キャラ応援掲示板
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [管理用]

タイトル 項目追加
投稿日: 2009/01/15(Thu) 17:32
投稿者エリシャPL

 とりあえず自分が言いだしっぺである程度世界観に定着した幾つかについて説明を。
出来るだけ憶測や主観的意見を避ける方向で。Wikiページとか欲しいですねー。


◆ヴェイトス市駐留クリスティア王国騎士団 :団体
 その名の通りクリスティア王国から現在ヴェイトス市に派遣されている、王国所属騎士団の一部隊。
市制を敷いているヴェイトス市の侵略、攻撃への防衛力不足を考慮してクリスティア王国が派遣。
イメージ的には在日米軍のような感覚が近いかもしれない。
 ヴェイトス島内においてヴェイトス市での利権を得る事の意義は大きく、またアングリマーラをはじめとする
諸外国によってヴェイトス市が占領される事は、膠着しているミリタリーバランスを崩し、一国の台頭に
繋がる可能性、大きな戦争が起こる可能性に繋がる。
 そういった利害関係、平和維持の両面の目的を持っての派兵である。

 ここ数年の活動は、数度に亘る怪物や悪魔の侵攻への反撃、防衛を実際に行っている。
また、平素はクリスティア王国関係の来賓(王族、パプテス司教など)の護衛、ホワイティア由来の
式典の警護、被災地での救助活動や復興支援活動、定期的な街道警備、一般開放の合同軍事訓練などを行っている。

 なお、あくまで世界観にある「騎士団」の中の一部であり、ヴェイトス市で活動するすべての騎士PCが
所属しなければならないわけではない。


◆波状網ネ・ビュラー(☆7〜9) :事件/モンスター 戦闘イベント板No.6158 No.6214
 1602年末、ホワイティア居住区に突如地下から湧き出した謎の巨大植物。無数の巨大な蔓の塊で、直径1km
にも及んだ。当初の対応はとにかく騎士団と一般のあらゆる戦闘機関による総攻撃で、それは「戦闘」というより
闇雲な伐採作業のようなものだった。この方法は決定打に欠け、蔓の怪物の表層を傷つける程度でしかなかった。
 その後多くの団体――大聖堂、自警団、魔女団体、知識人などの活躍によってその弱点――塩水と聖水と除草剤、
神聖結界による同時攻撃が追加され、さらにその核心が蔓の塊の中心にあると判明する。
 拡大を防ぐ為の大聖堂組の神聖結界、騎士団によるカタパルトに詰めた塩水、聖水の投下などと同時に
核心部へ向けての突貫作業が開始され、最深部には、豪天寺艶子、ルゥ・ファリス、レイ・シェリダン、月璃、フェンサー
の5人が突入。見事核を撃破して事件は解決した。

 その名称は古・ヴェイトス精霊王国(United Totemism Kingdum of Veitos)と呼ばれる謎の古代王国の文献
に記された災悪の魔王「NetVewtR/R/R」(現代語として言語化すると「ネ・ビュ・ラアァ」と読める)から。
 核心部に突入した5人も本体からこの名前を聞いているが、その後広言されているかは不明。
人間を「猿雑種」「タンパク質」と呼ぶ尊大な言動の老人のような声の持ち主だった。
本来は魔界に広大な領土を持つ☆9レベルの魔王。領土の全てに自分の身体である蔓を張り巡らせている。
 今回は召喚の失敗によって本体の極々一部が出現したのみで、☆7程度に弱体化していた。
参考画像 http://minamo.sakura.ne.jp/cgi/mina_up/img/282.jpg

 撤去には莫大な時間と労力がかかり、直径1km範囲を埋め尽くされたホワイティア居住区は未だ再開発
が始まっておらず(土地の沈下、未回収の瓦礫等非常に再開発が困難である)、半壊した建物などが多く残る
広大な空き地になっている。なお、投下に使用された塩、樽などが一時的に街中で不足し、病院等の施設も大変混雑した。


◆ドルーチ派 :団体
 多くの謎を残したネ・ビュラー事件の発端となったパプテス系過激派団体。
ネ・ビュラーの本体が出現した地点はドルーチ派幹部宅地下で、機械仕掛けの魔法陣によって魔王を
呼びだそうとしていたが、巨大で強大な魔王を召喚するには施設が貧弱過ぎたようだ。

 いわゆる悪魔崇拝団体であり、パプテス教徒に混じってクリスティア、ヴェイトス市に潜伏する。
その多くは富裕層に身を置き、クリスティア、ヴェイトスに秘密の集会場を幾つも持っている。
会合の際は真っ白なローブと同色の三角錐の覆面に赤い円に囲まれた十字架を描いた奇妙な姿で集会場に集まる。
会員一人一人の素性は隠され、洗礼名で互いを呼び合う。
当人であるという証として、覆面同様円と十字架のマークの刻まれた番号入りの指輪と合言葉を要する。
 その方針は過激で、ホワイティアとその文化圏に属するエルフと精霊を優良種とし、その外を劣等種とする。
唯一神とサタンを同一視し、率先して天使や悪魔との接触を図る。

 クリスティアでは件の覆面を被った彼らによる「劣等種狩り」が散発的に起きている。
その際聖教会に宛てられた声明が以下。

「我等は悪魔崇拝者などではない。そう呼ばれるべきは寧ろ聖書を都合良く曲解し、
権力と財による支配を目論む者、即ちパプテス教会である!
彼等を弾圧せよ!弾圧せよ!(2回唱える)彼等が悪魔と呼ぶものこそ多次元宇宙的イエスであり、
彼等は勿論その事実を知りながらひた隠ししにしている。
信仰の支配を目論む彼等にとって、金で御する事の侭為らないイエスが邪魔なのだ。
彼等は言う。“私が神である”と!
El Elmth Elmthon O'menth JaHa ELMTH. 神よ我等を護り給え。高みに導き給え。」


