ジナイ半島 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > コーデリアが退室されました。 『酷い扱いですね。 なんて言いながら止めないあたりわりと本質は鬼畜なのかもしれない。』 [Mon 18 Sep 2006 03:25:43]
お知らせ > トリスが退室されました。 『そのうち きりきり歩けー とかの定番が始まるわけだ。 趣味程度の獣使い嘗めてはいけない。』 [Mon 18 Sep 2006 03:24:52]
お知らせ > スキュラと呼ばれるものが帰りました。 『人間怖い人間怖いー・・・』 [Mon 18 Sep 2006 03:23:06]
◆スキュラと呼ばれるもの > スミマセンスミマセン足は一人一本まででお願いします鳥も一本まででおねがいします・・・・・(鳥の足に踏まれてじたばたしつつも完全に諦めムード。後ろから見ていたコーデリアさんにはスキュラむすめのえちぃところがまるみえだったとか。案内終えるまで足残ってるかな・・・とか真剣に泣きたくなったオータム。) [Mon 18 Sep 2006 03:22:18]
◆コーデリア > (「顔はやめなよー。ボディボディ」とかそういうノリで傍観を気取る半魔仙女でした。 どっとはらい。) 大丈夫、私は齧りませんから。 (でも、なんか『食っちゃる』風味の視線なのはとりあえず魔界の空気の所為にしておく風潮に乗っかっておこう。 そういえば、此処最近“食事”をしていなかったなぁ、なんて。) 有用であることを証明し続けることを期待します──。 (知力5でも一番あたまいいってどういうパーティなのか。ともあれ珍道中になりそうだ──) [Mon 18 Sep 2006 03:20:58]
◆トリス > 覚えてないんじゃなくて携帯食には教える必要がないだけよ―? ……逃がすなモコ! 上から潰してよし!(指示をするより先に騎鳥が駆け出した。こういうときの対応は早いぜ。 振り向くなり逃げるなりしなければがっちりキャッチされる予感。足でな。) これで道案内と当面のモコの欲求不満解消用品が確保できたわね――♪ 足場は悪いなりに対策あるし、まあ何とかするわ――(コーデリアの回答に満足げに頷く騎士の様は、寧ろ悪魔より悪魔的だったといいます。 紅い空の発生源の真っ只中であることも原因なのか。 或いはこれが素なのか。) [Mon 18 Sep 2006 03:11:46]
◆スキュラと呼ばれるもの > お、覚えてないないってことはやっぱり馬鹿なんじゃない。物忘れが激しいのはおばかのぜんちょうよ?(そうだとしたら真っ先に自分がお馬鹿候補No1なのに気付かない。だから貴様はAHOなのだ)ふむふむ。やっと賢くなったな騎士。この短時間でのーさいぼーがアレして賢くなっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、アタシはえさじゃ――――(こぅ、パワーエサを食べたパッ○マンの逆転現象の如く、急にびくびくがたがた震え始めて――――トリサンガ、カンジョウノナイメデ、ミテルヨ――――)と、とりあえず・・・・・・・・お二人でお幸せに――――!(脱兎の如く逃げ出した、が)・・・・・・・・・ひー・・・・・!(遅かった。とっても) [Mon 18 Sep 2006 03:02:31]
◆コーデリア > (とりあえず、鳥の背に乗れないわけじゃないことを思い出した。というか沼地で騎鳥は大丈夫なのか、とかそんなとこも気にならないわけじゃないが) うん、いいんじゃないですか…? (出来れば陸路でいきたくはあったが、やむを得まい。何分一大事だ。) …犬猫にイカはダメって聞きますけど、鳥は多分…。 (こくん、と頷いてみせた) [Mon 18 Sep 2006 03:01:22]
◆トリス > それ回りまわれば自分が馬鹿だって事になるわ・・・!(一応知力は4ある様子なのだが―― ) さて、どっちだったかしらねー?(そして弱みには付け込む。つけ込みきれてない。) 判ってれば其れでいいのよ。 二本足なりに工夫するから良いのよ・・・!! (と、此処まで殺気立った反論かまして――急にちょっと微笑み風。)・・・・さて、貴女の処遇なのだけれど――― 私としては道案内、頼みたいのよねー・・・(コーデリアは最初嫌がってた風だが――衣服に関しては自分の着替え使ってもらうとかすれば良いし、普通に往くよりは大分安全で高速だろう。) ・・・・ただし道中で変な事をしたらその足を鳥に食わすわ。(そして付け加えるように会議の成果が始まった。 蛸烏賊って鳥食うわよね、とかコーデリアに確認入れつつ。) あ、断っても食わすわ♪(しかも殆ど脅迫に近かった――) [Mon 18 Sep 2006 02:56:33]
◆スキュラと呼ばれるもの > うるさーい!馬鹿に馬鹿っていわれるほうが馬鹿なんだから!(びたーんびたーんべしんべしん。じたんだの迫力だけは一級品だ!でも)いった・・・・・・・・(強く打ちすぎました。弱)あ、ムキになったー。やーい無職無職ー・・・・・・あれ、でも今はキンキンに雇われてるから無職じゃないような・・・・・あれ、でもさっき雇ってるっていってたっけ?やとってないって言ってたんだっけ?(突如自分の記憶力に自信を失い、相手に尋ね始める有様。もはや認知症レベル)ふんだ。二本足だから食べたら大変なの、解ってるんだから!(えっへん。再びのけぞるスキュラさん。ちなみに全裸だ)・・・・・・・・・ははーん、いいのよいいのよ。私みたいな可愛いスキュラの卵を孕むえいよだから、しんちょーにに順番を決めているのね?いいわよいいわよ。気が済むまで相談しなさい(まさか食われる相談とは露知らず、暢気なことをほざくのでした。ちなみにタコより少し旨い。柔らかくて) [Mon 18 Sep 2006 02:37:11]
◆コーデリア > ……。 (言い合う様子に、すこしおろおろしてみた。 おろおろ。) 一部でも判れば、それで大助かりではありますけど… (うーん。 首を傾げた) はい? (呼び出しに とててっと距離を詰めた。 囁きに、柳眉を寄せて、蛸足少女をちらと見遣った) どうでしょう。 食べられないことは無いんじゃないかと…? 見た目、ちょっと蛸とかそれ系っぽいですね? ( ついんてーるは ぐどんの えさだ ) [Mon 18 Sep 2006 02:32:11]
◆トリス > だから馬鹿にしてるのよ。 貴女馬鹿でしょう。(馬鹿というほうが馬鹿という話もあり、本質的にかなり似ているのかもしれない。 顔つき合わせて睨み愛だ。) 誰が無職・・・街から依頼受けて来てるわよ! 騎士団所属!貴族の子!国力そのものよ!! (今度は此方が躍起になって反論してうるさい。 コイツに無職はNGワードだ。)そんな痛い真似を・・・・足食わずに飯喰うから平気よ。 沼地じゃご飯も汚れるし―― ・・・・っと。(騎鳥には食料が結構積んであったりするが、そういえば二人分はないか。) ・・・・コーデリア、ちょっと。 (顔寄せて秘密会話風。 あれホントに食べれるのかしら、とかとんでもない事を言った。 常識的に考えれば足が騎鳥の餌にできそう、程度だろうが―― 形容詞が足らない。) [Mon 18 Sep 2006 02:27:24]
◆スキュラと呼ばれるもの > と、とんま・・・・?な、なによ馬鹿にしてー!(トンマという言葉の意味が解りませんでしたが、とりあえず馬鹿にされてるみたいなので怒りました。とりあえず)えー・・・・・・・・・・・・何よ騎士ー。アナタ無職?だめよ無職は。ひせーさんてきなやつがこくりょくをおとすのよ?だからほら生産的なことを手伝わせてもらえる上に道までわかるのよ?良い話じゃない(こくりょくって何かしら。落とすって言うぐらいだからきっと物ね、とか考えながらほざいた。以前ドッかで見た本のきれっぱしの記憶である。理解度0)・・・・・・・お、さすがキンキン。頭い・・・・・・・・くない。沼の何が不満なのよ!ばか!ばか!二本足!アンタたち腹減った時足食えないでしょ!(うんうん、と頷きかけたところにやっぱりNO。との返答を聞いて訳のわからない罵声が飛び出しました。自分の触手加えましたが舐めるんじゃなくてぶちっ、と先端千切ってくっちゃくっちゃ食べて、「どうだ!」といわんばかりに右拳突き出した。だから何が言いたいのか意味不明だ)えー?陸路ぉ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・?(超絶かつこれ以上無いほど嫌そうな顔をした。子供の食卓に嫌いなものベスト3が一度に並べられたかのように)陸路ねぇ・・・・・・・・・一部しか知らないわよ。あたし達にとっては非常通路みたいなもんなんだから(ふん、と横向きながらぼそぼそ。) [Mon 18 Sep 2006 02:12:48]
◆コーデリア > まぁまぁ、なにもそこまで強く言わなくても。 (どうどう、と押し宥めたりした) ええと、それから…そういうことです。 (こくり、首肯して騎士の主張を補強した。 それにしてもヴェイトスにたどり着いた頃は女の浮浪者みたく思われてたのに。良い着物くださってありがとう、と遠い空から同居人に感謝を。さておき) うーん、沼はちょっと…。 (その肝心の着物が大変な事になってしまいそうな予感。 一大事に服が汚れる事などは些細な問題だとは思うが、でも避けられるものなら避けてみたくはある) 普通の陸路でなんとかなりません? [Mon 18 Sep 2006 02:04:48]
◆トリス > 端っこから間違えてるわよこのトンマ。 此処が貴女みたいのばかりならヴェイトスも安泰だわ。(突っ込みも何処まで行くのか。ノリで斬ってしまいそうだ。)言っておくけれど道中で一緒になっただけの仲間よ。(そして雇い主篭絡の夢を無残に打ち砕く。 騎士の主は己が信念だ。とても曲がりやすい。)その暴言で大体やりたいことが読めたわ。 ―――まぁ確かに、このまま引き止められてるのも無駄といえば無駄ね。 ・・・ふむ。どうするコーデリア。この子の言、信用してみる?(回り道が出来るのは確かに有利だが、鳥で沼地はちと不利地形か。 とりあえずは相方と相談して運命決めよう。 ちなみにNOがのーまる、YESはばっどるーとっぽい。) [Mon 18 Sep 2006 01:59:09]
◆スキュラと呼ばれるもの > な、なな何よ。間違ったこと言って無いでしょ?(びく、と一瞬ビビるが精一杯ビビって無い振り。触手がびくびく痙攣してるのはエロじゃなくてビビリサイン)あ、さてはあれね、そっちのキンキンが主で、騎士はあれね。雇われね!さらりーわーかーってやつよ!(えっへん、とさっきまでのビビリは何処へやらの勢いで胸を張るが意味不明です)・・・・・・取引?知らないわよそんなの。アタシはあんた達の穴に卵詰めてセーシぶっ掛けてあとは腹の中で孵るまで待つだけよ・・・・・・・・・ってキンキン!そんなこと言ったら騎士が先行っちゃうじゃない!引き止めてよ!(きー!と触手で地面べしべし叩きながら叫んだ。すっかり雇用主だと思われますよコーデリアさん)ああそうだぁ、沼地方面にいい道あるのしってるんだけどなー?(梅干脳(推定サイズ)をフル稼働させてみた。ちなみに嘘ではないが、当然暫く案内した後に引きずり込んで犯す予定。予定だけならいくらでも自由に立てられます) [Mon 18 Sep 2006 01:49:23]
◆コーデリア > …む。 (あ、ちょっとこなれて来た。少しだけ血の巡りが戻ってきたような気がする。※仙術は究極の肉体コントロールなのは笑うところか。) それはそれとして、先も急がないと。 ここで戯れてるうちに何もかも終わっちゃいますよ? (正論を口にした。 触手プレイ中にボス撃破。それはそれでアレな状況でもあるとは思うが。) [Mon 18 Sep 2006 01:45:29]
◆トリス > 流体物だしお天道様も高いうちから飲まないわよ――…! 色々失礼な奴ね。(齧っただけの知識で誤報された報道被害者みたいな気分になれた。 頭にヨツビシひくり。) 強いか弱いかは差が激しいの。 試してみないと泣くわよ――?(挑発気味な言葉を受けて、指が”引き金”に掛かる。 内に秘めた殺気は高まりー―) ……待ちなさいコーデリア。 少しは尊厳とかそういう――(がっくり来た拍子に殺意も盛り下がってしまった。 殺すタイミングを失う って、戦闘では最悪の状態異常だ。) キンキンって誰よキンキンって。 ……でもまあ此方に利益のない取引に応じるほど暇じゃないの。 対価が出るなら考えてやる位は良いけれどね?(馬鹿相手に何処まで行けるかは判らないが一応そんな話も出してみる。 目的地話した上で、安全に森とかの危険地帯を抜けるコースとか休める場所とかどうよ。) [Mon 18 Sep 2006 01:39:45]
◆スキュラと呼ばれるもの > う・・・ニンゲンもあれよ。サケってのを頭から飲み込んで馬鹿騒ぎするって言うじゃない。アタシしってるのよ?(どうだすごいでしょう、みたいに鼻息荒く。多分サケは酒でなくて鮭。ああ)な、何よ。ニンゲンなんてつよそーなかっこうしててもよわっちいんだから。知ってるんだからね(どうやら口癖のようだ。情報源も怪しい人間知識で今(いろいろな意味で)つわものに挑む!(ザ・無謀)・・・・・・ほ、ほら。あっちのキンキンは話がわかるみたいよ?アナタも見習いなさいよ。キンキンを(多分生ぬるいコーデリアさんの視線には気付かず意気揚々と告げるのでした。まる) [Mon 18 Sep 2006 01:29:00]
◆コーデリア > (苗床。えろモンスキタ! そんな事を思うのも熱で茹だった頭故か。どうだろう。むぅ) …触手。 (お任せしていいですか?って顔をした。 なんとなく好きそうな気がしたから。) [Mon 18 Sep 2006 01:25:31]
◆トリス > ―――凄いテンションね。 結構面白おかしい所なのかしら?(己も馬鹿を自認するがこれは遥かに馬鹿だ――覚悟とか緊張感とかを半分位抜き取られてしまったという点でも厄介な遭遇といえる。) そう、騎士よ。 異論は認めないわ。(まあそれでも騎士とちゃんと判断してくれると嬉しいが。 ) ……苗床って、どういう事かしらね―― 事と次第によっては実力で却下するけれど。(その姿を見ればまともな事されるとは思えないわけだ。ちょっとだけ気を引き締め直し、ずらりと、黒い剣を引き抜いて。) [Mon 18 Sep 2006 01:23:06]
◆謎の少女 > うるさいわよ!そっちのキンキン!(びす、とまた指突きつけてぎゃーぎゃー。コーデリアさんのことらしい。キンキン)そっちのえーと、騎士!騎士でイイのよね?なんか違うのに乗ってるけどまあいいわ。アナタ達大人しく苗床になりなさい(指を交互に突きつけながら突然のしかも命令形。少女の腰から下はいくつものタコのような触手――――スキュラと呼ばれるものであった。でもお馬鹿っぽい) [Mon 18 Sep 2006 01:13:55]
◆コーデリア > 決め付けはよくないと思います。 (声の主に、なんかボケた答えを返してしまったり。) ところで、誰ですか? (急に暑い所に来たりするとくらくらしませんか?私はします。サウナルームとか。 そんなノリで狼狽とは真逆の方向で即時対応できなかったりした。) [Mon 18 Sep 2006 01:09:23]
◆トリス > あら外れたわ。 (何が、とか来たばっかりの人には判らない――さておき。) 寧ろ熱いわよねここは。火の海とか煮え滾る血の池とかが在るんじゃないかしら?(アマウラで仕入れてきたらしい地獄知識とか展開しつつ。 一度騎鳥から下り、槍を蔵に括って旅支度もーど。)先ずはこの辺を探るか、先人の地図に従って一直線に目的地を目指―― な、何?(この先の予定を立てんとしてた矢先に突然の奇声。 一応剣に手を掛けつつ、声の方に向き直る。 人?ではないようだがなんだあれ。 暫しの判断不能硬直。) [Mon 18 Sep 2006 01:00:46]
◆謎の少女 > アンタたち人間でしょ!人間!ようこそ。快適よね?ニンゲン!(門からすると、魔界の奥というか、門を背に広がる赤茶けた台地。その向こうから奇妙な滑らかさとスピードで接近してくる少女が、遠くから大声で指を突きつけつつ叫んだ。土ぼこりでよく見えないが、なんか下半身がおかしい) [Mon 18 Sep 2006 00:57:03]
お知らせ > 謎の少女が入室されました。 『うひひひひひひひひ』 [Mon 18 Sep 2006 00:53:51]
◆コーデリア > (そこらへんは気にしない方向で。) …光も差さない地の底、ってことで、勝手に極寒の地を想像してたんですが…。 (裏切られた。そんな気持ちでいっぱいです。) [Mon 18 Sep 2006 00:49:33]
◆トリス > 来た か。 ――ようこそ魔女の釜の底、って感じよね。(少したってやってきた後続に片手上げて挨拶を。 ――派手目な登場だったが自分もあんな感じだったのだろうか?なんて疑問も抱きつつ。) [Mon 18 Sep 2006 00:46:03]
◆コーデリア > (毎週日曜にアクセサリくれる人のように、くるりと廻りながら魔界の地に降り立った。 とりあえずぞんび30体倒すべきですか? さておき) [Mon 18 Sep 2006 00:40:45]
お知らせ > コーデリアが来ました。 『(某MMOの)』 [Mon 18 Sep 2006 00:39:31]
◆トリス > それでも今の所敵影なし、か・・・・戦う前に参っちゃいそうだわ。(息苦しさの原因にしかなってない兜の面を上げて、あとは後続の到着を待とう。 始めて此処を見た時、どんな顔するだろうか―― きっと第一声は同じなんじゃないか、とか想像する。) [Mon 18 Sep 2006 00:28:52]
◆トリス > (一瞬濃密になったように感じた赤い光を掻き分けて、違う世界に落着する。 熱気と不快感が支配する其処はまさに地獄の様相、巨大な肉食鳥に乗った鎧騎兵という自分の姿が周囲に違和感無く溶け込んでしまうほどに。) これはまた――凄い所ね。(想像通りというかなんというか――始めて見る異質な世界は、凄い、という表現意外を許さなかった。 異界の魔物を警戒し周囲を見渡すが、逆に動く物の影があるかどうか心配なくらいだ。) [Mon 18 Sep 2006 00:19:15]
お知らせ > トリスが入室されました。 『門の向こう側より。』 [Mon 18 Sep 2006 00:10:33]
お知らせ > MJが退室されました。 『 止まらぬ妄想は瘴気のせいにしておいた。 』 [Sun 17 Sep 2006 05:45:46]
◆MJ > ――……イコティーお姉サマはホンモノだ。 艶子もこれ位だったら、オレサマもヤキモキせずに済むのにィ。 ( 汚物でも見るような涼しげな視線にゾクリしたモノが背に奔る。 言葉攻めとか上手そうだって勝手に決め付けた。 ) いやだナァ、お兄サン。 抱くよりも抱かれる方がお望みィ? ( ※ 決してマゾジャスティスの略ではアリマセン ) ハイハイ、世界を救うチャンスなんて滅多にナイからネェ。 ( 森の奥へと。 肉の焼け焦げた胸糞の悪い匂いには流石に閉口。 減らず口も止まるだろう。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:44:30]
お知らせ > 維言が帰りました。 『( 黒い樹海の先を目指して。 )』 [Sun 17 Sep 2006 05:31:15]
◆維言 > ……簡単に壊すだなんて、素人の 。 ( 何か黙った。 蒼白で頷く姿を見れば、満足そうな。その癖何処となく残念そうな視線は逸れる。 宜しいとひとつ頷いて、足は退かした。 歳の功とか以下略です。 ) 潰すか折る。 ( 何を だ 。 ) 不徳の致す所と言います。 ……しかして、古木の守り名の言う通りか。 ( 渦中の一人に聞いた話に、件の色々も思い出す。 ハ、と苦いものを吐き捨てる素振りで息を。 ) ……果断実行。この場合、最速が最良の薬として。 ( 劇薬だが。 …何処か焼け焦げたような匂いに眉を顰めながら。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:29:33]
お知らせ > アイシェが退室されました。 『( 樹海の先に聳える居城、その威容を脳裏に描きて。 )』 [Sun 17 Sep 2006 05:28:16]
◆アイシェ > ( 堂に入った踏み躙り方、成る程これが異端審問かと盛大に勘違いする夜明け前。 …朝焼けも存在しないのだが。 受け取った大鎌から伝わる、不平じみた波動は使役者にしか判らないサイン。 それが為か記憶の中から「苦い話」を取り出してか、無言の内に柄を少しくきつめに握り締め。 ) …3人でってそこに私をカウントしないで戴けるかなMJ君? 真っ先につっ転ばされたのは私の方だと思うんですが。 ( MJのMはその意味だったんですか。 ※聞くなと※ )( しかも全然違かった。 ) ……因縁深い御話のようだが、今は吸血鬼の一匹や二匹より「黒」を。 艶子嬢の仰る通り、我々が遅くなればなるほど貧民窟で暗躍する輩も増えて行きそうな気がします。 ――…結局血液を金で購えないモノは犬や浮浪者を襲うしかないのですから。 とまれ、今は――「黒」との決着を最優先に動きましょう。 ( 明日には樹海を抜ける勢い。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:21:52]
お知らせ > 艶子が帰りました。 『( そこは私の知っている”森”の概念を打ち砕くのに十分な程異形の世界だった。 )』 [Sun 17 Sep 2006 05:20:48]
◆艶子 > ふ、袋か竿…っ! ( 驚 愕 。 MJ!今すぐ逆らうのを止めろ!この人はやるといったらやる―― 凄みがあるッ! でもメイ・ジャスティナって女の子でも通じる名前だなあとかふと不穏な事を。 ) あの時は私もアレックスも結局カリンを捕まえる事が出来なかったし―― 。 う、うん。良く躾けておきます…。 ( でも顔面蒼白になるMJを見て、もう躾は必要ないんじゃないかなと思ったのだが。顔赤らめて照れているあたりやっぱりもっとビシバシやらなくちゃと思った。いや、それだと逆効果? ) うん、こうしている間にもヴェイトスは襲われているのかもしれないのだし。 ( 一日も早くクロウ城へ。そしてクロウァーテを討つ。ヴェイトスに真の平和を!だなんてちょっと大袈裟過ぎて好きじゃないが、それくらい切羽詰っているのも事実。 腰の刀に手を添えつつ、森の中を行こう。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:18:02]
◆MJ > ( 踏まれれば踏まれる程に、身悶え喜ぶのが赤色の餓鬼。 遂にお兄サンに迄見捨てられた餓鬼、脚を離されれば当然脚は地面に投げ捨てられ。 ) 三人で代わる代わる一時も休ませずに責め立てるだなんて、流石のオレサマも壊れちゃう―――。 ( 何故か女の子座りで、胸元隠しつつ。 泣かないわ儚いわ、だってだってオンナノコだモンと鳩尾辺りを押さえつつもちょっと余裕アリ――いや流石に竿とかお稲荷さんとか単語が出ると顔面蒼白、何度も何度も頷こう。 還暦を向かえてもドSらしい悪魔祓い、恐ろしい子。 ) コントで死にたくはないんですが…――。 イ、イコティお姉様脚退けて下さいマセ。 ( 負けた、人生において初めての敗北。 流石は年の功d(ry)) って艶子ってばナニ人のせいにしてるの!? 何か人がいると強気だよッ!? でも、そんな艶子もちょっと……。 ( 頬赤らめ 「素敵」 とか。 惚気てたらおいて行かれそうだ、慌てて三人に追い縋る。 異形の森を越え先、岩場の大地を抜けた先――目的の城はそびえているというが。 ) [Sun 17 Sep 2006 05:12:32]
◆維言 > 幻聴です。もしくは冗句に決まっているでは無いですか。次は袋か竿潰しますよ折りますよ。理解し受諾したら、ハイかYesで頷くべし。 ( ぐりぐりと爪先を動かしながら見下ろす視線は、まるで特別な事なんか無いが如くの胡乱な黒。 ヒント→非公開になってる性癖部分の真実。 …踏みっ放しだと進まないので、ちゃんと退いて歩き出しますとも。ええ。頑張れ青少年。若さは振り向かない事だと宇宙刑事も仰っております。 ) …やんちゃな方です。将来は中々楽しみ。 ……襲われていたとか言うと、それこそヒロインじみておりますが。殴り殺し損ねたというのが正しい。…あの件は、何かと苦いですけれど。私的に。 ( そうだ。あの時確か、彼女はアレックス嬢と共にいた。思い出して、軽くこめかみを押さえる。それこそ、先程赤い弾丸に吹っ飛ばされた、誰かさんのお話に違いないのだから。 ) ……屍砦ではすれ違いでしたから、忘れておりましたけれど。 ……先導はお願いします。 ( ずい、と大鎌を青年に差し出し、返却。 …聖属の半魔に握られていたソレが如何な反応をしたかは、分からずの事。 進む歩みはそろそろ樹海の入り口に掛かる頃か。再び、マントの中で得物に手が伸びた。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:59:28]
◆アイシェ > ( それ何てエロゲ? ばい・VIP★STARな少年をずーるずる。 ) …いい歳した大人としては割と不本意なんですが、哀言葉って選択肢は在ってはくれないんですか…。 ( 日頃静謐と愛想の不足の間に居られる退魔師殿だけに、レアいGJポーズがもぬすごく痛いんですけど。 ) ( めきょ ) …お。 ( 見た。 ) ………………… ( 目を逸らした )( 見ないフリした。 ) ………。 ( …えー。 こほん。 ) …顔見知り同士で居られましたか、ならば話は早い。 積もる話も歩きがてら、少しでも距離を稼ぎましょう。 そいつを返しちゃ戴けませんか維言嬢、そいつは他の方の手には馴染まない、言わば私専用――…なので。 ( ぱ。 手ェ離した。 思うに踏まれても踏まれてもめげない、強さたくましさを併せ持った少年なのだろう――魔界には存在しない夕焼け空に少年の笑顔が浮かんで見えたとか、見えなかったとか。 ) ――…躾はしっかりきっちりみっちりと、御願いしても宜しいでしょうか艶子嬢。 …敵襲の最中にこんなコントをやられたら確実に死ねると思うのです、「黒」の配下が警戒していないとも限りませんし――…ああ。 そう云う間柄、でしたか。 してみれば世間とは狭いもの。 ( 吸血種が跋扈する限りでは傭兵と聖堂も手を組むものかと。 …人間からしたら当然の結果ではあるのだろうけど、4人が出揃ったのなら先導とばかり、ほんの少し前を歩く位置へと進み。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:53:29]
◆艶子 > あー、や、ごめんなさい。うちのMJったらどうもアイシェの事気に入っちゃったみたいでー。 ( おほほとかそんなママ的なノリで。溶岩に落ちたら大惨事だが、でもMJって赤いから溶岩の海とか平気で泳げそうなイメージがある。 大丈夫、自分で立てる子は将来強い子になれます。オーパーツの部分はきっと『ピー』とかいう不思議な効果音が入って誰にも聞こえないに違いない。多分。 ) あぁ、そうだっ 吸血鬼カリンに襲われたイコトさん!MJがイコティーだなんて言うからすぐに思い出せなかった。 ( MJのせいにしながら、お互い武器を握る手で握手を。そして指差される先にある森を見遣り、ここからは難所かと表情を引き締めた。 ) 欲望の捌け口じゃないしヒロインでもないし!お前は ッ、その、この、あの、どーしてそう誤解を招く良い方を好んで使うんだっ! ( しかも二人の前で!ぐぬぅと唸っていたら、おばーちゃん発言にイコティー、否維言さんの足がめり込んだ。 ……恐ろしい、これが彼女の言う”躾”か。艶子は心の底でMJの冥福を祈った。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:46:27]
◆MJ > じゃあ艶子は――オレサマが開封済みでも気にしない? 例え、艶子の欲望の捌け口でもオレサマは健気に頑張るヨ。 既成事実を枷に何度も関係を強要されるMJ君はちょっと悲劇のヒロインみたいで萌え、みたいな? ( 赤毛のお子様は多分自分が大好きです。 ずーりずり、両足を引き摺られつつ合流。 1人で盛り上がってキャイのキャイの云ってる。 ) 家電は流石に拙いかなって思ったからトイレットペーパーに…。 って、お兄サンこそハヤいんだからァ。 なァに?イコティーお婆ちゃんと結構良い仲だったr ( メコリ )( 爪先が鳩尾へと容赦なくめり込んだ。 少年の上でがっしりと結ばれる握手。 ) ……自分でさっき還暦とか言ってた――フぐアァァァ! ( ←爪先に重みが増したらしい悲鳴。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:34:20]
◆維言 > …合言葉、もとい愛言葉は了解しました。 お婆ちゃん呼びは不許可だと言います。 ( 人様の大鎌片手に、のてのて歩き出したかと思えば、お婆様呼ばわりの少年の元に向かう爪先。避けないと踏みます。本気で。 ※横暴※ 避ける素振りが見えれば、早々に諦めて振り返るけれど。 行き場の無い躾の話は、文字通り吹っ飛ばされて、空の彼方。 ) …意外にやりますね、古木の守り名。ノリツッコミもこなしますか。 ( GJポーズをびしり。 ) ……宜しく。大聖堂の維言です。誰ですかイコティー。 ……嗚呼。前に、一度。 ( 差し出された手に、手を重ねる。お互い、武具を扱う手。年頃の娘としては硬いそれが、頼もしさの象徴か。 ) ……果断さを甘く見ておりました。感服。 ……後の方々がどう動くかは分かりませんが、まずは良し。 ( 少女の手を離して、ひょいと指差す行き先。黒い樹海が待ち受ける場所。立ち話より、効率がいい。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:26:10]
◆アイシェ > ( 誰もそんな躾をしたがらないだろうな、と云う話。 何しろ悪気がないのだから、謂れ無き殴打の手としか受け取って貰えない可能性もゼロじゃない。 そんな話が出来るのはそれこそ親くらいなのだろう――親知らずが言えた事ではないけれど。 鳩尾の辺りに飛び込んだ弾丸はそれきりごろんごろんと転がり過ぎて行ったとさ。 ) う゛ぁ――… ( 手離した鎌は退魔師殿の掌の中、空いた指先が不毛の地に5条爪跡を削り、土塊を砕きながら起き上がり ) 私に何か恨みでもあるのかなMJ君――?! そもそも其処、リサイクルとか再生紙とかオーパーツ乱舞( 何 )しないッ…! 元気が良いのは結構だけれど、溶岩に落ちてたらどーするんですか――… ( …って。 おふたりとも起こしに行かないんですか、もし。 特にそこで落日の首相モードに入ってる貴女?? ) だってやらないと御話、進まないじゃあないですか… ( たかのつめ。 心なしか煤けた背中がのそのそと、転がった赤い弾丸を起こしに行って。 ) …早かったんですね。 ( MJ君が転がったままなら両足掴んでずーるずる。 挨拶交わす少女組のところまで戻ろう。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:14:55]
◆艶子 > ( 宜しく!とか言っておいて―― 前に一度どこかで会った様な、そんな記憶がちらり。具体的に言うとヴァリスとの一件で。 ………つやこは きおくのいとを たぐっている。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:13:17]
◆艶子 > それくらいガッツのある奴が好きなんだ。私の愛を勝ち取る為に頑張れMJ! ( びし、とサムズアップ突きつける。 …近づいてみれば何やら不穏な話をしている。躾がどうとか、一発殴れば良いとか。もしかして私たち、叱られる?そう思って反射的に頭を庇ってみた。 赤い弾丸は見事アイシェに突っ込み、転倒。今の必殺技にしたら良いんじゃないかなと思いつつ、倒れながらの鷹の爪のサインに本物だと認識できた。 ) アイシェ。良くやった、感動した!おめでとう!私はアイシェの、いやアイシェ殿のグッドファイトに感動を覚える! そして初めましてイコティー。私が”竜殺し”豪天寺艶子だ、宜しく! ( にっこり笑って握手を求めた。見た目自分と歳は変わらないように見えるけど、どうしてMJはお婆ちゃんって呼ぶのかなあなんて不思議に思いつつ。 ) どう、鷹の爪は合言葉なんだ。合言葉というより愛言葉。 自在に姿を変えられる悪魔が居るというのでな、事前に判りやすいサインを決めておいたんだ。 [Sun 17 Sep 2006 04:09:13]
◆MJ > リサイクル――ナニソレ!? ( きっとハンカチがあったらキリキリ噛んでた ) 人をチリ紙交換で貰える再生紙で出来たトイレットペーパーみたいに扱ってェェ! どうせオレサマは使用済みデスヨッ! 中古品デスヨッ! ( 其の侭、青年の胸へダイヴ→鼻を強打→勢い余って1人で転がる→岩場にぶつかる→辺りが漸く静かになる→平和 魔界なのに平和が訪れた。 ) た、たーかーのーつーめー……。 ( タッコーの時点で敵と判断されても仕方あるまい、先ずは傭兵の少女の言う通り合図を送る。 地面に転がった侭、餓鬼も息も絶え絶えに。 もう少ししたら還暦超えのお二人と同じ種族になれるやも、だ。 ) ほら、イコティーお婆ちゃんもコレがオレサマ達の秘密の合言葉ッ! ( 親指ぐっと、何か会話が聞こえてたらしい餓鬼。 ある意味これのが遺言臭いのは気のせいか。 ) [Sun 17 Sep 2006 04:01:11]
◆維言 > 一発殴ればいいんですよ。子供の躾はそういうもの。善意だからと放置される方が、誰の為にもなりやしない。 ( 仮にも信仰の徒を標榜する癖、吸血種の方よりもいっそ薄情の極み。 …異種を異種として許容する懐のある稀有さは、苦くも。同時に可能性でもあると言えば、信仰からは外れるのだけれど。 見目はこれでも十代半ばの代物が、のっそりと視線を向けた先から―― 赤い弾丸。 向かう先を察した瞬間、邪魔はするまいと。さっと身をかわさんと。 ※薄情※ ) …熊は、賑やかにしていると逆に来ないと言いますが。 むしろ、馬に蹴られる予感がしなくも無い―― ( どごーん。 ) ………… ( 視線を上げれば、何かを掴むような手付きで爆走して来る小柄な少女。 嗚呼、彼女が件の傭兵。蔓断ち、竜殺し―― わき、と手付きを真似た退魔の手が、浮かぶ大鎌をがっしり鷲掴まんと伸びる。 …空中浮遊とか普通にホラー風味ですから! ) ……たーかーのーつーめー? ( 遺言?違います。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:54:42]
◆アイシェ > ( 珍しく苦々しさを隠しもしない物腰は、ひとつの出来事に行き当たる。 ――…どこかで聞いた話はかくて、今は遠くなったひとつの縁へと結び付き ) …善意に無邪気、悪気の無さは咎めようがないんです。 仮に今は良い事をしたと思って居ないにしても、では次はどうするか――そこを前より良い方に、変える事が出来なければ。 …そう云う意味では、ヴェイトスは稀有なテストケースとして誰かに試されて居るのかも知れないけれど。 前途は暗澹たるもの、か。 ( そこで話はふっつり切って。 …生誕なさって60年越え。 改めて、ちら と半分だけが人の気配を纏う御方を見やり。 ) ( 少年の声は常闇の夜を引き裂いて、♪後戻りはもう出来ない――そんな歌が聞こえたそうな。 ) …ええと、そこのおふたり、さんー? 余り賑やかですと、御呼びじゃない敵襲があったりすると互いの為にならないと思うんです――がぁぁ?! ( 御免なさい発情期とか存在しないんですPLNGだし死んでるし。 よって少年の青い主張の意味は良く判らなかったが、元より不注意なヒトデナシに咄嗟の回避など出来るはずも無く。 ) ( どごーん。 ――手を離れた大鎌は転がる事無くふらふらと浮かんだまま、たっこー受けて仰向けにひっくり返った、だめ主人を見下ろして ) … たーかーのーつーめー… ( だめ吸血鬼頑張った。 たかのつめ、やったよ…! がっくり(喀血。)) [Sun 17 Sep 2006 03:42:32]
◆艶子 > お、お前こそ嘘だ!私にだってじせーしんぐらいあるんだぞ! そんな人を晩年発情期みたいに……! ( 向かう先に見つけた人影二つ。片方は鎌を持ったアイシェ、もう一人は―― どうやらあの人がイコトさんという人らしい。だっ、とアイシェの方に駆け出すのと同時に傭兵も二人の下に駆け出した。まるで傭兵とMJはパパとママに泣きつく二人の子供のようだ。 ) まだ棄ててない!棄ててない!棄てられたら這い上がって来い!リサイクルしてやるから! ( だが、その時――。傭兵は一つ重大な事に気付く。 ) いや待てMJ!彼は偽者かもしれん。本物のアイシェなら事前に決めたサインを知っているはずだ! ( まさかMJと事前に同じようなやりとりがあったとは寝ていたので知らぬ事。傭兵は「たぁーかぁーのぉーつぅーめぇぇぇ!」をやりながらダッシュ。そんな制止の声もきっとたっこーの後になるのだろう。 流石にたっこーはしないが、だって鎧着込んでるし背中には5kgにもなる大剣背負ってるし。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:37:29]
◆MJ > ( どうやらお兄サンに向かって駆け出している模様。 避けるなり、鎌の柄で弾くなり何なりと、どうぞ。 きっとVP風に云えば、此れが運命! ) [Sun 17 Sep 2006 03:30:46]
◆維言 > ( オッケーです。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:30:25]
◆アイシェ > ( そこで奇数引きますか。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:30:02]
◆MJ > ――嘘だッ! ( 瘴気のせいか、眼光は鷹の如き鋭さを増す。 声に篭る怒気に、魔界烏だって羽ばたいて逃げ出すに違いない。 ) オレサマが求めるから五回に一回で済んでいるじゃナイッ! ホント、誘わなかったら盛のついた猫みたいに何でもかんでも……。 ( 「 うっ 」 昂ぶった感情、嗚咽が漏れる。 ゆれる視界の中、先客のガイドさんのように旗(鎌だけど)を持つ青年と少女を見れば涙流れる侭に、其方へと走り出す餓鬼。 ) イコティィィ!! お兄サァァン、艶子がオレサマを散々弄んで飽きたからって壊れた玩具みたく棄てたぁぁぁぁ! ( 大声で、魔界中に響くんじゃなかろうか。 二人へとタックル、ここで偶数ならイコティさんに、奇数ならお兄サンにたっこーを慣行。 【判定】 ) [Sun 17 Sep 2006 03:28:59]
◆維言 > ( 同じく、ざらりと伸ばした染め色の黒から、覗く視線は胡乱な色で。 ) そんな覚悟も無いのに、悪戯に魔性を庇えば破滅するだけでしょう。情だけなら、切り捨てた方がマシだ。捨て猫を拾うのと同じ調子の情けなんか、気紛れに飽けば捨てるだけなんだから。 …止めましょう。過ぎた話ですから、この悔恨は繰言。 ( 辛気臭い話を止める契機ともなろうか、後方よりの来訪者。 ) …思ったより早かった模様。まだまだ侮っていたようだと、反省のしきりです。 ( 同じく足を止める。 魔界の景色に、影法師が二つ。 長いのと短いの。 …光源も乏しい世界に、縦に立つ。 ) それを個のみの理に、利に走るとすれば、弾かれるだけ。時にその中から新たな理も生まれましょうが、例外でしょう。 ……失敬な。どちらかと言うと、私は貴方寄りですよ。古木の守り名。 還暦越えてあのテンションは辛い。 ( 何かゆった。 嗚呼、若いって素晴らしい。 掲揚される旗ならずの鎌に沿うように、のそりと立つ。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:20:00]
◆アイシェ > ――――――――…… ( じゃり。 革靴の足が止まる。 結びもしない伸ばし髪、その下から血色がそちらを覗き込み、やがて。 ) …どちらかを選ぶとは、そうでない一方を手離す事。 誰もがそうそう決断を下せるものじゃない――それでも選ばねばならない時と云うものは、望むと望まざるとに関わらず訪れるものですが。 …確かに余り愉快な話じゃない。 ( ふるり、髪ごと首を横―― ) …遠方より朋来たる? 噂をすれば。 ( 果断との言には全き同意の少年と少女は、退魔師殿が仰る通り果敢なる決断を下して早々こちらを追ってきた模様。 立ち止まり、振り返りながらおふたりを待とうか。 待ちながら ) そも、個体のポテンシャルだけならそう高いものではないのでしょう、人間は。 だから群れる、群れる以上は律が生まれる。 ――…成る程。 人であればこそ、律を重んじ時としてそれを枷とする、か。 ――…若いって素晴らしいね維言嬢、年齢的には近いのでしょう、いっそ彼らに染まってみては? ( 鬱々とした瘴気すら掃いそうな気配へ向けて、大鎌掲げて旗の代わり。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:12:10]
◆艶子 > ( そんな声は前を行く二人にも届くだろうか。 ) そもそもいつもお前から求めてくるじゃないか!私からなんて5回に1回ぐらいじゃないか! ( 痴話喧嘩どころの話ではない賑やかなやり取り。不毛な大地に木霊す明るい声はこれから訪れる戦いへの不安や恐怖を振り払っても良いものだが、何分内容がアレなので無理は話である。 不毛の大地に驚きを感じる前に二人でやいのやいの騒ぎ立てた。 ) [Sun 17 Sep 2006 03:09:57]
お知らせ > 艶子が入室されました。 『ち、違うって言ってるだろォォ!』 [Sun 17 Sep 2006 03:06:04]
◆MJ > ( 魔界、黒羽の王が待つ居城へ。 そう話を続ける二人の後方 ) ――ちょっと、聞き捨てならないんだけどさァァアァア! 左腕代わりって、自分でやるのは面倒だからみたいな――オレサマの豊満な肉体が目当てだったのネ、艶子は! ( 魔方陣に、雷鳴のような光が落ちてくる。 中心部から聞こえてくるのは、ヒステリックな餓鬼の喚き声。 魔界第一声がコレである ) [Sun 17 Sep 2006 03:04:34]
お知らせ > MJが来ました。 『 ――後方にて。 』 [Sun 17 Sep 2006 03:00:50]
◆維言 > 同族嫌悪みたいなものでしょう。否、反面教師と言うべきか。 …覚悟が見たかったんですよ。ヒトが魔を庇わんとするのなら、例え蛮勇でも――命を賭し、他と天秤に掛けるだけの覚悟が見られれば。 その片鱗が見えれば、一度は見逃して差し上げたのに。 …過ぎた事です。 ( 口先で掻き回された理屈は愚の骨頂。されど、結果として逃がした己も同罪で同類だ。 苦い溜息は、記憶の残滓ごと吐き捨てるように、叶わなかった仮定を紡ぐ。 …それが、間接的にこの場にいる吸血種にも関わっていたとは、主語も無いのだから知らぬ事。 ) 彼は、果断だ。あの若さでどう鍛えたか分からないけれど、機を見るに長けていると思う。 ( だから、動くならば迷うまいと。 …結果論としての的中に意味は無くても。 ) ……ヒトの裏返しなのだという説もあります。それも否定はしない。 それを抑えるからこそのヒトなのだと、思いたいんだ。獣欲に狂うだけなら、群れるだけで充分。共生の営みもいらないだろう。 ……嗚呼。駄目ですね、ここの空気。気ばかりが急く事です。 ( 荒ぶるというよりは、淡白の度が過ぎた語調を胡乱な響きに戻して、肩を竦め。 …では、進もう。その先へ。先へと。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:59:56]
