タイトル | : 陰陽寮ハラエより |
投稿日 | : 2010/10/25(Mon) 16:47 |
投稿者 | : 園内一花 |
( 謎の津波からメア島の浮上まで、一連の怪事にミコミコ縁の神々は関わっていないらしい。
またぞろハラエは我関せずを通そうとするけれど、しかし島が突如として現れるなど並大抵の事ではない。
霊的な何か、あるいは呪術のような力が働いていないとは考え難く、ならばハラエも人を出しておくべきではないか。
無駄足になるかもしれないけれど、最近あまり表立った行動に出ることが多くないし、このままでは他組織や檀家にもそっぽを向かれてしまうかもしれない。
ヴェイトス市にあっていざという時に他組織との連携が取れないのは致命的ではないか、などなど。
あれやこれやと声を上げていたら、では言いだしっぺが行って来いという事になってしまった。
元々トレジャーハンター出身という変り種でフットワークは軽いし、手柄はないけれど一応魔界帰りなどの箔もある。
しばらく外に出ていて帰って来たばかりだけれど仕方ない。
街の治安も心配だから子供達のことを伴侶に任せ、ハラエからの調査隊に加わる事になった。 )