◆時計塔 :フィールド
 暗黒街、シスター・ジャスティスの教会から徒歩で数分の距離にある巨大な時計塔。
いつ頃から其処にあるのかは定かではないが、100年以上前から存在する事は確か。
 その細長く高いい外観から、暗黒街ではおおよその現在位置を測るのによく利用される。
(あっちに時計塔があるって事は此処は―――といった具合に)
 内部は一階に開かない金属製の扉が一つ、最上部まで続く手すりの無い危険な
螺旋階段が壁沿いにぐるぐると渦を巻き、頂上部に機関室(時計を整備する部屋)、
その上に暗黒街を見渡す事が出来る吹き抜けの展望台がある。

 昨年辺りから突然時計としての機能が再起動したようだが、何者かがちょくちょく
メンテナンスに訪れているという噂。(※PC「シュクレ」さんを参照)
 長年開かずの間だった一階の金属扉が解放されたが、目ぼしい物は特に残っていない。
以前誰かが住んでいた形跡がみられる程度だ。

 何らかの魔術的儀式の目的で建てられた物だが、現在はその機能を失っている。
ただの巨大な時計、目印、展望台として静かに街に溶け込んでいる。


◆吸血鬼のシスター(パプテス大聖堂記録抹消) :人物
 ジャンヌ・エミエット・エミエルール、通称シスター・ジャネット。享年17歳。
かつてとある神父と共に辺境の村へ布教の為に住み着き、現地で吸血鬼に襲われる。
 死後蘇り、人間としての意識と信仰を保ちつつ吸血鬼化の一途を辿り、治療法を求めて
ヴェイトス市内を彷徨う。
 紆余曲折の果て、シスター・ジャスティスの教会に流れ着き、心身を蝕まれながら
吸血衝動と狂化に抗うも、末期は正気と狂気の半々程度まで悪化していた。
 最終的にはシスター・ジャスティスの教会を襲った悪魔達を聖歌の奇跡で撃退しつつ、
自らの身体を焼いて消滅した。彼女の使っていた十字架を模った銀のスモールソードは
現在もシスター・ジャスティスが所持している。

 絵に描いたような品行方正な人物だったが、心の中では恐怖や嫉妬、嫌悪巻などを普通に持つ、
ただの17歳の少女だった。特に歳が近く親身になってくれたシスター・ジャスティスに対して親愛の感情を
持つとともに、時折聖職者として不適当な行動を取るジャスティスに酷く落胆したり嫌悪したりという事もあった。

 滅後、「吸血鬼のシスター」などというものが存在したという事実を残してはならないと大聖堂から直々に
命が下り、公式な存在証明は全て末梢され、墓碑を立てる事も禁止された。
公式にはシスター・ジャネットは17歳の時に地方村で死亡したとされている。
 が、シスター・ジャスティスの僅かな抵抗によって、現在暗黒街のジャスティス教会の屋根にある十字架の
下には生前のジャネットの遺品が埋葬されている。
 

◆不思議な少女と月の船 :出来事 参照画像 http://minamo.sakura.ne.jp/cgi/mina_up/img/336.jpg
 1605年7月、気がつけばそこにいた少女。誰もが知りあいで、誰もその素性を知らない。

 ロケットで突き抜けるには誰の手を借りれば良いかしら?

 そんな語りだしで彼女はのんびりとお茶を啜りながらあなたにその話を切り出した。
いつから彼女が其処に座っていたか。彼女は何者だったか。いつお茶を振舞ったか。
古い友人だった気もするし、最近知り合った気もする。お茶は――――
そう疑問に思ったこの瞬間今しがたそういう事になったような気もする。
 のんびりにこにことマイペースな、オリエンタルな香りのする温和な少女だ。
ひらひらと綺麗なドレス?着物?が酷く場違いだが不思議と気にならない。

「だいぶ長居してしまったし、そろそろ故郷(くに)に帰ろうと思うの。で、帰りたいのは山々なのだけれど。
生憎、此処に来る時に乗ってきた船がもう無いのよね?それでそういう話なんだけれど。」

 誰の手を借りれば良いのかしら、に繋がるらしい。

「あなた1人では無理だわ。皆の想像力と心と身を尽した時間があそこまで私を乗せた船を届けるのよ。」

 そう言って彼女は狂気を誘う光を降り注がせる夜空の玉兎を指差し、またにっこりと笑った。


 「月へ帰る少女を乗せる為のロケットを作る」というヴェイトスの歴史上でも類を見ない無茶を
通す、当時不足気味だったファンタジー成分注入イベント。
 無尽蔵の資金、NPC労働力、数多くの参加者、関係者が知恵と技術と愛情をもって身を尽くした
ロケットは見事夏の空に舞い上がり、打ち上げ場所の海岸は沢山の見物客と出店で賑わった。

 恐らく現実世界的な「月」へ飛ばす事は全くできない月船だったが、当初から少女の指していた「月」が
実際何処なのかはわからない。少なくとも少女は技術的なものよりも、少女の為に心から身を尽くす
人々と、月に船を飛ばそうとあれこれ巡らされる無限の想像力を重視していたようだ。

 ◆少し冗長になり過ぎているわね。当面はスレッドも消えないでしょうから一般イベント板記事No : 8170 参照だわ。
 


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ   手動改行 強制改行 図表モード
参照先
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー