タイトル | : 【自警団報告書-0917】 |
投稿日 | : 2006/09/17(Sun) 08:39 |
投稿者 | : 九栄 |
記:嵌張聴九栄
件名:9月17日夜半に於けるヴェイトス正門襲撃の顛末
要旨:
@概要
9月17日夜半、暗雲に紛れ四体の天使と思しき集団による襲撃を受ける。天使の身でありながら無為な襲撃を仕掛けたこと、気配が邪であったこと、腐臭などがあったこと、死骸が即座に灰と化したことから鑑みてリビングデッドか、堕天使の類である可能性が強い。四体のうち二体は撃墜に成功したが、残り二体は逃亡。逃亡時の言動から逃亡というより見逃された感が強い。
A戦果
自警団員ピアナ、自警団員九栄。及び戦闘開始後、騎士団と思しき弓騎士が一名が救援に駈け付ける。ピアナ、弓騎士の二名の手により敵の半数を撃墜。敵首魁は逃したものの、敵首魁の圧倒的力量を考えればこれで奇跡的な結果と思われる。
B被害
ピアナ、左足首を骨折。九栄、胸部に裂傷。弓騎士、肩への裂傷及び軍馬への損傷。
C要請
ピアナへの戦果に対する褒章、及び治療費・休暇の支給。
九栄への経費支給。(給料の前借で可)
D特記
敵集団首魁の話によれば、教会側よりの周知通りヴァイオレート・クロウァーテ両名のうち、片側を滅ぼせば魔界への門は閉じる模様。但しヴァイオレートの消息はクロウァーテ側でも把握しておらず、互いの連携は殆ど無い状態と思われる。今襲撃での敵首魁はクロウァーテ直属の部下のようだが、他の部下とも連綿な意思疎通が図れているか、また互いの部下同士に意思疎通が行われているかは疑問。
ヴァイオレートの所在地が不明である以上、早急なる解決のためには矢張りクロウァーテの討伐が最優先と思われる。
E上申
現状、天候などの理由により防衛のみに徹していては消耗戦を強いられるのみである。防衛側もかなり消耗しているが、襲撃側も被害は甚大と予測される。未だ市内には手付かずの戦力も温存されているため、上記の理由により魔界への派遣を増員すべきと考えられる。
増員には自警団員・九栄を推す。
以上