タイトル | : ただ、流れるままに――― |
投稿日 | : 2006/03/31(Fri) 10:56 |
投稿者 | : キリエ |
【経緯】
成り行きは偶然だった。
ただ、道端に落ちていた物を拾って騎士団にでも届けようとしただけ。
騎士団に辿り着く前、怪しげな男から『其れは誰にも見せないほうが良い』と言われたのだ。
何故なのかは判らない。判らないが―――その男の言葉は、何だか妙な説得力があった。
故に―――彼女は、男に従う事を選んだ。
男は言った。『之は古代の馬鹿げたゲーム。しかし―――馬鹿げているだけあって、景品もまた、馬鹿げた物さ。
君が勝ち残れれば―――そう、願いが何でも叶う。何でもだ。金が欲しければ金が手に入る。神の英知が欲しいと言うのなら、それも与えられるだろう。
君は選ばれたんだ。参加しないのも君の自由だが―――参加してみるかい?』
突拍子も無い話だった。しかし―――彼女の意志とは無関係に、彼女は頷いてしまったのだった。
と、言うわけで半ば成り行きに流されるように、人形師は戦いの渦に巻き込まれる。
それが、あくまで己の意思でない事を自覚せぬままに。
【聖剣】
◆名称:【狂鞭】マッド・ハッター
◆形状:
黒い金属が幾つも組み合わさった鞭。
通常時はステッキのような棒状の物で、手元のスイッチを押すとそれがばらけて鞭となる。
また、鞭となった状態でスイッチを押せば、今度はステッキに戻る。
◆オプション:
一秒後の世界(間接カード+1枚、白兵カード+1枚、強襲カード-1)
オーバーキル(基本攻撃力+1、聖剣耐久値をゼロにした時、余ったダメージを本体に。)
◆切り札:事象の軸(切り札一つ無効化)
◆願い:強いて言うなら―――自分では決して作れないような人形が一つ、欲しい。それだけ。
◆所持カード及び能力値
使い手守護:7
聖剣耐久値:13
基本攻撃力:4(聖剣HP0時、余剰ダメージを本体へ)
間接:3
白兵:3
強襲:1