◆アイシェ > …可笑しいね、我々は相容れない者同士の筈なのに、嫌うものの傾向は同じなんて。 ――…何か我々絡みの良くない記憶でも。 もっとも愉快な記憶など、望むべくもないのでしょうけど。 ( 頭痛を堪えるような仕草は、門の向こう側で拝見したものよりも苦そうで。 場を和ませるなら笑って見せればいいものを、そうは出来ないものだから――表情の無いまま肩だけを竦めて ) …MJ君達は今頃話している頃かな。 ( まさに「門」を潜ろうとしている処とは想像も付かず、梟の姿も未だに見えない。 ) ありとあらゆる欲、それが悪魔の根幹でしたっけ。 そこに途があれば踏みたい、開けるなと封じた箱は開けたい。 ――…そうできないから、時として人は彼らを嫌い羨むのかも知れないね。 ( 昏い森はさながら黒い巨獣の伏した姿、あすこまで入れたならば溶岩の熱気も大分遠ざかるだろう。 ――目指す「黒」はその先に在る。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:51:17]
◆維言 > …貴方がそんな風にあろうモノなら、こうして並んではおりませんでしょう、少なくとも。 …………嫌な事を思い出しそうだ、その例えは。まあ、アレはどっちもどっち―― ( 不意に眉を寄せて、こめかみをぐりっと押さえた。苦い記憶は、己の甘さが招いた事でもあるから。 ) …もてなしを蹴飛ばして、城主様にお目通り願いたい所。 ……一人でも多く集うと信じたい。 駄目なんですよ。それが出来ないから、彼らは「 悪魔 」なんです。 ( 傍らか先んじて行くかの方に、一度視線を据えて。 いっそほろ苦い言葉は退魔の視点ではあれど。 …悪魔が謗られる最大の原因は、その種族でも魔性でも無いのだと。 相容れぬの根幹を呟いて、示した指先を一度くるりと回し。 ) …臨機応変という便利な言葉もあると言います。あの時は、あれが最善だった。 ( 辿り着くまでにはもう少しあろうが、鬱蒼と茂る暗闇の中の黒が見えて来れば、視線が自然と細められる。 この先は、鬼が出るか蛇が出るかだ。 …最後に引きずり出すのは、黒だとしても。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:39:25]
◆アイシェ > へんな所で同感――…と、私が言って良いものか、非常に怪しいものだけど。 獣と大差ない眷族など、後になって悲壮ぶる分狂犬よりも厄介だ。 そういうのに限って人間相手に泣きつくし――… ん。 ( そこいらでそこはかとなく自爆の気配、偉そうに語りはするものの己とて一切歩まなかった道じゃない。 ) …鴉の檄文を額面通りに受け取るのなら、今度こそ烏羽玉の君は招かれざる客を周到にもてなす用意があると見るべきでしょう。 そこで白黒、決着が付けば良いのだけれど。 ――…「紅」も「黒」も、此処から出て来なければ、こんな厄介事にはならなかったのでしょうにね。 ( 彼らがこの地に倦い飽いて居たのかは知らない。 だが、生まれ落ちた地が楽園ではないからと云ってその先にそれが在るかどうかも判らないのに。 手甲に覆われた指先を目で追い ) 時として逃げる決断の方が難しいのが問題だけどね。 私も戦闘は避けるつもりで居たのに、結果はあのざま。 ( 歩みは止まる事無く続き、やがて右手前方に樹海の南端が見えて来る頃合。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:29:00]
◆維言 > …殺し屋みたいなものですから、それもさもありなんですれど。衝動と本能だけに任せて突っ走るよりは、それでもマシだと言いたい。 …殴りませんが、まだ。……今回もそうと願いたい所。否―― そうであっては困るか。 ( 呉越同舟。敵の敵は味方じみた論理。 まだ、とか言ったけれど。 ) 鳥は一度逃げたけれど、もう一度不毛の地と向き合う事で資格を得たんでしょう。分かりませんけれど。 ( 楽園が築かれたのかは分からない。何を楽園と呼ぶのかも分からない。 聖書の天国には入れないと最初から知った身には、夢想も何処か遠い癖に語るのだから。 …影一つにも過敏に反応するのは、良くない兆候ではあろうけれど。 は、と温い息をひとつ。 ) …また愉快な例えを仰る。 取り合えず、襲ってくるものは殴る。しつこいなら逃げる。向かうは一路、黒の城。 以上? ( 目に付くもの全てを殴っていては埒も開かぬと。 びし、と虚空を指差して、いざ。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:17:27]
◆アイシェ > でも祓われる側からしたら、一切の事情も斟酌されずに塵芥の如く「処理」されたくはない――だろうしね――とと。 そんなものでぶん殴られたら普通に怪我しますから。 や、余りに手薄だったからね? この際行けるところまで行ってみようと――大丈夫、「あの時は」危害も何もなかったから。 ( 味方の一撃で一発退場。 …味方? 今この際は、味方。 ――してみれば呉越同舟のうちに含まれるんだろうか、これも。 ) …たくましい鳥殿だね、それは。 それを前向きと取るか妥協と取るかは判断の難しいところだけれど。 でも、多分 ね。 …逃げた先に楽園なんか存在しないんだと思うよ。 ( 波紋の立たない湖面のよう、静かな語り口による物語には華やかな幸せも残酷な終焉も似合うまい。 だからこれはこれで良いのだと思った。 ――中空をひらひらと不規則に舞うのは蝙蝠の一種か、こちらを伺うばかりで襲撃の様子は見られないが。 ) トキノミヤコの怪談と、…それこそ娯楽小説に出そうな魔族≠ね。 雑感として何でもありあり、ローカルルール満載の卓上遊戯のようだった。 ( パプテスの敵の巣窟とは一元的には言い切れない、そんな意を込めて。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:07:55]
◆維言 > …その辺りは、私もまだ甘いんです。だから自戒しておくと言います。 ……お客人とか言われてると思ったら、貴方何してるんですか。 ( 見付かってたんかい。裏拳でツッコミ入れんばかりの勢いで。ガントレットつきの裏拳は普通に血ぃ出そうです。 …長話をしていられる状況でも無い。 熱の大地を踏みしめて。 ) ……鳥は楽園を求めて荒野を飛んだけれど、その先に在ったのは約束の地では無くて、何も無いだけの世界。こんな世界は望んだ楽園じゃないと七日七晩泣いた後、涙で出来た池の縁に咲いた一輪を見つけるんですよ。 「 嗚呼、此処は何一つ私の望んだものは無い。私の楽園は何処にも無い。ならば、私が此処を楽園にしましょう―― 」 …さて。御伽噺ですから、生々しい話は語られずに、これだけの物語。 ( 淡々とした口調は山場も何も同じだから、語り部には向くまい。 用心は怠らぬ侭、言葉が滑る。 ) ……やはり、いるはいるのですね。 逃げ足は、そこそこです。 ( それでも、いらぬ意地は無いと。ある意味威張れない事を堂々と。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:57:39]
◆アイシェ > ( へふり。 溜息未満の気の無い呼気 ) …耳に痛い話。 なまじ言葉が通じると相手の主張も聞きたくなってしまいます。 ――…烏羽玉の君の使いに見つかった時もそう思ったんだ。 ( もっと耳に痛いのは、共生と共存を説く言葉。 鎌の柄で肩を叩きながら ) …結局共生、できたんですか その鳥は。 ――…共生じゃなくて流れ着いた地の原住の種を滅ぼして御終い、そんなオチの方がありそうだけど。 ( がちり、マントの下で金属同士が触れる音。 手甲の手がメイスを握り締めたのだろう。 ) 前回ここに来た時はね、顔だけのとばかでかいのと。 微妙に話の通じない、恐らくは低級の魔と遭った。 …用心だけはくれぐれに願います。 要らない怪我をするくらいなら撤退をよしとするべき、とも。 [Sun 17 Sep 2006 01:51:05]
◆維言 > …言葉が通じる輩だと、逆に面倒臭い場合も多いんですけれどね。 共生共存―― それこそ、鳥の話だ。 ( 先日に口にした、荒野を飛んだ鳥の物語。 過酷な環境に置かれたものが、此処ならずの世界を示されれば、喰らい着くも道理かと。…納得しては、行けないんだけれど。 のっそりと示された先は、光の乏しい空の下に広がる荒野。下に溶岩を望む断崖。 ) ……では、早速参るとしましょうか。今は時の一秒が、ダイヤの一粒でしょう。 ( のそりとマントの中でメイスに手を掛けながら、歩き出す。 先んじて道を知る方がいるのは、メリット。余計なルートを辿らずに済む。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:43:31]
◆アイシェ > それはあるかも知れない。 何しろ門を潜って出て来た者の中には、人の形をしたものもあったそうだから――我々と同じような服装だそうだよ、毛皮の蛮族などじゃなくて。 ( 人の文化圏に近い者なら、確かに此処よりは市街の方が棲み易かろう。 こんな処でドレスや式服を纏ったとて、何の役にも立ちはしない。 大鎌は肩に掛けたまま、もう一方の手が南西の方角を指差して。 ) このまま左手、断崖沿いに一直線。 台地をかすめ樹海を横目に進めば「城」はすぐに見えて来る――筈。 何の妨害もなければ早いものです。 ( 長居は御免だと仰るよう、げんなりとするかんばせを見れば。 見通しの良い視界に注意を払いながらの前進を開始。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:38:24]
◆維言 > …意外と、此処から這い出して来る輩も、住み易い場所に移住したいだけじゃないんですか、これ。 ( 熱。二度目。 げそりとした視線を巡らせて見れば、赤い海。 …いや。今、世界を騒がせているのとは、赤の質が違う。煮え滾る溶岩の海。そして、その中に突き出した大地。 ) ……目的地、どっちですか。 ( 荒地と言えば荒地だけれど、そういう意味での荒れ方が無いと見れば、五秒で邁進を決めるの巻。 取り立てて暑いのが苦手という訳でも無い。苦手だったら、夏場に黒マントとかネジの切れた服装は出来ない。 …にしたって、限度は。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:28:53]
◆アイシェ > 煉獄、愉快な表現をすれば地獄の一丁目にしては。 何と云うか、こう――原始的で。 ( 果てなき無明の空と沸き立つ熱気、せめて門扉のひとつ、文化を匂わせるもののひとつでもあれば良かろうにと思うのは甚だ一方的な贅沢としても。 熱風に軽く羽織の裾をはためかせ、転がった何某かの骨片を蹴りつけて。 ) …でも、確かに人間には厳しいかも知れない。 陰陽の御二方もきっと辟易したろうね。 ( ざっと辺りを見回し――血の跡やら大地の抉れやら、これといった交戦の跡は見つけられない。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:26:19]
お知らせ > アイシェが来ました。 『…色気のないところでしょう。 ( 素っ気無く。 )』 [Sun 17 Sep 2006 01:21:08]
◆維言 > ( 異世界でした。 …分かりきっていた事ではあるけれど、実体験はまた衝撃の桁が違う。つい先刻までは、如何に禍々しい力の発露であろうとも、まだ、人の世界に属していたのだと、異界の熱気を身に受けて遅まきながらに自覚させられる始末。 赤い光の立ち昇る陣の中、暫し立ち尽くすような風情は。 ) ……熱。 ( 至極平凡な一言を以ってして、魔の名を冠した世界のファーストコンタクトとする。独創性とか、案外無いものだ。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:17:29]
お知らせ > 維言が来ました。 『( 赤い光の先は―― )』 [Sun 17 Sep 2006 01:14:10]
お知らせ > 園内一花が退室されました。 『( 励まして、励まされながら )』 [Fri 15 Sep 2006 01:29:17]
◆園内一花 > 〜【六合】、もうちょっと涼しくならない? ( 無理。 魔界に人界の理を持ち込む異物だけれど、物質として溶岩の持つ単純な熱を苦にならぬほど軽減するのは難しい。 体力勝負。 引っ張られつつ、パートナーが辛そうにするのであれば、治癒札でも何でも使って、軽減を試みようとするだろう。 扇ぐには、そもそも気温がバカみたいだ ) 〜ぅん。 …うんっ! そうですね。 ( 帰れるものなら帰りたい。 …だけど…。 頷いて、歩調を合わせ並んで歩く。 トンネルを抜けた先は銀世界というのは有名だけど… 少し落ち着いたら改めてその景観を眺め、絶句するのだろう。 絵に描いたような、と言うか ) 〜はい。 森までは抜けられると良いな… っぁあ、水、もっと持って来れば良かった… ( 簡単だけれど地図もあるし、一日二日でお城に付けるだろうけれど… 大変な道中になりそうだった ) [Fri 15 Sep 2006 01:26:49]
お知らせ > 南条菫が帰りました。 『(帰るときもここを通るのかと思うと、涙がこぼれた。)』 [Fri 15 Sep 2006 01:18:08]
◆南条菫 > あのねぇ、一花なんどもいってるけど、私の原型が毛もっさもっさの狐だって忘れてない? 発汗機能薄いのよ。 ( 一花を引っ張るようにずんずん歩く。とにかく一刻も早くここを離れたいらしい。 ) 帰れるものならさっさと帰りたいわよ。頼まれたってとどまりたくないわこんなところ。 ( もっと涼しい場所がよかったなぁ、と涙目。 ) じゃあ、さっさとここを抜けるわよ。目指すはお城、ね。 ( もさもさ尻尾が熱くて仕方がない。一花を先導するように、地理もろくに知らない異界を進んでいく。 ) [Fri 15 Sep 2006 01:17:50]
◆園内一花 > ―――ゃ、あんまりな暑さに慌てちゃったのか、本気なのかって… 〜ぅん、聞いてはいましたけどね。 向こうは雨も多くてちょっと涼しくなってましたし… っととと ( 引っ張られて、付いて行く。 少しは慣れた。 …あんまり吸い込みたくない感じの空気で深呼吸して… ) 〜古城や襲撃よろしく、悪魔は種族的に結束力は低いみたいです。 魔界の基本は弱肉強食… 多分私達が強ければ、そんなに困らず渡って行ける… 弱ければ、休む事すらままならないのでしょうけど… 基本は野宿と同じと思って良いと思う。 ちょっと敵性生物が多いかもしれないけど、安全そうな場所を探して、休むのは交代で。 …私も菫も、何かが近付けば気付くでしょうしね… ( そう易々と不意打ちを受けないくらいの技量はあるだろう。 とは言え、この熱波の中で眠れと言われるとそれはちょっと無理だけど ) [Fri 15 Sep 2006 01:12:41]
◆南条菫 > 何で2回聞くのよ。まぁいいけど別に。それにしても、ほんとに暑いわねここ。 ( 足を止めた一花を、今度は逆に引っ張っていく。進むにしても戻るにしても、立ち止まられるのは一番いやだ。 ) というか、ここは悪魔たちの世界なんでしょ? 安全に休める場所なんかあるの? ( 寝込みを襲われたらたまったものではない。 ) [Fri 15 Sep 2006 01:05:10]
◆園内一花 > ―――『海』の放射熱でしょうね…。 溶岩… 山が火を噴く時のアレだって聞きましたけど… とんでもない場所…。 あっちへ渡りたがる気持ちも分かるような気はするけど、でも、これが普通ならあっちは寒くて敵わないでしょうにっ…! ( とりあえず瘴気は無視出来るくらい、暑い。 と言うかもはや『熱い』。 『海』との距離はあるものの、涼めそうな場所が見当たらないというのは凄まじいプレッシャーだ ) ―――ッぅう… も、戻る? 本当に戻る? 半島を抜ければ、多分こんな事はっ… 森もあるって聞きましたけど… ( とりあえず魔方陣から離れようとしての事だけれど、ただ事で無い熱がりようには引っ張っていた足を止めて、振り返った ) [Fri 15 Sep 2006 00:58:52]
◆南条菫 > ――なっ!? あ、熱っ! なにこれ! なに!? ( 門を抜けると、そこは灼熱地獄だった。未だかつて経験したことのない熱に、たまらず尻尾を丸めて身を伏せる。それもそのはず。あたりには陸地を囲むようにして、溶岩の海が広がっていたのだから。 ) あ、あつい! 熱い熱いあつい!! ねぇ帰ろう一花。今すぐ帰ろう。 ( 熱いのは苦手らしい。原型は毛だらけだし。でも一花が手を引いていくので、なすすべもなく後を付いていくしかない。 ) [Fri 15 Sep 2006 00:51:12]
◆園内一花 > ( 悪魔が、瘴気が、向こうで異物として扱われたように… こちらでは、自分達が異物なのだと。 最初に感じたのは、そんな事だった ) ―――ッふ…!? ( 広げた【結界】… その幻の花畑に宿る【六合】の加護で、それでも大分軽減されているのだろうけど… 突如変わった気温、容赦ない熱風に苦しげな吐息を零す。 …柄の間の浮遊感は、おかげですっきりと消し飛んだが… ) 菫っ… 大丈夫? ( 【六合】の力は【門】の向こう側と繋がっている。 …閉ざそうと躍起になっているそれが、文字通り自分達にとっての命綱なのだと… 振り返りつつ、パートナーの手を引いて渦の直中より歩み出そう ) [Fri 15 Sep 2006 00:45:11]
お知らせ > 南条菫が入室されました。 『(やがて光は収まって……。)』 [Fri 15 Sep 2006 00:40:29]
お知らせ > 園内一花が来ました。 『( 柱より、世界を侵食する力が現れる )』 [Fri 15 Sep 2006 00:39:53]
お知らせ > クロスが帰りました。 『――目指す先は、クロウ城――』 [Sun 10 Sep 2006 22:30:29]
◆クロス > 堕天すれば、居心地が良いでしょうし… 其れは神を背く背徳なる行為でもある。 私は、決して魔族に跪かせて遣らないッ! (純白なる両翼を大きく広げて行けば、天空へ飛び参ろうとせん。そしてやがては、消え去ってしまうのかも知れないのだけれど、それは総本部に侵入して壊滅に引き込めるか魔族を滅ぼしてくれる為に行う事。) [Sun 10 Sep 2006 22:27:26]
◆クロス > これは… 魔族、になれなかった ――生き物ですね。 (安らかにお眠りなさい、と既に死に至ったと思われる野獣の眉間に突き刺しながら、聖なる魔力を開放せんとすれば見る見る内に腐り掛けた野獣の焼き焦がれるようにして行けば消滅に至ってしまう。そして、突き刺したまま手離した手を十字を切るようにさせていながら、再び聖剣を手にしてから周囲や赤い空を見眺めていた。元に居た世界よりも酷い色をしていた。) これは、この世界―― そのものが魔族の世界、 (天使である私にとっては、身体の危険信号が示していて、拒絶をするような疎外感が包まれていた。悪魔からにしてみれば天使は居心地が良い存在では無い同時に此方と居心地が良くない世界に感じる。外套を包んでいて姿ですら現さない、背中には背丈以上の半透明の様な純白なる両翼を広げていたが折り畳むようにしていた。) [Sun 10 Sep 2006 22:23:10]
◆クロス > ――― う、わ ッ ! (腐り掛けた野獣、狼の様な姿をしていた。鋭い牙が首筋に目掛けて飛び込もうとした事に感付いて、握り締めていた聖剣を野獣の首を交差させるように獣を超えた速さで突き刺した。地に磔にしようとした途端に、ごふっん、と腐ったような汚い唾液が黒くて頑丈なブーツに飛び掛ってしまい溶けるような感触が襲われていて慌てる様に地面を擦りながら周囲を警戒していた。心臓の鼓動が異常な程に速めてしまっていて生きた気がしなかった。) [Sun 10 Sep 2006 22:16:06]
◆クロス > (全身が創造された新品の様な感覚に包まれていて、双眸を開いて行けば視界に入るのは信じられない出来事ばかりだった。) ――― 信じられないけれど、魔族の総本部を壊滅させるか (聖剣の二つを握り締める力がぐっと入れ込んでしまっていた。この魔界から拒絶される様な感じが包まれていて、空気か如何か分からないけれど肌が微かに痛いが我慢は出来る程度だ。この魔方陣から踏み出てしまおうとして目の前に飛び込んだのは、――) [Sun 10 Sep 2006 22:10:49]
◆クロス > ( 紅い魔方陣が悲鳴が上げたかのように轟音を響き上げた直後に、何処か拒絶をするような波紋でさえ響き渡る。 ) [Sun 10 Sep 2006 22:05:58]
お知らせ > クロスが来ました。 『――湧き上がる、新たな波紋――』 [Sun 10 Sep 2006 22:04:23]
お知らせ > ディアドラが帰りました。 『 そして、イーディスを根城とした魔獣の群れは、雄たけびを上げて紅の柱へと消えた。 』 [Fri 1 Sep 2006 00:46:37]
◆ディアドラ > ( 先走って紅い柱に焼かれ蒸発する低級魔を嘲笑い、れ、と唇を舐める。 ぞくぞくと背筋を這い登るのはこのゲートを打ち立てた、怒れる紅い魔王の力の怒りと、欲望の渦―― 魔方陣から発せられる其れだけで、之ほどの力を感じさせるのだ。自分など足元に及ぶまい ましてや自分の手勢などとは比べ物にならない。 それほど鋭い方ではない自分ですら其れを感じ取り、欲情しているのが判る。 ) ・・・ 一度会って 直接、感じてみたい。 どれ程の怒り?楽しみで仕方が無い うん、狂おしければ狂おしいほど良い―― 沢山の絶望と、死を運ぶ風になれば良い。 きっとステキな事になる。 とても「らしい」よね? そうでなくちゃ。 さあ、行くよ お前達。 沢山殺そう、沢山食べよう、沢山犯そう アタシ達の在る意味はそれだけよ。 あははッ あはははははッ!! ( 声を上げて嗤い、槍を振り上げる 『全員突撃』 ) [Fri 1 Sep 2006 00:45:17]
◆ディアドラ > ( その威容を目の前にして、鬼の胸は高鳴っていた。 ニンゲンの住む世界 それらは自分達のような魔に属する者にとっては、パプテス教徒が夢見る千年王国に等しい。 恍惚とした瞳でその楽園へと導く紅い光を見つめ ) そう、結局の所アタシ達は奴らが居なくては存在意義のカケラもない。 奴らを脅かし、喰らい、犯し、貶めてこそ――… それはとてもすばらしい事だわ。 判るよね、お前達。( は、と頬を高潮すらさせて漏らす溜息。 紅い光に触発されるように産毛は逆立ち、獣の半身のナニはいきり立ちっ放しで痛い程。 陶酔に蕩けそうでありながら、酷く暴力的な気分だ。 連れ立った有象無象 下級の魔獣や魔人達も同様か、周囲に展開された力場にアテられ、正体を失い暴れ始めるものや泡を吹き始めるものも居る。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:19:06]
◆ディアドラ > ( 約束の地ジナイ半島 其処に開かれた門は巨大な魔方陣から、稲光走る毒々しい色の空を突き上げる紅い柱。 それが”あちら側”から何と呼ばれているのか、”こちら側”の己には知る由も無いが、半人半獣の鬼は手勢と共にその前に在った。 ) ふぅん… 近くに来ると結構大きい、ね。これがゲートか( その明暗入り混じる紅い柱は渦のようにして魔界に渦巻く瘴気を吸い込み、あちら側へと送り出しているよう。それがあちら側に影響を及ぼし始めるのも時間の問題か。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:00:36]
お知らせ > ディアドラが入室されました。 『THE GATES OF HELL』 [Thu 31 Aug 2006 23:59:09]
お知らせ > デュラハンが帰りました。 『(岩場に残るのは怪鳥の大きな羽と七色の小さな羽だけ。)』 [Sat 26 Aug 2006 02:44:09]
◆デュラハン > (童子からの告げられる「部下」として扱ってもらえる事への喜び、其れを聞けば)童子がそれを望むのであれば、私はそれで良いと思いますよ。(告げるのは肯定の言葉。仮に此方の世界で動くとしても、自身の助力になれる存在がいる事は好ましいことで。)(鴉の城があることが分かれば、自身の居る位置も何となく理解できて。そして同時に自身の主の城のある方角も理解し・・・・・先ほど飛ばした孔雀鳩の進路をクロウ城とは違う方角へと向かわせる。)(それから数刻ほど経った後、ジナイ半島に巨躯を持つ怪鳥が飛来して) [Sat 26 Aug 2006 02:43:54]
お知らせ > 童子が帰りました。 [Sat 26 Aug 2006 02:33:40]
◆童子 > ( 素敵です、貴方と孔雀鳩さんとの連携プレイ。童子の背後で、ナニカが感嘆の声を挙げます。…貴方の、調子につられたように。 ) --- どちらにしても。 俺は、貴方の『部下』として見て貰えている。そのコトが、嬉しいよ。 … 俺には、故郷とか 居場所なンて思える場所、無かった。だから、 俺は『此処』に馴染みたいと思う。 デュラハン、貴方が心地良いと感じて 懐かしむ、この場所に --- ( その時、 貴方の呟きが、聞こえた。 『クロウ城』。何故か、印象に残る名だと 思った---- 。 ) [Sat 26 Aug 2006 02:30:45]
◆デュラハン > (中々難しい問題であるとは地上に残った1羽の孔雀鳩の呟き。)私が主ですか?(貴方から告げられた言葉に一拍の間を置けば)まぁ、言われてみればそうかもしれませんね。(軽い笑いを含ませた答えを返して。実際、使い魔や部下とも思える童子の存在が居るのだから、他のものが見れば一端の主に見えなくも無いのだろう。まぁ、現実は中間管理職とかそんな言葉が似合いそうな立場なのだろうが。)(孔雀鳩は童子に見つめられても微動だにする事は無く。主から与えられた命令をちゃんと遂行としているのだろう。)(孔雀鳩がこの場所から離れて数十分くらいだろうか?その視界に荒れた台地と樹海以外の物が映り)クロウ城でしょうかね?(赤と黒に染め上げられたそれの名を呟く。) [Sat 26 Aug 2006 02:15:02]
◆童子 > ( その通り、だったりする。---人の世界。本来の居場所であるハズの、魔界。そのどちらにも、相容れない---半端者、ゆえに。 ) うん、 デュラハンの『主』というより、寧ろ----貴方が、『主』だっていう方が納得していた気がする。 ( 孔雀鳩の動き。見るともなしに、時折見遣りながら。 ) [Sat 26 Aug 2006 02:03:56]
◆デュラハン > (物の怪の類でありながらも魔界の空気に当てられるのは、やはり元の生まれが人の世界であるからだろうか。)えぇ、主ですよ。意外でしたか?(それは童子にすら話した事のない者の存在。まぁ、自身が人の世界に訪れた理由を話す機会も無かったし、その存在を知らなくても当然なのだが。)貴方達は周囲を見張っていてください。(デュラハンは岩場に腰掛ければ残った9羽の孔雀鳩に対して命令を出して。主からの命令受ければ、孔雀鳩たちは周囲を見張る為、円を描く様に隊列を組む。) [Sat 26 Aug 2006 01:54:51]
◆童子 > ( 何だか。魔界の空気を、心地良いものと馴染めるほどには、余裕が出てきたようだけれども。やはり、この空気は自身にとって『高尚』過ぎるものらしい。門に近付いた辺りから、何処か抜けた思考となってしまっている 自覚が在った。 ) 食事 ……それは、そうだね。 でも、 『主』?デュラハンの--- ( 言い掛けて、言葉を呑んだ。---貴方の意識を、此方に向けてばかり居させてはイケナイ、とばかりに。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:44:48]
◆デュラハン > 貴方を連れてきた理由ですか?(岩場へと向かう直前に告げられた言葉、それを聞けば)私の食事の問題でしょうかね?(告げるのは至極当然な理由。自身が旅路で安全に糧を得る場合には童子のような存在は必須に近い。)まぁ、あちらの世界での部下と言う形で私の主に目通りしてもらうというのも悪くないと思ったのもありますがね。(無論、その必要性は限りなく低いが、童子と自身の主との間に繋がりが出来れば其れはそれで何らかの役に立つだろうと考えての考えで。)(岩場に到着すれば、片目の視界を先ほど飛ばした孔雀鳩の視界にリンクさせる。) [Sat 26 Aug 2006 01:36:58]
◆童子 > それは、確かに ---でも、デュラハン? (チラ、と貴方を見遣って) 貴方は如何して、俺を『此処』に連れて来たの?確かに、そう望んだのは俺……だけど。貴方は拒むコトだって、当然出来た。 貴方は、『何』の為に戻って来たの。 --- 俺は、役に立てるかな。 ( 鳥には鳥、というコトか--- 示される方に、岩を見つけて。言葉途切れさせ、其方へと向かおう。 ) [Sat 26 Aug 2006 01:26:00]
◆デュラハン > (自身の言葉に返された言葉を聞けば)貴方にとっても水が合うのならば、それはよろしい事ですね。(仮面の下に気持ち悪いほどの笑みを浮かばせながらそう返す。)(童子に見つめられる孔雀鳩、その内1羽を手に取れば)とりあえずあちらの方へと飛んでください。(告げるのはクロウ城のある方向。この場所からはクロウ城は見えないが、何か強い気配の様な物を感じた為にそちらに飛ばす事にして。)さて、あちらの岩場で少し休憩しましょうか。(魔法陣の近く、椅子に使うのに手ごろな岩が転がっている場所を指差せばそちらに向かう指示を出して。) [Sat 26 Aug 2006 01:16:07]
◆童子 > ( 貴方の言葉受けると、頷いて ) … 俺の『予想』も、当たったみたいだ。確かに此処は、未知の場所だけど ……嫌じゃない、どころか、直ぐにでも馴染めそうな---そんな感じが、する 。 ( 告げて、---召喚された孔雀はと10羽。綺麗に並んだ彼らを、感嘆の眼差しで見遣って。 ) [Sat 26 Aug 2006 00:59:38]
◆デュラハン > (童子から告げられた「嬉しそう」と言う言葉、その言葉に)えぇ・・・・やはり私には故郷の水が一番合うようです。(童子の方に顔を向けて返す。普段の声との違いに気付けたのは、やはりある程度付き合いがあるからだろうか。)確かに貴方にとっては初めて来た場所ですからね。(力になれない事を告げる童子の言葉を聞けばそう返して。)とりあえず何か目印になるものでも探しましょうかね。(そう告げると同時、外套を背の方に翻し手に持ったシルクハットを正面に突き出し)出てきなさい。(シルクハットの中から孔雀鳩を呼び出す。)(デュラハンの号令、それに従い呼び出される孔雀鳩の数は10羽。それらはシルクハットから飛び出れば童子とデュラハンの前にきれいに整列するだろう。) [Sat 26 Aug 2006 00:53:49]
◆童子 > へぇ --- (ゆるりと巡らす視線。やはり映る風景はすべてが異なっていた。けれども) 嬉しそうだね、デュラハン ……凄く、嬉しそうだ。 (だから、コレで良かったのだろうと思った。…貴方の呟きには、軽く肩を竦めるように) 何か。分かるコトがあれば良いンだけど--- 俺には全く、未知の土地だから。 [Sat 26 Aug 2006 00:38:58]
◆デュラハン > (光が止むと同時、周囲に開けた異界の光景に男は外套のフードを外し、仮面の下の不可視の顔を今までに無いほど笑みに歪ませる。)えぇ、ここが魔界、私の生まれた世界ですよ。(童子からの言葉に対し視線を赤茶色の空に向けたままそう返して。雨によって湿り気と冷たさを帯びたヴェイトスとは真逆、暑く乾いた魔界の大地に懐かしさを感じる。)さて・・・・。(大きな深呼吸をし心地よい風を肺腑に満たせば)ここはどこでしょうかね?(当然と言えば当然の言葉を呟く。) [Sat 26 Aug 2006 00:34:26]
◆童子 > ( 魔法陣の光に呑まれ、---吐き出された、その地は 全く見慣れぬ地だった。 ) --- デュラハン …… 此処、が? ( 問いかけのように、呟きが零れる。 ) [Sat 26 Aug 2006 00:25:18]
◆デュラハン > (煮え滾るマグマに囲まれたジナイ半島、その内部に描かれた紅い円陣から光が吐き出されて。)・・・・・・・・。(その光が引くと同時、中央に先ほどまでは居なかったはずの二つの人影が現れる。) [Sat 26 Aug 2006 00:21:46]
お知らせ > デュラハンが来ました。 『陣から吐き出される紅い光』 [Sat 26 Aug 2006 00:19:44]
お知らせ > 童子が入室されました。 [Sat 26 Aug 2006 00:18:00]
お知らせ > ルゥが退室されました。 『(視界の端に、微かに見えた尖塔。 そこを目指して──)』 [Fri 25 Aug 2006 00:50:55]
◆ルゥ > (だが、塔とか城とかがあれば、そこにはボスキャラがいるという罠。 まおー。 かかって来いまおー。) …何にしても、食べ物があるうちに何か進展があれば──。 (きゅるるー。 腹が減っては戦は出来ぬ。 燃費のあまり良くない神の御子は、心細そうな顔をした。) [Fri 25 Aug 2006 00:44:39]
◆ルゥ > (目印も定めない侭、歩き出す。 見る前に飛べ!を地で行く感。) それにしても、何にもありませんね──。 (建物。 何かあればそこを目掛けて進むのであるが。) [Fri 25 Aug 2006 00:23:52]
◆ルゥ > (まぁ、そんなこんなで──あまり、積極的に叩きのめして廻る気にもならないのが正直な処であった。 出来れば、此方の住人は傷つけず、門だけを叩き壊してしまえれば、と思う。 こちらからしか壊せない、とか両側から同時に仕掛けないと壊せない、なんて事もありうると思う。 そのためにも、こちらで協力者を見つけられれば、願ったりかなったりなのだが。) ……ふむ、まずはあっちこっち歩いてみますか。 (きょろり。 物見遊山の延長のように。 あちこち見回して──) [Fri 25 Aug 2006 00:12:42]
◆ルゥ > (パプテス神話体系に飲み込まれることも無く、民族、地方を守護してきたルゥのルーツの土着の神々は、悪魔と貶められる事こそなかったが、力を失い、その眷属の多くは妖精と化したという。そういう経緯を思えば、一部の悪魔ははとこのようなものだ。 いとこと言うには少々遠い、微妙な縁である。) [Fri 25 Aug 2006 00:07:58]
◆ルゥ > …う。 (熱気。 夏場のそれとは違う、むっとするような瘴気を伴った暑さ。 まるで身体に絡み付いて、体力をそぎ落とそうとするかのよう。) ……なるほど。 こんなところにずぅっと住んでたら──そりゃ、とげとげしい性格にもなります。 (ふむ、と大きく頷いた。 そもそも) [Fri 25 Aug 2006 00:04:10]
◆ルゥ > どうみても魔界です。本当にありがとうございました──。 (そんな呟き。 一歩踏み込めばそこは地上とはまったく異なる風景だった。) [Fri 25 Aug 2006 00:00:32]
お知らせ > ルゥが入室されました。 『…ふむぅ。』 [Thu 24 Aug 2006 23:59:43]
お知らせ > ロッツンルートが帰りました。 『(少しだけ逡巡して、体当たりするかのように光の中に肩から突っ込んだ)』 [Thu 24 Aug 2006 01:03:29]
◆蛮族黒エルフ > ( 獲物は、赤い光の中へ飛び込んでいく。 魔方陣。 この世界の(文字通りの)有力者が開いたという別の世界への扉。そうオサから聞いた。 どこか別のところに通じている、という事以外はサッパリ理解できなかったが。) …ウル。 ャシダ…。 ( ともあれ、この環境に適応して繁殖してきたとはいえココが苛酷な空間である事には変わりない。 オサが言うには、己の調査報告如何ではあちらの世界への移住も考えているとか。 が、それはこの狩りとは関係の無い話である。 獲物が“どうなっているか判らない向こう側”に消えた。 “追い掛ける”か、“引き返す”か。) [Thu 24 Aug 2006 01:02:21]
お知らせ > ナナオが退室されました。 『(魔法陣へ転がるようにして踏み込んだ女の姿は、赤い閃光のなかへ消える)』 [Thu 24 Aug 2006 00:58:12]
◆ナナオ > チョっ―――…!!キャー!!キャー!! ヤッ――せめて挟んで!!!お願い!!! (何を) (身体つきは非常に人間と似ていた。豊満な胸や、立派な ふじこ。や、丸い曲線は、人間の女で一部男。――異世界にも人間のようなものが居たことに、密やかに驚きつつも――いや、別の意味じゃものッそい驚いてますが――交戦するのは得策じゃない。瘴気と熱気の所為で容赦なく体力も奪われる上に、仲間でも呼ばれたら――) ハッ ハッ ハッ …!!! (向こうにまで付いてこられたとしても、戦うならばそっちがいい――距離が縮まらないというのなら、そのまま魔法陣へと飛び込もう) [Thu 24 Aug 2006 00:43:10]
◆蛮族黒エルフ > (白目の無い瞳に獲物を捉える。存外に早い。 懸命に追いすがって疾駆するが─) …? ( 何か言っているようだ。 オーウワタシヴぇいとす語ワカリマセーン。(何) 悪魔語とエルフ語のチャンポンなら少しだけ。さておき、蛮族というか、裸族エルフはたゆんたゆんとかぶらんぶらん(何)させつつ、槍を振り上げて追い掛ける。 相手が止まっていれば2ターンくらいで詰められる距離は、相対的に余り狭まっていない。) [Thu 24 Aug 2006 00:31:53]
◆ナナオ > ウーワーワーワー!!!ウソウソウソウソウソさっきのウソまじ勘弁…!!! 冗談でした!! 風呂も牛肉もアンコも無い所で生活とか本気無理!(先程、ひっそり格好つけて呟いた事を全部ひっくり返した。 女の足は、女の普段に比べれば遅いが、普通の人間と比べればまだ早い。 魔法陣まで後50m――?最後の全力疾走をしようと、膝に力をいれた時だ) ・・・・・・・・・・・・ッ。 (背後から響いた声に、思わず、鞭が翻るが如く振り向いた。 赤い空を背景に見えるのは) …………。 (顔みて) ………。 (胸みて) ……。(下半身mf:sdfはsffふじこsf) ばっ―――(―とっさの反応として赤面した。した。 「きゃぁ!」と言うほど純情でもないが、直視できるほどスレテもいないよ! ) ばっ 馬鹿野郎!! 見せるな!!! でかいよ!! (と、いいつつも、物騒なモノを握って入る両手も目に入ったので、右手は腰の柄へ。―― 此処で立ち止まるのは不味いと、足を止めずに魔法陣へ!) [Thu 24 Aug 2006 00:21:41]
◆猪毛皮の蛮族 > ……ッ。 (感づかれたか?! 走り出してしまった。 ときに、弓の飛距離等の進化は接着剤の進化に影響を受けている。 蛮族に膠といった接着剤を求めるのも無理があるというもの。 唯でさえ原始的な構造の弓であり、その弓勢も魔界自生の植物頼りだ。 亜人の狩人の有効射程の半径から、あっさりと獲物は逃れてしまう。 伏撃をかけるため、射程ぎりぎりから狙っていたのも禍いしたか。) ──ッッ。 (ぎりッ、と歯噛みした。普段であれば、ここで引き上げる。 別の獲物を探せば良い事だ。 だが、今日はまだボウズであった事が判断を鈍らせたか── 弓を棄てる。 毛皮から、手斧と槍を取ると、猪皮も棄てる。) ──オゥウララララァーオゥッ──!! (何かの獣の吼え声を模したかのような雄叫びと共に、青黒い素肌を晒して襲い掛かろうと。 全裸で。) [Thu 24 Aug 2006 00:09:40]
◆ナナオ > なっ 魔法陣なんか、ちょ…ちょっと 消えてッ――― ( 時間制限 タイムリミット タイムオーバー!!――そんな言葉が頭の中を駆け巡る。 実際は疲労と瘴気と熱気の所為でそう見えただけらしいPLこみで魔法陣が今日で消えると思ってたなんて秘密だ――戻れなくなるんじゃ…!と、あせった女は冷水をぶっ掛けられたかのように、ばたばたと魔法陣に向かって全力疾走しはじめた。 背後の気配に気が付ける余裕は無い。その分全てを走る事に費やしているとも言う。――さて、弓の範囲はいかほどか――それは貴方にまかせよう。疲労と瘴気の所為で、貴方の存在に気が付ける可能性は低い) [Wed 23 Aug 2006 23:59:35]
◆猪毛皮の蛮族 > ……? (様子がおかしい? 何か有ったのだろうか。 否、受け取りようによっては千載一遇の好機でもある。 窺っていたチャンスが今到来したともいう。) ──。 (“猪は、片膝を突いた。” ずっと屈んで歩いていたせいか、腰が痛む。 毛皮に隠した原始的な弓を取り出すと、矢を番えて、キリリと引き絞り始めた。 狙いは後ろ腰。少し逸れても足に当れば悪くない。 ひくりと長く尖った耳を動かして、感覚をターゲットに収束していく──あと2ターンで射出) [Wed 23 Aug 2006 23:53:06]
◆ナナオ > (乾いた大地を踏みしめる足音は、出口が近い事もあり、やや軽い。――気の緩みも手伝って、視線は赤い光柱の方。 今までは警戒して地べたに擦りつけた外套を足元まですっぽりと被った女は、此処でフードを肩へと落とす。 赤毛が熱風に絡んで揺れた) ―――― ん ? ( ぴくり。 ) ――あれ。 ( 赤毛の女は素っ頓狂な声を上げて、瞬きを繰り返す。目を擦りあげたりしながら――) げ。 うそっ ちょ――― (次第に引き攣った声へと変わる。が、その声は猪?に気がついたからじゃないようだ。) [Wed 23 Aug 2006 23:44:28]
◆猪? > (稜線上に見え隠れする、獣の頭。 時々覗かせる頭は、猪のそれのようだ。 機を窺うように少しずつ近づいて来ているそれに気がついているだろうか?) ……。 (息を潜め、声を殺して──一人歩きするソレを獲物と見定める。 問題無い。単独でも狩れる。大きな角も無ければ、翼も無い。 ちっぽけな地べた這いだ。 己と同様に) [Wed 23 Aug 2006 23:37:04]
◆ナナオ > ―――地獄の沙汰も金次第って言うしな。案外貴族どもと悪魔、うまくやったりして―…(今回の事件の発端をみると、そこそこ正しい事を口にしながら、吐息を漏らす。)――結局は金は結構強いんだよ。金。マネー…(そろそろ魔法陣が見えてくるだろう。 来た時に見た景色を逆から眺めながら、そろそろこの世界と分かれる瞬間が近い事を感じた) ――さて。 (この土地の植物二種類(聖水のビンの中)と、己の見たもの、感じた事が一番の成果だ。 調査報告としては「〜〜のような場所と繋がって居た」で、十分だろう) [Wed 23 Aug 2006 23:34:55]
お知らせ > 猪?が入室されました。 『(丘の上)』 [Wed 23 Aug 2006 23:32:22]
◆ナナオ > ――此処に棲みたいってか。 (光柱が見えて安心したのか、進む速度が緩くなる。―― すっかり見慣れた辺りの景色を、進みながら見回して) ……。 「住む」じゃないぞー…。 赤い海、常夏の島! …魔法陣の向こうにようこそ!! …ってか。 (…………。) 馬鹿な貴族くらいなら釣れそうだな。 [Wed 23 Aug 2006 23:27:03]
◆ナナオ > ( 顎を伝う汗を拭って、空を仰ぎ見る。 流石に、二日間かけてゆっくりと歩いた道のりを、一日で乗り越えようとするのは、少し無茶だったか。 暑さと、瘴気で確実に減らされている体力と気力を、今になって如実に実感した。――「ヴェイトスに帰る」―― 嬉しい筈なのに、残念だとも思って入るらしい自分に苦笑した。) [Wed 23 Aug 2006 23:21:20]
◆ナナオ > (赤い光柱が漸く見えてきた。) [Wed 23 Aug 2006 23:18:14]
お知らせ > ナナオが来ました。 『ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ』 [Wed 23 Aug 2006 23:15:38]
お知らせ > マドゥーが退室されました。 [Wed 23 Aug 2006 19:47:55]
◆マドゥー > ・・・・・・さすれば、持ち帰るもの等、いくらでもあろう・・・(にぃっと口端を吊り上げ、歩みを進める。さて・・・まずはどちらに進んでみよう・・・・・・道は少なそうだ・・・まずは目前に広がる黒い森へ・・・) [Wed 23 Aug 2006 19:47:51]
◆マドゥー > ・・・・・・・・・ダンニャワード・・・(不敵な笑みを浮かべ、自国語で神に感謝する。一体どこに飛ばされたかは知らぬが、この時点で、自分が“紅い光”に至ったことは無駄ではなくなった。この場、いかような遠方であるかは知らぬが、尋常ならざる場であることは風景から容易にうかがい知れる。強いていうなれば・・・以前に探索した、霊界の狭間と似ているかもしれない) [Wed 23 Aug 2006 19:31:49]
