タイトル | : ハラエ隊より報告 |
投稿日 | : 2006/05/14(Sun) 21:35 |
投稿者 | : 園内一花 |
こんにちは。 ハラエ隊のソノウチ イツカです。
玄守 十示、南条 菫、園内 一花、ハラエ隊三名、合同ベースキャンプに加わります。
隊長は玄守 十示なのですが、口下手と言うか不器用と言うか… 〜なので、私が代わって報告させて頂きます。
よろしく、お願いします。
まず、こちらの地図を見てください――――――
◆5/12日夜:フィールドフリースペース2で【シャドウストーカー☆5(スパイダー)】より入手した地図の写しを配布。
砦の1/3程がマッピングされており、この地図を所持しているものは、その範囲から出ない限りこの砦の中で迷わない。
またこの地図を所持しているものは、とある【危険な存在】を回避することができる。
但し、ロール中で明確に「危ないもの探し」をした場合、遭遇してしまう危険性がある。
( ロール中にある『宝の残っている可能性がある場所』については、
隊長は『宝探しに来たのではないし、公開して良い』と言っていますが、宝の分量に限りがありそうな印象なので【判定】は行わないでください。
勿論『叶えたスパイダーの望み』の内容はナイショですっ…! )
――――――確証はありませんが、クレメンテ隊の報告にあった【無病博士】と、
【スパイダーさん(故人)をアンデッドにした妙に細い男(=地図によって回避される危険な存在?)】は同一人物ではないかと思われます。
脅威には違いありませんが、『戦闘の発生』こそが【ダンテ】の狙いなら… 【危険な存在】との接触には、十分な注意が必要ではないでしょうか。
これはクレメンテ隊からの情報ですが、【無病博士】の口振りから、現在のところ【ダンテ】と【無病博士】の協力関係は無いようです。
それで、その【ダンテ】についてなのですが… 地図を入手する前日に、こちらの隊長が間接的に接触していました――――――
◆5/11日夜:フィールドフリースペース2で起きた事を纏めた報告。【ダンテ】と【幻覚壁】について。
ある場所で十示の放った式は、誘われるような動きを見せる。
その通路の先にある階段を降り切って、右に曲がって、壁の割れ目の中に入って行って、縦穴を降りて行き、壁の横穴に入り…
そこだけ妙に整頓掃除の行き届いた通路を進んで、迷路のような場所に出た。
…酔ってしまった彼は、迷路の道順までは覚えていられなかったようだけど… その先に、一見壁のように見えるけれど通過出来る幻覚壁があったと言う。
その幻覚壁を抜けた先は、様相が一変する。
『まるで巨大な生物の内部を思わせる』場所に出て、そこで式は捕らえられた。
式を捕らえたのは… 朱色の瞳と金の髪に白い肌の、【古風な女給服を着た娘】。
その娘は、術に通じているようで… 十示様と式との繋がりに介入し、十示様の知識と感覚の一部に繋がりを持つ程だった。
そして娘はカートを押していた。
カートの上には、それぞれに魂の気配が感じられる色取り取りの珠があり、別の段には同じように【戦気】を感じる珠があったそうだ。
誰かと不死者が戦っている様子が映し出されていたと言うけれど… それを目にしていない自分には、誰が映し出されていたのかは分からない。
ただ彼女は『ここは私の仕事場』と言っていて… 以上の符合点により、その【古風な女給服を着た娘】がグングスニクの騎士の言う【ダンテ】と推定される。
――――――あるいは、この【古風な女給服を着た娘】は、【ダンテ】に仕える立場の者かもしれません。
けれど何らかの関わりはあると思って間違いないでしょう。
ハラエ隊は、とりあえず【幻覚壁】へ通じる『迷路』までの進路の確保に当たる予定です。
皆さん、くれぐれもお気をつけて…。