”チェイン”
踊り子として貞節を、虜囚として尊厳を。 脱走者として童貞を、傭兵として両腕を失った。 なくしになくして、けれどもいつしか、自由になった。 せめて今から、可能な何かを取り戻す――に際し、 さしあたっては金が要る。 ・・・よっしゃ。やるか。 なくした両手に力を込めて、パタティーナ・チェイン(鎖の少女)は駆け出した。 ―――まっすぐに、職安に向かって!
★容姿・特徴★
明るめの茶髪に青紫色の瞳。白人系の肌色を持つ。 身長は並ながら、体重は機械化のため80kgを超える。 C〜Dランクの胸部よりも魅惑の太股(自称)が自慢だとか。 少年少女は青年少女にパワーアップ、口が悪いのは直ってない。
まぁ何よりもその存在を際立たせるのは、鋼鉄製の腕だろう。 シルエットから人間ではない、巻き上げ機付きの左右非対称な腕部。 傭兵時代の稼ぎの大半を突っ込まれたそれは高機能で、その分重い。 だが彼女はコレを器用に振り回し、駆け回り、そして跳ぶのだ!
★性格・動向★ *アイバン人について。* 「アイバン人は陽気でおしゃべり、酒が好きで、音楽も好きで、おまけにケンカ早い。 夜の六時には店を閉め、酒場(パブ)で朝まで飲む。」とどこかに書いてありました――
大体そんな感じであるが、彼女の場合、さらに金銭への執着がある。両腕と自身の維持費のためか。 信用が微妙で専門的生産技能に乏しいため、もっぱら日雇い・短期のアルバイトだ。 ただ働きはしないが、用心棒から庭掃除まで仕事を選ばず、時に掛け持ちする。 然し同時に節約は嫌いなので、働いて稼ぎつつもパーッと使って中々貯金がたまらない。 だからもっと働くという非常に経済に優しい生き物だ。
★種族特性・クランク★
傭兵時代に損壊した両腕〜胸骨のあたりを機械装置に換装している。 日常動作に便利な人サイズの右腕と、一回り巨大な左腕のセット。 肩の巻き上げ機で駆動させている。肩の部分だけが魔法的な品で後は機械。 関節取り外し・回転・鎖をくくっての伸張など、人らしからぬ動作が可能。 (長所:頑強、無痛覚 短所:無痛覚、要メンテナンス)
つまるところ身体の内部に機械が侵食している状態なので、 体重が非常に重くなること、泳ぎ辛いこと、機械部位が目立つこと、 純粋な人間とみなされないこと。 などの短所もある。 医術・薬効・魔術どれも利きは悪いが、機械技術で修理可能な部位がある。 取り外してしまうと両腕が上腕半ばから無い状態となり、肩の接合部も露出する。
★技能★ 軽業の冴えは昔とった杵柄である。 が、ブランクがあるため本職には劣る。 元傭兵のため戦闘技術を持つが、ブランクがあるため本職には劣る。 性的な以下略。ブランクがあるため本職には劣る。 要するに器用貧乏である。
主な所持品:バイト用の衣装数着、簡易メンテナンス道具 お古のレザーの防刃衣(普段は着ない)・装飾ナイフ数本。
所持金/45000エンとする。 収 入/仕事ロルに応じて適当に追加するものとする。
日常経験5/7 裏家業 3/10
こすぷれぎゃらりー:羊 むしこむし みのーん 昆虫採集の蝶 まみー こいぬ。黒ローブ。
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