決闘空間4 [Reload]
参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 審判員さんが帰りました。 『(暫くの間足止めを食らった。)』 [Sat 29 Apr 2006 03:34:00]
審判員 > (使い手だけでなく、周囲にも傷跡を残した決闘が終われば辺りを包んでいた強い気配の様な者も消えて。少し離れた場所から様子を伺っていた外套を纏う男は地に膝を付きながら荒い呼吸を繰り返す。)嫌な遭遇ですね・・・・・。(身体の中、酷く乱れる魔力の流れを落ちつけようとしながら呟く。まさか間近で聖剣同士の戦いが行われるとは思ってもいなかった為、周囲に広がる余波の影響を避ける事すら叶わずに、足止めを食らってしまって。それでも飛来物の類を避けれたのは不幸中の幸いと呼ぶべきなのだろうが・・・)やはりアレが原因でしょうね。(数週間前から唐突に訪れた圧迫感や変化が、目前で行われた戦いが原因であることを確証すればポツリ呟く。)(さすがにあの戦いを見た後で聖剣使いと接触しようとは思えず、自身の身体がちゃんと動くかを確認すれば足早にその場を後にしようとし)・・・?(何かが消えた様な感覚を覚えながらもその場を後にしようとすれば・・・・怪しげな鉄仮面に呼び止められ) [Sat 29 Apr 2006 03:33:49]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 今宵も、聖堂騎士に回収される事になるのだ。 )』 [Sat 29 Apr 2006 03:32:27]
維言 > ( 崩壊と再生、元在ったように傷を「 巻き戻す 」 奇跡の形。 デュエルフィールドが砕けて、世界が音と色を取り戻す頃には、飛び散った筈の血液すらも身体の中に戻されて、地に崩れ落ちてぜいぜいと、荒い息を繰り返す黒尽くめだけが、残される。  ――― べったりと汗で張り付いた白髪の陰から、見やる先。闇夜の奥へと去る、後姿。 崩れそうな背は、けれど 願いが果たされるか、砕けるかまでは、折れそうもない。 …そんな印象と景色に、遠く忘れ去った何かが、重なった気がした。 )  …… 貴方は 何を、願っ て  ―――  ( 問いかけは、届いただろうか。 …どちらにせよ、確認の術は無い。 ずるりと、視界も意識も暗転して――― ) [Sat 29 Apr 2006 03:30:31]
お知らせ > −夜−さんが帰りました。 『勝てなかったらその時は              ?』 [Sat 29 Apr 2006 03:26:40]
−夜− > ( 気が狂うんじゃないかという激痛。死の一歩手前の体感。 再生の過程で痛みと意識が蘇り、老婆は暫く身を痙攣させながら低く唸っていた。 だがそれも、デュエルフィールドが崩壊を始めた頃に収まるだろう。 …老婆はゆっくりと立ち上がり、傷ついた聖杯を握り締める。 ) …………。 ( 言葉が出てこない。戦った相手に何も言い残す余裕が無い。ただ、精神を刻んだ激痛と勝利をまたも逃した結果に老婆は酷く不安定だった。 )      ぅ    ぅうぅぅ……。 ( またもう一度唸ると突然よろめくようにその場を離れ始める。 向かう先は森の奥だ。 ) …… か、勝たなくちゃ……。 ( とだけ、言い残して。 ) [Sat 29 Apr 2006 03:22:21]
維言 > ( 己が指先で辿った文字が何かは、分からなかった。無意識に、一番最初に覚えて、一番長く接してきたモノを描いたんだろう。 退魔の業。聖句使い。 降り注ぐ光の源である書物を抱えた侭、ずるりと視点が下がって、膝が地に着いた。 降り注ぐ光は――― 後一歩、足りなかった。追撃を放つ力は、もう己にも無い。 雷鳴の如き緋光が薄れ、消える頃。  硝子の虚を叩き割るような音が、高く響き――― ) [Sat 29 Apr 2006 03:16:16]
−夜− > 【本体:5→1】 ( 光ったと思った。雷だと、思った。雷鳴が轟いたと。 しかしその閃光は空からではなく、イコトから放たれたものだった。 既に生きているのか怪しい老婆の身体に降り注ぐ光。その刹那。 老婆は地に付していた。傷ついた聖剣を握り締めながら。 ) ―――………。 ( 激痛に意識が遠のく。けれどもギリギリの所で、辛うじて自分は生きているようだと、少しずつ再生していく己の身体を見て思った。 これで今日はお終い。今日も勝てなかった。今日も、今日も、今日も、今日も、今日も勝てなかった。   明日は勝てるのかな? )       。 ( 老婆の指先が動く。 ) [Sat 29 Apr 2006 03:10:20]
維言 > 【間接】 ( 千切れた胴体の中で、臓物がごぼっと音を立てる。それが、無理矢理に呼吸を繋ぎ、使い手を繋ぎ止めようとする聖剣の意思なのだと、痛い程に伝わってくる。 よろめくように、横に一歩。 脇腹が、抉れて其処に無い。聖剣の加護下で無ければ、とっくに息は絶えている。 ――― お互い、満身創痍なんて言うのもおこがましいような、倒れ無い死体。  ずるずると高速で細胞が、臓物が、皮膚が巻き戻されてはいくも、思考の構築まで至らない。  ――― 為すべき事。出来る、事。  泡沫の一片と共に浮かんだのは、一番最初に覚えた聖句の欠片。 この身は古い、退魔の業。 脇腹から溢れる濁った血に塗れた指先が、ずず、と書の表紙をなぞった。蚯蚓のような線で文字を象り――  )     ( 聖なるかなを唱え続けた呪いの声が、閉じられたフィールドに響く。 赤い光は三度、焔の如く空に浮かびて、閃光を放つ―――ッ! ) [Sat 29 Apr 2006 02:57:59]
−夜− > 【白兵】 ( 雨が上がった後の老婆はボロボロだった。右手は肘から捻りもげかけ、眼に直撃したのかその片目が陥没している。皮膚が裂け、剥がれ、臓物が零れ落ち、それでも老婆はまだ立っていた。 穴の開いた首からは隙間風のような空気の音はしない、呼吸は止まっている。これ以上喋る事も出来ない。 ただ、立っているだけだった。それでも時間と共にその傷は塞がれていくのだろうが、その前に影がもう一度形を成す。これで最後だ。 ) ――― ……。 ( 老婆は動かない。老婆は動かない。しかし影は待ち構えていた、相手の攻撃を。 ) [Sat 29 Apr 2006 02:48:03]
維言 > 【聖剣耐久:10→4】 受け取って頂ければ、幸いですよ。 ――― どうにも、私は気持ちというモノを伝えるのが、下手なようだと最近気付いた感じです、から――― ( 飛来する樹木の纏う螺旋の風と、降り注ぐ赤い暴虐が織り成す、聴覚破壊のカルテット。 その中で、束の間の静寂を縫うように発した言葉は、何処まで届いたか―― 穿つ赤光に射抜かれても、巨樹の勢いは和らがない。書物を盾のように掲げ、舞い散る紙面が赤い盾となって、勢いを殺そうとし―― ソレでも、殺しきれなかった一撃が、臓腑を打ち砕く衝撃となって、腹部で弾けた。 )  ガッ、アァァ―――ッッ!! ( ざざざざざざざっっ!! 足が地から浮き、螺旋の一撃は臓腑を破り、腹を割く。 ぼたぼたと赤黒い体液と千切れた臓腑が、地面に落ちて。 それでも――  まだ、呼吸は止まらない。指も書物を離さずに。 どろりとしたモノが、空気に混じるだけ。 ) 【神剣効果:本体6→7】 [Sat 29 Apr 2006 02:36:13]
−夜− > 【聖剣7→3】【爆射三発使用】は、よしなって。お礼だなんて水臭い。 けど、そこまで言うんなら ( 回転する樹木を貫く光の束。幾つかは風のうねりと巨木を食い破りながら此方へと飛来する。 老婆は言われた通りに両手を広げ―ー そして杯から零れ落ちる影がその老婆に纏いつき、黒の盾となる。 ) 折角だし、貰っておこうかねえ。 ( そして再び老婆はその洗礼を受けるだろう。激痛にあげる叫びも、その轟音の中に掻き消えて誰にも、自分にすら届かない。 ) [Sat 29 Apr 2006 02:30:01]
維言 > 【間接】 只今、リアルタイムで学習中ですよ、フレア・ロンド。 ですから――  私から、これが心を込めた御礼の形。 ( もしもこの空間に精霊を見る力を持つ目が、耳があれば、引き千切られる風精霊の悲鳴を聞いたのかもしれない。舞い散る無数の木片に頬を、額を、手の甲を裂かれながら、鎌に刻まれた文字を指先で素早くなぞり。 )  どうか両手を広げて、全身で受け取って下さると宜しい――― ( 凌ぐでは無く、越えてやるとはどれだけの無理無茶無謀。されど撤回もせず、文字をなぞりきった瞬間、鎌の輪郭が崩れて再び、ソレは書物の形を取る。バラバラと竜巻に煽られる紙片が中空に舞い上がり、轟々と唸る風に聖なる呪いを混じらせた赤い光が紙片より、巨木に。そして、その先まで穿たんと放たれる――ッ! ) [Sat 29 Apr 2006 02:15:41]
−夜− > 【間接】 ホ、良く凌いだね。流石だよ、そうでなくっちゃァ。 但し、アタシはそれで勘弁してあげないよ。覚えておきな?ババァは基本的に意地悪なんだ。 ( 一息しか吐かせない。既に影は次の樹木を抱え上げていた。 今度は振りかぶるのではなく、振り回し振り回し―― 轟々と音を立てながらやがてそれは竜巻のような強風を巻き起こす。バラバラになった木の破片が再び宙を舞うだろう。 ) ―― そらッ!コイツは凌げるかいッ!? ( そして影は手を放し、高速回転を続ける巨木がイコトへと解き放たれた! ) [Sat 29 Apr 2006 02:08:19]
維言 > 【聖剣耐久度:13→10】 ええい、いつもいつも偉そうに世界を呪うのなら、この程度弾いて見せなさいとか言いますとも、偽罰誓願―――ッ! ( 純粋な質量と速度の暴力と、超越の力が正面からぶつかり合い、軋みながら削り合う。 がりがりがりがり、耳障りな音と共に細かな木片が飛び散り、飛来の勢いを殺しきれずに身体ごと押し切られそうになりながら、自棄っぱちじみて叫ぶ、言葉。 刃に刻まれた緋文字が発光し、次の瞬間――― バァンッッ!! 発破でも仕掛けたが如く炸裂音と共に、樹木が無数の木片になって、弾け散った。 )  ……ハー…ッ なるほど、ソレで言葉も滑らかに。合点が、いきました。 …ならば、今だけは心配せずとも良いという事ですね。僥倖。 ( ばらばらと、それこそ雨のように降り注ぐ木片の下、先程までより多少、禍々しい輝きの薄れた鎌をぶら下げて、ゆらりと笑う。 ) 【神剣効果:本体5→6】 [Sat 29 Apr 2006 02:00:17]
−夜− > イったァァァ――! ( 投げた樹木が飛来し、それが直撃する寸前に確信して老婆は叫んだ。 鎌での寸断によってこれが致命傷というわけには行かないだろうが、有効的なダメージになると。 老婆は思わず握りこぶしを作るだろう。 ) ああ、そうさな。あんたまだ若いしねェ――… 歯は大事にしなよ?折ったりしたら可愛い顔が台無しさね。 ま、この戦いじゃ幾ら折っても鮫みてェーに何本でも生えてくるけどサぁぁ―― っ! ( しかし既に失ってしまった歯までは生えてこないのだ。 ) [Sat 29 Apr 2006 01:52:28]
維言 > 【白兵】 ( 溢れ出た血は、口の中を切った訳じゃない。その程度のかすり傷なら、傷にすらならず、聖剣が「 巻き戻す 」 シェイクされた名遺贈が、何処か破れた気持ち悪さと一緒に、喉元まで熱いモノが込み上げてくる。 拭う傍から零れるソレに構うのをやめて、手にした処刑鎌を翳し、構え。 ) ――― 一応、一生モノですから、オコトワリしてみたい、次第――ッ! ( 試した事が無いから、分からないのだが。 身構えた先、影が。彼女の小柄なソレでなく、山が鳴動するが如き畏怖に、まずいと思ったのは増幅された感覚、直感。 飛来するものは、矢と言うには巨大過ぎる暴力。振り被った鎌で寸断せんと、一閃するが――! ) [Sat 29 Apr 2006 01:34:44]
−夜− > 【間接】 ( ぶつかり合った中間点から、二人の距離は再び離れる。老婆は同じく血を口から滴らせながら、ぺっと何か白いものが混じった血の痰を吐き捨てる。それは老婆の残り少ない歯だった。衝撃で折れてしまったのだろう。 ) ふははッ!歯が折れっちまったよォォォォ!ふひゃひゃ!ひゃがおれっひまったよほぉ!やってくれるじゃないかィ小娘ェ…!やってふれるひゃないかひこむふめぇ! ( 影が木の残骸を軽々と持ち上げる。聖剣の力か、新しい歯がぐぐぐと生え、もう一度血を吐き捨てる。 ) てめェの歯も圧し折ってやるゥゥゥ――っ! ( そして振りかぶると、その樹木の割れて砕け、鋭く尖る面を相手に向かって投げつけるッ! ) [Sat 29 Apr 2006 01:27:20]
維言 > 【本体7→4】 かふっ、ハァ――…ッ! ( 影の拳と、処刑鎌。 互い現し世の姿は取れども、聖剣の名を冠された尋常を超えた、一撃の相殺。 拳と刃のぶつかり合った場所から広がる衝撃が、木の葉を散らし、枝を折る。 身体ごと突っ込んだ矮躯の身にもそれらは襲い掛かり、激突から散会の様は、まるで映し鏡。  弾け跳んだ身体は、幹を残した樹木に激突し、息詰まる唇から赤色が飛び散った。 )  …ッハ――…流石、まだ足りませんか。 ( ずるりと地面に落ちた身体が、見えない糸に繰られるように、立ち上がる。 口元の赤を、鎌を握り締めた侭、手の甲で拭い取った。 ) 【神剣効果:本体4→5】 [Sat 29 Apr 2006 01:16:28]
