†乱入とバトルロール
此の項では主にバトルロールのお話と、其れに伴うルールの説明を致します。
幻の水面では会話の上で戦闘が発生したらバトルをする事が出来ます。
〇.乱入全般について。
バトルでも、プレイ(所謂エロ。)でも乱入がないとロールが始まりません。
ですが、既に二人がロールをしている所に乱入する際は少し考えてからにしましょう。
空気読め、とは言いません。皆で騒ぎたいのか、二人で決着を付けたがっているのかを考え、
イベントなどの例外を除き乱入する場合は電報で乱入OKか聞くのがマナーです。
バトルの相手としては、PC対PCが一般的ですが、
フィールドやイベントでは一発モンスターが現れ戦う事が多いです。
町の中でも偶にモンスター扱いの人間のNPCが現れる事もあります。
1.バトル全般について。
バトルをする時は、自分と相手の位置、何処を狙って攻撃をしたかなど、
基本的な情報を相手に伝える事を目標として描写をしてください。
尚、バトルロールは相手に勝つことを目的としているものではありません。
意味のない論理や口八丁で勝つなどをするPCには罰則も必要です。
逆に、如何負けるか、というドラマを作れるロールが素晴らしいのです。
バトルの相手としては、PC対PCが一般的ですが、
フィールドやイベントでは一発モンスターが現れ戦う事が多いです。
町の中でも偶にモンスター扱いの人間のNPCが現れる事もあります。
2.バトルの基本バランスについて。
先ず第一に言わなければいけないのは、強さのインフレはありえません。
低級キャラクターというものはまだ人間の範疇の強さである事をお忘れなく、
喩え吸血鬼だろうが悪魔だろうが低級なんてのは大したものではありません。
特に素手の低級はライオンとかには間違いなく勝てませんね。
ファンタジーが少しだけ入り混じるのは中級になってからのお話です。
あとで纏めますが、魔法についても少しお話をさせて頂きます。
属性魔法や特殊能力を持つPCも居ますが、其れがあるからと言って
基本的な強さは変わりません。力1のキャラが5の攻撃をする事は出来ないと言う訳です。
普通よりも妙に強い、妙に弱い場合は、きっとなにか理由があります。(ないのは禁止。)
あくまで個人の強さには限界があり、一人が三人四人に勝つのは至難の業です。
だからこそ方向性の違うキャラクタでパーティーを組んで欲しいのです。
人を守りながら戦うのは大変ですが、遣り甲斐があったりしますし。
また、モンスターの中でも☆7以上は人間レベルでは絶対倒せないようになっています。
個人で勝てる化け物や神魔などでは宗教心さえ芽生えません。
バトルは基本的に能力値で判断しますが、怪我や油断などによって結果は変動します。
全てのPCやモンスターも生き物ですし、弱点等の隙はあります。
能力値だけではなくロールや総合状況を鑑みてください。
3.一人ロールでの戦闘について。
相手が居ない場合一人のロールだけでモンスターと戦う必要もあります。
勿論此の場合はバトルポイントは貰えませんのでご注意下さい。
此の場合、描写の中に敵の描写も入れてロールしてください。
…これでも必ず勝つということはありません。
4.一発モンスターの乱入について。
数多く行われているのが此の乱入です。
参加者さんもご自由にやっていただけるロールです。
モンスターだけではなく、人間等がNPCとして乱入するのもありです。
其の場合乱入する方は必ず説明欄に強さを表示をするのをお忘れなく。
説明欄に「@.」を最初に入れれば、名前の横の◆にマウスを合わせた時、
ブラウザの下に説明文が表示されるようになります。
「@.☆1」等と入れるのが一般的です。名前欄に「男☆1」でもOKです。
最初の数ターン、敵の正体を現すまで強さは秘密という演出程度は問題ありません。