◆マドゥー > ・・・・・・(しばらく逡巡した後、ようやく一つの可能性に思い至る・・・・・・ここは・・・)・・・・・・ヴェイトス島ではないな・・・?(紅い光の存在は知れども、まったく情報収集のできていない男に、いきなり“魔界”などといった概念が浮かぶはずも無かった。とりあえず、ヴェイトスではないどこか・・・に飛ばされてしまった・・・背後の紅い光に・・・・・・と、その程度のことは理解できた。) [Wed 23 Aug 2006 19:03:37]
◆マドゥー > (・・・・・・日が落ちたにしてはどうも妙だ・・・。そうだ、色調が違う。自分が生まれ出でて今まで・・・感じてきた光・・・・・・太陽や月・・・そういったものの存在が感じられない。世界を構成する基調が元から入れ替わってしまったような・・・) [Wed 23 Aug 2006 19:00:23]
◆マドゥー > (とりあえず・・・現在のところ、自分に危害を加えるようなものは側にはいなさそうだ。見慣れぬ風景・・・・・・目を覚ます前に、嫌と言うほど見せ付けられた紅い光は・・・)・・・っっ!(背後を振り向くと、それは煌々としてあった。が・・・それ以外の光景・・・・・・ここはどこ?・・・日が落ちている??) [Wed 23 Aug 2006 18:54:55]
◆マドゥー > はっ!?(だんっと、一呼吸の後、跳ねるようにして飛び起きる。同時に、腰の得物に手をかけていて、慌てて周囲に向け目線を次々に放ち・・・)・・・・・・・・・っっ・・・(戦士の本能として、冷や汗がどっと背中ににじみ出る。気を失うなど、何年ぶり?いや、それ以上に自分は一体どれほどの時間、無防備に眠りこけていた??) [Wed 23 Aug 2006 18:49:39]
◆マドゥー > (ぼんやりとした明かりが、にじんだ視界越しに入ってくる。・・・・・・この感覚は・・・・・・何?頭が・・・ぼんやり・・・まるで・・・。・・・気を・・・・・・気絶!?気絶していたっ!!? [Wed 23 Aug 2006 18:47:13]
お知らせ > マドゥーが入室されました。 『ゆっくりと、目を・・・開く』 [Wed 23 Aug 2006 18:44:48]
お知らせ > 汐姫が帰りました。 『最後に、もう一度振り返り、見渡す。この地獄のような世界を』 [Wed 23 Aug 2006 08:53:43]
◆汐姫 > ………化け物じゃない、か… (呟いて。少しだけ、罪悪感が痛む…確かに、見た感じは人間離れした大きさだったけれど。それだけに、気にしていたのかもしれない…人は見かけによらないって。スラム育ちの自分は痛いほど知っているはずなのに。) ………また、会いたいな。 (改めて、謝るなり。お礼を言うなり。どうするかはわからないが…今度は、ちゃんとしたお話をしてみたい。そんなことを思いながら…自分もまた、魔方陣へと歩みを進めた。) [Wed 23 Aug 2006 08:53:22]
◆汐姫 > …はい…頑張ります。 (こくん、と力強く頷いてから、彼女の姿を見送って。その姿が完全に消え去るまで、ずっと見入っていた…ふと気が付けば。いつの間にか身体の震えも完全に止まっている…もし、自分一人だったならこうはいかなかっただろう。きっと、立ち上がれなかった。) ……ぁ…また…名前… (ふと、思い出したかのように呟く…名前を聞きそびれていた。こういう稼業を営んでいるとよくあることだが、それでも微かな後悔…せめて、名前だけでも聞けたなら…いつかちゃんとしたお礼もできたかもしれないのに) [Wed 23 Aug 2006 08:47:55]
お知らせ > 巨躯が帰りました。 『走って魔方陣に、飛び込んだ』 [Wed 23 Aug 2006 08:38:14]
◆巨躯 > え、えっと・・・それじゃあね。死なない程度にがんばって(一度だけ振り向いて、そう告げると) [Wed 23 Aug 2006 08:38:05]
◆巨躯 > ・・・・うん、化け物じゃない。 中にいるのもそんな感じ・・・ほとんど見て無いけど(困ったように首を傾げて答え、それから赤面し) え・・・ど、どうしてお礼いわれてるの?わかんないんだけど・・・(何故か感謝されて、頭まで下げられた。真っ赤になって、背を向けると慌てて魔方陣へと駆け去って 恥ずかしかった、らしい) [Wed 23 Aug 2006 08:37:47]
◆汐姫 > ………化け物じゃ、ない… (どうやら恐慌状態からは抜け出せたようだが、未だ冷静にはなりきれていないらしい。ぼんやりと彼女が言ったことを繰り返せば…何故だが安心できた。無論、その理由を思考する余裕はない) ………ぇ、あ、あの…!ありがとう…ございました… (彼女が横を通り過ぎていったかと思えば、今まで恐れていたモノの事など忘れてしまったかのよう慌てて立ち上がり…深々と礼。それは恐れや怯えなど含まれていない、純粋な感謝だろう。) [Wed 23 Aug 2006 08:31:49]
◆巨躯 > ああ、よかった。泣き止んだ・・・あたし、化け物じゃないよ。(化け物じみている気もするけど でも気にしない、きっとこんな自分でいいっていってくれるひとだって・・・いるのかなあ) え?あ・・・うん。わかってくれたら、いいよ(ほっとしたような笑顔になると、改めて近付いて・・・・・その横を、通り過ぎた) それじゃあ、がんばってね。食べれるものあんまりなかったから、おなかへってたいへんだった(魔方陣へと、向かいながら) [Wed 23 Aug 2006 08:23:02]
◆汐姫 > …………… (それが兆しだったのだろうか?人や魔物に限らず、世界全てに怯えていた彼女だが…まるで魅入られたかのよう、彼女の顔をじっと見つめ続けて。まだ震えは収まっていないものの、言葉の内容に聞き入って) ……ぁ…ごめん…な、さい… (視線を逸らして、申し訳なさそうに…どうやら、意思疎通には成功したらしい。食べるとか食べないとか、ちょっと不安になるようなことも言っていたが…自分を安心させてくれようと一生懸命になっているのだけは、伝わったから。) [Wed 23 Aug 2006 08:18:23]
◆巨躯 > えと、今はおなかへってないから・・・じゃダメだよね。オークとかゴブリンとか人間の形したものもたまに食べるけど、人間はたべない。 だからこわがらなくていいよ?(全然フォローになってない自分フォローだった もう一歩だけ下がると、これ以上どうしていいかわからずに) ・・・・あの、おねがいだからなきやんでくれるかな そんなにこわがられると、あたし・・・傷つく(バンザイした両腕が落ちて、顔を伏せた 背中を丸めながら、今度はこっちが泣きそうだ) [Wed 23 Aug 2006 08:08:55]
◆汐姫 > ………… (震えたまま、上目遣い。武器を持っているにも関わらず、ソレすら忘れてただ怯えるだけ…今の彼女には、それが忠告だったのか、恐喝だったのか、助言だったのかすら判別がつかない。何もかもが恐怖に塗りつぶされて) ………ぇ… (不意に彼女が浮かべた不器用な笑顔。子供をあやす様な口調。それから、両手を挙げて無害を伝えようとする様子を見て…その瞳から、微かに恐怖が薄らいだだろうか?) [Wed 23 Aug 2006 08:02:04]
◆巨躯 > ・・・・・・・・・・・ああ (絶望を顔に浮かべ、震えながら俯き、蹲る少女を見下ろして ぽん、手を打った そうか、私がモンスターに見えるんだ ・・・ちょっと凹んだが、筋は通る) ・・・・ええと、だいじょうぶ。 あたし、あんたをたべない (一歩離れると、両手をばんざいして首を横にふる 確かにこんな巨体が近付いてきて どこへ逃げるだの、撃たれるだのといったら怖いに違いない 本人的には、これでわりと必死に弁解しているつもりだ 頬をひきつらせて、普段やりなれない笑顔なんかうかべてみた) [Wed 23 Aug 2006 07:42:53]
◆汐姫 > …………っっ!! (それは、急に崖から突き落とされて絶望という大地に叩きつけられるかのようなイメージだっただろうか?では、どうすれば?どうすれば、どうすれば?恐慌状態の頭の中で何度も問い返すが、それを口に出すことすらままならず) ………ひ、ぁ… (びく、り。再び、大きく身体を震わせれば…表情は怯えきったまま。カタカタと震えて黙り込む…相も変わらず姿勢は蹲ったままだ) [Wed 23 Aug 2006 07:37:00]
◆巨躯 > 逃げるって、どこへ?(この出口すら見えない、囲われた世界の中で 思考の海に沈む少女を無表情に見下ろして、擦れた声はぼそりと問う) ・・・・・泣いてると、こわい猟師に射られるよ。(見下ろした少女が何を考えて居るのかは解らない けれど、なんだか田舎でよく見た、独りが怖いと泣きじゃくる幼い子供たちを思い出したから、よく言ってやった言葉を思い出して、同じようにかけてやった) [Wed 23 Aug 2006 07:21:43]
◆汐姫 > ………っっ…逃げ…な…きゃ… (助けを求める…かつて、出会った人々に。自分に名を明かし、笑いかけてくれた人々に…だが。そこに手を引いてくれるような人はいない。ルダルクさんも、アキさんも、ナナオさんも、アルベルさんも、フェンさん…お姉ちゃん。頼りに出来るような人物は誰もいない…だから。逃げなければ…逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ。ひたすら、頭の中でそんな言葉を繰り返して) …………っっ!? (不意に、聞こえてきた女の声に顔を上げ。全身をビクリと大きく震わせる…目と目が合っただろうか?もし、彼女がこの少女の瞳を覗きこんななら、その目は暗闇の中で震える子供のような瞳であることに気づくだろうか?) [Wed 23 Aug 2006 07:16:34]
◆巨躯 > (遠く、引き摺るような足音 擦り切れた衣服を申し訳程度に身体に巻きつけ、長物を腰から下げた人影が蹲る少女を見咎め、足を止めた) ・・・・・なにしてるの?(低くざらついた、それでも女と解る声 泣き崩れる少女の真意は知らないが、隣を通り過ぎる気にもならず) [Wed 23 Aug 2006 07:10:57]
お知らせ > 巨躯が来ました。 『足音』 [Wed 23 Aug 2006 07:03:52]
◆汐姫 > …は…ぅ……ぅ…ぅぅぅ… (ガクリと、膝を突き。カタカタと全身を震わせ蹲る。これまで…姉がいなくなってから、いくつもの修羅場を乗り越え。多少、強くなったつもりだった…だが。ここへ来て…温室育ちの本質が露にされたのだろうか?まだ、入り口。見るべきところは何も見ていないのに…この世界には一部の温かみもないと、臆病な本能が悟ってしまったのだろうか?) [Wed 23 Aug 2006 06:55:36]
◆汐姫 > …ぅ、ぁ…は…ぁ……は…は、ぅ… (気が付けば。胃液を戻すどころではなく、過呼吸に陥っている自分がいる。混乱を振り払うことができない…なんだ、この世界は?見なきゃいけない…見なきゃいけないのに、見渡すことができない。辺りを見渡すことさえ…こんな世界があっていいのだろうか?あらゆる場所が、殺意に満ち満ちているような気がする…怖い。怖い。怖い。怖い………怖い!!) [Wed 23 Aug 2006 06:47:06]
◆汐姫 > ………な、に…こ…れ… (目を見開いたまま。身動きすることができない…そこにある現実を、受け入れることができない。紅い海。濁りきった空。人が住むべき世界とは程遠い…荒み切り。殺伐とし、あらゆう臓物を圧迫されるかのようなこの空気は―――――) [Wed 23 Aug 2006 06:39:48]
◆汐姫 > ―――――ぇ。 (門から現れるのは、一人の少女。このまま帰ってこれないのではないかという不安に耐え、その先で見たものに…彼女は思わず硬直する。) [Wed 23 Aug 2006 06:28:57]
お知らせ > 汐姫が来ました。 『数秒の浮遊感の後』 [Wed 23 Aug 2006 06:26:52]
お知らせ > アイシェが退室されました。 『( 現世へと戻る二匹と二羽。 楽園でも地獄でもない処。 )』 [Wed 23 Aug 2006 04:50:38]
◆アイシェ > ( 不幸中の幸いと云うべきか。 酸の霧は広範囲に飛ばした分濃度は低かったのだろう、騒ぎ立てる程の火傷は負っていない。 あちこちが焼け焦げた羽織は使い物にはならないだろうけど。 ぜは、と息を吐きながら ) 約束を取り付けた訳じゃあないんだ、 もし先方にその気がある なら――… ( 巡り合わせもあるのではないかと。 けれどそれは確率上ゼロではない、それだけの話。 少し迷った後、結局肩を借りる事にした。 これでは格好良いも何もあるまい。 迎えに来たかのような飛来する鴉に導かれながら ) …我々じゃああるまいし、証拠のひとつも「遺して」くれたら良かったんだが …。 ( 塵となって消えた魔族の散り際に終末の形を透かし見て、一方的な愚痴を零し ) [Wed 23 Aug 2006 04:48:57]
お知らせ > マリィゴールドが帰りました。 『 魔法陣の先、久方振りに”空”が視えた。 』 [Wed 23 Aug 2006 04:35:18]
◆マリィゴールド > ( 紅い雨も、魔族本体と同じく霧散していく。 勝ったと云う実感が湧くも、青年の方は無事とは言い難いようで。 ) しっかり―――。 此の様子じゃ待ち合わせは無理だね。 ( 戻ろう、と肩を貸すべく駆け寄れば手を差し出して。 矢張り、危険な場所なんだという再認識。 )( 魔法陣を見れば、鴉が一羽飛来してくるのが見えた。 自分の使い魔である。 漸く、青年の使い魔を追って漸く帰還してきたようである。 ) 全く―――遅いんだから。 ( そうして二人で異界の外へと。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:34:44]
◆アイシェ > ( ぞぐ、と異様な手応えが肘から肩までに残りわだかまる。 腐肉のよな柔らかい何かを両断して抜ける刃。 極限まで膨らんだ風船が爆ぜる時の呆気無い破裂音、その風圧に負けるように――――べしゃ。 ) ( 落下した。 柄を握る力が緩んだか、掌を離れた処刑鎌は頼り無い契約者を嘲うようにふらりと中空に留まった後、魔族%ッ様霧散して消えた。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:28:49]
◆マリィゴールド > ( 紅い雨と煙に覆われた視界の先、瞳のあった落ち窪んだ眼窩が此方を確認したのか巨躯を此方へと向けて。 酸は極弱い物らしいが、長引けば不利。 覚悟を決めて、剣の柄を握り―――。 ) ( 刹那、巨躯が果実でも切るかのように青年の鎌に寄り真っ二つに断ち切られ霧散した。 一瞬の出来事だった。 ) 凄い―――。 ( 思わず身を灼く酸の事を忘れ、茫然と立ちつくす。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:23:56]
お知らせ > Meleventsが帰りました。 『――戦闘経験、☆3』 [Wed 23 Aug 2006 04:13:21]
◆Melevents > (ひゅ、と風切る羽が巻き上げた小石が、空飛ぶ眼球へと近付いた刹那―――ばん、と眼球は爆ぜ、肉塊よりも盛大に酸の血を撒き散らす。 追ってはこない。しかし近付けば死。そういったものだ。 ―――しかし、それが効果を及ぼすことはなかった。) ぎゃおおおおおおおおおおおおおぅぅ!? (回り込んだ女の身を追い、右手へと向きかけたところで、捨て置いた背後の男の得物が真下から頂点まで真っ二つに巨体を分断したからだ。) ――――んがんぐッ!!(ぱん。 気の抜けた音を残し、本体が爆ぜると眼球もまた、無害な塵となって霧散し、果てた―――。) [Wed 23 Aug 2006 04:13:07]
◆アイシェ > ( 褒め言葉なのか揶揄なのか、真意を計りかねる麗人の言葉を背中で受けた。 揃って生き延びる事が出来てから、返事はそれから。 ――気の利いた台詞のひとつも浮かびはしないだろうけど。 命あるもののように跳ねる眼球、しかし「今は」何かして来る様子はなかった。 どの道対応などできなかったろう、本来の姿、実体化した大鎌を両手、右下へと引っ提げたヒトガタは物理法則を無視して全力で斜め上方へと「翔ぶ」。 胴体の真ん中に口腔、その下に顔らしきパーツがあると云うならば、左下顎から右こめかみへと逆袈裟に斬り上げん! ) ――く、 ッ… ! ( 広範囲に撒き散らされる酸の雨、その飛沫への防御を考えもしない無謀な一撃への報いを受けながら ) [Wed 23 Aug 2006 03:57:44]
◆マリィゴールド > ( 青年の言葉に、瞬きを数度。 想っても見なかった言葉だったようだ。 ) ―――解った、君って時々格好良い事云うよねホント。 ( 「形無しだ」 と。 浮遊する球体、ソレが浮かび上がった。 広範囲に対する攻撃――高速移動する物体にも有効だろう。 見た目よりも、厄介だ本能のなせる技か慣れている。 ) 一人で格好付けないでよね、ミドリ―――ッ! ( 煙を上げているコートが膨らみ、漆黒の魔犬がコートの表面に顕れる。 主人を護るように身体を膨らませ。 鞘に剣を仕舞い、紅い雨の中へと其の躯を翻す。 怪物の正面、右手より回り込むように翔る。 身体を酸が蝕み、煙を上げるのも構わず。 ) [Wed 23 Aug 2006 03:45:42]
◆Melevents > (ぼたりと落ちた眼球が地面を転がると、そのまま跳ね上がって空中に浮かび上がる。――しかし、ただそれだけだった。追尾してくるようなことは無く、ただ、空中を覆い隠すように浮かんでいるだけだ。 今は。) うっちっとぉ〜〜!おんなじねぇ〜〜〜!なっかっよしっね〜〜〜!!(股間にあたる顔がふざけた声で歌い、そしてまたどすりと地面を踏み抜きながら歩み寄る。 ――背後に口は無い。浮かぶ眼球の下を擦り抜け、飛来する男を無視するように、再び大口を開けた中から幾つもの肉塊が再び飛び出し――) あっなった〜〜にもこんばんわ!わたしにもこんばんわ〜〜!!(ぱん、と今度は空中で爆ぜる肉、元より薄まった、しかし確実な赤い雨が降る――) [Wed 23 Aug 2006 03:33:59]
◆アイシェ > ( 右肩で羽織の布地が焼け溶ける音がする。 ならば頬の辺りが変に熱いのは、きっと多少酸を浴びた所為。 気丈にも立ち上がって見せる麗人を支えようと腕を伸ばした時、囁くような次善策 ) ――…逃げたいね。 ( 即答。 ) ただ、…あれが我々を追って来たら? 「門」の向こうに誰か居たら? 貴女ならどうする。 何かあった時不幸な事故だったで済ませられますか、マリィ―― ( もし逃亡を企てるとしても、あの巨体の背後に回りこまなければなるまい。 そう考えて向き直った先、口腔を取り巻いていた眼球が落下するのを見た ) …動けるなら、兎に角散れっ! ( あの目玉は新たな攻撃の手段なのか、眼球を自ら落とした事で本体の視覚はどうなるのか? そも、隙を作るにせよ何処を攻撃するのが一番有効なのか。 情報が足りない――マリィを残し、敢えて転がる眼球の前、本体の真正面へと地を滑るはむしろ囮じみた行動。 目標は本体「顔」の真下! )――Erscheinen! ( 鎌の形を成す従魔の召喚宣言を残して ) [Wed 23 Aug 2006 03:27:00]
◆マリィゴールド > ぐッ うゥ。 ( 仰向けの儘、朦朧と首を振る。 柘榴が砕けたかのように鮮血に染まったコート、間近で見れば白い煙をあげている。 青年が近付けば我に返ったように跳ね起き。 ) 大丈夫、ちょっと油断しただけ―――。 ( 酸、だがこれ位ならと。 気丈に立ち上がる、激突のせいか身体の節々が痛む。 ) どうする? 逃げるなら、今の内だけどさ。 ( また、何かしてくるようだ。 後退しながらも、青年に問い掛けよう。 怪物を超えた先、紅く伸びる魔法陣が其処にはある。 飛び込めばひとまずは逃げられるだろうか。 ) [Wed 23 Aug 2006 03:09:09]
◆Melevents > (実は、会話が全く通じないという事も無い。しかし思考パターンが常人とはかけ離れた存在と言葉を交わすのは戯れにしても酔狂だろう。 ―――二人の間近、爆ぜた肉塊から濃く赤い液体が撒き散らされる。それは地に落ちればじゅう、と音を立てて溶かし―― そう致命的ではない、弱い酸だ。しかし浴びて全くの無事に済むモノでもまた、無い。) あかるぅ〜いまどぉのおむかいさんッ!にこにこかおだすゆかいなかぞぉ〜おッくぅ〜〜〜!!(激突するように重なり合う二つの影が捉えきれぬ速度で滑空し、残った肉塊は空しく荒地を焼いた。 それを見送る連なった眼球が、くわりと見開かれると―― かッ!と閃光と共に本体からぼたりと落ち、肉玉葱の周囲をごろごろと転がっていく―――。) [Wed 23 Aug 2006 03:02:40]
◆アイシェ > ( これは会話ではない、恐らく会話も成立すまい。 そう判断した。 この魔族≠ヘ自身を何がしかの棲処であると、そう主張するだけに見えたから。 ――…それ以上に二匹の吸血鬼の方が好戦的なだけなのかも知れないが ) これ以上の会話は必要無い、エンゲージ(。 ( 羽織の裾の不自然なはためきがその強さを増し、やがて黒の頭髪も呼応するように吹き上げられる。 踵が浮いて ) ―――――…! ( 地に叩き付けられた麗人の姿を捉えた。 【飛行】は極低空、彼女へと向かい真横へと! 飛来する首のうちひとつが右肩で爆ぜる、吹き飛ばずに済んだのは横方向へのスピードがその衝撃に勝っただけ。 ) ( 以降、飛行状態は継続される ) [Wed 23 Aug 2006 02:54:48]
◆マリィゴールド > ソレを訊いて安心した……。 ( かの御仁が此のような魔族で無くて。 ”魔力圏”のような重いプレッシャー。 貌の生えた奇妙な果実は脳天気な寄生を発しているが意味の程は良く解らない。 ) じゃあ遠慮無――― ( 正眼に見据え、来るべき攻撃に構えた。 しかし来たのは、飛び道具。 横合いに避けるために大地を蹴るも肉塊の一つが金髪の身体を捉え。 コートの上より鈍い音を立て破裂する果実、体勢を崩し地面に打ち付けられながら後方へと吹き飛ばされる。 ) [Wed 23 Aug 2006 02:45:41]
◆Melevents > (警戒心も露に敵意を向ける二人に対し、気の抜けた声で叫び散らしながら肉塊が地響きと共に歩き―― 見た目、理性や知性といったモノとは明らかに無縁そうだったし、事実無縁だった。 二人の手前、不意に立ち止まると) ―――まぁどをあけぇーましょぉ!るるーるよーんでみましょぉこんばんはーーーーー!!(ぐぱり。中央の口が全開に開くと、その中から歪な目鼻を貼り付けた、人間の頭部ほどの肉塊が5、6個も飛び出し、砲弾の如く二人へと降り注いだ) [Wed 23 Aug 2006 02:38:20]
◆アイシェ > ( べしゃり。 視界の端で赫い珠が弾けた。 ――見上げた「それ」は人のパーツを用いただけの悪趣味なカリカチュア、個々のパーツは人のそれに準じているが、それだけだ。 大きさに配置、何もかもが吐き気がするほど滑稽でおぞましい。 びりびりと鼓膜を打ち付ける「声」に顔を顰めて ) くだんの御方ならば今少し品性に期待しても良かろう、恐らく別人 別の魔族≠セと―― ( 見上げる異形は全長4m前後。 此方は徒手のまま腕をだらりと下げたまま、隻眼を細めて立ち尽くす。 無風にも関わらず羽織の裾が吹き上げられるよにはためいて――【飛行】の為の予備動作。 ) [Wed 23 Aug 2006 02:33:39]
◆マリィゴールド > ( 土煙に巻かれ、細かな破片が頭部を叩く。 三角帽子の上から頭を両手で覆い―――ただ、過ぎ去る事を祈るだけ。 もう少し遅かったらあの水袋のように地面に縫いつけられて居たのだろう。 ) ………ちょっと、此が待ち合わせしてる『彼』なの? ( 視界が晴れると、目の前には冗談のような生き物が居た。 しかも向かって来るらしい、話し合いの余地も無いだろう。 立ち上がる剣を引き抜く。 【使い魔召還集中/次ターン召還】 ) [Wed 23 Aug 2006 02:22:42]
◆Melevents > (逃げる二つの異邦者の身代わりに、哀れな水袋が”踏み潰された”。 ―――それは喩えるなら、肌色をした巨大な玉葱だった。 丸々とした、4mはありそうな巨躯の四隅に四本の足が生えていて、その中心にサイコロの5の目のように、ひときわ太い足が生えていた。胴体の真ん中には巨大な口が歯軋りを鳴らし、更にそれを一周するようにやはり巨大な目がずらりと並び、一斉に二人をぎょろりと睨んだ。 天辺の尖塔部は鼻にも見え、股間と思しき部分には人間の顔が、逆さに張り付いていた。 ――悪趣味なまでに醜悪な肉の塊は、紛うことなき、魔物。) ――――おうちでございま〜〜〜す!!(それは、鼓膜が破れそうなほどの大声で叫ぶとずしり、と巨躯にも関わらず悠然と足を踏み出し、二人へと目掛けて歩み寄って来る――) [Wed 23 Aug 2006 02:15:43]
◆アイシェ > ( ぐら、と半島の大地が揺れた。 紙片に染み込んだ赫、傾けられる水袋の赫への渇望と忌避感による身の異変かと一度ならず思ったが ) ………! ( 肩の梟が「逃げた」。 ――大地が、割れる! ) ( 地殻を突き破り跳ね上がる「何か」を視認と同時、反射的に背後へと飛び退っていた。 ) [Wed 23 Aug 2006 02:06:10]
◆マリィゴールド > ホンット、インドア系でフォークより重いモノは持った事なさそうな貌してる癖。 太陽なんてあったら今頃ボクは黒こげだよ。 ( 懐から取り出した水袋を口含みながら、ほっと一息、弛緩しきった貌。 ) 恐ろしいのは未だアマウラで真偽について議論段階だった時だ――――。 ( 地が揺れた、最初は目眩かと思ったが頭を押さえても揺れは止まらない。 ) トルテ何かッ ( 「来た」と迄は告げられぬ、身体を投げ出して避けるので精一杯だったのだから。 水袋と放り投げて、転がる金髪。 ) [Wed 23 Aug 2006 02:01:24]
◆地響き > (―――地響きが、した。 二人連れの”異物”が歩くその足元が、大地が、揺れ動いていた。) (ごごご―――) (その響きは少しずつ広がり、勢いを増して… 限界を超えた瞬間、足元が地割れと共に砕け、何か巨大なモノが大空高く飛び上がり ―――そして、振ってきた。) (ずう、ん――!) (割れんばかりの轟音と共に、その巨大な何かが自らの空けた穴を砕き塞ぐ。 落下するまでの滞空時間は、十分ではないがそれなりに、あった。身を捻り圧殺から逃れるのは容易だったろう) [Wed 23 Aug 2006 01:54:13]
◆アイシェ > ( そらもう痩せ我慢です。 頭の中で即答。 頭の中で。 ) 鍛えてる訳ないじゃないですか――…燦々と降り注ぐ陽光の下で運動とか、死ぬほど勘弁して下さい。 ( 筋力はあっても耐久力は無い。 瞬発力はあっても持久力はお察し、それがこの吸血鬼の実情。 答える言葉は歯切れが悪く、むしろ酸素を取り込む為にも見えよう。 ) …とりあえず望むとしたら、即時魔法陣の封鎖と現地に残る人員の撤退。 我々調査組が持ち込んだ情報を依頼主がどう捉えるか――… それについては、…うん。 恐らく他の皆考えているだろうけど。 兎に角少し休んで、一刻も早く戻って我々が見て来たものを伝えないと―――― ( 近く遠く、何処からか。 大地が僅か、「吼えた」ような。 ) [Wed 23 Aug 2006 01:50:35]
お知らせ > 地響きが来ました。 『―――』 [Wed 23 Aug 2006 01:44:51]
◆マリィゴールド > トルテ――君は一体、どれだけ身体を鍛えているんだい? ( 此の青年の華奢な身体の何処にあの力があるのか、着いて行くのがやっとであった。 三角帽子を投げ出し、恨みがましい視線で見上げる。 ) 報告が届いたなら――、何か動きがあると良いんだけど。 調査隊だって、魔法陣の近くにいるのは危険だろうし。 ( 異界にいる身では、此方の情報を有益に使って貰えるように祈るだけ。 ) 大丈夫、少し休めば―――また……走れるよ。 ( 荒い呼吸の合間、途切れ途切れに。 ) ソレに門の近くは一応警戒しないと、ね。 [Wed 23 Aug 2006 01:38:18]
◆アイシェ > ( 座り込んでしまった麗人の声は斜め下より。 梟の脚に結ばれていた細い帯状の紙片を広げて――軽く目を細めてからそちらへと見せるようにした。 「受諾」とただひと言、記された紙。 これを受け取った御方はペンの類を持っていなかったのだろう、赤茶に変色したインクの材料が何だか言うまでも無い。 乾きかけた血の香り。 ) 一応朗報、城≠フ存在を伝えられはしたらしい。 肝心の城主殿との会見が成らなかったのは惜しむべき事だけれど。 ( 涼しく見えるのはきっと精一杯取り繕った見栄、一見華奢な麗人がその実強靭な生命力を備えた御方なのに対し、こちらはその半分以下。 つ、と視線を上げて ) もう少し歩けば「門」に着く、そこで座るとかえって辛いのではと。 [Wed 23 Aug 2006 01:31:16]
◆マリィゴールド > ( 呼吸を必要としない骸、それが限界まで走るとどうなるか―――? ) ちょっと、何涼しい顔で使い魔と戯れてるかな。 ( 脚は支えを失った木偶のように力が入らない。 身体の節々が限界を伝えて、痛みをと言う悲鳴を上げている。 魔王の城での再会より一日、強行軍での帰還。 格好も気にせず、地面に腰を下ろし息も絶え絶えであった。 ) [Wed 23 Aug 2006 01:22:25]
お知らせ > マリィゴールドが来ました。 『 隣でへばっている金髪。 』 [Wed 23 Aug 2006 01:18:25]
◆アイシェ > ( 凡そ思考する生物は、処理能力を超えた事態に直面した場合逃避を目的に思考停止する習性があるらしい。 ――と、遠目に見える五芒星の光の筒より、見慣れた鳥毛玉の影の接近。 無事に任を果たしたらしい梟毛玉―――― ) ( どす。 ) … 。 ( 止まり木たる腕を出す前に左肩にランディング。 いや楽なんだが。 楽なんだが、これってどうなんだ。 ) [Wed 23 Aug 2006 01:16:35]
◆アイシェ > ( ともあれ半島へと戻って来た。 目を凝らせば、黒々とした空と地形の稜線を仄赤く染め上げる溶岩海の照り返しが重く揺れているのが見える。 中空にはでたらめな軌道で舞う小さな羽が、地には外殻を持った極小の蟲の蠢く姿。 ヒトデナシの口が吐いて良い言葉ではなかろうが、人の理の通用する場ではないのだとそんな処からもつくづく思う。 ――…とんでもない大蛇の尾。 数々の報告を受けているであろうアマウラの依頼主が事態をどう見るか、その想像もつかないけれど―― ) これで終わりって事は無い と、思いたい…なあ…。 ( 調査終了、見ないふり。 アマウラ幕府の名に於いて極秘の内に処理――各調査員は今後以降一切の黙秘を貫く事。 幾ら何でもそんな愉快な落ちにはならないだろうけど。 ) [Wed 23 Aug 2006 01:06:27]
◆アイシェ > ( 烏羽玉の王の居城から東北東、樹海の最南端を掠めて一直線。 非常に大雑把ながらある程度の地理を把握したものか、半島までの帰路は順調だった。 ――もっとも月も星もないとこしえの黒い空に抱かれた地。 時間の経過を知る手立てがないのだから、あくまで感覚的なものでしかないけれど。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:53:28]
お知らせ > アイシェが来ました。 『( 最短。 )』 [Wed 23 Aug 2006 00:47:21]
お知らせ > サクリファイスが帰りました。 『(転送)』 [Tue 22 Aug 2006 20:50:56]
◆サクリファイス > よし、レッツゴー! (魔界の門へ向けて、ヒップホップ・・・) ジャアアァァ―――――・・・・ [Tue 22 Aug 2006 20:50:49]
◆サクリファイス > (先日は人間界へと出たとたんに引き返してきてしまった。理由は、人間界に瘴気がないということ。 自分は魔界の空気・・・つまり、瘴気の満ちた空気に慣れすぎていたため、人間界の澄んだ空気にイマイチ対応できなかったのだ。人間界で深呼吸したとたんにむせたのを覚えている) 気を取り直して、さぁ行こうか! (鼻息一つ。フン! 目の前にそびえる光の柱。その光は地面の魔方陣から) [Tue 22 Aug 2006 20:49:31]
◆サクリファイス > (と、いいながら屈伸をはじめる青年。続いて左腕を右へ、左腕を右手で持ち上げるように引っ張って・・・・うん、わかりにくいな。つまりあれだ、ラジオ体操っぽい物をしているのだ。) 一、二、三・・・よん! (コキ、とか、ポキャという音が関節部から鳴って。) [Tue 22 Aug 2006 20:45:14]
お知らせ > サクリファイスが入室されました。 『さてと・・・』 [Tue 22 Aug 2006 20:41:47]
お知らせ > ナナオが退室されました。 『(現時点で、ヴェイトスで一罰当たりな冒険者が此処に居る)』 [Mon 21 Aug 2006 00:36:16]
◆ナナオ > (依頼のためでもなく、アマウラの為でもなく、自分の欲の為に女は進んだ。) [Mon 21 Aug 2006 00:36:01]
◆ナナオ > (此処が天国だろうが、地獄だろうが、魔界だろうが、魔法陣が唯の転送装置であり、此処がヴェイトスの一部だったとしても構わない。 ) ――……よし。 (呆けた面を叩いて引き締めると、剣を抜き) [Mon 21 Aug 2006 00:30:23]
◆ナナオ > ―――無いと思うから、無いんだなー…。(進むことに躊躇いは無い。赤毛の女の足跡は、まっすぐに進む。溶岩の海が発する熱に目を細め、歩ける場所を探しながら) ――――埋め終えたら、埋まってない所を探せばいいんだ。 [Mon 21 Aug 2006 00:25:13]
◆ナナオ > (後何十年か後には、アタシ達の知らない大地はなくなっているだろうと同僚は言う。 何年か後には、世界の秘密は、公然の秘密となり、海の底すら我らのモノになるだろう――と、船旅の得意な同僚は言う。 じゃあ、そうなったらアタシは、何処で何を見つければいいんだろう? 夢に夢は何処ですか?と問うような疑問が浮かんだのは何時だったか。 世界の空白を全て埋め終えてしまったら、どうなるんだろう?と 考えルようになったのは何時からだったか――ギルドの資料庫に、報告書が溜まるのを眺めながら、小さな落胆を重ねていたのは何故だったか。好奇心を埋め終えてしまった自分の姿が、頭の隅を過ぎって、不安になることすらあった。――だけど)(目の前の大地は、その不安を消し飛ばしてくれた) [Mon 21 Aug 2006 00:23:19]
◆ナナオ > ―――――……嗚呼。本当に――…………(ラピュタは在ったんだ)(リテイク)(ヴェイトスという世界の他に、世界は在ったんだ―――) [Mon 21 Aug 2006 00:13:06]
◆ナナオ > (女の赤毛に熱風が絡む。 地面を踏む足先に、ぬかるんだ土の感触――は、と短く呼吸をすれば、喉を焼く苦い空気――夢ではないのかと疑うよりも先に、先に進みたいと思う。先に進みたいと思う。 ――例え此処が夢の世界で、本体が魔法陣の上で横たわっていても、構わないと思う。―― それこそ、夢の中で仕事をしたことすらあるのだ。 皮のブーツが、もう一歩地面を踏んで二歩目の足跡をつけた) ―――………。 (水平に移動する視線は、辺りの景色を見逃さぬよう、ゆっくりと全てを写していく。 赤い海や、見た事のない植物、自分のつけた足跡すら、喜びを感じる。 ――今まで見た事のないものを見つけるたびに、心が躍る。 自分はハンターズギルドの中にある資料を越えたんだ。 母親すら辿りつけなかった所に居る――そう思うと嬉しかった) [Mon 21 Aug 2006 00:10:13]
◆ナナオ > ―――――……。 (女は、見回す事も忘れて、唯…目の前にある景色を眺めて居る。 鳶色の双眸に写るのは、「誰も見た事のない景色」だ。 ――呼吸をするのを忘れそうになるくらいに、見つめて、見つめて――不意に胸にこみ上げる感情が『感動』だと知る。 ) ―――――……。 (例え此処が、どんなに禍々しい空気で満ちていようとも、人の己の体には悪い場所だろうと、アタシは間違いなく「感動」している) ――――。 (何分、何時間そうしていたんだろう。 ――時間感覚が可笑しくなっている。外套のフードを肩に落とし、始めて、一歩踏み出した) [Mon 21 Aug 2006 00:01:59]
◆ナナオ > (赤い円陣の中心部に掌をつけた時に、それは発動した。――魔法の類に一切興味も、能力もない自分が、果たして門をくぐれるのかは疑問だったが――逸れは、『中へ』と望むものに対して、正しく術式を展開し、門の中へと招き入れる。 赤い光が指先から掌へ走ったかと思うと、薄い膜がぷつりと破れる感触―――そして、生暖かな水に全身を包まれるような一瞬を経て、ここに居る) [Sun 20 Aug 2006 23:51:57]
お知らせ > ナナオが入室されました。 『(アタシは立ち尽くしていた)』 [Sun 20 Aug 2006 23:44:29]
お知らせ > アイシェが帰りました。 『( 小さな小さな、謝辞の言葉。 聞こえないふりをした )』 [Sun 20 Aug 2006 01:35:31]
◆アイシェ > ( ――辿り着いた先は黒くて深くて、暗い森。 何ひとつ一致しない植生が、そのくせ何処か懐かしくて。 ) …… 。 ( 何が罪を赦すのだろう? ――答えるものが在る筈も無く、何時の間にか肩を離れていた梟が頭上で緩くただ鳴くのみ。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:34:53]
お知らせ > マリィゴールドが帰りました。 『 迷った末―――ハンカチを受け取ると小さな礼の言葉を口に。 』 [Sun 20 Aug 2006 01:32:25]
◆アイシェ > ( 5つの重い飛沫を確認した後、羽織の裾を引きずり立ち上がる。 振り向いて ) …では道行は是非、その続きを聞かせて下さい。 彼女たちがくだんの小間使いに連なるものなのかは不明ですが、…忘れてはいけないと思うから。 ( 女性扱いするなと仰るひとは、幾ら再生するとしても顔に傷が残ればやはり心中穏やかではないのだろう。 野暮だと知りつつハンカチを差し出しながら ) [Sun 20 Aug 2006 01:30:48]
◆マリィゴールド > ( 正しい道を踏み迷い はたと気付けば 闇黒の森の中であった ) ( 方陣から西に数キロ、荒涼の大地を超えてトレント樹海へと。 魔界を突き進む二匹の吸血鬼―――。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:30:02]
◆マリィゴールド > そうだね西園寺の家で埃を被ってた「本」にあった。 去年の夏、トルテが訳してくれた朱鷺ノ京の本のお陰でちょっと興味を持ってね。 ( 「――カサカサ」 何時までも耳に残る蟲の這う音。 血は止まったか?指を離せば血は乾いている、大した怪我ではないが青猫の事を思うと眉を潜めた。 ) 赦されないのはボク等も同じかもね。 ただ――贖罪の代わりに欠けたお皿を数えるだけ、か。 ( 溶岩の波間へと消えて行く蟲達。 背を向けた青年の表情は此方からは伺えない。 ) もう少し進もう――今度は森とはね、何とも”らしい” ( 路の無い樹海、正しい路を失い迷う者の暗示。 棘だけの樹木。 剣を収めれば歩きだそう。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:22:23]
◆アイシェ > ――…それも「彼」の影響ですか、随分――私などよりずっと御詳しい。 ( 地を穿つ刃を引き抜きもせず、柄を握る手に力を込めた。 途端、鎌の輪郭はぼやけて霧となりやがて消え ) 皿を割った罪は罪、確かに罰は少々重過ぎたけれど――…罪そのものが消える訳じゃない。 ( 屈み込んで手近な首の髪を掴む。 ひとつ ふたつ みっつ ――かつて殺められた小間使いは井戸に投げ込まれ、そして今度は熱い熱い、骨すら残さぬ溶岩の海。 そちらへと背を向けたまま ) …進むと仰るならば何処までも。 此処から見えるのはどうやら樹海と――… ( 奥地へと踏み入るも魔法陣の向こう側へ戻るも御意のまま。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:12:32]
◆マリィゴールド > 『 井戸のまわりで お茶碗かいたの だあれ 』――――か。 ( 口にするのは童詩の一節。 青年の方は昂っている様だが、怪我も無く。 安堵の溜息を吐く。 ) 皮肉じゃあ無いかも知れないよ。 更屋敷の小間使い「お菊」は死んで蟲になったと云う。 そして冥府から逃げ帰った夫は途中で「菊理媛」と言う巫女に助けられ無事地上に辿り着いたと言う。 何でも符号的なお話しだけど。 ( 地底に住まう皿を探す蟲。 何とも暗示的じゃないかと額を押さえながら。 ) これが生きてるとは思えないけども……。 先を急ごう、死骸に空の鳥だか何かが騒いでるみたいだし。 ( 首を上げれば死臭を嗅ぎつけてか、上空に見える物体が増えたような気がして。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:59:59]
◆アイシェ > ( ――――がっ! 振り抜いた鎌の刃が勢いを殺し切れず、荒涼の地に突き立つ音。 ) ――――――――… ( 彼女たちが死者であれ魔性であれ、刃を通し柄を通じて残る手応えは呆気ない程軽い。 …良心の呵責は無い。 ) ( ――が。 ) ( 「罪」に「咎」 ――吸血鬼の表情に乏しいツラはそのままに、犬歯がぎり、と音を立てた。 ) ――… 知らない。 ( 弔辞にもならない言葉 ) 仮に皿が見つかったとしても――全て遅い。 皮肉を問う物語としてなら悪くない構成だと思うけれど。 ( 漸く顔を上げた先には白磁の額を拭うひとの姿。 飄々とした様を見た限り、深い傷ではなさそうだ。 未だ蠢く無数の足を見下ろして ) …まだ生きていると云えるんだろうか、「これ」は。 [Sun 20 Aug 2006 00:46:45]
◆マリィゴールド > ( 踏み込んだ突きはお菊蟲を貫き、釦のように二匹縫い止めたようだ。 ) ”足りないお皿”は決して見付かる事は無いんだっけ? ( 突き刺さった儘の剣、お菊蟲を踏み付けながらシュピ―――を引き抜く。 ドロリとした体液が生気の無い顔から垂れ落ちて。 ) そっちも終わったみたいだね。 ( 見れば巨大な処刑人に鎌がお菊蟲の命を刈り取ったようだ。 額から流れる血を、手の甲で拭う。 辺りには蟲の這い回る足音だけが響いている。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:38:31]
お知らせ > お菊蟲が退室されました。 『いつの間にか、皿の破片はきえていた。消えないのはかさかさという音。』 [Sun 20 Aug 2006 00:34:09]
◆お菊蟲 > 『また――ツミ?―オトガメ―――』(割れた音を聞けば、蟲たちはおびえまた何かを訴えるように――その言葉は中断される。マリイの剣が、一匹の眉間をつき、骨を貫き脳をうがち、反対側から突き出、その横に並んだもう一匹の眉間をも突いた。二匹から赤い光が消える。 そして、落下しつつあるザッハトルテが鎌を振るう。一匹は切断され、一匹は棒の部分があたり飛ばされ、地面に落ちる。 いずれも目からは光が消え。 けれど。かさかさ…かさ…五頭についた足の動きはしばらくやまなず、地面や空気をひっかくように……。) [Sun 20 Aug 2006 00:28:32]
