illustration by 梓森あるか
◆生まれなど
常世の森の東側、精霊の泉にほど近い所に小規模部族の集落がありそこの族長の孫娘。
両親はナィナが幼い頃に亡くなっている為、祖父である族長の元で育てられた。
小さな頃から集落の男たちと一緒に遊びまわり、孫に甘い族長の許可もあって戦闘訓練や
狩りにも参加したりと好き勝手に育つ。
そのせいで年頃になっても村の同世代の男たちでは相手にならず、当然の如く結婚拒否。
たまに来る交易商人が話す外の世界に興味を惹かれ、村の外へと飛び出しヴェイトス市へ。
◆外見など
背中まであるぼさぼさ黒髪に同じく黒い瞳。ヴェイティアンである事を雄弁に物語っている銅褐色の肌には一人前の戦士の証である刺青もしている。
自然の中で身に付いたしなやかな筋肉を備えた長身。腹筋だって割れている。
名乗り名は『龍の吐息』名の由来は部族に伝わる呼吸と特殊な声の出し方に長けているから。
その声は振動となって木々を揺らしたり、動物を追い払ったり、部族の長笛の演奏にも役立つ。
無防備な相手の耳元で思いっきりその声を上げたら、しばらく朦朧状態にできるかも知れない。
頬に切り傷跡。鉱山にてマチマニトゥとの戦闘で付けられた。
龍変身を身につける。当人は祖霊の加護と言っているが、多分先祖返り（龍人と人のハーフ？）
尻尾を活かす為には服を脱がないといけないのと、見た目から怖がられる事が目下の悩み。
◆部族について
部族の全員が自分達の事を偉大な龍の末裔だと信じ、それをトーテムとして崇めている。
部族の『聖地』は村から常世の森をしばらく潜った所にある、偉大な龍を中心に何十もの龍が
眠る土地であり、この部族がはるか昔から守護してきた。
現在はその白骨化した骨や牙などを交易で扱っているが、共に部族の厳しい管理の元で必要な分だけしか出さないのでとても貴重品である。
なお、土地勘もなく潜り込めば死は免れない。何せ土地勘がある部族の戦士でも死ぬ事もあるのだから。
・主な特産品
竜骨＆竜牙：長い年月が経って白骨化した龍の骨や牙。主に薬や魔術儀式に用いられる。
竜血石：鮮烈な赤色を持つ美しい石。龍の血が固まってできたと言われているが詳細不明。
パワーストーンとして利用される。（現代で言う鶏血石）
ほか、民芸品レベルの装飾品。
◆部族戦闘術
ヘ○ヘ
|∧ 荒ぶる龍のポーズ！
/
…もとい。
トランスする事でその偉大な龍の力の一部を引き出す事ができると信じている。
部族の偉大な戦士の中には自らの姿を龍に変えたと言う伝承がある。
街に出てからも色々な戦いに身を投じた事により一人前と言える技量を得た（経験点消費）
・龍変身（ドラゴン・インストール） 変身後の姿
伝承にある祖霊である龍と一体となる技法…なのだが、ナィナの場合は先祖返りの可能性大。
おそらく両親の片方が龍人だったと思われるが、詳細不明。１ターンの集中の後、変身できる。
能力の中級限界を超えた数値は、龍変身時にのみ適用される。
人間時
力：７ 素早さ：８ タフ：７ 感覚：８ 知力：３ 集中：６ 精神：６ 器用：６ 合計：５１
龍変身時
力：８ 素早さ：１０ タフ：９ 感覚：１０ 知力：２ 集中：６ 精神：６ 器用：２ 合計：５３
中級限界（力：７ 素早さ：８ タフ：７ 感覚：８ 集中：９ 精神：９ 器用：９）
メリット：人間の限界を超えて成長できる。ただし、限界突破に必要な経験点は変化しない。
デメリット：変身後は知能と器用さが２に固定。
なお、人間時の知力は３あるが、今だ読み書きは苦手。
・龍の爪（カーヴィング・ナックル）
本来の中指だけを突き出す拳でなく、握り拳のまま横合いから振りぬくように攻撃し、
第二関節部分にて生身の柔らかい部分を切り裂く技。服の上からでは効果なし。
龍変身後は文字通り、龍の爪となりちょっとしたナイフくらいの鋭さを持っている。
・龍の咆哮（ドラゴン・ハウリング）
得意な発声法をフルに活かして相手に大きな叫び声を叩きつける。有効射程は１ｍ程度。
単純にうるさい上に、人間の可聴域外の特殊な振動も混じるので相手の集中の妨害となる。
ただし、ナィナも全力で声を上げる必要がある為に叫ぶ以外の事はできない。
・龍の尻尾（ティルスイング）
龍変身中のみ使える技。
勢いよく回転する事で、硬い尻尾をぶつける。慣れれば当てる場所を調節する事ができる。
