大聖堂 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 『天麩羅まで加わるというこの暴力…(とろーん)』 [Sun 4 Jun 2017 01:09:08]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『ま、とりあえずはお蕎麦です!』 [Sun 4 Jun 2017 01:07:01]
ジャスティス > まーまー、無理からぬことです。そういう俗っぽいことは私たちにお任せあれ。そのために私みたいなのがいるのですから (手を離すと、腰のあたりをポンポン叩いて、並び立って歩き出す。まぁ護衛としては、黙って勝手な事せずまじめな顔をしておけば優秀である。あと護衛対象を見捨てて危険回避しないように前もって命令しておくことが必要である) あー、そっか、アンヘル様は聖女様ですからホントに経験ないんですね……。 (ちょっとドキッとして本気で驚きつつも、ムムムと唸って……) [Sun 4 Jun 2017 01:06:43]
アンヘル > と、これだと目立ってしまいますね。 ( 一呼吸置くように深く息を吸い込み吐き出す。眩い輝きが収まれば、そこにいるのは地味で特徴に乏しい一人の修道女だ。 ) [Sun 4 Jun 2017 01:04:15]
アンヘル > to, [Sun 4 Jun 2017 01:03:07]
アンヘル > ええ、ですので甘言と堕落に乗らない一番の方法として耳を傾けない事にしています。……狭量ではある事を恥じたい。 ( 文化としては歓迎されたものではない。ただそれでも根本から否定されるのは辛いことだ。それでも聖女として正しく在る為には自分は間違ってはならず、それを未熟な私が為すためはと―――ジャスティスの評通りにまじめでまっすぐなのだろう。悶々と深く重く悩み始めようとしていて―――る頃に囁かれる耳打ち。おおっ……!と純真に瞳が輝いていく。 ) 頼りにしておりますシスター・ジャスティス。 ―――ええ。いつかは私も素敵な方と、だなんてのは淡い思い違いですが。 ( 子を為すというのは神聖な事であるからこそ堕落の道に通じている事に怒りを覚えるか。夫婦の営みに夢は抱くが、それは聖女としてあるためには違うことだ。 ) [Sun 4 Jun 2017 01:02:54]
ジャスティス > まーまーまー。そうかっかしても足元をすくわれてしまいます。アンヘル様はまじめでまっすぐな方ですから?魔女の口車には弱そうです。 (両手を伸ばして後ろから肩をもみもみ、次いで息がかかる距離で、今から行くお店はエビと野菜の天ぷらを乗っけて、淡白なソイソースベースのスープに天ぷらの油が染み出し得も言われぬおいしさなんですとささやく) まぁ、どちらにしてもそうと決めたらご一報ください? 立ち会うのなら、私も護衛につきましょう。髪さえ隠しておけば淑女殺しともばれんでしょう。 (もみもみ) まーそういっても、夫婦ではああいうことして子供が生まれるのですから神秘ですよねぇ。 (ほんと、だ) [Sun 4 Jun 2017 00:44:55]
アンヘル > おぉー… ( パチパチパチパチ。思わず拍手してしまう。人間って二回飛べたんだ……。それともやはり人類分類するのは間違っていたのだろうか彼女を。それに対して私は優雅に空を飛びながら壁を超えて向こうに下りよう。聖女の時にはボンテージだが、こうして天使になっている時は、はいていない。 ) 魔女の口から出る言葉なんて誘惑と虚偽と堕落の言葉に決まっております。それで何かあってからでは遅いのですし、万が一その誘惑に落ちる子らがいればそんな惨事は許されません! ( それに比べて強硬派は意見の時点で踏みつぶしておくべきだと主張。こっちは街に根付いているし、そういう所を生かして公的な意見も封殺するべきなのだ! ) わー、わー、わー!もう…考えられません…あのような堕落に染まり切る事があるなど…… ( 両手で顔を。翼は体を覆うけれども真っ赤になった耳ばっかりは隠せない。それもこれも全部魔女の仕業! ) [Sun 4 Jun 2017 00:33:26]
ジャスティス > じゃあ勝手口から失礼しまして……。 (外に出て周囲を確認すると、勢いよく助走をつけてジャンプ、壁をけりあがればリアル2段ジャンプ状態でぎりぎり壁の最上部に手がついて。黒のガーターベルトとショーツである) よっと… (向こう側に着地すれば、両手をはたいて) そー言われても具体的な内容聞きませんとねー。いっそ監視名目で立ち合いを提案されては? (穏健なアイディアも一応出しておく) すごかったですよねー。アンヘル様より小柄なのに五人も同時に相手してて。わぁ、動きづらそうだったなぁ。 (反応を見るのが楽しい!) [Sun 4 Jun 2017 00:15:29]
アンヘル > ―――― ( 負ぶさって。改めてシスター・ジャスティスの格好を上下から確認する。 ) ―――問題ありません。シスター・ジャスティス。ええ、貴女ならあの程度の壁を越えるなど造作もありませんとも。ええ。 ( やろうと思えばやれるであろう。だがそれがやりたいかどうかは別である!頑張ってください、と提案拒否。 ) とりあえずその場は無許可を理由に引き下げましたが…公的な手段で設置を行おうとするのであれば、それを止める為に動くのが我々の正義です! ( そういう対応策に関して色々と意見を出してくれるジャスティスはこういう時には頼もしい。―――たまに後日こんなのどうです?って意見したらそれは有り得ません!!みたいな反応返されることもあるけれど、ど! ) 今回は本当に良い事です、とか主張してましたけれども魔女の言葉がどれほど信頼に足るものなのか。 ――――うっ、うぅっ……!だから魔女の主義主張思考は忌むべきものなのですっ!!! ( その時の事を思い出せば真っ赤になって背中の羽根がせわしなくパタパタパタと。悪魔憑きであるのならば私の仕事の範疇と冷静を保てるが、結局そうでなかった事もあって動揺はひとしおだ。 ) [Sun 4 Jun 2017 00:07:50]
ジャスティス > おぶさっていけませんかね? (▽跳びで何とかなるとは思うが。ちなみにたぶん武装込みだと100kgいくデブである) あー、そういうのかぁ……波風立てずに妨害しようとすれば……プロの業者もいるのであんまりお金かからず妨害できますけどね……。 (要するに、善意の市民として市当局に通報してくれる業者である。ほら、本来の敷地の所有者探し出して話を通したり、ね。合法的な範囲でしっかり仕事をしてくれる人たちだと入れ知恵をして) 儀式が目的とかだとやばいですねぇ。ほら、この前も暗黒街でハイティーンがやってたじゃないですか。 (アンヘル様にはなかなか衝撃的であったであろうサバトのシーン。結局ただのキメ乱交でしかなかったので実害はなかったのだが、少女のトラウマになっていませんように) [Sat 3 Jun 2017 23:56:05]
アンヘル > 空を飛べる私と同じ方法を取れる辺りもうなんというか。 ( けど外出許可取るの面倒ですしそうしましょうかと頷く。割かし自分に甘いというか緩いというか。 ) お蕎麦!良いですね!アマウラやトキノミヤコのあの怪しげな文化はとても興味深いものがあると認めましょう。 ( この印籠が目に入らぬか!的な演劇は好きという偏った趣味はある。 ) まあそんな類のものです。魔女の象徴であるあの帽子や箒を主張全開の像なんてもう。勿論無許可なんですよ!どこまでも道理を弁えないなんて信じられないですよね!! ( 自分たちの敷地内で勝手気ままにやる分には咎めはしない。しかし公共の場までは許しはしない! ) [Sat 3 Jun 2017 23:50:59]
ジャスティス > じゃあいろいろ面倒なので壁越えていきますか。 (さらっとすげぇ提案をする) いや、まぁいつも通りです。最近平和ですしね……ラーメンとか食べたことあります? あとはナイトスクリーミングSOBAとか。甘浦の方の料理なんですけど。 (ナイトスクリーミングのほうはあっさりしてて胃もたれもしないですと補足する)  あー、シンボルっていうのはこう、いかがわしい……破廉恥な奴とか? (市の許可取ってんですかね、と姑息なところから狙っていこう) [Sat 3 Jun 2017 23:43:09]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sat 3 Jun 2017 23:40:16]
アンヘル > その通り!ジャースティース!! ( まあ元は村娘。たまーに信仰に疑いのある振る舞いには目を細めるが、聖女扱いされない事に関しては細かく咎める気はないようである。いや私はその物理でゴースト退治できますし!むしろ特攻付与なタイプですしー! )( くぅー、と都合よくお腹鳴ったりすることはないが、それは良い事だ。腕組みする相手の重武装に、今日は何かあったので?と質問をしよう。いや今日も?いつも通りだったか。 ) そう、聞いて下さいシスタージャスティス!魔女の方々と来たら、街中に堂々と自分たちのシンボルを祀ろうとし始めたのですよ! ( 感情に合わせているのか背中の羽根がバタバタとうるさい。思い出すのも憤慨な様子だ。 ) [Sat 3 Jun 2017 23:39:48]
ジャスティス > おーう、マイジャスティスってやつですね。 (どうもこの傍若無人なシスターはアンヘルを聖女扱いしないことが多い。何かにつけてアンヘル様物理だけじゃないですか、ゴースト退治できない聖女とか私以下!私以下!!とアンヘルの精神を痛めつける作業に余念がない) ふむ、まぁ助祭様もああいうことですし具体的な意見があればお聞きしますが? (夜食でも行きます?と速攻でエスケープに誘いながら、腕組みして。相変わらずの重武装が音を立てる) っていうか具体的に何かあったんです? [Sat 3 Jun 2017 23:30:41]
アンヘル > 正しき正義の意見ですっ!! ( 天使の依り代となっている時のアンヘルのテンションは基本的にそれはもう高い。だからこそこういう強気な意見を口にできるのだが、いくらなんでも今回は少しそれが過ぎるといった所だろうか。澄んだ純な眼差しをジャスティスに向けて力強く断言をしよう。 ) 全く魔女という方々は本当に度し難いものです…… ( そうして気分よく演説を終えた聖女は呆れたように肩を竦めよう。 ) [Sat 3 Jun 2017 23:24:45]
ジャスティス > (廊下でアジ演説をぶちかましているアンヘルとそれを聞いている助祭様他数名。まぁ世の中汚いし魔女は商売敵だから内容をどうこうとは思わないが、どっか窓でも空いてたらどうするのかととりあえずアンヘルの身長を縮めるべく拳固を軽く振りあげるが、助祭様に慌ててたしなめられる。すっげぇ睨まれた。とりあえず、具体的な話をまとめてから、執務室に持ち込むように告げると助祭はそそくさとその場を去っていく。去り際に、シスター、何か手伝えることがあれば聖女アンヘルに助力を、と一言吐いていったのは、別にアンヘルを謀殺しようとしたわけではなく、ジャスティスを魔女に関してはハト派と思っているからだろう。宙ぶらりん名kのシスターは人によって鷹扱いハト扱いとぶれぶれである)  [Sat 3 Jun 2017 23:16:54]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『廊下で何言ってんです。』 [Sat 3 Jun 2017 23:12:19]
アンヘル > 私たちの支援者であり懇意にしてくださっているアームストロング氏とかいるじゃないですか?あの方らの子飼いにも話を通しておくことが今我々が為すべき事なのです。近々―――あっ、いえひょっとしたらもう既にかもですが、怪しい魔女連中の申請があるはず。そんなものは申請の段階で握り潰してしまえばよいでしょう! ( 何故ここまで嫌うか?それは愚かな問い掛けだ。淫蕩と虚偽と奔放を尽くす魔女の文化が浸透する可能性なんて、それは芽のうちからでも絶やしておくに限るからだ!事前に悪の芽を摘むことは正義が為すべき何よりの事なのである。 ) [Sat 3 Jun 2017 22:59:01]
アンヘル > それは勿論、私の目の黒いうちは強引な設置など許す道理が通る筈はありません!そして幸いにも正しくありますが愚かな事に公共の施設としての申請をするようにと取り付けました。 ( まあここから横紙破りをして強引に勝手な設置を続けるようであれば、それこそ下手すれば血を見る争いにまで発展しかねない。勝手気ままな魔女たちもそういう理性があったのには幸いな限りだ。 ) ですので市井的に信頼感の無い魔女連中の怪しい建造物の申請など、もうそんなもの却下してしまうように根回しを進めていきましょう。それが正義の為す事なのです!  [Sat 3 Jun 2017 22:39:17]
アンヘル > 市井で暮らしているのを犯す姿勢は否でしょう。本国と違いここは異文化混在市。ですが!魔女であることを殊更に主張し!あまつさえそのシンボルを街中に設置しようなどと言語道断の恥知らずな所業!これを黙って見過ごす事こそが悪以外の何者でありましょうか! ( 魔女という個人を糾弾する気はない。十把一絡げの千差万別。括りで個人を区別することは否としよう。だがしかし魔女という文化であればそれは唾棄し否定する以外の何物でもありはしない! ) [Sat 3 Jun 2017 22:22:16]
アンヘル > ( 聖女アンヘル・セリアー。普段は地味な僧衣を着込んだ影の薄い少女だが、こうして意志を強くあらわす為にはしばしば天使の力を借りることがある。今回もまた上役の相手に自らの信じる道を通そうと強く主張をしていた。 ) ええ、前時代的な愚行を繰り返すなどはもっての他です。水に沈めて是非を問う等とは問題外。ですがこれはまたそれとは違います! ( 火の出るような言い分で道々歩きながら食って掛かる聖女の様子に周りからの注目もまた大きい。だが気にする事はない。私が主張していることはなにせ正義であるのだから。 ) [Sat 3 Jun 2017 22:07:27]
お知らせ > アンヘルさんが入室されました。 『断固たる姿勢で望むべきなのです!』 [Sat 3 Jun 2017 21:58:01]
お知らせ > エクソシストさんが退室されました。 『私たちも準備を使用』 [Sun 19 Feb 2017 12:51:10]
エクソシスト > ……? (僧兵が一人、ノックをして事務室へと入ってくる。あまり浮かない顔に、緩みかけていた緊張感がまた引き締められる。いい加減ちぎれそうだ。差し出された書簡には、各ギルドを統括している、ヴェイトス市の封印が施されていた) ……吉兆か。 (半ば破れかぶれで、つぶやく。暗黒魔力が流入している方角の地方村のいくつかと、連絡が取れず、用事で向かった者たちも帰らないらしい。あふれたのか。発生源の近くで……。複数の報告によれば、最低でも三つの村と連絡が取れない……。この村の周辺のどこかに発生源がある。各ギルドも動き出しているだろう)   [Sun 19 Feb 2017 12:50:50]
エクソシスト > (依然として事件自体が解決したわけではない。だがこの一週間は対処療法に追われていたヴェイトス市が十分に休息をとることができた。発生源に頭を回す余裕も生まれてこようというもの。ヴェイトス市から完全に離れた地域では似たような現象は報告されていない。せいぜい近郊が発生源なのだろうが……暗黒魔力の流れを辿るにしても、市から離れるごとに探知が難しくなっている……。探知方法を見つけるのにはまた時間がかかるだろう。) [Sun 19 Feb 2017 12:39:56]
エクソシスト > (それは大きな成果だった。 ようやく暗黒魔力が特定方向から流入しているということが判明し、市街地から少し離れた位置に、大聖堂、そして他教の奇跡を扱う人々が、お互い干渉しない距離に何重もの結界を張った。浄化ではなく、せき止め、そらすものである。幸い効果は明確に表れ……市内でのゾンビ化の件数は目に見えて減った。半分以下である。卓上の地図の上の数字がそれを示している。墓地のゾンビ発生件数も少なくなり、崩壊しかけていた前線のローテーションも落ち着きを見せた) [Sun 19 Feb 2017 12:18:40]
お知らせ > エクソシストさんが来ました。 [Sun 19 Feb 2017 12:08:10]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『…うぉ、婆来た…(と、脱出直前に様子を見に来た老シスターに見咎められる)』 [Sun 22 May 2016 01:25:03]
ユニス > ( 大蒜、馬蹄はそれぞれアミュレットみたいなものだ。 そう、大蒜も。 田舎の方じゃよく輪っかにして玄関に掛けてあるのを見る。 馬蹄も大抵は玄関か。 何だったか由来は忘れたけど。 ) まぁ、うん、報告しておきまぁ〜す。 ユニスのせいじゃないし。 ( 婆三つ作れなかったって。 いやそんな言い方しないけど。 まぁ個人的にはどうでもいい事―――他人事だ。 そろそろ抜け出したいんだけど変なタイミングになっちゃった。 よし、じゃ今度こそ――――。 ) [Sun 22 May 2016 01:20:10]
ユニス > んじゃあそういう事でぇ……あ、らっしゃいま…あぁ、納品ん? めんどくさ… ( と、もう出かけちゃおうと思ったタイミングで偶に来る他所の配送業者の御来訪―――私らじゃ作れないような物を外注とかで作って貰ってるのだ。 変なタイミングで鉢合わせて、対応せざるを得ない。 ) 大蒜大箱1、銀の馬蹄3ダース…ブルーキャンドルが3…聖鐘が6…あれ、何か少ないぃ? ( キャンドル足りない。 2つしかない。 ああ、と配送屋のおじさん。 何でも材料が足りなくて二つしか作れなかったとか―――確かこれ作ってるのは隠居気味の地方教会の婆さんだ。 アズライト、ソーダライト、ダイオプサイトを原料に練り込むって教わった事がある。 蝋燭なんて言う消耗品の癖にアホみたいにお高いヤツ―――20万yenもするイカレた代物である。 一応マジックアイテム扱いだから。 売店には並ぶけど基本売れないし、信者限定販売である。 私の知り合いだったら私が買った事にして譲ってもいいけど。 ) [Sun 22 May 2016 00:56:44]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『本堂横/売店』 [Sun 22 May 2016 00:28:19]
ユニス > ( お高いおメダイのアズライトのビーズを紐に通すチマチマ作業に飽きて放り出し、テーブルに突っ伏して暇を持て余す。 どうせこんな時間に売店を訪れる客なんて居るわけでも無し、面白い事が何かあるわけでもなし、一人くらい抜けても誰も何も言わないんじゃあなかろうか―――周りの子らにはまたお土産を持って帰って来ると言って口裏合わせでもさせときゃあいいし、丁度ストックも切れそうな所だ。 煙草、薬、化粧品、装飾品、本、食べ物、何だっていい。 そもそも10代の女子がこんな所で禁欲生活なんかさせられて皆が皆我慢しきれるわけがないのだ。 むしろ何とも思わない方が異常性を感じる―――そういう娘が居たらむしろ気を付けよう。 何処か感覚の狂ったヤバいヤツだ。 )  [Sun 22 May 2016 00:24:52]
ユニス > ( パプテス教会大聖堂、本堂脇の敷地内に一度出て、よく手入れされた芝生の先ある割と目立たない通路を先に進むとその小さな建物はある。 シスター達の作業部屋として日々様々なもの―――聖油だとか蝋燭だとかメダイユだとか、或いは植物油の軟膏だとか聖書の写しだとかを若いシスター達が皆で黙々量産して、入り口の売店スペースで安く来堂者に譲るというシステム。 その収入は大聖堂の維持だとかボランティア活動の資金に充てられ、決してシスター達の懐に入る事など無いのである―――基本的には。 ) 報酬って必要だと思うのよねぇ、ユニス的には―――というか、当たり前の事としてぇ? 対価っていぅのぉ? 釣り餌でもいいけどぉ。 モチベーションがクオリティを上げるっていうオハナシなのよねぇ? ( 売店の留守番をしながらちまちまちまちまと手作業をするやる気のないシスター・ユニスとその取り巻き達、の図。 10代前半の小娘達は「よくわからないけどユニスが言うなら」みたいな顔をして曖昧な笑顔で頷いている。 この子らはまぁ、こんなもんだ。 多少の反抗期はあれど、衣食住揃った環境で天下の大聖堂の庇護の元平和に暮らせている―――そもそもこんな所に送られる時点で実家も裕福なのだろう。 それでいて大した才能も知恵も無いから家畜の様に行儀よく恩恵に与かるっていう。 まぁ、それでいいんじゃあなかろうか? 何の脳も無いのにできもしないことをしようとして夢を見て、周囲に迷惑をかけながら自分も何も成さずに人生浪費するよりは。 ) [Sun 22 May 2016 00:07:56]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『本堂横/売店』 [Sat 21 May 2016 23:54:03]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『え、もうj閉め? もうちょっ…えぇ〜?何で誰も来ないのぉ?』 [Thu 6 Aug 2015 01:55:59]
ユニス > っていうか―――待ってる間は暇なのはおんなじなのよねぇ。 ( 結局この話題も誰か来ない事にはそれ以上膨らむこと無く、暫し気だるい時間を過ごす―――売り物のメダイをテーブルの上に置いて指ではじいてぶつけ合う メダピン で時間を潰しながらワインを開けてちびちびと水分補給しつつ―――勿論売り物だけど1本くらい瓶さえ処分しちゃえばすっとぼけてもわかんないだろう。 ああ、なんか摘みが欲しい。 適当に塩気があって量が多くないちょっとした―――ミモレットチーズ的な物とかが。 ) [Thu 6 Aug 2015 01:28:48]
ユニス > …賭けよう。 次に来るお客は 「男性」 「女性」 「閉めるまで誰も来ない」で。 なんかユニス誰も来ない気がするけどぉ…どぉう? ( 流石に愚痴合戦にも飽きて3人でしぃんと黙って毛繕いなんかし始めた所で不意に提案。 ああ、カードでも持ってれば3人でコソコソ遊べたかもしれない―――今度なんか遊べそうなのを探しておくか。 ) 勝った人は…何がいーいぃ? お薬と煙草のストックあるけど…香水はちょっと景品には高いしぃ…っていうかユニスが勝っても何もない。 あ、ユニスが勝ったら今日は二人ともユニスの部屋でバター犬ねぇ? ( 酷い景品である。 いや、本当、この子らから貰える物なんてなぁんにもないんだもの。 精々小娘一人分の労働力程度で。 それじゃ景品として面白くないし。 ) え、なんでそんな乗り気な感じなの…あ、ユニスなぁんとなく「男の人」だと思うわぁ。 ( 統計的なもので。 まだ一人二人くらいは来そうな時間だし、遅い時間だし。 ) [Thu 6 Aug 2015 00:51:45]
ユニス > ( 売店らしくカウンターで若いシスターなんかが売り子をしてて、その奥に在庫商品が積んである感じ。 奥の部屋は作業部屋になっていて、昼間はそこで手作業で作れるような売り物をちまちまと皆で作ったり。 パンとかワインとかは流石に専用の場所でやるけど。 ま、言ってしまえばシスターのたまり場みたいなもんである。 偉い司祭様なんかがこんな所に長居する理由はないし、稀にうるさいお婆が様子を見に来る以外は緩いもんだ―――ので、普段は売り子を他の子に任せて裏の作業部屋でダラダラ過ごすんだけど。 ) サンドラは帰省、グローリアも帰省、レイブンも帰省…みんなどんだけ家に帰りたいのぉ…… ( 久しぶりに売店の椅子に座ってお留守番である。 流石にこの雨の中、それほど人は来ないし時間も時間。 ただただやる事のない退屈な時間が続く―――分かってれば暇つぶしになりそうな事を考えて用意していたが、全く虚を突かれる形でいきなりだ。 残った2人のシスターに宥められるも、今日だけじゃなくて当分人手不足で私らでここを担当するとかいう―――終わるまで抜け出して夜遊びも出来やしない。 ) [Thu 6 Aug 2015 00:35:07]
ユニス > ( いわゆる大聖堂一番の見世物であるところの豪奢な聖堂には毎日結構な量の一般客が出入りしていて、この暑いのに、この雨の中、わざわざ熱心に祈りなんか捧げていく。 ただでさえ熱いってのになにせその光源は天井から吊るされた大シャンデリアだ。 広いお堂全体を照らす為に挿された蝋燭の数は1000本近く、その熱量と言ったらそりゃあもう。 壁掛けのランタンなんかも併用してるんだからもういい加減あの古めかしい灯かりをもっと効率的な何かに入れ替えられないもんだろうか? ) ―――なんて話はこっちには関係ないけどぉ。 ( とまぁ、その本堂から横に出る、敷地内の別館。 一度外に出て細い廊下の先にあるそこはいわゆる売店である。 置いてあるのは主にパン、ワイン、聖油、薬草、簡単な織物、メダイ、ロザリオ、聖書などなど。 どれもまぁ私らシスターが昼間の暇な時間にお仕事として黙々と作らされるありがたぁいティーンエイジャー女子の手作りアイテムであるが聖書は字がきれいなBBAが複写してる罠アイテムなので注意されたし。 大聖堂だけじゃなくて地方の教会なんかから送られてくる物もあって、時々なんか八百屋みたいな具合に野菜なんか箱で置いてあることもある。 結構売り物はファジーだ。 ) [Thu 6 Aug 2015 00:14:35]
お知らせ > ユニスさんが来ました。 『本堂横/売店』 [Thu 6 Aug 2015 00:03:01]
お知らせ > ルルナさんが退室されました。 『(そして朝一に発見され、また叱られるオチ)』 [Sun 21 Jun 2015 01:56:38]
ルルナ > ( どこにいたって、誰かの救いになれるはずだ。神様の愛は、無限なのだから。 瞼をそっと閉じる。 ――考え事をしている少女の意識は、静寂に抱かれながら、少しずつまどろみの中に溶けて。 ) [Sun 21 Jun 2015 01:55:38]
ルルナ > ( 司祭様の言うこともわかる。ほかの聖女のように戦える奇跡をもつわけでもなく、力も体力も並み以下。だから適した場所で人を救うのが望ましいということも、わかる。 ) これは、私の我儘なんでしょうね。 ( 膝の上においた手を、きゅっと握る。白いトゥニカにしわが寄る。 どうすればいいかを考える時間は、とっくに過ぎていて。どうしたいか、その答えも出ていて――だけど心の靄は晴れない。救いの道は一つではないと思いつつも、今の未熟な少女では、その道筋を示せない。 もどかしい。 胸が締め付けられるよう、な―― ) [Sun 21 Jun 2015 01:42:28]
ルルナ > それでも、外に出たいって、思うんですよね。 ( 誰に言うでもなく、か細い声を漏らす。聖女ではない、少女の本音。 ) [Sun 21 Jun 2015 01:25:27]
ルルナ > ( 自覚がないわけじゃない。反省もしている。外に出かける時間が増えた分だけ、大聖堂にいる時間が減っている。それはつまり、聖女としての勤めを果たす時間が減っていることだと。 ) 街をじっくり見たい、って――そう言って――最近やっと出かけられるようになりましたからね……。 ( こつ、こつ、と固い床を歩き、手近な長椅子にぽすん、と腰を下ろす。壁に掲げられた大きな十字架を、ぼんやりと見上げた。うれしかった。はしゃぎすぎたというのもあるだろう。夜遅く帰ることが増えて、寮のシスタ―たちが心配することもあった。 ) でも―― [Sun 21 Jun 2015 01:24:27]
ルルナ > ふぅ―― ( 小さく息を吐き、ひとり、たたずむ。胸に当てた小さな手。指先でロザリオを撫でるのは、半ば癖のようなものだった。 ) また、叱られてしまいました――ね。 ( 思い返すのは、つい先ほどまでの出来事。司祭様からたっぷりもらった言葉の数々。 「聖女としての自覚が足らないのではないか」 ひとまとめにしてしまえば、つまりこういうことだ。静寂が支配する夜の聖堂は、心休まる場所。 同時に、ルルナにとっての心の逃げ場所でもあった。 ) [Sun 21 Jun 2015 01:16:49]
お知らせ > ルルナさんが来ました。 『(夜の礼拝堂にて――)』 [Sun 21 Jun 2015 01:11:19]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 [Sun 17 May 2015 03:47:15]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『はひぃ…ふひぃ…パン捏ねてれば…良かったぁ…』 [Sun 17 May 2015 03:40:59]
アンヘル > ( うー、痛いとヒリヒリする鼻を抑える。逃げ去っていく修道女の後姿。立ち入り禁止の区域だったけれども――― ) ―――あ、大丈夫です。問題ありません。 ( 後ろから来た相手に何があった?と問われる。誰か修道女が迷い込んできてしまったようですと説明。私が追いかければ捕まえることは出来そうだが、たかが迷子にそこまで厳しく処罰する事では――― ) ( 馬鹿者!!と怒られる。ハイ!?と思わず背筋を正した。こういう場だからこそむしろ厳しく注意せねばならないと叱責を受ける。今から追いかけて―――も見失ってしまったか。捕まえるのは難しそう。 ) ( 今日何度目かの嘆息をした上役は、とりあえず心当たりがある者に明日出頭を呼びかけようと。誰も手を挙げることが無くとも、禁止なことだというのは明確にしておかねばなるまい。 ) [Sun 17 May 2015 03:36:59]
ユニス > ずれたっ! ( 且つ、腕力なさ過ぎて引きはがされて転がった。 眼突きは鼻を目印にすれば上手く入るって噂は嘘だったようだ。 或いは練習不足。 ) 痛ぁい…ユニスこういうのやっぱ嫌ぁい―――これは…撤収ぅ? ( よし逃げよう。 黙らせられないとなると流石に中のもう一人も出て来るし、なに、背を向けて逃げ切ってしまえばシスターの格好をした人間なんて山ほどいるし大丈夫。 逃げきれ! ) 走るのもっと嫌ぁ〜い!! ( 運動全般が大嫌いである。 来た道とは全く別方向、暗くて木々の茂る裏庭側に逃げていっそ敷地外に逃げてしまおうか? ほとぼり冷めるまで一晩どっかで飲み明かせば――――。 ) [Sun 17 May 2015 03:22:30]
アンヘル > ( 当初はそういう方向性の話をしていく腹積もりであったのだが、聖女がお子様だっただけにアプローチのやり直しだ。狂った集団と異教徒たちとの抗争を扇動したりだとかいった行為には向いていない。聖女と戦天使という誉はそういう用途で利用できそうだっただけに惜しいものだ。後はあらゆる意味で修道女らしからぬ人物を利用するのに役立たせられるかといった具合か。 ) ふぐっ!? ( 扉を開けたと思ったら鼻の穴に思いっきり指を入れられた。何を言っているかわからないと思うが私にもわからない。 ) んんー!? ( 動揺したような女の声だ。実際に力はあまり強くない。それでも普段の貧弱ゥな私なら連れ込むことはあるいは出来たかもだが――― ) ―――ぷはッッ!! おのれ、何奴!? ( 暴れるように体を動かして振りほどいてしまえば、その女性を突き飛ばそう。いきなりで焦ったが非力な相手で助かった。そして一度言ってみたかった時代劇系台詞も言ってみる。 ) [Sun 17 May 2015 03:14:21]
ユニス > は? 終わりぃ…? もっとこう、エグい話聞きたいんだけどぉ… ( ドルーチと他宗教でころしあえー! とかそういう泥臭い謀略とか。 こないだドルーチ絡みで消えた婆さんの後釜を選ぶための賄賂の話とか。 そういうのではない? なんて思っていたら扉にへばりつくようにくっつけていた頬がぐぐぐと押されて扉の中から光が漏れる。 てっきり会話を中断してお茶でも淹れに立ったのかと思ってたら――――これはよろしくない!! 女の方が出て来た? 中のもう一人にはまだ見えていないか―――咄嗟に右手の人差し指と薬指をピンと伸ばして中指を鼻に合わせるようにして突き出してせっ!! ) せっ! ( 声も出た。 ) あ、違う、これ人呼ばれる! ( ので、羽交い絞めにして口を塞いでそこら辺の闇に引き摺りこむ強硬策がマストだと思ったので実行に移す事にした。 非力すぎて無理かもしれない。 )  [Sun 17 May 2015 02:55:00]
アンヘル > ( さて、どうすれば上手く言いくるめられるか。まるで成長していない事は想定外だったが、代わらないのであればそれはそれで手綱を握ることは難しくはない。少しの間。言葉を選びそれを声にしようと口を開いた。 ) 遠方からのご足労ありがとうございました。何かご指示がありましたら都度お教え願います。私も主の教えの理解者を広めるためにもこれからもまた身を粉にして活動を続けましょう。 ( しかし先に言葉を紡いだのは聖女の方だった。少しの間で相手が何かを言いよどんでいるのはわかった。そして大体そういうのは私にとってあまり嬉しくない事柄。―――この聖女は子どもだ。子どもは嫌なことがあるとすぐに逃げ出す。だから先に言いたいことだけを言ってしまおう――― ) ( 一礼をして踵を返す聖女に上役も逡巡しながらも、少し時間を空けた方がいいだろうと判断する。その方が相手の頭も冷えるだろうし、方針の練り直しもしておきたい―――だから聖女が部屋の外に出ようと扉を開く事を止めはしなかった。 ) [Sun 17 May 2015 02:42:55]
ユニス > ( あ、これエロくないやつだ。 残念無念―――面白い所を聞けるかと思ったのに。 どうもそれらしい扉を特定し、一度傍まで寄ってみる。 声はじっと静かに扉に張り付いて辛うじて聞き取れるくらいだが、肝心の内容は今の所漠然としている。 正義がどうの、使命がどうの、と非常にクソ真面目ティックな単語が飛び交い、その女の側の主張に男の方が何か言葉を言い淀み、上手い説得というか誘導というかそういうのを模索している風に聞こえる―――あら、そっち方面の秘め事だろうか? 声の主を聞き分ける事は出来ない。 実際女の方とは何度か言葉を交わしてはいるが、それほど親しいわけでも接点があるわけでもなし―――前に話した時は引き摺り下ろして下半身露出させただけだったし。 ) …んん、もうちょっと具体的な所をぉ… ( 長くこんな露骨な盗み聞き姿勢で居続けるのはリスキーだが、こんな半端な内容のわからない所で撤収するのも癪だ。 誰か来たら来た時に言い訳をデッチ上げりゃあいいか。 ) [Sun 17 May 2015 02:20:49]
アンヘル > ( 聖女は美しい貌を不満そうなものにしており、そんな態度に相手の男は呆れている。なるほど、容姿がいくら大人びたところでその中身は聞き分けのない子どものままだった。 ) 賢しい真似をせずとも正義は主の元に仕える私達にあります。正しい行動を行い続ける事こそが広く教えを知らしめる何よりの手段ではありませんか。 ( 相手の男は内心で頭を抱えた。ヴェイトスという世俗に放り込んで少しは世間の常識と大人の考え方を知っただろうというのが浅はかだったらしい。その為に密談の場まで用意したのに。ここまで幼いままだったのは想定外だ。本音ではなく本質を誤魔化した言葉でなくてはダメだったか。 )( 聖教会の教えを広めるために動く。それは理解してくれているだろうと重厚に響く声は問いかける。 ) 無論です。身も心もその一片までも主に捧げることこそ使命です。 ( 溌溂と迷い無く答える。それは聖女として生きている限り私が果たさねばならない事だ。 ) [Sun 17 May 2015 02:09:51]
ユニス > ( 何処かから声が聞こえてくる―――しばらくその方向を探って身を潜め、漠然とした方向を探って進む。 此処まで来て人の声にビビって引き返したら何にも面白くない―――それに盗み聞きは大好きだ。 誰かに聞かれていると思ってない会話ほど聞いて面白いものは無い。 内容によってはそれ自体が他人より頭一つ上に出る為の切り札にだってなり得るのがまた良い。 ――――こっちか、と辺りを付けて幾つか扉が並んだ廊下に辿り着く。 男と女の声のようだ。 エロい話か。 そうかエロい話か。 ) [Sun 17 May 2015 01:49:16]
アンヘル > ( ユニスが進んでいく先の部屋からは男女の話し声が漏れ出ている。いわゆるお偉い様との密談の場だ。聖女認定として今は大聖堂に出向している私はそこで自分の上役との密談をしている。  ) シスター・ジャスティスは決して悪徳な人間ではありません。主への信仰があるかという点に関しては…確かに疑わしい物があることは否定いたしませんが。 ( 聖女としてヴェイトスでの生活を始めてからいくらかの時間は過ぎた。それに関しての報告や、あとは上役が気に掛けている事への問いに天使の姿を模した格好の聖女は応える。 ) [Sun 17 May 2015 01:42:19]
お知らせ > アンヘルさんが入室されました。 『 ―イ ――は―――せん 』 [Sun 17 May 2015 01:33:11]
ユニス > ( 小耳に挟んだ程度の話ならあれこれある。 私がこの街に来る前の戦争で使われた聖槍が収められている蔵があるとか、地下にすごい霊力の溜まった聖域があるとか、普段表に出てこないような、私達の知らない人間が教会に居るとか。 まぁ露骨にここら辺はえらい人間以外立ち入り禁止みたいな雰囲気を出して近付き難くしてくるような所もあるし、多分此処もそういう―――灯かりが燈っているって事は今日も誰かが出入りしているみたいだけど、廊下に人の姿は無い。 行ける所まで行って、結局どういう所なのか確かめてやりたくなってきた。 ) ユニス、隠し事とかすごぉい嫌ぁい――― ( 勿論他人の隠し事の事である。 立場は常に一方的に上がいい。 当然だ。 ) [Sun 17 May 2015 01:21:59]
ユニス > ( 親に放り込まれてはるばるクリスティアから来た大聖堂だが、此処での暮らしは案外気に入っている。 なにせヌルい。 衣食住完備で同世代の若い子らとヌルい仕事をしてのんびり暮らし、市内最大の天下の大聖堂という後ろ盾と、そこのシスターという肩書きのブランド力。 気楽なもんだ。 多少堅苦しくて面倒臭い事もあるが、実家での騒動を経て私は取捨選択というのを覚えた。 この多少の面倒と引き換えにどれだけのメリットを得ているか、が重要なのだ。 耐えるに値するか、というのが。 今の所それは許容範囲―――私の心の平穏を乱さない範囲の些末事だ。 その気になれば抜け出して夜遊びだって出来るし、取り巻きを作ってあれこれと飴と鞭で仕込んで身の回りの環境を味方にもできる。 非常に居心地の良い状態と言っていい―――私、ユニス・ロラ・エルネスティーヌ・アレヴィは私の自由と私の平穏を守って極力ストレスの無い穏やかな暮らしをしたいのだ。 その為に障害を排除しなければならない時はその労力を割くくらいはしようと思うけれど。 ) ―――あれ、こんなとこあったっけ。 ( ふと気が付くと壁掛けの蝋燭の並ぶ暗い廊下―――なにせ大きな建物だし、シスター程度では立ち入りの許可されていない区画もいくつかある。 適当に普段いかない方向に散歩していたら、普段は要らない辺りまで来てしまったようだ。 ) …まぁ、誰も居ないなら別に―――迷ったって言えばいいだろうし。 [Sun 17 May 2015 00:59:06]
ユニス > ( なんか詳しく知らないが「いつもの粉」と「いつもの汁」を「いつもの分量」で「いつもの感じ」でこね回して「いつもの形」にするだけの単純作業である。 それらが何であってどういう意味がある行為でどうしてそれくらいなのか、何て全く知らないし、全く興味がない。 なんせパン屋になる気はないし、そうやればこうなるならそれでいいかなっていう―――いわゆるフツー程度のフツーのパンがそれで完成するならそれでいいじゃあないか。 プロみたいな評価を貰いたいわけで無し、貰って得をするでもなし。 ああ、本当退屈だ。 ) ――――ユニス飽きた。 ちょっとお花を摘みに行って来ようかなっと―――小一時間。 ( 部屋で寝てようかしらん、なんて思いながら席を立って手を洗い、じゃ、あとお願いねーといつもの取り巻き連中に手を振る。 またなんか街で飴を買ってやらないとねぇ。 ) [Sun 17 May 2015 00:39:33]
ユニス > ( なんて書くとまるで本格的な本でも読んでなにか特別凄い物を気合を入れて作ろうって話のように聞こえるが、その実別に普段通り。 教会のシスターとしては良くある仕事の一つだ。 ワインを作ったり聖油を作ったり裁縫をしたり蝋燭を作ったり、みたいなのの一環―――まぁこの天下の大聖堂様ともなるとそのバリエーションの多いこと。 あれもやれこれもやれって次々やらされるのだ。 まぁ私らうら若き乙女たちが作ったとかそんなブランドがつきゃあ訪れる信者にも一見さんにもバッカ売れでしょうよ。 伊達に市で一番デカい教会で暮らしているわけじゃなし、そこらの貧相な襤褸教会のシスターとかとは色々格が違うのだ。 ) 容姿端麗才色兼備パーフェクトボディ&パーフェクト頭脳オブユニス・エェルネスティィヌ・アルルェヴィィィィ〜♪ ( ※巻き舌。 あんまり退屈だから歌いながら粉を捏ねる。 聖堂脇、一般立ち入り可エリアにある作業場兼購買所、数人のシスター達とパンを作りつつ。 ) [Sun 17 May 2015 00:30:09]
お知らせ > ユニスさんが来ました。 『ユニス、パンを作る』 [Sun 17 May 2015 00:20:11]
お知らせ > ルルナさんが退室されました。 『(見えないナイフは、幼い心に深く刺さったまま――』 [Sat 16 May 2015 03:01:24]
ルルナ > (髪の毛を掬われそこにキスされる。それが別れのあいさつだと理解したとき、もう、いばらの姿は聖堂を出るところまで離れていた) ぁ――待って。まっ―― (思わず伸ばした手に、どれだけの意味があったのだろうか。一人その場に残された聖女は、力なく床にうなだれた) [Sat 16 May 2015 03:00:05]
ルルナ > (そう、幼いのだ。聖女とはいえ、生きた年月はわずかに十と二。目の前の相手と向き合うには――人生の経験が圧倒的に足りてない。いばらの言葉も、どこか上の空で――) 罰せられない? そんなの――そんなこと……。 (ぐるぐる、ぐるぐる。言葉がまわる。頭の中でぶつかって、痛みを発している。ルルナは自分がいま、どんな顔をしているのかもわからなくなっていた。ただ、相手の言葉を受け止めるだけ。それさえ半分も受け止めきれずに、胸の中からこぼれ落ちてゆく) ――救うことが、悪? それ、は―― (声がかすれる。いや、震えているのか。わからない。わからない……) [Sat 16 May 2015 02:59:47]
お知らせ > いばらさんが帰りました。 『 家に戻ったら、爆弾製作の続きをしよう。もっと沢山の人を殺傷する為の。 』 [Sat 16 May 2015 02:55:48]
いばら > ――ルルナ、面白い奴。私の言葉を嘘だとは思っていない、でもあなたの心の中にあるのは恐怖ではなく動揺だ。あなたが聖女なんかでなけりゃ、フレンドになるのも楽しそうだって思ったけど、迷惑かけちゃいそうだし。 ――さて、私はそろそろ帰るね。最後にルルナの髪にちゅーしておこう。 ( そう言うと、また無遠慮にルルナの髪に手を伸ばし、口付けを一つ残そうとする。 ) [Sat 16 May 2015 02:47:38]
いばら > あっは、まあ私はかなり変り種かもねー。自覚があるよ。ま、多分…ルルナはあんまり教会の外には出ないんだろうけど。 ( 人を殺した。私は人を殺している。しかも、実益や恨みがあったわけではなく、自らの楽しみの結果として。人の命が爆ぜる瞬間というのは、大変美しいものなのだ。やはり、爆発はいい。心が躍る。一瞬だ、火炎と熱と衝撃は全てを奪う。幸運にもその中心にいたものは、自らの死を自覚することもない。 ) ( いばらの表情に変化は無い。罪を告白する時のような動揺も、これを言えば相手が驚くだろうという愉悦も。 ) 言葉が出てこない?いいんじゃない、それで。謝ることじゃあないよ。ただ、私が言いたいのはね。ルルナが私を殺しても、ルルナは罰せられない。なぜなら、私はそういう人間だ。 でも、ルルナがその奇跡を私に使ったのなら、きっとルルナは責められる。「どうしてそんな奴を助けるんだ」って。――助ける相手を選びなよ、ルルナ。神様ですら、箱舟に乗せる人間を選んだ。全ての人に手を差し伸べること、それ自体が悪になる時もある。 ( ま、知らなかったんだからしょーがないと思うけどね。 ) [Sat 16 May 2015 02:47:26]
ルルナ > (言葉が耳にこびりつく。さっきまで熱っぽかった体に、急に冷や水を浴びせられたような――そんな感覚だった。人を殺した、ことがある。何を言っているのだろう? この ひと、は) (――なにを、いって――固まった表情のまま、いばらの顔をじっと見つめる。人を殺したこと。それは理解できる。ルルナは聖堂を訪れる人たちから罪の告白を聞いたこともあるし、中には人をあやめたことを悔いて許しをこう人もいた。けれど――) どう、して……。 (わからない。どうしてアナタは、平然としているの? まるでそれがなんでもないことのように。ごくあたりまえの、ように……) いえ――せっかく好意で話してくださったのに、どうして、はない――ですよね。 (片手を引っ込めて、ぎゅっと聖書を抱きしめる。神様、わたしは――) ごめんなさい、うまく、なんといったらいのか。言葉が出てこないんです。 (力の抜けた困り顔で、そうつぶやくのがやっとだ。聖女は、幼すぎた) [Sat 16 May 2015 02:26:44]
ルルナ >  ひ、と……。 (――だった――) えっ……?  [Sat 16 May 2015 02:26:32]
ルルナ > いばらさんのようなひとに会ったのは、初めてです。 (変わらぬ相手のかるい調子に、なんだかどっと疲れが出てきた。ため息めいた呼吸をして、どういう反応をしたらいいだろうと困り果てる) あ、無理に動かないでくださいね。痛みが和らいでも、足をくじいたことに変わりはありませんから。 (治癒魔法のほうがはるかに実用的だろう。己の奇跡に、そこまでの力はない。念のため、いばらにそう忠告してはみたものの、このはしゃぎようである。本当に一つ一つが楽しいのだろう。彼女にとっては。それがある意味、うらやましくも感じるプライベートなことと聞いて、楽しみに顔をほころばせたのもつかの間のこと) [Sat 16 May 2015 02:26:20]
いばら > うん?ルナナ?ルルナ!ル、ルー! ルルルル! ルルナ!名前間違えるなんてサイテーだよね、ごめんごめーん。 ( てへぺろってなもんだ。 ) [Sat 16 May 2015 02:06:37]
お知らせ > いばらさんが来ました。 [Sat 16 May 2015 02:05:09]
いばら > 大事にはしてますよ!でもまあ、せっかく自分の体なんだから。使いたいよね。 ( といっても、性的な使い道ばかりになるが。 ) あ、あい…面目ないです。最近運動不足だからな… あ、あれ?なんか痛み、和らいでない? うああ、本物だ!本物の奇跡だ!スゲー! 魔法?治癒魔法? ( なんか適当に固定でもしてくれるのかと思ったら、触れた部分の痛みが和らいでいる…気がする。いや、気のせいじゃない。 ) 私?楽しんでるよー。楽しくなかったら、割と早めに立ち去ってるよ。ルルナはどう?ハッピー?楽しい? じゃ、私もお返しにプライベートなこと一つ話してあげるよ。私はね、人殺しなんだ。人殺しって言うと人聞きが悪いけど、人を殺したことがあるっていうと、ちょっと表現マイルド?両方意味は同じなのにね。殺した相手がどんな奴だったかによって、評価は変わってくる。 ( 命が平等でないことの証明だ。 ) 例えば私が今ここでルナナを殺せば、私は強烈な罰を受ける。でも、ルナナがここで私を殺しても、ルナナはきっと罰せられないだろう。 [Sat 16 May 2015 02:04:20]
ルルナ > そ、そうですよっ。自分の体なんですから、そんな――え、と。玩具みたいにしちゃだめ、です。もっと大事にしないとっ。 (こっぱずかしいから頬をあからめたまま、早口でまくしたてるよ。言い終わった後に軽く咳き込む程度には、のどは弱い。ケホ、ケホ、と) あぁ、ほら――狭い場所で動くからですよ。大丈夫ですか? (足をくじいた様子のいばらをみて、はっと我に返ったように膝を折ると、彼女のくじいた足にそっと片方の手を伸ばす。この飾り物の聖女が唯一持つ奇跡で、いばらの痛みを少しでもやわらげようと) ぷ、ぷらいべぇと……。まぁ、いいですけど。 (相手を見つめながら、困惑の色を赤い瞳に宿す。会っていきなりプライベートな質問ってどうなんだろう。本当に、この人はわからない) えぇ、アルビノです。やっぱり――わかりますよね。 (聞かれて、特に気分を害するものでもなかったので、苦笑しつつやんわりと答える) お友達のユニスさんみたいに、いばらさんを楽しませられるお話ができればいいのですが。 [Sat 16 May 2015 01:47:30]
いばら > あ、うんまあ、グッドフレンド。なぁに、おっぱいで恥ずかしくなっちゃった?そういう顔されると―― 私も恥ずかしくなってきた。 ( 何やってるんだ私。 ) 大丈夫、今日は何の日?その週で6番目の曜日よ、Fridayよ。夜明けまで馬鹿騒ぎすることを神様がOKしてくれている日よ。7番目になったけど。もし私のしていることが過ちであるのなら、ここは神様のお膝元。直ちに天罰が下るでしょう。ぐああ! ( カッ、と足を前に踏み出してかっこつけたら、思いっきり足をくじいた。 ) …けどまあ、あなたの顔を立ててここは静かにしてあげるわ。もしかしてこれが聖女の奇跡…。 ( 凄いダイレクトに天罰きた…。 ) うん…まあユニスちゃんはいなかったので、代わりに誰かお話相手を探しにきたの。ここで出会ったのも何かの縁なので、突然だけどあなたのプライベートな事を質問してみよう。その肌の色、アルビノって奴? [Sat 16 May 2015 01:34:35]
ルルナ > (突然一人で語りだす彼女をみて、またびくーっ! と体を固くする。きつく抱きしめた聖書をいたわる余裕もない) は、はぁ……。ユニスさんとは、親しい間柄なの――(これ見よがしに胸を持ち上げる相手から、ついーっと目をそらす) ――です、ね。 (頬だけじゃなくって、顔まで熱っぽくなってきた。なんだろう、なんでこんな恥ずかしいことが平気で、できるのー!? このひと、はー。思考回路はぐっちゃぐっちゃ混線状態である) え、ええぇ!? あの――あのっ! 夜中ですから、その――寝ている方々とか、あぅあぅ――もう少しおし、ずかに……。 (そうかと思っていたら、今度が元気よく歌い、踊り始めるときたものだ。慌ててあたりをキョロキョロしながら、必死に人差し指を口の前に立てて制止する。――こうかは ないよう だ――) だ、大丈夫ですか? え、っと。私の奇跡はともかく……もしかして、いばらさんは、ユニスさんに会いにいらっしゃったのですか? (とにかく話題を変えよう! かえなきゃ! そんな思いで頑張ってひねり出した質問を、いばらに投げかけた) [Sat 16 May 2015 01:21:24]
いばら > じゅうに!そう、十二歳ってこうだよ!二つ歳とったら何でああなる!むしろユニスの二年前はどうだったのか! あ、ユニスってのはねえ、一応ここのシスター。おっぱいが私ぐらいデカくて、お尻もむちーっと。 ( いばらは自分の乳房を持ち上げてみせた。 ) ルルナ。ルルナルルナ。私はいばらだよ。いばらばらばら。ちなみに、十八歳でございます。あんた反応が初々しくてカワイイねえ―― 聖女か。何か奇跡を起こせるんだっけ?私も奇跡を起こせるよ。 KILLING THEM SWIFTLY TO THIS SONG!この歌もて速やかに殺れ! One! Two! Three! Four! でっでーん!でれーん!でれででっでーん!でっでーん!でれーん!でれででっでーん! あいむべーっ べーっ! どーっ!うぃずおぁほ っ  うえっ ゲホッ!うげっほ!ゲッホ! ( 突然いばらは、振り付けと共に歌を歌いだした。しかし無理して荒い声を出したらめちゃんこムセた。奇跡も何もありゃしないが、間抜けの奇跡を起こせた。神様の前でやったし、これで聖女認定いただきよ。 ) ふう、ふう、失礼。調子に乗りすぎた。 [Sat 16 May 2015 01:09:46]
ルルナ > (なんか言葉の端々に変な単語が混じってた気がする。する! そんなフランクな相手にペースをすっかり乱されつつ、ルルナは目を白黒させたり。あわあわと、どうしたらいいのだかわからないままだ。) ぁ――そう、ですよね。私、そういうの苦手で。聖歌隊のみなさんなら、もっと一般の方向けにアレンジした歌いかたもでき――ふぁ!? (しゃべっていたら、なんかいきなり束ねた髪の片方を触られたものだから、もう。びっくりしてどぎまぎしてしまう) じゅ、じゅうに歳、です……。そのぅ――ユニス? さんはどのような方なのですか? (彼女の口ぶりからすると、それなりに親しいであろうことはわかる。ただ面識がないので、同じ大聖堂の関係者だということはわからなかった。頭一つ分背の高い彼女を、見上げる形になる。) 申し遅れました。私、ルルナといいます。シスターによく間違われます、けど。聖女です――いちおう。 (色々取り乱してしまっている手前、聖女だなんていってもそうはみえないだろうが。気恥かしそうに苦笑いをする) [Sat 16 May 2015 00:53:51]
いばら > はぁい、ばわんこちんこ。チンコ?こんばんわん。 ( 適当にコンバンワを並び替えたらなぜか不適切な単語が出てきた。気のせいだ。 ) 別に謝るこたぁー無いと思うけど。ここはあなたの家で、私は部外者なんだから。あなたの行動を咎める権利は私にはない。 歌?好きだよ。でももっとロックでパンキッシュな歌がいい。Hail Holy Queenなんてさ、もっと楽しくノリノリで行くべきだよ。後半もっと盛り上げようよ。アレンジだよアレンジ。 ( よくみりゃあ、子供だ。 ) かーっ、ユニスとは大違い。君、何歳? ( 更にいばらは無遠慮に、相手の長い髪の片方を手に取り、フーンなんてつぶやいてから離した。 ) [Sat 16 May 2015 00:32:37]
ルルナ > (口ずさんだ歌は、ならされたブーツの音にあっけなくかき消された。体がびくっとはねてしまうのは、元来の臆病さゆえか。聖書を胸に抱えてわたわたと立ち上がり、あたりを見渡すと、ようやく貴女の姿をみつけた) こ、こんばんは! (こちらに向かって堂々と歩いてくる女性の雰囲気に気圧されたか、じゃっかん身を固くしつつ言葉を返す) す、すみません。誰もいないと思っていたもので――歌は、お嫌いでしたか? (聖堂の関係者には見えない。礼拝にやってきたひとだろうかと小首をかしげて) [Sat 16 May 2015 00:18:44]
いばら > ( 神様に会いに来たわけじゃあない、ユニ公ことユニスに会いに来た。だが、今は不在だった。このまま帰るのも何だかつまらない―― ウマいと評判でいつか行きたいと思っていた目当ての飯屋が、まさかの休業だった時みたいな。興味なんてあんまりない、その付近の店を覗いてみるような感覚だ。足を伸ばしたことを全くの無駄にしたくない一心なのだ。 すると歌が聞こえてきた。私はごつごつとブーツの音を鳴らしながら、無遠慮にその歌の主の方へ歩いていく。 ) 不景気な歌だね、シスター? ハロー? ( 聖歌に景気もクソも無いんだろう。景気が無いって事は、そいつは不景気だ。だから聖歌は不景気だ。 ) [Sat 16 May 2015 00:08:29]
ルルナ > Hail...Holy...Queen enthroned above, O... Maria... (小さな唇をひらき、囁くような声で聖歌を口ずさむ。大聖堂には聖歌隊もあるし、ルルナ自身歌うことは好きだった。けれどのどが弱く、声を張ったり強く発声したりできないものだから、いつも周りで人の歌を聞くことのほうが多かった) Triumph all ye cherubim (歌うのは、いつも一人の時) [Sat 16 May 2015 00:00:46]
お知らせ > いばらさんが来ました。 『 ブーツの音を鳴らす。 』 [Fri 15 May 2015 23:59:39]
ルルナ > (こうやって後からぐねぐね悩むのは、悪い癖だと分かっているのだけれど。ステンドグラスの下に掲げられた大きな十字架に目を向ける) 言葉って、難しいですね。――神様。 (いけないいけない。こんな姿を誰かに見られたら、何があったのかと心配させてしまう。ルルナは片手を胸に当てて、ロザリオをそっと握った) [Fri 15 May 2015 23:48:12]
ルルナ > (今は聖書の続きを読む気になれなかった。ぼんやり、ぼーっと――頭の中で思い返すのは、数日前に川辺で出会った女性のこと。キリバナの彼女は、ひどく怯えていたようだった) あの時の、私の――言葉、は……。 (あれでよかったのだろうか? と胸の中で静かに問いかける。最後には、グウェンと名乗った彼女は、ほんの少しだけ和らいだ雰囲気を見せてくれた) (あそこは、あれでよかった、と。思いたい。ともすれば、厚かましく、おせっかいなほどに、手を伸ばしてしまいそうだったから) はふっ―― (うつむき、吐息を漏らす。――ぱた、と。聖書を静かに閉じた。出会ったばかりの相手の、何を知ったわけでもないだろうに) [Fri 15 May 2015 23:43:08]
ルルナ > (静寂の中で、ろうそくの炎をぼんやり見つめていた。聖堂の真ん中を通る一本の太い絨毯。訪れる人に踏まれ、その色はややくすんだものになっている。ルルナは絨毯を境に両側に分かれた長椅子の列の、真ん中あたりに座っていた。祈っていたわけではない。先ほどまでは、ひざの上に開いた聖書に目を落としていたのだが) [Fri 15 May 2015 23:31:53]
お知らせ > ルルナさんが来ました。 『(ステンドグラスの向こうから、月明かりがふり注ぐ――)』 [Fri 15 May 2015 23:21:37]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『今日は暗黒街パスしようかなっと―――。』 [Fri 8 May 2015 00:53:27]
ユニス > やぁめた。 ユニス疲れちゃったからちょっとお出かけして来るねぇ? 誰か来たらユニスはおトイレ行ったとか具合悪そうだったーとか言っておいて貰えるーぅ? ( こんないい加減な仕事の押し付けが通じるのもその「お土産」の魅力と普段からあれこれ世話を焼いてあげている、目をかけてあげている、という発言力の蓄積と、「ユニスにもっと目をかけられたい」と思わせるような日々の調教の賜物である。 適度に可愛がり適度に飴を与え、適度に距離を置き適度に歯痒い反応を返す事の繰り返しだ。 まぁあとは生まれ持ってのあれやこれや? と、それをちゃぁんと日々磨いて手を抜かないケアちから? である。 私は最終的に自分の益になる努力というのを惜しまない方だ。 自分の意にそぐわない事も絶対にやらないが。 ) [Fri 8 May 2015 00:39:47]
ユニス > ( 一時期死んだ説が流れていたけど実は死んでない説が浮上して宙ぶらりんになっていたあの女―――大聖堂のヒットマン或いは鉄砲玉、シスター・ジャスティスが暗黒街の巣に帰還したというのだ。 大聖堂の誰がそんな話をしたわけでもなかったが、暗黒街の知り合いが口々にそんな話を口にし出したのがここ数日の事。 嫌でも耳に入って件の巣、通称ジャスティス教会の辺りまで様子を見に行ったのが昨日。 当人を見ることは無かったが、どうもやっぱり近隣の反応からして間違いない事のようで―――。 ) アレが居ると行き辛くなるのよねぇ…みんなアレ見た事ある〜ぅ? それはもうなんというかひどい生き物なのだわぁ。 ( ふぅ、と溜息を吐いたが、シスター達の多くはアレの現物を見た事が無い子ばかりでどうも実感がわかないようだ。 なにせ私同様、ここ1、2年の間に大聖堂に寄越された10代前半くらいの子ばっかりだし。 暗黒街なんて魔界に好き好んで立ち入るのは私くらいのもんだ。 だから私がお土産に持ち帰る煙草やお酒や薬、化粧品とかアクセサリなんかを彼女らは有難がってユニスユニスとちやほやするのだが。 ) [Fri 8 May 2015 00:26:56]
ユニス > ―――アレが帰ってきたっていうのがねぇ。 ( 大聖堂脇の通路から入るシスターたちの作業部屋で聖油を瓶に詰める単純作業に飽き飽きしながら呟く。 聖油なんて大層な言葉を使うけど、まぁ言っちゃえばオリーブオイルにシナモン、カシア、ミルラとフランキンセンスを決まった量ブレンドしてよく混ぜただけのいい香りがする油だ。 ありがたいお爺ちゃん(司祭様)とかがありがたい術を込めるとかなんかそんな行程がこの後あるとか無いとか聞いた事はあるけど実際それを見た事が無い私にとって見りゃあやっぱりこれはただのアロマオイル以外の何物でもなかった。 既にその作業の手は止まりかけ、取り巻きのシスター達とのお喋りの合間の手慰みと化している。 小うるさい婆なんかが忙しそうに舞台裏でああだこうだとやってるから見張りが緩く、いつも以上に気が緩んでいる。 一応ここも一般立ち入り可のエリアで、教会のワインだのパンだの聖水だの手作りのおメダイとかを販売する仕事もあるし、偶に来る一般客の目がある時は私達不良シスターもありがたい大聖堂様の舞台装置として清貧で純粋で純真な少女たちを演じるわけではあるが。 ) [Fri 8 May 2015 00:12:03]
ユニス > ( 此処でいう所の舞台裏っていうのはいわゆる大聖堂の一般の目に入らない部分―――聖堂の奥にある教会の関係者達だけが入る事が出来るエリアの事だ。 クリスティア王国に本拠地を構えているという狂信者テロリストグループ、或いはパプテス異端を名乗る悪魔崇拝者グループ、“ドルーチ派”の拠点の一つが壊滅し、その中から大聖堂関係者―――しかも結構な大物の隠れ信者が出て来たのだ。 それだけでも大事だったが、その口から出るわ出るわ政界財界の名前名前。 元々あちこちに散らばる大物面子が居るからこそあんな奇怪な悪魔崇拝団体に潤沢な財源や組織力が用意できているのだという指摘はあったし、今回の事でその一角が明るみに出て芋づる式に吊りあげられているという事だ。 ) ( まぁ、一介の若いシスターの一人でしかないユニス・エルネスティーヌ・アレヴィにはそんな事は大したことではなく。 とっ捕まってしょっ引かれたのがちょっと気味の悪い婆さんだったのはまぁいいんだけど。 ) [Thu 7 May 2015 23:53:31]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『舞台裏が騒がしい』 [Thu 7 May 2015 23:43:16]
お知らせ > ルルナさんが退室されました。 『祈りは常に、誰かのために――』 [Sun 3 May 2015 01:13:46]
ルルナ > (そっと胸をなでる。いまだにざわつくが、祈る前ほどの胸騒ぎはない。結局のところ、自分の弱い心が原因なのだろう。祈ることで、それが少しでも和らいだのは幸いだ) 眠らなきゃ。明日も、お仕事が……。 (今何時だろう。ステンドグラス越しに夜の光が見える。寮に戻って体をベッドに横たえれば、今なら眠れそうだ。胸の前で十字を切って、ルルナは踵を返した) [Sun 3 May 2015 01:12:38]
ルルナ > (それでも、自分の知らないところで、今この時も必死に頑張っているだろう誰かのことを思わずにはいられない。何も持たない、形だけの聖女は、持ち合わせた感覚に従い、神に祈りをささげる) ……はぁ。 (どのくらいぶりか、少女が小さく息を吐いた。閉じていた眼をそっとひらき、組んだ手に視線を落とす。指先が汗ばんでいるのがわかった。) ん……痛っ、膝が。 (かたく冷たい石の床から膝を離し、ゆっくりと立ち上がる。膝を軽く払ってから、痛みに顔をしかめた) うぅ、こんなくらいで集中が切れちゃうなんて。まだまだだなぁ……。 [Sun 3 May 2015 01:01:07]
ルルナ > (眠れない理由は時と場合によって様々だ。単に蒸し暑くて眠れなかったり、図書館でたまたま見つけた面白い本を読みふけった結果だったり。いつだったか孤児院の子供たちに絵本を読んであげたときは、本に出てきた怪物が恐ろしくて、夜中トイレにいけなかったこともある) お導きください。あなたを慕う人々を……あなたを愛する人々を。 (あるいは――今日みたく、よくわからない胸騒ぎがする時も。どうすればよいのかと、ルルナが問うた時、彼女が寝泊まりする寮をまとめる初老のシスターから、こう告げられた。祈りなさい、と) あなたを信じて生きる者たちを、お導きください。あなたを信じて闘う者を、お導きください。 (聖女として長年せまい世界で生きてきたルルナには、いまのヴェイトスに暮らす人々の事情やそこで巻き起こる事件を知ることはない) [Sun 3 May 2015 00:47:30]
ルルナ > (礼拝堂の床に両の膝をつけ、両手を胸の前で組んだ姿勢のまま、少女は動かない。) 主よ、お導きください……。 (ほかに人はいない。時折、少女の小さな唇から紡がれる言葉が静寂に溶けては消えていく。就寝時間はとっくに過ぎているのだ。いつもならベッドで眠っているが、時々どうしても眠れないことがある) [Sun 3 May 2015 00:36:08]
お知らせ > ルルナさんが来ました。 『――祈る』 [Sun 3 May 2015 00:35:54]
お知らせ > ユニスさんが帰りました。 『げっ、絨毯燃えてるぅ!』 [Sun 22 Mar 2015 01:14:11]
ユニス > ( 距離にしてだいたい2m程度―――高さは肩と水平くらいの位置だ。 あそこを狙え。 ) …撓らせる…ようにッ。 ( 腕じゃあない。 腕であって腕ではないのだ。 肘から先に生えた何か腕のような見えない何かを鞭のように撓る器官にする―――柔らかく、そして滑らかに撓るように。 ) 熱ッ…! ( 壁に掛けられた燭台を掴もうとして、勢いがあり過ぎたのか跳ね飛ばす様にして蝋燭を弾いてしまった。 思ったよりもずっと速いのか―――。 ) 実際、腕でもなければ鞭でもない…これはもっと広義の――― ( 形なんてものはそもそも枷でしかないものだ。 ただ私には14年そうであった器官が実は用途を間違えていたと言われて動かし方を変更する術が思いつかない。 だから便宜上の形としてまだ腕とか鞭の形が必要になっている。 これはゆくゆくはもっと―――…なんか、焦げ臭い。 ) [Sun 22 Mar 2015 01:13:51]
ユニス > ( ふと立ち止まり、耳を澄ませる―――人の気配はない。 「これ」は誰にも見えないが、見えないだけでは駄目だ。 誰にもその存在自体を悟られてはならない―――それが私が絶対的なアドバンテージを常に保ちながら、平穏な気落ちで生きる為の条件だ。 「見えない手」を使う時は誰にも見られてはならない。 見せた時は殺す時だ。 目玉を抉る?口を利けなくする? それじゃあソイツが奇跡でも起きて回復したり、他の手段で伝えようとするじゃあないか。 それは平穏な日常からは程遠い。 ) ―――確か、こんな? ( 「見えない手」を操るのに「操ろう」なんて感覚は無い。 腕を腕として動かす事をいちいち考えないのと同じだ。 ただ今回のこれは―――「腕を撓らせて伸ばして鞭のように扱う」なんてあなたには想像できるだろうか? そういう未知の事を再現しなくちゃあならない。 ) こう…そう、やっぱり鞭のイメージで。 [Sun 22 Mar 2015 01:06:24]
ユニス > ( 昼間、修道寮の窓掃除をしているときに足を滑らせて落ちそうになった。 下らないミスだったが、咄嗟に出した「見えない手」が届かずにそのまま落ちかけて―――ただ「届けッ」という瞬間的な願望ひとつで腕は「届いた」のだ。 肘から先、実際の右腕と同じくらいの長さという決まり事を無視して腕は湾曲しさらに伸び、鞭みたいに撓って窓の縁を掴んだ。 初めての事だった。 ) 腕の形は関係ない―――元々腕ではない…? 何かもっと根本的に大きな認識の間違いが――― ( ずっと子供の頃からそうだと思っていたし、そういうものだった。 腕の可動範囲を外れて動いた事なんか無かったし、そもそも普通人は「腕を腕の稼働する範囲以外に動かそうと」なんかするだろうか? 私にとってそれはそういうものだったのだ。 ) [Sun 22 Mar 2015 00:52:00]
ユニス > ( 「ちょっと焦って目測を誤っただけ」の事だったのだ。 そんな些細な切っ掛けで一つ、重大な誤認をしていたのかもしれないという事に気付く。 実に10年以上も私は勘違いし続けていたのではないかと―――堂内をうろうろと徘徊しながらあれこれと思索に耽る私、ユニス・ロラ・エルネスティーヌ・アレヴィはそれが実際の所何なのかという根本的な疑問に立ち戻ることになった。 ) ―――勝手に思い込んでいただけなのか。 ( 子供の頃の認識の問題だ。 最初にそう思ってしまったからそうであったと―――そういうものであるという思い込みが実際の形を歪めていたのだ。 範囲を狭めていたのだ。 ) [Sun 22 Mar 2015 00:43:07]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『 そもそもの認識を改めなければならない 』 [Sun 22 Mar 2015 00:37:19]
お知らせ > ユニスさんが帰りました。 『だ・れ・に・し・よ・う・か・なぁ?』 [Fri 29 Aug 2014 01:44:56]
ユニス > ( ――-遅い時間、やたら寒くなって人の気配も無い聖堂の椅子の間を抜けて歩く。 いつもなら結構遅くまでちょこちょこ人が来てたりするけれど、雨のせいか寒さのせいか今は誰も見当たらない。 大シャンデリアに蝋燭は燈っているし、まだ消灯係のシスター達は起きてるんだろうけど―――静かなもんだ。 まぁ一人の時間はもう十分堪能したし、そろそろ寮に戻って誰か適当な子の部屋を襲撃しようか? ) [Fri 29 Aug 2014 01:35:01]
ユニス > (個人?故人ねぇ。) [Fri 29 Aug 2014 01:14:14]
ユニス > Qui propter nos homines et propter nostram salutem descendit de caelis(主は我ら人類のため、また我らの救いの為に、天よりくだり)――はぁいここでみんな跪くる…で、えーっと…Et incarnatus est de Spiritu Sancto ex Maria Virgine, et homo factus est.est?est.うん。 ここまで。 (聖霊によりて、おとめマリアより御体を受け、人と成り給えり。給えり?給えり。 ここまでしか覚えてない。 御葬式の時に司祭様が暗唱する「言葉の典礼」って奴―――シスターが司祭助祭の代わりをやる事はまぁ一生無いだろうけど、暇つぶしに覚えてみてるところ。 なに、何かの際にこんなのがもっともらしく出来たら役に立つかもしれない。 非公式な場とかで。 ようするにお葬式に於ける司祭というのは内容なんかどうでも良くて、厳かでハッタリの利いたありがたい舞台装置なのだ。 厳かな場所でありがたい人物が立派な恰好をして仰々しいお言葉を唱えて個人の為になんやかやしてくれた、というパフォーマンスを経由して遺族はなんかしらの満足感を得て、精神的な一区切りをして、ちゃんと終わった事だと安心する。 何度か聖歌隊として他人の御葬式を見て来たが、まぁ悪くないエンターテイメントなんじゃないかと思う。 嘘でも騙しでも皆満足していい感じになるんだから。 若干長いけど。 ) [Fri 29 Aug 2014 01:12:54]
ユニス > あ〜、えっとぉ……あれ、えーっと、genitum, non factum, consubstantialem Patri: per quem omnia facへぇっぷし!!! 寒っ…ここ寒いし…! (造られずして生まれ、父と一体なり、すべては主によりて造らへぇっぷし) ( 退屈しのぎに暗記しようとしていた「信仰宣言」の全文を放り出し、机の上に放り出した脚を下ろして椅子を鳴らし、立ち上がる。 何となく若いシスターの溜まり場になっている聖堂脇の作業室――-には今は私しか居ない。 外からは雨音がまだ続いていて、此処二日三日で一気に冷え込んだまま肌寒い。 こんな天気じゃあ外に出かける気にもならないし、暫らくこうして手持無沙汰な夜を過ごしている。 こんな夜は誰か他の子の部屋にでも押し掛けて暖まるのがいいんだけど、気分的に独りで過ごしたい時もある。 私、ユニス・ロラ・エルネスティーヌ・アレヴィは人にあんまり依存しないタイプの人間だ。 独りでいる時間を大切にし、静かに自分の為だけに費やす事に意義を見出す。 周囲に扱い易い数人の手駒を侍らすのは、イザと言う時の為の保険だ。 人間が沢山必要な時、一人では問題解決が困難な時、生贄に出来る人材があると便利な時、孤立して攻撃されない為。 惨めな思いをしないで穏やかで楽しくストレスのない生活を送る為の投資みたいなものだ。 ) [Fri 29 Aug 2014 00:53:10]
ユニス > "Credo"(信仰宣言)――-Credo in unum Deum,Patrem omnipotentem, factorem caeli et terrae, visibilium omnium, et invisibilium. (我信ず唯一の神、全能の父、天と地、見ゆるもの、見えざるもの総べての創造主を。) Et in unum Dominum Jesum Christum, Filium Dei unigenitum. (我は信ず唯一の主、神の御ひとり子イエズス・キリストを。) …うぅん…難易度高い。 それからぁ―――et ex Patre natum ante omnia saecula. Deum de Deo...Deo..Deo......何だっけ? えー、ああ、Deo, lumen de lumine, Deum verum de Deo vero. (主は万世の先に、父より生まれ、神よりの神、神…神…なんだっけ、ああ、光よりの光、真の神よりの真の神であられる。) …ってもねぇ…難易度高ぁい。 ( 何が高って、内容っていうかこれを盲信しろっていうのが無理気味っていうか。 ) [Fri 29 Aug 2014 00:41:23]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『"Credo"』 [Fri 29 Aug 2014 00:29:54]
お知らせ > ユニスさんが帰りました。 『――本当、クソだ。(一人ぼんやり吸う煙草は嫌に不味かった)』 [Sat 16 Aug 2014 23:10:11]
ユニス > ごちゃごちゃ言い訳すされると苛々するのよねぇ。 ( と、苛々している事を理由に瓶の中に香油を詰める作業を放りだして立ち上がる。 ちょっと休憩して来るから、と他の子らに告げて一人作業室を出て、中庭―――は婆達に見つかると面倒臭いので建物沿いに裏庭の方に回る。 ここらで一服して戻るか、このまま抜けだして何処かに遊びに行くか――――も、当分スラムはやめよう。 あそこ行くと何故か偶然服を脱がされるか怪我をする。ロクな事が無い。 ) [Sat 16 Aug 2014 22:42:45]
ユニス > ( ドルーチなんて連中も嫌いだ。 いちいち気に入らないヤツを殴るのに綺麗ごとを並べたてて正当性を主張する癖に、顔を隠して徒党を組んで悦に浸ってる仮装集団なんて気持ち悪い―――気に入らないなら気に入らないでいいし、ムカついてるならそう言えばいいのに。 自分達は正しい事をしている、なんていう理論武装にすらなってない呪文を唱えて歩幅を揃えて皆で暴れて健全にストレス解消―――責任も人数割だ。 しかも偽名で。 あんなんだったら「爆発させると気持ち良くてイッちゃうううぅぅ」とか言ってる(※言ってない)変態いばらの方が幾らか健全なんじゃあないか。 アレは傍で見てると面白いし分かり易いし、なにより欲求に忠実だ。 矛先がこっち向いてたらどっちも同じだけど。 ) [Sat 16 Aug 2014 22:16:30]
ユニス > ( 爺いいっこ多い。 ) [Sat 16 Aug 2014 22:06:48]