−夜− > 【聖剣:11→7】 ぐげ……ッ! ( 振り下ろされる拳。振り下ろされる処刑鎌。空中でぶつかりあった二つの影、炸裂音と衝撃波が走りその勢いは互角―― 否、相手の方が上か。 老婆の体は弾き飛ばされるように後方へと吹き飛び、なぎ倒された木々をクッションにでもするかのように。地面に倒れた木の残骸がその衝撃で更に細かく砕けるだろう。そしてぱらぱらと老婆の上に降り注いだ。 ) カ、ハァアァァ………――― ッ ( それでも尚、老婆は立ち上がる。 ) [Sat 29 Apr 2006 01:09:22]
維言 > 【強襲】 ――― 騒がずとも、参りますとも。偽罰誓願エクスキューター。 ( 書に冠された名を唱え、緋文字をなぞる指が、水面に沈むが如く ずぶり と、埋没して。 鞘から剣を抜くが如く、引きずり出したものは―― 夜溶ける黒鉄の、処刑鎌。 身の丈を越える凶器を片手で担ぎ、ダンッ!! 大地を蹴り付けると、地面であった場所が爆撃にでもあったが如く、陥没する。 )  残念ながら、それは私の台詞だとも言って見ます―――! ( 白髪を靡かせての疾駆の到達点は、いっそ中空。 互い距離を詰めようと「 跳んだ 」結果、距離は瞬時に千から零へと変換される。 振り上げた凶器の先端を、迫り来る影目掛けて振り下ろす――! ) [Sat 29 Apr 2006 00:57:28]
−夜− > 【強襲】 うらあぁぁぁ―― ッ! ( 立ち上がり、ざんっ、と大地を蹴ると幸運にも無事だった木を中間点にもう一度跳躍。その木が圧し折れ、ずぅんと大地を揺らすより早くなぎ倒された木々の残骸の上を跳躍し、一気にその距離を詰めようと。 影が空中で両の拳を合わせ、握り―― ) アガガガガっ!アギィィィ! 脳漿ブチまけなアァァ―――!! 飛び散らかしてェェ―― お花さん達や樹木さん達に栄養ォォォォ―― ッ! ( 振り下ろしたッ! ) [Sat 29 Apr 2006 00:48:16]
維言 > ( 緋い雨が降り注ぎ、散らせるモノは紅い色。 灼かれ、薙ぎ倒された木々が今度こそ断末魔じみて、轟音以って地を揺るがし、倒れていく。展開した緋色は閃光の勢いが衰えると共に薄れ、聖句の形に戻って書面に再び、記された。 ――― もふもふと上がる土煙。その先に、蹲る姿を見つけた。 )  これで、多少なりと遠慮無く参れるでしょう――  いえ。参ります。 ( 手傷は負わせど、彼女の心はまだ折れない。 ざっ。 足場を確認し、再び構えを取る。 ) [Sat 29 Apr 2006 00:40:29]
−夜− > 【本体:8→4】――ッ! ( 鬼火のような光を見たかと思うと木々をなぎ倒す音が近づいてくる。老婆は咄嗟に両腕で己の体を庇い、閃光の雨を身に受けた。肉が抉れ、服が弾け、鮮血が舞う。それは正しく弾丸の雨とでも言おうか。 ) ……ッ! う、    ぁ……ッ! ( 今日は生憎の曇り空。けれども降ったのは雨じゃなくて己の身を貫く刃だったなんて。 その雨が止めば、老婆はがくりと膝を突いた。 ) は…… ははッ。見晴らしが良くなったねェ。 ( 傷口は急速に埋められていくが、ダメージは大きかった。 ) [Sat 29 Apr 2006 00:35:35]
維言 > 【間接】 ( 風のおとは鳴り止まない。断末魔の悲鳴は―― これから、奏でるものであれど。 聖魔の混在した血を啜った書物は、一番最初の夜の如くその力を、充足させた。 ざ――っ! 書物の形はその侭。緋色の光を放つ紙面が風に煽られ、開かれて。 )  ええ。覚悟は完了しておりますとも、フレア・ロンド。  では始めましょう――― 今宵の宴を。 ( 開いた紙面から、赤く輝く聖句の群れが、中空に展開していく。禍々しい緋色は、木々の向こう側からでも視認するは容易かろう。 呪いのように積み重ねられた聖なる句が―― 次の瞬間、閃光と化して木々を薙ぎ倒し、彼女の立つ場を探して降り注ぐ――! ) [Sat 29 Apr 2006 00:15:17]
−夜− > 【白兵】 ( やはり、視界が悪い。暗闇のせいではなく、木々のせいだ。闇自体は見透かせなくとも聖剣の力によって感覚が研ぎ澄まされ、相手の大まかな方角は判るが、途中に木によって物理的に相手の姿を見失いがちだ。 おまけにこの足場、人が立ち入る事を全く想定して居ないこの足場。注意せねばならないだろう。 老婆が掲げた杯から黒い塊が零れ落ちていく。 ) それじゃあ、戦ろうかね。覚悟は良いかい? イコトッ! ( 己の殺気を放ちながら、その黒の塊は人方を成していく。そしてまずは相手の出方を待とう。 ) [Sat 29 Apr 2006 00:04:35]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『 漸くとか仰らないで下さいよ、【偽罰誓願】 ――― 』 [Fri 28 Apr 2006 23:50:58]
お知らせ > 審判員さんが入室されました。 『決闘空間の外、様子を伺う影一つ』 [Fri 28 Apr 2006 23:50:00]
お知らせ > −夜−さんが入室されました。 『さあ、行こうか。【神座召躰】ワガミヘトマネクカミノザ ――― ッ!』 [Fri 28 Apr 2006 23:48:58]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 最後の記憶は、彼女の名前と指先の熱。 その侭、大聖堂まで拉致られるのだった。拉致。 )』 [Tue 18 Apr 2006 02:05:01]
お知らせ > キリエさんが退室されました。 『( 彼女を連れて行ったのは、黒服の怪しい男でしたとか。 )』 [Tue 18 Apr 2006 02:03:03]
キリエ > ( 力なく握ります。それはもう、今にも消え入りそうなくらいに。そうして、やがてぐったりと倒れ臥す二人。やがて隠蔽工作にやってきた聖職者諸君なり黒服の怪しいお兄さんなりがやってきて、其々のねぐらに連れて行くのだろう。そこら辺までは考えるまでも無い。こんな所に倒れっ放しじゃあ、明らかに怪しいもの。周囲の風景とか鑑みても、ね。 ) ――― 嗚呼、そっかい。こちとら、只の、単、なる、人形、師、の。多々、良、霧江。 ( 途切れ途切れ。体力に限界。精神力も限界。後はもう、完全に意識を失って倒れる他、無い。 ) [Tue 18 Apr 2006 02:01:36]
維言 > ( 目は合わせていても、見えているのかどうか胡乱で虚ろな黒色が、ゆらりと動く。 差し出された右手――  今は閉じた大判の書物を脇に抱えて、握り返す。  引き揚げろといわれても、今は無理です ご勘弁――― )  ええ。 望む終わりを探して差し上げる。 私は、そういうモノですからと、今更自己紹介。 維言と、言ったりします。 ( 逆に。 ぎりぎりの身体と心を支えるのは、いつだって 無い府の上で笑う魂。 だとしたら、いっそ自然なくらいに。 )  代わりに、ほら――  さくら、でしたっけ?  ( とは、いえ。 散りかけの桜花は、今宵の騒ぎで地に落ちて。 代わりにちらちら、燻る火の粉が 赤く、緋く。  ざすり。 手を握ったままで、今度こそ膝ついて。 )   分かりませんと言いますよ。 勝負なんて、今宵も明日も、時の運―――  ( その辺りは、色々と神秘な力が働いたりする時もありますよね、まいごっど? 聞かれても神様だって困ったもの。  うっそりと笑った白髪の下のツラが。 べったり 地面に接吻かましにぶっ倒れた。  ――― そんな、今宵の電池切れ。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:56:59]
キリエ > ( にへらと笑い、辛うじて動く右手を差し出そう。一見すると何のためかワカラナイだろうが、一応握手を求めている心算。決して引き上げてもらおうなんて思ってません。 ) 嗚呼、そりゃ、良い。他の連中に、なぶり殺し、に、される、より、は、マシなのを、期待してるよ ――― ( なんて、軽口なんぞ叩いたよ。もう肉体的にも精神的にもボロボロなのに、だ。 )――― ハ、違いない。夕焼けは、流石に、無いけど、ね ――― ( 首だけで見上げる。正直かなり痛い。前進痛いのに首だけが例外なんてはずも無く。と言うか健康体でも正直この姿勢は痛いと思うがそこんとこ如何だろう。 ) は、そりゃ、こっちが、負けるに ――― 決まってる、じゃない、か。 ( 自慢じゃないが、タフネスだの腕力だの素早さだのはそもそも地力が違う。聖剣のブーストが無けりゃ、ちょっと器用なだけの一般市民に過ぎないのだから。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:46:28]
維言 > ( ばっさばさの白髪に囲まれた胡乱な目付きは、巻き戻されたとはいえ、心臓に孔とか開いた直後で。顔色も、元々宜しく無いのに加えて、死人の色になりそうな有様。  何処か嬉しそうに。 少しだけ、まだ 外れた箍が戻っていないような、笑顔を見下ろして。 )  それもまた、上等。 ご安心なさいませ。  もしも魔女と呼ばれて、石礫以て追われるようなことになったとしたら――  私が、ちゃんとあるべき場所に送って差し上げる。 ( ふふん。胡乱な色だけの無表情が、戦いの最中に見た彼女の三日月を映すよに、わらって。  こうしてしゃがんでいるのも、実は結構辛いとかは、口に出さない痩せ我慢。 立てって言われても、今は無理です上司様。 )  殴り合いの後は、友情が芽生えるものらしいではないですか。 拳以外の語らいも、いずれ――  お互い、生きており まし た  ら   ?  ( スローモーションに流れる確認めいた言葉。 殴りあいでもマウントポジションでも、受けて立つとは誰の声。  ええ。何も聞こえませんでした。  ちなみに性癖は秘密です。  秘密。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:39:09]
キリエ > ( そんなこんなでぶっ倒れてるこの人。どんな表情で居るかっつったら ――― へらりと笑っているのであった。どうにかこうにか満足したらしいね、この阿呆は。 ) ――― いやはや、断る理由なんて、無い、けどさ。ひょっと、した、ら、唐突に、襲い掛かっ、たり、しちゃうかも、よ? ( 未だ整わぬ呼吸。当たり前だ。こちとらそもそも一般市民。戦闘職の面々とは基礎体力が違うのである。勿論、悪い意味で ――― 威張る事ではない。まぁさて置き。辛うじて、首と右肩から先くらいは動かせた。 ) しかし、お友達から、ねぇ ――― まるで、自分に好意でも、あるみたい、じゃないか。 ( 良いのかい、俺はノンケだってかまわないd ( プツン。ザーザーザー ――― ) 謎の電波なんてありませんでした。無かったんです。そんな事実は。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:32:09]
維言 > ( 辺りを見渡してみれば、来年の花見が少々一部、困難になりそうな有様――  川辺の全域じゃないのが、まだしも救いかもしれない。 夜に紛れ、闇に消える見届け人が いずれやぶつかる可能性もある存在とは知らぬ侭に。今宵の邂逅は、次に芽吹くまでの沈黙。  形を残した桜の枝に、ぱちり 爆ぜる火の粉が、まるで――  一夜遅れた、桜花の盛り。 はらはらと、爆ぜて散って、落ちていく中。  今宵は飽食したか、今だけは静かな書物を抱いた矮躯が、ずるりずるり、引きずるような足取りで近づいていく。 其処に害意やらを見出したなら、即座 何処ぞに控えている聖堂関係者が止めに入るのであろうが――  )  ……当たり前ですよとか言いながら、実はわたしも痛かったりします。  これじゃ、友愛を深める為の拳も振るえませんから――― ( …ずるり。 近くまで来て、立ち止まって、しゃがみ込んで。  何処までも性別を間違えられる宿業負った黒尽くめは、胡乱な黒色で、彼女を見詰めて。 )  まあ、取り合えず。まずはお友達から、始めませんか?  (  殺し合いの直後に、無茶苦茶言った。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:25:18]
キリエ > ( ちなみに、戦闘があった場合食費が三割増だそうです。計算がややこしくなるので勘弁してくれ ――― なんて、どっからか。 ) ――― はぁ、はぁ、は ――― ( 無理にでも、酸素を求める体。女だってのは多分気付いてない。少なくともこいつは。何かと鈍感ですから。はい。 ) ――― は、ぁ。全く、これは、なんと、言うか。とても、痛い。 ( 立ち上がる気力も、体力もなし。節々には修復の追いつかぬ激痛。嗚呼、とてもじゃないが立てる余裕なんか無いよ。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:19:55]
お知らせ > Judgeさんが帰りました。 『( 箒に乗った魔女は夜空へと消え征く )』 [Tue 18 Apr 2006 01:19:00]
Judge > ( 破壊された川辺の散歩道。 未だ桜の木に燻る火の粉を尻目に――勝負を見届けたローブ姿の魔女は無惨に破壊された川辺を後にするだろう。 始末はパプテスの運営者達が滞りなく、いつものよう事件を隠蔽し此の戦いもまた不幸な事故として処理されるのだろうか。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:17:29]
