アマウラフリー 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 豆河 耕作さんが退室されました。 『まるで鬼ヶ島ですな ( 何、話題を変えようと、はっはと何時ものように笑って )』 [Sun 24 Oct 2010 06:30:27]
お知らせ > 霊庭 静さんが退室されました。 『( …命じられた訳ではないのだけれど、と今更答えそびれた問いに返しながら。 )』 [Sun 24 Oct 2010 06:26:50]
◆霊庭 静 > …すまない。 ( 謝る事ではないかもしれないけれど、こういう時はやっぱりつい。 自分が触れられたくない話題だったというのもあって、そっと目を伏せる。 ) 勇気も必要かもしれないけど、必要に迫られるのよ。 その時に守りたいものがあれば大丈夫でしょう。 何も国を守るとか大義を掲げなくても、身を守る気になれるなら。 ( 攻めるのであればいくらか余計に勢いも必要かもしれないが、それだって敵の目の前に立てば向こうが反応してくれる。 今から考えるなと首を振ろう。 考え込みがちなのはお互い様か。 ) …気にしないで。 ( 気にしないで、食べてくれて良い。 美味しい食事が恋しくないわけないけれど… でも何かを楽しむというのも気が引けるし、丁度良いような気もする。 ―――気まずい沈黙を落としそうになって… 島の話に乗った。 ) ―――遠見眼鏡を借りて来た。 ( 高価な物だろうに、小姓ながらその辺りの厚かましさは育ち故。 ここから見えるのは 『メア島』 の東端くらいかもしれないが、朝日が昇れば島影は見えるだろう。 ) [Sun 24 Oct 2010 06:25:19]
◆豆河 耕作 > 兄は死にました。 言ってしまえば、家族は皆死んだというべきでしょうなぁ ( ひらりひらひらと手を振って、何気になさるなと。 )( なに、だからこそ帰らんでもいいのです。 放蕩息子に帰って来いというものもおらんから。 何悲しいという感情は薄い。 それよりも、時折にじみ出る恐怖の方が嫌だった。 ) はっは、来たときも同じだけの勇気が私にあればよいのですがなぁ ( 今でもやってやるぞ、と勢いにすら乗れない。いや、本当の戦場などに立ったときに腹を括れるのやら。 ) ――――…これは失礼した。 ( 差し出した握り飯を引っ込めて、それを口に入れるでもなく包みに包んで懐へとしまってしまおう。 病、ですかな…とも聞こうとは思ったが、何明るくなった沖に島が見えてきて、つい話を逸らしてしまいたくなって ) 島が、見えてきましたなぁ ( 何、食えぬなら幾らでもいい訳があるとは思うが、それでも味が分からぬなどというのならば、それは本当の事なのだろう。 だからこそ、真っ直ぐに出てきたその言葉に驚いて、話を逸らしたくなってしまったのだ。 ) [Sun 24 Oct 2010 06:10:44]
◆霊庭 静 > …兄上が? 今はどちらに? ( 別にどこに住んでいようと構わないけれど、戦になれば侍の務めを果たすだけの気概があると言うのなら、帰ってやれよ放蕩息子、というニュアンスで。 ―――しかし、それとも食い扶持にも困ったのだろうかと思うと、家族の事を聞かれても答え難いのはこちらも同じ。 しまったかな、という感じで一拍遅れて宙を仰いだ。 ) 駄目、ではないでしょう。 来てみないと分からない事なのだから、今は挑む心意気があれば十分。 ―――…あ、いや。 私は、ものの味が分からない。 ( 改めて勧められる握り飯は、ちょっとすまなそうに辞退。 食うのが何より好きな者が勧めてくれているのに。 申し訳なく思ってしまったせいか、またいらない説明がついた。 満腹とでも言っておけば良いものを。 ) [Sun 24 Oct 2010 05:58:03]
◆豆河 耕作 > ( 沖を見る女子の顔を一度見るが、その表情に気が付いてか、同じように沖の方へと視線を向ける。 ) はは、私の兄も似たようなこと言っていました。 その時がくればわかる、と。 それに勇ましさも似ている……いやぁ、それは私が駄目なだけですな。 ( 何、普通の武士ならば極当たり前の事だろう。 それを怖い、億劫と言ってしまうのはやはり侍というものに向いていないのかもしれない。 それでも、こうして小太刀を未だに差し続けているのは死んだ兄や親父殿のことがあるからか。 ) お、そうだ ( 駄目元でだが、 ) 霊庭殿、握り飯はいらんですかな? ( そういって、一個差し出そう。 もうこんにちわ。みたいなものだ。 ) [Sun 24 Oct 2010 05:46:24]
◆霊庭 静 > …ああ。 ( 豆河のものの考え方が、少し分かってきたような気がする。 私は元々杓子定規に考えてしまうところのある面白味のない性格だけれど、それでもこんなになったのは家族を失った時からだ。 真似できないが、物事の良い面を捉えようとするのは良い事だ。 私が何かを独善的に考えてしまい腹を立てた時など、妹はよく――― …ふと抱いた感傷は短い相槌の中。 寂しげに微笑んで沖を見ている。 ) …そう。 ( 戦うと言う少年に、浪人ならば無理をすることはないと思うけれど、口には出さなかった。 侮っているようで無礼だし、その意気やよし。 水は差すまい。 ) 大丈夫よ。 …殺しにかかってくる相手が目の前に来れば嫌でも分かるし、それは、目の前に来てみないと分からない。 たぶんね。 私は小姓の身だから、戦えとは言われないでしょうけど… 許されるのならもちろん立つわ。 ( ピンとこなくて当たり前。 その時を待てば良いと言い、自分もそうすると。 …この体を心得ている主人は、許してくれるだろう。 戦場に立てるのは好都合。 …そこは絶好の餌場だ。 ) [Sun 24 Oct 2010 05:35:04]
◆豆河 耕作 > どうでしょうなぁ、人によっては石ころもまた金になるといいますから ( 首を振られてはそれは残念と肩を竦めて見せる。 人生深く考えては駄目だ。深く考えれば考えるほどに暗く沈んでいく物。 ) となれば、しばらくは見物ですねぇ ( まだ明確には見えない島の方を眺めて、呟く。 遠くにある島だが、それが酷く不安定に自身の隣に居るかのような不思議な感覚だ。 こうしてみている分には遠く離れた場所にあるというのに、まるでちょっと歩けば着いてしまうかのような気がしてしまう。 ) 戦う …のでしょうなぁ ( 柄を握る手に余計に力が入る。 他の男共のように功を立ててやると意気込んでいるのではない。 正直なところは怖いのだ。 ) はは、コイツで人を斬ったことは無いもので…どうにも戦がピンと来んのですよ。 霊庭殿は戦になれば、合戦に赴くので? ( 逆に霊庭の方を見て、尋ねよう。 何分、男よりも侍らしく見える女子だ。 普通に考えれば、女子が合戦などというものも居るかもしれないが、この男はその辺りのことなどは分けることなどは考えてはいない。 ) [Sun 24 Oct 2010 05:20:16]
◆霊庭 静 > …もうもうと煙を上げる島では、鬼が島くらいしか。 金銀財宝なんかはあるかしら? ( ご馳走は、こちらが喰われてしまいそうだ。 …彼はそこにどんな美味いものがあるのだろうと夢想しているような気がするけれど、夢のある話は望めないのではないかと微笑ましそうに笑って首を振る。 ) …なるほど確かに。 そうね。 どんな事でもか。 ( 同じ場所に同じ面子で立ち寄ってもそれは二度目。 繰り返す事なんてありえないのだと思うと、少し救われる気がする。 …今更、人生を謳歌しようなんて気はさらさらないが。 それならいつか終わりも来るだろう。 ) …さあ、アマウラの南にはティアンもあるし。 後ろを取ろうとして先にアマウラが狙われる事もあるかもしれないけど、そんな事でも起きなければわざわざ挙兵して他国を助けようとはしないでしょう。 ヴェイトス市には 『無常』 という、アマウラ閥の兵隊組織もあるけど、表向き鎖国している国が堂々と兵を増派することはできないわ。 ( 月明かりがあるとはいえ夜闇の向こうの海。 そこから視線を外し、ちらと少年が握る小太刀に目をやった。 ) …戦になれば、戦うの? [Sun 24 Oct 2010 05:07:03]
◆豆河 耕作 > 案外、御伽噺の中に出てくるお城という線はどうでしょう? ( 鯛やヒラメの舞踊りと言った調子だ。 あ、でももしそこで持て成してもらうとしたらどんな料理が出てくるのだろう。 普通に考えたら海鮮だと思ったが、鯛やヒラメが踊ってくれるような場所だ、海鮮なんぞ出ないか。 おっと、頭の中が脱線だ。 ) 確かに一生に一度でしょうなぁ…。 でも、今回の事が大きいだけで、大体は一生に一度しかないですぞ ( 何、物事は常に移ろい行く物。 世に常世なしと言ったところか。 女子の身体のうちの事など知らぬ故の暢気さかもしれん。 ) しかし、もし…あの島に何かおって、それと戦をするとなったら、ここも立ち上がるのでしょうかなぁ ( 腰に差した小太刀の柄に手を当てて、ぎゅっとその先を握る。一度も人を斬らぬ小太刀だ。これで人を斬ることなど想像もできない。 一番近い場所は今のところはヴェイトス市だが、場合によってはこっちの方まで何か飛び火するんだろうか、そんなことが頭の中に浮かぶ。 ) [Sun 24 Oct 2010 04:48:18]
◆霊庭 静 > 何か、棲んでいるのかしら。 件の半魚人達の中に人間の軍備について嗅ぎ回っていた者がいるみたいで、一部では戦になるかもしれないと言われているようだけど… ( 海の中にあった物が浮いてくる理由は何だ? 仮に半魚人達の住処であったとして、わざわざ浮かせる事もないだろうにと。 …櫓の縁によりかかって、腕組みしながら海の方へ目をやっている。 ) 一生に一度の見物でしょうね。 おとぎ話でしか聞いたことない。 ( 良い土産話になるだろうと言って… ふと、自分の一生はどれくらいあるのだろうと思う。 大人しく歳をとるような体ではなくなっていそうだけれど、それとは別に、身の内のものに取り殺される事になるのか――― ふと、物思いに。 ) [Sun 24 Oct 2010 04:37:13]
◆豆河 耕作 > どういう理由かは私にもさっぱり、ただ噂をちょくちょくと摘んでいますとね、浮き出てきたのは確かなようで ( 前にあったときに握り飯は殆ど断られている故に差し出したりはせず、ただ男が喰らうのみ。 欲しいような視線を感じればあげたりはするが。 ) ここは遠いですからなぁ、実際どうなっているかは分からんですよ ( 真っ暗でまだ見えない島の方へとわざと目を凝らす真似をして ) まぁ、私も飯の種だけじゃなくて、話の種も仕入れないといかん身でしてね ( ふらりふらりと歩いていると出会う子供に面白話を聞かせろってせがまれるんで。 こうやって、島がどういう風なのかを見に来たというわけだ。 ) 霊庭殿は何かの命で来たという事ですか? [Sun 24 Oct 2010 04:26:22]
◆霊庭 静 > …帝? ( 間違えるのはいいけれど、それは何かの冗談か。 生真面目に眉ひそめて、直後正答する名前に頷いた。 ) ええ、島を見に。 見たところでどうなるものでもないし、嘘をついている訳もないけど、ちょっと信じられないから一応。 浮島が流れて来たのか… それとも海の底から島が生えたのか… 火山が載っているというし、後の方だと思うけど、どういう事? ( 夜明けまではまだ時間があるか。 これを見たら主人の元へ引き返そうと早くに出て来たけれど、やはり見積もりよりは早く着けたらしい。 提灯を消して、適当なところに腰を下ろす。 ) [Sun 24 Oct 2010 04:13:23]
◆豆河 耕作 > おんや、そのお声は霊前帝だったか? ( あ、いや違うな。 それは古い時代の権力者の名前に似たものか。 ) 霊庭でしたかな ( 横になっていた身体を起こして、ゆっこらせっとの立ち上がり。 男よりも断然に侍、武士という言葉の似合う女子を見る。 ) はっは、これは確かに奇遇 ( ひょいひょいと跳んで歩いているなどとも言われたりもする程に侍らしくない男だとよく言われる。 天狗の装束を着れば、山の天狗が人里下りてきて、のんびりくらりとしているとも言ってもおかしく無いだとか。 ) 霊庭殿も、島見見物ですかな? ( ひょいと足元の握り飯一つを頬張りこんで ) [Sun 24 Oct 2010 03:59:51]
◆霊庭 静 > …は? ( …いや、誰かいるか? 糧である魂のありかを察知したのか、あるいは気配を捉えたのか。 おや、と首をかしげたところに聞き覚えのある声がかかり、思わず間の抜けた声を出してしまった。 ) …豆河か? ( またも呼び捨てである。 トントンとテンポよく梯子を駆け上がり… やはりその人。 ぽかんと少年(勘違いしている)を見つめて、肩をこけさせた。 ) …よく、会うわね。 ( まあ別におかしくはない。 旅行者があちこちで知った顔に会うのと同じだろうけれど、それこそ化かされているような気もして、思わず目を擦る。 ) [Sun 24 Oct 2010 03:48:48]
◆豆河 耕作 > ( 所々で噂になっている島の出現に興味わいての山登り、といったところだが、何花見代わりの島見といったところ。 煙が出ていたところが噂の温泉ではなくて、ちょっと残念でもある。 聞いた話によれば、温泉で作るゆで卵は絶品とのことらしい。 )( 島なんぞが出てくるから、てっきり地がゆれ波が街の一つでも飲み込んでいくかと思ったが、御伽噺の世界にようには行かないらしい。 いやはや ) おやぁ? どちらかいらっしゃったのですかな? ( これは天狗か山のあやかしか。 そのどちらが出て来ても幾らも不思議では無い。 言ってしまえば握り飯を全部よこせだの言われなければ、何一個や二個くらいくれてやると。 命だの言われれば、飯を食うまで待ってくれとは言うが。 ) [Sun 24 Oct 2010 03:41:49]
◆霊庭 静 > ( 南の海が煙を吐いてから、街に半魚人が増えている件について。 調査を一区切りして中央の判断を待っている形だったが、事態は急変。 その煙を吐いていた南の海に、突如巨大な島が出現したらしい。 ―――…つまりどういう事? 色々突っ込みたいけれど、出たものは出たのだからしょうがない。 誰も説明なんて出来ないだろう。 ) ―――やっとか。 ( 出国は出島の関を抜けることが叶わないし、その島の調査は最寄のヴェイトス市が中心になって行うという。 せめて島の影だけでも拝んでやろうと、やって来たのだけれど。 遠かった。 欲張って良いロケーションを選んだばかりに、近道してもけっこう歩かされている。 それくらいしなければこの辺りから件の島を見ることはできないと思うが、大人しく領内の漁村から船にでも乗せてもらえば良かったかもしれない。 …与り知らぬところだろうにとぼやきながら、着物の草を払い、その物見櫓に近付いた。 役人などが来ているかと思ったけれどそれらしい人影はなく、それこそ様子を見たければ船でも出すだろうと苦笑をこぼす。 静かなものだ。 ) ( さくさくと地面を踏んで、忍ぶでもなくやぐらの梯子に手をかけた。 登っていこう。 ) [Sun 24 Oct 2010 03:33:38]
◆豆河 耕作 > ( そこからは見えるかどうかは分からないが、女子の目指している先にある物見櫓の上。何、外を眺めるでもなくぐうたらと横になっている男が一人おる。 )( 寝息を立てて寝ているわけでもなく、ただ辺りが明るくなるのを待っているかのように横になっている。 その傍らには当たり前のように握り飯が置かれている。 男は何獣道なんてものは歩くことなど出来ず、大分早いうちにのらぁりくらりと女子とは別方面の山道を歩いてきたわけだ。 ) [Sun 24 Oct 2010 03:23:22]
お知らせ > 豆河 耕作さんが来ました。 『物見櫓にぐうたらはいる』 [Sun 24 Oct 2010 03:19:08]
◆霊庭 静 > ( 目指すのは山の頂上。 別方面から登れば一応道が敷かれており、物見櫓もあると言う。 それなのにこんな山中を進んでいるのは、単純にその方が近道だから。 一般的には冒す必要のない危険でも、人から外れてしまっているこの体は傷がついてもすぐに塞がり、毒でやられたりしないだろうし、喰おうという獣にも襲われたことがない。 虫や獣は野生一流の勘で、この身が喰えたものではない事を知るらしい。 ) ( この辺りで南への見晴らしが一番良い場所と聞いて、その展望台を目指していた。 ) [Sun 24 Oct 2010 03:11:53]
◆霊庭 静 > ( 鱗雲を透かして月明かりが影を落とす明るい夜。 それでも山中の木陰となると暗いから、申し訳程度に提灯を持って。 道無き道に、黒衣に黒袴を履いた垂れ髪の女が、ろくに足ごしらえもせず分け入っていた。 遭難したか、あるいは何かから逃げているのかというところだけれど、別段焦った様子はなく。 ただどこまでも無造作に、茂みの中に足を突っ込んでいる。 ) ( 草木で傷をつくるかもしれないし、危険なマムシや虫が棲んでいるかもしれない、獣も当然いるのだから無謀もいいところだけれど――― しかし女が気にかけているのは、着物を引っ掛けて傷つけやしないだろうかという事だけだった。 ) [Sun 24 Oct 2010 02:56:46]
お知らせ > 霊庭 静さんが来ました。 『( 出島にほど近い山を登る。 )』 [Sun 24 Oct 2010 02:44:18]
お知らせ > 豆河 耕作@古寺さんが帰りました。 『の何ともちぐはぐな人影が並ぶことだろうよ )』 [Wed 20 Oct 2010 05:07:58]
◆豆河 耕作@古寺 > ( 興味を持つ範囲の問題かもしれない。 それは女子が美味い飯の店にそれほど詳しく無いかもしれないということにも似ているのではないだろうか。 一度尋ねられれば、今度からは少し注意してみることにはなるだろうが。 ) むしろですな、共にぶらりと歩ける嫁というのも面白いやもしれませんぞ? ( 見初めた女子が居たら、そうだな。 押しかけるのもありだが、共に歩くのも悪くは無い。 ) [Wed 20 Oct 2010 05:07:32]
お知らせ > 霊庭 静さんが帰りました。 『( 人魂がふらふらしていれば――― 喰えたのに。 )』 [Wed 20 Oct 2010 05:02:19]
◆霊庭 静 > …そう。 ありがとう。 ( 街道などには関が設けられているだろうし、自由に出国できるかどうかも怪しいところだけれど、アマウラと一言に言っても地方村合わせればそれなりに土地はある。 はず。 そのぶらりが大きいと思うのだけれど――― しかし、知らないか。 何々が美味い店、などはいくらでも知っていそうなのに、残念。 申し訳ないと言われれば、とんでもないと首を振り。 …しかし指される墓場――― 鬼火でも見つけようものなら居残るところだけれど、今は何もないか。 ) …押しかけ亭主になるような気がする。 まずは、娶れるようにならないとね。 ( 帰る家もなく嫁探しの旅では、見初められた方も困るのではないか。 …この辺り、女だてらに男社会の中に居ながら、まだ引き摺ってしまう意識だ。 本人さえそうなのだから、周りが受け入れられないのも無理はない。 ちょっと努めて笑顔をつくり、今夜は途中まで一緒に帰ろうか。 ) [Wed 20 Oct 2010 04:58:52]
◆豆河 耕作@古寺 > なぁに、私もぶらりと歩いては居ますが、この辺りからは離れませんからなぁ ( 暫し考え込む。 いや、世界を股にかけての旅が出来るほどに大それた実力を持っているわけでもない。 ぶらり歩くもこのアマウラの周辺のみの事。 ) いや、申し訳ない。 然程のものは見たことが無い…が、この周辺大分居るんじゃないかと思いますな ( 荒れた墓を指差しながら、見るとしてもああいった所で、ふわりふわりと浮く火の玉くらいの物。 いや、危害を加えてくるわけも無く漂っている物故に然程怖いとも思わない物で、追いかけてくれば逃げるが。 まぁ、この古寺には何も居ないようだが。 ) はっは、いつか嫁探しの旅というのも面白そうかもしれませんなぁ ( あと美味いもの、共に探したりすると尚宜しい、と。 そう言いながら、荒れた墓石のところまで言って、徳利の中の酒を全部墓の周りに巻いてしまおう。 ) [Wed 20 Oct 2010 04:48:00]
◆霊庭 静 > …いえ。 いいえ、こちらこそ。 ―――豆河殿は、旅先でそういった話を聞いた事は? 祟り神だとか、悪霊、物の怪… そういったものの、具体的な話を。 ( 連中への手掛かりはないかと、知らぬ土地へ行っては霊場などを見て回っている。 根無し草ならあるいはと… 詫びる相手に詫び返し、それを押し流そうとするように問いかけた。 ) …。 ( 良い亭主になりそうだ。 どこかに腰を落ち着けて、幸せになると良い。 …すっかり遠い世界になってしまったけれど、だからこそ、そのまま終えられる事を願わずにはいられない。 『忘れてくれ』 と言うのにも一緒に、色々混ざった頷き一つ。 ) [Wed 20 Oct 2010 04:40:50]
◆豆河 耕作@古寺 > いやはや、仰る通りで。 だから起こるのでしょうなぁ ( 生き死にの戦いという奴が。 普段から脇に差している小太刀もそれの為のものだ。まだ一度の人を斬ったことの無い代物ではあるが。 ) いや、此方も申し訳ない。 どうにも、気に障ることを言ってしまったようだぁなぁ ( 立ち上がるのを見て、同じように立ち上がるだろう。 ) はっは、もしそのような女子を娶ったら、私が料理を手取り足取り教えますよ。 ( 食べてもらいたいという思いがあれば、教えたときも上達するはずだ。 いや、それがいかなる物でも美味く食っては見せるつもりだが。 ) 縁がない、ですか。 いや、私もつまらないことを聞いてしまった。 忘れてくれ ( 女子の身に宿る物の事など知る由もない。 ただ男は武人に生きると決めたものなのだろうと感じた。 次会うことがあれば、出来る限り武人として扱おう。 自分よりも武人らしいのだし。 ) さてはて、私も酒盛りはこの辺りにしますか。 なんせ、もう米がありませんし [Wed 20 Oct 2010 04:30:51]
◆霊庭 静 > …ええ、お互い様ね。 生きたまま捌く、とか… 踊り食い、とか… ( 残酷な事もするし。 そう言う口は、次第に重たくなった。 嫌な話題だ。 ) そんな事… されるのは、御免だから。 殺される側は死に物狂いになって当然、『悪い』 と言うのが気になるのなら 『敵』 でも良い。 殺してやる。 ( 虚空を睨んで、袋に納めて腰に差した刀を握る。 ―――いや、いや、彼は楽しく話そうとして言っただけだろうに。 ) …ごめんなさい。 ( 緩く首を振って、立ち上がった。 この場所に、もう用はないはずだ。 何をくつろごうとしたのやら。 ) …是非、気持ちはあるものの残念な料理しか作れない人を娶ってもらいたわ。 ―――私は… そういった事とは、もう縁がないから。 ( どのような男? 適当にはぐらかせば良いのだけれど… 咄嗟の嘘すらぽんとは出て来ないほど遠い話。 つまらないわねと自嘲気味に微笑んで。 ) [Wed 20 Oct 2010 04:18:01]
◆霊庭 静 > ( それが良いと笑っておこう。 …彼が、そんな事を言い続けていられると良いと思う。 ―――男だ女だといった話は慣れたもので、どう扱われようと実害が無ければ構わないけれど、それに配慮もしない。 気に留めて、用心してくれれば何でも良いと頷いた。 ) [Wed 20 Oct 2010 04:04:03]
◆豆河 耕作@古寺 > ま、無理そうでしたら走って逃げますよ ( 女子に用心といわれたら聞かないわけにはいかんですなぁ、とこれまた失礼。と笑って言うだろう。 いやいや、実際悩むところなのだ。 女子として扱った方がいいのか、それとも武人として扱った方がいいのかと。 ) まぁ、私たち人間も、生き物殺して食べて生きてるんです。 もしかしたら、おあいこかもしれませんなぁ。 私はもし、食われるとしてもいただきますとご馳走様をしてくれれば、案外満更でも無い気がします。 ( でも、味は最高に美味かったというのが大前提ですな。と隣に腰を下ろした女子の事は直接には見ずに、はっはと笑って ) はっはは、それは面白い考えですなぁ。 いやぁ、こういう歌にしかと続きがあるわけでもないですから、その後見限った…というのも面白いでしょうなぁ ( まぁ、歌が出来たのは今よりも遥か昔の事だ。 考え方の違いと言ったらそれまでなのだろうけど、そのときに男は本当に惚れ直したのだろうし、女は嬉しかったのだろう。 鶉の歌を送った女は実に一途だと思う。 ) はは、いいですな。 料理上手。 しかし、まぁ…一番は上手く作れるかじゃなく、食べてもらいたい気持ちがあるかどうかですよ。 それがあれば、誰が作る料理も美味い。 ( 呼び捨てにされたところで、気にも止めない。 町では子供達が『耕作』だとか呼び捨てにするような物だ。 ) 霊庭殿はどのような男が良いので? ( 聞かれたままというのもアレだから、聞き返したまでの事。 何も深い意味は無い。 ) [Wed 20 Oct 2010 03:57:33]
◆霊庭 静 > あれらはそんなに――― いえ、そうね。 付き合ってくれると良いけど。 ( そんなに甘いものではないと言おうとして… 止めた。 こんな所でむきになってもしょうがない。 呼び方は何でもいいけれど、悪魔などそうそう関わるものではないだろうし。 何たるかを言って聞かせようなんて興醒めだ。 酒の入った冗談、ご用心と笑って済ませよう。 ) …人の心が生んでいる、という話もあるわ。 でも中には、肉体をもってそこにいて、手を上げてくるものもある。 幽霊、とかそういう… たださ迷っているだけなら可愛いものだけど、人にあだなす事でしか存在しえないものもある。 ( …私もそうなのだとは言わず。 酒も握り飯も断ったけれど、隣には腰を下ろした。 ) そう易々と態度を変える男は信用できないと、逆に女が見限った。 …なんて事にはならないのね。 ( 意地の悪い見方か。 男の優しさ、良いじゃないかと笑っておこう。 ) 豆河は、女房にするのなら料理上手か。 ( あなたはそれで安泰そうだ。 『殿』 でも 『さん』 でもなく呼び捨てにしてしまうが… まあ。 ) [Wed 20 Oct 2010 03:43:22]
◆豆河 耕作@古寺 > 祟り神、悪霊…結構、結構。 もし出てきたら、酒と飯で一杯やってみますよ ( 死者の冒涜をするわけではないが、にこりともしない女子を見て ) 気味悪がった方が失礼ですよ。 世の中、こういうのは皆元を正せば人間じゃぁないかと思うんですよ ( 断られた握り飯は、そのまま口の中へとパクリ。 ) はて、恋とは不思議なものでして、男はそれを聞いて女の事を惚れ直したそうで ( 自分の隣をトントンと叩いて、座ってはどうですか?と ) まぁ、もしかしたらその歌と一緒に美味い飯でも出したのかもしれませんがな ( はっはは ) [Wed 20 Oct 2010 03:26:16]
◆霊庭 静 > 先客に言わせれば、こんな所で飯を食うなという話になるかもしれない。 …かつて社寺であったからには、ここもそれなりの霊場よ。 祟り神でも悪霊でも、呼び方はどうでもいいけど、そういうものが巣食っているかもしれない。 用心した方が良いわ。 ( のん気に笑う男に、にこりともせずに言う。 …ここには何もいないと感じているけれど、この感覚も万能ではないし。 ) …そもそも、気味が悪くはないの? 肝試しと言うなら分かるけど。 ( 握り飯も同じように辞退して… こちらが神経質になり過ぎているだけかと、自嘲気味に笑う。 枯れ尾花に怯えているつもりもないけれど。 ) …悲恋か。 脅迫めいてるわね。 相手は見限ってるのに、そんな事言っても。 [Wed 20 Oct 2010 03:15:07]
◆豆河 耕作@古寺 > ( 寺の裏には墓石がある。ここも昔は管理する人間が居て、信仰もあったのだろう。 今はそれの名残は荒れ果てた墓石たちばかりだ。 周りは草に囲まれて荒れ寺とは正にこのことと言った状態だ。 ) 良いも悪いも、飯を食っている私を邪魔させませんよ。 はっは。 ( 飲まないと分かれば、残念、と徳利を中身をお猪口に出して、また一口。 ) 捨てられそうになった女が返した歌です。 ( 握り飯はいかが?と今度は握り飯一つを差し出そう ) 男が来なくなって、深草に包まれた場所になっても、鶉になって女は待っていると歌ったものでしたかな [Wed 20 Oct 2010 03:01:27]
◆霊庭 静 > ( この身は神聖な場に踏み入る事を許されないけれど、過去がどうであれ廃れてしまえばその限りではない。 ここが自分にとって何ら害のない場所で… 先客も一度は顔を合わせた無害そうな男と知れば、もうあまり周囲を意識することもなかった。 …のん気な言葉に、微苦笑を零す。 ) …分からなくはないけれど、だからと言ってこんな所で飲まなくても。 廃れた場所、というのは良いものが集まらないわ。 ( それが、ここを訪ねた理由でもある。 酒だろうか? 勧められた徳利は、掌見せて辞退した。 ) …歌? ( 廃寺と鶉? しばし考えるように宙を仰いで、思い当たらなかった。 どんな歌だろうと首を傾げる。 ) [Wed 20 Oct 2010 02:52:04]
◆豆河 耕作@古寺 > いかにも、豆河です。 ( 前からよく女子の姿を見るのは初めてかもしれない。 前の騒ぎの夜に見たときよりも、華奢だ。 これで女子らしい格好をしていたら、いい女だろうに、いや失礼。 ) おー、これは失礼。 霊庭殿、ですね。 あぁ、何長屋でのんびり飲むには狭っ苦しいのでね、こうやって外で飲み食いしているわけです ( 傍までくれば、徳利を掲げて、一杯どうですかな?と ) あぁ、あとウズラというのは、まぁ…歌の中の話ですな [Wed 20 Oct 2010 02:41:22]
◆霊庭 静 > ( 独り言? あるいは相手がいるのか――― こんな所で会う二人なら、どんな事情があれ自分は歓迎されないだろう。 早々に退散しようかとも思うのだけれど… どうやら一人らしい相手から声をかけられ、誰だと首をかしげた。 今回の仕事で、名前だけ知り合った者は多い。 どうせ忘れる間柄だとほとんど覚えていないけれど。 とりあえず報告は済ませて、今は文の返事を待っている。 さておき。 ) …ズガ、殿? ( 独特な雰囲気というか何というか、騒ぎの現場で少しだけ口をきいた彼の事は辛うじて覚えていた。 ―――やや緊張していたのか、きょとんとして目を瞬くと肩が落ちる。 肩を張っているくらいで丁度良く見える狭さ・薄さが武芸者としては頼りない。 ) …タマニワ、よ。 御霊のタマに、庭園のニワ。 こんな所で何を? ウズラ? ( 何の話だ? 一人か? と、とりあえず、そばまで行こう。 ) [Wed 20 Oct 2010 02:30:50]
◆豆河 耕作@古寺 > ( 崩れかかっている古寺の廊下にあたる部分に腰を下ろしていた。 すでに寺としての意味を成していない場所へとやってきた女子が目に入って、ややと目を凝らしてみてみれば、どこぞで見た姿だ。 酒は飲んでいるが酔ってはいない。 ) これはこれは、霊園殿? ( 確かそんな名前で呼ばれていた気がした。 合っているかの自信は少しなかった。 ) ははぁ、案外私にも鶉は着ましたかな ( と、酒をチビリと飲んで、笑いながら言うだろう。 ) [Wed 20 Oct 2010 02:19:29]
◆霊庭 静 > ( 黒衣に黒袴を履き、腰に刀を納めているであろう袋を差して、十も半ばを過ぎているだろうにまだ垂れ髪の女が、その廃寺にやって来た。 境内の前でしばらく足を止め、気配でもうかがうように周囲へ目をやりながら、ゆっくりと中へ。 ―――こちらも姿を隠そうとはしていない。 草履の足を進めれば、酔っているのか、その独り言も聞こえるだろうか。 あるいはすぐに目に付くところに居るのかもしれないけれど。 ) [Wed 20 Oct 2010 02:14:18]
お知らせ > 霊庭 静さんが入室されました。 『( だからこそ、訪ねる者もある。 )』 [Wed 20 Oct 2010 02:07:54]
◆豆河 耕作@古寺 > 夕方でもないですが、秋風は身に染みますなぁ ( そう呟きながら、握り飯を一つ手に取り一口。 塩だけをかけた握り飯だが、十分に美味い。 ) まぁ、私には待つ鶉はもとより居ないですからな。 場所も深草ではなく、朽ちいく古寺がお似合いと言ったところで ( 握り飯を二口目。 これで、一個の握り飯が無くなった。 酒もすでに半分くらいなくなっている。 ) [Wed 20 Oct 2010 01:56:49]
◆豆河 耕作@古寺 > ( すでに管理する人間も居なくなって、裏にある墓地も荒れ放題。 幽霊や物の怪が出てくると噂の古寺だったりするが、その境内で胡坐をかいて徳利を片手に傍らに握り飯を数個置いて、曇った空を眺めながら、笑い声一つ。 ) この荒れかた、鶉も待っては居ませんなぁ ( いや、あれは寺ではなかったか。 酒を一口、口に運んで。 ) [Wed 20 Oct 2010 01:46:16]
お知らせ > 豆河 耕作@古寺さんが来ました。 『あっはっは』 [Wed 20 Oct 2010 01:42:19]
お知らせ > 霊庭 静@海岸さんが帰りました。 『( 小さな湾のようになっている場所で、いやにたくさんの魚が死んでいる。 )』 [Wed 13 Oct 2010 04:53:04]
◆霊庭 静@海岸 > ( 浜はやがて岩肌に消えた。 …仕方がない、迂回しようかとも思うけれど――― しかしこの身体、岩場で転ぶ程度ではびくともしない。 務めもある事だし、まあ良いかと岩場に手をかける。 ) ―――。 ( 慎重に登ってしばらく――― ふと、緊張した面持ちで足を止めた。 ) …何だ? ( この時、岩場には生臭い腐臭が漂っていた。 嗅覚が正常な者であれば、どこかで魚でも死んでいるのかと流すところかもしれないけれど… 霊庭静にはそれが分からない。 何か、強いニオイが鼻をついているのは分かるのだけれど――― 磯の香りも、魚の生臭さも、全て一様に鉄のような… 血のニオイに置き換えられて… その強弱が分かるのみ。 …本当に嗅覚だけの問題ならば慣れそうなものだけれど、いつまで経っても鮮明なその感覚は、いつも地獄の夜を思い起こさせる。 ) [Wed 13 Oct 2010 04:49:29]
◆霊庭 静@海岸 > ( 変わらない――― と、そのように判断してしまって、注意力を欠いた状態で浜辺を流していく。 一度街道に出た方が出島へ着くのは早いだろうけれど、ついでということで海沿いを進んで来た。 …ここは人外の領域。 一人歩きをする場所でもないけれど… この身が食えたものではない事を動物は察知するらしく、縄張りを侵すなどすればその限りではないかもしれないが、獲物として野犬などに追われることはない。 ) [Wed 13 Oct 2010 04:15:17]
◆霊庭 静@海岸 > ( ―――他所に合流しようと言うのだから、どう遠慮してみたところでお笑いだけど。 一人は気楽だと、提灯片手に歩く浜辺でつくづく思う。 主人はそういった所をなんとかしようと考えているのか、よく人と組ませたがるが。 …あまり知り合いを多く作ると、妙な噂が流れるのも面倒だ。 ―――この身体は老いず、朽ちない。 変わらない。 髪や爪など切った傍から元の長さ・元の形に戻ってしまうし、傷も浅いものなら見る間に塞がる。 荒事にかり出して隠し通せと言うのが無理な話。 …もっとも主人には隠すつもりなどないのかもしれないけれど、妖怪の類が紛れ込んでいると知って黙っている者ばかりでもないだろう。 開国派と言ったって、その感覚は正しいと思う。 第一、事実人間を糧にしなければならぬ身だ。 ) [Wed 13 Oct 2010 04:08:29]
◆霊庭 静@海岸 > ( 特に関わろうとはしなかったために、別に居て困るような事があったとも思わないけれど。 その 『関わろうとしない者がいる』 という状況が団結を乱すのだと言われればそれまで。 それに 『修行の身で女人に懸想するなど!』 なんて考えてしまう者にとっては煩わしいだろうから、そこはちょっと、申し訳ない気もした。 にこりともしないのだから何を意識されるものかと思うけれど、男はそういうものらしいし。 …女が男と同列のようにそこにいるのが気に喰わない、などと言われると、それで開国派かとさすがに呆れたくもなるけれど、いずれにせよ輪を乱してしまうのが本位でないのは変わらない。 ) [Wed 13 Oct 2010 03:54:50]
◆霊庭 静@海岸 > ( 手詰まり感があるので出島行って来て良いですか――― 全然 『なので』 で繋がらないような気がするのはさておき。 願いはあっさり聞き入れられた。 現場指揮官がもう少し慎重な性格であったなら、ここに動員された者はこの場所を守らなければならない、調査と言うが警備も兼ねているのだと聞き入れなかったかもしれないが。 小姓が一人… それも女では、居ても居なくても同じ。 いやむしろ、かえって邪魔になると考えられてしまっても仕方がないのかもしれない。 ) [Wed 13 Oct 2010 03:43:19]
お知らせ > 霊庭 静@海岸さんが入室されました。 『( 【海底イベントPhase1:3】 )』 [Wed 13 Oct 2010 03:18:36]
お知らせ > 霊庭 静@漁村さんが帰りました。 『( たかが知れているが、一応、できるだけの事は。 )』 [Tue 12 Oct 2010 05:14:34]
◆霊庭 静@漁村 > ( ―――出島まで足を伸ばしてみようか。 そちらはそちらで要所なら、専属で調査を担当している隊もあるかもしれないけれど、又聞きするしかない今の状態よりも他国の状況が分かるだろうし、もしかしたらあちらでは、半魚人もいくらか派手に動いているのではないかと思う。 ) [Tue 12 Oct 2010 05:14:14]
◆霊庭 静@漁村 > ( 赤く靄のかかる視界も、夜は以前とあまり変わらない。 沖へ漕ぎ出す船を見送って、黒衣に黒袴を履いた垂れ髪の女はこんなものかと肩を竦めた。 元々アマウラは、地方の問題は地方で解決しようとする節がある。 最小単位は家庭の問題。 内側で起きる事に外側が介入するのを嫌うのだ。 そもそも外から来る半魚人が起こす問題となるとその限りではないだろうけれど… 一致団結して解決に当たるような仕組みが未熟。 国外を意識した開国派が人員を出し合って調査隊を組織したが、同じ開国派とはいえ要職についていない余剰人員が大半。 初対面も多い急増の組織が、不慣れに運用されて成果を挙げるのは難しい。 地盤さえないのでは尚更だ。 ) [Tue 12 Oct 2010 04:58:58]
◆霊庭 静@漁村 > ( まだ夜明けには時間があるけれど、漁師達が船を出す頃。 勇んで訪ねた霊庭静は、忙しい時にと邪魔にされながら、港に集まる村人に一通りの話を聞くことができた。 …答えるのが面倒くさくて適当にあしらわれてしまった可能性も多々あるけれど、漁村にとっても問題になる事ならば、その解決に向けて動く者に伝えられる事は伝えてくれるのではないかと思う。 結果は脈なし。 網を破られたとか罠を持って行かれたとか、偶然と紙一重の話がある程度。 この村では半魚人も目撃されていなかった。 ) [Tue 12 Oct 2010 04:47:58]
◆霊庭 静@漁村 > ―――だめか。 ( そこで手っ取り早く半魚人を追うことにしてみたのだけれど、この辺りで少し過ごせば、人間だらけで異種族には肩身の狭い土地だと嫌でも分かるだろうし、何か悪事を働こうというのなら尚更、目に付くところに留まるわけもない。 ならば問題を起こして番所にしょっ引かれた者を当たってみてはどうかと思うけれど――― それならもう番所でやっている。 余所者の小姓がひょっこり顔を出すより、もう少し身分のある者が訪ねた方が早い。 ) [Tue 12 Oct 2010 04:37:57]
◆霊庭 静@漁村 > ( ―――収穫はない。 各国が調査に乗り出す切欠となった半魚人達の起こす騒動も、徒党を組んで何か事を起こすというより、ただならず者が流れて来ただけといった印象だ。 …そんな感じの事を、しばらく前にアマウラの浪人達がヴェイトス市へ流れてやらかした。 あの時は、具体的な目的を持った一段も紛れ込んでいたようだけれど、今度もその類だろうか。 目晦まし… と言うには、そのせいで警戒されたのでは世話ないが。 閉鎖的なアマウラの土地柄、一目で亜人と分かる者が紛れ込めばどうしても目立つ。 暴れている亜人が多いからといって、大人しくしている者は放っておこう、後回しだという思考にはなかなかならないと思うけれど、それはアマウラ人の自分が考える事で、半魚人達がどう考えるかは分からない。 ) [Tue 12 Oct 2010 04:30:22]
お知らせ > 霊庭 静@漁村さんが入室されました。 『( 【海底イベントPhase1:2】 )』 [Tue 12 Oct 2010 04:20:14]
お知らせ > 霊庭 静@海辺さんが帰りました。 『( 大波からこっち、水揚げ量が減っているという事だけど。 )』 [Mon 11 Oct 2010 09:36:23]
◆霊庭 静@海辺 > ( 結果、この辺りを担当する調査隊の中でも浮いてしまい… それは男社会の中に女がいるというだけで、仕方のない事でもあるのだけれど、一人生真面目にのどかな海辺で目を凝らしている。 ) ( 先だっては風がないのに大波が起こるという怪事もあったようだけれど… 生憎とこの辺りの海を見慣れておらず、平時との違いは分からなかった。 …まあ、こんなものかな、というところで。 そんな意識では、何が見つけられるわけもない。 ) …聞いた方が早いか。 ( 足を進める先に漁師を見つけ、声をかけた。 ) [Mon 11 Oct 2010 09:26:24]
◆霊庭 静@海辺 > ( 一部の人員など役割を無視して堂々と盛り場へ繰り出しているのではないか。 …仮にも務めを何と心得ると苛立ってしまうけれど、分からなくはない。 今回に限って、本当にアマウラで何ができるものか。 ここからでは件の 『海から上る煙』 も見えないのだ。 ) ( 主人にさえ 『あなたも遊んでみては』 などと言われてしまいそうだけれど、それは出来ない。 …無駄かもしれないけれど、無駄ではないかもしれないし、余暇の使い方というのがすっかり分からなくなってしまった。 洋物の 『悪魔』 とやらを追う以外、興味を抱けない。 …目はともかく舌と鼻が壊れてしまえば飲食の楽しみなど無くなるし、楽の音も、そういったものに浸って穏やかに過ごそうという気にはなれなかった。 …楽しみを得ることが後ろめたい。 馬鹿げた自虐だと思わなくもないが、本当に楽しめないのだから無理する事でもないだろうと思う。 ) [Mon 11 Oct 2010 09:13:57]
◆霊庭 静@海辺 > …まったく。 ( 青い空を… しかし赤を基調にした色としてしか捉えられない目で見上げて、欧州隊の小姓、霊庭静は一人ごちた。 ―――実質的な必要性はどうあれ、仮にも国際社会を意識した調査が小姓一人に任せられるわけもない。 調査には開国派の、おそらくは余剰人員が方々から集められているけれど、指揮を執る侍からしてちょっとした余暇程度にしか考えていない節があり、皆総じてやる気が無い。 アマウラの海岸とはいえそれなりの広さがあれば、どこか他所では異常の究明にやっきになっている所もあるのかもしれないけれど、ここの雰囲気はだれていた。 …まったく、くだらない。 ) [Mon 11 Oct 2010 08:58:53]
◆霊庭 静@海辺 > ( ヴェイトス島東の海を臨むアマウラの浜辺を、黒衣に黒袴を履いた垂れ髪の女が歩いている。 周囲に人影はないが、遠く船が出ているのが見えるのはこの辺りに漁村でもあるのか… いずれにせよ島に迫りつつある異常の影はうかがえない、のどかな光景が広がっていた。 波は穏やか。 晴れ渡った秋の空に、海鳥が鳴いている。 ) [Mon 11 Oct 2010 08:44:42]
◆霊庭 静@海辺 > ( ―――日の出を見送った海岸を当て所なく歩く。 南の海から立ち上ったという 『煙』 について調査せよとのことだけれど、はっきり言って何をどうしたものか、皆目見当がつかなかった。 ) [Mon 11 Oct 2010 08:38:52]
お知らせ > 霊庭 静@海辺さんが入室されました。 『( 【海底イベントPhase1:1】 )』 [Mon 11 Oct 2010 08:34:24]
お知らせ > ミケさんが帰りました。 [Thu 30 Sep 2010 20:49:17]
◆ミケ > … 眠い。 ( ホビットが戻ってくるまで眠ろうか。 静かに静かに。 あぁ、このまま寝たら湯冷めしそうなんて、思うもののどうこうするほど意識がもうはっきりしない。 窓枠によりかかったまま、 ゆっくり、 ゆっくり瞼を伏せて。 ) [Thu 30 Sep 2010 20:49:01]
◆ミケ > ( 窓枠に体を預けたまま、 昼間聞いた三味線の音を思い出す。 同じ弦楽器なのにギターやヴァイオリンとはまったく違う音色。 すごく刺激的な音だった。 ) 面白かったな… トキノミヤコの音って独特… (ひとり言を喋りながら、うつらうつら揺れる意識。 温まった体が徐々に和らいで眠気を誘う。) [Thu 30 Sep 2010 20:44:53]
◆ミケ > ( 昼間は観光に回り、 トキノミヤコの楽器を見せてもらったり演奏を聞かせてもらったりで有意義な一日だった。 着方がいまいち上手くない浴衣、 襟のあわせが乱れて胸元が寒い。 無理やり合わせてみるも崩れる一方だ。 ) …――― ん... トキノミヤコ人はこんなの着て生活してるのか 。 ( 民族によって色々違いすぎて、毎日新鮮だ。 ) [Thu 30 Sep 2010 20:35:31]
◆ミケ > ( トキノミヤコ式の宿の一室。 銀髪の男は窓際で秋風を浴びていた。 ) …――――― ふぅ。 (温泉につかり、夕食も食べ待ったりした時間。 ホビットは腹ごなしにもう一度温泉に入りに行き、今は一人だ。 濡れた髪に風が通り抜ける。 靴をはかないですごすのはまだ慣れない。) [Thu 30 Sep 2010 20:26:05]
お知らせ > ミケさんが来ました。 『(宿の一室。)』 [Thu 30 Sep 2010 20:21:13]
お知らせ > オリヴィアさんが退室されました。 『二人で一つのベッドで眠り…信じた通り、襲われる事もありませんでしたし安心して身を任せて…』 [Fri 3 Sep 2010 01:11:03]
◆オリヴィア > ロサさんからもアドバイスいただければと思います(一緒に買い物にいきましょうと提案しつつ…そう言えば、ロサさんは私の家の事ばかりで他の付き合いとかはあるのだろうかとか、家に押し込めてばかりではないとは思いますけども)頼りにさせていただきますね…(メイドとして主人にキスで起こされると言うのはどうなのかと思わなくもないですけども…機会があれば、ですね)故郷の味とはそう言うものなのでしょうね…私は他はともかく紅茶がないのが辛いです…(それだけ紅茶党なのですけども、一月の滞在中ずっとティータイムできるほどの分量は持ち運べません) [Fri 3 Sep 2010 01:09:36]
お知らせ > ロサ・ガリカ@ラブさんが帰りました。 『 …少しだけ、いやらしい夢を見てしまったのは秘密。 』 [Fri 3 Sep 2010 01:08:22]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > なるほど、香木ですか。そういったものなら香水程匂いも強くなさそうですし―― 良いですね。 ( アクセサリのようなものなら、確かに邪魔にはならなさそうだ。時折嗅いではその香りを楽しむものなのだろう。 ) ふふふっ、でもご心配要りません。オリヴィアさんの朝は、このロサ・ガリカがしっかりとお手伝い致しますから。 ( だからやはり、目覚めのキスをするのは私の方が多くなるかもしれない。 ) アマウラを旅行中に聞いたのですが、アマウラの人もヴェイトスなどに旅行しにいくと、途中でやはりアマウラ料理が恋しくなってしまうそうですよ。ヴェイトスにはアマウラの料理が多いので、食べ易いのでしょうね。 ( しかしそのアマウラ人達がヴェイトスのアマウラ料理に満足したかどうかは…わからない。 ) …はい、おやすみなさいませ…。 ( 頬に触れる手、それから、唇に触れる柔らかい感触。…今日はよく眠れそうだった。 ) [Fri 3 Sep 2010 01:05:11]
◆オリヴィア > 香木とか、良い香りのするものを小さな袋に詰めたもの…らしいです。ちょっとしたアクセサリですので邪魔にはならないと思います(ささやかなものでもいいのだし、それらは実際に見て決めればいいとか…二人でこの旅の記念を残してもいいですし、その買い物への思いを巡らせて…)もう…ロサさんがそんな調子では、一体誰が朝起こしてくれるんですか…(もぅ…なんて、軽く膨れて。と言うか自分で起きると言う選択肢が欠落しているのは気にしてはいけない)ええ…こう、ずっと続くと恋しくなりますね。たまに、あの魚守?でしたっけあの店で食べるくらいでいいですし(あれ、それにしてはあの魚守で食べたものはこちらでは全然出てこなかったような気がする不思議)おやすみなさいませ、ロサさん…明日も良い朝を迎えられるように…(こうして目を瞑ってキスを待つのは子供のようだと思いながら…実際に子供におやすみのキスをした事はございませんが。そっと頬に手を触れてキスをして…心持ち長めのキスのあとお互い添い寝する形で…) [Fri 3 Sep 2010 00:53:05]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( たまにでもいい。いや、私の場合いつもそうやって最初は妥協しておいて、やっぱりもっと欲しいと思ってしまうのかもしれないが…。でも確かに二人して寝坊しそうである。 ) 匂い袋ですか。それは―― 香水のような?どんな香りがするのでしょう、面白そうですね。 ( 奥様への送りもは何がいいだろう。二人の気持ちが通じ合った旅だったのだから、おそろいのものとか良いかもしれない。 ) はい…。 ( そう言って頷き、奥様の手を握り返す。そこにある感触も、私が今見ており奥様の表情も、全てが現実だ。 ) ふふふふっ。そんな事になったら、きっと面白くて笑ってしまいます。 ( 私自身のこういう、実は貪欲なところ。抑えなくてはと思う反面、まあいいか…なんて思っているのが良くないのかもしれない。…でも、奥様から駄目だと言われるまで、深くは考えないようにしよう。 ) ええ。久しぶりにヴェイトスのものが食べたいですしね。街に着いたら、すぐにご用意いたしますわ。 ( そうして無事に帰ってはじめて、この旅が良いものだったと振り返ることができる。 ) ……ん…。 ( 言われるまま目を瞑る。胸の高鳴りを抑えながら、キスをしやすいようにして。 ) [Fri 3 Sep 2010 00:46:00]
◆オリヴィア > さ、さすがに…その、ヴェイトス市にまで戻ってまで…ですと、えっと…その…ベッドも、狭いですし…(それでも、たまに、なら…とその提案を受け入れるあたり甘すぎるのかも知れないとか…。思わず起こしに来たつもりで添い寝して寝坊とかそんな未来は困るとか)あと、匂い袋なるものもあるようですし、そう言う小物でもいいでしょうね(それらも色々見てまわってから、ヴェイトスに戻りましょうと提案して…当然ロサさんへのお土産も考えないといけませんし、できれば形に残るものの方がいいかなと思いながら)夢ではないですよ…。夢だったら、寂しいじゃないですか。だから現実です(この幸せは目が覚めたら消えてしまうものではなくずっとあるものだと確認するように言葉にして…ロサさんの手を握ってしっかり現実だと確認するようにして)うふふ、それでお互いがキスを待って寝坊とかでは仕方ないですよね(キスをねだられて恥ずかしそうにしながら…。もう、本当にこういう時のロサさんは遠慮がないと思います。素直な気持ちだとは思いますけども)ヴェイトスに戻ったら、焼きたてのパンとオムレツと、ロサさんの淹れて下さった紅茶が飲みたいです…え、あ…ん、わかりました…ロサさん…目を、瞑っていただけますか?(もう…と、顔を赤くしたまま…自分からキスをしようと思うのだけども、恥ずかしいのでそう提案して) [Fri 3 Sep 2010 00:37:11]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > 寝苦しいだなんて、とんでもありません。わ、私は… 意図せずこういう形になってしまいましたが…あなたの隣で寝るのは―― …嬉しいです。 …ヴェイトス市に戻っても、こうして眠りに付きたいほどですわ…。 ( 勇気を出してそう提案してみる。お互い寝る場所は別れているし、私の部屋は宛がわれているけれど… こうなってしまうと、自分の部屋で一人で寝るのは寂しくなってしまいそうだ。 ) ふふ、アイリ様にはそれがぴったりですね。ああいう方ですし、アマウラの武器にも興味があるのではないでしょうか? ( それとも、案外乙女らしい贈り物を喜ぶのかもしれない。 ) ふふふ…。私は、夢なのではないかと思うことがありますわ。その度に自分の頬を抓ってみたりしているのですよ。でも…抓った頬はいつも痛い。紛れもない現実だということに、私は幸せを感じています。 ( 身を寄せ合い、その温もりと香りをより深く感じる。…その際、胸の内にこみ上げる衝動を堪え、掻き消す。 ) まあっ、オリヴィアさんったら…。 …では、先にオリヴィアさんが起きてしまっていたら、私をキスで起こしてくださいませ。 ( それでこそおあいこというものだ。…と、そこでああ、と何かを思い出したように。 ) 私としたことが―― 肝心なことを忘れていました。…おやすみのキスが、まだでしたね。 ( おはようのキスをするのなら、おやすみのキスも当然必要だ。 ) [Fri 3 Sep 2010 00:26:27]
◆オリヴィア > 私の我が侭のせいで寝苦しくなってしまうのが申し訳なく思いますが(そもそも私がロサさんにベッドについての注文を言ってなければこんな苦労をかけることもなかっただろうにと思わなくもないですし…)そうですね、ヒモノと言うモノでもいいですし…アイリ様にはカタナの拵えでもいいかも知れませんね(中身は竹光になるでしょうが、色とりどりの紐で飾られた鞘などはただの人殺しの道具を芸術にまでしていると思います)本当に、このような事になるとは夢にも思いませんでした…もう、何と言ったらいいのでしょうか…(思い出すだけで恥ずかしいし、受け入れたもののまだ心のどこかで戸惑いとかもありますが…今は、一緒に添い遂げる気持ちで、そっとロサさんの方に身体を寄せまして…)え…もう・・・。私が、朝が弱いのを知っていて言っているのでしょう…。それに…私はわざと寝坊するかも知れませんよ?(私が早くにおきてたら、ロサさんはがっかりするでしょうからなんてくすくすと笑って言い返してみる) [Fri 3 Sep 2010 00:05:33]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > …はい。そ、そうですね…添い寝でしたら…。 ( 私はその時、奥様が風邪で寝込まれた時にそのお体を拭いてさしあげたことを思い出してしまう。ああ、顔が真っ赤だ。そういうことは考えないほうがいい。眠れなくなる。 ) ――はい。お土産はどんなものが喜ばれるでしょうか。やはり、この地方の食材とか…? ( 痛み易いものは駄目だが、でもアマウラの食材は特殊なものも多いので、あまり口にはあわないかもしれない。 奥様が私の隣へと。その温もりや香りを感じ、私は奥様の方を見る。 ) …本当に…色々なことがありましたね。アマウラに滞在したのは一月程度ですが、もう何年分もの関係をここで築けたような気がします…。 ( 私は…変わった。この街に来た頃は笑うことも稀な鉄面皮のメイドだったのに。それも全てこのお方と出会ったからだ。最初はその自身の変化に戸惑いはしたけれど、今ではそれも心地よく――。 ) …オリヴィアさん。明日の朝はきちんと時間通りに起きて下さいね。……でないと… 眠れるお姫様を目覚めさせる王子様と同じ事をしてしまいますから。 ( くす、と笑って言った。 ) [Thu 2 Sep 2010 23:56:58]
◆オリヴィア > (ソイソースの匂いが苦手でしたらどれもこれもダメだったでしょうが、私は気にならなかったですし。炙ったミソと言うものもまた良かったです。ただ音を立てて麺を啜るのはどうかと思うのですが。あと木の棒二本だけでなくナイフとフォークも用意してくださるとありがたく思いますとか色々はともかくも、今は目の前のお布団でして)…まぁ、その…添い寝くらいでしたら、気にはいたしませんので…えっと、そんなに慌てなくても、ね?(風邪を引いて寝込んだ時とか、傍にいて欲しいと思った事も、そういえば、ありましたし…。そもそも、私のリクエストのせいでしょうか狭い寝床は嫌なので広めでとかロサさんにお願いした記憶もありますし。そう思えば落ち着いて、律儀に宿が用意したアマウラ風の寝間着に着替えまして…)色々ありましたけど、とても楽しい旅でした。あとは、お土産を買って戻るだけですね(お邪魔しますとか言いながら、先に入ったロサさんの布団の隣に…ふんわりとバラの香水が香って自身の存在を伝えながら、この旅を思い出してロサさんに労いと感謝の言葉をかけるように) [Thu 2 Sep 2010 23:43:55]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( そう、食事は悪くなかった。あれなら作り方をどこかで覚えて、偶に食卓に出してみても良いかもしれない。魚はまあ、工夫をしよう。あとは用意してくれている寝床で休み、ぐっすりと眠るだけ――だったのだが。この旅の最後の最後で、とんだハプニングだった。 ) は…はい…。 ( と、呼びかけに応える。やはり、店主との話の中で大丈夫かなと思った時にきちんと確認するべきだった。だが、店主が「ようやく理解した」という風に自信たっぷりに首を縦に振るものだから信用してしまったのだ。 …だが、それよりも。私はこの状況にあって、胸の高鳴りを押さえられなかった。奥様と寝床を共にするのだ。間違いが有る可能性は否定できない。ああっ!私は何を考えているのだ!不埒な!いやらしい!恥知らず! ) は、い。ご、ご安心ください。決して―― 決して何も、いたしません、からっ! ( そうだ、何もしなければ問題は無いのだ。 …寝る準備を整えると、いよいよ布団へと身体を滑り込ませる。 ) [Thu 2 Sep 2010 23:32:41]
◆オリヴィア > (先に済ませた食事も、やはり外から来た人間向けとは違った物で簡素かつソイソースの香りに溢れておりましたが、嫌いではなかったです。ただ、魚の頭は食べられないので外しておいてくだされば良かったと思います。目玉が睨んでくるような気がするのであまり好まないのでとかともあれ…広めの居間に引かれた布団は確かに二人で寝ても十分なサイズだとは思います。問題は、これが一つしかないと言うことなのですが…残念ながら、ソファとかもありませんし…)えっと…えーと…その、ロサさん(まずは落ち着きましょうと深呼吸を促しつつ、目の前の現実にどう対処するべきなのだろうかと思案。何によりこの旅は提案したのは私ではあるものの、内容とか段取りとかは全て彼女に一任してしまったのだから、ここで叱責するのは酷と言うモノです。何より、私が普通のアマウラの生活と言うのも見てみたいと言った手前もありますし)…ないのでしたら、仕方ありませんよね(確かに一人で寝るには大きすぎるし、どちらかが床で寝るというのはあまりにも酷いし寂しいですから)その…信じてますからね?(何をだとか聞かれても困りますから心で理解してください) [Thu 2 Sep 2010 23:24:45]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( えっ…これは、一体どういうことだろう。アマウラ人は基本的に一つの布団で二人で寝るのだろうか?いやいや、そんな筈は無い。その程度の知識は私にもある。考えられるのはやはり、私の言葉が上手く店主に伝わらなかったことか。「奥様」という言葉だけをとって、では旦那がいるのかと解釈してしまったのかもしれない。 ) ――あっ、お、奥様…。いえ、オリヴィアさん…。こ、これは…い、一体、どうしたことでしょうね?ど、どうして一つの布団に枕が二つあるのでしょうか…。 ( そう言ったが、まるで言い訳のように聞こえても仕方ない。この旅の途中、私は何度も自分の方から、積極的に奥様の唇を奪った。そんな貪欲さを見せ付けておいて、これは間違いですなどと弁解しても信じてもらえないかもしれない。しかも旅の最後だ、思い出にしたい。などと考えているのではないかと思われても仕方が無い。 ) ………。 ( 私はフスマと呼ばれるアマウラのクローゼットの扉を開け中を確認するが、やはり布団は無い。 ) ……ど…どう…どう…どうしましょう…。 ( ああ、これもわざとらしい! ) [Thu 2 Sep 2010 23:13:58]
◆オリヴィア > (観光客向けとは違った雰囲気で、ありのままのアマウラの雰囲気を感じられるのはいい事と、その広い庭に茂る植物の配し方とか惹かれるものがありまして色々見たりしておりました。ともあれ、アマウラの方の宿はこちらが風呂や食事を済ませている間に居間の部分に寝床を用意するスタイルらしいです。床に直接引いてあるものに横たわるのは、行軍とかでは慣れておりますがちょっとびっくりとか)…ロサさん?(この旅は最初から最後までロサさんが仕組んだ事だったのでしょうかとかそんな疑念を込めた言葉を向けますが) [Thu 2 Sep 2010 23:06:50]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『旅行者用ではないとは言え、それなりに高級な宿に移り…』 [Thu 2 Sep 2010 23:00:00]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( ――と、いってもこの旅行でずっと泊まっていた宿ではない。この旅も終わりに近づき、後はヴェイトス市に帰るだけという流れになっているのだが、折角だから違う宿に宿泊してみようということになった。いつも泊まっていたのはいわゆる、旅行者向けの宿だったが、今日泊まるのは現地の人もよく利用する宿だ。そういう宿の方が異国情緒を存分に楽しめるのではないかと思ったのだ。――宿を取る際、宿の店主がヴェイトスで使われる共通語をあまり良く理解できていなかったのが気にかかるが―― ともあれ、私たちは部屋へと通された。…のだが。 ) ………。 ( てん、と敷いてある布団に枕が二つおいてあるのでした。 ) [Thu 2 Sep 2010 22:58:32]
お知らせ > ロサ・ガリカ@ラブさんが入室されました。 『 ――宿。 』 [Thu 2 Sep 2010 22:54:17]
お知らせ > オリヴィアさんが退室されました。 『恥ずかしそうなロサさんに自分も顔を真っ赤にさせて…。そしていつの間にか花火は終わってました』 [Wed 25 Aug 2010 01:50:51]
お知らせ > ロサ・ガリカ@ラブさんが退室されました。 『 キスはされる方が恥ずかしいと解かった貴重な瞬間だった。 』 [Wed 25 Aug 2010 01:47:54]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 本当に私はずるい。こういう言い方をするのもどうかと思うが、きちんとした恋愛経験が今までに乏しいからなのかもしれない。けれどももう、奥様の前から居なくなってしまっても構わない――などと言う事は考えるまい。奥様がどれだけ私のことを想ってくれているのか、改めて認識することができたから。 ) ――ありがとうございます。 ( 私は心の底から感謝を述べる。奥様が胸の内を話してくださったことは、私にとっても嬉しいことだった。 …そうして触れる唇。私は少し驚いた後で…。 ) ………。 ( 恥ずかしそうに、俯いた。 ) [Wed 25 Aug 2010 01:47:38]
◆オリヴィア > (最初は有能で職務に忠実な印象がありその職務精神に則り尽くしてくださっていると思っていましたが、日々同じ屋根の下で暮らしているうちに個人的な好意も感じたりしたわけです。朝起こしてもらう時とか、ある意味職務から離れた言わば素の部分とかで)…ずるいです。勝手に、私の前からいなくなっても構わないなんて思うのは(拗ねたような顔をして、ちょっと恨みがましく見つめてみせて…怒っているわけではなく瞳にはからかいの笑みも少し混じっていますけど、言葉としては素直な気持ちを表現して)…無理強いとは、思わないで下さい。ロサさんと一緒にいれるのは、私の喜びでもありますから…だから、ん…よろしくお願いします(きちんと名前で呼んでくれたロサさんに笑って…今度は、自分からロサさんにキスをして…。軽く唇同士が触れ合うものですけども…) [Wed 25 Aug 2010 01:41:51]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( メイドの方はといえば、半分は自分の感情はあくまで尊敬であり、忠誠であると思っていた節があった。それが薬で本当の自分の感情を知り、こうしてその想いを打ち明けることになったのだが――…。そんな自分に大きな戸惑いを感じないあたり、こうみえて自分には甘いのかもしれない。 ) ( そうして、奥様はお話を始める。それはとても胸が痛む話だった。自分が解雇されそうになったのがショックだったのではない、奥様にそこまでの決断を迫らせたことに対してだ。 ) …はい。私はあの時…奥様にお暇を出される覚悟でした。 ――申し訳ありません、奥様。あなたが私のことをそこまで考えて下さっているというのに、私の方は「解雇されても仕方が無い」などと身勝手な覚悟と決意をし、一方的に自分の想いを奥様に押し付けてしまって…。 ( 言う方は気が楽だ。けれどそれを受け止める方は多大な決意を要する。だというのに私は…メイド失格だ。 ) ――はい。…私はその壊れた底を塞ぎ、あなたの心を満たしたい。そうすることが、今回奥様に無理を強いた罪滅ぼしだと思っています。勿論、それだけではなく―― それが私自身の喜びでもありますから。 ( あの家は、奥様一人には広すぎる。誰かが傍にいて、初めて奥様は笑顔を取り戻せる。そしてそれは私の役目だ。 ) …私のほうこそ、これからも―― 宜しくお願い致します。奥様…あ、いえ…。 ( そういえば、と咳払いをして。 ) …オリヴィアさん。 ( と、言い直した。 ) [Wed 25 Aug 2010 01:30:55]
