ヴェイトス中央病院 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 どんなもんだ、畜生め。 』 [Sat 26 Feb 2011 00:11:54]
◆艶子 > ( 正義だ使命だ何だといったところで、それが現実だ。一日3000エン、私一人が食って生きていくために必要な金だ。白夜も食べさせてやらなくちゃならないから、もっとお金はかかる。みんな私が戦ったことは評価してくれるかもしれないけれど、結局のところそいつは一日3000エンにも満たない。だが、それでいい。甘えるな。アレックスやアイリ様のところにいって、お腹が空いたので恵んでくださいって言いに行くのか?私は物乞いじゃない。対価を支払わずに相手に何かさせたりはしないんだ。 ) …………ッ! ( その時だ。僅かに、本当に僅かにだが肘の関節が動いた。腕がほんの少しだけ持ち上がったのだ。 ) [Sat 26 Feb 2011 00:10:32]
◆艶子 > ( やっぱり元には戻らないんじゃないかと思う気持ちはある。思うように行かなくて泣いてしまったこともある。諦めかけたことも何度もある。それでもやめないのは、私にとってそれ程の価値があるからだ。私はもうじき退院しなければならない。左腕が動かないこと以外は健康なのだから、日常生活に戻りそこで腕を動かす練習をしていかなくてはならないだろう。勿論、定期的に通院してメルビル先生に診てもらう必要はあるが―― つまり、私は右腕だけで傭兵の仕事に戻らなければならないのだ。働かないと、先生と病院に治療費を払わないと。実績があるとはいえ片腕しか使えない傭兵に仕事は回ってくるだろうか。喰っていくためには片腕でもやれるって事を証明しなければならないだろう。その中で左腕を少しずつ動かしていくのだ。 ) [Sat 26 Feb 2011 00:00:25]
◆艶子 > ( 豪天寺艶子はこう見えて鍛錬に関してはストイックである。示現の技を会得する為に朝に三千回、夕方に八千回の木剣での打ち込みを行い、強靭な肉体と技を手に入れた。生死を懸けた勝負の世界は至ってシンプル、武に携わった時間がそのまま明暗を分ける。だからこそ鍛錬し続けた。そして今現在も、医師からの一日最低何回動かせという指示を遥かに超えて腕に力をこめる。病室で座ったままの姿勢にも関わらず、その病衣は激しい鍛錬の後のように汗が滲んでいた。もう何時間こうしているのか。 ) [Fri 25 Feb 2011 23:54:37]
◆艶子 > ( 腕を失ってからの事、腕を取り戻してからの事。果たしてどちらが辛いだろう。そりゃあ、取り戻してからの方が幸せに決まってる―― って、多分皆言うだろう。でも今の私は、まだ本当の意味で自分の失われた左腕を取り戻せてはいないのだ。 ) ぐ …ッ! ぎ …ッ! ぎぎ ……ッ! ( だらんとぶら下がった左腕が力を篭めるたびに痙攣したように動く。左腕には輪切りに切断された傷跡が残り、そこから先端にかけて僅かに血色の悪い肌が続く。その左腕は吸血鬼アクセラレーターとの戦いで失われたものだったが、メルビル先生の白魔術によって奇跡的に接合されたのだ。だが元通りに動かせるようになるには、リハビリが必要だ。それも血のにじむような。当初一ヶ月で済むだろうと思われていたそれは、いまだに肘の関節を自力で曲げることすら叶わなかった。ただ何かに喘ぐように、腕全体がびくんと動くだけで。 ) [Fri 25 Feb 2011 23:45:43]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 地獄の日々。 』 [Fri 25 Feb 2011 23:39:28]
お知らせ > ロリータさんが退室されました。 『 くしゃみが出そう。 』 [Wed 9 Feb 2011 23:40:54]
◆ロリータ > ( メア島に行った者たちはどうなっただろうか。まだ戦っているのか、それとも全滅してしまったのか。彼らの戦果はまだこちらには伝わってきておらず、安否はわからない。特に戦争に参加した騎士や傭兵に親しいものがいるわけではないが、無事に帰ってきて欲しいと思う。彼らが帰ってきたら、病院はまた忙しくなるだろう。そうなれば、私も白魔術師の見習いとして彼らの治療を行う。あの嫌な術の行使も行わなくてはならない。人の命が懸かっているのだから。 ) ( …さて、さっさとこの書類を届けてしまおう。少し身体が冷えてきた。風邪をひいては先生の助手としても働けないんだから。 ) [Wed 9 Feb 2011 23:39:05]
◆ロリータ > ( ロリータ・ヘイズはこうして敵をつくっていく。まず自分から誤解を解いたり、理解してくれる人をつくったりということをしようとしないのだ。はっきりと物を言うし、相手に非があればそこを指摘する。常に不機嫌な様子で笑うことは少なく、皮肉屋で周りからの評価は「嫌な奴」だ。他人にどう思われようが知った事では無い、家族さえいればそれでいいと強がってるくせに、自分に友達が居ないことを気にしてる。少なくとももう少し愛想がよければ、それらの問題は解決しただろうに。 ) [Wed 9 Feb 2011 23:29:28]
◆ロリータ > ( メルビル先生から吸収できる白魔術の技は多い筈だ。私はそれを最大限活用して、技術を身につける。それを考えれば「ロリータ・ヘイズは毎晩違う男と寝ている」などという意地悪な噂を立てられようが知ったことじゃない。むしろそんな嫌がらせに効果があると思っているほうが驚きだ。精々私への妬みの気持ちに対する慰めにするといい。 ) ( 中央病院の廊下は暗くて不気味だが、ここで仕事をしているとあまり気にならなくなる。いや、流石に幽霊の類が出てきたら恐ろしいだろうが―― ホニヤンペイにも遭遇したことがあるぐらいだし。そういえば、フレデリカは元気だろうか?ここ最近色々忙しくて、結局一緒に食事をするっていう約束は果たせてない。忘れたわけじゃないんだけど、近いうちに連絡しなきゃ。 ) [Wed 9 Feb 2011 23:13:54]
◆ロリータ > ( 日常は少しだけ変化した。まず、敵が増えた。メルビル先生を目の仇にしているミセス・カティ・ウッド教授の私に対する視線は明らかに厳しいものになり、今のところ特に何されたというわけではないが、後々何らかの影響を及ぼすだろう。 次に、敵が増えた。メルビル先生を慕う生徒達からしてみれば、私は抜け駆けをしたに等しいのだろう。もともと生徒達の間ではあまり評判の良くなかった私だ。そんな私が先生の助手になった事に不満を感じている者が多い。 最後に、敵が増えた。メルビル先生は白魔術師として成功した一握りの人材であり、白魔術を志す者たちにとっては私のポジションは是非とも手に入れたいものであった筈だ。それを成績のあまり良くない私が持っていったのだから、彼らは悔しい思いをしているだろう。 ) ( …とまあ、まるで良くないことばかりだが全て想定の範囲内であるし、正直いって外野が何といおうが知ったことじゃない。そんな嫌がらせに屈してチャンスを逃せって?ご冗談を、ってなもんだ。 ) ( 夜。中央病院の廊下を書類を抱えながら歩く。これは先生が明日仕事に使う書類だ。前日に用意しておく必要があるので、病院から白魔術師ギルドへ運ばなければならない。こういう仕事が増えたのも変化の一つか。 ) [Wed 9 Feb 2011 23:06:49]
お知らせ > ロリータさんが来ました。 『 メルビル先生の助手として働き出して。 』 [Wed 9 Feb 2011 22:56:18]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 こうして私のリハビリは始まった。 』 [Sat 5 Feb 2011 00:16:37]
◆艶子 > ( 私はぎりぎりと歯を食いしばり、微かな呻き声を漏らす。既に全身の筋肉はかなり疲労していた。暫く体を動かしてなかったので筋力が落ちているのもあるだろうが、それぐらい力を使っているんだ。望みはたった一つ。1mmでもいいから、その鉛のように重い左腕を動かすこと。 ――そのときだった。 ) !! ( ぴくん、と腱が反応した。表面上では全く動いたように見えなかったが、その肉の中で確かに動いたのだ。 ) ……… は、 はぁぁっ ふ …っ ( 私は溜息を零し、笑った。 ) 動いた。 動いた。 ( まるで自分の腹の中で我が子の胎動を感じ取った母親のように、私は喜んだ。 ) [Sat 5 Feb 2011 00:15:43]
◆艶子 > ( 重い、重い、重い。 ) ( せめて少しでいいんだ、ほんの少しだけでも動いてくれれば、私はそれに希望を見出すことが出来る。良くなって行くんだっていうことが解かって、目標ができる。今はそれに満足することが出来る。 ) ( 苦悶の表情。病院の廊下は冷えるのに、私はじっとりと肌に汗を掻いていた。何度も何度も切断面から先に力をいれようとするのだ。全身から掻き集めた力をそこに注ぐのだ。 ) ( この左腕の接合に、今後の私の全てがかかっている。私の強さ、戦い、人生、生き方。左腕を失った時、戦いから身を引くことも考えていた。もうここらが潮時なのかもなって。飯屋でも開いて、慎ましやかに生きていこうかなって。近場の労働者相手に酒と肉を出して、昔は私も凄かったんだよと武勇伝を語ったりして――。 ) ( だが、そうはならないのだ。何故なら私は豪天寺艶子。私が戦いを止めるときは、私が死ぬ時だ。 ) [Sat 5 Feb 2011 00:02:27]
◆艶子 > ( ――重い。 ) ( 腕というのはこんなにも重いものなのか。だらん、とぶら下がったそれはやはり動かない。その指先すらぴくりとも動かない。腕ではなく、重りか何かをつけているかのようだった。右腕で左腕を触ってみても、触られているという感覚はしない。ただ、右手が触れるその左腕は硬く、冷たい。右腕は左腕を掴んでいるのに、左腕は右腕に掴まれているという感覚がしないこの気持ちの悪さ。けれどもどく、どく、と脈を打っているのだけは確かだ。 ) ( ひょっとしたら、メルビル先生は施術を失敗したんじゃないだろうか?これが初めてのケースみたいだったし、上手く行かなかったのかも。そんな不安が頭を過ぎる。くっついてるだけで、全く動かせないんじゃないかって。 ) [Fri 4 Feb 2011 23:46:58]
◆艶子 > ( ――重い。 ) ( 数回の施術を受け、切断された私の腕は繋がった。見慣れた私の左腕は、確かにそこに存在する。まだ血色は悪いし、ほんの少しだけ右腕より短くなってしまったけれど、確かに私の腕だ。私の指だ。肉刺だらけでごつごつの私の掌だ。だが、重い。腕を下敷きにしたまま寝てしまって、起きた後の感覚に似ている。全く力の入らない腕がぼろりと自分の体の上に倒れ掛かってくるのだ。 ) ( 私は病院の廊下に設置された椅子の上に座って、苦悶の表情を浮かべていた。いつものように、いつもしていたように、腕を動かす為に。肘を曲げて掌を持ち上げ、手首を返しながら掌を開き、握りこみ―― その一連の動作を行おうとしている。だが、腕はぴくりとも動かなかった。 ) [Fri 4 Feb 2011 23:37:51]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 苦悶。 』 [Fri 4 Feb 2011 23:30:33]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 そして施術はもう少し続けられる。 』 [Wed 12 Jan 2011 01:05:26]
◆艶子 > ………。 ( 痛くないという言葉を聞かされれば、涙ぐんだ目で小さく頷く。腕がくっつくんならどんな痛みでも安いもんだと思っていた。だが、甘かった。腕を失ったのと相応の痛みだ。決して安くは無い。今の施術をもっと長く続けられていたら、私は痛みのショックで気が狂っていたかもしれない。 ) ( 続く先生の言葉には、私にもやはり思うところはある。私のような魂が宿ってしまったばかりに、トレーニングで負荷をかけさせられ続け、戦いになれば怪我をして帰り、労わるどころか益々無茶をするばかり。そりゃあ、非難の声をあげたくもなるだろう。…私はもっとこの身体を労わってやるべきなのかもしれない。 ) [Wed 12 Jan 2011 01:05:13]
お知らせ > メルビルさんが帰りました。 『As a base―――』 [Wed 12 Jan 2011 00:59:22]
◆メルビル > ( この施術は恐らく一人の人間に何か所も行えない代物だ。 回復後も切断面に残る魔術がうっすらと発動し続け、身体の中を巡り続ける。 二か所三か所とこれが存在すると、お互い干渉しあって不具合を起こしかねない。 まぁ、彼女がもう一度これを望むかどうかは分からないが。 ) ―――― 一先ずお疲れ様。 最後の治癒は痛くないからあとは楽にしていなさい。 まぁ、痛かったのは1つ、自分の体を大事にしない事への戒め、若しくは身体から君への非難の声とか。 ( 軽い調子で言いながら、出血の拭きとられた接合部に触れる。 これ、大きな縫い痕になるだろうな、と無骨ないとの感触に内心思った。 ) それじゃ、最後の仕上げを始めようか――――。 [Wed 12 Jan 2011 00:59:20]
◆艶子 > ( 目を潰し腕を失う馬鹿をやる一方で、これを越える痛みは中々無いだろうなんていう更に大馬鹿な自慢を抱いていた。頭の足りない傭兵に限って、傷の深さを自慢する。だが、考えを改めなければなるまい。この内側からの痛みは、確実に私が今まで味わった中で一番の痛みだ。そしてそれを自慢する気概は恐らく私には無いだろう。仮に今後私と同じ施術をメルビル先生から受ける者がいたら、私はそいつがどんな相手であろうと、深い慈しみを持って同情してやれる。 ) ―――かはっ はっ、 ひ …っ! はー……っ はー……っ ( 手が離され、痛みのピークが越える。それでも体内の残る魔力のせいで痛みはゼロというわけにはいかないだろうか。まどろみかけていた意識はすっかり覚醒したが、既に行われていた、治癒しかけた左腕の切断面を切開する痛みすら感じられぬほどの苦痛だった。ぎょろぎょろと目を動かし、「終わったの?」って目で先生を見る。でも、まだのようだ。 着替えたばかりの青い色をしたシンプルなデザインの秒意が、この施術だけでぐっしょりと汗でぬれていた。 ) [Wed 12 Jan 2011 00:50:27]
◆メルビル > ( 恐らく彼女が経験したことの無いような不快な痛みだろう。 眼を潰され腕を斬られ、この病院の常連の一人である豪天寺艶子であっても、体内の毛細血管の隅々までの血の巡りを過剰に進められるなんていう経験はした事が無い筈。 下手に耐えられる体力と精神力が無い方がマシだったか? 気絶出来る人間の方が幸せだったかもしれない。 まぁ、それでもどうしても本人の自然治癒力とか精神の限界とか、タフな方が安全だろうが。 ) ―――――The normalization of the circuit is executed at the same time as completing treatment. Confirming the operation If it is normal, it's assumed that it ends. ( 詠唱を終え、そっと手を離す。 未だ艶子の身体は駆け廻る魔力の流れを透かし、淡く光を帯びている。 ようやくこれで行程半分終了、と一度咽喉の調子を確かめて一息吐いた。 やってる方も相応に魔力消費をしているし、楽じゃあない。 ) …痺れが取れるのを待って治癒の段階に進みます。 ( 用意してあった水を少し含んで咽喉を潤し、汗を拭う。 息の詰まったような顔をした学生達、助手達は皆行儀よく黙り込んでいる。 気が付かなかったが、学生が二人、減っていた。 ) [Wed 12 Jan 2011 00:40:56]
◆艶子 > ( 痛い。斬られたとか打たれたとか、そういうのとは全く別の痛み。全身を走る太い血管から細い血管に至るまで煮えたぎった油を流し込まれたかのようだ。私は痛みのあまり無意識にメルビル先生の手を振り払おうとしたが、がたがたと暴れさせる身体の割には腕に力が入らなかった。 涙が毀れ、涎と鼻水まで出る。酷い有様だ。食事をぬいておいてよかった、吐かずに済む。便所に行っておいてよかった、漏らさずに済む。 ) っ あ、 はぁっ あ が、ぎ! っ せ んせ、 え っ も は、離しっ ( 痛み止めを上回る痛みなのか、そもそも痛み止めというものが効かない痛みなのか。いつまで続くのかわからない時間の中で、私はただ痛みを堪え続けるしかなかった。 ) ゆ、 許し て っ お、おねが っ ( 艶子のような、戦士としてある程度痛みに体制のある者ですら許しを請うような痛みだった。 ) [Wed 12 Jan 2011 00:32:35]
◆メルビル > ( 想像していた以上に痛いだろう。 本来これは攻撃性を持つ、研究の過程で生まれた副産物的な魔術だ。 だが私はまだ握った右手を離さない。 2、3分は我慢して貰わなければ完全に行き届かないだろうという計算だ。 短すぎれば一時的な流れで止まってしまうし、長すぎれば今度は血管を破壊してしまう。 丁度良い加減を見計らせて貰う。 ) ―――――It makes a tour of all the circuits. After certain, eight and a half laps do the distance. ( まだ離さない。 視界の隅で学生が怯えた顔をしているのがチラリと見えた。 ) ――――proceeds to the next step when the stability of flow is waited for, and the ether circuit improves the temperature up to 35 degrees. ( まだ離さない。 あと228語。 かたかたとメスがトレーを鳴らしている。 ) [Wed 12 Jan 2011 00:22:32]
◆艶子 > うん…。 ( 先生の言葉にぼんやりと呟く。ここが我慢時らしい、でも大して痛くはないだろう。痛み止めしてるんだし。多分先生も、わざと酷く言ってるんだ。意地悪じゃあなくてそれぐらいの心構えで居たほうがいいっていう意味で。再び子守唄のような詠唱が開始され、先生の指先が光る。こういう筋肉以外の力が目に見えた経験は少ない。アレッサンドラの聖剣ぐらいだ。そして先生はその腕を、私の右の掌に振り下ろした。 ) ―――― ぎゃっ!! ( 今までまどろんでいた意識が一気に覚醒するかのような痛み。がたん、と音を立てて自分の体が跳ね上がり、弓なりに沿ってから落ちた。 左腕を失ったことで全身に巡らせなければならない血液の量が減り、心臓の仕事量は減った。だがここに来て再びそれが再開されたことで、心臓は突然仕事量を増やされ、激しく脈打つ。そもそもこの身体に蓄えられている血液量からして足りないのだ。身体機能は直ちに各臓器の血流量を減らし、その分を左腕に回す。吐き気、頭痛、眩暈に、そして痺れ。私はそれに襲われた。 ) [Wed 12 Jan 2011 00:14:06]
◆メルビル > ( 光を放つ指先を振り下ろした先は艶子の右の掌。 バチンッ、と弾けるような音が響いて一瞬艶子の身体が発光し、跳ねあがるだろう。 ) [Wed 12 Jan 2011 00:05:43]
◆メルビル > エーテル血流異常活性!! [Wed 12 Jan 2011 00:04:01]
◆メルビル > ( 太い糸で繋ぎ合せられた腕は青黒く、未だ異物のように接合面でくっきり色分けされている。 さて―――此処からは本当に殆ど例の無い作業になる。 ) ―――――少し痛いかもしれないけど、此処が我慢時だからね。 ( そう艶子に囁いて、詠唱を開始する。 私の魔術は数学のように機械的で効率重視で、普段ビジュアル的な派手さが無いどころか、魔術の行使が行われている事すら一般人にはわからないような地味な代物だが――――高速詠唱と共に振り上げた私の指先がエーテル座標に干渉し、青白く電光のようにスパークする魔力光を放ち始める。 強いエネルギーを伴った魔術は、「見える」のだ。 あまり人間に対して使いたい代物ではないが―――今回は必要不可欠。 艶子の身体から魔力を一斉に左腕に流し込み、それに乗せて血流を再開させるという荒療治。 吐き気と頭痛と眩暈と痺れは我慢して貰うしかない。 名付けて、 ) [Wed 12 Jan 2011 00:03:54]
◆艶子 > ( いっそ意識を失えてしまえばいいんだろうが、そこまでは行かない。目を瞑ったらそのうち寝れるかな?でも私は寝相が悪いから、先生に迷惑をかけてしまうかもしれない。 痛み止め無しでは気が狂いそうになる激痛も、今はそれほど強くない。「痛いなあ、もう少し優しくしてよ」とぼんやりと思う程度だ。 そうこうしているうちに私の腕が運ばれてきた。何だか変な感じだ。私の体の一部があんなに離れた場所にあるというのは――。本当にあれは私の腕だろうか?刀を支え、着替えをして、食器を持って、ペンで字を書くときに髪を押さえて、髪を整えて、抱きしめて、自分を慰める時にも浸かったあの腕は、あんなだっただろうか?私の左腕は薬指の第二関節に毛が一本だけ生えてるんだ。くっついたら確かめてみよう――。 まあ、そんな毛はとっくの昔になくなっているかもしれないが。 ) [Tue 11 Jan 2011 23:49:07]
◆メルビル > ( 二つの作業が同時進行で行われている。 外科医が断面を切り開き、骨と欠陥の位置を確認している最中、既に保存されていた左腕が運び込まれ、直ぐに縫合開始が出来る状態に整えられる。 腕側の断面の周辺に刺青のようにぐるっと一周スペルが刻まれているのは、これから行う治癒の補助にする為の追加儀式だ。 さぁ、ドクターが縫合を開始すると同時に私も休憩を終え、次の術を始める準備をしようか。 ) ――――続いて「活性」の術式に入ります。 ( 外科医が此方を見ないで作業に集中しながら頷いた。 釘みたいに太い針が何度も何度も艶子の腕に太い糸を通している。 ) [Tue 11 Jan 2011 23:39:28]
◆艶子 > ( まるでどこか知らない国の子守唄のようだ。いいや、その言葉の一つ一つを落ち着いて追えば知っている単語だというのはわかる。だが、メルビル先生の手が触れる場所からまるでじんわりと空白が広がっていく感じに、その言葉の意味を追うことは不可能になる。眠気、とも違う。だがまどろみに近い。思考力が薄れ、自分が置かれている状況が曖昧になる。ただ、そんな感覚の中でも触れる手の感触だけははっきりしていた。先生の手は冷たくて、少しくすぐったい。聞いた話だと女の人に人気のある先生なんだって。羨ましがられるかな? ) ( やがてその手が離れる。終わりを告げる先生の声は、まるで水の中に潜った状態で聞いているみたいだった。すぐに左腕の切断面に何かが押し当てられる違和感が生じ、その動きに合わせて体が揺れた。 ) 痛い。 ( ぼんやりとした口調でそう呟いたが、激しい痛みを感じることもなく、絶叫することも、暴れることもせず、傷口は開かれていった。 ) [Tue 11 Jan 2011 23:31:41]
◆メルビル > ――――Liberating is first pressed, and it invades the circuit. Administering : from the permutation at equal intervals aiming at a correct direction. ――――― ( マッサージ師のように頭の側に立って艶子の頬を包むようにそっと両手で触れる。 いつもなら片手に魔術書を抱えて片手でやる所だが、両手の方が確実に伝導率が良いだろう。 ) ( 然し、随分と力の入った患者だ。 普段からエネルギー余っているっていう感じだったが、こういう小さなリアクション1つ1つ見て、彼女がどんな風に戦うのかが何となく想像出来る。 蝶のように舞い蜂のように刺す、とは行かないだろう。 生憎、術式の都合一度始めてしまうと一切他の言葉を挟む事が出来ず、そんな小噺は挟めないが。 ) ――――終わりです。 それじゃ、お願いします。 ( そうこうしている内につつがなく痛み止めは終わる。 ぼんやりと頭の芯から感覚が薄れていく感じだろう。 全く無痛にしてしまうと患者が無理をするし、自覚信号が無いのは危険だから幾らか残してはあるが。 一旦患者から離れ、外科医がメスを入れ始めるのを見守る事にする。 鋭利な切断面から赤い液体が滲みだし、真っ白な布の上に毀れ出した。 ) [Tue 11 Jan 2011 23:23:28]
◆艶子 > ( 先生の自己紹介がはじまるが、正直言って覚える余裕は無い。三音節以上の名前は覚えにくい。だからメガネハゲ先生だ。それが限度。 包帯が外され、まだ塞がりきっていない傷口が空気に触れる。少し――疼く。そしてこの金属音が神経に障る。どうして金属はこんなに冷たい音を放つのだろう。それを意識すまいと思えば思うほど感覚は鋭敏になって、金属の器具が僅かにぶつかり合う音や、先生の服の衣擦れの音や、見学している学生たちの小さな咳払いの音まで聞こえてくるような気がする。 まだ大丈夫。まだだ。今は痛み止めをしているだけ。 ) ん………っ。 ( 言われてようやく肩の力を抜く。日々鍛錬をしている体はこういう時に便利で、緊張の中にあっても意識的に筋肉をリラックスさせられる。こういう状態から、瞬発力は生まれるのだ。…問題は、時間の経過と共にまた体が緊張して力んでしまうことだが。 ) [Tue 11 Jan 2011 23:13:44]
◆メルビル > ( 外科医の先生が短く、そして割と愛想の無い声で自己紹介をした後に「それじゃ、始めますよ」と間を開けずに豪天寺艶子の包帯を外し断面の様子を見る間、私は早速最初の術式にとりかかる。 終始無言の助手たちが金属の細長い何かあれやこれやを並べ始め、消毒液の匂いが立ちこめた。 ) ( 「痛み止め」は頭部に近い所に触れながらやった方が良い。 私の魔術は基本、肌と肌の接触状態を維持したまま一語一句間違えることなく10分とか30分とかかかる詠唱をする形式を取る。 あまりの長さに暗記は難しく、魔術書も手放せない面倒な物だ。 今回は長くなりそうだから私も助手を2人置いて魔術書を支えて貰い、手が離せない分の指示をする事にしている。 ) では、始めようか。 眼を閉じて力を抜いて。 10分ほどで詠唱を終えて、効果が出始めたら先ずは外科手術開始するから。 ――――Then, the aria of the Pain reliever begins. ( 詠唱、開始。 ) [Tue 11 Jan 2011 23:06:03]
◆艶子 > う、うん。大丈夫、私我慢強いし――。 ( そう言って強がる。こういう場合、先生に対する信頼ってのは大事だ。艶子は典型的に「お医者様」は基本的に知識があって偉くて凄いっていう考えの持ち主だから、彼らのいう事には素直に従う。メルビル先生に対してもそうだ。だが、その次の言葉には「聞かなきゃ良かった」っていう顔をした。 ) …せつだんめんをひらく。 ( 信じられるだろうか。傷口を更に傷つけるというこの発想。それが必要なことだとしても、その激痛を予感して足の指が握ったり開いたりする。左腕の切断面がむずむずする。だが、先生は痛み止めはするって言った。心配しないで欲しいとも言ってる。だからきっと、大丈夫。 ) …………。 ( 少し目に涙を浮かべながら、こくこくと頷いた。さっきまでの元気は施術が実際に始まる前に消し飛んだようだ。 ) …流れはわかりました。先生、腕がくっついてリハビリが終わったら、肩を揉んであげます。 ( これが精一杯の、そして最後の強がりだ。周囲でかちゃかちゃと準備をし始める医師の動きに、視線がせわしなく彷徨う。額に脂汗をべっとりかいて、ごくりと生唾を飲む。始めようか、っていう先生の言葉に私は腕の切断面とは逆の方を向いて目を瞑った。 ) ( 神様! ) [Tue 11 Jan 2011 22:55:10]
◆メルビル > なに、貴女はただひたすら言う事を聞いて横になっていてくれれば良いから。 多少痛みはあるかもしれないけど、痛み止めはするから。 ( ここからは学生達の存在を無視する。 艶子に向けて話しつつ、外科医と助手たちへの確認も含めて。 ) ―――先ずは、既に癒着が始まっている腕の切断面をもう一度外科医の先生に開いて貰う所からはじめる。 切断面を綺麗に合わせないといけないからね。 その段階で結構な出血があると思うから、その為に体力を回復して貰っていたと思って貰っても良いくらい。 勿論、この段階で痛み止めはするし、4時間は効果が続くから心配しないで良い。 ( 4時間後からが痛いわけだけどね。 ) それから、保存してある君の左腕を縫合して貰いながら私の「活性」と「治癒」を連続使用して血流と体内魔力の流れを繋ぐ。 その後ギプスで固定して今日はここまで。 本格的に肉と骨が繋がるまで何日かに分けで施術を繰り返して、もう大丈夫、となったら後は貴女自身のリハビリ、といった流れになるね。 ( と、一区切りした辺りで外科医と助手たちに目線を送ると、各々道具を準備し始める。 医学に関しては私はノータッチだ。 切ったり縫ったりっていうのはお任せになる。 都合「痛み止め」「異常活性」「治癒」の間髪入れず三連続になるからそこから私の出番だ。 ああ「異常」活性、だがあえて「活性」と言わせて貰った。 冷凍して特別な溶液に漬けてある腕に血と生体エネルギーを強制的に流し込む為に、少々無理はさせて貰おう。 なに、吐き気と眩暈と頭痛くらいのもんだ。 その後痛み止めが切れるが。 ) さて、始めようか。 [Tue 11 Jan 2011 22:44:36]
◆艶子 > ( 自分に言われたわけじゃないだろうけど、退室したい子は静かにと言われてちょっと大人しくなる。いや、騒ぐなら出てけという意味ですらないのもわかってる。だけど場の空気と緊張にのまれてしまっているのだ! ) えっ。 ( 私、人並み外れて血の気多い?褒め言葉?いや、違うような気がする…。 説明するメルビル先生の横で目を白黒させる。 ) は、はい。わかりました。 ( とりあえず、言われたとおりにベッドに横になる。普段は枕の形や位置なんて気にしないけど、緊張しているせいか何度か枕を自分でなおしたりして。 ) う…り、理解できるかどうかわからないけど、お願いします。 ( あれだ、いんふぉーむどこんせんとって奴だ。難しくて長い名前だけど。でもとりあえず聞いておいて損は無いだろう。 ) [Tue 11 Jan 2011 22:30:21]
◆メルビル > 少々長丁場になると思うから、退出したい子は静かにね。 あと、今回の施術だけど、前提条件が多いから誰にでもできるものじゃないっていうのも注意して欲しい。 先ず、私一人では無理。 外科医の先生と十分な環境が整っている事、患者は彼女の様な人並み外れて血の気が多いような人間じゃないと耐えられるかわからないということ。 ちょっと普段から血を抜いて貰ったくらいで丁度いい、くらいの人間じゃないとね。 ( 学生達、関係者一同にそんな説明。 まぁ、体力を消耗するのは私もだけど。 特に咽喉の。 ) ―――というわけで、よろしく。 先ずはベッドに横になって貰おうかな。 簡単な流れを説明しておいた方が良いかな? ( 今度は艶子に向き直り、とりあえずベッドへ促す。 言動は相変わらずだがまぁ、人前では虚勢を張るタイプのようだ。 学生達置いて、正解。 ) [Tue 11 Jan 2011 22:22:20]
◆艶子 > ( いよいよ施術の日となり、待ってましたと言わんばかりに元気良く個室を飛び出したのがさっきのこと。見ての通り、時折切断した腕の痛みが酷く疼く時はあるものの、その波が収まっている時は元気だった。しかしいざ治療を行う部屋に案内されてみたら、ずらッッッと人が周りを囲んでいるわけだ。医師や医療スタッフの姿はまだしも、恐らく見学に来たであろう学生たち。切断した腕の接続は例の無い施術だと聞いた。だから症例として珍しいのだろう。 元気だった様子もその光景に圧倒され、途端に萎む。けれどもここでうろたえては豪天寺艶子の名が廃る。どうせなら、”大手術だというのに平然としていた。さすがは英雄豪天寺艶子”と呼ばれたいものだ。そうすれば新たな伝説になる。 ) いっ、いっ、いつでも大丈夫だよ!せ、先生の腕は信頼してるし!お米の糊でぺたーんと貼り付けるみたいなもんだろ! ( しかし明らかに動揺していた。新たな伝説は生まれなかった。 ) [Tue 11 Jan 2011 22:13:29]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 い…いえす! 』 [Tue 11 Jan 2011 22:06:48]
◆メルビル > ――――さて諸君、長らく待たせてしまったね。 ちょっと手順を考える時間と、患者の体力が十分に回復するまで待つっていうのが重要でね。 もういい加減檻から解き放っても良いくらい無駄な元気が有り余っているようだし、始めようか。 ご機嫌如何? 豪天寺艶子さん。 ( 中央病院端、とある手術室に関係スタッフが集められる。 治療の指揮を取り実質その殆どを担当する白魔術師、メルビル・セブルラキス。 魔術と同時進行で外科手術を担当するベテラン医師。 その二人をサポートする助手たちが数人と、貴重な大魔術を見学する事を許可された数人の魔術学生達が壁際に。 結構な人数だ。 そして今日のもう一人の主役が、ようやく個室から出てきた、というわけで―――特に体調や足が悪いわけで無し、自分の足でここまで足労願った。 はい、今ここ。 ) [Tue 11 Jan 2011 22:04:59]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『 さて、準備は整った。 』 [Tue 11 Jan 2011 21:48:18]
お知らせ > アーリィさんが退室されました。 『( 翌朝、リダに退院を手伝って貰い、こうして病院を後にした。 )』 [Tue 11 Jan 2011 03:02:31]
◆アーリィ > 男には大事なことなのだっ! ( 変なところで熱く成って――奪われたんじゃないもん、自分の意思だもん…とか、変な拘りで疑問符に答えた ) それも有るよな。例えば…俺も、美味い料理、食べるだけで幸せになれるぜ。( 単細胞な証拠のように、納得と頷き――小さな幸せ、大事です。生きてりゃ、もちろん辛い事もあるが、幸せな事もある。『一』が有るのと無いので大違いだが、その『一』が小さく単純な事だと信じたい ) 応!大事にするぜ。確かに、誰にでもは出来ないだろうな…あぁ、俺が綺麗に剃ってやるから、覚悟しろよ。( 調子に乗って告げるが、そう云えばと、リダの性癖を思い出し、ポチ袋を受け取ると、白い歯を見せるように笑って――その時のことを妄想すると、少し体が熱くなる…それでも今は我慢。膝枕したまま、眠気に襲われるまで、他愛のない会話を続ける事になっただろう )( ――大きな勘違いと、擦れ違いを繰り返しながら… ) [Tue 11 Jan 2011 03:01:00]
お知らせ > リダさんが退室されました。 『( 明朝、彼の退院を手伝ったとか手伝ってなかったとか…。 )』 [Tue 11 Jan 2011 02:55:45]
◆リダ > ………はいはい、別にいいけどね。( 童貞をもらってあげたからどうこうという気はない。ただそこまで熱くなるものかと疑問符は浮かぶが……。 )違う違う、そうじゃなくて…簡単な単純なことで得られるっていう幸せ。別にアーリィのことを単細胞とか短絡的とかミドリムシだなんて言ってないから。( それとなく棘も入れて、こちらの誤解を解こうとする。この勘違いだけは敏感に気がつけていたが、ほかに関しては……。 )女性の陰毛は幸運のお守りになるのよ。大事になさいよ?こんなサービス滅多にしないんだから……って剃るの?……はい。( 頬を赤らめたまま抜いた陰毛をポチ袋の中へと入れて、それを手渡す。自分の股間がツルツルになるのを想像すれば、股間からは血以外の液体があふれ出る感覚を覚える。 )……よろしく、お願いします……。( そう言って寄り添ったまま、彼の膝の上で一晩を明かすことになるだろうか…。 ) [Tue 11 Jan 2011 02:46:31]
◆アーリィ > そうだとしても……断るっ!( どきっぱり )( いや、ツッコミは良いけど、感謝はしないぞ。後悔もしないけどね。哀れみの視線と溜息を感じつつも、顔を反らしたまま言い切った ) どうせ、俺は単純なんだよ。まぁ、人生には勢いとかノリって大事だよな。( もともと単純に生きてきたので、それには共鳴する。自分の頬を撫でられる指の動きはそのままにするが、単細胞だと笑われるのにも慣れているので――勘違いって恐い… ) いや、念のために…ん?( どっちかと云うと自分の方がケチで、器が小さい気もしたが――小首を傾げ、リダの動きを不思議そうに見ていたが、その思い切った行動に、目を大きくし驚いた…その自分に数本の陰毛を見せ付けるリダに、直ぐに笑みを浮べる ) 納得…それは確かにお守りだな。今度、お守りの効果を高める為に、リダの陰毛は全部そるぞ。 ( そんな話を聞いた事もあったので、納得気に何度も頷き――実は、大事なことを一つ忘れているのだが…調子に乗った笑みを浮べ告げた ) [Tue 11 Jan 2011 02:36:18]
◆リダ > ……だよねぇ。ありがたく思ってよね。( 自覚あるなら何とかしろ!とツッコミを入れたかったが、哀れみの視線を送りながら大きく溜息を吐く。 )そういうこと。自分が感じられる極単純な幸せを、感じられるように自分らしく……いいじゃないの、キライじゃないわよ?( ごく最近覚えた単純な幸せを口にしながら、赤くなった彼の頬から指を放してクスクスと笑う。――こうやっているのも、単純な幸せかも。 )そんなケチな人間じゃないわよ。待ってて。( ポチ袋を彼から受け取れば、自分のワンピースを捲り上げてショーツの中へと手を伸ばす。そして次の瞬間―― )っ痛!( ブチブチっと小さな音を立てて自分の股間に茂る陰毛を数本引き抜いた。そしてその数本を彼に見せ付ける。 )じゃ〜ん、これよこれ。 [Tue 11 Jan 2011 02:24:15]
◆アーリィ > ……わりと自分でも思ってた、それ……( 悲しむ、と云うより哀れれてるきがすたが、自分も一生、悲しい事になってた気もしているので、ちょっと遠くを見る。いやぁ、それだけでも十分に頼ってる気がしてきた――それでも、ツッコミのオーラを感じるとご満悦… ) そりゃそうだ。俺も、俺らしく今を生きていくしかないしな。…カワイイ言うなっ! ( 無防備な頬を突かれると、流石にその頬を紅くして照れる。プイっと顔を反らして――自分だけなら兎も角、相手が居る事を、本人が居ない所で云うのは、ナマー違反な気もして…小さな拘り。それでも、ポチ袋と聞くと、一瞬、何のことか考え――さっき貰ったもので思いいたった…大きく頷くと、枕に手を伸ばし、お年玉を取ると、そのポチ袋をリダに手渡す。 ) これで良いのか?…はいよ。でも、中身は減らさないでくれよ。 [Tue 11 Jan 2011 02:14:56]
◆リダ > ……それもそうよね。でないと私が童貞奪ってあげなかったら、一生……悲しいわよねぇ。( 口元を押さえながら悲しい表情を浮かべるフリをする。内心そんなんで胸張るな!とツッコミを入れておくのは忘れずに。 )だってさ…私は今を生きてるんだもの。仕方ないでしょ?……フフフッ、照れちゃって…かーわいっ。( 視線をそらした彼の顔へと指を伸ばして、無防備な頬をツンツンとつつくだろうか。アレだけエロをオープンしてるのに、ここで照れるって…まだ彼を理解していないのだなと思う。 )絶対無理!なくすから!………あ、さっきのポチ袋!一回返して! [Tue 11 Jan 2011 02:06:31]
◆アーリィ > この俺に、ロマンチックとか求める方が間違ってるんだ。 ( きっぱりと答えて胸を張って見せた。そんな女心を満たす術を持っていないと、自覚し――ちょっと悲しく成ったので、深く考えないようにした… ) 人の初めてを、あっさり忘れるなっ!…ふぇ?あぁ…てか、流石に言えるか。んな、恥ずかしい事… ( 勢いで突っ込んでみたが――何故、許しが必要なのか理解できない…それでも、自分の経験を流石に暴露は出来ず、誤魔化すように視線を反らしてしまった。互いに視線を反らすので、勘違いを修正できない現実。袋と言われて少し考えるが、入院中なので、自分の持ち物は少なく ) いや、ないっ!小さいものなら、そのままくれよ。 ( きっぱり答え、後で袋に入れるからと、気軽に告げる ) [Tue 11 Jan 2011 01:59:33]
◆リダ > そういうものよ。まったく、男ってホントロマンチックなニュアンス知らないんだから……。( 同僚の受け売りであったが、今なら自分でも理解はできた。言葉一つで気持ちも変わるものだと。もっとも、それを彼に求めるのはいかがなものかとも思ったりはしたが。 )……さぁ?古いことは忘れたわ。成長って何ができるの?……って私以外の女とヤッたの!?………ま、まぁ許すけど…。( とてもじゃないが彼を責められる立場ではない。暗黒街と淫売窟で男を誘惑して精液まみれになったのだから。視線をそらしながら彼の撫でにうっとりと目を細める。 )ああ、安心して。ホント小さな物だから。……小さい袋とかある? [Tue 11 Jan 2011 01:51:41]
◆アーリィ > そんなもんか?…バカは認めるしかないんだがな… ( 何時ものように悪態をつくリダを、笑みを浮かべ見下ろし――これからも頼る事が多いだろうと思っていたので、頷かれ…あれ、それって俺が頼りないって事か?と内心で苦笑も零した )( 勘違いの連鎖中 ) 酷いこと言ってないか?その童貞を奪ったくせに…成長した俺の凄さを身体に刻んでやるからな。 ( 調子ノリの強気な発言だが、頭は優しく撫で続けて――お守りと言われると、少し考えた…戦場では確かに必要かもと考えると、素直に、コックリと大きく頷く )あぁ、くれるならなんだって貰うが…大きすぎて、持ち運びに不便なのは勘弁だぜ。 [Tue 11 Jan 2011 01:44:40]
お知らせ > リダさんが入室されました。 [Tue 11 Jan 2011 01:42:43]
◆リダ > 感銘って言うか…………感動よ。そのあたりのニュアンス違うんだから…間違えないでよ……バカ。( 照れ隠しの悪態を吐きながらも、期待している、という言葉にははっきりと頷いてみせる。力強く。勘違いというズレはさらに深まる。 )……見習い非童貞に啼かされる…屈辱的だけど、それが素敵かも。( 舌を出して見下ろす彼に応える。高さを調節してくれた膝に再度頭を下ろせば、ほぅ、と嘆息する。そしてふと思い出したかのように呟く。 )……ねぇ、お守り、いる? [Tue 11 Jan 2011 01:37:20]
◆アーリィ > ( 最弱の騎士を自負する自分が、他人に頼る以外に生き残る道はない。それは自分の持論に成りつつあるので、思ったまま口にしただけだが――泣かれるとは思わなかった…まさか、そこまで感動される事を言ったか、本気で悩んだが――受け取るのは自分ではないのだと、それで納得する事にし… ) 俺の言葉に感銘を受けたからだろ?なんてな、期待してるぜ、リダ。 ( その顔を照れた笑顔で見下ろし、誤魔化して――勘違いが加速する結果になっても、気が付くことはないだろう… ) そん時は、思いっきり啼いてもらうから覚悟しとけよ。 ( 調子に乗って答えるが、正座だと少し枕として高いか?と思うと、少し頭を右手で支えて――自分の足を伸ばし、低くすると、再度、膝枕…うん、これだと高さに納得。なにせ、初めてなので、やってみないと分からない事もあり――高さの調整が終わると、膝の上に乗せた頭を優しく撫で始めた ) [Tue 11 Jan 2011 01:27:05]
◆リダ > ( 頼っている、という彼の強い言葉に胸の高鳴りはもっとも強く打たれる。自分のことを頼っている=自分の思いを受け止めたという方程式が頭で勝手に成立したのだった。潤んだ瞳から涙が零れ落ちる。 )え、あ……なんだろ…何で泣いてるんだろ……おかしいな……。そんなさ、すぐに理想になんてなれないから、ちゃんと支える。頼ってね、これからも…。( 涙交じりを微笑みを見せて、彼の能天気な笑いを見つめる。お互いに妙なズレが生じているということに気づくことなく。 )ええ……そうね。啼かされるんだろうな、私…。( そうポツリと呟いて、彼の伸ばされた腕に身体を任せてそのままベッドの上の彼の膝の上に寝転ぶ。それが妙に落ち着いた。 ) [Tue 11 Jan 2011 01:18:23]
◆アーリィ > ( リダも口走っているが、自分も必死。なにせ、金のことと成ると、自分も気にはしていて――甘えすぎだろうとか、でも、甘えないととっくの昔に借金塗れだしとか、色々と葛藤もあり… ) それは分かるが…頼ってるってのっ! ( 嫉妬なんかする理由が無いだろうし、色々と精神的に助けられてる気もするし――それには嘘はないが…多分、意味が通じていない。なにせ、年齢=彼女いない歴、な人生 ) 俺が嫌だっ!俺にだって理想の男性像ってあるんだから…まぁ、今更は認めるがな。うん、エッチ方面には期待してるが…頼る時は頼るって。俺だって、一人でするより何百倍も気持ちいいの知ってるしな。 ( その本音は受け止め――きれてない気もするが、能天気に笑って… ) 退院祝いにも期待しておくさ。お楽しみは後で…だろ? ( 基本的にヘタレ。ノリとか勢い以外では、無茶が出来ない小心者。ベッドの上で体を動かし、隣に座ったリダの笑みに答え――腕を包み込まれると、包帯と添え木が邪魔に思えた… ) このベッドに乗ったこと何度もあるだろうに…今更だぜ?なんて…横になってろよ。 ( 腕を離すと、少し自分の体を動かし…自分の胡坐を、正座にすると――リダの身体に右手を伸ばし、ベッドの上で横にし、膝枕をしようと考えて… ) [Tue 11 Jan 2011 01:05:06]
◆リダ > ( 口走ってしまった言葉に対しての言い訳を考えるも、思いつかず口から出てくる言葉はバラバラなものばかり。 )あ、まぁ、その、別に海子に嫉妬してるってわけじゃなくて…その、一般民間人から借りるのは…って、私も一般民間人だけど…だから、何と言うかその………要は……私をもっと頼って!( 上手く繕うつもりであったが、結局は本音が出た。ついに言ってしまった、と思えば自然に瞳は潤みだす。 )ダメ男でもいいじゃないの…今更なんだし。性処理だって淫売窟なんて目じゃないくらいやるし……なんだってフォローするもの…。( 彼は軽口で出た言葉であろうが、こちらはもう本音。今更後には引けない、と腹を括るだろうか。 )退院祝い、好きなことしていいし…この腕の代わりにもなるし……。( 彼の見せる包帯に包まれた腕を両手で包んで、小さく微笑む。彼のウインクにそれで応えた。 )……別にしてもいいけど。お邪魔します。( 彼に促されるまま、靴を脱いでベッドの上へと上がって隣に座る。いつも以上に胸の鼓動は強くなるだろうか。 ) [Tue 11 Jan 2011 00:51:05]
◆アーリィ > いや、流石に俺も借りすぎと自覚はあるが…背に腹は変えられないって言うか…その、ねぇ。 ( ダメだしをする相手に同意を求めても、無理があるだろうと――それでも言い訳がましく口にしてしまい… ) いや、流石にリダに集ると…本気で駄目な男に成るんじゃね?性処理でフォローしてくれ。 ( 金は以外の援助を期待と、軽口で誤魔化そうとし――悪戯が見つかって言い訳する子供と同レベル…。確かに勢いとか、ノリとかも大事だよなと、納得できる所もあるので、下着は妄想でカバーする事にした ) 応!それも辺境でさ、冬は本気で死ねる寒さ。退院祝いは…家で頼む。まだ腕が、この調子だしな。 ( リダの申し訳なさそうな表情には、まだ包帯で包まれた腕を見せて笑った後、俺の下宿先は知ってるだろ?と不器用なウィンクを送る。それにしても女って本当に大変だと、自分の経験できない辛さに、脱帽――少し考えると、自分の座るベッドを、ポンポンと軽く右手で叩き… ) なんなら、横になっても良いぜ?安心しろって。それを聞いて変なことしないからさ。 [Tue 11 Jan 2011 00:39:32]
◆リダ > あのねぇ…アーリィがビンボーなのくらい知ってるからいいんだけど…海子みたいな幼娘にそういう戦いみたいなものに使うお金借りないの。いくら援助でも戦闘に巻き込んじゃダメ。援助なら……私が、するから…海子みたいにお金持ちじゃないけど……。( 言ってから気がつく。自分は何を口走ってしまったのか。おかげで彼の誤魔化しの言葉など完全にスルーできた。 )そうかしら……私もある意味そういうところは直線的だと思うから…。( だからこそ、下着を着けなかったりという思考が浮かんだ。ある意味似たもの同士かと思いつつ… )ああ、そう言えばグングニスクって寒い国だったわね。私のとこより寒そうなイメージではあるわ……って、強く突っ込む気はないわよ。退院なら祝いにいいかとも思ったし…。( 彼が残念そうにズボンを戻す姿に、申し訳なさそうに軽く頭を下げる。退院祝い用意してなかったことに苦虫を噛みつつ。 )まぁ、ね……今回は軽いからいいけど。酷いと動けないわよ、一日。 [Tue 11 Jan 2011 00:26:57]
◆アーリィ > ( なぜに、褒めて、呆れると抗議の視線。しかし、この場合、呆れるのが正解 ) だって、だって…お金が無いんだもの。防具なしで戦いなんて、死んでもごめんだもの。てか、俺が死ぬもん。マジで死ぬもん。 ( 可愛い語尾に『もん』を連発。でも、案外に可愛くないのは自覚できた。でも、これで誤魔化してみせる。無理を通して、道理を曲げて――服脱骨折… )( 主に精神的に ) まぁ、服を着たままってのも興奮するよな、実際な話さ。 ( 真面目な顔で、うんうん、頷き納得。まぁ、恥かしい話ではあるし頬を染めるのも仕方ない事だろうと、乙女の事情を勘違いしたままスルーぎみ。これも今更なことだろう ) あっ!寒さには強いのか。まぁ、俺も寒い地方で育ったから平気な方だけどさ。いや…あの…もっと強く突っ込んでもいいんだぞ? ( 女性特有の日なのは仕方が無いが、そう謝られると、ちょっと困る。ズボンを戻すと、ベッドの上で胡坐で座り、リダの方に体を向けて座りなおした ) てか、それって大変なんだよな。男の俺じゃ、想像できないんだが…無理はすんなよ。 [Tue 11 Jan 2011 00:13:55]
◆リダ > ………勝手に照れてなさい。( ――ああ、この男に倫理を求めてもしかなかったか。 そう思えば肩を叩く手を止めて、溜息をつく。 )うわっ!もう集ったの!?早すぎよ…あんな幼い娘に援助されて恥ずかしくないの!?十人長さん!?( 武器や防具が高いのは知っている。それでもプライドはないのかと、言わんばかりに彼を問いただす。 )それは思うんだけど……アーリィって短絡的で直線的なスケベでしょ?だからこっちのほうが好きかなぁ……なんて…。( 頬を赤らめながら、そう答える。何故彼に合わせてなのかというのは、乙女の事情というもので……。 )あ、でも今日は下は履いているわ。昨日からアレでね。寒いかって言われたら…まぁ大丈夫。もっと雪深いところで育ってたし。( アレというのは女性特有のもので、いくら性的に開放的になっても、それはさすがに憚られた。 )だから、今日はゴメンね。( 彼のズボンをずらす手に、そっと自分の手を重ねて首を振ってみせる。すまん、という気持ちを込めて。 ) [Tue 11 Jan 2011 00:04:33]
◆アーリィ > そんなに褒めるなよ。照れるだろ… ( 軽く肩を叩かれると、本気で照れながら後ろ頭を軽く右手で掻いて――あれ?変態って褒め言葉だっけ?…細かい事は深く考えないことにした ) うっ!もう既に海子に集ったんだが…盾とか鎧って高いんだぞ。泣ける事に… ( はい、既にたかってました、真顔で暴露。騎士=金持ちなんて幻想だ、と、自分だけの現実に心で泣いて――痛い所を突かれ悶える… ) マジでッ!でも、汚す楽しみとか、脱がす楽しみとか…こう、わびさび? ( 違う )( さらりと告げられる言葉に、何かの拘りもあったが、それはそれ。じっくりと清掃婦姿のリダの体を視線で嘗め回して――その下の肢体を妄想。道理で良く胸が揺れると思った… ) いや、個人の趣味に口出しする心算はないが…外、寒くなかったか?なんなら俺が温めるぞっ! ( ちょっとずれた心配をし、突っ込み期待で、入院服のズボンをベッドの上で座ったまま片手で脱ごうとし――途中で止めて、チラリとリダを盗み見して… ) [Mon 10 Jan 2011 23:52:23]
◆リダ > まぁそうね。でもアーリィはそんなことしなくても十分変態よ、安心なさい。( そう言いながら彼の肩をポンと叩くだろうか。そして頷きを2回。それで十分伝えたいことがわかるであろう。 )そういうこと。目上の私に感謝してよね。貧乏しすぎて、どこかのお嬢様に借金なんかしないようにね。( 以前海子に援助してもらっていた、ということを聞いた。2度目があったという話は知らないが、そのあたりをチクリと突いてみた。 )ええ、ありがたく思いなさい。そうねぇ…アーリィに会うときは大体つけてないわよ?( さらりと言ってみせる。今の自分なら、こんな質問でも答えられる。それほど性的なものは開放的になっていた。 ) [Mon 10 Jan 2011 23:42:57]
◆アーリィ > …薄暗い部屋で、にやにやしながら一人で言ってたら、本気で変態じゃないか? ( だから、堂々と言う胸を張って――もちろん、ケース・バイ・ケースでね。空気は読むタイプだと信じたい… ) お年玉?そんなありがたい習慣がトキニミヤコにあるのか。恐るべき文化…まぁ、くれるなら何でも貰うさ。( 真顔で顔で受け取り呟いたが、それは前半部分だけ。後半は無邪気な笑顔をリダに向け、軽く頭を下げ――貧乏騎士にはありがたすぎる金額。だったが確認はもう少し後で…その袋を枕の下に隠すと、腕を組まれる事で強調される胸元に、やっぱり視線を向けて、鼻の下を伸ばした ) いやぁ、本当にありがたい。で…リダの今日の下着は白? ( 椅子に座るリダの胸元を見ながら、疑問を素直に口にする。素直さが美徳だと信じたいが――常識を考えろと言う話もある… ) [Mon 10 Jan 2011 23:35:52]
◆リダ > ……恥ずかしいから堂々と言わないの。( 公衆の面前で一緒だったら、明らかに他人のフリをしてただろう。それでも少しずつこのオープンすぎるスケベには慣れつつあったが。 )はいはい、おっぱいだかちっぱいだか知らないけど……これはお年玉。( 胸の前に出していたポチ袋を彼の手へと乗せる。文化が違うから知らないのは当然。これがしたいがために来たのだから、わざとらしく咳払いをしてから口を開く。 )これは、お正月――年始に目上の人から目下の人にあげる縁起物のお小遣い。ビンボー騎士様にはありがたくて涙が出るほどでしょ?受け取りなさい。( 自慢げにそう伝えれば腕を組んで、さらに足を組みかえる。目上、というのがポイントであり、すこしでも優越感に浸ろうとしていた。ポチ袋の中は1万エンほど――彼にはやや色をつけていた。 ) [Mon 10 Jan 2011 23:27:12]
◆アーリィ > ( 自覚はしてても、言われるとショック――を受けるほど、デリケートさは持ち合わせてはいない…まぁ、その方が気楽だしね ) バカは知ってるし、認めるけどね。俺は、俺さ。…もちろん、医者も看護士もどん引きだぜ。 ( 良い笑顔を向けると、右手を突き出しサムズアップッ!うん、ごめんね、病院関係者様。もう退院するからっ! )もちろん、おっぱいが大好きさ。でも、今年は、ちっぱいも愛でてみせるっ!( おっぱい=大きな胸。ちっぱい=小さい胸。結局、女性の胸は大好物ですっ! )( そんな馬鹿なことを言っていると、ポッケから出されたポチ袋。流石にそれは知識はなく、胸を邪魔する物と認識。少し考えたが、貰えると言う事なので素直に手を伸ばし、受け取る事にした )ありがとうな、リダ。で…何?これ? [Mon 10 Jan 2011 23:18:35]
◆リダ > アハハハハハハハッ!もう…バカすぎ……!( 自分の身の回りで怪奇現象が起きているなんて露知らず、大笑いを続けている自分の中で先ほどまでの自分の迷いが馬鹿馬鹿しく感じられた。―−ああ、アーリィはアーリィか、と。 )アンタ、相変わらず今年もバカでしょ……こんな言葉を普通に書いて飾ってるって……看護婦さんも引くわよねぇ。( 顔を覆って嘆息し、頭を振れば堂々と胸を張る彼を上目遣いで見る。呆れているこちらに対して視線は相変わらず自分の胸に注がれる。 )まったく…そんなに胸が好きなの、アンタ?仕方ないわね…。( そう言いながらも安易に旨を見せるのはよくないと思い、エプロンに入れていたポチ袋を取り出してそれを自分の胸の前にかざして、視線を遮った。 )……はい、コレ。あげる。 [Mon 10 Jan 2011 23:10:24]
◆アーリィ > ( 背筋を駆け上がる、薄ら寒いものを感じ、身を震わせ――その噂を広めるのに、自分も一役買うことになるだろう…)(――いや、それが聞いてくれよ。前に入院してた時にさ、俺、見たんだよ。と、わりとテンプレな始まりで… )( わりとビビリですが、何か。 )( どうもぎこちない笑みに、噛んで真っ赤になったリダには小首を傾げるしかなかったが、足音の後、大笑いを始めたリダに、何を見て?と視線を壁の板に書いた文字を見て――思いっきり胸を張ってみせる… )( どや顔 )トキノミヤコの文化に習って、今年の抱負を書いたんだぜ。まぁ、俺らしいだろ?( 色々、変態だと自覚はしているが、そんな自分も好き。そのやり遂げた男の顔のまま、今年の抱負に習って、視線をリダの胸元に集中させて――動く度に揺れる動きに目を楽しませて貰った… )( 眼福、眼福 ) [Mon 10 Jan 2011 23:02:23]
◆リダ > あ、ええ……ありがと。( 座るように促されれば、イスを引いて座る。それにしても何も変わらない彼の対応…こちらのペースは余計に狂う。 )あ、そ、そうなんだ……退院、よかった、わね…はははは。( 笑う声もぎこちない。早く平静になろうとしてもなれない自分が恨めしい。そんな中向き直った彼からの新年の挨拶に対しても―― )あ、そ、そうね。あ、あめおけね。( ――噛んだ。あまりのかっこ悪さにカァーっと顔が熱くなっていく。軽く俯いて彼からの視線を逃れようとした時、外で足音がするのに気がつきハッと顔を上げる。窓を見れば何もおらず、気のせいと思い視線を戻そうとしたときに入ったもの――彼が書いたものなのか、堂々と書かれていた文字に目を丸くする。そして次の瞬間には―― )…プッ、クククク…アッハハハハハハッ!( 声を上げて大笑いをし始めていた。あまりの彼らしさに、笑いを禁じえなかった。 ) [Mon 10 Jan 2011 22:55:35]
◆アーリィ > ( 入って来たリダを笑顔のまま迎え、まぁ、今更、ベッドから降りる仲でも無いだろうと座ったまま、近くにあった来客用の椅子を指差し勧めて――妙にぎこちない気もするが、また何かあったのか?と勘ぐって触れないようにした――今年も相変わらずで成長がないが、面倒は嫌いだ… ) 応!お陰さんで、明日には退院する。 ( そう笑い声交じりに報告すると、何かを思い出して――座ったまま体の向きを変えると、リダに正面を向けて、軽く頭を下げた )あけまして、おめでとう。っと、ちょっと遅いけどな。一応さ…(笑顔のまま頭を上げて、不器用さがチャームポイントと信じたい不器用なウィンクを送って、新年の挨拶――をしていると…)( 外を誰かが歩く音が聞えた気がし、寒い中、元気と思い――ここって一階じゃないぞ?…その現実を思い出すと、大慌てで窓の方に顔を向けた。そして、何かが壁を垂直に横切った気がし――新しい噂が、病院で広がる事に成るかもしれない… ) [Mon 10 Jan 2011 22:41:36]
お知らせ > ホニヤンペイさんが帰りました。 『ヴェイトスの怖い噂その26:病院の窓を横切るホニヤンペイ』 [Mon 10 Jan 2011 22:39:15]
◆ホニヤンペイ > ( 女性が言い終えるか否か、正にそういったタイミングで――――硬質な音を立てて、窓の外を何かがゆっくりと歩いていった。 ) ( 窓に対して垂直に立つ何かが。 ) [Mon 10 Jan 2011 22:38:06]
お知らせ > ホニヤンペイさんが入室されました。 『カツカツカツ』 [Mon 10 Jan 2011 22:35:31]
◆リダ > ( あわてて口を押さえても、すでに時遅し。中から返事があり、自分だともうすでにバレバレ。――何やってんだろ、私。 またさらに大きく溜息をつけばドアノブに手をかける。 )………はははは…はぁい。( ばつが悪そうな表情と声で入室すれば、ベッドの上で座っている彼の姿を発見。かなり回復しているせいか包帯で覆われている面積は少なそう。それを見て安心はした。 )げ、元気そうね……い、いい感じじゃあないかしら…。( こちらがつむぐ言葉はあまりにもぎこちない。彼の存在を意識しすぎなのだろうか…理由は自分でも理解はできていない。 ) [Mon 10 Jan 2011 22:29:38]
◆アーリィ > ( どうも、自分の知識には偏りが有りすぎる気もしないでもないが――ボケ倒しても、ツッコミがない… ) いや…入院が長かったら、色々と溜まるのが、健全な男だと主張しても許される? ( もちろん、許されない )( 馬鹿な考えばかりしているが、怪我が完治に向かい健康になれば、なるほど、加速するのが暇だったので――来訪者を告げるノックの音には敏感に反応した。おまけに、その後に聞えた大き目の声には聞き覚えもあって… ) 開いてるから、遠慮なく入って来いよ、リダ。もしも別人だったら、俺の耳が腐ってるって事で、激しい突っ込みOKだぜ。 ( ベッドの上に座り込んだまま、ドアの方に能天気な笑顔を向けて、大きな声を掛ける。まぁ、間違いでは無いだろうが――なんで入って来ないんだ?…と、前回の事なんか、まるっきり気にしてない単細胞っぷり。デリカシーがないとも云えるかもしれない… ) [Mon 10 Jan 2011 22:22:40]
◆リダ > ………結局来ちゃったわ。( ヴェイトス中央病院の、もっとも通ったであろう病室の前で大きく溜息をつく清掃婦。前回あんな別れ方をしてしまったのだから、正直気まずかった。 )でも来ちゃったのよねぇ……。( エプロンのポケットの中を探れば出てくる紙でできたポチ袋。一応縁起物で渡しておこうと用意はしていたのだが、渡していいものか不安な面もあった。 )………どう渡そうかしら。この前の事謝ったほうがいいわよね…いや、でも自ら危険なコトに足突っ込むのもよくないわ……ここはシラっと何事もなかったかのように振舞ったほうが…でもそれは良心の呵責が………はぁ、もうどうしよ…。( どう第一声をかけるか考えながらも、無意識に手はもう病室のドアをノックしていた。それに気がつけば思わず大きな声を出してしまう。 )ヤバッ……! [Mon 10 Jan 2011 22:17:20]
お知らせ > リダさんが来ました。 『( 内心複雑な訪問 )』 [Mon 10 Jan 2011 22:09:01]
◆アーリィ > ( ぼんやり窓の外に視線を向けると、天気が良いが寒そうで――そう云えば、トキノミヤコの方じゃ、お祭りか何かがあったような… ) 確か…神社に笹持って行って、パンダの神様に、商売繁盛を願うんだっけ? ( 思いっきり、間違った知識のオンパレード。でも、巫女さんは、トキノミヤコの最高の文化の一つだと信じている。フォーウンのチャイナドレスに匹敵するだろう )( 色々と、ダメっぽい ) そして、トキノミヤコ文化で思うのが、今年は兎の神様が支配する年らしいが…女性はバニーガール姿で過ごすのか? ( な、訳はない )( でも、いっそ、その姿で過ごす女性が居ても良いと思うんだ――欲望とか願望的に… ) [Mon 10 Jan 2011 21:57:18]
◆アーリィ > ( 自分でも煮え切らないと思うが、騎士団の仕事を優先するにしても、海底軍の本拠地に乗り込むにしても、情報と装備は大事。最弱の自分が生身で、情報もなく何ができるかと云えば――変態行為以外、ありえないっ!…)( どきっぱり ) …しかし、この病室を好き勝手に使ったな、俺… ( そう呟き、笑いながら室内を見渡す。壁の大穴を塞ぐ板には、トキノミヤコの文化に習って、一年の願いを籠めて書いた文字がでかでかと残っていたりもする――板に直書きとか、やった感があるが… )( おっぱいっ! )( だしね、書かれているの。わりと達筆――魂、籠めました!… ) [Mon 10 Jan 2011 21:47:34]
◆アーリィ > ( 病室のベッドに横になって、ぼんやりと天上を見上げていたが、もうアレは染みだと言い聞かせる事がないと思うと、ちょっと寂しい――訳ないっ!…今や顔にしか見えん )…とは言え、名前は付けてないけどな。さすがに…( 苦笑を浮かべると、ベッドの上で上半身を起こし、胡坐で座り込むと少し考え込む )( 正直――退院した後の自分の動きは決めかねていた… )( 何はともあれ、退院したら、騎士団に行って、現状の把握だろう――なにせ、入院中は、怪我を治すのに集中。せっかく拾った命は大事に… ) [Mon 10 Jan 2011 21:37:07]
◆アーリィ > (退院予定の病室だろう――と自分の何かに、つっこんで…)(気がつけば、年が明けて十日も経過していたが、怪我人は大人しく病院で過ごしていた。その甲斐あって、明日には退院。外傷はほぼ完治、左腕の包帯は少し小さくなって手首が出せるようになったのが、何よりもありがたい。)さって、明日の朝には、この病室ともおさらばだ。(つまり、入院費を払うことに成るのだが、貧乏騎士には痛い出費。鎧も買わないと駄目だし――こりゃ、外観を気にして使わなかったが、海底軍から鹵獲した鎧を使おうかと本気で考えていた…) [Mon 10 Jan 2011 21:28:12]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『(――明日、退院の病室予定――)』 [Mon 10 Jan 2011 21:25:58]
お知らせ > ヴァリシアさんが退室されました。 『(高揚感は収まらず、勢いでそのまま退院)』 [Thu 6 Jan 2011 22:46:42]
◆ヴァリシア > お父さん……お姉ちゃん……ヴァル、自警団に入るよ。お仕事あって…お給料もらえて…お部屋も借りれる…がんばる。(錠前は職人である父親が作ったもの。似顔絵は幼い頃見に行った、自分の持っているグレイヴと同じものを持った強い女剣奴。その二人を思い浮かべて語りかける。そして瞳を閉じて一礼して自分の道具袋へと丁寧に収めて壁に立て掛けられたグレイヴを握る。入院中は一度も握っていなかったグレイヴを眺めながら、一人呟く。)……ただいま、ディーヴァ…。 [Thu 6 Jan 2011 22:43:32]
◆ヴァリシア > (さらにその隣には、吸血鬼の住処から抜け出す際に何とか持ち出すことができた銀製の篭手とブーツ、そして自分の得物であるグレイヴ『ディーヴァ』。並ぶ自分の装備に微笑みかければ、ベッドから立ち上がりそこへと歩く。)ヴァルの装備…着てみよ。(歩きに関してはリハビリも済んでいて、歩行に問題はなかった。おもむろに病院服を脱ぎ、装備へと手を伸ばす。)この胸当ては…こう、で……タセットは……こう……。(まだ一度も装備していなかったせいか、貸与された胸当てとタセットの装着には若干戸惑ったものの、何とか完了すれば今度は慣れ親しんだ自分の篭手とブーツを身に着ける。久々の装着感に高揚感は抑えられない。)うはぁ……ヴァルのだ…ヴァルの装備だぁ…。(自分が満面の笑みをしているのがわかれば、野盗に盗まれなかった錠前と似顔絵を両手で拾い上げる。) [Thu 6 Jan 2011 22:33:04]
◆ヴァリシア > (入院中にいろいろ起きていたのはぼんやりとだが知っていた。ウォータリアンがこの街を襲って、いろいろと被害が起きて大変なことも。現にこの病院も被害にあっているのだから、どれだけのものかという度合いも知っていた。そんな中、自警団での人員募集を聞いて入院している身であったが入団申請を提出していた。結果は採用。その採用の証がベッドの隣の机に置かれていた。)ヴァルの装備……ここから、スタート…。(机に置かれていたのは、事情を察してくれた自警団から貸与された白い胸当てと、タセット(草摺)。自分が以前装備したビキニアーマーはさすがに在庫がなく、仕方なくといった経緯があった。それでも本人はとても嬉しく思っていた。) [Thu 6 Jan 2011 22:15:34]
◆ヴァリシア > (野盗に襲撃を受けて吸血鬼の住処から上手く抜け出してから、行き倒れていたところを拾われてヴェイトス市内の中央病院に入院していた。体力の減少と吸血鬼の住処で大火傷を治療というのが名目であった。入院して2ヶ月、火傷も癒えて体力的にも回復は進み、もうじき退院となる予定であった。)(長身の浅黒い肌の女は、2ヶ月経っても肌がサワサワして慣れない病院の服に不満を抱きながらも、今後の自分の仕事に胸を躍らせていた。)ヴァルのお仕事…この街、守る…! [Thu 6 Jan 2011 22:04:32]
◆ヴァリシア > (野盗に襲撃を受けて吸血鬼の住処から上手く抜け出してから、行き倒れていたところを拾われてヴェイトス市内の中央病院に入院していた。体力の減少と吸血鬼の住処で大火傷を治療というのが名目であった。入院して2ヶ月、火傷も癒えて体力的にも回復は進み、もうじき退院と [Thu 6 Jan 2011 22:00:41]
お知らせ > ヴァリシアさんが来ました。 『(事件から2ヶ月経って…)』 [Thu 6 Jan 2011 21:55:19]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 楽しくお話ししてると時間が経つのは早い。明日もまた来るのを待とう。 』 [Sun 2 Jan 2011 02:17:33]
◆艶子 > 40点から50点になったのを褒めないと、60点を目指そうって気にならないぞ! ( いや、褒められて大きくなるものではないが。胸は。 ) あ。 ( 今の「馬鹿」はちょっと今までの馬鹿とは様子が違った。今みたいな「馬鹿」ならいくらでも歓迎なんだけどなあ。 ) そ、そうかなー…!?割と一般人の感覚に近いって思ってるんだけどなあ…。 ( ただ好みの幅は広いかもしれない。いや、だが蜷の場合は恥じらい無く脱ぐのがいいのかもしれん…。 ) おう。腕がついてから存分に無茶するよ。ま、今度は折角くっつけた腕がなくならない程度の無茶にするつもりだけどね…! ( 周りに心配かけるのはよくないことだ。回避できない危機やトラブルはこれからもあるだろうけど、そういうのに直面した時に「周りの人に相談する」ってことをしようと思うんだ。それだけでも、結構な進歩だろ? ) [Sun 2 Jan 2011 02:15:38]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『( 黒猫が時折二人の会話に楽しく合いの手を入れる―――あ、もうこんな時間。 )』 [Sun 2 Jan 2011 02:08:32]
◆君影 > ( 私は失った事に関してはそこまで悲観はしていない。―――本当に仕方の無い事だ。ああいう仕事をしていたんだもの。運が悪かった。それだけの話だから。……ああ、けどな。人目を惹くようになった、っていう意味では結構嫌だ。他人からの視線が私は苦手だから。 ) テストで40点だった子が50点になったからって、褒めてもらえるとは限らないんだぞ? ( ―――まあけど、私も艶子の体とか、匂いとか、好きだし―――なんてこっそり思っていると、そんな事いうものだから。 ) ―――――………………馬鹿っ。 ( 鉄格子があって良かったな、無かったらお前殴ってたぞ! )( 良くやりましたー、と私は黒猫を撫で撫で。海よりも深く反省しろっ。 ) ( ふっ ) ( 憐れみってきっとこういう時に使う言葉なんだと思うんだ。口に出すのはちょっと可哀想だったから、視線だけでそっと語ってあげとくとする。 ) ………艶子もけっこうニッチな趣味よね。 ( わからんでもないってお前なと。そっかー、艶子はああいうのが好きなのかー、ふーんと。………いや、他意は無いんだからな本当に。ただの感想なんだから。 ) せめて腕がくっついてからにしてよね。無茶すんなっていうのは艶子にはそれこそ無理なお願いなんだから。 ( 無茶無理無謀な馬鹿な奴。――――そんな艶子が私は好き。 ) [Sun 2 Jan 2011 02:06:30]
◆艶子 > こ、これでも昔よりはちょっと大きくなったんだぞ…! ( それ以降は全く成長しなかったが。 あ、しまった、と思うのだ。君影は酷い怪我をして、体のあちこちを失ったのに。胸の話だのどうのこうのって。 ) あ、あ、でも、私、君影の体好きだよ?魅力的だと思うし、肌だって綺麗だし―― ( と、抱いた経験を踏まえて言う。豪天寺艶子はよく考えずに咄嗟にこういうことを言う傾向が強い! ) あぎゃー! ( そういう迂闊さへの罰も含めて、艶子の顔に三本の引っ掛かれたラインが走る!黒猫を掲げたから撫でろってことかと思って油断したらこれだよ! ) …何だその表情は…!?優しい顔なのに私の胸に違和感ともやもやを残すぞ! ( まだ馬鹿にされた方がいい気がする…っ。 ) うん、マニアだ。マニアなんだけど、こう…わからんでもないっていうか…。 ( 違う、見に行くんじゃないんだ。家が近いから顔だしにいくとよく脱いでるんだ…。 ) わ、わかってるよぅー。流石にそんな無茶なお願いはしないさ。今は慌てて出ていく必要も無いしね。 ( 海底軍のことは気になるが、最近は襲撃も無いようだし。 ) [Sun 2 Jan 2011 01:50:45]
◆君影 > 艶子は大したことないもんね…… ( それじゃあ私は平手か素手パンチぐらいか。怪我する前は私もプロポーションは良い感じだった。まあほんっきでどうでもいいけど。 ) あ、そ。そこら辺とか全然分かんないから。 ( 男から声掛けられたりするのとか死ねと思うぐらいにうざいだけだし。どうやら一般的な範疇からすると美人らしい私だが、それで得した記憶なぞは無いから一喜一憂する感覚が理解できない。 ) ……………………… ( 不機嫌になっていく私とは反比例ににこにこしていく艶子。 ) ……………りゃん。 ( はい、と格子越しの艶子の前で黒猫を掲げる君影。主人の意を理解した賢い黒猫は、にゃー♪と鳴きながらバリっ、とそのにこにこ顔の艶子を引っ掻いてやった。 )( 照れ隠し。むすー、っと主人は頬を膨らませていて。 ) ( 何度目かの賢くなる宣言。君影はフッとこういう時にばかり優しい顔を作る。 ) そう……出来ると良いね。 ( 子供が大きくなったら私アイドルになるのー!と宣言しているのを横目で眺めているような慈しみの眼差し。 ) そこら辺が良いとこだから仕方ない。アレをわざわざ好きこのんで見に行くのってば結構マニアな趣味よね。 ( ―――いやお前も行くのか。このマニアめ! ) 流石に今回は出してあげないんだからね? ( おバカな事を言っちゃった自業自得。同情はするけど、ちょっとだけ反省していなさい。――――ま、ちゃんと毎日来てあげるからさ。 ) [Sun 2 Jan 2011 01:39:07]
◆艶子 > そう、胸メロン。あるいはスイカ。私の何倍あるんだろうか…。 ( 私のがでこぴんだとすると、奴のはガントレットで本気のグーパンチとか…それぐらいの差だ。 ) 男もナニのデカさで一喜一憂するというが、男も女も似たようなものだな。私ももう少し…こう…もうちょっとあれば。 ………。 ( 私に非があるのはわかっているのだが、こうして自分のことで怒ってくれるのは嬉しい。だから私は段々上機嫌になっていった。顔がにこにこしてくる。 ) あははは、まあまあ。お前がそんな風に思ってくれるんなら、私も嬉しいから大丈夫さ。 ( 坐禅を組むよりはずっと効率的に怒りを鎮めることができる。 ) 30分に一回とか!…こうなったら私が賢くなるしかない。賢くなればもう馬鹿呼ばわりできないからな! ( しかしこの賢くなる宣言は過去にも何回かした覚えが…。 ) 蜷は遠慮がないんだ!マニアに人気のストリッパーのくせに! ( 私も偶に見に行く。 …彼女が暗殺稼業をしていることが心に引っ掛かるが、それでも良い奴だって思ってるし、友達だって思ってる。 ) おう!二人が来てくれれば私も大人しくするって伝えてくれ! ( それってつまり、やっぱり暴れるつもりだったのかとも取られそうだが。でも一緒の病室ということは、二人とも部屋から出られなくなるわけで…。やっぱり難しそうだ。 もしそれが断られたら、君影と蜷に毎日こっちにきてお話するように頼もう。 ) [Sun 2 Jan 2011 01:16:39]
◆君影 > 取り敢えず胸がメロンな女な訳ね。 ( 突っかかってそれを言われてぐぬぬとなってたわけね。それはまあ艶子も悪い。 ) …………ムカつく、そのメロン女。 ( けど判官贔屓な私には知ったこっちゃなし。そういうのちょっとは言い方が別にあるっていうか、なんて言うか、もう―――ムカつく。 )( 不機嫌そうな表情な主人を宥めるように、抱き上げられた黒猫は頬をぺしぺし叩く。艶子が好きだから、艶子の事を悪く言われるのはちょっとイラっとくるのだ。艶子は馬鹿だけど、馬鹿にしちゃダメなのっ。 ) けど30分に一回なら余裕だし、それぐらいがちょうどいいかなって思うぐらいの数だけれど。 ( うん、ほら今だって一杯言ってるし、きっとそれでぴったしなぐらい。 ) うん、きっとパッと見じゃ良くわからない。けれどそう思ってたり、あとはサラッとした顔でいけしゃあしゃあと口に出しそう。 ( そこそこ付き合い長いし仲が良いとは思っている。けど私の中では蜷はそんな認識。だから付き合い易いんだけどね。 ) …………わかったわよ。一応先生に聞いておいてあげる。馬鹿だけど、やっぱちょっと可哀想だもん艶子。 ( けど無理無茶なお願いだろうから、期待はするだけ損なんだからな。 ) [Sun 2 Jan 2011 01:01:20]
◆艶子 > リダっていう胸のデカい女さ。どれぐらいデカいかっていうと、メロンぐらいあったかな。…ま、まあ…それに関しては私の方がさきにつっかかって行ったのも悪いんだけど…。 ( 自分の非を隠したまま話を進めることに罪悪感が生まれ、それを話した。 ) て、敵の将軍をさ!倒した騎士が入院してたんだよ。アーリィって奴なんだけど。で、周りの協力のお蔭で討ち取ったんだからいい気になるなよって言ったら、そばにいたそいつが怒って…。 ( こうして話すと悪いのは私の方のような気がする。もっと伏せて話せばよかったか?でも、こいつのこういう反応はくすぐったいっていうか、嬉しいっていうか。 ) さ、三十回だと…!?いくらなんでも多過ぎだっ。一時間に一回馬鹿って言っても一日の中に納まらないぞ! ( でもちゃんと数えてみるとそれぐらい行ってそうである。 ) あいつは多くを語らないからな…っ。肩を竦めたりだとかため息を吐いたりだとか、そういうわかりやすい反応もしない。でも思ってるんだ。 ( おのれ蜷め。 ) だって私ここで一人っきりだよ?かわいそうだよ?折角の新年だってのにさー。 ( まあ、やっぱり多分無理だろう。 ) [Sun 2 Jan 2011 00:37:09]
◆君影 > む。 ( 艶子の言い訳を聞いた私はちょっと不機嫌そうに眉根が釣り上がる。 ) 誰さ、そんな事言った奴は。「してない」じゃなくて「できない」だろ今のお前は。………それに普段から、充分頑張ってるじゃんお前。こういう時にちょっとぐらい周りに任せたりしたって…そんな罰とか当たんないし……艶子悪くないし……… ( 黒猫を顔の前に抱き上げて、表情隠すようにしながら小声でぼそぼそ。むー。 ) いやそれ無理だろどう考えても。艶子。0が一つ足りないと思うんだ私は。 ( まあ30回制限ならいいかなって。ちょっと妥協してあげよう。流石に一日60回はキツイものな。私ってば優しいからその辺りは譲ってあげるんだ。 ) まあそりゃ蜷の奴もいつもの能面顔で馬鹿だなーとか思ってるんじゃないのか? ( ――――そして艶子の提案には呆れたように肩を竦めて―――― ) また何馬鹿が馬鹿な事を言ってるのか――――……… ( ん、いやちょっと待て。 ) …………………… ( 何か私的には割とそれで問題無い気がしてきた。知らない奴とかいる苦痛な病室より、艶子とか蜷が一緒ならまー隔離されてもいいかな。あ、リャンも一緒で。 )( ―――無理である。 ) [Sun 2 Jan 2011 00:25:40]