維言 > ( 主に穿たれて、討たれて、飛ばされた痕跡が衣服に残る。 胸元に貫通の孔は空いていようと、マントと衣服の二重奏が、肌の露出をかろうじて防ぐ――  どうせ見えた所で、膨らみなんかありません。 そういえば、こんなのでも一応女ではあったと、追記。非常に今更な上、口に出さないから無意味にも程が。 )  ……消耗戦にも、毎度、程が。 ( 魔を滅する時には、聖書のように。 聖を倒す時には、断罪の鎌。 無茶な変形を遂げる大判の本は、初回程で無くとも赤い光を削られて、また何処か、弱々しい。  それも――  閉じてしまえば、只の書物。今は。 今、だけは。 )  …… 愛の告白も、友情ぱーわーも、聞いて下さる余裕はなさそうで、残念とか呟きますよ。  ( 呟きと言いながら、風に乗せて聞かせるように。 伏した娘に向けて、一言を。 そして――  憩いの川辺と言うには、色々と申し訳ない惨状を ぐるり、見渡した。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:13:45]
キリエ > ( 目立たずとも血に染まり、焼け焦げて原型を留めぬ衣服。辛うじて、腰から下が残るのは漫画的お約束 ――― なんて、電波。倒れ臥したまま動かぬ娘。辛うじて息はある。だが、その吐く吐息は妙に熱っぽく。いけない。之は、何と言うか。新しい領域に(めざめちゃいけないものが)目覚めてしまいそうだ。これはいけない。いただけない。しかし ――― それだけ、苦痛より快楽が勝っていたということだろうね。何かもう、この戦い終わる頃には性癖変わってそうな、予感。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:08:17]
維言 > ( 戦闘終了。 聖剣耐久値4+1=5 ) [Tue 18 Apr 2006 01:02:01]
維言 > 【聖剣HP8→4】 ( 破魔の矢は、黒に削れてがりがりと。黒を削ってバラバラと。 互いが互いを食い合って、命を落とす蛍火に似て消えるたびに、互いが力を失っていく。  そして、使い手にまで届かなかった互いの力が、全て削れて落ちると同時。  ―――  箱庭の舞台が、再び軋む。 今宵の終わりを告げるよに。  ずるりずるりと、心臓に穿たれた孔を修復される過程、ごぷんと、濁った黒血を吐き出して。 ばぢばぢと、赤い光と焔の燻りすらも消しながら、穿たれ、焼け焦げた跡だけが爪痕のように残された川辺へと――― 還っていく。  )   はっ、ぁ……! ( かろうじて、膝を着くのだけは堪えた先で。 もう一つの身体が崩れるのを、見た。 ) [Tue 18 Apr 2006 01:01:34]
キリエ > [戦闘終了。聖剣耐久値:6+1=7 本体:1+7=8] [Tue 18 Apr 2006 00:54:44]
キリエ > [聖剣耐久値:10-4=6]( 蛇の如く舞う風は、矢を絡めて圧し折ろう。無論、此方とて無傷とは言わない。黒金属が受けるダメージは、精神的な苦痛となって降りかかる。だが ――― この高揚感にある内は、それすら甘美な快楽となる。が、矢張り肉体的にも精神的にも限界が近付くよ。特に ――― 本来のこの体の持ち主の精神は、色々な意味で限界に近付いている。そして ――― ボロボロの体が崩れ落ちると共に、箱庭の楔は解き放たれる。衣服は其の侭であるが、体の傷だけは癒えている。まぁ ――― 根こそぎ持って行かれた体力は、其の侭なのだけれど。 ) [Tue 18 Apr 2006 00:53:30]
維言 > 「間接」 ( 襲撃の呪いは降り止めど、轟々と盛る焔はまだ、次の生贄を。次の魔性を探して止まない。 ずるずると流す血を傷口が啜る、まるでそれは  ―― 血を啜りて糧とす魔物のような有様で。 互い、もう、ズタボロで。立っていられるのが不思議なくらいなら――  )  壊れるくらいの愛も注いで差し上げましょう、魔属認定――  貴女が望む形の滅びを、差し上げる為に――  ( 唄い謳う、艶めく魔性を前に、睦言のよに嗤う。 再び破り取った聖句の赤を、今度は―― 射撃の矢の如く、一条、二条―― 撃ち出さんっ!! ) [Tue 18 Apr 2006 00:45:21]
キリエ > [間接] ( この炎の中、突っ込んでいく程愚かな獣ではない。轟、と蛇が舞った。轟、剛、業 ――― 遥か彼方より、死んでいて可笑しくないような娘が奮う、強大な力。炎が燃やすのは身だけでなし。だらりと垂れた左腕。露になった胸は隠そうともせず。否 ――― 既に、隠せるほどの余裕は無し。次いで言うなれば、獣には羞恥心も糞もあった物ではないから。だから一種、扇情的ですらあるその姿。それはヒトを誘惑し、堕落せしめる悪魔の姿そのものか。身体を覆う、紅い瘴気。眼から覗いていた物と同じ、それ。消し炭になりかねぬほどの炎を食らっておりながら、その三日月は満ちる事も無く。 ) [Tue 18 Apr 2006 00:38:37]
維言 > ( 聖魔を併せ持つイビツのスタイルは、元より相打ち前提。持ち手の事等、生きていれば構わぬとしか思ってくれない、歪んだ聖剣。 昇歌の調べに乗る赤色緋色は舞い上がり、地に落ちて、魔に触れて焔と化す。 荒れ狂う嵐の如き世界の中、漂うのは肉の焼ける匂い。 差し上げた手にまでびりびりと、聖句が流れ込んできて、頭蓋が裡から割れそうになって――  限界で、手を下ろした先。 )  ……嗚呼、まだ届きませんか。 ええ。ならば―――  ( 届くまで。 魔を討った聖性が笑う。もっとだもっとだもっと寄越せ魔の力をそして破魔の成就を―――  嗚呼…うるさい。  流れ込む力に細胞まで焼かれて、活性化する身がビグンと跳ねた。 ) 【神剣+魔剣効果 HP2→4】 [Tue 18 Apr 2006 00:33:21]
キリエ > [本体HP残量:4-(4-1)=1] ( 轟。雨の如く降り注ぐ炎。それはまるで、地獄の罪人を焼き滅ぼす炎のように襲い来る。流石に危険を察知したのか、寸前蛇を手元に戻して後退。それでも雨のように降り注ぐそれをかわし切るはずも、無く。神聖性を伴った炎は、魔の魅惑に犯されて穢れたこの身を浄化する心算なのか。それとも、魔に属するこの身を焼き尽くす心算なのか。燃え、爛れる臭いが充満する。それでも尚、作務衣の娘は立ち上がった。 ) ハ、はハ、HAははハはha ――― ( そして壊れかけた人形は、狂ったように哂った。とおいところで、ぜっちょうする。いたいのに、おなじくらいきもちいい。ああ、いけないこだなぁ ――― そんな、子供じみた思考。 ) [Tue 18 Apr 2006 00:27:18]
Judge > 燻し銀の能力ですね一秒後の世界(’’☆ ではフォローロールが終わりましたら最終ターンの手札を提示して下さいませ! [Tue 18 Apr 2006 00:23:48]
維言 > 「強襲」 ( 重なる幻の舞台を破壊しながら使役される、神と悪魔の力、もしくはその欠片。 纏うマントはズタズタで、靡く白髪はぐしゃぐしゃで。 全身からぼろぼろ血を零しながらも、巻き戻しの聖性はこの身を此処に、繋ぎ止める。 まだ足りないと。もっと食わせろと、叫ぶように。木霊する。 土埃の中、ゆらゆらと立つ影の片手に、赤い光。  もう片方の手が、号令の合図。指揮者じみて、高く差し上げられ――  )   ―― 「 魔属認定 」 ――  Dies irae!! ( 全てを灰燼に帰せや、そは神の定めた怒りの日にて、猛るは業火―――  広げた書物が再び、先日まで咲き誇っていた花の如く一斉に散り、疾駆する蛇すらも打ち砕かんと、深紅の呪いが雨のように注ぎやる――!! ) [Tue 18 Apr 2006 00:18:26]
キリエ > [間接] ( そう。之は布石。そうやって距離の離れた獲物に向け、再び喰い付きにかかる黒い蛇。否 ――― 既にして、それは蛇ではなく、黒い暴風のような物。それは既に、ヒトの領域を離れた物。箱庭から切り離された舞台だからこそ維持可能な、圧倒的なオーバーパワー。ともすれば己の身すら滅ぼしかねない、余りに危ういバランスの上に立つ力。それを、狂気に浮かされた人形は躊躇う事無く発揮する。之は自分の身体じゃないから?違うね。之は既に自分の身体だからだよ。彼女は我、我は彼女。そんな言い分が、この魔にはあるらしかった。毒毒と鳴動する(きょうき)。殻殻と哂っている魔物(わたし)。瀑布のような蛇の連撃が、襲う。その眼は何処までも虚ろで、何処までも生き生きとしていた。 ) [Tue 18 Apr 2006 00:08:10]
維言 > 【HP5→1】 ( 降り注ぐ呪いは禍々しくも聖性を宿す矛盾。魔を討ち滅ぼす事だけに特化して、それ以外の価値を失ってしまった呪いが、倒すべき魔に曝されて歓喜の声で消滅していく。 ばぢばぢと、耳障りな音色はまるで狂った歌のよう。 聖なるかなと叫びながら、果たすべき使命の充足に喜悦の響きすら含まれるのだから。 そして、呪いを展開させる間、使い手は本体を守れない。ぐちぐちと傷口を巻き戻しながらも、攻撃の手を防げない。 直撃は―― いっそ、小気味いい程に。鎖に絡みつかれた矮躯の全身で、バギン  呆気なく骨が砕ける音すらして、呪いを注ぐ書物ごと、間合いの外に投げ飛ばされ―――   ズダァン!! 落下の音は、最早人体の成すべき音では無く。 もうもうと土埃を上げながら、其処にはまだ、モノクロームは立っている。 ) 【HP1→2】 [Tue 18 Apr 2006 00:03:27]
キリエ > ( 舞い上がる呪い。轟々と降り注ぐ呪い。その全てを、人体の限界をとうに超越した撃が払い落す。その上で、本体を狙う速度。一撃毎に速度を増していく、黒と赤の獣。轟々と突き放たれる刺突撃の中、横に払い、縦に落す撃まで加えよう。其れは半ば牢獄のように、獲物を捕えるべく。刺突をもらうなら、容赦無く弾き飛ばすだろう。払う撃が当たるなら、直撃の寸前に手元の出っ張りを押し込む。ジャラリという音と共に、黒金属の蛇が獲物に絡みつくだろうさ。絡みついたならば、やはり容赦無く間合いの外に投げ飛ばすだろうよ。 ) [Mon 17 Apr 2006 23:55:01]
維言 > 「強襲」 ( ずるりと、また心臓に一滴、血が戻る。祝福されて呪われた、矛盾の血。聖なるかなと唱えながら痛みを覚え、魔を屠りて愉悦に塗れる無為の赤。 弾ける光に照らされて、舞い上がる白髪すらも、また紅く。 目の前の少女――魔性―― を見据える黒が、ぬらりと胡乱に光を宿す。 叩き落された祝祭の群れから、一手を選択。赤い呪いを宿したページが大きく舞い上がり――  少女を取り囲み、叩き伏せんと赤い呪いが降り注ぐ! ) [Mon 17 Apr 2006 23:49:57]
キリエ > [白兵] ( 歪な三日月は、満ちる様子も欠ける様子も無く。獣の殺気を帯びた眼は、煌々と紅い揺らめきを灯す。魔の部類と認定されるに十分な、暗黒の力。線の撃から打って変わり、放たれるのは点の撃。長い棒を槍の様に、二撃三撃と奮う。刺突。戻す際の隙など何のその。一度突き出し、戻したと思ったら一撃眼よりも更に早く。オーバースピードで、加速する力。体の限界など知った事ではないとでも言わんばかりの、熱病に浮かされたような点の撃 ――― ) [Mon 17 Apr 2006 23:40:35]
維言 > 【聖剣12→8】 ( 放つ拳にも生じる加速。握り潰した聖句を纏って真っ赤に燃える―― ならぬ、紅緋色に呪われた拳の一撃は、魔性の力を焼き尽くそうと、焔の如く弾け散る。 渾身の一撃の合間、防護等で斬るものか、そんな、生温い―――  )  ――― 聖なるかな今宵の地にて交わされんこの祝賀―――っ!! ( 唱えるは聖なる欠片。 追撃をかけんと展開した書の紙片が、黒い棒に叩き落される。 ばぢばぢと、耳障りな音を立てて消える弾ける聖魔の宴―― ) 【HP4→5】 [Mon 17 Apr 2006 23:36:08]
キリエ > [本体:8-4=4] [Mon 17 Apr 2006 23:35:46]
キリエ > ( 拳の一撃、左手で受ける。ミシミシと嫌な音。嗚呼、痛いなぁ(キモチイイナァ)。そんな感情が、どこかとても、とてもとおいところでうまれた。ふわふわとうかぶわたしはなにもできない。なにもできないしなにもしない。ただかいらくをきょうじゅするだけ ――― 棒は、硬い棒のままに襲うのさ。戦と縁遠い娘とは思えぬ、瀑布の如き一撃 ―――  ) [Mon 17 Apr 2006 23:30:16]
維言 > 「白兵」 ( 聖句の持ち手は、彼女の望みを知らない。 されど、知った上で今の光景を見たのであらば、たった一つの答えを導き出したろう。 ――― イビツに嗤う唇だけが、日常の続きと映し鏡。否、あれも既に食われた後。 ならば、貴女は何処に? 戯言を語る暇は無く、全ては拳で。もしくは聖魔の剣戟にて示される。 ぼたぼたと、胸元から落とす血色は止まらずに。けれど、その内の何割かが胸へと撒き戻っていく逆流現象。蛇から棒へと転じたサマが、煙る視界の先。 ならば――― まだ、止まらない。心臓が傷ついた程度では止まれない。 破り取った聖句の欠片は輝きを失わず、互いが距離を詰めた先、聖句をぐしゃり! 握り潰して一撃を――! ) [Mon 17 Apr 2006 23:24:42]
キリエ > [白兵](忘れてた…orz) [Mon 17 Apr 2006 23:23:01]
キリエ > ( 何処か遠い所で、所有者の娘は快楽を享受する。共有する快楽。共有する苦痛。それらは肉体の支配権が入れ替わろうと、関係なく両者に分け与えられる。流麗に、淀み無く動くだけの人形じみた挙動。。歪な人形は、歪な三日月を浮かべた侭。殺戮のために生まれた蛇は、戦争の夜が終わるまで消える事は無い。終わらせる方法としちゃあ ――― 例えば、黒い蛇とか呪いじみた聖典なんかが砕けるなんて、良いよね。カチリ。手元で何かの音がした。先程まで蛇のあったところには、細く長くて黒い棒。奥様うっとり ――― ゲフン。まぁ置いといて。その1.5メートルはあろうと言う棒を構え、女はゆるりと前進する。射程内に入り次第、其処に情けも容赦も無い一撃を打ち込むだろう。 ) [Mon 17 Apr 2006 23:18:34]