◆アイシェ > ( 右端の一匹――ひとり、と数えるべきなのかも知れないが――は沈黙したらしい、だが確証を得る余裕は無い。 ――4対2、2対1の図式。 空中で身を翻した刹那、たった今まで自分が居た場所を正確に狙った、陶器のような「何か」が砕ける様を見た。 ――皿。 許しを乞う声 ) 神話と怪談がごっちゃになってる。 「また」足りなくなった、 ! ( 駆け抜けるマリィ、飛び越えたこちら。 「敵」が「向きを変えた」なら、降り立たつ途中のこの目に見えるのは彼女らの顔だろうか? ――落下しながら、両手で構えた大鎌を横に薙ぐ。 だが位置関係上、斜め上より振り下ろす一撃は2匹を巻き込めるか否か怪しいところ。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:18:52]
◆マリィゴールド > 神話の元になった出来事があるんじゃないかな、例えば昔此処に来たニンゲン、ソレが根の国として神話に残るように。 ( 外套を翻し、旋回すれば陶器のような物が視界に飛び込んで来る ) ―――っと。 ( お喋りに興じる間も無く、円形のソレをコートから生えた使い魔がその顎で皿を受け止める。 もう一つ、顔へと飛び込んで来た皿は避けずに額で受け止めた。 音を立て、割れる陶器。 眉間より鮮血と破片を撒き散らしながら走り出す。 此方に向かって来た二匹の内、片方へと身体の伸ばし踏み込んだ付きを眉間に叩き込まんと。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:11:13]
◆お菊蟲 > (人間であれば膝より下の高さ―細見の剣が一閃する。斬ったのは鼻のやや上。両の瞳を斬り裂かん。飛び散る血はすばやくすれ違う吸血鬼にはかからないだろうか――。切り裂かれた蟲は苦悶の表情を浮かべる。口のふくらみは消え…。目の赤い光が消える。まだ手足はびくびくと動いているが。アイシェことザッハトルテが跳躍する。虫たちは向きを変える。二匹はすれ違った、マリィゴールドに。二匹は跳躍せんとする、アイシェへ。 ずぐ…中から覗くのは陶器の大皿。両手で抱えるよりはやや小さい。重量はそれなりにある。 口がいびつにこじ開けられるように大きくなり――そして、皿が宙を飛ぶ。直線的に。 二つはマリィゴールドの胴と顔を、二つはザッハトルテの足を。当たれば、鈍器系の武器とまでは行かぬまでも、石で殴られた程度には痛むだろうか。 ただし、 ザッハトルテが宙たかくを飛んでいるので、彼を狙った二つは放物線を描いて、地面に落ち、ばりんと砕けるだろう。)『ひぃぃぃ!』(砕けた直後に二匹は悲鳴を上げる。)『お許しを―――!』 [Sun 20 Aug 2006 00:00:17]
◆アイシェ > …だから神話など人の作り話だと云うのですよ! ( 恨むと云うよりは只泣くしか出来なかったものなのかも知れないと、見憶えのない顔 並ぶ首が語る言葉を聞いてふと思った。 報われない物語の欠片。 ――…もし「彼女ら」が死者であるなら、だが。 先陣を切って駆け出す麗人の唇が笑みの形に上がるのを見定めてこちらも駆け出す。 距離を詰めながら茹だるよな熱気の中、不自然な霧の塊は本来の姿、大鎌へと転じるだろう――マリィが右端を狙うなら、こちらは真正面! 射程内に収められたらそこで踏み切り、横一列に並ぶ首を充分な高さを以って飛び越えようと。 蟲の攻撃マリィの斬撃こちらの跳躍、最速はどれか。 ) 御互い、自慢にならないっ――…! [Sat 19 Aug 2006 23:46:17]
◆マリィゴールド > 死んだ恋人は生き返らないんだっけ? ボク達にしてみれば、何とも滑稽な話だね。 ( 既に”死人”なのだから。 口の端を上げ、寂寥の地を蹴り走り出す。 目標は正面一番右の蟲。 擦れ違いザマの横薙ぎ、お菊蟲の顔の中心を斬らんと。 ) ボクだって自慢だか泣かされた事しかない、大体トルテは……もう少し女性の機微に気を配った方が良いんじゃないのかなッ! ( 軽口を叩きながら、金髪のコートから犬の首が”生える” 実体化した漆黒の使い魔は顎を開き耳まで避ける程に顎を開いて。 ) [Sat 19 Aug 2006 23:35:37]
◆お菊蟲 > 「「どうして。ただあれだけの―――なのにあのような―――」」(五つの首は、二人の前方で、横一列に並んでいる。すべてが同じ顔をしている。まるで五つ子のように。もちろん、ザッハトルテとは縁もゆかりもない女性の顔。 表情は違う。あるものは諦めの無表情。あるものは目の端に水滴を浮かばせ、あるものは歯をむき出しにしていて。 下部の足が止まる。彼女らは唇を閉じる。どの顔にも浮かぶ苦悶。額に浮かぶ汗。閉じた口の間からGU…獣ににた声。 突然。 彼女らの頬が膨らむ。横に長く。彼女らの赤い目が大きく、大きく開かれる。)『UGGGGGG!』(次ターン攻撃が発動。) [Sat 19 Aug 2006 23:24:58]
◆アイシェ > ( イエロティア女性の生首…と云うより頭部が5つあると云ったところか、人と蟲の奇妙な複合体が5体で高く低く、1つの恨み言を構成する。 地獄に落ちろ≠ナはなく御恨み申し上げる=\― ) トキノミヤコ神話にも似た話がある、落ちまでも一緒だそうだ――…生憎トキノミヤコの知人は少ない、そもそも大概泣かされるのは私の方だ…! ( 白刃の煌きを認めたなら、こちらもだらりと下げたままの右手を開く。 開戦? それは先方の出方次第 ) Erscheinen―――― ( 獣の唸り声に掻き消されたのは只ひと言の召喚宣言。 右掌を中心に霧状の長い何かが凝り始める、実体化は次ターン。 ) [Sat 19 Aug 2006 23:20:54]
◆マリィゴールド > 西園寺の本で見た事がある……朱鷺ノ京では冥府と地上の間に「根の国」と呼ばれる”地下帝国”があるんだってね。 トルテの云う通り、其処に降りて行くニンゲンのハナシが確かあったね。 亡き妻に逢いに冥府へと下った吟遊詩人のようにッ ( 蟲、と呼ぶにはおぞましい。 赤く濁った双眸が並んでいる。 迷わずに細剣を鞘より引き抜く。 ) どうやらトルテが泣かせた女性が大挙して来たみたいだし、友人としては―――黙ってられないね。 ( 剣を抜いた姿勢の儘、コートの裾が風に靡く。 漆黒の奧より聞こえるのは獰猛な唸り声。 【 次ターン/使い魔召還 】) [Sat 19 Aug 2006 23:11:18]
◆お菊蟲 > (それは二人に十数メートルの位置まで近づく。大きさがあなた方の頭の大きさとあまり変わらない―と分るころには、黒の正体もわかるだろう。黒い髪だ。黒い髪を生やした球。後ろを向いた頭。地面に接する部分、首に当たる部分にはムカデの足にたものが、無数に生えている。五つの球体が180度回転する。回転すればそこにあるのは――顔。イエロティアのようだが、色は白い。目が赤く光っている)「お!」「恨」「ミ」「も、も、も」「USHI」(ばらばらの高さで、ばらばらの調子で叫びながらそれはひとつの文をつくる。)「「お恨みもうしあげる」」(赤い瞳が十。あなた方をにらみつける。) [Sat 19 Aug 2006 23:02:06]
◆アイシェ > そう云えば地底の底には溶岩の塊があると、そんな説をどこかで聞いた気がします。 してみれば過去にもこうして門≠ェ開いて、この場に下りた人間も居るのかも知れないね。 自己救済と言って薄紙を剥がしたように咎を「無かった事にする」――…それが人間だと思うと興が醒める。( 己が爪先に目を落として、淡とした物言い。 鞘の鳴る金属音にふと顔を上げれば、緊迫した碧眼がこちらを見ていた。 ――視覚と聴覚とが違和感を察知したのはその後。 熱気立つ大気に混じる女声の旋律は5つのか黒い球体より響く、彼我の距離はいかほどか。 個々の球体の大きさは? 目を細めてそれらを見極めんとしながら ) ――…どうする。 ( こちらは未だ徒手のまま。 ) [Sat 19 Aug 2006 22:57:20]
◆マリィゴールド > 此方の魔法陣が天に向かって伸びているのを見る限り―――或いは地下なのかも知れないね。 ( 地獄の手前、其処には地獄にも入れぬ咎人が落ちると云う。 無作為に過ごした罪人には天国も地獄も門を開かぬ煉獄。 端正だが表情の無い青年の貌を見ながら。 ) 仕方ないよ、誰かが赦しをくれなくては自分で救われるしかないのだから。 ( 「水は大嫌いだよボク」 と吸血鬼は流れる水は好きではない。 行きはよいよい帰りは怖い、そんな唄もあるのだが今の所出入りは自由のようだ。 ) 昨日、あんな事云った手前このままじゃ帰れないで……――― ( 聞こえて来たのは歌声か? 甲高い、金属が鳴るような音をした歌声。 ) ――。 ( 黙って、腰の剣へと手を伸ばし。 直ぐ後ろの青年へ視線だけを飛ばす。 ) [Sat 19 Aug 2006 22:49:11]
◆お菊蟲 > 「う、うら」「しぃ」「U」「ララララ♪」(それは女の声にも、金属と金属をぶつけた音にも似て。 声の主は、二人が足を進める先。 半島の大地をかさかさと進む。なにか。 黒い球体がひとつ、ふたつ………いつつ。全部で五つの黒い玉が二人に近づく。転がってはいるのではない。 黒い玉が近づくにつれて、かさかさがさがさり…その音は強くなる。)「U」「ララララ♪」(強くなるのは声?も。その音の主は複数。黒い球体どもからその音はする。) [Sat 19 Aug 2006 22:43:31]
お知らせ > お菊蟲が入室されました。 [Sat 19 Aug 2006 22:33:59]
◆アイシェ > 真の地獄はこの先かも知れないけどね。 ( 門をくぐった先に控えるのは煉獄、云わば地獄の手前。 此処はまだ煉獄に過ぎないのではないかと告げつつ、どこか放心したような秀麗な面差しを横目に眺め。 ) …人間の考えそうな事。 最後に救済があるのは自分が赦されたいから、か。 ――…全てが無事に済んだなら、その時こそ海で羽根を伸ばせばよろしいかと。 ( とは言いながら、浜が海月だらけになる時期までに事態が収束する目は薄いような気がしてきた。 こんなに呆気なく「入って来られる」のなら、「出て行く」のもそれは容易い事だろう。 ) 乗り気なんですね。 ――確かに陣の向こうは異世界でした、だけでは何の為の斥候やら。 …行きましょう。 ( 尚も歩みを進めようか。 ) [Sat 19 Aug 2006 22:29:51]
◆マリィゴールド > 此が地獄だと云うなら……。 些か拍子抜けな気もするね。 かの戯曲家は俗世と云う悪に耐えられず、少女に永遠を写し視た自身の救済の物語―――だそうだよ。 ( 自分も故郷という幻想を見ていた。 異界に降り立ち自覚する、求めていた故郷では無かったと。 ) 冗談でも、雨が降ってないのは有り難いね。 海水浴には向いてないようだけど………。 ( 此の熱気は、絶えず溶岩が流れ出る海せいだろう。 青年の云う通り暑さが酷い。 ) 危険も何も、未だ鳥だか獣しか見てないじゃないか。 もう少し進んでみよう―――伝言は伝えたのだから役目は果たしたしね。 [Sat 19 Aug 2006 22:19:34]
◆アイシェ > ( 今や彼女の忠実な下僕となった鴉の羽音が背後で聞こえた。 一方こちらの従魔たる梟は呑気に主の肩の上。 ) 祓いだの赦しだが見込める場には到底見えないね、此処は。 ――…かの作品も所詮はパプテスの作り事だったのやら、万物には例外があると云う好例なのやら。 …冗談と笑い飛ばせるようならまだ序の口。 ( 西への1歩を踏み出した。 どこかの誰かの手による神話では、神やその世界は人間の脳では理解できるものではなく、目にした瞬間狂死する――そんな説もあるから。 雨に晒されていた筈の羽織は早くも乾き始めていて、それの裾を軽く翻し ) それにしてもこの海の所為だろうかね、熱気が酷い。 危険だと思ったら引き返しを提案する。 [Sat 19 Aug 2006 22:09:24]
◆マリィゴールド > ( どうやら方陣を通して行き来が可能であるらしい。 降りたってより、この事実を手紙に書き記すと鴉の脚に結び着け紅蓮の柱へと飛び立たせた。 「 魔法陣は門(ゲート)、異界へと通じる門である 」 未だ魔法陣を調べている鳶色の少女に届けさせる為である。 紅蓮の光柱を見上げながら、呟きに口を開く。 ) 天国の地獄の狭間にあるのが煉獄。 七つの御印を受け罪を浄化するって―――ボクは習ったけども? ( 三方を溶岩に囲まれ、行くべきは西に向かい続いて行く路のみ。 ) 理解と云うか……、何だろうねこの冗談みたいな大地は。 [Sat 19 Aug 2006 21:57:53]
◆アイシェ > ( 首肯を返しながら ) どこぞの宗教に言わせればまだ入り口。 ( 空があり海がある。 空に大地、海と大気。 構成だけは魔法陣の向こう側と変わらないが、構成要素は人の世とは何もかもが違い前衛画家の手による絵画のよう。 ) それでもまだ理解の範疇にあるだけましかと。 ――…何か飛んでる。 ( 遠く虚空に小型の人影。 蝙蝠羽根を生やした人形のような大きさの何かがひらひらと不安定に飛んでいる。 名もない低級の魔物なのだろう。 ) [Sat 19 Aug 2006 21:51:45]
お知らせ > アイシェが入室されました。 『――…煉獄。( ぼそり、返す声。 )』 [Sat 19 Aug 2006 21:43:59]
◆マリィゴールド > ―――だったかな? ( 長編叙事詩の一節、地獄門に刻まれた言葉であった筈。 気色の悪い落下が止まり、歪んだ景色が元に戻れば其処は『 異界 』 黒い空に、真っ赤な海。 そして噎せ返るような臭気。 ) 随分と……外連味たっぷりな土地だ事で。 ( 背には今転送してきたばかりの魔法陣の光柱がそびえ立つ。 ) [Sat 19 Aug 2006 21:41:54]
お知らせ > マリィゴールドが来ました。 『 「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」 』 [Sat 19 Aug 2006 21:35:06]
お知らせ > サクリファイスが退室されました。 『レッツゴー♪ (門へと足を踏み入れる)』 [Sat 19 Aug 2006 21:22:30]
◆サクリファイス > (光が視界を埋める。地面を見ると紋様のような物が見える、きっとこれが異界と此処とを繋ぐ門となっているのだろう) ああ、だから門って言うのね。 僕はてっきり本当に門の形をしているのかと思ったよォ〜 (テヘッ と、頭に手をやり可愛らしく笑うと) [Sat 19 Aug 2006 21:21:02]
◆サクリファイス > さ、て、と・・・・ (サクリファイスは歩を進める。門へと。) 詳細はわからない、だけどなんだか楽しそうだよね。いいね面白そうだよォ! (段々と近づく、そうして光の柱が視界の殆どを埋めるのにそう時間はかからなかった)(悪魔の青年は、門の目の前に立つ) [Sat 19 Aug 2006 21:13:38]
◆サクリファイス > まぁ、その代わりに魔眼があるんだよね、きっと。 (と言うのも、生まれ持った能力で『ヴァイオスの眼』というものがある。 技の名称は自分でつけたもので、主に相手の体の一部分だけの金縛りの効果だ。 ちなみに、ヴァイオスというのは地獄の門番の名前で、地獄から出ようとする魂をその眼光で動きを止め、地獄に引き戻す・・・という逸話から取ったものだ。 実際地獄に行ったことはないし、聞いただけだからよくは知らない) [Sat 19 Aug 2006 21:10:06]
◆サクリファイス > (ぱこーんと石を地面に投げつけて。少し向こうには門がある。そう、異界へと続く門だ) もっと近くに作れよ!イーディスに作れ、イーディスに! (手を腰に当て、うーんと背伸び。首をかしげて骨がポキポキと鳴る。) 空飛べるやつはいいよな〜 ひとっとびだ。 僕も羽がほしかったなぁ・・・・ (少しだけ首を後ろに向けて背中を見るように。しかしそこには何もついてはいない) [Sat 19 Aug 2006 21:03:35]
お知らせ > サクリファイスが来ました。 『遠いッ!』 [Sat 19 Aug 2006 20:57:35]
お知らせ > タタンガが退室されました。 『(転送。)』 [Sat 19 Aug 2006 20:05:05]
◆タタンガ > …行く、か。(これより己を待つのは、鬼の道。これまで通り、これまで以上に、破壊と殺戮の欲望に身を任せる事となろう。それが、愉しみでならなかった。 未知を恐れるでもなく、裸足が一歩二歩と、光の中へと踏み込んだ。) [Sat 19 Aug 2006 20:04:47]
◆タタンガ > (赤銅色の全身に、仮面に似た鉄の顔面に、異界と魔界とを繋ぐ神秘の光を浴びながら…巨人は感慨に耽っているようである。)…(これまでの旅の余韻に酔い痴れ、またこれから始まる旅へと思いを馳せるのだ。) [Sat 19 Aug 2006 19:56:19]
◆タタンガ > (文字通り天へと突き刺さる、赤い柱、門。それに比べれば、巨人のなんとちっぽけな事か。比べれば、まるで小人が小枝を担いでいるかのよう。 門の前にて、巨人はたたずんでいた。) [Sat 19 Aug 2006 19:50:15]
お知らせ > タタンガが来ました。 『(高く高く見上げる、光の柱。)』 [Sat 19 Aug 2006 19:47:48]
お知らせ > ヴァレリアが帰りました。 『A little impact happens. Attention please.』 [Sat 19 Aug 2006 13:09:22]
◆ヴァレリア > ( マスターがあまり速くない足で駆け出し、小さな翼を広げる。 ぶわ、と風を孕んだ翼が小さな身体を舞い上げ、マスターは上昇していく。 翼の角度を小器用に調節しては軌道を調節し、最後に大きく旋廻した。 そして、地面めがけて突撃でもするかのように斜め下へと勢い良く突き進み―――――。 ) [Sat 19 Aug 2006 13:08:59]
◆ヴァレリア > ( 先日既に此処を通過して異界へと出ている予定だったが、思わぬアクシデントに進行は遅れている。 異界の魔術師との交戦、「古城」「アマウラ」の情報、追撃許可。 同時に状況整理をしてマスターの身体をゆっくりと休めた後、再び此処に居る。 マスター・ヘキサ…黒髪、黒衣に黒い蝙蝠翼の悪魔の娘は相変わらず杖の言葉に多くの返事を返さず、無造作に「門」に歩み寄る。 彼女にとって重要なのは杖とのコミュニケーションでもなければ「ゾゥリズ」や「ヴァイオレート」でもない。 どれだけ沢山異界の住人を殺して周れるかのみだ。 杖としてはその目的の善悪は問題ではない。 ただマスター登録をした彼女がそうしたいと思い、杖をその目的の為に振るうのなら可能な限り成功に導くこと。 それが存在意義そのものだった。 ) [Sat 19 Aug 2006 13:03:16]
◆ヴァレリア > ( 昼も夜も無く辺りは闇に包まれている。 どこか遠くの海からの照り返しで幾らか赤みを帯びた景色に、土のむき出しになった不毛の大地。 あるいは景色が「赤い」と言っても良いか。 つまりそれは―――――。 ) 【Situation all fine. Possible to go.(周辺異常なし。行けます。)】 ( 極正常。異常なしという事だ。 「門」と称される異界へと続く魔法人の前、マスター・ヘキサとその魔杖ヴァレリアの姿があった。 ) [Sat 19 Aug 2006 12:57:39]
お知らせ > ヴァレリアが入室されました。 『Master, you ready?』 [Sat 19 Aug 2006 12:51:35]
お知らせ > フィーリアが帰りました。 『(明滅する紅蓮が、瞼に焼きついた)』 [Thu 17 Aug 2006 23:14:24]
◆フィーリア > …長かったー…かしら。短かったかしら。 …どっちでも、いいわー… 今、なんですもの。 今に届いたのなら、きっとー… 何も、無駄じゃなかったんだわ。 …きっと。 (門を目前にして振り返るのは、魔界の大地。力が規律となり、それが唯一の法則となる台地。それは心地よくもあって、けれど。) ……もぅ少し、美味しいモノがあればー… 最高だった かも、しれないのに。 (此処でソレにありつくのは、本当に大変で。思い出して、しょげたように眉下げる。茫洋とした面差しに憂いの色を湛えると、振り切るようにー…門へと向かい合い。) いい、わー… もう直ぐ、だもの。 久しぶり、ご機嫌いかが? あは、あはは、はははははははははははー…っ (向かう足取りは軽く。腕は、何かを迎え入れるようにー…広げて。魔力に煽られて羽根をはためかせながら、門の中央へと歩みを進め――) [Thu 17 Aug 2006 23:13:52]
◆フィーリア > 空の色 ヒトの世界 空のー… 空の、向こう側 天来の 天から、のー… 嗚呼。白いモノ。 遠いの、此処からじゃまだと晩生と晩生無理だったのどうしてー… だめ、だった の、かしらー…… (くすくすと、ふらふらと。歩みに言葉に混じる笑み。門に近づくごとに韻律を狂わせる響きは、喜悦に塗れて濡れた音。それもやがて、止まる。 描かれた魔法陣。世界を繋ぎ侵すカタチを前にして。硝子球じみた視線が、ぼんやりとー…ソレを眺め。) [Thu 17 Aug 2006 23:08:59]
◆フィーリア > (一度、その存在は確認した場所。あの時には、まだ開いていなかった魔力の形。けれど、今はー…既に其処を渡ったモノも、多数いるという話。消えていくモノを、目の前で見た訳では無いが。) ……あは、は もう少し、もぅ すこしー…… なの、かしらー……(ゆらゆらと、ずっと浮かんでいた足を、地面に着ける。灼熱帯びた風に煽られて背の飾り羽根を揺らしながら、緩々と「其処」へと近づいていく。) [Thu 17 Aug 2006 23:05:44]
お知らせ > フィーリアが入室されました。 『(門の前――)』 [Thu 17 Aug 2006 23:03:14]
お知らせ > ゾゥリズが帰りました。 『甲冑の姿が、消え去った』 [Thu 17 Aug 2006 09:12:07]
◆ゾゥリズ > …… では、行くか(思い固めれば ギッと、斧と盾を握る手に力を込めて… 一先ずは一歩。 そして二歩… と、段々と―― やや、足早に門の中心へと足を進めて行き… そして――) あのヘキサと言う少女… 上手く、奴を仕留めてくれていれば良いのだが…(―― その姿が消える間際… そう、言葉を漏らし―― そして) [Thu 17 Aug 2006 09:11:57]
◆ゾゥリズ > さて、そうと分かれば―― 私も早速…向うに出向かねばな。向こう側から魔界に出向いた者が居ると言う事は… 向こう側では此方の事が知れ渡っているのは確実―― それに(例の逃亡者の事についても、古城の者達に話さねばなるまい。 例えばアレは小さな歪であろうが、ソレが元で巨城が…我が主君の願いが崩れるなどあってはならない事なのだから―― 対処は、早急であるべきだろう) [Thu 17 Aug 2006 09:08:35]
◆ゾゥリズ > まぁ… この辺りにうろついていた者の言葉が本当、ならばではあるのだが (門を眺めて呟く言葉は、確認するような… 安堵する様なソレ。吐き出せば、続けて溜息を吐き出し… 肩の力を僅かに抜き去る。 あの時、逃亡者が逃げ去る瞬間に打ち放った術―― アレが門に対して何かしらの影響を及ぼしていないだろうか? そんな事も思っていたが――) だが…如何やら、問題は無さそう…か。まぁ… 私の足を止める程度の術では、我が主君の成し遂げた偉業に傷等付ける事すら不可能、と言う事か!(見た感じ、異常が無い事を知れば… 満足気な笑い声を吐き出し―― 握り締めるのは、斧と盾) [Thu 17 Aug 2006 09:05:11]
お知らせ > ゾゥリズが入室されました。 『「通行者は数名…門に対して異常は無し、か」』 [Thu 17 Aug 2006 08:58:17]
お知らせ > ブスシが帰りました。 『掻き消えた』 [Thu 17 Aug 2006 03:35:18]
◆ブスシ > (にしても……ほんとうにかえってこれるんかねぇ。 そういえば、一度出て行ってから戻ってきたものはいるのだろうか? 紅い悪魔が帰還してきた場所とは言え、自分たちにそれが出来るのかと考えると頭が痛くなる。) ま、こんなところにまで来ていまさらびビル事も無いさ。 (そう呟いて更に一歩踏み出して、体を紅い柱に投げ出すようにして……) [Thu 17 Aug 2006 03:18:17]
◆ブスシ > そうだ……素通りすりゃあ、いいんじゃぁ無いかい? ……まぁ声を掛けられたらその時だ。 (何無視している、と絡まれたら、さすがにあきらめて腹を括ろうと考える……) さて……と。 (ゆっくりと腰を挙げ、タタンガの指導でアル程度ましになった背筋を伸ばして) [Thu 17 Aug 2006 02:52:52]
◆ブスシ > (あっちの世界の奴が強かったら、のこのこ出てったあっしもやられちまうし……かといって、魔界の奴だと、獲物を横取り使用としたと勘違いされそうだしなぁ……あー、あの譲ちゃん中々危ない感じだったし、どうするかねぇ…… (暫らく悩み続けるが、やがてぽんと手を叩く) [Thu 17 Aug 2006 02:43:12]
◆ブスシ > (ゆらり、ゆらりと落ち着き無くゆれながら、一体の魔物、いや、蟲の集合体は胡坐を組んでいた。そして、目の前の赤い柱から羽蟲が帰還すれば、大きく口を開き、羽蟲を飲み込んで……) ん、よっこら……せ、と。少々外は物騒みたいだねぇ。 (外の様子、僅かな情報を得れば、どうしたものかと首をひねる。十分な休養をとり、体力も回復したのではあるけれど) [Thu 17 Aug 2006 02:33:03]
お知らせ > ブスシが入室されました。 [Thu 17 Aug 2006 02:28:49]
お知らせ > アトレーが退室されました。 『次に瞼を開く時、其処は既に――』 [Thu 17 Aug 2006 00:49:04]
◆アトレー > (魔法陣の外から見れば、少女と黒い触手の影が突然に消失したように見えるのだろう。 浮揚に方向性はなく、水中に浮く感じに近い。 飛んでいるのでも落ちているのでもなく、これが”渡って”いる、という感触なのだろうか?) そっか・・・・こんな感じなんだ?(”影”に潜ってる時の感触にも似て――慣れてくるとこれで心地よいものだ。 雰囲気に流されるまま陶然と目を閉じて――) [Thu 17 Aug 2006 00:48:48]
◆アトレー > (周囲には恐らくは同目的だろう見知らぬ見送りが1人か2人くらいは居るのだろうか。 ゆっくりと伸ばした触腕の先が魔法陣の光の中に入れば、意を決して、引き込まれるように歩みだす。 光に抵抗や感触は無くすんなりと、掌から腕、胸、体と顔 最後に伸ばしてなかった触手と全てを飲み込んで―― そこで、急激に足場の感触を失った。) ――ふ、あっ?(地面という概念自体を喪失したような違和感。 一瞬情け無い声を上げてしまう。) [Thu 17 Aug 2006 00:45:07]
◆アトレー > (その先が楽園と噂されていても、異界に旅立つという事はそれだけ重いのだ。 移動に失敗するかもしれない。二度と帰ってこれないかもしれない。 向こうで何があるか判らない。 悪魔は邪悪だが、其れは必ずしも勇敢と同意義ではないのだ。) ・・・・・んー。(だからこの半端物も、門前に立てば少しは神妙な顔をしてみせる。) [Thu 17 Aug 2006 00:37:39]
◆アトレー > (だが暗くて見えない。(涙) ・・・・さておき、実際の所その原理がどーなってるのかなんて専門家でも居なければ判るまいが、向こうと此方を繋ぐから門、という表現は単純且つ判りやすくてよろしいと思う。 門前はさぞかし混沌を極めていようかとおもいきやそれほどでもなく―― 意外な事に今の所大きな騒ぎもないらしい。 疎らな人影が整然と門の中に消えてゆくという、魔界にあるまじき様相を呈している ・・・逆に不気味だと思ってる者も多かろう。) [Thu 17 Aug 2006 00:36:11]
お知らせ > アトレーが入室されました。 『赤い門と人は呼ぶ。 』 [Thu 17 Aug 2006 00:35:02]
お知らせ > フィーリアが帰りました。 『…あは。(嬉しげな響きを残して、やがて羽音は遠ざかる。)』 [Wed 16 Aug 2006 23:13:27]
◆フィーリア > (空中から見下ろしていた時には、気付かなかったもの。巨人の身体から滲む血。 近づけば分かるー…血の、匂い。 言葉は、聞こえたのだけど。裏腹、そっと近づいて。) ……ふふ、ふー… それじゃ、またー… 向こうで、会いましょうー… (背伸びして、血を滲ませる腕に近づけたのは唇。 もしも、触れる事が出来たなら。唇を血色に染めて。) [Wed 16 Aug 2006 23:10:58]
◆フィーリア > 分かるわ。もう直ぐ、もう直ぐー…… ふふ。 綺麗で忌まわしくて、近づきすぎちゃいけないー…モノ。 (謎掛けじみた言葉の真偽は、相手が人間界の大地に立った時に分かる事。 指先も声音も不安定にふらふら揺らしながら、さざめく笑みだけが広がって。) そぅ。あっちで、会えるかもしれない、わー… (それでも、淑女。交わした言葉を思い返して、楽しげに。) とっても、美味しいわー… 甘くて、やわらかくて。 人もー… ぅん。聖なるモノ程、きっとー… そぅ。此処には、いないの。それが、それがー… 残念、で。だからー…… (僅かに変わる雰囲気で、察したか。浮かべられたのはきっと、喰らうモノの笑み、二つ。) そぅ、ね。そう、呼ぶのもー…いる、わ。 宜しくー… ね。 ( 掌に、ごつ、と。岩のように堅牢な、頼もしい感触を残して引かれた手。) [Wed 16 Aug 2006 23:02:46]
お知らせ > タタンガが帰りました。 『先に… … …ゴゴゴゴ…(イビキ。)』 [Wed 16 Aug 2006 22:43:02]
◆タタンガ > (手を引くと、俯いた。)…我はもう暫し…ここで、休む…急ぎ…過ぎた故…(元々口先で喋る声が、小さく。 良く見れば、背や腕からは血が滲んでいた。)…すぐに、おいつ… … … [Wed 16 Aug 2006 22:42:32]
◆タタンガ > …太陽、か…一体、如何なる物か…(憧れを抱いて門の灯りを見たところで、その向こうの景色が見える事は無い。 …ところで何故、彼女の物言いには説得力があるのだろうか。彼女のか細い指の先を、つられて見上げながら。)エル・ニール…か。好き嫌いの無い…レディ…?(好き嫌いと淑女は、何かアンマッチ。)…天使は、美味いのか…そうか…我は、見た事が無い…のでな…魔界に居る、道理も無いが。(花開くような笑顔は、食虫植物の可憐な白い花弁を思わせる。傷だらけの指に掛かる圧力を感じ、表情は変わらねど、笑む。)…堕天使、とやらか… よろしく、頼む…オ・フィーリア… [Wed 16 Aug 2006 22:41:05]
◆影 > きつと、楽しいわー… 嗚呼 でも。 眩しいからー… 灼かれない で、ね? 太陽はー… 恵みを齎しても 決して、優しくないー…もの。 (それこそまるで、神と呼ばれるモノの写し身のよに。 今はー…黒く黒く墨を流したように濁る空を見上げて、あの向こう側、と。指差して。) ふ、ふふー… 素直ー…よ、わたしー… きっとね。きっと。 (見目だけならば屈託無く笑うモノが、事実そうかは別としても。ころころと、笑う声が転がって。) その辺りー…は。 この間出遭った淑女にはー…かなわないけど、ねー… エル・ニール。とても、好き嫌いの無い、ステキなー…ひと。 (悪食の二つ名まで持つ彼女は、きっと人の世界でも色々食っているのだろうと。楽しげに口にした後。) …嗚呼――…すて、き。 すてき。 白いモノも、天使も聖なるモノもー…そぅして、真っ白に鍛え上げられたからー… きっと、美味しいんだわー…… (ゴクリ。喉が鳴った。陶酔じみた音律に響きが狂い、淡く吐息。) …わ、ぁ。 嬉しい、わ。ならー… わたしも、頑張る。 一緒に、御馳走ー…いただきましょう? (ぱ、と輝く表情だけなら、見目相応。だからこそー…此処では歪。差し出された太い指に、ちいさな掌差し出して。) わたしはー…オ・フィーリア。 天から堕とされたー…モノ、だけど。 (きゅ、と。握ることで応えよう。) [Wed 16 Aug 2006 22:31:14]
◆タタンガ > 練り上げられ、完成された血と魂が…美味くない訳は、無い。(強い物を食う事で、その力を取り入れる。そうして、巨人は生きてきた。)打ち倒したその時は…貴殿の小さな腹が膨れるまで…振舞おう。(座っていても見下ろす小さな姿に、指を一本差し出した。)我は、タタンガ。一族の…戦士。(握手求め。) [Wed 16 Aug 2006 22:11:29]
◆タタンガ > …そう、なのか…我は、行った事が、ない。言伝にて、伝え聞くのみ…(何代も語り継がれた、巨人族の伝説。それより以前より生きているという事は?)…長く生きているのだな。屈託が、無いが…(歳経たものはひねくれもの。そんなイメージを持つ。)…食べられるから、美味いのか。不味いものなど、無いのだな…なるほど。我もそう…心掛けよう。 [Wed 16 Aug 2006 22:08:35]
◆影 > (口の悪いモノなら、神の木偶人形とでも称する種族の出身ではあるのだから、印象はきっと、間違いじゃない。とはいえ、清涼からは程遠い空気の中、微笑むことの出来るイキモノには違いなく。今、こうして空に浮かぶからこそ見下ろせても、いざ、同じ大地に立てば見上げる以外の手立てなど無き巨躯の前で、嬉しげに両手を打ち鳴らす。) ふふー… だいじょ、うぶ。 向こうにも、雨は降るわー… それに、水もー…結構 あるはず。此処よりは。 (それとは別の、純粋な好奇心で、クジラに騒ぐ人々の姿は見たかったが。叶わないなら、直ぐに興味は逸れたようで。 驚きの声にー…こっくりと頷く素振りは、いっそあっけない。) ええー…だいぶ、大分ー…昔、むかぁし、だけど。 ……少しだけ、知ってるわー… ん。んん。 (ぼう、と硝子じみた視線が、何か考えるように彷徨い。) わたしはー… 食べられるものは、須らくそう在るものだから、美味しいんだと思うのー…よ。 同じ、同じ? …違っても、同じは、うれしいわ。 (呼応するように、笑みが広がる。すぅ、と高度が落ちてー…殆ど地面に爪先が着くまで。 其処から、見上げて。) つよいひとと、戦ったら。その肉はー… 甘くはなくても、美味しい、かしら? [Wed 16 Aug 2006 22:01:06]
◆タタンガ > …貴殿は…生き物全てを…食事だと思うのが、おかしいと思うのか。 …貴殿がそう思わぬならば…それで…良いと思う。我も…(石を集めて造ったかのような、拳を握った。)強者の証を奪う物。戦う相手である、としか。 …同じだ。(笑った…かのようだ。) [Wed 16 Aug 2006 21:40:53]
◆タタンガ > (まるで造られたかのような、理想的な美。動くも崩れぬそれを見る度、自分とは違う生き物だという実感が沸く。)…ああ。カゼクジラが来た方が…我も…良いと思う。水に、困らぬ…(少しちぐはぐ。)…人間の世界を…知っているのか…!(見開く丸い目に、驚嘆の色を滲ませた。 以前門が開かれたのは、相当昔だと聞いたのに。) [Wed 16 Aug 2006 21:38:39]
◆影 > 流石にー…火の属の類は、食べるのもー…難しい、わー… 熱いんですものー…… ふふ、ふ。 少しだけ、心地よかった わ。 …濡れておけばー…良かった、かしらー… (雲が降らす雨とは性質の違うもの。通り過ぎればこそ、惜しむようにクジラの影を見上げー…方向を変える巨影に、ゆるりと瞳を細め。) ……残念ー… 驚く顔も、声もー…知りたかった、わ。向こう側のー… …わた、し? (ぱたぱたと雫を垂らす傘を閉じて、くるりと回す。長い黒髪揺らして、きょとんとした仕草は。動機を問う言葉に、希望を語る子供じみた笑みになる。) あっちには、ねー… とても、とても美味しいー…モノが、いっぱいー…いるんです、もの。 思い出してしまったから、もぅー…きっと、だめなの。 我慢、出来ないんです、もの。 (指し示す先に、紅蓮を宿す門。住まうモノを食餌と見て語る声が、喜悦に揺れてー…不意に、語勢が落ちる。) おかしい、かしらー…? [Wed 16 Aug 2006 21:31:11]
◆タタンガ > …ああ。元々…ここでは、獲物に期待はできん、が…(鯨が通過してゆくにつれ、雨はその勢いを弱め、やがて止んだ。 丘から眺める赤い柱へ、雨の供を連れながら空を泳いだ巨体は…すい、と回頭し、どこぞへと進路を変えた。)…やめたらしい。あちらと…こちらとでは…環境が違うと聞く…それを感じ取ったのだろう… …それでも貴殿は、行くと…いうのか。(顔を向ければ、動きの一つ、部分の一つが小さ過ぎる。今にも壊れそうで。)…何の、為に…? [Wed 16 Aug 2006 21:15:05]
◆影 > (ぱらぱらと降りしきる雫と蒸気の中、それこそ戯れに捨てられた人形が動き出したような姿の、何処か世に不釣合いなモノは、仮面の奥ー…もしくは、仮面じみた鋼から覗く視線と、視線を合わせて。ふらふらと滞空しながら、空から飛び掛るような素振りは泣く、浮かび続けて。巨人の物言いに、一度ゆぅらり、空を見上げー…その侭視線が、門のほうへと流れていく。) ふふ。それはー…よかっ、た。 全部、全部尽きてしまったらー… 食べるものも、なくなってしまう、ものー… …あの子も、門を抜けたいのかしらー… 無理、かしら。 (空を舞うクジラが門を抜けた日には、それこそ大騒ぎになってしまいそう。想像に、くすりと笑みが零れ。) ……貴方もー…あそこから、向こう側にー… 行くの、かしら。ならー… 一緒…ねー… (ゆらり、少しだけ高度が下がる。) [Wed 16 Aug 2006 21:07:48]
◆タタンガ > (仮面の中ほどで瞬く巨人の眼には、彼女は酷く場違いな者に見えた。森で暮らす物に取っては、最低限のものが当然の物。だが彼女が着るのは、ドレス。まるで森の脇に捨てられていた人形のようだ。 雨など無いかのように、僅かに首を上げ、ただ座る。)…恐らくは。これで…命を繋ぐ者は…多いだろう。 しかし…カゼクジラは…普通ここには、こない。門に誘われたか…(瞳が、門を見遣る。)…我の、ように。 [Wed 16 Aug 2006 20:54:05]
◆影 > (急激に湿っていく空気に混じるのは、互い単音。 丘の上ー…魔界の風雨に削られた巌のような姿が、声を漏らしたのを聞いて。空から降りてくる影の速度が、緩やかなものへと変わる。 距離が詰まっていけば、それが蝙蝠傘を掲げた長い黒髪の少女の姿をしているのが、見えるか。 バサリ――背の翼が濡れた音を奏でながら、空中で小首傾げ。) ご機嫌、よぅー…… この場所ではー…これも、恵みの雨ー…かしらぁー……? (ぱたぱたと、降り注ぐ雫を傘が弾く。灼熱の大地に注ぐ雨が蒸気と化して行く中、一見すれば無害とも見えそうな様相。尤も、この世界においてそれが、必ずしもイコールとは限らずも。) [Wed 16 Aug 2006 20:45:17]
◆タタンガ > (真上を向く鉄の目蓋が、カシャンと瞬く。少々太った流線型から滲み出た、羽ばたく姿。その降臨を、ただ眼で追って… あら、の後。)…む。(警戒に身を固めるでもなく、胡坐の巨人は声を漏らした。 不器用なコミュニケーション。) [Wed 16 Aug 2006 20:34:56]
◆影 > (漆黒孕む空の大海泳ぐ、巨大な影に紛れてしまうくらい。ずっとずっとちっぽけなもの。 雨雫の強さから逃れるように、濡れた羽音と共に緩々と地上に近づいてー…地に座した巨人の姿に、あら、と小さく音を漏らした。響きだけならやわらかな、女の声。) [Wed 16 Aug 2006 20:29:48]
お知らせ > 影が入室されました。 『(降り注ぐ雫の中――)』 [Wed 16 Aug 2006 20:26:01]
◆タタンガ > (背に落ちたのは、水滴だ。それは次から次へと落ちてくる。ばらばら、ばらばらばら…大粒の雨が、乾ききった地面へ次々と叩き付けられた。)…これは。(黒い空を仰げば、そこを泳ぐ、巨大な影。)…カゼクジラが、こんな所に。(彼が排出した水分が、巨人の体を濡らした。詰まる所、排泄物であるのだが、無味無臭。 魔界の雨の一つである。) [Wed 16 Aug 2006 20:24:51]
◆タタンガ > (傍らに転がる丸太にも見紛う棍棒もそのままに、巨人は大きな頭を垂れ、地面を見つめているようだ。何をしているのかといえば、)…ゴゴゴゴ…(居眠り。退屈になれば眠たくもなる。要らぬ鬱積を溜め込んでおらず、壮健のままに旅が出来た証である。)…(しかしふと、その眠りが醒めた。背に触れた冷たさに、カシャリと鉄の目蓋が上がる。) [Wed 16 Aug 2006 20:20:55]
◆タタンガ > (酔狂で屈強な魔界の植物といえど、溶岩の熱に晒された大地に根を下ろそうとは考えないらしい。よって、また動物の姿も疎らであるのだ。 そんな景色であるが故に、丘の上の岩のような影は目立つ。それは、頭を垂れた巨人が胡坐を掻く姿である。) [Wed 16 Aug 2006 20:16:16]
お知らせ > タタンガが入室されました。 『(小高い丘の上、巨人の姿。)』 [Wed 16 Aug 2006 20:11:06]
お知らせ > ゾゥリズが帰りました。 『「不覚ッ!」 叫び一つ。吐き出せば、右足を包む氷を強引に叩き砕く ステア嬢には☆5贈呈、か』 [Wed 16 Aug 2006 07:45:15]
◆ゾゥリズ > (此方を睨む紅い双眸。ソレに睨み返せば… 次に見上げるのは、空を滑空するヘキサとヴァレリアの二人。) アマウラへの道が分かるならば、追撃…任せられて貰えるか?(「最早、アレは仕留めても構わぬ…」 そう、二人に言葉を投げれば、斧の柄をギリリと握り締めるだろう――) [Wed 16 Aug 2006 07:43:37]
お知らせ > ステアが帰りました。 『黒衣の姿は完全に魔界から消える瞬間に・・・紅い双瞳が甲冑を睨みつけたの見えただろうか?』 [Wed 16 Aug 2006 07:40:01]
お知らせ > ヴァレリアが退室されました。 『 来訪者の離脱が成功するのを見下ろしながら、暫しマスターは滑空を続けた。 』 [Wed 16 Aug 2006 07:37:27]
◆ヴァレリア > 【"Amaura" Correspondence.However, necessary about the update.(アマウラ、該当件あり。ただし更新の必要あり。)】 ( 既に滑空を始めていたマスターの手元でライブラリを起動。 前回のマスターが所持していた時の記録に「アマウラ」は存在している。 どの程度の時間経過があちら側にあるかは分からないが。 マスターに追跡先の選定は可能である旨を告げれば、一端追跡を中止することに纏った。 なによりもう少し準備が必要だ。 「門」に辿り着くなり休息もなかった。 ) [Wed 16 Aug 2006 07:35:56]
◆ゾゥリズ > ―――― チ…ィッ!(手応えを感じはするも…それは浅く。そして、来訪者が詠唱を終えれば、舌打ち一つ漏らしてその場から飛び退き――… けれども完全に飛び退き切れなければ、甲冑の右足に氷が張り――― 視線巡らせれば、魔法陣へと転がり込む来訪者と、其れを追わんとする… ヘキサの姿―― 一瞥すれば) ヘキサ!ヴァレリア!奴が向かうのは恐らくアマウラかアメウラだとか言うニンゲンどもの街の筈だ! その場所は分かるか!?(追撃をするならば空を飛べる者が有利だろう。 それに、誰かが古城に集まっている者達に、この事を報告せねばならぬが―― ヘキサと言う少女では、如何にも頼り無い… ならば、自分が古城へと向かうべきだろう。 その場での追撃を諦めれば… 思考を回し、来訪者…否、逃亡者を追おうとしているヘキサ達へと声を吐き出して――) [Wed 16 Aug 2006 07:28:24]
◆ステア > ――――et glaciem loci noctis aldes!! (詠唱完了!トリガーセット!) 生憎、そうなるつもりもありません!!―――『NEVIS TEMPESTAS CRYSTALLIZTIO』(闇をもたらす凍土)!! (振り下ろされた斧を身を捻って避けようとするも・・・斧の刃は黒衣のローブを裂いて僅かにステアの肉を斬る! 同時に呪文のトリガーが引かれ大地より強大な氷柱が生え甲冑に牙を向く!! うまく避けないと氷柱に足を凍結させられ、暫く身動きが出来なくなる、であろう。) ――――ッ・・・・・・・・! (ザザザザ!、と地面を転がり、即座に魔方陣に魔力を叩き込めば・・・・今度は来た時とは逆、向こう側に感覚を流し込み・・・転移を試みる!! [Wed 16 Aug 2006 07:20:30]