◆艶子 > だ、だってよう!「街が海底軍で大変なことになってるのに、お前何もしてないじゃないか」みたいなこと言われたんだぞ!そしたらもう、黙ってられないだろ! ( 君影におでこを突かれて頭が揺れる。確かに、あの時ほど距離は遠くない。だからこんな風に馬鹿なことで騒げるのだ。 ) く、くそう君影め…!相変わらず馬鹿馬鹿いいやがって。一日に私のことを馬鹿というのは三回までだ!でも一日言わなかったから次の日は六回言えるとかそういうのは無しだ! ( 怪我をした蜷のことは心配だったが、同じ病室ともなればつまらない入院生活にもちょっと彩が増すというものだ。だというのに、私だけ隔離病棟! ) くそう…!きっと蜷も私のことを馬鹿にしてるんだろう。 そうだ、私がここから出るのは無理だけど、お前たちがこっちにくるのは大丈夫なんじゃないか?というわけで、蜷と二人でこっちに来なさい。 ( と、無理なことをいうのだった。 ) [Sun 2 Jan 2011 00:04:09]
◆君影 > ( ああ、その心の独り言にとってもツッコミを入れたい。どうせ考えてもやっちゃうのが艶子っていう奴なんだし。だからばーかばーかとかつい言っちゃうんだ。 ) なあ艶子。それをまず聞く事自体が馬鹿だって言うのが理解できてるのこの頭は? ( 貼りついた艶子のデコをツンツンと指で突いてやる。―――以前ここでお互いが相対した時には随分遠くに感じた冷たい鉄格子。まああの時と比べたら、理由が理由だから随分気楽なもんだけど。 ) 酷くない。だって馬鹿だものお前。ばーかばーか。馬鹿な馬鹿。 ( 折角蜷やら艶子と一緒の病室だったのに、また隔離病棟行きになった艶子にはちょっと馬鹿とは言わずにはいられない。 ) なんでそんな馬鹿な事言い出すのか……いくら馬鹿だからって。 ( 溜め息 ) [Sat 1 Jan 2011 23:56:53]
◆艶子 > ( 坐禅である――。自我を排除し、あるがままを受け入れるのだ。幸い隔離病棟は基本的に静かで刺激の少ない環境だ。坐禅するにはもってこいの場所ではないか。私はもともと精神的に成熟しているとは言い難い。この坐禅によって、自己を鍛錬するのだ。そう、体を動かすだけが何も鍛錬ではない。示現流の開祖も荒々しい己の自我を禅によって鎮めたというではないか…。 ) ………。 ( こうして精神を統一していると、今まで自分がいかに迂闊で愚かだったかが見えてくる。私は自己を見つめなおすことで、そういった自分の汚点を払しょくするのだ。まずは自分自身を知る―― そう、かの有名な誰かの言葉であったではないか。むちの乳…いや無乳の知…いや、むっちむち…。 …とにかく、そうしてまずは自分が未熟であることを悟るところから、成長は生まれr ) なにおー!! ( どっかーん!そうした精神統一は部屋の外からの馬鹿発言で一気に吹き飛んだ!野獣のような勢いでドアの格子にはりつけば。 ) な、なんだ君影か…。でも馬鹿は酷いぞ、馬鹿は!私はちゃんと先に聞きにい行ったんだ!退院してもいいですかって! ( それなのにこれだよ! ) [Sat 1 Jan 2011 23:47:20]
◆君影 > なんて言うか……そう。馬鹿。馬鹿な馬鹿。多分馬鹿って言う言葉は割と艶子の為に作られたんだと思う。リャンもそう思うよねー? ( 黒猫を連れてその隔離病棟の一室の前にやってきたのは、機械の義手義足を付けた片目の女。松葉杖をついて歩きながらとことこ部屋の中を覗き込んで、開口一番にその部屋の中に居る馬鹿に罵声を浴びせる。 ) [Sat 1 Jan 2011 23:35:12]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『 馬鹿がいる 』 [Sat 1 Jan 2011 23:31:40]
◆艶子 > ( しかし私は悔しいッ!実際には、私は医者の言うことを聞くつもりだったッ!駄目だと言われればそれを了承するつもりだったッ!それを証明する手段は永遠に失われてしまったのだッ! 「脱走できない状況」ではなく、「脱走できるけどしない状況」に置かれないと、私は自身の信頼と名誉を回復することができないッ! ) こうなったのもすべてアーリィとリダのせいだ…!お、おのれぇ――! ( この怒り!この悔しさ!何にぶつけたらいいだろう!? ) し、しかし…うろたえるな豪天寺艶子ォ…!こうして暴れる姿を誰かに見られては、ああやっぱりあいつは脱走しそうだったなあと思われてしまうだけだ。冷静に!この現状を受け入れ!何事もなかったように日々を平穏に送れ!そうすれば私を閉じ込めた人たちも「そんな必要なかったかな」とか「ちょっと悪いことしたかな、お詫びにおやつを増量しよう」とか、そういう考えに至る筈だ…。 [Sat 1 Jan 2011 23:26:42]
◆艶子 > ( 実際に脱走を企てたというのならこの処置にも納得がいく。しかし私は先に許可を求めるという、いわゆる話し合いの――平和的な―― そう、難しい言葉でいうと“みんしゅてき”にやろうと思ったのだ。…みんしゅてきってそういう意味だったか?まあいい。とにかく、私はやろうと思えば黙って抜け出すことだってできた。だがあえてそれをせず、まず許可を求めたのだ!その私の誠実さに対する仕打ちが、これか! ) く…っ…だが…一方で私はこの処置をある程度許容せざるを得ない…。前に一度やらかした人間ってのは、こういう扱いを受けるものなのだ…ッ! ( そう、私は一度病院を脱走している。一度盗みを働いたものは、次も盗みをするのではないかという疑いをかけられる!一度人の信頼を踏みつけたものが、その地位を取り戻すためには、その次にちょっとだけ普通の振る舞いをしただけでは足りないのだ! ) [Sat 1 Jan 2011 23:18:42]
◆艶子 > ( そう文句を呟く私は、今は隔離病棟の閉鎖された一室に閉じ込められている。そう、吸血鬼化の恐れがあるとして収容されたあの部屋だ。しかし、今の私は吸血鬼化する恐れはないし、他人に移す可能性がある重い病気があるわけでもない。すべては私が「メア島での作戦に参加させてほしい」と医者に退院の許可を求めたからだ。つまり――再び病院を脱走する可能性があるのではないかと判断されたのだ。 ) ……理不尽だ、理不尽だ!これが理不尽でなくてなんだ!私はただ、許可を求めただけなのに! ( ベッドの上で枕をぼすっと叩いた。 ) [Sat 1 Jan 2011 23:09:54]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 理不尽だ。 』 [Sat 1 Jan 2011 23:05:09]
お知らせ > アーリィさんが退室されました。 『( まただと思う。本当に自分は運が良く――今夜も良く眠れそうだった… )』 [Thu 30 Dec 2010 01:30:29]
お知らせ > アンヘルさんが帰りました。 『( #7 果たせた者。果たせなかった者。 )』 [Thu 30 Dec 2010 01:28:36]
◆アーリィ > っと、そうだな。今日はありがとうな。(椅子から立ち上がり、自分に労いの言葉を掛けてくれる聖女。その唐突な言葉に、一瞬、面食らって――照れの混じった笑顔を向けた…)いや…本当、たまたま…でもないか。その…俺の意地だった訳でもあるし…(困ったような笑みのまま、アンヘルを扉まで送り、その後姿を見送って――胸を張るか…)(自分で考えもしなかった言葉に、感謝して――こっそりとその背中に頭を下げると、自分もベッドに戻り、横になって…今は体を確り治し、自分に出来る事をしようと、何よりも怪我には睡眠) [Thu 30 Dec 2010 01:18:29]
◆アーリィ > 見舞いを半分も食べる気かっ!(その笑顔に驚愕。きっと落ちないよ。いくら、一度は大聖堂の為に戦った身とはいえども、堕落は悪。悪は許してはいけませんっ!あれ?自分の首を思いっきり絞めてる?)応!こうね…色々とロマンスとかね…(夢くらい見ても良いじゃないか。正体を隠したお爺ちゃんの話では、きっと、美人くノ一の入浴シーンがあるに違いないっ!将軍様あ暴れすぎな気がします)異文化って、驚きの連発だよな。実際さ…見識を広げるのは大事なことさ。(何気にその聖女をフォローしたが、事実だとも思うんだ。スルーは大事だよね。ボケた後、スルーされて助かる事もある事実)(そう言えば――その時が、命を掛ける時っ!…)(うん、叩き落として蓋して二度と出て来ない様にしないと、増殖するって噂もあったり、なかったり) [Thu 30 Dec 2010 01:14:00]
◆アンヘル > ……ああ。 ( ふと、もうこんな時間かと。つい話しこんでいたか。 ) それではアーリィさん。おやすみなさい。――――お疲れです。街を守った貴方は立派ですよ。どうか胸を張って誇っていて下さいね。 ( 椅子から立ち上がりながら聖女はその部屋を辞する前に、忘れずに彼へと労いの言葉を。――――守れなかった私なんかより、守れた彼はずっと立派だ。本当にな。 ) [Thu 30 Dec 2010 01:07:24]
◆アンヘル > まあ半分は分けてあげるですよ? ( にっこり。見舞い品と言えば、大聖堂から経費で落ちるかなー、なんて。そんな俗な事は考えてないよ?私は聖女だもの!考えてませんからね?パプテスにとっては大きなお祭りなのに聖夜祭。ぐすん。悔しいから目の前の悪を撲殺しても構わないだろうか?きっとこれ悪。堕落的な意味の悪。 ) 綺麗な女性の方のお話ですか……? ( 持ってくる気満々であったのはトキノミヤコの時代劇物。………まあ悪代官にあーれー、お戯れをー、というシーンもあるから良いか!メインは正体を隠して全国を行脚するお爺ちゃんとか、暴れん坊な将軍様な気がするけれど別に構わないよねきっと。 ) トキノミヤコの文化はとても面白い…… ( パプテスの聖女としては大分アウトな台詞だが。その趣味は聖女以前から持っていた物なのだから仕方が無い。そしてスルーというのは大事なスキルなのである。色々と。 )( しかし肝心の美人な天使の時は下着を履いていないから見せられないな!残念だったなこのエロスな悪!地獄に堕ちろ、というよりも落とす。 ) [Thu 30 Dec 2010 01:04:09]
◆アーリィ > それって…自分で食べるのが主な目的か?(大丈夫、きっと他にも寂しいクリスマスを過ごした人はいるさ――あぁ、天使さまの加護に感謝。あれ?でも撲殺はされる?…)うん、迷惑は良くないって思う。思うけどねぇ…あっと!ありがとうな。できれば、綺麗なおねぇさんの話が好みです。(歯切れが悪いのは心当たりを考えると、静かじゃないからっ!良いのさ、白い目にも慣れてるしね。とは、胸を張れない自慢。そして、なんの本を注文したのか――でも、胸の大きいって願望は言わなかったよ。流石にね…)トキノミヤコの言葉ってフシギダネ。(何か、活字どころか、色々と問題のある間違いをした気もするが、気のせいって事で流そう。)(此処では、変な柵も何もなく――自分も入院中の身。暇は天敵なので話し相手が居てくれるのは、素直に嬉しい…)(えぇ!拘束衣も良いけど、下着姿も見てみたい。てか、前に下から覗き込んで地獄を見た記憶が――後、もう、童貞じゃないからね!…) [Thu 30 Dec 2010 00:44:17]
◆アンヘル > それは残念です。仕方ないので次に来る時はちゃんと持ってくる事にします。 ( 聖夜祭には病院でベッドの上だった私。今年のクリスマスはとても寂しかったです。――――てんし、そんなことしない。 ) 静かにしないと、周りの人に迷惑とか掛けたりしたらいけないんですよ。――――そうです。じゃあ聖書がダメなら、今度は私のお勧めの面白い本でも持ってきましょうか。 ( 周りの人にも怒られない無難な入院中の時間の潰し方。 ) 命あっての物種。 ( 活字でしかわからないツッコミ。トキノミヤコマニアを舐めるなっ!! )( ―――少し気が楽になる。こういう他愛も無い話とか、そういう楽な時間がちょっとだけ欲しかったから。―――ただ今は私は話し相手が欲しかったのかもしれない。 )( そのカソックの中身は拘束衣姿で色々とアレな格好だったりする聖女。入院が長引いても構わないのなら見るとよい。 ) [Thu 30 Dec 2010 00:30:48]
◆アーリィ > (なにやら、自分の中の大事な欲望が、浄化されていく気がするのは気の迷い?――滅ぼすべき悪が、目の前でのほほんとしてたり…)おっと!そいつは運が悪いかも…ちょっと前に、メロンやら、バナナ、リンゴをお見舞いで貰ったが、全部、食っちまったし…(その言葉に、あちゃーと自由な右手で頭の後ろを掻いて――もちろん、クリスマスにはケーキとチキンも食べました…パプテス信者ないくせに。ナイフで剥くのは果物の皮だけだよね。自分の皮は剥がないよね)…色々と騒がしいからなぁ、俺…(遠くを見ながらも、入院生活を楽しくエンジョイ中。形式上でも自分が倒したのには変わりなしっ!なにせ、この腕の中で将軍を看取ったんだし――と、自分を慰め…でも、お金は無いのっ!)でも、元気なのが一番だぞ。命あっての物だね!て言うし…な。(言いません。間違ってます。それでも自信満々に、アンヘルにサムズアップ。きっと言葉が少なく成るって事は何かあったのだろうとも思うが――深くは聞かない。でも、此処では、一時でも忘れてもらいたくて…おバカを貫く覚悟完了!)(大丈夫、本気を出せば、その服を脳内で下着姿にも――しないよ。命はほしいもの…) [Thu 30 Dec 2010 00:00:11]
◆アンヘル > ( まあ良く分かってはないけれど、取り敢えず倫理的にダメだという事はなんとなくわかってはいるから滅・殺。私の御役目はそういった悪を滅ぼすだけの簡単なお仕事です。 ) ( ――――あ、とぽんと両の掌を叩いて。 ) そういえばアーリィさんはついでのお見舞いでしたから手ぶらでした。何も持ってきてなかったですね。 ( 果物とかそういうのでも持ってくればよかったなと今更。果物ナイフまではセーフだから、林檎の皮を剥くとかぐらいは出来たのに。私も食べたかったです。 ) 変な事でもしないとそういう目で見られないと思いますですけれど? ―――――………えぇ。まあ。そうですね。 ( 形式的とはいえ、相手の大将を討ち取ったのに白い目で見られるって、ナニしてるんだか。――――私も元気そう、と言われれば少し言葉を少なくした。 )( 殺された人達がいる。殺した悪が目の前にいる。――――裁けなかった。どうしようもなくなって、助けを呼んだ。――――なんて無様な。 ) どうしようも無い人ですね本当。 ( おバカさんですかと呆れたように肩を竦める。体のラインもあまり出ない服だし、ちっぱいバージョンだと容姿もスタイルも十人レベル。それはあんまり楽しくないだろう。 ) [Wed 29 Dec 2010 23:46:10]
◆アーリィ > (良かった、今で――と、やましい事をした事のある騎士は心底、安堵したとか…七つの大罪の内、色欲と怠惰は確実に背負ってると思いますっ!)(何よりも無事な事が一番。プライド自体、持ってるのか怪しい騎士は素直にそう思い、向かい合うように椅子に座るが、お茶を出すとか、自分の手じゃ出来ないので、笑みを受け止める事にした)色々と馴染みになったさ。たまに白い目で見られてる気もするが、それは気のせいって事で…兎も角、アンヘルが元気そうで安心さ。(白い歯を見せるように笑うと、聖書と聞いて、首を軽く左右に振った)いや、遠慮しとく。きっと知恵熱でるしね。(そして、天罰を喰らう自信もあったり――いやぁ、そんなに胸はジロジロ見ないよ。紳士だから…それに、楽しくないしねっ!)(うん、笑顔でとんでもない事考えてるんで、張っ倒しても神も許すさ。もう、この街の色々な方を代表として殴り飛ばす勢いでっ!) [Wed 29 Dec 2010 23:22:48]
◆アンヘル > ( しかし部屋に入ってる時にカオスどころかやましい事とかしてたらやっぱり撲殺かもしれぬ。色欲は七つの大罪です。 ) ( 聖女自体は怪我をしていない。ただ力を発揮して疲労が深かっただけだが、あれから日が経った今ではもうそれもない。――――傷付いたのはプライドだけだ。 ) ( 彼の言葉に納得を覚えたのか、聖女は柔らかく笑った。 ) ――――ああ。それは分かります。けれど付いてくれる医師の方が馴染みになったり、何か本にでも読み耽る事も出来るし、ゆっくりと出来るそれはあまり悪い時間ではありませんよ。 ( ―――懐かしいな、と。ふと思った。病院のベッドの上にずっといる時間というのは―――― ) なんでしたら聖書の一冊でもお貸しいたしましょうか?主の有り難きお言葉が記されておりますよ。 ( 進められた椅子に腰かけながら、聖女は冗談めかしたように笑った。 )( あそこで失礼な事を考えている騎士殿を一発張り倒しても、天罰という事できっと寛大なる主は許されるに違いない。間違いなく。 ) [Wed 29 Dec 2010 23:14:03]
◆アーリィ > (きっと、魂が微妙に穢れてるから、無意識下で聖女に怯えるんだとか、それっぽく――まぁ、自覚はないけどね…)(外傷自体は、既に完治の方向なのだが、如何しても骨折は直ぐに治る事はなく、それでもベッドから降りると、アンヘルの顔を見て安堵の表情を浮かべた後、微笑み――大聖堂襲撃の報告は聞いていたので、怪我も無いように見えるアンヘルに、心配事が一つ減った…)あぁ、遠慮なく…何せ、入院って暇で…ん?この怪我?大丈夫、大丈夫…ほっといても治るしね。(包帯塗れの左腕を軽く振って――まぁ、ここまで治れば後は時間が解決…それ以外に治療方法はないしね。不器用さに定評のあるウィンクを笑顔で送ると、見舞い客用の椅子をアンヘル――ちっぱいバージョン…に進めて自分も対面の椅子に腰を下ろそうと動く)(おっぱい=大きな胸。ちっぱい=小さな胸) [Wed 29 Dec 2010 22:55:44]
◆アンヘル > ( ぼーくーさーつーてーんしー♪ いや違うと。何だか部屋の中にいる人の声はビビっている気がする。解せぬ。 ) ……………? はぁ。それではお邪魔します。 ( 扉を開けて入ってきた姿は、初対面の時と同じようなカソックを着た赤毛の娘。断じてトラウマを精製したおっぱい天使の姿では無い。 ) …………………結構酷い怪我だったりしてたんですか? ( パチクリ。その包帯の様子を見て。あれ、案外重傷だったのだろうか彼と。 ) [Wed 29 Dec 2010 22:50:07]
◆アーリィ > (ベッドで、ボンヤリと考え事を続けていると、ノックの後に聞こえた少女の声。しかし――その名前と、声が一致しないのは、壁に今も残されている大穴を塞ぐ木の板にも関係があるからだろう…)(イメージって大事だよね。主に撲殺されそうになった身としてはっ!)あっ…開いてるから、何もやましい事してないから…(ベッドで上半身を起こすと、その声の主、アンヘルを室内に招こうと声を掛けるが――別に、恐がってなんかなんだからね…) [Wed 29 Dec 2010 22:38:32]
◆アンヘル > ( 大聖堂の襲撃のあと、聖女認定された少女は体調を幾分か崩してしまっていた。元々人には過分な力の天使の奇跡。それを執行できる力を持つからこその聖女認定。しかしそれは無限にではなく、限度を超えれば必ずしっぺ返しがやってくる。 ) ( 大聖堂での療養。それから万が一にと医者にも診て貰ったが特に問題も無く―――― ) ( こんこん ) アーリィさん?いらっしゃいますか。アンヘル・セリアーです。お見舞いです。 ( ―――ついでに入院している人の名前に聞き覚えのある騎士がいて。ついでにお見舞いでもしておこうかと思って。朴訥な少女はその病室のドアを叩いて呼び掛けてみた。 ) [Wed 29 Dec 2010 22:32:58]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 [Wed 29 Dec 2010 22:19:51]
◆アーリィ > (そして、叩いたのは、右の掌を、包帯塗れの左腕でだったのが、少し痺れが走った。うん、無茶はやめよう)…さって、今日は大人しくしてるか…(ベッドに横に成っても考え事は出来るだろうと、椅子からベッドに移動。コロンと仰向けに成ると――染みと目が合った…)(――いや、染みに目はないだろうと…)…いっそ、名前を付けてしまうか?(いや、それをすると、負けた気もするので、やめることにしたが――なんで、自分が横に成って天上を見上げると、良い位置にあるのだろう?神の試練?…)(――こんな小さい試練を与える神が居たら見てみたい気もするが…) [Wed 29 Dec 2010 22:16:50]
◆アーリィ > (敵の島に乗り込むにも、街に出ようにも、怪我を治してから――でも、何かが出来そうでもあると、そんな気もする…)まぁ…考える時間はたっぷりあるか…(軽く肩を竦めると、完治まで、まだまだ時間が必要な現実。でも、下半身は元気なので、もう少ししたら、街に出るのも良いかもと思う。もっとも、その前にすることもあるのだが――それは、確実に私事…)…てか、今からでも良いんじゃないのか?(自分の手を、ぽんと叩いて――直ぐに顔を左右に振って、その考えを振り払い…いや、流石に夜は問題だろうと、寒いし)(――流石に、めんどうだとは思わないが…) [Wed 29 Dec 2010 22:06:46]
◆アーリィ > (まぁ、自分は運が良い方だとも思う。なにせ、生きてるんだから――不思議と、死んでもおかしくない場面は、何度か潜り抜け…おまけに、色々と教えて貰っている)(海子だったり、リダだったり、艶子だったり――入院してからも、入院する前から会った人間にも、敵にも…きっと、これから出会うであろう人物達も自分に影響を与えてくれるのだろう。それが蔑みであろうと、恨みであろうとも――どう考えても、皆に好かれるなど、不可能なのだから…)…っと、ポディティブに考えないと、入院中に腐っちまいそうだしな。(で、今の自分に何が出来るかって話だが――特に思いつかなかった…) [Wed 29 Dec 2010 21:56:11]
◆アーリィ > (騎兵槍も購入したいし、遊びまわりたいし――うん、でも、金がないぞ…)(にこやかな顔で入院服のままベッドから降り、窓に向かうと星空を見上げて、心で泣いた。基本的に、お金って、お金持ちの所が好きだよな。てか、俺が嫌いなのか?)…騎士が全員金持ちって幻想を、俺が一人でぶち殺してないか?(いや、きっと世の中には自分と同じくらい貧乏な騎士も居るはずだ。まぁ、だからって生活を質素にする心算もないのだが――自業自得…)(窓際は寒いので、見舞い客の為に用意した椅子に腰を下ろすと、さって、入院中の自分に出来る事はないかないかを考える) [Wed 29 Dec 2010 21:46:17]
◆アーリィ > (まぁ、元気になっても問題は山済みなのだが――主に財布の中身のお話…)…俺って…貧乏から、いつ抜け出せるんだろうな?(そんな何かに取り付かれているのかと――考えれば、この街に来た時に持っていた武器や防具は、早くも全て壊した。運良く、海子の援助で破産は免れているが――こりゃ、一生、頭が上がらんな…)(今回も、鎧と盾をぶっ壊し――盾は援助で何とか成るが、鎧も買うだけの貯金も有るが…いっそ、敵軍から鹵獲した鎧を使うか?とかも考えてしまう)でも…騎士らしくないんだよなぁ…(かなり頑丈で、動き易くもあるようだが――外観を気にする所は、やっぱり騎士の端くれ…) [Wed 29 Dec 2010 21:36:08]
◆アーリィ > (自分の病室の簡易ベッドの上で、ぼんやり座って――天上の染みは顔なんかじゃないと信じてるが、あまり見てても面白くない…)(本当に顔に見えた瞬間、何かが思いっきり下がりそうだしねっ!)…怪我して10日目に突入か…まぁ、入院も、そろそろ飽きたな…(苦笑交じりに呟くが、飽きたところで退院できるものではない。外傷自体は完治に向かっているが、骨がそう簡単にくっつく訳でもなく――左腕は添え木ごと、ぐるぐる包帯塗れのまま…今、思い出すと、治療の時、ちゃんとくっつくように伸ばされたが、死ぬほど痛かった)(泣いて、悲鳴も上げるって――もう骨は折りたくないぞ…) [Wed 29 Dec 2010 21:26:27]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『(流石に回復してる実感が、あったり、なかったり…)』 [Wed 29 Dec 2010 21:26:17]
お知らせ > アーリィさんが帰りました。 『( 自分は何をするにしても、怪我を治すことが優先… )』 [Mon 27 Dec 2010 03:38:59]
お知らせ > リダさんが帰りました。 『( 戦う自分を否定し、辱めるために淫売窟へ… )』 [Mon 27 Dec 2010 03:37:48]
◆アーリィ > (リダの言葉に、別にどうこうする心算はないが――やっぱり、迷っていたのかと納得…)別に…その迷いって、結局はリダのなんだぜ。(俺でも、艶子でもなく――でも、それは言わないし、言っても聞き入れられないだろう。自分だって答えなんか知らない…)(優しくしたら怒られる、気にしないと怒る、俺に如何しろと――そんな気持ちもあるが、それは我慢するのも男か…めんどうなだぁ)(そんな事を考えながら、立ち去るリダの後姿を見送ると――勢いを無くし、寒さを増した気がする待合室で、軽く身を震わせ…自分も病室に帰ろうと、廊下を歩き始めるが、頭にある疑問が過ぎった)最初、俺が罵られてたんじゃなかったけ?なんで、こうなった? [Mon 27 Dec 2010 03:34:51]
◆リダ > ………なら、勝手になさい。( それだけ冷たく言い放つ。これはあくまで売り言葉に買い言葉であって、死んでほしいなど微塵も思ってはいないが引く気にはなれなかった。自分にまた疑問を抱かせた彼女には…。それをまた逆撫でするような言葉に、顔だけを振り向かせて横目で艶子を見やる。 )……黙りなさい!アンタには全然関係ない話よ……土足で人の中に入ってくるな!もしアンタの力見せ付けられたら裸で踊ってやるわよ!( ヒステリックに彼女の背中へと叫べば、艶子はそのまま去っていった。はぁ、と大きく息を吐き少しでも気を落ち着かせようとするも胸に残る重い感覚は消えはしなかった。苛立ちは募り、それは自分を心配してくれている相手へと矛先が向けられる。 )アーリィ、アンタもアンタよ!静かに話し聞いてくれてると思ったらまた新たに疑問を投げかけて…なんでそうやって私を惑わすのよ!私をどうさせたいのよ!( 艶子にぶつけたのとほぼ同じヒステリーを彼へと向ける。優しさを求めつつも自分が弱くなると拒んでいたが、本当に欲しかった優しさをくれるのではないかと期待していた彼であったからこそ、怒りはあった。そして自分の頭に伸ばされようとする手を、冷たく払った。 )…中途半端な優しさなんて、いらないわよ……。( 彼の姿を再び見ることなく、病院の廊下を厚い本を持って足早に進んでいった。彼と喧嘩別れすることは多々あったものの今日ほど胸が気持ち悪いものはなかった…。 ) [Mon 27 Dec 2010 03:23:09]
◆アーリィ > (まぁ、リダの言葉通り、これを通すのは無謀だろうが――決めるのは、結局は艶子本人…)(例え、売り言葉に買い言葉でも、燻っていたのも確かだろう。とは、実は自分の事。気が付いていないが、これを他人の所為にするのはずるい男の証拠だろうか)…気が向いたらで、良いんだぜ、リダ…(背中を見せたリダに、まぁ、そこまで戦いを否定するにも理由あっての事だろう。リダの行動に小さく苦笑を浮べて――時間はあるし、気分が変わったら言ってくるだろう…自分は軽く肩を竦めるのが精一杯。燻るものがあるなら、燃え上がるのも、鎮火するのも本人次第だろう)…そうか、艶子…(実の所、自分の怪我が治ってからの心算だったが――うっかり主語抜けたので、失敗と思い…失敗、失敗。でも、これで諦めてくれたのは、ある意味、ありがたい。正直、自分も行く気はないし――まだ、自分の中でも燻っているレベルなのだ…)怪我人は、大人しくだな…艶子も、俺もさ…またなっ!(艶子の後姿を見送ると、行かないのが正解だろうと思い――自分も暫くは体を治すことに専念しよう…)で、リダはどうする?てかさ…帰って、今日あったことを、ゆっくり考えろよ。自暴自棄にならずにな。その…最後を見ちまった相手の為にさ…(艶子を見送って安堵しつつ――もう一人の気を掛けないといけない女性に背後から声を掛けて…その後ろ頭を優しく撫でようと右手を伸ばした) [Mon 27 Dec 2010 03:11:27]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 その足で医者に頼みに行ったが、当然聞き届けられることは無かった。 』 [Mon 27 Dec 2010 03:07:16]
◆艶子 > ( そして、リダの言葉には。 ) 普通なら片腕じゃ無理だろうが、私は出来が違うんだよ!言っただろう、この街で十本の指に入るって!やってやらぁ! ( そう啖呵切ってみせたが――やはり難しいだろう。戦えるかどうかではなく、参加そのものが。 ) ………。 ( リダとアーリィのやり取りを見る。ただの清掃婦を戦いに誘ったりはしない。つまりこいつは戦える人間なのだ。それが何かあって、戦うことを拒絶している。 ) ふうん…。お前、戦えるのか。リダ。 戦う戦わないはそいつが決めることだけど、その気は無いって言ってる割には吹っ切れていないように見えるけどな。 ( もっとも、人の決断というのはそう容易く下せるものじゃあないが。 ――それにそれをどうこう言う資格はない。相手の事情は知らないし、今日知り合ったばかりなのだから。 ) でも、出来るのにやらないのは出来ない連中にとっては贅沢だな。私もアーリィもすぐには動けないのに。 ( そう言って二人に背を向ける。 ) いいか、覚えておけ。私は必ずお前たち二人に私の実力を見せ付けてやるからな。 ( たとえ今度の戦いに参加できなくても、いつか必ずだ。 ) [Mon 27 Dec 2010 02:59:24]
◆艶子 > …そんな当てあるわけ…。 ( 雷電は怪我をしてる足手まといは連れていかないだろうし、騎士団も誰かのコネでもなければ乗せてはくれないだろう。アイリ様だって首を縦に振らない筈だ。漁船にしたってそんな危ない島へは近づきたがらないだろうし、金を積んで頼もうにもその金が無い。じゃあ自宅として使ってる船を改造して出航するか?途中で沈むかあさっての方向に進んで難破するのが落ちだ。 そんな中でアーリィの誘いにはちらりと男の方を見るが…。 ) ………。 ( 怪我が治ったら、という言葉に自分の状況を再認識させられる。そう、怪我が治ったらなのだ。治らないと戦いには行けないのだ。だからアーリィの誘いはありがたかったが、彼と同船することは即ち怪我が治らないと行けないということを認めることであり――。 ) いや、いい。知り合いの船に乗せていってもらう。 ( と、嘘をついた。こいつが戦うところは見たかったが。 ) [Mon 27 Dec 2010 02:59:17]
◆リダ > ( もう戦いは捨てたハズであった。なのに艶子の言葉が胸に強く残っていた。――…まだ捨て切れていないのか、それともまだ戦う自分を貶めれていないのか……。 自問自答は頭の中で繰り返されていた。目の前の艶子が自ら出るという言葉を発するまで。 )…!ちょっと、よしなさいよ!アンタ片腕だけでやれるわけないでしょうが!それはアンタが勇猛かどうか知らないけどただの無謀よ!( 自分の言葉が彼女を戦いに駆り立ててしまった…そう思えば自責の念に駆られる。これでもし彼女が戦死したら…自分は壊れてしまうんじゃないかと、不安になる。 )………リダよ。リダ=デルフィニ。ただの清掃婦……。( あくまで『ただの』という言葉を強調する。名乗ったのは勢いで、彼女の戦闘参加を是としたわけではなかった。 )( ワンピースの袖をアーリィがひっぱって座るように促すも、自分はそれを受けず、腕を振って彼の手を振り払おうとする。 )やめて。私にはもうその気はないって言ったでしょう……私はもう、ただの清掃婦だから。( 二人に背を向けて戦わない意志を再度告げる。いくら笑われても後ろ指を差されても、それを覆すだけの理由はまったくなかった。 ) [Mon 27 Dec 2010 02:39:19]
◆アーリィ > (正直、二人の遣り取りを聞いてると、やーめーてーっ!と叫んで逃げたくも成ったが、流石にそれは出来なかった。リダに自分より自分の事を熱く語られても、実の所、居心地は悪い。おまけに、一歩引いて見ていると、互いに痛いところを突きあってるみたいで――なんか、嫌だ…)(別に将軍の件以外は、自分でも如何でも良いんじゃね?なんて思うのだが、自分をダシに、互いの急所を突きあってるようにも見える――まぁ、それで下手な事を言って火に油を注ぐ気にはなれないが…)…そっか…(そんなことを考え、周囲に大丈夫と手なんか振ってると、互いの矛が納まった気配を感じ――立ち尽くすリダの腕の裾を引っ張り座らせようとしながら…)まぁ、戦う、戦わないは個人の自由なんだが…艶子、誰か一緒に行って、船に乗せてくれる当てでもあるのか?(艶子の言葉に、それが気になった。それに、このままなのも後味が悪い――面倒な事に…だから口が滑った)俺は怪我が治ったら、島に行く心算だ。軍じゃなくて、『神』と呼ばれる指導者を打ちにな。良かったら一緒の船に乗らないか…まぁ、怪我が治ってからなんで、もう暫く時間は掛かるがね。リダもさ、もし、それまでに気が変わったら、一緒に行くってので如何よ。(もちろん、二人に声をかけたのは――流れ的に仕方ないだろう…)(実際に二人がどうなろうと、責任なんか取る気は無いが――結局は、頭で考えるより、命がけで行動した方が良い時もある…は持論)それだと、俺が笑われる騎士か、笑われない騎士か…見極めれるだろ?(正直、怪我が治る前に、この戦争終れと願い――椅子から立ち上がると、二人の顔を交合に見て聞き…) [Mon 27 Dec 2010 02:30:44]
◆艶子 > ………。 ( くそっ、悔しいがその通りだ。「将軍を倒したのはこの俺だ」とはっきりと言うアーリィに対しそう考える。私がここでアーリィの非や汚点を百並べたところで、こいつが敵将を討ち取ったことには変わりない。偶然であろうが実力であろうが、要するに敵を倒せればいいのだ。それに過去に私が倒してきた敵だって、私自身の実力だけで倒せたわけじゃなかった。別に差は無いのだ。無いのだが、だからこそ認められない。何かもっとアーリィの重箱の隅を突けないかと言葉を考えたところで、隣の女の言葉が降り積もる。 ) な…っ な……っ な、 なっ ……!! ( 基本的に物の言い合いで強いわけじゃない。正論で言い返してくる人間に対しては特に。耳まで真っ赤にして怒りに震え、ぎりぎりと歯を食いしばり、ぎゅうと片手の拳を握る。周りの迷惑になると諭すアーリィの言葉に対しても、その怒りを抑える様子は無かった。何事かと周囲の視線が集まるなか、沸点目掛けて高まり続ける。今にも怒りを爆発させるその瞬間が訪れるかのように。だが……。 ふっと肩の力を抜くと、握った拳を開いた。 ) ……いいだろう。そこまで言うのなら見せてやる。海底軍如き、片腕で十分だ。 ( 親友に、知人に、医者に、同僚に、あらゆる人に止められていることだ。そして本人が何と言おうと退院は許可されないし、どの隊も受け入れないだろう。だが、豪天寺艶子にはどうしても我慢ならなかった。 ) お前の名前を聞いておこうか、女ッ。 ( 立ち尽くすリダに向かって傭兵は問いかける。 ) [Mon 27 Dec 2010 02:18:44]
◆リダ > ( 威圧感を覚える艶子の睨みつける視線に負けるかと怯むことなく、こちらも目じりを吊り上げて睨み返す。今彼をバカにするのは許せなかった。 )この私ってどの私よ?アンタがこの街を少しでも助けたの?それを胸張って言えるの?少なくともこれまでの報告書デアンタの名前は一文字も乗ってなかったわよ?( フンと鼻で笑うように、目を細めて軽く笑みを浮かべようか。痛いところを突いている、自分ではそう感じ攻めに転じようと本来の『ツン』を前面に押し出す。 )もっとも、アンタが報告書の裏で何か成果を挙げていても、既成事実としてアーリィの名誉は揺るがないわ。何か言えるかしら?ご意見あるならどうぞ?( 厭味たらしく艶子へ挑発をしてみせる。どうせこの女も頭弱いんだと思いながら。しかし、知力に関して3人とも大差がないことは知らず…。 )( そんな中で艶子が発した「戦いの何がわかる」という問いに、思わず口ごもってしまう。自分がもっとも苦悩した事。そして捨てた事……胸に強くそれが刺さり視線を足元へと落とす。 )…そ、それは……。( 小さく唇をかみ締め、顔を顰める。捨てて何もわからないのだから彼女への反論はできない…悔しさがこみ上げる中、先ほど本を頭へ落としたアーリィが間に立った。 )………わかったわ。( 彼の言葉を受け入れるも、すぐには座れずしばらくその場に立ち尽くす。 ) [Mon 27 Dec 2010 02:03:07]
◆アーリィ > えぇ!別に艶子は間違ったこと言ってないぜ。それに怪我人に無茶、言ってやんなよ…後、エロ言うな…がふっ!(自分よりも怒ってるリダに、逆に驚き――いや、あの怪我じゃ無理だろ?…とか物言いたげな顔を向けると、本で頭を殴られた。案外に痛いぞ、本!でも、角じゃなくて助かった)(頭を自由な右手で押さえて、涙目に成るとリダから艶子に顔を向ける)(ウォーモンガーな生き方は御免だ。そんな面倒な――自分は楽して生きたいのだ…それに、実際は将軍に勝ててないしね)(このアーリィ・カーライル、基本的に、ことなかれ主義である。面倒はごめんだ。全ての人間に好かれる心算もないが、相手に嫌われても、それが自分から嫌う理由には成らない。自分の進める椅子に座らないのも相手の自由と、肩を竦めるだけで留めた)あぁ、艶子、笑ってくれよ。でも…将軍を倒したのは、俺。この事実は変わらないからな。(日頃から自分は最弱だと自負していたので、艶子の言葉にも別に怒りなんかは、込み上げて来ずに――そもそも、強さに対する思い自体は少ない。騎士になったのも流れに身を任せた結果だし、死にたくないから生き残る方法を考えてきただけで…まぁ、将軍に対しては例外中の例外)あっ…えっと…可愛げあって良いんじゃね…それって…てか、俺を挟んで、喧嘩しないで…(女って恐い――その時、素直に思った…と後に語る。今も語るけどね)(二人を交互に見ていたが――そしてある事を思い出すと、取り合えず止める方策に成ればと口にした言葉…)ここ病院で、他の患者の迷惑に成るしさ。 [Mon 27 Dec 2010 01:50:42]
◆艶子 > ( 勿論、二人が話していた内容なんて殆ど把握してない。よく知りもしないことに割って入るのは愚かなことだったが、とにかく何か言い返してやらないと気が治まらなかった。 ) [Mon 27 Dec 2010 01:44:43]
◆艶子 > 結構だ!私はお前と仲良しになりにきたわけじゃないからな! ( 座れと勧められる席を、ぷいと顔を背けて断った。 ) ほほー、自覚はあるようだな。結構結構。私はお前が何か勘違いをして、いい気になっているのではないかと思っていたのだ。自分の実力を測れぬ者が出しゃばれば、周りに迷惑をかけるだけだからな。 ( ふん、なるほど。戦いに対する意地のようなものは持っているわけだ。格上の相手に挑むその気概、その部分だけ評価してやる。 ) ああ!笑ってやろう。名誉を重んじる騎士様を笑い飛ばせる機会なんて滅多にないからな! ( 一言、二言で相手の全てを理解し認めることはしないからだ! だが、笑う前に胸の大きな女の言葉にかちんと来てしまう。 椅子から立ち上がった女を睨み。 ) なッ、何だと!?この私に向かってよくもそんな―― ( そう、何も出来なかった。今回の戦争では私はずっと病院の中にいたのだ。病院が襲撃された時だってそうだった。それを心の底で自覚しているからこそ、アーリィに対する嫉妬があり、またこの女の言葉が図星だったのだ。言い返すことが出来ない時は、図星な時は、無理に言い返さない方がいい。余計に自分を惨めにするだけだ――とわかってはいるのだが。 ) さっき男に泣きついていた女が、随分生意気な口を聞くじゃないか。めそめそしやがって、お前に戦いの何がわかる! ( 言い返してしまった。しかも関係ないことで理不尽に相手の人格を責める最低のやりかたで。要するに、精神的にまだ未熟なのだ。この傭兵は。 ) [Mon 27 Dec 2010 01:43:33]
◆リダ > ……………うん。( 軽く肩を叩かれれば、小さく頷いてみせる。自棄に自分を辱めているということは、あえて噤んでおく。それに、急な乱入者もいるから。 )………ちょっと、そう言い方ないんじゃないの?( 隻腕の女性の彼への物言いはあまりに思う事があり、割り込まんと瞳を閉じたまま椅子から立ち上がる。とかく怒りは抑えようと重いながら。 )そんな事アンタに言われなくたって、アーリィ自身がよくわかってるわよ…文句があるなら命張って戦ってから言いなさいよ。この街で強いかどうか知らないけど…何もしてないアンタに、このアーリィをどうこう言わせない!( 抑えようとした怒りはやはり出てしまった。艶子の実力は彼女の言うとおり強いだろうと推測はできた。しかし、彼が以前言ったとおりの怖いもの知らずが突き動かした。 )アンタも変なところでキザにならない!エロ騎士!( そう言って抱きかかえている厚めの本を、彼の頭の上に落とすだろうか。当然加減をして。 ) [Mon 27 Dec 2010 01:30:24]
◆リダ > ………ちょっと、そう言い方ないんじゃないの?( 隻腕の女性の彼への物言いはあまりに思う事があり、割り込まんと瞳を閉じたまま椅子から立ち上がる。とかく怒りは抑えようと重いながら。 )そんな事アンタに言われなくたって、アーリィ自身がよくわかってるわよ…文句があるなら命張って戦ってから言いなさいよ。この街で強いかどうか知らないけど…何もしてないアンタに、このアーリィをどうこう言わせない!( 抑えようとした怒りはやはり出てしまった。艶子の実力は彼女の言うとおり強いだろうと推測はできた。しかし、彼が以前言ったとおりの怖いもの知らずが突き動かした。 )アンタも変なところでキザにならない!エロ騎士!( [Mon 27 Dec 2010 01:26:47]
◆アーリィ > (最初の呟きは聞き逃したのは――まぁ、らしいだろう…)……そっか……(これ以上は他人に聞かせる話でも無いだろうと、それだけ言葉には出し――それでも一度だけ、リダの肩を軽く叩き…)(目の前の妙に傷だらの女性――多分、戦う側だろうとは予想…これで違ったら笑われるだろうが、それは自分の責任じゃないぞと言い訳の準備)(正直に言おう。この街に来て日の浅い自分、有名人とかそんな方面には疎い。だから、名前を聞いても、噂と直結しないのだが――無知と言われると、それまで…)ちょっと話しこんで悪かったな。で、その艶子が、俺に。っと、先に座れよ。立ち話…は、怪我人のすることでもないだろ?(自分も怪我人なんで座ってるぜ?と、相手の言葉を聞いた後、もっともだと頷き――ニッ!と白い歯を見せて笑った…)そうだぜ。俺は、この街で最弱の騎士さ。勝てたのも運が良かっただけ…でもな。将軍とは鬼縁があってさ、如何しても俺の手で決着を着けたかったのさ。確かに強い奴に任せれば、こんな怪我はしなかったし…楽だったろうね。(相手の話しを聞くと、湧き上がるのは怒りでなく、笑み――そう、彼女には俺と将軍の因果なんて関係。もちろん、この街にとっても…)でも、譲れない…勝てない相手でも戦いたかったさ。まぁ、獲物を取られそうになった時は焦ったけどね…けど、将軍は最初から、俺の獲物だっ!(つい、目を細め、口元が笑みの形に歪むのは――どうしようもない、ウォーモンガーの証だと、自分に気がつき…その顔を、緩めるよう顔を左右に振って見せる。)まぁ、くだらない意地だって…笑ってくれよ。その所為で、大事な鎧と盾をぶっ壊したんだしな。 [Mon 27 Dec 2010 01:21:12]
◆艶子 > ( 私はびっとアーリィに指を突きつけると、こう言った。 ) いい気になるなよ!お前さんが敵の将軍を討てたのは周りの皆のフォローがあったからだ!偶然、たまたま、運が良くてそうなったんだ!お前なんかが私やアイリ様を差し置いて、手柄をあげたのが気にいらん! ( それは自分自身にも当てはまる言葉なのだが。 良くある話だ。功績をあげた人物に対する嫉妬交じりの八つ当たり。別に騎士になりたいわけじゃないし出世に憧れているわけでもないが、一介の傭兵よりも騎士の方が高い地位を得るのは早いだろう。そういうのも何だか腹が立つのだ。 ) [Mon 27 Dec 2010 01:13:10]
◆艶子 > ( その二人の話は後半の部分だけ少し耳に入った。今回の戦争のことを話していたのか? ) ( 片方だけ残った目でじろじろと相手を遠慮なく見る。なるほど、騎士らしく多少は鍛えてあるようだ。線は細く見えるがだいたいはわかる。だがまだ顔にあどけなさが残る、といえるほど私も年上じゃないが。 ) なーんだ、敵の大将を討ち取ったっていうからどんな奴かと思えば… はっ!まだお尻の青そうな坊ちゃんじゃないか。 ( 騎士に対して無礼な振る舞いである。咎められても文句は言えないだろうが、生憎こちとら下品さが売りの傭兵様だ。騎士と傭兵ってのは本来そうやって馬鹿にしあうのがよくある形なのだ。 ) 私の名前は豪天寺艶子、傭兵ギルド雷電のものだ。この街じゃ十本の指に入る戦士だ。 ( 恥じらいもせずに大口を叩く。そして胸ではなく顔を見たのは正解だ。少なくとも見るべき胸はない。いや、あるにはあるが脂肪じゃなくて筋肉多めっていうか。 ) ( 隣の女性の視線が私の失われた左腕の部分に行ったのはわかった。まあ、やはり無いと目立つんだろう。隠しようがないので仕方の無いことだが。 ) [Mon 27 Dec 2010 01:12:50]
◆リダ > ……多少の世話なら、してあげてもいいのに……。( ぼそりと呟く。少しは頼れと、と内心で叫ぶ。 )…………そうよ。( 何もかもお見通し、と続けて両の掌を返してみせる。本当にこの男は……。 )前にも話したわよね、相手の背後を見てしまうようになったって……アイツが死んで…それが強くなったわ……アイツや…スキュレインの死を悲しみ、復讐してヴェイトスの人たちがまた死ぬ……その人たちの死を悲しんで復讐する…それの繰り返し……戦争に明確なルールなんてないんだから、どちらかが根絶やしになるまで終わらない…それぞれの思いを交換する間もなく……そんな戦いに、嫌気がさした…それで悦に浸っていた自分が嫌になった……そういうことよ。( それだけ言い、また自分は本を抱きしめる。語ったことに偽りはなくもう決定事項なのだから、表情はそう暗くはならない。ただ、最後の言葉に関して聞かれれば、顔を顰めてさらに俯く。 )………。( 急に自分たちの前に立ち、アーリィに声をかけてきた黒髪のイエロティアの女性に会釈をして、姿を見れば思わずハっとしてしまう。女性にしてはガタイのいいその身体には、左腕がなかったから。これまでだったらまったく気にも留めなかっただろうが、今の自分には痛々しいものを感じた。この表情の変化に気がつけるかは感覚次第で…。 ) [Mon 27 Dec 2010 01:01:35]
◆アーリィ > それも手かもな。でも、まだ怪我も乗ってるし、壊疽も恐いんでね。折角、拾った命さ、大事にする心算だしね。(看護士さんも見れるしねと、白い歯を見せ笑うと、骨は別としても外傷が治るまでは入院を決め込み――邪な理由も、もちろん在る…)ふーん…取り合えず、何があったか話せよ。この病院襲撃と、前に言ってた知り合いについて…だろ?(『敵』と言う言葉は、流石に病院内では言えないので、言わなかったが――本に目を落とすリダに顔を向けたまま、その本を抱しめる力が篭ったのは、もやもやが溜まっているから…そんな事を考えて…)別に、俺は特にね、リダを責めないさ…只、その知り合いの最後の言葉ってさ…『ありがとう』じゃないのか?って思うぜ。お互いの立場があって、声には出せないがね。(こんなのは綺麗ごとの予想。でも――これで少しでも楽になればと、それ位の気配りはしても問題ないだろう…止める理由は良いが、死人には引っ張ら続けるのは良くない)(と、話していると、自分達に声を掛ける隻腕の女が一人――どうも自分を知っている様子に、声の主を不思議そうに眺めて…)あぁ、俺がアーリィ・カーライルさ。将軍を倒したのは、俺で間違いないぜ。(正面に立った女性に、キッパリと迷い無く告げて――正確には違うのかもしれないが、それでも将軍を倒したのは自分…これは誰にも譲る気はないし、否定する心算もない)(――例え、周囲から何を言われても、その死を背負う覚悟はしていた…)で、この有様だけぞね…名前、聞いても良いか?(笑いながら自分の包帯塗れの左手を軽く振って見せると、相手の名前を聞こうと訪ねた)(不覚にも、胸元ではなく、相手の顔を見ながら) [Mon 27 Dec 2010 00:49:43]
◆艶子 > ( 傍目から見て二人がなにやら深刻そうな話をしているのはわかったが、それでも一瞬迷った挙句、私は近づいていった。私はそういう性格である。それに今は傷の痛みもそれほどじゃあないし、機会を見送ると次はいつになるかわからないから。 とはいっても、二人とは面識が無い。女の方は知らないが、男の方は知っている。看護師に聞いてあいつがアーリィという男だと確認したのだ。そしてそのまま二人が座る真正面に立つと、腰に手を当てて首を僅かに傾げて話しかけた。 ) ハロゥ? ( 正しくはこんばんはだが、些細な事だ。 ) お前さんがアーリィさんかい?海底軍の敵将を討ち取ったっていう? ( 隣のやけに乳のデカい女はアーリィの知り合いっぽい雰囲気だ。ぱっと見たんなる清掃婦に見えるが。 ) [Mon 27 Dec 2010 00:43:01]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 二人の元へ片腕の無い女が近づいてくる。 』 [Mon 27 Dec 2010 00:31:59]
◆リダ > だったら、自宅療養に切り替えたら?そうすれば病院のベッドも一つ空くし、通いでも十分できるでしょ?いざとなれば部下に連れて行ってもらえばいいし…そっちが合理的よ?………まぁ離れてみたいって気はわかるけどね。( 自分も同じ状況なのかなと思ったが、彼とは程度が違う。自分の場合は戻る気はないから。 )………………。( ちょうど思っていたことを彼に言われ、手を自分の下へと戻し視線を本へと落としていく。そして大きく溜息を吐けば口を開く。 )私ね……もう忍を辞めたの。戦いに意味を見出せなくなったから……これまでの自分のやってきたことも、ね…否定したいくらい。( 視線は合わせられなかった。彼はきっと優しい言葉を言うに違いないから。それに甘えたくないから…。自分が胸元に抱いている手に思わず力が入る。 ) [Mon 27 Dec 2010 00:27:35]
◆アーリィ > あぁ、暇さ…(のんびりも出来るが、寝る寝れない時もある。なにせ、傷が治ろうと疼くので――それを気合で我慢なんて出来るほど、精神的に強靭でもない…)だな。でも…正直、ちょっと気も抜けてる。(治すことには、自分でも賛成。しかし、気が乗らないのも事実で――暫くは骨休めに丁度、良いだろうとは考えていた…。自分の話は切り上がると、リダの方に顔を向けて――本も気に成ったが、それよりも先に聞く事を済ませようと思い…)そうんだけどさ…。で、リダは?自分の中で答えは出たか?…別に、全部捨てて降りたところで、誰も何も言わないぜ。(何かがあったのだろう。それは流石に分かるくらいには付き合いもあり――頭を突くリダに聞くが、嫌なら答えなくても良い軽く肩を竦めて見せる…) [Mon 27 Dec 2010 00:16:06]
◆リダ > 暇、ねぇ……。( わからなくはなかった。自分も入院して手持ち無沙汰になった経験はそう古いものではなかったから。だが、彼の話を聞いていればそれは別の話だろうと、考える。 )……へぇ、そうなんだ。ならさっさと治すのが先決じゃない。暇とか言わずに治療に専念なさいよ?( 触れてわかった左腕の固定に安心すれば、摩る手でポンポンと叩いてみせる。どうせ痛まないだろうと思いながら。 )……いいんじゃないの?アーリィが受けるって言うならそれで。よかったんじゃない?( そうそっけなく彼の悩み事に対して答える。正直、自分が今あまり踏み込みたくない話の方向に行きそうなので深くは答えなかった。内心では祝ってやりたかったが…。 )それよりも、アンタも学をつけたら?世の中ここになってくるわよ?( そう話題を変えるように自分の頭をツンツンと突いてみせる。 ) [Mon 27 Dec 2010 00:09:58]
◆アーリィ > (寒さは辛いが、暇も辛い。でも、熱を持つと案外に冷たさも欲しくなって――まぁ、頭の良い方ではないのは、確か…)暇なんだよな、結局…(軽く溜息を零し――暇なのには慣れないまま…隣に座ったリダを横目で見ると、添え木の上から包帯をグルグルに巻かれている左腕は、案外に硬いかもしれない。視線を外し――少し考えるように天井を眺めて…)やっぱ、似合わないよな。いや、今度、十人長に成ることになってね。めんどうだって思ってたのさ…(素直に答えるが、成ることよりも、その理由を考えていたのだが――それは告げるべきか、少し迷うのは、他人に言って良いのか分からないから…)(知力、言うなっ!メタな発言だが、まだ経験値の計算してないしね。ちゃんと確認したし、凄く持ってるんだぞっ!) [Mon 27 Dec 2010 00:01:05]
◆リダ > 知力そんなに高くないくせに…。 [Sun 26 Dec 2010 23:54:18]
◆リダ > ( 廊下には暖房もなく、おまけに寒さは傷によくないと言われている。それなのにこの男は…と呆れたように溜息を吐けば、勧められたイスへと腰をおろす。 )ケガ人は大人しく寝てなさいよ。寒いのってキズに触るわよ。( 手を伸ばして、まだ不自由な左腕を包帯の上からさする。反省させるように叩こうと思ったが、それはどうにも躊躇われた。 )……で、神妙な顔してどうしたのよ?似合わないのよね、 [Sun 26 Dec 2010 23:53:47]
◆アーリィ > (十人長に成るのは、将軍との戦いの結果でもあるので受け入れた所もあったが――そう考えると、怪我から一週間経ったのか…。もちろん完治には程遠いが、小さな傷は塞がり、少しは体調も戻って来て――下半身が元気だと、病室を抜け出す事も多く成るが…寒さに負けて、直ぐに病室に帰ることにもなる。今も、椅子に座りつつ寒さに震え、コートの前を自由な右手で押さえていると、顔見知りの声が聞えて顔を上げた)…いやぁ…男は、見えそうで見えない方が、興奮するのか?それと見えたほうが興奮するのかを考えていてね。(何時もの軽口を返すと、不器用さが既に売りのウィンクをリダに送り、自分の隣の椅子を、自由に動く右手で勧める) [Sun 26 Dec 2010 23:44:00]
◆リダ > ええ、ありがとう。それじゃ、お大事に。( そう病室の中の入院中の同僚に手を振って後にする。見舞いと本を借りるために仕事上がりの清掃婦の格好のまま病院を訪れていた。 )借りたはいいけど、なんか、難しそう……ま、読んでみましょ。( 借りた分厚い本を胸に抱えて廊下を歩いていれば、備え付けの休憩所にいつになく神妙な顔の知り合いの姿を見かける。 )あらぁ、こんなとこでどうしたの?( 声をかけながら微笑んで彼の元へと歩み寄る。 ) [Sun 26 Dec 2010 23:39:41]
お知らせ > リダさんが来ました。 『( とある病室から一冊の本を抱えて出てくる。 )』 [Sun 26 Dec 2010 23:31:14]
◆アーリィ > (こんな馬鹿でも、今度、十人長に成るらしい――そう、騎士団から報告があったが今朝。給料も上がるようで嬉しいが…責任とか義務とかも生まれるので、面倒だとも思う)(――上の命令には逆らえないのだが…)…別の理由も、見え隠れするしなぁ…(実質、海底軍との攻防戦で、自分の騎士団の人員は半減中――本国に援助を頼みにしても、この島に大きなグングスニク系の街もないので、直ぐには無理な話なのだろう…)だから逃したくないんだろうけど…このまま戦争が続くと騎士団は本格的に壊滅するな。(その時は、自分は如何したものか――それでも、今は怪我を治すのが優先…) [Sun 26 Dec 2010 23:29:14]
◆アーリィ > (昨日は海子と、いちごたっぷり、スポンジふわふわ、生クリームありありのケーキを食べて、お喋りを楽しんで――クリスマスが一人じゃないのは嬉しかったさ…)(メタな発言になるが、そう過ごした事にしてくださーいっ!)(まぁ、それが過ぎると、暇になったのだが――暇つぶしの方法が、これかと、なんかの病気かと、色々とダメっぽい…)……しっかし、冷え込むねぇ、本当……(軽く身震いをした後、こんな時間に病室を抜け出した患者は、窓の方に顔を向けて――まぁ、晴れてるし、星空も綺麗だが、この寒さに負けて外に出る気にはなれなかった…) [Sun 26 Dec 2010 23:19:01]
◆アーリィ > (つまり、女性のミニスカートとニーソが作り出す、魅惑的な箇所の事)(それを楽しもうと、入院服の上からコートを羽織り、寒さを覚える廊下に出て休憩室の椅子に座っていたのだが――こう寒いと、ミニスカも何もないよねっ!…)…やっぱ、3センチ前後が一番だと思うのだが…此処から更に黄金率を導き出さなくては…(戯言を口にし、真剣に考え…包帯塗れの左手を顎の下に持ってきていたのだが――良く考えたら、手は動くんだよな…なのに、手を包帯でぐるぐる巻きにされて…性活し難いのなんの)(いや、性的活動じゃなくって、生活だった) [Sun 26 Dec 2010 23:09:25]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『( 絶対領域 ―― ディメイション・メーカー ―― )』 [Sun 26 Dec 2010 23:09:13]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 落ち着いたら病室に帰ろう。蜷と君影の奴も一緒の病室へ。 』 [Sat 25 Dec 2010 23:58:45]
◆艶子 > ( その事は実は豪天寺艶子にとって大きな進歩だったのだ。散歩の時に自分の行きたい方向に主人を引っ張ってでも進もうとする犬が、飼い主の顔を見ながらぴたりと横にくっついてついてくるぐらいの進歩だ。それが少し自覚できているからこそ、本人も遵守しようと考えている。 驚きである!自分がとった行動の結果、いかなるリスクが降りかかろうとそれは自身の責任であり、自業自得であると考えていた。だが、時に自分一人だけの行動が他の人に迷惑をかけることになるとは。私は馬鹿だが、学習能力のある馬鹿で居たい。 ) ………。 ( そうして話を纏めてしまうと、また痛みが強くなる。ああ、もっと考えることはないか? ) [Sat 25 Dec 2010 23:56:33]
◆艶子 > ( そうさ、いちゃもんだ―― まぐれで敵の将軍を倒せたからっていい気になるなよ!って言ってやる。 ) ( それは豪天寺艶子の子供染みた考え、八つ当たりだ。街が危険な状況で、みんな命を懸けて戦っているというのに自分だけが動けないというこの状況に苛立ちを感じているのだ。その鬱憤を誰かにぶつけて晴らしたいっていう、自己中心的な考えにとりつかれていた。それにこうして別のことを考えていると痛みも少し収まる気がした。 ) …戦いたいな…。 ( 片腕しか使えないのに出て行ったら、やっぱり足手まといになるだろうか。私は強い。根性もある。はっきり言って、片腕でもそこそこ戦えるっていう自信がある。だが、そういう我侭や猪突猛進な考え方が、周りの人達に著しく迷惑をかけてしまうということを―― 前回の吸血鬼アクセラレーターとの戦いで学んだのである。少なくともこの傷が癒えるまでは大人しくしていおこうと。 ) [Sat 25 Dec 2010 23:49:47]
◆艶子 > ( アイリ様が入院したって聞いた。中々顔を合わせる機会が無いから、あってお話をしたい。あの人はおっかないけど、お話するのは楽しい。私みたいな教養の無いのと話しても話題が無いって思われるかもしれないけど―― 少なくとも色気の無い話になるのは確実か。でも、この痛みが治まらないと。 ) ………。 ( 包帯で巻かれて固定された切断部分を腕で抑え、歯を食いしばる。しずまれ、しずまれ、し・ず・ま・れ。 ) ( でも、敵の将軍を討ち取ったのはアイリ様じゃあないらしい。アーリィって奴だ、聞いたことが無い。どんな奴だ?この病院に入院してるらしい。ちくしょお、アイリ様はそんな手柄なんて気にしてないかもしれないが、私は違う。アイリ様は私が好きなファイターの一人だ。だから彼女が活躍すればとっても嬉しい。それを――横取りってわけでもないだろうが。私の腕さえ残ってれば、代わりに私が将軍の首を取れたのに!直にあって、いちゃもんつけてやる。 ) [Sat 25 Dec 2010 23:41:06]
◆艶子 > ( 痛い。あまりに痛い。怪我なんてしょっちゅうしてるからいい加減慣れたよ、なんて強がってみたが、断言する。人は痛みに慣れることなど永遠に無い。出来るのはそれを負うことに対してのある程度の覚悟だけだ。動けない、汗が吹き出る、食欲が失せる、睡眠欲が失せる、意志を挫く。私がこれからやろうとするあらゆる行動を阻害する。私の心までも削っていく。私を弱気にさせる。 ) ううぅぅぅぅ… ( 廊下に不気味な低い声が毀れた。襲撃により被害を受けた病院であったが、先生や看護師さん、ボランティアの人達の計らいでささやかながらパーティが行われた。それは傷ついた人達の心を癒したが、私は痛みが強くなってそこに出れなかった。みんなの笑い声すら傷に響くのだ。くそったれ、私のケーキが。 ) [Sat 25 Dec 2010 23:29:55]
◆艶子 > ( 痛みには波がある。空腹や眠気と同じように一定の間隔がある。それは今までの経験でも同じだった。傷を負った部分が熱を孕んで疼き、耐え難い苦痛を齎すのだ。それはふとした時にやってくるので、飯を食べていれば食べられなくなり、眠りについていれば目が覚めてしまう。納まっている時は人とお話しすることも出来るのだけれど。私は静まれ、静まれ、と歯を食いしばってただ念じることしか出来ず、いっそ痛む部分を切り落としてしまいたい衝動に駆られたものだ。だが、切断しその先が無かったとしてもやはり痛みはやってくるとは。存在しない部位が痛むとは。 ) ………。 ( 私は病室を出て、誰も居ない廊下で一人痛みに呻いていた。最初はベッドの中で歯を食いしばって黙って耐えていたのだが、ついに痛みに耐え切れず呻き声を漏らすようになり、同室の患者の眠りを妨げないように部屋を出たのだ。 ) [Sat 25 Dec 2010 23:21:09]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 波。 』 [Sat 25 Dec 2010 23:13:44]
お知らせ > 最上煌耀さんが退室されました。 『(たしかめなきゃ、)』 [Fri 24 Dec 2010 17:05:04]
◆最上煌耀 > ( さくらの 守 家のひとびとは、どうして 居、) [Fri 24 Dec 2010 17:02:13]
◆最上煌耀 > ―……ッ……は……ぁ゛ッ……、(自覚するのは冷たいようで温かい感覚。おのが身から出てゆく血のながれを感じている。どこもかしこもジクジクする。ぼンやりと遠巻きになる激しくておぼろげな痛み。霞む視界に向けてわななく手を延べン。童女はのたうつようにして扉の方へと床を這おう。身動きするたびに痩せた身体に緋色の模様が絡ンでゆく。着物にどンどン滲ンで染みて、小さな肢体はあッと言うまに血だるまだ。あァ床が真ッ赤になる。汚してしまッた。わたし、何かあるたびこの施設にお世話になッているのに、あとで掃除しなきゃ、ゆか、) ―……い…、や……、(いや、そンなことを考えているひまなンか、) ―……う゛ぅ゛……ッ!(痛い。痛い。闇雲に痛い。苦しい。何もかもがぼうッとする。荒れた拳をギュッと握ッて、もッともッと歯を食いしばる。こゥすると少しでも身体に力が入るから。青い顔にしたたる汗。歯ぎしりを、歯ぎしりを強く。いい、苦しいのなンか構わないから、誰か、何かの、ちゃンとしたこと、教えてもらわなきゃ。街はどうなッたの。何かおかしなことがあッたの。わたしの大事な人たちに何があッたの。あァ、そうだ、そう奴隷“ぎるど”は無事なの? 兵衛は平気? 一太郎先生は何ともない? お美輪は泣いていない? それから、)(さくらの、) [Fri 24 Dec 2010 17:00:13]
◆最上煌耀 > ―……な……に、が……ッ…、(いッたい外では、いッたいなにがあッたッて言うンだろう。固まりそうな腕をせいいッぱい伸ばして寝台ぎわの茶箪笥(“寝台棚”というのかもしれないけれど)に手を着かン。茶箪笥に敷かれていたなにかの編み布を指のなかにひッぱりこンでしまッて、活けられていた名前も知らない花と銘のわからない花器ごと落ちる。パン と陶器の割れるけたたましい音が耳に煩わしい。どくどくと流れる水が広がッてゆく、この目のまえの床の材質すらわからない。伊駿河を出てずッと一年以上も暮らしていたと言うのに、この街はまだまだわたしがわからない、知らないことばッかりで出来ている。未知なばッかりのヴェイトスに、このうえ何がおこッているというの、)(――ゴ ッ、) ッ……あ゛ぁッ……!(寝台から転がり落ちた一瞬あと、たちまち身体の側面に激痛が走る。肩へ腰へ腿へ、うすい病院衣を通して突き刺さる感触。茶箪笥むきに降りたから花器の破片をまともに受けたンだ。でも今の童女はなにがしかの支えがなくては歩かれない。近場につかまる物がないから他に取る手だてはない。ギッと歯を食いしばッて数秒硬直してこらえる。床が冷えている。冬なのか。寒さと痛みで震えてくる。うぅン、痛いことなンか、この程度のことなンか慣れているンだから、大したこと、) [Fri 24 Dec 2010 16:50:08]
◆最上煌耀 > (――落ち着かない、)(甲でノロノロと額の汗を拭ッてもう一回、仰向けになる。忙しなく繰り返す体勢の替え方すら身体にひびいて、けッきょく自分で痛みを増してるばかりだ。そして朦朧と反芻するだけの故郷の思い出たち。アマウラ領を出てきてからいッたいどれほどたッたろう。アレからわたし、一度だッて故郷に帰ッてないンだ。あの懐かしい土地を、あの屋敷の敷居をまたいだことが一回もないンだ。あンなふうに何もかもみンな放り出してきて、お家は今ごろどうなッているンだろう。伊駿河の民はどう暮らしているンだろう。わたしの上様は、憎い同僚のおとなたちは、こンな動乱のなかいッたいどうして――、) ――…ッ……、(もどかしさにきつく眉を寄せて視線だけで部屋を見回す。ココからでは窓がよく見えない。だけど、いくら童女が世間知らずだッてずッと寝たきりの役立たずだッて、街がこンなに大きな騒ぎの渦中にあッて何も気付かないことはない。扉ごしに慌ただしく行き来する看病士の足音がしていた。矢継ぎばやにお医師坊たちが指示をかわす声がしていた。ひたすら起きては間をおかずまた昏睡するばかりの童女に構う余裕はなかろう。半ば放置されよう環境のなかで得られる情報は限られている、) [Fri 24 Dec 2010 16:40:12]
◆最上煌耀 > (――いつまでも、いつまでたッても好きになれない。もはや手足のすみずみまで病み衰えた、この身体の内外にはこンなにも染み付いてしまッたというのに、) ――…気持ち…悪……、(両目をつむッたまま、ヒクと小さく喉を鳴らさン。強張ッたみたいにギリギリ痛い、根かぎり歪ンで生じる眉間のしわ。瞼を無理やりこじ開ければ、すぐさま病室一面の夕闇が視界いッぱいに迎え撃つ。寝汗で首に張り付く髪。湿ッぽい衣類。ひどく頭が重たい。いつどンなふうに目がさめても、良くわからない時間の経過。泥ながれみたいに緩慢に過ぎてく日々が不安感ばッかり増やしてく。今日は何日? 今は何刻? わたしはいッたい、どれくらいココでこうしているの?)(寝台の上の童女は寝苦しげに寝返りを打たン。横向きになッて薄い胸が何度となく上下する。呼吸をするたび薬品の匂いが肺を満たすイヤな感覚。どうせ身体に取り込むなら、漆の、白木の、鉄粉の、黴とホコリ臭い拵工作業場特有のあの匂いのほうがずッと落ち着くのに。物心付く以前から雛鳥の刷り込みのように慣れ親しンだ数々のモノは、何もかもココにない。ちッとも親しめないから――、) [Fri 24 Dec 2010 16:30:06]
お知らせ > 最上煌耀さんが来ました。 『(夢間から目覚めれば、いつもの消毒液の匂い――、)』 [Fri 24 Dec 2010 16:20:47]
お知らせ > アーリィさんが帰りました。 『(今年のクリスマスは、寂しくなさそうだ)』 [Fri 24 Dec 2010 01:13:05]
◆アーリィ > (これ以上、褒めても何も出ないよ。馬鹿でお調子者の騎士が調子に乗るだけ)(思いっきりねっ!)(暫くは調子に乗っていったオンステージッ!)(後悔とは、字の如く、後で悔いるものだ)(不順な笑みが勘違いされても気にしない。でも、海子の為だけでも頑張る価値はあると、これは純粋に思える)応!いくらでも頼ってくれよ。(海子の言葉と表情に、安請け合い。それでも一人より、同じ街に誰か頼る者がいるのは心強いだろうとも思える――自分も、この街に来て日が経っていない人間だから、余計にそう思えるのかもしれない…)(ババさんの卓袱台攻撃は回避する方向でっ!)もちろん、特大のケーキだぜ。期待しててくれよ。(安請け合いは得意です。それでも椅子から立ち上がった海子を見ると、自由な片手で不器用にコートを肩から掛けて、一緒に部屋を出て――病室にエスコート…) [Fri 24 Dec 2010 01:12:33]
お知らせ > 海子さんが退室されました。 『(本当に、楽しみである。)』 [Fri 24 Dec 2010 01:03:32]
◆海子 > だよね、アーリィなら楽勝楽勝。 (そして自分も調子に乗ると。相手を立てる側の人間は後から思い出しても楽な立場である。思う存分に拍手をしようか。) うん、終わったら一杯遊ぶの。 (彼もきっとそうなのだろう。自分からすれば彼の不純な笑みも明るく輝いて見える。さて、戦争が終わったら海の絵でも描きにいこうか。似顔絵を描くのも良いかもしれない。) 添い寝で腕枕 … あ、うん。 困った時には絶対にアーリィを頼るの。 (両親は多忙で会える時は少ない。そんな海子にとってそれは心強い他無かった。ばれないようにしましょう。お父さんはちゃぶ台をひっくり返して、恐ろしいことをするでしょう。) やった、ケーキもだ。 スポンジふわふわ、お皿に大盛り、だね? (何とも美味しそうだ。苺たっぷりに生クリームはありあり、スポンジふわふわお皿に大盛り。誰かの涎が垂れたようです。) …あ、そっか。 もうそろそろ帰らなくちゃ。 (熱は相変わらず下がらない。とっとと熱を下げて楽しいクリスマスを迎えなければ。そうと決まれば椅子から立ち上がろうか。) [Fri 24 Dec 2010 01:01:10]
◆アーリィ > 応!怪我してなかったら、もう終ってるね。(なんか、海子の拍手に調子に乗って――他の人間には絶対に聞かれたくない言葉を、笑顔のまま口にしてますが…後で思い出すと、凄い赤面して悶える事に成るだろう)そうだなぁ。本当、終るのが楽しみだ。(終って怪我治ったら、淫売窟で金を使って豪遊する心算だったり――それは別の財布として、まぁ、約束みたいなのも色々とあるので…不順な笑顔で、純粋に平和を願う海子の姿に、微笑みながら何度も頷き同意)…甘えるって言えば、添い寝で腕枕?今は無理だし…まぁ、困った事があれば、俺に手紙でも出せば良いのさ。騎士団に届けて貰えれば、俺の手元に届くしな。(もりろん、パパさんには内緒。バレたら俺が可哀相な目に合いそうだしね)そうだな。楽しみさ…一人のクリスマスと卒業。ケーキも準備するぜ。いちごたっぷり、生クリームありありだぜ。(こっそり病院を抜け出して、明日、買って来ようと心に刻む。軽く命がけのクリスマスになったのだ。それくらいのリスク軽い軽し)(その『めっ』が凄く怖いですっ!)っと、そろそろ戻らなくて大丈夫か?(気が付けば、長い時間、一緒に居た気がし――そう云えば、顔色も悪かった気もしたのを思い出すと、海子に声をかけ…戻るなら、病室までは送ろうと)(もちろん、その時は自分が外出用に用意していたコートを海子に羽織らせる心算。廊下、寒そうだし――女性を安全に部屋まで送るのも騎士の務め…) [Fri 24 Dec 2010 00:50:05]
◆海子 > そうだね! 将軍を殺しちゃうなんて凄いもの! (小さな拍手を彼へ送る。ウォータリアン達に聞こえないことを良い事に言いたい放題である。勢いは素晴らしいですね。) ああ、本当に、楽しみ。 戦争が終わったら、街はきっとお祝いなの。 (彼が街に思い入れが無いとは知らず平和を願う。共に願っているつもり。戦争後に平和がやって来たヴェイトスを想像してはうっとりしている。) …うん、でも、甘えるってどういうことすれば良いんだろ? 戦ってくれるの、凄く嬉しいけれど。 (あっ!パパにも内緒だよ。実際はお父さんのポケットマネーだからねっ!) …とっても楽しみ。 アーリィは今まで一人でクリスマスを過ごしてたんだね。 だったら、今年はとっても楽しいと思うの。 (目の前の彼の笑顔が凍てついたとは気付かず、にっこり笑顔満開の海子。指は切れないので大丈夫です。) …うん、絶対に約束。 破ったら… めっ! だからね。 (どういう「めっ!」だ。) [Fri 24 Dec 2010 00:38:53]
◆アーリィ > …まぁ、主に俺の強さになっ!(色々と思うところはあるが、それは騎士としてであって、海子は戦わない側。それを責めるのも、咎めるのも、まったくお門違いなのは重々承知したので――それを肯定するように、胸を張って、どきっぱり…実際、自分の事なんて、敵はこれっぽちも知らないのだが、そこはそれ。勢いって大切だよね)あぁ、本当に、街の平和まで、後ちょっとさ。(後、少しで終ると――そう言い聞かせて、待ってもらう方が、精神衛生上も良い気がし…実際の戦場のことなど、海子は知らない方が良いのだ。その為に自分は戦うのだから――実際は街なんかに、特に思い入れもないし…命を掛けて守りたいのは、小数の顔見知りだけとは、本当に騎士失格だと思う)なら、海子は俺にいっぱい甘えろよ。その代わり、俺が戦場で、海子の分まで闘うからさ。(本当に自分の財政を考えると、15万の援助は、涙が出るほどありがたい――もちろん、これは、二人だけの秘密…)おっし!此処でだな。なら待ってるさ…一人じゃないクリスマスなんて初めてだ…え?(ニコニコ笑顔で、小指同士を絡め合っていると――聞えたのは、とんでもない内容。おまけにノーブレス…これは命がけの約束になったと、笑顔は凍りつき、指を切るとき、本当に自分の指が切れたような錯覚すら覚える始末)(恐いって!)も、もちろん…海子との約束は守るぜっ!もう、守らせてくださいっ! [Fri 24 Dec 2010 00:27:19]
◆海子 > ……なら、本当に良かった。 敵のウォータリアンは人間達の強さに怖気づいちゃったのかもね? 弱虫だから! (そのきっぱりとした口調で海子はヴェイトス側が完全に勝利したと思い込んだ。そしてまた笑い出す。ただの子供の弱いもの苛めの延長戦の様な感情だ。不安がぶっとび過ぎたようである。) んー…そっか、残念。 でも、もう少しなんだよね? あと少しで平和が来るんだね。 (戦闘に詳しくない海子は過程が大事やら島が遠いやらはよく解らない。ただいつかは島へウォータリアンを倒しに行くのだろう、そんな考え。そしてもう市内で戦争は起こらないだろう。ならば本当に後少しではないか。) 別に気にしなくても良いの。 海子も、戦える人達に甘えっぱなしだから、当然だよ。 (これで彼の負担も軽減できただろうか。大切なのは先ず第一にヴェイトスの平和。荒波の無い穏やかな海だ。その為なら、パトロンにでも何にでもなろう。でもお母さんには内緒だよ!) うんうん、じゃあ看護師さん居なくなって … 夜中にこっそりアーリィのとこに行くからね! (もうこのウィンクの方に見慣れてしまい、本来ウィンクはこういうものだと認識するようになってしまった。不器用はステータス。そして絡めた指を軽く上下に振りながら、歌を口ずさむ。) 指きりげんまん嘘ついたら … 槍で胸を突き矢で額を射り剣で腹を抉り斧で足を切り飛ばーす♪ (そこまでノンブレスで歌いきれば、絡めた指を自分側に引っ張ろうか。) 指切った♪ [Fri 24 Dec 2010 00:14:28]
◆アーリィ > あぁ、ないさ。(別に無理に海子を不安にさせる必要もなく、きっぱりと言い切って――これで、また起こったら泣こう…)島は遠いし、準備も必要だろ?(海子の言葉はある意味、真理だとも思うが、その過程が大変なのだ。おまけに自分の現状じゃ、そのメア島侵攻があった場合、行けるかどうかは疑問を残す。まぁ、今は戦うよりも治す事を優先)マジでっ!自分で言ってなんだけど、俺、海子に甘えすぎてない?(15万と言う大金を口走った自分も自分だが、あっさり了承し、笑う海子の懐の深さには、もう頭が上がらない。騎士にはパトロンが付きもと言うが――自分に、その腕があるかと聞かれると、自分で小首を傾げるほど、弱いと自負もあって…それでも、15万はありがたく貰う心算)あぁ、一緒に騒ごうぜっ!こう言うのは秘密でするから楽しんだよな。(悪戯小僧のような笑みを浮かべ、不器用さに定評のあるウィンクを海子に送ると、差し出された薬指に、自分の薬指を重ねて――サンタさんは、宗教に関係なく良い子のところに来てくれるさ…でも、それまでにプレゼントを用意しないとかも考えていた) [Thu 23 Dec 2010 23:59:49]
◆海子 > ないんですか、先生? (もう市内での戦争は無い。じゃあそろそろ海も安全地帯となる日も遠くないだろう。安心の笑みが浮かぶ。将軍を倒した彼が言っているのだ。きっと間違いない。) ……島に行けばいいんじゃないかな? 島でウォータリアンの、息の根を、さぁ? (自分に余命があるからといって万物の命が尊いなんて考えは毛頭もありはしない。大切な人が生き残り海があり、平和で幸せになるなら邪魔なものは全て取り払って欲しい。それだけだ。でも長くは無いらしい。それなら我慢する、とこちらも笑いかけようか。) ……いいよ、15万yenだね? またアーリィの元へ持って行くよ。 (こちらも背に腹は変えられない。ヴェイトス市の平和の為だ。15万yenなら何の問題も無い。しかし「いや、いや」と言いながらも15万yenを提示した彼には少し笑ってしまった。純粋にその様子が面白かっただけだ。だけである。) 本当!? じゃあ一緒にクリスマスを祝おうね、約束だからね! (看護士さんかお医者さんに頼んでおこうか、それとも内緒の方が良いだろうか。いいや何だか内緒にしておいた方が楽しそうだ。約束ね、と小指を差し出そうか。パプテス教徒でなければクリスマス祝っちゃいけないことは無いだろう。) [Thu 23 Dec 2010 23:48:37]
◆アーリィ > はい、海子くん。何で聞いてくれたまえ。市内戦闘は…もう、ないと思うぜ。(偉そうに胸を張ると、先生のように告げ――少し考えた後、市街での戦闘は、もう無い気がしたので、そのまま告げた。まだ戦争は終ってないし、次の手は予想も出来ないが、将軍達の作戦行動が市街戦の終わりを教えてくれた気もしていた――只の気の所為だろうが…)まぁ、まだ、あっちの島には敵の戦力が残ってるし、外からの攻撃はあると思うから…後、ちょっとだけ我慢してくれよな。(安全が確保されるまでは、このまま大人しく――まぁ、長くはないさと笑いかけて…)マジで…いや、いや…そこまでは…でも…あぁ…た、盾代の15万だけで…(色々と葛藤し、これ以上甘えるのもとか、でも、背に腹は変えれないのだとか――葛藤の末に、とんだ大金を言ってしまうのは、財布の中身が悪いのです…)応!我慢するぜ。だったら…今年は海子の病室に遊びに行くさ。どうせ、入院中なんだしな。(ションボリした海子を見ると、良く考えたら、同じ病院に入院しているのだ。遊びに行くのは問題ないだろう。そもそも、足は元気だし――先生や看護婦さんに怒られても寂しいよりはマシ…。何気に、この騎士も北欧信仰だったり――サンタさんが家には来てくれた事ないし…) [Thu 23 Dec 2010 23:39:05]
