タイトル | : 市軍、民兵隊に志願 |
投稿日 | : 2007/07/15(Sun) 05:07 |
投稿者 | : ソレディー |
( ある市軍の先遣隊がラットマンの一団と交戦、優勢に持ち込み追撃に移ったところで、側面から援護する射手があった。
山人風の狩り装束に身を包んだ、一見してヴェイティアンの娘。
『誰だ、何をしている』 という問いへの答えは簡単なもの。
『ソレディー・カモシレーヌ。父さんを殺されたの』
ヴェイティアンであるということで捕まえようとするならば、娘は戦闘の混乱に乗じて逃げてしまうかもしれない。
けれど猫の手も借りたい状況でそれが許されるのなら、(教えられるまでその存在を知らなかったけれど)民兵隊に志願する。
都市における身分証明は何も無い山人。 ただ、本人が言う通り父親というホワイティアの男性と、時折り革細工ギルドへ毛皮を持ち込んでいたことがあった。 )