ユニス > ( 別に何かあったわけでもない。 ただちょっと、何処にでもある普通の風景がちょくちょく目に入って毒が溜まって機嫌が悪いだけだ。 聖堂で金と子供の話しで喧嘩している夫婦を見た。 昼間掃除していたら面と向かって卑猥な言葉をかけてきて気持ち悪い笑い方をする爺い爺さんが今日も来た。 親が何処に居るのかもわからない子供が燭台を派手に倒した後、自分は関係無いみたいな顔をしてすっとぼけて逃げた。 昼食時に誰が誰に嫌がらせをしてパンの数がどうのこうの、なんてのを聞きながら胸糞悪い食事をした。 今日もシスター・フランシーヌのキンキンした奴辺りみたいな声が何処かで響いている。 連日連日ドルーチ、ドルーチ、ドルーチがどうのこうの。 ) ( 馬鹿しか居ないからこんななのか? そうなんだろうな。 解決策があるとしたら片っ端から不快な人間を殺して回るくらいのもんだ。 それを私がやるのかってぇ、勿論出来るわけが無く―――神様に毎朝聖堂でお願いするくらいのもんだが。 ) [Sat 16 Aug 2014 22:06:00]
ユニス > ( 出来るだけその事は考えないようにして居ないと、呼吸するのすら困難になりそうだから普段は深く考えないようにしている。 聖堂脇の通路から奥に入った作業場―――或いは葡萄酒やお香、薬草なんかを参拝者に売る売店―――売店って行っちゃ駄目らしいけど。 その殺風景な部屋で単調でつまらない手作業をしながらぼんやりと時間が起つのを待っていると、時々ふとした切っ掛けでその考えたくもないような事を思い出すのだ。 適当に流して、その事は忘れて、楽しくて気持ち良くてハッピーな人生を謳歌しているという嘘を塗りたくる。 そうしてそのまま騙し騙し生きて、言い人生だった、と思いながら満足して死にたいのに。 ) ( この世は全部クソだ。 ) [Sat 16 Aug 2014 21:52:05]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『the world is full of shit』 [Sat 16 Aug 2014 21:39:54]
お知らせ > 祓魔師さんが帰りました。 『 マジだ 』 [Tue 20 May 2014 10:51:20]
お知らせ > 祓魔師さんが入室されました。 『 4回も言うほど 』 [Tue 20 May 2014 10:51:14]
お知らせ > 祓魔師さんが帰りました。 『 報酬は婚活パーティーで。(目がマジだ) 』 [Tue 20 May 2014 10:50:35]
お知らせ > 祓魔師さんが帰りました。 『 報酬は婚活パーティーで。(目がマジだ) 』 [Tue 20 May 2014 10:50:32]
お知らせ > 祓魔師さんが退室されました。 『 報酬は婚活パーティーで。(目がマジだ) 』 [Tue 20 May 2014 10:50:31]
お知らせ > 祓魔師さんが退室されました。 『 報酬は婚活パーティーで。(目がマジだ) 』 [Tue 20 May 2014 10:50:31]
祓魔師 > OKOK、分かりました要するに―――「3日後に控えたリベンジマッチでまともに戦えるように」すればいいんでしょう? その獣―――幻獣とやらを退治さえすれば結果的に呪いは解ける筈ですし。 ( 3日、という制約は彼がその討伐に加わりたいという理由なのだそうだから。 なかなか気骨のある男じゃない。 その手の呪いなら普通は重い熱病並に苦しい筈なのに―――個人的には応援したい人材だ。 そうなるとやはり、一時的な処置を施して可能な限り当日のコンディションを回復させるしかない。 はっきりいって3日で用意出来る物なんて完璧にはいかないだろう。 何かしらの不備が出るか、デメリットが発生するか―――タリスマンを用意する余裕があるかどうか。 飲み薬か何かの方が短期決戦用にはいい物が用意出来るかもしれない。 さて―――。 ) [Tue 20 May 2014 10:47:25]
祓魔師 > ( 私は祓魔師という仕事をしている。 元々はしがない教会のいちシスターから始まり、なんやかんや紆余曲折の人生を経てそこに落ち着いた―――いやまだ終着点というつもりはないが、現状そんな立ち場になって、ヴェイトス市のあちこちを回る忙しい日々を送っている。 お陰であちこちに寝床を持つようになり、あまり一か所に定住している感は無いのだが―――一応、大聖堂所属という事にはなっている数少ない「呪い」対応要員である。 いちおうプロフェッショナルとして場数を踏んで来た私であるが、先に語った様に、今回の件、兎に角時間が足りなさ過ぎるのだ。 聞けば症状とシチュエーションは精霊や霊獣にありがちな、そう珍しくも無いパターンではあるし、正直な所解呪自体は難しくない。 ただ、本当、何度も言うが日数が足りん。 つきっきりで完治させるのに少なく見積もっても10日くらいは欲しい所―――若く健康な男子だというし、それくらいで何とかなるだろう。 …若くて健康な騎士か―――イケメンだろうか。 いや顔で失敗するパターンはもういい。 顔のいい男にはロクな奴が居ない。 少々個性的で顔にそんなに自信を持ってない男の方が―――ああいや、ガッついてる場合じゃあないな。 会った事も無い架空の男に。 ) [Tue 20 May 2014 10:37:32]
祓魔師 > …今日何日ですか。 ご存じない? 20日です。 私にたったの3日間で正体の判然としない呪詛の組成を解明し、必要な物を取りそろえ、患者の心身のケアを施し、じっくりとコミュニケーションをとり、軽めでも半月はかかる反復儀式を速攻で終わらせ、そして成功させろと? 助祭様は私の仕事を何度もご覧になっていると思っていましたが―――まさか眠っておられたのですか? 或いはボケが進行してお忘れで? また或いは私の事をそこまで高く評価して頂いていた、とか? ( お前、その気の強さと口の悪さが色々と遠ざけてるってそろそろ気付け―――人望とか、出世とか、男とか。 そう助祭が言い切る直前に繰り出した私のリャルオス式ローキックを見事な脛ガードで防がれ、チッ、と舌打ちする。 私に魅力がないから男に縁がないのではない。 魅力的な男が居ないから私にフラグが立たないのだ。 そしてそんな話をしに来たんじゃあない。 仕事の話だ。 ) ( 巷で噂の街道の怪物に挑んだ騎士が、獣に呪詛を受けて大聖堂を訪ねてきたらしい。 生憎昨晩は対応出来る人材が居なかったらしく、彼が帰った後で私の所に遣いが来たというわけだ。 ) [Tue 20 May 2014 10:23:19]
祓魔師 > ( そうか、わかったぞ、こいつらは馬鹿なのだ。 或いは老いぼれて記憶中枢がいよいよ駄目になってきたのか、或いは愛や希望があれば奇跡だって起こせると信じている愛らしい乙女のような心の持ち主なのだ。 私を担いでリアクションを笑おうっていう芸能横丁的なドッキリ規格である可能性も捨てきれないが、残念ながらそこまで有名人ではなかった。 ) ―――23日までにその人物の呪いを解けと仰るので。 いったいどれくらい破格の報酬待遇が私に与えられるんでしょうか。 奇跡を起こした偉人として聖人の列にでも加えて頂けるのでしょうか。 ( 昨晩―――もうあり得ないくらい遅い時間に突如地方村くんだまりの自宅を訪ねられ、着の身着のままで大聖堂に召集されたマーゴット・エインズリー祓魔師(38)はそう毒吐いて顔を顰め、寝不足も手伝って露骨に助祭を睨みつけた。 今までも何度も悪いものに憑かれた人を診て来たが、こんな無茶を言われたのは初めてだった。 全く、耳を疑う。 ) [Tue 20 May 2014 10:11:49]
お知らせ > 祓魔師さんが入室されました。 『 たったの―――三日? 』 [Tue 20 May 2014 09:49:30]
お知らせ > アーリィ@幻獣討伐さんが退室されました。 『―― ( 足取りは頼りないかもだけど、前に向かって確り歩くぜ! ) ――』 [Mon 19 May 2014 23:48:12]
アーリィ@幻獣討伐 > ( やっぱ、図書館とか調べるべきかな?うん、そうしよう )( 椅子から立ち上がって、別のシスターに、呪い解けそうな人居たら連絡くださいとお願いして、俺が居そうな場所や連絡先を伝えてっと――おっと、少しのお布施(1000エン)を入り口近くのお盆に乗せて帰るのも忘れないぜ―― ) やっぱ、先に調べものしよう。ゆっくり待ってるのも…あっちで頑張ってる人に悪い気がするしな ( 歯を食いしばって、図書館に向かおう。どうにも落ち着きないが、じっとしてるのは、なんだかね ) [Mon 19 May 2014 23:47:05]
アーリィ@幻獣討伐 > ( きっと、この呪い、肉体よりも精神に影響してるんだろうな。まともに休めないし、呪いに抵抗できる護符とかあったら便利なんだろうけど、無い物強請りはやめよう )( 幻獣の厄介さも分かってるし、ささっと倒して、なんて云えないしな。今は我慢の時だぜ )( 解呪も大事だけど、本音を云えば、幻獣の情報がないかの方が気になってるんだけどね )( もうね、正面から戦うの厄介な敵ってかなり経験してるからさ、情報は少しでも欲しいのよ。それで行動範囲とか推測できたら、罠も使用しやすいだろうしね ) [Mon 19 May 2014 23:37:17]
アーリィ@幻獣討伐 > ( せ、専門外過ぎるぜ。まぁ、最初から判ってた事だけどね。取り合えず、神父様の一人に声を掛けて事情説明だ。今は我慢してるけど顔色悪いし、用件も用件だし、直ぐには対応できないかもだけどね。それでも話をしないと、あっちで頑張ってる人達が居るんだからさ )( 暫く説明した後、分かる人居ないか探してくれるって。やっぱ親切だね。その間、長いすの一つに座って待たせてもらおう。何せ、呪いは今も続いてるしね。呪われた騎士って、12〜14才ぐらいのころは、カッケ!とか思ったけど、実際になると辛いだけだぜ )  [Mon 19 May 2014 23:25:06]
アーリィ@幻獣討伐 > ( 俺はいいけどさ、神様。あっちに残ってる現場の人間ま護ってやってくれよ。人種や宗派を問わずにさ )……後、俺にはエッチなハプニングの加護を……( ボソリ )( そもそも、シンボルの前まで来る必要はないのかもだけど、少しぐらいの無作法は大目に見て欲しい )( お祈り終了。さって、声を掛けても怒られなさそうな人物ってどっかに居ないか?キョロキョロ周囲を見ながら探してみよう。なるべく女性で――なんて、贅沢は今は云えないよな。呪いを解呪してくれそうな人物で――うん、どう判断していいのか分からん! ) [Mon 19 May 2014 23:14:45]
アーリィ@幻獣討伐 > ( はっ!呪いの解呪って誰に頼むんだろう?それと報酬って言っちゃ駄目なんだよな、確か。金銭で困っている人助けるわけじゃないって意味合いで、この場合は、お布施って言うんだよな。まぁ、金額については気にしないぜ。これでも小金は持ってるしね ) 神様にお祈りして、はい、OK!てな感じだったら楽なんだろうけど違うよな ( 流石に冗談だぜ。こんな状況でも笑みを浮かべて、冗談の一つも口に出来る余裕は持つ努力はしてるんだ )( 解呪してくれるの、出来れば禿げ頭の厳ついおっさんじゃなくて、胸の大きな色っぽいシスターとかだと嬉しいな )( なんて願望を考ええてたら天罰を喰らいそうだけどね )( さって、休憩終わり。でも、折角、教会に来たんだし、お祈りしていこう。椅子から立ち上がってシンボルの前まで行くと確か手を合わせて、三回打ち鳴らす?いや組んで黙祷だった。危ない危ない ) [Mon 19 May 2014 23:05:43]
アーリィ@幻獣討伐 > ( 体中から薬草の匂いが強いのは、打ち身に効くって薬草を潰したの塗って、包帯でグルグル巻いてるからさ ) 歩くのも辛いな。いや、それくらいは我慢できるんだけど…鈍く、継続とか…拷問みたいな呪いだよな ( でも、まだ負けないぞ! )( しかし休憩は大事だよな。礼拝堂に来たし、並んでいる長椅子の一つに座らせてもらおう。今は鎧姿じゃなくて、黒いシャツとズボン姿だぜ )( 中央に道があって、それを挟むように長椅子が沢山並んでるな。その道の先には神様の――パプテスじゃ、聖人だっけ?――像が見えるな。宗派は違うし、信心深くもない俺でも、やっぱり厳かな雰囲気ってのを感じるぜ ) [Mon 19 May 2014 22:55:58]
アーリィ@幻獣討伐 > ( 場所も予定とは違だろうし、俺のゴーストが囁いたので、それに従ってみたんだ )( さておく )( 幻獣から離れたことで、少しにマシに成った気がするけど――頭痛い、眩暈がする、吐き気がする―― )( 最初は図書館で調べ物を思ったさ。思ったけどさ、泣き言になるけど、呪われた状況じゃ調べ物とか無理すぎる! )( こんな状態でも、文章は騎士らしく書けって無理な注文だと思うんだ。頑張ったけどさ )( 街までは馬で送って貰ったよ。で、来たのは教会。いや、単純に呪いを解くなら、ここでしょっ!て発想でね )( 俺、専門家じゃないし、イメージでね )( 後、幻獣の外見も知ってるしさ、そんな化物の伝承とか、退治した聖人の逸話とかないかも聞こうと思ってさ )( 少しでも早く情報を集めて、現場の人間に伝えたしさ、俺だって、可能性が低くても最後まで戦線に復帰することを諦めないぜ。その為にもやれる事は、やっとかないとな。後悔することになっても、後の話だしね ) [Mon 19 May 2014 22:45:38]
お知らせ > アーリィ@幻獣討伐さんが来ました。 『―― ( 特に必要ないかもだけど、管理しやすいかな?と思ってさ ) ――』 [Mon 19 May 2014 22:45:28]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『アイゼンに演技の極意でも聞いてくるか』 [Thu 1 May 2014 23:05:01]
ジャスティス > (目を丸くして驚いて、無言でそそくさと去ろうとするシスターの背中に、返事位しなさい!と怒鳴りつけそうになりあわてて口をつぐみ、両手を腰に当てそうになって必死に踏みとどまる。やばいやばい、素が、素が出る) [Thu 1 May 2014 23:04:51]
ジャスティス > (さてさて……ああ、いたいた。必ずいるのだ、澄ました顔で、忙しそうに動き回って、実際よく見てみるとさっきから何もしていない。そんな子が。天井画を眺めるふりをして、ゆっくりとその若いシスターに近づいていき、にっこりとほほ笑む。紅を引いた唇が愉快そうに歪んで ダメですよ?あんまりサボってちゃ。 (優しい声音で、そっと囁いて)) [Thu 1 May 2014 22:48:51]
ジャスティス > (背をむけた後、噴出したらしい司祭の背中に、心の中で中指をおったてながら、ジャスティス・ブラウニー改め、ジャネット・ヘミングウェイはゆったりとした動作で礼拝堂を見渡す。いやぁ久しぶりだ。この雰囲気好きなんだよなぁ。静かで広大な空間と、礼拝者達、あとおまけに、さぼりのシスターたち。) [Thu 1 May 2014 22:25:09]
ジャスティス > それに司祭様に見送ってもらうなんて……居心地悪いですよ……あ、いやそこまで親切にしてもらって。 (自分の発した言葉が不穏な空気を持っていると気づいてあわてて付け足す) 「……やはり文章を書くべきだな、君は」 (肩をすくめてそういった後、私と一緒にいるところを見れば、皆噂を信用するだろう。と付け加える。なるほど、親切心というやつか。ちょっと感謝しながら礼拝堂に出る) 「じゃあ、ジャネット君、帰りは気を付けた前。女性の独り歩きだ」  [Thu 1 May 2014 22:18:45]
ジャスティス > (一緒に歩いているのは、小柄な、かなりの高齢の司祭。書庫の管理を任されている。) 「それにしても……白紙の羊皮紙を持ってきて白紙の羊皮紙を持って帰るとは……実際何か書いてみたらどうだね。」 (にぃ、と意地悪に目を細めて笑う、この、メガネの司祭は、テトス様に次ぐジャスティスに理解のある司祭である。戦闘とは無縁の男だが、とにかく肝が太い。ヴェイトス市がどんな悲惨な状況になっても、人はいつか死ぬ。大事なのは今何をするかだ、と周囲を落ち着かせている。まぁ祝い事の時も同じセリフを言うので、その時はちょっといやだが。何でも子どもの頃戦乱に巻き込まれて、肝が据わったらしい。お尻には大きなやけどの跡があるそうだ) ……私に文才があるとは思えませんが……それに、不用心です、こんなところで。 (落ち着いたつやのある声で司祭をたしなめると、司祭は失笑して、「君にいさめられる日が来るとはね」とかほざきやがった) [Thu 1 May 2014 22:09:34]
ジャスティス > (墓地に近い居住区に越してきた、女騎士の話は、あまり知られていなかった。なんでも、テトス様付きの女騎士だとか、ヴェイトス市での戦闘の編纂をやっているだとか、あいまいなうわさが聞こえるが、はっきりしない。とはいえ、そもそも大聖堂にほとんど顔を出すことがないため、すぐに噂にも上らなくなった。そんな騎士が、一人の司祭と一緒に居住区と聖堂をつなぐ渡り廊下を歩いている)  [Thu 1 May 2014 21:58:40]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『黒髪黒目の女騎士』 [Thu 1 May 2014 21:50:40]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『おはよー。暇だからユニスもそれ手伝うわぁ』 [Sat 12 Apr 2014 14:16:32]
ユニス > ( 話が逸れた。 結論から言うと、ちょいちょいピンチにはなったけど、それでも私は5人の男を相手に勝った。 逃げ回り、環境を利用して、卑怯な不意打ちとえげつない凶器と金と人脈をフル活用して。 足を挫いて馬乗りされて頬をひっぱたかれてお気に入りの服を一枚ビリビリにされたけど、私の身体をタダ見したそいつは耳から鉄の棒を捩じ込まれてもうこの世には居ない。 暗黒街とスラムの境にあるどぶ川の脇に覆い繁る藪に転がっている所だ。 もう二度と私の前には現れない。 ) あとは―――あいつも片付けちゃうぅ? ( あの女。 あいつが生きてる限り次が来る可能性にストレスを感じ続けなければならない。 或いは生きたまま屈服させてやれたらそりゃあ面白いけど―――奴隷ギルドにでも売れないだろうか? ) [Sat 12 Apr 2014 14:10:34]
ユニス > ( それでいて、それでも、所詮は「腕」だ。 世界を変える力は無いし、腕が3本あれば大金持ちになれるわけでも無ければ無敵になれるわけでもない。 幸いなのは私にそういった類の野望とか執念みたいなものが何も無くて―――ただ自分のテリトリーの中で誰にも自由と平穏を脅かされないでいられればそれでいい、っていう。 ようするに分相応の力だったって事だ。 物欲を望めば対立が起こり、一番を目指せば争いに放り込まれ、それは幸福な人生からはかけ離れた苦痛の日々以外の何物でもなくなるだろう。 私はそんなチンケな物は要らないし、たかだか数十年の天下の後で婆になって死ぬ事が決まっているのだ。 永遠に続かない宝物なんて私は要らない。 逆に言えば、絶対に失われない永久不滅が存在するのならそれが何であれ私はそれを欲するのだろうけれど。 ) [Sat 12 Apr 2014 14:04:19]
ユニス > ( ちょいと態度がデカ過ぎた女を一人、公衆面前で辱めてやったんだけど。 鼻血が出る程度に鼻の頭をボコッとやった後、靴だけ残して全裸にひん剥いてビール瓶と交尾させてあげたのだ。 それで暫らく大人しくなったかと思ったら(裂けちゃって炎症起こして立てないらしいが)昨日そいつの彼氏とかいうのが現れていきなり襲われたってぇわけだ。 ぞろぞろと3、4人連れて、しかもそいつがまた何に影響されたのか黒のロングコートを着て背中にロング・ソードを二本交差させて背負ってるというやり過ぎ男で。 )( 流石に参った―――私の「見えない手」は恐ろしいくらい反則的で万能である半面、所詮はただの「見えない手」なのだ。 怪力でも無ければ精密でも無い、素早くもないし伸びもしない。 右でも左でも自由だけど、「腕」であるからして、届く範囲も持てる限度も所詮は「腕」なのだ。 「腕」だけあっても完璧とは程遠い―――「アイデア」と「度胸」と「シチュエーション」が揃ってやっとその価値を得る。 ) [Sat 12 Apr 2014 13:58:44]
ユニス > ( ちょっとしたトラブルがあった。 まぁ最終的にはユニスさん大勝利、で事なきを得たんだけど―――まぁ多少の怪我で済んだだけラッキーだったとしよう。 教会にはバレなかったし、「買い出しに出掛けた商業地区で階段から転げ落ちた」とか適当な事を言っておいた。 アリバイ作りの為に日頃溜めてる発言力を少々放出した感はあるけど、まぁこういう時の為のものだ。 ) [Sat 12 Apr 2014 13:42:07]
ユニス > ( 少し腫れた頬がまた熱を持っていて、妙に蒸し暑い春先の陽気が少し不快にすら感じる。 挫いた右足も痛いし、今日はお勤めお休みで日がな一日ぼんやりと過ごしている。 休みったって出掛けられるわけでも無し、部屋でごろごろしたり隠して持ち込んだ本を読んだり、暇すぎていばらじゃないけどベッドでオナニーしたりして昼過ぎまで過ごしたんだけど。 ) …いや流石にぃ…これ以上はいいわ。 ( 急なお休みをさっそく持て余して、足を引きずりながら部屋を出た。 作業室で座ってなんか手作業でもしながら誰かと駄弁って過ごすか、適当に暇そうな人間捕まえて裏に連れ込むか、あとは――――歩くのがキツいと出来ることの思い付かないこと。 ) [Sat 12 Apr 2014 13:29:58]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『Stretch your legs according to your coverlet』 [Sat 12 Apr 2014 12:58:19]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 神様は何も赦しはしないし、罰を与えることもない。 』 [Sat 12 Apr 2014 00:08:06]
オルガ > 後釜を急いで作らないと。明日にでも「やめたい」なんて言い出されても困るぞ。力のある人だから、誰も止められない。 ( 彼が長年組織の中で育ててきた販売ルートや人望―― しかし、いきなりその後継者を見つけられるわけが無い。でも、彼はそう長くは続かないだろう。精神的に弱っているし、寿命って奴もある。…いずれ私もああなるのかな、歳を取るっていやだな。 ) そろそろ会合の時間だぞ。私が声をかけてこよう――。 ( しゃきっとしてほしいのだ。長年組織に仕え、貢献してきた男だ。リスペクトはある。 ) [Fri 11 Apr 2014 23:56:24]
オルガ > (( 私は因果応報という言葉を、目に見える範囲でしか信じていない。相手を殺したらその息子に復讐された―― これは因果応報だ。当然だ。しかし、悪行を重ねてきたからといって何の関連の無い不幸が訪れたりはしない。また、「良い行いをすれば良い報いがある」というのも同様だ、目に見える範囲でしか帰ってこない。或いは最悪何も帰ってこない。 特に何の理由も無くやってきたりする、それが不幸であり幸福だ。 ) この間は神父に懺悔をしたそうだな―― ( 神父はその時神父としての勤めを果たしたそうだが、それは相手がお得意様だからなのか、それとも神父としての義務に従ったのか。内心では罵っていたのかもしれない。 ) ( ああ、女々しいと思う。こちらの気を引きたいが為に、いきなり自分の不幸を語りだす女に似ている。悩んでいるんだ、悔やんでいるんだ、やり直したいんだ、許して欲しいんだって。神様が生まれに差をつけるくせにその現状から仕方なく罪を重ねる奴に天罰を与えるようなサディストであるなら、普通に考えて無理だろう。 ) [Fri 11 Apr 2014 23:46:04]
オルガ > ( 祈りを捧げる男を少し離れた所から見て、私はそう思う。身形の整った連中が数人礼拝堂の入り口で、その男の祈りが終わるのを待っていた。マフィアがこうして集まっていると何かと目立って嫌なんだ―― どうしてだろうな、普通の正装なのに堅気ではないとわかるのは。マフィアの中には教会に出資…おっと、「寄付」だったな。寄付している者も多いし、信仰している者もいる。でも、彼らは心の底から神の教えを実践しようと思っているのだろうか?本気で信仰しているのはどれぐらいいるのだろう? あの男だって―― 若い頃から冷徹なマフィアとして知られ、多くのものを闇に葬ってきた。頭が回り、容赦が無く、どんな不利な状況でも決して弱みを見せたり屈したりすることなく、蛇のようにチャンスを待ち続ける男だった。多くの者から怖れられ、多くの者を従えた。その男が、今は神に許しを請う。年老いて気が弱くなったのだろう。自分が犯してきた罪の重さに足腰が耐えられなくなったのだろう。 多くの連中は言うだろうな、「何を今更」って。 ) [Fri 11 Apr 2014 23:34:49]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 弱くなった。 』 [Fri 11 Apr 2014 23:23:54]
お知らせ > アンヘルさんが帰りました。 『( 管理人って何すればいいんだろう? )』 [Wed 9 Apr 2014 00:29:55]
アンヘル > ( さて、話はもうこれで終わりだ。近い内に暗黒街の教会の方に訪れる旨を伝えておくことを指示しよう。 ) ( 柱時計の鳴る音で日付が変わっていたことに気付く。監督者は複雑な表情を見せながらも聖女の指示に背くなんてことは無い。就寝の挨拶をして部屋から出て行く相手を見送れば、重くなる瞼を擦り寝台に体を飛び込ませよう。 ) ――――……… ( あ、そういえば尋ねたかったのだが忘れていたことがあった。それを聞かされていたらもっと相手は複雑な表情になっていたのだろうけれど ) [Wed 9 Apr 2014 00:29:37]
アンヘル > ( 暗黒街のあの地域というのは、一種の縄張り意識やルールが幅を利かせていてこちらから踏み込んでいくのは難しい。けれど彼女の教会はもうあの場所に自然と溶け込み馴染んでくれている。彼女を煙たがる人間も多いが、それと同時に彼女の功績も評価されてしかるべきなのだ。 ) シスター・ジャスティスとは良き友人です。その彼女が私を名指しで指名してくださったのなら、一心にその任に当たらせていただきます。 ―――元々聖女としての任はそれほど頻繁に本国から通告されるものではないでしょう? ( 有無を言わさぬ態度の聖女の様子に相手は溜め息を吐く。監督者に悪意など無い。それは自らの保身も考えてはいる凡人だが、聖女の身を気遣う程度の凡人でもある。ああいった特殊な環境でもやってこれたのは、あくまでもシスター・ジャスティスの特異性だからなのであって、聖女とはいえ年若い少女に過ぎないこの子が、なんていう気持ちから制止をしようとしているのだ。 ) ( そんなのは余計なお節介だが。自らの身を惜しんではならない。この体は、この血肉は、この意思は一滴一欠片全てが主の為に存在をせよと私はここに生を刻んでいる。 ) [Wed 9 Apr 2014 00:11:17]
アンヘル > 主の教えを理解され、主の愛を知っていただく為に私はここにいるのです。 ならば断る理由などがどこに存在するのでしょう? ( 言葉は疑問系だが相手の意見を聞く余地を持とうとしない口振りだ。―――本国からの聖命だけを待ち、その他ではつつがなく―――ともすれば軟禁に近いレベルで―――日々を過ごして欲しいと思っているこの監督役とはいつも話しが合わない。果たして気遣っているのは聖女である私の体か、それとも万が一にでも派遣した聖女を失う事態になった場合に、この人が負わされる責任の事なのか。 ) シスター・ジャスティスが築き上げた信頼や立ち位置は希少です。彼女が暫く不在であるというのなら、その維持に努めるのは主に仕えるものとして当然の選択でしょう。   [Tue 8 Apr 2014 23:53:46]
アンヘル > ならばそれでこの話は終わり。何が違いましょうか? ( 聖女認定。その冠を与えられたのはあどけなさすら残る少女に過ぎない。けれど確かにその少女は神の奇跡を体現し、神の意思を告げる。 ) ( 大聖堂にて与えられている個人の部屋。今はそこに聖女である少女と、それを監督する役回りとして本国より付いてきている人間との2人きりだ。 )( 2人の話の中身は暗黒街にある教会の管理人。それをシスター・ジャスティスより指名されたことについてである。 ) [Tue 8 Apr 2014 23:33:49]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『 私が承諾すると決めました 』 [Tue 8 Apr 2014 23:27:04]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『翌日から、ジャスティス移動のうわさが流れる』 [Tue 1 Apr 2014 07:16:04]
ジャスティス > レイ・シェリダンはおいていきます。教会の備品ということにしておいた方が、ドルーチに説明しやすいですし、アンヘル様の助けになるでしょう。もちろん権利書のたぐいは私のままですが……貸金庫にでも預けておきます。 あとは、アラベスクさんに関しては……アンヘル様に責任を負わせるわけにもいきませんし、何かあったときは、助祭様たちに責任をお返しします。 (まったく、子供たちと離れないといけないことを考えると涙が出そうになる。とっととヴェイトスのドルーチどもを殲滅して終わりにしよう。そう心に誓って) [Tue 1 Apr 2014 00:18:18]
ジャスティス > その代り……の条件ですが、あちらはお受けいただけるのでしょうか。 (目が据わった修道女の迫力に、助祭やエクソシストの管理職もわずかにたじろぐ。完全に人殺しの目である。まともな目ではない) 「本人の意思を尊重するつもりだが、必ず話は本人に持ちかける」 (助祭がもったいぶってゆっくりとうなづく。修道女に持ちかけられたのは、いつもの汚れ仕事。しかも今回は規模も期間も桁違い。なんと潜入捜査だそうだ。小説みたい。ドルーチ派。ここにいる面々は誰ひとり認めようとはしないが、パプテスの一派、と言えなくもない奇形の宗教、もしくは価値観。大雑把に逝ってしまえば、白人至上主義の組織である。それに接触を図り、潜り込め、というのが交換条件。しかも成功すれば、名誉職とも言えなくもない、聖堂騎士としての待遇。初めから、この仕事をさせるために呼び出したのじゃないかとむくれる修道女は、一つだけ譲れない条件を付けた。教会の存続、曽於ために聖女を管理人につけること……アンヘル様をジャスティスは名指しで指名した)  [Tue 1 Apr 2014 00:12:50]
ジャスティス > 【訂正:修道女長です。超でなく】 [Tue 1 Apr 2014 00:06:23]
ジャスティス > (大聖堂の執務室の一つ。修道女はむっつりとした顔をして、周囲に座る助祭達をゆっくりと見つめる。ここに出頭するのは今月で二度目。マフィアに軟禁されたことへの、やけに激しい叱責がこの席で行われた。身体に関することまで話題に上ったが、なぜか司祭様と修道女超さまはいなかった。ついに見捨てられたのか、それともこの修道女に甘い修道女超さまの助け舟が入るのを危惧したのか……おそらくは、二人には聞かせたくない話題だったからだろう。 助祭達は、除籍だなんだと散々脅しをかけてきた後、ある話を持ちかけた……) 先日の話ですが、お受けします。 [Tue 1 Apr 2014 00:04:44]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『助祭たちに囲まれて』 [Tue 1 Apr 2014 00:00:10]
お知らせ > グウェンさんが帰りました。 『そんな生まれてから最悪の年明け』 [Sat 4 Jan 2014 00:22:37]
グウェン > (何の前触れも無く唐突に立ち上がり足早に大礼拝堂から出ていく少女の姿に利用者の何人かが気づいたが、その視線はすぐに数秒前にあった場所に戻り追う者はいない。一応、大聖堂の関係者が長椅子の辺りを調べるかもしれないが、何の置き土産も無いので少女が居たという記憶すらすぐに忘れられるだろう。)(大礼拝堂から弾かれるように出た少女は暫くして不快な気配は消えている事に気づき、そしてその気配の正体と言うべきものに気づいて。)私が何をしたっていうのよ…。私がっ…私がっ…。(少女は思い出す。ここ数ヶ月の幸運と呼ぶべき出会いによって忘れかけていた疎外されている事を理解した瞬間の感情を。人通りの多い場所と言う事も憚らる事無く壁に手を付いて少女は嗚咽を漏らし泣いた。) [Sat 4 Jan 2014 00:21:50]
グウェン > (と言っても、横を通った一家は勿論のこと、この大礼拝堂に居る一般客どころか大聖堂の関係者すらもが少女の事を気にも止めていない。しかし、少女はまるでここに居る多くの者達にお前は仲間はずれで違う存在だからすぐにここから出て行けと言われているような感覚に囚われる。)……。(追い詰め迫るように強くなっていく疎外する不快な気配。そんな状況に少女は表情を僅かに顰めると無言のまま席を立ち足早に出口の方へと向かう。)(両親は姿が少し変わったとは言え自分が助かったのは神様が助けてくれたからだと言っていた。しかし、私はそうは思わない、思えない、思いたくない。もし神様が本当にいて私を助けたというのならば、神様は私が苦しむ姿を見たいだけなのだろう。) [Sat 4 Jan 2014 00:04:46]
グウェン > (新年の礼拝?大学で奇妙な体験をしたから教会の人にも念の為に話を聞いてもらう?教授の小さな隠蔽行為の片棒を担ぐ罪の懺悔?何かしらの理由を探して取って付ける事は可能だろうが明確な理由を持ってこの場所に訪れた訳ではないし、自分も何かの理由があって訪れたとは思っていない。あえて理由を付けるのならば今日は偶々大聖堂の目の前を通ったからなのだろう。)(それから暫くして隣を通る親子連れが目に入ると)私も去年はあんな感じだったのかな。(和やかそうな雰囲気と会話内容から新年の礼拝に来たのかもしれない。そしてそんな幸せそうな普通の人々の姿を見ていると何故か妙な疎外感というべきか、まるで自分がこの場所において異物であるかの様な感覚を覚えて。) [Fri 3 Jan 2014 23:48:46]
グウェン > (最後に此処に来たのはいつだっただろうか?ヴェイトス大学に入学し地方村から此方に出てきたばかりの頃は敬虔な信徒とは呼べないけれども何度かこの場所に訪れていた記憶もあった。しかし、此処数ヶ月は全く来ていないどころか此処の存在を思い浮かべる事もなかった気がして。それはあらゆる意味で自分を取り巻く世界が大きく変わったあの日から、人をやめさせられたあの日から、例えこの場所の近くを通ったとしても無意識の内に記憶の中から弾いていたからなのかもしれない。)私なんで此処に来ちゃったんだろ。(長椅子に一人で腰掛ける少女は壁のステンドグラスをぼんやりと見ながらそんな独り言を口にする。) [Fri 3 Jan 2014 23:37:22]
グウェン > (大聖堂の大礼拝堂の中。年が明けて数日と言う事もあってかいつもよりも一般の利用者が多そうなその場所に顔以外の部分全てが隠れるような厚着をした小柄な少女が訪れて。)あっ、そう言えばまだ年が明けたばかりだもんね。(少女は大礼拝堂に入ると予想以上に多く居た他の利用者の姿を見て少しだけ驚いたような表情を浮かべる。ただ、そんな言葉とは裏腹にその表情はどこか冷めた物であった。)(それから他の利用者の目に止まらないように静かに足を進めれば中ほどの長椅子の一つに腰掛ける。) [Fri 3 Jan 2014 23:26:19]
お知らせ > グウェンさんが来ました。 『大礼拝堂に訪れる少女が一人』 [Fri 3 Jan 2014 23:16:22]
お知らせ > ユニスさんが帰りました。 『 冷静に戻った頃にねちねちねちねちと苦言を呈した。今後も事あるごとに言おう。 』 [Sat 14 Dec 2013 01:20:39]
お知らせ > いばらさんが退室されました。 『 そして目的の場所に着くまでの間にどんどん薬が切れて、いばらの温度差が激しかった。 』 [Sat 14 Dec 2013 01:17:46]
いばら > 多分、地面に寝そべって全く自分で動こうとしない私の面倒をみることになるだろうね…。 ( その光景が眼に浮かぶようだ。でも今も同じぐらい迷惑かけているであろう。むごー、と手で押し返されるがユニスの臍バージンは奪った。こんな所奪うのも奪われるのもものすごく稀だろうが。 ) はぁーい。 ( 返事だけはとっても素直だった。まあ、ユニスのフットワークの重さとその理由はよく理解できた。これからはあんまり無茶振りしないように努めよう。でもどうしてこんな面倒な環境にいるんだってのは、ちょっと気になるかな。ユニスの事だから、ある程度は自分の意思でここにいるんだろうけど。 ) [Sat 14 Dec 2013 01:15:58]
ユニス > 本当に何もする事が無くてユニスが居ない所でやるのお勧め? ( ※迷惑かけられたくないし。 ) うわ、今日本当うざぁい…なにその特殊性癖…!! ( 上機嫌な酔っ払いによく似たウザさである。 ハグもキスも自分からする(orさせる)のは好きだけど押し付けられるのは嫌いだし! 非力な腕でいばらの顎のあたりをぐーっと押し返していればなんか臍に指が! 本当なにそのスキンシップきもくすぐったい!! 離せ真性のHENTAI!! ) はぁっ…本当っ…なんなの今日はっ…外で待っててっ! 色々準備あるからっ。 ( 部屋の工作して、修道女達に口裏合わせさせて、着替えを取って来て脱走経路から裏を回って出て来るという一連の面倒をやらなきゃあならない。 そう簡単にほいほい出て来ているわけでもないのだ。 ) [Sat 14 Dec 2013 01:09:35]
いばら > そう?今度やってみようかな…。 ( 何事も経験しないと。後悔するだけなら安いものだ。やってからやっぱりダメだと判断すればいい。 ) あははぁ、世の中そう上手く行かないみたいだよ。ごめんってば、ごーめーんー。もうしないからっ。 ( ユニスったら怖い!でも私が思うに、ユニスはその辺のクソ溜めで「ブッ殺す、ブッ殺す」と動物の鳴き声みたいに粋がってる連中とはちょっと違う気がする。切れたら何するかわからない若者ってよく言われてる言葉だけど、ユニスは何だろう、こう―― 明確に意志を持ってやる気がする。切れた勢いでやるんじゃなく、切れた上で冷静に。単なるイメージだけどさ。 ) あわぁ、そんな卑猥なことを…。 ( 麺棒がとてもよく埋まる。 ) それを聞いて安心したよ、よかった。ユニス超大好き!キスしちゃう。おへそに指入れちゃう。 ( と、ハグとキスを求めに!おへそは服の上から! ) ん、そだね。どっかでご飯たべながら―― っていう時間じゃなくなっちゃうねいつも…。ま、前みたいに軽く食べる感じで。 ( 食べ物のにおいがきついのはダメってユニスは前に言ってた。なるほど、こんな所にいたんじゃ臭いでバレる。 ) [Sat 14 Dec 2013 00:57:34]
ユニス > 薬で遊ぶ子は大抵暇な子だし―――大丈夫じゃなぁい? 鬱な子がダウナーやると本格的に動かなくなるだけだし。 ( 死ぬわけではなく。 ごろっと転がって動かなくなるのだ。 何か夢と現実の間でぼんやり考え事をしてるらしい―――なんせ私はもっぱら買って来たものを配る側で、自分では殆んど使わないから詳しくないのだ。 ) おかしい所を取捨選択出来たらいいのに…うん、ちょう迷惑? ( ニコッと小首を傾げて殺すぞとアピール。 何処からどんな情報が漏れるかもわかったもんじゃあ無し―――何より私は予定してない用事が急に入るのが嫌いなのだ。 自分で急に予定を変えるなら兎も角。 ) 怖いって思う部分が無いし―――結局なぁんにも起こらないって方がより絶望的? ユニス、つまらない人とは遊ばないし…ギャグが寒い人もちょっとどうかと思うし! ( 身の毛も弥立つさむさむギャグの後に笑いポイントの説明が入って強烈にイラッとして、一端避けられた麺棒でジャンキーのおっぱいらへんをづぬぅと突く。 4、5発突いておこう。 ) …あふぅ、息上がるから…やめるしっ…で、詳しい話するんなら出るけどぉ。 色々準備して来ないと。 [Sat 14 Dec 2013 00:45:21]
いばら > 暇だとねえ―― つい手を出しちゃうんだよ。普段ダウナーなのに、ダウナー系やったらきっと死んじゃうでしょ?あ、それとも或いは死ぬ気力すらうせるかも。 ( 或いは本当は、私という人物はとても明るくて社交的な人物だったのかもしれない。 ) 勝手に自分でそう名付けて呼んでるだけだけどねっ。私の中のもろもろのおかしい部分のこと。閉じちゃったら、フツーの平凡ないばらになっちゃうってば。ユニスを愉しませるためにはもっともっとどばーっと開いた方がいいんだ。 ( わーって両手を大きく開いてそれをアピール。 でも余計に棒を押し付けられたらバランス崩しそうだよ、変顔になるし。 ) まあ、本当は次に会った時に伝えようと思ってたんだけどね。こうして突然やってくるのも迷惑だろうし、悩んだんだけど。でも―― 不安になっちゃってさぁ。 ( 変顔のままだとどうにもしまらないから、ちょっと手で棒を横に…。 ) ユニスは見ていてくれるって言ったけど―― やっぱりヤバい、関わらないようにしようって思って、見てくれなくなるかもしれないじゃない。途中で怖くなっちゃうかもしれない。だから、逃がさない為に。さ。 ( 要するにこれは、脅しってことになるか。あとサプライズ? ) でも安心して欲しいんだ。見ていて欲しい、以上の要求はない。やりたいって言うなら話は別だけどね?どっちがヤバい秘密抱えてるかって言ったら、私は完全不利なわけだし。ユニスは今麺棒担いでるけど、片棒を担がせるつもりはない。はいこれ笑うところだよー。 [Sat 14 Dec 2013 00:30:03]
ユニス > うわうざっ…アッパー系とかやらない系かと思ってた。 ( なにそのリアクション。 どう見ても 狂人/ジャンキー が1たい でた! というエンカウントだ。 1体ならころせるけど。 部屋で独りダウナー系やってぐねってるタイプかと思ったら雑食か。 ) デッドゾーンゥ? ユニスそれ閉じた方がいいと思うけどぉ…だから何でそんな話をこんな所にしに来るのぉ――― ( 誰かに聞かれたらどうするんだ。 下ろせと言われた麺棒を余計に押し付けてぐいぐいと責め立てる。 追い返す―――よりいっそ一緒に出た方が安全かもしれない。 時間的な手間もあるし、今はいばらの奇行を監視した方が安全だ。 余計な事をされたら困る。 ) [Sat 14 Dec 2013 00:17:02]
いばら > うっほほーっ。いいよぉ、ナイスな反応。グーよ、グー。ベリーグーよユニスちゃん。 ( 両手の指をサムズアップさせ、ウインクとペロりと舌を出して。私のテンションがおかしいのは、勿論ドラッグのせいだ。 ) でもあまり大きな声は出して欲しくないんだ。だいじょーぶ、別に何しにきたわけじゃないよ。だからその棒、下ろしてよ。そんなんで殴られたら、折角の私のデッドゾーンが閉じちゃうでしょ? あ、言ってなかったかもしれないけど―― 子供の頃思いっきり頭打ったのよ。それで。 ( 微妙に説明不足だけど、まあいっか。その辺にある机によいしょと腰かけて、足を組む。 ) この間の件なんだけどさ。ようやく爆弾の準備が整って―― ( だがしかし、ユニスが知りたいのは恐らくそこではないだろう。 ) [Sat 14 Dec 2013 00:08:05]
ユニス > ( 何かそこらへんの作業道具でも持ってればそれっぽく見えるだろうか、とテーブルの上のパスタ生地伸ばす棒―――麺棒? に手を伸ばして今まさに作業してましたよ的に取り繕って置こうと思ったらその闖入者はなにやら言い訳を始め―――そいつはいばらとかいうあほうだった。 テンションおかしめの。 ) ちょっ ( ぐらぐらしていた椅子の前足がカツーンと音を立てて床を叩き、私は疑問符を頭の中にばらまきながら立ち上がる。 麺棒を片手に。 ) ちょっ、何で来てんのっ…ユニス教えてないし!! 教えてないし! ( 振り回して鼻先に突き出した麺棒から粉が舞う。 理由は幾つも考えられる。 その回答はどれでもいい。 前に遭遇した時気付いたとか、調べて来たとか、偶然見つけたとか。 それよりも同機だ! 何で来るのだ! しかもこんな所に、こんなダサい恰好してる所に! ) [Sat 14 Dec 2013 00:02:10]
いばら > ぎゃー。 ( 隠れた先で見つかるなんて、なんてマヌケなの。さあ参ったぞいばら。ここで相手が「なら仕方ないか」って納得するようなナイスでグッドな言い訳を考えなくちゃいけない。このドラッグでいい感じのお脳を使ってね。こんな事ならシスター服の一丁でも仕入れておくべきだった。そうすればもう少し動けたのに。 ) あー… そう、そうだね。わかってるよ、ごめん。実はこっそり友人に会いに来たけど場所がわからなくて。諦めてさっさと帰るつもりだから、どうかこの場は見逃してほし…。 ( 最後まで言い切る前に、私は相手の姿を見た。あとは喋り方とか、かな。 ) …ハロー? ( 右手をぐーぱーさせて挨拶。ハローって時間帯じゃないけど、まあいいよね。どうやら私の目的は達成できたらしい。 ) [Fri 13 Dec 2013 23:51:02]
ユニス > ( 暫らく暗黒街に行く回数を減らして警戒している。 イザベル・クロコートの件が静まるまではあまり向こうで誰かに見つかるわけにもいかないし、嫌疑はあいつ―――シスター・ジャスティスの所の居候、何だっけ、そう、アラベスクとかいうのにかかっている。 利用しない手は無いし、あいつが一つバカをやれば芋づる式にそっちの嫌疑も深まるだろう。 「黙って何もしない」は無駄な時間の浪費じゃあないのだ。 何もしないをする、とでもいうか。 ) んんん…このまま寝るのもねぇ。 ( 誰も来ないのをいい事にテーブルに踵を乗せてぎこぎこと椅子を漕ぎ、それ以外のプランを考える。 芸能横丁か商業地区か図書館か―――その他? 寒いっちゃ寒いし、まぁ誰かお気に入りのシスターの部屋にでも遊びに行っても良いんだけど。 そろそろイザベラの件でお葬式ムードだったのも薄れて来てるだろうし。 ) おっ、と―――ここいま一般立ち入り禁止なんだけどぉ。 ( 急に扉が開いて急いで踵を上げ、椅子の後ろの脚だけで妙なバランスを取った状態で入室者にそう告げる。 外からの灯で一瞬姿が確認出来なかったが、女の体形―――髪の短い女のような。 修道服は着ていない。 ) [Fri 13 Dec 2013 23:44:27]
いばら > ( 今度ばかりは自分の無計画さを呪う。こんな場面にならないと呪わないってのもアレだが、とにかく私はもう少し考えてから実行に移すべきだった。要するに「ハロー」って言って笑う私の前の、ユニスの驚きと戸惑いに満ちた表情が見たかったのだ。私はこう見えて人を驚かせることが好きだ。エンターテイナーなのだ。爆発ってそういうものでしょ? でも、それをやる前に私はユニスが―― 例えばどの部屋で寝てるのかだとか、教会のお勤めが何時から何時で、どこなら会えそうだとかそういうことを入念に調べるべきだった。シスターのみんながお祈りしているのを終わるのを待っていたら、みんな解散しちゃって慌てたのだ。全員同じ服装だから見分けつかないし。 しかしドラッグでちょっとハイな気分になってる私は、その辺をスっとばして、海でも見に行こうぜ的なその場のノリでユニスでも見に来たのだ。だが、これは私が悪いわけじゃない。私は暇があると、ドラッグをやってしまうのだ。悪いのは暇だ。 ) しかも道に迷う…。 ( 見つかったらやばいぞ。自警団行きだぞ。今の内に不法侵入の理由を考えておこう。ああ、向こうから人がくる―― ) ( いばらは仕方なく、その作業室の扉を開く。勿論、そこが作業室だなんて知りもしない。 ) [Fri 13 Dec 2013 23:31:48]
お知らせ > いばらさんが来ました。 『 おもっくそ不法侵入だ。 』 [Fri 13 Dec 2013 23:25:01]
ユニス > ( そんな上の空の時間を過ごした後、ようやく教のお勤めは終わり―――僅かな自由時間(と言っても大して自由じゃない)の後に消灯、就寝って事で一同は解散―――私は一つ伸びをして集団を離れ、この時間人目の少なそうな脇の通路に入って作業室の扉を開けた。 普段はエリキシール作りとか裁縫とか料理の下ごしらえとかを集団でやる下っ端部屋である。 この時間特に作業も無いし、勿論誰も居なかった。 そこらの椅子に身体を投げ出して固い背もたれに頭を乗っけて脚を床に放り出す。 今日もよく働きましたよっと――――夜はどうしようかなぁ。 ) [Fri 13 Dec 2013 23:15:17]
ユニス > ( この聖人の像なんかも好きじゃあない。 ヴェイトス市に放り込まれて暫らくの頃、一度真面目に聖書に目を通してみた。 なんだこりゃ、と思いながらついでに図書館に通ってアララマやラエやスートリアの本もざっと目を通してみた。 こう、なんというか――――まぁ聖人はいいとしよう。 何だかんだ言って世の中は牡の都合で回ってきたんだから。 今でこそ少しは牝の立ち場もマシにはなったとはいえ。 牝は牡の偽者らしいがね。 問題は「神」の方。 どうにも臭う―――醸し出す男性臭。 ぶっちゃけると男の姿をして男の振る舞いをして男らしい考え方をしている事前提に語られているような違和感。 ) ( 随分と人臭い。随分と胡散臭い。 超然とした物として語られる割りに随分と――――そいつが世界を作っただの、全知全能だの、そいつが見守っているだの、ビジュアル的な説得力の無さ。 ) ( 信用する根拠がまるでない。 ) ( いったいこいつらは何に祈ってるんだ? どんなことを? どんなイメージで? 左右に並ぶ同じ格好をした連中の様子を観察しながら御祈りのフリの続きをする。 私はこの生産性のまるでない様式をやってのける事によってお給料を貰っているので、いちおう真面目に周りと同じポーズをとって同じ言葉を発音する。 コーヒー農園の奴隷だってコーヒーの味を知らなくても珈琲豆を育てるし、ガレー船の下でオールを漕ぐ奴隷だって行き先も目的も無く船を漕ぐのだ。 それとおんなじ。 ) [Fri 13 Dec 2013 22:50:16]
ユニス > ( 「運を使い果たした」「こんな所で運を使ってしまった」 私はこの手の表現が嫌いだ。 というより馬鹿なんじゃないのかと―――こんな言葉をよく考えもせず使う人間は物を考える能力が無いんじゃないかと思う。 「運」が「果てる」とか「運」を「使う」とか、そんな事は起こらないし、そんな事は出来ないのだ。 運っていうのはようするに0%〜100%をランダムに発生する確率や計算の外にある要素で、「使い果たした」と思うのは気のせい。 「こんなつまらない事に運を使ってしまった」と思った直後に「最高のタイミングで運が巡って来た」としてもなんら不思議ではない。 だから「運」なんだから。 いったいぜんたいどうしてこんな表現が世間一般に流通するのかと考えて―――それがいわゆる宿命論を信奉する考え方なのだと気付いた時、あ、やっぱり私は神様を一切信じてないんだな、と思い至ったのである。 丁度こうして聖人の像の前でお祈りの形をまねている真っ最中、その言葉が耳に入った瞬間。 ) [Fri 13 Dec 2013 22:31:14]
お知らせ > ユニスさんが来ました。 『About fate and faith』 [Fri 13 Dec 2013 22:23:52]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『Bites the dust Bite the dust Another one... 』 [Sun 17 Nov 2013 23:56:54]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『単純な修道女は、彼女を心配するような視線を向け、挨拶するとその場を去って……』 [Sun 17 Nov 2013 23:54:17]
ユニス > ( 島流し―――と言ったが、大聖堂に来てというかヴェイトス市に来てまだ半年ちょっと。 どうもこの女とあの教会の立ち位置が分かり辛い。 あんな所に教会がある事自体ナンセンスだし、この女が何を考えて何をしているのかもよくわからない。 はっきり言って異物としてコソコソ嗤う声もあれば、遠回しな嫌悪のような皮肉を口にする老人も居る。 好き勝手やっているのが羨ましいかというと―――こういう悪目立ちはしたくないもんだ、と思う。 こういう目立ち方をして敵を作るんじゃあない。 作るべきは便利で盲信的な支持層だ。 ) ふぅん…まぁ今話せない事なら何でもいいけどぉ。 明日聞かされるんでしょぉ? ( 眠たそうな声で一つ欠伸をして、じゃぁねー、と手をひらひらさせる。 演技でも何でも無く欠伸が出た。 その程度の事件だ。 ) [Sun 17 Nov 2013 23:50:55]
ジャスティス > (一応修道女なりに悩みはあるのではあるが、ユニスの望む生活を一部実現しているのがこの修道女かもしれない。お山の大将というやつだ) ……いえ、そういうわけじゃないと思うわ。 (少し、鼻白みながらも、悩ましげに視線をそらす。おそらく、緊急の会合が開かれればみな一様に声をそろえて彼女を疑うのではないか?管理責任、という言葉がふと思い浮かぶが、さすがにそれに関しては丸投げした司祭様たちにかみつく気満々である。これに関してはテトス様も援護射撃してくれる……といいなぁ) [Sun 17 Nov 2013 23:43:50]
ユニス > ( ユニス・アレヴィが先に相手の顔を思い出した。 というより、僅かに覗いた青く染めた髪が見えて。 この女があの辺に縄張り持って無ければ多分誰も気付かなかっただろう。 本当、邪魔臭い―――少し前の模擬戦とかで遠目に暴れている所を見ていなかったら襲いかかって始末している所だ。 ユニスは平穏無事に生きる上で障害になりそうな人間は大嫌いだ。 思い通りに、ストレス無く、誰にも邪魔をされない暮らしをする為に。 ) ふぅん…シスターが預かってるっていう“問題児”がなんかやらかしたんだ。 ( 作業を止めて、椅子に座ったままその顔を見上げ、無遠慮に問いかける。 詳しくは知らないが、酷く目立つ傷面の女をシスター・ジャスティスが預かっているといかいう話は少し前に若いシスター達の間で話題になっていた。 どういう素性か知らないが、この女の所に島流しにされるなんて余程だろって。 ) [Sun 17 Nov 2013 23:33:22]
ジャスティス > (ユニスの考えは正しい。今のところユニスを疑う者はいない。ユニスが暗黒街をうろついているところを目撃したジャスティスでさえも。まずそもそも気づいていない、ということもあるが、実はジャスティスの頭の中には有力な容疑者が一人いる。アラベスク、過去殺人を犯した女で、暗黒街で修道女が預かっている。真っ先にだれもが疑うだろう) うん?ちょっとね、何でもないの。もしかしたら、明日にでも、先輩たちからお話があるかもね……。 (ちょっと困ったように顔を曇らせながら、答える。ユニスの態度には腹を立てることもない。そういうやり取りに慣れているのだろう) ……あなたも、あんまり外には出ないほうがいいわよ。 遊び怠惰仮だろうけど、芸能横丁とか、結構危ないから。 (と余計なおせっかいを焼いて) [Sun 17 Nov 2013 23:23:45]
ユニス > ( 何らかの経路でイザベル・クロコートの死体が発見される事は普通に予想していたし、それがこっちに伝わってくる可能性は―――低いだろうと見積もっては居たけれど、同じ市内での事だ。 無い事も無いだろう。 それは想定外って程じゃあない。 取り巻きの子達に普段からアリバイを用意させている私が即座に疑われる事は無いと思うし、あの日は買った薬を仲間内で分けるのも見送った。 急に出歩かなくなるのも胡散臭いし、暗黒街を避けて芸能横丁とかで遊んでいる。 普段通り振舞っているってことだ。 ) んん…単純作業で眠くなるのにお客は来るし薬草臭いしこれちょっとした拷ぉ問。 なんか五月蠅いけどなに? ( 目上の人に敬語を使えないゆとり世代である。 目上という意識が無いのかもしれない。 シスター・ユニスである前にアレヴィ家のお嬢様であり、そもそも無敵のユニス様なのだ。 ) [Sun 17 Nov 2013 23:15:34]
ジャスティス > ああ。すみません……ちょっとバタバタしていて。 (にっこりと笑う、武装した修道服姿。それなりに凛々しい美人ではあるが、やはり場違いな重武装が、どこか一般客に不安を覚えさせるようで。務めて表情を柔らかくしながら、ユニスに声をかける。どうやら修道女は、ユニスが暗黒街にいた少女と同一人物だとはまだ気づいていないようで) どう?作業のほうは。お客さんも結構来てるわね。 (手、しみるわよねー。などとどうでもいい、本当にどうでもいい話題。扉の向こうで起きている喧騒とは大違いだ。イザベラと仲のいい少女は、大聖堂の裏手へと連れられていくだろう。何が何だかわからないといった面持ちで) [Sun 17 Nov 2013 23:06:06]
ユニス > To the sound of the beat Look out! Hey! Oh take it Bites the dust - Bite the dust hey...うるさぁい、何なのぉ? ( マイペースに不謹慎な歌を歌っていれば、俄かに騒がしくなる聖堂―――その大股の足音が此方に近付いて来る。 普段しつこいくらいびーくわいえっとびーくわいえっとと喚くお婆共がなんか騒いでいるようだ。 すっごおいめいわく。 一般客ビビってるし。 ) There are plenty of ways that you can hurt a man And bring him to the ground (人を痛めつけて引きずり倒す方法くらい あんたは山ほど知ってるもんな) You can beat him, You can cheat him You can treat him bad and leave him, When he's down, yeah (叩きのめすことも、騙すことも 雑に扱って、ダメになってから捨て去ることもできるだろう) ( やがて此方に向かって来る集団の中にひときわ目立つ姿を見つけて、丁度お誂えの歌詞に差し掛かったところで歌うのを止めずに、そいつが何しに来たのかじっと目で追う。 ) ( まぁ場所が場所だけに無くは無い展開だとは思ってたけど。 ) Out of the doorway the bullets rip (ドアの向こうでは弾丸が弾けて)Repeating to the sound of the beat (繰り返し派手なビートを刻んでるぜ) ( 薬草をアルコールに漬けながら、無言で見上げる。 ) [Sun 17 Nov 2013 22:56:19]
ジャスティス > (作業を監督して回る年増の修道女。作業場はいつも通り御少し弛緩した空気で包まれている。残っているのは、寝る前のお祈りと束の間の自由時間。 だが、その平穏が破られる気配が近づいてくる。あわただしい会話と、いつも口やかましく廊下は静かに、と言っているはずの修道女達の足音。それは近づいてきてユニスの視界に入る。それなりに責任のある修道女たちと、一人の年若い修道女。やけに古臭いフードつきの外套を羽織り、武装したシスター服姿。今は被り物をしており、目つきは険しい。その修道女を除いて皆顔を青ざめさせている) テトス様には、私から報告しておきますので……。ユトナ様は、その子と仲の良かった子を……だいぶ、痛んでいますが、まだ判別はつくと思います。ユニスの目の前でそんなやり取りをし終わると、修道女たちは作業場へと向かい、武装した修道女は難しい顔をして、ユニスの前で立ち止まる [Sun 17 Nov 2013 22:42:04]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『喧騒』 [Sun 17 Nov 2013 22:25:47]
ユニス > Are you ready, hey, are you ready for this. Are you hangin' on the edge of your seat? Out of the doorway the bullets rip To the sound of the beat-yeah. ( この作業をしながら完成品の瓶を並べて、一般客に売り付けるわけだ。 定期購入するお客も居れば観光感覚で覗いて買って行くお客も居て、結構繁盛している。 まぁなにせこの仕事を若い修道女達に任せるのがまたあざとい! これ見よがしに製造作業の一部を実演公開しつつ、この娘さん達が作ってますよ、なんてアピールされた日にゃあお父さんお兄さん達の色んな感情を揺さぶる事間違いなしってわけで、上手い商売するなぁと当の少女(14さい)は思うわけだ。 忘れられがちだがこのユニス、うら若き14歳である。 流石に此処に居る時はダサ…清楚な修道服に身を包んでベールまで被って楚々とした面持ちで作業に従事しているのだ。 ) Another one bites the dust Another one bites the dust And another one gone, and another one gone Another one bites the dust, eh Hey, I'm gonna get you too Another one bites the dust! [Sun 17 Nov 2013 22:01:33]
ユニス > ( 大聖堂本堂から脇の通路に入ってすぐ、一般の立ち入りも出来るちょっとした広さの作業部屋―――兼販売所に、仕事を割り当てられた修道女の群れ…ああいや、麗しき乙女の一団がせっせと流れ作業で仕事をしている。 32種類もある香草を均一な分量に分けて幾つかの容器にアルコールで付ける係。 1日漬けたそれをゆっくりことこと加熱しながら蒸留を見守る係。 軟水と砂糖を入れてそれをさらにゆっくり混ぜる係。 最後にそれをオーク樽に移して倉庫に運ぶ係。 大聖堂謹製エリキシールの製造工程である。 腹痛とかにも効く、まぁ薬酒よな。 子供とかに飲ませる時は角砂糖に染み込ませて少量、薬みたいに含ませるべし。 ユニス・アレヴィ先生の解説でした。 ) You walks warily down the street, with the brim pulled way down low. Ain't no sound but the sound of his feet, Musket guns ready to go? ( で、そのユニス先生の陽気な陰気な歌声。 婆が走って来ない程度にボリュームを落としつつ、椅子に座って真面目にハッパを纏めて漬ける作業をしながらである。 ) [Sun 17 Nov 2013 21:55:27]
お知らせ > ユニスさんが来ました。 『-退屈なお仕事中-』 [Sun 17 Nov 2013 21:43:20]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『さて―――余計な事は何もしないで普通に過ごそう。』 [Sat 16 Nov 2013 01:50:31]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 『はい、おやすみなさい。 ( やっぱり身近な誰かが都合よく知っている訳なんて無いか。 )』 [Sat 16 Nov 2013 01:49:06]
ユニス > ユニス達、五月蠅ぁいお婆ちゃん達に徹底管理されてるんだから。 精々自由時間に談話室に固まってピーチク囀ってるのが数少ない楽しみなのよぉ? 出掛けるって話なら何処だって楽しそうに見えるもの。 ( ぼやぁっとした広く浅い範囲を指す。 要約すれば「いちシスターの持ってる情報と考えてる事なんてこんなもんよ」という事だ。 それを何となく正論っぽく纏めて、役にも立たなければ怪しくも無いいちシスターであるとアピールする。 いや、「アピールしない」のか。 ) いーえぇ、ユニス達も出来る範囲で探してるから。 何かあったら教えてー? ( 少し離れたところで取り巻きの子らがこっちを見ている。 普段関わりのない様な聖女なんていうのと立ち話をしていればまぁ、目立つだろう。 そろそろ行ってもいいだろうか? ) [Sat 16 Nov 2013 01:44:26]
アンヘル > 結果だけを求めるのはよろしくないですよ? 自己満足は大事です。 ( 全部終わったあとに、私は何もしなかったんだなという後悔はしておきたくない。それも理由であるならば、この行いは正しく自己満足の為の行為であろう。見つかるかどうかは兎も角、見つけようとするのをしなくてはいけない。だって私は聖女だから。 ) あら、ユニスさんのことがだったんですか。じゃあユニスさんはどこか出かけられたら出かけてみたいところなんてあったりします? ( ほら、大好きな人の所に行ってみたいなー、っていう思考回路を想像してみたんだけど――― )( ―――あれ?けどやっぱこんなことを教えてもらったって、全然どうしようもないことなんじゃないの?って尋ねてみてから気づいたりする。頭の中で思い浮かんだことはすぐに口に出したりしないで、ちゃんと一度考えてみてから言葉にするべきだろう。 ) そうですね、ですからひょっとしたらどこかに出かけた先で何かトラブルにあわれたのでは無いのかと思ったのですけれど――― ( はふぅ、と意気消沈するように溜め息を吐いた。 ) 人探しとは難しいものなのですね……。こんな時間に声を掛けてお手間を取らせてしまい申し訳ありませんでした。 [Sat 16 Nov 2013 01:31:12]
ユニス > うん、ちょっとお手間。 それで見つかるなら兎も角。 ( ユニス・アレヴィの口がやや悪いのはいつもの事。 口うるさいお局のシスター・フランシーヌ辺りに聞けば確認が取れるだろう。 露骨な問題は起こさないが、態度や言動に幾らか不遜な所がある娘だと。 甘やかされて悪い方向に育った娘が矯正の為に放り込まれた、という感じだ。 調べれば実家の表面的な話や幼少期の傲慢な女王様的な気質の話くらいは聞けるかもしれないが、致命的な事件になった父親に重傷を負わせた話などは隠蔽されるだろう。 ) 興味ねぇ…あの子ユニスの事大好きだったのよねぇ。 気が小さくて引っ込み思案なのに一生懸命輪に入ってこようとして―――最近何となく馴染んで来てた所だったんだけど。 行きそうな所っていうか、ユニス達普段あんまり自由に外出られないし。 大聖堂の中なら聖女様の方が入れる所多いんじゃなぁい? ( ある程度の権限がないと入れない区画というのは幾つかある。 聖遺物を保管した倉庫とか、クリスティアの聖女が少し前まで居た聖域とか、偉い人の部屋とか。 ユニスは鍵くすねる事くらいできるけど。 ) [Sat 16 Nov 2013 01:08:34]
アンヘル > ( なるほどー、と納得したように手を打つ。こうして近くで話してみると色々と大きい人だなー。まあ私が色々と小さくもあったか。 ) 手間を掛けさせてしまってごめんなさい。 ―――いいえ。そんな都合の良い奇跡なんて起こせる訳がないじゃないですか。 ( ハッキリとノーと否定する。聖女は奇跡を起こした者、起こせる者であり、私の奇跡とは罪と悪を裁く剣だ。決して失せ物探しなどではない。 ) そうですか……。それじゃあ例えば、彼女の行きそうな所とか、あるいは何かや誰かに興味を示していたりとか、そういったのに気付いたりしませんでした? ( 質問を重ねていく。イザベルが無事かどうか―――内心ではこの聖女はイザベルはもうここに帰ってくることは無いんじゃないかな、と思っている。しかしそういった予想と私がするべき行為は関係が無いことだ。 )( しかし想像だにしないのは、目の前の彼女がイザベルを手に掛けたという現実か。そんな素っ頓狂な発想なんて思いつくわけもない。 ) [Sat 16 Nov 2013 00:56:27]
ユニス > 昨日今日ってその話で持ちきりだし――イザベルと仲良かったユニス達なんかもうしつこいくらい聞かれたのよぉ? また同じ話するの面倒臭ぁい―――それとも聖女様に話せば何処行ったか分かる? ( 嘘を吐く時は台本を作ってはいけない。 その場その場で考えて嘘を吐くのも下手糞。 「本当の事を忘れて嘘設定でごっこ遊びをする」のが正解だ。 ユニス・アレヴィは「寝て起きたら、まぁそこそこ仲の良かったイザベル・クロコートが居なくなったと聞いてわけがわからない」という基本設定に沿って普通に話せばいい。 「ユニスにとってイザベルは大勢の取り巻きの中の一人だが、イザベルはもっと近づきたがっていた」という部分も隠さなくていい。 それは証拠とは別件だ。 ) 目が覚めて食堂に行ったら何人かが騒いでてぇ…で、朝食の後も見つからないから御祈りの後、皆で探した? けど見つからなかった。 くらいしか話す事ないのよねぇ。 ( 聞かれない限りはそれ以上話す必要はない。 ) [Sat 16 Nov 2013 00:38:13]
アンヘル > まあ、どうしてわかったのでしょうか? ( 口にもしていないのに用件を言い当てるだなんてエスパーか何か?口元に手を当てながら目をパチクリとしている様子は、どこまでも世間ずれしているように捉えられなくも無い。 ) ユニスさん……でよろしかったですよね? そのとおりイザベルのお話なのですが、それなりに親しい関係だと聞き及びましたので。今回の件なのですけれども、何か思い当たることなどはないでしょうか? ( 普通の聖女はあまり首を突っ込まないであろう。大聖堂の財産のような存在であり、特別性や神秘性の為にも関わりを持つことは好まれてはいない。理由を挙げるのならば、それはアンヘル・セリアーという人間の性格だ。 ) [Sat 16 Nov 2013 00:27:29]
ユニス > ( 適当に何人か部屋に連れ込んで遊んで夜更かしするのが無難な所か―――あんまり早いと見つかるし、遅くなると眠くなる、悩ましい。 そんな事を考えながら、一先ず大人しく自室に戻る通路を進み、さて誰に声をかけようかなんてハーレム主人公的な事を考えていれば、予想外の方向からかかる声。 振り返って見れば、見知ってはいるけど口なんか聞いた事も無いような顔―――聖女、とか言われて良く分からない待遇を受けている変な小さな生物だ。 間近で見ると本当小さい。 で、私? ) はぁい? イザベルの話ー? ( うん? と首を傾げてみせる。 他に思い当る事も無し、接点がない。 聖女って普段なにしてんだろう、とふと思ったけど、こんな事にも首を突っ込むもんなのか。 ) [Sat 16 Nov 2013 00:16:47]
アンヘル > ( 消灯も間際の夜の時間。昼のそれと比べればあまりにも頼りない月と星が外を照らしているだろう。人は夜に怯え、暗さを恐れ、そしてそれらの恐怖を克服しようとする。それらとは別の話で恐怖を忘却するための手段として、人は偶像崇拝や宗教といったものを作り出していったのだろう。 )  ( ユニスとすれ違うような進路で聖女は歩みを進めている。すれ違うならば小さく会釈をして、そしてそのまま――― ) ―――あっ、すみません。少しよろしいでしょうか? ( ―――そうしてふと何かを思い出したように足を止めて振り返れば、ユニスに声を掛けるであろう。 ) [Sat 16 Nov 2013 00:08:29]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『 夜帳は降りる  』 [Fri 15 Nov 2013 23:58:35]
ユニス > ( 懐いていた―――やや過剰なくらい懐いていた娘(一つ年上だけど)を始末しなければならなかった事には幾らか喪失感が無いわけでもない。 度を越して踏み入りさえしなければ、他の娘らのように良好なギブアンドテイクの関係を維持できただろうに―――まあ、阿呆というのは阿呆だから阿呆な事をするのだし、いずれ必ず私の脚を引っ張っただろう。 早めに露見して良かったとも言えなくはない。 人はミスをするものだし、どうしたって回避できない失敗もあるだろう。 それはいい。 私だって出来ない事は沢山ある。 ただ私は、「溜息が出るほど愚かな他人の愚図」のせいで被害を被るのが大嫌いだ。 ) ( 単調で変化に乏しい日常にちょっとしたアクシデント、と考えれば案外刺激的な話でもあるんじゃァないのか―――そう考えよう。 確かに目が覚めるような、思い切って何十万yenもする買い物をしたかのような踏み込んだ体験だった。 最後にそういう風に役に立ってくれたのだ、イザベルは。 ) ―――感謝しないとねぇ。 ( 修道女達の夜の御祈りの時間が終わり、寮の消灯までの僅かな時間。 聖堂を去る前に一度だけ主の像に向けて呟いた。 さて…流石に暫らく暗黒街行きは控えようか。 退屈な夜をどう過ごすか、これは大した命題だ。 ) [Fri 15 Nov 2013 23:50:33]
ユニス > ( 予想通り―――だいたい予想通りの流れで安心した。 この手のアクシデントっていうのは本当につまらない予定外で計画が狂うのが常だから。 イザベル・クロコートは行方不明扱いになり、ここ最近つるんでいた私とその仲間達があれこれと話を聞かれて一先ず今後は静観―――帰ってくる可能性も信じつつ、情報を求めて方々に連絡と。 私は周囲のTPOに合わせて「心配してい無さそうにふるまっているけれど内心穏やかではない」風に振舞って暫らく過ごすだけだ。 イザベルの修道服は頃合いを見て塵溜めの中に突っ込んで来たし、死体は暗黒街。 なに、実のところ―――それが見つかろうが、身元を特定されようが、それ程困りはしない。 私から煙草や化粧品なんかを流して貰ってる連中は何か思う所はあるだろうが、だからと言って私が殺したとは繋がらないだろう。 ナイフで刺されて余所者が死ぬなんて如何にもあの辺ではありそうな話。 あんなところに独りで入っていったイザベルが結局のところ、世間知らずの無謀者だったというだけの話だ。 ) [Fri 15 Nov 2013 23:29:10]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『 予想通り 』 [Fri 15 Nov 2013 23:20:13]
お知らせ > アンヘルさんが帰りました。 『( 無事を祈る彼女の声が届きますように )』 [Thu 14 Nov 2013 00:54:20]
アンヘル > ( 聖女だから、と縋られてもこういう時には困ってしまいそうになる。私はただ魔を祓い、罪を斬る奇跡を起こすことしか出来ない。私の奇跡はただ人を救う為に剣を振るうだけなのだ。お願いします聖女様。そんな事を言われたって、やれない事の方がずっとずっと多いのに。 ) 何も無ければいいのだけれど……。 どれほどの力になれるかはわかりませんが、出来る限りの事はいたしましょう。 ( けれど人を救うのが聖女の義務だ。縋られた手は取らなければならない。 )( 手がかりを掴むためにも、彼女が近頃付き合い始めたという方々にも話を窺ってみよう。そういえばその方達は私もあまり付き合ったことのないグループだ――― ) [Thu 14 Nov 2013 00:53:32]
アンヘル > ( 彼女とイザベルは同郷だったらしい。偶然にも同じ時期に寮に入ったこともあって、割と自然に打ち解けあった友人になったという。しかし最近は少し疎遠になりがちな関係になっていた。 ) ( イザベルが新しく混じるようになった人たちが苦手だったのだ。2人は特に喧嘩したとか、そりが合わなくなったとか、そういうわけではない。ただこう、なんとなく。優先する物がお互いに違うようになっていってしまった。 ) ( そんな関係だけれども、昨晩から何の連絡もなしに戻ってこなければ焦燥にだって駆られる。悪い遊びを覚え始めたって噂も聞くし、と。付き合いが浅くなっていっても、彼女にとってはイザベルは大事な友人なのだった。 ) [Thu 14 Nov 2013 00:30:21]
アンヘル > 何処かにお出かけになられたとか…そういうことではなく。 ( 昨晩から帰ってこないの、とその修道女は聖女認定に相談をしていた。聖教会においてその認定を受けた聖女の立場はその他大勢のどこにでもいる修道女とは一線を画しているが、当の本人が普段の日常生活は彼女らに紛れて普通に過ごしている為に、友人関係を築いている間柄も多い。 ) ( イザベル・クロコート。彼女と親しかった友人であるその修道女は縋るような眼差しで聖女認定を見つめていた。その瞳には不安が色濃く映っている。 ) [Thu 14 Nov 2013 00:22:08]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『 まあ 』 [Thu 14 Nov 2013 00:14:15]