◆海子 > そっか、激しかったの。 そんな職業病のアーリィに質問なの。 市内ではまだ、戦争は続きそうなのかなぁ? (特に自分が変な事を言っていないと分かれば一安心。そしてこれからも市内で戦いが続きそうか問うだろう。もし戦争を止められなければ大変な事になるので。) …… んねぇ? また、海子が。 払ってあげようか? (鎧代や盾代を。)(さすがに入院している身で彼の入院費までとは考えないが、戦えない自分の分を彼は戦ってくれているのだ。そして自分は海に行きたい。それを叶えてくれるのは戦える人のみ。ならばその援助をするのは当然のことだろう。少し都合の良い女になりかけながらもそう口にする。) …… あはは、アーリィもそうなんだ。 海子も聖夜は一人なんだから、我慢しないと駄目駄目! だよ? (彩家の両親は聖夜に全く興味関心を持っていない。根からのスートリア教である。当日も仕事で忙しいらしく病室には来てくれないという話だった。少しションボリ。クリスマスプレゼントはくれるみたいだが。因みにサンタさんは信じてません。そこは大丈夫。) [Thu 23 Dec 2010 23:24:22]
◆アーリィ > ……いや、何でもないさ。ちょっと激しい戦いだったのを思い出してな。戦いの事を考えるなんて、職業病かもな?(声を掛けた後、黙った海子に気が付き、慌てて軽口を交えながら笑いかけ――無理矢理にでも笑うことにした…)まぁ、武具は使ってると潰れていくもんだし…はい、この冬の雨よりも寒いですっ!(このまま、笑い話に移行と、どきっぱり。世の中には、稀に貧乏な騎士も存在するのです)(今は目前にっ!)恋とか、愛とかじゃないって…俺には恋人なんかいないし…今年のクリスマスも、孤独死しないか心配なくらいに独り身だぜ。(まぁ、海子ぐらいの年頃なら、恋愛に興味があるのは理解しているが――同じ年頃なのに、性欲に興味が深々な騎士は…きっぱりと否定し、寒くなりそうなクリスマスに天を仰いだ。そもそも、してることって、キスをかっ飛ばして、もうっと変態的なことだったりもするし――そりゃ、恋人なんて十年は早いって話だろう…) [Thu 23 Dec 2010 23:15:50]
◆海子 > …んん? 何、どうかしたのかな? (自分の言葉に顔を顰められた。何か変な事を言っただろうか。将軍と戦った彼はそう思わなかったのだろうか。何て残酷で身勝手な奴だろうって。しかし黙り込んだ彼にかける言葉は無かった。つられて黙るだけだ。) えぇ? また鎧とか壊れちゃったの? (それだけ攻防戦が大変だったのだろう。) アーリィもしかしてお財布寒い? (少し笑いながら。以前もそうだった気がする。馬の件も剣の件も。騎士というのはお金持ちのイメージがあるが違うのだろうか。) うー… そうじゃなくって、恋! なの! 多分! (違うくないの、と意地を張る。自分自身恋愛をよく理解していないが他人事となると気になって仕方が無い。きっと恋はメロンのように甘いんだろうな、とほんわり。とまあ夢見る16歳の妄想ではせいぜいキス止まりだろうが。) [Thu 23 Dec 2010 23:06:42]
◆アーリィ > (硬い殻に覆われた柔らかな果肉。それが口の中で繰り広げるハーモニーは至福の一時。カットされてないからこそ価値があると云いたい――僻みだけどね…)応!俺さ…(きっぱり。そうしないと自分が納得できないだけなのだが――海子の言葉に、少しだけ顔を顰めた…確かに、海子から見たら、将軍はそうなのだろう。だが、自分は――止そう、こだは自分と将軍の話しで、海子に何の裏もないのだから…)応!どんどん退治…する前に怪我を治さないとな。それに…鎧や盾を買わないと駄目だし、ぶっ壊れちまってさ。(その出費は、今は考えない。だって悲しく成るから。入院費もあるしね。今は体を治すのが優先さ。でも治ったら買わないと――裸で戦場に行くと怪我じゃすまないしね…)あぁ、怪我には気をつけるさ。それを言ったら…俺は海子も大事だし、仲いいぜ。(きっと意味合いが違うさ、と軽く肩を竦めるが、もう一口、メロンをパックリ。それだけで、これからも生きていけます。ありがとう、メロン様) [Thu 23 Dec 2010 22:59:36]
◆海子 > (メロンというのは意外に固そうだ。些細な事だが今まで食べてきたのはカット済みのメロンだったので驚きの事実だった。) …アーリィが、将軍を倒した? (将軍というのは確か、組織の中でも偉い人。) ふふふ! そうなんだ? ざまぁみろだね? (海子は海が好きだ。今でも海へ通いたい気持ちで一杯だ。海で絵を描いたり、世界を旅してみたい。それを邪魔するウォータリアンの存在は海子にとって嫌悪憎悪の存在であった。その将軍が倒されたと聞いたらお手柄だね、と声を上げて笑う。何て嬉しいのだろう。) 大変だと思うけど、これからも頑張ってね。 ウォータリアンをどんどん退治してね。 (偉そうにされても全く気にならない。寧ろその調子でウォータリアンや水魔などを死に至らせて欲しい。その一心だった。騎士は強いからきっと出来るだろう、そんな認識だ。) うん、でも、こんな風に大きな怪我は出来るだけして欲しくないかな。 …… 何でって、この間の後に看護士さんが「仲が良すぎるのも考え物ね」 って言ってたから。 二人はとっても仲がいいんでしょ? (守ってやる、という言葉は確か大好きな人に言うべき言葉だったと思う。看護士の言葉の意味を若干履き違えながらもそう口にするだろう。メロンは変わらず早いスピードで貪っていくだろうか。彼は涙を流して喜んでいる。メロンはいいね!メロンは世界を幸福にするアイテムだと思います。) [Thu 23 Dec 2010 22:42:14]
◆アーリィ > (その顔色は駄目な領域の気がする。下着の色は、純白の脳内補正で正解だった驚愕の新事実。ここは意表をついて紫とか云われたら、同様を隠せなかっただろう――まぁ、無理矢理、見るとかはしないけどね!へたれだし…)応!味忘れてるけど…遠慮なく食えよ。(二人の共同作業でメロンカット。ケーキだと大変な事になっていた気もするが、メロンだから問題なし)あぁ、もちろん守り抜いたさ。俺が敵の将軍を倒したんだぜ。(語弊があるが、ジブンと戦うときには敵将は瀕死の重傷だった。実質、自分のした事は見送っただけ――それでも、海子を安心させる事が出来るなら、笑顔で告げて…自分が作った隙を突かれての致命傷だったので、間違いでもないさとは、言い訳)あたぼうよ。その為の騎士なんだぜ。(偉そうな事を言って、自分のメロンを更に乗せ、スプーンを右手で持ち――騎士らしくないと自覚がある癖に、こんな時は平然と言ってのけた…)海子みたいな戦えない人間を守るのが騎士の務めさ。……ふぇ?なんで?……(リダにもと言われると、本当に不思議そうに小首を傾げる。だってリダは自分で戦う側の人間だと思っているので――今は疲れているようだが、何時か自分で立ち上がるだろう…なので、不思議がってメロンを一口パックリ)(長かった子の瞬間。言葉もなく歓喜の涙を流し――魂が抜けて、喜びの野に一瞬、旅立ちそうになってしまった…まぁ、直ぐに帰って来たけどね) [Thu 23 Dec 2010 22:31:52]
◆海子 > (そんな事を言いながらもメロンをスプーンでくりぬいて、一口ぱくり。) … んぉ!? 美味しいっ! (メロンは美味だ。顔を嬉しさに綻ばせるだろう。) [Thu 23 Dec 2010 22:21:39]
◆海子 > (顔色も海色を目指します、とは言わないでおこうか。下着の色は正解だ。赤や黒は駄目です。清純で高潔な純白の下着が一番でしょう。彩家一族の下着は純白に輝いているのだ。)(彼に頼まれればメロンを押さえようか。片手だけの生活はさぞ不便なことだろう。早く怪我が癒えれば良いと願っている。) うん、メロン美味しいよね。 (そう笑顔で答えた後、ギルド地区という言葉に目を見張った。ギルド地区と言ったら市の中心的存在では無いか。そこが襲われたというのか。ごくりと唾を飲み込んでから問うた。) …その、攻防戦は、成功したの? (恐らく成功はしたのだろう。でないと個室で閉じこもっている自分でも噂は聞く筈だ。しかし何となく心配。こんなにも彼は怪我をしているのだから。) へへ、ここが襲われた時にはどうなるかと思ったよ。 さすが、騎士様は頼れるね? (彼の言葉の裏に隠された意味は全く理解できないまま、思い切り安心した様に笑みを浮かべた。) でもね、俺が守ってやるって言葉は … リダに言ってあげたら? (ぽつり、にやり、からかうように笑いながらそう呟いた。) [Thu 23 Dec 2010 22:19:54]
◆アーリィ > (襲撃で直すのが後になってたか、自分の入院が決ると、自動的にこの部屋になったのは――あの思い出の跡が関係しているとか、してないとか…)(心配するのは良いが、心配されるのは苦手。だから自分の怪我のことを隠すのに必死で最小は気付かなかったが――海子って、こんなに顔色、青白かったっけ?…と、椅子に座る海子を見て、少しだけ小首を傾げた)(でも、下着の色は白だと信じてるぜっ!)(流石に屈伸運動とか無茶は止めて笑顔での答えに、満足気に頷くとナイフを持って――チラリと海子を見た時に声がかかって…確り押さえててと頼んだ。やっぱり片手は不便)だな、俺もメロンは久々さ。俺は…ギルド地区の市役所前(便宜上)の攻防戦に参加してた。(他もあるが、やっぱり怪我した場所だしと、メロンを固定されると案外に綺麗に切れて――支えって大事だ、と実感…その半分を皿に載せると、スプーンと一緒に海子の前に差し出す大雑把さ)病院も襲われたけど、もう安心して良いぜ、それに、物資の補給とかも騎士団がしたし、病院は大丈夫だろう。もし、また来ても俺が守ってやるって。(一時的に進行が止まっただけだろうが――それは隠して、笑顔できっぱり…海子を心配させる趣味はこれっぽっちもなかった) [Thu 23 Dec 2010 22:09:27]
◆海子 > (ああ此処は暖かい。病院の廊下は寒いのだ。思えばこの病室は以前から彼が使っていたような気がする。ほら、誰かさんが突っ込んだ思い出の壁が補強されてるよ。) あ、うん! 海子も食べる! (普段小食な自分もデザートに関しては別腹の普通の女の子だ。一緒にという言葉に飛びついた。しかし見る限り彼がメロンをナイフで切れるのだろうか。手伝おうか、と声をかけようか。もっとも自分は一般人よりも非力なのだが。) 元気なら良かったよ。 どうせ襲撃を止めに行ったんだろうな、とか思ってたんだけど。 そっか、リダがくれたんだ。 いい人、やっぱり。 (明るい笑顔には安堵する。でも自由なのは右腕だけでしょうと苦笑する。そして気になったことを、彼に聞きたかったことを口にしようか。) … ねえアーリィ、今回はどこへ行ったの? ウォータリアン、のこと。 (一番気になっていることだ。最近は病院襲撃から来たストレスのせいか熱が下がらず顔色は悪くなり病状は悪化してきている。そんな中外出が許されるはずも無い。市内戦争がどうなっているか全く分からないのであった。) [Thu 23 Dec 2010 21:59:24]
◆アーリィ > (その病室は、案外に暖かい個室。しかし、壁の一部が板で打ち付けられて補強されており、天上には妙な染みが――そう、海子と初めて会った時と、まったく同じ病室…壁の穴開けたのは自分だしね)あぁ、こんばんはだ、海子。それにタイミングが完璧。これからメロン食べる所だったんだ。海子も一緒にどうよ?(病院服の下や頭には真新しい包帯――特に左腕は、添え木ごと巻かれて二倍近くに膨らみ…夜寝ていると発熱が続くが、起きれている時は元気。体力は、まぁ、少しはマシな部類だと自負している。もっとも、馬鹿は風邪ひかないだけだったのかも知れないが――それっぽ過ぎて悲しいので、考えを切り替え…室内に入って来た海子に笑顔のまま、テーブル前に準備した椅子を勧める)怪我は見ての通り…ぴんぴんしてる。くれたのはリダだぜ。(何処を見て健康かと聞かれそうだが、自由に動く右腕を回しながら、軽く屈伸運動。肋骨に響くし、傷にも響くが、笑顔は忘れない――嫌な汗も忘れてはくれなかったが…) [Thu 23 Dec 2010 21:49:38]
◆海子 > (大歓迎だ、そんな元気な声が聞こえてきた。良かった。彼は何だか危なっかしい。またウォータリアンの襲撃にでも行って怪我をしたというのは何となく想像がついていた。いや、現にこの病院も襲撃の被害にあったのだが。自分は個室で一階や二階では無い。掠り傷もウォータリアンの姿を見たでもない。全く無事だったのだ。) … じゃあ、入るね。 (からり、扉を開ける。もしかすれば少女の顔色が悪いのが貴方は見て取れるかもしれないし、分からないかもしれない。些細な変化だ。) 今晩は、アーリィ … ここに居るって看護士さんから聞いたの … 怪我、酷いのかな? (用意された椅子に遠慮無く座る。目に入った彼の姿は入院服で怪我の状態は見て取れない。心配そうな表情を浮かべるも、視線はメロンへと映った。) … それ、メロンだね。 誰かから貰ったの? (彼は騎士だ。もしかすれば騎士団の人からお見舞い品を貰ったのかもしれない。もしくは誰だろうか。まさかリダからの贈り物だとは気付いていない) [Thu 23 Dec 2010 21:40:27]
◆アーリィ > (しっかーしっ!この試練を乗り越えてこその騎士――うん、大袈裟な覚悟だと思うけど、メロンの魔力って凄いのさ…特に自分みたいな貧乏騎士にはねっ!)考えろ…考えるのだ、アーリィ・カーライル…この先に未来があると信じてっ!(どんな未来なのかは聞かないのが華。落ちたナイフを拾うと、テーブルに置いて綺麗なタオルで拭った――食べ物を扱うので衛生も大事だ…)(と、メロンの試練を乗り越えようと頭を悩ませてたらノックの音に小さな語りかけ。その声には聞き覚えはあったので――ほっ、と一安心できた…この病院の襲撃で無事だったか気にしていた相手の声に、扉の方に向ける顔は笑顔だった)応!もちろん、海子なら大歓迎だぜ。遠慮するなよ…もう、自分の部屋のようにっ!(病室は病院の物だが、調子よく大きな声を掛けると、自分は来客用の椅子を準備し、海子が入って来るのを待つことにした) [Thu 23 Dec 2010 21:32:00]
◆海子 > (それは小さなノックの音。貴方の病室の扉を叩く音。)(看護士から聞いたので、病室はここであっている筈だ。) …… 海子です。 入ってもいいですか。 (以前のより僅かに声に抑揚が無いかもしれない。しかし貴方には聞いたことがある声だろう。少し聞き覚えのある男性の声が聞こえたが、中では彼がメロンで葛藤しているとは全く知らず。壁へ背を持たれかけさせ、暢気に相手の返事を待っている。) [Thu 23 Dec 2010 21:27:56]
お知らせ > 海子さんが来ました。 『(…コン、コン。)』 [Thu 23 Dec 2010 21:20:34]
◆アーリィ > (準備は完璧!)(さぁ、メロンを食べようと傷の浅い右手――利き手が無事で良かった…に果物ナイフを持つとテーブルの上のメロンの前に仁王立ち。いい笑顔でその畑のエメラルドを見て――きゃっち・まいん・はぁぁぁとぉぉっ!…)今、食べてやるからなっ…とうっ!(コスンとナイフを振り下ろすと、案外に手ごわい感触。これは左手で支えないと上手く切れないなと、左腕を伸ばして――あれ?この包帯塗れの手で、どうしたら良いの?…自分の手とメロンを交互に見て途方にくれた)…ま、まさか…こんな試練がっ!神様の贈り物は不幸ですか?(大袈裟すぎる驚愕)(カラーンとナイフを床に落とすと、両手を広げて天を仰いだ) [Thu 23 Dec 2010 21:19:00]
◆アーリィ > (自分の病室で、入院中なのに意味もなく叫んだ患者がベッドに居ない訳)(天上の染みは顔じゃないっ!)(てか、横に成ると真上にその染みあるのって、どういうこと?)(と、目を覚ました瞬間、その染みが気になったのでベッドから抜け出し――うん、寝すぎた…まぁ、怪我人だから安静にするのが一番だけどね。で、土産のメロンを食べようと、テーブル借りた。果物ナイフも、スプーンも、皿も、ゴミを捨てる屑篭もOKッ!)いつぶりだ。メーローンッ!(暖かい病室で入院服の下は包帯塗れなのに――おまけに左手が使えないのに…久々なメロンすぎてハイテンション風味) [Thu 23 Dec 2010 21:09:53]
お知らせ > アーリィさんが来ました。 『べるぅいぃぃめろんっ!』 [Thu 23 Dec 2010 21:09:44]
お知らせ > アーリィさんが退室されました。 『(そのまま同じように眠りに落ち…)』 [Thu 23 Dec 2010 02:41:19]
お知らせ > リダさんが退室されました。 『( このまま枯れの隣で眠り、かりそめの自分で朝を迎えるだろうか…。 )』 [Thu 23 Dec 2010 02:39:21]
◆アーリィ > (こりゃ、怪我が悪化するかも――そんな事を頭の片隅で考えるが…まぁ、必要な怪我だろうとも納得。例え一時でも、忘れるなら忘れて良いと、正解ではなくても、そんな風に考えた)…んっ!…ほら…尻を叩かれてイッたか…はぁ、はぁ…締め付けで分かるぜ。とんでもない淫乱ま○こだな…リダ…(しかし、体が限界。激しい締め付けに、肉幹に残っていた精液を吐き出し終えると、ゆっくり愛液と精気に塗れた肉棒を引き抜いた。そのままベッドにリダを横にすると自分も横たわり――二人で並んで寝ると、毛布を被る…)…疲れたから寝る…おやすみ…(そう告げると、瞳を閉じて――これ以上、言葉を告げると痛みに呻きそうだったので隠す事にし…これで、リダの何かが少しでも晴れれば良いと思う。もし、聞いて欲しい話なら自分から告げるだろうし、聞かれたくないなら、黙っているだろう――只、この瞬間だけは何もかも忘れて眠れば良い…そして、自分も久々の開放感に、軽い痛みはあったが睡魔に身を任せる事を選ぶ) [Thu 23 Dec 2010 02:33:04]
◆リダ > ( 感覚は戻ったものの、意識は虚ろ。ただ思えるのがこれまでやってきたことが重みになっていたものから解放された…そして今快感におぼれている状況に喜びを覚える。――…これでいいか…。 )ふごッ、おおおッ!しきゅ、に、キスきたぁああああッ!ほぉ、おおおッ!ま、マ○コ!ま○コぉしゅきぃいいッ!( 腰の打ちつけ、乱暴に膣内で暴れる肉棒、更には胸を乱暴に揉む手、全身がそれに喜びを感じ甘い並が全身を襲う。 )くるっ、来るうううッ!奴隷マ○コ、イッ………くぅううううううううううッ!ひゃああああああああッ!( 膣内に精液が吐き出されると共に迎える二度目の絶頂。精液が脈打って膣内を流れ出すと同時にまだ枯れていないのか、同じく2度目の失禁。そして胸を潰すように力なくその場へと横たわる。 )はぁ…はぁ…はぁ………ひぎぃいいいいいいいッ!( もう終わりと思っていた責めは、最後の尻へ強かに打ちつけられた一撃がまだ残っていた。被虐に快感を覚える体はそれすらも強い快感を覚え、全身を痙攣させた。そして失禁……本日3度めの絶頂だった。 ) [Thu 23 Dec 2010 02:25:48]
◆アーリィ > 今は…何もかも忘れちまえ…リダは、卑猥に喘いでれば良いんだよっ!牝奴隷らしくなぁ…(乱暴に腰を突き動かし、絶頂後の敏感な柔襞を、熱く硬い肉棒が愛液ごと抉り、子宮口に亀頭の先端を叩きつけ――結合部分から淫靡な水音を響かせて…)ほら、嬉しいだろ…淫乱奴隷のリダは…獣みたいに…グチュグチュま○こを犯されて…(片手しか使えないの、尻肉を強く掴んだまま腰をその尻に叩きつけ――その度に、リダの体を揺らし、大きな乳房を弾ませ…)気がすむまで…か、飼ってやるからな…だ、出すぞ…んんっ!(まぁ、そのうち心が落ち着くかもしれないが、今は休むことも必要だと思う。それまで快楽に耽るのも悪くないだろう――そう思っていたが、自分も流石に限界が近かった…そのまま、腰を狂ったように突き動かし、子宮口に亀頭を押し付けた瞬間、ドクンッ!と激しい鼓動のよう、勢い良く熱い精液を、予告もなく吐き出した)くぅっ!淫乱で変態の…リダが、奴隷に堕ちた証だ…確り味わえよ…ぅぅ…(膣内で肉棒が熱く脈打つ度に、亀頭の先端から何度も精液を吐き出しながら、興奮しきった声で告げ――パァンッ!と平手で強く尻肉を叩き…) [Thu 23 Dec 2010 02:12:00]
◆リダ > ふぁ……ああ……。( 全身が弛緩し朦朧とする意識の中、彼の上へと倒れたのだが、なんとなく倒れた場所がゴソゴソと動いた気がした。このまま意識は沈むものだと思っていた。 )………ふぉ……うぁ……。( 更には四つんばいにさせられていることもわからず、無意識に力ないまま尻を突き出すような格好になっていた。そして……。 )ひ、ひゃぁあああああッ!( 躊躇なく秘所の奥まで侵入してきた肉棒で、意識が覚めてまた嬌声を上げる。絶頂を迎えたばかりで敏感な身体は激しい腰の突き上げ一つ一つに全身を振るわせた。 )はうんッ!ひぐッ!ひッ!あああッ!ひゃ、あ、あ、あ、ああ、ああああっ! [Thu 23 Dec 2010 02:01:42]
◆アーリィ > (リダの言葉から、もしかしたら何かがあって、色々と溜まってたのだろうか?――めんどうな事に、そんな気してしまった…そうなると、流石に快楽が少し薄れて、手での刺激は感じるが、同時に絶頂とは行かなかった)…そ、そうだ…リダは変態牝奴隷だ…イケよ…牝奴隷らしくな…んぅっ!(何時ものプレイでの言葉だろうと思い――そのまま絶頂に導くと自分の顔を生暖かい液体を熱く汚す。それを目を瞑って受け止め、少し飲んだが気にしない事にし…体から力が抜けたリダのアナルから指を抜くと、秘所からも舌を離す)だが…先にイった淫乱奴隷には、もっと調教が必要だな。何も考えられないくらい…今日は調教してやるからな。(そう命令口調で告げると――リダの下から苦労して抜け出し、その体を四つんばいにさせると、自分の熱いままの肉棒を、愛液が溢れ続け淫らに蠢く膣口に押し当て…腰を一気に突き出すと、膣内を熱い肉棒で犯し始めた。正直、体が痛かったが――今は快楽が勝り、それに、このまま激しくするべきだと自分でも思えて…)くぅっ!この…淫乱奴隷の変態ま○こ…俺のガチガチち○こで…獣のように犯しぬいてやるっ! [Thu 23 Dec 2010 01:51:41]
◆リダ > ( 否定してくれた。これまでの自分の存在意義たるものを否定してくれた。それだけで嬉しかった。涙が一筋流れれば、もう後悔など何もない。ただ……快楽を貪るのみ。 )むほッ、おおおッ!ひゃ、い、いひいいッ!ひゃ、はああッ!も、もっとぉおおおおおおおッ!( 淫核を嬲る舌と直腸をこねくり回す指の律動にあわせて腰を振りながら、彼の肉棒を強く握り締めて動きに合わせてしごき上げる。口ではもう無理と踏み手コキへと移行した。最後の思考だったか、後に移行の記憶はない。 )リ、リダはぁ…へ、変態のぉ、アーリィの牝奴隷ですうううううッ!い、いひッ、イクぅうううううううううううッ!( ――…いいやぁ、もう奴隷でもなんでも…。そう宣言すると同時に噛まれた淫核の刺激に耐え切れず、身体は絶頂を迎える。全身は電撃に打たれたかのように痙攣し、昔の拷問のせいか癖となった尿の滴り画激しく噴出し、彼の顔を汚していく。そして身体は重力に任せてうつぶせに倒れていくだろうか。 ) [Thu 23 Dec 2010 01:40:58]
◆アーリィ > (皮から剥き出しにされた敏感な芽を舌で唾液塗れにするように転がし続け――同時に、ヒクヒクと蠢くアナルの入り口を解していた中指を根元までズブズブと一気に捻じ込み…直腸内で指を軽く曲げると、腸壁を指先や間接で引っ掻くように刺激し始める)…んっ…クリち○ぽと…ケツま○こを弄られて感じてる…淫乱変態女のリダ…が…忍?…んんっ!(淫らな声を出しながらも、何とか聞き来れた言葉に少し考え――今は快楽で少しでもそんな事は忘れさせようと、刺激しながら鼻で笑った…)…んっ…違うだろ?…只、女だ…(小さく呟くが、その言葉は聞えなかったかも知れない。淫核を舐める舌の動きを早め――同時に、直腸を刺激する指を二本に増やすと強く直腸内を抉り…)リダは…淫乱で…ど変態な…牝奴隷だ。ほら…奴隷らしく…クリち○こと、ケツま○こ…弄られて…物欲しそうな、淫乱お○んこから涎を垂らして…イっちまえっ!…何もかも忘れるくらいに…イクところを見せろ…っ…(そう興奮しきった大きな声で告げた瞬間、敏感な淫核をカリッと優しく白く並びの良い歯で何度も甘噛みし――直腸内を二本の指で掻き乱すよう強く指摘し、絶頂に導こうと…) [Thu 23 Dec 2010 01:27:50]
◆リダ > ( 彼の顔面の上で腰をくねらせるようにして淫核に刺激を与え続ければ、今度はその包皮が剥かれて直接的な激しい刺激に大きく顎を上げてしまう。 )ひうぁぁッ!そ、それぇええ!ク、クリチ○ポぉおお、もっと、いじめ……ひぎいいいいいいッ!( 甘い声で更なる刺激を要求していれば、突如尻穴へと侵入してくる指の感覚に一際高い嬌声を上げる。上げながらもその指の動きに合わせて腰を動かし始める。 )うほぉおおお、ケツ穴ぁもぉ、好きぃいいいッ!んほぉ、ほおおおッ!( 頭の中はもうすでにどピンク色。快感を貪るだけで思考能力などは不要。ただ、それがなくなる前にと、あえぎながらも声を絞る。 )ひゃ、ふぉんのぉおおおっ!、わ、わた…私、ただのメス豚、だよ、ねぇええええッ!し、忍び、なんてぇ…大層なもんじゃな、ひいいいいっ!…じゃなひ、よねぇ……ふごぉおおッ!( あえぎ続けながらも出した言葉は彼に通ったかわからないが、それを待つまでは絶頂を迎えられないと、歯を食いしばる。 ) [Thu 23 Dec 2010 01:17:15]
◆アーリィ > (激しく熱い肉棒への奉仕に、口腔内でピクピクと震え続ける度に、粘り気の強い透明な体液がトロトロと注がれ、若い牡の味をいっぱいに広げ続け――強くなる射精感に耐えながら、その奉仕を堪能し…)んっ…リダの淫乱お○んこ…バナナち○ぽで犯されて…ひくひく、喜んでるぞ…っ…んんっ!(卑猥な言葉を興奮しきった声で告げると、硬く尖った淫核を舌で転がすよう舐め――唾液塗れにすると、柔らかな唇で甘く挟み皮を剥くと、敏感な芽に舌先を押し付け振るわせるよう刺激し…)…んぅ…も、もっと…か…なら…ケツま○こもだ…(肉棒への刺激が弱まると、張りのある尻肉を掴んでいた手の中指を尻の割れ目に持って行き――その指先をアナルの入り口に押し当てると捏ねるよう刺激した…) [Thu 23 Dec 2010 01:04:30]
◆リダ > ( 彼の顔を跨いで秘所を見せ付けているのだから彼の視線が鋭く刺さるのは当然。それだけでも身体を熱くさせるのに、口には肉棒、秘所にはバナナと擬似的3Pを味わっているという状況に全身がブルっと震える。この程度ではイキたくはなかった。 )はぬっ、ふぅ、ふぐぅ……くちゅくちゅ、じゅぷじゅぷ…じゅるっ……んはぁ、ああッ!んふぅッ!す、すご…いひいいいいいッ!( 跨いで動かしているバナナを自ら乱暴に秘所を掻きまわしている上に、彼が舌先を淫核に伸ばしだす。プックリと膨れて大きくなっている淫核はそれに反応して男の肉棒のように硬直して大きくなっていく。 )ひゃぁひぃッ!、ク、クリチンポぉ…気持ち、いいのぉ!も、もっとぉ…!( 彼の舌先に自分の口がおざなりになるのを忘れて、身体を起こして彼の顔面の上へと覆いかぶさる。そしてバナナを抜いて、秘所を彼の顔にkしつけるようにして快感をむさぼるだろうか。 ) [Thu 23 Dec 2010 00:54:57]
◆アーリィ > 久々なんで…たっぷり頼むな…(自分の体液を舐め取る舌の動きに、もう一度、コクリと生唾を飲むと、わりと素直に頼んで、導かれるままベッドに横に成った。身体に自由が利かないのはもどかしかったが――贅沢は云えない…)俺は何時も素直に生きてるんだぜ…んっ…リダのお○んこをじっくり見るのって…久々だな…(互いの股間に顔を埋めるような体勢に成ると、目の前にある股間部分に熱い視線を送り…自由な右手で尻肉を掴むと興奮した吐息が拭きかかる距離まで近づけようとした。股間の肉棒は、これからの奉仕に期待するように、ピクンと大きく振るえ――入院生活の為、股間部分は濃厚な牡の香りが強かった…)俺も突っ込みたいが…流石に。だが、リダのお○んこ…これから、どう淫らに変化するのか…じっくり見る…うっ…(言葉が詰ったのは、肉棒に生暖かい舌の刺激を感じた為。その舌の動きや手の動きで、敏感に肉棒は震える度に、粘り気の強い濃厚な体液をトロトロと溢れさせる。目の前でバナナに犯される秘所に、興奮を高め――その愛液を味わおうと、片手で尻肉を強く掴み固定すると、尖らせた舌先で淫核を押し潰すように刺激し…) [Thu 23 Dec 2010 00:45:26]
◆リダ > アーリィ、オチ○ポ臭いわぁ……でも、この味がぁ……( そう言いながら先ほど同様に舌を限界まで伸ばし、亀頭を舐める。病院生活で不利に入れていないせいか、汗臭い臭いと味があまりに甘美に感じられる。 )……とっても美味しい。スグにハメたいけどぉ…乗ったら死んじゃうかも知れないからぁ…。( そう言って一度手を放してワンピースを脱いで全裸となる。下ももちろん履いておらず。 )これでぇ、我慢するわぁ……。( 先ほどとったバナナを片手に濡れぼそった股間に突きたてて一気に挿入する。 )ひゃはぁぁぁぁ……擬似チ○ポぉ……。( 空いた片手で再度彼の肉某へと手を伸ばし、先ほど舐めてついた唾を馴染ませるようにしごく。その動きと連動させるように股間のバナナのピストン運動を続ける。 ) [Thu 23 Dec 2010 00:40:03]
◆リダ > 責任?ウフフフ…いいわよぉ、いくらでも責任とってア・ゲ・ル。( 敏感な部分を責められ上ずった声を上げる彼に満足げな微笑を見せれば、手についた汚れに見せ付けるように舌を伸ばす。 )フフっ、アーリィいい男。素直が一番よ。( 半分冗談半分…な言葉を投げかければ自分もベッドへと上がり、彼の足元へと下半身をベッドから投げ出すようにしてうつぶせに横たわって股間へと顔を近づける。 ) [Thu 23 Dec 2010 00:33:23]
◆アーリィ > (こう云うプレイかっ!リダの表情と言葉に瞬時に理解。こんな時の為のイメージトレーニング――変な適応力は高かった…)なんだとぉ…おぅっ!(最初はちょっと抵抗する素振りを見せるが、唇を暖かい舌で舐められるだけで言葉が奪われた。勢い良く露にされた肉棒を隠そうにも、この体勢と怪我では出来ずに――裏筋を張りながら勢い良く反り返った肉棒を、素直な欲望への期待に、ピクピクと勢い良く震える…)あぁ、スケベなリダの姿に興奮して…こんなに大きくなったんだぜ?せ、責任は…うぅ…取ってくれよ…(敏感な亀頭部分を責められると、肉棒は更に勢いと熱さを増し――その大きく膨らんだ亀頭の先端から溢れる牡の体液が、ネットリとリダの手を熱く汚す)そ、それは…その口と、大きな胸で…気持ち良くして欲しい…(荒い呼吸交じりだが――立場は既に逆転された事を理解すると、小さくお願いし…その言葉に顔が赤くし視線を反らす。バナナに伸ばされた手には気が付かずに――それでも、刺激をつけるたびに溢れる体液は、濃厚で若い牡の香りを強めていった…) [Thu 23 Dec 2010 00:26:14]
◆リダ > ( 蕩けた表情のまま聞く彼の命令に抗う必要などまったくない。ただ、わずかな彼の表情の変化を見れば、方向転換しようと微笑を見せる。 )あらぁ、童貞卒業したてで動揺?お・子・ちゃ・ま。( 彼の唇を立へ舐め上げれば、スッと身体をまた離す。そして下半身へと手を伸ばしてけが人だというのもお構いなく、勢いよくズボンと下着を一度に脱がしていきり立つ彼自身を露出させる。 )…私のこんな姿でぇ、オチ○ポビクンビクンしてるのねぇ……スケベっ。ウフフ…。( 右手を伸ばして亀頭を掌で包み、こねくり回すように弄ぶ。そしてニタニタと微笑むように彼の顔へと向き直る。 )アーリィ、オチ○ポどうしてほしいんだっけぇ?こうだったかしらぁ?( クスクス笑いながら掌の中で転がしたり、皮の剥けた亀頭をつまんだりしながら彼の反応を待つ。立場は逆転しているのだと見せ付けるかのように。 )どうしてほしいか言ってみなさい、お姉さんに。フフフッ。( そう微笑みながら、もう片手は果物の入った籠のバナナへと手を伸ばす。 ) [Thu 23 Dec 2010 00:16:43]
◆アーリィ > (まさかの展開に、落としそうになったリンゴの芯を取られて、その芯を舐める姿に背筋をゾクリと欲望が駆け上がるのが分かった。小さく身を振るわせ――欲望の火が灯った熱い視線を、その大きすぎる胸元に注ぎ続け…)そうだったな…確かに、今更だ…(肯定するように椅子に座り自らの胸を揉み、甘い声を出すリダに笑みを返すと、下半身に更に熱が集るのを感じる)そんなに良いのか?自分のテカ過ぎる胸を揉むのが?…相変わらずの変態だな、リダは…(手は出せないが口は出せる。辱める言葉を口にすれば興奮するリダの性癖も知っていたので、意地悪く告げると、その母乳が溢れ出した乳首を味わい身を震わせる姿にも興奮を高められた)…自分のおっぱいを味わって…スケベな顔になってるぜ。次の命令が欲しいのか?淫乱奴隷のリダは?(胸元から手を離すだけで大きく揺れ動く乳房の動きに、生唾を飲み込むと、ベッドの縁に座り自分の足を大きく広げて見える)なら、命令してやるよ。俺のチ○ポを出して、奉仕しろ。気持ち良かったら、褒美もやるからな。(卑猥な言葉を使って告げると、軽く腰を突き出し、早くしろと動きでも伝えようとした) [Thu 23 Dec 2010 00:02:09]
◆リダ > ( 彼の驚きの反応に対して、こちらは至って冷静。肌蹴た胸を刷り上げるように迫り、彼が食べ残したリンゴの芯を彼の手から拾い上げる。その芯を彼の目の前で舌を伸ばして淫らに舐め上げてみせる。まるで彼の股間にいきり立ったものを舐め上げるように。 )フフフ……何今更照れているの?もう、ハメたハメられた仲でしょ?( 淫蕩な笑みを浮かべながら、今度は彼の頬を一舐めすれば身を放してイスへと戻る。 )( 座りなおしたところで彼からの命令。上唇を舐めれば両手を胸の下へと伸ばす。先ほどの舌なめずりが肯定の意を示すもの。 )んっ、んっ……はぁ、気持ちいい……んはぁ…。( 自分の胸を持ち上げるように揉みしだけばすぐに甘い声が漏れる。久々だったというのもあり、身体に火がつくのは早かった。 )んふぅ…はぁ……イイモノ、見せてあげる…。( 両胸を上げて乳首を顔の前まで持ってくれば、その先端を自分の口で吸い上げる。初めて口に入る自分の母乳にまた頭がとろけそうになる。 )ぷはぁ……オッパイ、美味しい…。( 口を離した胸は重力に惹かれてもとの位置に戻り、ブルンと揺れる。そして淫蕩な笑みを見せながら、彼へと乗り出すように顔を突き出す。 )ねぇ〜、今度はぁ? [Wed 22 Dec 2010 23:51:30]
◆アーリィ > そっか…(リンゴを齧りながら聞えた言葉と表情――それでも直ぐに調子を取り戻すと、深くは聞かない事にした…リダにも色々な事があったのだろう。自分から告げない限り、それに触れるのはマナー違反だと思う――だから、小さく一言だけ呟き…)学がないとか言われると、反論のしようがないだろうが…まったく…(自覚があるだけに、いたく傷つき、速攻で復活。リンゴを食べ終わると、芯は如何したものかと思案していたが、拳を振るわせるリダの姿が目に飛び込んできた。てっきり突っ込みと思ったが、予想外の答えに、目を白黒させてリダの顔を見つめる)下着から順にみるのがマナーかなと…いや、そうじゃなくて…えっと…(ボケにたいする返しが予想の斜め上を行かれると、咄嗟の反応に困る。それでも露になった乳房には、正直に熱い視線を送って――病院着の股間の辺りも大きく膨らませた…)(禁欲生活、長かったのしね)見たいし、揉み扱いて無茶苦茶にしたいぜ。でも、この手じゃなぁ…そうだ、リダ。俺の変わりに揉めよ…荒々しくさ。(かなりの調子の良い命令。まぁ、実際に押し倒そうにも自分には出来ないので、正直に欲望を口にしてみる) [Wed 22 Dec 2010 23:34:26]
◆リダ > ………下着ぐらいでいいの?( 震えていたのはみせるという用意がしていたから、下着でいいと言われて来た!という武者震いのようなもの。今の自分にとっては、無茶ではなかった。 )その大きいオッパイが見たいんじゃないの?いいわよ?( そう言えば、あっさりとエプロンを外しワンピースのボタンを外して開けば、確かにメロンなど比べ物にならない大き目の乳輪の胸が姿を現す。さらしもブラもつけていなかったのだ。 ) [Wed 22 Dec 2010 23:28:38]
◆リダ > 心は砕ける、か………知ってるわよ、そんなこと。( 刹那、表情にかげりが出てしまうがそれを気づかせないようにいつもの調子にすぐさま戻す。自分も経験したのだから、その言葉はよく知っている。おまけについ最近なのだから。 )さぁ?アンタに学がないだけじゃない?( これまた気に留めない軽い言葉。しかも心は砕けるという言葉をさらりと流すかのように。 )( そしてメロンを一度籠へと戻していれば、彼からの無茶な要求が飛んでくる。拳はワナワナと震えだす。 )アーリィ…アンタねぇ… [Wed 22 Dec 2010 23:23:27]
◆アーリィ > 覚えとけよ。心は硝子なんだって…良く砕けるんだぜ?(軽い皮肉の一刺しも何時もの事。笑いながら告げるが、何度砕けても直ぐ復活するので繊細とは言わない)だっけ?ほら、俺のところも広いからな。きっと地域が違うんだぜ。(自分の無知さを産まれた土地の広さの所為にして、リンゴをかじり味わっていると、次に出されたメロン。はい、この貧乏騎士は滅多な事がない限り口に出来ません。目の前をメロンを見ながら、食べたの何時ぶりだとか思って――悲しく成るのでやめた…)そいつは、ありがたいぜ。ならサービスついでに、スカート捲って下着を見せてください、プリーズ。(今日は機嫌が良さそうなので調子に乗って言いやがるが――メロンと胸を比べろと聞けば、真剣に、じっくり熱い視線をリダの胸元に送り続け…手の中で回るメロンの動きには迷わされないぞっ!)リダの胸のほうが大きいんじゃね?やっぱ、それに二つあるしなっ!(どきっぱり。数って大事だよね) [Wed 22 Dec 2010 23:16:15]
◆リダ > (訂正 ヴェイトスから→ヴェイトスに) [Wed 22 Dec 2010 23:10:53]
◆リダ > 後者は知らないけど、脳筋だっていうのはよ〜く知ってるわよ。だから無事だったって思ってるし。( 彼の心を読み取るまでもなく、小さな皮肉をチクリと刺してみる。まぁこういう会話が彼との常であるから、気にも留めない軽い言葉。 )あら、これってトキノミヤコの言葉じゃないわよ?アーリィのとこの方の言葉じゃないの?ヴェイトスから来て聞いたけど?( 彼へリンゴのパスが通れば、今度は果物ナイフを置いてメロンを籠から取り出して彼の前へと出してみる。 )ほぉら、メロンよぉ。アーリィみたいな貧乏騎士サマには手の出せない高価な品でしょ〜?今夜はサービスよぉ。( ニコニコしながらそれを自分の下へと引き戻せば、胸の前でそれを抱える。 )ふふ〜ん。私の胸とどっちが大きいでしょうか?…なんてね。( 視線を感じる胸をまたネタにするかのような冗談を告げながら、手の中でそのメロンをクルクルと回してみせる。到って表情は微笑んで。 ) [Wed 22 Dec 2010 23:07:42]
◆アーリィ > 俺は基本的に体は頑丈な方さ。心は硝子で繊細だなんだがな。(自分で言う辺り嘘くさいが、調子の良い笑顔で告げるが案外に本気。だから優しくすると調子に乗るよ、とダメさもアピール)リンゴ、万能薬だな、おい。でも、ありがとうな…って、器用な剥き方だ。(一瞬、果物ナイフで自分の皮が剥かれる心配もしたが、皮が向かれたリングを不器用に利き手で受け取ると、口元に運び、シャクリと一口、かじって味わう)慣れるのもなのか?…俺には分からないが…取り合えず、ゴチッ!(それはリンゴに対してなのか?それとも大きく揺らされた胸に対してなのか――まぁ、後者だけどね。それは何よりも熱い視線が物語っていた…) [Wed 22 Dec 2010 22:57:51]
◆リダ > あらそう?ならいいんだけど。( そう言いつつも瞬間的に見せた苦痛に歪んだ顔は、見ていないことにしようと。ホント、困った男…。 )リンゴでも剥いてあげるわね。リンゴ一つで医者要らずって言うし。( 変わらぬ笑顔のまま籠の中のリンゴに手を伸ばして、一緒に入っていた果物ナイフを使って、スルスルと皮を剥いていく。そして丸裸のリンゴをそのままポンと彼の利く右手へとやわらかく投げて渡す。 )ええ、変わってないわよ。というか、もう慣れたわ、胸の重みも。( そう言って自分の胸を持ち上げるようにユサユサと揺らすだろうか。自分でも自発的にこんなことできるなどと、数日前の自分では想像すらできなかっただろう。 ) [Wed 22 Dec 2010 22:50:40]
◆アーリィ > (此処は無理するところ。変な意地だが止められても上半身を起こして、椅子に座ったリダと向かい合うように腰を下ろし――つっこみに身構えるが、来なかったので、肩透かしを食らった気分…)無理じゃないぜ。これくらいは出来る。てか、背中も怪我してるし、寝てても痛いんだ。(肋骨にひびが入ってるので、座る時に痛み顔を顰めたが、直ぐに笑顔に戻ると、お見舞いの品に視線を向けた。うん、怪我を治すのに栄養は大事だよね)ありがとうな。そっか…変化なしで…その胸のせいで万年肩こりと…(軽く頭を下げた後、どうしても突っ込みが欲しくなって、更にボケてみたが――うん、そろそろやめる…マジつっこみで死ねるから) [Wed 22 Dec 2010 22:42:08]
◆リダ > ( こちらに反応した彼は、上半身を起こそうとするのだが、気を遣うなと言わんばかりにそれを止めようとする。 )ああっ、もう無理しないの。そのままでいいんだから……って言ってもやっちゃったか。( 結局起き上がった彼を見れば、小さく溜息を吐いてやれやれと手をヒラヒラと振る。まぁそれが彼か、と思えば仕方ないと黙認する。 )ええ、一応ね。ほら、お見舞いよ。( リンゴにバナナ、更にはメロンの入った籠をベッドサイドのテーブルの上に置いて、自分はイスを引っ張ってベッドの横へと座る。そんな中胸のことを問われれば、彼の予想に反する行動をとるだろうか。 )ええ、いつもと変わらないわ。( そう言って彼へ向けて微笑む。 ) [Wed 22 Dec 2010 22:33:37]
◆アーリィ > (上半身に比べて下半身に傷が少ないのは――まぁ、自分らしいかと思う。これで大事なところが使用不可になってたら、人生おわたっ!だった…そんな馬鹿なことを考えていると、ノックもなしに扉が開いて来客到来)応!リダか…これが元気だったりするんだぜ?(怪我の事は今更だから、来客に顔を向けると笑顔で、どきっぱり挨拶を返して――よっこらしょとベッドの上で上半身を起こすと、縁に腰を掛けて…)で、リダは元気だったか?胸は変わらずみたいだがな。(何時もの視線をその胸元に注ぎ――でも、つっこみは軽めなのを希望!…) [Wed 22 Dec 2010 22:26:29]
◆リダ > ( 豪雨の中傘をさしてまで来た中央病院に来た清掃婦。とある目的があって来たのか病院の中をスイスイと進んでいく。その足取りはとても軽く。 )ふ〜ふふ〜んふ〜ん、ふふふ〜ん。確かこっちだったわねぇ。( 通路の角を曲がり右手にあった病室。目当ての人間の名前を見つければノックなしにドアを開け放つ。それをやっても問題のない相手だと知っていたため。 )はぁ〜い、元気そうね。( ベッドの上で包帯に巻かれて横たわっている彼へ、『元気』などという場違いな言葉を笑顔で投げかける。籠を持っていない右手で軽く手を振りながら。 ) [Wed 22 Dec 2010 22:21:58]
お知らせ > リダさんが入室されました。 『( 見舞い用の果物の入った籠を片手に。 )』 [Wed 22 Dec 2010 22:15:55]
◆アーリィ > (色々な事が、終ったり、終らなかったり――只、自分の未熟さだけは身に染みた…)…迷惑を掛けすぎか?でも、まぁ…最初から何でも出来る方がおかしいよな。(言い訳だと思うが、少しぐらい自分を慰めても良いじゃないかと思うんだ。怪我人だし。ベッドに横になっていたが、染みが気になったので上半身を起こして――片手とか、腹筋が使えないと起き上がるのも一苦労…でも、背中も痛いしね。背中の傷って厄介だと実感したり、まぁ、傷跡は残りそうだが、それは男の勲章) [Wed 22 Dec 2010 22:14:38]
◆アーリィ > (中央病院内にある温かな一室。一応は個室なのだが――なんか、壁に板打ち付けられてたり、天上に染みがあったり…)(見覚えのある部屋だな、おいっ!)…自業自得ってヤツなんだな…(病院服の下は包帯まみれ。左腕は添え木で固定されて、包帯でグルグル二倍近く膨らんでいる気がする。結局、この数日は高熱にうなされたりもしたが、今は薬で落ち着いている。まぁ、後遺症が残らなそうなので一安心――別に残っても問題なかったが、そこは運が良かった…) [Wed 22 Dec 2010 22:02:55]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『(やっぱり無理しすぎた…)』 [Wed 22 Dec 2010 22:02:30]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 何もしないでいる、というのは苦手だ 』 [Tue 21 Dec 2010 21:57:18]
◆アイリ > ( そういえばスキュレイン将軍の件は、あの時一騎打ちを名乗り出たグングスニクだかの騎士の功績になったようだ。 実質既に放っておいても死ぬような状態だったが、特にそこには興味はないし、いちいち横から口を挟む程見苦しい真似をする気も無い。 他人の感傷に付き合う暇も。 ) ( 暖かい部屋から出て少し歩くと途端に打撲した脛がじんじん痛みだす。 病院を抜け出して歩き回る元気はとてもじゃないが無さそうだ。 この退屈、持て余しそうだ。 ) [Tue 21 Dec 2010 21:55:04]
◆アイリ > ( 鼠獣人との戦いの時に急造した軽装鎧があった筈だ。 森に分け入って長時間徒歩で移動する為に軽装化して夜間迷彩を施した代物で、戦死者達の鎧からパーツを幾らか借りている。 急場凌ぎの代物だったが、あれにもう少し手を加えればセカンドアーマーとして十分に使えるだろう。 今から私の体型用に新しい鎧をオーダーしている暇はない。 ) ( 以前から漠然とはあったが―――武器も1つ考えどころだ。 対人戦なら今まで通りで問題ない。 然しドラゴンや今回―――スキュレインの様な巨大な敵を相手にした時、人間を効率よく殺す為に作られた武器では威力不足なのだ。 怪物には怪物用の、もっとその為に作られた武器が必要だ。 破壊力とリーチに特化したような物が。 この戦争中にそれを用意するのは間に合わないかもしれないが、視野には入れておこう。 ) [Tue 21 Dec 2010 21:49:01]
◆アイリ > ( ――――あまりあれもこれも自分でやろうとするなと諌められた。 紅鱗騎士団は優秀な騎士の集まりだと十分に誇れるものだし、トリス・クラクハインドやオリヴィア・トレボーニウスも居る。 少し人脈を広げれば、アレッサンドラ・クレメンテやジャスティス・ブラウニーと連絡を取る事も出来るだろう。 豪天寺艶子は大部屋に入院しているんだったか―――暇があるなら顔を出してみるのも良い。 久しく会って居なかったし、吸血鬼騒ぎで大変だったとも聞いている。 ) ( 籠っていても仕方が無いか。 少しくらいなら廊下に出て歩いても良いだろう。 入院服にカーディガンを羽織り、ストールを巻き、そっと扉を開けて廊下に出た。 息が白くなる程寒い。 ) [Tue 21 Dec 2010 21:29:44]
◆アイリ > ( 暖炉に火の燈った個室の中、広いベッドの上を持て余して窓辺に立つ。 横になっていると全くいつも通り働けそうな気になってしまうが、少し動きまわるとやはりあちこちの切り傷や痛めた筋が痛むものだ。 あまり動きまわらない範囲で出来る事はないかと来る人来る人にその都度聞いてみたが、皆が口を揃えて休めと云う。 その後の戦況や騎士団内の動向が気になるが、留守を任せている騎士団監督からの報告以外は耳に入ってこない。 病院も襲撃後の処理で忙しげで、あまり多くの事は頼めそうになかった。 ) [Tue 21 Dec 2010 21:22:51]
◆アイリ > ( 先の戦闘後、大事を取って入院を勧められた。 そう長く居座る心算も無い。 直接的な戦闘での怪我は小さな擦り傷、切り傷、打撲程度で2週間もすれば完治するものばかりだ。 敵兵の最後の自爆で受けた衝撃でその手のダメージは思いのほか増えてしまったが、幸い耐熱効果に優れた防具のお陰で火傷は無い。 騎士としての転機となった紅龍の鱗鎧だが―――大きな戦いの度にその耐熱性能に救われている気がする。 面当てや細かい関節部分の破損が多く、修復の為に暫く預けなければならないが―――まぁ、予備はある。 あまりあの鎧の性能にばかり頼っていてはいけないだろう。 ) [Tue 21 Dec 2010 21:17:34]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 個室病棟 』 [Tue 21 Dec 2010 21:10:28]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『ちょっといてぇな・・・(傷口がふさがるまでは安静に──したいところだが・・・)』 [Mon 20 Dec 2010 23:24:31]
◆ブロウン > (流れ出た血をふき取り、肩から腰へとたすきがけに包帯を巻くのは翼があるせい。翼の皮膜も数箇所穴は開いたものの、それは自然にふさがるものだと知っているので今回はここまでの治療で終わらせた。)ありがとよ(両手を右足にも包帯をつけてもらえばようやっと開放されたと内心ほっとする。自分で治療を受けに着たにもかかわらず──ふらふらと歩きつつロビーの方へとやってきて椅子へと座って一息つこう。こんな時間でもにぎやかな院内ではあるが豪雨の中にでるよりは寒くもないし落ち着けるというものだ。 [Mon 20 Dec 2010 23:20:22]
◆ブロウン > (ちょっと奥へと移動して、違う医師が担当するといわれて少し不安になったが赤とか青じゃなくほっとした。)ぐ・・・痛って!!(歯を食いしばり、痛みの残る手を強く握り、消毒薬とピンセットの入ってくる感覚にめまいを起こしそうになりながらも一つ一つ丁寧に抜いてもらう。竜の血が濃いせいか麻酔が効きにくく、それでもやってくれと自分から言った結果だ。体の中に金属が入ってくる感覚はなんとも形容しがたいものだった──)くふぅ・・・っ!!(「はい、お疲れ様」と医師の声。息も絶え絶え、数十分かけて金属片は全て除去されることとなった) [Mon 20 Dec 2010 23:11:16]
◆ブロウン > (通された診察室はいたって普通の診察室だ。清潔感のある白で覆われた部屋、人間の医師が座る。)ちょっと傷が痛んでな(大型の患者用だろうか、自分が座っても大丈夫な椅子がおいてあった。そこへとこしかけ、いろいろ問診を受けることとなる。手や足の傷は深いものの、竜人の回復力ならすぐに直るだろうとの事。背中の傷を見てもらえば鱗が剥げ落ちていたり傷口に金属片が残っているものなどいろいろだ。自分では取り出せないばしょにある金属片をその場で抜いてもらうこととなった) [Mon 20 Dec 2010 23:05:22]
◆ブロウン > (そういやホンフー大丈夫かな・・・)(図書館襲撃の際、大きなダメージを負った虎人。病院へと担いできたが、そのときは意識は戻らずおそらく入院でもしているだろう。はいつくばって逃げていたくらいだから、体中に傷を負っていたと思う。医者じゃない自分では容態がどの程度なのかは判断できないのが口惜しい。そんなことを思いつつ、受付へとやってくれば予約していたかいあって、すんなり診察室へと通ることが出来た。)(あの看護婦だけは勘弁してほしいな・・・)(数週間前、メア島より帰還した時の事。翼を折られその治療へとやってきた際に、全体的に赤い色と青い色した看護婦に無理やり折れた骨を矯正された。あれは痛かった──) [Mon 20 Dec 2010 22:49:07]
◆ブロウン > (先日の図書館襲撃の傷及び海岸での傷を治療するため、病院へとやってきた竜人。背中には無数の刺し傷。両手と右足にも数箇所の刺し傷があった。図書館襲撃の後病院へとやってきたのだが、患者が多すぎて自分の番に回ってくるまで相当な時間がかかるという。で、予約してこの時間にきたというところ。唾でもつけておけば直るかとおもったが、案外いたいもので。豪雨の中、ゆっくりと病院へやってきたわけだ。)おっと、相変わらず混んでるな(この戦争で負傷者が続出している今、病院の中はけが人だらけだ。ふぅ、とため息をつきつつ受付へと向かおう) [Mon 20 Dec 2010 22:44:16]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『傷に響くぜ・・・まったく・・・(ロビーでつぶやく)』 [Mon 20 Dec 2010 22:33:40]
お知らせ > 0076さんが帰りました。 『 任務完了 』 [Sun 19 Dec 2010 21:09:31]
◆0076 > (記憶に間違いはなかった。 床に設置してある鉄板のすぐ傍に、地下倉庫に通じる大穴が空いていた。 そこまで来たら、後は簡単だ。 手押し車ごと、女を床下の倉庫へと放り込む)……………………。(大きな物音が響き渡る。 バタバタと人が集まってくる足音も聞こえてきた。 長居は無用だ。 素早くその場を後にして、洗濯室へと戻り、使用済みの看護服からスーツへと着替える)………。(打撲痕は残りづらい武器を使った。 あったとしても転落時の傷と見分けはつくまい。 ナイフは襲撃時に誰かが残した物品と思われるだろうし、少なくとも死んだ看護婦に刃傷は無いのだ。 ――今夜、この病院で「事件」は起きなかった。 鉄板を避けようとしたかぶつかったか、洗濯物満載のワゴンのせいで前方不注意となったせいかもしれないが、看護婦の不幸な転落事故が起きた。 それだけの話だ) [Sun 19 Dec 2010 21:09:14]
◆0076 > 訂正:(ついでに銃もいれ→ついでにナイフもいれ) [Sun 19 Dec 2010 21:02:22]
◆0076 > (撲殺した女の身体を素早く改め、懐に収められていたナイフを引き抜く。 暗殺の成功率は接近すればするほど上昇するから、恐らくはそれを狙ったのだろう。 女の看護婦なら、女性患者に接近することに違和感は無い。 鍵穴から廊下を覗き、人がいないことを確認してからドアを開けた。 彼女の身体を籠に放りこみ、ついでに銃も入れ、洗濯物で隠匿する。 此処からは時間の勝負だ。 速やかに行動しなければならない。 焦らず、慌てず、落ち着いて、しかし適切に動くのだ)…………………。(目的地は、先日の襲撃の現場となった箇所だ。 記憶に間違いがなければ、ウォータリアン軍の爆発物によって、床に大穴が開いた箇所があった筈だが) [Sun 19 Dec 2010 21:01:55]
◆0076 > (そうして尾行しながら、着替えの際に左手首へ巻きつけておいた布を解く。 末端には硬貨が21枚入った袋がついている為、より正しくは小銭入れと呼ぶべきものなのだろうが、それを右手に握り、適当な長さになるよう余った部分を手に巻き付ける。 あとはタイミングの問題だ。 彼女が薬品保管庫へと入る。 ワゴンを近くで一度止めた。 そして彼女の後に続いて保管庫へと潜り込み、後ろ手にドアを閉めた。 背後の気配に看護婦が振り返ろうとした瞬間、思い切り右手を振るう)……………ッ!(鈍い音がして、頭部を強打された女が崩れ落ちる。 ―――――ブラックジャックだ) [Sun 19 Dec 2010 20:53:45]
◆0076 > (手押し車を押して、そっと廊下に出る。 標的を探さなければならないのだが、やはり流石に警備が厳しい。 騎士も多い。 そして当然、医療関係者もだ。 適当な方法では殺人と発覚してしまうだろうが、証拠が無ければ何であれ「事故」に過ぎない)…………………。(ほどなくして前方から歩いてきた、褐色の肌の看護婦とすれ違った。 横目で名札を確認したが、提供された情報通り。 間違いないだろう。 一度廊下の曲がり角まで行ってから向きを変え、彼女の尾行を開始する。 別に長距離を移動する気はない。 人に見られないような場所までで良いのだ) [Sun 19 Dec 2010 20:44:26]
◆0076 > (まず目指すのは、病院内の洗濯室だ。 幾ら人が多く、見舞い客も大勢いるとはいえ、スーツ姿で動きまわって目立つのは避けたい。 今夜、この病院では「何も事件は発生しない」のだから、不審人物もいてはいけない。 程なくして到着した洗濯室に滑りこみ、手早く使用済みの――つまり洗濯されていない、汚れたままの医療服に着替え、服の下に幾つかの装備を仕込む。 スーツは丁寧にたたんで、目立たないように隅のほうに置いた。 それから洗濯物運搬用に大きなカゴのついた手押し車を拝借し、その中に使用済みのシーツを詰め込む。 あまり多すぎてもいけないが、ある程度の量は欲しいところだ) [Sun 19 Dec 2010 20:35:18]
◆0076 > (昨夜から今朝未明にかけての戦闘で、紅鱗騎士団長アイリーン・アルベントが負傷、入院した。 これを受けて、彼女を暗殺するべくアングリマーラ過激派がアサシンを送り込んだとの情報が、協力者よりV3に齎された。 アングリマーラから往復するのに馬を全力で走らせて半日かかるという事を考えると、かなり迅速な対応であり、それだけ彼女が他国にとって注目されている事の証拠だろう。 騎士団のプロパガンダは成功しつつあるようだ。 無論、ミス・アイリーンは要人である為に警備も厳しく、我々が介入せずとも暗殺は失敗に終わるだろう事が予測される。 だが、協力者はこの件が公になる事を望んでいない。 そしてそれは我々も同様である。 よって、このアサシンには適切な処理を施さねばならない。 アサシンは既に病院に浸透しているものと思われる。 速やかに抹殺指令を遂行せよ)…………………。(復号用の棒に巻き付けられた細長い暗号文の内容を、詳細な指示も含めて頭に叩き込むと、其れを細かく破って口に含む。 水溶性のインクと紙を使ったそれが瞬く間に溶解するのを確認し、飲み込み、エージェント0076は行動を開始した) [Sun 19 Dec 2010 20:29:12]
◆0076 > (刻限通り。 懐中時計の蓋を閉じて、中央病院の中へと足を踏み入れる。 ウォータリアン軍による襲撃以後も、問題なく病院は活動を続けており、ロビーにも人が多い。 医者や看護婦が慌ただしく動き回っている。 その間を縫って歩き、0076はロビーに設置してあるソファへと腰を降ろした。 ぎしりと軋む。 そしてソファの下に落ちていた時間つぶし用の雑誌を拾い上げ、広げる。 連載されている小説で、凄腕の殺し屋である主人公が背後の人物を反射的に殴りかかる場面にさしかかり、僅かに笑った彼は、そのページに挟まれていた細長い紙を抜き取った)……………。(スーツの内側からペンを取り出し、細かく文字の記された紙を巻き付ける。 V3で現在用いられている幾つかの暗号文の一つだ) [Sun 19 Dec 2010 20:24:09]
お知らせ > 0076さんが入室されました。 『 12/19 20:17 ヴェイトス中央病院ロビー 』 [Sun 19 Dec 2010 20:17:21]
お知らせ > アーリィさんが退室されました。 『…静かにだったら、馬で来るんじゃなかったか?(なんて、呟きを零しても後の祭り)』 [Thu 9 Dec 2010 22:42:04]
◆アーリィ > (暫く病院を眺めた後、一番外の瓦礫の撤収を追えた頃合を身計り、撤収準備を告げるべく襲撃後に戻って――なら、手伝えと嫌味を言われたのは、華麗にスルー…)給料貰ってるんだろ?だったら働け、働け…俺は貰っている以上に働いてるのさ。(勝ち誇る意味が分からないが、別の騎士に病院側の人間にも撤収する意向を告げる伝令を頼み、自分はさっさと、愛馬を歩ませ――何かを思い出すと、顔を他の騎士達に向けた…)あっ!ここ病院だから静かにな…患者優先だぜ。(今更だろうと言う視線は、背中に痛かったが、それだってスルーしてみせる)(俺の評価、大体スケベは伊達じゃないっ!)(関係ないし、間違ってないけどな)(なんてことしてる間に、撤収準備が完了し、ギルド地区にある自分達の騎士団駐屯場所に、蹄鉄を響かせ帰っていった) [Thu 9 Dec 2010 22:41:12]
◆アーリィ > (正門前で愛馬の歩みを止めると、闇夜に浮かぶ病院を見上げて――本当に原型を留めてくれて良かったと感じた…)(正門の様な有様は御免だ)(まぁ、完全に正常とはお世辞にも言えない現実もあるが、そこには個人的に目を瞑った)…まぁ、これからも、世話に成るだろうしな…(出来れば避けたい現実だが、職上柄、無理な話――大怪我でも何でも、生きてる方が良いに決ってる…墓の世話には成りたくない。誰だってそうだろうが――まぁ、それはそれとしてもの話…)…あんまり、遅い時間に片付けってのも、患者に悪いよな。そろそろ、俺たちも引き上げを考えるか?(ぼんやりと病院を眺めていたが、久しぶりに見た満天の星空に時間帯を思い出し、一気には無理だろうと外周部分の大きな瓦礫の排除を終えれば、自分達は引き上げタイミングを計り始めた。やりすぎても問題だが、しないのも問題)(さじ加減が難しい) [Thu 9 Dec 2010 22:28:12]
◆アーリィ > (先の事なんて、分かるはずも無いが――正直に言えば、今の将軍とは会いたくない…だって、絶対にカンカン。半径100メートル以内は、ご遠慮コースの、今一番この世でおっかないと思う女性のトップにランキング中)…ても、戦場で会ったら、戦うしかないんだろうがな…(その時も、なるべくは一人は御免被りたい)(確実に死ねるっ!)…まぁ、それは今は置いておこう…(今は物資を持って来たついでに、病院の周辺警護。知り合いもいるかも知れないし――自分が壊した壁も、語和算で良いと願いたい。その時の入院の費用は、自分が出来る範囲で多めにしたし…)っと、周囲を見て回るかね…(体を止めていると、冬の寒さが身に染みる。愛馬と共に、撤去作業中の篝火が炊かれた一番外の外壁部を離れ、道に出ると、病院の正面玄関付近にゆっくりと進み始めた――暇になったのも事実なのだが、名目は警備…) [Thu 9 Dec 2010 22:15:08]
◆アーリィ > (この緊急事態、一応は別の騎士達には周囲を警戒させ、自分も鎧姿。もっとも右腕の装甲はなくなっていたが――修理なんて直ぐには無理な話し。変えの鎧を買う金も無く…騎兵槍は騎士団を通して一応は発注済み)…まぁ、この寒空の下で作業とか、大変だわな。(人事にしているが、怨むなら上を怨んでくれと――自分だって、これまでに各種の必要書類と戦ったりもしたので、今ぐらいは、のんびりさせろと思うのも人情。実際に戦闘があった跡を確認したかったと言う本音もあるが、見た感想は、凄まじいの一言だった。それ以上は自分の頭が付いていかない)…さって、これでどうなるのかね…(寒さ避けの外套が冷たい夜風に煽られると、大きく身震いし星空を眺めた。このまま一度、街から撤退するのか――それとも…まぁ、自分が考えたところで答えは出ない。警戒態勢のまま、ギルド地区に張り付く心算ではいるのだが――その前に、こなさなければ成らない仕事も山積みな現実…) [Thu 9 Dec 2010 22:05:58]
◆アーリィ > (謎の容器の正体が食料と分かった理由は、ぶっちゃけると自分のミス。愛馬に跨って帰っている時、手に持っていた容器をうっかり落として、踏み潰し――その時は、下着の中にでっかいのを産み落としそうにほど、ビビった…)(ちょっとお水は洩らしたけど、ちゃんと着替えたんだからねっ!)(その後、駐屯地に帰って鉄釘と小型ハンマーで別の中身を空けて確認し、食料と理解――案外に美味しかった…)(その医薬品や、食料、衣服類は病院に馬車ごと寄進――まぁ、馬車も敵のを、そのまま使用しているのだが…すると、戦闘の為、焼け崩れ、もしくは爆破された一角の瓦礫の撤去などの肉体労働――は、連れてきた別の騎士にたちに任せて、自分は愛馬の上で、ぼんやり。この集団の責任者って立場なので、監督も仕事――と、逃げたのだが、これは楽で良い…)ほら、そこ…きりきり働けよ。(何気に気分も良い気がするが――周囲の目もあるので、厳しくすると最初に伝えてあるので、見事な出来レースっぷり…) [Thu 9 Dec 2010 21:54:28]
◆アーリィ > (自分の騎士団で新しく決った役目 代表:一応、自分 部下:逐次要請)(どんな道化だ、と思う)(って事は、結局、自分だけって話で――こうなった理由は大きく3つ…)(1つ、敵将の姿を、直に知っている)(2つ、敵軍兵士との戦闘経験がある)(3つ、鹵獲した薬品や食料を病院に寄付しようと進言した)(まぁ、それだけでは無いが――実際の所、自分が所属している騎士団も疲弊している現実も影響しているのだろう…)(それは、それで理解できるとしても)…めんどくせぇ…(愚痴の一つも零したくなるのが人間――そもそも肉体、精神的疲労も蓄積されているわけで…)(そんな状況でも、勤めは勤め――2台の幌つき荷馬車に乗せた、医薬品、金属製の小さな容器に入れられた食料品、カモフラージュ用に積まれていた衣服などを病院側に寄付する為にやって来ていた…)(懐の痛まない人気取りじゃ――なんて、うがった見方を自分の騎士団にするのは、隠してだが…) [Thu 9 Dec 2010 21:44:57]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『( 対スキュレイン軍特殊部隊 )』 [Thu 9 Dec 2010 21:44:18]
お知らせ > リダさんが退室されました。 『( 動けるようになれば、人知れず彼女の亡骸を混乱に乗じて運んでいくだろうか…。 )』 [Thu 9 Dec 2010 02:24:39]
お知らせ > ブレイブさんが退室されました。 『( ゴメン ) ―――― ( 何も言えない。俺はただ、動く事しか出来なかった。 )』 [Thu 9 Dec 2010 02:23:18]
◆ブレイブ > ( 人が死んだ―――いや、もう沢山死んでる。こいつらは人じゃない。ウォータリアン。攻め込んで来ている連中だ。そしてこれは戦争だ。何をあまりに今更な。 ) ―――― ( 泣きわめく彼女の姿。物言わぬ骸を抱きながら、赤とは違う返り血に汚れていく。なんだろう。喉元から何かがせり上がってくるような違和感。気持ち悪いんだ。とても―――― ) ( ――――逃走した連中を追跡した者の報告により、ウォータリアンの連中は水路を利用して追手を振り切った模様である。その川のルートは一本道に流れていて、それを追う様に辿っていけば、それはスラムの方まで続いていたという―――― ) [Thu 9 Dec 2010 02:22:41]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( 意識が戻った後は自宅での養生を選択することになる )』 [Thu 9 Dec 2010 02:09:38]
◆リダ > ( 手から自然と鉄扇が零れ落ち地面にガシャンと音を立てれば、自分も呆然と糸の切れた人形のように地面へと膝をつく。あまりに急で衝撃が強かったせいかまだ涙は浮かばない。 )ちょ…冗談、でしょ……何勝手に死んでるのよ……アンタとは、まだ言葉を交わしきれてなかったのよ…!なのに……なんで勝手に死ぬのよぉおおおおっ!( 怒りとも悲しみともとれる叫びとともに両手で地面を殴りつける。拳が砕けて血が流れ出るほど……その叫びは次第に嗚咽に変わり、這って彼女の亡骸に覆いかぶさるように抱きしめる。 )……死んだら…何にも残らないじゃない…何にもできないじゃない……何にも…何にもぉ!( 顔見知りの騎士の号令で自分の横を騎士たちは駆け抜けていく。どうやら救援に向かうようであったが、自分はその場から動けずにいた。彼女の死があまりにも重かった。仲がよかったわけではないが戦いを通じて感じた何か…それを理解して戦いを止めたかった。戦場以外で会えてたら、絶対仲良くできたと思えたから…。 )……チク………チクぅ………。 [Thu 9 Dec 2010 02:01:43]
◆ブレイブ > あれ、あんたは――― ( あの時の、清掃婦?格好が違うからパッと見では気付かなかったけれど、その胸でわかった。 ) ………倫理も無くしたら…尊厳も無くしたら、戦争なんて………。綺麗事だろうと、騎士は守る為にあるさ。 ( ヒーローは、その為にいる。――――やっぱ俺はガキだ。どうしようもない。多分現実って奴が良く分かって無いんだ。夢見がちのあの頃と大して変わって無いバカなんだし、笑われても仕方ないよ。 ) ( 捕虜としてという彼女の言葉には頷きを返した。殺しはしない。体に聞く事もある。 ) ――――――っっ…… ( パァン )( 鳴り響く渇いた銃声。その意味を理解するのは俺は遅かった。倒れていく相手。――――― ) ―――――― ( バカ野郎 )( 口に出したつもりだけれども。それは言えなかった。後続の馬上の騎士達へと振り返り、俺は改めて指示を飛ばす。 ) 戦闘音が止んだ!逃げ出した連中も恐らくはいる!!アーウィンの隊は追撃に入れ!ただし深追いはするなよ。こちらも少数だ。大まかな逃走ルートの把握だけでも充分価値のある情報になる!いいな!! ( 動け、動け―――動いていないと、頭を働かせていないと。何か気持ち悪くなってくる。 ) 俺の隊は病院関係者と一緒に消火作業に回る!気を付けろ!尋常じゃないぐらいに火の回りは早い!! [Thu 9 Dec 2010 01:51:30]
◆ディーフィール > ( それでも中央区画より右側の区域は守られた。 二階より上の施設も無事である。 二階に避難し、おとなしくしていた患者たちも無事である。 地下の倉庫は炎から物資を遠ざけることで1/4ほどの被害で喰いとめられるだろう。 決して少なくはないが無事な物資が半分以上あるという状態ならまだ良いほうだといえるだろう ) …… ( こちらもピクリとも動かない。 体力も快楽の魔力も足りない。 かろうじて呼吸をしているのが生きている証でもある。 こぼれた涙は守れないものが多かった悔しさか。 こちらもしばらくは治療のための入院となる ) [Thu 9 Dec 2010 01:34:18]
お知らせ > 蜷潜さんが退室されました。 『 誰に挨拶をするでも無し、女は立ち去った 』 [Thu 9 Dec 2010 01:31:58]
◆蜷潜 > ( 錯乱したように此方に向かって来たウォータリアンの、顔を覆う甲羅の顎に空いている右手の指を引っ掛け、勢いをつけてそのまま腕を振り上げる。 眼球のついた顔の甲羅がべこんと天井にぶつかり、剥き海老みたいななかみを晒した兵士がよたよたと宙を掻きながら2、3m程歩いて倒れた。 それを最後に周囲の気配は耐え、離れた所で騎士と主犯らしき兵士らが話しているのが見えてくる。 もうここ等で役目は終わりだろう。 痛手を負った腕の具合でも診て貰おうか。 このまま上の二人と仲良くベッドを並べて入院する事にでもなりそうだ、が。 ) [Thu 9 Dec 2010 01:31:41]
◆リダ > ( ブレイブの引き連れていた後続の騎馬隊も包囲網を狭めて次第に、退路は少なくなっていく。彼らに混じる一人の女は顔の知っている騎士へと声をかける。 )……騎士サマ、彼女にはいろいろ聞く事も多いでしょうし、そちらで捕虜として預かってもらうってことでいいわよね?( 今更仕事口調にすることなく、普段の口調で彼へと問う。戦う覚悟はできてはいたが、さすがに殺す覚悟はまだなかった…。視線を振り上げた鉄扇の下にいるチクへと移す。彼女は不意に自分の銃を口に咥える。それにハッとして急いで振り上げた鉄扇を薙ぐように銃を振り下ろしたが遅かった……。 )う……そ………。( 乾いた銃声の後に、鉄扇は銃を払ったものの彼女の体はそのまま後ろへと倒れていく。そして広がる異種の血……目の前で起きていることを、振り払ったままの姿勢で固まったまま動けずに見ていた。 ) [Thu 9 Dec 2010 01:29:41]
お知らせ > チクさんが退室されました。 『 ぱぁん、と渇いた銃声が室内に鳴り響いた。 』 [Thu 9 Dec 2010 01:24:17]
◆チク > ――良くやったと……褒めてやろう。お前たちには手を焼いたぞ、本当に。 …だが、結果は変わらぬ。勝利するのは我々海底軍だ。私たちは揺らぎはしない。滅びはしない。はるか数千年の昔から我らが神は我らと共にあったのだ。 お前たちが無残に殺されるのを、地獄の底で眺めさせてもらおう。 ( 一歩後ろに下がると、がしゃりとライフルのボルトを交代させ、弾薬の装填と排莢を行う。そしてぐるりと銃を回転させると、銃口を口に咥えた。 ) ( さらばだ、リダ。許せ、ジュリア。御武運を、スキュレイン閣下。 ) [Thu 9 Dec 2010 01:23:02]
◆チク > ( 作戦は成功した。病院の建物の至る所を地炎砲で攻撃し、施設を破壊。地下倉庫に火を放ち、物資を燃やす。その火の手はどこまで広がるか――。 だが、死んでしまった。私の仲間、私の部下達が。視界が回復する最中の隙を突かれ、残った一人の部下も斬り殺された。青い鮮血がぴしゃりと跳ね、私の頬を汚す。 ) ………。 ( 先程まで混乱の最中にあった病院も、銃声と砲撃の音が止み静かになった。聞こえてくるのは逃げ遅れた人達の声ぐらいか。奥に行った仲間達も、散弾に負傷しながらでも裏口を目指し、脱出するだろう。 ) ――ルールなど、戦争のどこを探してもありはしない。守る振りをする連中はいるがな。ましてや貴様らのような――…。 ( 騎士の言葉に肩を揺らして笑う。笑うが、侮辱の言葉は止められた。 …止そう。この男は優秀な軍人だ。 ) [Thu 9 Dec 2010 01:22:40]
◆ブレイブ > ( 左右に別れて足止めされていた後続の騎馬も、体勢を立て直せば次T辺りには到着するだろう。もう一人の騎士が、チクの傍にいるもう一人を容赦無く斬り付けていて。 ) ――――戦争にも、ルールはあるだろうに。恥を知れよ蛮族。 ( 指示を出していた―――恐らくは彼女が指揮官―――小柄なウォータリアンの首元に、青年騎士は彼らの血で汚れた剣を突き付けよう。 ) 降伏しろ指揮官。今すぐに下に行った連中に戦闘行為を中断させろ。アンタだって仮にも率いる立場なんだろう。これ以上無駄死にをさせるのは、ただ惨めなだけだぞ。 ( 粛々と告げる。連中の武器は危険だ―――正直に言えば、死を覚悟で特攻めいた突っ込みをされるのが一番俺にとっては物騒なんだよ。だから降伏しろよな。もう終わりなのは、蛮族だからってわかるだろうに。 ) [Thu 9 Dec 2010 01:03:35]
◆ディーフィール > ( 結果は不発。 消耗が激しい魔術を使用した影響でぱたり、と倒れる。 左足、右肩、右腕、背中の数箇所。 はじけとんだ散弾に襲われてそのまま出血していく ) かふっ… ( 奥へ向かった兵士へもその散弾は彼らを巻き込むように飛んでいくだろう。 血とともに魔力が抜けていく感覚がする。 この場の戦闘では動きが取れない状態となる。 手からはペイントボールの卵が零れ落ちた ) [Thu 9 Dec 2010 00:52:03]
◆リダ > ( 光で目をやられた砲撃に直撃はなかったものの、斬りかかって遮蔽物がなくなり右肩、頬、右腹部に銃弾を掠め、血がタラタラと流れる。大きな出血ではないものの鈍い痛みが生じる。赤くない異種の返り血を浴びて染まる頬を左手で拭い、騎士たちとともに敵将へとジリジリと歩み寄る。 )………チェックメイトよ。観念なさい。( 開いた鉄扇を高々と掲げれば、それがギロチンであるかのように見えるだろうか。それを振り下ろすかどうかは相手の出方次第で……。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:48:59]
◆蜷潜 > ( 投擲の向かう先を確認はしない。 それで一匹減ろうが減るまいがその先にすべき事は変わらないし、目に付いた端から狙って行くだけだ。 既に病院は大きな被害を受けて―――踏み込まれた時点で入院患者や施術が必要な患者を避難させるような時点で酷いものか。 …被害を受けてしまっている。 連中が逃げ始めるのも時間の問題だろう。 そう思って駆け出そうとした瞬間、煙の向こうから風邪を切る音が聞こえた。 まだ飛び道具があった? 咄嗟に顔と胴を庇うべく半身に構えて身を縮めるが、広い範囲に細かい破片が突き刺さるような衝撃を左肩から上腕、脇腹に幾つか叩き込まれて足を滑らせた。 ) ンっ…結構、痛いものだな。 ッ。 ( 2、3、妙な具合の咳が出て顔を顰める。 内臓は大丈夫か? 着物の袖が派手に破れて血が滲んでいる。 左腕があちこち痛んで動かすのは辛そうだ。 上腕骨に罅も入ったかもしれない。 脚は―――大丈夫か。 立つ事は出来そうだし、最悪走れなくもない。 ゆっくり、左腕を抱えるようにして立ち上がる。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:38:27]
◆チク > ………。 ( やがて視力が戻り始め、私は少しずつ目を開けた。そして目の前で起きた事にようやく気付く。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:37:51]
◆チク > ( 目が見えない中で、チク達は敵が来る方向に向かって射撃を続けた。ボルトアクションライフルの絶え間ない銃撃だ。だが、その中で誰か仲間が一人倒れる音がした。銃撃の音が一つ止まる。更にもう一つ、同じ音。銃撃が消える。 ) あ………。 ( 目を開くことが出来ず、仲間の状況を確認することが出来ない。この状態では下手に発砲すれば仲間にあたる危険があった。…死んだのか? ) ………! ( 更にもう一人。更にもう一人―― あっという間に四人。残るのはチクともう一人。奥に進んだ兵士達も居るだろうが、この場に居るのは私ともう一人だ。 ――そして、あの勇敢な古参兵のエコーロケーションが途絶える。…途絶えたのだ。 ) ( ディーフィールの魔術は、こちらは目が眩んでいた為効果は無かった。奥に進んだ者たちも、大半は戦闘の混乱でディーフィールの方を見る余裕は無かったようだ。しかし古参兵が一人やられたのを見て、そちらの方を向いて驚き戸惑っている。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:37:44]
お知らせ > ウォータリアン兵士さんが退室されました。 『 それみろッ! 』 [Thu 9 Dec 2010 00:28:23]
◆ウォータリアン兵士 > (焼夷弾は、それこそ「物を燃やすため」に作られた特殊な弾体だ。単純に水や泥をかけたところで、この混乱の中じゃ簡単に消せるものでもない。被害は甚大であろう)【地下倉庫に地炎砲の着弾を確認! 物資破壊に成功した! あとは各員、せいぜい愉快にやって、手持ちの弾薬は使いきってしまえ!】(使い終わった地炎砲を廃棄し、背中から銃を抜く。 短銃身かつ短銃把のそれは、屋内戦闘を想定して予め切り詰めておいたものだ。 エコーロケーションで伝達される隊長殿からの情報に頷き、同じくエコーロケーションで全体へと伝達。 任務は達成した事になるだろう、おそらくは)【だが敵は何をしてくるかわからん、油断はするな―――(その直後だった。 運悪く、防御に専念しているとして思考の埒外に追いやっていた人物が、そっくりそのまま「盾」を投擲してきたのだ)――――ぐ、ガッ!?(エコーロケーションが途切れ、苦痛の声が漏れる。 重装備な分、身軽にしようと余分な鎧をつけて来なかったことが災いした。 恐るべき膂力によって回転が加わったそれは、巨大な刃物となって、古参兵の胴体を両断したのだ。 そのまま壁に縫いとめられた彼は、濁った体液を散乱させながら、断末魔の痙攣に震える筋肉が、反射的に引き金を絞る。 銃口から飛び出したのは、やはり屋内戦闘用に装填しておいた散弾だ。 小さな鉛玉の粒が通路いっぱいに撒き散らされる。 それが投擲直後の蜷潜や、気合で身体を起こして魔術行使中のディーフィールに命中したかどうかは、既に視力を失った彼にはわからない。 ただ、最後に皮肉げに口元を持ち上げて、古参兵は呟いた) [Thu 9 Dec 2010 00:28:07]