維言 > 【HP7→3】 ( 爆砕した地面が撒き散らすは砂に土、そして風。 歪なクレーターを置き去りに詰めんとした距離は、迎撃の蛇にてその手を届かせる事無く、弾かれる。 貪欲に心臓を狙う蛇をカードするには、100を0にする速度は速きに過ぎた。 口付けも平手打ちも届かぬ甲斐性なしには相応しいとばかりに、蛇は心臓を貫けど――  )  かっ、はぁ……っ!! ( それを鷲掴み、引きずり出さんとする手。 マントからごぼりと溢れ出る鮮血を垂らしながらも、膝はのだ崩れない。 )  中々熱烈な歓迎とか言って見ます。 ええ。愛すら感じますよ―― ( 血濡れた蛇を、返すよに放り出して。 血泡に塗れた唇がわらった。 ) 【神剣効果 HP3→4】 [Mon 17 Apr 2006 23:10:41]
キリエ > ( 轟。ヒトのそれとは思えぬ程、力強くしなやかに空を舞う蛇。風切る音はヒョウ、なんて軽いものではない。唸るのは蛇の一撃。食いつかれたが最後、どちらかの死を以て終焉を告げるまで放す事無き悪夢の蛇。それは、側面に当たったならば巻き付こう。正面からぶつかれば弾き飛ばそう。巻きついたなら投げ飛ばしてから手元に戻す。弾き飛ばしたなら追い打つでも無く手元に戻そう。夜は始まったばかり。王子様が辿り着く前に、茨や蛇が道を塞ぐのだって寓話の定石だろう ――― ) [Mon 17 Apr 2006 23:05:29]
維言 > 「白兵」 ( 先刻まで話していた娘は、魔に酔わされてはいても、まだ ヒトの少女であったと黒尽くめは推定す。 故、今対峙しているものと、同質とは認め難い。 それは魔族認定。対峙すべき、退治すべきものに違いない。 開いた書物から、あろう事か真っ赤に輝く紙片の数枚を引き千切りて。 )  目覚ましは、王子のキスか平手打ち。 相場が決まっているものだそうですよ―――  ( ぎりぎりと全身に絡みつく聖なる呪いが、100の距離すら0にしてくれる。 魔性に歪んだ聖性を纏う爪先が、大地を一蹴りすると同時、まるで爆撃にでもあったが如く地面が破裂する。 土埃を背に蹴り飛ばして、己が身を守る意図など、何処吹く風よ。 白黒の身は己を弾丸として書片の一撃を叩きつけんと――! ) [Mon 17 Apr 2006 22:59:40]
キリエ > [間接] ( 何処か遠いところで娘は思う。嗚呼、確かにそうだろう。之は自分であって自分で無いモノ。己を閉じ込めてまで、戦いを続けんとする地獄の妄念。だから、ハジメマシテ。手にした棒が、延びる。フォーウンの伝記にあれかし、制天大聖の手にする棒のように。それは今の世界にあれり、質量保存の法則を無視した力。伸びたそれの長さは、ざっと1.5メートル。その程度じゃあ、彼我の距離は埋められぬ。だが ――― 歪な人形は、その場でそれを奮う。振り抜く寸前、手元の何かを押し込んで。それは急激に長さを増し、柔軟な蛇のように空を踊る。獲物の生命の中心、心の臓を狙わんと ――― ) [Mon 17 Apr 2006 22:53:27]
維言 > ( 世界が閉じると共に、謳うよに吹き上がる聖なる概念。 聖に対峙すれば魔を。魔に対峙すれば聖を纏う書は、主体も朧で歪。 赤い光をてらてらと血糊に似て溢れさせながら、ページがバラララと波打った。 )  ――― 御機嫌よう。もう一度、初めましてを言うべきとか、口走りますよ。 本当、に。 ( 対峙の先には人形劇。 まるで主体が摩り替わったような、虚ろな違和感は むしろ聖剣に頼らぬ己の感知か。 魔を食い尽くす聖を具現させる書は、まだその形を保つ侭。 ) [Mon 17 Apr 2006 22:48:07]
お知らせ > Judgeさんが来ました。 『 饗宴のハヂマリ。 』 [Mon 17 Apr 2006 22:43:26]
キリエ > ( それはまるで、出来の良い操り人形のように。それはまるで、出来の悪い自動人形(オートマトン)のように。歪な三日月を口元に湛えた娘は、虚ろな眼を見開いた。其処には心なしか、ちりちりと燻るような紅い光。魔術師の妄念。悪魔の欲望。そして、金属塊に込められた ――― 人を殺す概念。 ) [Mon 17 Apr 2006 22:42:47]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 閉じた箱庭 亡霊達の、片方は。 )』 [Mon 17 Apr 2006 22:42:19]
お知らせ > キリエさんが入室されました。 『( ――― ややあって、ゆっくりと起き上がる娘。 )』 [Mon 17 Apr 2006 22:38:12]
お知らせ > ソフィアさんが退室されました。 『いつか御許に届くまで だ。』 [Fri 14 Apr 2006 04:49:40]
ソフィア > 見捨てられたならば、追いかければ良いだけでしょう。  何処までも。 (聖剣が砕けた事に責務を感じているのだろうか、蹲り祈る少女の呟きが耳に入れば、知らぬうちにそう返していた。   聖剣戦争は終わっても、自分の戦争は終わらないのだ――此方には立ち止まる暇は、無い。 体が回復したら、次の手立てを探しに行かねばならぬ。) [Fri 14 Apr 2006 04:48:04]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『 主よ、私を見捨てないで下さい 』 [Fri 14 Apr 2006 04:36:58]
アレックス > ( 聖剣が、聖剣が壊れてしまった―― 急速に指先から抜けてゆく力。醒めてゆく主の手に包まれているかのような高揚… それが、指先から抜けていく。 それはまるで主の加護が消えてゆくようで、震えが止まらない。 聖剣が壊れてしまった。 座り込んだ娘は愕然として己の掌を見つめ、そしてその手を組んで、蹲り 何事か、唱え始め―― ) [Fri 14 Apr 2006 04:36:50]
ソフィア > 【聖剣耐久値4→0】(やがて握り締めた拳の内からも、灰がこぼれて風に流れてゆく。  暫くは固まってたが、やがて ふぅ。と小さく域を吐いた。 術式の手応えは曖昧だが、目の前のチャンスに翻弄された記憶は鮮明に残る。 この連中に腹の底を知られた失態も、らしからぬ声を上げたことも、また。)  ・・・・どうやら――此処までのようですね・・・ (回転する炎の剣が輪動する鉄の杭とは強烈なアレンジだが、主の園の門前に到って追い返されたのも事実。  其のまま首を狙われぬかと恐れもしたが、座り込む娘を見れば、これ以上の害意はなさそうか。 ・・・・此方も暫くは動けまいが。 ―――惜しいが、また機会があるならば最悪じゃない。)  [Fri 14 Apr 2006 04:29:21]
お知らせ > Judgment.さんが退室されました。 『( 最後に勝つのは一体誰なのだろう。 )』 [Fri 14 Apr 2006 04:25:46]
Judgment. > ( ―――相打ち。意外といえば意外。 今までに双方の聖剣が壊れた戦いがあっただろうか。恐らくレアケースだろう、面白い報告が出来そうだ。 しかし、何より私にとって面白いのは―― 彼女らの話から察するに、だが。 ”魔”は砕けたが”神”もまた砕けたということ。背徳という意味で深い場所に住まう魔女としてはその光景がとても興味深く見えた。まるで遥か太古の時代から繰り返される争いの代理戦争に見えたからだ。結果、勝負はつかず相打ち。双方とも戦闘継続不能として聖剣戦争の参加の権利を失う。 どうせならば我が魔女ギルドから選出された聖剣であの金髪の少女の銀杭を下して欲しかったが、まあ大聖堂からの聖剣はまだある。其方の結果に注視することにしよう。 ) ………。 ( 彼女らの今後のやり取りに興味は無い。いや、やっぱり少しはある。 けれども最早この場に居る必要は無いだろう、目的は果たせたのだ。それよりも余計なとばっちりを受けかねない方が心配だ。空を仰ぐとその高度を高め、魔女は夜空の向こうに消えていった。 ) [Fri 14 Apr 2006 04:23:21]
アレックス > 【爆射槍発動+1】【聖剣耐久力2>-1】 主の手による罰を下されねば、判らないのですかッッ!! ( 暢気とも取れるほどに、それまで余裕を見せていた賢者が発する怒声。 包囲は狭められ、八方より突き出される槍の雨 その中を、聖剣を盾にして潜り抜けるッ 突き出される槍に抱えた鉄の固まりは穿たれ、削られ 我が身にも身に掠らせながら狙うは賢者の手に握られた祭具。 轟ゥ ン!! 打ち出された蒼い霊槍が主を護るように立ちふさがる人形を貫き通し、その手から弾き飛ばし、廻りの人形たちが塵に帰ってゆくのを知って、勝利を確信する…… しかし、手にした聖剣も、度重なるダメージと、発射の反動により 大きく亀裂が入り、如く砕け散って…… ) ( 途端に、掌から消えてゆく高揚 代わりに入り込むのは、神の手に見放される不安感にも似た空虚さ。 ) あ――…… 嗚呼、嗚呼…  ッ !!( 砕けた聖剣は、亀裂から蒼い光を漏らしながら姿を変え 一本のへし折れた杖になって、軽い音と共に地に転がり落ちて… 糸が切れたように、娘はストン、と座り込み。 折れた杖を見下ろして―― 幻想の終りを告げるよに、決闘空間も砕け散って破片を散らす。 ) [Fri 14 Apr 2006 04:19:55]
ソフィア > 神でもなったみたいに・・・試しても居ないのに身の程を語るな!!(土人形は善悪すらも知らず、故に躊躇う事は無い。 恐らくは串刺しであろう相手に向けて、怒鳴りつけた。 こんなに荒れた言葉を使ったのは、何年ぶりだろうか。 その名に冠した原罪を、抑えられなかった衝動を言葉に乗せたのは――)   ―――ッ  あ?! (その刹那、正面の人形が砕ける。 その聖剣の最後の一撃は、人形の盾を破り、その身を貫き消滅させ、勢い衰えぬままに右腕の聖剣に吸い込まれた。 衝撃が、手から剣を弾き飛ばす。) ――― そんな、まさか。(あの中から反撃に転じたというのか―――地面に転がる聖剣を、呆然と見届ける。  ぴし。 と音を立てて、小さな皹が入る。 【第八奇跡】は剣ではなく祭器。 何かを受け止めるためには出来ていない―――聖剣をぶつけられた衝撃と自らの魔術行使の付加に耐え切れず、その機能を失ったのだ。  塵で出来た聖剣は塵に還る。 土人形達も、その纏う武具も全て、後を追う様に土塊に還っていく。)  [Fri 14 Apr 2006 04:00:23]
アレックス > 【訂正:使い手守護8→4】【聖剣耐久力6→2】 それが『罪』だと言うのですッ 生命の樹に触れてはならないッ!土から生まれた者が……ッ 身の程を知りなさいッ! ( 目の前に居るのは、楽園を追われた人の罪そのもの。善と悪を知りながら、神と居並ぶ欲求を抑えきれぬ魔女。 木偶人形を打ち倒し、糾弾する殉教者。 何時しか招き入れられるように包囲され、その中心で居並ぶ人形を睥睨す。最早進退窮まり、小細工も無い。 傷ついていた聖剣ももはやひび割れ、欠け、砕かれる寸前―― 確保できないまでにしても、神の行いを人の手に委ね、惑わすあの聖剣――… 否、魔剣を打ち砕かねばッ!スライドを引き、ステークを格納。シリンダーの回転と共にハンマーが上がり―― 猛攻に阻まれようと狙うは本体。いざ……ッ! ) 私はケルビムの剣となり、道を阻みましょうッ! 【手札:白兵】 [Fri 14 Apr 2006 03:23:38]
ソフィア > 手札:【白兵】―――ッ。 それは――(言葉が詰まった。知っている。 確かに、自分の望みが完全に叶った時どうなるか、宗教人道生物どんな観点からでも、それが何を齎すのか。 下手をすれば、目の前の娘より詳しく知っているだろう。 それでも。  衝撃を伴う射出機構が人形を弾く。 叩き潰すに至らずとも、暫しの足止めには成功したか。 両手を広げて、迎え入れるような構えを取る。 密集を解き、陣の形を広げた。) ……わかってても、止められないんですよ! 求めるもの全てを知ろうと、得ようとするのは、人ならば当然の事じゃないですか!!(前進すれば、それだけ此方の陣の中に没入する形になるのだ。 本体までの距離は詰まり、危険度は増すが―― あえて迎え入れよう。 前面、背後、側面、周囲から一斉に突き出される槍は払うのも砕くのも容易ではない――) 包囲! 穿て!!(たたきつけるように腕を振るって、攻撃を示唆する――) [Fri 14 Apr 2006 02:56:11]
ソフィア > 【聖剣耐久力13→4】 [Fri 14 Apr 2006 02:27:28]
アレックス > 【必殺剣発動+3】【爆射槍発動+3】【使い手守護8→5】 穢れていると知りながら――ッ 何故道を改める事をしないのですかッ!貴方達ほどの知恵があればそれがどのような結果を招く事くらい――ッ! ( 地より沸き出でるように生まれ、押し寄せる人形の軍勢に対し 聖剣と呼ぶのも躊躇われる鉄塊を物語りに謳われる英雄が如く、軽々と振り回し、出てくる端から破壊しつくさん勢いで打つ!貫く!薙ぎ倒すッ! 聖剣の力はまるで逆か。 物量で押しつぶす軍勢を仕掛ける指揮棒が如き肋骨に対し、銀杭はただ一騎にて突撃する騎槍。 密集隊形を組む人形の群れも、ただ一人それに立ち向かうも愚かしい幻想のような光景の中、戦闘は進む。 その最中、受け止められた聖剣 すぐさまに突き出される槍が護る薄膜に防がれながらも、身を打ちて――。 ) ッぐ……ッ! ええい、鬱陶しい――ッッ!!( 苛立ちにヒステリックな声をあげながら、続けざまに3度トリガーを引く。 ハンマーは打ち下ろされ、回転するシリンダー 轟ゥンッッ! 空間を震わす衝撃破を伴いながら打ち出される蒼槍が密集隊形を打ち、巻き込んだ人形を粉砕しながら、に向かいッ )【手札:間接】 [Fri 14 Apr 2006 02:23:19]