お知らせ > アラベスクさんが帰りました。 『おやすみなさいッス、アンヘル様。 ( 神の声が聞こえない。 神の意思が見えない。 )』 [Mon 28 Oct 2013 02:04:50]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 『おやすみなさい、アラベスクさん。 (神の声が聞こえる。神の意思に従う。)』 [Mon 28 Oct 2013 02:04:01]
アラベスク >  はい、お気軽に呼んでくださいッス! ( シスターが脅したような、きゅうけつき?退治とかはあまりないようで、少し安心した。 獣の類いなら解体できると思うが。 ………うん、多分大丈夫だ。 まだやったことはないが、見ている限りにおいて、解体できないという心配はない。 むしろこの優しい人を解体してしまったらと心配になるくらいだ。 ) ……………・そうッスね。 神様もきっとそう思ってるッス。 ( 優しい人だなあ、と。 奇麗な人だなあ、と。 胸につかえのようなものを感じながら思った。 きっと神というものを自分がよく知らないからだと、そう思うことにして。 ) おっと、じゃあそろそろお暇するッス。 おやすみなさいッス。 ( 長々とお話してしまった。 フードをかぶりなおして、帰り支度を。 ) [Mon 28 Oct 2013 01:56:54]
アンヘル > それではまたお仕事がありました時になど、手伝っていただきますね。 ( 連絡先はシスターの教会でよろしいですよね?と改めての確認。まさか彼女が極自然に、当たり前のようにそんなやり方を想像しているだなんて思いもしない。 ) 大丈夫ですよ。そのような時にこそ手を取り合い助け合えばよいのですから。主もそれをお望みになるでしょう。 ( 綺麗な生き方をしている聖女は綺麗な言の葉を口にする。 ) ―――あ、いけない。もうこんな時間。 ( 修道女の朝は早い。そろそろ床に付かなければ明日が大変になってしまいそうだ。 ) [Mon 28 Oct 2013 01:52:49]
アラベスク >  わかったッス。 できるだけ気をつけるッス。 ( 本当に分かっているのか、実に軽い反応である。 他人の痛みがよくわからない人間は多くいるが、こいつはそもそも自分の痛みも想像できないのかもしれない。 むしろ気をつけるべきは、自分が傷つくことよりも、力加減を間違えて誰かを傷つけないことか。 うっかり解体しても、戻せないし。 解体という言葉が頭に浮かんで、ちらとちっちゃい聖女様を見る。 ………聖女様も人間なのだということは、よくわかった。 バラしかたは自然に頭に浮かんだ。 ) ありがとうございますッス。 私、全然何にも知らねーッスし、覚えてもいねーッスから、いろいろご迷惑かけると思うッスけど。 ( のほほんと気楽にそんなことを。 大聖堂で過ごすとなれば、まず難色を示すのはシスターかもしれない。 いまのところ、忘れられた罪を知っているのは彼女と、司祭だけなのだから。 少なくとも危険分子を監視しようとする彼女の姿勢は、信頼できる。 元殺人鬼もうっすらと、自分を見はっているのだろうなとは思っている。 ) [Mon 28 Oct 2013 01:31:26]
アンヘル > ( あ、けど笑ったこと知ったらシスターになんかされるかも。まあけどしょうがない。しっくりきてしまったようないつものシスターが悪い。 ) それはよかった、頼もしい。 ―――ただ、本当に身の危険はあります。そこはよく覚えておいて下さい。 ( どこか何かが欠けているような感覚。ただの力仕事とは違うのだけれども―――改めて釘を刺すように忠告しておこう。 )( シスター・ジャスティスのように直接に怪物たちと対峙する仕事は少ない。私はその奇跡の性質上、例えばポルターガイストのような害霊や、少女に取り憑いた悪魔などを祓うといった、通常では対処しにくい存在を浄化・断罪するのが中心になる。その時に暴れる少女を取り押さえる役目だったり、力仕事が出来る人材はいてくれる言葉どおりにとても頼もしいのだ。 ) そうですか、よかった。もし何か困ったことがありましたら私にも声を掛けてくださいね。いつでも力になります。 ( 例えば大変だったり不安であるようなら、こちらで生活をしてみたり―――とかなんても考えたけれども、あちらの生活に馴染めているようならば大丈夫であろう。シスター・ジャスティスもその人となりは信頼が――― ) ( 信頼がおけ……おける……おけぬ……置ける!信頼が置けるし!! ) [Mon 28 Oct 2013 01:25:06]
アラベスク > ( おおう、笑われた。 やはりシスターの呼び名としてはこれ以上なくしっくりくるなあ、とか自画自賛。 ) あー、多分、そのそれッス。 ( シスターがどんな話をしたかは知らないが、多分自分のことだろうとは思う。 ちっちゃい聖女様を見降ろして。 ) 一応、力仕事は得意だと思うッス。 どんな仕事かはよくわかんねーッスけど、なんか退治するとかしか聞いてねーッスけど、心配する人もいないッスし。 ( 家族も家もない。 祈る神もない。 どこかへ落としてきてしまった。 だからというわけではないだろうけれど、自分の身の危険をあまり深く考えていないようだ。 不定期の仕事については問題ない。 もともとお手伝いしたら、シスターからお小遣いが貰えるとか、そういう話だ。 他に日々の仕事を探せばいいだけだ。 ) うーん………………いまのところ大丈夫ッスね。 最初はじろじろ見られたッスけど、何もしなければなにもされないッスから。 ( むしろさばさばしていて居心地いいくらいだ。 ) [Mon 28 Oct 2013 01:08:03]
アンヘル > ―――くっ、ぷぷっ…… お、おっかねーさん……… ( ジャスティスのことらしいその呼び名がちょっとおかしかったのか、口元を抑えて笑いを堪える聖女。うん、うんなんかちょっとしっくりきちゃったその呼び方。 ) で、シスター・ジャスティスの? ――――あ、ひょっとして貴女が先日シスターが仰っていた方でしたか。 ( 従者としてとか、部下をもってみてはどうかとか。考えておくとは言ったけれどもシスターは行動が早い。 )( ―――最初は蹲ってたから気付かなかったけど、改めてふと気付いた。この人おっきい!シスターのところにいる奴隷の方と同じぐらいの背丈だろうか。 ) 力仕事とか……得意なんですか?やっぱり。 手伝ってくださるのであればありがたいですけれど、危なくもありますよ? ( ―――それとあと、定期的に仕事があるわけじゃない。聖女の仕事は基本的には依頼があってから動く代物。そう頻繁に悪魔憑きとか悪霊の退治とかといった仕事がある訳ではない。聖女も私1人だけではないし。 ) ――――シスター・ジャスティスの教会でお世話に……ですけど。大丈夫なんですか? ( それとふと気になったことを尋ねる。やっぱりあの地域は治安が良くないし、訳有りの事情というのを詳しく知らないけれども大丈夫なのだろうかと心配にはなる。 ) [Mon 28 Oct 2013 01:00:43]
アラベスク >  あー、いや、これがはじめましてッス。 実は、私はいまおっかねーさん、じゃなかったッス、シスター・ジャスティスの教会でお世話になってるッス。 ちょっと訳ありで。 ( まあ、わけに関しては、シスタージャスティスのほうがよく知っているだろうけれど。 ) それで、何か仕事でもないかと相談したら、アンヘル様のお仕事の手伝いを勧められたッス。 で、今日はそのお話にきたッス。 ( そもそも聖女様の仕事の内容というのは、化け物を退治するとか何とかそんな話を聞いていたのだが、このちっちゃい女の子を見ていると首をかしげざるを得ない。 まさかお守りをしろとかではないと思うが。 人ではいらないッスかね、と小首をかしげて。 ) [Mon 28 Oct 2013 00:41:42]
アンヘル > ―――熱なんかは無いようですね! よかったー。 ( 掌に伝わる温度は平熱を示していて、聖女は安心したように朗らかな笑顔を浮かべてぽんと手を合わせた。ぽつりと呟いた言葉はよく聞き取れず、うん?と首を傾げよう。 ) はい。私がアンヘルです。 ( 地位を嵩に着るのは苦手だが、聖女とは偉い。本人の希望もあって普段は周りのシスターたちと同じ日常を送っているが、それも本来はあまり歓迎される行為では無い程度には偉い。 ) いえ、先日はわざわざ足を運んでいたのに失礼いたしました。 ―――あの、けれど一体どのようなご用件なのでしょうか? 以前にどこかであったこと……ありましたか? ( アラベスク。あだ名だろうか?意図的に取り次がなかっただとか、そういう気分が悪くなることは教えない方がいいだろう。その屈託の無い笑みに罪悪感を感じながら、内心で改めてごめんなさいと謝ったりする。けれどやはり初対面だった彼女はどのような用事で私を訪ねてきたのだろう? ) [Mon 28 Oct 2013 00:36:05]
アラベスク >  うぇ、いや、ほんとに具合が悪いわけじゃ……。 ( 額にのばされた手に一瞬びくつくが、こんなちっちゃな子に怯えていては格好悪い。 なにより人の行為は素直に受け取るべきだ。 額に感じるぬくもりに、あったかい、とぽつり。 ) ふぇ? ……………あなたがアンヘル様ッスか? ( ぽかん、としばらく見つめて、ようやく事実を認識する元殺人鬼。 聖女というのがいったいどんな意味を持つかは知らないが、すくなくともあのおっかねーさんのシスター・ジャスティスが様付で呼んでいたのだし、偉いのだろう。 ) えーっと………はじめまして。 名前は、一応、アラベスク(唐草模様)って名乗ってるッス。 先日は御留守だったみたいで、忙しい中申し訳ないッス。 ( 皮肉でも何でもなく、屈託なく笑ってそう答えた。 ) [Mon 28 Oct 2013 00:24:28]
アンヘル > 気分が悪い時は無理をなさらない方がよろしいですよ? 熱なんかは…… ( そっと彼女の額に手を伸ばして体温を確認しようとしてみようとする。体調ってのは時々自分では自覚できないものだ。だからこうして誰かがちゃんと気に掛けてあげないと。 ) あ、いえ!そういう訳ではなくて! ひょっとして先日に私を尋ねてくださった方ですか? ( 目立つ傷痕。そのほかに特徴は聞いていなかったけれどもすぐに件の人物だと思い当たった。 ) あ、私は聖教会より聖女認定を賜ったアンヘル・セリアーと申します。 ( そのちっちゃな女の子は自分の事を聖女だと名乗ると、初めましてと彼女へと挨拶をした。 ) [Mon 28 Oct 2013 00:19:22]
アラベスク > ( 何をしたのかは覚えていない。 どうやって生きてきたのか、何一つ覚えていない。 ただ、きっと自分は悪い人間だったのだろうとそう思う。 酷いことをしてきたのだろうとそう思う。 でなければ、何も覚えていないのに、こんなにも苦しい思いなどしないだろう。 こんなにも罪の影におびえることなど。 ) うぇっ、あ、いや、べべべべ別にそういうわけじゃ―――あ。 ( 声をかけられてびくりと挙動不審に応じ、そしてそのちっちゃな女の子が(比較対象をあまり知らないので、自分と比べてだが)、自分の顔を見て声を上げるのを聞けば、気まずげにフードを眼深くかぶりなおして。 ) あ、ご、ごめんなさいッス。 こんなの見たら気持ち悪いッスよね。 ( 小さな子供たちのような無邪気な視線は耐えられるけれど、それでも視線は怖かった。 ) [Mon 28 Oct 2013 00:05:06]
アンヘル > ( 聖女としてどうあるべきなのかと考える時がある。個を捨て、全てを主に捧げるのが正しいのだろう。あの時に救ってもらった命と引き換えに、私は代行者としての運命が決められた。―――けれどそれでもお芝居が好きだったり、聖女として相応しくないのに捨て難い物もいっぱいある。 ) ( 礼拝堂に足を向けたのは偶然かそれとも習慣か。そしてその片隅でうずくまる人が視界に入る。 ) どうかなさいましたか? ( その人に近付けば聖女は声を掛けよう。素朴な顔立ちの娘だ。その容姿と佇まいは聖女というよりも、どこにでもいる修道女の方がよっぽど似合っている。 ) お加減が優れませんか? 誰か人を呼んだ方が――― ( そうして声を掛けるのだけれども、フードを被った彼女の目立つ傷に気がつけばあ、と小さく声を挙げるだろう ) [Sun 27 Oct 2013 23:59:41]
アラベスク > ( 先日は留守だったようなので、こうして改めて訪れたわけだけれども。 いまだに直視しがたい何かを感じる建物。 そして取り次いでもらおうかどうしようかと、元殺人鬼は悩む。 もし、いや、結構確率高めで、前回門前払いを受けたのだとしたら、改めて出直しましたーって、どうなのだろう。 さすがに空気読めてないだろうか。 なんてことをずるずる考えて、結局腰をおろしたのはあれだけ覚えのない罪悪感に胸を苛まされた礼拝堂の片隅だった。 気持ちが悪い。 だが、すがりたくもなる。 祈る言葉は知らない。 だが、乞いたくなる。 フードを深々とかぶった不審人物は、じろじろと向けられる訝しげな視線よりも、十字架に架けられた人の視線に重くうつむいていた。 ) [Sun 27 Oct 2013 23:48:17]
お知らせ > アラベスクさんが入室されました。 [Sun 27 Oct 2013 23:41:21]
アンヘル > いえ、それはありませんが。 ( では心当たりは、なんて聞かれたらすぐに答える。そんなわかりやすい見た目の方だなんて一度見たら忘れることなんてなかろうが、私の記憶の中にそんな出会いがあった覚えは無い。心当たりが無いのはそれが先日のシスター・ジャスティスの申し出とすぐには結びつかなかったりもしているか。 ) とにかく、以後そんなことは許しませんから。門前払いなど論外です。ひょっとしたら救いを求めに来た方なのかもしれないじゃないですか。 ( 聖女として、主の意思を体現するために私は生を許されている。しかし主の意思が聞こえない時には私は私が為したいと思うことを、正しいと信じることをやり続けよう。 )( 恐らくは反論か何かか、口にされようとした言葉に背を向けて私は宛がわれている自室から退散する。 )( あの人たちが重んじるのは聖教会としての立場だ。飾り物のアイドルには綺麗なままでいてもらわないと支障が生まれる。あの人たちにとっては、私がシスター・ジャスティスと友誼を図っている事も歓迎しない事柄なのであろう。 ) [Sun 27 Oct 2013 23:36:10]
アンヘル > 来客があったことをどうして知らせて下さらなかったのですか? あなたが私へのお目付け役ということは存じていますが、出すぎた行為ではないのでしょうか。 ( 聖女認定アンヘル・セリアー。聖教会において正式に聖女として認められた存在ではあるが、一人前というわけではない。一目でそれとわかる確かな奇跡の力を行使できる存在ではあるが、力も精神的にもまだまだ未熟である。だからこそ勝手な行動を慎むようにとのお目付け役も聖教会から派遣されているわけである。 ) ( それらの事情は把握しているつもりだが、かといって尋ねてきた人を知りませんとけんもほろろな態度を取るのはいかがなものであろうか。顔に傷だとか、素性が知れないだとか、理由があったとしても私は納得できない。 ) [Sun 27 Oct 2013 23:21:31]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『 膨れ面 』 [Sun 27 Oct 2013 23:07:07]
お知らせ > アラベスクさんが帰りました。 [Sat 26 Oct 2013 00:38:06]
アラベスク > ( 結局、そうして元殺人鬼は礼拝堂の片隅でうずくまって時を過ごし、誰かに声を掛けられて慌ててそこをあとにした。 なんと声をかけられたのだろうか。 きっと具合の悪そうな姿を心配して声をかけてくれたのだろう。 だがその時の元殺人鬼には、それがひどく恐ろしいもののように思えて、逃げ出すことしかできなかった。 ) [Sat 26 Oct 2013 00:38:03]
アラベスク > ( 息苦しい。 胸元を押さえてみるけれど、何も変わらない。 お腹の底の方が重くて、気持ち悪い。 呼吸がしづらい。 傷跡が―――傷跡がうずく。 ) ………………アタマじゃ全然覚えてねーッスけど………どっかで、何か覚えてるんスかね……。 ( そしてその、何か、は悪いことなのだ。 でなければ、神を恐れる理由などないだろう。 ) [Sat 26 Oct 2013 00:27:50]
アラベスク > ( このだいせいどうという建物にどんな意味があるのか、記憶のない元殺人鬼はよく知らない。 ただ、神のおわす場所なのだと、漠然と思っている。 そして、記憶がないながらに、神に向ける顔はない。 ) …………私は自分のことなんか何にも知らねーはずッスけど……。 ( でも、胸のあたりがぎゅうぎゅうと締め付けられるのを感じる。 ) [Sat 26 Oct 2013 00:17:21]
アラベスク > ( このまま帰ってもやることもなし、子供たちの相手をするのも親御さんがいい顔をしないし、なんとなく脚は礼拝堂に向かった。 ) ……………まあ。 祈りの言葉なんて知らねーッスけど。 ( 隅っこの方に腰掛けて、フードを深くかぶり直す。 傷をかくして人目を引かないようにする意味と、十字架に架けられた人の視線が重たく感じたから。 ) [Sat 26 Oct 2013 00:04:08]
アラベスク > ( 折角てくてく歩いてここまで来たのだからと、一応中の人にアンヘルという人と会いたい旨を伝えてはみたが、残念ながら今は留守のようだ。 本当に外出中なのか、単に取り次ぎを遠回しに拒否されたのかは知らないが。 シスターの名を出していればまた別の反応が返ったかもしれない。 元殺人鬼には思いつかなかったが。 ) [Fri 25 Oct 2013 23:55:37]
アラベスク > ( シスター・ジャスティスに拾われていったときの道をたどって、無事たどり着けた。 記憶というものに信頼が置けない現状、これは幸運なことだった。 ただ、問題は、ついてからどうしようということだった。 ) ……………考えてみれば、私が最初ここに来た時みたいに、何か手紙でも書いてもらえばよかったッス。 ( 見ているだけでなんだか胸のあたりが苦しくなるような建物を見上げて、そんなことをぼやく。 ) [Fri 25 Oct 2013 23:43:51]
お知らせ > アラベスクさんが入室されました。 『( 訪れるのは二度目である。 )』 [Fri 25 Oct 2013 23:41:25]
お知らせ > ユニスさんが帰りました。 『 本当、子供嫌ぁい 』 [Mon 21 Oct 2013 23:17:35]
ユニス > ( 目撃者が3人―――まぁ私の仲間と餓鬼が二人っていうのが弱いけど、なんにせよ今起こった事を3人が見ていた。 見ていたからやったんだけど。 誰の目にも「急に子供の顔が弾けて変な風に倒れた」以外の何でも無いし、そうとしか説明できないだろう。 面倒臭いけどコイツを連れて医務室にでも放り込んで来るか―――あえて私自身がうつぶせに鼻を押さえる子供を抱え上げ、率先して連れて行く事にする。 ) 同じ事を繰り返すんじゃぁないわよぉ? 阿呆は同じ失敗を何度も何度も繰り返すけど、あれすっごく苛々するんだからぁ。 ( そう子供の耳元で囁きながら。 ) [Mon 21 Oct 2013 23:13:23]
ユニス > それでぇ…今度出掛ける時はユニス――――あぁ、もぉ…ちょっとぉ〜、そっち行くなってさっき言われてたじゃなぁ〜い? 言うこと聞かないと怒られるわよぉ〜? ( 怒るわよ、じゃなくて怒られるわよ、なのは責任回避だったり悪役のなすりつけだったり。 まぁ実際、「怒り役」みたいなのは怖い顔の婆さんが一番効くんだけど。 いつの間にか仲良くなったのか、3匹のうち2匹の小僧達が勝手に奥の通路に入ろうとするのを声で制止―――したんだけど。 片方の生意気そうなホワイティアの子供―――ああ、いかにもお金持ちの家の、って感じの方が椅子に座ってもう一人の修道女の肩に凭れかかっている私の方につかつかと歩いて来て一言、「バーカ」と言ってウキャキャと笑い、オマケに脚に蹴りまでくれてきた。 ああ、だからさぁ ) 同じ事繰り返すのも嫌いだけどぉ…ユニスはね、阿呆が一番嫌いなのよ〜? ( 凭れかかった姿勢を崩さず私がそう言った瞬間、してやったり顔の子供の顔がパァンと音を立てて仰け反り、プファッ、と鼻血を噴いた。 その後、後ろに倒れる前に首がガクン、ガクンッ、と縦に揺れ、前髪が不自然に持ちあがり・・・・・・・・・・・・、何故か顔面から前に勢いよく倒れる。 一瞬遅れて修道女が悲鳴を上げ、残りの子供達も声を上げてウワーキャーの大合唱―――ああここ、ユニスも一緒にやる所? ) 子供が五月蠅くてぇ、阿呆なんてもう最悪じゃなぁい。 [Mon 21 Oct 2013 22:58:47]
ユニス > ( 一応勘違いしないで欲しい―――隅っこで大人しくしている餓鬼共にはボウルに入ったクッキーと、こういう時の為の絵本(内容は辛気臭い聖書のクライマックス部分とか)なんかを寄越してあるし、特別険悪な空気を作ってるわけでもなく―――ただ率先して世話なんかしてないだけ。 私は学んだのだ。 匙加減が重要―――サボるのにも、手懐けるのにも、欲しいものを手に入れるのにも。 我慢なんて大嫌いだけど、許容量を常に見極めることだ。 ここまでならOK、これ以上は溢れてしまう、そういうのを感覚的に量りながら周りを上手くコントロールすれば、格段に過ごし易くなる。 だから今も極端に目立たないように、まぁギリギリのラインで働いているフリをして過ごしている。 パプテスにも神様にも興味は無いけど、衣食住タダで世間体も良くていい感じの後ろ盾である大聖堂を手放さないに越した事は無い。 将来はお金を溜めて何処かに出て行くか、大聖堂を乗っ取っちゃうか―――まぁババァになってから決めればいいんじゃないかなって。 ) [Mon 21 Oct 2013 22:08:50]
ユニス > ( 手懐けておきたい子にはこうして二人きり(?)の時間を作って、まるで自分が他の子より特別な扱いを受けてるんじゃないかって匂わせておくのだ。 その上でちょっといいものを貰ったり、美味しい目を見たりすれば誰だって気持ちいいもんだ。 ただしバランスを間違えちゃあいけない。 あんまり露骨過ぎると重たくなるし、他の子にも角が立つ。 甘くし過ぎるとナメられるし、適度に放置も必要だ。 ちょっと普段手が届かないくらいの距離に立って、時々ご褒美に餌をあげる。 その日だけは大いに可愛がって、また暫らくはお預け―――強制的になってもいけない。 媚びる感じになってもいけない。 「あなたなんか居なくても別に困らないけど、頑張れば褒めてあげるかも?」くらいでいいのだ。 実際、あんまりアテにするもんでもないし。 所詮この手の子達は雑用だ。 大した才能があるでもなし、対等の高さに上がってこようって気概もなし、大した事を考えているわけでも無し、自尊心と食欲と性欲辺りを満たされる事に貪欲な割に主体性もなく、ただただ受け身で「何か言い事無いかな―」なんて思ってるような。 まぁ精々面倒な雑務を押しつけて、気紛れに愛でる程度に抑えよう。 私を本気にさせたかったら最低限、対等の高さまで上がってくる事だ。 ) [Mon 21 Oct 2013 21:53:14]
ユニス > ( 何が嫌いって、主に声。 何が楽しいのかキンキンと耳障りな高音で意味を成さない音を声帯から鳴り響かせるのだ。 はしゃいでても泣いてても怒っててもなんかもう、常にキキァェェェアァァァー!!! ってあれ、最悪だと思うの。 よく世間の親御さんたちは我慢するもんだ―――しない親も居るんだろうけど。 もしかしてこいつもそういう親を持ったってクチか? ) ( 聖堂から脇の通路に入った少し先にある待合室みたいな部屋にはそんな感じに親とはぐれたらしい餓鬼が1匹2匹3匹。 親が見つかるまで、或いは自警団が回収に来るまで預かるから世話をしろと宛がわれたのが運悪く私ともう一人、裏庭で今度お土産に買って来るの何がいい? なんて囁きながらイチャイチャしてたらオババに掴まって面倒事を押しつけられたってわけ。 まぁ最初に行った通りユニスはアレが大嫌いだし、隅っこで引き続き初心な修道女を誑かしながら時間を潰す事にした。 死なない程度にほっときゃあいいのだ。 バカみたいに泣き喚いたら口を閉じさせればいい。 最初に泣き疲れたのか、今の所大人しくしてるから放置、と。 ) [Mon 21 Oct 2013 21:33:14]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『 ユニス子供きらぁい… 』 [Mon 21 Oct 2013 21:24:06]
お知らせ > アラベスクさんが帰りました。 『マフィアかぁ……』 [Mon 14 Oct 2013 02:02:47]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『殺人者かぁ……』 [Mon 14 Oct 2013 02:02:24]
アラベスク >  うぇ、え、えーと、えー…………えー。 ( 普通の町、らしい。 自分の常識が間違っているのか、この島の常識が余所と違うのか。 とにかく慣れて行かなければならないだろう。 それにしてもそんな場所でシスターやっているとは、意外とおっかないお姉さんなのかもしれない。 おっかねーさんだ。 ) うー、わかったッス! お手柔らかにお願いするッス! ( いろいろと先行き不安だが、しかしこれで暫くの宿と飯は確保できた。 おっかねーさんに続こう。 ) [Mon 14 Oct 2013 02:01:01]
ジャスティス > うん、ミスターガンビエってマフィアのガンビエファミリーを頂点として、たくさんのマフィアが入り混じった地域なの。ちょっと不本意な呼び方だけど、暗黒街、って呼ばれてるわ。っていっても、マフィアがバックにいるってだけで普通の町だから。普通に生活してれば何も問題はないわ。そういう私だって、そこでシスターとしてもう何年もやってるんだから。 (けど、なるべく夜は一人で出歩かないでね、と忠告して) 部屋は個室があるし、食事も一階の食堂で好きなもの食べて。護衛の奴隷と、獣人がいるけど仲良くしてくれるとうれしいな。 (司祭様には、話をつけておくから、と告げながら、教会に向かい始めようか) [Mon 14 Oct 2013 01:56:56]
アラベスク >  わかったッス可愛いお姉さん! ついてくッス! ………ッス? ( なんだか不穏な言葉が聞こえた気がする。 でも多分気のせいだ。 だいたい私そんなムズカシイコトバワカラナイ。 ) えーっと…………まふぃあ、ッスか。 ( きっと聞き間違いか、もしくはこの単語に自分の知らない意味合いがあるかだ。 知っている限りでは、少なくとも教会で聞くような単語ではなかったはずだが。 ) [Mon 14 Oct 2013 01:53:52]
ジャスティス > あ、で、教会がある地域って……マフィアの支配地域だから、そこだけちょっと気を付けてね? [Mon 14 Oct 2013 01:51:13]
ジャスティス > (いちいち評価に解体の二文字が入っていると夢にも思わずに、にこにこ笑顔を浮かべる修道女) そうねぇ……仕事のあっせんとかは、つてに尋ねてみるわ。 うん、じゃあ、とりあえず教会に向かいましょうか…… [Mon 14 Oct 2013 01:50:43]
アラベスク > ( なにやら照れて見せる相手に、この人は可愛い人だなあ、と早速評価を訂正した。 可愛くてきれいでしかも解体し甲斐のあるボディなんて魅力的だ。 ) うっわー、ありがとうッス! 楽しみッス! 今後ッスか? えーと……とりあえず食べて行くのに困らない仕事に就きたいッス。 でもその前にいろいろ常識とか学ばなきゃっぽいッスけど。 ( 特殊というならば、目につくものほとんどが特殊なのだ。 一般常識は多分大丈夫だとは思うが。 ) [Mon 14 Oct 2013 01:39:11]
ジャスティス > (ああ、この人はいい人だ。うん、そうだ。綺麗なお姉さんという言葉に一気に顔を緩めて、照れて見せて) んもー、うまいんだから。 そうねぇ、司祭様たちに指示を仰ぐまで、数日はうちで旅の疲れをいやすといいわ。あー、ただちょーっとだけ立地が特殊でね。帰り道でおいおい話すわ。 あ、ちなみに今後について希望とかある?  [Mon 14 Oct 2013 01:34:06]
アラベスク >  うーん、まあ怪我は体中にあるッスけど。 ( 確認はしていないが多分頭にも。 とはいえ無論事故が原因ではないが。 大いに悩ませている相手の心中など知らず、のんびりとお茶をすするアラベスク。 純粋に好奇心から相手を失礼でない程度に眺める。 その最中にもやはりどう解体できるかということは脳裏をよぎるが、それが殺意にまで至ることはなかった。 幸いにも。 ) うぇっ、い、いいんスか!? お金も、多分、あんまり多くはもってないッスし、そうしてくれるとうれしいッス! え、っと、えー………奇麗なお姉さん! ( そういえば名前を聞いていなかった。 ) [Mon 14 Oct 2013 01:30:54]
ジャスティス > 事故か何かかしらねぇ……まぁ、とりあえず宿泊できるように手配……。 (手配……どうしよう、殺人者?司祭様叩き起こす?勝手に泊めて自分も変えるのはまずいでしょう……教会に連れて帰る? いっそ暗黒街まで連れて行って、何もなかったことに……いやいやいやいやないない、最後のはない。 とかいろいろ考えているが……もし、アラベスクの考察の途中でさっきのたぐいが生まれれば敏感に反応するだろう) そうねぇ、もう遅いし……ここでは私の好きにはできないから、今夜は、私の教会に泊まる? (と首をかしげて) [Mon 14 Oct 2013 01:21:16]
アラベスク >  むー、そうッスか。 名前以外も、その、船でここに来る前のことなんも覚えてないんスよ。 ( 困った、と言いながらも、紅茶のおかげもあってか落ち着いてきた。 リラックスしてくれば、ちゃんと相手の顔も見ながらしゃべれる。 先ほどまでは武装に目が行っていたが、優しそうな人だ。 体型も素晴らしい。 筋肉もよく締まっており、服の上からでは分かりづらいが、きっとかなりの密度だろう。 さばきがいのありそうな――。 ) あー…………っと。 ( また妙な癖だ。 どう解体するかを、頭の後ろのあたりで想像している。 ) それで、私どうしたらいいッスかね。 [Mon 14 Oct 2013 01:14:10]
ジャスティス > んー。それが、書いてないのよねぇ。本人に聞いてくれ、って。 んー名前を忘れるって、ちょっと変ね? (なんか変な汗をかきながら白々しく、とぼけて尋ねる修道女。ゆーっくり手紙を収めると懐に入れて、これはちゃんと司祭様に渡しておくわね、とにっこり笑う) [Mon 14 Oct 2013 01:08:32]
アラベスク > ( 通された部屋は、奇麗で気持ちのいい部屋だった。 といっても記憶にあるのは船の狭い船室と、ロッカーじみた宿くらいだが。 女の人が持ってきてくれた紅茶を興味深そうに香りをかいで。 ) あー、そうなんスか。 じゃあ私フェアリン? から来たッスね。 名前は、その、えー………変だと思うッスけど、忘れちゃったみたいで、わかんないッス。 宿帳には、アラベスクって書いたッスけど。 ほら、この顔が、唐草模様みたいだったッスから。 ( 頬の傷跡をなでる手。 その手にもまた傷跡。 困ったように弱弱しく笑って、紅茶をすする。 ) そんな感じッスから、自分のことも何にもわかんないッス。 その、司祭様からの手紙には私のこと書いてないッスか? [Mon 14 Oct 2013 01:06:37]
ジャスティス > …………ぉぉう。 (質素な、一番奥の部屋に通され、やがて別の修道女がおずおずとお茶を二人分持ってくる。紅茶のにおいに包まれる室内、修道女はゆっくりと文章を黙読した後、困惑した面持ちで変な声を出して) ふむ……ええと、フェアリンの司祭様からの、あなたを大聖堂で預かるように、とのお手紙みたいですね……とりあえず、あなたのお名前とか、自己紹介をしていただけますか? [Mon 14 Oct 2013 01:00:41]
アラベスク >  ヒギィッ。 ( 女性としてアウトな悲鳴であった。 ) うー、えー、わ、わかったッス。 そうするッス。 ( にっこり笑顔なのになぜか背筋がうすら寒い。 誘われるままに従おう。 )( 手紙の中味は、フェアリンのとある地方の教会の司祭から、ヴェイトス大聖堂司祭へとあてられたものだった。 要約すればこうだ。 「この手紙を持っていくだろう者は、重い罪を犯しました。 しかしその罪は彼女のものだけではなく、また彼女はその罪を悔い、救いを必要としています。 誰も彼女を知る者のいない土地でやり直させたく思います。 何とぞ彼女を助け、道を示してください」 そしてまた、彼女が罪の意識で死を選ばぬよう、記憶を奪っている旨が記されていた。 そしてその罪の名は、殺人であると。 ) [Mon 14 Oct 2013 00:56:37]
ジャスティス > えぇと、少し中を改めさせていただいてもよろしいでしょうか?もしよろしければ、お茶でもお出ししますので、どうぞ中へ。 (にっこりとほほ笑みながら、大聖堂の裏手の居住区のある扉を指さし、やがてゆっくりと手紙の中身を改めようとして) [Mon 14 Oct 2013 00:48:54]
アラベスク >  うぇえええ……なんていうか、どう言ったらいいもんかわかんねーッスけど、自分でもよくわかんねーッス。 ( 全然答えになっていない、頭の悪そうな返答であった。 ) うー、えー、あー、な、なんか書いてないッスかね。 私は中見てねーッスし、なんもわかんないッス! ( 露骨に怪しすぎる不審人物である。 武装と言えるような武装は、持ち合わせていなかった。 強いて言うならば、その両手に付けられた、装飾品にしてはあまりに無骨な、短い鎖のついた鉄製の腕輪(?)くらいか。 ) [Mon 14 Oct 2013 00:47:03]
ジャスティス > ……なんで自信ないの? (かぶった猫をちょっと脱ぎながら小首を傾げて少し怪しんだ様子で) ええと、じゃあ、これを……大聖堂のどなたに渡せばいいのですか? (相手の武装等ないか露骨に確認し始めながら) [Mon 14 Oct 2013 00:42:19]
アラベスク >  あー、えーっと、多分、そうッス。 おそらく。 きっと。 怪しいモンじゃないと思うッス。 ( 極めて挙動不審な怪しい人物はそう答えた。 何せ自信を持って答えられることなど何一つない。 もしかすると、ひょっとしたら、だれか旅人を襲って路銀と一緒に奪ってきてしまっただけかもしれないのだ。 いや、そんなことをする度胸はないと思うが。 武装している相手に下手なことは言えぬと、眼を泳ぎに泳がせる。 ) [Mon 14 Oct 2013 00:37:44]
ジャスティス > ん? (お手紙?それを拾い上げて、返そうとするがふと手を止めて) えぇと、もしかしてこれを届けに来られたのですか? (不思議そうに封書をひっくり返して、差出人の名前を探しながら、アラベスクにも視線を向けて) [Mon 14 Oct 2013 00:34:26]
アラベスク >  く、訓練ッスか? いや、私はそーゆーんじゃ……。 ( そーゆーんじゃないなら、なんなのだろう。 はたと自分の立場が分からなくなる。 礼拝しに来たわけでもなし、何と説明したものだろうか。 とりあえずと立ち上がれば、膝の上に置いてあった封書がするりと落ち、それを拾おうと屈んだところで背もたれに額を強打して悶絶。 )( ひらりと床に落ちた封書には、ただ、ヴェイトス大聖堂へとだけあて名書きされていた。 ) [Mon 14 Oct 2013 00:30:59]
ジャスティス > ん? (なんだろう、傭兵とかかな?傷だらけだ) 訓練参加者の方ですか? (笑顔を浮かべて、ゆっくりと近づいて行こう。こちらの武装は背中のメイス以外は、すべて木剣に代わっている。訓練用のものだ。それにしても、訓練参加者だとしたら、見ない顔だ) [Mon 14 Oct 2013 00:26:09]
アラベスク > ( とてもじゃあないが、自分は教会に書を届けるような、そんな仕事を任されるとは思えない。 船の中でぽかんと何もかも忘れてしまうようなやつに、任せていい仕事ではないだろう。 では、何なのだろう。 ) …………うーん。 まあ考えてもわかんねーことはわかんねーッスけど。 ( がりがり頭をかいていると、なにやら騒がしい。 なにか催しでもあるのか。 何の気なしに入った礼拝堂だが、ここにいても大丈夫だろうか。 そう思いながら振り向いて、その先の姿に目を丸くした。 その武装に、奇抜な髪色に。 何か悪いことをしただろうか、ととっさに考えるのは、記憶を失う前の自分がやましい人間だったろうか。 )( 唐草模様のような傷の這った顔をした女が、ぼけらったと見つめて。 ) [Mon 14 Oct 2013 00:18:21]
ジャスティス > (外では、何やらがやがやと聖職者らしからぬ一団が先ほどからうろついている。どうやら、合同訓練のようなものを行っているようだ。やがてその一団から離れた一人の修道女が左足を引きずるように歩きながら、礼拝堂に入ってくる。やけに重武装で、髪は青く奇抜に染め上げた修道女で) ん? (少し不思議そうに、アラベスクに目をとめて) [Mon 14 Oct 2013 00:13:47]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 14 Oct 2013 00:06:16]
アラベスク > ( 荷物の中、たったひとつ頼りになったのは、見覚えのない封書である。 中身は見ていない。 ただ宛先として書かれていたのはこの大聖堂だった。 ) …………多分、私が書いたわけじゃねーッスよね。 ( こんなに奇麗な字は書けないし、そもそも大聖堂という言葉だって、道往く人にこの封書を見せて、読んで教えて貰ったくらいだ。 きっと自分は誰かからこの封書を預かって、届けに来たのだろう。 だが、なんのために。 ) [Sun 13 Oct 2013 23:58:52]
アラベスク > ( 礼拝堂というのだろうか。 覚束ない記憶を頼りにそんな単語をひねり出した。 掲げられた十字架。 光を落とすステンドグラス。 ) ……………神様の名前も覚えてねーッスけど。 ( でも、自然と、厳かな気持ちになる。 きっと自分は敬虔な信者ではなかっただろうと思う。 祈る言葉の一つも出てきやしない。 しかし、長椅子に腰かけた体は、自然と佇まいを正し、無意識にこうべを垂れた。 ) [Sun 13 Oct 2013 23:48:19]
アラベスク > ( 金をけちったばかりに随分と前衛的な宿に泊まったせいで、身体の節々が痛む。 だが面白い経験ではあった。 朝目覚めて最初にしたのは、荷物を漁ることだった。 盗まれたものがないかの確認ではない。 今日の行動に指針を求めてのことだ。 なに一つ持たない自分は、なに一つ選ぶための指針を持たない。 だから何かないかと漁り、そしてそこに得たヒントをもとに訪れたのが、ここだった。 ) ………はぇー………。 ( 大聖堂、と人の呼ぶその場所に。 ) [Sun 13 Oct 2013 23:38:03]
お知らせ > アラベスクさんが入室されました。 [Sun 13 Oct 2013 23:32:30]
お知らせ > シンデレラさんが帰りました。 『 風が出てきました、中に戻りましょう。 』 [Sun 29 Sep 2013 12:37:52]
シンデレラ > ( もっとも、この大聖堂で一番の問題児は私だろう。フランシーヌや他のシスター達は、この私の手が何度も劣等種どもの血で汚れていることは知らない。神より与えられし真の使命の遂行だが、崇高な目的は時として人に理解されず、困惑を招く。故に伏せる必要がある。なに、彼ら彼女らは何の心配もせずに恵まれたホワイティアとしての一生を送ってくれればよいのだ。その為ならば、私の命は喜んで礎としよう。 ) [Sun 29 Sep 2013 12:32:43]
シンデレラ > ――わかりました、シスター・ユニスでしたか。目に余るようならば、私からも注意を促してみましょう。 ( その言葉を聞いて、フランシーヌは一応の納得を見せる。別にフランシーヌのご機嫌伺いをしているわけではないが、若いシスター達を守るためにも必要なことだ。彼女らの中には純粋な信仰だけではなく、更生の為であったり、口減らしの為に連れてこられてくる者もいる。没落貴族の娘が教会に送り出されることもあるのだ。シスター・ユニスがどういう境遇なのかは聞かされていないが、そんな状況ですぐに神の教えと規律を理解しろという方が難しい。そんな中で、更に上のシスターからの締め付けがあっては、窒息してしまう。 ) [Sun 29 Sep 2013 12:30:03]
シンデレラ > ( シンデレラにとっては若いシスター達は「お気に入り」であり、死んだ妹の代わりとして歪んだ愛を注ぐ器なのだ。そしてフランシーヌのような連中から、守ってやらなければと考えている。しかし、自分の意見に賛同しなかったのが面白くなかったのか、フランシーヌはシンデレラの教育について不平の範囲を広げた。甘くしているから付け上がるのだ、と。 ) ………。 ( まあ、それも一理あるのかもしれないが。 ) …そういえば、火傷のほうは大丈夫ですか? ( 何でも歩いている時に机にぶつかって、よろめいて落ちた蝋燭が偶然彼女のポケットに入ったのだとか。そんなことが本当にあるのかとも思ったが、それ以外に説明できない。その話題に触れられるとフランシーヌは何か腑に落ちない―― といった様子を見せるが。 ) [Sun 29 Sep 2013 12:16:18]
シンデレラ > ( とても過ごしやすい秋晴れの日の昼、大聖堂の敷地内の庭にて。最近の大聖堂内の規律についての不平・不満の話を、シスター・フランシーヌからされている。 ) まだこの大聖堂に来て日も浅いのでしょう。彼女もまだ若いのですし、じきに規律と神の教えを理解してくれる筈です。 ( そういう私も、決して歳とをっているつもりはないのだが――。 ) ( シンデレラ・トレメインは神の教えを守り、実践し、規律に厳しく、些細な不正も見逃さない。故にフランシーヌのような連中にはそれなりに気に入られている。儀式の補助や若いシスター達の指導役を任されることもあり、しかしフランシーヌのように頭ごなしに口うるさく叱ることはしない。もっとも、淫売窟で働いていたシスターに対してとても厳しい罰を与えたこともあるが。 ) [Sun 29 Sep 2013 12:01:58]
お知らせ > シンデレラさんが入室されました。 『 良いではありませんか、シスター・フランシーヌ。 』 [Sun 29 Sep 2013 11:46:32]
お知らせ > ユニスさんが退室されました。 『別れ際、近くにあった火のついた蝋燭を彼女のポケットに入れておいた』 [Fri 27 Sep 2013 15:08:27]
ユニス > ( これでまだ食い下がるようなら顔面ワンパン入れて鼻血でも吹かしてやろうと思っていたが―――大袈裟な溜息を吐いたシスターなんとかは其処らへんでこの話題を終わりにして、掃除に戻りなさいと話を締めた。 良かったね。 鼻の骨折れなくて。 ) はーい。 ( ユニス的にはだいぶ譲歩して素直に返事を返し、さっさと行って貰う事にする。 ランチタイムすっかり過ぎちゃってまぁ、テンション駄々下がりだこと―――。 ) [Fri 27 Sep 2013 15:06:28]
ユニス > ( 私ら若者はあんたみたいな衰え盛りの中年と違って、食欲旺盛且つペンが転がってもおかしいお年頃なのだ。 ガツガツ喰うし馬鹿なおしゃべりだってする。 それが自然ってもので。 ―――実家での失敗を教訓にして猫を被って大人しくしていた心算なんだけど、もっと抑えろって事? 私は唯、やりたいようにやりたいだけなのをこれだけ譲歩してやっているってのに―――――。 ) 一発ガッとやってやろうか。 ( そしたら大人しくなるだろうか? 永久に大人しく? それもいいけど―――ああいや、そういうので失敗したんだったっけか。 ) ほんと面倒臭い。 まぁだからその、今朝までは本当に頭とか痛かったんですよ? ユニス的には今日は一日お部屋でお休みかなーって思ってたんですけどぉ。 それがちょっとしたらすっかり治っちゃってほら、だから病み上がりなのにこんなに真面目にやってるのを評価して貰えないとモチベ駄々下がりだと思いませーん? [Fri 27 Sep 2013 14:52:36]
ユニス > ( どうもこの犬は私の態度とか口調とかが尽く気に入らないらしいのだ。 事あるごとに不快な声を上げて名指しでごちゃごちゃと文句を垂れに来るのにいい加減うんざりしてきている所―――。 ) は? あー…なんだ。 それはそうじゃなくてぇ。 ( 同年代の若いシスター達相手に煙草を売りさばいてた事か、夜中に頻繁に脱走してる事か、何とかって偉い人の部屋に勝手に入って高級ワインくすねた事か、或いは聖槍なんて大業な名前のついてる遺物を観に蔵に入った事か、或いはちょっと生意気だった娘を手篭めにする為に部屋に押し入って一晩中色んな事を仕込んだ事か、或いは庭掃除の仕事を他の子らに任せて今からLa Bellezza Rossaでランチでも食べに行こうとしていた事辺りかと思ったら。 どうやら今朝の御祈りの時間、眠過ぎて仮病使ってサボったのに、元気よく朝食もりもり食べて仲間内でおしゃべりしてたのが気に食わなかっただけらしい。 なんだ馬鹿馬鹿しい。 ) [Fri 27 Sep 2013 14:40:05]
ユニス > ( まったく、言われた通り暫らくこの五月蠅いおばちゃんを引き付けておきなさいよ。 それくらいの事も出来ないなんて本当使えない子達なんだから。 ) は〜い、なんですかぁ? シスター…シスター… ( 忘れた。 何だっけ。 ここに放り込まれて半年近く経つけど、興味の無いヒトの名前は全然覚えてなかった。 私は私の人生に何の影響も与えそうにない人間の名前をいちいち覚えない主義だ。 だって記憶の無駄使いだし。 有限のあれやこれは計画的に使わなくちゃいけないって言うじゃない。 ) そうそれ、シスター・フランシーヌ。 ( 渋い顔をしておばちゃんが名のった名前を復唱して指さしたらその手を叩かれた。 フランシーヌって顔か。 腐乱死犬、で覚えよう。 多分忘れるなぁ。 ) で、なんですー? ( なんですじゃありません!! 小柄な腐乱死犬おばちゃんは金切り声を上げて顔を真っ赤にした。 どの、どれが、バレたんだろ。 心当たりが多過ぎてちょっと特定出来ない。 ちゃんとバレないようにしてた筈なんだけど。 ) [Fri 27 Sep 2013 14:26:55]
お知らせ > ユニスさんが入室されました。 『 シスター・ユニス! 』 [Fri 27 Sep 2013 14:15:19]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『その日私は生まれて初めて食べ過ぎという物を経験した。』 [Sun 1 Sep 2013 22:02:12]
セレス > ( 名残惜しい、というのはもうやめよう。 これまでも何度もヴェイトス市を訪れる事が出来たし、生きていればまたいつか此処を訪れる事もあるだろう。 アレッサンドラ様や教会の皆に挨拶を済ませたらクリスティアに戻ろう。 ) ( 未来で出会った人達―――ルキアさんやナィナさん、トリスさんにルァさん、彼女等とは最後に此方に戻ってくるときに握手を交わしてから会っていない。 誰が何処に住んでいるかとか詳しい話をしている時間が無かったし、私も自由に教会から出られない身の上だ。 ―――そういうのは今に始まった話ではないか。 それを嘆くよりも、知り合い触れあった人の数だけ私は皆の幸せを祈り、私自身も平穏であれば良いのだ。 ) ――――む…うぶ…なんかきもちわるいです。 [Sun 1 Sep 2013 22:01:38]
セレス > ( ここ数日の間にしっかり休んだおかげで疲労感のようなものも大分無くなり、教会の中に居る限りは具合は良い。 慢性的におなかや頭にちくちくと痛みが走る事はあるけれど、それは今に始まった事でも無し―――立てないくらいの苦痛や疲労感が無いのだから不自由は無い。 そうなるとそろそろ王国に戻らなければ、という話も出て来るわけで―――聖教会にも修道院にも1年以上戻っていないのだし、今回の二つの件―――無限回廊とレイジの二件については純を追って説明できるように文書に纏めておいた方が良いかもしれない。 それから、聖教会でX-O-Wasをもう一度見せて貰おう。 以前は起動出来なくなっていた聖剣が向こうの世界では扱う事が出来た。 此方側のものと形は同じなだけでどこか違うのかもしれないけれど―――そこも含めて調べてみたい。 あれを携帯しているとだいぶ身体の調子も良くなるのだけれど、流石に有事の際でもない限りお借りできないか。 ) [Sun 1 Sep 2013 21:35:27]
セレス > ( 実際、この目にはテーブルに並んだ全ての料理が魅力的に映るのだ。 柔らかくて十分な大きさのあるパン、キノコと野菜と複数の調味料の味がするスープ(お代わりOK!)、固くてしょっぱいゴーダチーズちびちび少しずつ食べるのも美味しい。 葡萄酒を瓶一本空けてもいいなんて夢のようだ。 あの世界での体験は改めてその平凡な幸せを認識し直す為の機会だったのかもしれない。 聖女認定という立場や職務に麻痺して嗜好は硬化していなかっただろうか? 細かな事をおろそかにはしていなかっただろうか? 満ち足り過ぎた所為で恵まれない人達の気持ちを忘れてしまってはいないだろうか? ―――苦しいと同時に貴重な体験だったと思う。 そも、こうして目覚めて普通に身体を動かす事が出来るようになったのもあの出来事が切っ掛けなんじゃないかと思う。 再び眠りにつくのかと思っていたこの身体が、あれ以来また動くようになっていたのだ。 ) [Sun 1 Sep 2013 21:16:15]
セレス > ( パンとスープとちょっと野菜、チーズ、葡萄酒程度のありきたりで味付けの薄い食事である。 若い修道女性達が飽き飽きして夜な夜な教会を抜けだし、外食を愉しみたいと思うくらいの。 そんな物ですら手に入らない所で体感1ヶ月も過ごした反動か、それ以前に1年も眠ったままだった所為か―――稀に見る健康そうな状態といえばそうだし、ひょっとしたら良い傾向なのかもしれないが。 なにせこんなに小動物の如く次々とパンやらチーズやらを口に入れては咀嚼して飲み込むさまを誰も見た事が無かったから心配なのである。 当人はというと―――。 ) …これはましゃか…(ごくん) まさか、成長期というのでは。 本で読んだことがあります! ( ※じゅうきゅうさい ) [Sun 1 Sep 2013 21:01:50]
セレス > ( 擬音化するならそんな感じである。 大聖堂奥、一般立ち入り禁止の聖職者たちの生活する棟、その食堂にて。 ) もかわいっ…おか、けほっ…おかわりお願いしま えっふ!! …す!! ( クリスティアから付いて来て1年以上滞在を余儀なくされている修道院のお付きの二人が戸惑い、遠回しに助言し、そろそろ直球で止めにかからなければならないかと会いコンタクトを取る中、クリスティア聖教会聖女認定セレスティアは嘗て見た事も無いようなペースでご飯を食べていた。 元々食が細く、修道院の質素な食事が普通な環境で育った娘が1年ぶりに目覚めたと思えばこの喰いっぷりである。 なにごとか。 ある種の奇跡の類か。 ) [Sun 1 Sep 2013 20:54:44]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『もっもっもっもっすもっす』 [Sun 1 Sep 2013 20:47:48]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『アレッサンドラさま、いらっしゃいますか?』 [Thu 15 Aug 2013 22:59:17]
セレス > ( 少しだけ軽やかな足取りで石段を上がり、背中から垂れた聖縛鎖をちゃらりと鳴らす。 目的の部屋の場所は此処で合っていた筈―――あれこれと忙しくて後回し後回しになってしまっていたのだ。 私は小さく息を吸い込んで心の準備をして、扉を叩いた。 ) [Thu 15 Aug 2013 22:58:51]
セレス > ( ―――なんにせよこうして目を覚まし、再び自分の脚で歩いている。 長らく厄介になっているし、落ちついたら聖教会に戻る事になりそうだ。 此方の世界での再会を願って握手を交わした皆と会う機会はもう無いか―――いや、また何れこの地を踏む時の為にしっかり皆の顔と名前を覚えておこう。 生きている限り、また何時か何処かで会えるかもしれないのだから。 ) ( 聖典概念を借り受けられないか、帰ったらお願いしてみようか―――今の私なら再び聖剣に光を燈せる筈だ。 私の身体も少しは楽になって、聖典もただの置物にならずに済んで一石二鳥じゃなかろうか。 そうだそうしよう。 ) [Thu 15 Aug 2013 22:55:35]
セレス > ( 心残りが―――無くは無い。 私はその後未来がどうなったのかを知らないし、知る術も持たない。 ルキアさんかルァさん、或いはトリスさんかナィナさん、勇者様(お会いする機会は無かったけれど)、あの世界を共有した方をお呼びしてその後の話を聞ければ良いけれど―――聖典概念が手元にないこの時代では、私は独りで教会を出る事すらままならない。 西のあの地を訪れる事なんてまず無理だろう。 教会の人達も心配して私の傍をあまり離れないし、こっそりも無理。 ) ( 今回の私の役目は終わったのだろう。 手が必要ならば誰かが呼びに来るだろうし、それも特にないのだから。 ) [Thu 15 Aug 2013 22:48:24]
セレス > ( 突然私が目を覚まして声を上げた時は大変だった。 なにせ1年以上眠っていたらしいし、起きるなり切羽詰まってあれこれ要領を得ない話をする。 その上何故か前日に比べて異様に薄汚れているときた。 私は事の真相は兎も角、対処して貰わなければならない事だけを纏めて話し、それらを全て「予知無」で片付けた。 なにせ細かい話をする時間は無かったし、話せば信憑性が増すかといえば胡散臭く――余計に真偽を正す事に時間を割かれてしまいそうだった。 その点「予言」なんて言葉は便利だ。 肩書きばっかりの聖女認定の名を最大限活用し、聖女の預言であると仰々しく言い回れば想定通り話は上手く伝わったようだ。 ルキアさんの名前を出したのが効いたらしく、彼女の言動行動を補強する事が出来た。 件の魔女傭兵団が上手く事を運んだらしく、図書館の本は守られ、レイジの脅威は取り除かれたとかで―――この時代でやるべき事は多分もう、全て終わったと思われる。 ) [Thu 15 Aug 2013 22:43:24]
セレス > ( 具合は悪くない―――飽くまで比較的には。 常に微熱は付き纏うし、定期的に頭やお腹に鈍痛はやってくる。 それでも立てない程ではないし、食事も咽喉を通った。 痛みが引いている時は思考も冴えている。 なにせつい先日まで居た環境の劣悪さを考えれば、此処は天と地程の差もある恵まれた所だ。 先日私はおよそ1年ぶりに目を覚まし、地下深い所に設けられた祠から外に出た。 大聖堂は瓦礫の山では無かったし、見える範囲には人と緑と陽光が溢れ、透き通るような水が流れている。 そんな当たり前の事に安堵して暫し見て回れる範囲を歩いて回り、この一ヶ月―――くらいの事を回想する。 ) [Thu 15 Aug 2013 22:35:53]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『-エピローグ/聖女認定セレスティア-』 [Thu 15 Aug 2013 22:28:55]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『(やがて声を聞きつけた誰かが降りて来て、大きな騒ぎになった)』 [Thu 1 Aug 2013 22:42:44]
セレス > ( 記憶がじわじわと繋がりを持ち、形になっていく。 ―――此処はヴェイトス市大聖堂の地下だ。 私は暗黒回廊と呼ばれる異界から帰還した後、ずっとここで眠っていたのだろう。 それでもこの1カ月の出来事が夢ではない事を、かさかさに乾いて汚れた髪と服の土の匂いが物語っている。 ―――早く皆に事の顛末を伝えなければ。 図書館の事、街道の西の調査、私が出会った人々―――ルキア、ルァ、ナィナ、トリス、シスター・ジャスティスらの話。 共に此方側に戻った筈のルキアとルァとは連絡が取れないだろうか? 私がここから外に出られないようなら、彼らに色々と頼まなければならなくなりそうだ。 私に出来る事は、聖女認定という肩書きを最大限利用して事の信憑性を底上げして、人を動かす事くらいのものだろう。 ) 誰か、急ぎの話です!! ( 鉄の扉には外側から鍵がかかっているようだ。 私の事を―――私の身体に棲まう物の事をよくわかっている―――これは聖教会だけの秘密になっている筈。 私と共に此方に来た世話係が指定したのだろう。 私の意識が無い間に「あれ」が勝手に外に出ないようにと。 ) [Thu 1 Aug 2013 22:40:13]
セレス > ( 周囲の状況に意識を拡散してみれば、そこがベッドの上で、真っ暗で狭い個室―――慢性的な痛みを抑えるだけの聖性を持つ場所だという事が分かる。 前に目覚めた時はその聖性も涸れ果て、乾いて淀んだ空気が漂っていた―――あの日すら随分と前の事のように思える。 ) ( と、言う事は此処はやはりあの世界では無くて―――少しずつ記憶の整合性が取れて来たようだ。 ゆっくりと右手を動かして腰のあたりをまさぐっても、やはり聖典概念の柄は其処には無かった。 ) ( 起きなければ。 やらなくてはいけない事が沢山ある。 こんな事をしている暇はない筈だ。 一つ大きく息を吸い込んで、出会った順に色々な人の顔を思い出す―――記憶を一つの流れに整理する為に。 気だるい身体をよじり、肘を突いて肩を上げ、もう一度深呼吸―――ゆっくりと目を開いても、やっぱり真っ暗。 一度ぱたんと倒れた後、もう一度勢いをつけて身体を起こした。 ) ァ あ あ――――んっ…あ、あ、うん。 ( 声も出る。 身体も疲れているし気持ちも悪いけれど、動く。 暫らくそうして時間をかけて腕や足や目を慣らした後、ゆっくりと床に足をつけて立ってみた。 背中から伸びる4本の聖縛鎖がちゃりりと音を立てた。 ) ―――誰か、誰か居ませんか。 急ぎ伝えたいお話しがあります。 [Thu 1 Aug 2013 22:23:32]
セレス > ( ―――やらなくちゃいけない事が沢山ある。 それが何だったかを思い出す為にまずはいい加減に目を覚まさないと。 ) ( 意識して呼吸をしてみる。 ゆっくりと、薄く、長く。 湿った黴の匂いがする。 こんな匂いすら随分と久しぶりのような―――何処もかしこも渇いてしまうとそうなんだ。 ) ( 身体の中に血が流れているイメージを思い浮かべながら、末端部分からゆっくりと力を入れてみる。 小指の先がぴくりと動いて、次第に掌にじんわりと熱が戻ってくる感覚―――ぱき、と音がしたけれど気にしない。 私の関節はよく音を立てるのだ。 運動不足だから? 膝とか。 ) ( 足の指を何度か握ったり開いたりしてみると、ぼんやりしていた感覚が戻る―――両手両足を皮で覆われている。 聖衣を着たままの様だ。 そう、私は夢でも幻でも無く、クリスティア聖教会聖女認定セレスティア。 大悪魔エムン・ユルゲルを封印した事で教会に招かれて修道院で育った。 ) [Thu 1 Aug 2013 22:00:05]
セレス > ( “AMounhYRGL” エムン・ユルゲル。 誰かがそれをそう呼んでいた。 街一つ、山一つ飲み込まんとしていたそれは赤く黒く人型に獣型に蠢き、天を覆う。 幼かった私には理解しきれなかったが、なんにせよ―――恐ろしい物を祓い、皆を助けて下さいと私はありったけの気持ちで願ったのだ。 ) ( それは夢ではなかっただろう。 確かな記憶だ。 ) ( 天を仰いでその赤と黒に向けて小さな掌を翳す記憶と、ちっぽけな幼子が一人自らを見上げている姿―――同時に二つの視点から観た同じ光景が記憶の中から呼び起こされる。 ) ( 酷くつかれている気がする。 沢山歩きまわった後のように脚がズキズキするし、あちこち磨りむいた様な痛みがある。 ) ( そういえばお腹が空いた。 ) ( 最後に食べたのはなんだったか―――あ、お肉だ。 ) ( そう、味付けも何も無い、焼いて炙った何の肉だかもわからないもの。 ) ( それとビスケット。 私のお肉はあげるって言ったのに、食べなきゃ駄目だって。 ) [Thu 1 Aug 2013 21:47:23]
セレス > ( ―――暗く深い無音の闇の中に横たわっている。 少し咽喉が渇いていて、口の中が気持ち悪い。 意識が混濁する中、幾つもの不確かな記憶の整理に戸惑う。 どれが夢でどれが現実で、今がいつ頃で此処が何処か―――長い夢を見ていただけかもしれない。 だとしたら何処からが夢なのだろう? とても幼い頃まで遡っても、もはや自分の名前すら思い出す事が出来ない―――セ レ ス テ ィ ア ? 聖女認定、セレスティア? …違う。 それではない。 それは後からつけられた名前だ。 ) ( それすらも夢だったような気がする。 ) ( 私はあの日、張り裂ける様な痛みの中で命を落とし、悪魔に魂まで喰らわれてしまったからこんな暗い闇の底に沈んでいるのだろうか。 ) [Thu 1 Aug 2013 21:36:21]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 -闇の中に居る- 』 [Thu 1 Aug 2013 21:28:43]
お知らせ > アルシアさんが帰りました。 『今日も形だけの祈りが終わる』 [Tue 16 Apr 2013 01:53:57]
アルシア > ( それに誰も私を責めることなど出来ない! 貧乏な田舎の暮らしと今の街中にいる尊敬の眼差しを向けられる素晴らしい生活を比べてみれば分かる。 本当の聖職者がどうなのかは知らないけれど、私は美味しいものを食べさせてもらっているし、多少の行動の制限があったとしても、美味い食事に隙間風のない真っ当な部屋!なんて素晴らしいのでしょう! 一応表では質素な生活に殆ど絶食みたいなもの。という扱いを受けているけど。 そんなわけないない。何も食べないで生きていける人間なんているわけないでしょう?ファンタジーやメルヘンじゃないんだから。 ) こんな、ものでいいかしら ( うっすらと目を開けて、辺りを見る。誰もいない。誰もいなくても言動や行動は気をつけないといけないのだ。 そうしないとあの司祭が五月蝿いのだ。 きっといつか神様があの男を蹴落として、あの男が熱心に温めていた椅子に私を座らせてくれると信じているけれど。 腐った信仰心である。 ) [Tue 16 Apr 2013 01:51:13]
アルシア > ( 現在、ヴェイトス市で活躍する聖女の中で主流になっているのはクリスティア本国からやってきた聖教会から送り込まれてきた聖女達だ。 大聖堂のトップの人間はあまり深くは考えていないようだが、それを心地よく思わない人間もいる。 私を聖女として認定するように推し進めて言った司祭がその筆頭だ。 私はその司祭の下で共に甘い汁…じゃなくて、神の加護を受けているわけだ。 )( 私は神様に愛されているのだ。 ただの村娘の人生だったのが今でも誰もが敬意を払ってくれる今の立場に居る。 私の立場を知っている人間は私のことを笑うかもしれない。 でも、私にとってはそんなことどうでもいいことなのだ。隣の家の晩御飯が少し豪華だったことくらいにどうでもいいことだ。 私の事を知っている人間はあの司祭とどうせグルなのだし、私のことを笑っていられない立場だ。 それになによりも、100人に笑われても1000人に尊敬されればそれでいいじゃない。 人間の評価なんてものは周りの多数派の意見で決まる。 私は生まれ育った故郷でそれを学んでいるのだ。 普通の生活の中からも何かを学び取る。こんな勤勉なところも私は愛されているのだろう。 ) [Tue 16 Apr 2013 01:45:54]
アルシア > ( 大聖堂認定の聖女である。 そう、表向きはだ。奇跡を起こした人間に与えられる称号である聖女という肩書きを持っている私だが、水をぶどう酒に替えただとか天使の羽根が生えただとか、悪魔を浄化できるとかいったことは出来ない。 できるわけがない。 ) あぁ、神様 ( 大聖堂内にある礼拝堂に傍目から見ると熱心に祈りを捧げているように見えるカソック姿の少女がいる。 日中街の外に出るときは慈愛の笑みを振りまいて、夜には異教徒と認定されたものに自分勝手な懲罰を与えて愉悦に浸る人間だ。 罪悪感なし!何故ならば、私は神に愛されているからだ。今もこうして熱心に祈りを捧げている私のことを見守ってくれているはずだ。 )( 頭の中に祈りなどなかった。 ) [Tue 16 Apr 2013 01:32:48]
お知らせ > アルシアさんが来ました。 『私は聖女だ』 [Tue 16 Apr 2013 01:23:01]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Sat 23 Mar 2013 22:40:19]
ジャスティス > あー (けど、あれだ。昔私の教会にも淫魔が出たことがあるし……以外と淫魔というやつは聖域に入ってこれるのかもしれない) ……なるほど、淫魔の仕業という可能性もあるわね……ちょっと調べてみるかな!! (不意に一人で納得したジャスティス。最近は暴力シスターとしての一面ばかり取りざたされて、エクソシストとしての一面は鳴りを潜めている。だが、こう見えてゴースト相手にも使える軌跡を持っているのだ!!淫魔であればなおさら有効!! こうして修道女の淫魔狩りが始まった) [Sat 23 Mar 2013 22:40:17]
ジャスティス > きしし……。 (まだ信者が少ないからいいが、これで信者たちが入ってきたら……と思うと、非常に残念な姿である。が、そういうのがみんな好きなのである。特に普段抑圧されている聖職者たちは……。) けど、今年に入ってから、2件目だっけ? (本と多いわよね、なんて首をひねる。淫魔の仕業、だったりしたら面白いのだけれど) [Sat 23 Mar 2013 22:08:26]
ジャスティス > えー?あの、人のよさそうな老神父?ちょっと頬のこけた!? (ジャスティスを含めて、五人程の集団。目を輝かせながら、ワーワーキャーキャー騒いで) え?じゃあなに?あの子、巻き毛でたれ目の若い助祭来たじゃん、あの村からだよね、ってーことはー? (一番背の高いジャスティスは顔をにやけさせながら、ヒヒ、とわらって) お手付き!! (修道女たちから、また黄色い悲鳴が上がる) うわー!!やられちゃってんだー!! うわ、今度会ったら変な目で見ちゃいそー!! (修道女らしからぬ嬌声を上げる修道女たち。とはいえ、実際そういう問題が教会には多いのも事実で) [Sat 23 Mar 2013 21:57:39]
ジャスティス > (礼拝堂の一角、礼拝の人影が少なくなった中、数人の修道女達が、こそこそと話をしている) えっ、うそっ!? ほんと!? (年下の修道女が言うには、地方村の教会の司祭様が、村の少年に非常に性的なことうぃしていたのが発覚し、つるし上げを食らったらしい) [Sat 23 Mar 2013 21:54:28]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『えー!?』 [Sat 23 Mar 2013 21:48:19]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『息苦しい一夜の夢と、自分の体を弄る指の感触がしっかりと脳裏に刻まれた日であった。』 [Mon 4 Feb 2013 00:40:53]
お知らせ > エリー@NVさんが帰りました。 『我慢が祟ったか、その夜は有り得ないくらい淫猥なアレッサンドラの夢を見た(翌朝気不味かった)』 [Mon 4 Feb 2013 00:36:27]
アレックス > ( 眩暈のように目の前が少しくらくらする。 少し息苦しい。 けれど、それは決して不快ではなくて、何だろう。 変だ。 ) んっ・・・ エリエッタ。 大丈夫、ですか? あなたは少し疲れているのですよ。 さあ、休みましょう?( 自分に抱きつくように手を回し、胸に顔を埋めるエリエッタの頭を労るように撫でて ふうふうと浅い呼吸を繰り返し、言葉に少し鼻にかかった吐息が混じる。 触れる体温がとても心地良く、寄りかかる重さもいとおしく感じる。 けれど、何時までもこうして入られない。 幼子をあやすようにくったりと脱力するエリエッタを立たせ、肩を貸してベッドへ横たえさせ、毛布をかけて―― 少し迷ってから自分もその傍らへ入り込む。 そう、彼女は心身ともに疲れているのだ。 こういう時こそ私が彼女の慰めとならなければ―― 呆っとした思考のまま他人の体温からの離れ難さにそう言い訳して、己の体を支配しつつある正体不明の微熱のやり場を判らないままエリエッタにぴたりと寄り添い、その頭を己の胸にうずめるようにして抱いて―― ) [Mon 4 Feb 2013 00:28:54]
エリー@NV > ( 私は常に誰かの役に入っていないと居られないのだ。 芸能横丁でのシンガー、カミラ・エリザベート・ルースという名前と顔は気晴らしと実利を兼ねた丁度良い居場所を提供してくれる。 今こうしている私、元VHG職員エリエッタ・嘉村という顔ですら元々そういう風に作った人物像で―――全て取り払ってしまったらきっと何も残らないだろう。 いつからって、きっと最初からだ。 ) ―――――…ふぅっ…やっぱりこれ…おかしい…駄目、かも、 ( 事が済んでも一向に収まる気配のない欲求に主語の足りないうわごとみたいな言葉が漏れ、最後は吐息になってしまう。 バレた? いや、ばれてない―――内腿にぬめりのある液が垂れるのを感じながら、近付いて来るアレッサンドラの腰に手をまわして薄い薄い肋すら浮いた胸元に顔を埋める。 最後の理性があるとしたら、これ以上無茶をして嫌われたくないというただ一点だけだ。 ) [Mon 4 Feb 2013 00:09:48]
アレックス > ( エリエッタの語る芸能横丁での苦労に耳を傾け、相槌を打ちながら思うのは、カーンの任務から離れても他人になりきりって生きてしまう彼女の性か。現在は外部の協力者として情報を提供してくれているが、本当であれば吸血鬼の事を忘れ、穏やかに、人並みの幸せを手にして生きて欲しい、と思っている。 それが難しいである事も理解しており、一層彼女に同情するのだ。 こうして私と他愛ない会話を交わす事が彼女の慰めになっていればよいのだが―― ) そういわれると立場がありません・・・ けれど、そう言ってくれる貴女が居る間は大丈夫ですね。 ・・・。 エリエッタ・・・? ( 彼女の言葉に促されるように、チョコレートを一欠片口に含み、官能的な甘さにほう、と溜息をついて彼女を見れば、口調とは裏腹にますます瞳は潤み、どこか恍惚とさえしている? そして急に口元を押さえて顔を伏せるエリエッタに腰を浮かせ、僅か震える彼女の背をさすって ) 大丈夫ですか?ああ、無理をさせてしまったかしら――( そう言う自分も、なんだか呆っとしてきた気がする。 胸がどきどきして、心なしか顔が火照ってきた―― これはいけない。 早く彼女を休ませなくては、と彼女をベッドで横になるよう促して ) [Sun 3 Feb 2013 23:54:37]
エリー@NV > 芸能横丁とかだとどうしてもお酒の付き合いは断りきれなくて―――誤魔化し誤魔化し、頭が鈍らない程度にしてるんですけれど。 ( 横丁での自分のキャラを考えるとあまり飲めないのも格好がつかないし、結構飲んでいるように見せかけてコップ1、2杯で済ませるようにしている。 合間に食べ物を挟むと幾らか酔いも薄まる。 根本的に私は思考が鈍るのが嫌いなのだ。 それくらいしか取り柄が無いのに、考えられなくなったら本当に私は役立たずになってしまう。 ) 前にも言いましたけど貴女は貴女で極端なんですから―――休息の一部ですよ。 ( あちこち触れる冷たい指が離れていくのに名残惜しさを感じながらも左手はずっとテーブルの下で上下に蠢いている。 甘い匂いで誤魔化されて無ければ、はしたない女の匂いに気付かれてしまいそうだ。 眼を合わせて談笑しながらオナニーしてるなんて知られたら―――知られたらどうなっちゃうんだろう。 ) …ッ、ん、ふっ…。 ( 咳き込んだみたいなフリをして口元を押さえ、きゅっと脚を閉じて強張った。 満足感の後から罪悪感が襲う中、気付かれまいと薄くゆっくり息を吸って深呼吸をする。 ) [Sun 3 Feb 2013 23:32:57]
アレックス > お酒も召し上がっているようですし、そうして下さい。夜歩きに慣れて、貴女も年頃の女性だという事を忘れてはなりませんよ?( 砕けた心はほぼ完全に繋ぎ合わされ、痴呆老人めいていた様子も平素の物へと戻った。 それもエリエッタが日々根気強く世話を焼き続けてくれたお陰だ。 まあ、平素というには、常日頃張り巡らせていた緊張感はなく、ごく親しい友人として警戒心の欠片も見えぬ姿である。 すこし説教臭い事を言いながら、なんだか落ちつかなげなエリエッタの額に、すっと少しひんやりとした掌を触れさせ、熱を測る。 少しだけ熱い気がする? 続いて検温の指先は耳たぶ、首元へと進み。 ) そう誘惑しないで下さい。 私は心が弱いからすぐ負けてしまいます。( と、奥ゆかしく笑いながら自分の分のお茶も用意し、ささやかなお茶会としようか。 一息ついたら夜明けまで休ませ、送っていけば良い、と考えて。 ああ、良い匂いだ。 どれ位ぶりだろう。 少なくとも一年は口にしていないと思う。 ) [Sun 3 Feb 2013 23:17:59]
エリー@NV > ( 此処暫らく、報告と言える程大きな話は無い。 不穏な事件が起きる事はあるが、明らかに吸血鬼被害という事件は少なく、そうでなければそれは私達の仕事ではないのだから。 定期的に通っていたのはむしろ彼女の様子を身に来る事がそれなりに楽しく、なんというか、手ごたえのようなものを感じているからだ。 はじめて彼女を見た時の冷たく恐ろしいイメージはごく表層だけの物で、内側にある女性らしさや歳相応―――どころか幼さすら感じる事のある反応が見えて来るのだ。 ) ―――少しだけ、はい、今表に出ると少し危険な気がしますから。 でもそんなに大した事じゃなくて―――あ、少しお酒が入っているっていうのも、ある、の、かも? ( 多分ない。 最近座り慣れて来た来客用の椅子を極自然に引いて座り、いつの間にやらふれあいスキンシップを覚えてしまった(私のせいなのか)アレッサンドラの手が触れる度にもじもじとさりげなく、テーブルの下で下着の辺りを弄る。 カソックと下着の厚みがもどかしく、人差し指の爪を立てるみたいにして。 すぐそこにアレッサンドラが居て今も話しながらなのに―――こうでもしないと耐えられそうにないのだ。 ) 甘い物は摂り過ぎるとよくないですけど、少量ならいいんですよ? 疲労も回復しますし、頭の働きも良くなるって言いますし。 ( ちょっとだけでもどうぞとテーブルに箱を広げる。 お茶もあるし丁度良いんじゃないか。 ) ( ―――誰から貰ったんだったか、お酒の席だったし、ライブ関係者って沢山いて知り合いの知り合いみたいな人とかも多くて把握しきらない。 よくないな。 ) [Sun 3 Feb 2013 23:01:36]
アレックス > ( このエリエッタ・嘉村は元ヴァンパイアハンターズギルド「カーン」の構成員だった娘だ。吸血鬼被害者であり、家族を惨殺されたという経歴を持ちながら、演技に長けた能力を生かし主に諜報や潜入といった任務についていた。 彼女の事を知った私は、同情すべき身の上から歳も近い彼女のことを気にかけるようになり、彼女もそれに応え、一身上の理由からカーンを休職している今も、こうして私の面倒を見てくれている。 彼女の献身なくては私はここまで回復する事はなく、私は彼女に返しきれぬ恩と、信頼を感じるに至っている。 その彼女の具合が悪いのであれば、今度は私が献身すべきだろう。 )( 傍らのエリエッタからは多少のアルコールの匂いと、なんだか甘い匂いがする。 甘い物好きの感覚から言わせて貰うと、チョコレートだろうか? ) それはいけません。 少し休んでいかれては?夜分ですし、心配になります。( 暖炉にかけられたポットから茶を注いだカップを差し出しながら、体長が万全でないのに報告をしようとするエリエッタを労るように肩をさする。 無自覚だが、療養期間においてエリエッタと自分の距離は限りなく近づき、触れる事にも、触れられる事にも抵抗を感じなくなっているのだ。 ) 私はもう十分に―― あら。甘い匂いがする、と思っていたら・・・ ( 差し出された物を見て、顔をほころばせる。 清貧を科し、極めて強く自制しているが、アレッサンドラ・クレメンテは甘いものが大好きだ。 ) [Sun 3 Feb 2013 22:42:17]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 なんだか甘い匂いがする―― 』 [Sun 3 Feb 2013 22:31:47]
