罪の名を関する悪魔が、これ見よがしに魔物たちを操って―――。 やりようなら、他にいくらでもあった。 攻め入られる危険を理解できないでもあるまいに、馬鹿正直に正門攻めを命じるばかりで本拠の護りは手薄に過ぎる。 ……ねえ、どうしてかしらね。 アタシには、ひどく作為めいて見えるわ。(弱々しく輝く、魔方陣。直ぐ傍らには朽ちた城。靡く白煙が、語る男の顔を隠した。) [Tue 26 Sep 2006 23:18:44]
屍天使フィーネ > ―――…直情で動くのは、愚か者よ。 我は、愚かではない。 (其の視線に返す視線は、怒りの色も滲ませぬ。怒りなど、とうに主を失った時に、通り過ぎたから。)(返された言葉。『 大切なもののためなら 』それには、静かに、硝子玉の瞳を細めて微笑むような、眉の下がった面が無言の返答。) ……………、 魔界 が、 変、  とは? 如何なる意味だ。 (主の城が見えぬ魔界等、既にオカシイモノ。今の己には、其れ以上に何を気付けようか。首をかしげる代わりに、訝しげに寄った眉。) [Tue 26 Sep 2006 23:08:48]
九栄 > (無闇にやりあう積もりは無い。必要性も意味も無いから。屍が望むのであればまた別の問題ではあるけれど、ただ、話をしにきただけなのには変わりない。――本来の用件は、もう意味を喪ってしまったが。 笑顔のまま、美味そうに煙を吐くと値踏みするよな視線を向けて) ……あら。流石に冷静、ね……連携というか、気合というか。必要だから、頑張っただけ。アタシはアタシの大切なもののためなら、勝てない相手にだって刃を振るう。それは、貴女も同じでしょう?(視線向ける先が僅かに低く。助かった、とばかり首筋を撫でると、くすりと含み笑い、己が左腕を撫でた。) ……確かに、左腕だけ、はね。 ――――さて、本題。 貴女、この「魔界」が何かヘンだって、――思わない? [Tue 26 Sep 2006 23:04:06]
屍天使フィーネ > ―――…… そう、か。 (見下ろす男は兎角少々理解に迷うアヤカシであると、屍天使は思う。眉を上げ、一言こぼし) …………なれど、我等も貴様等の連携と、 ………あれが気合というのだろうか、それに負けたのも事実よ。 (何処までも口調は横柄なれど、やや飛ぶ位置を落とす) …………―――話。 (反芻)………好きにすればいい。 貴様は、遠かれど、少しの同属であるのは違いあるまいから。 (この異界の地―人にとっては、だが―で、微笑むアヤカシ。其の立ち上がる紫煙を目で追って、大仰に頷く) [Tue 26 Sep 2006 22:57:05]
九栄 > 全然。そりゃアタシだって怒るわ――― けれど、貴女たちはその条件を呑んだ上でこの道を選んだのでしょう?(振り仰ぎ、彼女が――か、どうかは知らぬが――眺めるその先を共に見遣る。) ……屈辱はこちらの台詞。 あのとき、見逃されたのはアタシ達よ?(あの時、この屍が本気になっていれば――今、こうして此処に立っては居まい。硝子球を見返し、肩を竦めて) で、それをみんな承知の上で――敗残の将に用事があって、残ってたのよ。 お話、伺わせて頂いて構わないかしら?(背後に弱まる赤光を背負い、緩やかに微笑むと二本目の煙草を咥えた。かちり、火打石の音と、揺れる白煙。) [Tue 26 Sep 2006 22:51:12]
屍天使フィーネ > ―――御機嫌? ……良いと思うか、貴様は。 (見下ろす視線が、あるべきモノを失った場所を眺める) ………貴様等に屈辱を味合わされ、戻ってくれば、 ……主がおらぬで。 其れの何処が機嫌麗しくいれるものよ。 (其の硝子玉の眼は、アナタを眺め)―――しかし、貴様も何時までも、よくもまぁのんびりしているな。 流石の主の魔力も、死した今、何時まで持つかも分からぬぞ。 [Tue 26 Sep 2006 22:43:08]
九栄 > (――この大陸は、何処かがおかしい。それはヒトの住まう世界とは色彩も常識も掛け離れているというだけではなく、何処か箱庭めいたこの違和感。それが――) (不意に、響く羽音に目線を上げた。見上げる空、赤黒く染まる人界の空より尚昏い空を抉り取ったような、塗りつぶされた双翼が浮かんでいた)  ………あら、こんばんわ。 ご機嫌如何?(微かに首を傾げ、にこりと微笑んだ。) [Tue 26 Sep 2006 22:38:46]
屍天使フィーネ > (―――既に朽ちたる天使の姿があるだろう) [Tue 26 Sep 2006 22:35:29]
羽音 > (其の羽音に重なるよに)――― 可笑しなのは、貴様だろう。 (其れはアナタに取って聞き覚えのある声だろう)(羽音を視線が追えば、其処には黒い羽根を背に負った―――) [Tue 26 Sep 2006 22:33:02]
お知らせ > 羽音が来ました。 [Tue 26 Sep 2006 22:28:47]
九栄 > (憐れむように、目を細めた。何であれ、壊れてしまうということは、もう二度と戻らないということだ。喩えそれが大切なものであろうと、醜悪なものであろうと、滅びてしまえばどちらもたいして変わらない。等しく残る寂寥感に、溜息交じりに煙を吐いた。) ―――。 …おかしな世界。(吐き棄てるよに呟いて、ちびた煙草を投げ捨てた。 ―――遠く輝く、赤い光。日に日に弱りつつあるあの赤光は、あと数日と保たずに消えて失せるだろう。…それまでには、帰らなければならない。) [Tue 26 Sep 2006 22:09:12]
九栄 > (此処の風は、酷く不味い。腥い風に短く刈った髪を煽られ、拭うように撫でると残り少なくなった紙巻を咥える。) ―――はぁ。(溶ける煙の匂いに、僅かに胸を軽くして …遠く、森の端を眺めた。 たった数日前、隠れるそぶりすら見せず威風堂々と君臨していた城も、今は見る影もなく崩れ落ち森の端で無残な屍を晒している。) [Tue 26 Sep 2006 21:42:22]
九栄 > (崖の上に居た) (天は高く、昼か夜かも判らぬ赤黒い空模様。吹き抜ける風は生温く、立っているだけで気が滅入りそうだ。) ――――。(見下ろせば、異形に蠢く森の影。それ自体が巨大な化物のような影が、果てなく拡がる大地の上へと横たわっている。――高く切り立った崖の上で、そんな光景をただぼう、っと見下ろしていた。) [Tue 26 Sep 2006 21:33:02]
お知らせ > 九栄が来ました。 『 崖 』 [Tue 26 Sep 2006 21:26:52]
お知らせ > 初老の執事が退室されました。 『この後の魔界がどのような道筋を辿るか、それはまた別の話。』 [Sat 23 Sep 2006 12:03:08]
初老の執事 > ( 知れば怒るだろう。 傷ついた天使を助けられる可能性があったのにその場を立ち去ったことを。 馬鹿な主は自らの周りで起こる死が本当に嫌いだから。 ) ………お叱りを受けてしまいますな。 ( 何処までも悪魔に相応しくない方だ。 しかし、そんな城主だから魔界では異端である平穏な城が出来上がるのだろうとも同時に思う。 ) それと宝物庫の一部が紛失された件についても言及せねばなりませぬか。 [Sat 23 Sep 2006 12:01:47]
初老の執事 > 取りあえず使いを送りましたし、無事であるならば執事が城主代理などという分不相応な扱いもこれでようやく終わりましょう。 ( 卿が滅びたことを知らないであろう主に伝えておかなければ人間界に置き去りだ。 次に人の世界への道が開くのは果たしていつになることやら。 ) 戻ってきたのならば不在の間に起こったこともお教えしなくてはなりませんね。 ( 特に誰も来なくて相変わらずの日常だったとか、裏手にある畑の出来具合が不作だったりとか、配下Aが産休で暫く休みを取りますとか、伝えるのはそんな他愛もないことばかり。 ) ―――あぁ、一つばかり失態をしたのを忘却していましたか。 [Sat 23 Sep 2006 11:51:27]
初老の執事 > 乱痴気騒ぎもこれで終焉。 我が主も帰ってきますかな? ( 人の世に降り立った主君はどうしていることやら。 ) 捕らえられていたり野垂れ死んでいたり……うむ、充分に有り得ますな。 ( 自分の言葉に納得したように執事は頷いた。 ) [Sat 23 Sep 2006 11:39:30]
初老の執事 > ふむ……まさかクロウァーテ卿が亡くなられるとは、中々に驚愕な事態ですね。 ( 魔界に名だたる実力者の死。 それはこれからの勢力分布に多大な影響を及ぼすだろうことに思いを馳せて。 ) [Sat 23 Sep 2006 11:32:24]
お知らせ > 初老の執事が来ました。 [Sat 23 Sep 2006 11:29:35]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が退室されました。 『期待していますよ?(繰り返すのは望むべき姿への期待)』 [Fri 22 Sep 2006 02:18:30]
お知らせ > 黒紫が帰りました。 『――俺も それを望んでる...( それは、天邪鬼の”本音”だった。 )』 [Fri 22 Sep 2006 02:17:00]
デュラハン@灰色の城 > (黒紫から礼を告げられればいつもの調子で軽く手をヒラリとさせて相槌の代わりを返して。過去に気味悪がられた経験があると聞けば)人は真似られる事を嫌うと言いますからね。(だからこそ人を苛立たせる事を生きがいとする天邪鬼という存在は人に化ける術を得たのであろう。そんな事を考えながら、黒紫の笑みを見続け)その力ならばいつか役立つ日が来るやも知れないですね。(単純に纏う服を変えるだけの能力ならば奇術の手伝い程度にしか使えないだろうが、その力がまだまだ成長する物だと思えたためにそう告げて。) [Fri 22 Sep 2006 01:59:28]
黒紫 >   『助言役』 ---- (それを聞けば、ホッとしたような。喜色の類の表情浮かべて) ……  ありがとう、 デュラハン ... (元の姿に戻っても尚、貴方の視線が外れるコトないのに気付き) ---- … まァ、これで気味悪がられたコトも少なくないケド...ね。でも、今では悪くないンじゃないかって ---そう思えるんだ 。 ( 何処か照れくさいような、微かな笑み浮かべて。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:45:34]
デュラハン@灰色の城 > (貴方からの詫びの言葉を聞けば)貴方は部下ではありますが、私にとっては助言役でもある。ですから、疑問に思った事や自分の考えがあるのならば遠慮なく言ってください。(自身に対して遠慮をするなと言う意味の言葉を告げて。まぁ、黒紫との関係を考えれば、こう言っても詫びの言葉が止む事は無さそうだが。)(長続きしないという言葉と共に元に戻る黒紫の姿を見れば驚きの表情を浮かべつつ)へぇ、これは面白い能力ですね。(姿を変異させ人に化ける能力を持つ妖の存在は聞いた事があるが、それを見るのは初めてであったために元に戻った貴方の全身を興味深そうに見つめ続ける。) [Fri 22 Sep 2006 01:36:53]
黒紫 > ( 此処とヴェイトスを繋ぐ門。それについての言葉をを聞けば頷いて、 ) …… ごめん、余計なコトだったね。 確かに、 --- 虎穴に入らずば虎子を得ず、と言うから。 (……自身の姿について。一気に捲し立てれば、一息ついて)  『天邪鬼』って、言ったでしょう。俺、---半妖といっても、アヤカシの血が濃いみたいだから。こうやって 『化ける』 ことも出来るんだと思う---と言っても まだ、長続きしないけどね 。 ( 言うなり。抜けた効果音でも付いていそうなタイミングで、黒紫の姿は 元の『黒紫』へと戻っていた。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:22:14]
デュラハン@灰色の城 > (どこかこの世界を名残惜しむように聞こえる黒紫の言葉、それを聞けば)今ある門と同レベルの安定性を持つ門を作ろうとすれば、途方も無い労力が掛かりますからね。今を逃すと数年はこちらの世界に居つづけ無くてはいけませんから。(自身の主が本気を出せば数日と掛からずに件の門と同レベルの作れないことも無いのだろうが、自身と黒紫をヴェイトスに送り出す為だけにそんな門を作ってくれるほど懐の広い存在であるはずが無く。)(貴方から心配を匂わせる言葉を聞けば)貴方が考えている様な心配はありますが、足踏みしていたところで望む物は得れませんからね。(そう告げれば軽く肩を竦めて見せる。)(自身の縮小版と言える黒紫の格好を見、沈黙を恐れる言葉を聞けば)・・・・・・小さい私を見ているみたいですね。(きっと人の言葉を理解できるこの城の従者に頼んだのだろう、自身の着ているスーツにそっくりなソレ。きっと自分を縮小したらこんな感じになるんだなぁ何て思いながらその姿をまじまじと見つめて。) [Fri 22 Sep 2006 01:10:39]
黒紫 >   長居するわけにもいかない、か。 (僅かな時間だとしても、黒紫なりに愛着が湧いたのであろうか。城を発った方が…との言葉には、微かばかりに呟き零した。)  でも、デュラハン? コトは、貴方に不利にならないかな... (幾許かの不安。貴方にとっては愚問、なのだろうけれど。…と。 貴方が黒紫の姿認めるなら、其処に居たのは黒紫であって黒紫でない---ド紫色のスーツ上下。黒の革靴。但し身長は貴方より低い、『黒紫』が其処に居ることでしょう。 訪れるであろう、沈黙を恐れた黒紫は、)------ごめん。真面目な話なのに、 何か……新しい扉開いちゃったみたいなんだ 。 ( 焦りの混じった声音で返すのは、御本人よりミニな『貴方』でした。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:46:02]
デュラハン@灰色の城 > (歩きながら腕を組み、考えている様なポージングを取れば僅かの間を置き)やはり早々に此処を発ったほうが良さそうですね。(全くの想定外では無かったが訪れるには少々早すぎる今の状況に対し、考えていた予定を前倒しにする事を決定して。それから半拍ほど遅れて聞こえるのは、黒紫からの言葉。それを耳にすれば)えぇ、ヴェイトスの方は何かと騒がしいでしょうからね。(あちらの状況は把握できていないが、二つの世界を繋ぐ門が出来た以上魔の者が人の街を襲撃している可能性は高く。特に紅き暴君はヴェイトスに執着しているらしい為、ヴェイトスにも多かれ少なかれ襲撃があったであろうと思って。)(幾ら怠惰の眷属と言えども、真正面を向いたまま会話をする事は無く。歩きながらも黒紫の顔を見る為に腰と首を捻るだろう。) [Fri 22 Sep 2006 00:33:02]
黒紫 > ( 微妙な出だしは、天邪鬼ゆえに。 ) 忙しくなるね、これから … ( 貴方の後ろ。ついて歩いていた、黒紫。その言葉には、何気なく答える。…だが、貴方が 後ろを振り返るなら、其処には不可思議が待ち受けていることでしょう。 ) [Fri 22 Sep 2006 00:24:58]
お知らせ > 黒紫が入室されました。 『――のハズなのだけれど。』 [Fri 22 Sep 2006 00:20:15]
デュラハン@灰色の城 > (罪魔クロウァーテの死。重要な情報は迅雷の如く駆け渡る魔界において、それは一日も経たずに灰色の城にも伝わっていた。)まさかあのクロウァーテ氏が死ぬとは思いませんでしたね・・・・・。(数日前に思っていた万が一の可能性。それが現実となった事を知った悪魔奇術師は、灰色の廊下を歩きながらそんな言葉をポツリと漏らす。その口調には同族の死を悲しむと言った感情は無く、むしろ面倒事を前にした時の様な焦りや苛立ちに近いものが混じっていた。) [Fri 22 Sep 2006 00:15:35]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が来ました。 『廊下に響く靴音』 [Fri 22 Sep 2006 00:03:34]
お知らせ > シルヴィ@棲家が退室されました。 『――ふぎゃあ!(べしゃり、転んだ)』 [Thu 21 Sep 2006 02:19:48]
シルヴィ@棲家 > (荒地の中心には、ばかでかい旅行用のトランクがひとつと書置きが一枚。『雰囲気がキナくさくなってきたので人間界にお引越しします。シルヴィ様は私があれほど言ったのに夜遊びに出てしまわれたので泣く泣くおいていきますが、門が閉じないうちに表に出てきてくださいね』) ―――あ、あ、あの馬鹿、我を置いていきおった…!! (ぴしゃーん、背後で鳴り響くショックの雷効果。手にした書置きぐしゃりと握りつぶして) おのれっ、おのれっ、主を主とも思わぬ冷血漢め…! ええいわかったわ、行けば良いのじゃろ行けばっ!!(クソ重いトランク抱えると、ずりずりと引きずって―― ) [Thu 21 Sep 2006 02:18:06]
シルヴィ@棲家 > (ある日、いつものように勝手に出かけて勝手に帰ってくると。 目の前に広がる光景。 切り取られたように森が開け、地肌を露にした荒地と短な雑草に覆われた、がらんとした――) ――――ひどくこざっぱりしてるぅーーー!? (屋敷が、跡形もなくきれいさっぱり消えていた。) [Thu 21 Sep 2006 02:13:29]
シルヴィ@棲家 > (おかしな森の深くにある、立派な屋敷。それが魔王シルヴィルヴェントの今の居城だった。この魔界には城を持つ者もわずかながら居るし、そう考えればこの隠れ家もこじんまりとした部類に入るのかもしれない。それでも側近の結界に守られた立派な屋敷はそれなりに快適だったし、それなりに満足もしていた。 今までは。) [Thu 21 Sep 2006 02:10:09]
お知らせ > シルヴィ@棲家が入室されました。 『ぽかーん』 [Thu 21 Sep 2006 02:08:05]
お知らせ > 灯火が退室されました。 『(―後には魔界の闇が―)』 [Thu 21 Sep 2006 00:14:26]
灯火 > (されど、己のみの意思を通そうとすれば、他の誰かの願いを阻害する事もある。世界はその鬩ぎ合い。何処で妥協するかのバランス。省みずば、繰り返す。それは魔界のみならずの理) オォォ―― ァ  ァァ   ――    ァ  (飛び散る光に焔が揺れる。飛び散るものは光か、火の粉か。灯火など存在せぬ魔界の中で、光明と焔が弾け。此処には存在しない真昼のように一瞬明るく照らし出す。そして、それが終わり。天使の存在が光となって消滅すれば、弾ける火の粉もやがては消える。燃やし尽くして、終わる) [Thu 21 Sep 2006 00:13:35]
お知らせ > 小さな声が帰りました。 『 死に至り、輝き続ける光となる 』 [Thu 21 Sep 2006 00:12:57]
小さな声 > (  之まで、得て来て忘れてしまわないように書き留めて来た情報の書類はクロウ城の何処かで落としたか、拾うか拾われないかも運命である。  ) [Thu 21 Sep 2006 00:11:50]
小さな声 > (願い、其れは誰かが決めるのでは無くて自分で叶える。自分だけの世界は自分の常識で作り出すしかない。意志でも願いを叶えるつもりだ。悲しませるか分からないけれど――、) くっ ―― あ ああっ  あつ、  い―――!! (幾ら切り刻んでも消え去る所が燃え盛る一方である。その轟音に混ざり咆哮の様な物が大地に響かせる。絶望の中に諦めず、ただ聖剣を振舞い続けながら苦しみにも悲しみにも憎しみにも痛みにも立ち向かおうとせん。胴体へ焼かれ始めながら振舞うように足掻き続けていて、全身に邪悪なる鬼火に包まれてしまう。) ――― ただじゃ 置かない   、 (全身に覆われれば、闇に濡れる所が爆発する様に、数多くの光が帯び始めていた。そうして、最後の結末に迎えようとしてしまう。それでも自分を忘れてしまわないように薄ら、笑みを浮かべながら――) ( もう 力が 尽きた、 今まで… ありがとう ) (静かに心の中で呟いた。そうして、巨大な白銀なる光の粒子が飛び散れば、存在が消滅してしまおう――。) [Thu 21 Sep 2006 00:09:13]
灯火 > (天使の願いが何処に届いたかは分からない。天に祈らないのならば、天以外の場所へと還るのだろう) イク  ヤク  異質  聖ナル  ナイ  ナクナル―― オマエ モ(天使の胸元から一気に膨れ上がる焔。いっそ、爆発といってもいい勢い。轟音が大地に響く。その中で剣を振るうならば、腕を肩を焼き溶かし、胴体への延焼も最早、致命的。焔はゆっくりと天使の全身を包み、天使の最後の憎悪すらも包み込んで燃え盛る。救いが其処にあるのだとすれば、天使の最後の願いは叶ったのだろう。存在と引き換えに、鬼火は只の瘴気焔と化す。天使が此処で焼き尽くされれば、共に消えてなくなるか) ァ アァァ  ァ  ――  消エル  オマエ モ オマエモ!!(それは、聖魔に平等に訪れる結末の形) [Wed 20 Sep 2006 23:56:24]
小さな声 > (  ――― 運が良ければ、出来損ない精霊でも集合体でも生まれ変わって 貴方を、何時までも 守っているよ ――― 神を裏切っても、天使を裏切っても、貴方の幸福を願わせて――  )   (翼の側面を焦がした、濡れて染まった、の二つであり、悪い方向へ向かって来ている。聖なる力は段々ずつ消されて、闇に犯されてしまう。) 貴方さえ 、―― 貴様さえ   居なければ 良かったもの   私だけ逝かせない、貴方も一緒に逝って貰いたい―― ・・   (言い残したい言葉さえ無くなれば、死さえ覚悟する事が出来れば躊躇わない。与えられた力をありったけ使い切るように、両の聖剣を無造作に縮んでしまった限界の最高なる剣速で切り刻み繰り返そうとせん。) お前が 、 ―――悪い 、私も [Wed 20 Sep 2006 23:44:37]