◆ブレイブ > ( 左方向から回り込む!続け!! ) ( こちらに意識を注視させる為の正面突破だ。目論見通りにマトモに閃光の魔術が機能してくれれば、後は狙いを外す為にも回り込んで行かしてもらう!後方から続く騎士にハンドシグナルで合図を出しながら少し回り込んでの突撃!狙いも付けずに遮二無二撃ったってなあ!当たるわきゃぁねぇだろうがぁぁ!! ) ( ――――民間人!?この声―――いや、気に留めている暇は無い! ) ―――――――ッ!! ( 病院内の傍まで辿りつけば騎馬から飛び降りて。ブレイブとその後ろから続くもう一人の騎士は、光の目晦ましにやられている兵へと鈍い銀色に輝く剣で斬り付けようっ!! ) [Thu 9 Dec 2010 00:26:59]
◆ディーフィール > …… こっちを … 見なさい!! ( とっさの回避をおこない、伏せる体勢だったので礫の被害は最小限に抑えられていたが、左肩に破片が刺さっていた。 露出していた部分も軽くあぶられたのか傷む。 気合で体を起こせば、幽鬼のような金色の輝きが瞳に宿る。 タイミングとしてはあまりよくない。 主な目標は先行して破壊活動を行っているウォータリアンたち。 暗闇に浮かぶその金色の輝きを見つめたものはすべて「自分以外のウォータリアンは人間に襲われ、残酷に殺されている最中」 という幻を見る。 その場にいる本来の人間の姿は一時的に見失う。 音声までは幻覚として与えられていないので 冷静にエコーロケーションで状況を把握すれば幻覚と気が付くだろうが、そうでなければ… 狙うのは同士討ちである。 時間がかかり過ぎる攻撃であるが、この混乱。 煙の中。 冷静に対処できる人物は何人いるか。 欠点は味方も同じ認識をしてしまうところである ) ( ナイトメア・アイ 発動 ) ( 地下倉庫の一角には炎が広がる。 一部のスタッフがあわてて砂と水、泥をかけて消火に当たる。 一部の物資が使い物にならなくなったのは確実である ) ( 右手にはペイントボールが握られて ) [Thu 9 Dec 2010 00:15:34]
◆リダ > ( 自分の潜んでいる路地に交わる十字路を数騎の騎士たちが駆けていく。その中に先日騎士団のサロンで出会った騎士の横顔を見かける。そしてそのすぐ後に生じる轟音と爆風…距離が近いせいか死角となるこちらの路地までも熱風は吹き上がり、周囲を明るく照らした。 )まったく……これ以上やらせてたまるかっての!( 苦無と大型鉄扇を再度構え直し、騎士たちとウォータリアンのいる路地へと踏み出そうとすれば、その瞬間その一帯に強く眩い光が生じる。まだ路地に出ていなかったおかげで、自分の目はやられることはなかった。 )何よこれ……!?まさか、あの騎士さん!?……まぁいいわ…好機!( 叫んだ彼の声でこの光が彼のものと察すれば、光が弱まってきた辺りで路地へと飛び出し、地炎砲の砲撃で勢いの弱まった騎士団の騎馬の横を駆け抜ける。 )ありがと、騎士サマ。突貫する!( すり抜ける際にそれだけブレイブに告げれば、彼の横を擦り抜けて光で怯んでいる兵士たちへと手にした苦無を投げつける。そして右手に『黒鳥』を握り直し、幅広のギロチンのような鉄扇の扇沿の目の前にいる敵めがけて左から右へと真一文字に斬りかかる。 )これでも私に覚悟がないと言える!チク!( その先にいる呼びかけた相手に向けて、これまでに見せたことなどないであろう鋭く冷たい視線を投げかける。戦う意志は、固まっている。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:08:02]
お知らせ > チクさんが来ました。 [Thu 9 Dec 2010 00:01:28]
◆チク > はッ。機転の聞く奴らだと思ったが、がっかりだよ!ただ突っ込んでくるだけの能無しだとはなッ! ( 焼夷弾の炎を堪えながらも、無謀に突進してくる騎兵に照準が合わせられる。次の瞬間には蜂の巣にしてやる――そう思った時だ。 ) …!? ( 光る何かが放り込まれ、弾けたかと思うと強い光りを放った。病院に空いた穴から外を見ていた者たちはその光りに目がくらむ。そしてそれはチクも。 ) ぐ、 ……あぁぁぁ ……っ!め、目が…っ! こ、小癪、な …っ! ( 既に古参兵と共に病院の奥へと進んでいた兵士を除く、チクを含めた6名の兵士が意外なその攻撃に目をくらませた。 ) "穴が開いていた方向に向かって撃ちまくれ!!" ( 敵が視認できない状況ではそうするより他無い。視界が回復しない限りは移動することもできない。 ) "敵の攻撃で目が眩んだ、動けない!だが中に入った者たちは構わず破壊活動を続けろ!すぐに追いつく!" ( エコーロケーションで先に行った兵達に告げる。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:00:40]
◆チク > ( 尚、海底軍は建物の壁にあいた穴から内部へと既に入り、奥へ進んでいる。外に居る者たちが海底軍へと接近するルートは、空いた壁から後を追うように侵入する必要があるだろう。 ) …。 ( 妙な盾だ、とリダの扇を見て思う。やや複雑な構造をしているようだが、弾丸の衝撃でひん曲がれば再び閉じることは出来なくなりそうだ。 ) ( そして焼夷弾が地下に向けて放たれた。物資を奪う余裕が無い以上は、焼き払うのも手だ。消火が遅れればその炎は建物全体に広がっていくだろう。 ) [Thu 9 Dec 2010 00:00:32]
◆蜷潜 > ふんッ!!! ( 放り投げた鉄板は、甲殻類のウォータリアン兵士に向かって回転しながら飛来する!! ) [Wed 8 Dec 2010 23:58:16]
◆見舞客 > ( 爆風と轟音と煙と大量の破片が飛び散り金属板の表面に衝撃を伝える。 放たれた炎の熱気までが伝わって来て、目と言い耳といい鼻と言い、五感の悉くが支障をきたしている。 金属板で脚まで全ては庇い切れないか、時折飛散する破片が激しく腿のあたりを打ち付けた。 こういう所に出張るのは本来のやり方ではないし、好きでも無いのだが―――まぁ、たまには仕方が無いか。 防戦というのは本当に面倒だ。 ) ( 見分けが面倒だ。 騎士鎧と看護師と患者以外を狙えば良いのだろう。 ようするにウォータリアンの軍人の恰好をしているのが的だ。 連中が侵入して来る方向に向かおう。 ) ―――――真っ直ぐ飛べよ。 ( さて、少し砲撃が緩くなったか。 お役御免の鉄板を捨ててしまおうか。 本来、銃だの盾だの賢しい小道具だのはあまり好きじゃあない。 折角だから―――元気よく突進して来る連中にくれてやろうか。 円盤投げの選手のように大きく腰を捻り溜めを作り、人間にしては破格の腕力を、握力を、脊力を駆使して―――フリスビーのように鉄板を敵兵めがけて放り投げる。 兵士の一団の方向に適当に、だ。 この発言の秒数1の桁が 【1、5、8ならチク】 【2、6、9ならウォータリアン兵士】 【3、4、ならその他兵士】 【7、0ならあらぬ方向へ】 飛んでいく。 ) [Wed 8 Dec 2010 23:57:06]
◆ウォータリアン兵士 > (使い終わった地炎砲の筒を放棄してカトラスを引きぬきながら、病院内へと突貫する。 爆発の衝撃は、直撃しなくとも威力十分な爆風を巻き起こすし、飛び散った破片だとて殺傷力の高い攻撃になる。 盾から離れて身を守れなかったのなら尚更だが、それはさておく)……さぁて、と……。(盾を構えて動く人物には気がつくが、優先順位は殺戮ではない。 地炎砲が二度も炸裂した病院の床には、ぽっかりと大穴が空き、地下の倉庫らしき場所が覗いてみえている。 この状況で略奪は不可能だ。なら潰すのみだ)お次はコイツだ! 堪能してくれよ……!(再度発射された地炎砲は、そのまま真っ直ぐに地下倉庫へと飛び込み、炎を撒き散らしてくれる事だろう) [Wed 8 Dec 2010 23:50:45]
◆ブレイブ > ハッ、耄碌爺がどこ狙って――――!? ( 物騒な兵器だけれども、結局は当たらなければどうという事は―――何て思っていたんだが!だがッッ!! ) ―――――ッッ……!!? ( 着弾点から炎が爆発的に広がっていく。回避するように動いていた上に狙いも付けられていないそれはこちらの人間に命中する事になりはしなかったが、唐突に広がっていく熱風と炎に、騎士達よりも何より馬が驚愕に慄いてしまう。 ) チッ、このっ…――――チィィッ!! ( その熱風に暴れだしかねない馬を強引に制御しながら当初の目的通り、ウォータリアン連中に突撃しようとするのだが――――。チィッ!同僚の中には唐突に暴れ出した馬に不意を突かれて振り落とされてしまった者もいる様子だ。実に忌々しいぐらいに効果的な手をしてくれる連中に悪態を突いた。 ) ( 9時方向に向かってる奴らは二人振り落とされてる。俺の隊は―――全員馬上にこそいるが、馬を抑え込むのだけでも必死か! ) もっとだ、もっと! ( 俺の隊で今突っ込んで付いてこれそうなのは一人ぐらい――別方向はともかくとして、こっちからは今すぐだと二人きりで連中に突っ込む羽目になっちまうんだが―――ええぃ、南無三!! ) もっと輝けぇぇぇ!!! ( 今度は真っ直ぐに相手に突っ込み――――そして馬が走っていく先に宝石を放り投げて―――発動、『雷神拳』。 )( 投げられた宝石は眩い程に眩い程に光を放ったかと思えば瞬間砕け散り、マトモにそれを見てしまえば目を逸らさずにはいられないような強い強い光がそこからは生まれる!! ) [Wed 8 Dec 2010 23:42:41]
◆ディーフィール > …… うん できれば、私の方、見ないでいて。 ( 後ろからぬっと現れた女性。 彼女へと短く告げる。 これからやろうとしていることは敵味方の識別など出来ないのだ。 敵はこちらを見なければ攻撃は難しいだろうし多少聞こえてもいいか、と思う。 その瞳は金色に変化していたがこの暗闇ではわかりにくいかもしれない 煙が舞う中、比較的近い場所で聞こえた敵の声。 ウォータリアンの古参兵である彼が近くに居ることは感じた。 それなら此処も狙われるかとその場を離れた直後。 背後の盾に直撃して爆風が巻き起こる。 見舞い客の彼女が爆発に巻き込まれていなければいいが ) ( 魔力集中3T目 魔力が満ちる ) ( 重要な備蓄があるのは地下。 そこへと被害が及ばなければ物資としてはあまり被害は無いことになる ) [Wed 8 Dec 2010 23:32:40]
◆リダ > ああっ、鬱陶しい!( 狙うこともままならないほどの集中砲火に、屋根の影で引っ込むことしかできない状況に苛立ちを隠せなかった。その間にも病院に向けて放たれる地炎砲…いくら銃撃は防げても、あれを盾では防げないだろうと苦々しくそれを目の当たりにする。 )盾借りてくればよかったわ、盾……あ!( 自分にも盾があるのに気がつく。腰のホルスターに収めていた大型鉄扇『黒鳥』を引き抜き、それを静かに開く。開いた鉄の扇が自分自身の盾である。 )ふぅ………参る!( 一人息を吐けば、砲撃の放たれる中鉄扇を盾にして、銃撃の中向かいの屋根へと跳ぶ。そしてそこから静かに地面へと降り、彼らの死角であろう路地へと降り立つ。 そして腰のホルスターに残る2本の苦無を右手に握り、左手で『黒鳥』を開き用意する。騎士たちの動きを利用させてもらいそれに乗じて接近するつもりであった。)頼むわね、騎士さんたち。( そう呟きながらこちらに向かって叫ぶ相手へと心の中で叫ぶ。――…やってやるわよっ!覚悟なさい!と。 ) [Wed 8 Dec 2010 23:29:27]
◆チク > やってみろ、リダッ!!お前のような甘さを捨てられんヤツはなぁ、戦場で真っ先に死ぬんだよッ!! ( 内部への移動を開始しながら、リダに向かって数名の兵士が射撃する。煙と混乱の中、蜷潜が接近しつつあることにはまだ気付いていない。 ) [Wed 8 Dec 2010 23:22:21]
◆チク > ( ちッ。あの騎兵連中、中々思い切りがいい奴らだ。一直線に向かってくるなら先頭の馬を撃って後続の足を止めるつもりだったが、さすがにこちらの武器の特性を知ってるらしく左右に展開してきた。狙い撃ちにされないように間隔もあけているようだ。地炎砲を使えば一網打尽とは行かなくとも爆風で馬を驚かせるぐらいは出来そうだが――。 ) ―――ぁ ( と、地炎砲の指示を出そうとした瞬間、古参兵がそれより早く騎兵達に向かって地炎砲を放った。こいつめェ!私の命令も無しに的確に行動しおって!ぱん、と鼓舞する意味を篭めて古参兵の肩を叩く。そして古参兵の命令どおり、残った一枚の盾――恐らくはディーフィールが居る場所だろうか。そちらに向けて地炎砲が発射される。 ) "残り一発だ!!" ( エコーローケーションでそう伝える。装填する時間と余裕があればもう少し撃てそうだが、装填済みの地炎砲は古参兵が持っているのを除けば残り一発。 ) "内部に突入し破壊活動を行いながら、そのまま裏口の方へ抜けるぞ!裏口が見つからなければ、裏口を作るまでだ!" [Wed 8 Dec 2010 23:22:07]
◆見舞客 > ( 一際大きな音を立てて、正門寄りの壁の一部に穴が開いた。 焦げ臭い粉塵が舞い上がり、口元をマフラーで抑える。 件の盾の様なものの所に紫色の看護服を着た女を中心とした一団があり、盾が1つ外れて転がっている。 その辺りに命中したらしい。 空いた壁の向こう、壱拾六尺といった距離に鉄砲を構えた一団を確認する。 あれが、例のか。 散々商売の邪魔をしてくれた連中。 ) 借りるぞ。 ( 看護師たちにの後ろからぬっとあらわれ、極短くそう告げる。 吹き飛ばされて少し変形した金属板を無造作に左手で拾い上げ、敵側に盾を抱えた身体の左側面を向けて大きな弧を描くようにしてゆっくりと歩きだした。 騎士やら無策に飛び回る苦無の女やらが目晦ましになれば良いが。 ) [Wed 8 Dec 2010 23:13:08]
◆ウォータリアン兵士 > (此方の弾幕への回避行動も取らず、投げナイフを放つ敵。 まあ、まず蜂の巣だろうが……)Go!Go!Go! 【盾をもう一つ確認、地炎砲を叩き込め!】(仲間に状況報告をエコーロケーションで行いつつ、自分も地炎砲を構えて内部へ飛び込み、投げナイフを回避する。 虎の子の地炎砲だが、懐具合を気にして戦いたくはない。どうせ二門あるのだ。一発ぶちかましてやれ)――良く見ろよ、坊やッ!!(病院へ突入すると同時に、一声叫んで地炎砲を七時の方向、つまり騎兵達へとぶっ放す。 ろくに狙いもつけていないが、それでも役に立つのが、焼夷弾の良いところだ。 直撃こそしないだろうが、広範囲に撒き散らされる炎は十分に奴らの行動を妨害することになるだろう。 騎兵本人はともかく、馬や近隣の建物にも被害は出るだろうし) [Wed 8 Dec 2010 23:06:47]
◆ブレイブ > ( 相手の指揮官らしき声が警戒態勢を告げる。気付かれるのは当然の話――――!こちらも真っ直ぐ突っ込んで玉砕だなんてのは勘弁願いたい!!同僚たちへの指示を飛ばす為に青年は大声を上げる。 ) 俺の小隊は3時方向、アーウィンの隊は9時方向へ! 左右に展開してウォータリアンに連中に仕掛けるぞ!! 固まり過ぎるなよ!良い的になるぞ!! ( ――――巡回の装備だ。弓兵がいない俺達の隊には向こうの銃や破壊兵器に対抗出来るような飛び道具は無い。騎乗の機動力を生かして、ならば何とかして距離を詰めなければ――――――! ) ―――shine shine shine――― ( 輝け。輝け。輝け。剣を握るよりも先に宝石を握り締めた。詠唱―――1T。 ) [Wed 8 Dec 2010 23:01:25]
◆ディーフィール > !! ( すぐ近くの盾が地炎砲の直撃を受けて吹き飛ばされた。 ディーフィールは少し離れいたため、爆発の衝撃で後ろにあった盾の近くまで吹き飛ばされただけで済んだ。 集中はまだ途切れず少し痛かっただけ。、しかし、これで盾が一枚消えた。 辺りには砲撃の余波で煙が舞い、視界がさえぎられている。 まだ、もう少し時間が欲しい。 腰のポーチへと手を伸ばし、目潰し兼、ペイントボールを手に握る。 感覚はまだ開放しない。 この大きな爆発音は感覚を開放した自分にとっては最も苦手なものである ) ( 魔力集中2T目 ) [Wed 8 Dec 2010 22:59:06]
◆リダ > ( 跳んだ先の屋根で、こちらの存在を気づいて気を張る兵士たちの姿を見ながら、また向かいの屋根へと跳ぶ。 自分の役割はここで足止めをし、地炎砲の発射を防ぐ事。ここで時間を稼げば病院の守りも固まり、遠くで響く騎馬の石畳を蹴る音も次第に近づくだろう。そうなれば病院の守りはより強固になる。あくまで防衛…ウォータリアンを制する事。 )やっぱりいた…チク!今度こそアンタを止める!!( ウォータリアンの指揮官である相手へとそう叫べば、屋根の影に隠れて再度苦無を腰のホルスターから引き抜く。今度も4本。 )奴ら、何を狙って……ん?( ウォータリアンたちの先に見える、先ほどから響いていた騎馬隊の姿…それに狙いをつけようとしていた。地炎砲と砲撃兵、どちらを狙うか…。 )ええい、ままよっ!( 投げ放ったのは地炎砲を持つ兵士へ。これ以上病院を破壊してなるかと、気を吐いた。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:54:48]
◆チク > !! ( 古参兵の言葉に兵士達は上を見上げ、一斉に回避行動を取る。その回避の中で肩にその一本が刺さる兵士が一人。すぐにライフルでリダに向けて射撃が行われる。 ) 構うな!病院へ急げ!建物の中ならあいつの動きも制限―― ( そこで古参兵からのエコーロケーション。見れば、確かに金属で出来た盾のようなものが備え付けられている。小癪な。二階へと上がれそうな穴もあったが、残念ながらそこまで身軽ではなかった。 病院の建物に空いた穴へと接近し――。 ) 地炎砲!吹き飛ばせッ!! ( その内部、備え付けられた盾に向かって地炎砲を一発発射する。 ) 逃げる者には構うな!弾丸の無駄だ!建物の破壊を最優先―― ( と、そこで接近しつつある騎兵の一団に気付いた。数は――多い! ) 7時の方向に騎兵!構え――ッ!! ( これはあえて騎兵達に向かって叫ぶ。そうすることで、銃に狙われているんだぞという事を伝えるのだ。何故なら地炎砲の射撃をしたばかりで、尚且つ兵士達の意識は病院の中に向けられており、すぐには騎兵に向かって攻撃できないのだ。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:44:51]
◆見舞客 > ( 0。 正門側にも裏口にも行かず、天邪鬼にその場でのんびり一休みする事にした。 目の前を見知らぬ誰かが走って逃げていく。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:35:37]
◆見舞客 > ( 入院患者病棟から降りて来た見舞客は暫し首を捻り、一端上に引き返そうかとも思ったが――――なぁに、連中は生き汚さにかけては定評のある二人だ、と思い直してやっぱり放っておく事にした。 それに、自分の素養とか役柄を考えるに、そういうのよりよっぽど性に合った仕事が下にあるだろう。 ) …どっちだ。 こっちか? わからん。 ( 爆発はどっち側から起こっている? 一階に降りる階段を下りながら聞き耳を立てるが、ちょっとよくわからない。 正面玄関側か、裏口側か、まぁ、よくわからないが適当に外が見える所まで歩けば外が見えるだろう。 この発言の発言時間秒数1の桁が偶数なら正門へ、奇数なら裏口側へと進もう。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:34:20]
◆ウォータリアン兵士 > 上から来るぞ、気をつけろ!(敵がわざわざ名乗りを上げてくれて助かった。大声で仲間に警戒を促しつつ、彼自身は身を屈めて壁際に近づき、カバーリングを取りつつ素早く内部を覗き見る。 突入経路としては申し分ないが、金属製の盾のような遮蔽物が存在していた。 銃弾での貫通は不可能だろうし、突入するのには些か邪魔だ)【遮蔽物を確認。 猿どもの防御盾らしく、地炎砲が有効。】(エコーロケーションで、状況を隊長たちへと伝達する。 残念ながら自分の手にしている焼夷弾では、少し厳しい相手だ。 部下の地炎砲を頼みにしたいところだが……) [Wed 8 Dec 2010 22:32:49]
◆ディーフィール > ( さらに2箇所、先ほどの着弾点の上の階と右側の壁が地炎砲の直撃を受けて崩れたようだ。 砲撃があった箇所からは混乱と悲鳴の入り混じった声が漏れてきていることだろう。 身軽なものであれば直接2階に侵入可能かもしれない。 こちらの想定は一階からの侵入への備えであり、2階に直接侵入されたときの想定は行っていない ) [Wed 8 Dec 2010 22:30:12]
◆ディーフィール > ( とはいえ、自分のようにある程度の場数を踏んでいるスタッフばかりではないわけで。 2階に居た戦闘慣れしていないスタッフ、患者はパニックを起こしてしまっているようだ。 まだ、院内に侵入されていないのが幸いか。 裏手から我先にと逃げ出している者たちはウォータリアン部隊の格好の的となりえる。 崩れた壁の近くの盾に身を潜め、喧騒に耳を傾けながら、魔力を錬り始める。 ほかのスタッフは一旦混乱を収めてもらうために奮闘してもらうことになる。 ( 魔力集中1T ) 瞳は金色に輝きを帯びる。 盾からは少し離れ、身を低くして ) …… [Wed 8 Dec 2010 22:26:42]
◆ブレイブ > ( 駆けていく騎馬の一団は十人程の集団。警戒している、という威圧感を露骨に出す為にも装備はハーフプレートにオープンヘルム等々―――有り体に言えば一般的な一目で騎士とわかる装備一式だ。 ) 各自装備の確認!敵は恐らく例の大規模な破壊武器を所有していると想定される!強く警戒を!! ( ――――率いているのは錬度の低い実戦経験に欠けた者たちの部隊だ。まあじゃなきゃまだまだ青二才の自分が指示を飛ばすなんて事も有り得ないんだがな―――― )( 次Tに病院周辺に到着。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:19:22]
◆リダ > ( 屋根を跳び眼下の病院を見れば、院内の看護士たちが防衛ラインを張るためか盾を並べて立っている。その中で一際目立つ紫の制服…昨日知り合った看護士の姿もそこにあった。 )ディーフィール…あの娘…!( とても戦闘要員と思えない彼女までもが出てこなければならない状況に苦虫を噛み、自分は目指すべき狙撃部隊の強襲を遂行すべく跳ぶ。――…頼むから無事でいてよ。 )……どの辺り…砲撃が止んでポイントが見えなくなった。相手も馬鹿じゃないわよね……。( 一際高い屋根の上で足を止めて、見える路地を隈なく見回す。夜目はまだ慣れていないものの、大まかな人間の動きはわかる。そんな中見つけた街の中にあまりにも不釣合いな装備をしている一団…口角を上げてニッと微笑めば、その一団の走る路地を挟む建物の屋根へと移る。 )ハァ〜イ…………お邪魔虫参上!( そう呟けば、ベルトのホルスターから右手で4本引き抜いてその一団へと向かいの屋根へと飛びながら投げ放つ。けん制ではなく仕留めるように狙いながら。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:11:18]
◆チク > ( 古参兵が兵士達を鼓舞するのを聞いて、密かに笑う。時として上官の言葉より古参兵の言葉の方が彼らにとって効果的である。だが、私の役割まで持っていくのは駄目だ。この作戦が終わったら、楽しく酒でも飲みながら小言を言ってやるとしよう。 ) ( さて、50m移動した時点で再び地炎砲を構え、発射させる。さっきより接近した分命中精度は上がる筈だ。再び始まる爆音と地響き。更に数発が建物にあたる。それと同時に私は双眼鏡を覗いた。 ) ――片側の壁が崩れたな。よし、あそこから侵入しよう。但し深入りはするな、地炎砲を使えば奥まで行かなくとも十分に施設を破壊できる筈だ。今のところこちらに向かってくる敵は居な――。 ( その時、双眼鏡の隅にちらりと窓から飛び出しこちらに向かう姿を見たような気がしたが、すぐに地炎砲で上がる煙で見失ってしまった。舌打ちを一つ。 ) 奇襲に注意しろ。頭上や建物の影にも気をつけろ。よし、行くぞ。病院の前まで接近しろ。 ( 再び地炎砲を撃ちつつ、残りの50mを詰めていく。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:09:21]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 [Wed 8 Dec 2010 22:07:15]
◆見舞客 > ( 突然の襲撃に院内のスタッフも入院患者も皆、ヒステリックに悲鳴を上げて逃げ惑い、とてもまともに避難だの防衛だのが成立しているとは言い難い。 地上の人間の文化、良識的に考えて、病院なんていう施設が襲撃される事はそうそうあり得ない事で――――我先にと廊下を駆け抜ける姿、患者を背負い、又は担架で運び、続く轟音と震動に怯えながらも闇雲に逃げる姿、衝撃の影響か、誰かに突き飛ばされたのか、床に突っ伏して立ち上がらない人の姿もある。 そんな混乱の中、独り、人波とは逆方向にのんびりと歩く人影。 アマウラ風の臙脂色の色無地を着て、口元まで覆う黒いマフラーにこげ茶色の編み上げブーツという、いかにもヴェイトス市的な和洋折衷の女が独り。 時折窓の外の様子を窺いながら、コツコツと歩く。 ) …暫く見ない内に随分だな。 此処は要塞か? ( まるで襲撃が来ると知っていたかのように異常に用意周到な院内の防衛施設? とかを横目に呑気にその脇を通り過ぎる。 いつの間に床の改造などしたのか知らないが、まぁ、便利なものだ。 ) [Wed 8 Dec 2010 22:02:54]
◆ウォータリアン兵士 > イエス、マム。(鮫のように笑って隊長の命令に応じ、ジリジリと病院への距離を詰めていく。 補給の絶たれた今、これだけの攻勢を仕掛ける以上、出し惜しみは無しだ。 言われずとも、躊躇せずにぶっ放すつもりである。弾丸代だってロハではないが、懐具合を気にして戦うなど、貧乏臭くていけない)おい、お前ら。警戒は怠るなよ。 猿どもは夜目が効かんから、此処まで見通せるほど目の良い奴らがいるとも思えんが、地炎砲は目立つし、連中は妙な呪いを使うからな。 頭を低くして、武器を手放すな。 安心しろ。 ライフルの弾幕を潜り抜けられるほど身軽な奴はいないし、弾丸を喰らって平気で動けるほど頑丈な奴もそうそういない。下手な鉄砲でも数撃ちゃ当たる。 しっかり構えておけ。 ――奴らを最初に射殺した者には、俺の取っておきの酒を提供するぞ。(これはちょっとした初歩のトリックだが、兵士の士気をあげるのには効果的だ)あと携帯型地炎砲を持ってる奴は、一応装填しておけよ。 さすがに医者が怪我人を見捨てて戦うとは思えんが、ここは敵地だ。我々の常識は通じないし、増援の可能性もある。 屋内戦は遮蔽物も多くなるが、それごと吹き飛ばしてしまえば意味は無い。気合を入れろ、兵隊。 つべこべ言わずにな。 [Wed 8 Dec 2010 21:55:00]
お知らせ > 見舞客さんが入室されました。 『 院内廊下 』 [Wed 8 Dec 2010 21:52:59]
◆ディーフィール > ( 直接戦闘はあまり得意ではない。 この爆発音で騎士団などには連絡が行くだろう。 こちらは基本専守防衛。 中央区の最終防衛ラインとも言える盾が立ち上がる。 鉄板を持ち上げ、支えをする。 斜めに設置され、両脇に人一人が通れるほどの隙間がある。 素人には近いが動けるスタッフは皆勇敢な者達であり、非戦闘員の面々は避難を行っている。 避難誘導も大切な作業 ) っ!! ( ひときわ大きな爆発音。正面からみて左側の区画の壁に直撃しぽっかりと進入口があいてしまった。 盾の設置ポイントとはずれているのが幸い。 けが人の救助は悔しいが後回し。 今は無事な面々を守るのが先決 ) ・・・止んだ・・・? ううん・・・動きが鈍い。 まだ動いちゃだめ。 ( 鉄製の盾の主な役目は攻撃を「反らし受け流す」 斜めに設置されているのはそのため。 『地炎砲』の直撃にはさすがに耐えられないが普通の弾丸であれば十分に防ぐことができる。 ディーフィールは直撃した区画の近くへと移動する。 一番外側の盾を立ち上げる時間はありそうで、病院スタッフとともに向かう。 スタッフの主な戦術は盾の陰から薬品を投げる。 通る、乗り越えようとする敵を長柄の武器で突く ) [Wed 8 Dec 2010 21:51:30]
◆ブレイブ > ( 百歩譲って奴隷ギルドを襲撃したという点は、戦略的な観点から見れば評価すらしよう。だが芸術劇場を襲うのはただの略奪――殺戮でしか無い。民間施設を狙うなどと、ただの卑劣な卑怯者だ。 ) 匪賊には、誇りも無いのか。――――生き易いものだな。羨ましいよ。 ( ましてや病院を襲撃対象にするなどと―――民間施設を襲撃した事から、有り得ない事では無いと周囲を警戒してはいたが。事実こうして襲われるとなると腸が煮えくりかえるような不快感しかない。 )( 馬を走らせる騎士――――現地の到着するのは2T後 ) [Wed 8 Dec 2010 21:48:31]
◆リダ > ( レオタードとミニスカートを身体に通し、その上から腰に苦無のホルスター付のベルトを巻く。そして苦無を2本と短い鉄扇を胸の谷間に挟み、丈の短い羽織に袖を伸ばす。ここまでの装備は順調であった。しかし、残り2つの装備どちらを選ぶか決めかねていた。腰に巻く流星錘『龍の尾』と大型鉄扇『黒鳥』。 )……ここは守りも利く『黒鳥』ね。( 同時に装備すれば自分のスピードを殺すことになる。それは避けたいがため今回は長さ70センチの大型鉄扇『黒鳥』を選択して先に巻いていたベルトに『黒鳥』用ホルスターをつけて武装は仕上がった。 )これでよし……さて、ターゲットは、と……。( 窓を開け放って飛び出す用意をしながら、自分が狙う『地炎砲』がどこにあるか夜の闇に目を凝らす。眼下の道路に向けて飛ぶ一筋の放物線……その先50〜100メートルが狙撃ポイントだと判断する。 )………みぃつけた。( 口元に笑みを浮かべて狙撃ポイントを見据えれば、窓から飛び出して屋根を蹴り狙撃ポイントへと向かう。 ) [Wed 8 Dec 2010 21:43:08]
お知らせ > ブレイブさんが来ました。 『( 歯噛み――― )』 [Wed 8 Dec 2010 21:41:36]
◆チク > ( 次々に発射される地炎砲。だが、地炎砲の命中精度はさほど高くは無い。撃った地炎砲の三分の一も病院の敷地に着弾すれば良いほうだろう。 ) ( 地炎砲が、おおよそ五秒間隔で病院に降り注ぐ。 どぉん……っ どぉん……っ どぉん……!! その一発が病院の建物に着弾した。どの辺りの区画に落ちたかはわからないが。その爆発の音と地面が揺れる感覚が、ここにいてもわかる。 ) ( ――だが、こちらの目的は敵の施設にダメージを与えるだけではない。その地炎砲の爆撃があとどれぐらい続くのか、どこに落ちるのか――今にも自分の頭の上に落ちてくるのではないか。例え病院の建物に当たらなかったとしても、中にいる人間にはどこに落ちたかわからないものだ。そんな恐怖と不安に暫し震えて貰おう。その間、神にでも祈るがいい。そういう状況下で行動できる勇敢な人間が、果たして何人いるか。非戦闘員である連中は特にだ。 ) ( そして傍らにいる兵士の肩をぽんと叩く。 ) そう急くな、もう少しだ。折角の地炎砲の大放出なのだから、もっと堪能して貰おう。お前が抱えている地炎砲には焼夷弾が装填されている。そいつは中に突入してから使うからな。 ( それで病院を焼き払うのだ。古参兵の存在は私にとっても心強い。 ) ――よし、撃ち方止め。病院に50m接近し、再び地炎砲の爆撃を行う。 ( そうすることで、一旦は砲撃が止んだと見て動き始めた連中に再度攻撃を加えるのだ。今の砲撃で怪我人が出ていれば、それを助けようとした者たちにも攻撃する事が出来る。また、次に砲撃が止んだとしてもまた始まるのではないかという重圧を加えることができるのだ。 ) ( 海底軍は病院に向かって前進を始めた。 ) [Wed 8 Dec 2010 21:39:25]
◆リダ > ( レオタードとミニスカートを身体に通し、その上から腰に苦無のホルスター付のベルトを巻く。そして苦無を2本と短い鉄扇を胸の谷間に挟み、丈の短い羽織に袖を伸ばす。ここまでの装備は順調であった。しかし、残り2つの装備どちらを選ぶか決めかねていた。腰に巻く流星錘『龍の尾』と大型鉄扇『黒鳥』。 )……ここは守りも利く『黒鳥』ね。( 同時に装備すれば自分のスピードを殺すことになる。それは避けたいがため今回は長さ鉄扇『』 [Wed 8 Dec 2010 21:31:53]
◆ウォータリアン兵士 > (虎の子の携帯地炎砲二門を両手に構え、背中にボルトアクションライフルを括りつけ、腰にカトラスを下げた甲殻類型ウォータリアン兵士が、身を低くした状態でチクの傍に控えている。 全身の外骨格に刻まれた傷跡は、それなりの戦火をくぐり抜けて来た古強者の証だ)……………なかなか敵の対応も早いようですな。(歳若い指揮官に短くそう告げた後は押し黙り、指示を待つ。 生真面目な隊長殿を、この古参兵は気に入っていた。他の部隊員たちもそうだろう。 彼女の為に、頑張って、戦って、目的を果たす為に自分たちは此処にいるのだ) [Wed 8 Dec 2010 21:30:12]
お知らせ > ウォータリアン兵士さんが来ました。 『 いつでも行けます。 』 [Wed 8 Dec 2010 21:24:27]
◆ディーフィール > ( 病院の内部。 夜勤となっていた淫魔の看護師はすぐ近くでの爆発音に即座に反応した。 現在は病院の中心部分の詰め所。 正面の入り口からは直接行くことができず、一度左右に分かれてから行く必要がある。 裏口にもつながっており、二階への階段も中央区域を通過する必要がある。 病院のスタッフは即座に反応。 各通路をふさぐように中央から左右の道に三層ずつ、裏口へ通じる道をふさぐように二カ所ある防護盾を立ち上げに向かう ) 念のため避難誘導をおねがい。 後、外部への連絡。 裏口から外に出てね。 後、院内に居る人で協力してくれそうな人たちに協力を要請して。 連絡は密に。 抜けられそうならすぐ連絡して ( 外壁を破壊しても直接中央区画にこれないようにしてある。 ちょっとした要塞である )( 直近の盾が立ち上がるのは1T後 一番外側の盾は2Tかかる ) 私は表にでるね。 ( そして一斉に動き出す。 自分は遊撃。 リーダーは別に存在し、動ける人の避難誘導など開始するだろう ) [Wed 8 Dec 2010 21:21:26]
◆リダ > ( ヴェイトス中央病院2階の病室…そこが今自分の病室であった。そのベッドの上で自分の装備――院内の人間には無論内緒で持ち込んできている――を並べて眺めていた。 )こうやって広げていれば、いつ襲撃があったって備えられる。いつだって来なさいよ……少なくとも入院してる間は、守ってみせる。( 昨日、看護士のディーフィールと話をしていて気がついた、『自分が今いる場所を守る』という行動に備え、いつ何があってもいいようにと準備をしていた。今の服装も下着をつけないまま入院患者用の服も着ており、戦闘用の装束にすぐにでも着替えられるように……準備は万端であった。 )雨も止んでる……あの『地炎砲』もまた使えるようになって………くうっ!( ちょうどその『地炎砲』を思い浮かべていれば、昼間のような光と轟音が院外で発生する。窓の外を見れば病院の前の道にそれが着弾していた。息を飲み込みながら、今日ばかりは神がいると信じた。――…タイミングよすぎ! )やっぱり来たわね…!( 急いで全裸になり、壁に掛けていた忍装束に手を伸ばす。少しでも早く着替えて表に、と。はやる心を抑えながら。 )( 出撃まで1T ) [Wed 8 Dec 2010 21:14:32]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『「敵襲!!」』 [Wed 8 Dec 2010 21:10:55]
◆チク > ( ヴェイトス中央病院よりおよそ100m離れたやや小高い地点。葉巻銃やライフル、地炎砲で武装したおよそ15名程の兵士の姿があった。その中の一人が双眼鏡にてその建物を捉える。そこまでに至るには幅の広いおおよそ一本の道が続いており、遮蔽物は殆ど無い。 ) ………。 ( ――見れば、やはり奴隷ギルドの時とは違って警備に当たる者の姿が見られた。奴隷ギルドの時と違い、最初に地炎砲一発を食らわせてその混乱に乗じて突入したとしても、阻まれてしまうだろう。だから、今回はやり方を変えた。 ) …地炎砲、用意。 ( 兵士達ががしゃがしゃと地炎砲を構える。その数、10機。拠点にある地炎砲の殆どを持ってきた。それを全て消耗してしまえば、補給を受けない限りは次の一回の作戦で使用する分しか地炎砲は残らないだろう。だが、撤退も視野に入れた今、余らしても仕方が無いのだ。 ) ( 私は時計を取り出し、その秒針を見下ろしながらゆっくりと手をあげる。 ) 目標、ヴェイトス中央病院。1番から10番まで五秒間隔で発射。随時、装填。 ――撃て。 ( 静かに命令すると、ぼしゅっという音と共に地炎砲が発射され――ゆっくりとアーチを描き、第一弾が病院の前を走る道に着弾した。爆発と、地響きが轟く。 ) [Wed 8 Dec 2010 21:08:56]
お知らせ > リダさんが来ました。 『( まだ病室内での話 )』 [Wed 8 Dec 2010 20:58:07]
お知らせ > チクさんが来ました。 『 12月8日、20時55分 』 [Wed 8 Dec 2010 20:55:31]
お知らせ > リダさんが退室されました。 『( 必死に声を抑えて自分を慰める行為に没頭する… )』 [Wed 8 Dec 2010 01:22:00]
◆リダ > ( かっこいい男、と言われれば想像してしまう彼の姿。火照った身体には刺激は大きく、思わず布団を被ってしまう。 )もうっ!余計なお世話!( 病室から彼女が出たのを確認すれば、ゆっくりと顔を出して普通にベッドへと横たわる。落ち着かない身体を悶々とさせながら身体を振るわせれば、自分の手が股間と胸へと伸びていく。 ) [Wed 8 Dec 2010 01:21:04]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 [Wed 8 Dec 2010 01:18:34]
◆ディーフィール > は〜い。 ふふ。 それや、私よりかっこいい男の子の方がいいよね〜 ( 最後までちょっとからかった様子ながらもそのままゆっくりと病室を出て行こう。 彼女が手を振っていたのには気が付いていたが、あえて見ないふり ) またね。 リダさん。 ( 病室のとびらは閉められて、また見回りはしばらく続くことになる ) [Wed 8 Dec 2010 01:15:42]
◆リダ > ( 彼女に頭を撫でられれば、まだ熱い身体は反応してドクンと鼓動が高まるだろうか。まったく、この身体が恨めしくなる…。 )アンタの世話になるのは治療だけ!そこんところ間違えないでよ!( 彼女が部屋を出て行くとなれば、そこは素直に礼を言おうと、ベッドの上で上半身を起こしたままで軽く頭を下げる。 )……あ、ありがとう、ディー…フィール。それじゃ……。( 彼女の「ディーでもいい」という言葉にどこか照れくささを覚えれば、途中で彼女の名を最後まで言うことにする。そして小さいながらも彼女へ向けて手を振る。彼女には気がつかれないように。 ) [Wed 8 Dec 2010 01:12:19]
◆ディーフィール > ふふ。 ちょっと残念だったかもね? ( そういう趣味じゃない、と言われれば、やさしく彼女の頭を撫でてから離れよう。 敏感な彼女が余計に感じないようには気を使う、というのも忘れないようにして ) 呼びにくかったらディー、とかでもいいからね。 ( ちょっと呼びにくい、とは前にもいわれたことがある。 呼びやす用に呼んで良いことをつげ ) それじゃ、ゆっくり休んでね。 ( 後、物資の確認も必要だったはず。 病院の物資は地下にあるはずだから、後で確認しに行かないと〜などと思考が混じる ) [Wed 8 Dec 2010 01:05:27]
◆リダ > ……そ、そうね…言うとおりにするわ。( 彼女の言うとおりだ。いざという時に、先日の左足首や、今の腰の痛みが生じれば戦いに差支えが出るのは当然。それを控えたいがためなのだから。 )……ディ、ディーフィール……こっちの人の名前って羅列がちょっと面倒ね…でも、覚えておくわ。( 彼女の微笑を見れば、先ほどの自分の推測が間違えていたと気がつく。その恥ずかしさと、照れくささで顔は紅潮しきっていたであろう。 )バッ、バカ!確かに私は感じやすい身体になっちゃってるけど、そういうのは趣味じゃないの!( 病室に戻され、ベッドに降ろされれば彼女の言葉を真っ向から否定するように言葉を荒げる。 )気遣いだけは感謝するわ。でも…そういうのいらないからっ! [Wed 8 Dec 2010 00:59:32]
◆ディーフィール > ( 筋力は一般人と変わらない。 おとなしくしてもらわないと抱き上げていられない、ということはある ) うん。 それが良いかな? 無理して肝心なときに戦えない、っていうのは嫌でしょ? ( おとなしくしているなら彼女が反応しにくいところを捕らえて抱き上げるので、余計に刺激を与えることは少なくなるだろう ) 私はただの看護師だよ。 ディーフィールっていう名前はあるけどね。 リダさん。 ( 普段なら呼び捨てだが、勤務中なのでさんをつける。 にっこりと笑み浮かべつつ、そろそろ病室だろう ) 欲求不満なら、解消くらいはしてあげられるけどね。 ( からかうように告げるころには彼女をベッドへと降ろすころだろう ) [Wed 8 Dec 2010 00:51:47]
◆リダ > ( 清掃婦と別の顔があることを知っている人間はもうこの市内でもかなり知っている人間は多い。もうこの看護士が知ったところで…と思えば大きく溜息を吐いて降参と言わんばかりに頭を振る。 )……そういうこと。今ウォータリアンとやり合ってるわ…まぁここで完全に身体治して戦いに挑もうと思ってたから……おとなしく、してるわ…。( 言葉のとおり観念することにし、彼女に身体を預けて抱きあげらることに。変なところは触るなよと、視線を送りながら。 )……嘘。何者よ、アンタ……てか名前聞いてなかったわ…。大人しくしてるから、名前教えなさいよ…。( 抱き上げられている状況がどこか小恥ずかしく思えれば、看護士の彼女から視線を背ける。どこか負けた気分で…。 ) [Wed 8 Dec 2010 00:45:35]
◆ディーフィール > 清掃婦は世を忍ぶ仮の姿…って奴なのかな? 街を守ってくれるのは立派なんだけど、やっぱり勝手に抜けられるのは、こっちとしては困っちゃうからね。 あ、誰にも言わないから安心してね。 ( ゆるい笑みを浮かべよう。 そのまま、へたりこんだ彼女へと手を伸ばせば、彼女を抱き上げようとしてみる。 抵抗をされなければ持ち上げられるだろうか。 抵抗されそうなら太ももなど撫でて抵抗力を奪うつもりで ) ん? ちょっと触っただけだよ。 よいしょ。 その分だとまともに歩けないでしょ? 連れて行ってあげるから、ね。 おとなしくしていてくれるとうれしいな? ( 病室のベッドまでは彼女を運ぶつもりである ) [Wed 8 Dec 2010 00:35:08]
◆リダ > ( 彼女としては職務をまっとうしているだけであろう。しかし、彼女に遊ばれていると変に勘ぐっていれば反抗心はさらに高まる。 )う、うっさいわねぇ!アンタにはわからないと思うけど、やることが多すぎなの。寝ているのも大切だけど……この街の存亡すらかかってるんだから!……あ。( 思わずぽろりと出てしまった言葉に呆然としていれば、不意に妙な感覚を覚え始める。首筋を伝うような、視線…違う何か……まるで誰かの手で触れられているような感覚……一度火のついていた身体にはそれを耐える術はなく…。 )…あ、はぁ…だ、ダメ……んっくうっ……!( 小さく呻きながら全身を痙攣させて、再度壁に縋るようにペタンと座り込んでしまう。そう大きなモノではなかったが絶頂を迎えてしまった。 )……す、好きでこんな身体に…なったんじゃないわよ……てかアンタ、今何したのよ……!( 何をされていたのかさっぱりわかっていなかった。以前視姦で絶頂を迎えたことはあったものの、それとは異なる何かに甘く蕩けた頭では思考が追いつかなかった。 ) [Wed 8 Dec 2010 00:27:32]
◆ディーフィール > ( 態度が変わった様子に、どうやらこちらが素の様子。 こちらはすでに素に戻っているのだが ) もう。 痛いなぁ。 そう思うなら勝手に出歩いてお仕置きするような理由を作らなければいいと思うんだけどね。 ( 手をさすりながら相手が立つ様子を見つめつつ ) でも、それだけ敏感だといろいろと大変そうだねぇ。 ( こちらも彼女が座り込んだ理由には気が付いていることを告げようか。 あえて気が付かない振りをしていたのだが冷たい態度を取られるとどうもツンツンしてしまいがちだ ) 一人で、病室まで戻れるなら良いんだけどね。 ( 彼女の体へと意識を集中して、触れるか触れないか、その程度の微妙な刺激を敏感そうな首筋に与えようとするだろう。 撫でた後はすぐに元の体勢に。 状況次第ではディーフィールは動いていないように見えるかも ) [Wed 8 Dec 2010 00:14:47]
◆リダ > ( 彼女の真意が読めないでいたが、こちらにはどうにもたのしんでいるようにしか感じられなかった。もう余所行きの言葉で話す必要も無いだろうと思いながら、顔を上げる。 )……ちょっとアンタ、わざとやってない?ていうか、楽しんでるでしょう?( そういいながら切れ長の目をキツくさせながら、彼女を見据える。そして差し伸べられた手を、右手で叩くように振り払うだろうか。 )……不要よ、一人で立てるわ。( やや呼吸が荒かったが、両手をついてゆっくりと壁にすがるようにして立ち上がる。そして紫の看護師にそっぽを向けて、とにかく呼吸を整える。弱みを見せたら付け込まれると思いながら。 ) [Wed 8 Dec 2010 00:01:59]
◆ディーフィール > ( よくよく思い返してみれば病室で痴態を晒していたのは彼女だったと思い出す。 病院内のエッチは大体把握しているがどんな人物がしていたか、までは細かくチェックしていない ) あれ!? そんなに強く叩いちゃった? ごめんね? ( 腰砕けになった彼女の様子に注意をすれば、原因は彼女に走った快楽だから、と察する。 さすがに此処まで敏感だと日常生活もいろいろと不便だろうな〜と考えつつ ) 大丈夫? 立てるかな? ( 彼女が立つのを手伝うように手を差し伸べよう。 実際、白衣の天使、ではなく、紫の淫魔とでも名乗れそうな立場である。 服以外紫色ではないのだが ) [Tue 7 Dec 2010 23:46:29]
◆リダ > ( 内心冷や冷やである。先日病院内で晒した痴態もなんとなく風化していたであろうと思っている今、また看護師に――しかも現行犯で――自分の身体が淫らであることを見られてはマズイと、とにかく平静を装うように努める。 )え、あ、ええ……もう数日だから、我慢はする、わ……。( そして今こそ我慢しなければならない……などと思っていれば呟かれる紫の看護師の言葉。ドキっと心臓が響いたと思えばさらにもう一発叩かれる…。 )あひうっ!ちょっ…やめ……!( 思わず腰が砕けたかのように、その場へとフラフラと膝を突く。絶頂には達していなかったものの、全身が熱くなりだしていた。そして看護師の姿を見ながら胸の中で呟く。――…看護師なのに悪魔!…と。 ) [Tue 7 Dec 2010 23:40:19]
◆ディーフィール > 判れば良いんだけどね。 ( いろいろと隠していること事態はありそうだが、嘘をついてスパイをしている、という様子には見えない。 大分穏やかになりつつ ) そういうこと。 今後は気をつけてくれればいいけど… ( そして尻を叩いたことで彼女に現れた変化。 さすがに淫魔だけあってその変化はすぐに察した ) ふふ。 かわいい声。 叩かれて感じちゃったりしたかな? なんてね。 ( ついでにもう一発。 大して力は込めていない。 彼女って今は相部屋だったか記憶を探りつつ。 あまり手を出すのはよくないのでからかう程度にとどめるつもりなのだが ) [Tue 7 Dec 2010 23:32:18]
◆リダ > え、ええ…ごめんなさいね。( 重ね重ね謝りながらさらに考える。これまで一緒に戦った連中が街のどこかにいるのだから、上手くやってくれればその地点地点は守ってくれるだろう。それなら今自分のいるこの場所――病院――を守るべきなのではないかと。どう守ろうかと頭で考えをめぐらせていれば、彼女の問いかけにやや反応が遅くなるだろうか。 )……へっ?あ、そ、そうね…まだほんの少し腰も痛みが残ってる感じだし…素人にはわからないこともあるのよね。さすが、『餅は餅屋』ね。( これまた取り繕うように話をあわせたのだが、思わず口調が早くなる。怪しまれないだろうかと不安に思っていれば…。 )…ひゃうぅっ!( 尻を叩かれて生じる甘い痛みに、思わず声を上げてしまう。最近そういうのにご無沙汰だったせいか、全身がビクンと小さく震えたのが自分でもわかった。そして思わず濡れだしていることも。 ) [Tue 7 Dec 2010 23:16:23]
◆ディーフィール > 信用第一、だろうからねぇ。 ( 清掃婦で個人で清掃の営業などがあれば直接行くこともダルだろう。 彼女自身とくにウォータリアンではなさそうだし、潮の匂いは特に感じていない。 問題はないかなと考えつつ ) あのねぇ。 入院をさせておくにはさせておくなりの理由があるものだよ。 それで体調を悪化して帰ってこられてもお互いこまっちゃうだろうしね。 ( 今は仕事時間なので間者へのセクハラはほどほどである。 せいぜい ) ま、今回はこれで許してあげる。 ( 子供へのお仕置きのように軽く彼女の尻を叩いてしまおうとするだろう。 男がすればセクハラだが、外見は女であるし、一応とがめる理由もあるのだ ) [Tue 7 Dec 2010 23:07:46]
◆リダ > それもそうよね、ごめんなさい。( 彼女に言われて再度確認することができた。――…ここもウォータリアンたちの襲撃目標になりかねない、と。彼女たちが警戒を強めているのも当然な話。少々悪いことをした、と思いながら顔を覆うように手を置けば溜息を一つ。 )私は清掃婦。清掃に行くって約束した場所があったんだけど、ウォータリアンの襲撃に巻き込まれて、行けなくて……それで気になって…。( 気になる場所があるというのは事実。あのスキュレインがこの街のどこかにいるのだから、この街全体が気になる場所であった。騙すのは気が引けたがウソは言っていないと、自分に言い聞かせた。 )はは……迷惑かけてごめんなさい。数日で退院と言われたけど、もう普通に動けたし、それに我慢できなくて……。( 理由を話しながら、彼女に連れられて病院の廊下を進んでいく。彼女の雰囲気がまだつかめないままで。 ) [Tue 7 Dec 2010 22:59:06]
◆ディーフィール > ( 相手は必要が無くても一応こちらは警戒が必要な立場である ) ふぅ。 あんまりうろうろ出歩いちゃダメだよ? ただでさえ、みんな襲撃を警戒してぴりぴりしているんだから。 あんまり勝手に抜け出されたりすると、敵のスパイかもって不要な尋問をしちゃうかもしれないでしょ。 ( 謝罪する様子にちょっとだけ表情を引き締めて告げた ) ん〜っと、何の仕事しているんだっけ? 後、気になった場所って? ( スパイの疑いが出てくる、という事を前置いて一応聞いて見よう ) 話せる範囲で教えて欲しいかな? 病室までは送るね。 また、抜け出されたら困るしね。 ( 口調などは柔らかくなっている ) [Tue 7 Dec 2010 22:49:38]
◆リダ > ( 警戒は必要のない看護師だし平気か、と思っていたものの方に手を置かれて向けられる微笑に少し戸惑う。心からのものか、それとも裏があるのか…。 )あの、何と言うかその……ちょっと仕事が気になりまして…。( 入院している本当の理由は伏せて、偶然奴隷ギルドの前を通りかかった際に爆発にあった、ということにしていた。どこかの誰かさんではないが、面倒になるのが嫌であった。 )ちょっと、気になる場所もあったので……すみません。( とりあえずこの場を取り繕うようにして謝罪の言葉を言いながら、頭を下げてみせる。彼女の言う素敵な治療にちょっとした恐怖を覚えながら。 ) [Tue 7 Dec 2010 22:40:18]
◆ディーフィール > ( 相手の姿を確認すれば、警戒心を少し解く。 入院患者の一人のはず。 表情も警戒心露の表情から、一見すれば穏やかな笑みに変わるだろう ) えっと。リダさん。 だったかな? こんな時間に外へ何をしに行っていたのかな? ( 穏やかな笑顔ですよ? そのまま、ゆっくりと彼女へと歩いて近づけばその肩に手を置こうとするだろう。 それはもう、にっこりと笑みを浮かべたままで ) お返事の内容によっては、素敵な治療をしてあげることに、なるかもね? [Tue 7 Dec 2010 22:34:11]
◆リダ > ( 毎度上手くやっている、という奢りが出たというのは事実。完全に気を抜いていて警戒することなく廊下を進んでいれば不意に看護師の声が響く。しかも進行方向から……。 )……や、ヤバ……。( 逃げ道もないし、それに見つかったとしても咎めを受けるだけ…特にペナルティもないと思えば、半笑いしながら、こちらへと向かってきた看護師に向けて両手を挙げて見せる。 )ハハハハ……どうもぉ……。( 夜の闇を歩き回っていたため夜目には慣れていた。そのおかげで紫色の制服を着たブロンドの看護師の姿がはっきりわかった。院内でも何度か見かけたことはあった。 ) [Tue 7 Dec 2010 22:29:40]
◆ディーフィール > ( 一階部分は問題なし、と二階に上がってきたところで人の気配に気がく。 明らかに今、外から中に入ってきたと感じれば、その気配を追って移動を行う ) …誰!? ( こちらは明かりが無くても病院の中を動き回るには問題ない。 相手からは看護師姿の女がやってくるのが見えるだろう。 ウォータリアンの間者では、という警戒はしていた ) [Tue 7 Dec 2010 22:22:44]
◆リダ > ( モスグリーンのワンピースとエプロンを着た清掃婦は、窓の外から病院の中の廊下の様子を伺っていた。2階であったが壁に張り付くようにして、まだ施錠のされていない窓からの侵入のタイミングを計るために。 )……よし、今なら見回りがいないわね……。( 好機と思えばその窓をゆっくりと押し上げて、その開いた隙間へと足から滑るように身体を入れ、全身が入れば音の立たないように廊下へと降りる。 )ふぅ、何とか成功。市内も何事もなかったし…今夜は上々ね。( 先日の襲撃で少々痛めた身体の完全な療養ということで入院をしていたが、やはり市内の様子は気になり夜な夜な病院から抜け出していた。あと数日であったが我慢のキライな性格で、じっとしていることができなかった。 )さて、病室へ戻ろう…。( いつもは上手くやっていたはずであったが、今夜は一人の看護師の気配に気がついてはいなかった。 ) [Tue 7 Dec 2010 22:17:03]
お知らせ > リダさんが入室されました。 『( 窓からこっそりと病院内に戻ってくる… )』 [Tue 7 Dec 2010 22:07:41]
◆ディーフィール > ( 防衛用設備、とは書かれているが普段は地面に敷かれている鉄製の設置型盾。 当然邪魔にならないようにと床に埋まっているような状態でとってをつかんで持ち上げるのだ。 コドモがいたずらしないように、と 普通の人ならば二人がかりで持ち上げるような重量がある。 持ち運びには向かないが、拠点防衛に使う分には問題ない。 ディーフィール一人では持ち上げられないので付近に物を置いていないかの確認である。 いざ使おうとして物がおいてあって使えませんでした、は話にならない ) ん〜 こっちの方は大丈夫だね〜 ( 後は非常口。 この付近に入院している患者は比較的行動が出来る人たちだ。 重症患者は動けない分、警備が厳重なところに入院されている ) こっちの出口も余計なものはなし。 と。 [Tue 7 Dec 2010 22:06:10]
◆ディーフィール > ( 今日と明日と夜勤だな〜などと考えつつの見回りの最中。 ヴェイトス中央病院。 ここ数日のメア島の襲撃にけが人が大勢運び込まれたもの。 最近は各施設が襲撃されていることもあり、警戒感は広がっていた ) ん〜 非常口の開閉の確認、と、後は襲撃時防衛用の設備の確認…と。 ( 手元のメモを確認しながらゆっくりと歩いていく ) [Tue 7 Dec 2010 21:55:04]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( 設備の点検など )』 [Tue 7 Dec 2010 21:49:44]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 寝付くまでもう少し側に居てもらおう。 』 [Sat 4 Dec 2010 23:08:26]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 ――― 帰ってきたら一番に乙女のとこに行きますよ、 ( まぁ、いつものことだけど。 )』 [Sat 4 Dec 2010 23:07:43]
◆艶子 > うん、お願いねっ。 ( どんなご褒美だろう、楽しみだ。とびっきり美味しいケーキとか、とびっきり美味しいクッキーとか。…なんか、食べ物ばっかりだなあ私。 ) ――MJが居ればナッキーのところに寄越すんだけどなあ。 ( 一体どこをほっつき歩いているのやら。 奴隷の扱いは本当に難しい。地方村と言っても広いから、ナッキーのところに逃げ込む可能性は薄いかもしれないけれど。エルザファームの一件があったところでもあるし…もっとも、そのことを奴隷が知ってるかどうかはわからないが。 ) ………な、なるべく早く戻ってきてね?私、ケーキ楽しみにしてるから。 ( 自分では助けに行ってやれることもできない。それなら、少しでも早く、長く、彼女を地方村から引き離そうなどという子供染みた考えだ。彼女や彼女の周りの人達にも生活があるというのに。 ) …ん、わかった。 ( そう言って、ナッキーの手を握り一緒に歩き出す。生活のリズムを崩さないためにも、早めに寝ておいたほうがいいか。病院で暮らしていると寝ていることが多いから、どうしても夜寝れなくなることが多いのだけれど。 ) [Sat 4 Dec 2010 23:03:35]
◆ナキア > ふふ―― じゃぁ、 頑張ってもらえるようなものを考えないとですねぇ。 ( 競争にしろ御褒美にしろ、 辛いリハビリが少しでも、楽しいものになればいいと思う。 さて、何がいいだろう――― ) ――― はい、わかったですよう ( 本当は、病院内に配れるくらいたくさん作ることが出来ればいいのだけれど。 中々そうはいかない、 ) そうですねぇ。 村が無事であれば―――、 …いいのですけど、 ( この先も。 魔女にとってあの村は重要な場所だ、 ――― 食料だとかそういうのは、奪われるくらいならいっそその前に幾らか与えてしまえばいいんじゃないかと思うけれど、 それでいつかの事件の時のように 村が逃亡奴隷を擁護したと疑われても困るし、油断させておいてギルドに通報するというのも後味が悪い。 かといって村で騒ぎを起こされるのも困る。 ―――それに警戒するべきは奴隷たちだけではないわけで、 ) … 、 ( あれこれ村のことを考えれば、ふぅと心配げな吐息を小さく ) まぁ―――、 なんとかするしかないですから、 ( 何かあれば、出来るだけのことはしよう ) さて、そろそろ病室に戻りませんか? 体が冷えると中々寝付けないですから、 … ( すぐに寝ろとは言わないけれど、ベッドに入って体を温めておいた方がいいだろうと――― 貴女の右手をとって、手を引こうか ) [Sat 4 Dec 2010 22:56:16]
◆艶子 > お、いいねえ。ご褒美があれば私も君影も頑張っちゃうよ。まあ、それでも私が勝つけどね! ( 何ごとも勝負事では負けない自信を持つようにしている。それがどんな種類のものであれ。まあ、今回のは勝ち負けが重要な勝負というわけでもないけれど。 ) んーとね、じゃあケーキがいいな。クッキーも好きだけど、ケーキが食べたい。 ( 贅沢だと思う。街がこんな状況ではどこかのお店に食べに行くなんてことも出来ないし、周りの人に羨ましがられるだろうからこっそり食べるけど。君影にも声をかけて、皆で食べよう。 ) でも、気をつけてね。奴隷ギルドが襲われて奴隷が沢山逃げたって聞いたから―― 地方村にも逃げてきているかもしれないし――。 ( 一緒に行ってあげれられれば一番いいんだろうけど、心配だ。 ) [Sat 4 Dec 2010 22:36:32]
◆ナキア > ( いくらでも はい、あーんv ってしてくれるよ。 腕がついてリハビリが始まれば、それも訓練のうちだと、出来る事はなるべく貴女自身にさせようとするだろうけれど、 ) ―――― ( 不思議そうな声が貴女から漏れても、応える言葉を持たないまま ) ふふ、競争ですか――― それは、 それは。 じゃぁ、その時までに何か 御褒美でも用意しておきましょうかねぇ――― ? ( 嬉しそうに語る声、微笑ましげに耳を傾けてのほほんと。 ――― 別に不幸を喜ぶわけではないけれど、君影さんがいてくれて良かったと考えてしまっている自分に気付いてほんのりと自己嫌悪。 けどまぁ、お互いに支えになっているのなら―― ) … そうそう、もう少ししたらまた、村の方に様子見に行くつもりなのですが――― 今回は何を作って持って帰りましょう? ( お菓子。 病院にいる間は作ってあげられないから、機会があるのは村に戻る時だけだ ) [Sat 4 Dec 2010 22:28:29]
◆艶子 > うん。やっぱり片腕だと着替えるのも身体を拭くのも不便でさ。あとご飯を食べるとき、お椀を持てないから食べにくくて。 ( ある程度は看護師さんやナッキーが手伝ってくれるけれど。 ) うん? ( 腕が戻ったら―― の後に続かない言葉に、私は首を傾げる。何だろう、何でもしてあげる。肩を揉んであげてもいい、荷物を持ってあげてもいい、色んなことができるんだ。 けれどもその言葉の続きは語られぬまま。 ) 会えたよ。元気そうだった。義肢もつけてもらってさ、あとはリハビリをするだけだ。私、あいつと競争することにしたんだよ。どっちが早くリハビリを終えられるかーって。勿論、私が勝つつもりだけどね! ( そうやってお互い辛いリハビリを乗り切ろうというのだ。一人だと心が折れそうになるけど、二人ならなんとか頑張れるだろうって。 ) [Sat 4 Dec 2010 22:14:40]
◆ナキア > はい、 … よかったですね、 ( ですね、と、 語り掛ける言葉はまるで他人事のよう。 けれどその声音はしみじみと深く、本来腕のあるはずの場所を見つめたまま 撫でる手は止まない――― 貴女が回復を喜ぶのと同様に、魔女もまたそう遠くはないだろう未来を想い、安堵している ) 腕が戻ったら――― ( 手を繋ごう、 一緒に料理をしよう、 また前みたいに背中を流してくれますか、 甲に口付けてもいいですか、 頬を寄せてもいいですか、 ) … ( あんまり色々思い浮かびすぎて、そのどれも口にすることが出来ないまま ) ―― そういえば、君影さんにはお会いできたですか? ( 話題を変える ) [Sat 4 Dec 2010 22:08:15]
◆艶子 > ( ナッキーという人は、とても包容力のある人だ。世の母親のイメージといえば、心配するあまりあれは駄目、これは駄目、駄目、駄目、駄目と駄目だしばかりする感じもあるが、ナッキーは違う。私のすることを肯定してくれるのだ。そこで悩んで立ち止まったりすれば、いつでもアドバイスをしてくれる。 これがどれだけ私にとって心強い存在になっているか。私に出来ることは、ここで好き勝手やってナッキーの信頼を裏切らないようにすることだ。だから自然と私は姿勢を正し、悪いことはしないようにする。 ) …えへへ。 ( 優しいと言われて照れ臭そうに笑う。 ) うん。もう耳にしてるかもしれないけれど、メルビル先生って人が私の腕を―― ( と、ここで声のトーンを落とす。この病院には、身体の一部を失ってしまってそれを取り戻すことが出来ない人達も多いから。 ) 腕をくっつけてくれることになったんだ。リハビリに時間はかかるけど、大体元通りになるんじゃないかって。 ( そう言って笑う。肩に触れる手にくすぐったそうにしながら。 ) [Sat 4 Dec 2010 21:54:23]
◆ナキア > ( 無茶をして患者を増やすつもりもないし、 貴女を心配させる気もない。 だからって目の前で苦しんでいる人をほっとけるかと言えば無理な話で、今は平気でも戦争が長引けばそのうち疲労もたまっていくだろう。 この混乱のせいで、乙女がお世話になった人たちにのんびりと挨拶に回ってもいられない。今はあちらもきっとお忙しいはずだ ) 私は、 「こうであれ」 と、乙女に言う気はないのですよぅ。 貴女は優しい子だから、 ( ――― 戦いに赴こうとする貴女も、皆の心を想ってここで耐える貴女も、どちらも想像できる。 それは予測であって希望ではない。 魔女はどんな貴女でも受け止める。 ) … ふふ、 はい。 早く――― … ( そっと手を伸ばし ショールごし、愛しむように貴女の左肩を撫でようか ) … 元通り、刀を振るえるようになるといいですねぇ [Sat 4 Dec 2010 21:48:08]
◆艶子 > ( 顔色を見る限りでは、ナッキーは今にも倒れそうなほど疲労しているようには見えない。だからその言葉には偽りはないだろう。でも、注意して見てあげなくちゃ。大丈夫じゃなくても大丈夫だって言うかもしれないから。 ) も、もう…!ナッキーには敵わないなぁ。 ( 私が飛び出していこうとしても、それを止めないなんて。まるで私という人間の性格を手に取るようにわかってるみたいだ。そんな事言われちゃったら、益々無茶はできなくなる。 ) …大丈夫、今回は行かないよ。ここで大人しくしてる。流石の私でも、片手で戦うのはしんどいからね…! ( 幸福なことに、私が無茶をすることで私の事を心配してくれる人達がいるから。今回のことでそれが良くわかったから。だから無茶は極力しないようにしよう。 ) [Sat 4 Dec 2010 21:36:05]
◆ナキア > はい、ありがとうございます。 私は大丈夫なのですよう、 ( 間近で治療や病院の様を目に出来るのも看病に奔走するのもよい経験になるだろう、元々村の方でもしていたことだし苦ではない。 たまに村に戻るのも、薬の調合のためだったり村人の様子見であったり、 ついでに乙女の家に寄って無事を確認したり――― お菓子を作って持ち帰ったり、 ) はい。 ( 叱らない、という乙女に頷いた。 今の状況で気にせず過ごせという方が無理な話、 ) …、 ( 窓から乙女へ、ゆっくりと顔を向け ) ――――― …… ( 静かに微笑んで、覗き込むように乙女の顔を見上げた ) 止めません ――――― …、 そう言う私は 薄情な母親でしょうか、 ( だって容易に想像できてしまう、 )( 腕を失くしたまま、 不利と無茶を自覚していても尚、 強かに敵を見据え挑みかかる貴女の姿が。 ――― 別にそうしてほしいと思っているわけではないけれど、止める気もない――― 他にいくらでも、貴女を止める手はありそうだけれど ) [Sat 4 Dec 2010 21:29:40]
◆艶子 > ――うん。でもナッキーも無理しちゃ駄目だよ。忙しいと思うけど、ちゃんと休んでね。 ( ここに来て運び込まれてくる怪我人の数も増え、病院は更に慌しくなった。もともと6人部屋であったはずの私の病室にも、今は8人が収容されている。狭っくるしくて仕方ないが、我慢しよう。 ) そりゃあ、まあ―― 叱らないけど。 ( そっか。別にそわそわしててもいいか。きっとそれが普通なのだ。 ) でも、「みんなを助けにいく!」って行って私が病院を飛び出しそうになったら、ナッキーは止めるでしょ? ( ふふふと笑う。ナッキーの身体は小さいし力も弱いけれど、彼女が全力で私を止めに入ったら、きっと私はそれを押しのけることができないだろう。 ) [Sat 4 Dec 2010 21:16:54]
◆ナキア > ( 目が合って、魔女は目を細め笑みを深める――― こうして無事を確認し合うのはお互いに、なのだろう ) いいえ、どういたしまして。 ―― 例え風邪をひかないということを前提したとしても、それでも寒い夜には我が子にあたたかくいてほしいと思うのが母心なのですよぅ。 ( 丈夫と告げる貴女に、ふふっと笑って魔女はそう言葉を返す。 怪我人なのにとか、病院にいるくせにとか、そういったことをこの魔女は考えない ) … ( 駄目と自分を卑下する言葉に、魔女はゆるりと首を傾げ、乙女と同じく窓の外を見た ) 私もですよう。 いいんじゃないですか、それで。 ( 何も駄目だなんて思わない、 ) ――― 私が落ち着きなくしていたら、乙女はだめだなぁと私を叱りますか? ( それはそれで構わないけれど、 なんて魔女は小さく笑い声を漏らす ) [Sat 4 Dec 2010 21:11:16]
◆艶子 > ( 痛みはあるのだ。夜、眠れなくなるほどの痛みは。噂に聞いていた幻肢痛、というヤツらしい。もうある筈もない部分が痛み、痛み止めの効果は無い。けれども私にとってその痛みは、私の動きを封じると同時に気持ちを急かせる効果もあった。しかし、今は休まねば――。腕を失ったこともそうだが、アクセラレーターとの戦いの傷と疲労はまだ癒えていない。かなり無理をしたせいだ。それだけあの戦いが凄まじかった事の証明にもなるが。 ) あ……。 ( 肩に掛けられるショールのぬくもりに、私は彼女の方を見た。ナッキーだ。街がこんな状況という事もあって、今は病院の方に来てくれている。こうして側に居る彼女の無事は確認できるから、私は安堵できる。 ) うん、ごめん。ありがとう。でも大丈夫さ、私は丈夫だから。 ( でもショール暖かい。 ) …駄目だね、どうにも―― そわそわしちゃって。 ( そう言ってまたちらりを窓の外を見る。 ) [Sat 4 Dec 2010 20:59:06]
◆ナキア > 体が冷えますよ、 ( 近付く足音はかけた声と同じにのんびりと、 ) 今夜は――― ( 視線を窓の方へ転じれば、目を細め ) … 雨が酷いですから、 ( 殊更に空気も冷えているだろう、 傍らで歩を止めれば視線を貴女へ戻して微笑んだ。 抱えていたショールをふわりと両手で広げ、貴女の肩に掛けようか ) ( たまに地方村に用事を済ませに戻る以外、魔女はあれからずっと病院に留まっている。 現在この街は戦禍にみまわれている最中で、病院も忙しい―――だからボランティアとして身を置き、時間に融通がきく間はこうして乙女の傍にいる。 もしくは、君影さんの様子をみにいっている ) [Sat 4 Dec 2010 20:53:14]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『 ―――― 乙女、 』 [Sat 4 Dec 2010 20:44:23]
◆艶子 > ( 仮に私が再び病院を脱走してみんなを助けに行こうとしたら、誰もが豪天寺艶子の頭の中には筋肉が詰まっているに違いないと確信するだろう。余りにも学習能力が無さ過ぎる、と。だから私はここでじっとしていて、私の頭の中には正真正銘ホンモノの脳ミソが詰まっていることを証明しなくてはならない。 …それに、腕が欠けてしまった今の状況では、私の中で敵と戦い勝利するというあのイメージが沸いてこないのだ。自分が勝つところを想像できない。こういう状態ではまず戦わないほうがいい。十中八九、負けるだろう。 ) ( だが、何もしないのはあまりに苦しい。みんな無事だろうか?そう簡単に負けるはずは無いってわかってるけど、心配でたまらない。 ) [Sat 4 Dec 2010 20:41:53]
◆艶子 > ( 目の前で悪くなる状況に対して、ここまで何も出来ずに手をこまねいているのは初めてかもしれない。今まではもっと無理が出来た。意識を失ってぶっ倒れるほど身体に無茶させて、戦ったり穴掘ったり人を抱えたりできた。さすが五体満足って話だ。だが、今の私にはそれが出来ない。――腕が無いから。疼くような傷の痛みを無視してでしゃばろうとしても、逆に足手まといになってしまうのだ。今日今すぐにでもメルビル先生に腕をくっつけてもらったとしても、その状況は変わらない。くっつけたからと言って、すぐに動くようなものじゃないからだ。 ) ………。 ( 苛々。病院の廊下の窓から、激しく降り注ぐ雨の中にうっすらと浮かぶヴェイトス市の街並みを見ていた。あの中に敵がいるんだ。 ) [Sat 4 Dec 2010 20:36:15]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 苛立ち。 』 [Sat 4 Dec 2010 20:29:24]
お知らせ > 巳門さんが退室されました。 『( 課題は山積みだ )』 [Thu 2 Dec 2010 23:49:41]
◆巳門 > ( 槍を片手で自在に操るようになるためにh何度も繰り返して動きをイメージしてそれいからだが動くように、としていく必要があるだろう ) … ( そして、病院を後にする。 できるだけ、新しい被害は抑えないと… ) [Thu 2 Dec 2010 23:49:18]
◆巳門 > ( 槍は回収してある。 ただ、何も市内で回復を待つ、とはしたくない ) 槍を片手で扱う技術、か…。 ( 力はそこそこ自信があるので問題は無かろう。 片手で行うことが出来る攻撃方法と動きをイメージする ) 突き、よりはやっぱり、斬る、払う、だよな… ( とはいえ、蛇槍をそのまま振ろうとすればその重さがやっかいだ。 普通の槍で動きを考えることからはじめた方がいいだろう ) やらないよりは、だな。 [Thu 2 Dec 2010 23:27:00]
◆巳門 > ( 元々、巳門が使う蛇槍は両手で扱うことを前提にしている。 そのため、自然と槍は両手で保持してのスタイルとなった。 それが使えなくなったわけである ) 相手は待ってくれないしな… ( さすがに武器の持ち込みはしておらず、現在は鎧を着ていない普段着。 病院にけが人があふれているのは先日の砲撃と昨日の一見の被害者達である ) [Thu 2 Dec 2010 23:11:02]
◆巳門 > ( おかげでしばらくは右腕での生活を強いられる。 弾丸は貫通していたことと、骨には影響が無かったということで回復にかかる時間は思ったよりも短くてすむとの事 ) とはいえ、これって不便だよな… [Thu 2 Dec 2010 23:06:33]
お知らせ > 巳門さんが来ました。 『( 左腕は包帯が巻かれて固定されている )』 [Thu 2 Dec 2010 23:03:48]
お知らせ > リダさんが退室されました。 『( じきに情報は町中に知れ渡るだろうか… )』 [Thu 2 Dec 2010 22:30:04]
◆リダ > ( 病室のドアを開けて看護婦を呼べば、すぐにこちらの呼びかけに反応してこちらに来てくれた。 )これを市のウォータリアン対策の部署へとすぐに送って……お願い。( 真剣な表情のこちらに気おされたのか、看護婦も「わ、わかりました!」と気を入れて返事してくれた。急ぎ、その看護婦は廊下を走っていけばその背中を見送り自分は病室へと戻り、再びベッドに入り横たわる。 )これでいい…今の私の役目は身体を治すこと……。( そう呟けばゆっくりと瞳を閉じて眠りについた。 ) [Thu 2 Dec 2010 22:29:13]
◆リダ > あ、そう言えば……あの二人、大丈夫だったかしら?( あの二人と言うのは昨日一緒に戦った巳門と海兵の名前のわからない彼のこと。あの『ちえんほう』の爆発でやられていないかふと気にかかった。 )まぁ、巳門は頑丈そうだから大丈夫として、あの海兵、無事かしら?……まぁ生きてるわよね、きっと。( そうこうしている間に、報告書は一応書けた。その時々の感情に任せて書いたせいでまとまりはなかったが、至急伝えたいと思いこのまま提出することにした。 )よし、じゃあこれを………。( テーブルに置いてあった封筒にそれを入れて、ゆっくりと起き上がる。地面に叩きつけられて強打した背中がまだ痛んでいたが、動けなくはなかった。 )看護婦さ〜ん、お願いしたいんだけど……! [Thu 2 Dec 2010 22:22:07]
◆リダ > ………いや、待って…。( 『ちえんほう』の恐ろしさを感じながらも、もう一方では『ちえんほう』さえ叩けばいいのではないかとふと考える。アレがなければどれだけ楽になるか……。 )………わかった、これからはあの『ちえんほう』を叩く!私ってそもそもそういうのが本来じゃないの……。( 先日、巳門が教えてくれた『本来』。それを思えば恐怖が少し薄れてフッと小さく微笑むことができた。これからの自分の動きも今一度確認もできた。 ) [Thu 2 Dec 2010 22:11:59]
◆リダ > ちょっと待った……!( ふとペンを置いてあることを思いつく。それはとても恐ろしい話で、口に出そうとする自分の唇が震えるのに気がつく。 )あ、あんな『ちえんほう』が大量生産されたら……どうなるのよ…!?メア島に潜入した者の情報では工場があるって…その工場で『ちえんほう』が作られてるとしたら…………ヤバイ…。( ある種の大砲であるから長距離仕様なのだと考えれば、余計厄介なものだと推測される。そんなものが集中砲火したら、街の一区画など瞬時にして焼け野原になるであろう。そう考えれば表情は次第に青ざめていくだろうか…。 ) [Thu 2 Dec 2010 21:58:11]
◆リダ > ……それはさておき、だわ。( 手にした瓶をテーブルに戻して、今回の戦闘を今一度振り返る。ペンを中空に這わせながら瞳を閉じてその情景を思い浮かべる。 )今回の敗因は明らかな火力負け…こちらの戦力は巳門の槍、あの海兵のサーベルとマスケ…マスケット銃。それと私のダガー4本に鉄扇……それに対して向こうはいつもの毒銛の銃と、連射の利く銃数丁……接近が困難になるほどあれで弾幕張られたら本当にキツイ。おまけにあの『ちえんほう』とかいうアレ…反則じゃないの?( 今更ながら文句を言いながらその怒りを報告書へとぶつける。おかげで普段よりも語調が荒くなっていた。 ) [Thu 2 Dec 2010 21:48:50]
◆リダ > ( 手の開閉を今一度確認するも、いつもどおりに動いている。感覚の欠損もない。さらに言えば前回胸に刺さった毒銛のおかげで望まないバストアップをしてしまったが、今回はそれはなかった。今思えばアレのおかげと思い、拾われた自分の道具がテーブルに視線を移す。その中でひときわ目立つ黒いラベルのドリンク剤…。 )……『ラティーシャEXTRA』か…。ホント助かったわ、ありがと…。( 呟きながら、これを売ってくれたラングフォードP.W.M.Cのあの二人を思い浮かべて軽く会釈する。 )ホントに効いてたわ、この薬……飲んでなかったら今頃…。( 想像するだけで身震いしてしまう。身体はしばらく動かない上に、また胸も肥大していたであろう。大きく溜息を吐きながらその黒ラベルの瓶に手を伸ばす。 )………もう何本か買っておこうかしら?……ゲボ不味だけど。 [Thu 2 Dec 2010 21:33:42]
◆リダ > ( 昨日、着いたときにはすでに爆発が起きてて建物が損壊し煙を上げていた。いつものお得意の爆弾だったのか、と推測するがその考えは自然と候補から消えていく。 )……最後のアレ、じゃないかしら?( チクの号令によって放たれた強大な爆発を生んだ砲撃。あれを虎の子の一発だとすれば逃走用だけに使うにはあまりに役立たず。最初にアレを使い、次弾の装填ができたから使ったと考えるのが妥当かもしれない。 )確かアレ、何って言ったかしら……?チク叫んでたわよね…「ちえんほうーっ!」って。その号令で放たれて、着弾してあの爆発……シャレにならないわ。( その感想も交えて、さらに調査書にペンを走らせる。身体の痛みはあるものの毒による強い痺れは身体に残ってはいなかった。 ) [Thu 2 Dec 2010 21:24:43]