ソフィア > 手札――【強襲】  お断りします。 私達なりのこれが、主への関心と言うものですから―――迎撃! 盾を硬く、壁を厚く !!(細部を欠き、肉も繁殖力も供えぬそれは人間としては甚だお粗末だが、その分一度に作れる数は神業を上回ってすらいる。 ”人形”の数は十数体、瞬く間に正面に密集布陣し守備の隊列を構築。 突き出された槍衾、隙間無く並んだ盾が相手を迎え撃ち―― その多くを破壊されながらも、なんとか聖剣の一撃を止めてみせた。  ずしりと右手が重い。 衝撃が、聖剣を通して此方まで貫通しているのか―― 二度は、持つまい。) それが例え穢れていても―― 無関心だって、十分に不遜だと思いますから  ・・・其のまま、潰しなさい!(性能負けしていても質量はそれを覆す。 砕けかけた盾の壁で地面に押しつぶそうと、前進を指示する――) [Fri 14 Apr 2006 02:11:10]
アレックス > 【手札:白兵】 資格が無い…?日の光のように降り注ぐ主の愛から目を逸らし、救いの手を振り切って背徳の道を走っているのは貴方自身ではないですかッ!( ぶつかる意見、どの地平にも立たない第三者が見るのであればどちらも狂気であろう。そして、お互いに主張を持つが故に戦闘は開始される。 ) 無駄のようですわね。宜しい――… 私、アレッサンドラ・クレメンテはあなたを魔女に認定いたしますわ!( 手にした人骨を突き立てる魔女に指を突きつけ、高らかに宣言す。 手にした聖剣を呼ぶ名は――… 奇跡? ずぶり、と沈み込む人骨。生まれ出でるヒトガタ… 背に戦慄が走る。 その行いの何と罪深い事か。 それは、それは――… ッ ) ”それ”を今すぐ手放しなさいッッ!!人の胎から生まれた者が―― おこがましいッ!( 目の前で再現される神の行いに、気が遠くなりそうな怒りを覚える。 詰め寄らんとすれば、行く手を阻むのは石の槍と盾を構えた人形達。 小賢しい――ッ! 傷ついた聖剣を振り上げ、鉄槌が如く薙ぎ倒さんと――ッ ) [Fri 14 Apr 2006 01:44:01]
ソフィア > 手札――【白兵】 [Fri 14 Apr 2006 01:29:47]
ソフィア > それが出来ない人は、主に愛される資格が無いと言うことですね―― 十分な狭さですよ。 私にとっては!(それを情熱ととるか狂気と取るかは其々だが、確かに何かに憑かれているのだろう。 不安も痛みも苦しみも意に介さぬ程に盲目ならば、絶対者の忠告も真っ向から突っぱねてしまう。) お仕事上の都合もありますし・・・・いえ、無かったとしても、謹んで反逆させていただきます。  ――蹄を銅とし、角を鋼とし、数多の敵を打ち倒せ! 『再生【第八奇跡】! 地に満ちて地を従わせよ!』(魔女と呼ばれた導師の叫びが、明確に開戦を告げた。  地面に突き立てた剣はその定められた性能を行使する。 最強の神真似と呼ばれた、人が手を染めた不遜の結晶―― それは”人間創造”の高度模倣。 地に沈む刀身は、引き換えに石の槍と盾を携えた人形を出現させる。 この人形そのものが聖剣であり、無数に出現するそれをもって忠実な兵力と為す――) [Fri 14 Apr 2006 01:24:02]
アレックス > 救済の幅が狭い、というのは聞き逃せませんわ?己の罪深さを知り、悔い改め、許しを請うのであれば神は何処までもお許しになりましょう。けれど、それをしないのであれば罪は苦い死で購われるでしょう。それは主の愛に見放された永遠の苦しみですわ。( 娘にとって目の前の賢者―― 否、魔女が理解できない。 なぜ、不安に苛まれ、許しも得る事の出来ない辛く苦しい罪に身を委ねるのか理解が出来ない。 そこにあるのは、人の境界を見失った狂気か。 ) 警告はいたしますわ、今すぐに”それ”を大聖堂に収め 悔い改めるというのであれば、悪いようには致しません。 神もお許しになるでしょう。 それでも、反逆なさるのですか? ( 聖剣を突きつける己の体に、握る手を通じ開いていく回路の鼓動を感じる。 聖剣を鍵として、ヒトの身では開く事の出来ない門が開き、超越の力が流れ込む高揚―― 娘にしてみれば神の息吹を感じ、身を震わせながら宣言す。 見つめる瞳を潤ませ、頬を赤らめて。 ) [Fri 14 Apr 2006 01:14:42]
お知らせ > Judgment.さんが来ました。 『( その銀杭の先端は、いつか私にも向けられるのだろうか ―― 。 )』 [Fri 14 Apr 2006 00:53:23]
お知らせ > ソフィアさんが入室されました。 [Fri 14 Apr 2006 00:52:17]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 魔女狩り 』 [Fri 14 Apr 2006 00:50:40]
お知らせ > レフェリーさんが帰りました。 『さて、報告書まとめなきゃ。』 [Wed 5 Apr 2006 02:31:23]
お知らせ > -夜-さんが退室されました。 『――――さて、次は。誰にする、か、な、  と。』 [Wed 5 Apr 2006 02:28:37]
-夜- > ―――それでいいさ。 誇りすら持たず、無自覚でやってるなんて言うなら、真っ先に殺してやる。(く、っと喉に響いた小さな笑いには、不思議と嘲りの色は薄く。) ―――じゃあな、シスター。お互いのために、縁が無いことを祈ってる。 [Wed 5 Apr 2006 02:28:20]
レフェリー > そう、私はパプテスの修道女、それが私の誇りよ。 (嘲笑じみた笑いを胸を張って受け止め、その背中を見送る) ……何かと、不穏な感じね、私たちにとっては。 (どうなることか、と夜空を見上げて) [Wed 5 Apr 2006 02:25:58]
-夜- > ハ、ハ、ハ。 ―――やっぱり、アンタ、パプテスだよ。(聖女の読みは、ぴたり一致した。鼻で笑うと、両手を下ろして溜息を吐く。)  ……ん、アタシが聞きたかったのは、そんだけだ。 アタシもあの子も、適当に生き延びるから、アンタはもう気にしないでいいぜ。(手をひらり振って、背を向けた。――あの獣が悪魔交じりだと知っていた訳じゃあないが、あの極端な嫌がり方からしてあたらずとも遠からじといったところだろう。…もう、この女に聞くことは何もない、とばかり、振り返りもせず歩き出す。) [Wed 5 Apr 2006 02:22:12]
レフェリー > ……ふむ。 (とりあえずわかったのは、もしかしたら、目の前の人型が異教の神、もしくはそれに順ずる精霊か何かかもしれなくて……おそらくは、パプテスにいい印象が無いということ) ……そうね、悪魔の血が混じっている……それならそのモンスター自体に罪は無いのかもしれないけど……仮にそのモンスターが、繁殖力が強かったり、血が濃ければ、悪いけど私は滅ぼすわ。 (そのモンスターには、悪いけどね、とはきはきと答える。答えながら、相手の思惑を読み取ろうと相手の瞳を見返して)  [Wed 5 Apr 2006 02:18:35]
お知らせ > レフェリーさんが来ました。 [Wed 5 Apr 2006 02:13:26]
-夜- > オマエ、人間と神の区別もつかねぇのか?(呆れたように仰け反って、それから肩を竦めた。神が神と名乗ったんだ、神以外の何だと言うのか。と、言外に。) はは、そういうコトね。……じゃあ、もう一つの質問だ。 ここに、全く同じ二つの異形のイキモノがいる。二つとも、外見も、生態も、性質も、食生活も、何もかもがひたすら偶然にソックリなモンスターだ。 ……ただ、片方はただの自然のモンスター、しかしもう片方は悪魔の血が混じってる。 ……どちらも性質的には温厚で、無理に追い回さなけりゃあ人を襲ったりはしねぇ。 ―――で? オマエさんは、この二匹を前にしたら、どうするね?(にやにやとした笑いを張り付かせ、低い視点のくせに見下ろすような目をくれる。顔は笑っていたが、視線の色は蔑んでいた。) [Wed 5 Apr 2006 02:10:05]
レフェリー > 神……ねぇ、人間じゃないの? (少し気になる、と言う風になおも問いかけるが、相手が逆に尋ねてくればやや虚をつかれたように何度か瞬きして) いえ、悪魔だのアンデッドならともかく、モンスターは別に…………というか、暗黒街、ああうちの近くなんだけど……なんかもう魑魅魍魎だらけだし。 (人間、あるところで折り合いをつけなきゃやってられないって最近わかりだしたわ、と一人感慨深げに呟いて) で?もう一つは? [Wed 5 Apr 2006 02:04:40]
-夜- > ははッ、願い事?考えてもねぇー。アタシはただ、愉しけりゃあそれでイイんだ。万国共通、神ってのはそういうモンだからな。(訝しむような視線はものともせず、ごきり、首を鳴らすとふと気付いたように) ……ああ、そうだ。アタシからも二つ、聞かせてくれよ。 …あんた、さっきのアイツ――まっとうな動物にゃあ見えねぇ外見してたが。モンスター相手に偏見とか、ねーの?一応、パプテスなんだろ、アンタ。(鋭い視線は歴戦を掻い潜った兵であるからこその威力なのだろう。然し、今の自分はその彼女と同じ――否、それ以上の能力を、用途が限定されているとはいえ有している。その程度の視線で揺らぐくとは、無い。) [Wed 5 Apr 2006 01:58:58]
お知らせ > ルーンヤさんが帰りました。 『ぐわーん と斬り刻まれた時計の鐘の落下音が、見送る様に響いた。』 [Wed 5 Apr 2006 01:58:26]
レフェリー > うーん……ま、いいか。全部大聖堂が把握する必要もないし……もう彼はこの件に絡む必要もないし、ね。 (二人の戦いで舞い散った土ぼこりを服をはたいて払いながら) ん〜、神……ってねぇ……。まぁいいわ。 (こっちの人も双頭ヘンな日とだなぁ、と首をひねりながら) それではお疲れ様でした…………と、最後にもう一つだけ。もし勝ち残ったらどんな願い事を? (返答で相手を見極めようとしているのか意外と鋭い視線を向けて) [Wed 5 Apr 2006 01:55:05]
ルーンヤ > ―――……  じゃ、姐さんまた今度!(聖職者の視線が此方から神へと向けられれば… 其の隙を突く様に、飛び跳ねる様に駆け出し、この場を逃げ去って行こうとするだろう。  其の最中、振り返れば――神へと言葉を投げ掛け、背中のタテガミを手を振る様に揺らし―― ) ――――― (後は、脱兎。 何事も無ければ…刃の弾幕が成した破壊の惨状が埋め尽くす中央広場から、スラムの塒まで駆け抜けて行くだろう) [Wed 5 Apr 2006 01:46:12]
-夜- > あーあー…逃げちまった。ま、いいか―― んじゃ、気ぃつけてなー。(逃げる獣を追おうとはせず。まだまだ遊び相手は残っているんだ、リタイアした以上、早々直ぐには危険も及ぶまい。)  ……アタシか? アタシは無所属、名前は神。 住所不定、ほぼ無職。(平たくいえば、アウトローっていうやつだ。犯罪者と言い換えてもいい、余罪はごろごろ、売るほど在る。目の前の正義を冠する聖女相手に、胸を張って堂々と答えてやった。) [Wed 5 Apr 2006 01:39:23]
レフェリー > うーん……なつかないわねぇ……っていうか、青白いわね、ちゃんとお日様浴びてる? (ルーンヤが威嚇してくれば、困ったように手を引っ込めて) えぇと、それじゃああなたにはなついているようですし……お名前と、所属組織、もしくは住所、教えていただけません? (なんだか砕けた口調の幼女に、そう尋ねて) [Wed 5 Apr 2006 01:36:39]
ルーンヤ > ……… 我侭って言うより、オイラ… ああ言うのって苦手、だから…(と、困った様に零すケモノは、果たして、わんこ等と呼べるのだろうか?と言う様な、そんな風体なのだが。 其の侭、地面に降ろされれば… とりあえず、素直に頭は撫でられ――) ……… う、うん。分かった――って! うぅーッ(―― そして、神の言葉を耳にし、頷き一つ向け様とした所で… 聖職者風貌が此方へと近寄るのを見れば、警戒した様に後ろへと後退り… 逃げる仕草を見せるだろうか――) [Wed 5 Apr 2006 01:27:35]
-夜- > んだよワガママなやっちゃなー。そんじゃあ、アタシが別口で………。 アレ?(なんかハナシが違わんか、それ。頭の中でクエスチョンマークのラインダンス見物しながら) …まあ、ちょいと変わった外見してるせいで、パプテスさんたちがあんまり好きじゃないらしいからそのへんは考慮してやってよ。(わんこ(しつこい)地面に降ろし、頭ぺふぺふ撫でながら)  ……ンじゃまあ、約束はまた今度ってトコかな。 ゲームオーバーしてからのほうが良いかもしれんが。(そのあたりはまあ、また考えるか。 …くあ。欠伸が出た。) [Wed 5 Apr 2006 01:21:13]
レフェリー > (なんていいながら、腰を落としてゆっくりtルーンヤに接近してみる) [Wed 5 Apr 2006 01:17:58]
レフェリー > え?このわんこ(?)がマスターっ!? (ちょっと驚いて目を見開きながら、二人の言葉を聴いてその顔を見比べて、とりあえず近づいてく) それじゃあ、この子は降参した、ってことね。OK、賢明な判断ね。 (とりあえずレアすぎて、すぐにウィッシュとは気づかない、ほーら、怖くないよー、n) [Wed 5 Apr 2006 01:17:39]
