魔界の門 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『( やがて馬車も遠ざかり、辺りに静寂が戻る。 )』 [Wed 27 Sep 2006 01:21:49]
◆アイシェ > ( ――――よし。 ゴスとかギャーとか聞こえなかった。 故にNP、問題なし。 燐光に溶けて呑み込まれるさまを見送ったら、馬車に残してある大盾と鎌を取りに行こう。 死人による死者の埋葬。 ) [Wed 27 Sep 2006 01:17:38]
◆アイシェ > ( 戯言に欺瞞、それに偽善。 承知の上で、――善悪も神魔も踏み越えて、安っぽい自己満足の一存で。 忠義の臣下は主の下へ。 陣の中央へとそれらを押し出し、…今この「真下」に誰か居たらどうしようとか、そんな懸念も知らないふり。 高速落下はしないと思った――多分。 多分 ※2度言った※ ) …………………… ( 門の向こうへ還る∴笊iを見送って ) [Wed 27 Sep 2006 01:07:45]
◆アイシェ > ( 酷い戯言 ) ――… 死者にこれ以上鞭を打つのも。 ( おまけに、欺瞞。 ) [Wed 27 Sep 2006 00:57:53]
◆アイシェ > ――… ( 嘆息と称すには、嘆きの要素の欠け落ちた。 ) ( 当初は持ち帰って然るべき処に任せようと思った。 この空が何よりの証たり得るとは云え、思えば「黒」の訃報――この表現は妥当ではないかも知れないが――を示す物的証拠は何もない。 かの罪魔の配下が遺したこれらが、その一端になりはしないかと思わないでもないけれど。 ) [Wed 27 Sep 2006 00:55:09]
◆アイシェ > ( 腕の中で擦れ合う金属の音 ) …どちらが良いのか悩んだのですけど、 。 ( 両腕で抱えたものを落とさないよう、注意しながら陣の上に膝を付く。 手甲と具足がひとそろい、それから罅の入った金糸残す頭蓋骨。 何れも古城城址、廃教会から回収したもの。 ――…最後に追加された真新しい紙を見かけた時には、「へのへのもへ次郎」は却下されたかと些かへっしょりしたものだけれど――閑話休題。 ) こっちが本意じゃなかったら、…その時は枕元にでも出ると良い。 とっくり御付き合い、しますから。 [Wed 27 Sep 2006 00:44:05]
◆アイシェ > ( 背後に低く小さく、馬――…は、毛玉じゃない。 馬の嘶き。 御者としてもこんな処に長居はしたくないのだろう、急かされて漸く顔を上げる。 出島を離れる際、追加料金を条件に頼んだ寄り道こそ承諾されたものの、行き先までは考えちゃいなかったんだろう。 振り返って頭を下げて、…それよりとっとと戻って来いと言いたげな視線は見ないふり。 ) [Wed 27 Sep 2006 00:31:13]
◆アイシェ > ( 六芒星を基とした複雑な文様。 大気さえ汚染した瘴気の源、魔法陣が放つ光は今やかそけき滅びの光。 弱く明滅する赤は死にかけの巨獣の心音に似て、終焉の形を刻むばかり。 遠からずこの門は閉じる――改めての実感は強く、強く。 ) [Wed 27 Sep 2006 00:20:43]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( 燐光 )』 [Wed 27 Sep 2006 00:11:38]
お知らせ > タタンガさんが退室されました。 『(赤光!)』 [Mon 25 Sep 2006 21:04:50]
◆タタンガ > 帰ろう。 (踵を返し、歩みだそうとした足をふと止めた。)…郷愁…か。我が子は…石三つ分ほども…重くなっただろうか… 確かめねば…なるまいな…(ずし。ずし。土煙上げ、巨人が歩く。)…さらばだ。光の世界。(魔方陣の上、立ち止まる。) [Mon 25 Sep 2006 21:04:40]
◆タタンガ > 最早過ぎた事。強者の見付からぬ…この世界に未練は無い…だが、ただ一つ。ただ一つ、惜しむらくは…(ずん。そのまま登山靴にでもなりそうな足を踏み、背中に広がる別世界を視界一杯に受け止めた。)…傷を残す事もできなかった。という、事か…この世界へと足を踏み入れた証を…手に入れたかったものだ。 [Mon 25 Sep 2006 20:58:31]
◆タタンガ > …遣い蟲。そう…ブスシにも伝えておいてくれ… 貴殿も拘らず、戻るよう…そして…先に戻る事、すまぬ…とな。(秋空でも動きの鈍らない羽虫は、恐らく…と。 眼のいい彼の事、すでに知っての事かも知れんが。 飛び去る虫を、一瞬、眼で追い。) [Mon 25 Sep 2006 20:50:21]
◆タタンガ > いつ訪れるとも知れぬ…強者との邂逅…ただ無為に過ぎる…生きるだけの時間…(ふる、と頭を振った。)ならば…力を奪われる世界に留まる理由など…無い。我は…一族の長となるため…赴いたのだから… [Mon 25 Sep 2006 20:47:14]
◆タタンガ > (光として現される力を失い始めた魔法陣を前に、男が一人立っていた。魔方陣に比べればまるで小さい物なのだが、人のサイズまで寄ればその大きさが分かる。 丸太を片手に佇むのは、巨人。)…やはり…この辺りの空気でなくば…我の力が保てぬ…か…(仮面のようにも見える、鈍色の大きな顔を俯かせ、拳を眺めた。) [Mon 25 Sep 2006 20:39:26]
お知らせ > タタンガさんが来ました。 『(ギリ。握る巨大な右拳に、力が漲るのを感じた。)』 [Mon 25 Sep 2006 20:36:15]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『弱まる光を背に二つの人型が消えて』 [Sat 23 Sep 2006 02:00:17]
◆デュラハン > でしょうね。まぁ、少なくとも今のところはそういった人間がそういった風潮に変わる事は無さそうですが。(黒紫の言葉に軽い口調で返して。)(一部の人間は探求することに心血を注いでいるが、その他大勢の物はその者達を疎んじているようにすら見える。それは自身達にとっては好都合な現状、それを更に好転させる事も自身に与えられた使命のひとつであり)(自身の手に促され黒紫が歩みを再開すれば、それに合わせるように自身も足を動かし) [Sat 23 Sep 2006 01:59:26]
お知らせ > 黒紫さんが退室されました。 [Sat 23 Sep 2006 01:53:48]
◆黒紫 > ----- 確かに、ね。これで、未知の物を追究し通すようだったら、きっと……貴方にとっても、俺にとっても居辛くなってしまってただろうからね 。 ( だとするなら。ヒトの傲慢さは、自身等にしてみれば有難いものなのかも知れない。そんな風に思ったり、していたトコロ --- 聞こえた。貴方の言葉、軽く背に当てられた手には素直に従って。また歩みを進める天邪鬼は、貴方の傍らに―― 。 ) [Sat 23 Sep 2006 01:52:36]
◆デュラハン > (貴方が気遣いと思うものはデュラハンにとっては微妙に違うものだが、その思惑が噛み合っているので在ればそう取られるべきものなのであろう。。黒紫の言葉、人というイキモノの性質の片鱗を聞けば)人というイキモノは自身達に理解で気ないモノがあると自身達の知っている物に当て嵌めようとしますからね。まぁ、そちらの方が我々に取っては都合が良いので願ったりと言った所ですが。(知らない何かを見れば、知っている何かに当て嵌めて理解したつもりになる。ある意味傲慢なその思考があるからこそ、人に化けた自身達の様な特殊な存在であっても人の世界に潜めるのかもしれないが。)(貴方が犯した過去の過ちには再度触れようとする事は無く。まるで聞き流したかのように話を続けて。)そろそろ移動を再開しましょうか。(軽い休憩を終える旨を告げれば黒紫の背に軽く手をやり、再び歩みを続ける様に促して。) [Sat 23 Sep 2006 01:37:56]
◆黒紫 > ( 確かに、と黒紫は考える。---通常生活に措いては無関係な、虚空への階段。されど、それを見せてくれる前に告げられた貴方の言葉思い返せば、自身を意識してくれているであろう結果の行動であろうコトが察せられた。瞬間。不安が払拭される感覚を、覚えた。 ) 『前』に? ----- ぁ、 そっか。そういえば ……アレが、そうだったんだね。俺の炎もそうだけど、慣れないものをヒトは、奇術とかで片付けようとするものなンだね 。 ( 以前の小さなイサカイ。自身の炎を、奇術と思われていたコトを思い出して。 ) [Sat 23 Sep 2006 01:20:31]
◆デュラハン > (普通に生活している上ではほぼ体感することは無いであろう、宙ぶらりんな状態。その状況に置かれた黒紫がかなり緊張していたのは掴んでいた背中と、掴む腕から理解できて。内心、少しやりすぎたかな?とも思ったが、実際に使う時が来たとなればこれ以上の高度を使う可能性が高いだろうし、この程度くらいから始めても問題ないだろうと考える。)(緊張が解けて、言葉を話せる状態になった貴方の声を聞けば)この力そのものは以前貴方に見せたことがあるものなのですがね。(そう告げれば、魔界に戻るよりかなり前に見せたステッキや椅子が手に張り付く奇術、その時に使った能力の本来の力であると付け足して。) [Sat 23 Sep 2006 01:09:45]
◆黒紫 > ( 貴方に抱えられた黒紫は、不可視の階段を実体験中 ……現在地表1メートル。下手に動けば落とされかねず、かといって、足を原点に”ぞわり”と湧き上がるムズ痒さを伴う不安は拭い切れない---ゆえに、下りに至ったのであろう『階段』には安堵感を覚え、完全に地に貴方の足が着いたのを見届ければ安堵感は確信へと変わっていく。…ぽん、と頭に乗せられた手には、一息ついて ) ……… 凄いね、貴方の『力』は--- ( 初めて言葉を発す。終始無言だったワケで、黒紫の緊張具合が伝わりましたでしょうか。とか。 ) [Sat 23 Sep 2006 00:55:57]
◆デュラハン > (自身の体に黒紫が腕を回したのを認識すれば、能力を発動し・・・・・まるでそこに不可視の階段が在るかのように歩を進めて。そのありえない状況に気付き黒紫が驚愕の声を漏らせば)かの国の御伽の少年とは若干違いますが、こう言う事が出来るのですよ。(黒紫とは対称的に普段と変わらぬ口調でその言葉に返答して。黒紫を抱えたデュラハンは、足音を響かせる事無く地表より1メートル程上空を暫くの間闊歩し、やがて階段を下りる様に高度を下げていけば)もう手を離して構いませんよ。(地に足が着いてから数歩進んだ後に立ち止まり、貴方の背に回した手を外して。それから間を置く事無く興奮しているであろう貴方を落ち着かせるためにその頭を撫でるように軽く手を乗せる。)(それと同時、自身の能力を見たものが居ないか念のために再び周囲に視線を巡らせる。) [Sat 23 Sep 2006 00:43:11]
◆黒紫 > ( 隠していたが為にジョーカーを出す機会を逸し、ゲーム終了なんてバッドエンドは御免蒙りたいトコロ。 )(確り掴まっているように告げられれば、素直に従おう。---貴方の能力は、未知。其処で下手に逆らおうものなら、此方に危険が及ぶやも知れず。) ん、---- 俺には分からないケド、貴方がそう言うなら--- (言う間にも。背に回された手に気付けば、危険率は否が応にも跳ね上がる。…そして、----) え? ………デュラハン!? 何、このネバーランドへ飛び立つピーターパンとウェンディ的なシチュエーションは …… ( 瞬時に消えた貴方の足音、次いでの 自身の視線の高度化。軽いパニック状態な黒紫は、柄にもない”めるへんちっく”な言葉を零す。 ) [Sat 23 Sep 2006 00:26:06]
◆デュラハン > (そう言った?物語ならば切り札として仲間に隠していたという話も通じそうだが、自身達の場合は情報の隠匿は最悪「死」に繋がりかねない。それ故に持っている能力に関して教えれる物は教えておいた方が良いと判断した為の判断。)それではしっかりと掴まっていてくださいね?(黒紫の邪推に気付く事無くそう告げれば、こちらも貴方の背中に手を回し落とさぬようにして。)(まぁ、このシチュエーションから続けられる事を当てるなんて不可能に近いため、黒紫の趣向に関係なくそう思われても仕方ないのかもしれないなんてのは孔雀鳩の呟き。)(貴方への指示を告げて数秒。デュラハンが地を踏みしめる音はある瞬間を境に完全に消滅し、デュラハンの背が伸びたかの様に貴方の視線を高くしていくだろう。) [Sat 23 Sep 2006 00:12:15]
◆黒紫 > ---- …そう、それも そうだね。 ( 言われてみれば、確かに。互いに干渉するコトの無かった訳で、自身の変化能力について貴方が知ったのも遂昨夜。貴方の能力を黒紫が知る由もなく、肯定したなら、差し伸べられた貴方の手。僅かに逡巡するものの、ほどなく、その手を掴んだ。と、同時。次いでの行動には、趣向に目覚めるかとか、何処ぞの誰かが考えた。けれども、貴方の気配察すれば、先刻の愚考に気付いたとか。 ) [Fri 22 Sep 2006 23:56:26]
◆デュラハン > (黒紫がその手を掴んだのならば、感情を奪われる時とは違う魔力の気配がデュラハンの体を纏っている事に気付けるかもしれない。) [Fri 22 Sep 2006 23:48:38]
◆デュラハン > (黒紫も奇術の基本である理解できない不可思議な現象を扱えるのだから、ある意味では奇術師として食っていけない事は無いのかもしれない。)(自身が以前の様に適応できると言う意味を含む黒紫の言葉を聞けば)それはそうでしたね。(言われてみれば確かにその通りだと思えば、僅かに肩を揺らして。)そうでしたか。いえ、万が一の時にお互いが出来る事と言うのは知っておいた方が良いと思いましてね?(仮初の顔に空いた二つの虚孔を貴方に向ければ、淑女をエスコートをするように手を伸ばし)少し良いですか?(貴方がその手を掴めば、灰色の外套の内に抱き抱えようとするだろう。)(「Devil Flamingo」チャージ1/1次ターンから発動可能。) [Fri 22 Sep 2006 23:46:24]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 [Fri 22 Sep 2006 23:34:28]
◆黒紫 > ( ツーマンライブ---ステキな響きだと思います。 ) 大丈夫。デュラハンだったら、直ぐにまた慣れるよ。あっちに行く前には、可也の時間を『此処』で過ごしてたンだもの 。 (さり気なく返す言葉の裏事情。「 それ以上喋るな。話が噛み合わねェ 」とか言われた日には、黒紫、そりゃ凹んだコトでしょうけれども。恙無くコトは進んでいるようで、何より。) …… デュラハンの『力』?いや、見せて貰ってない、ケド...? ( それが何か。とでも言うように、首を傾げて。 ) [Fri 22 Sep 2006 23:34:08]
◆デュラハン > (何だか本当にありそうな展開であるのが地味に怖いところ。まぁ、そうなった場合はツーマンライブみたいな形でやれば潰しあいも無いんじゃないか?何て妙な打算をするのは先ほどと同じ孔雀鳩で。)まぁ、そう言う事ですね。(微妙に何か変だな?とは感じたが、会話が噛み合っている為にこのままで良いか何て考える。まぁ、このまま間違いに気付かなくても支障は無いので、問題ないのだが。)(アマウラの出島を目指す歩みを始めると同時、頭上のシルクハットの中から外套を取り出せばそれを纏いここに初めて来た時と同じ様な状態に姿を変える。)・・・・・・そう言えば黒紫には私の回復した力を見せていませんでしたっけ?(外套を纏っている途中で唐突に黒紫にそう告げれば、貴方からの返答を待つだろう。) [Fri 22 Sep 2006 23:23:55]
◆黒紫 > ( その時には、天職を得ているコトでしょう。道化師とか奇術師とか、貴方の傍らで、炎操る子どもが居たら商売敵です。 ) 郷に入れば郷に従え、とも言うからね。 ( 完全に意味を履き違えているコトに気付かぬ黒紫。強制ですか、とは影のツッコミ。…此処から立ち去る事を促されれば、長居は無用とばかりに頷き、貴方に従うコトでしょう。 ) [Fri 22 Sep 2006 23:10:15]
◆デュラハン > (日替わりで衣装が変わってたらそれはそれで面白いのにと言うのはどこぞに流れたテロップ。)(自身の尋ね言葉に対して、どこか嗜める様な形で返された黒紫の言葉を聞けば)まぁ、住めば都と言う事でしょうかね?(微妙に意味を間違えている気がするが、この男がそれに気づく事は無く。)(そんな会話をしながらも周囲に自身達以外の存在が居ないか警戒を巡らせれば)それでは行きましょうか。(この場所に長々といた所で何のメリットがある訳でもないため、早々に立ち去ろうとして。貴方からの同意を得れば、早足でアマウラがある方角へ足を進め始めるだろう。)(里帰りと言われてみれば、その通りだななんて思ったのはシルクハットの中に居る孔雀鳩の呟き。) [Fri 22 Sep 2006 22:57:42]
◆黒紫 > ( 因みに--- 今宵は見慣れた黒紫の姿です。とか何のハナシ。 ) ……仕方無いよ、デュラハン。今の居場所は『此処』なんだもの、慣れていくしかないンじゃないかな。 ( 貴方の傍ら。佇む少年は、そう答える。 『里帰り』 正に言いえて妙ですね、とか影が呟いた。 ) [Fri 22 Sep 2006 22:46:37]
◆デュラハン > (門を維持する為の魔力を供給していた罪魔が倒れてもまだその力を失う事無く役目を果たしている魔法陣の前、二つの人影が並んでいた。)あちらの空気に慣れると、こちらの空気が不味く感じてしまいますね。(仮初の顔で不可視の表情を隠した男は自身の部下に対して同意を求めるように告げて。)(魔界からヴェイトスへと戻って初めての言葉は、都会から田舎に里帰りをした人間の様な言葉であった。) [Fri 22 Sep 2006 22:40:06]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『天邪鬼の少年の横に立つ人影』 [Fri 22 Sep 2006 22:32:08]
◆黒紫 > ( 其処は、静けさを保っていた。街や異界での争いなど無関係であるかの如く--- 。 ) [Fri 22 Sep 2006 22:27:23]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 [Fri 22 Sep 2006 22:24:57]
お知らせ > 九栄さんが退室されました。 『煙が、光に解けて、消えた―――』 [Tue 19 Sep 2006 00:22:37]
◆九栄 > …ああ、縁起でもない。 ま、自分から言い出したんだしね。ちゃっちゃと行って、ちゃっちゃと終わらせますか。(ざ、と。赤い光へと足を踏み出す。…荷物は重い。足取りも重い。それでも… この空模様を、認める訳には行かない。) ……全く、どの子もこの子も面倒ばっかり掛けさせて。(アタシの言えた義理でもないけどさ。 自嘲じみた笑いも苦く、) [Tue 19 Sep 2006 00:22:06]
◆九栄 > (挨拶は、特にして来なかった。戦線を離脱した先輩にも、傷付いた後輩にも、―――――誰、にも。) ま、死にに行く積もりなんて無いし、ね。 ……魔界、ねえ。 (正直、自分ひとりが行ったところで大して変わりも無いだろう。それでも――必然と理由がある以上。 赤く濁った、夜空を見上げる。) ……あっち、煙草売ってるかしらね。(一本加えて、火を付ける。立ち昇る煙が、やけに儚げに見えた。) [Tue 19 Sep 2006 00:18:34]
◆九栄 > (朝に辞令を受け、早馬を飛ばして八時間。物資調達と軽い休憩を済ませ、徒歩で歩いて数時間。――その気になれば、一日で辿り付けるものなのかと、噂の魔方陣を前に軽く吐息をついた。) ……やれやれ、アタシとしたことが。 まさか、こんなトコまでのこのこ顔出す羽目になるとは思わなかったわ。(嘆息にぼやきが混じる。) [Tue 19 Sep 2006 00:13:11]
お知らせ > 九栄さんが来ました。 『―――赤光の前にて。』 [Tue 19 Sep 2006 00:10:23]
お知らせ > コーデリアさんが退室されました。 『( 光の中は、大気がポタージュになったかのような濃厚さ )』 [Mon 18 Sep 2006 00:10:00]
◆コーデリア > そろそろ頃合ですね。 ( 意を決して、後ろに一歩、二歩。 助走を付けるとまるで飛び込むようにッ ) [Mon 18 Sep 2006 00:09:21]
◆コーデリア > ( 光が強まったかと思うと、飲み込まれるように消えていった。 くるりと背を向けると周囲に目を配り──) [Mon 18 Sep 2006 00:08:36]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 『門の向こう側へと。』 [Mon 18 Sep 2006 00:00:52]
◆トリス > 尻までスリット入れればスカートでも大丈夫よ?(無論下に何か掃くの前提で――。)ええ、そちら側のはお任せするわ。 それじゃ、向こうで。(そのまま騎鳥とともに魔方陣に乗り入れる。 紅い光のカーテンに包まれるように、姿が薄れて ) ―――― (放った言葉は最早外には届かぬが、片手を挙げて応じたのは辛うじて見えるだろうか。 起動した魔方陣が異界へとその身を飛ばす。 其の場に居ながら落下するような感覚、やっぱりこれは穴なんだなー、とかそんな感想抱きながら――) [Mon 18 Sep 2006 00:00:28]
◆コーデリア > 希望を言えば、次はズボンか何か履いてるときがいいように思いました。 (横すわりで縦振動。何度落ちそうになったことか。) …ええ、判りました。 では後詰めは。 (見たところ、伏兵の可能性は無さそうだけど。 戻ってきたものに後背を突かれる警戒は払ってしかるべきだろう、と) 鍋の湯が沸く程度の間の後、参りますね。 (五分程度。そう伝えた心算だが) [Sun 17 Sep 2006 23:51:39]
◆トリス > 良かったわ。 今までの同乗者からは概ね不評だったから―― (集中を乱してしまったか。 ちょっと罰の悪そうな顔しつつ。 頭ぐしぐし掻いた。)そう・・・・すると此処から見てても埒が明かないか……なら、私先に入ってみるわ。(待ち伏せの可能性が無いわけでもないし、鎧姿に戦慣れした此方が危険を引き受けるのが互いにとって最良の筈 と、門に歩み寄りつつちょっと提案。) 貴女はその後少し待ってから――危なそうならすぐ戻って良いからね? [Sun 17 Sep 2006 23:44:25]
◆コーデリア > …あ、え、っと。 はい。 大丈夫です。 (不意に声を掛けられて、びくんっと) …道士の端くれとはいえ──あまり詳しい事は判らないですね。 (既に報告の書簡で周知の通り、術者の死亡により解呪される可能性が高い、と。 その推測だけざっくりと伝えて) [Sun 17 Sep 2006 23:36:39]
◆トリス > まずは行き当たりばったりしかない か……街に来た頃から進歩してないわね、私。(まぁこういう仕事は騎士の領分じゃないのだ。 一通り物理的なこと調べ終わったら、門の近くに佇む知り合いの所へ。) ……コーデリア、大丈夫?(知らぬ者が傍から見れば何してるか判り辛いため、こぉまだ騎鳥酔いを引き摺ってるのかな?とちょっと心配などしつつ。) [Sun 17 Sep 2006 23:32:30]
◆コーデリア > ( でも深呼吸は避ける方向で。 思いっきり吸い込むと、絶対身体に良くない気がする。) ……。 (眼を閉じて、辺りの気を探査する。 まぁ、見た侭通りに、地脈が円陣を境にすっぽり空洞状態。 何処かに流れ込んでいて、何処からか来たものが流れ込んでいる。 そんな感じ。) [Sun 17 Sep 2006 23:25:53]
お知らせ > コーデリアさんが入室されました。 『(胸の上に手を宛てて)』 [Sun 17 Sep 2006 23:22:41]
◆トリス > (冒険者じみた依頼も数多くこなして来たが、魔法陣の形状は今まで見たことのないようなもの。 正しい用法とかは判らないが――巨大怪獣じみた連中も潜れるのだから妙な手続きなどなく乗っかるだけで良さそうだ。)向こうが見えないというのは少々不安ね・・・・あの子達も仕事熱心というか勇敢というか。(先に行ったという連中の心配などしつつ、槍先で軽く突っついたりする実験とか。→流石に反応しない様子。乗るなら男らしくすっぽり全身が必要か。) [Sun 17 Sep 2006 23:21:58]
◆トリス > (紅く淀んだ月明かりの下、騎士は半身たる騎鳥とともに”紅い柱現象”の元凶の前にあった。 出入りする場所ではないかと見られてるから人は門と呼ぶそうだが、自分にはその紅い円陣は寧ろ穴に見えた。 直感の域は出ないが、これは危険で、そして落ちていく場所だから。) 文字通り地獄の底まで落とされそうだわ――(魔術的な素養の無い自分にも、なんとはなしな不吉さがきりきりと伝わってくる。 怖い物見たさ的な興味から暫く周りを歩いてみたり――) [Sun 17 Sep 2006 23:13:19]
お知らせ > トリスさんが来ました。 [Sun 17 Sep 2006 23:07:15]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『だ、だからそういう意味じゃ――! ( 傭兵の言葉は浮遊感に消える。 )』 [Sun 17 Sep 2006 02:52:37]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 黒き王の待つ魔界へ―――。 』 [Sun 17 Sep 2006 02:52:05]
◆MJ > ―――えっ? オレサマは右手じゃなくてその左手の代わりッ!? ちょ、酷くナァイ!? ( 魔方陣に入る直前の会話が此れであった。 墓穴の中はきっと餓鬼の涙で溢れたに違いない。 赤い光に包まれ、身体が溶ける感覚―と奈落の底へ落下するみたいな感覚。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:51:20]
◆艶子 > 地獄艶子…… 何だか本当に呪われそうだな。「人を呪わば穴二つ」とか。 ( いっぺん死んで見るか聞かなくちゃいけないのだろうか。何の話? ) ばっ… 私は左手でするほ…じゃ、無くて!そもそもお前と暮らすようになってからそういう機会も減っ…… でも、無くて! ( 折角頼りにしているのにこいつは…!人を呪わば穴二つどころか自分で自分の墓穴を掘ってしまった。 意を決してその紅い光に直接入り込み、魔界の門を潜る。 ) それはいけない、是非とも元の世界にお帰り頂かないと。 ( 目を細め腕で口元を多いながら、魔界とやらにたどり着くまで歩みを進めようか。 いざ、地獄へ。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:43:47]
◆MJ > ――黄泉還りだと、ゾンビか何かになっちゃうから。 短くて尚且つ強そうなのは『地獄艶子』とかでどう? 何か祟りとか、ブリーフ一丁の全身白塗りの少年の霊とかに呪われそうで皆恐れると思うヨ。 ( 「蔦絶ち」 はもう飽きたらしい少女。 千の通り名を持つ傭兵、とかに憧れているのではあるまいか? ) ――右腕が恋人って、厭らしいナァとかオレサマ思った。 ( ポム、と叩かれた肩。 気づいてはいけない事実に気付いてしまった、落胆しながらも斜面を下り。 魔方陣――方円の内側へと脚を踏み出す。 ) 不毛の大地、と絶え間ない諍い――そんな世界が繁栄するワケないじゃナイ? 案外、この島に移住したいとか思ってたりネェ。 ( 軽口の応酬、咽返る程の赤い霧の渦。 地獄巡りへと飛び込む。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:32:46]
◆MJ > ――黄泉還りだと、ゾンビか何かになっちゃうから。 短くて尚且つ強そうなのは『地獄艶子 [Sun 17 Sep 2006 02:32:04]
◆艶子 > 地獄帰りより黄泉帰りとかの方が良いかな…。 二つ名なんてのはな、自分で言いまわって初めて浸透するものなのさ。『ぱんぱーす』は竜殺しや地獄帰りの倍のスピードで広まりそうだから、駄目! ( かっこいいのに憧れるお年頃としては、どれも捨て難い名前で惜しいのだ。どれか一つに絞ったほうが広まりやすいのだろうが。 ) ……あぁ、頼りにしてるよ。私の”右腕”。 ( ぽん、と立ち上がるMJの肩を軽く叩くと、そのまま歩みを紅い魔法陣へと。 ) 辺鄙な所だな。もしかして魔界って田舎なのか? ( なんて冗談を一つ。 向かってくる敵が居たら全て叩きのめすまでだが、確かに余計な消耗は避けたい。クロウ城の城主がどのような相手なのか想像も出来ないし、ヴァイオレートと同じく一筋縄では行かない相手になるのだろう。 腰に差した刀の柄を撫でた。父上、アレックス。どうか私に力を。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:16:44]
◆MJ > ――艶子の二つ名って自称ばっかりじゃナイのさッ! ”竜殺し”とか……『 ぱんぱーす艶子 』の何処が不満だって言うの? ( 「オレは地獄をみたんだよ」 とか、何か地獄帰りってのは今まで一番強そうではある――。 でも、そんな格好良いのは似合わないと却下。 ) ホンっと――オレサマ信用されてるって事で良いのカナ? ( 損得勘定で言うなら、間違いなく損。 なのに、アッサリと買い物付き合うみたいなノリ。 ) 良いよォ、聞いた限り…村とか集落も無いそうだから。 寄り道する所もないってハナシ、手厚い歓迎だけは避けたいネ。 ( 今度は後続の援軍は当てに出来ない、皆城にたどり着くのが第一目的なのだから 地図を無造作に懐へと、意を決し立ち上がろう。 ) [Sun 17 Sep 2006 02:08:12]
◆艶子 > アイシェとイコティーか。菫と一花ももっと奥に行っているのだろうし…。 覚悟?そんなもの、父親の玉袋から出てきた時に済ませてきたよ。それに、”地獄帰りの艶子”だなんて、中々良い二つ名だと思わないか? ( 不安はある。だが、それを拭い去ってくれる相棒が隣に居る。 それで十分だ。 ) 魔界巡りツアーとしゃれ込みたいところだが、古城の時と同じ一直線に敵の本陣まで行く。 それで良いな?MJ。 ( 分けて貰った地図だけが頼りだ。途中敵の襲撃も受けるかもしれないが――。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:55:51]
◆MJ > ( 『 果報はもぎ取れ 』がモットーの貧民窟出身。 数刻前に通過したであろう、足跡が二つ。 しゃがみ込んで確認する、小柄な足跡と成人男性の足跡…――。 ) 間違いなく、あの二人だろうネェ。 つか、艶子――覚悟とか良いのォ? この先は暗黒の空に、溶岩の海、正に地獄みたいな世界なんだって。 ( 件の青年より、分けて貰った”魔界”の地図の写し。 ペラペラと傭兵にチラつかせ。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:50:56]
◆」ヘ」ハ > 」ィ。。。コ。。ケ印、マ栂、ョネ。、・。。サ、ャ・筵テ・ネゥ`、ホリ堙ソ゚ウノス」。。ハソフヌー、ヒヘィ゚^、キ、ソ、ヌ、「、タヲ。「ラ聟E、ャカ、ト。」。。、キ、网ャ、゚゙z、、ヌエ_ユJ、ケ、・「ミ。ア、ハラ聟E、ネウノネヒトミミヤ、ホラ聟E。ュィDィD。」。。」ゥ。。馮゚`、、、ハ、ッ。「、「、ホカネヒ、タ、タヲ・ヘ・ァ。」。。、ト、ォ。「ニFラモィDィDメ厥、ネ、ォチシ、、、ホ・ゥ」ソ。。、ウ、ホマネ、マーオ・、ホソユ、ヒ。「ネワムメ、ホコ」。「ユ、ヒオリェz、゚、ソ、、、ハハタス遉ハ、、タ、テ、ニ。」。。」ィ。。シ、ホヌ狷熙隍遙「キヨ、ア、ニルB、テ、ソ。アトァス遑ア、ホオリ・、ホミエ、キ。」。。・レ・鬣レ・鬢ネ・ア、ヒ・チ・鬢ト、ォ、サ。」。。」ゥ [Sun 17 Sep 2006 01:50:32]
◆艶子 > ( 自分が眠りこけている間に話は先に進んでいた。果報は寝て待て、と言うが―― このまま寝ていると起きた頃にはすべて終わってしまっていそうなので、仕方なく目を覚まして自分から果報を求めに行く事になった。 魔界という響きに何か胡散臭げな響きを感じつつ、目の前に門を見ればそれも幾分か実感に変わるだろうか。自分は海を渡り色々な”不可思議”を見てきた。あまりにも急激な環境の変化に感覚が麻痺して何を見てもちっとやそっとじゃ驚かなくなったと思っていたが、目の前に紅い光を見下ろせばやはり戸惑いと驚きを隠せない。 否、この向こうにはもっと考えられない世界が広がっているのだろう。 ) ……行くか。皆はもう魔界の門を潜ったのだろう? 急ごう。 [Sun 17 Sep 2006 01:42:32]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『うむ…。』 [Sun 17 Sep 2006 01:38:00]
◆MJ > ( 懺悔室での談合より数時間後――先ず寝ていた少女を出来るだけ優しく起こし、事情を説明。 その際、お互いに文字の読み書きが怪しかったモノだから紆余曲折、すったもんだ、喧々囂々の話し合いの後。 荷物を纏め、向かう先は異界の地”魔界” ) あっかぃ――ネェ ( 魔方陣を見るのは此れが初めて。 小高い丘の上から、眼下に広がる幾何学模様を見下ろして。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:35:51]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 最果ての半島。 』 [Sun 17 Sep 2006 01:30:54]
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『( 溶岩の海に抱かれし半島へ。 )』 [Sun 17 Sep 2006 01:13:04]
◆アイシェ > …昇給は大概、それ以上の責任を連れてやって来るのが厄介ですけどね。 ――…大丈夫、そう云う酔い方はこちらも嫌いだから。 ( 酒ならぬ、例えば赤い雨。 例えば赫い水。 例えば独善的な大義名分、例えば免罪符と云う名の甘え。 …彼女が差す忌み嫌う酔いとは酒精ではないのだろう。 二度目の奈落への落下は前回同様、奇妙な浮遊感を伴って ) [Sun 17 Sep 2006 01:12:29]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 上がる光が、誘いの誘蛾灯か。 )』 [Sun 17 Sep 2006 01:08:44]
◆維言 > ……給料上がりますかね。これ片付けたら。 …それは困った。酔っ払わぬように注意と言います。殴って蹴って正気に戻さなくてはいけなくなるから。 ( 酔っ払いは嫌いです。先日告げたのは、骨っこにだったか。 だらりと腕下げる仕草にも、金属の音が纏わり着く。 見えるモノとしてはそっちの方が近しいですか。嫌な話。 見えじの断崖に踏み込むが如きを、まるで日常の続きのように。 踏み出した足元が赤い光に包まれて―― ) [Sun 17 Sep 2006 01:07:52]
◆アイシェ > ついでに見事、このけったくそ悪い空気の元凶も輝かしい戦歴に加えておしまいになると良い。 …因みに私に関して言えば、――…酒か薬に近しいものであるらしい、けど。 ( それは魔属因子が受ける影響。 ――聖属の身で居られる彼女にはその逆の作用が働くものかと、言葉だけならそう取れるが。 手甲を打ち合わせる御姿の、真意を探るには熱意の大いに足りない視線が一度そちらへ向いて。 ) ( せめて霊体がばっちり視える体質が事故多発地帯に御散歩とか。 …それも嫌な例え。 がしゃり、金属音を突撃のラッパに変えて、傍目に見れば散歩に出向く気安さが。 ――現世と幽世の門を潜らん。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:03:46]
◆維言 > …大丈夫。此処まで大規模なのは流石に初体験ですが、これまでも魔と相対して来た身。今更引きずられはしないと言います。 ……因子を持たない純人間ならば、逆に過敏な影響は受けないかもしれません。…無論、程度の問題でしょうが。 ( 希望的観測は一度振り切って。 先日にも見た大鎌を携える姿は、それこそ告死の徒じみている。 翼があれば天の使いにも見えようかと思えば、く、と肩が揺れた。 …骸の天使が、今まさに正門を襲撃しているとは、知らぬが故の思索。 ) 問題無いと言います。否、問題はありますけれど、躊躇して解決するものじゃないですから。 ( 視える分、嫌になる事もある。例えるなら、花粉症の患者がスギ花粉の見える眼鏡をかけて、杉の森にピクニックとか、そんなノリ。 嫌な例え。 ) ……ええ。 ( 概ね傷の癒えた両手を合わせると、ガシャンと金属音。 立ち込める赤い光の中へと、踏み出そう。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:54:16]
◆アイシェ > その意地と意気を信じましょう、無理だと仰られても今更引き返す道などないのですから。 ――…防衛策。 後続があればの話、彼らにもそのような手があると良いのですが。 ( さて、それはいかなるものか。 思案しながら、大鎌の柄をくるりと回して刃を上に。 柄の尻で痩せた地面を叩いて ) 勿論、私は二度目ですし。 むしろ貴女の方こそ準備が出来て居られるなら。 ( いい加減人間の可聴域を逸脱したヒトデナシの耳はその呟きを拾う。 ) ………… 行きましょう、か。 ( 微妙な間を空け、柄を肩に負う。 後は一歩、陣の中央へと踏み出すだけ。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:48:07]
◆維言 > ( 自分に存じるとか言ってる辺り、きっと瘴気の影響。 ※無関係※ ) [Sun 17 Sep 2006 00:46:18]
◆維言 > ( 白皙は陣の傍に佇む長身の御方。瞳の赤色と相俟って、赤い光が涙のように見えたのは錯覚なんだろう。 垂らした黒髪から覗く視線が、うっそりと上がり。のたくたと陣に近付いて。 ) それでも良好と言います。無理矢理にでも。 ……嫌なと、言うか。同じ気配。これを軽く薄めて空にバラ撒けば、今の天気が完成しそうだと言います。 ( 門とは良くぞ言ったもの。瘴気の座としては、玉座の間にあったものよりタチは悪かろう。規模も全く違うのだから。 ) ……めげはしません。多少の防衛策は存じている。 ……むしろ、まあ。うん。 …準備はいいですか? ( …殺した血が滾りそうで困ります。 ぼそぼそと小声で呟いた後、陣の中央部へと視線を投げかける。あからさまな逸らし方でも、迅速を尊ぶべきも事実。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:39:57]
◆アイシェ > ( 身に付けた黒は暗赤色の胎動を飲み込み、白に近しい肌はそれを照り返す。 小柄な御方が頭から血の雨を被ったような錯覚、痛みを堪えるに似た仕草を合わせたならむしろ血を流しているような。 ) 御機嫌よう維言嬢、こんな空気の元では機嫌もへったくれもありますまいけれど。 ――…いやな感じがしますか、やっぱり。 ( 此処こそがヴェイトスを覆う諸々の災禍の中心、聖属に身を置く御方には古城玉座の間にあった瘴気の塊を濃くした汚染をより強く感じるものかと。 ) とは云え、此処でめげているとこの先もっと辛い事になるかも知れません。 多分、…酷いところですから。 [Sun 17 Sep 2006 00:35:20]
◆維言 > ( 出立時刻は重なったか。件の門の前には、先客の姿。 頭痛を堪えるような仕草の侭で、のっそりと歩み寄りながら。 ) ……御機嫌よう。昨夜ぶりですが。 ( 幸い、雨は夜明け過ぎには止んで、今はまた雲の垂れ込める赤い空。 とはいえ、これから向かう先では余り関係無いのか。 …昨夜にバラ撒かれた文とやらの内容は、仮にも聖属に帰した身では虫食い文を見るに等しかった。残念ながら。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:26:50]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( こめかみに指先。 )』 [Sun 17 Sep 2006 00:24:05]
◆アイシェ > ( 赤い雨の中、飛び去る鴉の大群が携えていた檄文≠ヘ、陣営問わず特定の属には解読可能なものだった。 赤い雲の波間に紛れる月の高さからするに、そろそろ日付も変わった頃か。 それに拠るなら――時間は殆ど残されていない。 逆に言えば、先発なさった御二方ともベストのタイミングで合流できるかも知れない。 …今頃は妨害にも遭わず、順調に先へと進めて居れば良いのだけれど。 それから残してきた貼り紙、居るかも知れない後続は果たして間に合うか―― ) [Sun 17 Sep 2006 00:21:09]
◆アイシェ > ( 世の中何が如何転ぶかなど、本当に予測のつかないもの。 数日の間に状況は二転三転して、気が付けば二度と訪れる事もなかろうと思っていた地を再び訪れる運びとなっていた。 ――赤黒く、生在るもののように明滅を繰り返す魔法陣の縁を大鎌の柄でなぞりながら、何とは無しに特徴的で不可解な異界の文字を追ってみる。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:08:44]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( ――――再びの。 )』 [Sat 16 Sep 2006 23:59:19]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 魔界へ )』 [Fri 15 Sep 2006 00:37:38]
◆園内一花 > ―――肉だって、あるじゃない。 ( 切れば痛いし血が流れる。 子を宿せて、手を繋げる。 相反する存在として、かかる負荷は相当だと思うけど、存在を否定されつつも異界へ出向いていると考えるなら、悪魔達だって同様だ。 この【門】からは、こちら側の気も向こうへと流れ込んでいる筈… それなら、少なくとも門が閉ざされるまでは、きっと――― ) ―――とりあえず、見てみましょう。 ( 気楽にそんな一言を。 きつく結んだ手の感覚だけを残して、浮遊感に襲われる ) [Fri 15 Sep 2006 00:37:28]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『(魔方陣から、紅い光の柱があがった。)』 [Fri 15 Sep 2006 00:32:45]
◆南条菫 > ――そりゃ、肉体がある人はそうだろうけど、さ……。私は、霊体なんっ……だしっ……くぅ! ( 霊的存在にはかなりきつい。妖怪であった頃であれば、さほど気にならなかったのだろうけれど。パートナーの手を握りながら、ようやく魔方陣の中心にたどり着く。その瞬間。視界が赤い光で塗りつぶされた。いよいよ、異界への扉をくぐるときがきたのだ。一花の手を、強く強く握り返して。 ) [Fri 15 Sep 2006 00:32:10]
◆園内一花 > ―――大丈夫。 きっと。 …調査隊の皆さんは、特に身動き取れなくなるような事は無かったようですし… 多分、水や風と同じ。 狭くなっている吹き出し口では、勢いが強くなる。 〜それに加えて、術式そのものが、『あっち』のみたいですからね… ( 魔界全体の平均で言えば、城の不浄化よりも薄いのではないかと期待している。 握った手にきゅっと力を入れて、足は止めず、進んで行こう。 ―――酷く嫌な感じだけれど、向こうに渡ってダメだと判断したら、その後で引き返しても良い ) ―――あ。 ( ―――瞬間、花畑の向こう、瘴気のカーテンを通して見えていたヴェイトスの夜が、赤一色に塗り潰された――― ) [Fri 15 Sep 2006 00:28:07]
◆南条菫 > ( 原型に戻ればもう少しなんとかなるのだが、変化に霊力を割いている今の状態では、結界に足を踏み入れるだけでもそうとうな消耗になる。 ) こんなんで、向こうに……いって、から……戦える、の、かな……。 ( 思わず弱音が漏れる。伸びてきたパートナーの手をしっかり握って、魔方陣の中心へとさらに足を踏み出した。 ) [Fri 15 Sep 2006 00:16:12]
◆園内一花 > ( ―――『向こう』へ着くなり気を失ってしまうという話もあった。 個人差はあるようだけど、気を張っていなければ飲まれそうになる瘴気に、自分達もそうならないとは言えない。 …まだ増援が送り込まれて来るかもしれない場所でそんな事になるのは、みすみす殺されるようなもので… ともすれば足を止めそうになってしまう。 …それでも一歩、一歩と踏み出していけば… やがて自身の【結界】である花畑の周囲は瘴気に囲まれて、紅く染まる。 …あと少し… そう感じて、歯軋りするパートナーへと手を伸ばした ) [Fri 15 Sep 2006 00:13:17]
◆南条菫 > ( じっと魔方陣の中央を見つめて、その目つきが徐々に鋭くなる。霊気を佩びた5つの尾を丸めて体を包むようにしながら、霊力の壁で己の体を包み込む。しかし、魔方陣からとめどなく漏れ出る障気は、霊気の防壁を蝕んでいく。 ) ……チィ……ッ! ( 歯軋り。一歩進むごとに足が重くなる。 ) [Fri 15 Sep 2006 00:05:12]
◆園内一花 > ( ここまでは順調に辿り着けたけれど、問題はこの先。 多数上がった報告には、あまり明るい要素は無く… 出来るなら行きたくないとも思うけど、人手不足で、危惧もあって…。 渦巻くように立ち昇る紅い瘴気の下で… その侵食を弾くように【六合】を呼び、円になって広がる花畑を押し出すように、魔方陣の中央へ向け足を踏み出した ) ―――ッ… 甘かったかな… キツイ… ( 耐性に対して感度の高い身。 チリチリと削られるように幻の花弁を舞わせて… 踏み出した足を止め口元に手を当てる。 回線状況絶不調とか、どんな裏事情 ) [Thu 14 Sep 2006 23:58:29]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 早速挫けそう )』 [Thu 14 Sep 2006 23:56:18]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(巫女の傍らで)』 [Thu 14 Sep 2006 23:45:57]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 災厄の大元で )』 [Thu 14 Sep 2006 23:44:56]
お知らせ > クロスさんが帰りました。 『――紅い魔方陣に消えて行く――』 [Sun 10 Sep 2006 21:56:24]
◆クロス > 悪魔を滅ぼす為に、 (両手に持てる荷物を出来る限り手離してしまわないように、と心の中で静かに誓えば何の異常も起こさない紅い魔方陣は猛々しい魔力の流れが存在しているだけ、それですら無視をするように足を静かに沈めて繰り返せば――) [Sun 10 Sep 2006 21:56:06]
◆クロス > 魔界に通じる、これね… (紅い魔方陣に近付けば近付くほど余計に赤黒い空になって行くのも気のせいではなかった。全部の元凶は紅い魔方陣だ、と言ってくれているような感じがする。外套に隠れてしまった表情は読み取りにくいけれど顰めていたことは確かだったのだから、) まったく手間が掛かりそうですね、―――これが終わったら …イチゴパフェ…喰いたいね (勿論友達とね、と心の中で呟いて微笑んでいた。此れが無事に終わって先の幸せを思い描けば勇気や自信とやら湧いてくる。外套の袖の中に忍ばせていた聖剣をすうっと降ろしては素早くに柄を握りだす両手。) [Sun 10 Sep 2006 21:53:21]
◆クロス > (小回りが効かない狭い通路が多い古城は天使にとっては不利になる地形だった。他の侵入者が幾つか居ると知る事でさえ出来れば、古城を探索する者達に任せていて魔界に侵入をする決心をした。) ―――さてと、真面目に遣らなくちゃいけませんね (そう呟いた声主は、顔を覆い隠すような外套を纏っていながら背中から服を通り抜けて背丈以上に滑らかで大きい両翼を広げている明らかに天使らしい姿が魔方陣の付近にいた。) [Sun 10 Sep 2006 21:47:41]
お知らせ > クロスさんが入室されました。 『――静かに舞い降りる銀なる天使――』 [Sun 10 Sep 2006 21:43:42]
お知らせ > ロッツンルートさんが帰りました。 『(通り道にあった、アマウラの小さな地方村は、喰われて消えた)』 [Sun 3 Sep 2006 05:01:41]
◆ロッツンルート > (なんといっても、魔界でもさらに未開の地からやってきたおのぼりさんだ。突然封建社会の都市国家を理解しろというのも、無理がある) … マズハ 狩ロウ。 (同胞らに、そう告げた。 食べ盛りの若いエルフに強行軍を強いたのだ。 さぞ餓えている事だろう。) [Sun 3 Sep 2006 05:00:09]
◆ロッツンルート > ……。 ムゥ。 (まずは、どちらを優先したものか。 というか、ヴェイトスってどこ? 自分等が住んでいる円環(村)よりも大きいのだろうか。) [Sun 3 Sep 2006 04:53:08]
◆ロッツンルート > (族長は、狩りと走りを覚えた若いのを付けて、“外”に出るよう告げた。 根を張り、そこで芽吹けと。 そういうことを。) … ヴぇい と す …? ( 赤い悪魔は、そう言った。 日の昇るほうへ歩いていったところにある、街。 そこを襲えと。) [Sun 3 Sep 2006 04:50:49]
◆ロッツンルート > (初秋のヴェイトスの景色は、とても魅力ある世界に思えた。 夏の残滓か、生命に充ち溢れ、とても過ごしやすい涼しく穏やかな気候。 狩りも易そうだ) [Sun 3 Sep 2006 04:44:24]
◆ロッツンルート > (はじめて見る地上の景色に、同胞らは目を丸くした。 嗜めるよう、黒い瞳で一瞥するが、己もそれほど詳しいというわけでもない。 襲撃の際に、勢いで外に出て、逸れた後戻ってきた、ただそれだけだ ) [Sun 3 Sep 2006 04:42:50]
◆ロッツンルート > (蒼黒い肌の、耳の尖った蛮族らが、赤い光の柱から次々に姿を現していく。) [Sun 3 Sep 2006 04:40:23]
お知らせ > ロッツンルートさんが入室されました。 『(ぞろぞろと)』 [Sun 3 Sep 2006 04:39:26]
お知らせ > クロスさんが帰りました。 『―――、まだ終わらない』 [Tue 29 Aug 2006 21:38:57]
◆クロス > (未だに天使に覚醒した状態を保ち続けている。理由は幾つか有るのだけれど地上で移動するより空中で移動した方が効率が良い。) ―――遅すぎたかも (手を伸ばせば紅い魔方陣に触れそうなほどまで接近をしていて改めて足跡を残された地面を見下ろしていた。が、豪雨が幾つか降り注いでしまったために的確な数は数えられない。そして大きすぎる痕跡によって何体分かの足跡が上書きされてしまったような感じ。数は分からなくとも古城の方角に残された足跡が多過ぎたのだから多いと判断して良いだろう。) ――――この先は、 (まだ止めとこう、そう呟いてから再度して失敗が無いか調査してから、魔界へ踏み込むのが担当だろうか。そう決め付ければ周囲を注意しながら飛び去ってしまおう。) [Tue 29 Aug 2006 21:38:11]
◆クロス > 確かに、厄介ですね―― (紅き魔方陣から魔界の瘴気や魔力が此方側の世界に侵食するように蝕んでいるように見える。天も地も明らかに人間が済むような領域では無くなっている。 外套で隠れてしまった顔は少し困り果てたように険しくさせて天空と大地を交差して見眺めていた。) 此れは、―――・・矢印と足跡? (紅き魔方陣に五メートルまで接近して行けば、魔方陣の周囲の様子に気付いた。さっき確認してきた古城の方角に向けた矢印、そして幾つかの人間らしき足跡があって、怪物や魔物のだと思われる足跡が幾つか発見した。地面が悲惨に抉り込まれた矢印を刻んだ魔物は、極めて機動力が高くて協力的なのかも知れない。) 紅い悪魔か、配下なのかも―― (足跡と矢印から考えてみた仮定を言い放していた。それも小言かの様にしていて、時々に周囲へ気を配るように見渡りながら注意を繰り返そうとする。) [Tue 29 Aug 2006 21:12:25]
◆クロス > (頭上には白い光を帯びた光輪があり背中には白い羽根が背丈以上に広げられていた。触れることが出来そうで出来無さそうな半透明な白い色をしていた。何処から見ても天使とか見えない格好だった、素性を知られてしまったら後が動きにくくなると踏んでいた。目立ちにくい茶色の外套で頭部から足元まで覆い隠していた。それでも背中から白い羽根が出ていることは変わりないけれど、) ――― これが 例の門、ですか。 (第一印象が禍々しい魔力、そして何事も寄せ付けないような力が強く感じる。現在の位置では紅き門との距離は、大体十メートル辺りで立ち尽くしている外套の男が居た。腰から下を覆い隠せるスカートの内側には前以て聖剣二本を忍ばせている。) [Tue 29 Aug 2006 20:57:47]
お知らせ > クロスさんが来ました。 『―――、外套を纏った天使』 [Tue 29 Aug 2006 20:46:06]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『気配が消えて雨音だけが響く』 [Sat 26 Aug 2006 00:18:06]
お知らせ > 童子さんが帰りました。 『( 後に残るは『歪な魔法陣』 )』 [Sat 26 Aug 2006 00:16:34]
◆デュラハン > (二つの人影が中央に足を進めれば、陣はそれを待っていたかのように淡い光を放ち始め)・・・・・・・・。(やがてその光が二人を隠すほど強く放たれればどこか浮遊感に似た感覚に捉われる。)(光が勢いを失くし、陣の中が見えればそこに悪魔奇術師と少年の姿は無くなっていて。) [Sat 26 Aug 2006 00:11:11]
◆童子 > あぁ ------ 「筆跡で人柄が分かる」っていうからね、余程の人の手によるものだね、コレは。 (良かったですね、童子も。御本人いらっしゃってたら、恐らく貴方以上にボコられてた危険性高いデス。)( 促され、貴方同様に足を踏み出すコトでしょう。貴方に足並み揃え、円陣の中央へと---。 ) [Sat 26 Aug 2006 00:06:24]
◆デュラハン > (自身だけでなく、素人?である童子が見ても歪と思える魔法陣。童子からの言葉を聞けば)書き方自体は問題無いのですが・・・・・線引きが酷いですね。(書いた張本人が現れたらボコボコにされそうだが、本人が居ないので問題ないといったところか。)(見れば見るほど誰が書いたか分からない魔法陣。その外周を回るように歩きその陣を観察し)機能自体はちゃんとしているようですので・・・・・・(ぐるりと一周した辺りで外円の内側に足を進めれば)行きましょうか。(童子の方に顔を向けあちら側に足を踏み出す事を告げて。)(貴方が自身のように足を進めれば、足並みを合わせるように円陣の中央へと足を進めるだろう。) [Fri 25 Aug 2006 23:58:12]
◆童子 > ( 魔界の裏事情なるものに詳しくない、どころか、疎いと自覚する童子。貴方の胸中知る術もなく。…門前まで歩み寄れば、 ) … 『陣』を描くにも、素人が居るのかな 。 ( ならばコレは、そういった類の人の手によるものなのだろうか、と。 ) [Fri 25 Aug 2006 23:44:43]
◆デュラハン > (会話をしていても歩調を変える事はなく、近づくごとに強さを増す気配を目指し歩を進めながら)そのようですね。(童子からの言葉に相槌を返すと同時、誰がこの門を作ったのかふと気になって。場所を考えると赤き暴君の居城の近くになるが、ヴェイトスでの噂話を聞く限りでは赤き暴君にその様な力があるとは思えず。やはり魔界の中でも相当の実力を持つものの誰かが動いたのだろうかなんて考える。)(やがて門の前まで来れば)・・・・・・やけに荒い陣ですね。(お世辞にもちゃんと描かれたとは言えない魔法陣に、ポツリと言葉を漏らして。) [Fri 25 Aug 2006 23:40:15]
◆童子 > ( 自身の呟きに返された、貴方の言葉……続く、続き耳にした童子は、 ) 『予想』 ? (--はて?貴方は天気予想の特技も在ったのか、などと見当違いな思考に走ってしまう。…巡り巡って。門から感じる雰囲気、風。それらはハッキリと、貴方の「予想」が正しかったコトを示していた。そのコトに、気付いた。) … あぁ 。 やっぱり、「此処」から、だったンだね。 ( 手にした傘は---魔界の主が創造為さった代物か、奇妙さにも磨きが掛かっていたりする。 ) [Fri 25 Aug 2006 23:25:18]