◆リダ > ( 昨日の最後の砲撃により気を失って倒れて、それから数時間後市の救護班に病院に運ばれ治療を受けていた。銃弾が掠めた傷、爆風により吹き飛ばされ叩きつけられた際の打撲、さらにはチクに撃たれた毒銛の毒…などなど、まだ日常生活に戻るには厳しい条件があり、入院を余儀なくされていた。 )えっと……今回、奴隷ギルドを襲撃したのは…チクをはじめとする10名弱の集団…と……。( 昨日のことを思い出しながらベッドに備えられた台に置かれた羊皮紙に、ペンを走らせようと模索する。元々書きものというものが苦手な自分には頭を悩ませる作業であった。 ) [Thu 2 Dec 2010 21:13:17]
お知らせ > リダさんが来ました。 『( ベッドの上で上半身だけ起こして報告書を製作 )』 [Thu 2 Dec 2010 21:02:39]
お知らせ > ホンフーさんが退室されました。 『一刻も早く、傷が治るように祈りながら』 [Mon 29 Nov 2010 21:36:43]
お知らせ > ホンフーさんが退室されました。 『一刻も早く、傷が治るように祈りながら』 [Mon 29 Nov 2010 21:36:43]
◆ホンフー > おっと、場所をとっていてはいけませんね。 ( 激しいというよりも、相手の優秀な火器に、一方的な先制を許してしまった前回の戦い。負傷者は数多い。虎人は邪魔にならぬよう、病院を後にした。 ) [Mon 29 Nov 2010 21:36:31]
◆ホンフー > なんとかやりくりしていくしかないですか。今回の騒動を乗り越えられれば、またまともに働けるようになるでしょうし…。 ( 中途半端ではあるが、まだ冒険者だけで食べていける自信はない。故に、何時もは適当な仕事を持ちながら、何かがあれば手を出してみる、そんな立場を取っていくしかない。 ) [Mon 29 Nov 2010 21:24:18]
◆ホンフー > 報酬が入ってからの話になりますが…。まずは借金の返済と武装を整えなければ。宿泊費もかかるし、足りるかな・・。 ( どこまで行っても、金の問題は頭を悩ませる ) [Mon 29 Nov 2010 21:18:33]
◆ホンフー > ( 今の状態では戦闘は厳しい。足手まといになる可能性が高い。 ) 前回も何も出来ていませんでしたし。あ、有難うございます。 ( 別の軽傷者の所へと歩いて行く傷痍兵の後ろ姿に、虎人はお礼の言葉を投げかけた ) [Mon 29 Nov 2010 21:11:03]
◆ホンフー > うん、これだけしっかりしていれば、日常なら何とかなるでしょう。仕事は…、まぁ、傷が悪化しない程度にしましょうかね。 ( いっそのこと、島を出て逃げてしまいたいとも思う。しかし、それにはあの軍がいる海を渡らねばならない。 ) 今更、ヴェイトス市から出る船を見逃してくれるとは思えませんしね。 ( 海上で足場がなくなれば、こちらは唯沈むしか無いのだ ) [Mon 29 Nov 2010 21:04:53]
◆ホンフー > ( 慌てて謝る傷痍兵に、虎人は軽く目をうるませながら手を振って見せる。 ) うう、前回あれだけ激しく動けたのが奇跡ですね・・。やっぱいり、もう少し身体をいたわらねば…。 ( ウォータリアンの攻撃がいつ始まるのかは分からないが、願わくば、体調が完全に戻ってからだと良いと思う。 ) [Mon 29 Nov 2010 20:57:09]
◆ホンフー > 彼らもこのまま諦めてくれれば良いのですけれども…。 ( ありえない願望をつい口に出す。今度来るのは総攻撃の可能性が高い。宣戦布告を行った以上、何時までもグズグズしているはずはないだろう。 ) そうは思いませんか?いだっ! ( 包帯を結び終えた傷痍兵が、ぽんと叩いて知らせる。油断していたところだっただけに、まだ内部が治りきっていない傷に、その衝撃はかなりしみた。 ) [Mon 29 Nov 2010 20:53:25]
◆ホンフー > しかし、最近は静かなものですねぇ。 ( 無理をした甲斐はあるというべきか、辛うじて来月は屋根のある場所で寝泊まりできそうだ。 ) [Mon 29 Nov 2010 20:50:32]
◆ホンフー > ( 包帯を取り替えてくれている彼は、医者ではない。比較的傷が浅い兵隊の一人だ。ちゃんとした医者は、ウォータリアンの襲撃で重傷を負った者達を見ているため、こうした雑事は勢い、通いの患者同士でやることになる。 ) そりゃあ、死にたくはないですよ?でも、戦って死ぬ前に、飢え死にしたんじゃあ何ともなりませんし…。 ( 巻き終わった後、『早死するぞ?』と苦笑する傷痍兵ぬ向かい、虎人は溜息を吐きながら告げる。両方の完治までは、あと一週間はいるだろう。 ) [Mon 29 Nov 2010 20:46:05]
◆ホンフー > 腕の方は、この包帯が良いのか、中々いい状態なのですけれども…。 ( 右腕に巻かれた包帯は、知り合いの針子がつくってくれた特製だ。特別な効果というよりも、気休め程度の効果しかないが、やはり有難いものだ。ただし、腕の方は戦場の高揚の中とは言え、さすがに己の肉を食い千切るという行為を躊躇ってしまったのもあるだろう。だからこそ、あの後毒が回り、病院で倒れることなった。 ) [Mon 29 Nov 2010 20:41:53]
◆ホンフー > 具体的には、働いて稼がないと、本当に野垂れ死にしますし。 ( 腹の傷を負ってから、ほぼ一月。腕の方は20日以上だ。しかし、動き回っているために、傷はなかなかに治らない。元々が深い傷ということもあるが、やはり、無理して動いているのが原因でもあるだろう。腹の包帯を取り替えてもらいながら、虎人はそう訴える。 ) [Mon 29 Nov 2010 20:38:03]
お知らせ > ホンフーさんが入室されました。 『傷を負っていても、動かないわけにはいかないのですよ…。』 [Mon 29 Nov 2010 20:35:16]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『じゃあお言葉に甘えて抱かせて貰おうかな。(そしてあまりの暖かさに中々返さないのでした。)』 [Tue 16 Nov 2010 00:41:48]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『( さて、私は多分またいっぱいばーかと楽しげに口にするんだろう。 )』 [Tue 16 Nov 2010 00:41:35]
◆君影 > うん、そうしよっか。リャンふわふわー。あったかいー。艶子も抱く? ( 猫を抱きながらその生きた湯たんぽ状態の猫の暖かさを堪能して、ベンチから立ち上がれば艶子にも試してみる?と。――――馬鹿話。真面目な話。―――喋りたい事はまだまだ尽きない。続きは私の方の病室で―――― ) [Tue 16 Nov 2010 00:39:28]
◆君影 > ずっとお家に引き籠ってリャンと二人でのんびりして暮らすのが私の夢なんだ………―――いいでしょ!夢を見るのは自由なんだものー。 ( これだから現実は嫌いだ!むぐぐ。だって働くと人と接さなきゃいけないし……私ガチの対人恐怖症だし……ねえ? ) …………そう?何か10年後ぐらいじゃ変わらない雰囲気で艶子ならいそう。 ( そういう点では豪天寺艶子という人間は本当に信頼できる。 )( ――――結果的には私のした事は吉と出たのかもしれない。周りにも色々と大きな迷惑を掛けたりしてしまったけれど。本当にVHの連中には知られないようにしておこう。すっごい怒られそうなもんだ。 ) まあ精々おバカな淡い期待を抱いておけば? ( 何を奢らせてやろうか―――蜷の所で、奢らせれば、容赦なく高いのを出してくれそうな感じ?うん、ちょっと楽しそう。 ) ( ――――働きたくない。人と接したくないのは事実。けれどそうも言ってばかりいられないのが現実。艶子だって大変な目にあった訳だし、私は艶子に色々と借りがあるわけなのだし。コツコツでもしっかりと稼いで、ちゃんとコイツにお金とかは返していかなきゃいけない――――つまりだ!お金を稼ぐには働かなきゃいけない。私は働くのだ……! ) すっっ……ごい、イヤだけど、本気。私……なんとか、なんとか頑張って見るから艶子!! ( そういう子供は大抵すぐに挫折して、お父さんはやっぱりか…と生温かい目でその子供を見つめるのが良くあることなのだが。わ、私はそうならない……!……と……いい…なあ…… ) [Tue 16 Nov 2010 00:37:36]
◆艶子 > ( ふと、冷たい風の寒さを感じて。久しぶりにこいつと話したから、つい時間の経過を忘れてしまった。 ) なあ、お前の病室に行こうよ。そろそろ寒くなってきちゃった。 ( まだまだ話したり無いから続きは病室で。私の方は大部屋に移されちゃったし。 ) [Tue 16 Nov 2010 00:07:55]
◆艶子 > ( 全くこいつは…っ!いいじゃないか私が自分が馬鹿だって認めてるんだから、ちくしょうめ! ) そんな事を夢にしちゃいけません…!私が巨万の富を持ってたらそりゃあ君影の一人や二人、養ってやれてたかもしれないけど、今の私は残念ながら大金持ちじゃないからなっ!現実は非情なのだよ君ィ。 ( その夢は儚いのだ!…いやでもやっぱり働くよう勧めていたかもしれない。 ) くそう…言い返せないのが悔しい…っ。突っ込むのを止めてしまったら艶子じゃなくなるからな。まああと10年もすれば少しは落ち着きも出てくるさ! ( 10年。30近くになるのか。その頃の自分とか想像できないな…。 君影が脱走を持ちかけてくれなかったら、私とアクセラレーターの戦いは実現しなかったかもしれない。私はずっと病室で大人しくしていて、VHGがアクセラレーターと戦っていたかもしれない。その結果、例えアクセラレーターを倒せてもVHGへの被害は大きくなっていたかも。 ) お、おのれ君影めぇ…!私が勝ったらすごい高い料理を奢らせてやる。覚悟しろ! ( 逆に負けたらすごい高い料理を奢らされる危険があるが。 ) ―――うん? ( 突然真面目な表情をする君影。真っ直ぐ顔を見つめられれば、少し照れ臭くて―― 一体どんな告白をするつもりなのかと思いきや。 ) な……… 何ぃ……ッ!? ( 私は、驚いた!まさかあの君影の口から脱・ニート宣言が聞けるなんて! ) 本気か、君影!本気なんだな! よ、よーし…お前が本気なら、私は全力でそれを支援してやる。必ずお前を就職させるぞ! ( まるで子供の就職を応援する親御さんのようでした。ほら、ニート生活だった子供が突然やる気を出して喜んじゃうお父さんみたいな。 ) [Tue 16 Nov 2010 00:07:34]
◆君影 > ――――艶子、私は一つ決めたから。 ( キリッ、と真面目な顔で少女は言う。 ) 私 …… 私な。 ( 貴女の顔を真っ直ぐに見つめて。 ) リハビリが終わったら 働く ( 脱・ニート宣言。 ) [Mon 15 Nov 2010 23:54:40]
◆君影 > ハハッ、それ無理。 ( 良い場面の時以外ではこういう時にばっかし良い笑顔を浮かべる引き籠りであった。他愛ない日常の会話―――からかって、ムキになって。―――アハッ、ダメだ。おかしくてちょっと思わず笑ってしまった。 ) ………………アイツ、そういうのが無いとは言えないのが本当に怖いよな。 ( 艶子のその評価に私は激しく納得せざるを得なかったんだがどうしよう。 ) ――――そっか。それなら良かった。まあ艶子頑張ってたものな。そうでもないと、ほんのちょっとでも割に遭わないって言うの。――――……えー……っ。夢はヒモでいたいのに…………ダメ? ( わしゃわしゃと撫でられたりとか、なんかそういう事をされたりするとちょっと恥ずかしい。乱れた髪を整え直すようにしながら、私は唇を尖らせる。とおとい労働はぜひともお断りしたいのだと――― ) ( ―――いや、流石にそんな冗談ばっかりも言ってられないな。艶子にだって余裕が無いだろうなのは事実だし、いい加減そろそろ調子に乗れない。 ) だって艶子を一番わかりやすく言う言葉だし。 ―――――結局突っ込むのなお前は。やっぱばか。 ( その約束事を聞けば思わず笑ってしまったけれど――――その心配を掛け過ぎた原因には、脱走を扇動した私の責任もかなりあるか。――――けど私は…後悔してない。我が儘だったとしても、他の人達にとって酷い行為だったとしてもだ。私は艶子に生き延びて欲しかったんだから―――― ) 負ける賭けが好きな物好きだよなお前は……ありがとな、奢ってくれて。その申し出を断る理由はちょっと無いかな。 ( 勝ったもどうぜーん!と。根拠の無い自信でその賭けを受ける――――あの時はそう、実は私が負けちゃったんだっけか。ほんとにもう艶子のくせに、生意気なんだから―――― ) [Mon 15 Nov 2010 23:52:44]
◆艶子 > 馬鹿っていうな!自覚はある!だから言うな! ( ああ、こういうやり取りだ。ずっと久しくしてなかった、こんな馬鹿馬鹿しい会話。こういうのは大事にするべきだと思う。 ) …でもふとしたタイミングで不意打ち気味にそういう事を言ってきそうで逆に恐い。 ( あいつのやることは予想できそうで出来ない。侮れん奴だ。 ) 大丈夫さ。今度の吸血鬼退治でVHGから報酬も出たんだ。まあ全額払うにはちょいと足りないが、すごい困る額ってわけでもない。傭兵としての私の腕は確かなんだから、幾らでも稼げるさ。 ――でもお前を助けてやれるのも限度が出来てしまったというのは確かだなーっ。頑張れ君影!労働はとおといぞ! ( 尊い、なんて普段言い慣れてない感丸出しで口にした。しゅんとする君影の頭をわしゃわしゃーって片手でかきたてようと。 ) だ、だから馬鹿っていうなってば…! でも、今回の事で一つ思ったんだ。危ないところに突っ込むのはいいけど、一人で突っ込むのは止めにしようって。私は今回、友達や色んな人に心配をかけすぎた。これからは一言断ってから突っ込むことにするよ。 ( それはそれで回りも迷惑だろうが、少なくとも勝手に一人で突っ込むよりかはいいだろう。アレックスに引っ叩かれた頬がひりひりと痛む。 ) ほっほーん。じゃあどっちが先にリハビリを終えられるか競争だな!勝ったほうが負けたほうに飯を奢る、OK? ( 以前にも似たような賭けをした。アイリ様の反省文を書き終えることが出来るかどうかの賭けだ。 ) [Mon 15 Nov 2010 23:23:15]
◆君影 > どうしてかって?そりゃ馬鹿だからじゃないか。………ま、賢い艶子なんてらしくない。お前はそれで良いんじゃないかな。私から見たらすっごく頭の悪い事ばーっかりしてるけど。 ( けれどその無茶無謀無鉄砲な行為を艶子がしていなかったら、私はあの霧の村で死んでいた。賢くリスクを避ける生き方をする艶子はなんか違う。そしてそういう艶子が私は好きなんだから仕方が無い。 ) ………なんか想像したらちょっとキモかったな。ごめん、変な事言った。 ( ――――同業者としてアイツの姿勢に私は憧れる。殺す者は感情を揺らがしてはいけない。ただ命を奪うだけの存在であればいい。…………ああいうのに、私はなりたかった。冷たく凍てついた存在に。 嫉妬する。 ) ――――………けど、あ…そうか。私のでスゴイお金掛かっちゃったし……腕をくっつけたりする手術となると、お金大変か……―――ゴメン艶子。 ( 思わず少ししゅん、としてしまった。………私のクランク手術で相当大金が飛んでった。………むう、いつまでも私……ちょっと、そろそろだらだらしている訳にもいかないのかもしれない。 ) そっか。ま、どーせまたギリギリの死ぬような目に何度も逢うのがお前なんだろうけどな。本ッ当に馬鹿だよな。折角取り戻せたものをまーた失うかもしれない道を躊躇無く行ったりするんだから。馬鹿。超馬鹿。大馬鹿。 ( ばーかばーかばーか。 ) ……………ぅ。 なんか……そうなるとちょっと悔しいかも。―――私だって普段からだらだらしてても仕事をこなせたぐらいに才能溢れる奴だし。ちょっと真面目になってやり始めれば、まさか負ける訳なんて無いんだから! ( ふっふん、私だって真面目にリハビリすれば負けないもーん、と。 ) [Mon 15 Nov 2010 23:07:57]
◆艶子 > それもそうか。私も偶に思うんだよ、どうして自分はいつもこんなに危ない橋を渡ってるんだろーってな。 ( そりゃあ傭兵なんだから多少は危ない目にあうだろうが、それにしたって多すぎる。大体、傭兵というのは危険やリスクを避ける連中なのに。 ) 今度の件を機会にもうちょっと慎重に――って思ったんだけど、私じゃそんなの無理か。 ( 何となく無理な気がする。これはもう、自分の性癖みたいなものなんだ。 ) そんな事あいつが言ったら嵐の前触れか何かだな―― 想像できない。 ( …あいつは人殺しを稼業にしている。でも、だからといって心まで凍てついているわけじゃない。――豪天寺艶子はそう思っていた。それが真実かどうかは別として。 ) …あ…。 ( 君影は複雑そうな表情すら見せることなく、私の話を喜んでくれた。…そっか、そりゃそうだよ。だって私たち友達なんだから。馬鹿だな、私。変なことを気にしたりして。 私は笑顔を彼女に向けた。 ) ああ!最初は引退も考えたけど、まだまだ現役でやっていけそうだよ。 ――なっ、なにおう!こう見えて鍛錬している時の私はすごくストイックなんだぞぅ!お前こそ引きこもってたりしたら、あっという間に追い抜いてリハビリ終わらせちゃうからな! [Mon 15 Nov 2010 22:46:22]
◆君影 > ( 艶子が無くした左腕―――その話を聞けば、私は目を見開いて艶子の右腕に自分の手を重ねようとした。 ) ―――――ホントにっ! ………そうなんだ……―――良かったぁ………… ( ―――本心だった。そこにどうして私は失ったのに、こいつは取り戻せるんだ―――そんな嫉妬の感情は生まれなかった。だって艶子が好きだし、艶子は……多分、戦ってなきゃダメな馬鹿だから。………どうしようもない、バカだから。 ) 良かったな、艶子。 ( そうだな。私は嬉しい。お前の手はまた元に戻ってくれるというその事実が、自分の手足が元に戻れると聞いた時のように純真に喜ぼう。 ) …………案外ヘタレだからな艶子。結構サラッと音を上げたりするんじゃない? ( ――――少女はぷっ、と笑った口元を生身の手で覆い隠しながら何か偉そうな事をほざきだした。 ) [Mon 15 Nov 2010 22:36:55]
◆君影 > 大体お前みたいな無茶無謀無鉄砲な馬鹿を心配し始めたら、ずっと悩みの種が尽きないようなものじゃないか。だから心配なんてしてやらないっ。 ( ―――お陰で悩みの種は尽きなかったんだからずっと。私ってばもうお前が逃げ出すのを手伝ってから、リャンにどれだけ艶子の件で話しかけていた事だろうか。 ) ( 艶子が居なくならなくて良かった――――私はその事実に酷く喜んでいた。ふざけた事を言い合えて、からかったりからかわれたり。―――傍にいてくれたり。そういう事が、また私達は普通に出来るように戻ったんだって。 ) だろうな……ま、だからといって、アイツが何か 良かったな君影! とか明るい事言い始めたらすっごい気持ち悪いし。蜷は蜷で、あんな感じの無愛想なまんまでやっぱし良いの。 ( ああ、そういう蜷はすぐに思い浮かんだ。――――……アイツはそういうドライな所が凄く付き合い易い。お互いの関係を知りあってるという事もあって、気兼ねなく色々と話したりも出来る奴だ。 ) [Mon 15 Nov 2010 22:36:48]
◆艶子 > ……そうそう。私の左腕のことなんだけどさ。メルビル先生っていう白魔術師の人が、私の腕をくっつけてくれることになったんだ。 ( それに対して後ろめたさはある。君影の手足は永遠に失われたのに、私の腕はもう一度取り戻せることに。 ) 勿論、大変なリハビリは付いて回るけどね。だからお前と一緒にリハビりだな。 ( 私はその冷たい鉄の腕を暖めるように右手で手を握った。 ) [Mon 15 Nov 2010 22:18:22]
◆艶子 > あははは…!そうかそうか、まあこの私が負けるわけ無いってのは当然の事だからなー。お前が心配してなかったってのも頷ける話だ。 ( 本当は凄く心配してくれていたくせに。でもそれを言うと怒るから言わないでおこう。 ) ( 今、私たちの間を隔てるものは何も無い。あの忌々しい格子付きの扉は勿論、吸血鬼になってしまったっていう事もなく。私たちがこうして会うことに対して、文句を言ってくる奴は誰も居ないのだ。 ) そっか。でも、すぐに慣れるよ。 ( 嬉しい、っていう感情を素直に表出してくれるのを見て、私は義肢を作ってやってよかったと思うんだ。テッキにも感謝しなくちゃならない。 ) 蜷潜の奴にも見せてやらなくちゃな。あいつも協力してくれたし―― まあ多分「そうか」って頷くだけかもしれないけどね!あいつのことだから。 ( 今は海の方が騒がしいので、ちょっと蜷潜の事も心配である。 ) [Mon 15 Nov 2010 22:18:17]
◆君影 > ――――あ・た・り・ま・え、だっ!…………そもそも大して心配なんてもしてなかったし。あれぐらいの約束、守って当然な訳だし。………もしちゃんと守らなかったら…それこそ酷い事、してやってたし。 ( 艶子の胸に生身の指を突き付けて言い切った――――ん、嬉しいけど、やっぱりちょっと私は怒っているのかもしれない。こいつって奴は本当にいつもいつも人の気持ちを動揺させまくる奴なんだ。―――だからこう、全部事が終わった後には、散々罵声を浴びせてやろう、っていうのは胸に決めていた事だ。 ) ――――――― ( 艶子の顔。以前に出会った時は鉄格子がその間にはあって―――間近で見るその顔。私と同じ東洋系の顔立ちをした娘で、それは私と同じような隻眼であり。 ) ―――――ん……。まだ慣れない感じ。ちょっと上手く動かせないし、加減とかも下手な感じだし。テッキの奴にちょくちょく微調整して貰ったりしてるけど、それも結構痛い感じだし。 ( 触れられるそれは温かみの無い冷たい腕。冬の寒さは機械の腕をより一層冷たくさせ、ひんやりとした寒々しさを艶子の手に伝える。 ) ―――――けど……嬉しい、かな。また普通に歩けたりとか……そういうのが出来るようになって―――うん、嬉しい。 ( 私は見つめてくる艶子に対して微笑み返した。――――そうだね、嬉しいんだ。何度も何度も繰り返すぐらいに、私は今はとてもとても嬉しい。 ) [Mon 15 Nov 2010 22:07:09]
◆艶子 > はは、悪い悪い。結構手こずっちゃってさ。まともに起き上がれるようになったのは、最近なんだ。 ――でも、守ったぞ。約束。 ( もう少し早く無事な姿を見せにいければよかったんだけど、戦いの後の疲弊が酷くて中々起き上がれなかったのだ。 ――君影の姿は、最後に会ったときより変わっていた。刀を鞘に納め、手入れ用の道具を片付けると、隣に腰掛ける君影の方を見る。顔をじっと見つめ、次にクランクとなった手足を見つめ。右腕を彼女の機械の手に伸ばすと、その手を重ねようとした。 ) …どう?新しい手足は。 ( こうやって触れても彼女には触れられているという感覚は無いのだろう。けれど、私はそれに触れる。たとえ作り物でも、もうこれは彼女の体の一部なのだから。 ) [Mon 15 Nov 2010 21:52:14]
◆君影 > ( そこにいたのはいつもと同じように声を掛けてくる艶子で―――けれどその左腕はそこには無くて。 )( 嬉しかったり――悲しかったり。それから色々と心配を掛けさせた事に怒るような気持ちだったり。複雑な気分、とっても。けどやっぱり私は嬉しい―――のかな。 ) ……………遅いの。お前って奴はもう。 ( ばか。 )( 口癖のように言う言葉を口籠らせながら、許可を得る事も無く遠慮なしに隣のベンチに私は腰掛けようとする。 ) [Mon 15 Nov 2010 21:46:25]
◆艶子 > ( 戦争が始まるのだという。ウォータリアン達との戦争が。スキュレインなる者がこの街に対して宣戦布告をし、正門は破壊され、多数の死傷者が出た。晒し首になった者も居たと聞いた。 …悪魔の軍勢、ラットマン軍団との戦争、そして今回。共に街の防衛には参加できなかったが――。私は、問題ないと思う。だって強い人達が沢山居るから。街の入り口にアイリ様を置いておけば、後はもう十分だ。しかし、焦る気持ちが無い訳ではない。私も参加したかった。 ) ――――へ…。 ( ふわ、と息を大きく吸い込み。 ) へぇぇぇーっくしッ!! ( ぶしゅん、とデカいくしゃみを一つ。波一つ立たなかった心の水面が大きく乱れる。寒い。我ながら、あんまりこういうのが絵にならないんだなっていう。 ) ( 油を塗りなおし、刀を納めようとした時―― 猫の鳴き声を聞いた。見ればそこには尾が二つに分かれた黒猫の姿が。私はその猫に微笑みかけ、駆け出す背中を見送った。 ) ―――やぁ。君影。 ( そのまま私は暫く待って、彼女がやってくるのを待った。 ) [Mon 15 Nov 2010 21:37:06]
◆君影 > ( ――――そうして少し時間のあったあと、黒猫にリードされながら、急いでいるような様子で中庭から出る所から出てくるのは松葉杖を突いた黒髪の女。機械の手足はまだ慣れないのか、完全に自力で行動するのはまだ慣れていない様子である為に、出歩く時には松葉杖は欠かせなくて――――― ) [Mon 15 Nov 2010 21:34:28]
◆黒猫 > ( ベンチに腰掛けている彼女を見付けた黒猫は鳴き声を上げる。尾が二股に別れた黒猫――――それはトキノミヤコにおいては猫又と呼ばれる妖猫。非常に賢いその黒猫は、彼女を見つければその傍をぐるりと回って一声鳴いた後に、急いで病院へと戻るようにそのしなやかな体躯を勢いよく駆け出させた―――― ) [Mon 15 Nov 2010 21:30:33]
お知らせ > 黒猫さんが来ました。 『にゃー』 [Mon 15 Nov 2010 21:24:30]
◆艶子 > ( 私の場合、この観賞する時間が長い。いや、侍なら誰しも長くなるのではないだろうか。始めのうちはその刀と共に戦ってきた記憶や、刀で救えずに取りこぼしてきたものの多くが通り過ぎていくのだが、やがてそれすら掻き消えて、私の心は波一つ立たない水面のように静かになる。 ――美しい。何て美しい刀身なのだろう。宝石や、綺麗な服や、素晴らしい絵画や、しなやかな筋肉や、或いは歌。人は美しいものが好きだ。それが自分の手で磨くことで更に光るものならば尚更に。 ) [Mon 15 Nov 2010 21:18:45]
◆艶子 > ( 傍らに置いてあるのは、刀を手入れするのに使う道具だ。手入れはいつもきちんとしておかないと、刀の切れ味に関わる。…どうだろうな、きっとそれだけではない。例えば私が明日から傭兵稼業を辞めて戦いから身を引いたとしても、刀の手入れだけは止めないだろう。こいつはいわば、私の生きてきた証みたいなものなのだから。 ) ………ん。 ( でも困った。片腕だと凄くやりにくい。仕方ないから刀を膝の上に置いて、古い油を拭う。次に打粉で刀を軽く叩き、再びそれを拭う。それを3回繰り返し、刀を観賞する。 ) [Mon 15 Nov 2010 21:09:37]
◆艶子 > ( 鞘を顎と肩で挟み、残った右手だけでゆっくりと引き抜く。それは地下迷宮で戦った抜刀術使い、水無月理沙の刀である。それが彼女との死闘を経て、今は私の手の中にある。 それは私と彼女の戦いの記憶であり、戦ったことの証明であり、今も私は彼女と共に戦っているのだという感傷にも似た思いである。親友アレックスに与えられた刀は既に折れてしまったが、折れても尚私の心の中にあるように。そうして私は色んなものを引きずりながら今日も生きている。アクセラレーターとの戦いで得たものもまた同様に。 ) 冷えるなあ。もうすぐ冬か――。 ( 病院の中庭でベンチに腰掛けながら、白い吐息を一つ吐いて。もう一枚上に羽織ってくれば良かったかなと思ったが、左腕がないとそれも一苦労なのだ。 ) [Mon 15 Nov 2010 21:02:23]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 刀を抜く。 』 [Mon 15 Nov 2010 20:55:46]
お知らせ > ヴェロニカさんが退室されました。 『 ――どうすれば良いんだろう? 』 [Sat 13 Nov 2010 22:02:40]
◆ヴェロニカ > (……確かに、確かにそうだ。 この力を使いこなすには、それが一番良い。 自分の母もそうだった。 白粉彫りにされても尚、光の加減で顔や額に幾何学的な図形がある事がわかり、一緒にお風呂に入ったときは全身に紋様が浮かび上がるのを何度も見たものだ。 母はそれを特に気にした様子はなかったけれど、自分は不安だ。 周りからどう見られるのだろうかと思う。 もし全身に刺青を彫れば、きっと自分があこがれているような服に袖を通すことはないだろう。 かわいいとは思ってもらえないのかもしれない。 母は魅力的な人だったけれど、自分がそうとは、とても・・・) [Sat 13 Nov 2010 21:50:26]
◆ヴェロニカ > (戦闘での結果も、悲惨なものだ。 矛盾をまったく使いこなせていない。怪腕公の力の末端の末端でさえ満足に扱えないのだから、他の皆に比べて、どうしてこんなに自分は駄目なのだろう。 膝に押し付けていた頭をコテンと横に倒すと、刺青の刻まれた右手が目に入った)……………………。(盾を使いこなすのも大事だ。 けれど、やっぱり時間はかかる。 もっと早く皆の力になるには、一番良い方法を自分は知っている。 知っているけど、やりたくない。 ――だから母親の勧めを拒んで、自分は召還陣を両手だけに留めたのだ) [Sat 13 Nov 2010 21:32:03]
◆ヴェロニカ > (体の傷、打撲とかによる痛みは、まだまだ残っているけれど、どうにか多少は動ける程度にまで回復した。 内臓の損傷は、白魔術と薬とで徐々に治していくしかなくて、食事も少しずつ栄養食から普通食に戻して慣らしていく必要があるそうだ。 病院のご飯は決して不味くはないのだけど、とにかく量が少なくて、それがまた情けなさに拍車をかける)……………………はぁ……おなか、へったなぁ……。(ため息を吐き、抱えていた膝に額を押し付ける。 結局、私はたぶん「使えない奴」なんだろうと思う。 だけど、「使えない奴」は自分からそう望んで使えなくなったわけじゃあないのだ。 必死に考えて、集中して、どうにか皆と仲良く上手くやっていこうと気を遣った結果として、「使えない奴」になってしまったのだ。 ――普通の人が簡単に出来ることに、頑張らないと追いつかない。 もっと頑張るしかないのだろうか?) [Sat 13 Nov 2010 21:03:38]
◆ヴェロニカ > ( みんなで荷物を運んでいて、私はそれを手伝っている。真剣に集中に必死にやっているのに、手が滑って物を落としてしまう。 みんなは気にしなくて良いよと笑う。 みんなで料理を作っている。私も真面目にそれを手伝っている。なのについうっかり調味料を入れ忘れてしまう。みんなはシッカリしてくれと注意する。 みんなで買い出しに行く。私も手伝いをする。あれだけ注意していたのに、何故か釣銭が合わない。 そして次に皆で何かしようとする時、私は手伝おうとして、「ヴェロニカは良いから待ってて」と言われてしまうのだ)……………………。(ベッドの上で膝を抱えてうずくまる。 夢に見たのは取るに足らない失敗の数々で、過去にやらかしたことだ。 記憶と違うのは、それが昔の知り合いではなくて、ラングフォードPWMCのメンバーに変わっていたという点だけ) [Sat 13 Nov 2010 20:56:26]
お知らせ > ヴェロニカさんが入室されました。 『 嫌な夢を見た 』 [Sat 13 Nov 2010 20:52:29]
お知らせ > 巳門さんが退室されました。 『( そのまま、睡魔に襲われて』 [Wed 10 Nov 2010 23:57:17]
◆巳門 > ( 逃避した思考で思いつくのは防具のこと。 先日の一件ですっかりぼろぼろになったのだ。 あれだと使い物にならないので新調する必要がある ) 退院、させてもらえっかなぁ… ( 少なくても戦闘禁止、などはさせられそうだ ) [Wed 10 Nov 2010 23:53:07]
◆巳門 > …… ( ぱたん 一応、3分はがんばった。 褒めて欲しい ) … 時間を改めて、だな ( 一人でこの本を読破しようとするのは無謀だと思い知った ) 継続は力なり、だったか…? ( 毎日ちょっとずつでも中身を確認する。 一日3ページずつでも一年あれば何とかなる ) …あー そういや… ( そして思考は現実逃避 ) [Wed 10 Nov 2010 23:49:31]
◆巳門 > ( 最もすべて手書き。 苦労してほんの形にしているものなので、竜騎士ギルドでも数冊しかなかったはずだ。 そういう貴重な本を置いていってくれた、という事は少しは期待されているということだと解釈しよう。 騎士道精神もしっかり身に着けなければ、竜騎士とは認められない、というし。 それはたとえ自分の竜を見つけたとしても同じ。 認めてもらえるまでは「竜を持った竜騎士見習い」と肩書きがちょっと変わるだけである ) …きっついけど、読むしかないよなぁ… これ。 ( ぱらぱら、めくった ) [Wed 10 Nov 2010 23:39:38]
◆巳門 > ( しっかりと固定されているためもあるのだろうが、肋骨の痛みはほとんどなくなっていた。 全身の傷もほとんど瘡蓋である。 幾つかの傷は思ったよりも深かったようで傷跡が残るとの事だ。 男前になっていいじゃないか、と言われるものの内心は複雑である ) こうして、体調がよくなると、ベッドで寝たままってきついよな〜 ( ちらりとベッド近くの机を見る。 上司からの差し入れなのだが… ) …騎士の心得について…って、分厚すぎるだろう。 これ。 ( 何でも1000ページを超えるとかで軽く鈍器である。 いったい何をそんなに書いているのか、と言いたい。 が、こういった本は苦手だった ) [Wed 10 Nov 2010 23:30:50]
◆巳門 > ( ぶっちゃけて言えば暇。 時間は主に筋力トレーニングに費やしている。 幸い、ベッドの上に縛り付けられているわけでもなく、手足の筋力強化を行うことは出来るのは幸い。 寝たきりで筋力を落として戦線に戻れない、というのは避けたかった ) とはいえ、それだけだと、やっぱり飽きるんだよな… 汗もかくし ( そして疲れてベッドの上でだらけている最中だった ) [Wed 10 Nov 2010 23:12:43]
お知らせ > 巳門さんが来ました。 『( ごろごろ )』 [Wed 10 Nov 2010 23:08:57]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 間抜けな事を口走っちゃったりして、恥ずかしい思いをしてしまうことがちらほらと。 』 [Wed 10 Nov 2010 02:34:57]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『なるべく殺伐としない、下らない話でもしよう』 [Wed 10 Nov 2010 02:33:37]
◆艶子 > んなっ、何て事を言うんですか先生…!私はこう見えて攻撃的ですよ。だって傭兵なんてやってるんですから! ( まあ、彼女の言うサドマゾはそういうんじゃ無さそうだが。口ではそう否定しつつも、もしかしたらそうなのか?と自分を疑ってしまう。そんな事考えたこともなかったから。 ) あ、そうか…。 ( 先生が使う白魔術もその名前のとおり魔術なんだ。それは盲点というか、気付かなかった。 ) …次は斬られないように気をつけます。 ( 或いは斬られるなら他の部分で代用するとか。…馬鹿か、私は。そんなにほいほいと斬られて溜まるものか。 ) 宜しくお願いします、先生。 ( そう言って私は頭を下げた。 珈琲をご馳走になりながら、身の回りで起きた出来事なんぞを話題に選ぼうか。 アレックスとお話しして以来は、ずっと伏せっていて誰かとろくな会話も出来なかったから、久しぶりのお話は結構楽しかったり。 ) [Wed 10 Nov 2010 02:28:26]
◆メルビル > 貴女みたいに事あるごとに此処に担ぎ込まれる人間はある程度マゾヒストなんじゃないかと私は勘繰るよ。 まぁサドマゾは信頼関係の下でしか成立しないけど。 ( どうでもいい脱線である。 ジャスティス・ブラウニーもそういやぁ常連だが、彼女からも同様の気を感じなくはない。 まぁよく、わざわざ一番苦しそうな所に首を突っ込む、と。 ) すんなり了解して貰えて助かるね―――ようするに、「次切断されたら同じ施術は出来ない」って事。 ( あまり前例のない話になるし、此方としてもどういうトラブルが起こるかは分からない。 まぁ、左腕一本丸々繋げられるなら、誰だってこの程度のデメリットは飲むだろうさ。 ) こんな所から。 近い内にやってしまおう。 同意も貰えたし、資材を揃えないと。 ( 難しい話が終わった事にようやく珈琲が2人分用意出来た。 カップに注いでミルクと砂糖を勧め、後はもう少し雑談でもしていこうか。 こういうタイプの人間、普段まあり身近に居ない事だし。 ) [Wed 10 Nov 2010 02:19:17]
◆艶子 > …経験あるんですね。先生、どうかお身体を大事に! ( 一時間に一杯とか、考えもしなかった!お酒も珈琲も飲みすぎは良くないってことだ。…でも珈琲で身体を壊すとか初めて聞いた。予想以上に恐ろしい飲み物だったようだ…! ) 痛いのは嫌いです。痛みを怖れない戦士、だなんて聞こえはカッコいいですけど。 ( 塞がった傷をもう一度切開するだなんて、聞いただけで体がむずむずする。 そして、先生は私にデメリットについて説明を始めた。一度失ったものをもう一度もとに戻すのだ。それはある意味無理を通すような話で、当然弊害はあって然るべき。 ) リハビリについては、一ヶ月ぐらい頑張れます。君影も義肢のリハビリをするでしょうから、一緒にやろうかなって。 二つ目のは――…。 ( 剛剣術の基礎的な部分を担うだけに、喪失感は大きい。だが、贅沢は言ってられまい。私は黙ったまま頷いた。三つ目に関しても問題ない。すでにあちこちに似たような傷はあるのだ。…そして、四つ目。 ) 今のところはそれが悪く働くかどうかはわからないですね。魔術の事は詳しくないので良くわかりませんが―― 承知しました。 ( 例えば、補助的な効果のある魔法をかけられても左腕だけはそれを受け付けないということだ。デメリットといえばそれぐらいのように思える。 ) [Wed 10 Nov 2010 02:05:21]
◆メルビル > 4つ、貴女の腕は恒久的に魔術を拒絶する。良い物も悪い物も区別なく、既に腕に込められた魔術を優先し、左腕に関してのみ一切の影響を受けない。これをメリットととるかデメリットと取るかは貴女次第だけど。 それと、魔力視が出来る人には貴女の腕は常に何か魔術が作用しているように見える筈。 [Wed 10 Nov 2010 01:52:41]
◆メルビル > ( 失礼、一番大切な、4番目があった。 ) [Wed 10 Nov 2010 01:52:27]
◆メルビル > 3つ、接合部周辺に輪切りに切断された痕が残る。 [Wed 10 Nov 2010 01:52:08]
◆メルビル > 2つ、日常生活レベルは兎も角、腕力と細かい動きの限界ができる。(※ちから、器用さの上限を13とする) [Wed 10 Nov 2010 01:51:55]
◆メルビル > 1つ、リハビリには接合から1ヵ月はかかる。(※ロール回数ではなく、日数) [Wed 10 Nov 2010 01:51:45]
◆メルビル > 飲み過ぎると食道と胃が荒れて変な胃酸がこみ上げるようになるから気をつけるように。 1時間に一杯とか駄目らしい。 ( 嫌に生々しい体験談。 本当みんな気をつけようね! 結構大変な事になるから。 メルビル先生とのやくそくだ! ) ふさがったらまた切開すれば無理じゃないけど、痛いのはなるべく少ない方が良いでしょう? ( 血もいっぺんに減るだろうし、的な。 ) 幾つかデメリットというか、世の中そうそう何もかも上手くは行かないというか、そういう話なんだけどね。 ( アルコールランプで沸かしたお湯がぽつぽつとサイフォンから珈琲を落とす。 大まかに三つ、変化が現れるのだが―――。 ) [Wed 10 Nov 2010 01:51:33]
◆艶子 > ? ( と一瞬首を傾げたが、どうやらここがメルビル先生の部屋だったようだ。廊下を歩いてきた私は、その部屋に招き入れられた。 ) ――わかります。時間が経つと、私の体のほうの傷も塞がってしまうし、腕が台無しになってしまうというのもイメージできます。 ( だからこそアレックスは腕をしかるべき方法で保存してくれたのだ。数日程度なら大丈夫だろうが、それも一ヶ月、数ヶ月となれば折角保存してくれたのも駄目になってしまう。 ) あ、はい。頂きます。…最初は口にあわなくて全然飲めなかったんですけど、飲んでるうちに好きになりました。美味しいですよね、珈琲。生憎家には淹れる道具は無いですけど、偶に喫茶店で飲みます。先生も好きですか? ( 関係のない話題ではあるけれど、お話しが治療のことばかりというのも何だか無機質だから。 勧められた椅子に腰掛けると、先生と対面する形になって。 ) ほ、本当ですか!じゃ、じゃあ私、リハビリ頑張りますっ。こう見えて諦めだけは悪くて、根気強さは父親譲りっていうか――。 ( ついつい舞い上がってしまうが、続けられる言葉に自分を落ち着けて、先を促そう。 ) [Wed 10 Nov 2010 01:37:24]
◆メルビル > ああ、この部屋懐かしいな…今日戻ってきたばっかりでね。 前は此処を宛がわれてたから。 ( 棟の一角、特別目立つでもない何の変哲もない部屋に艶子を招き入れる。 誰かが気を利かせたのか、此処で愛用していた安っぽいサイフォンが綺麗なままで置いてあり、アルコールランプも、カップも、ご丁寧に珈琲豆―――残念ながら挽いた奴だが―――も置いてあって苦笑した。 じゃあいつもの棚にミルクと砂糖もあるんだろう。 ) ( 幾つかの話を切ろう。 本題だ。 ) 腕一本と引き換えの話だし、時間が経てば経つ程難しくなる。 個人的にはどうにか都合をつけて施術を受ける事を勧めるよ。 貴女はまだ若いし、仕事には必要だろうから。 ああ、珈琲、飲める? ( カップと豆とフィルターと、あれこれ用意しながら椅子を勧める。 幾らか懐かしい自分の椅子をくるりと回して対面に座りつつ。 ) …それと、繋げる事は費用さえどうにかなれば理論的に可能だし、少しリハビリに時間はかかるだろうけど殆ど支障はないくらい動かせるようになるとは思う。 ただ―――。 [Wed 10 Nov 2010 01:28:19]
◆艶子 > 毎年色んな事件が起きますよね。その度に何とか凌いでますが――。 な、何だか凄く難しそう。…でも、そういうものかもしれません。白魔術は凄い技術だと思います。それだけに、本当に身につけられる人は限られてしまうのかも。 ( 一つの剣術の流派をとってみて、それを極められるのがごく一部であるのと同じように。 ) えっ、そうだったのですか。ああ… ( と、顔を綻ばせる。 ) 君影が助かったのは先生のお陰です。あの傷では命を落としてもおかしくなかった。お礼を言わせてください。 ( 今でこそクランク手術だリハビリだという段階だが、そもそも最初に命を繋ぎとめられなかったらそれも無かったのだ。 ) いえ、私は先生を信用してます。だからぼったくるなんて。 ( 以前にもお世話になったことはあるし、君影の話を聞いて益々信用は深まった。 そして告げられる金額には、何秒か間を置いて―― 小さく、何度か頷いた。 ) …必ず払います。ですからどうか宜しくお願いします。 ( それは君影のクランクを製作するのとほぼ同額。値段は妥当だ。 クランク手術をしてリハビリを重ねれば、人並みに動かせるようにはなるだろう。けれども私の剣術は腕力にプラスして、指先の精密な動きを必要とする。左腕は、どうしても元の状態に――或いはそれに限りなく近い状態にしなければならないのだ。 ) [Wed 10 Nov 2010 01:19:24]
◆メルビル > 本当に忙しい国だね、此処は――――ああ、難しいんじゃないのかね。 だいたい白魔術師になろうなんて考える人間の半分は、地道な積み重ねに意味があるという事を自分の頭で理解する前に挫折するか、そもそも自分で構築する事が出来なくて辞めて行くからね。 想像力が足りなくて行き詰るんだ。 ( 魔術の才能は想像力と理論構築だ。 黒板に書いてある文字を暗記したり、先生がやっている事を綺麗にトレースしても魔術師にはなれない。 こう言われて意味がわからなければ、そもそも魔術師にはなれないだろう。 陳腐な言葉だが、「才能」だ。 ) 彼女の治療は何度か担当しているよ。 その後どうしたのかと思ったら、良い友人に巡り合わせたようで結構―――。 ( 君影、という名前には覚えがあった。 会話は殆どした事が無い。 彼女が病院に担ぎ込まれた最初期に、意識の殆ど無いような状態で数回の施術を担当したのだ。 あの時もやっぱり、白魔術師は足りていなかった。 私一人で出来る回数など、200人を超える犠牲者の前では焼け石に水だ。 ) ぼったくる気はないんだけどね、足りない物を別の物で補ったり、事象をねじ曲げたり、結構な無茶をする事になると思うし―――対価が多く必要になる。 その為の費用だと思って貰いたい。 少なく見積もって70万。 100万は超えないよう努力したい。 ( 努力したい、というレベルだということ。 ) [Wed 10 Nov 2010 01:06:28]
◆艶子 > 今、ヴェイトス市は凄い騒ぎになっているみたいですからね。怪我人なんて出ないほうがいいんでしょうけど――。 そういえば、余り白魔術師の人って見たことがありません。やっぱり、魔法は難しいんですか? ( 魔法ってのはさっぱりわからない。もっとメルビル先生のような人が増えてくれると、私のような命知らずは助かるのだけど――。いや、その反面、怪我を負って自業自得みたいな生き方をしている私が、貴重な白魔術の力を借りるのは少しすまない気持ちもある。 ) はい。色んな人に助けられて、何とか無事に生き残りました。腕を斬られた時は、もう駄目だって諦めてたんですが――。 ( 私は相手を窺うようにちらりと見る。話の流れが「治療」という方向に行っているからだ。治るんだ、という期待が大きくなる。 でも、一方で君影に対して悪い気がした。あいつも腕さえ残っていたら、くっつけられたかもしれないんだ。 ) ええ。その友達は、その…酷い目にあって。 ( ウォッシュベアーの被害者だということは言わなかったが、もしかしたら知っているかもしれない。 ) 腕も足も残らなかったから、クランク手術を受けさせてやりたくて…。 ――お金、は、どのぐらいかかりますか? ( 一番恐ろしい、けれども避けては通れない難関だ。私は恐る恐る金額を尋ねてみた。 ) [Wed 10 Nov 2010 00:51:34]
◆メルビル > どっちにしても暫く此処で働く事になりそうな流れだけどねぇ…本当、白魔術師って育たないわ。 ( もっと大量投入出来ればこういう時助かるのに。 どうも地道さと難解さが原因で相変わらず不人気職だ。 何となくギルドに登録した後、大して経たない内にフェードアウトしていく子の多いこと。 ) ――――今回はまた、随分と災難だったらしいね? 沢山の人のバックアップがあってこその生還だと思うけど―――気を利かせて腕を保存しておいてくれた人にも感謝しないとね。 流石に無くなっていたり腐ってたりしたら私の専門外だもの。 ( 人の少ない側―――職員が利用する棟の方に、あまり早足にならない程度にゆっくりと進む。 腕の現物が上手い事保存されて無かったらルゥ先輩でも無理だっただろう。 クランク技師の出番だ。 ) そういえば、友達のクランク義肢の為に出資してるとかも聞いたけど。 シビアな話―――あなたの施術も結構かかるよ。 即金積めとは言わないけど。 [Wed 10 Nov 2010 00:42:26]
◆艶子 > ( アマウラの格好をしたかと思えば、洋風の服装をしてみたり、統一感が無いのは確か。武装を見てみても長剣を使っていたり刀を使っていたり、洋風の板金鎧を着ていたりする。その辺はある意味傭兵らしいといえば、らしいのかもしれない。 ) わ、私の為に? ( そう聞いてちょっと驚いた。 ) すいません、何だかお手数かけてしまったみたいで――。 はい、わかりました。 ( 確かに色々込み入った話になるだろうし、もうそろそろ眠りたい人もいるだろうから、静かなほうがいい。私は右腕で自分の身体を支えながらゆっくり起き上がり、ベッドから降りて立ち上がった。まだ体の節々が痛むが、歩けないほどではない。そうして私たちは一緒に病室を出た。 ) [Wed 10 Nov 2010 00:31:41]
◆メルビル > ( 然し、見かける度に見た目がころころ変わる娘だ。 体型も一回り戦士的になったけれど、大きな怪我もどんどん蓄積している。 ま、服装で迷走する様も度々見かけているが。 なにせ彼女は入院の常連でもあるが、見舞いの常連でもある。 英雄英雄と一部に呼ばれているのは、どちらかと言うと人望の関係なのかもしれない。 ) 暫く病院を離れていたけれど、君の為に呼び戻されてね。 場所を変えようか? 運動不足は良くないし。 ( 大部屋で他の人間が居る所でする話でもない。 お金の話や、後遺症の話にまで広がる。 ) [Wed 10 Nov 2010 00:27:14]
◆艶子 > ( と、その時聞こえてきたノックに部屋の入り口の方を見る。そこには少し背の高い、ちょっとカッコいい感じの女の人が立っていた。…そう、初対面じゃあない。ずっと前にあった事がある。確か名前は――。 ) ――はい、私です。メルビル先生。 ( と、この傭兵も彼女のことを先生とつけて呼んだ。この病院の医師であるという認識があるが、どうもこの病院の正式なスタッフという訳ではないらしい――ということを、ここで耳にしたことがある。 腕の件、ということは私にとって重要な話になる。どうせ眠ろうとしても眠れなかったのだ、誰かと話していたほうが痛みも和らぐ。でも、大事な話だけに精神的に負担の大きそうな重い選択を迫られそうで、少し身構えてしまうのも確かだ。 ) [Wed 10 Nov 2010 00:16:25]
◆メルビル > ( 白魔術師ギルドからの出向でヴェイトス市大学講師なんて事をしているが、その前は此処だった。 あのギルドは私を研究室に隠遁させる気がまるで無いようで、不本意ながら私の知り合いは私の事を高確率で「先生」と呼ぶ。 真っ白い壁の続く、久方ぶりの廊下を歩く。 ―――きな臭い話が聞こえていたし、そろそろ呼ばれるだろうとは思っていた。 大学に転勤させられたのは、単に病院が暇になっているんだから後進の教育に回れという事だったのだろうし―――結局、こっちが本業といえばそうか。 ) 豪天寺艶子さんは居る? 腕の件で相談したいんだけれど。 ( 軽いノックの後直ぐに声をかける。 大部屋だけに直ぐに見分けがつかなかったが、随分前に見たような顔があるのを確認した。 なんせ常連だけに初対面じゃあない。 ) [Wed 10 Nov 2010 00:09:22]
お知らせ > メルビルさんが入室されました。 『 また忙しくなりそうだ 』 [Wed 10 Nov 2010 00:01:43]
◆艶子 > ( けど、ウォータリアン。ウォータリアンか。よく知らない連中だ。知り合いにも居ない。海沿いに住んでいる以上はその姿をよく見かけることはあったけど。 悪魔や吸血鬼といったわかり易い連中なのだろうか?でも正門を破壊されたということは、それだけ強い連中ってことだ。水の中が活動の中心の奴らだって思ってたけど、陸上でも強いみたい。 ) ( そういえば、君影の手術はもう終わったんだろうか。アクセラレーターとの戦いを終えてから、まだ一度も会っていない。私が生き残ったことぐらいは耳にしているかもしれないが、やっぱり面と向かって無事を報告しないと。 ) ………。 ( やだなあ、じっとしてると考えることが多くて。早く退院したい。 ) [Tue 9 Nov 2010 23:59:42]
◆艶子 > ( けれども、眠りは中々訪れない。痛みのせいもあるが、殆ど身体を動かさず一日中ベッドに横になっているせいで、夜になっても眠れないでいるのだ。私はついに瞼を開けて、また病院の天井を見上げる。 ) ( 以前から不穏な動きを見せているといわれていたウォータリアンが、ついに攻め入ってきたらしい。大聖堂が襲撃されたという話も後になって聞いた。私はアレッサンドラのことを心配したが、どうやら襲撃が行われたのは私のところに見舞いに来てくれた前の話だったようで、一安心だ。けれども一連の騒ぎで多くの怪我人が病院に担ぎ込まれ、個室を利用していた私も寝台の場所の確保の為、大部屋に移された。 その事に文句は無いが、こういう非常時に戦えないのはなんとも歯がゆい思いをする。 ) [Tue 9 Nov 2010 23:49:24]
◆艶子 > ( ヴァンパイアハンターのアレッサンドラ・クレメンテに”吸血鬼では無い”と判断された私は、ようやく隔離病棟から一般病室に移ることが許された。けれども体の自由はあまり利かず、精々病室から出て廊下を一周するぐらいだ。まだ体中の痛みはとれずにいた。それでも、左腕を失ったことで崩れた重心を身体に覚えさせることに専念している。――アレックスは、私の左腕は病院に保存されているのだと言っていた。くっつくのだろうか、治るのだろうか。かつて蔓の悪魔と戦った時、私は剣士として致命的な後遺症を残す程の骨折をしてしまったことがあったが、その時は白魔術の治療を受け完治した。私はその事を喜んだが――。 ) ………。 ( 今は病室のベッドの上で、痛みに苦悶の表情を浮かべながら目を瞑っていた。こうして私は眠りがくるのを待つのだ。痛みから解放されるその時を。 ) [Tue 9 Nov 2010 23:42:06]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 最近、病院が騒がしい。 』 [Tue 9 Nov 2010 23:31:16]
お知らせ > ギミーさんが退室されました。 『( 目を覚ましたら、何故か箒が立てかけてある。 )』 [Mon 8 Nov 2010 23:59:48]
お知らせ > ヴェロニカさんが帰りました。 『( そして悪夢が蘇る。 )』 [Mon 8 Nov 2010 23:56:33]
◆ヴェロニカ > (皆が自分の周りに集まるのは苦手だ。 でも、皆が笑っているのは好きだ)(困ったように笑いながら「いいですよ」と頷いて、目を閉じた) [Mon 8 Nov 2010 23:56:17]
◆ギミー > …そう、よ。 ( そもそも重傷者が出なければここまで落ち込むことはなかったかもしれない。 そういう意味ではフォーグラーさんのせいだけれど、だからと言って辞められたりしたらこの問題は、きっとずっと後を引く。 …口にはしないけれど、分かっているんでしょうねと見つめるしばしの間。 どよどよどよ… ) …フォーグラーさん抜きでやっても、意味、ないわ。 …気になって、味とか、しないわ。 ( さすがにそこまでではないかもしれないが、空元気で乗り切ろうとして疲れるだけで、楽しいパーティーにはならないだろう。 全員出席が絶対条件。 …急ぐなら本当に、ここで静々とやればいいと思う。 …なんか任されちゃって断れないことへの当てつけ半分、照れ隠しの自棄半分。 せっかく社長が奮発したのだし。 ) …いいの? ( …で、それで良いとフォーグラーさんが言うならもうしょうがない。 折を見て、皆に声をかけよう。 フォーグラーさんの病室でハローウィンしませんか、と。 ) [Mon 8 Nov 2010 23:53:36]
◆ヴェロニカ > ……そう、ですかね?(どうだろう、なんて。 自分がいなくたって皆何とかしそうな気がする。 わからないけれど。 ……わからないけれど。 そういわれても、困ったように笑うだけだった)え、ええと……。 んんー……参りましたね。(なるべく早いほうが良いと思うのだ。自分が退院するまで待ってたらいつになるかわからない。 だから、と。 うーんうーんと鈍い頭を振り絞って考えようとして、それよりも先にギミーが「ここでも良い」と口にしていた。 そうだ。 それを言おうと思ったのだ。 一歩で遅れてしまった)あ、はい。……そりゃあ、私は。 かまわない、ですけれど。(一応は個室だ。シンディが気を利かせてくれたのかもしれないが) [Mon 8 Nov 2010 23:41:28]
◆ギミー > …皆、元気が、ないのよ。 ( フォーグラーさんが何を気にしているのか、言ってくれなければ本当のところは分からないけれど、行間を読むことはできる。 …考える事は皆同じ。 自分も、魔方陣を描くのは大変なんだからしょうがないじゃないという逃げ道があるものの、皆が戦っている間、震えているだけだった。 …その時フィンケルはがんばっていて、毒針を受けたのだと思うと、やっぱり彼女がリーダーで良いのかもしれない。 とか。 ) でも… フォーグラーさん、が、元気に、なれば… きっと、元に、戻るわ… ( 少なくともいくらか元気にはなるだろう。 だから… ) じゃあ、フォーグラーさん、が… 退院、してから、よ… ( 怪我人の頼みは断れないが、音頭を取るのならセッティングは好きにさせてもらうと言う。 肝心の怪我した同僚そっちのけでは、やっぱり何か引っかかって楽しめないだろうし――― ) 私、は… ここでも、良いわ。 ( 個人的には、別に病室でも良いと、周りを見回した。 騒げない? 私は静かな方が好きだ。 でも、大部屋だろうか? ) [Mon 8 Nov 2010 23:36:50]
◆ヴェロニカ > ……………はい。(でも、自分たちは傭兵なのだ。 戦えない傭兵なんて、意味が無い。 戦えない自分にも意味は無い。 模擬戦でも馬鹿みたいな失敗をして転んじゃったし、今回だってそうだ。 結局、用意しておいた召還用の塗料だって塗る時間がなくて使えずじまい。 いや、時間はあったのに、面倒くさがってやらなかっただけだ。 ………)(手が重ねられて、困ったように笑う。 両手に刺青を彫っているなんて、変に違いないだろうに)……はい。 でも、ギミーにお願いしたいんです。 頼めますか?(そうしてドヨドヨしている様子を見て、笑いかけて、そう告げる。 ギミーからの声かけなら、きっと皆聞いてくれるだろうと思うし。 自分が提案するよりも、良い筈だ――参加できないだろうから。 こう見えても、ギミーとルキアといった年少組のことは気にかけている。 たぶん、他のメンバーもそうだろうけれど) [Mon 8 Nov 2010 23:25:10]
◆ギミー > …大丈夫、よ。 軍隊、は、負けない、わ… ( 本当に本物の戦争屋がいる。 正式に戦争となれば、彼らの出番。 傭兵にも仕事はあるかもしれないけれど、脇役だろう。 …見つめているのに気付いて、なんとなくフォーグラーさんの手に手を重ねた。 弱っている人には、積極的になれる。 ―――彼女に、戦いの話なんてするべきではなかったか。 でも、知らずに窓から火の手を見たりするよりは良いんじゃないかって。 ) …そう、ね。 ハローウィン、が、まだ、だわ。 ( 精一杯してくれたけれど、あんな磯臭いところでなく、本番したい。 …こちらもちょっと空元気ぽく安易に頷いて――― ) …え。 …。 フォーグラーさんの、方が、いいわ。 …ヴィヴィアンさん、とか、フィンケル、でも… ( 食べ物と言えばフォーグラーさんだし、リーダーはヴィヴィアンさんだし… ルキア・フィンケルもブルーバニーのリーダーに抜擢された。 …宴会の音頭を取る役押し付けようとしただけなのに、どうして年下で後輩の彼女がリーダーなのだろうと、思い出してどんよりどよどよ不満オーラ。 ) [Mon 8 Nov 2010 23:17:46]
◆ヴェロニカ > …………そう、ですか。(戦争が始まった。 その言葉を聴いて、小さくそう呟いて俯いた。 あまり実感が無いけれど、自分が体験したようなことを思えば、恐怖が先に立った。 またあんな目に合うんだろうか? 目を瞑る度に、あの苦痛と恐怖は蘇る。 怖いし、嫌だ。 逃げれるなら逃げたいけれど、そうもいかない事もわかってて。 俯いて、刺青の描かれた――病院内で手袋は着用できなかった――手をじっと見つめる。 あまり見られたくは無かった。 女の子らしくない手だもの)…………なら。(と声を出す。 無理やり出したような声だ。 これじゃいけない。 笑おう。 笑って言おう)……みんなで、ご飯を食べましょう。 大事ですから、とっても。 お酒も飲んで、騒ぐんです。 ……きっと、元気が出ます。(自分はこんな状態じゃ参加できないだろうけれど、とは思う。 口にしないけれど)――ギミーから皆を、誘ってくれませんか? [Mon 8 Nov 2010 23:07:40]
◆ギミー > …うん。 ( 十分有事だけれど、ヴェロニカ・フォーグラーも子供を産めない体になったりはしなかった。 とにかく今回は全員無事、まずはそれでよしと頷く。 …傭兵団としては、かなり先行き不安だとしても。 ) …皆、そうよ。 ( 一人でもどうにかなるのはヴィヴィアンさんくらいか、それだって限界はある。 …演習って大事。 連携大事ねと、もひとつ頷いた。 ) …。 ( なんとなく言葉少なになって、さて街の状況とか伝えてしまって良いものか… 怪我人に余計な心配させるものではないけれど、当事者としては知りたいだろうし… なんて考えているうちに、直球ストレートな質問。 …そわそわと箒をさする間を空けてから、口を開く。 ) ―――戦争に、なった、わ… 宣戦、布告が、あって。 正門が、壊されて… 海から、敵が… 上がって、きて… 自警団、にも、爆弾… ―――たくさん… 被害が、出た、みたいだけど… 今は、大きな戦いは、ないわ。 うちも、しばらく… お休み、よ。 たぶん… 体、は… 平気、だけど… 元気が、ないの。 ( ぽつぽつと街の状況を話して聞かせる。 ラングフォード私設魔女傭兵団がどうするのか… 社長から正式に決定が下されたわけではないけれど、前線に立つことはないのではと思っていた。 ) [Mon 8 Nov 2010 23:00:21]
◆ヴェロニカ > ええ。……本当に良かった。(これは心から思う。 殆どみんなは回復したと聞いて、安心はしていたのだ。 自分が怪我する分には、まぁ……辛いのは嫌だし、嫌いだけど。)十分ですよ、うん。 少なくとも、こうして何とかなったわけですし。 私一人じゃ、どうにもならなかったですもの。(……ギミーは、とてもシッカリしている子だ。 いろんな人のことを気遣える。 そんな余裕は、自分にはあまりない。気にしているつもりではあるのだけど、どうにも)ええ、お願いしますね。 でも――……。(――そうだ。 ヴェイトス市に戻ってから、きちんと他のメンバーとはまだ話していなかった。 聞いておいたほうが良いかもしれない。 報告書を書く手を止めて、ギミーのほうを見る)…………これから、どうなるんですか?(――なんだか凄く、病院内とかもザワザワしている気がする。 何が起きて、どうなっているのか、自分はまだ知らない。 ラングフォードPWMCがどう動くのかも) [Mon 8 Nov 2010 22:47:40]
◆ギミー > …もう、大丈夫、よ。 …皆、も、大丈夫よ。 ( 皆、意気消沈している節はあるけれど体は元気だ。 毒の影響とか心配したものの、ほとんど後遺症の自覚症状なしで 【健康診断】 にかけても異常は見つかっていないし、念のため病院で検査なんかを受けたとしても白と出ただろう。 とりあえず安心するのよと言いながら、整えた花瓶に満足して丸イスに腰掛ける。 ) もっと… ちゃんと、治療… できれば、よかったわ。 ( 【あなたの子が見たい】 は現状、生殖機能の獲得に特化した魔女術だ。 おそらく命に関わらない傷であれば、骨が折れていても治してくれない。 そもそも傷を治すというより、性的不能なんかがターゲット。 生命維持の真似事でどうにかなったものの、ウィッチドクターがいなければどうなっていたことか。 …お礼を言われるようなことはできていないのよ、と首を振る。 …ついしんみりしてしまうから、差し入れのお願いには口元を微笑ませておこう。 ) …安いの、いっぱい、持ってくるわ。 ( 材料に何使っているか分からないようなのは食べてほしくないが。 それを気にするとたくさん買えないし、今回はサービスだ。 …代筆を断られると手持ち無沙汰で、サイドテーブルのかげに立てかけてあったマイ箒を手に取った。 にぎにぎしていると落ち着く。 ) [Mon 8 Nov 2010 22:40:17]
◆ヴェロニカ > ええ、大丈夫ですよ。 痛いですけど……前よりは、ずっと。(もともとからして頑強な肉体の持ち主だ。その点に関しては問題ない。 痛くて、つらいのは、もっと違う部分で……それを笑って見栄を張って誤魔化す。 気にしないように勤めよう。 考えないでおけば大丈夫だ)ギミーたちのお陰ですね。 ……すぐに手当てしてもらえましたから。 ありがとうございます。 あー……でも、そうだ。もし差し入れが大丈夫とかになったら、菓子パンでも持ってきてくれます?(入院食は量が少ないのだ、なんて。 実際、中央病院には白魔術師の人もいるし、魔女術による治療も大丈夫そうではあるけれど。やっぱり部外者が勝手にやるのは拙いんだろうか?)代筆、ですか? ありがたいですけれども……大丈夫、ですよ。 腕、少しでも動かしておきたいんです。(それに、これ以上迷惑はかけられない。かけたくない。 文字もかけないのか、なんて思われたくないし) [Mon 8 Nov 2010 22:27:02]
◆ギミー > ―――…痛む、の? 我慢は… しなくて、いいのよ。 ( そんな風にされたら泣いていたの丸分かり。 動くからよと言って… でも、瀕死に見えた割に元気そう?な声に少しほっとする。 もう大丈夫らしいけれど、あちこち潰された無残な姿を見た時は、こっちまで死にそうだった。 ) …花、より… 団子、ね… でも、食べさせて、良いのか… 分から、なかった、から。 ( 今は医者様に任せるということで、ベッドの下に魔方陣なんかも敷いていない。 我慢よと言いつつ、花の形を整える。 ) …代筆、して、あげるわ。 ( もちろんレスはご本人にお任せだけれど、なんて電波はさておき。 腕はちゃんと動かせるのかと過保護モード。 …今度の仕事で精神力をごっそりもっていかれたギミー・シェルターは、今重傷者にかまうことで気持ちのバランスを取っている。 …帰りの船ではやはり酔っ払ってしまい、死んでいたけれど。 ) [Mon 8 Nov 2010 22:19:13]
◆ヴェロニカ > (どよどよした空気はお互い様かもしれない。 膝を抱えるようにして報告書をかいていたヴェロニカは、不意に声をかけられてビクリと身体を震わせると、窓のほうを向いてあわててゴシゴシと目尻を擦り、それから照れくさそうに笑ってギミーのほうを向いた)い、いえ、その、目が覚めてしまいまして。 ええと、せっかくですし、報告書でもかこうかな、なんて。 起きてると、ほら、色々気になってしまいますし。 おなか減ったなあ、とか。(半分真実、半分うそ。 ごまかしてる自分も嫌だけど、人に知られるのはもっと嫌だ。 ヴェロニカ・フォーグラーはあまり考えない方が良い。 ううん、これでも必死で考えているのだけど、それが人より一歩足りないから。 だったら最初から考えない方が良いのかもしれないけど、ええと。 ……うん)……あ。 ありがとう、ございます。(なんて考えてるうちに、ギミーが花瓶を持ってきてくれていた。 素直に礼を口にして) [Mon 8 Nov 2010 22:10:13]
◆ギミー > ( …っと見ている。 超見ている。 いつの間にか病室の戸口が少女の影一つ分狭くなって、そこに恨みがましい?目をしたギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳が立っていた。 長過ぎる黒髪とだっぽりした黒ローブの、いつもの格好。 ただ水をかえていたのか、お腹に花瓶を抱えていてトレードマークの箒はない。 ) 何、を… して、いるの… ( 何起きているんだ怪我人、とどよどよどよ。 ひたひた迫って… サイドテーブルに花瓶を置こう。 ) [Mon 8 Nov 2010 22:01:34]
◆ヴェロニカ > (…………なんなんだろう、私って。 ただのお荷物なんじゃないかな。 きっとヴィヴィもラティも、他の子と比較して「ダメな奴」って思ってるんじゃないだろうか。二人だけじゃなくて、皆。 自分は考えなしだし、不器用だし、頭の回転速くないし。使えない奴だし)……………。(でも、きっとそんな事は誰も考えてなくて、これはきっと私の思い込みで。 そうやって皆のことを勘繰って想像してる自分が嫌で嫌でしょうがない。 だから何も考えたくないのだ。考えるのが苦手というのもあるけど。 仕事して、ご飯食べて、みんなで笑って、それで良いじゃないか。 他に複雑なことを考えたってどうしようもない。 皆の気持ちなんてわからないんだし。 ……なのに自分は、こんな事を考えて、一人で悩んでる。 馬鹿みたい。 ヴィヴィもラティも皆も、心配してくれてたのに。 疑ってかかってる)…………私、嫌な子だなぁ……。 [Mon 8 Nov 2010 21:59:00]
お知らせ > ギミーさんが来ました。 『( じー―――… )』 [Mon 8 Nov 2010 21:55:29]
◆ヴェロニカ > (……でも)……………………。(誰にも逢いたくないな、とも思う)(報告書をかいていた手が、止まった)(ヴィヴィは好きだ。ラティも。 ラングフォードPWMCの皆だって大切だ。 だけど、なんだろう。 みんな凄い人ばかりだ。 ヴィヴィは格好良いし、綺麗だし、皆を引っ張っていく力があるし。 ラティだって普段はポーッとしてるけど、作業する時の集中力は凄いし、薬だって味は悪くても効果は凄い。 ブリッツの雷は使いこなせれば凄い魔法になるだろうし。 ククルゥだって芋虫を召還とか、見るからに凄い。 ギミーとルキアだってそうだ。あんなに小さいのに、今回の調査がスムーズに済んだのは二人のおかげで……。 クロゼットに至っては、その存在自体が特別なオンリーワンだ。)………私、は……。(鎧が召還できる。盾が召還できる。それだけ)(ご飯食べて、ハロウィンの片付けして、ラティのお使いに付き合って、蟲に踏み潰された)(それだけだ。 それだけ……) [Mon 8 Nov 2010 21:53:51]
◆ヴェロニカ > (しばらくそうしてジッとしていた後、サイドテーブルにおいてあった筆記具に手を伸ばした。 これが夢なのか現実なのかはわからないけれど……)こうして何かをしてれば……紛れます、よね。(眠りたくないという理由もあったけれど、報告書を書こうと思う。 とにかく、何かしよう。 思いつくままにペンを走らせる。 失敗したって良い。 体を動かし続けよう。 そうじゃないと不安でしょうがない。 とにかく、とにかく……) [Mon 8 Nov 2010 21:42:21]
◆ヴェロニカ > (しばらくベッドの上で膝を抱えて蹲っていた。 あれからどうなったんだろう。 これが夢なのか現実なのかわからないけれど、目を閉じて眠ってしまえばまたあの苦痛が待っていることは何となく理解できた。 得体の知れない恐怖。 一人きりというのは、本当に怖い)…………………………。(ヴィヴィの前では「頑張る」と言ったけれど、一人になるとこんなものだ。 皆がいるから頑張れる。 それだけだ。 頑張れなくなったらどう思われるだろう? それが怖い。 別に何か過去にトラウマがあるわけではないが、ヴェロニカ・フォーグラーの根底にはそんな不安感が強くある。 些細な出来事の積み重ねなのだ。 大喰らいで、考えなしで、他の魔女に出来るような事が殆どできないという、不器用な自分が遭遇した、小さな挫折や失敗が無数に積み重なって、今の彼女がある)…………どうしましょうか、これから。(膝の間に額を押し付けて、小さな声でつぶやいた) [Mon 8 Nov 2010 21:28:31]
◆ヴェロニカ > (これで何度目なんだろう。 怪物に踏み潰されて、蹴られて、悲鳴をあげて、気がつくと関係の無い場所にいる。 ベースキャンプだったり、船の中だったり、そして病院だったり。 その度に周りには誰かがいて、それはヴィヴィだったりする時もあれば、PWMCの同僚だったり、知らないお医者さんだったりするけど、口々に大丈夫だと声をかけてくれる。 でも、目を閉じるとまたあの場所だ。 これの繰り返し。 だんだん、なんとなく、あれは夢なのかなとも思うけれど、自分の願望なのかもしれなくて、自信が持てない。 だって、もしかすると、自分は蹴り殺されるまでの数秒間に幻覚を見ているだけなのかもしれないから。 みんなが無事に助かってたら良いなっていう、そんな)(病院のベッドの上で、静かに上半身を起こす。 素肌の上に包帯や湿布が巻かれているのはベースキャンプの時と同じだが、今は簡素な入院着を纏っている。 少し身動きするだけで全身の其処個々が痛んだけれど、夢の中――あるいは現実――に比べるとだいぶマシだ。 ぼんやりとした様子で周囲を見回すが、誰もいない。 見舞いに来たけど帰ってしまったのか、誰も来てくれなかったのか。 わからないけれど、寂しいなと思う。 病室は白くて暗くて妙に広く感じる。 あの磯臭くて狭苦しい怪物の腹の下より遥かに良いけど) [Mon 8 Nov 2010 20:59:35]
お知らせ > ヴェロニカさんが入室されました。 『 目が覚めると、病院だった。 』 [Mon 8 Nov 2010 20:53:29]
お知らせ > 巳門さんが帰りました。 [Sun 7 Nov 2010 23:59:54]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 寝入ったのを確認したら、スタッフに報告して次の手伝いに移ろう。 』 [Sun 7 Nov 2010 23:59:24]
◆巳門 > ん〜。 気を抜いたりしたら落ちるかもしれないけどな。 やっぱり、それでも俺は竜に乗って空を飛んで見たいからな。 ( なんというか、ロマンだ。 もしかしたら、笑われるようなことかもしれないが ) そうなんだよな。 まだ芝r化右派動けそうに無い ( 包帯が巻き終えれば、ありがとうさん、と例を告げ。 そのまま、ベッドに横になる。 普段はあまり風呂など気にしないほうだが、やっぱりこうして体を拭かれるのはきもちがすっきりするものだ ) 今は特に無いかな? たすかった ( 礼を告げれば、眠気が襲ってくる。 そのまま、横になれば静かに寝息を立て始めるだろう) [Sun 7 Nov 2010 23:57:40]
◆フラン > 空を飛ぶのは気持ち良さそうですけれど、落ちたりしないか心配じゃありませんか? ( 魔女の人達とか良く箒に乗って空を飛んでいるけれど、落ちたら危ないじゃないか。人間はやっぱり地に足を下ろした生活が一番だと思う。 ) 勇敢ですのね。それでは私は、あなたが次の戦いで戦果をあげられることを祈ります。ですが……。 ( 包帯を巻き終え、新しい服を着せると。 ) そのお怪我では、暫く動けそうにありませんね。今は戦いのことは忘れて、ゆっくり治療に専念してください。 ( ぽん、と軽く肩を叩くと、古い包帯と寝衣をトレイに載せて。 ) ――終わりました、お疲れ様でした。 それでは、何かありましたら声を掛けてください。私で出来ることであれば、お手伝いしますから。 ( もっとも、患者の用事の多くはボランティアである私ではなく、看護師の方に集中するだろうけれど。 ) [Sun 7 Nov 2010 23:49:28]
◆巳門 > ん〜 所属によって違うかな。 空軍はやっぱりある程度訓練したら空を飛ぶ訓練を始めているみたいだけど ( まだそこまではできていない。 基本的なところは普通の騎士とそう変わらないのではないだろうか。 精神的な鍛錬もまだまだ必要だ ) ああ、残念なもんだ。 それでも、戦わないと守れるものもなにもないしな。 やるしかないってところだ ( 苦笑を浮かべた ) 相手が襲ってきたら、そりゃな。 襲ってこないことが一番だけど、それはあっちの都合だろうからな ( まだ積極的に攻めていくようなつもりは無い。 包帯は少しきつい気がしたが、元々あまり巻かれなれていないのでこんなものだろうと考えていた ) [Sun 7 Nov 2010 23:41:30]
◆フラン > なるほど、大変そうですね。でも、竜騎士の方の鍛錬ってどういうものなのかしら。やはり、竜に乗ったりするのですか? ( それともすぐには乗せてもらえないのだろうか。 ) ―――あ、し、失礼しました。でも、そうしないとお身体を拭くことが出来ませんから、もう少しだけ我慢して下さい。 ( 相手に傷を見ていたことが知れれば少し慌てる。相手が照れると、こちらも恥ずかしい気持ちが芽生えるものだ。 ) ……そうですか、残念な話です。 ( 戦争は嫌いだ。勿論、好きな人間なんていないだろうけど、ただ消耗することだけを求められて、後には何も残らない。勝つことで国や街を守ることも出来るだろうが、やはり消耗は消耗だ。そして失ったものは二度と返ってこない。 …だが、女である私が兵士として立派に戦ったこの人にそんな話をすることは出来ない。私は彼を労わり、賛辞を送り、幸運を祈るべきだ。 ) もしまた相手が襲ってきたら、あなたはまた戦いにでるのですか? ( 身体を拭き終えれば、包帯を巻いていこう。不慣れなので少しきつくなってしまうかもしれないが。 ) [Sun 7 Nov 2010 23:32:44]
◆巳門 > そういうこと。 今の所は基礎練習をみっちりさせられている所だよ。 ( 飛竜乗りの希望なのでこれから高速で飛行する状態に慣れるとかの訓練も必要になるだろう ) なんかそんなに見つめられると恥ずかしいもんだな。 ( 傷は男の勲章、といわれることもあるものだ ) このくらいなら、昨日の怪我をしたときにくらべりゃ、どうってこと無いな ( 肌をがりがりと削られたのだし、そのときの痛みにくらべればどうという事は無いのは事実 ) あっちも譲れないものはありそうだしな。 まだまだ、けが人は出ると思うぜ。 こっちも、むこうも、な ( 譲れない意思が二つあればぶつかり合う必要が出てきてしまうわけで ) [Sun 7 Nov 2010 23:19:26]
◆フラン > サベリア―― まあ、では竜騎士団の? ( 竜騎士といえばこの街でも珍しい存在だ。竜の扱いは難しく、またその竜自体の数も少ない。特にイエロティアの方となると、ホワイティアの多い騎士の中ではその道のりは困難なのではないかと考えさせられる。 ) ………。 ( 殿方の肌をまじまじとは見れぬ私でも、その傷口だけは目を奪われる。すんと鼻を鳴らせば、そこから命の匂いを感じ取ることが出来る。彼の命は間違いなく、この傷口から一度流れ出たのだ。思えば、このボランティアに志願したのも病院の中がその生命の香りに満ち溢れているからと思ったからではないだろうか。 目の当たりにする命の熱に喉を密かに鳴らしつつも、まるで蚊のようねと自分を嫌悪する。痛々しい傷であるというのに、私は何を考えているのか。 ) 大丈夫ですか?痛みが我慢できないときは仰ってくださいね。 ( 腕が終われば他の箇所もを拭いていき、清潔にしていく。 ) ――そうですね。昨日の戦いで負傷者も沢山収容されましたし。早く良くなってもらおうと皆さん頑張っているようです。今後これ以上怪我人が増えなければ良いのですが。 ( それは無理な話だろうか。ウォータリアン達が昨日の襲撃だけで戦いを終わりにするとは思えない。 ) [Sun 7 Nov 2010 23:10:39]
◆巳門 > ん? 俺は「サベリア」の所属だよ。 まだまだ見習いだけどな。 ( そういって視線を向けるのは持ってきている槍。 侍団体が扱う武器としては西洋型であり侍っぽくないといえる。 服を脱ぐのを手伝ってもらいつつ、服の下にある筋肉はしっかりと引き締まっている。 包帯が解かれていけば出血は止まっているものの赤くかさぶたになりかけの傷口があらわれていく ) つぅ…。 ( 腕を拭かれていけば、まだしみるのか顔を多少しかめる。 それでも我慢は出来る ) …大変だよな。 看護婦さんたちは ( 自分はまだいいほうだ。 もっと深い傷を見なければいけないこともあるだろうと考えて ) [Sun 7 Nov 2010 22:56:57]