エリー@NV > ( こんな具合になると分かっていたら此処にもリゼルの所にも寄らず、居住区に真っ直ぐ帰って一人でベッドに籠って過ごしたのに―――外を歩いている時は気付かなかったのだ。 芸能横丁で芸能ギルドの仕事をして、打ち上げに皆で食事をして少しだけお酒を飲んで、早めに抜けて来たのだけれど―――今日何かあっただろうか? 思い当たる節が無い。 ) …ひェッ…あ、いえっ、ちょ、熱があるかも、です―――感染すといけませんし、今日は早めに帰りますね? 一応その、近況報告とか暫らくぶんありますからそれだけっ。 ( よりによって一番不味い所に来てしまった気がする。 表ではあまり見せないようなアレッサンドラの優しい声と覗き込む顔から視線を逸らしたいような逸らしたくないような―――勤めて仕事の話などにシフトしていく。 ) まだあまり無理が出来ないようでしたら貴方こそ、身体を大事にしないと。 ちゃんと食べてますか? 温かくしてよく眠ってますか? 清貧もいいですけど、必要な物は少しくらい採らないと。 ( ふと気が付いて私は鞄の中から、お土産にもらったチョコレートを取り出すのだ。 こういうのも彼女は受け付けないだろうか? 信仰心で体調を崩してたら元も子も無いってものだ。 ) [Sun 3 Feb 2013 22:29:36]
アレックス > ( 現在は療養生活からリハビリのようにカーンと連絡を取り、現状を把握し、復帰すべく訓練を再開している。 一年もの間療養に費やした体は吸血鬼との戦いに耐えるものではなかったし、「神」との呪術的な結びつきも回復せねばならなかった。 懸念すべき事は多い。 特に、己と同じく暗黒回廊から帰還したセレスティア様のお姿を一度も見ていない。 聞くところではクリスティアに帰郷する事敵わず、この大聖堂の地下にて面会謝絶の状態にあるらしい。 これは政治的な問題でもある。 それを映してか、聖女の名を授かった我が奇跡も安定せず、剣の形を成さずに不安定な光のままだ。 ) ・・・ エリエッタ?どこか具合でも?( 扉を開ければ普段と様子が違うエリエッタの姿、言葉は矢継ぎ早で、顔は赤く、目元が少し潤んでいるような気がする。 体調でも崩したのか、と彼女の肩に手を沿え、心配そうに顔を覗き込む。 熱でもあるのだろうか。 季節がら病の流行る時期だ。 彼女は自分を省みない所があるから心配でならない。 ) さあ、中へ。 ( と、彼女の傍らにぴたりと寄り添いながら室内へ招きいれ、椅子を勧めよう ) [Sun 3 Feb 2013 22:15:52]
エリー@NV > ( 我ながらトイレでも我慢しているような落ちつきのない声だった。 大きく息を吸い込んでどうにか気を反らし、もういっそここで―――などと欲求に負けかけた時、室内から返事が返ってきた声に電撃が走るように背筋が伸びた。 いっそ返って来なかったらそれはそれで楽だったのに。 ) すみません、いつも急に―――今日はお加減よろしいですか? あの、とりあえず、中に入れて頂けると――…あ、いえっ、寒いですし! ( 正直心身ともに現在ぼろぼろである。 普段自制して格好付けている分、余計に自分の荒が目立つ―――まともに顔を上げられないし、目元が潤んでしかたない。 それと、自覚した途端堰が切れたのか―――下着がじんわり湿っている。 ) ( 流石に絶対おかしい。 確かに私は自覚のあるむっつりスケベだがここまで酷くは無い筈だ! ) [Sun 3 Feb 2013 22:06:52]
アレックス > ( 簡素なテーブルの上、燭台に掲げられた蝋燭と、暖炉の火のみを光源とした薄暗い部屋の中を照らすのは、ゆらゆらと揺らめく緑色の光。 それは一人の人間の手から放たれていた―― その人物の名をアレッサンドラ・マリア・クレメンテと言う。 宗教戦争の戦火に燃え上がる欧州から吸血鬼狩りを目的にこのヴェイトスに渡航してきた吸血鬼狩人である。 このヴェイトスに訪れ何年の月日が流れただろうか。 幾つかの吸血鬼退治と戦争を経てヴァンパイアハンターズギルドの中でも名を知られた狩人となり、吸血鬼絶滅を掲げる思想と、戦争で負った負傷を覆う包帯で巻かれた姿、そして火による浄化という常套手段により魔女と仇名されるまでになった。 )( しかしその名とその姿は人々の前から姿を消す。 昨年の始めに発生した暗黒回廊事件からだ。 アレッサンドラはその事件を解決するために献身し、廃人寸前にまで心を砕かれ、千々に砕け散った心を繋ぎ合わせるために療養を余儀なくされたのだった。 一年をかけ、ゆっくりと心を取り戻した彼女は心ここにあらず、といった風情で緑色の光を放つ手を凝っと見つめていた。 ) ( 遠く、ノックが聞こえた気がして、意識は急速に現実感を取り戻す )・・・ はっ はい。 どうぞ。( 少し急いたようなエリエッタの声が聞こえる。 いけない。 待たせてしまっただろうか。 緑光は急速に消えうせ霧散し、アレッサンドラは席を立ち、扉を開ける。 ) [Sun 3 Feb 2013 21:57:00]
エリー@NV > ( いつもどおり部屋の扉を二度ノックして暫し待ち、返事が無いのを確かめてもう一度ノックして声をかける。 ―――留守だろうか? 長らく伏していたけれど最近はようやく具合も回復してきて、幾らか自発的に動くようになったけれど―――彼女の復帰を望む声も多いし、私が影武者を続けるにも限度がある。 私自身の私生活の幾らかを削る事になるし、遠目に見た振舞いや態度、声色をそれらしくみせる事は出来ても彼女の知り合いを間近で騙せるわけではないのだ。 勿論、付け焼刃の剣術やハッタリと演出のパプテス呪術に実際の効力は無い。 如何に相手の心理に入り込んで威圧出来るか、くらいのものだ。 ) ( 変装する時、瞳の色を刺激の強い薬物で無理に変えているせいか最近は少し眼が疲れている気がする。 多用は控えよう。 ) ―――アレッサンドラ、居ませんか? エリエッタです。 ( 3度目のよびかけ。 ) [Sun 3 Feb 2013 21:49:34]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 薄暗い部屋に満ちる緑光 』 [Sun 3 Feb 2013 21:48:51]
エリー@NV > ( 兎に角今は人目につかない所まで――…一先ず彼女の部屋まで逃げ込もう。 考えるのはそれからだ。 彼女――アレッサンドラになんと言えばいいかわからないけれど、廊下で誰かにみられるよりはまだマシかもしれない。 ) ( 原因は兎も角、何となく自分の症状が見えて来たのだ。 分かったら分かった出余計に落ち込むけれど。 ) [Sun 3 Feb 2013 21:33:28]
エリー@NV > ( 具合が悪い? 体調不良―――とも違う、何かしかし明らかな違和感。 頭痛があるわけでも無し、寒気がするわけでも無し、吐き気がするわけでも無し、然しぼんやりと身体が熱く集中力に欠き、鼓動が速い。 人目が気になって眼を伏せ、早足に廊下を歩く。 特定のし難い人混みの中よりも目につき易い所だし、余りこんな所で目立ちたくは無い―――なにせパプテス教徒でもないのにシスターの格好をして嘘の名前を名乗って出入りしているのだから。 VHGから上の根回しはして貰っているし、ある程度演技できるくらいにはパプテス教の勉強もしている。 まあそれで信心深くなるわけでも何でもなく、よりいっそう他人事のように感じるのだけど。 ) [Sun 3 Feb 2013 21:23:14]
お知らせ > エリー@NVさんが入室されました。 『-修道女寄宿舎-』 [Sun 3 Feb 2013 21:14:09]
お知らせ > イディリア@お菓子さんが退室されました。 『もらったお菓子は、いつの間にかなくなっていました。』 [Sat 27 Oct 2012 01:54:28]
イディリア@お菓子 > (女性は気付かずにそのまま通り過ぎていってしまったようだ。……見かねた居合わせた人が、泣かないね、えらいね、っていってお菓子をくれました。……あれ?おかしいな、こんな筈は――。なかったんだけど)あ、ありがとうございます(としかいえずに、見送るだけで……いたたまれずに去っていくわけでして) [Sat 27 Oct 2012 01:54:12]
イディリア@お菓子 > (待つこと30分。――――来た!まだ若い、ミドルティーン位の女性で、修道服を着ている。お出かけから帰ってきたようで、ソレッポイ荷物は持ち合わせていない。突撃だ――と駆け出そうとして、頭が重くて出だしで転んでしまった。ゴツッ。……シィン) [Sat 27 Oct 2012 01:38:22]
イディリア@お菓子 > (けどまぁ、やら無いよりは……やったほうが気晴らしになりそうではある。せっかく用意したし。お菓子を持っていなさそう、というと、外から荷物を余り持たず帰り際であるか、出かける直前が狙い目だ。だから、ゆーっくりと木陰で休んで、みちゆく人たちを観察して、帰り際の神官とか司祭だとか、ソレッポイ人が来るかを見回してみる。) [Sat 27 Oct 2012 01:16:22]
イディリア@お菓子 > (お菓子を持ってなさそうな相手を狙えば、悪戯の方でひどい事が出来るかもしれない。そう考えて、ネタは作ってあるのだけれど。ぶっちゃけこのかぶってるかぼちゃがそうだ。後頭部部分の内側に開閉できる空間を造ってあり、今は開かないように閉めているけれど、空く様にとめ具を外せば…)っ……っ……(考えるだけで笑いが毀れそうだ。けど、これは直ぐには使いたくは無いし、そもそも一人にやったところで…とも思う。) [Sat 27 Oct 2012 01:08:53]
イディリア@お菓子 > なにが、いーやっはーよ。何が大漁ゲット作戦よ……(とぼとぼと、悲しそうに項垂れながら教会の前を横切っていく――高そうな赤いワンピを着たかぼちゃ頭は嘆いていた。職人だから仕事があるのはわかっていた。けどだ。まさかタイミングを合わせられないなんて思わなかった。ぶっちゃけ一人でやっても面白くないのだ。大量に襲い掛かるからこそ意味が有る。それを一人で襲撃しても、お菓子ちょっと貰って、はいお仕舞い。なんて情けないのか。つまり、同士を探す必要がある。狙いは教会襲撃、大勢で!それを何人乗せられるか!なのだ) [Sat 27 Oct 2012 00:57:55]
お知らせ > イディリアさんが来ました。 『うう、計算外ですわ』 [Sat 27 Oct 2012 00:51:45]
お知らせ > イディリアさんが退室されました。 『さって、相談相談』 [Wed 24 Oct 2012 00:46:49]
イディリア > (暫くして、さらに気付く。あ、何時やるか話してない。表情がさらに深く悲しげになるけれど、やっちゃった!とかそんな感じ。)ど、どうし…あ。(そういえば名刺うけとってたか。それじゃあ連絡取りに行こう。そうと決まればおさらばだ!とばかりに、ゆっくりとした足取りで聖堂前から離れていく。) [Wed 24 Oct 2012 00:45:01]
イディリア > (「いーやっはー!」と、成功した時の事を考えると…ん?たかだか十数人程度じゃ少なくないだろうか。そんな程度じゃ足りない。何かを巻き込んだら良いのかもしれない。何か?スラムの人間とか?一斉襲撃とか?腕を組んで考え出す姿は隙だらけで、誰かが近づいてきても、今は気付けない。) [Wed 24 Oct 2012 00:36:44]
イディリア > (人に声をかけられる前に、誰かに見つかったら去る位の気持ちでいい。下拵えとは、寂しそうに聖堂を見つめていた女の子がいた。それだけで十分なのだ。にやつきたいのを堪えて、道からも少し離れた木の影から、じぃぃぃぃっと見つめている。ぶっちゃけ冷静になると暇だ。) [Wed 24 Oct 2012 00:28:22]
イディリア > (襲撃計画があるなら別である。外からじぃっと見る程度に、下見と下拵え。)…………(無言で遠くから大聖堂を見つめ、悲しいことを思い浮かべる。色々あるんだけれど、人には言えやしない。木の影に隠れて、ただじぃっと建物を見つめるのみだ。) [Wed 24 Oct 2012 00:21:12]
お知らせ > イディリアさんが入室されました。 『あんまり来たくはなかったんだけど。』 [Wed 24 Oct 2012 00:18:55]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 私は、私に問題がある。 その問題をどうしたら許してもらえるだろうと、思う。 )』 [Wed 19 Sep 2012 01:27:33]
お知らせ > ジゼルさんが帰りました。 『( 前を見て、しっかりと進もう。 自分にできる事をできる限り、だ。 )』 [Wed 19 Sep 2012 01:25:01]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『暇があるのなら為すべき事を為せ、では駄目なのだろうか?』 [Wed 19 Sep 2012 01:23:07]
アイリ > ( 身を引き締めて視線を前へ。 いちいち戻りなさいなどと口にせず、自然に会話を打ち切り意識をパレードに戻した。 そろそろ遅い時間だ。 本番は明日の日中からになるだろうし、少しずつフェードアウトして行く頃合いか。 十分なアピールも済ませたし、大聖堂に数人を残したら本番に備えて皆を休ませよう。 ) ( ジゼルやソレディーの事もあるし、近いうちにでもトレボーニウスやクラクハインド、アレッサンドラ・クレメンテ辺りと話をしたいところだ。 オリアナやレオは手がかからないが、各々に課題が無いわけでもなし―――座学が不足している、という報告もある事だ。 ) ( アイリーン・アルベントは弱者の気持ちがわからない、と言われる事がある。 彼らが挫折や苦悩をする時、どんな気持であるか―――。 ) [Wed 19 Sep 2012 01:23:03]
ソレディー > ( 頻繁に目にしている自分でさえ、毎度どうなっているのかと首を傾げたくなる威容。 旗を持つような胸を張った姿勢で、切っ先を両腕使い胸の高さに掲げ持つ。 )   ( お話には口を挟まないけれど、すぐ傍にいるのでなんとなく内容は聞こえてた。 …団長は、色々な人に色々な形で憧れられる。 ファンレターとか普通にありそうだし… その随員という立場は羨まれるものなのかなと、少し小さくなる。 いつの間にか誇らしさよりも、現状を打開できない事に対する後ろめたさの方が大きくなってしまった。 )  ( 基本的にソレディー・カモシレーヌは、否定することをしない。 何にでも迎合してしまう良く言えば素直、悪く言えば愚直な性格は、物事の第三者でいる限り誰とでも仲良くなり易いというメリットがあるものの、自らが渦中の人となり、評価や要求を突き付けられると簡単に狂い出す。 あっちを立てればこっちが立たず。 けれど何とか両方立てようと、正面から突っ込んでしまう。 ヴェイティアンを狩って地位や名誉を得た人物が、ヴェイティアンの騎士叙勲など認められるわけが無いのに、どうすれば認めてくれますかと聞きに行く。 聞きにさえ行かなければ 『紅鱗騎士団他が勝手にやった事』 としてなあなあで済ませられるのに、そこを何とかお願いしますとしつこく食い下がっている。 絶対にノゥ! と答えるしかないのに、YESと言え! ならば心変わりを誘発しようと迫っている。 今はなかなか賛成してくれない人の外堀を埋めようと、なぜか 『民意の代表』 であるクリスティア系市議会議員さんとかに、お手紙出したり座り込みしたり。 ) [Wed 19 Sep 2012 01:08:57]
ジゼル >  はいっ。( アルベント様の言葉。 そして徐々に、威風堂々と持ち上がる切っ先――――それは剣と言うには、あまりにも大きすぎて。 大きくぶ厚く重く、そして頼もしかった。 アルベント様は、まさに英雄だ。 兜のひさしの下、目を細めるようにして空高い切っ先を見上げる。 )( 私は――確かに色々と未熟だ。 情けなくなる事も多い。 落ち込むことも。死にそうな目にもあった。 辱めも受けそうになった。 ともすれば、つい先程の一瞬に垣間見た、あのヴェイティアンの娘のように、暗い顔になってしまう事もある。 それでも最近は前を見て歩けるようになった。 父の言葉を思い出したからだ。 ) 私の目の前には困難があるだけで、私自身に問題はない。 どんなに曇っても、雲の上、天は青い。 ( 雲を突き破るかのような高見にある剣を見上げてから、私は面貌を下ろした。 控えめな胸を張り、盾を掲げた。 前を真っ直ぐに見る。 )( いつか、あの剣を超えようと思う。トレボーニウス隊長から教わりつつある、私なりのやり方で。 ) [Wed 19 Sep 2012 00:57:43]
アイリ > 人の一面を尊敬するのは構いません。 然し他人の背中を目指してはいけない。 終着点は自分で決めなければ―――可能性を狭めてしまいますよ。 ( 先人の背中を超え続けて行くのだ。 歴史を見るに、人は古来からずっとそうして進歩して来たのだから。 大局的に見てもそうだし、個人の人生として見てもきっとそう。 可能性は常に指標の無いまっさらな所にあるものだ。 ) ( 柄を握る掌と肩鎧を梃子にして大剣を支え、ゆっくりと切っ先を持ちあげて行く。 馬の尻よりも後ろまで伸びる刀身は凡そ非現実的な絵面だし、人によってはその実用性を疑い哂うだろう。 実際、実戦で振るった事は未だに無い。 そもそも人を切る為の物ではなし、これを振るうべき相手が市内に現れる機会などあるべきではないのだが。 ) ( ―――以前から問題を抱えているソレディー・カモシレーヌは益々悪化の一途を辿っているように見える。 最近では此方の言葉が正しく届いているのかも疑わしいが―――文化と社会を理解して自身の中で整理出来なければ、そこまでだろう。 昨今のソレディーの態度は社会のネガティブな面ばかり知った気になって斜に構える思春期の子供に近い。 あの年頃の子どもは物事を0か10かでしか考えられないものだ。 ) [Wed 19 Sep 2012 00:46:07]
ソレディー > ( 赤銅色の肌に赤い髪。 騎士団の中で異彩を放つまるでヴェイティアンの娘は… なんというか、よく考えるようになっていた。 )   ( まず、パレードの足並みを乱してはいけない。 おおっぴらに大乱闘でもされない限り、おそらく目の前の軽犯罪よりも、皆がつつがなく良い気分で(その時だけは)パレードを終えられる事が重要だ。 出たがりは仲間内からも嫌われる。 それに、管轄の問題もある。 治安維持は騎士団の任務だけれど、市民の逮捕権があるのかどうか。 犯罪者を臨時に拘束する権利だけなら一般市民にもありそうだけれど、『クリスティアの軍隊』 である騎士団が事を起こせば、ヴェイトス市に駐留する他国の軍隊や自警団と軋轢を生むかもしれない。 さらに例えば、スられたオバちゃんはイエロティアである。 若い男はホワイティア。 ぱっと見た人種だけでどの国に属しているのか分からないのは自分が良い礼だけれど――― 騎士団はクリスティアの軍隊である、という事。 最優先すべきはクリスティアの利益であり、いかなる場合でもクリスティアの味方であるのが前提。 それが犯罪者であっても、例えば同じく命の危険に瀕していた場合、アマウラやティアンの人間より、クリスティアの人間の救助を優先しなければならない。 )   ( とはいえ、中立地帯のヴェイトス市でクリスティア民が他国民に危害を加えるのなら、責任持ってクリスティア民に制裁を加えるのも仕事。 ―――というかそんな風に考えをこねくり回す前にもっと基本的な事があるのだけれど… ソレディー・カモシレーヌは利口になろうと努め、色々と見失い迷走した。 あまり笑わなくなり、じっと耐えるような顔や、あきらめたような、哀れむような表情をすることが多くなった。 それはとても ヴェイティアンらしい 顔だ。 )   ―――。   ( 後ろ髪を引かれる思いで後方睨むけれど、すぐに前を向く。 もう遅い。 馬上に上がれば矢で仕留められたかもしれないけれど、外さない自信があってもここで観客側へ矢を射るなど論外だし。 ―――予定通り横付けされる車に表情和らげて、務めを果たそう。 やりとりはアイコンタクトで十分。 団長が剣を取ったら、危なげなく切っ先を支える。 いつ振り回されても大丈夫なように、乗せる感じで。   …観衆のどよめきが、ちょっと心地良くて、後ろめたかった。 ) [Wed 19 Sep 2012 00:29:28]
ジゼル > 難しいです。 ( これは真剣に思う。 父のような立派な騎士になりたいというのが、そもそもの出発点だ。 いろいろ試行錯誤をして、教わり、痛い目にもあって、やっとこ此処まで来れた。 上を見て――それで止まってしまう気はないけれど。 まだまだ高みに登れる気はしなくて。 ) 決して「尊敬される人になる」事が目的ではないですけれど、そう成りたいとは思ってしまいますから。 父や、トレボーニウス隊長や、アルベント様のような。 ( 褐色の肌の随員が近づいてくる。噂に聞くヴェイティアンの従士だろう――ああ、差別意識はない。 クリスティア王国では殆ど異民族を目にする機会は無かったけれど、父が傭兵騎士だったからか、話だけは色々と聞かされていたから。 ただ、それでもやっぱり驚くし――そして更に他の随員が運んできた巨大な何かにも、驚く。 話には聞いたことがある。 フェアフィールドも興奮していた筈だ。 見たことはないけれど、でも……。 ああいや、わかっている。 私が目指すべきは――) ……難しいです。 本当に。 (――アルベント様の「これ」に負けないような、「何か」なのだ。 ) [Wed 19 Sep 2012 00:17:47]
アイリ > 頭で考えてそうしようとするから努力をしようなんて思うのです。 努力はしようとしてするものではなし―――素晴らしい人になる事は目的ではなく結果でしなないのですから。 ( それこそ、同期のオリアナから学ぶ面もあるだろうし、トレボーニウスという教師が身近にいるのだから。 ジゼル・シャリオは力の抜き方とか、ブレない立脚点の在り方を身に付けなければ矢張り何処か不安の残る人材だ。 身体が出来て来て経験を積んだとしても。 ) ( ソレディー・カモシレーヌは随員として紅鱗騎士団の隊列の脇を歩いているところだろう。 さて、貴女にも一つ仕事が与えられるところだ。 隊の使用人達が別ルート―――騎士団寮がわの道から合流して、手押し車に乗せた「それ」をアイリーン・アルベントの騎馬の脇につける。 その―――全長3mはある巨大な剣のようなものの柄を馬上のアイリが掴み上げ、被せてあった布が解かれた。 切っ先がわを地面に引き摺らせないように支えるのが、貴方の仕事だ。 暫らく保持するくらいなら独りでも可能だが、なにせ長い間ゆっくりと進むパレードだ。 市民の目を引くパフォーマンスになるだろう。 ) [Wed 19 Sep 2012 00:09:45]
お知らせ > ジゼルさんが来ました。 [Wed 19 Sep 2012 00:07:29]
ソレディー > ( 随員のポジションはどこがいいでしょう。 馬を引くか、あるいは同じく騎馬で随行するか、それとも正騎士のメンバーとは別の列か… もしかしてこういう行事にはお呼びでなければ、観客側にいるけれど――― )   ( 紅鱗騎士団未だに随員のソレディー・カモシレーヌは、そつなくマーチングに乗って行列についていく。 目立ったアッピルはもちろんなく、というか、むしろ我慢していた。 )   ―――ああっ…   ( またスリだ。 観客を眺めながら、歯噛みする。 違うかもしれないけれど、屋台のクレープをマルカジリしているオバちゃんの隙だらけなハンドバックから、財布らしき物を抜き取った若い男がいた。 母ちゃん俺も何か買って来る、とかそんな話かもしれないけれど、親子にしてはあんまり似ていない。 ) [Tue 18 Sep 2012 23:55:35]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( つつがなく、ついて行く。 )』 [Tue 18 Sep 2012 23:48:25]
ジゼル > あ、と……申し訳ありません。( 至極当然の事だ。叱られてしゅんとした様子で、頭を下げての謝罪。 幸いなことに隊列を乱すところまでは行かなかったけれど、緊急事態でも無い限り、あまり褒められた行為じゃない事は確かだ。 ) 堂々と、ですか。 規範であり、理想であり、偶像。 ……。 ( 言われていた言葉はわかっていたつもりだったけれど、あくまでも「つもり」だったという事か。 いざ自分がその立場に置かれてしまうと、途端に不安――というより自信の無さが露呈してくる。 力量が備わってきているとは思うのだが、それとこれとはまた別の問題だ。 気付かれないように軽く唇を噛み、俯いて、それから意を決して顔をあげた。 ) 努力します。 ( 少なくとも胸を張って堂々とするくらいの事はできる筈だ。 市民の盾となる身なのだから。 )   [Tue 18 Sep 2012 23:47:02]
アイリ > ( こういう行事が滞りなく行われるという事は好ましい―――メア島の進行は確か9月ごろだった。 あの年は翌2月に至るまで緊迫状態は続き、奇襲テロによる破壊の相次いだ市内はひと気も無く、暗く沈んでいたものだ。 ) ―――ジゼル・シャリオ、行儀が悪い。 ( 冑の面当てを上げていた所為か、目が合ったようだ。 紅鱗騎士団の列に後続のジゼルの馬が入って来るのを小さく窘める。 いざと言う時の伝令もあるし、この程度で破綻する隊列ではないが。 ) 堂々となさい。 いつも言っている事です―――市民からすれば貴女も模範であり、理想であり、偶像なのですから。 ( どういう態度で示すかまでは答えない。 実際、私自身手を振ったり大袈裟にアピールしたりはしていないし、明確な指針は無いのだから。 羽目を外すような事さえなければ。 ) [Tue 18 Sep 2012 23:39:30]
ジゼル > ( 数度深呼吸。 なんとか少し落ち着いてきた。 周囲を見ると、やはりヴェイトス市らしく多様な人々が祭りを楽しんで――私の方を見て――いて、そして他の騎士たちが颯爽と馬を進ませながら、格好良く市民へアピールしているのがわかった。 確かに勇壮なマーチを背に、堂々と手を振る姿は頼もしく感じられるのだろう。 ……まあ、流石に時々目測を誤ったのか、私の視界の方にまで飛んでくるバラはちょっとやりすぎだと思うけれど。 ) ……あ。 ( そんな事を考えていると、背後を振り向いたアルベント様と目があった。 少し躊躇もあったけれど、意を決してモナルクを前に進ませ、距離をつめていく。 晴れの舞台だ。 他の騎士にぶつかるなんて粗相はしたくないから、最新の注意を払わないと。 そしてある程度まで近づいたなら、無骨なヘルムの面貌を上げた。 ) あの、アルベント様。 やっぱり私も、こう、手を振ったりした方が良いのでしょうか……? ( 純粋な疑問……というより、ちょっと心配になったのだ。 )  [Tue 18 Sep 2012 23:26:10]
アイリ > ( ようするにこの仕事は抑止力としての警邏であると共に、「警邏して回る騎士団」というキャラクターとして振舞い、祭りの一部として機能する事を求められているのだろう。 少し振り返れば、器用に馬上から手を振ってアピールしてみせる紅鱗騎士団の男衆、後方に背筋が伸び切って硬いジゼル・シャリオの姿、もっと後ろには時折路地に向けて薔薇のコサージュを投げる「貴婦人に捧げる薔薇の騎士団」の面々。 威勢よくパレードマーチを合唱するのは武闘派で知られる「鈴の紋章騎士団」か。 ) [Tue 18 Sep 2012 23:18:44]
ジゼル > ( 黒い大馬の上で体を強張らせている小柄な騎士、ジゼル・シャリオは不自然でない程度に軽く身じろぎをした。 別に馬に乗るのが不得手なわけではない。 赴任から1年、実戦経験もあるし、もうそろそろ新米の肩書きだって外れつつある――そもそも騎士叙勲を受けて黄金拍車を授かった時点で一人前といえば一人前なのだが――が、公の行事の警備となると、これが初仕事だ。 しかも仮にも「悪魔の迷宮」から帰還した者として、黒いフルプレートはピカピカに磨き上げられ、家紋である七星の描かれた盾をしっかりと掲げ、そして新調されたヘルムの頭上では羽飾りが誇らしげに揺れている。 もちろん、あの「竜殺し」のアルベント様とは比べ物にならないとはいえ、今までと違って周囲から「騎士」として見られるのは面映くもあり、どうにもまだ慣れていない。 ) ……うう。 ( まあ、だからといって弱音を吐くようではトレボーニウス隊長に申し訳ないので、精一杯に控えめな胸を張って――鎧越しではそれもわからないが――堂々と振舞おうと努力してはいるのだが。 ) [Tue 18 Sep 2012 23:09:51]
アイリ > ( とはいえ、そう物々しい話ではない。 「騎士団が巡回しているぞ」という抑止力が働きさえすれば良いのだ。 その実、市民の目にその存在をアピールする事と、市井の行事にも加わる事でフレンドリーなイメージを与えようという狙いもあるのだろう。 実際、鎧かぶとで着飾って軍馬に跨った騎士団の姿を間近でゆっくりと見る機会はあまり市民には無いだろうし、そういう目的もあって今日は各々、派手なサーコートを纏ったり、特製の(実用性の低い)目立つ冑や盾を見せびらかす姿も多い。 ――――まあ、斯く言う私、アイリーン・アルベントも普段から人一倍目立つ紅龍の鱗鎧を従者たちが昼の内に磨きあげ、いつになく光沢を放っているのだが。 私の後ろには紅鱗騎士団の面々を始め、幾つもの騎士団の騎馬が連なっている。 ) ( 「分かり易い偶像」という扱いは相変わらずということだ。 ) [Tue 18 Sep 2012 23:06:37]
お知らせ > ジゼルさんが入室されました。 『( 緊張している。 )』 [Tue 18 Sep 2012 23:03:24]
アイリ > ( 明日は9/19、葡萄収穫祭。 西欧諸国では馴染みの行事だ。 地方村から商業地区、芸能横丁を巡って仮装パレードが連なり葡萄酒を運び、大聖堂までの道のりにワイン、ソーセージ、ビールなどの屋台が並ぶ。 大道芸人は横丁から外のエリアにまで足を運び、楽師たちもここぞとばかりに祭りを賑やかす―――王国でも行われている行事だが、こと娯楽に関しては力の入れどころがおかしいヴェイトス市に於いてこの手のイベントを市民たちが逃すわけも無く。 治安維持の名目で騎士団も教会周辺の警護に駆り出され、前夜祭の今日の段階で既に賑わう大通りを騎馬の列がゆっくりと進んでいる。 ) [Tue 18 Sep 2012 22:57:13]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『葡萄収穫祭(前夜祭)』 [Tue 18 Sep 2012 22:49:59]
お知らせ > Y’sさんが退室されました。 [Fri 14 Sep 2012 00:23:06]
Y’s >           ( 日が登るまでは まだ まだ  たっぷり時間がある  其れまで此処でこうしているのも悪く無い かな     聖堂の夜も又 長い様 で  眼下を行き交う姿は未だ途切れず        大きな欠伸 ひとつ ふたつ 漏らしながら傍観者 に 徹しよ う  か  ) [Fri 14 Sep 2012 00:22:48]
Y’s > (     何も無い空を踏んでいた靴が トン 石造りの縁を踏み締めて   大きな鐘だ きっと昼間は此れの音が遠くまで響くんだろう  けれどこんな夜中に高台に上る人なんて 居ない から   軽い足取りで歩み寄り 床に落ちていた帽子を拾った     埃を叩き 被り直して )          (  今度は高台から  縁に手を掛け身を乗り出して  見渡す夜景  空の上とは又違って 此処なら音も聞こえる 姿も良く見えるし 表情も分かる   ぼんやりと見下ろして 眺めて そよ風が襟巻きを引っ張るけれど 気にしない    ) [Fri 14 Sep 2012 00:13:42]
Y’s > ( 地上は其れ程でも無いけれど 此処は風が強い  頭上の海も白波立てて あっと言う間に流れていく     其れは一寸の 油断   少年の背を 風がふわり煽り 帽子が舞い上がって      咄嗟に伸ばした 手 擦り抜け其のまま眼下に佇む聖堂へ と    、 )        あらら、 ( 真っ逆様に落ちた帽子は 吸い込まれる様 に 聖堂の天辺 鐘の高台へ と         小さな溜息ひとつ付き 少年も又 帽子を追って  階段を降りる様に トン トン 高台へ舞い降 り よ  う   か ) [Thu 13 Sep 2012 23:59:51]
Y’s > (       星は 何処へ?     頭上に延々と広がる 海 見上げてた  何処まで行っても海 見渡す限り 海  もう随分暫く地上に降りずに こうして中空を歩いているのに 終らない 途切れない 雲海     吹く風にうねり 波打ち けれど切れ間から覗く 底も 海 )             、 (  きっと星は全て 地上に落ちてしまったんだろう  眼下には今も キラキラ 光る数多の星     一際強い火の灯りに釣られて来てみれば 眼下には一際立派な建造物  チラつく篝火と蟻みたいな人粒 )      道、      間違えた、かな。 ( 風に揺れ 解ける襟巻き手繰り寄せ           ポツリ 独り言 ) [Thu 13 Sep 2012 23:42:35]
お知らせ > Y’sさんが入室されました。 [Thu 13 Sep 2012 23:30:33]
お知らせ > シンデレラさんが退室されました。 『 神よ我等を護り給え、高みに導き給え。 』 [Sun 15 Jul 2012 00:40:36]
シンデレラ > ( 私は店で出会った、威勢の良い町娘を思い出す。とても良く似ていた。あの娘に否定されたことは、自分の妹に否定されたかのように錯覚した。私がここまで来たのは妹の死が発端なのに。 ) ( 調べよう。あの娘がどこの誰で、なんという名前で何を仕事にしているのか。家族は?好物は?もう一人、私の振る舞いを否定した娘と共に探し出そう。草の根わけても探し出そう。地を掘り返し深い谷底を作ろうとも、掻きだした土が天空に届こうとも探し出そう。私の行動を否定することは許さない。私が、ドルーチ派がやっていることが唯一無二、絶対正義なのだ。 ) [Sun 15 Jul 2012 00:39:47]
シンデレラ > ( 知らないのか?迫害され続けてきたブラティリアも中には富を得ることに成功し、知識と教養を身に着け、実に効果的な手段で自分たちの権利を主張し始めていることを。 知らないのか?ネズミのように薄汚いイエロティアどもが、貿易や経済の世界に入り込み富を蓄え、マフィアの一つとして力をつけ始めていることを。 彼らが更に力を蓄えた時、ホワイティアに牙を剥かないとどうして言いきれる?叩き潰すのなら、今が最後のチャンスなのだ。劣等種だなんだという事を別にしても、力をつけた奴らが復讐しにやってくることは確実なのだ。ホワイティアがやってきたことは神のお許しを得ているけれど、奴らの恨みを買うには十分だったのだから。幾ら愚鈍な者でも、殴られた恨みを忘れるものではない。奴らは三日で恩を忘れるが、恨みは数世代に渡っても忘れることはない。 ) [Sun 15 Jul 2012 00:27:58]
シンデレラ > ( 戦う必要は無い。何故なら、私たちが戦うからだ。私たちは彼らの代弁者なのだ。身分や地位や社会を気にするあまりそれが出来ないのなら、私たちに任せてくれればいい。ただ賛同の声さえあげてくれれば良いのだ。だがしかし、私の耳に届いたのは殆ど全てが静止の声であり。私が見たのは殆ど全てが好意的な視線ではなかった。彼らは目で訴える――関わるな、と。 ) …いつからそのような事なかれ主義に…。 ( ホワイティアの歴史とは、闘争の歴史だった。ネイティブヴェイティアンを追い出し、魔女どもを火あぶりにし、ブラティリアを星の数ほど殺した。東洋人どもを激しく攻撃した時もあった。しかし、今はどうだ―― まるでぬるま湯につかっているかの如く、戦おうとしない。 ) [Sun 15 Jul 2012 00:20:43]
シンデレラ > ( シンデレラ・トレメインは礼拝堂で祈りを捧げながら苦悩する。長年自分が心血を注いできたドルーチ派としての活動――それは確かに、過激な内容のものであることには違いない。過激な運動に対して良く思わない者も居るだろう。仮にホワイティア以外を迫害すべきという考えを持っていたとしても、必ずその手段として暴力を選ぶとは限らないからだ。多種多様の考え方があるのは致し方ないことで、それが正常だ。 ) ( だがしかし、何故にこうも受け入れられないのか。皆は、亜人種や色付きに対し怒りを感じている筈ではなかったのか?見下している筈ではなかったのか? ) [Sun 15 Jul 2012 00:12:09]
お知らせ > シンデレラさんが入室されました。 『 わからない。 』 [Sun 15 Jul 2012 00:08:02]
お知らせ > snljdexiuhhさんが来ました。 『JGmABjrykYsvWsoK』 [Sat 30 Jun 2012 07:24:41]
お知らせ > アルシアさんが帰りました。 『今日も自分の幸せに感謝して、眠りにつこう。』 [Tue 13 Mar 2012 21:35:15]
アルシア > ( 聞いた話によると、目が覚めていないとかそういう話だ。 目が覚めるのを待って、覚えているかの確認をするべきなのか? いや、もしも忘れていたのなら、それは余計なことだ。 ) ふ、ふふん。何を心配しているの、私。 ( 相手は聖女だ。聖女が他人を貶めるなんてことするわけが無い。 聖女は心清らかだ。私も聖女だから分かる。 )( 私はいつも通りでいればいい。だって、私は何も間違ったことはしていないのだから。 ) [Tue 13 Mar 2012 21:34:47]
アルシア > ( 吸血鬼だけではなく、悪魔だって打ち倒して来いと言ってきた司祭は、前よりかは五月蝿くなくなった。 司祭からすれば、暫くは好きにさせておくか、くらいのものなのだろうが、舞い上がっている似非の聖女にとっては、そんなこと関係なかったし、気がついてもいなかった。)( それよりも、気になることが一つあるのだ。 ) 聖女セレスティア… ( 私の為に大いに役立ってもらった聖女だ。 いや、聖女は人の為に何かをすることを最上の喜びとしているのだ。私は聖女セレスティアの為に彼女の力を存分に使っただけのことなのだ。 )( だが、直接何かをすることになったのは計算外だった。 だが、聖女セレスティアがわたしの事で何かを言ったというのは聞いていない。 ただ一つある不安なこと。それは、聖女セレスティアが私のことで良からぬ事を口走らないかどうかだ。 )( 似非の聖女が考えることは、第一に自分のことだけだ。そして、第二に考えることも自分のことだ。 ) [Tue 13 Mar 2012 21:23:33]
アルシア > ( しかし、これは私が何もせずに手に入れたものではない。 私はそれに見合う奇跡を起こしてきたのだ。そして、それを起こせるだけ主に、神様に愛されているのだ。 )( 私を暗黒回廊に送り込んだ司祭も、私を今までよりも丁重に扱うようになるだろう。 なんせ、私は悪魔を言われたとおりに倒してきたのだ。 剣を振るう力も無い私が悪魔を倒したのだ。 最後の悪魔は他の者たちと打ち倒したけれど、それとは別に私は一人で巨大な悪魔を打ち負かしているのだ! ) しかも、神の目が届かぬといわれたあの暗黒回廊で、私は奇跡を起こしたのだ…。 ( 自分に言い聞かせるように小さいが力強く呟く。 あそこは神の目が届かない場所だといわれた。だけど、私はこうして帰ってきた。 悪魔を打ち負かしてきた。 目の届かぬところでも、私には神様の加護があるのだ。 ) [Tue 13 Mar 2012 21:11:31]
アルシア > ( 暗黒回廊から帰ってきて、かなりの時間が過ぎた。 暗黒回廊での出来事が嘘のように私の生活は安全かつ素晴らしいものとなっている。 ) これも全て私が主に愛されているから ( 大聖堂の長い廊下で、窓から真っ暗な外を見ながら小さい小さい声で呟く。 明かりの灯る大聖堂の中とまだ寒く、冷たい風が吹く外。 私には雨風から守られ、明かりがあり、食事の心配が無く、他の人間から敬われる立場が相応しいのだ。 ) [Tue 13 Mar 2012 21:01:51]
お知らせ > アルシアさんが入室されました。 『平穏な日々』 [Tue 13 Mar 2012 20:54:29]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『――セレスティアは目覚めて居なかった。』 [Tue 28 Feb 2012 21:50:21]
セレス > ( 数分もかかる長い回廊を降り終え、無骨な鉄の扉の前に2人が並んで立った時―――不意になにか、誰かの囁き声を耳にした。 音が反響して方向感覚が狂いそうな場所だが―――長年彼女を見守って来た二人には分かる。 セレスティアの声だ。 彼女が目覚めたのだ。 ―――然し、その囁き声は小さく内容は分からないが、疑問形の様に語尾が上がったり、僅かに笑い声のような物が聞こえたりもする。 ) ( 誰か其処に居るのか? ) ( 2人は顔を見合わせて頷き合い、意を決して扉を開け放った。 ) [Tue 28 Feb 2012 21:49:48]
セレス > ( 聖教会の使徒の内の2人―――セレスティアが普段暮らしている森の奥の修道院から付き添いで来ている世話係の修道女達がその深い闇の底へと小さな明かりを手に、降りて行く。 世話と言っても延々と眠り続ける聖女の様子を見守り、祈りを捧げ、身体を拭いて、少し口を開かせてゆっくりと少しずつ果実の汁を含ませるくらいのものだ。 元々身体の弱い娘は今までにないくらい青白く息は細く、出来る事は少ない。 一体魔界へと続く回廊でどんな事があったのだろう? ――――背中側から刃物を突き刺したように見える、真っ赤に染まった白外套が酷く傷ましかった。 ) [Tue 28 Feb 2012 21:32:21]
セレス > ( クリスティア聖教会聖女認定セレスティアは先の悪魔との戦い以来、この地下深い闇の中に眠っている。 この洞の底がなにか神聖な力に加護を受けた場所であるというのが1つ、聖教会側から提示された理由。 そしてその裏にもう1つ――――若しもの時、「それ」が這い上がって来るまでに少しでも時間を稼ぐ為。 大聖堂側の知らないセレスティアの秘密。 聖女の身体が今までにない程弱っている今、「それ」が好機を窺っているかもしれないという危険を使者達は恐れている。 世話をしに行く、御身を守る、という名目で足げに通い長居するのはむしろ、監視しに行くと言った方が正しい。 ) ( 深淵は深く深く、螺旋を描いて闇の底へと続いている。 ) [Tue 28 Feb 2012 21:14:24]
セレス > ( 地の底深く、光も音も届かない闇の底に眠っている。 其処が何の為に掘られた場所なのか、或いはその穴が先に在ったのか、兎も角―――ヴェイトス市大聖堂敷地内にある、多くの信徒さえ立ち入りを制限される区画にその祠はあり、地下深くへと続いている。 普段は完全に封鎖された状態で、定期的な清掃が行われる程度の場所にここ数日は灯りを持った何人かの人々が行き来している。 一部の高司祭や関係者、それからクリスティアから来賓として招かれているクリスティア聖教会の使者が数人。 パプテス系の精神治療術などを得意とする術師が招かれる事もあった。 ) [Tue 28 Feb 2012 21:04:39]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『-深淵-』 [Tue 28 Feb 2012 20:57:42]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 いっきいっきツヤッツヤッ(※看護してる方が) 』 [Fri 24 Feb 2012 02:01:09]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『アレコレ世話をされながら小言が右から左へ流れゆく。これも悪魔の見せる幻なのだろうか――』 [Fri 24 Feb 2012 01:58:57]
エリー > 他人を観察する癖をつければ力加減なんて大抵はイメージ出来るようになるもんです。 普通にしてると先頭に立っちゃう人にありがちなパターンですけど、もっと「フツーの人」を偏見を交えず沢山観察した方がいいです。 ようは対比あっての加減なんですから。 ( 御小言、続く。 病的なくらい人間観察をしている人間の言う事は当てにならないかもしれないが、自分がそういう人間だと自覚した上での意見である。 ) はいはい、汗拭いて着替えないと風邪引きますからねー。 なんならまた添い寝します? ( ガードが緩い今がチャンスとばかりに隅々までケアして帰ろうか、いっそ。 爪を綺麗に磨いてあちこちストレッチさせてゆっくり眠らせて。 傷ましい痕を見て思うのはむしろ、ほらみろ、とい無理無茶の証拠を見つけた様な気分。 それと、彼女には悪いがこの傷痕の位置すら、私にとっては変装、演技の材料だ。 何処でどう肌がひきつるか、こういう傷が背中にあるとしたらアレッサンドラは日頃それをどう思っているか、等々。 誤解があるといけないけれど、今が責め時! などというやましい気持ちは殆ど無いのだ。 ) [Fri 24 Feb 2012 01:53:44]
アレックス >  自分が器用とは言いがたいのは自覚していますけど―― いえ ・・・そうですね。( 語尾が濁る。そんな言い方しなくったって―― 私はただ、真摯で在りたいだけなのに。 と少々不貞腐れるも、エリエッタに当たっても仕方が無いのだ。 現に、自分が行過ぎたせいでこうして迷惑をかけてしまっているのだから、彼女の言う通りだ。 反省しないといけない。 髪を梳かれるのも始めは所在なさげにしていたが、諦めたように身を任せて目を閉じる。 こうして、私に気を使って、気を紛らわせてくれているのだろう。 感謝こそすれ、不平不満を言うものではない。) 私はどうも、加減がわからなくて ついやり過ぎてしまうみたいです。 そうでなくてはいけないような気がして―― ( 人にブラシを掛けてもらうなんて、何年ぶりだろうか。 ヴェイトスにきてからはないように思う。 ぽつぽつと思う所を口にしながら、貴族の娘として、当然の事として召使いに身の回りの世話を任せていた頃を思う。 そんな事をしているうちに、ブラシを掛け終えたエリエッタが私の手をとって爪先を見ている。 清潔さは問題ないが、磨かれておらず艶は無く、栄養状態の悪さを表すように血色が悪い。 やがて何かを確認するように腕、肩、背中、腰へと手が進んで。 ) あ、あの・・・ ? ( とか、困惑している内に、身体を拭く準備と着替えが始まった。 なんだか、今日のエリエッタはとても問答無用かつ横暴です。 あれよあれよと言ううちに準備は整い、ばんざーい、とネグリジェを脱がされればあっという間に全裸である。 右半身の殆どに火傷の跡、そして背中には鞭打ちの痕がまざまざと残る、痛々しい程痩せた裸体が晒される事になるだろう。 それは気まずさが漂う「見てはいけないもの」だ。 同性と言えども見せるのは憚られ、俯いて。 ) [Fri 24 Feb 2012 01:41:18]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 [Fri 24 Feb 2012 01:37:00]
エリー > 半ば強迫観念ですよ、それ。 貴女の真似をしてみて本当、よくよくわかりましたけど――――何言ってるんですか、逃げ出して都合のいいポジションに収まって楽してるのは私の方です。 ( 予想通り強くは抵抗しなかったアレッサンドラの髪を梳きながら御小言のような口調で口を尖らせる。 まぁ見る限り、あまり彼女の周りにはこういう事を強く言うような人材が居ない気もするし、此処暫くで幾らか距離を縮めた私が言うのもまた、立場上役目だと思うし。 私はVHGの仕事から逃げているのだ。 吸血鬼の全てを滅ぼさなければならない、という事に小さな疑念を抑えきれず。 その癖こうして関係を完全に絶ち切らず、都合のいい所までは協力すると言う。 杭を刺す所は人に任せる癖に。 ) まぁ、長い目で見れば8割くらいの頑張りで緩く長く継続できる方がよっぽど器用って話です。 ( 髪の毛よし、と。 爪とかちゃんと切ってるだろうか? 清潔にはしてるようだけど―――あと、着替え。 いつもより暖かい部屋で眠っているようだし、布団の中で蒸れてないだろうか。 湿ってたらそりゃあ着替えさせますよね? 普通。 普通。 ) ( ああ、これ豪天寺艶子さんとかに話したら凄い顔するだろうなあ。 ) [Fri 24 Feb 2012 01:03:46]
アレックス > ( 過ぎてしまった事は仕方ない。楽になれと言ったのは自分であるし、と自分も椅子に腰掛けてカップに紅茶を注ぎ、働きすぎ、という言葉に溜息をつく。 )カテドラル様とテトス様にもそう言われました。 健康を気遣えとも。 私などここ大聖堂のシスター達にも及びませんし、貴方にまで負担を負わせているのは気が咎めます。( 彼女等の勤労は尊いものだ。 精一杯世の中を良くしようとしている。 だというのに、自分はそんな彼女等に常日頃から負担を負わせて、それで居て働きすぎだから休みます、というのはとても居心地の悪い事だ。 それに、エリエッタにまでこうして自分の影武者のような事をさせて居る。 はやく現場に復帰しなければ、と思う。 ) え? あ、はい。 ええと、では―― ?( と、相変わらず目的の無い雑談というのが苦手であるのに、難しい話は無し、と言われ、少々困った様子で中空を見上げ、エリエッタの様子でも聞こうかと思い立てば―― エリエッタが椅子ごと移動してきた。 首をかしげて見ていれば―― 櫛を手にし、自分の髪を梳き始めて ) あ、あの、エリエッタ? ( と、少々困惑した様子で、所在なさげに手を動かして。 しかし、咎めるのも気が引けてされるがままである。 火傷を負った際に一度は一部切らざるを得なかった髪も伸びて解かれた状態ではかなり長い。 清潔に保たれているが、日ごろの栄養状態と睡眠不足を表すかのように毛は細くて艶に乏しく、状態は宜しくない。 ) [Fri 24 Feb 2012 00:52:28]
エリー > ( 此処最近、アレッサンドラになったまま何時間も過ごしたり、芸能横町の歌い手カミラになって社交的に過ごしたり、そんな時間が多くなってあまりエリエッタ・嘉村としての時間を作っていない気がする。 両極端の食生活や思考回路の調節をしなければならないのが少し大変だが、私は一度役に入り込んでしまうとそういう所から都合よくコントロールできなくなってしまうのだ。 ようするに、アレッサンドラになっている時はあの驚くべき粗食で一日を過ごすのが当たり前だと認識しているという事。 よく生きてるな、とすら思う。 ―――と、そのアレッサンドラが珍しい物でも見る様に此方を見ている。 警戒心の薄い子供か若しくはお婆ちゃんみたいだ。 ) ――――今日は難しい話は置いておきましょう。 ちょっと様子を見に来ただけですし。 ( 早く働かなければ、と思うような話はしない。 今の自分の状態が傍目にも酷いと思わせるような表現も避ける。 私は精神医療とか魔術とかはまるでわからないし、出来る事なんて顔を出して言葉や態度で安心させる程度だ。 ふと、アレッサンドラの下ろした髪を見て椅子を移動させ後ろに回って、櫛で梳いてみる事にした。 教会の人の世話だけじゃあこういう所、ちゃんとしてなさそうだし。 ) [Fri 24 Feb 2012 00:34:50]
アレックス > ( 手際の悪さを露呈しつつ、茶葉を入れたポットに湯を注ぎ、カップを暖める。 なんというか、普段いつもどこかで張り詰めている緊張感が感じられない有様だ。 いくらかはイメージ戦略としてそう見えるよう装っている部分もあるとは言え、聡明さと実行力で名を知られる様子とは程遠いだろう。 茶葉が十分に蒸れるのを待つ間に、楽にしろ、といったエリエッタを見て居ると―― あれ?と首を傾げる。 何故、ローブや包帯だけでなく服まで脱いでいるのだろう。 )・・・ あの。( と、どこか焦点の合わない、現実感が無さそうな様子で脱いでいく様を眺めた後、遅ばせながら声をかけるもエリエッタはすっかり下着姿で、着替えを取り出している。 その上着ているものは何故か全て自分の持ち物と酷似している訳で、それもさらに首を傾げる原因となるが―― ああ、エリエッタは1から10まで成りきる事で変装しているのだったか、と視線を上げて、中空を眺めながらぼんやりと考えて。 ふと視線を下ろせば、お茶はもう良い頃合。 カップの湯を捨てて、紅茶を注いで―― 質素な陶器のカップ&ソーサーをエリエッタの方へやりながら、化粧を落とす様子にじっと見入る。 エリエッタは不思議だ。 ) [Fri 24 Feb 2012 00:21:53]
エリー > ――――。 ( お茶なら私が、とか、無理をしないで、とか、口に出そうとして止めた。 余り色々喋り過ぎると余計混乱するだろうし、混乱している自分に怯えてしまいそうだ。 傍から見ていてその様子は、「このままずっと治らなかったら」とぞっとする程正常とは程遠い。 此処暫くの街の様子や小さな事件についてなど報告できればとも思ったが、それも中止だ。 今日はただ様子を見て症状を理解し、出来るだけ彼女の聞きたい話だけしよう。 ) まあ、だいたい貴女は働きすぎですし。 長めの休みを取れって事ですよ。 ( そう言ってたどたどしくお茶の準備をするアレッサンドラの姿に気をつけながらフードの付いたローブを脱ぎ、しっかり固定した鬘を脱いでピンを1つずつ外し、包帯を外し―――さらにアレッサンドラから借りている服を次々脱いで下着姿になった後、おもむろに鞄の中から大聖堂の修道服を取り出して着替える。 元々中に入ったらこの恰好に着替えるつもりで持ってきた物だ。 椅子に座って化粧道具を取り出し、顔に施した簡単なメイクも拭き取ってしまえばほぼ素顔―――瞳の色だけ青いままなのは、刺激の強い樹液から取った色素で色を変えているからだ。 自然に戻るまでこのままなのは仕方が無い。 ) [Fri 24 Feb 2012 00:01:33]
アレックス > ( 招き入れたものの、どうしたら、と足を止める。 ええと、椅子を、と考えているうちにまた思考がぼんやりとしてしまいそう、で。 その合間にも、エリエッタが急な来訪に謝辞を述べており、色々と、間に合わない。 ) ・・・ え? あ、ああ―― いえ、こちらこそ。 その そう、連絡もできずに。( すみません、と。 どうも調子が悪い。 一呼吸遅れて相手の言っている事が理解できるような、そんな鈍さ。 幾ら療養中とは居え、気が抜けすぎているのではないか、少し自己嫌悪を感じたりもする。 ええ、と そう、椅子。 ) どうぞ、かけて下さい。 その格好は息苦しいでしょう、楽にしてください。( と、改めてエリエッタの姿を見て付け加える。 自分の扮装をして居る様を見るのは、あまり居心地のよくないものだ。 私が私でないような、なんだか妙な気分になる。 けれどあれはエリエッタで、私の不在を知らせぬために扮装をしていて―― と、一つ一つ今おかれた状況を確認しながらお茶の準備にかかる。 どこかぼんやりしていて手元は怪しく、ポットの準備をして茶葉を探すような手際の悪さである。 ) [Thu 23 Feb 2012 23:49:29]
エリー > ( ―――反応が遅い。 矢張り扉を開けてみるか、と判断した丁度それくらいのタイミングで中からよく覚えのある声が返ってくる。 いや、確かに彼女の声ではあるが―――何処か力の張りのない、ぼんやりした声だ。 ベッドから出なくてもよいと思ったが、いそいそと音がしている間に押し入るのも失礼かと暫し待ち、扉が開いた。 ) ――――…ああ、お久しぶりです、急にお邪魔してすみません―――いつも抜き打ちですけど。 ( 自分で言ってたら世話ないが、よく考えてみればアポを取って来る事の方が珍しかった。 いつも周囲の目を出しぬいて、いきなりだ。 私やろうと思えば空き巣になれるな。 ) いえ――――貴方こそお疲れ様でした。 冷えるでしょう? ベッドに入って下さいな。 ( ―――以前からあまり健康的ではなかったが、久し振りに見る彼女の顔は一見まともな返答が出来ているようで、何処か意識が散漫だ。 来客時特有の気の張りが瞬間瞬間で途切れては不意に思い出したかのように周囲を確かめ、一から状況を確認し直しているかのように見える。 ) [Thu 23 Feb 2012 23:34:00]
アレックス > ――・・・  ( ノックの音にはっと我に帰る。 集中した上で拡散しているような曖昧だった境界が像を結び、2週間の間で見慣れた部屋の様子が目に入り、思わずソレを見渡し確認し、小さく息をついた。 緊張しているのか、弛緩しているのかよく判らない。 けれど身体は妙に強張っていて、疲れているような気もする。 ) はい、今出ます。( と、扉に向かって声をかけ、清潔なベッドの上にかけてあったショールを肩に掛け、ベッドから降りて扉に向かう。 扉にはカギはかかっていないし、ここは大聖堂―― 防犯という意味での警戒は必要ない。 ) ン っ! ( そしてドアを開け、ドアの影からそっと顔を出して目の前に居る姿に声を出しかけて、口元を手で抑える―― 自分のしてきた事とはいえ夜中に会うには、心臓に悪い装いだ。 ) す、すみません、驚いてしまって――… ご苦労様です、エリエッタ。さあ、中へ( 装いを見る限り、彼女が提案した通りにプランは進んで居るようだ。 ドアを引き、中へと招こう。 普段尻ほどまでに長い三つ編みにされた髪は解いており、ショールを羽織って居るが、レースやフリルを多様した白い長尺のネグリジェ姿である。 少々恥ずかしいが、同性であるし、他に服もない。 それに、自分の変装まで頼んでいる相手であるし、まあ致し方ないだろう。 ) [Thu 23 Feb 2012 23:18:18]
エリー > ( 本物―――アレッサンドラが帰還してから直接会いに行くのは初めてになる。 帰還後も変わらず影武者を続行しているのは、その方が良いという判断で続けているだけのこと。 一応、大雑把にその後の彼女の経過は聞いているし、周囲の許可も得ての事だ。 ) ( 変装して代役を務める事、に関しては、だが。 ) ――――見つけた。 ( ようやく見つけた個室は、大聖堂内で勝手に情報収集して探り当てた、現在アレッサンドラが安んでいる部屋だ。 なにせこっそり彼女の普段使っている質素な部屋を訪れたらもぬけの殻だったから。 此処を訪れる許可は貰っていない。 あまり長く廊下に出ているとしれっとした顔をして外を歩いている私の姿に誰か気がついてしまうかもしれない。 私はその扉を3回ノックして暫し待つ。 まあ、暫くして返事が無ければノブを回してみるけれど。 返事が出来るのかもわからないし。 ) [Thu 23 Feb 2012 22:48:53]
アレックス > ( さて、そんな環境の中で過すアレッサンドラはどうしているのかと言うと、深窓の令嬢よろしくぼんやりと過している。 本来の使命に戻りたくもあるのだが、外出を禁じられて外出用の衣類や靴、装備に至るまで全て没収されて、寝間着しか残っていない。 ある意味軟禁状態である。 どうにも中身が頭に入ってこないギルドの報告書や、大聖堂の蔵書を読んで日々を過している――― が、本当の所、今自分がどこに居るか、自分が誰なのかが曖昧になる事が多々ある。 それは暗黒回廊での体験と、悪魔の王子デイ・ザラントとの戦いで「門」を広げすぎ、「根源」からの逆流が起こってしまった事、両方に原因がある。 意識が遠のいて呆っとしていたかと思えば、セレスティア様を探さなくては、という焦燥感に駆られる事や、ちょっとした段差に躓いてバランスを崩す事に背筋が凍るほどの恐怖を感じたり、こんな所に居るはずも無い赤い肌をした悪鬼の姿を警戒したり、と環境は満ち足りているのに心が休まらない日々が続いている。 )――・・・   ( 今も、来客用の上等なベッドの上、ヘッドボードに身を預けてパプテス呪術に関する本を手にしたまま、静かに揺れる蝋燭の炎を、凝っと見入っている。 ) [Thu 23 Feb 2012 22:40:37]
エリー > ( 教会内部の人間以外は許可なく侵入できない様な、表の煌びやかな聖堂とはうってかわって暗く寒々しい廊下を、姿勢の良い女が一人歩く。 頭まで被るローブ姿から覗く金色の髪、青い瞳、包帯に覆われた顔、腰から剣帯で吊るした高価そうなレイピア。 ある種分かり易い記号を揃えたその姿を見れば、この街に住む多くの人が直ぐに「ああ」と思うだろう。 大聖堂の来賓にしてVHGカーンに所属する、アレッサンドラ・マリア・クレメンテ――――火葬の死神である。 ) ( と、同時に、彼女が此処を歩いているわけが無いと知る人間も幾らか居る。 その中で、このアレッサンドラが別人であると言う事を知るのはさらにもうひと握りだろう。 大聖堂関係者ではないが、きちんと許可を取って出入りするアレッサンドラ公認の偽物―――エリエッタ・嘉村である。 アレッサンドラが暗黒回廊へ入った少し後から市内で目撃され、現在も定期的に姿を見せている警邏の姿は全てこの女だ。 ある種吸血鬼狩りのシンボル化しつつあるアレッサンドラの不在を晦まし、抑止力を維持する為に今しばらくこの撹乱は続く予定である。 ) [Thu 23 Feb 2012 22:25:37]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 関係者以外立ち入り禁止区域 』 [Thu 23 Feb 2012 22:13:12]
アレックス > ( 平素の寝食の暇を惜しんで自らの掲げる吸血鬼の撲滅に邁進し、わざわざ死神のような姿をして吸血鬼に関ったものを燃やし尽くす火刑好きの魔女、といったイメージからはかけ離れてはいるが、実はそう体の丈夫な方ではない。 情けない事だが、ヴェイトスに着たばかりの頃は暑気中りで伏せっていた事もあり、赤い雨事件では瀕死の重傷を負って療養を余儀なくされていた事もある。 また、悪魔に関る事件だけに大聖堂の対応も手馴れたもので、アレッサンドラ・クレメンテは普段使っている僧房から療養に適した、本来彼女が居るべきである来客用の部屋へと移され、回復に支障の無い環境に置かれている。 平素において過分な修道を自らに課し、健康を損なうレベルにある為、反応が薄いのはかえって都合が良く、これを機会に健康体に導くべし、と思われている位だ。 そのような具合で、大聖堂によって十分に手の尽くされた状態で過しているのが現状である。 ) [Thu 23 Feb 2012 22:09:48]
アレックス > ( ルイポーウェルの魔術研究により明らかになった悪魔ルイポーウェルの復活を阻止すべく、暗黒回廊に挑んだ総勢10名の者達は無事ルイポーウェルの完全な封印を成し遂げ、王子デイ・ザラントを倒し、ヴェイトス市へ帰還した。 が、その大半は怪我一つ無い有様とは裏腹に、無事とは言いがたい後遺症を負っており、アレッサンドラ・クレメンテもその例に漏れず、精神的衰弱を原因に長期間の療養が必要と判断された。 帰還直後は意識も朦朧としており自分で立ち上がる事もできない有様であったが、事件から2週間あまりが過ぎ、自力で起き上がれる程度には回復した。 しかし、暗黒回廊で極度のストレスに晒された事が原因か、どうも上の空で心此処に在らず、と言う状態が続いている。 ) [Thu 23 Feb 2012 21:48:59]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『アレッサンドラ・クレメンテのその後』 [Thu 23 Feb 2012 21:48:32]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『おやすみなさい、アンヘル様』 [Mon 23 Jan 2012 03:18:54]
お知らせ > アンヘルさんが帰りました。 『 後の楽しみの為に、頑張ります。 ( 冗談を口にしながら、おやすみなさいと挨拶を )』 [Mon 23 Jan 2012 03:17:17]
アンヘル > ハイ! ―――と…いけない。遅くなりすぎると、また小言をうるさく言われてしまう。 ( 結果を出していない聖女に対して、監督役の周りの付き人からは若干厳しい目で見られている。……まあ、お芝居をこっそり見に行ったりとちょくちょく抜け出しているのだから、自業自得っていうのもちょこっとあるのだけれど。 ) ――――わかりました。ちゃんと、考えておきます。 ( 言葉にして、考えてみて―――うん。 ) [Mon 23 Jan 2012 03:16:34]
ジャスティス > わかりました。とりあえず、警邏の前に、訓練から始めましょうかね。基礎の基礎からみっちり行きましょう。今日はこんなところでお開きとして……次回までに宿題です。何を目的に戦うのか。これだけ、言葉にしてもう一度考えてみてください。目的というのは、シンプルなものほどいいのですよ。殺し合いの最中に悩んだりしてたら死んじゃいますからね。もちろん、主のために悪魔を滅ぼす。戦うこと自体が目的、でも構いません。鍛錬上でみっちり訓練した後は、デザートが待っておりますので。 (そういって笑い、一歩下がる) [Mon 23 Jan 2012 03:04:31]
ジャスティス > (この修道女自身も、弱かったり都合よく考えたり、逃げたりしてしまう人間そのものが大好きなのだ) [Mon 23 Jan 2012 03:00:12]
アンヘル > ( その難しい顔にくすくすと笑った。彼女はとても人間らしい。そういうちょっと見過ごせない欠点もあるから、親しみを持ちやすいのだ。―――それは聖女として憧憬の眼差しで見ることは許されないけれど。 ) ――――少し、悩んでいるのも事実です。私は聖女としてまだ未熟です。それでも私が聖女としてある為に。私が主に生かされたのは、剣を振るう為ですから。 ( 正統のエクソシストの道もある。聖女として、偶像としての道も。けど私はどの道に行くとしても、剣を握り続けなくてはいけない。それは使命であり、運命だ。 ) ――――― ( じっ、と真剣にジャスティスの顔を見つめ返した。 ) ( そうして口を挟むことなく、最後まで彼女の言葉を聞けば。ハッキリと首を縦に振って頷こう。 ) ハイ、覚悟します―――わかりました。 どうかこれから、改めてよろしくお願いします。 ( 生き延びること―――それは、私が学んでいなかったこと。けれどこれからはその教えに耳を傾けよう。そう何度も何度も、彼女にそれを失う気分を味あわせてしまいたくは無いから。 ) [Mon 23 Jan 2012 02:49:53]
ジャスティス > 後は素行を直せばなぁ……と自分でも思います。 (難しい顔をして腕を組む。飲酒はまぁ禁じられてないけれど、男好きはまずい) 修練を積んで、今回の回廊のような事件や、正統のエクソシストとして働く道もあるのですよ?私のようなやり方は、いろいろと余計なことも覚えないといけない……まぁ、戦い方を教える、というのであればできるだけのことをやります。私も怪力頼りで生き残ってきたわけではない、初めは私もこんなメイス、振り回せなかった。とはいえ、私の本来の戦い方は少々邪道ですので、いろんな方にしっかりと基礎を習うのがいいでしょう。ヴァンパイアの知識は、VHGの関係者に。しっかりとした剣術もそれなりの人物に習ったほうがいい。私が教えるのはそう……生き延び方ですね。 (そこまで言うと、じぃ、とアンヘルの顔を覗き込む) 昔、私には妹分がおりました。危ない真似などさせたくなかったから、戦い方は教えなかった。そして彼女は人のために戦って死んだ。私はあなたに知っていることをたたきこみます。死んでほしくありませんから。少々、手厳しくなりますがよろしいですか? [Mon 23 Jan 2012 02:27:26]
アンヘル > ( 頷かれて返ってきた返答に、表情を綻ばせてこくりと頷いた。甘味処を巡るのは聖女にとっての数少ない娯楽の一つ。 ) ………ジャスティス。貴女は、立派な人ですね。 ( シスターの言葉に耳を傾けた聖女はそう答えた。幸せにあればいい。それは誰もが望むこと。そしてそれの脅威となるものを悪と呼ぶのだし、ならば私はその悪を断つ為に生かされている。 ) 吸血鬼にも様々いますから、役に立つ事はできます。ですが……ハイ。不甲斐ない。 ( 単独では、と言われれば。意固地になって否定をするのは簡単だが、その事実は認めるしか無かった。 ) 私は―――前に立ちたい。私が主から与えられた力と命は、剣となるためにありますから。 ( けれど自分の実力が足りないのは事実。それはウォータリアンが聖堂を襲ったときに思い知らされた事。 ) ……あの、シスター・ジャスティス。もしもよろしければ、私に実戦の手ほどきなども教えていただけないでしょうか? 貴女は色々と経験が豊富なお方です。 [Mon 23 Jan 2012 01:57:56]
ジャスティス > ええ、ありますよ。今度昼間にでも行きましょう。 (元気よく言うと、年の離れた聖女に、優しく語りかける。お店を回ってみたり、町の人にあいさつしたり、ちょっと話を聞いてみたり、そういったものも大事なことです。少し変わったところではありますが、そこに人が住んでいて、彼らの生活の中に潜む脅威をとりのぞくのが、私たちの仕事なのですから。一番のコツは、そこです。これは文句なしに、私の管轄なのですよ。(暴力だけでは大したことはできない。大聖堂が難渋しながらも修道女を評価する点といえば、暗黒街に比較的話を通すつてのある点だろう) ふむ……そうなると、やはり除霊向き、かな?ヴァンパイア相手は……単独だと危なそうですね。 (ちょっと難しそうに顔をしかめて) アンヘル様は、どういった方向性を目指してらっしゃるのですか? [Mon 23 Jan 2012 01:33:05]
アンヘル > 肉体派……。うん、肉体派。それならセーフ。 ( ×脳筋 ○肉体派。その響きと印象の差を比べてみれば、納得してしまったように頷いていた。 )( 掃除はもう終わったところだから、あとはジャスティスに手伝ってもらって元あった場所にちゃんとバケツや雑巾を片付けていこう。 ) そうだったんですか! へー……あの、アマウラの方のお菓子で評判の店とかもありませんか? ( 聖女のクセにそういうのを贔屓したり―――いや、違う違う。話題が変わればキリッと表情を引き締めたものにして。 ) 悪魔祓い、それから悪霊を除霊した経験は何度も。私の聖務は主の祝福を受けた剣と天からの加護を自らの身に顕現して、邪悪を探し斬り伏せる事にあります。ですから訓練を受けたのは、主に邪教徒や主の祝福の手から離れた霊に対しての対応を身につけました。 ( だから正確には肉体派でも、相手をするのは精神面の敵が多いのだけれども。しかし天使の力は身体能力を向上させる効果もあり、純粋な身体能力のみでそれらを相手する事もできない訳ではない。むしろ自身としては、人が為す邪悪も見逃せない性格だ。 ) [Mon 23 Jan 2012 01:19:56]
ジャスティス > あれっ?ほめてますって……ほらほら、言い方が悪かった。肉体派!肉体派ですよ!! うんうん、いい心がけです。では先に、ぞうきんがけのほうを片付けちゃいますか? (もう終わっているなら、バケツとかの片付けか) ええ、このあたりからも場所によっては見える時計塔があるでしょう?あれは暗黒街にあるのですよ……あのそばにあるパン屋さんは美味しく手ですね……って、そういう話じゃないか。 と、いまさらですが、アンヘル様は、実戦経験のほうはいかほど?そも、どういった対象を想定した訓練を積まれたのですか? (普段とは違い、目つきも少し真剣稲荷背筋も伸びる) [Mon 23 Jan 2012 00:58:33]
アンヘル > そんな、素養があるだなんて……―――いやこれ怒る所で、合ってますよね!? ( 褒められた気がして少し照れたように頬に手を当てたけれども、冷静に考えれば酷い事を言われてないか! ) 主の手となり足となり仕える者として、当然の心構えです。 ――――ああ、それはとても助かります。ありがとうございますシスター。喜んでその提案をお請けします。 ( その提案を聞けば、聖女は感謝の言葉と共に丁寧にシスターへと頭を下げた。 ) どうかよろしくお願いします。今は私もこの街に住んでいる者の一人ですから、そういったものを学べるのなら是非に。 ( なるほど、それはわかりやすい例えだ。それならお言葉に甘えさせて、私は彼女の庭を紹介させてもらうとしよう。 ) [Mon 23 Jan 2012 00:45:59]
ジャスティス > 我が大聖堂には脳筋がたらんのです。せっかく素養のある聖女様がいらっしゃるのですから、活用しない手はありません。 (すさまじく失礼なことを言いながら、腰に手を当てて) ふむ……ご立派ですねぇ、アンヘル様は。ではまぁ、気分転換、というとエクソシストたちにもヴァンパイアにも悪いですが、ちょっとした警邏の手ほどきでも、ぞうきんがけの後に教えて差し上げましょうかね。 詳しい?なにをおっしゃいますか。私はあの町に住んでいるのです。アンヘルさまが、自分の部屋に何があるか知っているのとさほど変わらないほどにあの街を知っています。だから、アンヘル様が拒まないなら、あの街自体もいろいろ紹介してあげたいですね。 (ぞうきんがけよりは、意識が向くだろうと警邏の提案をして) [Mon 23 Jan 2012 00:30:40]
アンヘル > ……シスター。私の事、ちょっと脳筋だと思ってません? ( ――――しかしどうしよう。冷静に私自身の力を振り返ってみれば、霊体をぶん殴れるジャスティスと大して代わり映えも無いような気もしてしまう。というか思いっきし物理で殴るカテゴリで合ってた。 ) ……若さは未熟さの言い訳にはなりません。少なくとも、それを弁明にすることを私は他者に良しとしませんし、ならば自分でもそうなるのは自明の理です。 ( 他人に厳しく、そして自分にも厳しく。しかしたまに緩い所もあるのは、聖女といってもまだ年端も行かない少女だという事で目を瞑ってほしい。 ) ――――ハイ。そういえばジャスティスはあの辺りには詳しいのでしたっけ? ( ジャスティスの提案にやる気満々に拳を握り締める。先ほどまで落ち込んでいたけれども、こうして自分のするべき事を見つければ、今すぐにでも行きそうなぐらいにヤル気満々だ。 ) そうなのですか。―――吸血鬼狩りとして名高いお方も傍にいますし、セレス様も無事であると良いのですが…… ( 気持ちは切り替えたけれども、それでもやはり祈ることしか出来ない身は歯がゆい。私の力は、その祈りを叶える為にある筈なのに ) [Mon 23 Jan 2012 00:19:51]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 23 Jan 2012 00:13:58]
ジャスティス > そうです、私たちは物理で殴ればいい。 (どうやら修道女の中ではアンヘルは自分と同じ前衛属性候補のようで) 大体まだお若いのですから、できないことのほうが多くて当たり前です。焦っちゃだめですよ?まぁ、いけなかったことが残念なら、こちらで結果を出せばいいじゃないですか。暗黒街の警邏でもされてみては? (なんて背中をたたきながらも、アンヘルの続く言葉には首をひねって) いやぁ、私もちらりと見た程度で。アレックス様はよくご存じのはずなんですがね。聖教会同士ですし。 [Mon 23 Jan 2012 00:02:14]
アンヘル > ( 生真面目な部分もあるから、こういう時にはつい責任を感じすぎてしまう。気心の置ける知り合いも少ない今の状況では、そういった慰めの言葉を言ってもらえるのがありがたい。 ) し、シスター・ジャスティス……! そうですね、私は私に出来ることを為すべきでした。 落ち込んでいる間など惜しかった。 ( 普段あまり聞かない声色に、気遣ってくれている優しさが伝わってくる。―――いけない、聖女たる者が他者からそうされてどうする!私はむしろ、それをする側だというのに! ) ――――そういえば、ジャスティスはセレス様や他の聖女の方々ともお知り合いで? ( 話には聞いたことがあるけれども、私はまだ直接の面識は彼女らとは無い。どんな人物なのだろうかと、同じ聖女という立場にいる者として興味は強く覚える。 ) [Sun 22 Jan 2012 23:51:26]
ジャスティス > お? (あからさまに落ち込んでしまったアンヘルにさすがにまずいと思ったのか慰めるように声をかけて) まぁまぁアンヘル様。この一戦に参加できないからと言って、ダメな聖女だなんてとんでもない。 人には得手不得手というものがあるんですし。たとえば、セレス様は、武器を持った邪教徒に襲われればひとたまりもないでしょう。私たちは、彼女たちが十全の働きができるように、肉のある暴力から彼女たちを守ればいいのです。ウォータリアン事件の時だってそうだったじゃありませんか。 (珍しく多少優しい声音で) [Sun 22 Jan 2012 23:38:18]