◆デュラハン > (赤き暴君が作った此方の世界と魔界とを繋ぐ門の傍、少年と並ぶように灰色の外套を纏った人型が歩いて居て。)雨ですね。(男は外套の端から不似合いな紫の袖と白手袋に覆われた手の平を伸ばせば、隣の少年の言葉にポツリとそう答える。)やはり私の予想は正しかったようですね。(門からにじみ出る「魔界の風」、門に近づくに連れて強く感じれる其れは、デュラハンの予想が正しい事を示していて。)(少年が持っている傘?は、相変わらずの何かよく分からない植物の葉っぱらしき物だろうか。一体どこで拾ってきたのかは分からないが、もしかしたら魔界から来た者が傘として使っていたのを捨てていった物なのかもしれない。) [Fri 25 Aug 2006 23:17:36]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『その隣に立つ灰色外套』 [Fri 25 Aug 2006 23:02:00]
◆童子 > ( -------雨。 ) …… 雨 か 。 ( 分かりきったコトを、呟いた。その手にしているのは、何の傘か―御創造にお任せします。― ) [Fri 25 Aug 2006 22:54:25]
お知らせ > 童子さんが入室されました。 [Fri 25 Aug 2006 22:51:57]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(などと雑念を思いながら、赫い光の中に──)』 [Thu 24 Aug 2006 23:59:00]
◆ルゥ > …ええい、ままよですっ。 (ていやー、と気合一発、飛び込んでみんとす。 みんとす。 そういえばまだ今日は間食まだでしたっけ、とか) [Thu 24 Aug 2006 23:58:06]
◆ルゥ > 勝手に消えちゃわないように、いざと言う時はこっちでも消せるように…対抗魔術(プロテクト)を仕掛けておきたかったですけど。 (そこまでの解析には至らなかったのが口惜しい。でもいつ完成するともしれないものを、準備している暇は無い。3年程度の研究が必要な魔法を作ってる間に、事件か世界が終わってしまう。) とまれ、まずは行ってみましょう、かっ。 (ふぅ、と。 溜息をついた。 魔界の空気が自分にとって、決して良いものではないことは想像するに易い。) [Thu 24 Aug 2006 23:57:24]
◆ルゥ > ええと──。 力素の流れが、こぅ来て、こう。 (魔法陣を眺めながら、画を指で辿って。指差し確認) ……うん、可逆的な転送装置になってる筈、ですよね。 (術の編成の基本理論が違うので、推測に頼るほか無いが──それでも、理論から魔法を編めるクラスの術者である。 プログラム言語の一つに通じていれば、ほかの言語で書かれたものもなんとなく予想がつく、ものである。それに近い。) [Thu 24 Aug 2006 23:54:15]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 [Thu 24 Aug 2006 23:50:40]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(とりあえず、仲間と合流しようか、と。 真っ直ぐ戻りかけて、迂回した。)』 [Thu 24 Aug 2006 14:08:47]
◆カロン > … …依頼…達成できなかったな… そういや…(がっくり…) [Thu 24 Aug 2006 14:08:17]
◆カロン > (悪意に支配された魔界は、おぞましい。それとも彼等…魔界の者達に言わせれば、血を滾らせる事の無いこの大地こそがくだらない物なのかもしれない。 そんな事はどちらでも良かった。自分はここを閉じて、自分の世界を守らねばと決意を固めただけだ。 ふはっと吐く息が、最後の瘴気を吐き出した。瘴気は人間の世界で渦を巻き、寒い朝の吐息のように、消えた。) [Thu 24 Aug 2006 14:07:16]
◆カロン > あんなトコに住んでりゃ、凶暴にもなるだろうぜ…(自分の生まれ故郷はあちらなのではないかと思った事もあった。でもそんな訳はないと思う。さもなくば、瘴気に当てられて狂いかけた自分が本当の自分という事になってしまう。 …とくんとくんと一鼓動毎に弱まってゆく、自分の中の瘴気の塊を感じながら、思う。) [Thu 24 Aug 2006 13:59:08]
◆カロン > (理想的なフォームで深呼吸の最後の動作、体の前で腕を交差させると、両腕を腰に。)いやー、やっぱシャバの空気は違うぜッ!魔界なんて行くモンじゃねーなー!(憑き物が良い意味で落ちたかのよう、すっきりした表情だ。しゃれこうべのそれを見分けるには、熟練を要する。) [Thu 24 Aug 2006 13:51:05]
◆カロン > すーーー、はーーー。(光の中から不審な音が。マスク着用?アンパン中?否。光の収まる魔方陣から歩み出すのは、深呼吸をする姿だ。最も普通。)すーーー、はーーー!(深呼吸するのは、兜を被った骨人間なのだけれども。) [Thu 24 Aug 2006 13:45:46]
◆カロン > (赤き閃光と共に、解き放つっ。) [Thu 24 Aug 2006 13:41:07]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(魔方陣は身動ぎするかのごとく、力を溜め込み…)』 [Thu 24 Aug 2006 13:37:31]
お知らせ > 影さんが帰りました。 『 …一般論という事にしておきますよ、Ms. ( 全ては雨に紛れた言葉。 )』 [Thu 24 Aug 2006 03:36:56]
お知らせ > 編み笠の影さんが帰りました。 『「じゃァが…一番それを許さんとゥが…ニンゲンじゃ」 道中、吐き出すのは皮肉』 [Thu 24 Aug 2006 03:30:45]
◆影 > …身代が傾かない程度を推奨します、Ms.スズネ。 ( 其方に重きを置く言葉に説得力があっただけに、小声でぼそーり。 ) ……理由を問う事にきっと意味はありませんが、希望、願望、欲望、習性、性――動機だけならば、幾らでも並べられるのだと思います。去れど我欲をぶつけ合うばかりでは、何者をも生き延びられはしない。死すべきばかりでは固体ならず種までも滅び行く。――故に、それが堕落と謗られようとも人は共存と言う名の「妥協点」を見付けていくのだそうです。 ――確か、そんな。 ( ぶっちゃけMasterの受け売りでうろ覚えですが。 )( …だから、その枠から外れてしまえば、排除する。人が作り出した機構の、一番単純な仕組み。 )( 剣を収めてしまうと、ゆるりと視線が動き。数歩先までばしゃばしゃと歩いていくと、拾い上げたのは男が振り払った外套。 ) …あんなものとタイマンでどうしろというのは、無理ですから。願っておきます、Ms.スズネ。 ( 報告に期待と呟いて、泥水に塗れて傷んだ外套を大きく広げる。 …見下ろす先に、男の身体。腕とか頭は、これに包んでいくとしよう。左腕の異形化は、どうやら意識集中で持続させるタイプのモノでも無さそうだし。 ) …Yes. では参りましょう。 ( しゃがみ込み、男の腕をぐりぐりと外套で巻き込んで。終われば、上半身を担いで歩き出す。 ) [Thu 24 Aug 2006 03:25:48]
◆編み笠の影 > ―――― 確かにのォ!そなァ事しとっとゥよらァ、酒かっくろゥて博打打っとゥ方が楽しめっとゥンもんじゃぁ! じゃぁーのに…なぁンぞゥけェの(誰も彼も、人を捕食対象と見て逆に狩られる。 何で、そんな阿呆な事をするのだろう―― そんな事を冗談の様に口に出して肩竦めれば、チラリ…横目で彼女が剣を納める姿を見遣って――) まッ… ウチン上が、他ン連中よらァ先ン動きとゥっとォ目論んどゥだけじゃろゥがの。 じゃァーが…これで、動くじゃろ。流石に…の(此処まで事態が露見すれば、動かざるおえない。 自分が知る限りでは、状況は既に其処まで来ているのだ。 コレは、暫くヴェイトスには帰れぬかもしれぬか? なんて思えば…宿に残したノラの少女を思い返し―― 手紙、出しておくか、と思案 しつつ) 嗚呼…ウチも、戻って報告書ォ書かんとォの…手ェ貸しとぉ(… 男の下半身を担いでやるだろう。一人より、二人で持ち運ぶ方が楽だと言わんばかりに ) [Thu 24 Aug 2006 03:15:21]
◆影 > ……無駄にはやりたくないんですけどね。お腹空きますし。 ( 其処なんですか? )( 主に。 )( …抜き身の剣をぶら下げた侭、相手の挙動と言葉を待ち。 ) ( 笠の下から見えたのは、まだ歳若く見える少女の顔。 声が少女らしいのは分かっていたが。言葉遣いはともかく。 )( ともかくって。 ) ……欧州隊、スズネ。 ( 記憶を掘り返すように繰り返し呟くと、嗚呼、と一息。 ) Yes. そのお名前は拝見しました。私は調査隊のシェーラです。 ……察するに、アマウラも無反応では無いと期待したい所です。 ( ――シャン。 )( 漸く剣を収めると、視線が再び足元に落ちて。 ) …私はそろそろ引き揚げようと思いますが。貴女は? ( 問いかけながら、見やるのは足元の――死体?まだ生体反応はあるのかもしれないが。 )( 成人男子の体格。担いで持っていけなくは無いか。つま先引きずるだろうけど。 ) [Thu 24 Aug 2006 03:09:54]
◆編み笠の影 > … 嗚呼ー 殺すっとゥ言う事ァ…そなぁモンじゃァて――… じゃかァ…居合いっとゥモンがあらァと(最早、言葉語る事すら出来ぬ亡骸。 ソレが如何なる過去を抱き、如何なる理由で殺し合いを望む事になったかは、最早誰にも知られぬ事だろう。 だが、鬼娘は…それで良いだろう、とふっと思えば… 瓢箪、腰に降ろし――…) ………… あらァ、格好つけっとゥン時なァ偽名じゃ。 わらべ歌に出て来とゥ…の。(… そして、編み笠を上げて、向けるのは… 何処か皮肉気な感じの漂う笑み。ソレを向けながら… 呼吸一つ、間を置いて――) ウチァ…欧州隊ン錫音さんじゃ。 ちぃーっと、上にせっつかれとゥてのォ… [Thu 24 Aug 2006 02:54:51]
◆影 > ……殺すものは、即ち殺される覚悟をも決めよ――でしたか。忘れましたが。 ( 今こうして横たわる男がどうだったのかは、知らない。語られなかった事。語られる機会も訪れないであろう事。 )( 奇妙な歌詞を抱くわらべ歌は、編み笠被る姿なりの弔歌か。 ) ( …見やれば。 瓢箪煽る仕草に、微かに混じる酒気。 ) ……そういえば、先刻もカマイタチ等と仰っておられましたが――其方は、此処に如何な御用で?私は…ヴェイトスから参りました、調査の者です。 ( 図らずも共闘という形になったが、「その名前」は己の記憶の中には無いもの。 少なくとも、「向こう側」の住人では無く、魔法陣の関係者とは思えなかったが、イコールで味方と見るにはまだ情報足らず。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:48:37]
◆編み笠の影 > じゃろゥの… こンケダモノァ…気軽に死合うっとぅ言うとォ ――――頭ン中ァ誰ゾゥ殺しとぅっとォ事しか知らんとゥンじゃろうけェの(足元の…何れ亡骸になるであろう男の姿。ソレを眺めながら、腰の瓢箪を掴み…その中の酒を一口煽れば… 投げ返すのは、そんな言葉。 どう、合致させろと?なんて言いたげに視線を落としてやれば… やがて、編み笠を更に目深に被り―――) ……… むーざん むーざん くれむつとーげの かまいたちー はぐれの おーかみ ふらふら いたちが そーばを とーったらー あーかい みのー さいた むーざん むーざん (ふっと、編み笠の奥から漏れたのは…わらべ歌。 その泥の中に沈む男へと投げてやれば、また…酒を一口煽るだろう、か) [Thu 24 Aug 2006 02:38:42]
お知らせ > ディントさんが退室されました。 『( ―――男の視界の先では泥水が跳ね回っていた )』 [Thu 24 Aug 2006 02:30:35]
◆影 > ( 下肢を薙ぐ一閃は、一撃で脚を斬り飛ばせるようなものでは無いが、無視して動くには厳しい深手となって斬り抉られる――も。 )( …その時、既に命運は決していたか。二閃目を振り切る前に、男の身体は人形のように不自然に、頭から倒れていった。 ) ( ――頚椎の折れるような音を聞いたのは、この時か。 ) ……End. ( 抜き身の二振りを手にした侭、雨と泥に沈む身を見下ろして、低く呟いた。 ) ……恐らく、彼の望みは私と――私たちと合致しなかった事でしょう。 ……Ms? ( 動かぬ男を見下ろす編み笠姿の方へと、視線が流れる。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:29:03]
◆編み笠の影 > (振るった太刀に手応えはあった。 首を斬って飛ばす程には行かずとも、頚椎を切り… 男を、事実上…物理的に死に至らしめる一撃。 ソレを見届け、そして――男が地面へとゆっくりと倒れる様を見届ければ、刀を振るって雨雫と血を払い―――― 鍔鳴り、一つ。) おんしァ… 死合っとゥんが望みじゃっとゥ?残念じゃっとォなァ… 此処なァ、ウチよらァ強ゥモンが仰山居っとゥんじゃァ―――― (未だ、彼に声は聞こえるだろうか? 聞こえるならば、その声は…どこか憐れみと嘲りを含んだソレだろうか。そして…彼の亡骸を見下ろした侭―― ポツリ) 残念、じゃっとゥの… [Thu 24 Aug 2006 02:15:12]
◆ディント > ―――― ( 漏れ出した呼気は喉を引っ張るような異音だった。男はぴくりと動かない。そのまま―――。地面へと自らの身体を叩きつけることによって酸素がなくなった男はそのまま死を迎えるだけだろう。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:04:15]
◆ディント > ―――つまらない理由だ ( 男にとってはカッコイイというのが解らない。そもそも男には何かをカッコイイと思う感性すらない。 ただ、男が思ったのは『人を斬るときには加減ができてしまうから、声を出して押し込める』という教えしか思いつかない ) ( 男は笠の言葉を完全無視。というか応えられる余裕などあるはずが無い。 ) ―――くっ ( 地面をすでに蹴っている男にはどうにもできない )( 白刃はそのまま男の首後ろを抉り取り、男が感じたのは―――ずりっ、という嫌な首後ろの感触。身体を斬られたり殴られたりなどと言うのは毎日のように行ってきた魔界においても味わったことの無い未経験の感覚 )( 男にはわけがわからない )( しかし、男のそんな疑問も全ては時間と戦闘の流れと興奮が押し流した。どうせすぐに『再生』するだろうと考え、 )( ―――――――唐突に体の感覚が首下から全て無くなった ) ―――――ッ!? ( 男には訳がわからない。 味わったことの無い冷たい感覚がじわりじわりと足元から這い上がってくる。 )( それもそのはずだ )( 脊髄損傷による電気信号のやり取り不可により身体の自由が効かなくなった。 なんて超未来診断。 男にまだ意識と首上の感覚がある理由は一つ、 )( 『再生』の力が無駄にあったから )( 男はただ、なすすべも無く迫り来るぬかるんだ地面を見ることしかできない。興奮も生への想いも全て男の頭から抜け落ちた。ただ、男が想うのは現状の理解不能 )( そして、男は見た。 うっつらとどうしようもなく重力の網に縛られた身体が地面へと引っ張られ、人間の身体の中で重い頭が下を向き、視線は勝手に男が思わずとも後ろ向き、少女の一閃が自らの足へと叩き込まれるのを )( しかし、男には何にも感じない。いや、感じることができない。 男は息を吸おうにも肺がうまく機能しない。吸血鬼や再生に特化した悪魔ならば回復するのだろうが、男はそこまでの再生力を持っていない。 )( 接地。衝撃は頭だけにきた。おとこはぐぎりと変な方向を向いている頭を動かすことができない。酸素が脳に回らない。男の思考能力の低下に伴って、男は悔しいとも嬉しいとも感じない。ただ、頭に浮かぶのは真っ白な空虚。負けたとも勝ったとも思わない。記憶も全て端から勢い良く抜け落ちていく。 ) [Thu 24 Aug 2006 02:04:06]
◆影 > ( そして此方は黙った。 )( 言うべき事は伝えたし。 ――発情期とか早漏としか言ってませんが、それはそれ。 )( 男の背から上がる煙――目晦ましという訳でも無さそうだが。ひく、と小鼻が動くが、焦げた匂いは感じ取れない。 ) ( ――思考は刹那。地を蹴り、詰めた距離から放つ二閃は、無茶な軌道で男が跳んだ事により空を斬る。 )( ――ずしゃっ! )( 二閃と同時に地に着いた足が、泥を跳ね上げる音に紛れるよう、視界を斜めに過ぎっていった男に向けて身体を反転させ。 ) ―――――。 ( 少女の雄叫びが聞こえる。 「首を狙う」と高らかに叫ぶ宣告の声。 ) ( それが真意かフェイクかは分からずとも、今問い返す事はしない。 ぐ、と体勢を再び低く取り、両手の剣を前方に突き出すようにして構えると、少女の宣言に紛れるようにして、低く跳躍。高さの為では無く、距離の為の跳び方。 ) ―――――。 ( 左へと跳んだ男が、跳躍のインパクトから回復するのが先か、刃が届くのが先か。 背を向けているか側面かは男の反応次第。 剣閃は変わらない。男より小柄な身が、男の目線から一瞬なりとはいえ消えるように身を低くして、尚も届く位置、下肢を狙うまずは一閃! ) [Thu 24 Aug 2006 01:56:52]
◆編み笠の影 > 何ぞゥアレじゃァ――(『少なくとも、その声を囮には出来るし』)―― カッコイイじゃろゥ!?(なんて、強引な跳躍で二つの斬撃を避けた相手をからかう様に、言葉投げてやれば―― 振るった太刀を翻し、更に追撃する様に前に一歩、二歩と大きく前に大きくステップを踏む様に前に駆け…次に狙うのは――) 次ァ首じゃァ!親切に教えとゥんじゃ、気合入れとゥて避けィ!!(―― 宣言通りの首を切り落とさんと迫る横薙ぎの一太刀。 太刀の間合いが相手のそっ首に届くか否か分からぬが、少なくとも相手の注意を首筋へと向けられるだろうし―― それに、もう片方。彼女が次に繰り出す一撃から意識も反らせられる。何より――) ―――――― 疾ィッ!!( 上 手 く 当 た れ ば 儲 け も の ) [Thu 24 Aug 2006 01:29:30]
◆ディント > 五月蝿い野郎だ ( 息が荒い。呼吸。傷口が焼き鏝が当てられた様に灼熱する。煙があがる。『再生』。しかし間に合わない。意識的に痛覚を無視。痛みを堪えて音で敵の動きを索敵。雨の音で阻害。気配。コートを取り払う。敵の銀閃 ) ―――敵を斬る前に何を叫んでやがる! ( 男はその『殺』の声に反応する。声が出ると言うことはタイミングを図ることができる。退避用に空けさせていた左手迎撃をしようかと考えたが、それはしてはならない。女が動いたのが視界の隅に見えたからだ。それも狙っているのは足。 ) ―――――くそが ( 男はコートを投げ捨てながら、二つ目の跳躍。 二つの攻撃を同時に避けるために着地を無視しての全力で地面を蹴る。人間限界の素早さで地面を蹴れば着地のときにダメージがあるだろうが、それは無視。右方向から無理矢理力のベクトルを前方へ。足首が嫌な音がするだろうが、無視。 女のやや左側を飛び出すような形で男は跳ぶだろうか ) [Thu 24 Aug 2006 00:44:11]
◆影 > 満足させられないだけじゃないんですか、早漏疑惑。 ( 満足させる前に、満足してるだけじゃないのかー、とか。 )( 身体をズラし、視界を奪う一瞬に剣を抜き放ち――ぼそり。 ) ( 外套が男の視界を塞ぐ間に、男の背中に走る銀閃。舞う血飛沫。 ) ( 外套を叩き付けた次の瞬間、二刃を抜き放った影は、外套を引き剥がして尚、一瞬見失う程に体勢を低く取り――駆ける。 ) ( 男からすれば左方向には、外套を叩き付けた姿があり。 男の背後からは編み笠の影が迫る状況。 ) ( 間合いを詰めに来た時点で、魔法陣からは数メートル離れた位置。 外周に逃げようと男が動くなら、今度こそ男との距離を詰めるように駆け出した影は、その足を狙って一閃、二閃、斬りつけん! ) [Thu 24 Aug 2006 00:30:36]
◆編み笠の影 > ―――――― ハッ!!おンしィァ… 男としとゥと、三下以下じゃァの!(男の言葉を耳にして、鎌鼬は思った 『詰まらぬ男だ』 と。己の衝動のみに従い、己の衝動のみで動き、己の衝動以外は全て排除する。 まぁ…酒と博打に溺れている己も人の事は言えぬが、それでも―――― あそこまで『詰まらぬイキモノでは無い』筈。 そして) ―――――― いけずじゃァの。おンしィが最期に聞ィとゥ名前じゃァぞ?(『コレ』は、捕らえたとしてもロクな情報源にはなりはしない――――死体にして連れて帰った方が、大人しくなる分幾らかマシであろうと言うモノ。 っと、背に刃を振り下ろした瞬間。男の顔を外套が覆い隠し―― 直後、確かな手応え一つ。ソレを感じれば、振りぬいた太刀を構えなおす様に引き戻し――) ―――――――― 殺ァッ!!(呼気一声。それと共に、己が身体を男の背から… 相手の右半身――顔を覆う外套を掴む手――の方へと素早く移し… その外套を引き剥がそうとする腕へと目掛けて太刀を振るい上げんとするだろう。 その、男の退路さえも断ち切らんと、する様に!!) [Thu 24 Aug 2006 00:19:27]
◆ディント > はぁ? 何を言ってる。女が満足できようか知ったことじゃねぇ。俺が満足できればそれでいい ( はン、と鼻を鳴らせば眉間が開いた。面白そうに顔を歪め、男は笑った。 やがて、男は笑声を押し込め、 ) てめぇの名前なんざ興味がねぇんだよ! ( 叫んだ。名前なんざどうでもいい。必要なのは戦闘。死の緊張。それのみ ) ―――ちっ ( 男は背に向けられた刃を避けようか考える。しかし、それは背後からの攻撃である以上、どうしたって無理が出てくる。男は思考を巡らす。今突き出している拳を引っ込めて迎撃にまわすかどうか。 ―――しかし、時間と相手は考える暇を男に与えない。視界を何かが塞いだかと思った瞬間、それがコートだと認識するよりも先に顔面へと激突した。戦いなれている。男は心臓が高鳴ることを感じたが、流石にこれは不味い。女がただコートを投げつけただけで終わるとも考えらない。しかし、視界が塞がれている男に女の攻撃は視認できない。ならば、と男は迎撃に左手を回そうとして――― ) ―――ぐっ!! ( 背中から半分を一気に肉を削られた。赤い血が噴出してどくどくと身体冷めるのを感じる。これは不味い。『再生』でも少し時間が掛かるほどの傷だ。それを痛みと言う危険信号がそれを告げていた ) ――――。 ( やはり、二対一は無理がある。この緊張を楽しみたいと思う一方で、頭の中が警鐘でがんがんと鳴り響く。このままでは死ぬぞ、と。 )( 男はコートを右手で引き剥がしながら地面を蹴る。 間合いを取ろうというのだ )( 男はコートを引き剥がしなら左手を盾の様にして後退するだろう。位置は魔方陣の外周部へ。息は荒い ) [Thu 24 Aug 2006 00:09:08]
◆影 > …要約すれば、戦いたいんですね、Mr. 最初から素直に仰って頂ければ――。 ( 其処で言葉は途切れる。相手の望む答え等、その先にありはしないのだ。 ) 早過ぎる男は嫌われますよ、Mr? ( 図らずも、もう一人が発した言葉と被る。 )( ――少しずつ開けていた間合いは、最初の距離とも相俟って、一息で詰めるには遠い。肉薄には、二歩目が必要な間合い。 )( 男の突進の気配に、咄嗟にした行動は身体を一歩右にズラし。 ) ( もうひとつ、駆ける気配。 少なくとも、現状此方に向かって来なければ、今はそれでいいと意識から一度、切り落として。 ) ( …ボタンを外し終えていた外套を、突っ込んでくる男の顔面に向けて、被せるように叩きつけてやろうと! ) ( ――それで隙が出来れば、その合間にもう一振りの剣が抜かれる。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:55:50]
◆編み笠の影 > そンがァの… 大有りじゃァーて。間違ゥて、こっち側ン奴ァ斬って捨てとゥとォ… ウチの首がすぽーんっとのぉ? まっ… そっちン嬢ちゃんァ、こっち側らしゅうっとゥけ…一安心じゃァが(なんて、編み笠の奥… ケラケラと笑う様に言葉返せば、右手が… ゆっくりと刀の柄に落ちる。 落とし…柄を握りながら、真っ直ぐ相手を見遣れば――ソレが思考よりも本能で生きる性質かと推測一つ。 そして――――) 何ぞゥ何ぞゥ… あンまァ早過ぎとっとォ――女ァ満足出来んとォぞ? こン…ケダモン風情 (―― また、ケラケラ笑いながら、投げるのは挑発。 現状、恐らくは二対一と言う状況… 其処で相手の判断力を削げば如何ほど優位か?思案すれば、身を屈め… 足に力を込め――) ウチァ――暮六峠の鎌鼬。武士(モノノフ)にあらンとォ人斬りじゃァ (そして、此方も駆ける。 進路は此方では無く外套の女へと駆ける男の背へと目掛け、そして―― ) ――――疾ッ!!(一刻の間合いを一気に詰めて太刀を居抜く。 狙うは、男の背から片半身、か) [Wed 23 Aug 2006 23:46:15]
◆ディント > ( わかりにくい言葉だ、と男は思いつつ鼻を鳴らした ) 俺がどこから来たとしても貴様らには関係ないだろうが。それともなにか。俺が門の向うからきた化け物です。そういえばお前らは嬉々として襲ってくるのか? ( 男は気だるそうに肩を揺らした。めんどくさい。ああ、めんどくさい。 男は理屈と感情のどちらかと言えば感情で動くタイプの存在だ。だからこそ、めんどくさいと感じた。 ) ―――なるほどな ( 男はにたりと笑う。いい。これなら戦える。心臓が高鳴り、今すぐに血がほしいと左手が疼く。しかし、 )( 男の冷静な部分が悲鳴をあげた。この状況は不味い。今すぐ逃げるべきだ。まだ他に強者と戦えるチャンスがあるではないか )( しかし、男はそんな声には耳を貸さない。すでに男は貯まっているのだ。戦いを。戦闘を。あの興奮を ) ――。なら答えてやる。俺は向うから来た化け物の一人だ。名はいらねぇだろう? ケダモノで十分 ( ぐいっ、と地面に靴底を押し付け、男は笑う ) ―――こっちは待ちくたびれてるんだ。 ・・・・・・・・ぐだぐだ喋るのは性にあわねぇ ( 行くぞ。という言葉は無い。男は全力で地面を蹴りつけ、フードの女へと突進しよう。そして、一跳びに近づければ、握り締めた鎧の左腕がまっすぐに、下から女の顎を狙って突きあがるだろう ) 言いてぇことがあるなら舌噛まねぇようにい、ぢ――――――っ ( お前が噛んでどうする。お前が ) [Wed 23 Aug 2006 23:35:00]
◆影 > 貴方の事です、Mr. ( 葡萄酒色の双眸が男を映しながら、妙にきっぱーりと。 ) …いえ、別にソレが原因という訳じゃー無いんですが。 ( 細めた視線の先、男が掲げるように示した時点で、ソレに漸く気付く。 )( …ぬらりと、奇妙な光沢を放つ左腕。 )( 間合いを測るよう、じゃり、と数歩距離を広げる背に、男とは違う声。 )( …少女の?それにしては、言葉遣いが些か奇妙だが。 ) ……別に、通る気は今の所無いです。 「そっちの世界」に行くつもりはありません。 ( 右手に抜き身の剣をぶら下げながら、ごちる言葉は。 )( 同時に、少女の声に応える言葉。己の属する場所を示す暗喩。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:26:51]
◆編み笠の影 > 、――――――…… (ここからは、前方に立つ二人の声は良く聞き取れない。 だが、其れがどうやら一触即発である様子は分かる。 それが分かれば――… 片方が、調査員である事を祈りつつ、前へと足を進め行き――…… 其処で、漸く男の声が耳に入る。『サテ、俺ト死合ウノハドッチダ』 そして、男の視線が此方にも向けば…編み笠を更に深く、被り直し――) ………… さァとゥのォ? そなァ風に言うんじゃっとゥなァ… おンしァ…そン『門』から出とゥモン、け?(…編み笠の奥から視線と言葉返し、歩みを続ければ―― やがて、その距離は残り一刻で太刀の間合い。 無論、その足は何時でも望む方向に動ける様な足取りで… そして、左手は、腰の棒―― 刀の鞘に触れている、か) そンでェ――おンしァ…どっちンモンぞ?(序でとばかりに、女の方にも声を投げながら ) [Wed 23 Aug 2006 23:18:02]
◆ディント > ――――なんだ。その言葉は ( 元より学のない男は眉根を寄せて不機嫌そうな顔をした ) ―――。へぇ、やはりこいつは異形かね。なるほどな ( 男は左手をゆっくりと持ち上げ、ぶらりと自分の視線の高さまで持ってくると眺めた。細い鱗に覆われた左手。頑丈で岩をも削り、刃ですら通らぬ左手。恐らくは、母親は内部からこの爪で引き裂いたのかもしれない。 )( そんなことは、どうでもいいことなのだが ) ―――― ( 男はゆっくりと視線を他の方向へと向ける。 そしてふっと笑った ) ――――さて。お前らの目的は何かな? 俺はこの陣を守るつもりは無い。通りたいと言うのなら勝手に通ればいい ( 男はぐっ、と身を沈めた。 女が手に持ったのが剣だからだ。 あれと対等に付き合えるのは己の左手。左手を引いた状態で、男は笑った。視線をはるか向うの人物へと向け、 ) ―――其方さんの目的がなんだかはしらねぇが、俺を殺すと言うのなら掛かってきな。通りたいと言うなら勝手に通ればいいさ ( 男は二対一になるかもしれないと言うのに、笑っていた。闘争こそがこの男の全て。そして結果的に男が闘争の中で死んだとしても、男は後悔しない ) ―――さて、俺と死合うのはどっちだ。 ( 男は僅かに身体をずらし、視線の中に二人を入れるだろう ) [Wed 23 Aug 2006 23:11:25]
◆影 > ( 目を細める。 )( 雨粒の向こう、濡れた銀髪。此方を見据える眼光が、やけに戦闘的。 しかし――。 )( それだけなら、まだ、「人間」に見える姿。 ) ( …は、と薄い息が雨に混じる。 ) ――Yes. 承知しました、Mr.Estrus. ( 奇妙な言葉でハッキリと男を呼ぶ。 )( イコールで発情期ですけど。だってケダモノとか御自分で仰るから。 ) ならば貴方もどうぞ、光栄と思って下さいMr. 貴方は私にとって三号です。 ( 此処で見た、「向こう側」は相手で三体目。 )( 雨向こうから伝わる金属音と。 )( …前方からではない、別の雨音に眉を寄せた。 ) ………。 ( シャン。 片手が剣を抜き、片手が外套のボタンを外し終える。 )( ざり、と足が僅かに動き構えめいた姿勢を取るが、此方から斬りかかる素振りでは無く。 ) ( ――故。 新たに現れた影が視線を向ければ、まずは魔法陣より数メートル手前で立ち止まる黒い影が在る。 そして、魔法陣の中に佇む、もうひとつの人影が。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:03:05]
◆編み笠の影 > ―――――― (ぴちゃり ぴちゃりと 雨音に混ざり近寄る足音の主は、着流しに編み笠で目元を覆った人影一つ。 体格は、余り大柄ではなく…どちらかと言えば小柄な部類。 そして――雨に揺れるその影の腰に下げられるのは、棒の様なモノ) ―――――――― (その人影が、ふっと、進路上…紅い光を放つ門へと近付く最中、耳に入った声の様なモノに気付けば――視線を其方へと向けて立ち止まるか。 距離は、駆けつけるには一刻、二刻分程は遠い) [Wed 23 Aug 2006 22:48:51]
◆ディント > ( 互いに互いが申し合わせたように距離があいている。男は笑う。なるほど、警戒か。いいねぇ、人間界だからって腑抜けてるわけじゃないらしい。 ) ―――ならそれでいいな。OK.それで問題ない。 それと、俺に礼儀作法など求めるなよ。俺はケダモノだからな ( 男はツッコミを軽く受け流した。いや、受け流したの? )( その人型が腰と胸元に手を伸ばすのを見て、男は目を細めた ) ―――さて、いよいよを持って、俺は此処で楽しい時の始まりがお前と言うわけだ。考えればお前がどちら側の存在であっても関係ないしなぁ。いやぁ、光栄だと思え? お前さんが第一号だ。よかったな ( 男はこきり、と首を鳴らすと両手に嵌めたナックルを打ち鳴らした。異形の左腕がぞわり、と総毛立つ。 )( しかし、それが異形だからといってもここは多種多様な異種族混血族島。早い話がハーフやらミックスなど珍しくも無いからそこまで異形じゃないんじゃない? とかいうツッコミはなしで ) [Wed 23 Aug 2006 22:48:07]
お知らせ > 編み笠の影さんが来ました。 『…雨音に混ざる足音。近寄る影は…今は、未だ傍観者、か?』 [Wed 23 Aug 2006 22:39:24]
◆影 > ――――。 ( 少なくとも、呼びかけの目的は果たされた。人はいる。 そして――。 ) ……まず。 ( 此方からは近づかずに、魔法陣から離れた場所で足を止めた。 雨音が混じるが、声を上げれば会話には何とか支障無い程度。互いの間に広がる距離は数メートル。一息で詰めるには、些か遠い。 ) 質問に質問で返しているのは、其方ですMr. 別に構いはしませんが。 ( ツッコミ入れた。 )( 月明かりも無い場所に立ちながら、片手は腰に。 そしてもう片方の手は、外套の胸元を下りていく。 ) [Wed 23 Aug 2006 22:33:56]
◆ディント > ( 誰かの足音。 )( どっどっどっどっ、と心臓が早鐘のような音を鳴らす。それは警鐘なのだろうか、と男は考えるが気にしないことにした。 )( 警鐘であろうとなんだろうと、戦があればそれは喜びになる ) ―――よぉ ( 男は外套に身を包んだ人物とは対照的に、外套も雨具すらも持っていなかった。雨に濡れた銀髪を掻き揚げ、鈍い光を湛えた金目を細めた。雨で視界が悪い。足場も悪い。魔方陣に光源を期待するのはお門違いか ) ―――おいおい。名前を尋ねるときは自分から。というのを知らないのか? ( 男は口端を持ち上げて笑った。そして、その声に男はさらに笑みを深くした。歓喜へと ) ―――まあ、ここに名前など必要ないだろう。名前なんてのはあっても無くても相手を呼べればそれで問題が無い。さて、俺はお前の名前など気にはしないから先に質問をするぞ。 ( 一息 ) ―――お前は、ここの世界の存在か? ちなみに、俺には両親など知らないから質問を質問で返すなよ ( 超 傍 若 無 人 ) [Wed 23 Aug 2006 22:22:07]
◆影 > ( 次第に魔法陣へと近づく影に注意を払うならば、それが次第に陣の方へと近づいて来るのが分かるだろう。 雨避けの外套に身を包んだ影は、雨夜に紛れるように黒く。 ) ――――。 ( ぼんやりと闇に浮かぶ真紅の光の中、ソレを遮るものを見付けて、目を細める。 )( …雨自体は、この身にはそれ程感覚の妨げにはならない。ソレがヒトガタを成しているのを見て、足を止める。 ) ―――どなたか? ( 足を止めた場所は、魔法陣から数メートル離れた場所。 呼びかけの声は、若い女のものだ。 ) [Wed 23 Aug 2006 22:15:46]
◆ディント > ――――ダメだなぁ。たまってやがる ( ぐりぐりと男は煙草を靴底に押し付けて消すと指で弾いて捨てた。 )( ―――獲物が通ったら何をしてやろうか。ああ、女がいいな。強ければいい。そうだな、弱かったら身体の間接を一本ずつ外してやろう。ああ、それがいい )( 男はごきり、と首を鳴らす )( なにもできねぇ木人形になったら今度は犯すか。犯して、気が狂うほど犯した後に殺すか? ・・・・・・・いや、生かしたほうが面白いか。苦しんで、生きてることを後悔するぐらいのことをしてやったほうがいいなぁ。いや、それとも――― ) ―――――? ( 男はその雨音を弾く音に視線を其方へと撥ねるように向く。 )( もし、貴方が見れば、雨の中、うすぼんやりと霞が掛かった明かりの魔法陣の上に男が立っているのが見えるだろう。 ) [Wed 23 Aug 2006 22:06:50]
◆影 > ( 今宵も止まない雨の中、雨音に雨糸に紛れるように、魔法陣に近づいて来る影。 )( ぱしゃん―― ) ( 水音は雨音に混じる音色。 もしも注意を払えば、ぼんやりとした人影らしきものが望めるか。そう、大きなものでは無い。 ) [Wed 23 Aug 2006 22:03:30]
◆ディント > ( かといって、男は此処を人間が通ること自体にもさほど期待はしていない。 すでに調査隊という大人数が過ぎ去った後で、後は帰りの調査隊だけなのかもしれない。 )( だったら、それでもいい )( それならば、魔界から此方へと戻ってくる人間に対して牙を剥けばいいだけの話だ。 人間界から通らなかったとしても、向うに渡った人間が戻ってくるのを待てばいい。そう、慌てる必要は無いのだ ) ――― ( しかし、男には重要な欠点があった。 )( ちっ、と男が舌を鳴らした。つまり、男はひどく短期である事だ )( 一日、二日、三日。・・・・・長くて一週間程度ならいい。しかし、それを過ぎれば男は別の行動をとろうと考える。魔界でも常にそうしていた。むしろ、一週間は長い ) [Wed 23 Aug 2006 21:59:33]
お知らせ > 影さんが来ました。 『( 雨に紛れるもの )』 [Wed 23 Aug 2006 21:59:16]
◆ディント > ( ――――罠は獲物が通る場所に仕掛ける。 それは男がこの場であの没落貴族悪魔野郎 ※脳内彼の呼称です。orz に言ったことと同じ内容だった ) [Wed 23 Aug 2006 21:54:35]
◆ディント > ( 男の目的は戦える人間と死合うことである。 )( なるほど、此方から街へと向かえば人と合間見えることもできるだろう。実際、最初は街へと向かうつもりであった )( ・・・・・だが、考えてみればそんな必要は無いのだ ) ――― ( 多くの人間が此処を過ぎ去ってしまっている。が、それを一つの事を物語っている。 )( つまり、人間もこの魔方陣を発見し、調査に来ている。それも、戦闘の跡を見る限り、戦える人間が ) ―――いいねぇ。手が省ける ( かなりの人間が魔界へと渡ってしまっているのかもしれない。それでも、男は人間界側に居ることを望んだ。 確かに、魔界へと向かえば人間と合間見える可能性もあるだろう ) [Wed 23 Aug 2006 21:50:58]
◆ディント > ( 人間界側魔界の門 )( 男はしばらくの古城の滞在を過ごし、しばらくの放浪の後、ここに行き着いた )( 始まりの場所である ) ―――― ( 男は煙草をゆっくりと揺らしながら、闇の空に負けないほどの光を湛える魔方陣を眺めていた ) ――― ( 男は鼻を鳴らすと、視線を辺りへと見渡した。 ずいぶんな足跡と血の跡。見る限り、多くの人間がここまでたどり着いているらしい ) ―――いいじゃねぇか。好都合だ ( 男は口端を持ち上げ、笑んだ ) [Wed 23 Aug 2006 21:42:36]
お知らせ > ディントさんが来ました。 『――男はそこに立っていた』 [Wed 23 Aug 2006 21:40:10]
お知らせ > マドゥーさんが退室されました。 『男の姿は完全に消えていた』 [Wed 23 Aug 2006 13:22:55]
◆マドゥー > (次の瞬間、ふわりと浮遊感を覚え・・・) [Wed 23 Aug 2006 13:22:43]
◆マドゥー > (光が次第に強くなってきた。なにやら時折、くらっと意識が薄れそうな感覚も在る・・・。)・・・これは・・・・・・??(足を踏み出すごとに強くなる光・・・いや、実際は光の中心に向かってこちらが進んでいるのだろうが・・・。)・・・・・・・・・!?(紅い光で目がくらむ中、踏み出した自分の片足を見て違和感を覚える。・・・光の加減なのだろうか?妙に・・・透けて・・・) [Wed 23 Aug 2006 13:19:43]
◆マドゥー > ・・・ふ・・・案ずるよりうむは安しと言うものか・・・・・・(腕組みし、なにやらえらそうなことを言っている。この時ばかりは周囲に人がいないことを感謝したかった。・・・陣の中に入れば、今度は一歩・・・また一歩と、光の線を踏みながらその中心に向かって進んでゆく) [Wed 23 Aug 2006 13:11:07]
◆マドゥー > (意を決し、一歩を踏み出す!・・・・・・とはいえ、そぉーっと・・・つま先の先で、こう、ちょんっとやる感じで光る線に触れ・・・。少なくとも自身のつま先に痛みが走らないことに安堵を覚えた。) [Wed 23 Aug 2006 13:02:22]
◆マドゥー > ・・・・・・手を入れた瞬間、腕から先がなくなっている・・・と言うのはごめんこうむりたいゆえな・・・(歴戦の戦士ともあろう自分が、こうも一歩を踏み出せないでいる現状に、誰とでもなく言い訳がましく呟く。試しに側の石を放り込んでみたりはした。石は大丈夫らしい。9 [Wed 23 Aug 2006 12:41:28]
◆マドゥー > (丘を降りた先の紋様・・・不気味に光り輝くその線より、数歩下がった位置でじぃと佇み・・・)・・・・・・・・・・・・(ターバンの下、眉をしかめて紋様を凝視する。何かを解析しようとしているとかではない・・・正体不明の存在に対し、過度の警戒を持っているのである。俗にいうところの、“びびっている”・・・である。) [Wed 23 Aug 2006 12:39:34]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 [Wed 23 Aug 2006 12:36:13]
お知らせ > 汐姫さんが退室されました。 『――――お姉ちゃん…私をお守りください。』 [Wed 23 Aug 2006 06:17:20]
◆汐姫 > ……っっ…っ…!! (心臓が圧迫されるかのよう。いや…鷲づかみにされているかのような感覚が続いている。一歩踏み込むごとに、何度胃液が逆流しかけたことか…だが。だが、しっかりと気を張り。意識を押しつぶされないよう、集中し続ければ…耐えられないほどでもない、か?) ―――――ぁ。 (それから、数分…視界がぶれ、小さな耳鳴り。全身はすっかり汗まみれになり、嘔吐感に立ち止まりそうになった頃…いつの間にか、文様の中心にたどり着いていた。あと一歩踏み出せば、そこは…足が動かない。覚悟は決めていたはずだが、まだ躊躇っているらしい…だが。それが。アマウラを…自分の両親がいるかもしれない街を守るきっかけになるかもしれない。そんな、思考を巡らせれば…少女は中心へと踏み込み。異界への門を、潜る―――――) [Wed 23 Aug 2006 06:16:48]
◆汐姫 > ……ぅ…ぅぅ… (胸元に手を当てて。抑え付けるようにしながら、一歩、一歩、ゆっくりと進んでいく。急いではいけない…急ぎすぎれば、戻すどころかその場で倒れ込んでしまうかもしれない。こんな、得体のしれない生物がウロウロしている所でそんな状態に陥ったなら、それはまさしく命取りだろう。そう、ならないよう…身体と精神をこの異様な空気に慣らしながら、少しずつ。少しずつ、進んでいく。) [Wed 23 Aug 2006 06:03:34]
◆汐姫 > ……っ、ぅ…く…っ… (一歩、踏み込む。文様の中へ…すると。その途端、胸の中でのたうつ気持ち悪さが跳ね上がった気がした。それから、もう一歩。) ――――っっ!! (ドクリ、と…身体の中で何かが暴れているかのような錯覚。自然と、汗が噴出してくる…このまま進み続ければ、遠くないうちに初日のナナオさんと同じような状態になるだろう…つまりところはリバース。) [Wed 23 Aug 2006 05:59:53]
◆汐姫 > …………。 (実際それを見たことのない自分には、どうにも形容できる言葉が見つからなかった。やはり…実際、行ってみるしかあるまい。他の人が済ませているからといってソレをしないようでは職務怠慢もいいところだし…それに。個人としても、少しでも真相の足がかりを掴みたいという気持ちがある…今まで聞いた情報を総合すると、この文様はとても危険なもののような気がするから) [Wed 23 Aug 2006 05:47:30]
◆汐姫 > この先に… (何があるのだろうか?ナナオさんは、ラクガキの中にはなるべく入らないほうがいい…みたいなことを言っていたが。その原因は、この胸の奥をかき乱す微かな気持ち悪さのことではあるまい。中央に近づけば近づくほど、この症状が強くなるというのは確かだが…それを乗り越えた先にあるものは。) [Wed 23 Aug 2006 05:38:51]
◆汐姫 > …………。 (じっと、正面を見つめる全身皮装備の少女が一人。今日は丘の上からではなく、魔方陣のすぐ側でじっと立ち止まっている。) [Wed 23 Aug 2006 05:34:41]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『覚悟を決めますか。』 [Wed 23 Aug 2006 05:32:18]
お知らせ > 泥人形さんが帰りました。 『往く先は、泥人形も知らぬ』 [Wed 23 Aug 2006 02:52:28]
◆泥人形 > (泥頭の中で、うっすらと光る赤い目玉が、ぐるりぐるりと、駆け回る。) GyEee (ふらりふらりと、不自然にゆれながら、濁った叫び声をもらして。 そのまま覚束ない足取りで、その場を離れ始める泥人形。巨鳥の足跡を、その場に残して。) [Wed 23 Aug 2006 02:47:44]
◆泥人形 > (モウイヤ…)(奈落より、外へと押し上げられてゆく、悪意の塊。腿が現れ、すねが現れ、鳥のような足が、泥溜りの中に浮かび上がれば。泥人形の足元の泥が、徐々に小さくなってゆく。泥人形に吸い込まれていくように。) Guraaa (そして、顔の場所の泥の奥から。くぐもった叫び声が零れ出して。 ゆらり、と泥の体が動き始めた。) [Wed 23 Aug 2006 02:42:24]
◆泥人形 > (|||orz 修正で入力間違えるなんて… ×『×良家 → ○両腕』 → ○『有家 → ○両腕』 です。) [Wed 23 Aug 2006 02:39:35]
◆泥人形 > (Σ! ×良家 → ○両腕 です。 orz) [Wed 23 Aug 2006 02:38:06]
◆泥人形 > (ゆっくり、ゆっくり。 泥の人形が、出来上がってゆく。有家も形作られて、残るは腰より下。 底のない沼にはまったような姿が、赤く燃えるような魔法陣の中に、黒い影となって映っている。) [Wed 23 Aug 2006 02:36:43]
◆泥人形 > (瘤は丸く、人の頭ほどまで成長して。さらに、その下から押し上げられてゆく。)(むずり、むずり。)(泥沼から、人が一人、立った姿で浮かび上がるように。 盛り上がってゆく泥は、人の形になっていた。) [Wed 23 Aug 2006 02:31:29]
◆魔方陣 > (ぬめり動く泥溜りは、人が座り込めるほどまで広がると、それ以上広がらず。 変わりに、その表面が、瘤のように盛り上がってゆく。 ポコリ、ポコリ。泡立っているようにも見えるが、待てども割れて臭気が滲み出すことはない。瘤は瘤のまま、さらに増えた瘤に押し上げられてゆく。) [Wed 23 Aug 2006 02:26:59]
◆魔方陣 > (ドロリドロリ。)(泥沼が流れるように、その黒く濁った泥溜りは広がってゆく。)(ゴポリ、ゴポ。 泥沼の底から、ガスが浮かび上がってくるような音と、臭気を含んだ泡が表面に浮かぶ。) [Wed 23 Aug 2006 02:21:11]
◆魔方陣 > (泥の溜りがあった。 黒ずんだ泥、僅かな腐臭を漂わせる其れは。つい、少し前に、そこに生じた泥溜り。 ドロリ、と風がなくともその表面はうねり。周りに水がなくとも、徐々に面積を増やしていく。) [Wed 23 Aug 2006 02:17:34]
お知らせ > 魔方陣さんが入室されました。 『その中央ほどに』 [Wed 23 Aug 2006 02:12:57]
お知らせ > シェーラさんが退室されました。 『何歩目でしたっけ?( 再び数えながら、歩く羽目に。 )』 [Wed 23 Aug 2006 01:35:02]
◆シェーラ > ( 後、何といっていたか。魔界、魔界―― ) …………。 ( 渋面。 雨ではなく、流れる汗を拭う仕草で額を拭いて。 ) 整理しませんと。オーバーフローでメモリオーバーですよ、Sir. ( 何か怪しいオーパーツを呟くと、踵を返した。 狼が口にしていた事。僅かではあるが、手がかりにはなるだろう。 ) ………あ。 [Wed 23 Aug 2006 01:34:31]
◆シェーラ > ( ――紅い閃光。 )( それは、人狼が現れた時と、同種の気配を伴うソレ。 )( 違いは――その方向性か。細かいことは分からないが。 )( 確かなのは、その光が消えると共に、魔物が消えたという事実。 ) …………お断りさせて頂きますよ、Lunatic. ( ぼそりと呟くと同時、構えが解けて、だらりと両腕が垂れた。 )( …心臓に、悪い。 ) ……取り合えず。飛び込むだけで起動するらしいのは、分かりました。 ( 魔法陣の中核。 今は静寂保つ其処に、じっとりと視線を向けて。 ) [Wed 23 Aug 2006 01:30:47]
お知らせ > ワーウルフさんが帰りました。 『(シェーラは魔物を追い返した。戦闘経験値3を獲得。)』 [Wed 23 Aug 2006 01:25:24]
◆ワーウルフ > (身を低く、応戦の構えを見せた。 しかし尻尾が下がり、耳が倒れてしまうのはイヌ科のサガ。 牙を剥くのは、狩りと危機の時なのだ。)…殺す!殺す!ぶっ殺してやるからなァァァ。人間は後回しだ!(長い爪を、シェーラへ突き付けた。)お前をッ。殺すッ!お前をだ!畜生!(さっと踵を返すと、魔方陣へと飛び込んだ。 閃光…!) [Wed 23 Aug 2006 01:24:43]
◆シェーラ > ( 右手に掛かる重量がフッと消える。 )( 上がる飛沫の先を見通すように、睨み据えながら。 ) ……次は手首。 ( じゃり。 )( 泥と砂を踏む音。 ) 腕、肩、脚、腹―――。 月狂いは生命力に優れるとは御伽噺ですが。 何処までなら、喋っていられますか、Lunatic? ( 蒼褪めた顔色も、流れる汗も雨の所為にしてしまえるからこその、一種のハッタリ。 )( 左右の剣を身体の前で交差させるように構えて、その合間から、何処かじっとりと、湿気を孕んだ目付きで葡萄酒色が狼を映して。 ) ( く、と膝が落ちる。いつでも動けるように。 ) [Wed 23 Aug 2006 01:18:13]
◆ワーウルフ > (銀色、であるだけで銀ではないと… 狼の指から、血が垂れて落ちる。) [Wed 23 Aug 2006 01:12:15]
◆ワーウルフ > (赤紫の眼に、絶望が見当たらない。 振り上げたシェーラの剣に、手応え。)ガアアァァァァ!(ぱしゃっ。シェーラの前に水飛沫残し、狼男は飛び退いた。 暫く押さえ、そっと離す左手より…煙。肉のこげる悪臭が、雨を擦り抜け漂った。 シェーラの足元には、魔界の狼の小指と薬指が転がる。)畜生!畜生!なんだその剣!傷が焼ける…畜生ォ!(怒りと痛みに悶え、尾が揺れる。) [Wed 23 Aug 2006 01:07:22]
◆シェーラ > ( ギィ、ン!! )( 響く金属質の音。もしくは、硬いもの同士を力任せに叩き付け合った時の、ような。 )( ぎりぎりと拮抗する爪と剣が、動きを奪う。 ) …………。 ( 葡萄酒色の双眸が、上目遣いに見やる一瞬、嗤う月色ともぶつかり合ったか。 振り上げられる爪を、「見る」 )( 雨に濡れ、若干蒼褪めたようにも見える顔の中、唇が薄く、音の無い言葉を象る。 ) ( 「それは此方の台詞です、Lunatic」 ) ( 鬩ぎ合うは右の一刃。 振り上げる挙動を目視した爪――腕へと向けて、左の刃を下から跳ね上げる! ) [Wed 23 Aug 2006 00:59:43]
お知らせ > シェーラさんが来ました。 [Wed 23 Aug 2006 00:55:04]
お知らせ > シェーラさんが帰りました。 [Wed 23 Aug 2006 00:54:52]
◆ワーウルフ > グルルルルゥゥ!(人を真似た言葉も忘れ、シェーラの言葉に唸りで返す。 キシッ!長い右の四爪と銀の刃がカチ合い、鬩ぎ合う。 …にた、と牙を剥き出した。 振り上げるのは、もう一方の爪。)凌いじゃいねーんだぜっ、食らえ!(シェーラの顔へと、振り下ろす!) [Wed 23 Aug 2006 00:39:51]
◆シェーラ > 今現在は、「見ての通り」と言わせて頂きますよ、Lunatic! ( 夜闇に増えた、月二つ。 )( 爛と輝く怒気に、ぎり、と歯噛みする。 )( 淡とした返答の中に混じる、焦燥。流れる汗は、雨が隠してくれようが。 ) 少なくとも、「此方」については、私の方が詳しいですよ。 ええ! ( 地を蹴りて一歩。闇雲に間合いを詰めるのでは無く、其処で来る相手の挙動を見る心算が、崩される。 )( 踏み込みが達する前に、閃くは右手の一刃。 爪に当たるか手首に当たるか、閃く軌道の横合い、叩き付けるように! ) [Wed 23 Aug 2006 00:34:25]
◆ワーウルフ > だからテメェに聞いてんだよっ、ナス!言いなァ!テメェが人間かってよ!(指摘に、あからさまに機嫌を損ねたようだ。月色の二つの眼を見開いて、シェーラを威圧せん。)ウルセェェェんだよ!30点とか訳分かんねェ!先生かテメェはァァ?!(シェーラの頭を一齧りにせんばかり、大顎から怒号を吐いた。)もういい!次のヤツに聞くからよォ!(先読み。間合いを詰めに来る鼻っ先を、削る! シェーラが踏み込んでくるであろう場所へ、ピュゥ!雨の縦線を裂く、爪の薙ぎ。) [Wed 23 Aug 2006 00:28:20]
◆シェーラ > ( 下方から照らされる歯並びは、何処か鋸とか連想させるもの。 )( …禍々しい筈の例えが、妙に日常的。 ) …ぶっ殺したいと仰る割りには、「人間」がどのような代物かも、分かってらっしゃらない御様子ですし、Lunatic. ( 笑う嗤う姿に向けて、月狂いと称すのは。単に古い伝承――御伽噺のソレと酷似していた所為。 )( 銀色のショートソードを両手にぶら下げた姿勢の侭。 ) そんな、私に得の無い問い方では、答えて差し上げる気が失せ ます!! ( 淡々と規定の事務を並べるような返答が前触れ無く途切れて、小柄な身体が更に深く、相手の視界から一瞬逸れるように低く沈み込む。 最初の跳躍より、前に進む為の起爆剤じみた意思でもって蹴り飛ばす大地。 但し―― )( それはあくまで一歩分。駆ける為のものでは無いと、狼は気付く事が出来るだろうか。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:19:51]
◆ワーウルフ > (くい、と口の端を上げると、奥歯まで尖った歯並びが輝く。)だってよ、陰気臭ェ魔界から出てきたんだぜェ。折角人間の世界に来たんだ。人間をぶっ殺しまくるのが、『クール!』ってやつよォ。ヒヒ。(剣抜きながら向き直る、小柄な影に構えを取った。 ふる、雫を飛ばして黒耳が動く。)…あァン?(不可解な採点の意味を、首を突き出して尋ねようか。) [Wed 23 Aug 2006 00:02:22]
◆シェーラ > ( 泥交じりの飛沫が上がる。 )( 陣の上を滑るようにして、瞬間の斬撃を交わした身体が、一瞬の交錯に煩く跳ねる鼓動を無理矢理押し込めるよう、息の塊一つ吐いて。 ) ……人間か否か? おかしな事を聞きますね、Nightwalker. ( じゃり。 )( 泥交じりの大地を踏み締めて、今度こそ振り返る。 )( …足元から朧な紅が照らす中、漆黒の影は尾の揺らめきか。 ) ……三十点。 ( シャン。 剣を鞘から抜き放ちながら、ぼそり。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:55:33]
◆ワーウルフ > ああ、いけねェいけねェ。早とちりは俺の悪いクセだ。お前が人間とは限らねェんだった…俺は人間を見た事がねェんだからなァ。(空を切った爪を、獰猛な顎から伸びた長く幅の広い舌が一本ずつ舐めた。)…なァ、教えてくれよ。お前は、人間かァー? 違っても殺すけどよォ!ヒヒヒハハハ!(黒い狼人は、大きな尻尾をフッサフッサと揺らしながら笑った。) [Tue 22 Aug 2006 23:48:23]
◆光 > ちぃっ!カンがいいぜぇ。人間の血が、プシュっと飛び出るかと思ったのによォォー。(やがて光は収まって、夜は闇を取り戻す。 さっきの夜と違うのは、魔物が一匹、いる事くらい。) [Tue 22 Aug 2006 23:44:26]
◆シェーラ > ( ぽ、た。 )( それはこの数日、止まない雨。肌のように馴染んでいた水滴の感触が途切れる一瞬。 )( 雲が切れた――? 否。 )( 「そんな筈が無い」 奇妙な確信は一瞬。 剣を抜くより早く、ダンッ!! 紅い線を蹴り飛ばすようにして、横っ跳びにその場から飛び退かんと! )( 陣から出現した、「何か」を視界に納めるより先、苦し紛れ、咄嗟の挙動。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:41:30]
◆光 > (雨が一部分だけ、一部分だけ、止んだ。それは、シェーラの頭上。 その直後。 空を裂く音と共に、四本の爪がシェーラを袈裟斬りにせんと振り下ろされるだろう。魔方陣から飛び出し、シェーラの頭上から襲い掛かる何者かのサプライズド・アタック。) [Tue 22 Aug 2006 23:32:46]
