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ヘルン・ローレヌ”typeW”
Last Update:11/05/31(火) 12:42

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7
素早さ3
タフネス6
感覚4
知力4
集中力3
精神力3
器用さ3
仕事技術半人前
社会地位最下級
身長161cm
体重本当は軽いが重い(90kg)
特技種族特性
趣味奉仕
職業メイド
種族悪魔(ユーヴァルト)
性別女性
性趣向全部OK(リバ)
外見年齢16歳
実年齢享年189歳
パートナー夜合(住み込みでお仕え中)
出身国異界
経済力貧乏
宗教無宗教
ランク低級 (総能力値:33)


 ▼Comment
生い立ち
元は悪魔で、結構美しい容姿を持った地方領主の娘であった。
しかし、如何なる運命の悪戯か、心に悪魔が宿っていなかった。
その悪魔らしからぬ行いから「愚者の子」と呼ばれ、遂には自害する。
悪魔の世界から「死」という方法で自由になった筈だったが、そうはならなかった。
死して尚許されるべきでは無いと言う判決により、冷たき体で人間界を彷徨う罰を与えられる。


外見
見た目は銀っぽい色合いの金属で出来た人形、つまりオートマータ以外の何物でもない。
しかしそれは、罰として掛けられた強い呪いの力によるまやかしである。
とはいえ、かなり強い呪い故その下に柔らかく暖かい体が有る事を知るのは難しい。
・触ると硬く冷たい・あちこちに継ぎ目に見えるところがある
・動きが機械じみている(ロボットダンスよりは滑らか)
・発言に比べて、明らかに口の動きが少なく遅い
等の特徴がある。
全体のシルエット、並びに顔の造型などは人間となんら変わらない。


服装は落ち着いた黒のメイド装束(エプロンは胸当て有りフリル少々)
脛半ばぐらいまでのスカートに、白いガーター着用。首と頭以外は露出極めて少。
体のあちこちに頬と同じような継ぎ目に見えるラインがある。

黒い髪は肩甲骨辺りまでのセミロング。人形の髪のように、きっちりと前髪は眉の辺りで
それ以外は肩甲骨に掛かるか掛からないかの辺りで切りそろえられている。
瞳の色は「白みがかった銀色(時折琥珀色)/黒」(日本人の眼は「茶色/黒」)
瞳の形は人間とほぼ変わらないが、あまり動かない上に瞬きも殆どしない。
人間でいうところの瞳孔はほぼ人と変わらない動きを持つが、瞬きの頻度は少ない。

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”ガラスの牢獄”
彼女に掛けられた呪いの名前。12年を掛けて施された呪いであり、その強さは相当なもの。
また、その呪いが産む影響も複雑。尚、彼女の魔力は全てこの呪いに吸い上げられている。
この呪いが強く全身を覆っているため、本来は生身だが、体が本当に鋼鉄で
出来ているかのような見た目、感触などを生む。木で軽く叩いたりすると
「キン」とか言う良い金属音が鳴る。「べち」とかじゃなくて。
他にも、瞬きをせずとも眼球を保護する、などの効果もある。

強力なその効果を一時的に濃密化させ「肉体の構造を一時的に無視」する事も出来る。
具体的には機械同様の、人間には不可能な動きの数々―――
関節をぐるりと廻したり、同じ動きを正確にかつ高速で繰り返したりとか
首をぐるりと回したりという行動が可能である。
但し、一日に精神力分しか使えない。制御の限界。大体30分ぐらいは持続可能。

それとは逆に、一時的に呪いを緩和させることが出来る。見た目は変わらないが
触ると人の身体のように柔らかいという程度。温かみはない。
時折感情らしいものが綻び出て来る時が有る。その影響かもしれない。
ちなみに硬化を緩和していても、速度等は全く速くならない。


自害した彼女を、呪いを材料として一度再構築したものがこの身体。
唇は人間と同じように動く。滑稽にならない程度の柔らかさは、常に備えられている(唇など)
そしてもとより生きて無いので、呼吸はしていない。


真っ暗ななかでも、モノを見る事が出来る。
はっきりくっきりとは行かず、人間が豆電球で照らされた暗い部屋を覗く位のぼんやり視界。
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荒事とか
戦う場合は基本的に素手格闘。人間的な動きが少なく、重く機械的なもの。
訓練も何も受けてないので、当然素人レベル。

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背景、現状
死んだ悪魔が呪いによって機械人形と殆ど変らないものへと変えられ人間界へと追放された。
本人にはその辺りの記憶は無かったが、段々思い出してきた様子。


彫り師の夜合氏の家に住み込みで働くことに。
お給料は月八万
帰る場所を檻の外に移して――――銀のヒトガタは何を見るのか。


所持金 16万程

経験値 0
日常  3/7
戦闘  3/10

持ち物
変わったメイド装束一式
セオドアから貰った短剣


イベント履歴
おばけやしきイベント(宝探し側) 2/3日(未完結)


遭遇者
(月璃) (ザッハトルテ) マル 夜合 フェン 艶子 リゼル シェーラ エニス 目玉男(ヴァリス) セオドア ドリィ ステア(ドッペル側) エニシ 御夜 あるばいたぁ ヒルダ シュクレ カミラ・イズベルガ・ブランケンハイム イェルク
括弧内は名前知らず









今より12年ほど前、魔界にて。
中堅と言える様なとある悪魔の邸宅。当主が娘の部屋へ入ってくる。
「カトルよ。お前はどうしてそうなのだ。お前の体の何処に、悪魔で無いものがあると言うのだ?なのにどうして、お前はそう、悪魔らしくないのだ?」

娘、実の父でもある当主をじっと見詰めながら。
「お父様。わたくしはわたくし。そのように生まれつき、そして育ってしまった以上
致し方がありません。否と仰るのであれば、喉を突き果てましょう。
お父様は決して是とは申さないでしょう。解っております。周りの風当たりの強さ
お父様の身体に纏わり付いた雰囲気が、その風を運んでくるようです。
…それは、我々が弱小と蔑む人間と、何が違うと言うのでしょう。

周りを気にして、目立たぬよう頭を下げて…」

当主、激昂し言葉を遮る
「その何もかもを承知と言うその素振が、悟ったようなその顔が、火種にふいごを吹くと解らぬか?。喉を突いて果てると申したな。よかろう。ならばそうするが良い。これで喉を突き果てよ。さもなくば首を吊るか、そのバルコニーから真逆さまに落ちるが良い」

娘、銀色に鈍く光るナイフを受け取って
「解りましたお父様。では189年の短き付き合いで
御座いましたが、このご恩は忘れません。愛しております」
娘、何の躊躇いも無く己の喉を突く。娘、倒れて動かなくなる。

「愛?愛だと?ご恩は忘れません?愚か、愚か―――愚かな!
お前は悪魔の皮を被った天使だ!あの蟻の様に、神の采配一つで
皆が動くあの恐ろしいもの!娘よ。お前は死んだ。
己の未来に対して、またこの家に対しても全くもって死んだお前は
しかしながら罰を受けねば成らぬ。お前は変わるが良い。
かつて嫁ぐ事を拒んだ、あの冷たき態度を肉として纏う身に!」


銀の肌に、黒い髪。
まなじりの下、頬を通って縦に継ぎ目の様な線。
12年の時を掛けて纏われた呪いは、肉の身体を鋼に変える。
遮る銀も、冷たきも、全ては護り。そして戒め。

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Miniりすと v4.01