灯火 > (天使の述懐が誰に向けて、何処に向けて放たれたものか鬼火は知らず。されど、その想いだけは遥かなる誰か、天使が親友と呼んだ誰かに届かなかったとは言えまい。夢の中に診る泡沫のように淡い奇跡だとしても。右脚を負傷し、両手を地面に叩き付けたなら、天使はしゃがんだ状態だろうか。黒く染まる翼が焦げた為かそれ以外の現象かは関与せず。されど、勘違いをしてはいけない。瘴気の焔だからといって、それは魔性を焼かない訳では無い。侵食されるべき聖性が消えたとしても、焔は火) 消ス   焼ク  聖ナルモノ  聖――?(焔の声が、僅かな疑問符を帯びたように聞こえたかもしれぬ。殺意で曇る視界の中、焔は大きく包むように膨れ上がろう。大きく開く腕の中、天使の胸の中に飛び込み、押し倒さんと火炎が膨らんだ。斬撃が聖なるモノか、禍なるか。どちらにしろ、瀕死の天使の一撃で消しきるには、焔は少し大きい。延焼は胸だけでは留まらず、全身を包み込もうと広がるのだから) マタ 減ッタ   オマエ  減ラシタ  ダカラ――   焼ク [Wed 20 Sep 2006 23:32:57]
小さな声 > (裏切られたように、神や天使、そして人間に対する裏切る禁忌なる言葉を吐いた。心の中では分かっている、裏切るだけで簡単に生き残れる訳が無い 、そもそも魂さえ無いのだから神の元に行く恐れですら無いし、死神にも何にも捉われない。それが唯一に与えられた自由なのかも知れない。) (仲間も、相手も、信用をしては成らない。また一つを学んだ。そして約束を守れなかった、たった一人の大切な親友に謝りたかった。) ああ 、――― あの時 声、掛けて  構ってくれてありがとう 。  約束を してくれ、て 嬉しかった  (抱えた憎しみと怒りの中に、神や天使に対する感情では無くて、大切な親友に対する感謝を零し続けていた。其れまでは壊れた人形の様に動かなくなってしまった天使が居た。  両の手に纏える忌々しい焔を大きく振り払い、地面に叩きつけて擦るように繰り返して消した。その代わりに拳の皮が焼かれた上にあちこち剥け掛けてしまっている。翼を閉じるのに間に合えば、側面を焼き尽かれただけで黒く濡れ始めるだけ。そうして、眼前に揺らめいている焔が目障りに思えてきた。) ―――ああ 、そうだね   悪かったよ、 私が駄目だったんだよね? (煩い、貴方だって、焼き付いた癖に、と小さな饒舌を零した。もう握るだけでも痛いのに、遣り返さなければ気が済まない。悟ったような優しい口調に居ても、眼差しには殺意で曇らせていた。そして、引ん剥けになった拳でも両の聖剣は離さず、禍々しい聖なる力では無くて濁った様な塊が篭らせていた。 それを、二つを腕を大きく開いてから、待ち構える様に 大きく斬りかからんとする。) [Wed 20 Sep 2006 23:20:37]
灯火 > (じゅう―肉の焼かれる匂いが空気に混じった。樹海では馴染みのアノ匂い。大きく振り払えば、纏わりつく焔は消える。剣を握った侭で払ったのなら、消しきるのは困難だったろう。鬼火に内心の問いかけは届かない) オマエ 異物 オマエ  聖ナルモノハ  害  焼ク  イブツ、オマエ!(地上や天界では無い。此処において善悪を問うのなら、理を乱す侵入者が悪であると単純に鬼火は語る。その場から動かずに翼を閉じるのが間に合えば、弾丸と化した焔の熱波が翼の側面を焼いて過ぎた後。再び焔と化して天使の眼前で揺れ動く) ナニ ガ シタイ  堕スル ハ  オマエ  二ツ、オマエ消シタ   焼ク (天使の都合は、恐らく鬼火には理解出来ないのだろう。天使が魔界の理に明るくないのと同じ原理で。ふわりと鬼火が膨らみ、動かない天使に向けて進みだす。 先の攻撃でもう一つ消されていたのだから、残る鬼火は二つ半。くるくると回りながら、天使の胸元に向かう) [Wed 20 Sep 2006 23:08:02]
小さな声 > ―――   やはり      孤独、だ (深淵なる絶望に叩き付けられた。涙が流したくても流せない。右脚が焼かれ、それを覆って保護していたブーツや布ですら消し飛んでしまい、酷い火傷を負う中に闇に濡れるように染まってしまう侵食が早い、それだけ弱っている証明にもなろう。そして手が焼かれてしまえば黒くにも染まり掛ける。反射的にも振り払い掛けた。それでも邪悪な瘴気の侵食は止まらない。止められない。段々ずつ気分が悪くなる上に自分を無くす感じが襲われ、) 天使、  なんか  神 ―――なんか、  (両の手に焼かれる痛みですら忘れるほど怒りを震わせていた。光輪の形が崩れ落ちてしまうような不安定な形状になり、それが天使の心の在り処でもあろう。創られた天使は、監視し易くて判断し易いように都合良く作られたのだから。貴様等、魔性なら殺し合わないのか、協力を組むのか、何度も鬼火に問い掛け続けていた。) もう、  いい    や  (理性が切れる 音がした) その、   異物とやら  になれば   焼かないのか? 攻撃 しなければ 何もしない、のか――? (背中から、風の向きが流れが変わった。何か、来ると感じ取れば得たい知れない鬼火に問う。動かない脚は、その場から動く事も無く横目で後ろを確認しながら、白銀なる翼でさえ閉じようとするけれど意味も無い。敵に問い掛ける意味は、堕天すれば何もしないのか?だった。) [Wed 20 Sep 2006 22:47:32]
灯火 > (瘴気の焔が天使の右脚を焼く。既に負傷しているならば、重なる損傷は推して知るべし事。手を焼かれる事を覚悟して放った天使の斬撃は、確かに焔の一つを断つ。しかし代償として、軋む音を上げながら散る焔に天使の両手は包まれる。直ぐに手を開いて振り払えば、まだ皮膚が焼かれるだけで済もうが、躊躇えば焔は肉を溶かすだろう) 生キル 生キタイ アタリマエ  同ジ  破ル  攻撃シタ  オマエガ !(鬼火が叫ぶのは魔界のルール。それは地上の理とは全く違う、力を基盤としたもの。焔の一つを両断した執事に向けても焔は不服げに蠢いていたが、速やかに執事が去ればそれを追おうとはしなかった。それも焔のルールの一つ) オマエ 攻撃  スル  異物 焼ク!(鬼火の行動原理は単純。言葉からそれを察するのも容易だろう。三つ半に減った鬼火が明るく燃え上がり、通り過ぎた位置、即ち天使の背後から火炎弾のように勢いをつけて飛んで来る。それは撃ち抜く動きと気配。火を纏ったスリングの弾と考えれば近い。それは広げられた天使の両翼へと向かう。右に一つ半、左に一つ。射出は同時) [Wed 20 Sep 2006 22:36:37]
お知らせ > 初老の執事が帰りました。 『黒いスーツは闇に溶けるように消えた。』 [Wed 20 Sep 2006 22:21:11]
初老の執事 > ―――ふむ。 ( しばし考え込むように眉を寄せる。 そして鬼火に向かい一礼を。 ) 申し訳在りません。 確かにこの場では貴方が言っていることが正しいようだ。 此方には此方のルールが有る。 それを破った者を助けるのは、少々出すぎた真似でしたね。 ( その言葉は、天使が寄せた期待への裏切りか。 助けを求められれば、掌を返したようにNOと。 ) それでは、私はここで失礼を。 あとはお二人でご解決ください。 ( 場をかき回すだけかき回して執事はその場を去っていこう。 ) [Wed 20 Sep 2006 22:19:56]
お知らせ > 初老の執事が入室されました。 [Wed 20 Sep 2006 22:15:44]
小さな声 > (役に立たない右足を使わなければ、急に大きく舞い上がれる事も叶わないけれども、更に闇に染める右足を痛めつけて回避をした。内側の奥からが闇が目が覚めるようで痛いし苦しい。) 私 、   敵が  嫌だ  生きたい!  手を、 貸せ――――ッ! (闇に染めた左の手だけで無くて、まだ使える右の手まで焼かれる覚悟をして、両の聖剣で斬り絶てば炎はまた一つ消え去るか。) ぐっ あ 、 ああ  あああ ――――  ッッ!! (皮膚が焼かれる痛み、最高の速さで切り抜けた。それでも皮膚が焼かれる痛みが襲われながらも、両の聖剣を離さない。焼かれた右の腕が、邪悪な瘴気が染み込み始めていて憎悪か何かが湧き上がる。けれど、残虐な一面か何かで強引に抑え付けながら、執事らしき人物に協力を求めた。使える物は使わなければ後悔をしてしまう。何時からか、分からないけれど――叫んでいた。) 生きたい、  殺されない、   闇  (染まってまでも、言えなかった。闇に濡れて染まる事を躊躇ったのだから、人間は如何なる、人間を見捨てるのか、ただ生きたいだけ。) [Wed 20 Sep 2006 22:15:32]
灯火 > (×懺悔気→○斬撃) [Wed 20 Sep 2006 22:03:08]
灯火 > (翼を以ってどのように飛ぶかは分からない。負傷した足と合わせて、胴腹を狙った軌道を越えての跳躍を可能にしたのであれば、回避も叶おう。不可能であったならば、熱波が掠めた爪先を、もしくは脚を瘴気の焔で焼きながら過ぎていく。焔に向けて剣を振るったならば、体勢は如何な状態か。腕は、切っ先は胴より下に位置するか。そうでなければ懺悔気は届かない。届けば、焔に焼かれる痛みと引き換えに、焔の一つは断ぜられよう。それと時同じくして執事が焔に切りかかれば、執事からの攻撃を予測していなかった焔の一つが、ナイフに断たれて半減する。残る鬼火はこの時点で三つ半。もしくは四つ半。無傷ではあらじ。天使からも鬼火からも一メートル程は離れた所で揺れる鬼火が、ゆらりと旋回し) 聖ナ ル  モノ  敵  攻撃 攻撃 シタ    ―― 魔性 邪魔、 ナゼ  スル?  荒らした 荒らし   ソレ  ガ、ルール    破ッタ!!(掃除屋は現象。されど、その習性を裏付けるだけの知性を僅かに宿すもの。理に触れるものを庇わんとする存在にも怒りは伝播したか、ブレる焔が叫ぶように声を発す) [Wed 20 Sep 2006 22:02:26]
初老の執事 >  老体故に力は無いし魔族故の異能も無い。 ただ『速さ』にだけ特化した斬激は鬼火には通じるか。 ) [Wed 20 Sep 2006 21:54:56]
初老の執事 > ( 「スイーパー」とは厄介な者に出くわしたものだ、と老執事は心中で呟く。 見た目どおり、と言っては語弊があるかもしれないが長々しい時を城主に仕えてこの地で過ごしてきた悪魔。 魔界の知識は当然の如く一通りある。 となるとあの「掃除屋」が狩ろうとしている天子は聖性を持った存在なのだろう。 激昂しているのはその存在が許せぬか、または攻撃を加えてしまったのか。 どちらにせよ天使の命は危ういようにも見える。 ) 貴方が私に攻撃を加えるのならYESと答えましょう。 ですが私自身が貴方に危害を加えるつもりは毛頭ありませんが――― ( 回りくどい返答は相手の様子を見るに届いてはいないかもしれない。 仕方ない。 あの馬鹿主が異邦の者を見殺しにしたと聞けば大層気を悪くするだろう。 なら元凶たる鬼火を断とう。 ) 取りあえずお話の前にこの掃除屋を排除しますか? ( 丁寧な物言いでそれだけ言うとナイフを抜いて鬼火の一つに斬りかからんと。 ) [Wed 20 Sep 2006 21:53:18]
小さな声 > 何時だって、  何時だって   作られた、存在は―― (怒り、怒り、怒り、訳が分からない。) 生きて、 は   いけないのか  ッ    ?  貴様、も…敵か   ―――! (闇に濡れ掛ける、光輪の形が乱れ掛けている。口調も荒々しい、余裕が無くなり感情でしか表せない。微弱だった聖剣には、次第には聖なる力を強める同時に雑じる不快な感覚。闇に濡れて染まった左腕が、侵食を始めるように身体を蝕む。) 憎い、  ――――あああッ!! (積み重ねられた、本能と経験が突き動かす。そして低い軌道だとすれば、白銀なる翼を円やかに回転するように飛び越える。途中で両の聖剣を揃えながら、同時に斬り絶とうとせん。) [Wed 20 Sep 2006 21:46:23]
灯火 > (魔界の闇を照らすは鬼火。執事が魔界にある程度精通したものであれば、それが通称「掃除人」と呼ばれる類の現象であるのを知っているやもしれぬ。血臭、異物に反応し、触れたものを焼く性質を持ち、樹海に立ち込める匂いの一因とも、イーディスを囲む溶岩の化身とも呼ばれるもの。 老人の言葉に然したる反応を見せない理由は二つ。老人そのものは、周囲から浮いた存在であっても魔界においての「異物」とは言えぬと感じている為。そしてもう一つは、微弱なれど聖性宿す攻撃を受けた鬼火が、天使に「怒り」を覚えた為。「掃除人」の習性を知れば、何があったかはある程度知れるだろう。 闇夜を明るく照らし出した鬼火は、黒く染まった左腕では無く、広がる翼と右腕に反応を示す。五つの焔が描く弧が大きくなり、翼が広がり的の大きくなった天使へと、再び飛んで行く。大きな弧車輪の狙う先は右よりの胴体。先刻より低い軌道で飛んで来る) [Wed 20 Sep 2006 21:35:56]
初老の執事 > ( 黒いスーツを着こなした銀髪の初老の男はそう呟いて戦いを繰り広げている場に近付く。 見た目はただの老人。 あまりにこの地に似つかわしくない格好は周りから相当浮いているだろう。 ) お困りですかな、異界のお客人? ( 天使――か? 堕天はしていないように見える。 となると近頃めっきり増えている異界からの来訪者か。 興味を覚えた執事は疑問の言葉を投げ掛けつつ天使と鬼火に近付こう。 ) [Wed 20 Sep 2006 21:25:58]
お知らせ > 初老の執事が入室されました。 『おや、これは迷い人で?』 [Wed 20 Sep 2006 21:20:14]
小さな声 > (返り討ちを狙ったが、満足に動かぬ身体では掠める程度で終わってしまった。しゃがみ込む際に、右の手に杖代わりにしていた輝きの無い聖剣を滑らせるようにして身体を倒して直撃は何とか免れた。けれど、左の二の腕を覆う黒装束を焦がせば、中身は黒み掛かった腕を覗かせた。長い銀髪の左側がしゅううと焦がして数本かは襟足から流れ落ちてしまう。) 逃げなくちゃ  逃げ、   ――― 怒り、  火 (体勢を直ぐに立ち直してから、両の手で聖剣を握り締めて構え出した。聖剣に潜める聖なる力を強めて行こう。膨れ上がり、禍々しい感じを感じれば、危機感を感じてか白銀なる両翼を大きく広げた。何時でも最悪の場合でも直撃だけは免れるように、精一杯ながら微かな後退を繰り返して様子を見ていた。) 味方、 なんて―――  何時だって (思い出すように言葉を繰り返した。他人は当てにならない、結局は独りだけなんだ。そう負の感情を抱けば抱くほど、覗かせる闇に染まった左腕の深みが酷くなる。) [Wed 20 Sep 2006 21:18:52]
灯火 > (闇を宿し始めた聖なるモノの威力を灯火―鬼火が知るは、その一撃を受けた時。体勢を崩しながら振るう剣では、切っ先が掠めるのが精一杯か。鬼火の一つがちりっと掠れて輪郭を揺らがせるが、勢いも然して緩みはしなかった。直線の動きであったから、しゃがみ込めば直撃は免れたであろう。しかしこれは瘴気の焔。掠める程の距離で避ければ、熱波が髪を服を焦がしたか。 鬼火そのものは1M程後方で止まり、その場でぐるりと旋回した。その輝きが膨れ上がるのを見れば、人はそれを憤怒と呼ぶのかもしれぬ) [Wed 20 Sep 2006 21:06:56]
小さな声 > ―――   不運、 (此れだけ叫んでも伝わらない。五個に分裂した鬼火は、悪魔と言うよりも妖怪みたいな印象を受けた。)   ッ   止めろ   止め、ろ  !! (また叫んだ。闇に染まり掛けた左の手から光を帯びる聖剣を作り出そうとすれば、気配も強くなるのは確かだった。如何にかに微弱な状態だけれど、作り出す事を成功した聖剣を手に取り、炎に向かって試しに振舞おうとする。同時に避けようと右足を一旦に崩してからしゃがみこむように試みる。) [Wed 20 Sep 2006 21:00:39]
灯火 > (叫び声を灯火が解したかは分からない。しかし、異物である天使の気配が強くなったのは察したらしい。 ぶわっ 青白い鬼火が五つ程に分裂し、ぐるぐると車輪のように弧を描きながら天使へと襲い掛かり始めた。聖なる気配を察した左腕から左半身へと目掛けて、空を切る勢いで迫り来る) [Wed 20 Sep 2006 20:53:46]
小さな声 > 死  、神  ? (何度も疑った。何重も重なって見える青白い焔、希望か、絶望か、もう訳が分からない。) ―― これ、以上 ゥ    近付く、な  ッ (小さく叫んでいた。闇に染まり掛けた左の手を差し伸べていれば、新たなる聖剣を作り出そうと小声で宣言をする。冷や汗を流し続けていた。左の聖剣、次ターンで発動する。) [Wed 20 Sep 2006 20:49:58]
灯火 > (目を凝らせばそれが、青白い焔である事が分かる。ちらちらと揺れているのはどうやら、幾つか同じようなものが重なっている為、ブレて見えるらしい。ゆらゆらと闇を無作為に揺れていた光が、その動きを一度止め。ゆらゆらと漂いながら、異質の気配――聖なるモノへと向かいだした) [Wed 20 Sep 2006 20:45:36]
小さな声 > ―――  ? (真っ暗な視界の中に希望、だと思えば無気味な青い光を見つけて目を凝らしていた。ぴたりと警戒をしたように足を止めて呼吸を鎮めていた。絶望か、内心で呟いた。) [Wed 20 Sep 2006 20:38:38]
灯火 > (それは灯火。魔界において明らかな異物である「聖なるモノ」が向かう先に、青み掛かった光が揺れる。道標のように、あるいは誘蛾灯のように) [Wed 20 Sep 2006 20:35:54]
お知らせ > 灯火が来ました。 『(―闇の中に浮かぶ―)』 [Wed 20 Sep 2006 20:33:28]
小さな声 > 彼等  、  (言葉が続かない。喉が潰された様に苦しい。けれど、呼吸はまだ出来る。身体の仕組みが人間とは異なるとはいえ、与えられた苦しみと痛みは内側から来ている。) 死んだら  、何も  残せない (途切れるけれど、深呼吸をしながら) 彼らの為に   使命を まっとう   スル (右の聖剣を持って杖代わりにして足を引き摺りながら向かっていた。白銀なる翼を使うのは、まだ早い。使う時ではない。) [Wed 20 Sep 2006 20:31:03]
小さな声 > 闇  染まりたくない。 生きたい。 (今の私が、闇の私に閉じ込められ、悪魔の味方になる姿など見たくも無い。彼を突き動かしているのが、与えられた使命と生に対する執着心、であり瀕死に近くとも諦めない。) 門、  まで   後、少し (苦痛に堪え続ける余りか汗を流し切っていた。熱い。痛い。苦しい。それでも生きたい。人間に伝えなければ成らない事がたくさんある。伝えたら、……。) [Wed 20 Sep 2006 20:26:03]
小さな声 > (暗い。痛い。苦しい。真っ暗な世界みたい。) ―――あ   ぐ ッ (闇に染まり掛けた左腕に引き摺っている右足に内側から痛みを流れ続ける。そう呪いみたいに。それでも内に眠っている聖なる力で浄化し続けて抵抗を試みている。) た、 太陽の    ある 世界に (太陽を求めた。薄汚れた黒い装束を纏って長い銀髪を流しながら折り畳んでいる白銀なる両翼に光輪がある姿があった。) [Wed 20 Sep 2006 20:21:13]
お知らせ > 小さな声が入室されました。 『黒城の離れた場所』 [Wed 20 Sep 2006 20:15:59]
お知らせ > アイシェが帰りました。 [Wed 20 Sep 2006 04:19:07]
アイシェ > ( ――それ≠ェ間に合うか否かはそれこそ誰にも判らない。 が、今回は間に合わずとも「紅」に使う手もあろうし、何より今は各自がやれる事をやるだけなのだろうから。 )  ………   煙草が切れる前に 如何にかなるか   な――…  ( 意欲にも使命感にも乏しい呟きが、滞留する風に散って ) [Wed 20 Sep 2006 04:18:59]
アイシェ > ( …それにしても。 ) ……何だろう、この後方支援≠チて――…  ( 生憎パプテスの敵の上、呪術の一切の素養を持たないモノにはそれが何だか見当も付かない。 今だってもし鎌だの梟だのをツッコまれたらどうやって誤魔化したものかと頭を抱える最中だ。 ――…鎌と梟の妖精と契約してます?? ぇー。 )  ――…それもさておき、 … 。  ( まさか1発200万の爆弾だとはスートリアだって思うまい。 確かに戦乱には莫大な金が動くものだけれど、どれだけブルジョワジー炸裂なんですか。 ) [Wed 20 Sep 2006 04:13:44]
アイシェ > ( さておき。 )   ( 届いた書簡には簡潔に市街の現状が記されていた。 正門は陥落を免れている――これは吉報と受け止めるとして。 飲む事も出来なければ衣服から浸透させても拙いらしい「雨」の被害は押し留めようがないらしい。 即ち門の中から♀Xが沈む怖れ、――…砂時計に詰められた砂の最後の呆気無さを連想したのは自分の悪癖だとしても。 )  …で。 「これ」は――( 天使に酷似した配下 )――…  そう云う存在( モノ )を常時従えている可能性を考慮しておくべき、か。 ( 古城で遭遇した手甲・具足の骸骨。 難敵は難敵だが――此方は此方で廃教会に騎士の女性も此方に向かうと残されていた、上手く合流できれば心強い。 下手をすればこの先「紅」との連戦の可能性も無い訳ではないのだけれど、今日を乗り切れなければ明日も無いと云う話。 この際無理に閉め出して。 ) [Wed 20 Sep 2006 04:06:15]
