タイトル | : ◆場所設定、水魔について |
投稿日 | : 2008/10/12(Sun) 01:22 |
投稿者 | : EN |
◆活動するフィールドについて◆
【水魔殿】
タットワ川の中ほどの小島に建てられた神殿です。
村人にお願いすれば、小船で連れて行ってくれます。
かつては水の神を称える神殿だったようですが、今は打ち捨てられ、水魔たちが住み着いています。
建物は一部崩壊している箇所もありますが、耐久性に問題はありません。
水場を多く取り入れた構造をしており、水魔達にとって活動しやすい場所ではありますが、
元々は人間用に建築されたものなので、きちんと舗装された足場も少しはあります。
階層は下へと伸びており、更に増築する予定だったのか地肌が露出している道もあります。
水魔以外にも様々な川のモンスターが生息しているようです。
内部の施設として、祭壇、通路、人間が使っていたと思われる宿泊部屋、
橋が掛けられた水路、噴水などがあります。水没してしまっている区域もあるようです。
ロールの状況設定は参加者の方が自由に決めてくださって決行です。
【ロックスの村】
染物業で成り立っている小さな村です。
染料で青や赤に染まった大きな桶や、布が干されている光景が見られます。
布を染めては川の水で洗い、干し、また染めるという作業を繰り返して完成させます。
ですが水魔に娘が浚われてからは、村の中では染物作業は行われていません。
出来上がった布はヴェイトス市で売られ、それなりに収益をあげているようです。
染物にはロックスの村で栽培されている毒草が使われますが、それで人間が健康を害する事はありません。
宿泊施設はありませんが、民家などの寝床を貸してくれるでしょう。
鍛冶屋が村に一人だけいるので、簡単な金属製品ならつくったり修理したりしてくれます。
また、ヴェイトス市へも一日で往復できるので、何か必要なものが出来たらそこで調達することも出来ます。
◆水魔について◆
【水魔(ウォーターエルフ)】
エルフという名前がついていますが、実際のエルフとは関係ありません。
水で出来た人間の女性型の透明な体と、その体の内部に赤いコアを持ちます。分類としては水の精霊になります。
人間並みの知能を持ち、人語を解することもできます。
彼女たちの多くがスピアーやショートソードなどで武装し、簡易の水精霊魔法を扱うことが出来ます。
また、相手の口の中に自分の身体を捻じ込んで窒息させようとしてきます。
水はコアの力で固定され、ゼリーのような一定の形を保っていますが、
力を篭めて手を捻じ込めば、意外と簡単に突っ込む事が出来ます。
また、ウォーターエルフはその形状を自由に変化させる事が出来ます。
水中では完全に水と一体化し、コアだけが浮いているように見えるでしょう。
しかし、陸に上がればその戦闘力は著しく低下します。
もし足場が石畳ではなく、土や砂場であったらどんどん水を吸い取られ、4ターンもすれば完全に弱りきってしまいます。
ですが、一度でも水の中に浸かれば一瞬で回復します。
水から出てきている時のみ雷に弱いです。
外敵に対して果敢に攻撃してきますが、話し合いに応じることもあります。
交渉が決裂すれば、やはり攻撃してきますが。
彼女たちは実は恋に憧れる乙女であり、
もしあなたが彼女たちに愛を語るのならば、たちまち貴方の虜になるでしょう。
水魔は懸命に貴方に尽くし、それだけを喜びとします。貴方が女性であっても…たぶん、大丈夫です。
但し、もし他の異性と仲良くしようものならば(貴方が女性ならば同性も含め)、嫉妬に狂って貴方に襲い掛かるでしょう。
その時、彼女たちは恐るべき”嫉妬に狂ったウォーターエルフ”と化すのです。
【嫉妬に狂ったウォーターエルフ】
愛する人に裏切られたウォーターエルフの姿です。
水で出来た身体は怒りによって沸騰し、ぐつぐつと煮えたぎります。
嫉妬に狂ったウォーターエルフは、貴方と、もし貴方の側に親しい相手がいるのならばその人を殺し、最後には自分の命を断つでしょう。
体が沸騰しているため、地上では3ターンで蒸発し、死にます。
【恋に燃えるウォーターエルフ】
貴方に一目ぼれしてしまい、その恋の炎のあまり沸騰してしまった水魔です。
いきなり襲い掛かってくるような事はありませんが、何せ熱湯ですから扱いには注意が必要です。
嫉妬に狂ったウォーターエルフ同様、地上では3ターンで蒸発してしまいますが、
少なくとも自分の身を守る程度には冷静さを残すので、水場の中に隠れてこちらを伺いはじめるでしょう。
やがては勇気を出して、貴方とお話しにやってきます。
もし貴方が他の異性と仲良さげにするのなら、水魔は寂しそうにすごすごと立ち去ります。