◆シェーラ > ―――うぁ!? ( ――ぞわり。 )( 背筋が泡立つような感覚が走った直後、足元から赤い光が閃いた。 )( 反射的に向くのは、円の中央。三角形が交差する中核。 )( 剣の柄に手をやり、振り返る。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:29:58]
◆光 > (光と共に、解き放つ。 ぱっ、と、閃光を焚いたかのよう。 場に、赤い光が満ちた。) [Tue 22 Aug 2006 23:27:39]
お知らせ > 光さんが入室されました。 『(魔方陣が力を溜め込み…)』 [Tue 22 Aug 2006 23:26:45]
◆シェーラ > ( 足元の影が薄い。大地に刻み込まれた線そのものが赤黒く発光している所為か、光源は連日曇りっ放しの空からよりも、地面からの方が多いくらい。 )( 照らす光といった類のものでは無いが。光は光。 ) ……七、八、九……? ( 初日には丘の上から確認した魔法陣。 )( 大まかな形はその時に確認した。 )( 円形の中に星の形。三角二つを組み合わせた、六芒星の陣。 )( 円形の中に引かれた直線の上を歩いて、ぼそぼそと呟く数。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:19:00]
◆シェーラ > ( と言っても、無線とかでガーピー連絡を取ってる訳では、勿論無い。 )( 何ですかそのオーパーツ。 )( 一歩、二歩、三歩、四歩、沢山。 ) ……えーと、これで何歩目でしたっけ。 ( ひーふーみー、指折り数える、円の中。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:09:43]
お知らせ > シェーラさんが来ました。 『( 外縁から内線。 )』 [Tue 22 Aug 2006 23:08:40]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『今度こそ、調査完了。』 [Tue 22 Aug 2006 22:53:14]
◆ステア > ――――さっさとアマウラに戻りましょうか。 (辺りを注意深そうに眺めつつ・・・ゆっくりと魔方陣を見下ろす丘を下り始めれば・・・昨夜歩いた道を再び・・・ [Tue 22 Aug 2006 22:53:00]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 [Tue 22 Aug 2006 22:47:17]
◆ステア > ――――・・・出来た。 (雨なのでチャチャッと書き上げた魔方陣。 絵が得意じゃないので余り細部には拘ってないけれど・・・自分にしてはこの状況下では巧く書けたほうだ。 多分。) あとは、とりあえず街に戻って詳細報告を済ませれば・・・この仕事はお仕舞い。 (「まぁ、他にやるべき事がこの先沢山ありそうだけれど。」 と羊皮紙を懐に仕舞いつつ・・・周りをキョロキョロと見渡し人影を探す。 まさか、自分のことが人間界に来た魔族の内で魔界に侵入し逃亡した者として手配されている事等尻由もしない自分だが・・・場所が場所だけに、小刻みに周りを探る事を止めない。 触手や杖を持った悪魔なら何とかなるかもしれないが・・・あの紅い帽子の甲冑になんて出会ってしまおうモノなら・・・と、緊張する。 次も逃げ切れるかは怪しいから。 [Tue 22 Aug 2006 22:36:16]
◆ステア > (「仕方ない・・・」と、肩を落としつつ取り出す羊皮紙。 器用さ1で廻りは雨。 上手に描けないのは請け合いだ、けれどないよりはましだろうと・・・・サラサラサラ―――。) ――――――・・・・・・・(吸血鬼模写中。 この発言の時刻下一桁が偶数なら模写成功。 奇数なら失敗。 [Tue 22 Aug 2006 22:21:04]
◆ステア > (豪雨の中、アマウラの方から戻ってきた黒衣。 まさか、アレだけ調査して魔方陣の模様を書き写してないのは、ちょっと不覚だったかもしれない。) ふぅ・・・雨の中、余り動き回るのは嫌ですがこれも仕事のうち・・・。 (魔方陣を大まかに見渡せる丘へと立てれば・・・ローブに降りかかる水滴を払いながら、溜め息を一つ。 [Tue 22 Aug 2006 22:13:06]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『よく見たらもう一日残ってた罠。orz』 [Tue 22 Aug 2006 22:06:28]
お知らせ > サクリファイスさんが退室されました。 『ハレルヤ!』 [Tue 22 Aug 2006 21:57:24]
◆サクリファイス > よし行こうか! アハッ 楽しみだねぇ!人間、どんな生物かな? 強い?血は美味しい? アハッ♪アハッ♪ たのしみぃ〜 (テクテクと楽しそうに歩み始める青年。 殺戮と人間の血を求めて、悪魔は行く) [Tue 22 Aug 2006 21:57:13]
◆サクリファイス > とりあえず人間のところに行きたいよ、どっちだ? (ふむ、とあごに手を当てて思案するように・・・) こっち! (思案の時間3秒。 指差す方向は古城の方角) 人間の匂いがする! (嘘です、まったくの勘です、その勘も外れています。) [Tue 22 Aug 2006 21:54:42]
◆サクリファイス > アハッ♪ まぁいいや! (深くは考えない。だってここは異界、何があってもおかしくはないはず・・・・という思考で、考えを中断する。) さてっと♪ 人間はどこ?どこかナァ? (手のひらを目線の上にあてて遠くを眺めるようにキョロキョロと。 しかし、見えるのは瘴気にやられて枯れかけている木々や草花などなど・・・門の光に照らされて、それらは浮かび上がるように視界にはいる。しかし) ――――人間は・・・いないナァ。 [Tue 22 Aug 2006 21:48:45]
◆サクリファイス > (・・・・と、よくみたらもうそろそろ雨はやみそうだ。 雨はそれほど強くはない。) ふう、やっぱ息苦しい・・・瘴気が薄いね。 しかしまぁ・・・なんで人間界って言うのは死臭がしないんだろうねェ (本気で不思議そうに首をかしげる魔界出身の悪魔。) [Tue 22 Aug 2006 21:43:08]
◆サクリファイス > (はい、このあいさつ文がわからない人はジナイ半島のログを読みましょう。)(と言うわけで到着だ。 魔方陣から、光をくぐってやってきたのは一人の青年。が、飛び出してきた。 文字どうり、ジャンプして飛び出してきたのだ) とうっちゃく! うん、雨だ! (ザ――、と、無情にもサクリファイスのスーツを濡らす) [Tue 22 Aug 2006 21:40:42]
お知らせ > サクリファイスさんが入室されました。 『ァァアアアアンプ!!』 [Tue 22 Aug 2006 21:37:53]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『「我妹子が 赤裳の裾の ひづちなむ 今日の小雨に 我さへ濡れな 詠人知らず、なんとゥの」』 [Tue 22 Aug 2006 21:33:28]
◆錫音 > まっ… そンんでも、何も出ンとォでも… 仕事ァ仕事じゃ。後ァ… もぉちぃーっとネタが絞れそォなモン見つけてふん縛っとゥて…(ソレで終いじゃろ… 吐き出せば、やがて――背を預けていた岩場から身体を離し、特に何も出てくる様子も無い魔法陣を一瞥する。 今日の所は――何も出ないのだろう。まさか、今朝方、奇妙なバケモノが飛び出したとも… この中に飛び込んだモノが居るとも知らぬ鬼娘は、どこか気楽そうに言葉吐き出し… やがて――) さぁーっとゥ。あんまァ…濡れ過ぎっとゥんも考えモンじゃァ…。 一旦、雨ァ凌げっとゥ場所ォ探しとゥけェ…(で、明日の調査が終れば… 晴れて己に与えられた使命は、一応終る。 まぁ、この調子では、終った後で新しい任務を突き付けられるのがオチだろうが… それでも、合間に酒を飲む暇程度はある筈。 思わず、顔をにやけさせれば、魔法陣から離れる様に、一歩… 一歩と、前に歩き出し始めて――) [Tue 22 Aug 2006 21:25:04]
◆錫音 > (それもそうだろう。連日… カラクリもどきのメイドやら、貴族風貌の悪魔と出会っているのだ。 また、何か出てきたとしても可笑しくは無いだろう―― だからこそ、鞘に手を伸ばし… 逆手も何時でも刀の柄に伸ばせられる様な、そんな体勢を保てば… また、チラリと岩場から魔法陣を覗き――) ―――― まっ… あンまァ、出てこられっとゥも困っとゥんじゃァがのォ…(―― なんて漏らせば、思わず苦笑を一つ二つ。 そもそも自分は密偵役。斬り合い、殺し合いは本業では無い――筈なのだ。 最近は、ヤケにそんな場所にトバされる事が多いが…) [Tue 22 Aug 2006 21:17:44]
◆錫音 > (それだけ、今の気分は――――『落ち着いている』 まるで、此処に赴き、あのジルナントカと言う悪魔と出会う前が嘘の様に、だ。 いや、今思えば…あの時の様子が可笑しかったのだ。 ワケも分からずに怯え、ワケも分からずにピリピリとしていた。 普段の自分では余り考えられないソレ。 思い返せば、思わずククっと苦笑なんて溢れ出し――) ―――――― まったァ… らしゅゥのォの。 ウチァ…錫音さんじゃぞゥ?(―― 自嘲一つ。吐き出し、再び岩場に背を預ければ、ケラケラと笑い声を漏らし…… けれども、矢張り、左手は…刀の鞘に伸ばされている、か) [Tue 22 Aug 2006 21:10:08]
◆錫音 > (―――― まぁ、それでも… 以前の様な緊張は無くなった。 門の向こうから出てくる相手、其れが――実際に太刀で斬り付けられる相手だと分かったからか… それとも、別の要因か… 胸の奥に疼く様な感覚は無く、逆に――…) ―――――― 今飲む酒ァ…美味ァじゃろゥの(…――妙に、上機嫌。 まぁ、あの門からとんでもないモノが噴出してくれば、それは流石に肝を潰して目を白黒させるだろうが… このザァザァと降り注ぐ雨も、余り気にはならないかもしれない。) [Tue 22 Aug 2006 21:04:07]
◆錫音 > (―― まぁ、上としては… 他の隊よりも高い場所に立ちたいだろうし、ヴェイトスとの交流も強くしておけば後々で役に立つ。 他にも―― 恩を売っておく組織や要人は多いにこした事は無いのだろう。 開国と詠う姿は美しいが、中身はワリとエグいかもしれない。 いや―― 自分の上司だけが、かもしれないが。) ―――― まったァ… 因果な世の中じゃァのゥの… (そんな溜息じみた言葉吐き出し、編み笠を更にくぃっと下げれば… その縁を指で揺らし――…… 雨だれをパシャリと地面に。 そんな仕草行えば、チラリ… 岩場から覗く様に視線を門へと向けて) [Tue 22 Aug 2006 20:59:16]
◆錫音 > (「こんだけ情報仕入れたし、陰陽寮にも恩売ったんだから…これで終わりじゃダメカナ?」「ダメダヨ」 以上、回想終了。 そんな思考を、岩場の影に隠れて行うのは、何時も通りに着流し姿の鬼娘一人。今回は、雨が酷い所為か、隊から借りた編み笠を深く被り… 岩に背を預ける様な格好でいれば… やがて、ふっと吐息一つ吐き出し――) オマケに、のぉ――(回想再開 「ついでだから、陰陽寮にもっと恩でも売るか? 例の…グドルフとかエレノアとか言う奴の首でも討って。」「いや、流石にそらァ… やりすぎじゃとゥ?」「なに… 殺っちまえばこっちのモンよ」 回想終了。 そんな事を平然と吐き出す上司の顔を思い返せば、また溜息。 昔は普通な好青年だったのになぁー、なんて思い出す様に、溜息三度目吐き出し…肩、ガクリ落として ) [Tue 22 Aug 2006 20:54:48]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『岩場にて。 回想シーン一つ』 [Tue 22 Aug 2006 20:49:55]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(陣が光を放ち、収まる頃には、誰も居ない。)』 [Tue 22 Aug 2006 20:42:35]
◆カロン > (閉じる方法については相棒は知らないらしく、あっさりと一蹴された。その後正座で真っ直ぐこっちくんなと叱られたが、ドンマイ。とりあえず今日は、隠れ場所から迂回しつつ来ましたよと。)よし。んじゃ、中に入ってみっか。(置手紙はしてきたし。)こっちが無理ならあっちからってな。閉じる方法が見付かるだろ、多分!(ぴしゃ、ぴしゃ。魔方陣へ歩む人影…) [Tue 22 Aug 2006 20:42:17]
◆カロン > えっへん…(咳払いしても一人。)…ここから、バケモノが出てきたってのは…どーやらホントらしいな。魔界とやらへ続いてるって話も…(エリシャから聞いた。)…となると、ますます閉じなきゃならねーな!また蔓みてーのが出てきたら大変だぜ…!(一人決意を固めるは、兜の上に蝋塗りローブのフードを被ったシャレコウベ。だから200cmを越えてるのだ。秘密のアタッチメント。) [Tue 22 Aug 2006 20:36:51]
◆カロン > (豪雨の斜線は夜の黒を灰色へと近付ける。雨の雑踏は耳を塞いで、雨煙は帳を降ろす。それでも魔方陣の放つ赤い光の中に、オレンジ色の人が作った光が見えようか。)…(人影は、ランタンを携えて佇む。) [Tue 22 Aug 2006 20:29:05]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(雨の中、魔方陣の傍らに…2m超の細い影。)』 [Tue 22 Aug 2006 20:26:54]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『私はアルベルという。(名乗ったのは略された名前の一部分だけ。)』 [Tue 22 Aug 2006 13:35:11]
◆ジル > 気にする事は無い。 私はその君の優しい心で胸が一杯になる思いだ。 ( そんな歯の浮くような台詞をサラッと言いのける。 いいんですかこんな話信じて。 ) ―――すまない。 その好意に甘えさせていただくとしよう。 ( その申し入れを受諾する。 今の所古城とこの門以外に何処かへ行ったことがあるわけではないし。 こうやって無害な顔を装い悪魔は人の町へと足を踏み入れていこうとする。 ちなみに中に入ったからってなんか物騒なことをする気は欠片も無かったり。 ) [Tue 22 Aug 2006 13:26:55]
◆汐姫 > ぁ……ご、ごめんなさい。わざわざ、思い出さなくていいことを… (視線を伏せた貴族風の男に対し、すまなそうに…ついつい自分も視線を逸らしてしまって。と、いうことは貴族様というのも自分の早とちりだろうか?罪悪感が痛む…って、本気で信じてるし!!) あ、あの…それでしたら。せめてものお礼ということで…アマウラまで、ご案内いたしましょうか? (こぉ、上目遣いで、伺い見るように…それは、彼がアマウラへ行ったことがなければの話だが。どこから来たのかわからない以上、そこら辺を判断する材料がない故…というか、迎え入れるつもりなのか、人の町に、彼を。) [Tue 22 Aug 2006 13:20:01]
◆ジル > ――――――― ( ふむふむ、とその様々な場所を頷きつつ聞いていくと逆に問われた。 えっと、あそこから来ました。 と魔方陣を指差す訳にもいかず。 ) ――――実は―――― ( 暫しの沈黙から吐き出された言葉は。 ) 私の家は異様なまでに厳しくそのようなことすら碌に教えられてないのだ。 何とか閉じ込められていた場所から逃げ出し、あてもなく何ヶ月も彷徨い、様々な人に助けられてようやくここまで来る事ができたのだ。 ……だから私が何処出身なのか……それすらもわからぬ。 故に済まない。 君の質問には答えられそうに無いな……。 ( 口から出任せ嘘八百。 ワンブレスで更々と並べた後に悲しそうに視線を伏せる貴族。 荒唐無稽な話の内容を信じるも信じないも自由。 何ヶ月も彷徨ったという割には汚れが先程の体液オンリーの立派な服だことです。 ) [Tue 22 Aug 2006 13:08:49]
◆汐姫 > ぇ…?観光名所? (はて?質問の内容を聞けば、目を点にして…やや、思考。ひょっとして、大陸から来た旅の貴族様だったりするのだろうか?などと考える) ぇぇと。そうですね…とりあえず、すぐ近くにアマウラという街がありまして。街道沿い、南西にはティアン。南東にはヴェイストというこの島の主要都市があるんですけど…えと、貴族様はどこからやって来られたのですか? (かくん、と首を傾げて…自然に考えるなら、アマウラで宿泊しているというのが妥当だが。もし、別の場所からやってきたのだとすれば、案内してあげるのもいいかなぁ…などと思う。まず無いと思うが、クリスティアから砂漠を越えてやってきた可能性もあるわけだし) [Tue 22 Aug 2006 12:57:17]
◆ジル > ( 何かが胸に突き刺さる。 嫌味か? それとも天然か? ) ……い…いや……それ程でもない。 ハッハッハッハッ。 ( 何処と無く乾いた笑い声を挙げて誤魔化そうとする。 ) ( さて、どうやって聞くべきか。 素直に直球でここにきた人数はどれ程居るか? などと言っても仕事ならば答えてくれるとは思えないし。 そもそも魔界に義理はあってもそんなことまでする義務は無い。 ) ――――実は観光名所のような場所を探しているのだよ。 しかしどうも私は地理に疎くてな……何処かお勧めの場所は無いかいレディ? ( こんな場所にきといて観光名所を探しているときたか。 余りにも唐突過ぎる話題の変化。 ) [Tue 22 Aug 2006 12:47:00]
◆汐姫 > そう…ですか…でも、武器まで捨てて助けてくださるなんて………勇敢な方なんですね。 (決して皮肉ではない。少女としては、純粋なほめ言葉なのだが…受け取る側にどう聞こえるかは定かではない。それにしても、服装から察するに貴族の方だろうか?それなら、その勇敢さも頷けるのだが…さっき、気になることを言っていなかったかな?…異界、とか?) ―――――あ、はい。私に答えられることでしたら。 (と、そこで一度思考を中断して。貴族風な彼の言葉に注意を向ける…なにせ、お金もない、道具もない、ロクなお礼を差し上げることもできないのだから…せめて、自分に答えられることがあれば答えようと思う) [Tue 22 Aug 2006 12:37:09]
◆ジル > ( 終わりよければなんとやら。 熱くなる、というか無視されたりしてしまうと無策無謀にこっちに注目を集めようとしてしまうのがこの貴族の悪い癖。 その後どうなるかなんて考えてません。 戦闘向きじゃないにも程がある考え。 ) なに、気にする事は無い。 私は私がやりたいことを行ったまでだ。 ( 気障ったらしい動作で微笑む。 助けることによって信用させて情報を得るのが一番の目的。 なんかどっかの不良を扇動して颯爽と助けに現れようと画策してる駄目人間ぽい思考なのは気のせい? ) ところで、少々訊ねたいのだが――― [Tue 22 Aug 2006 12:26:29]
◆汐姫 > (やはり、この少女が慎重すぎるところもあったのだろうか?そういった意味では、助っ人の彼はいい意味で少女の枷を外したのかもしれないが…結果的だけみればお互い無傷なので妥当だろう、か?) …っ…ぁ…はい。あ、ありがとう、ございます… (化け物の上で乱れた息を整え、高鳴る鼓動を沈めながら…彼の声に反応して、上を向き。慌てて返事をする) その…危ないところを助けていただいて、感謝しています。 (異形に突き刺したままのナイフを引き抜こうともせずに立ち上がれば、深々と礼…本人からすればどうあれ、自分にとっては命の恩人くらいのものなのだから、いくら感謝しても足りないくらいである) [Tue 22 Aug 2006 12:19:17]
お知らせ > フライング・ホラー(幼生体)さんが帰りました。 『戦闘経験ポイント☆2と亡骸は確実に手に入るだろう。』 [Tue 22 Aug 2006 12:07:01]
◆フライング・ホラー(幼生体) > (正直、両サイドから挑発されてアチコチうろちょろしてただけな感じだった気もしないでもないが――それは既に冥府に旅立ったフライングホラーの子供しか知りえぬ事。と言うか、オキゾクサマ、足引っ張ってませんでsゲフンゲフン。 そして親は多分☆5くらい普通に行く気がするから此処にはこれないと断言しよう。 ヨカッタネ!) (まぁ、矢張りそんな事はさておきつつ…息絶えたバケモノは、もうこのまま動く事も無いだろうし、持ち帰り調べれば―― これが、此方側の生物ではいであろうと言う情報が手も入るかもしれない。 ともあれ) [Tue 22 Aug 2006 12:05:06]
◆ジル > ( ☆3二人対☆2でここまでピンチになるのもちょっとレアな気がする。 助っ人にきたこの貴族はやっぱり戦い慣れしてない役立たずであった。 ) ―――ここで朽ちてろ。 異界のこの地で無様にな。 ( ずるりと音を立てて黒と緑の斑模様になった白銀の剣を抜く。 黒と緑の体液を正面から被りつつ小さな声で冷淡に言い放った。 親が来る可能性があったとかも全然知らない。 だって無知だから。 もしそんなの来てたら死んでた自信がある。 ) さて、君の方は無事かい? ( 懐からハンカチを取り出し、それで顔面に付着した体液を取り除きつつ安否を尋ねる。 ) [Tue 22 Aug 2006 12:00:11]
◆汐姫 > ………っっ。 (甲殻から噴出す液体が胸当てとキルテットシルクの服を染め、鼻につく異臭に顔を顰める…だが、偶然にも彼との波状攻撃は成功に至ったらしい。墜落し、痙攣、それから完全に動かなくなって…少女は漸く安堵の息を吐き出した。無論、この少女としてはこの生き物が幼生体などとは知らないので、これで完全に終わったと思っている…今回に限り、それは正解なのだろうけど) [Tue 22 Aug 2006 11:53:36]
◆フライング・ホラー(幼生体) > (そりゃそうだ。少女に気を取られている隙に、後ろからバッサリと叩き伏せれば、流石に此処までの苦戦?はありえなかった―― 筈なのだから。 ) ――――――(とまぁ、先ほど同様に顎を開き、牙を開き迫る、バケモノ。ソレは一直線、迷う事無く男に喰らいつかんと迫―――) ―――― (った、瞬間だった。その体がガクンと揺れたのは。 衝撃の正体は、新たに突き刺さったナイフの刃。ソレに戸惑った様に身体を痙攣させれば… 其処に…その、開いた口に付きこまれるのは――――鋭い刃!) (最初に突き刺さったナイフの傷と、目を切り落とした傷。そして今し方付けられた二つの傷口からブシュウと緑と黒の体液が噴出せば… ソレは、やがてガクリと力を失い―――― 息絶えた。) (恐らく、この幼生体は…『はぐれ』だろう。もし、親が近くに居るならば… とっくの昔に3m級のバケモノが空を飛んで襲ってくる筈だ) [Tue 22 Aug 2006 11:41:00]
◆ジル > ( 此方まで届いてくる咀嚼音に嫌そうに顔をしかめる。 うわっ絶対に喰われたくない。 )( 体内に隠してはいるがつい先日傷つけられたばかりの翼の痛みが機敏に動く事を阻害する。 それでも全力で駆ければなんとか剣に手が届くことは出来るだろう。 ) ―――貴様はこれでも…喰らっていろぉ!! ( 幻術は一発芸。 あれを失った今、男にとっての勝機は非力ながらも剣の切れ味に頼った攻撃のみだ。 こちらに向かってくる相手の口のど真ん中に剣をカウンター気味に押し込もうと。 図らずも上から襲い来る少女との波状攻撃になろうか。 それと必死になって助けようとしたという気持ちは欠片もなく、ただ無視された腹いせに反射的にとった行動のせいでここまで追い詰められている気がする。 勘違い万歳。 ) [Tue 22 Aug 2006 11:35:07]
◆汐姫 > ぇ―――― (今、何をしたのだろうか?突然、助っ人をかって出た男の前に黒塗りの大男が現れ…噛み付かれたかと思えば、なんとも嫌な音を立てて消滅する。ひょっとしたら、魔術の類か…ちょっと、興味ある) ―――――っっ!! (が、とりあえずそれは後に回そう。今、するべき事は一つ…先ほどの挙動を見るに、彼は素手で戦える人物ではないらしい。そして、あの動揺の仕方は先ほど投げた剣が唯一の武器なのか…あらば。唯一の武器を投げてまで自分を助けてくれた人を見殺しには出来ない。ソレの注意が自分に向いていないであろうと確認すれば、咄嗟に落としたナイフを拾えい、上へと跳ぶ。上手くいけば、真上から落下の速度と体重を乗せたナイフがソレの背中に突き刺さるだろう、か ッ ? ) [Tue 22 Aug 2006 11:25:11]
◆フライング・ホラー(幼生体) > (OK怒り再燃。 隻眼に、再び原始の炎が宿り、ギチギチと歯を鳴らした―― が、まぁナイフの援護による一瞬の沈黙もあれば、剣までは辿り着ける、だろうか? 多分) [Tue 22 Aug 2006 11:14:10]
◆フライング・ホラー(幼生体) > ――――――――(その牙の様な触腕は迷う事無く男―― の代わりに、幻影の大男の肩口に喰らい付けば、その肩に触腕のトゲを食い込ませ―― ギチリギチリギチリグチャリビチャグヂブチグチャギチギチャブチグギヂヂッ と、響き渡る凄惨かつ生々しく、とてもステキな咀嚼音。 恐らく、あの円形状の牙でミキサーの様に肉を抉り千切ってるのだろう。 もし、その牙が実際に食い込めば――さてはて、その激痛は如何ほどか? ―――― っと、その幻影が消え去れば、ガクンとバケモノは空中でつんのめる様な様子を見せ… 戸惑いながらに、一瞬一時停止。 よく見れば、その宙を浮く様子も少しふらついてるよう、な ? ) ―――――― ( と、其処へ、コツンと軽くぶつかるナイフ。 もし、この秒数下一桁が3579ならば、再度怒りをぶり返して貴族へと。2468ならば、反射に従い少女へと。1か0なら、今だ混乱状態の侭、その場で静止だろうか――) [Tue 22 Aug 2006 11:12:53]
◆ジル > ( やばいやばいやばいやばい! というかこの状況で当たったのって運悪くな気がする。 突然身を翻して襲い掛かってきた相手に自分で引き寄せときながら心の底から焦りつつも防ごうとする貴族。 だがしかし今さっき自分で武器を投げたから徒手空拳なのを思い出した。 既に目前にいるため避けることは間に合わない。 空手では防ぐことも適わない。 それなら―――) 殴打しろぉ!! ( 幻術というよりは創造に近いこの能力。 即座に目の前に召還された影のように真っ黒な巨躯の大男が槌を振り上げようとして―――貴族の変わりにガブッと喰われた。 ) ( 衝撃を受ける、行動を終えるなどすれば一瞬で消えるそれだが、出ている間は本人とまるで変わりが無いためこれで何とか防ぐことはできるだろう。 盾にされた大男は幻のようにすぐに掻き消えていく。 切り札を無様に失いつつもその隙に投げられっぱなしで地面に落ちている自分の剣を取りに行こうと駆けていく。 少女のことを気に留めている余裕は欠片も無い。 ) [Tue 22 Aug 2006 11:06:14]
◆汐姫 > ―――…ぅ、く…っっ! (技術と運が噛み合ったらしい。ソレの牙を打ち払いながら、なんとか下へと潜り込む…その際、牙と弾きあい、手にしていた戦闘用のナイフを地面へと落としてしまったのは不運だろうか?いや…この状況で、その程度の被害で済んだのだからむしろ幸運だろう。もんだいはその後。) ………ぇ?……あっ! (けれど、追撃が行われる様子もなく。何が起こったのかと思えば、頭上で反転する海老モドキ…そういえば、コレの下に潜りこむ際、なにか怒声のようなものが聞こえた気がしたが…もちろん、内容を理解する余裕などなかった。且つ、そんな事を考えている場合でもなかった。別に、その男の実力を知っているわけでもなかったが、何となし援護しなくてはいけないような気がして――――無我夢中で、リボンの内側に隠してあったナイフ投げる。無論、手が痺れたままなので当たるとも限らないし、当たっても刺さるがしないだろう、が ッ ) [Tue 22 Aug 2006 10:58:51]
◆フライング・ホラー(幼生体) > (だってロクに脳味噌なんて無いんだもん、この超古代生物。 そんな言い訳さて置いて…)―――――― (その牙が少女の肩口辺りを捉えようと迫れば… ソレを打ち払う様に振るわれる刃。力量は… ほぼ互角程度か、打ち払う程度までなら出来るが―― その直後に襲い掛かるのは、痛烈な手首への痺れ。けれども… その真下に潜り込もうとする試みは適い… そいつの、円形状の牙を目にする事も出来るだろう―――― と) ―――――― (ガン無視された男が放り投げた剣が、運良く真っ直ぐに飛び… 運良く、横に突き出した目の片方を切り落とす。 そうすれば、不意にバケモノは身を硬直し――――… ) ――――――――(片方の目から矢張り、黒と緑の体液を撒き散らしながら急速にUターン。 条件反射と、生命の本質的な怒りに任せて、次に狙う獲物を… 呪文集中を行っている男へと定めるだろう。 そりゃもう… 直ぐにでも喰らい付かんと触手の様な牙を大きく広げ、その円形の牙をガシャガシャと肉を抉ってミンチにしてやると言わんばかりの勢いで!!) [Tue 22 Aug 2006 10:43:46]
◆ジル > ( 警戒しまくっていたら完全に無視されました。 ポツーンと一人置いてけぼりの男。 ) ………………貴様。 ( やがて呪詛の声が搾り出すように生まれる。 ) 華麗に登場した私を無視するなこの愚か者ぉー!! ( 追っ掛けるように相手に近付きつつ力の限り叫ぶと手持ちの唯一の武器の剣を全力で投げつけた。 投擲技術など持っていないのに届いて当たる可能性がある間合いということは、素手の状態で相当近い距離まで男も寄っている。 怒りに身を任せて行動するのはよくないね。 ) ( 幻術の集中は『完成』。 あとは言霊を叫び放つのみだが――。 ) [Tue 22 Aug 2006 10:34:47]
◆汐姫 > くっ…! (はずれた。ナイフは身体を掠める程度…タイミングと状況が悪すぎたか。すぐに2本目…を投げようとするのだが。それよりも早く、接近…このまま構わず投げることも出来るだろうが、何らかの傷を負うことになるだろう) ……こ…のぉ…!! (軌道は直線。浮遊しているならば、下は死角の筈…間違ってればタダでは済まないだろうが。少女は逃げるより、腰に挿してある戦闘用ナイフに手をかけ。ソレの持つ左右の牙に捉えられる瞬間、タイミングを見計らって下に潜り込もうとする。その際、牙が自身に触れるようなら、手にしたナイフで打ち払おうと試みるはずだが… ッ ) [Tue 22 Aug 2006 10:29:00]
◆フライング・ホラー(幼生体) > (距離は男の方が近い。だが――…… 此方へと向けてナイフを投げたのは少女の方。 その刃が、旋回する身体を掠め… その身に傷を負わせれて揺らせば… ソレはグルリと中空で一回転し――) ―――――― (向き直るのは…後ろに下がった少女の方。 グパァ と、顔の両脇にある触手の様な牙を大きく広げれば… 身体の両脇にあるヒレを波打つ様に揺らし、一直線に迫るだろう。無論、知能の低いソレは、男が何をしようか等と理解するだけの知能は無いし…ほぼ反射で動く性質。男には完全に背を向けるだろう。 そして、その速度は…少女が全力で走れば、逃げられない事も無い…か?) [Tue 22 Aug 2006 10:14:29]
◆ジル > ( これについて知ってるのは大きさから幼生ということと食卓に出てくる時があるから海老の味がするってことだけ。 自ら狩りなどあんまりしないからそれ以上のことは知らぬ! ) ( 出来るならば異能の力を使うことは避けたい。 あくまでも人間のように振舞って戦いその後の会話で情報を引き出すのが目的だから。 だがしかし――) ちっ!! ( 浮かび上がったそれを見れば相手の間合いの外で急停止する。 此方は遠距離から攻撃する術はほとんど持ち合わせていないし近距離戦も不得手だ。 アレに捕まれたら無事でいる見込みは少ない。 だが後ろに跳んだ少女と前へ踏み込んで止まった貴族。 より化け物に近いのは自分の方か? ) ( 鞘が無いため剥き出しの剣を中段に構えつつ幻術のための集中を始める。 ) [Tue 22 Aug 2006 10:09:00]
◆汐姫 > ……ぇ…っ!? (這う様にこちらへと向ってくる謎の生物へ意識を集中していたところ、不意に聞こえてきたのは助っ人ありの朗報だろうか?その生物同様、向こうからやってくる人影に戸惑いを覚えて) ――――っ! (けれど、それも一瞬。その生物が浮き上がり、けれどもすぐには向ってこない所からこれを好機と見る。ソレが旋回するのとどちらが早いかはわからないが、意識を集中し…その頭部に向って手にしたナイフを投げようと試みる ッ ) [Tue 22 Aug 2006 09:58:37]
◆フライング・ホラー(幼生体) > ―――― (もし、乱入者たる彼がこの個体を詳しくしるならば…これが未だ幼生体であり、成体は3m越えの大物である事を知るかもしれない。 あと、食べると海老の味がしておいしいという事も―― そして) ―――――― (ロクな知能を持たず、食欲と条件反射のみで動くという事も。 それ故か、ナイフが飛んで来た方向へと向かおうと、ヒレを揺らめかせていれば―― 不意に、逆方向から響く声。 それに、またピクンと体震わせれば―― 鳴り響くのは、羽虫の羽音の様なソレ。 そして――) ――――――( その体が、宙に… 飛び上がり――どちらを獲物とするか見定める様に、旋回を始めようとするだろうか。) [Tue 22 Aug 2006 09:48:43]
◆視線 > ふむ――― ( あれは此方側の――確かフライングホラーとかいう奴だったか? どうやら調査隊の人物が襲われているようだ。 ) ―――私の取るべき道は二つ。 魔界側に手を貸して強引に情報を吐き出させるか、それとも少女に手を貸して友好的に情報を提供させてもらうか。 ( 聞こえないように小さな声で独り言を紡いだ貴族は二人の場所へと駆けた。 ) 大丈夫か!? 手を貸すぞ! ( 少女に向かってそう叫んだ。 到着は次ターン頃か。 このまま行けば挟み撃ちの格好になる状況。 ) [Tue 22 Aug 2006 09:43:31]
◆汐姫 > ………っ!? (少女の表情に二重の驚きが刻まれる。一つは、有害か否か確認する前に攻撃態勢へ移行してしまった自分に対して。もう一つは、投げたナイフが甲殻に突き刺さった事にだろう…正直、刺さるとは思わなかった。見た目から察するにその甲殻はもう少し硬いものかと思ったのだが…刃物を弾くほどは硬くないらしい。それから、左右にある触手のようなもので弾かれなかったところを見ると、反射速度もそれほど速くないのだろうか?) …っ…掴まれたら…まずそう、ですね… (まるで、楔のようなソレを目にすれば背筋に悪寒…掴まれたら間違えなく抜け出すのは難しそうだ。無論、抜け出す云々以前に、身体の方がタダでは済まないだろう…近づくのは得策ではない。妨害がなければ、後ろへと2〜3歩ステップを踏み、ポシェットの中からナイフを2本取り出す…追いつけるかどうかはソレの速さ次第だろう。) [Tue 22 Aug 2006 09:35:03]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『(その遥か後方で化け物と少女を見つめる瞳が一つ。)』 [Tue 22 Aug 2006 09:27:07]
◆奇怪なイキモノ > (少女の判断は、最良のソレであり… そして、ある意味最悪のモノだったのかもしれない。 獲物を二本の触手の様なモノで押さえつけていたソレは、咀嚼していた獲物を咄嗟に離そうとするも―― 飛来したナイフを避ける事が出来ず…… その甲殻は、思った以上に柔らかかった(正確には、まだ幼生体だった)為か、深く突き刺さり――) ―――――――― (声鳴き咆哮。背に当たる部分にナイフを突き刺したまま、其処から黒と緑の交じり合った体液を撒き散らしながら、頭を降るように…今まで咀嚼していた獲物を放り投げれば…両側面のヒレを何度も羽ばたかせて身体を動かし、その身体を少女の方へ向け、て――――) ――――――(其処で、その触手の全容が明らかになるだろう。 いや、それはもう触手と呼べるものではないのかもしれない。 体同様に甲殻に覆われ、所所に節を持つソレには… 鋭利な、針の様な突起が幾つも、牙の様にズラリと並び… 血に、濡れてい、た ) [Tue 22 Aug 2006 09:08:59]
◆汐姫 > ―――――。 (生々しい捕食音に思わず耳を塞ぎたくなるが、自分の寿命を縮めるだけであろうことは明らかなので止めておく。ただ、表情を異音に歪めたままどうするべきが思考を巡らせ) ……………!! (るのも束の間。目と目があったのだろうか?あちらが本当にこちらを意識していたかはわからない。ただ、咄嗟に気づかれたと確信すれば、思考するよりも早く手にしたナイフを投げていて ッ ) [Tue 22 Aug 2006 09:02:52]
◆奇怪なイキモノ > (ピクン―――― 咀嚼音が…そして、捕食者の動きが止まる。 その、黒真珠の様な瞳は… 少し離れた位置にある人影に… 興味?或いは食欲を抱いた、のだろうか?) [Tue 22 Aug 2006 08:49:54]
◆奇怪なイキモノ > (今のところ… 捕食者の意識は、概ね犬の死骸を貪る事に集中している様子だろうか? 触手と思わしき器官で犬の身体を固定し、顔――であろう部分の下側を犬の肉へと押し付け… その度に ぎちゃり ぐちゃり と言う生々しい音と共に血が飛び散り、ギチギチと甲殻が擦れる様な音が響き―― その内、生々しい音に混じり聞こえるのは バキボキと言う――骨を噛み砕く音が混じり始め。 っと―― ) ――――(その全周囲見渡せそうな瞳は、4m程離れた少女の姿を意識の範囲に納められるだろうか? もし、この発言の秒数下一桁が奇数であったならば… これは、意識を其方に向けるかもしれない。) [Tue 22 Aug 2006 08:49:01]
◆汐姫 > ………っ。 (慎重に、刺激しないよう…接近していき、漸くそこで起こっている全容が見えてきた。地に広がる紅の液体、飛び散る肉片、食い破られた臓物…思わず、顔を顰める。捕食されているのが人間でないのが救いだろうか…だが、それでも少女には多少の刺激になったらしい。微かに、呼吸が乱れたか?) ……はぁ…ふぅ。 (ナイフを握り締め。意識を前方に集中し、なんとか動揺を抑え込む…犬の死骸など、悲しいが見慣れている。今考えるべきことは、これからどうするか…戦うべきか、逃げるべきか。距離はそろそろ4〜5mといったところだろう…ここで少女は一旦歩みを止め、ソレの様子を伺う) [Tue 22 Aug 2006 08:44:18]
◆奇怪なイキモノ > (訂正:強者が弱者を貪り ) [Tue 22 Aug 2006 08:39:05]
◆物音 > (その勇敢… 或いは、無謀な少女がその茂みへと近寄るならば、次第に―― その茂みの中で行われている光景を目にする事が出来るだろう。) ――――――― (其処にあったのは、大自然ではごく有り触れた捕食光景の一つと言えるだろう。弱者が強者を貪り、糧とし… そして繁栄する。そんな単純にして絶対の光景―― ただし ) ――――――― (この弱肉強食の光景は、本来ならば魔界の大地で行われているソレ。 捕食されるものは、腸を食い破られ、その中の柔らかい肉を食い荒らされる野犬か狼だろう… そして) ―――――― (捕食者は、見た事の無い… 奇妙なイキモノ。 その姿は、茶色い甲殻に身を包み、ヤケに細身な身体の両側面には幾つものヒレ状の器官がズラリと並んでいる。 そして―― ソレの最大の特徴は、顔から真横に突き出し…周囲を満遍なく見渡せそうな、黒真珠の様な瞳と… 一対二本の触手だろうか?それとも…腕だろうか… 奇妙な器官。 無論、近寄る彼女自身が知る筈も無いだろうが…その姿は、遥か… 遥か昔、人も魔も神すら存在しえなかったであろう世界の海で繁栄した捕食者、アノマロカリスの一種に似る…か) [Tue 22 Aug 2006 08:24:12]
◆汐姫 > ―――――! (それは天が授けた確信への第一歩だろうか?それとも、悪夢への道しるべ?何にしろ…少女はざわめく草むらの音に気が付いたらしい。視線を向ければ、そこにあったのはあまりいい光景とは言えない…何か、丸くて大きなモノが不気味に蠢いているのだろうか?何をしているかはよくわからないが…とりあえず。ポシェットを開き、中のナイフを握り締めながら少しずつ近づいてみる) [Tue 22 Aug 2006 08:16:07]
◆物音 > (もし、その物音に気が付き…視線を向けるのであれば、其処に―― 倒れ伏し、痙攣する野犬と… 何か血溜まりの様な何モノのが見えるだろうか―― そして) ―――――――(それに覆い被さる様し、ガサガサと蠢く様に存在する、奇妙な茶色掛かったような物体の姿も。 遠めからは良くは判断出来ないだろう、が… その奇妙な物体の体は、大よその大きさは――60から大きくても80cm前後。何か甲殻なようなモノで包まれている、様にも…見える、だろうか?) [Tue 22 Aug 2006 08:03:18]
お知らせ > 物音さんが来ました。 『ガサリ ガサリ … 物音は、魔法陣より暫し離れた茂みより』 [Tue 22 Aug 2006 07:56:28]
◆汐姫 > 待ってみるのも手かもしれませんね…もしくは、中心へ向うか… (瘴気に中てられる覚悟で向っていくのも悪くない…今日は元々そのつもりだった。しかし、調査機関はあと2日…今日一日くらい、ここで待機してみるのもいいかもしれない。ただ、ナナオさんの言っていたことが本当だとすれば…ここで待機するのもまた危険ということだろう) [Tue 22 Aug 2006 07:52:50]
◆汐姫 > こうも手がかりがないと、正直どうしていいものか…何か、確信を垣間見ることができそうな出来事でも起きないと、どうにもなりませんね。 (じっとソレを見つめてから、ため息を一つ。結局昨日も何一つ手がかりになるようなものは見つからなかった…既に誰かが見つけて持ち去った後、というのなら問題ないのだけれど。始めから、残された痕跡が極端に少ないのだとすれば…自分がソレを見つけるのは難しいだろう。そう、例の…得体の知れない生物とやらに出会わない限り) [Tue 22 Aug 2006 07:38:02]
◆汐姫 > …どうしましょうか。 (先日と同じく、魔方陣を見渡せる丘の上に立っているのは全身革装備の小柄な少女である…その表情は相も変らず難しい。今日は何を考えているのやら) [Tue 22 Aug 2006 07:27:19]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『さて、3日目』 [Tue 22 Aug 2006 07:20:09]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『魔方陣から離れ、一路アマウラヘ報告に。』 [Tue 22 Aug 2006 04:52:42]
◆ステア > そうと、決まれば・・・。 (クルリ、と方向転換し、魔方陣の中を突っ切るように進む。 さきいはあの小高い丘・・・) [Tue 22 Aug 2006 04:52:02]
◆ステア > ・・・・・・・・・・・。 (そこからしばし無言。 やらなければいけないことは多々ある、ソレに伴うリスクとの兼ね合いをひたすらに考える。) でも、請け負った仕事・・・ですし、これ以上魔の評判を落とすわけにもいけませんし・・・言った方がいいでしょう、ね。 (方陣の半分を踏破した辺りで、強く頷き今後の行動を確定する。 伝えよう、と・・・ヒトと生活して入魔族も実際に居る・・・自分も、ヒトとの共存を望む身なれば・・・少しでもヒトの有利な状況になる様手伝うべきなのだ、と。) [Tue 22 Aug 2006 04:40:03]
◆ステア > (方陣を撫でる手はそのままに・・・ふむ、と思案するような顔をして再び立ち上がる・・・そして、広大な魔方陣の周りを歩き始め・・・) 私が確認している化け物のほかに・・・もう人間界に潜りこんだ化け物も居るでしょうね。 最悪、知恵を持つ悪魔等の類は人間の町にもう溶け込んでいるかも。 (魔界で会ったあの紅い帽子と杖の悪魔、そして魔方陣から出てきた触手・・・これ等のモノたちは一概にヒトを「殺す」とか「食べる」とか言っている・・・けれど、最悪なのはソレを「悦」と感じている事だ・・・ あの、実際にヒトを食っていた悪魔も、悪びれた様子など、一つもないだろう。) どうする、べきか・・・。 (広大な方陣の外周を歩きながら考える。今後の事。 自分が得たこの情報、町に赴いて報告するべきなのだろうが・・・自分は吸血鬼。 ヒトから見れば、自分も「化け物」も同類。 そんな事に、耳を傾けるだろうか? 下手をすれば、自分が危険になりかねない。 [Tue 22 Aug 2006 04:24:29]
◆ステア > (夜本来の静寂を雨音が切り裂く空間。 その大地に佇む紅い魔方陣を小高い丘より見下ろす影一つ。) ・・・・・・・・・。 (暫く魔方陣を見下ろしていた周囲をうかがうように見渡し・・・誰もいないことを確認し、歩き出す。 あの、禍々しい魔方陣へ、と。) ・・・魔界とつながり、数々の化け物を送り出すこの方陣。 放置するわけにもいかないでしょうが・・・かといって、この強力な魔力・・・私にはどうしようもないですね・・・。 (魔方陣の直ぐ近くまで歩み寄れば・・・屈み、その方陣を白い手が、撫でる。 [Tue 22 Aug 2006 04:08:51]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『調査最終日。―――カツン。』 [Tue 22 Aug 2006 03:57:44]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『…ん、円に…線がこうで、こう── ( 魔方陣を羊皮紙へ書き写すと、一旦門の傍から撤収し )』 [Tue 22 Aug 2006 03:07:47]
◆ルゥ > ──っ。 (ざッ、と。 地面に蹴りを入れるように。強く踏みしめた。 急加速に制動を掛けると、目の前が赤く、次いで黒く染まった。) 『──旅は如何でしたか? いいとこだったでしょう?』 なんて。 そんな雰囲気じゃありませんでしたね。 ( 知力が、あと3つ4つ低ければ、そのまま突っ込んで思う様暴れた処なのだろうが。 『行って、戻れるのか?』 門のある程度の解析が終わるまでは、先へ進めない。 だって、病院に、家に、帰らなくてはいけないのだから。) [Tue 22 Aug 2006 03:05:17]
お知らせ > 鴉さんが退室されました。 『(後に残るのは、魔方陣の上に数枚落ちた鴉の羽根と、紅い魔方陣だけ―――)』 [Tue 22 Aug 2006 02:59:34]
◆鴉 > ―――貴女も来るなら、いらっしゃればいい。 (展開される術式、其の中心で、愛しい常闇の世界へと身を移す刹那。駆け寄ろうと、近づく金髪碧眼の女性の姿が漸く確りと見えた)(愛しい世界へ戻れる安堵と、己の魔力に包まれる感覚で、唇は無理矢理の形から自然なカタチの笑みへ) ――― この門は、来るモノを拒まぬから。(消え入る、一瞬、其れは自棄に長く感じられた。慇懃無礼な程に、恭しくジャケットの裾を払って一礼を捧げる姿勢―――其の儘、地に飲まれるように? 赤に染まるように ? 闇に溶け居るように?鴉は姿を消すだろう) [Tue 22 Aug 2006 02:58:12]
◆ルゥ > ……え? ええっ? (展開される魔法式。 魔素の流動を感じる。 己の知る魔術理論とは異なる法── 力の源は、噴き上がって来る、あの光ではないだろうか? だとしたら、目の前の、“それ”は──) ちょ…待っ──。 (今更、遅い。強く踏み切って、駆け寄ろうとするが、精々目の前から消える直前の半呼吸。理屈ではなく、直感で。行かせてはマズい。そんな気がしたのだ) [Tue 22 Aug 2006 02:50:16]
◆鴉 > (魔界の気配が強くなる)(正面に揺らめく眩暈の正体、掛けられた声) ――― ッ、 いえ、(其の人影の氣にたじろぎ乍、其れでも唇が無理矢理笑みを象るのは) …ちょっと観光に、 (魔としての。罪魔として、一城の主としてのプライド。強がったトコロで、先程までの己の揺らぐ様を見ていないであろう眼前の女性には無意味なのだが) ヴェイトス へ――――(無理矢理に笑みを象り、言葉を紡いだ、其の刹那) (魔方陣は術式を展開し、転送を開始す―――) [Tue 22 Aug 2006 02:41:36]
◆ルゥ > あ…。 (少なくとも──近隣の。アマウラの住人では無さそうだ、と思った。 だってキモノじゃないもの。 そう考えると、アマウラを歩いたのも無駄ではなかったかもしれない。さておき) …ヴェイトスからの…? (冒険者か。 見覚えは無い。 でも、そもそも冒険者に見覚えがあるかどうかで面通し出来る程、交友が広いわけでもない。 とりあえず、赤い光に照らされた、男?女? 痩身の人影を、記憶に刻み込もうと眺めるが──) …っ! ( 膨れ上がる、魔界の気配。 反射的に両手杖を構えて、地面を強く踏みしめて身構える。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:31:47]
◆鴉 > (兎角、邪魔は羽根は消す。せめて、只でさえ怪しい見た目が少しでも怪しくないよう、―――等、)怯えるヒトであるまいし。(嘆息も零れようもの。さて、―――魔方陣のほぼ中心、眩暈の原因が近づいてくる速度が速くなったのに気付く。眩暈、其れに伴う残響音のような耳鳴り。そして、地の底から這い上がる己が世界の気配。)(最中心部、魔界の門を潜るのは次ターン程度) [Tue 22 Aug 2006 02:24:17]
◆ルゥ > ……あら? (目を瞬かせた。 何か、人影のようなものが見える。 赤い光に目を灼かれて、あまりはっきりとは見る事は出来ないが。 六尺棒は降ろしたまま、少しだけ脚を早めた。 近隣の住人だったりしたら、どんな危険があるともしれないのだ。説得して帰らせなくては。 ──とか思いながら、自身を全く省みてないあたり、どうかと言う話。) [Tue 22 Aug 2006 02:17:35]
◆鴉 > (此方はそも、ヒトの世。己の実力がすべて発揮できるワケでもない。自意識過剰な欲の塊の鴉とは言え、―――少なくとも愚かではないと信じたいところ) ……、(己が紅い火柱の内部、魔方陣の端へ足を掛けた時、対岸―――光柱の向こう―――のマバユキモノも、正面、即ち此方へ歩みを進めたのだろう。嘔吐感に似た眩暈が、) ……鉢合わせしたくないもののよう、だ …ッ(ぐらりと襲う。併し、己の世界に還るには、後数歩先の魔方陣の中心部に踏み入らねばならぬ。) …胸糞の悪い、心地だ。(唾棄。ふる、と長い黒髪を一振り、この先数歩で魔界との接点、門の真上。視線が合ってしまったとしても、一層其の儘、魔界へ逃げてしまえばいい。姿見えぬ眩暈の正体がたとえ一緒に潜るコトになろうと。) ……、(幸い、あちらは此方に何も仕掛ける様子も無い。の、だから。)―――ええい、儘よ…!(ず、ず、ず、)(魔方陣の中心へ足を進めん) [Tue 22 Aug 2006 02:08:00]
◆ルゥ > (戦闘職ならぬ身の不注意ゆえか、最前線にも関わらず、身を包むのはローブにコート。 羽兜をはじめとした防具の類は背負い袋の中である。鬼軍曹がいたら間違いなく殴らりる。 さて、手には杖代わりになるだろうと出掛けに購入してきた六尺棒。殆ど普段着状態でやってくるあたりが状況理解してるのかどうか。) …ふむ。 も少し近くで見てみましょうか。 (こくり。 一人頷くと門へ向けて元気よく歩き出した。ルゥ、正面正面ー!) [Tue 22 Aug 2006 02:00:42]
◆鴉 > (金髪碧眼の女性が、鴉の魔力が根源たる魔方陣に目を奪われる時――丁度、紅い光柱の向こう、恐らくは赤い光で見えぬやも知れぬ位置に立つ鴉は、) ……、 な、 な ン… (ぐらり。世界が揺らぐような感覚を覚えた)(恐怖にも似た、背筋を通る電流―――思わずクチを付いた言葉も、弱く、細く、今にも消えそうな吐息程度。眩暈に似た其の感覚に、掌を額に当て) ……なんに、 しろ 。(己によからぬ手合いであることは、感覚で分かる。―――数日離れた城の従者が何ぞ粗相をしていないかも気になる。今、己にヨクナイモノと遭遇するのは望まざるコト) ヴァイオに何を言われるかも知らん。(―――其れが一番不本意。此処で、万が一、己の力量を超える 神 なるモノであれば…――無事では済まぬであろう、し。)(気配だけ感じ乍、門を潜る為に、火柱へ近づく) [Tue 22 Aug 2006 01:53:44]
◆ルゥ > (イベント枠不使用にしてのこのことやってきた白魔術士。神族。女。 不参加なので経験値なんか知ったこっちゃございませんわとばかりに、ゆっくりのんびりと街道歩いて、アマウラで物見遊山──とはいえ、金髪碧眼。どうみてもガイジンな彼女は出島で遊ぶのが精々だったわけだが。さておき。 ようやっと今頃になってここまでたどり着いたのでした。どっとはらい。) ──はー、不穏な空気の原因は、これでしたかっ。 (いやまったく、どうみても怪しい。本人無自覚な神族オーラたる神氣も呼応してか激しく立ち昇り、揺らぐ。 隠匿など出来ようもない。 それは神族特性と引き換えのドローバック。何かを得る為には相応の代償は必要だという話。 ──こちらは、門に留意しているので、烏に目を留めることは、ない。) [Tue 22 Aug 2006 01:43:00]
◆鴉 > (―――と、声) (さて、如何程の距離、か。鴉が気付ける程度か、あちらが気付く程度か。) [Tue 22 Aug 2006 01:39:33]
◆鴉 > (紅く光を上げる魔方陣を見下ろし、 あ ち ら の供給が保たれていることを確認する) ―――……、誰ぞ供給を妨害するものはおらぬよう。人も愚かなものよ。(くつり、くつり) …此処から、此方へニンゲン共が戻る前に、 供給を断ってやったら ―――…(如何なるのだろう。紅い悪魔は烈火の如く怒るのだろうけれど) 常闇の世界で、彷徨い泣き喚く人間共というのも、愉快だと、ワタシは思うのだが。 [Tue 22 Aug 2006 01:37:39]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『おおー。(感嘆の声)』 [Tue 22 Aug 2006 01:37:27]
◆鴉 > ………。まァ、イイ。穢れた人間共の匂いが鬱陶しいこと、この上無いのは気に喰わぬが。(遠方から見れば、光る紅い眼に、黒く濡れて光る鴉羽根。人の身丈よりも大きな鴉が地上に降りたように見えるだろう) [Tue 22 Aug 2006 01:33:47]
◆鴉 > ―――………、(すと、と軽い音一つ、鴉は地に降りる) …数えるのも面倒な程、通ったか。(地に落ちるのは黒イ羽根だけでなく、淀んだ男の声も一つ) [Tue 22 Aug 2006 01:30:26]
◆鴉 > (宵闇にぬらりと輝く羽根) [Tue 22 Aug 2006 01:28:41]
お知らせ > 鴉さんが入室されました。 『(濡れた羽根)』 [Tue 22 Aug 2006 01:28:21]
お知らせ > シェーラさんが退室されました。 『( 紙の帯に記した言葉は一言、「Yes,Sir」 )( ただそれだけの、受諾の証。 )』 [Tue 22 Aug 2006 00:49:20]
◆シェーラ > ( バサリ―――。 )( 羽ばたきが消える方角を一度睨み据えると、踵を返す。 足取りは、水音を跳ね上げて走る速度にやがて、変わり。 ) ……全く。 ( 文は、此処まで同行なさった方からのもの。見知った顔触れを見つけて、鳥が降りてきたのだろう。 )( …事実、他の面子が既に「渡って」いるとは知らぬ事だが。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:48:53]
◆シェーラ > …………。 ( 視線が紙面を進むにつれて、眉がきりきりと寄って行く。 )( …視線を軽く流すと、鳥類の。猛禽類のつぶらな瞳と眼があった。 くり、と傾げられた首は可愛らしいが。 ) ………何やってるんですか、貴方のご主人様は。 ( 指先で、あやすように首筋を撫でてみると、小さな鳴き声と一緒に首振られる。 )( 嫌なんだかいいんだか分かりません。 ) ( ――くしゃり。 ) ( 軽い音は、紙の端を握り潰していた音。 嗚呼、と呟きが漏れて。 ) ……Yes. 受諾しました。御行きなさいまし。 ( かし、と紙の端を噛み締めて、文字の連ねられていない場所を細く、帯のように千切ると。 )( 犬歯で軽く手の甲を傷つけて、滲み出たものが雨に流される前に――素早く帯に指先を走らせる。 ) ( それを猛禽類の足首にリボンのように結び付けて、手を空に翳した。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:46:50]
