タイトル | : 補足となればよいが。 |
投稿日 | : 2014/05/22(Thu) 23:48 |
投稿者 | : 煉慈 |
現場の情報から知恵を絞ってみたが、決定的な何かはまとまらなんだ。
しかし狩りに長じた者の意見もあってな。いくつか手立てを思いついたゆえ、合わせて参考にされたい。
提案壱の巻/横槍
四足の獣であることは、即ち小回りが利かず、側面を襲う手段が無いことなのだそうだ。
腹の位置を大きく晒す側面からの攻撃はつとに有効、寄られたら陣を広げて半包囲してしまうが上策であろう。
提案弐の巻/意表
奴ァ総身に知恵が回り、それについてくるだけのガタイと足も持っとる難敵だが・・・
早馬で回った提言通り、技術やカラクリは知るまい。 弩は確かに面白いが・・・火薬 という手もある。
火縄に棒火矢、焙烙玉など……当たらずとも近くで爆ぜなば足もとまろうし、竦んで我を失うやもしれん。
提案参の巻/悪足掻
まにとぅ は「囁きで人を呪い殺す」そうな。
目の前で呪われたるアーリィ殿が、何かが聞こえる旨を伝えた後に吹き飛んだ事から見て間違いあるまい。
原理ァわからん。だが、耳塞ぐなり声上げるなり、要は聞かないでみるのは確かに手段かも知れんな。
ナィナに言われるまで斯様な単純なことに気が付かんとは。 まあ効果の程はわからんが、最悪、狙われてるのは判ろう。
そういえば気になること・・・身体をぶつけた木を反撃そっちのけで齧っていきおった。何を意図するやらわからなんだが…… 幹まで抉れとったぞ。草食系だとタカを括ると痛い目見るやもしれん。
よってに、討伐に際しては数を頼んだ槍衾で遠間から動きを封じ飛得物で仕留めるが上策と見ていたのだが・・・
成る程、賢しくも此方を感じているとなれば、大人数は足枷となるやもしれんな。 此処は騎士殿の策に乗らせていただくが賢明か。
ただ弩弓で罠を張るにも、罠やカラクリを組むにも資材と時間が要る。 弓などは隠匿も必要であろう。
今の内に、準備しうる物がどれ程あるかを確認したいが、如何に。