タイトル | : 【奇病の流行】 |
投稿日 | : 2009/10/09(Fri) 20:46 |
投稿者 | : 蝶 |
○最初に
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当イベントでは直接の死亡はありませんが、
結果的にキャラの死亡や不利益の可能性があります。
充分ご理解のうえ参加をお願いいたします。
市内を舞台としたイベントですが、危険性を伴うため
冒険依頼として扱わせて頂きます。
○序
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―――1匹の蝶が、飛んでいました。
最初に掛かったのはスラムの少年でした。
体はだるさに風邪でも引いたのかと横になりました。
手の甲に浮かんだ小さな黒いシミだけが気がかりでした。
次に掛かったのは商業地区にある食堂の娘でした。
どうも風邪を引いたようですが、仕事は休めません。
足の小さなシミが気になりましたが、忙しさにそのうち忘れてしまいました。
それからも、神父、ゴロツキ、漁師、奴隷、
街のあちこちで、ひっそりと。
一人ずつ、とある病に冒されていきました。
その本当の意味も知らずに。
○概要
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期間・・・・・本日〜11月中旬
場所・・・・・ヴェイトス市内どこでも
報酬・・・・・金銭なし、ロール1回につき日常経験1点(通常貰えるのとは別に)
万一このイベントでキャラが死亡した場合、PL経験値1点
参加期限・・・適当なタイミングで締め切ります。
○参加資格
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ヴェイティアン不可。
それ以外は基本ありません。
○イベント内容
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あなたはとある奇病に冒されます。
全身が黒ずみ、意識が混濁していきます。
ロールするごとに一度、【判定】宣言をしてください。
【判定】宣言時のタイムスタンプで、秒数の下1桁の数値ぶんだけ
病状が進行していきます。0は10として扱います。
この数値は【侵食値】として蓄積されていきます。
参加申請時、自動的に侵食値が1になります。
侵食レベル1:侵食値1〜10
体がだるくなる。思考が鈍る。
肌に黒いシミが浮かぶ。
侵食レベル2:侵食値11〜20
歩くのも、物事を考えるのも面倒くさくなる。
シミが広がる。
侵食レベル3:侵食値21〜30
幻覚が見える。情緒が不安定になる。
シミが広がり、全身が黒ずんでいく。
読めないものが読め、見えないものが見え出す。
侵食レベル4:侵食値31〜40
人間と動物の区別がつかなくなる。意識が濁る。
しばしば自分が何をしているのかが曖昧になったりする。
全身の半分が黒く染まり、皮膚越しに脈打つ赤い何かが見える。
読めないものがはっきり読める。
見えないものがはっきり見える。
侵食レベル5:侵食値41〜60
生き物とそれ以外の区別がよくわからない。
全身が真っ黒になり皮膚の裏側で赤い紋様が激しく脈打つ。
全ステータスが+3ずつ上がる(79以上にはならない)かわり、
誰かれかまわず襲い掛かるようになる。
侵食レベルX:侵食値61〜
種族が「死霊」になる。
種族は「死霊」だが物理的な接触が可能で、見境なく暴れまわる。
もう元の状態には二度と戻らない。
この奇病に冒されたもの同士は、お互いが被病していることが
なんとなく判ります。
このイベントの参加者(=患者)が同じ場所でロールした場合、
どういう理由かほんの少しだけ病状の進行が鈍ります。
判定の数値から-1されます。(しかし最低でも+1は侵食します)
この【判定】は一度参加したら、このイベントが終結するまで
止まることはありません。
○病気について
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厳密には病気ではありません。
病気ではないため、医者にも原因は判らず侵食を止める手立てはありません。
その代わり伝染性もありませんので、非参加者とロールしても伝染することはありません。
事件が解決した場合、参加者の病状は安静にしていればじきに直ります。
(ただし種族が変わってしまった場合もう戻りません)
○事件の解決について
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この事件には原因があります。
原因が排除されるか、イベント期間が過ぎた場合
自動的に事件解決となります。