タイトル | : 聖剣は一匹のちっぽけなケモノを選んだ(3/31 21時頃に修正その他) |
投稿日 | : 2006/03/31(Fri) 00:38 |
投稿者 | : ルーンヤ |
剣の主はスラムに潜む小さく卑屈な怪異、通称はルーンヤ。
スラムの廃屋に導かれて邂逅。
迷いを見せる隙さえ与えられず、脳へと直接流し込まれた膨大な情報により半ば強制的に聖剣の主とされる。
本人は被害者気取りだが… 事情を飲み込むにつれて、色々と思惑も浮かんでおり…。
其の中で生まれた願いは
『自分が強き獣の影に怯える事無く、そして気兼ねなく女を侍らせる事の出来るナニカ』
結局は…果てしなく、臆病で卑屈で、何処までも俗っぽく?
『狂器人形』ジャック・ザ・リパー
形状は外套に包まれた人型のソレ。その中身は、鋭利な刃の指を供えた、まるで拘束具に身を包んだ囚人の様な姿をした人形。
その拘束具の中には無数の刃を隠し持ち(正確には剣の一部)、ボウガンの様に射出が可能。
また一度の戦闘に最大六回まで、全方位へと大量に発射すると言う隠し玉(爆射槍)も持つ。
ただし、あくまでも剣の一部を発射する為、刃の数には注意。
尚、制約として聖剣の主であるルーンヤとは余り遠くに離れられない(最低でもフィールド内に一緒に存在可能な距離を保つ事)があるが…
その為か、剣と主の間に特殊な『繋がり』があり、聖剣へのダメージを主が代わりに受けると言う事も可能(早い話が、使い手守護へのダメージ扱い)。
当然、オーバーキルの対象となれば、その影響を受けて傷を負ってしまうと言う欠点もあったりするのだが。
嘗ては、一本の聖なる剣だった。
数多の聖人の手を渡り歩いた剣は、最後に殺人者の手に渡り…彼と共に血を浴びた。
其の血を啜り、其の血の味を覚えた聖剣は、何時しか魔剣となり、やがて…殺人者の身体を蝕み、喰らい付くし己の肉体とした。
魔剣と化し、魔人と成り果てた剣は、更に数多の血を啜り続け、最後には… 一本の聖剣に討ち果たされる。
朽ち果て…けれども、朽ちて尚、血を求め続ける魔剣。
その執念と慟哭は、一人の悪魔の興味を惹き付け…その手によって殺人人形として再生させられる。
悪魔が授ける人形剣。ソレに嘗て、聖剣だった時の名は、既に…無い。
・オプション
○爆射槍(基本攻撃力−1,弾数6。本体と剣、どちらで受けるか決めた後に発動可。弾数を1消費してダメージ+1 最大3連射可。
自首的な弱体化として、三発フルに発射する場合は、剣耐久を1消費する。一応、飛ばしてるのは剣の一部だし)
○瞬き移動(白兵カード+1枚、強襲カード+1枚、間接カード−1、間接攻撃のダメージを一点減少)
・切り札
○相克(聖剣で受けた時に発動可。5点までのダメージを軽減し、相手の聖剣耐久力を1点減少させる。)
使い手守護:7
聖剣耐久力:13
基本攻撃力:2
白兵札:3
強襲札:3
間接札:1
ブーストアタック
間接ダメージ−1
3/31、ルール改定につきオプション変更+α
4/3、EMの許可を得て、自主的に爆射槍を弱体化。