◆オリヴィア > (薄々ながら日常でも私に対しての職務以上の好意は感じていました。他人からすれば誰の目にも明らかとか言われそうですが、あくまで私視点でです。お互いの過去も打ち明けて受け入れた間柄と言うのもあり、信頼もしてましたし、なによりお互い女同士でしたから、まさかこのような事になるとは思わなかったと言うのが正直な所です。そしていざその事態に直面した時に、毅然と拒む事のできなかった自分の弱さを改めて認識した事でもありましたが)(キスも、夫が亡くなってからはしていないわけですし、まさに秘め事ですからこうして外でするような破廉恥な事は想像もできなかったのですが…それを受け入れてしまう弱さについてきちんとお話しておいた方がいいかなと思って…これからの長い人生の付き合いになると思うのですから)…本当は、お風呂でキスを迫られた時も、ロサさんを糾弾しその場で暇を出す事もできたのですけど…でも、それはしませんでした。貴方を放逐して別の人間を雇い入れたとしても、けっして私は満たされる事がないと思ったからです(ロサさんにとってはちょっとショックな話も混じりますが、少しの間、私の弱さを聞いて欲しい)ロサさんが来る前の家は何もありませんでした。それは物の事ではなくて、気持ちの中身が、です。騎士としての任務と生活に追われている間は気持ちが満ちていても、すぐ空っぽになってしまうんです。私の心は言わば、底が壊れたコップのようなものなんです。いつまでも満たされる事はなかったんです(その心のコップがいつ壊れたかははっきりとわかっている。夫が亡くなったと聞いたあの日だ)でも、ロサさんがその壊れた穴を塞いでくれていると思っています…だから、ロサさん。これからも、よろしくお願いします…(こんな状況で言うのも変ですけども、ロサさんばかりに告白させたようなものですし、改めて自分の気持ちを聞いて欲しかったわけです。こんな状態でも放逐しないのは、それをしてしまえば言わば自分の中でロサさんを亡くしてしまうのと同じだと言うコトです) [Wed 25 Aug 2010 01:15:26]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 全ては私が悪いのだ。バランス良く保たれていた二人の均衡を崩してまで踏み入ろうとしたこの私が。もとを正せばあの少女に貰った薬が原因だったのかもしれないが、こうして薬の効果に溺れながら想うのだ。薬なんて無くとも、恐らくいつかはこうなっていただろうと。 最初は一度だけと思っていても、それが叶ってしまえば人間はどこまでも、際限なくその次を求め出してしまう。私が奥様の唇を奪うのを止める日は、永遠にこないだろう。 ) ( 息を乱す奥様を見る。なんとお美しいのだろう。私の腕の中にいるこのお方は、騎士としてではなく、一人の娘として―― いま、そこにいるのだ。その胸にあるであろう罪悪感、背徳感のことを想像すれば、この私も同じ思いを抱きつつも――止めることができない。 ) …はい。私は―― 一生あなた様のお傍でお仕えするつもりです。あなたをこうしてしまった責任は―― 私の一生をかけて取らせて頂きます。 ( まるで淑女に誓いを立てる騎士のようだなと、私は自身のことをそう思った。けれども、騎士と同じようにお守りするつもりだ。私の命を懸けても。 ) ……はい。私などでよければ…。 ( 奥様は話を切り出す。それはなんだろうと、先を促して。 ) [Wed 25 Aug 2010 00:57:16]
◆オリヴィア > (お風呂でロサさんの気持ちを受け止めた時に行ったキスは、お互いの気持ちを受け入れて新しい関係に対して誓いの意味もあったと自分の中では思っておりましたが、それからは、ロサさんは自分の気持ちの昂ぶりに任せて、あの時の約束を忘れないか確認するかのようにこうしてキスを行おうとする。ねだるでもなく、ともすれば欲望の赴くままにとも言えそうなくらいに…。それが、女同士である禁忌と、亡き夫への後ろめたさ、そして…はっきりと拒否する事のできない自分の心の弱さを感じてしまう…)う…ぅ…んんん…っ(積極的に、そう…あの時は触れるだけで満足して、満たされていたはずなのに、繰り返すキスはもっととせがむように私を貪っていく…唇に触れる舌、抱きとめられる身体…長いキス…それを目を瞑ったまま受け入れて…)は、ぁ…ん、はぁ…ぅぅん…(傍から見ればさほど長くはなかったのかも知れないけども、自分の中では長く長くキスを受け入れる事になって…背徳感の混じった感情と共に吐息を吐き出し…羞恥に染まった頬は、少し顔を上げた時にロサさんに見つめられていたと気付いてより真っ赤になって…そこには騎士ではなく、戸惑いながらも拒めない娘でしかなく)…もう…、主人を誑かすなんて…悪いメイドですね。ロサさん…、きちんと、責任を取ってもらいますからね。一生、私のメイドとして我が侭を聞いてもらいますから…覚悟しておいてくださいね(恥ずかしくて外に出せませんから、なんて続けて)…それと、私の話も少し、聞いてもらっても、いいですか?(楽しい話でなくて申し訳ないですけども、などと前置きして) [Wed 25 Aug 2010 00:48:13]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( いけ無い事だという自覚はあるのだ。幾ら旅行の間は主従関係を気にしないようにしようと二人で決めても、幾らその焦がれるような想いを伝え結ばれても。まるで欲に溺れるようにこうして奥様の唇を求めることは。少しずつ、その頻度が多くなってきているという自覚がある。それは大抵私の方から、こうやって相手の意思を確認しないまま、奥様がそれを受け入れてくださるのをいいことに、何度も、何度も…。 ) ――― ん、 ふ。 ( どん、と花火が散る。その下で私たちは口付けを交わし、その感触に溺れる。手を背中に回し抱きしめて、少しだけ―― そう、少しだけ舌を――。舌を、触れさせるように――。 ) …………。 ( 長くその唇を奪った後、ようやく私は顔を離す。けれども以前のようにそこで目を逸らしたりはしない。じっと奥様の目を見つめてしまう。私の口付けによって、この方がどんな反応をするのか、どんな吐息を吐くのか、どんな風に頬を染めるのか。それを見たいから。 ) …旅行が終わって、ヴェイトスに戻っても…。もう、もとの日常に戻れる自信は…ありません。戻るつもりも…。…どうかそれを…お許し下さいませ。 [Wed 25 Aug 2010 00:29:31]
◆オリヴィア > それだけ平和なのでしょう、きっと…(クリスティアも人の事は言えた義理ではないが、アマウラの方も男尊女卑の傾向が強く女に何事もさせないような風潮があると聞きますし、ひょっとしたら着るものもその一環なのではないでしょうかと思わなくもなく)うふふ、本当にロサさんにはご苦労をおかけしました。こんな贅沢があるとは思いもしませんでした(書物で知っていたとしても体験してみるとまた違うものですし…クリスティアやヴェイトスではできない本当の意味で息抜きやリフレッシュができていると思います)そうですね…変化していく姿もまた、良いもの…あ…(いつもこうして肩を寄せるくらいはしているつもりでしたが、この旅行でのロサさんの積極さは驚くばかりで…それもそもそもは行きの馬車の中で、メイドと主人と言うのをなしで楽しもうと言う自分の提案がきっかけだったのではないかと思うわけですが…)ロサさん…、……(抱き寄せるだけでなく、自分の頬に触れる手…そして近づけられる顔。突然の事に内心焦って、待ってと言う言葉が出そうになったけども、それをぐっと堪えて…。待ってと言えばロサさんは待ってくれるでしょう、でもその後で改めて…だと、逆に気恥ずかしくなりますし…でも)ん……っ(本当に、奪われたと言った感じでキスを受け入れて…きゅっと強くロサさんを抱きしめてしまいますが) [Wed 25 Aug 2010 00:18:43]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > 確かに――でもそういえば、ワフクを着た女性の方は走る時も小走りでした。動きづらいのを承知で着ているようですね。 ( 殿方はそれこそ肌蹴させてでも走り回るみたいだが。男の人とはいえ、やはり無闇に肌を見せるのは止めた方が良いと思うのだ…。 ) そうですね。だからこそ時期を決めて花火をするのかもしれません。 ( また一つ、どん、と音を響かせて夜空に華が咲いた。その一つ一つがどれも違った形を見せてくれる。 ) 或いは、一瞬だからこそ美しいとアマウラの方々は思うのかもしれません。 ( 触れ合う温もり。奥様の傍。私は少し迷った後に、重ねた手を一度離すと、勇気を出してその手を奥様の肩へと置いて、そっと抱き寄せようとした。――わかっている。出すぎた事だというのは。けれども私は、もっと奥様と触れ合っていたかった。 ) …オリヴィア… さん…。 ( 小さくその名前を呼ぶと、空いた手を奥様の頬へ。顔を近づけると、奥様の唇を奪おうとした。 ) [Wed 25 Aug 2010 00:06:21]
◆オリヴィア > そうですね。でも…あれでは、まともに動く事すら難儀すると思いますけど(走ったり跳んだりとかできそうにないとか慣れると違うのでしょうかとか、騎士団で着てみるとなるとそこがまず無理とか考えの立脚点が違うわけですが。あの服を着るにはやはり平坦なアマウラ人が向いているのはやはり当然の事なのだろうとは改めて思ったり)なんか、贅沢な遊びですね…んっ(あれだけの火薬を空に飛ばして爆発させてその美しさを競うなどは考えもよらず…そもそもカタパルトで飛ばしていると勘違いまでしている節もあるくらいで。ともあれドンドンと響く爆発音がまるで太鼓のように響きます)一瞬で花開く美しさ、ですね…ずっと残していたい気もしますが(とても良い思い出になると思う。そして、自分から手を重ねるロサさんに、少し身体を寄せて…本当は自分が引き寄せればいいのですけども、残念ながら身長の差がございますので甘える形で共に見上げて…美しくも儚いようなトキノミヤコの美意識のような芸術をしばし眺めて…) [Tue 24 Aug 2010 23:56:55]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ヴェイトスに戻って、騎士団の方々の――特に女性に遭ったら、その体験の事をお話しすると良いですわ。きっと皆さん、興味をもたれるかと思います。 ( アマウラ旅行をした事のある騎士の方は多いかもしれないが、実際にワフクを着たことのある人はあまり多くは無いのではないだろうかと。…奥様のお胸が豊かなのはまあ、メイドとして把握している。…そういえば一度触れたこともあった。身体を拭いてさしあげる時に。 ) はい……私も初めて見ます…わぁ。 ( 驚きの声をあげる。火薬といえば銃に使うものという発想しか無い私にとっては、こういうのは新鮮だ。ちらりと横を見れば、少し御口をあけて花火を見上げる奥様の姿。喜んでいただけているようで、なによりだ。そっと奥様の手に掌を重ねながら、また夜空を見上げて。 ) 綺麗ですわね…。ああ、でも、すぐに散ってしまう。だから花火と言うのでしょうか。 [Tue 24 Aug 2010 23:47:22]
◆オリヴィア > (貸し借りではなく、貸し切りと修正を入れつつ…。今はトックリと言うお酒を入れる容器と小さなカップだけでつまみもなく、ゆったりと流れる川の空気や風景、そして隣にいる人の温もりを感じながら少し口をつけると言ったそんなゆっくりとした時間を楽しみながら…)布をお腹にかなり巻いたりしましたし、難しいものなのはわかりました(それもいい経験と。なにやらウェストのラインを出させないようにとかなり苦心させたようです。主に胸のサイズの問題とか)打ち上げるのは、はじめてみますね。爆発するようなのは何度か見ましたけども(それは主にフォーウンの爆竹なるものだがさっぱり区別は付かず…ロサさんの声と指を差す方向を見て)わー…こうなるんですね。へー…すごい、ですね…(火薬を扱う事はあっても、こうして夜空を照らす華を作り上げるなんて考えの外、時間差で響く爆発音を感じながら、思わず口を半開きにして花火が舞う夜空を見上げて…。いくら貸し切りとは言えちょっと大人として問題ありそうですが当人は気付いてません) [Tue 24 Aug 2010 23:40:01]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 少しお酒を飲みながら、私は屋形船と呼ばれる船の上で奥様と一緒の時間を過ごしていた。胸の思いを打ち明けてから今日に至るまで、私にとってはどれだけ素敵な一時となっただろう。想いが通じ合った相手と一緒の時間を過ごせるのだから。そしてその幸せな時間は、この旅行が終わった後も続くのだ。 ) ――はい。着付けを手伝っていただいた方には申し訳ないですが、やはり普段着ている服の方が落ち着きますしね。 ( でもアマウラの服の帯びの締め付けは思った程ではなかった。コルセットの方が何倍もきつい。アマウラの方はウエストのラインとか気にしないのかな? ) ――そろそろ花火が始まる頃ですね――。 あっ。 ( と、夜空を指差せば最初の花火が打ち上げられ、夜空を彩った。奥様と寄り添いながら、私は花火を見上げ。 ) [Tue 24 Aug 2010 23:29:43]
お知らせ > ロサ・ガリカ@ラブさんが来ました。 『 その奥様の隣で。 』 [Tue 24 Aug 2010 23:24:17]
◆オリヴィア > (船にダイニングを備え付けたような船で軽い食事やお酒を楽しんだりするアマウラの夏の風物詩、らしいです。ロサさんがお勧めと言う事で見つけてきてくださったそれを満喫するように、今は船の先端に近い部分…そこは屋根がなく川辺の涼しい風やふわりふわりと浮かぶホタルなる虫の明かりがとても美しく、お酒で少し火照った肌にも心地よく大変満足しているところです)アマウラの服には多少難儀しましたけども、ここなら普通の服で大丈夫ですものね(寝間着とか浴衣とか?あまりにも簡素な服の作りに面食らったり、着るための作法だとかに色々困ったものですが、今は街中にいるような普通の洋服で…。これから花火もあるとのことですが) [Tue 24 Aug 2010 23:23:35]
お知らせ > オリヴィアさんが入室されました。 『アマウラの川に浮かぶヤカタブネ。その一艘を貸し借りにしまして…』 [Tue 24 Aug 2010 23:19:04]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『(なんか変な気持ちですが、洗ってもらったらお返しと…湯上りのマッサージを頑張ります)』 [Wed 11 Aug 2010 01:11:58]
お知らせ > ロサ・ガリカ@ラブさんが退室されました。 『は…はい…っ! ( どきまぎしながら、奥様の服を脱がし背中をお流しするだろう。 )』 [Wed 11 Aug 2010 01:07:01]
◆オリヴィア > もぅ…私が、ロサさんに、そんな風にした事がありましたか?(もっと信用してください、なんて…自分が逆の立場だったら言えないとは思いますけど、そんな事は思い至らない人は平気でのたまいます)はい、楽しい事も辛い事も二人で分け合いましょう…。それでは、まず…背中を流してもらって構いませんか?(うん、まずは当初の最重要目的を果たしましょうと…。ちょっとイタズラ心を出して、脱がしていただけますか?とか言ってみるかも知れない) [Wed 11 Aug 2010 01:05:12]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 私はあの天使に感謝しなければならないだろう。薬なんぞで愛が芽生えるかと最初は思っていたが、薬を切っ掛けにして発展する愛もあるのだと知ったから。…そう、私は薬なんてなくとも既に奥様に想いを寄せていたのだ。それが後押しされただけなのだ。そしてこの感情は、薬の効果が切れた後も失われること無く続く。…もう片方の薬ももう必要あるまい。 そして旦那様への謝罪は、メイドも心の中で思う。けれどもその代わり、必ずこの人を不幸にはさせないと誓うのだった。 ) 意気地が無かったのです。そんな事を口にして、貴女に拒絶されるのが恐かった。…でも、これからは違います。私はいつでも、奥様に胸の内を打ち明けますから…。 ( もう恐いものなどあるものか。私は幸せだ。 ) [Wed 11 Aug 2010 01:00:31]
◆オリヴィア > (これがただ普通にメイドと主人であったならこう言う事は許されなかったと思う。それでも、こうして受け入れると決めたのは、それまでの彼女の想いをそれとなく感じていたからだと思います。ただ、職業的な献身のみならずに尽くしてくれている事はわかっていましたし、応えようとも思っていましたから…)………(言葉もなく、そのキスを受け入れ…身体も、心も受け止めるようにして。心の中で夫への謝罪と、でもこれでいいのだと言う奇妙な充足感も覚えて…)ん…ロサさん、思いつめるのは悪い癖ですよ…もっと、早く言ってくだされば、私からもできた事があるかも知れませんのに…(結局ロサさんだけに負荷を掛ける事になってしまいました…これからは、二人で負荷を受け止められるようになるといいですね、と)はい…死が二人を別つまで…(それは結婚の誓いの一節…。しばらくお互いの抱き合う形で心の中で誓い合う形で…) [Wed 11 Aug 2010 00:54:23]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ―――……。 ( その言葉に、自然とぽろぽろと涙が毀れる。それはきっと嬉しさが溢れているから。奥様は、この私を受け入れると仰って下さった。私は突き放されても仕方が無いと思っていたのに、この私を許すと言って下さった。 その背中を抱きとめられ、私は奥様の唇を奪う。息を止め、その柔らかな唇を。けれどもそれはそっと触れ合うだけの口付け。深く繋がる必要は無い。私たちの心はもう繋がっているのだから。 ) ………ん。 ( 僅かに声を漏らし、唇を離す。胸は痛いほど高鳴っていたが、もう先程のような辛さ、苦しさは無かった。私の思いは解放され、救われたのだ。 ) ありがとうございます、奥様…。 ( 私は頬を涙で濡らしながら微笑み、両手を奥様の背に回し、そっと抱き合った。熱い湯の中でもその温もりを感じ、柔らかさを感じることができた。 ) 一生―― 一生、お傍にいます。 ( 奥様の耳元でそう呟き、私は瞳を閉じた。 ) [Wed 11 Aug 2010 00:42:25]
◆オリヴィア > (主人とメイドの関係もなしで二人で旅行と取り決めてましたから、ロサさんが望むのであれば…それまで、なら、受け入れるつもりでいました。それでもこの旅行の間、様子が変なのは薄々気付き始めた所でしたので…何か事情があるのならと聞くつもりで…。冗談にしては性質が悪いですし、ロサさんはそう言う事を冗談としない人だと思ってますから)……それは、聞いていましたけども…(そうだとすれば自分がロサさんをメイドと主人の関係を超えるような形で雇用し生活させていたのは彼女にとっては苦痛だったのではないかと思ってしまうわけですが…)…許します、そして…共に罰を受けましょう…(同性愛は禁忌だとわかっていても、ここでロサさんの心からの言葉を突き放してしまえば深い悲しみと一生の傷が残るでしょう…。元よりこの旅は誰に知られることのないものでこうして一生の秘密を共有する事もできますから…。そっと受け入れる形で目をとじて…その背を抱きとめます) [Wed 11 Aug 2010 00:32:00]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 目を―― 閉じ……? 奥様―― 私を……受け入れて……っ。 ) あ……。 ( 一度は離した身体は引き止められてしまう。冗談ですよと笑い、奥様の背中を流してさしあげようと思ったのだ。そうすることで、私たちはいつもの二人に戻れるのだから。…でも、引き止められてしまった。ここまでして何も思わないわけが無かったのだ。それに気付かない振りをしてくれると甘い考えを抱いた。しかし、奥様はそうはしなかった。もとより意思のお強い方だ、曖昧なままで済ますことをよしとしなかったのだろう。 ) ……オリヴィア様…。 ( 唇を震えさせる。 ) …私は…以前に奉公していたお屋敷で――。旦那様と、不義の関係になり… それを理由に、暇を出されることに…なりました――。 だから、もう二度とメイドと主人の関係を越えてしまうようなことはしないと… 誓ったのです。 …ですが。 私は再び、同じ過ちを犯そうとしているのです。 ( ああ、ああ、もう、どうにでもなるがいい。もうどこに逃げることも出来ないのだ。神よ、見ているならこの私を罰するがいい。 ) ――お慕いしております、奥様…。ロサ・ガリカは心より、貴女を愛しております…。どうか、どうか…このふしだらなメイドをお許しください…。 ( …今度は止めなかった。身体を寄せ、唇を重ねようとする。 ) [Wed 11 Aug 2010 00:11:21]
◆オリヴィア > でも、本職のようにはいきませんからね?(あまり期待していただいても困りますとか…。こう言う事ができるのも旅先ならではです。力いっぱい何かする事は多分マッサージではないと思いますので大丈夫、の、はず、です)そうですね…。あ、私がマッサージする代わりに、背中を流していただいていいですか?(うん、確かそう言う約束をしたと思うとか)ええ、逆に、ロサさんの方ももし想い人ができたら仰って…ぇ…(どなたかと結婚すると言うなら祝福いたしますとそう言う話だったのですが、向き合う格好で正面から見つめあう形になって、言葉が止まって…)…ロサさん…ん…(どうしてしまったのだろうかとか、普段の彼女からは想像出来ないような様子を感じながらも、そっと目を閉じて受け入れる形で…。でも、それは寸前で止まり…ロサさんを信用していた事に安堵しますが)…どう、したのですか? 隠し事はなしで、仰ってください…(逃げるわけではないでしょうけども、身体を離すロサさんを引き寄せて…いくら鈍いとは言え、さすがにどこか様子が変な事くらいはわかります。それを隠し立てするのは許しませんと言わんばかりで) [Tue 10 Aug 2010 23:59:16]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > …例えば…その相手が貴女の従者であっても…? ( 掠れるような小声で呟くと、身体を少しずつ寄せていく。顔を近づけていく。肌と肌が触れあい、唇と唇が触れ合う――そのぎりぎりの距離まで。 ) ( …だが。 ) …………。 ( その寸前で留まり――。 ) ( ややあって、身体を離した。 ) [Tue 10 Aug 2010 23:46:28]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > それは楽しみですわ。 ………。 ( でも、恥ずかしくて死ぬかもしれない。何となく流れでマッサージして貰うと言ってしまったが…い、いや、でも大丈夫だ。マッサージするんじゃなくてして貰うんだもの。でも奥様は実は力が強いので要注意だ。 ) 毎日入ればこの熱さにも慣れるのでしょうかね…?でも、今日は一日目なので、少し休憩を入れながら入りましょうね。 ( 二人して上せて引っくり返っては大変なことになりかねない。 ) ………そうですか…。 ( そう、奥様は決してその想いを無碍にしたりはしない。それならば、この私の想いも…受け入れてくれるかどうかは別として、聞いてくれるのではないだろうか。例え受け入れてもらえなくとも、今までの関係を壊す事無く同じように居られるのではないだろうか…。 熱い湯船は頭を逆上せさせ、少しずつ冷静さを奪っていく。ロサ・ガリカは身体を起こすと、手を繋いだまま身体をオリヴィアと向き合わせ――覆いかぶさるかのように、顔を覗き込む。 ) ………。 ( 顔を紅潮させ、目を潤ませ、唇をきゅっと結び。 ) [Tue 10 Aug 2010 23:45:58]
◆オリヴィア > (そもそも、当人に再婚の意思がないためそのような案件について考えた事もなかったのでえらく返事が遅くなったとか) [Tue 10 Aug 2010 23:33:48]
◆オリヴィア > (やはり、色々な意味で変わり者であったのは確かなようです。でも、現在の状況を見る限りではそれで正解だったと思っています)はい、日頃の労働に私が直々に報いて差し上げますね(見よう見まねと言うか、えーと、気持ちだけは汲んでいただければ幸いって事になりそうですが)でも、せっかくですし…温泉と言うものを楽しんでみたいと思いますから…(はふーとようやく体に温度が落ち着いたところで一息。まだ動くと熱さを感じますが気にせず向かってみましょう。そもそも裸で入る文化の方々ですから、そう言う部分に思い至らなかった可能性はありますが…どちらにしても、温泉に二人で入る以上お互い肌を見られるのは仕方ないのではないでしょうか?と、天然さんはのたまいます。広い湯船でわざわざ身を寄せ合うのもなんですが、せっかく二人で入るならと、お互い手を握る形で肩を寄せ合い、その熱さと心地よさを感じながら…)はひ? あ、はい?なんですか?(おもいっきりぼーっと油断してたところに問いかけられて間の抜けた返事へ改めて返答して)んー…そう、ですね……。その想いを無碍にはできないかとは思いますが、すぐに応えられるものではありませんから…(今のところそのような方は見かけませんが…と前置きしつつ、あくまで男性の方からの婚姻の申し出等についての事だと判断してそんな返答を。再婚の話は実家から嫌と言うほどきているわけで…特に世話焼きの伯母とか困る話) [Tue 10 Aug 2010 23:30:36]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 変な言い方をすれば、刺激的であったのは確かだ。メイドはメイド、主人は主人、その垣根を越えることは無いと思っていたから。…いや、前の職場でも一度は経験したか。 旦那様がお亡くなりになられたというその寂しさを感じていることは、お傍でお仕えしていて痛い程に解かったからこそ、二人で寄り添うようになったというのもあるが。 ) ――はい。お気遣いありが…あ。 ( 気楽にと言われたのに。しかも同じ言葉を二度言ってしまった。ちょっと咳払いしつつ。 ) そ、それでは――お願い、してしまいましょうか。その、マッサージ。 ( お断りするのは勿体無い。 ) ふふ。まあ、やはり適度な温度で入るほうが健康には良いと思いますよ。アマウラの人達も、きっと熱いのを我慢して入っているのでしょう。 ( 二人して湯の熱さにてこずりながらも、ゆっくりと入る。 ) ふ、あぁ…… むう……。 ( 同じく、変な声が出た。そしてちらりと横を見たら――。 ) ………。 ( 服を着て入る、という形はとっているが、これは着ないほうが良かったのではないか。湯に服が透けてしまっている。…ま、まさか―― 宿の主人に謀られたのかっ!? ) オ、オリヴィアさん…。 ( 慌てて視線をそむけたら、奥様は私の傍へ。こくりと喉を鳴らしながら、湯の中で私は奥様の掌を求め、そっと握る。そうして、肩を寄せ合うような距離で。 ) ……あの… 一つ、お尋ねしても宜しいですか…? ( 私はゆっくりと奥様の方を見る。一度は相手の身体を見ないように背けた視線だったが、今は突き動かされるように。 ) …例えばの話ですが… もし、今の貴女に想いを寄せ…その想いを告白する者が現れたら――。どうなさいますか? [Tue 10 Aug 2010 23:15:48]
◆オリヴィア > (少しは変かなとは思っても、当人が大丈夫と言えばそれ以上は踏み込めないところで…また何かあれば変わるかも知れませんが。そして、ロサさんをメイドとして迎え入れたのにも関わらず食事を一緒にするなどいきなりその主人とメイドと言う境を破壊したのは、やはり人寂しさがあったからか…それから今日にいたるまでこの主人の態度は変わらずに立場をあっさり踏み越えてくるわけです)もっと気楽に、ね?ロサさんのして欲しい事がありましたら何でもしてあげますよ(お風呂上りのマッサージとかでも頑張ってみますよとか。どう考えてもプロを呼んだ方がいいのだろうが、そう言う事だってしますよってアピールして)ロサささんは、よく平気…でも、なかったんですね。うーん…私は一人前になれるでしょうか?(普段からぬるめ。お湯を沸かしてそれをバスタブまで運んでもらうから当然ではありますけども…そろそろと足先をつけて、熱っと反射的に引っ込めたりしつつ、意を決して入ってみる)んんん〜…あー…くぅ…ん…(お湯の熱さと圧迫感に変な声をあげちゃいながら、それでもお湯が馴染めばんーっと体を伸ばして…)気持ちいいですね…(せっかくなので傍に寄りましょう) [Tue 10 Aug 2010 23:02:43]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( その奥様の疎い部分に感謝すべきなのか、それとも察して欲しいと願うべきなのか、二つのロサ・ガリカが悩み、揺れる。私は一体どうしたらいいのだろう。この感情を抱えたまま、旅行を終えるべきなのか。でも、そのまま旅行を終えて薬の効果が切れたとしても、こうした感情を抱えていたという事実は消えることは無い。奥様の元で働くようになった最初から一貫して主人とメイドという鉄の立場を守っていたのなら、好意を抱いてもそれを見せることは無かっただろう。だが、私たちは―― そう、親密すぎたのだ。ただの主人とメイドというだけには。 ) は、はい。お気遣いありがとうございます。 ――あっ、いえ…その…。 ( 自分の答えに対する奥様の反応に、もどかしさを感じてしまう。そう、そういう喜びがあるのは勿論なのだけど…。折角抑え付けた感情が再び溢れようとする。今度は、さっきよりもっと強く。 ) あ、ああ、ほ、本当だっ熱い、ですね。 ( 私もびっくり。 ) ――アマウラでは、より熱いお風呂に入るのが一人前の証――みたいな風習があるようですよ。 ( 詳しくはないけれど。さて、身体を流したら湯船に浸かろうか。 ) [Tue 10 Aug 2010 22:47:23]
◆オリヴィア > (ここでは私達の方がゲストの扱いですのでせっかくの異国情緒を満喫しようと積極的にこう言うのも体験してみたわけです)んー…でしたら良いのですけども…?(なにやら真っ赤になっている様子に首をかしげて…裸で先行していたのはロサさんですし、今はこうして服も着ているのに、どうしたのだろうとか…相変わらず人の機微には疎く、お互い好意を抱いているのは確かですけども、ロサさんが溢れんばかりの愛情を抱いているとは予想だにできませんでした)そうですか? えっと、私は医者ではありませんので、もし何かありましたら仰ってくださいね。つきっきりで看病だってしてあげますよ(楽しい旅行をふいにしてはならないと変に気を張って体調を崩してはダメですよと、旅先で看病する事になっても喜んでいたしますからと言ったところで、ロサさんの答えが聞ければにっこりと笑って)はい、私も嬉しく思います。ロサさんがいてくれて毎日助かっておりますし、ロサさんがいるからこそ、こうしてアマウラへ旅行へ行こうとか思ったのですから(ロサさんがいなければ空虚な自宅に食器や衣類が溜められて、そのうち夫との思い出を胸に故郷に引き篭もっていたかも知れませんから、素直にロサさんの気持ちに同意して)ええ、ロサさんも楽しみにしていましたものね(アマウラへ旅行と言った時にまず出てきた温泉。喜んでもらえれば何よりと自分もロサさんを倣って、アマウラの流儀にならって掛け湯をして)熱っ(ちょっとびっくりしました) [Tue 10 Aug 2010 22:36:08]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( アマウラ人はクリスティア人より劣ると考えているが、こういう決め細やかな気配りは嫌いではない。外国の旅行者が利用するということで、宿の方で気を遣ってくれたのかも。さあ、これを着れば私も面と向かって奥様の方を――。 ) はい。とても良くお似合いで………す………… よ…。 ( くるりと振り向けば、衣服とは少々名ばかりの身体の線が浮き出て―― そんな奥様の姿がある。…普段ならば、少々の気恥ずかしさを感じるだけで済んだかもしれない。だが、今の私には――。 ) ………ッ ( かぁ、と顔が真っ赤になる。いや、こちらも同じ格好をしているのだが、自分の姿を振り返る余裕は無かった。しかも。 ) あ…っ。 ( 奥様は私に近づき、私の額に手を当てる。もう、それだけで蕩けそうだ。 ) い、いえっ 体調は悪くありません。緊張も、しておりません。た、ただ…その…。 ( 貴女に好意を寄せてしまっているのです、と告白できたら楽になれるのか?だがそれは薬で一時的に抱いている感情に過ぎない。…本当にそうか?これは本当に薬のせいだけなのか? ) う…嬉しいのです…。あなたと…こ、こうして…一緒の時間を過ごせて…。 ( ロサ・ガリカは暫し答えを迷っていたが、ついに溢れ出る感情がその許容量を超え、ほんの少しだけ…ほんの少しだけ言葉にする。それで自分の心を抑えようとしているのだ。 ) ……さ、さあ…オリヴィア…さん。入りましょう…。 ( 顔を真っ赤にしたまま湯船へと歩み寄り、桶で湯を掬って身体を流す。 ) [Tue 10 Aug 2010 22:23:10]
◆オリヴィア > (いちいち気にする方がおかしいと言う方もいますが、私からすると気にしない方がおかしいと言う平行線を辿るわけですので、そこは受け流しておくところですが)簡単な服ですが、確かに気が利いてていいものですね(おかしくないでしょうか?とか、ちょっと不慣れなアマウラ衣装を見ながら…薄いから湯に浸かれば透けてしまうでしょうが、着ていると言うことが重要なのです)ところで…ロサさん。不慣れな旅で緊張しておりますか? 体の調子が悪いとかでしたら、遠慮せずに仰ってくださいね?(とりあえず、戻ってきたロサさんの額に手を当てて…んー、ちょっと熱っぽい? 色々制約や拘束などもある日常から離れるための旅ですのに楽しめてないのでしょうか?とか、準備だの手配だので負担を掛けて当日に疲労が出てしまったのではないかとちょっと心配そうにしてみますが) [Tue 10 Aug 2010 22:10:34]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 私もヴェイトス市に来た時は驚いたが、主無しの時に住まいとして利用していた宿には風呂が無かったので、自室で沐浴する以外は何度か公衆浴場に足を運んだことがある。…人の居ない時間に行くほか無かったが。 ) へぅっ? ( 呼び止められて凄く変な声を出してしまった。頭が真っ白になった私はそういったものが用意してあるのも目に入らなかったのだ。 ) ――あ、ああ…そ、それは良いですね。それを着れば、確かに素肌を晒すこともなくなります。 ( 奥様の肌を直視できないこの状況では、まさに助け舟。一度脱衣所に戻って、それを着よう。 ああ、でもそれでも奥様と一緒に湯船を共にすることには変わりない。どうして私はそんな手配をしてしまったのだろう?私が悶々と抱えている感情を、奥様にばれることは無いだろうか。もし見抜かれてしまったら―― 私は、どうしたらいいのか。 ) ( …旅行に出発してから、メイドの態度はどこかおかしい。言葉の歯切れが悪く、表情は硬い。それを悟られまいとするから余計に硬くなる。 ) [Tue 10 Aug 2010 22:02:40]
◆オリヴィア > (他人に肌を晒すようなふしだらな事は到底できませんので、ヴェイトス市の名物とも言える公衆浴場には足を踏み入れた事はなく、自宅のバスタブに湯を張ってもらいそこで体を洗い流すのが普通なので、温泉、しかも露天風呂と言うのに最初は驚き、抵抗もありましたがロサさんがちゃんと手配してくださったようです。そう言えば、いつもお湯を張ってもらって、タオルと着替えの用意をしていただいているわけですから一緒に入ると言うのは初めてでしょうか。もっとも普通は二人で入るなんてできやしないので当たり前ですが)こう言うのもあるそうですよ? 念のために着ておきませんか?(服を脱いで先に向かうロサさんに、脱衣所から声を掛けて…肌襦袢と言う本来なら下着らしいのですが、温泉にこれで入っても構わないそうですと、ちょっと丈が短すぎるのが気になりますが肌を晒すよりかはいいのではないでしょうかなんて声掛け。主に胸が大きいせいでそうなっているとかは聞こえません) [Tue 10 Aug 2010 21:50:59]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『ロサさん、ロサさん』 [Tue 10 Aug 2010 21:43:51]
◆ロサ・ガリカ@ラブ > ( 木の塀に囲まれた石造りの温泉は、ヴェイトス市にあった公衆浴場に比べると少し狭い印象を受けるかもしれないが、それで十分。何故なら、この時間は私達の貸切だからだ。どうせ温泉に入るなら落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごしたかったので、予め宿の方にそう手配しておいた。 …と、普通ならば異国情緒溢れる眺めの良い温泉にゆっくりと浸かって心も身体もリラックスするはずだったのだが―― あの愛の天使を名乗る少女から渡された薬を飲んだ私は、奥様と一緒に湯船に浸かることになって、心臓がはちきれんばかりにばくばくと脈打っていた。脱衣所で衣服を脱いでいる最中から、もう頭が真っ白になって何も考えられる状態ではなく、奥様の方をちらりとも見れなくなってしまった。こんな状態で一体どうしたらいいのか戸惑いつつも、前をタオルで隠しながら脱衣所から湯のある方へ入って。 ) [Tue 10 Aug 2010 21:40:04]
お知らせ > ロサ・ガリカ@ラブさんが来ました。 『( 宿の温泉にて。 )』 [Tue 10 Aug 2010 21:32:32]
お知らせ > MJ@お寺さんが帰りました。 『 一人、ブツブツと―――何時終わるとも知れずに。 』 [Fri 19 Jun 2009 23:58:44]
◆MJ@お寺 > ( 道場破り――、何だか笑わない剣士の指を圧し折って好い気になってたら牛みたいな師範にボッコボコにされそうである。 以前、傭兵が教えてくれたが道場主が最初から出てくる事は無く、先ず何人もの相手をぶつけ疲弊させてから師範代がトドメを刺しに来るらしい。 ―――エゲつねェ。 新たな薪を置けば、再度大剣を振り上げる。 ) なァんか――違うんですよネェ。 ( いっそ、艶子に聞いてみるか?とも一瞬思った。思ったけども――何か癪なので止めておいた。 盗人MJと今のMJ、何だか宙に浮いた感じがしている。 ) ―――何ですかネェ、敵で登場した時はすっごい強いんだけども。 味方になると後ろで解説役になってしまう法則? ( 「えいやッ!」 )( 矢張り、上手く薪は割れない。 不貞腐れた表情で、また新しい薪を。 ) [Fri 19 Jun 2009 23:57:55]
◆MJ@お寺 > ( 一度、その傭兵と身体が入れ替わるなんて非常識な事態が起きたが――。 己の身体にコテンパンにされた。 操縦者が違えども、身体能力的には勝っている自分の身体。 だが、何かが――足りない。 ) ……道場破りとかやってみようかしら、かしら。 ( 別に剣術を極めるつもりも無いし、己では性分に合ってないとも自覚している。 けども――どうしても己の先にいる、あの傭兵の剣に惹かれてしまうのだ。 ) [Fri 19 Jun 2009 23:46:58]
◆MJ@お寺 > ( 変わったのは自分自身―――、戸惑いをニヤ付いた顔の下に隠し戦って来たが、浮き彫りになるのは傭兵と自分との剣の差。 皆は不器用な剣だとか云うが――餓鬼は好きだった。 貧民窟は殺し合いばかりだった、隙を見せれば殺され、盗まれるヤツが悪いと倒れたヤツに唾を吐く。 粋がってはいても、己も怖がっていたやも知れない。 傷付けた分、傷付けられる事に。 だが、自分が唯一心から敗北したと思ったのは―――王様になりたいだとか抜かす変な傭兵だった。 ) おっかしィですネ。 艶子の真似して斬ってるんですけどォ――。 ( 弱いもの虐めをするとか公言して実は相手に戦う事を奮起させるとか言う小憎たらしい持論を展開する王様である。 その辺に吹っ飛んだ薪を拾い上げ、その断面をマジマジと凝視する。 何かが違う、荒い、力任せの切り口。 瞼を閉じれば、傭兵の戦っているサマは容易に浮かんで来る、最早焼き付いているといっても過言では無く。 ――だからこそ、その差異がこうしてハッキリと解ってしまう。 ) [Fri 19 Jun 2009 23:35:51]
◆MJ@お寺 > ( 旅と云えば修行――。 実は密かに思い描いていた行動であった。 ソレが今回、願っても無い好機が訪れた。 出島の端っこにある廃寺を見付けた時――得も知れぬ興奮が餓鬼を襲った。 数日前よりこの場所に勝手に住み着き、勝手に修行と称して剣を振るっている。 ) なァんで上手く斬れないかな――。 ( 剣先に引っ付いたソレを地面に叩きつけ無理矢理に薪を叩っ斬る。 自分はどうにも力任せ過ぎる。 剣を握ったのはソレはもう物心付くか付かぬかの頃だったか、貧民窟の孤児であった餓鬼にとっては極々自然の出来事。 盗み、放火、強盗に人攫い。 教会を襲って金品を強奪してやった事もあった。 ソレが今、盗みもせずにこうして自給自足の生活をしている。 都会の貧民窟育ち故、野生児と称される事はあっても、こうした生活は何もかも新鮮だった。 ) [Fri 19 Jun 2009 23:21:51]
◆MJ@お寺 > ( 戦士達の休息は終わりを告げ、各々がヴェイトス市へと帰還を果たした頃――。 ) NAMU! AMI! DA−BUTSU―――!! ( 裂帛の気合。 本人は呪文と信じて止まない雄叫びを上げ、手にした大剣を力任せに振り下ろす。 餓鬼はヴェイトスへの帰還を選択しなかった。 しなかった結果、現在何をしているのかと言えば―――。 ) あッ、曲がっちった……。 ( 目測を誤ったか、切り株の上に置かれた薪は餓鬼の狙った通りに真っ二つ――とは行かず、斜めに入った刃は途中で止まってしまう。 ) [Fri 19 Jun 2009 23:10:18]
お知らせ > MJ@お寺さんが来ました。 『 一方その頃―――。 』 [Fri 19 Jun 2009 23:01:14]
お知らせ > マンジさんが帰りました。 『(一日目、終了)』 [Sun 7 Jun 2009 01:40:31]
◆マンジ > (ガツンと、鈍い音。――その言葉と頭痛に頷いた渡世人は、その後歩調を落とし、先達て向かおうとしていた木々の奥――お堂へと足を進めるだろう。 古びたあばら屋だが、雨風は凌げるし、一晩寝泊りする分には問題あるまい。 その晩は娘と共に其処で眠り、翌朝、やはりゆっくりとした足取りで米都州へと進む事になるだろう) [Sun 7 Jun 2009 01:40:20]
お知らせ > 最上煌耀さんが退室されました。 『足が、足が早うござりますゥ―――ッッッ!!(雨の中、絶叫して頭突き試みた かと)』 [Sun 7 Jun 2009 01:31:01]
◆最上煌耀 > (どの道を行けば効果的かとかいたずらに体力消耗させる必要ないとかもッともだ。だけどおとなの男がどンなに聡明なこと考えてたッて、童女には伝わらないもの。スイスイ危なげない足どりはこれみよがしな体力の見せつけに変じ、走ッたッてなまなかに追い付けない歩調は当てつけに代わッて、結果むちゃくちゃ悔しくなる。八つ当たりだッて解ッてるけど仕様がない感情はぶつけどころがなくなッて、最後には合羽の裾を握り締めたりする行動になるンだ。どうした、じゃない。いつだッてそうだ、男たちはいつもわたしのずッと前を何でもない事みたいに歩いているのに。わたしだけ必死でばかみたいだ。男たちが平気なことひとつできないわたしがばかみたいだ。)(大事な手荷物片手、裾を片手に持つ体勢。五指に力一杯込めてしがみつかんと。それこそ猫が飛びついて爪を立てるみたいな。)(笠をかぶッても雨は雨。童女ははや全身ずぶ濡れになッて、はーはー乱れた呼吸を肩で繰り返す仕草。グシャグシャに汚れた袖でぐいッと顔をいちど拭うと、掴んだ袖を引っ張ろうか。がッし、とワシ掴みにして、)…………ぃです、(ぽそり、) [Sun 7 Jun 2009 01:29:42]
◆マンジ > (先も言った通り、こんな獣道を雨の中、長時間歩かせる心積もりは渡世人にもなかった。 どうせこのまま進んでも宿まで辿り付くのは難しいだろう。ならばどうするか。素早く頭を切り替え、より効率のよい行程を選んだに過ぎない。 例えば娘がのんびりと歩いていたら、時折立ち止まって振り返る目にも侮蔑の色が混ざったかもしれないが――彼女が必死でやっている以上、渡世人にそれを咎める気はなく、口を挟む心積もりも無い。 先も言った通り、そういう事を彼女に伝えるのは、自分の務めではないのだから)(雨粒と木の間を歩いていると、程なくして前方になにやら影のようなものが見え隠れしはじめる。其処が男の目指していた場所であり、あとしばらく歩けば辿り付くこともできるだろう。 そう思い、男は振り返り――)…………………。(がしり、と合羽を娘に握り締められた。 思ったよりも距離を詰められたか、というよりも、飛び込んできたのだろう。 笠を被っていても歩き方が荒かったせいか、娘の身体はびしょびしょに濡れている。 其処で僅かに、男の顔にも変化が見られた。 驚きと、疑問――不審に思ったり、疑っているのではなく、純粋な――である)……どうかしなすったんで?(特に娘のことを振りほどいたりもせず、立ち止まったまま、首をかしげた) [Sun 7 Jun 2009 01:08:48]
◆最上煌耀 > (疲労で朦朧とする意識に、自分とおンなじ役立たずな思い出が入り込ンで来る。こンなふうに雨の中、大きな背中を追ッているとフッと既視感。そう言えばわたしはずッとこンなふうに、兵衛や父の背中を追い掛けていたッけ。殿様のお目通りに行く裃姿の二人を何度も転びながら追いすがッた。おとなの男の足は速い。必死で走ッても走ッても追い付かなくッて。犬の仔のように一生懸命追い掛けて、でも遠くなるばッかりで。そうやッてやッと足を止めたとき、彼らが振り返るとやッぱりウンザリした目をしてた。)(なんで、わたし子供なンだろう。なンで、わたし女なンかに生まれたンだろう。男だッたら、大人だッたなら、もッときッと、何もかも上手くいッたのに――、)…………ぅ…、ぐぐッ………、(もう視線なンか気にしてる場合じゃない。童女はすでに足を引きずり掛けていて。ダメだ息が上がる。足がよろめく。荷物が水分を吸って重量が倍増して肩が落ちる。すでに先を歩く風来坊すらおぼろげに見える。男たちはあンな涼しい顔して雨の中を知らない土地へすいすい歩いてくのに。悔しくて悔しくて青い唇で歯ぎしりしてた、そンな頃に、彼が立ち止ッたものだから、)…………ッッ!(その伝法な口調を聞くや、示された林道に飛び込むではなく、ろくな返事するわけでもなく、ギッとそぼ濡れた顔を上げるや、――反射的にガ シィ、青年の縞合羽に飛びつくようにして裾を掴まんと、) [Sun 7 Jun 2009 01:01:12]
◆マンジ > ………………。(果たして歩き始めてからどれくらいになるか、幾度目に振り返った時かはわからないが、ややあって渡世人は立ち止まり、なにやら思案するように小さく息を吐いた。 視線の先、濡れ鼠になりながら荒く息を吐き、必死に追いすがっている娘の姿を見れば、到底あと何時間か歩き続けて宿に辿り付けるとは思えない。 その前に倒れるか、或いは明日動けなくなるのが関の山だろう。 どちらにせよ、厄介な事には変わりない。 ではどうするか)(立ち止まったまま、周囲を見回し、改めて街道のどの位置にまで来たかを確認する。さて、確かこの辺りには――)――……此方へ行きやしょう。道が荒れておりやすが、そう長くはかかりやせん。(――そう言って、やおら男は街道から外れ、直ぐ傍の林へと足を踏み入れた。獣道とも言えぬほど、細く、荒れた道が暗い木々の間を通って何処かへと通じているようである。 もしかすると昔はきちんと整備された道だったのかもしれず、或いは人が行き来するから自然と道らしくなったのかもしれないが、何にせよ所々に根が張り出していたり、雨のせいで道がぬかるんでいたり、歩きやすいとは言えない有様である。 さすがに渡世人も、そう急ぐ事はせず、ついてくる娘の歩調に合わせてゆっくりと進んでいく) [Sun 7 Jun 2009 00:42:16]
◆最上煌耀 > …………ッ、…………ッ、………ッ!(雨音と泥はねの音が世界を占める。青年の自然体に対し童女のほうは意地もあるけど、何より喋る余裕がなくなッてきたのが無言の理由だ。初めての旅行は思うよりずッと体力を使うし、とどめの雨でHP残量は一桁に近い。)(それに人様におもねるわけじゃないけれど、終始無言と言うのはこれはこれで気を使う。いわゆる『無視』の嫌味にこそ慣れているけど、そうでもないから余計に対応に詰まる。彼は依頼人に関心がないわけでも無神経なわけでももちろんない。彼は己の仕事を遂行しているだけ。自分が受けた依頼を黙々とこなしているだけなンだ。彼にとッてこういう仕事はわたしのいうところの拵え作りと同じ作業なのかもしれない。まるであやつのようだ。思い出してしまう、技術指南役の田所兵衛。骨ッぽい佇まいとか堂々とした振る舞いとか。そッくりだ。)(そのせいではないけれど、男が童女を振り返るたび眼にするのは強情と髪の毛を張りつけた利かん気な面差しとなるだろう。そのたンびに精一杯毅然と見返しているつもり。顔色が青くなッてるのも身体が凍えて震えてるのも、雨の頭巾が隠してくれる。どうだ、わたしはちゃんと自分で自分のめんどうぐらいみられるんだッて言いはるみたいに。) [Sun 7 Jun 2009 00:33:57]
お知らせ > 最上煌耀さんが来ました。 [Sun 7 Jun 2009 00:26:36]
◆マンジ > …………………。(無言。幸いにして雨の勢いは、其処まで強くない。雨曝しでも風邪はひかないだろう――少なくとも、自分は。そして笠があれば、娘も其処まで濡れる事もないだろう。 だがこのまま野宿するとなれば……あまり考えたくは無い話だ)(背後からついてくるバシャバシャという水音が、遠のけば緩く、近付けば早く、歩調を変えていく。 なるべく速度を出しながら、娘があまり遅れないように気をつけ、延々と走り続ける必要が無いように注意しているのだが、渡世人がそれを口にする事はあるまい)(旅に出るのが初めてだというのならば、長距離を歩くのにも慣れていないだろう。 無理をすればそれだけ消耗し、行程は遅れる。また、体力が無くなれば不測の事態に応じることはできまい。 旅は道連れ世は情けという言葉もあるが、男は殊更これを情けとは考えていないし、娘がこれを情けと取るかどうかもわからない)(――時折、様子を伺うように立ち止まり、娘の方へと首を巡らせた。問題が無いようならば、再び歩き出す) [Sun 7 Jun 2009 00:02:58]
◆最上煌耀 > …………承知致した。(しばしの沈黙。童女は再び視線を落として重々しく返答せん。結局大人しく笠を借りることにする。彼が心遣いをしてくれた事に応えられるほど敏感じゃない。ただ別のことはヒシヒシ感じる。無言は確かに無敵に近いけれど、短いやりとりの中で感じ取れる感情はあるもの。呆れられているのは自分の行動を振り返れば一目瞭然だし、少なくとも男が路傍の石ほどにしか自分を認識していないのはちゃァんと解る。つくづく一歩外へ出れば役立たずの小娘に過ぎないンだと思い知る。わたしは、最上煌耀は、本当にあの廃屋のような傾きかけの武家屋敷の中でしか、生き物として価値を見い出せない人間なンだ。齢12歳にしていやというほど身に染みる。)(だから童女もそれ以上余計な口を利くまいと努力せん。唇をへの字に噛みしめて大股に走ろう。バシャバシャ泥を己の裾に散らかして男の背中を追おう。せめてこれ以上『他のおとな』に侮られる要素が増えないように。視線に少しでも侮蔑が混じらないように頑張るぐらい、やッていいはず。) [Sat 6 Jun 2009 23:52:40]
◆マンジ > (梅雨時というのもあるし、一々驚いたりはしない。娘の頭に笠を載せたら、再び踵を返して歩き出す。 顎紐くらいは結べるだろうし、それ以上の干渉はすまい。重ねて言うが、彼の引き受けた依頼は護衛であって、子守ではないのだから。それ故に、娘に対して呆れてはいても、ことさら叱り付けたり慰めたりする事も無い。そういう事を口にするのは、もっと相応しい人物が他にいるだろう。 第一、武家の姫が無宿人に怒られたところで、まともに話を聞くだろうか)急ぎやしょう。……この天気で野宿したいとは思いやせん。(街道を通って、どれほど歩けば良いかは――些か見当もつかない。 一人旅ならともかく、今晩は彼女もいるのだから)……あっしは慣れております故。 行きやしょう。立っていても、濡れるだけですぜ(少し進んだところで振り返り、渡世人はそう告げた。そして頓着せず、足を踏み出して歩き出した) [Sat 6 Jun 2009 23:34:09]
◆最上煌耀 > そ…、そンなッ…、さッきまで晴れていたのにッ……!(落ち着いた響きと反対に、童女は愕然とした呟きだ。旅の空向きが気まぐれだと言う常識すら知らなかッた。とうぜん傘なンか持ッてきてない。否、家財にそンな高級品がまずないと言う意味も含むけれど。)こッ、こンなに天気が変わろうとは、お、思いも………ッ、(あァ無言の圧力が突き刺さる。いッそ露骨な軽蔑の目線のほうがましだ。品のない嘲笑はそれ以上攻撃してこないと言うことだからまだ安心できるのに。顔をぬぐいながら顔を合わせないように一層俯かん。)(だけど今は、背中の荷物が濡れてだいなしになッてしまうことを考えるとそッちのが戦々恐々だ。何せ中身は『カナモノ』なンだし。サビが吹いちゃァおしまいだもの。童女はあせるあまり千鳥足を一歩ごとにクルクル回転させて、なんとか雨が当たらないように試みる無茶。袴の裾にドロが跳ね、木綿の袖も見る間に濡れ鼠に変わるだろう始末。その滑稽な仕草の一連のうちに、いつかドンと男の腰にぶつかッてくかもしれない。ろくに眼の前を見ないから。しかしそうなれば瞬時に「しかられる!」と身を強張らせたところに、ポンと濡れた藁の重みを感じれば、)あッ……! ……えッ!?(狐に摘まれたよう。男と傘とを交代に見上げ、ようやく事態を理解するまで数秒の間と雨の音。)………あッ、いや――、しッ、しかし、これはマンジどののッ……、これではマンジどのの方がお風邪をばッ……、(驚愕に固まッた表情で、どうにか出てきた言葉が月並みな台詞なンだけど。) [Sat 6 Jun 2009 23:24:38]
◆マンジ > ……降ってきやしたね。(まあ、いつもの事だ。 長い年月を日除け雨除けに使っていれば、三度笠が黒く汚れるのも当然と言える。破れ目から僅かに水滴が漏れている為、そろそろ変え時ではあるのだろうが。 何にせよ、街道を歩いて宿までつかねば、話にもならない)…………。(――それだけの大荷物なのに、笠も持っていないのか、この娘は。 露骨に顔を顰めこそしないものの、どうしたものかと渡世人は無言で思案をめぐらせる。 雨の中、突っ切ってしまうのは簡単であるし、一人旅ならばそんな些細な事は気にしない。 山道で岩崩れの可能性があったり、とんでもない土砂降りならば雨宿りも考えるが、未だ降り始めだ。 しかし――今はこの娘がいる。 仕方無しに、男は立ち止まり、三度笠の顎紐を解きにかかる。 娘が追いつくのを待ちながら)……するってェと、旅は初めてですかい。(そして彼女が追いついたなら、その頭に使い古された笠を被せようとする。 この娘、恐らく雨曝しで延々と歩かせでもすれば風邪を引くかするだろう。そうなれば、ただ足を挫いた程度では済まないほど、面倒な事になる。何せ幾日か足止めを喰らうのはまず確実なのだから。 次の宿場か何処かについたら、笠をもう一つ調達せねばなるまい。この分だと杖もいるか。或いは、荷物を減らすのが先決か)……使いなせぇ。 [Sat 6 Jun 2009 23:05:43]
◆最上煌耀 > … … …ッッ!(三度笠が不意にこちらに向けば、ビクッと固まる表情筋。可愛げない面つきのまま視線が合わないよう、サッと眼を泳がせンか。遅れてなるものか、必死で喰らい付いてかなきゃはぐれてしまう。目線を伏せたままギュッと頑迷に唇引き結び、童女はいよいよ早足になッて最早走ッていると断言していい具合。おかげで相手が歩調を緩めたことにも気付かない。)(しかられることや怒鳴られることには慣れているけど、なまじ考えの読めない無言の圧力というものはまた別格の畏怖がある。怒っているのかウンザリしてるのか、それとも無関心なのかサッパリ解らない。唯一救いなのはその所作や風格から伺い見るに、頼もしい用心棒には相違ないこと。これは機嫌を損ねないように、極力無言でいたほうが良いのかも知れない。城仕えの官僚たちとは随分ちがう。彼らは難しい文法やもったいぶッた言い回しを得意としていてさも「自分は学があるのだ」と主張するように、やたら言葉の多い男たちばかりだッたから。)い…いた…ッし…で、あッ…せ、れるかッ……?み…、ミドモ…はッ…、アマッら…から、出たことッ…が…、ありませぬ…ゆえッ…、キジュンがわかりに…くッ……、(回らない呂律。童女はぜいぜい息を切りながらも応対を。見栄もあるし、男が質問に答えてくれたのが単純に嬉しかッたのもある。そうかこういう距離感なのか、空気を掴んでこれから必要なことだけ要所要所で聞いていくようにすれば――、)………あッ!?(そう思いかけた時、不意に頬に当たッた水滴。こンなところで雨が降るなンてホラ、想定もしていない。童女はワタワタと胴着の袖で頬ッぺたや額を拭うけど、雨の滴は次々と降ッてきてとてもじゃないけど追い付かない。) [Sat 6 Jun 2009 22:54:24]
◆マンジ > (背後から聞こえる切れ切れの声に、三度笠の下で一度大きく溜息を吐いた。 もしや、とは思ったのだが、やはり無理だったようだ。 僅かに歩調を緩め、さてどうしたものかと男は思案をめぐらせた。 自分が引き受けたのは護衛であって、子守の筈は無いのだが)……………。(ちらりと後ろを見やれば、娘は必死に自分を追いかけている。この分では、程なくして転ぶかなにかしてしまうだろう。足でも挫けば尚厄介な事態になる。 仕方なしに、ゆっくりと歩調を遅らせ、相手が何とかついてこれるような速度へと落とさざるをえない。 ――全く、荷物が多すぎるのだ。何をそんなに抱え込んでいるのやら)……米都州は、まァ、でかい街でやすがね。あっしは坂崎の街も見たことがありやすが、広さはトントンって所でござんしょう。(或いは米都州の方が大きいか? 活気に関しては言うまでもあるまい。朱鷺之都は坂崎の人間は、総じて好奇心旺盛で明るい事で有名だが――火事と喧嘩はなんどやら、だ――こと新しい物好きという意味では、米都州には及ぶまい。 何時だったか月に行くだとかでお祭り騒ぎになった事もあった。渡世人は軽く眺めて立ち去っただけであるから、事の顛末までは知らないが)(――そして街道へ出るか出ないかという辺りで、ぽつり、ぽつり、と再び雨が降り始める) [Sat 6 Jun 2009 22:39:26]
◆最上煌耀 > う、しょ、承知致したッ…ッ、それではマンジどのとお呼び致すッ…!み、ミドモの事はお好きにお呼び頂いて結構ッ…、(しゃちほこばッて居住まいを正し、漸く旅烏風貌の顔をハッキリと認めようか。もっとも傍目には引きつるあまりか、癇癪の強そうなコムスメの顔がキッと生意気に睨み上げてきただけに見えるかも知れないが。)(他人のおとなと一人ぼッちで旅をする。うすぼんやりした緊張感がじわじわ身を固くさせるだけで、どうにも現実味が湧かない。もともと生まれてこのかたアマウラは愚か伊駿河藩からすら出たことがないンだ。せいぜい予想を立てて厳重に旅の用意をしてきたものの、いざ旅行者の休憩所だの、それ安全な寝場所だの、やれ飲み水をくむ水場だの地理的な問題になると、もう童女には見当がつかない。しかも額面通りの二日分しか兵糧を用意していない。自分の体力や歩幅と相談する目安が出来ていない。机上の空論とはこういう事だ。)(つまり己の命はこの旅なれていそうな眼光鋭い青年に握られているも同じことだ。食事や休憩のたびにイチイチ訊かねばならない事もままあるだろう。うっとうしがられるあまり斬り捨てられないように注意しなくッちゃ。やや大げさな危機感を膨らみ掛けの胸にキッチリ刻み込ンで、)と――、ところでマンジどのは…、そのッ…、ヴェイトスなる都から参られたのであらせられようッ…?ヴェイトスとは、その、イカヨウな…、あッ――、あぁッ!? 待ッ…お、お待ち下されッ…!(違ッた。質問している暇なンかない。童女はモゴモゴ言いかけた言葉呑み込ンで、これまた慌てて男の後をちょろちょろ走ッて追いかけンと。何だ、この歩幅の差。ムダ話なンかしてたら置いて行かれる…!足どりが変わらなければ、童女の額にはたちまち汗が拭き、足元をもつれさせながら後を付いて行くことだろう。) [Sat 6 Jun 2009 22:29:04]
◆マンジ > (――成程、少しばかり厄介な事になりそうだ。少なくとも、たかだか1000エン程度の駄賃に見合った仕事ではあるまい。 そう男は結論付け、目前の娘を改めて見やった。 立ち振る舞いから見目、言葉遣いに至るまで、教育を受けて育ってきたものだという事は分かる。最上銭衛門煌耀。成程、武家か。殿などと呼ばれたのは何時以来だろう?)……マンジで良ォござんす。 行き先は米都州、と……荷物はそれで全部ですかい。なら、行きやしょう。(雨は止んだばかりとはいえ、いつ降ってくるかはわからない。長々と立ち話をするような間柄でもなし。ちらりと一度天を仰いでから、街道の方向へ向けて歩き出すとしよう。 渡世人の歩調は旅慣れた人間のそれで、一日に十里ほどは距離を稼ぐことができるが――今度の旅はそうそう上手くいきはすまい。子供の体躯にあの大荷物。米都州まで普通に考えれば三日程度だろうが、四、五日はかかると思って良いだろう。 その間、野盗に眼をつけられないと良いものだが……神仏に祈ったところで、それが叶うとも思えない。運否天賦の博打――ある意味、渡世人にとっては常通りではあるが) [Sat 6 Jun 2009 22:07:52]
◆最上煌耀 > (財布みッつとか言ッても紙幣一枚しか持ッてないから他二つは完全ダミーなンだけど。荷物のカタマリは一瞬ムナしさ覚えて何とも言えないアンニュイ気分。脱力感フッ切るようにちッこい頭をブンと振り、等角のサイズでちッこい拳を握り締めンと。)なッ…、ならぬッ……、ならぬぞえッ、煌耀ッ……、最早タタカイは始まッておるのじゃッ…!都へ行く前から気死してイカガするッ……、よ、よしッ、其の四ッ、最上家嫡子たるもの手拭いと手紙はカクニンをわす――…、ひッ……!?(そンなふう、改めて歩を進めようとしたところで「ソレ」は眼の前を塞ぐだろうか。瞬間ぎょッとしたように見開かれる大きな垂れ目。童女は脇に風呂敷、両手に紙キレ抱き締めて立ち竦むだろう。まるでつむじかぜのように颯爽と現れた青年に棒立ちにならんと。引き締まッた長身も、むき出しの刃のような眼差しも、野性的な旅の砂の匂いも、所詮良家育ちの童女には縁がなかった代物。気迫めいた威圧感に茫然と見上げるかたち。気押されるように一、二歩後ずさッて、)あッ…、ぁ……ッ、あ――、(一瞬、その佇まいに見とれてすぐ、慌てて咳払いを。即座に厳めしい顔つき作りなおし、ザッと両手を腿の位置に当てて斜めに上体傾けンと。)こッ、これは失礼をばッ…!い――、いかにもミドモがヴェイトスなる都への護衛役をお頼み申した、最上銭衛門煌耀と申すッ…、そッ、そなたが東木万次どのにあらせられるかッ…!? [Sat 6 Jun 2009 21:54:53]
◆マンジ > (荷物の塊。 その童女の姿を目にした時、東木万次の脳裏に、そんな言葉が過ぎった。 一見して旅慣れていない、恐らくは良い所の――商家か武家かまでは判別がつかないが――娘だろうと、さして優れていない彼の眼であっても理解できる様相である。 成程、護衛をつけたいというのも頷ける話だ。 昨今、街道が整備された事もあり天浦と米都州との人の往来が盛んになったとはいえ、決してそれは旅の行程が安全になった事と同義ではあるまい。 獣にこそ襲われる可能性は減ったが、むしろ野盗の類に逢う危険性は高まっていると言って良いだろう。彼らにとっての獲物は増えつつあるのだから。 無論、野盗とて獲物の良し悪しの判別はつくだろうから、金など持ち合わせていない渡世人より、金を持っているだろう――或いは売り払うか攫うかして旨みのある者を狙うものだ。 例えば、目前を歩いている娘のような)……………御免なすって。 護衛を頼みたいってェ御人は、其方さんで良ォござんすか?(紙切れ片手になにやら呟いている娘の前へ、さっと縞合羽を翻して歩を進める。 使い古されて黒ずんだ三度笠、擦り切れて縞模様の薄くなった合羽、申し訳程度の手甲、脚絆に、汚れた旅装。まさに無宿流浪の渡世人といった風貌であり、腰に深く差し込まれた長脇差が、たとえ剣客や剣豪の類ではなくとも、荒事には慣れている事を示していた) [Sat 6 Jun 2009 21:33:55]
◆最上煌曜 > (背中に細長い風呂敷しょッて、ひッきりなしにキョトキョト周囲を見回してる風情がボンヤリと。両手にもおンなじ唐草風呂敷抱きしめてあッちこッち忙しなく走りまわッてるさまは、一見はぐれた親を探す迷子の足どりだ。その不安そうな挙動たるや風が通ッてそのへんの茂みがちょッと鳴るたび、ビクッと緊張が走ッて硬直するのが傍目に見ても解るぐらい。)(パッと見そだちの良さげな子供がツギの当たッた古着らしい男装姿でウロついてる様子は、のどかな田園風景にあンまり似つかわしくないと言えばないけれど。)(童女は逆八の字に維持してた眉を、正位置の漢字型にヘニャリ戻して視線を落とす。近場ばかりに視線をやッているせいか、どうも旅烏風貌に気付かないふう。胴着の袖からゴソゴソ何か紙ッ切れを取り出して、)た、たしかこのあたり…、よの…ッ、アッセンジョの連絡によると、宵五つ半刻ごろと…ッ、よッ、よしッ、あらためてフクシュウじゃぞえ最上煌耀ッ!(ビシ。虚空を指さし、肩を丸めて独り言開始。)其の一ッ、最上家嫡子たるものネンチョウシャには礼を尽くすべしッ…!其の二ッ、最上家嫡子たるものキチョウヒンは決して手元から離さぬべしッ…!其の三ッ、最上家嫡子たるものガイシュツ時には財布をみっつに分けて持つべしッ…!(他云々、念仏みたいにブツブツ唱えつ瞑目したまま歩き来ンと、) [Sat 6 Jun 2009 21:23:06]