アンヘル > ( グサッ )( 居残り組という言葉が胸に突き刺されば余計に落ち込む。う、うぅ……。 ) 邪悪はびこる場に打ち倒しにいく事も出来ない……無能だ……うぅ……私…駄目な聖女なんだ……… ( ジャスティスが戻ってきても、聖女の方はまだ落ち込んでいた。ここでこうして無事を祈る事しか出来ないなんて。ただでさえ私の力は神の威光を悪逆に知らしめる暴力装置の側面があるというのに。それを振るうべき場に訪れる事すら出来ないなんて! ) [Sun 22 Jan 2012 23:30:45]
ジャスティス > いやぁ、アンヘル様も居残り組ですか!ちょっと待ってくださいね、これ、置いてきますから (そう言って、パタパタと木箱を抱えてかけていく修道女。居残り組、という言葉に嫌味な響きはない。全く気にしていないわけではないだろうが、アンヘルほど気にしていないようで。数分後、元気よく修道女は戻ってきて。セレス様たちはうまくやってますかね) [Sun 22 Jan 2012 23:22:06]
アンヘル > ( そう、シスター・ジャスティスは色々と素行に問題のある人だ。けれど実績もあるし、聖堂騎士だかなんだかになる話も上がっていると聞くし。 ) ………私……私はは問題児のシスター・ジャスティス以下……… ( 私は確かに聖女である。だが実際の功績を比べてみれば、それはむしろシスターの方に失礼というものだ。楽しそうな鼻歌に対して、こっちは激しく落ち込んだような気分でブツブツ呟いていて。 ) ( あれ、どうしてシスターの事をぱっと思い浮かんだんだろう?と疑問に思ったけれど。 そうか、この声はシスターか。 ) こんばんわ……。シスター・ジャスティス。お元気そうで何よりです。 ( 何かお仕事中であろうか。取りあえず私の掃除の方は終わり、あとは色々と欝な気分になろうかと思っていたところである。 ) [Sun 22 Jan 2012 23:17:13]
ジャスティス > HUHUHUWAWAWA〜♪ (どこかから聞こえてくるのは、なんだかふわふわし感じの鼻歌。どこかスキップでもしそうな楽しそうな声を出しながら、一人のシスターが近づいてくる。大きな荷物を運ばされて、馬車馬のように働いているのは修道女、ジャスティス・ブラウニー。大聖堂でもトップクラスの問題児であり、テトス様はもっと厳しく注意したほうがいいんじゃないかという意見も多々あるが、きっと波長が合うのだろう) あら、アンヘル様じゃないですか。 [Sun 22 Jan 2012 23:09:01]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 22 Jan 2012 23:01:26]
アンヘル > ( ―――ハァ ) ( しかし落ち込む。気分が沈む理由は、件の暗黒回廊の事件に関してだ。他の聖女の方々が参ると聞いて、私もまた意気揚々と乗り込もうとしたのだけれど――― ) ( ―――貴女には素養がありません、と言われた時には頭をガツンと殴られたような衝撃を受けた気分だった。 )( そうして自分がここに来てからしてきた事を振り返ってみる。―――ひょっとして私は、周囲の模範であるどころか聖女として役立たずなのでは無いのだろうか?今回の一件ではその烙印を押し付けられたような気がしてきてしまう。 ) [Sun 22 Jan 2012 22:59:58]
アンヘル > ( 聖女認定を受けて、このヴェイトスに出向という形で来ているこの赤毛の少女には、それが義務付けられている。パプテスに仕える信徒として恥ずかしくない振る舞いを。そして他者の模範となるようにと。 ) ( 悪魔祓いの時や趣味の為にこっそりと抜け出したりをするなど、そういった一部の例外を除けばこの聖女は一般的な修道女に近い生活をしていた。もう少し聖女らしく自分の地位を振り返り、あまり普通の人と同じようにしていては尊厳も何もあったものでは無いけれど。 )( それでも私は聖女であり、神の使いであると共に一人の信徒だ。それがどうして地位を笠に着ることが出来ようか。礼拝堂で雑巾を絞りながら、こういった行為には不満を募らせる上役に反感を覚えよう。 ) [Sun 22 Jan 2012 22:54:18]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『 模範たれ 』 [Sun 22 Jan 2012 22:46:21]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『まーじめにはたらいてるじゃないのよ』 [Sun 22 Jan 2012 02:01:05]
ジャスティス > うむうむ。早いところ素行を直して、こう、騎士っぽい恰好をして聖女様たちを守ってあげたいわねぇ。 (そういってため息をつく修道女だが、後輩のはい、素行を直せばきっと似合うと思いますよ、鎧姿。なんて言われれば危うくこけそうになって) [Sun 22 Jan 2012 01:09:43]
ジャスティス > たとえばね、私は腕っぷしが強いから、肉の体を持ってる魔物や化け物からみんなを守れる。だからシスターだけどこんな武器なんて持ってるわけよ。あなたはかわいいし気が利くし先輩思いだし、もういるだけでみんなの心をいやすわけよ。こう、ね。できないことを悔しがるよりも、できることに打ち込むほうが建設的でしょ?あ、とはいっても勘違いしないでね、私も奇跡使えるんだから。 (あわてて後輩に奇跡が使えるアピールをしているあたり、やはり気にしているのだろう。まぁ、それも奇跡ではないのだが) [Sun 22 Jan 2012 00:40:51]
ジャスティス > 聖女様たちは、心配だけど、きっと大丈夫よ。アレックス様もいるんだし。悪魔相手なんて怖いわよ〜。もうアレックス様、きっと道端のごみを踏みつぶすくらいの平然とした顔で悪魔虐殺するわよ。確か奇跡も顕現したらしいしね、大分昔の話だけど。 ま、私たちは私たちのできることをがんばりましょう、メアリー。 (荷物運び、が私たちの仕事ですか。ちょっと退屈そうに後輩シスターはため息をつきながら並走する青髪を見上げた。人懐っこい大型犬、ただしバカ。それがこの後輩の先輩への印象だ) [Sun 22 Jan 2012 00:28:54]
ジャスティス > (大聖堂の中庭を動くいくつかの影。人の出入りが激しい大聖堂もこの時間は礼拝の客も少なく、今が好機とばかりに、大きな荷物の移動など行っている。その中の一人、青い髪をした修道女は、大きな木箱を二段重ねにして、てきぱきと中庭を進む) 『シスターは、暗黒回廊へは行かれないのですか?』 (その横を数冊の本を抱えて必死に歩いている後輩の修道女に尋ねられ、ジャスティス・ブラウニーは白い歯を見せて笑った) 残念ながら、私には適性がないみたいでね。ま、聖女様、ってわけじゃないし、波長が合わなかったのかもね [Sun 22 Jan 2012 00:23:40]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『廊下にて』 [Sun 22 Jan 2012 00:17:29]
お知らせ > アルシアさんが退室されました。 『はい、セレスティア様(生き残ってやる。絶対に生き残ってやる…!)』 [Sat 14 Jan 2012 23:03:16]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『はい、では行きましょうか!(死地へ赴くには少し、明る過ぎる声だ)』 [Sat 14 Jan 2012 22:52:01]
アルシア > ( 聖女認定を生涯を費やすに足る使命に幸せを見つけるものと、生涯をよく暮らすための手段と考えているものの差かも知れない。 ) う、うぅ…! ですが、セレスティア様…! ( 何か言い訳は無いものかと頭をフル回転させながら、言葉を発しようと思ってもいい言葉出てこない。 聖女様の言っていることは正しい。これから向かおうと思うものなら、むしろ喜んで賛成することだ。 だけど、だけど…! )( そんな時だった。 部屋の扉が開いて、聖職者というには少し物騒な雰囲気の人間が二人入ってくる。 VHみたいな格好をしているようにも見える。 ) あ、ああ…! ( その二人のうち一人は口を開く「司祭様から、聖女様をお送りしろとご命令を受けてまいりました」 要は確保の命令だった。 ) お、お待たせいたしました…。 この者たちに用意を…させていたのです…。 ( 力の抜けた笑いを零しながら、クリスティア聖教会聖女認定セレスティアに言おう。 一緒の出発だ。 ) [Sat 14 Jan 2012 22:47:50]
セレス > ( 物心ついた頃には既に選択肢は無く、今の自分の身の上は素晴らしい物だと植えつけられてきた娘だ。 実際、聖教会も全くこのセレスティアという娘を無碍に扱っているわけでもない。 過酷な使命や身の上の不自由と引き換えに、高い地位と周囲の環境、衣食住の保証、多少の無理は聞ける範囲で叶えるという事を考えれば、どちらかと言えば恵まれた身の上である。 それに「生涯を費やすに足る使命」を得ると言う事は、多くの人が望んでも手に入れられないものだ。 これをする為に生まれてきたのだと言える人間は多くは無いだろう。 だから、聖女認定セレスティアは、多少の苦痛や不自由など飲み込む程、幸せなのだ。 ) え、でも、あの、なんでしたっけ、情報の共有? よくわからない所に行くんですし、最初は一緒に行った方が―――目的地も多分、最終的に同じですし。 それに、安全? ( 急ぎませんから、と相手の思惑をまるっきり理解せず座して待つ勢い。 一緒にお祈りしたって良いくらいだ。 地下に籠っている時なんか、起きてる間、殆ど全部お祈りに費やしたりする。 ) [Sat 14 Jan 2012 22:29:16]
アルシア > ( 聖女認定っていっても、適当に笑顔振りまいていればいいと思ったのに、やることみんな命懸けすぎる。 命は一つしかないのにどうしてかけなきゃいけないの…! ) そ、そーですよねっ。 聖女として当然の考え方です。 ( 笑顔が引きつりそうになる。 本物だ。正真正銘中身も全部聖女だ。 し、死ぬのが怖くないの? 私は怖い! ) え、えーっ、わ…私は色々と準備がありますから…セレスティア様は私に遠慮などすることなく、行っても構いませんよ? ( それで私が行かなくていいかもしれないじゃないか。なんて淡い期待を持っているが、きっとない。 ) そ、それに出発前に神に祈りを捧げないといけませんし、私の祈りはとても長いんです…! ( 今、目の前にいるのが聖女様には見えない。 死神だ。私を死地へと道案内しようとしている死神に見える。 混乱している頭の中では、色んなことがごっちゃになって、本物の聖女に言ったら失礼なことが飛び交っている。 ) [Sat 14 Jan 2012 22:18:05]
セレス > ( 自分以外に「聖女」と呼ばれる人間に会ったのは小さなサンクトゥス司祭様以来、二度目になる。 比較対象がまるで無いから自分がどうなのか、おかしくは無いか、正すべき部分は無いかと常々思っていた所で―――興味津津、であり、同時に嬉しくもある。 世界の全てを一人で背負おうとする必要はないのだと。 きっと自分達の他にも世界中にこういう風にあちこちに聖女と呼ばれる様な人達が居て、各々が己の役目に従って世界を良い方へ良い方へと導いているのだと。 それはとても勇気づけられる事だ。 自分達の存在が無駄ではないと思える。 ) はい、その為に私は生きています。 この上なく幸せな事です。 ( だからこれから死にに行くかもしれない時にそんな風に言ってニコリと笑う。 ) どうしましょう、私の方は特に準備もありませんから、今すぐにでも出発できるんですけれど―――やっぱりご一緒した方が良いかな、って。 ( いついこっか?的なお話しである。 ) [Sat 14 Jan 2012 22:04:55]
アルシア > ( 元々は地方村で、地味で友達も殆どいないような生活を送っていた。 でも、こうしてどんな形であれ聖女認定されて、今の生活をしはじめて、すぐに馴染んだ。 もっというなら、戻れなくなったのだ。 )( 聖女じゃなくなったら、またあの地味な地方村の生活に戻って、陰口を叩かれながら生きていかなきゃいけないのだ。そんなもの真っ平ご免だ。 今の羨望の眼差しも、美味しい料理も、今の地位も全部ずっと私のものだ! ) いえ、構いませんよ。 えーっと、セレスティア様? ( でも、同じ聖女だ。他の普通の人間からの目だってある。だから、様をつけるのだ。 聖女同士が○○様って呼び合う。自分の持っている勝手な聖女像だった。 ) ―――えっ。 それは、もちろん奇跡の力を持って滅するのが我々の使命ではありませんか…! ( あの話という言葉に咄嗟に反応したはいいけれど、さっきまでの聖女として嘗められない様にしようと考え続けていた頭で答えたものだから、口から出た言葉に自分の血の気が引く。 い、言ってしまった。 ) い、いやですね。 ですがね、聖女の奇跡を安々とですね… ( 口ごもるように、何とか上手い具合に撤回できないか考えながら、喋ろうとするけれど、頭がそんなに回りはしない。 ) [Sat 14 Jan 2012 21:52:27]
セレス > ( わー、と圧倒された。 ヴェイトス市という所、訪れるのはこれが三度目になるけれど―――やっぱり思うのは、料理の味付けがとても濃くて量が多い事と、人々の話し方がこう、なんというか、早口で語気が強い印象。 あと、歩くのも速い気がする。 身の回りの世話をして下さる教会の人達や、アレッサンドラ・クレメンテ様などはもう少し穏やかだけれど、市内で出会った市井の方々はそんなイメージが強い。 アルシア様と名乗られた彼女も、どちらかと言えばそういう側の雰囲気がある。 都会っぽい、というのかな。 ) はい、アルシア様―――籠りがちで此処暫く外に出て居なかったので、ご挨拶が遅れて申し訳御座いませんでした。 ( その口調は呼気と共に抜けるようなゆっくりと小さな声ではあるが卑屈さを含まないもので、初対面の人と話す喜びで少し緊張しているが、興味津津、という風でもある。 ) あの、ところで、今のお話しですけれど―――どうしましょうか? ( どうしましょうか。 漠然とした問いである。 説明足らずの。 ) [Sat 14 Jan 2012 21:40:15]
アルシア > ( 司祭はクリスティア聖教会聖女認定、セレスティアの方をじっと見てから、少し考え込んで、「私は少し席を外す。 聖女認定の方々が会う機会も珍しいでしょう」とか言って、席を立って、部屋を出て行こうとする。 その時の視線は、もう決まっていることだからな。と強く語っている。 ) ―――そ、そうです。私です!私がヴェイトス市大聖堂の認定聖女、アルシア・アンダーソンです! ( 気持ちを張るのだ。 見ろ、聖女とかいっても小娘じゃないか! しかも、何か自信なさそうだし、私の方が堂々としているはずだ! 弱弱しく見える様子を見て、チャンスと言わんばかりに声高々に名乗り上げる。 )( そうだ!私が行かなくても、本物の聖女がいるなら、そっちにやらせればいいじゃないか。 頭の中からは、司祭にとって自分の駒の聖女の名が挙がらなきゃ意味がない事など、抜け切っている。 ) よい、心がけです。 クリスティア聖教会の認定聖女様と言えど、ここはヴェイトス市ですからね。 同じ聖女ですし、アルシア様で構いません。 ( どうだ。私は心が広いぞ! 聖女認定アルシア・アンダーソン様じゃなくて、アルシア様でいいと言ったんだ。 私は聖女だからな。 でも、初めに嘗められては駄目だ。だから、私の方がここでは上なんだという風に思わせなくてはいけない…っ。 一度下に見られたら、それを拭い去るのは容易じゃない。 それこそ聖女認定されるくらいないと駄目なのだ。 忘れてないぞ。昔、私を馬鹿にした奴らめ…! )( 狭い心だった。 ) [Sat 14 Jan 2012 21:25:51]
セレス > ( 当人としてはとりあえずお話しが終わるまで邪魔にならないようにこっそり隠れている心算だったようだが、生憎、この聖女が常に身につけているカソックの中の拘束衣には首の後ろから4本の長い鎖が垂れている。 猫の首輪に鈴の如く、動く度に常にちゃりちゃりと音を立ててしまうのだ。 司祭様と目が合ったと思った瞬間、上がる少女の強い声にまた鎖がじゃらっ、と音を立て、「ヒッ」と蚊の鳴くような小さな悲鳴が上がった。 暫しして、おずおずと銀髪のアルビノイアが物陰から顔を出し、さらに暫しして遠慮がちに姿を現した。 ) あ、あの、お話し中だったので少し待とうかって、あ、もう、大丈夫ですか? あの、はいっ、くりしゅ クリスティア聖教会しぇいじょにんてい …聖女認定、セレスティア です! 此方にヴェイトス市大聖堂の認定聖女様がいらっしゃると聞いてご挨拶に伺いましたっ。 ( と、一息に言い切った後、改めて女性―――少女に向き直る。 ちょっと年下くらい、かな? という一方的な認識。 ) [Sat 14 Jan 2012 21:07:06]
アルシア > ( 物陰にいる少女の姿を見つけて、司祭は大きく咳払いをする。 咳払いにハッとして司祭の視線が向く方を見ると、見慣れない少女がいた。 ) ―――――何者です! ( 席から立ち、少し身を乗り出した格好で咄嗟に口に出たのは、声を荒げた言葉だ。 私は今、非常に不味い状況に立たされているのだ!そんなときに、誰だ、あの娘は! )( その様子を見て、司祭をもう一度咳払いをして、「聖女認定、セレスティア様だ。 同じく神に愛されたものをお忘れかな?」と嫌味ったらしく言う。 ) んっ、んおほん! そうでした。 私としたことが、ここのところの忙しさのせいでうっかり忘れておりました。 ( げ、げぇーっ、本物! ま、待て。本物が出たからなんだ。 私だって聖女だ。同格だ! )( 平静を装うと思っても、足が意思に反して震えているし、胸は痛いくらいに脈打っている。 き、聞かれた?聞かれたの? ) [Sat 14 Jan 2012 20:57:17]
セレス > ( そろそろ大聖堂の中だけなら迷う事も無くなって自由に行きたい所に行ける様になった此の頃―――と言っても、大聖堂の外に出る事は許されて居ないし、そもそもあまり長く外に出ると身体に障るのは本当。 新しい発見もあまり無くなってきて、大聖堂内での行動にも規制は多く、正直退屈に感じていた所だった。 そんなタイミングで今朝がた受けた話―――ああ、ようやく来たか、という気持ちでその話を請けた。 元々、私はこの為に此処に来たのだろうし、退屈から解放されるという気持ち半分、今度も帰って来れるだろうかという気持ちが半分、それから半日の間を奥に設けられた個室で祈りを捧げて過ごした。 ) ( その後夕食を頂いて、聞かされた話。 それを確かめようと1人大聖堂内をあちこち歩き回ってようやく辿りついたのが、ここだった。 見覚えの無い司祭様と若い女性がお話ししている真っ最中で、あ、今駄目かな? と思いながら物陰で様子を窺う。 女性の方が少し声を荒げて、やっぱりちょっと出辛くなった。 ) [Sat 14 Jan 2012 20:48:08]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『ひょこ』 [Sat 14 Jan 2012 20:40:07]
アルシア > ( 司祭の言葉は続く。 馬鹿な魔術師共が滅することもせずに封印しただけの悪魔が、今復活しようとしているらしい。 そこで、吸血鬼だけではなくて、悪魔も倒せば私の名は数段にあがり、聖女としての格も上がる。簡単に言うとそういう話だ。 ) し、司祭様。私の奇跡の力は悪魔に効くかどうかなど分かりませんよ…? もし、もしですよ! もしも効かなかったらどうするんですか! 司祭様、私に死んでこいとでもおっしゃるのですか?! ( 私は聖女だ。揺ぎ無いくらいに聖女だ。 吸血鬼だって二匹も滅ぼしている!ただの小娘には出来ないことだ。 一匹はよく分からないうちに殺してて、もう1匹は手足を切り落として、革ベルトで縛り付けてから、杭を心臓に添えてもらって、私がハンマーを下ろしただけだけど、でも滅ぼしたのは私だ! 私の奇跡の祈りがなければ、殺せなかったんだ! だけど、悪魔は…悪魔は違うじゃないか。 ) ご、護衛! もちろん護衛はいるのですよね…っ! ( そんな護衛も無しに、この私を危険な目に合わせるなど正気の沙汰じゃない。 )( しかし、司祭はゆっくりと首を横に振る。そして、落ち着いて、食事中に他愛ない話をするかのように「奇跡を起こせばよい。 失敗したら、上手く祭り上げてやる。 死んだ聖女も使い道はある 」 ) ――――へ? ( 嘘、でしょ? ) [Sat 14 Jan 2012 20:38:50]
アルシア > ( 此方の言葉に、ようやく司祭も食事の手を止めてこっちを見た。 )( 「この間の地方村のでの一件ご苦労だった。」 労う気持ちが欠片も感じられない声だった。 ) 司祭様、当然です。 私は聖女ですよ? あの程度造作も無いことです。 ( あの地方村のでの一件。 吸血鬼が出たといって、それを奇跡の力を持って滅するということだ。 さも、当然のように平静を装って答えるが、あのことを思い出すと怒りで身体が震えてしまう。 )( あの司祭は何も心配は無い。全部出来レースのようなものだ。安心しろ。とか言っていたくせに、実際に言ってみれば本当に吸血鬼はいるし、連れてきた護衛はイマイチ使えないし、怖いし、食事美味しくないしで散々だった。 あの司祭は私を何だと思っているのだ。聖女だぞ。公認聖女様なんだぞ…! )( 勝手に祭り上げられたことなど、聖女として扱われて過ごすうちに頭の中からは消えていた。 皆が凄い、聖女様、奇跡の方だ。と言うのだ。 そういわれているうちに私は選ばれた凄い人間なんだという気持ちになってきた。 今は確信に近い気持ちを持って言える。 私は公認聖女なんだぞ! )( 司祭の言葉は続く、「だがな、少し足りなくなってきたのだ」 ) はい? ( 何を言っているんだ。 足りない?何が? ご飯? ) [Sat 14 Jan 2012 20:26:17]
アルシア > ( 食事の音しかしない部屋で、その無音を終わらせたのは、女の方だ。 ) 司祭様。お話があるとお聞きしたのですが? ( 食事の手を休めて、司祭の方を見る。 長いテーブルのせいで少し離れた場所にいる男。 司祭ではあるが、真っ当な司祭ではない。 宗教のことには強行的で、荒っぽい手段を用いることも多々ある男だ。 しかも、半分は自身の財を蓄えるためにやっていることだ。 )( そして、私はその男の手で聖女として認定された女だ。 ) [Sat 14 Jan 2012 20:16:29]
アルシア > ( 大聖堂にある一室で、長いテーブルを挟んで二人の人間が食事をしている。 一人は男、一人は女だ。 二人とも大聖堂の関係者らしい、聖職者の格好をしている。 ) ――――――。 ( 部屋の中には、食器がぶつかるカチャカチャといった音しかない。 咀嚼の音は響く食器の音にかき消されている。 )( テーブルの上に並んでいる食事は、質素とはかけ離れたものだ。 肉もあれば、酒もある。 いらぬ豪勢さがある料理たちだ。 ) [Sat 14 Jan 2012 20:11:12]
お知らせ > アルシアさんが入室されました。 『大聖堂にある一室』 [Sat 14 Jan 2012 20:04:26]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 今日はよく冷える。 』 [Thu 29 Dec 2011 01:27:47]
艶子 > ( 私は大聖堂に背を向けると道を歩き出す。途中にあった雪に埋もれつつあるゴミ箱に包みを放って、ポケットに手を突っ込んで歩き出した。 ) [Thu 29 Dec 2011 01:27:35]
艶子 > ( 何が間違っているのか。自分か、友人か、それとも吸血鬼に関わっていること自体が間違いなのか。或いはそれら全て? 豪天寺艶子はあまり笑わなくなった。明るい表情を見せなくなった。食欲は落ち、睡眠時間は短くなり、酒も飲まなくなった。そしていつも倦怠感を身体に感じている。自分の先の事に何か喜びや希望を持たず、プレゼントを渡すという楽しみを見つけたものの、それも今潰えた。そもそも信仰も無く、強烈な動機があるわけでもないのに吸血鬼と戦おうとしていること自体が無理があるのかもしれない。金に大きく執着するわけでもない。もとを正せば被害者であった筈の彼らを、殺害という最終手段で葬り去っていかなければならない。葛藤し、その手段を責められ、逃げ場をなくす。――しかし皮肉な事に、今の豪天寺艶子は以前に比べて冷静のようだ。活動性が低下しているから、条件反射で物事に対応しなくなっている。自信と活力の欠如が、多少ではあるが艶子に賢い選択を与える。…それが本人にとって良いのかどうかは別として。 ) [Thu 29 Dec 2011 01:21:46]
艶子 > ( …結局のところ、これも甘えなのだ。喜んで欲しいということは、つまり自分のことを好きになって、気にかけてほしいのだ。相手の関心をひきたいのだ。――自分の下種さに反吐がでる。やはりその本質は変えられないか?豪天寺艶子。 ) 大聖堂の中に入る前にこのことに気付けたのがせめてもの進歩だな。 ( 私は肩を落とし、吐息を一つ。それは白い息となって流れていく。 ) ( しかし―― 本来、その感情は人間として当たり前のものだ。誰しも好いた相手に好かれたいに決まっている。豪天寺艶子はそれを不要なものとして切り捨てようとしている。正常な自分自身の反応、心を「間違いだ」と否定し、押さえつける。それが新しい亀裂を自分自身に生み出すことも知らずに。歪んでいくとも知らずに。 ) [Thu 29 Dec 2011 00:45:48]
艶子 > ( 降り積もる雪の中、アレッサンドラへの贈り物を手にしたまま、私は大聖堂の外でその建物を見上げていた。喜んでくれるかもしれないだなんていう、一方的な思い込みで舞い上がり、こんな買い物までしてしまった。喜ぶはずが無い。私がこれを渡す前に、私自身にするべきことがあった筈だ。私はまだ彼女の前に姿を見せられるほど成長もしていないし、きちんと借りたお金を返すということもできていない。それまで会わないと自分で決めた筈だ。自分で決めたことはきちんと守り通さなければならない。 ) [Thu 29 Dec 2011 00:33:02]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 私は一体何をしているのだ。 』 [Thu 29 Dec 2011 00:23:43]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『ひときわ大きく白い息が上がる』 [Sat 24 Dec 2011 23:29:31]
セレス > Ils annoncent la naissance Du libérateur d’Israel Et pleins de reconnaissance Chantent en ce jour solennel : Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deo! Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deoooo! ( この街に滞在する間になにかもっと出来る事は無いだろうか。 大聖堂の生活を体験しながらここ数年、私が最後にヴェイトス市を訪れて以来の出来事をあれこれと聞いている。 中には痛ましい事件や多く犠牲を出した戦争もあったようだ。 南の海の向こうにうっすらと見える大きな島を見せて貰ったが、事の異様さを物語っているようだった。 ―――この街の為、傷付いた人々の為、もっと出来る事は無いだろうか。 ) Cherchons tous l’heureux village Qui l’a vu naitre sous ses toits Offrons-lui le tendre hommage Et de nos cœurs et de nos voix : Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deo. Bergers, quittez vos retraites, Unissez-vous a leurs concerts, Et que vos tendres musettes Fassent retenir les airs : Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deo! Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deoooo! [Sat 24 Dec 2011 23:28:23]
セレス > Bergers, pour qui cette fete ? Quel est l’objet de tous ces chants ? Quel vainqueur, quelle conquete Merite ces cris triomphants : Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deo! Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deo! ( 沢山の視線が一斉に向けられている。 王国に居る時も普段は僻地の修道院で最小限の人としか接する事は無いし、城下町に出る時もやっぱり、他人との接触は可能な限り制限されている。 訪れるのはこれで3度目になるけれど、ヴェイトス市という所は本当に賑やかで活気があって、其処に住む人々の姿も多様だ。 信者の中にブラティリアやイエロティアや、見た事のない不思議な姿の人々が居る。 クリスティアでは考えられない事だ。 そもそも、ただイエロティアやブラティリアが普通に歩いているだけで視線を集めるような国だ。 亜人なんて下手をしたら悲鳴を上げて逃げられてしまうかもしれない。 ) [Sat 24 Dec 2011 23:13:19]
セレス > ( 大きく息を吸いこんで深呼吸―――聖堂の中は少しは温かいけれど、出入りが続き開け放たれたままの正門から入る外気で吐き出した息は白かった。 長く続く雨がいっそ雪にでも変われば雰囲気も違うのだろうけれど。 ) ―――Les anges dans nos campagnes Ont entonne l’hymne des cieux, Et l’echo de nos montagnes Redit ce chant melodieux : Glo o oo oooo oooooooria in excelsis Deo... [Sat 24 Dec 2011 23:07:59]
セレス > ( クリスティア王国聖教会から御来賓の聖女認定、セレスティア様であらせられます――――と紹介され、今度は聖堂に集まった人々に向けてまた会釈する。 折角この街で聖夜を祝う事になったのだから、自分も何か参加したいと進言したのだ。 いつもなら国の修道院でこうして歌うのだけれど―――暫く返って居ないけれど、皆元気だろうか。 ) [Sat 24 Dec 2011 22:54:59]
セレス > ( 24日夜、大聖堂は多くの信者が集まり、華美ではないが荘厳にライトアップされて温かな橙色に照らし出されている。 聖歌隊の讃美歌が続く中、その中に不意に現れたのは信者達も馴染みのない若い娘―――クリスティア式の純白にブルーの十字があしらわれた外套を羽織った、銀色の髪、白い肌、赤い瞳のアルビノイア風貌が、曲と曲の合間に聖歌隊の前に立ち、小さく会釈する。 娘が歩く度に、微かにちゃりちゃりと金属の擦れる音がした。 ) [Sat 24 Dec 2011 22:40:00]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『Les anges dans nos campagnes』 [Sat 24 Dec 2011 22:20:36]
お知らせ > アレックス@僧房自室さんが帰りました。 『え?――…… 伝染っては、困ります。( ごにょり。 ちょっとだけ、残念で。 )』 [Fri 16 Dec 2011 02:33:49]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『(ぴた、と出て行く足を止める。)――添い寝していきましょうか?(寒いし。寒いから!)』 [Fri 16 Dec 2011 02:22:19]
アレックス@僧房自室 > そうですか… 私で良ければ、また聞かせてください。( 他人を演じて個を薄めるのが常であろうし、吸血鬼という血生臭いものが絡む心の内を話せる相手が思いつかない、という告白にまた胸を痛めつつ、自分を頼ってくれた事を嬉しく思う。 自分も、友人と呼べる人間は極めて少ない部類だな、とも感じた。 ) 判りました。 重ねて言いますが、身に危険が及ばないようにくれぐれも気をつけて―― 連絡を待っています。( カーンとして見れば、タダでさえ人手が少ないというのに優秀な潜入調査員であるエリエッタを失うのは手痛いが、個人としてみれば任意の情報提供者が増えた、という所だ。 丁度、自分とアイゼンリッターと同じような関係が丁度良いだろう。 ) せっかく訪ねてくれたのにこんな状態ですみません… ッ こふっ ごほッ… んンッ  どうか、うつらないように。 お気遣い、ありがたく頂きます。( 思い出したかのように咳が出て、口元を押さえて顔をそらす。 彼女にうつらなければいいが――… 肩にかけていた毛布をかけ直し、彼女を見送るべく立ち上がって、ヴェールを手渡して。 ハグの一つもすべきだろうが、病人の身では遠慮しよう。 ) [Fri 16 Dec 2011 02:18:03]
エリー > あ、いえ、答えが出せる事なら多分聞きに来てませんし―――愚痴を聞いて欲しかっただけなんですよね、これ。 誰に聞いて貰うべきかって、他に思いつかなくて。 ( 家族は亡く、友人と言える人達とは学校を辞めた時に一気に縁を切ってしまった。 繋がりを絶たなければ彼女らに不吉なものを近付けてしまうかもしれないし、何より、ただの学生がある日突然狩人になるには、今までの人生を全て切り捨てる必要があった。 その後も極力プライベートな時間というもの、自己というものを仕事で塗り潰してきたから、私の周りには誰も居ないのだ。 ) ありがとうございます―――私もとりあえず急がないで、休職扱いにして貰うのが適当かって思ってましたから…暫くは、明らかに有害だと判断出来る部類については通報なり現場で対処なりの協力に留めますね。 ( 処分する段階や無害な吸血鬼の追跡には協力できない、という話―――確かに居るのだから。 間違いなくただ存在しているだけで不幸を振りまく種が。 ) はい、丁度今、身の上を暈し易い所に目星を付けてまして―――収入も切らしちゃってますし。 時々情報交換もしたいですし、落ち着いたらそっちの連絡先も教えますね。 ( アレッサンドラの心遣いを感じる。 社交辞令やお為ごかしではなくて、私の為に言葉を選び、私の為に涙を滲ませ、私個人の身を心配してくれているのだ。 私自身が私の個を潰してきたここ数年間で、そんな事が少しでもあっただろうか。 そう考えると、喉の所で閊えていたものがようやく少し、落ちて行った気がした。 ) …と、すみません、病人にあまり長く時間を取らせちゃいけませんよね。 今日は―――そろそろ帰ります。 ( ちゃんと休んで下さいね、と付け加えて立ち上がり―――。 ) [Fri 16 Dec 2011 01:52:03]
アレックス@僧房自室 > すみません、取り乱して―― ( 鼻の奥がツンとして、すん、と鼻をすする。 みっともない。 彼女の家族が吸血鬼に襲われた事や、感染して吸血鬼と化した母親をVHGが駆除した事。 それを自分が謝ったってどうにもならないのに。 苦笑いを浮かべながら話を続けるエリエッタに胸が痛い。 ) … 因果なものですね。 エリエッタ、私は貴女が心配です。 本当であれば、これ以上吸血鬼に関らない方が良いとさえ感じます。 でも、それはできないのでしょうね――… ギルドについては心配しなくても結構です。 適当な理由をつけて休職という形にでもしておきましょう。 フランベルジュへの対処も行っておきます。( 彼女の気持ちのやり場は、彼女にしか選べない。 私の使命と、彼女の思いは同じにはならない。 けれど、だからといって決別しなければならない訳でもない。 自分はできる範囲で現実的な問題を解決しておこうと思う。 ) けれど、フランベルジュに狙われているのであれば、暫く身を隠した方が良い。 貴女がその気になれば、彼女の目を晦ます事は容易いと思いますから―― 気をつけて。 私は貴女に傷ついて欲しくない。( と、個人的な希望を口にする。 これはお願いだ。 ) 私にできる事があったら、いつでも言ってください。( 私はエリエッタの味方をするが、その上で、エリエッタが如何するかは彼女が決める事だ。 ) [Fri 16 Dec 2011 01:33:04]
エリー > 以前のフランベルジュはどちらかと言うと大人しくて生真面目な部類の―――多少好奇心の強そうな程度の学生でした。 講義以来何度か偶然会う機会があって立ち話を何度か―――熱心に吸血鬼やギルドの話を聞いていましたけど、その時もう、吸血鬼だったんですね。 ( 家を訪ねて来る程の執着があるとしたら、その積み重ねからか。 そうだ、細かい情報だが、招き入れ無ければ家の中には入って来れなかった事、雨の中でも表を歩いていた事も伝えておこう。 吸血鬼の個体差は時に誤った情報になってしまう。 ) 実際に全く血を吸わないで過ごす吸血鬼を見ました。 自分の身の上を嘆く吸血鬼とも話しました。 危害を加えたいわけではない、共存出来るのなら叶えたいという吸血鬼にも。 ―――反面、尋常じゃない力に溺れたり、なってしまった物は仕方ないと開き直ったり、絶対に吸血行為をやめる気は無いと言い切る吸血鬼にも。 わかります、わかってるんです、ギルドのやってる事全てが間違いじゃあないって理屈でわかりますけど――――今、直ぐ、ギルドに戻って以前と同じように例外一つ無く、片っ端から処分―――殺せるかって、ちょっと、無理です。 ( イコール、今すぐリゼルの住処を通報して人員を集めて貰う、という話だ。 どんな経緯を辿ってでも兎に角首を切り落とす為に。 ) 暫く休んで少し、落ち付いたから話に来たんです。 極端に走るのも良くないし―――もう吸血鬼に関わらないで生きろ、って言われても多分無理で。 ギルドから逃げてぼんやり過ごしてる筈なのに、調べちゃうんですよ。 家の周りの条件とか、素性の怪しい人とか。 ( 苦笑いだ。 ギルドの仕事に没頭している間は考えもしなかった。 夢中になっているうちに死んでしまう心算だったから。 ) [Fri 16 Dec 2011 01:00:24]
アレックス@僧房自室 > とても難しい事を聞かれました―― 正直な所を言えば、私も悩み、迷います。 首を切り落とし、胸に杭を打つだけが解決なのか、と。 それらの手段は、恐らくは最善ではないのでしょう。 もっと、吸血鬼の在り方を変えるような、そんな手段もあるのかもしれない。 ( と、膝の上に置いた手を見ながら、ぽつぽつと口にする。 ) 私たちが行っている事は、場当たり的な処置に過ぎない。 根本的な解決には程遠い、対処療法のような――… 二次被害を防ぐだけの。( エリエッタ・嘉村の迷いの根っこは、母は死ななくてはならなかったのか―― いや、何故自分の家族が死んでしまわねばならなかったのか、という其処だろう。 不幸な事故だったというのは簡単だけれど、彼女は傷ついているのだ。 ) 残念な事にそれ以外に吸血鬼の拡大を防ぐ方法を、私は知りません。 私は… 少なくとも「吸血鬼」は根絶するべきだと考えています。 ですが、「吸血鬼になってしまった人」達には、何というか――… 救われて欲しいと思っています。 吸血鬼として首を撥ねられるその瞬間に、死を受け入れ、安らかに眠りにつけるような。 そんな救いがあって欲しい……  済みません。( 其処まで口にして、自分の力の無さに涙が滲んできて、唇を噛む。 私は、この人に何をしてやれるだろう。 何故死ななければならなかったんだ、という叫びに、何の欺瞞も無く、答える真摯な言葉を持ち合わせない。 ) [Fri 16 Dec 2011 00:46:28]
アレックス@僧房自室 > ( エリエッタの口から語られるカリン―― ヴィルヘルミナ・ティアマトの最後。 それに滲む豪天寺艶子とシスター・ジャスティスの行動への嫌悪感を感じ取ってフォローを口にしようとするが、エリエッタ・嘉村の境遇を思うと口を挟みがたい。 自分の眼から見ても二人の行動は場当たり的で、着地点が見えなかった。 ) そうだと良いのですが――… いけませんね。 ああいう事の後は、感傷的になってしまって。( 聖餅に反応が無い事を見て取って、ほう、と息を付きながら、苦笑いを浮かべる。 救い、という言葉に感じる己の行動の欺瞞や、事件に纏わり付いた関係者の思惑など、それらを置いて、自分の気持ちの一部分を口にする。 ) ええ、背格好の公表や資金の封鎖などの燻り出しも必要でしょう。 貴女に対してそのようなカミングアウトを行った理由に心当たりは?( 狙われており、家を訪ねてきた、という下りでは眉を潜める。 傲慢さが目立ったというが、フランベルジュの人間性をよく知らない自分としては経過が良くつかめない。あとで詳しく聞いておくべきか―― 場面の再現として彼女に演じて貰うのも理解を深める一つの手かもしれない。 )――…     ( そして、失踪中の行動を話し始めたエリエッタの言葉に一先ずは意見を挟まず、傾聴する事とした。 幾つか気になる言葉も出てきているが、それの追求は、話を聞く上でまだすべきでは無いだろう。 少なくとも複数の吸血鬼と会話し、感染させられる事もなく、観察の機会を得た事。 ヴァンパイアハンターとしての価値観が揺らぎ、迷った事。 母は本当に首を切り落とされるべきだったのか―― その言葉に胸が痛い。 完全に部外者である自分ですら割り切れずに思い悩むのだ、当事者である彼女の心境は計り知れない。 彼女が椅子に座るのを見て取り、自分もベッドの上に腰を下ろす。 ) ギルドとしてではなく、私の、意見を―― 。 ( 難しい問いだ。 吸血鬼は滅ぼされるべきか、それを吸血鬼撲滅を公言してはばからない自分に聞く。 彼女の信頼を感じるのと共に、何と答えるべきか、と少し考える。 方便や気休めを欲しがっている訳ではないだろう。 返答は、真摯な答えであるべきだ。 ) [Fri 16 Dec 2011 00:35:17]
エリー > 豪天寺艶子が赤ん坊を連れ去ってシスター・ジャスティスの教会に匿った後、カリンに逢いました。 その後の顛末はだいたい把握していますけど――――そうですね。 いかにも、あの二人らしい行き当たりばったり。 むしろ貴女の介入がせめてもの救いだったと思います。 ( 嫌悪感に近い物をあの二人には未だに感じている。 一貫性の無い、衝動的で無計画で場当たりな展開。 自己満足ですらない。 カリン―――ヴィルヘルミナの心を徒に掻き回しただけだ。 思い出すと不快感が蘇って来る。 最後の最後にアレッサンドラが僅かな救いを与えた事だけが唯一の救いだと思う。 ) 以前は平静を装っていたのか、此処最近一気に悪化したのか―――ご家族に連絡と…大学で近しい人間にも、ですね。 私も個人的に狙われているようです。 ( 家を訪ねて来ましたから、と先日の経緯をかいつまんで説明する(※居住区ログ参照)。 聖餅は特に何の反応も示さない。 ―――知らないうちにリゼルやフランベルジュに感染させられた、という事は無かったようだ。 身に覚えもない。 ) ―――何人かの吸血鬼とじっくり話す機会を得ました。 彼女らの一日の生活や実態をじっくりと観察する事も。 ( 僅かに、言い淀む。 聞いて欲しかった話だが、一つだけ嘘を挟む事になる。 リゼルの事はまだ、伏せておきたかった。 ) ―――ギルドの活動が必ずしも正しいか、私の判断が正しかったか、分からなくなりました。 …ちょっと混乱していたのもあります。 暫く距離と時間を置いて、私なりに整理しないと耐えられないと。 ――――私の母は本当に首を切り落とされるべきだったのか。 私が関わってきた吸血鬼達は皆、総じて処分されるべきだったのか。 本当に? ( 一拍、落ち着きを取り戻そうと、勧められた椅子に座る。 ) 分からなくなりました。 ギルドじゃなくて、貴女個人の意見を聞いてみたいと思って、此処を訪ねてみたんです。 [Thu 15 Dec 2011 23:50:10]
アレックス@僧房自室 > あ、えっと… 次は、頑張ります。( 表情をほころばせるエリエッタの前で、二度目、という言葉に気恥ずかしそうな様子で目を反らす。寝巻きというのも恥ずかしい。 ) カリンの件も知っていましたか――… あの一件については余り胸を張れたものではありません。( 豪天寺艶子とシスター・ジャスティスが作った舞台の横合いから割り込んで詭弁を弄して葬ったのだ。エリエッタの手を取り、聖餅を押し付けながら苦々しい思いに頭を振る。 ) フランベルジュ・フランドール。 貴女が調査していたヴェイトス大学の学生ですね。 確か、同じ学生から吸血されたと訴えがあったのでしたか… もう手遅れなのですね?( と、事件の概要を思い出し、先を促しつつ、エリエッタの反応を伺う。 聖餅に反応が無いようであれば、椅子を勧めようか。 そう判断するに至った経緯も含め、もう少し話を聞く必要がありそうだ。 フランベルジュ・フランドールの調査を行うだけなら半年も連絡を断つ必要はなかったのだから。 ) ギルドを離れていた間、貴女が何を見て、何を考えていたのか、教えてください。 [Thu 15 Dec 2011 23:32:59]
エリー > 二度目だし直ぐに見破る、くらいは期待しましたけど―――寝起きの病人に言うのは酷ですね。 お久しぶりです。 ―――此方からは一方的に何度か見ていましたけれど。 カリンの件、御苦労様でした。 ( 少しだけ表情を綻ばせる―――此方も話したい事は色々とある。 今に至る事情も話したいし、こうなる切っ掛けになった心情の変化も彼女には聞いて貰いたい。 それと、フランベルジュ・フランドールの話も。 ) ああ、そうですね。 そういう風に思われるのが普通でした。 その件も後で話したいと思いますけれど―――先ず早急に。 フランベルジュ・フランドールはクロです。 しかももう随分と前―――少なくとも以前私が大学で講義をした時以前から感染していて、精神的にはかなり悪い方向に進んでいます。 慣れてしまって傲慢になるタイプの。 ( 未だ幾らか揺れは感じたが、だいぶ人間的な思考回路が麻痺し始めていた。 彼女の事はずっと迷っていたが、先日の会話ではっきりと決めざるを得なかった。 ) これからも種を増やし、国を作ると豪語していました。 はっきりと、害意のある吸血鬼です。 [Thu 15 Dec 2011 23:07:44]
アレックス@僧房自室 > あっ… え… 今灯りをつけます。( と、申し訳なさと居た堪れなさに俯いていたら、押し入られて戸惑いながら廊下にかけられた灯りから蝋台の蝋燭に火を移し、部屋に灯りを。 ドアを閉めながら大聖堂のシスターの生活指導にしては、随分遠慮がないな、と思って振り向いたら… 砕けた口調と、取られるヴェール。 現れるのは栗色の髪。 ) エリエッタ… !( と、一瞬絶句した後、小さく頭を振り ) 何から聞いたものでしょう。 聞きたい事が多すぎて――… ともかく、良く訪ねてくれました。( 大聖堂に侵入できた、という事は吸血鬼化の恐れは無い、か―― 少なくともヴェイトス市で最も重要な聖域だ。 そうやすやすと吸血鬼が侵入できるとは思えないが、確認はしておくべきだろう。 彼女が行方を晦ました理由があまりにも不明―― 吸血鬼の調査中だった事もある。 念には念を入れるべきだろう。 ) 手を。 確認させてもらえますか? 私はあなたを疑っていたくない。 ( せっかく訪ねてくれたと言うのに感染を疑い、抱擁もせずに確認しようとする自分を嫌悪しながらも、ビューローの上に置かれた道具の中から聖餅を手に取り、逆の手を差し出す。 ) [Thu 15 Dec 2011 22:53:56]
シスター > ( そう言えば―――裏側で関わったり、意図的にタイミングをずらしてニアミスしたり、ヴィルヘルミナの件で遠巻きに眺めたりという事はあったが、こうして間近で顔を見るのは随分久しぶりだ。 最後に話した時もひょっとして、ここだったかもしれない。 暫し、そんな事を考えながら小さくなるアレッサンドラの様子を観察する。 前回来た時と全く同じ格好で同じような訪問だが、此方に気付いている様子は無いようだ。 まあ、ただでさえ寝起きの風邪っぴきじゃあしょうがないか。 ) 本当、相変わらず寒い部屋ですねここ―――ギルドの仮眠室の方がまだいいんじゃないですか? ( と、押し掛けるように入室してベッドわきのサイドボードにトレーを置き、抱えた毛布をベッドに敷き、さっさとヴェールを脱いで振り返った。 元々、シスターに化けて此処に立ち入る為の変装だったし、今日の用事はこのままでは始まらない。 まぁ、気付くかどうか試してみるという悪戯心もなくは無かったけれど。 ) [Thu 15 Dec 2011 22:28:18]
アレックス@僧房自室 > ( 暗い部屋から覗いた顔は、顔の右半分ほどまで火傷の引きつりが残る少々ショッキングな容貌である。 火傷の痕は顔だけでなく、右半身の殆どに及び、襟から除く首や胸元にも見て取れるだろう。 火傷自体はとっくに完治しているものの、「放火好きの魔女」と揶揄されるような経歴からプロパガンダとしてハンセン病患者のような包帯顔を続けている。 トレーと毛布を両手に抱えたシスターを見て、申し訳なさそうに会釈をする。 ) ご迷惑をおかけします。 えと… お陰様で、快方に向かっています。 その、咳き込むことも少なくなりましたし――…   すみません( と、開口一番のお説教に眉を寄せて少しかすれた声で弁解する声も尻すぼみ。 結局、平謝りの構えである。 思わず、肩にかけた毛布を合わせる手に少し力が篭った。 いくら気弱になっていたとはいえ、他人の留守中に上がりこんだ家でうっかり転寝して風邪を引くとか迂闊にも程がある訳で―― 目が覚めた時は気恥ずかしさで居ても立っても居られず飛び出してきてしまった。 そんな自責の念で消えてしまえたら消えてしまいたい。 ) [Thu 15 Dec 2011 22:16:13]
シスター > ( 彼女の性格や普段の行動心理からして、大体どんな様子で居るかは想像出来る。 身体が強い方だとは決して言えない癖に、と小さく溜息を吐いて返事を待てば、暫くして中から声。 返事が無いようならしばらく時間を潰して纏うかと思っていたけど、さて。 ) ―――具合はどうですか? 食欲は無いでしょうけれど、水分を摂って身体を温めないと治るものも治りませんよ? ( と、修道女姿の女はトレーの上にカップを乗せて開口一番説教じみた事を言い始める。 湯気を上げる小さなカップからはショウガと蜂蜜の匂いが仄かに漂う。 ついでい小脇に大きめの布束――毛布を一枚抱えて来たが―――もういっそ火鉢みたいなものでも持ってこようかとすら思ったくらいだ。 生憎見当たらなかったから諦めたが。 お、ネグリジェ。 ) [Thu 15 Dec 2011 21:53:38]
アレックス@僧房自室 > ( 体調を崩したといっても単なる風邪なのだが、そもそもあまり体が丈夫な方ではなく、拒食気味な事もあり体調は悪化している。 時折咳き込む事もあり、横になっていても眠れてはいない。 そもそも、自省的な性から休んでいる事自体が後ろめたく、早く体調を整えなくてはならないと思いながらも気持ちが休まらず、目が冴える始末なので思うように回復していないのが現状である。 何もしていないと、色んな事が思い浮かぶのだ。 今まで埋葬してきた吸血鬼の事や、再び決裂した豪天寺艶子との事、吸血鬼の撲滅という正義の為の欺瞞―― 詭弁を弄してヴィルヘルミナとその子供を葬った事など。 最善を尽くしたつもりだが、それが最善だったと簡単に割り切れるものでもなく、精神的に下降気味だった所にこの体調不良ですっかり気弱になっているようだ。 吸血鬼撲滅の信義は揺ぎ無いのだが、果たして自分は、それを誓った時の思いのままに正しい事をできているのか、などとくよくよ考えてしまう。 )( はあ、と溜息をつき、もう何度目か判らない寝返りをうち、手足の冷たさに足をすり合わせる。 そうしていると、扉の向こうに人の気配―― ノックと、呼びかける声。 ) いえ―― んンッ! … いま、でます。 ( と、身を起こし、寝起きで余り通らない声で返事をし、部屋の寒さに毛布を肩にかけて前を合わせ、髪を撫で付けてから冷たい床に素足を下ろし、ひたひたと進んでドアを開ける。 毛布の下は部屋を出る用事もなく、ゆったりとした長尺のネグリジェ姿だ。 火傷を負った顔を隠すような包帯はしていない。 ) [Thu 15 Dec 2011 21:42:36]
シスター > ( 聞けば彼女―――アレッサンドラ・クレメンテは体調を崩してあの肌寒い部屋で独り、休んでいるという。 せめて暖炉でもある部屋なら兎も角、あんな所では治るものも治らないんじゃあないのか―――タイミングを窺っていたといえばそうだし、丁度良い。 部屋を訪れる口実も出来て、周囲に怪しまれる事無く堂々と奥に入る事が出来た。 部屋の場所は覚えている。 表側の豪奢な大聖堂に比べて寄宿舎は無機質で暗く、覚え難いけれど。 一度扉の前で立ち止まり、トレーを片手で抱えて扉をノックする。 ) ―――お休み中ですか? アレッサンドラ・クレメンテ。 [Thu 15 Dec 2011 21:28:01]
お知らせ > シスターさんが来ました。 『 足音を忍ばせて廊下を歩く姿一つ 』 [Thu 15 Dec 2011 21:22:04]
アレックス@僧房自室 > ( 火の気のない部屋に漂う空気は冷たい―― 清貧を旨とする修道院であるため一室一室に暖炉など備えられているはずもなく、与えられているのは一枚の毛布。 部屋の調度品は衣装棚と物書き用の机が一つになったビューローとブロンズ製の寝台が部屋の右と左に一つづつ、その他は十字架を模した明り取りの窓があるだけで、あとは飾り気のない漆喰の壁に囲まれるという殺風景な有様だ。 その部屋の一方のベッドの上、アレッサンドラ・クレメンテは薄い毛布に包まり、寒さを堪えるように身体を丸くしていた。 何かに追い立てられるように吸血鬼狩りを行うこの娘がこんな時間に横になって居る事は珍しく、あまり見られない光景なのだが、数日前にエリエッタ・嘉村の家を訪ねた際にうっかり火の気の無い部屋で転寝してしまった事で体調を崩してしまい、外出を禁じられてこの有様なのである。 ) [Thu 15 Dec 2011 21:14:18]
アレックス@僧房自室 > ( 大聖堂付きの修道院、その僧房の一室にアレッサンドラ・クレメンテが寄宿する部屋はある。 パプテス教皇のお膝元である帝国から訪れた有力貴族の娘という身分には相応しくない、一般修道士と同じ粗末な部屋だが、本人の強い希望でこの部屋を使用している。 名目上は留学生であり、見習い修道士となっているがVHGへの貢献により、修道士としてのあらゆる義務を負わず、建前だけのものとなっている。 極めて生真面目で潔癖な修道に対する姿勢や、吸血鬼の絶滅を掲げて日々奔走する姿勢に加え、ヴェイトス島に魔界の入り口が開いた際に負った火傷による包帯姿などから、その功績は評価されているものの大聖堂の中においても近寄りがたい、浮いた存在になっているのは否めない所である。 その、あまり人の寄り付かぬ火の気の無い部屋で、アレッサンドラ・クレメンテは一人固い寝台の上に居た。 ) [Thu 15 Dec 2011 20:41:33]
お知らせ > アレックス@僧房自室_さんが来ました。 『 暗く、冷たい部屋 』 [Thu 15 Dec 2011 20:41:12]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『(大聖堂での生活がジャスティスにプラスになるのかどうなのか、な)』 [Fri 25 Nov 2011 00:08:06]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『うん、うん、おやすみ(やけに素直で)』 [Fri 25 Nov 2011 00:06:53]
レイ・シェリダン > …まぁ、あたしにゃわからねぇ悩みだし、よ。ジャスティスが望むような形で好きにしてくれればいいさ。必要なら、手伝うし、よ(奴隷に頭下げるなってんだ、と苦笑しながら、それを受けて)…まぁ、それで身体壊したんじゃ何だし、よ。また、手紙の一つでも寄越すなりしてくれよ(出来る事はするからよ、なんて笑みを返して)ああ、それじゃ、な。ブロウンにも伝えておくから、よ(それじゃ、またな、と。席を立って…) [Fri 25 Nov 2011 00:04:07]
ジャスティス > なので、いつか……いつか立派に引退するまでは、このまま現状維持で行きたいと思うのです、はい。 (不束者ですがどうかよろしくお願いします、と頭を下げて……) ほんと、レイは気が利くわねェ……みんなも、ほんといい人ばっかだからさぁ……あんまり嘘つくのも心苦しいから、まじめに心を入れ替えてるわけ……自発的な行動だから、まぁ気にしないで、と笑って。 うん、うん……帰ったらパーッとごちそうでも食べに行きましょう。それじゃあ、今夜はありがとね、レイ。 [Fri 25 Nov 2011 00:00:09]
レイ・シェリダン > んじゃ、諦めて実家の言いなりになるってか?(それもヤダ。と即答するのは目に見えているが、やれやれどーしたもんか、と)奴隷が勝手に持ってきて勧めたのは事実だろ? 持ってこいなんて命令もされてねぇぜ?(奴隷が勝手にやった事で間違いねぇだろ?なんて笑って。もし問い詰められたら悪びれずに自白して懲罰くらい受けてやるさ、なんて)別に、あたしはジャスティスんところにきて苦労しているなんて事は思ってねぇよ。ま、コロセウムで知られた一級剣奴の扱いじゃねぇとは思った事はあったけど、よ(なんて気楽に笑って見せながら)ま、何時帰ってきても大丈夫なようにはしとくから、よ(あとは、そっちの問題はジャスティス自身で解決してくれってなもんで) [Thu 24 Nov 2011 23:49:30]
ジャスティス > さんざん迷惑かけてきたから、とっても弱い……心が痛む。叱られたらこの年で泣く自信がある。 (めそめそしながら、引きつった笑顔を浮かべて) 私の面倒をほぼ十年近く見てくれた人がそんなウソ聞くわけないっツーの。 (なんだか今日は口調も変である) うん、まぁ苦労かけるけどさ。おいしいもの毎日食べていいから、休暇のつもりでのんびりやってよ。 (なんだか、面会に来てくれた人と話す囚人のような面持ちで、あとは頼むと繰り返して。どうやら落ち着いたようだ) [Thu 24 Nov 2011 23:45:09]
レイ・シェリダン > …結局、ジャスティスはどーしたんだよ。嫌だったらイヤと言って捻じ伏せちまえばいいじゃねぇかよ…(ずーっとそうやって取り繕うのも難しいんじゃねぇかとか思うわけだが…)まぁ、ミサと炊き出しくらいか、懺悔は…まぁ、どーなのか知らねぇけど、よ(ミサを執り行うのはシスターの役目じゃねーだろ、とかさすがに突っ込むところだが)…バーボンをそーやって煽るのが間違いってんだ。そのポケットボトル分しか持ってきてねぇんだぞ? もうちっとちびちびやればばれねぇし、しばらく持っただろーに、よ。 奴隷に飲まされたとかほざいとけよ、その為に奴隷がいるんだろーがよ(あたしが出入り禁止になって解決と。もうちょっと奴隷の扱いをアレックスに学ぶといいぜ、とかほざいたりするわけだが)…奴隷の身の振りを任されても、な。それはジャスティスが決めることだし、よ。なんだったら、ブロウンあたりに所有権移しとけば面倒はねぇんじゃねぇか? 書類だけの扱いなんだし、よ(譲渡なんざそんな難しくもないし珍しくもないわけで…やれやれ、因果な主人についたもんだとかそんな心境で) [Thu 24 Nov 2011 23:40:29]
ジャスティス > いや、どう考えても、私の押し目をかえたことのある連中ばっかりだから、本気で連れ戻しに来たような気もする。まぁ、顔見たいってだけならうれしいけどさ。 (とちょっと拗ねたように口をとがらせて視線をそらす) マフィアの懺悔聞いたり、ミサやったりさんざんやってるでしょうが!! っと……(バーボンを煽り、ぷはぁ、吐息を吐く) あ、においでばれたらどうすんのよ。私もう死ぬわよ、そんなことなったら……ま、宜しくお願いね。もーし、私がいなくなっちゃったら、身の振り方は任せるわ。黒スーツ着てうちに来るもよし、大聖堂に貸すもよし、あんたの希望の人に所有権渡すもよし、よ。 (そういって椅子の背もたれに腰を持たれ駆けさせると息を吐いて) [Thu 24 Nov 2011 23:32:18]
レイ・シェリダン > ああ、つまり最低一週間はここに軟禁されているからあっちの方の対応、な…。ふぅん…船の都合か、いい儲けかでたかか?まぁ、よくはわかねぇけど…(人の家庭の事情なんざ推測もできない剣奴はそんなもんか、なんて…)てか、それ以外の神の奇跡と言うか、シスターらしさって知らねぇんだけど、よ…(ヴェイトスに着てからのジャスティスの人生全否定風味な事をほざく相手にどーしたもんかの様子を見せつつ…)ああ、教会周りの管理維持くらいは、どーにか、な。しばらくジャスティスは大聖堂で大事な用があって身動きが取れないって事にしとくけど、よ(まぁ了解、と)……そもそも、マフィアと繋がりどうこうってのも、どーかと思うけど、よ。まぁ、大丈夫だろ、しばらくミサはお休みって形でいいんだし、よ(まぁ、何とかなんだろ、なんて) [Thu 24 Nov 2011 23:27:47]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 24 Nov 2011 23:22:31]
ジャスティス > はい、はい、そういうわけでございます……まぁ一週間くらいしたら飽きて帰るでしょ。船乗りだからさ、普段休めない分、大盤振る舞いでお休み上げるのよね、パパ。三か月くらいとか。 (ぱぱだままだと可愛いことをいいながら、もじもじと居心地悪そうに下半身をもぞもぞ動かして) 正直あれは聖職者っぽくない、私のイメージに合わない……ま、家のものを欧にかするってのは冗談だとしてさ、家の周りの子供の相手と火、困った人の相談だとか託児だとか、いろいろ頼みたいわけよ、あとマフィアと何件か食事の約束があったからこれも断りの手紙を渡してもらって……手が足りなかったら、知り合いにでも頼んで、この際依頼料は弾んでいいから、さ。 (当分帰れないらしい) [Thu 24 Nov 2011 23:20:46]
レイ・シェリダン > ……まぁ、どうにか口裏は合わせてもらったってとこ、か。…で、ほっとくと何しでかすかわからないから、目に見える範囲で修道女のイロハから教育してやるとそう言うわけ、な…(ああ、大体は理解した。と言うか自業自得と言うか…よく今まで騙せていたと言うか…)…知識階級はともかくも、ジャスティスの聖職者らしさってーのは、霊体をぶん殴れるくらいしか見たことなくて、よ。……よく、シスターになるってんで、認めてもらったもんだぁな…(まぁ、その時もひと悶着あったのかも知れないが…あんまり人の過去は詮索しない主義なんだが)……まだ、ヴェイトス市にいるのか? てか…、どーいう理由で脅迫するんだってんだ…完全に犯罪行為もいいとこだし、よ(あからさまに怪しすぎるだろーが、とか) [Thu 24 Nov 2011 23:06:36]
ジャスティス > うーん……いや、もう、土下座して、縋り付いて、鼻水で修道女超様の服を汚してしまって大変だったわ。いやほんと、いろいろと無理を言って、ね。ほんと修道女長様も普段は怖いのに優しくしてくださって、あなたをこの手で矯正するまでは手放すなんて恐ろしいことはできません、とかツンデレチックなこと言ってくれちゃって、うれしかったなぁ、もう。 (ほろりと来た) 知識階級だ、ってんでしょ、聖職者だし!? いや、実家が海運業やってて一人娘だからさ、どーも、やっぱり命かかったことやってるというと連れ戻されそうでさ、手紙にも当たり障りのないことを描いてるだけなのよ。 えっとね…… (震える手でバーボンを煽りながら) チンピラのふりして家の連中を脅迫して追い出す、とかどうだろう?あなたが。 (指差した) [Thu 24 Nov 2011 22:59:20]
レイ・シェリダン > (見られるのは元よりの仕事。まぁコロセウムの表舞台から引っ込んでそれなりに時間も経つから知らない人間も多いだろうが、好意を重ねて断るような無礼はせずにありがたく受ける方向で)…急に大聖堂に来たところで、こっちも困ってるんじゃねぇかと、な。 いいや、てっきり何かの罰かなにかで奉仕活動命令されたかと思って、よ(だからヘルプの手紙でも寄越したんじゃねぇかと判断したわけで…)……ああ、そー言えば、一応自称知識階級だったっけか。……この間まで、聖堂騎士になるためのなんだかんだとかやってなかったか?(普通の修道女って、ありえないだろうとか今更ながらに思うわけだが…)…まぁ、結婚させられてどうこう、だと色々困る事になるのはわかるけど、よ…。詳しく大聖堂で聞いたらわかりそうなもんだろーけど、よ…(んで、どーすんだよ…、なんて。まぁ、とりあえず服の内ポケットに潜ませたポケットボトルのバーボンを手渡そう。ジャスティスが飲んでるボトルから移し変えてきたわけだが) [Thu 24 Nov 2011 22:45:49]
ジャスティス > (修道女は、ちらちらとレイを振り返る、単なる確認というわけでもなく、おびえているわけでもない。どちらかといえば好奇心がこもった視線で) ふふ、お相手様に怒られてしまいます。ちゃんと二人分用意しますよ。 (大聖堂でも結構、好き放題やっているらしい) 退屈ねェ……仕事なんて急に湧いてこないし………この大聖堂で雑用の手が足りない、なんてあり得ると思う? (ぽい、と退屈そうに手紙を投げ捨てながら、ため息をつく) どうしたもこうしたもないわよ。 実家の連中がやってきたのよ急に……お嬢様ちゃんとやってますか?なんて、家と組合の古株ばっかりが、わらわらと。 どーせあら捜ししていじめようという目論見よ。連れて帰られたら、下手すりゃお見合いとか、きっとそういう展開よ!! というかあれなのよ、まずいのよ。私普通の修道女してることになってるのよね、淑女殺しと私が結びついたら、ママが気絶する。 (だから私は暗黒街にはしばらく帰れないのよと爪を噛みながら) [Thu 24 Nov 2011 22:37:53]
レイ・シェリダン > (感謝の言葉を述べて、言われるままに付き従う。余計な事は一切言わず黙々と案内されるまま通された部屋は何に使うかは良く分からないが、随分狭いところだと思いながら…)ああ、奴隷に気遣いは不要です。その気持ちだけで十分に満たされます、ありがとうございます(やんわりと案内してくれた修道女の提案を断りつつ、奴隷の来訪などと言う瑣末な事にこれ以上付き合せるのは申し訳ないと言う態度を見せて…離れたのを確認すれば、ああここにいたのか、なんて今更気づいたようで。主人に対する態度と全然違うのが簡単に見て取れたかも知れない)退屈そうで何よりだぁな。…で、今回は何をやらかしたんだか、な(よいしょ、とその懺悔の為の椅子に腰をかけながら、どーしてこうなったかの説明ぷりーず、と) [Thu 24 Nov 2011 22:24:42]
ジャスティス > (応対に出た物腰の柔らかい修道女は、奴隷を先導してゆるゆるとすり足で歩いていく。ちょうどこのころは修道女も一日の務めを終え、入浴も終わり、各々が自由に時間を過ごしている。基本的に修道女たちは1部屋を複数人で使っている。ジャスティス・ブラウニーであれば、個室を使うことも可能なのだろうが……部屋に呼び出しではなく、レイシェリダンが通されたのは、小さな小部屋、普段は懺悔室として使われているところだ。『すぐお茶をお持ちします』そういってレイを案内してきた修道女は一度席を外す。 中を見てみれば、げんなりとした様子でお祈り状、誰それのために祈ってあげてくださいという回覧版じみた手紙を眺めていて) おう、よく来た。 [Thu 24 Nov 2011 22:18:50]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 24 Nov 2011 22:05:22]
レイ・シェリダン > (と言う、主人に対する言葉ではないが、泊り込みで大聖堂で勤めを行うとか、あと最後の一文が本当に魂からの台詞だと思った次第。まぁ…メイスぶん回してステンドグラス粉砕したとかその程度の事だろうなどと思っているわけだが…ともあれ、普段は縁のない大聖堂へと足を運び、受付にて一礼して用件を呼べよう)シスター・ジャスティス所有の一級剣奴、レイ・シェリダンです。こちらに滞在している主人からの呼び出しを受け、参りました。手間を取らせて申し訳なく思いますが、主人との取次ぎをお願いいたします…(門前の小僧、なんとやらと言った形で、パプテスの礼節に乗っ取って十字を切り、名前と目的を告げよう。ここに来たのは、蔦の悪魔の討伐で力を借りに来た以来か…、もっとも、ジャスティスに買われた事は知られているだろうし、パプテスの主催する土木工事に手伝いとして参加した事もあるし、奴隷としては一応弁えている部類だと言う評価はされるかも知れないが…どこまで通じるかは不明と言ったところで。因みに武器は腰に吊るした手斧一本のみ) [Thu 24 Nov 2011 22:02:37]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『……今度は、一体何をやらかしたんだか、な……』 [Thu 24 Nov 2011 21:55:57]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『ご飯ならいくらでも上げよう』 [Thu 24 Nov 2011 07:26:39]
お知らせ > チェシャさんが退室されました。 『でも、きっとまたタカリにくるのだ』 [Thu 24 Nov 2011 02:12:10]
チェシャ > サンクス! その爺さんにはよろしくやっとくぜ! ( 2000円を受け取れば、さっさと背中を向けてチーズを齧りながら駆け出した。 ) [Thu 24 Nov 2011 02:11:49]
ジャスティス > ほれっ……何か食べなさい、あったかいものでも。 へんなことに使うんじゃないわよ? (2000エンほどわたす。食事には十分だが遊ぶには足りない金額だ) 風邪、引かないですね? [Thu 24 Nov 2011 02:09:01]
チェシャ > 小遣い? オッケー! 速攻かえる! ( 即手を出すよ!) [Thu 24 Nov 2011 02:04:16]
ジャスティス > おういえいえ、私はね、チェシャ。天から主に使わされた天使なのです、おめでとう! あなたは主に選ばれました。天界にいけますよ!!今この場で。素手で。 (また手が伸びようとして) ええい、もーお小遣い上げるからそろそろ帰りなさい。補導されちゃうわよ? [Thu 24 Nov 2011 02:02:32]
チェシャ > 実家? 実家ってアンタ、アンタは教会がヒミツリソシキシテルトクシュセントウソシキで生まれたんだろ? あー、もしかしてヘマやらかして秘密を知られたから、あんたを消しに来たとか! ( 出回ってるのはこういう噂である。 るいは違えどたぐいは同じという奴ですよ [Thu 24 Nov 2011 02:00:09]
ジャスティス > ち、違うわ!! ちょっとあれよそれ、実家から河口に来てるのがいてl、シスターやってるのは話してるけど、絵k素子ストまがいのことやってるとは秘密にしてたから、死荒くここでほとぼり覚ますの。 って、なによ、噂って。噂、怖いんだけど、教えて? [Thu 24 Nov 2011 01:51:46]
チェシャ > 弱肉強食って知ってるぅ? 肉は食ったもん勝ちなんだよ! ( 隣人を愛せよとか、そんなルールはシラネー! 因みに、ファンクラブはNTR(寝取られ)属性完備です。 憧れの人が異種族とウワァァァァァァァァァァァァァァーーーーとか誰得だよ!って言えば、彼得です。 シスターの申し出については一応怪訝な顔をするが、もちろん答えは決まっている。 ) なんだそりゃ? まぁいいけど・・・・・・・・・また命狙われてるとか? アンタ何回目だよ? ( 複数回あるらしいよ?  あるよね?  っていうか、あったよね? ) でー、アンタなんだって泊り込みなんてやってんの? 教会内にヴァンパイアいがいるとか? 言っとくけど、もう噂になってるからな ( それはもう、色々な! な! ) [Thu 24 Nov 2011 01:34:35]
ジャスティス > ブロウンさんの仲間かあんたは。ブロウンさんが明日の朝泣かない程度残しておきなさい。(同居人のドラゴンであり、実は愛人だったりする。って、えええ!? となると、あれか、夜の営みも全部ばれているのか、ファンたちの心情はいかなものだろう……) 悪い人たちじゃないんですから安全です。ヴァンパイアのに三体きても、二人なら余裕だから、なんなら泊まってけ!! 後さ……しばらく私還れないんだけど、もし万が一、教会の周りでマフィアみたいな顔つきの髭の爺さんとごついおっさん連中にあったら、シスタージャスティスはとってもお淑やかで、暴力の嫌いな人です、って言っとくのよ?言ったらあんた食べたことないようなごちそう奢ったゲルから (真剣な目で)  [Thu 24 Nov 2011 01:25:10]
チェシャ > 肉………何キロまでオッケー? ( 肉と聞いた瞬間、少年の顔からおちゃらけた笑顔が消えた。 キロ単位で食う気だよ! うちの協会に行ってって言われれば、ちょっと顔をしかめる。 ) えー、あの教会、クリーチャー住んでんじゃん? 斧持った傷だらけの大男?とか、リザードマンとか? え? ファンクラブ? アンタのファンクラブじゃん、しらねーの? ( 暗黒街教会は魔境。 どうやらそういう認識らしい。 ちなみに、非公認・非合法のジャッ様ファンクラブは、ジャッ様の事なら何でも知っておくべきと言う謎の信念により手段を選ばず行動している。 具体的に言うと、教会内でおきている事まで知っている。 手段を問わず。 ) [Thu 24 Nov 2011 01:17:33]
ジャスティス > おー、よしよし、今度教会で肉を食べさせてあげよう。 (いいこと言った。頭を撫でながらほっこりと笑顔を浮かべて) ないわよー。ただ食べきれなかっただけだし、ここで厨房なんて入ったら見つかって酷いことになるわよ? がまんしときなさーい。なんなら、うちの教会いってご飯食べさせてもらって。シスターが言ってたっていえば食べさせてくれるから。 って、それ、初耳だけど、どんな組織それ(っていうか非合法ってなんだ! 非合法ってなんだ!!)  [Thu 24 Nov 2011 01:03:20]
チェシャ > あと、ここにいるのはジャッ様ファンクラブの奴らに聞いた。 ( 非公認・非合法の。 ) [Thu 24 Nov 2011 00:59:27]
チェシャ > あー、入り口で、『シスタージャスティスのおかげで弟が命を取り留めました。 お礼を言いたいので、ぜひとも会わせて下さい』って言ったら、ここだって言われた。 ( どこから来たかと問われれば、少年Aは平然と親指立てて見せる。 彼の知能はそっち方面にのみ奇抜な才能を見せるのだ! ちなみに、能力は知り合いにも内緒って事にしておいて欲しい。 奥の手は見せるな、である。 )  (そして、素敵なクリスマスプレゼントを約束されれば・・・・・・ ) よし、じゃあその約束をショメンにシタタメテセーシキナショルイにしてくれ! っと、パンとハムは? ( チーズを受け取れば、当然の如くパンとハムを要求するね! )  [Thu 24 Nov 2011 00:58:28]
ジャスティス > ええい、物騒なセリを叫ぶんじゃありません!誰か来たらどうすんの! まさか忍び込んだってわけじゃないでしょうね?ちゃんと入口から入ってきたの? (能力までは把握しているのかいないのか。相手の口を手のひらで抑えて、鼻と鼻がくっつく距離でいーっ!と睨み付けて) あらあら……サンタ来たこたないか。まぁ今度のクリスマスはケーキとご飯ならたらふく食べさせてあげるし、靴下に仕事の連絡先を詰めてあげましょうっ、と、だ〜か〜ら〜、声がでかいっての。 (ほれ、と晩御飯の残りのチーズの包みを、げんこつの半分くらいのものを差し出して) 教会ならもーっといいもん上げれるんだけれど、ね。 あんたなんでこんなところいるのよ?誰かに聞いたの?私がここにいるって。 (餌づけ感覚でチーズを渡しながら首をかしげて尋ねる) [Thu 24 Nov 2011 00:46:33]