接近戦でも使えるが、尻尾を使う為には服を脱いでいないといけない。
・龍のアギト（ドラゴン・バイト）
龍変身中のみ噛み付きが強化される。
人間状態でも犬歯含めて歯の鋭さが目立つが、竜変身するとそれらが顕著に牙となる。
同時に顎の力も強化され、獲物を容易に噛み砕く頑強な顎は、見た者に怖を与える。
薄い衣服の上からならそのまま肉を食いちぎれるくらいになり強引に振りほどかれても、
歯が引っこ抜ける事がなくなる。
◆所持品
黒曜石のナイフ（日常の雑務から獲物の解体・皮剥ぎまで色々使う。２本）
自作の槍 （残った穂先をマチで手に入れた柄と合わせて直したぞ！）
ボーラ （野鳥狩りに使う。３つの石を繋いだもの）
カイリー （くの字に曲がった重い木の棒。戻ってこないブーメラン）
ディジュリドゥ（部族に伝わる長笛。特殊な呼吸法をマスターしてないと上手く吹けない）
竹笛 （いわゆるインディアンフルート。気軽に吹いてもそれらしい音が出る）
保存食 （いわゆる『ほしにく』基本的に肉食）
水袋×２ （皮製の水袋だぞ。外に冒険に出る時には水をしっかり入れとくぞ）
たいまつ×５ （ぼうけんしゃに必要な道具らしいぞ。周囲１マスを明るくするぞ）
薄い毛布 （交易商人護衛の冒険者からもらったもの。現在部屋のじゅうたん代わり）
まともな毛布 （マチで手に入れたあったか分厚い毛布。ぬくぬくだぞ）
室内着 （マチの服。ジャケット＋ワンピース＋ズボン）
防寒着 （体がすっぽり入るメキシカンポンチョ）
防寒着その２ （貫頭衣を組み合わせたインディアンルックな衣装。ぬくぬくあったか）
アンカ・行火 （カインからのクリスマスプレゼント。寝るときも寒くないぞ）
マフラー （カインからのクリスマスプレゼント。あったかぬくぬく）
装飾品 （主に自作。大小様々な獣の牙や綺麗な石などで作られている）
革製のミサンガ（お手製。元革の水着。エンチャントは使いきった）
フード付き革マント（巨大蜥蜴（★４）から剥ぎ取りなめして仕立てた逸品。お気に入り）
読み書きの本 （クリスマスプレゼント。絵本もあり）
少し大きいタオル（コレットから貰った物。大事にするぞーっ）
木製ブラシ （３本歯。少しはぼさぼさの髪を整えようと思ったぞ）
ナイフ （皮剥ぎと肉処理ができるセミスキナー。刃渡り３インチ（約７ｃｍ））
黒曜石のあまり （２ｋｇくらいの良質な塊。鹿の角と合わせて加工用もセット）
金貨 （村長からの餞別。１万エン。記念に残してる）
朽ちた龍剣 （剣としては使い物にならないぼろぼろの物。記念品）
アクセサリー （カラフルな革紐と半貴石で作られた、ネックレス・ブレスレット）
装飾品 （ヴェイティアン風ガラス管や半貴石のビーズ類などアクセサリにしたあまり）
竹笛 （ナィナの持ち物と同じ。肉厚の竹から作られたインディアンフルート）
アクセサリーはネックレス５つ ブレスレット１０個 笛は４本
参考価格はネックレス２０００エン、ブレスレット１０００エン、笛２５００エン。
・使用済みなど
キョウリュウテール肉 （戦利品。おいしかったぞっ！）
蟻蜜 （蟻人集落の貴重な交易品。強壮剤の原料。ククルゥにあげた）
腹痛薬 （ククルゥからのもらいもの。噛むと悶絶するほど苦い。ルジェにあげた）
トロール石 （緑色の3cm程度の水晶のような結晶。トロールにかえした）
ドライフルーツ（サンザシとポメロとデーツ。全部食べた）
没収した武器 （ダガーやコンポジットボウなど。フリーマーケットに提供した）
所持金
４１３，０００（忘れてた宿代２か月分まとめて支払い−５０，０００エン）
収支
収入は依頼を受けてそれをこなして得られるもの。
支払いは毎月の宿代２５，０００エン＋食費
食住
食べ物は主に肉食、肉の質にはこだわらず。とにかく肉。
カイン宅に荷物を置かせてもらっての居候状態から「ニワトコストリート292」へ引越し。
詳しくはエイミーの登録参照。角部屋。
でも、荷物だけそこにおいてカイン宅で寝泊りする事もある。
日常経験 2/7
戦闘経験 3/10
残経験点 1
仕事技術：半人前→プロ級へ３点消費
限界突破：力＋１ 素早さ＋２ タフ＋２ 感覚＋２
マチの知識
オススメのお菓子店（カインから）竹・竹加工品店（レンジから）半貴石など装飾店（テレサから）
民間療法・マチの薬草類の知識（ククルゥから）
|
|