お知らせ > 最上煌曜さんが来ました。 『(そこへ、木綿の白胴着と茄子紺色の袴に浪人結いと言ッた、旅姿の童女が遠目の位置に、)』 [Sat 6 Jun 2009 21:16:13]
◆マンジ > (――ぽつりぽつりと降っていた雨も上がり、渡世人らしき風貌の男が、荒れた邸を前にして今宵初めて天を見やった。 時刻は宵五つ半を少し回った頃、約定の時間に遅れず、と言ったところだ。 しかし旅の連れ合い――否、護衛をする事になっている人物の姿は未だに見えない。 金を払い、払われる関係である以上、渡世人に待つべき義理はあるだろう。が、金銭を受け取ってない上に、主従関係でもない。度を越して媚び諂うような義理は、当然ながら渡世人は持ち合わせていなかった。 少し待って現れなければ、さっさと立ち去る心積もりであるようだった) [Sat 6 Jun 2009 21:13:48]
お知らせ > マンジさんが来ました。 『――さて。』 [Sat 6 Jun 2009 21:02:25]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『…私は、じわりと背中に嫌な汗が浮かぶのを感じた。』 [Sat 6 Jun 2009 00:10:23]
◆艶子 > 「 その碁盤を両断してみせよ。 」 [Sat 6 Jun 2009 00:10:07]
◆艶子 > ( しかも相手は師範代ですら無い、ただの高弟の一人だという。…本当に、剣の世界の広さを認識せざるを得ない。相手は構えたままの竹刀を降ろすと、背を向ける。そして言った。 実力は良く判った。お望みの通り、示現の技をお教えしよう、と。 試合に負けはしたが、私は自分の実力を十分に発揮できたと思っている。だから、相手のその言葉に嬉しさと安堵が入り混じる。アマウラに滞在する時間は残り僅かだが、少しでも吸収してヴェイトスに帰ろうと思っていた。 さあ、一体私に何を教えてくれるのか。鍛錬のこつか。悟りか。示現の心か。 …しかし、相手は一度道場の奥に引っ込むと、なにやら台座のようなものを抱えて戻ってきた。そしてそれを私の前に置くのだ。――それは木造の碁盤だった。そう、碁をやるときに使うあの台だ。まさか今からこの私と碁をやろうとでも言うのかと、怪訝な表情で相手を見上げる。 …相手は、その碁盤を指差して私にこう言った。 ) [Sat 6 Jun 2009 00:09:44]
◆艶子 > ( 私は鋭い痛みと共に手にした竹刀を床に落とし、肩を抑えながらその場に蹲った。 ) う、 うぅ。 ……ま、…参りました…。 拙き手の内で、お恥ずかしい。 ( この言葉。一見潔い風に見えるかもしれないが、これを口にするのは私にとってはとてもとても悔しい。相手が自分と同じ剣の使い手というのなら、尚更だ。 しかし、放たれたのが同時であったにも関わらず、相手の剣は私の剣よりずっと早く私の肩に打ち下ろされていた。これこそが雲耀の太刀というものなのだろうか。 一呼吸を分と呼び、それを八つに割ったものを秒という。秒を十に割ったものを絲と呼び、絲の十分の一の早さが忽、忽の十分の一の速さが毫、毫の十分の一が雲耀。雲耀とは稲妻のこと、示現流の極意は打ち込む太刀の早さが雲耀に達する事――――― そう聞いている。私は長い鍛錬と実戦の中で、己の剣がその雲耀に達していると思っていた。…だが、実際はこれだ。 ) [Sat 6 Jun 2009 00:02:13]
◆艶子 > ( じりじりと互いに間合いを詰めあう。同じ流派、同じ構えならば、勝負を決するのは打ちの早さだ。二の太刀要らずの示現流同士の戦いでは、恐らく打つ部位も私と同じ。どちらの示現が優れているかということを決める意味もあるこの勝負においては、その傾向は尚更強かろう。 ) ( そして、両者同時に素早く前進する。トンボの構えから繰り出される一撃必殺の剣。双方の竹刀が双方の肩を狙い、振り下ろされようとしている。そのタイミングは同時であり、いよいよ「どちらの剣が早いか」という、単純明快な差によってその勝負は決まろうとしていた。 ) チェストォォォオ―――――ッッ!! ( 二人分の気合が道場の中に響く。一太刀で十万億土に叩き込むといわれた必殺の魔剣が、お互いの間で交差した。 ――しかし、道場内に竹刀が肩を打つ音は一つだけだった。 ) [Fri 5 Jun 2009 23:53:44]
◆艶子 > ( 私はとある道場で、相手と同じ構えを取っていた。 示現流の門を叩き、道場へと案内され、慣れぬ礼を尽くしながら精一杯自分の事情を説明した。亡き父が私に授けた剣術の事を、もっと深く知りたい、と。 まずはその実力の程を試すこととなり、私は最初に門下生の一人を打ち負かすことに成功する。――私は、強い違和感を感じていた。私と同じ足運びと、私と同じ剣を使ってくる相手との戦いは、まるで鏡の中の自分と戦っているような錯覚を覚えさせ、しかしそれは逆に、父から受け継いだ剣が正真正銘の示現流だという確信に至る。相手方とて、私がにわかの剣士では無い事に気付いてくれただろう。 そして迎えた二戦目は、この道場の高弟の一人だという。しかし、私とて実戦で戦ってきた身だ。そう易々と負ける筈が無い。 ) [Fri 5 Jun 2009 23:45:27]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『ナキアと君影が旅館に居る頃。』 [Fri 5 Jun 2009 23:37:47]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『…とにかく、今日はもう遅いから尋ねるのは明日以降にしよう。』 [Tue 2 Jun 2009 22:37:01]
◆艶子 > ( 勿論、私には縁の無い話である。今の私はヴェイトスの一市民だ。勿論故郷を忘れた訳ではないし、何か危機が訪れれば国に帰り剣を取るかもしれないが。 …こんな事を言って歩いたら、白い目で見られるかもしれない。 ) …まあ、何にせよ。駄目で元々、ここは一つ堂々と尋ねに行ってみよう。少なくとも、ここでうんうんと考えていても物事は解決しないのだし。 ( あれだ。虎穴に入らずんば虎子を得ず、という奴だ。うん、私にしては頭の良さそうな言葉を知っていたぞ。でもこの言葉を聞くとどうしてもハッシュの巣の中に小さいハッシュが沢山居るイメージしか沸かないんだよな…。 ) ハッシュ穴に入らずんば子ハッシュを得ず…。 いやいや、なんだよハッシュ穴て。 ( 何だかやばい響きがするぞ! ) [Tue 2 Jun 2009 22:35:55]
◆艶子 > ( こうして竹刀を持ってきたのは、道行く剣士に構えを見せて尋ねるためだけではない。実際に示現流の道場に赴いて、事情を説明した上で教えを請おうと思ったのだ。 …しかし、聞けば梶谷 弥一郎率いる「護国隊」は鎖国派で幕府側の人間だということだ。示現流そのものが鎖国派の剣術だということは無いだろうが…朱鷺の都出身とはいえ、ヴェイトスかぶれのこの私を受け入れてくれるだろうか。それが悩みどころである。 ) …それにしても、何だか懐かしいな。バクフだのサコクだの。 ( そう言った話題とは離れて生活していたせいだろう。 ) [Tue 2 Jun 2009 22:23:40]
◆艶子 > ( 示現流、というらしい。字も教えて貰った。 示現。神仏が霊験を示し現すこと、という意味らしい。 ) …じげんりゅう。 ( ぎゅ、と腰の竹刀を強く握る。繰り返すが、私は自分が使う流派の名すら知らずに戦ってきた。何と愚かなことだろうか。それは私が今まで戦ってきた相手が、自分が対峙するその流派の名すら知らぬままだという事を意味する。 ――いや、唯一地下迷宮で出会った抜刀の使い手、水無月理沙は私の剣を見て「トンボ」だと言い当てた。私はその時、自分の剣にはきちんとした流派があるという確信を持ったのだ。彼女との戦いが無かったら、こうしてアマウラで示現流の事を尋ねることも無かっただろう。 ) ( そして私は再び人の流れをぼんやりと眺める。 着物姿の小娘が竹刀を持って突っ立っている姿は滑稽に見えるかもしれないが。 ) [Tue 2 Jun 2009 22:11:41]
◆艶子 > ( 或いは、トンボの構えというのだけれど。という言葉を添えて、剣の腕に覚えのありそうな者に声を掛けるのだ。すると大体侍達は同じ事を教えてくれた。なんでも、アマウラの侍ギルドの一つである「護国隊」の隊長、梶谷 弥一郎という者が同じ構えの同じ剣術を使うのだという。 ――やはり、父上が私に教えてくれたのは、きちんとした流派のある剣術だったのだ。その流派の名も知らぬまま、私は父に教えられた鍛錬法と、構えと、その一撃必殺の太刀のみで今までの戦いを切り抜けてきた。もし今度アマウラに行く事があったら、自分の剣の事を尋ねてみようと思っていたのだ。 「ちょっとでかけてくる」なんて宿の皆に一声掛けてから、そうやって訪ね歩いていた。 ) ………。 ( 人が多く行き交う大通りの隅で、私はぼんやりとその流れを眺めていた。 ) [Tue 2 Jun 2009 22:00:19]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『えいと竹刀を振って見せ、こういう剣術はご存じないかと尋ね歩く。』 [Tue 2 Jun 2009 21:50:21]
お知らせ > 最上煌曜@最上屋敷さんが帰りました。 『(私は紙幣を握り締め、道場を飛び出した――、)』 [Mon 1 Jun 2009 01:28:04]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (ソレでも私は、こンな端た金を晒して見ず知らずの誰かに平伏して、頼みを預けなくッちゃァならないンだ。)(ギャリ。熱い歯と歯を思いッきり食いしばッて、) [Mon 1 Jun 2009 01:27:41]
◆最上煌曜@最上屋敷 > ……あ…ッ…!(ススだらけの顔がぱッと上がる。童女はそのへんの引き出しを全部放り出して。身体をくの字に折り曲げて行李乗り上げるような体勢。手探りでまさぐるガラクタの裏ッ側にさッき乾いた感触が触れた。)(しゃにむになッて引き寄せて――、)あッ……、(ソレで手を引き抜いて、ぽかんとした。)せッ……、1,000……エン……ッ…、…?(白痴的なつぶやきが洩れる。小刻みに震えるササクレた十指の中で、ホコリまみれの紙幣がポツンと残ッた。)(愕然と見開いた両目は一瞬。新たな涙が堰を切ッていッせいに溢れ出た。身体中の力が抜けて、も一度ペタンとその場に座り込む。)(この後に及ンでなンて希望のない有様だろう。かつて十数石の録を抱えた最上家の財が、いまや削りに削られ風前の灯火だ。何もこンな時に現実的な数字で重ねて思い知らされなくッたッて充分なのに。自由になる金子のたッた残り1,000エンぽッちが、そのまま私と家族7人の財産価値なンだ。一度外食したら終わッてしまうていどの、傭兵を雇ッたら半日の日当で消えてしまうていどの、たッたソレだけのお金がすべて。)う……ッ、ぐッ……、ぅ、う゛う゛ッッ…、(わななく手のひらに涙の滴がボタボタ落ちた。しょッぱい水滴は手垢だらけの紙幣にすぐ染みる。)(後ろめたさも寂しさも惨めさも悔しさも何もかもめいッぱい背負い込ンでバタンと床に伏す。誰もいないことが今はコレ幸いだ、童女は今宵、自分のために大声で泣いて泣いて泣いて泣き溜めして――、) [Mon 1 Jun 2009 01:26:17]
◆最上煌曜@最上屋敷 > …そうだ…金子…、金が要る…ッ、(手首で鼻の下を擦ッて我に帰ッたら、ハッと気が付いた遅めの事実。怯えに濁ッた瞳に光がともり、徐々に理性を取り戻してく段取りに当たる。)(刀を売るとしたらまずヴェイトスなる都行きの乗合を見つけなくッちゃァならない。都の公家が使うみたいな高級乗合なら兎も角、童女風情が乗れるような木賃の安乗にちゃんとした護衛士が付属されているとは思いがたい。街へ到達する前に盗賊野武士の類に襲われちゃァ本末転倒だ。助けるべき家臣達を残しておめおめ死ねない。死ねなきゃ自分で傭兵を雇ッて生き延びなくッちゃァ。)(童女は決意してギッと宙を一睨み。血走ッたまなこで蜘蛛の巣だらけの道場をザッと見回す動作。ぐいッと目元を乱暴に擦りざま、転ぶように作業場に駆けてッて手近な行李に飛び付かん。茶箪笥の引き出しが外れて、置いてあッた手拭いがスッ飛ぶ。いいから金子だ、とにかくお金を、)さぁ…さ…ッ、探ッせ…ば…ッ!(あッちこッち力任せに行李を散らかす。お金、どこかに無いか。探せばホンの少しくらい。切り詰めて切り詰めて、今は家族まで売ッて暮らしてるンだ。贅沢なンてした事ない。屈辱の代価で得た年俸はずッと貯めている。金平糖一つ買ッた事ない。ちょッとぐらい纏まッた金があるはずだもの。大事なみンなの、重蔵の、おふじの、金治の銀治のお三輪の一太郎先生の、田所兵衛の売られた分の――、) [Mon 1 Jun 2009 01:12:03]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (――「お姫はねェ、偉ァいお武家の跡取り姫になるンだよォ」)い…、い゛い゛ぢ…太郎、せんッ……、(ズッと鼻水を啜り上げる。想起される在りし日の記憶の中で、童女は若い青年学術師範に膝抱ッこされて算学書で遊ンでる。穏やかな一太郎先生は、私がちッとも勉強しない時も叱らずにあやしてくれて、口癖のようにそうお話してくれた。「――だから、ちゃァンと勉強しなくッちゃァいけないよ?」ッて。)(先生はいッつもそう結んだッけ。嗚呼ごめんなさい先生、ごめんなさい。どンなに偉いこと覚えたッて、私もう、こンな面汚しじゃァ銭衛門の名前なンて継げないンだよ。でも、だから、ほら。後は私、どンなになッたッて頑張ッて必ずみンなのお金を貯めるから、)だ…、だ…がら…ッ、(グジュッと作務衣の袖で顔を拭う。這うようにして刀を拾いに行く意志の復興。肘を突ッ張ッて両手のばして柄を握ッて、)ぅ゛、う゛ぇッ…だ…ずげる…か、ら……ッ、(徐々に明瞭さを取り戻して行く喉の響き。今度は刀をシッカリ小脇に抱えて鼻水の染みる歯茎を食い締める。なにが「許して」だ。全て自分が決めておいて何だ今更。何を許しを乞うて過ちの重みを軽くしようと浅ましきを企むか。技術不足で侮れる事も、人付き合いに未成熟で仕事を無くした事も、食いつめて贋刀詐欺師の道を選んだ事も、何もかも貴様のせいなンだぞ最上煌耀――ッ!) [Mon 1 Jun 2009 01:00:22]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (昔、父上がはたらきにより将軍に下肢されたと言う大事な壷を割ッてしまった事がある。あの時は尻叩きも膳抜きも覚悟していたのに、諸行無常と一言言われて終わりだッた。拍子抜けの幼女の頃よりずッと長じて、今はなンて比べ物にならない喪失感だろう。童女は手放したモノの大きさに背中を打ちのめされて、冷たい床の上でクスンクスンべそをかくしかままならない。)(両眼を塞いだ甲がぶぁッと灼熱を持ち、グッと鼻頭が詰まッてくる。神経に広がるお馴染みの感覚。)(この無くし物は誰に謝ればいい。どの大人に懺悔すれば返して貰える?父か、兵衛か。それとも威張りたがりの官僚の誰かか。諸行無常で無くしたモノなら、心からの反省を以て訓戒を得れば肝要の心構えは育まれる。だが自分で決断して放棄したモノに打ちひしがれたところで、どう償いと教訓が降ると言うンだ。こンな生活になッてから後戻りなンて出来ないのに!!)ぁ――、ああ゛ッ!!(いや、いやだ。赤ン坊宛ら首を降る。両手で肩を抱き締めて自らを庇う挙動。)う゛ぁッ、ぅ゛ッ……!う、わあァッ……、ごッ、ご…め゛…、ごめッ…なざ…ッ、み゛なッ…、じ、重ぞ…、い、一太ろ…ぜんぜッ……!(言葉にならない懺悔の連続。わたし、まだ何もしてない。何もしていないンだから、許して、ゆる、し――、) [Mon 1 Jun 2009 00:48:18]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (ごとッ――、)(甲高い悲鳴が迸ッて。刀を投げ出すみたいにタライの脇に取り落とす。腰の力が抜けてく。崩れる膝。ペタンと床に付く尻餅。後ろ手に付いた両手がどうしようもなく震えてくる。笑う、なンて。)わ――、笑うなンて、(カラッカラの喉に渇いた唾を飲み下す。その反作用みたいに目玉が潤みを帯びてくる。眉も目尻も泣き出しそうにグニャグニャに歪む。わらうなンて、)――わ、――笑えるモノかぁッ!(ギュッと眼を瞑ッて腹の底から自棄ッぱちな怒号。無人の道場にグァングァン、反響してく無慮の木霊。)(笑えない、笑えるはずがない。こンなことが出来ていい訳がない。こンなこと、こンな、役立たずの刀を身綺麗に磨き立てて、ご立派な意匠を施して、わざわざ柄を巻き直して、偽物の紋さえ入れて、いい加減な銘まで付けて――、私の罪はとうとう形になッてしまッた。)(ぺた。ぺた。交互に手のひらを上げて尻餅のまま顔を覆う。12年分じゃァ払いきれない後悔が怒涛になッて押し寄せる。あァ、ついに私は犯罪者だ。きんぴか最上のお飾り姫は飾られてるだけじゃ飽きたらず、うす汚い廃刀偽装にまで手を染めたンだ。先代まで丁寧に培ッた清廉潔白な威光も誇りも、無能な五代目が地に貶めて踏みにじった。) [Mon 1 Jun 2009 00:38:05]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (だけど道場の上座にいつものように正座して。疲弊がベッタリ張り付いた童女の面立ちには、ソレと別に困惑と苦渋の表情が陰を落とす。)(渋い眼をして刀身を睨めば、刃の凹凸に鏡映しで童女の顔が映り込ンで。向こう側はまるで鈍色にくすんだ世界のようだ。閉じ込められた鏡の中の私が強い視線で射抜いてくる。わたしとわたし。鋭いまなざしとまなざしがぶつかり合ッて、今にも衝突事故を引き起こしそうだ。ジリジリ、たがいに焦げ付くような睨み合い。)(それにしてもなンて忌々しいかおだろう。なンて威厳に欠けたご面相だろう。チマチマと小造りな造作。ふッくらした玉子形の輪郭。ツンと低めの鼻。綿毛のような眉。たやすく傷つく桜色の唇。そしてこの、執念と悔しさの炎が絶え間なくギラギラ瞬く手負いの犬のような大きな瞳。)(これが?こンな見るからに惰弱な娘が最上家の当主だと胸を張るのか。せめて笑うことぐらいすれば、少しは貫禄が出るのに。――笑うッて?)(顔を遠ざける。鈍色の童女は刃の中でスゥッと遠のき、代わりに包帯だらけの両手で支えている斬れもしない打刀の全体図が認識される。コレは何?何だ?私は何を作ッたと言うンだ?コレは、その、)(瞬間、カッと活目。) ――――ぃ やッッ!? [Mon 1 Jun 2009 00:27:09]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (茫然と呟いて、水ダライの中から鈍い輝きを持ッたソレを恐る恐る持ち上げる。いかにシッカリ両手で支えていようと踏ン張ッてても、140p足らずの身丈にこの重量感は荷が勝ちすぎる。)(額の汗を拭うこともカサブタまみれの指をさすることも忘れてしまう。一台ッきりの灯篭あかりをななめから受けて、黒塗りの刃がギラリ物騒な光沢を放つ。)(百何十度と磨き込まれて、妖しいまでのツヤを持ッた煌めく刀身。彫り深の鎬の真横、たなごの中央部分には、独鈷杵が交差した真言教のような禁欲的な意匠の飾り彫り。柄巻は逆菱に巻き直され、何より肝心な紋入れには菱葵をあしらッた。無難な選択のようでいて、実はこれが肝要所。朱鷺の都の将軍家ゆかりを示す葵型を紋入れする事で、出どころや由来の空想を掻き立てさせて稀少価値の付随を促すワケだ。これは定石だけど鉄板の手口らしい。)銘は…、名森是定ッ……、(厳めしく呟いて刀をチャッと構え直し。もちろん名森派に是定なンて刀匠居やしないが、どうせ匠名なンて似たり寄ッたりの命名のこと。それに売りつけるのは素人だ。後は会話の誘導如何で騙しきる自信がある。) [Mon 1 Jun 2009 00:15:05]
お知らせ > 最上煌曜@最上屋敷さんが入室されました。 『仕上がッた……、』 [Mon 1 Jun 2009 00:02:36]
お知らせ > 最上煌曜@最上屋敷さんが帰りました。 『(その光がフッと曇る。) ――居るワケ、ないか。』 [Mon 4 May 2009 23:15:16]
◆最上煌曜@最上屋敷 > 何!(ガッとかサビが浮きまみれな水桶引ッつかみ)で!!(ぶるぶる震える筋肉と溜まる乳酸こらえて頭上へ持ち上げて)私が!!!(ズダダダダダダダ。そンまま道場一直線に突っ切ッてッて)あのよーなメンヨウが服を着て歩いとるよーな男の刀の!!!!(片足高々とハイキック一発、バァンとか安普請な玄関蹴り開けて)拵え造りを考えとらんとならんのじゃァァァ―――――ッッッ!!!!!(ズばしゃ―――――――ん)(トッテモ乙女の喉から出たとは思い難いがらッぱちな罵声と一緒に、思いッくそ庭にブチ撒いた。もう体勢的に頭上にかざしてた水桶ごと、身体を捻ッて両手でブゥーメランのごとく放り投げたと言うのが正しい有様。どこか遠くでコーン…とか情けない落下音が響いてきた。当然旋回とかして戻ッてくるワケじゃないらしい。後でキッチリ拾いに行かなきゃならない分、手間のかかる鬱憤の晴らし方だと我ながら思う。本当。あほみたいだ。)(童女はぜーこらぜーこら丸い両肩を上げ下げして呼吸の整え。それは打刀と同じく錆びッ付いた刃のよう。ヒビの入った黄石みたいにギラギラ耀く瞳の光で、ギッと藪の奥へとメンチ切ッて。) [Mon 4 May 2009 23:13:22]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (ことん)(一応、きちんと刀と仕事道具一式をスッと脇に避けて。) [Mon 4 May 2009 23:02:42]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (――…それに、あの下げた一刀。その全身から曰く言い難い旺気のようなものが滲み出ていることは、童女程度の職工でもソレとわかる。いずれ名のある霊刀・祭具に相違あるまい。確かにあの業物に粗末な白木の鞘をあてがうなど役不足もいいところだ。孕んだ霊気にあてられてそう遠くないうちに自ずと割れよう。まず鞘は半月ほど時間を掛けて塗りなおし、黒呂の蒔絵を施すのが相応しい構図だ。石目造りでは無粋で興ざめする。実用刀のようだし太刀の緒は要るまい。鍔には華美になりすぎない程度に花巴がよい。目貫には番い菖蒲をあつらえ、そして紋は…、そういえばアヤツの家紋は何なのだろうか。検非違使ともなれば、殿上を許された身分なンだろう…。代々の家柄なれば出自は公家だろうか。ならば紋は代表的なもので檜扇か一つ瓜…、いや…こンな僻地に飛ばされてくる具合だ。意外に天皇の覚えが悪いか、中流の武家の出かもしれない。そうしたらずッと系統の範囲は広まる。何より実物の刃を確かめていない。はたして普通の打刀用の拵えで良いものか…、)…、…、…、…、… はぁッッッ!?(ビク――――ン。突如、威嚇する猫宜しく髪の毛逆立てて驚愕ポーズ。ペチャ胸の前で鉤爪型に構えた両手がワナワナと震え出す。ゴゴゴとか音響が入ればいうことなしな背景設定。) [Mon 4 May 2009 23:00:51]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (棗束森一派を現す特徴は言ってしまえば重量だけだ。だからソレさえ刀身から削いでしまえば。)(小さな喉が緊張に強張ッてコクリと上下する。平島砥石をあてがッて、水中で丁寧にサビをはいでいく作業。)まずは磨き……、磨き作業の合間合間に鞘のギソウ…、塗り作業……、彫り作業に至ッて、まず施すは銘の上書き……、刀身にトッコショなぞの一つも彫れば、棗束森の分派に属する名森派の装飾刀に見えるだろうか……。シコウして、この深彫りのシノギはいかようもしようがないだろうの…。なれど、これもッ…、源流である棗束森派のナゴリのする技巧ぞと言い通せばッ……、(確認のように続く独り言。職人的に繰り返すことで自分の記憶に刷り込んで。頭の中に図面を引いて、想像の中で一つ一つ行程をなぞッて行く。サビをはいだら砥石を順番に細かくして、最後に地皮・刃皮で整えて。名森派の中でも適当な銘を考えて。装飾彫りの草稿を描いて。鞘も不自然がないように適度な装飾と古色さを色付けして――…、) [Mon 4 May 2009 22:50:11]
◆最上煌曜@最上屋敷 > ( パン )(と、硬い音を立てて鞘を二つに割る。新刀に見えるようにこちらも多少なりと塗りなおさねば。)(口にした銘は、十年ほど前にドコぞの城で足軽方の標準装備として量産された打刀のことだ。刀身彫りの一切を施すことを許さないせいで、ズッシリとした存在感のある重さがほかと違う。重量重視の仕上げ方は棗束森一派の特徴だ。普通の刀が二、三人斬れば脂で刃こぼれするのに対し、重さに似合った大振りな速度のおかげで血液が刀身に残りにくく、斬れ味が鈍るのが遅めの業物だけど。総合価値で評すれば言っちゃァなんだが三流刀だ。それすらこうサビまみれではいかに砥ぎ直そうが刀本来の役目も果たせまい。けれど童女に取ッては、)――良いわ、今更キショウカチの有無なぞ構うものか。それで充分よッ。(癖のような強い歯ぎしり一度。フンッと面白くなさげに鼻を鳴らして、刀身を膝の脇の水桶に浸けん。何よりもまずこのサビをどうにかしなくちゃ話にならない。袖の中からタスキを取り出し、片方を口に咥えて作務衣に素早くタスキ掛けを施す作業。仕事の体勢。) [Mon 4 May 2009 22:41:03]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (本来銘が彫ってある箇所は、刀身と同じくサビに覆われてボロボロで、かすれて果ててとても読めた代物じゃないけれど。)(刃区から切っ先への刃文の入り方と幅の広さ。特徴のある浅い反りの角度。可能なまでに掘り下げた鎬(しのぎ)。重量感。実用的一辺倒で、装飾性が全く見当たらない、この青黒い刃渡りと焼き入れは。)恐らく、和泉棗束森是靖(いずみなつかもりこれはる)………、(最上家家訓其の壱。心がけるは灯油の節約。がらんと広い道場内の、壁際に東西合わせて六つある灯台の一ヶ所にだけ明かりを付けて。上座にキチッと正座した作務衣服の童女は手にした刀を慎重に撫ぜる。強い利かん気の耀きがともる瞳に、横たわる刀身が陰りを添える。ちょうど刀の切ッ先が瞳のフチに掛かる投影の具合だから、童女の円い瞳孔は、これから刃に突ッつかれて砕ける直前の黄石にも見える。どれだけ価値ある宝石の原石でも、石なンてものは砕けたら終わりだ。床に落ちたら、ほうら、) [Mon 4 May 2009 22:33:25]
◆最上煌曜@最上屋敷 > (*ノット夜明け前。前回の設定そンまま使うと弊害が起こる法則ッ…!) [Mon 4 May 2009 22:25:35]
お知らせ > 最上煌曜@最上屋敷:夜明け前さんが入室されました。 『(打刀の茎(なかご)を抜いて、銘を確かめる。)』 [Mon 4 May 2009 22:23:32]
お知らせ > 最上煌曜@最上屋敷:夜明け前さんが退室されました。 『(さぁ、早くみんなを迎えに行くんだ。昔みたいに一緒に暮らそう。)』 [Sat 11 Apr 2009 13:58:23]
◆最上煌曜@最上屋敷:夜明け前 > ………ッ、ぅうッ、そうだ、キサマは誰だッ、最上銭衛門煌耀――…ッ、(いまいちど道場の床に強く握りこぶし叩きつけん。思い出せ。ちゃんと思い出せ。自分のちッぽけな背中にかかる責任を思い出せ。何が一番大事が良く熟考しろ。余計なことなど考えなくて構わないんだ。早く、とても早く大金が必要なのが今なんだ。甘い絵空事に現実を重ねることがそんなに大事か。今大事なことは何だ?ひたすら刀を磨くことだろう!?)(指先がじんじん痛む。外の気配は一向に解らない。もう構わない。巻きつけてた包帯代わりのボロ布を勢いよく剥がす。かさぶたが剥がれて黄色と赤色混じりの膿がせりあげてくる。痛いほうがいい。やけッぱちみたいに気合が入る。この気合を維持し続ければ隙はなくなる。罪悪感などと言う一銭にもならない事に気が向かなくなる。あの男の仕事はやッぱり断るべきだろう。見返りのリスクが大きすぎる。検非違使なんてものは特にこれから天敵なんだ。今後関わらぬほうがよい。かたくなな姿勢を貫けば彼とていつか諦めよう。)(童女はぎらつく瞳で暗い作業場に振り返って。ことさら乱暴に床を踏みしめて室内に続く通路を踏む。作業の続きだ。もう何もいらないこと考えずに、沢山沢山お金のもとを造らなければ。がらんどうの室内に自己主張するよう、大きな歩幅と大きな足音響かせて。) [Sat 11 Apr 2009 13:56:00]
◆最上煌曜@最上屋敷:夜明け前 > …ッ、…ッ、…ッ、ぅ、ぐッ…、(唇が青くなる。背中がぞッとする。両手で口元をバッと押さえてもまだ震える。足元に力が入らない。全身がガクガクしてくる。たまらず背を丸くして猫の子宜しく床に伏せる。)(怖い、怖い、怖い。誰かを騙すのなんか詐欺を犯すのなんか犯罪をやらかすのなんか、絶対怖いに決まッてる。ほんとに騙されてしまったらどうしよう。大金になってしまったらどうしよう。誰かに露見したら?より恐ろしい犯罪になったら?誰かが命を落としてしまったら?何もしてないうちから恐怖は勝手にやッてくる。例えからかわれていても落胆されてもいいからッて、真ッ当な仕事をさせてくれ仕事の口をくれと、例の青年みたいな何も知らない人間に縋りつきたくなッてくる。そうだ、まともな仕事の口さえ貰い続けばわるいことを何ひとつしなくて済むんだ。こんなふうに本来の、拵え造りの依頼さえずッと続いてくれれば。何て夢みたいな話。)(違う、駄目だ、考えるな。役立たずの思想力などお呼びじゃない。お粗末な未来予想図なんか必要ない。ぎゅッと目をつぶッて両手で頭を抱え込むよう、耳をふさぐ。やくたいない夢を見るな。現実を見据えろ。私にできることはなんだと言うのだ。正論なんか正義なんか正当なんか、みんな雑音、雑音、雑音――!) [Sat 11 Apr 2009 13:42:37]
◆最上煌曜@最上屋敷:夜明け前 > (そなたなぞ ―――、)…ッ、あ゛ぁッッ、もうッ!(ダンッと床に拳を叩きつけて奥歯を噛む。指先がじんじんする。怪我はまだ治ってない。何が家人『達』だ。そンな自己弁護の複数形で飾ッても、しッかり固有名詞じゃないか。なんだかんだ愚痴ッてみても童女の頭に浮かぶ面影は、声が大きくて男くさくて、怖くて嫌いな隻眼の男がまず上がる。グダグダ文句や焦燥巻いてたところで、やらなきゃいけない作業の全ては、どうせ彼と父から叩きこまれた技術を要すんだッて締まらないオチ。結局私は、どんな時でも田所兵衛の呪縛から逃れられない。もう怒られることはないのに馬鹿みたいだ。笑ッちゃう。)(声を上げて笑ッてやろうと口元に力を入れると、なんでか引き攣る。逆八の字眉にお似合いの、頑固な一文字に結ばれる。笑う表情が作れないのはいつものこと。笑顔など世間に媚びるための代物だ。私には要らない。必要ない。)(イライラする。指が痛いせいだ。早く早く、早く仕上げなきゃいけないのに。何でもいいから数を揃えなきゃ。今のうちに。少しでも世情が不安定な今のうち。伊駿河みたいな小さな藩にもヴェイトスに繰りだそうッて無頼者はきッといる。こンな機会、たぶん滅多にないんだから。野良侍ごとき口先三寸で騙しきッてみせる自信はある。ヴェイトスの住人に悪いなんぞと思わない。他人だ。知らない人間だ。重蔵やおふじや一太郎先生の方がずッと大事だ。口綺麗な罪悪感など捨ててしまえ――、) [Sat 11 Apr 2009 13:28:50]
◆最上煌曜@最上屋敷:夜明け前 > (そうだ 『 検非違使 』 )(渡航書を思い出して今更恐ろしくなる。悪寒が襲いぎゅッと両手で肩を抱き締めん。)…もしッ…やッ、ソウトウ危ういところなのやも、しれぬ……、とてもラッカンテキになっておる場合では、ない…のか…、(だッて官僚が訪ねてきた二晩の正にその時、私は作業場で贋作刀をこしらえていたのだから。磨きや砥ぎの行程はまだいい。紋入れや鞘塗りの偽装の途中を見られたならまず言い逃れは敵わない。刀を握ッたことのある人間ならばすぐ解る。何も成してないうちから証拠送検で敢無く縄打ちだ。)(いいやそれでなくたッて。もし彼の仕事を受ける事になッて。精魂込めて拵えを揃えてしまッたら。私の『仕事の仕様』が知れてしまう。彫りの角度。磨きの癖。鞘塗りの技法。柄巻きの揃え。技術の詳細が知られてしまう。彼が世間に出て、同じ仕様の刀を見ることがあればそれは私の贋作刀と言うことだ。やッぱりばれる。)(市中引き廻しの自分の姿を思い浮かべれば、但馬や村上など侍従仲間の嘲笑のほかに家人達の悲しそうな顔まで想起されてしまう。いやそれは徐々に怒った顔つきになッて。「 あれほど言うたのに 」と。「 姫様はまだ工程一つ満足に成れんのか 」と技術の拙さを叱りつけて。怒られるのが嫌で怒鳴られるのが嫌で、ただ怖くて必死になッて手ばかりガムシャラに動かしていた頃の。)フンッ、何だエラそうに…ッ、そなたなぞ今は手足のジユウすらないクセにッ…、(ひとりごとは愚痴に変わる。独白のよう。) [Sat 11 Apr 2009 13:18:32]
◆最上煌曜@最上屋敷:夜明け前 > (何のかンので何日も張り込ませてしまッた事実は打ち消しようがないことだ。口から出任せとは言え、真実になッてしまッた苦労に「あれは無かッた約束に」などと言えやしない。腐ッても武家だの義心だののまともな理由でそう思うんじゃない。そンなフ抜けた心持ちで大それた真似はできッこない。単に彼が約束の反古に怒ッて斬りかかッてきやしないかと言う恐れだ。大人しそうなそぶりをしていても、優しそうな笑顔で懐柔させようとしても、あれも大人だ。大人の男だ。すぐに権力に、武力に、暴力に訴えて、不遜者御成敗の名目のもと、どんな乱暴も厭わないやからだ。そのうえ彼は京お墨付きの検非違使なのだそうだし。お題目の正当も正論も正義も持ち合わせていよう。反論の余地はない。)ぅぬぐぅぅ…! よもや本気で成すとはッ…、自らの口から出たこととは言え、まさにシメンソカとはこの事よ…ッ。(ギャリギャリ親指の爪を噛ンで。いッそほんとに仕事を受けてしまえば良い、と投げッぱなしの考えも浮かぶがそうもいかない理由もある。自分がいかに渾身の技術を込めて拵えを造り上げたとて、万人が満足するワケもない。自分の12年間を昨日今日会ったばかりの他人にまで否定されるのは嫌だッた。いっそう惨めになるのはこれからだと言うのに肝が据わらない。罵りも嘲りも詰りも誹りも貶めも、慣れているのに嫌いなままだ。) ( ―― ううん、理由はそうじゃなくて。) [Sat 11 Apr 2009 13:04:45]
◆最上煌曜@最上屋敷:夜明け前 > …、 …、 …、 まずい …。(童女は叫びだしたくなる。時刻はそろそろ夜明けがくる頃合いだ。ほんとに癇癪を起こすかわりに、作務衣姿の膝の上で両手のこぶしを握り締めん。寝不足と苛立ちはそろそろ限界に達し始めてきている。血走ッた視線を作業場に投げかければ、半分空いた戸口の隙間から、磨きかけの打刀が覗いて鈍いきらめきを発している。作業を中断してすでに何日めだろう。何日も何もできないままグダグダ暮らして、何時間ムダな時間を費やしたのか。) (童女は、人気のない道場の上がり場にピシリと結跏趺坐の姿勢。グッと呼吸を押し殺す。息をひそめて道場の薄い壁ごしに、外の気配を探らんとそッと意識の集中の開始。今。このとき。あ奴はまだこの屋敷の周囲にいるのか。それとも諦めて帰ッていったのか。童女の懊悩はさまざまな可能性を弾き出すけれど、見なきゃ解らない真実は伝えてくれない。私はかみさまじゃない。)(予測なンかアテにならない。そこの玄関の引き戸をばッと開けて見ちゃえばいいんだ。それが出来ない。開けてもし彼が『そこにいた』ら。あの矢鱈と自分のことを喋りたがりの男に、また付き合わなくちゃいけない事になる。自己紹介だけならまだいいのに仕事の話になるともう駄目だ。今度こそ言い逃れが出来なくなる。)(片手の拳を額に当てる。ギュッと眉間に皺が寄る。) [Sat 11 Apr 2009 12:50:54]
お知らせ > 最上煌曜@最上屋敷:夜明け前さんが来ました。 『( ―― まずい。)』 [Sat 11 Apr 2009 12:38:01]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが帰りました。 『(やはり断るべきなんだ。私の握り飯はとても、とても不味いから――、)』 [Mon 6 Apr 2009 02:25:07]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (可愛いじゃないデスかざしきわらし。尚更童女とは≠だ…!)(ほんとうに、まっとうだ。容赦ない。すなおでショウジキ。あけすけで飾らない。童女の肩がゆッくり落ちていく。)…、サヨウでしょうな。(押し殺したような声。) だッたら、ヤハリ今度から、もッと上手い者に作って貰うほうが宜しかろう。その方が貴公のためぞ。(握り飯を、と言わずに。自分の噛みつきもどこ吹く風で弓をいじり始めた青年に背を向け、乱暴に戸を閉めん。) (だけど、解った。) [Mon 6 Apr 2009 02:23:56]
お知らせ > 是宗頼光さんが帰りました。 [Mon 6 Apr 2009 02:03:58]
◆是宗頼光 > (どうせ待つのだから手間はさして変わらないのだ、と笑って答え……青年は昨夜同様、弓を引き絞り、そして弾いた) [Mon 6 Apr 2009 02:01:27]
◆是宗頼光 > (勝手に来て幸運を呼び、勝手に去って不運をもたらす『よくわかんないもの』と。怖いね!)だから、美味いだのなんだのとは言わぬよ。握り飯を拵えてくれた事に、礼を述べている、と(少女の内心に気付かぬままに、青年はそう応える。純粋な感謝である以上、世辞を言う可能性を感じなかった、というのもあった。ともあれ……弓を手にして、真剣な顔で首を横に振る)いや、拙者の仕事でもある上に……どうにも放っておく気がせんのです。まあ、待っている間、弓を鳴らす程度では御座いますが……あやかしの類は、この音が苦手なので。 [Mon 6 Apr 2009 01:59:53]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ( さぁ、本性を見せろ、おとなたち。 ) [Mon 6 Apr 2009 01:50:08]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (そうだよね、いい妖怪だもんねざしきわらし!)フン、口の綺麗なゴイケンですなッ。ヤハリまずいとは思うて居られるゴヨウスで御座いますしッ。(代わって童女はいちいち皮肉で応対する姿勢。いらつく。はらたつ。ムカムカする。これ以上なく真ッ当な、犯罪なんか、落とした銭でも拾うどころか爽やかに官僚に届けるような…あぁ官僚本人か、彼…陰りのない人となりをこれでもかと見せつけられるのがイライラする。そンな優しい顔の仮面の下で赤い舌を出してるのが大人なんだ。感謝の言葉の裏で口汚く嘲ッているのが男なんだ。騙されない。信用なんかしない。)(だから、青年の申し出には。幾らその瞳に濁りが無くッたッて。正反対の風情の童女のこの瞳。ヒビか疵の入った黄玉のよう、ぎらぎら底光りするまなざしで睨みつけてやるんだから。そして即答の。)貴公が? …はッ、何のミカエリもないのに? ――テイチョウにお断り致すッ。(ほら、憎らしげに顎を反らして、答えてやる。) [Mon 6 Apr 2009 01:48:40]
◆是宗頼光 > (まあ、ぶっちゃけ座敷わらしとか退治しちゃいけないし! 閑話休題)(むぐむぐと相変わらず口を動かしているのは、芯が残って固いからか。まあ、上等な握り飯とは到底言えないだろうけれど)それでも、馳走になれば感謝するのが道理と思っておりますれば。いや、助かりもうした。(世辞は言わないが感謝はする、と応える。美味い、とは言わないし言えない。 扇子向けられれば苦笑いするしか無いのだが)まあ、いまのところ何もなければ重畳、と。 拙者もまだまだ未熟なれど、待っている間くらいは……警護させて頂きたい。(そう言って、弓を弾いた) [Mon 6 Apr 2009 01:34:04]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (それじゃフォーウンで聞いた橿死とかだと思うんだ。そりゃ座敷童ほどカワイラシクはないけれどね…!)(しかしその惨めで情けない、誰もが顔を顰めて遠ざける出来の握り飯の有様が、私の拵造技術力なんだ。ぶっきらぼうに手渡せば、米粒だらけの指をギュウと拳にして握り締めん。せめて他人の前で哀れななりを見せてなるものか。大人なんか大嫌いだ。この男だッて同じに決まッてるんだ。その握り飯の感想と同じに、私の12年のちッぽけでありふれた大事な経験と思い出を、軽く嘲るに決まッているんだ。) ( だまされるな ) (眉を吊り上げる。唇を引き結ぶ。頑固で癇の強そうな生意気な子供の表情造る。ツンと顎を反らして腕を組む。)ハッ、ウワベの世辞なぞ要りませぬ。どうせ米ひとつマンゾクに炊けぬテイタラクでしてなッ。ショウジキに口に合わぬと申されれば宜しかろうッ。(とか、あくまで悪態まじえて返して。質問を一通り(とりあえず)大人しく聞き終えたら、)…、…、…ッ、(びし。無言で貴方を扇子で指すよ。)(あばら家に真夜中に来訪する京の官僚(+妙服装)がまず一番フシギですよという。) [Mon 6 Apr 2009 01:21:55]
◆是宗頼光 > ……ああ、いや、勤めが勤め故、ちと気になったので御座るが……(指についた米粒を食べて人心地。見やるのは、廃屋寸前だろう最上家邸。昨日、鳴弦をしたとはいえ、これでは……)何か、奇異な事でもおきてやしないかと。 少しばかり、心配になりましてな。 [Mon 6 Apr 2009 01:09:02]
◆是宗頼光 > (むしろ座敷わらしとかそんな。額に札貼ったりする可能性も無くはないが)(びぃんびぃんと鳴弦をして待つ事暫し。昨夜もこうして此処に立っていたなぁ、と考えていると足音が戻ってくる。行きと変わらず、随分と早い……走っているのか)む……? これは……(握り飯、らしい物を携えて仁王立つ少女。どうぞ、という事は、つまり……)いや、かたじけない。有り難く頂戴致します。(……急いで握ったのだろうそれを、深く一礼して受け取った。齧ればあんまりな炊き加減に訝しげな顔をしながらも、むぐむぐと咀嚼して) [Mon 6 Apr 2009 01:05:52]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ――でッ? (とりあえず胸を張ってみた。)(さッきの質問を取り敢えず聞く姿勢はあるらしい。) [Mon 6 Apr 2009 00:56:41]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (まじめに考えとるー。)(「嫌な感じ」がドンな感じか解らないけれど、あんまりシャ―シャ―威嚇してると妖怪山猫と間違えられて成敗されそうな危機襲来とかそういう意味デスか。天然属性みたいだし彼。さておき。)(何考えてるんだ何考えてるんだ何考えてるんだ、あの男。いい年してロクに物も食べずに野宿とかして。不摂生にもほどがある。野たれ死んでも知らない。ていうか野たれ死んでしまえ!)(などとぶつくさ考えつ。はたして走ッてた童女が走ッてたのは台所。夕飯のおひつ覗いて急いでお米握ッて。この間5分弱ぐらいか。またまた、てーッと戻ッてきたら、玄関から飛び出して青年の前、デフォルトの仁王立ちを偉そうに。仏頂面に顔を歪めて、ズイと両手で握り飯突き出さんと。水気は多いしすごい形悪いし、お米に芯があるし。ろくな出来じゃないけれど。) ――どうぞッ。冷や飯で宜しければなッ。(お断りしたら「私の米が食べられないのか」とか言いだしそうな勢いで、かるく拷問だけど!) [Mon 6 Apr 2009 00:55:36]
◆是宗頼光 > ふぅむ……(となれば、やはり自分で探さねばならないか。等と大真面目に考える。 血筋柄か少しばかり勘の利く青年は、人を疑う事が然程無い。文字通り『嫌な感じ』がすれば別だが、結局は世間慣れしてない証拠だろう)いや、邸の事についてなのだが、如何せんこのままでは……とと。(こちらが言い切るよりも早くタターッと彼女は屋内へと駆けて行ってしまった。 まあ、待てと言われれば待つのが道理。もう少しばかり待つのも悪くないだろう。 手持ちぶさたなので弓を構え……びぃんと弾いて、少女の帰還を待つとしようか) [Mon 6 Apr 2009 00:34:40]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ――ッ、存じ上げませぬッ!(川、の時点でやけぱちみたいな即答返す。て言うか間に受けられた。信じられない。この時代錯誤男は、ほんとに。馬鹿正直に。自分より五つも六つも年下の童子の戯言の言うがまま、頼みを受理されるまで屋敷の前に坐り込もうとでも言うのか。)(童女のぽよぽよした眉が扉の影でぎゅッと歪む。咎める暇もあればこそ、ぱッと背中を翻えそうか。)…、いささかお待ちやれッ。 それとッ、――まだ仕事を受けるとは言うて居りませぬぞッ!(室内に駆け込みながら最後の返答は、背中で先に言っといた。馬鹿にしないで。別に逃げたわけじゃない。すぐ戻る。) [Mon 6 Apr 2009 00:27:05]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (*失敗)(ワンスモア) [Mon 6 Apr 2009 00:25:25]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ――ッ、存じ上げませぬッ!(川、の時点でやけぱちみたいな即答返す。て言うか信じられない。この時代錯誤男は、ほんとに。馬鹿正直に。自分より五つも六つも間に受けられた。年下の童子の戯言の言うがまま、頼みを受理されるまで屋敷の前に坐り込もうとでも言うのか。)(童女のぽよぽよした眉が扉の影でぎゅッと歪む。咎める暇もあればこそ、ぱッと背中を翻えそうか。)…、いささかお待ちやれッ。 それとッ、――まだ仕事を受けるとは言うて居りませぬぞッ!(室内に駆け込みながら最後の返答は、背中で先に言っといた。馬鹿にしないで。別に逃げたわけじゃない。すぐ戻る。) [Mon 6 Apr 2009 00:24:25]
◆是宗頼光 > 少しばかりなら乾米の持ち合わせが。寒さは……まあ、春も近いのが助かりましたな。身体を動かしていれば、気も紛れます故(基本は旅暮しなので野宿余裕でした。というような返答を笑って言う。 肩から下げた弓を手に取り、軽くびぃんと弾いてみせて)ふむ、流石に二日三日となれば……近くに川はありますかな?(釣りでもすれば、多少なりとも餓えは凌げるか。一月などとなれば困難だろうが。……と、続く打ち棄てられた云々の言葉に、思わず手を叩いた)ああ。銭衛門殿、それで思い出しました。是非とも言っておかねばならぬ事がありましてな。 [Mon 6 Apr 2009 00:13:31]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (*誤字語録:「ののの軒先を借りてッて…、だ、だッて食事とか……ッ、」間は繰り返し間違い) [Mon 6 Apr 2009 00:04:19]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (悲鳴まで鸚鵡返しで来た。およそ若いムスメに相応しからぬ絶叫おそまつさま。童女は驚きさめやらぬまま息を飲み飲み、)ののの軒先を借りてッて…、だ、だッて食事とか……ッ、ののの軒先を借りてッて…、だ、だッて食事とか……ッ、まだ寒いのに毛布とかッ……、(どうなされたのだ、と訪ねかけて口ごもる。だッて聞いちゃ駄目だと思う。訪ねてもし「そのぐらい我慢した」などと口綺麗な台詞でも言われたなら、自ら最後の退路が無くなる感じだ。冷静に、冷静に。自分に言い聞かせようと最早必死な体。グッと唇を噛みしめて。視線を宙に泳がせ、殊更こッほんと大人ぶッて咳ばらい。)べべ、別にッ。いずこかへ出かけるようなタイソウな予定なぞありはしませぬッ。私はこれこの通りッ、ウチ捨てられた屋敷に住むコジキ同然のクラシでありましてなッ。 あ、あとッ、べ別にヒトバンとは区切ッておりませぬぞッ!(とか、取りあえず威張ッてみた。いいぐさとか子供の喧嘩だし、戸口の影に隠れたままキャンキャン言ってても格好つかないけどこの姿。) [Mon 6 Apr 2009 00:02:32]
◆是宗頼光 > ほがァ?(とは何ぞや。天然とは無自覚だからこそ発生するものであり、驚かそう等という意図は本人、欠片たりとて持ち合わせていなかった。 中々に独創的な叫び声に首を傾げてみせたのも束の間、首を縦に振り、肯定する)ああ、軒先を少々お借りしておりました。 仕事を頼む気ならば一晩座ってみせよと仰ったのは銭衛門殿でしょうに?(とはいえ、まるで警戒している仔猫のような姿には笑みも浮かぶというもの。こちらへと向けられた扇子は、さながら威嚇の鳴き声か)ああ、拙者の事は気になさらず。 出掛ける用事があるのでしたら、先にそちらを。 [Sun 5 Apr 2009 23:48:20]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ほがァ――――――――――ッッ!!(居るしィ――――――――!) (こころ の さけび)(いや実際叫ぶけど。見間違えようのないその姿格好目にしたら、びょッと垂直ジャンプして。ずさぁーッと玄関から飛び退らん。しんそこ油断させてからのナチュラルな登場に思うさま腰抜かした状態。なにくわぬ顔して結構やるよこのひと!童女は戸口の影に隠れて首だけ出した姿勢ふたたび。)なななな、なにゆえ!? なにゆえまだ居られるのかッ!? てゆか、まままさかほんとにずッとそこに居られたのかッ!?(びびびび。毛を逆立てた猫宜しく木戸に爪立ててしがみついて威嚇体勢。モノスゴイどもりながらも扇子でびしッと彼を指さん。一応育ちは良いから指差しこそしないけど。) [Sun 5 Apr 2009 23:37:56]
◆是宗頼光 > (まだその変な侍は、この家にいたのです……実は)(肩に下げた大弓を一晩中鳴らし続けていたものだから、眠たげではあったのだけども、何のことはない。 邸の周囲を歩き回って、眠気覚ましをしていたのだった)……銭衛門殿、どこかに行かれるのですかな? いや、少しばかり歩いておりましたのでな。入れ違いにならなくて良かった。(等と、快活に笑うのであった。 少なくとも、起こった様子はない……というか、事実怒ってはいないのだが。 人より然程優れた精神を持ってるでもなし。青年の性質によるものだろう) [Sun 5 Apr 2009 23:30:38]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが入室されました。 [Sun 5 Apr 2009 23:28:16]
お知らせ > 是宗頼光さんが来ました。 『……おや?』 [Sun 5 Apr 2009 23:19:57]
◆最上煌耀@最上屋敷 > …、 …、 …よしッ、いないなッ。(確認完了。昨夜のへんてこな格好のオトコはいない様子と判断。心なしかホッとする。安心して空気の入れ替え。埃ッぽい作業場の金ッ気を一掃せんと玄関の戸を全開に。)(良かった、本当に自分が出てくるまで玄関で坐り込みを続けられていたら、言いだした手前仕事を引き受けないわけにはいけないところだッた。あンな茶番、本気にする人間なぞいるワケない。やッぱりからかわれたんだ。嘲られたんだ。そう決着付ける事で安心できる。それによしんば…ないとは思うけれど…本気の本気だッたとしても、昨日の返答で怒ッて帰るのがふつう。そういう結果も狙ッた捨て台詞だッたんだもの。出来上がりを見て落胆されて、改めて罵られるよりずッとまし。)(昨夜、夢の中できれいな雅やかな音がずッと聴こえていたような気もするけれど。)…気のッ、せいだ。(泣きながら道場なんかで眠ッてしまッたから変な夢を見たんだ。あほみたいだ。) [Sun 5 Apr 2009 23:17:16]
◆最上煌耀@最上屋敷 > …、 …、 …、(昨晩と同じ刺子胴着姿の童女は、玄関の戸口の裏にびたッと張りついて。首だけそろーり伸ばして外の気配を伺う姿勢。黄玉みたいな瞳が、荒れ放題の庭先の右、左を素早く睨みつけんと。四方に気を張り巡らせたまま、緊張のみなぎった数秒経過。) [Sun 5 Apr 2009 23:06:14]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが来ました。 『(ちょう警戒してチョロリと顔を覗かせた。)』 [Sun 5 Apr 2009 23:00:28]
お知らせ > 是宗頼光さんが帰りました。 [Sun 5 Apr 2009 02:25:06]
◆是宗頼光 > (その夜は、一晩……鳴弓が続いた) [Sun 5 Apr 2009 02:24:58]
◆是宗頼光 > ……ふむ。(ぴしゃりと鼻先で閉じられた木戸を見やり、青年は黙考する。 ほぼ直感的な認識ではあったが、自分は試されている、らしい。……間違いは無いだろう。でなくば、かの大神の逸話を持ち出す理由がない。 同時に、ここで戻るのは良くないとも思えた。根拠は、ないが)……なんの。帝の御所を護るべく、一晩弓を鳴らすが拙者の務めよ(元より戻る家があるわけでなし。青年は大弓を構えると弦を引き絞り……弾いた) [Sun 5 Apr 2009 02:23:59]
お知らせ > 最上煌耀@作業場さんが帰りました。 『(戸を閉めん。)(大人など、男など、こんなものだと思わせてくれ――、)』 [Sun 5 Apr 2009 02:17:59]
◆最上煌耀@作業場 > (餅は餅屋とは良く言ったものだが、幾ら有名な餅屋の跡取りでも、米の突き方も解らない職人の餅など誰も食わないと言う話。ましてや見かけが未成熟なら何をか況や一目瞭然だ。技術が追い付かないと自分でも宣言した。童子のべちゃべちゃ餅なぞ誰も食べたくないという、ふつうのこと。ふつうじゃないのは、童女が青年を誰ソレの廻し者だと思い込んでると言う事だ。実際『一種の嫌がらせ』らしいけれど童女に真意は測れッこない。青年の気持ちもだ。その言葉が真剣さが、信じられない。あんまりにもまっすぐで真っ当すぎて。)……言わば、分かりょう。(返答はグズ…と鼻を啜ッて。それからふと思い立ッたようにぽつりぽつりと。)……もし、貴公がマコト、この最上に仕事を頼もうとされるならば、いッそ神話宜しく、天照を岩戸から出さんとする天宇受売命のごとく、トグチの外にでも坐りこむかえ? …ふんッ、どうせデキマイに――、(最後の台詞だけはひとりごと。どうせ大人に誠などない。この男だッてそうだ。怒るか困惑するか肩を落とすか嘲笑するかして帰って行くがいい。そうすれば私はまだ、大人への憎しみを糧にがむしゃらに何でもできるから。) [Sun 5 Apr 2009 02:14:59]
◆是宗頼光 > ……。(いやまったく、まるでわけがわからない、という様相。当然ながら、こちらに来たばかりの青年には理解できぬ事ばかりであり、少女が何を怒っているのかまるで理解できていなかった……が)……何故に、拙者がそのような事を風潮する必要があるのだ?(戸を閉めようとする彼女の背に、尻餅ついたまま問を発した。 あんなにも威張っているような振舞なのに、卑下するような言葉ばかり口にして。 その矛盾が、気になった) [Sun 5 Apr 2009 01:50:11]
◆最上煌耀@作業場 > (自分の命を預ける刀の拵えを造らせようとする人間が、信用も技術もない子供に任せるワケがないと言う思い込みだ。そんな向う見ずをやらかす大人は、自分を馬鹿にする目的があるか『本当にお人好しか』のどちらかだ。初対面の京の官僚とやらを文面そのまま信頼できない。人の良さそうな人間が信じられない。父と懇意にしていた人間ですら代替わりごときで手の平を返す。赤の他人なぞ信用できるものか。大人なんて大人なんて大人なんて――大ッ嫌いだ!!)(困惑もッともな青年突き飛ばして、童女は当初のような仁王立ち。肩で息をし、俯いてゴシと目元を拭う。)……帰れ。(返答は同様だ。弱々しくしゃくり上げて背を向けん。多少落ち着いたところで彼の拒絶も彼に対する猜疑心も変わらない。大人なんて大嫌いだ。どうせ嘘ばッかりだ。)帰ッて私がいかにムノウか、いかにオロカであったか、紹介元へ教えてしんぜられよ。さぞコッケイだと笑い者にする事であろうよッ。(手前勝手な了見まんまの台詞言い捨て、戸口を閉めんとせん。) [Sun 5 Apr 2009 01:42:31]
お知らせ > 是宗頼光さんが来ました。 [Sun 5 Apr 2009 01:36:08]
◆是宗頼光 > む? あ、そりゃすまなんだ。と、ともかく落ち着いて……。(素で見間違えていたという人物が陳謝しつつも、青年には関係の無い話。さては知らぬ内に名前を間違えたせいで起こったのか、と思うのだが……謝ってもこの調子では聞こえていないだろうが。払われた手を軽く振り、困惑顔)……て、諸侯? 哀れみ? いや、面白いも何も、拙者には何のことか、さっぱり……ッと?!( どん )(身を屈めていたのが不運だった、と言うより他に無い。不安定な体勢だった為か、少女の細腕でもあっさり突き飛ばされ、尻餅を付くことになり……)ッた、ぁー……。 [Sun 5 Apr 2009 01:25:30]
◆最上煌耀@作業場 > (青年の反応はふつう、どころかヤッパリ性格のいい人間の反応だと思う。こンな子供の癇癪なんか適当に受け流してしまえばいいんだ。そうすれば童女だッて「大人は私のハナシを聞かない」なンて言って斜に構えて自己中な完結ができるのに。ダン、ダンッ、地団太踏みしだき、ギャリギャリ再度歯ぎしりせん。)五月蠅い、五月蠅いッ!私の名前は煌羅などではないッ!読みマチガイだ、カンチガイだッ。そんな名前のムスメは居ないッ!私の名は最上家当主、最上銭衛門煌曜ぞ! ええい、――触りやるなッ!(何処から聞いたか自分の真名を気軽く呼ばれれば余計に逆上せん。ついでに伸ばしてこられた手は思いッきりバシッと払わんと。鼻紙も手も童女には届くまいか。半泣きながらいまだ猫化そッくりの威嚇の風情は崩さない。今にもシャ―!とひっかかんばかりの勢いを。)触るな、触るなァッ!貴公のアワレミなぞ受けぬわッ!!いな、貴公の身の上も身のアカシも、もう何でも良いッ!どうせ諸侯に言われて私をコケにしにきたくせにッ!面白いか、面白かろうなッ! 帰れ――、帰れェッ!!(と喚きつつ、最後には体当たり宛ら。どんッと青年を突き飛ばさんと試みん。) [Sun 5 Apr 2009 01:13:40]
◆是宗頼光 > う、うむ……。(片手を髪に伸ばしつつ、懐から鼻紙を取り出して彼女の鼻にあてがってやりながら、頷いた)そ、そう言う家柄でな? 金眼の者が襲名する習わしで、兄上達は黒眼だったから、拙者が名を継いだ、と……(ともかく落ち着かせようと必死だった。自分の家についての説明を望むなら、と口にして) [Sun 5 Apr 2009 00:58:20]
◆是宗頼光 > う、あ、と、と……(怒鳴りながら詰め寄ってきた少女。その瞳にこんもりと盛り上がった涙に気付いた青年は、あわあわと両手を動かし、動揺を露にする。 子供の相手をするのは好きとはいえ、所詮は末っ子。如何せん経験が不足していた)き、綺羅殿……? せ、拙者が気に障る事をい、言ったか? な、なら謝るから、頼むから、泣き止んでくれ、な?(とまれ、仮に熟練の検違非師であっても、泣く子には勝てなかったろう。他に策が思い付くでもなく、胡桃色の髪を撫でようとしながら)そ、それに拙者は笑ったりはせん。だから、な? 頼む、落ち着いてくれ [Sun 5 Apr 2009 00:53:57]
◆最上煌耀@作業場 > ライ、コウ? (ぐじゅ、と啜りあげて、鼻を鳴らさんと。) サキホド、の――、官僚のミブンの? (と、しゃくりあげながら聞き返して。) [Sun 5 Apr 2009 00:35:03]
◆最上煌耀@作業場 > 商売ドウグ(*指)を傷付けるなぞミジュクの証ぞッ!おまけに身分だッてどーせ世襲制だ早とちり者ッッ!!(戸口で地団太。自分が注意したクセに、夜分がどうとか聞く耳持たない感じで怒号せん。その青年のどこまでも爽やかな口調とか、人好きのする笑顔とか、お人好しかくあるべき的な言い草とか。何もかも気に障ッて余計ムカムカする。省みれば自分は険悪で我が強くて可愛げなくッて。その上犯罪何するものぞと贋作刀を制作していた途中の詐欺師予備軍と言う身分で。対称的すぎて腹が立つ。おこさま特有の身勝手な八つ当たりを喰らうがいい。ムキー。悔し涙まで出てきたもの。勢いそのままズンズン大股で詰め寄らんと。)たかがソレシキの理由で、初対面の人間をサヨウにほいほい信じるでない、早とちりついでにうッかりさんかッ!おかしで誘拐されるタグイか貴公はァッ!そッそッ、それともそうやッてコトバ巧みに持ちあげておいて、後でせせら嗤う腹かッ!?そういう作戦かえッ!?(などと涙声。一息に捲し立てん算段。) [Sun 5 Apr 2009 00:32:34]
◆是宗頼光 > 実を申せば、拙者も頼光の名を襲名したばかりでしてな。(等と快活に笑う青年の姿を、果たして少女がどう受け取るか。 少なくとも、天然という感想は的確だったろう) [Sun 5 Apr 2009 00:19:03]
◆是宗頼光 > いや、指先の傷は研鑽の証であろう? 聞けば襲名直後とはいえ、藩主お抱えの身との事。だというに自らの未熟を認めて、高みを目指す。生半にできる事では御座らぬ。(しかもこの年齢で、女の身でだ。名のある剣術道場であっても、若い当主は堕落しがちだというに。 叫ぶ少女に、夜で御座る、と人差し指を唇に寄せて嗜めつつ頷いて)それも客人である拙者に対して未熟を語るとなれば、人柄を信頼するには十分かと。 それに、襲名したばかりともなれば信頼が無いのは、特に気にする事ではありますまい。 [Sun 5 Apr 2009 00:14:58]
◆最上煌耀@作業場 > (何 で や)…………………は?(童女の感想一言目は←に尽きる感。どうだ嫌な小娘だろう、さッさと見切ッて帰ッてしまえとばかりの思惑だッたものだから、この反応は童女に取ッて意外すぎて。険しく眇めた瞳がぽかんとしたふうに丸くならん。指突きつけた姿勢も思わずそのまま。何この天然男。)な…、な、な、な、(な、な、な。ふっくらした唇が二、三度ぱくぱく開閉したかと思うと、怪我した指がぷるぷる震え始めて。みるみる頬ッぺたが真っ赤になッて。)なにゆえだ―――――ッッ!!(両手振り上げて一 喝。)サキホドのハナシの何処をどう聞いたらそう言うケツロンに至るのじゃッ!?こッ、拵師としてのシンライが無いんだッてハナシでどーしてそうなるッ!! 私を愚弄する気かえッ!? [Sun 5 Apr 2009 00:04:03]
◆是宗頼光 > 信じて頂けたようで何より(ホッと一安心。顔に笑みが浮かぶ。検非違師が信用あるかはともかく、手形が通じたのは行幸だった。駄目ならば途方に暮れた所だったろう)……と、言う事は……(ギュッと拳を握り締め、傷ついた指を突き付け、悔しげに、けれど威厳ある態度で宣言した少女の姿を、金色の瞳で見つめ……)……つまり引き受けて下さる、という事ですかなッ?(……青年は破顔した。いやぁ良かった、と言わんばかりの表情。 指先の傷は研鑽の証。自分の力量を素直に認める謙虚さ。やはり噂は正しかった。……彼女は原石なのだろう、うむ) [Sat 4 Apr 2009 23:49:29]
◆最上煌耀@作業場 > …ふんッ。確かに。(藪睨みしたまま、ずいッと顔を突き出して渡航書と睨めッこする体勢を。服装はともかく、どうやら証書は本物らしい。つんと顎を反らして丈の小さな腕を組まんと。だが、是宗青年の次の言葉を聞いて、彼の差した刀を見て。ギュッと童女の目線が細まらん。…成程、話が見えてきた。恐らく紹介した者は病死した四代目の事を指して言ッたものだろうか。海向こうの京の役人がわざわざアマウラくんだりまでご苦労な話だッたが。童女はフンとばかりに俯いて、口の中で歯ぎしり一つ。両手のこぶし握り締めて。くやしげに、)…ゴソクロウなれど、その願いは満足に叶えられぬやも知れませぬぞッ。ゴランの通り、この私は、(と、ザッと一歩踏み出して、胸を張らん。馬鹿にするつもりなら馬鹿にするつもりで結構だ。紹介元だッてそのつもりだッたのかも知れないし。口元を歪めて殊更造り上げる傲慢な表情さらして。その眼前に怪我したばかりの指を突き付けんと。)これ、この通り。五代目を襲名したばかりのお飾りムスメ。仕事ひとつオボツカない、頑是なきワラベで御座いますゆえになッ! [Sat 4 Apr 2009 23:38:29]
お知らせ > 是宗頼光さんが来ました。 [Sat 4 Apr 2009 23:19:30]
◆是宗頼光 > ふむ……証と申されますと、まずこの装束。後は……手形くらいでしょうかな(正式の装束である赤い狩衣を示した後、手を服の袂へと入れて一枚の和紙を引っ張りだす。朱鷺之都から発行された、正式な渡航許可書である。それを少女へと差し出した。突き刺さるような視線を受け流しながら)む……? ああいや、拙者の刀を見た侍から、最上銭衛門殿は腕が良いから拵えて貰え、と紹介されたのだが……。(と、こちらは少し驚いた様子。 つまるところ、子守を押し付けられたのか、或いは古臭い役人の相手を押し付けたのか。 一種の嫌がらせらしかった) [Sat 4 Apr 2009 23:17:28]
◆最上煌耀@作業場 > 検非違師? ――官僚か。ゴブレイなれど其のヤクショクたる証拠はお持ちで御座りょうかッ?(ナルホド荒れ屋敷に妖怪は付き物だけど。ご期待に添えなくて悪いものの、出てきた作務衣姿の童女の大きな目に映ったのは、何とまあ時代錯誤な格好の青年だろうと言ったところか。胡散臭げに目を眇めつ、青年の姿を頭から爪先までザッと目視で確認。イマドキ狩衣や烏帽子なぞ着てる人間がまだいたのか。結果ふつうに怪しんだ。ホラ狸も狐もいることだし。鼻先に皺を寄せて身元がハッキリするまで「玄関から先に上げない!」とでも言い張るよう、しッかりその場に立ちはだかって通せんぼでもするような姿勢で。依然、威嚇みたいに睨みつけんと。)は?拵え…拵えをあつらえるッ? 私が、貴公に? (眼を見開いて、) ――そこもとは私がイスルガ藩領主カカエの者と知ってのハナシに御座りょうかッ? [Sat 4 Apr 2009 23:02:37]
