タイトル | : 欧州隊の密偵より、各組織へと送られる情報 |
投稿日 | : 2006/08/21(Mon) 04:36 |
投稿者 | : 欧州隊密偵(錫音) |
件の紅い光に関して、以下の情報を入手したので、各員に通達を致す。
この報告を鵜呑みにするも良し、疑って掛かるのも良し、これを読む者の判断に任せようと思う。
まず、あの紅い光は既に推測も着いているであろうが、異界と通ずる門と思われる。
其処から出没したのはヒトガタの存在であるが、戦力、能力その他は未知数。
門(便宜上の名称)の周辺には、魔族やソレの眷属らしき存在が徘徊している様子。
此方が認識したのは二種
一つは、ニイと名乗ったカラクリか魔法生物と思わしきメイド人形。
硬質の皮膚を持つが、内部まで固い訳ではないらしい。
もう一つは、ジル…ナントカと言う名のヒトガタ。
魔族らしく、此方が攻撃をしかけた際に背から翼を出して空へと逃亡。
また、今回の報告を行う為、アマウラへと帰還する最中…奴らの仲間に捕らえられていたと言う陰陽寮の調査員を発見、これを保護する。
聞いた話では、彼女は相当に酷い拷問を受けていた様子であるが…彼女自身、これ以上の調査が続行可能か不可能かは本人の判断に委ねたいと思われる。
以上、初日から三日目までの調査報告である。
尚、私は引き続き、調査を続行する予定である。