アイシェ > ( 日付の概念も曖昧な場所、時間軸を無理に設定してみる。 体内時計があてになるなら、現世では今朝方になるんだろうか――今よりもう少し烏羽玉の城が遠い頃、梟毛玉の戻りを案じながら、ぶっちゃけさぼってるんじゃないかと思ったその直後。 噂をすればなんとやら、かっ飛んで来た毛玉に残された左目まで潰されるんじゃないかとか思いました。 ――…以上、回想終了。 その後散々抗議行動 ※嘴※ を喰らって、なだめすかして「門」の向こうへととんぼ返りさせてみました。 ええ。 早ければ昼前には魔界に人員の集結の動き有り≠ニの書簡が大聖堂に戻っている と 思います。 )   ( 何処に対する主張なんだろう。 「電波よ届け大聖堂」と念じたとて、先方は既にロールを終えて居られる。 ※何の話※ ) [Wed 20 Sep 2006 03:51:11]
アイシェ > ( 怪奇小説の挿絵がそのまま実体化したような――もしこれが深い森の先、断崖の淵の光景なら、城主には他の誰かを想像するところ。 霧に姿を変え小動物を従えて、人間を下僕化する生ける死者。 …余り愉快ではない連想に、額縁の真似事を止めようとして、己の手元を顧みる。 ) …容赦もへったくれもなかった な、…と。 ( 羽織に鉤裂きと穿たれた跡を残して、腕の傷は塞がった。 ――にも関わらず。 その晩早々、指先から手の甲に至るまで真新しい生傷の山。 強制労働と空腹に堪忍袋の緒を全開ぶっちぎった梟毛玉の嘴の痕とも。 ) [Wed 20 Sep 2006 03:42:04]
アイシェ > ( 咥え煙草のまま、戯れに両手の指で四角く「枠」を作ってみる。 魔城の全景を収めるには「枠」が小さい、或いは城が大きすぎる。 ――そんな距離を保っている。 空も城も荒れ果てた大地も、濃淡だけで描かれた黒一色の展覧会の絵。 ) [Wed 20 Sep 2006 03:35:36]
お知らせ > アイシェが来ました。 『( 展覧会の絵 )』 [Wed 20 Sep 2006 03:24:34]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が帰りました。 [Wed 20 Sep 2006 02:01:22]
デュラハン@灰色の城 > (次に行うべき事を思えば、踵を返し足を進め始めて。)とりあえずは、主にその旨を報告しましょうかね?(そう独り言の様に呟けば、普段と変わらないゆったりとした足取りで玉座の間へと向かった。) [Wed 20 Sep 2006 02:01:17]
デュラハン@灰色の城 > (門を抜けて此方の世界に来るだけならばさして実力を持たぬ存在であるかもしれない。しかし、そこから「クロウ城」を目指して来るとなれば、人の世界でもかなりの力を持つ者達である可能性が高いだろう。無論、クロウァーテ史が一城を治める罪魔の一人であり自身の主に近い力を持つと言う事は理解しているが、万が一という可能性だって考えられる。そしてその万が一が起きた場合、門の機能にも何らかの支障が出るであろうと考え)・・・・近い内に戻りましょうかね。(僅かに渋い表情を浮かべれば、次に行うべき行動を口にする。此方の世界でやりたい事はまだ幾らか残っているが、黒紫という部下が居る以上そう言ったリスクを孕んだ事は控えるべきであろう。) [Wed 20 Sep 2006 01:58:51]
デュラハン@灰色の城 > (あちらの世界と此方の世界とを繋ぐ門が開かれてから既に一月半経った現在、あちらの世界の人間が門の存在に気付きこちらの世界の調査や原因の排除に動いたとしても何ら不思議ではない。ただ、それらの存在の幾らかがクロウ城を目指しているという事があれば話は別であって。)やはり確実な策をとるべきでしょうか?(眉間に僅かな皺を寄せれば、誰かに確認するかの様な口調で呟く。) [Wed 20 Sep 2006 01:44:42]
デュラハン@灰色の城 > (周囲の灰色から浮いたド紫色のヒトガタは、自身達に宛てられた部屋に備え付けられたバルコニーの様な物から日の昇らぬ赤茶色の空を見つめていて。)やはり門を破壊する為なのでしょうかね。(物思う様な表情を浮かべ呟けば、数日前にこの城に住まう従者から聞いた自身が通った門からクロウ城を目指している人と思しき存在が複数確認されていると言う話の事を考える。) [Wed 20 Sep 2006 01:37:03]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が来ました。 『空を見つめる青い瞳』 [Wed 20 Sep 2006 01:31:04]
お知らせ > 小さな声が退室されました。 『真っ暗から逃れようと足掻き始める――。』 [Tue 19 Sep 2006 20:51:32]
小さな声 > 黒の、王 クロウァーテ…  ッ (行き場が無い怒りを言葉に変えて吐き出していた。吐いても如何にも成らないけれど負の感情を内に潜めて置くのは良くなかったから、中に入り込んでしまった闇を増幅させるだけなのだから。眉間に皺を寄せながら、暗闇の中で小さく呟き続けていた。) 苦しみを、  悲しい 結晶、を 創らせて   遣らない 。    何時か この手で、生かさず、死なせてやらず… 苦しめてやる…   ッ (呪われた様な言葉を何度も吐いて繰り返しながら、闇に染まりかけた手をぐっと握り締めながら誓う言葉を続けていた。そして――、) [Tue 19 Sep 2006 20:48:57]
小さな声 > 神の、  使い     魔に惑われては  、 ならない (胸の奥に入り込んだ闇が掻き回し続けて苦痛に堪えながら、見知らぬ変わった男の言葉を思い出してそのまま呟き始めた。) あの屍…、 天使だったの  は 変わらない    あれ、が 堕、天使   ? (違う、頭の中で理解しているけれど…、天使を屍に変えた何者か黒の王に対する怒りを始めて抱き始めた。突き出された手は開きっぱなしで拳を作ろうと力を込め始めていた。) [Tue 19 Sep 2006 20:39:31]
小さな声 > 痛い、  苦し い  … (創られた存在、それでも感情もあるし感覚もあるけれど――魂が無い。まだ創られれば良いのだけれど、私では無くて別の私なのだ。魂さえあれば、何度でも輪廻で生まれ変われる事だって出来る。記憶が無くなってしまうけれど、存在した証としては羨ましい限りだった。) もう   闇に、    (続かない。出そうとした言葉に想いが混濁して喉が詰まった。ただ生きて生きた証を残したい執着心がより駆り立てていた。微震たりと動かなかった手が微かだけ震え出していた。体の中に掻き回し続ける闇を抑え付けながら中で悲鳴が嘆いている。) [Tue 19 Sep 2006 20:32:19]
小さな声 > 闇に 染まったら  楽になれるんだろうね (大罪を犯す行為である、闇に染まったら同じ道に歩めない。今が闇と光の道の狭間にある茨の道だとしても良いだろう。) 救って  、 上げられなかった (闇に堕ちて苦しんでいる天使、呪われた言葉で吐き掛けられたの思い出して表情を歪めた。残骸の山に突き出された闇に穢れたように薄汚い手を突き出していて、薄汚れた白銀の翼を微かだけ覗かせていた。) [Tue 19 Sep 2006 20:25:38]
小さな声 > まだ 生きたい (何度も埋もれた残骸の中にて繰り返して叫んでいた。救えなかった痛み、与えられた痛み、傷つけられた痛み。後悔をしていた、残虐に、冷静に、成り切れなかった事を、) あ 、 っ    あの 人間は   無事で  良かった。 (使命は、愛しい人間を守ること、忌々しい魔族を滅すること、人間を生きているだけで充分だったはず。薄ら笑みを浮かべて、また消え去っていた。目前には真っ暗な闇の中でしかない。残骸に埋もれてしまっている、体も酷く重いし動かせない箇所がある。) [Tue 19 Sep 2006 20:20:40]
小さな声 > (目の前は真っ暗だ。眩しくて愛しい光の中ではなかった。) まだ 死にたくない  (今が捨て切れない。捨てたら邪悪になってしまう。死ぬとは、命が尽きるか、堕ちてしまう、時なのだ。震えた声を儚く咆哮するだけ。) [Tue 19 Sep 2006 20:13:06]
小さな声 > (黒い城の突き破られた壁の遥か遠い下には積み重ねられた何か残骸の中にて唸りを上げていた。)        (聞こえない。差し伸べる闇に染まりかけた細い手。) [Tue 19 Sep 2006 20:09:33]
お知らせ > 小さな声が入室されました。 『見上げる先』 [Tue 19 Sep 2006 20:05:30]
お知らせ > アイシェが退室されました。 『 ( 彼ら≠ェ追い着くまでにもう1本。 ――嵐の前の静けさ。 )』 [Tue 19 Sep 2006 07:36:02]
アイシェ > ( 何れにせよ、…賽は既に投げられた。 烏羽玉の君との邂逅がどのような形になるのか、その見当もつかねども。 仮に首尾良く事が運んだとしても「紅」は「門」の向こう側に留まっている可能性が高い。 ――となれば、これで全てが終わる訳ではないのかも知れない。 それでもひとつの区切りにはなるのだろう――と、思いたい。 それが例え、陽が沈み夜が来て、また朝が訪れる その程度の区切りに過ぎないとしても。 ) ――… ん。 ( 此処の空気が馴染むと思うと少々気が滅入りはするが、左腕の方もそろそろ問題無く動かせるようになった。 ――後は、集った面々の足手纏いにならないようにどれだけ動けるか、ただそれだけ。 賽は既に、投げられて居るのだから。 ) [Tue 19 Sep 2006 07:33:34]
アイシェ > ( 担いだ大鎌の柄で肩を数度叩いて ) ……今頃仕事も忘れて籠の中で寝てるんじゃあるまいな。 ( 言いながら、それもなかろうとは既に知っている。 仮にも従魔が使役者に逆らえる道理無し――自分の場合は少々説得力に欠けるけれど。 ともあれ、つまりは ) 何か策を講じている最中、と云ったところ――…だと、良いのだけれど 。 ( 廃教会に後続在らば署名をと頼んで来たのは、梟の目を通して最終的な人員を知りたかったから。 それが叶わない以上、どれほどがこの先の「城」を目指しているものか知りようも無いし、わざわざ署名の手を煩わせた申し訳なさもあって溜息じみた息を吐いた。 ともすれば呼吸も忘れるくせに、こんな仕草だけやけに人間を模しているのだから我ながら妙なものだと思う。 ) [Tue 19 Sep 2006 07:24:02]
アイシェ > ( 因みに昨晩深夜は中の人がくたばってましたとか何の話。 季節の変わり目には御用心。 引率者失格≠ヘひと足先に樹海を抜けてのヤニ休憩中、赤毛の少年の予想は正しかった。 喫煙はこれはこれで、必要の無い呼吸と云う行為の練習として役に立ってはいるのだけれど。 ) ――――……  ( 立ち上る紫煙の遥か上空を見上げれば、現世には存在しないであろう有角の怪鳥が大きく弧を描いて飛んでいる。 )  …梟。  ( まさかあれに喰われでもした訳ではあるまいが、数日前に大聖堂に向けて放ったきり一向に帰還の気配は無い。 ) [Tue 19 Sep 2006 07:16:09]
アイシェ > ( 樹海を抜けた先には、便宜上の名すら与えられる事の無かった台地が広がっている。 更に南西の方角に黒々とした鴉の王の居城が聳える以外、見渡す限り荒涼の地。 無明の空へと向けて、薄灰の煙が一条、昇っては大気の中に溶けていく。 ) [Tue 19 Sep 2006 07:08:07]
お知らせ > アイシェが来ました。 『《 トレント樹海南西 》』 [Tue 19 Sep 2006 07:05:00]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が退室されました。 [Tue 19 Sep 2006 00:48:41]
デュラハン@灰色の城 > (自身の杞憂、其れに対して返されるのは小さな笑みと打ち消す言葉。)となると、私の単なる杞憂でしたか・・・・。(其れに対して軽い苦笑いを浮かべればそう呟いて。)(貴方が黒紫という呼び名を受け入れた事を確認すれば)それでは改めてよろしく頼みますよ黒紫?(一つの変化を超えた貴方に対してそう告げた。) [Tue 19 Sep 2006 00:48:20]
お知らせ > 黒紫が退室されました。 [Tue 19 Sep 2006 00:38:42]
黒紫 > ( 名づけ親となる、貴方の杞憂には軽く笑んで見せた。 ) 言ったでしょう。 アマウラは―― 故郷は、確かに俺の生まれた場所。だけど、俺にとっては それだけ、なんだよ。デュラハン……俺が決別したかったものは、故郷と呼ばれる場所じゃない。今までの、『童子』という存在なんだ 。 ( そう、告げて―― 確認の言葉には、確りと。貴方の瞳見据えたまま、頷いた――。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:37:56]
デュラハン@灰色の城 > (自身の小さなぼやきに返される曖昧な笑みは言及せず。名前を自身に決めて欲しかったと言う事、そしてその名を聞いた時の童子の反応を見れば)気に入ってくれたのならば良かったです。貴方が過去と決別する為と聞いていたので、アマウラ風の名前で良いのか少々気掛かりでしたのでね。(貴方の歪みを帯びた笑みに返すように僅かな笑みを顔に浮かべみせて。貴方からの承諾を得れば)それでは・・・・・これからは貴方を「黒紫」と呼ぶ事にしますね。(浮かべる僅かに真面目な物に切り替えれば、貴方の瞳をじっと見つめたまま確認するように告げた。) [Tue 19 Sep 2006 00:23:20]
童子 > ( 予想以上の吉報。それを聞けば、 ) …… そっか、 (良かった... と、内心言葉を続けた。肩竦めて見せる貴方の様子には、曖昧な笑み口元に浮かべて。) ……  名前。 あ、---- ありがとう。俺が、如何してもデュラハンに決めて欲しかったから。 (告げられる、『名』を耳にして...)  『 黒紫 』 …… それが、俺の名前。ありがとう、デュラハン ---嬉しいよ、とても 。 ( 笑みを浮かべる、それは聊か歪な笑みになってしまっているのだろう。純粋に”微笑む”ことなど、なかったから。 ) [Tue 19 Sep 2006 00:07:20]
デュラハン@灰色の城 > (事が巧く言っているという童子からの言葉を聞けば)えぇ、私の予想以上の状態になりましたしね。(当初は欠損部位の「復元」だけを行うと思っていたのだが、それ以外の「調整」的な事も多く行ってくれて。)まぁ、もう少し早くしてくれていればもっと良かったのですが。(そう言えば、眉を寄せ軽く肩を竦めて見せる。)(童子が自身の話を聞く事を承諾し、椅子に戻ったのを見れば)先日、貴方が言っていた名前ですが、一つ浮かびましてね(そう告げれば一拍の間を置き)・・・・・黒紫(こくし)・・・・このような名前は如何でしょう?(それは貴方の瞳と髪の色から考えた名前。)まぁ、少々アマウラ風の名前になっていますが・・・・・。(少しばかり残念そうな表情を浮かべつつ貴方からの返事を待つだろう。) [Mon 18 Sep 2006 23:55:58]
童子 >  …… うん。それに----デュラハン?貴方の方も、何だか巧くコトが運んでいるみたいだね。 (それは、何処か異なった風に映る、貴方の”顔”。)   話? 良いよ、別に俺は構わない。 ( 立ち上がろうとした、それを制すような言葉には 素直に頷いた。浮かしかけていた、腰を椅子へと落ち着けて。 ) [Mon 18 Sep 2006 23:35:28]
デュラハン@灰色の城 > (見慣れた紫色に安堵するのは、やはりここが自身にとって旅先であるような場所であるからか。貴方が発声の練習をしていて、そのコツを掴めたという様な状態にある事を知れば)そうでしたか。それならば良いのですが。(数日前まで付けていた仮面の無いその顔を僅かに緩ませそう告げる。こちらの世界に来てから数週間経ち幾らか体調を崩したのかと思ったが、その心配は杞憂であった様で。)童子、少し話があるのですが良いですかね?(貴方が立ち上がろうとしたのを見れば、それを制すようにそんな言葉を告げる。) [Mon 18 Sep 2006 23:30:09]
童子 > ( 座り込んだ童子は、今までの発声練習過程を思い出していた。---”正しい音”を成すには、如何すれば良いか。 そんなことを考えていた、その時。だった。 ) ……デュラハン... (見慣れた紫色には、何故か安堵感さえ覚えてしまう童子。ゆるりと頭を、振った。) いや、何でも ---- 発声。音が掴めた気がしたんだ。だから、何だかホッとしちゃって……それだけ、だから 。 ( 言って。椅子から立ち上がろうと。 ) [Mon 18 Sep 2006 23:16:31]
デュラハン@灰色の城 > (貴方が椅子に腰掛けてから僅かな間を置いてから、扉が開く音が部屋に響き)・・・・・・む?(扉が開かれて一拍の間を置いて現れるのは、貴方にとって見慣れたド紫色の男で。)どうかしましたかね?(どこか脱力しているような感じで椅子に腰掛けた童子の様子を見れば、その訳を聞こうとするだろう。) [Mon 18 Sep 2006 23:08:58]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が入室されました。 『扉の開く音』 [Mon 18 Sep 2006 23:01:40]
童子@灰色の城 > ( 前言撤回。如何やら魔界にも神は居たようです。…此処までくるのに全力使い果たしたような錯覚に陥った童子は クタリと椅子に座り込みました。 ) [Mon 18 Sep 2006 22:55:05]
童子@灰色の城 > (  はてさて。これはダレカの陰謀ですか!?----そんなことも 考えたくなってしまった、今日この頃。  )(  二度目のトライ。さて、如何転ぶやら? 【判定】  ) [Mon 18 Sep 2006 22:52:32]
お知らせ > 童子@灰色の城が来ました。 『 偶数成功、奇数失敗で--さァ、どっち? 』 [Mon 18 Sep 2006 22:50:00]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が帰りました。 [Fri 15 Sep 2006 03:11:36]
デュラハン@灰色の城 > (施術者からの言葉を聞けば投げ出していた手を顔に伸し、その指先にあるべき感触がある事を確認すれば)ありがとうございます。(口元を僅かに歪ませながら施術者に対して礼の言葉を告げた。)このまま部屋に戻っても問題はありませんよね?(礼の言葉もそこそこにその場でノソリと起き上がれば、軽いストレッチをし始めて。長時間硬い地べたに寝転がっているのは悪魔にとっても堪える物らしい。)「構わん。次の作業は明日に回す予定だったからな。」(そんな悪魔奇術師の様子を眺めながら、施術者の男は必要な言葉だけを返して。)そうですか、それではまた明日に。(他にも何かやる事があるのかと思っていたが、無いのならばこの部屋に長居する必要も無く。踵を返せば部屋の出口から通路へと出て。)(背後の扉が閉まると同時、不可視である事を拒絶した顔に気色悪いと思える様な笑みを浮かれば自身に宛てられた部屋へと足を進めた。) [Fri 15 Sep 2006 03:10:03]
デュラハン@灰色の城 > (それから数拍の間を置き耳に入ってくるのは自身の修復に使うのであろう言葉の羅列。それとほぼ同時、自身の指先やつま先から自身の物とは違う魔力の流れを感じ始めて。)(施術を開始してから半刻程経った頃だろうか?ちょうど頭があるであろう場所が青い光を帯び始める。光を帯びてすぐは歪んでいた輪郭も数秒の間を置けば在るべき姿を形取り、数ヶ月前に触れる事の出来たその顔を復元させていって。)(不可視だった身体の一部が在るべき形を取り戻すにつれて光も弱くなり、やがてその光が完全に消滅すれば詠唱が止み)「終わったぞ。」(数秒の間を置いてから先ほど声をかけた男からデュラハンに修復作業が完了したことが告げられる。) [Fri 15 Sep 2006 02:56:30]
デュラハン@灰色の城 > (この状態で待つように言われてからどれほどの時間が経っただろうか?一つだけある部屋の扉が開き、全く同じ姿をしている様にも思えるローブを纏った者達が部屋に入ってきて。それらは円陣の周囲を等間隔に並んで腰を下ろす。)「今より儀を執り行うが異存ないな?」(円陣を囲う者達の一人、デュラハンの頭上に腰掛けた男は魔の者の言葉でデュラハンにそう尋ねて。)えぇ、しっかりと頼みますよ。(返す言葉は同じくこちらの世界の言葉。待ち望んでいた瞬間に幾らかの緊張を感じながら、目を閉じ自身に流れてくるであろう魔力の流れに暫し身を委ねようとする。) [Fri 15 Sep 2006 02:43:33]
デュラハン@灰色の城 > (様々な祭器が並び床一面を覆うような円陣が描かれた部屋の中央、その場所に生贄を思わせる様に首の無い人型が床に四肢を投げ出していた。)・・・・・・・。(一見すれば死体と思い込んでしまう様な姿を見せるそれは、部屋の天井にも描かれている円陣を見つめながら沈黙を続ける。)(やっと準備が整った人の世界に光臨する際に失った自身の身体の一部と力を元に戻す作業。当初の予定よりは幾らか遅れたが、準備完了の旨を聞くと同時、直ぐにでも施術を開始して欲しいと頼んだ為に伝達から数刻経った今、その儀式を受ける事になって。) [Fri 15 Sep 2006 02:29:37]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が入室されました。 [Fri 15 Sep 2006 02:17:14]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が退室されました。 [Thu 14 Sep 2006 01:40:07]