◆ヴァレリア > 【Master. Maybe, he loses sight of her about 50%. (マスター、およそ50%の確率で対象ロストします。) Please prepare it.(準備をしておいて下さい。) 】 ( 傍観気味だったマスターがその言葉に頷き、滑空飛行の助走をはじめる。 こういうときだけは即座に返事が返って来る辺り、普段から此方の言っていることを聞いているし理解しているようだ。 尚更困った話だが。 兎も角、あまり速くない加速でマスターの細い脚が地面を蹴り鳴らし、翼が風を孕む。 とん、と地面を蹴って、足音が止まった。 ) 【Course : to the gate.A little impact happens. Attention please.(進路、「門」。 少々揺れますのでご注意下さい。)】 [Wed 16 Aug 2006 06:55:36]
◆ゾゥリズ > (ヴァレリアの言葉に対して…漏らすのは舌打ち。 いっそ始末するならば彼女らの力も有効だろうが――しかし、術による魔法陣への影響の有無が分からぬ身故…ソレを容易く扱わせる気にもならず 結果) ――――なれば!手足を千切り飛ばしてから、血反吐と共に搾り出すまでよ!(単身で捕らえるのみ。 決心すれば、飛び退いた相手の叫びに対して返すのは… 何処か狂気めいたモノを含んだ声音。まるで、哂う様な声で飛び退く相手を追う様に前に飛び出せば… 勢い良く、斧を振り上げ――――) 易々と死んでくれるなよ!血反吐を吐く前に死なれては、絞りだせぬし… 何より詰まらぬわぁッ!!(そして振り下ろさんとする斧の刃が狙うのは… 肩口。その一撃で相手を叩き斬らんとする、が―― 盾を拾ったタイムラグと、そして…重厚な甲冑に阻害された動きは、果たして斧の切っ先を来訪者の身体に導けるか… 否か) [Wed 16 Aug 2006 06:45:49]
◆ステア > ・・・・・・私は―――。 (魔界、此処が魔界。 成程、魔方陣から感じた懐かしさ、これは魔方陣の向こうが魔界だったからだ、と理解する。 吸血鬼と言えど、魔族の一つ・・・魔界に何かしら感じるところはあるのだろう、と。 そう考えながら近付いてくる甲冑、ソレに合わせて・・・一歩、また一歩と下がる。 そしてまた甲冑の一喝。) ―――ッ・・・名乗る必要はありません!! (眼の前の甲冑が盾を拾い上げ、更に一歩踏み出そうとすれば・・・同時に、後に飛びのく!! 甲冑の斧の間合い外へ・・・!) reopening―――cast a delay spell・・・! (飛びのいた態勢のまま、先程唱えた魔術に更に強化を加えるために詠唱再始動。 この甲冑を倒せないまでも自身が、再び魔方陣の向こう側に・・・最低でも、この近辺に身を潜めれるだけ威力を持つ魔術を打ち込まなければ・・・!!) veniant spiritus glaciales,extendantur aeri tundram――――!! (後に飛び退いた状態なので狙いは定まらないかもしれない・・・けれどこの状況、あのまま何もしなければどの道甲冑に捕まってしまうだろう。 ならば、出来る事はやるべきだ!! 詠唱完了まで残り1ターン。この間に捕縛される確立は5分5分、と言うところ・・・か? [Wed 16 Aug 2006 06:30:31]
◆ヴァレリア > 【We can't be along the expectation. Sorry. (ご期待に沿いたいとは思いますが。申し訳ありません。)】 ( 捕縛。 全く持ってそんなスキルはない。 術を飛ばす事と無駄に多い知識がある杖と、電撃で破壊することしかできない術師。 最初から相手を生かして捕まえるという選択肢のない組み合わせだ。 マスターは来訪者に向かって「ころすの」「しんで」と端的に用件を告げ、憮然とした表情で機会を窺っているようだ。 ) [Wed 16 Aug 2006 06:05:17]
◆ゾゥリズ > (唸りを上げるだけで、攻撃等の仕草を見せないヘキサ… 彼女に時折注意を向けながらも―― 基本、視線と意識を来訪者へと向け… そして、またジリジリと間合いを詰めて――) 無論よ!此処こそ魔界! そして、魔界に足を踏み入れた貴様は何者ぞ!応えよ!(更に一喝。 怒号の如き声音を叩き付けながら、地面に置いた盾を掴み上げれば―― 更に、一歩… 前に踏み出そうと、するだろう――) ヘキサ、ヴァレリア… 術以外に何か捕縛する術があるか?有るならば―― 手を、貸せ(この来訪者を捕らえ、向こう側の情報を絞り尽くさんとする、為に――) [Wed 16 Aug 2006 05:56:16]
◆ステア > ――――ッ・・・ (突きつけられた斧、そして兜の奥より凝視を浴び・・・「しまった」、と思った。 この甲冑、今の自分では勝てない、と本能的に悟った。 ) ―――魔界? ここが・・・? (甲冑が威嚇のように叫ぶ、その中に・・・人間界では、悪魔が棲み畏れられている世界の単語を聞き取れば・・・虚を疲れたかのように聞き返す・・・がっ。) な―――!人間界で、殺す!? (また甲冑が叫ぶ。 今度はあの少女に。 ただ、その台詞は、聞き捨てならないもの。 間違いない、あの魔方陣付近の化け物は・・・此処から溢れたモノだ。そして・・・これ等は人を襲おうと、している・・・ [Wed 16 Aug 2006 05:42:45]
◆ヴァレリア > ( 苛々しているのか気が昂ぶっているのか、マスターは杖を拾い上げた後酷く不満そうに狼のような唸りをあげて来訪者を睨みつけている。 小さな蝙蝠翼がばさばさばさ、と苛立たしげに膨らんで音を立てた。 ) 【Master. There is danger of a triskelion.(マスター、三つ巴は得策ではありません。)Inefficiency for target achievement.(目的の為には非効率的かと。) 】 ( マスターを窘める間、ロッドの下端がざっくざっくと地面に叩きつけられていたが、詠唱は止まったままだ。 彼女なりに突撃のデメリットは見えているらしい。 ) [Wed 16 Aug 2006 05:29:29]
◆ゾゥリズ > (振りぬいた拳が杖を弾き飛ばすのを確認すれば、一度其方から意識を外し… そして、斧の先を来訪者へと突き付けんとし―――― そして同時に、威圧する様に、兜の奥から凝視一つ。 向けている最中、相手が此方へと言葉吐き出してくれば――) 勝手に我等の地、魔界へと足を踏み入れる貴様の方に非があろう!場所が場所でなければ、私とて達磨にしてから何者かを…その目的を絞り出しておったぞ!(笑いもせず、ただ怒りと焦りに似た感情を込めて怒鳴れば―― 一度、杖の方へと走っていったヘキサへと視線を向け――…) 人間界へと出たならば好きなだけ…ソレこそ気が狂う程に屠り殺させてやろうぞ!だから、この場は杖を引け!!(叫び一つ。 投げてる間も――注意は完全に来訪者からは外さない、もし…向こうが何かをすれば… 突きつけんとした斧で相手を叩き伏せられん様に… そして、更に確実さを増す為にと、ジリジリと間合いを詰めんとするだろう) [Wed 16 Aug 2006 05:21:28]
◆ステア > ―――flet tempestas nivalis――ッ! (詠唱完了・・・そしてローブから白い手が生え女の子に向けて突き出せば、その掌に魔力場が形成され後は発射のみ!!) ―――先に仕掛けてきたのは・・・そちらでは、ないですか? (甲冑からの一喝と同時に弾き飛ばされた杖、当然先程まで自分に矛を向けていた魔法の詠唱は中断される。 片や此方は詠唱完了。後はトリガーを引くのみなのだが・・・この甲冑が、場を諫めようとしているのを感じれば、一時魔法をディレイ化し・・・返答。) [Wed 16 Aug 2006 05:12:37]
◆ヴァレリア > ( ある意味。 典型的な魔界の生物の反応かもしれない。 ヒトガタ種としてはやや行動に知性が伴わない獰猛さだが、「目的」以外を意に介さないマスター・ヘキサらしいといえばらしい。 ) 【Magic sensor reception. Master,fly high please.(魔力反応あり。マスター、飛んでください。)】 ( 扉の向こうから現れた何者かが即座に攻撃性の魔力反応を見せた。 向こうは向こうでこちら側に入る段階である程度の覚悟をして来たということか。 先手を取れる確率は高いという計算を否定して戦術変更を提案する。 マスターが決して優秀な魔術師ではないということを悟られてはならない。 此方の利は射程距離の延長が施された「異常に届く電撃」と「滑空飛行」。 勝機を其処に見出せば―――――。 ) 【――――――――】 ( 其処まで作戦を想定したところで、不意にマスターの手から弾き飛ばされた。 派手にくるくると回転して約5m半飛び、がらんと音を立てて地面に落ちる。 詠唱はともに中断され、マスターは急ぎ此方に走ってくる。 状況は不透明。 ) [Wed 16 Aug 2006 04:53:29]
◆ゾゥリズ > ――――ッ!? ええいくそッ!!(不意に門から現れた存在。ソレに対して詰問の言葉を投げようとした最中―― 不意に耳に入るのは、先ほどまで問い詰めていたヘキサの持つ杖、ヴァレリアの――酷く無機質に思える声音。 そして、それに釣られる様に来訪者の口からも詠唱が紡がれ――… 思案する。此処で何かしらの術を行使して、門に対し、大小問わずに影響は出まいか? 己では判別不能 ――だが、可能性は0では無い。 真紅に染まった兜の中、舌打ちすれば―― 一先ず、手を伸ばすのは…) この…ッ! 貴様等、場を弁えぬか!!双方共に、今直ぐに黙らねば叩き斬って捨ててくれるぞ!(―― 今まで会話をしていた…それだけ近くに居た、ヘキサの持つ杖…ヴァレリア。その矛先を甲冑の篭手に包まれた左拳で、思い切りに弾き飛ばさんと振りぬこうとするだろう―― 斧を握った右拳は、次のターンにでも来訪者に突付けんと、しっかりと握りなおそうとしながら――) [Wed 16 Aug 2006 04:47:22]
◆ステア > ・・・・・・? (そうして、驚愕で固まっていた自分を、話し声が溶かす。 背後に振り向けば・・・血の様に紅い帽子を被った甲冑と大振りな杖を持った・・・女の子?否―――!) 化け物、と言うのは本当でしたか・・・! (女の子の杖を凝視した。 眼を凝らせば魔力が流動し女の子の元に集っていく・・・そして、杖の先は、自分ッ!) ――veniant spiritus glaciales obsscurantes,cum obscurationi―――! (本当に彼らが化け物かはまだ知る由もないけれど、とにかく今は魔術詠唱を開始しているあの女の子を何とかする方が先・・・私を確認するなり詠唱するような子だ、相手は私を殺す気だろう。 ならば、身を守らないといけない・・・そうして詠唱を開始するのは威力自体は低いが詠唱速度が随一のスペル。 『詠唱開始〜残り1ターン〜』 [Wed 16 Aug 2006 04:34:57]
◆ヴァレリア > 【Shonnting mode standing by.】 ( 杖はただマスターの意思を受けて言葉を発した。 マスター・ヘキサはまるで待ち焦がれていたかのように笑い、門の輝きに向かって杖を構える。 歩兵槍のように両手で腰溜めに構えられた杖は、先端の翼型の飾りを変形させ、二又槍のような形状に変形して甲高い唸りを上げる。 ) 【Begins to chant.(詠唱開始。)】 ( ドン臭く、トロい娘という認識だった。 然し今まさに杖を構えて目標を門から現れる人影に定め、電撃魔法の詠唱を開始するマスターの姿は好戦的で獰猛な悪魔そのもの。 相手の確認すらないのは、見境無しか。 (ヴァレリアの詠唱残り1ターン。 ヘキサの詠唱残り2ターン。 ヘキサの詠唱が終わらない限り完成はしない。) ) [Wed 16 Aug 2006 04:05:46]
◆ゾゥリズ > ―――― (クロウ城から杖を盗んでまで門に赴いた少女… けれども、未だ彼女の素性の全てが明らかになった訳では無い。盗んだという事は宝物関連だろうか? ソレを場内から盗み出し… そして、ヒトヲタクサンコロス と言う目的を以って現れた。分かるのは、それだけ。 これ以上の素性等問うだけ無粋とも一瞬思うが、それでも… この無口無言な少女の素性が気になって――) ヘキサと申したな? お前は一体、なにも―――― ん?(―― せわしなさそうな彼女に対して、問い掛けを投げようとすれば… 不意に、直ぐ近くで聞こえる誰かの声。 その声に、頭の中では 誰かが向こう側から門を通ってきた、と理解するも 突然現れた事に、少しばかり驚き混じらせながら…その方向に視線を向けようとするだろう。 ) [Wed 16 Aug 2006 03:55:31]
◆ステア > ――――――。 (そうして魔方を潜った黒衣が一つ。 世界の色が反転したかのような、そんな印象さえさせる大地、空・・・ これがこの地の大気なのかと思わせる、そんな重苦しい大気。 大気そのものに魔力が含まれている・・・? ) ・・・何。・・・ここ。 (やっと搾り出した言葉。 見たことも無い世界、ここは私がさっきまで居た世界とは明らかに異質、別の世界。 その異常性に、ただ驚く事しかできずに・・・己の背後に紅い甲冑の者達が居る事を知る由もない) [Wed 16 Aug 2006 03:51:55]
お知らせ > ステアが入室されました。 『そして、魔方陣より現れる黒衣が・・・一つ。』 [Wed 16 Aug 2006 03:40:12]
◆ヴァレリア > ( 特定の目的の為だけに作られたのがこの魔杖なら、矢張り1つの目的の為だけに全ての行動が一貫するのがそのマスターだったようだ。 似たもの同士、といえばそうかもしれないが、酷くシンプルな話。 杖にとって自分が起動するまでの過程、主人の素性、そういった事は問題ではないが、マスターに対するデータベース修正は迅速に行う方が良いようだ。 はっきり言ってマスター・ヘキサの外見、衣類、物腰、何処を取っても城内で暮らす立派な貴族の子女には見えなかったが。 相変わらず素性そのものには謎が残るものの、城下の浮浪民かなにかと考えるのが妥当か。 ) 【Were you able to consent? ...It is impossible.(ご理解いただけたでしょうか。 無理かと存じますが。)】 ( だがこれ以上はもうなんとも。 「いただけたでしょうか」辺りでロッドの飾り部分を突き出すようにゾゥリズに向けたマスターは「もういいだろうか」みたいな顔をしている。 ) [Wed 16 Aug 2006 03:29:22]
◆ゾゥリズ > ――――― (難しげな… そんな風に見上げる少女。その少女の視線が門の方へと向くのを妨害する様に、でんと真正面…気持ち、視界いっぱいに埋め尽くす様に立ちはだかる。 無論、その最中――じっと、相手の目を険しい瞳で凝視しようとするだろう。 そして… 彼女の口から「盗んだ」と言う単語が吐き出されれば… 険しい瞳が、一気にキョトンとした様なソレへと… 代わり――………………あまりの言葉だったのか、肩がガクンと落ちた) ―――――― つ、つまりだ… 貴様は、その杖を虐殺の為だけに盗み、そして… だ―― (… 唖然とした侭、辛うじて吐き出せた言葉。 殺戮の為に、道具を盗む… 盗んだ場所が場所ではあるが…悪魔としては、それなりに天晴れな部類は入る気もするだろう。 するのだが―― 改めて、少女を見遣れば… 如何にも、頼りない…というよりも、何と言えば良いのだろう―― 従者の方が余程マシに見える ?) …… (で、見遣れば肝心の杖も… 妙に驚愕している様子?ソレを見れば、更に肩の力がガクリと抜けて――) [Wed 16 Aug 2006 03:18:50]
◆ヴァレリア > 【But Mr...】 ( そこまで口にして中断した。 マスターのフォローをするのが第一義務ではあるが、今の所一応彼は「対話」の申し出をしているのだ。 自分が口を挟むことがマイナスになりかねず、尚且つマスターが黙して語らぬ部分を(問うた事すらなかったが)案外普通に喋るだけで済むかもしれない。 彼女にその意思があれば、だが。 ) ( 少女は難しい顔をしてゾゥリズの顔を見上げるが、気になって仕方がないとでも言いたげにちらちらと「門」に視線を向ける。 そしてようやく一言。 「盗んだ」と真顔で呟いた。 ) 【,,,Me?(私を、ですか?)】 ( こくん、と頷く。 「たくさんころすの」 とまたいつもの通り口にして小さく口元を歪めて無邪気に笑い、それ以上もそれ以下もなかった。 ) [Wed 16 Aug 2006 03:06:04]
◆ゾゥリズ > ―――――――――――― (『該当件無し』 その言葉に、兜の奥からでもはっきり分かる程に口元を引き攣らせれば… 眼前の甲冑姿は暫し沈黙し、妙に表情の薄い瞳で目の前の少女をじっと、見詰め――――…… ) …… クロウ城の出であると言うのに、名を知らぬと申すのか?否… この門を目指していると言うのに知らぬのか、だ。 ヘキサと申したな、貴様…どの様にして、この門の所在を突き止めた?(やがて、無表情だった瞳の色に… はっきりと浮かぶ警戒の色。或いは…この保護者風な杖が知らぬだけなのだろうか? そう、思いもするが――しかし、もし…そうでないとしたならば―― 主君と同等の力を持つ悪魔の手の者か、或いは―― 何かを察知出来る能力を持つのか? 思案し、思考巡らせながら… そわそわとしているヘキサの前へと、視界を遮る様に立てば… ) ヴァレリア… 暫し、お前は口を噤んで貰えぬか?お前の主であるヘキサと言う少女から、直接に問い質したい――(吐き出す声音は… やや、冷たく―― そして、彼女の目の前で…組んでいた腕を、解くだろうか) [Wed 16 Aug 2006 02:56:43]
◆ヴァレリア > 【Lord Crowarte...no correspondence. sorry Mr.Zouriz.(クロウァーテ卿…該当件なし。 申し訳ありません、ゾゥリズ様。)】 ( 杖は少女の素性を殆んど知らない。 そして杖自身もただ、少女個人との契約のもと目覚め、彼女の勝利のみを目的として動いている。 城内のことに関しては、城主であるヴァイオレートの名すら知らなかった。 マスターはそれこそどうでもよさそうに話しに加わろうとせず、「門」の方を見詰めてそわそわしている。 ) [Wed 16 Aug 2006 02:47:21]
◆ゾゥリズ > (相変らず怪訝げな視線を… 悪魔の少女から杖の方へと向ければ―― 頭の中で、ふっと浮かぶのは… ヤケに分不相応だな、等と言う印象。 それとも、見た目は子供だが…実際にはそれなりの実力者だろうか? 思案し続けながら…保護者の名乗りを耳にすれば、ふむ――と、甲冑を慣らしながら頷きをし ) ―――― ヘキサに、保護者の方はヴァレリア、か… で、目的は『虐殺』… ほぉ、クロウ城の出と言う事は―― クロウァーテ卿の配下の者か?(で… 彼女の自己紹介を聞いていれば―― その動機や経緯に、少しだけ態度を柔らかく―― それでも、何処か怪訝な部分は残しつつ… 言葉返し、表情を固めてロッドを握り締める少女の姿を、暫し値踏みする様な視線で見つめて沈黙、し――……) ふむ……… 嗚呼、私の方の名乗りが遅れておったな… 我が高貴にして至高なる紅の罪魔、憤怒を司りし偉大なる王ヴァイオレート様に仕えるレッドキャップの戦士が一人、ゾゥリズだ。( っと… 不意に思い出した様に、吐き出して返すのは此方の名乗り。 別段、相手を威圧しようと言う気持ちも無ければ、自らを必要以上に大きく見せようと言う様子も無い… ただ、己の誇りや忠義を前面に押し出す様な風な名乗りをワンブレスで投げ… そして、呼吸一つ) [Wed 16 Aug 2006 02:38:08]
◆ヴァレリア > ( タイプ:ヒト型レッドキャップ種、貴族系♂ 態度:高圧的 特記:重装鎧 マスターへの危険度/Middle 分析結果はあまり好ましくない。 あまり良いタイミングであったとは言えないようで、男の機嫌はすこぶる悪かった。 とてもふしぎそうな顔でぼんやりと見上げるマスターに代わって此方の素性と用件を告げる事にした。 ) 【She is my Master"Hex" and I'm Code:Valeria. She's servant.(マスター、ヘキサとその従者ヴァレリアと申します。)】 ( 先ずは自己紹介からはじめ、彼女が此処を目指してクロウ城から旅をしてきたということ。 彼女の目的は「たくさんころす」こと。 今から門を抜けようと思っている旨を伝える。 やるきまんまん、の意思を伝えるべく、珍しくマスターが表情を(それなりに)引き締め、ロッドを両手で強く握り締めた。 ) [Wed 16 Aug 2006 02:25:59]
◆ゾゥリズ > ――――此処は、或いは…私自らが門の外に赴き、その手の存在を一人残さず屠り潰すが得さ―― ん?(思案の一部を、自分に言い聞かせる為にだろうか…口の外に漏らし、首を縦や横に振っていた最中… ふっと、耳に入る声に…ガチャリと甲冑を慣らして振り返れば、其処に居たのは―― 杖を手にした悪魔の少女。 暫し、怪訝そうに見遣れば… 溜息、一つ吐き出し――) 此処は子供の遊び場では無い――…… 嗚呼、何だ…保護者同伴、であったか(その無作法な少女――幼い風貌の彼女を、思考を遮られた苛立ちか、見た目の頼りなさからか…追い払おうとする様な声を投げ掛けた最中… 杖が投げた言葉に、また溜息一つ吐き――… そして、杖の問い掛けには 「そんなモノ、見ての通りであろう?」 と、肩を竦めて返答するか) [Wed 16 Aug 2006 02:16:02]
◆ヴァレリア > ( そんな正確すぎて妙に人間味の無い発音の声が「門」の前に響いた。 追って後から姿を現すのは黒い蝙蝠翼を背中から生やし、自分の背よりも高い金色の翼飾りのついたロッドをもつ少女のような悪魔。 黙々とその小さな姿は「門」―――赤い光の柱へと歩み寄り、その傍らの立派な鎧を纏った騎士に目もくれなかった。 そんなマスターの不仕付けを見守りながら、魔杖“CODE:Valeria”はあらゆるセンサーを駆使して男の姿を観察する。 長年クロウ城の倉庫に眠っていた杖は男を知らず、その言動から素性を推測するに留まる。 ) 【Nice to meet you Mr. How are you?(はじめましてミスター。ご機嫌いかがですか?)】 ( そして「門」までまっしぐらなマスターは等速直線運動であまりにも男に接近するので、代わりに挨拶をすませる事にした。 ) [Wed 16 Aug 2006 02:06:47]
◆ゾゥリズ > ――――――…… (やがて、思考の中に浮かぶのは、二つの選択肢―― 門の外へと出て、此方の姿を目撃される事を覚悟の上で、向こう側の様子を窺うか… 或いは――門の中に留まり、攻め入って来た者や迷い込んできた者を抹殺――場合によっては情報源として捕獲、か。 ) ――――…… 往くか退くか…と、行った所であろうか?(―― 呟き、漏らし… 次の思案を続ければ、左手の人差し指でコツコツと兜の頭を叩き―― 思案に没頭している所為か、誰かが訪れた気配には気付かない、だろうか) [Wed 16 Aug 2006 02:00:55]
お知らせ > ヴァレリアが入室されました。 『【Master, Are you ready go?】』 [Wed 16 Aug 2006 01:58:50]
◆ゾゥリズ > (まさか、たった一人の人間風情に…多少腕が立つ程度ならば我が主君が討たれるとは考え憎い。 ソレこそ、軍でも送り込まれなければ杞憂であろう――――が、しかしだ… これから起きるであろう戦において戦力と成りうるであろう同胞たち。彼らと接触し…交戦し、そして討ち果たされてしまえば―― それは、少々不味いだろう。) …… それに、向こう側に門の存在がどれ程だけ露見しているか、と言うのも気になる所…か(それ以外にも… 門の存在を向こう側の者達がはっきりと認識していた場合、冗談抜きで軍でも送り込もうと目論むかもしれない。 そうなれば―― 此方が向うに攻め入るという形ではなく、逆に向こうが此方に攻め入ってくると言う受身の形になるだろうか? 思案続ければ… 次第に、兜の奥の顔は歪みを浮べて見せていって…) [Wed 16 Aug 2006 01:53:29]
◆ゾゥリズ > ――――…… ( 門は、クロウァーテ卿が維持し続ける限りは消滅する事は無いだろう。 つまり、門の守護を命じられた自分が此処に留まる必要もあるまい…しかし―― 凝視しながら思案続ければ、兜の奥で顔を顰め… また唸り漏らし――) 此方から向うに通じたと言う事は… 向こう側からも此方に通ずると言う事にもなる… つまり――(向こうからの来客が来る可能性も高い。 ヤワな者であれば、この辺りの魔物の餌になるだろうが―― もし、それなりに腕の立つものであれば? ) ふむ…少しばかり、面倒になるやもしれぬかもしれぬか? [Wed 16 Aug 2006 01:45:24]
◆ゾゥリズ > ふむ…… (もう、既に何人もが向こう側に渡っているであろう… その門を眺めるのは、重厚な甲冑に身を包んだ騎士風貌の悪鬼。盾を地面に、そして斧を手にした侭で腕を組み、兜の奥から門―― 紅い光の柱を見詰める視線は、真剣そのもので――) ……… 流石に、この門の存在は向こう側に気付かれておるであろうな…(――いや、アレだけ時が経っていると言うのに、露見していない方が可笑しいか 言葉吐き出し、それに唸る様な声音を付け加えれば、門へと向けた視線を… その向こう側へと見通そうとする様に、凝視…して―― ) [Wed 16 Aug 2006 01:38:08]
お知らせ > ゾゥリズが入室されました。 『完全に開いた門を眺める… 甲冑姿、一つ』 [Wed 16 Aug 2006 01:33:23]
お知らせ > ブスシが退室されました。 [Tue 15 Aug 2006 04:07:15]
◆ブスシ > (思えば憧れのようなものもあったのかもしれない。人型たちの、文化的な生活、と言うものに。だけれども本人はそんなことに気づくわけでもなく、今度機会があったら食べてみよう、なんて考えて……幾分軽くなった足取りを再び紅い柱に向けた) [Tue 15 Aug 2006 03:36:40]
お知らせ > ブスシが入室されました。 [Tue 15 Aug 2006 03:28:11]
◆ブスシ > (生きた動物の体内にもぐりこみ、暖かい臓物の中を這い回り、肉を内側から食らう感覚。食べ残したりはしない、残った肉は全て蟲度もが喰らい尽くしてくれる。残るのは骨だけ) ひぃ……さてさて、人はうまいんかね……。 (そう言えば、今まで人型の獲物を食べたことがない、と気づき、首をひねる……何で食べる機械が無かったのだろうか?) [Tue 15 Aug 2006 03:26:30]
◆ブスシ > (ぱくり、とゴカイ風味を口の中にほおり込めば、本体が租借して……) はぁ、それにしても、そろそろ手ごろなサイズの獲物を見つけんと、蟲どもがもたんね。 (ため息つきながらも、豊富な食料を夢見て紅い柱を目指す) [Tue 15 Aug 2006 02:53:19]
お知らせ > ブスシが来ました。 [Tue 15 Aug 2006 02:46:11]
◆ブスシ > (上ることにくれべれば、下りることは非常にたやすい。何せ、重力は味方だし、この体なら、コロンでもそのまま転がっていくことも無い) はぁ……ん……。 (ふと、地面で何かがうごめいているのを見て、足を止める。ミミズ、というかゴカイのような蟲だ。これ幸いとばかりに、周囲を見回した後に手を伸ばす) [Tue 15 Aug 2006 02:36:47]
お知らせ > ブスシが入室されました。 [Tue 15 Aug 2006 02:33:53]
お知らせ > ジルが帰りました。 『――さて、そろそろ私も赴くとするか。』 [Mon 14 Aug 2006 15:35:29]
お知らせ > ヴァレリアが退室されました。 『 杖と少女の旅/Y ジルドレ(以下略)との不可侵条約 』 [Mon 14 Aug 2006 15:34:30]
◆ジル > ( しくしくしく。 今にも地面にのの字を書き出しそうな貴族様。 無視されるのって悲しい。 )( そんな素敵仕様。 一家に一台欲しいです。 ) ―――うむ。 それではレディ・ヘキサとヴァレリア。 また外で出会うことを願おう。 ( 右腕で前髪を払い上げ最後の力を振り絞ってポーズを作る。 けどやっぱり無視されるんだろうね。 )( 双翼を羽ばたかせて舞い上がりつつ一礼。 此方は一旦領地へと戻るとするか。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:31:19]
◆ヴァレリア > 【Thank you. Absolutely. Functional beauty is ideal.(有難う御座います。そう、機能美こそ理想的です。)】 ( 無駄なく、迅速に、機能的に。 魔杖ヴァレリアの理想ではあるが、主人のそれとは限らないのが難点である。 彼女の一箇所でも機能的かといわれると返答はできそうにない。 今現在においても、もう少し愛想を良くして置いた方が今後の立ち回りに有利に働きそうなものだが。 ) 【Well,I think the line long ages slowly. Master?(さて、そろそろ行きましょうかマスター。)】 ( 放っておくと眠ってしまいそうなマスターに声をかけ、「話、終わりましたよ」の意を伝える。 なにげにファジー感覚の高性能AIである。 AIって何でしょう。 ) 【Then,The following meet outside the gate. Mr.Geldorei Schneide Alber(Omission)...Zepia.(では、門の外で会いましょう、ミスター(以下略。)】 ( 此方のペースではまだ少し門までかかりそうだ。 彼女のマイペースにあわせてゆっくりと行くのが良いだろう。 今まで出逢った悪魔達ともそうして分かれてきた。 また道中再会する事もあるかもしれないし、一先ず、旅の終着点、「門」まで行こうか。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:18:45]
◆ジル > やはり理解が早いな。 私も助かる。 物事はこのようにスムーズに美しく運ばねばな。 ( 特にデメリットも無いであろう交渉。 相手は滞りなく受けてくれたようだ。 ) …………………そうか。 ( ちょっと寂しそうに落ち込む。 基本的に目立ってないといやーって貴族様。 無視に近い行動取られたから相当へこんだようだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:05:06]
◆ヴァレリア > 【I'm surer. OK,Non-aggression pact. There is mutually an advantage.(なるほど、それなら問題ありません。互いにメリットがある。)】 ( 対人間戦闘に主眼を置く限り、足の引っ張りあいは少なければ少ないほど良い。 その上で利害が一致して余力があれば同盟を組む、という話だ。 それなら受けて損は無いだろう。 杖は納得し、マスターは興味なさげに欠伸をした。 マスターは基本的に面倒臭そうな話些細な話を自分に任せている。 そろそろお腹が空いてくる頃だろう。 ) 【She say in such feeling OK.(よきにはからえ、とのことで。)】 ( てきとうに。とも言う。 ) [Mon 14 Aug 2006 14:54:48]
◆ジル > ふむ。 随分と理解のある杖だ。 中々気に入ったぞ。 ( 誰からもフルネームそのまんまで呼ばれやしないから結構嬉しかったらしい。 ) 元々協力といっても大したことでは無い。 お互いに害になるような干渉は避ける―――いわば不干渉こそがこの交渉の本題だ。 お互い顔程度は知っているのだから気が向けば助ける。 その程度の口約束だな。 ( お互い魔に属するものたち同士、効果は気休め程度のものだろう。 協力を約束するもしないも自由。 ) ………しかし私は先程から殆ど杖のみと会話している気がするのだが。 ( 魔術師の言葉を聞いたのは自己紹介の時ぐらいだろう。 傍目から見たらひたすら自分のみが話しかけているという状況。 これでは益々変人に見られてしまうではないか。 ) [Mon 14 Aug 2006 14:43:44]
◆ヴァレリア > 【......Thank you for the self introduction Mr.Geldorei Schneide Alber(Omission)...Zepia. (ご紹介に預かり光栄です、ミスター・ジルドレ・シュナイド・アルベ(略)・ズェピア。 )】 ( 一切約さず(文中約しているように見えるが。)彼のフルネームを読み上げた。 続けて魔術師ヘキサとその杖であるという簡単な自己紹介を返し、改めて問いに対する返答を。 マスターはというと「だいじょうぶ」とのこと。あまり大丈夫でもありませんが。 ) 【By the way... , Invitation of joint struggle. It isn't possible to answer promptly. (それで、協力の件ですが。即答はしかねます。) 】 ( 互いの事を良く知らないこと。 メリットがどの程度あるか測りかねること。 門の外の状況がまだ分からない事などをゆっくりと挙げ、最後にお誘いは感謝致しますと付け加えた。 ) [Mon 14 Aug 2006 14:29:38]
◆ジル > ( 相手の疑いの言葉を鼻で笑った。 ) ふ―――胡散臭いとは愚かな……。 この高貴なオーラを常に放っている私がそのように見えるとでも! ( バサァっと派手にマントを翻す。 唯のアホに見られるかもしれない。 ) これは失礼したレディ。 この私とした事がまさかそのような礼を失しているとは。 私の名はジルドレ・シュナイド・アルベ(略)・ズェピア。 そこのイーディス台地(の僻地の一部)を治める者だ。 ( 非礼を詫びたあとに長ったるしい名前を名乗った。 ) しかし、喋る杖とは……中々に珍妙―――って、大丈夫なのかそんなに乱暴に扱って? ( 言外に結構貴重なものなんじゃない?と。 ) [Mon 14 Aug 2006 14:16:10]
◆ヴァレリア > 【It sounds really fishy.(胡散臭いですね。)】 ( 何を言い出すか分からないマスターが口を開く前に杖がズバリと一言声を上げた。 会話の流れとしては性急過ぎるし、なによりまだお互いの素性すら知れぬというのだ。 此方としても相手としてもメリットがあるか判断のしようがない筈。 最初から相手がそんな事を気にしていないというのなら、それこそ裏心の知れぬ話。 ) 【Mr. excuse...(失礼ですがミスター…)】 ( 真っ向から真意を問いかけようとした時、マスターが不意に口を開いた。 私はヘキサ。 これはヴァレリア。 ) 【She say "Please introduce oneself."(彼女は“自己紹介がまだだ”と言っています。)】 ( 「す。」と同時に頭部に当たる金色の翼状装飾が地面にごんと叩きつけられた。 マスター、ヘキサはどうも補足を付け加えられるのが嫌いなようだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 14:06:17]
◆ジル > ( スタっと軽い音を立てた貴族はマントを瘴気の風にたなびかせつつ優雅に着地する。 )( 相手の姿を見ればどうやら知性はあるらしい。 ならばあの白い悪魔の真似事でもしてみるのも一興か。 ) ときに貴様。 門を通り『外』の世界に行ったあと協力者など欲してはおらぬか? もしそうであるのならばこの私が協力してやってもいいぞ。 ( 何処までも偉そうな態度は崩さずにそんなことを言った。 余りにも怪しい悪魔だと思う。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:57:33]
◆ヴァレリア > ( タイプ:ヒト型デーモン種、貴族系♂ 態度:友好的 特記:飛行能力 マスターへの危険度/low 休息モード解除、待機。 上空から現れた個体に対して現状把握し得る情報を逐一拾っていく。 常に変動する数値を観測しながら、マスターの出方を待った。 杖は口を挟まず、悪魔の娘は暫しぼぅっと男を見上げたまま、目でその姿が降りてくるのを追った。 問いかけには小さくこくりとだけ、頷く。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:49:06]
◆ジル > ( 相手に警戒心を持たせないためにか貴族はゆったりとした動作で徐々に地面へと降りて行く。 ) ―――ふむ。 君も、あの門を目指す者かね? 随分と賑わっていることだ。 ( 地上にその足が着くのは次ターン頃か。 貴族は上空から見下ろしつつ少女に尋ねた。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:43:21]
◆ヴァレリア > ( では別の問題だ。 その心情を窺い知れぬマスターの数少ない情報。「たくさんころすの」発言について。 彼女は自分と杖の力を行使して人間若しくは門の外の世界の住人達を無差別に殺害して回りたいと思っている。 それがどの程度可能であり、その為に必要な手段とは。 1つ、マスターの能力は「電撃魔法」と「飛行能力」に尽きる。それ以外は無能と言っても良い。 そしてそれに自分の射撃サポートと魔術知識を加える限り、勝算はある。 徹底的に有利な足場を確保しつつ狙撃のみを旨とするこ事だ。 それ以外では即座に反撃を受けて、恐らく彼女の身体能力では即死するだろう。 その為には地利の利用と肉の壁があるのが望ましい。 幸いこの世界の住人達は門を出てからもその場に飽和するように沢山集まっているだろう。 其処で相性の良い壁と提携するなりなんなりを―――――。 ) 【Master, Biological reaction reception in the sky..(マスター、上空に生体反応あります。)】 ( 長いぼさぼさの黒髪を揺らし、少女悪魔がぼんやりと空を仰ぎ見た。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:37:50]
◆ジル > ( 初手から何か凄いミスした……orz ) ( 取り敢えずふわりと空を飛び門の近辺の様子を見ていた貴族。 狼煙めいたものが視界に入れば興味本位と暇つぶしを兼ねてその場に近付いていこうか。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:32:17]
お知らせ > ふわりが入室されました。 [Mon 14 Aug 2006 13:29:24]
◆ヴァレリア > ( マスター、ヘキサの進行速度は遅れている。 途中出逢った幾つかの同行者―――同じ門を目指す一団は、既に辿り着いている者も多いだろう。 別に競争しているわけでは無いし、マスターもそれに対して焦るでもなし、困るでもなし、黙々と短い足を前に進めていた。 危惧していた食糧難の問題も解決し、少なくとも門までは持ちそうだ。 外に出てからはまた多くの問題を抱える事になりそうだが――――「外」のデータは非常に少なく、現段階で考案できる範囲は高が知れていた。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:27:24]
◆ヴァレリア > 【Surrounding security completion. All fine.(周辺状況、問題なし。) Shift in the state of the rest mode.(休息モードに移行します。)】 ( 昆虫の焦げる香ばしくもあまり食欲のそそらない匂いが充満し、幾つかの煙がのろしのように上がっている。 「門」が近付くにつれてそのレベルは下がっているものの、こういった原始的で野蛮な輩が増えてきた。 主人、従者(杖)ともにあまり消耗しすぎないように休み休み進むしかないだろう。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:23:16]
◆ヴァレリア > 【Fire.(発射。)】 ( 淡々と告げるようなガイドアナウンスと共に、杖の先端に取り付けられた金色の翼状の飾りが反り返り、二股槍のような形状をとる。 その先端から発射された複数の雷光が辺りを明るく照らし、ばちばちばち、とヒステリックな音を立てて群体を焦がして煙を上げる。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:17:05]
◆ヴァレリア > 【T(.V(.S((雷光爆散弾)】 [Mon 14 Aug 2006 13:13:39]
◆ヴァレリア > 【Ether reactor full completely.(魔力回路出力全開。)】( 赤紫色のロッドの中でエーテル回路が高速循環を開始する。1秒に100文字の詠唱を20秒間連動させる事によって発動する射撃サポート魔術はあたかも自動的に発動しているかのごとく速い。甲高い唸りを上げる杖の先端を歩兵槍のように両手で正面に構え、蝙蝠翼の生えた少女が地面を踏みしめる。 ) 【Preparation completion. (準備完了。)】 ( 「杖」の射撃魔法と同時に少女が詠唱していた電撃を拡散させる魔法の詠唱が少し遅れて終わった。 敵は複数とは言え此方も2人に等しく。 蟻の群体のように湧き出した低級悪魔達の疾走よりも此方の方が幾らか速い。 ) 【Yeah, it's a piece of cake.(楽勝です。)】 ( 空気が 振動した。 ) [Mon 14 Aug 2006 13:11:19]
お知らせ > ヴァレリアが来ました。 『【Let us go I'm standing by.】』 [Mon 14 Aug 2006 13:02:02]
お知らせ > ブスシが退室されました。 『のおっ! (痛くはないが、愉快に形状変化)』 [Sun 13 Aug 2006 23:34:36]
お知らせ > タタンガが退室されました。 『例えば、こう…(ギギギと矯正せん。悪気は無い。例え痛くとも!)』 [Sun 13 Aug 2006 23:32:27]
◆タタンガ > …よろしく、頼む。ブスシ。(力加減が難しいので、その手を僅かに包むのみ。手を離せば付着した体液にも構わず、パンを手にし。)離れると…見えなくなる。近くでいいとは…思うが。 …ところで、人型の振りをするならば…立つ時に、頭と、腰を、同じ位置にするべきだ…(パンを咥えると、ブスシの背と頭に手を伸ばし。) [Sun 13 Aug 2006 23:31:31]
◆ブスシ > あっしゃ、ブスシ、毒師、とでも読んでください、ブス、でも結構ですんで。 タタンガの旦那、ですね、承知しやした。 (握手を求められれば、ちょっと戸惑った後、その、蟲を固めた偽りの腕を伸ばして) そうですか……それじゃあ、道中一緒させてもらいやすか? なぁに、目ざわりにならん程度に離れていきますからに。 (当初の予定を変更し、やはりまずは情報を城で仕入れることにして) [Sun 13 Aug 2006 23:25:32]
◆タタンガ > …そうしよう。人間の世界では…我々は、行く当てなどない。(赤い悪魔の居城、に。) [Sun 13 Aug 2006 23:10:20]
◆タタンガ > …すまない。助かる。(ゆっくりとした動きで飛び立った羽虫を見上げ、眼で追った。 視線を、ブスシに戻し。)…我はタタンガ。一族の戦士。…貴殿、名は、何と。(手の内を一部見せた彼へ、石で造ったような右手を差し出し、握手を求めた。) [Sun 13 Aug 2006 23:06:32]
◆タタンガ > (ゆっくりと巨大な顔面を、見下ろし、また見上げる赤い柱へ向けた。)…我は今暫し…ここに居る。ここから今更離れるなど…!(陰気な口調に熱が篭った。しかしすぐにカームダウン。)…我は体が癒えるまでは、居る。その間ならば…口伝を教えよう。 [Sun 13 Aug 2006 23:02:38]