◆是宗頼光 > ……む?(と、思わず唸ってしまったのは邸宅から聞こえてきた荒々しい物音に、そしてズカズカと近付いてくる足音。すわ怪異の類かと警戒した途端……バンッと扉が開かれる。なんともはや。自分よりも大分小さい童女が、胸を張って其処にいた)……あ、ああ。申し遅れた。拙者は、是宗与一看監長頼光……検非違師に御座る。恥ずかしながら天浦の地理には不案内故、かような時間になってしまい申し訳ない(呆気に取られ、驚いたのは一瞬。姿勢を整え、古風かつ異装の青年は深く頭を下げた)……実は、最上銭衛門殿に刀の拵えをお願いしたく。 [Sat 4 Apr 2009 22:46:20]
◆最上煌耀@作業場 > (童女の背中がびくッと跳ねん。悪態付いた瞬間に響く胴間声に、後ろめたさとビビリの二種攻撃だ。斯様な夜中にこんなボロ屋敷を訪ねてくる人間なんて限られているものだ。すわ小姓仲間か、上様こと伊駿河藩主に仕える同僚かと思って、童女の眉間の皺が濃く刻まれる。どんどん安普請の戸を叩く音に、ばしゃんと水桶一叩き。つかつか大股で作業場横切り、玄関へと向かわんと。)(程なく青年の眼前で、ばんッと勢いよく横手にスライドするだろう木扉。彼の表情とは対照的に剣呑と警戒を張り付けた童女の顔が、ぎっと見上げてくる具合か。取りあえず夜盗の類ではなさそうだがなどと考えるが。睨むことが叶ったなら仁王立ち。噛みつくように硬い声音の返答を。) ――いかにもッ。私が五代目最上銭衛門煌曜に御座る。ヤブンにつき今少し声を抑えられよッ。カヨウな時刻に御来訪とはいかにも面妖。そこもとこそいかに名を申されるッ。 [Sat 4 Apr 2009 22:33:24]
◆是宗頼光 > (その見事なまでにあばら家となった邸宅の戸を手で叩き、大声で家人を呼ぶ青年がいた。青年といえで年若いが、元服してから少し経つ。少年ではないだろう)……うぅむ。確かに教えて頂いた地所は、ここであっている筈なのだが……狐狸の類にでも化かされたか?(ちょいと指先を舐めて眉に唾を塗るが、目前の光景に変わりはない。さては道を間違えたか。生憎、こちらの地理を、青年は良く知らない。人のよさげな顔で門を見上げ、再度戸を叩く。)もし! ここは最上銭衛門殿のお屋敷で相違ないだろうか?! [Sat 4 Apr 2009 22:16:33]
◆最上煌耀@作業場 > (少し前までは、あの座敷のひとつひとつに、鞘師がいて、塗師がいて、白銀師がいて、巻師がいて。父と匠頭の兵衛が、職人達の間を忙しそうに歩きまわっていて。たがねを打つ音も、合砥の摩擦音も途切れることはなかったのに。いつだッて嗅ぎなれた金属臭が満ちていたのに。怒鳴られるのは、叱られるのは嫌だッたけど、こンな居なくなるぐらいなら。懐かしい思い出はそこかしこに残像みたいに尾を引いて。未練が残ッて。悲しくて。)(童女が、フテッくされたような仏頂面を維持できたのは、たかが数秒。吊りあがった眉の間がぐッと震えてへなりと歪む。鼻がツンと熱くなッて赤くなる。早速じわじわ潤みかけた目元を、作務衣の胸元ひッぱり上げて力任せにゴシゴシ拭わん。)……はッ! いいテイタラクよッ。平素、大上段からイタケダカに怒鳴りつけていたオトコ達がいいざまよなッ!何だ、そなたなぞ…ッ、父上が倒れた時にも、何にも出来なかッたクセにゴウマンにッ……、(悔しかッたら言い返してみろ。うつむいて吐き捨てる罵詈雑言。遠い異国の獄中で12年間溜まりこんだ八つ当たりを喰らえ。) [Sat 4 Apr 2009 22:07:51]
お知らせ > 是宗頼光さんが来ました。 『……もし、誰かいたいだろうか?』 [Sat 4 Apr 2009 22:07:49]
◆最上煌耀@作業場 > (ふくふくした童顔が厳めしく歪む。気が急きすぎた。焦りすぎた。気持ちに余裕がなさすぎた。早く早く、丁寧に丁寧にッて気にすればするほど指先は言うこと利かなくなる。緊張感の凝縮は職人にとッて良くあること。硬直する手にムリヤリ力集中させて仕事をゴリ押しても、何れロクな結果にならないのが普通だ。)ちぃッ!兵衛の呪いか、もうッ……、(このまえ獄中で死んじまえッて言ッたから?取りあえず奴のせいにしておく。悪罵呟き額の汗をグッと拭ッて、苛立ちタップリまぶした溜息一つ。しぶしぶ作業の中断だ。慎重に刀を床に置き、立ち上がッて作業場の端の水桶に向かう。 ――ドボン。水が顔までハネるほど乱雑に腕を突ッ込んだ。水面にみるみる赤い帯が広がッてく。血が止まるまでちょッとかかる。肩から力を解いて背中と一緒に脱力。首だけで背中を振りかえらん。)(目に付くのはドコからドコも不景気な風景。小上がりの座敷の、至るところで張り巡らされた蜘蛛の巣。埃だらけの金床。フチの欠けた打粉皿は重ねられ、ぽつんと放置されている。) [Sat 4 Apr 2009 21:56:10]
◆最上煌耀@作業場 > ぬぐッ……、(瞬間、バッと指のけて物内から引き剥がす。カスリが指を離れ畳の上を転がッてく。 ――あぁ、やらかした。この大事な局面で。)(刺子の作務衣姿の童女は、ふくよかな眉間に思いッきり皺寄せ、唇ひン曲げて舌打ち一回。忌々しげな表情のまま指を口に含んだら、たちまちしょッぱい味が広がった。この間抜けがッて自分に悪態。額の皺を増やしながら、素早く視線降ろして刀身の確認。ほッとした。鈍色の表面に赤い染みは見当たらない。うッかり汚すことは避けられたみたいだ。)(ギュッと強く血を吸い上げてから、唇から指を引き抜かん。ぐーぱーして頭上に翳して見てみれば、がさついた人差し指の先、斜めに走った筋の上から新たに赤い色が盛り上がッてくる具合。量がそう多くないだけ救いだ。舌打ちの追加。) [Sat 4 Apr 2009 21:44:35]
お知らせ > 最上煌耀@作業場さんが来ました。 『(びりッと鋭い痛みが奔る――、)』 [Sat 4 Apr 2009 21:36:11]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが退室されました。 『(傍らのカスリを鷲掴み。グッと刃に当てて砥いで行く――、)』 [Sun 15 Mar 2009 00:10:48]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ぅ…、あ…、あッ!(手先がワナワナ震えたかと思うと、絡んだ指から刀が落ちる。床に当たってガランガラン飛びッ散る赤サビが目に染みて、要らない痛痒感の増量。だからこんなに涙が流れるんだ。悔しげな表情をもッと引きつらせ、塩ッ辛い歯茎を食いしばる。)(浅ましい嘘がどれほどたるものぞ。罪人がごとき無様な有様がどうだと言うのだ。発覚さえせねばよい。捕まらなければもッとよい。それだけの事だと割り切れる。倫理や道徳にひたすら謝罪して口をぬぐっていればよい。自分の身の上や腐ッていく性根など振り返らなくッても生きていける。わたしには守るものがあるんだと言いはって言いはり通せ。みじめさで自刃しないよう大義名分を振りかざせ。)(グイと鼻の下を雑にぬぐう。十蔵、おふじ、金、銀、お三輪、一太郎先生。――兵衛は獄中で死んでしまえ!後でそなたに全てが露見したとき、わたしに蔑みと哀れみの視線を向ける前に。役立たずのわたしのこと、そなたがもッと嫌いになる前に。)(ふーふー、と荒い息遣い。乱暴に息を整えて、再び汚れた指に棒ッ切れを取り上げん。曇ッて湿ッてさびた刃に癇の強そうな瞳が映る。オオカミさながら歯をむいて、ギッと眼前の顔を睨みつけて。) [Sun 15 Mar 2009 00:09:57]
お知らせ > 家鳴りさんが退室されました。 [Sun 15 Mar 2009 00:02:57]
お知らせ > 家鳴りさんが来ました。 [Sat 14 Mar 2009 23:52:26]
◆ラノマサヘメォ@ラノマホンキ > 、・ゥa。ュ。「、「・テ。ュ。「、「・テ」。」ィハヨマネ、ャ・・ハ・・ハユ、ィ、ソ、ォ、ネヒシ、ヲ、ネ。「スj、、タヨク、ォ、鬢ケ、齟i、ア、ニオカ、ャツ荀チ、。」・ャ・鬣・ャ・鬣ノ「、ウ爭オ・モ、ャトソ、ヒネセ、゚、ニ。「メェ、鬢ハ、、ヘエ、゚、ホ沿チソクミ。」、タ、ォ、鬢ウ、、ハ、ヒ帶、ャチ、、、、タ。」サレ、キ、イ、ハテ豐、キ、、筵テ、ネメ、ュ、ト、鬢サ。「営・テミチ、、嗜セ・、ハウ、、、キ、ミ、。」」ゥ」ィヌウ、゙、キ、、ミ熙ャ、ノ、、ロ、ノ、ソ、、筅ホ、セ。」ラネヒ、ャ、エ、ネ、ュサャサ、ハモミ筈ャ、ノ、ヲ、タ、ネムヤ、ヲ、ホ、タ。」ーkメ勁オ、ィ、サ、ヘ、ミ、隍、。」イカ、゙、鬢ハ、ア、、ミ、筵テ、ネ、隍、。」、ス、、タ、ア、ホハツ、タ、ネク、ヌミ、、。」pタ、莊タ蕉、ヒ、メ、ソ、ケ、鰒xラ、キ、ニソレ、ハテ、テ、ニ、、、、ミ、、、、。」ラヤキヨ、ホノ、ホノマ、荳ッ・テ、ニ、、、ッミヤク、ハ、セ。「ユ、キオ、鬢ハ、ッ・テ、ニ、篷、ュ、ニ、、、ア、。」、、ソ、キ、ヒ、マハリ、、筅ホ、ャ、「、・テ、ニムヤ、、処・テ、ニムヤ、、処、ヘィ、サ。」イメ、皃オ、ヌラヤコヲ、キ、ハ、、、隍ヲエチxテキヨ、ユ、熙ォ、カ、サ。」」ゥ」ィ・ー・、、ネアヌ、ホマツ、j、ヒハテ、ヲ。」ヨリハi。」、ェ、ユ、ク。」ス。」繦。」、ェテタン。」メサフォタノマネノ。」ィDィDアミl、マェzヨミ、ヌヒタ、、ヌ、キ、゙、ィ」。矣、ヌ、ス、ハ、ソ、ヒ、ケ、ル、ニ、ャツカメ侃キ、ソ瓶。「、、ソ、キ、ヒテ、゚、ネーァ、、゚、ホメ弊、マ、ア、ヌー、ヒ。」メロチ「、ソ、コ、ホ、、ソ、キ、ホ、ウ、ネ。「、ス、ハ、ソ、ャ、筵テ、ネマモ、、、ヒ、ハ、ヌー、ヒ。」」ゥ」ィ、ユゥ`。「、ユゥ`。「、ネサト、、マ「ヌイ、、。」ツメアゥ、ヒマ「、ユ、ィ、ニ。「ヘッナョ、マヤル、モ妁、、ソヨク、ヒー・テヌミ、、ネ。、ノマ、イ、。」編・テ、ニハェ・テ、ニ、オ、モ、ソネミ、ヒA、ホ所、ス、ヲ、ハヘォ、ャモウ、。」・ェ・ェ・ォ・゚ヘ、髫n、с、、、ニ。「・ョ・テ、ネムロヌー、ホ、、゚、ト、ア、ニ。」」ゥ [Sat 14 Mar 2009 23:46:41]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが来ました。 [Sat 14 Mar 2009 23:41:15]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが帰りました。 [Sat 14 Mar 2009 23:40:04]
◆ラノマサヘメォ@ラノマホンキ > 、・ゥa。ュ。「、「・テ。ュ。「、「・テ」。」ィハヨマネ、ャ・・ハ・・ハユ、ィ、ソ、ォ、ネヒシ、ヲ、ネ。「スj、、タヨク、ォ、鬢ケ、齟i、ア、ニオカ、ャツ荀チ、。」・ャ・鬣・ャ・鬣ノ「、ウ爭オ・モ、ャトソ、ヒネセ、゚、ニ。「メェ、鬢ハ、、ヘエムクミ、ホ沿チソ。」、タ、ォ、鬢ウ、、ハ、ヒ帶、ャチ、、、、タ。」サレ、キ、イ、ハテ豐、キ、、筵テ、ネメ、ュ、ト、鬢サ。「営・テミチ、、嗜セ・、ハウ、、、キ、ミ、。」」ゥ」ィヌウ、゙、キ、、ミ熙ャ、ノ、、ロ、ノ、ソ、、筅ホ、セ。」ラネヒ、ャ、エ、ネ、ュサャサ、ハモミ筈ャ、ノ、ヲ、タ、ネムヤ、ヲ、ホ、タ。」ーkメ勁オ、ィ、サ、ヘ、ミ、隍、。」イカ、゙、鬢ハ、ア、、ミ、筵テ、ネ、隍、。」、ス、、タ、ア、ホハツ、タ、ネク、ヌミ、、。」pタ、莊タ蕉、ヒ、メ、ソ、ケ、鰒xラ、キ、ニソレ、ハテ、テ、ニ、、、、ミ、、、、。」ラヤキヨ、ホノ、ホノマ、荳ッ・テ、ニ、、、ッミヤク、ハ、セ。「ユ、キオ、鬢ハ、ッ・テ、ニ、篷、ュ、ニ、、、ア、。」、、ソ、キ、ヒ、マハリ、、筅ホ、ャ、「、・テ、ニムヤ、、処・テ、ニムヤ、、処、ヘィ、サ。」イメ、皃オ、ヌラヤコヲ、キ、ハ、、、隍ヲエチxテキヨ、ユ、熙ォ、カ、サ。」」ゥ」ィ・ー・、、ネアヌ、ホマツ、j、ヒハテ、ヲ。」ヨリハi。」、ェ、ユ、ク。」ス。」繦。」、ェテタン。」メサフォタノマネノ。」ィDィDアミl、マェzヨミ、ヌヒタ、、ヌ、キ、゙、ィ」。矣、ヌ、ス、ハ、ソ、ヒ、ケ、ル、ニ、ャツカメ侃キ、ソ瓶。「、、ソ、キ、ヒテ、゚、ネーァ、、゚、ホメ弊、マ、ア、ヌー、ヒ。」メロチ「、ソ、コ、ホ、、ソ、キ、ホ、ウ、ネ。「、ス、ハ、ソ、ャ、筵テ、ネマモ、、、ヒ、ハ、ヌー、ヒ。」」ゥ」ィ、ユゥ`。「、ユゥ`。「、ネサト、、マ「ヌイ、、。」ツメアゥ、ヒマ「、ユ、ィ、ニ。「ヘッナョ、マヤル、モ妁、、ソヨク、ヒー・テヌミ、、ネ。、ノマ、イ、。」編・テ、ニハェ・テ、ニ茉、モ、ソネミ、ヒーB、ホ所、ス、ヲ、ハヘォ、ャモウ、。」・ェ・ェ・ォ・゚ヘ、髫n、с、、、ニ。「・ョ・テ、ネムロヌー、ホ、、゚、ト、ア、ニ。」」ゥ [Sat 14 Mar 2009 23:39:57]
◆ラノマサヘメォ@ラノマホンキ > 、・ゥa。ュ。「、「・テ。ュ。「、「・テ」。」ィハヨマネ、ャ・・ハ・・ハユ、ィ、ソ、ォ、ネヒシ、ヲ、ネ。「スj、、タヨク、ォ、鬢ケ、齟i、ア、ニオカ、ャツ荀チ、。」・ャ・鬣・ャ・鬣ノ「、ウ琅擘モ、ャトソ、ヒネセ、゚、ニ。「メェ、鬢ハ、、ヘエムクミ、ホ沿チソ。」、タ、ォ、鬢ウ、、ハ、ヒ帶、ャチ、、、、タ。」サレ、キ、イ、ハテ豐、キ、、筵テ、ネメ、ュ煤、鬢サ。「営・テミチ、、嗜セ・、ハウ、、、キ、ミ、。」」ゥ」ィヌウ、゙、キ、、ミ熙ャ、ノ、、ロ、ノ、ソ、、筅ホ、セ。」ラネヒ、ャ、エ、ネ、ュサャサ、ハモミ筈ャ、ノ、ヲ、タ、ネムヤ、ヲ、ホ、タ。」ーkメ勁オ、ィ、サ、ヘ、ミ、隍、。」イカ、゙、鬢ハ、ア、、ミ、筵テ、ネ、隍、。」、ス、、タ、ア、ホハツ、タ、ネク、ヌミ、、。」pタ、莊タ蕉、ヒ、メ、ソ、ケ、鰒xラ、キ、ニソレ、ハテ、テ、ニ、、、、ミ、、、、。」ラヤキヨ、ホノ、ホノマ、荳ッ・テ、ニ、、、ッミヤク、ハ、セ。「ユ、キオ、鬢ハ、ッ・テ、ニ、篷、ュ、ニ、、、ア、。」、、ソ、キ、ヒ、マハリ、、筅ホ、ャ、「、・テ、ニムヤ、、処・テ、ニムヤ、、処、ヘィ、サ。」イメ、皃オ、ヌラヤコヲ、キ、ハ、、、隍ヲエチxテキヨ、ユ、熙ォ、カ、サ。」」ゥ」ィ・ー・、、ネアヌ、ホマツ、j、ヒハテ、ヲ。」ヨリハi。」、ェ、ユ、ク。」ス。」繦。」、ェテタン。」メサフォタノマネノ。」ィDィDアミl、マェzヨミ、ヌヒタ、、ヌ、キ、゙、ィ」。矣、ヌ、ス、ハ、ソ、ヒ、ケ、ル、ニ、ャツカメ侃キ、ソ瓶。「、、ソ、キ、ヒテ、゚、ネーァ、、゚、ホメ弊、マ、ア、ヌー、ヒ。」メロチ「、ソ、コ、ホ、、ソ、キ、ホ、ウ、ネ。「、ス、ハ、ソ、ャ、筵テ、ネマモ、、、ヒ、ハ、ヌー、ヒ。」」ゥ」ィ、ユゥ`。「、ユゥ`。「、ネサト、、マ「ヌイ、、。」ツメアゥ、ヒマ「、ユ、ィ、ニ。「ヘッナョ、マヤル、モ妁、、ソヨク、ヒー・テヌミ、、ネ。、ノマ、イ、。」編・テ、ニハェ・テ、ニ茉、モ、ソネミ、ヒーB、ホ所、ス、ヲ、ハヘォ、ャモウ、。」・ェ・ェ・ォ・゚ヘ、髫n、с、、、ニ。「・ョ・テ、ネムロヌー、ホ、、゚、ト、ア、ニ。」」ゥ [Sat 14 Mar 2009 23:36:54]
◆最上煌耀@最上屋敷 > う゛あ゛ぁっ…、 あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ…! ぁ、だ…、だい…じょうぶだかっ、なっ…?(短い腕をいっぱいに伸ばして最後の一本を抱擁せん。抜き身の刀身が頬ッぺたに擦れて赤錆がなすりつくけどそンなのもういい。これがわたしのこれからの糧だ。浅ましいわたしの大事な相棒だ。乞食のようなこのわたしの。ほら、わたしはこんなに糧を得られて満足なんだ。)え゛っええ゛っ、ほらっ!だ、だいじょぶ、だかッな…!わたし、ほら、ぅ、うまくでき、からッ…、ちゃぁ、ちゃッ、と…、う゛ぁ…、ちゃんと、助けてあげるからなっ…!?(とりとめない嗚咽の断片は、不明瞭な言葉の羅列になッて。馬鹿みたいにしゃくり上げながら上体を起こし、充血した目に刀身映して、裏返しては鑑定せん。これは刀身磨きと紋入れと目貫入れ。これは鞘を塗りなおして拵え一式を改めよう。顔を涙と鼻水だらけにしながら一振りずつ仕分けの作業。)ほら…、ほら!これはきッとい、10000エンにもなるぞ!鍔がほら、まだ新しいだろう!? ほ、ほら…、これは直せばっ、もッと、もッと値を吊り上げら――〜…、(童女の唇が崩れて歪む。オンボロ屋敷が、視界が歪む。知らないうちに喉が詰まる。声が出ない。目頭が酷く熱くッて。) [Sat 14 Mar 2009 23:21:38]
◆最上煌耀@最上屋敷 > ( ―― 偽装。忍びこむ。乞食の真似事。ぬすんで。だまして。みなみな姑息なふるまいばッかりだ。こんなのもう、まるッきり罪人の考え方。腐っても武家とは良く言った。膝の上で両手握り締め、グッと俯いた童女の瞳にたちまち盛り上がる涙の粒。それが筋になる前にゴシゴシ両目を拭ってみても、水分の消化は断固できなくて。一文字のかたちを保った唇がぶるぶる震える。曲がッてく。) ――………う゛ ……う゛っ、 ぅ゛―〜…ッ…ッ…、(童女の丸めた肩が幾度か痙攣して。廃刀抱きしめるよう、どッとその場に伏せる背中。床の上に思いきりデコ打ちつけて啜り泣かん。噛み下し損ねた嗚咽が洩れるたび、士族の誇りも教養も零れて無くなっていくきもちがする。わたしの12年の年月が意味のないものと成り果てる。わたしのちッぽけでありふれていた大切な人生が消えていく。穴開きの床に立てる爪。) うぅっ…、おのれぇ……っ、重蔵ォっ…、ふじ…、う゛ぇっ、う、う、う゛ぅ゛っ…、う゛う゛ぅっ……!わ゛、わたし、のごどッ、怒ッておるかッ…?さ、左様なフグウに陥れたわ゛だしのごとッ、う、恨んでお゛る゛かッ……?すまぬ…、ずま゛ぬ゛ッ…、あ゛ッ、あ゛ぁッ――、(ウンザリするほど泣きじゃくりながら繰り返す謝罪の言葉。手探りで一本一本、刀を一振りずつ鷲掴みにして平たい胸に押し付けてく。) [Sat 14 Mar 2009 23:08:40]
◆最上煌耀@最上屋敷 > そも出立前のエトク予想として12、3本を持ち帰る予定であったものを、どうしてくれようこの始末…!幾度も同じ場所へ赴けばアヤシまれるゆえ、なるべく足のつかぬようにとチミツな計算のもとに計画を練っておったものを…っ、ええい思い出すだにイマイマしいっ……!(ぽよぽよした眉の間思いッきり寄せて、ギャリリ親指の爪を噛みしめる。身長や腕力との相談丸無視なお持ち帰り発言だが、何れあの廃寺はもう使えまいとはサルでも解る。人の眼がハッキリあると知れた場所で、堂々と乞食の真似事するほど無知でも大胆でもない。さすれば次回からいずこで資源の仕入れとする?焼け落ちた廃村か、魍魎だらけの霊山か。いっそ相原藩まで赴いて城の廃刀蔵にでも忍びこむか?いやそれより将軍の紹介状さえ偽装すれば、視察の名目で堂々と立ち入ることだッて――、) [Sat 14 Mar 2009 22:56:33]
◆最上煌耀@最上屋敷 > (打刀二本、脇差一本。野太刀らしき大刀が二本。そのうち脇差は物打から切ッ先にかけてぽっきり折れてて、野太刀の一本は茎(なかご)から上がグニャグニャに曲がり、とてもじゃないが打ち直せない。あれだけ用心を重ね、ミジンコみたいな心胆決して廃寺のような荒れ果てた場所に赴いたと言うのに、フタを開ければ初日のアガリは、まともに使えそうなのがせいぜい三本ほどに過ぎないというお粗末なはなしだ。)(胴着姿の童女は雑草食み出しまみれの道場に、厳めしく胡坐をかいた姿勢。怨嗟のメラメラな炎が背景に見えるよう、怒り心頭な形相で、寸法の小さな仁王と言った風態だ。アカギレだらけの拳両方固めて、ダンッと床上を殴りつけん。)ぅぅぬれぇえ〜……、あの下郎めが邪魔さえせねば、もっとシュウカクを得られたものぅをを………!(ギャリギャリ歯ぎしり。ギャリギャリ歯ぎしり。ギャリギャリ歯ぎしり。ものすごい悔しいことなので二回を通り越して三回言いましたよ!) [Sat 14 Mar 2009 22:39:49]
お知らせ > 最上煌耀@最上屋敷さんが入室されました。 『(ザッと並べた棒ッ切れは数えて五本。)』 [Sat 14 Mar 2009 22:28:31]
お知らせ > 盗賊さんが退室されました。 『(――――幕間――――)』 [Wed 11 Mar 2009 02:25:36]
◆盗賊 > (悔しさも思考もその表情から怯えを消滅させるには至らないらしい。顎へと手をあてかい、男は何か小動物でも見るような心地だ。それは愛でる為の観察ではなく、丁度それらが何か間抜けなことをしてかす様を、嘲笑と温い心持で眺める人間の視線。)うぬとかむたいとか…、おめぇのしゃべることはよくわからん。(こしゃこしゃ、と顎をこする。謝罪の意すら分からなかった模様だ。男は乱暴ではあるが、狂犬ではない。意味もなく相手を襲うようなことはしない。背を向ける様子は無防備で、少し驚いた心地だ。)本当に大切なものらしいな、こりゃ。はは、ヒトサライなら、おめぇは今頃よその国に向かう船の中でェ。(動きもせずにその様子を見守る。…というには語弊があるのだろう。推測やら好奇やら、色んな感情を込めた視線はとにもかくにも無遠慮で、塵芥に塗れても誇りばかりは未だに持ち合わせているらしき娘にとって、好ましいものではなかったのだろう。下卑た悪しき打算が其処に混じっていなかったことだけは、彼女にとっての幸運か。)お、おいおい…、(声をかけるまもなく、白っぽい骨の欠片がその小さな腕に混じりこむのが見えた。)うらまれるぞ。(呟きを落とす頃には、童女の姿は既に遠のきつつあった。たとえば今宵の邂逅の相手が幽霊なれば、何か恨みを残して彷徨っているだろうと納得できる。浮浪児ならば、一夜の宿でも探しているだろうと納得できる。しかして、)こりゃ、妙なもん見たな。(なんとも不思議なものに出会った。状況と環境にちぐはぐな、妙な矜持を持ち合わせた娘。おまけに目的も不明で、告げられた言い訳は納得しかねる。)そら、去ね去ね。せいぜいさらわれる側にならないことだな。(その背へとはやしたてる言葉を送る。かか、と高らかな笑い声と共に。未来を思うことすらしない男は、暗夜行路の先など想像できぬが、過去の記憶を持ち合わせることだけは得手だ。)…はぁ、妙なもんだな。寝る、か。(あくびを一つ。二度とない邂逅だろうが、彼女のことは忘れないだろう、という妙な確信があった。かくして物語は始まり、記録の視線が追うのは月影に残された男ではなく、夜道を走り去る娘だろう。) [Wed 11 Mar 2009 02:23:51]
お知らせ > 最上煌耀@廃寺さんが退室されました。 『(わたしは五代目最上銭衛門。早く部下を助けなくちゃいけない立場なんだから、)』 [Wed 11 Mar 2009 02:13:38]
◆最上煌耀@廃寺 > (捨て台詞は成功したかも知れないけれど、それで童女の自尊心が救われる訳もない。もし逃げ切れたなら、幼い顔を涙に歪めるだけ歪めまくって、短い手足を泥と錆びに染めて、一文字に唇結んで。今はメチャクチャ格好わるいけど。すごくみっともないけれど。死んでもあの大人共に見られたくない姿だけど。)(走りながら盛大に鼻水啜りあげ、童女は拾い集めた廃刀をギュウと両手に抱きしめて。)ずゥ、ずぐに迎えに行ぐ、がらっ…、待っておれよ、みな…、え゛ッ、え゛え゛ッ、ぇ゛ッ……!!(乞食宛ら風貌の武家娘の主な成分は、恨み辛みと未来展望と、あともうひとつで出来ている。強ォく噛みしめる上唇。) [Wed 11 Mar 2009 02:13:31]
◆最上煌耀@廃寺 > (それは最もだ。グッと言葉に詰まって歯がみせん。態度や視線があの大人共を思い出させて悔しいけれど少なくとも道理は通ってる。怯えながら熟考の表情。)……そ…、それは、うぬの言い分が正しかろうな。ぐッ…、む…ムタイを言うた。(頭こそ下げないが謝罪の言葉はハッキリと。ギッと唇噛んで次の質問には「応」とだけ言って、童女は再びババッと四つん這ってそのへんに散った棒ッ切れを掻き集めよう。どうせ明日なき身だ、背中から斬られようが断固として並行させる作業。話をすればするほどボロが出る。サッサと下がったほうが良い。) ―― あ…、あぁ、だから、もう戻るとも! う、うぬこそヒトサライでもないなら、斯様な子供に構うておる場合か。人をコドモ扱いしている暇があれば、無頼らしう自分のことだけ考えて、自分のために早々に眠るが良い! (背中で啖呵を切る姿も、鼻水と涙のしょッぱい滴を四方に振りまきながらゴミみたいな廃刀を集める姿もきっと滑稽そのものだ。男の眼の前に晒すかたちになっても構うもんか。同じ嗤われるでも二度と合わないような人間のほうがずっといい。姿かたちが何だと言うのだ。きんぴかの誇りも品性も心にありさえすればいいもの。棒ッ切れのほかに混じって石やら遺骨やら、ろくに判別せず引ッ掻き集める姿は力まかせもいいところだろうけど。収集が無事終われば言葉どおり、ダッと走り去る腹だ。今だって怖い。) [Wed 11 Mar 2009 02:07:11]
◆盗賊 > (残念ながら男は人間であった。それ以外の何者にもなれない。やれやれと、軽くかぶりを振る。良くは分からないが、己は何か彼女にとって好ましくない場面に居合わせたらしい。)おめぇがそういうのなら別にいいがな。いつ帰ってくるかはおれの勝手だろうが。(鷹揚に乱暴に、男は目つきの悪い視線を彼女へと据えた。逃げられたら別段追いかけたりはしなかったが、逃れず答えるその様子が、何か一般民衆と異なる違和を植付ける。)こんな夜中に探しに戻るほどのてぇせつなもんか?(ようやく気づく、相手の語彙の異常。学はないが男は馬鹿ではない、事情などは知らぬがどうにも浮浪児などという類ではないことだけは知れた。)猫の子か、おめぇは。(からから、と男が笑う。眠る前の一時の暇つぶしの相手、そんな傲慢を持ってからかう。)そんなに怖がりならよぉ、こんな時間はお座敷でねんねんしてな。そらァ、行った行った。家のもんが謝礼をくれるってのなら、俺が送ってやってもいいけどよォ?(んん?と口元を吊り上げて答えを促す。どこまでも飄々とした諧謔は抜けない。) [Wed 11 Mar 2009 01:45:01]
◆最上煌耀@廃寺 > (*脱字語録:その手の動きが〜の手前()を付け忘れる罠) [Wed 11 Mar 2009 01:37:34]
◆最上煌耀@廃寺 > (それを聞いては童女に取っては天を仰ぎたい気持ちに等しい。いっそこの男(野盗か何かか?)こそ幽霊か落ち武者亡霊か、いずれ人ならぬモノだったなら余計な恥をかかずに済んだのにッて心境だ。顔でも覗きこまれよう仕草をされるものなら、サッと汚れた刺子の袖で顔を隠す算段を。)う…、五月蠅い! 私の姿なぞどうだっていいっ! ―― な、なんだ、先ほどまで居なかッたのに、なにゆえいま帰ってくるのだ、間のわるいッ…!(袖の影で捲し立てる。とっとと逃げればいい筈が、この後に及んで男の質問に律儀に答える姿勢。問い掛けを無視するなんてなけなしの武家の誇りが泣く。一度言葉を切って汚れた喉で唾液の嚥下。)な…、なんでもないッ。こ、この寺に、その、オトシモノ――、そう、オトシモノをしたのだッ。も、もう…見つけた。すぐに居ぬ。うぬの邪魔をするつもりは毛頭ないから、捨てお、け――、ひ、ひぅッ!?その手の動きが逆に怖くて。ザアッと更に彼から離れるよう、背中から後ずさらんと。) [Wed 11 Mar 2009 01:36:45]
◆盗賊 > (既に一度、ヒトならざるものではないと踏んだ心持だったが、振り返ったその顔に宿る険しい表情に、軽く男の肩がはねた。双眸を細めて、確かに汚れてはいるが普通の子供であることを確認すれば、声には些か不機嫌な調子が滲んだ。)あんだぁ、人を羅刹みてぇに。お前こそその姿はどうしたんでぇ。(たずねたのは単なる好奇だ。少女に視線をあわせんとするがごとく、どっしり腰を落として屈みこんだ。)まぁここは俺のねぐらなわけだ。…っていってもたまにだがな。(ぽりぽりと不潔な頭をかきながら、男もまた少女の姿を眺める。…浮浪児にしては似つかわない言葉遣い。)誰でもいいだろ、いつの間にってか…、(眉を歪ませた。彼女にとっての重大さは、男には分からないようだ。)今さっきだ。それで、こんなとこであにしてるんだ?(粘つくような声が怠惰をつれた。そんなに怖がるな、と気だるそうに手を振ってみせた。一歩分だけ、近づいてみようか。) [Wed 11 Mar 2009 01:23:14]
◆最上煌耀@廃寺 > (逞しい男の声が丸めた背中にかかってようやく童女の輪郭がビクンと痙攣するだろう。バッと振り返る顔に乱れ髪が降りかかり、童女の風貌に浮かぶ鬼気せまらんかごとき表情作り出す。荒んだまなざしで周囲をババッと確認し、ダレカの影を認めたなら、見開かれるか大きな瞳。) ―― ッう゛、う゛わぁッ!? (こてん、と簡単に尻もち付いて。じりじりと後ずさらんと。警戒と怯えと恐怖ブレンドの感情が、童女の表情を混乱に彩る。だッてちゃんと確認してきたもの。朽ちるまま放逐されていた廃寺ッて。人が住み込んでいたなんて誰にも聞いたことなんかないと盾にする世間論。戦慄を顔にへばりつけ、上から下まで男の姿をザッと眺めて、)う…、うぬこそ何者ぞ!? い――、いつのま、に、いや、いつから見てたッ!?(童女にとってそっちの方が重大だ。逃げるより何より最優先の問いかけを。) [Wed 11 Mar 2009 01:15:50]
◆盗賊 > (←プロフ追記陳謝。月の灯りを借りて目を凝らすと、確かに子供の姿。一瞬背筋が凍る思いをさせられるような外見だったが、落ち着いてみればちゃんと足も付いている模様。さてはどこぞの浮浪児か、と思えば恐れとて薄まる。)おい、何してるんだ?(声をかけたのは断じて親切心からではない。そんなものは母の腹に忘れてきた。どうみてもカモには見えない以上、己の眠りを妨げるだろうその声を黙させんと、男の心理はきわめて単純。距離は彼女より五メートルばかり離れたところだろうか。月を背に背負う己の姿こそ、必要以上に彼女をおびえさせるのかもしれない。)こんな夜中にやがましいな。家があるのならば、去ね。(眉を吊り上げて、脅しをかけてみせた。) [Wed 11 Mar 2009 01:00:21]
◆最上煌耀@廃寺 > (因みに童女の姿と言えば、全身土まみれ。真夜中に出っくわすれば、すわ鬼か幽霊かッて思うのが妥当的な汚れた風貌だ。場所がら「泣き女」ッて妖怪は地方に根付いちゃいないだろうが、奇異ではあろうか。廃寺そのものに近付いてる訳じゃないから、誰がそこに潜んでいようが気付くだけの高スキルなんか持ち合わせちゃいないけれど、距離は寺の周囲十mくらいの場所。そこに散らかる廃刀を拾い集めてたわけだけど。ぐずぐず泣き続ける童女の姿は、盗賊に取ってカモに映るか否か微妙なところであるかもしれない。) [Wed 11 Mar 2009 00:53:57]
◆盗賊 > (見捨てた地には見捨てられた地にふさわしき住人がいる。今宵の「仕事」を終えた男は、闇夜に道を探り、かつて数度夜を過ごした廃寺へと進む。足に絡みつく枯れ草に難儀していると、今宵の宿と勝手に定めた場所より、知らぬ誰ぞの気配。よく聞けば、幼い女の子の泣き声。さて、面妖なものにでも遭遇したのかと、腰の刀へと手をかけて、廃寺の障子に近づく。淡き月影が、その姿を投影するだろう。) [Wed 11 Mar 2009 00:45:43]
お知らせ > 盗賊さんが入室されました。 『(ところがどっこい。)』 [Wed 11 Mar 2009 00:43:05]
◆最上煌耀@廃寺 > うっ ―― 、 ぐッ…ぅ゛ぅ゛う゛ッ……!(ぐッと中腰。疲労と泣き過ぎで喉までせり上がった吐瀉物を、ムリヤリ飲み下して口元を拭う。その代わり、悔しさのお陰で引ッ込んだ涙が、その悔しさのせいでまたぶり返してきた。汚れた頬ッぺたにボロリ伝う涙の筋。歯と歯をギリギリ食いしばる。瞼を閉じてギュッと涙をブッ千切り、乱雑な所作で眼もとを拭わん。)う゛、う゛、う゛ぁ゛っ、ひっ…、ひぃぃいん、う゛ぇええっ……、こっ、ごのままでずむと思うなよぉっ…、お、おとなに゛なって、がならずイジめかえしてやるからなぁっ! う゛ぉ゛ぅッ、う゛ッ、ううぁッ!!(捨て台詞がイジメ返してやるときたけど、心情の正直なところだ。悔しい。とても悔しい。許容量を超えた悔しさは童女ごときの手に余ッてすぐに涙に還元される。親の葬式の時まで見栄はって背ェ伸ばしてたぶん要らない悲しみは倍返しだ。後悔は「こんな事ならもッと勉強しとけば良かッた」から始まって「もッと親孝行しとけば良かッた」なんて尺度違いの悔しさまで自発する始末。ぺたんとその場にしゃがみ込み、感情に任せていつまでもべそべそ泣きじゃくる情けない有様晒す。どうせこんな廃寺、足を運ぶ酔狂な奴なんかいない。わたしが馬鹿みたく泣いてても誰も聞き咎めやしない。恨み重なる諸侯共がいない代わりにじいやもばあやも兵衛もいない。「武家の娘がたやすく泣いてはいけませんよ」ッて耳たこな説教が妙に懐かしい。約束破ってるんだから叱りにきてよ。殴られたッて睨まないから。口応えしないからッて思うのに。) [Wed 11 Mar 2009 00:32:22]
◆最上煌耀@廃寺 > (音がするほど強い歯ぎしりは焦げるよう。ダンッと一度VS大地に大ストレート叩きこみ、勢いよく立ち上がらん。胡桃色のザンバラ髪を無造作に後ろに跳ねのければ、現れた表情は恰もギラついた刃のよう。烈火みたいに燃える憎しみ。)お゛のれ、 う、う゛ッ、 おのれおのれお゛のれぇッ――!! い、いま…に、見ておれよ、但馬!村上!小西!大江ぇッ!!うぬらが遅れを取ったと気付いた時はもう遅いわ!光陰の早さで財を築き、最上家がサイコウしたあかつきにはうぬらをメシツカイとして雇ってやるからな!あはッ、う、う゛ぅ゛ッ…、ぇ、ェホッ…、あーッはははははは、あははははッ!!ばーか、ばーか!死ねっ、ばーかっ!!(咳込みながらの仁王立ち。地面踏みしめ虚空に向かって叫んでやる。震える拳で腰の竹光引き抜いて、地面に侍従達の似顔絵ガリガリ引っ掻き、地団太宛らばたばた両足で踏みにじる。砂ボコリが立ってよけい目に染みる。涙と鼻水が一層増加するけど構うもんか。傲慢な大人共がくれた嘲笑は何かにつけ心に甦る。 「 まぁまぁ お屋形様の肝入りだと言うからどんな跡取りかと思ってみれば――、 」「 最上家も思いきった事をしましたなぁ。 」「****から、******ないn**で**」「**未熟なm*******、*********――」「******、***」「*********」)(ネバついた口調。ひそひそ嗤い。いやらしい横目使い。かげぐち。キモチ悪い雑音、雑音、雑音 ―― !!) [Wed 11 Mar 2009 00:19:59]
◆最上煌耀@廃寺 > (見事にスッ転んだ童女は大の字型のうつ伏せ体勢。派手に散らかった棒ッ切れを見て、一瞬ぽかんと間抜け面を下げて。みるみる眉間に寄ってく太い眉。唇がへの字にひん曲がり、ぶわッと涙が盛り上がる。) ―― う、う゛わァあああッ!! やだぁ、もぉ、やだぁああッッ!! 重蔵、重蔵ッ、お美輪ぁ!! どこぉお!?うっ、うっ、うぇっ、うぇぇッ…、え゛ッ、え゛ッ、え゛ッ…、(ワッと地面に泣き伏して。まるっちい拳で土の上をボコボコ叩かん。八つ当たりには違いないけど、かったい地面はちっとも堪えた様子ないのに、コッチの手だけ痛いのが更に腹立つ不条理感。こんな理不尽なことがあってたまるか。背が短いとか、非力だとか、体力がないとか。子供と言うだけで大人の何にも勝てないなんて。何で。私の何が足りないと言うのだ。物心ついた時にはもう鑿を握っていたし、私の入れた丸紋は職工の誰でも褒めてくれた。お仕着せの将来のため努力を怠ったことはない。問答無用の世襲制に異議を挟んだことなんかない。兵衛のことは嫌いだったけど怒鳴られようがひッぱたかれようが我慢して黙々と技術を習った。その代償が、このざまか。私は12年貯めた経験値でどんな結果を買ったと言うんだ。) [Wed 11 Mar 2009 00:01:36]
◆最上煌耀@廃寺 > う゛ッ、う゛ァ゛ッ…、う、ぅ――、重蔵…、お、おふじ……、金治ぃ、銀治ぃ……!ごめ゛ん…、ごめ゛…な……っ!? うぐッ、ぁ、わ、わ゛だじ゛のせいでッ……、え゛ッ…、え゛ッ、え゛ぇ゛ぇ゛ッ……!!(ボロボロに朽ちるまま放逐されていた廃寺から、今日は獣のようなしゃくり声が風に乗って聞こえて来よう。別に訛っている訳じゃない。言葉を発音している当人が顔中を涙と鼻水とホコリだらけにして、あほのようにボロボロ泣きじゃくりまくってるからだ。土地の人間が立てた供養だろうか、申し訳程度に点在する卒塔婆を草履で踏みつけ、邪魔なしゃれこうべをぞんざいに押しのけ、四つん這いになって地面を探り続ける童女の二の腕も胴着も泥まみれだ。利かん気の強そうな顔立ちは、見る影もないくらいグシャグシャに崩れた酷い有様。とても良家の子女には見えない上に、いま丁度顔をこすったせいでヨダレと泥も新たな付着だ。みっともないご面相に輪をかけてみっともないヨタヨタ歩き。あッと思ったら躓いて。手一杯に抱えた棒ッ切れがガシャンガシャン地面に落ちた。) [Tue 10 Mar 2009 23:48:41]
お知らせ > 最上煌耀@廃寺さんが入室されました。 『う゛ッ、う゛ぇ゛ッ ――、う゛ぇあ゛、あ゛あ゛ァァあ゛ん゛んッ…!』 [Tue 10 Mar 2009 23:36:52]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『( 情報を得、そして旅支度を整え、クリスティアへの旅への準備は着々と進む )』 [Wed 28 May 2008 22:55:41]
◆ヴァリス > ( ――が、背負うと抜きづらいと思い直し腰に装着しなおす。ロングソードとツーハンデットソードの中間辺りの大きさ。形状的には無骨な西洋の『断罪剣』に近く、用途もそれに近い。腰から吊るすこともできるが――・・・旅をしながら考えるしかあるまい。 ) 情報屋さんってのはどっかーにあるとは思うけど。まあ、お客さんの会話だけでもいいか ( 情報を集めると言うのは依頼するのと客の会話から情報を集めるという二通りの手段がある。もっとも、この場合前者は多くの情報を得ることができるがそれらに信憑性はなく、また己が望んだ情報が手に入るとは限らないが金銭は掛からない。逆に後者は金銭はかかるが確かな情報を手に入れることができる。前者で得た情報の中で後者の方法で確かめてもらう、というのが一般的なセオリーか。 ) さて、と ( 比較的大きな店を選んだ。飲み屋通りでも安さと量で客を集めるタイプの店である。客が集まるところに情報が集まるのはいつの時代も同じで、人が集まれば諍いも起こりやすいのもいつの時代も同じであった ) [Wed 28 May 2008 22:49:56]
◆ヴァリス > ( さらにブレストアーマー(革)を購入し、銀の指貫を30.000エン相当で売却。鍛冶以来の足しにし、これからの長旅に備えた。そう、これから長い旅にでるのだ。このアマウラから北上し精霊の泉を船で渡り、そこからさらに歩いてクリスティアへ。そこで用事を済ませたらアングリマーラへと再び向かう。この時に馬車を使ってもいいか、と考える。 ) ―――後は、欲しいのは情報ぐらいか ( ヴェイトス市の状況を知りたかった。鍛冶屋から出たヴァリスは肩に掛かる重み――新しい武器は背負うことにした――に馴れないなぁ、と呟き情報の集まる場所。酒家通りに足を向ける ) [Wed 28 May 2008 22:44:55]
◆ヴァリス > ( 故に斬るものではなく破壊するもの。両手剣もかくやという強大さは日本の鉄塊から作られた。 良質な鉄で作られたその物体は破壊刀――ないし斬首刀と呼ばれるものであった。より容易く斬るのではなく破壊するもの。肉を切るのではなく骨を絶つモノ。首狩り刀とも呼ばれるその剣は――多くの二つ名を有しながらも斬牛刀、斬馬刀とも呼ばれる物でもあった ) ―――。うん、ありがとうございます ( 重さを確かめ、振るう鉄塊は慣れぬ重さではあった。しかし、材料となった鉄の量を考えてみると、それは本来の斬馬刀よりも一回りは小さく、また剣先は研ぎ澄まされるのではなく四角であった。突く攻撃には適さないだろうその形状はまさしく「首を狩り、骨を絶つため」だけに存在していた ) [Wed 28 May 2008 22:28:51]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『それは鉄塊であった』 [Wed 28 May 2008 22:19:56]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『―――― ( 心臓の音がまるで自分の心臓のように響いて )』 [Sat 17 May 2008 02:47:08]
お知らせ > ヴァリス@宿屋さんが帰りました。 『うん。おやすみなさい ( 応える声は小さく、寝息は穏やかに )』 [Sat 17 May 2008 02:44:57]
◆ヴァネッサ > うーん、止めておく… ( ちょっと残念そうな表情で。 でも、さすがにそんなものを背負っていたら目立つ ) 行き当たりばったり、か。 今から心配しても何にもならない、よね ( あはは、と笑って見せて。 青年の中にまだプランがあることは知らない。 少女は不安を振り切るためにも目の前のことに集中することに ) じゃあさ、心臓の音…また聞かせて…。あれ、聞くとね。落ち着くんだ ( 頭を抱きかかえられながら、彼の胸に耳を当てて ) おやすみ、なさい [Sat 17 May 2008 02:43:57]
◆ヴァリス@宿屋 > あー・・・・まあ、準備できなくもないけど。背負う? ( それはどんな大荷物になるというのだろうか。まったく ) まあ、そうなるかな。俺としても栄養素は高い泉だし。いい保養地になると思うよ。 それは――さあ? 俺は精霊様じゃないからね。そこはもう、行き当たりばったりだと思う ( ぽり、と困ったように頬を掻く ) カリンは不安症だね。今から不安になっても仕方が無いよ。精霊の泉が無駄なら別の手段を探そう ( もっとも、青年の心中の中には別の考えも無いことにはないのだが・・・。それはダメだった時の奥の手にしておこう、と思う ) 不安で寝不足なんてしゃれにならないよ。しかも全て『仮定』の話。行ってみればわかるよ ( 眠い眠い、と大きな欠伸を一つすれば、少女の頭を抱き枕のようにして眠ろうと抱え込もうとするだろう ) [Sat 17 May 2008 02:35:13]
◆ヴァネッサ > あとね、出来れば棺もあればいいんだけど… ( さすがに無理か。と少女はすでにあきらめ気味。 少女が彼を吸血鬼にしたくない以上、普通とはかけ離れたものになる ) じゃあ、その精霊の泉でギリギリまで貯めるって事かな…? ( ふぁ、っと欠伸をひとつしながら。 次の目的地に賛成 ) 精霊様は、私みたいなのにも、命…わけてくれるかな…? [Sat 17 May 2008 02:27:42]
◆ヴァリス@宿屋 > ・・・あー。つまり、俺から血をもらっていって、それを消費しないように少しずつ溜めていく、と。 ( できるものなのかねぇ、と半信半疑である。吸血鬼が子を残す時は、想い人を吸血鬼にして、というのが物語の相場ではあるのだが。 ) 血、以外か。・・・・と、なると・・・うん。だったらそれは精霊の泉までいけばなんとかなるかもしれないね。 ( それこそ精霊様が住んでいるような泉である。あそこならば十分な生命力を補えるはずだろう ) それじゃあ、クリスティアに行く前に精霊の泉に滞在、かな。 ( ぽり、と頬を掻いて当面の目的地を提案 ) [Sat 17 May 2008 02:19:20]
◆ヴァネッサ > 一回じゃなくても、少しずつ溜めていけば大丈夫だと思うけど…。 ただ、その間は消費量も押さえなきゃいけないから… ( 額を突かれながら、他人の命を奪うつもりは無いことを必死に説明しようとして ) どう、かな…? 力とか抑えれば貯まっていくとは思うんだけど… ( 本人も自信がないのか、どんどん小さい声になってしまって ) あとは血以外でも何か補充できればいいんだけど、ね… ( ティアンの秘湯のようなものがあればいいのだけれど ) どれも、自信がないけど、ね [Sat 17 May 2008 02:15:47]
◆ヴァリス@宿屋 > あひゃっ! ( 背中を人差し指でぐっと押されれば奇妙な声が漏れた。――が、それ以上はさせてたまるかと正面を向き、 ) ? えーと、つまり、命ってことは血液で、血液の量が人よりも摂取した場合――・・・って、そうなると人一人殺すことになるよ? ( む、と眉根を寄せる。流石に子供ほしさに人間一人の命が枯れるまで血液を摂取することは許容できない。それは全力で止めねばならない。 ) 他の人の命を吸うのは賛成できないな、俺は。 ( つんつん、と少女の額を突こうか ) [Sat 17 May 2008 02:04:17]
◆ヴァネッサ > う、うん… ( 逃げ切るか二人そろって仲良く死ぬか。そのどちらか。 でも、死ぬならすべてをやり遂げてから死にたい。そう思った。ただ、それは贅沢な願いだけど ) 寝言だから、つい口に出ちゃっただけ… ( 彼の背中を人差し指でぐーっと押して ) ――っ ( 寝返りを打って、こちらに向き直ったことで彼の顔がしっかりと見える状態。気が付けば頬が赤くなっていて ) ――そ、それは…わかんない… ( 彼の言葉には正直に答える。 自分の身体の基本が死体と同じなら子供は生まれないだろう。ただ、身体の中に溜め込んでいる命が増えれば増えるほどに人間っぽい身体に近づいている。ならば、 ) ヴァ、ヴァリスはヴァリスのままだよ。 吸血鬼にはしないっ ( 顔を横に振って、答えて ) ただ、私の身体に蓄えてる命が身体の限界を超えてくれれば、もしかしたら…ね ( 自信の無さそうな声、表情で言う少女。 生まれながらの吸血鬼ではない少女。吸血鬼について教えてくれる人も居ない。だから、自分の身体のことでもどうなるかわからない ) [Sat 17 May 2008 01:54:48]
お知らせ > ヴァリス@宿屋さんが入室されました。 [Sat 17 May 2008 01:47:39]
◆ヴァリス@宿屋 > 自己犠牲とか禁止ね。俺だって見つかれば奴隷かギロチンかなんかなんだからさ ( 死ぬ時は一緒なのだろうか。そもそも――・・・己はなんなのだろうか。ここに一緒に来て、なにがしたかったのだろうか。目を瞑り、半年という時間を振り返ってみれば思わせるのは理屈などを抜いた感情のみ。嗚呼、と呟けば得心がいくというもの。 ) さっき終ったら言うって言ってたじゃん ( ヴァリスの肩が揺れた。ふふ、という笑みは小さなもの ) ――? ん。OK。寝言ね。寝言 ( そして、彼女の『寝言』が始まる。たどたどしい言葉を聞き、噛み締めるように耳を傾ける。 ) ―――・・・・ん ( 震える声で呟く少女の声。震える声の裏に隠された不安を感じる。嗚呼、怖いのだな、と思う。 ) よいしょ、っと ( ぐるん、と寝返りを打てば少女と面と向かおうか。しばし、じぃと少女の顔を凝視し、「本気?」と疑うような顔も一転、小さく笑うと少女の顔を撫でようか ) 吸血鬼とミックスでどうやって作るのかな? ( 吸血鬼が受精する可能性と言うのは低いように感じる。それが死体であるならばなおさら――。そればかりは専門外であるし、予想の範疇を抜けるものではないのだが。まさか、 ) 俺はばりばりと食べるつもりじゃないだろうね? ( こう、むしゃむしゃっと。それはつまり、ヴァリス屍化計画だろうか ) [Sat 17 May 2008 01:36:35]
◆ヴァネッサ > ( 彼の耳元で震える声で呟こう ) 子供がね、欲しいの… [Sat 17 May 2008 01:26:43]
◆ヴァネッサ > もし、捕まりそうになったら…私だけあの街に戻るよ… ( 天井を眺めながら、ただ声を震わすことも無く言って。 自分自身が捕まれば、きっと彼の方は逃げることができる。そもそも、おう理由がなくなるのだから ) そうだね… ( 少女もただそう答えるだけで ) ――うん… ( 少女は彼の方を向いてみる。 そこには彼の背中がある。 下手したらクリスティアで自分は死ぬんだろうな、とふと小さく頭の隅で思った ) クリスティアでやることを全部やったら言おうと思っていたことなんだけどね…。 クリスティアでやることが終わるまで生きている保障なんてどこにもないんだよね… ( 一呼吸の間があき ) ヴァリスが言っていた通り、言えないで終わるのは、嫌というか…怖いの…。 怖すぎるからきっとわたし、夢の中でそれを言っちゃうかもしれない…。 ここから先はもう寝言だから、忘れちゃっても良いからね…。クリスティアを出るときまでに生きてたらちゃんと向き合って言うから…、だから今は背中越しだけど、寝言だから… [Sat 17 May 2008 01:24:59]
◆ヴァリス@宿屋 > そっか ( と、一言で片した青年は目を瞑る。そして、深呼吸のように深い息を一度 ) ヘトヘトになるまで走る、か。まあ、それもいいかもしれないね。――・・・ただ、早馬で追いかけられたら抵抗できなくなると思うけど。 ――・・・・いっそのこと。ヴェイトスに戻るってのも手段ではあるよ。――ただ、カリンが望む赦しは得られないと思うけど・・・ ( それは、出頭という道。否、それは自ら死にに行く道である。しかし、それもまた――VHGにとっては悔い改めと取るのだろうか。もっとも――それは死して初めて、だが ) そうだね。足腰鍛えておかないとな・・・ ( 青年は頬を緩ませず、どこか宙をぼんやりと見やる。その視線の先は現実ではなく記憶の中の過去を遡る。そして、 ) ―――もう寝よっか ( 何を言うのでもなく。青年は少女に背を向けて寝転がろう ) [Sat 17 May 2008 01:08:01]
◆ヴァネッサ > クリスティアでのやることが終わった時に、言うよ ( そういうことが日常茶飯事でも、自分にそんなことが降りかかるなんて誰も思わない。 だからこそ、まだここでは言わない。少女もふふっとだけ笑った ) ――そっか ( 目元を隠す彼を見て、ふいと彼から視線を外した。 見たら駄目のような気がしてしまった。 だから、それ以上何も言わず ) じゃあ、ヘトヘトになるまで走ってみる? ( 顎に指先を当てながら、思いついたかのように言ってみて ) 何だか、ヴァリスよりも私の方がその心配がありそうで怖いよ ( はは、と冗談半分に笑いながら言って ) じゃあ、用事が終わったら、歩けなくなるまで歩かないと駄目だね [Sat 17 May 2008 01:00:45]
◆ヴァリス@宿屋 > そんなこと言って言いそびれたり死んでも知らないからなー? ( そんなことは旅人冒険者では日常茶飯事である。にし、と笑い、 ) ――――ない ( 即答・・・はできなかった。様々な人の顔が浮かび、哀しそうな目をしたのも束の間、額にやった手を目元に持ってくることで隠す ) 門の外どころかすぐにでも離脱したい処だけどね、ぼくは ( ぽり、と頬を掻き、 ) ヴェイトスの近くにいたら、愛着が戻ってきやしないか・・・不安だよ [Sat 17 May 2008 00:48:30]
◆ヴァネッサ > ――今度ね、今度言えるなぁ…って思ったら言う ( 少女自身の中でまだ勇気がついていなかった ) ――あ、その…ぁ、ぅ… ( 少女もすぐにその場の空気を感じて、何か言おうとしたが結局何も出てこないまま ) ヴァリスは…ヴェイトスで寄りたい場所は…ないの? ( あの街に色々な思いでがあるのは自分だけではないだろうと、彼の方を見て聞いてみよう ) うん、大丈夫。夜になる頃には終わると思うから…。 終わったら門の外で野宿かな…? [Sat 17 May 2008 00:44:15]
◆ヴァリス@宿屋 > ―――? まあ、言いたくないならいいよ ( 多くは望まないし、多くを要求もしない。ふぅ、と吐息を吐くことで思考を切り替える。 ) ―――・・・・・・・・ ( 嫌な空気を作ってしまったのだと。言わなければよかったのだと。後悔しても遅い。額に手をやり、それからばりばりと頭を掻く ) ――じゃあ、クリスティアいって、アングリ行って、そしたら一度ヴェイトス戻って墓参りだけしてすぐ帰ろう ( これからの事を成すのに大切なプロセスなのだと、彼女は言っていたから。だから――・・・それらをしてみるのに同行したいのだと、彼は思う ) でも、ヴェイトスにいるのは一日もいないんだからね? 墓参りしたら即撤退。OK? [Sat 17 May 2008 00:24:40]
◆ヴァネッサ > ( また天井を見上げて ) 少しでも戻って良いなら…、お墓参りだけ…済ませたいな… [Sat 17 May 2008 00:18:27]
◆ヴァネッサ > ――うん ( ただ、コクリと頷くだけで ) ――その、ね…。 駄目だ…まだ、言えないや… ( 頬を突かれた後、ふてくされたから、恥ずかしそうに視線を逸らしながら何かを言おうとしたが、止めて ) ――ありがと ( 隣に寝転がった彼に向けて、嬉しそうに笑いながら ) ――――。 ( 彼の口から出た言葉に、少し驚いたような表情を浮かべて ) 別に、いいよ。 わたし、それだけのことしちゃったんだもの… ( 少しだけ寂しい気持ちを押し殺して、笑みを前面に押し出して ) ヴェイトス、かぁ…。 戻って、いいのかな…。 もう、あそこには私の居場所…どこにも、ない様な気がしてさ…もう行っちゃいけないって気持ちになっちゃってるんだよ、ね ( ) [Sat 17 May 2008 00:17:45]
お知らせ > ヴァリス@宿屋さんが入室されました。 [Sat 17 May 2008 00:06:53]
◆ヴァリス@宿屋 > ――そっか。 ( にんまりと笑う ) じゃあ、今のままでいいのかな ( へなり、と眉尻が下がれば青年は苦笑。ふてくされた少女の頬を指先で突き、 ) うん。それぐらいならいいよ ( 青年は笑い、了承の意を示す。絡めていた手はそのままに、青年は少女の隣へと寝転がろうか ) ――ごめんね、カリン ( ぎゅ、と握り締められる手に反比例するように青年は申し訳なさそうに ) つい――・・・カリンを試すようなこと言っちゃった。信じてない――・・・のかな。心の中のどこかで ( そんなつもりはないのだけれど――・・・と、申し訳なさそうに言う。 疑念、疑惑、疑問。それらの感情がない交ぜになった気持ちの悪い感覚。過去の経験から彼女個人に対する印象か。それとも他人全てへの印象か。 大きな楔をもって心に突き刺さる疑心暗鬼か。 ) クリスティア。行ったら適当なところで切り上げてアングリマーラに行って・・・それから――ヴェイトスに戻りたい? [Fri 16 May 2008 23:59:51]
◆ヴァネッサ > 忘れないように…努力するもの…だから絶対 ( ずっと先のことを想像しきれない自分を隠すかのように彼の頬に指を押し付けようとして ) ――た、足りてるとか足りてないとか…そ、そういうことじゃないよっ ( くしゃくしゃにされた髪を直すように弄りながら、少しふてくされたようにして。 心の中に秘めていることはまだ口に出す勇気は無くて。 それを欲しても、自分には無理だと思っているから。だから、いえない。 人間にあって、本来吸血鬼にはないものを ) 確かに…そうだけど、行かなきゃ…いけないもの… ( 解かれていく拳。その代わりに絡められていく彼の手を強く握り締めて ) 我が侭かもしれないんだけど…、クリスティアに居る間ね…。 ううん、教会関係の近くに居るときだけでも良いから、手…ずっと握っていて欲しい… ( 手に篭る力が一段と強まって ) [Fri 16 May 2008 23:46:25]
◆ヴァリス@宿屋 > ――絶対? ( クスリ、と笑う様は意地悪いもの。信じていないのか。それとも――・・・ ) ん。まだ足りない? ( 洩らす少女に呟けば、青年は抱きつく少女の頭をくしゃりと混ぜ返し、 ) カリンにとっては、敵地みたいなものだもんね・・・・。やめたい? やめるといっても恥ずかしくないんだよ? 命が掛かってるんだから ( 握り締められる拳、その拳をそっと解き、自らの手を絡めようとするだろうか ) [Fri 16 May 2008 23:27:06]
◆ヴァネッサ > ――毎日、毎日覚えていけば…大丈夫だよ…きっと ( 天井の方をじーっと見つめながら、遠い未来のことを考えようとした。 彼が死んでしまったあとのこと、まだ先であろうそのこと。でも、吸血鬼にとっては少し先だろうと思われること。 少女には想像できなかった ) ――ぇ、あ ( 突然彼の身体がかぶさってくれば、そのままバタンと倒れこんで ) 重いよぉ、でも温かい… ( かぶさってきた彼を抱きしめるように背に腕を回そうとして ) 正直に言っちゃうとね…怖い… ( 頭を撫でられながら少女はポツっと一言漏らし ) ずっと前に、決めてたはずなのにね… ( ぎゅっと拳を握り締めて ) [Fri 16 May 2008 23:22:28]
◆ヴァリス@宿屋 > ――・・・・どうしたら消えないのかなぁ ( はふ、と溜息を洩らしての呟き。いずれ忘れていく、忘れられていく運命なのだとしたら・・・これほど哀しいことは無い。 ) あ、だめ ( 重たい身体を持ち上げようとする少女に覆いかぶさろうか。 ) うん。クリスティア。・・・・やっぱりやめたい? ( やんわりと笑む青年はそっと少女の頭を撫でようか ) [Fri 16 May 2008 23:10:45]
◆ヴァネッサ > ( 横になったまま、上半身を起こした彼を見上げる。 密閉されていた場所に流れ込む空気の流れに少しゾクリとした ) ――あぁ、大丈夫大丈夫。消えてなんて無いよ、まだ消えてなんて無い ( 心配させまいと笑顔を作って見せて、それからまだ重い身体を何とか動かして、自分もまた上半身を起こそうとして ) 次の目的地は、クリスティア…? ( 表情には出していないが、声色は不安そうなもので ) [Fri 16 May 2008 23:06:39]
◆ヴァリス@宿屋 > ―――・・・・・ん ( 曖昧に頷き、のそのそと上半身を起こす。掛け布団の下、密閉された空間が開放され人間の汗と性の匂いが漂う。 ) あ、ああ。ありがとう ( 額の汗を少女の手が拭う。困ったような顔も同じもの。 ) ――また、記憶消えたの? ( 上半身を起こしたまま、少女の顔を覗き込み問いかけようか ) [Fri 16 May 2008 22:55:58]
◆ヴァネッサ > おはよ。 私、一応夜行性だから大丈夫だよぉ ( まだ、まぶたが重い。欠伸交じりに答えながら、グシグシと眠気を覚ますように擦り続けて ) 覚えてないなら、きっと思い出さない方がいいことなんだよ… ( 手から伝わる彼の体温を感じながら ) 色々忘れちゃってるわたしが言っても、説得力ないかなっ ( 困ったような笑みを浮かべて、彼の額の汗を拭おうともう片方の手も伸ばして ) [Fri 16 May 2008 22:47:59]
◆ヴァリス@宿屋 > ――・・・・ん ( 重たい、夢をみている気がする。――ずっと、遠く。嗚呼、と小さく呟いたヴァリスは哀しみと共に一つの紡ごうとして――目が覚めた。 ) 嗚呼、ああ・・・・おはよ ( ぐし、と知らぬうちに浮いた涙を手の甲で拭い、ヴァリスはぼんやりと天井を見上げたままの視界を認識する ) ・・・・・ ( そして頬に触れる少女の手に振れ、 ) 起こしてごめん。大丈夫大丈夫。 ( ふわぁ、と大きな欠伸を一つ洩らし、「夢の内容なんて覚えてないや」とはにかむ ) [Fri 16 May 2008 22:40:27]
◆ヴァネッサ > ( アマウラに到着してから、前にここに居たときの仕事先に少しだけ顔を出したりした以外は同じように宿でぼーっと景色を見たり、体内の気を纏め上げる訓練をしたりで。 ) ――ぁぅ ( 彼の寝返りと声に目を覚ましたのか、目を擦りながらまだ眠たげな瞳で彼を見て ) 怖い…夢でもみたの…? ( 彼の頬にそっと触れようと、まだ重たい腕を持ち上げて彼の顔の方へと ) [Fri 16 May 2008 22:29:28]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『その傍らで寝ていた少女』 [Fri 16 May 2008 22:22:52]
◆ヴァリス@宿屋 > ( それから数日後、以前手に入れた良質の鉄を使った鋏を武器へと打ち直してもらうまでの数日をアマウラで過ごすことに決めた。気ばかりが急いてしまうのは最初の一日だけで、その後はのんびりと宿屋で過ごすことに決めてから数日。 ) ――ぅぁ ( 畳みの部屋に敷いた布団の中。青年はうめき声にも似た声を洩らして寝返りを打っていた。よほど嫌な夢でも見ているのだろう。苦しげに顰められた眉根とべっとりと掻いた寝汗の量がヴァリスが観ている夢をよいものではないと物語っていた。 ) [Fri 16 May 2008 22:17:00]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『鍛冶師への依頼、クリスティアへの経路、物資の補充。それら全ての仕事は終えた』 [Fri 16 May 2008 22:12:30]
お知らせ > 雪白さんが退室されました。 『「じゃあ、またね」(そうして魔界生まれの妖孤は、陰陽寮へ──)』 [Mon 3 Dec 2007 01:51:42]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部・自室さんが帰りました。 『「奢っとゥわ、鱈腹食って元気に働いとォぞー!」 だから、最後は騒いで呑んで、笑って見送ろう』 [Mon 3 Dec 2007 01:47:06]
◆雪白 > ( 上出来。 ) ええ、おかげさまで。 ( 何だかんだで、ここまで生き残ってる。これからもきっと、時々馬鹿やりつつ何とかやっていくだろう。きっと。 ) そうね…。 ──錫音もね。 ( 元気で。 ) そりゃあ、いいわね。有り難くご馳走になろうかしら。肉系がいいわ。 ( 奢ってもらう気満々。最後まで図々しい狐だ。立ち上がると、軽口を叩きながら戸口へと向かおうか。 ) [Mon 3 Dec 2007 01:36:55]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > おゥ、ウチらなァ時間は仰山あっとゥ… じゃかァ、そン分――上手く生きて旨ァ飯食わんとォの… 嗚呼、そン位言えっとォなァ、上出来じゃァ(何だ、思った以上に上手くやれそうじゃないか、この狐は。 なら、心配は要らないか。 思って、顔少し寂しげに綻ばせれば… 瞳は、その頃を思い出したかの様に、少し寂しげになり―――) 嗚呼、慣れンとォの。それに、何ぞ今生の別れっとゥ訳でも無ゥんじゃし… 定期連絡ン時ンでも、顔ォー見せっとォわ。 じゃかァ…元気でやるんじゃァーぞ?(嗚呼、前向きにじゃな…なんて、笑って頷けば、ふっと立ち上がり… 戸口視線を向け――) そォと決まっとォとォ、景気付けにパァーっとやろゥけ? 嗚呼、ソレが良ゥわ。湿っぽいンは、性に合わんとォしの!(それに、せめて最後くらいは、派手に送りだしてやろう。 たった二人でも、こんな所で湿っぽいよりは幾らかマシだろう、から) [Mon 3 Dec 2007 01:30:31]
◆雪白 > 時間はたっぷりあるものね。そう言う意味では、人間より得だわ。 ……精々、馬鹿やって退治されないように心がけるわ。 ( あの時よりは──随分賢くなったと思うしね?と。人の世界の事をよく解っておらず、裸足でアマウラの門を叩いて騒いでいた頃の狐に比べて。 ) そうねえー。人間、楽しいし。 ( 笑っていたのが、真顔になる。 ) ………………その内、慣れるわよ。 …それに、ヴェイトスには馴染みの友達だっているんでしょう? 前向きにいきなさいよ前向きにねっ。 ( わざと笑って言うが、そういう狐の方には、陰陽寮に知り合いなどいない。そもそも捻くれた性格。この欧州隊でも、特に親しい者はいなかった。…一人を除いて。 ) [Mon 3 Dec 2007 01:23:28]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > そらァ良ゥわ。ウチも、そン頃なァアマウラで左団扇けェ? ウェヘヘヘ、そなァ風になっとゥ良ゥのォ… (と、少し笑った後で… お互い、長生きはしとォの、とポツリ―― 吐き出し、彼女の体を引き起こし…) まったくもって、仕方の無ァ鬼じゃァの…ウチァ… じゃァーが、それも悪ゥ無ォわ… な?(ククっと笑う彼女の声にあわせる様に、此方もケラケラ笑えば… ふっと、尋ねる声に…苦笑する様な顔を向けて) 何ぞ…当分は、こぉやっとぉて話す事も無いんじゃろォなっと…思ゥてな(酒色の溜息、吐き出すか) [Mon 3 Dec 2007 01:15:49]
◆雪白 > そうそう。きっとその頃には、例の陰陽士の使役妖怪として有名になってるから。 ( 何気にポジティブな狐。新たな人生設計浮かんだらしい。 ) まあ、それもそうね。 ( 差し伸べられた手を掴んで起き上がる。 ) しょうがない鬼ねえ…ま、私も人のこと言えないけど? ( クク…と笑った。 ) ……どうかした? ( 遠い目をする錫音に、つい尋ねて。 ) [Mon 3 Dec 2007 01:09:16]
お知らせ > 雪白さんが入室されました。 [Mon 3 Dec 2007 01:03:57]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > うぇへへへ、そら良ゥわ。家宝にでもしとゥけェの? まぁ、何ぞそンなァ…お互いに長生きせンとォなァ… (百年、二百年単位の長生きか…なんて、思いつつ… 純白と言う言葉には、少し苦笑漏らして汚したらあかんとォぞー なんて――) おうおう、聞かんとォわ。 それになァ、歳なんぞ聞いとォ所で把握なんぞ出来ンとォけェのー。 ウェヘヘヘヘ、そォけェ…大丈夫け(と、撫でられる手を見送りながら、体起こせば… 起き上がろうとする彼女へと手を差し伸べ、て…) そらァ、こっちで長ァ事暮らしとォけ… 酒の味と一緒にこっちの空気も腹に溜まっとォけかのォ?(まっ、染まっとゥ事じゃろうの… ポツリ、吐き出せば…ふっと、遠い目を浮かべて) [Mon 3 Dec 2007 01:01:34]
◆雪白 > 言っとくけど、私には何も用意できないからね。……ああ、もし錫音の方が長生きしたら、私の毛皮でも取りに来るといいわ。純白の九尾の狐の毛皮よおー。貴重貴重。 ( 純白は言い過ぎかもしれないが。 ) …あらそう、聞かないの。そうそう大丈夫よ。 ( 錫音が体を離そうとするなら、撫でていた手を離し。 ) …嘘だとまでは思わないけど、なんかあんた妙に人間くさいし。なんとなく。 ( もちろん、狐女の主観に過ぎないが。同じ妖孤ならともかく、種族感知能力は低い方。…錫音が離れたなら、起き上がろうとするような素振りを。 ) [Mon 3 Dec 2007 00:50:12]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > そォしとっとォな… 何ぞ、ウチの秘蔵の酒でもくれたァわ。 借金取りに見付からんとォよォに…床下に隠して寝かしての…。 ウェヘヘヘ、まっそうしとっとゥわ…(抱き締める腕、少しぎゅっと力込めれば… 胸の上で零れる小さな吐息。 吐き出せば、やがて、手から伝わる震えが少し止まり――) 歳は無粋じゃァから聞かんとォわ。ウェヘヘ… まっ、そなァなら大丈夫じゃろォけ?(ゆっくりと上げられる顔は、少し赤らめた目元以外は普段通り。 その普段通りの顔で笑えば… 一度体を離そうとし――) んっ… 何ぞゥ、今ン今まで信じっとゥ無ォけ? あぁウチぁ、鬼さんじゃ… 酒ばっか呑ンどォ、酒呑み鬼、じゃぁーて。 [Mon 3 Dec 2007 00:39:02]