デュラハン@灰色の城 > (憎むべき存在からそれとの繋がりを立つ為の刃を得たのは確かに皮肉というべきなのだろう。自身の答えに対して詫びの言葉を返されれば)構いませんよ。部下の望みを聞くのも上司の仕事ですからね。(軽い口調でそう告げて。童子の顔に浮かぶ安堵の表情、それを見れば視線を本に戻す。)(それから暫しの間を置けば、再び童子の歪な発声が部屋に響くだろうか?) [Thu 14 Sep 2006 01:39:56]
お知らせ > 童子が帰りました。 [Thu 14 Sep 2006 01:33:50]
童子 > ( 貴方の 無言の返答目にすると、軽く頷き それ以上言及する素振りは見せず。 )(言霊信仰――結果的に ヒトの世に身を置いていた時に知った考え。如何やら根付いていたのであろう、その思想を遣ったのは皮肉にも ヒトの世への決別を決した時だった。) ―――  ごめん、突然こんなコト言い出して 。 ( 言いつつも、その表情は 貴方の言葉には安堵のそれへと変化して―― …。 ) [Thu 14 Sep 2006 01:33:39]
デュラハン@灰色の城 > (自身との出会い、それに一種の感謝をしている様に見えた童子に軽く肩を竦めて、気にしなくて良いという様なジェスチャーを返す。続くように告げられる言葉、童子自身の名を決めてくれと言う言葉を聞けば)名前ですか?(復唱するように言葉を返す。唐突にも聞こえるその提案は、言葉が存在を縛ると言う言霊の概念が縁遠いものではない悪魔にとって理解できない物ではなく。人との決別を望むのであれば、それを行うのも一興であるかと考えたが)まぁ、考えておきましょう。(さすがに即答で決めれるものでは無いため、暫し時間を貰うという意図を告げて。) [Thu 14 Sep 2006 01:23:11]
童子 >  ――― そう、 …… 俺にとっては、それだけで充分過ぎるほどだよ、デュラハン。 俺が、自分の考えに気付くことが出来たのは 貴方の存在が大きいから ―― ねぇ、デュラハン? 『名前』は、その存在を縛ってしまうコトも出来るらしい。 (何を突拍子もないコトを、と思えば 童子は、 こう言葉を続ける。) それが本当だとするなら、俺は―― 今の『名』を捨てようと思う。貴方の言ってくれた、『こちらの世界の存在』としての名を ―――デュラハン、貴方がつけて欲しいんだ 。  [Thu 14 Sep 2006 01:08:06]
デュラハン@灰色の城 > (自身の利己的な言葉。それに返された表情から分かるのは現状において童子が自身にとって最も信頼できる存在と言う事で)ふむ・・・・・。(童子の生い立ち。と言っても両親の事だけであるが、語られる言葉に静かに耳を傾けて。そして全てを聞き終えれば)貴方がそう思っているのならば、貴方は半端者ではなくこちらの世界の存在ですよ。(慰めとも共感とも違う、ある種の激励にも近い言葉を貴方に告げ)少なくとも、私はそう思っていますしね。(続けるように自身の意見でもあると言う事を付け加える。) [Thu 14 Sep 2006 00:54:10]
童子 > ( 自身の決意に関し 喜びの意を告げられれば、言葉にせずとも 童子も貴方の意見と同一であるコトが表情より読み取れるコトだろう。 )  余り、良い思い出じゃないンだけどね…… 俺の父は、純粋なアヤカシ。そして 母親がヒトだった。 ――― ヒトは、自分と違うモノには排他的だ。それが、よく分かった。だからといって 完全なアヤカシでない俺は、どちらに属するコトもしなかった。  でも、もしも……どちらかを選ぶなら、ヒトの世界に属するコトは御免だよ。 半端者とされようと、俺は――アヤカシに属するコトを 選ぶと思う。 ( その言葉に滲む影は ヒトに対しての、 『 憎しみ 』 と呼ばれる感情。 ) [Thu 14 Sep 2006 00:35:28]
デュラハン@灰色の城 > (童子から返ってくる応答から考えれば、どうやら自身が思っている以上に悩んでいたらしい。そして自身の答えによってそれが解消された事を示す表情と言葉を確認すれば)それは良かった。例え小さくとも貴方と蟠りの様な物が在ってはいけませんからね。(利己的ではあるが、貴方との関係が円滑に進めれる事を喜ぶ言葉を告げて。)(童子が有益で信頼が置ける存在であると言っても所詮は別のイキモノなのだ、自身の知らぬところで今回の様な不審の考えを持つ事もあるだろう。そしてそれは結果的に自身に不利益を生み出す可能性を持つのだから、それを早い段階で摘み取るのは重要なことである。)しかし、貴方に人の血が流れていると言うのは初耳でしたね。(今の話の流れから得た情報、「童子は純粋な妖」では無いという事実に遅まきながら驚きを見せる。) [Thu 14 Sep 2006 00:20:22]
童子 > ( 相槌の後に続いた、 沈黙。数秒ほどであった、それさえも 酷く永く感じてしまっていた童子は、 )  『邪魔』 だなんて―― そんなコト、決してしないよ。寧ろ、 『今』の俺にとっての『邪魔』は この血自体―― ヒト と アヤカシ どちら付かずな血は、俺にとって邪魔以外の何物でもないんだ。―――俺は、だから ………貴方の答えを聞けて良かったと、思ってる。 ( 告げられた答えに ホッとした様子見せれば、言葉を返して。 ) [Thu 14 Sep 2006 00:05:10]
デュラハン@灰色の城 > (数拍の間、その後に童子から告げられるのは自身に対しての確認の様な言葉。デュラハンは其れを聞けば)ふむ・・・・・・。(相槌を一つ返せば少しばかりの沈黙を見せる。黙考とも取れる数秒、それが終われば)今のところはそんな理由で貴方を手放す事は無いでしょうね。貴方に人の血が流れていた所で何か問題がある訳でもありませんから。(その言葉を一息で言えば、軽く息をつき)無論、貴方に人の血が流れていて、その血が私の行動の邪魔をするというのならば話は別ですが。(貴方からの質問に自身の考えを告げれば、貴方からの答えを待つように軽く首を傾げて見せて。)(デュラハンにとって重要なのは今現在そこに居る理由と自身にとって有益な存在であるか否かである為、生まれや種族など関係ないと言ったところだろうか。) [Wed 13 Sep 2006 23:55:29]
童子 > (  ――いつかは上達することだろう。何といっても、貴方が直に教えてくれたのだから。  )  ―― …うん.. (一度、視線彷徨わせれば 意を決したように)  貴方が、俺に気を留めてくれたのは 『人外』 だったからじゃないか、って思うンだ。勿論、それだけじゃあないのかも知れないケド ……もし 俺に『人間』の血も流れているとしたら、俺は貴方の期待を裏切ってしまうんじゃないか…ってね。 そのことが、気になってたんだ 。  [Wed 13 Sep 2006 23:36:35]
デュラハン@灰色の城 > (貴方の返答から自身の言葉をイマイチ理解していないのに気付く事は無く、その調子で続けるように何て告げて。)聞きたい事・・・・ですか?別に構いませんが、何か気になることでも?(視線を本に戻そうとすると同時、貴方から告げられた問いを投げ掛けようとする言葉に承諾の意を示して。) [Wed 13 Sep 2006 23:28:11]
童子 > ( 気を取り直したように、再度 『音』 を口にしようとした、その時.... )   え...? (哀しい哉 貴方の教えてくれた、 『先ほどの発音』 なるものを特定出来なかった童子は然し、) ……… ぁ、 そう、かな。ありがとう 。 (酷く緩慢だとしても 確率は動いてきている、と知ればホッとしたようで。)  そうだ、 デュラハン? -----俺、貴方に話しておきたい、というか 訊いてみたいコトがあるんだ 。 ( 言って。貴方の返答を待とうか。 ) [Wed 13 Sep 2006 23:17:42]
デュラハン@灰色の城 > (発音練習をする童子の近くに備え付けられたテーブルで悪魔奇術師は本を読んでいて。)・・・・・む?(そんな中、歪な発声の間に一つだけ聞こえた正しい音に対して不可視の眉を僅かに動かす。)童子、先ほどの発音は非常に良いですね。(再び歪な発声を繰り返す童子の方に二つの虚孔を向ければ、貴方に対してアドバイスではないが褒める言葉を告げる。) [Wed 13 Sep 2006 23:08:58]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が来ました。 『その傍ら』 [Wed 13 Sep 2006 23:00:09]
童子@灰色の城 > (  なるほど。ダメなものは、ダメというところか。…ちょっぴり切なくなった童子は、肩を竦めたのだった。  ) [Wed 13 Sep 2006 23:00:06]
童子@灰色の城 > ( 何をしているか?--発声練習。なのだけれども、何とも不可思議な現象が起きてしまった。童子は今一度、挑戦すべく--- ッ。 ) (  【判定】  ) [Wed 13 Sep 2006 22:58:21]
お知らせ > 童子@灰色の城が来ました。 『秒数一桁。偶数=成功、奇数=失敗で さァ、どっち!?』 [Wed 13 Sep 2006 22:54:50]
お知らせ > ザルツが退室されました。 『( かくて喪服は門へと向かう。 )』 [Thu 7 Sep 2006 18:16:15]
ザルツ > ( されど門は未だ閉じず、終焉を未だ示すに至らず。 ―― ふぉ ん 。 大気に散らしていた思念を集めて肉の檻を再度築かん。 濃茶の短髪、同色の顎鬚、山吹色した瞳を飾るは片眼鏡。 喪服姿思わす漆黒に一滴、毒花じみたネクタイの――此れと定めた姿と成らん。 コツリ、隙なく揃いの靴の足が不毛の岩盤を軽く踏み。 )  ――ならば此の目で見るより他なし。 一路門を目指さん――遠きに過ぎて厄介なことよ。 [Thu 7 Sep 2006 18:15:22]
ザルツ > ( 門の開かれし頃、人とそれに与するモノはこの地に一度押し寄せた。 非力なる身を自覚する魔としては、そこにのこのこと(・・・・・)姿を現す蛮勇を避けて穴熊の如く身を潜めて遣り過ごし。 ――肉は裂くもの喰ろうもの、力に満ちた同胞からは怯懦なものよと見えようが、――鷲には鷲、蠍には蠍に適した術があろう? 此の身は人の世に混じりて、その時初めて毒と成る。 ) 嗚呼、分かっているよ分かっているよ。 そうは言うても遅れは遅れ。 今頃のこのこと(・・・・・)出向いたとて、着くテーブルも最早怪しいものだがね――。 宴は既に終わりしや? ( 実体なき唇の端をく、と歪める意識の知覚。 肉体は在るだけで意思を縛り付ける鎖とならん、か。 ) [Thu 7 Sep 2006 18:07:42]
ザルツ > ( 溶けた肌にて大気に交じれば、混沌の活気に満ちしが常の我が故郷も今は死者の国の如く。 多くの力在りし同胞どもも、既に異界へ立った後か。 王の開きし門の彼方は如何に、如何に。 甘美にして酸鼻を極めし饗宴はいざや開かれたか。 ) ――客人も去りし静けさのげに虚しきことよ――今が頃合というもの、か。(・・・・・・・・・・・) ( 音にならざる思考が緩くうねりて大気を僅か、揺らすのみ。 ) [Thu 7 Sep 2006 17:56:22]
ザルツ > ( 何処なりやと問う者在らば、不毛の地イーディスの一点と答えん。 前方に溶岩の海を臨み、右側背には樹海を背負う。 されど今は問う者もなし、何者たりとも我が身を視ることあたわじ。 肉の檻より抜け出でて、思念のみが此処に在り。 今や此の身は瘴気そのもの。 ) [Thu 7 Sep 2006 17:48:53]
お知らせ > ザルツが入室されました。 『( 其れは何処でも無い所 )』 [Thu 7 Sep 2006 17:43:07]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が退室されました。 『図書室から足音が消える。』 [Tue 5 Sep 2006 01:34:20]
デュラハン@灰色の城 > (この件に関しての主からの承諾はまだ得ていないが、前回の事を考えれば自身の提案を拒む事は無いだろう。仮に拒否されたとしても、前回の事を考えればその能力を取得しておいて損は無く)これを借りていきますよ?(書架の合間を抜け先ほどの司書らしき者の前まで戻れば、手にしている本を見せ自身の名前を告げて。司書らしき男は手元に置かれた何かの板らしき物に字を書けば、ゆっくりと頷きデュラハンに了承の意を示して。) [Tue 5 Sep 2006 01:34:06]
デュラハン@灰色の城 > (眼前の書架から一冊の本を手に取れば)これですね。(表紙を見てそれが自身の求めている物である事を確認して。)(その本に記されているのは魔術による異界交信の儀に必要な陣などの情報。)やはり自身で連絡を取るのが一番良いでしょうからね。(初めて人の世界に降り立った時の事を思い出せば、再び伝手役を準備してもらうよりも自身が直接連絡を取ったほうが問題も起きないだろうと考えて。) [Tue 5 Sep 2006 01:23:01]
デュラハン@灰色の城 > (そこは灰色の城の中にある図書室の様な場所。周囲と同じ灰色に染まる書架の群れの中から足音が二つ響いて。やがてある書架の前に来れば足音がピタリと止み)どうも。(足音の主の片方、ド紫色のスーツを纏う奇術師風貌の悪魔は隣を歩いていたローブを纏った司書らしき者に対して軽い会釈と共に礼を告げる。其れに対して司書らしき者は反応を返す事も無く、部屋の入り口のほうへと戻っていって)相変わらずですね。(よく言えば余計な事をしない、悪く言えば最低限以外の事は怠けているこの城の従者の行動に軽く肩を竦める。) [Tue 5 Sep 2006 01:13:44]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が入室されました。 [Tue 5 Sep 2006 01:01:07]
お知らせ > 童子@灰色の城が帰りました。 [Mon 4 Sep 2006 23:21:07]
童子@灰色の城 > ( やがて、何かに思い当たったのだろう。口元に 苦笑が浮かぶ――続く言葉、は ) ―――― やっぱり、 ダメか 。 [Mon 4 Sep 2006 23:21:03]
童子@灰色の城 > ( 再三チャレンジしようと試みた、刹那 ... ) ――― …… ? ( 僅かに感じた 違和感。『此処』に漂うのは、 アヤカシ、ヒトデナシ の醸し出す空気 ――然し 自身が違和感を覚えるのは、何故か? ) [Mon 4 Sep 2006 23:02:07]
童子@灰色の城 >  ――― 不覚 ... ( やはり険しい 成功への道すじ。挑戦と挫折を繰り返し、少年はオトナへの階段をのぼっていくのだろう――。 ) [Mon 4 Sep 2006 22:48:25]
童子@灰色の城 > (  発声練習――それには 根性が、必要不可欠だというコトを 実感した ――トコロで、今一度 !  )( 発言秒数下一桁 偶数=成功・奇数=失敗。で、さァ どっち? ) [Mon 4 Sep 2006 22:45:35]
お知らせ > 童子@灰色の城が入室されました。 [Mon 4 Sep 2006 22:42:00]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が退室されました。 [Tue 29 Aug 2006 02:33:44]
デュラハン@灰色の城 > (ちなみに最初に教えるのは母音に該当する音。普通に難しいだろうが、ひたすらに反復練習と言った感じで聞かせる事と発音させる事を繰り返して。)(通常の悪魔言語は人間には発音できないらしいので、実は基本のレベルからかなり敷居が高かったりする現実。しかし、童子は物の怪の血を引く者であるため、完全に習得不可というわけでもないはず・・・・・。) [Tue 29 Aug 2006 02:32:43]
お知らせ > 童子が退室されました。 [Tue 29 Aug 2006 02:22:57]
童子 > ( 確か―― そういえば... 貴方が自身に、一度だけ『異なる言語』で話し掛けたコトが在ったのを思い出した。 それらを覚えられたなら、貴方の役に立てるであろうコトも 明確で。 ) ―― … うん。 お願いするよ、デュラハン …… 先ずは、基本だね 。 ( 基本、というからには その発音も比較的簡単なのかも知れない ―――なんて思ったのは、何処ぞの操り人。 貴方の発した『オト』は、今まで聞いたどの音とも―― 異なってるであろうコトなんて予想してたじゃないですか。 頑張りましょう、貴方の期待裏切らない為に――!! ) [Tue 29 Aug 2006 02:22:12]
デュラハン@灰色の城 > (人の世界に生まれて人の世界に生きる童子にとっては魔界の言語と言うのは聞きなれなくて当然の物であろう。貴方が覚えたいという意思を見せたのならば)その心意気、良い事ですね。(怠惰の眷属が積極的になっている事を褒めるのは可笑しいような気もするが、自身達に関する事で全て怠惰になるはずも無く。)まぁ、簡単なものではないと思いますがじっくりとやっていきましょう。(人語とは全く異なる言語故に慣れるまでに時間が掛かるだろうが、それを習得できれば何かあった時に有効に使えるであろう。)とりあえず・・・・。(再び考える様な仕草を見せれば)基本的な発音からやりましょうかね。(そう言えばお手本と言った感じで聞いた事の無い様な音を出すだろう。) [Tue 29 Aug 2006 02:07:11]
童子 > ( 過ち。それに際しての、貴方の言葉――聞けば何処かホッとしたような表情が、浮かんで ) ―― …  俺の方こそ... なんて言うのは、可笑しいかな。 ? ――  『言葉』? そういえば、聞き慣れないと思ってたけど... やっぱり―― (何事か、考える風な 後、こう告げるでしょう。 ) ……  俺に覚えられるモノだったら ... いや。是非、覚えてみたい 。  [Tue 29 Aug 2006 01:52:25]
デュラハン@灰色の城 > (自身の言葉に童子が返すのは、考えを改める意を示す言葉で)過ちと言うのは大きな問題が起きる前に直せるのなら問題ありませんよ。(小さな物ならば早い段階で修正もできる。それは童子が考えている先日の一件で証明されている事で。)(少しばかりの照れを感じている童子からの助力を願う言葉、それを聞けば)えぇ、よろしくお願いしますよ。(相槌を返すようにそれを了解する言葉を返す。)(それから暫しの間考える素振りを見せれば)童子、この城の者たちが使っている言葉を覚えてみませんか?(ふと、思いついたようにそんな言葉を貴方に投げ掛けて。ちなみに此処で使われている「言語」は、当然の事だが神魔族が使っている物である。) [Tue 29 Aug 2006 01:44:17]
童子 > ( 自身の遠慮に対して返された、貴方の言葉は予想以上のモノだったようで... ) …  そう..か、確かに... ね。 俺は―― 思い違い、自惚れていたみたいだ。 「変わっていく」と言っても、手段にも寄るから... ね。 (思い起こすは、芸能横丁での一件。自身の精神的な幼稚さゆえ、招いてしまった失態。) …… それじゃァ ...  貴方にもお願い、するよ。 ( 何処か気恥ずかしいモノを感じながら、言って。 ) [Tue 29 Aug 2006 01:27:33]
デュラハン@灰色の城 > (助力を遠慮する意思を示す童子の言葉を聞けば)貴方が有用な存在になれば私としても動き易くなる。それに上司が部下の能力を上げるのは当然のことでしょう?(自身が手伝う理由を貴方に伝えて。実際童子が自身にとって有益な存在になればなるほど自身がヴェイトスで動くのに都合が良くなるのだから、怠惰の眷属であったとしても助力を進んで行おうとするのは当然の事であろう。)それに、貴方の行動をある程度把握しておく必要もありますからね。(今のところ自身に降りかかる火の粉程の問題は起きていないが、万が一の事が起きる事も考えていて。) [Tue 29 Aug 2006 01:17:44]
童子 >   『助力』 ――? (それを聞けば、刹那の戸惑い…の後...) そんな ……コレは、俺が決めたコトだから。デュラハン ――貴方が気に掛けてくれるコトじゃないよ。 …… 俺は ――貴方の『部下』として 相応しくなれるよう、変わっていくつもり 。 ( 貴方の『右腕』として ――それは、確かに理想。だけれど、今の自身には『部下』として相応しくなるコトが大前提。 ) [Tue 29 Aug 2006 01:02:31]
デュラハン@灰色の城 > (童子なりに何か変化があったのだろう自身に改めて付いて行く宣言と自身のために強くなろうとすると言う言葉、それを聞けば)ふむ。(返すのは深く頷くような相槌の言葉。デュラハンも他者の心を読める訳ではないので、童子の考えの変化やその理由などを明確に理解はできないが、以前よりも気概というべき強い何かが童子の中に見えたような気がして。)私が助力できる事は限られますが、貴方が私の右腕として相応しい存在になる事を期待していますよ。(一拍の間を置き、童子の意気込みの様な物に対しての自身の考えを返す。仮面に表情が浮かぶ事は無いが、その言葉と気配からその言葉が真に望んでいる物であることが感じれるだろうか。) [Tue 29 Aug 2006 00:51:31]
童子 > ( 自身の言葉による、貴方の思考など露知らぬ童子は――自身の胸中、貴方に見透かされたような 心地さえ感じて。 ) ――― そう、だよね...  (至極当然のように竦められた、肩には クスリと笑んで) 決めたよ、デュラハン。―― 俺は、 「戻らない。」 … 『貴方』に、付いて行く。だから、俺は 『強く』なりたい。せめて、貴方の足手纏いにならないくらいには―― ( 俯き気味だった、視線も挙げると 貴方にそう、告げた。 ) [Tue 29 Aug 2006 00:35:39]