ルーンヤ > ――――― はぁ… (解除される結界の中… 漸く落ち着いて視線を巡らせていれば、視界に入るのはレフェリーらしき女の姿。 其の姿を見遣れば、少し威嚇する様に背中のタテガミを揺らし――) ……… オイラ、姐さんが良い…(――それから、視線を改めて神へと向け、そんな言葉をアイコンタクトに対して返すだろう。  獣としては、聖職者はあまり好きじゃないのが本音なのだろうか―― 聖職者達からは、ウィッシュと分類されているのだし。) [Wed 5 Apr 2006 01:15:40]
-夜- > (上手くいけばエサ二倍だぞーとか初対面の相手にアイコンタクト!)>わんこ(だから違う) [Wed 5 Apr 2006 01:11:43]
-夜- > …ああ、外から見てやがったのか。聞こえてねーのかな… (どっちにしろ時間欲しいとか云うし、なんやかんやで結界解除。)  ―――…あー。 今回の相手マスター、このわんこ(?)だったんだけどな。 降参するっつーから、保護してもらおーかと思うワケだ。 で、個人的に大聖堂は気に食わんからアンタのとこに置いてやってくれんかね、と聞いたんだ。(なんか興味本位な視線が引っかかったので押しかけがてら混ぜてやろうとかちょっと考えた。考えんな。) [Wed 5 Apr 2006 01:10:59]
レフェリー > え?え?なになに? (決壊の外側から見守っている修道女は、なにやらこちらに話しかけられれば、職務と興味にわくわくしながら問い直して。それにしても二つの影密着しすぎじゃない?片方やけに小さいし、なんて首をひねる)  [Wed 5 Apr 2006 01:06:11]
ルーンヤ > …… (底無し沼へと沈んで行く人形。 その姿に、少し申し訳ない気持ちになりながらも――抱え上げられれば、視線を其レから神へ。 普段ならば不気味と思われるであろう瞳に涙を溜めながら、じっと向けて――) …えっと…… 少し、時間欲しい…な(と、舐められる感触に擽ったそうな様子を浮べながら… そう、言葉を返すだろう) [Wed 5 Apr 2006 01:03:26]
-夜- > (因みに、人形型の聖剣は沈めただけで、また破壊はしていない。詰まり、結界はまだ構築されたまま、ということだ。)  ………混ざる?(何か、ものっそい期待じみた視線を感じて振り返ると、どっかで見たような有名人くさいレフェリーがわくわくしながら見守っていやがったので、とりあえず誘ってみた。) [Wed 5 Apr 2006 01:02:28]
レフェリー > …………。 (なにやら動きを止めた影二つ。片方の政権が沈んでいけば、じわじわtと二人はこちら側に戻ってくるだろう。どのタイミングで戻ってくるか凄くワクワク) [Wed 5 Apr 2006 01:00:33]
-夜- > ―――オーケー。 それじゃあ、アレはアタシが貰うぜ? (蹴り上げた人形、掌で受け止め。だらり、力を失い文字通り糸の切れたようなソレを、黒い染みの広がった地面へと落とす。――ずぶり、沈んでいく人形。底なし沼のように。) ……ゴチソウサマ。  さて。(ばさり、ねじくれた髪を下ろすと、赤青に顔色明滅させてる獣を抱え上げ、どうしたものかとふと悩み。)  ……で、どうする? アタシは、別に今すぐでも良いけど?(濡れた目元をちろり舐め取りながら、…体位とか、そんなあたりでちょっと悩んでみた。) [Wed 5 Apr 2006 00:57:54]
ルーンヤ > ――――― あ… う、うん。オイラがマスターって言うの、かな… 多分、そんな感じ(と、コクンと神の問いかけを肯定する様に頷いてみせれば… 恐る恐るに、彼女へと近寄り――) 泣いて…って、オイラ泣いてな… これ、何だろ良く分かんないや… って、あっ… (… そして、自分が泣いてる事も自覚できていないチッポケすぎる獣は… 再び神の口付けを、今度は直に受ければ…緊張した様に全身を背中のトゲをピンっと張り、目を白黒。青白い顔を真っ赤に…して―――― 問い掛けには、多分…と、頷いてみせるだろうか。最早、自分との『繋がり』が途切れた人形を見下ろしながら) [Wed 5 Apr 2006 00:48:40]
-夜- > あ? ……あー、なんだ。 ―――――そっちがマスター?(崩れ落ちた人形、摘み上げては眉潜め。最早ぴくりとも動かぬ人形をぺいと投げ捨てれば、ずかずかと獣の前に歩み寄り腰を下ろして覗き込む。) …何泣いてんだ手前ぇ。つーかあっちがダミーだったらダミーだって最初から云えよ、人形にキスして馬鹿みてーじゃねーかアタシ。(あーあ、とか気の抜けた声を上げれば改めて、獣の顔を引き寄せて―― )  …やりづれぇな。 ( ――キス、やりなおし。)  ん、ふ……―――ンで? 降参、って解釈でイイのか?これ。(げしり、つま先で人形小突きつつ。) [Wed 5 Apr 2006 00:43:24]
ルーンヤ@ジャック > (戦意喪失を示す様に…ガシャリと、音を立てて倒れるヒトガタ。 そして、其の音を合図に…)――――― 姐、さん… (瓦礫の間から、顔を見せるのは、今まで隠れていた獣一匹。 その頬は、ちょっと涙に濡れていた――) [Wed 5 Apr 2006 00:39:01]
ルーンヤ@ジャック > ―――――――………… (成すが侭に、されるが侭に神の前へと座らされれば… その場で正座の姿勢。必然的に下から神を見上げながらに言葉を聞き続ければ…  頭に浮かぶのは、度量の大きさの違いと、自らの小ささの自覚。 基本的には無感覚の人形で、尚且つ…神の話に聞き入っている状態では、言葉を返す事も出来ず――  いや、言葉を返せる筈も無く。 そして――…) ――――――…………・・・・・・・・・・      (… このヒトには勝てない。 そんな自覚が過ぎった瞬間、人形が――人形の形を成していた剣がガクリと糸が切れた様に… 倒れ伏し―― ) [Wed 5 Apr 2006 00:37:49]
-夜- > ハハ、迷ってやがんのか?仕方ねぇ奴だな。 ……じゃあ、少しだけお勉強の時間にしてやろう。 ――――神って云うのはな、総じて我侭で、身勝手で、他人の事なんざ考えちゃいねえ。自分が良ければ万事オッケー、他がどうなろうと知ったコトか。人情深いカミサマなんざ、世界中探したってレアモンだ。(瓦礫に腰掛け、人形を引き寄せるを目の前に座らせる。その頭を撫でてやり、指先は額から頬、首筋へと落ちる。) ……ソコで、よォッく考えてみろ。 アタシは今、ちょっとした気まぐれで、出血大サービスしてやろうってぇ気になった。それを受け入れるかどうかは手前ぇの判断だ。 …だが、手前ぇは逆に、アタシに聞き返したな?『この機会を受け取るかどうか』を、与えた当人に聞くっていうのはどういう了見だよ、オイ。 選んだ結果をアタシがどう受け取るか気にしてんのか? 根性あるオトコノコは、ヤらせてやるっつってるオンナノコに『ヤってもいいですか?』って聞くのかよ、バァーカ。(べちん、指先が人形の鼻を爪弾いた。)  ……整理しろ。 アタシは神だ。気紛れで与えた選択しを、オマエがどー選ぼうが、どうとも思わねぇ。惚れようが腫れようが、アタシは痛くも痒くもねぇ。 ――選べ。 勝って、力ずくで手に入れるか。 負けて、何もかも喪うか。 平伏して、与えて貰うか。 ――答えるチャンスは一度きりだ。…あんまり面倒掛けさせんじゃねぇーぞ、少年。(片手をひらひらと振り、面倒くさそうに欠伸交じりに、改めて選択肢を突きつけ直す。) [Wed 5 Apr 2006 00:31:17]
ルーンヤ@ジャック > 【色々と、ケモノの将来含めて審議中。ダメージ判定一時延期】―――――…… (唇をなぞる舌の感触。 慌てて顔だけでも感覚を繋げんと試行錯誤していれば… やがて、耳に入るのは――このチッポケでヒクツで、そして臆病な獣風情には到底、吐き出す事も出来ない様な…そんな言葉。  デカい。この人は果てしなくデカい。度量が、違い過ぎる――  人形越しの瞳に映るのは…小さな自戒と大きな感銘 ) ―――…… 惚れた… 惚れちまったよ、オイラ…  (呟き…その言葉に、戦意を失い…ガクリと落ちそうになる人形の。ああ、けど…カミサマ―――いや、姐さん…言ったよな。根性見せろよ男の子って…  此処で戦意を失い…其の侭、神の軍門に下れば… ソレは根性を見せた事になるのか?過ぎるのは、迷い…) [Wed 5 Apr 2006 00:16:27]
-夜- > 【勝利:本体耐久2→3】 何処の誰って、決まってんだろ。ほら、何だ。手前ぇがこの世で唯一だって信じて疑わねぇ奴ら。 ――ま、そんな奴らは如何でも良いんだ。 別に信じろとまでは言わねーが、折角手前ぇの目の前に現物が居るんだから、手前ぇの目で見て判断してみろよ。 餓鬼じゃねーんだろ?(唇の合間、吐息で擽るように囁いて、また人形へと口付ける。形だけの唇に唇を押し当て、形だけの稜線を舌先でなぞる。) …そら、本当にしてやったぜ。嘘は吐かないって言っただろ? ――――ん、どーだ?今ここで、降参するなら卒業させてやってもイイんだが?(両手でヒトガタの頬を包み、視線を合わせてくつくつと喉を鳴らす。) [Tue 4 Apr 2006 23:47:01]
ルーンヤ@ジャック > (訂正:ソイツラの→ソイツラと  あァン) [Tue 4 Apr 2006 23:37:38]
ルーンヤ@ジャック > 【強襲札】 ――――― シンリャクバカだァ!? 何処の誰の事だよ! オイラの塒を襲ったネズミの大群の事か!? それとも最近塒の周りを荒らしてる奴等の事か!? そりゃ、ソイツラのカミサマは違うでしょーよ! って、うるさい!うるさいうるさいうるさい!!どーてーって言うなーッ!!(ガリガリガリガリ。中空で幾つかの刃と楔がぶつかり合い、火花を散らす中… 神と同じ様に人形も、背や腕や足にと…刃の合間を抜けた幾つもの楔を受け―― ガクリ、ガクリと揺さぶられ…―― ) 本当かよ!?本当なら、今直ぐにキスしてみせろって――――― ( ――そんな中、聞こえてくる相手の言葉。 ソレに、噛み付くような言葉を返そうとした時だった―― 神の唇が、人形の顔に触れたのは  ) [Tue 4 Apr 2006 23:36:58]
-夜- > 【白兵】 ははははははは。馬鹿だな手前ぇ、どっかの侵略馬鹿と、心優しいアタシの区別位つかねぇーのか?だから手前ぇは童貞野郎だってんだよ!(浮かび上がる黒い楔と刃とがぶつかりあい、ぎゃりぎゃりと悲鳴を上げて砕け散る。その合間に飛来する銀閃が腕を裂き、脇腹へと突き刺さり) ッ、は、ふ―― いいじゃねぇか、期待しとけよ。 ……アタシは嘘は言わねぇーぜ? 何せアタシが神だ、アタシが白つったら黒でも白くなるんだから仕方ねぇ。(荒れ狂う刃の渦へと、にやついた笑い浮かべたまま踏み込む。赤い鮮華のような飛沫を撒き散らしながら、狂い咲く人形の襟首を掴み上げて)  ―――――――――ん。(ほんとうに、口付けしてやった。) [Tue 4 Apr 2006 23:28:57]
ルーンヤ@ジャック > 【人形13→9 爆射2点消費】 知るかよ!そんな事!カミサマなんて所詮はドレもコレも一緒じゃないかよ、ロリババァ!ロリババァ!ロリババァー!!(我武者羅。 そんな言葉が似合う様な様子で腹部へと刃状の拳を叩き付ければ、悲鳴じみた咆哮。  同時に、相手が飛び退くのを見遣れば、人形も… まるで、ケモノが飛び起きる様な様子で飛び起き…そして矢張りケモノの様な四つん這いの姿勢を取るか  ) 五月蝿ェ!人が気にしてる事言うなァァッ!! ちょっと期待しちまったじゃないかよォッ!!( その、四つん這いの人形の背が大きく膨れ上がれば… 外套を突き破り、楔に対抗する様に全方位。フルレンジに撒き散らされる刃の弾幕ッ!! 楔に貫かれた人形が放射し、荒れ狂う刃は… 最初から狙いなんて付けてないのか、時計塔を切り刻み 周囲の建築物も切り刻み 地面も切り刻み 人以外の全てを切り刻み、そして―― 神にすら刃を向ける!!) [Tue 4 Apr 2006 23:12:41]
-夜- > 【与:爆射1点使用。3→4ダメージ】 ッはは、そうだろうな。アタシの実家は多神教でな?いろいろと便利な遣り方があるんだよ――ッ、ぐ…!(振り上げた拳が、鳩尾に埋まる。衝撃に身をくの字に折り曲げかはりと喀血し、それでも耳障りな笑いは収まりを知らず。) はは、は――ははハはッ! イイじゃねぇか、それでこそだ、キスしてやろうか童貞野郎ッ! (ざ、と数歩飛びのくと、折り曲げた体のままげらげらと笑いぱちんと指を鳴らす。瞬の間を置かず、地面から沸きあがる黒い雫がぽつり、ぽつりと――) ……夜符。 『タソガレ・シューティング』。(ぱちん。指を鳴らすと同時、大小様々な楔と化した黒い染みが雪崩れのように人形へと降り注ぐ――。) [Tue 4 Apr 2006 23:03:13]
ルーンヤ@ジャック > 【白兵札】 いだっ!いだだっ! この、ちょ!分かるかよ、そんな事!! マネイタだのナンダの!!そんな、オイラにゃ一生縁の無いシロモン!! (未だに芯に痺れる様な激痛――普段なら、この一撃で失禁して失神していただろうが、フィールド内で強化された所為か… 半ば強引に意識を繋ぎ止められれば―― 痛みに混じって耳に入る、凄く耳障りな笑い声。笑い声に混じって聞こえた言葉は…今、何て言った? 『根性見セロヨ男ノ子ダロォー』? ウルサイ!好き好んで臆病に生まれた訳じゃないんだ!!      ナンカ スゴク ムカツイタ ) ジツリョクシュギのクライアイだぁ!? タノシイゲームだぁ!!? ふざけんな! じょーとーだ! 本場の弱肉強食ってモンを見せてやるよ!! この、ロリババ―――ァッ!!( 殴られ、視界がぶれる。 人形越しに痛みが伝わって、酷く頭が痛い。 普段なら、今にも逃げ出したい。 それでも、小賢しい獣は神に喰らい付かんと、倒れた人形の拳を振り上げさせてッ!!) [Tue 4 Apr 2006 22:52:50]