◆シェーラ > ( 空を旋回していた羽ばたきの影が、地上の人影が存在に気付いたのを知ったかのように、高度を下げてくる。 )( …非常食。鳥肉。違うって。 はらぺこ回路から思考を何とか切り離すと、眼を凝らす。 ) ( 鳥類の脚。足首といっていいのかは分かりませんが。 )( 結ばれた文の存在に気付いて手を伸ばすと、羽ばたく鳥に腕を止まり木代わりにされました。 )( ずしー。 ) 重たい重たい重たい。 ( のっしり。 片手でこちゃこちゃと結び目を解いて。 )( ……雨から庇う様に、フードの陰で覗き見た。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:39:45]
◆シェーラ > …お約束を考えるなら、起動条件か。 ( 視線を上げる。 )( 円は途切れずの連環。区切られた内部に築かれるのは世界。 )( 故に、其処に描かれるのが…何でしたっけ? )( ピースの足りないパズルは壊滅的に瓦解している。むしろ組み立てられない。頭を振って思考を切り替える。 ) ( 見やる先には、円の中心部。まだ此処からでは遠いが。 ) …起動の何たらがあの辺りにあるか。もっと単純な条件か……試してみないと分からないって辺りが極道です。 ( 視線を細めながら、溜息を漏らしかけて。 ) ……ん? ( 影と言うには淡い。そして小さい。どこかで知った気配の欠片に視線を上げると。 ) ……非常食。 ( 違います。 )( 翼広げた鳥の影。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:36:21]
◆シェーラ > ……そりゃ、魔的なものなら、魔力は感じて当然な訳ですよ。しかし。 ( どこか、遠い記憶を呼び起こされるような感覚が、落ち着かない。 )( それでいて、馴染むとはまた違うのだから――同質ならずの、異質には遠く。どっちだ。 )( 雨に気配を紛れさせるように、慎重に外縁を踏んでいく。 なるほど。外から見ていても感じた魔力は、こうして踏み入ると益々強く感じる――当たり前か。 ) ……門だという話でしたが。この付近に立ち入るだけでは作動しないか。別種の条件が必要か。 [Tue 22 Aug 2006 00:29:19]
◆シェーラ > ( 消える間際の幻影に、Masterの発言がバグってると言われました。 )( 誰にだって言い間違いくらいありますよ。神経の細かい男は彼女出来ませんよそういえばいませんでしたね。 )( 以下、聞くに堪えない罵り合いにつき全略。 ) ……ふむ。 ( 試しに、外縁の線に踏み込んでみる。 )( 途端、ぞわりときた。 ) ……うぁ、悪酔いしそうですよ、Sir. ( 対流は、空気ではなく。肌に触れるこれは恐らく、魔の奔流。 )( 陣という形で体系化されたそれは、無作為に刃となって振るわれる類のものでは無いようだが――。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:09:21]
◆シェーラ > ( 「だから人の話は真面目に聞けと!」 )( アバヨスマイルから眼の幅涙が流れておりますですよ、Master. 空の向こうでも日々壮健ですか。 )( そういう問題じゃないですか。 ) …そんな事言われたって、あんなくそ退屈なお話、この私が根気良く聞いていられる訳無いじゃないですか。 ( 空の幻影に向かって何か威張った。 )( 頭のあったかい会話は置くとして。ぐっばいMasetr! )( ※幻影。 ) …天候は決して宜しくなく。されど、崩れる気配も無く。こうして見えてはいても、物理干渉とは違うー…? ( 魔術的知識などキッパリ存在しない。 )( 召喚術の論理だけかろうじて欠片が存在するのは、単純に己がその産物である所為。 )( でも大半聞き流していたので知識といえる程ありません。威張れませんが。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:05:12]
◆シェーラ > ……確か、こんな感じ。 ( 中空に、へのへのもへじとか描くノリで指先が踊る。 )( この付近を望める丘の上から見下ろした時の、魔法陣の全容。 )( 向かって端の方になると、流石に遠景過ぎてぼやけていたが、概ね間違っていないと思う。概ね。 ) ……閉じよの連環に、不均衡の星。 ……後は何でしたっけ、master? ( 雨のそぼ降る虚空に向かって呼びかけてはみるが。 )( 返事が来る訳ないと。 アバヨスマイルしか見えません。中指でも立てたくなる気持ち。 ) [Mon 21 Aug 2006 23:59:38]
◆シェーラ > ( ぼんやりと煙る視界に、仄紅い光を放つ魔法陣。 )( これが魔法陣である事は確認しているが、何せ規模が規模。こうして近づいてしまうと、無作為の落書きのようにも見えてしまう。 )( 否――。 ) ……それはそれで願望ですね、Sir. ( こんな禍々しい落書きがあったら大変。 )( 呟き落とし、縦横に走る線を見下ろした。 )( 此処は外縁。どこか歪な円を描く線が、見渡す限り広がっている。 ) [Mon 21 Aug 2006 23:53:36]
お知らせ > シェーラさんが入室されました。 『( 雨の中。 )』 [Mon 21 Aug 2006 23:50:43]
お知らせ > マドゥーさんが退室されました。 [Mon 21 Aug 2006 23:12:56]
◆マドゥー > (とにかく・・・現状を打破するにはなんでもいいから、成果をもって帰る必要がありそうだった。とりあえずは接近を試みんと、丘より適度な足場を探しつつ降りてゆこう) [Mon 21 Aug 2006 23:07:02]
◆マドゥー > (それは最悪のケースだ・・・最悪だが、もっともありそうだった。何も見なかった、と報告するのは簡単だったが、そうしようと引き返した瞬間、ファカロ王が巨大な幻影となって自分に雷を落としてきそうな気がした。) [Mon 21 Aug 2006 22:46:47]
◆マドゥー > (なにがなんだか判らないままに消し飛ばされるのはごめんだった・・・が、そうであった場合は逃げようも無い。・・・その3・・・・・・単に出遅れた。自分が来るのが遅すぎたが故に、この紋様が役割を果たしきってしまった場合・・・) [Mon 21 Aug 2006 22:35:39]
◆マドゥー > (しかし、それならばやはりこの場をここまで放置しておくのは不自然か・・・・・・。その2・・・人気の無い原因が、この紋様そのものに場合。・・・例えば、この紋様が力を発揮したとき、周囲にいる全ての人間を消し去ってしまう魔力がそなわっているだとか・・・。その場合は、今の自分にとって最悪である。) [Mon 21 Aug 2006 22:31:21]
◆マドゥー > (この現状に対し、いくつかの推論を立ててみる。まずはその1・・・実は他国の人間は当件について無関心である場合。この光についての情報を得ていないとまで行かなくとも、逆にこの光がアマウラやクリスティアの仕業だとしたらどうか?例えばアングリマーラに対する戦略魔術の類・・・・・・だとしたら事態は急を要する。) [Mon 21 Aug 2006 22:28:35]
◆マドゥー > (アングリマーラから報告を受けたほどの現象だ。ヴェイトス島各地で、騒ぎになっていないはずは無い・・・のだが。ふと、閑散とした周囲を見回す。やたらと力強く光るそのもの以外には、人っ子一人見当たらない。) [Mon 21 Aug 2006 22:20:25]
◆マドゥー > (出遅れた・・・・・・丘の上から巨大な幾何学模様の集合を目にしたとき先ず思ったことはそれだった。・・・出だしは快調だったはずなのだ。報告を受け、その日のうちに即行動。日が落ちるころには、当にヴェイトス市など背後に見えなくなっていた。) [Mon 21 Aug 2006 22:16:40]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 [Mon 21 Aug 2006 22:11:41]
お知らせ > 汐姫さんが退室されました。 『早ければ早いほど良いだろうか?明日あたり…行ってみよう』 [Mon 21 Aug 2006 08:04:49]
◆汐姫 > …考えていても、しかたないか。 (博識と言えるほどの知識がない以上、推測ばかりしていても仕方ない。傭兵は身体を動かすのが仕事なのだから、その方針に従うとしよう。とりあえず、今日は文様の外周を周って見る事にしよう…余裕があれば、中央…いや。それは、やめておこうか…まだ、そこまでの覚悟はできていない。とはいえ、外回りだけしているわけにもいかないのだから…何れは入ることになるのだろう…) [Mon 21 Aug 2006 08:04:25]
◆汐姫 > ………火柱。火柱のように見えたもの。紅い線。紅い流動体……… (ブツブツと呟きながら、紅い線を見下ろして。色々と思い浮かぶことはあるけれど、どれも確証を得ない…自分は学者でも魔術師でもないのだから当たり前だ。魔物が召還、もしくは転移しているらしいところから考えれば物理的な現象と考えるより魔術的なものと考えるのが妥当だろうか?) [Mon 21 Aug 2006 07:48:37]
◆汐姫 > 無害の可能性は、潰えましたね… (表情を曇らせながら、ため息を一つ。ナナオさんの話によると、この文様から現れる生物は決して人に対し友好的な生物ではないらしい…その時点で、すでに無害なモノであると判断できるはずもなく。出来れば、アマウラ市民の方々の杞憂であるようにという、ささやかな願いはすでに叶わぬものとなってしまった) [Mon 21 Aug 2006 07:39:57]
◆汐姫 > 魔方陣… 現れた魔物… 古城方面へ向う足跡… そして、悪酔いする空気… (ポツリ、ポツリと一つずつ呟いて。先日、ナナオと名乗る同調査員の方が言っていたことを思い出す。とはいえ、情報の整理なら宿ですでに済ませてあるのだから、本来ならその必要もないのだが…慎重すぎて損をすることもあるまい。) [Mon 21 Aug 2006 07:30:49]
◆汐姫 > ……ん〜。 (はてさて、丘の上に現れたるは全身革防具で固めた小柄な少女。今日は今日とて、リボンの内側にナイフを忍ばせながらポシェットぶら下げ下にある紅い線…魔法陣を見下ろす。大きすぎて全体を把握することは出来ないが、それでもその紅がただの線ではなくなんらかの文様であることは見て取れただろうか?) [Mon 21 Aug 2006 07:22:31]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『さて、二日目。』 [Mon 21 Aug 2006 07:18:03]
お知らせ > シェーラさんが帰りました。 『( ともあれ、まずは食事とか色々。 )』 [Mon 21 Aug 2006 03:09:49]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 『 次辺り、中に入ってみようかと思う。 』 [Mon 21 Aug 2006 03:07:27]
◆シェーラ > なってくれないと困ります。主に美味しい食事の為に。 ( 日常に繋がる、糸の端。しんけんなかおで。 )( それを乱す要因となり得るかもしれない、赤い魔力から目を逸らす。 )( 呼ばれる?まさか。 ) では、私たちは分かる方の為に材料を集めるとしましょうか。 ( まさか、本当にバケモノが出てくるとは、多分思っていなかったんだろう。今は――もう、「事実」として認識されているが。 ) 体調を崩されては大変です、Sir. …雨を防げる場所にいったら、あったかいものでも飲みましょう。まず。 ( まずは、身体が資本という事。 )( 魔法陣に背を向けて、歩き出す。 体調と気合を整えたら、またリトライだ。 ) [Mon 21 Aug 2006 03:05:43]
◆エリシャ > ―――――まぁ、今度もなんとかなるよ。 ( 確証の無い一言。 過去何度か襲った異界がらみ、悪魔絡みの事件がある。 その都度ヴェイトス島民は皆でそれをどうにかしてきたし、今度だってそういうものの1つだと思いたい。 鈍く光る赤いサークルをもう一度確認して、フードを被りなおした。 ) 私ら荒事屋に仕事が回ってくるって事は「兎に角見張って見たまんま報告しろ」って事だね。 専門家は虚弱だからこんな辺境まで出て来れないってね。 ( それ以前に自衛が必要な段階でこんな所に来たがるかどうかって話。 さて、と一息。 ) 寒ゥ――――立ち話しすぎて風邪引きそうだよもう。 ( 近場のベースキャンプまで引っ込んでなんか食べよう、と歩き出し。 ) [Mon 21 Aug 2006 02:50:15]
◆シェーラ > …世迷言の類になるなら、今からでもして欲しい所です。 …個人単位では、正直怖いです。これ。 ( これまでの報告を纏めれば、そろそろ信憑性は出てくる頃合。 コレが真実「魔界の門」だと知れた日には、それこそヴェイトス全土規模の問題になる可能性も否めない訳で。 ) …地質調査、周辺調査。まだ色々出来そうではあります。本当は、専門家に聞ければ一番かもです。 ……この類の「門」は空間を歪ませて、離れた接点を強引にゼロにしているものが多いですから、下手に繋がりを残すのは作動事故の素っぽいです、Sir. ( 全然魔術関係じゃない癖に、そんな事だけやけにハッキリ。 )( …自分が、その類ので呼び出されたモノですから。 しみじみ。 ) …Yes. Ms.エリシャから聞いた伝えます、御会いしたら。 先程名前を述べた三名に関しては、私の名前を出せば手っ取り早いと思います。 ( 警戒する相手は、少ないに越した事は無い。間違ってズンバラリンとかシャレにならないですSir. ) …Yes, 賛同します。 体力との兼ね合いもありますし。撤収しましょう。 [Mon 21 Aug 2006 02:42:11]
◆エリシャ > 何だか大きい話になりそうねー。 つうかここ、アマウラ領でしょ。 先ずはアマウラがどう動くかかなぁ。 下手にヴェイトス市とか騎士団とかがしゃしゃり出てくる前にねー。 ( 実際ンとこ、うちらの調査もどうかと思うが。 サムライどうしてんのかな、とか。 コレを放置する国なら領土貰っていい?って諸国が集ってくるだろうに。 ) まぁ、まだ暫らく在るし調査行き詰ったら考えようかな。 中に入るかどうかは。 ヤバイと思ったら直ぐ戻ってくれば良いし――――…どっかに命綱繋いで此処飛び込んだらどうなるのかな。 ( 移送空間で宙ぶらりんとか最悪の事態になって目も当てられず。 そんな愉快なイメージ。 ) カロン。 カロッちゃん。 一応本職はトレジャーハンターみたい。 ( そんなに長い付き合いでもないので割りと簡潔。 続く幾つかの名前にはどれも覚えが無かった。 まぁ最近あんまり市に戻ってなかったし。 ) さて――――今日はそろそろ引き上げよっか? 雨酷いしさ、十分見て周ったんじゃない? [Mon 21 Aug 2006 02:29:14]
◆シェーラ > 報告したら、それを調べろと言われそうですが、正直、こんな代物を平気な顔して作る方とは、同じ晩餐の席に着けるかも分かりませんですよ、Sir. ……「何処」に繋がっているか把握出来れば、別かもしれませんが。 諸外国のヴェイトス侵攻用前線基地とか、妄想ばかり膨らみそうです。 ( 諸外国の部分が、正真正銘の異世界だとは、露知らず。 ) ……中。 ( 息を呑む。 )( 視線の先には、紅い魔法陣が変わらぬ素振りで息衝いている。それこそ、鼓動でも刻むように。血色のように。 ) ……そう、ですね。「コレ」から出てくるのなら、一方通行という事も無いでしょうし。 ( 半ばは独白。己に言い聞かせるように。 ) ……呼ぶべき名称があれば、教えて頂ければ幸い。うっかり斬りかかる恐れも減りそうです。 ( よくしゃべるホネホネロック。どんなですか。 頭を捻ったが、味方ならいいかと結論。大雑把。 ) まず、先刻名前を出しましたMs.ナナオ・サムイール。赤い髪の女性で、冒険者の装いで。この近辺には、馬を用いていらっしゃる時も。 後、ますたー・ちょこ… じゃなくて。 ( こほん。 ) アイシェという、長身の男性。黒尽くめで痩身でぶっちゃけどう見てもインドアです。 ( ぶっちゃけすぎです。 ) 後は、お名前だけ窺ったのがMs.マリィゴールド。 ( つらつらと並べ立てるのは、大まかな彼、彼女らの風貌、特徴等。 ) …残りの調査員は、名前だけなら分かります。諸事情で名簿確認しなければいけなかったので、何とか覚えている訳です。 ( 諸事情=依頼そのものが請けられたか否か。 )( ごめんなさい、ギリギリだったんです。 ) [Mon 21 Aug 2006 02:19:51]
◆エリシャ > 総じて「わけわからん」だね。 これ作ったヒトがさっさと顔出して説明してくれない限り。 ( 酷くざっくばらんに纏めた。 怪物が出る。魔方陣が破格の代物。古城が危険。 断片ばかりでどうにも。 ) 古城かこの「中」に行ってみるのが手っ取り早いのかね。 …ああ、味方味方。 アホみたいにいっぱい喋るから先ず直ぐ分かると思うし似たようなのは多分居ないから大丈夫。 陽気なホネホネロックだよ。 ( ロクな紹介してないな。 まぁアレがなんていういきものかは聞かないで欲しい。こっちが知りたいし。 ) ん、そだね。 今日みたいにいちいちべたべたてんちょの話するのもなんだし。 聞いとこうかな。 [Mon 21 Aug 2006 02:05:37]
◆シェーラ > Yes. 私がまだこの目で確認した訳では無いですが、此処から出たモノ、もしくはこの周辺に潜む怪異を目撃した方がいます。調査員のMs.ナナオ・サムイール。 ( 何度かアマウラに彼女からの報告がいっている筈。 )( 昨夜のアレも含めてだ。 ) ……一つだけ確実なのは、伊達や酔狂で開くには、「門」は労力が大きいという事です。増してや、これだけの規模の代物を「固定」しておくなど、結構正気の沙汰とは思えません。 ( 連日の雨が、各種足跡を大分薄れさせてはいるが。 )( 流石に、ソレはまだ残っていた。 …点々と残る、足跡? 歪な、何かの。 )( …古城の方角へと続くソレに、渋面。 ) Yes.その辺りは――。 ( ――かくかくしかじか。 )( 昨夜の出来事を完結に話すマジック。 ) ( …その後、がいこつにんげんあらわるーに沈黙しました。 ) ええと、味方とカウントして宜しいんでしょうか、Sir? ( 念押し確認。しっかり把握しないと斬りかかっちゃうと思います。 インプットインプット。赤いモヒカン。 ) Yes. 後衛を任せられる方がいるのは、私としても心強いです。 …嗚呼、そうだ。 ( 魔法陣の方を振り返りながら。 ) 私の分かる範囲で、味方と判断して良い面子を伝えても良いでしょうか。 [Mon 21 Aug 2006 01:57:18]
◆エリシャ > 聞く限りこれ、「門」なんでしょ? どっかの異界に繋がってるとかって―――誰かが何かの目的で開いたんだろうねぇ。 古城、多分変なのいっぱいだよ今。 ( 出てきた連中はだいたいあっちに向かっただろうという話。 地面を凹ませて点々と北西に向かう歪で巨大な足跡(?)を指差しながら歩き。 この足跡の主が平和的なヴィジュアルをしている想像はできない。 ) トリ? そんなの出てきてんだ…ああ、えーっと…見ようによっては骸骨人間に見えなくもない胡散臭いヤツ(※骸骨人間そのものです。ありがとうございました。)がこの辺に来てるんだけどさ、それ私の知り合いだから。多分無害。 ( 赤いモヒカン兜が目印であり格好の的、と付け加え。 ) ん、シェーラさんね。 前に出て戦えるようならよろしく。 ほら、私後衛だから。 ( 確かフルネームで書いた筈。 そういや他の参加者の名前とか、聞いてなかった。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:43:26]
◆シェーラ > ( 実際、心臓はまだばくばくいっている。受肉体の不便さか。 ) …連続して何かが発生している、という訳でも無いのでしょうか。私も、現場を目撃した訳ではありません。 交戦した方からお話を聞いただけです。 ……ヒトガタのモノが出てくる可能性は、否めません。アレがどのような機構の術式かは分かりませんけど。 ( アレ。指差す先に、紅い魔法陣。 )( …フードの下から現れたのは、本当に幼い少女。 手にした機構弓が不釣合いなくらい。 ) …No. 巨大な鳥のようなモノです。頭部は証拠品としてアマウラに提出済み。 ( 骸骨? ふるふると頭を横に。 )( ――エリシャ。 名を耳にして、虚空を仰いだ。ぽくぽく、ちーん。 ) ……Yes. 該当一件。 申し遅れました、私はシェーラ。 ( もしも依頼に名乗りを挙げた際にフルネームを記載しているのなら、「エリシャ・ハミルトン?」と呟くように問いかける。 )( は、と溜息が零れたのは。漸く、此方も緊張が抜けた所為か。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:33:11]
◆エリシャ > ( ひとまず矢を矢筒に戻し、弓をベルトに引っ掛ける。 あんま威圧的過ぎても支障は出るし、ほんとこの辺にしとこうかと。 そんなに大ぶりでもないようだし一端外套のフードを脱いで顔を晒した。 ) 暫らくこの辺で見張ってるけど、私は全然出くわさないんだよね――――おかしなのいっぱい出てきてるみたいじゃない? 可能性は考えとかないと。 ( まぁ、それ言ったらこっちがそういうのの類という可能性だって出てくるが、流石にキリがない。 言わないで置こう。 ) ―――死骸?それ歩く骸骨じゃないよね? ああ、あたしエリシャ。 傭兵の美少女。 [Mon 21 Aug 2006 01:24:55]
◆シェーラ > ……。 ( 軽く沈黙。 ) 言われてみると、それだけでは店名と判断しようの無い単語です。 ( 気付かなかった辺り、緊張の所為か。 )( べたべた。形容詞ですか、その侭ですと。 ) …そんな愉快に便利な能力持ちがいらっしゃったら、正直お手上げですよSir. ( …背筋に感じる鏃の気配、むしろ、向けられていた意思とも言えるソレが撤回された感覚に、知らず息が大きく漏れた。 ) …事実、得体の知れない色々は漏れ出ていると聞いております、Sir. 昨夜、その一端は目撃しました。確認したのは死骸ですが。 …Yes.派遣された調査の一員です。お名前とか窺っても宜しいですか、Lady? [Mon 21 Aug 2006 01:17:25]
◆エリシャ > ―――――OKOK、「べたべた」で甘味処が出てきた段階でもんだいなし。 ( 正直美味しそうかというと限りなくべたべたしそうな名前。 まんま。 ) いや、あとは異界人が人間のっとって操ってるとかじゃなきゃ本当完璧だけど――――キリがないからこの辺にしとこ。 ごめんね、なんか此処危ないじゃない? 調査の人? ( そこでようやく弓を下ろした。 操ってる云々は「おかしな挙動見せたらヌッコロ」とかそんな牽制の類と受け取ってもらえると吉。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:12:48]
◆シェーラ > ( 子供らしい、少女らしい声に和めないのは、その凶悪な機構の弓の所為ですSir. )( 弓に造詣が深い訳じゃないが、横目目視で確認したソレは、ぶち抜かれたら矢が刺さるんじゃなくて、ぶち抜かれるんじゃないかって気分。 )( そんなモノが見えない場所に移動していくんだから、雨が隠してくれているとはいえ、冷えた汗が伝う伝う。 ) 一応自覚があるから、らぶりー臭いマスコットやら雇ってるんじゃないかと推測します、Sir. 女子マスコットは月見乃桜。男子マスコットはマフィン。 OK? ( 甘味に餓えた男子だって、あの顔が店長なら恥ずかしくなく買えますか。 )( それ以前の問題点っぽい。 )( 店長のビジュアル詳細、ブラティリア系の笑顔が眩しい大男――だの口にした後、マスコットの名前も並べた。 ) [Mon 21 Aug 2006 01:07:44]
◆エリシャ > ( 迫力に欠けるというか酷く場違いというか、キンキンと甲高い子供じみた声。 ぎりりと絞った弓の音が聞こえるくらい強そうな複合弓がアンバランスな。 声の主は世間話の口調のまま、今度は足音を殺さずにもう少し一方的な真後ろのポジションに移動する。 ああ、まぁ7割ヴェイトス人っぽいし撃ちたくは無いわな、とか内心思いながら。 ) そうそう、そういう話。 べたべたのてんちょのヴィジュアルとかどうと思うね? あの店にあの顔はどうかと。 ( もうちょっと具体的な、何処の街でも普遍性の無い話を聞きだそう。 見た事も無い異世界に斡旋所が無いとは限らないわけで。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:57:30]
◆シェーラ > ( 実際、見た目はともかく人間じゃないという所はビンゴ。 )( この状況において何の解決にもなってません。 閑話休題。 )( そうして歩いていくうちに、ぼんやりと浮かぶ赤い光が次第、鮮明になり始めた所で――。 ) ―――!! ( 鋭く闇と雨を切り裂く声。 )( 響きは鋭く。 …歳若い、少女、の? )( 文字通り、氷の魔法でも放たれたように足は止まり、反射的に柄を握るが、動きは止まる。 )( …斟酌。言葉の内容を噛み砕くまでの数秒が流れて。 ) ……取り合えず、ヴェイトスから参りました。 ( まず、それだけを応えた後、きりり、と弓を引き絞る影――漸く視認出来たソレへと視線を向ける。 )( …鏃は此方を向いている。変な挙動を起こせば、跳んでくるのは間違いない。 むーんと眉を寄せて。 ) えー。 …斡旋所のお茶はタダなのは良いんですが、アレ絶対職員さんが使い果たした出涸らしですよね。 ( 最初に浮かんだのが恨み言ってのもどうだ。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:50:59]
◆エリシャ > ( 見る限り、見る限りは人間。 だが外見ほど当てになら無い者はないのがヴェイトスだ。 向こうも黙り込んで動き出せば、背中の矢筒から矢を一本翻し、複合弓を構えた。 距離は一射するぶんくらいはあるだろうか? ) Frieze! こっち向かないでね。 ちょっと確認。 ヴェイトスのひと? 異界のひと? ヴェイトス人なら証明できそうなこと言ってみて。 ( 一方的で悪いけど、と付け加えて弓を引き絞る。 地名、有名人名、時事ネタ、施設、文化、何でも良い。 異界人じゃパッと出てこない言葉をなんか、と促す。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:42:51]
◆シェーラ > ………。 ( 返事を待つ沈黙。 雨音だけが空間を満たす時間。 ) ( へんじがない ただの しかばねの ようだ。 )( いやソレ違う。 返答は無い。気の所為か、人語を理解しないものか。 )( 考えて―― ) ……。 ( 面倒臭くなったので、その侭歩き出す始末。 )( 念の為、腰の剣に手を掛けながら、魔法陣のある方へと歩き出す。 )( 歩みを進めていれば、向こうからはそれが黒い装束の少女風貌と窺い知れるだろうか。 )( 此方から? …雨と夜はそれ程妨げにはならない目でも、気配そのものを殺されれば、認識はズレる。 それでも、闇の先を注視するように、視線をざっと流し。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:34:46]
◆エリシャ > ( エリシャ・ハミルトンは臆病者である。 加えて自分より腕力体力に優れた人間(他、格種族)は幾らでも居るということを知っている。 生き延びる事に特化した成長は、野生動物的な感覚とスピードに偏った。 ) ――――――………。 ( 闇の中からかけられた声に応えず息を殺し、一方的な観察を試みる。 此方から向こうは見えているが、向こうは此方を確認していないか、そもそも居るということを確信していないように見える。 外見はヒトガタ。 声は女。 態度は中立。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:29:02]
◆シェーラ > ( 昨夜はこの付近を一望出来る丘の上から、大まかな規模やら形を確認した魔法陣付近。 )( 場所は確認出来たから、近づくのに支障は無い。しいて言うなら、この雨と。 )( 漂うおかしな気配が障壁。 ) ……改めて、アレな気配がびりびり伝わってくる予感が満載です、Sir. ( ごちる。 雨にぼやける――といっても、この目にはそれ程支障にはならないが。 )( 赤い光がぼんやりと浮かび上がる頃。 人影めいたものが此方からも見えた気がして、足を一度止める。 ) ……どなたかいらっしゃいますか? ( デジャビュ。 )( これは二回目か。 昨夜と違って、手がかりは薄いゆえ、其処で一度言葉が止まる。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:20:44]
◆エリシャ > ( 魔法というのは良く分からない。 勉強したことないし特に必要に駆られた事もなかったから。 赤くうっすらと光る魔方陣が雨粒を透き通らせるのを見ながら、外套のフードを被った。 また降ってきたか。 ) ……野宿で見張りパターンは今日無しかなぁ。 こないだみたいに古城に泊まれりゃ良かったんだけど。 ( 木の上に座ったまま一夜明かす事も考えていたが、ちょっと冷えそうだ。 今日の調査が終わったら近場のキャンプまで引き返すべきだろうが――――不意にぬかるんだ足音を聞いた気がして口を閉ざし、闇の中に動きを止めて腰の後ろに挿したナイフの柄を逆手に握った。 遠くに明らかな人影が、魔方陣に照り返されて見えた。 此方に接近しているのだろうか? ) [Mon 21 Aug 2006 00:12:23]
◆シェーラ > ( 連日の雨は、降ったり止んだり中々に極端。今日も、地を濡らす雫は気紛れに続く。 )( 続く雨音の中、ぱしゃんと水の跳ねる小さな音が魔法陣の周辺へと近づいて来る。目を凝らせば、それに人影が付随するのも窺い知れるか。 ) ……また、荒れた部分が増えてましたかと。小競り合いは続いてますか、Sir. ( ぼそぼそと雨音に呟き混じらせながら、歩みは進む途中。 ) [Mon 21 Aug 2006 00:05:55]
◆エリシャ > ( 報告に戻った時聞いた限り、これは「門」らしい。 外周から数m離れて観察する限り魔方陣なのはそりゃぁわかるが、何でも異界に続く入り口なんだとか。 しかも簡単に中に入れる、とか。 へぇ、って感じだ。 いよいよもってその「門」を開けた誰かがアマウラ辺りに挨拶しに来ない辺り、ロクな事なさげ。 交戦跡だってあることだし。 ) つうか、も、友好感0%だよね。 ( 一人小さく呟いた。 ) [Sun 20 Aug 2006 23:58:54]
お知らせ > シェーラさんが来ました。 『( 雨音。 )』 [Sun 20 Aug 2006 23:57:12]
◆エリシャ > ( 相変わらず敵にも味方にも出くわさないが、案外多くの人影が暗躍しているようだ。 日に日に増える誰かの通過跡を確認しながら魔法陣の周囲を探索する。 灯りは点けず足音はなるべく忍ばせて闇の中を歩き、広大な魔方陣の周囲を迂回するように移動を開始した。 これまでは遠く丘の上に潜んで観察していたが、そろそろ新しい切り口を考えないと報告すべき事がなくなってしまう。 ) [Sun 20 Aug 2006 23:54:27]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 Night watch 』 [Sun 20 Aug 2006 23:50:17]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『アウチ!!(逃げようとしたせいで額に直撃。墜落一歩手前で持ちこたえた。)』 [Sun 20 Aug 2006 23:39:38]
お知らせ > 鬼さんが退室されました。 『「受 け と っ た り ァ――――ッ!!」 問答無用のノーコンっぷりで、ブン投げたァー!』 [Sun 20 Aug 2006 23:37:09]
◆鬼 > そなぁーイケズな事言っとォなぁ!ほぉーっれぇ――――――ッ!!(相手の言葉等気にも留めない。今は、魔族と名乗ったものを斬ったのか…それとも、別に理由でもあるのか、すこぶる気分がよくなって来ている。 そのステキな気分を、上空の相手にも届けと言わんばかりに、掴んだ鞘をフルスイング。 そ し て――――) [Sun 20 Aug 2006 23:36:09]
◆ジル > 私の周囲には暴力的なものが揃うことだ! ( 頭をボリボリ掻き毟りすぎて血を流さないように。 そして相手の不穏な様子をみればタラーリとまた嫌な汗が流れた。 ) ま、待て! 捨てるなよ! 投げるなよ!! 後で取りに来る予定だったのだから!! ( こんなに貧乏性な貴族いいんだろうか。 必死に叫ぶけど怖いから高度は上げとく。 ) [Sun 20 Aug 2006 23:33:01]
◆鬼 > 応よゥ! ウチァ―― 見てくれ通りン人斬り包丁じゃかァのぉ!(嗚呼…太刀を抜き、魔族だと名乗る相手の翼を引き裂いた瞬間… 胸を、頭を、体中を蝕んでいた不快感が消えた。同時に、更に一太刀浴びせ――「てへ、勢い余って殺っちゃいました」 とでも言いたい様な、最高にハイな気分だろうか? 普段の自分が見れば酒切れか、博打切れかと疑うが――今は、如何でも良い。更に一太刀… 今度は、もう方翼を斬って落とさんと狙い定め――) チィッ! 逃した、けぇ…(――ようとすれば、既に相手は空の上。此方の太刀では届くまい。 心底…本当に心の底から残念そうに舌打ちすれば、視線落とし―― 目にしたのは、相手の残した鞘。) のぉー?そっちぁー、鞘がのゥとォ色々と不便じゃろー?(…飛び去るジルドナントカを見遣りながら、残された鞘へと近寄れば…ソレを抜き去り―― ニ タ リ) [Sun 20 Aug 2006 23:26:06]
◆ジル > ( 再び訂正。 高く舞い上がる!の続きに勿体無いので鞘から剣をついでに抜いて持ち去っていくのは忘れなかった、を追加で。orz) [Sun 20 Aug 2006 23:21:13]
◆ジル > まったく、平和主義の相手に斬りかかるとは、レディと呼ぶのはそれほどお気にめさなかったかい!? ( まさに鬼気迫るといったソレに嫌な汗が背筋を伝った。 この状況で引き絞った弓を放たない狩人では弓など捨ててしまった方がよい。 しかしこちらとて捕まれば魔界側にとっても致命的な打撃となりかねない。 『今は事情が不透明だから』このような斥候で済んでいるのだ。 ) 5℃! 5℃おかしいぞ!! ( 思わず反射的につっこんでしまった。 相手の第二撃は――防ぎきることは叶わない。 飛び立つ寸前に大きい翼の一翼を裂かれた。 ) ―――ぐぅぅ! 鎌鼬――ね。 ( しかし地に落ちるようなことはするわけにはいかない。 落ちる寸前に咄嗟に地面にいまだ抜いていない剣を垂直に突き刺し、その柄を蹴った反動で高く舞い上がる! ) ならば私も名乗っておこうか! ジルドレ・シュナ――――― ( 傷つけられた翼に速さは期待できない。 だが高度を上げてゆっくりと空を飛ぶことは叶う範囲だ。 雨天を背景に長ったるしい名乗りの途中で虚空に消え去ろうとする。 ) [Sun 20 Aug 2006 23:18:46]
◆鬼 > じゃァが… 一時でも夢見れっとォ?空しゥ夢じゃァがの!!(叫ぶ顔は鬼のソレ。 恐らく、魔界の気に当てられて興奮しているのか、それとも―― 手柄を立てねば色々と後が危ういのか。振るう居抜きの太刀は鞘で受け止められる、も…ソレを相手の鞘に滑らせて引き戻し―― 先手を取れたのは此方。 そして、不意打ちは無粋?相手が確実に『獲物』と分かった時点で弓を放たぬ狩人が何処に居ようか!? そして――) ウェッヘッヘッ!悪ゥの!淑女っとゥんァ――ウチとァ365℃まるっと違うイキモンじゃッ!(居合いの初太刀が凌がれれば、狙うは二太刀目。 相手が翼を広げて逃げんとするならば…その体を追う様に更に駆け、そして胴抜きの一太刀…相手が空に逃げる前にと…逃がさぬ様に、と ) ウチァ…暮六峠の鎌鼬じゃ!よゥ覚えとゥんじゃの!!(笑い声と共に、浴びせんと目論むだろう。 最も、急に構えを直した所為もあり…踏み込みは、やや甘いかもしれない…が――) [Sun 20 Aug 2006 23:03:19]
◆ジル > (×双翼を広げると→○突然背中から現れた双翼が広がると羽ばたくように上下に動き始める。 [Sun 20 Aug 2006 22:54:03]
◆ジル > 狭い世界だ。 それでは見えるのもたかが知れているかもな。 ―――同情するな! ちょっと自分で言ってて虚しいのだ!! ( 相も変わらず気取りつづける。 あいての表情には自分で振っといて事実だから傷付いた。 ) それは悲劇。 『色々と』役に立ってくれそうなのだがな。 ( などと戯言をかわしていると相手が仕掛けてきた。 相手は調査員。 それならば情報を得るためにも生け捕りを狙う筈。 そして相手の機動を封じるのが上策ならば――― ) 不粋な! 平和的に話をしている間はもう少し淑女らしく立ち振る舞いたまえ!! ( 狙うのは足元。 読み切ることは出来たが思ったよりも素早く剣を抜くのは間に合わない。 鞘で何とか相手の攻撃を受け止めることが出来た。 ) さて――戦略的撤退とさせて頂くか! ( 集中をしておくべきだった。 接近戦に持ち込まれてしまったために今からはではもう遅い。 幻を生み出す集中は放棄して双翼を広げると脇目も振らずに全力で逃走を開始する。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:52:21]
◆鬼 > じゃかァ… ヒトっとゥモンは酒瓶の底から世界を覗いとゥモンじゃァて… (そう、いつもの様な決まり文句を吐き出しかえし… 浮べるのは、何処か… 何処か皮肉気な笑み。向ければ、暫し黙して相手の言葉を耳に入れ続け――――没落、と言う言葉には、少し表面だけ「オキノドクニ」なんて風な表情浮べてみせるだろう。) 悪ゥの… ウチァ不器用じゃァて…二君なぁ仕えられんとぅンじゃ。 まッ…聡明なンも、そォ言うンが仕事じゃァてェのォ――(やがて、漸くに吐き出すのは… ケラケラと言う様な笑み。口元だけで笑みを刻めば…視線は警戒の色を含んだ侭、更に鋭く… 更に射抜く様に、睨み、据え―― そしてやがて…『魔族』の言葉を耳にすれば、笑みは、まるで…鬼と言うよりも、獲物を前にした獣が牙を剥くソレ。 相手は札を切ったのだ。なら、此方はソレを覆す札を出してやれば良い) そゥけ… そら――好都合じゃ。おンしらァン事ァ調べんと帰れンとォけェ―― (―― 相手が素振りを見せねば、此方から仕掛ける。 己が言葉終りきらぬ侭に言葉閉ざし、真っ直ぐ… 真っ直ぐ… 雨の中を突っ切って眼前の男へと突き進み――――) 疾ィ (其の侭、駆け抜け様…鍔鳴りと共に太刀を居抜くだろう。 狙うは―― 男の足首から上。太股から下辺り目掛け、て――) [Sun 20 Aug 2006 22:39:31]
◆ジル > どちらに転んでも命は危うい。 やれやれ、かくもこの世は儚いかな。 ( 予想よりも警戒心が強いか。 こうやって騙し騙し答えを得ようとするのも限界かもしれない。 今の所会話の中で拾えた有用な情報は皆無と言っていいだろう。 ) 生憎と没落していてね……従者の質も悪くなる一方なのだよ。 ―――君のような聡明な方が欲しいものだ。 ( 相手は理解している。 自分が異端である可能性が高い存在だと。 厄介なものだ。 ―――さて、そろそろ札を切るべきか? 一歩踏み出せねば情報など得れない。 危険を冒さずに得れるものなどたかが知れているというものだ。 ) 思ったよりも随分と危ない場所なのだな。 教われて尚君が無事な事に私は湧き上がる喜びを隠せないよ。 ( ヒトガタか。 魔界の者を退ける実力も持ち合わせているとはつくづく厄介だな。 )( 続く言葉には驚きは隠せなかった。 ふむ――、と考え込む仕草をする。 ) ―――いやもしそうだったのなら素直に驚くよ。 まぁ………――― ( 一呼吸空けて。 ) ―――私も魔族であるからな。 そこまで珍しくもあるまいか? ( 最早腹の探り合いは無意味という判断。 あまりにも唐突なカミングアウト。 しかしやはり自ら襲い掛かるような素振りは欠片も見せず。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:26:15]
◆雨音 > じゃろォの… じゃァーが… 『好奇心は猫を殺す』 じゃ。期待外れじゃっとゥ思っとゥんなァ――さっさと帰っとゥが身のためじゃて(此処ァ、道楽ン場じゃァあらンとゥぞ? 吐き出す声音に、いつもの様なからかい等含めず… 吐き捨てる様に投げれば―― 相手の仕草に、益々に不信感を募らせる。 『退屈凌ぎ等と言う言葉』『肌に合わないと言う相槌』そして次は――『ヤケに芝居がかった仕草』。 本当に、この男は単なる阿呆か?どうにも…胡散臭い) 悪ゥが…ウチァ仕事中でのォ―― そンに、観光なンぞ、何処ゾに置いとゥとォ従者にでも頼ンどゥが――よっぽどマシじゃろゥての(だから… だから、警戒が拭えない。だから、此方の札を見せられない―― これは博打か?嗚呼、博打だろう… 互いに札を握り合い、其れをちらつかせながら…タイミングを見計らって札を切り合う。そんな博打―― だが) ―― そうじゃァ。ウチなんぞゥ… 此処で厄介なバケモンに襲われっとゥての…ヒトん姿しとっとォなァ?(楽しめない。だから、ぴりぴりする空気を煩わしく感じる様に言葉吐き出せば―― ) ヒトは見かけに寄らんとォ――例えば、おンしィが目の前におっとゥ相手…ウチは、実は鬼かもしれンとゥしの?(引き攣った様な?否…獣が牙を剥く様な笑み浮かべ、言葉返すか。) [Sun 20 Aug 2006 22:12:47]
◆ジル > ( クックックと音を立てたように楽しそうに笑った。 ) いやいや、退屈は人を殺すよ。 此処はそれを紛らわせてくれると思ったのだが――期待外れだったのかもしれないな? ( 邪険にされればつれないな、と大袈裟に嘆いた様子をみせる。 それはどこか芝居がかった演技の様。 ) そうなのだよ。 何分知識に乏しくてね。 ―――よければ、何処か観光名所でも教えてくれないか? そうやって冷たくあしらわれてしまっているのだ。 それくらいはしてくれても罰は当たるまい。 ( そうやって自分のことはかわして相手のことを探ろうとする。 それでは不審の目も当然なのだろう。 ) ――――そう、かい? ( 調子に乗りすぎたか? ) 随分と酷いな。 仮にそうだとしても敵対する意思など私には無いさ。 このような美くしいだけの優男に何かご大層なことが出来るとでも? ( 元々殺戮が目的でないこの貴族の本音。 おどけたような動作をしつつそんなことを言う。 あと少し素が出た。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:01:41]
◆雨音 > そンなぁ… さっさと帰っとゥ事ァお奨めしとゥわ… 此処ァ―― どうにも、気色が悪ゥわ(言って、投げ掛けるのは… 何処か素っ気無いようなソレ。そして、彼の言葉を耳にする度に、頭の中で浮かびあがるのは疑問その他―― そろそろ、此処が十分に危ない場所だとは知れ渡っている筈だろうし、従者が居るならば…単身で此方に近寄らせる事を許すとも思えない。それなのに、現に馬車も従者も置いて…この男は、此処まで近くに寄っている。 致命的な阿呆か…或いは。 思う、も…今だ推測の域ならば、不信感は表に出さず、ただ、邪険にする様な素振りと表情を見せ――) 見ての通りじゃ。 こン姿ァ見て、何処ゾんモンとォワカランとォけ?(それとも、これは、何処の隊の事を問うているのか? だとしたら、密偵と言う身分、尚更応える訳にもいかないし… 何より――――) そン割なァ… 随分とゥ、良ォ笑顔じゃっとゥの?(先ほどまでは気取った笑みを浮べていたくせに…此方の言葉に気安く肯定する。其処も矢張り『合わせようとしている風に見えて引っ掛かる』 だから――「ウチが、此処から出とゥバケモンが化けとっとゥんと考えんケ?」 なんて付け加える様に吐き出して、様子を見遣ろうか) [Sun 20 Aug 2006 21:50:16]
◆ジル > 何、ただの貴族の道楽だよ。 ――随分と…騒がれているのだろう? 少々面白そうに感じてね。 道中は馬車だったのだが、ここに来る時には思わず従者も置いて来てしまったよ。 ―――君はどこから来たんだい? ( 気障ったらしく哂いながらぬけぬけとそんなことを言う。 貴族の服装はクリスティア、またはヴェイトス寄りの格好。 ここまで来るのは相当な距離の筈。 ただの“興味本位”でそこまで動くのだろうか? ) ―――――― ( 沈黙。 そして。 ) ―――その通りだね。 肌に触る……とでも言うのかな? あまり体に良く無さそうだ。 ( 独り言に肯定の言葉を返す。 自分から間合いは近づけようとはせず、未だ間合いの外。 ) [Sun 20 Aug 2006 21:41:35]
◆雨音 > ―――― おゥ、まァーの… (警戒は、今だ解かない。 理由は二つ…こんな場所にこんな格好で探査に来る者が居るのだろうか?と言う疑問。 そしてもう一つは―― この場の雰囲気。どうにも――向こう側の空気と、『自分達』は相性が悪いのが、それとも良過ぎるのか、妙に…ぴりぴりとする。 ) ほォンでェ… おンしィァ―― 何処ン手ェモンぞ?ウチァ… 上ン方かァ、言いつけっとゥ感じなンじゃがァのォ…( 言葉返し、向ける表情は気だるげ―― いや、表に出そうなソレを押し殺して気だるげに見せたソレ。 間合いも、後一歩、相手が踏み込めば居抜ける間合いに留めれば… 窺う様な視線向け――そして) にしとゥも…嫌なァ空気に、嫌な雨…じゃァのォ… (視線逸らさぬ侭…世間話の様な、独り言 ポツリ) [Sun 20 Aug 2006 21:32:23]
◆ジル > ( さて、どうするか。 降り落ちる雨を意に介した様子も無い貴族は思考を巡らした。 ) ( 太刀に手を掛けた相手の様子。 それを視界に入れれば気取った笑みを浮かべよう。 ) レディ。 貴女も私と同じ様に『ここ』を調べに来たのかい? ( 此方は腰に差した物には触れず。 表面上は警戒を解いたように見せて気安く話し掛けよう。 距離は以前保ったままだが。 ) [Sun 20 Aug 2006 21:26:17]
◆雨音 > はッ…降ってきとゥけェ… (彼…或いは、門へと近寄り来る人影。ソレが不意に漏らすのは、空から零れる水に対する愚痴の様なモノ… 何処の訛りかも分からず、ただ、何処か笑う様な声音でその言葉吐き出せば… やがて、ふっと―― 視線を前に向け…) ぉン?(そうすれば…雨の帳の向こう側、探索者とは思えぬ井出達の男が視界に入れる事が出来るだろうか? そして、もし視界に入れられたのであれば―― 此方も、警戒する様な眼差しと共に刀の柄に手を掛けて、握る、か。 真っ当な格好、姿だからといって油断は出来ない… あの気狂い人形とて、メイドの姿をしていたのだから) [Sun 20 Aug 2006 21:20:27]
◆ジル > だが…情報が足りないな。 未だこの世界の見聞は満足では無い。 となると、人に紛れるには少しばかり困難かもしれんな……。 ( ふと頭上に何か落ちてきた気配が。 空を見上げればそれは水滴で。 先程までは晴れていた天気もまるで当てにならなかった。 ) ……困ったも――― ( ふと足音が耳に入ってくる。 同胞か。 あるいは探索者か。 いや、同胞ならば自分のように物好きでもない限り再びここに来る可能性は高くない。 それならば――― ) ( 警戒するようにそちらの方を向いた。 相手からは冒険や探索にはあまり向かない衣装をして西洋刀を差した男が見えるだろう。 相手の服装を見てもそれがアマウラだということはわからず。) [Sun 20 Aug 2006 21:16:04]
◆雨音 > (その雨音に混じり、誰かが近寄る様な ピチャン ピチャンと そんな風な足音が、彼の耳に入るだろうか?) ―――――― (降りしきる雨は、豪雨と言う程では無いだろう。 もし、彼が…その音に気が付き、そして… その音の正体を探ろうとするならば、アマウラ風の服装を纏った…腰に棒の様なモノを差した人影を見遣る事が…出来るかもしれない。 何処か、揺ら揺らと揺らめく様な、足取りの――) [Sun 20 Aug 2006 21:11:03]
お知らせ > 雨音さんが入室されました。 『ザァザァザァザァ 彼思考、遮る様に降りしきる雨音』 [Sun 20 Aug 2006 21:05:57]
◆ジル > ( ならば己がすべき行動はどうなのだろう。 考え事に耽ったぶんだけ時が流れた。 そしておもむろに呆れたような仕草をする。 ) ―――私の知ったことでは無いか。 放て置けばなるようになる。 ( 少なくともこの魔方陣に関して自分が出来る事などまず無い。 斥候に来たものを一人も余すことなく皆殺しにすれば更に時間を稼ぐことは出来るだろう。 しかしそんな芸当が自分に出来るかと問われれば否で。 ) [Sun 20 Aug 2006 20:59:27]
◆ジル > ―――歓迎すべきことではないな。 あの罪魔の陣……余程のことでない限りまず封印されることは無いとは思うが……。 ( 男性にしては長髪のそれを掻き揚げつつ暫し思案する。 もしも此方が外に居る時に閉じられれば人界に置いてかれるのか? それも歓迎出来ないことだ。 ) [Sun 20 Aug 2006 20:49:29]
◆ジル > 皆少々騒ぎすぎのきらいがある……。 魔界とは比べるべくもないがここも私が思ったよりは随分と盛況だな。 ( 暫くの間古城と門を往復して招かれざる来訪者たちを眺めた感想を述べた。 あの罪魔に仕えているらしい悪鬼が言うにはどうやら魔界にまで入り込んだ者までいるようだ。 ) [Sun 20 Aug 2006 20:40:33]
◆ジル > やれやれ…思わしくないな。 ( 翼を隠した貴族はおおよそ人と見えるような格好で魔法陣を眺めていた。 ) [Sun 20 Aug 2006 20:32:49]
お知らせ > ジルさんが来ました。 『―――嘆息』 [Sun 20 Aug 2006 20:30:01]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『(魔法陣の中心で、猫は地の底を覗きこんだ)』 [Sun 20 Aug 2006 16:44:23]
◆ナナオ > アタシはきっと長生きできねぇな。 (好奇心猫を殺す――その猫は、好奇心が満たされたから死んだのか――”好奇心”にころされたのか―――どちらにしても本望。アタシは、その全てを満たす為に 此処の世に在る。) [Sun 20 Aug 2006 16:43:44]
◆ナナオ > (中心部) (己を取り巻く赤い円) (地上を撫でる風が、円陣の真中で渦巻いているような幻覚――近づけば近づくだけ、吐き気も寒気も威圧も恐怖も強くなるが、この気持ちが全ての理性を凌駕する) ( 誰も見た事のない景色があるんだ《》 ) [Sun 20 Aug 2006 16:41:11]
◆ナナオ > (魔法陣の中に踏み込む事に抵抗がなくなっている女は、少女を置いて中心部へと歩き始めた。――本当なら、今日一日は休ませて貰おうと思ったんだが、鴉の手紙の内容がよぎってどうにもこうにも抑えられなかったんだ。) ………。 (何が抑えられなかったのか?―――足跡が幾つか増えたように思う魔法陣の中心へ近づくにつれ、とくとくと恐怖ではないモノで騒ぐ心臓――) ( 冒険者としての本性が、好奇心が、探究心が疼いたのだ。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:31:53]
◆ナナオ > ( さて――――。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:27:10]
◆ナナオ > (此方の話を聞いて、自分の中で色々と情報を整理しているのだろう。 沈黙した少女を前に、女も暫くは黙った。――だが、やおら顔を上げ)…いっぺんに言われたら、ちょっと焦るよね。それに、此処の空気…最初は悪酔いするでしょ?…向こうに少しだけ影になる所があるから、休んだ方がいいよ。 アタシも初日は思いっきり戻したくらいだし。――アタシはもう暫くここにいるから、何かあったら呼んで頂戴。(一人にした方がいいだろうと、自分から少女の傍を離れた。) [Sun 20 Aug 2006 16:27:01]
◆ナナオ > なるほど…少し前か。 …。 ……。 ………。(ふと、首を捻り) 仕事日数、大丈夫…?(確か24日までで、5日間の調査依頼だった筈…!)―――まぁ、取り敢えずは、情報量を競うような仕事じゃないし、一度でも顔合わせた人が、「何も知らずに死にました」ってのは、気分悪いからね。――今、アタシが知ってる事、教えるわ。メモの準備OK?(――そして、つらつらと現状を話し始めた。 魔法陣の事。出てきた魔物の事。足跡や、魔法陣がどのようなモノの可能性があるのか、とか――時折女の顔は険しくなり、ふと魔法陣の中心部に投げる視線が、不安そうに揺らめいた。少女はこの話を聞いてどう思ったかは分からない。)……なかなか愉快な状況でしょ?(へら、と笑みを浮かべた。強がりも混じってる。) [Sun 20 Aug 2006 16:14:27]
お知らせ > 汐姫さんが帰りました。 [Sun 20 Aug 2006 16:07:11]
◆汐姫 > ええ、と…そうですね。私は少し前についたばかりなので、まだ何も… (何か見つけていないかという問いについては、すみません…とだけ答える。何しろ、自分は今しがた「線」を発見したばかりなのだ…何も見つけてないし、何も知らない。4日も前にここへたどり着いたという彼女の言葉が本当ならば、自分から伝えられることは何も無いだろう) [Sun 20 Aug 2006 15:55:39]
◆ナナオ > (魔法陣からもれ出る雰囲気や瘴気に気圧されることなく、すらすらと受け答えする少女は――改めて見れば、なるほど…一般人とは違う落ち着きが見えた。 自分の早とちりを恥ずかしく思ったのか、誤魔化す為の照れ笑いを浮かべて右手を握る) 汐姫さんね。此処に着いたのは何時?――アタシは四日前から入ったのよね。 現状とか知ってる? ―― 逆に、もし何か見つけてたら、教えて欲しいんだけど。 (魔法陣の中心を眺めて、少しだけ眉を寄せる。)(昨日はあれから、「この姿じゃ不味かろう」と、着替える為に宿屋に帰ったら、鴉が一羽、手紙を足に括りつけて自分の帰りを待っていた。内容に目を通すと、なぜ彼等が自分を待っていなかったかを理解した。 ――着替える事を忘れ、血と泥と脂汗に塗れたまま、同じ泥と血に塗れた怪鳥の首を、アマウラの依頼人に直接叩きつけるようにして届けた。切羽詰った声で『魔法陣は門である。これ以上監視をしていても何の得も無し。早急に魔法陣を消す為の対策を立てるべし――』と、アマウラのお偉いさん方の腰を上げさせるに十分な証拠と、証言をしてから、その場にぶっ倒れた。…どれほど大変な事が起きているかを伝えるのには十分なタイミングだったに違いない。――何せ嘘偽り誇張さっぱりなくぶっ倒れたのだから。 尚、怪我の具合は、友人から貰った霊薬を飲んだ所為もあり※PCより譲り受けたアイテム※思ったよりは酷くなかった。筋肉痛程度に抑えられている。 太腿の傷だけは、再び開いてしまった為にちょいと引き攣るが、動くには支障なし) [Sun 20 Aug 2006 15:46:57]
◆汐姫 > え、えぇ、そうです…アマウラ政府の方々が動きを見せないので、代わりに…って。 (自分の手を引く女性に自分の話を聞く意志があると感じ取れば、そのまま事情を説明しきって…ああ、これでもう少し完成が高かったなら落ち込んだり拗ねたり嘆いたりもするのだろうけど!) い、いいえ、お気になさらず。むしろ、安心しました…私は汐姫といいます。よろしくお願いしますね。 (安心した、というのは。ナナオと名乗るこの女性が、悪人ではないと確信できただろうか?ここが危険だからとアマウラまで連れて帰ろうとしたくらいだ…その行動には、そこはかとない正義感を感じる。それから、柔らかな笑顔を浮かべながら差し出された右手に応じ、自身も右手を差し出し…そのまま何事も無ければ、握手。彼女もまた、同じ仕事を受けている人物であるという件はこれまでの行動から判断できたので、僅かな疑いも無く信じ込む) [Sun 20 Aug 2006 15:35:48]
◆ナナオ > (密やかにアマウラの対応の遅さに苛立っていた赤毛は、帰宅を促す力は強い。早く何らかの形で警戒するように住人へ促すべきなのに、いまだ動いている気配はない。 だからこんな子供がひょいひょい無邪気に近づくのだ――※背後が土下座しつつ※――ぐい、と引き寄せようと) え? ヴェイトス?依頼? ――…あれ。 アマウラの住人が依頼人の、アノ仕事の事?赤い光柱の調査ーって…やつ?(きょと、とした顔で少女を眺めながら説明を聞いた。 徐々に手を掴んでいる力が弱まり――説明が終わる頃には) うっわ、ごめん。てっきり見学者かなーなんてー…思ってた。 ごめん。――アタシも同じ仕事請けてる一人よ。 改めまして宜しく。(フードを肩に落として、申し訳なさそうに右手を差し出した) [Sun 20 Aug 2006 15:19:46]
◆汐姫 > …あ、あれ?いえ、それは… (突然の状況の変化についていけず、まずどこから答えたらいいものなのだろうか?確かに、自分はおそらくアマウラ人。アマウラから来たというのも正解。ただし、アマウラには先日辿りついたばかりなわけで…というか、むしろ落ち込むべき事態なのだろうか?) あぁ、ちょっと待って下さい。私、ヴェイトスで依頼を受けて… (無防備にも自分の手を引かれるわけだが、ここでそのまま帰るわけにもいかないので早口に事情を説明する。その際、外套の生臭さとかを気にしないのは生粋のスラム育ちだからか…わりと、見慣れているのかもしれない。) [Sun 20 Aug 2006 15:11:57]