デュラハン@灰色の城 > (仮初の顔を童子の方に向けたまま童子の言葉を静かに聞き)焦っている・・・・確かにそうかもしれませんね。(待ちに待った目的の一つが達成されようとしている時にその直前でお預け状態を喰らったのだから当然と言えば当然の反応なのかもしれないが、ここで焦った所で何の意味も無い。童子からの言葉でそれを再認させられて。人ならば笑みの一つでも見せそうな状況だが、この男に張り付いた無描の仮面が表情を表す事は無い。)(自身に付いて来た事が正しいと言う言葉を聞けば)私は貴方が望む限り拒まないですよ。(童子に対して軽く肩をすくめれば、まるで当然の事といった感じで返す。) [Tue 29 Aug 2006 00:25:19]
童子 >  ―― … う ...ん。 (それを聞けば、戸惑い半分、安堵半分に頷いて..) 俺は、……きっと 焦ってしまっているンだと思う。『貴方』に付いて、何処まで行くつもりなのか。何処まで、行ける...のか ―― 俺は、中途半端だ。どちらにも付かないで、付けないで。でも、貴方に付いて来た コトは――正しいと、思ってる。 ( 貴方の声音が、聞き慣れたものとなっているのに気付き。ぽつぽつ、言葉を捜しながら。 ) [Tue 29 Aug 2006 00:07:40]
デュラハン@灰色の城 > (自身達に当てられた部屋、その中へと足を進め)・・・・・・・ふむ。(自身からの尋ねに対しての童子からの謝罪の言葉を聞けば、いつの間にか自身が苛立ちを見せていることに気付いて。)いえ、貴方が謝る事は何も無いですよ。(苛立ちを押さえ冷静さを取り戻すために軽く息をつけば、テーブルらしき物に備え付けられた椅子に腰掛け童子の方に視線を向けて。その声色は先程の物と違い、普段貴方が聞いている声であろう。) [Mon 28 Aug 2006 23:58:16]
童子 > ( 「声を掛けた」 理由は、童子自身分からなかった。…ただ、貴方の様子がいつもと『変わっているように思えた』から。然し、 ) ---  何でも、無い。 …ごめんなさい 。 ( だからと言って、何が出来る?何も出来ない…現に、今も...  不用意な声を掛けてしまったコト、詫びるコトしか 出来なかった。 ) [Mon 28 Aug 2006 23:45:00]
デュラハン@灰色の城 > (自身の生まれ故郷であるこの城に戻り主への報告を済ませてから数日、地上に戻る前に行われる予定である自身の欠損した体の修復作業の準備が思った以上に手間取っているらしく、其れに対してデュラハンは明らかに苛立ちを見せていた。)(自身の後を付いてきたのだろう、傍らに立つ童子の声を聞けば)どうかしましたか?(その声色にはどこか憤りや苛立ちの様な物が含まれているだろうか?)(ちなみに開かれた扉の先にあるのは通路と同じ灰色で統一された部屋。内装などに関してはクリスティア風の客室と言った感じであろう。) [Mon 28 Aug 2006 23:38:22]
童子 > ( 『貴方』の後を付くか、それとも傍らか ---童子は、佇んだ貴方に ) ……  デュラハン ? ( 声を掛けるも、続けるべき言葉は見つからず。間の抜けた静寂を生じさせてしまうコトと、なって。 ) [Mon 28 Aug 2006 23:26:07]
デュラハン@灰色の城 > (そこはジナイ半島から台地を抜け樹海を抜けクロウ城を越えた先にある場所、灰色に染め上げられた城の中。相変わらずのド紫色のスーツを纏う男が靴音を響かせ歩いていた。)・・・・・・・。(独り言を呟く事も無く、男はとある扉の前で足を止め・・・・ノブに手をかける。) [Mon 28 Aug 2006 23:21:48]
お知らせ > 童子が来ました。 [Mon 28 Aug 2006 23:21:46]
お知らせ > デュラハン@灰色の城が来ました。 [Mon 28 Aug 2006 23:17:24]
お知らせ > シルヴィ@湖が帰りました。 『うわぁぁーーん。』 [Fri 25 Aug 2006 00:15:13]
シルヴィ@湖 > ……うぅ、な、何か大切なものを失ってしまったような気がするぞ。(身体を拭き、ドレスを見にまといながらとほほほ、っと涙目で湖を振り返った。 …この湖を水呑み場にしている動物たちよ、すまぬ。 我はもうこの湖で水浴びできぬ…!) [Fri 25 Aug 2006 00:15:08]
シルヴィ@湖 > か、かくなる上はぁ…!(ちゃぷん、首筋まで湖に沈んで)       (時間経過) [Fri 25 Aug 2006 00:13:59]
シルヴィ@湖 > い、いかん……冷えてはいけないところまで冷えてきてしまったではないか。これでは帰り着くまで……ううっ(股間を押さえてもぢもぢと辺りを見回し、大慌ての魔王さま。) くっ、魔王たるもの、このような下賎な森でなどとは……うう、しかし、下手に我慢をして途中で限界に達しては目もあてられぬ…!(岸辺にすら戻る余裕もなく、せっぱつまった声で呟きながら解決策を必死にっ…!) [Fri 25 Aug 2006 00:09:36]
シルヴィ@湖 > しかし…うーん、本当にあの赤いやつの向こう、楽しいのかな…。 こっちの三倍くらい楽しいんだったら、我もちょっと見てみたい気はするな。(遠くのほうで、森よりも高く光ってる魔方陣の灯りを見上げて)  …………ひぇっくしっ。(ぷしゃん。くしゃみがひとつ。そろそろあちこち冷えてきた。) うぅむ、さすがに浴びすぎたか……   あ。(ぶるる…ッ) [Fri 25 Aug 2006 00:06:46]
シルヴィ@湖 > がぼっ、ごほっ……ああ、死ぬかと思ったわ。(あやういところで、なんとか底に足がつきました。立てるほどの深さで溺れるって器用ですね。ごほごほ咳き込み、水を吐いて) んー……しかし、なんだな。そのかわり、新しいものたちも入り込んできておるから、それでプラマイゼロか?いや、とはいえそいつらもとっとと帰ってしまうしな……やはりこんな見る物もない詰まらん場所、すぐに飽きてしまうのだろうか。(何か手を打ったほうが…村興しとか。顎に手をあて、鬱蒼としげった森を見ながら頭を捻る) ……といっても、名産品なんて何もないしな。あの城くらいか……いや、あの城もなあ。どこからともなく悲鳴とか聞こえてきてメガ怖いしな。(尻叩きの恐怖ともあいまって、ぶるるッ) [Fri 25 Aug 2006 00:00:15]
シルヴィ@湖 > …しかし、そういえば最近まわりの気配が随分減ったな。なにやら遠くに門が出来ただのどうだの聞くが、皆出て行ってしまったのか―――寂しい話だ。 皆故郷を忘れ、新天地を求めだびだってしまう。 それだから農村の過疎化とか悲しい出来事が起こるのだ。皆もっと故郷を大切にするがよい。(ぷかぷか浮かびながら憤慨したら、バランスを崩して湖に沈んだ。ぼちゃーん) わぷっ!? む、ごーぼぼ、がぼぼっ!(ばっちゃばっちゃ―― 一緒にトカゲも溺れました。) [Thu 24 Aug 2006 23:52:06]
シルヴィ@湖 > ふー……うむ、やはり此処の湖の水が、浴びるには一番だな。どうも運ばれてくる水はかび臭くていかん……自然そのままが一番ということだ(満足げに頷き、尻を冷や……もとい、腰まで浸かってぷかりと浮いた。夏の蒸し暑い夜に浴びる冷たい湖の、なんと心地よいことか。) …うむ、油断するとうっかり寝入ってしまいそうなほど気持ちよいな。 のう、レスバーグ?(胸元の上に乗せたトカゲが、きゅい?とか鳴いた) [Thu 24 Aug 2006 23:44:32]
シルヴィ@湖 > しかも主の尻を張り飛ばす従者など聞いたことがない……ああ、我にかつての力さえあればあんなやつ、ぎったぎったにしてやるものを。(赤さの残るお尻をさすりながら唇尖らせて毒づいた。つい昨日までは痛くてベッドにすら座れなかったくらいだ) …まあ、この我が自由になったからには、もうあのような真似はさせん。 あのうつけに知られぬようコッソリと好き勝手に遊びまわってくれるわ。(ふふん、と得意げに濡れた髪をかきあげて――目標がえっらい低かった。) [Thu 24 Aug 2006 23:37:20]
シルヴィ@湖 > (細くしなやかな肢体を惜しげもなく…いや惜しむほど立派なじゃいけどとりあえず晒し、白い肌に水滴を纏わせながら冷たい水を気持ちよさそうに浴びて) はぁ…まったく、久し振りに表に出れたわい。ライカーガスのばかものめ、ちょっとひとさまの城で好き勝手やっただけで、あそこまで怒ることもなかろうに…。(眉根寄席ながら、ぶるっとふわけた金髪を振って) [Thu 24 Aug 2006 23:30:28]
シルヴィ@湖 > (誰もいない湖、静けさをやぶる水音で、少女が一人水浴びをしていた。) んふ…♪(気持ちよさそうに鼻歌を漏らし、踊るように水面を弾く) [Thu 24 Aug 2006 23:24:29]
お知らせ > シルヴィ@湖が入室されました。 『ちゃぷり。』 [Thu 24 Aug 2006 23:22:44]
お知らせ > ディント@樹海と台地の狭間が帰りました。 『( ――そして、そこに残されたのは荒れた土と命短い煙草 )』 [Sat 12 Aug 2006 22:16:37]
ディント@樹海と台地の狭間 > ( 男は足に力をこめる。 全力に近い。 ぐっ、と身を屈めたかと思うと男の足は地面を叩いていた。 瘴気の混ざった風が頬を叩く。前髪が後ろへと流れる。煙草は吐き捨てた。 男は待ちきれない。 だから走る。 奔る。 疾走る。 爆走る。 ) ――――――――――――――――――――――――― ( 声にならない大笑が響き渡った ) [Sat 12 Aug 2006 22:15:23]
ディント@樹海と台地の狭間 > ( 男はゆっくりと草地から抜け出して荒地を踏みしめた。 魔物気配。その流れを追えばそのほとんどが半島へと向かっている ) ――。はン。人気だな ( 人間界と言うのがそこまで魅力的なものなのだろうか。 地頭の末の答えは yes  ) あの『 赤い悪魔殿 』がだ。それだけじゃねぇ、実力派の欲深い奴らが向かってるんだ ( この時期を逃していつ人間界へと向かえと言うのだろうか ) ――俺の欲を満たすには十分だぜぇ。人限度も。ゴミクズども ( 男は両手のナックルを噛み合わせた。 もうすぐだ。 もうすぐなのだ ) [Sat 12 Aug 2006 22:05:19]
ディント@樹海と台地の狭間 > ( ズボンは土で汚れ、よれよれのシャツは徹夜明けのビジネスマン――居ないと思うけど――を想起させる。 )( そう、男は樹海から出てきたのだ ) ( シャツと同じように、よれよれの煙草が短い悲鳴をあげながら短くなっていく。 男は口端を歪ませ、空を仰いだ ) ―――やっとだ ( 体力は養った。腹は膨れた。体の調子はすこぶるいい。 ) ―――。やっとだぜぇ、俺を愉しませてくれる世界だ。この時を待っていた・・・・ [Sat 12 Aug 2006 21:56:30]
お知らせ > ディント@樹海と台地の狭間が来ました。 『( 樹海から出た )』 [Sat 12 Aug 2006 21:52:32]
お知らせ > カタリナ@溶岩の海の手前が退室されました。 『喉が破れ血を吐き出すまで、カタリナは空に向かって吼え続けた。』 [Sat 12 Aug 2006 02:23:00]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ウ オ オ オ オ ォ ォ  ォ  ォ ―――― ッ!! ( 吼えた。空に向かって吼えた。駆け寄った先にあるものはもう竜ではない、竜だったものだ。もう動く事はないし、憎まれ口を叩く事も無ければ集めた目玉の色に耳障りな笑い声を上げる事も無い。 これが魔界の日常、何時ものこと。そう、何時ものこと。 でも何時もと一つだけ違うのは、目の前であっけなく死んだ竜に対して例えようの無い憤りと絶望を感じたのだった。これを何と言う感情なのか、カタリナは知らない。 ―― 気紛れに誰かが竜の命を奪ったのだろうか。竜の頭を破壊した魔力の塊の発生源は見当たらない。もう飛び去ってしまったのだろうか? ) チクショォォォテメェェェデテキヤガレェェェェ――― ッ!チンボコ食いちぎってテメーのケツアナにブチ込んでやるゥゥゥウウゥ――ッ!! ( しかし、その声は届かない。カタリナの叫びは魔界の空に虚しく木霊した。 ) [Sat 12 Aug 2006 02:20:27]
お知らせ > 羽音が帰りました。 『竜 は 死んでしまった!』 [Sat 12 Aug 2006 02:16:11]
羽音 > (竜はきっと悲しかろう。 目前に迫った人間界 カタリナ掴んだその爪で 目を集める事はできなくて)(でもまぁ、死んでしまった者は仕方ありません。 人(魔?)生は山あり谷あり、出会いもあれば別れもあるんです。 時々竜のことも思い出してやってください) [Sat 12 Aug 2006 02:13:47]
カタリナ@溶岩の海の手前 > アア、そりゃそうか―― 確かにねエ。この爪じゃキレーに取るのは難しそうだァ。 ( 一応力加減はしてくれているのだろうが、それでも爪は肌に食い込み痛みを伴う。だからと言って不平までは言わないが。 ) ―― とと、ヤーレヤレ漸ク地面に足が付いたヨ。助かった! ありがとヨ! ( 陸地へと着地すれば、足を踏み鳴らしその硬さを確認する。コイツと協力するのは良いが、高い所に慣れるようにしなくちゃな、なんて考えながら上空を見上げる。 ) ギャハハハ!その前にソイツのチンポコ食いちぎってやるよォ。ま、長居は無用さね―― さっさと門を潜ってニンゲン界に―― ( その時。そう、驚く暇も無いくらい。 カタリナからは良く見えなかったが、何かが竜の頭を直撃して潰れたトマトみたいにそれが爆ぜた。べちべちとその肉片がカタリナの白い肌を彩り、竜は名を告げることもないまま地面へと落ちていった。 ) ……………。 ( 絶句。というヤツだろうか。自分が今まで生きてきた中で、絶句だなんて始めての事だったけれど。 ) [Sat 12 Aug 2006 02:06:14]
羽音 > ギュレギュレ! ソウカイ アツメトイテクレルタァ アリガタイネ! ナニシロアタシノコノツメジャ ウッカリエグリツブシチマウコトガオオクテネ (ギュレギュレ! ギュレギュレ! と喉を鳴らして奇怪な音を発しながら嗤って、竜は滑るように高度を下げながらジナイ半島へと進みます。 やがて、陸地は迫り、草木一つ生えない荒涼の大地の上に辿り着くと、竜は翼を空打ちして飛行を休止して上空3mほどの高さに降下し、滞空し始めた) オーケェ カタリナ アノムコウニ『門』ガアルンダトサ キョウボウナノガアツマッテキテルラシイカラ ケツカラクワレチマワナイヨウニキヲツケナヨ? ソウソウ アタ――――じゃべっ!? (憎まれ口を叩きながら、竜が名乗ろうとしたその瞬間の出来事だった。 上空から唐突に飛来した魔力塊が竜の東部を直撃し、頭部が爆裂四散して血の花が咲いた。 頭部を失った竜の体は、虫のように痙攣しながら重力に引かれて落下していく) [Sat 12 Aug 2006 01:58:07]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ス、スットコドッコイとはなんだよ!このオタンコナス! ア、アタシだって子供の40や50グライ…… いや、全部ゴーカンで出来た子供だったけどサ。 ( しかも産んだ子供は残さず食べました。そんな微笑ましいようなそうでもないような会話のやり取り。 ) ギヒヒヒヒ… アタシの舌でどんなインポ野郎もショーテンさね。ま、相手の快楽なんざキョーミ無いから、相手がイっちまったら食い殺ス事ニしてるがネ――。 ああ、今度からはメンタマ穿り返して集めておいてやるヨ。 ( あのぶち、と食いつぶす時の食感が好みではあるが、致し方無いだろう。 ) ニンゲンどもは空飛べないっていうからネ、十分心強イサ。 空からアタシの舌で攻撃してイチコロヨ! ( 漸く見えてきたジナイ半島を見下ろした。―― 門だ。あの向こうに天国があると言う。神様に徹底的に嫌われた自分達が今、這い出ようとしているのだ。 ) ははッ、タノシミだね! …そういや自己紹介がまだだったか。 アタシはカタリナ、アンタは? [Sat 12 Aug 2006 01:30:25]
羽音 > ナーニイッテンダイコノスットコドッコイ!! アタシャコレデモいーでぃす樹海ジャア 『ヒクテモアマタ』ッテヤツサネハニー コドモダッテ40ヒキハウンダァネ (あなたの醜態をプゲェェーと嘲笑しながら、竜は言いました。) 『喰ラウ』『犯ス』ナンテダレニダッテデキルサネ………モットパンチノキイタ――――ヘェ? イイテクモッテルジャナイカイ? ソノシタナラ オスノヲシャブルノモオテノモノッテワケカイ? オスゴロシダネハニー? (ゲヒヒ ゲヒヒ と、さも愉快そうに嗤って卑猥なジョーク。 嗤いながらいっそう大きく翼を振るえば、先ほどに倍する速度で飛翔をはじめた) アタシャ コウヤッテソラトブクライシカノウガナイカラネェ ヨロシクタノムヨハニー? モウスグじない半島ガミエテクルサネ (言葉が真実である事を示すように、長い首をしゃくって眼下を示す。 赤い溶岩の海と所々に見える岩場の彼方に、やがて陸地が姿を現した・・・・・・・・・かもしれない) [Sat 12 Aug 2006 01:19:56]
カタリナ@溶岩の海の手前 > こ、怖いんだから仕方ないだろウ!?アンタ男にモてないよ、絶対! ( アヒィィィ、と情け無い声を出しながら必死にその両手で爪を掴む。足を内股気味にして一切の光を持たぬカタリナの瞳が恐怖の色を放った。 ぐつぐつと煮えたぎる溶岩の海―― 放られればあっという間に燃えて溶けてスープの具になるだろう。だからこそ余計に恐ろしい。 ) ―― 喰らう、犯すッ! ( 何が出来るのかと聞かれれば、嬉々としてカタリナはそう答えた。まるでそれだけ出来れば十分だろうと言いたげに。 ) ま、まァ…… 蜘蛛ミテーに壁や天井にはりついたりサ、舌を伸ばして貫いたり出来るヨ。コイツでいつも捕食しているのさ。 ( そう言うと、空中に向かって舌の槍を打ち出した。高速で発射されたそれは3m先の空を切り裂き、まるで槍のように一瞬だけ硬直をみせ、やがてだらんと重力に従うまま垂れるとそのまま口の中に戻っていった。 ) 肉とか骨ぐれーなら簡単に貫けるね。 [Sat 12 Aug 2006 00:54:57]
羽音 > (きっと餌以外運んだ事のない竜は、客人を空の旅にエスコートする際のマナーなど知らないのだろう。 鉤爪で握り込むようにあなたの肩を掴めば、大きく翼を一打ちしてテイクオフ。 風切る音を共にしてあなたの体は空へ空へと舞い上がる) デッカイズウタイシテ ギャーギャーサワグンジャナイヨハニー アバレテオチテモクジョウハキカナイヨ? (ゲヒリゲヒリ。 引き嗤いをしながら飛翔を続ける竜は、ふと気がついたというようにあなたのほうへと顔を向け) ソウイエバアンタ アンタハナニガデキルンダイ? ソノガタイダカラウデップシハツヨソウダケドサ? (手を組む相手の取り柄くらいは知っておこう、そう思うのは当然の事。 見掛け倒しだったら放り出してやろう………なんて事も考えたりしたのかもしれない) [Sat 12 Aug 2006 00:47:45]
カタリナ@溶岩の海の手前 > メンタマか……。 アア、聞いた事あるヨ。深イ黒、輝く黄色、済んだ青、炎ノ赤。 確かにそりゃ綺麗ダロウネ。でもアタシは下のタマだけでイイヤ。 ( …全裸の悪魔は下品だった。利害関係が一致すれば、あとは既に開かれた人間界への門へ急ごう。善は急げとこういう時人間ならば言うのかもしれないが。 ) おうよ。安全運転でヨロシク頼むよ、相棒? カタリナの脳内では竜の背に跨り、魔界の空を翔る己の姿を想像していたのだが―― なんと急に肩をその鉤爪で掴まれた。 ) エッ!? ちょっとその姿勢は……! ( そのまま空を飛ぶのならカタリナは見た目にそぐわない女の悲鳴をあげるだろう。着地できる高さなら平気だけど、あんまりに高い所は実は苦手でした。 ) [Sat 12 Aug 2006 00:29:33]
羽音 > アタシハ ニンゲン界ニイッテ メダマヲアツメルノサ キレイナノガタンマリダッテイウジャナイカ? アカヤアオ キンイロナンテノモアルラシイヨ? (こちらの目的は目玉。 機動力と戦力のギブアンドテイクは成立し、利害の対立もない。 となれば――――) ジャア サッソク イクカネ? (ゲヒヒ、と奇妙な笑い声を上げてあなたの頭上に舞い降り、鋭い鉤爪のついた足をあなたの肩へと伸ばすだろう) [Sat 12 Aug 2006 00:20:29]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ゑ!マジで! ( 代わりに一晩抱かせてあげるからサ、というネタで釣ろうと思っていたのに。流石に雌同士の交尾は出来ないよなあと悩むカタリナ。 4mともなればカタリナからはとても大きく見える翼竜を見上げた。 ) ―― 手を?アタシと? ハハーン、アンタもニンゲン界で一暴れシヨウって魂胆かい。そりゃ別に構わないケドさ…… でも雄の下半身はアタシのだからね。 ( 交尾が目的、なんて悪魔は少ないだろうから犯した後は好きにしてくれても構わない。まぁ、相手がどういう形で協力を望んでいるのかによるが。 ) [Sat 12 Aug 2006 00:12:22]
羽音 > アタイモメスダヨハニー (魔界の虚ろな空より舞い降り、あなたの大胆な発言に答えたのは一匹の翼竜。 全長4mほどの羽を羽ばたかせてホバリングしながら、割れ金を擦り合わせるような嗄れ声で嗤った) モシアンタガアタシトテヲクムナラ ヨロコンデツレテッテヤルサネ (長い首を捻りながら、即交渉に入るビジネスライク。 弱い者、小さい者は群れる。 あなたが溶岩を渡れずに困っている者を見なかったのは、そういう事情もあるのかもしれない) [Sat 12 Aug 2006 00:06:38]
