タイトル | : 研究室入り口の張り紙 |
投稿日 | : 2008/06/22(Sun) 23:06 |
投稿者 | : リドリー・スキナー |
6月22日〜25日までの間、所用により出張中。
御用のある方は、25日以降に再度お尋ねください。
時間指定を頂けると此方としても有難いので、
希望日時と氏名を記した紙を机の上に置いていただけるよう
お願い申し上げます。
論文、レポート等を提出する生徒は私の机の上に置いておくように。
追記:
近頃、資料の丸写しという行為が流通しているが、
私が見かけた場合、それは赤点とするのでそのつもりで。
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あなたがリドリー・スキナーの研究室を訪ねると、
このような張り紙がドアに貼られていた。
筆跡は実に丁寧なものであり、
これを書いたのがリドリーであるとするならば、
文字を見る限り悪い印象は抱かないであろう。
もっとも、几帳面や生真面目という言葉に対し、
あなたが嫌悪感を抱いているのならば、別だろうが。
もしも貴方が単にレポート等を提出しに来ただけの学生ならば、
指示に従って机の上においていくのが良いだろう。
最も、貴方が資料の丸写しをしているならば、
提出期限までの間に書き直すのが得策だろうが。
或いはリドリーに他の用件で話を聞きたいのであれば、
その旨を書いた紙を机の上に残しておくべきだろう。
生徒はともかく、一般に大学の職員や教諭は多忙なのだから、
日時指定をしなければ逢うのは難しいに違いない。