◆ナナオ > (振り向いたアマウラ人らしき少女の顔を、一度じっと見つめて) ――アマウラから着たのかな? 一人?色々噂が飛んでる所だから、見に来たくなるのも分かるけど――ちょっとお勧めできないわね。(と、急に子供に諭すような口調になった。――どうやら、とっても失礼な事に、アマウラからの見物人だと判断したらしい。 ) 途中までなら送れるから、早く帰りなさい。――また雨が降り出す前に。 名前は?――アタシはナナオね。 ナナオ。 (外套姿の女――声からしか判断出来ないくらいに、上から下まですっぽりと外套を被っている。ちなみにちょっと生臭い上に、上のケープは袈裟斬りの跡が残っている――は、貴方を早く帰そうと手を引こうと――) [Sun 20 Aug 2006 14:57:25]
◆汐姫 > まぁ、その学者さんや魔術師さんの役に立ちそうな情報を持ち帰るのも目的の一つなんだろうし―――――ッ!? (不意に、足音。紅い線にばかり集中していた彼女は当然驚いて振り返る…反射的に、腰のリボンの内側に隠してあるナイフへと右手に持って行きながら。だが) ……あ…いえ。その…貝殻とかは、無いんですけど… (後ろにあった笑顔に、一瞬驚いた顔を見せてから…停止。それから、かすかに安堵の息を吐き出しながら、飛び起きた警戒心を緩める…どうやら、得たいの知れない生き物とやらではないらしい。また、パッと見の笑顔は悪人の浮かべるものにも見えず…少しばかり口ごもってから、相手が誰とか確認するまえに相手の言動に対して返事をしてみる。その口調はどことなく申し訳無さそうだ) [Sun 20 Aug 2006 14:47:45]
◆ナナオ > 海も近いから、綺麗な貝殻でも見つけたら、是非教えて見せて欲しいね。(肩を竦めながら鳶色の双眸に笑みを浮かべ) ―― 巨大な落書きばかり(魔法陣の事だ)みていて、飽き飽きしてるんだ。 [Sun 20 Aug 2006 14:31:16]
◆蜃気楼? > (もし気が付かないと言うのなら、その人影は暫く貴方の姿を見つめた後、ゆっくりと魔法陣傍へと近づいていく事だろう。 右手は既に腰にぶら下がる剣の柄にかかっている。 ある程度近づいたら声をかけよう。 魔法陣を見ている調べているような素振りを見るに調査員の誰かか?とは思ったが――警戒しておいて損はない。 此方に気がつかせるために、立ち止まる一歩――強く地面を踏んで) 何か珍しいものでも見つけたかい。 お嬢さん。 (声だけは軽く) [Sun 20 Aug 2006 14:28:39]
◆汐姫 > …紅い、線? (見たままのイメージをそのまま口に出して。じっと観察してみても、それ以外のものには見えなかった…辛うじて観測できるのは、それが固形物ではなく何らかの流動体ということだろうか?…色々な本を読んで、多少は俗世の現象に詳しくなったつもりだけれど、火柱が上がってその場所に赤い線が浮かび上がるなどという現象は聞いたことがない。これはもっと、高名な学者か魔術師の方に任せたほうがいいのかもしれないなどという考えが頭を少しだけよぎるくらいだ…丘の上の人影にはまだ気が付かない) [Sun 20 Aug 2006 14:20:53]
◆蜃気楼? > (方角的に言えば、魔法陣よりも西南か。 薄雲に覆われた空の下、陽炎の如く揺らめく人影に気がつけるだろうか。) [Sun 20 Aug 2006 14:12:51]
お知らせ > 蜃気楼?さんが入室されました。 『(魔法陣を見下ろせるなだらかな丘の上に)』 [Sun 20 Aug 2006 14:08:52]
◆汐姫 > こうまで、何の形跡もないと何もわかりませんね… いえ。 (何が無いわけでもない。先ほどから見えてはいたが、それが何なのかは判断しかねていたのだが…漸くそれの間近まで近づいてみて。はっきりとそれが何なのか認識できるようになっても、その正体までは判別しかねるものだった) [Sun 20 Aug 2006 14:07:59]
◆汐姫 > 物理的な炎ではないのですね… (あくまで、推測の話だが。多くの人々がその火柱を目撃しているのだから、それが幻覚の類ということは無いだろう。もし、本当にそうならよほどの偶発的な天変地異か、人為的な魔術…しかし。どちらかといえば、それが幻覚だったと考えるより、火柱のような「何か」が上がったと考えるほうが妥当だろう) [Sun 20 Aug 2006 13:55:30]
◆汐姫 > …とりあえず。破壊の後は見られない、か… (一先ず周りを見渡してみて。やはりそこに何かが爆発したような焼け爛れた後は無かった…当たり前であろう。自分がここへ辿りつく前にも、既に何人かの人達かここを訪れているはず。それで大規模な破壊の後なんて発見していたなら、アマウラはもっと大変な騒ぎになlっているだろう) [Sun 20 Aug 2006 13:38:12]
◆汐姫 > ……… (アマウラからひたすらに歩ってきて。漸く辿りついたるは件の火柱らしき光が上がったらしき場所…色々と起こりうる可能性を考えながらここまで来たわけだが。とりあえず街で噂されているような得体の知れない生物は見当たらないので、もう少し近づいてみることにする) [Sun 20 Aug 2006 13:32:22]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『ようやく辿りつきました』 [Sun 20 Aug 2006 13:25:02]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『ようやく辿りつきました』 [Sun 20 Aug 2006 13:24:23]
お知らせ > シェーラさんが帰りました。 『( 雨は漸く、止む気配を見せだした。 )』 [Sun 20 Aug 2006 03:52:30]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(馬は出島方面へと遠ざかり――)』 [Sun 20 Aug 2006 03:48:50]
◆ナナオ > (「支持されるのだ」) ………――(何か言いかけて)…(何か飲み込んだ。)( 軽く頭を横に振る。 唇がそれだけ動くと、手綱を引いて)―― ありがたい、助かる。じゃあ、帰ろう。 ――依頼人に首をつきつける仕事が待ってる。 (魔法陣に背を向けて―) [Sun 20 Aug 2006 03:46:36]
◆シェーラ > ( 支援? No. 正しくは支持。 ) [Sun 20 Aug 2006 03:28:17]
◆シェーラ > ( 丘の上、俯瞰の位置。真円ならずの図形で構成された魔法陣は、何処か歪で。 )( その癖、こうしてみているだけでも伝わる程に、奇妙な気配を湛えているようで。 )( それを魔力と呼ぶべきかは、この身に術は無いのだが。 見やる視線は自然と、険しさを増す。ちりちりと、首の後ろが総毛立つ感覚。 ) …情報の共有が出来ると幸いだと思います。単身で調べるには、規模的にも限界があるでしょうし。 ( 今、抱えている頭部の持ち主のような代物がワンサカ出てくるとなったら、戦力的にも単独は怖い。 )( 唸り声に、警戒じみた響きが混じる。 ) …ならば私達がすべきは、依頼主様やら――腰の重いお歴々の尻をスパンキングする為の鞭を揃える事だと判断します。 ( 口調は堅く、大真面目に。 ) ( …沈黙は小さく流れて。雨の音ばかりが煩い。 ) …Yes.懸命だと思います。 手段は…何でしたっけ。「臆病な人間が寄り集まって生きていく上での、一番分かり易く短絡的な法則だからこそ、支援されるのだ」とかほざいてらした気がします。 ( ほざくとか言ったが。 ) …意味は、未だに分かりません。 ……嗚呼。了解です、Ms. 形状と存在は把握しました。戻りましょう。 ( 目前の光景に気を取られていた部分が引き戻される。 唇をきゅっと噤んで頷きを。 ) [Sun 20 Aug 2006 03:27:02]
◆ナナオ > (見下ろす魔法陣。 今日ほど「赤」という色が禍々しく見えた日はないだろう。 悪魔云々どうあれ、「禍々しい」と体が感じる事を否定できない。馬も其処で足を止めた) 私も他の人には会ってない。 何人かは着てるっぽいんだけどね。 ――(そう言えば…調査隊の一人だと名乗った、赤い瞳の少女を思い出す。アレは本当にこちら側の人間だったんだろうか――まぁ、本当に調査員の一人ならば、後々会うだろうと考えるのを止め)――ああ。面倒だ。天使に人間のフリが出来るんだから、悪魔にだって出来るだろうし――もしかしたら…既にアマウラやヴェイトスに潜入されてる可能性だってある。実際魔法陣の回りには、足跡が何人かの残ってた。その場合…どうやって見つければいいのかは……専門家の領域だ。今回の依頼の外の話しになる――…依頼主が早めに動いてくれる事を祈るよ。(ふ、と溜息と共に肩を落とし)クリスティアとか,あいつ等のお膝元でこんな事言うつもりはないよ。―ー…手段?何の?――と、そろそろ引き返していいかな?(傷口がやけに傷む。気の所為じゃない。それに気が付いたとき、心底ぞっとした。 ) [Sun 20 Aug 2006 03:13:08]
◆シェーラ > ( では遠慮なく。そう呟いて、怪鳥の頭部をぐるぐる巻きに。 大分流されたとはいえ血塗れだが。血の匂いが雨で流れていくのが不幸中の幸いか。 ) 別に、それだけならば今に始まったことでもないのでしょうが。 ( 並足に揺れる馬上で、何かざっくり口にした。 )( 街の何処かで、今日、今だって行われているかもしれない「儀式」 ) …Ms.マリィゴールド。特徴記憶しました。 他の方々については…出会い待ちになりますね。 ( 名前だけはかろうじて把握。 )( 実際、近づいていくにつれて、雨の中に何か濁ったものが混じっていくのが伝わる気がする。 )( …手綱を握る手が、ふと視界に入って。 きりりと眉が角度を上げる。 ) ……バケモノと分からないモノが面倒臭いと思います、Ms. ( 可能性の示唆は、やけにはっきりと。 )( …生きた証拠が此処に「在る」とは言えないが。 ) ヴェイトス市は、それでもまだざっぱい(大雑把ー)な方だと、昔Masterは仰っていました。クリスティアとか、異端は地獄見るよチミィ?とか。 ( 何か珍妙な発音で台詞再現。 生前に忠実かは不明です。 ) パプテスの論理には生憎、余り詳しくないのですが。 手段なのだと聞いた気がします。うろ覚えですが。 [Sun 20 Aug 2006 02:50:41]
◆ナナオ > ――どうせ、そのマントは廃棄処分。好きにして。(裂けた跡は繕えばいいが、べったりとついた怪鳥の血はいただけない。魔物の血を浴びたマントを着る気は、さらさら無かった。)――悪魔が出てくると困る、とか? (身長的なもので、自分の前に乗せた。 後ろから覆い被さるようにして手綱を引く。 馬は嫌がりながらも、ゆっくりと丘の上を目指して進んだ) ああ。もう一人――ザッハトルテさんのお知り合いがきてるのよ。マリィゴールドさん。貴族さまのご命令で着たとか…金髪の綺麗な女の人。男装してるから直ぐ分かるわ。(父さん!妖気です! ――場所柄その反応は正しい。近づくにつれ鳥肌が立つ。怪我をした体には辛いこの空気。手綱を握る手が白くなるほど握り) バケモノだけでも十分とんでもないしね。「だけ」じゃなかったら……(やがて――豪雨の向こうに赤い円陣が)……いよいよ手に負えないから、ケツまくって退却かな。依頼主に相談しつつ。――――…でもさ。ヴェイトスには「天使」が居るんだから、大人しい奴なら構わないと思うんだよね。本音を言うと。――変な同情でもなんでもなく、さ。こういう事考えると、時々思うんだよね。ヴェイトスはパプテスの奴等に洗脳されてるんじゃないかって。(軽い口調で、嘲笑うように言った) [Sun 20 Aug 2006 02:29:33]
◆シェーラ > 外套、拝借させて頂きます。 ( 目前でやらかす事後承諾。 )( 幸いと言うべきか、血は雨に流されて殆ど出尽くしているらしい怪鳥の頭部を、しっかり抱え。 ) Yes. 目視ポイントまでお願いします。把握次第、帰路で。 ( 馬があれば、何とか胴体も引きずっていけるか。この雨が跡の類を消してしまうのは、幸いか否か。 )( …余り具合が良さそうに見えないのは、先入観含みかもしれないが。それでも、馬に乗る仕草は慣れた様子の相手。 )( 差し出された手をとって、馬の背へとよじ登り。 ) …二人。確かに、ますたー・ちょこれーとけーきはどう見てもインドアでした。他にも、御同業様が? ……確認出来ると嬉しいです。一応、調査員の名簿は確認したのですが、流石に容姿特徴の類は分からなかったのです。 ( ぴこーん、と。 )( 触覚(無い)が跳ねるような調子で、「二人」という言葉に反応。 )( しながらも、しっかり同意した。苦戦する美形は眼の保養とか酷い話。 ) ………。 ( 「初めてじゃない」 死体を見下ろして、黙る。 ) …肝に銘じます、Ms.ナナオ。 化け物、バケモノ――バケモノだけなら、良いのですが。 [Sun 20 Aug 2006 02:15:05]
◆ナナオ > (パウロナーツェと呼ばれた黒馬は無傷らしい。ほっとしながら鞍を引く 。 視界の端に自分の外套だったものに包まれた何かが見えた。 「証拠」)――成る程。 アマウラの上を動かすのにも丁度良い。場合によっちゃ、後々この胴体も引き摺らせよう。 となれば、さっさと見学して出島に帰ろうか――( 外套に包まれた首を鞍に括った。 それから、馬の背の上に痛みをこらえながら跨って一呼吸。 痛んだ肉を無理やり動かしている所為で、雨が降っていなかったら、顔に脂汗が浮かんでるンだろうが、雨の所為で直ぐに冷やされてしまう。 良いんだか悪いんだか。 取り敢えず顔の泥と血を拭って――貴方へ手を差し伸べた。) あの思いっきりインドアっぽい”二人”が、外でキャンプできると思えないな。 間違ったらテントの張り方も知らねぇんじゃ? アマウラに戻ってるんだろ。きっと――(あの美形二人が、テントを張るのに悪戦苦闘している図を想像して、へらりと笑う。 )ああ、そうだ。 魔法陣の近くで会ったのは、こいつが始めてじゃない。(首無しの怪鳥を顎で刺し) 手と足の生え方がチグハグな化けもンにもあった。 シェーらさんも一人で調査に来る事があるなら気をつけた方が良い [Sun 20 Aug 2006 01:59:21]
◆シェーラ > Yes,Sir. 異変時には逃走を全力で優先する意向を受諾。 無理は禁物。 ( 血の匂いは雨に流れて、どちらのものかまで判別するのは難しい。 )( 指二本を立てての敬礼は、爆笑で迎えられました。 )( Yes. ますたー・ちょこれーとけーき。 真顔で頷く肯定仕草。 ) アマウラ過ぎ辺りまでの道中を御一緒させて頂きました。 ……Ms.ナナオ。落ち着いてー落ち着いてー。 ( 爆笑→うずくまりゅコンボに、ちょっとおろついた。 手がうろうろ。 ) …この近辺でキャンプを張っている可能性も否めません――が。天候が、厳しそうです。 ( 拗ねた背中がらぶりーですが、それは目撃出来なかったお話。 )( 途中で別れた方の道程の欠片を記憶にインプット。 ) Yes. 馬。 ……馬が使えるなら、「コレ」、持ち帰るのは可能だと思いますか? どのような代物が出てくるかの証明には、丁度良い気がします。 ( 雨の中から黒馬が姿を表すまでの間に、地面に浸った外套に包むようにして持ち上げるのは、怪鳥の頭部。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:42:11]
◆ナナオ > …OK。じゃあ、見に行こう。 何か姿が見えたら全力で逃げる方向で――…(女の怪我は血が流れるようなものはないようだ。 太腿の傷がもしかしたら開いているかもしれないが、泥と血に塗れた今の姿では分からないだろう。) ちょこれ………ますたー… っ ぷ、は、はははははは (「チョコレートケーキ」と呼ばれた時の、彼の顔が浮かぶようだった。 痛みも忘れて思わず笑い出し→うずくまりゅ) ……彼には昨日会った。 此処で別れたから、何処に宿を取っているかとか知らないけど…(昨日、戻ってきたら二人の姿はなかった。置いていかれたみたい。ちょっと拗ねて、地面にのの字を書いたのは別の話しだ!!! ) 馬…? (指差された方角へ顔を向け) あ、 やべ、あいつ…! そう、馬。アタシの――シェーラさんとアタシなら、二人で乗っても平気かな…? 荷物も置いてきてるし (肩を借りながら、指笛を吹いた。 馬の名前を呼ぶ。 ――暫くすると、土砂降りの雨の中、ずぶ濡れの黒馬が姿を現すだろう) [Sun 20 Aug 2006 01:29:06]
◆シェーラ > ( 血が、地面の上で死骸を晒す怪鳥のものか、ナナオと名乗った女性のものかは分からない。何にしろ、雨曝しは余り身体に良くなかろうと単純判断。 )( 自分?雨がこの身を損なう事などあるものか。 根拠の無い確信は朧げに。 ) …Yes. 私はまだ魔法陣を確認していませんし、此処に在るものが、貴方の懸念を裏付けております。 ( 此処にあるもの――鳥の死骸に一度視線を落とし。 )( その視線が、彼女の口にした名前にピン、と跳ねた。 ) 嗚呼。ますたー・ちょこれーとけーきのお知り合いでしたか。なるほど、あちらも調査を開始なさっているご様子。 ( 納得を示す首肯が一度。 )( 立ち上がると、相手の方が背丈はあるのが分かる。肩を貸すくらいは何とか出来そうだが。 ) …では、今宵は近づかず、確認のみに留めたいです―― 嗚呼、そうだ。あちらでうろうろしていた馬は、もしや貴方の? ( 指先は、己が来た方角を示しながら、視線は血塗れの外套と、怪鳥の頭の上。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:18:12]
◆ナナオ > (背中は一面が酷いことになっていそうだと思った。 血と泥で、無事な部位を見つけるのが難しいくらいに汚れた女は、かけられた外套に軽く驚きの表情を見せて) ありがとう。 ――今は、静か、でも…またでてくるかも、しれない、からっ――… 魔法陣から離れたいんだ こんな状況でもう一戦なんて、ぞっとする。 (制する手を振り切って、膝に力を入れた。 覗きこまれるような視線を感じて、そちらへと視線を流した。) シェーラ。 …ザッハトルテさんの知り合いの。 あぁ…あー…成る程。 (心の片隅に残っていたシコリが溶けていった。ほぅ、と安堵の吐息を吐き出して―ー素直に手を借り立ち上がる) ……まだ見てないんだね。あの丘の上から見下ろせるよ。 此処まで来たなら見ておくといいよ。 もっとも、近づくのはゴメンだ。 またなんか出てくるかも知れないし。 [Sun 20 Aug 2006 01:00:05]
◆人影 > 無理はなさらない方が良いです。取り合えず、この近辺に他の物音はしないと思います。多分。 ( 多分とか言うが。 )( 立ち上がろうとする挙動を片手で制する仕草見せながら、雨具――外套の留め金を外し。 ) ( 視線が虚空を泳ぐ。何を思い出すような、眉間の皺。 ) …Yes. 調査隊の名簿にあった名前です。ナナオ・サムイール。 私はシェーラ。同じく、調査の一員としてヴェイトスから参りました。 ( 宜しかったらどうぞ、と差し出すのは雨避けの外套。 相手の前まで歩み寄って、しゃがみ込みながら。 ) ……魔法陣。 ( 視線が虚空の先、雨の先。 ) そんなモノがこの先に。……例の「赤い柱」とやらの元凶でしょうか。やはり。 ……手、お入用ならばどうぞ。 ( 立てそうかと、問いかけるのは視線。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:50:49]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(つんのめったらしい)』 [Sun 20 Aug 2006 00:40:36]
◆ナナオ > (突き刺さった剣を杖代わりにして立ち上がろうとするも、それが出来ずに膝が抜けた。 背中ガ痛むらしい。僅かに蹲る) ナナオ 、 サムイール ハンターズギルド所属 ヴェイトスの、調査依頼、で――ぁいてってッ……怪我、は――多分、大丈夫?だと思う、よ。はは、はー…それよりも、この血の匂いを落とす方が大変そ う 、だ。 (緊張薄くへらりと笑うのは――「調査隊」と聞いて、警戒よりも安堵の方が先走ったからだ。 ) みて、の通り――……鳥の三枚下ろしの途中でね。 魔法陣から出てきやがった [Sun 20 Aug 2006 00:34:04]
◆人影 > ( 声を張り上げながら、雨の中に眼を凝らす。大地を打ち付ける煩いくらいの雨音の中―― )( 意識を凝らした方向から、微かに雨音ならずの響きを捕まえる。 ぱしゃぱしゃと泥を跳ね上げる足音は、ふらふらと揺れる手を灯台の火代わりに。小走りに相手の方へと近づいて。 ) ――――おぅぁっ! ( 地面の上に座り込む人影が見える頃には、その付近に転がっている怪鳥の死骸も視界に入る。 溢れ出た鮮血が、水溜りの中にどろどろとマーブル模様を描くのを見下ろして、眉を顰めて視線を逸らす。 ) ……調査隊の者です。お名前を窺いたい所ですが…取り合えず、お怪我とか大丈夫ですか? ( 声を掛けながら、雨の中でも互いの姿が視認出来るであろう辺りで足を止める。 此方の姿は、雨具を羽織ったびしょぬれの旅姿。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:29:01]
◆ナナオ > ――これは、洒落にならない…ッ (太腿の傷が痛み出した。左肩は、手綱を巻きつけていたのに、強引に引き抜かれた所為で、妙な痛みが残っている。 背中には、打ちつけた時の擦過傷と打撲傷は間違いない。 興奮と緊張で忘れていた痛みが、じりじりと襲ってきて) ―――…アマウラ 、に 報告 し (ビク)(噴水の傍で座りこんでいる女は、声を聞いた。 慌てて辺りを見回し、声の主を探す。 鳶色の瞳には、再び焦りと恐怖が混じった。四つん這いで、突き刺さったままの剣の傍へ近寄り)――………。(「調査隊の」)――あ。 こッ (大声を上げようとして、肺に響いた) ――此処、 に (ふらりふらりと右手を揺らし) [Sun 20 Aug 2006 00:13:08]
◆人影 > ( 豪雨は未だ勢いを弱めず。ともすれば視界すら朧の夜を魔法陣の方に向けて歩む人影が。 ) ………うわっ ( 思わず驚きの声上げたのは、雨の中駆けて来る「何か」の存在に。 …眼を凝らしてみれば、馬。鞍の付けられたそれは、野生馬とは思えぬ様相。 次第に速度を落としていく進路の直線上から逸れながら―― ) ――どなたかいらっしゃいますか。調査隊の者ですが―― 御無事でしたら、返事を。 ( 念の為、剣の柄に手を添えながら、張り上げる声。 雨の中、どれだけ声が届いたかは、分からない。 その先にいるものが、言葉を解するものであるとも限らないが―― 馬の乗り手が健在なら、それは「こちら側」の存在だろうと当て推量。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:06:00]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 [Sat 19 Aug 2006 23:59:17]
◆ナナオ > (少し離れた位置に、刃が突き刺さる音がする。馬が乗り手を失って、失速していくのも見えた。 だが、女は仰向けのまま、泥の中を転がっていた。――斬りつけた衝撃で、幾らか勢いは殺せたものの、落馬は落馬。 起き上がらねばと思いつつも、息が吸えず、ひゅぅひゅうと胸を震わせ――) ―――― … ッ (何とか、体をひっくり返して、うつ伏せ、這うようにして体を起こすと――目の前に首があった) ひ 。 (起き上がったのも束の間。尻をつき――その尻の下には、血に汚れた己の外套―の、なれの果て。 ) …………。 (傍にはオブジェと化した怪鳥の噴水。相手が動き出すようすも、首が生える様子もない事をみてから、女は肩から力を抜いた) [Sat 19 Aug 2006 23:58:57]
◆ナナオ > (豪雨と、生命の危機を目の前に、鈍い音には気が付けど、反応は出来なかった。まさか外套のおかげで相手が怪我をしたなんて思っていない。――今、この女に出来ることは、この一瞬を見逃さずに、チャンスを手元に手繰り寄せるだけだ。 怪鳥がもがいている様子を網膜に焼き付けるよう、しかと見ながら――剣を強く握った。 拍子に鈍く光る片刃の剣。 ) ―――疾ッ (腕が抜けそうな程の衝撃が襲う。 ぐん、と体が馬の背をすべり、手綱から手が抜けた。) ッ――(肉を切り抜け、軽くなる刃の感触、同時に、落ちた体が、怪鳥の翼部分にまともにぶち当たり、仰向けに倒れこむ。) (いつの間にか空へと勢いよく飛んだ自分の剣が、赤い雨の合間に見えた) [Sat 19 Aug 2006 23:46:19]
お知らせ > 翼を持つ歪んだ鳥さんが退室されました。 『ローベンが遺した戦闘ポイント2で、外套の賠償は出来るだろうか?さてはて』 [Sat 19 Aug 2006 23:37:48]
◆翼を持つ歪んだ鳥 > ――――!?!?!!!??!!(外套と格闘し、今にもキリモミ激突しながらもがくローベン。 激突の際に、足か翼を折ったのだろう… ビクンビクンと身体を震わせながら…獲物の予想以上の抵抗に空へと逃げようと試みんとするも、其れは地面の上にもがくだけに終わり――――) ―――――― (其処に襲い掛かる駆け抜け様の一撃――― その一撃を、地に落ちた鳥が避けられる筈も無く… 結果。人として最高の力と速度、それに加えて馬の速度も加わった一太刀は、ローベンの細い首を外套諸共に跳ね飛ばし――――) (断末魔すら上がらない。代わりに上がるのは魔界のイキモノとて血は赤いのだ…と言わんばかにブシュゥと噴き出す鮮血の噴水。 残るのは… ビクンビクンと死後の痙攣を繰り返すだけの、魔鳥ローベンの亡骸と…)――(血と太刀傷で酷い有様の外套だろう。) [Sat 19 Aug 2006 23:34:32]
◆ナナオ > (これで外套がミスって明々後日の方向へ飛び去ったとしたら、密やかに泣こうと思っていた。 失敗時の為の、ダガーをベルトから引き抜きながら―成功か否かを見極めんと振り向いた) ヨッッッシッ!! (馬の頭を左へ寄せて急旋回――片手にぶら下げたまま、抜き身のシャスクを構え――首を振って外套と格闘している怪鳥を、正面から駆け抜けざまに、外套を被せた部分――頭を、スイングするように一閃せんと試みた――! ) [Sat 19 Aug 2006 23:25:26]
◆翼を持つ歪んだ鳥 > ゲァッハッハッハァ―――――ァー!!(滑空するローベン。その目が狙うのは肉まっしぐら。 狙うならどっちの肉が良い?やっぱり柔らかい方の肉の目玉をくりぬいてからハラを突き破ってハラワタはみはみ。それから骨の間の肉までキッチリ残さず…おぉっと、お口直しの脳味噌スープも忘れちゃいけねぇ! 鳥頭の中を支配するのはエグい食欲一色のみ。相手が手負いである事など知る筈も無く… 知っていたとしても理解出来ず… 滑空するソレは、まっしぐらに――― 四本足の肉の上。二足二腕の肉の頭へと目掛けて直進し、その鋸刃の様な牙が並んだ顎をひら――) ―――――――!???????!!?? (いた瞬間、視界がナニカによって塞がれ、一瞬のうちにパニックに陥る。 肉は何処!?肉は何処に消えた!?混乱の任す侭に頭を振っていれば外套が外れる訳でも無く…逆に外套の端が翼に引っ掛かり―― ) ―――――――――――― ギィッ!? ( ゴ キ ン ) [Sat 19 Aug 2006 23:13:46]
◆ナナオ > (OK。ナイス吉報。 ――馬を全速力で走らせているのに、距離が開かないことで、その事は知れよう。――後ろを振り向き、舌打一つ。 このままだと、追いつかれて馬がやられる。馬がやられたら、大出費いやいや、そうではなく…足を怪我している分、どうなるか――太腿に視線を落とし、軽く撫でる。傷は当然まだ塞がっていない。だが、このままではアマウラまで逃げる前に、追いつかれる。) ――― …………。 (腹を括った。 逃走から、応戦へと気持ちを切り替える。今持っているものを軽くチェックして――先ずは) 今夜は焼肉よオトーサンッ…!!! (此方にまっすぐに向かってくるらしい怪鳥――ならば、その怪鳥の頭に雨に濡れた外套を被せてしまおうと、胸の紐を解きながら――後ろを見ながらタイミングを見計らい) ……(後一羽ばたきすれば、こちらに届くという距離までつめられたら、外套を広げるようにして背後の怪鳥へ被せんと―ー!) [Sat 19 Aug 2006 23:03:41]
◆翼を持つ歪んだ鳥 > ゲァ―――ハッハァ――!!(さてナナオ嬢に吉報だ。この調子だと、次のターンで…追いつくかもしれない。 ローベンが) [Sat 19 Aug 2006 22:51:36]
◆翼を持つ歪んだ鳥 > ―――― (眼下…肉が逃げる。 ならばローベンは肉を追わんと…真っ直ぐ…肉を追う様に滑空を始め出して…追撃を開始。 このローベン。死肉を漁る以外は、群で狩りを行う習性を持つのだが―― 魔界においての中型の獣と此方側の中型の獣の大きさは違うのだろう… 恐らく、ローベンの目にはこれは小型の獲物二つに映るか…) ゲゲゲゲゲゲゲゲゲァァァァ――――――ッハァ!!(そんな訳で、ローベンは逃げる肉を追わんと滑空降下で馬を追う。 時折、高度を保とうと翼を何度も羽ばたかせ…怪鳥音を撒き散らし―― さて、この発言が奇数ならば…このローベンと言う魔鳥の飛行速度、馬よりも速いかもしれない。) [Sat 19 Aug 2006 22:50:15]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 [Sat 19 Aug 2006 22:49:26]
◆外套姿 > どっ――なッ――……!!(頭の中心に叩きこまれるような声に、顔を顰めた。出来れば耳を塞ぎたかったが、馬が暴れているのでそうもいかない。――それどころか、馬上の主よりも、馬の方が先に危険を察して走り始めた。 馬は鳥から逃げようと方向転換――魔法陣から遠ざかるように雨の中を走り出す)―――― コ、コラッ …?!ちょ――― …だぁっ…!! (仕方ない、此処で取り残された方が恐ろしい。 遮蔽物が一切ない荒野だ。 止まると間違いなく狙い撃ち――馬の走る方向はともあれ、走り出す馬を止めることなく、スピードを上げるために腹を蹴った。) ―――不味い、不味い不味い――…!( 振り落とされぬように、手綱を握りながら、取り敢えずは、抜刀を――) [Sat 19 Aug 2006 22:43:18]
◆外套姿 > ( [Sat 19 Aug 2006 22:36:20]
◆翼を持つ歪んだ鳥 > (幸い、上空を旋回するローベンは… 魔界の門の内に戻った魔族には気付かない。その代わり―― その、大きさ大よそ70cm。翼を広げれば、ゆうに2mを越す魔鳥の耳が捉えたのは……… 聞きなれぬ、生物の声。 旋回する其れが、ギョロリとした瞳を… 地面へと落とす)――――(上空から見下ろした雨に濡れる大地の上… 其処に居るのは、暴れる『四本足で首がちょっと長い肉』に跨った『二本足二本腕の布切れを纏った肉』。 視認すれば、魔鳥の酷く容量の少ない頭の中に浮かぶのは ) ゲゲッゲッゲェェェェェェェァァァ――――――ッハッハァッ!!(『イッツ!ディナータイム!』 決め込めば…上空で羽ばたき繰り返して姿勢を制御し――…… その眼光が、眼下… 肉を狙う。 滑空突撃まで、残り1ターン。) [Sat 19 Aug 2006 22:34:52]
◆外套姿 > (雨の所為で重くなったフードを軽く持ち上げ、もう少し馬を進めようと手綱を引いた時だった。 響き渡る鳴き声に、馬が嘶き、前足を上げた。 馬上の人影も聞き漏らすことのない鳴き声に、背筋を強張らせ、暴れる馬の手綱にしがみ付く) ――――っ…!!!だっ …わっ! ドウッ ドゥ !!! 落ち着けッ――(それでも暴れる馬の背から、なんとか声の主を見んと、辺りを見回す。声が聞こえた方角からいって、間違いなく魔法陣方面。――そして、見た。 その怪物が、どのようにして姿を現そうとしているのかを) 予想してた。予想してたけど、ちょ、ウッソ!!!!! →了解しました。 [Sat 19 Aug 2006 22:26:40]
お知らせ > サクリファイスさんが帰りました。 『(サクリファイスは近くにいる人間に気がつかない)』 [Sat 19 Aug 2006 22:26:24]
◆サクリファイス > (サクリファイスは鼻を一つ鳴らす。スンスン・・・ぶぅえほ!げほげほ! むせた。人間界の空気は余りにも澄んでいる、サクリファイスにはちとキツイ。) チッ・・・こんなとこに長くいたら呼吸困難で死んじゃうよォ。それに・・・雨だし、スーツ濡れちゃう。 (髪の毛についた水滴を首をふって弾き飛ばし。門に振り返ると怪鳥が一羽、飛び出していた。 この門は魔界の色々な生物が使うんだなぁ・・・とか、そんな風に思いながら。サクリファイスはそれを見上げながら門へと・・・) [Sat 19 Aug 2006 22:25:36]
◆翼を持つ歪んだ鳥 > ゲェェェ――――ッ!!(その笑い声を上げるソレ… ソレより少し遅れて飛び出すのは…鳥、と言うにはあまりにも歪な代物だった。 その姿には羽根が無く、むき出しの灰色の皮膚を晒し… 瞳は、ギョロリとした爬虫類のソレ。 嘴は矢鱈と長く――泣き声を上げんと叫び開いた口から覗くのは――ズラリと並んだ鋸刃の様な牙。 とある、此処とは違う時代と世界の住人が見たならば…恐らく、プテラノドンと言う古代の生物を連想するだろうか?) ゲェェェ――――――ッ!!(そして、魔界に住まうモノならば、この鳥モドキを見れば… 死肉を漁り、時として群を成して中型の獣を襲う肉食の魔鳥ローベンだと分かるだろう。 そして、ローベンと言う魔鳥は、上空3m付近、その辺りを旋回する様に飛翔し―― 獲物を狙う様な視線をめぐらせている、か) [Sat 19 Aug 2006 22:21:08]
◆外套姿 > (豪雨のドラムの合間に、人の声が聞こえた気がした。 甲高い声は悲鳴とは違う。――どちらかというと喜んでいる子供の声のような――調査員の中に、そのくらいの年の人がいるかどうかは、確認していない。 いまだに調査員全員の顔を知らないし――否応なく警戒の色を滲ませ魔法陣の方を、じっと凝視した) →戦闘を回避したいと言うのならば、ロールの流れでそのように誘導していただければ可能かと思います。 ただ、この邂逅自体をなしにしたい…ということですと、サクリファイスさんのキャラクターが「門の外に出た」という事実がある以上、「こっちは外に出たけど、そっちの目撃したという事実は無しね」というのは、ちょっと不公平かな?と思うのですが、いかがでしょうか… [Sat 19 Aug 2006 22:04:04]
お知らせ > 翼を持つ歪んだ鳥さんが入室されました。 『少し送れ…、門から滲み出るのは――魔界名称『ローベン鳥』』 [Sat 19 Aug 2006 21:58:34]
◆外套姿 > →反転→電報窓が開かない為、お返事する事が出来ません。が、電報内容は見えて居ます。どうぞ。 [Sat 19 Aug 2006 21:43:46]
◆外套姿 > (雨が砂を、地面を激しく叩く――数メートル先すら、豪雨の所為でぼやけて見えた。――そんな土砂降りの雨の中、外套をすっぽりと被った人影が、馬上から魔法陣を見下ろしているのが分かるだろうか。――尚、此方から見えるのは魔法陣の赤のみ。――いまは、まだ) [Sat 19 Aug 2006 21:41:21]
◆サクリファイス > (何はともあれ無事に魔界の門を通過。 これからパラダイスが待っているのだ。戦いと殺戮と言う名のパラダイスが。 一番初めに会った人間の血を飲もうと思う。それがどんな味なのかと思うと、いまからウズウズしてくる) アハッ♪ アハッ♪ 楽しみ!たのしみィ!! ハレルヤ! [Sat 19 Aug 2006 21:37:49]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『(―――魔法陣の中心部から西南方向の、なだらかな丘の上)』 [Sat 19 Aug 2006 21:37:47]
◆サクリファイス > ん〜・・・・・・・・・・・・こっちDA! (ビシィと差したのは古城の方角。) [Sat 19 Aug 2006 21:34:09]
◆サクリファイス > さすが門の近く、瘴気が濃いね〜 でも魔界ほどじゃない・・・・アハッ 気持ち悪いくらいに澄んでいる空気だ。死臭もしないし、木もちっちゃい (ぽつぽつと生えている木を見て一言。トレントと比べたらまるで観葉植物のようだ。) ん〜・・・人間はどっちにいる? こっち?こっち? (キョロキョロと周りを見るも道っぽいものがない) [Sat 19 Aug 2006 21:32:34]
◆サクリファイス > (ピョコーンと元気にジャンプして出てくる影が一つ。 殺したがり屋のサクリファイスだ。) とうっちゃくっ! アハッ♪ 殺風景だ! (笑いながら周りを見渡して) [Sat 19 Aug 2006 21:26:01]
お知らせ > サクリファイスさんが来ました。 『(光の中から・・・)』 [Sat 19 Aug 2006 21:23:14]
お知らせ > タタンガさんが帰りました。 『(のしっ、のしっ…)』 [Sat 19 Aug 2006 20:23:40]
◆タタンガ > (逸る気持ちを、それで抑えた。新天地。標的が。己の力で叩き潰せる者どもが犇く世界。これに興奮せずに、何に興奮するのだろう。 …足跡が見えた。門から続くこの足跡は、恐らく…)…行くか。古城へ…!(先駆者の物に違いないと、その足跡を辿り始めた。) [Sat 19 Aug 2006 20:23:12]
◆タタンガ > ウラアアアアァァァァァァッ!(地が震え、葉が落ちる。恐怖に忠実な者は、敵意を撒き散らすような凶暴な咆哮を聞くや逃げ出した。) [Sat 19 Aug 2006 20:19:23]
◆タタンガ > (丸太のように太い腕で、本物の丸太を担ぎ上げ…カヌーのような面をゆっくりと左右に振って、辺りを見回した。)…些か…寒いな…臭いが…薄い…(スンスン、鼻を鳴らす。)…これが…人間の…世界… [Sat 19 Aug 2006 20:15:33]
◆タタンガ > (赤く毒々しい輝きは、吉兆とは程遠い禍々しさで夜を押し退けた。そこから踏み出すのは…人の世にとっての、災厄の一つ。傷で引き攣れた、右足。左足。全身…)…(光が弱まりやがて消える頃、魔方陣の外には巨人が一体、立っていた。岩を乱暴に彫ったかのような厳しい体躯に、鋼鉄の仮面のような物を着け。) [Sat 19 Aug 2006 20:09:53]
お知らせ > タタンガさんが入室されました。 『(魔方陣が、眩い光を放つ。)』 [Sat 19 Aug 2006 20:06:04]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『後に残るのは、紅い光の柱だけ』 [Sat 19 Aug 2006 19:22:27]
◆錫音 > (やがて、陣から離れ、アマウラの方へと歩いて行く鬼娘の影… 其の侭何事も無ければ、その姿は…やがて見えなくなっていくだろう――――) [Sat 19 Aug 2006 19:22:08]
◆錫音 > (己は博打は好きだ。それも、燃える様なソレが大好きだ―― だが、コレは別だろう。熱くなる所か、背筋に怖気しか走らない。 ならば――) 深くァ、近寄らンとォ… 此処らァで偵察が、良ゥモンけェの…(そンに、博打と自殺は別モン… わざわざ、死ぬン分かっとゥんに突っ込むンは阿呆のやる事じゃ… 等と吐き捨てれば、岩場から立ち上がり、一度…今日の所は、この場から退こうと目論む、だろうか) [Sat 19 Aug 2006 19:13:53]
◆錫音 > 少なァとォ… (アレは、さっさとブチ壊した方が良い代物。 それが、頭の中で固まる結論。あの気狂い人形以外にも、どんなモノがあそこから飛び出すのか、分かったモノでは無い… ならば、早い内に手を打つのが当然、だが――) ―――――― (――だが、どうやって? どうやって、コレを破壊する。 遠目に見れば、地面に何らかの文様が刻まれている様子にも見えるが、其れを崩せば良いのか?否、そんな事をすれば逆効果になるかもしれないし―― 第一、己の力で崩せるようなものとも思えない。 つまり、己一人ではどうにも出来ない代物。 ) チッ… (自覚すれば、舌打ち漏らし… チィンと、軽く鍔鳴り一つ、慣らし… て) [Sat 19 Aug 2006 19:02:40]
◆錫音 > (さて、それではアレは何処に繋がっている? 答えを得るには、実際に飛び込むのが一番だろう、が―― この鬼娘に、其処までの度胸は無い。先日交戦した気狂い人形、アレも、あの向こうから来たのだとしたら―― その先に待っているのはどんな世界だ? 想像しただけで、背筋に怖気が走る。) ――――…… チ ィ… 何ぞゥ厄介なモン押し付けられっとゥんかァ?(その怖気を誤魔化す様に、小声… 愚痴を漏らせば、手を…ここ数日、何時もの様に刀の柄に。 何時でも抜き放てる様に、何時でも扱える様に握り締め… そして、深呼吸、一つ…二つと、吐き出し、て――…) [Sat 19 Aug 2006 18:55:06]
◆錫音 > ―――――― (姿勢は相変らず、その身を手頃な岩場に隠すかの様なソレ。 そんな体勢を取りながら、岩場より顔を僅かに覗かせて見遣るのは、紅い光…恐らくは『門』の様なモノだと推測されるソレ。) ―――――― (ソレを眺めて思い返すのは、先日の…気狂い人形と、ソレとの交戦の後姿を現した人影。 人形の方は兎も角として、あの…人影は、確かに紅い光から表れた。もし、それが見間違いでない―― ならば ) 『アレ』ァ…何処ゾゥ繋がっとぅ『門』じゃろゥの…(そうとしか、考えられない…だろう) [Sat 19 Aug 2006 18:49:24]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『調査、二日目。相変らず、距離は遠く――』 [Sat 19 Aug 2006 18:45:35]
お知らせ > ヴァレリアさんが退室されました。 『 黒い飛行物体は、そのまま北西へ。 』 [Sat 19 Aug 2006 13:49:14]
◆ヴァレリア > ( 先ずは「古城」へ寄るべきだ。 幾らかの補充は出来たとは言え、依然マスターには後ろ盾も安定した供給源もない。 魔界貨幣(も人間の街では役には立たないし、そういった問題を或いは「古城」ならば解決できるかもしれない。 幸いマスター・ヘキサは人間に酷似した種であるし、街への侵入も可能だろう。 この世界の通貨があって損は無い。 ) 【Let's go Master. It is the northwest. (行きましょうマスター。進路は北西です。)】 [Sat 19 Aug 2006 13:48:00]
◆ヴァレリア > 【"Castle" search.(“古城”発見。)】 【"Amaura" search.(“アマウラ”発見。)】 【Data update. (データ更新。)】 ( "Code:Valeria"に保存されているヴェイトス島のデータは100年前後古いようだ。 地形、規模、距離などの算出と現在の季節、時間等の訂正をする間、マスターは海も陸も空も見たいらしく、ぐるぐると縦横無尽に飛び回っている。 細かい問題は此方で解決しよう。 ) [Sat 19 Aug 2006 13:41:07]
◆ヴァレリア > ( ばさばさばさ、と何かが近くで羽ばたく音。 そして視界に広がる蒼。 眩しすぎる蒼。 落下から始まった突入は出口を迎えると共に上昇に入れ替わっていた。 眩しさに目を細めたマスターが目を開く前に、近くで羽ばたくのが野鳥だと杖は理解する。 眼下には青い海と緑色の大地、蒼穹に白い雲、光り輝く彼方には天体。 「門」を見張っている者が居れば、何か真っ黒な影が其処から飛び出して上空10mほどの地点で滞空しているのが分かるだろう。 ) 【Master. It arrived.(マスター、到着しました。)】 ( マスターは翼を広げて異界の光景を暫し眺めている。 彼女にとっては見た事も無いような奇妙な光景だろう。 ) 【Correspondence.(該当件あり。)】 【Here is "Veitos island".(ヴェイトス島です。)】 ( ぶわ、と森と海の匂いのする風が吹いて、マスターは暫しその流れに乗って空を舞った。 ) [Sat 19 Aug 2006 13:33:08]
◆ヴァレリア > ( 光量がマスターの視識範囲を超え、世界が光に包まれた後。 世界は再び色と形を形成し始め、加速の無い浮遊感から再び重力の影響を受け始める。 ) 【The exit. Please note acceleration.(出口のようです。減速してください。)】 ( 杖が注意を促して直ぐ、視界が極彩に包まれ、感覚が一斉に機能し始めた。 ) [Sat 19 Aug 2006 13:25:48]
お知らせ > ヴァレリアさんが来ました。 『 さて、魔方陣に飛び込んだ悪魔と杖がどうなったかというと――――。 』 [Sat 19 Aug 2006 13:20:23]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 堕ちて、落ちる。 地の底の更に底へ。 )』 [Sat 19 Aug 2006 05:54:16]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『浮遊感にも似た落下、そして―――。 』 [Sat 19 Aug 2006 05:51:48]
◆ザッハトルテ > ――…途中で気付いてしまった、それだけの話。 ( 主語も目的語も省いて、今度はこちらが曖昧な返事。 人のように在ろうと思った。 ―― 一度はそう思うようになったモノが、砂上の楼閣に気付いただけの話。 円筒状の中、大気の揺らぎを感じ取る。 鼓膜を叩く不規則な振動は手荒な歓待の声にも帰郷を迎える声のようにも聞こえる、そんな錯覚。 ) [Sat 19 Aug 2006 05:50:35]
◆マリィゴールド > ( 気狂いが二匹、地獄の釜底に降りて行くだけの事。 別に問題はない。 ) 最初から鬼ならばヒトの真似などしなくとも良いのに。 ( ヒトでないナニか、彼が緋色の少女の見せた貌もまた鬼の貌だったのだったのか? 詮無き事を考えながら、連れ立つ二匹は六芒星の中心へと消え征く。 ) [Sat 19 Aug 2006 05:37:51]
◆ザッハトルテ > ( 言葉少なの返答に、不機嫌を隠しもしない表情。 彼女にしては珍しいと思った――気狂いが二匹? それもきっとこの陣の所為だ。 ) ――…妙な事を仰いますな。 私は最初から鬼の属、為りたくても成りようが無いでしょう。 ( 本当のところは知りようもないが、記憶の糸を辿っても。 …だからこその可笑しな名。 人は人に洋菓子の名など付けはすまい、人としての名を与えられなかった証でもある。 ) その逆もだよ、マリィ。 私を盾に取られた場合も遠慮なく見捨てておしまいになると良い。 その方が早いと判断したなら、その剣で纏めて切り捨てて下さっても構わないよ。 ( 連れ立って陣へと踏み出す。 ――エスコートはすまい。 彼女は御嬢さんではないし、こちらもそれを請けたのだから。 ) [Sat 19 Aug 2006 05:29:27]
◆マリィゴールド > ( 生き物が死に絶え、魑魅魍魎が跋扈するこの方陣の前で――こうも普通の会話を続けると云うのは端から見れば気狂いが二匹。 猛っているだけにも見えようか。 ) この憤りは趣味が悪いんだよね――。 そのヒトコトに尽きるかな。 ( 仏頂面で短く応える。 正常か否か、この場で判断してくれる者なんて存在しない。 ) 誤解をしていたよトルテ。 ボクはてっきり君が ”鬼” に為りたくて、そうしているのかと思ったけども。 ( この青年は この吸血鬼は ”ヒト”になりたかったのだ。 ) 偽名ね……。 ( ザッハトルテと云う洋菓子の名前を名乗っておいて、と。 嗤う、自分も野畑に咲く花の名前だが。 ) 解った、物見遊山の序でに情報収集と行こう。 補足するけどトルテの言葉でソレは 『 自分が足手纏いになったら遠慮無く見捨ててくれ 』って事も含めての 解った だから。 ( 望郷の念は成就されるか、はたまた絶望だけが待っているのか。 鍔を伝う雨を指で払うと、法陣の中心へ歩みだそう。 ) [Sat 19 Aug 2006 05:17:50]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 雨音に気を取られたらしい )』 [Sat 19 Aug 2006 05:11:45]
◆ザッハトルテ > ( 無言で小さく首を横。 止まずの雨の子、滴が髪を伝って落ちた。 おそらくこちらの場合は憤りなどと言った、人間らしい感情に起因するものでも何でもないのだろうから。 ) 血の成せる業か。 ――…貴女の憤りが属に対する嫌悪感だと仰るのなら何とも業の深い話だけれど、それが同族嫌悪だとしたら、その判断が出来る限り、マリィ――貴女は正常だと思う。 …パプテスも人間も、皆勘違いするんだ。 浮き草には根っこは存在しないでしょう? あれと同じ。 私は優しくなんかない。 ただ「そうしなければいけない」「そうすべき」「人間はそうするもの」――そのように「知っている」だけ。 ( 表層が優しく見えたのだとしても、その根底には何も無いのだと。 折衷案には曖昧ながらも肯定の意を返して ) 依頼主には対外的に別の名を用いているけど、呼び方はどうぞ御自由に。 ――…「効率的に考えて」本気だよ。 ひとりで行くよりはその方が良い。 その代わり――最悪の事態、もし話の通じない、或いは会話に応じない何かによって盾に取られるような事が起これば、私は盾など無視して逃げる。 情報を持ち帰るのが最優先だから。 [Sat 19 Aug 2006 05:02:03]
◆マリィゴールド > ボクも昨日は―――随分と憤りがあったけども。 認めたくはないけども、此も『血』の顕れなのかな。 ( ニンゲンなら、先程の少女のように憔悴した顔を浮かべるだろう。 だが猛る想いは金髪の方にも存在した。 ) 少しね、驚いてるのかもね。 普段の優しいザッハ氏しか見てないから。 ( 指を離せば、風に靡くようにコートの裾が流れて。 思えば此の青年には謝られてばかりで。 ) 本人がいいなら何も云わないけど……。 じゃあ『マリィ』って呼んで欲しい。 ボクは『トルテ』とお呼びすれば良いかな。 ( ソレは折衷案にも似た提案。 ) 何かを得たいワケじゃないよ……―――。 ( 見てみたいだけ。 どうしても押さえられない衝動。 ) だから―――って、え? ( 聞き違いだろうか? 青年は同伴と云ったような。 ) ……――冗談なら怒りたいんだけど。 ソレ本気? ( 青年は冗談を言う性格では無かった。 今度は金髪が問い返す番だった。 ) [Sat 19 Aug 2006 04:44:11]
◆ザッハトルテ > ( 指摘を受けて、それで漸く歯痒さの正体を思い知る。 魔方陣の向こうに潜む何かに対し、言うほどの暴虐を揮える腕を持っているとは思えない。 それでいて尚抑えきれずにいるこれ≠ヘ―― ) …自分がこうも好戦的だとは、我ながら思わなんだ。 ――… ( 肺を満たした瘴気を吐き出し、肩を落として ) 焦ってなんか居ない。 …情は時として正常な判断を狂わせる、それだけの事。 そんなに困った顔をしないで―― ( 彼女の秀麗な顔立ちを曇らせるそれが困惑なのは判る。 けれど、困惑に到る心の機微が判らない。 翻る外套の襟を黙視してから ) …私の名が可笑しいのは、それは良いんです。 それよりでは何と御呼びすれば機嫌を直して戴けますか、マリィゴールド――…? ( 返答を待ちながら ) 故郷を知って、その先に何があると仰るのです。 何処かの誰かじゃあるまいし、「親」の顔が見たいとでも? ――… ( 間 ) …意味の無い事をしてみたくなる事もある。 どうしても貴女が行くと仰るのなら、私も同伴するよ。 [Sat 19 Aug 2006 04:26:24]
◆マリィゴールド > ―――気にならない? もしかしたらボク達の故郷かも知れないんだよ此の先は。 ( コートの端を摘んだ儘、平素の表情の儘に表情を作り損ねた同族に答える。 ) [Sat 19 Aug 2006 04:10:24]
◆マリィゴールド > 悪の親玉が出て来て得意げに真相を話してくれれば何も云う事はないんだけど―――。 ( 相変わらず空は曇天模様。 足元の毒々しい魔法陣の光だけが二人を朧気に照らし出すだけ。 ) 誠意ある説得に応じて貰うしかないかな。 ボクはちょっと暴力は苦手なんだけど………ザッハ氏、随分と気が逸ってない? ( 先刻から剣呑な発言の目立つ同族。 潔癖な彼には此処の空気は品がないのだろうか。 僅かに浮かず眉間の皺。 ) じゃあボクがこの先で魔物を討伐するのも効率の問題だけで止めるの? 何を焦っているのか知らないけども……。 ( 或いは、あの鳶色の瞳を持つ少女との邂逅が彼にとってマイナスに作用したのか。 眉間の皺を解けば、困った顔で。 ) ザッハ氏――自分の名前で当て嵌めて云ってる? マリーは女性名詞だけども、男が名乗っちゃイケナイ理由のが余程不思議だね。 服装だって、そう。 ( 一方お菓子の名を冠する同族に呆れ顔で。 スカートのように外套の襟を摘めばひらりと揺る返す。 ) [Sat 19 Aug 2006 04:08:13]
◆ザッハトルテ > …正常な判断で行きたいと、そう仰るか。 ( 人並みの情感を持っていれば渋面も作れようものが、そうはなれずに表情を作れずじまいのモノが問う。 ) [Sat 19 Aug 2006 03:51:46]
◆ザッハトルテ > それも込みで調査、か。 …判ってる。 判っちゃいるが歯痒い話―― ( 組んでいた腕を解いて掌に拳を打ち付ける仕草。 焦燥に近い、別の何かが燻っている自覚はある。 ) 逆に言えば生きてさえいれば良い。 ――言葉が通じるのならね? 多少協力的になって戴く為に腕の一本くらい失敬するのも手でしょうよ。 もっとも生かしたままの捕縛はその逆の3倍は難しいそうですが。 ( 能面が物騒な言葉を吐いた ) ―――――――― ( 腕を下ろして ) …心配なんか知らない。 大変申し訳ないが、知らないものはしようが無いじゃないですか――謝罪ついでに言わせて戴くと、もし貴女の御名前がアドン・サムソンとでも仰るのならば話は別だけど。 名前と云うのは本人が思う以上に他者に強固な印象を与えるものだと思います。 ( まるで女性名だからこそ女性扱いなのだと言わんばかり。 それに貴女の今の眼差しは、花園やドレスに憧れる令嬢のそれと同じじゃないか――血の色した毒花妖華の咲き乱れる庭園で、黒衣のドレスを靡かせて。 ならば足を飾るは呪いの赤い靴? ) ――――… ( 考える。 ) [Sat 19 Aug 2006 03:50:36]
◆マリィゴールド > 明確な意思が感じられないとは思う――。 少なくとも、此の魔法陣だけじゃあ。 ( 正規の魔術師では扱える筈もない魔力。 ソレは解る、そして魔物が目撃された。 だが其の先は、まだ霧の掛かった雲の向こうの御話。 ) 生きた儘と云うのが一番の問題だね……。 効率かァ―――ザッハ氏そこで「心配です」って嘘でも言って欲しかったな。 ( 「ボクは心配だよ」 と能面のように変わらぬ口調で答える青年に首を傾げてみせる。 ) 一つ我が儘を言わせて貰うと、ボクは魔法陣よりも魔物よりも……この先にあるモノのが気になるんだけど。 ( 指を指すのは鳶色の少女が消えた魔法陣の中心。 ) だからお嬢さんじゃないよボクは。 ( 拗ねたような口ぶり、未だ女性扱いである。 ) 討伐はしないけども、行ってみたいね。 魔物が来た場所に。 ( 熱に浮かれたように、口走るのは憧れを孕み出た言葉。 ) [Sat 19 Aug 2006 03:35:26]
◆ザッハトルテ > 明確な意思――…本当だ。 彼らの目的は何なんだろう。 ( 考える。 これだけの――と言っても自分にはその規模の見当もつかないのだが――呪印を刻んだ何者かに全く意思が無いとは考え難い。 何処かの魔術師が強大な召喚術に挑んだは良いが、呼び出されたモノにあっさり喰われて陣だけが残りました――その可能性も無くは無いが。 ) 言葉が通じる相手ならば捕獲できれば理想だろうね。 それが叶ったならばその場で私は依頼を降りても構わない、生きた証拠を持って市に帰るのが一番早いと思うし… ? ( 雨降る晩、痩せた不毛の地に一輪の花が咲き誇るのを見た。 華のようと云うよりは悪戯を決めた子供のよう、碧眼が鮮やかに煌いている。 「その方が効率的でしょう」とそれだけ答えて ) 曳かれる と忌避が半々かな。 大聖堂で感じる空気と、正反対なのに良く似ている――… ( 左目だけの赤が僅か目を剥いて ) 調子が良いって…それは。 ( こちらは相反する感覚に揺さ振られて軽く吐き気がするのだから。 ) ――――この先に潜むモノと纏めて貴女も討伐とか、止めて下さいねマリィゴールド嬢。 冗談にしても趣味が悪い。 [Sat 19 Aug 2006 03:20:24]