◆雪白 > ( 博打三昧…。案の定と言う感じ。 ) それじゃあ、私が賭けに勝っても受け取れないじゃない。賭け金。…普通に気を付けてりゃあいいのよ。 ( …………。 ) …子どもじゃあるまいし。私、いくつだと思ってんのよ。 ( 強がりも少し混じった狐の声。しかし、手から伝わる震えは更に…本当に寂しいらしい。撫でていた手が、角を探り当て。 ) あ、角発見…。あんた、本当に鬼だったんだ。両性ってのも鬼らしいけど……聞いただけだから半信半疑だったわ。 [Mon 3 Dec 2007 00:34:09]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > ハハッ、手厳しゥモンじゃぁの… 何ぞ、向うに戻っとゥとォ博打三昧じゃァからのォ…気ィ付けっとゥわ。 何ぞ、大丈夫な方に賭けとゥとォも構わんとォぞー?(けらけらと、笑う声はするも顔は胸に埋めた侭。 決して上げようとしなければ… 腕、彼女の体に回す様に、抱き締める様に、して――) そォけ… そら、良ゥわ。泣かれとォたァ、心配でウチまで陰陽寮に行ってしまっとゥかァの――…… そっかァ、師匠け… 嗚呼、悪ゥ無ォわ…(撫でる手、どんな表情で感じるかは見せないが、撫でる手からは… 少し震える様な風に感じるかもしれない。 そして角は、額の少し上…その辺りに髪で隠されているだろうか) [Mon 3 Dec 2007 00:18:36]
◆雪白 > ええ。…それまでちゃんと生きときなさいよ。…あ、そういえば錫音も長命種だっけ…。 じゃあ、博打ですっからかんになった挙げ句、負けがこんで借金して、しまいには身ぐるみ剥がされて川に浮かばないようにね? ( やけに具体的。酒の方は、錫音にとって血のようなものだと思って諦めてる。…なんでこんな心配してるんだか。 ) ――誰が泣いたりするもんですか! …しょーがない師匠ね、全く……。 ( 胸に顔を埋めた錫音の頭を撫でてやり。そういや角、この辺にあるのかしら? ) [Mon 3 Dec 2007 00:13:08]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > じゃろゥ。じゃっかぁの… アレじゃ、何ぞ用事があっとゥ時なァ、尋ねて来とォ。旨い飯ィ出す店、探しとぅわ(と、言葉吐き出すのは少し寂しげながらもケラケラと。普段の笑みの形に形作ってみせたりするだろう。) さァてのォ… まっ、当たらずとも遠からずっとゥ事じゃろォかの… おゥ、おンしもウチが居なァっとゥと…泣いたりしたらアカンとォぞー(そして次は、からかう様な声音。 吐き出せば、払いのけられた手、彼女の体に回そうとし… そして、自分の頭を、彼女の胸に置く様に…動かし…) そう言ゥて貰えっとゥと、助かっとゥわ。 (素直な言葉に、また酒気を帯びた吐息吐けば… 顔、見せない様に彼女の胸に自分の顔を埋めようとする、だろうか) [Mon 3 Dec 2007 00:04:16]
◆雪白 > …まあね。 ( 人間界の食事は喋らないし…。なんて、ずれた事考えつつ。寂しいと聞けば。 ) …出来の悪い弟子を持った、師匠の気分なんでしょうよ。きっと。 ( 押し倒す必要があるかどうかはともかく。イマイチ状況を把握してないやもしれぬ狐。 ) ……別に。それなりに…頼りにしてたわよ。 ( 頭をさする手を、どけようとしつつも。少しだけ、素直な言葉を。 ) [Sun 2 Dec 2007 23:56:32]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > なら、そンで良ゥじゃろ… 旨いモンと旨い酒ェ食いながら話すっとゥんはの、良ゥもんじゃァての…(一人で旨い酒を飲むよりも、誰かと語らいながら酒を飲む方が良い。 一人酒は、何故だか時折…少し寂しくなるから―― ふっと、そんな事を思いながら、押し倒した狐を見下ろせば… その倒した体の上に、自分の体を乗せる様に重ね…) すまんのォ… じゃァがの、何ぞ―― 寂しゅゥなっとゥわな… まったァーく、変な情でも沸いとォかの… (そして、手を伸ばすのは… 頭の、彼女が擦っている部分。 其処に伸ばして、軽くさすってやれば… 酒臭いと行き、一つ吐き出し――) すまんとォの… 何ぞ、今まで頼りの無ァ目付け役での…(ポツリ、ふっと吐き出して自嘲気味に笑った…か) [Sun 2 Dec 2007 23:45:57]
◆雪白 > 別に。…嫌ってわけでもないけど。 ( 美味しい物は、この女も好きだ。人間界は種類が豊富で飽きない。一番好きな、生きたまま丸かじりができないのが難点だが。 ) …って、ちょっ…!? ( 酒の椀を持ってたから手で阻止することもできず、力の差もあり狐女はあっさりと押し倒された。 ) いったあ…。 ( 畳とはいえ、頭を打ってちょっと痛かった。手からこぼれた椀はどこに転がったか…。空いた手で頭をさすり。 ) [Sun 2 Dec 2007 23:40:31]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > (今、向こう側から来て残っている魔達の全てを把握してる訳ではない。 だが、確かに例の蛮族の話も聞かなくなれば、次第に安穏と―― 言う訳にはいかないのだろう。此方は兎も角、ヴェイトスの方ではゴタゴタが続いているとの話もあるのだし。 だが、それにしても原因は、その魔ではなく、主に『人間』 所詮、この世界は何所まで言っても『人間界』なのだろう。) 何ぞゥ、イヤけェ? まぁ、暫く行っとゥ無ゥかったがァの… 旨い酒が出とゥ店はそうそう潰れンとォけぇの… うぇへへへへ。 楽しみにしとっとォ?(まったくもって、その通りなのだが―― それを包み隠さずに口に出す鬼娘は、雪白へと更に体近づければ… 顔、間近まで寄せ、そして――) 何じゃろゥのー?(冗談を吐く様に、軽めの言葉… 吐き出せば、そのまま狐の体を押し倒す様に、体重を掛けてくる…だろうか) [Sun 2 Dec 2007 23:28:34]
◆雪白 > ( 安泰…。思えば魔界からこのヴェイトスにやってきた同族は、もうほとんど捕獲か退治されているようだ。一時期盛大に暴れていたロッツンルートの部隊もめっきり噂を聞かなくなった。残っていた狐も、こうして人間に従属していく。――ここはやはり…「人間」界だったのだ。 ) 案内か…錫音は、変に通な場所ばかり知ってそうね。 ( きっとメジャーな観光名所ではなく、旨い酒の店だとか、知る人ぞ知る名店とか。そんなイメージ。 ) ……なによ。 ( 気に入ってる。そう言って近付いてきた錫音を、口を尖らせて軽く睨む。 ) [Sun 2 Dec 2007 23:22:30]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > (それにしたって、今回の異動は… 狐が従順になってきたからなのだろう。 手に負えない代物だとしたら、今まで生かされてはいないだろうか。) そうじゃの… 何ぞ、それが一番じゃァの。うむ、これで何ぞ色々と安泰じゃろゥの。(まぁ、おンしン事ァ色々と心配じゃァがの…なんて、小さく呟いて、今まで見下ろしていた茶碗の中身を、ぐっと一気に飲み干せば、ふぅっと熱い吐息、一つ…吐き出し――) まっ、何ぞ陰陽寮の任務で出向いとゥ事もあっとゥじゃろ。もし、そなァ事があっとゥなぁ… ウチが色々と案内しとゥわ。(そう、口に出せば… やがて、視線を雪白へと。 向けて、そして悪態を吐く様子に苦笑一つ漏らせば… ) 心外じゃァの… ウチァ、おンしィん事ォ気に入っとゥとォぞ?(正面に座る雪白へと… 体触れる程に寄せようと、近付いてくるだろう、か…) [Sun 2 Dec 2007 23:10:13]
◆雪白 > ( 全く気にされてない感じ。 ) …あんたも、お荷物がいなくなって良かったわね。もうこれで、私のことで頭を悩ませる必要ないわよ。フンッ。 ( なんか無性に腹が立って。悪態をついた。 ) [Sun 2 Dec 2007 23:02:10]
◆雪白 > ( 随分馴染んだとはいえ、元々魔界から人を食いに来た妖怪だ。従わせる力のある陰陽士に渡そうとは、今回の上の判断は割と的確かもしれない。 ) …そうね。なんだかんだ言って、結局私も処刑されなかった訳だし。 ( 雪白が次第に逆らわなくなったと言うのもある。しかし、やはり錫音の苦労があってこその今。…理解してはいるが。 ) ヴェイトス市ね…ついに行けなかったわね。陰陽士が旅行好きならいいんだけど。会ってみないとなんとも言えないわね。 ( 「せいせいするわ」なんて言ったのに、見抜かれているのか何なのか。 ) [Sun 2 Dec 2007 23:00:14]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > 此処での雑用とゥは、これきりじゃろゥの…。 まっ、向こうで何やらされっとゥかァまでは知らんとォが… 何ぞ、言う事聞いとゥな…それなァな、扱いして貰えっとゥじゃろ。(陰陽師次第なァ『ご褒美』も良ウモンじゃろゥ? と、視線外した侭に肩を竦めれば、次にもう一つの茶碗に酒を注ぎ… そして、それを持ち上げ――) そォじゃァの… おンしと飲むンも、これが最後じゃろゥの――… ウチも、何ぞそろそろ…向うに戻っとゥ言われかねんしのォ――(最近、掻首隊や護国隊がヴェイトスで動いているかもしれない―― 上司から、狐の異動と共に聞かされた事。 そう言えば、随分と向うには戻ってないな…なんて、思ったりしながら… 注いだ酒を、じっと見詰めて) [Sun 2 Dec 2007 22:46:03]
◆雪白 > 好待遇ね…その辺は期待しておくわ。 ――まあ、ねっ…っと。 ( 正座してた足を崩し。 ) 私も言われた時は「ハァ?」だったわ。頭の中で立ててた人生設計がオジャンよ。 とはいえ、そこまで悪い話でもないし…。せいぜいその陰陽士の言うこと聞いて働いて、いつか褒美に人間の少年でも貰うわ。 ( まだ諦めてなかったらしい。人間の少年食すこと。 ) ……ありがと。 ( 差し出された椀を受け取り、一口飲む。 ) …錫音とこうやって飲むのも最後かしらね。……あー、せいせいするわー。 ( 視線を合わせずに、言った。 ) [Sun 2 Dec 2007 22:38:01]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > そうじゃァの… 何ぞゥ、こっちよりも雪白ン事ォ良ゥ迎えてくれっとゥかもしれンしのォ… まァ、じゃァーが…ほンとォに急じゃァの… (その事実を聞いたのは、つい先日。 決めたのは、己の上司。 裏で何が動いてるかまでは知らされなかったが、大方… 陰陽寮との関係を強める為…と言った具合か。) 嗚呼、本当ォに急じゃっとォの… まっ、ある意味出世みとゥなモンじゃァから…ウチとしとォと、胸張って見送っとゥつもりじゃァが…(言いつつも、視線は風呂敷の辺りに彷徨わせつつ…雪白へとは向けない。 向けず、ただ… 酒を注いだ茶碗だけを、雪白の前へと差し出して…) [Sun 2 Dec 2007 22:27:35]
◆雪白 > ――そうね。まあ…雑用よりは、昇格したと思っていいかもしれないわね。 …それに、考えようによっては妖怪に似付かわしい職だわ。( そう言って苦笑する。――狐女は、陰陽寮の陰陽士に、狐の妖怪として使役されることになったのだ。正しい使い方と言えるのかもしれない。 ) [Sun 2 Dec 2007 22:21:22]
◆錫音@欧州隊本部・自室 > まぁ… 急な事じゃっとゥが、何ぞ――… きっと良ゥ事じゃっとゥ?(その正面。格好を崩して座る鬼娘は… 少し雪白から視線を反らす様に、視線を風呂敷の方へと向けて呟けば… それから、吐息一つ。) 何ぞゥ――ほンに急じゃっとゥな。陰陽寮じゃっとゥけ?(ぽつり、呟けば… 腰の瓢箪を手に取り、中の液体を足元の茶碗に注いで――) [Sun 2 Dec 2007 22:11:19]
◆雪白 > ( 錫音の向かいに座って、黙っている。狐女の横には風呂敷包みの荷物が置いてあり。 ) [Sun 2 Dec 2007 22:07:37]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『欧州隊本部・自室』 [Sun 2 Dec 2007 22:04:59]
お知らせ > 雪白さんが来ました。 [Sun 2 Dec 2007 22:03:38]
お知らせ > 雪白さんが帰りました。 『ええ。(スルメと酒の味想像して舌なめずり)』 [Sun 16 Sep 2007 01:07:16]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部さんが帰りました。 『「おう、良ゥ働いとゥて、良ゥ息抜いて、そんで良ゥ寝とっとぉー!」』 [Sun 16 Sep 2007 01:05:05]
◆雪白 > …それ鬼っていうよりオヤジよ? そもそも金棒ほど大きかったら入らないじゃない。 ( それこそ程ほどに、だ。冷たい視線を向け。 ) ええ、食事は至高の楽しみだもの…………苦労。 ( キョトンとしている。今はよく解っていないようだが、次の食事時にでも錫音の言葉の意味に気付く、かも。 ) ええ、そうね。…ところで牢から出て相部屋になれたら、私、囚人卒業かしら? ( 少なくとも牢ではない…。もちろん監視などはあるのだろうが。 ) そうね、そうしましょ。 あー、今日は気持ちよく寝れそう。 ( 仕事もしたし、酒も飲めるしで? 木桶抱えて少し嬉しそうに言った。 ) [Sun 16 Sep 2007 00:58:45]
◆錫音@欧州隊本部 > 金棒なァー、此処に一本立派なンがあるじゃろぉーが? うぇっへっへっへっ(なんて、自分の股座をペチンと叩いて容赦の無いセクハラ発現一つぶっ放せば、ウェヘヘと笑ったりなんかして――) そうじゃのぉ、旨い飯と酒程、嬉しいモンはあらんとぉしのぉー。(なんて、相槌打ちつつ… 聞き返す言葉に 「旨い飯を作るのに、皆ァ苦労しとっとぅ事じゃ」 なんて笑って言うだろうか。) まっ、一人部屋は当分は先じゃろぉが、何ぞアレじゃ―― イキナリ一人部屋なんぞゥ貰っとゥも手に余っとォじゃろ?(じゃかァ、暫くは誰かと一緒の部屋じゃァーて、なんて…―― まぁ、一緒に部屋になれば自分の雑務の手伝いもさせる腹積もりかもしれない、か? さておき――) そぉけ、そなァ… 炙ったスルメを肴に、一杯飲としとぉけ?(と、彼女の後を着いて行く様に歩きながら… 伸び、一つしてみせるだろうか――) [Sun 16 Sep 2007 00:49:12]
◆雪白 > そういえば錫音は鬼なんだっけね…。酒よりも、金棒でも持った方が解りやすいわよきっと。 ( もちろん冗談だが、鬼に金棒って言うくらいだから。 ) そうよねー。ご飯が美味しいのは魅力的よねー。 ( うっとりするような様子で。そして「え?何か困らせた?」と聞き返す。ちなみに博打は聞き流した。酒はともかく、博打は金が勿体無い印象だ。 ) あら、牢を出られるのはいいわね! ……でも錫音の部屋? ……まあ、そりゃ他の監視役よりは錫音が一番気楽にできていいけど…。 ( 一人部屋なんてのはまだまだ有り得ないのだし、そりゃそうか…と納得し。彼女の目的…前に聞いたとおり、腹心の部下育成だと狐は思っている。他にもあるかもとは特に考えない。 )( そして、掃除を終えて立ち上がると。 ) ふーっ、やーれやれ。 ツマミは…今日はスルメの気分かしら。 ( 答えながら、雑巾を木桶で洗って絞り。さあこれも片付けないと。水を捨てて元の場所に戻すだけだから、すぐすむだろうが。 ) [Sun 16 Sep 2007 00:42:07]
◆錫音@欧州隊本部 > じゃぁの。さぁーって、そぉなっとォ…鬼のウチァー、酒かっ喰らうしか分からんとォのー?(コレも程ほどじゃがの? と、ケラケラ笑いながら返せば…相手が此方の言葉に頷いたのを見遣り、吐息一つ――) まっ、ウチもそれなァーに生きっとっとぉが… 人里ァ、退屈ァせん。 何より、旨い酒と面白い博打があっとぉけぇの!(あんまァ、困らせっとォなー? なんて、可笑しげに返してやれば、そろそろこっちにも文句が来るかなぁー?なんて半分上の空で、思ったり、して――) まぁの。 そンに、そろそろ牢じゃのォーて、ウチの部屋で寝泊りさせっとォと、思ォとーし… アレじゃ、我慢しとっとぉな…色々と待遇は良くしとっとぉ。(その為には、自分が頑張る必要があるが… そんな鬼娘の行動は感謝目的か?いや、それとも――) うぇっへっへっ、そんなぁ仕方のぉけェ… そンなぁ、そろそろ掃除も終っとォし、ウチの部屋に行っとォけ?(そして、掃除が終ったと思った頃合になれば、頷き一つと共に立ち上がり… ツマミは何にしとォけ?なんて、問うたりする、だろうか) [Sun 16 Sep 2007 00:24:53]
◆雪白 > でしょう? ( クスクスと…「解ったわ、任せときなさい」とこちらも冗談を飛ばし、後の言葉に頷く。 ) ホントあっという間よねえー。一年なんてごく短い期間のはずなのに、今まで生きてきた200年より色々あった気がするわ。…ま、言わば異世界に来たわけだからある意味当然、かしら? ( 給仕係はたまったもんではないだろう。一応囚人のくせに料理にケチをつけてくるのだから。でも、食事趣味だし。 ) ええ、暴れたり逃亡はかったとしても、結局損するのは自分だって、しばらくしたら解ったしね…。 ( どちらかと言えば短気だから、そうなりかねないキッカケは色々あったけど。耐えてこれた自分を褒めたいわ、なんて思ってる図々しい奴。──この狐がいつか真実を知って、感謝の心を持つ日も来るのだろうか? ) …ちっ、黙っとけば良かった。 あー、うそうそ。程ほどにしとくわよ! ( 舌打ちして雑巾がけを続け。 ) ええ、そうするわ。 ( 返事をすると、後は黙々と雑巾がけを続け…しばらくすれば完了するだろう。気をつけながら拭いたので、今度は多分大丈夫。またやり直しなんて面倒くさいわ、が本音だろうが。 ) [Sun 16 Sep 2007 00:15:33]
◆錫音@欧州隊本部 > 何ぞ、そらァ確かに言えっとォの! 雑巾掛けよりも似合っとゥわ!(そン時ァ、ウチの待遇をもぉちーっと良ゥしてくれっとゥ頼まぁーな! なんて、冗談交じりにまた笑いつつ… 程ほどにのぉ?なんて、言葉一つ付け加え――) そぉけぇ、もォ…あン事件から一年っとぉか… 何ぞ、あっと言う間じゃぁのー…(そう言えば、随分と舌が肥えてきたと聞いては居たが…流石に一年も経てば舌が肥えて当然か…なんて、思い返してみれば… 頷き数度、して――) 確かに、の? 何も、問題ァ起こさんとォなァ、良ゥ事じゃぁーって… うむ(まぁ、自分が色々と頑張ってる部分もあるだろうが… その事は敢えて口に出さずにケラケラ笑い声一つ。 浮かべ――) おーぅ、そらァ困っとォのぉ? 何ぞ、そンなぁ、誘うンは止めにしとっとぉけぇかの?(と、またケラケラ笑いながら、雑巾掛けを再開する姿を見遣り―― この調子なら、直ぐに終わるだろうな…と――) ほぉ… 承知しとっとぉ。 何ぞ、自分で考えて纏まらンとォなァ、遠慮なく言っとォぞー? (ウチも暇みて見にァ行っとぅ、と… 口に出すのは、やや興味半分。 狐が、どの様に自分の力を模索しているのか…それに、興味があるのだろうか) [Sun 16 Sep 2007 00:02:58]
◆雪白 > ウフフ…雑巾がけよりは、狐の妖怪らしいわね。 ( まあ、別に愛人の座狙ってるわけでもないし。ほどほどにしておくつもりだが。 ) そお? まあ…もうここに来て一年以上になるしね。さすがにちょっとは順応するわ。 ( 生きたのをバリボリやれないのは残念だが、狩りに行かなくても割と美味しい食事が出るし。なにしろ種類が豊富よね…人間界は。「この麺ゆですぎじゃない?」とケチをつけられるくらいには詳しくなったらしい。 ) そう?要領いいかしら。ま、一応処刑されてない現状を見るに、そうなのかもねっ。 ( もちろんそれは錫音が尽力してくれたのが大きいだろうが…そこまでは考えがいかない狐。褒められた気がして少し機嫌良さそうに。 ) 良い酒…楽しみね。自分の分がどんどこ減らないよう気をつけなさいよ? ( 飲む気満々だ。こいつ。そして、雑巾がけ再開し。拭き残した所中心だから、そこまで時間はかからないだろう。修行について言われると、身体を動かしつつ。 ) ──ふう。 …言うならば、自分の能力をどういう方向に伸ばすべきか…かしら。効率悪いんだもの、私。 そうね…必要な時は頼むわ。とりあえずはもうちょっと自分で考えてみるから。 ( 自分探しする思春期の子どものようだ。が、この狐の場合そんな純真な心は多分ない。 ) [Sat 15 Sep 2007 23:50:45]
◆錫音@欧州隊本部 > おーぅ、媚びとけ媚びとけェー。 怒らせて、ゴチーンと脳天にタンコブ作っとゥよらぁマシじゃーてのー。(何ぞ、気に入られとォとー、もぉちーっとマシな風になっとゥかもしれんぞー? と、ケラケラ冗談交じりに言って笑って返し…) いや、なんぞォの。 そう言っとゥと貰っとォー、嬉しいモンじゃァがの… うむ。(そして、恨んでない…の言葉には、何処か苦笑混じりに微笑んで言葉返すだろうか。 一応は、此処に狐を引き入れたのは自分なのだ、色々と申し訳ないと思う心が鬼娘の酒びたりな心にあるのだろう、か――) まっ、雪白ァ雪白なりに、要領よくやっとゥと良ゥわ。慣れてきとォとーなァ、そン内分かるじゃろ? ウェヘヘヘ、ちぃーっと良ゥ酒が入っての?(何ぞ、一人で呑むのも寂しいじゃろォ? なんて、彼女の笑みに此方は毎度の笑みで返せば… 改めて稽古場の床に胡坐を掻き――) まっ、そンは今もやっとォが―― ぉン?壁っとぉの… 何ぞ、ウチが手ェ貸しとォけ?(っと、壁にぶち当たると言う言葉には… 雑巾掛けをする姿を見遣りながら、そう言葉を投げるだろう、か) [Sat 15 Sep 2007 23:33:32]
◆雪白 > あーっ、面倒ねえー。でもま、気に入られるチャンスと思って媚びでも売っとくわ〜。 ( いかにも女狐みたいなことを言い。拳骨は痛そうでいやね…と呟いていると。 ) …… やあーねー。なーに気に病んでんのよ。 私だって、自分の立場くらい解ってるわよ。( 多分 )別に錫音を恨んだりとかしてないから、気ぃ使わなくていいわよ。 ( あの時、もしアマウラに入れていたとして。人間界に詳しくなかった雪白に待っていた運命は、恐らく良いものではなかっただろう。今は、こちらの世界の知識を得ているからこそ、それが良く解る。 ) ふうん…。 ( 要領よく心がけねえ…。具体的には何だろうとちょっと思ったが。仕事が終わったら飲もうと言う言葉には、「あら、いいわね」と笑い。 ) へえ…。私のお守りとか? ( 大変な仕事、というのにそう返して、クスクスと笑う。雑巾受け取り。 ) ああ、修行ねえ…そっちも壁にぶち当たってて面倒くさいわ…。でもま、やらないことには強くなれないしね。 ( 一度雑巾をゆすいで絞り直してから、拭き残した部分の雑巾がけにあたろう。 ) [Sat 15 Sep 2007 23:24:33]
◆錫音@欧州隊本部 > まっ、此処で働いとォなぁ… そン内にでも顔ァ突き合わすかもしれンの。 まっ、怒らせン様に気ィつけー?(拳骨は痛ァかぁーのー、なんてしみじみと吐き出しつつ数度頷けば… 世界が狭い、の言葉に…申し訳なさ気に吐息吐き) まっ、こン仕事が上手ァ行っとォな… もぉちーぃっとマシな様になっとゥと思ォがーの? そンまで、我慢…しとォな?(それから、少し頭下げるだろう。 もう少し偉くなれば、死罪予定の罪人を『試し斬り』名目で手配出来るかもしれない… と、思いつつ―― ふっと、舌打ちする様には、ウェヘヘと笑ってみせるだろう。) まっ、何ぞ…そぉ心がけとォがの? ウチァ、ウチなりに…じゃぁーが(具体的な方法に関しては、敢えて口に出さす… ケラケラ笑えば、何ぞ仕事が終ったァなーウチの部屋で飲むけ?なんて言ったりするだらおう… ) まぁーの。 じゃが、偉ァなっとぉな… そンはそンで大変な仕事があっとゥ。(そン分、見返りは仰山じゃがの? と、何処か楽しげに笑えば―― 彼女の伸ばした手に、雑巾渡して――…) おう、そなぁ頑張らんとォの。 何ぞ、仕事ン方も修行の方も…なァ? [Sat 15 Sep 2007 23:02:45]
◆雪白 > その上司がどれか解んないから絶対じゃないけど、多分ね。 ( もしかしたら一度くらい、件の狐がどんなのか見に来たりしてるかもしれないが。檻の中で熟睡してたら気づかない事もあろう。 ) …まあ、そりゃそうよね。 ほら、今、私の世界狭いから。なんとなく、ね。 ( あんま外に出れないし、話す人も限られてる。ま、長い妖怪人生。気長にやってくしかないわねー。くらいは思えるようになってきた。そう思ってないと自分がイライラして損するだけだし。そして、錫音の言葉に、撫でていた手をハッと引き。チッと舌打ちして目を逸らす。…柄にもないことやっちゃったわ。 ) ──要領よく、ねえ…。なるほど、錫音はそうしてるわけね。 ( そうして、錫音の雑巾がけを眺め。 ) ……んー…そうか、横が足りなかったのね。それなら拭き残し出なさそうね。 ( ちょっと疲れそうだけど…と思いつつ。 ) …やれやれ、偉くなっちゃうと下々のお仕事やる機会がなくなっちゃう、のねー。 ( 別に久しぶりなのが悪いとは思わない。偉くなったらこういう仕事はしなくて済むのね…。くらいで。 ) 貸して。少し解ったから、残った所さっさとやっちゃうわ。 ( 言って手を伸ばす。 ま、折角できた私の仕事──すなわちチャンスなんだし。面倒でもやらなくちゃ、か。 ) [Sat 15 Sep 2007 22:54:28]
◆錫音@欧州隊本部 > そぉそぉ、まぁー… ウチの上司じゃァーが、まだ雪白は会っとォ事ァ無ゥけぇかの…?(監視役や教師役や、自分が中心に会ってた筈だし…と、思い返す様に、思考巡らせた後… 会ってない事を再確認すれば、頷き数度して… ) ――― そらァ、まぁの? ウチじゃて、生き物じゃァし…敵わん相手の一人二人ぁ居っとゥわ―― (そもそも、殴られる理由が自分の態度と言うのを棚に上げつつ… しみじみと思い返して吐き出せば、頭を撫でる手に… 優しいのぅー、なんて…泣き真似一つ。) じゃぁろ? 何ぞ、アレじゃ―― 気合が苦手なァ、要領良ゥやらァ良ゥだけじゃァーって… 要領よゥ生きとォなァ…アレじゃな、何ぞ大抵の事ァ上手く行っとゥけェ―― (適度に、羽伸ばしつつの?なんて、ケラケラ笑いつつ… 再び雑巾を動かす手を動かせば… 円を書く様な動きを再度続け――) ま、まぁー…多分こなァ感じじゃろ? 隅っこン方ァー… 適当にやれるだけ穿っとゥ感じで、良ゥとォ思うが――… うむ、久し振りじゃての… (随分久し振り… そう、指摘されれば、少し気まずげに視線逸らしたりなんか、した) [Sat 15 Sep 2007 22:37:41]
◆雪白 > なんだ、上司のことだったの。私はまだ会ったことなかったかしら? ( 自分がここで出会った人物に思い巡らせて。…うん、多分会ってない。教師とか訓練の監視役とかばっかりだったし。しかし、木魚と聞くと。 ) …………私、アンタには敵わないわーと思ってたけど…やっぱアンタにも敵わない奴がいるのねー…。 ( 人間界の勉強はしたから、木魚が何か知っている。想像すると、さすがに可哀想な気になって。よしよしという感じに、錫音の頭を撫でようと。 ) そうねえ、確かに気合とか性に合わないわねえ。でもま、慣れない内は気を張ってやるしか仕方がないようね。 ( ふっと息を吐き。…なんだ、私がキッチリやらなくて、殴られるのは錫音なのか。……まあ、木魚は可哀想だしね。見放されても後々困るし。なんて考えながら、錫音の雑巾がけの様子を見る。 ) …………こんな感じだったかな、って……なあに、随分久しぶりなの? ( お手本…うーん……速さよりも、丁寧に拭くほうがいいってのは何となく解るけど…「なるほどっ、こうすれば良かったのねっ☆」という感じではない。 ) [Sat 15 Sep 2007 22:30:16]
◆錫音@欧州隊本部 > ウチの上司―――― (ボソリ、視線反らして吐き出せば、あのおっちゃん、ウチの頭ポコポコモクギョのよーに殴るんじゃよー…なんて、半ば泣き言混じりの言葉一つ。 隠語でも比喩でも何でもない、錫音にとっての怖いおっちゃん…と言う事だ。) まぁ、気合っとぅより… 雪白ァー、上手ァ誤魔化す方が性分にあっとゥかもしれんとォがの? まァー、上手くやっとゥぞー?(キッチリやっとゥなぁ…ウチァ殴られンとぉし、と先程とは大分正反対な言葉吐き出しつつ、手ぱったぱったと振れば… 受け取った雑巾を暫し凝視し――) あー、大丈夫じゃァぞー? うん、問題ァ無ゥぞ? そなァ、えーっとウチがお手本をじゃァな………――― (言って、雑巾を床に置いた辺りで、一旦動きを止めて暫し沈黙――― そして…) た、確かァー、こなァ感じじゃったァかのぉー? (… やや微速。 ゆっくりと床に円を書く様に雑巾を動かしつつ、ぎこちなく進んで行くだろう、か―― もう、とっくに拭いてある場所を) [Sat 15 Sep 2007 22:18:35]
◆雪白 > 怖いおっちゃん……なにそれ。 ( 掃除くらいで〜?と、半信半疑の様子。 ) 気合いねえ……。はあ、案外簡単に思えたのだけど。 ( 溜息を。その簡単な仕事でつまづいているのがマズイのだが。 ) 姑のようね…おっちゃん。というより、その怖いおっちゃんって誰よお。 ( 錫音の比喩もしくは隠語の意味が解らず、口をとがらせる。そして、雑巾受け取った錫音を見て。 ) ……な、なによ。雑巾の洗い方、甘かった? ( それとも絞りが甘かったかしら…と思いながら首を傾げる。 ) [Sat 15 Sep 2007 22:12:41]
◆錫音@欧州隊本部 > いあー、木屑がの… 残っとると、怖いおっちゃんに(ウチも)ブン殴られっとぅけぇの… じゃかぁー、そンが嫌なァー気合入れンとぉ…の?(なんて、足の裏で床を擦る雪白に、やや半眼で視線を送りつつ… ざりざりと言う音を耳にすれば… 「ほらの?」と、溜息混じの吐息と共に視線向け―――) じゃろォ? うん、怖い怖いおっちゃんぁーの、こー言う事に細かァモンじゃァしのぉー… しっかァやらんと後々怖ァぞー?(と、脅す様な文句投げつつ… 顔引き攣らせながら、狐を観察。 簡単な仕事の監視だから、簡単に終ると思っていた、のだが…――) … おー、そんなァウチが手本を―― (と、ふっと差し出された雑巾を受け取れば… 言葉返そうとして、不意に途中で動きが止まる。 そう言えば、最後に稽古場の掃除したのって、何時だ?もう、年単位でやってない気がする―――― そんな思考が、鬼娘の動きをぎこちなくさせる、か) [Sat 15 Sep 2007 22:02:59]
◆雪白 > ( 本人は、これでOKと思っていたらしい。最後に雑巾洗って絞って終わらせる気満々で、既に木桶に向かって歩いていた女。「え」と立ち止まり。 ) 十分綺麗よぉ〜? ほらほら。 ( 言うと、足の裏を床にすりすり、すりすり、ざりざり、とすりつけ……「ざりざり」? ) ……ちょ、ちょっと残ってたみたいね…。 ( しゃがみこむと少し悔しげに、ざりざりな感触のあった部分に雑巾を擦り付け。 ) ……手本? ええ、是非見せて! ( その分、自分がやる箇所が減るのだからと単純に考えている。とりあえず、錫音に渡す前に、木桶にはった水で雑巾をすすいで絞り。 ) はいっ。 ( 絞った形のままの雑巾手渡そうと。 ) [Sat 15 Sep 2007 21:56:59]
◆錫音@欧州隊本部 > ――――― (そして、ソレを監視するのは、許可を取った鬼娘本人。 稽古場の床に胡坐掻きながら雑巾掛けをしている狐と―― 彼女が磨いた床を見遣り…) あー、贅沢言うと…もぉちーっと、綺麗にやって貰えっとぅとウチとしたぁ後々嬉しいモンじゃぁが… (後で、やり直しさせられるのウチだし… と、言葉に出さずに小さく呟きながら、困った様に首をゴキゴキと。 鳴らして、隅の方の木屑を凝視すれば…溜息漏らし――) ウチー、手本みせとぉ方が良ゥけェ? [Sat 15 Sep 2007 21:46:10]
◆雪白 > ( 錫音が許可を取ってきてくれた仕事──現在は雑務程度だが──をしている最中。よくしぼった雑巾で、屋内稽古場の床を拭いている狐女。着物の裾まくりあげてドタドタと稽古場を雑巾がけで往復するが、雑巾がけというのは結構疲れる代物で…。 ) ハアッ、ハアッ…。床はこ、こんなもんかしらね…!? ( 半分、錫音に問いかけるように言う。一応床の雑巾がけは終えたらしい。が、基本的に仕事への情熱とか、「道場がピカピカになったら皆気持ちいいでしょうね…♪」なんて気持ちは持ち合わせない女狐。隅の方や、往復する際拭ききれなかった部分に竹刀の木屑などが残ってたり。 ) [Sat 15 Sep 2007 21:41:10]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部さんが来ました。 『そして、監視中』 [Sat 15 Sep 2007 21:31:39]
お知らせ > 雪白さんが入室されました。 『( 掃除中 )』 [Sat 15 Sep 2007 21:31:04]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部さんが帰りました。 『それから暫し、同じ事を何度も何度も繰り返すだろう――朝陽が昇るか瓢箪から酒が無くなるまで』 [Tue 28 Aug 2007 04:56:34]
◆錫音@欧州隊本部 > (それから暫しして、また書状に視線。 少し不安になったのか、またじっと書かれている文面を見詰め直せば… ブツブツと口に出す様に読み始め、て――) よゥーし、これで大丈夫じゃろォ――… 後ァ…コレォ朝一ンにおっちゃんに渡して… それでカンペキじゃァ――(…… そして、最初に戻る。) [Tue 28 Aug 2007 04:55:50]
◆錫音@欧州隊本部 > (預ける仕事は、本当に簡単な… 軽い掃除程度。それも監視役の手伝い程度のモノ。 一先ずはソレで様子を見てはどうだろう? と言う形にしておけば、問題は無いだろうし――時折、自分もその監視役に付くと記してある。 外出の監視に関しては、己が直々に、だ。 その上…狐の有用性を幾つも書き連ねておいたのだ。多分、これで今度こそ通るだろう。 そう、確信する様にまだ日の昇り始めていない空を力強い瞳で見詰めれば…腰の瓢箪を掴んで、酒を一煽りし――) ふぅ… まっ、こンで雪白ンも…もォちぃーっとのびのびさせられっとゥと良ゥんじゃがの…(ポツリ―― 吐き出し、吐息一つ。) [Tue 28 Aug 2007 04:52:52]
◆錫音@欧州隊本部 > (「少し優遇し過ぎている」「そこまで必要は無い」「この待遇は不要だ」「監視ぐらい付けろ!」「この仕事が獣に出来ると思うのか!?」 なんて言葉と共に何度も突っ返された書類達。 それを思い返してしまえば、ついつい涙溢れ… ソレを袖口で拭い――) フフッ…もォ朝じゃの… そゥじゃ、こンがアマウラん夜明けじゃァ… (拭い去った瞳、外へと向ければ… そんな言葉吐き出し、ググッと拳握りしめて…大きく頷き、一つ) [Tue 28 Aug 2007 04:48:29]
◆錫音@欧州隊本部 > (その書状に書き記されているのは 雪白に雑務を行わせたいと言う旨等など。 そろそろ此方に協力的になっているのだし、簡単な雑用を行わせたらどうか? や 彼女の変化能力に何か変化が及ぶかもしれないので、監視付きの外出許可等。 自身が担当している狐の事に関してのソレ――) 後ァ、朝一ンでもコイツぅおっちゃんに渡して…… そンで、多分大丈夫じゃろ… 今度こそ(呟き、思い返すのは… 提出しては何度も突っ返された書状達の事。) [Tue 28 Aug 2007 04:44:59]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部さんが入室されました。 『己が書き記した書状、何度も再確認する様に目を通し――』 [Tue 28 Aug 2007 04:39:54]
お知らせ > ミザリーさんが退室されました。 『は、はいッ どうぞっ。 ( そしてミザリーは箸の使い方を覚えたのでした。 )』 [Sat 25 Aug 2007 04:08:52]
お知らせ > ミカド@茶室さんが退室されました。 『(ぐー。) ミザリー嬢。右手をこちらへ(持ち方指導から入る夜)』 [Sat 25 Aug 2007 04:07:39]
◆ミザリー > ………。 あ、や、 その。 ( 話に区切りが付いて緊張が解けたのか、また最初に部屋に入ってきた時のような態度を見せる。しかし、口にしたお酒はちょっとだけ私を大胆にした、見たいな? ) そ、そんな事――…。 いけません、私達には身分の違いというものが…。 ( 身分違い。何と聞こえの良い言葉かー! もわもわとハンターハントの面々が浮かび上がり、口々に「仕事は溜まってるんだ早く帰って来い!」とか、「今回の旅費はうちの貴重な資金から出てるんだゾ!無駄遣いはするな!」とか、およそ恐怖の狩人狩り組織らしくない現実的な意見が飛び出るが 「二人きりで」の言葉に全て吹き飛んだ。それはもう、勢い良く。 ) ――こんな私で良ければ、喜んで…。 ( 頬に手を当てて う っ と り 。そう、これも大事な交渉の内なのだと自分に言い聞かせた。 ) ミカド様が軽い男だ何て、そんなことはありません。ミカド様は重い男です。 ( その表現の仕方も何か違うが、きっと酒が入ってるせいだ。 ) は、はい。折角ですし、少し滞在していこうかと思っています。 ――はい。あ、ありがとうございますっ。不束者ですが、何卒! ( 何かを勘違いしているかのような台詞。ちなみに料理の感想を言うために、早速手をつけようと箸を伸ばしているのだが、持ち方がぐーだった。ぐー。折角箸の持ち方を練習してきたのに、テンパるとそういうのが出来なくなってしまうのは人間も吸血鬼も一緒であったとか。 ) [Sat 25 Aug 2007 04:02:30]
◆ミカド@茶室 > (杯に口をつけ、一気に飲み干した。これで話はおしまい――なんだろう。 さて、此処からは少しばかり、VENTRUEとしてではなく、個人の好奇心の為に突付かせていただこう。 まぁ、時間が時間な事もあり、長話は出来ないだろうが。 料理を改めて、薦めながら) 今は…可愛い女性を前に緊張していますから、そのように見えるのでしょう。 そうですね、あと少し酒が入れば――(空の杯を手の中で遊ばせて)それこそ、氏族関係のない間柄という奴を望んでしまう悪癖がございます。 たとえば――(じぃ、とミザリーの顔を見つめて、棺桶を次に眺め…) 手紙には花火と書いてありましたが、アマウラ観光などいかがです? 少しならばご案内できると思います。 二人きりで …なんて。(唇をにんまり吊り上げて)… … とはいえ、そんな誘いを初対面の方にするのも失礼ですね。軽い男と思われては、次お会いする時に警戒されてしまう。 それは避けたい。 ですから、今日は紳士的に…その料理の感想をお聞きしたい。 (ふらりと視線をさまよわせ)そう…それに―――此方には暫くご滞在なされるのでしょうか。 今日すぐにお帰りになられるのでなければ、お部屋をご用意させていただきますが―― いかがですか。 [Sat 25 Aug 2007 03:47:38]
◆ミザリー > ―― 不思議な人ですね。血の性、という言葉も、貴方が言うと簡単に振りほどけそうな気がしてしまいます。やっぱり、優しそうに見えるからでしょうか。 ( 彼が血の匂いに狂うところなんて想像出来ない。 勿論、そんな事は無い。この渇きは吸血鬼全体に与えられた呪いであり、悦びであるのだから。 ) ――ええ。 そこではヴェントルーもノスフェラトゥも関係無い。吸血鬼と人間が共存出来るかどうかは私には判りませんが、その地ならば私達は一緒になれるでしょう。 何れお会いしましょう。 ( 此方も杯を持ち上げて。 今はもう少し、この時間を楽しもう。永遠を生きる闇の眷属同士とはいえ、こうして言葉を交わす機会は殆ど稀なのだから。 ) 奈落の底で。 [Sat 25 Aug 2007 03:28:35]
◆ミカド@茶室 > それが貴方の運命だというのなら、私は、貴方を止める事はできません。 それが我等、氏族の血の性というものだという事は、よく知っています。望むとも、望まずとも、我等は「血の導き」と共にある。(理性が悲鳴を上げても、獣欲はとまらない。 赤い雫が滴るだけで、我等は”それ”を欲してしまう。 彼女の歩みは、これと同じなのだろう。 もう止められないのだ。 此方の答えを素直に受け入れる彼女の顔をみて、逆に此方が少しばかり表情を曇らせる。――行く先に破滅が待っているだけだと判っていても、進むと宣言する彼女に。) ――― ……しかし。 此処で手を取ることが出来ないと、別れる事になろうとも、何時か 貴方と刃を交える事になろうとも、辿りつく先は―――― 一つです。 何れお会いしましょう。(杯をあらためて、かるく持ち上げ) 奈落の底で。 [Sat 25 Aug 2007 03:19:22]
◆ミザリー > ( 少女は漸く微笑んだ。それは自然に毀れる笑みだ。 ) ミカド様。私達の願いは叶いませんでしたが、やはり馬車を飛ばしてでも会いに来て良かった。 人間との共存を望む吸血鬼は数多いですが、その殆どは有り得ない夢物語ばかりを語ります。その点、ヴェントルー氏族は歴史がある。決意がある。 貴方は人との共存が決して簡単なものではないと良く理解しているし、例え親しい人が滅ぼされても私情に流されない芯の強さがあります。 ( 彼らが自分と本当の意味で正反対に居る者たちなのだと良く理解出来た。それが彼に会おうと思った二つ目の理由だ。 ) …私達ハンターハントは、人と吸血鬼との共存を助けるばかりかそれを踏みにじり、やがて取るに足らない「事件」として滅ぼされる運命にあります。残念ながらそんな私達には貴方たちと共に手を取り合う事は出来ませんが、世界の始まりからずぅっと続くその戦いがいつか報われる事を祈っています。 [Sat 25 Aug 2007 02:56:00]
◆ミザリー > ―― そうですか。 ( その返事に、ミザリーは落胆の色を表情に浮かべない。何故なら、答えは男の言うとおり矢張り予想出来ていたからだ。 私達はこの人に何も強要する事は出来ないし、逆もまた然り。それがヴァンパイアとしてのルールなのだろう。但し、片方が片方のテリトリーを踏みにじった場合は話は別だ。 ) ミカド様。私達は姿形は人間のそれですが、心はノスフェラトゥです。いえ…化け物と言った方が正しいでしょうか。ハンターハントは吸血鬼全体の行く末など、米粒一つ程も考えていませんし、私はいずれ狩人の手に掛かり滅ぼされるであろう事も覚悟しています。レッサーヴァンパイアの本性とはその程度なのかもしれません、何もかも台無しにしてしまうのです。 ( そのIFの話は確かに起こらないとは言い切れない。しかし、そうなれば本腰を入れて吸血鬼と人間の戦争が出来る。とまで私は考えてしまっている。私達はいつか他でもない吸血鬼達によって滅ぼされるかもしれない。 ) [Sat 25 Aug 2007 02:54:53]
◆ミカド@茶室 > ―――――――。 …………。 (少女の言葉を聞きながら、杯を傾ける。――ノスフェラトゥという氏族の頼みではない事は理解した。 彼等の「隠された脅威」の話は聞いたことはあるが、それがヴァンパイアハンターでは無いことはわかる。 つまり、この娘は―― ) 心中お察しいたします。我等にとって、親しい者が居なくなる事は、己の半身を失うが如く――嘆きのあまり獣と化すものもいると聞きます。その時の怒りを、想像するに胸が痛む思いです。しかし――― …答えは残念ながら。(目を伏せる事で「NO」の、答えとする。) 貴方がたの行動理由は、共感すら出来る事です。 私も、私の愛するものが、番犬どもの手にかかって夜の底へ沈められた時を考えると――… (首を横にふる) ですが。 ――その復讐の刃は、遠からず、より多くの同属を危険に晒す諸刃の剣となるでしょう。 ……人間達を侮ってはなりませんよ、ミザリー嬢。 カーンは吸血鬼を狩る憎き番犬の組織やもしれません。しかし、彼等は人間なのです。 番犬であるまえに人間なのです。 …もし、その人間を殺す吸血鬼の存在が、万が一、万が一、明らかになったとしましょう。 あっという間にヴェイトスの中で吸血鬼狩りが行われる事でしょう。 その結果がどうなるかは、火を見るよりも明らか―― これは「IF」の話です。ですが、おこらないとは言い切れない話である事は、ご理解いただけますね…?(男の声は、平坦に、つらつらと手紙を読み上げるように続く。 熱がこもるわけでもなし。当たり前のことを、当たり前に告げる。そんな様子で) ―――つまり、ミザリー嬢。 貴方のしている事は、私の友人を、いつか殺すかもしれない。 その刃を研ぐような真似を、私が許容するとお思いですか…? [Sat 25 Aug 2007 02:27:51]
◆ミザリー > ( …酷い緊張が走る。何故だろう、男はただ私を見つめ返しているだけなのに。「優しそうだ」とさっき自分で言ったばかりなのに。 ) まだ小さい組織ですからね。吸血鬼全体に狩人狩りの事が噂として広まるぐらいが好ましいのですが。 ( もちろんリスクは大きくなるが、いざという時に利用できないようではあまり意味が無い。 ) …はい。私も兄を殺されました。天敵な訳ですからね、私達と狩人は永遠に相容れないでしょう。 ( もしその時、男の心の声を聞いたら驚いたことだろう。気まぐれなんて、この吸血鬼の少女には起こりえない――……。 いや、どうだろう。吸血鬼と言う存在である以上、そんな気まぐれを起こさないとも限らない。理由ははっきりしないが、吸血鬼とは”そういう”者たちなのかもしれない。 ) それは………。 …そうでしたか。 ( 彼が此処に来ている理由―― 初耳だった。まあ、高らかに宣言するような理由でも無い。 ) ――はい。想像は出来ます。ですが… あくまで『結果として』ですが、私達は狩人に狙われた吸血鬼を保護する事もあります。それに吸血鬼と人との共存を拒む存在があるとすれば、それは狩人に他なりません。彼らに対し脅威である事は、全く無意味では無いと私は思っています。 ( …勿論、吸血鬼側にもある程度の節制は求められる。 …もっとも、私はそういうのは否定する方だけど。 ) それに、ミカド様。貴方や貴方の友人だって、いつ狩人に追われるか判りません。 [Sat 25 Aug 2007 01:48:51]
◆ミカド@茶室 > (絡まる視線から逃げる事はない。 灯篭が石榴の瞳を僅かに照らし、相手の本音を探らんと覗きこむ。相手が黙る間にあわせて、此方も口を噤む。話を続けろという沈黙の催促。)―――……。 (内心で眉をひそめた。表情を隠して、平静を装う。 ――杯で口の中を湿らせて) ハンターが狩られた、死んだという話はいくつか聞いたことはありますが、まさかそのような組織があったとは初耳です。 「カーン」に対抗する組織―― 番犬どもに恨みを抱いた同胞は、多いのでしょうね。(ヴェイトスは―――吸血鬼が存在する事を許された街だ。だが、吸血鬼を滅ぼそうと思う人間が居ないわけじゃない。 だから、正体を隠し、自分を偽ってヴェイトスの街の中に紛れ込んでいるのだ。 自分とてそう。 )……かくいう私も、どこかの天上におわす男のように「何時隣人を愛せよ」と、彼等を愛する事は出来ないでしょう。――おそらくは。(自分の気まぐれがない限り。と、心の底で付け加える)―――さて ミザリー嬢 。 先ず、そのお願いを聞くのに、言っておかねばならない事があります。 ―――私は、ヴェイトスにVENTRUEの一人として来ているわけじゃない。 …只の暇つぶしの一環としてヴェイトスを訪れているのですよ。 お願いをするにしても、私個人へのお願いという事になる事を、先ずはご了承いただきたい。 ( 杯に視線を落とし) ………その上で、私の氏族を知っているのならば、どのような返事を、私が口にするかは、大体想像が付いていらっしゃるのではないでしょうか。(人間との共存・人間達の間に溶け込み、自分達が住み易い環境を作りながら馴染んでいくこと。それが、我等「VENTRUE」という氏族だ) [Sat 25 Aug 2007 01:31:18]
◆ミザリー > いつの時代でも、争い事を招くのは人間だと聞いたことがあります。私は「いつの時代でも」といえる程、長くは生きていませんが。 ――それが良いと思います。あんな事件に首を突っ込んで、損はあっても得はありません。 ( そう。あそこは人の街だ。私たちの仲間の多くは、残念ながらそれをあまり理解していない。或いは「自分は人間だ」と主張する者も。私も本当に理解出来ているかどうか…。 …差し出された酒瓶に、杯を差し伸べるように。ここで最も問題となるのが箸の使い方だ。ヴェイトス市からここに来る馬車の中で、箸の使い方の練習を必死にやった。それの効果を試す時が… 来てしまった。不安そうな目で並べられた料理を見下ろしつつ。挑戦はもう少し後にしよう…。 ) ………。 ( そんな他愛も無い褒め言葉に、思わず俯いてしまった。折角平然を装っていたのに、こんなに簡単に揺さぶられてしまう己の惚れっぽさが憎い。 ) 私の方こそ、お会いできてとても光栄に思います。私はミザリーと申します。 ( 同じく、軽く頭を下げて。 ) ………。 ( また相手の瞳を見つめる。 …会いに来た理由は、色々ある。どう切り出したものかと少し考えて。 ) …単刀直入に申し上げます。私達ハンターハントは、その名の通りVHGに対して攻勢の組織です。愛する人を狩人に狩られ、その復讐を果たす為に―― どんな汚い手でも使う犯罪集団です。 ( 相手は同じ吸血鬼だ。だから包み隠さず、嘘偽り無く言った。 ) ですがその組織としての規模は小さく、活動内容にも限りがあります。 そこで――… ミカド様。貴方に援助して頂ければと。 ( 正直、こんな危ない組織に手を貸してくれるとは思っていない。思っていないが――……。 ) [Sat 25 Aug 2007 01:02:31]
◆ミカド@茶室 > ヴェイトスを出たのは、鼠騒動の黒幕が人だったと、判明した頃でした。 顛末が気にはなりますが、首を突っ込もうとは思いません。――ヴェイトスは人の町です。彼等の手で結末を作るべきでしょう。私は最後に――― 昔話を聞かされる子供のように、どうなったかを聞ければいい。 だから、暫くは此方でのんびりと過ごすつもりですよ。 ――アマウラは、祖国の香りがしますから、丁度いい。 (棺桶にチラリと視線を流して――それから、冷酒の入った酒瓶を差し出した。 これは「普通の酒」だ。なお、膳には煮物や魚やら漬物やら――冷たい料理が並べられている) (「優しそうな」) どうでしょう。――可愛らしいお嬢さんを前にして、にやけているだけかもしれませんよ。 ―――さて。 改めまして。 (己の杯に自分で酒を注いでから) 東の地を住処にするVentrueが一人 西園寺帝と申します。 今日お会いできた事を、嬉しく思います。 (頭を軽く下げて、間を一拍。 ややあってから、細めた双眸を少女へと投げて)―― 今日は、どのようなお話を私に? [Sat 25 Aug 2007 00:39:43]
◆ミザリー > ( 手紙の中で「ノスフェラトゥ」の言葉を使ったのはちょっとした悪戯心だ。しかし社会の底に身を潜め、はぐれ者という意味では間違いでは無いのかもしれない。 ) …こちらこそ。アマウラまで押し掛けてしまい、申し訳ありませんでした。ええ、ラットマンの騒ぎはまだ収まりきっては居ませんから――。大聖堂に仲間や家族の遺体を焼かれてしまった人たちの怒りが静まるには、もう少し時間が掛かるでしょうね。 ( …自分はそれをこっそり煽っていたりもしたのだが。 ) ええ、それでは、失礼しまして。 ( 座り方を崩す。帽子と棺おけは座る際に自身の後ろに置いた。持ってくるべきでは無かったとは思うのだが、どうしても手にしてないと不安だったから。 ) どうかお気遣い無く…と言いたい所ですけれど、とっても美味しそうですし、頂きますね。 ( 葡萄酒か。…酒場で酔ってやらかした事を思い出せば、飲まない方が懸命だと思う。そして、目の前に用意された料理にちらりと視点を落とす。 …それにしても。 ( 今一度ちらりと相手の顔を見る。…これでも今はかなり緊張しているのだが、頑張ってそれを表に出さないようにしている。 ) 私のイメージしている方とは少し違うので驚きました。 失礼ですけど、もっと冷たい感じの方かと…。こんなに優しそうな方が闇の眷属だと言っても、きっと人間は信じないかもしれませんね。 [Sat 25 Aug 2007 00:06:42]
◆ミカド@茶室 > (これがノスフェラトゥの一人か。―― 棺桶を背負った少女に、座るように薦めながら、観察する。 ―――深遠を住処とし、血族以外の同胞すら遠ざけ、どの血族よりも人間の想像する「吸血鬼」に近い「吸血鬼」。其れゆえ、他の血族にすら顔を晒す事なく、潜み続ける。 ―――だが、目の前にいる少女は、それらの話とはまったく違う。 むしろ、そこいらの人間と変わらぬよう。 拍子抜けした気分で、此方も座布団の上ににじり寄った) ……お疲れでしょう。 我々にとって、見知らぬ土地訪れる事は、苦痛を伴う場合もありますし――。 できれば”葡萄酒”をご用意したかったのですが、外であるがゆえに、それも叶わず―― せめて…と、『味』を楽しめるものを用意させました。(緊張しているような少女の様子に、瞬き一つ) …そう、畏まられては、こちらも釣られてしまいそうです。どうぞ、膝を崩してください。 私もこんな格好ですし。(と、羽織の袖を、つい、と引っ張った) [Fri 24 Aug 2007 23:54:40]
◆ミザリー > ( どうしよう、好みのタイプやわぁ ) ( …と。 ) [Fri 24 Aug 2007 23:25:50]
◆ミザリー > ……。 ( ミザリーの瞳がじ、と。着流しの男を見つめる。互いの視線が絡み合うのは一瞬か、それとも。 彼が。この長身の男が。ヴェントルー氏族と呼ばれるヴァンパイア達の一派に属する、ヴァンパイア・ロード。高貴な闇の眷属達。 野良吸血鬼とは天と地程の差がある。本来ならば同じ空気を吸うのも (吸血鬼が空気を吸うという表現を使うのはおかしいのかもしれないが) おこがましいと、どこかで聞いた事がある。ヴァンパイアとして生まれ変わって10年。私はその意味を今の今まで理解出来なかった、が―― たった今理解出来た気がする。 ) ……あ、の。 ( そそそ、と脇にずれること数十センチ。開かれた襖の陰から覗くような形で。 ) し、失礼、します。 ( 顔を伏せたまま勇気を出して部屋の中へと足を踏み入れ、用意された座布団の上に座る。 ) ( いや…。相手が高貴な存在であるとか、そういうのもあるのだろうが。ただ、ミザリーはたった一つ、心の中でこう思っていた。 ) [Fri 24 Aug 2007 23:25:38]
◆ミカド@茶室 > (四畳半一間の茶室には、藍色の着流しに、花を散らした女用の羽織を肩に引っ掛けた男が居た。 見回せば全ての部屋の窓辺――丸障子の傍に胡坐を書いて、一人で杯を傾けている。) ―――― いいよ。(女中に返事をすると。揺らぐ行灯の火で、障子が開くのを確認してから―――視線をそちらへ流した。無表情で一秒・二秒。棺桶を背負った少女の爪先から天辺まで視線を這わせて――最後に黒い瞳に視線をとめる。 ) ―――御機嫌よう。 (ふ、と表情をやわらかく崩し) こちらの我が侭で、こんな場所まで来ていただいて申し訳ありません。―― ヴェイトスの鼠に追い出されてきたもので、そちらに戻るわけにもいかず、あのようなお返事となりました。 (部屋の真ん中には、相向かうように座布団が二枚。その座布団の間には、客人用に用意させた料理が、膳の上に並べられている。) [Fri 24 Aug 2007 23:14:20]
◆ミザリー > ( 出島のは見なかった事にすれば皆幸せになれるに違いないんだぜ!ともあれ。 ) ( 宿屋の離れに設けられた席。茶室、というのだろうか。女中に案内され、通された部屋の前で待つ。 ――女中は部屋の中に居る貴方に声を掛け、すっと障子が開く。そこにはあまりアマウラには似つかわしくない、黒い帽子に同じ色のワンピースに―― 背中に大きな黒い棺おけを背負った少女が立っていた。 帽子の淵からちらりと、これまた黒い目が覗く。 ) [Fri 24 Aug 2007 22:57:00]
お知らせ > ミザリーさんが入室されました。 [Fri 24 Aug 2007 22:44:29]
◆ミカド@茶室 > (――宿屋の離れ。茶室に設けられた一席) [Fri 24 Aug 2007 22:43:52]
お知らせ > ミカド@座敷さんが入室されました。 [Fri 24 Aug 2007 22:36:14]
お知らせ > 錫音@牢の前さんが退室されました。 『「ちぃたぁー我慢しとぉーぞー」』 [Sun 1 Jul 2007 00:50:31]
お知らせ > 雪白さんが退室されました。 『あー、ムシムシする…。』 [Sun 1 Jul 2007 00:49:43]
◆雪白 > あー、まあ、それもそうね。 ( 言い負かされた気がして、ちょっと悔しげに狐は笑う。 ) ──…人間が。 ( 一番恐いのが人間…。あまり実感はないが、いつか行けば解ることかと思い。口には出さず。 ) そう──…って、錫音…。 ( 酒が呑めるから、ときたもんだ。ちょっと呆れたが。 ) まあ、アンタらしいかもねえ。 ( 「死因は絶対お酒の呑みすぎだわ。で、酒地獄に落ちる」と冗談交じりに軽く指さして。自分で言っときながら、酒地獄ってどんなのかしら。と思った。多分死ぬまで無理矢理飲まされる…という感じか。人間から見て、地獄とも言われる魔界でも、そんな地獄見た事ないけれど。 ) そうね…──。 ええ、あっついけど我慢して修行しとくわ。 ( 緩慢な動作で手を振って、牢から離れようとする錫音を見送ろう。 ) [Sun 1 Jul 2007 00:47:13]
◆錫音@牢の前 > そンも、平和にならンと、呑めンモンじゃろォ? まっ、そう言う事じゃァーって(なんて、此方も笑って冗談で返せば… 腰に手をやり―― 瓢箪を忘れた事に、舌打ち一つ。 ) そら、まぁ…魔界っとォ場所なァ負けるじゃろォがの… まァ、あそこで一番怖ァモンは…人間じゃろォの(と、肩竦めて… 首を左右に振る、だろうか――) まっ、無理にやっとォ事も無ゥじゃろォしの… そンに、ウチも―― 酒が呑めっとォからじゃァーって(と口に出せば、此方は此方でうぇへへへと一笑い。漏らして、瞳細めれば… 口元に手を当てて、しー なんて) まっ、ウチが上の者になっとぉんが一番、手っ取り早ァもんじゃぁーがの… まっ、何ぞ上手くやれっとゥ様に頑張らんとォの―― (なんて、苦笑漏らせば… 立ち上がり… 伸び一つ、して――) おう、任せとゥ―― 早速、何ぞ探ってみとゥけぇー。 おんしも、精進しとォぞー?(そン時ァ、飛び切りの酒ァ、飲み交わしとぉー なんて、投げて牢の前から離れようとする、だろうか) [Sun 1 Jul 2007 00:35:07]
◆雪白 > あら、勝利酒ってのも結構美味しいかもよ? ( くくっ、と笑って冗談を。そして、ヴェイトス市の事について聞くと。 ) …へえ、案外物騒なのね。ふふ…魔界よりも毎日の死体の数が多いようなら、怖い所だと認識してあげるわ。 ( そんな軽口を叩く。 ) ──面倒で手間のかかることねえ…。私ってば短気だから、向いてなさそ……っと、今の無しよ。 ( その内その組織に入りたい、なんて言っている者が、「向いてなさそう」だなんて。「口が滑ったわ」とでも言う風な顔でニヤリ笑う。──つまりは本音。この狐は、思想が合うから隊員になりたいと言っているわけでもない。金を手に入れるには、ここで働くのが手っ取り早いと考えているだけ。だから。 ) ……まあ、確かに私が「上の者」なら、こんな狐なんて使いたくないわねえ。 ( ふふふふふ…と狐は笑い。今日、欧州隊の目的を聞いて、特にそう思ったようだ。でも、だからと言って、檻の中で妖怪としての長い一生を過ごすわけにもいくまい。 ) …悪いわねえ。でも、いい報せ待ってるわ。 あ、そのお酒もね♪ [Sun 1 Jul 2007 00:27:57]
◆錫音@牢の前 > そらァ…平和じゃっとォの。 でなっとォなァ、オチオチ酒も呑めんとォしのォ―― (そンに、平和じゃっとォけェ… 面倒で手間の掛かっとゥ事が出来っとゥんじゃろうの? なんて、足が痺れてきたのか…格好を崩しながら言葉吐けば、カリカリと足の裏を引っ掻いたりして――) …そう言う事じゃァの。 まぁ、何にせよ…良ゥ場所じゃァの、あそこは――(そン代わり、下手しとォとあっさりと逝っとゥがの… なんて肩を竦めてニタリと笑ってみせれば―― 檻へと顔を近づけて 「怖ァところじゃぞー?」 なんて) まぁ… 仕留めっとォ時ン、騒がれっとォなァな…可能かもしれんとォがの… そンにしても、何ぞ上に信頼させっとォな難しいじゃろォし―― まっ、近い内ァ雑用でも宛がって機会作っとォて貰う事にしとォわ。 すまんの( で、面倒臭そうに吐息吐く彼女に対して、胡坐のまま、また頭下げれば… 今度、とっておきの酒ェ持って来とォけェ、勘弁しとォとー?なんて――) [Sun 1 Jul 2007 00:03:49]
◆雪白 > …ふう〜ん……。人間界って平和ねえ。 ( 時間がかかりそうで、更に面倒くさそうだ…と思った狐。しかし、「反乱軍なんて大っぴらに動けない」と聞くと、「あ、なるほどね」と言って頷き。 ) そういうやり方もあるってことね…。 ( 続く言葉、咳払いが入ってちょっと聞き取れなかったが、やはりココよりはずっと自由気ままらしい。いいなあ。 ) ──あ〜…。そう、それよね…。 何食わぬ顔で、終わった風を装って出て行ったら見逃してくれないかしら。もしくは強行突破? ……やっぱり難しそうね……。 ──…なんにせよ、結局は雑用や掃除の見習いみたいなのから始めるしかないのかしらね…。 ( 面倒くさげに溜息を吐いて。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:57:25]
◆錫音@牢の前 > ―――― 反乱軍っとォ言う程ンもんじゃァーのォとォ思っとォがの? まァー… 他所の文化も取り入れっとォなァ、色々と頑張っとォ場所、けェのぉ?(そなぁ、大袈裟なモンじゃっとぉとー… アレじゃ、大っぴらに動けんとォしの?なんて、肩を竦めて笑えば… 酒びたりな頭の中で―― ウチらの仕事ってコレであっとぉっけのぉ?なんて――) まァーの、上手く都合しとォとーなァ… 使いこ…ゲフンゲフン! それなァに、自由じゃぁーしの… (その自由が度を過ぎて、一度身内に借金するハメになった記憶があるが、それはさておき――…) ……まァ、機会があっとォな… 始末しとォと死体でも宛がっとぉけェの… んでぇ―― まぁ、床の上でいきなりがぶぅー!っけぇ? まっ、それはそれで便利じゃろォが…… おンし、食っとぉと後で生きて帰れっとぉと?(で、面白げに語る相手には、じろりと半眼でボソリ投げてやれば… 下手しとォと、ウチみとぉのが囲んで刀振り上げてきとォとーぞ? なんて――) [Sat 30 Jun 2007 23:39:39]
◆雪白 > …………あら、ここって反乱軍の組織だったの? 知らなかったわ。 ( 目丸くして。国を塗り替えるだなんてまあ、面倒くさそうなことを。なんてことも魔界の狐はこっそり思ったり。 ) へぇー。お互いここで缶詰よりずっと楽しそうね。 ( くすくすと…。狐の場合、缶詰というか牢だが。 ) ──そうそう、顎と歯には自信あるわよぉ。 ……あら。 ( なんだか錫音がガックリしている。 ) しょうがないじゃない、解らないものは解らないのよ。 ──伽? ……そりゃあ、騙し討ちには最適だと思うわよ? 閨の中で、さあいざ、と帯を解かれた途端に元の姿に戻って、バリバリ。 ふふふふ…。あら、いいわねそれ。ふふ…。 ( 意味を正しく解せたのかどうかはともかく。勝手に思いついて面白げに語る。「ああでも、『着衣ぷれい』がお好みの輩だと骨が折れそうね」なんてことも呟いたり。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:33:34]
◆錫音@牢の前 > あー… ウチの仕事け? まぁ、詳しく話せば長ァなっとォがの―― アレじゃな。ウチらァは…こン、アマウラっとォ国を塗り替えっとぉ為ン組織、じゃったけェの? まっ、そン中でウチがしとっとォんは密偵みとォなモンじゃったァーが…(まぁ、最近はそれなりに偉くなれっとぉし… 他所から、其れくらい引っ張れっとぉけぇかのー?なんて、思っとォとンじゃァーが… なんて、頭掻き毟り溜息吐き出せば―― 木端役人は辛ァわ、なんて愚痴る様に吐き出し… 緩々と頭振って――) あァ、そン街じゃァて。 以前までァ、そン街で色々と仕事しとっとォんじゃがの…?(今は、此処で偉くなっとォ為の缶詰じゃて… 何て、肩竦めて苦笑すれば 「何時かァ連れて行きとォとァ思っとォがの?」なんて笑い――) …… 確かにのォ、おンしァ、それなぁに役に立っとォと思ゥて生かしとォ訳じゃァしの――… (で、今度は狐の首を捻る様を見遣りながら…相手の言葉を待てば―― 出て来た言葉に、ふむ…と思案し――) まぁ、綺麗に骨まで食えっとぉて…そん機会があっとォなァ、死体の一つも宛がえっとゥ ――ってぇ、おンしのォ… 素で返しとォンな!(思わず、ガクリと肩を落としつつ呆れ半分に言葉返せば―― 頭ガリガリと掻き毟り…) 伽の相手でもしとォ―――っと、冗談じゃぁーって [Sat 30 Jun 2007 23:10:43]
◆雪白 > ………… 「坊主の罪人」……? …そういえば錫音って、何の仕事してるんだったかしら。何となく、アマウラの兵士かと思ってたんだけど。 ( 何だか、今聞いた感じだと違う気がした。仕事頂戴なんて言ったが、ココがどんな『組織』なのか全然解ってない狐。さすがに「欧州隊」という名称くらいは知っているだろうが…。 ) ああ、ヴェイトス! 奴隷ギルドのある街よね!! ( 思いっきり反応して。「いいわねぇ〜。いつ行ける様になるかしら」なんて呟いている。 ) ──そうそう、このまま牢で飼い殺しなんて勿体無いわようー……────……どんな雑用、が? ( 今度は、狐が首を捻って思案しだした。しばらく考えて、考えて。 ) …バリバリ齧って死体処理…──ああ、じゃなくて……──あー、うーん? …錫音ぇ、私って何ができるのかしら。 ( 素で問い返した。 ……。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:02:44]