-夜- > (ゴメ。【白兵】。) [Tue 4 Apr 2006 22:44:17]
-夜- > ――違うな。 招んだんだ。 その違いが判るか?判らねーか? ははッ、どっちでもイイよなァ、そんなコトぁ!(時計版に突き刺さった刃は紙一重で頬を掠め、赤く一筋浮かべた頬ににたりと笑いを浮かべては、) …何って、実力主義の喰らい合いだ。愉しい愉しいゲームじゃねぇか、いきなりボケんなよ?(はッは、呆れたような笑いと共に拳を振り上げて―― 叩き伏せた人形の顔面を、殴る。殴る。殴る!) ははははははははハハははははハはははッはははハハははハははははははハハハはハははははッッ!!終わりか?もう終わりか詰まんねぇな根性見せろよ男の子だろォー!?(がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!がッ!) [Tue 4 Apr 2006 22:43:47]
ルーンヤ@ジャック > 【本体7→4】 うぇッ!?…へ…変身、した… ――― んがッ!? あだっ!だーっ!いだっ! ちょっ!!(胸から迫り出した刃を打ち出す寸前… 人形の眼前で、相手の姿が変化すれば…一瞬の戸惑い。そして、その戸惑いが命取りになったのか―― 刃を発射した寸前に、人形越しの視界いっぱいに広がる、闇! 直後―― 脳を掻き混ぜる爆音と、激痛!! 人形そのものが備える自動的なセーフティーだろうか… 人形が受ける損傷が、本体への痛みへと変化したかッ ) な… なッ… うあッ… ちょ、コレ…ヤバッ…!? な、なんだよソレ!!( その痛みと相手の変貌。其の二つに狼狽の声をあげながらに相手へと悲鳴を投げ付け――… 一方、神を穿ち損ねた刃は、夜の空へと突き進めば、時計塔へと突き刺さり―― 時計盤に深く斜めの傷痕を刻む、か) [Tue 4 Apr 2006 22:34:56]
-夜- > (迫る刃が放たれたが先か、ヒトガタの目前走りこんだ『夜』の手は、その頭を鷲掴み力任せに地面へと叩き付ける。)  ――――っは、はァ…♪ [Tue 4 Apr 2006 22:18:28]
-夜- > 【強襲】(―――絡み付いた暗がりを纏った少女は、別のモノに成り代わる。) …ハ、はハハ。はははハは、ハハハははははッッはははハッ!!(哄笑。腹を抱えて笑う少女の姿は、どこか道化師にも似ていた。全身にぴたりと張り付くスーツ状の布を貼り付けたかのような手足は群青に塗りたくられ、山羊の角のように左右に分かれた髪は螺子くれて渦を巻く。薄手のグローブを嵌めたような両手をぎちぎちと音を立てて握り締めると、ごちそうを前にした、それこそ獣のように舌を舐め摺り) ―――面白ぇ。いいぜ?ヤりてぇなら、力ずくでヤってみろよ。 太陽に「何で輝いてるんだ?」なんて聞くような馬鹿みてぇな褒め言葉より、欲しいモノは実力で奪い取りゃあ良いだろう。 やりやがれ、アタシが赦す。(ぐらり、前のめりに倒れると、地へと触れ合う寸前につま先を蹴り真っ直ぐに飛び出して)  …但し、やれるモンならって限定付だけどな。    ―――――喰い散らかせ。  『神座召躰』(She in the showtime)ッッ!!! [Tue 4 Apr 2006 22:16:25]
ルーンヤ@ジャック > 【間接札】 ――― ボクは、精神的な愛よりも肉体的な愛の方が良いなー…なんて。希望としては、カミサマみたいな美少女とか美少女とか美少女とか―― (と、ガックリ落とした腕を外套の中で…イヤイヤとでもする様に腕や腰を左右に振り、軽めの言葉―― そうでもしないと、泣き出しそうな自分を慰める為の言葉を返していれば… 響く、戦闘開始を告げる詠唱の声。 後には退けぬ、こうなったら… 死なない程度に突っ走るのみ!かーちゃん、俺やるよ!  心で気弱に覚悟を決めれば…人形に胸を張らせ――― ばさり!外套が大きくはためく!!) ――― 可愛い女の子の百人や千人も抱かずに、ありんこみたいに踏み潰されて溜まるかーッ!!(―― ガシャンッ!ガシャンッガシャンガシャンッ!! 幾つもの異音!人形の胸部から迫り出すのは、数本の刃!!発射角度、自信無いけど多分良し! 狙うは―― とりあえず、目の前の敵ッ!!) [Tue 4 Apr 2006 22:02:02]
> (――隔離された世界の中で、動くべきモノは三つ。自分。審判。そして敵。) ―――へェーえ、手前ぇがアタシの遊び相手? いいぜ、神は寛大だ。誰が相手でも等しく平等に愛を撒き散らしてやる。(血塗れた右手をヒトガタへと向け、指を真っ直ぐに突きつける。その掌に握り込まれた杯は、鈍く光を放ち、脈打って――)      ――――糞爺!ク=ラリイスの名に置き、第一階三位『夜』へと命じる!今すぐアタシに跪き、この小賢しいチビを踏み躙れ! ―――「精霊召喚術」!! (ざ わり。 ―――詠唱と共に、刻の流れを止めた街並みを歪ませて、足元から這い上がる暗がりが少女を包み込み、そして――) [Tue 4 Apr 2006 21:47:48]
ルーンヤ@ジャック > (そして、世界の侵蝕が始まり… 決闘空間が生み出されれば、ガクンッ と、酷く大げさに肩を落とし―― 人形が身に纏う外套が、風らしきモノに大きくはためく、か) [Tue 4 Apr 2006 21:29:48]
ルーンヤ@ジャック > ――――― ゥひぃッ とーとぉ、来ちゃった…よぉ… (と、耳に入った着地音に、恐る恐るに顔を上げれば… 其処には、何やら杯とナイフを手にした件の神の姿。 その姿を見遣れば―― おそるおそるに、人形は身体を起こし―― ) うー… ボクにゃ意味が大有りなんだけどなァ… 酷いなぁー… 酷いよぉ、カミサマー( ヨロヨロと言うよりも奇怪な感じに、人型の体で歩くのに慣れてないのか… そんな風に身体を前に出す。 本体は、相変らず物陰に… それも、なるべく人目に付かない場所に隠れた侭。 傍から見れば、人形の方が… 聖剣使いのヒトナラザル者、と見えるかもしれない。 多分) [Tue 4 Apr 2006 21:28:31]
レフェリー > ん? (片方がどうも人間でないよう、中々かわいいじゃない、と結構ずれた感覚でその動物を見ながらも、針の反応から二人が聖剣餅であることを認めて……) [Tue 4 Apr 2006 21:23:33]
お知らせ > レフェリーさんが入室されました。 『それを見守る人影』 [Tue 4 Apr 2006 21:20:53]
> (願いは空しくざしゃりと派手な音と土埃を巻き上げて着地した真っ赤な自称・神は、相変わらず指先で鎖を回しながら逆手に小さなナイフを滑り出さす。それからぐるり周囲を見渡すと、) ――――このゲームのルールはメチャクチャ簡単でシンプルだ! 簡単だけに、手ぇ組むなんつうまどろっこしい真似する意味も余地もメリットもねぇ。 アタシは誰も助けねぇし、誰も手前ぇを助けねぇ! …理解したか? 理解したら、チャッチャとおっ始めようじゃねぇか。 なあ! (声の限り叫び笑う少女の姿に振り仰ぐ観衆の中、逆手に構えたナイフでもう片手の指先を切り付ける。びしゃりと、溢れた鮮血が小さな杯を満たし――) ……だからァ、喩え手前ぇがイヤだッつっても、力ずくで遊んで貰うぜ、フリークス?(ちゃり、ちゃり、ぱしん。赤く染まった金色の杯を握り締め、高く掲げる。 ――ざわり、喧騒が遠のき―― そして、乖離されていく。 ねじくれた夜が、切り離された世界から。) [Tue 4 Apr 2006 21:20:02]
ルーンヤ@ジャック > ――――― (前略、常世の森(クニ)のお袋様。私は、ちょっとトラブルに巻き込まれて大変な事になっております。 何でも、13人だか14人だかって数の連中が、馬鹿みてぇに高い威力の剣引っさげて殺しあうとか、そんな感じです。 商品がオイシイから、ちょっとやってみよーとか思ってたんですが、何か… 剣の威力とかマジ凄くね?って感じです。日々生きた心地がしません。 そして、今、何か時計塔の上に、その剣を一本持った自称神が居ます。 誰か助けて下さい――― 追伸 ) 死んだら、死体は大学博物館に寄贈して下さい。そして毎日美少女の学者の卵に熱心に視姦されたいです (と、物陰でブツブツブツブツと世迷言呟き蹲るケダモノと人形一匹と一つ。 其々、頭を手で庇う様に――差し詰め、地震の時に机の下に隠れる様なスタイルで物陰に隠れ――― チラリ、塔に視線を送れば、ナニカが飛び降りる姿に 『着地失敗してくれないかなー』 とか、そんな切なる願い一つ。) [Tue 4 Apr 2006 21:07:42]
> (がらん、がらん。時計台の鐘が鳴る。がらん、がらん。行き交う人々の群れを見下ろし、醒めた視線で鼻を鳴らす。) ―――はッは。(小さな杯の結ばれたチェーンを指先でちゃらちゃらと弄び、強く吹きぬけた風が髪を靡かせる。) …時間キッカリだ。(愉しそうに、愉しそうに唇を歪めると、そのまま空に踏み出して―― 地上目掛けて、飛び降りた。) [Tue 4 Apr 2006 21:05:53]
お知らせ > さんが入室されました。 『――時計台、上。』 [Tue 4 Apr 2006 21:00:08]
お知らせ > ルーンヤ@ジャックさんが入室されました。 『――本体は広場の物陰に、剣も物陰。揃ってガクガク感覚リンク。』 [Tue 4 Apr 2006 20:54:35]
お知らせ > 鉄仮面@審判員さんが帰りました。 『 修道士に後を任せ、鉄仮面は報告へと去る。 』 [Tue 4 Apr 2006 03:00:05]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 両手で顔を覆いしゃがみ込んで啜り泣き、修道士達を暫し困らせた。 』 [Tue 4 Apr 2006 02:58:59]
お知らせ > マリクさんが退室されました。 『 ―――異教の聖女セレス また 何れ―――。 』 [Tue 4 Apr 2006 02:57:00]
鉄仮面@審判員 > ( これが殺し合いの場であれば、一方的に押されていた感のある少女が仕留められる所なのだろう。 しかし、そこで展開されていたデュエルフィールドが収束し、鏡のように砕け散る。 そしてはらはら破片を撒き散らしながら 二人は闘争の異空間から現実の世界へと引き戻されるだろう。 直立不動の仁王立ちでそれを見届けていた騎士風貌が口を開く )―― そこまでッ!デュエルの終了を確認。 このデュエルは引き分けとし、これ以上の戦闘行為は大聖堂の名に置いて禁じさせていただく。 ( そう宣言し、手を上げれば傷ついた聖剣の使い手を保護する為に修道士達が現れるか、無論。拒否する事も可能だが―― かくして戦闘の幕はおりよう。 ) [Tue 4 Apr 2006 02:52:39]
マリク >  ……やれやれ、殺ししきれなかった、か。 ( 振り下ろした刃が相手の光を削り取った辺りで、周囲に満ちていた力が立ち消えていくのが解る。 ……まあ、とうに潰すだの殺すだのという気は失せていたが。) …そうだろうな。 ……ま、次戦うまでに脱落リタイアしてくれるなよ。 ( 己の聖剣を鞘に収めると、ふ、と笑って少女に、否―――。)  [Tue 4 Apr 2006 02:50:03]
セレス > 【聖剣耐久力:10→7】 ―――――――…ッ。 ( ガリガリとまるで硝子のように削れては零れ落ち、消える光。 最後の一撃に耐え、勢いを何とか殺した所で不意に異質化していた空間が収束を開始するのを感じ取る。 このまま、終わってくれる、のか。 ) ………負けたとは思いません。 私も剣も未だ生きているのですから。 貴方が次にまみえる時もまた、口の悪い憎らしい人である事を望みましょうか。 ( 聖剣の光が弱まっていく。 結界が消えれば聖剣もまた、力を失うと言う「ルール」だ。 支えを無くしたようにクレーターの出来た壁にもたれかかり、最後まで減らず口を叩いて見せた。 ) [Tue 4 Apr 2006 02:41:47]
マリク > 【手札:白兵】 ――――ぁあッ!( 突進の速度そのままに、体ごとぶつける様にして短剣を突き出す。 それは光の剣によって阻まれるが、同時に光の剣を形作る何かを確実に削ぎ取ってゆく。) ああ―――負けた時は誰だってそうだろう? ( 自分が負けていたら自分がそういう言葉を受けていたんじゃないか、とも思う。 …初っ端があれだったし。 )  そう言われたくなければ……踏み躙られたくないのなら。 ( 言葉を紡ぎながら、もう一撃見舞わんと刃を振り上げ―――) 何としてでも、勝たねばならんのさ―――。 ( 袈裟に、振り下ろした。) [Tue 4 Apr 2006 02:32:00]
セレス > 【使い手守護2→3】 [Tue 4 Apr 2006 02:21:39]
セレス > 【聖剣耐久力:13→10】 ( 打てる手が無いのは分かっていた。 棒立ちよりは仕掛けたほうがマシ、という程度の反撃は最後の一撃にもなり得ず。 その代わり聖剣は持ち主の意思を離れたかのように聖女の盾になり、回復も追いつかない致命傷を防いで見せた。 じんじんと腕に響く衝撃が、その威力を物語っている。 ) ――――本当、悔しいですね。 好きなだけ言いたい放題。 ( 無知だマヌケだ勝てないだ。 これだけこの短時間で馬鹿にされたのは初めてだ。 余程自分が凄いと思っているのか。 ) [Tue 4 Apr 2006 02:19:56]
