タイトル | : 【魔界イベントSceneEnd】 |
投稿日 | : 2006/09/22(Fri) 22:31 |
投稿者 | : 魔界の語り手 |
あれから2ヶ月近くが経ったある日。
魔界の一大陸のシンボルともいえた城が内側に崩れるように崩壊した。
それは城主であるクロウァーテを失ったという何よりの証拠であった。
その情報は1、2晩もするとその大陸中に流れ、ある者は驚き、または喜んだ。
此れからの魔界の力関係に大きな亀裂が入る事は間違いなく、
人間界でなく魔界にも大きな波紋を残した一つの出来事は収束していく。
まず、紅い魔法陣。城からの魔力供給が一切なくなった為、
現在までに溜まっていた魔力を噴出せばそれは扉を閉じるであろう。
その期間は予測から一週間程度を見越しており、それが過ぎれば行き来は不可能となる。
紅い光はなにやら弱弱しく仄かに光る程度… 1日、また1日それが減っていくのが目に見える。
ヴェイトス市は現在も混乱が続いており治安が減っていったが、
ある時を境に全く紅い雨が降ることはなくなった。
そして魔界から帰還したものが凱旋すれば、原因の壊滅が伝えられるであろう。
町は元に戻っていく。だが、人々の記憶には確かに人にあらざる者への恐怖、
魔物達と立ち向かった勇気が残り、そして歴史としてこの悪夢は刻まれる。
だが、最後の元凶はいまだ何処かに生き残っている事を追記して、
私の語りの一章は此処で筆をおく事になった。
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Scene3中、クロウァーテという悪役限定PCの死亡により、
魔界イベントとしての終了条件を満たされました。
堅苦しい挨拶は最後に廻すとして、参加者の皆様には
以下のように事後処理を行って頂きたく存じます。
そして、一週間後の9/28 0:00に魔界の扉は閉じ、完全に終了致します。
その場合、魔界の門並びに魔界全てのチャットルームは閉鎖されます。
ヴェイトス市正門につきましては、残す残さないの意見があればどうぞ。
※経験値と報酬について
Scene3では、区分1,2,3の募集がありましたが、
1、2、3の「経験値」につきましてはもう換算できます。
1の追加経験値並びに金銭報酬については、
9/28 0:00に纏めて発表いたしますので暫くお待ち下さい。
※魔界の門が閉まるまでについて
一週間の期間で、魔界にいるPCは地上に逃げてください。
魔界PCはこの一週間に魔界に帰るか、人間界に残るかは自由です。
以前と違いますが、日常ポイントを7溜めていない魔界PCも、
ヴェイトス島に移動する事は可能です。
そして9/28 0:00までに総能力値が「5」下げてください。
自分で下げて貰う事になりますが、
下がらない場合は此方で特定ステータスを下げます。
下げた時点で、魔界PCは通常PCとして扱うようになります。
この一週間PLさんが忙しかったりの場合は、其の間にPCが移動して、
自動的に戻ってもらったと考えて頂いて構いません。
ですが、病気や怪我で動けない場合キャラロストする場合もあります。
※天候などについて
9/28 0:00以降、天候は通常のものに戻ります。
それまでは空は紅いですが、紅い雨が降ることはありません。
閉ざされたタイミングで、紅い雨などを浴びて瘴気を含んだもの、
今までに溜まった紅い水などは全て浄化され、なかったことになります。
並びに9/28 0:00に、ヴェイトス市現状も消えます。
※その他
魔界イベントは此れで終わりになりますが、
派生イベントを立てることは大いに歓迎いたします。
残された元凶のヴァイオレート討伐計画だったり、
ヴェイトスに残った魔界PCが復讐をしようとしたり、
その他いろんなアイデアがあれば自由にイベントを立ててください。
これはいいのかな?というものがあれば私書箱やメールで相談を受け付けます。
並びに、魔界の設定は消える事はありません。
また何かイベントでこの闇の世界を使いたければ開放しますし、
魔界のモンスターを出したければ、ヴェイトスに残っていた、と扱って貰って結構です。
※最後のご挨拶
これにて大イベントを終わりとさせていただきます。
二ヶ月にわたる長いイベントに皆様お付き合い頂き、誠に感謝いたします。
出来る限りの大風呂敷を広げ、回線トラブルなどありつつも
なんとか纏められたかな、とほっとしています。
今回のイベントのそもそもの発想、天候のアイデアなどにつきましては
近日中に「GMの独り言」に纏めますのでそれを読んでください。
イベント用私書箱は『Violate』です。感想や苦情など。
幻の水面GM兼管理人 咲渡