◆錫音@牢の前 > いやぁ… 何ぞォの、ウチも坊主の罪人の一人でも仕入れられっとォなぁおんしに顔の一つも立っとゥんじゃがの… それも出来んっとォと、面目も無ゥとぉし―― (なんて、頭上げて後ろ頭ガリガリとまた掻き毟れば… 大変ぇのね一言に 「久し振りにヴェイトスの気楽な風が恋しくなっとゥわ」 なんてポツリ――) ……あー… そォじゃァの。 例ン連中が如何にもならんっとォなら仕方あらンとぉし… 何ぞ仕事があらァ良ゥんじゃが――… ふぅンむ、何ぞゥ、宛がえそゥな仕事があっとゥけぇの… (一応、監視付きで鍛錬所を使わせてるのだし、自分の監視があれば良いだろうか? なんて思いつつも、また天井見上げて思案すれば―― 今度は、首捻り ) 雪白ゥ、おんしぁー…どんなァ雑用なァ出来っとぉけ?(そう問いかけて、みた) [Sat 30 Jun 2007 22:48:29]
◆雪白 > ( 愚痴愚痴つぶやいてたら。 ) ────。 ( …あら。ちょっと当てつけが過ぎたかしら。「土下座」っていうのは、最上級?の謝罪だと本で読んだけど…。ちょっと戸惑いつつ。 ) ……そんな風に謝られちゃ、八つ当たりもできないじゃない。…冷たい物は有り難いけど。 ( 別に、誰が悪いとかいうわけでもないので。 ) アンタも色々大変ねえ。 ──…ねえ、錫音。アイツらが、私に手柄を立てる機会を与えてくれないなら、何か別の仕事でも頂戴よ。 ( 「アイツら」というのは、例の部族のことだが…。相手の都合も考えずにそう言うと、身体を起こして牢の格子を掴み。 ) この際、掃除人でも何でも我慢するわ。もう本も読み飽きたし、鍛錬場とココを行き来するだけなんて退屈うー。 ( ねえねえ、とねだる狐。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:43:10]
◆錫音@牢の前 > (牢の中を見遣れば…其処には、だらりと寝そべる女の姿。 顔を上げずに、寝そべっている女を見遣りつつ… 後ろ頭をガシガシと掻き毟れば、緩々と頭振り… 左右確認―― そして ) すまん (狐が振り返った先、其処に合ったのは… 正座して土下座中の鬼娘一匹。 深く深く、床に頭が着く程に頭下げれば… 一言、そう漏らし…そして――――) 後で、何ぞ… 冷とゥモンでも持って来とゥとぉ… まァ、アレじゃ―― ほんニ、スマンとォ (アレから、例の集団の音沙汰は無いわ… 出世は芳しくないわで、と愚痴る相手の言葉を頭頂部で受け止めつつ、ボソリボソリ。 一頻り吐き出してから、ゆっくりと頭を上げて… 大きな吐息、はふぅ…っと一つ。) [Sat 30 Jun 2007 22:25:23]
◆雪白 > ( だらぁ〜り。といった感じに牢の床の上に寝そべっている女は、錫音が近づいてくる気配に気づいても、顔を上げもせず。 ) ──……あっついわあ〜…。 ( ごろん、と寝返りを打って、ようやく錫音の方に顔を向けた。 ) ムシムシと暑いし〜、退屈ぅー。 ( 溜息ついてる相手に向かって、寝転がったまま、ぶーたれた顔で見上げて愚痴愚痴と。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:21:03]
◆錫音@牢の前 > (そんな風な仕草しながら、歩くのは人影一つ。 仕切りに天井へと溜息漏らしながら、牢の前へと向かっていけば、やがて… その中に居るであろう、狐へと視線を送ろうと、して――) ――― おーぅ、機嫌は… どぉじゃぁー?(若干申し訳無さそうな表情で、恐る恐ると言葉投げれば… やがて、その顔を床の方へと落として、また溜息一つ吐き出し、て… 牢の前で正座なんて始めようとする、だろうか) [Sat 30 Jun 2007 22:11:05]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『上を見上げつつ、困った様に頭をカリカリと』 [Sat 30 Jun 2007 22:00:11]
お知らせ > 雪白さんが入室されました。 [Sat 30 Jun 2007 21:58:06]
お知らせ > 豪人@とある町角さんが退室されました。 『(涙ッシュ)』 [Sat 30 Jun 2007 02:54:43]
◆豪人@とある町角 > ―――そんなにフォモウケフェロモン出してないもん…!!!!! (負け犬の捨て台詞を残して) [Sat 30 Jun 2007 02:54:05]
◆豪人@とある町角 > ―――…………ちょ…!おまっ …!(ナチュラルに驚いた。真剣な顔で、『これで一晩!』とか言われても、如何見ても相手の方が年下である。ありがとうございました。)(其の年若い青年は、恐らくこんな町中を、女を捜すでもなく、ぶらぶら彷徨っているのを見て、『 そっち 』だと思ったのだろう。) おっ、俺、そういうんじゃないから―――! (必死で貨幣を押し返そうとすると、さらに真剣な顔でもう2,3枚貨幣を握らせてくる) いや、ちょ、 この金額は、(ざっと、青猫でそこそこの娼婦を買ってオプションつけれる程度の金額は。) ……いーじゃんいーじゃんすげーじゃん…!(一瞬、『 ネコも慣れたし、別に一晩くらい 』とか思いかけた、)(が) じゃ、ねええええぇえええええぇ!!!!! 俺は唯の観光客ですから!!!!! 残念ッッ (なんかいろんな意味で切なくなりながら、貨幣をそいつに力いっぱい※STR参照。本気で力いっぱい。本気で全力。※で押し返して!) [Sat 30 Jun 2007 02:53:00]
◆豪人@とある町角 > (誤爆である)( ……(振り向いた先には、なかなかのイイ男が居た。艶やかな黒髪、釣り目がちの瞳。健康的な肌の色。自分よりも少し背が高いくらいか?肩幅もそこそこ男らしく―――『 うほっ いい男! 』とは、己は言わないが、そんな男が目の前、偉く真剣な面で、此方の手をやおら―――!!!!!) えっ、 ちょっ …、なっっっっ ―――(ッア――――!とも、言わないが。)(むんず、とつかまれた掌の中に、なにやらカタイ感触。否、そういうカタイ感触じゃないよ※どういう※)え? なんです、 k―――(ふと、掌を開いてみると、其処には幾許かの貨幣)―――……ッて…、 もしかして。 (其の貨幣から、がば!と視線を上げた時には) [Sat 30 Jun 2007 02:46:56]
◆豪人@とある町角 > ……(振り向いた先には、なかなかのイイ男が居た。艶やかな黒髪、釣り目がちの瞳。健康的な肌の色。自分よりも少し背が高いくらいか?肩幅も [Sat 30 Jun 2007 02:44:01]
◆豪人@とある町角 > ……………、 [Sat 30 Jun 2007 02:42:11]
◆豪人@とある町角 > ……俺もお金に余裕があれば、可愛いおにゃのこ買うのに…!(お財布の中身はそんなことしたら、あたし泣くわよ!って、俺に訴えている。涙を呑んで、財布を隠した腹の辺り、着物の併せの上を叩いた。)(薄くなりつつある財布は悲しげな、ぺち、ぺち、という音を立てている) ああ、ちくs―――……(と。) ……ょう、って、 (肩を叩かれた) 何か御用d―――…… [Sat 30 Jun 2007 02:41:07]
◆豪人@とある町角 > (―――と) [Sat 30 Jun 2007 02:38:05]
◆豪人@とある町角 > でも、オサーンに買われるよりやっぱり、お姉さんに買われる方が嬉しかったよなぁ…。 (感慨深いらしい。)(こくこくと何度も頷き乍、変な着物男はじゃりじゃり進む。) [Sat 30 Jun 2007 02:37:47]
◆豪人@とある町角 > (穢れなさそうに一見感じる彼らも、) ―――…あーれー、とかふざけて可愛こぶると、オッサン喜ぶんだよ。 (そんなオシゴトしてるんだろうなぁ)(※酷く歪んだ客が多かった様子だ) [Sat 30 Jun 2007 02:24:58]
◆豪人@とある町角 > (じゃりじゃりと足音を立てながら、ぶらりと観光―――因みに補足しておくと、ちゃんと着物を着ているよ。一応朱鷺の都人なんです。実は。名前から察する儘。久々の着物は酷くすかすかするが※主に股間※するすると歩く毎に、外気に少し触れる足の感覚や、草履の感覚、何もかもが懐かしい。ヴェイトスでは、すっかり西洋かぶれしてスーツなんざ着ていたが、こうして着物に袖を通してみると、なかなか。) そういや、花魁もどきプレイとか昔よくやったよなぁ…。 (若かりし日の思ひ出ぽろぽろ。)(遡るに、凡そ10年前。否、もっと前から。今でさえ、爪痕も、噛み痕も、鬱血した痕も、無いけれど―――この肌は、体は 決して キレイ ではないのだ。と。袖に腕を入れてもそもそ歩き乍、時折擦れ違う『あの頃』の自分と同じ年頃の少年を眺める) [Sat 30 Jun 2007 02:22:58]
◆豪人@とある町角 > ……だがしかし、結構な値がするのは、実体験でよく知ってるのだよ…!(主に提供する側として) よって、アマウラでおにゃのこは買わないぞっと。 (ぐ、拳を握って我慢我慢のポーズ。) [Sat 30 Jun 2007 02:16:56]
◆豪人@とある町角 > (遠い目をして眺める町角は、未だ人並みも穏やかだけれど。美しく着飾った遊女達、用心棒に、籠に乗って顔を隠した御忍びのお偉方。) (遊郭の窓からちらほら覗く遊女の表情が余りに艶めかしくて) ………、 (白い肌が、余りに艶っぽくて) ………、 いーじゃん、いーじゃん、すげーじゃんんんんんん!!!!!! (思わずハァハァしかけてやめた)(―――なんだかんだとご無沙汰なので※何がとか聞いちゃ駄目だ※結構欲求不満のご様子) [Sat 30 Jun 2007 02:13:31]
◆豪人@とある町角 > ―――うー…ん、なんていうか、懐かしー。 (否、己はアマウラの出では無いが。―――この、ヴェイトスの中では異国情緒漂うこのアマウラは、自分にとっては懐かしい風情。そう、故郷に良く似ている。特に、この…)―――………吉原、 かぁ。 (遊郭の立ち並ぶ煌びやかな町並みが。)(嘗て、親から逃げて、幼い自分が生き延びる為に選んだ花町。其処に良く似ていた) [Sat 30 Jun 2007 02:03:40]
◆豪人@とある町角 > (ともあれ) [Sat 30 Jun 2007 01:59:07]
◆豪人@とある町角 > 俺は最初から最後までクライマックスだぜー!故に常に旅はクライマックスのつもりで楽しんでるぜ! (主に中の人g―――…少し気を抜くと気付いたらもう旅立って1週間以上経ってるから中の人も驚いたワケです。まだ目的地の半分も行ってない。) [Sat 30 Jun 2007 01:55:49]
お知らせ > 豪人@とある町角さんが来ました。 『 俺、参上!』 [Sat 30 Jun 2007 01:54:03]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが退室されました。 『結構きついなぁ… (溜め息が一つ)』 [Sat 23 Jun 2007 23:03:18]
◆ヴァネッサ@自室 > 持ち物も大してないしなぁ。ここの家賃は二か月分くらい先に払っておこうかな… ( と考えてみるけど、問題は二か月分も払えるお金があるかどうかが問題 ) えーっと、服代が、2万エン払ったからぁ… ( お金をしまっている財布代わりの皮袋の中を覗いて ) とりあえず、今月の給料はもらえるからぁ… ( その分を指で数えながら ) 何とかなるかぁ… [Sat 23 Jun 2007 22:52:14]
◆ヴァネッサ@自室 > こ、こういうことってマニュアルとか教えてくれるところとかないんですかぁーっての ( 言ってはみるけど、そんなところがあったら摘発とかされてそうだ。吸血鬼の溜まり場… ) あぁ、とにかく仕事はお休みを貰うから… ( 腕を組んで暫し考え込む ) せっかく仕事も休みにするんだし…ここは一つ墓参りついでに戻ろうかな…。姿も変わってることだし ( なんて事を考えてみる。まずは服が届いてからだけどね ) [Sat 23 Jun 2007 22:42:45]
◆ヴァネッサ@自室 > ( とりあえず ) 服はここの大家にお金払って買ってきてもらうことになっているからいいとして… ( 買ってきてもらうためだけに結構色を付けさせられた ) 仕事の方も、ついでに手紙を出したし… ( この姿ではいけない。同一人物かどうかも怪しいところだ ) 今はもとに戻る方法が先決… ( この姿になる時の感覚は大体掴めているけど、どうにももとに戻るのは今のところ出来ない。コツ、みたいなのを掴めばすぐなのだろうけど ) [Sat 23 Jun 2007 22:30:16]
◆ヴァネッサ@自室 > ( オンボロで人一人がようやっと過ごせるたたみ部屋にて、身長175cmの銀髪の女が一人困ったように座り込んでいる ) 変化が出来るのはよく分かった… ( 今の身体には小さすぎる白い浴衣を着て胡坐をかいている。ちょっとはしたない。 そして、誰かにいうというわけではないく ) もとに戻るのはどうするですか? ( なったは良いけど、戻れない。困ります。とっても困ります ) [Sat 23 Jun 2007 22:19:13]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが来ました。 『どうしたものか』 [Sat 23 Jun 2007 22:15:25]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが退室されました。 『とにかく、寝よう。夢かもしれない(はかない期待を胸に)』 [Mon 18 Jun 2007 22:38:55]
◆ヴァネッサ@自室 > ( そこに移るのは、腰まで伸びた長い銀髪の二十代半ばか、前半くらいの女性だった ) ――だれ? ( ポカンと鏡を見つめながら、そんな言葉を漏らす。 試しに両手で自分の頬に手を当てる。すると鏡の中の人物も同じように手を当てる ) わた、し? ( そういってから、自分の身体を見る。急に恥ずかしくなってきて、銀髪の少女は急いで自分の部屋へと掛けていく ) [Mon 18 Jun 2007 22:35:10]
◆ヴァネッサ@自室 > ( まて、待て待て。服が小さくなるなんてことはありえない。そう、ありえないのだ。縮むようなことしてないもの ) ――まさかね ( 試しに立ち上がってみる ) ・・・・・・・・・・・・ ( 天井が低い。というか視点が高い。明らかに高い ) ちょ、ちょっと… ( 慌てて、部屋を飛び出す。今の銀髪の姿は、明らかにサイズの合っていない浴衣を着ている、人。しかも、浴衣が小さすぎるという方面 )( 部屋を出る。そして、廊下の端にある鏡まで走る。ここが殆ど住人のいない襤褸アパートでよかったと思う。もし、普通のところだったら恥ずかしくて廊下に出れない。 そして、鏡に映る姿は ) [Mon 18 Jun 2007 22:25:43]
◆ヴァネッサ@自室 > ( しかし、なんだろうね。この部屋は狭い。いや、前はもう少し余裕があったような気がしたんだけど ) やっぱり、こんな本なんて真に受けちゃ駄目だナァ ( そういって、部屋の隅っこに本を置こうとする。いつもは届かないから思いっきり手を伸ばしてから、投げ置く感じだが ) おりょ? ( 手が届いた ) 何か、変だ… ( 服装は、いつもの部屋着にしている白い単の衣だが ) 何だか、肌寒いというか、いつもよりも肌が露出されているというか、キツイ… ( 服が小さくなってる? ) [Mon 18 Jun 2007 22:14:34]
◆ヴァネッサ@自室 > ( やってみた。そりゃあ、もう実際に人に見られたくないことばかりだ。 でも、何でやるかって? それはとてつもなく暇なのと、そういうトランスしちゃっていることしていると時間を忘れるからさ ) いやいや、さすがにこれを着けていると狸一匹に一苦労だ ( いつものボロボロのたたみ部屋にて、胡坐をかきながら一人でぼやいている。両腕には内側に十字架を埋め込んだ手枷が付けられている )( 昨日の夜中にこっそりどっきりやった事をさくっと言ってしまうならば…。 仕留めた動物の血を頭から被って、その後色々と本に書いてあったわけの分からない呪文っぽいのを唱えてみた。 何やら適正があると能力が開花するとかしないとか。 もちろん、街の外に出てから人気の無い場所と時間を選んでやりました ) 一日経ったけど、何にも起きないんですけど… ( なんて、ちょっとふてくされたような、でもどこか安心したような表情で言った。もちろん、浴びた血は近くの川にて洗い落としました )( こう、オオカミになるとか、蝙蝠になるとかそういったものを期待していたのに、全然ヒトガタです。髪が伸びているのは前から伸び始めていたから、別に変わったことじゃないし ) [Mon 18 Jun 2007 21:59:51]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが来ました。 『つまりは本に書いてある通りの事を』 [Mon 18 Jun 2007 21:49:24]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが退室されました。 『少女は笑みを浮かべていた。魔術的な、そして獣染みた行為が頭の隅を駆け抜けて…』 [Sat 16 Jun 2007 23:19:05]
◆ヴァネッサ@自室 > ( とにかく、この微妙な吸血衝動の出来損ないと同じことの続くことに対しての暇な気持ちを殺して上げなければならない ) どれどれ、先日買った本〜、っと ( そういって、部屋の隅においてある本に手を伸ばす。横になっているままだよ結局手が届かなかったので、身体を起こしてとった。そして、胡坐をかいて、本をペラペラと捲る。もちろん、開くページは『変化』 ) まぁ、暇つぶしにはなるかナァ ( 一つ、挑戦してみるか。もちろん、ただの暇つぶし。だけど、出来れば万々歳じゃない? ) さすがに、力が、少なすぎる、ナ ( 身体能力なら吸血鬼は皆高い。感染能力だって、大体のヤツはある。しかし、自分には今のところそれくらいしかない。 魔眼もなければ、霧にもなれない。動物だって使役することは出来ない。 それに変わる『力』が欲しかった。暇ゆえにそれを潰すものとして、力が欲しかった。ただの興味半分でもあるけど、残りの半分は無意識の生存本能からだった ) [Sat 16 Jun 2007 23:09:43]
◆ヴァネッサ@自室 > 最近、メイドばっかりだったからなぁ… ( お仕事の話し。最近、慣れ…というか飽き? ) やっぱり、一度気分転換するべきなのかなぁ ( 天井をみる。ボロイ…それは別にいいか。 とにかく、一度店長に暇を貰おうかな ) はぁ、どうしましょ? ( なんて、天井に向かって聞いた。返事はあるわけが無いと思う ) [Sat 16 Jun 2007 22:56:25]
◆ヴァネッサ@自室 > ( 元々、最近は来なかったものだけど枷を付けてからというもの、それがさらに押さえつけられている ) あぁ〜、もぉっ!何だかなぁ〜… ( ゴロゴロと部屋の中で転がりながら ) イライラするというか、発散したいぃ〜! ( 天井を仰いだまま、横になって腕組をして ) [Sat 16 Jun 2007 22:43:33]
◆ヴァネッサ@自室 > ( 吸血鬼は寝転がっていた。ボロボロの畳部屋にて、吸血鬼は悩んでいた ) あーー、何ていうのかなァ…この気分 ( ここ数ヶ月間、血を吸っていなかった。それ自体は別に命に関わることじゃないから今のところ問題ではない。ただ、それによって普段はストレートにくる吸血衝動が、今回は来ない。来ないというのは間違いかもしれない。正確に言うのならば、飲みたいけどそれに対して猛烈な身体の欲求が来ないのだ。理性も吹っ飛ぶほどのあの気持ちが来ない ) [Sat 16 Jun 2007 22:34:15]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが来ました。 『うーむぅ』 [Sat 16 Jun 2007 22:29:26]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが帰りました。 『あぁ、明日はフレンチメイドとかいうのだっけ?( パタンと本を閉じて、ふと思い出した )』 [Fri 15 Jun 2007 23:27:06]
◆ヴァネッサ@自室 > おやぁ? ( 少女は普段浮かべないような、妙に狂気染みた笑みを浮かべる ) こいつは、面白いじゃないかァ ( 身体能力の項にも乗っていた。その項目『変化』 )( これは試したことが無かった ) 変化かぁ、いいじゃないかァ、本当に、いいじゃないか ( そのページを見ながらクツクツと笑い声を漏らす。少女はこの上なく面白そうにその本を眺めて ) [Fri 15 Jun 2007 23:18:25]
◆ヴァネッサ@自室 > ( 身体能力っていったって限界がある ) 何だかナァ、もっと、トリッキーな能力はないものかなぁ… ( ページをペラペラと再び捲り始める。自分がすでに使えないと確認済みのものは飛ばしつつ読んで行く ) どんなものが他にはぁ〜… ( なんて独り言を言いながらめくっていく、襤褸屋で隣にも筒抜けだが、隣には誰も住んでいないくらいの襤褸部屋だ。日差しも悪いし ) [Fri 15 Jun 2007 23:05:41]
◆ヴァネッサ@自室 > ( こう、吸血鬼って言うのはあまり好きじゃないけど、やっぱりなんだかんだ言っても自分のことだ。何かしら知っていた方が便利というもの。そして、身体能力の下がっている今では、こういうインドアチックな力の方が使うかもしれない。というわけで、読んでみましょうそうしましょう ) ―――ふーん ( ペラペラと捲ってみる。もちろん寝転がりながら )( 魔術とかいう単語が書かれているけど、内容は吸血鬼の能力についてばかり。しかも、メジャーなやつ。感染だとか魔眼だとか、飛行、動物支配、身体能力等等 ) うーん、こう書かれてるけどねぇ…。全部が全部使えるわけじゃないってぇーのっ ( なんて、本に向かって文句を言ってみるけど、もちろん本が謝るわけも無い )( 自分なんて、魔眼も使えない、飛行なんて持っての他、霧になるって言うのも出来ない。あぁ、それと昔は出来た使役も気がついたら使えなくなっていた ) [Fri 15 Jun 2007 22:54:43]
◆ヴァネッサ@自室 > ( それは暇だ。長い時を生きる吸血鬼の天敵は人間でも、なんでもない。暇だとこの吸血鬼は考える ) ――暇を紛らわすためにぃ、こんな本を見つけてみましたぁー ( まるで誰かに紹介するかのように自分の前に出してみる。今日の昼、ちょっと変なお店で見つけた本だ。2000エンとお買い得な値段でした。はい。 タイトルは、『吸血鬼と魔術』って多分描いてある。象形文字っぽく書かれてるせいで、ちょっとタイトルは読みにくい ) [Fri 15 Jun 2007 22:44:00]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが来ました。 『中々死なないもの、だけどあっけなく消えるもの』 [Fri 15 Jun 2007 22:38:58]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが退室されました。 『今の世は死者も働かなければいけない』 [Thu 7 Jun 2007 22:34:06]
◆ヴァネッサ@自室 > そうだなぁ…。夏が終わったら、一度こっそり観光…。いや、生活のレベルがもう少し上がってからかな… ( お金がたまって、もう少し服のバリエーションが増えて、髪とか染めたりしてから行こう。銀髪は、目立つ。あと髪型も思い切って変えてみよう。せっかく長いのだから ) まだまだ先の夢物語…だなぁ ( いや、自分の命の長さを考えれば、すぐのことなのかもしれない ) [Thu 7 Jun 2007 22:32:55]
◆ヴァネッサ@自室 > 吸血鬼が衰弱死…。4月の初めでも言わないなぁ… ( クスッと小さく笑う。冗談のようだけど、本当にそうなるんじゃないかとも思ってしまう。これは一度、何とかして墓参りにいくべきかもしれない。自分が入れる場所じゃないけど ) さぁさぁ、そんなことを考える前に、明日の仕事のこと、かなぁ ( 今はそれしかやることがない。ただお金を稼いで家賃を払って、ただそこに在り続ける。アクセントのない生活。止まる事もない。止まっているから ) [Thu 7 Jun 2007 22:24:19]
◆ヴァネッサ@自室 > そもそも、もう死んでるんだから生きることにしがみついて何になるんだかねぇ… ( ふふ、と笑いながら少女は呟いた。しかし、人は所詮口から出た瞬間、本当のことすらも嘘になるもの。それは化け物とて同じ。世間一般的に心と呼ばれているところの隅っこにある思いは、別 ) もう、犬を追うこともないのかな ( 腕に付けられた枷。二重の束縛 ) もしかしたら、もう血を吸うこともなかったりしてね…。 っていうわけはないか… ( 自分で言って、ないと思った。ただ、ここ最近渇きがこないせいで変な考えが浮かぶんだろう。身体も前よりかは力が入らなくなっているようにも思える ) [Thu 7 Jun 2007 22:14:14]
◆ヴァネッサ@自室 > ( 一人で居る分ですら狭い襤褸部屋。ただ、そこに身体を横たえるだけならば十分なスペースだ。死体にはもったいないくらい ) ――忙しさ、って色々殺すなぁ… ( 殆どしたい事もなくて、ただ今は働くだけだ。これといった趣味はないし、あまり着飾ろうと思ったこともない。飾り物といえば、バニラの少女から貰ったものばかり。今は、着けずに他の荷物と一緒においてある銀の首飾り。つけるのはちょっと辛いけど、結構気に入っていたりする。あぁ、そんなことじゃない ) ――ちょっと前はこんな風になるなんて思わなかった… ( 壁に背を預けながら銀髪の少女はボロボロの天井を見上げながら、溜め息を吐いた ) [Thu 7 Jun 2007 22:04:25]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが入室されました。 『一人』 [Thu 7 Jun 2007 22:00:15]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが帰りました。 『何が必要かリストアップしよう(そして、筆記具が無いことに気が付く)』 [Fri 4 May 2007 22:52:21]
◆ヴァネッサ@自室 > ( とにかく、今度そこに行ってみようと思う。今日は横になって休もう。隙間風が吹くけど、暑さ寒さに鈍いこの少女にとっては問題ではない ) ――布団も買った方がいいかなぁ ( ここじゃあベッドとかは無理だし。そもそも、値段的に手が出ない。 今度生活用品を買い揃えよう。人間よりかは安く済むはずだろうし ) [Fri 4 May 2007 22:51:11]
◆ヴァネッサ@自室 > ( いくつか回っていた店の主人に貰った紙切れにかかれている店。それは茶屋らしい。店の名前とかは書かれていないけど、近くに茶屋は無いから行けばすぐにわかると言われた。茶屋って所は他にもいくつか回ったが、殆ど断られた。でも、そこなら多分雇ってくれるといっていたが、どんな店なのだろうか ) ――変なお店とかじゃないよね… ( まぁ、この際娼婦っぽいこと以外だったらこの際何でもいいかな…とすら思ってきている。 でも、いざとなったら娼婦に身を落とさなければならないだろうが… ) [Fri 4 May 2007 22:44:59]
◆ヴァネッサ@自室 > ( 今日の昼。外に出ていくつかの店を回って雇ってもらえるところが無いか探した。 しかし、殆どの所に断られてしまった ) ――どうしたものかなぁ… ( 畳の上で胡坐をかきながら溜め息を一つ。いくつかの店はOKだったところもあった。あったには、あったけど ) 何で昼間から風俗店みたいなところが空いているのさっ! ( なんて、意味も無く叫んだ。部屋の条件の悪さもあって、怒鳴られることは無いけど。逆に何だか虚しくなった ) ――それと、後一つ… ( あまり気が乗り気でないのか、嫌そうに一枚の紙切れを懐から出した ) ―――ここ、ねぇ ( ごろんと寝転がりながら紙切れを眺める。そこには簡単な地図みたいなものが書かれている。かかれている場所はこの銀髪の少女がまだ行っていない場所だった ) [Fri 4 May 2007 22:28:52]
◆ヴァネッサ@自室 > ( つい、先日借りたばかりの出島にある安い襤褸部屋。銀髪の少女は白い単の衣を寝巻き代わりにして、部屋の真ん中に座り込んでいた。椅子が無いから、畳の上に直に座っている。こっちであまり生活をしていない少女にとってはあまり慣れているものではなかったが、慣れるしかない。 そして、銀髪の少女は座り込みながら考えていた。それは ) ―――仕事…どうしよ ( 仕事だった。仕事をしなければ、ここにい続けることも出来ないし。生活なんて夢のまた夢 ) [Fri 4 May 2007 22:13:03]
お知らせ > ヴァネッサ@自室さんが入室されました。 『隙間風吹く部屋』 [Fri 4 May 2007 22:04:53]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『「じゃろぉー?ほれ、何ぞもぉ一本行っとぉー!」 酒に交われば赤くなる、とはこの事か?』 [Tue 1 May 2007 02:15:49]
お知らせ > 雪白さんが退室されました。 『あはは。お酒っていいわねー!(微妙に酒好き化フラグ)』 [Tue 1 May 2007 02:14:33]
◆雪白 > ( 分の悪い賭け…か。まあ、そりゃそうよね…。なんて思いつつ。徳利のまま酒を煽ると、一気にやりすぎてゲホゲホと咳き込んだ。ただ、相手が肩を落とす様子を見れば、なんとなく「してやったり」な気分で口角を上げる。…なんとも、子供じみたやり方だが。しかし、相手がガックリしたのも僅かな間。すぐに新たな酒を注文して、苦笑する様子を見ればサド心持った狐は不満げに。 ) ……余裕ねえ…。全く、たまには泣けばいいんだわ。 ( そうしたらちょっとは可愛げがあるのに…と呟く。一体、どんな状況になれば錫音が泣くか、狐には想像もつかないが。 ) ……胸が無ければ、可愛い少年に見えない事もないのに。勿体無いわ本当〜。 ( なんで錫音は、両方あるわけ〜。と…さっきの一気飲みで酔ってきたらしい狐は、無茶苦茶なことを言い始めた。そうして、色々迷惑かけつつ。初めて訪れた街の夜は、更けていくのだろう。 ) [Tue 1 May 2007 02:11:05]
◆錫音 > (それに、妖怪ならばこその―― 人には不可能な生存手段もあるだろう。 隠密としてこれほど優秀な者は存在しない…なんて、今はまだ絵空事。) じゃろぉ? ウェッヘッヘッヘ… そら良ゥ事じゃァて(その絵空事を薄っすらと頭の中に描き始めた鬼娘は、彼女の言葉に対して 「分の悪ゥ賭けは嫌いじゃのォての?」 なんて返して御猪口を煽り――) ってぇ、おンしぃ!ちょ、そらァ―― あー… 仕方あらンとぉの。もぉ一本ー!(けれども、徳利の侭に酒を煽られればガクリと肩を落として… 新たな皿と入れ違いに新たな酒を注文して… まァ良ゥけェー、なんて苦笑するだろう、か) [Tue 1 May 2007 01:52:43]
◆雪白 > ( 妖怪集めて…。変化を得意とするものは多いし、例えば要人暗殺などでもししくじっても、妖怪の仕業と言うことで黒幕がどこか足が付きにくいやもしれぬ。…案外、有りかもしれない。 ) ええ、中々美味しいわね。 ( 頷き。が、続く言葉に。 ) ……ちっ、全く…。大負けしても、知らないからね! ( 言い籠められた気がして、悔しそうに舌打ち。全く、敵わないわね…。と思う。そして、可愛らしく首を傾げる相手から、ふん、と顔を逸らすと、新しい皿と共にきた徳利に手を伸ばし、その徳利のまま煽らんと! ) [Tue 1 May 2007 01:47:19]
◆錫音 > (真顔の下半分に刻まれた三日月の笑み。ソレを浮べてウェヘヘヘヘヘと一頻り笑って見せれば… ふっと、体から力を抜く様に吐息吐き出し――) そォ言う事じゃァの早ァ話ァ―― (いっそ、妖怪を中心に集めた隠密機動隊何て良いかもしれない。 と、頭の中で思ったりしつつ吐き出して… 自分も、皿の上の串に手を伸ばして一齧り。 美味ァじゃろォ? と、彼女が咀嚼する様子を見遣りながら投げ掛けて――) んー… まァ、今ァ今で大博打しとっとゥしのォ… おンしを一丁前にしとォっとーの?(これほどやり甲斐あっとゥ博打はあらんとぉ? と、自分の口の中の物を飲み込んでから言えば、可愛らしく首を傾げて見せるだろ) [Tue 1 May 2007 01:33:44]
◆雪白 > ……。 ( 真顔で見つめられれば、冷や汗がまた一筋、二筋。 ) …な、なるほどね。よく解ったわ。 ( つまり、部下として、錫音の下で思い通りに動く者…になるよう、期待されてるってことかしら。と解釈し。「色んな意味」というのが微妙に気になったが…。 ) ま、恩は返すのが人間界の掟だし…仕方ないわね。 ( ふう、と溜息ついて、新しくきた皿から串を手に。…今度は、カリカリに焼けた皮らしい。歯ごたえと油の乗った味が美味しい。咀嚼して飲み込むと。 ) そうよそうよ。止めときなさい博打なんて。 …偉くなる人間が、そんな得にならないことするもんじゃないわ。 ( 冗談半分にそう言うと、ニヤリと笑った。 ) [Tue 1 May 2007 01:29:22]
◆錫音 > いやァ、七割は本気じゃっとぅがの?(またサラリと真顔で。 今度は最後に冗談と付け加えずに、其の侭の顔で彼女を見詰めれば…ニタリと口を三日月の様に歪めて――) …まァ、そン事ァ置いといとォてじゃァの――… まっ、ウチ一人で出来っとォ事なァ限度があっとゥけェの?そンに… おンしなァ期待しとっとォけェ――(色んな意味でのォ… 静かに呟き、新しくやってきた皿を受け取れば、それを彼女の前に。 置いて、ウチが偉ゥなっとォなぁ…働いて貰っとォぞ? と、漏らすか。) …… 良ゥ考えとォとー… ウチァ、博打で金ェ増えた記憶あんまァのゥのォ… ( けれど、直ぐに向けられた視線に顔を反らして、乾いた笑い一つ浮べながら あはは と笑った。 ) [Tue 1 May 2007 01:16:07]
◆雪白 > ────。 ( もう一度、焼き鳥に齧り付いた所で、固まった。その顔に冷や汗が一筋──。が、冗談だと笑うのを聞けば、引っかかった悔しさに顔を赤くして。 ) ちょっ、もうっ! 焦ったじゃないの! ( ああもう、と、憤慨しながら、瞬く間に串に残った焼き鳥を平らげた。一通り、と頼んでいたから、お代わりの酒を一緒に別の焼き鳥が来る事を期待して店員の後ろ姿を眺める。 ) そう…。でも、そういえば…今更思うけど。どうしてそこまでしてくれるわけ?私に。 ( 言ってから、もしもの話だが「じゃあ、礼に夜の相手を──」なんて言い出されたら大変だと気づき。「あ、ああ!やっぱりいいわ!」と手を振って取り消そうとする。 ) ──…やっぱり、減るだけなんじゃない。 ( それも楽しいなんて──と、呆れたような視線を向けた。 ) [Tue 1 May 2007 01:11:15]
◆錫音 > いやいや、ウチとしっぽりとの?(サラリ、真顔で言い切った。 それも、冗談か本音か分かり辛い程に真顔で口にすれば―――― 暫しの沈黙の後で… 冗談じゃァーっと手をパタパタと振って、またケラケラケラケラ) そらァ助かっとゥわ。 何ぞ、せめて――真っ当に動けっとうにはさせとゥわなぁ…(と徳利を受け取って酒を自分の御猪口に注げば… それで一本目が空に。 空になった徳利を差し出してお代わりを店の者へと頼むだろう。) まぁのォ… じゃがの、慣れてきとゥと減るのも楽しゥモンじゃぞ?( そして、鬼娘は禁博打を言い渡されて当然の事を平然と吐き出し、焼き鳥に齧り付いた。 ) [Tue 1 May 2007 00:58:54]
◆雪白 > そうねえー。 …………。 閨の中で、うっかり首とか噛んじゃいそうだから止めとくわ。それに、そう言うのって高いんでしょう? ( 結構迷ったが、男娼殺害事件とか起こりかねない。まあ、そういう事にはお金が要るし、錫音も冗談を言ったのだろうと…。 ) ええ、ええ。楽しみにしておくわよ。 ( 錫音が偉くなって、私もお給料を貰えるようになるのをね…。と言いながら、徳利を彼女の方に返し。クイッとお猪口の中身を煽った。飲み込むとふうっと息をつく。 ) ……博打ねえ…。どうせ減るだけでしょう? ( 知りもしないのにそんなことを言って、焼き鳥に齧り付いた。……うん、結構美味しいかしら。 ) [Tue 1 May 2007 00:53:00]
◆錫音 > そォじゃ、しっぽり。 何ぞアレじゃ、おンしも今晩いっとくけ?(そう、からかう様にケラケラ笑って口に出せば… 頭使うンは、使うン事ァ必要なァ時だけで十分じゃぁーって、と吐き出して…自分も串に手を伸ばして豪快にかじりつくか。) ……じゃァの。 何ぞ、ウチもさっさぁ偉ゥならンとォの(そして、口にしたそれを飲み込めば… まぁ、もぉちーっと辛抱しとォとー、と苦笑混じりに口にして… 彼女が酒を注ぎ終えるのを待ち――… ) じゃろじゃろぉ? じゃかァ、命の水じゃァーって… あー、これでバクチがあらぁ完璧なんぞォがのぉー( グッタリ、突っ伏した。 この鬼娘、上から禁博打を言い渡された上でデスクに縛り付けられでもしているのだろうか――) [Tue 1 May 2007 00:41:43]
◆雪白 > しっぽり…? …ああ。 ( 一瞬、聞きなれない単語に?マークが浮かんだが、好色が頭に付く題名の書物に確かそんな単語があったわねと思い出し。本当に単純明快だわ。と思いながら隣の彼女を見た。……そういえば、両方いける…ていうか両方ついてるんだっけ…。 ) ……そう、じゃ、やっぱりこれまで通り修行ね。 ( 言うと、徳利を手にしてお猪口に酒を注ごうと。 ) ──まあ確かに、活力が沸いてくる気がしないこともないわねえー。 ( そして焼き鳥が来ると、嬉しそうに串に手を伸ばす。 ) [Tue 1 May 2007 00:36:37]
◆錫音 > じゃろォ? 何ぞ、そなァサッパリしとゥんがウチぁ良ゥわ。 酒呑み交わす、しっぽり楽しむ、斬り合う。 何ぞ何事も、そなァ単純明快が良ゥ(頭使わんとォけぇの? なんて、気だるげに口にしてから…チラリと彼女の口にした対策と言う言葉に視線向ければ―― 見せるのは 「上が何ぞしとるかまでは回ってこンとぉ」 と言う様に肩を竦めて首を横に振る仕草。 多少偉くなれども、まだまだ所詮は下っ端と言う事か。 ) そなァ事ァあらンと。 ほれ、酒呑ンどォと体が生きとゥって言うじゃろォ? じゃかァー命ン水じゃァて(そんな風に、口にして自分もまた酒を煽れば… つられる様に視線を厨房の出入り口。 向ければ、ちょうど店員が姿を現して… 二人の前に盛られた焼き鳥を置いていく、か) [Tue 1 May 2007 00:26:04]
◆雪白 > 斬るには、接触しないと始まらないものねえ。 ( 接触からして難しい状況。今後どうするのかしら…と思って。 ) とりあえずは、何か対策って決まったの? ( そう隣の彼女に聞いてみる。そして置かれたお猪口。ありがと、と相手に軽く礼を。 ) 命の水ねえ…。 ( それは錫音だけなんじゃないの? と、ククと笑いながら言い。狐も酒を口に運ぶ。液体が喉を焼き、腹までくると次第にカーッと熱くなる。久しぶりだ、酒を飲むのは。そうしながら、店員が出てくるであろう厨房への出入り口をチラチラと見遣っている。 ) [Tue 1 May 2007 00:19:12]
◆錫音 > じゃろォ? そなァまどろっこしゥ戦ァウチぁこのまンとォわ (どぉせなァ、簡単に斬った斬られたで済ませとゥわ なんて…さらりと口に出してみせるだろう。 尚、座った席はカウンターに当たる席だろうか。客二人だと言うのに、テーブル一つ占拠するのも気が引ける) おゥ、呑んどゥと良ゥわ。酒ァ命の水じゃァての(と…言えば、早速運ばれた日本酒と御猪口二つ。 その片方に酒を注いで彼女の前に置いて―― それから、自分の御猪口にも酒を注げば… 暫しソレを傾けながら注文した物が出てくるのを、待つ…か) [Tue 1 May 2007 00:09:51]
◆雪白 > やあね、疲れがが溜まりそうな戦いだわ。 ( 溜息をついた彼女ほど、シンプルを好むわけでもないが…相手の裏をかいて、その更に裏を、更に更にその裏を…なんて想像すると、ちょっと疲れそうね、なんて思い。彼女が座ったのが、いわゆるカウンター席なら隣に、普通のテーブル席なら向かいに座ろう。腰を落ち着けてから、周りを見回して──…皆楽しそうに飲んでるわね…なんて呟き。本当に楽しんでるかは知らないが、少なくとも狐の目にはそう映った。 ) 私も、少しお酒貰おうかしら。 一通り…そうね。色んな味を楽しみたいから、頼んだわよ。 ( 一通り揃えて、と注文する錫音の言葉の後に、狐も言った。「頼んだわよ」と言った時には、店主に対してニヤリと笑ってみせて。 ) [Tue 1 May 2007 00:03:40]
◆錫音 > まァ、化かし合いっとゥも―― 相手の裏ァかく化かし合いじゃァての… 何ぞ、神経やら何やらァ磨り減りそうじゃァーが…(どぉせなら、何事もしんぷるに済ませとゥわ… 肩竦めて吐き出せば、また溜息。 漏らして適当な椅子へと腰下ろせば――) ……そらァそォじゃの(―― と、ケラリ。笑いつつ店主へと) そォじゃァの―― 美味ァ酒と、適当に一通り揃えとぅて持ってきとォとー(なんて、酷く大雑把な注文を飛ばしてみせるだろう。 なじみの店でもなんでもない癖に――) [Mon 30 Apr 2007 23:52:41]
◆雪白 > ( 覚悟しとけと言われれば、はいはい…と返し。 ) 化かし合いねえ…。 ( 本来、自分の得意分野。果たして、うまく使えるかしら…。なんて思いつつ。 ) あら、梯子するのでも、最初は肝心よ! ( 一番腹が空いている時に食べる物は格別だ。だからこそ、少々不味くてもいいじゃないかとも言えるが。さて、最初の店のお味はいかに。 ) お邪魔するわよー…っと。 ( 錫音の真似をして声を上げつつ、後に続いて店内に。入ったら入ったで、またキョロキョロしてる。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:47:40]
◆錫音 > そぉ言うモンじゃァーって、世の中ァのー… (おンしも、覚悟しとゥとォぞー? なんて、互いの小声を隠す様にケラケラ笑いつつ、店へと足を進めて… ) …じゃァの。 まッ、人並に知恵が回っとゥなァ… 奴等も何ぞ考えっとゥじゃろォの―― そォなっとォなァ… 化かし合いじゃな(奴等とウチ等の… 吐き出す声音は、偶にしか見せない真剣な色。その色の声音漏らすも―― すぐに) おぅ、肉じゃ肉! まっ、どォーせ梯子しとゥんじゃろぉ?適当で良ゥモンじゃろ!(… そんな風に、酷く無造作で適当な言葉と共に、店の一つの戸へと手を掛ければ―― ) 邪魔しとォぞー!(その、酒臭い店内へと声を上げて足を踏み入れるだろう、か ) [Mon 30 Apr 2007 23:35:53]
◆雪白 > 確かにねー。 ( そして念押しには、「わかってるわ…!」と、こちらも小声で返し。 ) 人数が居るみたいだから、野垂れ死にはどうかしら…。向こうも、考えてるのかもしれないわねー。人間がこぞって退治に来ない程度の暴れ加減を。 ( ま、ただの推測だけど。と付け加えて。複雑なものと言うのに狐も同意する。 ) ええ。やっぱり、明日への活力源には、肉ね! 美味しい店だといいんだけれど…。 ( ふんふんと僅かに鼻を動かして、あちこちから漂う美味しそうな匂いを味わうかのように。キョロキョロしつつも、錫音の後に続き。安いかどうかはともかく、どうも酔っ払いが多いのか、酒臭いわね…と、店に近づくとそう思った。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:30:37]
◆錫音 > じゃァの… そォ言う事じゃろォのー。 何ぞ、アレじゃ。楽して偉くなれっとォなァー今頃ァ街なァお偉ァさんが賑わっとゥわ(なんて、彼女が見送った丁稚を此方も見遣れば―― 小声で我慢じゃぞー なんて、念押し一つ。 投げて、それから彼女の次の言葉に溜息吐けば――) まァ、どォせなァー野垂れとゥ方がァ良ゥモンなァがー… まっ、派手に動いてくれっとゥな…そらァそンで、お上も動いとゥてくれっとゥじゃろォの(複雑なモンじゃ…と、ポツリ。 吐き出して頭を掻けば、また頭を振り――) まァ、今ァ焼き鳥じゃァて。 焼き鳥喰らゥて、明日からァーまた頑張らァなァアカンとォじゃろ?(と… 立ち止まっていた足を、手頃そうな焼き鳥屋へと向けて進めていくだろう。 出来る限り安くて酒が美味そうな―― なんて、都合の良い店が簡単に見つかれば苦労はしない、か) [Mon 30 Apr 2007 23:15:10]
◆雪白 > そおねえ…やっぱり、現実はそう甘くないってことかしら。 ( 言いながら、横をパタパタと走り抜けて行った丁稚奉公らしき少年を目で追った。──我慢よ雪白。目先の楽しみを優先したら、その後幾つもある楽しみを逃すことになるんだから…!! 何かの考えを振り払うかのように頭を横に振ると、顔を戻し。 ) ……そうね…派手に何かやってくれたら、何処にいるのか解りやすいのに。 ( ふう、と溜息ついて、不気味と言う言葉には頷いた。 ) ええもちろん!今はご飯ね! じゃあ、まずは焼き鳥ねー。 ( 問いかけに答え、彼女が店に行くのならついて行こう。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:10:21]
◆錫音 > じゃァろォ? まァ、ウチも出来っとォなー… 楽して扶持貰えっとゥ程偉ゥなりとォモンじゃァーがのォ(そンで、酒呑んでだらぁーンっとしとォもんじゃァー… なんて、ケラケラと中間管理職の下っ端風情は笑って言うだろう。 中途半端に偉ゥなるモンじゃァのォわ! と、笑って付け加えつつ――) じゃァのォ―― アレから、何ぞ音沙汰ァのゥなっとォか… そンともウチらが気付いとゥのォンかワカランけェが…不気味なモンじゃァての…―― まっ、今は飯の事ォ考えっとゥが先け?(で、其処まで口にしてから頭一振りすれば―― 焼き鳥で良ゥけ? なんて視線と共に問い掛け、一つ投げ掛け―― それから) まっ、ウチなァ酒じゃっとゥなぁタラフク入っとゥけ、似たようなモンじゃァーの!(そら助からァの! と、ウェヘヘヘと笑えば… 彼女の言葉を待つ様に一度、立ち止まるだろう、か) [Mon 30 Apr 2007 22:59:19]
◆雪白 > お給料…素敵だわ。 でも、錫音みたいに「お疲れ」状態になるほど偉くなっちゃうのも考えものね。「管理職は、上からも下からも挟まれて大変」なんて言うし。 ( 自分は程ほどにしておくわー。と、未だほぼ囚人状態の妖怪が何かほざいた。 ) そう、まだまだ先ねえ。その頃には、あの魔界の部族の件も片付いて、祝杯が挙げられるわねきっと。 ( ほほほ…と、笑いながらもの凄く希望的観測を口にする狐。勝手にごめんなさいと誰かが土下座。 ) あら、食べようと思えばいくらでも入るわよ? でもまあ、今日は程ほどにしておいてあ・げ・る☆ ( 酒代潰す気か、と言う彼女の肩をポンと叩こうか。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:52:12]
◆錫音 > まぁ、ウチがもぉちーっと偉ゥなっとゥなぁー…色々と便宜は図っとゥけェ、我慢しとゥぞー(主に給料面で… と、口に出して、頭ガリガリ掻き毟れば… 最近、ですくわーくが増えたなー…なんて、夜空見上げて四度目の溜息。 吐き出す鬼娘には、彼女の心の内の言葉までは流石に聞こえず――) ……鰻けェ? あー、あらァ土用の丑に食うモンらしゥが――ほんまなァ旬ァ秋頃じゃァてのォ… まだ早ゥじゃろォの。 で、寿司か焼き鳥で、オマケに団子っと? おンしァ、どれだけ食べとゥ気じゃ?(ウチの酒代潰す気け? なんて、半眼で睨んで投げつつ―― も、こいつもこいつで頭の中では 「ねぎま片手に酒呑むンもオツけぇの」 とか―― 一瞬、頭の中から懐勘定が消えた…か。) [Mon 30 Apr 2007 22:36:22]
◆雪白 > ( 彼女の溜息など、狐女は気にする風でもなく。 ) うふふ…もちろん、解ってるわよ♪ 見るだけで我慢しておくから。 ( いつか、食せる時の事を想像してね。と言う台詞は、心の内だけで呟いておく。 ) そおねえ…。何か美味しいものが食べたいわ。うどん屋や蕎麦屋もいいけど…鰻ってのも美味しいらしいわね? ああでも、あれは今は季節じゃなかったかしら。それとも寿司とか焼き鳥とか…食後にはやっぱり団子かしら♪ ( 檻の中での学習が、妙な方向に発揮されている。※趣味食事※ お目付け役の懐具合?そこら辺、全く考えないで自分の希望を。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:30:44]
◆錫音 > (その、灰色着物の狐の御目付け役として借り出されたのは…着流し姿で、どこかボサボサした頭の少女一匹。 何処か溜息混じりに、狐の様子を見遣れば… 彼女の浮かれ気味な様子に、更に溜息を重ね――) あんまァ、ハメ外しっとゥんたァあらンぞォ?荒事起こしとォたァなぁー…ウチが手打ちにせンとあかンとォけェのォ…(と、けだるげに。吐き出してから、口を潤す様に腰の瓢箪を一口煽れば… 三度目の溜息を重ね――) でェー… 初めてン街への外出じゃッとォが―― おンしァーどうしとォ?(問い掛け。 投げれば、片手でサイフをなぞって懐具合を確認するか) [Mon 30 Apr 2007 22:20:57]
◆雪白 > ( ※ちなみに、雪白の感覚で「いっぱい」である。人が集まる場所に来ること自体、初めてだから。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:18:05]
◆雪白 > ( 普段の稽古着ではなく、薄い灰色を基調とした着物を着た女が、その傍らでキョロキョロと物珍しそうに街を眺めている。魔界から人間界に来て──何だかんだで、街に来るのは初めてだった。その、「初めて街を見た」感想はと言うと。 ) やだー…。美味しそうなのがいっぱい…♪ ( 小さな声ではあったが、ハッキリとそう呟いていた。もちろん、「美味しそうなもの→人間(細かく言うと少年の類)」である。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:16:02]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『出島の街並みの只中、着流し揺ら揺らと揺らしながら伸び一つ』 [Mon 30 Apr 2007 22:05:12]
お知らせ > 雪白さんが入室されました。 [Mon 30 Apr 2007 22:04:00]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 『(その言葉に照れくさそうに微笑むだろう) [判定]』 [Wed 28 Feb 2007 00:39:04]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 『アリガトウ・・・』 [Wed 28 Feb 2007 00:37:56]
◆クロアス > (そっと唇を離して・・・そして、そっと優しく俺は言う。 頑張ったキミへ、精一杯俺のワガママに答えてくれたキミに・・・) [Wed 28 Feb 2007 00:37:38]
◆レェナ > (お風呂から戻ってきたのに気づけば振り返って、歩み寄るあなたを見つめようか。 あなたの笑顔がこぼれれば、つられたようにそっと微笑むだろう。) …―― っ (少し上げられた顎。 触れる指が、そっと触れるキスがなんだかくすぐったくって。 恥ずかしそうに笑う。) [Wed 28 Feb 2007 00:32:36]
◆クロアス > (ぎしと、畳は軋みを立てる。浴室から出てきた俺は、レェナに歩み寄る・・・) ・・・・・・。 (しばし、レェナの顔を見つめた後、自然と笑みがこぼれた。 ぎこちなさはもうない。さっきとは確実に違う、愛の形が俺の中にあるように思えた。) (レェナのアゴを指で上げさせようか・・・・そして、キスをしよう。小さな触れるだけのキスを) [Wed 28 Feb 2007 00:28:40]
◆レェナ > (部屋に戻れば、へなりへなりと又窓際へ戻っていこうか。 緊張の緩和でネジが緩んだように腰を下ろして。 ガチガチ感が無くなったであろう事なんて頭からは消え去っていた。 あなたが部屋に戻るまで、窓の向うの闇をくったり見つめていようか。) [Wed 28 Feb 2007 00:22:47]
◆クロアス > はふ・・・(息を吐いて。ちょっと恥かしかった。 顔は赤い!) (腰掛から腰を上げ、おもむろに腰のタオルを外すとそれを絞って。体を丁寧に拭きあげると、素早く浴衣をひっかける) [Wed 28 Feb 2007 00:18:19]
◆レェナ > (続くクロアス君の宣言に耳を傾けて、迎えに来てくれるという言葉に思わず笑顔をこぼすだろう。) … ありがとうございます (嬉しそうにして、少し頬を赤らめて。) あ、はい … じゃぁ、失礼しますね (戻るように促されれば手ぬぐいを桶で流して片付けてしまおうか。 そうすればそっと立ち上がり、部屋の戸を開けるだろう。) [Wed 28 Feb 2007 00:09:44]
◆クロアス > よし決めた。今日から俺は男になる。 (じゃあ今まで男じゃなかったのか? とかいう突っ込みは無しの方向で・・・) 僕は・・・いや、俺は一人前になる。ちゃんと収入が安定した職に付くし・・・んで、いつかはレェナを迎えに来る。 (と、ちょっとだけ大人になった背中。) レェナ・・・先に部屋に戻ってて、僕もすぐ行くから。 (ちと寒い) [Wed 28 Feb 2007 00:05:29]
◆レェナ > うちもですか… そうですねぇ… (まめとか外反母趾とか?なんて頭に思い浮かべて。確かに猛稽古したころの足は肉刺が足の指にたくさん出来て血が滲んだり、見せられないほど酷くって今も後に残るほどだったがそんなでもないなとか。 だから「そうでもないですよ」なんていってみる。) …―――― (あなたの言葉を聞いて流す手を止めようか。 だから… の後、思わずあなたの背中に頬を、身を寄せようか。 ) … ――― (嬉しい気持ちと、労わる気持ちとをこめて。ただ小さく、そのままで頷こうか。) [Tue 27 Feb 2007 23:58:09]
◆クロアス > うん・・・まぁ、そうなるかな。 レェナにもあるだろ?こういうの・・・キズじゃなくてもさ、足とか手に。 (規模がどんなにであれ、団長は団長だ。相当練習を積んで来たに違いない・・・まぁ、それを目で見ることが出来ないのは、ちょっと悲しいことだけれども。) ・・・・レェナは俺が守るから。それだけの男になるから・・・だから・・・・ (「だから」の、次の言葉は言わない。言わなくてもいいと思ったから・・・) [Tue 27 Feb 2007 23:48:00]
◆レェナ > そんな事ないですよ、 (そういいながら首をもう一度首を振る。 言われた傷を見て、 少しだけ表情を険しくしようか。 痛々しい傷跡に、どういっていいか分からないようで、 そっとそこに手を置こうか。) … コレは…クロアス君が頑張ってきた分の傷なんですよね… (痛々しくそこに残る傷に視線を置いて、そう呟こうか。) [Tue 27 Feb 2007 23:40:48]
◆クロアス > いいや、ワガママだよ。レェナに無謀なことを頼んだんだから (背中をこする音。レェナが僕の背を洗ってくれている・・・) あ、肩のキズは気にしないでね。触ってももう痛くないし・・・・ (肩のほうには右と左5本ずつの切り傷のあと。それと、お腹にもあるけれども・・・お腹を洗ってもらうのは流石にダメだろうと、心の中で苦笑する。) [Tue 27 Feb 2007 23:34:07]
◆レェナ > (湯気立ち上る薄暗い室内、 あなたの影にそっと近寄ろうか。 謝る言葉にゆるく首を振って) クロアス君は… 我侭なんて言ってないですよ (寧ろわがままなのは自分のほうだと、情けなく笑うだろう。 座ったあなたの近くにあった桶に湯を汲んで、 そこに備え付けの手ぬぐいをそっと付けようか。) えっと、 じゃぁ 失礼します… (思っていた以上に大きめな背中にそっと手を置いて、ゆっくりと背中を流そうか。) [Tue 27 Feb 2007 23:28:25]
◆クロアス > (蛍光灯とか言う近代的な発光物はない、ゆえにろうそくのみ、と随分と薄暗い。それに加え、温泉から立ちのぼる湯気が更に視界を悪くしているだろう・・・でも・・・) ごめんね?僕が無理なわがまま言ったから・・・ (泣いていたのはなんとなくわかった。腰掛に、腰を下ろして。) じゃあ、お願いします。 [Tue 27 Feb 2007 23:20:56]
◆レェナ > (返答を聞けば胸をなでおろして。 少し肩が軽くなった気がしたりする。 次の返答が聞こえれば、わかったと言って少し赤くなった目をもう一度擦り、戸に手をかけようか。) 失礼します… (少し恥ずかしそうに俯いてお邪魔するだろう。) [Tue 27 Feb 2007 23:16:25]
◆クロアス > ううん、いいよ・・・そうでなきゃレェナっぽくないし。 (まぁ、ここで普通にレェナが入ってくるはずもないか・・・とか。しょうがない、という感じで) え、背中ねぇ〜・・・・・ん〜〜〜〜。 (考えることしばらく) じゃあやってもらおうかな。 (ザバリと湯船から出る音が聞こえるだろう。レェナが恥かしがらないように、ちゃんとタオルは腰に巻こう) [Tue 27 Feb 2007 23:11:51]
◆レェナ > っ… うぅ… ずるいです… (いきなりの事に言葉に詰まって思わず出たのが「ずるい」。 そんな事言われたら、 もっとどうしていいかわからなくなるじゃないかと再び涙が滲む。 次に言葉が続かない。) クロアス君… うち、やっぱりまだ恥ずかしくって… (一緒には入れないと震える声で言おうか。 手で目を擦りながら、 そのまま続けて) でも… お背中だけ流させていただけませんか… ? (精一杯、 気持ちを伝えたくて。 今時分ができることを考えての事。 そのまま耳をすまそうか) [Tue 27 Feb 2007 23:06:47]
◆クロアス > ――――――愛してる。・・・それだけ (本当にそれだけ告げると、次のレェナの言葉に耳を傾けた) [Tue 27 Feb 2007 23:00:17]
◆レェナ > え? …――― はい、 どうぞです… ( 予想してた形と違ったのか、眼を瞬いて一瞬止まる。 だけど扉の向うからの声にきゅっと胸を締め付けられて。 搾り出すように返事をしようか。) [Tue 27 Feb 2007 22:58:18]
◆クロアス > (ビクリと反応する。ちょっとボーっとしていたからか・・・いきなりの自分を呼ぶ声に、トビラへと振り返り。) あ、レェナ待って。 ―――先に僕から言わせてくれないかな? (トビラへと、話し掛ける僕。 直接会って話すのは無理だけど、ドビラ越しなら自然と肩の力が抜けた) [Tue 27 Feb 2007 22:54:29]
◆レェナ > (荷物の前。 座り込んで、駄目な自分とそれを嫌悪する自分が入れ替わり立ち代りあらわれる。 何度も入れ替わっていればがっくり肩を落としてため息をつこうか。) …うぅ 優柔不断… (半分でたタオルを握り締めてうずくまってみる。 どうしたらいいのか、 このままじゃもっとガチガチになりそうで。 でもこの恥ずかしさに勝てそうにもなくて。) … (力の抜けた身体のまま、タオルから手をはなそうか。 そしたら、そのままゆっくり歩みあなたと自分をさえぎる扉の前に立とう。そっと視線を落として、息を止めて戸を叩く。) …クロアス君 ? [Tue 27 Feb 2007 22:48:41]
◆クロアス > (ズン。心の中に重くのしかかるのは、後悔か・・・自分への失望か・・・レェナを失いたくはないという願望か・・・失ってしまうかも、という不安だろうか・・・・。いずれにせよ、僕の心は重い。) 僕って男は・・・・。 (雪の積もる外を眺める。)(ついでに【判定】) [Tue 27 Feb 2007 22:38:49]
◆レェナ > …だめだ コレじゃ駄目… (ポツリ呟いて鼻を啜ろうか。 自分が駄目なのだと分かっていて改善しないのは本当にアホだとか自分に叱咤しよう。 このままじゃいつまで経ってもこのまま。 潤んだ目を擦って大きく息をしようか。) …大丈夫、 大丈夫。 (落ち着かせるように言い聞かせて。 荷物の方に歩もうか。) [Tue 27 Feb 2007 22:33:29]
◆クロアス > ・・・・・・。 (さっきは何気ないふりをしていたけど、今は胸が焦げているような・・・とても苦いような、痛いような、涙の味のような・・・胸の締め付けが、僕の表情を曇らせる。 こんなこと、普段の僕なら言わない。自分で自覚するほどヘタレだから。) ―――痛い・・・。 (胸に手を当てる。 ズキリと、ナイフを刺したまま放置されたらこんな感覚なのだろう。) [Tue 27 Feb 2007 22:26:08]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Tue 27 Feb 2007 22:21:47]
◆レェナ > (ずるずる歩み寄って、扉の少し前まで行こうか。 頭の中はずっとどうしたらいいかわからに状態で、 ただこの状況に少し視界が潤んでいく。 泣きたい訳じゃないのに、 どうしても一歩踏み出せない自分への後悔と嫌悪があふれるように涙になる。) … (こうしてる事でどうにかなるとか思ってはいないけど、 戸の向うに居るあなたにどう伝えればいいかわからない。 自分でどうにかできないとかただの甘えなのかも知れない。 いろんな事が頭のなかにめぐるめぐる。) [Tue 27 Feb 2007 22:18:57]
◆クロアス > わ、ほんと温泉がある・・・ (とは言っても、大浴場のように広く、石造り・・・というわけではなく、ヒノキの2〜3メートル四方の小さな風呂だった。 それでも十分か・・・) ん、寒い。 (浴衣だから脱ぐのは速い。3秒もかからない。)(寒いので、素早く風呂に足から入って・・・) [Tue 27 Feb 2007 22:10:40]
◆レェナ > (嫌ではないのは本当だった。 でもただただ恥ずかしい気持ちが先立って身動きが取りづらい。 ) え、 あっ … 。 (先に行かれてしまえばもっと行き辛い。 どうしようかとがっくり項垂れて、自分の駄目さに後悔の念でぐちゃぐちゃになる。) … どうしましょう (そっとドアを見つめて、唇をかむ。) [Tue 27 Feb 2007 22:03:46]
◆クロアス > ・・・え? (わざと、聞こえなかったふりをする。 その場の勢いだけで返事をされても困る。本当に仲直りしたいのだから、レェナの本心で言ってもらいたいのだ) ん〜、まぁ先に入ってるから・・・気が向いたときにでも入ってきてよ。 (微笑む、その笑みは自然だっただろうか・・・いつものような微笑だった) じゃ、お先〜 (持って入るのはタオルのみ。体は先ほど大浴場で洗った・・・ ドアノブをガチャリとひねり、浴室内に消えた・・・) [Tue 27 Feb 2007 21:57:22]
◆レェナ > あっと… えっと… (思わず目を泳がして。 誰かとお風呂なんて家族以外は初めてとか、そう思ったら何だか異常に恥ずかしい気分で顔が熱い。 嫌ならいいよと立ち上がられちゃえば焦ったように声を上げようか。) いっ 嫌なんか じゃ、 ないですよ… 全然… (モゴモゴと語尾が口ごもる。) [Tue 27 Feb 2007 21:53:13]
◆クロアス > (これは「ケジメ」だ!と、カッコイイことを言ってみるが 言い換えるとただのエロ小僧の言い訳。まぁ、ヘタレのクロアスがどれだけ男になれるかは別として・・・・・。) このまま寝ちゃうのもアレだし・・・このままだともったいない気がして。 (これは本当に本心。折角の近づく機会なのに・・・逆に距離を取ってしまったことに、とてつもない後悔を感じている) ・・・・いや、嫌ならいいよ?どっちにしろ、僕は入るよ・・・ (と、立ち上がり、荷物の場所まで行きごそごそと準備) [Tue 27 Feb 2007 21:46:37]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Tue 27 Feb 2007 21:40:23]
◆レェナ > …そう、ですねェ (当分会えないかも…それを考えるともっと寂しい。 視線は畳へ下がりながら、なんとなく体育座り。) え? あ、はい そうみたいですね (結局のところ大きなお風呂に入ってたものであまり利用しなかったお風呂の方を向いて目をパチクリさせる。) …―――――― え? (一緒に入るというのは、一緒にそこのお風呂へ入るということ?頭は瞬間プチ混乱か。そのせいか、一瞬空気が止まった気がした。) [Tue 27 Feb 2007 21:39:56]
◆クロアス > じゃあしばらくは・・・会えなくなるのかな・・・・? (マテ、この空気をヴェイトスまで持ち帰るつもりなのかクロアス君。更にあえなくなる日々が続くとなると・・・・(キャアアアア) どうする!どうする!?打開策を・・・ッ) ・・・・そう言えばさ、個室にも温泉はついてるみたいだね。そこのドアがそうなんだと思うけど・・・・ (と、入り口付近にあるドアを指す) ―――折角だし、そこの温泉にも一緒に入ってみない? (さらりと言って見せた) [Tue 27 Feb 2007 21:33:06]
◆レェナ > そうですね… うち的には最高の贅沢をした気分です (旅行なんてそう易々いけるものじゃない。 だからこそ思いっきり満喫できたので良かったと思う。 あとはこのガチギチ感だけ…) そうですね…残りの公演はほとんど出るんで… 当分はお休みなしですかねェ (苦笑ひとつ。帰ったら舞台、大好きな舞台も根詰めすぎるとつらいとかちょっと思ったりもする。) [Tue 27 Feb 2007 21:26:37]
