イェーター(解放者)を名乗る旅の僧侶。 暗緑色の鱗と背鰭、長い尾を持ったリザードマンである。 鎧具足の上からローブを纏い、手には奇妙な杖を携えている。 本名はターイラー・ターザンメ・ウォウアリフ・イェーター。 『嵐と光を呼ぶ者』の意。
南洋多島海に存在する蜥蜴王国の妾卵の王子である。 武をもって群島に覇を唱え君臨した蜥蜴大王のことも、 凡愚ながらも真面目な兄のことも嫌いでなかった彼は、 家督争いの火種となる事を嫌って自らの意思で出家。 僧院で武術や治療術などをオロハ(マスター)より学んだ後、 メア島の浮上に伴う潮流の異変を解決するべく、 故郷を出奔してヴェイトス島へと旅立った。
種族特性として爪爪牙尾鱗を保有。 その他に泳ぎが達者であり、水中での呼吸が可能。 武僧としては部族の間で伝わる独自体系の武術を習得している。 また野外生活の知識、治療術として生命活性化の術を習得済み。
・マナロア 自分および他者の超自然的霊力、生命力を活性化する術法。 疲労回復の促進、自然治癒力や免疫力の向上効果をもたらす。 ただし速効性のあるものではないため、かすり傷ならともかく、 重傷や猛毒などの場合は応急処置程度にしかならない。
・カプ=クイアルア 蜥蜴王国において独自に発展を遂げた武術体系。 遠洋での戦闘を視野にいれた総合的な体術である。 特に水辺での戦いを得意とするのは言うまでもないが、 格闘術の他、多様かつ独特な武器の扱いに長けている。 ・ホエ=レイオマノ 櫂の先端にびっしりとサメの歯を埋め込んで刃とした棒状武器。 クリスティアでいうソードスタッフ、トキノミヤコでいう長巻に近い。 石突はカジキの嘴を用いている為、両端共に高い殺傷能力を備えている。
・アフ=カウア 木の皮を編み上げて作られた銅鎧、具足、篭手。 極めて軽量で柔軟性も高く、着用したまま泳いでも邪魔にならない。 革鎧程度の防御力があり、修繕も極めて容易。 自作も可能で安価。 ただし火には弱い。
尚、好物はマグロ。 好きなタイプは鱗と尾の無い女性。 種族的価値観からすると変態である。
収入は主に喜捨と自給自足で必要最低限賄っている。 また請われればレイオマノやカウアの作成・販売、術による治療も行う。 しかし冒険を行わない限り貯蓄する余裕はなく、必要も無いと考えている。
故郷とは通貨携帯が異なるため、所持金は1万yenほど。 |
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