◆フラン > あっ……これは、その、ごめんなさい。アマウラの文字は少し難しくて。 ( そうか、これでシドウ ミカドと読むのか。 ) 私はフランベルジュ・フランドールと言います。ヴェイトス大学に通っていて、今日はボランティアでここに。 シドウさんは、侍団体「無常」の方なのですか? ( アマウラ人ということでそうなのではないかと尋ねてみた。侍として昨日の戦いに参加したのだろうと。 ) あ、お手伝いしますね。 ( 一人でも脱げるのだろうけど、あまり体は動かさないほうがいい。ゆったりとしたデザインの服を脱ぐのを手伝う。 ) ………。 ( 今回のボランティアで何度も見たが、殿方の肌というのは見慣れるものだ。じっと見てはいけないと思いつつも、見なければ身体は拭けない。 ) ( それから熱い湯にタオルを浸し、しっかりと搾ると、まず腕から拭いて行こう。 ) [Sun 7 Nov 2010 22:45:03]
◆巳門 > ( トキノミヤコの人でも自分の名前が一回で読めたことは少なかった。 頭をかき ) シドウ ミカド って読むんだよ。 それ。 ( 苦笑をしながら正しい読み方を告げようか ) ああ、問題ないよ。 ( 相手が自分と同じくらいの年頃の女の子、と思えば話し方もやわらかくなる。 男子なんてかわいい女の子には甘いもの。 今は入院用のゆったりとした服。 骨折部分は石膏で固めたギブスが付いているだろうか。 体を起こせば ) これ、自分で脱いだ方が良いか? ( 入院服を軽く持てば尋ねよう ) [Sun 7 Nov 2010 22:37:21]
◆フラン > そうですか。ゆっくり休養を取って、早く良くなってくださいね。えーっと… ( 病院のスタッフからこの患者がどういう状況なのかを記したカルテを渡されている。きちんと事前の確認をしておかないと、骨折部分の上からごしごしと拭いてしまうからだ。この男性は全身に切り傷を負い、肋骨を負っているようだ。特に骨折部分の清拭は避けたほうが良かろう。名前は…。 ) ………。 ( カルテにはどういうわけかアマウラの文字で書いてあった。文化人類学専攻の私はアマウラの文字についても少しは齧ってあるが、なんて読むんだろう。 …ムラサキフジトモエモン? ) と、トモエモンさん? ………。 ( 違う気がする。 ) はい。それでは、上の包帯を解きますね。身体は起こせますか? ( ベッドの傍らに移動すると、腕の包帯を先に解いていく。 ) [Sun 7 Nov 2010 22:28:54]
◆巳門 > ( できるだけ早く復帰して警備行動に戻りたいもの。 鍛えなおしたいところはたくさんある… とそこまで考えたところで ) あ、ご苦労様。 あー。 傷の調子はそんなに悪くないな。 ( 入ってきた看護婦は結構若い感じがする。 相手の事情はわからないので看護婦が来た、というだけの認識 ) じゃあ、お願いししとこうかな? ( 拭く、といってもせいぜい上半身だろうと気楽に考えて頼むことにした。 足の方は自分で出来そうだし、と ) [Sun 7 Nov 2010 22:18:16]
◆フラン > ( 昨日起きたヴェイトス市内各地での戦闘により、多数の負傷者が病院に担ぎ込まれた。スタッフの数は足りなくなり、病院側は入院患者の食事、排泄、清拭、包帯の交換などの世話をしてくれるボランティアを募る。パプテス系の教会によく顔を出していた私は、そのボランティアに志願することとなった。どうせ急に起きた戦争のせいで、大学の講義は休みなのだ。 ) ( トレイの上に湯の入った盆と、清潔なタオルと、新しい包帯を載せた金髪の娘が病室へと入り、あなたに笑みを向けた。 ) こんばんは。傷の具合は如何ですか? 身体をお拭きする用意をしてきたのですが。 ( 若い男性だ。異性に身体を拭かれることに抵抗もあるだろうから、どうなさいますかと尋ねてみよう。 ) [Sun 7 Nov 2010 22:12:43]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 失礼します。 』 [Sun 7 Nov 2010 22:05:09]
◆巳門 > ( ベッドにこうして横になっていると退屈で動きたくはなってくるが、傷口が開いてしまう、ということおあり、おとなしくしているしかない。 最低限、トイレへの移動は許可してもらっているのは気分的に楽である。 なんだかんだで看護婦に下の世話をしてもらうのは恥ずかしいものである ) 休んで回復するのもまた、仕事、か [Sun 7 Nov 2010 21:55:29]
◆巳門 > ( あばら骨の骨折も一歩間違えれば灰に刺さっていた位置だったと聞き青ざめたのは先ほどの話。 せめてくっつくまでは入院していろ、ということだった。 若いからすぐくっつくでしょ、とは看護婦の話 ) まだまだ、実力不足…か。 ( ぐ、と手を握る 傷ついた筋肉が痛む。 しかし、敵を仕留めることも、ともに戦った女性を助けることも出来なかった事実は心に残る ) 仕方が無かった、で言い訳なんてできねぇよな…! [Sun 7 Nov 2010 21:38:54]
◆巳門 > ( 先日交戦したカイリとの戦闘の影響。 全身ぐるぐる巻きのミイラ男になっていた。 触手の棘で付けられた傷は肌を削るように抉られていたため、見た目よりも深く、傷跡が残るかもしれない。 ということだった ) あー、なさけねぇ… ( ずっしりと重い槍は傍らにおいてある 整備は好意でやってくれたようで先日の戦闘での血のあとは見られない ) [Sun 7 Nov 2010 21:22:16]
お知らせ > 巳門さんが来ました。 『( 全身包帯まみれ )』 [Sun 7 Nov 2010 21:17:06]
お知らせ > アーリィさんが帰りました。 『今は休む時…(そう小さく呟いて…)』 [Mon 1 Nov 2010 22:01:17]
◆アーリィ > (暫く体を抱え込むように丸くなり痛みから小さく震わせていたが、痛みが引くとポフンとベッドに横になり、毛布を肩までちゃんと被った)…痛みは生きてる証拠とか…そうだけどさ。確かにそうなんだけどさ。(生きているのは実感しているが、できれば、健康で楽な生き方を選びたい。選びたいが――…無理だろうなぁ…なんとなくそんな気がし、苦笑を浮かべて今日はもう眠ろうと瞳を閉じた)…なにせ、病院では静かに…だしな… [Mon 1 Nov 2010 22:00:00]
◆アーリィ > (ベッドの上で横になって、じっと動かないのも動くのが面倒なだけ――…だから、あの染みは顔ではないと自分に言い聞かせてもいるのがだ…)…良いんだ。これはこれで…焦っても、体が良く成るわけでもないしな。(自分に言い訳をすると、伸びをしたくなって――…ベッドの上で上体を起こす。寝ころがったまま伸びとか、手を打つだけだし――…そこまで馬鹿じゃない心算…しかし、思いっきり腕を伸ばし伸びをすると、脇腹や胸に鈍い痛みが入り、体を丸めて涙目。結局は頭が良い訳でもなかった) [Mon 1 Nov 2010 21:48:53]
◆アーリィ > (とは言え、軽症と言う訳でもなく――…全ては自分の未熟さからだが…まぁ、怪我で済んだのが幸いともいえるだろう。昨日の騒ぎで入院が伸びたとか、そんな事はないから――…額に×の字に張られた絆創膏と、板で塞がれた壁の穴は気にしてはいけない)…騎士休業して、怪我人に転職したが…これはこれで悪くないかも…(自傷気味にベッドの上で笑い――…確かに体には良いだろうが、財布には悪い…愛馬を手放したくないので元気になったら働こうとは思うが、気が焦っているかと言えば――…面倒がないので、案外に楽。能天気な性格と言われてはそれまでだが――…うん、自分でもそう思う。) [Mon 1 Nov 2010 21:31:48]
◆アーリィ > (本当に静かだと思う。生憎の曇り空で外は暗く、最近の冷え込みもあるので無機質な病室内は余計に寂しく感じる)でも、大部屋への移動とかないのな、俺…(うん、昨日の騒ぎを考えれば納得と――…自分で納得するの如何なの?と言うツッコミはスルーしよう…早く元気に成るためには、時には我慢も必要だろう)…でも、暇だ…そう言えば、街の方は大丈夫なのか?(時勢を考えると、少しだけ申し訳なく思え、早めに退院しようと考えていた。別に寝たきりの状態でもなし、無理しなくても体は動くのだ――…薄い生地のシャツとズボンの下に包帯の巻かれた体があっても…) [Mon 1 Nov 2010 21:17:41]
◆アーリィ > (昨日の騒ぎで、先生や看護士の視線が冷たいとか、そんな事は無いと信じたかったが――…現実は残酷…。まぁ、騒ぎすぎた天罰であの後、高熱出して寝込む羽目になったのだが、今は落ち着いたのかベッドの上に横になって天上を眺めていた――…あの天上の染みが顔に見えたら負けゲーム進行中…)…って、昼寝すぎるとこの時間に目が覚めるのな…(体が夜行性になりそうだと毛布に包まって苦笑を浮べるが、昨日の反省もあるので無理する気はない。暇、良いじゃないか。ありがとう、暇。お陰で体は少しは楽になってきている。そもそも後遺症が残りそうな重傷でなかったのも幸いしたか) [Mon 1 Nov 2010 21:02:01]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『(入院二日目)』 [Mon 1 Nov 2010 21:01:26]
お知らせ > アーリィさんが帰りました。 『(治療の敵は、暇よりも混沌…それを実感した一日と成った)』 [Mon 1 Nov 2010 03:13:55]
◆アーリィ > (そう此処は病室。攻撃なんかされてないし、エッチなことなんて、そんな――…まさか…ごめんなさい)(なんだろう、この優しさ――…フルボッコの心に染み込むのは…下着が見れなかった未練?…)(顔を拭いてもらうとお礼に頭を優しく撫でておく事にした――…それくらいはするよっ!…)(でも看護婦さんの視線が痛いです)(色々と良くして貰い病室を後にする海子を見送り――…只、一言だけ言葉が零れる…)天然って、最強なんじゃないのか?(失礼しぎな呟きを、最弱だった騎士が呟き、やっぱり看護士さんの視線が痛かった。掃除も終わり帰って行くと――…ベッドに横になって毛布を深く被り眠る事にした…)(だって怪我人だしね) [Mon 1 Nov 2010 03:12:17]
お知らせ > 海子さんが帰りました。 『海子が去った病室では看護士がアーリィを凝視している …。』 [Mon 1 Nov 2010 03:06:51]
◆海子 > (そうだった。ここは決して淫売窟でも陵辱の館でもないアーリィの病室だった。もうとてもでないが居た堪れなくなり、水を汲んできてはアーリィの顔を布で拭いてあげようか。お医者様や看護師達も何ともいえない表情でリダ空いている個室に運んでいっている。) アンヘル、撫でてくれて、良い人ならぬ良い天使様だったのに。 (立ち上がる様子を見れば、怪我は痛くないか聞いておこうか。なんせフルぼッコなのだから。)(残った一人の看護士が尿の散った床を静かに拭いている。また何ともいえない表情で。) あぁ、そっか。 もうこんな時間なんだ。 (窓の外を見て、ようやく時の過ぎる速さを知り、) アーリィもそろそろ寝た方が良い。 怪我も酷いみたいだし、騎士ならゆっくり休んで治さないとね。 (アーリィのベッドの布団を少し整えて、自分も立ち上がろうか。そして背を向けてはアーリィと看護士に手を振るだろう。) それじゃあ、ハバナイスドリーム。 お休みなさい。 (そっと病室の扉を開いた。) [Mon 1 Nov 2010 03:03:18]
◆アーリィ > (ほぼ全裸で絶頂失神してる痴女とか)(SMプレイも真っ最中な天使とか)(それをボンヤリ眺める入院患者とか)(うん。このカオス。これって誰かの病室だったよね)(主に俺ッ!)(まぁ、踏まれて股間大きくして、頭撫でられて嬉し涙を流してるんだけどねっ!)(医者も看護婦も引くし、聖女様もラチられるには十分。ここは海子の人脈に頼る事に決定)(立ち去る女王や連れてかれた痴女は白い目で見送った)…あぁ、大丈夫。ちょっと違うから…後、あのアンヘルの言う事を信じちゃ駄目だっ!(なんとも言えない顔で自分を見る海子と視線が合ったので、大丈夫と笑いかけ、自分もゆっくり立ち上がる。やっと静かになった気もするが――…良いのか、俺…)(何事もなかったように自分のベッドに腰を下ろすと、海子を見て――…うん、医者と看護婦の視線が痛い)あっ!海子は寝なくて大丈夫か?(必死の話題転換を、引きつった笑顔で海子を見ながら試みた) [Mon 1 Nov 2010 02:54:24]
◆海子 > 大いなる塗師の自費? 何か、ありがとう。 とっても良い事が起こりそうな感じ …。 (頬を撫でられれば嬉しそうに微笑もうか。言葉の意味を履き違えているが、天使の姿に神々しい声だったのですっかりアンヘルマジックにかかってしまっている。) ……え っ !? (髪を撫でていて、急に手を離した。リダの尿がついたわけではないが、本格的に漏らしてしまっているので驚いて退いてしまった。無言のまま尿をかけられたらしいアーリィに視線を向けた。何と声をかければ良いのか全く分からない。) あ、 お医者さんに、看護士さん。 (16年間入院していれば、知らない看護士や医者などまずいない。見知った顔が「海子ちゃん、どうしたの!?」と聞くなり目の前の光景に絶句している。) お医者さん、リダを、空き室に連れて行ってあげて。 あ、アンヘル! バイバイー…。 (何やら自然に連れ去られてしまっているアンヘルに手を振ろうか。また会える事を信じて!) [Mon 1 Nov 2010 02:47:18]
お知らせ > アンヘルさんが帰りました。 『( #5 聖女様。後日正座で説教させられてしまう図。 )』 [Mon 1 Nov 2010 02:43:34]
◆アンヘル > そう。海子はとても良い子なのね。―――貴女に大いなる主の慈悲があることを。主の傍にある私からも祈らせていただくわ。 ( 手放しで褒められれば嬉しい気持ちになろう。海子の頬を優しく撫でながら笑いかけて、珍しく聖女らしいちゃんとした言葉を彼女に送ろう。 ) なん…だと…… ( 妙なボンテージ―――み、見られてたのかっ!? ) ――――……あれって、なんか変なの? ( 妙なって言われても。……日常的に着用しているし、他人の下着事情なんて知らないから私はそれが普通だと思っていたのだけれど。マニアというか、あれ着ないと私死んじゃうし。ノーパンって言われたら黙れ殆ど全裸、と言い返そう。私の方がちゃんと服を着てる分遥かにマシだと主張しておく。 ) ―――――――わ、わわっ!? ( 割と痛々しく踵でぐりぐりしながらのお仕置き中、唐突にリダが絶頂をすれば天使はその反応に流石にビビって後ずさる。な、何あれ?なんなの? ) ――――へ?あ。 ( 夜にずっと騒いでいたからだろうか。担当の看護士とか何とか色々。何があったのだろうかと様子を見に来る。 )( ――――お漏らししてる痴女とか、SMプレイもどきしてる天使と騎士だとか。それにうっとりしてる患者だとか。中を覗いたお医者様達が見たのはそんな酷い光景であって。 )( あーれー ) ( 取り敢えず天使様は一緒にやってきた御付きの者に拉致られる。 ) [Mon 1 Nov 2010 02:37:42]
お知らせ > リダ@ネコマタ衣装さんが帰りました。 『( 今夜は病院でお泊り。むろん野獣とは別の部屋で…。 )』 [Mon 1 Nov 2010 02:23:31]
◆アーリィ > (うん、そして今日の変態は、本当に恥入るべきだと思います)(だって転がり込んだ先、上を見ると天使の神秘に満ちた場所をガン見――…これで、神様も祝福してくれるってもの…)ぐへへ…(地獄に落ちろっ!)(思いっきり鼻の下伸ばしてるし、目尻下げすぎだし――…うん、変態だったね)ぐふふ…(そして、一瞬の隙も逃さず海子のスカートの中を見た。きっと白だったっ!――…妄想…)ひゃひゃひゃ…(変態笑い三連発)(これでが普通の回数なら救いもあるのにね――…ないっ!…)(確りリダの秘所にも熱い視線を送り、絶頂の瞬間も見逃さない!)(その変態的な顔面が、減り込む勢いで踏み付けられて、なんと言いますが――…顔面が、酸っぱい梅干を食べた時の口のように変化。戻ったら美形になれるかな?)(無理だぁっ!)(その顔面を押さえて、痛みで悶えていると、少し癖のある先端が跳ねた黒髪優しく撫でられて――…あれ?目から溢れるこの水は何?…)(そして、気を失ったリダは自分のベッドに寝かせれべ良いと思うよ――…蟻は地べたで十分です…) [Mon 1 Nov 2010 02:22:03]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ( 大人しく話を聞いていれば言いたい放題の天使に苛立ちは募る。漏らしたとまで言われれば、ついに口を開く。 )あのぉ……妙なボンデージ着てる上に、ノーパンであそこ丸見えのアンタに言われたくないんだけど……ボンデージマニア。( ついに天使をアンタ呼ばわりすれば、更なる悪態をつく。自分でも日常的にボンデージなど着たりしないのだから。 )あはは…そう。うん…私もちょっとね……。( この勘違いの浮世離れの娘をなんとかして!と思いながらも会話を合わせる。最初よりは慣れてきていただろうか…。 )さて、私はそろそろ仕事しないと…………へっ?( 立ち上がろうと片膝をついて立ち上がろうとしたその時、転がり込んできた男の顔は自分の股間の目の前へと入り自分の秘所をマジマジと見られる。状況に気がつけば身体がゾクゾクと震える身体に気がつく。 )やっ、やだぁ……こ、こんな近くでオ、オマ○コ見られてるぅうううっ!( 先日自ら開いて見せたものの今回は状況が異なってしまい、視姦(大半が省略された妄想)で絶頂を迎えてしまう。弛緩した黄色い滴りを今度こそ漏らす。その本流は男の顔へとかかっていくだろうか。 )………はひぃ…見られてぇ、オマ○コ、イッちゃったぁ……。( 白目を向いたままころりとその場へと倒れこむ。身体への感覚が溜まっていたせいか、簡単に絶頂を迎えて期を失ってしまった。 ) [Mon 1 Nov 2010 02:17:33]
◆海子 > (騎士様は大変美しく、非の打ち所の無い程に綺麗に壁にはまっていらっしゃる。脳内で状況を整理してみると、それは天使様がしたことだ。確か天使様はお見舞いに来ていた筈だが、気にしては負けな気がしてくる。) ううん、本当にかっこよかったから … あと髪をかき上げる時もかっこよかった! (こちらは天使様にうっとり。ガールズ(リバ)にならない様に気をつけなければ。自分まで変態の仲間入りだぞ!) お漏らし … そういえば、海子の隣の病室にいるお爺さんもよくお漏らししてたな …。 アンヘル、お爺さんがするくらいだから、きっと恥ずかしくないよ! (勘違いに勘違いを重ねている。因みに海子の隣の病室にいるお爺さんは本当にお漏らしを繰り返している。)(アンヘルがあまりにも酷い台詞をはくものだから、慌ててフォローを入れるが、上手くフォローが出来ずに困ったように俯いてしまうだろう。)(そして、不意に気付いた下にいるアーリィの顔。ネグリジェは裾にギャザーとフリルが付いているので中は見えずらいが、見えたならば大したものだ。) … アーリィ、大丈夫? (何やら天使様から強烈ないたぶりをいただいている様だ。さすがに可哀想だと感じてきたので、しゃがみ込んでアーリィの髪をそっと撫でようか。) [Mon 1 Nov 2010 02:10:55]
◆アンヘル > ( 昨日の騎士は恥じる事無く頑張ったと言って良い。しかし悪を裁く事を何よりの聖務とする天使において、裁く機会をみすみす見逃したのはとっても悔しかったりするのだ。 )( 昔のスケバンのようなひらひらのロングスカートみたいな感じだから、普通にしてたら下から見上げるようにでも基本見えないもの。飛んでたら色々とアウツだけど。 )( だって私は天使だし。一般人と同じ感覚で通ると思うな、と理不尽に心の中で告げる。 ) …………ふふ、海子だったかしら。………わかってるじゃない。 ( 送られる拍手にちょっと満足そうにうっとり。聖女認定を受けて天使の力をこの世に顕現する奇跡を持った少女はナルシストであり―――そして割とこれも変態だった。 ) その年でお漏らしとか……恥ずかしくないの?死ぬの? ( 背中の翼をぱたぱたとさせながら、痴女に向かって遠慮なく酷い台詞を。ちなみに私もリダが素で漏らしてるものだと勘違い。――――本当に酷い奴め。裁いてやろうか―――― )( ふと、ころころ、と目を離した隙に何かが転がっていた事に気付く。ん?と足元を見れば―――ヒラヒラの衣装の真下に『それ』がいて。―――真上を見上げれば、聖女様の大事な部分が丸見えだったりする位置で―――― )( ―――――― ) ――――― ( グシャッ )( 天使はその峻烈な印象を和らげるような優しい笑顔を儚げに浮かべると、次の瞬間に騎士の顔を踏みつけようとする。 )( ぐりぐりと。悪が!この悪がーっ!! ) [Mon 1 Nov 2010 02:00:32]
◆アーリィ > (アンヘルの言葉。前半は仕方ない、自業自得。でも――…あれー?後半は言われないよね。頑張ってよね、昨日の俺。名誉の負傷だよね、昨日の俺…)(まぁ、その悪は答えようにも壁に顔面埋まっているのだが)(お見舞いに来た聖女様の手によって!――…海子とリダの二人がこの病室にいるのは偶然…)(あれ?…その海子にも変態で定着?)(そして気がついたことがもう一つ――…皆が股間をスルーした現実。)(何よりもショックを受けた変態だった)(そして――…何故、これが続くかというと、顔が壁に減り込んで喋れないから…って死ぬぞっ!)ふん……ぬっ!(硬直していた体がやっと動き、両の手と足を壁に付けると力を籠めて――…顔がスポーン!…そして重力に掴まりボトリ)(コロコロ…)(アンヘルの脚元、リダの股間の前、海子の後ろ――…このベストポジションに転がり込むと、それぞれの股間を、お尻を覗き込むもうとする――…つまらぬ悪…) [Mon 1 Nov 2010 01:46:22]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ( 天使の一撃は確実に色欲魔を打ち据えた。壁まで吹き飛べば関心するかのようにおおっ、と声を上げる。更には天使が変身する際に見えた拘束具を見てしまったこと、そしてそれを見てさらに濡れてしまったことは絶対に口にすまいと誓う。 )……ぐすっ、あの、天使様…ありがとうございま……すぅ!?( 顔を上げて礼を言おうと思えば、屈んで視線の低くなる自分と仁王立ちする天使……わずかな動きで秘所が見えて思わず動揺してしまう。むろん恥ずかしさからではなくアンタは何なんだ!という沸々とした苛立ちからであった。 )……ちょ、ちょっと……ご、ごめん……。( 愛液を垂れ流した、と、ひどい仕打ちを受けて漏らした、とどちらが聞こえがいいかと咄嗟に考え後者を選んで海子に合わせる。そっちのほうも楽だなと思いながら。 )それにしてもよくぶっ飛んだわね…しかも童貞って…。( 壁に叩きつけられた男の愛撫を思い出す。ただ乱暴でやり方を知らないものと思えば確かに経験がないのは納得がいった。別にそれでどうとも思わなかったが…。 ) [Mon 1 Nov 2010 01:39:18]
◆海子 > (アーリィの言葉に騎士だったのか、と気付いた。それならばボコボコに、現にもボコボコにされている理由も分かる。深く頷いてアーリィは騎士、と心に刻んでおこうか。) リ、リダ落ち着いて! 手で隠しているから見えないよ … あ、でもお漏らしした? (患部は見えなかったもののばっちり愛液は見えてしまっていたらしい。しかし貴方の事は分かっているよ、と手を取ろうか。泣きそうだし、何だかとっても可哀想だし。) お金をコツコツ貯めるなんて、面倒臭そうなのに … えへへ、上手い事言っちゃった。 だからアーリィは変態、ね。 (よっしゃ、座布団ゲッツ!)(そして自分も意識的に股間は見ないようにしているが、アーリィは殴られるわリダは何だか感動しているわ、更には天使様が病院に現れたわで思考が中々ついていかない。ようやく発せた言葉は、) … つまらぬ悪を、 かっこいい! (とびっきりの笑顔になっては、アンヘルに盛大な拍手を送るだろう。) [Mon 1 Nov 2010 01:33:57]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ( 天使の一撃は確実に色欲魔を打ち据えた。壁まで吹き飛べば関心するかのようにおおっ、と声を上げる。更には天使が返信する際に [Mon 1 Nov 2010 01:27:50]
◆アンヘル > 戦闘じゃない!断罪()だっ!! ( どう考えても詭弁です。 ) いいっ!エロイ事は私の前では禁止っ!!ちょっとぐらいに目くじら立てる程に器は狭くないけど、聖女として見過ごせない限界があるっていうの!!そもそも何私の出番取ってんのお前!!私自らの手で悪を裁ける大チャンスだったのにっ!!その時点でもう私的に悪なんだがっ!裁くぞこの野郎っ!! ( 溜まった鬱憤の発散なのか、相当ご立腹の様子。だからパプテスの聖女としてそういうの許せられるかっ!バカかお前っ!バカかっ!! )( 裸体になった瞬間、ほんの刹那晒した拘束衣だとか、天使の変身をしてヒラヒラの衣装を着こんでいる時は下着を何もつけてないだとか。飛んだら実は下から大事な所が丸見えだとか、さりげなく人の事をあまり強く変態と言えないかもしれない聖女だけれども。 ) …………誰が上手い事言えっていったの。 ( 蟻だから「変態」。何その綺麗な流れ。山田君。座布団持ってきて。 )( 男女の股間は見なかった事にして。私に性的な知識はないっ!あとやたら危なそうな海子のお金の感覚に関してもちょっと自分も大切さが分からないので華麗にスルー。――――二人の視線に気付けば、格好付けたように気取った仕草でフッと微笑みながら真紅の髪をかきあげた。 ) またつまらぬ悪を斬ってしまった………。 ( …………なんだろう…この空間……私……確かお見舞いに来ていた気がしたような……… ) [Mon 1 Nov 2010 01:23:46]
◆アーリィ > 蟻にも成れてないへたれ騎士でございます。…後、嫌な事に甘い物は好き、ケーキとかね。(鼻の下伸ばして、前屈みでリダの尻を掴みながら、少し悲しそう。)(蟻認定、頂きましたー!)(嬉しそうの間違いか。とかしてると、不意にアンセルの生着替え――…リテイク…生へんしんに驚愕)変わったーっ!てか、胸デカくなったぁっ!(ここ、重要です!一瞬、裸体になった時にガン見です)…って!落ち着け、此処は病院で戦闘非推奨区域!それに…俺は清らかな童貞だっ!(はい、変なカミングアウトは大きな声で。慌てて尻から手を離して、コロンと後ろに倒れこむように攻撃を避けて――…だって、当たったら、戦闘行為で怒られそうなのだもの)海子、よっし、忘れないでくれよっ!…って、ごめん、蟻に成るんでコツコツ自分で稼ぐ。…って!それが言いたかったのかぁぁっ!(一応、騎士の何かが残ってたので、後ろに転がりなら海子のお金には手を出さないで――…だって、変態だけど紳士だしね…)(後、俺、殴られるの期待されてる?)(と此処で思い直し、期待に答えたくなったので――…俺を殴れアンヘル!という勢いで立ち上がり、ついに撲殺天使の一撃昇天がクリーンヒット)俺は見ていたぞ、リダ。そして…ありがとーっ!げふぅっ!(これは攻撃ではなく、ツッコミです)(盛大に叩かれ吹っ飛び、壁に顔を捻じ込ませて、ビーンッ!と震える変態の股間は大きく立っていた)(これで立ち往生!) [Mon 1 Nov 2010 01:13:52]
◆リダ@ネコマタ衣装 > う、そ………み、見ないでぇええええっ!( 瞬間何が起こったかわからなかったが、それを理解すれば見られまいと股間を両手で隠して悲鳴を上げる。見られる相手が同姓であっても、だ。 )あ、ちょっと、な……やめ、んぁ…放し、てっ!( 臀部を強く揉みしだく手に快感を覚えながらも、強引にそれを引き剥がすようにすればその場へと股間を閉じるように座り込む。やはり気持ちよったのか太ももには秘所から垂れた透明な液体が伝う。それが誰かに見えただろうか……。 )……ううっ、さすがにひどいじゃないの、誰とも知らない人の前で……!( 本当に泣けてきた。それが羞恥の悲しみの涙であったのか、それとも喜びの涙であったのか…それは自分でも理解はできなかった。 )……ひっく、ん…わかってくれて、ありがと、海子……。( ようやくわかってくれた、と一方的に思った彼女の発言に手を握って感謝を示す。一応まじめで通っているのだから変態と思われるのは当然のことながらよしと思っていなかったのだった。 )聖女さま、すみませ……ええっ!?( 無宗教であったが一応許しを得た聖女に謝罪の言葉を続けようとすれば、輝きを放って天使の姿となって色欲魔を殴りつけようとしているではないか。 )うわぁ、天使様だ……。( ぽか〜んとその光景に文字通り天使を見た、と思うだろうか。 ) [Mon 1 Nov 2010 01:09:26]
◆海子 > (ポン、と現金を) … うん、いいよ。 アーリィが喜ぶなら。 (あっさりとおk。お金の大切さを両親はそろそろ教えておいた方がよい。出す時には本当に出してしまう恐れあり。) アーリィは蟻なの。 因みに言うと、蟻は卵→幼虫→蛹→成虫という完全「変態」を行うの。 (言った。海子はずっと言いたくてうずうずしていたらしい。にっこりとした笑みは自信に満ち溢れているだろう。) ? … リダ、変態とは思っていないよ? ただ、布の面積が狭いだけなんだよね。 (ほら、聖女様も主の御心は寛大って言ってるわ!そう付け足せば「変人」という言葉はあるけどね、と苦笑しようか。何よりこの二人は先程から揉みあったり乳繰り合ったり … ) (……。) あ、リダ、衣類という名の何かが落ちた ……… て、ひゃ!? (裸体に抵抗が無い為に普通に落ちた事をリダに伝えようとしたが、時既に遅し。何やらアンヘル様がお怒りのようだ。普通の人間だと思っていたので、いきなり背が伸びたことやら光に包まれたことやら、驚くがアーリィを殴る姿にぼうっと立ち尽くした。)(何故だろう。何も言えないや。暴力嫌いな筈なのに。あはは。) [Mon 1 Nov 2010 01:02:49]
◆アンヘル > ( へーんしーん。 ) このド変態がっっっ!!! ( ―――その地味めな容姿の聖女は、一瞬光に包まれて刹那裸体を晒したかと思うと、次の瞬間には燃えるような真紅の赤をした髪の天使となる。 )( そんでもってどっからか取り出した鈍器めいたもので割と遠慮なくアーリィの頭をぶん殴ろう。破廉恥めっ!変態めっ!この悪めがっ!!! ) [Mon 1 Nov 2010 00:53:20]
◆アンヘル > ( 普通の会話、とっても短かったなあ。本当に子猫の里親見付けたいなあとしみじみ。御付きの者が仮に傍にいたら、今すぐ襟首掴まれて部屋を退室させられそうなぐらいには変態な空間。 ) ( だってパプテスは禁欲主義だし、当然エロイ事は御法度である。まあ私もエロイ事って言われてもイマイチ良くわかんないんだけれど。――――そんな私でもこの胸のデカイ変態が破廉恥な痴女だという事はわかる。 ) アーリィさん、蟻だったのですか。…………甘い物とか、お好きなんですか?お砂糖とか、角砂糖とか。 ( ダメだ!天然が二人いると会話にならないっ!!素なのか冗談なのか。何故か蟻という部分に無意味に反応する。 ) 私は謝罪を要求している訳ではありません。悔い改める気持ちがあるのならば、これからはそのような格好をなさらないようになさい。主の御心は広く寛大なのですから。 ( ―――流石にちゃらんぽらんな聖女でも苦言を弄したくなる程度の露出度。まさか叱咤で湿らせてるとは聖女は思うまい!! ) ―――――― ( ふぅ )( ああもう、取り敢えず聖女としてお礼を言って、とっととこの場から立ち去ろう。もう私帰る! )( キリッ ) ―――改めましてアーリィ・カーライル。大聖堂を危機から救うその働き、僭越ながらに聖女認定、アンヘル・セリアーが代表してお礼を申し………―――― ( ―――多分聞いてないよねこんな台詞。けどこれ言ったら私帰っていいんだもんっ!とか考えていたんだけれども―――― ) ( 変態的に尻をがん揉みして。 )( 前張りが剥がされた女性の姿を見て。 ) ―――――― ( ぽかーんと突っ立って硬直して。 ) [Mon 1 Nov 2010 00:52:44]
◆アーリィ > ポエマー言うな。そっか、元気か…仔猫の里親、見つかるといいなぁ。(此処までは普通の会話。うん、その気持ちは痛いくらいに分かる。多分、昨日の自分を今の自分が見れば、斬り殺してるだろう。)(てへ、ごめんね)(一晩もたなかったよ、シリアスモード。さらば我が青春の理想郷。)その時は、俺の為にポンッ!と現金をっ!…そうだろ、蟻んこみたいで…。そうそう、痴女の定義は、リダで完璧ッ!(切実な願いと共に、顔で笑って、心で泣いた)(うん、蟻は立派だよね。俺も頑張って蟻を見習うよ。)俺が諦めると思うなよ。鼻血は興奮してだ。裏拳のせいじゃないんだからね。(ツン)でも、いいパンチだったわよ。(デレ)(そして尻を揉み扱く変態は、お尻をガン見しつつ言いました。強く掴んで逃がす気はありません)リダ。こんな時は落ち着くんだ。そして想像しろ、無垢な少女や、聖職者の前で、淫らに犯される自分の姿を…(優しく、丁寧に――…何より変態的に!) [Mon 1 Nov 2010 00:41:56]
◆リダ@ネコマタ衣装 > 私に死角があると思うか、たわけが!( 放った裏拳の手ごたえは十分。視線を向けることなく侮蔑の言葉を向ける。しかし次の瞬間侮蔑の言葉は別の方向からこちらへと向けられる。 )ううっ、た、確かに……な、なんか、すみません……。( 修道女のような女性の言葉は至極当然真っ当な正しい言葉で、こちらが恥ずかしくなる。叱咤を受けることで熱くなりつつある身体は秘所を湿らし始める。 )…あ、あのさ、海子…私を『変態』という前提で話さないでね。私は変態じゃないから…いい?あの男のことを真に受けないで。ね?( 顔を手で覆って落ち込んでいるところに不思議そうに感心する海子の言葉には呆れるしかない。半分諦めようと思うほどだ。 )まったく…ホント無知ってこわ…ひいいっ!( 気が完全に向いていなかった。女2人の対応にすっかり倒したものと思っていたアーリィの不意打ちをモロに受けることに……。 )コッ、コイツ!( そこで振り払うように腰を動かすがそれがまずかった。少ない隠す動物の毛が引っ張られて股間を覆うそれが剥がされてしまったのだ。 )…………あ。 [Mon 1 Nov 2010 00:38:01]
◆海子 > (何やらアンヘルという名前らしい人物は思いっきり自分達に引いているようだ。アーリィと知り合いの様な雰囲気だが、沈黙する様子を見ればとても友好的には思えなかった。) 良い名前? ありがとう … 財布の懐の広いレディになれるように頑張るわ。 アーリィって名前も良いと思うよ? だって、蟻みたいだし … ほら、蟻は協力し合えるし肉食草食菌色雑食とあるし …。 (その辺りにしておけ。)(再びブロークンハートを呼び起こしそうな言葉を並べたが、本人は冗談抜きで名前を褒めている。響きも素敵よ、と付け足しておこうか。) リダ、海子の発言は怖くない筈だよ。 … え、リダみたいな変態を痴女って言うの? ふぅ ん …。 (何故か言葉の意味をいまいち理解していないせいか妙に納得してしまった。深く頷けば、アンヘルの方に告げようか。) あの、変な人達に見えるかもしれないけど、きっと根は良い人だから … 。 (お見舞いに来たんだよね?と微笑もう。) [Mon 1 Nov 2010 00:33:27]
◆アンヘル > ( ―――ん、アーリィ・カーライル? ) ――――あ、ポエマーさんか。お久しぶりです。猫さんはうちで飼うのを許してもらえなかったので、里親になってくれる方がいないかと探している所です。 ( 見舞いに行く相手の名前は聞いていたのに、顔を見るまですっかりと忘れていた酷い聖女。―――それだけ昨日出番が無かったショックが酷かったんだと言い訳をする。 ) 好んで着なくともそういった風にみだらに肌を晒す行為を許容する時点で痴女だと思うんです。不潔です。 ( なんで魔女のお祭りをパプテスの聖女が祝わなきゃいけないのかー、と。ハロウィンだからっ!という文句にはつーんとそっけなく。 ) ……………………… ( お尻狙ったりするおバカな様子を見てて、こんなに変な人だったのかと。……こんな騎士に守られているだなんて……私、こんなんじゃ、お礼を言いたくなくなってしまう…… ) やっぱり帰っていいかな………ダメ。けどこれもお仕事……私に課せられた聖務………… ( ダメだ。私には色々と頭が痛くなりそう。もうこいつら全員悪として裁こうか―――いや、完全に一人普通の人がいるけれど! ) [Mon 1 Nov 2010 00:24:13]
◆アーリィ > (扉が開き、挨拶の後――…閉まったっ!…まぁ、その気持ちは十分に分かるのだが。それでも恐る恐る中の様子を窺うシスターの顔には見覚えがあり――…何気にこの街に来て日が浅く、友達少ないので…直ぐにある女性と顔と声が一致した)あっ!久しぶり、アンセル嬢。猫元気?…大丈夫、大丈夫。『変態』『淫乱』『痴女』だけど、無害だから…(扉のアンヘルにそう声を掛けるが、海子の言葉に、ブロークンハート寸伝。この恨みはリダに八つ当てます!)…海子ってのも言い名前だと思うぜ。海って生命の母って言われてるし――…懐の深い女になれって祈りも籠められてるのかもな。(話題を変更。そして痴女と聞かれるならば、こうお答えしよう!童貞の私めがっ!)げふっ!!(裏拳は食らったけどね。吹っ飛ぶけどね。でも、諦めないんだな。それが変態なんだな。)海子…痴女ってのは、リダみたいな変態のことだ。こういう風になっ!(そう諦めなかった変態は、分かり易い説明で、海子に告げると、諦め悪く今度は、低姿勢でリダの尻を鷲掴み――…狙い) [Mon 1 Nov 2010 00:13:29]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ………アホだわ、完璧なアホ……。( 男の訳のわからない言い訳を捏ねているのに呆れていれば、邪な気配を背後に察知すればそちらへと咄嗟に裏拳を放つ。当たればカウンター気味に入るだろうか…。 )( 先ほど叩かれたドアが開かれて入ってきたのは赤毛の少女。服装からして修道女だろうかと推測するのだが、その思考は彼女の言葉でぷっつりと止まる。堪えきれず小さく退き笑いをしてしまう…。 )……誰が痴女ですってぇ〜!?好き好んでこんな衣装着てるわけないでしょうが!今日はハロウィンでしょ!?だ〜か〜ら〜ネコマタ!れっきとした清掃婦!!( 勢いで一頻り説明をすれば息を切らせて箒を見せ付ける。侮蔑の視線からこの娘も敵?などと思いだす。さらに隣でこの論争を止めようとしている海子に半笑いになって答える。 )あのねぇ、アナタの発言が一番怖いわぁ、私……。( 無知って怖い!彼女を見ながらそう内心で呟く。 ) [Mon 1 Nov 2010 00:10:32]
◆海子 > もう、二人共! アーリィは調教とか言ってるけどリダを苛めたら駄目だよ、ちょっと胸が大きくてちょっと服の面積が狭いだけなんだから! (何だか咄嗟に言ってみたもののフォローがフォローになっていない。寧ろ火に油注ぐような言葉を吐いてしまった。)(続いてリダの方へ顔を向けた。) リダもアーリィを馬鹿にしたら可哀想だよ! 確かにちょっとボコボコだし、ちょっと卑猥な感じが漂ってるけど本当はいい人なんだよ! …… 多分。 (もうここまで来ればフォーロには聞こえないかもしれない。海子自身は本気で喧嘩を止めるつもりらしい。そして新たな客人に体を向けようか。何やら引いているみたいだし。) こんばんは、恐らく入っても大丈夫かも。 ところで痴女ってなぁに? (お二人説明プリーズ!!) [Mon 1 Nov 2010 00:07:35]
◆アンヘル > 失礼します。アーリィ・カーライル様ですね。先日は私どもを助けていただき―――― ( 扉を開けて姿を現すのはシスターの格好をした聖女認定―――挨拶の言葉を途中まで口にして。 ) ( 変態ー! )( 調教だっ!! ) ( 隙ありぃ!! ) ―――――――― ( 中で行われているサバト的な雰囲気と同じ異空間に思わずそっとドアを閉めてしまった。 ) ( なにあれ。え、いったいなにがどうなってるの。え?へ? ) ( カチャッ、とそーっとドアを開けて中の様子をびくつくように窺いつつ。 ) あ、あのー………入っても……大丈夫なんですか?本当に。なんか……その、痴女がいらっしゃいますけれども。 ( なにあれ変態。つうか胸の大きさとか、なんか、キモっ。 ) [Mon 1 Nov 2010 00:00:16]
◆アーリィ > はいよっ!ここがアーリィ・カーライルの部屋で、俺がアーリィだが…どなた様?まぁ、入ってくれよ。(ノックの後、何処かで聞いた声、おまけに丁寧な口調だったが、中の勢いのまま外に大きな声をかけ――…今はもっと大きな問題が生まれていた…しかし、呼び込んだのが、更なる混沌とは露知らず)海子か…可愛い名前は、よしてくれ照れるからさ。(16年前って事は同じくらいの年かと、笑顔のまま頷くが――…その後が不味い!変態って否定できない自分が居たので…)これは喧嘩じゃないさ。調教だっ!(咄嗟に思いついた言い訳。最低の言い訳だった。)てか、誰がフルボッコで最弱の騎士だ!否定しないけどな…隙ありっ!(小バカにされると、売り言葉に買い言葉。ノックに振り返ったベッドから降り、リダの背後に迫るとその胸を鷲掴み――…にしようと体を動かした。それは最悪のタイミングだった。) [Sun 31 Oct 2010 23:53:48]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ( 男の侮辱的な言葉と視線を受けながら自分の身体が熱くなるのを覚えるが、ここは怒りに任せてそれを堪える。 )……はいはい、この強姦魔の戯言に惑わされちゃダメよぉ〜。女の子の前で汚らしい言葉を吐くなんて……。妄想癖が激しくてこんな仮装の衣装に欲情して、あらぬ妄想をふっかけて視線だけで女の子を孕ませる鬼畜よ鬼畜。( 少女へ諭すようにあることないことを告げながら、冷たい視線をベッド上のアーリィへと投げかける。 )それにしても騎士さまぁ〜……エライボコボコにやられてますわねぇ〜……本当に騎士としての実力なんてあるのかしらぁ?こんなのが騎士を名乗るなんて……ダサっ。( 小ばかにするような小さな笑いを見せればフッと内心でも笑ってみせる。そんな中、おとなしく聞いていた少女からの思わぬ言葉に片足を滑らせるだろうか…。 )ちょ……海子って言ったかしら?私はぁ変態じゃあないからぁ……ん?( はぁ、と溜息をついて説得に入ろうとすればドアがノックされ振り向いてみる。 ) [Sun 31 Oct 2010 23:49:26]
◆海子 > アーリィ? 可愛い名前だね …… 海子、名前は海子っていうの。 十六年くらい前からこの病院にいるから、分からないことがあったら何でも聞いてね。 (よろしく、と手を差し出そうか。見るからに人当たりの良さそうな人だったのですっかり警戒心は無い。話しやすい人だと有難いこともある。) … リダが変態で露出で … 「淫乱」ってなに? それに色ボケ、強姦魔?? (言われるがままにガン見した。裸に近い格好を凝視すれば、風邪引きそうと思い心配するのだった。そして色ボケ強姦魔や淫乱の言葉の意味を全く理解していない。リダに椅子を離されれば立ち上がり、目の前で繰り広げられる喧嘩(?)に割って入ろうとするだろう。) 二人共、変態なのは分かったから喧嘩は駄目だよ! 喧嘩両成敗って言うでしょう? (必死に声を絞り出しながら言えば、その新たなノックの音に振り返るだろうか。) [Sun 31 Oct 2010 23:44:03]
◆アンヘル > 私の活躍の場が……格好良く登場する筈が……薙ぎ倒したかったのに……裁きたかったのに………… ( 僧衣をきっちりと着用した尼。聖女認定ことアンヘル・セリアーは先日の大聖堂の事件で非常に落ち込んでいた。 ) ( ………既に駆けつけた騎士達の手により、暴徒鎮圧よりは聖堂内の皆の避難を最優先。そも狙われているのは聖女と推測された事から、行かせてはもらえず―――それでも強引に避難の誘導はしたのだけれど。……大聖堂内に戻ってきた時には全てが終わっていた。 ) ( 折角の出番が無くなりすっごい悲しい私。………聖女を守った栄えある騎士が入院している。ならば守られた聖女自らが見舞いに行くとうシチュエーションは、俗な世間が好みそうな展開。そんな上の意向からお見舞いをするようにと言われてきたのだけれど………なにが悔しくて私の出番奪った奴の見舞いしなきゃいけないんだちくしょう。 ) …………失礼します。大聖堂からの者です。アーリィ・カーライルさんのお部屋で宜しいでしょうか。 ( ―――なんかやたらと騒がしい気がする部屋のドアをノック。腹の内はどうあれ、口調はちゃんと丁寧。 ) [Sun 31 Oct 2010 23:42:01]
◆アーリィ > 気にすんなって。あっ!俺の名前はアーリィ。見ての通りの怪我人さ。名前を聞いても良いかな?(名前を聞くときは、自分から名乗るのが紳士の勤め。最初に入って来た推定処女――…こほん、少女にベッドの上で上体を起こし…)あぁ、アレはリダって言う、この街で一番の『変態』『淫乱』『露出』女だ。その証拠に、あの姿を見てご覧。主にガン見の方向でっ!(自分を変態紳士――…強姦魔とか言ったリダ、その殆ど隠されていない胸元にジィー!っと熱い視線を送り…)誰がだっ!港で、オ○ンコ弄って、胸揉まれて、母乳噴出してイった女を変態と言って何が悪いっ!(少女を引き離そうとする動きのたびに、卑猥に弾む乳房の動きを目で追いかけながら、きっぱり、きっりち言い切って…) [Sun 31 Oct 2010 23:35:35]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『……………… ( めんどくさい )』 [Sun 31 Oct 2010 23:35:06]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ( 次の瞬間、作り笑顔は凍りつき表情は引きつるのが自分でもわかった。先日自分に陵辱(未遂)をした色ボケ騎士がこの部屋にいたのだ…。 )………最悪…てか誰が変態女よ!?だったらアンタは何者よ!!色ボケ強姦魔!!( そう言いベッドで横たわる男へとビシっと指を突き立てる。そしてそこでようやくちょっと上品な感じの娘の姿に気がつく。こちらに笑顔で答えてくれたのに好感を感じた。 )あ〜まぁ…その、コイツの戯言だから気にしないで…それよりも!こんな奴に近づいちゃダメ!近づいただけで妊娠させられちゃうから!( あらぬ言葉を並べ立てて少女のかける椅子をアーリィのベッドから放そうとするだろうか。 ) [Sun 31 Oct 2010 23:31:35]
◆海子 > (謝罪の言葉を告げた後も硬直していた。なんせ誰もいないと思っていた場所にもう一人の自分が横たわっているのか、と思っていたのだから。) 本当に、ごめんね。 貴方は……新しい患者の人? ええと、 (名前を名乗ろうとしたところに、思いっきり扉が開いた。肩をびくっと揺らし、その明るい声の方へ振り向いた。) ――― ハッピィハロウィーン! (作り笑顔にとびっきりの笑顔で返そうか。どうやらお菓子をもらえると思っているらしい。ただ、変態女、という言葉が引っかかったが。) って、変態女……?? [Sun 31 Oct 2010 23:25:02]
◆アーリィ > そう考えると…健康ってありがたいな…(無くなって分かるその大事さ――…自分の場合は少し安静にすれば良いだけの話だが…を痛感。治ったら体を大事にしようと決意を固めた。何処まで持つかは誰にも――…何より当の本人にも…分からない事だったが)そもそも…病室ってのが、悪いのかねぇ…(これだけ、頭や口は動かしても、体を動かさないのは怪我を確り治したいため。一日二日で治る怪我でもなかったので、今が大事と、ベッドの上で毛布に包まったまま天上の一点を見続けていた。あの天上の染みが顔に見えたら負けだっ!とか、考えていると、ノックの音の後、首だけを扉の方にキコキコ向けて…入って来た少女と暫く無言で見つめ合う。運命?を感じる――…た訳ではないが…その座った少女に笑顔を向けた。)いや、気にするなよ。お客様は大歓迎さっ!なにせ暇でね。(少女に静かに笑いかけていたが、次の来訪者の騒がしい事。)てか…変態女かぁっ!(その笑顔を見た瞬間、最悪な言葉をリダに投げ掛ける、騎士休業中の青年) [Sun 31 Oct 2010 23:20:20]
◆リダ@ネコマタ衣装 > ( 息を荒げながら次の清掃活動場所である、先日世話になったヴェイトス中央病院へとついた。衣装は先ほどまで噴水公園で着ていた部分的に動物の毛で隠したほぼ裸に尻尾とネコミミのカチューシャという、ネコマタを扮した格好そのまんまでだ。 )まったく…いつまで罰ゲームさせるのよ…しかもノックなしでバーンと入れって……ええい、もうヤケだわ!やってやるわよ!( 意を決して間近に見えるドアノブを握り締めて大きく開け放つ。 )ハッピーハロウィ〜ン!( これでもかと言わんばかりの作り笑顔で病室へと飛び込んでいくだろうか…。 ) [Sun 31 Oct 2010 23:18:45]
◆海子 > お母さん、入るよ? (殆ど生まれた時からこの病院に入院しているにも関わらず、思いっきり自分の病室と間違えたようだ。恐らくノックの返事も聞かずに病室の扉を開け、ずかずかと入ってくるだろう。眠そうな目を擦りながらアーリィの横たわるベッドへ近づいていこうか。) …… ?? (そこに人影がいることに漸く気が付き、目をぱちくりさせる。状況が読み込めぬまま硬直し、ぽそりと呟いた。) ――― ごめんなさい、間違えた。 (その癖、失礼とか考えずにベッドの横に座ろうとするだろう。) [Sun 31 Oct 2010 23:15:20]
お知らせ > リダさんが入室されました。 [Sun 31 Oct 2010 23:06:40]
お知らせ > 海子さんが入室されました。 『(病室の扉をノックする音。)』 [Sun 31 Oct 2010 23:04:27]
◆アーリィ > そもそも、執事を数えて何が楽しいんだ?黒か、黒つければ良いのかっ!?(などと叫びたくなるのは我慢。だって病院だしね。自分の都合で他の患者に迷惑をかけてはいけない――…それが大人のマナー…)数えるならメイドだよな、男として…(これが、大聖堂での男と同一人物かと言われると、はい!これが本性です。昨日、メイドさんは流石に居なかったしね――…とか、聞かれると良い笑顔で答えるだろう…。要するに暇が悪いと、自分に何度も言い聞かせるのだった。) [Sun 31 Oct 2010 22:53:50]
◆アーリィ > (さっき、大事なので、休業を二回言いました――…ミスじゃないんだからね…)よっし、執事を数えて暇を潰そう。羊だと、眠くなるからな。(かなりの混乱が見られるが、別段、パンチドランカー状況ではない。暇が、全て暇が悪いんですっ!――…便利だな、暇…)『とりっくも』も『とりーと』いりません、幸せ下さい。(この場合、神様で良いのか?なんて事も考えながら、マジ泣き一歩手前の声で、小さく呟き――…うん、駄目っぽい…) [Sun 31 Oct 2010 22:46:17]
◆アーリィ > (流石に騎士は休業。只の変態に成り下がった青年は、目だけが冴え、薄暗い病室内で一人ベッドに横になって――…暇という難敵と闘う事となった…)今日はもう…なんか、騎士道とか…ぽいっ!(捨てては駄目なものを捨てたとか言った駄目っぷり。まぁ、怪我の調子が落ち着けば、慌てて拾うハメになるのだが――…取り合えず、今日は仕事は休業。したくても、こんな体で荒事とか、命を粗末にし過ぎだろう。お金は粗末にしているのだが――…命あってのモノだねっ!…なんか違う…) [Sun 31 Oct 2010 22:37:59]
◆アーリィ > (左胸と脇腹に銃痕、体中に打撲――…後遺症の心配はないようで一安心。頑丈で良かった…まぁ、さっきまで高熱にうなされてたりもした現実は、忘れる事にしていた。体中に包帯を巻かれて、パンツ一枚――…だと寒すぎる季節。流石に寝るときに着ている、生地の薄しシャツとズボン姿でベッドに横になっていたが、今日が何の日かを考えると、何よりも心が寒い)…泣いて良いですか?神様、俺へのご褒美は、命だけですか…まぁ、何処の神様の陰謀か知らないけどなっ!(つい愚痴っぽく成るのは仕方ない事だろう。そもそも暇だとこんな風にも成る) [Sun 31 Oct 2010 22:28:29]
◆アーリィ > (昨日は激戦――…自分にとっては冗談ではなく生死を賭けた戦いだった…賭けたくはなかったが。何せ、銃に撃たれること二回、ストックで殴られること複数回、フレイルにボコられたの一回――…命の値段、プライスレス…)…良く生きてたな、俺?(昨日の事を思い出すと、今更ながら背筋が寒くなる。あの後、騎士団や自警団に引継ぎ、自分は病院。一応は個室を与えられたのは運が良いが――…自腹とかだったら泣く。狭い個室にベッドが一つ。この時勢もあり見舞いもなく…魚の死んだような目に成ると、冒頭の言葉を再度、呟く事となった)…あんはっぴー・はろうぃーん…(多少のアレンジは加わったようだった) [Sun 31 Oct 2010 22:16:36]
お知らせ > アーリィさんが入室されました。 『はっぴー・はろうぃーん(死んだ魚のような目で…)』 [Sun 31 Oct 2010 22:15:58]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 『艶子。 勝って 生きて。 ( 私は艶子を信じてる。 )』 [Sat 30 Oct 2010 00:45:06]
◆君影 > ( 私は祈るように掌を合わせた。ぎこちなく動く機械の腕。それはその時ばかりは意思通りに動いてくれて。 )( 私は神様は信じない。 ) [Sat 30 Oct 2010 00:44:18]
◆君影 > ( 私は神様を信じない。誰に祈った所でそれは届かなかったから。誰も私を助けてはくれなかったから。 ) ( ―――地獄のような幼い時に、リャンではなく、アイツが傍にいたら私はその時にも手を差し伸べられたのだろうか?地獄のような死の村で、傷だらけのまま助けられたあの時のように。アイツは必死に私を救おうとしたのだろうか。 ) ( そしたら―――もっと素直に―――― ) ( コロセウムの方角を見るように壁に視線を向ける。殺風景な部屋。そこに花は無い。 ) [Sat 30 Oct 2010 00:42:29]
◆君影 > ( 当日―――私は結局行かなかった。関係者、と言っても逃がした人な訳だし。VHGの人達がそれに感づいていたのならばひと悶着あるかもしれないし―――― ) ( ――――それに。それにだ。 ) ( 傍には黒猫が静かに佇んでいる。この子なら忍びこむ事も容易かっただろう。その結果を見届けたら、すぐに私にその報せを教えに走ってくれただろう。けれど私は首を振った。 ) ――――大丈夫だから。艶子は。 ( ―――今度だって生き抜くってアイツは言った。バカでアホで、けど掛け替えの無い私の大切なアイツは、そういう大事な所で嘘は言わない奴なんだ。だから―――生き抜くって言ったのなら、必ず生きる奴なんだ。 ) [Sat 30 Oct 2010 00:36:21]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『――――――――』 [Sat 30 Oct 2010 00:30:22]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『( 布団を被った私の頭をリャンが撫でて―――あ、林檎食べ忘れてた )』 [Thu 28 Oct 2010 02:13:48]
お知らせ > テッキさんが帰りました。 『( どんな朝を迎えるかは彼女次第である。 )』 [Thu 28 Oct 2010 02:10:52]
◆テッキ > ( 豪天寺艶子の経歴を調べ上げれば、色んな情報が飛び込んでは来るが――― … 。 彼女こと君影の場合は、不思議と言える程に素性が浮かばないのだ。水魔や呪われた村での活躍は調べられたが――それ以外は皆無である。謎だらけの人を、お客様として扱う気になったのは――豪天寺艶子という英雄が信頼を寄せる人だから、というの一番の要因だった。 同時に、豪天寺艶子が信頼するほど、君影は優れた人材であり、才能を秘めている、と捉えても良いだろう。 ) ――― … え? ( 君影が赤らめたよ!? それを叱るリャン君の姿も見えれば、――そういう関係柄だったのか! )( 内心で沸き上がる疑問を抑え付けた。もう種族の壁を越えた愛だよね。下克上という名前の愛。はて。 ) ――― やれば出来る子、ねぇ。 ( 言い換えれば、やる気を引き出させる環境を作ればよいのだろうか。なんて考えを巡らしながら、リャン君の姿を捉えれば、――出来なくもないか。 ) 分かったわ。 良いお返事をありがとう。 いつでも出来るように準備しとくわ。 ( 肩をすくめれば、やんわりと微笑もうか。コロセウムの件について承諾して貰えれば、深くと頷いた。 ) ――― … ええ。 ( ヴェイトス市を守る英雄は、市民の多くに希望を与える。英雄が死んだり、傷付くことは、ヴェイトス市民達の不安を煽らせるのと同義だ。君影も例外ではない。私も。 ) ――― ? ( 何だろう、と思いつつ君影の方へ身体全部で振り返ろう。 ) … 君影さん。 ( 意外な顔をし、マジマジと彼女の顔を眺めた。 ) いいえ、これからも―― … 末永い付き合いになるわ。 これからもよろしくね? ( 微笑を浮かべれば、小さく頷いた。 ) そろそろお暇するわ。 それじゃあ、お休みなさいませ。 ( そう告げれば、小さく掌を振りながら立ち去ろう。 ) [Thu 28 Oct 2010 02:08:21]
◆君影 > ( まあ何せ人語を解する猫又だ。簡単な筆談なんかもその気になればできる。主人より頭良いとか言われる事だってあるぐらい。―――根気も根性も無い。しかし物事の本質を見抜く才能はある。コツを掴むのが異常に上手いのだこの娘は。だからこそ性格的に難儀をしていながらも、暗殺者という役割を果たせていたというのもある。――――それに今回ばかりはやる気が無い訳ではない。 )( で、できない……と思いながらも。リャンが超天才だったら―――なんて言われればその動きを一度止めて。 ) ………………リャンに飼われる………………… ( ―――――――ポッ。 )( 顔を赤くして、えへへっ……とはにかみながら照れ始める御主人様。猫はちょこちょこ主人の肩を昇ると、君はバカかと言いたげにぺしぺしと頭を叩き始める。いつかの同僚が言っていたし、もう登録名がリャンでいいんじゃないかなあとは誰かの言葉。私はパートナーの方で。 ) まあ、才能?まあ私は割と何でも出来るし。 ( ふっ、と鼻持ちならない言葉を。器用な性格なのである。致命的にやる気が足りないのだが。 ) ―――― ……… ( ふぅ ) ……やる方向で考えとく。 ( それはちゃんと返事をしておこう。まあ…やるさ、うん。―――早く治したい。元みたいに動きたいんだから、うん。 ) ……… それでも……いい。 ( ―――少なくとも今はまだ艶子は無事で。これからも――その勝負の時も無事であって欲しいと。神に祈りを捧げた事なんてない。きっとこれからもない。だから私は―――あのバカに。豪天寺艶子に、どうかお願いって意味で祈るんだ。 ) ―――― ( そうして表情を引き締めて考えていて。立ちあがる彼女には意識を割かず―――そんな私をリャンがぺしりと顔を叩いた。 ) ―――あ、あーそうだ。えっと………… ( 娘は何かを言い忘れていたかのように、しかし改めてとなると少し言い辛そうに口を噤ませて。―――リャンはつーん、とこういう時には手助けしない。 ) ――――……ありがと。その、コレとか……艶子とか、あと、色々………… ( ―――面と向かって改めて言うのは恥ずかしくて。瞳を伏せたまま、まだ彼女には伝えていなかったちゃんとしたお礼の言葉を。 ) [Thu 28 Oct 2010 01:51:41]
◆テッキ > ( 君影が愛する相棒なだけであって、相棒というリャンもリャンで考えているらしい。 普通の猫とは思えない、知性の高さに気配り(?)というスペックさに感嘆の声を漏らすばかり。 フォークを扱う時点で最も大きな壁だけれど、そこでコツでさえ掴めれば、後の障害は軽々と越えるだろう。 彼女の根気に寄るが。 ) リャン君が超天才だったら、貴女飼われる側になるわよ? ( リャンが超天才という説が成り立ったら、立場上では下克上になるのでは。 ) … あら。 十匹のリャン君…? ( 想像したら、どんな生活になるのやら。彼女の内なる熱意は知る由も無い。 ) 頭が柔らかいのね。 それなら、何よりだわ。 ( 両利きなら、柔軟性や対応力が優れている説は良く聞く。 半ば尊敬する意味で。 ) ―― … あれだけ痛い思いしたんだもの。 大丈夫よ。 ( ビックリしたりはするし、寧ろ慣れたら電気マッサージだと思い込めばいいし。 ) … ええ。 噂があってね。 ( 実質、観客席まで入り込める保障は何処にもない。厳重に警備されては、コロセウムの外側まで来る事しか出来ないかも知れない。そんなこと今は知る由も無かった。 ) 私も行くわ。 急用があれば、護衛の女を代理人として行かせるから。 ( と、微笑んでは、伝えるべき話は終わった。そっと静かに立ち上がればこそ、彼女からの言葉は無いか待とうか。 ) [Thu 28 Oct 2010 01:31:36]
◆君影 > ( 嫌がらせ……と不貞腐れるけれども、リャンが直してくれる様子をみせなければうーっ、と恨めしげにそちらの方を見つめるだろう。主人に激甘なリャンが直してくれないというのなら、そうするべきだと黒猫もちゃんと思っているわけで。むしろリャン自身がやっている可能性すらも。 ) ( ま、私はクナイで皮を一本にする事ができる程度には器用だけど、と胸中で意味も無く自慢をする。――――機械の腕で取ろうとすればとり辛そうに顔をしかめて、フォークを握る時点で少しばかし苦労をしてしまう。 ) それはもう私のリャンは超天才だから。完璧だから。一家に十匹くらいいてもいい。 ( ―――それなら私本気出して働く!十匹のリャンを養うために!! ) 私両利きにするの早かったし。 ( ふーんだ、と個人差があり、普通はそれなりに掛かるという意味なのだろうとその挙げられた例について納得する。 ) …………………ハァ。そりゃ痛そう。 ( ―――けれどこないだの程ではないのか、と思えば。少しばかしやる気にはなってくる。最も今すぐに、という程にやる気満々な人間ではないけれど。むしろ自堕落だ。 ) するのならばなるべく早めに……ね。そう。 ( ふぅ、と溜め息を吐いて―――仕方が無いか、とも内心では思う。まあ今すぐにはやだけれども、それでもずーっと動かし辛いまんまでいる訳にはいかない。さっさと動けるようになって―――それで――――― ) ―――――艶子……が……? ( 驚いたように目を丸くする。コロセウム?なんで?どうして、どういう意味で、何故?捕まったの?見世物?コロセウム――――頭の中には幾度もの疑問符が湧き出てきて、けれどもその理由までを察する事なんて私には出来る訳がなかった―――― ) ―――――う、うんっ! ( コクコクと頷いた。それはまあ―――当然の話だ。うん、当然だ。行きたいか、と言われれば首を振る理由の方が私には無い。 ) [Thu 28 Oct 2010 01:14:58]
◆テッキ > ( なるべく、左腕の機械鎧と右足の機械鎧を、無意識に使わせるように、―――彼女の私物を左側に移されたり、スリッパとか足を使う場合は右側に寄せたりする。 其れは―― … 君影が就寝している間に、アルテキア自身か看護師に執行されている可能性が大である。 )( 剥き終えたリンゴ。 丁寧に切り刻んでいけば、ウサギの形に切り落とそう。六匹のウサギが出来上がれば、それらを乗せた小皿を、君影とリャンの間に置こうか。フォークはちゃんとある。 ) リャンくんはお利口さんで良いわね…。 一家に一匹は欲しい位だわ。 ( 似たようなの、居るには居るが、――。 ) 不具合や違和感に慣れるのは、――利き手の反対の手を、利き手にする位に大変な事よ。 ( 痛いのか、と嫌そうな顔を見せられれば。 満面の笑顔で。 ) もちろん。 トキノミヤコでいう、針治療に似て異なる位、かしら。 多分。 多分ね。 ( 大事な事なので、二度言った。 正直に言えば、素直に感情や反応を曝け出す彼女は良いと思っている。色んな意味でなのだが、――その辺は自重して置こう。 ) 後でも出来るけれど、今の状態に馴染んでしまえば、その調整は出来なくなると思った方が良いわ。 ( 馴染む具合は個人差により、時間は何とも言えなかった。 ) ―――近日中、豪天寺さんがコロセウムで戦うという話があるけれど、…勿論行きたいわよね? ( 何時だか、明確な日時は不明だけれど――。前以て、彼女に説明をしてから、外出の許可証や車椅子の貸出提供書など、急に出来るものではない。だからこそ、今の内に彼女の気持ちを聞いてから、準備に備えておきたかった。 ) [Thu 28 Oct 2010 00:43:31]
◆君影 > ( 割とどうでもよい独り言だ。聞きつけた黒猫が眼を覚まして喉を鳴らすぐらいに些細な事―――― ) ( 基本的に口を開いた時に出てくるのは拗ねた言葉ばかり。色々あり過ぎた結果、斜めの視点からしか物事を見れなくなった娘―――というのはどこかの地下牢にいる英雄のお陰で割と改善されてはいるが。それでも色々と面倒くさい性格は変わらない。 ) どうぞ、楽を出来て宜しい。 ( ――――なんでそっちの位置におくのさ、と不満げな視線は向けておくとしよう。とことこと動く気配を見せたリャンだけれどもテッキの言葉を聞けばにゅー?と首を傾げて―――あ、そっかー、と大人しく主人の膝の上から動かない事を選択する。 ) ――――――ん。 ( ―――やはり違和感がある。感覚が違うとでもいうのだろうか?機械鎧の義手の部分を動かそうとしても、妙な部分に力が入ってしまったりと上手く扱いこなせない。それらの不具合はやはり慣れるしかないか、もしくは―――――か。 ) ……………痛いのか。 ( 嫌そうな顔を見せる。こういう所ばかりは君影という娘は素直だ。こないだすっごい、何回死ぬかと思ったかという手術をしたばかりなのに、またやたらめったらに痛いのしないといけないのかという。繰り返すが私は痛いのは嫌いであり、苦手なのである。 ) ……………後で、で良いんだな。 ( 今すぐにして、とは言い出せないぐらいに疲れてはいる。………艶子の事を思うと、今すぐにでもここを飛びだしたい衝動に駆られる。けれどどれほど急いだ所で、私はもう間に合わないから―――私はあの馬鹿な英雄を信じて待つ事しか出来ないから。どれだけ不安に思おうとも、もう出来る事は全てしてしまったのだから。 ) [Thu 28 Oct 2010 00:25:52]
◆テッキ > これは貴女の意思によるけれど――― 、 ( 機械鎧に内蔵された人工的な神経器官の調整を執り行うか。 現時点のままでは、動かしたい指を動かそうとしたら、まったく関係の無い指が動いてしまうパターンが多い。それを慣れれば良いと言えば、それまでなのだが―――。 動かしたい箇所に合わせて、人工的な神経器官の先端(プラグ)の抜き差しによる調整の作業である。 それに少し動かそうとしたら必要以上に力んでしまう場合もあり、逆の場合もあるのだ。そこの箇所だけ抵抗の強弱を付けるなりと、より自然な動作が可能になる―――。 )( それ相応に神経への痛みは深刻になるのだけれど。 荒業であり、裏技であるのだ。 ) … と、リハビリ期間は短縮する 隠し技もあるけれど――― … 後で返事を頂戴。 ( 万全の状態まで回復してからでも大丈夫、と告げて置こう。 ) [Wed 27 Oct 2010 23:52:38]
◆テッキ > ( 彼女の言葉の意味が掴めなかったもの、無理に問いだそうとせず。彼女の言葉を待つばかりだった。 ) ――――? ( 果物籠を抱えたまま、彼女への感謝を行動で示せば、顔を上げようか。 矢張り、文句を言われるのは分かっていたけれど、言われ慣れ過ぎていたせいもあってか。 大した反応はしなかった。 ) リンゴの皮を向いてあげたいけれど、良いかしら? ( 君影の眠るベッドの傍らにある、丸椅子に座り込めば―― … 果物籠を君影の届く距離に置こう。 ただし左側だけれどね! 無理やりに、機械鎧の左腕を動かせようという魂胆である。 リャンに楽させないようにしてくれれば良いのだけれど、と。 リャンの姿を見据えた。 ) リャンさん。 飴と鞭が必要よ。 ( そんな一言を残した。 さて。 ) さて、二つのお話があるわ。 ( 彼女に断りを入れずに、リンゴを取り出せれば、小皿と小型ナイフを膝の上に置いた。最初から最後まで一枚で繋がった状態に、綺麗に剥くことは出来ないけれど、見苦しくない程度には剥き始めよう。 ) [Wed 27 Oct 2010 23:52:31]
◆君影 > ( ――――殺風景な部屋。………花が欲しいなと思った。あの花――なんと言っただろうか。子供の頃に摘んで家に持ち帰って、それがいつのまにか消えていて、私は母親に訊ねたと思う。 ) ( ――――――― ) ―――――何て……言ってたっけか。 ( ――――思い出せる記憶はそこまで。幼少時代の記憶には怖気がする事ばかりが鮮烈に思い出せてしまって。そんな日常の一コマは忘れ去られてしまっていた。 ) 疲れた。超疲れた。本気で疲れた。……というより、今も疲れてる。 ( それでもこうして余計な事を言えるぐらいに口が回れる程には元気であって。猫の肉球をぷにぷに触りながら私は返事をして――― ) ―――――な、何……? ……ど、どうも…… ( 唐突に深々と頭を下げられて――――手術をされた自分の方が感謝をする立場なのである。それなのに深々と頭を下げられたものだから、相手の心情を汲めない私は予想外の相手の行為に少しおどおどとしながらも、なんとか返事をした。――――まあ…感謝するのは、一応こっちだよね、うん。 ) [Wed 27 Oct 2010 23:40:55]
◆テッキ > ―――。 ( 手術が終了したばかりで、日が浅いのだ。 ) … 失礼させて頂くわ。 ( 彼女の許可を頂けば、躊躇せずにドアノブを回した。颯爽に君影の個人病室に踏み込んだ。 彼女の姿を見遣る限り、――当たり前な状況だと見て取れた。 ) ―― お疲れ様。 君影さん。 ( 君影の横たわるベッドの正面に立てば、深々と頭を下げよう。手術を乗り越えた君影に対する、気持ちのすべてを頭の下げる形で示していた。 同じ仲間になれた事に、手術を耐え切ってくれた事に、彼女自身が――― 。 それらの感謝の気持ちだった。言葉よりも行動で示す形になったけれど。 ) [Wed 27 Oct 2010 23:21:25]
◆君影 > ( 膝の上で安らかに眠っている黒猫の背を撫でている娘。その表情にはまだ先日の疲労の色が濃い。――――むしろ現在進行形で疲弊もしている。慣れない義手義足の感覚と、偏頭痛のように絶え間なくじわりと襲い来る痛みに目下の所は苦労中。 ) ……………いいけど。 ( ――――ノックの音が聞こえればそちらの方を向き―――扉の向こうから名乗った声の主に、そう、と無感動に頷きながらどうぞと許可して。 ) [Wed 27 Oct 2010 23:10:42]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『――――』 [Wed 27 Oct 2010 23:05:07]
◆テッキ > ( 先日、君影の機械化手術が終えたという報告を頂いた。無菌室に搬送されたが、少しの間だけ安静していれば問題は無い。 ) ―――― 。 ( 豪奢なゴシック調のドレスを身に纏う長身女性の姿があった。肘に掛けているのは、果物で詰められた駕籠だった。 ) … アルテキア・スカーレットです。 入っても宜しいでしょうか? ( 就寝中であれば、起こさぬ程度に小さな声で扉越しに話し掛けよう。 ) [Wed 27 Oct 2010 23:03:00]
お知らせ > テッキさんが来ました。 『( ノック音。 )』 [Wed 27 Oct 2010 22:57:53]
お知らせ > リダさんが帰りました。 『( 数時間後には武器屋にその姿があるだろうか…。 )』 [Tue 26 Oct 2010 23:23:36]
◆リダ > ( 情報が欲しいという人間もいない様子であり、更には自分もじっとしていたくないと思えば掛けられていた布団を大きく剥いでベッドから降りる。 )さて、退院させてもらうわ…お世話になりました、と。( 鉄扇を閉じて胸の谷間に納めれば動かないように固定された左手を軽く摩ってから包帯をスルスルっと外し、固定用の板を床へと投げ捨てる。左手の開閉を試みれば痛みは走る。しかし動かないことはなかった。それに満足すれば入院服のまま病院から出ていくだろうか…。 ) [Tue 26 Oct 2010 23:22:49]
◆リダ > ( 鉄扇をヴァサッと音を立てて開けば、ゆっくりとそれを舞うかのようにヒラヒラと揺らす。以前トキノミヤコにいた頃覚えた舞の動きだ。トキノミヤコでのことを思い返せば、ふと一つの考えが浮かぶ。 )今度の装備、完全にトキノミヤコの物で固めてみようかしら…?武器も十分この鉄扇でいけるでしょうし…。( 相手を征するだけならば刃は不要。ちょっと痛いだろうが殴打だけでダメージを負わせれば無気に殺傷する必要もない…今思えば、自分の志にもっとも近い武器だったのかもしれないと今気がつけば以前のようなショートソードなどを持つ必要もないと思ったのだ。 )……こうしちゃ、いられないわね……。 [Tue 26 Oct 2010 23:15:03]
お知らせ > リダさんが入室されました。 [Tue 26 Oct 2010 23:07:35]
◆リダ > ( ただ待つだけというのも自分は嫌だった。仕方がないから今後のことを考えだす。まずは自分の胸がまた大きくなってしまったから放置した服のこと。一から買い直しである。とは言え、あれはあくまで自分の飼い主から支給されたもの。自分で買おうと思えば買えたのだが、それをしていなかった。金の問題もあったからだ。 )……明日には装備の買い直しね。ヴェイトスで買うのもいいけど、アマウラまで足をのばしてもいいか……。( ふぅ、と溜息をつけばベッド横に置いてあった自分が唯一持ち帰った鉄扇へと手を伸ばす。一度は他者に渡したものの逃げるために取り返した自分の宝…それを片手できつく握れば顔の前へと持って行き瞳を閉じてもらった相手を思う。 )ありがとう、私を生かしてくれて・……。 [Tue 26 Oct 2010 22:39:10]
◆リダ > 痛みが走る。そのため固定されていた。 )……自分のやったことがまさか一番の重傷だなんて……やれやれだわ…。( ふと時計に目をやれば朦朧としながら掲示板に送った書き込みの時間となっている。誰か来るだろうか…ベッドに上半身だけ起こして来客を待つ。 ) [Tue 26 Oct 2010 22:22:48]
◆リダ > ( 目が覚めてから自分の体について一通りの調べはしていた。大きくなった胸はまったくそのままで毒の効果が消えても変化はなかった。それには大きくため息をついたのはしかと覚えている。他の箇所に関しては毒のおかげで普段通りの早さはでないが特に支障はない。すぐにでも動くことは可能。哨戒活動にも戻れるはずであったが…。 )っ痛…!( 自分の左手は包帯でグルグルに巻かれていた。縄抜けのために関節を外したために到る部分に腫れが起こり、動かすたびに [Tue 26 Oct 2010 22:19:59]
◆リダ > ………ふぅ。( 女が目を覚ましたのは数時間前。それなのにまだ頭はぼんやりしている。気がついた時には患者用の白い服を着せられてベッドに横たえられていた。 )ちゃんと拾ってくれたのは幸だったわ…さすがにあのまま行き倒れはカッコ悪すぎ…。( 自分の記憶があるのはこのヴェイトスの中央病院の目の前まで全裸でたどり着いたところ。そこからの記憶はなかった。もし別の誰かに拾われていたらと思うと背筋が冷えただろうか。 ) [Tue 26 Oct 2010 22:13:35]
お知らせ > リダさんが入室されました。 『( ベッドに横たわり来客を待つ。 )』 [Tue 26 Oct 2010 22:07:52]
お知らせ > 女医さんが帰りました。 『( 願わくば、君影に幸福を。 )』 [Tue 26 Oct 2010 01:35:32]
◆女医 > ( 女医は必要以上に言葉を話さない。 請け負った患者は、手術を終えた後に望むのは――― 休む時間だったり、考える時間だったり、する。 ) ――― 、 ―― … ? ( 君影の唇が動くのを見えた。 何か希望や要望があるのだろうか、と跪きながら耳を澄まそう。 次に聞こえたのは、―――患者からの患者の言葉だった。 ) …… どういたしまして。 ( にっこりと満面の笑顔を浮かべた後、助手らも深く頷いた。 彼女の頑張りに感動しているのだ。 ) ( 無菌室への搬送が終えれば、関係者以外の面会謝絶を行おう。 後、スカーレット嬢から聞いている猫が入れるように、再検査をしてから消毒しては、君影の枕元に移してあげよう。 )( ――― … 私の仕事は終わりだ。 ) [Tue 26 Oct 2010 01:33:59]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 『――――― ( 意識を落とす前に呟いた名前は猫の名前だったのだろうか。それとも――― )』 [Tue 26 Oct 2010 01:29:52]
◆君影 > ――――― …… …… ( ―――綺麗な黒だと。何とも無しにそう思った。リャンの、色みたい――― ) ――――……… ( 何かを呟こうと口を開こうとして、それは上手く言葉にならなくて。―――小さく咳込んだ後に、改めて私は小さく唇を動かした。 ) ……………ありがと ……… ( ――――感謝している。嬉しいのは事実だ、本当の事だから――――女医に例の言葉を口にして、無菌室へと運ばれる傍らに、緩やかに私は意識を落としていくことだろう。 ) ( ――――まだ始まったばかり。これから長いリハビリがある。それでやっと本当に動けるようになる。けど―――やっと私は一歩目を踏み出す事が出来たんだ。 ) [Tue 26 Oct 2010 01:27:25]
◆女医 > ( 君影に与えられた肢体。 ――― 鋭角さを連想しながら、刺々しさは無いフォルム。 アナスタシアの技術の有り様を盗み、更なる軽量化を図った上で、受け止めるよりも受け流すに特化した、――美しさを持った流線型だ。 塗装の色は、君影の髪の毛の色に合わせた。 艶消しの漆黒色。 後から塗装し直し易いようにだ。塗装は錆防止の為なのだから、デフォで塗装されるのが当たり前だ。 ) ――― … お疲れ様。 そして、耐えてくれてありがとう。 ( 機械化手術の成功の秘訣は女医の腕によるのもあるが、根本的には患者である君影の精神力であり体力であり、根性であり、未練の強さが成功へと――― … 確かに繋がったのだから。 )( 女医は柔和な微笑を浮かべよう。 ) 現時点では神経がバラバラの状態だから、スカーレット嬢に調整して貰え。 ( 動かしたい指を動かそうとしたら、肘が動いてしまうなど誤差がある。プラグを挿し直したり、抵抗の強弱を変えたり、調整するのはスカーレットの役目だと告げよう。 )( 一先ずは君影を移動寝台へ移してから、無菌室へ搬送しよう。一定期間だが様子見という形で、スカーレット嬢に会わせる形になるだろう。無論だが念入りに消毒しての面会だが。 ) [Tue 26 Oct 2010 01:17:40]
◆君影 > ひぐっ!? んぁっ、ん んーっ !!? ( 穴の開けられた骨にボルトが嵌めこまれる―――すべて必要な工程であり、それらは何一つを欠かせないのだけれども。かといってそれは今襲い来る痛みの現実の前には何の慰めにもなってくれない。 ) ( 彼女が助手たちに言う後少しだ、という言葉は聞こえても、その意味を脳がちゃんとまともに変換してくれない。それは今の私にとってはただ音が空気を震わしている現象というだけだ。 ) ―――――― ( それらの作業が終わるまでにどれほどの時間が掛かったのだろう。たとえ正確な時間を知っていたとしても、私にはそれよりも遥かに長く感じられてしまっていた。それこそ丸一日がかりでずっとこれらの行為をされていたのではないかと思ってしまうぐらいに――――― ) ―――――っ……ふっ…… ぁ …… はぁ ……… ( ―――目隠しを外されれば、目の前には光が戻ってくる。手術を終えたばかりのそこは鈍い痛みを訴え続けていて、憔悴し切ったような眼差しを私はその機械の手足へと向けた―――― ) ( 私の腕―――私の足――――― これで ――― やっと ――――――― ) [Tue 26 Oct 2010 01:04:43]