◆マリィゴールド > 仮に―――明確な意思の元、此方側を侵攻する気なら。 ボク達が此処に来る前に襲撃されていると思うね。 目的も未だ解っていないし。 ( 此だけの魔法陣、遅かれ早かれニンゲンも調査し対策を考えるだろうと。 西の空、雲に覆われたアマウラの方角に視線を向け。 ) 出来れば撃退よりも捕獲のが良いね向こうの情報は何も知らないワケだから。 ………ソレって心配してくれてるの? ( 何気ない言葉に、ふと視線を向け。 彼が心配してくれるとは珍しいと、ニッコリと底意地の悪い表情で尋ねる。。 ) こっちに来てから調子が良い位だからね、惹かれるんだザッハ氏も。 ( 「曳かれる」なのが彼らしいと思う反面、冗談でなく魔を宿す身としては「箍」が外れる可能性も確かにあった。 ) [Sat 19 Aug 2006 03:06:30]
◆ザッハトルテ > ( PL:魔界PCさんがヴェイトスに向かっているとは限らない模様。 スルー願います…!orz ) [Sat 19 Aug 2006 03:04:37]
◆ザッハトルテ > ( 他の一切の顔ぶれを知らないのはこちらも同じ、雨曝しの前髪の下、僅かに眉も下がろうもの。 ) 「既に散ってしまった」か――明日明後日辺りにアマウラが襲撃されなければ良いけど。 もっともアマウラに何ぞあればそれで各団体も重い腰を上げるかも知れないがね。 ( 「彼ら」の多くが古城を経由してヴェイトス市へと向かっているとは知らない。 こんな時に限って雨続き、足跡を辿るのも最早難しいだろう。 ) 彼女とは姿を見かけ次第、できるだけ接触するようにと約束をしてある。 ナナオ嬢が見たものがそうであったように、好戦的な相手ならば敵の頭数はこの際抑止力足り得る。 ――…貴女もですよマリィゴールド嬢。 この場合単独行動は危険だと思う――… ( 濃い瘴気とやらを敢えて深く肺に満たして ) ある意味、彼ら以上に我々にとっても。 なまじ属が「こちら側」だけに曳かれそうな気がする。 [Sat 19 Aug 2006 02:54:11]
◆マリィゴールド > 残念だけどボクは君達の名前も知らなかったワケだし、調査隊が誰だか把握はしてない。 ( 帽子の下、面目ないと言う顔で。 朱鷺ノ京系の名前はあるにはあったが、ヴェイトス市には珍しくもないと。 ) 知り合いかァ、ナナオは顔が広いんだね。 ボクには余り心当たりはないけども。 ( 種族故に、その辺りとの交流はサッパリである。 現在の所、後手に回りすぎである。 ) ちょっとナナオ、余り無理しない方が―――。 ( 止める間も無く、行ってしまった冒険者。 ニンゲンとは時に勇敢なのだと知る。 彼女を見送ってから言葉を開いた青年に、苦いモノが零れる。 ) 何が召還されて―――既にヴェイトスに散ってしまった以上。 手遅れの可能性もあるんじゃないかな、シェーラってヒト大丈夫? ( 足跡がこれだけ発見されたのだから、と ) ナナオの手前云えなかったけど、この瘴気じゃニンゲンには毒だよ。 [Sat 19 Aug 2006 02:44:01]
◆ザッハトルテ > ――…証拠が無いのが惜しまれるな。 火事の可能性があるから見て来いと言われていざそこに火の手があった時、個人レベルでの消化が見込めるかどうかにもよるけれど――報告と消火活動のどちらを優先するか。 ( この場合は現状、炎の痕跡は見出せないと云ったところか。 ただ、 ) 私は生憎こっちには詳しくない。 けどマリィゴールド嬢、貴女が規格外の魔法と仰るのなら――規格外の何かがここにはあるのでしょう。 ( とんでもない大火。 ) …結果論だけれど、先ほどのおふたりのように、調査組が御互いを認識していないのが痛手だね。 ( と、大胆に魔方陣を踏み越える背中にも聞こえるように ) ――調査組の中に私の知り合いがもうひとり居られる。 シェーラと云う健啖家の女性を見かけたら、彼女は信用して良いと思ってほしい―― ( 健啖家言った。 誰かがどこかに土下座スラッシュ。 ――さて、カンテラの光が見えなくなってから ) ――…後手後手にならざるを得ない、か。 時既に遅しとならなければ良いのだけれど。 [Sat 19 Aug 2006 02:36:53]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『古典的に魔法陣の上にトラバサミと落とし穴敷き詰めるとかどうよ。 (古典的過ぎる)』 [Sat 19 Aug 2006 02:32:00]
◆ナナオ > ―――ともあれ。 (肩を竦めて) もう少し調査しなきゃいけないのは事実。 それに、「ぶっ壊す」なんてアタシが思っても、どうにもできないしね。――出来る事からやるさ。 ――ってことでさ。 アタシ、反対側見てくる。 (カンテラをふらと揺らし、魔法陣のど真ん中を突っ切るコースで歩き出した。――昨日既に、魔法陣の中でどたばたした後なので、踏み込む事に躊躇はない。)―― なんかあったら呼ぶから。( 二人の間をすり抜けて) [Sat 19 Aug 2006 02:31:00]
◆ナナオ > アマウラの依頼人なら知ってるんじゃないかな……調査隊メンバー。(アタシ、メンバー確認してないんだよね、と付け加え) もしかしたら、そっち系の人が一人二人居るかもしれない。 (ひっそりと顔見知りの某人がいるのだが、その人が既に捕獲され、エライ事されてるなんて知らない。 ――彼女の足取りが途絶えた事すら気が付いて居ないのだ) もし調査員の中に居なくても、知り合いになら…一応何人かは。ただ、力を借りれるかどうかは別だけど。(…アザリーさんとジャスティスさん。それに一花や菫くらいか。――番外編で、イコトと名乗ったあの人と、大聖堂に居たシスター。 ――ちくり――都合よく利用しているだけの赤毛は、一人で苦笑い) 依頼人はアマウラの住人なんでしょ? アマウラのお偉いさんに突きつけて動かしたいんだろうさ。 でも、なんていうのかな。 ……既にそう言う…「連絡待ち」「対応待ち」みたいなのやってたら、遅い気がするんだよね―……。それにさ。…今現在の結果を報告したら、遅かれ早かれ、この魔法陣は潰されるか消されるかの決定がされるんでしょうよ。 ――それを考えたら、まぁ各方面にこっそり耳打ちしておくのは良いことになるかはともかく、悪い事にはならないんじゃない? [Sat 19 Aug 2006 02:26:29]
◆マリィゴールド > ( 残念ながら空気を読めても、器用に立ち回る事は出来ない蝙蝠。 両者の顔を眺めて、小さく肩を竦ませるしか出来ない。 こういう時青年は頑として譲らない事は知っている。 ) ナナオもザッハ氏もやる気なのは良いけどボク達は調査で”ヴェイトス市”から派遣されているワケで―――。 アマウラが危険性について気付いているならとっくに『オンミョウリョウ』が動くだろうし。 出来る事は調べる事じゃないのかな。 ( 消極的と言うか、残念ながら自分達の意見だけで様々なギルドが動くとは思えない。 相互に極力関係ばかりではないのだから。 ) ザッハ氏、この魔力から見るに防御の必要がないってのが一番可能性が高いと思うんだ………。 兎に角、規格外の魔法だね、誰が作ったか考えたくないよ。 ボク達だけじゃどうにもなさなそうだ。 ( お伽噺ではあるまいし、と足元の魔法陣を見ながらお手上げのポォズ。 ) [Sat 19 Aug 2006 02:20:31]
◆ザッハトルテ > ( 「もう」友達でも何でも無い、そう言いかけて流石に思い留まった。 今ここで話すべきじゃない。 ――じゃあ、後でなら話す気か? 彼女ならば聞いてくれるだろうよ。 叱り飛ばしてもくれるだろう。 ――それに甘えて、免罪符を貰ったからそれでチャラにしようとでも? ) ( …まさか。) …そんなものが今更何の脅威になるものか。 ( 降りしきる雨を払うふりして首を横。 そのまま視線を魔方陣に固定して、吐き捨てるような声はツッコミに対する反意ではなくこの禍々しい陣に対する敵意の表れ。 短く息を吐き出して ) ――…調査組の中にスターブルーム≠烽オくは聖堂絡みの人は居ないんだろうか。 魔術師ならこの手のものには詳しいだろうし、後者に於いては言わずもがな。 不仲を以って知られる両者が結託するとは言い切れないのが難点だけれど――… 足跡? ( 瞬きの後、羽織の下で腕を組み ) それはー… 防衛可能な何か≠ェすぐにでも出入りできるから、だから守護陣も必要ないって意味じゃ…? ( 或いはこれだけの魔方陣の事、何処かにその為の呪印も織り込み済みなのかも知れない。 素人判断はできないのだが。 ) [Sat 19 Aug 2006 02:11:17]
◆ナナオ > (――やり辛い。 気まずい。 あの日から、避けてもいたし、顔を見ても他人のフリもしていた。 ――それが、こんな所で、こんな形で再開するなんて思わなかった。 それこそ「ふってわいた」レベル。フードの下で、曖昧な笑みを浮かべて、視線を逸らす) 厄介な風邪があったもんだ。 魔物どもが大蒜と聖水の香水をかけてたらどうするんだか。(何時ぞやの遺跡の仕事では、ぶっ倒れた誰かさんを思い出して、ぼそぼそと低い声で突っ込んだ) (マリィゴールドが、色々察したような顔でこちらを見ているのが、なんとも居心地が悪い。へら、と中途半端な笑みを見せ) 此方こそ、よろしく。――(魔法陣。言われて、改めて視線を向ける。 昨日と変わらぬ姿を見せる赤い光) 魔法陣から出てくるのを見たわけじゃないから、断言はできないよ。 まぁ、足跡の数とかみると、何かが、此処に集合して、どこかに立ち去ったのは間違いないけど。――――。 ―――。(意外にぶっちゃけた提案をした男を見上げ) ……いいんじゃない?潰す。(同意した) …歴史的遺産とか、そういうもんじゃないのは、アマウラの住人が一番知ってるでしょうよ。 ここから湧いてくるってぇなら、塞がなきゃなんないし。 ――パプテスじゃないと駄目かな。アマウラや出島にも、神、仏、八百万の「後光パワー」っぽいのじゃ。 (雨でぬかるんだ足元を見た。――この雨の中でも赤い光が消えないという事は、まぁ、分かりきっていたことだが、「火」や「墨」の類じゃないのは間違いない むぅ。と唸って) [Sat 19 Aug 2006 01:59:56]
◆マリィゴールド > ( 活発な印象を受けた少女の歯切れの悪い言葉、青年の慇懃な言い回し。 少しの付き合いでも、青年が心の壁を全開にしているのが見て取れる。 互いに意識しているのに、二人の双眸はお互いを捉えていない。 ) 相変わらず青春スーツ着用してるんだから………。 ( 気まずい二人の自己紹介に、ボソリと呟いた言葉。 同族の言い訳というか参加の理由には「そうなんだ」とヒトコト、ひとまずは納得しておいた。 ) 変な事訊いちゃってゴメン。 じゃあナナオ、ザッハ氏の友達ならボクも友達って事で一つ宜しく。 ( 改めて挨拶、手をひらりと。 ) 召還の為の魔法陣なら、普通は外側の円周にそって呪文やら防御の為の護りがある筈なんだけど……。 まっ素人意見だけど未だ魔法陣が生きてる所を見るとナナオの言う通りかもね。 普通なら……クリスティアや大聖堂に依頼して消しちゃうのが一番じゃないかな。 ( 「潰すって……」 青年にしては過激な言葉に、この土地で初めて危険と言う言葉を使いたい気分。 顔が引き攣った。 ) [Sat 19 Aug 2006 01:46:28]
◆ザッハトルテ > 時々意味の無い事を意味も無くしたくなる。 …風邪に罹るようなものだと思う。 ( 依頼を受けた理由はその程度、という事。 詭弁を以って人間の彼女を謀ろうとする黒尽くめの同胞を目だけで追って、ひとりになったら行き場の無い懺悔をするのだろうなと勝手に思った。 騙して御免なさい、と。 ) ――…貴女とも御久しぶりです。 元気そうで何より。 ( 言葉を濁した人は既に、こちらの名を呼んでいた。 だから初見のふりをする必要は無いのだと ) ――…とまあ、その程度の♀ヤ柄なのでどうか誤解はなさらないように願います。 ( 淡とした態度の中で、何かと何かがもう滅茶苦茶。 一度ぶっ壊れたものなど二度と元には戻るものか―― 一連の穏やかでない話を聞いてからの、述べる意見はそんな自棄がダイレクトに出た形 ) …そんな獰猛なモノが続々と現れては堪ったものじゃないね。 もう少し調査は必要かも知れないけれど――… ( 足元の砂を払うように革靴で大きく、魔方陣の外縁を横に薙ぐ。 ――勿論それで陣が消えたりはしないけれど ) …潰してしまえませんかね。 こんなもの。 [Sat 19 Aug 2006 01:33:56]
◆ナナオ > (自分が馬の上に居た時から覗かれていたなんて知らない赤毛は、友人「だった」男の態度にうろたえた。――予想外中の予想外。 雨避けのフードの下で、鳶色の双眸がふらりと揺れた。) ――…っマリィゴールドさんとも知り合いッ…?! (美男美女。この場合は美男美男?なんだろうか。本当に場所とタイミングがよければ、もう少し夢心地というか、色々滅多に帯剣できない幸福を味わっていただろうに…!!――なんて、お気楽な事を考える一方で、二人の間を視線が何度も行ったり着たり。 ) (知り合いか?) あ、私”も” ――――……(言いかけて、止まった。 彼の声が、色々な事を引き摺り出してくれる。 雨音の中に言葉の続きをひっそり逃がして、 フードを目深く被る事で言葉を濁した) 私から言わせれば、二人とも『なんでこんな所に』だ。 二人して、こんな事に向いてなさそうな顔してるのに。 ナナオでいいよ。ミスとかいらな――。 ……。(間)自分で言うのも悲しいけど、 …ありえないから。 (余りにも現実味がなさ過ぎて、慌てるのも通り過ぎて逆に、淡々と否定した。右手がパタパタ横に振られる。――警戒?友人だった彼の友人ならば、平気だろうと、あっさり警戒解除) ――…あー…。まだ、断定はできないけれど――(言葉を濁しながらも、昨日の事や、一昨日の事を簡単に話して)――魔法陣が、ありきたりな「召還のための魔法陣」なら、これからもっと昨日の見たいのが沸いてくるんだろうよ。 [Sat 19 Aug 2006 01:23:13]
◆マリィゴールド > ( 一方冒険者の少女を見て、仰々しい姿だと目を丸くする吸血鬼もいた。 此方は荷物らしい荷物など零、しかも灯りも持っていない。 街に長い事住む吸血鬼はこんな所からズレるらしい。 ) イエロティアの血筋は夜目が利かないんだっけか。 ボク等は比較的見えるよ。 ( ソレは詭弁。 だが最もらしい嘘。 そしてどうやら既知らしい二人。 重なった声でまた驚きの声が被さる。 ) 二人とも知り合いなんだ……。 ちょっとザッハ氏、君の方が街から出たく無いって普段から零してた癖に。 ミスナナオは、じゃあザッハ氏の―――元恋人? ( 少し不満を垂れながらも、驚いたのは此の本の虫である青年が既知とする女性。 関係が全く見えない、交互に二人を眺めては 「へぇ」とか 「はぁ」 とか、そんな言葉にもならない感嘆の声を上げる。 青年を「隅に置けない」とかそんな目で見てたそうな。 ) そうそう、魔物の原因は――アレなんだろうね。 噂は本当だったって事。 ( ニンゲン関係の入り組んだ一瞬だった、何故か声の固い青年。 だが脳味噌が砂漠化してない蝙蝠は温かいオツムで 「まぁ良いか」 と納得する事にしたらしい。 ) [Sat 19 Aug 2006 01:15:48]
◆ザッハトルテ > ( 一方馬上に座したもうおひとかたの姿は、フード付きの外套が遮ってここからでは良く見えなかった。 ――それでもたかだか半年前の話、砂の数粒が落ちる程度の前の話。 雨がフードがその声を遮ろうが、その声の主を忘れて居る訳がない。 ――…だからこそ。 声音も情感に乏しい表情も、どこか硬いものになっていた ) その言葉はそっくり御返しします――と、申し上げたいところですが。 …おそらく目的は同じだと。( アマウラ東北東の調査依頼、大地に描かれた魔方陣。 ) 「あっち」はおかげさまで無事滞りなく乗り越えました。 ――傘を預かってます。 ( そこまでは麗人へ。 次いで馬上の人へと ) 彼女は私の知り合いです。 御互い柄にもなく街の外へ出たかったと、そんなところだと思って戴ければ。 ( ――ここで相好を崩してはいけない。 何の為にあの時さよならと言ったのか、そこを忘れるなヒトデナシ=\―…口調は更に硬くなっていたと思う。 ) 立ち聞きをするつもりはなかったけれど、魔物と聞こえた。 ――ここは「そう云う場所」だと、そんな認識と受け止めてよろしいか。 [Sat 19 Aug 2006 01:04:28]
◆ナナオ > (近づくにつれ、マリィゴールドと名乗った相手が、どうしてこんな所にいるんだろうと、心底不思議に思った。 下ろしたての衣装を纏ったようなマリィゴールドの姿に、眉が跳ね上がる) なんとなくでしかないから――ところで……(新たな来訪者は迷いなく此方に近づいてくるように見えた。) ―― 知り合い? てか、”見える”の?(パチ、と瞬き。自分には相手が男なのか女なのかすら分からなかった。 それも、近づくにつ夜のヴェールが捲られていくんだろう。) …な、ぇ?(目を丸く)――…何でザッハトルテさんがこんな所に居るのよ?(マリィゴールドが「ザッハ氏」と、親しそうに呼ぶ声と、赤毛の声は重なった) [Sat 19 Aug 2006 00:56:26]
◆マリィゴールド > ( 幸いにして未だ魔物との遭遇も無し。 鞍から飛び降り近付いて来る人影、女性にしては品が無いと本物の貴族なら言う所でも「元気があって魅力的だ」だと宣うのは此の蝙蝠だ。 鳶色の少女が持つカンテラの灯りに浮かび上がるのはコート姿の青年風貌。 身に付けているモノは全て新品であり冒険者には見えないだろう。 ) 貴女に掛かった魔法は零時を過ぎても解けませんよ。 しかし―――魔物、そうか難しく考える必要も無かったのか。 ( 女性を前にすると舌が良く回る回る。 そして一人得心したように頻りに「成る程なァ」などと魔法陣を見ながら呟く。 ) お嬢さんはコチラ――。 書籍ギルドの方は大丈夫なの? 約束も何も……何でザッハ氏がこんな所に居るのさ。 ( 全身フードの少女を指さしながら思わず声のトーンも大きくなる 「食中毒で大変だったんじゃないの?」 と胡乱な目をした。 梟を見た時はまさかと思ったが本当だったらしい。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:47:57]
◆ザッハトルテ > ( 斥候の任を帯びたモノが更に斥候として飛ばした梟。 そいつに下した命は「何者かがそこに居るか」を確かめるものであり、「それが誰であるか」までは託していなかった。 ――男装の麗人が快適温度の温泉であるなら、差し詰めこちらの脳ミソは夏の熱気に干からびていた。 そもそも敵とも味方とも知れぬ存在がふたつ見えていながらのこのこと一直線に歩いてくる辺りからして。 ) ―――――――― ( 視認可能な距離まで近づいた頃、聞こえてきたのは雨とフードとによって少しばかりくぐもった訝しげな声―― ) たった今待ち合わせを取り付けました。 ――…御機嫌よう、マリィゴールド嬢。 ( 雨中を裂いて横合いよりの返答。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:40:10]
◆ナナオ > (昨日の今日で、場所も場所――普段ならば、もう少し違った態度が取れただろうが、仕方ない。馬は此処から動こうとしないから、昨日と同じ場所に置いていく事になる。 鞍から一気に飛び降りて) 世辞が上手い。 むず痒くなるよ、止めて頂戴。 ――昨日、ここらでシンデレラもびっくりなバケモノとやりあった後でね。 人間でも獣でもない、まさしく「魔物」ってぇ奴と。 魔法陣のそばだし?だから、なんとなくだよ。(何気なく口にした『魔界』の単語は、本当に偶然でしかない。 この魔法陣が魔界に繋がってるとも思っちゃいない女は、カンテラ片手に、ゆっくりと近寄って行き) 此方こそよろし――…?(マリィゴールドの視線につられるように同じ所を眺めて) ――――。 (暗闇の中で、何かが動いているように見えた。だが、夜目の効かぬ双眸には、輪郭らしいものが見えるだけ。目を凝らし) ―――? (30歩ほど向こうにいるマリィゴールドが、気の抜けた声をだした。 ) 本当に待ち合わせ? ――こんな所で。 [Sat 19 Aug 2006 00:34:11]
◆マリィゴールド > ( 記憶を幾ら掘り返しても、初対面の女性に良い反応をされた事が無い蝙蝠は聞き慣れた声に安堵し、そして情けなくもなった。 ニンゲンよりは余裕あるのは種族故だろうが、毛の逆立った猫につい手を伸ばしてしまうのはこの蝙蝠の趣味である。 ) 生憎と古今東西の美女は覚えているつもりでしたが貴女のお名前を存じ上げてなかった無礼は詫びましょう、魔界の王子様も貴方を置いて行っては名が廃ると言うモノですよ。 ソレよりも何故魔界だと? 恥の上塗りだけど、昨日着いたばかりで。 ( 娯楽小説は兎も角、気になったのか鍔を摘んで鳶色の夫人を見上げよう。 ) 同じ気分ですが、依頼を放り投げては臆病と言われるでしょう僭越ながらご一緒に――― ( 言葉が切れる、こんな場所に鳥?しかも梟? ) ―――は? 何で? ( 取り繕った仮面が剥がれ、蝙蝠の地が出た。 オツムに適温の温泉が湧いてると言われてる蝙蝠だが。 自分も今同じ方法で探ろうとしたのだから気付くと言うモノ。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:23:52]
◆梟 > ( 旋回の間、猛禽の金目は獣特有の無遠慮さで眼下に立ち尽くすふたつの影を見下ろした。 両者の間に緊迫した空気があった事も、表面上に過ぎずと言えどそれがすぐに緩められた事も、そこまではトリアタマは斟酌しない。 ――できない。 だからこそ、判断はその飼い主に委ねられる。 鴉のように威嚇する喉を持たぬ梟はやがて一直線に飛び去ろう。 そして間を置かずして同一の方角より雨の向こうより、徒歩の人影が姿を見せる。 足取りは決して早くはないが、徐々にその輪郭は明らかになろう。 ――期せずしておふたりとは既知関係にある吸血鬼の姿。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:21:19]
◆ナナオ > (馬上の女の返答は、貴方が問うてから答えるまでに、やけに間が空く。 また、女の声一つ一つに薄っぺらい演技が混じっているのにも、気が付けるかもしれない。――まぁ、直ぐに分かることは、毛をおったてた猫のように、警戒心丸出しって事だ) 貴族の子飼い?――随分と凄い人が来たもんだ。 魔界のプリンスさまがお相手とか言わないで頂戴よ。 ルーベット=ラ=レーテ嬢みたいな豪胆さはもってないわ。(※魔界のプリンスさまが夢中になった人間のお相手。とある娯楽小説の人物である――長い注釈終了。※) できれば直ぐに宿屋に帰って、柔らかい布団の中でごろごろしたいんだが、なんせ仕事の期日はまっちゃくれない。タイムイズマネー。 ――マリィゴールドさんさえよければ、ご一緒しても? (フードの裾を少しめくって、鳶色の瞳を覗かせた) [Sat 19 Aug 2006 00:13:04]
◆梟 > ( それは存在そのものからして先の鴉と酷似したモノならば、取る行動も非常に似通っていた。 斥候による斥候である以上、或いはそれも予定調和のうちか。 本来雨を嫌うであろう梟はその姿を晒しながら、やけに低い高度――ふたりの人影のほんの少し上――の至近を旋回して飛んだ。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:05:08]
◆マリィゴールド > ( 丘の上と下で睨み合う二人、互いに腹のさぐり合い。 油断無く構えていた黒ずくめが、ふと力を抜いたのは人影の返答が帰って来てから直後。 ) ボクもヴェイトス市から派遣された、貴族の子飼いで使いっ走りだよ。 ボクは調査に来たけども、ここにはお宝ならなさそうだよトレジャーハンター? ( 軽口に答えたのは其れまでとは打って変わって軽い調子である。 人影が女性であると言う事に大きく起因しているなどとは知り合いならば解りそうだが。 ) 名前は―――マリィゴールド。 ミスナナオ、これからボクは魔法陣の中に行こうかと思っているんだけど君は此の儘調査するのかな? ( 立ち去るなら大変遺憾ではあるが、仕方なし。 先ずは此方の出方を告げよう。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:04:02]
お知らせ > 梟さんが来ました。 『( それは先の鴉を模倣するように。 )』 [Sat 19 Aug 2006 00:03:20]
◆人影 > ( 声は年若い女――に聞こえた。 呼びかけられた内容に、素直に答えるか、誤魔化すか――迷う間が空いて) ビンゴだ。 (素直に答えることにした。向こうがもし、人型の魔物だろうが、盗賊だろうが、こちらが嘘をついたりして、信用を失うような事をしても仕方ない。 気を抜くことはしないが――) ハンターズギルド所属ナナオ=サムイール―――……あんたは?こんな所を散歩しているようには見えないね。 逢引かい? (化け物との。と、心の中でつぶやいて) [Fri 18 Aug 2006 23:55:42]
◆マリィゴールド > ( 此処に来て二日目、雨の向こうに蠢く者は見たがハッキリとした人影は此が初めての遭遇だった。 雨の滴る鍔の奧よりジィと丘の上の人物を見据える。 暫く睨み合いが続くが、人影を旋回していた鴉が戻って来ると蝙蝠は腰に伸ばした手を収める―。 ) ――ヴェイトスから来た調査員の人だとお見受けしますが。 ( 先ず緊張を破ったのは蝙蝠の方だった。 雨の中、やや高い声が大地に響く。 鴉が戻って来たのだから、敵ではないと判断したのだろうか。 ) [Fri 18 Aug 2006 23:47:52]
◆人影 > (昨日の事もあり、正直一日二日療養と称してアマウラで羽を伸ばしたかったが、仕事の期日があるのでそうも行かない。 足の傷―浅かったが、傷の幅が長く大きい―の処置をしたら、一眠りしてとんぼ返りだ。 ――やな仕事請けちゃったな―何て思っても後の祭りである。 )――…人、昨日のオッピロゲ、どっちだ―…? どうせなら男形態のチグハグで来いよな。「息子さん小さいですね」って言ってやるから―…(ぶつぶつと口の中で独り言を言いながら、目を凝らす。 と――頭上で鳥が鳴いた。 違和感 鳥 夜 鳴き声 ) ―――ッ!! (頭上の鴉を見上げて、魔法陣の傍に佇む人物――どうやら魔力光に照らされていても、黒尽くめなので、見分けがつきづらいらしい――此方も、馬の上で腰の剣へと手を伸ばし) ―――畜生、調査員なのか、それ以外なのかわかりゃしねぇ・・・!! [Fri 18 Aug 2006 23:41:12]
◆マリィゴールド > ( 飛び立った鴉を静かに見守っていただけの蝙蝠だったが、突如鴉が進路を変えた事に眉を曇らせた。 鴉は翼を広げ大きく旋回すると背後の小高い丘へと向かう。 ) ―――。 ( 振り返る先、雨で視界が遮られているが誰かが立っているのをハッキリと吸血鬼の瞳で捉えた。 鴉は丘の上まで一気に飛翔すると、威嚇するように嘶く。 蝙蝠は腰の剣へと静かに手を伸ばす、人影から見れば暗闇の中でも魔法陣の赤黒い光に黒づくめの影が見下ろせるだろう。 ) [Fri 18 Aug 2006 23:32:55]
◆人影 > (先ほどまで轟々と降っていた雨も弱まり、赤い魔法陣が夜霧に似た雨の中に浮かぶ――その魔法陣の傍に、誰かいる。 ) ……………。 ( 魔法陣を見下ろす事が出来る小高い丘の上――雨避けの外套をすっぽりと被った人影は、馬の背の上で魔法陣を見下ろしていた。夜目の効かない双眸に写るのは、『影が動いてる』程度にしか分からないが) [Fri 18 Aug 2006 23:26:46]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『(誰かが居る、と思った。)』 [Fri 18 Aug 2006 23:23:26]
◆マリィゴールド > ( 鴉は肩の上に止まると甘えるように頬をすり寄せて来る。 ) ―――良い子だ。 ( 未だ血の滲む指で、漆黒の頭を撫でてやると鴉は目を瞑り満足げにその手を受け入れる。 ) 場所は解ってるだろ、お行き。 ( 蝙蝠の見据える先は、魔法陣の中心部。 瘴気で景色が歪む程の場所。 鴉は一際甲高く啼くと、其処に向かい飛び立ち黒い羽根が数本雨に散った。 ) [Fri 18 Aug 2006 23:22:17]
◆マリィゴールド > ( どれ程血を垂らしたか、骸がぴくり――と身体を戦慄かせた。 感情の灯らぬ碧眼が静かにソレを見下ろす。 泥にまみれた羽根は出鱈目に、嘴は千切れそうな程に開かれ。 甲高い鳴き声を何度も上げている。 おぞましくも其れは誕生。 藻掻き苦しみ、泥を跳ね上げる鴉の死骸はやがて静かになっていく。 其処には生前と変わらぬ鴉がいた。 正確には鴉ではなく、別の生き物が。 ) [Fri 18 Aug 2006 23:14:44]
◆マリィゴールド > ( 徐に革手袋を脱ぐと、白い指先を自分の口元へと寄せ。 雨の中、指先の皮を突き破り肉へと牙が突き刺さる音を確かに訊いた。 指先に奔る鋭い痛み、珠のような血が滲む。 ) ………。 ( その真紅を鴉の死骸へ、ぽたり、ぽたり 落とす。 半開きの嘴へと吸い込まれる血。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:58:31]
◆マリィゴールド > ( 原理は解らずとも力押しだけで此程の物を作ってしまうのも戦慄を覚える。 ニンゲンのように供物を捧げ祈りを捧げる必要自体が無い。 ) ………。 ( パシャ、踏み出した先。 靴底に違和感を感じ脚を上げて見れば泥にまみれた鴉の死骸。 恐らくは瘴気にやられたか。 生気のない瞳をじっと此方を見据えている。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:51:16]
◆マリィゴールド > ( 原理は解らずとも力押しだけで此程の物を作ってしまうのも戦慄を覚える。 ニンゲンのように供物を捧げ祈りを捧げる必要自体が無い。 ) ………。 ( パシャ、踏み出した先。 靴底に違和感を感じ脚を上げて見れば泥にまみれた鴉の死骸。 恐らくは瘴気にやられたか。 生気のない瞳をじっと此方を見据えている。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:47:31]
◆マリィゴールド > ボクは専門家でも無いからなァ。 ( 調べて解ったのは誰でも感じる、この禍々しい瘴気が自分と同じく「魔」に属すると言うだけ。 高度な儀礼を用いる魔術儀式などは、魔術師が見れば容易にどんな魔術を行ったか解るそうであるが。 この六芒星、繊細で綿密な技術ではない。 力任せ一辺倒といった感じ。 ) ソロモンの紋章印にしては用途が不明か……。 ( 数々の魔王と悪魔を従えたソロモン王が護符として指輪に刻んでいた刻印が六芒星であるが。 当然、それ以前の歴史より存在している。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:30:55]
◆マリィゴールド > ( 今いる位置は魔法陣の外周、其処に足跡らしき痕跡は発見出来たのだが連日の雨で地面が泥濘、追跡や調査も出来ない有様。 ) やっぱり中に入るしかないのかな。 ( 夏だと言うのに、溜息を吐くと白い色が混じる。 加えて泥のように沈殿する瘴気、此では同じ依頼を受けたニンゲン達も辛い事だろう。 ブゥツの爪先で赤黒い魔法陣を蹴ってみる。 地面を削った位では消えそうもない程の魔力。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:19:12]
◆マリィゴールド > ( 野犬の類だろうか? 方陣の傍らで調査をしていた蝙蝠は雨空に響く狼にも似た声を訊いた。 ) こんな場所に野生動物の類なんて珍しい……―――。 ( 幾分雨脚が弱まったとは云え、この雨では吸血鬼の目と言えども辺りを伺う事は困難であった。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:11:02]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 遠吠えに顔を上げ――。 』 [Fri 18 Aug 2006 22:04:16]
お知らせ > ジュピターさんが帰りました。 『仕事を忘れました』 [Fri 18 Aug 2006 21:47:19]
◆ジュピター > ぐあうーーーーーー。(たかく遠く吼え声が響いて) [Fri 18 Aug 2006 21:47:03]
◆ジュピター > (なんだかだんだん 歩いてるのが楽しくなってきたよ? 走ったほうがもっと楽しいかもしれない) ・・・・がるる(だっ だっだっだっ だだだだだっ! いつしか四つんばいで魔方陣の上を走り回るケモノが一匹 エモノはどこだ オレサマオマエマルカジリー) [Fri 18 Aug 2006 21:45:57]
◆ジュピター > (ざわり ふるえる背筋から剛毛が生えた 牙や爪が伸びて、背筋が曲がる) ・・・・ぐるる(もともとなけなしの理性 魔方陣の中心に近づくころにはすっかりケモノじみていて) がーるるるーう(言葉はすでに言葉にならず ハラヘッタ ココドコダ 思考回路はカタカナに) [Fri 18 Aug 2006 21:43:34]
◆ジュピター > 困ったなあ・・・ねえ、先生。 どっちにいけばいいかな?(引き摺った布袋の中で、けむくじゃらの老いた狼が欠伸した 聞いちゃない) ・・・そう、先生もわからないんだ(溜息と一緒にうなだれて 歩くたびに瘴気は濃く満ちていく) ・・・・・うー(なんだか、頭がだんだんぼうっとしてきた ごはんがたりないのかな みるみる単純化していく思考回路) [Fri 18 Aug 2006 21:40:41]
◆ジュピター > (疲れ果てた肩を落として歩きながら くん、鼻を鳴らす) あれ・・・?なんだろう、この臭い・・・(周囲を見渡すと、いつのまにか薄靄のようなものに満たされて 人の身を汚す瘴気の渦) ・・・・あ、なんか身体が楽になったかも(ケモノの部分が反応した ・・・反応するような血筋だったらしい) ううん・・・だけど、本当にどこへいけばいいんだろう(途中で捕まえた、痩せた狼の脚(生)をぼりぼり齧りながら、足元で鈍く輝く魔方陣には全く気づかない) [Fri 18 Aug 2006 21:38:16]
◆ジュピター > (減っていく食料、尽きていく体力、思わず先生(老犬)を犬鍋に煮かけること3度 寝る間も惜しんで歩き続け、たまに見かける旅人のあとをこっそり尾けては怯えられ、やっと到着したものの) ・・・・ここ、どこだろう(なんてこと どこを目指してたかすら忘れてしまっていた) [Fri 18 Aug 2006 21:32:58]
◆ジュピター > (引きずるような足音 大柄な、やつれた姿がボロボロの布袋を引き摺りながら) ・・・・見つからない (そう、迷っていた 取りあえず本能でアマウラまでは踏破したものの、そこから先どう行くかすっかり忘れてしまっていたのだ) [Fri 18 Aug 2006 21:31:14]
お知らせ > ジュピターさんが来ました。 『ずるり』 [Fri 18 Aug 2006 21:29:46]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 [Fri 18 Aug 2006 21:15:06]
◆エリシャ > ( ぎりぎりぼやけて見えない部分を調べる為に、更に木の枝の上を移動していく。 あくまで距離を近づけず、高台の上から見張るというスタンスを崩さないようにすると、流石に半分くらい見るのが限度のようだ。 反動をつけて枝を撓らせ、躊躇無く隣の枝に跳んだ。 ) [Fri 18 Aug 2006 21:04:03]
◆エリシャ > ( 先ずはラフで良い。 時間をかけず、且つ形状をできるだけ正確に把握すべく手元と眼がせわしなく動く。 あまりの広大さに丘の上から見下ろしても一番遠くまでは細密に見切れず、何度か木の上を移動してできるだけ広い面積を解明していく。 文字らしき造形も見られるが、残念ながら意味は全くわからなかった。 ) [Fri 18 Aug 2006 20:57:45]
◆エリシャ > ―――――あ、そうだ。 ( 不意に思いついた。 アレが何だかわからないのならわからないなりに出来る事があった。 それこそ「調査」をしに来たのだから誰かやっておくべきことだろう。 幸い此処からなら巨大な魔方陣も見下ろす位置にある。 ) つか、最近これ多いね私。 ( 木の幹に背中を凭れさせ、鞄の中から走り書き用のメモ用紙とチョークを取り出す。 あれが「魔方陣」なら、あの図形に意味がある。 そしてそれが解読できる人間くらい居る筈だ。 出来る限り忠実にあれを書き写して持ち帰ろう。 ) [Fri 18 Aug 2006 20:49:53]
◆エリシャ > ( 深い闇の中、くっきりと赤く光る魔方陣が周囲を照らしている。 その直ぐ向こう側は海だ。 東の果てはぶっつりとそこで終わり、何処までも見通せない黒い黒い海原が地平線まで続いている。 風に乗る波の音と潮の匂いを微かに感じながら、話す相手も無く一人黙り込んだ。 ) [Fri 18 Aug 2006 20:45:26]
◆エリシャ > あとあの赤トサカ。 今度真昼間からあの派手な鶏冠揺らしてこっち走ってきたら狙撃してやる。 ( 何のために隠れ潜んでいるのかと。 下から見下ろしててこっちに真っ向突っ込んでくるアレの姿に眩暈すらしたもんだ。 到着早々説教した。 「脱げッ!」とか。 今現在、周囲に人の気配は――――――。 ) [Fri 18 Aug 2006 20:37:15]
◆エリシャ > ( 傍から見て娘が「物知り」に見えるとしたら、それは少しだけ違う。 感覚と集中力。 徹底的に物事を観察する目と、よく気付く着眼力。 その場その場で情報を得て其処から考えられる事を述べているに過ぎない。 その実人生経験の短い娘は「専門的」な事に疎く、専門知識、というものは殆んど持ち合わせていない。 弓を引くのもナイフを振るうのも全部身体感覚の延長上でこなしている。 それはそれで有能に見えるかも知れないが―――勉強嫌いなのである。 飽きっぽく、面倒臭がりで、他人のペースに合わせるのが嫌いで気紛れ。 ちゃんと弓術の訓練を受ければもっと強くなるだろうし、それは分かっているからあまり戦闘の専門家と真っ向勝負はしたくないと常々。 ) ―――――…まぁ、そんなモノローグは兎も角。 魔法は本当一番専門外なわけよ。 ( 赤く光っている。 大きさはおよそどれくらい。 場所は、異音は、周辺状況は。 そういう見たまんまの情報を丹念に拾っていくしかない。 ) [Fri 18 Aug 2006 20:32:58]
◆エリシャ > ( 赤い魔方陣から50m程離れた丘の上の木の上。 ホワイティアの傭兵娘が小さく呟いた。 日中、アマウラ方面から追いついてきた骸骨男に訪ねられたこと。 見下ろす視線の向こうに見える魔方陣について。 聞かれたって分かる事なんて何も無い。 見たまんま「正体不明」。 娘は未だ何者にも遭遇していなかった。 狙撃ポイントに潜伏して数日目の夜―――――。 ) [Fri 18 Aug 2006 20:25:18]
お知らせ > エリシャさんが来ました。 『 知らんよ。 』 [Fri 18 Aug 2006 20:20:56]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『あれかっ?(見るやダッシュ。)』 [Fri 18 Aug 2006 09:05:39]
◆カロン > …(辺りを見回した。彼女の事だ。魔方陣側からは見えないが、あちら側からは魔方陣の動向が窺えるポイント…そこに身を潜めているはず。最高に『狙撃ポイント』ってヤツだアアァァー!グリグリ!そんな感じの場所に。)…(きょろきょろ。トサカ揺らして、辺りを見回しー…) [Fri 18 Aug 2006 09:05:14]
◆カロン > …ダメだな。地面に字が書いてあるって訳じゃねーみてーだ。(光が地面に浮かび上がって、陣を描いているように見える。カロン参上が悲しげ。ポイと大地の筆たる棒を捨て。)…エリシャに聞いてみるか。なんかあいつ、物知りだし。(少女に頼る、ヤワな頭脳。) [Fri 18 Aug 2006 09:03:09]
◆カロン > (相棒から聞いた話によれば、依頼はこの魔方陣の調査なのだとか。なんで自分は知らないかって、モグリのトレジャーハンターだから。 よって魔方陣の封印は依頼されていないのだが、街のためを思えばこそ。それに俺モグリだし!ギルドとか依頼とかカンケーないぜ!(泣きながら。))…つっても、どーやって塞ぎゃいいんだ。いっちょラクガキしてみるか?(本だって、文字が書き換えられれば違うものになってしまう。魔法陣も然り? 木の棒を拾い、手を伸ばしー…)カロン…参上…(カリカリ…) [Fri 18 Aug 2006 09:00:40]
◆カロン > (魔方陣は地獄か、それ以上に悪いものへと続く穴のようだ。例えるなら、あらゆる種類の生ゴミをぶちこんで6月から7月まで放っておいたかのような…そんなおぞましさを孕んでいた。陣からは悪臭よろしく、瘴気とも言うべきか…悪魔の気配にも似た物が漂っている。)…何はともあれ、塞いだ方がいいヤツだな。こりゃ! [Fri 18 Aug 2006 08:46:28]
◆カロン > (顔を隠さずとも、まぁ誰もいないだろうと。…ああ、相棒は近くにいるんだっけ?)…しっかし、最近エリシャのヤツ…俺の事をさらっと置いてくようになりやがったな。俺を何だと思ってんだ?(捨てても宿に止まると道具袋に入っている、呪われたアイテムかと。兜に四つ角浮かべつつ。)ちょっと棺桶引き摺らせて、ちょっと寝てただけじゃねーか…!…なんかあの棺桶、居心地いいんだよなー。なんでだろ。(習性?)…それに比べて…(ちら、と嫌な物でも見るかのよう、10歩先の魔方陣を一瞥。)…感じ悪いぜ…! [Fri 18 Aug 2006 08:39:20]
◆カロン > (フィールドこそが俺のフィールドとばかり、油断全開。グレートヘルムを被ったしゃれこうべは、魔界の門を前にして両手を腰に当てた。ぐぐっと反れば、ペキポキリと背骨が鳴る。)思ってたより遠かったなー。ひとっ走りだと思ったのに。 [Fri 18 Aug 2006 08:35:14]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『うー、着いた着いた…』 [Fri 18 Aug 2006 08:32:46]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 [Fri 18 Aug 2006 05:42:46]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 [Fri 18 Aug 2006 05:42:39]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『その後、本当に人間の姿が見えなくなるまで動かなかった吸血鬼。警戒されるのは判っていたことだ』 [Fri 18 Aug 2006 05:08:24]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『(後日名前と顔を知る事が出来たなら、そのとき謝る言葉もあろう)(時間切れ)』 [Fri 18 Aug 2006 05:04:17]
◆ナナオ > (――暫くすると、馬の嘶きと共に走り去り――) [Fri 18 Aug 2006 05:03:04]
◆ナナオ > ――――……………「当てるつもりだったけど、外した」でも結果は一緒なんだよね。(何かを投げられた瞬間、よろけつつも後ろへと下がった。視線を一瞬だけ足元へ投げ)―――……。(こいつはナンダ?魔法陣の傍にいただけ?赤い瞳を見るに、普通の人間ではないだろう。警戒の色を見せたまま、暫く片肩を上下させ) ――― ……… 何処の誰か知らないが、悪いが気が立っている、気持ちだけ、貰っておくことにする。――場所が場所だけに、信用できない、の、よね。 (途中痛みに顔をしかめながら、近づいた分だけ後退り――) もし、アタシを、助けたいなら、そのまま、其処に、いて頂戴――私が、ここから居なくなるまで。 (言うと、刃を抜いたまま、走り出すだろう。――目指すは丘の向こう。) [Fri 18 Aug 2006 05:02:34]
◆ステア > ・・・・・・・・・。 (ピ タ リ 。 進んでいた足を止めた。 自分ほどではないが、赤い目が強く、自分を睨んでいる。 向けられた剣。 視線を泳がせれば、人間の太腿の傷が目に入る、夜目が聞くというのは便利なこともある。そう思いながら白い手がローブの中を弄り・・・) 危害を加えるつもりはありません、証拠にちゃんと外したでしょう? (呟いて、また一歩人間へと近付けば・・・ポイッと、薬草の入った子袋を人間の足元に、投げ落とし・・ [Fri 18 Aug 2006 04:55:15]
◆ナナオ > (誰だ。何者だ。生憎此方からは、今消えた化け物と同じに見えた。突き立てた剣を杖にして立ち上がり、睨み付けながら)―――止まれッ…来るな!!! (太腿は――動かないほどでもないか。両手で剣を握りなおすと、構えた) [Fri 18 Aug 2006 04:40:07]
◆ステア > (イエイエ、お気になさらず! [Fri 18 Aug 2006 04:37:26]
◆ステア > (地面に突き刺さる氷槍・・・逃げる化け物を交互に見れば、ハァ・・・と小さく溜め息。そして、ポツリと・・・) ・・・外しましたか。 (そして、氷槍の突き刺さった場所の直ぐ傍に眼を移す。 先程まで化け物と直接対峙していた人間は・・・負傷が大きいのか、その場に蹲っている・・・) ・・・・仕方、ありませんね・・・。 (溜め息混じりにそう独り言。 そして足早に人間に向かい歩き出す・・・ やがて、人間が闇夜でも視認できる距離に近付くモノは・・・黒衣のローブと、白い肌、血の様な紅い目、そして身体の半分以上あろうと言う長さの黒髪の、女。 [Fri 18 Aug 2006 04:36:41]
◆ナナオ > 反転→電報窓が開かない為、返事ができませんでした。 大丈夫です。 [Fri 18 Aug 2006 04:30:52]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(怪我のショックが大きいらしい)(ごめんなさいorz)』 [Fri 18 Aug 2006 04:28:41]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 [Fri 18 Aug 2006 04:25:58]
◆ナナオ > (チグハグの姿が消えると――その場に膝を落として、刃を地面につきたてた。 その剣に縋って)―――ハァッ―――ハァッ……ハー…ッ(深呼吸もどきを繰り返す。身体的疲労よりも、心理的疲労の方が大きかった。久し振りに「死」の匂いを感じて、心臓が何時までも早鐘のように脈を打つ。) ―――……ッ…。(太腿を穿たれた事を漸く思い出し苦痛に顔を顰める。 傷口を見ようと視線を移した瞬間だった。 空から氷柱が飛来し、目の前の地面に突き刺さるのは。) なっ――――!!!! (新たな化け物が?!と、慌てて後ろを振り返る。夜目の聞かぬ瞳で、丘の上を見んと) [Fri 18 Aug 2006 04:25:13]
お知らせ > カタリナさんが退室されました。 『戦闘経験ポイント★3と、カタリナの恨みを召し上がれ。』 [Fri 18 Aug 2006 04:23:33]
◆カタリナ > ――― !! ( その時カタリナは「青ざめた」。滅多に無いことである。ナナオを睨みつけていた瞳が驚きと恐怖に彩られた。 自分が立っていた場所に氷の刃が突き刺さるのを見て、あと一瞬駆け出すのが遅れていたらと――。 ニンゲン、それは自分が思っていた以上に強い種族だと思い知った夜であった。 しかし、血が止まらない。痛みも酷い。ここから逃げおおせたとして生き延びる事が出来るだろうか。驚異的な治癒能力も持たず病院の類も利用できない悪魔がただ自然に傷が塞がるのを待つのは――。 ) ……… 畜生! ( そんな捨てセリフと共にカタリナは闇の中へと掛けていった。ぱしゃぱしゃと撥ねる水音が徐々に遠ざかり、やがて聞こえなくなるだろう。 後に残ったのは両方の目玉が刳り貫かれたアマウラ人の死体、地面に落ちたそいつの目玉。そして―――。 ) [Fri 18 Aug 2006 04:23:00]
◆ステア > ――――of aquilonis !! (詠唱を完了し手の魔力場が唱えられた魔術へと変貌し、比例して光量はランタン程度のモノが維持され続ける。 けれど、その標的が多少遠のいているのを見れば、気付かれた。と表情を険しくし。) AQUILONIS of JAVELIN(氷神の投槍)――!! (魔術で作り出した極冷の槍を投擲。 一直線に飛来する魔力の塊は化け物には光が強大化したように見えるかもしれない。 だが、その軌道はやや反れ・・・化け物が逃げ出してしまえば地面にあえなく突き刺さり・・・その凍結効果を地面に発揮することになるだろう。 [Fri 18 Aug 2006 04:17:29]
◆ナナオ > (ニ撃目は――手応え無し。ふらついた体が、相手を追いかけるように――実際は力の入らない足の所為で踏鞴を踏んでいただけだが――「ちぐはぐ」を追いかけた。泥が跳ね、その泥に女の血が混じって、地面に鮮血を零す) マ×××大 披露して るッ――ッ…フッ チ グハグ女に言われたく ねぇ――ッ (膝に力を入れると、抉られた太腿がさらに赤く染まった。 脂汗と雨と赤毛が張り付いた顔で、 引きつった笑みを浮かべ) 忘れ てやるッ――!!だから二度と来るな――!!! (逃げ出そうとするなら追わない。逃げたかったのは此方も一緒だし――チグハグの視線が一瞬自分から逸れたのに気が付けど、今は目の前から視線を離せず) [Fri 18 Aug 2006 03:59:16]
◆カタリナ > ( そこで漸くカタリナは、相手が手にしている棒状のモノが殺傷能力の高い「牙」や「爪」と同等のものであると理解した。魔界とて剣や斧などの武器はあるが、生憎カタリナはそういった高度な武器を持つ悪魔と戦う機会は無く。所詮知能の低い弱小の化け物、勝てぬ戦いを挑まず小動物や自分より下級の妖魔を捕食していたツケとでも言おうか――。 ) ぐ オォォォ……ッ! ハァー―……ッ! ハァ――……ッ! ( 刺突の攻撃は強力だが、狙いが逸れればその攻撃力も極端に鈍化する。ズボンと皮膚と肉をチョッピリ抉るだけにとどまった舌はナナオの股下を通り抜け地面に突き刺さり、直ぐにそれを引き戻した。 流れる腹の血を手で押さえながら攻撃の間合いから逃れようと下がる。 ) …… グゾッ!ゴノ、 ビヂグゾ女ガッ! ( そして距離を取ってみて初めてナナオの後方にカンテラのような灯りがあることに気付いた。カタリナはそれを魔法の詠唱だとは思わず、誰かがやってきたのだと考える。それも間違いでは無いが――…。 ) ……… 覚えテいろニンゲン、必ズ貴様のソの紅の目玉を刳り貫いてヤル…! ( そういって踵を返し、逃げ出そうとする。 ) [Fri 18 Aug 2006 03:50:07]
◆ステア > ――cum obscurationi flet――! (黒衣から白い手が生えて魔力場を掌に形成すれば、その淡い光がハッキリした物になるつつある。 その時・・・悲鳴が闇を裂き自分の耳に届く。 詠唱を続ける貌に汗が伝う・・・見れば、化け物と接近戦を繰り広げている少女・・・化け物に一太刀浴びせたみたいだが・・・自身も、何か攻撃でも受けたのか、その身体がよろめいているのが見て取れる。 もしあの状態で化け物が傷のショックから立ち直って、次の攻撃に移ったら・・・危ないかもしれない。) 「――――間に合えッ・・・いえ、間に合わせるッ!!」 (心の中で、そう叫びながら、残す詠唱はあと1ターン・・・発せられている光も、ハッキリしたものとなってカンテラ程度の光量。 [Fri 18 Aug 2006 03:44:39]
◆ナナオ > (普段、化け物相手よりも、罠や地形相手の女は、手加減の類が一歳できなかった。力が在ろうとも、狙いを定める集中力が在ろうとも、一撃一撃は素直なものだ。 少し剣に詳しいものならば避けるのは難しくないだろう――が、剣に手応えがあった。肉を裂く感触が刃を伝わり、指に掌に――)―――ッッッ!!!(何度やっても慣れない感触――チグハグとはいえ、人を模った相手を切るのは気持ちの良い物ではない。 だが、此処で手を緩めたら――もう一歩踏み込んで、振るった刃を返し、今度は逆へ左から右上へと斬りかかろうとした、が―― 狙いの逸れた舌先は、太腿の真ん中を貫く事は出来なかったかもしれない。だが、皮のズボンを容易く引き裂き、肉を殺ぎ――) ――ッ ッ ゥア―― ?(踏み込んだ足が、痛みと傷の所為で力が入らなかった。止めのつもりで振るった剣先は、ぶれて――同時に体勢も前へよろけるようにふらついた) [Fri 18 Aug 2006 03:31:09]
◆カタリナ > ( 狩りをする時、真っ先に潰すのは相手の足だ。勿論それは自分から逃げられぬようにする為に。 カタリナはナナオの左足の太股を狙って舌を突き出した。びゅ ン。 互いの武器が空気と雨を切り裂く。 …が、相手が逃げずに向かってくる事を予測できていなかったのか、衝突を避ける為に駆け出した足を止めねばならなくなった事と、驚きとでその舌の攻撃は一瞬だけ遅れ、狙いの不確かなものになってしまう。 結果、ナナオの剣はカタリナの白い腹を真一文字に割くだろう。 ) ―― ぐ ゲ ギニャアァァァ―― ッ!! ( まさかの負傷、まさかの痛みに悲鳴が上がる。 ぎりぎりで踏み込んだ足で致命傷は避けたようだが、出血量からしてその一撃は深いと知れよう。 雨音に詠唱は紛れ、痛みのショックでまだ第二の気配には気付いていないようだ。 ) [Fri 18 Aug 2006 03:21:53]
◆ステア > (助けるべきか? などと言うのは愚問だろう。 自らの掲げる目的、血を吸わずに生きていける方法・・・つまりは人との共存。 その手を取り合いたい人間が、今襲われているのだから―――) ――veniant spiritus glaciales obsscurantes, (そして、小高い丘から動かないままで呪文詠唱を開始する。 自分は魔術を得てとする、逆に剣による戦闘は不得手だ。 そんな自分が無闇に加勢して、人間の足を引張るようなことがあれば・・・2対1と言えど有利とはいえない。 それに、共存を望んでいるとは言え、人間から見れば自分も魔族。下手をしようものなら、自分も攻撃される恐れがある・・・ならば、此処は遠距離支援。 「詠唱残り2ターン」 ) (小高い丘の上に淡い光が、微かに揺らめき始めた・・・注意深く二人が辺りを見渡せば様に居に気付く、かも・・・ [Fri 18 Aug 2006 03:18:16]
◆ナナオ > (足元に落ちた外套を踏みながら、考える。 このまま近寄ってこなければ、ある程度距離をとって逃げ出そう。――駄目ならガチ。腹を括る。 ちろりと唇を舐めて、さぁ、もう一歩――と踵を引いた時だ。相手がやおら走り出した――選択肢は一つなのだと、漸く思い切る事が出来た。 柄を握りなおし、刃を下に――カンテラは柄を抜いたときに足元へ転がっている――その灯に刃が照らされる。女の顔が一瞬刃に写り――) ィヤァァ嗚呼 ッ―――――!! (此方からも、前へと走り出した。 両手で柄を握り――剣が届く範囲まで近寄る事が出来たなら、右から左へ胴を真横へ一薙ぎせんと――!)(当然丘の上の来訪者には気が付いて居ない) [Fri 18 Aug 2006 03:05:04]
◆カタリナ > ( 地面に落ちた腰紐に、カタリナは何のリアクションも返さない。まるで人形のようにただそのまま、ただ笑っているだけ。何も語らない。 暗示のように繰り返される言葉に―― 残念、カタリナは耳を傾けなかった。 ) ( ぱしゃん。一層大きく足元の水溜りが撥ねた。カタリナが地面を蹴ったのだ。その舌の切っ先を間合いに入れようと走り出したのだ。 相手が戦うべきか否かを考えているとか、乗ってきた馬に向かって逃げようとしているだとか、通常ならそういった展開を予想し手を打つのが狡猾と言われる悪魔のやり方だろうが、カタリナはそんな事は考えていなかった。ただ目の前の獲物が距離を取ろうとしている、だから追いかけよう。それだけだ。 ―― 丘の上から見下ろす気配には気付いていない。 ) [Fri 18 Aug 2006 02:56:44]
◆ステア > (まさにナナオの馬を置いてある場所とナナオの間の小高い丘・・・そこに、立って状況を見下ろす黒衣が、一つ。) ・・・・・・・・・。 (4日目の調査。一日目にして、魔方陣を発見し魔界へと通じる門だということに気付き、2日目、実際に門を潜り魔界に赴き、魔界の住人相手に奇跡に近いような逃亡を遂げ人間界に戻り・・・ 昨日は、門を潜ってきた化け物に後れを取ってしまった・・・ そして、今日。塒にしていた魔方陣より離れた場所から調査に着てみれば・・・馬が止まっていた。 別の調査隊の人だろうか、と・・・周囲を見渡せる小高い丘に登ってみれば・・・容易に見つかった。 ただ、いらないものと、一緒に・・・助けるべき、か? とりあえず、呪文の詠唱をしておい他方がいいかもしれない・・・。) [Fri 18 Aug 2006 02:49:39]
