「 教えてくりゃれ ――わっちの必要とされる事など、あるのかや …? 」
※奴隷ギルドに再度、収容されております。
+ 容姿 + 紫掛かった黒髪を結うことも侭ならず、背まで伸びた侭。 金の瞳孔は縦に長く、ヒトとしては余りに不自然。かつ、薄気味悪い。 娘の顔――右半分は無事なれど、左半分は鱗に覆われている。 その為 左の前髪は不自然に伸び、顔の半分を隠すかのように。 肌は病的なまでに蒼白く、びっしりと鱗のようなものが表れている。 強いてヒトと変わらぬ個所を挙げるなら、それは顔の右半分のみ。 … それも、爬虫類めいた瞳で相殺される。 身に纏うは喪服のごとき、黒の和服。紫の蛇が巻きつくようにアシラワれている。
+ 趣向 +
暴漢に襲われ、純潔を失った。 その記憶から『行為』に至らずとも、 異性に触れられる事すら異常なまでに恐れるように …。
+ ネクロマンシー +
無自覚のうちに、この世ならざるモノを感じ取ることが在る。 『それ』が何なのか、解らぬけれども。…生来より在ったもの、 であった為奴隷は然程気に掛けることもなく。 周囲に何と云うでもなく。 ―― 今宵の奴隷は、何を『視』ているのか …。 烙印は右脚の太腿。金色の蝶を模した刺青が刻まれている。
+ 過去 +
本名、不明。
朱鷺乃都の小さな村に生まれた子ども。 両親はその面妖な容姿を見、『蛇に憑かれている』と思い込んだ。 子どもを案じた両親は、その子を人知れず座敷牢に幽閉する。 だがそれもやがて、両親の死とともに村人に知れ渡ることとなる。 幽閉された蛇女を人々は恐れ、その日のうちに村から放逐した。 ――そして月日は流れ。 娘は衰弱していた処を、奴隷ギルドの職員に見つかって――。 『太夫』と云う名は奴隷ギルドで与えられた。 本来それは 官許の遊女、 又は芸妓の内最高位(松の位)にある者への呼びかけとされる。 だがこの奴隷にとって、その名は荷が重過ぎる。 そのうえで与えられた名には、明らかな蔑みが篭められていた。 逃亡防止に足の腱を切られた奴隷は、手で這うしか移動方法を与えられず。 床を這い擦る様は 鱗の様な肌と相まって、『蛇』を思わせる …。
+ パートナー +
――――― 。
+ 芳名録 + ※( )は、お名前知らず …。
間空宗政さま。(エルさま)。(フランさま)。ウトゥクさま。
+ 値段 +
一万エン ↓ 元の値段は五千エン。再査定により、一万エンとなりました。
+ 特記事項 +
09.07.02. 暴漢に襲われ、純潔を失う。 10.08.11. 奴隷ギルドに再度、収容される。
日常( 0/7 ) 戦闘 ( 0/10 ) 所持金:0エン
☆私書箱「 Destiny 」★
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