◆ブスシ > ……へぇ、色々と伝え聞いてらっしゃるんで? もしお邪魔じゃなければ色々聞かせてもらいませんかね。 しかし、そうなると困ったな、まずは安心して休める拠点を探そうと思ってたんですが……おふれ通り、赤い悪魔の居城に集まったほうがいいんでしょうかね、どうしやす? (相手の目的を知れば頷いて) ははぁ、旦那みたいなわかりやすい人はあっしは好きですよ。いや、変な意味じゃなくて。 それじゃああっしは……なにがしかの戦場なり、強そうなやつらを見つけたら、連絡させていただきましょう。 あとは……、道連れで行くことがあるのなら、周囲の見張り、といったところでしょうか? (そう言えば、フードの下から、甲高い羽音を立てて羽蟲が数匹飛び出し、哨戒するように二人の周囲をゆっくりと回って。今のところの数少ない手札の一枚を相手に見せて) [Sun 13 Aug 2006 22:58:35]
◆タタンガ > …そうか…ミムートクスも…召使とやらから…聞いたのかも、知れん…(グとかエとか、言ってた気がした。名前は聞いた瞬間忘れた。 …少しの間。巨人にとって少しであり、他人からは少し長めだ。)…我は、強者を倒し…頭蓋を持ち帰る。それが、タタンガの一族の、長の証となる… …共に戦えとは、言わぬ。だが我は、お前の危機を見ぬ振りは…しないだろう。 [Sun 13 Aug 2006 22:51:10]
◆タタンガ > …我等の言い伝えでは、何かしらの兆しの後、門は閉じると…ある。魔界に比べ…寒く、瘴気も薄いとなれば…やもすれば…体に変調を来たす種族も居るやも、知れん… …出鼻を挫くようで、すまないが。(しかし、彼を思えばこそ。) [Sun 13 Aug 2006 22:46:57]
◆ブスシ > いえいえ、何かしらやって名を上げれば、悠々凱旋しようかな、と。 あっちの方がすみやすいのなら、別にこっちに戻る必要も無いですがどうでしょうね、すめばミヤコとは言いますが、だいぶ水も空気もちがうでしょうねぇ、自分は良く向こうのことは知らないんだけども。旦那はご存知で? あぁ……私もなんだか、貴族様だかの召使いに、紳士協定だとかどうとか、そういった意味合いの話を持ちかけられましたねぇ……とりあえず保留としときましたが……。 (首をひねりながらそういうも、同郷、といわれればフードの上から頭を掻いて) かぁ〜、そうきましたか。参ったなぁ……いや、意外と情にもろいんでねぇ、いや、困ったなぁ……。 あっしにできることといっても少ないですがね……とりあえず、旦那は向こうに行ってからどうするおつもりで? (やや前のめりになって近づいた姿勢は、巨人に対して気を許したようにも見えるかもしれない) [Sun 13 Aug 2006 22:40:13]
◆タタンガ > それが、互いに敵意を向けない程度の物だとして…蟲使い。そうは、思わないか…遠かれど、我々は同郷なのだから…(仮面の顔は、笑んだ…ようにも見えた。) [Sun 13 Aug 2006 22:33:13]
◆タタンガ > …ああ。 …?(しめった音を立てる柏手が気になるも、特に触れない事にした。)…なるほど。人間の世界で…地位を得る…という事か。魔界には帰らぬ…と? …ミムートクスという黒豹が言っていた。人間の世界では…我々は協力すべきだ…と。 [Sun 13 Aug 2006 22:31:06]
◆ブスシ > はぁ〜、そいつは、少々遠かれど同郷みたいなもんじゃぁないですか。 (うれしそうに手を叩くが、余り気持ちのいい音はしない、むしろびちゃり。あまり深く聞いてこない相手には、感じ入ったようにへへぇと頭を下げて) いやぁ、あっしはこちら側じゃうだつがあがらないものでね、へっ、一旗上げようかと……ま、あとは皆さん同じでしょうが、知的好奇心って奴ですかね……あとは、気に入った住処でも見つかれば、と。 (どっこらせと地べたに胡坐をかきながら、ややシンクロしていない口の動きで喋って) [Sun 13 Aug 2006 22:24:52]
◆タタンガ > …なるほど。(彼の推測は的中した訳だ。納得し、頷き。)…貴殿も…門を目指しているようだが…一体、何をしに…? [Sun 13 Aug 2006 22:08:38]
◆タタンガ > …我も森から…来た。タタンガの集落。我は、タタンガだ。(彼の好みではないらしいパンを引き戻し。)蟲使い…そうか…(手の内を明かしたくない者もいる。何かを装うならば尚更だ。深くは聞かない事にした。) [Sun 13 Aug 2006 22:07:06]
◆ブスシ > たくましい体じゃないですか。座ってた姿もどっしりして背筋も通ってたし。 (まぁその程度で聞いてみただけなのですが、と頭を下げて) [Sun 13 Aug 2006 22:04:00]
◆ブスシ > へぇ……それそれ、沼でさぁ。 (赤い巨大な瞳を光らせながら、緩慢に頷いて) はぁ……まぁ確かに、魔術としてはかなり難しいもんで……へへへ。 ま、あっしの術は、まがい物ですがね、どちらかと言うと蟲使い、かねぇ。 へっへっ……へぇ、 [Sun 13 Aug 2006 22:03:27]
◆タタンガ > 沼…(といえば、台地や半島の出ではあるまい。)…竜が主だという…森の…沼?(から来たのかと問う。門を眺める彼に、ギチチと裂いた麻並みに硬いパンの大きい方を差し出した。別に大小どっちでも良かったのが本音。)…死霊を使う術は…難しいと…聞く。修める途中に…死霊に食われてしまう…と。 …ああ。何故、分かる。 [Sun 13 Aug 2006 21:55:09]
◆ブスシ > か、はぁ……。元々沼地がねぐらでね、なっかな慣れやしやせん (よっこらせ、と頂にたどり着けば、ほぅほぅと喜びながら紅い柱を見下ろして) へぇ、あっしですか? あっしゃぁけちな死霊使いでして。 だんなは……どうやら腕試し、といったところでしょうか? [Sun 13 Aug 2006 21:50:19]
◆タタンガ > (言葉や足音に、鋼鉄の仮面が振り返る。仮面は笑顔にも牙を剥く顔にも見えるが、巨人自体はどちらの顔を作るつもりも無い。)…熱い、な。だが慣れれば、そうでもない…(噛み千切ろうとしたパンから口を離し、ブスシに眼を向けた。座って、目線が漸く合う。)…貴殿…は…? [Sun 13 Aug 2006 21:39:34]
◆ブスシ > (タタンガから見れば、余りにも小柄なフード姿。 それは、今にも折れそうな木の棒を杖に、えっちらおっちらと上っていくのが、背後の気配に気づけば見ることが出来るだろう) はぁ……熱くてかなわんわぁ……。 (黒い汗をかきながら、丘の上を目指す。そうして近づいてみれば、はじめ大岩だと思っていたら、どうやら人のようで……) かぁ……でかいねぇ。 (特に気配を隠すでもなく、近づいていこうか) [Sun 13 Aug 2006 21:34:16]
◆タタンガ > (丘の上、赤い柱を望んで座る、大きな大きな胡坐の姿。) [Sun 13 Aug 2006 21:29:59]
◆タタンガ > (森から真っ直ぐ、碌な休息も取らずに強行軍を行った。門の出現に対する高揚や、強者を破壊する想像に耽るうちは気にならなかった疲労に今始めて気付いたのだ。小さな傷も無数にある。逸って門へと踏み入った所で、このような状態ではもつまい、と。)…しかし、ただ待つという事も…辛い。(慎重ぶってみた所で、巨人の根っこは凶暴で短絡的。) [Sun 13 Aug 2006 21:29:18]
お知らせ > ブスシが来ました。 『丘を登るフード姿』 [Sun 13 Aug 2006 21:27:46]
◆タタンガ > 急いては…事を仕損じる…(集落に居た際、長老より耳にタコができるほどに聞かされた言葉。里の者の大多数がそれを理解していなかったが、巨人はそれを受け入れられた数少ない一人。…とはいえ、今の今まで忘れていたわけだが。)…門へは…あちらへ行くには…休まねば…ならぬ。(何があるか分からない場所。備えあれば憂いなしという事だ。 ムシリ。魔界の穀物で作った、麻のように硬いパンを齧った。座布団ほどもあったそれは、既に半分。) [Sun 13 Aug 2006 21:20:50]
◆タタンガ > (そこは広く赤く輝くマグマの海と、赤茶けた大地。そして、今も力強く輝き続ける、門と呼ばれる光の柱を一望する事ができる場所。)伝え聞く…太陽という物も…あれほどまでに、輝くのだろうか…(丸太を傍らに、小高い丘の上、巨人が胡坐を掻いている。) [Sun 13 Aug 2006 21:13:21]
お知らせ > タタンガが来ました。 『(丘の上。赤い柱を望む場所。)』 [Sun 13 Aug 2006 21:08:25]
お知らせ > カタリナが退室されました。 『そしてカタリナは足を踏み入れた。』 [Sun 13 Aug 2006 12:09:00]
◆カタリナ > ―― ギヒッ ( ねっとりと体液と血と膿で糸を引いた指を舐め、カタリナは小さく笑った。そしてひたひたという音と共に門へと足を進める。その足取りは確かだ。 ) メンタマよォ… 集メてアンタに捧げてやるォ。約束どおりにネ。 ( 人の魂は死後天に帰るというのなら、悪魔の魂はどこに行くのだろうか。カタリナは何処かへ行ったであろう竜の魂に向けてそう呟いた。奴の墓は無いが、向こうに着いたら似たようなのをつくってやろうか。 ) [Sun 13 Aug 2006 12:07:01]
◆カタリナ > ( 悪魔らしからぬ感情だ。悪魔ならば「その程度の奴だった」と切って捨てて、次の日にはそいつの事を忘れているなんてのが正しい。偶然出会っただけの名前も知らぬ竜。友人と呼べるほど付き合いは長くなく、お互い利用しあうだけの関係。 けれど、胸の内の憤りは消えなかった。カタリナはその胸の内を治めようとぼりぼりと何度も何度も胸を掻き毟った。お陰で爪の痕がはしり肉が抉れ血がこびり付き、それすら乾いていた。 ) [Sun 13 Aug 2006 12:01:23]
◆カタリナ > ( どうしても割り切ることの出来ない感情がカタリナの胸の中に巣くい、こびり付いた汚れのように離れない。狂気に彩られた笑みも、喧しい笑い声も無い。まるで弔辞のそれであるかのように。 ) …………。 ( 開かれた楽園への扉を前に、カタリナはただ微動だにせず立ち尽くすのみ。 ) [Sun 13 Aug 2006 11:55:00]
◆カタリナ > ( 表情は沈痛の面持ちであった。 ) [Sun 13 Aug 2006 11:53:25]
お知らせ > カタリナが来ました。 『門の前に立つ。』 [Sun 13 Aug 2006 11:49:44]
お知らせ > ゾゥリズが退室されました。 『「好い加減、しつこいわァッ!!」 ゴブリンは、取りあえず殴り倒しておいた』 [Sun 13 Aug 2006 05:03:56]
◆ゾゥリズ > ―――― (やがて――…… 魔法陣より少し離れた所に立てられた、お世辞にも上手いとは言えないガタガタな立て札と… 其れの前で懺悔する様に跪く甲冑。 そして、その甲冑にしつこく皿を押し付けるゴブリンの姿が目撃されたが… それは、さして関係の無いお話――) [Sun 13 Aug 2006 05:03:33]
◆ゾゥリズ > ―――― (…… 看板とにらみ合った侭、たっぷり数分後… ふっと何を思ったのか、魔法陣から十数歩程度離れれば… 其処に看板を突き立て――) この程度離れておれば… ま、まぁ… 大丈夫かもしれぬかな(―― そして、看板を腕力で魔界の地面に突き入れながら、ポツリとそんな漏らすだろう… 何処か、自分に言い訳でもするかの様に) [Sun 13 Aug 2006 04:54:38]
◆ゾゥリズ > ……… ふむ、置かずとも道等分かるであろうし…(第一何より、道標の通りに進む事等… この魔界の連中の性分には合わぬだろう。 思案してみるも…もし道に迷うモノがいれば… それに何より、折角精魂込めて作ったモノを此の侭ゴミにするのも… 頭の中、渦巻くのは…そんな思案) … んむ… む、むぅ…ッ!(それに、呻き… 唸り… 暫し、看板と睨めっこなんてし始め―― 先ほどから、オオトビトカゲの肉を盛った皿を押し付けてくるゴブリンの小男も、キョトンとした様子でソレを見上げ――) [Sun 13 Aug 2006 04:39:22]
◆ゾゥリズ > さて… しかしだな…(やがて、門の近く… 魔法陣の外周辺りへまで近寄れば、チラリと視線を向けるのは肩に担いだ看板。 傍から見て、お世辞にも良い出来とは言えぬ其れを見詰めれば… ふむ、と吐息一つ漏らし…) この門の傍に、こんなモノを置いても良いモノであろうか… (呟き、そして思案… 彼にとって、この門は金剛石にも勝る程の価値がある代物。そんなモノの傍に、こんなジャイアントワームの糞の様なモノを置いて良いモノか… 作っている最中は気にならなかったが、此処に来て…ふっと過ぎるのは、そんな…不安) [Sun 13 Aug 2006 04:28:54]
◆ゾゥリズ > ふむ… 中々に集まっている様子、か(… そう、商隊の一人であろうゴブリン族の小男が差し出す皿を手で押し遣りながらに周りを見回して… 酷く感激した様に漏らし…恍惚げな溜息を、一つ――… それだけ、自らの敬愛し心酔する主君が成し遂げた事に、感動しているのだろうか。) うむ… 流石は、いや――矢張り我が主君は偉大!これ程の偉業を成し遂げてしまうのであるからな!(感動してるらしい。文句無しに そして、そんな風な言葉を漏らして門の方へと足を向ける甲冑の手には盾と…肩に担いだ看板らしきモノ、一つ。 愛用の斧は…腰に下げていて) [Sun 13 Aug 2006 04:19:06]
お知らせ > ゾゥリズが来ました。 『集まった魔の者達を一瞥しながら門へと近寄る、甲冑姿一つ…』 [Sun 13 Aug 2006 04:11:32]
お知らせ > アトレーが帰りました。 [Sun 13 Aug 2006 00:30:33]
◆アトレー > (なんにせよ。 森の片隅でひっそりと生を繋いで来た半端ものにとっては、これはきっとまたとない機会なのだ。 目的地まであと少し。 いろんな誘惑振り切って歩いて歩いて歩こう。) [Sun 13 Aug 2006 00:30:26]
◆アトレー > (あの先に、噂通りの楽園があるのか否か。 ニンゲンとやらが、本当に言われたとおりの美味であるかどうか。 考えてみればここに来るまで全く確証なんてなかったのだが――― ) もう・・・・間違いないよね?(周囲の状況で確信持てば、思わず自分に問うてしまう。 道すがら聞いたニンゲンの話、財宝の洞窟にもぐる冒険者とかきっとこんな気分なのだろうか――) [Sun 13 Aug 2006 00:29:22]
◆アトレー > (とはいえ今の自分に価値に換えられるものは無く、衆人環視の中ノーリスクで奪い去れるほどには強くはない――― 消費専門だから自分で調理なんてできないし。 肉は生食い、素人は仕込む前に壊してしまう。 量で補えばいいや、とか開き直って赤い門のほうに視線を向ける。) [Sun 13 Aug 2006 00:28:19]
◆アトレー > (最後の景気付けにと食べ物を並べてる輩でもいるのだろう。 食い溜めはして来たが、良い匂いを嗅がされるとお腹も空いたと感じてしまう。 きっと新鮮でぺっとりとしたとても素敵な色の血だ。あれは。) ・・・・久しぶりにちゃんと調理されたのを食べたいなぁ。(きゅ、と自触手で体抱いたりしつつ。) [Sun 13 Aug 2006 00:27:28]
◆アトレー > (人ッ気の多きに惹かれたか流れの商隊のような連中もいるし、大陸の外れのこの場所がいつのまにか文化の香りを取り戻した感じだ。 衣服や貨幣を持つのは、ある程度の知性と地位の証とも取れる。 落ちぶれて在野な自分からすれば羨ましいものだ。 指咥えて眺めたりするがおこがましくて近寄れない無一文。) [Sun 13 Aug 2006 00:25:15]
◆アトレー > (法も仁義もへったくれもなかった荒野を抜けて、ジナイ半島に沸いた“門”の周辺。 近づくにつれて、ある程度力があり食物連鎖の上位に立つ悪魔だの魔獣だのとニアミスすることも多くなる。)・・・お化けの・・・・坩堝?(集まる姿は多種多様。 今までのように強者たりえなくはなったが、おおっぴらに食らいあうことも減った。 共通の動機と、数が生む微妙な均衡がそうさせるのだろう。) [Sun 13 Aug 2006 00:21:51]
お知らせ > アトレーが入室されました。 『そうして目的の半島に至る。』 [Sun 13 Aug 2006 00:20:55]
お知らせ > ミムートクスが退室されました。 『残るのは獣がそこに居たという足跡だけ。』 [Sat 12 Aug 2006 03:40:34]
◆ミムートクス > (足を踏み入れると同時、意識せずに自身の全ての毛がハリネズミの様に逆立つ。)(そしてそれと同時、感じた事のない浮遊感に身を捉われれば・・・・目を閉じそれに身を委ねて。)(数秒の時間を掛けて黒き獣は全ての姿を消して) [Sat 12 Aug 2006 03:39:54]
◆ミムートクス > (昨日の晩餐?もあり、腹を含めて物理的に心配する事は無い。)・・・・・・。(この先にあるのは見たことも無い世界。そこは自身にとっての新たな狩場であり、多くの魔の者が目指す世界。)乗れば良いのか?(彼の癖なのだろうか誰かに尋ねる様な口調で一言漏らせば、ゆっくりと陣の中央へと歩を進めて。) [Sat 12 Aug 2006 03:35:54]
◆ミムートクス > (数日前に開かれた「門」の前)これが門・・・・・。(そこから溢れ出る地上からの匂いを嗅ぎながら黒き獣は呟いて。)(門を機能させ巡り続ける魔力の奔流を肌に感じれば無意識のうちに全身の毛が薄っすらと逆立つ。) [Sat 12 Aug 2006 03:31:33]
お知らせ > ミムートクスが来ました。 『紅き円陣の前』 [Sat 12 Aug 2006 03:28:48]
お知らせ > ニイが退室されました。 [Sat 12 Aug 2006 00:05:09]
◆ニイ > で、では――な、中に、は、はいらせていただきます(頭を下げる。ごくり。息を吸い込む。そして、門に足をかける――。あふれる魔力。髪が布が、魔力の力にたなびき――) [Sat 12 Aug 2006 00:05:07]
◆ニイ > (だらりとさげた腕をみる。また、首を動かして―後ろを振り返る。それは、彼女を傷つけた悪魔のいる方角でもある)う、うで…(自分の腕が本来の調子でないことをおもうと表情に不安が浮かんでしまう)で、でぃあ……(幾日かの宿を提供してくれたものに対して礼を言わなかったことも気にかかる。)でも…う、うではなおります…れ、礼は…おそらく、あちでも…そ、それに…(門からむこう側の気配を感じる気がする。それは彼女にはとても魅力的なものに感じた。門のほうを再び見ると、脚を進ませずにいられない…。あと三歩、二歩、一歩…) [Sat 12 Aug 2006 00:03:01]
◆ニイ > こ、このあたり……の(記憶を確認するように、足元と風景をみやる。そして、目を閉じれば、感覚を研ぎ澄ます)…こちら。(ゆっくりとした無駄のない足取り。音をほとんど立てない歩き方。その足は魔方陣のある方角へと向かう。)――あ、ありました(門たる魔方陣を見れば、口元に笑みを浮かべる。)――あ、あ、あちらに…? ひ、ひ、ひとのせかいに?(扉は完全に開ききっている。彼女にはそれがわかる。足を動かす。一歩、二歩。さらに一歩。もう一歩。 体に浴びる魔力。それが心地よくて目を細めた) [Fri 11 Aug 2006 23:56:01]
◆ニイ > (ぼろぼろの布、元はメイド服だったそれを身に着けた女は、腕をだらんとたらして、歩く。顔には表情はない。汗をぬぐおうとして腕の動きがまだ鈍いのに気づく。けれど、完全に動かないわけではない。) [Fri 11 Aug 2006 23:52:00]
お知らせ > ニイが来ました。 [Fri 11 Aug 2006 23:50:22]
お知らせ > エル・ニールが退室されました。 『( 浮遊感、喪失感 ――― 消失。 )』 [Fri 11 Aug 2006 20:34:39]
◆エル・ニール > ( さあ、行こう。此処ではない未だ見ぬ地へ。恐らく其れを己が望むなら、いとも簡単に其れを成してしまうだけの力が ――― その魔方陣にはあるはずだから。ゆっくりと魔方陣の中へ足を進めて行く。ゆっくりと、恐れは抱かず確実に。此の先へ、行かねばならない。そういう義務があるわけではないが、己の欲求を満たす為には必要な行為だ。なればこそ ――― 恐れなど、抱くはずも無し。 ) [Fri 11 Aug 2006 20:34:20]
◆エル・ニール > ( 体力は万全。体調はいつもと変わらず、即ち良好。。肉体の物理的損傷は無し。精神的損傷も皆無。空腹度は ――― 年中似たような物なので置いておく。門の前にて自己の状態を確認した後、もう一度紅い柱を見遣る。其処から流れ込む匂いは、間違い無く魔界の其れと全く異なるモノだ。即ち ――― 名称は兎も角、この先には魔界では無い場所が在ると言う事だ。ならば ――― 行かぬ道理も無いと言うもの。 ) [Fri 11 Aug 2006 20:28:44]
◆エル・ニール > ( 先ずは其れを見る。次いで其処から流れ込む匂いを嗅ぐ。向こう側に瘴気が流れ出でるのであれば、こちら側には向こうの匂いが流れ込むのは当然の摂理。そして、悟る。間違いない、と。此れこそが『門』なのだと。 ) [Fri 11 Aug 2006 20:25:12]
お知らせ > エル・ニールが来ました。 『( ――― 女は紅い柱の前に。 )』 [Fri 11 Aug 2006 20:23:03]
お知らせ > ヴァレリアが退室されました。 『 「誰か私の身体、買いませんか?」 』 [Fri 11 Aug 2006 03:07:48]
◆ヴァレリア > ( 残りの道のりも困難、と最適な方法を模索していると、食事を終えたマスターが不意に立ち上がった。がたん、と椅子を鳴らしてその場に棒立ちして、久しぶりに彼女が口にした言葉は―――――――。 ) [Fri 11 Aug 2006 03:07:34]
◆ヴァレリア > ( マスターがもぞもぞとゲロトラックスを咀嚼する間、混ざり合う周囲の音の中から幾つかの会話を拾いあげてフォーカスソナーを絞り込む。 門までの距離や障害、道のり、それから危険に関する情報。 最適な食料や資金の入手方法は無いかと聞き耳を立て、有用なものを保存し続けた。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:59:40]
◆ヴァレリア > 【"Demon steak"It is a popular meat cookery. When man eats, it transforms to Lizard man. But there is no problem if it is you. (“デーモンステーキ”はポピュラーな肉料理です。人間が食べるとリザードマンに変身してしまいますが、貴女は問題ありません。) 】 【"Gerotoraccs"It is a dish made roasting on a hot plate mixing the powder, water, and a lot of food. When man eats, it vomits. (“ゲロトラックス”は粉と水と沢山の具を鉄板で焼いた料理です。人間が食べると嘔吐します。)】 【It is "3fingernail lizard meuniere"As shown in name. It is said that the revival is miraculously accomplished when.(それは“三つ指鬼蜥蜴のムニエル”です。その名の通りのものですが、人間が食べると瀕死時に奇跡的に命を吹き返すといいます。) 】 ( 「ゲロトラックス。」細かな説明を遮るように速攻で一言返事が返ってきた。 真剣なのか不真面目なのかは顔から判断できないので、黙る。 顔の2つあるウェイトレスが注文を受けて下がり、黄緑色の冷水とお手拭がテーブルに置かれた。 マスターは退屈そうにお手拭で汚れた杖を拭いてくださったが、黄緑色の飲み水を洗浄に使うのはやめて欲しかった。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:52:08]
◆ヴァレリア > ( 吹き抜けになった半露店状の大きなテントにマスターが入っていく。 折りたたみ式のテーブルが並び、様々な容姿の魔界住人達が食事を摂りながら、値踏みするように小さな黒髪の小悪魔に視線を向けた。 当の本人は早くも椅子に座ってメニューに齧り付いている。 椅子が大き過ぎて爪先が床に着かないのを見て柄の悪い悪魔が肩を揺すって笑った。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:37:40]
◆ヴァレリア > ( 暫し後。 ) 【Master.Physical strength has decreased. You are eating something.(マスター、体力が低下しています。一先ずなにか食事を。) 】 ( 人の波から離れた一角で無造作になけなしの貨幣を数えるマスターに提案を。 あまり提案を聞いてくれないマスターだが、今度ばかりは小さく頷いた。 食べ物屋で一食して、数日分の食料を買うくらいの余裕は出来たが―――それでも微妙に足りない感はある。 矢張り道々弱者から強奪するという手段が必須か。 そんな思惑を知ってか知らずか、マスターは美味しそうな匂いを求めてゆらゆらと彷徨いだした。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:24:44]
◆ヴァレリア > ( 向こうでまた誰かが暴れだして混雑の輪が大きく崩れた。 羽の生えていないヒトガタの悪魔が「ひぇあああああー」と声を上げて上空を飛んでいく辺り、少々物騒だ。 先ほどの亀でも暴れだしたのだろうか。 マスターは人波に押されながらよろよろと雑貨屋のテントに前に押し出され、並べてあった商品をがらがらと蹴散らして倒れた。 予想外に激怒しなかった店主の胡散臭いフード男の猫なで声に、なし崩し的にそこで売り物を捌く事になる。 ガラクタか売り物になるか微妙なラインの拾い物ばかりだが、店主は一応それらを分別しながら値段をつけていった。 まぁ、0よりはマシだ。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:16:01]
◆ヴァレリア > ( 少女の持ち物はあまり多くなかった。 一番高価なのは勿論魔法能力を強化する杖。 あとは何処にでもあるような普通の旅荷物と衣類。 道々命のやり取りをした相手から奪ったあまり多くは無い他人の持ち物。 売るなら先ずはそれだろう。 怪しげな毛むくじゃらの悪魔やリザードマン、泥鰌髭の魔術師、鎖で繋がれて歩く巨大な亀のような生物とソレを引く戦輪のような乗り物。 人間年齢で言うと十代前半ほどの黒髪少女悪魔の姿はある意味浮いていて、ぼんやりとよたよた歩いては通行人にぶつかり、隙だらけである。 杖としては、必要なものが揃ったら可能な限り早く此処を抜けたほうが安全だというエマージェンシーが鳴っている状態だ。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:09:03]
◆ヴァレリア > ( 慢性的な食糧不足に陥っている少女に杖は幾つかの提案をした。 ひとつ、売れるものを売れるだけ放出して食料に交換すること。 ひとつ、恐らく幾らか雇っているであろう護衛に潜り込んで門までついていくこと。 商売の場所は此処ばかりではないだろう。 恐らくここ数日で移動をしている多くの魔界住人達が向かう先―――門の方で商売を始める連中も居る筈だ。 ついていける限り、最低限の食料くらい確保できるかもしれない。 それから最後にもう1つ。 それでもどうにも食料にありつけそうにないのなら、身体を売ってでも資金と食料の確保をするべきであると。 幸いマスターは地味な顔立ちとはいえ若い娘である。 彼女がその選択肢を望む望まぬは今現在の提案には関係が無い。 嫌なら却下すれば良いのだ。 ) [Fri 11 Aug 2006 02:03:19]
◆ヴァレリア > ( 拓けた荒野に沢山のテントが並んでいた。 人間の世界のように貨幣が存在する魔界にも、商業は一応存在する。 テントはそんな商人たちのもので、旅人の多く通るこの場所を絶好のバザー会場に仕立て上げたようだ。 事実即席の大通りはおおいに盛り上がり、この旅で見た事の無いような数の魔界の住人達が其処に溢れていた。 遠くで大型の魔獣が暴れているのを確認しながら、杖と少女はその混雑の中を歩いていく。 ) [Fri 11 Aug 2006 01:58:14]
お知らせ > ヴァレリアが来ました。 『 杖と少女の旅/X 魔界の商隊 』 [Fri 11 Aug 2006 01:53:22]
お知らせ > ミムートクスが退室されました。 『それが最後の晩餐になるかはまだ分からぬ事で。』 [Fri 11 Aug 2006 00:10:50]
◆ミムートクス > (まるで針鼠のように逆立っていた毛を普段どおりの状態に戻せば、まるで水を浴びた犬や猫の様に身震いをして。それと同時、合わせる様に赤い斑点が獣の周囲へと散らされていって。)とりあえずは・・・・・(ついでに腹ごしらえも済ませるか?何て考えれば周囲に視線を彷徨わせ、岩陰などの食事がしやすい場所を探し始めて。数十秒後、ちょうど良い場所を見つければ、足元の獣の喉に牙を食い込ませズルズルと引きずっていく。) [Fri 11 Aug 2006 00:09:39]
◆ミムートクス > (乱れる呼吸を整え、逆立てていた毛を元に戻しながら)やはり今一度休むべきか?(立ち上る光、門のする方を眺めながら呟く。普通に動ける程度の体力は残っているが、あちらの世界の状況が分からぬ以上は万全の状況で挑めるようにするべきだろうか?何て考えて。)・・・・・・。(距離的に考えると、自身の脚ならば其のまま門の場所にたどり着くのも難しくは無さそうだが)やはり休むべきだな。(やはり下手にリスクを背負って先を急ぐよりも、今は着実に進んだ方が良いと結論を出して。) [Fri 11 Aug 2006 00:04:18]
◆ミムートクス > (紅の光を放つ「門」からは幾らか離れた場所)やはり予想通りだったな?(全身の毛を逆立たせた黒い獣は、足元に横たわる自身よりも一回りほど大きな体躯を持つ狼の様な何かを見下ろしながら呟く。)予定変更か?(ある程度は予想していたアクシデントだが、まさか自身が遭遇するとは思ってもおらず。幸い、全くと言っていいほど傷を負う事は無かったが、ある程度の体力の消耗は避けられず。) [Thu 10 Aug 2006 23:55:36]
お知らせ > ミムートクスが入室されました。 『門より幾らか離れた場所』 [Thu 10 Aug 2006 23:49:37]
お知らせ > ジルが帰りました。 『理解できないから愚民なのだったな。 (もう相手には届かない言葉。)』 [Thu 10 Aug 2006 21:19:27]
◆ジル > ( 幻影が消え去り、目の前に現れたのは挽き肉と化した物体としかいえぬもの。 それを呆れたように見つめる。 ) 分相応というものを理解すべきだ。 愚民には愚民に相応しき餌がいる。 次からはそれを選ぶのだな。 ( さて、視察も終わった。 人界へ向かうのはもう少し後にすることにして、自分の領地へと帰るか。 ) ――――あぁすまない。 ( 何かに気付いたのかミンチへと振り返る。 ) [Thu 10 Aug 2006 21:18:35]
◆ジル > 痛いか? ( 太もも辺りに突き刺した場所から下に切り裂く。 二つに裂けた腿からは赤黒い血が勢い良く流れ出す。 ) 苦しいか? ( 一旦抜いた剣で今度は腕を何度も何度も斬り付けた。 非力ゆえに一撃で斬ることは叶わないが幾度目かでようやく両腕がずるりと肩から離れた。 ) 助かりたいか? ( 振り下ろすように勢い良く突き刺した。 背中に突き立ったそれはまるで墓標のように。 ) ( 相手は問いに答えない。 それをまるで気にするふうもなく貴族は背の剣を抜くと片手を掲げる。 ) 駄目だ。 ( 潰せ。 パチンと鳴らした指と同時に現れるのは漆黒の幻影。 それは手に持ったハンマーを振り上げるともはや死体寸前の物体に力の限り叩き付けた。 ) [Thu 10 Aug 2006 21:11:20]
◆ジル > ( 低空飛行に切り替えて突進してくる相手。 その素早いだけの単純な動きを回避することは難しくなかった。 よけつつ擦れ違いざまにその翼をまとめて切り裂く。 舞い散る羽と血飛沫。 無様に鳥人は地面を抱き締める羽目になった。 ) やれやれだ。 ( 優雅な足取りでそれに近付きつつ集中は途切らせない。 そして西洋剣を逃げ出そうとする足に突き刺した。 粗野な悲鳴が辺りに響き渡る。 ) [Thu 10 Aug 2006 21:00:56]
◆ジル > ―――ふむ。 ( 最前まで自分が居たところに突進してくる影。 それは自分と同じような双翼を背中に生やした鳥人。 ) 私を無力な餌と認識し襲い掛かるとは……もはや怒りを通り越して哀れみを持つしかないな。 ( 地上に降り立った貴族は腰の剣を抜き放ち上空を見上げる。 自在に空を飛べる事と自在に空で戦えることは同意義ではない。 『力』を行使するために集中しつつ相手が地面に向かい突進してくるのを待ち構える。 ) [Thu 10 Aug 2006 20:50:51]
◆ジル > ( ばり。 ぐちゃり。 もぐり。 ) ( 骨が砕ける音。 肉を食い千切る音。 喉に流し込む音。 ) ( 食事を堪能したリザードマンは満足そうにのっそりと再び狩場へと戻っていった。 門に沢山の人たちが集まるのは当然のこと。 ならばそこで罠を張るのも捕食者には常識か。 ) ( ふいに自分へと向かってくる風切り音が耳に届く。 即座に羽を操りその場を離れた。 ) [Thu 10 Aug 2006 20:45:12]
◆ジル > ( そもそも彼らの存在は異形。 仮に運良く到着することが叶ったとしても人界は彼らを受け入れない。 彼らはそれを知っているのだろうか。 知りつつも尚少ない可能性を求めてその歩を進めているのか。 ) ………愚民の行動は理解できぬ。 ( 逃げ出そうと駆け出していた獣人が襲われて捕らえられた。 そうなれば末路は決まっている。 ) [Thu 10 Aug 2006 20:33:39]
◆ジル > ( 彼らは人間界に逃げ出そうとしているのだろう。 この力が支配する世界では弱さとは罪。 それから逃れるために彼らは必死で灯り目指して歩を進めている。 ある者は捕食者から身を隠すように。 ある者は一刻も早く逃げ出そうと全速力で。 ) 面白くもない光景だ……。 ( その眺めに向かい貴族はつまらなそうな視線を向けた。 ) [Thu 10 Aug 2006 20:22:03]
◆ジル > まるで灯蛾。 ( 上空から見れば幾名かの悪魔たちが集まっている様子が見える。 紅い柱に魅入られたかのよう群がっていく者たちを貴族はそんな言葉で評した。 ) ―――しかし…己の分を弁えない者たちまで群がるのは少々不快だな。 ( 眼下の先には明らかに脆弱な存在もしばしば姿を見せる。 それは恐らくこの魔界で平穏無事に過ごすことが叶わない弱者たちの無様な姿。 ) [Thu 10 Aug 2006 20:11:34]
◆ジル > まぁ愚民どもが浮かれるのも仕方のないことか。 ( 双翼を羽ばたかせた悪魔は大地から離れた場所で『門』に向かう者どもを見下している。 ) [Thu 10 Aug 2006 20:01:48]
お知らせ > ジルが入室されました。 『随分と盛況な事だ。』 [Thu 10 Aug 2006 19:59:35]
お知らせ > ルシアが退室されました。 『―――人間界へ。』 [Wed 9 Aug 2006 21:46:32]
◆ルシア > ―――気のせいか、 (振り向いたが何者もおらず、何も無かった変わらず風景。変わったといえば、目前にある紅き魔方陣による紅き柱だけが変化していることなのだろう。多くの言葉を語ることがなくて一言を呟いた。) ――――、先に待ってる。 (協力者のところが誰も居ない静かな空間をぶち壊す言葉を言い放した。そして、手を入れて、脚を踏み込んで、全身を染まり上げるように踏み込んでゆけば、紅き柱に飲まれてしまったかのように白き影が跡形無く消え去ってしまう。) [Wed 9 Aug 2006 21:45:34]
◆ルシア > ――それより、協力者 無事にいればいいか。 (段々と紅き柱との距離が詰めてゆくようになり、手を伸ばして既に入ってしまう。此処まで近くなってゆくと、懐かしい何かが漏れて行くのが分かる。その時に、ああ 人間が居る世界と繋がったんだな、と思い知らされてしまう。薄らに笑みを浮かべていながら周囲を見渡りながら見眺めていた。) 流石に、―――まさか皆が入ったって訳でもないよな。 (置き去りされてしまった、という不安を握らせていた。手を脚を伸ばして、白き道化師が紅き柱に呑まれて行こうとした途端、何かが感じた。) [Wed 9 Aug 2006 21:34:42]
◆ルシア > ――、天使に目付けられちゃうね。 (眉間に皺を寄せながら軽く舌打ちをしていた、頭の中には「天使狩り」でしか思い浮かばなかった。受肉さえしてしまった天使ならば、勝機が在って当たり前だった。) 天使だって、少なくとも人間に知られたくないよねぇ だったら人間と同じような身体を 受肉するしかないんだし。 (早く早く早く、復讐をしたい。美しい天使を嫉妬しては、全てを奪い取って、全てに成り代わって、更に美の探究を追い求め続ける。だが、満足出来ない自信がいる、何を求めているのか。) ―――こんなんで、満足出来んのかなぁ? (ポツリと小さく呟いていた。何かに餓えていた、天使を?悪魔を?人間を?――――分からない感情ばかり。 振り払うように顔を振っていた。何かから逃れるかのようにする。) [Wed 9 Aug 2006 21:25:50]
◆ルシア > 人間界、何時でも行けるだろうね。そしたら何に成り代わってやろう。 (紅き柱を見眺めて、見上げたまま規則正しく歩き続ける。思い付いた事を其の侭に言葉にして魅せていた、余裕を見せ付けるように肩を歪ませて手を開かせていた。) 仲が良い連中の誰かに成り代わって、一人殺して、揉め事を引き起こすのも愉快だ。 (想像するだけで堪らなくなってゆく。肩を震え上げていながら、大きく卑しく歪んでしまった口元を隠さない。とうぜなら、もっと大きい問題を引き起こしてしまおうか?とわざとらしく大きめ高め声で零し続けていた。自覚をしていない芝居をしていながらも段々と魔方陣へ近付いていく。それは協力者が来るまで待つ、というカウントを暗示をしていた。) [Wed 9 Aug 2006 21:08:18]
◆ルシア > (紅き柱へ成り代わった魔法陣の付近で、円を描くように歩き続けながら見眺めて何度も呟き繰り返していた。) ――――、・・・・・。 (絶大なる魔力が肌に通して伝わってくる、恐らくは武者震いというのかもしれない。段々と中心にある魔法陣を紅き柱に近づけるように一歩ずつご丁寧にしていた。入るまでに協力者が現れないだろうか、と内心でひそかに思う。微かに微笑を浮かべて覗かせていた。) [Wed 9 Aug 2006 20:59:24]
お知らせ > ルシアが来ました。 『―――綺麗。』 [Wed 9 Aug 2006 20:54:05]
お知らせ > クロウァーテが帰りました。 『…!! だから、そンな褒美は要りませんとッ…!(勿論、その後、脱兎のごとく、空を逃げる)』 [Tue 8 Aug 2006 01:17:16]
お知らせ > ヴァイオレートが退室されました。 『… お前が、褒美を受け取ろうとしないからだ。(そう、引き寄せたクロウァーテの唇を、奪った)』 [Tue 8 Aug 2006 01:14:56]
◆クロウァーテ > (其の名に冠する罪の表情をありありと浮かべた紅い悪魔。あ、へち殺される。と、覚悟を決めたのは一瞬。) ……、 …?(何らかの鉄槌が下ろうと思っていたという、に。何も起こらぬに、拍子抜けした面一つ。ややも間抜けな其の面で、赤い悪魔を見上げる) ……えぇ、(お前を殺すと門は閉じてしまう)…そういうことになります。(相槌を返せば、ややも強引に引かれる腕、)――― ッ、と …!(バランスを崩し、己の力の及ばぬ大悪魔、全てを己がかわせるワケが無い。引かれる儘。) ヴァイオ様、痛い ですよ。ワタシは、其れじゃあ、悦びませんよ(苦笑い。) [Tue 8 Aug 2006 01:12:15]
◆ヴァイオレート > おい…ッ! (自分の手を掴まれると同時に、嗤っていた顔が突然見事に憤怒に切り替わった。 ぶちん、と青筋が出来ては紅い魔力が一瞬で悪魔の周りを包むわけだが―… そこで、しばし考えるという、中途半端な行動を見せる。) 此処で下手にお前を殺すと門は閉じてしまうの、か―… ま、ぁ、いい。 少し付き合え―… それに。 (掴まれた手をそのまま自分の方に引き寄せようとする、強引さ。) [Tue 8 Aug 2006 00:55:58]
◆クロウァーテ > ―――久々に、大仕事、でした。(満足気に笑う紅い悪魔。其れを眺め、然りと頷く。)(次いで命じられる言葉。そして、伸びてくる腕) …ははは。 ヴァイオ様にそう仰って戴けるとあれば、ワタシもやった甲斐があるというもの。(恭しく空中、浮いたまま一礼を。それから、此方へ伸びる手を、逆に掴み返さんと腕を伸ばす) ―――見張りでも、人間共を眺めに行くでも、(そして、掴めるのならば、其の指先に態とらしい程、紳士ぶった口付けを降らそうと。―――誰に見られているとも限らぬが故、顎を掴まれる等、恥を避けようとの。) 貴女の仰せの儘に? [Tue 8 Aug 2006 00:45:05]
◆ヴァイオレート > ――… 確かに、この門を通じて… 二つの世界は繋がったようだ。 よしよし… くく、ははははははッ! (魔方陣から噴出す紅い奔流に満足げに頷き… 少しの間、だんまり。 直後、魔界中に響くような大笑い、高笑いをその大きく開いた口から音波として発し――…) よし、よくやった… 全くもってよくやったぞクロウァーテッ!!! 以前お前を飼っていた甲斐があったというものだ…! いいだろう、ではお前は魔界の門が開いた事をまた広めろ… そして、お前にはこの門への魔力供給が途切れないよう監視する事を命ずる――… それとも、私と共に人間界の散歩ともいくか? (此処までこの悪魔が他の生物を褒めるというのも少ない。 くくく、と嗤いににやけて恐ろしい形相で解放役となった悪魔へと向けば、顎を掴もうと手を伸ばし引き寄せようと―…) [Tue 8 Aug 2006 00:38:35]
◆クロウァーテ > ……其れは気になるでしょう。 以前、如何しても、というものが居りましたので、ね。一人、無理矢理送り込んでやったこともあるくらいです。(―――必ず、ニンゲン共を怯えさせてくる、と誓って意気揚々と出ていった部下。先日、無事に目的は達成したと聞いている。が。―――そんなことをふと、思い出し乍、) …、(珍しく噛み付いてこない紅い悪魔に目を見開く。)… 御意。(なれど、其れはこの悪魔が其れだけ、この扉の開通を心待ちにしているということ。無駄口は叩かずに確りと頷けば、) ……―――……(静かに短い呪文を詠唱する)……(刹那、先程伸びていた黒ィ蛇と似た黒ィ邪気が鴉の4枚羽根、髪、体から溢れ出し、―――魔界の空を覆う) 命ずる ッ。 解 放 ( ッ !!!! (詠唱終了と同時、色鴉の力によって、引かれた回路。繋がることを封じていた魔力が、解放されよう) (そして、瞬く間、回路を伝い、城から流れ込んだ魔力が、魔方陣に紅き炎の如き柱をあげる ッ) [Tue 8 Aug 2006 00:25:44]