◆クロアス > ・・・。 (僕はレェナと話しているのに、こんなにしゃべりにくいなんて・・・いままでこんなことなかったはずなのに。) 3日間だけだからね・・・まぁ、あの料金じゃこの旅も贅沢だったんじゃないかな? (ふと笑顔を消して・・) 帰ったらレェナは忙しくなるだろ・・・・? [Tue 27 Feb 2007 21:20:14]
◆レェナ > (そらされた視線にしんみり微笑んで。 あなたの方へしっかり向き直れば少しだけ視線を落とそうか。) そうですね、 温泉とか初めてだったですが本当気持ちが良かったです。 (そこまで言えば、小さく笑って顔を上げようか。 それから少しだけ寂しそうに…) でも、 今日で帰っちゃうんですよね… 少し寂しいかも…ですね 。 [Tue 27 Feb 2007 21:14:52]
◆クロアス > ・・・・・え? (視線を驚いたようにレェナのほうに向け・・・すぐに眼が合わない様に、視線はテーブルの上に) ああ、そうだね! うん、温泉とか気持ちよかったね! (無駄に空回り。そして笑う、まるで作った笑い) [Tue 27 Feb 2007 21:09:21]
◆レェナ > (ぎこちない空気の流れを感じながら、 何とかその空気をまわそうと思うも上手くいかずか。 やり場のない視線を窓の外に「どうしよう」という気持ちで遠くを見る。) … えっと 、 きょ、今日でココも最後ですねっ (いつもの明るさを装ってそんな他愛もない事を言ってみる。) [Tue 27 Feb 2007 21:06:38]
◆クロアス > (221事件(過去ログ参照)のあと、僕は随分とぎこちないと思う。 動きがぎこちなくなってるし、とくにしゃべり方がぎこちない。と、自分でわかる。)(部屋の座布団のうえ、浴衣姿・・・天井を見上げて) ・・・・。 [Tue 27 Feb 2007 21:02:58]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Tue 27 Feb 2007 20:57:30]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『(部屋)』 [Tue 27 Feb 2007 20:57:05]
お知らせ > 雪白@稽古場さんが退室されました。 『少しずつ吐き出される息が、僅かに炎に変わった』 [Fri 23 Feb 2007 01:03:33]
◆雪白@稽古場 > ( 「いや、狐火の訓練を。昨日やってなかったか?」 監視役にそう言われ、女は押し黙った。 ) ……解ったわよ。そうね、そうよね。体力が無くなった後は気力をふりしぼるってわけね! ( ちょっとヤケ。ああもう、必要とは言えやだわ訓練なんてホントにもう。 ) ──……ふうー…。 ( 稽古場の真ん中に立ってから、一度深呼吸。 ) ──……っ。 ( すうー──っと、大きく吸い込んで────口をすぼめるとゆっくりと吐き出していく……。 ) [Fri 23 Feb 2007 01:03:01]
◆雪白@稽古場 > はあーっ、はあーっ… ( 額の汗を拭い、乱れた銀髪を結いなおす。腰の縄をほどいて。 ) あーっ、疲れたあー! お水頂戴、お水ー。 ( 囚人のくせに大きな態度で、水を貰いに行く。水の入った柄杓を受け取り、ゴッゴッゴッゴと飲み干した。 ) ぷはっ。あー……やれやれ。あの訓練疲れるわホント。 ( そう言うと、「まだまだ元気そうじゃないか」とツッコまれた。 ) ……や、やあよ。また砂袋引っ張るのは。十周って言ったじゃない!! ( ぶーぶーと文句を。 ) [Fri 23 Feb 2007 00:58:38]
◆雪白@稽古場 > ( ロッツンルートのアマに仕返しを…と言うのが直接の動機だったような気がするが、大体、アイツがこっちに来ているかどうか解ったもんじゃないし。仲間が来ているのは確実だけど。 ) はっ…はっ…ああもうっ。 ( なおも、悪態をつきながら走る。 ) 九……あと、一周…っ。 ( いや待って。そうじゃないわ。本来の私の目的は食事!最高の食事を! ) 人間の少年食べたい…… ( 息を吐きながら呟いた。しかしそのためには。 『狩ると捕まって厄介→合法的に人間の少年を手に入れたい→奴隷を買うのが一番→金が必要→一番の近道は欧州隊で働いて給料を貰うこと→欧州隊に入りたい→しかし自分には信用がない→信用を得なければならない→手柄を立てなければならない→アマウラの村を立て続けに襲っているロッツンルートの仲間をコテンパンにやっつければいい→力が足りない→修行しろ※今ココ』 ) …………くっそお…。仕方ないわねもう…!! ( 文句言いながらも、最後の一周を走り終えよう。 ) [Fri 23 Feb 2007 00:42:01]
◆雪白@稽古場 > ( 試練の道……ではないが、タイヤなど存在しないこの時代。女は砂袋を入れた木箱を引きずりながら走っていた。足も疲れるが、腰が一番痛い。巻いた縄が、木箱の重みでぐいぐい締め付けてくる。 ) ……ええい、くそっ! 鬱陶しいっっ!! ( 悪態をつきながらも、ズッズッ、と引きずりながら走る走る。 ) …はっ はっ…はっ はっ… ( できるだけ規則正しい呼吸を心がけて走るが、長時間走っていると『なんで私、こんな苦しいことやってんのかしら』という気がしてくる。 ) [Fri 23 Feb 2007 00:13:43]
お知らせ > 雪白@稽古場さんが来ました。 『重い〜コンダラ』 [Fri 23 Feb 2007 00:11:58]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Wed 21 Feb 2007 01:00:30]
◆レェナ > (気まずい空気のまま。 なんでか部屋の中が2人っきりじゃないような気がするのは錯覚か。 ほんのちょっぴり恐い感覚も、今やそれすらすくいに感じたり。) [Wed 21 Feb 2007 01:00:21]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『(もう一つ増えた視線を感じながら・・・)』 [Wed 21 Feb 2007 01:00:06]
◆クロアス > (レェナからの視線が痛く感じる・・・・。 ・・・・。 もう一つ視線を感じるのは気のせいだろうか?) [Wed 21 Feb 2007 00:58:10]
◆クロアス > (ぎこちない空気は二人の距離を表しているようで・・・。視線を外に。景色は雪)【判定】 [Wed 21 Feb 2007 00:55:00]
◆レェナ > (へなり笑って食事を始めて。 ぎこちない空気はそのまま流れてみる。) そうですねェ… (なんて返すも、こっちも味なんて考えて無かったりした。 折角のお料理、今は間を持たせるためのモノになりつつある。 ごめんなさい、作ってくれた人。) [判定] [Wed 21 Feb 2007 00:51:42]
◆クロアス > ん、あ・・・うん、そうだね 速く食べよう。 (ぎこちなく笑いながら・・・。顔に笑みは浮かべる。しかし、目をあわせられない・・・)(果実酒には手が出ない。 もうこれ以上飲みたくない・・・また、思考が飛んでしまったら・・?) この山菜、おいしいね〜 (とはいいつつも、味はあんまり感じなかった) [Wed 21 Feb 2007 00:46:27]
◆レェナ > あ、 はい… (差し出されたスプーンとフォークを受け取って。 ちらり除き見ても目の合わないあなたの表情を探ろうか。) ァ…っと えっと、 これでまともにご飯食べれますねっ (お腹すいたーなんて少しだけテンションを上げて言ってみながら食べてみようか。 何とかこの空気をサラリ流してしまいたい、そんな気がして。) [Wed 21 Feb 2007 00:39:24]
◆クロアス > ・・・・。(旅館の人からスプーンとフォーク、それと果実酒を受け取ると、おとなしく自分の席に戻る。 一気によいが冷めた。) レェナ・・・・これ・・・・・・。 (スプーンとフォークを差し出す。 眼はあわせない。いや、あわせることが出来ない・・・)(自分は一体いま、何をした!? 旅館の人が来なければ今頃・・・・!? 後悔の念だけが、押し寄せる) [Wed 21 Feb 2007 00:35:00]
◆レェナ > (不意なノック音にびくりとして。 ぱっとはなれた瞬間、安心したような少し寂しいようなそんな感覚になりながら。 顔が熱くなるのを覚えて、思わず下に俯こうか。) …――――― (思考がもう働かないようで、何となくうろたえるようにちらりあなたの方を確認しようか。) [Wed 21 Feb 2007 00:30:11]
◆クロアス > (コンコン・・「失礼します」) ・・・・・・・ッ! (それは旅館の人がスプーンやフォークを持ってきたのだろう。ふすまの向こうから聞こえる声に対して、反射的にレェナの体から離れる。同時に、思考が正常化する) ――は、はい・・・ッ (少し慌てつつ立ち上がり、ふすまへと近づく・・・) [Wed 21 Feb 2007 00:24:23]
◆レェナ > (いつもより長いキス。 何をどうしようもないのにどうしようとかいう思考が右から左に流れる頃。 徐に下がってきた手が自分の胸に触れればびくりと身体を震わせる。) … んっ (少しだけ息を詰まらせて、 さっきよりも身体が緊張する。 どうしようという思考は右から左にいって帰って、少しだけプチ混乱を起こしたり。) [Wed 21 Feb 2007 00:20:40]
◆クロアス > ・・・・。 (思考がかなりイッているクロアス。 アルコールの効果は、少しだけクロアスの思考能力を低下させ、クロアスの精神年齢を押し上げた。) (肩に置いて手が、ゆっくりと下に移動し・・・レェナの胸に触れる。 まだ、唇は重なったままで・・・) [Wed 21 Feb 2007 00:13:50]
◆レェナ > (触れた唇の感覚に、まだうずくように感じるお腹。 ぴしりと固まるように、その時を過ごして。 何となく間が持たなくてそのときが終わるまで。目を思いっきりキュッと瞑る。 ) [Wed 21 Feb 2007 00:07:38]
◆クロアス > ・・・・。 (ちょっとじらしてみようか。 目を閉じるキミを見つめて、改めてその可愛さに見とれてしまう。まだキスのなれないキミは小さく震える・・・・) ――――。 (僕も目を閉じる。 顔をよせ、少し傾けて・・・唇に触れる唇) [Wed 21 Feb 2007 00:01:19]
◆レェナ > うぅ… (申し訳なさそうに頭を垂れようか。 目を閉じるように促されれば、そっと瞼を伏せて。 あなたがどんな顔をしているのかは見えないだろう。 そのまま肩に手が置かれれば少しだけ身体を震わせて、後はそっとの時を待つのみか) [Tue 20 Feb 2007 23:58:15]
◆クロアス > ん〜・・・ワガママだなぁ (←ワガママなのはこの人です) それじゃあレェナ、目を閉じて? (目を開くと擦り寄ってくるクロアス君。それは獲物を狙う・・・・はい、冗談です。 そのままレェナの肩に手を置こうとするか・・・) [Tue 20 Feb 2007 23:53:02]
◆レェナ > えっ! それは聞いてないですよっ (隣に来たあなたの言葉に思わず声をあげて恥ずかしさでさっきよりも顔が赤くなってるんじゃないかと思うくらいだ。 以前ので随分恥ずかしかったと言うのがあったせいか、目を閉じたあなたに見えるか見えないか首を横に振る。 そのせいか、頭がクラクラ。 少しふらっと手をつくか。) [Tue 20 Feb 2007 23:49:24]
◆クロアス > (お酒を全て飲んで、コップをテーブルに置く。 眼はギラギラと、獲物を狙う獣のような・・・冗談です。) それじゃ、遠慮しないよ? (立ち上がり、その拍子に酔いが一気に回っても気にしない。 軽く頭を振って、意識をしっかりともって。レェナのとなりへと移動し、座り込む) じゃあいつもどうりに・・・レェナから〜 (と、目を閉じる。) [Tue 20 Feb 2007 23:44:17]
◆レェナ > (そんな初心なところがレェナは好きなんですとか、負けず劣らずの初心っこが頬を染めるでしょう。) えっと… はい、 … 別にいいのですけど… (改まって言われると恥ずかしいとか、少し俯いて思う。 顔が熱いのはお酒のせいか、恥ずかしさのせいか…。) [Tue 20 Feb 2007 23:39:46]
◆クロアス > ん〜・・・キスとか。 (ごめんなさい!この子うぶなんです、とっても。 ヘタレといっても過言ではありません。 恋人同士=キスくらいうぶなんです。) ダメ? (お酒飲んでも心は子供です・・・) [Tue 20 Feb 2007 23:37:02]
◆レェナ > (ちみちみ口に運ぶお酒。何となくふわふわするのは頭の端っこ。) え? …恋人らしい事? ですか? (大胆な発言にもふわふわした頭は血流が悪るい。少しして恥ずかしそうに、それは具体的にどんなことでしょうかと小首を傾げてみようか。) [Tue 20 Feb 2007 23:30:38]
◆クロアス > (自分のコップにも果実酒を注ぐ。さほど大きいものではないビンは、ここで中身を空にする。 空瓶をテーブルの横に置いて・・・) ねぇ、レェナ・・・せっかくこんな場所に着たんだし、恋人らしいことしたいなぁ? (←もはや酔った勢いで、こんなことを言い出す人。 いつもなら恥かしがりながら言う言葉だけれども、なんだか今回は羞恥心無しに言っているような感じがある。流石、アルコールパワー) [Tue 20 Feb 2007 23:25:52]
◆レェナ > あ、や… でも 本当弱くて… (既に一杯目でふわふわしてるとか。 しかも潰れるまで飲んだこと無いからどうなるのか分からないとおもうとちょっと恐いか。 それでも注がれた分は飲まねばと思っちゃう変な律儀さは前に出るか。 スプーンやフォークがくるまでチミチミとのみ進めるだろう) [Tue 20 Feb 2007 23:21:42]
◆クロアス > ん、いいよ。のんでのんで♪ (もはや酔い潰す気満々である。 お酒は酔いつぶれるまで飲まないと、強くならないんですって・・・・って誰かが言ってた気がする。) せっかくの休みなら、一度酔いつぶれててもいいと思うよ〜。 (コップに注がれる液体は、艶やかに煌く) [Tue 20 Feb 2007 23:18:06]
◆レェナ > (習うより慣れろ。そんな感じかと思いながら、箸の持ち方を確認するように持ってみる。) え、あ…スイマセン (条件反射? ビンを差し出されれば思わずもコップを出してしまう。 胃にまだモノが入っていないせいか、 アルコールが回るのが早いようで。 頬がぽっぽっと熱い。) [Tue 20 Feb 2007 23:13:12]
◆クロアス > (持ってきてもらうのはもうちょっとかかるみたいだ。 立ち上がったせいで、ちょっとアルコールが顔に出る・・・ふらっとする。) 使っているうちに、そのうち使えるようになるさ。慣れ、だよ。 (動かなくていい。その代わりに「飲め」といわんばかりに、果実酒をレェナのコップに注ごうとビンの先をレェナのほうに差し出す) [Tue 20 Feb 2007 23:07:45]
◆レェナ > そういうものですか? でもいつかは使えるようになりたいです。 (なんて言いながら、お酒も口に運ぶ。 クロアス君が先に立ってフォークやらを頼みに行って貰っちゃって、さっきからいいご身分。 もう少し動けよと駄目な自分にちょっと叱咤。 結局お箸を断念した手持ち無沙汰はコップに手をかけて解消しようか。) [Tue 20 Feb 2007 23:03:23]
◆クロアス > 無理ないよ。いつも一本だったものが2本になるんだもん・・・・もし僕が、いまから3本の箸で食えって言われても、無理だろうね。 (コトン。空のコップをテーブルに置いて。 おもむろに立ち上がると、廊下まで行き旅館の人にスプーンやフォークを持ってくるように頼むだろう。あと、もっと果実酒を) [Tue 20 Feb 2007 22:59:50]
◆レェナ > そうですね… そうしていただけるとありがたいです (今度は箸の練習をしておこうとか思う。 もしくはMYスプーンを持つか…。 そんな事を思いながら、諦め悪く、変な箸の持ち方のままご飯を食べるだろう。) 凄いですよね、 お箸上手に使えるなんて… (出来る人にとっては当たり前の事も、出来ない人には尊敬の念をもあらわれる。) [Tue 20 Feb 2007 22:54:10]
◆クロアス > (イベント終了。 このちょっと恥かしそうなするレェナの顔が見たかっただけである) うん・・・よし、旅館の人にスプーンかフォーク持ってきてもらう?多分あると思うよ。 (このまま全ての料理を「あーん」で食べさせるわけにも行かない。 果実酒を飲みながら・・・) [Tue 20 Feb 2007 22:49:24]
◆レェナ > うぅ… (いつまでたってもありつけない食事。 西洋人はスプーンやフォークなんかで食べてる場合じゃないかもしれないとか必死で考えて、煮物に挑戦状を送りたい気分だろう。) え? あ、っと… (ちょっと恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべようか。 だけどそこは素直に「あーん」と口をあけて、ご好意に甘えていただこう。) [Tue 20 Feb 2007 22:45:09]
◆クロアス > ・・・・・・・・。 (いや、レェナはお箸なんて使わないだろうから、使えなくて当然だと思う。) ・・・・。 (となると、やることは一つ!) レェナ〜・・・・はい、あ――――んして?あ〜ん。 (出ました。お約束の「あーん」(煮物ver)) [Tue 20 Feb 2007 22:39:46]
◆レェナ > あはは、そうですよね (自分の発言がおかしいとか今に始まった事じゃない。 少し熱い気もしなくも無いが、とりあえずご飯にしようか。) …っ、 … あっ (まだ箸は使い慣れない。 煮物が箸の隙間から逃げていくように見えれば、その後を必死で追うだろう。) [Tue 20 Feb 2007 22:34:11]
◆クロアス > お酒っぽいじゃなくて、ふつーにお酒だけどね。(ちょっと笑う。)(レェナはもう顔に出てきているみたいだ。 僕も弱いがレェナも弱いみたい・・・) では改めていただきます。 (と、箸を巧みに操り料理を口へと運ぶ) [Tue 20 Feb 2007 22:30:14]
◆レェナ > (コップが音を立てれば、中身を口に運ぼうか。) … はい、思っていたよりもお酒っぽいです (どんなのを想定していたのか。 少しすればなれないアルコール反応で頬が赤く染まるだろう。) [Tue 20 Feb 2007 22:26:10]
◆クロアス > 乾杯。(チンではなくコティ〜ンと、妙な音がする。さすがコップ。)(そのまま、口までコップを持ってゆき、ゆっくりと傾けようか・・・。半分まで乾したところで、コップをテーブルに置いて) どう?美味しい? [Tue 20 Feb 2007 22:23:20]
◆レェナ > そんな事ないですよ。 コレで十分です (寧ろ自分がグラスに似合わないとか笑おうか。 あなたが差し出したコップに自分のを近づけて「乾杯」の言葉で音を鳴らそうか。) [Tue 20 Feb 2007 22:19:35]
◆レェナ > そうなんですかぁ、 酒ってあんまり飲まないから良くわからないです (お酌なんてしてもらっチャって。あなたがコップを手にするのをそのまま待とうか) [Tue 20 Feb 2007 22:18:05]
◆クロアス > 食前酒代わり、かな。 食事前のお酒は胃を活性化させて、食欲を増す効果があるんだよ。 (中の液体を注ぐ。 ビンをテーブルの隅に置き、自分のコップを持ち上げよう) さ、乾杯しようか?本当はグラスとかだったらもっと雰囲気出るんだろうけど・・・・ (苦笑いしながらコップをレェナのほうに軽く差し出した) [Tue 20 Feb 2007 22:12:54]
◆レェナ > あ…お酒ですか。 (正直得意じゃないとか。でも、そんなに強くないのならと、手元にあった自分のコップを差し出そうか。) はい、 ありがとうございます。 [Tue 20 Feb 2007 22:08:47]
◆クロアス > 果実酒だよ。大丈夫、そんなにきつくないのだから・・・・・多分。 (そう言って苦笑い。 コップを出すようビンを持ち替えて・・・・) 飲み過ぎないようにね〜。 [Tue 20 Feb 2007 22:05:28]
◆レェナ > (ヘルシーだと聞けばより安心をして。 舞台の期間中に太るわけにはいかない役者悲しい性。) … ? それは何ですか? (差し出されたモノに小首をかしげて。 朱色の液体を前に目をパチクリさせる。 飲み物は何でもいいですけれどと付け足して。) [Tue 20 Feb 2007 22:01:05]
◆クロアス > ギトギトしたものがないからね・・・ヘルシーだよ。 (イタダキマスの前にガラス製のコップを引き寄せる。それにオレンジジュースを注ごうとして、ためらい、そして別の液体を注ぐ。) レェナも飲む?これ・・・ (自分のコップに注がれた同じ物が入っているビンをレェナのほうに差し出す。 その液体は、透明感ある朱色をしていた) [Tue 20 Feb 2007 21:54:53]
◆レェナ > (荷物を片付けてしまえば迎え側の席に着き、料理一つ一つに目を通そうか。) トキノミヤコの料理はダイエットにいいですよねェ (山菜やら川魚やら、ヘルシーそうに見える料理は心置きなく食べられそうで。 問題があるとしたら、箸が上手く使えないことだろうか。 棒二本で食べるなんて、やっぱりトキノミヤコ人やフォーウン人は器用だと思う。) [Tue 20 Feb 2007 21:49:06]
◆クロアス > (そろそろ冷めてきた体。手を離せば、自分も着替えなどを片付けるだろう。) (すぐにテーブルの脇にやってきて、座布団に腰を下ろすだろう。目の前には数々の料理・・・山の幸メインのようだ。 海遠いしね・・・) [Tue 20 Feb 2007 21:43:18]
◆レェナ > (繋いだ手にほんの少しだけキュッと握って。 不安定な足元に注意しつつ部屋までの廊下を帰る。) あ、 今日も凄いですねェ (テーブルの上に並べられた旅館の料理を眺めてお腹が空いた事を再認識するだろう。 部屋に上がれば繋いでいたては離れるだろうか、 お風呂セットを荷物の脇に片付けようとするだろう。) [Tue 20 Feb 2007 21:36:17]
◆クロアス > (にっこりと微笑んで。手を繋ぎ、レェナを支えながら僕らは廊下を歩く。温泉上がりなので、ちょっと熱いけど・・・けど、たぶん気持ちの高ぶりのほうで熱くなっているんだとおもう。 そうしているうちに僕らはやがて部屋にたどり着くだろう・・・そしてふすまを開けると、そこには!) ぅお!料理か。 (テーブルには料理、だ。) [Tue 20 Feb 2007 21:30:14]
◆レェナ > (振り向いて苦笑いをこぼすあなたに苦笑でかえそうか。) あ、はい… なんか変な感じです… (着方すらも分からなくて知らないおばさんに着せてもらうほどだと、なれない足取りのままあなたの手をとって笑おうか。 ) [Tue 20 Feb 2007 21:24:35]
◆クロアス > (湯ざめには気をつけよう、特に季節の変わり目は体調を崩しやすいものだ。 振り向き、歩きにくそうにしているレェナに苦笑を一つ。) 股が分かれていない着物は初めて?千鳥足になってるよ (手を差し出して、歩きにくいのならば支えてやろうと・・・・。) [Tue 20 Feb 2007 21:21:13]
◆レェナ > はい、温まりましたねェ (外で底冷えした体をしっかり温めて、先を歩き始めたあなたの後ろを追うだろう。 なれない浴衣に少し足を取られながらへろへろ。トキノミヤコの人は何でこんな動きにくい格好なのかと不思議に思いつつ部屋への帰り路を辿る。) [Tue 20 Feb 2007 21:14:55]
◆クロアス > ヒュウ・・・いい湯だった。 (まだ体から湯気が立っているような感じがする。 やはり温泉はいいものだ。と、つくづくおもうこの頃。 旅館の浴衣を着て、タオルを首に引っ掛けて)(廊下を歩き、部屋へと帰る) [Tue 20 Feb 2007 21:11:31]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Tue 20 Feb 2007 20:57:20]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Tue 20 Feb 2007 20:48:55]
お知らせ > クロアス@温泉さんが帰りました。 『(照れくさい帰り道)』 [Tue 20 Feb 2007 00:27:19]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 『(少しのぼせるまでお湯の中。)』 [Tue 20 Feb 2007 00:26:33]
◆レェナ > (意地悪な言い回しはズブズブ潜って聞こえない振り。) あ、はいっ うちもそのうち出ますっ (外に出て行く音を耳にして、女の子はちょっと長風呂気味に湯の中に残るだろう。) [Tue 20 Feb 2007 00:22:53]
◆クロアス@温泉 > 頑張る・・・? クッキー焼いたらパンになる人って・・・もしかしてレェナのことかな? (イヂワルな笑みを浮かべて。 バシャリと湯から上がる音が、レェナには聞こえるだろう) 先に行ってるよ〜・・・ [Tue 20 Feb 2007 00:17:32]
◆レェナ > じゃぁ、頑張らなきゃですねェ (候補からは外れなくて済んだようだと笑ってみようか。 だけどこのアホはケーキを焼くとクッキーになりますけどね。 相当修行が必要そうな自分に改めて落ち込んでみたり。) [判定] [Tue 20 Feb 2007 00:13:03]
◆クロアス@温泉 > クッキー焼いててパンに・・・ねぇ〜 (少し考える素振。) そんな子は僕がつきっきりで手取り足取り、クッキーの焼き方教えてあげないとね。 (楽しそうに笑う。モーソーして笑う。) (中途半端だけれども、ここで判定行きます 【判定】) [Tue 20 Feb 2007 00:07:43]
◆レェナ > (あなたの回答を聞けばクスクス笑って。) そうですか… お嫁さんですかァ (物思うように少しだけ目を伏せようか。) クロアス君は… クッキー焼いてたらパンになっちゃう様な人でも… お嫁さん候補にしてくれますか? (顔が見えないからか、少しのぼせたのか。 ちょっとだけ大胆に聞いてみようかと、冗談ぽくもそんな質問。) [Tue 20 Feb 2007 00:00:01]
◆クロアス@温泉 > ん〜・・・僕? 僕は・・・・他の人よりも、ほんのちょっとだけ幸せだったらそれでいいかな〜 (アバウトだ。) 現実的に考えると、お嫁さんが欲しいかな。 (直球。) その前に住む家を確保しなきゃ・・・・ (現実的。) ―――そんな感じかな。(小さく笑って。) [Mon 19 Feb 2007 23:54:58]
◆レェナ > クロアス君はどうですか? (なんて、同じ質問をそのままかえそうか。) [Mon 19 Feb 2007 23:49:55]
◆レェナ > (質問の意図なんて気づきもせず、温かい湯に身を任せたままに思いを馳せる。) … そうですねェ… お金持ちにはあんまり興味ないです… 劇団も大きくなったら嬉しいですが… それよりも素敵な女優で素敵な女性になりたいですね… (すごくアバウトな将来。) [Mon 19 Feb 2007 23:48:49]
◆クロアス@温泉 > フフ・・ごめん。 (空を見上げる。ちょっと雲はあるが・・・月が出ているようだ。温泉のお湯が湯船に湧き出した水音が、小さく響く世界・・・) ―――もし・・・さ。 大人になったら・・・・ (結婚してくれないか? なんて言えない。僕はちゃんとした住家も持たない、落ちこぼれだ・・・) ・・・・レェナはどんな風になりたい? お金持ち?今の劇団をもっと大きくする? (恥かしいから別の話題を振る) [Mon 19 Feb 2007 23:43:02]
◆レェナ > (相手の声をしっかり確認できればそっと塀の傍に浸かって。) そうですか、 ちょっとビックリしましたよ … (まさか塀の向うから声が聞こえるとはと、笑う声にかえそうか。) [Mon 19 Feb 2007 23:37:14]
◆クロアス@温泉 > ぅん、そうだよ・・・ (返事が返ってきてホッとしたのか、その塀に背中を預ける。) ちょっと呼んでみただけだよ・・・いるかなぁって、思っただけ。 (クスクスと小さく笑う。自傷する様に) [Mon 19 Feb 2007 23:33:28]
◆レェナ > え? あれ? クロアス君ですか?? (キョロキョロ見渡して、声の聞こえた塀のほうで視線を止めようか。 瞬間的に建物の構造を認識すれば、すこし塀のほうへ近寄ろうか。) [Mon 19 Feb 2007 23:29:11]
◆クロアス@温泉 > ・・・。 (可愛いくしゃみが聞こえた。 レェナがいるんだ。) レェナ、そこにいる・・・? (塀の向こう側に向って・・・大きな声で、でもちょっと控えめで。) [Mon 19 Feb 2007 23:25:30]
◆レェナ > (大き目の露天風呂で、隅っこで縮こまって入るとか言う貧乏性。 お風呂の先に積もった雪をぼけっと眺めてその時間を楽しむ。) … ――― っくしゅっ …? 風邪でしょうか… (なんて風邪をひいた事もないやつが言ってみる。 多分少し寒かったんだろうと、方までしっかり浸かろうか。) こんな寒くて大丈夫ですかねェ… (心配なのは連れか。 寒さに弱くてもお風呂にはいれば平気かと空を仰ぐ。) [Mon 19 Feb 2007 23:20:22]
◆クロアス@温泉 > ・・・・はぅ! (意識が現実世界にカムバックしたクロアス君。ちょっとは風景も堪能してみようと、視線を巡らせて・・・) ん〜・・・あれは (女湯との区切り・・・・ちょっと高めの塀が目に映った。 何気なくその塀に近寄る) レェナ・・・いるかな。 (木製の塀に手を当てて・・・) [Mon 19 Feb 2007 23:12:44]
◆レェナ > …――― っくしゅ …うぅ、さむっ (寒かった、 ごくごく普通に。 思わずのくしゃみの後はぶるっと身体が震える。 冷たい石畳の上を小走りに温泉へと入ろうか。 外気とのギャップで少し熱めのお湯に軽く身震いをしつつ、萎縮した身体をお湯へと沈めてしまおう。) [Mon 19 Feb 2007 23:08:05]
◆クロアス@温泉 > 雪か・・・。 (扉を開けた向こうは寒空のしたオブ銀世界。 裸だとやはり・・・っていうか当然の如く寒い。) むううぅうぅぅ〜・・・・ (トトトトトと、湯船へと・・・・石造りの温泉。冷えた体には、これほどまでの快楽はないだろう) お♪ぉお〜・・・・ (口から魂が出てきてますよ!クロアスさん!) [Mon 19 Feb 2007 23:03:19]
◆レェナ > (少しそこでゆっくりすれば辺りを見回して。 目に入るのは外へと続く戸。) あ、あそこですかねェ… (ぱしゃり、小さな水音を立ててそちらのほうを見てみる。雪の積もった露天風呂を想像しながら、そこそこ楽しんだ内湯から出てみようか。 せっかくの温泉、やっぱり雪見風呂はしなくちゃと戸をあけようか。) [Mon 19 Feb 2007 22:58:18]
◆クロアス@温泉 > (と、まぁ・・・テンションアゲアゲな一瞬であったが、クロアス君もそれほど子供じゃないのでさっさと体を洗ってしまおうと、洗い場まで足を運ぼうか・・・)(―――略―――) 髪・・・切ろうかなぁ? (無駄に長くて洗いにくい僕の長髪。馬車のときだろうか、土ぼこりを沢山髪の毛に忍ばせていたようだ。 心なし、頭が軽くなった気がする) ・・・・・せっかくだし、露天行くか。 (歩は、中の湯船ではなく外にある露天へと) [Mon 19 Feb 2007 22:53:30]
◆レェナ > (ヒタヒタ、濡れた床の上に足を進めて、洗い場まで行こうか。 お風呂セットをおいて早速片道でついた汚れを洗い流してしまおう。 薄くのせた化粧も落としてさっぱり。身体も髪も綺麗になれば 晴れた心で大きなお風呂に身を沈めるだろう。) …――――っはぁ〜 (温かい温泉は独特の香りが鼻をくすぐる。一気によくなった血のめぐりに疲れも一気に消えるだろう。) [Mon 19 Feb 2007 22:46:38]
◆クロアス@温泉 > 『露天風呂』 [Mon 19 Feb 2007 22:40:52]
◆クロアス@温泉 > おお〜、湧いてる湧いてる♪ (変な感動しつつ、クロアスは風呂場を移動。 キョロキョロ。 視線をさ迷わせ、一箇所にて止まる) ほらあった! (何があったかというと、外へと続く扉!トビラ! そのトビラの上のほうに木札が貼ってある) [Mon 19 Feb 2007 22:40:44]
◆レェナ > (こちらも中に入ってキョロキョロ。 脱衣所の仕組みが分かっていないバカ一人。 あっちこっちの見回ってから大体の事を把握したように、荷物をおき服を脱いで。 お風呂セットとタオル片手にお風呂場の戸をあけようか。) わぁ… 大きい・・・ (家のお風呂より大きいと目をパチクリさせて。ひょこひょこ中へ進むだろう。) [Mon 19 Feb 2007 22:37:39]
◆クロアス@温泉 > (シュタ!と、レェナに手をあげて) うん、それじゃまたあとで! (のれんをくぐり、大浴場と書かれた木札の横を通る。そこに広がるのは・・・) 脱衣所だ。 (そりゃそうだ。)(まずは服を脱ぐ。コート、帯、着物、着物。全て備え付けのかごに叩き込むとタオルを従えてイザ大浴場へ。) [Mon 19 Feb 2007 22:31:40]
◆レェナ > そうなんですかぁ (露天風呂なんてやっぱり本でしか見たことのない子。それもやっぱり楽しみだと微笑もうか。) 温泉は湧いて無かったですよー ただお風呂場がバカでかかったんですよ (父親の趣味だとかいやな事も思い出しつつ、のれんの手前で歩みを止めようか。) えっと、 じゃぁまた後ほど… (小さく頭をペコリ。顔を上げればにこっと微笑むだろう。) [Mon 19 Feb 2007 22:26:33]
◆クロアス@温泉 > (旅館の廊下を二人で歩きつつ) そりゃ大きいだろうね〜。きっと露天風呂あるね・・・実際露天風呂に入るって言うのは僕もはじめてかな。 (小さい頃は五右衛門風呂でしたゆえ。) レェナのうちって温泉湧いてたの? (変な方向にとって。 他愛のない会話の後、たどり着くは紅いのれんと蒼いのれんの手前) [Mon 19 Feb 2007 22:20:11]
◆レェナ > はい、できましたぁ。 (先に立ち上がるあなたの後を追って、部屋の外へとついていこうか。) お風呂大きいんですかねェ (なんて期待に胸膨らましながらの話題とか。 大きなお風呂なんて実家に居た時以来だなんて、歩きながら話すだろう。) [Mon 19 Feb 2007 22:15:37]
◆クロアス@温泉 > (男の用意は簡単。着替え!タオル!体洗うタオル!(←正式名称は知らない)バスタオル! のみ。ぐーたらはぐーたらなりに用意が早かったりする。) レェナ、用意は出来た? (一まとめにし、手に持って立ち上がる。)(用意が出来たと確認できれば部屋の外へと歩を進めるだろう) [Mon 19 Feb 2007 22:09:44]
◆レェナ > (既にぐーたらし始めた相手にクスクス笑って。 ひょこっと腰を上げれば隅に置かれた荷物のところまで行こうか。) えっと… コレと、コレと… (お風呂セットと着替えを出して一まとめに小さな荷物へとまとめようか。 準備が出来れば荷物を抱えて準備が出来たと振り返るだろう。) [Mon 19 Feb 2007 22:04:22]
◆クロアス@温泉 > (はふ。お茶がちょっと熱くて、熱っぽさを息と共に吐き出してみる) んじゃ、膳は急げだね (※字が違います『善は急げ』)(湯飲みをテーブルに置き、立ちもせず上半身だけ自分の荷物のほうへと倒して、荷物をこちらに引き寄せる(←早速ぐーたら)) [Mon 19 Feb 2007 21:51:57]
◆レェナ > (目の前にお茶が勧められればニッコリ笑ってありがとうの言葉を添えようか。温かいお茶を少し喉に通して、瞬き数回あなたの話を聞こうか。) そうなんですかぁ、それじゃさっそく試してみる価値ありですよね (効果があるにしろないにしろ、来る道分の汚れは洗い流してしまいたい気分だろう。 少し冷えた身体にお茶の温かみが回ってくれば少し重たい腰も上げられるだろうか。) [Mon 19 Feb 2007 21:45:59]
◆クロアス@温泉 > (コトン、湯飲みをレェナの前に置く。自分の前にも湯飲みを置いて) うん、温泉は昔から疲労回復の効果もあるっていう話だよ。本当かどうかは知らないけどね (肩をすくませてみる) けど、リフレッシュにはなるんじゃないかな。 (音も立てずお茶を飲み・・・) [Mon 19 Feb 2007 21:40:06]
◆レェナ > そうですね、せっかくのお休みですしのんびりさせてもらっちゃいます (正直劇団のほうも少し心配だが、自分よりもしっかりしてる団員が揃っているのだから大丈夫だと心からのんびり休養をとらせてもらおうと思う。 そんな事を少し考えながら窓際からテーブルの方へ移動して、あなたの向かい側に座ろうか。) そうですねェ、 折角ですしその方がいいのですかね? (温泉も初めてとか言う西洋人。 どうするべきかしら小首を傾げようか。) [Mon 19 Feb 2007 21:34:55]
◆クロアス@温泉 > (レェナが開けた障子の向こうちょっとした庭園があるようだ。 やはり「和」はいいものだ。西洋のものと違い、落ち着きがあり・・・静かだ。) まぁ、ぐーたらしに来たようなものだしね。レェナ最近忙しそうだったし・・・ゆっくりしていいと思うよ。 (微笑んでそう言おう。テーブルの上に置いてあったお茶を入れながら・・・) そう言えば温泉に入りに来たんだっけ? 温泉どうする?今から入ってくる? [Mon 19 Feb 2007 21:28:03]
◆レェナ > 草ですかァ (草からこんな物を作れてしまうなんて、どれだけ器用なんだと目をパチクリさせて。 部屋の隅っこに重かった荷物を置いて、パタパタとおくまで進めば障子を開けて外を覗こうか。 格安の割りにいい眺めだと確認すれば満足そうに頷いて、腰を下ろしたあなたのほうへ振り返ろうか。) そうですね、 つくまでが結構ありましたしね (今日はこのままゆっくりとぐーたらしたい気分だと笑おうか。) [Mon 19 Feb 2007 21:19:23]
◆クロアス@温泉 > そうそう、原材料はイグサって草から作られるんだよ。 (肩掛けのちょっとだけ大きなバック。その畳の上においたらぎしりと音が鳴った。) ふぅ・・・何もしなくてちょっと疲れたね。 (部屋は、超スタンダードな和室といったところか・・・中央には低いテーブルが一つ。 座布団の上に腰掛けて・・・) [Mon 19 Feb 2007 21:12:40]
◆レェナ > (ヴェイトスに来てから始めての旅行。 長い道のりを経てたどり着いたアマウラは本でしか見たことの無い風景で、新鮮な気持ちと好奇心でいっぱいだ。) コレが「タタミ」ですかぁ… (畳を踏むのも始めてとか、なれない様子で靴を脱ぎ部屋へ上がろうか。) [Mon 19 Feb 2007 21:07:52]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Mon 19 Feb 2007 21:01:13]
◆クロアス > (ドン。肩から下ろした荷物はそんな音を立てた。)(ヴェイトス市から馬車で出発。流れてゆく風景を楽しみつつも途中で飽きながらついた場所は、アマウラ。僕の出身と似た様な匂いのする場所だ。)(観光協会か・・・そんな人の案内で、宿に案内され。そこから宿の従業員の人から案内され、この和室へと到着したのだった。) [Mon 19 Feb 2007 21:00:08]
お知らせ > クロアス@温泉さんが入室されました。 [Mon 19 Feb 2007 20:53:52]
お知らせ > 雪白さんが退室されました。 『「お待たせ」そう言って、錫音についてきつねうどんへ。』 [Tue 13 Feb 2007 02:42:51]
お知らせ > 錫音@稽古場さんが帰りました。 『「そンも手じゃろォかの… 襲われそォな村、のォ」 呟きながら、彼女が人型になるのを待つ…か』 [Tue 13 Feb 2007 02:41:31]
◆雪白 > ( そうでしょう。という風に鼻先を上げる狐。お疲れさんと言われれば、「そちらこそ」なんて返す。 ) ──そうよね。私が鍛えている間、錫音も鍛えてるんだものね…。 ( やれやれ、な感じで息を吐く。でも、それを目標の一つとして据えておくのも悪くない。 ) 攻め際…なるほど。 ( 「次は正面から」 ) ……た、楽しみにしてるわ。ふ、ふ。 ( 強がって言ってみたが、やはり嬉しくはない。でも、あまり「仕方ない仕方ない」ばかり言って、「じゃあ止めておこうか」となっても困る。訓練は必要だ…! 頭では解っている。頭では。 ) ああ、人数いるみたいだしね…あの矢の数だと。 塒ねえ……もし、何か他にも能力があって、それで上手く隠れてるんだとしたらやっかいね。いっそ次に襲われそうな村で張ってる方が早くないかしら。人数集めて。 ( 思いつきでそんなことを言う。実際に動いたり作戦を決めるのは錫音や他の人間で、自分は駒の一つでしかないものだから、本当に気軽にそういう事を口にする。愚痴をただ聞く、と言う気づかいは、この狐には無いらしい。 ) ──ええ。じゃあ人型になるから、ちょっと待って。 ( そう言うと、尾の一つを銜えてから北を向き、なにやら集中しだす。やがて人型になれば落ちていた草鞋履いて、錫音についてきつねうどんを食べに行くだろう。 ) [Tue 13 Feb 2007 02:25:13]
◆錫音@稽古場 > 良ゥ言っとォわ。まっ、強ち間違いじゃァのゥがの… (こら、一本とられたわ。とケラリ笑えば… 地面に座った狐を見遣る。 見遣れば、お疲れさん と労いの言葉一つ投げ掛けてやるだろう。) …… そォじゃ。何ぞウチもそうそう簡単にあしらえっとゥ様なァならんとォがの? ウェヘヘヘヘ、楽しみにしとぉぞー?(そして、相手の笑い声には此方から笑い声返し… 顔に笑み浮べた侭、彼女の言葉耳にし続け――) 引き際が分かっとゥなぁ、次は攻め際じゃァて。 何ぞ、次ァ正面からァン斬り合いァ捌けっとォ訓練けェの?(なんて、体で憶えこませる気満々のニタリとした笑みを向けつつに、言ってみせれば… 姿勢整え、立ち上がり――) 嗚呼、何ぞ… 下手ァン焦って突っ込んどゥも手酷ゥしっぺ返し喰らっとゥじゃろォし…奴等ン塒ァも未だ分からんとォ。 そンに――おンしァ未だ訓練中じゃて。 まっ、始末自体ァ、早く着けンとアカンのじゃろゥがの―― (愚痴零す様に、返せば… やがて、吐息一つ吐き出と共に、肩をグリグリと回して――) まっ今日ン所ァ一緒にきつねうどん食ゥとォから、寝とォけ? [Tue 13 Feb 2007 02:04:42]
◆雪白 > 熱い思いが伸ばす事だってあるわ、きっと。 ( この狐の場合、単にカッカ怒ってるだけだが。クールにいなせ……多分、とても難しいだろう。根っからの性分だから。 ) あら、終わりー? あー、やれやれ。 ( 前足突っ張って、こちらも体を伸ばす。そうした後、地面に座ると九本の尾をバサリと振った。 ) ──錫音をあしらえるように、ね…先は長そうだけど、それは確かに楽しそうね? ( フフフ、と笑い声漏らす。 ) ──真っ当な判断、ね…。……考えておくわ。 ( 困ったことに、この狐が戦おうと思うのは食事のためか頭に血が上った時※ただし、しょっちゅう※だけである。クールな頭で戦闘…難しいわね。なんて心の内では思っていた。まあ、慣れている分、頭に血が上っていてもそれなりにものは考えられる…はずだ。ただ。 ) 返り討ちになりそうな時は、逃げるわ。 ( キッパリと言った。引き際の判断くらいはつく。と思っているようで。 ) クールったって、クールになれるくらいなら仕返しなんて考えないわよ。 ( しかも、短気なので。 ) ──そう…。決まらない方がいいかもって、なんで? 私には都合がいいから構わないけど、なんかマズいんじゃなかった?この辺の人間にとっては。 [Tue 13 Feb 2007 01:53:21]
◆錫音@稽古場 > そらそォじゃァが―― 脅かされっとゥとォも何ぞアレじゃ、くぅるに往なせっとゥ様にならァ何ぞ―― 伸びっとォじゃろ(気構えじゃぁ、気構え―― と、先ほどの自分の姿を棚の上に置いて言ってみせれば、竹刀を肩に担いで伸び一つ、し―― 今日の訓練はコレで終いじゃ、と ) 雪白ンも、伸びる方じゃァと思っとォし、そこ等辺上手くならァ… 何ぞ、ウチん事ォあしらえっとゥ様になっとゥかもしれンとぉぞ?(告げた後で、相手を褒める様な言葉一つ。 投げ掛けてやれば、我慢を抑えきれない狐の様子に――) そこも、ちぃーっと抑えられっとゥ様にならンとォの。 頭ァ血ィ登らせっとォと、真っ当な判断が出来んとォなっとォぞ?(おンしも、仕返ししようとして、逆に殺されっとォは無ゥじゃろ? と、少し諌める様にポツリ。 投げてから、暫し考え込む様な仕草一つ見せれば――) まっ、そなァ風に意地ィ固めっとゥンは悪ゥ事ァ無ゥがの? 仕返ししとゥなァーくぅるにの(と。投げ掛け… 吐息一つ。投げれば、軽く肩を竦めて――) 何ぞ、まァだ未定じゃァが―― 何ぞ、未だ決まらンとォ方が良ゥかもしれンとォのォ… [Tue 13 Feb 2007 01:33:29]
◆雪白 > ( 体を捻って、トンと横向きに着地。振り返って、へたり込んだ錫音を見ると言葉を返す。 ) フン。だって、私ばっかり脅かされて腹が立ったんだもの。 ( そんな子どもじみた主張をする狐。封印云々は、後で言えばいいか──なんて思いながら。 ) あらそう?駆け引き上手? ──相手を見る目……フン、解ってるわよ。 ( 錫音、「自分は強い」と言っているようなものだわ!と、狐は思った。しかし相手が強いのは事実なのだから言い返しようがなくて悔しい。 ) ──そうね、やっぱり体力面ね…問題は。……狐火もだけど、それなりに時間がかかるわね。 ( そう呟くと、何か考え込むように黙り。そして「お相子」だと言われると、口を開いた。 ) 痛みを知らない訳じゃないわ。でもやっぱり、「今」痛いと腹が立つのよ! ( 我慢のきかない狐である。 ) ──あのロッツンルートに、矢を射られたこととかあるしね。痛かったしムカついたわ。 ( しかも根に持つタイプらしい。 ) ところであのアマの部族の討伐、いつ頃になるのかしら。私の鍛錬が一通り終わるの、間に合わないかもしれないわよね。 ( アマウラの村々を襲っているらしい、例の部族の討伐について口にする。 ) [Tue 13 Feb 2007 01:20:24]
◆錫音@稽古場 > ふっ…フカシけ、何ぞ… 駆け引きァ上手ァモンじゃァぞー。 ちィーっと、相手見とゥ目ェ育てっとゥ必要があっとゥが(なんて… 離れようとする狐を素直に離し、地面にへたり込めば―― パチキかました額を一摩りし、顔顰め――) 後ァアレじゃの。こン調子で体力付けっとゥて、狐火ン改良が済ンどォなぁ合格じゃろゥて。 ンぁ?痛ァ ウェッヘッヘ(そして、一頻り講釈染みた言葉を投げてやれば、それから非難向ける彼女へと… 顔顰めた侭、笑み向けて――) 言ったじゃろォ?『痛ァのォなぁ憶えんとォ』 っとぉの?(言って お相子じゃ と、投げ掛けてやるだろうか。) [Tue 13 Feb 2007 00:58:13]
◆雪白 > ( そう!技を封印したなんて言わなかった。だからきっと引っかかってくれると確信していた狐は、錫音の珍しく焦ったような声と引き攣らせた顔に、至極嬉しそうな声を上げる。 ) アーハハハハッ!引っかかったわねギャンッ!!? ( 鼻にパンチは痛い!犬科には特にキツい!それに勝ち誇ったような気でいたもんだから、余計にモロにくらって悲鳴を上げた。 ) 痛ーっ! なにすんのよ、もう! ( 冗談なのに! と言いながら、押す力を弱める。その次に、また押してその勢いで相手から離れようとせんがため。 ) [Tue 13 Feb 2007 00:53:40]
◆錫音@稽古場 > ぬっ… くぉ!?(何とか、受け止められたが―― それでも、ワリとイッパイイッパイ。少しでも気を抜けば押し倒されそうな状況で、唸る狐の姿に 少し苛めすぎたか? なんて、思っていれば――) なっ!? こ、こンアホタレッ!?(―― いきなりの宣言。封印してると知らぬ鬼娘は、息を吸う狐の姿に顔を引き攣らせれば… 咄嗟に――) じゃが、ツメが甘ァ!ふン、ぬ!!(その鼻先目掛けてパチキ叩き込まんとするだろう。 内心、口で言う事とは裏腹にイッパイイッパイの心境。だからか、ちょっと声も上擦ってるのはご愛嬌 か) [Tue 13 Feb 2007 00:43:06]
◆雪白 > ( 飛び掛ったものの、踏ん張った相手を押し倒すことはできずに受け止められてしまう。狐の体長は相手の身長とそう変わらないが…体重は10kgほど重い。その体重をかけて倒そうとしてみるものの、力は相手の方が強く。二本足で立つ状態の狐はウウウと唸った。あまり事態が好転していない、と思って。だが。 ) ──そうだわ、ここで使えばいいのよね。炎。 ( ニヤリとでも笑いそうな口調で言うと、大きく息を吸い込んだ。その様は、狐火を吐き出す前の行動に見えるだろうか? しかしそれは、狐のハッタリ。新しい技はまだ開発途中で、以前の狐火は開発に向けて封印している。つまり、今の狐は相手を焦がすような炎は作れない。──散々脅かされたから、仕返しのつもりだ。 ) [Tue 13 Feb 2007 00:38:47]
◆錫音@稽古場 > 何ぞォ!残念じゃァ―― おぉ?(なんて、ケラケラ笑って返しつつ… 竹刀を振るえば、ソレが打ち据えるのは―― 白狐の毛皮に包まれた尻。手早く変化を解いた事に関心―― していれば) おぉっとぉ!? 何ぞ、良ゥ機転は回っとゥわ!!( 不意打ち気味に此方に飛び掛る狐の姿。 竹刀を振るおうとするも、今し方尻を打ち据えたばかりの状態では、間に合う筈も無く―― 出来る事は、その場で飛び掛る狐を受け止めようと踏ん張ろうとする事だろうか。 相手は、かなりデカイ狐だが ) [Tue 13 Feb 2007 00:25:19]
◆雪白 > 無理よ馬鹿!! ( キーッとなって返した。そして、転倒しかけた女には、背後からの竹刀に気付く余裕もないが──倒れかけながら引っ張った帯は、竹刀で打たれる寸前にほどけた。元々、本物の帯のように複雑に結んである訳ではない。尻尾と言えど骨は通っているので、そんなことしたら痛い。なので、本物の帯よりは早く解けて──九尾の白狐が現れる。 ) 痛っ!? ( その結果竹刀は、狐の尻に当たった。狐は振り返ると、錫音に飛び掛ろうとし。逃げるのではなく、飛び掛って不意をつこうと──。 ) [Tue 13 Feb 2007 00:17:04]
◆錫音@稽古場 > うぇへへへ!何ぞ、そンなぁおんしも男に化けっとゥなァ良ゥわぁー!(なんて、無茶口に出しながら、走る狐を追う!しつこく追う! 確かに、ずるいとは思う。だって性的な事に関しては美味しい所取りなのだから。 不便も多いが さてはて) そぉーら!(竹刀を振りながら、軽く煽る様な一言。 投げつつも、極力当てない様に気をつけ―― て、いた積りだが。目の前、狐が転倒すれば… 一瞬、少しやりすぎたか?とふっと――) おぉ、何ぞ機転は効くのォー(だが、すぐさま帯を解こうとするのを見遣れば、関心した様に一言。 投げつつ、少しだけ駆ける速さを上げれば―― その帯を解こうとする手を軽く… 大分手抜き気味に竹刀で打とうとするだろう。 阻止すると 言うよりも、この状況―― 倒れた状態での敵からの一撃 に対応させようと、目論む様に ) [Tue 13 Feb 2007 00:00:16]
◆雪白 > いやー──っ!! ちょっ!なによそれは!!! 両方!?ずるいわよッ! ( らしくない悲鳴をあげながら、走る走る。何がずるいのかよく解らないが、そんなことも叫び。 ) ひっ! ( 時々、背中に感じる竹刀らしき気配。更に速度を上げようと頑張ってみるが、今の女にはこれが限界に近く。 ) はっ…! はっ! じょ、冗談じゃない…! ( 叫ぶ余裕もなくなってきた。そして、背中を竹刀で小突かれた瞬間。驚いた女は、躓いて前方に転びかけた。 ) ──っ!! ( 転倒する。思った女は、転ぶ瞬間帯の端を掴み!引っ張ろうと試みる。四つ足の狐なら、そのまま走り続けられると考えて。追っている錫音には、その様子はよく見えるだろう。 ) [Mon 12 Feb 2007 23:54:10]
◆錫音@稽古場 > うぇっへっへっへぇー!ウチァの、男で女じゃァてのぉー、犯るも犯られるも思うが侭ァー!(なんて、ゲラゲラ相手の危機感を煽る様に… その後ろを追走し続ければ、時折…掠める程度の勢いで竹刀を一振り。 必死こいて走る彼女を煽る様に、苛める様に、からかう様に振り回し続け―― 時折、距離を詰めようと勢いを増してみたりするだろう。 そして――) そーらそーら!逃げろ逃げろぉー!逃げンと鬼さンに食われっとゥぞぉー? ウェッヘッヘッヘェー!(更に煽る。 限界を更に超えさせようとする様に、更に煽る。 それも、適うならば… 彼女の背中を竹刀で軽く小突こうと目論みつつ、更に。 まるで、いつでも追いつけるという事を… 危機がすぐ傍にある事を伝えようとする様に ?) [Mon 12 Feb 2007 23:39:37]
◆雪白 > ( もし錫音が男色家なら雪白の事は当然狙わないだろうが、咄嗟にそこまでは考えられなかったらしい。 ) [Mon 12 Feb 2007 23:35:52]
◆雪白 > ( 帯だけ。なんてハレンチな! そんな言い方はしないが、もし聞けば狐は全力で却下する。今は、全力で走りながら。「生えとゥぞー」 ) はぁ!? 生えてるッ!!? ( 僅かに振り返ると思いっきり目を剥いた。走りながらだが。 ) なによアンタ、はっ…男色家っ!!? ( そういう者の一部が、女の格好をするのだとか聞いたことがある。つまりなによあの胸は、詰め物でもしてんの!? 走りながらだから息が辛いが、そんなこと考えて叫んだ女。両性だとは思い至らないらしい。「ぜろぉー! おぅっしゃー!」 錫音が 走 り 出 し た! ) きゃー────っ!! や、ちょっ…私、犯られんのは趣味じゃないのよっ!!! ( 相手の思惑通り、思いっきり危機感を持った。全力のつもりだった速度は上がったが、錫音が並走しようと思えばいくらでもできるだろう。なんせ狐はまだ素早さ3。 ) [Mon 12 Feb 2007 23:33:55]
◆錫音@稽古場 > じゃァのォ… 何ぞ、以外と不便なモンじゃァとォの変化っとゥンも(なんて、呟き漏らせば… いっそ、帯だけの姿に化けるなんてどうだろう?とか頭にちょっと浮べた。流石に、この場では話さない――― だって、今から全力で走るから。 ) ろーく ごぉーお あぁちなみにの…ウチ、ち○こ生えとゥぞー? よぉーん さぁーん にぃー (彼女が走るのを見れば、その背中へと声一つ。 投げる理由は、相手を焦られて必死にさせる為。 訓練とは言え、危機感の一つや二つくらいあっても良いだろうと言うのが半分―― もう半分は ) いーち ぜろぉー! おぅっしゃー! ( 単なる、不当なしごき。 ソレを心に秘めて彼女を追う様に走り出す。 走る速度は、気持ち 彼女の背にぴったりくっ付いて並走しようとする様に―― そして、彼女の背中スレスレ触れる程度に竹刀を振り回せるだけの距離を保とうと目論みつつ―― ) [Mon 12 Feb 2007 23:18:15]
◆雪白 > そうそう。大変なの。 ( うんうんと頷いて。顔を上げると、頬にかかった髪を肩の後ろへやろうと手を顔の横で滑らせ。 ) そうよ、そんな助平野郎に負けたりは──………………──は? ( 何だコイツ、今なんて言った。そんな感じで、思いっきり眉しかめて。冗談だとしても、なんか聞き捨てならなかった。 ) あんた女でしょ。どっちの姿だろうがこっちがお断りよ。 ( ちなみに、帯さえ解かなければいい話なので着衣プレイなら可能… ※背後が何か言った。 ) そうそう…そっちの方が──。 ( 見せるって、この前みたいに測定するのかしら? そう思っていると。何故か相手が数を数え始めた。いつでも走り出せそうな姿勢で。 ) ──!! ( 気付いて、踵を返すと女はダッと走り出した。錫音と初めて会った時よりは速いかもしれないが、その差はそう大した事はない。 ) [Mon 12 Feb 2007 23:11:32]
◆錫音@稽古場 > なぁるほどのォ… 何ぞ、思っとォと以上に難儀なモンじゃァ――(衣替えン数日前かァ、用意しとォならンっとォんは難儀じゃのォ… と、払いのけられる侭に竹刀を払わせながら、数度頷きすれば―― ) 確かァに…そなァ下心持っとォ相手なァ、何ぞ出し抜けっとゥじゃろォの。 まっ、ウチなァ雪白が相手なァ、狐ン姿でも構わんけェの? ウェヘヘヘヘ(と、冗談一つ。 投げれば、竹刀を担ぐ様な姿勢を取り 「嫌なァ、一生懸命に避けられっとうにならンとの?」 と、ケラリ。 笑い――) 成ァ程のォ… 何にせよ、変化よらァそっちン方が先じゃァの? おぅ、早ゥなっとゥけェ…そンなぁ見せて貰っとォけ――(敵に近づくなら、足の早さも重要じゃァての… と、笑って言えば―― 鬼娘は、早速竹刀を肩に担いだ侭の格好で… 腰を落とし、身体を前に傾け――) じゅーぅ きゅーぅ はぁーち なぁーな [Mon 12 Feb 2007 22:56:25]
◆雪白 > そうだけどおー。 ( 「変えられるかどうかが解んないのよね…」と、ブツブツ小さい声で呟いた。変化の仕方を根本から変えるとなれば、現在の隠蔽能力の高さを損なう事だってあるかもしれない。リスクが高いのが、変える気にならない理由。──帯を解いた者が、錫音みたいに強かったら? 突きつけられた竹刀をジッと見ると、それを払いのけようとしながらフッと笑った。 ) ……それでも噛み殺すわ。服を脱がそうとか良からぬこと考えてる輩なんて、そもそも近づけさせるつもりないけどね。 こんな風に刀突きつける輩も御免──ああ、避け方? それはいいわね。 ( 確かに、切られる様なことは避けたいと。それに比べれば竹刀の痛みくらいは我慢できようか。 ) ──応用、ねえ。近くに限定する分、炎の威力は増すとは思うけど。あと、炎を作り出す時間は縮めたいわね。 ( つまり、応用って言うより強化ねえ。と呟いて。 ) その辺は、また追々考えるわ。 ──それよりは足の速さよ。練習して、ちょっとは速くなったんだから。 ( ホントちょっとだけだが。──噛み付いたまま火を吐く……どうだろう。威力を、逆に極小さくするとか、なんか上手くすれば出来るかもしれないが、やはり難しそうだ。 ) [Mon 12 Feb 2007 22:48:46]
◆錫音@稽古場 > そォじゃァ、裸にのォ。 いちいち着替えっとゥに数日掛けっとゥンは面倒じゃろォし―― まっ、今更じゃろォが。 じゃァが… まっ、余裕が出来とゥなァ、裸で化ける方法かァ、帯解かれンとォ生活ン仕方ァ考えとゥも良ゥかもしれンとォぞ? アレじゃ―― いつもいつも、噛み殺せっとゥ状況っとォ訳じゃァあらンとォしの(例えば、帯を解いた相手が、ウチみたいなモンじゃっとォ…どうしとぉ? なんて、問い掛けてみれば睨む視線に苦笑漏らしながら数歩離れて竹刀突き付けながら、じっと暫し見詰め――) まっ、何ぞアレじゃ―― 刀ァン避け方逃げ方なんぞけ?真剣で切られっとゥなぁ痛ァモンじゃァ済まんとォしの?(――其の侭の姿勢で、さも平然と。さらりと言ってみせるか。 その時の鬼娘の顔は笑ってるが―― 多分、心はもっと笑ってる) ……ほォ?直に、のぉ―― まっ、何ぞアレじゃ。ノロノロしとォよらァ、マシじゃろォが―― 何ぞ、ちぃーっと応用が利きそうけェの?(例えば―― 噛み付いた侭、火を吐いたり と、言いかけて、自嘲する様に首を一振り。 そんな事をすれば、良く分からないが自分の口の中が大変になりそう、か?) [Mon 12 Feb 2007 22:29:55]
◆雪白 > 裸に? 変化してから服着るまでの時間がかかるじゃないの。…まあー、今の状況じゃその方が楽かもしれないけど…今更ねえ。 ( 面倒くさいとばかりに。変える気はないらしい。 ) ああ…服を剥がれたら確かにバレるわねえ。 でも大丈夫よ。狐に戻った瞬間、噛み殺してやるから。 ( クククッと、さも可笑しそうに笑う。掴んだ帯が尾に変わり、突然女が大きな狐に変わって仰天している人間を噛み殺すのなど、造作もないことだと。 ) ──引っ張んないでよ? ( 帯を見ようとする彼女を軽く睨んで。 ) ……一度でもやあねぇ。何を憶えんのよ、何を。 ( 顔しかめた。 ) ええ、そういうこと。 ──まあ、なんて言うのかしらね。そもそも、吐息から生み出される狐火を、遠くに飛ばそうとすること自体間違いだったと思ってね。遠距離は弓矢あたり使う人間に任せて、私は近距離タイプになろうかしら、と思って。 ──つまり、こう…ゴオッ、と、吐き出すわけよ。勢いよく。 ( 両手を、口の前に当て。「ゴオッ」と言うと同時に広げ前に押し出す。 ) 本当に近ければ、噛み付いた方が早いけどね。ノロノロ飛ばすよりはマシでしょう。 [Mon 12 Feb 2007 22:18:05]
◆錫音@稽古場 > ほォーン、数日集中っとォ… 何ぞ、難儀なモンじゃァての。 っかぁし、裸ン化けっとォ事ァ出来ンとォけ? そンなァ、着替えっとゥも楽じゃろォし―― 服剥がれっとォとも、化け続けられっとゥじゃろゥが――(と、改めて彼女の変化の仕組みを聞けば… 頷きながら、問い掛け一つ二つ。 投げて、彼女へと近づけば… 興味深そうに彼女の服の帯を見遣ろうとし――――) まァの。何ぞ、一度で良ゥけェ…こンでびっしばっしとの?(その距離で、ニヘラと笑ってまた竹刀の音を響かせれば… 痛くのゥとォ、憶えられんぞー?なんて、からかい半分に一つ。 投げ――) ほォン、そォけ?まっ、下手な得物使っとゥてヘマしとゥよォは慣れた技でっとゥ方がマシ―― ほぉ?(そして、言葉を続け様としている最中。 ふっと、狐が口にした言葉に怪訝そうな顔をすれば… そンなァ、どう戦ォンじゃ? と、問い掛ける様な視線一つ、向けてみるだろうか) [Mon 12 Feb 2007 21:56:23]
◆雪白 > まあね。前のだと動きにくくてしょうがなかったから。数日間集中して頑張ったわよ。 ……いっそ、借りれた方が楽だわ。──ほら、着替えようとしたらアレじゃない? ( 言いながら、服の帯の端をつまむ。帯──正体は尻尾の一つだが、それを解くと狐に戻ってしまうのが、雪白の変化の特徴。なので、服とか借りれないわけで。便利なのか不便なのかよく解らない。 ) …つまり半分は使う気なのね。 ( ゲンナリとした顔を。叩くのは好きだが叩かれるのは嫌らしく。 ) ──私が、それ…えーと、竹刀…を? ( 覚えた人間の知識から、記憶を掘り起こして。 ) 人間の物を無理して使うより、本来の姿の時の力を伸ばしたいから……って、何よ。冗談? ( ムッと目を細めた。しかし、問われると表情を変え。 ) そうねー…。とりあえず、あの狐火使うの、もう止めたわ。 ( 突然そんなことを言い出す。 ) 何かアレ、使えないんだものー。 ( 自分の能力だと言うのに、まるで文句をつけるかのように言った。 ) [Mon 12 Feb 2007 21:49:39]
◆錫音@稽古場 > ほォーん、着物ォ違っとゥみとゥじゃーが…変化け?そンとォ、誰ぞンモン借りとゥ?(なんて、竹刀で己の肩をパシパシと叩き続けながら、稽古場にやってきた彼女へと声投げれば… 頭の中では、服代掛からなさそうだな、とか思ったりしつつ――) 何ぞ、使っとゥは使っとゥが、半分は気分じゃァーっとゥ。 まっ、何ぞアレじゃ。おンしも使っとゥけ?(と、竹刀の先突き付けながら、問い掛け一つ。 向けてから、ケラリ笑えば――) まァ冗談ァさて置いとゥとォ… どなァ感じじゃァ?(と、一言… 問いかけてみるだろうか) [Mon 12 Feb 2007 21:32:37]
◆雪白 > ( ザッ…ザ と、砂を踏みつけながら、長い銀髪を一つに結わえた女が貴方の元へと歩いてくる。以前の着物とは違い、袖や裾が短いものを着ていた。無論、その和服も変化の術の一部。 女は、貴方の姿見つけると不敵な笑みを浮かべ。 ) ──ごきげんよう? 錫音。…今日はそれで特訓ってわけ? ( 彼女の携えている竹刀を見ると、そう口にする。両の手を腰にやり草鞋を履いた足先で地面をつつきながら。 ) [Mon 12 Feb 2007 21:27:03]
◆錫音@稽古場 > さァっとゥ… (コツン、と… 地面を竹刀の先で軽く叩けば、ニタリと笑みを刻んだ顔で周囲をグルリ見回す。 見回せば、数度の頷きと共に呼吸一つ吐き出し――) どんだァー、精進しとっとォか楽しみじゃァのー… ウェッヘッヘッヘッヘッヘッ(心底。心の底から、すっごく楽しそうな顔と口調で吐き出し、竹刀で自分の肩をパシパシ。 最初にここに持って来ようとしたのは真剣でした。同僚に泣いて止められました。 次に用意したのは木刀でした。同僚に止められました。そう言う訳で、竹刀(欧州隊備品)所持です) [Mon 12 Feb 2007 21:13:06]
お知らせ > 錫音@稽古場さんが来ました。 『欧州隊本部内の稽古場の真ん中。真剣の代わりに竹刀携えてニヤリと不敵な笑み一つ』 [Mon 12 Feb 2007 21:04:30]
お知らせ > 雪白さんが入室されました。 [Mon 12 Feb 2007 21:04:17]
お知らせ > アーシュラ@露天風呂さんが退室されました。 [Sun 11 Feb 2007 23:55:39]
◆アーシュラ@露天風呂 > そろそろ出るか・・・。 ( 長時間浸かりすぎたせいか、頭がくらくらした。頭に乗せていたタオルを取ると、立ち上がり湯船から出る。部屋に戻ったら、アズと奏とオケアノスも誘ってトランプをしようと考え、人知れずうきうきと笑みを浮かべると露天風呂を後にしましたとさ ) [Sun 11 Feb 2007 23:55:36]
◆アーシュラ@露天風呂 > ( 暫くして酸素切れになると、再び浮上して首まで湯船に浸かった状態で吐息を漏らした。体は暖かいのに息が白い。湯船の中で膝を抱えて、目を閉じた )【判定】 [Sun 11 Feb 2007 23:51:14]
