タイトル | : 鰤津 伊江郎径鬼 ノ巻 |
投稿日 | : 2011/10/23(Sun) 22:33 |
投稿者 | : ブリッツ |
「なんじゃあこりゃあ!」
オレは清々しい気持ちで目覚めた。
何故なら今日も外はざんざん振りの豪雨だったからだ。雷様も大喜びの様子。
こういう日は思いっきり外を駆け回るに限る。
「でもその前に朝ごはんだ!」
のそのそと服を着替えていると、姿見にうつるオレのお尻に何か奇妙なものが見えた。
すわ!これは何か魔術的なトラップに違いない!
オレはこれでも魔女の端くれ。
豊富な知識と経験と、9割方ラングフォードの皆の力を借りて調べてもらった結果、
何者かが転生の術の生贄としてオレを選んだらしいことがわかるっ!
皆にお尻を見せる羽目になったが、その甲斐があったわけだ…。
降りかかる火の粉は払わなければならないっ!
オレは頑張ることにした!