タイトル | : You may die in my show. |
投稿日 | : 2006/04/03(Mon) 23:15 |
投稿者 | : 神 |
『神座召躰』
それは、元々神の声を聞かんが為に鋳造された神器であったと言う。
ひとかけらのパンとひとしずくのワインで至高の声を得んと作り出されたその杯は、果たして確かに荘厳なる声を聞いた。
しかし、それは望んだモノの声ではなかった。
それは確かに唯一たる存在ではあったが、至高のモノでは無かったからだ。
呼び出されたのは、呼び出した者の信じる神。呼び出した者の心の中に住まうモノ。
その杯は、「その者の心が最も信奉するモノ」こそを呼び出す神器だったのである。
神教者なら神の声を聞き天使を呼び、
サタニストなら悪魔を現す。
無神論者なら、金でも力でも、その者が信じる―――概念ですら、呼び出すだろう。
そう、それは何が呼び出されるか、呼び出してみるまで誰にも判らない神器なのである――――。
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Op.1:Evil blade
Op.2:Explosion spear
Op.3:Over Kill
Ex.1:Nefertiti
Ex.2:xxx
S-p:8/13
H-p:7
Atk:4