チェシャ > ( ワンハンドで55キロが浮くって人としてどうなの? とか考える余裕はないね! 足をバタつかせて浮遊感を全力で堪能するしかできないが、開放されれば・・・・・・・・・ ) オーガかテメーはッ! シスターが人殺していいと思ってんのかよ!? ( 開口一番これである。 ジャコランタンについてはアレだ、そりゃ地元でやればばれますよねー的な顔で目を逸らすよ! )  サンタの爺が来た事ないのが悪いんだよ、職務怠慢だ。 おたくんとこの神様は仕事サボってエスメラルダにでも行って――――なんか食わしてくれんのかっ!? ( 視線を逸らしたままそんな憎まれ口を大量生産するが、なんか食わしてくれるとなれば話は別だ。 だって育ち盛りの男の子ですもの! ) [Thu 24 Nov 2011 00:40:01]
ジャスティス > ほ〜ら、そろそろみし、がぴき、になるわよ〜? (笑顔で腕を上にあげればチェシャの足が浮くだろう。まぁすぐに下ろすけれども) なーにやってんのよ、十一月も終わろうかってのに、ジャコランタンやるくらいならサンタさんでお願い。 (おなか減ってない、とか聞きながらチェシャの顔を覗き込んで) [Thu 24 Nov 2011 00:31:47]
チェシャ > ( うん、アレだ。 回避って言うか、視認すら無理でしたー。 ) ちょ、ミシって言ってる! ミシって言ってる! ( 凹むわー、比喩じゃなく凹むわー! 全力(力3)で手を引き剥がそうともがくけど、ドラゴンにひのきの棒で挑むくらい無謀な挑戦だね☆ )  [Thu 24 Nov 2011 00:21:26]
ジャスティス > (人間の動きではない速度で手が伸び、チェシャの顔面をつかもうとする修道女。その額には血管が浮いている……) こんのくそがきゃぁ……人がおとなしく自主謹慎してるときに、楽しいことしてくれるじゃないの……え!? (びきびききながら、殺すと書いた笑顔を向けて。ちなみに今日は普段と違いちゃんとベールをかぶっている) [Thu 24 Nov 2011 00:16:45]
チェシャ > ぶーっ!? バーッカ! マジビビッてやんの! のはあっ! ってなんすか? なんすか? 今どんな気分? 今どんな気分? ( ゲタゲタ笑いながら入ってくるのは、暗黒街の夜回りで何度かしばいたかもしれない不良少年Aでした。 パーカーのフードの下で、口角をニィィィッと吊り上げながら、すっころんだシスターの周囲をトントンっと軽快なステップで飛び回るよ! 飛び回るよ! ) あー、笑っちゃいましたわー。 なんかシスター泊り込みだって聞いたんで着たんですけどぉー? のはあってなんですかぁー?  [Thu 24 Nov 2011 00:14:36]
ジャスティス > のはあっ!? (びっくりした。すごくびっくりして………数メートル一気に後ろに飛びのき、長椅子の上に着地に失敗し騒音を立てて長椅子の舌に落下する。何か重いものが固いものにぶつかる音がし、数秒後、ゆっくりと伸びた手が、長椅子の向こうからチェシャの視界に入り、ついで三尻と音を立ててその手が長椅子の背をつかむ) [Thu 24 Nov 2011 00:07:58]
チェシャ > ぴょぴょんぴゃーッ! ( 扉が開いた瞬間、大声で叫びながら熊のファイティングポーズみたいに両手を上に挙げて威嚇するね! びっくりしたら大笑いする、しなかったら舌打ちする。 最悪の二択である。 ) [Thu 24 Nov 2011 00:01:23]
ジャスティス > っ…………? (何の音だろうか? 少々のんびりし過ぎていたがそろそろベッドに戻らないとまずい、と思ったその時、礼拝堂と庭をつなげる扉がノックされて。) はーい? (返事をしながらこんな時間に何事だろうかと駆けより扉を開こうとする) [Wed 23 Nov 2011 23:56:53]
チェシャ > ( お淑やかで静謐な聖堂の雰囲気をぶっ壊すかの如く、乱暴なノックが響き渡る。 っていうか、響き渡らせる。 ) ( 用事はない。 暗黒街の夜回りシスターが泊り込みで大聖堂にいってるって聞いて、からかいに来た不良少年Aが今夜のオレの役回りだ。 ) [Wed 23 Nov 2011 23:46:07]
お知らせ > チェシャさんが入室されました。 『ノック! ノック! ノック!』 [Wed 23 Nov 2011 23:43:34]
ジャスティス > (まだ大聖堂生活一日目なのだが、やけにながぃぁo来られた。明日はもう少し早く感じられるのだろうか?慣れないことはするものじゃない、まったく。 今日はどうやら本当に刊行して回ったようで大聖堂には姿を現さなかったが、よもや酒場で淑女殺しの噂なぞ耳にしないだろうなとハラハラして) ま、ほんとどうなることやら…… (行儀悪く足を組みながら、懐からお祈り依頼の手紙を開く、各部屋に回ってきたものだ。ちなみに今は貴族のメアリーと二人で部屋を使っている) 明日は、O×司祭様の病気の快復の祈り、こっちも同じく病気の……都市言ってるとやっぱりこの時期つらいのねー [Wed 23 Nov 2011 23:33:00]
ジャスティス > ふわ〜っ!! (大聖堂の、小礼拝堂。この時間大礼拝堂とは違い、こちらは人気もなくのんびりできて。入浴も夜のお祈りも済ませ、ようやく暇になった修道女。いや暇といえばずーっとっ暇だったのだ。修道女長様に土下座して泣きついて鼻水付けて怒られて、いさせてもらったのから、使徒職などありるわけもなく、掃除遠いノリと黙祷だけの一日で。長椅子に腰を下ろし、オー菊背伸びをしてため息をつく) [Wed 23 Nov 2011 23:22:09]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Wed 23 Nov 2011 23:11:53]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Wed 23 Nov 2011 01:04:14]
ジャスティス > 『レイ・シェリダンへ。しばらく泊まり込みで大聖堂で日々の務めに励みます。教会のことはみんなで何とかしてください……あと、一度会いに来てください、まる』 (翌日、震える字で書かれた手紙がで暗黒街教会に届けられるだろう) [Wed 23 Nov 2011 01:03:53]
ジャスティス > ……あぁ、これ? これはほら、祭事のお祭りの小道具よ。全部銀でできてるの……こっちなんて、私のお小遣いじゃ買えないくらい高いのよ? (メイスがないのが不幸中の幸いだった。ありがとうジャネット様。これほんとうにパぷて巣のシンボルもしているから……なんとなくみんな納得してくれた。それにしても、明度のマリアも船乗りのバル爺も……笑顔が揺らぎもしないということは初めから気づいていて説明を待っていたのか……やpっぱり敵だ。天敵だ) 『それじゃあお嬢、今夜はこの辺りで、また、来る。今度は一緒に食事でもしよう。大聖堂での勤めの話でも聞かせてくれ……。』 (大聖堂で修道女として勤めている。実家にはそれだけしか話をしていない。海運業を営むブラウニー家の一人娘であったりする修道女。今のところ跡継ぎ問題も解決しておらず、たまーに見合いの手紙が実家から来ることもあったりする……とりあえず、吸血鬼狩りなんてやっていることがばれた途端に強制送還だ……一行を見送った後、修道女は力尽きてうつぶせに床に倒れた) [Wed 23 Nov 2011 01:02:33]
ジャスティス > ヴェイトス市を観光?お父様も、意外と太っ腹ねぇ、こうもまぁ古株の面々にまとめて休暇上げるなんて。家も仕事もまわらないんじゃないの? (多少のとげを心の中に隠して、またお嬢様笑い。観光?この面子でそんなわけあるか。どう見ても私がまじめにシスターやってるかの監視じゃないか。危ない危ない……みんなも私の姿を見て上機嫌だし、これは何とか乗り切れそう。内心ほくそえんでいたところで、不意にウドの大木が口を開く) 『ところでお嬢、その胸のナイフと腰の剣はいったいなんで?』 (ジャスティス・ブラウニーの呼吸と心臓は止まった) [Wed 23 Nov 2011 00:06:55]
ジャスティス > もう、バル爺ったら……ひどい言い方。 (口元に手を当ててくすくすと笑う修道女の顔を、涙まで浮かべて眺めていた夫人が感極まった声で呼びかける) 『ああ、お嬢様!!ご立派になられて……ばかみたいな色に髪を染めて遊びまわっていたころからは信じられません』 (お嬢様。その言葉と同時に背中に視線を感じ、修道女はゆっくりと振り向くとさっきに満ちた笑顔を野次馬の同僚たちに向けた) は、はは……ま、まぁ、なかなか、オサレな色だったわよね、青色の髪なんて、ははは。 [Wed 23 Nov 2011 00:00:13]
ジャスティス > 『おお、おおおい見ろロッシ、まるで本物のシスターみたいだ』 (破顔した老人がパナマ帽を脱ぎ、晴れやかに白い歯を見せ笑う。貼り付けたような笑顔の男も一緒に笑い、馬子にも衣装ですな、なんて声をかけて) [Tue 22 Nov 2011 23:44:58]
ジャスティス > (落ち着いた、穏やかな口調に顔をしかめて何人かの修道女がジャスティスに視線を向ける。こっち見るなと心の中で舌打ちをしながら一向に近づいていくジャスティス、その背後のドアの隙間から、メアリーが恨めしげに覗き見ていて) [Tue 22 Nov 2011 23:28:01]
ジャスティス > ヒィ (そばかすの同僚が、大聖堂の方から声をかけてくる。ジャスティスは飛び上がりながら、最後にもう一度深呼吸をした) 『お客様がお待ちですよ?』 今参ります。 (さわやかな笑顔を浮かべ、ゆっくりと大礼拝堂へと歩み出る。実家の古株たちの視線を浴び、顔を引きつらせそうになりながら、何とか笑顔を維持して) 久しぶり、みんな。びっくりしたわ、いきなりヴェイトス市に来るんですもの、手紙でも書いてくれればよかったのに [Tue 22 Nov 2011 23:25:50]
ジャスティス > 『シスター・ジャスティス?』 [Tue 22 Nov 2011 23:15:51]
ジャスティス > おおお、おおお……どう?どう?完璧!?どっからどうみてもお淑やかな修道女? (髪の毛が見えないようにベールをしっかりと被り、メアリー(貴族の三女)から奪い取った手鏡で身だしなみを整える。ちなみに武装はそのままだがよほど焦っているのか、なじみ過ぎているのか未だ気が付かないままで。どうして奴らがいるのだろう……何かの悪い冗談に決まっている。罠の檻にとらえられた猪のように廊下を歩きまわりながら、おろおろと視線を泳がせ、時折足を止めては深呼吸を繰り返して) [Tue 22 Nov 2011 22:57:33]
ジャスティス > (一方その頃、大礼拝堂にはやや風変わりな一団が居座っていた。一人は50に差し掛かる頃だろうか、大きな樽のように太ったブラティリアの夫人、一人は60近くに見える深く皺の刻ま利他面立ち、堀が深く口ひげを蓄えた老人の体は、年齢に不釣り合いなほど屈強な筋肉に覆われ、真っ黒に日焼けしているている。その二人の後ろに立つ大男のコンビもやはり肌は日に焼け、短髪の男は貼り付けたような笑顔で周囲を眺め、鵜殿大木のような朴訥とした男はぼんやりと天井の聖画を眺めている。みな、古着ながら鏝の入った洋服とスーツに身を包み、時折ちらちらと礼拝堂から通路に続く扉に視線を送っている。彼らはブラウニー商会の船乗りと家政婦である)  [Tue 22 Nov 2011 22:53:31]
ジャスティス > (天敵。どんな生き物にも天敵はいる。蛇と蛙、人間と吸血鬼のように。吸血鬼の天敵と呼んで差支えない青髪の修道女にも、天敵はいた) ベールを! だれかベールを!! (大礼拝堂に近い通路に悲痛な叫び声が響き渡る。ジャスティス・ブラウニーはあたふたと足をもつれさせ、悲鳴を上げ狂奔していた) ああっ、メアリー!! あなたのはちみつみたいなブロンドを人目から隠すなんてそれは罪よ!! (おびえる後輩のシスターに獣のように飛びかかり、ベールをはぎ取ると、震える手でそれを身に着けて) [Tue 22 Nov 2011 22:43:07]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『天敵』 [Tue 22 Nov 2011 22:33:41]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『――今年は雨が多い』 [Wed 2 Nov 2011 00:33:08]
アイリ > ( 雨は小雨のまま降り続いている。 ただ立っているだけの任務など皆、さぞ退屈で寒いだろう。 ―――そういう事を考える瞬間に、奇襲というのは起るものだが。 単調さに麻痺させないよう、定期的に声をかけて回ろう。 定期的に簡単な配置換えをするだけでも身体を動かし、風景の見え方が変わるだけ少しは頭も冴えるかもしれない。 )  [Wed 2 Nov 2011 00:32:19]
アイリ > ( ミサは日を跨いで1時頃まで続く予定になっている。 その後参列者の多くは各々帰路に就くが、遠方からの来賓はそのまま大聖堂に宿泊する事になる。 2時頃に騎士団の全体警備は終わり、一部部隊が残るという形になるだろう。 紅鱗騎士団はその担当ではないが、クリスティア王国からの来賓もあり、恐らく私は暫く残って挨拶して回る事になる。 以前から方々からそういう話があったが、なかなか王国に戻る時間が作れないままそういう話が流れ続けていたが――――この機会に纏めてそれを消化することになりそうだ。 幸い大聖堂ならば浮ついた話や酒盛りの心配は無いだろう。 酒は飲めないわけではないが、好きではない。 自発的に思考能力を鈍らせる事自体に不快感すら覚える。 まあようするに、私は「不調」が嫌いなのだ。 コンディションは常に最高の状態に整えておきたい。 常に何があっても良いように。 ) [Wed 2 Nov 2011 00:02:13]
アイリ > ( 日を跨いで翌、11/2は死者の日――――死者へ祈りを捧げるミサへと続く。 諸国のパプテス教関係の要人が集まるこの日はこうして、騎士団による大々的な警備が敷かれるのだ。 要人に若しもの事があってはいけないし、ここ数年の風潮では考えにくいが、テロ行為の可能性についても決して全否定してはならない。 それと――――政治的な意味合いもあるのだろう。 騎士団の誇示であり、教会の誇示であり、ヴェイトス市の誇示という。 力を見せつける為のビジュアルとして、騎士団の存在は分かり易いのだ。 ) ――――異常はありませんか。 今日は人が多い。 些細な者でも不審者と判断すればすぐに拘束しなさい。 数日前から市内にはそういう通達が出ています。 ( 警備の騎士の前に立ち止まり面当てを上げ、馬上から声をかけて回る。 上の政治的判断は兎も角、私達の仕事はいたってシンプルなものだ。 ) [Tue 1 Nov 2011 23:27:42]
アイリ > ( ヴェイトス市大聖堂は数千本を数える蝋燭の挿されたシャンデリアに照らされ、橙色の温かな灯りに煌々と照らされている。 薄く降り続ける霧雨がその灯りをぼんやりと拡散させてより一層、幻想的な神々しさを放っているように見えた。 既に日の変わる少し前の時間。 関係者の殆どは到着しているが、遅れて到着した遠方の教会の司祭や一般の参列者の到着は今だ続いている。 大聖堂の周辺数百メートル圏内の道にはクリスティア王国騎士団を含む幾つかの騎士団が連携して警備の兵を置き、騎馬に跨った隊も定期的に周回している。 ) ( 今日は万聖節―――諸聖人の日だ。 ) [Tue 1 Nov 2011 23:08:34]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『Hallowmas -万聖節-』 [Tue 1 Nov 2011 22:58:11]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『暗い気配が霧散していく中、人々の感嘆の声が上がった』 [Thu 20 Oct 2011 22:45:25]
セレス > ( この長剣の呪いは彼らが言う程に邪悪なものじゃない。 ――――悔いが残っているだけなのだ。 十分に主の為に力を振るう事無く戦場から戻り、剣としての役割を全うする機会を失われた長剣。 主は余程無念の死を迎えたのだろう。 その悲しみと、静かな怒りだけが胸を刺す。 ―――解けて行きなさい。 既に戦場は無く、貴方だけがその戦いに取り残されている。 今は眠りなさい。 やがて貴方が再び力を振るう時が訪れるまで。 ) [Thu 20 Oct 2011 22:41:28]
セレス > ( ――――胸の前に抱えた長剣から、じりじりと痛みを伴う呪いの侵食を感じる。 いつもの感覚。 慣れてしまった感覚。 身体の中に呪いを取り込んで、身体の中でそれをゆっくりと浄化していく。 それが私、聖女認定セレスティアの起こす奇跡。 ――――奇跡と呼ばれている、正体不明の能力だ。 それのお陰で私は生きる場所を得て、糧を得て、生を受けた意味を得て、役割を全うするという幸せを得たのだから、この力には感謝しなければならない。 誰かの為に何かを出来て、それが確かに誰かの幸せにつながっているという事は、得難いことだ。 多くの人が自分の生まれてきた上での役割を探して彷徨うのだから。 ) [Thu 20 Oct 2011 22:32:35]
セレス > ( ヴェイトス市大聖堂の奥、一般の立ち入りが規制された廊下の奥に用意された、祭壇の置かれた石造りの個室―――祈りの間に人々は集まっている。 聖女はその胸の前に一振りの長剣を抱くように抱えて眼を閉じ、薄く呼吸しながら頭を垂れている。 ) ( あらゆる呪いや祟りを浄化するという、彼女を聖女認定たらしめる能力を特別に公開している所だ。 長剣は所有者のとその家族に災いを齎すとされ、長年倉庫に眠っていたもの。 これくらいなら今すぐこの場で、という聖女の言葉に皆が驚き、その奇跡の場に立ち会いたいという人々が数人、特別に集められている。 ) [Thu 20 Oct 2011 22:06:57]
セレス > ( 選ばれたごく数名の司祭と、ヴェイトス市に影響力の強いパプテス教徒の政治家、資産家達が見守る中、松明の灯りに照らされた暗い部屋の中で1人の娘が両膝をついて座っている。 聖教会の白い外套を羽織った中にはもう一重に黒いマントを肩から纏い、その中にちらりと見える身体は、半裸に近い黒い皮の拘束服のようなものを着ている。 時折金属同士がこすれるような、ちゃりちゃりという音が聞こえるのは、娘の首の後ろから垂れる4本の金色の鎖が鳴っている音だ。 聖教会認定聖女、セレスティアが数年ぶりにヴェイトス市を訪れていた。 ) [Thu 20 Oct 2011 22:00:03]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『Bearer of a miracle.』 [Thu 20 Oct 2011 21:49:46]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 その時、何で私は泣いたのか。よくわかんない。 』 [Thu 13 Oct 2011 00:46:50]
艶子 > ( 我らの祈りに耳を傾け 間違った道を選ばぬよう ) ( 彼らは間違いを犯したわけではなく 彼らはただ運命に従った ) ( 彼らは無実だったのだ そして今眠りにつく ) ( 彼らと、その魂を清め給え ) ( 夜は終わり、夜明けはすぐにやってくる ) ( 彼らに休息を 彼らの魂に平穏を ) ( 新たな始まりのために ) [Thu 13 Oct 2011 00:46:22]
艶子 > ( …気がつけば、前の方で修道女達が列を作って並んでいた。どうやら、これから歌の練習って奴をするみたいだ。ミサの準備だろうか。修道女たちは静かに歌いだした。 ) ( 主よ ) ( 彼らに永遠の安息を そして愛を与え給え ) ( 彼らの罪を赦し 正しき道を示し給え  ( 彼らを俗世の欲望から解き放ち 闇の底から救いたまえ ) ( 新たな始まりへと向かわせ 清め給え 赦し給え ) [Thu 13 Oct 2011 00:45:58]
艶子 > ( じゃあ、じゃあどうする。どうする。諦めるという道もある。もう金輪際吸血鬼には関わらない。それも一つの選択だ。私には不向きだったのさ―― なぁに、悪い奴は他にも居る。賊とか悪魔のほうが、斬ってスカっとするし、吸血鬼以上に名声を得られる。吸血鬼に対しては同情的な人もいるからな。滅ぼせば感謝されるどころか、非道と罵られる事もある。どう考えたって割りにあわない。私が首を突っ込んで事態が悪化するっていうんなら、大人しく身を引くのも賢い選択だ。 ) ( でも、その一方で私は不思議なことを考えている。多分、私は吸血鬼の前に立つ運命にあるんじゃないかって。レティシア、ミレイユ、アクセラレーター、リゼル、カリン。私が望む望まないに関わらず、彼らと対峙し続けなければならないのではないかと。 ) [Thu 13 Oct 2011 00:41:32]
艶子 > ( …アレックスを神格化するな。憧れるのは止めると心に決めた。私は彼女の恩に報いる為に、友人として相応しくなろうと思ったんだ。対等の存在になりたかった。しかし、彼女は冷徹な狩人でありながら、カリンに救いの手を差し伸べる。振り下ろす剣ですら、慈愛に満ちている。それに対して私はどうだ。ヒカリモノを振り回し、四方を壁に囲まれたまま、まだ同じ場所をぐるぐる回っている。「王様になるんだ」って言って、壁の存在にも気付かずよじ登っていた時が一番良かったんじゃないか。 ) ………。 ( つまるところ、私は無力なのだ。 ) [Thu 13 Oct 2011 00:31:03]
艶子 > ( これが私の剣の限界なのか。強さという一点において私は成長し続けた。まだまだ、どんどん強くなる。でも、強さっていうのは、色んな事を可能にする力じゃなかったのか? でも、同じ剣だというのなら。アレックスの剣はなんて優しいのだろうと思った。あの時彼女が口にした言葉を今でも覚えている。 ) 叶う事ならば、目が覚めたら悪い夢の事は忘れ、暖かな愛に包まれていますよう。 ( 一番最後にカリンを救えたのは、アレックスじゃないのか…。 ) [Thu 13 Oct 2011 00:17:51]
艶子 > ( …間違いだったのだ。その結果から考えればすぐわかる。無い頭を使って悩む必要は無い。私は力足らずだった。剣だけじゃどーしようもない事だった。いや――きっと多分、誰にだって無理は話なんだろう。誰にも出来ないことなんだ。やっても無駄に終わるばかりか、状況を悪化させてしまう。吸血鬼とはそういう存在なんだ。 ) ( でも、じゃあ…私はどうすりゃいい?私には戦うことしか出来ない。斬るか斬らないか、それだけ考える剣鬼になるのか。”かたるしす”のみを求めて。 いつの頃からか、王様になるんだって夢を語るのを止め。いつの頃からか、私は英雄だと豪語することを止めた。戦うごとに自分の能力の限界を知り、倒れるたびに壁の厚さを知った。今度の壁も、越えられそうにない。 ) [Thu 13 Oct 2011 00:10:08]
艶子 > ( 私がしたことは何だったんだろう。その事をずっと考えている。私がしたことは間違いだったのだろうか。そもそもの考え方が間違いだったのか、それとも手段を間違えたのか。或いはその両方?本当にどうにも出来なかったのか。私の耳元で、仮面の男が「それ見たことか」と笑う。私はもっと早く、カリンの首を刎ねるべきだったのかな?私はカリンを苦しめてしまったのか。何も考えずに、或いは笑いながらでも―― 殺すべきだったのか。 ) ( 0時になり、日が変わる合図として鐘が鳴る。 ) [Thu 13 Oct 2011 00:00:57]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 長い椅子の隅に座り。 』 [Wed 12 Oct 2011 23:50:40]
お知らせ > アーリィさんが帰りました。 『―― それでも帰る前に、もう一度、大聖堂で祈りを捧げよう ――』 [Fri 7 Oct 2011 22:21:27]
アーリィ > ( 祈りが終わると――まぁ、どの神様に自分の祈りが届いたかは知らないが…立ち上がり、膝についた埃を軽く払う… ) さって、じゃぁ、行くな…また来るからさ。 ( 墓の前で小さく呟き約束。 )( 守れる保証はないのだが、それでも約束はしよう。 )( 別に自分から死ぬ気なんてないしね。 )( 軽くその場で伸びをすると、厚い雲に覆われた夜空を見上げて――雨が降る前に帰るべきかと、踵を返した… ) [Fri 7 Oct 2011 22:21:02]
アーリィ > ( 懺悔の前に、神罰がお似合いな気がするのは気のせい? )( この事に関しては、考えるの止めよう。どうせ答えなんか出ないしね。 ) 花は今度だ。その時は…まぁ、お前さんに似合ったのを持ってくるぜ。 ( そう笑うと、自分で作った墓標に笑いかけて、不器用にしか出来ないウインクを一つ、パッチリ! )( 可愛い女の子がすれば キラッ☆ とか、音がするのかも知れないが、生憎の役者不足。 )( そんな音してもひかれるだけだろうしね! )( 楽しげに笑った後、もう一度、両手を合わせて静かに目を瞑り――本当に小さかった命の為に祈りを捧げる… )  [Fri 7 Oct 2011 22:09:24]
アーリィ > ( 聖女との約束をし、ちゃんと約束を守る。そこまでは問題ない――だが、如何しても道化を演じたくなるのは、やっぱり性格からか… )( 自己防衛本能が強すぎる気がするがと、小さく苦い笑みを片膝を突いたまま浮かべ――何かを振り払うように小さく首を左右に振った… ) 安心しろって…どんな馬鹿やっても、忘れないからな… ( 大きな声では云わないだろうが、それでも忘れることはないだろう。 )( ――只、忘れずに、心に… ) …あっ!花でも持ってくりゃ良かったか… ( 暫く、自分で地面に作った十字を眺めていたが、うっかりしてたと自分の頭を片手で掻く。どうも、そう云う所が決定的に抜けてる気がし――だからモテナインダナと笑うが… )( それは、それ以前の問題! ) [Fri 7 Oct 2011 22:00:39]
アーリィ > ( 来る前に川に寄って拾った、小さいながらも丸みの多い小石を、縦に数個、その上の方に横に数個――半分近く小石を生めながら、石で十字を作っていく… )( あまり目立たないように、それでも、この場所の意味を考え――小さな十字を一つ… )( これなら怒られないだろうし、見つかっても信心深い教徒が作ったのだろうと思われるかなと――少なくとも、無下には扱われないだろう… ) うん…こんなもんか… ( 色々と考えると、後悔の念もあるが――そんな自分の事は、今、この場所には関係ないだろう… )( 懺悔するなら、折角の大聖堂、帰りに懺悔室に寄るしね。 )( その時は胸の大きなシスターに悩みを聞いて欲しいものだ。 )( なんて罰当たりな事も考えてみた。 ) [Fri 7 Oct 2011 21:49:34]
アーリィ >  此処だろうな… ( 裏手の一角、とある場所で足を止めると、片膝をつき、両手を合わせると黙祷。パプテス教風の祈り――此処に来る前に調べたぐらいの付け焼刃…をし始める。 )( ――この場所に眠っている本当に小さな命の為に… ) 本当…何を持ってきて良いのか迷ったぜ。 ( 肌寒く感じる風を感じ、小さく身震いをした後に瞳を開け祈りが終わると小さく笑う。 )( 仔猫の墓参りなんてのは、流石に初めての経験。 )( それでも約束はしたし、何よりも自分が来たかった。 )( 小さく呟いた後、跪いたままズボンのポケットに手を入れ、川原で拾ってきた小石を数個取り出す。そして墓石もないその場所に、ゆっくりと並べ始めた。 ) [Fri 7 Oct 2011 21:39:09]
アーリィ > ( この大聖堂と云う場所に来るのは、本当に久しく思える。前に来たのは――そう、聖アダム修道会による大聖堂爆破未遂事件のときだったか… )( 基本、自分の宗派ではないので、そうそう気軽く足を向けれる場所でもないしね。 )( 別にやましい事は何もないので、大きな入り口から聖堂に来ると訪問理由を告げ、今居る場所に案内してもらった。 )( 天気は生憎の曇り空だが、それも雨ではない。 ) …幸運…って、事にするか。 ( 寸鉄を帯びずに黒を主体に置いた礼服姿なのは、大聖堂と云う場所に対しての礼儀の心算。 )( 問題が多いとは云え、一応は騎士。恥かしい格好もあまり出来ない現実。 ) [Fri 7 Oct 2011 21:29:15]
お知らせ > アーリィさんが来ました。 『 ―― 大聖堂の裏手 ―― 』 [Fri 7 Oct 2011 21:28:09]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『 ヴァリスを委ねた今、エリエッタが抜けた分の諜報を補うのが今後の方針となろう。 』 [Wed 21 Sep 2011 01:58:21]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『(以後、アレックス、艶子、双方の監視を続ける)』 [Wed 21 Sep 2011 01:57:44]
アレックス > ( その上、赤い雨事件と呼ばれる魔物の襲来時に負った火傷と、それを覆う痛々しげな包帯が近寄り難さを増しているだろう。 極限られた人間を除いて、アレッサンドラ・クレメンテと仲良くしようと思う者は多くない。 カーンでは放火に代表される苛烈なあり方で内外に恐れられ、またそのように誤解された姿を利用すらしているし、大聖堂においても積極的に関ろうとするのは、お節介焼きなテトス・エデンくらいのものだ。 抱えた荷物もあり、すれ違う修道士やシスターはその姿を避けていく。 ) ( 元気がなくみえるのは、少々気が重いのもある。 部下であり、同室のルームメイトであるセレニアは未だ帰らない。 彼女をクリスティアに置き去りにして、もう年単位になろうか―― セレスティア様に連絡してみる必要もあるかもしれない。 そんな事を思い浮かべるが、セレニアに対する責任もあるけれど一人の部屋に戻るのが寂しい、という気持ちもあるのだろう。 使われた形跡のないベッドを見る度に、意識せざるを得ない。 だから気分は少し憂鬱・・・ 何かで埋めてしまいたい。 こんな時、自分の心の弱さを感じる―― クルストは寂しさを覚える事があっただろうか?  )( そんな物憂げなアレッサンドラ・クレメンテは自分に向けられる視線に気付かないまま―― また、それがエリエッタ・嘉村のものと気付かないまま長い廊下を渡り終え、僧房の方へと消えていくだろう。 早く明日にならないだろうか、とそう願いつつ ) [Wed 21 Sep 2011 01:46:01]
エリー > ( 少しやつれたか。 元々ふっくらしている時など皆無だったけれど、それにしてもあまり元気そうには見えない。 私が抜けたのも一因だとしたら、本当に申し訳ないと思う。 ―――アレッサンドラが一度大聖堂に荷物を戻す、というのなら多分ヴァリスの件になんらかの決着があったと思って良いだろう。 最近新しい大きな事件があったのならまた話は変わって来るけれど―――昨日今日で艶子とカリンが動いた形跡は無いし、状況がはっきりしない。 アレッサンドラは今日はこのまま私室で休むのだろうか? だとしたら、一旦私も引き揚げようか。 大聖堂での生活サイクルは、何度かシスターに混じって生活した事がある都合、大体わかる。 そのタイミングに余裕を持ってまた訪れれば問題ないだろう。 当初の予定通り何日かアレッサンドラの行動を追わせて貰おう。 ―――いざとなったら一人の時に声を描けてしまっても良いけれど。 いきなり捕縛はされないと思うし―――素直な今の気持ちを話してみたいとも、思う。 ) [Wed 21 Sep 2011 01:31:44]
アレックス > ( ヴァリスを捕縛して後、大聖堂へ戻るのは着替えを取りに戻ったり、郵便を受け取る程度で専らカーンで過ごしていた。 しかし、大分慣れたとは言え元々潔癖症な箱入りであった自分には、カーンの仮眠室での寝泊りは心休まらないが、それでも横になっているだけでもそれなりに疲労は回復するものだし、3日も寝不足が続けば眠れずとも意識を失うものだった。 そんな生活も数ヶ月に及び、歩く姿はやつれて見えるだろうか――  人間以外の何者かになろうとするような度を越した節制も、健康的とは言えない姿を作る原因なのだが。 ) [Wed 21 Sep 2011 01:20:42]
エリー > ( 容姿や世間のイメージに対して、実際話してみた時のギャップも大きい。 案外普通で、案外少女的で、其処まで分かって来ると―――想像通り純真だった。 ) ( ポケットの中にドロワーズが1枚、入っている。 何でそんな物が、って、以前アレッサンドラの私室を訪ねた時、誤って(あくまで誤って)持ってきてしまったのだ。 別に普段からポケットに忍ばせているなんて言う変態的な事は断じてないけれど、まぁ、何となく、そう、もし万が一見抜かれて問い詰められた時にでも不意打ちにお返ししようか、なんて。 ベンチに座ってポケットに手を突っ込んで、何となくそれを手慰みにもぞもぞ玩んでいれば、運良くというか、ようやくというか、視界の隅にアレッサンドラの姿をとらえて慌てた。 ――――私室に向かっているようだ。 荷物が大きい。 暫く此方には戻っていなかった、且つ、戻ってきても良い状況になった、と捉えるべきか。 ―――変化があった、ということ? ) [Wed 21 Sep 2011 01:07:29]
アレックス > ( 信者が訪れる大礼拝堂から外れ、修道士らの生活の場である僧房へ続く渡り廊下にアレッサンドラ・クレメンテの姿―― 装いは何時もの死神めいたローブ姿ではなく、銃士やフェンサーといった風情である。 両手で大きなトランクを抱え、僧房へと向かう途中である。 暗黒街時計塔でのアイゼンリッターとの密会の後、ヴァリス・ファングレーはシスター・ジャスティスの責任の下で彼女の手に委ねられる事になり、万が一に備えてカーンに泊り込む必要が必要がなくなった為に私物を纏めて戻ってきた所である。 その経過に思う所はあるが、素行に問題があれど害悪吸血鬼身レディを滅ぼした実績のあるシスター・ジャスティスの頼みであればそれなりの筋が通る。 が、しかし―― 思い付きの出任せで行動しているような彼女の様子を鑑みるに一抹の不安がよぎるのだが、まあ、やらせてみても良いだろう、という所だ。 ) [Wed 21 Sep 2011 00:56:43]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 渡り廊下 』 [Wed 21 Sep 2011 00:49:09]
エリー > ( ちょっとしたファン、であり、同僚として一定の信頼を置ける人物でもあり、ああ、艶子もいけない。 彼女が時々、自分が一番アレッサンドラと仲がいいのだ、的な張り合いを見せるものだから、ついこっちまで変な意識をしてしまったり。 ――――ギルドから逃げるように出て来た時、心の中で最初に謝罪したのはやっぱりアレッサンドラに対してだった。 純粋に平和の為に戦う彼女の姿勢や行動に対しては今も疑いは無い。 彼女には失望はされたくなかったけれど、私は結局逃げ出して、今に至る。 ) [Wed 21 Sep 2011 00:42:29]
エリー > ( 彼女に対する感情は複雑だ。 初めはギルド内でもそう直接関わる機会は少なく、遠めに見て漠然と、堅そうな、怖そうな、もっと偏執的な―――所謂、世間のイメージする通りの人なのかと思った。 それが変わったのは、ハンターハント事件で私が入院した時、メッセージと共に薔薇の花束を彼女が見舞いに置いて行った時だ。 そこから私は彼女の今に至る根源的なルーツに興味を持つようになり、言動や行動に考察を加えるようになった。 観察対象として興味深く、また、何処となく好感が持てたといった所か。 ) [Wed 21 Sep 2011 00:36:21]
エリー > ( 具体的なプランは薄い。 暫くアレッサンドラの後を尾行し続け、その様子から現在の状況を推測してみようという程度だ。 艶子を上手くけしかけてアレッサンドラと接触させて、色々聞きだすという手もあるけれど、今彼女はカリンの傍を離れたがらなだろう。 二人が会う時はもう、カリンに何らかの決着が付く時かもしれない。 ) ( 不確実な行動だ。 効率が悪く、アレッサンドラがこの件にあまり深く絡んでいない可能性すらあるという。 ――――自分に正直に考えるのなら、私はアレッサンドラの様子を極個人的に見たいのだ。 どうしているか、変わりは無いか、外から客観的に観た今の私にはどういう風に彼女が見えるのか。 ) [Wed 21 Sep 2011 00:32:01]
エリー > ( 具体的なプランは薄い。 暫くアレッサンドラの後を尾行し続け、その様子から現在の状況を推測してみようという程度だ。 艶子を上手くけしかけてアレッサンドラと接触させて、色々聞きだすという手もあるけれど、今彼女はカリンの傍を離れたがらなだろう。 二人が会う時はもう、カリンに何らかの決着が付く時かもしれない。 ) ( 不確実な行動だ。 効率が悪く、アレッサンドラがこの件にあまり深く絡んでいない可能性すらあるという。 ――――自分に正直に考えるのなら、私はアレッサンドラの様子を極個人的に [Wed 21 Sep 2011 00:30:44]
エリー > ( ヴァリスとカリンの件を外から監視しようと決め、豪天寺艶子とカリンの潜伏先を特定する事はできた。 次はヴァリスのその後の事だが―――ギルドを離れてから先の状況が分からない。 まずそもそも、未だにヴァリス・ファングレーは生きているのだろうか? …厳密には「生きている」という表現自体がやや間違ってはいる―――どうなのだろう。 少し前の私ならあれを「死体」と断定できた。 そうするとつまり私は今、赤ん坊を育てる少女の死体と一緒に暮らしているという事だ。 それを良しとも悪しとも言い切れず、惰性で。 ―――この件に首を突っ込むのは、そんな状況をはっきりさせる為でもある。 VHGは正しいのか? 吸血鬼は全て滅ぼすべきなのか? 私はこの数年何をして来たのか。 見届けたら、そういう話をリゼルともしようと思う。 ) ( それで、大聖堂だ。 正直今日今必ずアレッサンドラが此処に帰って来るというあては無い。 それはそれで一つ、彼女の行動状態のヒントにはなるけれど。 …ギルドの様子を見に行く必要もあるかもしれない。 ) [Wed 21 Sep 2011 00:15:50]
エリー > ( 正門を潜って直ぐ、ヴェイトス市大聖堂の大礼拝堂がある。 鎖で吊られた巨大なシャンデリアに燈された1000本のキャンドルに照らされ、橙色の灯りに包まれている。 参列者用の木のベンチが左右に何列も並び、奥には十字架に磔にされた聖人の像。 教会の関係者や、夜遅くに祈りを捧げに来る信者、若しくは観光気分で大聖堂を見学しに来たその他の人々がこの時間でも視界にぽつぽつと映っている。 私はその中であまり目立たない様に、ぽつりと孤立しない程度に全く見知らぬ見学者の近くを余り離れない程度に歩いている。 ロングヘアーの鬘に藍のジャケット、ショートパンツ姿に肩掛けの学生鞄。 ここに来るならシスターの姿で紛れるのも一つだったが、一度その恰好で彼女にネタばらしをしている時点で少し危険だ。 ――――アレッサンドラ・クレメンテは今日もギルド側だろうか? ) [Wed 21 Sep 2011 00:05:24]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 礼拝堂 』 [Tue 20 Sep 2011 23:50:47]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『しゃー!明日もがんばりましょー!』 [Tue 31 May 2011 01:27:34]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 『( #11 千里の道もなんていうのはお約束過ぎるありふれた言葉。 )』 [Tue 31 May 2011 01:21:40]
アンヘル > デスヨネー。 ( まあ、なんというか。多分仕方が無いんだろうけど! )( 人に歴史あり、だなーとか勝手に思ったり。最後にもう一度十字を切って、粗末なお花を一輪供えて。肩を叩かれた聖女は立ち上がり、うーん、と伸びをする。 ) ハイ!それじゃ戻りましょう。あんまり遅くまで起きていると、私なんかはまた付き人がうるさいのなんの。 ( アンニュイだった気分。明確な自分の願いとか―――って。うん。色々思う所があったけれども。だけども前向きに考えていかなければ! ) [Tue 31 May 2011 01:21:02]
ジャスティス > ヒドイヨネー。 (なんて首をかしげて) うんうん、慣れてきたのなら結構結構……んー、まぁ私も初めは暗黒街を安全な街に!とか漠然としたこと考えてたけど、とりあえず廃教会教えてもらったり、勝手に住み着いたり、みんなでバイトしてお金ためて回収したり、とりあえずできることから始めたなー。アンヘルさんも、何か思いついたらとりあえずやってみたらいいと思いますよ。 (そういってカラカラ笑うと立ち上がり、じゃあそろそろ行きますか、と肩をたたいて) [Tue 31 May 2011 01:14:40]
アンヘル > わかってますって。ジャスティスさんって、やっぱし楽しくて良い人ですし。 ゴリラ呼ばわりなんて特にもう酷いですよねー。 ( ちょっとからかい過ぎたかもー、っと。ぺかーっと純朴な笑みを浮かべればちゃんとジャスティスさんの方を信じますから、と頷いた。何だかんだであまり人を疑わない性格なのである。天使殺したって聞いたらドンビキするけどな! ) ハイ。御一緒になりました時はご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願いしたいと思います。 そうですね。噂には聞いておりましたが、フェアリンの方とは予想以上に違いも多くて。最近はやっと少しずつ慣れてきましたけれども。 ( 尾ひれがひっどい彼女の噂だけれども、それでもちゃんと実力はある事は共通で認識されていること。一緒に仕事する時は素直に頼りにさせていただこう。―――やっぱし大聖堂でもヴェイトスはヴェイトス。ガッチガチのあっちと違って、色々とごちゃ混ぜになっている傾向は強い。私はまだそういうのを受け入れやすい土壌があったからいいけれども、やっぱりちょっと慣れるのには時間が。 ) それは本当に酷い逆恨みじゃないですか!うーん…けれどもそうとなるとやっぱり簡単な話ではありませんか。 ( ヴァンパイアなんて、明確な悪そのものじゃないかというのに。恨まれる要素なんてそこには微塵も無い。と迷いを抱かず言い切る。 ) それは勿論。誰も皆が飢えず、不幸にならず―――。だけどそんなの、誰だって考えてる当然のことじゃないですか。 ( 他人の不幸を望む人間はいない。他人の不幸を願うのは、それは悪魔と呼ぶものだ、と。まだまだ世の中というものを知らないから、疑念無くその思いを抱ける。 )( そんな漠然としたものじゃなくて、ジャスティスさんみたいにもっと明確な何かが私も欲しい、とは思うのだけれど。ありがとうございます、と。猫の代わりにお礼を言って。そして今度の食事を約束しよう。 ) [Tue 31 May 2011 01:04:12]
ジャスティス > 尾ひれが!!尾ひれがひどいのよ!? (本当信じて天使様、と腕を組んで。ちなみに天使様までは殺したことがあるという。模範的な修道女である)  んー、では一緒にがんばりましょう!! 大聖堂のノリはちょっとアンヘル様にはなれないところもあるかもしれませんが……特に多t回に関しては。と、もうさすがになれました? (結構融和性の高いのが大聖堂の特徴である) んー、滅ぼしてきたヴァンパイアとかの家族とか、逆恨みされたこともありますしね、地方村とかに作っても暗黒街より逆に危ないかも。 (とため息ついて) んー、なるほどぉ……みんなを幸せにしたい、とかそういう漠然としたことはあるんじゃないですか? (今度一緒にお食事でもしながらそのあたりお話ししましょう、といいかがみこんで、猫の墓に手製のクッキーを一つ備える) [Tue 31 May 2011 00:38:57]
アンヘル > ジャスティスさん。ぶっちゃけそれって自業自得な評判ですよね。 ( しらーっとした視線を浴びせて慰めるどころか追い打ち染みた言葉を掛ける。このように性格があまり宜しくないあたり、理想とする模範的な聖女への道は遠いのかもしれない……! ) かもしれません。けれど私には未だ別の使い方が思い付かないのも事実でもあります。 ( それならば戦い続けますと。迷いなく真っ直ぐに聖女は答えた。――――今の所は大丈夫だろう。聖女とはアイドルであり偶像。ましてや余所からの借り物であるアンヘル・セリアーには、今の所は身の丈に遭わない危険な聖務は回ってきていない。だから多分、大丈夫。 ) あの辺りの治安となると…色々と大変でしょうし……。――――応援してます。ジャスティスさん。がんばってください! ( まずはファイト!と応援して。けどそういった事に関して、私が貸せるような力は無さそうでもある。ふぅ。やっぱ歯痒い。 )  ―――――……………  ( 何をしたいか?と明確に問われて―――考えてみれば、そういう事を考えたりしてなかった。 ) ( 病床に伏せっていた時は色々と考えていた事もあったけれど―――それはもう、健康的な今の体になったお陰であの時の願いは何でも叶えられる。走り回ることだって、大声を上げて叫ぶ事だって。だけど今は何がしたいかって言われて――――特にそういうの、何にもなかった事に気付いてしまった。 ) ――――……無い…です。 ( 少しばかしシュンとしたように。今更ながらに、自分は夢とか明確な目的とか、そういった事が無い人間だっていう事に気付いた。 ) [Tue 31 May 2011 00:23:22]
ジャスティス > ええ、ええええ、いいですよ、どーせ私はマフィアと旅行行ったとか男遊びするとか、戦うしか能がないとかゴリラ女とかそんな噂ばっかのやくざシスターですよ!! (とすねたふりをして) んんー。天使様の力、ほかに使い方もあると思いますけどねぇ……まあ、アンヘル様、天使様とて不死者に後れを取ることもあるのですから、十分にお気をつけて (とちょっと心配して見せて) けど、お金は多少は貯えもありますが、人手が足りないし各方面から私が恨み買ってて治安的にちょっと怖いし、いろいろと課題が多いんですよね……ん? (不思議そうに問い返すアンヘルを同じく不思議そうに見て) はい、アンヘル様が何をしたいか、ですよ? [Tue 31 May 2011 00:02:14]
アンヘル > あ、ご、ごめんなさい。つい…… ( ふかーい影を纏う様子に慌てて謝るアンヘル。まだちょっと笑いを堪えてるのか、声のトーンがおかしかったりするのは気にするな。 ) ダメですよっ。私が聖女である理由は、天使の力をこの身に宿せるから。その天使の力は、悪を滅ぼし魔を断つ剣となる事。ですから私は戦わなければ『聖女』では無いんです。 ( そっち方面の能力で聖女認定、という言葉に頷いて。だからちょっと理想とする聖女像、っていうのは中々道のりが遠いのだ。 )( 叱られているうちは、ちゃんと気に掛けられているっていう証だと仰ってましたよと嬉しそうにはにかむ相手に微笑みかえして。 ) 孤児院。ステキな話ではありませんか。是非是非頑張って下さい。出来る事なら、私も何でもお手伝いいたします! ( ―――身よりの無い不幸な子供達を引きとる場所。そういう所が増えるのは素晴らしい話であり、知り合いがそれをするというのならば尽力を惜しむことはないだろうと―――― ) ( ――――あれ? ) ―――――え? 何を……ですか? ( キョトン、と。本気で不思議そうに瞳を瞬かせて。 ) ( …………………あれ? ) [Mon 30 May 2011 23:48:12]
ジャスティス > ほう……。 (顔に深い影をまといながら、そっぽを向いて笑いをこらえ、いやあんまりこらえていないアンヘルの様に心の中で泣いて) ほへー……なるほど。 (聞いておきながら、ちょっと自分には到達できないような模範的な解答に少したじろぐ) うーん、それなら、別に戦わなくてもいいような気もしますけど……アンヘル様って、そっち方面の能力で聖女認定、なんですっけ? なかなか難しいですよねぇ。 (私も修道女長様たちに、いつまでも不良みたいなことやってないで柔道所としての務めに励みなさいって叱られるんですよ、となんだかうれしそうにはにかむ) 聖堂騎士、って話にも、なにごとだー!!なんて怒られてね。 私は孤児院やりたいんですよね〜。 アンヘル様は立派な聖女になって、何をするんですか? [Mon 30 May 2011 23:30:11]
アンヘル > 冗談ですよ冗談。半分くらいは。 ( おかしそうに口元に手を当てながら、余計なひと言も付け加えておいて。何故か天使の方の性格を知られるとビビられる事が多い気がする私。とってもやさしいてんしさまなのに。 ) 本当に。覚えたいですよね、あーいうのー。 ( ――――ジャスティスさんが、癒しの奇跡。 )( クスッ、と何かツボに入ったのか、明後日の方向向いて笑いを堪え始めた酷過ぎるアンヘル。だって、似合わなかったんだすごく!! ) え? 理想の私って、それは当然に周りの人の模範となるべく敬虔な信者で、周りの皆から尊敬を集められるような聖女である事ですよ。 ( 模範的な答えと言うべきか。面白味の無い答えとするべきか。理想の私、っていったら、それは一分の隙も無い完璧な、文字通りの『聖女』のような私であるだろう。うん、そうに違いない。 ) [Mon 30 May 2011 23:23:26]
ジャスティス > うう、そんなにすぐ納得されると逆にへこむっつーの。 (前回会ったときは足芸されたのでちょっと内心ビビりつつもフランクに接して) わかる、わかる。私も癒しの奇跡とかできたらいいなーって昔から思ってるんですよ。 (一応奇跡も使えるんですけどね、とため息。ただしこの修道女が使うのは奇跡ではなく気合いである) むー、それじゃあ、お聞きしましょう。 アンヘル様のりそうな自分、ってどんな感じですか? (と笑顔でアンヘルを見つめて) [Mon 30 May 2011 23:15:25]
アンヘル > ( きょとん。 ) ―――――あ、そうでした。本当ごめんなさいでした。本当。 ( 瞳をパチクリした後にハッ、としたように口元に手当てれば、ごめんなさい、って謝って頭下げたよ。うん、冗談ですこっちも一応。 ) 惜しいです。ニアピンです。 ( 飼ってたペットが死んだー、っていう意味では似たようなもの。多分こうして胸の内でわだかまっている気分も、またもそれと似たようなものなんだろうけれど。 ) アハハ……ッ。 ( ふぅ。 確かに私は目の前の人と違って―――失礼。とりあえず普通の聖職者として日々を送る事も出来るんだろうな、って思わなくも無い。 ) ――――けど、やっぱし私は『聖女』っていう称号があってこその私ですから。 ………それなのに聖女として何だか足りてない事が山盛りじゃない?ってふと気づいちゃって。 ( 悪・即・斬!しか出来ない私。誰かを癒したりだとか、そういう事は全く出来ない戦いの天使の力。 ) ……………お墓見ちゃって、色々振り返っちゃって、それで多分こんなアンニュイに? ( ――――ウォータリアンに攻められたとき、結局私は負けちゃったわけで。もしも私がもっと強くてウォータリアンもあの時にバッタバッタとなぎ倒せてたら、この子も死ななかったんじゃないかなー、とか。そんな風にまで思ってしまう。なんか子供みたい。 ) [Mon 30 May 2011 23:12:24]
ジャスティス > あたしの前でそういうこと言うかこら。 (窓にもたれかかるようにして手をぶらぶらさせながら冗談交じりににらんで見せる) んー?なに、それ?金魚の墓? (窓の上部のヘリに手をかけ、勢いよく窓から足と胴体、頭の順に飛び出す) アンヘル様なら、戦わずとも十分聖職者でやっていけますよ……あー、猫かぁ。 (横に来れば、その墓を覗き込みながら十字を切る)猫のお墓見てアンニュイに?それともアンニュイになって? (と首をかしげて) [Mon 30 May 2011 22:55:53]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Mon 30 May 2011 22:51:38]
アンヘル > ( 奇跡、聖女だなんて呼ばれた所で、私の持つ力は悪を斬る為だけのもの。それを不満に思う事も何もあったりはしないのだけれども。 ) ( ふぅ ) ( ――――私のせいで、って考えてしまえば。やっぱり憂鬱な溜息は零れ落ちてしまう。余計なお節介だったっていうか。なんていうか―――― ) ――――ジャスティスさん。………いえ。私って、戦う以外に能の無い聖女なんだなー、って。ちょっと黄昏る気分になってしまって。 ( 墓標代わりに小石でも積んでみたら、なんかもっとぞんざいというか適当な扱いになってしまったような。――――その辺りに居そうな十人並の顔立ちの少女が振り返れば、そっちの方にいた顔見知りにアンニュイな気分に浸っているところですー、って返事をして。 ) 野良猫のお墓参り中です。ウォータリアンの時のいざこざの時に、巻き込まれて死んじゃった子で。 [Mon 30 May 2011 22:47:06]
ジャスティス > すわって、竜華樹の手掛かりは……(オルガに依頼された竜華樹らしき人物の調査と討伐。各ギルドに問い合わせればハラエに情報が来ていたようで。なにせカジノのオルガの賞金のかけ方は本物も偽物も関係ないといった様子、一応聖職者なのだし、鵜呑みにして殺傷するわけにもいかないと珍しく慎重な様子。自分あてに届いたハラエからの書簡を受け取りにきたその帰り……。ふと窓から外を見れば裏庭にみしった姿) なーにしてんの? (窓を開け、アンヘルに語りかける) [Mon 30 May 2011 22:33:06]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 30 May 2011 22:27:56]
アンヘル > ( こっちに来てまだ日も浅かった頃。正門を見に行った時に騎士の人と出会って。そこで迷子の野良猫を拾って。周りに親がいないか探したけれど見つからなくて。里親を探していて―――― )( そうしているうちに過激派の連中に大聖堂が襲撃されて。偶々巻き込まれて死んでしまった。可哀想な子猫。 ) ( ぼんやりとしゃがんでじーっと多分お墓を作った場所あたりを見つめて。私のせいだったのかな、と思う。少なくともこの子を私が拾わなければ。大聖堂に連れ帰らなければ。或いはもっと早く里親を見つけていれば。そうすれば、少なくともこの子はあの事件に巻き込まれて死ぬことはなくて済んだんだなって。 ) [Mon 30 May 2011 22:21:40]
アンヘル > ( アンヘル・セリアー。或いはセシリア・ジャンヌ。天使の力を自らの意思にてこの地上に顕現させるという奇跡により、フェアリン聖教会にて正式に聖女認定をされた少女。かつては病弱であり、ベッドから立ち上がる事も出来ない日々も少なくなかったけれど、今はこうして普通の少女のように振る舞う事が出来ている。 ) ( 大聖堂の裏手。 こっそりと弔った物がある。それは野良猫のお墓。――――お墓といっても墓標も何も無い。ずっと前の事だから、埋めた跡ももうわからない。 ) [Mon 30 May 2011 22:07:44]
お知らせ > アンヘルさんが入室されました。 『 猫の墓 』 [Mon 30 May 2011 22:01:32]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『頼りにしています。 貴方も気をつけて。( そう言えば、脇目も振らず。 )』 [Fri 6 May 2011 01:31:20]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『――全くもって無意識に、そう無意識に、アレッサンドラのドロワーズをポケットに突っ込んだ。』 [Fri 6 May 2011 01:28:53]
エリー > 行方の掴めない母親の方が連れている可能性が高いですね。 ―――背後に擁護派の支援があったような痕跡はありませんしまともな暮らしが出来ているとは考え辛いですけど……あるとしたら、吸血鬼と知ってか知らずか、誰かをかどわかして潜伏先を提供させているか。 ( カリン、若しくはヴァネッサ、若しくはヴィルヘルミナ・ティアマトの行方も依然として掴めない。 吸血鬼の危険性に詳しく無く、人のいい人物なら或いは、赤ん坊でも見せられればカリンを匿っている可能性は十分ある。 カリンを調べるならその線か。 ヴァリスについては―――今は、そう、アレッサンドラの言う通り、彼女にまず任せておくべきだ。 私にはこれ以上手が広げられないだけの仕事が幾つもある。 ) 分かりました。 フランベルジュの件に戻ります。 ( 折角戻ってきて一休みする所だったろうに、アレッサンドラはもう出発の準備をしている。 矢張り明日の朝にでも挨拶がてらに話せば良かったかと少し後悔するけれど、もう遅い。 その顔はさっきまでと違う、ギルドで顔を合わせる時の彼女のものだ。 ) ―――でも、手が必要なら呼んでくださいね。 私にしか出来ない仕事もありますから。 ( 私も仕事に戻ろう。 先に部屋を出て、最後に一言残す。 武器を使う戦いは彼女らに任せるけれど、私には情報戦という武器がある。 戦場なら兎も角、平時の街で隠れ潜む敵と戦う上で、とても重要な。 ) [Fri 6 May 2011 01:27:04]
アレックス > ( つまり、それはヴァリス・ファングレーとヴィルヘルミナ・ティアマトの間に生まれたものと考えるのが自然な発想だ。だが、しかし―― そんな事が起こりうるのか? ) その仮定が真実であるのなら、事態は思った以上に深刻です。( ヴァリス・ファングレーが協力姿勢を示しつつ、肝心な情報を出さない事は了解していた。 彼は恭順するようでいて、その実VHGを利用して本懐を遂げようとしていたのだから。 だが、彼の境遇を哀れに思えばこそ、見過ごしてきた。 だが。 ) カーンに戻ります。 貴方は貴方の使命を果たしなさい。 ( エリエッタの肩に置いた手を離し、トランクに荷物を押し込んで蓋を固定する。 ヴァリス・ファングレーを問いたださなくては。 手慰みに赤子を拉致して吸血鬼化したものならまだ良い。 だが、吸血鬼が吸血鬼を出産するというのは、見過ごす事ができない。 死体が子供を産むなんて、何て忌わしい―― 摂理がまた一つ穢された。 否、それだけではない。 それは―― ヒトに取って代わるモノではないか。 あまりの事に、頭が混乱している。 すこし落ち着かなくては―― トランクを手に立ち上がり、扉へ向かう。 ) [Fri 6 May 2011 01:10:48]
エリー > あ、はは…ちょっと最近、まぁ、その、それなりに充実はしているんですけれど、ええ。 ( 色々頑張り過ぎて、などとごにょごにょ。 ギルドでの通常の仕事に加えて、地方村や淫売窟、ここ大聖堂に飛び入りで仕事が入る事もある。 大学に関しては殆ど二重生活状態だ。 教室で講義を受け、クラスメイトと交流を持ち、彼女らの中に同級生、ジーン・バシッチという人物が馴染むべく。 そういう意味でもそりゃあ、疲れは溜まっているかもしれない。 吸血鬼を狩る為に、前に出て命を張らない私にできる事はこれくらいだ。 ) ―――そう、ですね。 私個人としては、家族に下手に知らせると、此方の妨害をしたり予想外の暴走をする事を心配しますけれど。 ( 誰もが私みたいに、家族の首がはねられる所を黙ってみているわけじゃないだろう。 その後納得して、家族を殺した(既に死んでいるのだが)ハンターになるような被害者はむしろ珍しい例だ。 ) あそこに住んでいたのは若い男と誰か女性、それから、子供が一人か二人か―――片方はまだ赤ん坊か幼児か、です。 それがどういう子供かは断定できませんが、育児を、まともにしていたとは判断できます。 それと、彼が―――ヴァリスがあんなに協力姿勢をアピールしつつ、すっぽりと証言から外す、子供です。 ( すっと、表情が消え失せる。 肩に手を置いたアレッサンドラの顔が間近に近付いても微動だにしない。 ) 処分対象である可能性が極めて高いと思います。 死体が子を、産んだのなら。 [Fri 6 May 2011 00:47:23]
アレックス > 少しやつれたように見えます。 ちゃんと寝ていますか? 食事は? えと、だから、その―― かえして( エリエッタの顔は、心なしか痩せて見える。 よくよく見ないと判らない巧みな化粧で誤魔化しているが、頬の辺りが少し殺げている気がするし、クマが隠しきれて居ない。 問うてもどこかぼんやりして、上の空なエリエッタが下着を無意識なのだろうか?手慰みに弄び始めて大弱りである。 まだ、顔に当てなくなっただけマシだけど・・・! すごく、おちつかない。 眉尻は下がり続け、顔は赤く、もじもじと居心地悪そうに身動ぎして。 ) ええと―― ええ、もしフランベルジュが黒だとしたら、ご両親にも現実を受け入れる準備が必要ですし、我々が直接動くよりは彼女を押さえるのは易いでしょう。 勿論、最悪の事態に備えなくてはいけませんけれど。( 吸血鬼化していたフランベルジュが両親を襲う、という想定だ。被害の拡大は防がなければならない。 )――― ッ!! それは・・・。つまり・・・?( ヴァリス・ファングレーに関係する子供。 つまり、彼の子という事だろう。 それは良い。 いかな雑種とは言え、運が避ければ子供は出来るだろう。 しかし、誰との子供だ。 いや――何との子供だ。 その先は聞きたくない。 聞きたくないが、確かめなくては―― ) いえ、少し待って。 少しだけ。 ( と、エリエッタを制す。 そんな事があって良いのか。 眼を閉じ、胸に手を当てて、深呼吸を繰り返す。 忌まわしい、忌まわしい、忌まわしい!! )・・・ エリエッタ。 貴女の考えを聞かせてください。 ( エリエッタの肩に手を置き、殺気立った緊張感すら漂わせ、言う。 ※ぱんつかえせ。 ) [Fri 6 May 2011 00:30:38]
エリー > ( 夜中に二人きりで暗い個室で直ぐ其処にベッドが見えるという精神衛生上宜しくない環境だ。 ただ、前々から(自分に対して)言っている様に、私は至ってノーマルであり、この間の事もあんなものが勝手に生えてきた所為だ。 そうじゃないと困る。 ※上の空で天井など見上げながら下着を両手で握ったり広げたりしつつ。 ) え、あ、はい? なにがですか? あ、それでですね―――( 具合は悪かった。 すこぶる悪かった。 朝起きると気力も体力も無いのに気が付けば右手の1人遊びを再会しようとしている事に気付く程度には。 一生封印ものの数日間だった。 男性の気持ちというものに理解を示す事が出来るようになったのだけが収穫だ。 今後少年の変装もレパートリリスト入りしてもいいかもしれない。 まぁ、どうしようもない駄目な少年だが。 ) そうですね、ご両親に…気は重いですけど、手遅れになるよりは、そうかもしれません。 ( フランベルジュの件は出来る限り客観的になりたいとは思うけど、やっぱり幾らか私情が入ってしまう。 ごく普通の、真面目で育ちの良さそうな、普通の娘なのだ。 私の知っているフランは。 出来ればシロであると信じたい。 ) ―――子供が、居たようです。 ヴァリス・ファングレー宅の周辺住民が泣き声や洗濯物を目撃しています。 短期的な物ではなく、来客のものである可能性は低いと思います。 ( 彼の証言からはすっぽりと欠けている新しい事実。 押収品や焼け残った室内からも、よくよく考えれば幼い子供が居なければあり得ない様なものが幾つか見つかった。 ) [Fri 6 May 2011 00:06:44]
アレックス > ( 散らばった洗濯物をかき集める間に、ふと顔を上げたら、自分の洗濯物らしい白いもので、なんだか恥ずかしそうに顔を覆ってるエリエッタ。 サテンシルクのつるつるした材質は、よりによって肌着の下穿きである。 肌着とは言え、ショーツというよりズボンのようなものだけど、えっと、その・・・ か、かえして! ) エリエッタ・・・ あの。 その。 大丈夫ですか? ( とは言え、相手は信頼する同僚であり、境遇に同情して何かと気にかけている相手であり、さっきから様子がおかしい気がする。 最近、大学と本部とを行き来していたと思ったら唐突に休んだりもしており、具合でも悪いのだろうか。 そーっと、握っている下着を取り返えそうとしつつ、様子を伺って。 ) フランベルジュについては学生という事もあります。ご両親に連絡を取ってみる事も必要かと思いますが―― ( 確か、同じヴェイトス大学の学生から告発された娘だったと思う。顔見知りだという事でエリエッタが担当しているが、顔見知り故に鈍る事もあるからフォローが必要だろうと思う。 雨の日に出歩かない、というのは吸血鬼の裏づけになりえる目立った特長だ。 ) ヴァリス・ファングレーの件は・・・ そろそろ結果を出さなければならないと思っている所ですが、問題とは? ( ぐいぐい。 かーえーしーてー・・・! ちょっと泣きそう。 ) [Thu 5 May 2011 23:47:57]
エリー > あ、いえ、そうだ、お話しの前に…! ( 人様の物をばら撒いておいて仕事の話じゃない。 慌てて膝をついてそれ―――下着を拾い集めてから、そういえば下着だったと思い出すテンパリ状態だ。 洗濯前のドロワーズという生々しい物を握っている事に気付いた瞬間、心音がビクンと一段階跳ねあがって一瞬周囲の音が遠退いた。 膝が笑っている。 顔が熱い。 いつもみたいに「笑っても怒っても驚いても泣いてもいない顔」が維持できない。 反射的に顔を隠すように頬に手を当てて遮って、目を逸らした。 あんまり、素の顔を見られたくないのだ。 ※手に握っている白いもの ) ――――そう、どっちもそろそろ、進展が欲しい所ですし。 フランベルジュの方は―――相変わらず現状維持です。 霧生黒子の証言通り、雨の日に閉じこもる傾向はありますけれど。 どちらかというとヴァリス・ファングレーの件の方が問題かもしれません。 [Thu 5 May 2011 23:18:38]
アレックス > もう、そうやって私をからかって。 思ったより子供っぽい悪戯が好きなのですね。 ( 慌てて出来心だった、と弁解するエリエッタから「みそこないました」と言わんばかりにつん、と顔を逸らすけれど、恥ずかしさでなんだか顔が熱くて、両手で口元を覆って それでも落ち着きそうにないから主の祈りを唇でだけなぞって居たら、洗濯籠を取り落とす音。 ちょっとした悪戯を真に受けて怒った風にして、彼女を傷つけてしまったかもしれない、と慌てて体裁を整えて、ンン、と咳払いを一つ。 ) えと、言い過ぎました。 その、びっくりして―― あ、大丈夫ですから! そんなに、気にしてません。 でも、これっきりにしてくださいね。( と、如何にも慣れてないような苦しいフォローをしつつ、取り落とした洗濯籠と、散らばった洗濯物を拾い集め―― 同性だから気にする事はないのだけど、相手が同僚だと思うと、なんだか洗濯物を見せるのが気恥ずかしくなって来て、少しだけ慌てて。 ) ええと、そう、仕事の話でしたね。 そこに座って下さい。 すみません、何も無くて。( と、ビューローと対になった椅子を薦め、お茶の一つも出せない事を詫びながら、洗濯籠を隅の方に押しやる。 なんだか、妙に落ち着かなくて気まずい雰囲気だ。 仕事の話になれば、きっと空気も変わるだろうと先を促し ) [Thu 5 May 2011 23:03:19]
シスター > ( むしろ私はその事実に安心する。 どんな物事にも、人間の行動原理にも、必ず理由があるものだ。 起因の見えない言動や行動なんていうものには注意しなければならない。 それはとても不自然なものだから。 そういう意味で、アレッサンドラ・クレメンテを突き動かす物の根源が正義とか大義とかいう「言葉」ではなく、行為そのものに対する興奮であっても構わない。 人間らしいとも思うし、それを彼女はある程度自覚してコントロールで来ているんだから。 ) すみません、別の仕事で時々大聖堂にも来ているんです。 暫くはVHGの方に詰めているものだと思っていたら、偶然見かけてちょっと、まぁ、挨拶―――と、お仕事の話を、って、あの、ごめんなさい、試してみたくなって…! ( 大丈夫だ、ちゃんと喋れているし、向こうが動揺してくれている分こっちが余裕を持てる。 そう思いながら得意げに説明をしていれば、普段見せない様な年相応の反応に少し驚いて籠を取り落とす。 なんでって、その顔がほんの数日前に自宅で勝手に妄想した彼女の顔とイメージがぴったりだったからだ。 私が無理矢理犯して、何度も何度もベッドの上で穢した上で都合良く凋落した後に見せたアレッサンドラの顔に。 ) あ、あの、で、お仕事っ…ヴァリス・ファングレーの話とか、フランベルジュ・フランドールの話、とか、まぁ、あれこれ、ですね。 [Thu 5 May 2011 22:40:39]
アレックス > ( 他人の眼に映るアレッサンドラ・クレメンテは生真面目で清貧な、高潔な人物として捕らえられる。 事実、人前ではそのように振る舞い、人の見ていない所でも強迫観念的に清く正しくあろうとする人間性である。 しかし、行過ぎた清貧さや信仰心は、その姿に狂信的なものを感じさせるのも確かであり、かつて、聖剣戦争で露わにしたような、極めて排他的な狂信者の顔も持ち合わせている。 その淵を覗こうとする観察の眼に気づかないまま、洗濯籠を抱える修道女を他所に、床に膝を付いて棚からトランクへと着替えを移し―― ) え? ( 頭の上から降った、聞き覚えのある口調の声に、まるで油断しきった声とともに顔を上げる。 洗濯籠を抱えて、頭巾を取る修道女―― 露わになる栗色の髪。 ) エ、エリエッタ? あなた・・・!( 目の前に居たのは、カーンの諜報員であるエリエッタ・嘉村。 あまりにも意表を突かれて、眼をまん丸にして名前を呼び、次の瞬間には、私を騙したな、と少し恨みがましそうに唇が尖る。 プライベートな場面でのアレッサンドラ・クレメンテは、驚くほど迂闊な世間知らずなのだ。 よもや、大聖堂でこんなトリックに賭けられるとは夢にも思っていなかったのである。 うう、とハメられた悔しさと、気恥ずかしさに呻いて。 ) もう、意地が悪いですよ、エリエッタ。 試すような事はやめて下さい。 ( もうびっくりしたやら恐れ戦いたやら、はあ、と息をつく。 なんだか、寄る人全てをしばらく疑ってしまいそうだ。 ) [Thu 5 May 2011 22:21:39]
シスター > ( 普段からそう一緒に仕事をするばかりじゃないけれど、久し振りにアレッサンドラ・クレメンテの顔を見た。 痛々しい包帯に覆われた顔、身体、少し病的なくらい痩せた身体だ。 火傷を負う前の彼女とは殆ど縁が無かったが、遠目に見ても整った美しい顔立ちだったのを覚えている。 戦いの結果こんな姿になって、尚戦うという姿勢には―――真摯というよりは、熱狂のような物が稀に窺える。 他の皆がどう見ているかは知らないが、知る限り豪天寺艶子やセレニアのように、彼女を高潔で陰りの無い女性だと認識している人間は多そうだ。 ギルド内での支持も高いし。 ) …いえ、御苦労様です。 失礼しますね。 ( 痛いくらい股間でそそり立つ異物はもう無い。 栄養剤だという魔女の試薬を何の気なしに飲んで―――とても人前に出られない様な状態になって仕事を休み、暫く自宅に籠っていた。 ―――そこで私がしていた事と言ったら。 まるで気が付く様子もないアレッサンドラの様子に少し意地の悪い悦びが芽生え、当たり前の顔をして洗濯籠を抱えた。 目の前に白い、下着の山。 やっぱりアレッサンドラの匂いがする。 あ、駄目だ、限界。 これ以上は本当に不味い。 ) ―――油断していますよ、アレッサンドラさん。 私じゃなかったらアウトです。 ( と、其処でようやく頭巾を取って、意識して声色と口調を戻した。 洗濯籠を抱えたまま。 ) [Thu 5 May 2011 21:54:52]
アレックス > ( 胸の内で膨らんだ凶暴な衝動も客の来訪で胡散霧消し、後に残るのは罪悪感にも似た居心地の悪さ―― そんな中、扉を開けたのは、イエロティア系の若い修道女。 大聖堂には多くの修道女が居て、日々増えたり減ったりを繰り返し、とても全てを覚えきれるものではない。 それなりに長く大聖堂に寄宿しているが、吸血鬼狩りの任務で外出しがちな事もあり、特に自分を気にかけてくれる数名の修道女以外、名前も覚えていないような有様である。 ) いえ、此方こそ―― 夜分にすみません。 準備が出来次第、すぐに戻りますので。( 修道院の規律は厳格だ。 夜遅くまで義務を果たし、日の出よりも先に起きる―― 見回りの看守が物音を立てている事を咎めにきたのだと思い、謝意を述べる。 イエロティア系のエリエッタ・嘉村の特徴はただでさえ掴み難く、意図的に個性を消す術にも長けている。 例え知らされていても、気づかない事はままある事で、気づかないまま対応し始め。 ) あ、洗濯・・・ ありがとうございます。 また頼んでしまう事になりますが、どうかよろしくお伝えください。( と、気まずそうに、申し訳無さそうに言う。 空けられたままのビューローの棚には、綺麗に折りたたまれた白いブラウスや、スリップ、ドロワーズなどが並んでいる。 ) [Thu 5 May 2011 21:38:27]
シスター > ( 眠る準備でもしていたのだろうか? 少し、声が驚いたみたいに裏返っていたけど――まだ今さっき戻ってきたのを確認したばかりだ。 熟睡はしてなかったと思う。 気を取り直して、扉を開ける。 ) 遅い時間に失礼します―――丁度、お帰りの所をお見かけしまして。 ( と、扉を開けて控えめな声で挨拶をするのは大聖堂の修道服を着た、質素な顔立ちの若いシスター。 名前はリシェ・ルアードセルビ。 そういう風に設定されて、司祭の一人に仮の在籍を裏で許可されたヴァンパイアハンターズギルド職員、エリエッタ・嘉村の偽名である。 茶色がかった髪の毛は頭巾に隠れ、物腰は全く主張らしい主張も無く、服装は周りに幾らでも居る其れと同じ。 大聖堂のシスターの中をに混ざっていても、個として覚えるのは困難だろう。 ) ( そのシスターは挨拶をしてからほんの数秒、部屋主の反応を窺う。 彼女は私が此処に偶に紛れ込んでいる事を知っていただろうか? そうでないなら、気付けるだろうか? ほんの実験、若しくは悪戯心だ。 ) ( 部屋の中は少し黴臭く、同時にアレッサンドラの匂いがした。 薔薇の香油の匂いだ。 仕事中じゃない、自室で少し力の抜けた感じが新鮮に見えて少しドキリとした。 何というか、殺伐とした職務中に見る彼女に比べてずっと人間的というか、体温を感じると言うか、生々しい。 ) [Thu 5 May 2011 21:15:47]
アレックス > ( 唾棄すべきは、哀れみを請うばかりの吸血鬼の成り損ない。 主に唾を吐き、生き血を啜るだけの矜持もなく、反逆者になってなお湛えた高貴さもなく、世界の全てを敵に回すだけの意気地もない。 ただ、惰性に失われた命にしがみつくばかりの肉に宿る妄念を振りかざして、すでに死したる身で眠る事を拒み、分け与えられる親愛を餌食にしながら被害者の顔をして厚顔無恥に己の生を主張する。 そんなモノに喰い散らかされた塵を処理する為に、この身を捧げたつもりは無い。 ) ( ちらちらと胸の中で踊るのはドス黒い焔。 嗚呼、全部灰になってしまえば良いのに―― それが私の定めというのなら、正しくこの世は煉獄だ。 いつかこの焔は、この渇望は、私を内から焼き尽くしてしまうだろう。 それならば、いっそ。 顔に触れる手に、力が篭る。 爪が包帯に食い込み―― ) ( ノック )――・・・ はいっ ! ( その音に、はッと我に返る。 すこし、声が裏返ってしまったかもしれない。 今、自分が何を考えていたか振り返るよりも、慌てて体裁を整え、無為に髪を撫でつけ、乱れても居ないのに着衣を整えて。 ) どうぞ、あいています。 ( 早鐘を打つ鼓動を無視し、扉を見やり ) [Thu 5 May 2011 20:56:14]
シスター > ( 思わず宿舎の方へ立ち入ってしまった。 今日は偶々、大聖堂の方で仕事があっただけで、てっきり彼女は今日も向こう―――ヴァンパイアハンターズギルドの方に詰めているものだと思っていたら。 まさかこんなタイミングで丁度帰ってきているとは。 ) ( 持ち場を他のシスターに任せて代わって貰い、1人こんな所まで来てしまった。 仕事の話をするのだ。 そう、仕事の話を。 幾つか、今後の事とかで話しておきたい事もあったし―――そんな言い訳を自分に向けつつも、正直そこまで急いでいないし、私室まで押し掛けるには少し理由として弱い。 後日でも別に問題ない話だ。 ) ――――これじゃ密会だ。 ( 小さく呟いて、大きく息を吸ってから扉をノックする。 行動と言動がまるで噛み合って無いのは、本当はそういうシチュエーションを望んでいるからだ。 ) [Thu 5 May 2011 20:44:59]