カタリナ@溶岩の海の手前 > 若しかして……。 ( カタリナは凄く嫌な予感を感じていた。左目を覆い隠す前髪を舌で器用に除けて、改めて両目を凝らすと溶岩の熱で歪む遠景に、微かだがジナイ半島から伸びる陸地が続いていた。それはぐるっと溶岩と取り囲み、己が立つ陸地へと続いている。 ) ………………………………。    エフッ   エフッ  アッハハハハハハハハ!アハハハハハハハ うぇっほえほ  げほッ アッハハハハハハチクショー! ( びたーんと寝転がって両手両足をじたばたさせ己の怒りと悲しみを表現する。この私の数日は一体何だったのだろう!嗚呼!嗚呼! ) ……… ム! ( その時聞こえてきた羽音。そう、この数日の遅れを取り戻す手段はまだある。空を飛んで溶岩を渡れば良いのだ! がば、と起き上がってセクシーなポーズ。 ) ヘェェーイ!カッモーンファックミー! アタシをジナイ半島までツレテッテェーン! [Fri 11 Aug 2006 23:58:32]
羽音 > (あなたは気がつくだろうか? 今、あなたに微かな羽音が接近している。 それはやがてゆっくりと、しかし確実に大きくなり、難聴でもなければハッキリと確認できるほどの音となって近づいてくる) [Fri 11 Aug 2006 23:55:05]
お知らせ > 羽音が来ました。 [Fri 11 Aug 2006 23:49:53]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( しかし見る限りではそんなヤツ一人も見なかった。 → しかし見る限りでは溶岩が渡れなくて困ってるヤツなんて一人も見なかった。 ) [Fri 11 Aug 2006 23:41:48]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( 既に人間界との門は開通し、向こう側に渡った悪魔も居るという。一番乗りは一体誰だったんだろうか。人間界に行けた奴らが羨ましい。 ) 飛べない奴は結局魔界でオルスバーン。余りのショックに脳みそバーン。 ……… ンン? マテヨ? ( むくりと身体を起こし辺りを見渡してみた。 ) 何でアタシ以外にヨーガン渡れなくて困ってるヤツが居ないノ? ( 鋭い!鋭いぞカタリナ!カタリナにしては! あれだけ魔界中が騒いでいたのだ、中には徒歩で向かった悪魔も居る筈じゃないか。しかし見る限りではそんなヤツ一人も見なかった。 ) [Fri 11 Aug 2006 23:40:49]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( ぶぅーん、と近づいてきた虫を素早く舌で絡めとるとばりぼりと噛み砕き、同時に屁をこいた。 ぶー。 ) …オット、カタリナハシタナーイ。 ( ぱたぱたと手で屁を扇いで何やら視覚的に黄色く見えるような気がする空気を散らす。もう気が抜けまくりだ。 ) ……… やッぱ、掴まらナイカシラ。カタリナの大冒険此処で終わりー……? ( まだ始まっても居ないのに。 ) [Fri 11 Aug 2006 23:34:28]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( 何を、だって?勿論ヒッチハイク。 溶岩の海の手前でごろーんと寝そべりながら誰か空を飛べる奴が通るのを待っているのだ。偶に空を行く影が来ては飛び跳ねて己の存在をアピールするのだけれど、気づかれ難いのか何やら相手にしない方が良いと悟ったのか降りてきてくれなかった。 ああ、そう―― まだ歩いてジナイ半島まで行ける事に気付いていないのだ。 ) [Fri 11 Aug 2006 23:23:38]
お知らせ > カタリナ@溶岩の海の手前が入室されました。 『まだやっていた。』 [Fri 11 Aug 2006 23:21:25]
お知らせ > ニイが退室されました。 [Fri 11 Aug 2006 03:08:56]
お知らせ > ディアドラ@岩屋が退室されました。 『漂うはケダモノの匂い。さあ、犯し犯されよう―― 狂う程。』 [Fri 11 Aug 2006 03:08:25]
ニイ > か、かしこまり、ましあっ(今のメイド服や下着は借り物…そのためか、破かれようとすれば、一瞬さびしそうな色を混ぜる。けれども拒む様子は見せない。露出されたそれは外気に触れひくひくと蠢く。)  は、はい…心がはずむというのでしょうか……。ヒトに会ったら何をするか…ま、まだ、決めてはおりません……弱きものなら踏みつけたいですし、せ、戦士ならば拳を交えてみたい――食材に剥いているなら、くらって――ええ、すべてはヒトしだい、ひ、ヒトがいかなるものかを、だから、みたい…はやく…うあtっ (足の内側をなぞられ、更に付け根に指は近づく。女性として秘めるべき場所が潤い始めているのがわかるだろうか。体は小刻みに震え。その震えのために押し付けられた鼻に己のそれを擦り付けるように。けれど相手に命じられているので、口を動かし続ける。  こんな風にして夜は更けていくのだろう。ぼろぼろになった服はさらにやぶかれるだろうか。体により相手の、獣の香りをつけられるだろうか――二人と夜だけが知っている――) [Fri 11 Aug 2006 02:59:57]
ディアドラ@岩屋 > ( むくむくと主張を大きくする盛り上がりを布越しに苛めて、布地を唾液でべたべたにしながら堪える様な反応を伺い、汗と、其れに混ざる匂いを吸い込んで 楽しそうに吐息を漏らし ) そぉ、アタシが良いと言うまで止めてはだめ。何があってもよ? ふぅん―― だから、んむっ  ふぉーんはもほほ…  着るのねー? でも、邪魔だよね。 破いちゃえ( コンナモノ、と下腹を覆う布地を咥え びッ っと引き裂いて 盛り上がりの元を露出させてやろう。 自分は服なんて着ない。階位の高い物ほど衣服を着ることを好むが、自分はニンゲンの猿真似のようで嫌いだ。 ) そっかァ、そういうコト。じゃあ、ドキドキしてるのね 自分のモデルに会えるんだもの。そして自分の性能を試すンだ? ニンゲンに会ったら、何をするの? ( そそり立つ物の根元へと鼻先を埋め、すぅー、っと匂いを吸い込んで 手は脚をなぞり上げながら布地の中へと滑り込んでゆく。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:44:28]
ニイ > う、う、うくううっ――(ぼろぼろの布越しに、それを食まれる。それは相手の口の中で跳ね、硬さを増して。湧き上がる何かをこらえようと――そんな表情をしている。汗をかいた肌に更に汗が浮かび)う…は、話すことをやめては――っ―いけない。か、かしこまりました、で、ディアドラ様。――ズレズレ――こ、こんご改良の余地ありですね――わ、私はヒトに似せて作られたもの、ときいております――血、肉、骨、皮膚――す、すべてヒトににてしかもよりすぐれていると。け、けれど、私自身はヒトをしりません――だ、だから、知りたい、ヒトがいかなるものかを――。知った上でヒトに対してなにができるのかを―で、ですから私は向こう側に―ああっ(声を震わせながら思うところを必死に話していた。 足をなぞられれば、相手の口の中でそれは大きさを更に増す。)  [Fri 11 Aug 2006 02:30:40]
ディアドラ@岩屋 > メイ道? ッく ふ、ふふふふふっ おかしなヤツ。 如何か、なんて言われたって、何もかもズレズレじゃないか。( 言葉と、態度と、表情と、何もかもバラバラ。造り物のアンバランスに嗤って、嗅ぎ慣れた土の匂いと、汗の塩気をれるれると舐め取り。 ) ふぅん、しょっぱい。ちゃんと汗もかくんだ ねェ、お前は何物?アタシはお前のような生き物は見たことが無い。( ニンゲンでもない、悪魔でもない、ケモノでもない。良く判らない金物が覗いている癖に妙に生物的で、興味津々 ) 味がしないのはつまらないな。喰いでがない。 さぁ、紅い悪魔と会って、どんな風に思ったか。 続けて?お前は【向こう側】に行きたいの?行って何をするの?どんな事がしたい?( 掛かる息に途切れがちな言葉を聴きながら覆い被さり、下腹に達し、ひくん、と一際大きく反応を見せればニィ、と唇を吊り上げ嗤って、鼻先を押し付けるようにして匂いを嗅ぎ ) ン んむ んふっ… それが良いの。 何の匂いもしないんじゃあ、盛り上がらないもの。 ああ、お前は話すのをやめちゃ、ダメだよ。 良い? ( 下腹に顔を埋めて布越しに あむ、と食んで 笑む表情をちらりと盗み見る。掌はするり、と脚をなぞり上げ ) [Fri 11 Aug 2006 02:16:00]
ニイ > ……メ、メイ道にいいます。つ、ツンデレもまたもてなしへの道、と――『ふ、ふんっ、何が残念なのよ、私はちっとも残念だなんて思ってないんだからね? 本当なんだから、ほんとうよ…』 い、いかが…は、はふ……んっ…(残念と聞けば、穏やかな笑みを浮かべたまま、早口でまるで強気な少女の言葉まくしたてるように。ただし、表情は微笑んだまま。あっていない。元の口調に戻れば、いかがかと首を傾げるが、突然のあまがみに目をぎゅっと閉じる。土の味と、汗をかいているため、若干の塩気が相手の口の中に入るだろうか)わ、私の皮膚はそれほど、味がしないとそれに土が――んんっ――はい、まだあったこともないヒトがどのようなものなのか――皆様とお会いしてなにがおこるのか――どんなお祭りが起こるのか――と、とても、た、楽しみで―ーふぁーあの、、息がかかって――(お祭りには期待しているようで瞳を輝かせる。 肌の感覚はそれなりに鋭敏で、それぞれの場所にかかるたびに甘いいきを荒くさせる。下腹部――両性としての場所に息がかかれば、首は天井を魅了に。)に、においをかぐことがおのぞみ、ですか…? か、かしこまりました…ど、どうぞ…? あ、汗をそれなりにかきましたので、お望みにはそえないかもしれません、が…(初めて足の裏を書かれるという経験と肌にかかる息の官職がもたらす、混乱を何とかおさめ、口に笑みらしいものをうかべようと。) [Fri 11 Aug 2006 01:56:21]
ディアドラ@岩屋 > うぅん 言うことを聞きすぎて張り合いが無いっていうのも、ちょっと赴きに欠けるね。 少し残念。( 少し顔を上げて、唇を尖らせた。聞かなければ聞かないで不満を口にするのだろうけれど―― ケダモノ娘は我侭である。口惜しいので足をちろりと舐め、はむ、と食んでみた。 ) ふぅ・・・ ん、んふ―― ぁむ  んむ… ぷぁ  魔の、ぐんぜい。 ( もごもごと甘噛みして戯れて、少し思案。 ) あっち側にこっち側のイキモノが溢れれば溢れるほど、かの罪魔には好都合って事なんだ。お祭りだねー・・・・・・ お前、やけに楽しそうじゃなァい?( その歪みこそ、気に入った部分である。少々惚けているが、コレはコレで邪悪なイキモノだ。それを憚らない所がイイ。 混乱し、慌てたような声にニヤニヤしながら すんすんと鼻を鳴らして脹脛、膝、太もも、下腹、と下から這って覆いかぶさるように匂いを嗅いで行って。 ) どんな匂いになってるかなって―― きっと、昨日とは違う匂いでしょう?今はお前はアタシの玩具だから、美味しい所は全部逃がさないの。( うろたえさせて悦んでいるといえば、悪趣味だが そもそもが悪趣味なイキモノである。 ) [Fri 11 Aug 2006 01:38:44]
ニイ > む、無理やりに、ですか? デ、ディアドラ様がお望みでしたらすぐにおはなしいたしますが――お、おはなししないほうがよろしい、でしょうか。いずれにせよ、お会いしたのは一度だけですので…お、お話しすることは多くないのですが(不思議そうに首をかしげる。唇をなめる相手の顔に瞬きを何度か繰り返す。)あ、赤き罪魔のお方は悪魔の軍を送りたいとおっしゃってました――ヒトは、一つ一つは恐ろしくない。けれど、万を超えしかも異種を倒すためなら団結するヒトにあの方は撤退した――だから、こそ、魔の軍勢を――うふふ、み、みなでひとをおもてなし………ひぃうっ(ゆがんだ笑みを浮かべるが。鼻息が足にかかれば、また言葉を中断して。背筋をそらせる)あ、あの、ディアドラ様、いかが、いたしましたか――わ、私の足に、その?(足のにおいをかがれたという経験はないらしく。やや混乱した声を上げる。混乱しながらも拒絶するような気配は見せないが) [Fri 11 Aug 2006 01:17:18]
ディアドラ@岩屋 > うぅん、アタシも眺めてた所―― あれが、力を持つ一部の者しか開く事のできなかった異界への門。其れが広く開かれるという事はどういう事だろうね。( 魔獣に凭れながら、肩の力の抜けた穏やかな、少々眠たげとも言える笑みを返し。 ) ふぅん、ニイ… だったけ? お前は、アレと直接会ったんだ… それは聞かせ欲しいな。 無理矢理聞き出すのも悪くないけど ( んふふふー、と悪戯を思いついた子供のように笑えば、れ、と唇を舐めて見せ。 ) ふっ、ふふふふッ やっぱりお前、悪くない。 そのセンスは悪くない。( 赤い罪魔の憤怒を思い出して恍惚とするような顔を見て笑みを深くし。 ) 肉は塞いで置いたけど、熱はどうにも…… ねー。まぁ、生きている証拠だ。ありがたく思え?( 汗が付くのも構わずにちょっかいをかけ続け、やがてもそりと体を起こし 四つに張って足元にたどり着けば足先から匂いを嗅ぐように、鼻先を寄せ 上へと。 ) [Fri 11 Aug 2006 01:07:05]
ニイ > 熱(頭に手をあてようとするが、手が動かないことに気づく。骨や肉は修復していただいたようなのだけれども。熱もまだおさなってはってはいない。ほのかに汗をかいている。 すりあわせようとする足、その足にニイの足の裏の汗がつくかも知れぬ。)熱は――あまり、わかりませんが―んっ(すりあわされる感触にくすぐったさを感じたいのか言葉を途切れさせた) [Fri 11 Aug 2006 00:55:30]
ニイ > お、おこして、しまいましたか…ディアドラさま?(穏やかな声で問いかける。 視線を受け止めれば、おきぬけの顔をきょうみぶかおすに) そ、そうですね――自らを追い払ったヒトへの怨念でしょうか――あの方は確かにヒトに対してお怒りのようでした。怒りであふれる魔力で、吹き飛ばされそうなくらいに――(自分が見た光景を思い出し、笑みをやや弱くして、首を縦に振る)でも――そうした、怨念があるからでしょうか……わ、私にはとても、心躍る、素敵な光に――(続) [Fri 11 Aug 2006 00:49:06]
ディアドラ@岩屋 > 熱、収まった?( ツクリモノの娘へと、自ら負わせた負傷は自らの手で修復した。 両腕に穿たれた穴も、抉れた顔も、千切れ飛んだ耳も、真新しく、頼りなげな柔らかい肉に覆われていよう。 例えれば、幹部だけが赤ん坊のような状態。 それは文字通り、変成能力により別のイキモノから肉を千切り取って据え、周りごと弄って同化させた訳だが―― それでも怪我は怪我、負傷による発熱はあり、新しい肉が馴染むまでは違和感が残ろう。 体をくるむ毛皮から足を伸ばし、投げ出された足へと、つぅー、と擦り合わせ。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:47:40]
ディアドラ@岩屋 > ( 多くの魔物達が門を目指し、また門を超えてあちら側へと渡る中、未だに住処でゆるりと過ごしているのは悠長という他に無いが、焦っても仕方ないとばかりに欠伸を一つ漏らす。 憤怒の罪魔を退けたというあちら側の猛者達に興味はあるけれど、今はこの心地よさの方が重要だ。 ) う ぅん――… ( 毛皮に包まれたまま、魔界に相応しくない安穏とした声とともにもそり、寝返りを打つ。 少々気だるいが其れも心地良い―― 少々草臥れているのも腰を上げる気にならない理由ではある。それは襲い、捕えた造り物を修復し、気が済むまで弄んだ為で、その証拠として岩屋にはケダモノの匂いがまだ薄れきれぬ。 ぼんやりとした声に、さんざん弄んだ挙句に壁際に放置したツクリモノへと視線をやり ) ふふん アタシには、紅い罪魔の怨念が渦巻いてるようにみえる。( 天を突くあの光は、あちらの世界への呪いのようだ。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:39:59]
ニイ > (きました……というよりもそこにいたようなものかもしれない。先日つれてこられたメイドはその洞の片隅、壁にもたれかけながら、ぼんやりと。)ひ、ひかり(負傷による苦痛は多少ましになり、言葉も元のようにしゃべれるようになっていた。 服装はぼろぼろに引き裂かれたメイド服。 光を浴びながら目を細め。その光に気分を良くしたのか口元に笑みを浮かべた。)よ、よいひかり… [Fri 11 Aug 2006 00:35:24]
お知らせ > ニイが来ました。 [Fri 11 Aug 2006 00:27:44]
ディアドラ@岩屋 > ( イーディス大地とトレント樹海の狭間にその怪物の住処は合った。住処といってクロウ城のような文化的な代物ではなく、天然自然の岩屋を占拠し、住処としているだけ。 それは木々に覆われた丘陵に位置し、積み重なった大岩がお互いに支えあい洞を成している。 上から見れば丘陵から突き出た岩の絶壁にしか見えないし、下から見れば単なる大きな岩。 岩を伝って斜面を下らなければたどり着けない場所―― その空間の中、有角の娘は敷かれた毛皮の上で丸くなる分身に凭れ、まどろみながら 数日前より天を紅く貫く光の柱を眺め 愉快な気分に浸っていた。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:19:05]
お知らせ > ディアドラ@岩屋が入室されました。 『 塒 』 [Fri 11 Aug 2006 00:17:35]
お知らせ > エル・ニール@大陸と半島の境界が退室されました。 『( 境界を越えた、其の先は ――― )』 [Thu 10 Aug 2006 22:15:37]
エル・ニール@大陸と半島の境界 > ( 別にこの辺一帯から石が消え去ったとかそんな事では無い。単純に、先ほど拾った石が無くなったと言うだけのことだ、が ――― 休憩時間の目安としては丁度良かったようだ。コキリコキリと首を鳴らした後、慌てず焦らずゆっくりと歩き出した。門を目の前に、余計な焦りで体力を磨耗させるのも無意味な事であるし。 ) [Thu 10 Aug 2006 22:15:07]
エル・ニール@大陸と半島の境界 > ( 正直、石の味の違いなど判りたくも無いが ――― 此の女には判る。近いようで、此処から先は全く違う土地なのだ。最早その雄大さを十分に視認出来るほど、近くに見える紅の柱を見上げながら、石ころを飲み下した。確かに生命体もわんさか居たりするのだが、正直休憩を摂っている間に余計疲れる真似とか御免蒙るわけだ。だから、まぁ ――― 此方から突っ掛かって行くような事はせず、只落ちていた石ころを齧って居たのだが ――― その石もつい先ほど無くなったわけだ。 ) [Thu 10 Aug 2006 22:13:04]
エル・ニール@大陸と半島の境界 > ( 本当のところを言ってみれば、シーン登場回数が足りません。ガキ。そんな果てしなく胡散臭いプラス本人には判りえない言い分はさて置き。彼女は相変わらず、おやつ代わりにそこらの石ころを齧っていた。この辺に来ると、石の質が少しだけ変わってくるものである。ゴリ。出来立ての、固まったばかりで熱を帯びた石は ――― 別段ジューシーとかそう言う訳でも無いが、少なくとも乾いて粉っぽくて味気無い台地の石よりは良い味(だと此の女が思えるような物)だった。ゴクン。 ) [Thu 10 Aug 2006 22:05:30]
エル・ニール@大陸と半島の境界 > ( ガリ。ゴリ。ゴクン。御食事の真っ最中であった。 ) [Thu 10 Aug 2006 21:58:33]
お知らせ > エル・ニール@大陸と半島の境界が入室されました。 『( 其処は、丁度境界線。こんな所で何のたくさしてるかと言うと ――― )』 [Thu 10 Aug 2006 21:57:01]
お知らせ > カタリナ@溶岩の海の手前が退室されました。 『ちなみに―― ジナイ”半島”なので、きっとどこからか陸続きなんだと思います。』 [Wed 9 Aug 2006 03:44:59]
カタリナ@溶岩の海の手前 > フンヌォォォッ! カタリナの怒りがデスメタル! ( 地面に落ちていた小石を拾って投げつけるも届かない。鳥はまるで馬鹿にするように頭上を先回すると、ジナイ半島の方へ飛んでいった。 ) ……。 ( カタリナは酷く落ち込んでその場にしゃがみこんでしまった。 暫く…このまま誰か親切な悪魔が自分を運んでくれるのを待つとしよう。親切なんてそんな悪魔居なさそうだけれど! ) [Wed 9 Aug 2006 03:42:45]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( その時、魔界の小さな鳥がカタリナの頭上を行く。あれはハイイロクチトンガリだ。灰色で口が尖がってる。 今、名づけた。その鳥からひゅぅぅ、と糞が投下された。舐め腐った鳥であるが、生憎それを避けられない程自分の運動神経は悪くない。 ) フ… 止まッて、見えるゥ。 ( ひょい、と横に一歩移動する。が、そこに丁度糞が落ちてきた。べちょり。 ) ………。 ( 避けようとしなければ当たらなかったとかそういうオチ。 ) [Wed 9 Aug 2006 03:34:14]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( びし、と親指を立ててカタリナは待つ事にした。 ) [Wed 9 Aug 2006 03:10:24]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( やがてカタリナは、ごりごりと地面に何かを描き始めた。空を行く他の悪魔にも見えるように大きく。 それは文字ではない。いや、文字というものがこの魔界にあるのかどうか判らないが、少なくともカタリナは知らない。美少女ちっくに目を輝かせたカタリナがこれまたグッドフェイスな翼の生えた悪魔にお姫様だっこされて、溶岩の海を渡る絵だった。 要するに―― ヒッチハイクである。 ) [Wed 9 Aug 2006 03:09:54]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( 船とかが出ているんだろうか。それとも何処かに橋でも掛かっているのだろうか。 ) はぅ。若しかしテこれは、「飛べないヤツオコトワリー?」 ( 飛べないと人間界で何か不都合があるんだろうか。それならそうと最初から言ってくれればいいものの、皆不親切だ。意地悪だ。 ) …でも此処まで来た手前、手ぶらで帰るのも…。 [Wed 9 Aug 2006 03:04:44]
