タイトル | : 小さな奇跡の欠片を片手に。 |
投稿日 | : 2006/03/31(Fri) 20:27 |
投稿者 | : ソフィア |
カバリストギルド”セラ”からの派遣。 賢者学会も微妙に後押ししているらしい。
”聖剣”を起動させた時の経験を欲しているようだが、参加者本人の野望は別にある様子。
――――経緯――――
いつものようにギルドに仕事に来ると、書類の代わりに一本のダガーを渡される。
「聖剣戦争開催期間中、管理の任を解く」
「この聖剣でより多くの戦闘を行い、其処で得た知識・技術・現象を持ち帰れ」
普段顔もあわせないような偉い導師は数人係りで色々告げた。
なんでも、大掛かりな代理戦争を行うに際して、”セラ内で最も戦った経験の多い”人間を選んだのだそうだ。
バーサーカー扱いはちょっと心外である。 しかし、ラエでは導師の教えは絶対だ。
一方的な要求に当惑しながらも剣を手に取った時、彼女は自分が何に選ばれたのか、そしてどんな機会を得たのか一瞬で悟った。
「――それでは、ちょっぴり勝ってきますよ。」
だから、普段通りの微笑みを崩さぬままにそう言ってのけたのだ。
――――願望――――
神域に届く英知を。 (▽奇跡の力 志願です。)
――――聖剣――――
【第八奇跡】セイクレットリヴ
正式名称は「儀式武装・第八奇跡再生器」。
今回の事態を知った”セラ”が用意した、”肋骨を抜き取ったような”形の拉げたダガー。 …というか、まんま人骨。
本体の攻撃力は皆無だが、カバラ技能保有者が所持し地面に突き立てることで地に溶け、土を素材に無数の武装した人形を発生させることができる。 半無限に出現する人形をもって攻撃防御に充てる豪快な技だが、人形一匹単位の性能はたいしたことはない。
ただし、処理に梃子摺り増殖を許してしまえばあっという間に決闘空間を満たしてしまい、そうなれば確実に戦況は泥沼化するだろう。
霊格は高いが聖剣としては酷く不安定で、本人強化の能力もそれほど上手く働いていない。(使い手守護:6)
再生程度は行えるようだが。
セラが昔から封印保管していたものらしく、正式番号外である8以降の聖剣となった。 宗教側に偏ったタイプの導師に言わせれば、「ラエ教の伝承に則る、世界で最も古く清い聖剣。 番外は不名誉だ」という事だが――真偽の程は不明である。
★性能面。★
能力:
使い手守護:6
聖剣耐久力:13
基本攻撃力:3
所持カード:
白兵攻撃 2枚
間接攻撃 2枚
強襲攻撃 2枚
ワイルドカード 1枚
☆選択オプション☆
魔剣(使い手守護−1,基本攻撃力+1,ワイルドカード+1枚,攻撃成功時、使い手守護が1回復)
心理戦(基本攻撃力−1,攻撃成功時、相手にカードを一枚破棄させる事が出来る)
そして「切り札」は 『膠着』――
つまり、人形に塗れてしまった本体を探し出すのは一苦労、ということか。