お知らせ > シスターさんが入室されました。 『 そういうつもりはなかったのだけれど――――。 』 [Thu 5 May 2011 20:35:54]
アレックス > ( それと同時に、落胆する。 ヴァリス・ファングレーは、己の宿敵足り得ない――  言ってしまえば、今まで埋葬してきた吸血鬼と同じように"出来損ない"の吸血鬼でしかない事に、落胆する。 一度は私を殺そうとし、その影が悪夢となって夜毎に私を苦しめたあのキリバナ混じりの青年が、敗北主義に浸って覇気の無いヘラヘラした笑みを浮かべるのに軽蔑すら感じなくもない。 ) ( 顔を覆う包帯に、そっと手を触れる。 こんな気持ちになる時は、この身を焼いた炎の痕がじくじくと疼く気がする。 殺してしまえば良い、と誰かが耳元で囁くような気がするのだ。 そんなモノは、取るに足らない、下らない存在だと。 ) [Thu 5 May 2011 20:33:52]
アレックス > ( それも束の間、室内へ。 トランクを置いて、中から衣類を取り出せばベッドの脇に置かれた籠へと投げ込んでいく―― ヴァリス・ファングレーの捕縛以降、アレッサンドラ・クレメンテはヴァンパイアハンターギルド「カーン」で寝泊りしており、数日に一度、こうして着替えを取りに戻ってきているのであった。 )( ビューローの棚を空ければ、洗濯され、きちんと畳まれた衣類が仕舞われている。 本来、自分で行わなければならない事を、修道女達が代わりに行って貰っているのを申し訳なく思いながら、それらを手に取り、トランクへ移していく。 )――・・・        ( そろそろ、潮時か。 息苦しさに似た疲れを感じ、手を止めてそう思う。 身勝手な主張を胸にVHGを訪れたヴァリス・ファングレーを捕縛して、もう一月以上が経過した。 吸血鬼と化した調査の為、と吸血鬼である彼の処分を引き伸ばしているが、そろそろ限界だろう。 彼は自分の思いだけを主張するばかりで、肝心な話になるとのらりくらりと話を逸らし、捜査の進展はない。 社会の理解を得られなかった彼を哀れと思えばこそ、処分を引き伸ばしているものの、そろそろ限界だ。 ) [Thu 5 May 2011 20:20:55]
アレックス > ( 数日振りにこのヴェイトス市での寄宿先である部屋の扉を空ける。 さほど広くもない部屋の両端に一組のブロンズ製のベッド、それと対になるような棚と机を兼ねたビューローがあり、中央に部屋を分けるように衝立が一つ。 シーツは整えられており、使われた形跡はない。 空き部屋と言われても違和感のない殺風景な室内に人の気配はない―― 此処が、アレッサンドラ・クレメンテの生活の場である。 )―――・・・    ( 一方のベッドを見やり、そのベッドがずいぶんの間、変化の無い事を確認して、小さく、他人が気づかないほど小さく溜息を漏らす。 まだ帰らないのか。 ) [Thu 5 May 2011 20:05:36]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 アレッサンドラ・クレメンテの憂鬱 』 [Thu 5 May 2011 20:05:16]
お知らせ > クララさんが帰りました。 『 新たな任務です、と響き渡った。 』 [Sun 17 Apr 2011 23:26:14]
クララ > ( 神聖なる属性と数えられる、雷属性の魔術を供給し続ける。 ) Holy, holy, holy! Lord God Almighty. (  ) All thy works shall praise thy name, in earth, and sky, and sea. ( 気持ちを想いを込めて。親愛なる恋人の様に、接する心構えで、喉を動かす。 ) Holy, holy, holy merciful and mighty ! ( 手元の聖典は次々と捲られ続ける。 ) God in Three Persons, blessed Trinity !  ( 聖句を唱え終えた。安堵の息を付けば。 ) 今日の分は、… 終わりです。 ( フードを上げれば、大人びた少女の姿があった。其の後に響き渡るはノックの音。 ) [Sun 17 Apr 2011 23:24:36]
クララ > Holy, holy, holy ! tho' the darkness hide thee, ( 聖杯の形状が、軽微に変形する程度に留まる。 ) Though the eye of sinful man thy glory may not see, ( 次に、淡い光を帯びた聖水は、光熱を帯びては蒸発する。 ) Only thou art holy, there is none beside thee, ( 蒸発した聖水は、水蒸気となりて、聖杯を抱擁する形に。 ) Perfect in power, in love, and purity. ( 手元の聖典に記述された文章を、丁寧に復唱し、何重も詠唱を紡ぎ続ける。 ) [Sun 17 Apr 2011 23:01:49]
クララ > Holy, holy, holy! all the saints adore thee, ( 同僚の姿があり、管理職の姿があり、天使の姿があり、魔物の姿があり。 ) Casting down their golden crowns around the glassy sea, ( 少女の風貌を漂わせる。幼い顔立ちに、華奢な身体は、性別の判断がし難い。シスター服を纏う姿から、女性と捉えるのがごく自然な事。 ) Cherubim and seraphim falling down before thee, ( 中央に並べた四方形の机に、無数の聖杯が並べられ、適量の聖水が注がれ続ける。 ) Which wert, and art, and evermore shalt be. ( 聖句を唱え続け、何重も積み重なり、満たした聖水は、薄らと発光し始める。 ) [Sun 17 Apr 2011 22:54:16]
クララ > Holy, holy, holy ! Lord God Almighty. ( 響き渡る歌声。凛とした甲高い音は、壁で反響し続ける。 ) Early in the morning our song shall rise to thee, ( 其の場所は閉鎖的。独房であり、工房であり、只の部屋である。 ) Holy, holy, holy merciful and mighty ! ( 余りにも殺風景な部屋だ。生活感が感じさせず、無駄さを省いた虚無感が色濃い。 ) God in Three Persons, blessed Trinity ! ( 其の部屋には、幾つもの道具が並べていた。呪具や魔道具、貴重品など納められた神聖なる部屋のひとつ。 ) [Sun 17 Apr 2011 22:46:57]
お知らせ > クララさんが入室されました。 『 Holy, Holy, Holy, Lord God Almighty. 』 [Sun 17 Apr 2011 22:40:18]
お知らせ > イェルマーレさんが帰りました。 『神よ、明日も我らを見守り賜れ、――…Amen、』 [Wed 13 Apr 2011 01:30:04]
イェルマーレ > ――…さぁ、今日は…、これで…、(少年は棒針を引き抜きマイクロウールの末端を唇に挟ンで、クルクルと毛糸を巻いて表編みと裏編みの処理を済ませよう。1分も掛からない、)(直径1mに達したショールを緩やかな動作でベッドに除け、椅子から起立してボゥと月光を透過し続ける窓にカーテンを引かン。粗末な布地が光沢を遮断すれば、無風の室内に空気の流動が生じて蜂蜜色の頭髪が軽く揺れる。額に落ちかかる1房を左耳に掻きあげながら眼鏡のフレームを折り畳み、慣れた動作で棒針と編み物を片づけ始めン。手探りで藤製の籠の蓋さえ閉じればソレでいい、後は、)(コツ――、)(ふいに紫水晶色の双眸が鋭利な光を放ち始めた。少年は屹立して室内の気体と物体とを無言で威圧する。濃厚な夜の香り。きッと今夜も新鮮な“標本”達がいくつも月下を歩ンでいる事だろう。ベッドの下を注視する、その下に隠蔽された呪われし祭具を、) ――…いや、今日は、止しておくか…、(無性に解剖刀が気になッたけれど。敬虔な使徒から忌まわしくも尊い邪神の僕(しもべ)の物へと、無意識に口調が変化するのは自然的な成り行きといえた。就寝前には必ず頼もしい相棒達に入念な手入れを施すのが日課ではあッた。今夜も習いを辿るべきなのだろう。ベッドを見つめる視線に熱が灯る。コツ、コツ――、少年はベッドに接近して、)(すと ン、)(シーツに両肘を着いて跪いた。静かに閉目せン。だけど、今日はもうコレで良かろう、) [Wed 13 Apr 2011 01:26:47]
イェルマーレ > (日中平均気温が約20°前後とみる春日和の昨今も、花冷えとでもいうのか夜間は冷える。彼らも少しは寒さを凌いでくれれば良いのだけど、)(哀れな子羊の柔肉を引き裂き臓器を掴み出す殺人鬼が、時に難民に慈しみ深くあッてはならぬという抱腹必至の理屈はあるまい。あまねく人間の精神などという不安定な代物は、あらゆる事態に直面して内包する聖邪の矛盾を口を拭ッては知らぬフリをするではないか。「自分は優しい行動をしているから優しいのだ」としたり顔を振りまく者さえいる。同列だ、) ――…でも…、今夜はそろそろ、休みましょうか…、(少年は小声で呟いて棒針を膝に据え、眼鏡をスィと引き抜いて片手指でこめかみを揉もう。体質的に夜目が利く方だとはいえ、乏しい光源の中の作業は少々眼が疲れたようだ。明日からは海岸清掃のボランティアチームに参加する予定がある。修道士の作務には慈善活動の類が義務付けられている場合が多く、少年の保護士が所属する聖人派閥も例外ではない。いずれ街内の掃除であれば輪番で役目が来るだろうが自発的に活動に加わッて悪い訳もない。現在以上の英知的探求・真理的解明の必要性が認められない物質(ゴミ)――、事象の残滓は廃棄せねばならないのが万物の道理である。清掃作業とは歴史上最も画期的な淘汰現象なのだ、) [Wed 13 Apr 2011 01:12:59]
イェルマーレ > (裁縫や編み物等手芸の根底は“解体”に通ずる物がある。どちらも手順さえ着実かつ的確に踏めばまずしくじる事はないからだ。首尾や結果の是非以外に技術面を論ずるのは埒外だろう、) ――…ともあれ、コレを着るのは、僕じゃないンですけど…、ね…、(少年は白い顎をツと向けン。ベッドの上に畳まれた手製のショールや膝掛けは20枚前後数に及ぶ。つまり昨日今日の量ではない。だがコレ等は市への寄贈品では無論なく、元ウォッシュベアー避難民へのボランティアだ。今さら? とは知性ある者なら口にすまい。何年何月経過しようがいずれ人的自然的であろうが災害は災害以外の何事でもないのである。一定量の時間が過ぎたら一定部分が復興するといッた、比例で推し量るような予定調和的な回復規定は存在しない。事象という絶対的な現実に異議を申し立てるには、人種はことごとく次の段階に進化せねばなるまい。要は個体認識の差が災害を災害せしめている因子であるのだろうとは推察している。1個人の意識で問題を留意しているか忘却・放棄したかでその姿を千差万別に変貌させ、現在の危機か彼岸の事件かに分別するのだ。イェス=クリストならもッと淀みなく当たり障りのない解答をするに違いない、) [Wed 13 Apr 2011 01:01:30]
イェルマーレ > ――…このくらい、でしょうか…、(少年はやや顎を引いて、肘間接から下部の両腕を頭頂部の位置まで上昇させ、棒針から下垂するマイクロウールの長さをしげしげと観察せン。この角度を維持すると伸縮性のある生地が両端斜方に拡張するのでよく様子が伺えるのだ。半回転した90°から流れ落ちる白い滝は全長30cm×60cmに足る程だろうか。もう少し幅が欲しいところだ。贅沢をすれば模様も入れたい。黒を上手に挿入しさえすれば形状構成が可能な大熊猫(ぱンだ)はどうだろう。あるいは黄色で上記同条件を備える巨大トラも捨てがたい。強靭で屈強な猛獣の生誕は生命史上において最も尊ばれるべき偉業の一環であるからして、――いや、現実味を帯びないクオリティの期待は止そう、無茶ぶりをしたところで製造責任者は自分だ、) ――…うン、残念…、(すごい、諦めた、――すとン。しびれを訴え始めた腕を元の位置に戻して作業を再開せン。薄手の厚みと長方形をかたどる面積図に、4月初旬という季節柄も加えた数式の和は、春用ショールの制作過程と理解するに容易い状況だろう。少年は取り分けて器用ではないが性格の反映か、どの段の形状を確認しても見事な矢尻状に整列していて、編み目ばかりは既製品に劣らない出来ばえと断言して差し支えまい。――…しばらく、あみあみ、) [Wed 13 Apr 2011 00:51:47]
イェルマーレ > ――…、(暫くあらぬ方向を凝視したのち、口元に拳をあてがい、――コホン、) ――…いえ、何でも…、(眼鏡のフレームの角度を並列した指の腹で調節しながら咳払いである。誰向けの独白か判じ難い状況を維持したままで、剣呑な視線を窓の彼方へ再び キッ。“斬り裂き魔”イェルマーレ=L=クリシュケンは邪神に捧げる供物を求めて毎夜毎晩、人為的キャトルミューティレーションを目的に徘徊しているに違いないと考察していた方々はひとまず猛省されたし。第一、今宵この手の内で働いている愛用の道具も解剖刀の大小ではないのだ、)(修道士見習いが使用する寝室が豪奢で快適であるはずもない。ベッドも机も木製の家具はみな一様に歳月に炙られた飴色で、滑らかに磨耗した窓枠の表面に月光が仄白く反射している。ほぼ同素材の簡素な椅子に腰を掛けた少年は、彼に手なれた作業を続行中ではあッた。大神(ジュピター)とてコレは咎めまい。修道衣の膝上に広がる白いメリヤス編みの連なりは、左右それぞれ2本の棒針の両端に連結されていた。少年は編み物という生産的かつ精神的安定が計れる、有益な趣味に時間を費やしているのだ。平和な夜を刻む事もできる、) [Wed 13 Apr 2011 00:41:28]
お知らせ > イェルマーレさんが入室されました。 『――…別に僕は、いッつも、外出している訳じゃないです、』 [Wed 13 Apr 2011 00:30:47]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 [Tue 12 Apr 2011 00:37:01]
艶子 > う、ん。ええ、そうですね。VHGの方にも顔を出してみます。個人的に用事もありますし。 ( ちょっと前まで吸血鬼の疑いをかけられてVHGに捕らえられていたのは、知ってる人は知ってるかもしれない。その結果、コロセウムで大馬鹿をやる嵌めになったことも。早くリハビリを終えて、元通りに戦えるようになって、アレックスの力になってやりたいと思うのだが――。むしろ逆に手間をかけさせてばかりいるような気が、しないでもないのだ。 …。 ) それじゃあ、お邪魔しました。宜しくお願いします。 ( シスターにお礼を言うと、私はその場を後にする。 ) [Tue 12 Apr 2011 00:35:41]
艶子 > …やっぱりアレックスは忙しそうですか? ( それとなく近況を尋ねてみる。詳しくはわからないけれど、また最近VHGの方に行っているらしい。新しい吸血鬼でも見つかったのかもしれない。私がメア島に行っている間にそういう事件があったということは耳にはしていないが、表沙汰になることばかりでもないだろう。 ) ( …豪天寺艶子は知らなかった。その問題となっている吸血鬼が、あのヴァリス・ファングレーであることを。彼は自分がアレックスと出会う切っ掛けになった人物であり、吸血鬼との縁はそれが始まりであったのだ。吸血鬼ステアとの戦い。エルザファームでの事件。そしてアクセラレーターとの死闘。パプテス教徒でも、エクソシストでも、VHGでもないただの傭兵の艶子が、吸血鬼という闇の眷属達と関わる最初の事件となった人物なのだ。 ) [Tue 12 Apr 2011 00:31:02]
艶子 > ええ、はい。メア島から無事に戻りました、ってことだけ。 ( 出立前にメア島にガラクタ拾いに行くってことは軽く伝えたのだけど、それも直接じゃないからちゃんと伝わっていなかったかもしれない。腕をくっつけたばっかりなのに心配かけたかと思うが、私にも左腕の接合した治療費などの支払いがあることはきっとわかってくれるだろう。余計な心配をさせない為にも、こうして生還を報告だ。 ) あと、これ…アレックスに渡してやってください。メア島のお土産です。 ( そう言って小さな包みを渡す。なに、大したものじゃない。メア島の海岸で拾った綺麗な貝殻だ。耳に当てると海の音が聞こえるんだ。こういうのを喜ぶかどうかわからなかったけど、こういうつまらないものが彼女の心の安らぎにでもなってくれればなって、淡い期待を抱いている。拾った別のガラクタをプレゼントするよりはずっといいと思うし。 ) [Tue 12 Apr 2011 00:23:17]
艶子 > あ、その。すいません。私、傭兵ギルド雷電の豪天寺艶子っていいます。 ( 大聖堂のシスターにそう声をかける。眼には眼帯、肌は傷が目立ち、左腕には切断時の傷が残る。そんな粗野を絵に描いたような傭兵が一体何のようだと思われるかもしれないが、腰に差した刀には「抜かざる」の意思表示として、武器の鍔と鞘をこよりで結んである。それは力をこめれば簡単に抜けてしまう程度の封印なれど、剣士の魂がそれを許さないという意味だ。シスターにはそれを信用してもらうしかない。 ) アレックス…アレッサンドラ・クレメンテは居ますか?あ、いえ、きっと忙しいと思いますし、言伝をお願いしたいなって思いまして。 ( VHGの方に行けばよかったのかもしれないが、個人的な用事で仕事場に行くのは少し気が引けたから。ああでも、やっぱりエリエッタさんとも挨拶できたらしておきたかったし、VHGの方が良かっただろうか。まあいい、それは次の機会に。 ) [Tue 12 Apr 2011 00:14:28]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 お邪魔かな、とは思うんだけど。 』 [Tue 12 Apr 2011 00:06:10]
お知らせ > イェルマーレさんが退室されました。 『(苦悩するイェルマーレ=L=クリシュケンは、まだ13歳なのだ、)』 [Mon 28 Feb 2011 17:53:28]
イェルマーレ > (だが、こうした少年の一部始終の反応は、事情を知る者が見たとていささかオーバーに映ッたろう。自分の痕跡を現場に残した云々がする危機感の仕業ではない。なぜなら仮に街の自治隊・自警団の現場検証等で、例の解剖刀が重要証拠品として回収されていようとも、取り立てて致命的な意味はないはずなのだ。言うに及ばず指紋照合やDNA鑑定など科学捜査と無縁の時代背景が根底から支えるせいである。単純な物的観点からある程度までは人物像を特定できても名前付きの1個人を割り出すには難しかろう。ソレをして癇癪を起こす少年の気掛かりは何をおいても「自分の持ち物を人に奪われるかもしれない」理不尽が我慢できないという実に子供ッぽい執着心の優先に過ぎない。――いいや、許せない。そンな横暴、決して許容できるものか。この私の所有する“祭具”を愚昧なる大神(ジュピター)の使徒共の無骨な手で汚されてなるものか。だが、) ――…あァ――、あァ、くそッ…、駄目だ、今はッ……、だけどッ……、(ダン!)(背面にへばりつくドアを残ッた拳で殴打して、近視用レンズの裏で紫水晶色の瞳の焦点がブレる。アレを他人に触れられる。持ち帰られる。拾得される。想像するだに腸が煮えくり返りそうだ。腹立たしい。腹立たしい腹立たしい腹立たしい! “祭具”も“部品”も“標本”にも、私の物に誰も触るな!!) [Mon 28 Feb 2011 17:50:44]
イェルマーレ > ――…チィッ!(鋭い舌打ちが大気を瞬間的に脈動させる。少年はブツンと右親指の爪を噛み千切り、猛速で窓際――、少年の外出経路だ――、に駆け寄ッて緑青の浮いた鍵に手を掛けン。だが即座に身を乗り出さないだけの理性は辛うじて意識に残留していた。待て、で深く俯く。頭を冷やせ。これからの外出は時刻が悪かろう。次の作務は20分後なのだ。荒々しい呼吸の継続音。ブルブルと震動する手の平で修道服の胸元をわし掴む。親指と衣類の接着点からジワジワと滲み始める鉄分の紅い洗礼。爪甲は3分の1が削ぎ取られ、爪床が覗いている。ズクン ズクンと血流の疼きが強制的に駆り立てる現実感。心拍数は苛立ちと焦りの象徴のように、) 何故だッ!? 何故こンなミスを犯したッ――…!? あァ――ッ……、こうしている間にも…、この、無意味な時間の経過の合間にも…、私の大切な“部品”達が…ッ、一日一時間一秒毎に、崩れて、溶けて、腐り果ててッ……、私はッ…、私はァッ! こンな所で足踏みをしている場合ではないのにッ――…!!(ゼッ ゼッ ゼッ ゼッ――、)(喘息音のような息切れ。内心にわだかまる鬱憤を一息に捲し立てればもどかしさは尚さら募る。衝動に任せて指先から垂れ続ける血潮の粒子を唇に含み、喉を反らせて激しく吸い立てン。ジュルゥッ と強い吸引音。ズッ、ズッと啜音を立てて食道に送り込まれる血液は、体内を循環する本来の役割を欠いて飲料水となッたらしい。かすかに喉を潤すだけだ、)(ソレが一体、何になる!) [Mon 28 Feb 2011 17:40:06]
イェルマーレ > ――…墓地!(手繰り寄せた先に見えた想定は、今度こそ明確な言葉となッて小さな悲鳴で唇を割る。だが結果は一筋の光明どころではなかッた。そうだ、自身の記憶として考察するなら22日午前中までは確かにこの手に携えていたはずなのだ。柔肉を斬り裂いた快い感触も、“部品”の収集後、腰に戻した感覚も覚えている。立ち去り際に牧師服の背中で揺れ動いた、金属音の順序すら微細に把握しているのだ。でなければ現場を立ち退きはしない、) そうだ…、あの後、何か……、私は、何をして……、(少年はドアを背後に視界をさまよわせたまま、不可視の物体を探るように両手指で室内に満した夕闇を揉む。あらゆる状況・確率の模索を始めて10秒足らずで脳裏に閃く出来事があッた。コレしかない、) ――…あァッ、薬草ッ…、をッ……!?(落としたからと思ッて、後日、探しに――、)(鈍器で殴打されたような気持ちで両側頭部を抑えン。だが損失の深刻さは薬草一包の比ではない。あの解剖刀は、あの麗しい刃は、どの一刀を取り上げてもこの世に2つとない至宝だ。毎夜丹念に研ぎ澄まされ錆吹きを許さないエッジ。グリップからチョイルまで流麗な線を描く実用的なフォルム。我が神がこの私に賜れた掛けがえのない“祭具”だというのに!!) [Mon 28 Feb 2011 17:30:08]
イェルマーレ > どこ――…、どこに――…ッ!?(我を忘れて掻き毟る毛髪が振り乱れる。結い目がほどけて肩口から眩い光沢が零れ落ちれば、夕暮れどきの薄闇が部分的に蜂蜜色に色付く。眼鏡ごしの視線を宙に据えたまま無意識に捕らわれた腕が己が着衣を闇雲にまさぐる。体内から響いてくる耳障りな音が止まらない。無駄な雑音は廃さねばならないだろう。修道服の内側に震える五指を挿入し、爆発せンばかりの鼓動を左胸部地肌の上から押さえつける。爆音は収まりそうになかッた。ソレばかりか図々しくも高らかに轟き、左脳を混乱で埋めようとさえする。――バカな、)(落ち着け。水分が枯渇したような喉になけなしの唾液を送り込む。錯乱と困惑は深謀遠慮を練るに最も忌むべき大敵だ。なおも果敢に攻め立てる焦燥を思考の外に追いやッて、残る可能性を冷静に選出するのだ。落ち着け、正しくは、そゥ、正確には何日何時何秒から紛失したものと考えられる? 最近、私が辿ッた道筋であのメスを取り出す機会は何回あッた? いや、持ち歩いた回数自体も考慮に入れなければなるまい。仮定して最悪の場合によっては? 自分に都合良い成り行きばかりで物事を構築するのは愚者の遣り口だ。では、)(では、決まッている、) [Mon 28 Feb 2011 17:20:11]
イェルマーレ > ――…やッぱり、ない…、(元より散々から探し回り、修道士寮の自室に戻ッてよもやココにと探索を開始してから約3時間後、イェルマーレ=L=クリシュケンは部屋の中央で愕然と立ち尽くしていた。“ソレ”本来の保管場所は言うまでもなく根城である街外の秘祭祀場、地下ホルマリンルームの隅々までくまなく点検し尽くした上で、「ない」と言う単語が発せられたのである。もろもろの発言が具体的に「何」を指し示したかはすぐに判明しよう。粗末で清潔な修道士用ベッドの上、灰色がかッたシーツに整然と窪みを穿つ解剖刀の列には、明らかな歯抜けが見受けられた。本来あるべき形状を欠く要因は右末端部にある。大振りな刃渡りからデクレッシェンド型に数本を並べて、どう観察しようとも不自然に最後の一部が空席だッた。幾多の儀式を共に見届けてきた美しく神聖なマイクロメスが1本行方不明なのだ、) ――…どういう事だ…!?(少年は茫然と呟いて後退り木製の薄いドアにドンと衝突する。衝撃波の上昇と同調して背筋が引きつり、うなじに達した所で左手が頭髪に爪を立てン。震撼は指先から伝達して全神経に影響を及ぼし、間もなく身体中をわななかせる原因となる、) [Mon 28 Feb 2011 17:10:20]
お知らせ > イェルマーレさんが入室されました。 『(―――――ない、)』 [Mon 28 Feb 2011 17:00:04]
お知らせ > イェルマーレさんが帰りました。 『(早速事故が二か所ほどあッたなとは思ッたけど!)』 [Sat 19 Feb 2011 06:45:24]
お知らせ > イェルマーレさんが来ました。 [Sat 19 Feb 2011 06:44:50]
お知らせ > イェルマーレさんが帰りました。 『さぁ――…!(新たな朝の始まりだ、)』 [Sat 19 Feb 2011 06:15:06]
イェルマーレ > (時刻が経過するにつれて昇る朝日が建物内に一気呵成に侵入を始める。一筋が少年の横顔に衝突して浮かべた微笑の正式名称を教えるだろう。人の文化の中では「うす笑い」だ。おおむね無根拠な優越感と無配慮な侮蔑感から形成される場合に多い。だが少年のソレは精製方法が少々異なッた。眼鏡を隔てて底光りする紫水晶色の瞳は決して笑ッてなどいまい。代替に別の衝動が「このままでは済ませない」と宣言せンばかりの激情として潜ンでいる、) ――…さて、(独白の余韻が消失しきる前に行動を開始する。今日も修道士達が作務に着く前に確認しておかねばならない確認事項が山ほどある。連絡棟の業務報告・配達物の検査。ここ三日間以内の高位神父・司祭達の動向把握。タイルに付着した足跡量の観察及び記録。派遣隊が帰還する際には必ず某かの動きがあるはずだ。後顧の憂いを放置する私ではない、)(もう一度だ。少年は通用口付近で再度たたずみ、口元に燭台を降ろして蝋燭に歯を立てン。最高温度は690度に達する蝋芯も、冷めればどうということはないが高熱の名残は残留する。ジュ ゥと舌に走る鈍痛、)(もう一度だ。もう一度仕切り直しを要求するのだ。まだ私の未来の栄光にどうという変化はない筈だ。ならばこそ早急に次の“標本”候補を探し出さねばならない。商業地区は薬剤所の娘。淫売窟の若い袖引き。芸能横丁の踊り子。目星は幾らでも付けてある。そして何としても先日の失態を払拭するだけの成果を挙げるのだ、) ――…神よ、どうか私の声をお聞き入れ下さい…、私に恵みをお与え下さい……!(頭を垂れロザリオを逆十字に握ッて捧げる願いは、崇拝する神格と宿望の内容さえ別にして、なンて聖地に似つかわしいひたむきな祈り、) [Sat 19 Feb 2011 06:12:26]
イェルマーレ > (要するに大いなる意志と存在を保守・断行するに当たッては、また尊ばれるべき犠牲を強うるにやむを得ないという結論に達する話だ。良くある詭弁であり事実でもあろう。だから差し当たり多く見積もッても約60〜70億人余に相当する全人口累計率において、うち年間20人弱に満たない数人が不幸に遭遇したとて所詮「少数」と称される損失に過ぎまいよ。そうしてあらゆる時代の世界史はなべて具合の良い形状で、都合の付く要因でのみ練り上げられてゆく代物となる。ソレは腐敗する深海の底から世界の支配を司り賜う我らが神とその僕たる私にとッても上手い結果だ、)(賞賛するべき能弁家・クリスト像に再び背面を向け、尖らせた唇を蝋芯に近付けて燭台の炎を吐息で吹き消す。たちまち薄闇のヴェールが周囲を包めばフゥッと棚引く煙の糸。勢いで一時的に傾斜した灰色ッぽい気体の線は、出口を求めて上昇しながらユラリユラリと移動と停滞を繰り返し、やがて冷気に溶けて酸素にほどけて成分さえ虚ろになる。どれにつけ人間が創造したモノは自然界の産物に対して、ささやかな抵抗しか叶わないという物的証明である、) ――…だが、人為的産物にはどう作用するだろう……、(答え合わせは実証して明らかにしなくてはならない、) [Sat 19 Feb 2011 06:00:29]
イェルマーレ > (――コッ、)(靴音と燭台の位置が階の真下で停止した。少年は体勢を反転させ、燭台灯を側頭部の前へ傾けン。礼拝堂の中央を65度角に視軸を持ち上げてゆけば、大上段に待ち構えるのは巨大な十字架と磔の聖者だ。物言わぬ聖遺物が有無を言わさぬ威圧感をもッて地上に這いずる生物共を我関せずと見下ろしている。悠久の時を得てなお普遍的なシンボルの双璧だ。こンな無稽なモノが、いつまでも、) ――…私は貴方が大人しくゴルゴダで裁かれたなどとは思わない…、(コツ、)(少年の踵が鳴り、聖者を正面に捉えた姿勢になる、) ――…貴方は無力で無知な民達の光だッた。救世主(メシア)だッた。あンなところで授かッた使命を終える訳には行かなかッた。――…だから、弟であるイスキリの身代わりも仕方のない事。誰もがそう思ッたでしょうね。――…そう、“誰も”が…、(く すッ、)(微笑が深みを増す。ユダの口付けを受けたクリストが密かに故郷を脱し、かの東国で終生を終えたという逸話は有名な俗説だ。議論を待つまでもなくパプテス教徒にとッて禁忌的な見解である。だが磔刑の当日、差し出されたイスキリは何を心に秘めながら大神(ジュピター)の御元に赴いたものだろう。切の口を拭ッて遠方の島国で安穏と命永らえながら、後世まで奇跡よ寵児よと崇め讃えられるだろう兄を思いながら、何を?) [Sat 19 Feb 2011 05:50:07]
イェルマーレ > ――…『民共の先頭にエホバ進み出で賜われ』……、(――コツ、)(硬質的な靴音に続き、トキノミヤコ民謡「ナニヤドナラ」の一説を唱えながら階段を降下する影は、一般的な成人男性の平均身長と比較するにやや丈が低かろう。畢竟どう推し量るとも12、3歳としか見えない輪郭はおよそ巡回係の年齢に相応しいものではあるまい。だが先ほど諳ンじた本書古代ヘブライ語の翻訳をなぞる声色は耳にする者の背筋をソッとさするように重厚で低い。ソレは有毒性の甘味を含ンで建物にかすかな反響を示しては大気に漂流し、停泊し、四散しながら消滅してゆく、)(――コツ、) ――…『イスキリの魂よエホバの祈りにて民共の前に現れ賜われ』……、(橙色の燭台灯が早朝の濃霧を切断しながらユックリと下ッてくる。見習いの身分を現すカーキ色の修道服。胸元に垂れ下がる銀製のロザリオ。いずれ大聖堂に仕える修道士には違いあるまい。灯火が横合いから照らしだす朧気な顔立ちも、階下に従うに連れて伏目がちに微笑する少年修道士と判別できよう。取るに足らない光景である。起床には早すぎる時間帯と重低音の紡ぐ言葉の意味さえ思慮に入れなければ、)(――コツ、コツ、コツ、) [Sat 19 Feb 2011 05:40:04]
お知らせ > イェルマーレさんが来ました。 『(冷えた空間に、にわかに燭台灯がともる、)』 [Sat 19 Feb 2011 05:30:08]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『結局、強引なやり方を注意されて』 [Fri 14 Jan 2011 02:11:50]
お知らせ > ダンカンさんが帰りました。 『(黒い感情をだけを体に残し、マーマンは逝くだろう。)』 [Fri 14 Jan 2011 02:11:05]
ダンカン > ( 痛みだけが体を支配して、自分が今どんな体勢でいるのかもわからないだろう。 シスターの声も、海の音も耳に届くだろうか… 。最後に聞こえたのは痛みの中に耳に響く鼓動の音だったかもしれない。 その体はなされるがまま、 海へと帰っていくのだろう。) [Fri 14 Jan 2011 02:06:50]
ジャスティス > ……ち、あんたの勝ちよ。 (もう、彼には何もできないだろう、話すことも、戦うことも……唾を吐きかけるくらいはできるだろうか……相手の顔を覗き込みながら、一言つぶやけば、脇にダンカンの体を抱えて、毛布でくるむ) ……生きてるうちに、潮騒くらいは聞かせてあげるわ。 (尋問が無駄に終わったことと、馬車を手配してほしい旨を見張りに伝える。ダンカン精神力が持つのならば、最後に、水の感触と、海の音を聞くことができるだろう……) [Fri 14 Jan 2011 02:02:21]
ダンカン > ( 出て行く赤い髪。 彼女の姿が見えなくなれば、シスターによる蹴り上げが始まるだろう。 豚の餌... もし本当に餌にされるのであれば、海へ返すというのも嘘であろうか。 ) っかは !  ...がぁっ  くはっ !!  ( 経験した事のない痛みから痛みの連鎖。 思い直すことなど一つもない。 恨みを憎しみで重ね塗りしながら死んでやろう。 腹も、腕も、足も、顔も... 蹴られた器官がつぶれ、骨は砕けただろう。 もう動く事は出来ない。 ひゅーひゅーと息が漏れる。 走馬灯なんて浮かばない。 ただ黒い感情だけが体中を巡るだろう。 このまま、蹴られ続ければ、意識は遠くなり、監禁されて弱った体は長くは持たないだろう。 ) [Fri 14 Jan 2011 01:50:35]
ジャスティス > そう、情報もない、戦う気概も見せない……ならあんたは、豚の餌だわ……。 (もう一度強くダンカンを蹴り上げ、その腹部を何度も蹴り上げようとする……彼の選択を尊重しよう……ゆっくり、思い直す時間だけは与えながら、手を、足を、顔を、尋常でない力で蹴り上げていこうとするだろう) [Fri 14 Jan 2011 01:38:10]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 『( #9 残されるのは白い羽根 )』 [Fri 14 Jan 2011 01:34:40]
アンヘル > ( ――――それが彼の選んだ選択。与えられた道を良しとせず、ただ血まみれのままに嘲って苦しみながら死ぬ方を選んだ。―――――彼自身が選んだ選択だ。ならば、それだけだ。私が地上に齎す事の出来る奇跡は、ただ悪を斬る事だけなのだから。 )  シスター・ジャスティス。………席を、外させて頂きます。  ( これから先は見られながらはやり辛いかもしれない。………ただ私が見たくなかっただけかもしれない。 )( 天使は珍しく被り物を被った青い髪の修道女に会釈をすると、踵を返してその倉庫を後にしようとする。 )( 扉に手を掛けて一度彼の方を振り返ろうとして―――――止めた。 )( ぱたん ) [Fri 14 Jan 2011 01:31:34]
ダンカン > ( 言葉を挟んだ赤髪は大人しく引き下がったようだ。彼女の感情を汲み取る余裕なんて最初からないが、垣間見えた甘さには嫌悪感は覚えないだろう。) …――― 気が…  ひける...?  ( 伏せったまま言葉が漏れる。 なんて傲慢な提案だろう。 自分は殺戮するのが好きなわけではない。ただ人間が憎しみの対象であるだけだ。 その敵からの提案を鼻で笑ってやろう。 ) …―――はっ、 人間に…  憎き人間に与えられたチャンスなんて興味ねぇな... 人間の見世物になり... 人間の手のひらで戦い...人間に与えられた自由なんて、吐き気がする...  ( なにより、その上からの物言いが気にくわない。 どんな痛みが伴っても、死んで海に帰る方が数段ましだ。 ) [Fri 14 Jan 2011 01:18:45]
ジャスティス > なぶり殺しというのはあまり好きじゃなくてね。無抵抗じゃあ、さすがに私も気が引ける。どう?選ばせてあげるわ。ここで私になぶり殺されるか……人間を殺すチャンスを拾うか……。あんたが望みさえすれば、コロセウムで奴隷とたたかわせてあげる。もし勝てたら、あんたはその奴隷を好きなようにしてもいいし、解放もしてあげる。死んでも、死体は海に帰してあげるわ。どうよ? (アンヘルの言葉には軽く会釈をして礼を言って) [Fri 14 Jan 2011 01:00:46]
アンヘル > ( 悪を斬る事に躊躇いは無い。私はその為のツルギ。彼を処刑するという事に対して異論がある筈も無い。――――けれどならばせめて。せめて痛みを知らず安らかに逝けば良いと。そう思うのは私の身勝手な傲慢さか。 )( 人は汚れている。だからこそ、その汚れを掃う為に清浄なる天使があるのだ。―――――その現実があるのを否定はしない。しかし、眼を逸らすぐらいの事はしてしまっていた。 ) ……………。 少し出しゃばりでした。 彼をどうなさるかは、シスターの差配にお任せします。 ( 感情を隠すように視線を伏せたまま、淡々とした口ぶりで答える。 ) [Fri 14 Jan 2011 00:55:23]
ダンカン > ( 上から降る声。 ぼんやり聞く恨みという言葉...。 あぁ、またそこから黒い感情が膨らんでいくのをかんじる。 ) …―――――  (赤い髪の女と話すシスターの足元で、のこる痛みに顔をゆがめたまま、二人の話にも耳を傾けて。 どうやら赤髪はこの状況を見るにたえなかったのか、こないだ戦で混ぜた時もそうだった...汚れた部分に、自分の信じるものを否定する部分に、早々に目をつぶりたいのだろうと、思って。 そこに返したシスターの言葉にはどうしようもないくらいに腹立たしさを覚えるだろう。 ) …――っぐ (慰め? もったいない…? やはり人間は自分たちのことしか考えていない。自分たちがよければどうでもいいのだ。だから妻は喰われた。人間の馬鹿げた妄信のせいで... 。) [Fri 14 Jan 2011 00:45:11]
ジャスティス > そうやって... 人間は、 自分のことを棚にあげて...  相手をゴミのように殺す……ふむ……。 何か人間に恨みでもあるわけ? (先ほどの相手の言葉を思い出し、2、3歩離れてじっとダンカンを見下ろす。畑のトマトを見下ろすような、さっきも何もない瞳、ちょっとした好奇心がうかがえる程度か) はいl、なんでしょう?アンヘル様……まぁ、それも一興ですが……せっかく捕まえたのに殺すだけというのももったいない……ヴェイトス市民の慰めにでもなってもらいましょうかと考えているのですが……。 [Fri 14 Jan 2011 00:32:07]
アンヘル > ( 私が口を出す事などない。これから先はシスター・ジャスティスの領分だ。―――――こういった事を見せたくないから、口の堅い敵対心の強い相手を尋問すればどうなるかわかっているから。予定調和だ。これから先どうなるか―――なんて。そう、分かり切っているに決まっている。このまま意固地を張り続けるのなら、より一層苦しんで死ぬ。大人しく喋るのならば安らかに殺す。ただそれだけの話し。 )  シスター・ジャスティス。  ( だから私が口を挟む事なんて無い。筈だけど。 )  彼は頑迷な愚か者です。口を割らせるには時間が掛かってしまうでしょう。また末端の者ならば、事情は何も与り知らずに戦線に加わっていた可能性も否定できません。 これ以上の無益な尋問などをして労力を割く事よりも、このまま一思いに処断してしまってはどうでしょうか。   ( ――――本当に余計な進言だ。出過ぎているというのに。 )( ………何を言い出しているのだか、私は。こういう光景を見るのは心が軋んでくるから?だったら最初から同席など申し出なければよかったものだというのに。 ) [Fri 14 Jan 2011 00:27:24]
ダンカン > ( 床に這いつくばった体勢で、背中にずしり痛みが走る。 ) …――― ぐはっ...   か、  神は、  いない... ( 痛みに歯を食いしばりながら漏れる声。 主張は変えない。 ウォータリアンの信じる神... それが存在したとしても自分は信じていない。そんなものがいるとは口が裂けても言いたくない。 神がいるのに救われなかったという事実よりは、神がいないほうが救われるきがする。 そんな信じぬものに「神がいる」と言わすことになんの意味があるのだろうか。 ) ぐふっ  はぁっ...  はっ...  (どけられた足。踏みにじられた部分が熱い。 ちぎる…  また脳裏に妻の最後が横切る。 生きたまま腹を裂かれ、四肢を引きちぎられ、 …自分も同じ最後を迎えるのだろうかと…ぼんやりと思うって。 咳き込んで縮まった肺で上手く息が出来ないせいか、あなた方の問いへの答えは漏れてこないだろう。) [Fri 14 Jan 2011 00:14:24]
ジャスティス > あんたなんかを蹴り飛ばすのに、神様の名前なんぞもったいないわ。 (床に伏せたダンカンの背中を踏みにじりながら、ゴミでも見るような瞳でダンカンを見下ろす) あんたの主義主張なんてどうでもいいのよ。ウォータリアンに神はいるのか……答えなさい。ああ、さっきの答えも早々に答えたほうがいいわよ。あんた、黙ってれば死ねるとは思いなさんな。 (外見からは想像もつかぬ怪力でダンカンを踏みにじり、やがて一度足を上げる) それとも、体の端からちぎられていきたい?ん? [Thu 13 Jan 2011 23:57:51]
アンヘル > ――――なるほど。確かにその可能性も有り得ます。 ( ――――少しばかし此方の事情は棚上げさせてもらうが、宗教戦争というのは侵攻においてよくある形の一つだ。その辺りも含めて彼らの事は色々と知っておきたかったのだけれども――――頑固な人。変わらず、一向に口を割ろうとしない。 )  ――――――  ( 唐突に口調を変えて、咽ているダンカンにたいしてすごむジャスティス。――――だから、素直に優しく言っているうちに色々と言えば良かったのに。救い難い愚か者。 ) ――――――― ( ただ私は、じっと彼の怨嗟の言葉を聞く。それだけだ。 ) [Thu 13 Jan 2011 23:53:19]
ダンカン > がはっ… !!!  ( さっきまでの雰囲気をどこかに放り投げたようなシスターに、構えていなかったマーマンは床に伏せって大きく咽るだろう。  口調が荒くなった声が、上から降ってくる。 )… ――― ゲホッ... グ... ゥハッ… は、 ぁ、  はぁ...   ( もとより戦士の誇りなんてない。ゴミのように…、あぁ、妻のように殺されるのかと。 ) っ  神の…  名のもとに ってやつか ? そうやって... 人間は、 自分のことを棚にあげて...  相手をゴミのように殺す... (自分たちがしたことと、同じ事をしていても気づかない。) [Thu 13 Jan 2011 23:45:50]
ジャスティス > 【PL注・蹴ったのはアンヘルさんではなくダンカンさんでした。申し訳ありません】 [Thu 13 Jan 2011 23:41:29]
ジャスティス > どうされました?アンヘル様? 彼らが邪教をあがめている可能性も、その邪教の教えでヴェイトス市に侵攻した可能性もあるのではないか、とちょっと持っただけですよ……。 (にこやかに答えながら、おもむろにアンヘルの胸をめがけて蹴りが飛ぶ) ったく、ちょうしのってんじゃないわよ。 ゴミみたいに死ぬか戦士の誇りくらいは抱えて死ぬかのセといわなんだからキリキリ答えろっつうの。 [Thu 13 Jan 2011 23:30:53]
アンヘル > …………シスター・ジャスティス? ( それはどういった意味での質問なのだろうかと。ただ置物のように黙っているのが本来なのだが、ついついそんな疑問を持ったような言葉を挟んでしまう。 ) [Thu 13 Jan 2011 23:26:07]
ダンカン > (静かになった赤髪の女のかわりに、話し始めたシスターが話すのを見ながら。 噂、命令、暮らしぶり... 回答を強要される訳でなければ、答えることはないだろう。 怪しいプレゼントにも興味ない。 捕虜である自分にいったい何をくれるというのだ。 答えなければ、その質問はおいて置かれ。 咳払いの後の質問をぼんやりと聞こうか。)…――― 俺には神なんかいねぇ (他のやつらの事は知らない。 海の中にもそういう存在はあろうとなかろうと、自分には関係なかった。 自分が救いを求める先は神ではない。 自分が信じる神など存在しない。 ) [Thu 13 Jan 2011 23:22:49]
ジャスティス > あらあら、何でもいいんですよ?知っていることだけでいいんですから。根拠のない噂でもいいですし、どういう命令を受けた、そういったものでもいいですし……あー、ついでに暮らしぶりとかも教えてくれるとうれしいんですが……。 素直に答えていただければ、とっておきのプレゼントも用意しておきました……きっと気に入っていただけるんじゃないかと思うんですが……まぁ、とりあえず今の質問は置いておきましょう。 (本題はこちらだとでも言うように一つ小さく咳払いをして) お尋ねしますが……あなたたちに信じる神はおありですか? [Thu 13 Jan 2011 23:11:26]
アンヘル > ( 交渉のテーブルもなく、私達がお前を攻める!大人しく征服されろ!!以上!!と正門を破壊されたりなんぞしたらそういう感情を抱くものであろう。 ) ( この場において天使の存在はわき役である。――――ただ少し、ほんの少しだけ自分もどういう風な顛末になるのか気になったから。――――同席を希望したのはそれだけの話し。 ) [Thu 13 Jan 2011 23:04:32]
ダンカン > ( 一方的。 そう人間はいうのは当然か。 ただ、自分に根をつけた黒い感情も人間に一方的に作られたもの... 結局人間は自分たちだけを正当化するのだ。 遅れてきたシスターと赤髪の女が話すのを黙って聞いていようか。「申し訳ない」なんて建前の言葉を聴けばおかしくてしょうがない気持ちになった。 自分は捕虜だというのに、いったいなんのつもりなのだろう。 ) … さぁな...  (自分が知ってる事は末端へ流れてくる情報だけ。 人間を屈させるために、そして地上を手に入れるために情報を集め、地上の土地を掌握しようとしただけ。 人間を屈させる、その部分だけに今回の作戦に参加しただけだ。 他の事で詳しい内容など知ったこっちゃない。) [Thu 13 Jan 2011 23:00:11]
ジャスティス > 遅くなって申し訳ありません、少々、物騒なものに出会いました。 (もう一度深く頭を下げ、アンヘルのいた場所に立てば、柔らかな笑みを浮かべてダンカンを見つめる) 長い間、こんなところに押し込めて申し訳ありませんでした……ただ、一つ二つお聞きしたことがありましたので。一つは、まぁ、根本的なところですね。 二つ目は……もしかすると、あなたたちにとってはどうでもいい問題かもしれません。 まず、一つ目なのですが……そもそも、なぜ、ウォータリアン達はヴェイトス島を攻撃してきたのか。何かご存知ですか? (ト小首をかしげて) [Thu 13 Jan 2011 22:49:32]
アンヘル > …………一方的な宣戦布告。度重なる非戦闘施設への襲撃。これらが乱暴な行いと言わない事は私には出来かねます。 ( ――――天使は神を盲信している。盲目に、ただ主の御言葉だけに耳を傾ければ良い。 )( しかし聖女は人である。アンヘル・セリアーは神の言葉以外にも耳を傾けてしまう。――――それは天使の力を預かる聖女としては正しくない。今もただすぐに天誅を下せば良いものを。私は―――― ) ( 入ってくる修道女の姿に天使は軽く一礼をする。―――血の香り。鉄さびのような。 ) いえ。まだ何も話は進めておりません。 ( ――――方針を決めるのは聖教会から派遣された他所者の立場である私のする事では無い。一歩下がり、改めて尋問の役をジャスティスに譲ろうと。 )( ――――私が訊ねたのはあまりにもくだらな過ぎる余談だ。何も関係が無い事。話は何も進んでいない。 ) [Thu 13 Jan 2011 22:46:14]
ダンカン > …―――― 蛮行…ってのは 頭の悪い...乱暴な行いって意味だろう...。 馬鹿な事をしたつもりはねぇんでな ( 意味のないことなどしていない。 ) 何って...?  敵に攻撃をした...  それが俺のしたことだ  (そう、それだけの意味。そしてそれ以外の意味など存在しない。 それが自分にとって大きな意味だとしても、きっと彼女は理解などしないだろうと。 諦めた口ぶりでそういうだろう。そこまでいえば靴音が近づいてくるのに気づくだろう。 どうやら、本当の尋問の担当が来たらしいと、 入り口に現れた知った顔を観ればため息をつくだろう。 ) [Thu 13 Jan 2011 22:38:31]
ジャスティス > (カツカツと靴音を鳴らして、一人の修道女が室内に入ってくる。普段とは違い、青い髪はかぶり物の中におさまっている。ほのかに血のにおいを漂わせた修道女は、室内にいるアンヘルとダンカンに一礼をした) 遅くなりました……話はどこまで? [Thu 13 Jan 2011 22:35:10]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 13 Jan 2011 22:32:06]
アンヘル > ( その視線が私の心をざらつかせる。大いなる主を軽んじて、命を軽く扱う者どもに掛ける慈悲などは存在する訳が無い。 )  ―――― ……… では蛮行でなくば、貴方は何をしたと仰るつもりなのですか。  ( ――――何がおかしい。嘲るな。笑うな―――― ) [Thu 13 Jan 2011 22:23:51]
ダンカン > (付き添い人...。 どうやら本命は後から来るそうだ。 特に興味もなさそうに、身動きをしないできいているだろう。 どういう意図で彼女がいるのは知った事ではないが、黙ったままでいるあなたの方を見据えたままでいる。)…――――――――――― ( 蛮行...。彼女は自分たちの行動を真っ向から否定した状況からの問い。それは何故と聞くも、こちらを理解するつもりなど、これっぽちもないのだ。そう思えば鼻で笑ってやろう。何が神だ。) … 蛮行  蛮行ねぇ...   ( 自分たちのことが蛮行だという者に、何故の部分を話す意味なんてないだろうに。 ) [Thu 13 Jan 2011 22:14:28]
アンヘル > ――――いえ。私はただの付き添いです。正式な尋問。何より貴方の処遇はまた後で来る方が決定なさいます。 ( ―――――聖女にそのような汚れ仕事などさせたくもない。それはあくまでも邪悪を祓う剣である。それが私をこの街に派遣した聖教会の意向。…………尋問に立ち合うというだけでも、彼らは眉をひそめて良い顔をしない。聖女とは偶像であり、アイドルだ。例え本人がどのように考えていようとも、必ずその通りに動けるとは限らない。 ) ――――――――― ( 沈黙。無駄な会話は慎むべきである。異端の者と話して実になる事など何も無いのだから。 )  何故、蛮行をするのです。死にました。少なくない数の者が。  ( ――――気付けば淡々と問いていた。―――無駄な時間だ。そう、ただの時間潰しの。聞く意味も、そこにある訳などないのに。 ) [Thu 13 Jan 2011 21:59:21]
ダンカン > (扉の開く音に、ゆっくりと瞼を持ち上げようか。 そこには先日交戦した神の使いだかといった赤い髪の女の姿。  ) …――――尋問を担当するってぇのは... てめぇか...  ( 壁に背を預けたままの姿勢に、感情のない声で呟こうか。 どこまでも相容れなかった神の使い。 そういう相手と話すというのは非常に体力を使う。  嫌そうに眉を寄せて、あなたの方をみるだろう。)  [Thu 13 Jan 2011 21:48:38]
アンヘル >  人はその姿をした者を見て、その名を思い浮かべるだろう。燃えるような真紅の髪。その背中にあるのは翼。 )  ――――――  ( キィッ、とその扉が開き、天使がその倉庫へと訪れる。聖画に描かれるようなその風貌。暗く鬱屈としたこの一室にはどこまでも不釣り合いな天使。 ) [Thu 13 Jan 2011 21:42:14]
お知らせ > アンヘルさんが入室されました。 『 天使  』 [Thu 13 Jan 2011 21:36:56]
ダンカン > ( いったい何を尋問されるのだろう。 メア島のことを聞かれても話す事はない。もともと末端の自分に分かることなどたかが知れているのだ。 死んでも黙っておかなければならない秘密なんて存在しない。 ) …―――――――――― ( 息をゆっくり吐いて、 瞼を閉じる。 冷たい空気が肺に入って抜けていく。  ) …―――俺を...  生かす 意味なんかありゃしねぇのに...  (馬鹿な人間ども。 トカゲの尻尾を取っておいて何になる。 なんの意味もない。 ) [Thu 13 Jan 2011 21:28:52]
ダンカン > ( あれから何日経ったのか…そんなことを考えていれば、皮膚を刺すような空気が倉庫内に流れ込んでくる。 扉の向こうでは見張りの人間が行ったりきたりしている足をとが聞こえる。 そういえば今日だっただろうか、、教会の人間が尋問に来るとか…。 ) …――――  ちっ ( まだ苛立つ気力があるらしい。 冷たい壁に背中を任せて、今日来るであろう人間を待つ事にしようか。 ) [Thu 13 Jan 2011 21:09:22]
お知らせ > ダンカンさんが来ました。 『(暗い倉庫の中。 )』 [Thu 13 Jan 2011 21:00:48]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『( 静かに、鉄仮面は夜闇の中へと消えた。 )』 [Tue 11 Jan 2011 02:10:45]
アイゼンリッター > (…………ともあれ。 大聖堂は問題あるまい。 警邏の順路を組み替えるべきだろう――いや、組み直すといった方が良いか)…………暗黒街、スラム、か。 この前は何やら大博打があったとかいう話は聞いたが……。(詳細はわからないし、介入する気もなかった。 より直接的な犯罪を追うべきだ。 強盗、強姦、窃盗、エトセトラエトセトラエトセトラ。 平和な街に付き物の、日常茶飯事な、しかし致命的な犯罪を。 それを嬉々として行う輩を。 自分の幸福のためと信じて疑わない屑を。 叩くべきなのだ) [Tue 11 Jan 2011 02:10:32]
アイゼンリッター > (アイゼンリッターは、メア島に向かう気など毛頭無かった。 戦争は自分の担うべき役割ではないと考えているからだ。 決して無関係かつ無関心であろうとは思っていないが、自分がすべきことは街に暮らす人々の日々を守ることであり、その日常を踏みにじる屑どもを叩きのめす事だ。 メア島の兵士が再び街に攻めてくればこれを迎え撃つ事は吝かではないにしても、ヴェイトス市が平和を取り戻し始めた以上、彼にとっては日常的な戦いが再び始まったという事でもあり、結果的に街を離れるわけにはいかなくなった)…………………。(これは明らかに誇大妄想的かつ強迫観念に侵された狂人の思考回路ではあるが、少なくとも彼はこう考えるだけの理由と経験とを積み重ねた上で、鉄仮面を被る事を選択した。 である以上、決して止める事はないし、妥協の余地はない。 それはありえない事だ) [Tue 11 Jan 2011 02:05:19]
アイゼンリッター > (元より、この宗教的建築物は幾度もテロの標的となった過去がある。 あまり良いことではないが、聖堂を守る人々も慣れたものだろう。 今回、そう被害は大きくなかったと聞く。 シスター・ジャスティスの活躍あっての事だとか。 アウトローと仲良く酒を飲み交わし、そのたまり場であるカジノに肖像画を嬉々として掲げるような女の信条は決して認められないとしても、その戦闘能力に関しては疑いの余地なく認められる。 彼女が巡回しているのであれば、そう此方が気を揉む必要は無い。 甚だ不本意な事ではあるが……)……………Hrummm。(戦場は、市内から島外へと移りつつある。 逃亡奴隷に関しても粗方が捕縛されたと聞くし、図書館の方も無事に整理が進んだようだ。 病院は――まあ、大丈夫だろう。 豪天寺艶子にも一度見舞いに行くべきだろうか? 戦争が終わってからでも問題は無いだろう。 もともと、仲良しこよしのお友達、という間柄ではないのだから) [Tue 11 Jan 2011 02:01:08]
アイゼンリッター > (大聖堂、尖塔の上。 赤いマフラーが風に靡くのに任せながら、鉄仮面の男は独りごちた。 周囲に広がる町並みを睥睨するその顔は常通り表情は無いが、何処か疲れているようにも見える。 だが、それもまたいつもと同じ事だ。 この男にとって休息などないし、彼自身もそれを望んではいないのだから)…………クリスマス、年末、年始。 ひと通りの行事も終わった。(海底軍の動きが無い事も合わせて、新年は問題なく訪れたと思って良いだろう。 先日も聖堂の警邏は行ったが、あれから一週間ほどが経過して、やはり特に目立った騒ぎはなかった。 ――――知り合いの多い建物であることを差し引いても、やはり市民の多くが集まる場所だ。 治安が良くて困る事はなく、それは彼の望むところでもあった) [Tue 11 Jan 2011 01:55:47]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『 ――――もう、十分だろう。 』 [Tue 11 Jan 2011 01:51:50]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『 戦いは続く。 』 [Thu 6 Jan 2011 22:08:32]
カイン > (一人の男が長椅子から立ち上がったのに合わせて、此方も立ち上がる。 右手にはしっかりとケースを握った。 静かにその後について歩き、礼拝堂の外へ。 夜気を深く吸い込む。 雨は上がったか。 この奇妙に湿気った匂いは好きだった。 いつだって最初の気持ちを思い出す。 あの屍に満ち満ちた館の匂いに、似ているのだ。)………………。(――ああ、別に、あの男が此処で何かしたというわけではない。 ただ単に、以前にスラムでとり逃した強盗に顔が似ていたというだけだ。 尾行し、追い詰め、真偽を確かめる。 少なくとも自分は自分のやるべき事を含めて、現実を認識している。 精神が強迫観念に侵されていようがなんだろうが、真実は一つだ) [Thu 6 Jan 2011 22:08:12]
カイン > (神は偉大なり、だ。 放置しといて悪徳がはびこれば、硫黄の雨を降らせるか、洪水で押し流すかして「無かった事」にしやがる。 そうは行くものか。そうはさせるものか。)………あんたもまあ、良くアレを最期まで信じ抜く事ができたものだなぁ。(十字架の男に向かって口を開く。 神の御言葉とやらは上っ面だけの綺麗事だが、それを貫き通した男の生涯には敬意を払うべきだろう。 そしてそれに殉じる司祭、修道士、修道女、信者たちにも。 自分には出来ない事だ。 彼らに幸運あれ) [Thu 6 Jan 2011 21:47:23]
カイン > (平和。 そうとも。 裏では犯罪者が闊歩し、強姦があり、強盗があり、殺人があり、アウトローは悪事を企み、何人もの人生が踏みにじられ、誰もがそれに気づいているのに、気づかない振りをして生きている。 これが平和だ。 万々歳。 悪くない言葉だ。 反吐が出る)………………………。(気になるのは病院だ。 豪天寺艶子。 あの剣士は、確かまだ腕の治療だかで入院中だったように思うし――まあ、襲撃で被害を受けたとの話は聞かないが――将軍を討ち取った後、負傷で入院したとかいう騎士の名前は、以前此処で共闘した人物のそれではなかったか? ……だが、だとしても病院に関わる気はなかった。 連続殺人鬼を庇うような女が、看護婦をしている場所なぞ) [Thu 6 Jan 2011 21:39:50]
カイン > (ヴェイトス市の公的見解によれば、まだ此処は危険な区画だそうだが――こうして見る分には、不審な人物も見られない)……杞憂だったか。 まあ、良い事だが。(ケースの中には装備一式。 アイゼンリッターにとって、此処は知り合いの多くいる建物だ。 彼女らに被害が出なかったという事実、またその後はクリスマスという重要なイベントが控えていた事もあって立ち寄れなかったのだが、別に来る必要も無かったように思う)……………………。(周囲に目を向ける。 新年が訪れてから6日。 既にお祝いの雰囲気も薄れており、不精な人間や混雑を避けた信者が参拝している程度だ。 或いは経験な信者やシスター、修道士か。 平和だった。 悪くはない) [Thu 6 Jan 2011 21:34:19]
カイン > (――と、果たして呼んで良いものかどうか。 襲撃があってから三週間。 聖堂には警備の人間も多い――先だっての異端宗派によるテロの時には、その内の一人に助けられた――し、そもそもメア島の軍勢自体の活動が、もう下火だ。 あとは此方から乗り込んで首謀者をたたきつぶせば、それで終わる。 捕縛に成功した捕虜の末路も、まあ、良くて処刑だろう。 少なくともヴェイトス市は、そう寛大な街ではない。 コロセウムに放りこまれて見せしめに惨殺されなければ運がよいと思わなければ)…………ふん。その癖、犯罪者には甘い。(唇の端を吊り上げて笑う。 ここは大聖堂の礼拝所だ。 長椅子に腰を下ろして、十字架に掲げられた男を見上げる。 傍らには金属のケースが大事そうに置かれていた) [Thu 6 Jan 2011 21:28:57]
お知らせ > カインさんが来ました。 『 復旧活動 』 [Thu 6 Jan 2011 21:25:09]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 [Thu 30 Dec 2010 23:10:39]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『ええ、おやすみなさい。よいお年を』 [Thu 30 Dec 2010 23:09:23]
アンヘル > ああ、だから騎士という。何だか少し納得できました。 ( 合点がいったように掌を合わせる。確かにそれならば扱いはエクソシストと言ったよりも、騎士という名を冠していた方が感覚的にもわかりやすそうだ。 ) ありがとうございますジャスティス。ええ、その点については了解させて頂きました。 ( 聖女の御付きの者はそれを聞けば渋い顔をするだろうが、私にとってはそれは気に留めるような事では無い。元々武器を携帯する必要も無い聖女はそれを了承するように頷いた。 ) ( ぶるりと少し震えた。――――寒いな。もうすぐ年は開けるか。 ) それではシスター・ジャスティス。私はそろそろ失礼させて頂きます。また後日に。 ( ぺこりと会釈をして。こうして寒い中に長くいると体調をまた崩してしまいそうだ。 ) [Thu 30 Dec 2010 23:06:14]
ジャスティス > ええ、そうなんですよ……意外に思われるかもしれませんけどね。だからいろいろとこういう時ややこしくて、そういうわけで聖堂騎士、なんて話が出てきたわけです (刻々とうなづきながら白い息を吐く) ふむ……なるほど、一応司祭様から尋問については押しつけられていますし、もともと大聖堂に捕虜の取り扱いの規則なんてありませんし、いいんじゃないですか?同席しても。その代わり、武器は持ち込めませんよ?奪われるといけませんから [Thu 30 Dec 2010 22:53:19]
アンヘル > なるほど。――――あら、そうだったのですか? ( 私の力である天使の剣も、邪悪に属する生まれの者以外には単なる鈍器である。そういった相手には彼女のメイスと同じような使い方になるのだろうかと今更ながらに思ったりしていて。――――殆ど奇跡も使えないと聞けば、その事実に以外そうに目を瞬かせた。 )( あくまでも悪魔祓いの奇跡の延長線に過ぎなくはある。人は斬れないのだ。私には。 ) ええ……。実際の尋問の場に私は立ち会わずとも、人伝に聞くだけでも良いのかもしれませんが。……少し気になりまして。我が儘を申します。 [Thu 30 Dec 2010 22:50:13]
ジャスティス > え?あぁ、まぁ……私はエクソシストではないので……、こういうものを使っています。一応、銀のナイフもありますがね。 (そう言って背中から抜いたのは大きな金属製のメイス) これならヴァンパイアも一撃で倒せますし、また骨を砕きますから一撃で倒せなくても、相手も動けなることが多いのです、まぁ……その分私はほとんど奇跡も使えませんがね。 (この修道女が使うのはあくまで人殺しの技であり、エクソシストのそれとは根本的に違う) ああ、私もですよ……とりあえず、彼らに宗教はあるのか、なぜ大聖堂を襲ったのか、そもなぜヴェイトス島を攻撃したのか……考えてみればいくらでも。まぁ、知らないと命にかかわるものでもないのでしょうが [Thu 30 Dec 2010 22:28:29]
アンヘル > ( 状況が状況か。考えてみれば夏の終わり頃―――始まりの気配は私が来る前から。振りかえって見れば随分とこのゴタゴタは長く続いてきた物だ。 ) ……………………。 ( はぁ )( 状況的に考えれば仕方が無いで許されるかもしれないけれど。けれど心情的にはやっぱり納得いかない気持ちが胸の中を渦巻いている。 ) シスター・ジャスティスはああいった手合いにも慣れておられるのですか? ( 眺めていた彼女の戦いぶりは見事な物であったと。私達はああいった相手への経験は少ないのは事実である。 ) あ、 ……いえ。………このような蛮行に及んだ理由が少し、ほんの少しだけ気に掛かってしまいまして。 ( ――――引っかかり。喉の奥に小骨が挟まったような、そんな感覚。本当は不要な物だ。そんな疑問なんて。 )( アレは悪だ。あんな酷い事をする奴は裁かれるべきだ。―――何故そんな事をしたか、なんて考慮する必要は私には無い。ただ私は剣であれば良いのだから。 ) [Thu 30 Dec 2010 22:24:46]
ジャスティス > ありがとうございます。 (実はかなりのびのびになっている聖堂騎士の話。こんな状況だから仕方ない) まぁ、奇襲ですし、奴らも並の人間とは比べ物にならない身体能力ですから……普段エクソシストの皆さんや聖女様たちが戦っている相手とも違いますし。 (パプテスの奇跡の効果が薄い相手は、大聖堂の人間たちはやりづらいだろうと) はい?何か、気になることでも? (よろしければ先にお話しいただければ、と少し声を落としてたずねて) [Thu 30 Dec 2010 22:10:39]
アンヘル > どうぞお楽になさって下さい。 ( 相手も近々―――既に?だったか。聖堂騎士として扱われる、というような話をうろ覚えに聞いた気がする。それに正義の名を冠するシスターだ。個人的に色々と気になりはする相手。 ) いえ。あの場で悪漢達を誰一人仕留める事の出来なかった不手際を恥入る所存です。 ( 3対1だったとか、そういう事情を汲む理由は私には無い。悪はただ裁くだけ。裁けなければ私の奇跡に価値はないのだ。………恥ずかしい。 ) それはシンボルを破壊した時に使い切ってしまったようですから。……ええ、助からなかったと言えば嘘になります。 ( 苦虫をかみつぶしたような顔になりつつ。 )( ―――尋問、か。 ) ………あの、シスター・ジャスティス?もしお時間が合うようでございましたら、私も御同行しても構わないでしょうか? [Thu 30 Dec 2010 22:01:18]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 [Thu 30 Dec 2010 21:55:38]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 30 Dec 2010 21:24:20]
ジャスティス > む? ああ、いえ貴女が支えてくれたからこそ、間に合いました、本当にお疲れさまでした。(目の前の少女があの時の聖女だったのかと驚きながら、姿勢を正してもう一度挨拶をした。何しろ相手は聖女様だ。)それにしても相手が銃を持っていないで助かりましたね。近いうちに実行犯を尋問しようかと。 [Thu 30 Dec 2010 20:58:15]
アンヘル > あら、そうだったですか。 ( キョトンと口元に手を当てながら目を丸くした。 ) それではもっと私も笑わなければいけないですね。良い事を教えて頂きました。 ( なるほど。あんな風に誰もいない所で大声で笑っていたりしなかったから、私は病弱だったのか。それなら今度真似してみようかとか考えてみたり。 ) 聖女認定、アンヘル・セリアーといいます。――――ああ、そうです。先日は危ない所に御助力をして頂いた事を感謝いたします。改めてお礼を申し上げさせていただきたいと。 ( ぺこりと頭を下げる。聖女認定―――といっても、素の状態だとあまりそうは見て貰えない事は多いか。 ) [Thu 30 Dec 2010 20:45:57]
ジャスティス > !? (人に見られていたことに気付けば、肩を震わせて驚き、咄嗟に声のした方向に振り替える)今晩は。いえ、笑うと体にいいのですよ?(引きつった笑顔をうかべながら、会釈をして。天使の力を持って戦う聖女のことも、その名前も、そして変身した姿も知っている。ただ目の前にいる少女とは結び付かなかった。) [Thu 30 Dec 2010 20:37:00]
アンヘル > ( ―――ただ因縁はある。実際に剣を交わした身としては。少しだけ。 )( なんだか大笑いが聞こえた気がする方に目を向ければ、そこには一際目を引く青い髪。上手い事を言った?シスターにカソックを着た朴訥とした少女が近付いていく。 ) こんばんわシスター・ジャスティス。何かおかしな事でもあったのですか? ( 虚しそうな笑い声に首を傾げながら訊ねてみる。彼女が間に合わなければ襲撃犯にはおめおめと逃げられていて、聖女の立つ瀬は無かっただろう。名前と特徴ぐらいは周りに聞けばわかった彼女に挨拶を交わした。 ) [Thu 30 Dec 2010 20:29:15]
ジャスティス > 話を聞けるかがそもそもな問題よね。貝みたいに口を紡がれたり……ウォータリアンだけに。あっはっは!(修道女の笑い声が虚しく中庭にこだまする。) [Thu 30 Dec 2010 20:24:03]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 『( その理由には関心は無く )』 [Thu 30 Dec 2010 20:22:38]
ジャスティス > (大聖堂、居住区の渡り廊下。闇の中中庭を見つめ修道女はため息をついた。) 嫌な仕事ね。(殺さず捕らえた自分が悪いのだが) ま、個人的には色々聞きたいこともあるしね。(そもそも、何故ヴェイトス市外が攻められたのか。それすらも分からない。) [Thu 30 Dec 2010 20:18:14]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 30 Dec 2010 20:10:04]
お知らせ > ダンカンさんが帰りました。 [Wed 29 Dec 2010 22:48:12]
ダンカン > … もう、狂っている... ( 苦々しい声。 どういう形でもいい。 早く、早く... ここから出たい。 それが死という形でも、何でもいい。 ここは臭過ぎる。 臭い、臭い… 臭い。  ) …―――― ( 乾いた唇を噛んで、再び瞼を閉めようか。 何度目かの悪夢におぼれよう。 溺れて溺れて... これが夢か現実か、もうその境も曖昧だ。 瞼が開こうが、閉めようが... そこにあるのは既に悪魔だけ。 )  [Wed 29 Dec 2010 22:48:01]
ダンカン > ( こんなに黒く染まった体が疼く。 こんな人間臭い所に押し込められているからか... 嗅覚は刺激されて、心拍数は上がったり、下がったりする。 痛い...痛い...  こんな所にいればどんどん黒く荒み汚れていくことだろう。 どんどん、どんどん汚れていく。 汚れちまった悲しみに、今日も小雪の降りかかる。 汚れちまった悲しみに、今日も風さえ吹きすぎる。 ) …――――  (汚れちまった悲しみは、なにのぞむなくねがうなく。 汚れちまった悲しみは、倦怠のうちに死を夢む。 ) ( 何時まで… 何時までここにいなければならないのだろう。 暗い室内に人間の匂い。 気が狂うのも時間の問題か... いや、もしくはもう狂っているのか... )  [Wed 29 Dec 2010 22:37:22]
ダンカン > ( 憎い...憎い憎い憎い憎いっ。 感情がゆっくりと擡げた頭を押し上げる。 あぁ、あの時の... あの時の妻の声が耳に纏わりつく。人間の手に落ちた自分を虐げるような声。 声。 声。 ) …――― くそっ ぉぅ...   ( 黒い感情が、自分の内臓を締め付ける。 今、もし自分の体に自由がきくのなら、自らの手でこの命を絶つ事が出来るのに。  それも許されない。  この暗い空間に押し込まれている事が、こんなに精神的くるなんて... こんなに死を夢見るなんて...  ) 弱ぇ... な...  ( ぽつり。 搾り出すように、自分を虐げるように。) [Wed 29 Dec 2010 22:21:30]
ダンカン > ( 後ろ手に縛られ、床に放り投げられたような状態の自分の体。ぼんやりとした頭。 ここに何人かの人間がきた気がしなくもない。が、霧がかった脳裏にはぼんやりとしか思い出せない。 ) …―――――っち、 ( 何故生かされているのか。 それが理解できなかった。 こうして捕まってしまったら妻と同じ運命を辿るものだと思っていた。 妻の最後... 生きたままに腹を裂かれ、たかる人間がその生き血を啜り、 血も肉も骨も...全てを貪られた妻。 人に捕まれば自分も同じく卑しい人間に食われるものだと... )  [Wed 29 Dec 2010 22:03:40]
ダンカン > ( 重い瞼をゆっくり持ち上がる。 ひんやりとした空気に体温は奪われ、間接が動くたびにきしむ。 ) …――――― っく...   ( 何度か目を覚まし、何度も眠りに落ちた。 今回は何度目だろうか... もう数えていない。 何度目を覚ましてもかわらぬ風景にうんざりし、まだ生きているこの身を恨もうか。 薄暗い倉庫のような情景にため息を漏らして、うめき声と共に寝返りを打つだろう。 ) [Wed 29 Dec 2010 21:49:03]
お知らせ > ダンカンさんが来ました。 『(暗闇の中。)』 [Wed 29 Dec 2010 21:38:43]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Wed 29 Dec 2010 01:43:27]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『尋問かぁ。』 [Wed 29 Dec 2010 01:43:03]
ジャスティス > 聖教会なら間違いなくやり層というか悪魔認定しそうな気もしますが……見せしめとしてもヴェイトスしでやると、逆に市民の印象が悪くなるかもしれませんね……処刑するか、この混乱が収まるまで捕らえたままか……まぁ、尋問してみての、相手の対応次第でしょうね。 (それに関しては任せる、といわれ、何とか年内には、と返して) では、失礼します。 (一礼すると、広い廊下に出て) [Wed 29 Dec 2010 01:38:18]
ジャスティス > あー、で地下倉庫にいるんですか? あの、異端審問間の拷問質とかも実はあったりします? (ジャスティスの問いかけに司祭は苦笑するばかりでYESともNOとも答えない) そうですね……彼には、機会があれば私から尋問しておきましょうか……拷問するほどの必要も無いでしょうし……一通り話を聴いてから、市に引き渡す感じでしょうかね……まさか大聖堂として公開処刑することも、ない、です、よ、ねぇ……。 (何かメリットがあるかと考え始めたせいで最後はなんだか歯切れも悪く) [Wed 29 Dec 2010 01:28:46]
ジャスティス > (居住区の一室、カーテンの隙間から明かりが漏れ、話し声が周囲に聞こえる。執務室の中に、一人の修道女と司祭が向かい合って座っている。) ……はぁ、まだ地下に。 (大聖堂の居住区にある地下倉庫の中に、襲撃の実行犯がまだ捕らえられていると聞き、修道女は目を丸くした) 市兵に引き渡されて処刑されたのかと思っておりましたが。 (目的があって生け捕りにしたのだろう?デスクの向こうでエクソシストを管轄する司祭が目を細める。予断だがジャスティスはエクソシストではないので直接の上司ではない) まぁ……大聖堂が狙われたのはただのおとりか、宗教的な軋轢も存在するかどうか位は、確認しておいたほうがいいかと思いまして……それで大聖堂の対応も多少変わるのでは? [Wed 29 Dec 2010 01:21:41]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Wed 29 Dec 2010 01:15:12]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『居住区』 [Wed 29 Dec 2010 01:06:52]