◆ヴァイオレート > ふん、私がお前に命じたものを私に手伝われるなぞ、無様だろう―…? ま、あのなんとかという魔法生物によると、門が気になるという魔界の住人は多いということで、急がしたがね。 (腕を組みながら遠くからの言葉に独り言を言うように返答を返す。小さな声でさえ、聞き取れて―― いつもならば、子供、という言葉に即座に反応して踏みつけるくらいはしただろう、が。) … さて、では魔力を流し込め。 紅い柱が立ち上がり、其れがゲートとなるはずだ。 (くい、と親指だけで指図する、悪魔を悪魔とも思わぬ憮然な態度は、鴉のいうとおり子供とも言える――純粋な、欲望、悪意というわけだが。) [Tue 8 Aug 2006 00:10:29]
◆クロウァーテ > ―――……、 貴女が手伝ってくださればもっと早くお繋ぎ出来たンですが、 ねェ。(ゆったりと黒ィ雲が後ろを飛ぶ)(其れは、実に雲が空を泳ぐが如き速度、飛ぶという解釈は実のところ、正しくない。―――城から、魔力が 伸 び た というのが正しい意味合い。現に、黒ィ雲に似た大黒蛇の尾はまだ城の玉座。) …本当に、お子様だ。 ヴァイオ様は。(飛んで来た怒声に肩を竦めン。)(と、伸びる魔力の蛇を絶ち、背の4枚の鴉羽根が闇に広がる) 併し、仰せの儘に致しましょう。(当然、急げば直ぐに追いつくのだから。) [Tue 8 Aug 2006 00:00:00]
◆ヴァイオレート > 魔力回路を繋げるだけで随分と待たされたもんだね―… (未だに残っている魔法陣に頷きながら、自分より遅れて飛んでくるカラスに苛立つ。 「遅い」。 そりゃ、全力で飛ぶこの紅い悪魔が悪いのだが―… 待ちきれずにはしゃいだとも、言える。) … ほら、早く来いよッ!私をこれ以上いらつかせればお前を城に磔にしてくれるぞ!!! (怒号。こんな自分勝手な怒号もされた方は溜まった筈ではないのだが――) [Mon 7 Aug 2006 23:54:57]
お知らせ > クロウァーテが来ました。 『(更に其の後ろに付く、大きな 暗雲と思しき)』 [Mon 7 Aug 2006 23:49:19]
お知らせ > ヴァイオレートが来ました。 『「漸くか。」 そんな事を呟いて、まっすぐ城の方面から紅い影が飛んで来た―…』 [Mon 7 Aug 2006 23:47:54]
お知らせ > ルシアが帰りました。 『道化師、何処へ往こう』 [Mon 7 Aug 2006 21:02:02]
◆ルシア > ―――、これが門 ね。 ( 見下ろす、より見下すような視線で見眺めていた。未だに通れないから、苛立ってしまう生理的なソレだろう。口元を微かに歪ませていながら、少しずつ少しずつ 赤き門へ距離を詰めようとしており。 ) 間近にしてみると、――・・ ( 言葉に出来ない心境だった。後、一、二歩で踏み締められる距離になっており。未だに見詰めたままであった。 ) [Mon 7 Aug 2006 20:57:07]
◆ルシア > ・・・・ああ、人間界に入ったら どんなのに化けようかな かわいー子とか、きれいな子がいいよね ( 仮面は、まず置いとき。白き刃を、粒子状に分解をさせてから手袋に密着をさせて取り込んでゆく。自問自答を繰り返して精神を落ち着かせてから納得するように頷いていた。むくり、と唐突に立ち上がってゆけば赤き門の方へ振り向いて、少しだけ距離を詰めんと歩き出していた。 ) このまんまじゃ、吸血鬼とか鬼に扱われそうだしね ( 冗談混じりで言葉を零した。冗談では無いだろう、恐らくは。 ) [Mon 7 Aug 2006 20:47:53]
◆ルシア > ( 白き道化師は、何事にも捉われない、が誇りに感じているが罪魔や格上の悪魔となれば別の話。 白き刃を、顔に覆い隠している道化師の様な仮面に、軽くにと引っ掻いていた。 ) ――・・、仮面は 外さなくて いいよ、な? ( 素性を曝け出したって得にはならない。結局に自身の精神を落ち着かせる儀式の様な事を始めた。それは、自問自答であった。自身の疑問と返答をはっきりしていれば、目的だってちゃんと定めて落ち着けられるようになるのだから、試すと良い。カメラ視線。 ) [Mon 7 Aug 2006 20:41:03]
◆ルシア > ( 鋭利な白き刃を創りだして、空を裂けようと静かに降ろしてみても斬れるわけでもない。無意味なのだ、何もせずに想像を浮かべているだけで強き感情が抑え切れなくなってしまいそうだ。思わずに、妖艶に満ち掛けていた唇だったのだろう。 ) もっと、もっと…ッ 狩ってくれば良かった…。何時まで持つんだろうな…。 協力者が来るまで? 知らない人と会うまで? 門が通れるようになるまで? ( 考えれば考えるほど、余計に苛立ちしてしまう。歯を力ませていながら、白き刃を硬き地面に突き刺して抉り出すように繰り返していた。 ) [Mon 7 Aug 2006 20:19:25]
◆ルシア > ( 其れだけでなく、微風を吹き続けていている。こうして集中をしてみれば、存在をしていたんだな、と改めて自覚させられる。何時までも変え続けている事を義務にしている様に見える。 岩に座り尽くしたまま、片足を抱えるようにしている。それで空いてしまった片手を、何も無い空に向かって差し伸べていた。 ) ―――、 ああッ 愉しみで堪らないね。 ( クス、と歪んだ微笑を浮かべた。それにいて、片手の指先を集中するように鋭く研ぎ澄ませる想像をさせていた。五本の指先が微かに分解されていくように、また鋭利に伸ばしてゆく。姿形を成していない、ふわふわ、とした状態であろう。次ターンで硬めて白き刃を出現させよう。 ) [Mon 7 Aug 2006 20:09:32]
◆ルシア > ――、 ( 独立されたかのようなジナイ半島を一部を残してぐるり、と囲むような溶岩を見眺めていた。溶岩の中にも魔物がいたっけ、と小さく呟き掛けた。 ) ―――・・・、 ( 赤き門に背を向けて、視界が一面に広がる赤い溶岩と、闇深く染まりきってしまったような空を飽きないくらいに眺めていた。 ) [Mon 7 Aug 2006 19:59:00]
◆ルシア > 門…、勝手に入っちゃっても… ( 間 ) 一番乗り、したいけど…勝手は流石に良くないかな。 ( 片足を抱えるように座り直していた。拗ねたかのように嘆いていた。 ) [Mon 7 Aug 2006 19:55:01]
◆ルシア > ( 真っ白な小さい姿形がひとつあった。魔界の門から少し離れた岩に座っていた。十分、認識が出来る距離くらいにある。おそらく、六、七メートル辺りか。 ) [Mon 7 Aug 2006 19:48:40]
お知らせ > ルシアが来ました。 『魔界の門を見眺めている影がひとつ。』 [Mon 7 Aug 2006 19:46:01]
お知らせ > ブラクが帰りました。 『渇いた分戻って亜人狩り、大・決・定っ!』 [Mon 7 Aug 2006 01:28:01]
◆ブラク > その時を楽しみにしてようかぁ、じゃあ帰ろう帰ろう、こんなところにじっとしてたら干からびちゃうよ、できれば次くる時以外はもうきたくないね(元々渇く吸血鬼だからなおさら喉の渇きがきついきつい、下見も終わりと言わんばかりに半島から背を向けて) [Mon 7 Aug 2006 01:24:53]
◆ブラク > ひゃはははは・・・ひゃはははは・・・ひゃはははははっ、そうだそうだ、いやいや、ここは良い土地だよ、ボクの他の連中はどうやってここを渡るのか楽しみだねぇ。ここを目の前にして呆然としてる顔なんて面白い出し物になると思うしね、ひゃはははははっ(自分はコウモリに変じていけば解決するとして、他はどうするのか見物だと) [Mon 7 Aug 2006 01:19:51]
◆ブラク > 噂の赤毛悪魔のセンスにボクはついてけないね、他にも他にも他にもっ、もっといい土地があったろうに、こんな溶岩を超えていかないといけないなんて、もうもうもうっ、ほんとうしんじらんな〜いぃぃぃっ!(当人が居たら平気でぶっころされる事をわめきながら、どうやってその半島にたどり着くべきかそこから考える必要が出てきたかもしれない) [Mon 7 Aug 2006 01:14:56]
◆ブラク > 熱いし臭いしっロケーションは最悪っ、こんなところに門を作るなんてしんじらんな〜いっ!(いつもの通りキイキイわめきながらその門が開かれると言う半島にまで悪態をつく) [Mon 7 Aug 2006 01:12:25]
お知らせ > ブラクが来ました。 『半島を臨む対岸にて…』 [Mon 7 Aug 2006 01:10:10]
お知らせ > ルシアが退室されました。 『……よし、気長に待とう。(妖艶に浮かんだ笑顔。)』 [Sun 6 Aug 2006 22:44:12]
お知らせ > ジルが退室されました。 『……城は…百年ぐらい?(悲しそうに現実を語った。)』 [Sun 6 Aug 2006 22:41:42]
◆ルシア > 憐れむなよ・・・ッ! ( 自身の知性の低さに憾んだ。抵抗ともせずに、肩を置かれておく。小さな溜め息を吐き捨てつつあった。 そして、白き刃で殴ってはいけない…ッ!危ないよ、貴族様ッ! 仲間や協力者だったり自分の物を大切にしたい主義だからね。 ) 余ったら、後何年か何十年になる? ( 数値的な結果が欲しかった。現実的な問いをしてみよう。首を傾げていた。 ) ――、それは断るッ!何をさせたいんだ、いったいに―・・ ( あのさ 殴っていいかな?なんて呟いて口元に爽やかな笑みを浮かべていた。このようなムードメーカー的な存在がグッド! ) ・・・・ああ、ありがとうね。じゃあ、よろしく。 ( そうかも知れない、肌の美貌を維持するためにも良いのだから。さて置き。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:37:29]
◆ジル > すまない…… ( 悲しそうな表情をつくる。 そして叶うのならば優しく肩に手を置こうとするだろう。 ) 下々の者にこの私の高貴な名を理解するのは難しかったか…… ( そろそろ殴るとよろしい。 むしろ此処まで耐えていたことに驚き。 ) あ、余っただからな。 そこを忘れてはいかんぞ。 ( 実際は数も金もどんどん減ってて結構ヤバイなんて教えられない。 ) その一文に無条件で私のいう事を聞くというのは追加しないのか? ( 真顔で提案した。 ホントにこんなの仲間にしていいんですか? ) ルシア、か。 悪くない。 ( それは魔族の性か。 それとも自信過剰な貴族の無様な姿を見たいが故か。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:27:48]
お知らせ > ジルが入室されました。 [Sun 6 Aug 2006 22:23:39]
お知らせ > ジルが帰りました。 [Sun 6 Aug 2006 22:23:30]
◆ルシア > ・・・・・・・・長いよッ!! ( 知性が足らない為に付いていけなくて、何か切れた音がしたのであった。我慢できなかったようであって迂闊にも高々しい声で怒鳴りだした。付いて行けんッ。 ) いずれ?じゃあ、楽しみに待っているから ね? ( 甘えた声で感謝をせん。貴族なのだから、部下を多く抱えて、資金を多く抱えて、何でも出来そうなイメージを抱えているのであった。 ) お互いに遣りたいことを邪魔しない! お互いのどちらが危険だったら、手助けをする! それくらいだけで、いいんだよ? ( 確かに魔界で生き抜くために一人であるべきだったのだからグループというか協力し合えること自体が稀有なのだから無理も無い。 ) ―――ありがとう。色々と協力するからね?ジル貴族さん、僕の名は、ルシアだ。 ( 偉そうにする貴方を見遣れば、何時か苛めるか鳴かせてみたくなる。この心境は何故だろう、強気な人だから、か?なんて自問自答をしつつ嘆いていた。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:11:34]
◆ジル > その名も栄える由緒正しきジルドレ・シュナイ(中略)ピアとは私のこと! ( 延々と長ったるい自分の名前を語る。 どの位長いかはご想像にお任せします。 実際栄えてたのは先代の時代で後をこんなのが継いでから下降の一途を辿っている。 ) ―――仕方ない。 いずれくれてやろうではないか。 ……………いずれだぞ。 どっかで余ったらだぞ。 ( 今あげたら宿無しになっちゃうから。 その言葉が実現するのはいつの日のことやら。 ) うぅぅむ…………… ( 協力ということは色々と妥協しなければいけない部分も出てきてしまうだろう。 要は自分本位じゃなくなってしまうということ。 それは貴族様にはあまり嬉しい事ではないため先程より更に考え込む。 ) ―――仕方ないな…… 少しの間だけならばこの私が協力してやらないこともないぞ。 ( どこまでも偉そうにそんなことを言う貴族様。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:01:36]
◆ルシア > 貴族、――・・ 珍しいね。 ( 魔界に貴族さえ少ないのに、目辺りにするとは思わなかった。先程とは又違った薄らに笑みを浮かべていた。 ) じゃあ、・・・・お城かな? ( 冗談混じりに嬉しそうな声色で答えてみていた。いや、密かに欲しいと思っているけど。気持ちを有難く受け取ります。 ) それじゃあ、人間界に行きたい目的や、仲間と少しの間だけ協力し合えたりする? ( 暫しに考え込む相手に不安を抱いた。が、大丈夫そうだったらしく更に問いだしてみよう。 ) [Sun 6 Aug 2006 21:48:28]
◆ジル > 領主たるものそうでなくてはやっていけぬ。 聖闘士貴族にとってこれは最早常識。 ( 相手の微笑の意味にはまるで気付かないで得意げに語る。 ) 謝礼の一つでもあげたい気分であるぞ。 ( 実際はお財布とか上げれそうなもの持ってないからなんもあげれないけどね。 気持ちだけ受け取ってください。 ) ハッハッハッ! 当然だ!! ( 棒読みに気付くなんて芸当できやしない。 受け取るのは賞賛の言葉だけ。 ) ―――……… ( 暫し考え込むように顎に指を当てる。 ) ――そうだな…確かに丁度探しているところといっても差し支えないであろう。 [Sun 6 Aug 2006 21:40:55]
◆ルシア > ・・・・・、 ( 間。 ) そっか、そうかぁ・・・・寛大なんだね。 ( 鼻笑うのは、寧ろデコピン喰らってあげたい気分。隠さない口元が、嫌に吊り上げて微笑んでいた。 ) どうも、あんまり気にしないで。 ( 自信にとっては「助かるぞ」の時点で礼だと思い込んでいたのだ。小さく頷けてから、後で何か考え込んでしまったそうな。 ) ―――・・凄いですね。 ( 明らかに棒読みであった。しかも興味無さげに、高い声で称えていたのだった。 ) 所で、協力者とか探しているのかな? [Sun 6 Aug 2006 21:30:04]
◆ジル > ( フ ) 気にすることはない。 下々の者共の発言に一々腹を立てる程私は狭量ではないからな。 ( 鼻で笑った後にふんぞり返ってそんなことをほざく。 ) おお、あそこの方面か。 うむ。 まぁ既にこの私には解り切っていた事ではあるが助かるぞ少年。 ( 何だか矛盾して意味の解らないことを口に出す貴族。 絶対に素直に礼は言わない。 ) 何故なら私は美しいからな!! ( 自分に酔いしれつつキッパリと言い切った。 ) [Sun 6 Aug 2006 21:23:23]
◆ルシア > あらら・・・・、もしかして怒っちゃったならごめんねー? ( 先程まで良き顔にいた貴方が崩せば、軽く苦笑を零して肩を歪ませていた。 ) 繊細って・・・・・。 ああ、それなら えっと・・・あっちの方向にあるよ。 ( 未完成か分からないけど、と付け足していた。白き刃の五枚を揃えて一つにしてから、噂の門がある方向へ指差していた。左方向に、へ。 ) そ、そういうもんなの!?それだけ自信あるんだ。 ( それはそれで面白そう、と小さく呟いていた。別の方向へ向けてからだ。 ) [Sun 6 Aug 2006 21:14:29]
◆ジル > ( 実際は身長も見た目年齢も自分と変わらないのだが彼の中では少年ってことになっている。 ) むぅ…… ( 相手の言葉に眉間に皺寄せて整った顔立ちを崩した。 ) 私は繊細だからな……門が開くまでに間に合えばよいのだが……。 ( そしてその後の言葉にはお気に入りのコートをバサリと翻しつつ自信満々に答える。 ) 心配は無用だ! 何故なら私だから! [Sun 6 Aug 2006 21:09:15]
◆ルシア > ( 少年?、少年に何かされてしまったのだろうか。これほど大きい人に、か?、と内心であちこち呟いていた。そっと静かに見上げんとしていた。 ) 切り落とされちゃったんだー・・、でも生きていれば治るもんでしょ。 大変そうだね、それじゃ生き残るのに大変じゃないかい。 ( 貴方の負傷した左腕を眺めながら、同情をするように小さく頷けていたのだ。 ) [Sun 6 Aug 2006 21:02:42]
◆ジル > あの少年め……今度会った時にはなんか色々してやろう…… ( 怨嗟の言葉が口から漏れ出た。 好戦的な状態に持ち込ませたのは自分だというのはもう遥か彼方に忘れ去っている。 ) ………ぬ? ( 風切り音が耳に入ればそちらの方向を見やる。 視界に入るのは白。 ) それが一度腕を切り落とされてしまったのだよ……。 おかげで中々動かなくなり不便で困る。 ( 長髪を左腕で掻き揚げる仕草をしようとして、動かないことを再認識する羽目になり憮然とした表情になる。 ) [Sun 6 Aug 2006 20:57:44]
◆ルシア > ―門の事、まだ広まっていなかった、のかな。 ――――あれは、 ( 少し不安げに零した。もし、台地や樹海とやらで翼を持たぬ者が方向音痴であれば、尚更に集まってくるのが遅くなるかも知れない。それか自身が行動を起こし過ぎたのかも知れない理由があるだろう。 ) ―――こんばんは、・・・どうしたんだい? ( ある意味、落ち込んでいる何者かを見つければ、微かに風を斬る音を響かせて、急降下をせん。貴方の正面に立ち尽くすように、二、三メートル離れた場所に着陸をしていた。白き翼や刃は引っ込めておらず。 ) [Sun 6 Aug 2006 20:49:07]
◆黒いコートの悪魔 > ( その眼下にガックリと俯いた悪魔貴族がトボトボと歩いている。 ) ……私の腕がぁ…… ( 泣きそうな表情で呟く。 一応くっついたけど今の所動く気配を欠片も見せやしない。 動かない腕なんてただの腕だ。 ) [Sun 6 Aug 2006 20:45:24]
お知らせ > 黒いコートの悪魔が来ました。 『――クスン。』 [Sun 6 Aug 2006 20:42:03]
◆ルシア > ( ミス、 「以外に」を「意外に」でお願いします。 ) [Sun 6 Aug 2006 20:39:24]
◆ルシア > ( 背には鋭き両翼を生やして、羽ばたくことですらないまま空中を駆け回り続けている。両手には五枚の白き刃に変えている。 ) ――、以外に少ないんだね。 ( 知っている人、と小さく付け足していた。魔界へ繋げる門、を中心にして円を描くように、遠くなるように回り続けて下へ見下ろしていたのだ。この辺で張り続けて入れば、異界へ何時でも行ける同時に、協力者を増やせる機会があるのかもしれないのだから。 ) [Sun 6 Aug 2006 20:38:56]
お知らせ > ルシアが来ました。 『空中を駆け回って――。』 [Sun 6 Aug 2006 20:34:30]
お知らせ > ヤヴルガが帰りました。 『 ぶちんっ そして、その途中…哀れな蜥蜴型の生物が、踏み潰されて息絶えた』 [Sun 6 Aug 2006 05:06:01]
◆ヤヴルガ > ―――――― 『――――――』 (暫し、自らの足を見詰めながら沈黙し続けていれば… やがて、ふっと…三つの口から溜息を漏らし、そして…巨大な頭を前へと掲げ… ) こんな場所でウダウダしてても始まらないか。 さっさと先に進む…としようか( 何処か、諦めた様な呟き。 一つ漏らせば… 気だるげな様子で身体を前へと進めて行くだろうか。 一先ずは前へ。前へ…自分が…自分の核が辛うじて感じている筈の、気配を頼りに… それが、願望から来る錯覚で無い事を祈りつつ――――) [Sun 6 Aug 2006 05:05:16]
◆ヤヴルガ > とは言ってもなぁ… 喚いた所で、早く動ける様になる訳でも無いのだし、なぁ… 『――』(で、暫し喚き…吼えていれば、ふっと…我に返った様に。或いは、急に熱が醒めた様に… 言葉吐き出し、首を項垂れさせ―――― 咆哮を上げたばかりの竜の顎が漏らすのは、ガラクタ片混じりの、吐息 ) …… もう少し、身体の部品の配分を…足回りを中心にするべきだろうかなぁ? いや、しかしな…『――――』( その、項垂れた頭で…自分の足を見詰めれば、吐き出す言葉は思案する様なモノ。 いや、思案してそうだと思い立っても… 大量のガラクタを貪り、身体を構築する材料を増やさない限りは…身体の構成を変えるなどと言う事は不可能だろうという事は分かっているのだが―― それでも、口に出してしまうのは…もどかしさ故、だろうか?) [Sun 6 Aug 2006 04:51:33]
◆ヤヴルガ > (―― つまり、それ以上の感知が出来ないのだ。 まぁ、前方に有ると言う事は分かっているのだし… 半島もそんなに広く無いのだから、真っ直ぐ前に進めば何時かは辿り着く、だろうが―― しかし) 嗚呼!じれったい!もどかしい!俺の足が早く動いて、もっと飛ぶ様に走れて、マトモに知覚できるなら!さっさと門の所まで行くというのに!『ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ンッ!!』(認識しか出来ないという事が、渇望していたモノを目の前にぶら下げられているだけの様な気分を与えてしまえば、苛立ちが湧き出す様な感情に襲われ… 体内各所に位置する、制御核と中枢核が燃える様に熱くなる様な錯覚にも襲われる。いや、実際には熱くなっているのかもしれない… アレらが己の本来の体なのだから) [Sun 6 Aug 2006 04:38:33]
◆ヤヴルガ > ―――― ふぅ… 思った以上に時間が掛かったな『――――』(吐き出し、見渡すのは… 眼前に広がる、半島の地面。 溶岩海の熱により、陽炎の様に揺れるその地面を見詰めれば、何処か疲れた様な風に眼球部分に位置する顔を歪め… ) 到着したは良いが… しかしなぁ。肝心なのは――半島のどこかにある門、なんだよなぁ… 『――――』(そんな顔で呟くのは、何処か困った様な様子の声音。 いくら真っ当な反応器官を備えぬ自分でも、此処まで近付けば――門が存在する事は認識出来る。 一応は、門の存在を認識する事は出来るのだが――――) しかし…前方にあると言う事しか分からんぞ、俺には 『―― ォ ン』 [Sun 6 Aug 2006 04:27:01]
お知らせ > ヤヴルガが来ました。 『予定より大幅に遅れて… 到着するのは、台地と半島の境界線』 [Sun 6 Aug 2006 04:20:53]
お知らせ > ニイが退室されました。 [Sat 5 Aug 2006 23:12:36]
◆ニイ > お、思い出し――あ、あちら側の世界風では、このような状況になると―――「まあ、わ、わたくしをだきながら、他のヒトを思い出していたなんて――およよ」と、い、いうようです。冗談ですけれど(何かおそらく笑いをこらえるような顔。そんな顔でちらちらとみられたら、恥ずかしさはましていく。そんな感情をごまかすように上目遣い。抗議するような口調でたわけたせりふ。冗談だと明かせば咳払いして)…あ、ありがとうございます(そして、十数秒以上悩んで)――お、お言葉に甘えまして――あ、ま、待ってください(よろしくお願いしますと頭を下げれば、移動し始めるルシア様。あわてて、その背中を追いかけて。) [Sat 5 Aug 2006 23:12:34]
お知らせ > ルシアが退室されました。 『(そう言い残せば、立ち去ろう。)』 [Sat 5 Aug 2006 23:08:55]
◆ルシア > 丁度、疲れたちゃったし ・・・・そろそろ、戻るんだけど ニイ姉さんも来る? ( 言葉を言い放してから、ニイ姉さんを確認するようにして、歩き出す場所は気紛れな住処であった。彼女の有無は、彼女の行動次第なのだ。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:08:30]
◆ルシア > それでいいよ、それで。 ( 呼吸を静まるように調える彼女を見遣れば安心そうにしていた。 ) ―――・・、 いや、別に思い出し・・・笑いをしちゃって。 ( 明らかに違う。視線が明後日の方向へ、口元が片手で覆い隠して堪えていた。時折、彼女を、見遣っていた。醜態と、いうか彼女の又ひとつ知れた喜びもあるかも知れない。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:05:42]
◆ニイ > (相手の翼から手を離し、もたれかかっていた姿勢を整えて。呼吸も徐々に静まり返っていた。)で、では、礼はありがたくちょうだいいたしますが――気にしないけれど――する、とは……って、あ、あう。る、ルシア様、な、なぜお笑いに(不思議そうな顔をしたけれど、目の前の人物が珍しく歯を見せるほど大きな笑みを浮かべれば、先ほどの自分の醜態を笑っているのかと、顔の赤さを濃くして。視線は相手の顔から足元へ。お互いのつま先をいききするように。それもやはりはずかしいから。上から降ってくる笑いに心なしか身を小さくして) [Sat 5 Aug 2006 22:59:13]
◆ルシア > ( 手を置いて、凭れ掛かろうとも微震ともしない右翼。それは自身の力強さからなのだ。そんな彼女の様子を眺めながら ) いや・・・、大丈夫だし気にしないけ、ど・・・するよ。 ( 人間らしい、小さく呟きながら背中でも擦ろう。気付けば、言葉にしてしまったことを後悔をしたが、問い詰められる雰囲気も無ければ静かに息が漏れてしまう。 ) 受け取って貰えなきゃ納得が行かないから。―――やっぱり鳴かせたくなっちゃうね。 ( 何処か見たような光景がするのはどうだろう。ツンデレ?いや違うな、何だっけ思い出せそうだが出来なかった。 彼女に合わせるように、白い歯を見せる様なほど大きく微笑ましていた。未だに、静まった彼女が慌てる姿が愛しそうだ。そして、クス、と小さな笑いかける。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:52:37]
◆ニイ > (色を覚え>色を浮かべ (汗) [Sat 5 Aug 2006 22:50:42]
◆ニイ > (翼にそっと手を置いてすがるように。息遣いを整える)お、、お、お見苦しいところをおみせして失礼、い、いたしました。(顔は少し青白く。 荒くなった息を整えようと吸って吐く。 思考がまともであったなら反応したであろう、顔の動きや相変わらずという言葉にはまったく引っかかりを感じたわけではないがその引っ掛かりをうまく言葉にできず。ただ、瞬きをするだけ。)いいえ――れ、れいなど。 ち、ちなみに、弱者を鳴かせたくなるのは、わ、私も同意です(見苦しいところをみせたことをごまかすように最後はちろと舌を出してみたり。そこで、まだ、羽を手にしていたことに気づき、あわてて離そうと。顔に恥ずかしさの色を覚え。) [Sat 5 Aug 2006 22:43:54]
◆ルシア > 寧ろ鳴かせたくなっちゃうね、 ( 上へ傾ける彼女に疑問持ったようで、そのまま何も言わさずにして置いとくとしよう。 仮面に向けられる視線が物凄く気になって仕方なかった。冷や汗が微かに感じた。 ) まさか、そこまでは・・・硬度とかによって変わるかも、性質を変えればね。 ( 素敵な仮面、の言葉に対して、嬉しかったせいか口元に満面とした笑みを浮かべていた。 ) 相変わらず、無茶をするのね――・・ ( 紅き罪魔を目にして堪えられる存在がいるとすれば、我々にとって脅威な敵となるのだから。 ふらつかせている彼女を見ていられん、と言葉より行動をせん。白き右翼を、彼女の背中に凭れ掛けて楽にさせられるようにしていた。 ) 言葉? 古ぼけた城、青い海 古城 を拠点。 ―――其の辺りは、相変わらず、か。 ( 最後の一言を何故か、顔を横へ向けながら小さく呟いていた。そして彼女に視線を戻してから感謝をせん。 ) ―――ありがとう、教えてくれて助かった。 [Sat 5 Aug 2006 22:33:43]
◆ニイ > つ、強気な弱者――想像しました。す、すこし良いかも、しれません(顔をやや上に傾け。なぜか顔を高潮させたのちにかたる。 仮面の話にはまだ未練があるのか、物欲しげな色を瞳に浮かべてみたり) い、いろんな音? て、鉄琴のようにたたく場所によって音が違う。す、素敵な仮面(そんなこんなを話しているうちに、震えが少し浅くなった。が。)は、はい、罪魔ヴァイレート様でございます。魔力が出ていて、どどって出ていて、つめが伸びて伸びて、火山みたいで――(声に狂気じみたものが混じる。初めての上級悪魔との遭遇は、彼女の精神力の許容範囲を超えかけていたらしい。目がややうつろ。体が再びふらつく。 そんな自分を叱咤するように頬をぴしゃりとたたく)――そ、その方よりお言葉を―一つ「人間界。青い海を背にして正面に古ぼけた城。そこはヴァイオレート様の城、拠点として使え」二つ「人間は個々としては脆弱。欲望の生き物。絶望の味がよい」「人の数は多い。万を軽く超える。異種族を排するために一丸となる」(そこまで一気に言うと、ぜいぜいと音がしそうなほど、荒く息をした。) [Sat 5 Aug 2006 22:21:35]
◆ルシア > 僕としては、強気な弱者が好みかなぁ――・・なんでね。 結局好きなのは変わんないね。嫌いだったら遣らないし、殴り殺しているからね。 ( 当たり前かのように満面笑みを浮かべて言い放つ。 ) そんな好奇心って・・・、色んな音なんじゃない? ( 何気に彼女の恐ろしさ(?)を知ったような気分だった。微かに苦笑を零して話題を逸らそう。 ) そこまで大袈裟なんじゃない!? ( 螺子が抜け落ちるほどまでか、と付け足してから、あ ちょっと見てみたいかも、と内心で呟いた。頭を礼儀良く下げる彼女にはどう接すればいいのか、少し困るときがあり釣られるかのように頭を下げて戻していた。 ) それって、若しかして――― 紅き罪魔 ヴァイオレート様、と話をしたのか凄いね。 ( 帰ってきたのだな、やっと実感出来た。称えるように微笑を浮かび挙げていた。が、彼女の身体が震えていることに気付き、大丈夫なの?と云わんばかり。彼女をいつでも支えて挙げられるように距離を詰めていこう。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:08:50]
◆ニイ > ――よ、弱きものどもへの、お、お仕置きは――好きですよ? でこピンは、む、むしろちょっとした愛情表現? な、何のつもりでもありません―か、仮面を指ではじくとどんな音がするのかと好奇心が沸いただけです。(気づかれれば、指をそっと背中に回す。何でもありませんよと強調するようににっこり。)だ、誰よりも頼って――う、うれしさで体に埋まった螺子が抜け落ちてしまいそうです――そ、そのお言葉に対するお礼もいずれ行動にて――(頭を深々と下げる。定められた四十五度ではなく更に角度を大きくして。顔を上げれば、微笑んだままだが神妙な口調で。 やがて、視線は扉とルシアを行き来する)――その、扉をすでにくぐられた方とお話、いたしました。赤き憤怒のお方ヴァイオレートと(そのときの様子を思い出し、体が震える。足が音を立てそうに。顔は笑みを維持していたけれども) [Sat 5 Aug 2006 21:58:03]
◆ルシア > ( 訂正→ 「二位」を「ニイ」です。何の二位なんだろうorz ) [Sat 5 Aug 2006 21:49:45]
◆ルシア > ――ああ、二位姉さんの趣味みたいなもんだっけ?この前、確か――・・お仕置きが好きって云ったよう・・・―――何のつもりなの!? ( 彼女の視線に気付き、定めていた。恐らく仮面が気になるのだろう、と思った。そして何事も無かったかのように冷静を装っていた。 ) それでも今は受け止めて、お礼として行動を示せばいいじゃない。共通の目的だったしね、誰より頼っているから――。 ( ありがと、其のときに頼む。と付け足していた。微笑み挙げながら見上げてから、背後にある遠い所には 噂の扉 に見つめて、彼女に見つめ直した。 ) [Sat 5 Aug 2006 21:46:27]
◆ニイ > でこピンをしていただくなど、恐れ多いこと――昔からでこピンをするのは私のような存在の仕事と――(そこで、ルシアの仮面、その額部分をじいとみて。親指と中指で輪を作りうずうずとしたそぶりを見せる。 話題が移れば、指を戻し。)ええ。あ、あのお二人が。も、もったいないことです―――る、ルシアさまとあのお二人が協力関係になったと聞いて幸いです――わ、私も能力、拳と心が及ぶ限りで協力させていただきます―その際には、何なりとお申し付けを(膝の前で合わせた手がそのときを望むかのように、軽く震えた。心臓の動機が高鳴って。目はちらり、ルシアの向こうの“扉”を見つめた。) [Sat 5 Aug 2006 21:39:34]
◆ルシア > ――どうも、こうも焦ったよッ! 残念、――断らなくてもいいんじゃない? ( 馬鹿力である上に不器用なのだからヤッてしまうだろう、恐らくは冗談なのだが演技っぽくに残念がっていた。 ) ――うん、その新しい服装かな。 あの二人やってくれたんだ、良かったじゃない。そうでもないよ、……似合ってるから。そ、僕はニイ姉さんと彼らに協力をするよ。 [Sat 5 Aug 2006 21:31:51]
◆ニイ > こ、硬直していかがしましたか? で、でこぴんは――ノーサンキューに存じます。(微笑を崩さずに、首を左右に振って。) お久しぶりでございます、ルシア様、しかし、見間違えられたとおっしゃいますと―(自分の体を見下ろして、少し考えるそぶり。顔を薄らの笑みに向けなおし)ふ、服装、でしょうか―こ、この、服装はグドルフ・シュトロームさまとエレノアさまとおっしゃる方にお貸しいただいたものです。わ、私には過ぎたものではありますが――きょ、協力の話は、そ、そのおふた方の? [Sat 5 Aug 2006 21:25:44]
◆ルシア > ――見間違えたね。………、 ( 確認したが間違えていなくて良かった、と息を静かに零した。また云うのか、と仮面の下でピクッと眉毛が上がっていたそうな。そして礼儀を返すように、頭を小さく下げていて戻す。 ) 人間らしい、感情を……表現するの大変そう、へ……ッ!? ( 彼女の唐突な行為に理解し遅れたか、一時的な硬直をしていた。袖を掴む彼女に、見下ろした途端、――・・。 ) ―――、 ( 演技だったのね、デコピンしていいかな。なんて小さく呟いた。 そして立ち上がる彼女に見上げてから、薄らに笑みを浮かべた。 ) …こんばんは、久しいね。 協力の話は勿論、オッケーだから。 [Sat 5 Aug 2006 21:18:08]
◆ニイ > は、はい――お、おっしゃるとおり、ニイでございます、ルシアおじょう―――ルシア、さま(相手がこちらを向いたのを確認して、再び頭を下げる。頭を上げれば、言葉をつむぐ。)――き、記憶があいまいにおなりでしたらば、恐れながら、悲しい、と、存じます――ーひ、人の世界でこの気持ちを表現するのに(ごく自然などうせで尻を足を地面につける。顔を半分背けながらそれでも、視界の端でルシアを見て、袖をかむ。)「――ひ、ひどい。わ、私とのことはあそびだったの?」(すっと立ち上がる。メイド服についた土を払う。穏やかな顔)というようです。 そ、それはおいておいて――こ、こんばんは。 [Sat 5 Aug 2006 21:09:17]
◆ルシア > ――――、 ( 何処から声らしき何かに気付けば、声主を探るかのように門から視線を逸らして左右を背後を見渡った結果。雰囲気が変わり過ぎてしまったせいか、知っている者か疑わしくなっていた。逆に似合いすぎるから、という問題もあるからだろう。 ) ―――・・、ニイ姉さん 、だよね? ( 一応、首を傾げて確認をせん。 ) [Sat 5 Aug 2006 21:02:40]
◆ニイ > す、すでに開いた、でしょうか――ま、待ちきれません。思わず踊ってしまいそうです? その心は舞っちゃう――う、うまいこといいましたね、わ、私(独白。そんな言葉ともに、歩いてくる。着実な足取りで。門と呼ばれる魔法陣を目指して。ある程度近づけば立ち止まる。体に浴びる魔力にああ――ため息を吐いた。 魔の姿に気づけば、頭を45度下げた) [Sat 5 Aug 2006 20:58:51]
お知らせ > ニイが入室されました。 [Sat 5 Aug 2006 20:53:57]
◆ルシア > 素晴らしい、の一言でしかない。 ( 絶大とも云える魔力が微かに感じるだけで興奮してしまいそう。思わずに拳を作って力が込み上げてしまい掛ける。これ以上、近づけるような行動を取ることも無く、ただ見守るかのように視線を定めて見つめていた。完成して、王達に許可を降りれば、絶大なる情報が溢れ出した世界が見られる。そう思えるだけで微笑のところが満面に微笑み挙げていた。 ) ――、楽しみだね。待ち切れないよ、たくさん快楽が詰まっているんだしね。 ( 笑い零してしまうの堪えようとしてもしなくても、身震いをしてしまったいる。挑戦をしたい、という感情から引き起こしてしまっているだろう。 ) [Sat 5 Aug 2006 20:51:38]
◆ルシア > ( 聞いた話では、このジナイ半島の何処かにあるという。少しでも構わないから見たい、という子供の様な好奇心から探し続けていた結果が漸く見つけることが出来たのだ。 ) あれが、噂の、門か…後少し、で繋がるの、か? ( 門とやら、数メートル離れた場所に静かに着陸をした。其の姿形は、小っこくて、白い姿をしていて、背中には鋭い刃のイメージを持たせるような白き翼だった。まるで敵意が剥き出ししているかのように ) [Sat 5 Aug 2006 20:44:22]
お知らせ > ルシアが来ました。 『噂の門を求めんとばかり。』 [Sat 5 Aug 2006 20:38:41]
お知らせ > ゾゥリズが退室されました。 『それに、食事を摂らねば、体もまともに動かぬのだから』 [Sat 5 Aug 2006 00:09:19]
◆ゾゥリズ > …… (出来れば、門が早い内に… 少なくとも、向こう側に存在が知れ渡るよりも先に開く事を願おう。 そう、溜息の後に思えば、門に背を向け… ゆっくりとその場を離れて行き――) ……… 今は、私の出来る事をするまでであろうな。うむ、それ以外にあるまい…( 斧を肩に担ぎながら、自分に言い聞かせる様に呟きを漏らして… 門周辺の見回りに向かうだろうか。 門だけでなく、その周辺の事もきちんと頭に置いておかねばなるまい…と) [Sat 5 Aug 2006 00:08:20]
◆ゾゥリズ > (向こう側で、この門の事を勘付いた相手は…此方側よりも危険視するべきだろう。 だが… この門の状態では、向こう側に出向いて状況を探る事も出来ぬだろうし… もし、出来たとしても、その行為が逆に門の存在を露見させかねない。何より…自分には偵察等と言う器用な事は出来ぬのだから… つまり、己に出来る事は… 言われた通り、門の守護をする事。それだけ――― ) 少々、歯痒いな… (―― そんな事を思いつつに呟けば、門から数歩程後ろへと下がり、首を一振り、二振り。 ガチャガチャと甲冑の兜を揺らして振れば… 溜息めいた呼吸一つ吐き出し、て ) [Fri 4 Aug 2006 23:51:03]
◆ゾゥリズ > …………… (その中に、門を破壊しようと思うモノ達が居なければ良いのだが… 思いながら、じっと門を見遣り続けていれば、ふと…何かを思ったのか、門へと一歩分近付き… 魔法陣の模様を凝視、し――) ……… 向こう側には、未だ門の存在は勘付かれては無いとは思うが… (―― 少なくとも、此方側の門に何の変化も見られない以上は、勘付かれては無いだろう。 向こう側の者が門の存在を知れば…間違いなく塞ぎに掛かるのだから。 そうは思うも…もし気付かれていたら、と言うケースをも考えてしまえば…困った様に、甲冑の奥で唸りを漏らして ) [Fri 4 Aug 2006 23:41:39]
◆ゾゥリズ > ふむ… (その人影は、未だ開ききらぬ門… の、周辺を軽く一瞥する様に見回しつつ、何やら思案する様な様子を浮かべれば… やがて、魔界と人間界を繋ぐ門へと、視線を向け――) ――――…… さて ( 開くまでに、何人…この場に立ち寄るだろうか。 思うのは、そんな事。 自分が知るだけでも2人は訪れているだろうし…自分が見回りをしている間にも、幾人かは来ている筈。 まぁ、それだけ、この門は魔界でも重要視されている…と言う事なのだろうか。 思えば… ふむ、と兜を縦に揺らし…) [Fri 4 Aug 2006 23:26:54]
お知らせ > ゾゥリズが入室されました。 『門の傍ら。 其処に陣取る甲冑の影…一つ』 [Fri 4 Aug 2006 23:14:08]
お知らせ > ニイが退室されました。 『やがて、わずかに開かれた門に近づくべく足を動かす――。』 [Fri 4 Aug 2006 00:05:23]
◆ニイ > まあ、わ、私にはもったいない言葉を――お上手でいらっしゃいます。(頬に手をあてて、くすり、下品にならぬ程度の笑みをこぼさん。 相手があわせてきた瞳をみて)――わ、わかっているようにも思えます。そうでないようにも。 そ、それを確かめたいと――思うのです。蹂躙―――な、なんと素敵な響きでしょう? そうするのに、ふさわしい存在なのでしょうか――それは。(瞳に夢がちな色が混じる。掌に力が入る。相手が腕を引いたため、宙に伸ばしたままの腕。その先の拳を握る。)――ご、ごきげんよう。もしも、時と二人の気持ちがあいますれば、赤い雨でのワルツを――(拳をほどくと、再び礼法に基づくお辞儀。 相手の姿が消えるのを見送って。) [Fri 4 Aug 2006 00:03:39]
お知らせ > ザルツが帰りました。 『( 其の姿はやがて消える。 )』 [Thu 3 Aug 2006 23:56:20]
◆ザルツ > ( 作り物と称す通り、意のままに螺子を押し込みながら、一部の隙もなくこちらを伺っている。 どこの誰の手によるものか想像もつかんが、精緻を極めた作り物は自然発生した物をも上回る。 より高くあれ、それが設計思想だ。 添えられた手の感触より、相手に秘められた力を想像しながら ) ここでは体に何ぞ生えていようがいるまいが、異形とは呼ばれないのだよ。 君はとても愛らしいと思うただけで、ね。 ( 妖しく煌きを放ち出した青の双眸に山吹色をしかと合わせて ) ――本当は全て分かっているのだろう、ニイ。 君の一番奥深い所で、これから何が起こるのか、君自身が何を為すのか、――何を為したい、のか。 ( ――ふわり、降りる正気という名の柔らかなヴェールを感じ取ったなら、こちらからも腕を引いて ) 君は本当によく出来た作り物だ。 蹂躙せよ暴食せよ殺害せよ、遠からじ降り止まぬ赤い雨の中でのダンスパーティが始まるのさ。 ( 先ほど「協力を既に求められた」と言っていた―― ) ワルツの申し込みには少々遅きに過ぎたようだが、補欠候補くらいには記憶にとどめて置いていただけるとこのザルツ、非常に嬉しいね。 ( 屈めていた腰を伸ばして、カツ、と靴の踵を打ち合わせ ) では今宵はこれでごきげんよう、だ。 いと愛らしき作り物の姫君をこうも独り占めしていては、骨までしゃぶり尽されてしまうからね。 ( ぐにゃりと喪服姿の周囲が歪み ) [Thu 3 Aug 2006 23:55:01]
◆ニイ > 私は卑しき作り物ではございますが―お言葉に甘えましてザルツさまとよばせていただきます――なにか、私の体についておりますでしょうか?(相手の視線が自分の体を見ているのに気づけば、かおをさげて、自分の服装をチェックする。突き出た螺子の一つに手をあてれば、体の中に押し込むように。そうしている間も、視界のどこかにはザルツをとどめている。 相手がふりかえれば、瞳はよどんだ空気の先を見る。扉といわれて連想するようなものは見えない。しかし――なにかはかんじる。感じる場所を凝視する。 胸のあたりを押さえた。動悸が高くなっている。息遣いが微妙に乱れる。 ザルツが言葉を続ければ、凝視するのをやめた。)ダブルミーニング。二つの意味。「扉が開く」―――「つ、つながる」? 「あ、あちらとこちら」? 幕が開けば、舞台が始まる?演目は何? や、役者はどなた? パーティへの出席者は。 わ、私、ザルツ様、たっとき方々―そ、そして?(言葉は徐々に早口に。目にともるは狂気の光。元々乱れがちだった敬語がさらに狂う。 頬に手がちかづけば顔を引く。相手の腕に自分の手をそっと添える。 正気が戻った瞳はいかがしましたか? と、問いかけて。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:37:26]