◆アーシュラ@露天風呂 > まさか饅頭を温泉の蒸気で蒸すとはなぁ・・・。 ( 感心したように再び呟いて、項垂れた ) 折角シェーラにずぶ濡れ饅頭買おうと思っていたのにな。 ( ずぶ濡れ饅頭を土産に買ってくると約束したのに、ひょっこり普通の饅頭なんて渡せないじゃないか。なんて、余計な心配をしながら、ぶくぶくと口元辺りまで湯船に滑るようにして沈み込み ) [Sun 11 Feb 2007 23:47:26]
◆アーシュラ@露天風呂 > ( タオルは四角に折り畳んで、ちょこんと頭に乗せる。びば温泉スタイル。夜空に浮かぶ月と雪のコントラストを見るとはなしに眺め ) それにしても・・・温泉饅頭は、温泉に投げ込んではいけなかったのだな・・・。 ( 今頃しみじみと呟いた。さかのぼること数分前、温泉饅頭の入った箱をいくつか露天風呂に持ち込もうとしたところ、旅館の職員に見つかり止められた。それをどうするのかと尋ねられ「温泉に投げ込もうと思っている」と素直に返答したところ顔を真っ青にした職員に「お預かり」という名目で、温泉饅頭を没収されてしまったのだ ) [Sun 11 Feb 2007 23:44:14]
◆アーシュラ@露天風呂 > ( タオルを片手に露天風呂へと入ってくる女の姿。温泉の向こう側に広がる雪景色に、感嘆したように息を吐き出してしばし眺めていたものの、吹き付ける風の冷たさにいそいそと温泉へと足をつけた ) 室内温泉も良いが、やはり露天風呂に勝るものはないな。 ( ゆっくりと湯船に浸かると、石造りの浴槽の縁に両腕をかけて猫のように双眸を細める ) [Sun 11 Feb 2007 23:35:32]
お知らせ > アーシュラ@露天風呂さんが入室されました。 [Sun 11 Feb 2007 23:29:32]
お知らせ > アズさんが退室されました。 『川の字ってのも、結構いいもんだな、と思った』 [Fri 9 Feb 2007 02:07:14]
◆アズ > う、うん…。 ( 少年も頷く。とりあえず、少年の耳…いや、背後の目が相当おかしかったようです。面目ない。 ) え、え〜…。 えっと、何か相談したい時は言うから…! ( ただこの少年だと、深刻な相談でない場合、惚気と化す恐れが大である。恋する少年の瞳にもご用心。 ) ん? うんうん。遠くから投げたいから! ( 何とか?誤魔化して。トキノミヤコ語どころか、ヴェイトス共通文字さえ怪しい少年には、もちろん箱の文字は読めない。三人とも気付かないまま、大浴場まで持って行ってしまうのだろう、きっと。 ) ……? ( アーシュラが何故か振り向いたので、何かあるのかとその向いた先を覗き込んだ。だが、どうやら気のせいだったらしく。立ち上がったアーシュラ見上げて。「川の字」 ) ……うん。せっかくの旅行だしね。 ( 微笑んでそう言った。 ) [Fri 9 Feb 2007 02:05:37]
お知らせ > アーシュラ@宿さんが退室されました。 [Fri 9 Feb 2007 01:54:07]
◆アーシュラ@宿 > と、言葉を付けたし洗面所へと向かったのだとか ) [Fri 9 Feb 2007 01:54:02]
◆アーシュラ@宿 > ( しかし、そこには何もなく。気のせいか、とまた前を向くと立ち上がり ) さーて、私はそろそろ寝る準備をしなくては。 ( そう言って、大きく伸びをすると「川の字で寝ような」 [Fri 9 Feb 2007 01:53:06]
◆アーシュラ@宿 > 膝枕でも腕枕でも、ドンとこい。 ( 自信満々に頷くと、トンと拳で胸の辺りを軽く叩いてみせた ) まぁまぁ、そう言わず。 ( 恋愛相談を聞く、というよりはただの野次馬。優しい猫なで声にはご用心 ) ん、一緒に投げ入れなくていいのか?脱衣所から投げてはずぶ濡れ饅頭になる瞬間を見逃しかねないぞ。 ( いたって真面目にそう問いかけて、首を傾げた。箱には大きくくっきり「トキノミヤコ名物、温泉饅頭」の文字。温泉に投げ込むのが楽しみで、パッケージをきちんと確認しなかったらしい。おそらく、脱衣所付近で誰かから忠告を受けるだろう )( ふとそこで背後に何やら気配を感じて振り向いた )【判定】 [Fri 9 Feb 2007 01:47:19]
◆アズ > え、待って。川の字に並びながら膝枕って難しい…! ( 川の字じゃなくてこんな感じになりそう→ ル ) って、恋愛相談コーナー!? いや、ありがたいけど今のところ特に……。 ( 別に誰のとも言われていないのに、自分対象のような気がしてそんな台詞。──強いて言うなら、最近会えてないんです…。と言うことくらいか。だが、この旅行から帰ったらお土産と完成したプレゼント持って会いに行くつもりなので、これも近日中に解決する。 ) 熱さがポイント…う、うん。じゃあ俺、明日脱衣所から作るの見てるから! ( いくら混浴とは言え、それじゃあ覗きのようである。ところでその既製品の饅頭、箱に「温泉まんじゅう」と書いていたりしませんか。多分トキノミヤコ語で。 ) [Fri 9 Feb 2007 01:38:47]
◆アーシュラ@宿 > と、なるとやはり川の字、腕枕だろうか。夜更かしして恋愛相談コーナーも勝手に設立するぞ。もちろん、これも無料だ。 ( 修学旅行並にひとりで勝手にうきうきする主人。浴衣の裾を直す仕草を見て、自然と己の浴衣の裾も捲れていないかと視線が向く ) きっとあの熱さがポイントなのだ。微妙な上げ時を見極めるのが、プロの妙技だな。 ( またデタラメなことを言っていますヴェイストっ子。ちなみに饅頭は既製品を購入したらしく部屋の隅に箱が転がっていたりした ) [Fri 9 Feb 2007 01:23:44]
◆アズ > 川の字……。真ん中はアーシュラ、かな? ( 恐らくバランス的に。割と本気で、頭の中で位置のシミュレーションをしたよう。ほふく「後進」していると、浴衣の裾がずり上がってきた。 ) ……。 ( 動きを止めると、無言で裾を直しながら体を起こす。心の中ではちょっと、「失敗した」とか思っている。 ) あ、そうだ。ずぶ濡れまんじゅう! アーシュラ、あれ本当に温泉の中に放り込むの? めちゃくちゃお湯熱かったじゃん! 絶対溶けるって! ( そして、その用意された饅頭が蒸した後なのか前なのかも気になるところである。 ) [Fri 9 Feb 2007 01:11:46]
◆アーシュラ@宿 > で、たまに川の字になって寝るのだ。 ( 想像は膨らむ。というか、寝るためだけに畳の部屋を増設しようとしている様子 )( 隣で体を強ばらせ、誤摩化すようにして笑った少年の様子にを観察。器用に後ずさる姿は中々面白い ) だって、ずぶ濡れ饅頭まだ作れていないだろう? ( いまだ誤解は解けていない様子。既に饅頭の準備はしてあるのだということを付け足し嬉々として説明していたり ) [Fri 9 Feb 2007 01:02:32]
◆アズ > ( アーシュラが隣に来たのを察知しつつも、顔は動かさないまま。 ) ……畳の部屋、か〜…。 ……いいかも。 ( 何か最初は「変な匂いする」と思った畳だが、よくよく嗅いでみると草のいい匂いだと思えてきた。でも、その畳の部屋何のための部屋にするんだろう。「客間…? 居間…?」と、思い付きを呟く。が、突如彼女が声を上げ、次に発した言葉に少年は途端、体をあからさまに強張らせた。……。少し間を置いてから、顔を上げる。 ) ──……え、えへ? ( 誤魔化すように笑ってみせてから、ずり、ずり、とうつ伏せ状態のまま後ろに下がろうとする。ほふく前進ならぬ、ほふく後進。 ) [Fri 9 Feb 2007 00:54:01]
◆アーシュラ@宿 > ( 畳の上に寝転ぶ少年の方に顔を向けると、微笑んだ。畳の上にベタっと倒れた少年がなんとなく可愛らしい。窓縁から降りて障子窓を閉めれば、少年の隣に腰を下ろして ) 畳の部屋が家にひとつあってもいいかもしれないな。 ( 半ば本気でそんな言葉を漏らしつつ、足を畳みの上に投げ出せば思い出したように「あっ」と声を上げた ) 明日は一緒に風呂に入ろうな、アズ。 ( にこにこと微笑むと、極めて軽い調子で言う ) [Fri 9 Feb 2007 00:45:25]
◆アズ > ( 温泉から上がって、浴衣を着るのにまた難儀したとかそんな話はともかく。無理して熱い温泉に浸かっていた少年はゆだっていた。現在、畳の上でうつ伏せに寝転がっている。 ) あ〜……畳きもちいい……。 ( そんな声が漏れた。ちなみに温泉、早めに行ってみた少年は、アーシュラ達が入ってくる前に上がってしまったらしい。 ) [Fri 9 Feb 2007 00:36:01]
お知らせ > アズさんが入室されました。 『(アーシュラ以上に火照った少年が、畳の上でベタッとうつ伏せ)』 [Fri 9 Feb 2007 00:29:37]
◆アーシュラ@宿 > ( ヴェイストとはまたひと味違う景色は、見ていて純粋に楽しい。飽くことなく外を眺めながら、素足を畳の上に滑らせる。これもまた、初めての感触だった ) 畳、か。なるほどな。床で寝たくなるわけだ。 ( 知った顔でそんなことを呟きながら、ゆらゆらと足を揺らす。畳から感じる不思議な暖かみとイグサの香りは心落ち着くものがあった。襖の向こうに敷かれているであろう布団三組を想像して自然と口元に笑みが浮かんだ ) [Fri 9 Feb 2007 00:27:49]
◆アーシュラ@宿 > ( 温泉宿の部屋の中。藍色の紫陽花が描かれた浴衣に身を包み、窓縁に腰掛ける女の姿。少し湿った髪は、低めの位置で束ねられている。首にはお決まりのタオル。湯から上がり、ほてった体を冷まそうと風に当たりながら月明かりに照らされたアマウラの風景に視線をはせた ) [Fri 9 Feb 2007 00:20:31]
お知らせ > アーシュラ@宿さんが来ました。 『畳の部屋』 [Fri 9 Feb 2007 00:13:27]
お知らせ > ジョニーさんが退室されました。 [Mon 29 Jan 2007 02:14:58]
お知らせ > レミー@温泉さんが退室されました。 『そうして、気づけば軽くのぼせるまで温泉に浸かっていました。』 [Mon 29 Jan 2007 02:14:31]
◆ジョニー > 本当になあ。……土産物屋で売ってるか、見てみようか?(多分高いんだろうなあ、とか思いつつ。まさかオリガミそれ自体を売ってて自分で折れといわれるなんて思いもしない。そんなに器用な人間がいるわけがない、とも思う)そうか?――まあ、レミーを信じるよ、それなら。無茶はしないでくれ、とは言っておくけれど(この笑い声もまた、安心できるモノの一つ。彼女の隣にいることの証左でもあり、青年は嗜めつつも、何処か嬉しそうに笑みを浮かべた。 なんだか、こうして彼女に支えられてばかりな気もするが――アルコールか、湯の熱さのせいか、それで良いか、なんて思える)……ああ、そうするよ。……そうはするけど。何か――そうだな、此方もお返しを考えないと。淑女に何か貰って、返礼なしは紳士として、な(後半は冗談めかして笑いながら、だけれど。何かしてあげたいと思うのも事実。そうして励ましてくれる貴女に。……何が良いだろうか。思考は、あんまりにも纏まらなかった。纏める必要も、無いか。心中で呟いて、やはり笑うのだった)【判定】 [Mon 29 Jan 2007 02:09:26]
◆レミー@温泉 > そうですわね。あのただの正方形の紙がどうすれば刃物も無しにあのようなものが出来上がるのか皆目検討もつきませんものね。 ジョニーの言葉に再び同意するように頷く。きっとあれは伝統芸能のひとつなのだろう。普通の人間には折れない代物……そう思った。子供でも折れるような代物なんて考えもしない。) オーホッホホッ、この程度でどうにかなる私ではありませんわ! それに、嫌いなわけではありませんもの。 (ジョニーの言葉に心配させないようにか、それとも反発するようにか、口元に手の甲を当てて高笑いをするお決まりのパターン。それだけ大丈夫、ということなのだけど。) そうですわ。私からの『プレゼント』は素直に受け取りなさい。 (ジョニーの言い直した言葉と『ありがとう』ににっこりと微笑むとそう返した。ジョニーが何を伝えようとしたのかは薄々わかっていたものの、励ますようにそう言葉を返した。 銀色の世界は月と星の光に照らされ、昼間ならまぶしいだろうその景色は綺麗に輝いていて…… 【現象壱 判定】 ) [Mon 29 Jan 2007 02:01:09]
◆ジョニー > 全く。しかも見たか、レミー? あの『オリガミ』って代物。……あれはきっと、凄い芸術家で泣ければ作れない作品なんだろうな(……旅館の部屋。飾りなのかサービスとして置かれていた『鶴』らしき紙細工に、青年は甚く感激してしまった、らしい。あれが子供でも作れるものだといわれれば、驚きのあまりどうなることやら)なら、良いが――でも、無理はしないでくれよ? ……うん、無理は、しないで欲しい(別段、気分は悪くなったりしないのだけれど。それで彼女が無理や無茶をするのは、嫌だったから、青年は心配げに彼女の顔を覗き込もうか。――驚いた様子に、思わず笑ってしまうのだけれども)……ん、いや。それも、なんだけどさ。――うん、それで、良いか。(思うのは、あの夜だ。命は取りとめたものの、毎夜見る夢は、少々厳しい。誤魔化すように――否、心から笑おう。恥らう相棒の姿も、この景色も、温泉の温かさも。総てを楽しもう)でも、思い出して誘ってくれたお陰で、楽しめてるからなぁ。――やっぱり『ありがとう』だ。 [Mon 29 Jan 2007 01:50:08]
◆レミー@温泉 > 木はともかく、紙で出来ているなんて信じられませんわよね。 (けれども、事実だ。扉や窓、もしくは内部に関してだけの話ではあるが。それでも、驚きに値するのは確かだ。もしかしたら衣服も紙で出来ているものもあるかもしれない、などと変なことを思ってしまうほどに。) ええ、大丈夫ですわ。少しずつでしたら…… (ジョニーの邪魔をしてテンションを下げては悪いと思ったのか、それともタダの見栄か、気丈に振舞うように笑った。まぁ、まったく飲めないわけでもないのだから大丈夫。 ふと、ジョニーから改まった口調で「また一緒にお酒を飲めてうれしい」と言われれば、少し驚いた様子を見せ、頬を朱に染めた…礼を言われて照れているのだ。) なっ、何を仰ってますの? 私はただ、ジョニーが温泉に行きたがっていたのを思い出して誘っただけですわ。 おかげで私も、こうして再び温泉へ浸かることができましたし…… (恥ずかしそうに視線をそらし、話す言葉は少し早口で。) [Mon 29 Jan 2007 01:42:21]
◆ジョニー > 建物も総て木と紙でできてるそうだしなあ。……そう言えば、釘を使わないでも家を建てられるんだそうだ、アマウラの人は(石と漆喰でしっかりと固められた家に住む物には、あまり信じられない話でもある。そういった異郷の地を探索するのも冒険者といえば、そうだ。――青年は地下迷宮を思い浮かべるが、彼女の気持ち、わからないでもない)……本当に、大丈夫か? 無理なら飲まないほうが――(と気遣うでもなく、彼女は自分には合わないと理解した、ようだ。そっか、と頷いて。なら此方は少しずつ、杯の中身を飲んでいこう。一人だけ酒を呑むわけにもいくまい?)……とはいえ。ありがとう、かな、レミー。……正直、また一緒に酒を呑めるとは思わなかった時もあったから、凄く嬉しいよ、俺は。 [Mon 29 Jan 2007 01:32:20]
◆レミー@温泉 > ある意味そのあたりの森よりも迷いそうですわね。 (ジョニーの言葉に苦笑いを浮かべながら頷いた。けれど、こういったところを探検するのも実は好きで―― ちょっとした冒険者気分だ。) そうですわね。では、乾杯… (そう小さく答えながら飲めば、今の状況。飲めないわけでもないが、旨いと感じるにはレミーはまだ若すぎるのだろうか。) す、少し、私には会いませんわね。 雰囲気だけ楽しんでおきますわ。 (そう言って、何も入っていないお猪口に形式的に口をつける。とはいえ、景色は最高ではあるし、文句など何もないのだけれど。) [Mon 29 Jan 2007 01:26:40]
◆ジョニー > ……まったく。壁にも扉にもなるし、綺麗は綺麗なんだが――(迷いやすいのはどうにかならないもんか、と青年は笑いながらも溜息を吐いた。無論、慣れれば別なのだろうし、こういう事も経験だ。口ほどには、彼も文句は無いようで。雪景色を眺め、酒を口元に運ぶ。フウリュウという事場の意味。わかるような気も、する)二杯目は、『我らの前途を祝して』だとは思うけどね。まずはこれまでの事から、さ。乾杯、レミー(かちり、とかすかな音。それと共に口へと流れ込んだ酒精は――からい、というか熱を持った感覚。なるほど、と。酒通ではないが、旨いとは思う)でも、これは――ちょっときつい、かもな。……レミー、大丈夫か?(戦場育ちならば、少々キツイ酒にも縁があり。む、と顔をしかめつつも飲み下し、彼女を気遣おう) [Mon 29 Jan 2007 01:20:39]
◆レミー@温泉 > そうですわね、あのフスマとかいうものは、扉だそうですけど…… (確かに、『動く壁』にしか見えない。 あれが開きっぱなしになると、仕切りがない分確かに道に迷いそうだ。ジョニーの心中に気づかず、ただ銀色の風景を眺めていた。本当に綺麗だと思う。そして、乾杯の対象は「これから」ではなく「これまで」の事に、だった。湯治なのだから当然といえば当然かもしれない。) …わかりましたわ。では…互いの無事とこの美しい白き世界に……乾杯。 (カチッと僅かにお猪口をあわせ、ゆっくりと飲んでいく。ワインやエールとは違い、辛味の利いた味が喉を通り、小さく悲鳴を上げる。) ひっ…まるで喉が焼けるみたいですわね……っ [Mon 29 Jan 2007 01:14:09]
◆ジョニー > 本当にな。……どうにも、フスマっていうのか? 壁が動くから、同じ部屋でも見間違えて(ぶつぶつと、少しばかりの愚痴を零す。――とはいえ、見知らぬ文化に楽しみながら、のだ。何処か面白がるような口調で、迷った要因についていいわけをしてみる。目を奪われるのは白い肌。――見ないよう、と視線を逸らせば其処には、やはり白。雪景色が広がっていて。――やはり凄いと、再度思う)あ、っと……そうだな。何に乾杯するか――(注がれた酒。半透明な其れは、コメを使ったものだとか。ふむ、と思案をしつつ……ふと思いついたのは)なら、警邏における『相棒』の無事と、この景色に、じゃどうかな?(少なくとも。己と違って彼女は怪我一つせずに戻ってきた。それは――自分にとって、喜ばしいことであったから) [Mon 29 Jan 2007 01:07:43]
◆レミー@温泉 > 迷子にならなくて良かったですわね。 (待たされることに関しては取り分け怒った様子もなく。寧ろ口では怒っていたとしても内心は心配していたかもしれない。 バスタオルから出た白い肌を見せた肩に、軽く温泉の湯を掛ける。レミーもこういった景色の中で湯に浸かるのは初めてで、しばらくこの景色を堪能したい、と思っていた。) ええ、では、どうぞ…… (クスリ、と小さく笑みを浮かべると、そのお猪口にお酒を一杯注ぐ。気配りというよりは面白半分かもしれないが、自分もお猪口をもってお酒を注いだ。) では、とりあえず…乾杯いたします? (そう言ってお酒の入ったお猪口を軽く向ける。ジョニーに向けるレミーの視線は「何に乾杯するか」と暗に問うていた。) [Mon 29 Jan 2007 01:01:26]
◆ジョニー > まあ、すぐに何とかなったけれど(なんて、苦笑い。辿り着けて良かったが、女性を待たしてしまったことについては詫びるより他に無い。ごめん、ともう一度。誠意をこめての謝罪を告げる。 ――しかし。いやこれは確かに、心地良い。熱いお湯と冷えた空気。そして綺麗な景色が相まって、いつまでもいたい場所だと思えてくる。……隣に、憎からず思っている女性がいれば尚更、でもあるが)さすがに、ずっと浸かってるわけにはいかないけど、でもこうした場所が身近にある、のはアマウラの人が羨ましいかなあ。――風習、か。確かに、習慣になっちゃうんだろう(こんな景色を見ながら酒を呑む。実に気分の良いことじゃあないかと、青年は自然に笑みが浮かんで。)っと……ありがとう(此方が酌をしても良かったのだけれど、と一瞬思うも、こうした気遣いができるのが彼女の良さでもある。手渡された猪口を素直に受け取り、酒を注ぐのに楽なように持とうか) [Mon 29 Jan 2007 00:55:30]
◆レミー@温泉 > あら、そうでしたの? (一緒に来たほうが良かったかしら、と今更ながらに思った。レミーも殿方と一緒に浸かるのは慣れている、とは言わないけれど、アマウラでは昔は一緒に浸かるのが風習だとどこかで聞かされていたので抵抗はない。熱いお湯ではあるが、経験者のレミーにはさほどつらくなく、ゆっくりと仕事やここまでの旅の疲れが溜まった身体を肩のラインが見えるくらいまで沈み込ませた。) ええ、そうですわね。逆にここから出たくなりたくなるような気もいたしますけれど… ええ、雪景色を見ながら一杯、というのが此方の『風習』なのだそうですわ。 (レミーも聞き知っただけで詳しいというわけではないのだけど、ジョニーの言葉に小さく頷いた。) では、早速戴きましょうか? (そう言って相手にお猪口を渡し、自分はお酒の入ったビンを手に取った。) [Mon 29 Jan 2007 00:47:04]
◆ジョニー > ごめん。ちょっと、宿の中で迷った(こり、と頬を引っ掻くのは二重の意味での照れ隠し。さすがに年頃の娘と共に風呂、というのは。昔はまあ普通だったと聞くし、そうそう変わった文化でもないのだが、青年には馴染みの無い文化。――とはいえ、それに困惑している間にも、体は実に寒くなる。彼女の美しい脚線美とは違い、いささか無骨なその脚を。それをゆっくりと此方も沈めて。――やや熱いお湯に一瞬顔をしかめるも、そのまま体を湯船に浸していこうか。そうすれば外の寒気と相まって、調度良いようにも思える。なるほど、と小さく頷いた)……いや、なるほどなあ。確かに、これくらい寒いと、お湯が気持ち良い。でもって景色を見ながら酒を楽しむ――のが『フウリュウ』なんだっけ?(あとはワビとかサビとか。噂に聞く謎の香辛料のことかもしれない。とまれ、彼女はお酒は大丈夫なのだろうか) [Mon 29 Jan 2007 00:41:05]
◆レミー@温泉 > あら、随分と遅かったですわね。 (視線に気づいたのか振り返ると、遅れてやってきた相棒に声をかける。実はこの温泉は混浴で、それ故にこんなにも広いのかもしれない。バスタオルを身体に巻いて対策はバッチリ。とはいえ、この時間に入ってくる客も少ないとは思うので実質ジョニー用かもしれない。) そうですわね。では早速浸からせて戴きましょう。 (流石にレミーもずっといるのは寒いのか、ジョニーに促されればバスタオルから出たすらりとした脚は湯船へと歩を進める。やがて縁にたどり着くと足の指をお湯につけ、ゆっくりと沈ませていく。) [Mon 29 Jan 2007 00:35:55]
◆ジョニー > (一方、こちら。男子脱衣所から出た先も、やっぱり寒かった。いや全く。同じくして泊まっている人を参考に腰にタオルを巻いてみたが。――寒い。只管に寒い)……景色は凄いな、確かに。露天浴場、だっけか。そうする意味はあるんだろうけど――(ちら、と横目で見た彼女も素肌にタオル一枚で。慌てて青年は視線をそらす。……その、何だ。やっぱり、女性の体をじろじろ見るのもあれだろう。うん。心中で誰に言い訳してるのか、そんな事を何度か思いつつ視線を転じれば、湯の傍に置かれた盆とツボ――トックリというらしい――と小さな杯のセット。それも気になるが)……いや、とにかくまずは入ろうか? [Mon 29 Jan 2007 00:33:14]
お知らせ > ジョニーさんが入室されました。 [Mon 29 Jan 2007 00:17:28]
◆レミー > (のっけから間違えている。著間ではなく旅館。 敷き詰められた石の縁に張り巡らされたような温泉。広々とした空間に小さく感嘆の声を漏らす。) うわぁ…ずいぶんと大きなバスルームですわね。 (部屋というよりは一面雪景色の空間で、バスタオルを巻いているだけのレミーはかなり寒かった。けれど、この雄大な景色を見てしまうと、それすらも忘れて暫しの間見惚れていた。 ) [Mon 29 Jan 2007 00:12:25]
お知らせ > レミーさんが入室されました。 『『著間に来たらやはり……温泉。』』 [Mon 29 Jan 2007 00:08:01]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部さんが帰りました。 『「おーゥ、狐ン稽古ン事なんじゃァがのぉー?」 声投げつつ、障子を開いて部屋の中に入るか。』 [Tue 23 Jan 2007 21:42:19]
◆錫音@欧州隊本部 > 何ぞ… 近ァ内ンでも、雪白ン事ォ稽古しとゥけェの…(期待しているなら、ソレ位しなければダメだろう。 なんて、顔意地悪気に歪めて吐き出せば… やがて辿り着いた監視役の部屋の前で立ち止まり、軽く伸び一つ―― そして) [Tue 23 Jan 2007 21:41:31]
◆錫音@欧州隊本部 > そンでも… まァ、あそこまでやらせっとゥて、斬り捨てっとゥ訳にもいかんじゃろォしのォ… (それに、愛着の様なモノも沸いてきているし… 何より先日の調査の時は、かなり役に立った。 尤も、上の方からすれば…妖狐の嗅いだ匂いから…と言う事で、大分渋い顔だったが―― だが) 何ぞゥ、隊なァ従順にならンとも… ウチに対しとゥ、ちぃーっと素直に出来っとゥなァ良ゥんじゃ… そン価値ァあっとゥ(と、吐き出して思う事は… それだけ、狐に期待してるんだろうな… と言う事か。 そんな事を思ってしまえば、思わず顔を歪めて吹き出し… それから、また瓢箪一煽りし――) [Tue 23 Jan 2007 21:36:11]
◆錫音@欧州隊本部 > ふゥン…む―― (廊下に出て、向かう先は… 監視役の隊士の部屋。其処に向かいながら、頭の中で訓練メニューを構築し続ける。 その途中――) 従順に訓練しとっとゥンが一番なンじゃァが… 従順には程遠いっけェ――(―― その狐を、如何にして御するか。 余り、きつく締め上げて反発させるのはダメだろうし… かといって甘く扱って付け上がらせる何て事は、もってのほか。 思った以上に扱い辛い性質のソレに、少し頭痛を覚えれば… おっちゃんの気持ちが少し分かった気がする、なんて苦笑混じりの冗談一つ、零し――) [Tue 23 Jan 2007 21:25:05]
◆錫音@欧州隊本部 > 何ぞゥアレけェの… 精進しとゥとォなァ、足だけじゃのゥて狐火も速ゥなっとゥっとォンが少なァ救いン一つなンじゃろォし――(本人も、将来的な事を考えてか…下心と共にやる気はある様に見える。 ならば、そのやる気が萎えない様に調節する必要があるか、なんて… ブツブツと漏らしつつ思案。その思案の最中も、瓢箪を掴んでちょくちょくと酒を喉に通せば、それを潤滑油に脳を回し――) 暫くァ、基礎体力っとゥモンけェの?そン向上を中心に、じゃァの…… まっ…人型ァで訓練させっとゥンは、後々ィ考えっとゥても必要じゃァが… (斬り合いになっとゥなァ、相手ァ変化解くンォ待っとゥくれんとォじゃろォしの… と、吐き出して…頭の中では、人の姿での体力向上の方向でメニューを組み立てるか、と… 其処まで思えば、手の中の記録を丸めながら廊下へと出て――…) [Tue 23 Jan 2007 21:18:41]
◆錫音@欧州隊本部 > ――――……… ふゥンむ(見遣る記録は、調査から帰還して暫し後に行われた雪白の訓練のソレ。 其処に書かれた文字に、溜息と共に眉を寄せれば…頭をガリガリと掻き毟り――) …… 走る早さは町人並で、狐火も同じ程。動く標的を狙うには難しゥ… 狐火っとゥ事じゃかァ、気付かれずン狙い撃つンにぁ向かんじゃろォけェ…(―― 序でン言ァ…逆らう意思ァあらンが、従順では無く。 其処まで吐き出して、記録を持ってきた隊士の顔…使い物になるのか?と問う様なソレ…を思い返せば、また頭を掻き毟って、腰の瓢箪を掴んで一煽りし――…) [Tue 23 Jan 2007 21:05:32]
お知らせ > 錫音@欧州隊本部さんが来ました。 『「何ぞゥ…思っとゥとォ以上に鈍チンじゃァの」 記録片手に、溜息。』 [Tue 23 Jan 2007 20:55:01]
お知らせ > 雪白@稽古場さんが帰りました。 『人間の…可愛らしい少年よ』 [Sun 21 Jan 2007 03:14:07]
◆雪白@稽古場 > それに──。 ( 雪白は顔に落ちた髪をかきあげると、塀の向こうに視線をやった。 ) 私は、人間の世界で暮らしたいの。此方の方が魔界より楽しいことが多そうだし……なんと言っても、とても美味しそうな獲物達が居るから。 ( クスクスと笑う。 ) 捕まる前は、手当たり次第食べるつもりだったけれど。こうなって色々勉強した結果、わざわざ数の多い人間に追われてまで獲物を狩るよりは、合法的に獲物を手に入れた方が楽だって気付いたのよ。 ( それに、狐うどんなんかも意外と美味しかったし。と。 ) まあつまり……お金が欲しいのよ私は。頑張ればその内隊員になれて、給料が貰えるかもしれないでしょう? ( 監視係は、「いや、それはどうだろう…」と言う風な顔をした。 ) ──いずれはそれで、月に一度くらい大好物を買って食べて。それでまたそのために働く──。どう? 貴方たち人間の望むことと、そう変わらないと思わない? ( そう言ってニヤリと笑いかけた。……そうやって、監視係の信用を得ようという狐なりの計算なのだ。だが、人間と変わらないと言った狐だが、大きく異なる点が一つあった。「その大好物って、なんだ?」そう、監視係が尋ねる。それは──。 ) [Sun 21 Jan 2007 03:12:14]
◆雪白@稽古場 > ( ちなみに、脅すのに使ったというのは、捕らえた獲物に対してである。炎を近づけ、時には押し当てて獲物があげる悲鳴を愉しんでいたのだ。つまり雪白にとって狐火は、SM用ローソクみたいなものであったとか。 ) ──まあ、鍛えれば曲がらせたりも出来るようになるかもね。足が速くなれば速度も上がるでしょうし…。だからちゃんと外に出してよねっ。折角訓練する気になってるんだから。 ( 囚人のくせに、偉そうである。監視係はまたも溜息をついたが、何も言わなかった。さすがに、この狐の性格が解ってきているのかもしれない。ただ、「従順になれば、上も訓練の回数を増やすと思うが」とだけ言った。だが、狐耳と尻尾を生やした女はブッと吹きだし。 ) あははははっ! 従順だなんて、私に最も遠い言葉ね! 悪いけれど、それは無理ね。私が従順になるだなんて、有り得ないわ。 ( 捕らえられた直後は、言われたとおり情報を喋りはしたが。態度から見ると、あまり従順とは言えなかっただろう。 ) でもまあ、逃げ出したり欧州隊に逆らったりはしないから、安心なさいな。錫音が言ってなかった? 雪白は、面が割れてるから逃げようにも逃げられないって。 ( この顔、変えるのなんてまず無理なのよ? と、自らの顔を指差してニヤリと笑う。 ) [Sun 21 Jan 2007 02:57:56]
◆雪白@稽古場 > ( 許可を出す前に行動した雪白に、監視係は苦い顔だ。──耳と尾くらい、いいじゃないの。なんて思う。松明の方向を向いた。一緒に、狐火も動く。 ) ──あれが獲物よ。食べても不味いでしょうけど。…行きなさい。貪り食え炎。 ( 雪白の言葉と同時に、狐火が動き出す。その速度は、人が走っているのとそう変わらず、ただ真っ直ぐ松明めがけて飛んでいく。擬音にすれば、スイーッと言う程度。──そして、松明に火が点った。明るさが向こうに移る。 ) こんなもんよ。自分が走っているイメージで飛ばすから、どうしても速くならないのよね。 ( 「私自身が速くならないといけないようよ」と、監視係に言う。相手は、眉根を寄せながら「動く敵は追えるか?」と尋ねた。狐は首を横に振り。 ) まさか。私が走って追いかけるのと変わらないんだもの。あまり当たった試しは無いわね。脅すのに使えたくらいかしら。アアあと、曲がったり出来ないから。あの狐火。 ( そう答えると、監視係は溜息をついた。「使い物にならねえー」と思ったのだろう。雪白自身も、そう思うが。 ) しょうがないでしょ。魔界の門が開くまで、ほとんど使ってなかったんだからっ。向こうでは人型に変化して罠を張るだけで、十分獲物を取れたのよっ! ( ロッツンルートや、牙のある魔法使いと戦って初めて、戦いではあまり使い物にならない能力だと気付いたのだ。 ) [Sun 21 Jan 2007 02:44:27]
◆雪白@稽古場 > ( 乱れた着物を直してから、塀の側に立てられた灯の点っていない松明を見やる。あれに、火を点ければいいのだ。 ) 生まれなさい炎。食事の準備よ。 ( 呟けば、声と共に吐き出された息が小さな狐火に変わる。辺りの明るさが少し増し。生まれた火を眺める。 ) ……やっぱりえらく小さいわね。…耳と尾くらいは出してもいいでしょう? ( 監視係に問いかけ、答えを聞く前に白い狐耳と八本の尾を出した。──雪白は九尾の狐だが、尾が今八本しか出ていないのは、残りの一本が帯に変化しているからである。帯を解けば変化が解けるのは、そのせいだ──。完全に人型であるより、耳と尾だけ出した方が集中力を少しだけ狐火に向ける事ができる。狐火の勢いが、増して手の平大になった。これでやっと人型時の通常だ。やはり、疲労は集中力を欠く。 ) [Sun 21 Jan 2007 02:26:12]
◆雪白@稽古場 > ああもう、もっと丈が短い着物にしようかしら。面倒くさいわねー変えるの。 ( かなり人間に似たものに変化し、妖怪であることを隠蔽できる代わりに、雪白は顔や服を簡単に変える事ができない。顔は、以前瞳の色や牙を変えたが、人相自体を変えるのはまず無理と言っていい。服は、頑張ればまあ何とかならないこともないが。気軽にできることではなかった。 ) え? 遅いって何よ? ( 監視係が呟いた。「狐の妖怪のくせになあ…足は町人レベルか」 つまり、鈍足と言いたいらしい。 ) あっそう! 悪かったわね鈍足でねえ! 今まで、走って捕らえるような効率の悪い狩りはしてこなかったものですからっ! ( ふんっ! と、思いっきりそっぽを向いた。監視係は、そんな女の様子は全く気に止めずに命令する。次は狐火の訓練をしろと言うことらしく。 ) ああはいはい。解ったわよ…。言っとくけど、さっき走らされて すっご〜く疲れてるから、普段より威力無いわよ多分。 ( 言われたとおりの訓練をするのも癪だが、今日はどのくらいのものか記録を取ると言われているので、嫌々ながらも従っていた。この欧州隊で逆らって立場を悪くしても、いいことなど何もないのだ。感情に惑わされず、将来の利益を考えなければ。と自分に言い聞かせる狐。 ) [Sun 21 Jan 2007 02:09:24]
◆雪白@稽古場 > ( その稽古場は屋根が無く、周りを塀で囲われている。天井の代わりに夜空に浮かぶ星が綺麗だが、今の狐には眺めている余裕はない。着物姿のまま、肩で大きく息をして。 ) はあ、はあーっ……。やっぱりこの、着物は問題あると思うんだけどっ…! ( 何も手を出すことなく、ただ記録をつけ続けている監視係に向かって発言する。先ほどまで女は、通常変化した時の着物の姿のままで長いこと走らされていた。辛うじて足袋は履くことを許されたが、動きにくいったらありゃしない。変化を解けば関係ないとは言え、着物はかなり乱れている。 ) ああ? 何、狐の姿のまま走らせたら逃げ出すですって? わざわざそんなことしやしないわよ。 ( 人型のまま訓練をさせるのは、能力を制限させるためであった。本来の狐の姿のままフルパワーで狐火など使えば、火事などの恐れだって無いとは言えない。監視係は、用心深いようで。 ) [Sun 21 Jan 2007 01:51:52]
お知らせ > 雪白@稽古場さんが入室されました。 『( 欧州隊本部の稽古場で、荒い息を吐いている女 )』 [Sun 21 Jan 2007 01:38:23]
お知らせ > 雪白さんが帰りました。 『ここまで来た甲斐は、あったわねえ。( 狐はニンマリと笑う )』 [Mon 8 Jan 2007 03:14:52]
お知らせ > 錫音@辺境の廃村さんが帰りました。 『それ以上に、探索の収穫は多く大きい、か』 [Mon 8 Jan 2007 03:07:11]
◆錫音@辺境の廃村 > まっ… そこ等辺ぁ追々、何ぞ思い出しとゥ時で構わんとゥわ。 (と、家捜しを続けながら言葉投げれば、その後で投げられた言葉に思わず噴出し… ) そンもそォけ!そらァ、裏切っとゥ訳なァいかンとォな!(と、ケラケラリ。 笑いながら… 「そンなァ、家捜しが終っとゥたァな…移動しとゥけ」 と、少し笑い声の残った声で返すだろう。) ―――――― ( 家捜しの結果は、退出時間が奇数ならば1万相当 偶数ならば1万5千相当。0ならば2万相当の金品だろう、か。 ) [Mon 8 Jan 2007 03:06:26]
◆雪白 > 感じたこと、ね……。 ( 首をひねる。まだ何かあったかしら…なんて思いながら。その内何か思い出せば、また報告するかもしれない。 ) 裏切り? あら、そんな風に思われてるんだ。 ( ま、そりゃそうよねえ…、と。 ) …変化前と後の両方の顔が割れてるから、逃げにくいのよ。って言っといて頂戴。 ( そう言い放ち。 ) あ、そっちがいいわ。ええ。 ( 泊まる場所について、その提案に同意しよう。 ) ──朝一で戻るのでも、構わないわよ。私、一刻も早く「りはびり」をしたくなったから。 ( 山林を抜ける時だけでも、狐の姿のままでいられれば行きよりは疲れずに移動できるだろう。本来、樹海に棲んでいた狐だ。まあ、人型での移動だとしても…なまった体にひいはあ言いながら何とか帰るだろうが。 ) [Mon 8 Jan 2007 02:58:00]
◆錫音@辺境の廃村 > なァーン… そなァ言葉よゥも、おンしが体で感じた事ォン方が重要じゃァて。 少なァとも… 奴等ァと接触しとゥ事ァ無ゥウチらァよゥはマシじゃろ?(そこ等辺と、裏切らんっとゥ事ォ押しとかァ…山狩りン列なァ加えて貰えっとゥ。 と、言葉続けてやれば… またケラケラと。成る程、生け捕りにした甲斐があったと、きっと内心思っている事だろうか。) んー… そォ、じゃァの。まっ… そンなぁ…村の出入り口か裏手ン方に近ァ場所ンでも泊まっとゥけ?(それなら…また、此処が襲われた時に対処しやすいかもしれないし… と、家捜しの手を一度止めて一言。 そして―――) そンに、出来っとゥ事なァ…朝一ンでもアマウラァ戻るべきじゃろォしの 兵は迅速を尊ぶ じゃて( ボソリ 呟きの後で家捜しを再開するだろう。) [Mon 8 Jan 2007 02:39:46]
◆雪白 > 性質っていってもねえ。ちょっと聞いた感じだと、妙な言葉使ってたから…もしかしたら人間には通じないかもね。あと、得物は弓矢──まあこれは、この村を見れば解ることだし? ( 「そう知ってるわけでもないわよ」と。…しかし、現在人間界にいる者では、恐らく一番彼女らに対する知識はあるだろう。その部族の外見については、以前吐いたとおりであるし、これ以上の情報は引っ張り出し難いかもしれないが。 ) うふふふ。そうね、感謝するわ! ( 宥められるが、すぐには治まらないようで。だが、ここで休むと聞けば「げ」と。 ) …………もうちょっとマシな家にしない? ( 散々犯りつくして食べつくした跡のあるこの家で眠るのは、気が進まないらしく。汚れがどうのこうのではなく、憎っくき奴と同じの部族の匂いに包まれて眠るが嫌なのだ。 ) ……それとも、この格好のまま土間で寝ようかしら…。 ( そう言って土間に視線をやってから、錫音が辺りを探るのを狐の姿のまま手伝おう。 ) [Mon 8 Jan 2007 02:32:24]
◆錫音@辺境の廃村 > ほォン… そンなァ、おンしァ何が何でも引っ張りだされっとゥじゃろゥの。 何ぞ、奴ン性質ゥ分かっとゥ様じゃァしの。(或いは、男が群の頭で、ソレが中心になって此方側に大挙してきたのか… なんて、まさか相手が自分と同じと思っても居ない鬼娘は… 推測をポツリポツリ。 しかし、そうなると何故…同族では無く人間の女に手を出したのか? なんて、疑問も幾らか残るが… それは、これから分かるだろうと…一度思案を切り―――) まっ… 興奮しとゥンは仕方のゥじゃろォが…ちぃーっと落ち着いと? おぉ、大手柄じゃ。 まっ… ウチん見立てァ間違っとゥのォっと訳じゃて―― 裏でコッソリそン事にも感謝しとゥぞー なんて、の?(そんな中、隣で雪白が興奮してくるのを見遣れば… 宥める様な事場と、冗談をワンセットで。 投げ掛け、ケラケラ笑えば―― ) さぁーって、何ぞ… もうちィーっと何ぞ無いか探しとゥてから、今日は此処で休んで明日は近場ン村ァ経由してアマウラまで戻っとゥけ?(こら、忙しゥなっとゥぞ… と、口の端歪めて笑いながら言葉漏らしながら… 室内を見回し―― 何か、残っているモノは無いかと探り始めるだろう。 例えば、他の手掛かりとかお金とか、金品とか…) [Mon 8 Jan 2007 02:14:07]
◆雪白 > ええ、そう。 魔界の樹海でたまに見かけたわ。あの部族。女ばかり狩りに出るのかと思っていたけれど…男も大勢いるようね? ( まさか両性だなんて、思いもよらずそんなことを狐は言った。男だけが此方に来ているのならば、あの女は来ていないかもしれない…とも思ったが、いや、きっと来ている。ていうか来てやがれこのヤロウ。なんて、心の中で思いっきり汚い言葉を吐いた。──捕まってからは、錫音や教師くらいしか話す者がいなかったから気性は少し落ち着いてきていたが…ロッツンルートが来ているかもしれないと思えば、テンションが上がってきた様子。 ) あら、大手柄!? それはいいわね!とても! うふふ…まあ、運も良かったわよね。知っている種族だったんだから。 ( やはり、近い匂いの者と戦った事があることが大きかった。いくら魔界の者だとしても、会った事がなければ解りようがなく。──さすがに、残された匂いにロッツンルートのものがあるかどうかなんてことは解らなかったが…言うなれば、匂いが兎か狸か、くらいの判別はついたと言うことだ。 ) [Mon 8 Jan 2007 02:04:55]
◆錫音@辺境の廃村 > そう言う事じゃァって。 なぁン、上手くやっとゥくれっとォな… 何ぞ、悪ゥ様なァさせンと。( お互い、上手く付き合おう とでも言う様に言葉投げれば… それから、彼女が匂いを嗅ぐ様子を静かに… 少しだけ、心の中で祈る様に見遣り始めるだろうか。 何せ、此処で何も掴めねば、別の廃村を探さねばならないのだから―― そして… ) む?(匂いを嗅いでいた狐が不意に動きを止めて高笑いを上げれば… 何事かと、その様子を怪訝そうに見遣り――… そして) ろっつんるぅと? あン、雪白が言っとゥた魔界ンヤツの一人… け?(彼女が口にした言葉、それに… 以前、搾り出した情報を思い返して思案顔一つ。 魔界の生き残りが、大勢野放しになっているのならば… 動くには十分過ぎるだろうか? なんて、思案。) あ?おぉ… そら、おンしもウチも召集されっとゥかもしれンが… いや、しかしこらァ大手柄じゃァぞ? おンしが居らんとォなァ… こなぁ風に事ァ進まンとぉ。(それから、上機嫌に言葉吐き出す彼女の様子には… 少し驚いた様な顔をしながら、頷き数回。そして、褒める様な事場も投げ掛けるだろう。) [Mon 8 Jan 2007 01:52:49]
◆雪白 > ( 匂いを嗅いでいた白狐は、ピタリとその動きを止めた。そして。 ) フフ…フフフフフフ……。 ( 突然、笑い声を漏らし始める。ガバッと頭を上げると、バサリと九本の尾を振った。 ) ロッツンルート! なるほどね! あの矢!匂い! どうりで! ( アハハハハと、ひとしきり笑い終えると、錫音を振り返り。 ) 錫音。賊の討伐に行く時は…必ず私も連れて行ってちょうだい。きっとあのアマもいるはずだわ。この村を襲ったのは、魔界の、以前話したロッツンルートと同じ種族よ。 ( そうか、やはり人間界に来ていたのか。これであの時の矢傷の恨みも返せるというもの。雪白は、非常に上機嫌だった。 ) [Mon 8 Jan 2007 01:41:50]
◆雪白 > ──…まあ…そりゃそうよね。 ( 世の中そう甘くはないと。ギブアンドテイクに頷き。錫音が話すのを聞けば。 ) …ふう、厄介なことだわ、まったく。 ( 推測すれば推測するほど、面倒くさそうな相手だ。息を吐いて天井を仰ぐ。 ) もちろん。相当臭そうだわ、此処は。 ( 骨の量からも、ここ以上に成果の上がる場所は無かろうと。逆に言うなら、ここでも解らなければこの廃村で情報を得られる望みは薄くなるだろう。──鬼娘が骨の辺りを調べるのなら、自分は「賊」が座るとしたらそこだろうと……またも炉に近づいて。 ) …………。 ( 賊は食っては犯していたのか、食べかすや散らばった骨、そして先ほどの家よりも当然濃いだろう交尾の跡。これに顔を近づけるのは気が進まないが、そうも言ってられない。鼻を近づける。 )( 判定。発言秒数の下一桁が奇数ならば人間の、偶数ならば魔物の匂いが濃い。【判定】 ) [Mon 8 Jan 2007 01:34:56]
◆錫音@辺境の廃村 > うぇっへっへっ… 何ぞゥ、雪白なァ仰山役に立っとゥ貰っとゥ積りじゃァての?(「"ぎぶあんどていく”じゃて」 なんて、笑えば… 酒の相手にニンマリと更に笑みを一つ。 浮べれば、それから… 表情を真剣なソレへと戻し――) なァる程のォ。 変化しとゥにも、群とっとゥなァ…村人丸ごと摩り替わっとゥ位の規模じゃろゥし、ウチらン気付いてなァ村が一つ塒になっとゥなぁ…そン場所なァ、賊が大勢、け。こらァ、山狩りン必要が出て来とゥかもしれンとォか… (流石に、調査は出来るだろうが二人で相手をするには辛い… が――もう少し何かがあれば、上を動かせなくもないか。 思案と算段を繰り返しながら… 先ほど同様に狐の後へと続き――…) 骨、じゃろォの。 そンも、ご丁寧に纏めとゥとぁ――(この村を襲った時は、此処を中心に浸かったのか? と、推理しながら… 骨に近付き、ソレを崩さんと…中に何か無いかを探らんとする様に、蹴り一つ。 そして――) 雪白ゥ、此処ォキッチリ調べっとゥぞ。 良ゥな? [Mon 8 Jan 2007 01:21:15]
◆雪白 > あらそう、それは助かるわ。 ( やっぱりこの鬼娘とは仲良くしておかないとね…そう思った狐は、「その内牢から出られれば、お酒の相手でもしてあげる」なんてほざいた。「してあげる」という辺りが、お礼のつもりにはとても聞こえない。そもそもそれはお礼なのか。 ) ──そうねえ。魔物か何かなら、それこそ変化できるとか…そうでないなら、襲われたまま、まだ気付かれてない村があるのかもね。 ( 弓を使うのなら、人に近い形をした生物だろう。何処か襲った村にでも、潜んでいるのかもしれない。 )( そして、比較的大きな家の前で立ち止まる。 ) さっきの家よりは、何かあればいいんだけど。 ( そう言いつつも匂いを嗅ぎ取ろうと鼻を動かしながら…家の中に首を突っ込む。 ) ……あら、骨が。 ( 白い、骨らしき物が、家の中の隅に積んであるのが見えたようで。 ) [Mon 8 Jan 2007 01:12:32]
◆錫音@辺境の廃村 > 何ぞ… 結構大きゥかもしれンとォけ…?(立ち止まった家は… 先ほどの家よりは大き目で、しっかりしている様子だろうか。 それでも焼け跡や刺さった矢で飾られて、酷い有様ではある…が) [Mon 8 Jan 2007 01:02:22]
◆錫音@辺境の廃村 > そぉじゃ…手柄―― まっ、ウチがちぃーっと雪白ン手柄ァ水増ししとゥとォなぁ… 案外、良ゥ感じになっとゥかもしれンとォ―― (と、冗談か本音か分からない声音で吐き出した後で… 辺りを見回し、家屋の壁に刺さった適当な矢を引き抜き凝視。 どこか、原始的な作りの様な気がするか? と、思案しながら… 狐が口にした言葉を耳にすれば――) 序でに言うなァ…こン間、賊達ァ 何処を塒にしとっとゥと事けェかのォ… ふゥむ(ポツリ。 まさか、山林の中に大人数で野宿と言う訳でもあるまい… なんて推測立てながら、村の中の家屋の一つの前で足を止め―― この発言の秒数下一桁が奇数ならば、この家屋は村長(或いは、それに相当する人物)の家、だろうか?) [Mon 8 Jan 2007 01:01:07]
◆雪白 > 手柄ねえ…。 ( どのくらいまで頑張れば手柄になるのかしら。と、何となく考えながら外に出、錫音について歩く。 ) こうなってから、どのくらい経つのかしらね…。 ( あの家は辛うじて匂いが残っていたが、何ヶ月以上も経っているのならば、あれ以上に匂いが強い場所が果たしてあるかどうか…。襲われた村は一つではないと言うことくらいは聞いていれば、この村は、一体いつ頃に襲われた村だろうかと…ふと思い。辺りを見回しながら、廃村の中を進む。相変わらず目立つのは、あちらこちらに刺さった矢。 ) [Mon 8 Jan 2007 00:54:04]
◆錫音@辺境の廃村 > そンァ… こン仕事ォン頑張り次第じゃァて。 此処で手柄立てとォなァ―― 何ぞ、食い扶持が貰えっとゥかもしれンとォぞ?(と、外に一歩踏み出し… 外気を肺の中に取り込みながら、そんな確証の無い事を口に出せば… 徐に、視線を彷徨わせ――) まっ… 案外、骨があっとゥけェ… 人喰いじゃァと分かっとゥンかもしれンとォな…… さて――(見回しながら返す返事。 返せば… 徐に足を村の中心辺りへと進めていき… ) …… もっと臭いが強そォっとォンなァ… こン村で一番大きゥ建物…けェの?(例えば、村長の家とか… と、口に出して… それらしい建物を探し始めるだろう…か) [Mon 8 Jan 2007 00:45:31]
◆雪白 > 鎖で繋がれてなきゃ、両方忘れなくて済むんだけど? ( と…暗に鎖も外せとの要求。今でも十分な待遇だが、この狐はそれでも不満なのだろう。そして、汚れた床を見たまま。 ) ──さあね…探せば骨もあるかもね。 ( そう言うと家の中を見回して──とりあえず、この家に骨はなさそうだと。 ) ええ。妖怪か魔物か…何かは解らないけどね。人の匂いじゃあ、ない。 ──匂いがもっと強い場所があれば…種族くらいは解るかも。 ( 未知の魔物なら、もちろん解らないだろうが…どこかで嗅いだような気もするのだ。もっと手がかりがあれば、それが解るかも知れない。錫音が家の外に出るなら、ついて出よう。 ) [Mon 8 Jan 2007 00:40:34]
お知らせ > 錫音@辺境の廃村さんが来ました。 『ボソリ… 呟けば、視線を戸口へと向けるか』 [Mon 8 Jan 2007 00:30:43]
◆錫音@辺境の廃村 > そらァ… 半分安心の、半分不安っとゥトコじゃァの。 まァ、どっちも忘れンとォ程に頼んどォわ(と、吐き出しながら… 自分は、軽く周囲を一瞥し、酷い荒らされ様だな…と、内心思えば… 視線を戸口の方へ。 思うのは…外から誰か来ても、囲まれる前に対処出来る様に…と言う算段か―― っと) そら…まァーった、結構な事ァの――… 喰らうだけじゃのォて、犯しとゥとァの… 問題ァ、犯されっとゥモンが… 何処に居とぅっとォ事かじゃァーが(普通に考えるならば、戯れに犯された後で喰われたか? なんて、思案続ければ… 狐の方へと視線を向け――) 他に、何ぞ分かっとゥ……… 人じゃァ、のう…け?(―― 問い掛け様とした所で、呟かれた言葉。 ソレを繰り返す様に呟けば、少し考え込んだ後 ) 別ン家屋も調べっとゥけェ… 何ぞ、手掛かりがあっとゥかもしれンんとォ――… [Mon 8 Jan 2007 00:27:58]
◆雪白 > ( しばらくそうした後、ポツリと言った。 ) ……人じゃ、無いわね。 ( 日も経っているせいか、種族までは解らず。この匂いは記憶にある気もするのだが…薄れた匂いでは判別できなかったようだ。 ) [Mon 8 Jan 2007 00:23:34]
◆雪白 > 逆はあっても、流石にそれはないわよ。 ( そう返しつつ──無人だろう家に上がりこむ。……屋外とは、やはり違う。匂いを少しは感じ取れた。しかし…これは? 背後から鬼娘も入ってくるのを感じながら、炉の周りの床を嗅ぎ出す。そこで賊たちが「行為」を行っていれば──少しは嗅ぎ取れるだろう、匂い。 ) ……盛ってんわね、マッタク。 ( 食欲に性欲も込みなこの狐は、散々盛った跡に呆れたような声を出した。そして、さらに床に鼻を近づけて、真剣に匂いを嗅ぎ分けようと──。 )( 判定。発言秒数下一桁が大きければ大きいほど、嗅ぎ分けられる。0だと、精液の跡だとしか解らない。【判定】 ) [Mon 8 Jan 2007 00:19:44]
◆錫音@辺境の廃村 > 何ぞゥ、久しぶりじゃァって四本足でン歩き方ァ忘れっとゥ事ァあらんとォな? (と、吐き出す冗談は… 自分の平静を一定に保つ為のソレ。 投げて、白い狐の様子を見遣れば―― 連れて来たのは正解だったか、と…矢張り言葉には出さずに) …… ふむ…となぁ―― 次ァ、家ん中けェの…(其の侭、彼女の行動を見詰めていれば… 次に調査に移ろうとする先は…家屋の中。 ソレを確かめれば、鬼娘も…一度、外へと注意を向けてから狐の後に続くだろう。 何時でも、太刀を抜ける様に… 急な事に対応出来る様に、身構えながら) [Mon 8 Jan 2007 00:11:14]
◆雪白 > ( お目付け役の了承が得られればすぐさま、背に手を回し帯を解いた。次の瞬間、女の代わりに現れる雪のように白い九尾の狐。 ) ──ひさしぶりね。この姿も。 ( 本来、こちらが真の姿のはずだが…逃亡防止に訓練もかねてか、人間界について学び始めてからはずっと人型でいた。──狐は、金色の目を鋭く光らせながら、今しがたまで持っていた矢を嗅ぎ、地面に鼻をつけて嗅ぎ、そこらを歩き回り始める。しばらくそうした後、狐の顔をしかめて頭を上げ。 ) ……流石に、雨で流れているわよね…。 ( ならば、家の中ならどうか。錫音が覗き込んでいた家に、狐は入ろうとする。 ) [Mon 8 Jan 2007 00:06:49]
◆錫音@辺境の廃村 > ―――― あぁ… (実際に村の惨状を見遣る視線は、真剣なソレ。 向ける視線の先…点在するのは、狐の見付けた矢に、間近で見ればはっきりと分かる焼け跡。 残りは、朽ちた家屋の中を見なければ如何にもならないだろうか… なんて、思いながら…手短な家屋を探そうと、視線巡らせ――) ん?あぁ… そォじゃァの。 こンなァ、もうちぃーっと手勢連れて来とゥ方が良ゥかっとゥかもしれンとォの(その最中…声を掛けられれば…それに応えながら 後で、別の村に情報を聞きに行く時にでも、本部に増援でも頼むべきか… なんて、思案。 っと――) んぁ? おぉ、そン方が助かっとゥじゃろォの。 そンに、こなァ様子じゃァ誰も見とらンとォじゃろぉしの(不意に狐が口にした言葉。 それに、僅かな間を置いた後で了解すれば… 一度、戸口を覗き込むのを止めて、自分は周囲を警戒し始めるだろう) [Sun 7 Jan 2007 23:58:46]
◆雪白 > ……ええ…。 ( 周囲の気配を探るのに集中していて、口数が少しばかり減る。そして村に入り──。目に入ったのは、焼かれた痕跡もだが……矢が。視線を巡らせれば、あちこちに刺さったそれを発見する。 ) …………相当の人数がいそうね。 ( もちろん、賊の事だ。村人全て殺して喰ったとすれば…かなりの人数がいそうだと思い。錫音について歩いていた狐は、すぐ近くの木に刺さっていた矢を抜いた。それをじっと見つめ。 ) ……錫音、一旦狐に戻ってもいいわよね? その方が鼻と耳が利くの。 ( 宿について鬼娘が言うのに対し、全く違うことを言い出す。なにか引っかかって。この矢に、覚えがあるような気が……はっきりとではないが、何かを感じた。 ) [Sun 7 Jan 2007 23:52:11]
◆錫音@辺境の廃村 > まっ… 踊り食いされっとぅ様に祈っとゥんが良ゥかもしれンとォの? 運が良ゥなァ…殺されっとゥ前ン、着物脱がされっとゥじゃろォし(と… 慎重に廃村へと近付いていきながら、言葉返していけば… 警戒する様に刀に掛けた手に、僅かに力込め… 小さく、呼吸繰り返し――…) おぅ、やっと到着じゃァて… 何ぞゥ、酷ゥ有様に見えっとゥ気もしとゥが――(… 見遣る、村の様子。 所所に見えるのは、焼かれた痕跡だろうか? 確かめる様に見詰めながら、ゆっくりと足を進めていけば――) 何ぞ、今宵ン宿ァ… ちぃーっと、寝心地ァ悪そうじゃァの [Sun 7 Jan 2007 23:40:18]
◆雪白 > ( 相手の真剣な様子を見れば、一筋縄ではいかない賊らなのかもしれないと…何となく思った。 ) 私の場合…食おうと思って着物を脱がした途端、賊は相当驚くかもね。 ( 尻尾の一つを帯に変化させている狐は、帯を解くと狐に戻る。何も知らなければきっとビビるだろうと…想像して楽しそうな顔を。その時、鬼娘が立ち止まったのに気付き、狐も歩を止め。 ) ……あら、やっとね。 ──ええ。もちろん。 ( そう答えると、注意を周囲にやり…狐耳ほどではないが、人よりは聞こえる耳がピクリ、ピクリ、と僅かに動き、辺りの気配を探る。そうして、錫音について歩き出す。 ) [Sun 7 Jan 2007 23:33:25]
お知らせ > 雪白さんが入室されました。 『それもそうね…。 私は、踊り食いの方が好きだけど。( ボソッと、何か付け加えた)』 [Sun 7 Jan 2007 23:25:43]
◆錫音@山林 > まァ… 相手が、踊り食い目的なァ…そン可能性もあっとゥがの? 殺してから肉喰らっとゥモンなァ―― 気ィ付けンとォの?(吐き出す言葉は冗談なれど、声音は何処か… 普段のソレとは違う真剣なソレ。 吐き出し、視線を向けていけば――… 狐汁の言葉に ) ウチも汁モンの具になっとゥんはゴメンじゃァの。 そうなっとゥ前ン、三枚に卸しとゥけェの(と…今度は普段どおりのからかう様な…冗談の様な声音一つ。 吐き出せば… 一度立ち止まり、視線をじっと前へと向け――) おゥ、そォじゃァの。 丁度…見えて来とゥモンじゃァしのぉ?(―― ふっと眼前で途切れる林。 その先にある建造物らしき陰を見遣れば… 「念の為、気を付けっとゥぞ」 と、言葉吐き出して… 自分から一歩、前に ) [Sun 7 Jan 2007 23:23:46]
お知らせ > 錫音@山林さんが入室されました。 『なんていう、狐の言葉に…コクリと頷けば』 [Sun 7 Jan 2007 23:18:47]
◆雪白 > ( 話を黙って聞いてから、口を開く。 ) ──そうねえ。…逆に、すぐ殺されるより逃げる隙があるとも言えるかもしれないわよ? ( 逆に考えるんだ、逆に。なんて風に。しかしもちろん、捕まること自体避けたいが。 ) 狐汁にされる前に、こっちが焼き殺してやるわ。 ( フンッと、鼻息荒く言った。賊らが人外とは知らぬから、当然炙って食うものと思っての言葉。 ) ──なんにしろ、見て見ないことには解らないわね。骨とか残ってれば解りやすいだろうけど…。 ( 実際、残っていたのかもしれない。肉を剥ぎ取られた人骨などが。件の村は、そろそろ見えてくる頃合だろうか? ) [Sun 7 Jan 2007 23:16:38]
◆錫音@山林 > まっ… 気が合っとゥんなァ、遠慮して貰えっとゥかもしれンとォが―― 逆に、二人とも食い物なんて思われっとゥかもしれンが(吐き出す声音は、僅かばかり苦笑の色。 其れを白い吐息と共に吐き出せば―― 「まァ、逃げられっとゥなァ…逃げンなァ手じゃろォの」 と、ボソリ。 声を吐き出す間、視線を狐に向ける事は無く――) 陰陽寮ン報告にのぉ… 人喰いかもしれンっとォ書いとっとゥわ。まっ… 大分簡潔に書かれっとゥン渡されっとゥけぇ、詳しかァ分からんとォが――…… 現場ァ見とゥ様子じゃァそォ言う事らしゥンじゃろォの(其の侭、吐き出すのは… 報告書に書かれてあった事の一部で、鬼娘が重要だと思っているソレ…か。 自分が陰陽寮の出か、或いはもう少し地位が高ければもう少しマシな情報が得られたかもしれないが… と、思って吐き出す吐息は、矢張り白く ) [Sun 7 Jan 2007 23:09:00]
◆雪白 > ( 確かに貶したつもりはなかったが…褒めたつもりもなかった。しかし、もうなんと言っても無駄なように見えて。はあ、と溜息一つついたのみ。 ) あら、じゃあそうするわ。聞いてくれるかしらね。 ( もちろん、狐も本気で言ってはいない。クツクツ笑いながら…。「あまりにも数が多いようなら、逃げるのも手よね」と。笑うのを止めてから口に出した。 )( そうして、しばらく歩いた後。ふいに鬼娘が漏らした言葉に、怪訝そうな顔を向ける。 ) ……人喰い? そりゃまた気が合いそうじゃない、私と。 ( そう言ってから、冗談でもなさそうだと気づき。 ) ……何故? ( そう思う理由を尋ねた。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:59:51]
◆錫音@山林 > そゥけ?うぇっへっへっへっ… そらァ、ウチにしとゥとォなァ嬉しゥモンじゃて(なんて、ケラケラと笑う鬼娘は実際に酒を取り上げれば死にはしないも―― 指先が震える等の大幅なパワーダウンに見舞われるのは間違いなかったりする。アレだ、世に言うアル中だから。) うぇへへ、そら…ウチじゃのォて、賊ン連中に頼むン方が良ゥとォぞ? ウチが遠慮しとゥても出来ンモンじゃっとう、お手上げじゃ(笑みを向けられれば、此方も更に笑み… 重ねて、ケラリ笑えば 「なるべくなァ、そなァ事にならンとォしとォけェの?」と、悪く笑い――) ―――――――― (それから、相手が黙って着いて来るなら… 此方も周囲に意識を向けつつ、無言で歩を進める。 狐は相手が賊だと思っている様だし、上の知らせでは賊では? と言う事だが―― 陰陽寮の、簡潔な報告を見ている鬼娘は… 単なる賊では無いのでは?と、思っているらしく… 向ける意識は、少し何時もよりも鋭いモノで―― そして ) ……雪白ゥ。 何ぞ… こン賊ァ人喰いかもしれンとォ( ポツリ ) [Sun 7 Jan 2007 22:50:39]
◆雪白 > ( 黙って、錫音の歩くのについて行く。そう警戒しているわけでもないが、一応、注意を周囲に向けてはいる。賊なんて、ごろつきの集団だろうと…人数がいるのなら、それだけ気配も察知しやすいと思い、少しの油断。──現在、音などで感じ取れるのは兎などだろう小動物の気配のみ。そろそろ件の村かと思えば、注意は前方へ少し集中して。 ) そう見えるわね。確かに。 ( ここまでいくともう、呆れるよりも感心してしまう。──例えばの話だが、もし本気で錫音を倒そうと思うのならば…酒さえ取り上げれば、死んでしまうんじゃないか、なんて。そんな事はまさかあるまいが、ふと考えてしまう。そんなレベルと狐には思えた。 ) あー、少しは遠慮してもらいたいかしら。 ( 笑みを向けられれば、此方も口の端を上げて返す。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:41:58]
◆錫音@山林 > おう、そンなぁ… 屋根ンあらァ場所目指しとォけの?(と、笑いながらまた返せば… 視線と共に足を前方へと向けていく。 その際、手は腰の刀に一見すれば凭れる様に―― けれども、即座に抜ける様にし――) うぇへへへ。まぁ…伊達に酔狂で生きとらんっとゥ事じゃァて。 (そして、胸を張れそうに無い様な言葉を胸を張ってキッパリと。 ) おぅ、安心しとォ。ウチァそなぁ簡単に死ンどぉ積りは毛頭あらンとォけ…の。 じゃァーが、任せてっとゥんなァ…遠慮のゥ任せとゥぞ?(それから… 笑みを浮べた彼女には、チラリと此方からの笑みを向けてやるだろう…か。) [Sun 7 Jan 2007 22:30:54]
◆雪白 > …そうね。屋根のある方で。 ( 少し考えたが、休憩無しの方を希望する。その後で、「どの道、なまった体を鍛え直さないとならないしね…」と、苦々しげに呟いた。 ) 錫音の場合、酒だけじゃない気もするけどね…。 ( ボソリと。そして。 ) ──そりゃあね。もし錫音が殺されちゃっても後が困るし…二、三人くらいは噛み殺してやってもいいわ。 ( そのくらいは任せてちょうだい。と言った感じに、フフッと笑った。人型のままでは、変化に集中力を割いてしまうため思う存分は戦えない。賊がもし現れたら、正体を見せることになるので…逃がしてやるつもりはなく。──ただし、それは普通の人間の賊だった場合の話。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:25:03]
◆錫音@山林 > まっ… そなァ顔しとゥなァ。 アレじゃ… あんまァにも長くなっとゥ様なァ、途中で休憩っとゥンのも考えっとゥし―― アレじゃ、目的ン村なァ多分…誰もおらんじゃろォての?(此処か村で野宿して、次の日の夜に人の居る村に向う予定 なんて口に出せば… 「まぁ、一応でも屋根があっとゥ方がマシじゃろゥがの?」とケラケラ ) ぉン? そら…まっ、酒瓶の底の世界を見とゥけェの。 何ぞ、色んなモンが楽しゥモンに見えっとぅての… うむ、そぉじゃァの?雪白ァお疲れン様子じゃァて(そんな調子で更に続ければ… また、彼女へと視線を送り… 口の端を歪めた笑みを見せつけ――) まっ… 良ゥじゃろォて。 そンかァし、おんしィもキッチリっと働いとゥぞ?賊っとゥからなァ…独りっとゥ限らんと(と―― ケラリ笑って、そう一言。 頼りにしとゥぞ? なんて言いたげな顔で言ってみせたりするだろう。) [Sun 7 Jan 2007 22:12:40]
◆雪白 > ……夜更け。 ( うんざり、という風な表情を。これは、いずれは狐の利益にも繋がるかもしれない事なのだから文句などはさすがに言わないが…「うんざり」な顔を隠そうともしない辺り、気遣いなんてものとは無縁っぽく。この辺、魔物だからと言うよりは性格の問題だろう。 ) ……あんたは、いつも楽しそうね……。 ( 傍らの鬼娘の元気そうな足取りを見れば、そんな感想を漏らした。「私は疲れたわ」みたいな顔して。 ) う…まあ、その通りよね…。 ( 急いだ方がいい、との言葉に、少し自分の言ったことを後悔。しかし事実だし、仕方あるまい。我慢して歩く速度を速めようか。 ) ええ。その代わり、手強いのが出てきたら宜しく。 ( そう言って、ククッと笑った。半分本気半分冗談。だって、絶対この鬼娘の方が強いから。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:04:50]
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