タイトル | : 埒が明きません。(*4/4加筆修正) |
投稿日 | : 2008/04/03(Thu) 13:13 |
投稿者 | : アレックス |
全てに問う、と意見を求めた上で結論を出さないのでは無意味にも程があります。
意見交換の場は貴重ですが、我々ヴァンパイアハンターギルドに求められているのは人々を脅かす吸血鬼に対する具体的な対処であり、実践の無い議論に終始するだけでは、我々の存在意義は無い。
パンでも焼いていた方がいくらか世の為になりましょう。
それぞれ思う所はあるでしょうが、例のヴァンパイアハーフへの裁定を保留したままにしておく訳にもいきません。
現時点において、死以外の方法で彼女を吸血の呪い、そして後悔と苦痛の連鎖から救うことはできない事を我々は認めざるを得ない。
その上この議論の内容を伝えた上でも、多少の惑いは見てとれるようですが彼女の初志は変わることなく、公開処刑を望んでいる。
ならば、一層、望み通りに罪を断じて差し上げましょう。
いくら欺瞞を並べ立てようとも、我々は杭を持ち、松明を掲げ弾圧の声を上げる侵害者。
害悪の存在許すまじと銀の剣にてそのそっ首刎ね落とす害悪の害悪。違いますか?
同じ深淵に身を置かぬものが、彼らを救えるなどと口にするのは思い上がりも甚だしい。
議論も出尽くし、今更、憂いも御座いますまい。
ならば、この私―― アレッサンドラ・クレメンテが炎の魔女となり、非情をもってかの少女の可憐な胸に杭を打ち込み、決して救われる事のない哀れな呪いを終わらせるべく首を刎ねましょう。
ヴァンパイアハーフ・リリルの公開処刑を提案します。
火の粉を被りたくなくば臆病者の名に甘んじ、手足を竦め、頭を垂れて黙るが良い。
さすれば、吸血鬼を焼くだけに留まらぬ火の手も及びますまい。
以後は彼女の死を悼むフリをし、現実を嘲って余生を送れば宜しかろう。
以上です。
pl:いい加減に間延びしてきたため、独断で公開処刑はじめます。
関係者各位の都合などをお教えください。
処刑の日取りは応相談。私事都合により今週中は対応できませんが、来週以降であれば基本的に水日以外であれば。
*当事者不在のまま「処刑を決定する」と断定的な書き方をし、不快感を与えてしまった事に謝罪し、提案する、という表現へと訂正させていただきます。
申し訳ありませんでした。