タイトル | : …夢を見た。 |
投稿日 | : 2008/05/09(Fri) 00:28 |
投稿者 | : インディ |
不快感と自分の唸り声で目を覚ました。
椅子の背凭れがいやに背中に食い込んでいる気がして
立ち上がり、大きく息を吸い込む。黴臭い所だ。
ヴェイトス市共同墓地。市街地から中央病院の裏手に抜けて、
なだらかなスロープを描く坂道を登った先、見晴らしの良い
小高い丘の上ににある墓地だ。1000年のヴェイトス市の歴史の
中で何度も裏手の森を拓き、広がってきたある種の歴史遺産。
私、インディアナ・ラルフォーレン考古学教授はその史跡
とも言える600年代からの墓石の調査を依頼され、ここ暫らく
この墓地に通っていた。墓守の詰め所小屋を借りて休む事も
あり、彼らの話を聞きながら一緒に食事を取る事もある。
滅多に来客など無いこの小屋の奥から墓守が引っ張り出して
きたのがこの椅子だった。私はその薄汚れた椅子に、何か
嫌なものを感じたけれど、その理由はわからなかった。
墓守が死んだという話を聞いたのは、4日後のことだった。
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PL:
というわけで参加希望ですが、1つEM様に質問を。
キャラクターの性格上、異変に対してただ我慢し続けるよりは、
能動的に究明、解決に乗り出すと思うのですが――呪いはなんだか
分からないまま自然消滅する以外の結末はありえないのでしょうか?
椅子を調べる、過去の事件を調べる、魔術師などに協力を仰ぐ、
などなどあると思うのですが――(その結果解決したと思ったら
実は全然見当違いの方法で、やっぱり死ぬ、とか王道かと)