お知らせ > マリクさんが来ました。 [Tue 4 Apr 2006 02:10:49]
マリク > 【手札:強襲】 ( ……そう、つまりはそういう事。 彼女には命のやり取りをしているという実感が無い。 或いは、死すら恐れていないのか。) …それでも、お前は勝てないよ。 ( 笑みさえ浮かべて戦いを続行する少女に、寧ろ哀れみすら込め、呟いた。 ……例え己との対戦で経験を得たとしても、今のままでは負ける事などありえない。  ……命を奪い、奪われる、その刹那を、その力を畏れるという事を知らないままならば、それは児戯に等しいと、そう考える故に。) …アズライール、奴らに死を告げに行くぞ。 ( 視線の先で起き上がる少女、その姿を視界に入れながら、聖剣に語りかける。 応える様に震える剣を胸元に引き寄せながら、少女に向かって再び突進を敢行するッ!) [Tue 4 Apr 2006 02:03:17]
セレス > 【手札:間接】 ( まるで現実味の無い体験をしている。 これだけの破壊の痕を生み出す戦いの中、何度も叩きつけられ、そしてまた今度もフラリと立ち上がって剣を構えるのだ。 命のやり取りをしている実感などまるで湧いて来ないから、口元が少し笑ってしまうのだろう。 ) ―――――…貴方の事、凄く嫌いですけれど。 貴重な経験をさせて頂いている事だけは感謝しますね。 …攻撃を避けるのって難しいんですね。 ( 参考にさせて頂きます。 最後にそう付け加え、最後に残った一手の為に身を低く構える。 まったく、実戦経験というのは大切だ。 想定は裏目裏目に出てこの有様。 運が悪かったといえばそうだが、それだけでは終われない。 ) χ-O-WAS、意地を見せなさい。 気概というものをッ!! ( 珍しくか細い声で吼えた聖女の声に呼応してか、光の長剣が強く輝いた。 起き上がったその場から横凪ぎに振り翳す長剣の尖端から、黄金の円盤が射撃されるッ!! ) [Tue 4 Apr 2006 01:50:17]
マリク > ( ミス【使い手守護7→5】) [Tue 4 Apr 2006 01:39:40]
マリク > 【使い手守護7→4】 ……痛ッ! ( 擦れ違い様の一撃は、確かに少女の身体を捉えた。 しかし同時に己の身体にも少女の聖剣の、揺らぐ刃が沈み込む。 激痛と同時に上がる血飛沫。 その決して浅くない傷も、すぐさま聖剣の力によってか、見る間に塞がってゆく。 ) ……怖いな、この力は……。 ( 呟きが口から漏れる。 ……あまりに強すぎる力、確かに魅力的では有るが、だからこそ恐ろしい。 …大きな力に振り回されて身を滅ぼした人間は幾らでもいる。 己も力に溺れ、驕ればすぐにでも…… 少女は、どうなのだろうか。 吹き飛んでいった先を見やり。) [Tue 4 Apr 2006 01:35:40]
セレス > 【使い手守護4→1】【使い手守護1→2】 ( そも、「続けない」などという選択肢は与えられていない。 聖教会の代表として此処に立つ限り、剣が壊れるか己が死ぬまで戦い続ける以外には無いのだから。 そういう身の上を不満に思った事は無いし、この身を正しき神の家たる聖教会の為に捧げる事こそが与えられた存在意義である。 迷う事無くただ聖剣を振り下ろし、光が男に命中するのを確信した辺りで脇腹にまた異物感を感じた。 ごぷ、と音がして口から胃液とも血ともつかないものが毀れ、横凪ぎに身体は宙に投げ出される。 声を上げる事すら出来ない。 )  [Tue 4 Apr 2006 01:27:42]
マリク > 【手札:強襲】 …そうか、あくまで続けるか…… ( 解ってはいた事だ。きっと、そう言うであろう事は。 其れは、彼女が何か背負っているから……ではなく。 傷付いた体が癒えていくのを見て笑っているのは……きっと。 )  ならば……行くぞッ ( 思考を断絶し、攻撃に移る。 足を踏み出し、少女に向けて駆け出せば、普段の疾走の数倍の速度で景色が流れる。 離れた間合いが数瞬で詰まるだろう。 そうして刃が届く間合いに入ったなら。) ……せッ! ( 相手の脇を擦れ違い様に―――斬るッ!) [Tue 4 Apr 2006 01:14:06]
セレス > 【手札:強襲】 終わっても居ないのにもう勝利宣言だなんて。 ( 案外、口が悪いのは自分の方かもしれない。 こんな状況にあってもまだこんな軽口が出てくるのだから。 負けっぱなしが気に入らないのかもしれない。 そういえば、『Sannnaは時々頑固過ぎます』なんて修道院で言われる事もあった。 ああ、今はそんな事考えている場合でもなくて。 ) 私の【聖典概念】は未だ無傷です。 ほら、私だって――――結構気持ちが良いですよ? 傷付く端から傷が癒えていくなんて。 ( 終われないだろう。 そう自分に言い聞かせて、酷くワザとらしく笑って見せた。 脂汗の滲む酷く歪んだ微笑み方だ。 握った聖剣を一つ二つ振り翳して撓らせると、直剣の形をしていた光の剣が徐々に鞭のように柔らかくなり、急激なカーブを描いた軌道で一テンポ遅れて男に向かって振り翳される! ) [Tue 4 Apr 2006 01:06:54]
マリク >  ……やれやれ。 ( 衝撃波を受ける素振りすら見せず、まともに喰らって吹き飛び、壁に激突するその姿を見て嘆息する。 ……何だか先程までの激情も薄れてきているし。 ) …そろそろ解っただろう? お前では俺には勝てないと。 お前の動きには"裏"が無いから……どう動くかが丸判りだ。 ( 目の前の少女がどんな生まれ育ちをしてきたかは知らぬ。だが、相当過保護を受けてきたであろう事は容易に想像できる。 ……疑う事を知らぬ、とまでは行かぬだろうが……戦場で戦うにはあまりにも真っ直ぐ過ぎる、そう思える。) [Tue 4 Apr 2006 00:54:14]
セレス > 【使い手守護6→3】【使い手守護3→4】 ――――あッ…こ、のッ!!! ( 戦術としてはありきたりの喧嘩殺法だ。 暗黒街のチンピラやコロセウムの剣闘士などなら当たり前のように使う目潰し。 然しそんなものも矢張り知らずに育ったのが教会に保護された世間知らずの聖女の正体であり――――。 さっきよりも明らかに深く。鋭く。大きく。 隙だらけの娘を紙屑の様に吹き飛ばして壁にブチ当てる。 ガツン、と嫌な音が自分の頭から響いたのを感じながら聖女はずるりと壁に凭れ――――。 ) ……ッ、 ……あ。 本当に口の悪い人ですね。 ―――…オマケに姑息。 こっちこそお断りです。 ( まったく、などと肩を竦める姿はあまり、余裕のある態度とは言い難かった。 ) [Tue 4 Apr 2006 00:38:49]
マリク > 【手札:間接】  生憎と、小娘を相手にする趣味は無いのだがな。  ( は、と笑い飛ばしてやる。 …これで相手が乗ってくるなら良し、そうでなくともこちらには何ら被害は無いのだから。 相手が時間を稼ぎ作戦を練るならば、己は其れを更に越えて見せよう。) ―――ふむ、では行こうか。 ( 爪先で指し示された聖剣を取り戻すべく、無造作に歩き出す。 そして再び相手の聖剣の間合いに入るか否か、の瀬戸際で。)  先に謝っておこうか―――悪いな。 ( その言葉と共に、地面の砂利を、相手の顔面目掛けて蹴り上げる!―――卑怯と呼ばば呼べ。 敗者が語る其れは、只の負け犬の遠吠えにしか過ぎぬ。 …相手が視界を奪われているだろうその一瞬に、転がっていた聖剣へと飛びつき、それを手に掴む!そして―――) 有りもしない余裕を見せるからだ―――間抜け。 ( 聖剣を振り翳す。弧を描く剣閃、其れをなぞる様に生み出された衝撃波が、至近距離から女を打ち据える!) [Tue 4 Apr 2006 00:20:46]
セレス > 【手札:白兵】焦らないで下さいな…がっつき過ぎる殿方は見苦しいですよ? ( 焦るな。 その言葉はむしろ自分に向けて。 本番に備えてあれこれ練り上げていた手札を幾つか破棄せざるを得なくなって、お喋りをしながら頭の中を整理する。 お互い力任せに叩き込むばかりではなく、むしろ似たようなタイプかもしれないと再認識して―――。 ) そっくりお返しします。 この剣を失えば貴方とて唯の人でしょうに。 さぁ、さっさと拾ったらどうです? ( 男の聖剣…聖剣と呼ぶのも汚らわしい偽典は己の足元にある。 ほら、と爪先で示して肩を竦めてみせ、男が何かしらの方法で剣を回収しに来るのを迎撃せんと再び光の剣を構え、待ちの姿勢を取る。 ) [Tue 4 Apr 2006 00:07:08]
マリク >   それは違うな―――お前が既に俺の術中に居る事が嬉しいんだ。 ( ふん、と鼻を鳴らし、肩を竦める。 ―――確かに今の一撃は大した効果を及ぼしては居ない……その肉体には。 だが、相手の精神、或いは思考の方にはどうか?) …其れはお前の力では在るまいに。 その剣が無ければ、今のでお前は終わっていたぞ? ( 外套を脱ぎ捨て、黒の拘束衣姿で誇らしげに胸を張るその姿に冷たく言い放つ。 その間、視線は女の足元に転がる己の聖剣の姿に注がれる。  ……まずはあれを回収して、その後どう攻めるかだが――。) [Mon 3 Apr 2006 23:55:02]
セレス > 【使い手守護8→5】 ………ッ!! ( 大きく振りかぶった光の聖剣は虚しく空を切り、状況を確かめる間も無く、嘲る言葉と鈍い痛みが降り注ぐ。 聖剣の守護が働いているのか、本来なら深々と突き刺さっても良さそうなその刃は白い外套を切り裂いて浅く胸元を傷つけるに留まった。 ) ――――得意になって…初太刀が当たったのが嬉しいんですね。 ( 大した事は無い。 高揚した精神がそう判断してむしろ、口の端を小さく上げて笑ってしまった。 ) 何だか身体が火照りますね。 ほら、ちっぽけな傷なんかもう治り始めている――――。 ( 悪くない気分だ。 おもむろに白外套を脱ぎ捨て、誇らしげに胸元を示してみせる。 【聖典概念】カイオヴァスの力か、切り裂かれた胸元が既に回復を始めていた。 聖女の姿は清楚な白から一転して、淫猥にすら見える黒の拘束衣へと変わった。 ) 【使い手守護5→6】 [Mon 3 Apr 2006 23:45:09]
マリク > 【手札:間接】 ( 勝手が解らないのはこちらも同じだ。 このような戦場での戦い、今まで体験した事などある筈は無く。 故に頼れるのは今まで培った経験のみ。 ……其れもこの非常識な戦いで何処まで頼れるか解ったものでないが。  )  やれやれだな、無知と言うものは本当に恐ろしい。  ―――己がどれだけ無力かも見えていないとは。 ( 言葉と共に歩み始めた相手の動きを目にして感じるのは失望、そして浮かぶのは―――嘲笑。 何だその動きは、と。 笑わせるな、と視線で語りつつ、身を沈める。 相手の刃の間合いに入り、剣が振り下ろされれば、その瞬間全身の筋肉に力を込め、次の一瞬で其れを解き放ち、思い切り跳躍する――――後方へと。 )  受けろ、告死の一撃を。 ( そうして瞬時に間合いを離した敵に、己の唯一の得物、聖剣アズライールを投擲する!)  [Mon 3 Apr 2006 23:31:13]
セレス > 【手札:白兵】( 勝手のわからない戦いだ。 先ずはどうする、どうすれば良いなどという基本的な知識も無く、ただ今まで経験した事も無いような身体的な充実感を持て余し、無造作に男との距離を詰める事にした。 ) 覚悟? 今更そんな言葉を口にするのは――――貴方こそ私みたいな小娘に怯えているんじゃないですか? ほら、行きますよ? ( 無造作に進む歩みは止まらない。 そしてただ、剣が届く間合いに至れば光の長剣を振りかざすだろう。 光は命中すれば、肉を切るよりも先に精神を焼き斬る。 ) [Mon 3 Apr 2006 23:19:59]
マリク > ( 剣を抜くのと同時に刀身から噴出すように広がる"何か"―――其れが周囲を包むのに併せ、己の内に今までに感じた事の無い、絶大な力が溢れてくるのを感じる。) ……これが、聖剣の力――。 ( 手の中の剣に視線を落とす。 その姿は普段使っていた其れと何ら変わりは無いように見える。 只の短剣でしかなく。 その存在感だけが違う。 ) ……お前の力を借りるぞ、アズライール。 ( 其処に確かに存在する"意志"に語りかけ、剣を持つ手をだらりと下げた。 …無為の構えを取り。)  ―――覚悟は出来たか、女。 [Mon 3 Apr 2006 23:08:08]
セレス > ( 放たれた聖剣に刃は無く、其処には一枚の円盤が挿されていた。 金色の円盤は抜剣と共に勢い良く宙に飛び出し、柄から1m半ぐらいの位置に並行に静止する。 一つ二つ、ダガーのように軽い聖剣を取り回すと、やがてその柄と円盤の間に目映く輝く光の刀身が出現した。 光の刀身にはびっしりと聖句が刻まれ、流動するように絶えず動いているようだ。 ) 【聖典概念】カイオヴァス……これが貴方ですか。 成る程、美しい姿です。 ( そして、剣など握った事も無かった聖女は騎士がそうするように聖剣の柄に口付けをして、もう一度ひゅんひゅんと手首で剣を撓らせた。 ) [Mon 3 Apr 2006 22:58:57]
お知らせ > 鉄仮面@審判員さんが入室されました。 『 直立不動 』 [Mon 3 Apr 2006 22:55:32]
お知らせ > マリクさんが来ました。 『 鍔鳴りと共に、銀が翻る―――。 』 [Mon 3 Apr 2006 22:54:13]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 その言葉と共に聖剣の柄を引き抜き――――。 』 [Mon 3 Apr 2006 22:51:46]
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