| タイトル | ： 虚像：ジンバルト=ダイアリス |
| 投稿日 | ： 2011/05/12(Thu) 03:07 |
| 投稿者 | ： ジンバルトPL |
Imitation Mirage[奴隷ギルド職員 Jinbalt=Diares]
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まず舞台に分不相応なキャストだと多いに失笑するだろう。概ね正しい。
しかし非戦闘職の青瓢箪の影が何するものぞと考えているなら早計だ。
所詮は非力なオリジナル基盤、大した被害はなかろうと胸を撫で下ろすもまだ甘い。
聡明な人間は不思議と妙な不安感を覚えよう。「胸騒ぎがする」。正解に近い。
彼のミラージュが担当する邪悪は『破壊』に非ずとも専ら『混乱』であるからだ。
それなりに安定した地位。
取りあえずブレない社会的信頼。
周囲から切れ者と思わせるくらいは容易い頭脳と実績。
コレが悪用を目的とするなら凡庸なスキルと身分が一転、非常にややこしい敵と化す。
ミラージュはオリジナルの持つ特性を弄して、ヴェイトス市という大鍋を緩ゥく引ッ掻き回すワケだ。
奴隷ギルド『プロスパンダ』事務員という地味で厄介な立場を遺憾なく利用して。
ある日、凶暴で手のつけられない、処刑ショー用の極悪な戦闘用奴隷が何匹も街に放たれるかもしれない。
ある日、平凡で善良な市民の娘や息子が、身に覚えのない奴隷売買契約書を突き付けられ投檻されるかもしれない。
ある日、観賞用としてレンタルした美しい一級奴隷が、醜く理性のない雑多奴隷に摩り替えられて主を強姦するかもしれない。
訴えられるのはオリジナルであり、ミラージュでは決してない。
どンな経緯で何が要因かは不明のまま。本人の心象とは無縁の存在なのかも解らない。
ただジンバルト=ダイアリスのミラージュがいて、ただ平穏に陰湿な打撃を与え続ける事実がある。
秩序と平穏の破壊と混乱。
彼もまた、邪悪の欠片である事は否めない。
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[Style]
基本的な造作はオリジナルと同様。服装は黒いロングコートに黒いスーツに黒い膝丈ブーツ。暑苦しくて黒ずくめ。
ややダークブラウンに色見が増した頭髪は結わかず、腿の辺りまでダラリと伸びて風任せに流れるまま。
眼鏡もゴールドピアスもゴールドリングも装飾品は一切がない。常備の革ファイルさえ持ッてない。
空虚の両手をコートに突ッ込み、ゆらゆゥら、足取り不確かに歩を進める。
ミラージュは不審顔を禁じえないだろう、オリジナルの同僚に知り合いに営業先に、いけしゃァしゃァとこゥ放つ。
「おはよゥございますゥ、今日もォ、暖ッたかいですよォねェ」と。
[Weak]
【鏡の破片】はミラージュの両眼。
眼鏡オフの素顔で瞳の両対が鏡面化している。ちょッとしたサミングとかで破壊可能。
色彩のない光沢と虹色に反射する焦点とが、一見だけなら銀色の瞳とも思えようか。
眼鏡がないと一歩も覚束ないオリジナルと異なる決定的な外見的特徴で、本人を知ッていれば物の1秒で違和感に気付く。
無論、鏡騒動を知ッているだけの人間でも秒数単位で露見するくらいにはあからさま。
あと、ふつうに、ボコれる。
[Attack]
能力値はオリジナルと同値。幸いにして外的な攻撃方法は全くと断言していいほど持ッてない。
戦闘職の人間なら総合能力24値でもさほど難なく討伐可。もしかしたら一般職でも退治可能かもしれない。
ただしミラージュがする『街中で突如、無頼に襲撃される善良なギルド職員』の装い方は徹底していて、
無関係で事情に明るくない市民に、退治役を『暴行の現行犯として役所等に通報させる』事も不可能ではない。
話を真に受けた、或いは真相を知ッて駆け付けた、自警団・騎士団等が現場に到着する頃には、
ミラージュはその場の騒動に紛れて人波に消えているかも定かではない。
またミラージュ本体には直接的な戦闘能力は皆無に等しいが、極まれに戦闘用奴隷(☆1未満〜☆1)を1〜2体、連れている場合があるようだ。
(*入室時に◆欄に明記。無い場合はソロ歩き。もしも奴隷が戦う間はミラージュ本人は逃走や抵抗しないシステムで多VS一は成立せず。シカト⇒ミラージュ本体破壊でKO)
とにかくタチだけは悪いのだ。
本人と同じく。
PL:変化球の設定ですが参加希望を致します。イベント柄、問題等ございましたらご一報下されば幸いです。
5/12戦闘イベントに徒手空拳はないだろうと[Attack]欄に追記を致しました。