タイトル | : 処刑方法について |
投稿日 | : 2008/03/18(Tue) 06:20 |
投稿者 | : ジョージ |
先日行われた公開処刑、およびリリルの要求を鑑みる限り「公開処刑」が妥当であると思われる。
既に吸血鬼が自首したという噂はヴェイトス市に流布しており、
その最期を隠匿することは無用の憶測を招きかねず、カーンに対する信頼の低下を招きかねない。
重ねて、吸血鬼を捕縛しているにも関わらず、長期間に渡って穏便な尋問行為しか行われず、
リリルが堂々と(或いは感情的に)自らの生存の正当性を訴えているため、
少なからぬハンター達がフラストレーションを抱いており、これは深刻な問題である。
しかしながら、ミザリーの最期が穏やかなものであった為、
再度同様の処刑を行えば、リリルの外観が少女であることとあわせ、親吸血鬼派が増加する可能性が考えられ、
さらに今日、吸血鬼の市内潜伏を可能にし、親吸血鬼派が持て囃されている理由の一つに、
「大衆が吸血鬼の脅威、恐怖を身近に知らない」という事実が存在するのは、
スパイとして潜入したマヤウィの動機などからも明白である。
これらの状況を打破する為にも、彼女の処刑は「吸血鬼の恐怖を知らしめる」為のデモンストレーションとすべきではないか。
例えば、極度の飢餓状態に陥ったリリルと奴隷を檻に閉じ込め、その捕食風景を大衆に公開した後、
ヴァンパイアハンター、あるいは市民の手によってリリルを処刑する、などの方法である。
無論これは一例であるが、リリルが自ら出頭してきたという事実を差し引いたとしても、
長期間に渡り多くの人間から血液を奪い、自らの正当性を主張するリリルの穏やかな死というのは、
あまりにも寛大な――吸血鬼を『甘やかした』処理ではないだろうか?