◆ナナオ > (馬は何処へ置いてきた? 自分の右手後方のやや小高い丘の向こうだ。 ――真正面からやりあって、勝てるか?いや、逃げれるか? 分からない。――平和的解決はどうだろう?無理だ。 パニックを起こしそうな頭の中に自分への質問を無理やり浮かべる事で、少しずつ落ち着いていこう。剣先をぴたりと合わせたまま、 荒くなる吐息を整えながら腰紐を解いて、外套の下をすべり落とす。 ――走る時に邪魔だから。 踏み出されれば、もう一歩下がる。視線は黒い瞳へ注がれたまま――だったが、その、泥の中に落ちたソレが何かのか見る為に、一瞬視線が逸れ) ――来るな。来るなよ。来るんじゃない。来るな―――来るな。 (犬や猫に語りかけるのと一緒。暗示のように呟く) [Fri 18 Aug 2006 02:35:20]
◆カタリナ > ( ぽちゃん。 舌の中の目玉が地面に落ちてぬかるんだ泥に埋まる。ぐぐ、と半身を起こし、そいつは四つんばいの姿勢から直立した。本来陰部があるべき場所から見上げる表情は薄ら笑い。瞬き一つない。不釣合いな程美しい黒髪には雨が伝い、ぽたぽたと地面に落ちていた。 そいつの口からしゅるしゅると有り得ない長さの舌が伸び、鎌首を擡げるようにその先端をナナオへと向ける。しかし、間合いはまだ遠い。今舌先を伸ばしても届かないだろう。 だから。 ) ( 後ろに一歩下がると同時に、カタリナは一歩前に進んだ。 剣を引き抜いてみせても、それが何であるか理解しているのか怪しい。 ) [Fri 18 Aug 2006 02:27:44]
◆ナナオ > ――― ど、うしてこん な所に――… っ ! (愚かな問いだ。自分でもそう思う。――だけど、思わず口から飛び出た言葉は、それだった。 魔法陣と化け物を結びつけるもの) [Fri 18 Aug 2006 02:27:36]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『探索4日目・・・4日目の夜に魔方陣で見たのは・・・また人外、人。』 [Fri 18 Aug 2006 02:27:31]
◆ナナオ > ―――― ひ (悲鳴を上げない程度の根性はあるつもりだった。だけど、雨に濡れた唇から濡れた声は、間違いなく『悲鳴』の欠片だった。 暗闇の中――何かを租借する”チグハグ”が居る。瘴気に当てられている所為もあって、一度恐怖が呼び起こされると、堰を切ったように心の中に広がっていく。――柄を握る指先が僅かに震え) ―― ッ。 ( 黒いガラス球をはめ込んだような瞳と視線が交わった。 その瞬間、勇気や戦意からではなく、広がった恐怖に促されて、勢いよく剣を抜いた。) お前 っ ―― …… (もう一歩後ろへ。 頭の中は「逃走」の二文字) [Fri 18 Aug 2006 02:21:48]
◆うしろすがた > ( うしろすがた、というのは相応しいのかどうかと疑問に思うのかもしれない。何故なら、後頭部の黒髪を見せているのに女らしい乳房、腹、陰部はナナオの方を向いているのだから。更に足が付いているべき部分からは腕が二本、伸びていた。逆に、腕があるべき部分には太股らしきものが付いている。 ) ――――………。 ( うしろすがたはぐ、と首を少しだけ引いて何かを引っ張り出す。それは長い長い舌先に丸め込むように取り出された目玉。高く掲げるように舌先で持ち上げた時にそれが何であるか見ることが出来るかもしれない。 黒、黒い瞳、黒い眼球。 ) ………… ? ( そいつは小さな呼びかけを聞いた。左右を見渡した後―― ゆっくりと振り返った。 返り血で真っ赤にそまった女の顔が、そこに一つ。 ) [Fri 18 Aug 2006 02:12:35]
◆ナナオ > ――……? 誰か居る? (軽く呼びかける。声は余り大きくない。――暗闇の中の気配に、そっと呼びかけるような声) ―― ……。 (先ず何に気が付いただろう。 暗闇、匂い、音、姿――… 前髪に落ちる雫を拭い、改めて魔法陣の中を見た。 ――そして、一度に全てが五感に叩きこまれ、「何」が其処に居るのかを知った。 人と、人 らしきもの ) ――― ッ ッ。 (踵を数歩引いて後退しながら、柄に手をかけ) [Fri 18 Aug 2006 02:07:17]
◆うしろすがた > ( 雨と暗闇に閉ざされた風景に、魔方陣の紅い光とカンテラの灯りに一瞬だけ照らされるのは、肌。それは雨に濡れて艶かしく、紅がまるでライトアップしているかのよう。うしろすがたは四つんばいになり、何かに跨っている。その”何か”はうしろすがたの下から二本の足を突き出していた。草鞋を履き、和服の裾も見えることから噂を聞いて様子を見に来たアマウラの住民辺りか。正規に依頼を請けていない者であることはその軽装を見れば用意に予想できるかもしれない、が――。 うしろすがたは肉を貪るあの生々しい音を雨音に混じらせ響かせていた。 ) [Fri 18 Aug 2006 01:59:49]
◆ナナオ > ――…畜生。 (舌打)(ならばせめて、少しでも近づこうと、魔法陣の周りを歩き出した。――幾つかの足跡は魔法陣の外へ延びている。その足跡の行き先は?――魔法陣の中心部から何処へ向かっているのか? 中心部に視線を向けながら、慎重に進み始める。)(これが、調査隊のものだと言うのなら――既にアマウラ――出島に到着している人が居るに違いない。そして、魔法陣を調べ始めている人が居る。)――思うと、誰が調査隊メンバーなのかモ知らないで飛び出してるな、アタシ。 (参加を決めた理由が「思いつき」だった赤毛は、自分の不用意さに苦笑い) ――――。(と――カンテラの明かりに照らされ何かが―?) [Fri 18 Aug 2006 01:55:56]
お知らせ > うしろすがたさんが来ました。 『そこから少し離れた所に。』 [Fri 18 Aug 2006 01:53:24]
◆ナナオ > (雨の所為で、ややぬかるんだ大地にくっきりとそれは残っている。――カンテラを近づけて) ――調査隊…かな。それにしては、数が多い、ような――…?(その足跡を視線で辿ると魔法陣の中心付近から延びているものもある。――生憎中心付近は、此処からでは遠くてよく見えない。カンテラの光も届かない――目を細めて、手を翳しても限界。)――昼間に来ればよかったな。ちらっとでも…! (明日には、雨の所為で、あるいは風の所為で消えてしまっているかもしれない) [Fri 18 Aug 2006 01:48:07]
◆ナナオ > (そして、目の前――いや、足元には雨風に晒されても、消えることの無い大地に奔る赤いライン――魔力光。 もう一歩踏み出せば魔法陣内に入れる。だが――流石に誰も回りにいない状況で、踏み込むのは得策とは思えない。――目撃者0で行方不明なんて、死とイコールだ。 そもそも今現在、この魔法陣を一目見た感想は”罠でーす”と力説されているように感じる。 罠だと知った上で踏み込む為には、色々な準備が要るし、経験も知識もいる。 両方足りない自分は、今は――取り敢えずは魔法陣の周りをぐるりと歩くことにした。)―――…。(そして、だ。) ………。 (足跡――複数) [Fri 18 Aug 2006 01:42:48]
◆ナナオ > (今日は馬や駱駝は、少し離れた所に置いてきた。 ――何せこの魔法陣に近寄ろうとしないのだから仕方ない。――頭から足元まで、すっぽりと覆う外套をしっかりと着込んだ女は、再び此処を訪れた。――昼間は昼間で色々連絡に奔走した為、こんな時間になってしまった。)―――う、寒いな。流石に。 (砂漠で冷やされた空気と、海風が混じって、夜ともなれば肌寒い。それにこの雨。――強風に煽られ、巻き上がる外套が、陽炎のよう) [Fri 18 Aug 2006 01:31:30]
◆ナナオ > (数十分前まで、此処で魔法陣から出でしモノと、調査隊の誰かがぶつかったなんて知らない) [Fri 18 Aug 2006 01:22:43]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(二日目)(全てはすれ違い)』 [Fri 18 Aug 2006 01:21:29]
お知らせ > フィーリアさんが退室されました。 『(そして残るは、雨の静寂。)』 [Fri 18 Aug 2006 01:06:39]
◆フィーリア > そのかなしさを埋める為にー… 手段は、色々 考え、なきゃ。 その力の手っ取り早い求め方はー… 此処のひとたちの方が、上手いのかもしれない、けど。 (傘を掲げる手が、くるりとそれを回して。頭を下げる仕草にあわせて、高さ調整。 やりすぎるとー…ぶつかってしまうけれど。相手の方が、背が高いから。) つよいかもしれない。よわいかも、しれないー… それも楽しみのひとつね、きっと。 (ふふ、ふ。笑い声ニ、ノイズの響きは無い。今は。) …それはー… 頼もしい、わ。 力勝負はー… 余り、すきじゃないもの。 お願いね、お願い。 うふ、ふふふふふ…… (悲鳴にも、くらくらと笑い声。愉しげな素振りだけが途切れないから、余りタチの宜しいモノじゃない。) おしろー…… お城。 そう、ね。雨ー… キライじゃない、けれど。 濡れてばかりも、よくないわー… (お願い、ね。 そう言葉を綴って。後についていくことにしよう。) [Fri 18 Aug 2006 01:05:29]
お知らせ > ニイさんが帰りました。 『フィーリア様の返事をお待ちしてから。立ち去ります。』 [Fri 18 Aug 2006 01:04:04]
◆ニイ > は、はい、かなしい、こと、です―しなくては、なりないことが、できませんのは(体はすでにあめにぬれている。雨が体にかからなくなる。上を見上げるとかさ。あわてて、頭をさげる。)み、みな、あのように、つよいわけでは、ない――と?(目をぱちくりとして、相手の顔を見上げる。歌と聞けば、ますます不思議そうな顔をするが、先ほどの響きを思い出せば、瞳をぱちくりと)は、はい、私も、お手伝い――しょ、食材集めでも、調理でも、お手伝い―いたします。こ、この拳で――っ!!(握りこぶしを作ろうとして。折れていた腕に力をこめてしまう。声にならない悲鳴を上げる。 その後何とか立ち上がり)わ、私は、そろそろお城の方で、休憩させていただきます。フィーリアさまはいかが、なさい、ますか?よろしければ、ご、ご案内させていただきますが(たずねて答えを待って歩き始める。) [Fri 18 Aug 2006 00:59:44]
◆フィーリア > 戦うー… なら、貴女の側 だわー… 確かに。 そぅ、ね。 きっと向こうも望むのだからー… 出来ないのは、辛いわ。望みが叶わないのは、とてもとってもー… かなしいこと、だわ。 (かなしいと、語る口ぶりこそが愉しげに。相手が身体を起こしたならば、その上に傘を差しかけるように。ぱたぱたと、蝙蝠傘が雨を弾く音。 そぅ。と、示すように頷きを。) 他にもー… きっと、色々いるわ。強いモノ、弱いモノ。 …やっぱり、強いモノを求めて来る子もいるのだから、きっと 此処には、いっぱい。 …… いぃ、わー… わたしのご飯の時にも、手伝って ね? 貴女が、接近戦でおもてなし。わたしが、少し遠くから歓迎のうた。 ほら、なんて、ステキ? [Fri 18 Aug 2006 00:50:36]
◆ニイ > は、い。数日前より―い、今の方が―ひ、人かどうかは、分りませんが――こ、こちら側の方――お、おそらくは、戦うべき、戦士――おもてなしできませんでした、力の不足を、悔やむばかり、です――(声には痛みと悔しさと、そして愉悦が混じり。口元に笑みらしきものが浮かぶ。何とか体を起こし、片膝をつくように起き上がる)お、お手伝い―あ、あの方に―? ――わ、私一人では、あの方に適切な刺激と楽しみを提供できません、でしたから(片膝で立ったまま、ため息を弱くくついた)ですから、おね、がい、しても? [Fri 18 Aug 2006 00:41:57]
◆フィーリア > (少しずつ起き上がろうとする様に、手を貸そうとするのでは無く。やんわりと笑みを湛えて見下ろすばかり。悠然と言うよりは茫洋とした様で、繰り返される響きが、連なる言葉に変わるのを待ち。) こんばんはー……ふふ、ふ。動けるならー…良かった わ。 運ぶのは大変そうですもの、たいへん。 うふ、ふ。貴女もー…こっちに、来たのね。 今のがー… おもてなしの、お相手? (今のー…呟いて視線を上げた先には、もう、去り行く背中も無い。此方からも朧げに背格好が見えた程度、なのだが。) ……ちいさくて、やわらかそうだったのにー… あんまり、おいしそうって感じがしないのはー… どうして、かしら。 でも、おもてなしー… 残念。 今度、機会があったらー…お手伝いして、いい かしらー…? (おもてなしの流儀を邪魔することになっては、敵対行為と変わらぬ時もあるから。どう?と問いかける素振り。) [Fri 18 Aug 2006 00:32:58]
◆ニイ > (去り行く相手を倒れたまま見送って、それが偽名とも知らず、暮六峠の鎌鼬という名前を覚える、口の中で繰り返す。しゃがみこんだ相手をみれば)こ、こ、こん、こん(しばらく狐のまねをするように、こんこんと繰り返す)こんばんは、フィーリア、さま、お久しぶりです――う、動きは、通常通りとは申しませんが、可能、です(半身をおこさんとするが、なかなかうまくいかない。それでも少しずつ体を起こし。)は、はい、お帰りになられた、ようです――お、おもてなしも、きちんと、できませんでしたのに―― [Fri 18 Aug 2006 00:25:04]
◆フィーリア > ……とぅげー……? (蝙蝠傘の陰で、かくんと首が傾ぐ。雨の中ー…走り去る姿が消える頃には、地に倒れ伏した姿の傍らまで、辿り着けるか。姿が見えなくなったのを確認したら、伏した身の傍らにしゃがみ込んで。) …はぁ、い。こんばんはー… 御機嫌ようー… と言う、には 其処からじゃ難しいのかしらー…… うふ、ふふふふ。 (魔界においても此処においても、何処か場違いに笑みさざめいた後。傘を差し掛けるよぅに、影を作り。) …まだ、動けるー…かしらぁー… 久しぶ り ねー…? 獲物、何かー… 言ってた、アレ。逃げてしまった、わ。 残念、残念ー…… (震えの気配に気付いた素振りは薄く。硝子じみた視線がぼんやりと、見下ろして。) [Fri 18 Aug 2006 00:16:10]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『「ハッ… まったァ…運の良ゥモンじゃ」 走り去る姿は、直ぐに消え去る…か』 [Fri 18 Aug 2006 00:06:35]
◆錫音 > (見下ろす相手は死に体――とは言わないまでも、かなりの重傷か? だが――それでも、向こう側から来た相手と刃を交える際に、何か仕出かさないとも限らねば――… 何より、あそこに立つ者の力量が未知数。 このカラクリモドキにしたって、幸運の産物なのかもしれない―― 思案終えれば、地に這うカラクリモドキへと背を向け―― ) ウチァ、暮六峠の鎌鼬じゃァ…覚えときァ(――出鱈目一つ吐き出し、その場を去ろうとするだろう。 そして去り際、ふっと…思うだろうか。もし、あの場でこのカラクリモドキが相打ち覚悟で膝を深く…早く…鋭く打ち込んでいたならば――… 己は、この場から引けなかったのでは無いのか?と――) [Fri 18 Aug 2006 00:03:04]
◆ニイ > ―ーう、あ?(相手の足が自分から離れていくのを悟る。目をぱちくりと。ついで聞こえてくるのは、知った声。折れた腕を押さえながら、首を動かし、状況を確認しようとする。本当は立ち上がりたいが、片腕がつかえない、かつ苦痛が走っている状態では難しい。)ふぃ、ふぃ、ふぃーりあ? さま? だ、だめ? (言葉の中にこめられた響きに、背筋がびく、と、震えた。) [Thu 17 Aug 2006 23:59:03]
◆フィーリア > (光の範囲から出て、最初に触れたのはー…魔界の半島とは違う、温い温い熱を孕んだ湿っぽい風と。灰色に厚く覆われた空から落ちるー…天来の雫。手にしていた蝙蝠傘を掲げて、ふらりふらりと歩いてくる人影の姿を朧げにするのはー…恐らく、この天候そのもの。それは、此方からも同じコト。物珍しげに揺れていた視線が、倒れたモノと立っているモノに据えられて、止まる。) あれ、はぁー…… あ、ら。 喧嘩?喧嘩? それはだめ、それだけじゃ だめだわ。 ね、ぇー……? (雨音を通すならば、それも不鮮明な響きか。その中にノイズのように混じる、圧縮されたざらつく響きは呪詛構築の音色。 尤もー…知らぬ人影が背を向けて去るのであれば、それ以上追いかける素振りは無い。 くすくすと、不鮮明な笑い声がたなびくだけ。) [Thu 17 Aug 2006 23:52:39]
◆錫音 > ―――― ふぅ… (目突きは、相手の腕と…倒れる動きに空を切り、そして… 相手は、其の侭に倒れて口を閉ざす。 気絶はしてないかもしれないが…この状況なら、このカラクリモノキの命は此方のモノ――か? 立ち上がり、見下ろせば―― 吐息一つと共に、頭に浮かぶ選択肢 1:この場で止めを刺すか 2:手足を切り離してから欧州隊に持ち帰り、調査対象にするか ――― と、そんな事を思っていた矢先だった… ふっと真横――其処にある光の柱が眩しく輝きを見せ… そして、慌てて其方へと視線を向ければ――) 3…連戦覚悟で頑張っとゥ… 4…尻尾巻いて逃げっとゥ、け?(―― ぼやくのは、そんな冗談の様な…乾いた笑い。 見遣る紅い光を逆行に表れるのはヒトガタらしきモノだろうか? そして、それを視認すれば… アレが、何処からか別の世界より此方側へと通じるモノだと位…推測は付き―― それから) チッ… (舌打ちと共に、足は…門の反対方向へ。相手が戦う余力を残していれば…この状況は不利―― 一時、転進を決め込むか) [Thu 17 Aug 2006 23:40:14]
◆ニイ > 倒れた体勢からであれば>倒れた体勢なので [Thu 17 Aug 2006 23:29:36]
◆ニイ > っ!(砂が入ってから更に数瞬がたてば、相手の腕の動きは分った――折れた腕は顔の中央部のままにあったが、その手を相手の手の方向に動かさんと。 押し倒そうとする相手の動きに抗うのをやめる。自分から、後ろに倒れる。背中が腰が地面につく。受身はかろうじてとったが、ダメージがないわけはない。体が痛む。 仰向けの体勢で相手をみあげるように。)お、おみごと、です(それだけをいうと、口を閉ざす。 倒れた体勢からであれば、頭部や関節部に致命的な打撃なり、斬撃をあたえることは可能であろう――) [Thu 17 Aug 2006 23:28:51]
◆フィーリア > (それは、調査の眼が先程まで見ていた魔法陣。空に向かう火柱のような、紅蓮の力。世界と世界を繋ぐ祖借りの中からー…ふらりと進み出るのは、そぅ、大きくも無い人影。 光に当てられたようにふらふらと揺れながら、劇的に変異した世界を見渡そうと、してー…聞こえたのは、荒事の音と。聞き覚えのある響き。) ……あの、声ー……はー……? (門の直ぐ脇という程の至近でも無いなら、ふらふらと爪先は其方に向く。到着自体は次ターン。) [Thu 17 Aug 2006 23:22:07]
お知らせ > フィーリアさんが入室されました。 『(赤い光が立ち昇る――)』 [Thu 17 Aug 2006 23:17:07]
◆錫音 > ―――― チ… ィ!!(口の中をかき回さんと突き出した柄頭… ソレが止められれば、あからさまな舌打ちと共に――感じた手応えに 一つの確信。 中身は、意外に脆いか? 思えば…更に、更に押し込まんと…其の侭、押した倒さんと、前に身体を進め…倒し… 異音を響かせた腕を更に砕かんと、体重を掛け―― ) そら、どうものォ!今ンウチに…よゥ褒め称えっとゥ!!(―― 同時、鞘に伸ばしていた手を離し… 『相手の膝が、己の腹部に迫る。』 その手の人差し指と中指を立てて…狙い定める。 『膝が、己の腹部に触れる』 さて 押し倒さんとする最中の相手の眼球へと放たれた目潰しが届くのと… 相手の膝が鬼娘の腹に深く減り込むのは…同時か、或いは…どちらかが…先、か?) [Thu 17 Aug 2006 23:08:29]
◆ニイ > (かすんだ瞳でも、相手が近づくこと、頭部を狙っていることは見えた。いや、間に合わぬ―さきほど、目をかばおうとしてできなかった、左腕を顔の中央に縦に。ひじの部分に相手の柄がめり込まんっ。ぼきり。硬質化した腕の中でいやな音がした。押し倒されそうになるのをかろうじて、踏みとどまる。)あ、あ、あ、あああああっ(悲鳴を上げながら左足を動かす、狙うは相手の胴体、膝か脛を当てんと。痛みに無我夢中で力は入っているが、大降り、かわされればバランスを大きく崩すだろう。)つ、つ、つよいですうっ(切羽詰った、悲鳴じみた、それでも喜色をはらむ声) [Thu 17 Aug 2006 22:59:53]
◆錫音 > そんだァ…しんどゥ生きとっとゥ事ァ…の (相手が怯んだ瞬間、漏らすのは… 何処か苦笑か自嘲か、そんな風な声音。吐き出せば… 怯んだ様子ながらも、右へと飛んだ相手を追う様に此方も跳び―― さて、此処で如何やってコレを仕留めるか?思考と視認は、一瞬… すれば――) ――――疾ィッ!!(駆け寄り、再度の逆手握りの柄当てが狙うのは―― これ見よがしに開かれた口。その中に柄頭を叩き込まんと突き出せば…前歯をへし折り、喉奥を叩き潰し、そして… 其の侭、全体重を掛けて押し倒し…この奇怪なカラクリモドキの頭部を地面に叩き付けてやらんと、そう目論むだろうか――) [Thu 17 Aug 2006 22:43:07]
◆ニイ > ――直撃されれば、大きなダメージを食らうだろう―。分っているからこそ、砂が入り、視界が利かなくなった瞬間に間合いをあけようとするが。) [Thu 17 Aug 2006 22:39:53]
◆ニイ > ど、泥水を――こ、こ、こちら側の方々はみな――(飛沫のごとく飛んできた砂。顔をそらし、手で顔をかばわんとするが襲い。目に砂が入る。すぐに、足を動かし、左後方―相手から見れば右前方へと跳ばんとする――が、果たして跳べる時間をあたえてくれるかどうか。 目に砂が入って躊躇した一瞬のうちに硬質化していない間接部分、特に首や、目や驚きのあまり常より開いた口に直撃されれば――) [Thu 17 Aug 2006 22:26:42]
◆錫音 > (僅かでも情報を得る為か、撹乱の為か、それとも自己を落ち着かせる為か… 何れかの思いで言葉続ける、も―― 相手の口から吐き出され続けるのは、不明瞭で不確かで、狂人めいた様に聞こえる言葉だけ。 その言葉を耳にし続けていれば、やがて頭の中で固まるのは――) ウチァウチじゃ… こン世界で泥水啜っとゥて生きとゥモンじゃァて――(『この言葉を最後に…最早、これ以上会話の必要無し。』 ――と言う、モノ。心決めれば… 間を詰める相手を油断無く見据え―― ) ――――( 無言の侭、動く事無く…思案。奴に己の刃が通るか、否か。 間合いは此方の方が広い様に見えるが、その己の一撃も通らねば―― 逆に此方が恰好の的。 そして未だ…相手は未知数、ならば此処は――) ―――― シィッ!!(思案の果て、辿り着くのは…奇策か駄策か。地面を蹴り上げれば、その砂を相手の顔面へと浴びせ…目隠しをせんとする、か!!) [Thu 17 Aug 2006 22:15:22]
◆ニイ > どこ――さ、さて、よ、よ、呼び名などあったでしょうか――?(ちら、視線が一瞬だけ、赤い光のほうに。 相手が距離を少しずつ開いていけば、こちらはステップを刻んむように距離を極わずか煮詰めていこうとする。後一歩で太刀の間合いに入るように。)どぉし―――え、え、ええ。お尋ねするつもりでした――(言葉を区切るとすぅ。息を吸い込む)『おンしらァ何モンゾォ』――と(相手の口調を真似て。といっても芸人でもない素人の物まねならばさほど似ているわけではないが。 そして、くす、声を漏らす)こちら側の方々――あ、あなた方に。 で、ですから、お、お、お会いできて、こ、興奮しております―む、胸が、高鳴って、おります――え、ええ [Thu 17 Aug 2006 22:06:42]
◆錫音 > ―――― (蹴り足が着流しを掠め…そして、己が身が無事に相手と向き直る事が適えば―― 身を低くした居合いの構え。間合いは、相手が一歩程度踏み込めば、居合いの太刀の間合いの中か? そして、その構えを取りながら… 頭の中で、頭の中のあの感触を思い返し…そして、目の前のソレの構えをじっと見遣り―― 相手の獲物は拳。リーチでは此方が優位だが、しかし… あの奇怪な感触は、如何にも解せない… 様子を見るべきか? そう、思案し――) ――――『此方?』おンしァ何処ン出じゃァ… そンでェ…ウチらァに出会ゥて…どォしとっとゥんじゃァ?(再度、問い掛けすれば、間合いを少しずつ…少しずつ―― 相手を引き寄せンとする様に離していくだろうかだろうか。 目の前のソレとも… 紅い光、とも――) [Thu 17 Aug 2006 21:56:33]
◆ニイ > (蹴り足は空を斬る。着流しをわずかに掠めたか。相手は少し離れた距離―それでも、刀の間合いであろうか、もうすこし距離が開いているのだろうか―でこちらに向いた体制。女は空を斬った足を地面に置く。両足をそろえ、ステップを踏むように。左手を顔面を守るようにあげ、左手は胴体にそえる)で、ですから――お、お嬢様――あ、あなた方にお会いしに来たと――こ、『こちら』の、み、みなさまに(臨戦態勢の姿勢とはことなり、声は悲しそうな困惑したように。けれど、口元はわずかにつりあがっていて―。瞳は刀を持つ手を捕らえ。) [Thu 17 Aug 2006 21:49:40]
◆錫音 > 悪ゥの―― 今んウチァ…ちぃーっとォ、怪しゥモンなァ辛抱も加減も出来ン様子じゃァての!(正直、八つ当たりか…警戒心の爆発か。そう言う思いが元にあるであろう言葉を吐き出し 柄頭が女の腕を打ち据えれば… 其処から感じるのは肉半ば、鉄半ばと言った具合の感触。ソレに、内心疑問と舌打ち漏らせば… 同時に、女の姿が右側に動く=… 正面が、やや開く) ―――― 急いどゥほしゥのォなァの!洗いざらい、まるっと応えンとォ!!(――そんな叫び放てば…相手が何かをしようとしているのかを確認もせず 開いた前方より左側…相手が動いた方向とは逆側へと跳躍する様に身を離し――同時に、向き直らんと反転…は可能か?そして、その蹴り足が、果たして肉を打つか… 着流しを掠めるか――) [Thu 17 Aug 2006 21:41:36]
◆ニイ > 、相手の右側面に>右側面に移動し [Thu 17 Aug 2006 21:33:51]
◆ニイ > あ、あなたというよりは、あなた方――(体は光沢をはなちつつあった。その体に一気に迫る鬼娘。その速度には対応できない。相手がいつ最初の一歩を踏み出したかも分らなかったほどに――相手の武具が顔を狙っているのを見れば、片腕を上げ、顔面をかばう。)くぁ――(苦痛に笑みが崩れた。鈴音の手には常人よりも硬い女の肌の感触がつたわるだろうか。 いまだ、完全に硬質化はしていなかったが――。足を軽やかに動かせば、相手の右側面に、さらに膝のやや上に蹴りをはなたんと。ただし、腕の苦痛のため、バランスが若干崩れている。)お、お、お嬢様――そ、そのように、い、いそがれ―なくとも [Thu 17 Aug 2006 21:32:56]
◆錫音 > ――――――(問いを投げ、そして自覚したのは 『会話にならない。そして会話する余裕も無い』 と言う事。 そんな一文を引用する理由は…『このカラクリが、自分に会いたがっていた?』と言う事か? 初対面である筈のこのカラクリが? 思考を巡らせ拗らせていけば、傍らから感じる気配と共に、切羽詰る様な感情が胸に込み上げ… そして―― そのボロ布の合間から見える皮膚に異変が… 起きた? ) ―――――― 疾ィッ!!(ソレを認識すれば、一度思考を切る。 敵かは分からぬが…このキテレツな言動、味方ではあるまい。ソレを最後の思考とすれば…即座に柄を握る手を逆手にしながら、全速で以って前へと飛び出し…―――― 10有る間合いを一気に縮めんとし… それが成されれば、即座に その顔面鼻っ柱目掛けて、柄当てを慣行せんとするだろう。この奇怪な女の頭を先手で以って揺さぶってやらんとする為に) [Thu 17 Aug 2006 21:19:47]
◆ニイ > あ、あ、あ、あら、あら、まあ、まあ(矢継ぎ早に放たれた問いにあごに指をあてる。その間も独特の呼吸法は続く。足も、また、とまらない。相手が距離を開けようとしないならば、20メートル以上あった距離は十数メートルに縮まるか。)――ひ、ヒトの書物では、お、同じことをたずねられた男の方が――(口を閉ざして。相手の瞳を見つめる。)『あなたに会うために――ここよりも酷い場所から。なぜってあなたがいない場所だもの、ここよりいい場所であるはずがない』と――と、も、も、もうしておりました(『』内だけはどもらず詩を詠むように流暢に)わ、わ、わ、私の話でしたか?――で、でも、やはり、答えはそう、かわらな――い?(足を止めないまま、さらに近づいていく。ぼる布の合間から除く肌が徐々に光沢を帯び始めて――)(硬質化次のターンに発動) [Thu 17 Aug 2006 21:09:45]
◆錫音 > ――――…… ッ(怯えた様子か?或いは、見た目どおりの…物狂いなカラクリか?それとも、何かしらの演技か? 頭の中でグルグルと巡る推察。同時に、このカラクリは何処から来た?と言う疑問や、此処に来た目的は何か?と言う疑問も湧き出し… そんな思考を繰り返す中、次第に近寄ってくる相手を見れば、こちらからは体勢を崩さず… 近寄りもせず――) ニイ?そンなァ… おンしァ何モンゾォ?何処から来とっとォ? 何ぞゥ目的があっとゥて此処ン来とゥんけェ?(相手の問いに答えず…矢継ぎ早に、問いを投げ続ける。 第一、如何したも何も――… このような場所で、あのような相手… 多少でも相手の素性が分からぬ限り、こうでもしていなければ、安堵が出来ぬのが…この鬼娘の実状) [Thu 17 Aug 2006 20:57:41]
◆ニイ > お、お、オンシア?……な、な、な、ナニモンゾ?(相手の言葉を繰り返す間も口元の笑み形は変わらぬままで。数秒間の沈黙。)わ、わ、わたくし? わ、私? 私は――せ、セイゾウバンゴウをもって、ニイともうします。お、お、お、お嬢様? (相手が今にも刀を抜かんとしようとしているのに、気づいたか、視線が相手の瞳を、下がって手を、腰の刀を、足を見る。再び、相手の顔を見れば、納得したように首を立てに。そして、さらに、二歩三歩と距離を詰めようとする。 女の呼吸はいつしか異なるものになっている。武術の知識や武術家と相対した経験があるならば、それが、体内にいわゆる気を蓄える―その種の呼吸法と似ていることに気づくだろう。)お、お嬢様―い、いかが、い、いたしましたか? [Thu 17 Aug 2006 20:52:08]
◆錫音 > ―――― ほォ…ン(物狂いの様な風体の少女…その姿を一瞥し、それから凝視し、視認しようと目を凝らし…そして認識した。 今、其処に立つのは真っ当な女――否、人ですら有るまい。 紅い光に照らされて映る顔に走る縫い目や、打ち付けられた螺子は、其れが明らかな… 人以外のモノであるとこの鬼娘に認識、させ―― そうさせてしまえば、ソレの浮べる菩薩の様な笑みも、何処か薄ら寒く感じるか… そして――) …… はァ?おンしァ… ナニもンぞォ?(――ソレが口にした二度の、『いらっしゃいませ』の言葉。そして丁寧過ぎる… カラクリ仕掛けの如く丁寧丁寧すぎるお辞儀。ソレに… 怪訝げな様子を深めながら―― ソレから視線外さぬ侭、門より数m程離れんとするだろう。 間合いは、未だ2〜30m程。 不気味すぎる相手に…刀は無論の…何時でも抜ける体勢の、侭) [Thu 17 Aug 2006 20:42:19]
◆ニイ > (いっぽ、にほ、ゆっくりと光へと近づいていた。鈴音が何もしないのであれば、2,30メートルほどまでちかづくか。そこで、足が止まる。 鈴音の視線に気づいたことを示すように笑みを作る。仏像に似た穏やかな笑み。笑みの印象とは裏腹に額をはじめ、あちらこちらに、縫い目や螺子がささっていたりするのだが。)い、い―――い(それ――女は口を動かす。漏れる言葉はしばらく意味を成さず。)い、いら、いら、いらっしゃいませ――いらっしゃいませ(二度同じ言葉を発する。その声に隠し切れぬヨロコビの色。女は頭、斜め四十五度さげ、すばやくあげようとする。) [Thu 17 Aug 2006 20:35:01]
◆錫音 > ―――――― (舌打ちすれば、それからは無言。 最早、独り言のネタも尽きたのか… 後はただ、紅い光から感じるソレに圧倒される様な気配から身を守る様に…後ろへと、一歩、二歩と後退し――…… そして、意識を紅い光から外そうと、視線を巡らせ始め…) ―――――――― (その最中、気付くだろうか? 此方へと歩みを進める物狂いの様な少女の姿に。 まるで、白痴の様な様子を露にするソレを視界に納める事に成功すれば…怪訝そうな表情を浮かべて、凝視するだろう。 無論、刀は何時でも抜ける様に―― 何時、何処から何かが飛び出しても対処出来る様に) [Thu 17 Aug 2006 20:27:33]
◆ニイ > (襤褸の布のごとくやぶれた衣服を身にまとい、その女は地を歩く。古き城のある方角から。その足取りは急ぐわけでもなくゆっくりと、一定のリズムをもって。)あ――あ(光を浴びる顔。口は半ば開き、意味を成さぬ声を漏らす。そして更に陣へと足を進めるが、いまだ門に近づく鬼娘の姿には気がついていない。) [Thu 17 Aug 2006 20:23:49]
お知らせ > ニイさんが来ました。 [Thu 17 Aug 2006 20:19:51]
◆錫音 > ――――………(そして、紅き光を前にして… 顔をしかめて暫し思案。先ほどまで、自分を保つ為にと回していた口を止めれば… その光を、マジマジと凝視し―――― 無論、その間も手は、刀を抜ける様な体勢の侭…で――) 光雅か、影守でも引っ張っとゥとォ方が良かっとゥけェか… コイツァ… (―― そんな体勢の侭… 冷や汗混じりに漏らすのは、そんな弱音。 あの二人とて、何かしらの任務を与えられて動いている…ソレを個人の理由で勝手に動かす訳にもいかないだろう。 分かっている… 分かってはいる、が―― 何故だろう?この紅の光… 偵察だけとは言え、自分一人では荷が思い気がする。 ) ―――― チィッ…(その証拠に、先ほどから… 背中が、汗で 酷くベトつくのだから) [Thu 17 Aug 2006 20:19:04]
◆錫音 > (――――…… そんな言葉吐き散らしながら思うのは…『家帰って酒かっ喰らって、全財産つぎ込んだバクチしてスッてから、暖かい布団に丸まって寝たい』 なんて、少しばかり追い詰められ気味にも思える思考。 そんな思考を振り払う様に、再度瓢箪の酒を煽り… 視線を、チラリ、ソロリと――光の方へと向けていけば… その中心辺りへと… その紅い光の柱へと向けて――) あン光がァ… 原因じゃろゥがァ… アレが、何ぞゥワカランとォ… 如何し様も、あらンとォ…わ(… また独り言。一時でも口を止めれば…その場に押し潰されそうな錯覚を振り払う様に口を動かし続ければ、手は… 何時の間にか、刀の柄に。 ソレを強く強く… 何時でも抜ける様に強く、そして確かに握り締めながら… ゆっくりと、岩場から離れ… 門の方へと少しだけ、身体を向けて――) [Thu 17 Aug 2006 20:05:06]
◆錫音 > (出来れば、今直ぐにアマウラに帰り『アレはヤバイモノ。早急に対処すべし』と報告をしたい…が―― それで上が納得するとも思えない。いや、思わない―― どうせ、再調査などを命じられて此方に送り返されるのがオチ…だろうか。 なんて思えば… 顔を更に顰つつ…腰の瓢箪を、一気に煽り――) 冗談なンゾ酒ン席だけンしとっとゥんじゃッ… ウチァの…しがなァ斥候に毛ェ生えとゥモンじゃぞ? そン斥候にしとっとゥも限度があっとゥわ… ッ(酒を煽り、一気に吐き出すのは―― 早口で、乱暴で…そして、自分を落ち着かせる為の独り言。無言でいれば…恐らく、この場の気配と、とんでもない(と思われるモノを目の当たりにした緊張)に当てられて吐きかねない―――― いや、吐くだけで済めば御の字。 故に、己の精神の保安の為に…身を潜めると言うリスクをないがしろにしてまで独り言、吐き散らし――…) [Thu 17 Aug 2006 19:57:53]
◆錫音 > (陣より少しばかり離れた地点にある、小さな岩の様なモノ。其処に身を潜めて様子を窺うのは―― 着流し姿の鬼娘一匹。その顔は、場の雰囲気に当てられたのか…それとも、根底にあった恐怖にでも晒されたのか――余り優れず… ) だァ…ッ! あン腐れジジィが… なんとゥモン、押し付けっとっとゥァ腐れ呆けェ…ッ!!(そんな体勢で、吐き出すのは…震えた声音の悪態。 無論、視認しただけではコレが何だか分かりはしないが――… 近場に寄って感じる、異様な―― そして、悪質な感じは… コレが真っ当な代物では無いと、此方側生まれの鬼の心に抱かせ、て ) [Thu 17 Aug 2006 19:51:46]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『調査、及び偵察』 [Thu 17 Aug 2006 19:46:32]
お知らせ > ゾゥリズさんが帰りました。 『このヴェイトスと言う盆の上、我が主君の為の晩餐を並べねばな』 [Thu 17 Aug 2006 09:35:14]
◆ゾゥリズ > … 城に着いたら、例の報告と―― それと、屍人の調達も必要やもしれぬ、か(足を前に進めるなか… 頭の中で算段を始めれば―― 考えるのは、どれだけの者がどれだけの数、集まっているか?攻め入る方法と、場所… この辺りの地理は完全に把握可能か? などなど… 思考巡らせていけば――やがて) ―――― ククッ(甲冑の奥、笑みが漏れた) [Thu 17 Aug 2006 09:34:22]
◆ゾゥリズ > ―――――― ふむ (暫し待ち… 返答が無いのを見れば―― 誰も居ないのか、居たとしても言葉を出す事すら出来ない状況か―― 或いは、既に死体と成り果てたか… そう、判断を付けて首を振り… それから、視線を辺りへと巡らせ―――) 居ないならば、先に進むとするか… 確か、古城は… ふむ、あちら側であったな(… やがて、その視線が定まる方向は、自らの主君が居城としていた古城の方角。 進路に間違いが無ければ… 明日には辿り着くだろう、そう判断し… 足を前へと進めていくだろうか) [Thu 17 Aug 2006 09:28:35]
◆ゾゥリズ > ―――――― ふむ?(その甲冑が、門から姿を現して最初に吐き出すのは… 疑問の様なソレ。 多少なりとも、場が荒れて――戦いの痕跡らしきモノにも見えなくも無いか? ふっと、思えば―― 辺りに誰か居るか如何か、確かめる様に視線を巡らせ――) 誰ぞ居るか!? 此処で何が起きたか、仔細を問いたい! 誰ぞ居るか!?(―― 一先ずは、声を上げるだろう。 もし、出てきた相手がニンゲンならば、斬って捨てて… 手先の屍人へとしてしまえば良いだけの事、なんて考えつつ――) [Thu 17 Aug 2006 09:21:28]
お知らせ > ゾゥリズさんが来ました。 『門より染み出す様に現れる、甲冑姿… 一つ』 [Thu 17 Aug 2006 09:17:31]
お知らせ > 影さんが退室されました。 [Thu 17 Aug 2006 06:37:43]
◆影 > くはぁ……、 (再び偽りの体を纏えばため息ついて) ふぅ……怖い怖い。さて……旦那ぁ、取れそうですかい? (そう声をかけるとm触手を引っぺがすのを手伝って) [Thu 17 Aug 2006 06:37:40]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『「あの触手の子・・・必ず。」』 [Thu 17 Aug 2006 06:23:57]
◆ステア > ・・・痛ゥ!! (ローブから伸びていた手に、強襲者のソレが掠め、紅い筋が白い肌に浮く。 何とかかわせた。) 新手ですか・・・ッ! (両手をローブの中に引っ込め剣を納めれば・・・状況を素早く、読む。 ・・・1対2・・・通常なら余りに不利。ただし触手の少女はまだ身動きできない、嫌な事に陽も昇ってきた。なら・・・今のうちに!!) ・・・退くしか、ないですね。 (茂みに潜んだ新手と・・・氷による捕縛から抜け出そうとする少女を、それぞれ一瞥し、「次は・・・仕留めます。」と、ポツリと言い残して・・・影に身を潜める様に消え・・・た。 [Thu 17 Aug 2006 06:22:27]
お知らせ > 影さんが来ました。 [Thu 17 Aug 2006 06:21:13]
◆影 > シャギッ! (ごかいのようなその口は、ステアの体を掠めるようにして、跳躍をおえて、そのままの勢いで茂みに潜む。刹那の攻防で) [Thu 17 Aug 2006 06:07:28]
◆ステア > ―――ッ!? (そして、今まさに魔術を放とうとした刹那。 背後より咆哮。しまった、完全に虚を突かれた! ) こ、の・・・!! (詠唱を中断し、全力で横に飛び退く!!避けれるか!? [Thu 17 Aug 2006 06:01:33]
◆影 > きしゃああああっ!! (蛆の山から飛び出るようにして、乳白色のワームが勢い良く咆哮しながら飛び掛る。詠唱を続ければ確実にステアに喰らいつくだろうが……) [Thu 17 Aug 2006 05:39:25]
◆ステア > ・・・お好きに。 (ポツリ、と呟き、詠唱を続ける。 だが、少女が強引に氷から開放しようとかかれば・・・呪文の短縮化が必要と判断し。) reduction of spell―――!! (呪文のランクを下げ速度を重視する。 拘束しているのはあくまで氷だ、そんなに長くは持つとも考えがたく!) 結構です。自分の生まれを呪おうとは思ってませんがソレに殉ずるつもりも・・・ありませんから。 (短縮された詠唱により、本来の威力は無いものの動きを封じた時の倍はあろう魔力場が掌に展開されている。 ソレを構える吸血鬼の目は普段からは想像もできないほど険悪。この少女は・・・目指すモノを痩せ我慢と言った!!)(背後のスライムには依然として気付かない・・・そのままスライムが何もしなければ、展開した魔力場が触手の少女へと牙を向くだろう。 [Thu 17 Aug 2006 05:37:41]
◆アトレー > 褒められちゃった。 でも、痛くするなら私も怒っちゃおうかな――― んッ・・・!!(ぎしりと力がはいる。後一歩前に進めれば相手を蹂躙するのはたやすい。ただ膂力で引っこ抜く――――機能せずとも体が前に進めればよい と、そんな素振りだ。) 素直じゃないって駄目だと思うの。味はイマイチそうだけど・・・・・私が勝ったら、とても素直になるまで色んな事するね?(最初から勝ったような口調は自信の表れか、或いは裏に回ったスライム状を意識しているか。 触手の剛力だけでなく華奢な本体もまた相応の力を持つが故に、縫い止められ動かぬ触手を本体の手で掴めば、強引に引っ張って地面から剥がそうとするが・・・・此方は今少し掛かるだろう。) [Thu 17 Aug 2006 05:13:47]
◆影 > ぞぞぞぞぞぞ……………。 (お互いの射程内に入れば、ようやく動きを止めて、それでも更に狙いを定めるように死ながら、スライムの内部、蟲はばねを溜める。次のターンで、気づかれない限りステアの背後から、園背中に喰らいつくだろう) [Thu 17 Aug 2006 05:10:51]
◆ステア > ・・・その自信、魔族らしいですね。試してみますか? (細剣を向けたまま・・・もう一方の白い手が、ローブの中より生える・・・そして、ソレを少女へと向け・・・魔力場を形成する。先程のとは比べ物にならない・・・クラスの、ソレを。) 痩せ我慢ですか、してますよ・・・この衝動から、ね。 (呟かれた「楽しい」の単語、耳に届けば、ザワ・・・、と感情に波が立つ。) やはり・・・貴女にはここで潰えて貰います。 ―――restraint spell open !(制御スペル開放 詠唱開始〜残り4ターン〜 依然スライムの存在には気付かず・・・眼の前を少女を滅ぼす事だけに集中している・・・。 [Thu 17 Aug 2006 04:31:30]
◆アトレー > んー、死なないから大丈夫?(現状では動かせて二本か。 触手を下がらせ本体に近づけるのは、その間合いの中に引き寄せる事にもなる。) あんなに楽しいのに変な子。 痩せ我慢してない?・・・・・・・?(迂回する影が見えるが――此方と相手を挟むようにするという事は味方だろうか。 合図など送れば逆にばれてしまうし――ここは信用するしか無い。) [Thu 17 Aug 2006 04:16:50]
◆影 > ぞるる……。 (蛆と蟲の群れから、紅い眼球を僅かに覗かせ、二人の動向をうかがう。そして剣を突きつけたほうが有利と判断すれば、その背後を取るように迂回して移動しようとする。そうすれば、アトレーからは視認が容易になるだろう。次ターン、到着) [Thu 17 Aug 2006 04:12:39]
◆ステア > ・・・貴女の生命が費えても、ソレができますか? (ポツリ、と洩れた言葉。 自分はこの少女を殺める事をもいとわない、と。 そして触手が下がっていくのを見れば、半歩・・・少女に近付く。) ―――ええ、貴女と同じ、私も人を糧としますが・・・貴方達のように、その事に悦を感じたりはしていません・・・。 (帰って来た返答・・・それの指す所を感じ取れば・・・更に険しい顔になる。 新たに現れたスライムには、注意を完全に眼の前の少女に移している為気付かず・・・ [Thu 17 Aug 2006 04:08:31]
◆アトレー > ・・・・・うえ、其れ困る。 引っ張れば取れると思うけどー―(やっぱ痛くて怖いものだし、一方的に切られ続けるのもなんだ。剣を振り上げるが見えれば、少しづつ触手を本体側に下がらせて。) ・・・・貴女、ご飯は食べる?(そして質問に質問を返す事を持って回答としよう。 日課、みたいなもんだろうと。 ――目の前に脅威が居るためか、此方はまだはいずるスライムもどきには気が付いていない様子――) [Thu 17 Aug 2006 03:57:36]
◆影 > (二人が争う中、魔方陣から出現する、人形。それはすぐに崩れると、スライムのような形状になり、地べたをはいずりながら、そっと二人に気づかれないように接近しようとする。ゆっくりいけば後2ターンはかかるだろう) [Thu 17 Aug 2006 03:55:53]
お知らせ > 影さんが入室されました。 『揺らぐ紅い柱』 [Thu 17 Aug 2006 03:49:03]
◆ステア > ・・・もしかしたら、千切る事もできないかもしれませんが。 (昨日あった甲冑とは真逆・・・緊張感の欠片もない相手に、少し拍子抜けして・・・眼を丸くするも一瞬、直ぐに緊張を取り戻す。 此方の剣の間合い外ではあるが・・・相手の間合いに飛び込むよりはマシだろうと・・・一歩も動かない。しかし、触手は間合い内、ならば触手に向かって剣を振り上げ―――) ――そうですか。それはどうも。 美味しい、ですか・・・人を食べる気、なのですね。では、別の質問を・・・貴女、人を食べるのに、罪悪を感じたり・・・します? (赤と黒の睨みあい・・・夜やこちらが態勢で有利といえど拮抗状態に近いのは変わらない。 この問いで返答次第では・・・この少女を、滅ぼす事になるかもしれない、と・・・。 [Thu 17 Aug 2006 03:46:29]
◆アトレー > ・・・・・そっか。 それじゃ後で千切るね? ・・・痛いんだけどなぁ。(がく、とへちょたれる様は緊張感の欠片も無いというか、そういう習性なのかもしれない。 切っても生えてくるからあまり損失も無かったり―― 触手は長いもので4m近くあったりするが、剣の間合いに比べてギリギリの長さでは不便も多い。最大の一歩内側くらいまでは安全圏だろう。)・・・それじゃニンゲンじゃないんだ・・・なら要らないや。 ―― 苛めたりするかも。 美味しいって聞いたもの。(得物を得物が牽制し、赤い瞳を漆黒の瞳が受け止めて――微妙な睨み合いになるだろう。 此方がしゃがみこんでる分いろんな意味でちょっと不利だ。) [Thu 17 Aug 2006 03:33:33]
◆ステア > (多少、照準はずれたが狙い通り触手射抜き、凍結させて地面に縫い付ける事に成功した。 同時に、隠れていた本体が再び闇より這い出てきた・・・逃げていたわけじゃないのか? 触手の少女の前で足を止め・・・) 暗黒魔術凍結系捕縛呪文です・・・暫くは、動けませんよ。 まぁ、その触手を斬りおとせば話は別ですけれど。 (コツコツ、と岩場に渇いた足音を響かせ、触手のギリギリ届かない範囲で足を止めれば・・・スラリ、とローブの中に納めていた細剣を抜き放つ。) 私が人間かどうかはどうでもいいでしょう・・・そもそも、人間だったらどうすると言うのです? (紅い目が本体の少女を見下ろす。 相手に出来うる限りの凄みと、危機感恐怖心を植え付ける為に・・・この時ばかりは吸血鬼としての本能を、呼び起こす・・・ 抜き放った細剣を少女に向け・・・尋問するような、態度を。 [Thu 17 Aug 2006 03:23:05]
◆アトレー > (保護色も間近にあってはあまり機能しないものだ。 そして質量が大きいというのはパワーであるのと同時に、面積がでかいという問題を発生させる。 多少狙いがずれても、命中してしまうのだ。 放たれた黒色の閃光は、触手の三本ほどを射抜いて地面に縫いとめた。 ) ……ッ!? 冷た ぁ…!! 何、これ――?! (苦痛と一時的な凍結から、前進も中断されてしまう。 悲鳴と共に、本体が影から転げ出てきた。 刺された背中の触手押さえたいが手が届かない様子か。) ・・・・おかしいなぁ。 ニンゲンじゃ、ないのかな?(其処に到って漸く餌から敵対者に認識を改めたか。 残る触手を本体を守るように女に向けて翳して――) [Thu 17 Aug 2006 03:07:39]
◆黒衣の女 > ――――veniant spiritus glaciales,extendantur aeri tundram!! (詠唱完了。 掌に光る魔力場が詠唱された魔術へと変換され・・・あとは発射を待つのみとなる! ソレを感じながら消えゆく対象へ眼を凝らし・・・闇の中の触手を見分ける!!大丈夫・・・まだ、見える!) ―――『FRIGERANS OBSCURI』(凍結させる闇の精)!! (バサリ、と深く被ったフードが流れる風で捲れれば・・・白い肌と血のように紅い瞳が、闇に生えるのが相手にわかるだろう。 そして、放たれた極寒の冷気を纏った闇の槍が・・・触手の生えた地面へと、迫る。・・・が少々狙いがずれている・・・様にも、見える? [Thu 17 Aug 2006 02:50:53]
◆アトレー > (夜の闇の中に一層濃い部分がある、という程度だが――居場所は良く見れば其れで認識できよう。 円形の影より太い触腕のみが生えた姿は本体を晒した時よりも悪魔的なもの。 人型の部分が完全に影に隠れたら、そのまま音も立てずに女の方に向かって進み出す―――沼の汚泥を掻き分けて忍び寄る鰐のように、下手に足音立てるより不気味だろう。) ――ふふ、早速いただきます かな?(白兵戦を旨とする此方も間合いは近いほうが良く、互いが歩み寄れば距離は一気に近くなる――なんら妨害が無ければ次のターン位には、互いを間合いに捉えよう。 詠唱の完成はギリギリ間に合うか。) [Thu 17 Aug 2006 02:33:29]
◆黒衣の女 > (触手の魔族が此方を向いた・・・気付かれた?) ――――! obsscurantes,cum obscurationi ―― (詠唱途中、闇に紛れ込むような、地面に埋まるような感じで少女の部分が消えるのに気付けば・・・。 気付かれた?逃げる気?いや・・・逃がさない!) ――flet tempestas nivalis――! (詠唱残り1ターン 同時に彼女は駆け出す。 残る触手、アレに命中させようと・・・距離を縮め!! [Thu 17 Aug 2006 02:23:56]
◆アトレー > (光射さぬ闇夜であるが故に―― 手に宿るその光は目印となってしまう。 調子に乗りすぎなくるり一回転を途中で止めて、触手の少女は女の側に向き直る。) ―――あ、あれってニンゲン? ・・・・かな?(小首をかしげるような動作は、攻撃を準備されているとは考えていないためか。 数秒の思考の後、人に出会ったときの”予定通りの行動”に出る事にした。) ・・・・判んないから聞いてみよっと。(夜は世界の全てが影の内であり、影に潜る力が最大限に生かせる時間。 その場でずぶりと、地面に沈むように自らの影に溶ける。 触手がでかいので完全に消えるにはあと1ターンほど掛かるが―― 狙う側からすれば地に潜って隠れようとしてる様にも見えるだろう。) [Thu 17 Aug 2006 02:04:42]
◆黒衣の女 > (魔方陣から現れた触手の魔族の様子を見るように、その全容を見詰める。 触手以外には・・・尖った耳、私と同じ黒髪、禍々しい赤を刻まれた黒衣・・・触手以外は、人のソレと大差ないけれど・・・) でも・・・魔族なんですね・・・ (昨夜の自分を捕獲しようとした、甲冑と杖の少女を思い出しながら・・・ローブの端より白い手が生える・・・。 アレもどの道、人を襲い、殺戮しソレを悦とする者なら・・・人と共存するのを最大の目的としている吸血鬼としては、今、気付かれない内に・・・滅ぼしてしまうのも、手・・・か?) ――veniant spiritus glaciales・・・ (そうして黒衣の端から映えた白い手に魔力場が形成される・・・ 淡い光を纏った魔力場に、距離があるとは言え少し注意を払えば気付くであろう。 気付かないようならば・・・ 「詠唱〜残り2ターン〜」 [Thu 17 Aug 2006 01:52:11]
◆アトレー > (蒸し暑さという感触は奇妙だが、魔界の熱気に比べればまだ涼しい方だ。 歩けば歩くほど奇妙なものが眼にはいる。草も樹も小動物も全てが違う。 此方の標準なんだろうが――) ・・・・なんだか実感湧いてきちゃった。(輝くほどに新鮮な世界を鼻歌交じりで散歩してく様は、人類全てを食い殺す地獄の使者とかからは程遠いかもしれない。 人類に対する害意は変わらぬだろうが、個体ごとに目的や趣向は様々なのだ。) ――♪ 〜〜〜♪(距離があることもあって今はまだ大丈夫だが――物珍しさからだろう、きょろきょろと周囲を見回しつつの移動だ。 観察にかまけ隠れるを疎かにすれば、黒衣の女の存在に気が付く事になるだろう。) [Thu 17 Aug 2006 01:34:20]
◆黒衣の女 > ・・・・・・・・・やっぱり、あの魔方陣は魔族が魔界を行き来するのに作られたとみて・・・間違いないでしょうね。 (新たに化け物が現れた魔方陣を眺めながら、昨晩の魔界での騒動・・・紅い帽子の甲冑がいっていた「幾らでも殺しつくさせてやる。」の言葉を思い出す。 あの言葉通りなら、此処から出てくる化け物は・・・全て人間を殺戮するのが目的、ということになる・・・。) でも・・・今度のアレは・・・あからさまですね。 (今しがた現れた化け物は・・・女の子(?)の形をとっているけれど・・・注目すべきはその背中より生えた・・・大量の黒い触手。 昨日見た甲冑と、杖を持った少女以上に・・・アレはあからさまに魔族といえる。 [Thu 17 Aug 2006 01:27:33]
お知らせ > 黒衣の女さんが来ました。 『魔方陣から出てきた怪物を少し離れた場所より眺める影が、一つ。』 [Thu 17 Aug 2006 01:16:05]
◆アトレー > (旅人が居るならば襲ってもいいし、家という奴を見つけられればきっと一杯居る。 来て早々で腹も減ってるし、まずは最初の食事を夜のうちに済ませてしまおうと。) 折角だし、今のうちに休む所も見つけとかなきゃ。(此方に来てまで塒の心配というのもちょっとアレだが――複雑な自然の多そうな地形のこと、これはすぐに見つかるだろう。) [Thu 17 Aug 2006 01:13:20]
◆アトレー > でもニンゲンが居ないや。 これ、夜っていうのかな?(魔界で聞いた話から状況を推察するに、暗い間は家に引きこもっているのだろう。 このまま立ち止まっていても進まないし、適当な方向に歩いてみる事にする。 周囲に人影見つけるまでは特に警戒する所もない。 自分にとって夜は気にならないどころか、最大級のアドバンテージなのだし。) [Thu 17 Aug 2006 01:06:38]
◆アトレー > (その輝きが収まるのと引き換えに。 魔法陣の中から、今また一体の怪物が這い出した。 今度の化け物の姿は人や妖精種に近く、尖った耳と黒い髪を持つ女性体。 その背に生やしたものが複数の触腕でなく翼なら、黒い天使と表現できたかもしれない。) ―――わ、素敵……♪ 真っ暗なんだ?(化け物的には閑散とした周囲の地形よりも夜の暗さが気に入ったらしい。 大きく背伸びなんかしつつ。) [Thu 17 Aug 2006 01:03:38]
お知らせ > アトレーさんが入室されました。 『ふわりと薄く魔法陣が輝いて―― 』 [Thu 17 Aug 2006 00:57:14]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『(魔界の門―― 一日目終了)』 [Thu 17 Aug 2006 00:17:21]
◆ナナオ > ――まぁ、物騒なモンだったら――……ぶっ壊しちゃえばいいのよ。 (寒気を振り払うように、カラカラと笑って手綱を引いた。 この場から移動の許しを得た駱駝は、慌てて足を動かし) [Thu 17 Aug 2006 00:16:31]