そして、ここで其の強さの規準を以下に記しますので参考にしてください。
解説は低級を基準として書いてあり、☆4以上は低級では先ず勝てません。
級 | モンスターレベル | 能力値 | 解説 |
低級 | ★ | 約10 | 怪我などの問題や、ミスをしない限りは大抵勝てる。 戦闘職なら確実だが、一般職でも工夫すれば十分に勝てる。 |
★★ | 約20 | 一般職では苦しいが、戦闘職ならば互角程度か。 ごく稀にこちらが殺されることがある。油断はするな。 |
|
★★★ | 約30 | 登録したばかりの低級(24)はまず勝てない。殺される可能性も高い。 二人がかりで闘うか、弱点をつくべきだろう。 |
|
中級 | ★★★★ | 約40 | 中級クラスの人物であれば勝てる程度だろう。 大分強くなっているので特殊攻撃に注意。低級一人ではまず無理。 |
★★★★★ | 約50 | 中級クラスのPCと互角であろう。 低級は見た瞬間逃げに走った方が良いかも。 |
|
★★★★★★ | 約65 | なりたて中級2,3人が欲しいほどの強さである。 中級限界値のものならば勝てるはずである。 |
|
上級 | ★★★★★★★ | 約75 | 中級ならば3〜5人必要。そろそろ化け物。 |
★★★★★★★★ | 約90 | 中級ならば4〜7人は必要か。一晩あれば町を滅ぼせる位。 | |
★★★★★★★★★ | 約105 | 上級多数でないと勝てないだろう。国家の敵。 | |
超級 | ★★★★★★★★★★ | ∞ | 勝てません。自然災害や人間の手に負えないもの。 |
以前のルールと違い、能力値換算が出ていますがあまり囚われない様にして下さい。
尚、出せるモンスターはフィールドの出現モンスターの設定に準じます。
ですが、上級モンスターは影響力があまりに多大な為☆7まで、
それ以上はイベントのみの出現となります事をご理解下さい。
更に、☆7を使った場合は使用後に管理に連絡する事を義務付けます。
何処でどのようなモンスターを使ったか、結果はどうなったかをお知らせ下さい。
モンスターは世界観のところに用意してありますが、
新規で創作して頂いても構いません。無茶なのは勘弁願います。
町の中でのモンスターは準戦闘区域、戦闘推奨区域でしか出すことが出来ません。
此の場合、人の形や動物をしたものが殆どになるでしょう。
余程の事がない限り、☆3までになると思います。
モンスターの群れを作る場合、例えば☆1のモンスター10匹なら、
10匹まとめて☆1なのか、一匹ずつが☆1なのか分からない場合があります。
これはどちらでも選択自由ですが、どちらであるか登場時にわかるようにしてください。
このような一発モンスターの乱入は基本的に二回以上同じNPCを投入できません。
イベントモンスターの場合は戦闘が数度にわたることもあります。
5.PC同士の戦闘について。
一発モンスターとは違い、PCとPCが戦闘することも珍しくありません。
ただ、戦闘禁止区域では戦闘及び戦闘関連の特殊能力の使用は禁止いたします。
そのPC名以外で乱入する事も可能ですが、
説明欄に「@.キャラ名」の様に正体を書くようにしてください。
尚、悪役PCによる乱入は出来るだけ電報で乱入していいか聞きましょう。
6.バトルフィールドについて。
世界は大きくわけて「ヴェイトス市」「主要都市」「フィールド」に分かれています。
基本的には戦闘はフィールドで行うものですが、町中でも戦闘は発生するでしょう。
考えられるものとして、以下のようなものがあげられます。
そこで、町中での此処の場所で戦闘が可能かどうかを4段階に分けました。
戦闘区域 | フィールドと変わりません。一発の敵を出すのもOKです。 |
準戦闘区域 | モンスターは人間や其れに準ずるもの達のみ。 悪役キャラの乱入も無茶なものでなければOK。 |
