| タイトル | ： カミサマ襲来 |
| 投稿日 | ： 2010/07/07(Wed) 19:46 |
| 投稿者 | ： カミサマ |
【始まり】
全ては小さな小さな出来事の積み重ね、塵も積もれば山と化す。
始まりはほんの些細で不思議な事件から。
常よりヴェイトス市で多くの事柄に付き合わされる自警団がその舞台。
夜も更けた草木も眠る丑三つ時に突如として詰め所に駆け込んで来る人影二つ。
慌てふためいた上品そうな初老の夫婦、夫に抱えられた婦人は特に青褪めた表情だ。
混乱している夫の支離滅裂な言動を、纏めてみると以下の通り。
大変だ！夜道を歩いている時に何も変な物に妻が襲われた！
幸いにも怪我は無かったんだが。髪が、妻の髪が、無いんだ…！
あの変な物に根こそぎ奪われてしまったんだ！
そう、帽子を取った婦人の頭は何処までも見事な禿山、スキンヘッド。
その時の自警団員は知る由も無かっただろう、この奇妙奇天烈摩訶不思議な最初の事件こそ。
ヴェイトス市内中で巻き起こる、頭髪強盗連続事件の始まりにしか過ぎなかったという事を。
そいつは遥かトキノミヤコから、商船の積荷に潜伏して海を渡りヴェイトスにやって来た！
その狙いは金でも無ければ滴る血肉でも無いし魂でも無い！
市民の大半が、その頭にふっさふさに備えている豊かな髪の毛だ！
繁殖能力に欠けたその代り、そいつは他人の髪に擬似的な人格と妖力を吹き込んで、
自分の分身を次々に増やして市内中にへと解き放つ！
これはヴェイトス市の、否、島の住民の大事な毛根の未曾有の危機である！
被害者をこれ以上出さぬ為、我こそは市民の髪の救世主と名乗る者！
さあ、いざ集え、今此処へと！
【簡単イベント内容】
詰る所は市内に市民の頭髪を強奪する髪の毛が跳梁跋扈しているので、
そいつらをどうかやっつけて、大事な緑成す髪の毛を取り戻して欲しいという内容です。
詳細ルールに関しましてはレベル進行、戦闘員推奨、非戦闘員推奨ルールに分けております故。
大変御手数を御掛けしますが、其々をどうか御覧下さい。
何かの際の連絡は「hair」までお願い致します。