カタリナ@溶岩の海の手前 > 紅ノ悪魔… ヴァイオ…… ヴァイオ… ヴァイ? ヴァイ…ナントカ、ヴァイオチャン。 酷ク 不親切ゥ… 。飛ベナイ奴 ドウスルノー? ( ついに門が開いたというので頑張ってここまで来たのは良い。けれど、この先には進めないじゃないか。時折門を目指して空を行く有翼悪魔を恨めしげに見上げていた。 ) [Wed 9 Aug 2006 03:01:25]
カタリナ@溶岩の海の手前 > ( その向こうはジナイ半島。そう、人間界への門である。しかし――…… その手前には轟々と煮立つ溶岩の海が逆巻いていた。カタリナはそれを見下ろしながらじっとしゃがみこむ。 ) ………… ワタレナーイ……。 ( 森を、山を、川を踏破するこの足も流石に溶岩までは渡る事が出来ない。 カタリナは悩んでいた。 ) [Wed 9 Aug 2006 02:57:51]
お知らせ > カタリナ@溶岩の海の手前が入室されました。 [Wed 9 Aug 2006 02:54:46]
お知らせ > グドルフが退室されました。 『(門へと近づくたびに、血が滾ってくるのがわかる。)』 [Wed 9 Aug 2006 01:04:08]
お知らせ > エル・ニール@台地と樹海の境界が帰りました。 『( 仮初の草原を抜け、向かう先は死の台地。 )』 [Wed 9 Aug 2006 01:03:08]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > 其れも当然と言えば当然で御座いますわ? 余程の事が無い限り ――― 食材を区別こそすれ、差別する道理は御座いませんもの。 ( 彼女において獲物とは皆食材であり、料理。調理を施すも良し、生のままで頂くも良し。只一つだけ共通点があるとすれば、其れは何も残さないと言う一点においてのみ。彼女において、食こそが行動理念にして存在価値。有機に無機、生死に強弱、老若男女を問わず ――― 喰う事こそが、その存在理由。 ) ええ ――― 貴方様に悪意が御座いません事は重々承知して御座いますわ。故、御安心為さってくださいまし。 ( 紳士の道。そも紳士なる者が如何にして紳士と呼ばるるに足るものか、この悪魔には判りえぬ。だから ――― 何を以て到達したとするのか、それさえも道化には判り得ぬ。 ) ええ。そうすると致しましょう。嗚呼、実に ――― 実に愉しみで御座いますわ。一体如何なる面々と、卓を囲む事が出来るので御座いましょうか ――― ( 其れは以前、魔樹の海で見せた物と同じような ――― 意識的か無意識的か、聊か量り兼ねるような張り付いた狂笑。 ) [Wed 9 Aug 2006 01:02:00]
グドルフ > ふふっ……どうも力ある者は相手を侮ってしまう悪い癖がある。が……その点エル君は獲物に対して平等だ。全てを喰らい、何も残さない。私も見習いたい姿勢だよ。 ( そうしてエルの言葉には、くっくっと厳つい肩を揺らして笑う。 ) いやいや、気を悪くしないでくれたまえ。私もレディに対する配慮がいささか足りなかったようだ。まだまだ私の求めるジェントルメンの道は遠い。 ( 片眼鏡の置くからエルを静かに見つめて、渋い笑みを浮かべた。 ) ――さて、そろそろ出発しようか? エル君。門のあるジナイ半島まで行けば、自然と宴の参加者たちとも顔合わせができるだろう。さしあたって、パーティー会場をどうするか、だな。もっともわれらが王とクロウァーテ卿のことだ。すでに舞台を整えてくださっているかもしれんぞ? ( 楽しみだ、と期待を膨らませて髭をなでる。 ) [Wed 9 Aug 2006 00:45:02]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > ええ、其れはもう間違い無く ――― 脳髄、筋繊維、臓腑に骨格、脳漿の一滴から爪の一欠片、体液の一滴から毛髪の一本に至るまで ――― 全て余さず頂きますわ。当然で御座いましょう? ( 無論、其の『皿』――― 彼らの身を守る鎧さえ、余さずに。弱肉強食の原則に限りなく忠実に則った、魔性の礼儀を全うするだけだ。 ) 嗚呼、それならそうと最初から言って下さいまし。少々誤解してしまう所で御座いましたわ、Mr.グドルフ。 ( 紳士。目の前の紳士が己の想像する通りの人物である確証などは無いが ――― 少なくともこの紳士は自身を理解し、自身を味方として認識している。ならば ――― 今は其れで十分だ。 ) ええ。食べ過ぎは体に宜しく御座いませんもの。其の位は重々承知の上で御座いますわ。 ( それでも、この女であるならば ――― 食当たりや食べ過ぎによる体調不良の心配だけは無いであろう。憶測ではあるが。 ) [Wed 9 Aug 2006 00:28:12]
グドルフ > まぁ、そんなようなものだろう。私としては、それゆえ脳みそが特に美味だと思うが――エル君なら残さず食酢だろうから、特にに記することもないだろう。 ( 始末に終えないというのはまさにそう。ただ、人間が脆いという部分は変わらないのだから、そのあたりをつつくのがいいだろう。 ) あぁ、これは失敬。メインディッシュの前菜のたとえで言ったほうが、君にも誤解なく伝わったかな? ( そう、前菜を食べ終えれば、メインディッシュ――すなわち強き者が向こうからやってくる。数が特に多いのであれば、いぶりだしてやるのがいい。 ) ただ、私は小食だからね。払う、などといってもせいぜい試食できる程度の数だよ。私とて殺戮が目的ではない。まずは、自分で残さず食べられる程度に……ふふふっ。 ( 物事には手順というものがある。数多の人間の中から、己を楽しませてくれる者を探すには、事前に軽い準備運動と食事が必要だ、と。 ) [Wed 9 Aug 2006 00:19:03]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > ( 其れも又、聞き及んでいる。彼の紅魔が苦戦を強いられた地であり、未だ制圧に至らぬ地。其れが門の先にある地であると言う。まさしく ――― 俄かには信じ難い話、だ。 ) ――― ゴブリンの頭を更に狡賢くしたようなモノ、に御座いますか。全く以て始末に負えませんわね。 ( ふ、と溜息を一つ漏らした。確かに1を10集めれば10と同等に成るのが道理ではある。確かに道理では在るが ――― 詰り其れは、一つ突き崩してしまえば簡単に崩れてしまうと言う事ではないのか。其れならば何故、彼の魔王が梃子摺る? 何か魔性の身には知りえぬ要素が在ると言うのか? ――― まぁ、今はやめて置こう。どうせ関係の無い話だ。 ) ええ ――― 確かに。数だけで彼の御方に二の足を踏ませた程ですもの ――― なればこそ、その数を殺ぐのは悪い判断には考えられませんわ。ですが"払う"と言うのは頂けませんわね ――― 折角の食材が勿体無いでは御座いませんか。 ( そう、仮令陳腐な虫ケラで在ろうと ――― 殺したならば其の臓腑に収めなくては。 ) [Wed 9 Aug 2006 00:09:32]
グドルフ > そうだ。クロウァーテ卿とヴァイオレート様。このお二人がいる限り、まず門がふさがれるということはない――しかし、だ。 ( 紳士の表情が、僅かにかげる。 ) かの赤き悪魔の王も、人間に苦戦を強いられたと聞く。にわかには信じがたい話だがね――人間という生き物は、どうも数で個々の弱さを補う者らしい。 ( 地面を這い回る蟻を、靴で静かにつぶして。またエルをみつめる。 ) 取るに足らない存在であろうと、数をそろえて押し寄せれば、何かと面倒だ。向こう側についたら、まずは手近なアリを払っておこうとおもってね……。 ( 静かに体からオゥラを発しつつ、紳士はにぃ、と笑った。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:55:53]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > ( 其れは、当然思考の片隅で常に燻っていた問題だ。だが其れを考えるたびに女はこうも考えるのだ。即ち ――― ) ……ですが、其れは即ちあの御二方の片方でも、人間達の手で『魔力を送り続ける事の出来ない状況』に追い遣られると言う事、若しくはあの御二方と同等若しくは其れ以上の魔力を以て封印を行う ――― と言う事で御座いましょう? 其れらは少しばかり、私の聊か応用力に欠ける脳髄では考え難いので御座いますが。 ( そう。其れは詰り彼らの行動を制限、ないしは ――― 彼らの殺害を意味する事。そんな事が本当に可能なのかと問われれば ――― 不可能と答えるのが道理であろう。詰りはそう言う事だ。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:44:24]
グドルフ > ( エルの言葉を聴けば、静かにそちらを振り向いて。 ) うむ――門が開いたのは確実だろうね。ただ、”向こう側”とつながったということは、時間がたてば当然人間たちも気付き始めるだろう。 ( 鼻の下に蓄えた髭を指先で撫でて、紳士は言葉を紡ぐ。 ) 門が開いたからといって慌ててそこに飛び込む必要はないが、かといってあまり悠長に構えていると、人間たちに門をふさがれる危険も出てくるだろうね。 ( これだけ規模のでかい通り道である。魔界から漏れ出た濃い瘴気は、当然人間界にも流れていくだろう。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:38:39]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > ( 無論、楽観等は出来ないが ――― それでも、頭上が晴れ晴れとしている(魔界の空を晴れていると言うのか迄は知らないが)のは良い事だ。鬱蒼と茂る樹海の空は、台地に生きていた彼女にしてみれば ――― 見上げるだけで気分が滅入る物。嗚呼、此の開放感は何者にも替え難くある。 ) ――― 以前より濃厚な芳香、ですわね。 ( 道化帽子は、先日見知ったばかりの紳士に言葉を投げた。それは、門が不安定な時から感じていた物より濃厚。つまりは、窓が以前より大きく開いたと言う事であろう ――― ) [Tue 8 Aug 2006 23:31:55]
グドルフ > ( まっすぐに背筋を伸ばし、腕を組んだ格好で、筋肉質な紳士はひとつの方角を見据えていた。近づけば近づくほどにはっきりと分かる。開いた窓から風が流れ込んでくるかのように、魔界の空気に混じって今まで感じたことのない気の流れが漂ってくる。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:24:42]
お知らせ > グドルフが入室されました。 『(開かれた門の方角を見つめて――)』 [Tue 8 Aug 2006 23:22:36]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > ( 此れで少なくとも、頭上を殆ど気にする必要が無くなった。此れは素直に嬉しい。そも、樹海と言う地は食材こそ豊富な物の ――― 遮る物は多く、足場は悪く、雑音は多く。更には頭上から厄介者が降ってくる始末。まさに頭の上がすっきりとして、一つ歌でも歌いたい気分だ。が、残念ながらエル・ニールは歌など知らぬ。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:10:55]
エル・ニール@台地と樹海の境界 > ( 此処より更に進めば、草木も生えぬ死の台地。元来た道へと戻るなら、魔性蔓延る樹木の海。そんな、丁度樹海にも台地にも属さぬ地に女は居た。嗚呼 ――― 風通しが良いとは素晴らしい事だ。 ) [Tue 8 Aug 2006 23:04:09]
お知らせ > エル・ニール@台地と樹海の境界が入室されました。 『( 其処は、ただ雑草が生えるだけの地。 )』 [Tue 8 Aug 2006 23:00:48]
お知らせ > カタリナ@どこかの川が帰りました。 『後に残るのはごうごうと流れる川の音だけ。』 [Mon 7 Aug 2006 01:13:58]
カタリナ@どこかの川 > ( ぽちゃん。) ( 勢いが良すぎた赤ん坊はそのまま川に投げ出され、流されていった。直に魚どもの餌になるだろう。 ) ブハー……ッ、 ブハ――……… ッ。     ……… ? ( 上体を起こしたカタリナは振り返って首をかしげた。確かに産んだと思ったのに、そこには何も無いのだから。 ) ………… アリ? ( カタリナは?マークをしきりに浮べ、暫し辺りを見渡すのだった。 ) [Mon 7 Aug 2006 01:13:27]
カタリナ@どこかの川 > ( ―――― が。 ) [Mon 7 Aug 2006 01:12:37]
カタリナ@どこかの川 > ( 暫く休んでいたのも束の間、急にカタリナは岩場の上で腹を抱えて苦しみだした。食中り?いいや、コイツはそんなタマじゃない。 カタリナは四つんばいになり、力を籠めて全身を振るわせる。 ) ―― ンン!  ンンン――……ッ! ア、アガヂャァン! ( 先日喰らった下級妖魔の子である。奴の精は驚異的なスピードでカタリナの胎内で成長を続け、今正に産声を上げようとしているのだった。 ) ンン!アアァァアァァ――ッ! フォォォォ――ッ! ( 中々姿を現さない我が子を急かすように、四つんばいの姿勢のままカタリナは腹を何度も打ち付ける。そしてそのまま格闘すること数分、漸くグロテスクな、手足らしきものがある以外は殆ど肉塊と大差ない紫色の赤ん坊が勢い良く飛び出した。 ) [Mon 7 Aug 2006 01:10:02]
カタリナ@どこかの川 > ( 水を飲んで息苦しい。暫く此処で休んでいくとしよう。 思えばずっと走りっぱなしでちょっと疲れた。やれやれと岩場に腰を下ろし、小休憩しつつ、ぷかりと浮んで流されていく魚の死骸を見送った。 ) チンコ、ナイナイ!オコトワリ! コノウオッ!ギョッ! ( やがてその魚の死骸も、他の仲間のピラニアに群がるように食い散らかされるのをみて足をぺちぺちと叩いて大喜びした。 ) [Mon 7 Aug 2006 01:00:42]
カタリナ@どこかの川 > ( しかし。 ) んがぼッ! 息出来ね……ッ! んがんぐ! ( 口は大きいが、喉は普通。着水と同時に口内になだれ込んでくる水も相まって窒息しそうになった。 慌てて近くの岩場に上り、げぇげぇとピラニアを吐き出す。 ) ―― しかもマズーい。 [Mon 7 Aug 2006 00:48:10]
カタリナ@どこかの川 > ウッシャッシャッシャ―――! ( 水を掻き分け兎に角進む。魔界の川だ、色々と宜しくない生物が潜んでいたりするんだろう。現に今、ピラニアらしき複数の影に追われていた。しかしカタリナは交尾出来ない相手にはあまり興味が無い。とはいえ、このままでは追いつかれてしまうのも事実。 ざぶん、急な傾斜に差し掛かった時カタリナと複数の魔界のピラニアが空中に浮いた。 ) ダンゴ――――ッ! ( その瞬間である。カタリナの口から舌が伸び、空中のピラニア三匹の身体を瞬時に貫いた。そして―― 着水。 ) [Mon 7 Aug 2006 00:43:43]
カタリナ@どこかの川 > ( カタリナ、曲がることをあまり知らない女。樹海を抜け何処までも走っていたら、川にぶつかった。カタリナは戸惑う事無くそのまま水の中に飛び込み、只管泳ぐ。川の左右には普通に徒歩で歩けそうな平坦な地形が続いているが、それでも泳ぐ。 普通の人間には有り得ない手足が異様な動きで水を掻いて、手は進行方向に、足は後ろに。まるで背泳ぎのように。 その速さはそこそこだが、欠点として前が見えないという事が挙げられる。だからと行って臆したりはしないのだが。 ) [Mon 7 Aug 2006 00:36:28]
お知らせ > カタリナ@どこかの川が入室されました。 『カタリナ、川を行く。』 [Mon 7 Aug 2006 00:31:53]
お知らせ > エレノア@紅い海の岸辺が帰りました。 『( 変わらぬ歩調で、唯一動くもののあるその場所を目指す )』 [Sun 6 Aug 2006 05:29:47]
エレノア@紅い海の岸辺 > ( それは趣向と言うにはあまりにも単純な、消費エネルギーを抑えるというだけの、思考する事を知っている人形なりの『本能』なのかもしれない。 けれどそれが、それだけのものであるのなら――― )   ( 何度目か、高台になっている場所で周囲を見渡して… 遠く臨む樹海の端に、小鬼の集団を捉えた ) [Sun 6 Aug 2006 05:28:44]
エレノア@紅い海の岸辺 > ( 例えばこの海辺であったり。 偶発戦闘の後にただ一人立つ、戦域を確保した瞬間であったり。 眠る主の傍らで成すべき事を全て終え、ただ目覚めるのを待つ一時であったり。 …突き詰めていけばありとあらゆる現実は、知覚領域がクリアーである事を阻害し続けるものなのだけど… 可能な限り認識すべき要素の少ない状況、思考回路の使用状況に空きが多い状態を求めている )   ( 力が全ての魔界において、その住人らしからぬ望みともとれるかもしれないけれど… これもまた一つの、他者を排する形 ) [Sun 6 Aug 2006 05:03:11]
エレノア@紅い海の岸辺 > ( 生きる為に『食べる』事を必要としない。 摂取する魔力の純度を感じる事はあっても、それは吸収効率の問題であって味わいといったものとは無縁。 そしてそれらの供給さえあれば、休息を取る事無く稼動し続けられる身体…。 『趣』を口にするなど滑稽な固体で在って、それでもこの人形にも、『快適』とする状況はある )   ( 是非も無く従うと定めているグドルフ=シュトロームの理想とする状況の実現もそうだけれど… それとはまた別に、よりクリアーな状態、『静けさ』を求める傾向にあった。 『感情』などといった上等な回路は持たないけれど、『好んでいる』と言ってもいいかもしれない ) [Sun 6 Aug 2006 04:37:43]
エレノア@紅い海の岸辺 > ( 晴れる筈の無い空はその暗雲に海の赤を映し、焦がされる岸辺には草の一本も見当たらない。 魔界広しと言えどこのコンディションに適応した種は多くなく、獲物がいないから狩人も訪れない、安全な塒として利用するタフな者が少数存在する程度のその場所は… 現在、主と行動を共にするよりも優先されている、主の協力者を募るという目的からすれば、赴くのに適切な場所ではないかもしれないけれど )   ( ジナイ半島よりイーディス台地とトレント樹海を挟んで南西… クロウ城の膝元から最短の距離と時間で人界への門を目指す時に、コンディションさえ問題にならないのであれば最も有効なルートである事もまた事実で… 主と再び別れて一日、こうして海岸線を歩き続けていた ) [Sun 6 Aug 2006 04:19:22]
エレノア@紅い海の岸辺 > ( 魔界では珍しくも無い、全てを呑み込み溶かす海… 命を生み出し育むと言うプロセスが必ずしも常識では無い紅い海を横目に、黒と白を基調にした文化的な衣服を身に纏った女が、巨大なトランクを苦も無く手に提げて、一人ぽつんと、そこだけ浮き上がるように歩いている。 吹き荒れる灼熱の海風をものともせず、白磁のような肌に汗の一滴も流れる事は無く、淡々と、時折遠く左手に樹海を臨む開けた場所で足を止めては何かを探すように周囲を見回し、また歩き出す… その繰り返し )  [Sun 6 Aug 2006 04:02:13]
お知らせ > エレノア@紅い海の岸辺が入室されました。 『( 赤々と燃える海辺で、黒と白がぽつんと動く )』 [Sun 6 Aug 2006 03:52:04]
お知らせ > エレノアが退室されました。 『―――はい。 閣下、お気をつけて。 ( 中身を新たにしたアタッシュケースを )』 [Sat 5 Aug 2006 04:28:27]
お知らせ > グドルフ@台地と樹海の境界が退室されました。 『(悩む必要はない。門が開くまでに、できる限りのことをすればいいのだ。)』 [Sat 5 Aug 2006 04:25:48]
グドルフ@台地と樹海の境界 > そうだ。だからこそ、囮にされる覚悟をもって門をくぐるのだよ。あらゆる状況を想定して動くのが紳士・淑女というものだ。 ( 未知の世界とはいえ、何も死にに行くために門をくぐるのではないのだから。 ) 今は魔界の住人同士、つまらんことで争っても得にはならん。降りかかる火の粉があれば、それを払うだけでいい。どうしても邪魔な存在に出くわしたときは、君の判断で斬ればいいのだからね。 ( グドルフは、あくまでも悠然と構えて、はるか遠くを見据えていた。 ) では、こうして定期的に連絡を取り合って情報を集めていこう。引き続き、協力者の選定をたのむよ。 ( エレノアにそう告げて、きびすを返し、また別行動を開始する。 ) [Sat 5 Aug 2006 04:25:13]
