| タイトル | ： 虚像：クロコ |
| 投稿日 | ： 2011/05/14(Sat) 22:51 |
| 投稿者 | ： クロコ |
http://minamo.sakura.ne.jp/cgi/list/list.cgi?id=123&mode=show
師に頼まれた買い物の最中で不運にもソレを覗いてしまった
ある男の心の奥底に潜むモノから生まれた虚像。
本来ならば荒事を得意としない者の虚像のはずなのだが
男が考えている理想のゴーレム像の一つと
彼自身が持つ心の暗い部分とを重ね合わせる事によって
魔鏡は彼に似て非なる人外を彼の虚像として生み出した。
外見こそ本人を鏡写しにした様な容姿と服装を持つが
その変化に乏しい表情や温情が欠落した思考は本人に似ても似つかず。
さらにその身体も雪女の様に氷や雪等によって構築されており
人のソレとは完全に別のものになっている。
虚像である事を示す鏡の欠片は額に存在。
また左胸には左右反転した真理の文字が彫られており
コレを削られた場合でも虚像はその姿を維持する事が出来なくなる。
特殊能力として身体を構成する氷の性質を変化させる事が可能であり
身体の一部を強固な氷に変化させ部分的に硬度を高めたり
非常に強い冷気を周囲に発する等の高位の雪女が持っているであろう力を使える。
また上記能力とは別に掌から高い強度を持つ
着脱可能な氷の杭を組成する事も可能であり
戦闘時はそれを武器として使う事もあるだろう。
なお上記全ての特殊能力の発動には１ターンの予備動作が必要である。
その能力は本人と比較して力やタフネス等の
身体能力が向上している代わりに
本人にとっての最大の武器であるはずの
器用さや精神力等が低下している。