◆ザルツ > ああ、非常に残念なことに私は君の「だんな様」じゃあない。 対等なる魔族同士、だ。 私も君を以後ニイと呼ぶ、同様にザルツと呼んでいただこう。 ( 男は山吹色の瞳をにまにまと機嫌よさげに細めたまま、愛らしいと称して些かの問題もないだろうニイの仕草を眺めていた。 額に走る一文字や体の至るところから突き出た異形の数々がなければ魔界の者とも思えぬ。 それはこちらとて同じ事かも知れぬが。 ) そう、その貴き方々のことだ―― ( ちらり、背後を振り返る。 澱んだ空気の先、その方角には「扉」がある筈だ。 笑みを収め何かを思案していた山吹色が、きゅう、と弓の形に再度歪められ ) そうツボとツボ、ダブルミーニングだ。 では「扉が開く」、何を意味するか分かるかねニイ。 ( 答えを待たず ) 扉とは舞台の幕だ。 またとないパーティの始まりだよ、ニイ。 ( 少しばかり腰を屈めて両手をそちらへと差し向けよう。 少女の形した魔族の頬を包み込むように。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:23:51]
◆ニイ > (下げた頭に降り注ぐような笑い。頭をあげれば、手を膝の上でそろえたまま、相手の言葉をきょとんとした表情で聞いていた。)お褒めに預かりまして幸いです。は、はい――おそらくはだんなさまがおっしゃる本気ボケ、というのでしょうか。そ、それでありますかと(なぜ、ほめられているのかかはよくわかっていない様子だが、自分がおかしなことを言ったのだろうと首を縦に振る。 そして、相手の説明。 終わってからも唇を閉じあごに指を当てて、しばらく考えるしぐさをしていた。指を膝の上に戻せばおもむろに唇を開く)わ、私が協力を求めれたことはございます―求められた方がおっしゃるには―と、とても貴き方々がなにかをなされた――な、なされたことの結果、“扉”が開く――とはお聞きしました。 私が耳にした方と、七つのお方は、同じ方でいらっしゃいますでしょうか―――ち、ちなみに、私にはお、お嬢様ということばはふさわしくありません。せ、製造番号をもって、ニイとお呼びいただければ、幸いです。(いいおわれば、頭を下げた。そして、手を打つ。ぽんと音を立てる) ああ、いま、ようやくわかりました―――笑いのつぼとインテリアのつぼをかけていたのですね、お、お見事です。 [Thu 3 Aug 2006 23:10:05]
◆ザルツ > ――む、く。 ( 沸々と爆ぜる溶岩にも負けぬ、赤の髪を楚々として垂れる頭は従者に相応しき礼節を守るもの。 だがしかし、聞き終えた次の瞬間、喪服姿の男は言葉を詰まらせて ) は、 ははは、 は、 はははは ッ! ―― ( 痩せた上体をくの字に折って笑い続けた。 発作がおさまるまでたっぷりと時間をかけて、上機嫌を隠しもせずに話しかける。 ) ――やあこれは愉快なお嬢さんだ、実にいい角度で私のツボを突いてくれる。 ああツボと言ってもインテリアのアレじゃあない、そうセンスがいい、そういう意味だ。 だがしかしだ、それが所謂本気ボケと言うのならば軽く話さぬわけにもいくまいな。 七ツの御方とは先日こちら側にお戻りになられたと聞く憤怒の罪魔の名を持つ方だ。 刺激的なニュースとはとかく足が速いもの、そういった話を最近聞いてはいないかねお嬢さん? そうさな例えば――お嬢さんの「力」を求めて誰ぞ話しかけてはいないかね。 [Thu 3 Aug 2006 22:55:44]
◆ニイ > (訂正:動機→動悸) [Thu 3 Aug 2006 22:54:56]
◆ニイ > し、しんく? な、ななつ?(声が聞こえた。相手を視認すべく首を動かす。……視認。そのとたん、相手がこちらをむいた。一瞬のうちに目を閉じて開く。質問に即答できず、考えるように首を横に傾ける。)な、七つの方とは、ず、ずいぶん御若い方なのですね。だ、だんな様のお子様のお話でしょうか―――む、胸が高鳴るというのは、胸の動機が不規則になりがちであるということでしょうか。で、でしたら私にも覚えがございます(表情を穏やかなものに変えて淡々と言葉をつむいだ。 そして、しゃべり終われば、頭をふかぶかと下げる) [Thu 3 Aug 2006 22:42:57]
◆ザルツ > 今宵はそうだ、数夜前からずっとそうだ。 真紅の御方、七ツの欲が一の御方がこちら側へと戻って以来からずっと。 何かが、起ころうとしている――らしくもなく胸も高まろうものじゃあないか。 ( 息すら詰まる熱気の塊が訪れる者を押し包む、ここは溶岩に囲まれし半島。 その中で曲げるをよしとせぬ一定の歩調を耳が捉える。 じゃりり、と体ごと向き直りそちらへと声を投げよう ) ――そうは思わないかね、君。 [Thu 3 Aug 2006 22:34:16]
◆ニイ > も、もん。(滴る汗が地面から落ちる。)も、も、もん。(無表情の口元からもれるつぶやき。門といっているのであろうか。 メイド服をきこんだそれは、地面を踏みしめ、あるく。一定の間隔を崩そうとしないかのように、姿勢は常にまっすぐに保たれたまま。 脚はゲルツがいる場所へと近づく。暑さで集中力が奪われ、また、熱気で大気がよどんでいる。そのためだろうか、ゲルツにはいまだ気づいていない。) [Thu 3 Aug 2006 22:28:26]
お知らせ > ニイが入室されました。 『(それ――は地面を踏みしめる音とともに近づいてくる。)』 [Thu 3 Aug 2006 22:24:43]
◆ザルツ > ――ふむ。 ( 指輪がなくば枯れ木とも見紛う腕を、大きくゆるりと横に薙ぐは舞台の開演を告げるに似た身振り。 人の世が天からの落涙に濡れていようが、今このか黒き空に月の姿の一片すらもなかろうが。 ) ごきげんようまだ見ぬ諸君、今宵は実に佳い月だ。( [Thu 3 Aug 2006 22:16:32]
◆ザルツ > ( 其の一握りは縦に長く横に細い。 ――――ぞろ り。 歪曲する大気の襞、その深奥より。 始めに突き出されしは、手招きにも似た形の手。 緩々と其れに繋がる腕が、肩が、ややもすれば前のめりの角度の頭が襞のあわいより抜け出して行く。 両の腕が大気を掻き分け、最後によく磨かれた靴の足がコツリ、大地に降りて。 ) [Thu 3 Aug 2006 22:06:57]
◆ザルツ > ( 溶岩の熱が齎す、尋常ならぬ熱気に常からして澱み揺れる大気がほんの一握り、一際大きく歪む。 ) [Thu 3 Aug 2006 21:58:00]
お知らせ > ザルツが入室されました。 『( 歪む大気―― )』 [Thu 3 Aug 2006 21:55:24]
お知らせ > グドルフが帰りました。 『(そうして、紳士は優雅な足取りで門をあとにした。)』 [Wed 2 Aug 2006 23:26:57]
◆グドルフ > ――私だ。門は形を保っているものの、未だ開かれてはいない。だが、近いうちに必ず”力ある者があちら側への道を開くだろう。 ( 手のひらに収まる程度の小さな玉に、話しかけるように。 ) それまで、引き続き手分けして協力者を募ることにしよう。――以上だ。 [Wed 2 Aug 2006 23:26:20]
◆グドルフ > ふふふ――しかし、恐ろしい魔力を秘めた魔方陣だ。 ( 口の端を吊り上げ、にぃ、と笑う。 ) 今はまだ、こうして開きかけた門の形だけがここにあるというのに――それを形作る魔力――この湧き上がってくる血潮のごとき瘴気。並みの者には決して作れまい。 ( 並み以下のものなら、この門に近づくことすらできないだろう。グドルフも間近でその魔力を浴びて、自然と気持ちが高調してくる。 ) いかんな――これ以上こうして物思いにふけっていると、今すぐにでも戦いへ赴きたくなる衝動に駆られるよ……。われながら、いささか紳士的ではないな。 ( きびすを返すと、魔方陣から離れつつ、アタッシュケースから小さな水晶玉を取り出す。こちらから一方的にだが、エレノアに対して短いメッセージを送ることができる。周囲の気の流れ、天候、互いの距離などから、いつでもどこでも使えるというものではないが。魔方陣の影響下から離れると、グドルフは手短に、用件だけをエレノアに伝える。 ) [Wed 2 Aug 2006 23:22:16]
◆グドルフ > ひとまずは、門がどのような状態にあるか、把握できたことをよしとしよう。 ( 一人納得するように小さくうなずくと、グドルフはアタッシュケースを開けてタオルを取り出した。それで体の汗をぬぐう。 ) ――となれば、時期がくるまでは引き続き協力者を募るのがいいだろう。 ( 力こそがすべてのこの世界。そうだれも彼もが、というわけには行かないだろうが、顔と名前だけでも知っておく意味はある。 ) まだいくつか不安要素はあるが、なに――門は現にここにあるのだ。後は開くのをまてばいい。ふふふ……。 ( 低い声で笑うと、汗をかいてさっぱりした体を綺麗にぬぐい、上着を元通り着込んだ。 ) やはり紳士たるもの、いつまでもむやみに素肌をさらすのはエレガントさにかけるからな。 [Wed 2 Aug 2006 23:07:11]
◆グドルフ > ( 門は確かにここにある。しかし、それは入り口がかすかに開いたような状態で、ここにある。 ) 門そのものも、不安定、か。重たい扉を無理やりこじ開けてきたというそのままの状態だな。 ( これを開いたのは、赤い悪魔。さすがはわれらが王である。グドルフは魔方陣を見据え、指先で髭をなでた。 ) エレノア君であれば、もっと精密な分析ができるのだろうな。しかし、今がまだ異界にわたる時期でないということだけは、これではっきりした。 ( 己に一人で門をこじ開ける力はない。悪魔の王、あるいはクロウァーテ卿が準備を整え、異界へとわたるときが来るはずだ。 ) それこそが機会、か。 [Wed 2 Aug 2006 22:56:14]
◆グドルフ > 予定通りなら、エレノア君はイーディス台地を迂回するルートでこちらに向かっているはずだ。彼女が遠回りして協力者を探す間、私も門に関する情報を集めねばな。 ( 脱いだ上半分の服は、アタッシュケースにしまってある。粒汗のしたたる強靭な肉体美を誇示しつつ、長身の男は門と呼ばれる魔法陣へと近づいていった。 ) これがそうか――ふむ、確かに魔力の流動を感じる。魔界の瘴気に僅かに混ざって漏れ出ているのは、恐らく人間界の気、なのだろうな。 ( しかし――魔力の鳴動も何も感じられない。まるで眠っているかのようだ。 ) [Wed 2 Aug 2006 22:44:02]
◆グドルフ > ( エレノアと二手に分かれた後、グドルフはまっすぐに半島を目指した。部下の目測どおり、目的地へは順当にたどり着けた。周りを溶岩の海に囲まれたこの場所は、景色が揺らぐほどの熱気に見舞われている。その中にあって、男は顔色ひとつ変える様子はなかった。 ) ふふふ……溶岩浴は紳士のたしなみ。このような熱気の中で健康な汗をかくこともまた、肉体を若々しく保つ秘訣なのだよ。 ( だれに言うでもなく、小さく笑う。スーツの上半分を脱ぎ、6つに割れた腹筋を外気にさらして、厳つい肩をゆらしながらゆっくりとあるく。 ) [Wed 2 Aug 2006 22:36:57]
お知らせ > グドルフが来ました。 『(アタッシュケースを片手に、ジナイ半島を訪れる紳士の姿。)』 [Wed 2 Aug 2006 22:33:01]
お知らせ > ゾゥリズが退室されました。 『「嗚呼、そうしてくれると手間が省ける」 言葉残せば、周辺の見回りへと戻って』 [Wed 2 Aug 2006 02:53:44]
お知らせ > 雪白が退室されました。 『(一先ず、棲み家へ帰って策を練らんと、九尾の狐は「門」から去っていった。)』 [Wed 2 Aug 2006 02:53:03]
◆雪白 > (そういえば噂を流していた者はそんなことも言っていたかしら、なんて考える狐。とりあえず自分は魔方陣に手を出さぬ、と認識してくれたのか、甲冑は去ろうとして──しかし、狐の言った言葉に反応して、興奮気味に語りだした。その様子を、狐は無言で見つめながら……反論しない方が身の為だと、思った。) ええ、そうね。貴方にとって最高の目標なのでしょうね。 ……解ったわ。あなたの邪魔をしても悪いから、魔方陣には時が来るまで近付かぬし、他の者に出会ったらそう伝えておくわ。 (時が来れば全てが解るのならば……それまで、ここに来る必要はないだろう、と考え。狐は言う。) [Wed 2 Aug 2006 02:40:30]
◆ゾゥリズ > 嗚呼…そう、はっきりと表明されている筈だ。(そう、言葉を投げてやれば、雪白へと視線を向けた視線を一度外して周囲を一瞥。 周りに怪しい影が無いかと警戒する様な視線を巡らせて行こうと、し――) 大変? 大変なものか! 主君に我が名を記憶の片隅にでも置いて頂く、その為に… 数多の敵を叩き伏せ!我が身を血に染めッ!そして大地さえも紅く、我が主君に相応しい程に染め上げるッ!! これほど、気の入れ甲斐のある目標等、他にはあるまい?(… 其の最中に耳に入った言葉。ソレに返すのは、好戦的な笑い声と、高らかに掲げた斧と共に吐き出される、大分興奮気味な声音、か) [Wed 2 Aug 2006 02:23:12]
◆雪白 > (一応、誤魔化せたのだと思い狐はほくそ笑んだ。狐の顔では、表情は解り辛いだろうが…。) クロウァーテ卿が……なるほど、ね。 (まだ何か知っているのだろうけど、忠義に熱そうなこの者からこれ以上聞きだすのは無理だろうと判断し、再度の質問は避けた。そして相当に難しいと言われれば、狐は嘆息し。) はあ……。まあ、元々無理だろうとは思ってたけどね。 (少々素の口調を出しながら呟いた。そしてゾゥリズの言った言葉には…なるほど、赤い悪魔は、相当に強き者にしか興味を持ってくれないのか。と思った。おそらく自分の想像など及びもしないほど、彼の主君は強き力を持っているのだろう……。) あらあら……貴方も大変そうね。 (彼の目標を聞くと、そんな感想が漏れたり。この甲冑の者も未だ名前すら覚えてもらっていないと言うのなら──御眼鏡にかなう方向は諦めて、別の方法を考えたほうがいいかもしれない、と狐は思った。) [Wed 2 Aug 2006 02:09:01]
◆ゾゥリズ > ふむ、そうか… 確かに…向こう側の空気とぶつかり合い、混じり合っている所為か、風の音色も普段とは違い味があるのかもしれぬな…(そう、相手の白々しい言葉を聞きながら… 一瞬ばかり考える様な素振りを見せる、も…追求は無粋とでも思えば、相槌を打つような言葉ポツリ。 吐き出し…暫し雪白から視線を外していれば―― また、耳に入る言葉。それに、再度視線を向け――) この門はクロウァーテ卿が管理する、との事だからな。 まぁ、私からは詳しくは言えぬが――…恐らく、お決めになるのは卿かもしれぬ、だろうか。(見遣り、返すのは…幾らかぞんざいにも聞こえる言葉。ソレを吐き出し返せば… 全ては時が来れば明らかになるだろう、と言葉返し―― っと) さて、そんな事はお前の力次第だろうに。それと、言っておくが… 我が主君の御眼鏡にかなう事は相当に難しいぞ。力無い者は名すら覚えて貰う事すら出来ぬのだからな (この私も、主君に名を覚えて貰う事が当面の目標だからな…と、サラリと… 何か、言った) [Wed 2 Aug 2006 01:51:43]
◆雪白 > いいえ。この心地よい風の音でしょう。 (白々しいことを言ってのける狐。まあ、黒い力の風が心地よいと言うのは嘘ではないが。黙ってゾゥリズを見、紡がれる言葉を聞いている。) ──あら、誰でも構わぬわけでは無いのね。 (「残・念──」と、最後に呟いた言葉は本心ではなく……狐はギリギリと歯を鳴らしながら、内心で『何としてでも向こう側へ行ってやるわ』と息巻いていた。が) そう?あら?お決めになられる方がいらっしゃるのね!? (狐の耳は、聞き逃さなかった。そのどちらかに認められれば、人間界へ行けるかも知れぬ、と。) ──でも、私のような下賤の者に、高貴な方々が果たして会ってくださるかどうか──。 (狐は、少し悲しそうな声を出してみせる。) ……貴方は、元々ヴァイオレート様にお仕えしていたの? (御眼鏡にかなう方法を探らんと、狐は尋ねた。) [Wed 2 Aug 2006 01:40:11]
◆ゾゥリズ > ん? 今…何か申したか?(甲冑に包まれた体。 小さな呟きは幸いにも気付く事は無かっただろうが… もし、耳に入れば、その九尾を八尾か七尾にせんと、斧を振るったかもしれないだろうか? ――――兎も角、幸いにも呟きを聞き逃した甲冑姿は、大人しく魔法陣から離れて地面へと座る雪白へと視線を落とせば… 彼女の言葉に、暫し思案し――――) さてな… 恐らくは、最初の内は全ての者が…と言う訳にも行かぬだろうとは思うが、な…(…そう、甲冑越しに言葉を投げ返せば―― お決めになるのは主君か、或いはクロウァーテ卿か…と、思案する様な風に言葉を漏らして付け加えれば…) それまでに、我が主君かクロウァーテ卿の御眼鏡にかなう様にするべきかもしれぬな…(ポツリ。他人事の様に漏らす、か) [Wed 2 Aug 2006 01:17:36]
◆雪白 > (ようやくゾゥリズとやらの主君が、門を開いたヴァイオレートのことだと気づいた九尾の狐。尾を震わせると、舌打ちをした。) ちっ、例の赤い悪魔様の部下か……! やっかいな。 (小さく呟いた声は、果たして聞こえたかどうか。──様子を見るに、彼は相当忠実な部下のようだ。下手に逆らうのも、まずいか──。) ……そう、待てば良いのね。何の準備をしてるのか知らないけど──。その時が来れば、誰でもあちらへ行けるのかしら? (先ほどと比べてだいぶ落ち着いた声。反抗的なお前は通行禁止!…なんて事になっても困るので。しかし、まだ少し苛立っているかのような口調。言い終わると、狐は一歩魔法陣から離れ、地面に大人しく座ってみせた。) [Wed 2 Aug 2006 01:04:07]
◆ゾゥリズ > 強度なぞ関係ない!私にとって重要なのは、この門が主君が開きしものである事!主君よりこの門を守護せよと仰せつかった事!そして!この門が主君の望みを叶え、欲望を満たすものであると言う事のみよ!(近付きながら、叫び返す声に混じるのは… 何処か、何かに心酔した様な声音。その声音を撒き散らしながら、一触即発の空気へと足を踏み入れれば―― ふっと、耳に入る狐の言葉。それに、足を止め… 睨む視線を緩め――) ならば、暫し時を待つが良い。今は未だ向こう側に赴く時では無いのでな。(それに、見れば分かるだろう?と、不安定な門を視線で指し示してやれば… 再度、前方に立つ者へと視線を向けるだろう。 相手が身構えた侭なら、こちらも… 何時でも斧を振るえる様な体勢で――) [Wed 2 Aug 2006 00:44:08]
◆雪白 > (赤い兜の、甲冑がこちらへとやってくる。睨むような視線を感じると、こちらも睨み返す。) なあに?この魔方陣は、守護が必要なほど弱っちいわけ!?はんっ!(と、鼻で笑い) 私は雪白!樹海に棲む者よ! 誰も壊しやしないわよこんなもの!向こう側へ行きたいとは思っているけどね! (そう一気に、挑発するかのような怒鳴り声を返すと、荒々しい様子に、いつ戦闘に入ってもいいよう、狐は身構えた。) [Wed 2 Aug 2006 00:30:21]
◆甲冑 > (そう、怒鳴り声を上げて魔法陣へと近寄るのは…兜だけを赤く塗った甲冑姿。手には盾と斧を携えたソレは、魔法陣の傍に立つ人影を兜の奥から睨みつける様な… 何者かと見据える様な視線を向けていれば、足早に… 鉄の足音を鳴り響かせながらその人影に近寄り――) 我が名はゾゥリズ!主君よりこの門の守護を仰せつかる者! 再度問う!貴様は何者ぞ!(―― そして、怒鳴り声に対して返されるのは叫ぶ様な名乗り。 ソレを吐き出せば、睨む視線を其の侭に、前方の人影へと足を進めて行って―――― その人影の近くへと辿り着くまでには、恐らく…大よそ一ターンか) [Wed 2 Aug 2006 00:19:57]
◆雪白 > (苛々がつのってくる。せっかく急いで急いでここまでやって来たというのに、あの紳士だって案内してやったというのに、全て無駄骨か!? ああ、確かに情報収集は肝心だ! 「門が開いた」と、そう聞いていたのに。こんな不安定な門だとは!! 情報を教えてきたきた奴と、顔も知らぬ門を開いた者への怒りが募る。その時、うってつけた様に響いた声。苛々をぶつけるかのように返した。) はあ!? あんたこそ誰よ! 何か文句あんの!? [Wed 2 Aug 2006 00:16:18]
お知らせ > 甲冑が来ました。 『「其処に居るは何者ぞ!」 不意に…声が、響いた』 [Wed 2 Aug 2006 00:09:56]
◆雪白 > (魔法陣の側に寝そべり、スーッと目を細め──その力を、見る。力は、時に激しく燃え上がるかのように大きくなったかと思うと、次の瞬間ふうっと沈んだりした。その躍動をしばらく眺めていて──。) ……この中に飛び込むのは、かなりの冒険のようね。 (想像したのは、飛び込んだ途端、魔法陣の力が弱まって九本の尾だけが残る光景。──あまり試したくはない。……しかし、ただ待っていればいい、のだろうか。) [Wed 2 Aug 2006 00:00:59]
◆雪白 > (──そして、辿り着く。門のある、その場所へと。しかし──) ……これが、門…? (門だ門だと聞いていたから、少し違うものを想像していた狐。魔方陣を見つけると、その周りをぐるぐると回り、ジッと見つめる。) 確かに、只ならぬ力を感じる……けど。 (激しく強い力が、魔法陣の上で蠢いているのが解る。しかし、本当にここから人間界へ行けるのなら、もっと沢山の住人達が居ても良さそうなものだ。──それとも、もう既にアチラヘ行った後か?) [Tue 1 Aug 2006 23:49:46]
◆雪白 > (樹海を出た所でグドルフと別れ、ただひたすら魔力の強い方へと早足で向かっていた雪のように白い狐。黒く、熱い瘴気が段々と濃くなり、人間界への門があるであろう場所へ徐々に近付いて行っているのが解る。狐の口の端が、裂けるように伸び──どうやら、これは笑みを作っているらしい。人型に化けれる狐は、たまに不気味な笑顔を見せる。) ふ、ふ、ふふふっ。 (小さく声が漏れたかと思うと、狐は大地を蹴って駆け出した。──門へと。人間界へと続く門へと!) [Tue 1 Aug 2006 23:41:05]
お知らせ > 雪白が来ました。 『(目指すは、人間界への門)』 [Tue 1 Aug 2006 23:37:02]
お知らせ > クロウァーテが退室されました。 『(穿つ鴉の嘴と同じコト)(―――許されたモノだけが、踏み入れる城に、新たなる黒が加わる夜)』 [Tue 1 Aug 2006 04:56:31]
お知らせ > フィーリアが帰りました。 『(茨の手は、それでもー…全部、ぐしゃぐしゃにせずには、いられない けど。)』 [Tue 1 Aug 2006 04:55:15]
◆フィーリア > …お褒めに預かった、らー… うれしいもの、なのー… ふふ ふ。 この味、がぁー… すこぅ、し 頭を、起こすのかしら、ぁー… (血の味は、馥郁と蜜を孕む。禁断、禁忌と言う名の背徳を。吐息に染めた唇が、末期にも似た細さで微かに笑みを刻んで。) …… どう、しよ ぅー… 考えた、だけ で。 あは、はは もぅー… 我慢、出来なくなって しまいそぅ 早く、はやくー… (虚ろな硝子に、熱という名の灯火が揺れる。世界を覆う瘴気を一欠片、飲み込んだかのようにー…酔い痴れて、熱く。 初めて舞踏会に招かれた幼い令嬢のように、爪先が逸る。翼が踊る。) 叫ぶ声も、滴る蜜も、迸る鮮血も、やわらかな肉も―― 何ひとつ、なにひとつ、この世に残らない くらい、に。 (陶然の響きは、紛れも無く愛の歌。言葉であえて括るならー…愛欲と。そんな響きすら、存在するのだから、不思議は何一つ、何無い。 自ずから枷に繋がれる事を、今宵、己の欲の為に選んだ手。 ――嗚呼。高らかに語る声の、何と甘い、事。) ついつい、やわらかいところー… おなかのね、中から 噛み付いてしまうの。 手足は、ちょっと歯ごたえがあるくらいでも おいしい、わ。 …涙が血色に変わった頃のね 眼球は。甘い甘いキャンディ みたいに、極上ー… なの。 (トォ ン 。 爪先が堅く凝る大地を蹴り。傘と翼が風を孕みて舞い上がる―― 羽より軽く、髪が空に。解けるように広がって。) はぁ い。 楽しみ、とっても楽しみ あはははははは いっぱい、いっぱい―― 鳴かせて泣かせて 啼かせ て。 (そして、愛してあげるから――。 捩れて解れて歪んだ睦言が、風に溶けて。凄惨をスパイスに。酸鼻を隠し味にした、ディナー・ショウに参りましょう。) [Tue 1 Aug 2006 04:52:42]
◆クロウァーテ > 宜しい。 ―――貴様は、利口だ。気に入った。(甘い吐息。ぶるりと脳髄を震えさせる、己の司る欲を静かに侵食させて行く 聖なるモノ の最期の吐息にすら、其れは似て。) さんざ、愛を囁いて喰らうてやるといい。―――今の貴様以上に、甘く、艶やかな吐息を零して 彼奴等は 悦ぶ。(くつり、くつり、くつり―――虚ろな瞳、黒い世界に侵された熱の無い瞳。歪み、笑みの形を象る唇。其れを眺めていると、愉快な事至極。)(終わり無い愛、其れは息を失う、最期の一葉が零れ落ちる刹那に生まれる罪と罰の証。不甲斐無い己の下僕のドレをどれだけ集めれば、門への魔力の供給が出来るか、其れを見極めるために億劫乍も、今宵城を出た甲斐があったというもの。実に面白い―――) 嗚呼、ゆっくりと、隅々まで丹念に、 愛し尽くしてやれ。(―――己が関する大罪は全て元を正せば一ツの欲から生まれた 罪。なれば、全てがいつか一ツに集い似た形を描くのは必然。其れを持ってして、地で息 る(モノは全て根底は同じカタチ。)(僅か、触れる指先を、青白い指先が枷のように繋ぐ) ふ、 ふふ 、 ふははははははは は ははは ッ!――――羽根から、順に裂いてやると実に甘い声で啼くぞ。 枷をして、溶岩板で焼くも、美味。 勿論、喰らうのは涙を零し、命乞いをするレアだ。(ふゎ、と鴉羽根と髪が逆立つように舞い上がる。―――白い鎖を繋いだ、白い指先、蝙蝠傘で風を受けよ。地を蹴り、舞い上がる黒二つ) なれば、早速今宵の晩餐に向かおうぞ。フィーリア。(―――門から、オブジェ宜しく生き乍張付けられた 貴女の同族が出迎える城へ) [Tue 1 Aug 2006 04:33:45]
◆フィーリア > (堕落したモノが湛えるのは、名残に過ぎず。舌先に沁みる甘さは、己ならぬ血肉の柔らかさに渇望を募らせる麻薬じみた禁忌。それでもー…繊手の爪先を舐る動きは止まらなかった、から。既に、立ち位置等定まって等しいと、今更ながらにー…知らせる、ように。 聖性の甘さを滲ませた吐息が、僅かに指先擽るように、零れて。) Yes. 勿論ー…… だって、それがー… ずうっと、ずうっと、したかった 私の望みそのものー… です、もの。 愛してます、わー… これまでの蜜も、これからのー… モノ、も。 だって、私はー… フィーリア。フィリア、ですものー… あは、は。 (古い言葉で「親愛」の意味を持つ響きは、やはりこれも冒涜の証と。硝子の双眸が笑う。 包み込んで、抱きしめて、離さないでー… いっそ、永遠、を。即物的で分かり易い愛の形は、ほら。此処にあるから。) ……わ、ぁー…… うれしい。 思い出して、おけば。 がっつかないでー… ちゃぁ んと、骨の髄まで、味わえる から、 だからー… (食べる程に増していく嗜虐。終わらない欲望の形は、暴食の罪にも似て。差し出された掌に、淑女が舞踏の誘いを受けるが如く、粛々と。白に白、指先、掌、重ねようと。) はぁ、い。 ずたずたの、ばらばらの、ひき肉、ミンチ ハンバーグ あは、あはははははははは。 (楽しい食べ方を、歌のように口ずさんで。くるり。手の中で、蝙蝠傘が踊った。) [Tue 1 Aug 2006 04:12:45]
◆クロウァーテ > ――― オ・フィーリア…、(啜るのは己の紅、己が貪った同属の其れと同じ名残がするものだと、そして、其れが甘美なる大罪だと知り乍、輝ける場所から、自ら身を落とした愚かで、潔いモノ。) 面白い…………、(くつりと喉の奥から溢れ、毀れる悦楽の笑み。指先に走る艶かしい温もりが斑の糸を引いて、 其処に、罪を産む。)(物欲しそうに此方を見上げる瞳、白磁に映える赤が其の淫猥さを掻きたてる罪の色。) 貴様の兄弟を、姉妹を、―――嘗ての家族を喰らいたかろう ? 喰らうてやることこそ、真の愛ぞ。(そう、輝きし者達の愛する言葉。―――包み込み、守ることが愛なれば、 喰らうて、己の中、誰にも触れられぬよう、全てを皿まで喰らうてやることが 愛。) 貴様が望むのならば、喰らわせてやろう ? 飽きる程に。(貴女が答えを宿した指先を、己で舐って、次は指先でなく掌を差し出さん) ―――生憎、門はまだ不完全。安定しきらぬ。開通とは言いがたかろう。故、其れまで、 同族狩 の予行演習をさせてやろう。―――如何だ、オ・フィーリア。 [Tue 1 Aug 2006 03:50:29]
◆フィーリア > (聖性を残すというその事実そのものが、既に天への冒涜じみた、モノ。 忘我と狂気、狂喜と茫洋を纏い、もしくは装うモノは。知った上で、笑う。 …ツキン。額に、鋭い痛み。それすら甘く揺らめくのだからー…今宵の毒は、なんて、素敵。見上げる瞳が弧を描く。 笑みの三日月。瞳と唇、下弦と上弦、三日月、三つ。) 嗚呼ー…… もぅ。 おなかが くぅくぅ ないてないてー… しま い、そぅ。 クロウァーテ様ー… 素敵に 酷い わ。 (まるで、御馳走をお預けにされた、犬のように瞳が曇る有様。瞼を伝う真紅は、それこそ涙のように。 唇に刷く紅のよに。 混じる真紅はー…まだ、きっと、天使の味も残るから。) ……むかしむかしのー… 味。 でも、 穢れてない子 たちはー… 桃みたいに みつみたいに ミルクみたいに やわらかくて、甘くて甘くて甘くてー… とろけて、しまぃ そう。だか、ら。 (献上するのは、禁忌の欲を疑いもせずに受け入れた、かつては純粋だった器の名残。 …嗚呼、ずるい。あのお城には、甘い甘い子たちが、いっぱい 食べられているんだから。 細い眉をきゅうと寄せて、躊躇いも無く頷いて。) ――― あ。 (不自然な紅は、己の色。濡れた爪先にこじ開けられる唇が、瘴気とは違う生身の熱を、指先に伝え、て。) ………。 (目礼が、頷きの代わり。もしくは、舌先に広がる甘い甘いー…でも、何処か、それだけじゃ物足りない己の味を、ぴちゃ り。 啜り、舐め取る舌先の動きこそ、が。) ――― は ぁ (透明と真紅の混じった糸を、指先から唇に、橋掛けて。 小鳥ならずとも、今は獲物には違いない同族喰いが。) オ・フィーリア と、申しますー… わ。 (何処かの国の歌劇では、気狂いの果てに自決した女の名前を、唇に。) [Tue 1 Aug 2006 03:35:09]
◆クロウァーテ > (貴女がもしも、抉じ開けられる其の指を拒まぬのならば、貴女の舌先に、甘い貴女の朱が広がるだろう) ――― 貴様の 名 は?(見下ろす黒い鴉の眼。嘗ては輝きし、光を、獲物を捕らえる獣の眼。) [Tue 1 Aug 2006 03:15:12]
◆クロウァーテ > (面白い)(見下ろす少女の浮かべる表情、紡ぐ言葉、虚ろな眼差し。蕩けたような声。―――其の肌の色、器だけは、清らかなる色の儘、中身だけ、滾る欲情だけが黒く、穢れ、歪みきっている。) ………そう、コレは、弱肉強食の淫靡なる晩餐。 (くらりくらりと笑ンだ)(紅い舌、白い額につきたてた爪先、つ、と 落ちる紅い雫。―――白き肌を伝う其の紅を指先に絡めとり、) 貴様の血は、(己の色の悪い唇へ指先を這わせ)―――甘い。 まるで、天使のようだ。 ……、(舌先に唇から味覚を犯す、甘美な 欲 と 罪 に魅せられた堕ちし者の味) ワタシの城に居る貴様の嘗ての同胞達は、美味い。是以上無い程に。―――…今すぐにでも喰らいたかろう? (無理矢理に貴女の唇に貴女の朱が滴る、指先を当て、抉じ開けようと。) 喰ろうた後のオブジェはワタシに献上しろ。 [Tue 1 Aug 2006 03:12:31]
◆フィーリア > (予兆は既に表れているのだ。鳴動する大地、蠢動する魔物。号令の声は高らかに響き渡り、そしてー…何よりも。巣食う魔の心に。欲望に、楔は打ち込まれているのだから。 聖なる気配を未だ、名残のように漂わせながらも。力を司る心はとうに。いっそー…そう。此処では無い世界に在る時、から。 だから、くらくらと甘く、空気を艶やかに震わせる哄笑に。抱える何かを堪えるように、身震いすら、起こして。) ふふ、ふー…… そぅー…罪の甘さが、世界を 犯して 今、姦して、いるー…の。 (憤怒の紅と、色欲の漆黒。ほら。二つの艶やかな色が為した、これは世界に対する強姦で、姦淫。そんなものー… 楽しいに、決まってる じゃない か。笑わずに、いられないくらい。) 清浄のー… 嗚呼。懐かしい 今、ならー…… (黒く濡れた双眸が、愛しさを思い出すように揺れて、彼方を思う。 作り物めいた赤い舌先が、弧を描く唇を、ちろりとなぞり。) 今ならー… あんな がっついた 無駄な、焦った、急いた食べ方なんてー…しなぃ、の に 。 (心底悔やむ響きは。折角の御馳走を味合わずに一気飲みしてしまった子供のように。身勝手で純粋で他意が無い。 …突き詰けられた、黒の凶器。 …気紛れにー…ひとつ、押されれば。それで潰えてしまう己が命を天秤の端に乗せた、侭。 優美な爪先を、茫と、見やり。) …クロウァーテ様のー… お城、に。 いるって、ずぅっとー…羨ましかった わー… おいしい、でしょ ぅー… わたしのー…昔々の、なかま たち。 (つ、ぅ。 白い額から、一筋の朱が零れ落ちて。かつての同族を晩餐の贄としてしか囀らない唇にまで、垂れていく。それすら、今は何処か甘いのは。 …狂わされているんだろう。何処か、欲に。近しく感じる、悦に。) … Yes. 上に いる、天のー…は。 真っ先に、私がぁー… 食べて、上げる の。 骨が残ったらぁー… きっと、キレイな オブジェに なる わ。 (そうしたら、魔界を華やかに彩れる。硝子細工を積み上げて笑う子供のよに。指先が、まだ届かない天に。地上に向けて伸びる。) [Tue 1 Aug 2006 02:58:03]
◆クロウァーテ > (浮かぶ呆けた緩い笑み。己が愚かだとさらりと言って退ける嘗ては白き者。闇を蠢き、空を這う、甘美で、何よりも破壊的な宴の前の前奏曲に、本来ならばありし 『 聖なる 者 』 としての感覚等とうにないのだろう。) ふ。 ふ、ふははははは ッ。 ―――(嗤う)(憤怒の紅い悪魔が開き、其れを色欲の鴉が抉じ開け続ける。其処から漂うだろう、地上の腐りきった極上の香り。汚れ、堕ちきった ニンゲン の住まう微温湯の世。) それでは、問おう。 貴様、其の、―――清浄の国へ帰りたいと思うのか? (あどけない仕草、傾げた小首へ腕を伸ばし、額へ黒い指の爪先を突きつける) 甘く、柔らかく、美味なる 聖 なれば、喰うには至極。己が其れへとなりたいとは思わぬでよ。(―――突きつけた指先に力が篭る) 其れに、貴様の愛しいという、上のイキモノ達も随分と美味だと聞く。 晩餐が始まるぞ。 貴様の満足行くまで、喰らい尽くせ。同族喰いよ。 [Tue 1 Aug 2006 02:35:27]
◆フィーリア > …いとしいー… 地の 世界 がー… (蠢動する噂。鳴動する魔心。罪の名二つが動かした、世界の理。 …地の上、陽光の世界に通じる孔の存在は。元より狂ったような韻律を更にぐちゃぐちゃに狂わせて、慈しみに似た微笑すら。応えの中に滲み出る。) [Tue 1 Aug 2006 02:20:17]
◆フィーリア > (満ちていくものは、情動であり。衝動。暴力、性欲ー…どちらも甘い、甘い果実。貪る事に慣れてしまえば、もう。一寸先だって見えなくなってしまうくらいに。 その根源の一つたる御姿が、此処に在るのだから。くらくらと、背の翼までもが愉悦の滲みに震えてしまいそうなくらい。白面の人形じみた面差しに、ゆらゆら、ともすれば白痴めいて緩やかな笑みが揺れる。) 響きもー… 声、も。 とっても、甘いー…甘い、モノ です、わ? 破壊に破滅に苛烈に横暴、情動情欲隠微に艶美。 ふたぁ、つ。重なって響いたら。 つい、こんな所までー…堕ちて、しまった。(だから、愚かである事を否定もしない。大罪の名を冠する魔の胎動にて揺れるは、大地ばかりでは無く。住まうモノの欲望すら、引きずられているのだろう。立ち上る熱気に揺らされるよう、爪先立ちの体躯がふぅらり揺れて、また戻る。) うふ、ふー… ワカって 分かってー… 判ってしまった、から。あの先、ずっと先、高き高き清浄の世界にはー… 入れて貰えず、仲間はずれ です、わー…。 (硝子珠の漆黒が、青白い瞼を瞬かせて。一皮の底を見ずばあどけないような仕草で、小首を傾げ。) この先、この先、先ー… あの、眩しくて汚らしくて穢らわしくて愛し [Tue 1 Aug 2006 02:18:14]
◆クロウァーテ > (黒い風。其れは魔の血を 持つ 者なれば、甘美な香り。魔界全土に、いまや広がる魅惑の香り。)(己の眼前、小さな体躯。愛らしい表情は其方の中に隠れる黒い欲を覆い隠す、白き仮面か。―――見下ろす白い少女の中に流れる、漆黒の熱を見れば、) ヴァイオレートの何処が甘い響きだと。其れも愚か。(見下ろし、口角がにまりと吊り上る)(其の背に生えるものが、白ければ、見紛うコトなく聖なる者であろう。色鴉の名を紡ぐ唇。さらりと堕ちる黒を眺め) ―――……宜しい、然程愚かでもないようだ。(くつりと零す喉の音)(―――指し示す蝙蝠傘の先、鋭く宵闇すら裂きそうな其れの指す黒を見上げ、) …この美しさが分かるとは、貴様、 堕ちし者の癖、(唇を緩め、堕ちし者を見下ろさん)―――なかなか。 分かるか、この甘美なる慟哭が。 [Tue 1 Aug 2006 02:02:49]
◆羽音 > (立ち上る熱気。禍々しく漂う瘴気が描く、陽炎は。何処か、焔じみて昏い幻想すら描き出す。そうー…その最中。漆黒に彩られし鴉の御方が佇むのだから。絵画としても、一級品。木管楽器を奏でるような足音が、尊顔拝す位置にて トン 。 止まる。) 音がー… 響き、が。 この耳だけが、先にー…甘い甘い響きを、捉えました もの。 うふ、ふー… 無論のこと、存じておりますわー… Lust 鴉の 御方 クロウァーテ 様 ? (トン。軽く踏み出した片足は、脚を交差させて粛々と礼の形を取りしもの。 …断音譜。一重の奏楽。歌の響きに、ゆらゆらと黒に染まった頭を垂れて。) けれどー… 愚か は、否定できません わー…。 ほら。空がこんなに、綺麗に真っ黒だったから。 だからー… 探しにきて、しまいました もの。 (携えた蝙蝠傘の先端が指し示すのは、先刻まで漆黒が多い尽くしていた空。今とて、満ちゆく予兆を感じ取るかの如く、鳴動する、空の色を。) [Tue 1 Aug 2006 01:48:53]
◆クロウァーテ > (僅かな羽音)(―――そして、微々たる光の欠片よ) ……堕ちし、者か。(ぐらりと未だ地の奥底では、煮え滾る何かがあるのだろう、熱く黒き大地に愛らしいとも言えよう足音)(其方へ視線だけを流し、) …………、ワタシを前に、紅い悪魔だけに反応するとは、 貴様、良い度胸。(くつくつと愉快げに喉が音を立てよう)(蝙蝠傘に、黒いドレス。透き通るような白い肌、―――お情け程度の愛らしい羽根。其の姿を眺めて殊更愉快そうに唇が吊り上らん) なァ?―――堕ちし者よ。此処でワタシの名を知らんとは愚かなものよ?(声は低く歌うように。) [Tue 1 Aug 2006 01:36:19]
◆羽音 > (黒々と渦巻く漆黒、闇夜の具現めいた御方が地に降りたちし、頃。魔界全土に広がりし熱気、灼熱を凝縮したかの如き大地の上空より、鳥に似た羽ばたきの音色が響く。渦巻く風に流されるような黒色は、荒れ狂う暴嵐の如き猛り、魔力の渦を見下ろしてー… ばさ り 。 渦中へと近づく高度が、緩々と降りていく。) 赤いー…赤い、 魔の 御方 の、響き。 (――トン。 固まった溶岩が織り成す大地に触れた靴音は、些少の響き。ゆらゆらと、くらくらと、うつろう呟きは虚ろの洞。地に降りて尚通津く羽ばたきは、灼熱の大地に爪先のみをつけて歩く、その所以。) [Tue 1 Aug 2006 01:28:49]
◆クロウァーテ > (相も変わらず、己に傅き、この台地を踏み締める足で己を台地然と踏まれ、喜ぶ下僕達。其れは、紅い悪魔がやってきて二日の時を経た今でも同じ。) …我乍、情けない。 教育を間違ったようだな。(ざ、ざ、ざくり。)(踏み締める黒い大地は、何時にない熱。暑い。) …これも、それも、どれも …ッ。 ワタシを同じような育て方をした、ヴァイオが!ヴァイオが!!!! あの、ヴァイオレートが悪いのだ ッ。 おかげで、ワタシは同じ教育しか出来ぬでないか。(鬼の居ぬ間にとはよく言ったトコロ。ぎりぎりと歯を食いしばり、此処ぞとばかり。紅い悪魔を恐れ多くも呼び捨てた。)(しかも、三度) [Tue 1 Aug 2006 01:21:25]
お知らせ > 羽音が入室されました。 『( ばさ 、り )』 [Tue 1 Aug 2006 01:20:39]
◆クロウァーテ > ―――…ヴァイオ………(もごりと何故か口篭り)………。 ………。(舞い降りた黒い大地に、ヒィルを鳴らす)――…ヴァイオ ! の、帰還だけで、コレ程までに、この魔界が色めき立つとは。 さしものワタシも思わなかったものよ。(くつくつ、くつ。)(躊躇いがちに、近くに紅い悪魔が居らぬコトをいいことに。冒険してみたいお年頃。※年齢限りなく不詳気味※) ………ワタシの下僕の中にも、もう少し、彼奴等(樹海から、台地から、城から―――この黒い台地のありとあらゆるところから感じる気配。同胞の蠢き)のよに、もう少し気合の入った奴はおらぬのか。(しゅるりと、大蛇が色鴉の黒髪、鴉の羽根に似た黒い輝きに溶け入る) [Tue 1 Aug 2006 01:15:02]
◆クロウァーテ > (轟、と音を立てて黒い蛇が地へ落ちる)(ぐるぐるととぐろを巻き、大蛇の頭部へ胡坐を掻いた色鴉は、其処から軽い跳躍で黒い大地へ) [Tue 1 Aug 2006 01:07:02]
◆クロウァーテ > (ぬらりと光る黒い蛇は色鴉の魔力の塊。―――羽根で飛ぶが億劫だというてのコト。鴉羽根を広げて飛ぶも、黒蛇で飛ぶも、つまるところは同じこと。) …疲れたぞ。(ぼそり呟く)(聳え立つ黒き城の主様は魔力、力はあれど、忍耐力が無かった) 降りるか。(誰も見当たらぬ半島を見下ろし、一人語散らん) [Tue 1 Aug 2006 01:01:52]
◆クロウァーテ > なかなか。(今一度呟く言葉。ぐなりと黒蛇が大きく旋廻し、―――魔界、己の領土付近を見下ろす)(黒い森、黒い城、黒い大地、黒い空。 全てが黒く歪み、極上の美しさ。) ――― 嗚呼、良い。良いぞ…!(大地から、魔界の大地から上がる熱気を感じる) 士気が高まるのは良いことだ。(活発に動き出した魔の力に身震いすら) [Tue 1 Aug 2006 00:52:26]
◆クロウァーテ > (積もり積もる紅い悪魔の苛立ちなど露知らず。色鴉は見下ろす魔方陣) ふム、コレはなかなか…―――(腕を組んだ儘、魔方陣の上、轟々と渦巻く黒い何か、 黒い大蛇に跨った姿で呟かん) [Tue 1 Aug 2006 00:43:51]
◆クロウァーテ > ―――(轟、 と風が唸る)(もしも、貴方が魔界の住人で、この場に居合わせ、空を見上げたのならば、貴方の視界には黒イ何カが蠢くのが見えるだろう。) (其れは、雷雨を予期させる雲のよう) [Tue 1 Aug 2006 00:33:31]
お知らせ > クロウァーテが来ました。 『(―――轟々と上空に渦巻く黒イ何カ。)』 [Tue 1 Aug 2006 00:32:14]
Reload : off Line : 1000