エレノア > ―――かしこまりました。 ( 門はどういった場所に通じているのか、何らかの対策はなされているのか… 情報が不足し過ぎている今、多少のリスクはどんな道を選んだとしても付き纏う。 よりクリアーな状況を好む回路だけれど… 主が一言捨て置けと言えばそのように。 場合によっては囮として誘導する必要性を認識して ) ―――憤怒の君にとっては、門を通る者全てが囮である可能性も捨て切れませんね。 …かしこまりました。 最善を尽くします。 ( 一部認識を新たにしたけれど、主の意向は概ね了解 ) [Sat 5 Aug 2006 04:14:40]
グドルフ@台地と樹海の境界 > ――捨て置けばいい。品位にかけるものとて、欲望に忠実な立派な悪魔だ。何よりも、我々にとってはすべてがはじめての未知の世界。数は一人でも多いほうが何かと都合がいい。うまくおとりとして立ち回ってくれるかもしれん。ひとまず私が指示を下すまで、黙認したまえ。 ( 低い声で笑って指示を出すと、双剣を携えたメイドに語りかける。 ) 正々堂々と相手に挑むことと、無謀を通して何時も正面からただぶち当たるのを混同してはいけない。大切なのはその場その場の判断だ。君ならば、心配はないだろう。期待しているよ、エレノア君。 [Sat 5 Aug 2006 04:04:33]
エレノア > ―――かしこまりました。 ( リクエストに応える事はサーヴァントの務めだ。 指示される事だけでなく、望む事を知っておく必要がある。 この通り上手く機能してはいないけれど、面倒臭がらない主であれば、致命的なミスを犯す可能性は減らしてもらえていた。 粛々と礼をする、いつもの遣り取り ) 憤怒の君は門を目指す者に条件を定められていないようですが、無節操な者が人界へ渡った場合、閣下の行動を間接的に阻害する可能性があります。 事前に処理する必要はありませんか? ( 知能を持たない、衝動だけで生きるような獣も、ジナイ半島を目指していた。 声をかけ、意思の疎通を図れないと判断した時点で、斬って来ているわけだけど。 〜もっとも勝手に仕掛けて勝手に滅んでもらえば良いとも考えられるが、主の望みに対しては万難を廃したい ) ―――心得ております。 ( 身を潜める時であっても卑屈になる事なかれ、常に優雅に、紳士的に。 『手伝って貰う』 その言葉に高揚する事は無いけれど、確かな価値は見出していた ) [Sat 5 Aug 2006 03:57:17]
グドルフ@台地と樹海の境界 > あれはあくまでも目的のついでだよ、エレノア君。紳士たるもの、計画を立てること以上に臨機応変に対応できる柔軟さを持たなくてはならない。人間の味を知る必要があるか否か、食材足りえるかは、向こうに行って実際に見定めてみればいい。今ここで、是が非でも決めておく必要はないのだよ。 ) ヴァイオレート様が魔界へ戻られたのは、単に力を蓄えるためだけではあるまい。単独で手に負えない人間たちだからこそ、今度は魔界の住人も門の外へ連れ出すおつもりかもしれん。しかし、だ――先にも述べたように、われわれが数において劣るのは間違いあるまい。となれば1対多数が少数対多数になったところで、結果は変わらんよ。 ( だからこそ、消耗戦は不毛だとグドルフは語るのである。腕組したまま、メイドを見下ろして。 ) ジェントルメンとしては、真正面から雑兵を相手にするよりも、指令系統を見定めて随所で叩く方がより優雅というものだ。そのときにはエレノア君、君にも手伝ってもらうぞ。 ( 指揮しているものをたたけば、あとは蜘蛛の子を散らすように霧散するだろう。本当に戦うべき相手は、そんなときにこそ己の前に立ちはだかる。紳士はそう考えているのだ。 ) それに、我々は万一、魔界の門が閉じてしまったときのことも考えてあちら側にいかねばならない。すべてにおいて、まず”知る”事が大事なのだよ。 [Sat 5 Aug 2006 03:38:40]
エレノア > ―――は、申し訳ありません。 ( 今問うには、適切な問いでなかったと。 礼をして、主の言葉を静聴。 けれど… ) 閣下。 閣下は人の味を知りたいと仰せではありませんでしたか? 群れの機能に寄りますが、閣下が彼等の捕食者となれば、接近は容易でないと判断されます。 ( 魔界での闘争の基本は、出会い頭の正面衝突だと思っている。 待ち伏せたり罠を張ったり色々だけれど… 『共同体の内部に入り込んで潜む』 といった策は、有効でないと切り捨ててしまっている節があった。 …全ては、まず人界へ渡るところから…。 ただ、この時点でも、主の言わんとしている事の一部は、理解出来たかもしれない。 群れの穴は――― ) …はい。 人間は、期待するには力不足である感を否めませんが、異界を知る事に、得るものは多いでしょう。 [Sat 5 Aug 2006 03:25:19]
グドルフ@台地と樹海の境界 > それを見極めたいからこそ、私は人間界に赴くのだよ。 ( 人間に対する興味、探究心というのは、グドルフの抱く思いの中でも特に強いものである。 ) エレノア君。私は何も、人間を蹂躙するためだけに彼らの世界へ行くのではない。人間の世界を垣間見たとき、そこから学ぶものがひとつでもあれば、それを取り入れてより趣ある存在へと己を高めたいと思っている。そのために、彼らを知ることが必要だ。よいところは取り入れ、悪いところは捨てる。それがジェントルメンというものだ。 ( にぃ、と小さく笑うと、エレノアのほうを向いて。 ) 彼らがわれわれを警戒しているのならば、なお更総力戦は避けるべきだ。消耗戦になってしまえばわれわれに勝ち目はなかろう。だが、彼らも群れているのならば、必ず組織たる”仕組み”があるはずだ。それを理解できれば、突きくずすのも案外簡単かも知れんぞ? [Sat 5 Aug 2006 03:12:24]
エレノア > ―――恐れ入ります。 ( 褒められたとしても、にこりともしない。 面白みの無い人形を、それこそある意味では杓子定規にしか考えられない存在を、何故彼が傍に置き続けるのかというのも不思議な事かもしれないけれど… 傍に控えるのは当たり前の事で、それを拒まれる事が無ければ疑問も抱かず、ただ従順に礼を返した ) …閣下。 『喜び』などの感情は、それを抱く事実に臨む意識体の数によって変動するものではないのですか? 人間は、勝利を、今日の生存を、どれだけ祝福する存在なのでしょう。 ( この場所には、それがあると感じている。 自分は生憎、意識の曖昧な領域を自分のものとしては理解できないのだけれど… 喜びや祝福の概念自体は知っている。 感情というものを持つ存在にとって、それが明日を夢見る糧になる事も。 …人は、それを持つのだろうか… 持たないのであれば、その生存には存在している以上の意味が無い。 趣など皆無だろう ) ―――『共存』という道を選択した種によって制圧された界と捉えるべきでしょう。 肥大した共同体を内部に向ける力以外の何かで維持する事が可能であるというのは、こちらの界においては現実味に欠ける事ですが。 …閣下。 『ふさわしい』とは、どのような意味合いですか? 『力のみが全てではない』 とされるのは、人間種族によって構成される群れに限定されると判断されます。 憤怒の罪魔が退けられたとすれば、人間種族はこちらの界に属する存在を警戒していると思われますが。 ( 敵としてふさわしいのか。 その内側に入り込んでみたいのか。 どちらかおおよその見当はつくけれど、主の関心事は重要だ。 推測の域ではとどめられない ) [Sat 5 Aug 2006 02:51:49]
グドルフ@台地と樹海の境界 > そう、結局のところ善を名乗ることができるのも、生き残った相手だけだ。死ねばそれまで――負けたものが自らの正しさをわめく姿をみるのは、正直耐えられんよ。 ( エレノアの返答を聞けば、満足そうにうなずいて。 ) 私も幸せ者だな。君のような優秀な部下が側にいてくれるのだから。これからも頼りにしているよ、エレノア君。 ( 人間というものは、存外厄介なものだ、と髭を指先で撫でて思案する。 ) そう考えれば、力のみがすべてのこの世界とは違う――極論を言ってしまえば、力だけでは必ずしもすべてが解決するわけではない世界、か。――ふふふ、ますます行ってみたくなったよ。そういう世界こそ、私にはふさわしいのかもしれんな。 [Sat 5 Aug 2006 02:31:40]
エレノア > ―――恐れ入ります。 ( 無論、二人きりであるからこその発言。 そもそも客人と主の話中には自然口数は少なくなるし、憤怒を司る罪魔をわざわざ刺激しようとはしない。 問われればそのまま答える可能性が十分な辺り、所詮知力2だとしても ) ―――はい。 善悪は勝者によって定められるもの。 個々の個性と直接の関わりを見出す事は困難です。 ですが個人の感覚において、趣を重視する事は重要です。 論理上持てる力には限りがありますが、それを発展させる可能性は、高水準の美意識を持つ種である限り無限です。 ( 『美意識』 は 『知能』 だけれど、あえてそう言うのは話の流れ。 結局力が全ての魔界において、実力が拮抗している(?)相手に仕えるのはいささか奇妙な事かもしれないけれど… 人形なりに、主と定める者には最高の価値を見出しているようだった。 あるいは、プログラムによってそう定められたというだけの話かもしれないけれど ) ―――脆弱な種が生きる術として群れる事を選ぶのは自然な行動です。 群れとしての機能を高める工夫をせずとも、単純に手数を増やし続ける事が可能であれば最後には勝利できるのですから。 その特性を踏まえれば、憤怒の罪魔は単身挑まれたものと判断されます。 減らすよりも早く数を増やす相手に、いささか無謀な戦いを仕掛けたのではありませんか? ( 蟲のようなイメージだ。 次々と屠られる仲間に対して、より以上の数を産む。 敵は消耗し続け、自分達は損害を拡大させる一方であったとしても全滅はしない――― ) [Sat 5 Aug 2006 02:21:57]
グドルフ@台地と樹海の境界 > ふふふ――はっきりものをいうのは君のよいところでもあるが――私の前だけにとどめておきたまえ。かの赤い悪魔は、憤怒をつかさどる罪魔。とめどなく溢れる怒りのエネルギーこそ、あのお方そのものといっても過言ではない。洗練された力が私であるならば、あらぶる感情の力こそ、ヴァイオレート様にほかならぬ。用はどちらがいい、悪いではなく、その者”らしいか”だよ。エレノア君。 ( 幹から背を離すと、傍らに控えたメイドに温かい視線を送った。優しくたしなめるような口ぶりで、そう説明する。 ) ――だが、その絶対的な力をもつお方ですら、人間たちによって退けられた――というのだ。風に乗って広がる不確かな噂ゆえ、とても信じがたいことだが……人間というものは群れを作ることによって、その力を何倍以上にも引き上げる性質を持っているらしい。ここの弱さを数で補う。いささかエレガントではないがね。 [Sat 5 Aug 2006 01:56:11]
エレノア > ―――はい。 低魔であれば、その内に身を置く事すらままならないでしょう。 …ですが、衝動性に過ぎると判断されます。 その地力こそ絶大ですが、洗練されぬ暴力に他なりません。 閣下のような律せられた力の持つ趣を、そこに見出す事は困難です。 ( あるいは、そのような闘争への拘りを超越した力とも言えるのかもしれないけれど。 習うようにイーディス台地へ向けられる視線に、何ら熱が籠もる事は無い ) [Sat 5 Aug 2006 01:49:03]
お知らせ > エレノアが来ました。 『( その傍らに控えて )』 [Sat 5 Aug 2006 01:31:38]
グドルフ@台地と樹海の境界 > ( 腕組をしたまま木の幹にもたれかかるようにして、紳士は目を閉じたまま魔界の空気を感じていた。 ) 君も感じたかね? エレノア君。先ほどのマグマが吹き上がるような魔力の鳴動を。 ( すっと目を開けて、見つめる先はイーディス台地。 ) あの雄雄しき力の奔流こそ、まさしくわれらが王の波動。これだけ離れていてもはっきりと感じることができた。すさまじいとはおもわんかね? [Sat 5 Aug 2006 01:30:49]
お知らせ > グドルフ@台地と樹海の境界が入室されました。 『(待ち合わせの場所にて――)』 [Sat 5 Aug 2006 01:28:11]
お知らせ > ヤヴルガ@台地周辺が退室されました。 『「ん?」 その途中、何度も不幸で小さな何かをプチリプチリと踏みつけながら… ゆっくりと――』 [Wed 2 Aug 2006 23:27:37]
ヤヴルガ@台地周辺 > まっ… この体では、そんな事が出来る筈も無い…か。『―――――ォ ォ ン』(で、望んだ所でどうにもならない…。其の事を実感すれば、視線を前へと戻し… 吐き出すのは、苦笑の様な声音と――竜の顎から吐き出される、唸りの様な音。 その音を耳にする様に、ゆっくりとゆっくりと… そして、ギッ、ギッと 金属が軋む音を響かせながら前へと足を進ませていけば、魔界の空をじっと…見上げ――) 地道に前へと進むとするか!それに、楽しみは後に取っておく方が味が増すと言うからな!!クハハハッ!!『ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ンッ!!』(その空へと吐き出すのは笑い声と咆哮。 釣鐘の音の様な、その咆哮を高く響かせていけば… 廃棄竜は、足元など気に止める事も無く、前へ… 前へと、轟音と土煙を撒き散らしながら、進んで行くだろう。 ゆっくりと、ゆっくりと… ) [Wed 2 Aug 2006 23:25:17]
ヤヴルガ@台地周辺 > (あの悪魔達と出会い、そして最初に門の存在を意識してから…大よそ1日半だろうか。 それから今まで、ジナイ半島へと目指して前進し続けている…が―― 巨体の重さと、動きの鈍さの所為だろうか… 進んだ距離は、大したモノでは無い筈。 まぁ、それでもジナイ半島へと向かっている事は確かなのだる、が――) じれったい。もう少し早く動けないものだろうか… 例えば、そう!この翼が…空を舞う大鴉の様に自由に空を羽ばたく事が出来れば!(その動きの遅さに、溜息混じりにも似た様な声漏らし… それから、夢見る様な瞳で見詰めるのは、背中の翼――――を模したもの。 あくまで翼を模したソレを形作るのは鉄とガラクタ… こんなモノで空を行く事は愚か、爪の先程の距離すら浮ぶ事が出来ない事など、十分承知してはいる…が―― こうも鈍間では、出来ない事すら望んでしまうのだろうか) [Wed 2 Aug 2006 23:17:31]
ヤヴルガ@台地周辺 > ―――― 『――――』 (ソレを巻き起こすは、一匹の竜モドキ。 腕や足、背骨の様なモノが絡み合った手足をゆっくりと前へと進めるソレが動く度に、地面は震えて音を立て… 上機嫌そうに尾を振るう度、土煙が巻き起こり…) ――――ふーむ。 この調子では…まだ暫く掛かるか?『――――』 (その土煙と轟音の遥か上方。 其処に位置する竜の頭… その瞳の部分に存在する人面の様なモノは、遥か前方を見据えながら顔を顰め、そして言葉を漏らして…  ) [Wed 2 Aug 2006 23:10:06]
お知らせ > ヤヴルガ@台地周辺が入室されました。 『魔界の空の下、巻き起こるは轟音と土煙。』 [Wed 2 Aug 2006 23:04:00]
お知らせ > ディント@T樹海付近が帰りました。 『( そして、男は再び放浪を続ける・・・・ )』 [Wed 2 Aug 2006 22:44:11]
ディント@T樹海付近 > ( 男は笑う ) ―――俺を負かしてみろ ( それができるだけの存在が多いことも男は知っている。 )( しかし、そのような存在に男が出会っていないだけの話だ ) ―――何処にいる ( 男は確実に己を負かす事ができる存在を求めている )( それによって得られる敗北は己を更なる高みへと昇らせていくだろう )( 故 ) 何処にいる。俺を負かせるヤツ―― ( 男は笑う ) ( ただただ、笑う ) [Wed 2 Aug 2006 22:43:01]
ディント@T樹海付近 > ( ――――男は知っている )( 敗北と言うのもまた、勝利を焦がれる者にとっての、勝利への起爆剤であるということを ) [Wed 2 Aug 2006 22:35:33]
ディント@T樹海付近 > ( 闘いは二つの終わりしか存在しない。 )( 勝ちか負けか。生か死か。勝利か敗北か ) [Wed 2 Aug 2006 22:31:39]
ディント@T樹海付近 > ( 男は己自身が愚かであることを知っている。 )( 人間界というのがどういう場所かは知らないが、それでも自分自身が単身向かったところでどうにかなるような場所ではないことも知ってる )( それでも、男は闘いに焦がれていた )( 男は悪魔であった。それが欲の固まりと言うのならばなるほど、 )( 男は確かに闘いに餓え、相手を虐げることに悦びを求めているのだろう ) ―――― ( 相手を虐げることももちろんのこと、闘いによって得られる勝利と言う優越感にも焦がれていた )( そして男はもちろんのこと、逆のことも知っている ) [Wed 2 Aug 2006 22:28:00]
ディント@T樹海付近 > ( つまらねぇ、と男は足元の死体を見て声に出さずに言った )( 男の声は声にもならず、ゆっくりと紫煙と共に吐き出される ) ―――― ( 男は血色に染まった靴先を地面に擦りつけ、歩き出した )( 男の向かう先には草地の切れ目がある。その向うには枯れた大地がただただ、広がっているだけだ ) ―――― ( つまらねぇ、と男は再び呟いた。 ) [Wed 2 Aug 2006 22:20:54]
ディント@T樹海付近 > ( そいつはそこにいた )( よれよれの黒のスーツ。両手にはめたナックル。吹く風から髪が乱れないようにしているように、男は髪を撫で付けた ) ―――― ( 嫌な風邪が吹く。いや、この風は男にとって、とても心地が良いものだった ) ――――。 ( 男は煙草を取り出すとそれに火を点けた。 ゆっくりと紫煙を吸いこみ、吐き出した ) [Wed 2 Aug 2006 22:10:32]
お知らせ > ディント@T樹海付近が入室されました。 『そこは樹海に近い、まだ緑がわずかに残る場所――』 [Wed 2 Aug 2006 22:05:03]
お知らせ > ヴァレリア@紅い海辺が退室されました。 『 杖と少女の旅/U 紅い海にて 』 [Wed 2 Aug 2006 02:17:03]
ヴァレリア@紅い海辺 > ( 少女の歩みは遅く、門まではまだしばらくかかりそうだった。 それまで私達の命があれば、良いのだが。 旅は続く。 ) 【With it. May I have it too much without rubbing the point against ground? survives very much.(それと。あまり先端を地面に擦りつけないで頂けると非常に助かります。)】 [Wed 2 Aug 2006 02:16:13]
ヴァレリア@紅い海辺 > 【Unquestionable. Muster? Do you not hungry?(問題ありませんか、マスター?お腹は空いていませんか?】( 曖昧な返答若しくは総スルーがいつものパターンだが、返事の代わりに彼女はやがて海を見るのに飽きたのか、東に向かって気だるげに歩き出した。 完全に方向を見失っているわけではないのか、偶然正しい方向に進んでいるのか。 ) 【Toward the "gate"? Then, direction in the southeast a little more. (「門」に向かっているのですね?それなら、もう少し南東の方角です。】 [Wed 2 Aug 2006 02:07:40]
お知らせ > ヴァレリア@紅い海辺が入室されました。 [Wed 2 Aug 2006 02:00:13]
ヴァレリア@紅い海辺 > ( のろのろと溶岩の海に向かっていくマスターだったが、当たり前の結果として海岸まで20mも近付くと熱波に頬を焼かれて嫌そうな顔をして、もっと遠巻きに紅い海を眺める事にしたようだ。 迷ったのと海に出くわしたのは別件だろうか。 ぼんやりと遠くを眺めながら佇むマスターの手に握られて、ただ周囲を警戒しながら報告すべき事は無いかと沈黙した。 ) [Wed 2 Aug 2006 01:53:41]
ヴァレリア@紅い海辺 > ( 昨晩までのログが正確に記録されているのなら、確かマスターはジナイ半島を目指しててこてこと歩いていた筈だった。 その方向になにか彼女の固執する「門」とやらがあって、それは異界に抜けるものだという検索結果も出ている。 興味深い行動であった筈だが、矢張り彼女の考えて居る事はよくわからない。 単にその日その時の思いつきだけで動いている気もしないでもなくなってきた。 さて、あまりマスターに対す愚痴を言うものではない。 気を取り直して周囲を見渡してみよう。 ) [Wed 2 Aug 2006 01:47:50]
ヴァレリア@紅い海辺 > ( 道に迷っています、と今更ながら助言してみる事にした。 明らかにおかしな方向に逸れているにも関わらず、不必要に自身ありげな足取りだったので黙っていたが。 現マスターである悪魔の少女の歩む先は、熱風迫る真っ赤な溶岩の海。 そのままどぶどぶと水泳でもしようというのならできればパラソルの見張り番でもしていたい所だ。 相変わらず聞いているのか居ないのか、彼女はのてのてとマイペースに歩いていった。 ) [Wed 2 Aug 2006 01:41:39]
お知らせ > ヴァレリア@紅い海辺が入室されました。 『We meets an accident Muster.』 [Wed 2 Aug 2006 01:39:11]
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