◆女医 > ――― … 次の手を。 ( 後に千切れた内側の筋肉を自然な形に納まり、機械鎧を巻き付ける形に固定した。力を込めれば込めるほど、機械鎧との結びつきが強くなる仕組みを施して。次に鉤を外せば、引き剥がした外側の筋肉と脂肪と皮膚が自然に戻ろうとする。其れを手伝うように、自然な形に整理していこう。アルコールでの消毒を繰り返しながら、縫合の作業へ移り込み――― … 後は出血を拭いながら、包帯で巻き込んで行こう。勝手に剥がしたり、触れたり、弄ったりする事が出来ないように、厳重に巻き込んで行こう。 ) ―――― …。 ( 君影の目隠しを外せば、口枷を外してやろう。唾液を拭ってやり、汗をも拭ってやろう。君影の様子を伺う為に。 ) [Tue 26 Oct 2010 00:30:24]
◆女医 > ( 縫合用の糸は固定する為であり、徒歩など軽い運動に耐え得る物ではない。機械鎧の結合部分に設けられた、ボルトを嵌め込む穴がある。先程とは異なり、太いドリル形状で肩甲骨と恥骨を貫こう。 ) ――― … 後少しだ。 ( 揺れる身体を、助手らで抑え付け、――より安定した状態で続行した。 )( 幾つかの穴を設ければ、軟骨の様な人工的な物で塗り固めよう。更に幾つかのボルトを嵌め込み、外れないように、ネジを三重も回し込んでいこう。調教や拷問よりも、残酷な光景だったが最悪な結果でなく、最良な結果に繋がる面ではマシだろう。 ) 嵌め込み完了。 固定完了。 各自、不備が見られないか、確認を頼む。 ( 私単独で判断せず、持ち場から離れよう。そして助手らにも確認させた。私が気付かない不備を、助手らが気付く可能性があるのだから。 )( ――― 不備が見当たりません。 ) そうか、引き続きサポートを。 ( 再びと持ち場に戻れば、筋肉の断面から這い出る人工的な神経器官を丁寧に手取り、機械鎧の結合部分の内側に収納しよう。細菌や黴菌の侵入を防ぐ故に、害の無い粘土状で塞いだ。 ) [Tue 26 Oct 2010 00:28:01]
◆君影 > ( 例えどれほどに覚悟をしていたとしても、それで痛みが和らぐという訳ではない。――――失った物を取り戻すにはそれ相応の苦難が必要であり、手足を取り戻すためにそうする事を私は了承していたのだけれども、事実この痛みに直面すれば、今まで口にした事を全て翻して今すぐに施術を止めてと叫びたい衝動にどうしようもなく駆られる。 ) ふっ! ふぅぅっ……! んんーっ!! ( 猿轡もされて、身体も拘束されているこの自体はつまりは幸いなのだ。音を上げようとする台詞も言葉にならず、ただただ上がるのはくぐもった悲鳴ばかり。――――骨を貫かれる感覚に、また鋭い痛みが走り、拘束された身体は幾度となく揺れて。 ) [Tue 26 Oct 2010 00:14:20]
◆女医 > ( 痛んだ神経、硬直した神経、ズタズタになった神経、――― … その状態では神経痛や幻覚痛に苛まれるのも目に見えている。それらの神経を切り捨てる訳が無く、出来うる限りだけコードへ作り変える。機械鎧を動かす為の神経の数は多い方が良い。少な過ぎて、後から追加をしましょう、だなんて気楽に出来る物でない。 )( だからこそ、―――君影という個人の為に全力で努めよう。 )( 流れ出る汗を助手に拭って貰い、君影の全身から沸き上がるであろう、不快な汗を拭い取りながら、水で濡らしたタオルで君影の体温を下げよう。 ) ―――― …ッ。 ( 神経の扱いを間違えば、君影に鞭を打つことになる繊細な作業だ。その中に君影の悲鳴もあるのが、悲鳴に左右されず、冷静沈着であれ。手術の失敗は許されない。 )( あの機械娘は不可能を可能にする。それが口癖だった。私だってプライドがある、救えぬ者を救う、というプライドを。 )( 血肉の狭間、筋肉の断面、這い出る数多の神経、最奥に構えるのは恥骨と肩甲骨。針のような細いドリル形状を、肩甲骨の何箇所かを開けてから、機械鎧の結合部分を詰め込み、手術用の糸で縫合しての固定作業。其れは恥骨も同じであり、腸や子宮、膀胱を刺激することになるが、――形振り構わずに淡々と作業を繰り返していた。 ) [Mon 25 Oct 2010 23:51:39]
◆君影 > ( ―――それこそ生きていたという事実が不思議な程に大きな欠損だ。あの霧の環境下で無かったのならば絶命していたのは免れなかったというのは不幸中の幸いではあるだろう。そしてその不幸中の幸いがこの場合にも運が良い事となったのはまた幸運ではある。 ) ――――っっ……! ( 痛い―――痛い。そう、痛いのだ。とても痛い。生々しい部分を剥きだしにされ、そして露わになったその部分を弄りまわされる。その度に激しい痛みが襲い掛かり、大きな悲鳴を上げそうにになるのを何度も何度も堪えて―――― ) ―――――――っっっ!!? んんっ、んーっ! んーっ!? ( ―――火花が飛び散るような感覚。今まで感じていたのよりも一層激しく電撃的な痛みに拘束させられた身体を跳ねさせながら、娘は眦に涙を浮かべつつ言葉にならないくぐもった声をあげた。 ) [Mon 25 Oct 2010 23:43:48]
◆女医 > ( 機械鎧の結合部分を横目で盗み見した。 )( 十年前と違い小型化しているし、恥骨の内側に装着し、固定するのは充分過ぎるな。 左腕の方は肩甲骨―― … 酷い有り様だが、その分だけ余裕で取り付け作業が出来る。 )( 皮肉だな。 誰よりも深い傷を背負ったからこそ、か。 )( 本来なら切り落とさなければならない部分が多いのが普通なのだが、彼女の場合は欠けすぎていた。 ) ――― … おい、念の為に、拘束用帯を倍に増やしておけ。 ( 皮膚を切り裂き、不要な部分を切除してから、機械鎧の結合部分を埋め込むスペースを鉤で塞がらない確保する。神経器官は傷付けないように、修復作業は難しいもの、人工的に作り出されたコードに繋げ留めた。 ――― … 血の匂い、肉塊の匂い、視界を満たすのは血と肉だけ。幾つもの神経器官が見えていて、生々しかったが嘔吐を催す程ではない。当の昔に慣れたのだから、其れよりも君影の精神の状態が気になった。 )( 問題なのは断面からありあふれた神経器官を、機械鎧へ接続する為のコードへ作り変える必要がある。 十とか二十の数では済まされず、気が遠くなるような作業だった。 だが君影の方がより長い苦痛を背負う事になるだろう。 神経に触れられる度に、内側から熱した棒で描き回され、電流で弾け飛ぶ感覚―――。 ) [Mon 25 Oct 2010 23:18:33]
◆君影 > ( 四肢を失う事件の際に残された毒は身体の中に未だ残り続けている。性的な部分までを念入りに消毒をされてしまえば、それが意図的な物でなくても身体は僅かながらに反応をしてしまう。――――その感覚から沸き上がる感情は胸の中に納めておくとしよう。 ) ( 黒い布で奪われる視界に拘束具。時と場合ならば官能的に見えるその光景も、これから行われる事を思えば口を噤ませておいた方が良いだろう。――――そうしてメスが肌を切り裂き、本格的に手術は始まる。 ) ―――――――っ…… ( 鋭い痛みが走る。切断面剪刀は抉るように皮膚や脂肪などを引き剥がしていき、その度に痛みが走る。 ) ―――――――んんっ!! ( 切り落とされればより一層強い痛みに、猿轡で固定された口元からはくぐもった悲鳴が零れて。 ) [Mon 25 Oct 2010 23:11:43]
◆女医 > ( 切断面をアルコールで消毒し終えれば、周辺の箇所の消毒を他の助手に押し付けた。性的な部分も含めるが、念入りの念入りに行う必要性があった。 ) ――― … 。 ( 無言で押し黙る君影を見下ろせば、傍らに立つ助手に顎で合図した。黒い布地で君影の視界を奪おうと。 ) ――― 迅速 尚且つ 簡略化を。 ( 切断面にメスの真っ先を突き刺してから、躊躇せず切り裂いた。躊躇しない分は無駄な切れ味が発揮し、逆に綺麗に塞がり易くなるのだから。 其れは左腕と右足を同時に執り行い、剪刀で皮膚や脂肪など邪魔なのを捲るように引き剥がしてから―――途中に飛び出る血を助手に拭い取らせよう。 )( 筋肉の繊維の幾つかが使われなくなり、硬直してしまっている。退化の現象と見受けられ、神経器官と一緒に切ってしまわないように、メスで切り落とそう。鉤で切開した場所を固定してから、鑷子で切り落とされた筋肉を取り出してから、動かす必要が無い筋肉の断面にモルヒネで漬けた綿を宛がおう。 ) [Mon 25 Oct 2010 22:53:08]
◆君影 > ( 拷問の訓練は一通り受けた―――が、受けたからといってそれに耐性があるという訳ではない。むしろ精神的に未熟に過ぎた私は大層それが苦手であった。訓練時代はすぐに根をあげて相手を辟易させた物―――まあ狂乱して担当を諦めさせた閨の技術程に酷くはなかったが。 ) ――――………… ( 返事の代わりに無言で押し黙る。そして大人しく舌を噛まない用にと措置された猿轡をされて。 ) ―――――……ふっ…… ( ――――堪らなく怖い。自分で望んだ手術である。しかしその胸の内に浮かび上がる感情は紛れもない事実だ。 ) [Mon 25 Oct 2010 22:39:06]
◆女医 > ( ベッドの周囲には幾つもの移動台が鎮座しており、皮膚や脂肪、筋肉の繊維、神経官などを切り分けたりするメス。幾つものを切るだけでなく、引き剥がしたりする剪刀(せんとう)という鋏の形状をしたものがある。鑷子や鉗子、鉤、手動式の穴あけ道具など―― 一通りと鎮座していた。 ) そうかい。 今から、左腕と右足を同時に執り行う。 ―― … その際に麻酔は使うけど。 期待はするなよ。 ( 伴う激痛から舌を噛まないように、猿轡の形状をした口枷を取り付けようとしていた。どちらかといえば、呼吸を確保する為に、口を一定の大きさに開けさせる拘束具のそれだ。痛覚を麻痺させるモルヒネを用意し、殺菌する為のアルコールを用意されていた。 君影の左足と右足の切断面だけ曝け出すように、布地を捲り出せば――何の言葉も無い。驚愕した訳でなく、冷めた眼差しをしていた。切断面を消毒すべく、アルコールを付けたガーゼで塗り出そう。 ) [Mon 25 Oct 2010 22:29:42]
◆君影 > 普通。 ( 女医の質問に対して、手術室で横になる娘は最低限に短く答えた。ぶっきらぼうで冷たげな言葉。機嫌が悪いようにも聞かれてしまうかもしれないが、これが私の、君影という娘の普段通りだ。男が致命的に苦手なだけでなく、単純に人間嫌いだというのも。………まあ手術してくれる相手にツンケンしても仕方の無い事ぐらいは私にだってわかる。けれども少しばかし言葉の響きが固くなってしまうのは、これから行われる手術のリスクの高さは散々に説明されているからか。 ) [Mon 25 Oct 2010 22:18:07]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『――――別に。』 [Mon 25 Oct 2010 22:13:44]
◆女医 > ( 今夜は患者の君影に、機械化(クランク化)手術を施す日だ。身体の検査を繰り返し、拒否反応を起こさないか、適切な手順を取り組んでいるか、何度も会議が行われた。注意すべき点は、君影の精神の状態にあった。戦士や魔術士なら耐え切れる自信は見て取れるが――、彼女の場合は根拠が無い為に不安に思う女医や助手達がいた。 ) ―― … 君影さん。 調子はどうだい。 ( 手術室の中央に鎮座するベッドに寝かせている君影に声を掛けよう。貴女の目の前に居るのは、額当てを取り付けた女医だった。周囲を見遣れば、マスクや手術衣を纏っていた。――全員が女性で構成されている。 ) [Mon 25 Oct 2010 22:11:38]
お知らせ > 女医さんが入室されました。 『( 手術室。 )』 [Mon 25 Oct 2010 22:02:01]
お知らせ > 海子さんが帰りました。 [Thu 14 Oct 2010 23:45:11]
◆海子 > (そんな事を思っている刹那、ふっと灯りは消えた。光の残像だけが微かに瞳に残り、辺りは真っ暗になった。)(『海子、今日はもう寝ましょう。最近は街がウォータリアンの話で騒がしいわ、明日になったら海子にも扱える護身用の武器を買いに行きましょう。ね?』) ……… うん、ありがとう。 おやすみなさい。 (力の無い自分に扱える武器なんてあるのだろうか、と思いながらも突如として睡魔は襲う。母親からもおやすみなさい、と声が聞こえればゆっくりと目を閉じて眠りにつくだろう …。) [Thu 14 Oct 2010 23:44:50]
◆海子 > (だって仕方ないでしょう、混浴が一番入り口から近かったのだから。)(特に裸を見せる事に戸惑いも何も無い。その事を知ってか知らずか『貴女にもし何かあったらどうするの。間違いはおこさないで頂戴。』 と哀しそうに呟かれた。) …。 (そうと言われれば、こくりと頷く。下腹部を触られた、だなんてとても言える事では無い。強面の父親は美人な母親にぞっこんだ。母親の言う事は大抵何であろうが聞いてしまう節がある。裏の人間でも雇ってラサートが首でも切られたらたまらない。絶対に黙っておこう。) [Thu 14 Oct 2010 23:38:38]
◆海子 > (精神面が幼いのか、世間知らずからか、自分の事は「海子」と呼ぶ。小さい頃はそれでも許されたのだが、最近はそのことで怒られてばかりいる。) … ごめんなさい。 (母親は自分を「私」と指して欲しいらしい。)(きり、とした視線を向けられれば何となく怖くなって言う事を聞くしかない。大人しく肩を窄ませた。) あ、これ ありがとう。 (汲んできたらしき冷水を渡される。笑顔で受け取って一口飲もうか。)(『海子、貴女公衆浴場に行って来たの?』) ? うん、行って来たよ。 日記見てくれたの? (『不埒よ、男の人と一緒に入るだなんて。今度から入るなら女湯に入りなさい。』) … 分かった。 (何だかさっきから怒られてばかりだ。軽い溜息をついた。) [Thu 14 Oct 2010 23:30:13]
◆海子 > (… 怒られるありさまだ。) [Thu 14 Oct 2010 23:22:26]
◆海子 > (そんな事はどうでもいい。)(広めの病室の奥からなんと母親が出てくる。今日は珍しくここで泊まっていくらしいのだ。) ねぇ … どうして海子のところに来たの? (滅多に来ないくせに。)(少し嫌味の様に言ったつもりだったが、)(『いい加減、自分の事を「海子」と呼ぶのはやめなさい』) [Thu 14 Oct 2010 23:22:07]
◆海子 > (大体16年もの間、ここヴェイトス中央病院に入院しているので患者がたまに305号室に遊びに来たりするのだが。)(… 今日は本当に暇な時間を過ごしていた。) … お腹いっぱい。 (随分と前に食べた夕食を思い出しながらそう呟いた。)(以前浴場で出会った海兵の人に危険だろうから病院で過ごした方が良い、と言われベッドの上でごろごろだらだらしている。母親から出されている多量の宿題も絵も描き尽くしてもうする事が無い。基本病院では消灯時間が早いが、カーテンさえ閉めていれば灯りはつけていても良いと許可を貰えている。) [Thu 14 Oct 2010 23:18:41]
お知らせ > 海子さんが入室されました。 『305号室にて。』 [Thu 14 Oct 2010 23:12:23]
お知らせ > ホンフー@行動不能さんが退室されました。 『元に戻すのに、看護の方々が苦労したと言うことだった。』 [Thu 14 Oct 2010 11:31:50]
◆ホンフー@行動不能 > ふぅぅ…、もう…、少し…。 ( 自分が以前に利用していたものとは、段違いに質が良い筆記用具。8割がたはそのおかげで、何とか報告書を纏め上げることが出来た。 ) 済みません。これの…提出を・・・お願いします。 ( そのまま巨躯の上体がずれて床に落ち、意識を失ってしまう ) [Thu 14 Oct 2010 11:31:30]
◆ホンフー@行動不能 > くっ…、文字とは全身を使って書いているものだったんですか…。 ( 肩まで麻痺が残っている現在。文字を書くのは一苦労。母国語ではない標準語なのも、その一因だ。 ) ですが、書く事は少ない。何としても、報告一番のりを…。 ( 虎人は耐久力を要する運動をしているような、じわじわとした疲労感を感じながら、必死に書き続ける。 ) [Thu 14 Oct 2010 11:20:57]
◆ホンフー@行動不能 > ( しばしの時間が過ぎる。再びやって来た看護婦が筆記用具を差し出すと、虎人は喜び勇んで受け取って ) 有難うございます。ああ、もう大丈夫です。 ( 机が無い上に身体も上手く動かない。仕方が無いので、誤字脱字だけに気をつけながら、ゆっくりと筆を進めていく。時間はかかるが、正確さが肝心だ。 ) [Thu 14 Oct 2010 11:10:40]
◆ホンフー@行動不能 > ( やって来た看護婦に頼み込み、数人係で壁にもたれるようにして、上体を起こしてもらう。腕が何とか動くので、彼女らにもあまり負担をかけずに済んだ。 ) ええと、私の荷物は…、そう言えば宿でしたね。済みません。緊急なんです。紙と何か書くものを貸してくださいませんか?必ず後で代金はお支払いします。本当に緊急なんです。 ( 熱心に頼み込めば、その熱意を受け取ってくれたらしい。もしかすると、虎顔に怯えたのかもしれないが、もっと酷い怪我をした人たちも来ることを考えると、前者であると考えたい ) [Thu 14 Oct 2010 11:04:58]
◆ホンフー@行動不能 > ほうこくしょ…、書けない事も…ないですかね? ( 昨夜のシーナイトが、既に報告しているかもしれないが、毒を実際に受けたものとして、それを報告書に記載できれば、ひょっとしたらひょっとするかも知れない。やはり、貰えるとなれば、多い方が良いのは確かだ。 ) 済みません…。どなたか…いらっしゃいませんかぁ? ( くぐもった声でヒトを呼ぶ。命の危険は今日の早朝に脱したところだし、それからついさっきまでずっと寝ていたのだ。書き物くらいは許されるだろう。 ) [Thu 14 Oct 2010 10:58:53]
◆ホンフー@行動不能 > ふむ…、何とか…。手だけは…動くように…。 ( 腕には毒針を受けていなかった為か、まだ喋る事も難しい頭部、歩こうにも動かせない脚、起き上がることも出来ない胴とは違い、今では動かせるようになっていた。もだえる事も出来ないほど、全身が麻痺しいていた昨夜と比べれば、随分と回復したものだ。ただ、完全な回復は今日の深夜になるだろう。 ) [Thu 14 Oct 2010 10:53:47]
◆ホンフー@行動不能 > ( 昨夜の襲撃から半日が経過。虎人はそのときに受けた毒針が原因で、病院へと担ぎ込まれていた。 ) うう…、これは…、きつい…ですね。 ( 身体に刺さっていた針から採取された毒の分析結果から、代謝により一日で抜ける程度の強さであると判明。ただ、受けた数は約三本分。担ぎ込まれた当初は、胴体と片足、そして頭部に酷い腫れが起き、同時に襲ってきた吐き気や目めまい、発熱で半死半生に陥っていた。 ) [Thu 14 Oct 2010 10:50:57]
お知らせ > ホンフー@行動不能さんが入室されました。 『体格が良すぎてベッドが無い為、マットを敷いて寝かされている。』 [Thu 14 Oct 2010 10:43:50]
お知らせ > マリアヴェルさんが帰りました。 『(めでたく退院)』 [Sun 10 Oct 2010 14:52:54]
◆マリアヴェル > よしっ!退院しよっと!(勢いをつけてベットから起き上がる。その急激な運動に脇腹に痛みが走って)いたたたッ・・・・(顔を顰めて脇を押えてしまう。ベットからゆっくりと立ち上がって)う〜ッ・・・・無理しない程度に・・・が、頑張ろっと [Sun 10 Oct 2010 14:52:23]
◆マリアヴェル > 海の調査・・・・ヴァルの探索・・・・ダガーとかブーツとかも買いなおさなきゃならないし、色々やらなきゃならないことが多いなぁ(両手を頭の後ろで組み、ベットにぽふっ、と寝ッ転がる)防具、取られたのは痛かったなぁ・・・・(本当に奪われて痛かったのは、もっと別のものだったが) [Sun 10 Oct 2010 14:43:00]
◆マリアヴェル > (ふと、窓の外の雲を見て)ヴァリシア・・・・どうなったんだろう?(結果として見捨てる形になった仲間。彼女はまだ行方不明で、当然非常に心配して、また後ろめたい気分になっている) [Sun 10 Oct 2010 14:36:42]
◆マリアヴェル > 早く、仕事したいなぁ・・・・なんだか今、街じゃあ海での異変が騒ぎになってるみたいだし(見舞いに来た傭兵ギルドの世話役から、南の海の異変とそれへの調査依頼の話を聞いて、興味が出てきたのだ。街に帰ってきて二日は何もする気が起きなかったのだが、とりあえず何か仕事して気を紛らわせたかった) [Sun 10 Oct 2010 14:17:49]
◆マリアヴェル > (ナースが出て行って、大きな部屋に一人残される。たまたまだが、この四人部屋に、今はマリア一人。ベッドから上半身だけを起して)もう、今日あたり退院してもいいよね・・・・早く仕事に復帰しないと(すっかり秋めいてきた窓の外の景色を、恋しそうに見て) [Sun 10 Oct 2010 14:07:34]
◆マリアヴェル > ナース『はい、マリアヴェルさん。検温しますね』(ベッドに寝ているマリアに、看護士が巡回にくる。冒険の途中で追剥に襲われレイプされて、その後数日に渡ってヴァンパイアの男に監禁されたマリアは、心身に酷い傷を負って、この病院に数日間入院することになった)ナース『折れた鼻も、ちゃんと癒合してますから、前と同じように治るってドクター言ってましたよ』(ナースにそういわれ、それまでぼんやりと外を見ていたマリアはようやく、軽く笑顔を見せて)そう、ですか・・・・・良かった [Sun 10 Oct 2010 13:55:03]
お知らせ > マリアヴェルさんが入室されました。 『(ベッドに横になって、ぼんやりと窓の外を見ている)』 [Sun 10 Oct 2010 13:49:17]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『( 嗚咽が響く。大丈夫――そう思わないと胸が張り裂けそう )』 [Thu 30 Sep 2010 00:38:05]
◆君影 > ( そんな物は最初から無いと思っていた。斜に構えて世間に絶望して。最初からこんなものだからと思って――― )( ―――死の淵から助けられて、それからずっと支えになってくれて。…………初めて知ったんだ。リャン以外で、誰かの暖かさを。だからだからどうか――― ) ( ――――いつか奪う物ならば与えないで欲しかった。最初から知らなければ脅える事も震える事も無かったのに。―――嫌だから。そっと指先だけで触れた艶子の温もり。それが私が知る最後の感触だったなんて―――― )( 零れ始める涙。黒猫は娘を慰めるようにその目元を舐め始める。 ) [Thu 30 Sep 2010 00:29:26]
◆君影 > …………ねえ…どうか…お願いだから………! ( そっと擦り寄ってくる黒猫を私は抱き締めた。身体が震える。ただ黒猫は静かに腕の中で眼を瞑り、くるまっている。 ) ………もう……私から何も奪わないで………………! ( 無くす事に慣れたりはしない。心の痛みは慣れたようだと目を背ける振りをする事は出来ても、その傷はどうしようもなく深く刻まれる。心の傷跡はなによりも深く、無くした手足のようにもう一度付け直すような事も適わない。 ) [Thu 30 Sep 2010 00:05:53]
◆君影 > ( それでも私とこの黒猫は固い絆で結ばれている。例え言葉が通じなくとも私はこの子が何を言いたいのかの意を大体汲む事が出来るし、それはこの子の側もそう。世界で一番信頼のおける存在。 ) …………ねえ、リャン。艶子、大丈夫だよね。 ( ――――ああ、駄目だ。嫌な方向に想像が駆り立てられる。いつだってそうだ。いつも何かをしても碌な事は起こらない。……何をしても、何をしなくても。ただ体を小さくして身を竦めていてもダメだった。抗おうと必死になってもダメだった。この世界はどこまでも残酷で、綺麗なまでに無慈悲だと何回思い知らされた事なんだろう。 ) [Wed 29 Sep 2010 23:49:35]
◆君影 > ( 私は黒猫の毛並みをそっと撫でた。―――艶子の感想に一つ訂正をしておこう。別に片輪になってからリャンのお世話になっている訳ではない!ずーっと昔っからさせる事はリャンに全部させていたんだ!この苦労している猫がとっても器用で賢いのを良い事に私は堕落しっぱなしなのである。 ) [Wed 29 Sep 2010 23:30:49]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『―――お疲れ様、リャン』 [Wed 29 Sep 2010 23:29:01]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 …まったく 』 [Wed 29 Sep 2010 19:38:49]
◆エリー > ―――先ずはこの三名と彼女の自宅周辺の人間を洗いましょう。 人員が足りないですから、自警団への要請もお願いします。 アクセラレーター捜索との同時進行になりますけれど、各員宜しくお願いします。 ( そう言ってヴァンパイアハンター達に解散して貰う。 私は私でやる事が多そうだが――全く、プライベートの時間が欲しくなった途端これだ。 今日もリゼル達の様子を見にいけそうにない。 …ミルフルールなんてもっと無理だ。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:38:42]
◆エリー > ( 「ブロウン=マサクレ」 …? 聞いた事の無い名前だ。 然しシスター・ジャスティスと共に訪れている。 「巨大な竜人」と書かれているが、心当たりは無くは無い。 といっても、全く知らない人物だし向こうも勿論私を知らないだろう。 単に、この街で「巨大な竜人」が普通に市内を歩いている事が稀だと言う話。 稀に市内で見かける事があるあの「巨大な竜人」が該当の人物である可能性が高い。 というか、この市内の結構な数の人間が彼の素性や名前を知らなくても一度は見た事があって、印象深く記憶に残っていたりするんじゃなかろうか。 あれだけ堂々と市内を歩く姿は珍しい。 ちなみに私が見かけたのは海岸で釣りをしている姿と、公衆浴場から出てくる所だ。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:33:32]
◆エリー > ( 「ジャスティス・ブラウニー」 彼女も訪れている。 プロフィールはほぼ知っている事で埋まっている。 思いの他入院歴が多いようだ。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:29:04]
◆エリー > ( 「君影」 姓は無し。 備考欄にはウォッシュベアー被害者、「飛燕」所属、入院記録が付随。 友人のようだ。 飛燕、か。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:27:34]
◆エリー > ( さしあたって艶子に関する話を聞けそうなのは、遠からず帰国する筈のアレッサンドラ・クレメンテくらいしか思い当たらない。 あとは家族や付近住民、ギルド関係者―――ああ、いや。 ジャスティス・ブラウニーも豪天寺艶子と面識がある筈だ。 どの程度かは分からないが、少なくともアクセラレーターとかいう吸血鬼を二人同時に目撃している。 あとはこの辺りの人間から話を聞いてまとめて、疑わしい人物には見張りをつけて、早急に捕獲する事だ。 …まったく、無駄な仕事を増やしてくれる。 此方が対応する、と言ったのに。 そのアクセラレーターを捕らえるのに使える筈の人材を裂かなければならないのではまるっきり足を引っ張っているじゃないか。 ジャスティス・ブラウニーには私が直接会いに行くか。 ) …あ、御苦労さまです。 失礼。 ( 病院スタッフが持ってきたのはこれまで豪天寺艶子の見舞いに来た人間のリストだ。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:25:47]
◆エリー > 豪天寺艶子の知人友人は全て疑ってかかって下さい。 彼女はお金や交渉で人を使うタイプではありません。 鍵を盗んだのは彼女に近しい、情に訴えられる相手です。 ( 院のスタッフとVHGの同僚達に伝える。 彼女の自宅だと言う港の船も家宅捜索が必要だし、特に親しい人間への聞き込みもしなければならない。 行動範囲を絞って、潜伏先を割り出して、出来るだけ早くに捕獲する。 人員が足りないし、これは市の安全の話でもある。 自警団にも協力を要請しようか。 家宅捜索や聞き込み、人探しはどちらかと言うと彼らの得意分野だろう。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:14:43]
◆エリー > ―――馬鹿でもわかる損得勘定でしょうに。 ( 捕まえたら手枷足枷首枷目隠しを施した上で廊下中に馬蹄と聖画と大蒜を陳列してやろう。 それから大量の反省文を書かせて迷惑をかけた各位に一人一人謝らせる。 勿論、私にも謝って貰いたいものだ。 …笑い話ですむ程度の「迷惑」で済めば、の話だが。 そうでないなら彼女はVHGに連行される事も無い。 発見したその場で灰になってもらうしかない。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:06:29]
◆エリー > ( 失踪か脱走か―――もし後者なら、物分かりの悪そうな人だとは思っていたが、こうも人の話を聞いていないとは思わなかった。 そんな落胆と同時に、衝動が理屈で塗り潰せるような人間はもっと嫌いだな、とも思う。 だからって彼女―――豪天寺艶子を擁護する気はまるで無いけれど。 ) ―――そう、鍵が見つからないんですね? … …… ………。 ( 失踪した豪天寺艶子が監禁されていた個室の扉の前にしゃがみこみ、何かの痕跡か落とし物でも見つからないかと考えたが、これといって手掛かりは見つからない。 普通に考えたら外部の協力者の存在。 普通じゃない考え方をするなら既に何か豪天寺艶子の身に異常な能力が発現している可能性。 まぁ霧化とか厄介な事が出来るようならそもそも鍵は紛失しないだろう。 だとしたらやっぱり外部の協力者の仕業だが、一昨日は彼女の関係者が訪れた記録が無い。 目立つ目撃情報も無い。 その線を探るのは時間の浪費になりそうだ。 そんな暇な人員があったら艶子をとっ捕まえてVHGの地下牢に連行する方に割くべきだろう。 ただでさえ厄介な傭兵だ。 ) [Wed 29 Sep 2010 19:00:32]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 空っぽの個室 』 [Wed 29 Sep 2010 18:49:04]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 その夜、豪天寺艶子は自分の荷物と共に病院から姿を消した。 』 [Mon 27 Sep 2010 01:26:30]
◆艶子 > ( 私はランセット先生が残していった荷物を持ち、扉を閉めて鍵で錠前を元通りにすると、猫と共に深夜の廊下を走る。エリエッタや、これから来てくれるかもしれなかったアレッサンドラ、そして私を心配して尋ねてきてくれた人達の事を思えば、申し訳なさもある。――でも、私は残された時間の中で彼らと短い一時を過ごすより、これからも生き延びて沢山沢山、みんなと会いたかった。話したかった。その為には、やらなければならないことがある。死んでたまるか、吸血鬼になってたまるか。 ) ――待っていろ、アクセラレーター。お前は必ず私が倒す。そして、この病を治す手段を吐かせてやる。 ( 豪天寺艶子の胸は、そのことだけで燃えていた。 ) [Mon 27 Sep 2010 01:25:36]
◆艶子 > ( やがて――…。 ) ! ( かちりと鍵が錠前を外す、あの小気味の良い金属の音がして、錠前ががらんと床に落ちた。その派手な音に一瞬焦ったが、大丈夫。ここは隔離病棟だ、夜な夜な誰かが不穏な音を立てることなんてしょっちゅうさ。胸を昂ぶらせながらドアノブを捻ると、静かにそれは開かれた。 ―― そうして私はその一歩を踏み出す。いまだ隔離病棟の中ではあるが、私は何かから解放されたような気分でいた。思わず深呼吸してしまった程だ。これで私を縛るものは何も無い。私は―― 自由だ。 ) …ありがとう、リャン。お前と君影のお陰だ。今度、獲れたての魚を腹一杯食わせてやるからな。君影にもたんと美味いものをご馳走してやろう。 …さあ、リャン。もう一仕事だ。私の荷物が保管されているところまで、案内しておくれ。 ( もう日付も変わり、辺りは暗闇に閉ざされている。逃げ出すには丁度いい夜だ。 ) [Mon 27 Sep 2010 01:18:48]
◆艶子 > ( さて、鍵を受け取ってどうやってそれを鍵穴に差し込もうかと思案していると、リャンはひょいと跳躍し、扉にある僅かな窪みを足場にして、錠前の部分に取り付いた。器用な奴だ。なるほど、やはりただの猫では無いらしい。身体の一部を欠損した君影の生活を、こうやって助けているんだろう。 ) ………。 ( だがそれでも、すぐに鍵を外すという訳にはいかない。しばしかちゃかちゃと苦戦する音が辺りに響く。私は格子の隙間から、今に誰かが来るのではないかと焦りながら耳を済ませていた。 ) [Mon 27 Sep 2010 01:12:27]
◆艶子 > ( だから私は、益々外に出ようという決意を固めた。食い意地の這った奴だと思われるかもしれないが、私はこれからも美味いものを好きなだけ喰って生きていたい。腹いっぱいに飯を詰め込んだあとのあの満足感は、何物にも代えがたい。全部終わったら、今度こそアツアツの肉料理を喰おう。 ) ―――。 ( 静まり返る隔離病棟の部屋で、微かに扉を引っかく音が聞こえてくる。にゃあ、という猫の鳴き声も。私はベッドから飛び起きて、鉄格子のついた窓から向こう側を見た。そこには君影の飼い猫――リャンの姿があった。 ) …待ってたよ、リャン。手に入ったんだな? ( 猫は病室の鍵らしきものを咥え、得意げに私を見上げている。いい子だ、本当にいい子だ。 ) [Mon 27 Sep 2010 01:06:49]
◆艶子 > ( 美味しく頂かせてもらった。出来ればアツアツの内に食べたかったが、奴が来た時は眠っていたので仕方が無い。ランセット先生に食べ応えのある病院食に変更してもらったばかりだが、それでも美味しく感じられた。スパイスの効いた肉料理ってのはどうしてこんなに美味いんだろう?食欲の落ちかけていた私だったが、久しぶりのご馳走にいつもの通りの食い気を出し、ぺろりとそいつと平らげてしまった。――やっぱり、美味いものはいい。それだけの為に生きる価値がある。 ) [Mon 27 Sep 2010 01:00:44]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 ブロウンの差し入れは。 』 [Mon 27 Sep 2010 00:56:29]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『中っていったら、入ったことばれるかな(いつのまにか入っていたらしい──)』 [Sat 25 Sep 2010 22:57:48]
◆ブロウン > (まぁ、寝てるからいいか)(おきたてに食う代物ではないだろう。この女の場合なんでも食いそうなきもしなくも無いが。ともあれ、寝ているところを起こすというのも忍びない話。今日はこのくらいにして帰るとしよう──せっかく持ってきたのだから、と受付に荷物を渡しておこう。食べるころにはさめてしまいそうだけれど。病院食がどんなものかは知らないが高カロリーなのか間違いない。)あ、そうだ。「家は中も外も無事」って伝えておいて。(受付に伝言を頼んで帰るとしよう) [Sat 25 Sep 2010 22:57:23]
◆ブロウン > (扉の窓格子から中をのぞく。暗い中に人の気配はあるものの──そしてここまできて気がつくのだ。これ、どうやってわたそ?手の持ったバスケットをじっとみつめて。食事とか差し入れる小さな小窓みたいなものでもあったような、と思ってきたのだがそんなものは無いというお話。)(やべ、どうしよ。)(中からの返事は無い。どうやら寝ているようだ。その間に解決策を考えねばと思うのだが格子を通して渡そうとすれば明らかにこぼれる。サンドイッチとかにすればよかったと激しい後悔の念が彼を襲う。) [Sat 25 Sep 2010 22:53:14]
◆ブロウン > (隔離病棟へと入れば記憶を頼りに病室へと向かおう。と、そのとき隔離病棟とのあいだの受付でこんなことを言われた「あまり大声で叫ばないでくださいね?」前回のこともあってか先に釘を刺されてしまった──)はいよ〜(気の無い返事をするも心の中では「うるせぇ!」と思っているわけだ。ここは良識ある一般人として適当に流しつつ病室へとやってこようか)艶子〜?おきてる〜? [Sat 25 Sep 2010 22:48:50]
◆ブロウン > (なんでって。こんななりで買い物籠みたいなバスケットもって歩いているといろんな意味で違和感をかもし出しているからだろう。本人は差し入れ持ってきただけなのだけれど、人間食べそうななりをして持ち運びに便利なんていう理由で──中に入っているのはにんにくと胡椒の利いたラム肉のステーキにブロッコリーやにんじんなどを煮詰めたもの。それにぶどう酒だ。病院に酒もって来るのはどうかなぁとおもったけれど、監獄に近い一人部屋ならバレることもないだろうといいにおいさせながら隔離病棟へと歩いていく。)(おれ、こういう仕事でくっていけんじゃねぇかなぁ)(豪天寺 艶子の現状を知らない竜人はいたってのんきだ。) [Sat 25 Sep 2010 22:46:01]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『(病院内を歩く巨躯。周りの視線がちょっといたい)』 [Sat 25 Sep 2010 22:38:22]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 …でもやっぱり恐い。 』 [Thu 23 Sep 2010 00:35:57]
◆艶子 > そ、そうですか…。 ( 私のあの黒い血と混ぜ合わせても大丈夫だった。そういう話を聞くと本当に大丈夫なのかと思ってしまうが、それも賭けだ。聖水そのものが吸血鬼の症状に対して何かしらの効果があるということはイメージできるのだ。 ) 確かに、飲んでみた人もいるかもしれません。…結果どうなったのかは考えたくないな。 ( 先生は気軽に言って、私の肩を叩いた。自分でやるのも恐いが、誰かにやってもらうのもやっぱり恐い。 ) そ、それは戦いでついた傷だからです!自分で傷つけたことなんて一度もないんですよ! ( 去り行くその背中に訴えたが――。 あとにはその液体と鋭い針がついた容器が残された。こんな所に来て私に責任を丸投げするなんて、と思ったが――…。 ) …受け取る…しかないのか…。 ( 何かの役に立つのかもしれない。 ) [Thu 23 Sep 2010 00:33:39]
お知らせ > ランセットさんが帰りました。 『提示されたのはあくまで先の見えない可能性の一つに過ぎない…』 [Thu 23 Sep 2010 00:27:46]
◆ランセット > …あくまで効くかも…です。艶子さんのおっしゃるとおり、体の中から焼けてしまうかもしれない。ただ、前に艶子さんから採取した血液を聖水と混合してみましたが…一応沸騰はしないみたいでしたね…。(少し黒々しい色が紅くもどったかなといった印象だった。それが聖水の効果だったのか、ただ単に溶血した結果だったのかは分からない)…必要だったら私がやってあげますよ。…飲むだけで効果があるのなら、昔から吸血鬼症にかかりかけた人は皆聖水を飲んでるんじゃないんでしょうか?…あくまで前例のない方法じゃないとダメな気がするんです。)…まぁ、もし艶子さんが、僕らがおびえて対処できないような方法で逃げちゃったとしても………必要だったら私がやってあげますから。大丈夫!(ぽんっとそこで肩を叩く)カルテ見ましたが、貴女、針を刺すどころじゃない怪我をたくさんされてるじゃないですか!(そこではははっとにぎやかに笑えば、本日の診察は終わりとばかりに医師は去ってゆくだろう。生理食塩水のボトルと、注射器を残して。それをどうするかは英雄艶子の一存だろう。) [Thu 23 Sep 2010 00:26:51]
◆艶子 > 訂正:聖水を身体の中にぶっこめば吸血鬼症に効くかもってことですね、わかります。 ( 凄く簡単に言った。しかも聖水はダメと先生は言っているのに。 ) [Thu 23 Sep 2010 00:16:26]
◆艶子 > ( 先生は病気に対しての話を始めた。聞き漏らすことが無いよう、神経を集中させて話の理解に勤めるが、やはり聞きなれない単語が出てくると首を傾げそうになってしまう。しんとうあつ?ようけつ?さっぱりわからないが、とにかく―― ) 聖水を身体の中にぶっこめば吸血鬼症に効くかもってことですね、わかります。 ( 凄く簡単に言った。 ) …でも先生、聖水は吸血鬼の肌を焼きます。今私が手にした銀のロザリオのように。…そんなものぶっこんで、大丈夫でしょうか…。 ( 血管の直接注入?凄くいたそうだし、恐い。ランセット先生も、死ぬかもしれないっていう可能性について言及している。 「生理食塩水」なる水の正体もわからないが、薬か何かだろうか。 注射器と呼ばれる武器のようなものも怖ろしい。あれで肌を刺すのか? ) …先生、その針を自分に刺す勇気が無いのですが…それは飲むだけじゃ駄目なのですか? ( 身体にぶっこむだけなら、飲んだって一緒なのではないだろうかと学の無い傭兵は思う。 ) ( …ランセット先生は、更に語りだす。先生はついうっかりその液体と針を置き忘れてしまうのだそうな。そしてそれをどうしようが勝手だ、とも――。 ) 先生…。 ( 私はちらりとその二つに視線を落とす。 最後の最後、もしアクセラレーターから治療法を聞きだすことができなかったら。命を懸けてその悪魔染みた治療法を試してみるのもいいのかもしれない…のか?治ればそれでよし、死んでしまってもそれでよし…。 い、いや…。 ) や…やっぱり、自分で針を刺すなんて…。 ( ただ刺すんじゃなくて、更にそこに注入するのだ。恐くてとてもじゃないが出来ない。 ) [Thu 23 Sep 2010 00:13:12]
◆ランセット > (正直、彼女の様子をみて入院前より衰弱しているような印象すら受ける。そしてそれが病状の進行というよりは、環境によるもの…というのが否定できないのが心苦しい)えぇと、ここからは半分聞き流してくれ手も構わないのですが…。私の見立てでは、吸血鬼症は血液を介する感染症です。その…いろいろな文献など調べてみると、被害者は大概どこかを噛まれ、血液を吸引される…などの事例が多いと聞きました。(どこと無くぎこちなく話し始める医師。自分にとっては御伽噺に等しい内容を、大真面目に語ろうとしているのだから仕方が無い。)ですので、血液を何らかの方法で浄化できれば治癒できるものと考えます。で…その方法なんですが、吸血鬼症に効果のある物質を直接血管に注入するんです。もちろん、銀、ニンニクなどを注入することはできません。聖水…も、ダメです。浸透圧が低すぎて血液が溶血してしまうんです。(聞き流せ、と言った割には、1から10まで艶子にきかせるように解説を始める医師。その目線はじっと艶子の瞳を見つめ)………もし、その聖別、というものをこの水…我々が“生理食塩水”と読んでいるものに行うことができて…それを直接血管に注射すれば…理論上は治癒…もしくは進行を遅らせることができるかもしれない。(そこで一旦息を吐き)…もちろん、どんな副作用があるか分かりませんが…。それこそ吸血鬼症が予想外に進行していたら死亡してしまう可能性もあるかもしれない…。(そこまで言うと医師は立ち上がる。水の入ったボトルを置いて…。)ここからは更に独り言です。艶子さん、貴女のお友達が貴女を連れ出そうとしても、それを許可することはできません。でも、もし物理的に強硬手段に出られたりしたら、私らは非力な医師なのでびびってでてこれないんじゃないかなぁっと思います。だから私がうっかりここでこのボトルと注射器を忘れて言っちゃうわけですが、それを艶子さんがどうしようが…例えばお友達に聖別してもらったりとかしても、勝手じゃないかなぁとか思ったりするわけです。 [Wed 22 Sep 2010 23:56:10]
◆艶子 > ( ふと思う。この先生を今ここで人質にすれば、きっとここから出るのも容易いんだろうなと。ただ、この先生は私の為に尽くしてくれている。そんな人を傷つけるような真似は出来ない。 ) ほんとですか?良かった。言ってみるものですね。「病人が何を言ってるんだ」って恐い顔して怒られるのかと思いました。 ――ええ、私は殆ど健康だ。よく食べるし、よく眠るし、大きな病気もしたこと無い。多分、ヴェイトスの人の中でもかなり健康なほうじゃないかな。 ( その食欲も少しずつ落ち、睡眠時間もとれたりとれなかったりしているのは、やはり自分が置かれている状況がかなり良くないものだとわかっているからだろう。 …そして、目の前に置かれる水。何だろう、と私は先生を見て。 ) 実際に見たことはありませんが、作り方は聞いたことがあります。教会の司教様や司祭様が水を聖別することでつくりだすんです。聖別っていうのは、成聖式を行って……いや、まあ、それ以上の詳しいことは知らないんですが。 ( きっとパプテスの人なら知っているのだろう。VHGや教会に行けば貰えるかもしれない。 ) 見舞いに来てくれた人達のためにも、早く元気にならないとって思ってるんです。 ( そう口にして、少しだけの罪悪感。私はここを抜け出そうとしているのだ。空になった病室を見て、先生は何を思うのだろうと。 ) [Wed 22 Sep 2010 23:39:57]
◆ランセット > 了解しました。言っておきます。その、色々調べましたが我々が言うところの医学的には貴女は健康なんですから…(言いながら、大きなボトルの入った液体をとんっと台の上に置いた。同時に彼女の手を見れば眉をひそめる。)…にわかに信じがたい現象ですが…認識を改めざるを得ないようですね。…その、私も色々調べてみたのですが…聖水…というのは作ることができるのですかね?普通の水で…(目の前に置いたボトル、そして艶子に問いかける目線…なにやら思うところがありそうだった)…うらやましい限りだ。本当に色々な人に慕われているんだ。(相手の笑みに合わせて顔をほころばせる医師) [Wed 22 Sep 2010 23:27:20]
◆艶子 > ( 半日は潰せると言ったが、ちょっと言い過ぎたかもしれない。そんなに長くは持たないや。まあいいや、普通の筋力鍛錬もしているし、そう言っておいた方が強い戦士のイメージを持ってくれるだろう。 ) うん、お願いします。量も勿論ですが、できれば脂っこいものを…。 ( まあ、その願いは叶わないかもしれない。 ) …あれから鼻血は出てない。痣も…特には。血が混じるってこともありません。ただ……。 ( 言うべきか、言わないでおくべきか。迷った挙句、懐から布に包まれた銀のロザリオを取り出す。 ) 見舞いに来てくれた人がくれたものです。銀で出来てるんだけど――触ると、私の肌が焼ける。 ( 軽く握りこんでみせると、熱感と痛みが走り、僅かに煙があがった。すぐに手を開くと、そこにはくっきりと赤くロザリオの痕が。 ) 吸血鬼は銀と十字架に弱い。だからこれも、症状が進んでるってことなんでしょうね…。 ( 弱々しく肩を落とすと、ロザリオを布で包んだ。 ) ――うん。嬉しい限りだよ。私のような人に沢山の人が見舞いに来てくれる。私ってさ、ほら…こう見えて人気者なんだよね! ふふっ。 [Wed 22 Sep 2010 23:21:11]
◆ランセット > そんなものがあるんですか。さすが、戦いに身をおいている人は違いますね…。病院食は…なるべく改善させるよう模索しましょう。量なら増やしますよ?(艶子の表情を見ながら…目を覗き込むようにして言う。既に診察は始まっている。)…鼻血の量はどうですか?他に知らないうちに痣とかできたりしてませんか?吐血や便やおしっこに血が混じったりとかはないですか?(続けて連日続けられている問診が始まる。極めて事務的にも聞こえるが、主観を排除して行うことが大事なのだ。そして問診が終わると、医師は艶子の前に軽椅子を引き出して腰を下ろす。)………艶子さん、連日お見舞いが絶えませんね? [Wed 22 Sep 2010 23:09:44]
◆艶子 > ( そしてその時だ。ランセット先生が扉を開けて出てきた。ベッドに腰掛けたまま祈るように両手を組んでいた傭兵は顔を上げ、彼の方を見た。最初に彼が来た時のように狼狽する素振りは無かったが、硬い表情とうっすらと額に掻いた汗が、現在の豪天寺艶子の精神状態を表しているかもしれない。 ) …やぁ、先生。今のところ調子は―― 良いとは言えないかなぁ。そろそろここの食事にも飽きてきたよ。 これでも入院生活には慣れてるから、退屈を紛らわせる術は心得ているんだ。イメージトレーニングだけで半日は潰せるね。 …でも、やっぱり病院食だけは慣れない。 ( そう言って笑ってみせた。 ) [Wed 22 Sep 2010 23:04:21]
◆艶子 > ( ここを出て、刀を手に入れ―― VHGの人達に嗅ぎつけられる前に自宅に戻り、戦いの支度を整える。私が脱走したと知れたら、彼らは真っ先に私の家を見張るだろう。鎧と篭手と聖別された香油、それに暫くは外で寝泊りできるだけの金を持って、アクセラレーターを探すんだ。奴はきっと私の目の前に現れる。一度は勝った相手だ、必ず倒してこの症状の治療法を聞き出すのだ――……。 その間は指名手配犯だ。あの豪天寺艶子が吸血鬼になったかもしれない、そして武器を持って街中に潜伏している。それだけで十分脅威だ。若い女性が夜の外出を控える程度には。 ) …。 ( だが、出来るのだろうか。エリエッタは私に言った。アクセラレーターの命令に逆らえない私が出て行っても足手まといになるばかりか、私自身が被害を回りに広げかねないと。実に正論だし、そうはならないという自信はあるかと尋ねられれば、私は沈黙してしまう以外の選択肢を持たない。 ) [Wed 22 Sep 2010 23:04:16]
◆ランセット > 艶子さん、ランセットです。入りますよ?(ここ数日彼女を訪れた者達とは完全に違う性質の来訪者。…いや、来訪者と言うのはおかしいかも知れない。彼女の自由を奪った張本人の訪問なのだから。…何はともあれ、返事を待つことなくドアが開かれるだろう。)…失礼します。お加減いかがですか?(聴診器と呼ばれる機器を首からひっかけ入ってくる青年医師。顔には患者に対して不安を与えぬようにするための配慮か、僅かに笑みを浮かべ)…退屈…ですよね?ご不便かけて申し訳ありません。 [Wed 22 Sep 2010 22:56:16]
お知らせ > ランセットさんが入室されました。 『ノックの音…』 [Wed 22 Sep 2010 22:51:38]
◆艶子 > ( 私は待つ。君影が運んできてくれたチャンスが実るのを。リャンがここの鍵をくすねて持ってきてくれるのを。ただ岩のように座して待つ。待ちすぎてこの身体に苔が生えないことを祈るばかりだ。 ) ( こうして病室に篭ってじっとしているだけだから、自分の家に起きた事件なんて知りもしない。もし見事ここから出ても自分の家が無いなんてことになったら、途方にくれたとこだろう。きっと後で自分の家が流されそうになったことを知って、何とかそれを食い止めてくれた人に感謝し、お礼をしにいくに違いない。白夜の命を救ってくれたも同然なのだから。…お礼を出来る余裕があればの話しだが。 ) [Wed 22 Sep 2010 22:50:03]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 ――待つ。 』 [Wed 22 Sep 2010 22:44:37]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 『( その温もりが最後にならない事を――私はただ切に願った。 )』 [Fri 17 Sep 2010 01:07:07]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( その温もりを覚えるように、最後にもう一度指を触れ合わせた。 )』 [Fri 17 Sep 2010 01:01:07]
◆艶子 > 君影…。 ( 私はこんなにも愛されている。いろんな人に愛されている。それがこの上なく幸せだった。彼らの思いを裏切ることは決してするまい。 ) ――ああ。…ふふ、何だか私よりお前のほうが、私のことをよく知ってるみたいだな。恐れ入ったよ、君影。 そうさ、私は今まで沢山のピンチを切り抜けてきた。もう駄目だって思った時こそ、チャンスを掴んで生き抜いてきたんだ。…今度だって! ( 私は天に愛されている。ここに君影を寄越したのも、きっと天の神様の導きだ。私は強く祈り、結果としてこのチャンスが巡ってきた。掴めと神様が言っているんだ。これこそが、奇跡だと。 ) ( それは自分に都合の良い考え方だったかもしれない。だが、暗雲立ち込める大海原に差し込む一筋の陽光のように、豪天寺艶子の心に希望の光を差し込んだのだ。 ) くれぐれも無理はするなよ、君影、それにリャン。…頼んだぞ。 ( 幾らリャンでもすぐには無理だろう。私はその間、アクセラレーターを倒す手段を考えなければ…。 ) ――君影。…ありがとう、本当に…。 ( 私は彼女の顔を真っ直ぐに見つめ、心の底から感謝した。 ) [Fri 17 Sep 2010 00:57:16]
◆君影 > ――――うん!わかった、任せて。大丈夫よね、リャン? ( その言葉がこの部屋から逃げ出す事に頷いてくれたのだという意味と同じだとわかれば嬉しそうに表情を輝かせて。にゃあ!と自信ありげに黒猫は返事をする―――直接持ってくるのが難しそうな場合には、黒猫は何処に彼女の刀があるか、そしてそこへと案内する為の手引きをするだろう。そしてこの冷たく分厚い扉の鍵を盗み取る事も―――万事動けない主に代わり、この猫又がお膳立てするであろう。 ) [Fri 17 Sep 2010 00:50:08]
◆君影 > ………うん。 ( 涙でぐしゃぐしゃになった顔を見上げて――笑みを浮かべる彼女に釣られて私も笑った。精いっぱいに。 ) ホントだ。艶子は馬鹿だ。本当の馬鹿者だもの。きっとどれほど探したって、お前ぐらい大好きになれる馬鹿が他にいるわけない。 ( 大丈夫―――だから、艶子は大丈夫なの、と。 ) ほら、ね。そういうチャンスをいつも逃さないから、『英雄さん』なんだろ、お前は。 ( ――――藁にも縋る思いでその可能性を信じる。きっと、艶子なら手繰り寄せられると信じて―――― )( それは豪天寺艶子という傭兵への過信だった。根拠もなく、ただ艶子だからとそんな可能性を信じてしまう。 )( こうやって見舞いに来ていたり、それから例のウォッシュベアーの時にも頻繁に艶子は私の見舞いに来ていたりしている。手引きをしたと疑われる可能性は高いだろう―――けれどそんなの知ったもんか。こんな冷たい扉――嫌いだ! )( 後先考えない。この選択と誘惑がどんな結果を起こすかなんて―――けれど私はじっとしていられる事が出来なかったから。だから――― ) [Fri 17 Sep 2010 00:46:34]
◆艶子 > ……刀…。 ( ぽつりと一つ呟く。 ) 私が入院した時に刀をこの病院のどこかで預かっている。それも持ってこれるか?持ってこれないなら、場所だけでも教えてほしい。 ( ごめんなさい、本当にごめんなさい。アレックス、ジャスティス様、エリエッタ。 症状は進行し、恐らくこのままここに居ては吸血鬼になるのをただ待つだけ。そんなのは私は耐えられ無い。 でも誓います。誰も襲いません。誰の血も吸いません。神様と、私自身の名前に誓います。 ) [Fri 17 Sep 2010 00:29:40]
◆艶子 > ああ。 ( 涙で濡れた顔で笑ってみせる。ここ数日私は泣いてばっかりだ、でも同じ数だけ笑えてる気がする。だからまだ私は負けてない。 ) 私ほどの馬鹿は島中探しても居ないだろうな。猪の丸焼きとか、ガーリックたっぷりの口が臭くなりそうな料理とか、そういうの食べて寝てればきっと良くなる。喰って寝てりゃ大抵の病気はよくなるものさ。 ( その言葉は確かに気休めだったかもしれない。でも、自分の心を勇気付ける大きな効果があった。 ) ならないさ。なるもんか。……それに、一個だけ助かる方法があるかもしれない。私の血を啜った吸血鬼だ。やつが、この症状を止める手段を知っているかも。 ( アイゼンリッターもエリエッタもこう言った。「奴の言葉に耳を貸すな」と。確かにそう、そうだ。だが、あいつはひょっとしたら知っているかもしれないんだ。 ) ( 私は―― 迷った。君影の申し出に迷った。彼女にそんな事をやらせれば、誰がやったのかという疑いは恐らく君影に向けられる。私と彼女が親しい仲であることは調べればすぐにわかることだ。それに、もうすぐアレックスが来るのだ。病室を脱走したと知ったら、彼女も追ってくるだろう。でも、こんな大怪我を負った君影が鍵を拝借するなんてことは考えにくいと回りは考えるかもしれないし、飼い猫がそこまで頭が良いとも考えないかもしれない。それにエリエッタはああ言っていたが、やはりアクセラレーターは強敵だ。アレックスやシスターが襲われるかもしれないんだ。 ) [Fri 17 Sep 2010 00:28:05]
◆君影 > ( 根本的に我が儘である。気に入らない事があったら、力尽くで強引に解決しようとする性格だ――――だからこそ、そんな脱走という誘惑を躊躇なく持ちかける。 ) だって…ここにいたって、きっと殺されるだけだもの……!私が手助け出来るのは……たったそれだけだけど………! ( 悔しげに唇を噛み締める。手術、そしてリハビリが終わってからでは間に合う気がしない―――手助けを出来るのは、ここから脱出をする手引きだけであろう。 )( きっとリャンは上手くやってくれる。バレたりなんてしない。バレても―――それがただの疑いに留まり決定的な証拠を握られなければ、リハビリに四苦八苦する入院患者を問い詰めるような真似はしにくいだろうという打算もあると。だから私の事は気にはしないで、と言うだろう。 )( それを決めるのは艶子―――ただ私は、そうして欲しいと。ただ死ぬための場所に居て欲しくないと――― ) [Fri 17 Sep 2010 00:19:11]
◆君影 > ( 泣かれてるのを見られるのが辛かったから、途中から私はずっと顔を俯きっぱなしだ。溢れ出た涙がぽたりと床に零れ落ちていく。 ) ね?大丈夫だってば。ほら、艶子ってば、馬鹿だし。きっとなんだか美味しい物でも一杯食べてたりしたら、ついうっかり血を飲もうとしてたのとか忘れちゃうって。 ( 冗談めかしたように口にした。もしそれを耐えられるのならば、本当に吸血鬼が害悪種に指定される事なんてのもないんだろう。………そして私は彼女よりも身勝手だ。もしも本当に干からびそうになってしまったら、恐らくは今度は関係の無い誰か――親しくない誰でもいい者の血を彼女に飲ませようとするだろう。私は艶子が大切なのだ。他の周りの誰かよりも――― ) ………だから絶対、死んじゃ駄目。死ぬのも殺されるのも、許してあげない。それで出来れば……吸血鬼になんて、ならないで。 ( 神様になんて祈った事の無い私だが、初めて神に祈りを捧げよう。お願いします。艶子を助けて下さいと―――― ) [Fri 17 Sep 2010 00:13:50]
◆艶子 > 君影…!? ( しかし、君影からの提案は驚くべきものだった。前にアイゼンリッターが恐らくは賄賂で鍵を拝借していたのを見るに、彼女の言うとおり鍵の入手は可能かもしれない。 ) で、でも、逃げてどうするんだ。きっと皆追いかけてくるし、お前だってリハビリがあるし―― もしお前がやったってバレたら…! ( しかし、同時にそれは誘惑でもあった。このままここに居たのでは、アクセラレーターと戦うことも出来ない。ただ黙って死ぬのを待つだけだ。 ) [Thu 16 Sep 2010 23:59:29]
◆艶子 > 君影…。 ( 君影は必死になって私の事を想ってくれている。それだけで私はぼろぼろと目から涙が落ちて、気を抜いたら鼻水まで出てしまいそうだった。すんと鼻をすすり、ごしごしと涙を拭う。 ) …ありがとう…君影。私…もし、吸血鬼になっても、絶対…絶対誰も襲わない…。血を吸いたくなっても、我慢する。我慢して、我慢して…干からびて、VHGの連中を笑ってやるんだ。 ( 我慢できる保障は無い。本当に我慢できるものならば、吸血鬼となった者は人を襲ったりしないだろう。だけど、目の前で君影が一生懸命それを否定してくれているんだ。それを見ていると、勇気が沸いてきた。君影や私の大事な人を、絶対に襲ったりするもんかっていう意志力が沸いてきた。 ) 君影………。わ、私も…私もお前が大好きだ。私…嬉しいよ、お前がそう言ってくれて。お前が私の事をそう言ってくれるだけで、私はもっと生きていたくなる。そうさ、し、死ぬもんか。死んでやるもんか…っ!それに、まだ吸血鬼になるって決まった訳じゃないんだ!もしかしたら症状は改善するかもしれない。 ( ブロウンも言ってくれた。吸血鬼になってから悩めって。今はまだ吸血鬼じゃないんだ。 ) [Thu 16 Sep 2010 23:59:22]
◆君影 > ……………逃げよう。 ( 溢れそうな涙を堪える為に顔を俯かせた。 ) 逃げようよ、こんな所。鍵とかなら、きっとリャンに任せれば上手い事盗みだせる。この子は本当に一流の忍猫なのよ。だから、ね?嫌だよ…絶対に…嫌だから…私は……! ( ――――スペアの鍵などもあるだろう。贔屓目も冗談も抜きで、リャンという黒猫は非常に優秀だ。時間を掛けて真剣にやれば、病院の鍵の一つを盗み出すぐらいならばやってのけるだろう。だから逃げようと。こんな冷たい壁の向こうにいるのが艶子との最後の記憶だなんて―――嫌だ。 ) [Thu 16 Sep 2010 23:50:03]
◆君影 > ( ふるふると首を振る。本当に泣きたくて、辛い筈なのは艶子の筈なのに、私は鼻の奥がツンとなるのを防ぐ事がどうしても出来なかった。 ) 嫌だよ…嫌に決まってる!だって…だって、艶子は凄い良い奴だ!……こんなにもあったかい…!吸血鬼だなんて……違う……違わなくたって……違うの……! ( 触れる彼女の指はまだ暖かかった。それにはまだちゃんと人の温もりがあった。………私なんかとは比にならない程に艶子は良い奴だ。それが殺される?こんな狭い場所にずっと押し込められて――――そんなの、私は許さない。 ) …………酷いよ……艶子………! ( 私も抱き締められたい。なんでそんな他愛もない願いでさえ叶えられない? ) ―――――……艶子はそんな事しないっ!! ( 安らかに死ぬ事すら許されない。私もまた人の死を踏み躙るような生き方をしてきた。そんな私ならば、どんな目に逢おうともそれは因果応報と言えるのかもしれない―――けれど、どうして目の前の艶子が、そんな酷い殺され方をされて、誰にも悼まれないような事をされなきゃいけない。艶子は何もしてない。何も悪くない!死ぬ理由なんてない!! ) 艶子は襲わない…!そんな事しないもん!殺される理由なんてだからないんだから! ( 根拠の無い断言。けれどもそれを力強く言い切った―――する筈が無いし―――艶子なら、してもいい。されても…いい。 ) ( その問い掛けに私は笑った。涙が溢れそうになって、けれどそれを我慢するのにいっぱいいっぱいだったから、それはおかしな笑い方になってしまいそうだったけれども。 ) …………私は艶子が大好きだから。艶子が好きなの。吸血鬼とか…人とか。そういうのじゃない。艶子が好きで。ずっと友達で。 [Thu 16 Sep 2010 23:46:08]
◆艶子 > ( ここの所ショックを受けることが多く、まだ内心で事実を受け止めきれていない。動揺することばかりで、まだ家族や知り合いに連絡の一つも入れていないのだ。だからこそ君影も事態を知らずにいた。家には病院から連絡が行っていると思うけど、明日にでも手紙でナッキーや皆に私が置かれている状況を説明するべきだろう。 ) ( 事の説明が終わると、君影は目に見えて取り乱し、差し出した指を握り締める。ああ、久しぶりに触れる人の温もりだ。私の身体にはまだ体温はあるか?お前に温もりを返せているか? ) …吸血鬼となったものは処分しなくちゃならない。私も今までそうしてきたから―― ああ、でも君影…お前はそう言ってくれるんだね。私が死ぬのなんて「嫌だ」って。 ( 少しでも彼女に触れ合えるよう冷たい鉄の扉に身体を押し付けるけれど、そこから彼女の温もりを感じることはできない。邪魔な扉、破りたい。ここから出たい。 ) …お前を抱きしめたいよ、君影。 ( けれど、ここに居てはそれも叶わないのだ――…。 ) 私…私も…死にたくない…。こんなところで死にたくない。もし吸血鬼になってしまったら、私は口に塩を詰められ、心臓に杭を打たれ、日光で焼かれるんだ。そうして灰になって―― 墓に入ることも許されず、海にばらばらに捨てられる。それが吸血鬼を確実に殺す方法なんだ。…そんなの嫌だ!どうして私がそんな死に方をしなくちゃならないんだ! ( 取り乱し、声を荒げる。目は涙でにじみ、唇を震えさせる。 ) でも、化け物になってしまったら私はきっとみんなを襲う。お前もきっと襲ってしまう。そうして、みんなみんな、吸血鬼になっちゃうんだ。だから、そうなる前に私は殺されなくちゃならない…。 ――ねえ、君影。私がもし吸血鬼になっても、お前は私の友達でいてくれる?私のこと好きだって言ってくれる? [Thu 16 Sep 2010 23:24:01]
◆君影 > 私よりリャンの方が可愛いし。 ( いや、そういう問題でもなくてだ。 ) ………………お前、此処を出たら月の出てる夜の日ばかりだと思うなよ。 ( 背中からぐっさりと刺されないように注意だと据わった目で。そういう所を把握されてしまっていて、理解されている事が悔しくて―――嬉しい。まあ、ちょっとばかし。 ) おまけに私の場合はリャンとキャッキャウフフ出来ると言う状態だからな。むしろ外に出ろという方が酷なのだという事が、これでお前も良くわかったか! ( ここぞとばかりに引き籠りを正当化しようとするのだが、自堕落で大変よろしくない間違った意見なので当然のように怒られる。 ) 私はここぞとばかりに遠慮なくゆっくりする。…………まあ、そうだな。どうせお前寂しがり屋だし、ちょくちょく会いに来てやるよ。 ( ―――寂しがり屋なのは自分もだが。何かするべき事もないのにリャンもいなくて一人ぼっちでいるとか絶対無理な人間。……私が寂しいんじゃないぞ?艶子が寂しいんだろうから会いに行くというだけなんだ。まあ素直に感謝するといい―――― ) ――――……え……? ( 吸血鬼に噛まれた―――そして続く言葉を聞いて、何故彼女が隔離されるようにこんな場所に閉じ込められているのかと理解する。そしてその言葉にショックを受けるのは自分もまた同じだった。 ) そ…そんな……! ( 扉のすぐそばまで近づけば、思わず縋るように格子を握り締めた。 ) なんで……『処分』……?……なにそれ、やだ……嫌だから……私はやだよ!艶子は…艶子じゃない……!なんで…なんでそれで、処分なんて………! ( ――――吸血鬼だから殺す?処分だって?艶子を―――冗談じゃない、そんなの私は絶対に嫌だから、と取り乱しそうになりながらも、受け入れ難いその告白を耳にする――― ) ――――……… ! ( ギュッ、と。私は格子の隙間から差し出された指を、片方しか無い手を伸ばしてギュッと握り締めた。 ) ……駄目だから……艶子は…死んじゃ…駄目だよ…………! [Thu 16 Sep 2010 23:11:47]
◆艶子 > ……私、な。…吸血鬼に噛まれたんだ。それで、症状が出てる。こんな所に閉じ込められたのは、他の人を万が一にも襲わないようにってことだ。 …昨日はVHGの人も来た。とりあえず、今は症状の進行を見守ることにしているみたいだけど、もし吸血鬼になれば……処分の判断が下されると思う。 ( 伝えにくいことだ。でも、私自身その状況にショックを受けていて、この不安な気持ちを聞いて欲しかった。 ) …………。 ( 私は沈黙し、ゆるりと首を横に振った後、格子の隙間から指を差し出した。 ) 君影、私の指に触れて。お前と触れ合いたい。 [Thu 16 Sep 2010 22:38:34]
◆艶子 > へへへー むきになるって事は図星ってことだぞ?かあいい奴だねえお前は。 ( 君影の言う「まあ」とか「ちょっと」は大体「凄く」に置き換えて問題ない。そういう奴なのさ、こいつは。 ) うん、私もそう思ってゆっくり骨休めすることにしたよ。一日中ベッドで寝ていられるというその快適さが持つ魔力に、艶子さんは早くも囚われてしまったようです…。これは君影も引きこもるわけだと。 ( 退院した時復帰できるかどうか心配だよ、なんて笑いながら言った。 ) ははは、お前も相変わらずだなあ。まあリハビリも大変だろうし、暫くはお前もゆっくりできる時はゆっくりしなさい。で、寂しくなくても私に会いにきなさい。 ( 私も寂しいし、こうして話していると気が紛れる。…だけど、やはり君影は気付いていた。そりゃそうだ、こんな格子の付いた隔離病室に閉じ込められるなんて、ただ事じゃないもの。私は君影の問いかけに対して一瞬困ったような表情を見せ、答えるべきか嘘をつくべきか迷った。…でも、やっぱり話そうと思った。何故なら彼女は私の大事な友人だから。 ) [Thu 16 Sep 2010 22:38:25]
◆君影 > ぐぬっ……!………お前って奴は、まったくすぐ調子に乗る!だから馬鹿なんだ。やっぱり馬鹿だろお前は! ( ばーか、ばーか!と扉の向こうからいつものように罵ってそっぽを向く。………図星を突くんじゃない、この野郎が。この馬鹿。 ) ――――ん、そうか。まあ病院ていうのはてんややんはで、やたらめったら生真面目にやるのがお仕事だから。お前も毎回働きっぱなしだし、ちょっといい休みだとでも思っておけばいいんじゃないのか。 ( ―――吸血鬼に噛まれたという詳細までは知らない。人と対話するのが大の苦手だから、そういう事の詳細に関しての情報は全然集められなかったもの。だから私は、まだ艶子がどうしてこうして隔離されているのかの理由も知らない―――― ) そうだな。……………入院て楽なのが良いからな。ご飯自分で作る必要もないし、仕事探せと急かされるような気分にもならないし。せいぜいだらだらリハビリするかな私は。 ( 茶化したように。まあ入院が楽だってのは私にとっては本音だ。暇すぎて死ぬけど、リャンがいれば割とそれに関しても大丈夫だし―――それに、彼女の言うとおり、気が向いた時にこうして艶子に会いに行ったりも出来るだろうし―――― ) ――――……なあ、艶子。 ( ―――けど。 ) …………お前さ、 ……… 本当に、大丈夫なのか。 なんで格子越しじゃないと面会も出来ないんだ? なあ、なんで――――? ( ――― 一度不安を口走ってしまえば、堰を切ったように相手に訊ね始めてしまう―――だって、怖いじゃないか。ああ、檻の中を思い出して、ここは怖い。足音が後ろから聞こえ始めたら、思わず体が震えてきてしまいそうだ。 ) [Thu 16 Sep 2010 22:25:35]
◆艶子 > 嘘つけ、「まあ会いたかった」じゃなくて「すっごく会いたかった」だろ? ――なぁに、大したことは無いよ。ただちょっと、変な病気にかかっちゃったかもしれないって言うんで、検査とか治療とか色々…手間取ってるだけさ。病院の人ってのは大げさだからなぁ! ( あはは、と私は笑う。でも、君影はどこまで知っているのだろう。吸血鬼に噛まれて感染したことを知っているのなら今の言葉は嘘になるし、知っていないのなら話すべき…なのかもしれない。 ) ん、そうか。いよいよ手術か。早く歩けるようになると良いな。 …リハビリはさ、時間が掛かれば掛かるだけ、私とお前でその間同じ病院に居れるんだから、かえって良かったんじゃないか?病室は違うけど、こうして会いたい時に会えるんだし。 ( 格子の向こうから、だけど。 ああ、かつてはこうして格子の向こうに囚われた君影を助けに行ったのに、今はまるで立場が逆になってしまった。流石にこの扉は私の腕力ではどうすることもできない。こんなに近くに君影が居るのに。 ) [Thu 16 Sep 2010 22:11:24]
◆君影 > ( 転がりそうな勢いでこちらに駆け寄ってくる艶子。いつもならそんなそそっかしい所を見て思わず小馬鹿にしたように―――内心では、とても楽しいからつい―――笑っていたんだろうけれど、憔悴した跡が残る顔を見てしまえば、僅かながらに微笑むのが精いっぱいだった。 ) 私もまあ…会いたかった……うん、だからちょっと来た。艶子は元気そう―――だったら、こんなとこにいないよな。悪い。 ( ―――こういう時、どういう風に言葉を選んだらいいんだろうか。わからなくて、実際に会えばちゃんと何かを言えるのかと思ったけれど、あまり上手くはいかなくて――――……… ) ………――――私の方はアレだ。そろそろ手術みたい。その後にちゃんと動かせるようになるかとか、リハビリはまあどれくらい掛かるかわかんないみたいだし、大変みたいだけど、まあ多分大丈夫だと思うぞ、うん。 ( ――――すぐに聞くのが怖くて、つい話題を逸らすように自分の事に関してなんてまず話してしまって―――ああ、違う。本当は口にしたいのはこういうのじゃなくて、疑問を訊ねる言葉なのに――― ) [Thu 16 Sep 2010 22:03:55]
◆艶子 > ( その時だ。豪雨の音に交じって、ノックの音が聞こえてきた。この格子の付いた扉を叩くのは、病院の人間か、見舞い客か、VHGか――。もしエリエッタならば昨日の態度について文句の一つでも言ってやろうと思ったが、私はすぐにエリエッタではないと悟った。私の名前を呼ぶその声に、聞き覚えがあったから。 ) ――――。 ( ベッドから飛び起きて、転びそうになりながら私は格子にしがみ付く。そこから覗く相手の顔に、憔悴した顔を笑顔で綻ばせた。 ) 君影…っ!ああ、来てくれたんだな!会いたかった…っ。 ( 彼女は病院の服を着ている。多分、クランク化の手術を受けに来たんだろう。そうか、もうそんな段階に入ったのか。良かった。どうやらテッキさんはきちんと仕事をしてくれているらしい。 ) [Thu 16 Sep 2010 21:52:16]
◆艶子 > ( それと同時に思い出すのは、エリエッタのあの態度だ。情報を提供し、協力を申し出て、それよりも前にVHGの面会を許可した私を、彼女は最後には冷たく私を突き放した。彼女とは二度会っただけでそれほど交流が深いわけではないが、あんなに冷たい女だとは思っていなかった。彼女の言っていることは正しいし理解できるが、吸血鬼症に感染してしまったことは全くの不運であり、私が悪かったわけではない。アレックスならもっと優しくしてくれた筈。だというのに―― ) ………。 ( い、いや…違う。恨むべきは彼女ではない。吸血鬼となってしまった者に温情を混ぜるかどうかは重要ではない。情けを掛けようが掛けまいが、最終的に下す処分は私もエリエッタも変わらないのだ。それよりも、恨むべきはアクセラレーターだ。奴を倒す事だけを考えろ。どうやったら奴を倒せる?私はどうやらあいつの言葉に逆らえない呪いのようなものが掛かっているらしい。どうにかしてそれを破らないと――。 ) [Thu 16 Sep 2010 21:52:11]
◆君影 > ( 窓枠を叩く激しく強い雨の音に掻き消されそうな小さく不安気な声。コンコン、とその扉の傍に立てばノックをした。格子のついた扉の向こうには、いつものように傍に黒猫を連れて、松葉杖を付いた女が隔離病棟に押し込まれた友人を見舞いにやってくる。 ) ( ―――詳しい病状が何なのかを実はまだ聞いていない。ただ隔離されていると言う事と、こうして格子越しでしか面会を許されないという事態が胸を不安で押し潰すようにしてくる――― )( 自分もまた義肢を付けてクランク化する準備の為に入院中のため、白い入院服を着ていて。普段から黒基調な娘には珍しい色合い―――そう、以前にこういうのを着たのもまたここで入院していた日々の事。 ) [Thu 16 Sep 2010 21:46:35]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『………艶子。』 [Thu 16 Sep 2010 21:39:18]
◆艶子 > ( どうしてこうなったのか。私はそればかりを考えていた。吸血鬼化の症状は進行し、ブロウンから与えられた銀のロザリオは私の肌を焼くようになり、これでもう私が吸血鬼――ランセット先生の言葉を借りるのならば吸血鬼症に感染していることは疑いが無くなった。銀だから駄目なのか、それともロザリオだから駄目なのかはわからないが、とにかく症状は進行したのだ。 …今はベッドに横になりながら、布にくるまれたロザリオを握り締めている。まだ神様に縋ろうという気持ちがあるのか、それともこうしてロザリオを握り締めていれば症状の進行は収まるのではないかという気持ちがあった。 ) [Thu 16 Sep 2010 21:38:31]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 激しい雨。 』 [Thu 16 Sep 2010 21:34:02]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 わ あ あ あ あ あ あ ッ ! ! 』 [Wed 15 Sep 2010 00:47:56]
◆艶子 > ( ――その時だ。私の願いが通じたのか、急にロザリオが熱くなる。神様が私の声に反応してくださったのか。だが、何かがおかしい。熱い、熱すぎる。 涙に濡れた目を見開き、何事かと自分の握り締めた手を見れば―― 僅かだが、煙があがっていた。そして肉の焼ける匂いも。 ) ―――――ッ! [Wed 15 Sep 2010 00:47:30]
◆艶子 > ( ショックは大きい。ここまで明確に吸血鬼として扱われたのは始めてだったから。私はもう人間の側から離れているんだという事実が豪天寺艶子を追い詰める。 …だけど、まだわからない。まだ大丈夫の筈だ。渇いたことはあったか?今のエリエッタや他の病院の人間を見てその肩に喰らいつきたいと思ったか?銀のロザリオを握り締めても大丈夫じゃないか。 ) …神様…っ! ( ロザリオを握り締め。ベッドの突っ伏す。 ) お願いします、私を救ってくださいっ!こんなの…こんなの、あまりに酷すぎる!耐えられ無い!私、私は…っ! ( 両手でしっかりとロザリオを握り締め、祈るような姿勢をとる。 ) [Wed 15 Sep 2010 00:45:46]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『(優しい言葉は浮かばない。私は既に彼女を吸血鬼として見ていた。)』 [Wed 15 Sep 2010 00:41:53]
◆艶子 > ――――っ。 ( こちらの願いをばっさりと切り捨てられ、尚且つ現実を突きつけられる。どのような形であれ、戦力外通告を出されたことは豪天寺艶子にとってこの上ないショックだった。最早、自分が置かれている状況を自分でどうにかすることは出来ないのだ。そして彼女の言うとおり、アクセラレーターの意思に逆らえない私は仲間を襲うかもしれない。外に出ている間に症状が進行し、被害を広げるかもしれない。 ) ……ぁ ううう……っ うー、 うっ … うう…ッ ( それは泣き声ともうめき声ともつかない声。この隔離病棟のあちこちから聞こえる不気味な唸り声と大差無いものだった。 格子にすがり付いていた手がずるりと落ち、頭を抱えて顔をくしゃくしゃに歪める。 下がろうとするエリエッタを引き止めることは出来ない。頭と胸が一杯になって、何をどう言ったらいいのかわからなかった。気丈ならば幸運の一つでも祈ってやれたのだろうが。 ) [Wed 15 Sep 2010 00:37:36]