◆ナナオ > (途中にベースを構えるのに丁度良い所があったから、その辺も報告に入れて―― そして他の調査員からの情報も聞いてみたいと思った。 まさか自分が一番乗りってわけでも無いだろう。 自分の目では、此処から見えるのは赤い魔法陣だけ――雲が月を覆っている所為もあって、他は暗闇に閉ざされている。 他の誰かが見た「足跡」やらは、赤毛には見えていない。――この寒気の正体も分からない。 ) ……ただの日時計みたいなモンならいいんだけど。 (時間になると、特定の変化が現れます。みたいな。――この魔法陣もそんな平和なものであって欲しいと思った。―――同時に、ありえないと苦笑いするのだけど) [Thu 17 Aug 2006 00:09:33]
◆ナナオ > と、なるとだ。(一度アマウラに戻って、調査隊への情報提供。ヴェイトスへ書簡連絡――あとは――…魔法陣の解読? アレは、文字一つ一つに意味があると聞いた事がある。 ならば、それが解読できれば、何のためにこの魔法陣が現れたのかも分かるだろう。 ――簡単に言うと、専門家に任せたー!!だ。 現地で出来ることは、調査の続行と、魔法陣の監視――か。今の所―― ) ……ベース確保の為の準備とかも必要か。 アマウラから簡単にあるいてこれる距離じゃ無いしな。 (アマウラから50q程度か――駱駝で3時間程度。 徒歩だともう少しかかる。) [Wed 16 Aug 2006 23:56:22]
◆ナナオ > (遺跡の地下のカタコンベだって、こんなに酷くなかった。―― 奈落の底を覗きこんでいるような違和感と嫌悪感に、墓場の陰気さを混ぜ込んで、金持ちのデブケチ親父の笑い声を足して足して掛けたような――と、大変分かり辛い感想を心の中で羅列する。 そして、今回の仕事は此処を調査しろって話しだ。 フードの下で、引き攣る表情が隠せない。 ――女の呟きにも反応して駱駝も体を揺する、興奮して息が荒くなる。 何とかなだめようと手綱を引いて) ッチ…!(舌打)―――魔法陣――赤い魔法陣 。 これが原因だよな…如何考えたって。 こんなもんが前から在ったら、古城と並んで、観光名所扱いだ ( 自然と独り言は、辺りを気にして小声になる。 さびしんぼの歌も歌えやしない。) ―――…「得体の知れぬ化け物が出てきた」ってあたりに信憑性がでてきたー…?一番眉唾だと思ってたのに。 [Wed 16 Aug 2006 23:45:26]
◆ナナオ > (魔法陣を見渡せる小高い丘の上で駱駝は止まった。 正しくは怯えてそれ以上進もうとしなかった。 砂と土の混じった乾いた大地に蹄の跡を幾つも残すことに終始する。 フードの下で、小さな舌打。 だが、仕方ないだろう。 ――なぜなら、自分にも分かるからだ。 此処は――――) 気持ち悪い―――ッ ッ。 (さっきまでは暑いくらいだったのに、足元から上る空気と雰囲気に鳥肌がたつ) [Wed 16 Aug 2006 23:31:30]
◆ナナオ > (昼間にキャラバンの商人達と、オアシスの住人に色々聞いた結果――1:今回の騒ぎは砂漠地帯で起こったことではないという事。 アマウラの住人の目撃情報は間違っていなかった。『正しく東北東』――即ち古城ではなく、今目の前に広がる、岩と砂の大地にある。 2:火薬爆発の類の光ではなかったという事。アマウラが動かない理由に、こういう報告が密やかに上っているのではないかと思ったが、違うらしい。 確かに、此処まで近づいてもそれらしい痕跡――火薬の跡や、爆発の跡はない。 3:此処までくれば、赤い光の正体は誰が見ても判るという事。 ) ―――――…………。(闇夜に浮かぶ赤い魔法陣に、駱駝に乗った外套姿は、目元を細めた) [Wed 16 Aug 2006 23:26:57]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(外套姿と駱駝)』 [Wed 16 Aug 2006 23:18:44]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 初日、目立った異常なし。 』 [Wed 16 Aug 2006 22:38:37]
◆エリシャ > ……もっとも―――――。 ( 見下ろす魔方陣に変化は無い。 調査団の姿も見当たらない。 ) …棒だナイフだでどうにかなるものが出てくれば良いんだけどね。 ( あの足跡。 どんなものがあんな痕跡を残せるのか知らないが、ああいう規模の話になるとある程度覚悟が必要になりそう。 15万って高いのか安いのか分からなくなってきた。 ) [Wed 16 Aug 2006 22:31:40]
◆エリシャ > ―――――っちゃぁ、しまった。 棒。 ( 古城でべっきり圧し折られてから新調していなかった。 すっかり忘れていたが、道端で拾ったアレ、なにげに使用頻度の高い便利な武器兼防具だったのに。 丈夫で長さも程好くて真っ直ぐなヤツ、探すの大変なのに。 ) 身包みひん剥かれた時の応急処置だったけどね…! ( 苦い記憶。 武器全部と所持金全部ひん剥かれた時の話。 身体が無事だったから良かったものの、徒手空拳で財布も空っぽじゃやってけないし、とその場ででっち上げた新兵器だった。 いい思い出。 ) [Wed 16 Aug 2006 22:25:37]
◆エリシャ > ( ぎりり、と弓を引き絞ってみる。 生半可な細腕では十分に引けないほど強力な複合弓だ。 これを扱えるようになる為に暫らくトレーニングにいそしんだ程度には。 プレートメイルに穴を開ける破壊力を持つ反面、速射精は犠牲にした。 長距離狙撃用と考えればその方が理に適う。 実際乱戦や近接戦になると弓の出番はいつも無いし。 一人旅ではそれこそ此方から仕掛ける気でもないと大抵向こうから接近してきてしまうのだが。 ) …こないだもそうだったもんなぁ。 ( 棒とナイフ。 小手先で扱うのに便利な小道具で機動力を武器にする。 それでもあんまりやりたくないのには変わりないのだが。 ) [Wed 16 Aug 2006 22:09:38]
◆エリシャ > ま、いきなり射掛けちゃ調査にならないけどね。 捕獲、か。 ( それもまた面倒な仕事ではあるが。 殺すより生かす方が数段難しい。 変化の無い魔方陣を見守りながら1つ息を吐き、アマウラで買った干し魚の保存食を一口齧った。 妙にしょっぱくって美味しくない。 水で流し込むしかないか。 ) [Wed 16 Aug 2006 21:51:10]
◆エリシャ > ( 下まで降りればもう少し何か痕跡を見つけられるかもしれない。 もともとレンジャーに近いフィールドワークを得意としているし、こういう屋外での仕事はやり易いのだが――――先ずは此処に潜んでいる事にした。 何者が現れるとも知れないし、複数の調査班が来ている筈だ。 皆が皆大接近すれば良いというものではないし、なによりこの距離(魔方陣から50m強離れた丘の上)なら普段なかなか活躍の場の無い複合弓が活かせる。 おばあちゃん譲りのクォーターエルフの眼、闇夜でも狙いを定める自信があった。 ) [Wed 16 Aug 2006 21:48:00]
◆エリシャ > ( 気づいた事があった。 魔術的なことではなく、純粋に特化した感覚によって。 こうして遠目に眺め下ろす視点を選んだのもあったかもしれない。 ) ―――――大きいね。 古城の方向かな。 ( それは既存のものに比べて異常な大きさだった。 赤い魔方陣から点々と続き、北西に向かっている。 その方向にあるのは古城くらいのもの。 つい先日まで泊り込んで探索していた場所だ。 タイミング次第で突然の来訪におもてなししなければならなかっただろう。 ) ( “足跡”だ。 それは色々な意味で不自然なもので、先ず何よりもずば抜けて大きく。 そして獣のような歩き方をする。 酷くバランスの悪い下手糞な歩き方で、恐らくかなり遅かっただろう。 なにより奇妙なのは、「足跡」と言い切るにはあまりに形状が掴めない。 ガラクタの山を思い切り地面に押し付けただけのような、そんなちぐはぐな形状をしていて、そりゃぁこれで歩けばバランスも悪かろうというものだ。 それでもその痕跡はある程度等間隔に続いて、古城の方角を目指していた。 ) [Wed 16 Aug 2006 21:38:26]
◆エリシャ > ( 事態は想像していたより随分と酷そうだった。 うっすらと赤みを帯びて輝く魔方陣を遠い丘の上の木から見下ろして1時間。 今の所変化は無いが、こんな場所にこんなものがあること自体が既に異常。 魔術に疎い人間にだってそれくらいの想像はつく。 自然にはありえないもの。 人為というのをぷんぷんと漂わせる代物だ。 ) ―――――…だいたいこの「赤」っていうのがさ、自然の中にミスマッチなんだよね。 ( 軽い口調の割に、あまり顔は笑っていない。 人の手で創られたものならそのうち誰かが現れるだろうか? これを創ったこと自体で目的が達成されているならその限りじゃないが。 ) [Wed 16 Aug 2006 21:26:05]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 ひらかれしもの 』 [Wed 16 Aug 2006 21:20:43]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『(そんな重大なことには気付かず。今は流れる風を楽しもう。)』 [Wed 16 Aug 2006 17:16:14]
◆ジル > 没落貴族言うなー! ( 大声で叫ぶ。 相当腹が立っていたようだ。 )( けどこんな場所で貴族っぽい格好してたら物盗りに出会ったら確実に襲われるね。 あと冒険者にも怪しまれる。 言われたとおり余生は短いのかもしれない。 ) [Wed 16 Aug 2006 17:15:25]
◆ジル > 理解出来ぬ者に押し付ける気も無い。 ( 他に誰にも理解されないのかもしれない。 しかしそんなことは些末時だ。 ただ長く生きると生き方にこだわりが出来てしまう。 貴族にとっての美学とはただそれだけのこと。 ) 貴様を楽しめる? 中々に愉快な冗談だな。 ( そんなことに命を賭けずとも、世界は様々なことに満ち溢れている。 ただ命の賭け方が貴族と男で完全に違っているだけ。 男の考え方の方が魔界にとっては一般的なのだろう。 ) 戦いに理由などいらない……か。 それの方が正しいのかもしれんな。 私にもわからないことがあるということか。 ( 何かを考え込むような珍しく殊勝な態度。 ) ―――品の無い男だ。 まぁ下賎の者にそれを期待するだけ無駄だがな。 ( 木に背中を預けつつ古城へと去り行く男を見送った。 ) まったく……貴様も言ったろうに『人間似』だと。 ( そうして翼を隠すように体内にひっこめる。 これで貴族は一目では人間と区別が着かなくなった。 ) 人は積極的に人を狩ろうとはせんよ。 我々と違ってな。 ( さて、しばしここの風を堪能した後何処へと向かおうか。 古城か。 それともまた別の場所へと赴くか。 それを決めるのは暫しあとのこと。 ) 取り敢えず――― ( 大きく空気を吸う。 ) [Wed 16 Aug 2006 17:13:01]
お知らせ > ディントさんが帰りました。 『( 獣を狩るときは通り道に罠を仕掛けるものだ )( 男は心の中でそう呟いた )』 [Wed 16 Aug 2006 16:57:18]
◆ディント > ―――わかんねぇな。その美学とやらは ( そんなもので腹はふくれねぇ ) だったら、それ相応の役者を用意しな。俺が楽しめればそれでいい ( 男は闘争の果てになにがあるのかはわからない。が、それを追い求めるぐらいしかできないのが。だからこそ、男は戦う道しか知らない。 )( 男の言う役者と言うのは――おそらく強者なのだろう ) ――逆麟? 冗談も大概にしろよ。 ( 男は鼻を鳴らす ) ――言ったろう? 無益とか有益とか。俺には関係ねぇんだよ、人間似の没落貴族殿。ムカつけば殺すし、快楽のためなら闘争を望む。だが―― ( もし、ここがその場でなかったら、男は確実にこの没落貴族に対して拳を振るっていただろう ) ―――は? それもわからねぇようなボンクラかてめぇは? てめぇでてめぇの飯ぐらいも用意できないようなボンボンか? はン。これだから貴族様ってのは野に下ると死ぬんだよ ( 男はその言葉を嘲りで返した。 そして、 ) 自分で考えな。気づいたときには手遅れになってないことを祈っておくんだな。―――ああ、そうか。俺たちの場合は呪いか? ( げらげらげら ) どっちでも俺には関係ないことだがな。それじゃ余生楽しく過ごせよ ( 一息 ) 没落貴族殿 ( そして男はあっけなく、戦意を消して古城へと歩いていくだろう ) [Wed 16 Aug 2006 16:52:37]
◆ジル > ただ戦い、ただ喰らい、ただ生きる。 それを貶すつもりも侮辱するつもりも毛頭無い。 ただそれは“美しくない”のだよ。 ( 美意識とでも言うのだろうか。 魔界に住む者にとっては稀有な感情をこの貴族は持ち合わせていた。 それはただ生きるには邪魔なだけなのだろう。 ) それもそうだ。 私とて役者を選ばさせていただく権利はある。 ( さて、二度と会うことも無いだろう。 いやあの古城に行くのならば偶然出会うことも有り得るか。 などと考えていると目の前の男は振り向いた。 ) ほぅ。 逆鱗だったか。 ( 興味深そうに眉を寄せる。 ) それは丁重にお断り願いたいな。 言ったろう? 私は戦うべき場と時は弁えている。 貴様と戦っても私には何の益にもならんよ。 ( 相手の青筋を見れば翼を羽ばたかせつつ精神を集中。 魔界の住人は気が短い。 戦いに備える準備を怠れば死が待つ。 ) どういうことかね? ぜひ聞かせていただきたいものだ。 ( 闘争心を滾らせ戦いに命を賭ける者。 そういった類はほとんどが近接肉体派だ。 そういったのが苦手な貴族にとっては出来得るならば戦いは避けたい。 ) [Wed 16 Aug 2006 16:45:00]
◆ディント > ―――わからねぇな。俺にはそれが無駄としか見えねぇ ( 魔界で生き残るため。 そして闘争の本能。 相手を圧すると言う征服欲とでも言うのだろうか。その血族である男には貴族の優雅さなど腹の足しにもなりはしない。 ) ―――。なぜ俺が貴様の演技に付き合わねばらない。俺にはそんなものは必要ねぇ ( 男はもう一度鼻を鳴らすと、木に背を預ける貴族を背にして歩き始める ) ―――ほほう ( 男は足を止める。 くるりと振り返り、没落貴族を視界の中心に置くだろう ) ――なら貴様は早々に狩られるがいい。 ( 男はにやり、と口端を持ち上げる ) 貴様が何を言っているのか。わかっていっているな? ――つまり、貴様は。目的を達する前にこの俺に殺されたいと ( その言葉に載せられた嘲りに、男の米神には青筋が浮かんでいた ) ――貴様がどうしようか気にはしない。没落貴族殿。しかし、こんなところに長々と居ていいのかな? [Wed 16 Aug 2006 16:31:45]
◆ジル > 当然だ。 ことはすべてエレガントに。 そのような美しさを損なった行動に意味など無い。 ( 冷たい視線を送りつつ先程の自分の行動全否定しやがった。 ) その通り。 愚鈍な猿ではないのだ。 演技の一つぐらいでも出来るようになりたまえ。 まぁ…貴様の言う事も正しいがな。 私は私の望みを果たすために今ここに居る。 ( 左腕で――そろそろ完治する頃か。――前髪を掻き揚げつつ言い放った。 地面の矢印には貴族も気付いている。 しかしすぐに向かおうとはせずに優雅な動作で木に背中を預けた。 ) ま…貴様は永劫に場も時も弁えずに戦い続けるといい。 ( ハッキリと嘲りの言葉を乗せて相手に言った。 ) [Wed 16 Aug 2006 16:25:34]
◆ディント > 遅い到着だな ( 男はにやにやと笑いながらそう言った。 ) ―――相変わらず演技くせぇ。俺たちは己が欲求を満たすために来たんだろうが。 ( はン。と男は鼻を鳴らす。 そして、ゆっくりと視線を回らせば地面の矢印に気づく。そして、その矢印の方向から古城へと視線を向けた ) ―――あれが、噂に聞いた紅い悪魔殿の根城か。文字通り ( こきり、ともう一度首を鳴らす ) ―――― ( そして、男は没貴族に問いかけるわけでもなく、また視線を向けるわけでもない。 男にとって、戦えない奴には興味が無い ) ( そして、無言でその古城へと足を向けるだろう ) [Wed 16 Aug 2006 16:14:02]
◆ジル > ――ふむ。 ( 魔界とは違う色の空。 そして空気。 瘴気は有るといえどそれはこの門から流れてくるものなのだろう。 ) ………ここ…か。 ( 何処かに憂いを帯びた眼差しでその地上の風景を見据えたあとに見つめるのは粗野な男。 ) ―――悪くは無いな。 人の世界に於いて私たちは異端。 それならばそれに相応しい凶行をするのもまた一つの楽しみであろう。 ( 貴族が述べたそれは悪魔の一般論。 相手の言葉に特に何かを感じた風は無く淡々と述べる。 ) [Wed 16 Aug 2006 16:09:34]
◆ディント > ――――。 ( しかし、空を仰いだ瞬間、男の動きが止まった )( 空には一面の青空が広がっている。そう、青空だ。魔界には無いその空の景色に、腹の中の欲望という欲望がぐるりと音を立てて蠢いた気がした。 ) ―――前言撤回だ。いいねぇ、いい空だ ( この空があると言うことは、人間の世界は魔界とはまったく違うのだろう。未踏の地と言ったら語弊がある。しかし、男にとっては見ず知らずの場所であるし、なによりもまったく知らない未知の場所であるのには変わりなかった )――こっちで吸えば、さぞかし美味かっただろうなぁ ( 男は魔界で吸ってしまった最後の上等な煙草のことを悔しく思った。せめて半分に留め、こっちでさらに半分を――・・・・。いや、そんなことを考えたところでなんにもならないか ) ――なぁに、ここからは楽しい人間の世界だ。犯し、殺し、喰らう。なんでもオールオーケーな世界だ。それは魔界とかわらねぇ ( しかし、と男は楽しげに喉を鳴らして笑う ) ――それを見慣れてない奴らがいる。叫び、助けを求め、逃げ惑い、錯乱するような奴らが――― ( 男は視線をぐいっ、とある方向へと向けた ) ―――集団で居る ( そこにあるのは、一つの街だ ) ――そういうのをみて、お前は興奮するか? ( そうして、やっとやってきた貴族に視線を向けるだろう ) [Wed 16 Aug 2006 16:03:01]
お知らせ > ジルさんが来ました。 [Wed 16 Aug 2006 16:01:46]
◆ディント > ( とりあえず、没貴族を置いてきたことなど男はすぐに忘れることにした )―――なんだここは ( 視線を辺りへと回し、男はそう呟いた )( 男の想像では真っ先に登場するはずの場所は人間が多い場所だった。 しかし、今、少なくとも目の前には誰一人として、存在していない )( ――荒野、に近いだろうか ) ―――つまらねぇ ( 男は首の背に手を回し、ごきりと感触を確かめるように鳴らした )( そして、呆れたように天を仰ぐ ) [Wed 16 Aug 2006 16:01:37]
お知らせ > ディントさんが来ました。 『( 目の前の風景に、男は拍子抜けした )』 [Wed 16 Aug 2006 16:00:44]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『そして黒衣の吸血鬼は魔方陣の向こう・・・魔界へ。』 [Wed 16 Aug 2006 02:51:50]
◆ステア > ・・・・・・・・・行こう。 (意を決したかのように洩れた言の葉。 そして、肩の孔雀鳩を一撫ですれば・・・「クルルッ」と返ってくる。踏み出すその足が・・・紅い魔方陣の外円を潜る。 そして運ばれた身体が、遂に魔方陣の中へ、と。) ッ・・・・・・! (溢れ出る魔力。 余り外から魔力浴びた事のないこの身、強すぎる紅い魔力にピリピリと焼かれる様な感覚を覚えながら・・・その魔力に応える様に自らも魔力を魔方陣へと・・・感覚を「魔方陣の向こう」に移すように・・・! [Wed 16 Aug 2006 02:28:26]
◆ステア > ・・・ぁ。 (そして洩れた一言、気付いたのだ。 もし、化け物がこの魔方陣から出てきているのなら・・・こちらからも向こう、魔方陣の向こう側。 化け物達が知多所へいけるのではないか?、と。 ) いけたとして・・・。 (向こう側が安全でない可能性は十分にある。 寧ろ、化け物が湧いたと言うのだから危険の方が大きいだろう。 そんな所に行って・・・未熟な自分が助かる保障なんて・・・無い。) ・・・・・・・・・。 (だが、この魔方陣から感じる懐かしさは確実に向こう側から感じるものだろう・・・ 天涯孤独、ひとりで生活してきた吸血鬼が感じる初めての感覚。 一体、この先は・・・この向こうには、何があるというのだろう。) [Wed 16 Aug 2006 01:55:04]
◆ステア > ・・・・・・。 (そしてこの魔方陣から滲み出る魔力・・・ソレと一緒に感じる違和感・・・いや、懐かしさ。と言うべきなのだろうか? この感じ・・・私は知っている・・・? ) 本当に、この魔方陣から化け物が・・・。出てきているとして・・・どこから? (この付近、此処意外にそういうモノが出てきそうな場所・・・あの古城しかあるまいが、今は火柱を調べる方が先決である。 仮に化け物がこの魔方陣から溢れ出ているとして・・・一体どこから?何の為に? この魔方陣は、一体どこに繋がっているのだろう、と・・・魔方陣を眺めながら、ただ佇んでいる黒いローブ。 こうして待っていれば、何か出てくるだろう・・・か? [Wed 16 Aug 2006 01:27:57]
◆ステア > (地面に広がる広大な紅い魔方陣・・・火柱に見えたのは恐らくこの魔方陣から溢れ出た魔力なのだろう、と魔方陣の端に佇みソレを眺めながら思う。) こんな強力な魔方陣・・・誰が・・・。 (こんな強大な魔方陣を展開し、なおかつ維持させてる術者・・・よほどの化け物なのだろう、と考えながら・・・魔方陣の周りを歩く。) 付近では、化け物が出たという情報もありますけど・・・ソレも? (そう、この依頼を受けたとき聞いた情報。 火柱が上がったのとほぼ時を同じくして・・・この付近で人ならざる者「人外」の目撃情報がある、それも大量にらしいのだ・・・ 確かに、この魔方陣・・・何かが出てきそうな雰囲気では、ある。 [Wed 16 Aug 2006 01:05:39]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『「―――ここが例の・・・」』 [Wed 16 Aug 2006 00:57:25]
お知らせ > 雪白@人型さんが退室されました。 『そして半ば浮かれた足取りで、アマウラを目指す白い女』 [Sun 13 Aug 2006 23:30:12]
◆雪白@人型 > ( その話を聞いても、やはり気は変わらないようで。 ) 私は、自分がやりたいことをやるだけよ。 ……まあ、気が変わったら貴方達の拠点に行くかもね。 ( 書物で見た知識のみだから精度は微妙だけれど、一応人間に見えるらしい姿で女は飛び立つ翼竜を見上げる。 ) [Sun 13 Aug 2006 23:29:56]
お知らせ > 一角ノ翼竜さんが退室されました。 『翼竜は、消え去る。』 [Sun 13 Aug 2006 23:25:27]
◆ルシア > ――あ、協力者とか言っても ずっと群れているわけじゃなくて個人行動でいいし、お互いの遣りたいことを邪魔しない、お互いが危ない時に助け合う、そんな感じだけで良いんだけど ・・・・考え直してもらえないかな?条件とか希望があれば、聞くけど――・・ (協力者から聞き受けた話は全て雪白姉さんに伝わっていたか、曖昧な疑問を抱いてから改めて問おう。 悪くない条件じゃないんじゃない、彼女へ見上げてから付け足していた。) 僕が雪白にも成り代われるしね、ああ・・・って、人間になれるのか凄いじゃないか! ――――ああ、気をつけてね。 (愉しげに微笑んで遣りながら、更にお気に入りの姿とも云える翼竜の姿形へ戻ってから飛び立とう。その欲望は誰にも悟られず深遠に潜めて置いとこう。其の侭、誰彼知れず消え去ろう。) [Sun 13 Aug 2006 23:24:33]
◆雪白@人型 > ( 人型に変化した狐。今は細部が色々間違ってはいるが、パッと見なら誤魔化せるだろう。遠くを眺めて──緑と建物の先らしきものを確認すると、その方向へと歩き出す。悪魔の方に振り返ると、小さく手を振り。 ) じゃあ、また生きて会えるといいわね。 ( と、小さく笑って言った。その胸の内は、もう獲物のことでいっぱい。 ) [Sun 13 Aug 2006 23:20:20]
◆雪白 > ……そうね、気を付けるわ。 ( 相手の忠告に、この狐にしては比較的素直に言葉を返す。後はどれだけ上手く化けられるかと、見抜ける人間に出会わない、運があるかどうかだろう。 ) ──…何にでもなれるなんて、凄いわね……。 ( 協力者云々には、あまり興味が無いらしい。ポツリと呟いてから、「…私もそろそろ行こうかしら」と言い、北を向くと尻尾を抱えた。そして呪文を唱えると──。 ) [Sun 13 Aug 2006 23:19:42]
◆ルシア > ――そうか残念だね。見抜ける特別な人間がいることも忘れちゃいけない。 (じゃあ警告しといたから気をつけてね、と苦笑を雑ざり合い。その一人だから、動きやすいけれど逆に誘われてしまうのでは無いか、と考え尽くして首を傾げていた。 翼竜から小柄に変わり果てれば異様だろうけれど、なおさら地面にめり込んでしまう重量は変わらず苦笑して。) 赤い紳士、グドルフさんの協力者と言っても良いかな・・・。 竜だけじゃなく、何にでもなれるさ。 (小さく呟けば、白き翼を広げて飛び立とうとするが、雪白の反応を待ちつつ。) [Sun 13 Aug 2006 23:04:51]
◆雪白 > ( 話を聞くと、ふうん、と声を出し。少しの間考えてるふうな様子を見せ。 ) ……なるほどね。でも悪いけど、私は今の所そっちに集まるつもりは無いわ。一刻も早く人間の少年の味を知りたいの。 ──誰かと組んだ方が、ね……。その方がいい者も沢山いるんでしょうけど……あいにく私には変化の術があるから。一人で人間に紛れ込んだ方が動きやすいはずだわ。 ( 目の前の相手も変身できるとはしらず、そんな事を言う。 ) ……協力者……。 ( 記憶を遡り、名前を教えた者を何人か思い出す、そしてやっと思い当たり。 ) …ああ、もしかしてあのグドルフとかいう……── ( そこまで言ったところで言葉を失った。目の前の竜が、小柄な魔物に変わったから。 ) ……貴方も変化が出来るのね。 [Sun 13 Aug 2006 22:57:31]
◆ルシア > 戦争が起きるか、どうかは―――時がくれば分かるさ。 (最後に呟けば、翼竜の身体が粒子状に分解されて行けば、次に圧縮するかのように再構築をさせて行き。最後には背中から白き翼を生やして、白き衣を纏う小柄な魔物が貴方の目前に立ち尽くそう。) [Sun 13 Aug 2006 22:53:42]
◆一角ノ翼竜 > ――・・自由、それは良いんだけどさ生き残る為には古城で集まっているって訳。 (誰かと組んだ方が生き残れる確率が高いだろう?、と見下ろしながら付け足していた。全ては自己責任で動けるならば構わないけれど長くは生き残れないだろう。) ―――・・、ああ 協力者から聞いてね、僕も会った事なんか一回も無いよ。 [Sun 13 Aug 2006 22:47:22]
◆雪白 > それはもちろん。 ( これでも一応合わせているつもりらしい。この狐。しかし古城についての話を聞くと、眉を寄せた。 ) 拠点……? なあに、人間と戦争でも始めるの? 私てっきり自由行動だと思ってたのだけれど。 ( 考えてみれば、何の目的も無しにこんな「門」は作らないか──。自由に人間を食べられると思っていただけに、不満そう。そして自分の名前を言い当てられて、細い目を少し丸くする。 ) ──なんで知ってるのよ。……ルシア……? 全然、会った覚えも無いのだけれど。 [Sun 13 Aug 2006 22:39:46]
◆一角ノ翼竜 > あらら・・・、アンタはアンタなりでいいからさ。 (明らかに誠意が無い様子を見て、苦笑を零しながら笑みですら零れる。) 我等が拠点となる場所、って――何も聞いてないのか。 (その様子から見遣れば何も知らない、と悟っており。更に、矢印通り真っ直ぐ行けば分かるさ、と付け足していた。) ルシアって言うけどさ、若しかして雪白姉さん、じゃないよな―・・? (協力者から聞き出した情報を思い浮かべていた。白い、九尾、狐、女性、ワイルド、どれもこれも怖いくらい当てはまる。一応、念のために問いだそう。) [Sun 13 Aug 2006 22:32:43]
◆雪白 > あらそう。「魔界の者と逢えて嬉しいわ」とでも言った方が良かったかしら。 ( ごめんなさいね。と、あまり誠意の無さそうな謝罪を後に付けて。 ) ……古城? なあにそれは。重要な場所なのかしら。 ( 普通の狐よりは大きいとはいえ、四足のこの者にはおそらく見えないだろう。竜が指さした方向を見たものの、特に何も確認できず。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:26:37]
◆一角ノ翼竜 > (紅き魔方陣を護衛するつもりで来たが、此処で遭遇すると思っておらず。) …そっけないな、ま 置いといてそれは古城がある方向に示す。 (彼女を無意味な警戒をさせてしまわないように一定の距離で立ち止まりながら、見えるが微妙だけれど古城がある方向へ指を刺しており。) [Sun 13 Aug 2006 22:19:36]
◆雪白 > ( 矢印を見ていると、重い足音。ハッと顔を見上げると、大きな竜が。足音からして当たり前だけど人間ではなく、ちょっとガッカリしたような顔をした狐。 ) …あら、どうも。 ( 魔界の者であると見て、一応挨拶。あまり愛想は良くないけれど。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:15:00]
◆一角ノ翼竜 > ――――、魔界の者だね。 (紅き魔方陣の後ろにある月を見上げようとした途端に、紅き魔方陣から何者かが出てきたことに驚きながらも当たり前のように呟いている。) ――、失礼する。 (届くか届かないか微妙な距離であったことに気づき、紅き魔方陣の近くにいる貴方に近づこうとドスンドスン、と重い足音を響かせて。) [Sun 13 Aug 2006 22:11:32]
お知らせ > 一角ノ翼竜さんが来ました。 『瞬いた一角ノ翼竜は――、』 [Sun 13 Aug 2006 22:08:40]
◆雪白 > うっふっふっふふふふ……。 ( 怪しい笑い声を漏らしながら、白狐は魔方陣より進み出た。人間界の大地をザッと踏みしめる。空を見上げて、呟いた。 ) ……あら、空の色が随分と違うのね。 ( そして地面を見ると、何やら大きな矢印が。 ) ……何かしら、これ。 ( 不思議そうに言った。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:07:52]
お知らせ > 雪白さんが来ました。 『紅い魔方陣より、現れる九尾の白狐』 [Sun 13 Aug 2006 22:03:16]
◆一角ノ翼竜 > (魔界へ繋げる為に重要な門ともいえる紅き魔方陣を遠くから見眺めている。一度だけ古城に帰還をしてみて、門の付近で魔力を探ってみたもの魔界の者が訪れた数が少ない。いや少なすぎる気がしてならなかった。) ―――、今の所 問題は無いな。それと同時に人間は、後少し、か…? (紅き魔方陣から10メートル以上離れた大岩に着陸をしていた。質量が多過ぎてしまったせいか、大岩が余計に沈ませてしまう。四枚の翼を潜めるようにしながら、長い尾を身体を支えるように置いていた。辺りを見眺め続けていながら、監視をするようにし続けていた。) [Sun 13 Aug 2006 22:02:12]
お知らせ > 一角ノ翼竜さんが入室されました。 『遠き場所から眺める―――。』 [Sun 13 Aug 2006 21:55:26]
お知らせ > ミムートクスさんが退室されました。 『黒い獣が闇を駆ける。』 [Sat 12 Aug 2006 04:14:15]
◆ミムートクス > (どちらが先に付けられたかは分からないが、矢印の方にはルシアのにおいがして)あちらに何かあると言う事か?(あの男がこちらまで来て罠を張ると言う事は考えにくい以上、この矢印の先には大方魔の者が集まれる様な場所か何かがあるのだろう。)俺も行ってみるとするか。(こちらの世界の事に殆ど情報が無い以上、動くにしても何らかの拠点は必要であろう。そしてそれが協力者から提供される形の物であるのならば、今はそこを目指すのが最良と考えて。) [Sat 12 Aug 2006 04:13:10]
◆ミムートクス > (そしてその中に自身が会ったことのある者の匂いがある事に気づけば)ルシアとグドルフが先に来たと言う事か。(他の匂いは誰のものか分からないが、その二人が既にこちらに来ている事を理解して。)(再び辺りを窺っていれば)む・・・・・・?(この場にある魔の者の匂い、それら全てがある方向に向かっている事に気づき)あちらに何か・・・・・・・?(不可思議なその状態に、匂いが向かった方へと数歩進めば地面に大きく彫られた矢印と、巨大な何かの足跡の様な物を見つけて。) [Sat 12 Aug 2006 04:06:29]
◆ミムートクス > (周囲に何か無いかと視線を動かすも、自身以外の気配や存在は確認できず。ただ、周囲にあちらの世界で嗅いだ記憶のある匂いがある事を察知すれば)先に来た者の匂いか?(考えるまでも無く出る答えをポツリと呟く。感じるのは6つの匂いと1つの薄い匂い、6つの物は濃さを考えれば比較的最近のものだろう。) [Sat 12 Aug 2006 03:54:19]
◆ミムートクス > (数秒ほど強い光を放つ紅き円陣。その光が収まれば、数秒前までは何も無かったはずの円陣の中央に黒き獣が佇んでいて。)・・・・・・ここが・・・・人の世界。(魔界とは違う湿り気を帯び冷え切った風の匂いを鼻で嗅ぎ取れば、自身がこちらの世界に来た事を理解する。) [Sat 12 Aug 2006 03:46:35]
お知らせ > ミムートクスさんが来ました。 『円陣より現れる黒き獣』 [Sat 12 Aug 2006 03:41:34]
お知らせ > ニイさんが退室されました。 『城へと向かっていく…』 [Sat 12 Aug 2006 00:25:38]
◆ニイ > (回りつかれて、その場にへたりこむ。でも、顔の笑みは消えない。 と、地面にえぐられた跡。矢印の跡。矢印の方角を見ると、お城がある)お、お城――あ、赤い方がおっしゃっていた――ま、まずは、あちらに、まいりましょう、か? ――お、おしろ、お掃除、お掃除、お料理、おもてなし(うれしそうに言葉をつむぐが。言葉が途切れる。自分の手を見る。まだ使い物にならないが)で、でも、数日で…(自分を励ますようにつぶやくと、立ち上がり。) [Sat 12 Aug 2006 00:25:19]
◆ニイ > (歓喜の声を止める。荒い息がもれた。口元にはお客様に向ける穏やかなそれとは違う笑みが浮かぶ。)…め、メイ道の教えにはこうあります。『よ、悦びは踊りで表現すべし』と――(喜びを表現するために、爪先立ちになり、回ってみせる。くるくるくると。体にまとう襤褸布がゆれる。 襤褸布をまとった女――肌のあちらこちらに縫い目や螺子がついている――女が赤い魔方陣の手前で踊っているのはある意味シュールな光景かもしれない。ある意味どころかどんな意味でもシュールだろうか) [Sat 12 Aug 2006 00:18:16]
◆ニイ > (気がつけば、門の向こう側、いや、こちら側――に立っていた。あたりを見回す。)―――こ、ここが? ――ひ、人の世界?(おずおずと言葉を口にする。)ひ、人の世界?(繰り返す。答えはない。けれど――風景が、空気が、それにまじって漂う魔力が、魔界とは明らかに異質な世界であると語っているような気がした。)あ、あ、あっ! あ、あ、あっ!(空を――星空を、月を仰いでは、歓喜の声を上げた。) [Sat 12 Aug 2006 00:08:32]
お知らせ > ニイさんが来ました。 [Sat 12 Aug 2006 00:05:27]
お知らせ > エル・ニールさんが帰りました。 『( ――― さあ、進もう。先ずは此の矢印の先だ。 )』 [Fri 11 Aug 2006 20:51:23]
◆エル・ニール > ( ――― さて。土を喰おうと屈んだ際に気付いたのだが、矢印状に抉られた跡がある。もしも人間の罠ならば、もっと尤もらしい立て札なり何なり建てるであろう。詰り ――― 此れは、此方から来た何者かの手による物だ。 ) ――― フ、フフ。そう、そうよね。罠なら罠で踏み砕けば良いのですもの。其方に向かってみる価値は十全に御座いますわ。 ( 無論、道中に見知らぬ物を喰いながら。嗚呼、何て素敵なプランで御座いましょうか! ) [Fri 11 Aug 2006 20:50:16]
◆エル・ニール > ( 此処は魔界ではない。其れが判っただけで十分だ。魔界で無いのなら天界か? 否、其れはありえない。何故ならば ――― 其処は神聖な地だ。己はそのような場所に立ち入るだけで動きが制限される。ならば ――― 其れが無い時点で、間違い無く此処は天界でも魔界でも無い何処かと言う事になる。消去法で考えるなら ――― そう、人間界だ。 ) アハ、ハハ、ハ ――― ( もしも歌を知っていたなら、知り得る限り歌い尽すであろう程 ――― 悪魔は上機嫌だった。そう、そうだとも。土でさえもがこんなにも美味なのに、其の土に根付く物が不味くないはずが無い。 ) [Fri 11 Aug 2006 20:46:02]
◆エル・ニール > ( 紅く、黒く、強大な魔力の流れに身を任せ ――― 流れ着いた先は。 ) ――― 此処、は。 ( 足元には『門』と全く同じ、少し歪な魔方陣。併し ――― その周囲は、魔界と似ても似付かぬ豊穣な地。取り合えず魔方陣から出で、足元の土を一掴み食べてみる ――― モシャ。モシャ。ゴクン。瘴気で味付けされた其の土は、嘗ての塒の其れに比べて何とも芳醇で、味わい豊かで ――― 美味なるかな。 ) ――― ハ、ハハ。アハ、ハ。ついに。嗚呼、嗚呼 ――― 遂に。遂に着いたのですわ。 ( 溢れ出る狂笑を抑えぬまま、女は只歓喜のままに笑った。嗤った。哂った。 ) [Fri 11 Aug 2006 20:40:55]
お知らせ > エル・ニールさんが来ました。 『( ――― 顕現。 )』 [Fri 11 Aug 2006 20:35:18]
お知らせ > ヤヴルガさんが退室されました。 『そして、竜が矢印を見つけるのは…その後直ぐ。そして、ソレを道標にして進むだろうか』 [Fri 11 Aug 2006 06:00:17]
◆ヤヴルガ > ハハッ!『ゴ ォ ォ ンッ!!』 クハハハッ!!『ゴ オ ォ ォ ンッ!!』 クハハハハハハハハハハハハハハッ!!『ゴ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ンッ!!』(その一鳴きを合図に、何度も… 何度も… 竜は狂った様に笑い…吼え続ける竜は… 背の羽モドキを大きく広げ… 身体の各所に生えるトゲをざわめかせ… 尾を振り回し―――― まるで、はしゃぐ子供の様に、軋む音と共に身体を振るわせ―――― そしてやがて、ふっと… その声を止めれば、竜は―― 視界をまた、グルリと巡らせ――) さて、何処から見て回るかな!『―― ォ ンッ!!』(――上機嫌な声一つ上げながら… ゆっくりと、身体を動かし始めるだろうか―― 夢にまで見た世界だ、朽ち果てるまで堪能せずして如何するのだ… そんな思いを胸に。 まるで、子供の様に瞳を輝かせて――) [Fri 11 Aug 2006 05:56:31]
◆ヤヴルガ > (顔を挙げ…雨雲を、その向うから薄っすらと見える日の光を見詰める。 魔界では在りえない程に、穏やかな光。 暫し、焼けた視界を慣らす様に光を見詰め続けていれば――顎を開き、まるで… 息を吸い込む様に、喉を膨らませ…軋ませ――) 間違いない… コレが、人間界…だ!『ゴ オ オ オ ォ 』俺は!『ォ ォ ォ ォ 』人間界に!『ォ ォ ォ ォ ォ ォ』来たんだッ!!『ォ ォ ォ オ オ オ ン ッッ!!』(歓喜の声と共に張り上げるのは… 歓喜の咆哮。高く… 高く… 雲の向こうまで届けと言わんばかりに叫べば… 竜は、機嫌よさ気に体を震わせ――――) 『ゴ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ ン ッッ!!』(―― もう一度、鳴いた) [Fri 11 Aug 2006 05:45:48]
◆ヤヴルガ > ――――…… んっ… ぐッ…ゥ 『――――』(未だ、視力が完全に回復しきれてないのか 或いは、その薄目に開いた目から入る僅かな光に戸惑ったのか… 呻く様な声音漏らし、軽く…軋む音と共に首を一振りすれば、廃棄竜は…ゆっくりと目を開き… 辺りの景色を見回し――――) 此処が… 人間界、か…?『――――』(先ず、最初に盛らしたのは、確認するような声音。 いや、確認せずとも… 見回す風景は、瘴気に満ち溢れているとは言え…明らかに魔界とは違うソレ。 雨雲から覗く光は―― 知識内にある『太陽の光』 そして、今…視界いっぱいに降り注いでいる水は『雨』だろう。) [Fri 11 Aug 2006 05:38:05]
お知らせ > ヤヴルガさんが来ました。 『―― 光に焼かれた視力が回復し… 最初に目に入って来たのは―― 申し訳程度の朝陽と…雨』 [Fri 11 Aug 2006 05:30:29]
お知らせ > エレノアさんが退室されました。 『( 不思議トランクの本領発揮? 世界を渡ってバグっていない事を祈ります )』 [Fri 11 Aug 2006 00:26:13]
お知らせ > グドルフさんが退室されました。 『(歩み行く先は――古城)』 [Fri 11 Aug 2006 00:24:12]
◆エレノア > ―――はい。 城としての機能を失っていようとも、使用可能な部屋には事欠かないでしょう。 …ルシア様は機敏でいらっしゃいますね。 ( ニイ様は一緒だろうか、と考える。 大変な事になっているとは露知らず、彼女の『おもてなし』を受けてみたいと思っていた ) ―――心得ております。 閣下。 ( 続く言葉には、みなまでおっしゃらず… と礼をした。 ジェントルメンはその従者もまたエレガントでなければならないけれど、はかりごとは魅力的な女性のたしなみとも言う。 らしい。 汚れ役をそもそも『汚れる』などと感じない人形は、御意のままに。 紳士的な決闘を行うに値しない相手であっても、サンプルには十分だ ) ―――はい、閣下。 ( 付き従う距離で、歩き出した ) [Fri 11 Aug 2006 00:21:03]
◆グドルフ > ( 門が開いてから数日。あたりの景色を見れば、木々が広がるばかり。付近に大型の生き物の棲家も見当たらない。となれば、ここは人間たちの住処からだいぶ離れた場所だとおもっていいだろう。 ) あの居城――かすかだが我々魔族と同質の気を漂わせている。ここからでははっきりとは分からんが、行ってみる価値はありそうだ。この印も、城の方角を示している。もしかしたらルシア君と合流できるかもしれない。 ( じっと城の方角を見つめる。このままここにとどまるのは愚策。早めに移動したほうがいいことは確かだが、情報のないままうろうろするわけにも行かない。ならばこそ、あの城を目標とするのはうってつけだった。 ) 情報収集を優先するのであれば、人間を捕らえて隅々まで調べることは必要不可欠だ。人質をとるなどジェントルメンとしてあるまじき行為だが、”勝者”は”敗者”を好きにできる。ようは適当な人間を見つけて、戦って勝てばいいのだよ。この場合はなんら問題あるまい。紳士的決闘はしばらく後回しになるが、いたしかたあるまい。エレノア君、君にも人間の捕獲を手伝ってもらうよ。 ( 取り出したハマキに指パッチンで火をつけて、グドルフは歩き出す。 ) さぁ、まずはあの城だ。行こうか、エレノア君。 [Fri 11 Aug 2006 00:11:25]
◆エレノア > ―――対処が送れ、申し訳ありません。 ( そっと握っていた手を離し、気遣う言葉に礼をする。 元より特別高度でない感覚器では、それ程の情報収集も出来ない。 少しすれば、いつもと変わらぬ様子 ) ―――はい。 集落に紛れるにせよ蹂躙するにせよ、ヒトの情報は不足しています。 ―――奇妙な、場所ですね。 ( 門の周辺こそ瘴気で溢れているけれど、少し距離が離れればそれらが霧散するように消えて、何とも言えない空虚な大気が穏やかに流れている。 薄い曇り空。 青い大地、青い海… ) ―――斥候を差し向けて来れば良いのですが、大挙して押し寄せて来る可能性を否定出来ません。 この場所を拠点とするのは――― …? ( そこで言葉を途切れさせる。 主の気に留めた地面の抉れ… 何か、意図があるのだろうか。 ―――その線を追った先に、闇の中で不確かではあるけれど… 海岸線を、あちらの城へ向かったと考えるべきでしょうか。 放棄されているようですが… [Thu 10 Aug 2006 23:57:30]
◆グドルフ > 情報の少ない中、無理を言ってすまないね。だが生き残るために優先的にしていく物事には順序がある。君にも負担をかけるが、しばらくは辛抱してくれたまえ。 ( どんなときでも女性を気遣う心は忘れない。たとえそれが、作り物の人形であっても。それが紳士のたしなみというもの。 ) ふむ――やはり”人間”を捉えていくらかデータを取る必要があるな。幸い、こうして門は開いたまま瘴気を吐き出し続けている。人間たちが馬鹿でなければ、この門を寄せエサとして向こうから勝手に集まってくるだろう。 ( ご無事ですか? という問いには、”無論だ”と短くうなずくことで返した。 ) そのためにも、拠点となる場所を確保する必要があるが――む。 ( あたりを見渡していたグドルフは、魔方陣付近にえぐられた地面を見つけた。近づいて調べてみると、それはある方角を示していた。 ) この僅かに残った魔力の残光――ルシア君から感じたものと同質のようだ――とすると、彼はすでにここに来ているとみていいだろう。 [Thu 10 Aug 2006 23:45:43]
◆エレノア > ( 生命維持に問題の無い環境である事は、界を隔てても変わらぬ主の存在が教えてくれる。 ただしまるで変わった環境を受け入れて、情報処理の最適化を図るには少しの時間を必要とした。 シャットダウンされた思考を自律再起動… 取り戻した六感にまず主の手のひらを感じて、各部位チェック。 損傷無し ) ―――。 ( 察する通り無言のまま環境データの収集に情報処理能力を集中する中、主の指示は優先される。 …同意を示す事もせず周囲を伺うのは、余裕の無さの現われ… そうなってしまえば優先すべき索敵を怠るのだから、おばかだ ) ―――。 ( 【門】が開いて、魔界時間では既に数日が経過している。 時間の流れ方が全く異なる可能性はあるけれど、何体かの『魔』は既にこの地へと渡っている筈だ。 それらが見当たらないにも関わらず、人間種族らしき反応を捉えることは出来ない ) ―――周辺区域の生体反応は微弱です。 【人間種族】のサンプルが不足している状態で確証はありませんが、高度に統率された集団行動を取る種族が潜んでいると判断される要素はありません。 ( 回りくどいけれど、自分には分からないだけで潜んでいるかもしれない可能性は否定出来ないと。 一度言葉を区切る頃には、宙を見つめていた瞳を主へと向けた。 最低限、必要なデータはそろったらしい ) ―――ご無事ですか? 閣下。 ( 遅いけど ) [Thu 10 Aug 2006 23:33:58]
◆グドルフ > ( 紅く赤い魔力の胎動が静まれば、あたりに広がるのは雲天と、瘴気に侵食された景色だった。 ) 魔界の瘴気の影響か……だが、確かに違う。この空気、この風、この音――何もかもが私の知らないものだ。 ( しばし感動の余韻に浸るようにたたずむ。しかし、すぐに傍らにいるエレノアに指示を出した。 ) エレノア君。来て早々、情報収集に忙しい中すまないが――周囲の熱源反応を調べて欲しい。 ( 索敵――魔方陣の存在をかぎつけた人間たちが、いまや遅しと罠を張って待ち受けている可能性もある。新しい世界を目の当たりにしても、紳士は冷静だった。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:23:00]
お知らせ > エレノアさんが来ました。 『( 全く新しい情報の渦 )』 [Thu 10 Aug 2006 23:18:12]
お知らせ > グドルフさんが来ました。 『(強大な魔力の本流と共に、魔方陣に光が満ちる)』 [Thu 10 Aug 2006 23:17:27]
お知らせ > ルシアさんが退室されました。 『古城へ駆け抜ける白き悪魔。』 [Wed 9 Aug 2006 23:01:17]
◆ルシア > ―――、これでいっか。 (紅き魔方陣へ飛び降りた目的は、協力者を迷わせぬようにする為にも行った行為であった。紅き魔方陣から少し離れて、先ほど確認した古城がある方向へ立ち向かって立ち尽くしていた。片方の白き刃を天へ差し伸べれば、地面に大きく抉り取らせた。その行為を何度も繰り返して、結局には案内をするかのように巨大な矢印を抉り刻んでいた。) これくらいやれば、魔物に気づけるよね (協力者にも気づければいい、という願望であった。そんな抉り取った斬り傷を残してから白き道化師は飛び去った。) [Wed 9 Aug 2006 23:00:32]
◆ルシア > ―――、こんなことしている場合じゃなくて! (紅き罪魔の御言葉を忘れがちになってしまった。流石にも高いところから、見下ろして見眺めていれば、心地が良すぎて忘れてしまいそうになるのも事実だった。苦笑を零しながら、見える青い青い海を見眺めながら) 確かに、青い海を背中に向けるんだっけな――・・ (取り敢えず、青い海へ背中を向けていた。視界に入るのは、恐らく古惚けていた城を見つけた。) ―――あれが、紅い罪魔の古城なんだね。 (納得したかのように、全力で飛び掛けてしまおうとしていたが、飛行能力を持たぬ魔物には大変では無いのだろうか。なんて思い首を傾げていながら、一旦に紅き魔方陣の付近へ飛び降りていた。これもまた音が非常に少なくて、感覚を研ぎ澄ませなければ難しいだろう。) [Wed 9 Aug 2006 22:53:53]
◆ルシア > (鋭い姿形をしただけの白き翼も漸くは硬く鋭く作り変えるように成り完成へ迎えた。) 面倒だな、出しっぱなしも邪魔だしね。 (困ったもんだ、と手を挙げてお手上げのポーズを作っていた。) ――、さてと 何しましょうかね (獲物が出てこないとなれば、暇になってしまうのも当然であった。 音も無く、白き翼を広げた。無音がままに、上空へ高く高く飛び舞い上がった。広い風景であった、世界が丸く出来ていることが実感させられる。) [Wed 9 Aug 2006 22:48:23]
◆ルシア > (両手には、鋭く薄く伸びた白き刃を振舞える。道化師の様に軽い足取りで円やかに動き続けながら、未完成の粒子状の白き翼も分解したままながらも後から確り付いてくる。そして、段々と鋭いイメージを抱え込んで殺意と敵意を圧縮されたかのような敵意である白き翼へ作り出そうとしつつ。未だに完成できない、他の魔物よりも少し遅いのは特殊だからだろうか。) ―――・・、刃は問題無いっと 翼は相変わらずだな。 (後ろ目で鋭い姿形をした翼でもまだ材質が柔らかい状態にある。それを鉄道用に作り変えるように硬くしていく上に浮遊の効果を得るためにも手間がかかった。) (次ターンで白き翼は完成となる。) [Wed 9 Aug 2006 22:39:48]
◆ルシア > 新鮮だ、新鮮過ぎて・・・・ 狂いそう! (歓喜を通り越してしまった感情は狂喜にも成り代わってしまう。周囲を見渡りやろうとしても、人間の所が獲物ですら確認が出来なかった。もしかしたら潜んでいるかもしれない可能性も否定できないが、恐らくは紅き魔方陣が寄せ付けなかったのだろうか?) ――あらら、人間が待ち構えていると思ったんだけどねぇ (人間は賢い生き物なのだから、既に手を打ってしまっているのだろうと思ったが違ったらしいのだろう。) ま、出しておけば いっか。 (両手に白き刃を1ターン、背中に白き翼を2ターンを同時に行おうと、両手の指先が透けるように分解されてゆけば再構築をするように進めつつ。背中から白い粒子状が飛び出てから、ふわふわ、と浮いているだけの存在であり鋭い姿形へ変えつつ。) [Wed 9 Aug 2006 22:28:17]
◆ルシア > (長年、見続けていた光景があった。何時だっただろうか思い出せない、ただ人間界に戻れたということ自体が嬉しく仕方なかったのだ。紅き魔方陣から無造作にと荒々しく踏み出た。魔界とは違う、硬い地面ではなく、柔らかい地面が懐かしい。長く居たはずだが、初めて来たかのように新鮮な感情が湧きあがるばかり。白き道化師は、前方全体を見眺めてから左右にも上空にも眺めていた。) ―――あははっ、何もかも懐かしい! (手を広げて、受け入れる形になっていた。口元に歓喜を示すように子供らしく浮かんでいた。演技とか芝居ではなく、ただ純粋な感情のままだった。) [Wed 9 Aug 2006 22:11:31]
◆ルシア > (紅き魔方陣から、紅き柱が出現したのだろうか、それは知らない。紅き魔方陣から、白き衣を纏った子供の様な姿形をした筈だったが、霧状になってしまっていたのだが人間の姿形へと成し遂げていた。) ――――、 (自身の姿形を、紅き何かに逆らわずに流れに任せてみれば安定したかのように感じられた。双眸を塞いだ目蓋が重々しく感じられながらも、恐る恐ると勇気を微かに捻り出すようにしようとしていた。そこで、人間界にしかない何かが満ち溢れていた。) ・・・・・懐かしい。 (呟いてから、漸くに力が抜けたかのように目蓋を軽く開いた。その先は――、) [Wed 9 Aug 2006 21:59:41]
お知らせ > ルシアさんが入室されました。 『静粛を突き破る轟音。』 [Wed 9 Aug 2006 21:52:25]
お知らせ > ヴァイオレートさんが退室されました。 『其処には赤黒く光る、巨大な魔法陣が残ったのみ。』 [Sat 29 Jul 2006 23:37:30]
◆ヴァイオレート > (中心の人影は魔法陣の下に堕ちていった。 電池のなくなったモーターがいつまでも動き続けられるはずもなく―… やがて回転が止まった。) [Sat 29 Jul 2006 23:36:59]
◆ヴァイオレート > … えーと… 場所はあの半島でいいな。 では。 は… ぁ、あア――… アアアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ ッ!! ! ! (ふぅ、と小さく吐息を吐いては溜め込んでいた欲望を思いっきり発散するほどに、紅い紅い魔力を魔法陣の上に半球として展開していく。 くる、くる、くる… グルルルルルルッ! まるで、新しい電池を得たモーターのように空間が軋むような回転音。 そのように例えれば魔力というモーターについていた魔方陣はギアである。巨大な魔力をギアという回路を使って更に拡大する事により規模を上げていき―… 悪魔が目を見開いた瞬間。 ) [Sat 29 Jul 2006 23:35:09]
◆ヴァイオレート > (そして、その魔法陣に膨大な魔力を流し込んで回路を回転させる事によってその移動装置は起動する。 筈だが、何もせずに悪魔はぼーーッ、とその仕掛けを見つめている。 ヴェイトスに降りてからの3年弱、人間界に来たところで自分の能力はかなり落ち魔界に帰れず閉じ込められた状態―… そのケージから自分が出られる事になり、まさに感無量といったところ。) …… 悪魔を舐めた、いや、私を舐めたものに地獄の鉄槌を―… (最後に、伸ばした爪で魔法陣の中心になにやら書き込み爪を、突き立てた。) [Sat 29 Jul 2006 23:27:28]
◆ヴァイオレート > (円はこの悪魔の大雑把な性格がわかりやすく出た形で、歪な円になった。 その弧に三つの角がくっつくように長く伸ばした爪で線を引いていく――… また、それと円の中心から点対称になるようにもう一つの三角形を書く。) …こんなところだろうな。 (明らかに歪だが、出来たのは六芒星の紅い魔法陣。 まるで、魔女が魔物を呼び出すような儀式そのもの―… だが、今回の目的は何かを呼び戻すのではなく、自分があちらにいってしまおう、というもの。) [Sat 29 Jul 2006 23:14:50]
◆ヴァイオレート > ッたく… すぐにでも出発したかったん、だが。 (後遺症のような発作に悩まされる事二日。漸く安定した自分の魔力に苛々混じりに辟易としながらも、新しい事が出来…自分の力を取り戻していて、いい気分で闇の中に紅の魔力を纏い立っていた。)まあいい えーと、 … 本来はもう少し正式な手続きがあったのだろうけれど。 (そんなのは忘れたし、と不器用なりに爪の先で地面に落書き開始。 土が紅く削れていき、まずは円。 そのあと、三角。更に、三角。) [Sat 29 Jul 2006 23:06:14]
お知らせ > ヴァイオレートさんが入室されました。 『赤い十字架が地面に刻まれた場所に、悪魔が一匹。』 [Sat 29 Jul 2006 22:55:28]
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