戦闘非推奨区域 | PC同士が会話の展開の上でのバトルや誘拐程度ならOK。 一発の敵キャラクターの乱入は不可能です。 |
戦闘禁止区域 | 戦闘と、戦闘関係の特殊能力の使用が不可能です。 |
戦闘非推奨区域のフリースペースは待ち合わせや、
乱入の許可を得た場合は一発キャラを入れても構いません。
ですが、例外的であることはお忘れなく。暇そうにしてる人に。
7.魔法などについて。
幻の水面はリアルとファンタジーが入り混じっている為、魔法も存在します。
低級が使える魔法は高が知れていますが、武器を使うより強い攻撃もあります。
あまり強力なのや連発やらをすれば意識を失ったり息が切れたりします。
MPというより集中力がなくなるといったイメージでしょうか。
ですので、比較的強い魔法を使う場合はタメを表現してください。
魔法は、剣や槍に比べれば余りに万能なので、制約があるわけです。
攻撃魔法や召喚魔法は、なんらかの文句(詠唱)や作業を行う必要があり、
その隙をついて武器格闘者が勝つ可能性も出てくるという事です。
このためを表現する為、当サイトではターンというものを採用しています。
それでも、低級が中級と戦える様な無茶な魔法は禁止の上、行ったら罰則です。
ターン制度について例を出して説明いたします。
剣の敵>ギィッ…(剣を振り下ろし、相手の頭を割ろうと試みて。)
キャラ>なんの!ファイヤー!(周りが急激に炎の海になり、敵全てを焼き尽くし。)
剣の敵>ギャアー(全身を炎に包まれて…)
悪い例です。とても悪い。
逃げ場がない程の炎魔法を使うのにそんな速さだと、敵役の人は絶対勝てません。
剣よりも遥かに有利なわけだから、ターン(行)を稼ぐわけです。
相手とのバランスをとる貯めのシステムなので、間に相手のロールを挟むようにします。
此方が一行動、相手が一行動くらいで。参加者全員のロールを1ターンと定義します。
ですので、この魔法が1ターン消費の炎魔法だとして、上を訂正します。
剣の敵>ギィッ…(剣を振り下ろし、相手の頭を割ろうと試みて。)
キャラ>くッ…!(其の斬撃を何とかかわし、其の侭離れて詠唱を開始しようと…。)
剣の敵>ガ…?(かわされ、少し驚いた様子を見せて、更に相手の足を薙ごうとし。)
キャラ>○☆▽×※… ファイヤー!(詠唱、足を狙う攻撃には脹脛が斬られるが、
何とか詠唱を完成させて、其の敵に向かって炎の魔法を放つ。)
剣の敵>ギャアー(全身を炎に包まれて…)
こんな感じで。数ターンかかるものなら其の間相手は更に攻撃をしてきます。
尚、魔法使いの詠唱中に普通に会話するのは… ありえませんので。
8.バトルにおける禁止事項。
バトルロール自体難易度が高いもので、禁止しなければならないものもあり、
それらを此処で詳しく説明いたします。絶対やらないようにお願いします。
I.確定ロール
相手が次にこうするだろう、という行動をこちらが勝手に決定しまう事です。
ナイフで胸を刺した!とやってしまうと相手は死ぬしかない為、
刺そうと試みた!などとするのが望ましい。
バトルに限らず日常でも勿論そうです。
更に例を挙げていきます。次項で説明する無敵ロールにも当たるものもあります。
尚、主に描写の話であります。台詞で『絶対無敵』と言おうが問題ないです。
・ 『絶対』などといった言葉を使うロール。絶対当たる魔法を放つ、など。
・ こうだからこうなるだろうという論理をするロール。考えるだけなら可。
・ 相手を必ず操ると言った魔法や特殊能力。
II.無敵ロール
相手の攻撃などを全て(都合のいい時だけ)無効化したりする事を言います。
主に能力値が低い方が行う物で、バトルのルール違反では一番重いものです。
喩え上級でも油断していれば低級に傷つけられる事もありますので。
無敵、そして何をやっても死なないと言った不死身はやらないで下さい。