◆エリー > ―――――勝った負けたが何だって言うんです? はっきりと、言うなら、「命令に逆らえない」貴女は戦力外どころか足手纏いになりかねないと言っているんです。 そうでなくても保障はできますか? 此処を出て、貴女自身が被害を広げないという。 ( 今大丈夫だから、で出せるならこんな部屋には入れていないだろう。 医師や看護師だって相当怖い思いをして彼女の担当をしている筈だ。 表を歩かせるなんていうのは先ず、論外だろう。 処分が決まるまで大人しくしているのが彼女の仕事だ。 ―――――医者が云うように、治療できるなら良し。 出来ないなら、私達の仕事になる。 ) 今後の話はまたしばらく様子を見てからにしましょう。 アレッサンドラが戻ったら顔を出す事もあるでしょうし。 ( 用件は済んだ。 これ以上話す事が無いのなら、そろそろ下がろうか。 ) [Wed 15 Sep 2010 00:29:45]
◆艶子 > …はい、わかりました。 ( アイゼンリッターとほぼ同じような回答だった。それならば、そう思った方が良さそうだ。 ) そっ、それは―― わかりますが…。 ( 過去にVHGが担当すべき仕事を奪ったとして、雷電の上役から釘を刺されたことがある。他人の仕事に首を突っ込むのは、傭兵ならばもっとも避けなければならない。…だが。 ) でも、今度の敵は強敵です!幾らなんでもシスター一人では…!それに元々は私もやられっぱなしでは気が済みません。このままではきっと「吸血鬼にやられた豪天寺艶子」って話が行き渡ってしまいます。そうなる前に――…! ( 彼女の強さを疑っているわけではないが、戦力は一人でも多いほうがいい。私だって強いんだ、足を引っ張るような真似は決してしない。…だが。 ) …アレックス………。 ( アレックスの名前を出されれば、ゆっくりと大きく息を吸った後にまたそれをゆっくりと吐き出し、俯いて、肩を落とし――。 ) ……わか…りました。 ( 親友だが、やはり内心では逆らえない相手としての認識がある。だから、その殺し文句の効果は覿面だった。 ) [Wed 15 Sep 2010 00:17:31]
◆エリー > 陶酔気味なのか、本当に狂っているのか、どちらにせよ彼らの言葉に耳を貸さないでください。 吸血鬼は目的の為に狡猾な嘘を吐きます。 感情に訴えたり、同情を誘ったり、無害を装ったり。 ( それは今の艶子に対しても私は警戒している。 彼女はまだ見た所人間としてはっきりと意識を持っているように見えるが、それが全て演技だったら? 私はそれを信用してまるで見当違いな犯人像を探す事になる。 ) それは私達専門家の仕事です。 傭兵の仕事を騎士に出張られるのは嫌でしょう? ( と、もっともらしい事を云う。 半分以上は事実だし、知識と準備と装備がある私達が十分な下準備をした上でやるべき事だ。 ) アレッサンドラ・クレメンテをクリスティアから呼び戻そうと思います。 彼女になら任せられるでしょう? ( 殺し文句をもう一つ。 ) [Wed 15 Sep 2010 00:08:11]
◆艶子 > そうですね、社会に交じって普通に暮らしているような印象は受けませんでした。 他に気付いたことは――…。 ( 記憶を探るような仕草を見せ。 ) …あいつが二度目に私の前に現れて私に噛み付いたとき、こう言っていました。「返して貰わなければ」「お前が化けものになるのを防ぐためだ」と。何を返すのかはわかりませんし…結果として症状は重くなったような気がしますが…。 ( アイゼンリッターは発狂している者の言う事に耳を貸すなと言っていた。 ) そして…あいつは私に興味を持っている。私が出て行けば、必ず姿を現すと思うんです。…エリエッタさん!アクセラレーターは、私が自害するような真似をすれば、私の家族やヴェイトス市の人達を襲うと言っていました。あ、あいつが死なないと私は―― ( 死ねないんです、という言葉を飲み込んで。 ) 私にも戦わせてください!症状が弱い今なら、お役に立てると思うんです! ( 格子に縋りつくようにして、必死に懇願する。 ) [Tue 14 Sep 2010 23:54:27]
◆エリー > ヴェイトス市に潜伏しているタイプなら、ある程度生活の痕跡や社会との繋がりというものが見えてくるものですけれど――――この吸血鬼にはあまりそういう物が感じられないですね。 接点のある人物や場所があれば絞り易いんですけれど。 ( 暗黒街、スラム、墓地、目撃証言は大抵そういう人目につかないか、潜伏し易い所に限られている。 意図的に隠れようという意思は感じられるが、それにしても社会性が無さ過ぎる。 派手に動いて居ればそれだけで必ず痕跡がもっと残る物だが―――暗黒街の住人にもコンタクトを取らざるを得ないかもしれない。 彼らは法には従わないが、利益と不利益で分かり易く動く。 利害関係が一致さえすれば良いのだ。 そうなると、あの辺りで顔の利くシスタージャスティスに動いて貰う事になるか。 ) 他に気付いた事は? 些細な事でも構いません。 ( 聞き出せる事はこれくらいか。 正直面倒なものが出てきた―――この手のタイプは生き汚くてしぶといのだ。 戦力も不足しているし、長く離れてクリスティアに滞在している二人に帰還してもらわなければならないかもしれない。 ) [Tue 14 Sep 2010 23:43:11]
◆艶子 > …最初に会った時に吸血鬼だと気付いていれば、その時に止めを刺したのですが…。戦いになって、何も知らずに斬りかかって、血に触れてしまいました。 ――そうなのですか?霧になる能力があるから、滅多に人前に姿を現さないのかもしれませんね。 ( そうなると、再び捕まえるのは困難かもしれない。…いや、仮に奴が私に執着しているのなら、私が出て行けば――。 ) 私が噛まれている時に駆けつけてくれて、そいつを追い払ってくれました。シスターが来てくれなかったら、今頃どうなっていたことか…。 ――はい、暗黒街です。あまり人通りの多くない路地裏で出会いました。 ( 相手の命令に逆らえなかったという出来事さえなければ、この傭兵ももう少し楽観的に物事を捉えられたのだろう。 ) [Tue 14 Sep 2010 23:33:56]
◆エリー > 割と新しいデータにある吸血鬼ですね。 被害届、正確な証言が少なく、実在が長らく疑われて居ましたが―――貴重なお話しです。 ( 以前役者の男が通報しに来た「アクセラレーター」の話と容姿や特徴が一致する。 簡単なメモを取りながら話を進めよう。 何でもいいが、役者や艶子が語るそれは、子供の考えた怪物みたいな荒唐無稽さだ。 ) その時シスター・ジャスティスは? 場所は暗黒街だったんですね? ( 豪天寺艶子の感染は間違いないようだ。 体調不良や吸血衝動までならまだ思い込みのレベルでありえるが、命令に逆らえない、というのはあまり知られていない独特の症状だ。 無意識の自己暗示でそれが起こるには極端すぎる。 ) [Tue 14 Sep 2010 23:26:01]
◆艶子 > …それに、二度目に会った時、そいつの命令に逆らうことが出来ませんでした。何だか気持ちがふわふわして、「近くに来い」っていう言葉に従ってしまったんです。意識としては抗うつもりだったのに…それで噛まれてしまいました。 [Tue 14 Sep 2010 23:20:09]
◆艶子 > は…はい…。 ( 相手の言葉に私はひとまず安堵をする。今日この場で私を処刑しにきたり、或いは処刑するために連行しにきた訳ではないようだ。エリエッタは事務的な人間だが、嘘を吐いて一先ず安心させようという意図は読み取れなかったし、その言葉を私は信用した。 ) …では…相手の吸血鬼の事からお話します。名前をアクセラレーターといい、白くて長い髪をもった長身の女です。大剣を片手で扱う程の力と、自分の血液を武器に変化させて操る能力や、空を飛ぶ能力があります。…あと、霧になる能力も。そいつの血は真っ黒で、それに触れると感染してしまう…ようです。 …一度目に戦った時に、そいつの血に触れて…噛まれたのは二度目にあった時ですが、それより前に身体の変調はありましたし、それに――…。 [Tue 14 Sep 2010 23:17:46]
◆エリー > ( 緊張が見て取れるのが痛々しい。 事務的になり過ぎないようにしたいが、場所とシチュエーションが悪い。 許されるならもう少しリラックスできる場所でお茶でも飲みながらソファに座って話したいくらいだが。 ) あまり硬くならないでください。 病院側は即時引き渡しを拒否していますし、私達もそう事を急いでいるわけでもありません。 今日はあなたの状況の確認と、相手の吸血鬼について聞きに来ました。 それと、貴女から話す事があればそれも。 ( 先ずは其処をはっきりさせておこう。 今直ぐに両腕を掴まえて連行されるんじゃないかっていう顔をしている。 私一人来た所でどうにもならないけれど。 ) [Tue 14 Sep 2010 23:04:45]
◆艶子 > ( そう、これこそが彼女の仕事なのだ。私もそれを理解する以上は、彼女の仕事が上手く運ぶように力を貸さなければならない。覚悟を決めるしかない。ごくり、と唾を飲み込み、平静を装おうとするが、呼吸は荒くなり脂汗が滲み出る。 ) ほ、本当――よく降りますね。病室もちょっと肌寒いです。風邪をひくといけないんで、後で看護師さんに頼んで布団をもう一枚持ってきて貰おうかなって、思っていたところなんですよ。 ( ほら、笑え。スマイルだ。ちょっとぐらいひくついてもいい。 ) …はい。大丈夫です。今は症状も落ち着いて、普段と変わりありません。 ( お願いします神様、私を救ってください。お願いします。お願いします、お願いします、お願いします…。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:58:33]
◆エリー > ( 案外あからさまな拒絶のリアクションの後、自覚があったのか取り繕うように挨拶。 手に握るロザリオがかえって何か、強迫観念的な物を感じさせる。 自覚症状があるのだろう。 私はそれらには触れず、見ても居ないふりをした。 ) 少し雨が強くなってきましたけれど―――早めの方が良いと思いまして。 今は大丈夫ですか? ( 具合は極端に悪そうというわけでもなく、ただ少し青褪めている。 健康で居られる環境ではないだろうし、精神的な疲労も酷いだろう。 少し寒いというのもあるかもしれない。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:53:49]
◆艶子 > ( 知り合いが尋ねに来てくれたのかもしれないという思いから、豪天寺艶子の表情は幾らか柔らかかった。またお話しが出来るぞ、と思っていた訳だ。…だが顔を見せたのは、確かに知り合いではあったが―― VHGの職員だったのだ。 ) あ………。 ( さぁっ、と血の気が引く。もう来てしまったのか?そりゃそうだ、VHGの人が尋ねてきても通してほしいと私の方からランセット先生に言ったのだから。でも、早すぎる。まだ遺書の残してない。残す時間ぐらいは与えてくれるだろうか?他の人達に最後の別れを告げる時間は与えてくれるだろうか? …い、いや…私を、殺しに来たとはかぎ、限らないじゃないか。ただ様子を見に来ただけかもしれ、しれない。き、気丈に振舞え。 ) …お、お久しぶりです。エリエッタさん。こんな雨の日に… 会いに来てくださって、嬉しいです。 ( 自分でもわかるぐらい動揺している。足はがくがく震えてるし、ロザリオを握る手が強くなる。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:45:08]
◆エリー > ( あまり良い気分ではない。 死神にでもなったような気分だ。 実際彼女にしてみれば私の来訪はそういう事を連想するだろうし、実際にどうなるかは私にもわからない。 ヴァンパイアハンターズギルドを自ら訪れた事がある程度には私達がどういう事をしているのかを知っている筈だし、なにより彼女はその中でも特に厳しいと有名なアレッサンドラ・クレメンテと交流があると聞いている。 シスター・ジャスティス・ブラウニーからの通報だったというのも含めて、矢張り血腥い業界では有名な人物のようだ。 ) ―――お久しぶりです、艶子さん。 ( 必要以上に暗い雰囲気を作らないように声と目元口元の表情に気を使う。 自分でも多少自覚はあるけど、私の真顔は少し辛気臭い。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:39:35]
◆艶子 > ( しかし、私は今までそうやって生きていたかった人達を殺したんじゃないか。幾ら悪い人間だったとはいえ―― い、いや…っそれについては振り返るな!仕方の無い事だったんだ。私がやならきゃいけないことだったんだ。 ) ………。 ( ぎゅ、とロザリオを握り締める。まだその十字架がこの肌を焼く様子は…無い。するとその時だ。また誰かが病室の前へとやってくるのが聞こえた。雨音に交じってその足音が聞こえてきたのだ。 ) …誰? ( ブロウンやシスターがまた来てくれたのか、それとも君影かもしれない。ナッキーや白夜かもしれない。MJが帰ってきたのかも。アレッサンドラが来てくれたのかも。レイ・シェリダンかもしれない。アイゼンリッターかもしれない。私の知り合いかもしれない。 私はベッドから降りると、格子のついた扉に歩み寄り、窓を覗き込んだ。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:32:54]
◆エリー > ( 入口で名簿に記名して素直に用件を伝え暫し待たされる。 病室ではなく別室に招かれて責任者と向かい合って座り、病院側のスタンスと患者の状態を簡単に説明された。 早急に患者を連れ出して処刑などする気はないと此方の意図を伝え、ただ少なくとも私達のギルドが来ないわけにはいかない話だという事を理解して頂く。 患者と私、エリエッタ・嘉村が面識のある人間だという話をしてようやく、病室へと招かれた。 雨音が酷い。 気温は少し肌寒いくらいだ。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:28:23]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 酷い雨だ 』 [Tue 14 Sep 2010 22:24:01]
◆艶子 > ( でも、そう考える一方で私は今まで犯した罪を悔いる気持ちもあった。救えなかった人達や、破ってしまった約束や、殺めてしまった人や、ふるった暴力や、見てみぬフリや―― 思い返せば、今まで本当に、沢山、沢山、悪いことをしてきた。私がこうなったのは、因果応報って奴なんじゃないだろうか? ) ………神様。私、死にたくありません。まだまだ生きていたいです。これからはもっと正しい生き方をします。だからどうか、お願いします。私を救ってください。 ( 今の時点では自分を偽ることは出来なかった。やはり、これが私の素直な思いだ。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:22:06]
◆艶子 > ( そもそも私はパプテス教徒ではない。周りにパプテス教徒が多いお陰で興味を持ったり学んでみようかと考えた時期もあったが、やはり私なんかが興味本位でパプテスに頼るのは、相手に対する侮辱に繋がるような気がして、何となく避けていた。 …そんな自分が神様に祈り出したら、案の定呆れられてしまうような祈りの内容になってしまった。「今まで私は街の平和に貢献してきたのだから」とか、「誰にも後ろ指刺されることなく立派に生きてきたのだから」とか、とにかく自分の功績を神様にアピールしだす。その代償として自分を救えと言うのだ。頭ではそれは違うだろうと考えつつも、やはり思考はそこに行き着く。…結局、私は身勝手な女なのだ。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:11:28]
◆艶子 > ( 私は今まで祈るということをあまりしない女だった。祈りの無力さを知っているとか、神様なんぞ信じていないとか、祈るよりも実際に動いた方がもっと事は良い方に転がるとか―― その理由を考えてみるが、どれも当てはまらない。一番大きいのは、私なんて自分のやりたいように好き勝手生きていた人間が、いざ困ったら神様に頼るなんてことがおこがましいという風に考えてしまうからだ。――でも、今の私は本当にただ祈るしかなくて―― だからブロウンから渡されたロザリオを握り締め、聖職者の真似事をしてただ自分の無事を祈っていた。…多分、神様に祈るっていうのはこういうことじゃあ無いんだろう。ただ自分の身に不幸が訪れませんようにと願うのは、それは信仰っていうのとはまた違う気がする。 ) [Tue 14 Sep 2010 22:05:08]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 祈る。 』 [Tue 14 Sep 2010 22:00:42]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『んじゃあ、フォーウン料理を注文してきましょう。熱々のうちに持ってくるから。』 [Mon 13 Sep 2010 01:42:14]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 私のことを気にかけてくれる人が居るのだ。私はそれだけで頑張れる。 』 [Mon 13 Sep 2010 01:40:10]
◆艶子 > 悟りを開いた私なんて、多分気持ち悪くて見てられないか何故か無性にむかつくかのどっちかだと思うぞ…。 ( 我の強さは自覚があるが、けれども周りをもうちょっと見たほうが良いだろうというのは当てはまるかもしれない。 ) ああ、必ず返しに行くよ。ここから出てな。…まあ、それまで時間が掛かるだろうから…。 また、来いよ? ( ぶっきらぼうにそう言ってみせて。 ) ……シスター…。 ( その時、シスターの表情が変わる。私は彼女のこんな顔を今まで見たことがなかった。 ) ――はい。私もまだ、死にたくありませんから。精々抗って、ここから出て…アクセラレーターを倒しにいきます。 ( あいつは今、私がこうなっているのをどこかで見ているんだろうか。 ) 久しぶりに脂っこいものが食べたいですね。病院の食事はどうも美味しく感じられなくて。 ( そう言って笑った。 ) それでは、ジャスティス様。どうか…また来てくださいね。 ( 名残惜しいが、お別れの時間だ。でも二人には勇気付けられた。明日から暗い表情をせずに、頑張ろう。 ) [Mon 13 Sep 2010 01:39:17]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『それじゃぁな。あんまし思い悩むなよ〜(カツカツと鉤爪の音が院内に響く)』 [Mon 13 Sep 2010 01:35:34]
◆ジャスティス > そうね、そっちの方がいいわね……。 うんうん。 (+ナ状況のほうを考える。それはやはりそっちの方がいい。頷きながら、笑顔を浮かべて。 が、ブロウンさんが背を向けたとき、表情が一変した。いままで艶子に見せたことのない肉食獣のような瞳。凄まじい殺気を放つその視線は、いままで滅ぼしてきた、いままで殺してきた数だけの重みを持っていて) 吸血鬼の血に勝ちなさい、艶子さん。吸血鬼になったら、私に勝てないわよ。 (そして表情はいつもの笑顔に戻り、最後に握りこぶしを見せてガッツポーズ) それじゃあまた来るから、食べたいものとかある? [Mon 13 Sep 2010 01:33:34]
◆ブロウン > よし、いいたいこと言ったし、元気になったみてぇだし、俺は先に帰るぜ?(そういって腰を上げればもと来た道をもどろうとして)あ、艶子。ロザリオはうちの教会のもんだからな。返しに来いよ [Mon 13 Sep 2010 01:28:28]
◆ブロウン > いやほら、敵は少しでも少ないほうがいいじゃん?(そういう問題ではないということは重々承知だが、すこしおどおどした感じで言い訳じみたことを言ってみよう。根本的な解決になっていない事にはたぶん気づいていない)まぁ、お前は我が強そうだから・・・ってか強いな。1年いれば悟りは開けなくてもその我の強さは丸くなると思います、はい。(もうちょっと回りも見たほうがいいんじゃないだろうかと思うと、本気で監禁しておくのがいいんじゃないかと思ってくる。周りを見ない、他人の意見をきかない、そんな英雄なんてヴェイトス市にとって爆弾だとおもう!)うーん・・・そういわれればそうだなぁ・・・まぁ、どっちにしろ精液で我慢してください(出す気満々なんだろうか、家主がいてもそういう会話に遠慮がない。もうこのさい、一発ヤっちゃった、とか暴露してもいいんじゃないだろうか。いや、しかし、ソコはあえて言わないでおこう。これは自分と艶子の秘密みたいなもんだ。自分はしゃべらないが、もし艶子がしゃべったら・・・まぁ、おとなしく怒られよう) [Mon 13 Sep 2010 01:26:05]
◆艶子 > ( やっぱりブロウンはシスターに頭が上がらないんだなと、その様子を面白そうに見ていた。解禁だってことを知ったらまた不埒な妄想をするんだろうけど。 ) う、うるさいなー。他人の意見を聞くって結構難しいんだぞ? ――そりゃあ自身過剰にもなるさ。だって私は英雄だからなっ。でも1年もこんなところに居たらそれこそ具合悪くなっちゃうよ…。 ( 悟りとか開いてみたいが、1年じゃ多分無理だ。 ) VHGは動かないかもしれないが、教会は動くだろう…! ( そしてシスターが考えているとおり、傭兵の心は激しく揺れている。一度は持ち直したように見えても、また調子を失墜させることもあるだろう。 ) …はい。シスターが面倒を見てくれるのでしたら、私も安心です。…治らなかったらどうするかは、もう一つしかないので…治った時のことを考えます。その方が、気持ちも明るくなるし。 ( また自分が死ぬ時の事を考えてしまうことになるが、シスター達がその最後の面倒を見てくれると考えれば…。もっとも、シスターはそこまでは考えていないのかもしれないが。 ) [Mon 13 Sep 2010 01:11:55]
◆ジャスティス > このおばか、おばか。 (希望的観測、悲観的な意見。友人が様々な意見に心を揺り動かされているだろうことは容易に想像がつく。それは、すっぱりと諦めてしまうよりもよっぽどつらい、苦しいことだろう。少しだけ顔を曇らせながら艶子の問い掛けに答える) ……聖職者としては、ここよりも、大聖堂のほうがいいと思うけどね。病気でなったなんて話私は聞かないし、それだとヴァンパイアが十字架でやけどをするわけもわからないじゃない。聖句で苦しみ滅ぶものなのだから、私たちの領分だと思うわ……。 まぁ、艶子さん、どう転んでも私がしっかり面倒見てあげるから、気楽にね。 治ったらどうするか、治らなかったらどうするか、決めておきなさい、そうすりゃほら、迷わないで済むんじゃないかな?他人事みたいな言い方だけど……あほか!! (ちなみに最後の一言は淫魔へのつっこみである) [Mon 13 Sep 2010 01:02:20]
◆ブロウン > あーー・・・ぁー・・はい・・・(消え入りそうな返事を家主に返す巨躯。体格も態度もでかいが惚れた弱みか正座をさせられることは未だに多い。まだ解禁報告を受けていない竜人は報告受けたと同時にこれ以上は略しておこう頭悪いからそういう直結した考えにいたるんだ。他人の意見を取り入れて少し頭動かすこともしてみろ。(だからといって別に嫌がらせの方法を考えろといっているわけではない。そして、艶子の選択は非常にダメージになるのでソレを回避しようとする意思もあった)お前、自信過剰なんじゃない?1年くらいそこにいればいいよ。瞑想でもして悟りでも開けばいいよ。(出てこれないことをいいことにいいたい放題である。)うーーん・・・まぁ、帰ってこないんじゃしょうがないけど〜(そこは納得する竜人)おれだってほら、ジャスティスの信用とかあるわけだからね!──淫魔って名乗れば最低でもVHGは動かなくなるからありなんじゃないか?(新しい解決策見つけたかもしれないなんてちょっとしてやったり中尾をするあたり、頭の程度は同じくらいだ。もう、どうせ怒られるなら遠慮なく語るね。だってエッチネタ大好きだから。我慢は体に良くないっていうし!) [Mon 13 Sep 2010 00:49:54]
◆艶子 > お、おのれブロウンめ…!必ずここから出てやる!出てお前に冷水浴びせる嫌がらせしてやるからな! ( これから寒くなるし、ブロウンのような奴には一番のダメージだろう。 ) ああ、そうする。今悩むのと、なってから悩むのは、どっちも一緒だからな。 ( 解決しないという点に置いて一緒だ。 ) なっ、なんて事を言うんだお前はー!私のような英雄がここから出れない方がいいだなんて、怖ろしい損失になるぞ!ヴェイトス市にとって! ( いつの間にやらぎゃあぎゃあと騒ぐぐらいに、いつもの調子は戻っていたようだ。 ) その旦那が帰ってこないんだからちょっとぐらいいいだろう!別にお前の方は何か失うわけでも無いしっ! …それじゃ吸血鬼じゃなくて吸精鬼になっちゃうぞ…まあいいけど。 ( そしてそんなやり取りも聞かれてしまったんだろう。でも叱られるのはブロウンだけだ。ちょっと安心。 ) ――はい、来てくださって有難う御座いますシスター。調子の方は…まだ何とも。病院の先生が治療法を探してくれています。あ、傷の方はもう大したことはないんです。でも、感染の恐れがあるからってこの病室に…。 ( シスターも心配して来てくれたんだ。私はそれが嬉しかった。 ) …すいません、シスター。ご迷惑をかけて…。 ――浄化を受けた方がいいんでしょうか?それとも、このまま病院で治療を受けた方が…? ( どちらが有効なのだろう。 ) [Mon 13 Sep 2010 00:39:39]
◆ジャスティス > ……あんたたちはほんとに元気ねぇ。 (呆れかえった声で、二人を交互に見やる。思いっきり変なやり取りも聞こえていたらしい。主にブロウンさんのせいである) ……ブロウンさん、後で少しお話があります。 まぁいいけど。 (ぎろり、とブロウンさんを睨みつけて。ちなみに最近は涼しくなったのでようやく解禁である。何がとは言わない) ……艶子さん、どう?調子は。気をしっかり持って、負けないようにね……ねぇ、艶子さん。傷が治ったら、少しでも早く、浄化なりなんなり受けなさい。やらないよりはましでしょう。病院で、治るものでもないだろうし、ね? [Mon 13 Sep 2010 00:35:30]
◆ブロウン > ながくねぇだろ!!素直に頭の弱さを認めろ!頭悪い見た目と同じく頭悪いの!(素直に自分を見るほうがいいと思う。自分のことを偽るのって艶子らしくないじゃん、とか言ったりするだろう。頭のことは触れてるけれど、体のことはこれ以上触れないでおこう。これ以上滅入られてもこまるから。)そうそう、なってから悩めばいいんだっての。そして頭の弱さと頭突きの強さを比較してる時点で弱すぎなんだよ。お前その頭の弱さで英雄きどりなら、もしかしたら出てこないほうが世のためかもしれないぞ(天は二物を与えずとはいうものの、与えなさすぎ奪いすぎ。まぁ、なんにせよ大声張り上げるくらいの元気は出てきたようだ。良かった良かった。)うるせ、旦那がいるくせにジャスティスの事好きだつってる俺を誘惑しておいて、女気取りもたいがいにせぇよ小娘が!!(相手の真情なんて気にもしないで大声で否定をしよう。この場合相手の心情どころか院内のマナーすらも無視した会話になっているのだが、ここは隔離病棟。大声上げる病人だっているくらいだ、ちょっと騒いだ度ころでおこられはしないだろう。)うーん、それはこまるな・・・じゃあれだ。精液って血液からできるらしいからそっちで我慢してくれ(調子に乗って下品なネタをしゃべっていればいつの間に近づいてきたのか家主。歴戦の修道女は気配を消すこともうまいというよりは、エッチなネタに食いつきすぎて周りを見ていなかった竜人の落ち度だろう。ジャスティスの登場によりいきなり話は止まった。) [Mon 13 Sep 2010 00:26:43]
◆艶子 > う、うるさい!長い単語は苦手なんだよ!それに私はこれでも「見た目の割りには頭が良い」って言われたことあるんだぞ! ( どちらにしても酷かった。 胸はこれでも以前に比べたら少し大きくなっているので、指摘したらまたショックを受けるだろう。やっぱり大きいほうが良いと思っているらしい。 ) …う、うん…。こうしてロザリオも握れる訳…だしな。行き当たりばったりなのはいつもの事だし。 …あ、案外、ならないかもな!ほら、私ってあんまり風邪とかひかないし…!でも頭が弱いってのは余計なお世話だ!頭突きなら誰にも負けないぞ! ( 進行をしめす症状はある。だが、それでもまだロザリオは握れている。このまま回復に向かう可能性だってあるのだ。私はそう思うことにした。 ) むかー!折角私が誘ってやってるのに、何だその言い方は!お、女に恥をかかせる気か!? ( こういうので断られると凄く恥ずかしい。格子の向こうから吸血鬼みたいにしゃーと牙を剥いて怒った。本当、噛み付いてやりたいぐらいだ! ) …お前も吸血鬼になるかもしれないぞ。そうなったら、ジャスティス様と一緒にいれなくなるぞ。まあ、竜だからならんかもしれないが。 ――あ。 ( と、その時に聞こえてきた声。ジャスティス様のものだ。来てくれたんだ、と嬉しさに笑顔を浮かべる反面、さっきからヤるだのヤらないだの怪しい会話をしてしまったので、もごもごと。 ) [Mon 13 Sep 2010 00:09:48]
◆ジャスティス > (偉く長いこと話しこんでるじゃない。そんなことを言いながら、ブロウンの背後から近づいてくるのは、一人の修道女。窓越しでは艶子からは見えないだろうが、きつめに修道服にサラシでタスキ掛けをしている。表情は普段より少しだけ固い) [Mon 13 Sep 2010 00:06:48]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『けが人なんだから、あまり無理をさせてはだめよ。』 [Mon 13 Sep 2010 00:05:00]
◆ブロウン > 聞いてもらえるといいなぁ・・・もし吸血鬼になったら俺の血くれてやるよ。7〜8割竜だけど(ロザリオを持つ艶子にロザリオをもてなくなった後の話をするのもどうかとは思ったが。今は何より前向きな話をしたかった。 [Sun 12 Sep 2010 23:55:14]
◆ブロウン > なんでその言葉出すのにつっかっかってんだよ。むりすんなよ、見た目以上に頭わるいんだから(そもそもどこまでの知識を持っているのかなんてはしらないのだが。あれだ、この傭兵を小ばかにするさいには「艶子だから」の言葉でだいたいは片付くと思っている節がある。人間にしてはダイブ鍛えられているであろうその体は上から下まで確認済みだ。しいて言うなら胸がかわいs・・・あれも気に入っているのかもしれないから声には出さないでおこう)だいたい、まだなってもいねぇのに心配しすぎだと思う。なったらなったでそれから考えればいいんじゃねぇかなぁ?弱い頭で先々のこと考えてっから落ち込むんだよ。問題が目の前に着てからどうしようかて考えたほうが、お前らしい。と、俺は思う(実際そこまで深い中ではないが、話してみる限りでは頭を使うよりは体を使うタイプにしか思えない。そんな彼女が頭を悩ませたりする姿は滑稽でしかなく、哀れみすらも感じるところがある。)抱くかだかねぇかは俺が決めますぅ〜、お前穴小さくてきついから俺の気分しだいですぅ〜(ジャスティスに内緒なのは当然のことだ。──依然聞いた話では艶子はジャスティスを口説いたことがあるらしい。そういう気もあるのかと今思うと、ジャスティスは断った。自分はOKした。ばれたら1ヶ月くらいエッチさせてもらえなそうだ。) [Sun 12 Sep 2010 23:53:04]
◆艶子 > 脂肪になるのは嫌だなあ。私はこう見えてあの…あれ…なる…ナルト…なるしすとだ。なるしすとなんだ。 ( 自分の鍛え上げられた肉体を見て満足げにするタイプ。こいつと一緒に風呂に入った時も、鏡の前で自分の身体を確認したりした。 ) …やっぱりそうかぁ。私らしくないか。私らしくないっていうのは、大問題だな。 ( 豪天寺艶子は豪天寺艶子らしくあるべきだ。仮に死ぬことになっても、うじうじと腐って死ぬより笑って死ぬほうが何倍も私らしい。何だろう。こいつと話していると、自分の抱えている問題がやけにちっぽけな気にさせられる。変な奴だ。 ) …こっから出たら、またお前に抱かれてやるよ。ヤりたいだろ?考えてみたら、風呂場でしたのが最後だ。あれが人生最後のえっちだなんて寂しいからな。でも、シスターには内緒な。 ( くすくすと笑ってそんな冗談を言う。 ) …うん。ひょっとしたらこんな私の願いを聞いてくれるかもしれないしね。 ( ロザリオを握り締める。…これは、私の症状の進行をあらわす道具になるだろう。私は毎日このロザリオを握り締め、祈り、自分の身体が今どうなっているのかを確認するのだ。 ) [Sun 12 Sep 2010 23:38:00]
◆ブロウン > うーん、そうだね。 このままここで何日か生活していたら筋肉も脂肪になっちまうぞ。筋トレくらいしとけ(肯定しました。外に出ることはおそらく許されないだろう。そんな自由が許されるのならばわざわざこんな監獄のような場所に収容されるようなことはないだろうから。何もしないでただ黙って同じ場所にいては心も体も折れてしまう。少しでも体を動かせば生きる活力というものは出てくるわけであって。)らしくないね。全然。何が何でも生きてやるって感じじゃないと、まったくお前らしくない。(気遣うつもりがなければ、こうして見舞いになどは来ないのだ。あまり後ろめたい気持ちのままずるずるといると、病院での生活も長くなるだろう。そうなると必然回りの心配は膨らんでいく。この傭兵と共通の知り合いは何人もいる。別に代表してきているなんていう気持ちはさらさらないが、はやくみんなの前に出てきてほしいという気持ちは竜人にはあった。)さぁな?神様は困ってるやつ助けてくれたりするらしいから、頼むだけ頼んでおいてもいいんじゃね?(的を得ない返答をする竜人。ようは運任せということになってしまうのだが、今の現状、何かしら心のよりどころがあってもいいんじゃないかと思っての行動だった。竜人がいつも調子なら頭をぐしぐしとなでてやるところだろうけれども、扉越しではソレもかなわない。) [Sun 12 Sep 2010 23:28:30]
◆艶子 > 何だそれ、私をアホの子みたいに…!まあ、確かにこんなところに居るよりかは野山駆け回っていた方が楽しそうだ。 ( 外に出て運動したい。隔離病棟に居る私に、そういうのは許されるのだろうか。 ) わ、私だって死にたくないよ。MJや白夜や…みんなと一緒にこれから生きて行きたい。…でも…死にたいなんて、私らしくないのかなあ? ( 吸血鬼になったら死ぬ。そうする必要があると私は考えているのだが。 ) …病院の先生が治療法を探してくれているけど、わからない。――でも、ありがと…。その気持ちだけで十分だ。 ( こいつはこいつなりに私のことを気遣ってくれているんだなあ、と思う。蜥蜴のクセにいい奴だ。 ) …ん。 ( そうしていると、格子の隙間から差し出されるロザリオ。私はそっと手を伸ばし―― 触れるか、触れまいか迷った。もし触れて焼けるような熱感を覚えたら?私はそれが恐かった。 ) …神頼みか。パプテス教じゃないけれど、パプテスの神様は私を助けてくれるかな? ( 恐る恐る、人差し指でつんと十字架を突く。何ごとも無いのを確認すると、そっと十字架を握り―― 受け取った。 ) ………。 ( ああ、大丈夫だった。 ) [Sun 12 Sep 2010 23:11:40]
◆ブロウン > まぁ、野山駆け回ってるほうがあってそうなお前にこんな狭い場所は窮屈だろうよ(笑いながら答えよう。元気付けようとしている気持ちもあるが半分は本心だなんていえない。どの変で笑われたのかはわからないが笑う元気くらいはあるようだ。)あぁ、お前本気でそう思ってそうだなぁ・・・(死ぬだの殺してだのといううわごとは事実らしい。勢いで口走った言葉だったらいいなぁ、と思っていたのだが今の会話のトーンからすればなったらなったで死んでしまいそうだ)MJと白夜どうすんだよ、まったく・・・俺は吸血鬼のことなにもしらねぇからなんともいえねぇなぁ。ちなみに、なんか解決策とかねぇの?出来ることあればなんか手伝うぜ?(問われても知識のない竜人にはいい答えが見つからなかった。相手を励ますようなうそをつくという考えもあまりないわけだが──ふぅ、とため息をもらせばズボンのポケットかをごそごそとあさり。紐のついた銀のロザリオを取り出そう、掃除してるときに見つけたものだ。)神頼みでもしてみたらどうだ?(まだ吸血衝動などがでていなければ触れるだろう。窓枠からそっと中へと入れてみて) [Sun 12 Sep 2010 23:02:21]
◆艶子 > …退屈だな。ここでは身体を動かす気にもなれないよ。寝て、ご飯食べて、検査を受けて、また寝て…それの繰り返しだ。まだ二日目なのに、もう気が滅入りそうだ。いつまでここに居ればいいんだか…。 ( 人間が覗き込む高さに設けられた窓は覗きにくいんだろう。少し試行錯誤した後、ブロウンはしゃがみこんだまま首を伸ばすことにしたようだ。その様子にくすりと笑う。 ) 我ながら弱気な発言だとは思うけど、私は吸血鬼にはなりたくない。死ぬしかない、なんてことは言いたくはないけど…。 ( 格子は狭く、掌を通すのがやっとだ。その向こうに腕を伸ばすことは出来ない。けれどもその格子の隙間だけが、私と外界を繋ぐ扉なのだ。 ) 全く、どうしてこんな事になっちまったんだが。ついてないよ。…なあ、私、どうなるんだろうな。やっぱり吸血鬼になっちゃうのかな? ( そんな事を尋ねても仕方の無いことだったが、そうやって不安を表出させずには居られなかった。豪天寺艶子は会話を求めているのだ。 ) [Sun 12 Sep 2010 22:46:49]
◆ブロウン > (中は薄暗かった。中の様子をうかがい知ることは出来ない。こんな場所に閉じ込められていたらさすがに寝るくらいしかやることはないだろうか、などと思っていた矢先だ。自分の声に反応があった。)よぉ。どうした、狭くて退屈か?声に元気がねぇな。(間違いなく艶子のものだった。しかし、いつものようなハリのある声とは違って少しおとなしい感じのこえだ。場所が場所だから気がめいっているのか、ここに入った原因で気がめいっているのか。その辺はわからない──扉の窓越しに話すのはいささか面倒くさい。首を曲げたりしゃがんだりしてみたが、どうやら座って首伸ばすのが一番楽なようでその場に座り込んだ。)まぁ、人間じゃねぇからな。 あぁ、わざわざ来てみたよ。知ったやつが死ぬだの殺してだのうめいてたら心配もするってもんだ。(とはいえ、心配は出来ても解決できるかどうかはわからない。見舞いに来たのは余計なおせっかいだったかもしれない。しかし、まだ生きていることを確認できただけでも着てよかったなんて内心思っているわけだ。) [Sun 12 Sep 2010 22:35:23]
◆艶子 > ( 格子のついた窓から覗く部屋は薄暗く、雨の降っている夜では月明かりが窓から差し込むこともない。さあさあと落ちる雨の音を聞きながら、虚ろな表情でベッドの上で横になっていた。考えることに疲れてしまうと、人間はぼうっとするように出来ているらしい。 ――さて、そんな時にまた誰かがやってきた。医者ではない。アイゼンリッターではない。VHGでもないだろう、あんな風に気安い声のかけ方はしないだろうから。そしてその声には聞き覚えがあった。ベッドから降りて、ひたひたと素足の音を鳴らしながら扉へと近づく。そこには、ブロウンの姿があった。 ) …おっす、ブロウン。あいかわらず、でっかいな。わざわざ来てくれたのか? ( 少し弱々しいながらも、嬉しそうに笑って。 ) [Sun 12 Sep 2010 22:23:09]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 ―― ? 』 [Sun 12 Sep 2010 22:16:21]
◆ブロウン > 檻だね・・・(「皆さんそういいますね〜。実際精神的に危ない人いますから」そういうこといっちゃっていいんだろうか。まぁ、多分一般常識なんだろう。病院の知識が乏しい竜人にはいろいろと信じがたい光景だったりもするが──歩いている途中、鉄の扉の中から奇声が発せられビクリと体を震わせながらも前を歩く看護婦に遅れないようについていく竜人。こんな場所で迷子になりたくないと本気で思ったのか、道順はしっかりと覚えていたとか。──「ここです。ではごゆっくり」そんな言葉を残せば先ほどと換わらぬ足取りで看護婦は来た道を帰っていった。案内された扉の横には豪天寺 艶子の表札があった。重そうな扉の窓にも格子がつけられている。「明らかに檻・・・」そんな感想を持ちながら中を覗き込んでみよう)おーい、艶子ぉ? [Sun 12 Sep 2010 22:15:16]
◆ブロウン > (待つこと数分。タオルを持ってきてくれた看護婦に礼を言えば、ついでとばかりにこの前失敗した訪問の件も相談してみた。しかし、一介の看護婦に隔離病棟へと移動した相手の詳細などわかるわけもなく。受付担当の方へと案内された──)え、隔離?(詳しいことまでは聞くことは出来ないまでも、どうやら病室自体一般病棟とは別の場所へと行ってしまったらしい。)それは・・・もう、会えねぇってことか?(「いえ、別にそういうわけじゃないです。ただ、扉の窓越しになります。」ペラペラと資料をめくりながら淡々と告げる男性職員。覗き見た資料には専門用語がズラズラかかれていて理解することは出来なかった。病名とか、原因とか、そういうのが書かれているのだろうけれどちんぷんかんぷんだ。そして、ソコへの案内を申し出れば通路を歩いている看護婦をつかめた男性職員は隔離病室への案内を命じて。そして看護婦とともに豪天寺艶子の病室へと移動する。歩くこと5分ほどだろうか、建物自体が別の棟、廊下の窓から見たその建物は一見巨大な檻のようにも見えた。そしてすれ違う人たちは「このでかいの隔離されんのか」的な目でこちらを見ていた。ように思える。ぶっ飛ばしてやろうかと思ったけれどそこは我慢した。) [Sun 12 Sep 2010 22:09:04]
◆ブロウン > (ミサの後片付けを終えてお見舞いへとやってきた竜人。あいも変わらず傘を差すことなく飛んでくるものだからつくころにはびしょぬれだ。入った矢先に、看護婦に変な目で見られたのは、傘も差さずにやってきた巨体をモンスターか何かとおもったからだろう。そんな相手の気持ちも知らずに話しかけて事情を説明すれば、とりあえずタオル5〜6枚持ってきてくれるとのこと。濡れた体で椅子に座るのも悪いと思って壁に寄りかかりながら待つことに。この時間帯でもやや込み合っている院内、体中に包帯を巻いている者やぼーっと座っている者。家族に不幸でもあったのだろうか涙を流すものなどなどさまざまだ。)(昼間よりはこんでねぇけど・・・あんまし得意じゃねぇなここの空気は・・・)(薬の知識を持たない竜人にとってかぎなれない匂いもさることながら、体や心の弱った者が数多く集まるこの空間はいずらい。いたって健康な自分はここを利用したことも今のところはないわけで──)(まぁ、文化の違いかな)(争いや病気なんていうのはほとんどなかった生活を送ってきた竜人はこういったところに慣れていない) [Sun 12 Sep 2010 21:56:13]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『(俺が来るとき雨ばっかし・・・)(ずぶぬれで入ってくる竜人)』 [Sun 12 Sep 2010 21:41:35]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 医者の介抱を受け、暫くして出血は止まる。だが…恐らく進行はとまらない。 』 [Sat 11 Sep 2010 23:55:41]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『鍵をかける音。そして医者を呼ぶ為のベル音が、後に残る。』 [Sat 11 Sep 2010 23:54:27]
◆アイゼンリッター > アレッサンドラ……。ああ、包帯を巻いた狩人だな? いつぞや、死体を焼いていた。――わかった、伝えておこう。(VHGの人間がどれほど自分を信用してくれるかどうかはわからないが、彼女の頼みを聞いて、鉄仮面の男は頷いた。 いざとなればクリスティアに向かえば良いだけの事だ。 開いた扉から外に出、あとは一瞥をくれることもなくドアを閉めた) [Sat 11 Sep 2010 23:53:59]
◆艶子 > ( アイゼンリッターも浴びた?だが感染しなかったのか。その差は一体何故かと考えたが、アイゼンリッター自身がただの人間であるとは言い切れない。種族を隠しているのかもしれない以上は、それを考えるのは無駄か。 ) ……ああ、伝える。 ( 血が止まらない。先生を呼んだほうが良いか。 ) 伝言―― ……。 ( 伝えたい人が一杯いる、伝えたい言葉が沢山ある。会いたい人が沢山居る。私は皆の顔を思い浮かべ、誰に何を伝えたら良いか迷い―― 恐らくはこの事を知らないであろう、彼女に報せたいと思った。 ) …VHGのアレッサンドラに。今はまだきっと、クリスティアの方にいる。だからシスタージャスティスか、もしくはVHGの誰かに頼んで欲しい。アレックスに、私のことを伝えて欲しいと。 [Sat 11 Sep 2010 23:46:13]
◆アイゼンリッター > (感情を爆発させた――といっても、その声は酷く低く、かつ淡々としたものだったが――鉄仮面は、ブツブツと何事かを呟き、首を横に振った)その奴の血なら私も浴びたことがある。今のところ、感染はしていないがな。 だが、そろそろ時間だ。警邏もある。私は行こう。(奴は血液を矢のようにして放っていた。特殊な力がある事は間違いない。記憶しておくべきだ。奴と戦うならば、絶対に必要な知識だから)……そうだ。私の口からならば信用されないかもしれないが、お前の口からなら別だろう。 アクセラレーターは大剣を軽々振り回す膂力がある。そして空も飛べる。血液を変化させて武器にしていた。 もし、誰かに聞かれたら、伝えておいてくれ。(扉に手をかけ、開く。 出る間際に――貴女の方を振り返った)…………もし誰かに伝言があるのならば、伝えよう。 何かあるか? [Sat 11 Sep 2010 23:39:53]
◆艶子 > 確かにそうだ。私は裁かれるべきじゃあない。だって、私、何も悪いことはしていないもの。悪いことは…。 ( 本当にそうだろうか。過ちを犯したことはあった。そのツケが巡り巡ってたった今私のところに帰ってきたのではないだろうか。私は自分の両手を見下ろし、吐息をつく。 ) …ふん、頼もしい限りだな。その時は精々お願いするとしよう。 ( それは確実とはいえない約束。だが、同じ思いをこの私も抱いている。だから否定しなかった。誰かが止めてくれるという安心があるから、私たちは戦えるのだ。 ) ………。 ( 男は壁を殴る。その音で誰かに気疲れやしないかと格子の向こうを見たが、今のところ誰かがくる気配はない。もう夜も遅いからな…。 ) ( 目玉泥棒。コンスタンツェ。こいつが追っていた事件に関わりがあるであろう言葉。だが、凛々という名前には聞き覚えがあった。…彼女の身にも、何かがあったらしい。だが、全てを窺い知ることが出来ない私には何かいう事は出来なかった。 ) カイン…… ( その時だ。不意に鼻からぽたりと黒ずんだ血が一滴落ち、私の病衣を汚した。私ははっと鼻を抑えるが、次々と溢れ出る。止まらない。 ) ……… もう、行け。アイゼンリッター。お前も感染するかもしれない。早く、この部屋から出て行くんだ…。 ( それこそが感染の証、それこそが私の命があと残り僅かだという事を示すのだ。 ) [Sat 11 Sep 2010 23:25:24]
◆アイゼンリッター > そうか。――それがお前の信条なら、私は口を挟まない。 だが、公平と言う観点で言うならば、私の考えも覚えておいて欲しい。 犯罪被害者は救済されてしかるべきだ。裁かれるべきは犯罪者であり、アクセラレーターであり、お前じゃあない。(それから再び黙り、一瞬の間。躊躇うように、この鉄仮面は口を開ける。慣れていないのだ、本当に。カイン・グレイホークならいざしらず)……お前がそれを私に望むかどうかは、わからないが。 もし犯罪に走ったら、私が止める。止めてやる。 それだけは、約束しよう。(彼女は自分が暴走したら止めると言ってくれた。それに応じるべきだという事は、この半ば強迫観念に犯されつつある男にも理解できていた。 そして、続く言葉に思わず壁へ拳を叩き付けていた。 我慢の限界だった)………………屑がッ! 逢う度に、ぐだぐだぐだぐだと理屈を並べていたが、結局はただの屑だ、奴は。なにが最強だ。吸血鬼だ。 馬鹿馬鹿しい。 人を殺し、血を啜り、目玉泥棒を庇い、仲良く過ごしていたらしいが、糞。好き勝手に暴れやがって。人の人生を踏み躙ってのうのうと笑ってやがる。 そこ等のアウトローにさえ劣る屑だ。 奴は裁かれるべきだ。奴らは裁かれなければならない。 あんな犯罪者どもが笑っているのに、彼らの死体が弄ばれ、目玉をくりぬかれ、コンスタンツェが殺され、凛々が犯されるなどあってはならない。二度とごめんだ、二度と。 そうだとも。 裁かれるのは奴らだ。そうでなければいけない。絶対に。絶対にだ。 妥協してたまるものか……。 [Sat 11 Sep 2010 23:09:44]
◆艶子 > ………。 ( ブロウンといいこいつといい、私を何だと思ってるんだ。これでも立派に女の子なんだぞ?言うと情けないので言わないが、じと目で相手を見る。 ) アイゼンリッター、私は決めているんだ。吸血鬼になったら死のうと。私は今までそいつが罪を犯しているかいないかに関わらず、吸血鬼を駆除してきた。それこそが公平という奴なんだ。だから、私自身も公平に裁かれなければならない。…それに、私はきっと他人の血を求めて人を襲うだろう。それが吸血鬼なんだ。抗うことはできない。そして犯罪は未然に防がなければならない。そうだろう?アイゼンリッター。 ( 味方と言ってくれるのは嬉しかったが、本当に味方だというのなら、死なせてくれた方がいい。 ) …ただ、アクセラレーターはこうも言っていた。もし私が自害するようなことをすれば、私の家族だけでなく、周りに死をばら撒くと。だから奴が死ぬまでは、私も死ねないんだ…。 ( だからこそあいつは倒さなくてはならない。 ) …吹くなよ鉄仮面。私はお前に守られる一般市民じゃない、前線で戦う戦士だ。英雄だ。最悪の事態になろうとも、全て覚悟の上だ。だからお前が謝る理由なんて無い。 ( その割にはめそめそしていたが。 ) [Sat 11 Sep 2010 22:57:57]
◆アイゼンリッター > ……ふむ。病院関係者はともかく、お前が悲鳴を上げる可能性は考えていなかったな。(それだけ評価しているという事でもあるが、失礼な物言いかもしれない。 もっとも、その認識は多少の違いがあったことは認めざるをえまい。 艶子は泣いていた。 彼女は自分にとって、守るべき一般市民でもある。 こういう事態を防ぎたいが故に戦っているというのに。 熱した鉛を腸の奥に詰め込まれたような思いだ)まだ諦めるような状況ではないし――馬鹿馬鹿しい発言はやめておくべきだ。 吸血鬼になったからといって、死ぬわけでもあるまい。 少なくとも、お前が犯罪に走らない限りは、私はお前の味方だ。(淡々と、突き放すような言い方ではあった。 励ますだの、慰めるだの、私は苦手なのだ。 犯罪者を威圧したり殴り飛ばすほうがよほど楽だ。 全く)…………。耳が痛いな。 奴とは三度戦っている。 此方が撤退したこともあったが――いずれにせよ、あそこで取り逃していなければ、この事態は防げた。(そして鉄仮面は押し黙る。 言葉を捜すように、自分の掌を見つめ――それからポツリと呟いた)………すまなかった。 [Sat 11 Sep 2010 22:47:44]
◆艶子 > 少なくとも今この状況では手緩いというよりは行き過ぎている気がしないでもないけど…。私がうっかり悲鳴でもあげたらどうするつもりだったんだ。それに、他の病院の人だって来るかもしれないのに。 この事がバレて見張りが厳重になって、一切の面会が許されないなんて事になったら私はお前を恨むからな。 ( 死ぬまで誰にも会えなくなる。そんな事態にもなりかねない。 ) …そうだね。私がここから出たところで、吸血鬼化は止められない。い、いや…多分、私はもう駄目だろう。そんな予感がする。病院の先生は治す手段を見つけるといっていたが、やはり吸血鬼になった者を治せるとは思えない。 ( 口にするのはそんな弱気な発言だ。今度ばかりは豪天寺艶子も年貢の納め時になるのだ。 ) ああ…そうするよ。確かに狂っているのかもしれない。 ……アイゼンリッター、お前の戦い方に口を出す権利は私には無いが、もしアクセラレーターと戦うのなら最初から駆除するつもりで行ったほうが良い。法の裁きって奴は手順が必要だ。拘束したり、裁判をやったりしてようやく処刑台に行かせることが出来る。つまり、それだけ奴に逃がすチャンスを与えることになるんだぞ。逃げるぞ、奴は。逃げることが出来る。霧になることが出来るんだ。 [Sat 11 Sep 2010 22:41:07]
◆アイゼンリッター > 他の連中が手緩いだけだ。立ち止まって策を練っている間に、事態は変化する。躊躇している暇は無い。 ――――それに、前も言った通り、これが私の『顔』だ。(そこまで言ってから、皮肉げに肩を竦めて、頭を振った。 妙に芝居がかった動作だが、本人に演じているといった意識はないらしい)助け出しても良いが、それで状況が変わるとも思えん。それに病院関係者はあまり信用してなくて――まあ、良い。別に互いの信条について議論をしに来たわけじゃない。(そして、艶子の話を黙って聞いた鉄仮面の男は、hmmと声を漏らして考え込む)(――アクセラレーター。 またしても奴か。 忌々しい。 目玉泥棒を庇うだけでなく、ついに暴れだしたか。糞。 だから自警団やVHGには以前から警告を発していたというのに。連中は動かなかった。 そしてこの様だ。 糞。)(そうしてブツブツと何事かを呟いていた彼は、しばらくして頭を横に振った)奴の行動に意味を求めるな。あの言動は破綻しているし、恐らくは発狂していると見て良い。馬鹿みたいな力を手にしているジャンキーのようなものだ。 そして……(鉄仮面が、貴女の顔を見据えた)奴は、私が捕らえる。 目玉泥棒を引き摺り出し、諸共に法の裁きを下さねばならん。 これ以上、奴らに好き勝手暴れさせるわけにはいかない。 絶対にだ。 [Sat 11 Sep 2010 22:28:50]
◆艶子 > それはもっともだが、お前はいつも極端すぎる。金も暴力もいざって時に使えれば良いんだ。その話を私から聞くだけなら、仮面を脱いで格子越しでも良かったんじゃないか? …それとも、私をここから助けにでも来たのか? ( まさか病院の看守を殴ったんじゃないだろうな、などと考えたが、金云々の話をしているところを見ると賄賂でも払ったんだろう。 ) …吸血鬼の名前はアクセラレーター、長い白髪の女だ。…そういえば、お前から先にその情報を受け取ったんだったか。 そいつに噛まれはしたが、実はそれより前にアクセラレーターと対峙しているんだ。その際、奴の黒い返り血を浴びた。身体の具合が悪くなったのもその後で、思えばその時点で吸血鬼には感染していたのだろうと思う。 …噛み付いたのは、奴なりの駄目押しだったのかもしれない。…いや…。 ( そういえば、意識が朦朧としていたのでうろ覚えだったが…。 ) 私が化けものになるのを防ぐためだ、と言って噛み付かれたような気がする。…どういう意味だろうか…。 ( よくはわからない。 ) …言っておくがアイゼンリッター。奴を倒すのはこの私だ。奴は私の獲物なんだからなッ。 ( とはいっても、隔離病室に閉じ込められている身ではあいつを倒すことなんて出来ないが。 ) [Sat 11 Sep 2010 22:13:36]
◆アイゼンリッター > 金と暴力で解決できない事は無い――屑どもの得意技だが、有効な点だけは認めざるをえないな。(アイゼンリッター/カイン・グレイホークと呼ばれる男は頷いた。 ともすれば艶子より、彼の方が隔離病棟には相応しい様相だ。 鉄仮面を被り、武装し、ぶつぶつと何事かを呟きながら深夜の街を徘徊し、犯罪者へと襲い掛かる。 正気ではなく、限りなく狂人に近い男。 それが――貴女の目の前に立っている)時間は無い。手短に行こう。 吸血鬼に咬まれたと聞いた。 その時の状況を詳しく知りたい。(ちらりと彼女の目元に光るものを認めた。慌てて擦る仕草も。胸糞が悪い。いつだってそうだ。自分は手遅れだ。間に合わない。 ふと腐敗臭が鼻をつき、一瞬自分が屍で満たされた舘にいるような錯覚を覚える。 或いは自警団員が転がされた路地裏。 或いは白濁に塗れた少女の姿)――そいつは、制裁を下さなければならない。 [Sat 11 Sep 2010 22:02:31]
◆艶子 > ( ブロウンのような奴も噛み付いてしまったら吸血鬼になってしまうのだろうか。それはわからないが、そういうリスクは与えるべきではないだろう。やはりこの扉越しでの面会になる。…ブロウンだけではない。他の皆もこの分厚い扉越しでなければ会うことは出来ない。抱きしめることも出来ない。…ひょっとしたら、このまま死ぬまで。 ) …………。 ( 私は悲しくなって、一人でめそめそと泣き始めた。まだ隔離病室に移されて一日目だというのに、何とも情けない。だが、私は一人の時は大抵そうだ。誰かが一緒に居ないと、元気が出ない人間なのだ。 ――と、そこで不意に扉の鍵が開錠し、扉が開かれる。幾ら病院の人とはいえ声も掛けずに入ってくるとは――と思いその姿を見て、私は驚いた。 ) ……あ、あ、あい、あい、アイゼンリッター? ( どうしてここに奴が。慌てて涙を拭い、ベッドから立ち上がって奴を見る。 ) …これじゃ隔離病室の意味が無いぞ。どうやってここに入ってきた。 ( 診察以外で開かれることは無いと考えた扉があっさり開いてしまった。 ) [Sat 11 Sep 2010 21:56:51]
◆アイゼンリッター > (病室に入ってきたのは、鉄仮面の怪人だった。 男は後ろ手にドアを閉め、寄りかかるようにしてもたれた)…………………。(――最初は窓からの侵入を考えた。だが、鉄格子を突破するのは手間だ。である以上、よりスマートな方法をとる。 単純に言えば、病院の守衛だって怪我はしたくないし、金は欲しいという話だ。 脅かして、金を掴ませ、鍵を借り、裏口から隔離病棟へと入った。 そこまでして逢う必要があるのか?という疑問が脳裏を過ぎる。だが逢うべきだ。カイン・グレイホークではなくアイゼンリッターとして、彼女には逢わなければならない。 今の状態がどの程度のものかはわからないが、隔離されている以上、時間はないと見て良い。 であれば、尚の事。一刻も早く) [Sat 11 Sep 2010 21:52:19]
お知らせ > 扉さんが入室されました。 『開錠音』 [Sat 11 Sep 2010 21:46:39]
◆艶子 > ( 薄暗い無機質な部屋にベッドがあり、耳を済ませると誰かの呻き声のようなものが時折どこからか響いてくる。恐らく、他の隔離病室に入院している患者のものだろう。鉄の扉には厳重な施錠が施され、扉には格子のついた窓があり、そこから覗く病院の通路はやはり薄暗い。部屋に窓はあったが、同じように格子が施され外に逃げることは出来ない。そこは病室というより、監獄に近い――と、私はそう思った。 ) …………。 ( 昨日はよく眠れなかった。朝目覚めた後も睡眠はとらなかったので、今日の夜はよく眠れると思いたい。今のところは牙が生えてきたり黒ずんだ鼻血が出てきたり――という事は無く、出された食事も全て平らげ、何ごとも無く経過している。そう―― 今のところは。 ) ………そういえば。 ( ブロウンの奴が見舞いに来てくれたということを後から聞かされた。その時は私もまだ意識が無くて、面会謝絶だったみたいだが。再び病院にくれば、私が隔離病室に移されたことは聞かされるだろう。病室に入ることは出来ないが、扉越しの面会なら許される筈だ…。 ) [Sat 11 Sep 2010 21:39:51]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 隔離病室 』 [Sat 11 Sep 2010 21:33:36]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 それから私は眠れぬ毎日を過ごすことになる。 』 [Sat 11 Sep 2010 00:49:47]
お知らせ > ランセットさんが退室されました。 『そして艶子には隔離病室が用意される…』 [Sat 11 Sep 2010 00:48:18]
◆ランセット > (お猪口一杯、グラス一杯、洗面器一杯、バケツ一杯………現代医学でも実際に使われていたりする表現だと言うのは今日の豆知識)…………そうですか。まぁ、それは実際に会っていただいて…ということになるでしょうが…(生かすために全力を尽くす医師にとって、容易に死と言う単語を口にする艶子の言葉を了承するのは苦々しく思えた。)…それも承知しました。その辺りの事柄に対して、我々が医師としてのエゴを突き通せるほど、我々は貴女の人生を知らない。…そこはお任せします。(目線をそらし、周巡させれば唇をかみ締めるように言った。彼女の生き方までに医師は干渉できない。)…日光…聖水…ニンニク…銀……(艶子から紡がれる単語を鸚鵡返しにつぶやきながら、ポケットより羊皮紙の束を取り出しペンを用意すればメモをとる。)…ありがとうございます。では、艶子さん…部屋の準備をしますので…(そして医師は簡単な問診のみをすませ、一旦病室を出て行くだろう。) [Sat 11 Sep 2010 00:47:55]
◆艶子 > …はい。日光に照らしたり、聖水を浴びせたり――。日光に照らされた吸血鬼は焼け死に、聖水を浴びた吸血鬼は酷い火傷を負います。杭を心臓に打ち込んでも死にますし、馬蹄、大蒜、十字架、銀を嫌ったり、流れる川を渡れない――などがありますが、必ずしもそれに当てはまらない吸血鬼も居ます。 ( どれも吸血鬼を退治する為の弱点だ。 ) [Sat 11 Sep 2010 00:39:51]
◆艶子 > そうですか…それぐらいなら…。 ( ワイングラス一杯。そんな例えをするものだから、まさか飲む気ではないだろうなと根拠の無い邪推をする。まあ、流石にそれは無いだろうが。 ) 私は傭兵です。今までに何度も死に掛けてきた事だってある。きっと私の家族や友人も、私の死に納得してくれると思います。 ( 逆の立場だったら艶子は家族や友人の死に反対しただろうが、それも艶子本人のエゴという奴である。 ) …お願いします、先生。教会やVHGの人達は、私と一緒に吸血鬼退治をしてきた仲間でもあるんです。 ( そこまできちんとした関係にあった訳ではないが、少なくとも私は協力し合うもの同士だと思っている。 ) 彼らや私にとって、例外を認めることは許されないんです。吸血鬼は滅ぼされなくてはならない。それが例え親しい相手であっても。その鋼の掟を、どうか守らせてください。 ( 先程まで狩人を恐がっていた娘とは変わり、決意めいた意思を見せる。恐怖はあるが、それを押し隠す余裕が出てきたのだ。 ) [Sat 11 Sep 2010 00:39:39]
◆ランセット > あぁ、えぇっと…ワイングラス一杯行かないぐらいです。(安心してください、と言葉を続けるが…)………確かに…もう無理だと確信して尚、実験を続けると言うのは我々のエゴでしょう。ただその時は…貴女の家族や友人にも話を聞かなければならないでしょう。…貴女の命は貴女だけのものじゃあないでしょう?(医療倫理などとはまだ程遠い世界の話。酷な内容の話もオブラードに包むことは無い。)…いや…しかし、それは…。(もしその時に“医学的””に、彼女を治療する目処がたったらどうするだろう。世間では教会やVHGの言うことの方が遥かに正論なのだ。そこで自分の意見を通す勇気があるだろうか?)………その、他には……例えば…日に照らすとか、セイスイを浴びさせるとか……(自分としては御伽噺でしか知ったこと無いような記憶を探って問い返す。万が一…それが吸血鬼症の対処として人間が経験的に知っていたものだとすれば………医学に応用できる可能性はあるのかも知れない。) [Sat 11 Sep 2010 00:23:47]
◆艶子 > …わかりました。でも、血を採るってどれぐらい採るんですか…? ( それこそ滝のように採られてしまうのではなかろうか。そうなったら私は死んでしまう。 ) や、やっぱり…っ ( 研究材料、と聞いて更に脅える。やはりそういう事なのか。幾ら未知の病だからといって、治療法が見つかるまで私は苦しむことになる。 ) わ、私はそんなの嫌だ。私は実験用の奴隷じゃないんだ!治らないまま長く生かされ続けるのは耐えられ無い、お願いです先生。治る見込みが無いと判断したなら、その時は素直に死なせてください! ( いや、その前にやらねばならないことがある。アクセラレーターを殺すのだ。あいつが死なないと、私の家族や友人が狙われることになるかもしれない。私の手で蹴りをつけるんだ! ) …殺人ではありません。私自身が望んだことです。先生や病院がそれで罪に問われることは無いと思います。 ( 隔離にはひとまず従うだろう。化け物になってしまった場合、誰も襲うことの出来ない隔離病棟はある種周りの人達にとって安全とも言える。 ) …吸血鬼の浄化の方法は一つだけです。殺すんです。首を刎ねて。 ( 或いは日光に焼く、杭を胸につきたてるなどの手段もあるだろう。 ) そうしないと、吸血鬼は殺せない。死ねないんです。…そんなのもう、人間じゃない。化け物です。 ( そして私はそんな化け物にはなりたくなかった。 ) [Sat 11 Sep 2010 00:13:19]
◆ランセット > (彼女は不治の病かもしれない。実際研究した医学者も居ないだろうが…“吸血鬼症”は本当に不治の病なのだろうか?そんなはずはない。何事もやってみなければ…そんな思考も当事者で無いからこそ湧いて出るものなのだが)えぇ。抵抗があるかもしれませんが、血液は極めて多くの情報を我々に与えてくれます。ましてや貴女の場合、未知の病原体が血液に潜んでいる可能性は極めて高いと言えます。(採血を行わない医師もまだまだ多いだろう。しかし、自分達は医学を科学の一分野として位置づけている。そのためにはもっとこういった検査を一般に認知させなければならない。そして…)艶子さん。言い方は悪いですが、貴女を研究材料とする必要があります。治療法が確立していない以上、貴女を研究して見つける必要がある…(相手の考えを見透かしたかのように言った。)………善処します。ですが、私は医師です。殺人幇助はできませんよ…?(隔離の手配はすぐに行うだろう。伝染病の警戒レベルも最高と通知しておく。…と、少しだけ引っかかるものを感じて問い返した。)…その、科学者を自称する私が聞くのも妙な話ですが…そのVHの人や教会の人がその…“吸血鬼”を“浄化”したりするのって…何をするんです?? [Sat 11 Sep 2010 00:02:56]
◆ランセット > ( [Fri 10 Sep 2010 23:51:57]
◆艶子 > ( どうやら私には難しい話のようだ。刀ばっかり振るってきた私が理解しようとしたら、きっと知恵熱が出るだろう。 ) …………。 ( 治すことは可能。それを聞いた豪天寺艶子は俯いた。そこに希望を見出して良いのか、それとも気休めにしかならないのか。もし―― もし、治らないのであれば…私は長く苦しみたくは無かった。無様に苦しむ姿を見せたくはなかった。少し落ち着いてきたお陰で、そういう考え方をするようになってきていた。 ) 血を…採るんですか…? ( 豪天寺艶子はそこで僅かに脅える。こんな時代だ、何の目的があるかもわからないまま血を採取すると言われて脅えるのも無理は無い。朱鷺の都にホワイティアがやってきた際、彼らが飲んでいたワインを「血だ」と脅えたりしていたのだから。血を欲しがるのはそれこそ鬼や天狗や吸血鬼だけなのだから。それと同時に、妙な研究の材料にさせられるのでは…という疑惑もあった。だが。 ) ……せ…先生の治療には従います。…わかりました。 ( それ以前に、病院に対する信頼もあったのだ。 ) …あの、ランセット先生。さっき私が言ったことですが…。もしVHGや教会の人達が来たら…やっぱり、へ、部屋に通してください…。わ、私は、彼らの決定に従うつもりです。 ( 脅えて声を揮えさせながらも、そう言った。 ) [Fri 10 Sep 2010 23:51:04]
◆ランセット > いえ…感染症というのはオーベン先生が提唱した統括名で…って、こんな話どうでもいいですね。まぁ、病名と思っていただいても結構です。(似たような病体を世間では未だに“毒”もしくは“悪魔”が入ったと説明されるのが一般的だろう。だが、ランセットはオーベンの説明の方が正しいと確信していた。)……まぁ、その吸血鬼…って言う状態が病院で診られたなんてことが殆ど無いのも理由じゃないでしょうかね。でもその…仮に“吸血鬼症”とでも言いましょうか、が感染症であるならば………理論的には治すことは可能なはずです。(もちろんそんな前例は無い。だが、前例の無い症例を研究していくのこそが自分ら一派の姿勢なのだ。)……ほう…なるほど。つまりはそれは血液感染の病気であると推測されます。触れた…だけですか、厄介ですね。(血液を媒介とする病気は知られているだけでも極めて多数に上る。しかし接触しただけで感染するとなると…)…艶子さん、今夜にでも病室を移しましょう。あと血液のサンプルを多めに採取させてください。(黒死病並みの隔離をしておいたほうが無難との判断を即座に下した。彼女の血液は勿論、体液、排泄物…すべて感染源となりうるかもしれない。サンプルの扱いも極めて慎重にいかねば) [Fri 10 Sep 2010 23:38:40]
◆艶子 > ( 私は守られている。ここに居れば私はVHGに攻撃される心配は無い。 ――だが、そこでようやくアレックスやジャスティス様の顔を思い出し、それでいいのかという疑問が生じる。この身体が吸血鬼になりつつある、もしくは既になっていることは疑いようが無い。それならば、とるべき手段は一つではないのか。 ) ……かんせんしょう?それが病名なんですか? ( 確かに聞いたことが無いが、吸血鬼に襲われて患う病気をそういう呼び方をするのかもしれない。この身体に小さな生物が沢山住み着くという説明も馴染みの無いものだ。 ) …薬で吸血鬼が治るなんて話、聞いたことがありません…でも、治るんですか? ( もし薬で治るようなものなのなら、もっと沢山の人が救われた筈だ。そうはならなかったという事は、やはり治す手段は無いのではなかろうか。 ) ……私、アクセラレーターの…吸血鬼の血に触れました。真っ黒な血がべっとりと。それからなんです、具合が悪くなったり、黒ずんだ鼻血が出るようになったのは。 ( 思い起こせば、直接噛まれる前から私は感染してしまっていたのではなかろうか。 ) [Fri 10 Sep 2010 23:28:14]
◆ランセット > 勿論です。…病院が病人を守るのは当然ですから。(相手の肩をたたきながら可能な限り穏やかな声で諭すように言う。発達した筋肉だ。ここで、もし彼女が錯乱して暴れだしたら素手でもくびり殺されてしまうかもしれない。)えぇ…艶子さん。我々の見立てでは、貴女はなんらかの感染症に罹患している可能性が高い。あ、感染症っていうのは…その、病気には体内に別の小さな生物が住み着くせいで発症するものがありまして…(世間ではあまりなじみの無い感染症という概念を説明しつつ、彼女がベッドに戻るのを助けよう。…皮肉なことに原因は違っていても、この感染症という概念が艶子の状態をもっとも的確に示していたりするのだが…)感染症に勝つためには、その病原体を殺す薬を投与するか、自信の身体を活性化させて病原体に打ち勝つか、です。前者が確実なんですが…いかんせん原因が……… [Fri 10 Sep 2010 23:19:42]
◆艶子 > ラ、ランセット先生……。 ( そう、彼はランセットというらしい。ランセット、ランセット。その名前を心の中で繰り返すのは、そうやって意識を他所に向けることで自分の感情を落ち着かせようとしているからだ。初めて会う先生だったが、彼が私の当直らしい。 ) ほ、本当ですか?病院は、私を守ってくれるんですか? ( 何て弱気な発言だろう。こうも脅えていなければ、もう少し歴戦の傭兵らしい一面を見せたのだが、それだけ精神的に弱っているということだ。何せ、吸血鬼になってしまえば私の一生はそこで閉じるのだ。それは戦闘の中で訪れる突然の死ではなく、じわじわと少しずつにじり寄る死。だから恐怖する。 そして吸血鬼と戦ってきた豪天寺艶子にとっては、吸血鬼の存在はリアルである。 ) ………。 ( ようやく落ち着いた様子を見せると、最後にもう一度だけ謝って、寝ていたベッドに戻ろうとする。 ) [Fri 10 Sep 2010 23:12:15]
◆ランセット > 狩人…??(艶子の口から出た言葉に首をかしげる医師。一瞬何のことか本気で分からなかったが、そういえば吸血鬼に襲われただとかなんだとか話が出ていた。………馬鹿馬鹿しい話だ。)…当直のランセットです。…艶子さん、まだ正確な診断はついていないが貴女は病気です。傭兵だった貴女なら怖い夢なども見るでしょうが………ここに妙な連中は来たりしませんよ。(オーベン一派で前衛的な医学を信奉している自分としては、“吸血鬼”が伝染するなどという話は極めてナンセンスと捉えている。いや、確かに症状として同様の病態をばら撒く自体が存在するのは認識しているが、それをハプテスだの、ハンターだの…) [Fri 10 Sep 2010 23:06:05]
◆艶子 > ( 私は病室の隅の壁まで縋りつき、脅えた目で開け放たれる扉を見る。今の私には精神の拠り所が無く、それ故に錯乱する。 ――だが、現れたのは十字架をぶら下げたVHGではなく、本当にこの病院の医師らしかった。 ) せ……先生…? こ、この病院の? 狩人じゃない? ( はぁはぁと呼吸を荒げ、唇を震えさせながら脅えた目で相手を見る。狩人で無いと知れば、錯乱した精神も徐々に落ち着きを見せるだろうか。呼吸の感覚が少しずつゆっくりになっていき、声を震えさせながらゆっくりと二度頷いた。 ) だ…大丈夫です… ちょっと、と、取り乱しただけで…。すいません…。 ( どうして取り乱したかは口にはしなかったが、狩人がやってきたのだと勘違いしたことはすぐにわかるだろう。 ) [Fri 10 Sep 2010 22:59:49]
◆ランセット > (中から聞こえてくるわめき声にびくっと身体を震わせる。またか!またなのか!とっさに青年医師の脳裏に浮かんだのはそんな思考だった。以前、ランセットは自分の当直中に錯乱した患者に刃物で刺されそうになったことがある。今回もそのクチか!しかも患者は歴戦の傭兵の豪天寺艶子だって言うじゃないか。名前ぐらい自分だって聞いたことはある。まったくなんだって自分の当直中にこんな連中ばっか担当になるんだ!…などとひとしきり嘆きつつも)艶子さん!どうしました!?落ち着いてください!!(身体はばんっとドアを蹴り開け、病室に飛び込んでいた。そしてベッドから転落した艶子を支えようとしつつ…)落ち着いて、どうかしましたか? [Fri 10 Sep 2010 22:53:54]
◆艶子 > ( 噛まれた、噛まれたのだ。感染した。私はすぐ化け物になる。いや、もうなっているかもしれない。アクセラレーターを目の前にした時の、あの私が私ではないような感覚こそ感染の証だ。どうしよう、どうしよう、どうしよう?死なないと、すぐに死なないと。誰かを襲ってしまう前に、すぐに。ああ、だけど。そんなこと。 ) ―――ひっ!? ( 不意に聞こえてきたノックと男の声に私はびくりと肩を竦ませる。医者?それともVHG?私を殺しに来たのか! ) ( こうなってしまった以上、VHGの受け入れはするべきだったが、状況が突然すぎて傭兵は咄嗟に刀を求めた。自分の身を守る方法を求めた。だが、刀は無い。吸血鬼化するかもしれない相手の傍に武器は置かないのが普通だろう。 ) う、うあぁぁあっ わああぁぁっ! ( 医者に対する返事は、そんなうろたえたような声だった。それからどさりとベッドから滑り落ちる音。 ) [Fri 10 Sep 2010 22:49:16]
◆医師 > 豪天寺艶子さん。回診ですが…よろしいですか?(遠慮がちなノックの音と共に、ドアの外から男の声がする。ここ最近入退院を繰り返している相手だけに、病状の変化等に比較的注意が払われているようだ。受け入れる返事をするならばドアが開くだろう) [Fri 10 Sep 2010 22:43:15]
お知らせ > 医師さんが来ました。 『こんこん…』 [Fri 10 Sep 2010 22:40:36]
◆艶子 > ( ベッドサイドにあった手鏡を取り、私は鏡の中の自分がどうなっているのかを目の当たりにする。すると私の首筋には包帯が巻かれていた。そのかさぶたのような感触は包帯越しに感じたものだったのだ。私は手を震えさせながら、その包帯を取り払う。するとそこには既に出血は止まっていたが、くっきりと噛み付かれたような痕が残っていた。――そして私は、全てを思い出す。 ) あ …… あ、 ……ぁ…。 ( 私は吸血鬼に噛まれたのだ。 ) [Fri 10 Sep 2010 22:39:37]
◆艶子 > ( こんな私でもしょっちゅう怪我をすれば心配してくれる人が居る。そんなありがたい存在に向かっては、ごめんなさいと言いたい。もっと慎重な性格をしていれば傭兵をしていてもそこまで怪我をすることは無いのかもしれないが、慎重にというのは、豪天寺艶子という人間がもっとも不得手とすることなのだ。 ) ………。 ( それにしても、私今度はどこを怪我したんだっけ?身体で痛むところは無い。私はまどろみ掛けた意識を呼び覚まし、ベッドの上で腕や足をもぞもぞと動かしてみる。――別に異常は無いように思える。では頭でも打ったのかと右手で額に触れてみるが、包帯も何もしてないところを見るとそういう訳でもないようだ。一体―― と、その手で顔をなぞり首筋に触れた時、指先に何かが触れた。それはかさぶたのような、硬い感触。それが二つ。 ) ――――ッッッ!! ( 私は飛び起きた。 ) [Fri 10 Sep 2010 22:36:36]
◆艶子 > ( 私は今までに何度かこの光景を見たことがある。やや朦朧とした意識の中でも、それがなんだかわかる。病院の天井だ。私ったら、また無茶をやらかして怪我をしてしまったらしい。今度は足の骨でも折ったか。こう頻繁に病院の世話になってたんじゃ、体が幾つあっても足りやしない。まあでも、こうして入院することは一つの骨休めだと思っている。たまには切った張ったの命がけの夜を過ごさず、こうしてゆっくり横になっていてもいいだろう。 ) ………。 ( ふす、と私は吐息を一つ吐いて、体の力を抜き、開いた瞼を閉じる。 ) [Fri 10 Sep 2010 22:31:23]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 目覚め。 』 [Fri 10 Sep 2010 22:26:36]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『(体温下がりすぎて、帰ったらものっそい眠気に襲われたとか)』 [Thu 9 Sep 2010 15:03:13]
◆ブロウン > まぁ、しょうがねぇか(頭の中で艶子を止めれる自信がなかったので仕方なくあきらめた。吸血鬼のこと良く知らないけど、噛まれたら伝染するなんていう子供じみた話を信じている竜人は自分が噛まれたら、病院内の人間全員噛み付く自信があるとか自信過剰な考えを持っていて。)じゃぁ、緑色のでっかいのが来たことだけ伝えてくれればいいや。(ようやっと流れ落ちる雫が止まりだしたとき、きびすを返して病院を出て行く竜人。また雨の中を飛んで帰ろう。会えませんでした、という結果を伝えるために。) [Thu 9 Sep 2010 15:02:23]
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