お知らせ > 巳門さんが退室されました。 『( 槍を構えなおし、気合を入れなおした 』 [Tue 21 Dec 2010 00:02:50]
巳門 > ( 人化の薬に関しては今のところ先輩竜騎士が心当たりをあたって見てくれることにはなった。 期待はするが、自分でも探しておくことは続けるつもりだ。 ギルド地区の襲撃もあり、なかなか難儀しそうではある ) なんとか、がんばらないとな。 ( ヴェイトスを守るのも、アカガネとの約束を守るのも ) [Mon 20 Dec 2010 23:58:30]
巳門 > ( 破壊された十字架に関しては、先祖代々の墓を壊されたもんだと思え、といわれてようやくことの大きさに気が付いたのだが、いまひとつ実感は沸かない。 この辺りは宗教や思想の違いからくるものなんだろう、と思うことにして ) 異常なし、か。 ( 先日のシスターはなかなかすごかった。 自分もあのくらいはできるようになりたい、とぼんやり考える ) [Mon 20 Dec 2010 23:33:20]
巳門 > ( 聖堂の警備は今は十分に機能していない。 こういう状況であれば襲撃をかけてくる連中も出てくるかもしれないといわれて見回りを強化しているところがある ) ……戦争はまだ終わらない、か。 ( 将軍派倒したものの、まだ戦力は残っているらしい。 アカガネとの約束を守る機会が残ったのはいいが、個人的には複雑である   [Mon 20 Dec 2010 23:14:22]
巳門 > 何かの、縁…なのかね。 ( 雨が降る中。 冬場の冷たい雨を防ぐために外套を羽織、左手に槍を持ち警備がてら近くを歩いていた。 最初に襲撃にあったときには止められたが、先日の襲撃の時には素直に中に入れて貰うことができた。 良くも悪くも名前が売れる、というのはこういうことなのかと実感した瞬間だった ) …… 中のものは派手に壊されたんだったか ( 中の十字架は無残に破壊されている。 いまひとつその大切さは理解で着ていない ) [Mon 20 Dec 2010 23:09:11]
お知らせ > 巳門さんが入室されました。 『( 普通の槍を片手に』 [Mon 20 Dec 2010 23:04:20]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 [Sun 19 Dec 2010 04:58:30]
ジャスティス > (ダンカンの体は引き倒す分には問題はなかったが、盾にするにはいささか重い。残ったウォータリアン達が武器を振り上げれば、後ろに飛びスモールソードを引き抜く。そんな中漸く体制を整えた警備の兵達が集まってきて) 殺しても構いません!! (槍の矛先が魚人たちに向けられ、多勢に無勢、ダンカンと残った部下は捕えられ、一時的に大聖堂に拘束される) [Sun 19 Dec 2010 04:58:06]
お知らせ > ダンカンさんが帰りました。 『( 途切れた意識。 その身はシスターにゆだねられるだろう。)』 [Sun 19 Dec 2010 04:55:12]
お知らせ > 巳門さんが帰りました。 『(シスターの活躍に離れて問題がなさそうなら救助活動にうつるのだった』 [Sun 19 Dec 2010 04:38:07]
ダンカン > ( シスターの不可解な行動に眉間のしわを深く刻んで出来た隙。 素早く伸びた手に目を見開き、とっさのことに行動できず、されるがままに、床にたたきつけられるだろう。) …―――― ぐあぁっ!  (締め上げた声をもらし、ダンカンの意思は遠のいていくだろう。 いきなりのことに驚いた他のウォータリアンたちも、驚きながらもサーベルを振り上げるだろう。が、ダンカンを盾にしてしまえば、彼らの動きも、戸惑い手を出せなくなるだろう。) [Sun 19 Dec 2010 04:07:30]
お知らせ > ダンカンさんが来ました。 [Sun 19 Dec 2010 04:01:15]
ジャスティス > こいつを黙らせるまではお願いします、 後は、中をお願いします。 (他にも侵入者はないか、テトス様は無事か、確認しないといけない) っ!! (一気に右腕を突き出しその首を締め上げ、そのままひねるように相手を引き倒し、その頭部を地面にたたきつけようとして。巳門がいる貯め安心しているのか他のウォータリアンへの注意はやや散漫だ) [Sun 19 Dec 2010 03:56:52]
巳門 > ( この分だとこのシスターに任せても問題はなさそうな気がしてくる。 戦闘を行っていた最中に怪我をした一般人は大勢存在する。 できればそちらの救助へと向かいたかったが、ダンカンを行動不能にしてもまだウォータリアンは二人居る。 この分だとジャスティスが負ける光景、というのは思いつかないが… ) シスター。 此処は任せても大丈夫か? ( 槍を構えたまま、ジャスティスへと話しかける。 にらみを利かせるのはダンカンの背後に居るウォータリアン。 なにかあればすぐに攻撃できるようにと意識を向けつつ、ジャスティスの近くへ。 話しかけたことでの隙を心配して ) [Sun 19 Dec 2010 03:48:19]
ダンカン > ( 握った鉾がびりびり言う。背後を守っていたウォータリアン二人も飛びのいて、ダンカンよりも後方にサーベルを構えているだろう。 この先どうしたらいいのか。 先ほど押しのいた男も体制を直し、槍を構えている。 状況的に自分が再び海を泳ぐ事が想像できないほどだ。ならばいかにすべきか。 いかにすべきなのか。 )  …ぐっ...    何? ( これだけの力のあるものが武器を捨てた事に眉をひそめて。体勢を整えるも一瞬の隙が出来てしまうだろう。 鉾は構えきれず、ダンカン背後のウォータリアンは黒髪の男の方に注意がいっている。 ) [Sun 19 Dec 2010 03:42:35]
ジャスティス > (メイスを跳ねあげた状態で一瞬残心を残し、自分からメイスを手放し両手を自由にする。乾いた音を立てて落下するメイス) あんたにゃ聞きたいことがある。 (大体なぜヴェイトス市に攻撃を仕掛けてきたのか、なぜ大聖堂を襲撃したのか。今は黒髪の援護もあり、周囲にウォータリアンの姿もない。目の前のウォータリアンに自殺される前に、捕獲してしまおうと、相手の喉を狙って右腕を突き出す。ダンカンが体勢を整え直すには十分時間があるだろう。此方の腹積もりとしては一気に頸動脈を締め上げ気絶させるつもりで) [Sun 19 Dec 2010 03:38:40]
巳門 > ふへぇ…。 ( 明らかに自分よりも力もスピードもありそうな動きを目の当たりにすればぽかーん、と見つめることしか出来ない。 自分よりもはるかに先に進んでいる者が実際に居るのだと見せ付けられるようで軽くショックを受ける。 とはいえ、十分に体勢を整えることは出来た。 ジャスティスの様子にこれは援護に入らなくてよさそうだ、と感じればそのまま、彼女の背後から襲おうとしているウォータリアンが居ないかを見ることにする。 構えは両手で槍を構えているスタイル。 体力の残りが少ない以上、基本スタイルが一番体力の消耗がすくない )  [Sun 19 Dec 2010 03:29:54]
ダンカン > ( 守ろうとしていた... それは本来正しくはないだろう。自分以外のウォータリアンたちは全てギルド地区へ攻め入った将軍の役に少しでも立てれればとついてきたものたちだ。この陽動作戦が成功してるか否か...それはこの地にいる自分達にはわかりかねることだ。 )…―――― ぐぅっ!!! ( すさまじいスピードで振り抜かれたメイスにマーマンは弾き飛ばされるだろう。 そこら辺にいたシスターとは訳が違う。 弾き飛ばされた先で体勢を崩してしまうだろう。) [Sun 19 Dec 2010 03:18:42]
お知らせ > アンヘルさんが退室されました。 『―――― ( 無力な天使はただ目の前の光景をじっと眺め続けていよう。じっと――― )』 [Sun 19 Dec 2010 03:16:38]
ジャスティス > 舐めた真似をしてくれたわね。 (腰を落とし、此方の右側面に下段で構える。左足で大きく踏み込み、重心を落とした腰をそのままスライドさせるように体も前方へ。気合い一声鋭い怒気と共に、メイスを斜め上に振り抜き、ダンカンの矛を弾き飛ばそうとする) [Sun 19 Dec 2010 03:13:45]
巳門 > くそ、こいつらが守ろうとしてたのはあんたか。 ( ぜえ、ぜえ、と息が荒い。 押しのけられたこともあり、少し距離を離した壁に一度寄りかかっていた。 気合を入れて最後だと、槍を構えなおす。 突撃してくるジャスティスの姿に、一度道はあけることになるだろう。 この間に体勢を整えて、できるだけ息を整えることに専念する ) …すげぇ、シスター。 [Sun 19 Dec 2010 03:07:27]
ダンカン > ふんッ…――― (背には二人のウォータリアン。目の端に移ったウォータリアン達の様子に顔を歪めながら、立ちはだかった黒髪を押しのけれればそのまま外に向かって掛け出そうとする。) …―――― っ!!  ( が、目の前に青髪のシスターが立ちはだかり、名にやら武器を構えているのが目に入る。咄嗟に身を守るように鉾を構え、駆け出した足を無理やり止めようか。 此方の消耗も激しい。おもいのほか天使との戦いで持っていかれたのか。 何とか堂内を抜ければと思ったが、ここにきて新たな壁は絶望的に思えるだろう。) [Sun 19 Dec 2010 02:59:54]
アンヘル > ( ………何が……聖女……! ) ( 悔しさに地面に拳を叩きつけた。力の入らないそれは自分の拳を傷つける事も出来ない。 ) ………ちくしょう……… ( 何も出来なかったんだ私は。 )( 悔しさに瞼から零れ落ちそうになるものを、唇を噛み締めて必死に堪えた。 )( 天使の姿は体に負担を強いる。けれども意地でもその姿を解く事はしない。私は悪斬の天使。悪を斬る剣。斬れない剣だなんて―――認めない。絶対に。 ) [Sun 19 Dec 2010 02:58:18]
ジャスティス > (何やら背中にサメをくっつけている人間は仲間だろうか?観察するうちによろめく黒髪。入れ替わるように視界に入ってくるのは、三又の矛を持つウォータリアン。その道を遮るように立ちはだかり、重そうなフットマンメイスをあえて下段に構える) [Sun 19 Dec 2010 02:51:34]
巳門 > ( 疲労のためか、槍の柄で相手の一撃を止めることはできたが、消耗した体はそのまま、押しのけられてダンカンが進む道を明けてしまうことにはなるだろう ) ( そこで丁度だれか訪れたようだ。 二対一の戦いの消耗は結構大きい ) [Sun 19 Dec 2010 02:47:02]
巳門 > はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…。 ( どうやら、海蛇は仕留めるか、気絶させることはできたようで。 一安心をする暇も無く飛び出してくる人影。 こちらも反射的に、槍に自分の槍を撃ちつける様にして防御を行う  [Sun 19 Dec 2010 02:44:49]
ダンカン > (黒髪の槍に海蛇は衝撃にぐったりして、動かない。 サメ男も力の限りに背後から牙をむくが余力のなさに崩れ落ちてしまうだろう。それらを引きずり、大聖堂の入り口にあなたが現れたのならば、脱出しようと走り出したダンカンとウォータリアンが目に入るだろう。そして黒髪の向こうから聞こえる怒号。武器を失った天使の悪態を背に走る足を止めずに鉾を構えよう。 目指すは、入り口に立ちはだかり同胞の無残な姿と共にいるもの。 チクのしたように、奴らの体を海に持っていってやる事はできないだろう。今は出来る事をやるしかない。黒髪の男に向かって、三又の鉾でなぎ払おうと踏み込むだろう。) [Sun 19 Dec 2010 02:36:46]
アンヘル > うっ……… ( まずい。どうしよう。自分の力に限界がある事を自覚はしていたのだけれども、いざ実戦でそんな機会になった事は初めてであり。叩き落とされて素手になってしまった天使はその場から後ずさるように数歩下がった。 ) ――――――……なんだよ…………くそ………… ( 蔑むような、卑しい性根の人を見るような。その眼。 )( お前たちが襲っているのは事実じゃないか!3対1な状況で、それで周りに助けを呼んで何が悪いんだ!!ふざけんな、ふざけんなぁぁっ!! )( 私は、私は――――― )  フザケルなよぉっ!!!  ( 叫んだ。出口へと向かおうとする相手の背を追おうと駆け出して、そして私は足がもつれてその場に転んだ。 ) ( …………  ふざけるなよ …………… ) [Sun 19 Dec 2010 02:30:21]
ジャスティス > 【到着】 [Sun 19 Dec 2010 02:18:52]
ジャスティス > っ!! (大聖堂の前にようやくたどり着けば、息を整え周囲を見渡す。傷口を抑えうずくまる青年。連れ合いの出血を止めようと必死にハンカチで傷を縛る婦人。壊れた人形のように地面に横たわるシスター。しばし呆然と阿鼻叫喚の光景を眺め、負傷した警備兵にじぶんの名前を呼ばれ、我に返る) っ……(激しく唇をかみしめ、続いて大きく息を吸い肩を怒らせる) 貴様らああああっ!!! 生きて帰れると思うな!! (青い髪の修道女は、仁王立ちでメイスを抜き放ちながら、周囲に響くような大声で怒鳴って) [Sun 19 Dec 2010 02:18:48]
巳門 > ぉぉぉおおおおお!! ( 背後は無視。 気合を入れるように吼えた。 止めようとする体を持ち上げてすがる体を引きずって、全力で駆け抜ける。 どこか噛まれたようだが、すでに意識はそれを感じる余裕は無く。 ただ、門に向かって突き進んだ。 途中で足を切りつけられるようなことが無ければ、止まるのは、その槍が大聖堂の入り口を大きな音を立てて叩く時。 中から外へ出ようとする者の動きを阻害することにもなるだろう。 突撃後は、大きく体力を消耗。 肩で息をして能力的にも体力・素早さ、力が-1された状態と同等の力しか発揮できなくなるだろう ) [Sun 19 Dec 2010 02:09:06]
ダンカン > ( 様子の変わった天使に、素早く体勢を立て直すだろう。一体どうした事か、先ほどまでとは打って変わって様子が違う。 まるでただの人間のように見えるが、油断することなく一度離しかけた三又の矛を構えなおすだろう。 ウォータリアンのサーベルは彼女を捕らえる事は出来なかったが、彼女の剣の上に叩き落されるだろう。 )っち...  (外の声に反応する女。何が襲われるだ、卑しい目で天使を見よう。 こいつに戦う気はもうないのだと悟れば、 出口へ向かうように駆け出すだろう。) [Sun 19 Dec 2010 01:54:52]
ダンカン > ( 思っていた以上に素早い突きに、目を見開いて。海蛇はその攻撃を真正面に受ける事は出来ないだろう。 此方も体を張って、張って、張って、これ以上先には進ませんと、その身で憚ろう。 そこに向かってサメ男もこれが最後の力だと、また再びあなたの背後から噛み付かんと、体液で滲んだ牙をむき襲い掛かろうとするだろう。) [Sun 19 Dec 2010 01:54:46]
アンヘル > ( ――――この剣はこんなに重かったのだろうか。持ちあげるのが辛い。目まいがするような錯覚に、相手を後退させた筈の天使はよろけるようにたたらを踏んだ。 ) …………ぅ………… ( 神の遣いである天使の力―――それは人には過ぎた物なのである。だからこそ、それを自在に扱いこなせるからこそ『聖女』と認定されている存在ではある。しかしその力を顕現出来る時間は今の私では短い。その限界を過ぎれば、姿形こそ天使ではあるものの、その能力は普段と同程度にまで落ち込んでしまう。 ) ――――キャッ、ヤッ !? ( 振り上げられるサーベル。咄嗟にそれから身を守ろうとその剣を盾にして受けようとはするが―――先程までとは比べ物にならない程にその動作は遅い。 ) こ、こっち!敵が! 襲われてっっ―――― ( 拙過ぎる状況――――向こう側から聞こえてきた声。それに縋るように助けを求める声を天使は叫んだ。 ) [Sun 19 Dec 2010 01:45:16]
??? > 【次ターン到着】 [Sun 19 Dec 2010 01:34:26]
??? > どいて!!どいてどいて!!大聖堂のジャスティス・ブラウニーよ!! 危ない!!どいて!! (逃げる人、何事かと身に行こうとする人々。夜中とはいえ、全力で走るには少々支障が出る人数が大通りに出ている。悲鳴や怒号の中人きは大きな声を張り上げながら、修道女は走る。そろそろそちらにも此方の声が聞こえ始めるかもしれない) [Sun 19 Dec 2010 01:34:17]
巳門 > ( 相手が腰を低く構えている。 左右のどちらかに避けるつもりだろうかしかし、迷わない ) 貫き、通せ!! ( 以前よりも速度に乗った突撃。 こちらの攻撃距離に入る直前に。 右腕を全力で突き出し、相手を貫こうとする。 相手が予想していたタイミングよりもさらに早く、鋭い突きが繰り出された事になる。 右腕の負担が大きく、ぴり、とわずかに腕へ痛みが走るが、体を守ろうと考えは捨てる。  避けられたところで、全力での突進は止めるつもりは無く、そのまま大聖堂の入り口まで突撃するつもりだ )  [Sun 19 Dec 2010 01:31:19]
ダンカン > (言葉は不要。その通りだ。 相容れない者同士の言葉などキャッチボールが成立しないのだ。 自らが正義だとは思わない。が、奴らが正義だとも認めない。 自らを正しいと証明するのは、勝利を治めるしかないのだ。 ) っ…――――!! (天使の剣を受けて眉を寄せる。が、次の攻撃に両手で構えていた鉾が鈍い音を立て、片手を離してしまうだろう。 ) このくそがぁっ!  (怒りに満ちた目を向けて状態を立て直すように、後ろ飛びのいて後退しようか。 あなたの様子が変わるのを見て、あなたを挟んで向かい側にいたウォータリアンは体制を立て直し、あなたの背後に向かってサーベルを振り上げるだろう。) [Sun 19 Dec 2010 01:20:38]
ダンカン > (黒髪の大振りな動きでサメ男は振り落とされるだろう。 地面にころがさられ、ずるり顔を歪めて振り落とした相手のほうをにらみつけるだろう。 海蛇は低く突撃してくるその槍を引き付け、すんでのところで避けようと腰を低く構えるだろう。 中のものが出てくるのに時間が掛かっている。距離をとれば中に入られてしまう。ぎりぎりの所でかわすしかないだろう。 これ以上厄介ごとは増やすわけにはいかないのだと、迫りくる黒髪をにらみ付けるだろう。) [Sun 19 Dec 2010 01:20:31]
アンヘル > っぁ !? ( ―――聖女が自らの内にある天使の力を自在に行使出来たのはそこまで。時間が――はやい。消耗が、思ったより、激しかった ?? ) [Sun 19 Dec 2010 01:10:06]
アンヘル > ( ――――ああ、と。少しだけ分かった事がある。戯言だ。悪は私では無い。有る訳が無い。彼らが悪なのだ。ただ―――― ) ………言葉は不要か………。 ( 決して相容れる事なんて有り得はしない。私にとって彼らは許す事の決して出来ない悪なのである。ならば私に出来る事はただ剣を振るい彼らを斬る事だけ。それが私に出来るたった一つの奇跡なのだから。 ) ( 赤い髪を翻して天使は風を斬り裂いて斬りかかる。―――受けられた。けれどその不安定な体勢なら、こいつはどうだ!! ) せぇぇいっ!! ( 受け止められる一撃。天使はそのままの勢いで彼の持つ得物である三又の鉾を弾き飛ばすように、自らの剣を下から振るい上げよう―――! ) ( 【戦闘可能残り0T】 ) [Sun 19 Dec 2010 01:08:43]
??? > 【到着迄残り2ターン】 [Sun 19 Dec 2010 00:57:44]
??? > ぜえっ、ぜえっ!! (商業区の屋台で思い切り飲み食いしていたのは数十分前のこと。修道服姿の女は、寒空の下汗を額に光らせながら、両腕をちぎれんばかりに振りまわし走る。大聖堂の明かり、話に聞いた通り、実際に大聖堂で戦闘がおこっているようだ。まずテトス様は大丈夫だとは思うが……不安を膨らませながら、正門に向かう道をひたすら走り抜ける) [Sun 19 Dec 2010 00:57:06]
巳門 > ( 石突の一撃出攻撃の力は一瞬緩んだ。 徐々に深く牙が食い込んでくるが、気にせずに ) うぉぉぉぉりゃぁぁぁ!! ( 両手で槍を握り締め、全身の力での突撃を海蛇に向けて行う。 槍はやや地面を向けて低い位置。 動きを封じきられる前にサメ男を振り落とす。 もしくはつかまるので必死で次の行動には移れないようにした。 再び入り口から離れる動きであれば、そのまま、足が向かうのは聖堂の入り口。 少しでも離れるそぶりを見せればこちらへと向かうのは見せている ) [Sun 19 Dec 2010 00:52:10]
お知らせ > ???さんが来ました。 『地面を踏み縫うように走る』 [Sun 19 Dec 2010 00:49:58]
ダンカン > その定義ならば俺にとっててめぇらが悪だ!!!  (分かり合えない意志と意志のぶつけ合い。答えなど求めない。これまで募らせた憎しみ、怒り、それが自分の中で唯一の真実。 神でもなく軍でもなく、この黒い感情だけが唯一信用できるものなのだ。)  ぐっ!!  (衝撃に耐え、顔を上げれば此方に踏み込まんとする赤い髪。 慌てて体勢を立て直し、腰を落としたまま握り締めたままの三又の鉾で、その一撃を受け止めようと目の前に構えようか。 他のウォータリアンも体を起し、サーベルを構えなおそうとするだろう。) [Sun 19 Dec 2010 00:44:47]
ダンカン > (避けた海蛇はサーベルを構え、次の攻撃の準備をするように、駆け出そう。)  ぐがぁあ!  ( サメ男は牙を立てたまま、あなたの体制を崩させようと腕を回そうとしようか。 石突を突き立てられ、意識が遠のきそうになりながらも牙は外さないように。 何とか隙を作るべく組みたおうそうとするだろう。) [Sun 19 Dec 2010 00:44:29]
アンヘル > ( ―――悪とは何か。その問いに答える筈の私の内にある峻烈なる天使の意思は何も語らない。語ってはくれない。悪は―――悪は――― ) 他者を害する者。隣人を害する者が悪だ。そして神の庭を汚し、私の周りの人間を傷つけた貴様が悪だ!! ( 決して分かり合う事が無い。ならば己の答え同士をぶつけあうしかないんだろう。どちらの道が正しいか何て、そこに答えは有りはしない。 )  はぁぁぁっっ!!  ( 弱き罪無き物を守る天使もある。そして悪を捜し滅する天使もある。私はただそれであればいい―――― )( 吹き飛ばした相手。もはや身を守る不可視の鎧はなく、その身を覆う衣には見た目通りの耐久力しか無い。――――関係無い。全て斬り伏せるのならば!!三つ叉の鉾を持つその魚人の男へと鋭く踏み込めば、その剣に全身全霊を込めて唐竹割に叩き込もうとしよう―――― )( 残り戦闘可能1T ) [Sun 19 Dec 2010 00:29:19]
巳門 > ちっ! ( 少数精鋭は伊達じゃない、という事か。 サーベルで突き出すポイントをずらせれて不意打ちは失敗。 皮鎧に守られているとはいえ、突き立てられた牙は皮膚まで届き… ) 野郎!! ( 槍を引く動作のまま、強く強く、石突をサメの男の腹部へと突き立てる。 右肩はまだ軽症。 皮鎧のおかげで浅く食い込んだだけである。 意識は主に海蛇へ。 動きに注意している。 サメ男の体重なら最悪このまま引きずって海蛇へ突撃することも可能だろう ) [Sun 19 Dec 2010 00:17:39]
ダンカン > 何を定義して悪なのか... ( 神を妄信した天使とは言葉が通じないものだと思う。 己が信じたものに貫くもの同士、分かり合うこともなく平行線を辿るばかりなのだ。) っち、 (叫ぶ天使の予兆に小さく舌打ち。翼を貫いた鉾を思いっきり引き抜いて、次の攻撃に構えようとするが間に合わないだろう。衝撃受け、三人とも後方に後退し、木で造られた長椅子に転がり込むだろう。 人間を過保護にすることを正義だと思う天使には飽き飽きだといわんばかりに、少し血に滲んだ唾を吐き捨てよう。) [Sun 19 Dec 2010 00:02:26]
ダンカン > (不適に笑う黒髪。 二人とも苛立ったように、引きつった表情のままおっていくだろう。 海蛇は突き出された槍をサーベルではじくようにして、ギリギリのところで身を翻し交わすだろう。サメ男も黒髪が槍を突き出したところで、追いつくだろうか。 海蛇のほうを向いているであろうあなたの背後に回りこみ、先ほどシスターにしたと同じように、大きな口をあけ、鋭い牙を向け右肩へと噛み付こうとするだろう。)  [Sun 19 Dec 2010 00:02:16]
アンヘル > つくづく失礼極まりない奴だこと。悪を斬る天使の具現である私に何を不満に思うのやら。 ( ―――ま、その斬り捨てられる悪ならばそう思ったりするのも致し方ない事だったかもな。偶像?紛い物?否だ。主はその御力を持って私を救ってくれた。私に奇跡の力の一端を授けてくれた。それは私にとっては紛れも無く神の所業なのである。故に私は私を救って下さった主の御為に全てを尽くそう。 )  っぁ ――― !?  ( 体勢を崩された所に突き出された鉾――――避け切れない。その一撃は羽毛の如き翼を貫く。いた――くはないが!無いけど!!飛び辛くなるだろうがにゃろう!! ) ず、に、 ( 他の二人もまた自分を囲う様に回り込む―――えっと、えっとだからこういう時にはどうすればいいかって―――えっと―――― )  の、る、なぁぁぁぁぁぁ!!  ( もうめんどくさぁぁぁいっっ!! )( ≪結界放射≫ )( 慣れない多対一の戦い。囲うように取り囲んでくる連中に癇癪を起した天使は鎧として纏っていた衣を衝撃波として自分の周囲に放つ!!射程距離としてはこれぐらいあれば十分な威力が届いてくれる!【戦闘可能残りT2】 ) [Sat 18 Dec 2010 23:50:52]
アンヘル > ( [Sat 18 Dec 2010 23:30:15]
巳門 > ( 追いかければ逃げ、中へと向かえば追いかけてきた二人。 サメの方はわき腹という止血がしにくいところであるし、動き回っていれば出血で動けなくなるだろうと踏む。 基本方針は無視だが、あまり無視するわけにはいかないだろう ) 逃げるんじゃなかったのか? ( こちらの推測が当たっていたことにこんな状況なのに笑みが浮かぶ ) そうだ。 俺の相手をしてくれよ! ( 槍の中ほどを左手で持ち、柄は右手。 残り一ターンで聖堂の入り口へと到達できそうな距離まで来れば、回り込んできた海蛇のウォータリアンへと左足を軸に体を半回転させ、槍を突き出した。 こちらへと向かってきたところでの急ブレーキに不意をついたつもり。 急ブレーキを行ったために、すぐの移動は難しい ) [Sat 18 Dec 2010 23:28:59]
お知らせ > アンヘルさんが来ました。 [Sat 18 Dec 2010 23:27:56]
ダンカン > はっ、 恥じらって自らが出これなず、てめぇ見たいのをよこす奴よりゃましだと思うがなっ( 呆れ顔の天使を鼻で笑おうか。 どんなやつだか知らないが、こいつは腹立たしい。 こいつらの神なんて所詮偶像でしかない。 こんな時にだけ声高らかにその名を前に出されてもウォータリアンにとっては姿の見えない偶像だ。 構えた鉾を握り締め、サーベルを避けて体勢を崩した天使の翼に向かって、三又の鉾を突き出そうか。 自分の傍らにいたウォータリアンも素早くあなたを囲むように、回り込むだろう。) [Sat 18 Dec 2010 23:17:12]
ダンカン > (中に入ったものはまだ戻ってこない。きっと何かが起きたのだという事はサメも海蛇も気づくだろう。 逃げ惑う人々に目もくれず、黒髪が走り出したのを見れば、海蛇もサメ男も共に駆け出すだろう。 三人が表に出てくるまで、他の戦力を中に入れるわけにはいけない。 背を向けた黒髪を双方から挟み込むように、左右から攻め込もうか。 傷を負ったサメのスピードは遅いが、先に海蛇の方があなたの左側からサーベルを構え回り込んでくるだろう。 ) [Sat 18 Dec 2010 23:17:04]
アンヘル > 恥ずかしさも知らない頭の弱い蛮族ってのはこれだから嫌になるな。 ( アンヘル・セリアーはその傲慢な態度を怯ませもしない。偉大なる主の代行者という意味を理解出来ないというのならば、その無知さを憐れむように肩を竦めてあげよう。 ) 主を侮辱する言葉を吐くか蛮族。斬られたいか?―――いや、斬られたく無くても最早斬るがな。 ( 釣り上がる眼を見返すようにその眼もまた怒りの炎を宿している。好き勝手やって人死にを出すわ十字架を破壊していくわ。最早主の大いなる懐の深さといえども許す領域は越えた。――――悪はただ斬るのみ。 ) このっ、避けるなっ!!! ( 身を翻してかわすウォータリアンに天使は怒鳴り付けてやって。ウォータリアンの連中は左右に別れる――――えっと、さっきかわした奴がこっち、え、あ、鉾持ってる奴があっち?いや、あっちには、え? )  ――――― やっ !?  ( 降り上げられるサーベル。反応が遅れた聖女はそれを間一髪の所で受ける事は出来る物の、不安定な状態で受けたそれに聖女は体勢を崩してしまうだろう。 ) [Sat 18 Dec 2010 23:03:52]
巳門 > ( 相手が距離を置くように動き出したのをみて足を止める。 幸い、海蛇がこちらへと意識を向けたので余計なけが人は増えなくなっている。 とすれば、無理に追いかける必要は薄れる ) あっちにはウォータリアンの連中が居る。 こっちから逃げろ! ( 中から逃げる人々へと向けて声をかけた ) …逃げるなら逃げろ。 ( 海蛇たちの動きへと注意を向けながら、向かうのは大聖堂の内部への入り口。 中に侵入されているのは確実。 逃げる中に紛れ込んでいるならむしろこちらへと近づいて注意を引くだろうと考えた。 後ろから切りかかられる可能性は高いので注意を向けていることもあり、移動速度は遅め ) ( 移動開始。 2ターン後、聖堂内部へ ) [Sat 18 Dec 2010 22:48:16]
ダンカン > 神の代理人だかなんだかしらねぇが... (  苛立った低い声で呟き、 吐き出した言葉に目が釣りあがるだろう。 ) 本当に裁かれるべきを裁かない人間のご都合主義な神なんかの言ってることには興味がねぇんだ...  ( 聖女の登場にマーマンも頭にきていた。 弱いものいじめ? 笑わせる。 それでいちいち裁かれるのであれば、とっくに人間なんていなくなってるはずだと。歯をギリギリ鳴らして黒い感情があふれ出す。 此方に駆け出す天使の一発目は避けるように身を翻し、ウォータリアン一人は右に、ダンカンともう一人は左に分かれるように飛びき体勢を整えるだろう。あなたが降り下げたところにむかって、右に避けたウォータリアンはそのままサーベルを振り上げ駆け出すだろう。) [Sat 18 Dec 2010 22:40:46]
ダンカン > ( 目的は騒ぎを起す事だった二人のウォータリアン。 血の流れるわき腹を押さえながら、サメ男はにじりにじり下がろうか。 海蛇はサメ男の傍まで駆け寄ろうとするが、槍の男が迫ってくるのを見て、サメ男から離れるように反対方向へ走り出そう。 距離をとって、その槍をかわそうと駆け出すだろう。 その間、サメ男もその場を離れるようにさがるだろう。 後二人がすることは、中の同胞が出て来た時の為に退路を確保しておく事だ。それまで、何とか持ちこたえよと、相手の隙をうかがうだろう。)  [Sat 18 Dec 2010 22:40:38]
アンヘル > ( 体重を感じさせないようにふわりと地面に降り立った赤い髪の天使。その手に有るのは破邪を払う聖なる剣。悪を斬り裂く奇跡の刃。―――少なくとも今この場では、そのやたらめったら派手な登場の仕方にこの場にいる巻き込まれた人達は希望を見出すであろう事はさておき。 ) 面倒だと?私の方がもうはるっかに面倒だ。なんだ。弱い者いじめしか能の無い弱虫連中がこんなとこを襲って調子こいてんのがもう笑わせる。――――裁かれよ咎人。主は仰っている。汝ら決して許すべからずと。 ( 聖女はかなりド頭に来ていた。荘厳な感じで話していた口調を改めて、吐き出したい感情を素直に相手にぶつける。戦争ならばちゃんと戦場で戦え。非戦闘員を殺して喜ぶような奴は屑であり下衆だ。 ) 逃がすとでも思うのかこの悪がッ!! ( 疾走――入口へにじり寄ろうとするウォータリアンの一団へと駆け出し、その刃なき剣をサーベルを構えている魚人へと逆袈裟に振り上げた――――! )  ( 剣として機能するのはそれが所謂悪魔などといった類の場合のみである。故にウォータリアンの場合は斬れるのは海魔、もしくはそれに属するミックス場合だったのみであろう。ただ当然金属の塊。天使の膂力で殴られたりしたら割と痛いじゃ済まない時もある―――― )( 【戦闘行為1T経過】 ) [Sat 18 Dec 2010 22:26:58]
巳門 > ( 攻撃に成功したのはわき腹。 まだまだ動ける元気はありそうだが、手傷を負わせたのなら上出来。 これで地面を転がっていったサメ男とは距離が取れた。 不意打ちをしようとしても自由にうごけるかは怪しそうだと見れば、向き直るのは海蛇。 両手で槍を保持したまま… ) 仲間が大事なら、無駄な血を流すな! ( 先ほどのような不意打ちは通用しないだろう。 種は一度見せたら使わないのがよい。 そのまま、両手で槍を保持。 海蛇へと突撃を開始しよう )  [Sat 18 Dec 2010 22:14:15]
ダンカン > ( 悲鳴を上げ逃げ惑う人々の中、ウォータリアン二人は空になった地炎砲を投げ捨て、ダンカンの傍へ駆け寄るだろう。 )  …――― っ!!  ( ガラスの割れる音が悲鳴の中に響く。音の元へ、視線を向けるだろう。 そこには、羽の生えた赤髪の女。 なにか難しい言葉で言っているのを、うざがる様に舌打ちをするだろう。 ) ちっ、めんどくせぇ  (そういいながら、自分の三又の矛を構えよう。眉間には一層深いしわ。 傍に来たウォータリアンたちも自らのサーベルを抜き、構えるだろう。だが、これ以上は戦う気はない。目的は果たされたのだ。 赤髪の女の方に刃を向きながら、入り口の方へにじり寄るだろう。) [Sat 18 Dec 2010 22:02:12]
ダンカン > ( 黒髪の男からの続く攻撃に崩れた体勢からは上手く避ける事が出来ないだろう。転がり落ちるように槍の刃先がわき腹を切りつけられ、勢いで地面を転がっていくだろう。 どろっとわき腹から血液が出て行くのを感じる。 ずるり、立ち上がろうとしながらもあなたから視線をそらす事はないだろう。 状況に気づいた海蛇がサメ男の方へ走り出すだろう、次のターンにはサメ男の下に辿りつくだろう。) [Sat 18 Dec 2010 22:02:06]
天使 > ( なんでわざわざ窓を蹴り破って乱入するように入ってきたかと?その方が目立つからに決まっている。どうして目立ちたかったと?それは私が神聖なる神の御使いであるからだ。それ以外に何か理由などが必要だったであろうか果たして。 ) 我は神の代理人。神罰の地上代行者。 ( それは宗教画にある天使のような御姿をした女。翼を羽ばたかせたその天使はその砕け散った十字架の代わりとなるかのようにその上から降りたとうとする。 ) 神聖なる神の庭を犯した罪人達に断罪を下す剣なり。我は―――悪を斬る天使。 ( 聖女たる天使は見栄を張り、口上を上げ、その剣を不届き者達へと向けた。 ) [Sat 18 Dec 2010 21:55:28]
お知らせ > 天使さんが入室されました。 『 砕け散るステンドグラス 』 [Sat 18 Dec 2010 21:45:57]
巳門 > ( がんっ! と強く振り下ろされた槍はそのまま地面をえぐる。 が、そのままでは終わらない一撃の隙が大きいのは承知の上、不意打ちを避けられたのなら…! ) まだ、終わりだと思うなよ! ( 右手は行きおいのまま握り締め、続く動作で左腕で穂先で地面をえぐるようにサメ男へと槍先を向けながら走る。 やはり片手では連携は無理だったが、両手なら! ) くっ。 ( 急激な方向転換で悲鳴を上げそうになる筋肉を力を込めてねじ伏せる ) … ( 大聖堂の中からも音が聞こえた、が気にしていられない )  [Sat 18 Dec 2010 21:45:21]
ダンカン > ( そろそろ立ち上がるものが出てきた頃合。 マーマンがおもむろに右手を上げたのをみて二人のウォータリアンが十字架へまっすぐ構えた地炎砲が火を噴くだろう。場所は最前列だ、狙いの位置は近い。 二発の地炎砲から轟音があがり、場内は一瞬全ての音がかき消されるだろう。 轟音に粉塵...  マーマンのフードははずれ、歪んだ笑みがあらわになるだろう。 十字架は無残に崩れ落ち、いまやただの棒のような姿になるだろう。 その姿があらわになる頃には人々の悲鳴と叫び声が聞こえ始めるか。誰に止められるでもなく、目的は果たされた。 あとは騒ぐだけ騒いでずらかるだけだ。 ) [Sat 18 Dec 2010 21:36:25]
ダンカン > …―――――っ! ( サメ男は振り下ろそうとされた槍をみやり、慌てて横に飛びのくだろう。 着地は無様に態勢を崩しながら、黒髪の男をにらみつける。しゅーしゅーと息を漏らし、不適に笑って見せるだろう。 その男の言葉に聞く耳も持たず、 海蛇は更なる血を求めて、倒れだ男に向かってサーベルを振り上げるだろう。) [Sat 18 Dec 2010 21:36:18]
巳門 > ( 少なくても、信徒ではない巳門にとってはただの物、である。 サメ男と海蛇。 海蛇が無差別に攻撃を始めたところへぎり、と歯軋りをするが、今は目の前の相手を優先するべきだ。 サーベルを構えるのが見えたサメ男。 まだ、間合いが遠いのではないか、と思える距離から、思い切り右手を振り下ろして、同時に槍を振り下ろした。 加速をつけて敵へと走っていったので、そのままであればサメ男の頭部を直撃する位置だ ) また、無意味に血を流してぇのか! てめぇらは!! ( 大聖堂の中に止められるような人物が居なければ、無残にも十字架は破壊されてしまうだろう ) [Sat 18 Dec 2010 21:30:31]
ダンカン > ( 大聖堂内もざわつき始めるだろう。 外の状況が理解できない人間は垂れていた頭を上げて、あたりを見回し始める。「今悲鳴が聞こえなかった?」「いったいなにがおこっているんだ?」 そんな声がヒソヒソとささやかれる。 その言葉をよそに、ダンカンは十字架の目の前までやってくるだろう。 美しい造形の十字架は、ただの象徴物出しかない。 が、人々はこれに頭をたれ、必死に祈るのだ。 こんなものでも破壊されれば、絶望は免れまいと。 マーマンはにやり笑って、片手を挙げよう。それを合図に、装填済みの携帯地炎砲を先にいたウォータリアンが構え、次のターンで発射する事だろう。) [Sat 18 Dec 2010 21:18:59]
ダンカン > (サメ男が噛み付いたシスターの法衣は血で染まり始める。そこからえぐるように、首筋を噛み切るだろう。大きな口からは血が滴り、シスターはドさり、目の前に倒れこむだろう。 此方に向かってくる警備の者が見えれば、サーベルを構えるだろうか。 海蛇は、そのまま人が多くいるところへ無差別にサーベルを振り回すだろう。 致命傷は負わずとも、切り付けられた人々の血で地面が染まる。) [Sat 18 Dec 2010 21:18:53]
巳門 > ( 警備巡回の最中。 騒ぎに気が付けたのは悲鳴が上がってからであり、こちらの距離からは犠牲者が出ることは避けられない。 幸いといえるのは前回の防衛実績があるので大聖堂へは顔パスできることであろう ) っ。 またかよ! 信徒でもないけど縁はあるんだな! ( 右手で柄の先を持ち、背中に構えるスタイルで外で騒ぎを起こしたウォータリアンへと向かう。 一般人が多ければそちらへの犠牲を抑える必要がある。 十字架を守りにいけるような距離ではない ) ( 次のターンサメ男と戦闘可能距離へ ) [Sat 18 Dec 2010 21:11:52]
お知らせ > 巳門さんが来ました。 『 ( そして、青年は騒ぎに気が付いた )』 [Sat 18 Dec 2010 21:07:25]
ダンカン > (海蛇のサーベルが金髪の青年の腕を捕らえて、静かな参列に血飛沫が上がるだろう。 静寂を破るように、傍にいた女の叫び声が上がる。 その声が上がる頃にはサメ男がシスターを捕らえ、その首筋に鋭く硬い牙を立て、むしゃぶるように喰らいつくだろう。 ) (その場を騒然とし、参列していた人々は一気に動き出すだろう。 ) (その騒ぎの音が場内にも段々と波立てるように届くか。 ダンカンのいる場所はちょうど大聖堂の真ん中、 次のターンでダンカンは十字架の前にたどり着くだろう。) [Sat 18 Dec 2010 21:05:34]
ダンカン > ( 大聖堂の外。 ダンカンの姿が見えなくなった待機中のウォータリアンがお互いの顔を見合わせ、頷く。 人間に擬態している二人の本来の姿は海蛇とサメだ。 牙をむき出しにし、 息を荒く自分のサーベルを抜くだろう。そして、大聖堂に向かう人々の群れへと襲い掛かるだろう。 海蛇のウォータリアンは群れの中にいた金髪の青年へ切りつけるように走り、サメのウォータリアンはか細いシスターへと向かって走り出す。) [Sat 18 Dec 2010 21:00:30]
ダンカン > ( 入り口の両開きの戸を通過する。 中は薄暗く、ともされた蝋燭が小さく揺れているのが目の端に入るだろう。 辛気臭い室内の匂いに眉間にしわを寄せて、大聖堂の中へ侵入するだろう。 幸い一般市民が思いのほか多い。 この状況だ... きっと神というものに祈らずにはいられないのだろう。 だったらば尚更これからする事に意味を持たす事が出来るだろう。 既に待機していた二人は、人間と同じように木で出来た長椅子に座り気を伺っているのがみえる。 その先に恭しく祀られた十字架が目に入るだろう。 そこへの道のりはただまっすぐ。 じゅうたんの道をまっすぐ進むだけだ。 )(次のターンで、外のウォータリアンが騒ぎを起し、ダンカンが十字架の前までたどり着くのにのこり2ターン。) [Sat 18 Dec 2010 20:55:38]
ダンカン > (まだ人気の残る大聖堂前の通り。あたりを確認しながら、ゆっくりと祈りに来ている人々に紛れ込む。 そっとあたりを伺う。大聖堂のものと思われるシスターが数人と出入り口には警備にあたってるものが二人たっているが、入場するものをいちいち確認している様子はない。このまままず人の姿で入場する事にしよう。 此方には先行して入り込んだ人に擬態したウォータリアンが二人、後は表で待機するものが二人。声をかけて集まったのはこれだけだ。自分が入ったら、外のものが騒ぎを起し、その後、十字架を破壊する作戦だ。 先行して入ったものが地炎砲を隠し持っている。後は自分が合図を送ったらスタートだ。 深く被ったフードの中で笑みに顔を歪ませよう。 大聖堂内へ、ゆっくり足を進めようか。) [Sat 18 Dec 2010 20:47:00]
お知らせ > ダンカンさんが入室されました。 [Sat 18 Dec 2010 20:32:47]
お知らせ > アーリィ@警備さんが帰りました。 『(…ハロウィンは、一人寂しく病院のベッドでとか泣ける現実…)』 [Sun 31 Oct 2010 01:49:46]
アーリィ@警備 > (最後は口調まで少し真似て、悪戯な笑みを男――…アイゼンリッターに投げ掛けたまま、もう一度、不器用に片目を瞑って見せて、手を振り去って行く後姿を見送ると…やせ我慢も此処まで。ぺたんとその場に座り込んで、痛みに転げまわった。)痛っ!マジで…死ぬ。死んでしまう…(暴れる元気あるので、暫く悶えると、傷の手当をし――…この後、麗しいシスター達の献身的な手当て…を受けることなく、自分の騎士団が引き継ぎ、自警団や各関係ギルド、教会上層部の話し合いなど下っ端は蚊帳の外と、病院に運ばれることとなった。担当医は美人女医――…ではなく、ごっつい髭親父だったのは、言うまでもない…) [Sun 31 Oct 2010 01:48:15]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『(小さく手を振り、鋼鉄の騎士は雨の中へと去っていった。 )』 [Sun 31 Oct 2010 01:43:12]
アーリィ@警備 > (被害はなかったとは正直、言えない状態だが、それでも自分たちの頑張りで救われた命が確実にある。仮面の男の言葉に、それを実感すると、嬉しさも込み上げて――…今はその喜びを享受することを神も許してくれるだろう。)(なにせ、此処は大聖堂なのだから。)っと、お互い様ってヤツだな。(目で追いかけていると紋章を取ったようにも見えたが、それには目を瞑り、ありがたく治療キットを受け取る事にした。笑顔のまま礼を言うと、男の言葉はもっともだと頷くが、自分では無理。力量の差は実感していたので、ここは元気な方に任せて自分は楽な方を選ぶ心算だった。)そうだな。俺も元気になっら警邏を再会するが、今は後始末するさ…よっと!(そして、自分の騎士団の上と教会の話は、兎も角、自分は教会の入り口で此方を振り向く戦友の出発を、直立不動で――…無理はしているが、男の意地…で見送る事にした。)あぁ、覚えたぜ、アイゼンリッター。どこかで逢ったり見かけたら、アーリィって気軽に声を掛けてくれよ。俺も、そう呼ばれてるし、そうな乗っている。 [Sun 31 Oct 2010 01:40:08]
アイゼンリッター > (無事に終わった――か。 拘束された首謀者、気を失った修道会の面々、そして死亡した者。 それらを見渡し、アーリィが地面に座り込むのを見て、ようやく実感する。 いや、まだか。 この後の処理などで、忙しく動き回る人々も出てくる。 ふと足を止めて、倒れている者の首から、アダム修道会の紋章を取ってポーチにねじ込んでおいた)いや、此方も助かった。 あの数を一人で相手するのは困難だ。 ――感謝する。(そしてポーチから取り出した治療キット、といっても、包帯と化膿止めの軟膏、消毒用の酒程度の代物だが、それをアーリィの方へと放った。 使え、という事らしい)……外での騒ぎも終わったらしいな。 あとは自警団でも、大聖堂の衛視にでも任せるとしよう。 こういう輩が出てきた以上、油断はできん。 私は警邏に向かう。(戦闘で裾が千切れたり、銃痕のできたケープを翻して礼拝堂の戸口へと足をススメながら、淡々とした口調で。 礼拝堂にあれだけの武装でいたのだから、彼は此処に関係のある騎士か何かなのだろう。 後を任せても大丈夫な筈だ。 そして破壊された扉と馬車とに手をかけながら、振り返った)……私はアイゼンリッターだ、アーリィ。そう呼ばれているし、そう名乗っている。 [Sun 31 Oct 2010 01:31:08]
アーリィ@警備 > い、痛すぎだぜ、色々と…。まったく…他人を傷つけて喜ぶなよ…(手に伝わる感触に苦々しく呟くと、剣を力強く引き抜き――…その顔が歪むのは痛みによるものだけか…)っと、勤めは終わってないっての…痛っ…(いたる所に痛みを残す体で、遺体からベツトを外すと、足元に倒れる首謀者の両手足を、まとめて縛り逃げられ似ようにし――…自分も地下に向かおうと立ち上がると、仮面の男が地下から帰ってきた。そして、その言葉に危機は去ったと実感すると、急に痛みと疲労感に襲われ――…その場に座り込んでしまった。)あぁ、こっちも終わった…あんたのお陰だな。一人じゃ無理だったぜ、ありがとう。えっと…名前を聞いて言いか?戦友。(淡々とした口調。でも肩を並べて闘ったら戦友と言える。確実にあの瞬間、死地に立っていたのだから――…だから、疲れたきった顔に笑みを浮べると、不器用に片目を瞑り…距離もあったので、親指を立てた拳を仮面の男に突きつけた。) [Sun 31 Oct 2010 01:22:14]
アイゼンリッター > は、ァ――――……。(膝から崩れ落ちそうな虚脱感に襲われるが、辛うじて持ちこたえる。 大丈夫だ。 火はついていない。 火は。 大聖堂は爆破されない。 アレッサンドラも、アンヘルも、サンクトゥスも、その他多くの聖職者たちも、死なずに済んだ。 良かった。 本当に良かった。 本当に)………(疲労感――肉体的なものではなく、精神的な――に押しつぶされそうになりながら、ひとまず火種を入念に踏み消してから、殴り飛ばした男達を拘束し、ゆっくりとした重たい足取りで礼拝堂を目指そう。 急がなければならない。 あちらにもまだ、戦ってる騎士、アーリィといったか。彼が残っているのだ。 加勢しなければ)…………此方は終わったぞ。 其方はどうだ。(酷く無機質で、淡々とした声音。 しかし隠し切れない疲労感から、若干の人間味は漂っているかもしれない) [Sun 31 Oct 2010 01:16:20]
お知らせ > 修道会僧兵さんが帰りました。 『残ったのは、狂信者の死体と、わずかな焦げ跡(戦闘経験は聖アダム修道会様参照)』 [Sun 31 Oct 2010 01:13:09]
お知らせ > 聖アダム修道会さんが退室されました。 [Sun 31 Oct 2010 01:11:38]
聖アダム修道会 > (大聖堂は防衛されたのだ。戦闘経験★4をどうぞ!) [Sun 31 Oct 2010 01:11:33]
聖アダム修道会 > (地下にいる者は、そもそも密かに大聖堂に紛れ込んでいた者たちだ。その役割も点火したら撤退するような、そんな程度のものだから、ナイフくらいは持っているが、蹴散らそうと思えば酷くあっさりと蹴散らされてしまう。 幸運にも、まだ爆発物に火はつけられていない。 つまり―――) [Sun 31 Oct 2010 01:10:34]
修道会僧兵 > (手ごたえのある一撃に、喜びに満ちた笑みを浮かべるフレイル兵。その視界が一瞬ブレ息が詰まる。胸元を見下ろせば、深々と自分の体に刃が突き立っていた。驚きの声の代わりに大量の血が口からあふれ、フレイル兵は力尽きた) [Sun 31 Oct 2010 01:05:29]
アーリィ@警備 > ちょっとは話、聞こうぜ…まったく。…痛ッ!(若いフレイル兵――とは言え、自分も若いのだが…の一撃を盾でと思うが盾がない。慌てて左腕に持っていた力を失った司令官を手放し身を左に捻り――…痛みで動きが鈍る。)…悪いが…手加減無用だっ!(振り下ろされたフレイルに体を強く叩かれると、激しい痛みが襲うが未熟だった為か、骨折はなかったが――それでも、武器の重みでかなりのダメージを受けた。慌てて、衝撃で我が身を躍らせながらも、フレイル兵の胸元に剣を深く突こうと右手を動かし…痛みで手加減などする余裕はなかった。) [Sun 31 Oct 2010 01:01:11]
アイゼンリッター > (とにかく人ごみを搔き分けて走り続ける。 見知った顔は無い。 先に避難したのか、あるいはまだ残っているのか。 その地位からすれば率先して逃されるべき人物たちだが、彼女たちの性格を思うと、残って誘導に当たっている可能性が高い。 ――フラッシュバックする光景。 屍で埋め尽くされた邸。 路地裏に転がる女の死体。 白濁に塗れた少女の姿。 その中に、燃えるような赤髪の少女と、顔を包帯で覆った痩身の少女と、色違いの瞳を持つ少女の焼死体が加わる様を幻視する。 状況が状況でなければ嘔吐してしまいそうな不快感だった)(「何か対処をせねばならない事態に直面した時、自分一人の力だけでは到底及ばないことに気付き、そこではじめて慌てるがいい」)(―――――笑わせるな、だ)(ダンッと踏み込んだ先の食料倉庫。 間髪いれずに跳躍し、男たちの中心へと身を投じた。 先ほどの戦いで聖水は使い切った。 とにかく火種を持っている男を最優先で蹴り飛ばすことにしよう) [Sun 31 Oct 2010 00:59:24]
聖アダム修道会 > (アイゼンリッターが地下に進むのであれば、階段までは逃げ惑う修道士たちを掻き分けながらという事になる。 地下へのそれほど深くない階段を下りていくと、食糧貯蔵庫らしき場所にて、黒色火薬の詰まった巨大な樽の傍で、導火線に火をつけようとしているカソック姿の男たちに遭遇するだろう。 外見だけは他の修道士たちと変わらないが、首からはロザリオのかわりに1本欠けた肋骨の紋章がぶら下がっている) [Sun 31 Oct 2010 00:50:59]
修道会僧兵 > 今お助けします!! (年若く経験も少ないフレイル兵の一人。興奮とストレスで目は血走り、足取りもおぼつかないほどで、あたふたと駆け寄りフレイルを大きく振りかぶる。聞く耳持たないとでもいうかのようにアーリィめがけて振り下ろすが、かなり取り乱しており隙は大きい) [Sun 31 Oct 2010 00:43:51]
アーリィ@警備 > (暴れられると傷に響き顔が歪むが、剣を突きつけると、あっさり言ってくれたのは、ありがたかった。面倒事が増えただけの気がするが。おまけに更に増援――…良く見ると一人だが…に、苦々しく舌打ちしてしまった。)まったく…もう…いっぱい、いっぱいなんだがね。まだまだ、仕事が残ってるのか…よ。あぁ、分かった。こっちは任せろ。後、俺の名前、アーリィだ。良かったら覚えておいてくれっ!(仮面の男の言葉に、苦笑交じりに答え、その大きな声で答えると――…一人の男が接近してきたので、これ以上、この指揮官に関わりあってる時間は惜しいと、指揮官の首筋に剣の柄を叩きつけ、気絶させようと考え…)っと、あんまり近づくなよ。殺したりしないが、一騎打ちで取り合えすってんなら、騎士として受けて立つっ! [Sun 31 Oct 2010 00:37:58]
アイゼンリッター > (火は消えた。 息はある、と思いたいが……いずれにせよ、大聖堂が爆破されたらその限りではない。 指揮官が何やら叫んでいる。 フレイル兵がアーリィの元に走り出すのを見て、一瞬躊躇したが――)此処は任せる! できる事をやれ!(――すぐに外套を翻して走り出した。 大聖堂の地下へとだ。 まだ大聖堂にいるシスターや無関係の修道士の避難、エトセトラエトセトラ。 負傷した彼に任せるのは厳しいかもしれないが、だからこそ逆に爆弾へは自分が向かうべきだろう。 銃で靴を撃たれたとはいえ、傷は無いに等しいのだから) [Sun 31 Oct 2010 00:33:07]
聖アダム修道会 > ち、地下だ! わ、わわ、我々の同士は、大聖堂にも、いる、のだ!(だから警備の手薄な今日を選んだわけでもあるが、既に爆発物は運び込まれているようだ。 赤いローブの指揮官は、わたわたと手足を動かして逃げようとはするが、剣を突きつけられるとおとなしくなり、そして僧兵が駆け寄ってくるのをみて、顔に笑みを浮かべた)よ、よく来た! 同士! 私を救うのだ! [Sun 31 Oct 2010 00:30:07]
修道会僧兵 > (フレイル兵は、頭を撃ち抜かれ死んだ僧兵と仲間を見比べる。仮面に従うべきなのか、だが足元の死体は使命を果たせと言っていた) っ!!貴様あ!無礼な!! (生きているのか死んでいるのか、とにもかくにも火が消え、長椅子が焦げる程度で済んだ頃、フレイル兵は指揮官をひき外に出ようとするアーリィに気づき、アイゼンリッターの脇を抜けアーリィのもとへ駆け寄ろうとする) [Sun 31 Oct 2010 00:24:34]
アーリィ@警備 > (案外に軽い指揮官の身体を強引に自分の方に引っ張ると、脇腹に激しい痛みを感じ顔が歪む。嫌な汗は止まらなかったが、今はそれ所ではない――…めんどくさい事に…)だったら、その爆弾の位置を教えてもらいたいね。(右手に持った血まみれの剣――…その刃を首謀者の首筋に突きつけて、尋問しつつ――…自分で考えた可能性を考慮し、一団が突入してきた馬車の方に襟首を掴んだまま、引っ張っていこうとした。) [Sun 31 Oct 2010 00:16:46]
アイゼンリッター > ――ちッ(舌打ちをひとつ。 アイゼンリッターは躊躇することなく走り出すと、指揮官――――ではなく。 炎に包まれている銃兵たちの下へと駆け寄り、その体を身に纏っていたケープで叩き、ポーチから取り出した聖水をぶちまけて火を消そうと試みる。 自分は怪物ではない。 殺すつもりはないのだ)おい、立っている暇があるなら手伝え! それとも教団とやらでは「見殺しにするべし」が教えなのか?(フレイル兵へと声をあげる。 騎士は指揮官を捕らえたらしい。 爆弾の在り処もじきに判る。 その前に火を消してやらねば) [Sun 31 Oct 2010 00:16:00]
聖アダム修道会 > あ、あぁああぁあぁっ!?(もはや孤立無援。 仲間は斃れ、火にまかれている中、あわあわと慌てている指揮官はあっさりと騎士に首根っこをつかまれてしまう。 引き寄せるのは楽だろう。 指揮官の体重はずいぶんと軽く、これ以上に武器を持っていないことは明白だ)あ、悪魔の手先は貴様らだ! 馬鹿め! あの淫売の魔女どもはすぐに地上から消えてなくなる! [Sun 31 Oct 2010 00:11:46]
修道会僧兵 > (銃弾は、ケープに孔を開け、ブーツの金属部分に当たり火花を散らす。貫通はしないだろうが衝撃が伝わるだろう。そして最後の一発は、僧兵の脳天を撃ち抜く。) !? あああああああっ!? (アイゼンリッターの放った油。瓶の割れる音に驚き、一人が銃をとりおとす。次の瞬間、三人の僧兵は足元から噴き上がる炎に包まれ、悲鳴を上げる、慌てふためきもだえながら全身を炎に舐められていく銃兵を、茫然と一人残ったフレイル兵は見つめていて) [Sun 31 Oct 2010 00:06:56]
アーリィ@警備 > (銃弾が西洋凧風の盾の曲線を滑りながら貫き、鎧に深く食い込み左脇腹に激しい激痛が――…短銃を吹き飛ばされ、慌てて身を翻す指揮官の背中を睨みつけて…)この前、闘った悪魔の方が正々堂々としてたぜ。卑怯さじゃ、お前達は悪魔の上てね。地獄でも案外に上手くやってけるんじゃないの?(時間的な猶予はまだあるように感じられる。『赤衣の集団』の目的は、シスター達だとすると、嬲り者し自分達の趣向を満足させて爆破――…そうシナリオを考えるとだが…とは言え、時間がないことには変わりない。この指揮官の様子から、自分に爆弾を巻いている可能性は低いかと考え――…援軍は厄介と、痛みに呻きながら盾を捨て――…その左腕で、背後から指揮官の後ろ襟首を掴まえ力任せに引き寄せようと考える。) [Sun 31 Oct 2010 00:00:16]
アイゼンリッター > (此方の僧兵はほぼ沈黙。フレイル兵も阻止はできた。 銃への対抗策も考えなければなと思いつつ、足を引き抜きざま、外套を大きく広げて自分の身を隠しながら地面へと転がって回避する。 ケープに穴が開くのはともかく、よほど地面に近い部位を狙っていなければ当たらない――と、思いたいが。)…………ッ!(仮に回避することができたなら、ポーチから引き抜いた火炎瓶を銃兵へと投擲する。 着火はしていない。 だが、中にたっぷりつまっている油が辺りへと散乱することになるだろう。 銃を撃てば、奴ら自身にも引火することになる) [Sat 30 Oct 2010 23:59:48]
聖アダム修道会 > ぬ、ぅっ!?(銃口から弾丸が放たれると同時に、硝煙が噴出する。 多少は肉体を鍛えているとはいっても、所詮は指揮官。 とっさに腕を引いて短銃で剣を受け止めるものの、あっさりと弾き飛ばされてしまった。 あわてて退いて身構える)くっ! おい、貴様ら、何をしている! こいつを止めろ!(部下に見っとも無く騒ぐ様は、あまり威厳を感じられない) [Sat 30 Oct 2010 23:53:31]
修道会僧兵 > がっ!! (背後で二人の男の声が上がる。一人は転んだ上に頭を打ち気を失うが、一人はなんとか踏みとどまりたたらを踏む) うで!! (後頭部を強打した僧兵。全身の筋肉を引き締めたまま最後の力で一声叫び、意識朦朧とした状態に陥る。装填を終えた銃兵たちは、迷うことなく僧兵毎アイゼンリッターめがけて銃弾を放つ。人数は3名ほど。) [Sat 30 Oct 2010 23:47:22]
アーリィ@警備 > (これは、知識でも予想でもなく、つい最近の自分が知ってる事件を口にしただけで――…正直、外れていた場合、赤面するのは自分だったが…この反応は当たりを引いたようだ。急いで立ち上がると、相手は既に自分に銃口を向けている。)聖戦の狼煙とか言ってるが…やってることは、只の犯罪者。いや、口で勝てないからって手を出した、ガキと一緒じゃねぇかっ!そんなトリックは要らない…ぜっ!(まだ少し距離があるが、一瞬の遅れがあったのは好機!盾を正面にカイトシールドの曲線を頼りにするよう構え――…一撃は覚悟し、自分の全速力で間合いを詰めると、右手に持った血塗られた剣で、その短銃を持つ腕を狙い斬りつけようと体を動かし――…多分、爆弾は馬車の中か?とは予想…) [Sat 30 Oct 2010 23:38:56]
アイゼンリッター > なるほど、傲慢だな。 ならば尚のこと、貴様らを捨て置くわけにはいかん。(戦場全体の状況は把握している――つもりだ。 迫り来るフレイル兵。 足をつかむ僧兵の存在。 素早くポーチを探り、一挙動で引き抜けるように細工されている皮袋を抜き取ると、その中身をフレイル兵の足元へとぶちまける。 つややかな光を放つ玉石は、相手の足場を奪うための装備だ。 と同時に、一切の躊躇無く、自分の足を抱え込んでいる僧兵の頭目掛けて残る片足を振り下ろした。 踏みつけは女子供でも男に対抗できる攻撃方法だと教わった。 此方は金属鎧+足には鎖も巻いてある。 死にはしなくとも威力は十分のはず) [Sat 30 Oct 2010 23:37:49]
聖アダム修道会 > 黙れ! 「始まりの男」の肋骨を奪い、泥から生まれた人形に与する者め! 奴らはサタンの囁きに耳を貸し、我々に原罪を背負わせたのだ! 今宵、この万魔殿に巣食う魔女どもを地上から吹き飛ばし、聖戦開始の狼煙としたもう!(指揮官は時計を片手に、懐から短銃を引き抜き、その撃鉄を起こした。 銃口はアーリィへと向けられているが、アイゼンリッターの動きも気になる。 だが、そちらへはフレイル兵や同胞が向かっている。 ならばと一瞬判断が遅れたが、立ち上がったアーリィへと引き金を絞った) [Sat 30 Oct 2010 23:31:03]
修道会僧兵 > っ!! (メイスは足元に突っ伏すような相手に届くほどのリーチはない。相手の素早さに、こらえることはあきらめ、足払いが襲いかかる方向の足を後ろに下げ、メイスと盾も手放す。 次の瞬間前に出ていた足が払われ、じめんにつっぷすように勢いよく倒れ込む) ぬうっ!! (歯を食いしばりながらそのまま進んで倒れ込み、アイゼンリッターの足にしっかりと抱きつく。フレイル兵二人は、アイゼンリッターを背後から追う形になりフレイルを振り上げ、銃兵は装填を終えようとしている)  [Sat 30 Oct 2010 23:27:55]
アーリィ@警備 > 簒奪者って…俺は、グングスニクの神々を信じてるんだ…ぐっ!(確かな手応えの後、圧し掛かる体に、痛みが、襲われ涙目になりながら死体を除けて、血まみれの姿で立ち上がろうとし――…その時、目に留まった相手の動きが少し気になった。あれは時計か?なにを時間が必要――…あれ?似たような事件が最近…)も、もしかして…ば、爆破ッ!(慌て過ぎて『船の』が抜けたが――…あの兼の残骸を見ていたので、思い出した事を、つい、聖堂内に響かん勢いで大きな声を上げていた。そして首謀者に問い質すようよう、其方を睨みつける。) [Sat 30 Oct 2010 23:20:01]
アイゼンリッター > 罷り通るまでだ。(銃兵の動き、指揮官の行動、背後での戦い。その全てへと意識を割り振り、鉄仮面の下で思考を巡らせる。 真っ直ぐに僧兵へとひた走っていた鉄仮面の怪人は、やはりフレイルの間合いギリギリで地面を両手についた。 次の瞬間、バサリと黒い外套が僧兵の視界を覆うように翻る。 先ほどと同様の跳躍――――では、ない。 そう見せかけた牽制だ。 両手をつき、その勢いを利用して外套を跳ね上げながら、アイゼンリッター本人は身を屈めて前転。 僧兵の足元へと転がり込み、素早くその足を払うつもりだ) [Sat 30 Oct 2010 23:16:07]
聖アダム修道会 > (指揮官は、1本欠けた肋骨という紋章が掘り込まれた懐中時計を取り出し、時間を確かめている。 自分の護衛は僧兵に任せているつもりのようだ)「死ね! 簒奪者の下僕めッ!!」(ガッ!ガッ!とストックを何度か振り下ろす兵士は、熱狂に浮かされた顔をしている。 だからアーリィの行動に気づく余裕は無い。 次の瞬間にはギャァーッ!と悲鳴をあげ、腹を剣に貫かれ、血と臓物を撒き散らしながらアーリィに覆いかぶさるように斃れるだろう) [Sat 30 Oct 2010 23:12:45]
修道会僧兵 > ここは通さん。 (数名の銃兵は、慌しく次弾を装填し始める。2ターンはかかるだろう。フレイル兵はそれなりに慣れているらしく、フレイルに振り回されることもなく、X字にフレイルを振り回しながら、じりじりと左右に回り込もうとする。腰を落としたスキンヘッドの僧兵もアイゼンリッターとの間合いを詰める。離れ過ぎて、眼つぶしを喰らうわけにもいかない。外見といい、眼つぶしといい読みづらい男だ) [Sat 30 Oct 2010 23:07:53]
アーリィ@警備 > (向こうで煙、これでこっちは銃兵と指揮する男に集中できる。体を動かすと胸に痛みが走り――…胸骨もやばいかも…そんな現実を実感。しかし、動けなくなったわけではない。どうも、自分よりも、もう一人の仮面の男の動きに『赤衣の集団』の『場』が乱されているようで、なんとも自分にとっては運が良い。)…ってか、俺にも余裕はないって…(銃のストックで自分を狙われているのに、余裕などなく、穴の開いた盾を構え、叩き込まれるストックを付け止め、その衝撃だけで顔が歪み嫌な汗が吹き出る。それでも、手にした剣の柄を握り、右腕を伸ばすと銃兵の下腹部に、剣を腕の力で突き刺そうとし。) [Sat 30 Oct 2010 23:00:36]
アイゼンリッター > ――ッ!(振り回されるフレイル。 なかなかの手練れだ。 とっさに一歩、二歩と退いて距離をとって回避するが、鎖に繋がれた金属塊は脅威ではある。 この鎧とて生半可な防具ではないけれど、一点集中の攻撃には弱いと注釈を受けていた。 やりづらい相手だ)……だが、時間も惜しい。 何やら企んでいるらしいからな。(一度目を閉じ、そして開く。 よし、問題はない。 素早く思考を纏めると、開いた距離を利用して、再び疾走。 今度はフレイル兵目掛けてだ)  [Sat 30 Oct 2010 23:00:02]
聖アダム修道会 > 「ッ!? ギャァーッ!? が、ゴホッ! ゲフッ!?」(もろに唐辛子と胡椒の塊を顔面で受け止めたメイス兵は、顔を抑えて悶絶しながら地面に転がった。行動不能だ)大義である! ――刻限まではあと僅か。 しっかり頼むぞ!(わってはいった仲間に声をかけ、此方は騎士の迎撃指揮に専念する。 銃兵は再装填の暇を惜しんだのか、転がったアーリィへと銃のストックを棍棒のように振り上げ、叩き込まんとする) [Sat 30 Oct 2010 22:50:49]
修道会僧兵 >  (礼拝堂の奥から現れる警備達を銃弾が襲い、足止めする) !? 止めろ!! (指揮官の前に出てメイスとカイトシールドを構えながら叫び声を上げる。アイゼンリッターを止めようと、左右から兵が飛び出し、フレイルを横薙ぎに振り回し、アイゼンリッターを襲う) [Sat 30 Oct 2010 22:43:29]
アーリィ@警備 > (まったく、銃口の動きを見た瞬間、場違いな苦笑が零れた。予想以上に冷静でやんの――…そんな愚痴が零れるが、前に構えた盾の保健が聞いてくれそうだ。斜めにしていた盾を篭る腕の力で面にし――…盾を貫き、鎧に突き刺さる銃弾。ステップした身に衝撃と共に痛みが襲い、左側に体が吹き飛ぶ。その衝撃に逆らうように右手を横一文字に腕を伸ばして振り――…狙うは横胴。それ以上細かい場所を狙える集中力も器用さもなかったが――…斬り付けながらも、手応えを確認する暇も無く、衝撃にそのまま無様に地面に倒れこむ事になった。傷自体は肉を抉られただけ、しかし、焼けるような痛みを感じ、泣き言は我慢。)てか、やばくないか?俺… [Sat 30 Oct 2010 22:35:57]
アイゼンリッター > (着地したとき、前方にいる指揮官らしい男の笑みに気がついた。気にかかる。 頭の中で素早く思考をめぐらせながら、ポーチを探って催涙弾を握りこむ。 そしてバッと外套を翻して指揮官へと走り出しながら、それを後方へと投擲した)――トリックオアトリート。 良いハロウィーンを!(銃兵、もう一人の指揮官、そして騎士らしい青年。 生憎と遍く全てに手が回るほど、自分は万能じゃあない。 やれるだけやるつもりだ。 昨晩、艶子が見せてくれた姿のように)……当たり前だな。(この礼拝堂の奥、宿舎にはアレッサンドラ、サンクトゥス、アンヘル。 自分の知る――そして尊敬に値する――聖女たちがいるのだ。 自分は神を信じない。 だが、彼女たちのことは信じている。 それを守るために戦うのに、何ら異議は無い。 ふと思う。 なるほど、宗教的熱狂というのもわからなくはないな、と。 だが自分は、自分の信念に忠実であるべきだ。 アダム修道会とかいう奴らは、自分の信仰のために他人の人生を踏み躙った。 制裁を下せ)(鉄仮面の男は、指揮官へと疾走する) [Sat 30 Oct 2010 22:31:10]
聖アダム修道会 > まったくだな。(だが、問題はない。時間を稼ぐだけで良い事を知っている指揮官はニヤリと笑った)「な、なんとぉーっ!?」(メイス兵は、その常識離れした動作に絶叫した。メイスは宙を切り、次の瞬間、その視界は暗闇に包み込まれてしまって。 背後に回りこんだアイゼンリッターの相手をする余裕はない)「――撃ぇッ!!」(そして銃兵。アーリィの動きに応じて銃口を横に動かしつつ、冷静に引き金を絞る。 轟音と共に鉛弾が、その胸をめがけて放たれる。 殺せなくとも衝撃で吹き飛ばすつもりだ) [Sat 30 Oct 2010 22:19:58]
お知らせ > 狂信者さんが退室されました。 『断罪の時だっっ ( FS6へ )』 [Sat 30 Oct 2010 22:12:57]
狂信者 > 裁かれるがいい……異教の神を崇拝する邪悪な連中め!!この日、この時こそが聖戦の幕開けだっ!! ( その両手には既に血に彩られた幅広の剣が握られている。 ) 死ねぇぇいっ!!! ( ―――逃げようとする修道女。それを追いかける女は薙ぎ払う様にその剣を振り抜いた。血に濡れた物を壁に貼り付けながら修道女は絶望の色を滲みつけた眼差しを浮かべながら絶命して。 ) フハハッ、フハハハハハァッ!! ( ―――― 一人たりとも逃す物か。異教の徒とそれに与する悪魔どもめ。傲然とした足取りでイカれた女は外に戻る――― 一人たりとも逃さない。全て殺す。そう、異教徒は死して初めてその罪を許される。これは救いであり、救済の措置だ。我らの神の慈悲をその手に―――― ) [Sat 30 Oct 2010 22:12:40]
お知らせ > 巳門@巡回中さんが帰りました。 『( FS6 大聖堂外部の戦闘へ。 槍を持ち、皮鎧を来た竜騎士の見習いは、槍を正面構えた )』 [Sat 30 Oct 2010 22:10:54]
巳門@巡回中 > ( 襲撃を行った後の港はやや手薄。 あそこはすぐには復旧できそうに無く、別の港を主に警備していることだろう。 効率良く警備するなら壊されてしまったものの修理に警備の人員を増やすより無事なところを中心に守っていたほうが良いとは思われる ) タンマ!タンマ!!俺は味方だ!! ( そのまま内部まで突進をしようとしたところで思わぬ足止め。 こんなところでトキノミヤコ人であることがあだになるとは思わなかった ) あんたら、俺は中に入らないから、絶対敵を中に入れるんじゃねぇ! ( 誰が敵で、誰が味方か。 情報は混乱しているが、武装集団がさらに押し寄せようとしてくるのが見えれば笑みを浮かべるだろう )  [Sat 30 Oct 2010 22:09:24]
お知らせ > リダさんが退室されました。 『( FS6へ。大聖堂外部へ…。 )』 [Sat 30 Oct 2010 22:07:06]
リダ > ( 裏から建物を回って前門へと回れば赤い修道服の武装兵団がさまざまな武器を持って大挙している。近接接近武器だけでなく銃まで持ち合わせている。やっぱりね…と思いながら屋根へと上がり奇襲すべく準備を進める。 )一網打尽と行こうじゃないの……派手にね。( 羽織の裏から苦無を4本抜き、機会を伺う。文字通り虎視眈々と……。 ) [Sat 30 Oct 2010 22:06:17]
修道会僧兵 > 全くの予想外でしたな。 (指揮をとる修道士の傍らに歩み寄る屈強な僧兵。修道服を身にまとった頑強な体。頭部に頭髪はなく、眉もない。意志の強そうな唇をかみしめながら、眼前の異形の仮面と、騎士を睨みつける。銃兵、構え!) (自分の指揮する銃隊に指示を出す。その狙いは二人ではなく、礼拝堂の奥から飛び出してきた警備の兵たちに向けられて) [Sat 30 Oct 2010 22:00:57]
アーリィ@警備 > 俺はグングスニクの騎士、アーリィ。悪いが手前勝手な理由で、此処は死守させてもらうっ!(如何にやる気がなく、めんどくさがりでも、この奥には戦闘とは無縁の聖職者も居るだろう。だったら、此処が命の賭け時。守るべき戦いこそが騎士の本懐。銃を持った相手が此方に、苦手だが、そんな事を言ってる場合ではない。少し盾を斜めに構え、正面玄関、赤いローブを纏った修道士たちに向かって走り出し――…銃兵と正面から、やり合う場合、無傷で終わるなんてのは幻想も甚だしい。覚悟を決めると銃に自分から近づき…残り距離、2メートル手前で、不恰好ながら、右にステップしつつ――…銃との戦い、これで避けれるほど、素早くも器用でもないので、少しでも急所を反らし、接近するのが目的。後は相手の冷静さと力量か…運を天に任せてだが、食らう確率の高い銃弾に備え体に力が籠もる。) [Sat 30 Oct 2010 21:57:53]
アイゼンリッター > 丈夫は凛と立てり、樫の木と剛く。 その男はげに、幾多の嵐を経て彼処に立つ。 たとい義に従いし者らの如く、明けに屍とならんも厭わじ。その戦衣は黒色なり。(状況を冷静に分析する。相手の武器はメイスと銃――こちらに向かって突っ込んできた奴の武器はメイスか。 いずれにせよ厄介な相手だが、白兵戦なら此方に分がある。 真っ向から迎え撃つべく姿勢を低くして疾走し――) ――そして赤匪が言語道断の如く、我の戦衣は黒色なり!(――メイスの間合いギリギリの所で、即座に両手を地面につき、勢いを利用して倒立、そのままハンドスプリングで跳躍する。 成功すれば黒い外套が相手の視界を覆い、同時に此方はその背後へと着地することになるだろう) [Sat 30 Oct 2010 21:56:11]
聖アダム修道会 > (僧兵様か狂信者様、どちらかお一人残って頂けるとありがたいです) [Sat 30 Oct 2010 21:49:12]
聖アダム修道会 > (では内部と外部で分割の方向でお願いします) [Sat 30 Oct 2010 21:44:01]
お知らせ > 狂信者さんが来ました。 『――――腑抜けどもめがっ!』 [Sat 30 Oct 2010 21:41:02]
聖アダム修道会 > (電報不調にてこちらにて。乱入了解です。部屋を分けましょうか) [Sat 30 Oct 2010 21:34:55]
聖アダム修道会 > こいつ……噂に聞くアイゼンリッターか! 魔女の下僕に成り果てた狂人めが!(立ちはだかる鉄仮面の男には、メイスを手にした男(☆3)が飛び掛る。 その一方、遠くにいるのは完全武装の騎士だ。 礼拝堂警備の兵士と判断した修道会の面々は、即座に銃兵(☆2)を前に出す。 銃とは射撃武器ではなく、近距離から鎧を貫通して殺す為の武器だ)死ね、魔女の尖兵め! [Sat 30 Oct 2010 21:33:29]
聖アダム修道会 > (これは完全なる奇襲である。 情報がすぐに街中へ広まるわけもなく、同時に警備の目が海岸に向いていることが前提での攻撃だったのだが……忌々しい限りだ。これも神の与えし試練ということか。 まあ良い。これは逆に海岸が手薄だということだ)「おい、誰かこいつを止めろ!」(槍を手に接近してくる巳門、裏口に降り立ったリダには、茫然自失状態から復帰した大聖堂警備の兵士(☆2×3)がそれぞれ足止めに。情報は混乱している。武装したアマウラ人は襲撃者の一味かもしれない) [Sat 30 Oct 2010 21:33:06]
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